■あにゃまる探偵キルミンずぅ 第10話 「もんもんモンキーパニック!?」
 

「うぇっんそっくどぅあああああ!うぇっんそっくどぅあああああ!
 明日は楽しいうぇっんそっくどぅああああああ!!」

「ケ、ケンはしゃぎすぎだよ…!そ…それに…遠足じゃなくて野外実習…!」

(すてき…こんな刺激的な超音波聞いたことないわ…
 やっぱりネズミなんかじゃない、コウモリよ!私のおムコさんはケンしかいないわ!)

ある日のこと、美術の野外実習で遠足のように野山へ行くことになったリコのクラス。
それが楽しみで仕方ないケンは、またも壮絶な音痴っぷりで超音波ソングを教室に撒き散らしていました
それを聞いてクラスの誰もが苦悶にあえぐ中、カノンだけは顔を真っ赤にしてケンに見とれまくってしまいます

「ねえ、ケンく…」

「ケーン!バスケ勝負やらなーい!?」

「んっ?おお!今日は負けねーぞぉ!」



しかしカノンが
「ケン君結婚してぇ!!」と口説こうとしたその時、タイミングを計ったように声をかけてきたリコ!
ケンはカノンに気づかないままリコの方へ走って行ってしまい、カノンは嫉妬の炎をメラメラ燃え上がらせてしまいます

「むぅーっ…!」

(日本に着く前に言っておくことがあるわカノン。御子神家の3姉妹からは
 目を離さないようになさい。近い将来、きっとあなたにとって邪魔な存在になるわ)

「お母様の言った通りだったわ…!ケンは私のものよ!誰にも渡すもんですか!!」

って、カノンは日本に来る前にママからこんな言葉を言われていたのか…
カノンママはずっと前からすでにリコ達御子神一家を知っていたみたいですね
それも「邪魔な存在になる」と忌々しい意味で…もしかしてリコ達のママや爺ちゃん婆ちゃんと、過去に争ったことでもあるんでしょうか

「おめでとうケイコさん、あなたはアニマリアンになったの」

「ふ〜ん…?アニマリアンって?」

「人と動物、2つの姿と能力を持つ選ばれた種族のこと。正しい進化を遂げた、全ての生物の頂点に立つ存在よ」

「え〜何それ?けいこりん超ふつーの女の子なんだけど」

「この間アメリカバイソンに変身して大暴れしたでしょ!
 あなたの場合はあの連中に噛まれたことで、アニマリアンに変化したのよ!」

そしてその日の夕方、帰宅したカノンはけいこりんにアニマリアンの説明を…ってけいこりん仲間になったのかよ!
単なるポッと出の一発キャラだと思ってたのに!まさかのレギュラー化とは一体誰が予測しただろうか

「私達アニマリアンは、噛み付くことで人間をアニマリアンにしてあげることができるの。
 ただし大事なのは、相手が自分を好きになっていること
 恋愛感情が生み出す特殊なホルモンが、アニマリアンの唾液と反応することで、
 眠っていた因子が活性化するのよ!」

「へ〜え、子供なのに難しいこと知ってるんだぁ!
 じゃあかのっぴーも、やっぱり誰かに噛まれちゃったわけ?」

「カノンお嬢様とお呼び!!一緒にしないで!私はアニマリアンの両親の間に生まれた
 純粋アニマリアンよ、あなた達とは格が違うの!
 いいこと!私達にはもっともっと仲間が必要なの!
 だからあなたの使命は、男性のハートを射止めて噛み付くことで、
 アニマリアンの仲間を増やすこと!分かった!?」



けいこりんに恋をする男…だと…?
い、いやぁ…いくらなんでもそれを探すのは無理難題ってもんなんじゃ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
しかし今回の説明で、大分アニマリアンについての疑問点が解消されましたね
今までは単に噛み付けば人間をアニマリアンにできるのかと思ってましたが、その前段階として恋をさせる必要があったとは…
道理であれだけ牙組に無理矢理女の子を口説くように仕向けてるわけです

