6月7日


今週の喧嘩商売(ヤンマガで連載中)が面白すぎてマジやばかったです
もうコンビニで立ち読みしながら笑いをこらえるのに必死でした

・とあるプロレス道場に入門した反町君
→ 同じ道場の大先輩レスラーに素質を認められる
大先輩「反町…お前は強くなるぜ…(遠い目)」
反町「何わけのわかんねー事言ってんだよ俺ら練習で汗かいたからダッシュでポカリ買ってこい」

ピッカピカの1年生(しかも初日)のくせに大先輩にポカリ買いに行かせる反町
体育会系の世界でなんつーメチャクチャ!しかもこのコマの反町が真顔すぎて吹かずにはいられない
たったの一話でこんなキャラ立たせる木多センセはすごいよな…この漫画読んでると時々本気で木多センセが天才に思えるから困る




アニメ感想:ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ第10話「五七五でラブラブ☆ぷりっ」

「ヒカル…」「アスカ…」

「ヒカル…!」「アスカ…!」

「ヒカル!!」「アスカ!!」

「ヒカルぅぅっ!」「アスカぁぁっ!」

「このトキメキどうしたらいいんだああああ!!」

「つかまえてごらんなさあああい!!」

「まてーー!!」

うふふふふあははははは

なぜリルぷりっの漫画とはこれほどにカオスなのか…(えー
この間の「ホントにホントなの?ホントにホント?」「ホントにホントならホントかもねー」もそうでしたが
りんご達の愛読してる少女漫画というのは内容がぶっちぎってますなあ

今回のこの恋愛漫画のヒカルとアスカなんですが、まず最初にお互いの名前を呼び合うシーンが
「ぬかるでないぞ幸村ぁ!」「お館様ぁ!」「幸村ぁぁぁ!!」「お館様ぁぁぁ!!」
「んゆっっきむるぁあああああああ!!」
「おぉおやかださばあああああああ!!」
と暑苦しくコミュニケーションする例の2人に思えてなりません:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

それに続くセリフもまた凄いですね
Q:このトキメキどうしたらいいんだ!?
A:つかまえてごらんなさい! まてー!
という答えになってない話の流れ…(えー  結局トキメキはどうしたらいいんですか!?
さすがリルぷりっの笑いのセンスは他のアニメとは一味違うな…次回に続く!

(C)SSJ/リルぷりっぐみ・テレビ東京 2010


6月5日

アニメ感想:極上!めちゃモテ委員長セカンドコレクション 第10話「モテレイン♪雨の日はデートびよりですわっ」

ふーむ、なんだか委員長の胸ってセカンドコレクションになってからはずいぶん増量したなと思うのは俺だけでしょうか(えー
だ、だって一期の時の委員長はこんなんでしたよこんなん!むう…やはり明らかに増量している…
バクマンで「この世は金と知恵」というマンガがありましたが、私はあれ風に言うなら「女は顔と胸」という
考えを持っているので、このバスト増量は素直に嬉しい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

あ、でもアニメの場合やっぱ声ってのも重要ですよね。
そうなると女は顔声胸で女はKKMとでも言うべきか(えー
女はKKM…どんな綺麗事やお題目を口にしてもそれが真実…(えー

(C)にしむらともこ/小学館・MMプロジェクト・テレビ東京





アニメ感想:ジュエルペット てぃんくる☆ 第9話「初めての試験でドッキ☆ドキ!」

「ええーっ!?し、試験!?魔法学校にも試験があるんだ…」

「当然でしょ?そろそろ校長先生から、課題の内容と受験者の発表があるはずだけど」

「うう…でも私、試験って好きじゃないし…」

「でも課題をクリアーすれば、ジュエルストーンがもらえるぞ」

ある日のこと、あかりが魔法学校の教室にやってきてみると、今日は普段の授業ではなく試験の日なことを聞かされてしまいます
なんでも校長先生の出すお題をクリアーすれば、ジュエルストーンがもらえる方式になっているとか…
うーん、ジュエルストーン稼ぎにはもってこいの設定ですね、試験と言うよりはジュエルストーンのボーナスデーって感じでしょうか

「えっ!?ジュエルストーンが!?」

「あかりちゃん!ジュエルストーンがもらえれば、一学年進級だよ!」

「そうかぁ!そうすれば私もミリアと同じ2年生になれるんだ!」

そしてあれほど嫌がっていたのに物欲に目が眩んでやる気満々のあかり(えー
ま、まあ話が早いから助かるっちゃ助かるんですが…しかしあかりってまだジュエルストーン1個しか持ってなかったんですね
確かジュエルストーンって「新しい魔法を覚えるごとに貰える」っていうのが基本のはずでしたが…
前回あかりは「12年に1人しか使えない」と言われる超貴重な呪文:鐘を直す魔法を習得しているのに、
あれでもジュエルストーン貰えなかったんですか!?それほどレアな魔法でもダメなんてなんというケチな!

