11月7日

イカちゃんBD3巻特典で等身大ミニイカ娘キター!!
うおおおおああああああ!!いつかどこかが出すだろうと思ってましたが、放送から一週間もしないうちに早くも発表とは!
当然のごとくamazonに直行して即予約ですよ、部屋にフィギュア類のグッズは一切持っていない私ですらこれは楽しみすぎる
3巻と言えばミニイカ娘の回も収録されるわけですから、ミニイカ娘好きなら確実に買いですね



そして見事なまでに爆上がりするイカちゃんamazonランキング ミニイカ効果SUGEEEEEE!!
「3巻の特典はミニイカ娘」の発表がされると同時にご覧の通りの超加速ですよ、本当に人気あるんだなあミニイカ娘
相乗効果でBD1巻の予約もドンドン数を伸ばし、とうとう俺妹1巻すらも抜いてイカちゃんが今期ナンバーワンとなってしまいました
なんという下克上だろう、まあamazonの予約という狭いフィールド、毎時ランキングという一時的な事と分かってはいますが…
とはいえこうまで完璧に成り上がるとまさしく感無量です



さっき貼ったのはBD3巻のグラフですが、1巻のグラフを見てみてもミニイカ人気が目に見えて面白いですね
まずは11月2日にミニイカ娘回が放送、200位から60位までギューンと順位を伸ばして、そこからしばらく横ばいになりますが
今度は11月5日にBD3巻ミニイカ娘特典が発表、再びキュッと加速して30位に浮上…実に分かりやすい二段ロケットです
イカ娘の商業展開は隙を生じぬ二段構え!(えー
ここまで期待されてるんだから、等身大ミニイカ娘は最高のヤツを頼みますよ!
邪神モッコスみたいな感じの奴だけは本当に勘弁してください:;y=_ト ̄|○・∵. ターン





アニメ感想:機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 第2話「赤い彗星」

「見せてもらおうか…新しいガンダムの性能とやらを!」

赤い色のモビルスーツ…奴だ!奴が来たんだ!
というわけで約9ヶ月ぶりに公開となった、ガンダムUCのエピソード2「赤い彗星」。
前回ユニコーンガンダムに搭乗して、なんとかマリーダのクシャトリヤを撃退したバナージでしたが
今回すぐに新たな敵の襲撃を受けることとなってしまいます。それが赤い彗星の再来と言われる男フル・フロンタル
ネオ・ジオン残党軍『袖付き』の最高司令官であり、性格から何からシャアと瓜二つの男であります(声もシャアと同じ池田秀一)

ドッギュオオオオオオ!!

「高熱源体、急速接近!数は4!デブリの中を…なっ!?あ、有り得ない…!
 先頭の一機は、後続機の3倍のスピードで接近中!」

「あ…あれは…!シナンジュだ!赤い彗星だ!か…勝てるワケがない!逃げるんだ!」

「…聞いたことがあります、赤い彗星の再来と言われている男、フル・フロンタル…!
 たった一機で二隻のクラップ級を沈めたシャアの亡霊…!」

そんなわけでバナージ達を保護したロンドベル隊の艦・ネェルアーガマを猛追するフロンタル…
さすがにシャアの再来だけあって、接近スピードはもちろん通常の3倍です(えー

そんなフロンタルの駆るMSがこのシナンジュ。見た目通りにシャアの愛機・サザビーの流れを汲む機体ですが
サザビーのようにファンネルは搭載されておらず、武装そのものはビームライフル・ビームサーベルぐらいと至ってシンプル。
しかし、それは同時に余分な物を廃して基本性能を徹底的に高めることを目指した機体ということを意味しています。

実際、他のMSの追随を許さない驚異的な基本性能の高さこそシナンジュ最大の武器であり、
特にそのスピードは同世代のMSの中でも完全に突出しています。さらに機体にはサイコフレームも内蔵されているため、
ただ速いだけでなく、フロンタルの技量をダイレクトに表現した柔軟な動きが可能という…
無数のスペースデブリを全て避けながら超高速で飛んできたという事実こそ、
シナンジュの機動性・柔軟性の高さをはっきり示しているわけですね

チュドオオンチュドオオオオオン!!

「ぐっ…!本物のシャアだとでも…!?」

「こ、このままじゃ、みんな…!」

そしてロンド・ベル隊が迎撃に差し向けたリゼルも、赤子の手をひねるように次々と撃墜してしまうフロンタル!
このロングビームサーベルを構えて突っ込むリゼルとかかっこよかったんですが…いかんせん相手が悪すぎました
それとシナンジュのビームライフルはジオングのメガ粒子砲と同じ音が出るみたいですね。聞いてて懐かしいです

「攻撃中の敵機!聞こえるか!本艦はミネバ・ザビを捕虜にしている!
 攻撃が中止されなければ、身の安全は保証できない!」

《ほう…映像は確認した、だがそこにいるミネバ様が本物であるという確証はない》

そしてとうとうフロンタル1人にMS部隊を全滅させられてしまったロンドベル。いよいよネェルアーガマも撃沈か…というその時
「やめろー!こいつの命が惜しくないのかー!」と、なんとミネバに銃口を向け
人質として使い始めたダグザ中佐!なんということを!まあこれ以外、フロンタルを止める方法なんてないとは思いますが…

《ふむ…ならこちらも要求を言おう。
 ラプラスの箱に関するデータを全て引き渡してもらいたい》

「それには応じようがない、我々はラプラスの箱なるものを持っていない」

《ガンダムタイプのモビルスーツを回収しているはずだが?》

「あれは連邦軍の資産だ、箱とは関係がない」

《要求が受け入れられないなら貴艦は撃沈する》

「な…!?捕虜の命は無視すると言うのか!」

《不確定要素に基づいた交渉には応じかねる》

ところがそんな人質作戦に応じる代わりに、「じゃあラプラスの箱の情報よこしなさいよ」と交換条件を出してきたフロンタル!
しかしロンドベルにそんな情報は存在しないわけで…「あのう、そんな情報ないんですけど」と正直に話してみた結果、
「そうなの?じゃあ死ねよ」とあっさりネェルアーガマの撃沈を決めてしまうフロンタル!ミネバがいるのもお構いなしかー!