「(ぱちぱちぱち)なかなかのレクチャーだったわカノン。あとは実地研修で学習してもらいましょう」

「実地研修?」

「明日の遠足に彼女を連れて行きなさい。
 実際にあなたが木島タマオをアニマリアンにするところを見せてやるのよ」

「えぇ!?」

「彼に接近しなさいと言ったこと…忘れてはいないわよね」

な、なんと、その時カノンにいきなり
とっととタマオを落として来いとママからの命令が!
ママはもう「カノンのダンナはタマオ様しかいねぇ!」と決めてしまったのか!?
でもカノンと結婚させるのは純粋なアニマリアンって言ってたしなあ…タマオは
愛人その1としてキープしておけということでしょうか

(そんな…はっ、そうだわ!彼女に手伝わせてそのスキに私はケンと…!ふふふふふ…)

しかしキープ君にしろダンナにするにしろ、
「タマオが相手なんて絶対ヤダ」と考えていたカノン。きさま…タマオ様をなめるなよ!(えー
どうやらタマオの相手をするのはけいこりんに任せて、自分はケンを落とすのに専念するつもりのようですが…

「それじゃ好きな場所を見つけて写生を始めてねー、
 ただし集合の笛が聞こえないほど遠くに行っちゃダメよ、
 それと時間内にきちんと絵を仕上げること!いいわね!」

「「「はーい!!」」」

「タマオ、一緒に描こうぜ!」

「うん、そうだね!」

(ふふふふ…作戦開始よ…!)

そして翌日、写生の道具を持ってえっちらおっちら野山へとやってきたリコ達のクラス一同。
ケンはいつものごとくタマオと一緒に行動しますが、その横ではカノンが目をギラギラ光らせてケンを狙っていました
そんなカノンが企む今回の作戦とは…



『じゃーん、見てぇケン君!』

『わぁぁぁぁなんて上手いんだ!カノンって可愛いうえに絵も上手いんだなぁ!
 リコとは大違いだぜ!』

『そんなぁ可愛いだなんて!』

『好きだぜカノン!(だきっ)』

『私もよケン君!(がぶっ)』

ぼわんぼわんぼわん

『『あはははは!あはははは!』』

(くっくっくっく…名付けて、カノンちゃんが御子神リコより
 ずっと素晴らしい女の子であるところを見せ付けて
 ついでにケンもコウモリアニマリアンに目覚めさせちゃおう作戦
 同じコウモリアニマリアンの私が噛み付けば、きっとケンだって…!)

カ…カノンさんそれ作戦と違う、妄想や!ただの妄想や!(えー
「山の絵を見せたら相手が告白してきたでござる」ってどんな作戦ですかそれは!
そもそもカノンはケンが感動するほどの絵を描けるのか…って、そういえばカノンは水質調査の回で
スケッチブックに綺麗な絵を描いてましたっけね。ということは画力には自信があるのか…果たしてどうなるやら…

(上手くやるのよ…けいこりん!)

「タ・マ・オ・くぅ〜ん!」

「えっ?」

「たららららら〜ん♪」

どっすううううん!!

「森の妖精けいこりんだぞぉ♪」

「はぁ…ッ!!」

モンスターがあらわれた!!(えー  まずはケンを一人にすべく、けいこりんをタマオにけしかけたカノンでしたが
どっすーんという地響きと共に現れるけいこりん!妖精…だと…?お前明らかにモンスターだろ!

「それじゃあなたを妖精の森へごあんな〜い!」

「あ、ちょ、ちょっと!あのぉ!!」

意味不明な怪物の登場にドン引きするタマオでしたが、結局は力づくで茂みの中へ引きずり込まれてしまいます
なんということだ、このままタマオも
牙組のように逆レイプされてしまうのか…(えー
初体験が小学生、しかも相手はモンスターでそのうえ野外だなんて…タマオ様の人生波乱万丈すぎるよ!