それとも「鐘が壊れたって別に新しいの買えばよくね?」という意味で
利用価値がない魔法だと判断されたんだろうか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  なんて夢のない場所なんだジュエルランド…(えー

「それでは魔法試験の受験者を発表するぞーい!ジャーンジャーンジャーン!
 この3名に決定じゃー!」

「ミリアにゃー!」「あかりちゃんだぁ!」「サラだわぁ!」

「そして試験の課題は…これじゃー!」

ジャーンジャーンげえっ関羽!というわけで校長先生の独断で決定された受験者は、あかり・ミリア・サラの3人…
そして気になる試験の内容は、今朝校長先生のカラオケマイクを盗んで逃げ出した白サルを捕まえることだそうです。
お、おい、これって試験と言うより、単にめんどくせー雑用を丸投げしに来ただけなんじゃ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ともかくジュエルストーンのためなら雑用だろうと何だろうとやる気の3人、早速そのサルが逃げたという”迷いの森”へ向かいますが…

「よいか、この課題は必ず全員でクリアするのじゃ!一人でも抜けたら不合格!
 全員失格じゃぞぉ!」

「はあ…全員で…?」

「こーんな実験オタクとぉ!?」

「はん…子供のお守りは嫌」

「なんですってぇぇぇーっ!!」

しかし3人で協力しろと言われた途端、「キモオタ氏ね」「ゆとり氏ね」とみにくい言い争いを始めてしまった2人!
この2人ってこんなに相性悪かったのか…そういえばミリアって、この間もサラのことを
「あんな友達いないのに何が楽しくて学校来てるのか分かんなーい」なんて言い方してましたっけね。
普段からそんな態度を取っていたら、そりゃ仲も悪くなるか…

「足跡からして向こうに行ったようね、行くわよ」

「わぁー!さすがサラ、すごーい!」

「…(照れ照れ)」

「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!何よあかりったら、サラと二人で!」

「あ、ああ、ごめんごめん」

「あかりには私がいたらいいじゃない!サラなんて放っとけばいいのよ!
 サラみたいに研究にしか興味のないダッサい人には、こんな森がお似合いだわぁ!」

「…!」

「も、もうミリアったら!先に行っちゃったのは謝るから…!」

「やっぱり一人の方が早い」

「そ、そんなぁ、私はサラがいた方が心強いし楽しいんだけど…」

「そ…そうね(照れ照れ)」

「ふ、ふーん、そういうこと…あかりは私よりサラと仲良くしたいわけね!でしたらご勝手に!」

しかも単なるケンカではなくガチ百合的な意味で言い争いを始めた2人。あががああーっ!!
ちょ…ちょっと待ってくださいよ!前回のジュディといい2話連続でガチ百合回!?このアニメはそういう方向性で行く気なの!?
な…なんてこった…ミリアの方はまだ「のけ者にされるのが嫌」って感じの見方もできるでしょうが、
サラの方はもうまったく疑う余地がないほど百合丸出しだしな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

しかも何が悲しいって、私にとっちゃこのアニメで一番のお気に入りがサラだってことですよ!
その一番のお気に入り一番の百合キャラだとは…おお…大志Mk−2は深い悲しみに包まれた(えー
OP映像とか見てても「ぜひスリーサイズを」と質問されて「バカもの!」と吹っ飛ばす姿とかかわええなーと思ってたのに!くそァ!
というかサラって誕生日9月9日で俺とまったく同じなんですね、まったく何の因果か…

「(すたすた)ここは…?」

「キノコ族さん達が住んでる広場ねぇ」

「ひぃ…!?い、いいいい、嫌ああああーーっ!!キ、キノコは嫌!キノコは嫌ああああ!!」

「サ、サラ…?」

「嫌い…嫌い…!!大っっ嫌いいいいいい!!」

「な、なによあんた…キノコなんかのどこが恐いの?」

ゲェー!?このうえサラはキノコの事を(性的な意味で)忌み嫌っているという設定が明らかに!(えー
キ、キノコが大嫌い…これはもちろんキノコ=男という暗喩で言ってるわけですよね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
まったくそこまで男が嫌とは…ちょっとはナスとキュウリを丁寧に撫でまわす某ヒロインを見習って欲しいもんです(えー