「ふん…ブラフだ…ジオン残党の星を見捨てるわけがない」

「それはどうかしら?フル・フロンタルは
 あのシャア・アズナブルかも知れないと言われている男…
 ジオン・ダイクンの遺児が、親の仇であるザビ家の末裔を大事にするはずがない」

「…袖付きの中にもザビ家を信奉する者は多いはずだ」

「そう信じるなら益のない交渉を続けるがよい。
 だがジオンの武人は貴公らほど甘くはないぞ」

「ちっ…」

そんなフロンタルの言葉に対し、「撃沈とか言ってるけどどうせホラだよ」と信じようとしないダグザ中佐…
しかしミネバは、「フロンタルがシャア本人ならザビ家の人間ぐらいすぐぶっ殺すよ」と中佐の認識が甘いことを指摘します
まあ確かにミネバの叔父ガルマも、伯母キシリアもシャアの手によって殺されているわけで…

「オードリー!そんな話し方をしちゃダメだよ!人も自分も追い詰めるだけだ!」

「なっ…バナージ…」

「オードリー、ここを出よう。君はこんな事に関わるべきじゃない」

「…(ぷいっ)私はミネバ・ザビである!」

「オードリーだよ!嘘でも本当でも、俺にはオードリーだ!」

「やめないか!子供の理屈が通る時ではない!」

「子供って…!オードリーはどうなんです!?俺が子供ならオードリーだって子供だ!
 子供を人質にするなんて大人のやることですか!」

「ち…」

「…あの赤いモビルスーツをやっつければ…
 オードリーを人質にしなくて済むんでしょう!?やりますよ!」

ところがその時、そんな会話に割って入ったのはバナージ!ミネバが人質になって命の駆け引きをしているのが
我慢ならずに飛び込んできたようで…そんなミネバの人質作戦をやめさせるには、あのフロンタルを撃退するのが一番手っ取り早い方法…
こうして戦う決意を固めたバナージは、再びユニコーンガンダムに乗り込みフロンタルに戦いを挑むことに!

「うおおおおおーーっ!!」

ドギュウウウンドギュウウウウン!!

「フ…当たらなければどうという事はない!」

そして出撃すると同時に、フロンタルへ向けてビームマグナムを次々に乱射するバナージ!
普通のビームライフルの4倍のバワーがあるというこのビームマグナム…カスっただけでも敵機が粉々に吹き飛ぶという超兵器ですが、
フロンタルはそれすらも余裕を持って全弾回避してしまいます。そして一気にバナージのふところに潜り込み、
どかーんと初代ガンダムでおなじみ強烈なシャアキックをお見舞いすることに…

バッキイイイイイッ!!

「う…ぐっ…!オ、オード…リィィィーーッ!!」

ギュオオアアアアア!!

「なに!?」

ところがその時、蹴りの衝撃で鼻血を吹き出しながらも、ミネバを守りたい一心でNT-Dを起動させたバナージ!
その瞬間ユニコーンガンダムの全身が赤く発光し、再びあのデストロイモードの姿に…
全身のサイコフレームがフル稼働状態となった今のユニコーンは、バナージのNT能力を大きく増幅し
思念だけでもユニコーンを操れるほど見違えた動きを発揮します

ピッキイイイイン!!

「み…見える…!これが…ガンダム…!?」

「また敵となるか…!ガンダム!!」

サイコフレームによって一気に鋭くなったバナージのNT能力…かつてのアムロのように「(ピキーン)見える!」
確実にフロンタルの動きを捉え、激しいビームサーベルでの斬り合いを開始!
かつて最強のライバルとして何度となく刃を交えたガンダム…今のユニコーン&バナージにそれと同じものを感じたフロンタルは、
とうとう声を荒げ始めてバナージとの激突を繰り返すことに!それにしても本当にシャア本人のような物言いですが…?

ガッシイイイイッ!!

「なっ…!?くっ、4枚羽ぇっ!」

ドッゴオオオオオッ!!