「お〜いタマ…あれ?どこ行ったんだあいつ」

「タマオ君なら一人でどこかへ行ったわ」

「マジで!?ちぇーっ、あいつに手伝ってもらおうと思ったのに…」

「大丈夫、絵なら私が教えてあげる…一緒に描きましょ?」

「お、おお」

そしてけいこりんがタマオを連れ出したスキに、すかさずケンのところへするすると寄ってきたカノン。
「私が教えてあ・げ・る(はあと)」とケンにずいずい迫ると、ケンも勢いに負けてそのまま押し切られてしまいます
ここまでは実に順調ですな、あとはこのまま2人きりになって作戦通りにやれば…

「あっ、ねえ!御子神さん達も一緒に描かない?」

「へっ?」

「みんなで一緒に描いた方がきっと楽しいわ」

「いいんじゃない、リコ!」

いちゃいちゃべたべた

「……」

「リコ?」

「えっ、あ…そ、そうだね…一緒に描こ!」

(ふふふ…準備完了、私の素晴らしい絵を見て己の無能さを知るがいいわ)

って、このままリコを出し抜くのかと思いきや、わざとベタベタした姿を見せつけて精神的ダメージを与えるカノン!カノンさん黒いわ〜
というかリコもケンに対していよいよ嫉妬心を見せるようになってきましたね。ケンとカノンがベタベタするのを見て表情が固まっております
まあ前回は
夫婦みたいな顔で見つめあってたくらいだからな…(えー
リコとしては
「私とのことは遊びだったのね!!」みたいな気分なんじゃないでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「わぁ〜いい景色!」

「いい場所見つかってよかったね!」

「よーし、さっさと描いちゃおうぜ!」

「「おー!!」」

それでも気を取り直して野山を散策し、やがていい絵の描けそうなポジションを見つけたリコ達。
すぐにそれぞれ課題の作成に取りかかりますが、中でもカノンは
「芸術は爆発だー!!」と相当な手ごたえを感じているようです

(ふふふ…いける!いけるわ!!)

「ねえケン君!これ…」

「ぶわーっはははは!なんじゃこれ!なんだよこの木、宇宙人みてーじゃん!」

「うっさいなぁ!あんたの山だっておむすびみたいじゃん!!」

ところが
「くっくっくっ素晴らしい絵ができちまったぜ」と自信満々でケンの方に向き直ってみると、
ケンはリコの絵を見ながら爆笑している真っ最中!カノンの言葉は全然耳に入ってないようで、
その後もカノンはケンに何度も声をかけてみますが…

「あ、あのー、この絵を…」

「こぉんな四角い雲あるかよ、トーフじゃねーんだぞ!」

「そっちこそこのウニみたいな虫なんなのよ!」

「あの森はこんなウンコみてーな色してねーだろぉ!」

「なんでスズメにツノが生えてんのよぉ!」

「ツノじゃねーよおめー!」

「もう2人とも、ケンカやめなよぉ」

(な、なによヘタクソな絵で盛り上がってぇ!全然計画通りに行かないじゃない!)

ところが2人の夫婦ゲンカは留まるところを知らず!ケンカするほど仲がいいって言葉を絵に描いたような関係ですな
ギャーギャー言い合ってはいても、2人とも表情が妙にニヤけているような…
リムからはケンカに見えてるようですが、2人にとっては言いたいことをぶつけ合うコミュニケーションのようですね

「へっ、リコには絶対負けねーからな!」

「こっちこそ!」

(と、とにかく時間はたっぷりあるんだから、じっくりと私の魅力を…)

そもそもケンと自分のイチャイチャシーンをリコに見せ付けるつもりが、まるで逆の立場になってしまったカノン。
「いかん落ち着け…クールになれ…」と自分に言い聞かせてはいますが、
思いっきり不機嫌ヅラになっているのが表情から丸分かりです、
とりあえずこれからはじっくり攻める気のようですが、こんなブチ切れ寸前でそんな長期戦をやっていけるのか…

「ウキ…ウキッキィ!」

「わぁ〜!」

「サルだ、すっげぇぇ!」

「可愛い〜!」

って、そんな時に突然4人の目の前に現れたのは野生のサル!トコトコと寄ってくるその姿を見て
「かわいい〜!」とはしゃぐリコ達でしたが、手クセの悪いそのサルは「バカめスキだらけだ!!」
リコ&リムの弁当を奪い取ってしまう!何すんだきさまー!