「あ、あぁ…もうメチャクチャ…」

「こんなんじゃ試験に合格するなんて夢のまた夢じゃない、どうしろって言うのよぉ」

「どうしろって、それは…」

「3人で力を合わせなきゃ!みんなバラバラじゃ試験に合格できないよ!」

「う、うん!3人で力を…」

「冗談じゃないわ!誰がこんなオシャレのセンスもない実験オタクと!」

「いいカッコしいは嫌い…!」

「え、あ…」

「もうこんな試験やってられないわ!とっとと帰ってシナモンティーでもいただきましょ!」

結局3人がバラバラなまま遅々として進まない白サル探し…「一体どうしたらいいのよ」と思わず愚痴るミリアでしたが、
それが原因でまたしても険悪な言い争いが始まることに…そしてとうとうイライラが頂点に達したミリアとサラは、
さっさと試験をかなぐり捨てて迷いの森から帰ろうとしてしまいます

「そ、そんな…どうして…?ジュエルスターになるのがみんなの夢じゃない…!
 みんなでジュエルスターグランプリに行こうよ!私はミリアとサラと、みんなで夢を叶えたい…それなのに…
 どうしてミリアはそんなに自分のことばっかりなの…!?
 どうしてサラはみんなと仲良くしようとしてくれないの…!?
 こんなの嫌だよ!全然楽しくない!」

「あかり…」

「…」

「し、仕方ないわね…」

「一度だけなら…」

そんなバラバラな3人を繋ぎ止めたのは、あかりを中心とした百合百合パワーでした(えー
わんわん泣きながら「お前らもっと仲良くしろ」と言うあかりの姿を見て、「あかりが泣くんじゃあ仕方がないな」と思い直すことにした2人…
そして3人が力を合わせた途端、目的のサルは至極あっさりと捕まってしまいます。
百合パワーを発揮した途端こうも全てが上手くいくとは…やはりこの番組は百合推奨アニメなのか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「いやぁ一時はどうなるかと思ったが、3人とも試験は無事合格じゃ!」

「やったぁぁー!!」

「ま、当然ね!」

「ふふ…」

「見事課題をクリアーした証として、”調和”のジュエルストーンを授けよう!」

「わぁぁ〜!」

「これで2年生に進級だよ!おめでとうあかりちゃん!」

「ミリアは3年生だわ!」

「や〜ね、3年生になったくらいで大げさに騒がないでくれる?」

そして課題クリアの報酬にジュエルストーンをゲットしたことで、あかりのジュエルストーンは累計2個、ミリアは4個、サラは7個となる事に…
ちなみにあかり達の魔法学校では、それぞれ集めたジュエルストーンの数が
1個以下:1年生
2〜3個:2年生
4〜5個:3年生
6〜7個:4年生
8〜9個:5年生
(以下略)

という具合に決められているので、今回あかりとミリアは級が上がってサラはそのままなみたいですね
さらに級が上がると変身後のコスチュームも変化するようです。あかりはちょっとしたアクセサリーが変化した程度ですが、
ミリアは派手好きなせいか黄緑色の服がオレンジ色に代わってアクセサリーも増えまくるという結果に…
結構雰囲気がガラッと変わる感じですねえ、今後あかりやサラもミリアを真似して進級イメチェンしていくんだろうか
しかし進級のたびにそんなことやられたら、スタッフは正直超めんどくさいだろうな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

しかしこの3人の中で一番可愛いのは、やはりどう見てもサラだな…それだけに百合なのが惜しまれるぜ…
「トキ…病んでさえいなければ…」と何度も繰り返したケンシロウやラオウの気持ちが分かる:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!

(C)'08, '10 SANRIO/SEGA TOYS サンリオ・セガトイズ/ウィーヴ・テレビ大阪・ジュエルペット製作委員会





アニメ感想:薄桜鬼 第9話「修羅の轍」

「すう…すう…」

のっしのっしのっしのっし

「う…ん…?誰かいるんですか…?」

「うっひははははぁ!血をぉ!血をよこせぇぇぇぇ!!」

「えっ!?きゃ…きゃあああーーっ!!」

山南さんウイルスで新選組発狂の巻(えー
今回はいきなり冒頭から、とんでもない事態に巻き込まれていた千鶴!なんだこれ!ある日すやすやと普通に眠っていた夜のこと、
突然千鶴の寝室へとヒャッハーしながら飛び込んできた一人の変態…な、何が一体!?
この千鶴を夜這いにやってくる変質者ぶり、そして真っ白に色が抜けた髪、どう見ても山南さん病の典型的症状です:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「血をォ…!血をよこせェェーーッ!!」

ズバアアアアッ!!