「ぐぶっ!?…う……っ…」

「感謝する、マリーダ・クルス中尉」

「…あの子供が、ガンダムに…」

ところがその時、2人の戦いに割って入ったのはマリーダの駆るクシャトリヤ!
フロンタルに気を取られていたバナージはその接近に気づけず、コクピットへ猛烈なパンチをねじ込まれて
その場で気絶してしまったという…あえなく無力化されてしまったユニコーンとバナージは、
「こいつらラプラスの箱に関係あるっぽいから持ち帰っとこ」と、なんとフロンタル達に連れ去られてしまいます

「殺し合いをした相手とは茶は飲めないかな?バナージ・リンクス君」

「…」



そんなわけで袖付きの拠点へと連れて来られてしまったバナージ…しかし意外にもフロンタルは、
バナージに手荒な扱いはせず紅茶を出しておもてなしをしていました
妙に友好的なフロンタルの態度に、バナージは少々面食らっているようですが…とはいえまだまだ心を許してはいないようです

「失礼ですが、その仮面は傷か何かをお隠しになっているものなのでしょうか?
 もしそうでないのなら、顔を見せていただきたいのです」

「貴様…!」

「いい、アンジェロ大尉。バナージ君は礼儀の話をしている(カパッ)
 これはファッションのようなものでな…プロパガンダと言ってもいい。
 君のように素直に言ってくれる人がいないので、つい忘れてしまうのだ。すまなかった」

そんなフロンタルに対して、真っ先に「その仮面とかなんなの?外しなさいよ」と言い放ったバナージ。
これにはフロンタルも気分を害するか…と思いきや、「あっすいません、変なファッションしちゃって…」とあっさり仮面を取ってしまいます
むう…少しは躊躇するかと思ったら、こうもすんなり取るとは意外ですね。それにしても素顔までシャアそっくりな奴だなあ
ごていねいにオデコには初代ガンダムでアムロにつけられた傷まで残ってるし…なんだか本当にシャアそのものな感じですが…

 

「君にはまだ学ぶべきことが沢山ある。まずは我々のことを知って欲しい。
 その上でよき協力者になってくれれば嬉しく思う」

「…あなたは、シャア・アズナブルなんですか?」

「…今の私は、自らを”器”と規定している。宇宙に捨てられた者たちの思い、
 ジオンの理想を継ぐ者たちの宿願を、受け止める器だ。彼らがそう望むなら、
 私はシャア・アズナブルになる。このマスクはそのためのものだ」

「…」

むう、フロンタルがシャア本人なのかどうか、やはりバナージも気になるようで直接質問を…
しかしフロンタルから返ってきたのは、「ジオンの人達のために私はシャアになる決意をしたんです」という言葉でした
うーん…この言いようはやはり、単にシャアを演じているだけの別人という風にしか聞こえませんが…

ひょっとしたら今回フロンタルが色々とシャアの名台詞を連発してたのも、
「もっと僕シャアになりきりたいんです!」とシャアごっこのつもりで喋ってた
ということなんですかね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ミネバ様のために行動を起こしてくれたこと、礼を言う」

「えっ?あ、あなたは…」

「マリーダだ」

「マリーダさんも…モビルスーツに乗ったりするんですか?」

「…人手が足りない時にな」

ともかく今後は袖付きの捕虜として生活することになったバナージですが…
そんなバナージの世話係を任されているのはなんとマリーダでした。マリーダは相当ミネバに対する忠誠心が強いようで、
バナージがミネバのためにユニコーンに乗ったことを感謝してるみたいですね。敵対する間柄にありながら
ミネバを通して少しだけ通じ合う2人…今後はこの微妙な関係がもっと掘り下げられたりするんでしょうか。次回に続く!

(C)創通・サンライズ


11月4日

アニメ感想:侵略!イカ娘 第5話「宇宙人じゃなイカ?/学校に行かなイカ?」

「ああーん宇宙人発見!これは今すぐに研究室へ連れて行っても問題ないわよねえええ!!」

「ちょ、ちょっと待たなイカ!いきなりなんでゲソ!?お前は何者なのでゲソ!」

「オー、ソーリー!自己紹介がまだでしたね、
 私はアメリカ地球外生命体対策調査研究所の一員、シンディ・キャンベルよ!
 宇宙人の正体を突き止めるべく世界中を調査しているの!」

「ヒ、ヒマ人でゲソ…とにかく!私を宇宙人扱いするのはやめなイカ!
 私は地上を侵略するために来たイカ娘でゲソ!」

「ああーん!侵略者と言えば宇宙人と相場が決まってるわ!やっぱり宇宙人ね!」

「むぐぐぐ…私はぁ!あの海で生まれて!あの海で育って!
 あの海から地上を侵略しに来たのでゲソ!」

さて…第5話はCパートのミニイカ娘が神すぎたので先にレビューしてしまいましたが、こちらがAパートの話になります
イカちゃんのことを宇宙人と信じて疑わないアメリカ研究員・シンディ初登場の巻。
来たるべき対話の時がきたんですね!とイカちゃん相手にクアンタムバーストして止まらないシンディ…
そんなシンディにイカちゃんは地球生まれなことを必死に主張しますが…

「どうやら私は宇宙人だったみたいでゲソ」

「え、えぇ?急にどうしたイカ娘?」

「宇宙人だから地上絵を描くでゲソ」

「落書きじゃねーか」

しかしおつむの弱いイカちゃんはシンディに完全論破されてしまい、なんだ私は宇宙人だったのかと洗脳されてしまいます
まあ確かに、地球外生命体・略してE.T.にはイカちゃんと密接な関わりがありますからね
そう、皆さんパソコンのキーボードのEとTのかな入力をじっと見てみてください。つまりそういうことです(えー

それにしても「地上絵を描くでゲソ〜」とイカちゃんが描いたナスカの地上絵…
遊戯王5D’sのせいで、この地上絵を見るたびに地縛神ウィラコチャラスカを思い出さずにはいられない
やめて!そいつの効果使われるとホセおじいちゃん泣いちゃうからやめて!(えー