「あっ!?私のお弁当!」

「返しなさい!それは私達のお弁当なの!」

「キキィ!ウキッキィ!」

「逃がすもんかあああーっ!!」

「へへっ、写生よりずっとおもしれーや!」

「あっ、ケン君!一緒に絵を!もう、なんでこうなるのよぉ!」

弁当を持ってトンズラしたサルを追いかけて、すぐに駆け出していくリコとリム!
ケンも面白がってそれについて行ってしまい、カノンだけその場にぽつんと取り残されてしまいます。うーむカノンとしては最悪の状況ですな…

「はっ…?そっか、これを上手く利用すれば!」

『はい、私がお弁当取り返してあげたわ!』

『『わ〜!ありがとうカノンちゃん!』』

『カノンって可愛いうえに優しいんだな!リコとは大違いだぜ!』

『そんなぁ可愛いだなんて!』

『好きだぜカノン!(だきっ)』

『私もよケン君!(がぶっ)』

(これよっ!カノンちゃんが御子神リコより最高に優しい女の子であることを
 見せ付けてついでにケンもコウモリアニマリアンに目覚めさせちゃおう作戦!
 今度こそ成功させるわぁぁぁ!!)

なんとこれでもまだ新たな作戦でケンを落とそうと画策するカノン!なんてたくましい妄想力なんだ
それにしてもさっきの作戦でもそうでしたが、
自分はリコよりずっと素晴らしい女の子とか自分はリコより最高に優しい女の子とか
「私こそがナンバーワンだ!!」って主張するのが第一で、ケンをアニマリアン化するのは
あくまでもついででしかないのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「お弁当返せえええーっ!!」

「ウキッキィ!ウッキキキキィ!」

「う、嘘ぉ!?」

「わっわっ、わぁぁぁぁぁぁ!?」

どっしいいいいいいん

そして猛然とサルを追いかけていたリコ達でしたが、キルミン形態になってもサルの身軽さにはまるで太刀打ちできません
木をするすると登って森をぴょいぴょい飛び越えていくサル…リコ達がそれを追いかけようとしても、
木から真っ逆さまに落下して痛い目を見るだけでした

「あいてててて…あんなの捕まえられっこねーや、俺やーめた」

どうしてそこでやめるんだそこで!もう少しだけ頑張ってみろよ!(えー
「面白そうだから俺も混ぜろー!」って乱入してきた次の瞬間「あーあ無理だからやーめた」ってケンお前…一体何しに来たんだよ!
これが
目の前にハードルが置かれた途端諦めてしまう人間というやつか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  なんて諦めの早い奴なんだケンよ…

「こら待てええええええ!!お弁当返せえええええええ!!」

(ふふふ…苦戦してるようね御子神リコ!
 半端なアリマリアンと純粋アニマリアンの力の差を見せてあげるわ!)

リコ達はケンがいなくなってからも諦めずにサルを追いかけますが、そんな上空にコウモリ形態となったカノンが登場!
空を飛べるカノンからすれば身軽なサルも地を這うドンガメ同然、ドタバタ走るリコ達を尻目に
カノンはあっという間にサルとの距離を縮めてしまいます

「御子神リコ!私の優しさの前にひれ伏しなさ…!あああ…あああぁ〜…?」

どっしいいいいいいん

「し…しまった…日光を浴び過ぎたわ…」

えええええええ!?ところがサルを捉えるまでもう一歩という瞬間、いきなり目まいを起こしてどかーんと墜落してしまったカノン!
一体何なのかと思えば、どうやらカノンは直射日光にかなり弱い体質のようで…
そういえばいつも外を出歩く時は日傘を欠かさないですもんね、カノンは日光を浴びすぎるとすぐ日射病のようになってしまうのか…

「おい、カノン、おい!」

「う…う〜ん…」

「寝てんのか?おーい!」

「ケ…ケン君…?」

って、そんなカノンが道ばたで大の字に倒れていると偶然通りがかったのはケン!
これはまたいいタイミングで現れましたなぁ、カノンにとってはケンが白馬の王子様に見えてるんじゃないでしょうか(えー

「こんなとこで何やってんだ?」

「日傘…置いてきちゃって…」

「日傘?」

「ほら…私達コウモリのアニマリアンは、太陽の光が苦手でしょ…?」

「コウモリのアルマジロ?なんだそりゃ?」

「ア、アルマジロじゃなくって…(ぺちっ)ひゃっ!?」

「待ってろよ、今タオル濡らして持ってきてやるから!」

カノンがアニマリアンやらなんやら説明してもさっぱり話が通じてませんが、
ともかくケンにもカノンが熱を出してるということだけは伝わったようです。
そしてケンは
「日射病と言えばぬれタオルだな!だってMOTER2がそうだったし」
すぐに濡れタオルを用意してやろうと駆け出していきますが…

「はっ…こ、この状況って…」

『カノンしっかりしろ!俺はお前が転校してきた時からずっと!』

『なに…?』

『好きだぜカノン!!』

『私もよケン君!!(がぶっ)』

「う…うひひ…しあわせ…かも…」

本日3度目の妄想劇場かよ!意識を失う寸前なヘロヘロ状態でなんて妄想力だ!
まったくカノンがここまでの妄想癖の持ち主とは恐れ入ったぜ…(えー
ところで今気づいたんですけど、カノン達純粋アニマリアンでも
弱りすぎると動物形態を維持できなくなって人間形態に戻るっていうのは
ちょっと意外でしたね。てっきりアニマリアンは動物形態の方がメインだと思ってたんですが、
この分だと人間形態がメインで動物形態には変身してるだけってことなのかな?

「よっと…ちょっとは楽になったか?」

「ありがとう…優しいのね…」

「じゃ、俺は先生呼んで…」

「いやっ!!一人にしないで!!」

「えっ?でも…」

「恐いの…こんな山の中に一人で…なんだか消えてなくなってしまいそうで…」

「わ、わかった、ここにいるよ」

自分の体調不良すら駆け引きに利用するとはカノン…恐ろしい子!!(えー
さっきの脳内妄想では
ケンが濡れタオルを持ってきた途端に「好きだぜカノン!!」と勝手に告白を始めるという
ハチャメチャなシミュレーションでしたが、実際にはそんな待ちのスタイルではなく
「お願い私を捨てて行かないで!!」とケンの同情心をガンガン突いていく攻めのスタイルを!
こいつはなかなか効果がありそうですな…

「ずっと一緒にいてくれる…?」

「ああ」

「嬉しい〜〜!!」

「うわ!?お、おい!?」

「お願い、こうしていて…ずっと離さないで」

「え!?あ、ああ…」

カノンの猛烈アタックの前にケン要塞ついに陥落!(えー
やりますなあカノン、か細い声でケンの気を引いたかと思ったら、今度は思いっきり抱きついてモロに大好きというラブアタックを!
これにはケンも真っ赤っ赤になって激しくドキドキしてしまいます、
これなら「自分に恋をさせる」というアニマリアン化の条件も十分か…まさに
条件はクリアされたというやつです(えー
そしてニンマリと笑みを浮かべたカノンは、ついにあーんと大口を開けてケンに噛み付こうと…

(ふふふ…作戦大成功…!)

「「ひぃやああああああああ〜!?」」

「えぇ!?」

「どわあーっ!?」

どぐしゃああああああん

今日のお天気は、晴れときどきリムところによりリコです(えー
ところがカノンが噛み付こうとしたその瞬間、いきなり空から降ってきたリコ&リム!
どうやらなんとかサルから弁当を奪い返したようですが、逆ギレしたサルから今度は逆に追われるハメになってしまったのです
そしてここまで必死に逃げて来たあげく、ケン達の上にどかどか降ってきたという…

それにしても
素顔の見えたリムの可愛さ半端ねえ!やはり今も昔も「メガネ外したら美少女」というのはさいきょーですな
しかしリムの素顔ってなんとなくナギサに似てますね、この辺はやはり姉妹って感じでしょうか
まったく似てないのはリコだけか…リコ…もしかして川をどんぶらこっこと流れてきた子なんじゃ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あいたたたぁ…」

「ん…んぎぎぐ…」

「リ…リコ、リム、何やってんだよ!」

「あ、あはは…」

「キッキィ!!ウキッキィイィイ!!」

どかどかどかどか

「おがはぁ!?こ、降参降参!」

「お、お弁当分けてあげるから許してぇ!」

「ぐ…ぐるじい〜〜!!」

ついげきのグランドヴァイパでダメージはさらに加速した
ただでさえ3人の下敷きにされて潰れそうなところへ、さらに上からサルどもの追い打ち攻撃をガスガス食らわされるカノン!
結局ケンをアニマリアン化する計画は失敗に終わり、カノンは骨折り損で一番酷い目に遭っただけなのでした
なんかもうすっかりカノンはオチ担当になりつつあるな…(えー