「栄子?コスプレなんかしてどこへ行くでゲソ?」

「コスプレじゃねーよ、今日は学校の登校日だから着てるだけだ」

「がっこう?栄子だけ楽しむなんてずるいでゲソ!私も行くでゲソ!」

「はぁ!?ダ、ダメに決まってんだろ!お前は私がいない分までしっかり働いてろ!」

そしてこちらがBパートのお話。登校日に学校へ向かう栄子を、イカちゃんが羨ましがるという内容です
当然ながらイカちゃんを学校に連れて行けるわけもなく、栄子はきつく留守番を命じますが…
それにしてもイカちゃん、確か前回は「絶対にウチの敷居はまたがせないからな!」と栄子の家に入れてもらえませんでしたが
今回はもう当然のように入り浸ってるんですね。栄子の生活が少しずつ侵略されている…



「こ、ここは…!みんな同じ服を着ているでゲソ!もしやここは軍事基地じゃなイカ!?
 偵察に来た甲斐があったでゲソ!」 ← 教室に来たイカちゃん

「怪しい実験道具がいっぱい!?きっとここで化学兵器を開発しているのでゲソ!
 じ、人体実験までしているとは!?」 ← 化学室に来たイカちゃん

「ハッキングルームでゲソ!?」 ← コンピュータ室に来たイカちゃん

「戦闘食を作るでゲソね!?」 ← 家庭科室に来たイカちゃん

「トレーニングルームでゲソ!?」 ← 体育倉庫に来たイカちゃん

「作戦会議室でゲソ!?」 ← 視聴覚室に来たイカちゃん

「厳重な管理!?武器庫でゲソ!」 ← ロッカー室に来たイカちゃん

「戦場での負傷者を手当てする場所でゲソね!?」 ← 保健室に来たイカちゃん

「お、思った以上に充実した施設じゃなイカ…人間どもめ、油断できないでゲソ…」

しかしイカちゃんが大人しく家で留守番しているわけがなく、栄子や千鶴に無断で学校へ乗り込んでしまいます
そして部屋をあちこち回っては軍事施設と勘違いを続け…最終的には校長室へとたどり着き、
校長のイスでごろごろキックしながら遊ぶのでした。あ〜やるよねこれ
なぜタイヤ付きのイスに座ると人はごろごろキックをしたくなるのか(えー
うちの職場のイスもタイヤ付きですが、イス運びの時なんかはこれをやりたくて仕方なくてな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!

(C) 安部真弘(週刊少年チャンピオン)/海の家れもん


11月3日

アニメ感想:侵略!イカ娘 第5話「飼わなイカ?」

ミニイカ娘があまりにも素晴らしすぎました
神回という言葉ですら物足りないくらい
今回のイカ娘はすごい…本当にすごい。前回の予告の時からずっと期待していたミニイカ娘回ではありますが、
まさかこれほどに予想を上回る素晴らしい回になるとは思ってませんでした

「イカ娘はただ可愛いだけで内容がない」…この言葉はこれまで山ほど聞いてきたし、私自身もそう思うところはありました
しかし今はハッキリ言えます、ミニイカ娘だけにはその言葉は言わせんと
普段イカ娘をどんなにつまらんと思ってる人でも、どんなに興味がない人でもミニイカ娘だけは絶対見て欲しい
これは本当にいつものイカ娘とはまったく別次元の素晴らしい完成度になってますから

ではそろそろ本編の話をして行きましょう。この「飼わないか?」ことミニイカ娘回なんですが、劇中にはセリフが一切存在しません。
イカちゃんの息遣いとか鳴き声程度の声はありますが、基本的にキャラの動き・表情・BGMだけで全てを表現しています
この間バクマンで新妻エイジが「セリフがなく絵だけで見せる漫画」を描いてましたがあれをイカ娘でやったわけです
そんな新妻エイジ版イカ娘の内容を詳しく追って行くと…

まず物語は、海岸を散歩中の栄子
ビンに入っているミニイカ娘を発見するところから始まります

ビンから出たがっているのに、なかなか上手くいかないミニイカ娘…
そんな姿を哀れに思った栄子は、
家に連れ帰ってミニイカ娘を飼うことにします
さっそく家に帰るなり、
ミニイカ娘をビンから出してあげようとする栄子。
しかし、いやいやとミニイカ娘が手の中で暴れるので、
手づかみではビンから出せずに困ってしまいます
そこでビンを逆さにして、ミニイカ娘をビンから落として
受け止めようとする栄子。しかし恐がりなミニイカ娘は、
落ちるのが嫌でビンの入り口に必死にしがみついてしまいます
やがて根負けした栄子がビンを横向きに置いてみると、
ふらふらになったミニイカ娘がようやくビンから
よろよろ顔を出したのでした
しばらくして、気絶したミニイカ娘がふと目を覚ますと、
そこは栄子がミニイカ娘に作ってあげたガラス小屋の中でした
でもまだまだミニイカ娘は栄子に慣れていないようで…
栄子がちょっと手を伸ばしただけで、
やっぱり怖くてドタバタ逃げ出してしまいます
そこで「こわくないよ」と言いたげににっこり微笑む栄子…
なかなか栄子への警戒を解こうとしなかったミニイカ娘も、
栄子の気持ちがだんだん伝わるにつれて
少しずつ懐くようになります
そして今では、こうして肩に登って
にっこりと笑顔を見せてくれるまでに…
ところがその時、お腹が減ってしまったミニイカ娘は
またぴーぴー泣き出してしまいます。
ひとまずごはん数粒で作ったおにぎりを渡す栄子でしたが…
ミニイカ娘のエサには適さなかったようで、
食べてはもらえませんでした
そこで今度はタコの切り身を与えてみることにした栄子。
しかしミニイカ娘はタコを敵と勘違いしてしまい、
逃げ回ったりパンチキックをうりゃうりゃとお見舞いしたり
ちっともエサだと認識してくれません
困った栄子がエビを与えてみると、
今度は大喜びでもしゃもしゃ食べ始めたミニイカ娘。
やっと泣き止んでくれましたが、
今度は逆に機嫌がよくなりすぎました