「すっ…素晴らしいわタマオ君!タッチといい構図といい…芸術的…!!」

そうこうしているうちに野外実習の時間も終わり、山の入口に集合して先生に課題を提出したリコ達。
そんな課題の中で先生の評価が一番高かったのは、
女神のようなけいこりんを描いたタマオ様の絵でした
あなたが神かタマオ様(えー
つくづくタマオの能力の高さは飛び抜けてますなぁ、キルミンできないってことを除いたら
これほど才気に溢れた人間がいるだろうか(えー

「それに引き換え…羽鳥さん…なんなのこのラクガキは…」

「うっ…!そ、それは…!」

「あ、あれがカノンちゃんの絵…」

「あんなに一生懸命描いてたのに…」

「カノンって絵ヘタだったんだなー」

「(ずがーん)」

そんな一方で先生の評価が最低だったのはカノンの絵!そう、カノンの絵はあのサルどもにメチャクチャにされて
落書き以下のシロモノに成り果てていたのです。そんな事情を知らないケンにヘタクソ呼ばわりされて
やはりカノンはオチ担当
このままカノンはウエスターさん的なお笑いライバルキャラと化していくのだろうか…次回に続く!

・キルミンずぅはもう見るのやめちゃったんでしょうか…? (´・ω・`) ちょっと残念です。

そいつは違いますよ!俺は今までキルミンの視聴をやめたわけでも、レビューを投げ出したわけでもなく
ちょっと休憩していただけさ!(えー
まぁ、8ヶ月くらいの「ちょっと」ではありますけども:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
そんなわけで昨日のプリキュアよりも、さらに久々なキルミンの感想も再開したいと思います
あまりにも長いこと放置しすぎて、この先追いつけるかどうかはさっぱり分かりませんけれども…




■あにゃまる探偵キルミンずぅ 第11話 「暗闇でドキドキどっきり!?」
 

「パパ、脚立から落っこちないでね?」

「ふふん、大丈夫大丈夫!これでも子供の頃は木登りが得意だったんだ!」

そんなわけで気が遠くなるほど久々な今回のキルミンは、御子神家一同がクリスマスパーティの用意をしている場面から始まります
現実では真夏の8月なのにクリスマスの話…とか考えてはいけません。絶対に考えてはいけません(えー

いやあそれにしても久しぶりに見るリムは可愛いですなぁ、たぶん皆さんは
どっちがリムでどっちがリコか忘れちゃってると思いますが
眼鏡をかけてる方がリム、オレンジ頭な方がリコなのでよろしくお願いします:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ママ、お手伝い出来なくてごめんなさい、ちょっと出かけてくるね」

「あら、どうしたのナギサ?おめかしなんかしちゃって」

「えっ!?べ、別に普段と一緒よ」

「分かった!パルスさんでしょー!」

「ナギサ姉ひょっとしてデート!?」

「デ、デートぉ!?ナギサはまだ中学生じゃないか!
 デートとかってちょっと早すぎるんじゃないか!?」

「デ、デートじゃないってば!貸した本を返してもらうだけです!」

ところがそんな中でナギサは、パルスと会う約束のためにそそくさ家を出ていってしまいました
用件としては、以前パルスに貸した
マリアンヌ・シェーンベルクの本を返してもらうためのようですが…
それでもしっかりクリスマスの日に照準を合わせて約束をするとは…ナギサ…恐ろしい子!!

「この本、どうもありがとう。ずいぶん長い間借りてしまって…」

「い、いえ、いいんです。私も読もうと思ったんですけど、難しくてちんぷんかんぷんで…」

「そうですか…この本には”人間が逆進化すると動物になる”という仮説が書かれていて…」

ドガッシャアアアアアン!!

「きゃあっ!?」

「あ、あはははは!ナギサじゃないか!偶然だなぁ〜!」

「パ、パパ!?なんでここに…」

「き、君がパルス君?おっ!?生物学に興味を持っているとか!?」

「え、ええ、まあ」

「それはちょうどいい!僕の研究室に来ないか!?
 ぜひ見せたいものがあるんだ!さあさあさあ!」

「え、あっ…」

「パ、パパ!もう…!」

そんなわけでパルスと喫茶店にやってきたナギサでしたが、
いきなりそこへ
ドガラガッシャーンとやかましい音を立てながら姿を現したパパ!
どうやらなにがなんでも2人のデートを邪魔したいようで、パルスが生物学に興味を持っていることを知るなり
強引にパルスをナギサから引き離して、自分の研究室へと連行してしまいます



「ね、とっても可愛いだろ〜!?」

「は、はあ」

「この子はジュディ!」

「ジュディ?」

「ああ!ミジンコは甲殻類、つまりエビやカニの仲間でね、
 通常はメスだけで単為生殖をするんだ」

「それでジュディですか…」

「でもねぇ、環境が悪くなった時だけオスが生まれ、丈夫な卵を産むために有性生殖をする!
 普段はないがしろにされている男だけど、いざとなったらうんたらかんたら」

(もう…パパのバカ!!これじゃパルスさんとお話できないじゃない!)

そんなパパがパルスに見せたがっていたものとは、なんと
ミジンコのジュディちゃんでした
う、うーん…どうやらデートの邪魔と言うより、この嬉々としてミジンコのことを語りまくる態度からして
ミジンコたんハァハァ同盟の人員募集のために、パルスをここへ連れてきたようで…(えー
しかしなんにしろ、ナギサにしてみればパルスとのクリスマスデートが完全に台無しです。
いつも優しいナギサもこれにはプンスカむくれてしまったようで…

「ああ…パパはどこかに行っちゃったし、ママは買い物に行っちゃったし…このままじゃ飾りつけ終わんないよぉ」

「もうすぐケン君達が来るから、なんとかなるかなぁ…」

「もう変身して片付けちゃおうよ!せーのぉ!」

ピンポーン

「だぁっ…も、もう…おっそいよケン!今リムとキルミン…!」

「こんにちは!」

「どおっ!?あああ、こここここんにちは!」

「あれっ、カノンちゃんも一緒なの?」

「ああ、そこで会ったから、別にいいだろ?」

その一方で、家の飾りつけをやり続けていたリコ達ですが、人手が足りずにちっとも作業が進まずイラついて
「ウオオーこうなったら変身すんぞー!!」とキルミンで速攻終わらせようとしていましたが…
なんとそこにちょうどカノンが登場。危うく変身を見られそうになったリコは、激しく気が動転してしまいます

「お邪魔だったかしら?」

「えっ!?う、ううううん!どうぞ上がって上がっ…わぁっ!!
 ちょちょまっ、ちょちょちょ、ちょちょぉっ!!はぁはぁ…だ、大丈夫!上がって上がって!」

(な、何よこのリコの不審な態度!?きっと重大な秘密を隠しているに違いないわ!)

(はぁ…やばかったぁ、変身してたらカノンちゃんに見られるとこだったぁ)

しかし、
あまりにも挙動不審すぎるリコの態度のせいで、隠し事をしていることをあっさりと見抜いてしまったカノン!
とはいえリコ達がキルミンで変身できることは、
「中途半端なアニマリアンの姿」カノンにはとっくにバレているわけで…
なのでカノンは
「さてはリコの奴、キルミン以外にも何か重大な秘密が…」と深読みしすぎた勘違いをしてしまいます

「じゃあタマオ君、この飾りをお願いね」

「は、はい!リムさんっ!」

「タマオ君、それはもうちょっと右…」

「は、はい!こうですかね?」

「あん、もうちょっと左かな…」

「こ、こうで…」

「うん!じゃあ次はこれをね…」

そんなカノンとリコの心理戦をよそに、ほのぼのとパーティの飾りつけを進めていたリム&タマオ。
この2人のツーショットを見るのも久しぶりですが、なんか絵になる2人だなあ。よかったなタマオお似合いで
それにしても
「タマオ君…もうちょっと右…」「は、はい!こうですか…?」「あん…もうちょっと左…」って
このやり取りがなんかエロく聞こえてしまうんですがどうしたら:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「だぁうっ!?あ、あれ、あれ!?」

(キルミン…!キルミンどこやっちゃったっけ!?ない、キルミンがない!!
 あああどうしよう、カノンちゃんにキルミンのことがバレたらまずいよ、早く見つけなきゃ!)

(あ、怪しい…!怪しすぎるわ…!リコ!!)