どれだけ大量のエビを食べても「もっと、もっと」
食べ続けたミニイカ娘…その結果、お腹がこんなにも
まんまるに膨らんでしまいました。

最初は幸せそうなミニイカ娘でしたが、
すぐに食べすぎたお腹の痛みに気づいて
うんうんと苦しみだしてしまいます
そこで栄子が取り出したのは正露丸。
異臭のするこの薬をあからさまに嫌がるミニイカ娘ですが、
ワキをくすぐられて大笑いしたスキに
ぽーんと口の中へ放り込まれてしまいます
そんな正露丸の効き目は効果てきめん。
すぐに元気を取り戻したミニイカ娘は、
楽しそうにスキップしながら
ガラス小屋の中を飛び回るのでした
その後はミニイカ娘とずっと一緒に
長い時間を過ごして行くことになった栄子。
春が来て、夏が来て、秋が来て…
そして冬が来てもミニイカ娘との楽しい生活が続いていました。
今や2人はかけがえのない大事な家族…
もはや離れることなんて考えられません
これからもずっと一緒です
ずっとずっと…長い間同じ時を生き続けた結果、
やがて何十年もの年月が経ち、
栄子はすでにお婆さんの歳になっていました
しかし、ミニイカ娘は昔と同じ姿のままです
いつまでも変わらず元気で大事なミニイカ娘を前に、
栄子はいつものようににっこりと微笑みを浮かべます
ところがその時、少しずつ閉じ始めてしまった栄子のまぶた…
それが完全に閉じてしまった時、
ふっと手の力が抜けてミニイカ娘はころりと投げ出されてしまいます

なぜ栄子が動かなくなってしまったのか理解できず、
きょとんとした顔を浮かべるミニイカ娘…
それから夕方になり、夜になり…
栄子の手をゆすって呼びかけ続けるミニイカ娘ですが、
栄子は何も反応を返してはくれません。

やがて、栄子が遠いところに行ってしまったと悟ったミニイカ娘は…
ぽろぽろと涙を流し、声にならない声で泣き出してしまうのでした
「っていう夢を見たのよぉ!!
 なんでイカちゃんの相手が
 私じゃないわけええええ!?
 ひどいいいいいい!!」

「って言われても…」

という夢を見たんだ…(えー
そんなわけで、最終的には早苗の見た夢という形に収まったこのミニイカ娘。
しかし、一挙手一投足が本当に可愛いミニイカ娘、実際のペットや我が子のように手をかけながらミニイカ娘を育てていく栄子、
そんな栄子がこの世を去るシーン、それら全てを盛り上げる効果音やBGM
…どれを取っても非の打ち所がなく、本当に素晴らしいです

私のレビューごときでは実物の良さの半分も伝わってないと思うので、とにかく一度実際に見てもらいたいです。
このミニイカ娘回は、私の理想とする分かりやすくて老若男女誰でも楽しめるアニメを体現してると思うんですよね
普段のイカ娘を親とかに見られるのは恥ずかしいかもしれませんが、
このミニイカ娘回はどこに出しても恥ずかしくない出来と内容になってると思います

実際に、そんなミニイカ娘回を見てみた人達の反応がこちら↓

西川貴教「過酷な撮影の疲れを、イカ娘ちゃんが癒してくれる…小さいイカ娘ちゃん、俺に飼われてみなイカ!

成田良悟「
ミニイカ娘の話、原作読んでたからオチは知ってたんですが正直泣きました。まさか2巻のオマケをこう使うとは…!

平野耕太「
イカ娘、面白いわ」「やばい、かわいすぎる」「これはずるい、ずるすぎる、泣く一歩手前だったわ

ひろゆき「
関係ないけど、イカ娘が面白い

西川貴教は言わずと知れたTMR、成田良悟はデュラララ・バッカーノの原作者です。それにしても
平野耕太(ヘルシング作者)とひろゆき(2ch管理人)が「イカ娘は面白い」と素直に褒めるっていうのは、本当に凄いことですよこれは

平野耕太と言えば、ひねくれ者であまのじゃくで悪ノリが大好きで、何かをメチャメチャに叩くことはよくあるけど
素直に褒めることは滅多にないというような人なんですが(ちなみに最近は美味しんぼをボロクソ言ってた
それがイカ娘についてこうも素直な賛辞コメントを送るとは…よっぽど気に入ったってことなんでしょうね

ひろゆきの方も凄いです、この人はアニオタがとにかく大嫌いなことで有名で、これまでもアニオタのことをボロクソに叩きまくる発言を
何度となく繰り返してきた人なんですが…それが自分からイカ娘の話題を出して、あまつさえ「面白いよね」なんて褒めるという
アニオタが喜ぶような話を自らするなんて…よほどイカ娘が好きでなければ言わないと思います