さらにその時、変身アイテムのキルミンをどこかになくして、あたふたと慌て始めたリコ!
なんとかカノンに怪しまれないように必死ですが、リコがそう思えば思うほどまったくの逆効果です

にしても…
変身アイテムのこともキルミン、変身することもキルミン、変身後の姿のこともキルミンって呼んでるのは、
今さらながらえらくややっこしいですねえ。リルぷりで言うなら
お着替えカードのこともキルミン、ひめチェンすることもキルミン、リルぷりのこともキルミンって呼んでるみたいなもんだし…

バチン!

「ひゃっ!?て、停電!?」

(ふ…準備オッケーね)

「あ、あれ、カノンちゃんどこ行くの?」

「えっ?ああ、ちょっとトイレに…」

「わ、私が案内してあげるよぉ!家の中まっくらだし!」

そしてリコの秘密が何かを探るために、家を停電させると闇に乗じてこっそり動き出したカノン!
しかしカノンがウロチョロし始めたことに気づいたリコは、
「やっべーキルミン見つけられたらたまんねーぜ」と自分もそれに張り付いて、
カノンが気付くよりも先にキルミンを見つけ出そうとしますが…

「チッチッチッ…チッチッチッ…」

そんなリコと2人で廊下を歩く途中、チッチッと舌で音を出しながら周囲をうかがうカノン。
こ、これは…カノンはコウモリのアニマリアンだから、こうして音波を出すことで闇の中でも周囲の状況を調べられるんですね
でもこれってリコの立場からしたら
「なにこいつさっきから舌打ちしまくってすげー感じ悪い」って
人の神経を逆撫でする舌打ち女にしか見えてないんじゃないのかな…(えー

(む〜…なによ、全然何もないんじゃないの!)

ぱっ

(あっ…もう、2階も見たかったのに…)

しかしカノンが探そうとしている秘密なんてものは、もともと全然どこにもないわけで…
結局何も見つけられないまま、あっさりと明かりがついてカノンの捜索タイムは終わってしまいます

「うん…?なによこの亀、何をくわえてるの?」

って、そうかと思えば、偶然にもその時カノンの足下を歩いていた亀が一匹!
その口を見てみれば、なんとリコが散々探していたキルミンをくわえていたという…
そして「コイツ何くわえてんの?」とおもむろにキルミンを手に取ってしまうカノン!ああ、こうして思わぬ形でリコにとっては最悪の結末に…

「(とんとんぺちぺち)なにこれ…?」

「だっひゃああうああああああーーーっ!?」

バッシイイイイイッ!!

「ひやぁっ!?」

「ふっしゅるるるるああああ!はあ…はあ…はっ!?」

ゲェーッ!?な…な…なんつー力技!なんとその時、
すさまじい奇声をあげながらカノンを襲撃してキルミンを奪い取ったリコ!
な、なんて後先考えない行動…リコ自身もとっさの暴走ではありましたが、あまりの鬼気せまる迫力で
さすがのカノンもカチーンと硬直してしまいます

「…ぇ…な…なに…?」

「え、あ、あの…そのう…ク、クリスマスのプレゼント!亀が食べちゃうかと思って、
 あ、あはは!カ、カノンちゃんありがとね!あはは、あははははーっ!!」

(な…なんでオモチャひとつでそんなに焦るのよぉぉぉっ!ワケ分かんない!)

ぐわー!その後の言い訳もなんたる強引さ、
「いや亀が食っちゃうかと思ったわー焦ったわー」って、
キルミンはとっくに
カノンが亀から取り上げてたのに何言ってんだ…まったくもって納得いかないカノンでしたが、
リコの無理矢理な言い訳をそれ以上追求する気にもならず、キルミンの件についてはもう放っておくことにしてしまいます

(は〜あ…結局収穫なしかぁ…)

「ねぇねぇお姉ちゃん!パルスさんとどんなお話したの?」

「しらない。パパに聞いてよ、お話してたのパパだもん!」

それからは帰ってきたナギサたちと一緒に、盛大なクリスマスパーティを始めた一同でしたが…
今回骨折り損に終わったカノンはぽけーっと放心状態デートをパパに邪魔されたナギサはイライラMAXと、
いまいち盛り上がりに欠けるパーティになってしまったのでした。(えー  次回に続く!





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