そして今回が神回だったことは数字にもハッキリ現れています。それはamazonのBD予約ランキング…
イカ娘は5話を放送するまで、ずーっとランキングの200位前後をうろうろしているだけの作品でした。
100位以内に陣取っているのは、俺妹・禁書・ヨスガ・薄桜鬼の今期アニメ売り上げ四天王と言われる四作品だけ…
(薄桜鬼は前期も10000オーバーの売上、ヨスガは今期ダントツのエロ最強、俺妹・禁書の人気は言わずもがな)
イカ娘はそんな四天王の後方で、200位から上がりもせず下がりもしない。ずっとそんな状態が続いていたわけなんですが…

今回の放送があった11月2日午前2時から、イカ娘の予約が殺到し物凄い勢いで順位を上げていくこととなりました。
その結果ランキング全体がどうなったかというとこんな感じです

*,*34 俺の妹がこんなに可愛いわけがない
*,*66 侵略!イカ娘
*,*78 ヨスガノソラ
*,107 薄桜鬼 碧血録
*,120 とある魔術の禁書目録U
*,151 もっと ToLOVEる−とらぶる−
*,158 百花繚乱 サムライガールズ
*,201 おとめ妖怪ざくろ
*,267 探偵オペラ ミルキィホームズ
*,310 STAR DRIVER<スタードライバー>輝きのタクト
*,366 Panty&Stocking with Garterbelt
*,479 そらのおとしものf (フォルテ)
*,511 フォーチュンアテリアル 赤い約束
*,606 咎狗の血
*,673 海月姫
*,687 荒川アンダーザブリッジ×ブリッジ
*,705 それでも町は廻っている
*,743 神のみぞ知るセカイ
1,164 えむえむっ!
1,215 テガミバチ REVERSE

四天王のうち三作品を一気にブチ抜き二番手にまで浮上
これはもう本当の本当に快挙ですよ、イカ娘が四天王の中に飛び込んでくるなんて誰も思ってなかったんですから
これが実際の売上にどこまで響くか分かりませんが、ミニイカ娘の放送でBDを購入する気になった人がドンドン増えているのは確かです。
かく言う私もその一人で、今まで「一応BD買おうとは思ってるけど、いつ予約しようかなー」と行動に移してなかったのが
今回の放送を見たとたん速攻でamazonのBDとDVDの予約を済ませてきました。多分みんな似たような心境だと思います

おぼろげながら見えてきましたね…イカちゃん大勝利のシナリオが…(えー
これまで「イカ娘は売れる」という話を誰にしても「何を世迷い言言ってんの?」と鼻で笑われるだけでした。つい最近も
俺「イカちゃんDVD・BDは3000枚は売れて欲しいね!できれば5000くらい!8000行けたら大勝利!」
Hさん「イカ娘は3000でも無理だわ…」
Tさん「イカ娘にはそんな認知度ないわ…」
Rさん「イカ娘に何千円も金払うなら別のに使うわ…」
Sさん「イカ娘の話題は一過性だろうし、放送終わればすぐに忘れられるわ…」
Kさん「大志さんが応援してるアニメは売れないの法則だわ…」

と、チャット友達にマジフルボッコされたばかりでね…うっうっうっ

きさまら
イカちゃんを
なめるなよ…!
えー
(C)鳥山明/集英社

今やBD売上予想スレでは、イカちゃんが完全に話題を独占し大旋風を巻き起こしている状態ですよ!
売上スレ的には今期最も波乱を呼んだアニメなことは間違いないでしょう。
どうかこのまま話題だけで終わらずに、しっかりした結果を残してもらいたいところです

(C) 安部真弘(週刊少年チャンピオン)/海の家れもん


11月1日

・た、大志さん!アマガミの…アマガミのレビューをしてくだせえ!もう飽きちまったんですかい!?

飽きてないよ!全然飽きてないよ!単にレビュー抱えすぎてパンクしてるだけだよ!(えー
そろそろあれもこれも遅れまくってやばい事になってきましたね…はは
まあなんというかね、今期のレビューは正直これまでのアニメ感想で最も辛いスケジュールになるだろうなということは
ずっと前からわかっていたんですよ。前期から継続の遊戯王、イナズマ、アマガミ、爆丸と、
遅れ気味になってるジュエルペットとリルぷりっ、半年ほど引き離されてる夢パティとプリキュア…

これだけ抱えたうえで、新番組をいくつもレビューするのは相当無理があるだろうなと。
でも今期注目の禁書と俺妹、一期をレビューした薄桜鬼とそらおとはどうしても削りたくなかったわけで。
初めてこの新番組4つが今期に重なると知った時は、それはもう激しく絶望してね…
これ全部感想書くとなると、完全に俺の許容量オーバーしてるよってマジ苦悩しました

しかしそれでもなんとかやりたいと思って、この秋までの数ヶ月はこの4つをどうレビューするかって事ばかり考えてました
そして秋の新番組が一通り放送されて、やっぱりレビューするならこの4つだなって予定通り絞ったんですけど
突然イカちゃんが4つともブチ抜いて先頭に躍り出てしまったからさあ大変(えー
まったくの予想外でした…まさかイカちゃんにこれほどハマる事になるとは夢にも…ただでさえ限界を超えたスケジュールだったのに
イカちゃんレビューも加わっては、普通のペースを維持するなんてお手上げになってしまったのです

そこで俺は悟りました、今期はすべてイカちゃんのために犠牲になっても構わんと(えー
この間「今期のアニメ全部と天秤にかけてもイカちゃんの方が重い」と書きましたが、あれはマジだったということです
なので今期の感想ペースはイカちゃんは最優先、他は遅れまくると思うけど仕方ないねという
スタンスでやっていきたいと思います:;y=_ト ̄|○・∵. ターン




アニメ感想:アマガミSS(七咲逢編最終章) 第16話「コクハク」

「いい?練り物系の具には油分がついてるから、一度熱湯で湯切りしてからおでん鍋に入れて…
 ダシはお湯と一対一で割って鍋に入れること。煮込んでるうちにダシが濁ってくるから、
 様子を見て入れ替える。そんなところかしら、七咲には全部教えてあるけど…何か質問はある?」

「あ、多分大丈夫だと思います、分からないことがあったら七咲に聞きますので…」

「任せてください!橘先輩が少しくらい頼りにならなくても、私がなんとかしますから!」

「お、おいおいそれはないんじゃないか?」

「ふふふ、冗談ですよ。そろそろ始まる時間です、頑張って売りましょう!」

アマガミ七咲編もついに最終章。最終章と言えばクリスマスイブ。というわけで、七咲編も中多さん編の時と同じく
橘さんとヒロインがクリスマスの創設祭に参加するという話になっているようです。そんな橘さんがやる事になったのは、
なんと女子水泳部の出し物であるおでん屋の店員…どうも七咲の手伝いとして2人でやるみたいですけど
この間水泳部であれほど暴走した変質者を、部の屋台の代表者として立たせるとは…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あらぁ〜〜いいにお〜〜い」

「えっ?た、高橋先生!?」

「んふふふふぅ、そうでーす、高橋麻耶ちゃんでぇーす!うぃーひっく」

「よ、酔ってるんですか…?」

「わらしだって人間よぉ?たまには飲んで暴れて乱れたくなるのー!
 おでんてきとーに!それと焼酎のダシ割りー!早く出してぇ!」

「そ、そう言われましても、学校のお祭りなのでお酒とかは…」

「はぁ?ないのぉ?まったく使えない店ねぇ!ああ〜ん焼酎ぁぁぁぁん!」

ゲェー!?ところがそんなおでん屋に千鳥足でやって来たのは、べろんべろんに酔っ払ったあの高橋先生!
いかにもデキるキャリアウーマンという印象だったこの人が、こうもだらしなく酒に溺れる性格だったとは…
なんていうか、ガンダム00のスメラギと結構似てるところありますよねこの人
それにしても「私も乱れたいのぉ!早く出してぇ!」とは教師とは思えない問題発言すぎる:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ガシイイイイン!!ガシイイイイイン!!

「あれぇ?おかしいなあ、少し調子が…」

ってなんじゃこりゃああああああ!?
スメラギの名前を出したら次の場面でガンダムが!?これは本当にアマガミか!?
ううむ…どうやらこれ、どこぞの部が出し物として実物のガンダムを展示してるようですね。一体どんなテクノロジーで作ったんだよ!
教師が酒に溺れるわガンダムが練り歩くわ、まったくもってとんでもない創設祭です。
そんな中、橘さんと七咲は順調におでんの売上を伸ばしていき…

「は〜、売り切ったなあ〜!」

「売り切りましたね!それじゃあ行きましょう、先輩!」

「えっ、い、行くってどこへ…?」

「こっちですよ、こっち!あぁ最終のバスに間に合ってよかった」

「えぇ!?い、今から山の中に入っていくつもりなのか!?」

「はい、そのつもりです!早くしないと置いてっちゃいますよ」

「え、ちょっ、ま、待ってくれよ七咲!」

って、ついにおでんが完売・創設祭も終了となり役目を果たした橘さんでしたが…
どういうわけか七咲は、創設祭が終わると同時に橘さんを連れて山の中へと向かってしまいます
なぜにいきなり山の中…?橘さんもこれには困惑するばかり…しかも最終のバスに乗って来たというメチャメチャ遅い時間です
とりあえず帰りのバスがないってことはここで一晩明かすのは確実なわけですが、まさか2人で野宿でもするのか…?って

「こ、ここって…温泉!?」

「はい、ここが目的地です。ちゃんと先輩の分の温泉セットも持ってきてますよ」

「そ、それならそうと言ってくれれば…」

「ふふ、びっくりさせたかったんです。ここは私の叔父さんの持ち山で
 部活で筋肉痛になった時とか、私もお世話になってるんですよ」

そんな七咲に連れてこられた場所とは天然の温泉!ちょ、ちょっと待てよおい…屋台で疲れた体を癒すためというのは分かりますが
男湯・女湯なんて区別のないこの温泉では当然のごとく混浴!
自分からこんな場所に連れて来るなんて、七咲のやつ誘ってるにも程があるぜ…(えー
それとこの温泉はさっきのガンダムがビームサーベルで沸かしてくれたんですよねきっと:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「私はあっちで準備して来ますので、先輩は先に入っててくださいね」

「あ、うん」

ちゃぽん…

「ふぃ〜〜、あ〜気持ちい〜」



そんなわけで一足先に入った橘さんですが股をこっちに向けておっぴろげるなぁぁぁぁぁ!!(えー
や、やめろぉぉぉ!!作画スタッフの大バカ野郎!そこはもっと体が見えなくなる湯の色でいいだろうが!
なんでこんな無駄に透明感のある湯にする必要が…ぐああああああ

「先輩…もう、入ってますか?」

「う、うん」

「じゃあ、私も…」

「わ、分かった、見ないようにこっち向いてる」

「見ても…いいですよ」

「ふぇっひょ!?」

「下に水着来てますから。ご期待に添えられなくてすいません」

「あ、はは、ははは…(そりゃそうだよなあ…)」

そんなわけでついに真打ち登場、バスタオル一枚の七咲がひょっこりと橘さんの背後に現れました
しかしちゃっかりタオルの下には水着を着込んでいるようで…七咲はつくづくこのパターンが好きなやっちゃな
それにしても「見てもいいですよ」と言われた瞬間の橘さんのだらしなさMAXな顔ときたら…(えー
ドスケベな橘さんのエロ反応はいつものことですが、これは今までで一番下心丸出しな顔だなぁ
まあこのシチュエーションじゃ無理もないですが…

ちゃぷちゃぷ…

「…」

「…」

「な、なんだか緊張するね…」

「そ、そうですね…」

「きょ、今日は…おでんが完売できてよかったねえ」

「そ、そう、ですね…」

ところがさっきは「残念でした水着でーす」と余裕をこいていた七咲も、いざお湯の中に浸かると
橘さんを意識しすぎてまともに話せなくなってしまいます。橘さんがあれこれと話題を振っても「そうですね」「そうですね」
笑っていいとものような会話を繰り返すばかり…(えー
七咲さんあなたの話し相手はタモリじゃないんですよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「…先輩…私、先輩に聞いてもらいたいことがあるんです…」

「…な、なに…?」

「…私…先輩が…好きです…」

「七咲…」

「好きなんです…この気持ちが体に収まりきらないくらい…
 隠そうとしてもダメなんです、溢れてくるんです…もう、隠し切れないんです…!」

ってああ!?いかんな…タモリとか笑っていいともとか言っているうちに告白シーンがきてしまった:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ムードをぶち壊してしまってすいませんでした七咲さん。というか君らまだ告白してなかったんですね(えー
これまでさんざんイチャイチャしてたから、すっかりカップルになってたのかと思い込んでましたよ!
だってあんな公の場で対面座位しながらチューとかやってたのに
告白もまだだなんて誰も思わないじゃないですか!(えー

「嬉しいよ、僕も七咲が好きだから…」

「えっ…」

「好きなんだ…どうしようもなく」

「…!」

ザッバァァァン!!

「う、うわっ!?」



「な、七咲…!下に水着を着てたんじゃ!?」

「ふふ…恥ずかしかったから嘘をついたんです」

「う、嘘!?あ、あうう、これはさすがに…」

「いいんです。私、先輩のこと好きですから!」

ぬおわー!?こ、これは予想外な!橘さんからも好きだと言われて感極まった七咲は、
なんといきなり橘さんの胸の中へダイブ!その途端にバスタオルがはらりと滑り落ち、真っ裸な七咲のつるつる玉子肌があらわに…
そう、タオルの下に水着を着ているというのは真っ赤な嘘、最初から七咲は裸にタオル一枚で温泉に入っていたのです

そしてもはや裸もなにも関係なく、絡み合うように重なってキスを交わす2人…おいおいなんてエロイ光景だよこれは
どうせ帰りのバスもないことだし今夜は完全におたのしみだなこりゃ(えー
これまではいざセックルという場面になると薫編では薫が爆睡、中多さん編では橘さんがキュン死と、
いつも寸止めを食らっていたアマガミですが、この七咲編ではもう何の障害もなくやりまくれる状態…
さすがに一番人気ヒロインはやることが違うな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ん〜、う〜ん…むにゃむにゃ…」

という夢を見たんだ…(えー
ところが2人がキスを交わしたかと思いきや、次の場面ではいきなり砂浜でぐーぐー寝ている橘さんの姿が!
ハハハなんだ夢か、どうりで話が出来すぎてると思った(えー
なんか七咲の胸も普段よりすげーでかく見えるしこれはもう完全に夢だな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「先輩、起きてください先輩、そのまま寝ると風邪をひきますよ」

「ん〜…あと少しだけ…逢の膝枕があったかくて気持ちいいから…」

「もう、しょうがないですねえ、あと少しだけですよ?もし先輩が風邪をひいても…私が看病してあげますからね」

「ありがとう、逢…」

「構いませんよ、先輩のためなら…」

そして最後は、なんともコメントしづらいバカップル的な会話を交わしたところで終幕となります(えー
というかなにげに橘さん、七咲のことを名前で呼ぶようになってやがる!てことはやはりさっきの晩は散々やりまくったってことか…?
橘さんが今だらしなく寝てるのは、昨晩死ぬほどやりまくったから疲れてるってことか…?
そして七咲の胸がでかく見えるのは妊娠したから膨らんだってことか…?:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

そんなわけで四代目ヒロイン・七咲のストーリーはここで終わりです。
七咲編を振り返ってみると、ひとつひとつのエピソードは確かに強烈だったんですけど
イベントの発生が唐突すぎるというか脈絡がないというか、前後を繋ぐ話の流れを感じなかったのが残念でしたねえ…
たとえば今回もいきなり学園祭開始、いきなり山の中へ移動、いきなり海で膝枕って感じだったし…

山の中からいきなり海ってなんなんだ一体…ひとつひとつのエピソードを切り貼りしたような感じというんでしょうか、
その辺の違和感をもう少しなくして欲しかったなあ…というのが正直な感想です。次回に続く



(C)ENTERBRAIN, INC./アマガミSS製作委員会



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