「千鶴!こっちに来い、早く!」

「あっ…!?ひ、土方さん!?」

って、そんな千鶴のピンチに颯爽と土方さん登場!発狂した哀れな患者さんを止めるにはもはや殺す以外になく、
やむなくひと思いに叩っ斬って千鶴を救出!それにしても…こんな誰もが寝てるような真夜中に、千鶴の寝室へ一瞬で飛び込んでくるとは
土方さんも夜這いのタイミングを伺っていたとしか…(えー
この人は今までの話を振り返ってみても

・さんなんさんがあらわれた! 「だ、誰かー!!」「呼んだか千鶴ー!!」
・レイパーかざまがあらわれた! 「だ、誰かー!!」「呼んだか千鶴ー!!」
・こりないレイパーかざまがあらわれた!
「だ、誰かー!!」「呼んだか千鶴ー!!」
・へんしつしゃ(夜這い)があらわれた!
「だ、誰かー!!」「呼んだか千鶴ー!!」

と、千鶴が変態に襲われた時はいつでもどこでも一瞬にして駆けつけてくるお人ですからな…
これで「ガキには興味ねえ」みたいなこと言ってるんだから嘘つけとしか言いようがありません(えー
あんた絶対24時間態勢で千鶴のことを監視してるだろ!?なあ!

「申し訳ありません雪村君…私の監督不行き届きでんほおおおおおお!!」

「さ、山南さん!?」
って、なんとか山南さんもどきを倒したかと思ったらご本人キター!!
山南さんがあああああ!千鶴の寝込みを襲った部下の不始末を詫びにやってきたようですが、
ここでまた山南さんもいつもの発作発動!今斬られた部下とまったく同じようにトチ狂いながら、またしても千鶴に迫ってしまいます

「血ィィ…血がぁ…血が欲しいいいいい!!」

「くっ、山南さんまで血の臭いにあてられやがったか!!」

「(ぺろぺろ)あはぁ〜ああ…!あなたの血…もっとあなたの血がぁ〜…!」

「あ…ああ…!?」

もうどっから見てもキチガイすぎです山南さん(えー
さっきの夜這い男に腕を斬られて流血している千鶴でしたが、その千鶴の血をべろべろ舐め回しながら「あはぁ〜ん」と悦に浸る山南さん…
駄目だこいつ…早くなんとかしないと…
これには騒ぎを聞きつけてきた原田達も「山南さん…どうしてこうなった…」と、色々諦めている表情です
ともかくさっきの夜這い男もそうでしたが、この変態を大人しくさせるには殺す以外に方法がないわけで…

「くそ…!こうなったら仕方ねえ…!」

「ああ、一度にかかるぞ!」

「はっ!?私は一体なにを!?」

おれは しょうきに もどった!!って、な、なんじゃああ!?マジですかこの人は!
原田たちが一斉に飛びかかろうと身構えたその時、「いっけねぇまたやっちゃった」と正気に戻った山南さん!
あれほど真っ白になっていた髪も一瞬にしてこの通り…なんなんだ一体…元に戻ったのはいいですけど、人騒がせにもほどがありますよ!

「局長、女性の客人が見えております。雪村君を訪ねてきているのですが、ぜひ他の方々にもと…」

「えっ、私に…?あっ!?お、お千ちゃん!?」

「千鶴ちゃん、あなたを迎えに来たのよ!
 時間がないわ、すぐにここを出る支度をしてちょうだい」

「えっ?えっ?そ、そんな藪から棒に言われても…」

「お、おい、俺達にも分かるように説明してくんねえか?」

そんな夜這い騒ぎからしばらく経ったある日のこと、今度は千鶴を訪ねて一人の娘が新選組の屯所にやってきていました
その娘とは、この間斎藤が「安心せい、峰打ちじゃ」と暴漢どもから助け出した千姫という少女…
やって来るなり「私と一緒に逃げよう」などと妙なことを言い出した千姫でしたが、詳しくその事情を問いただしてみると…

「風間千景という男をご存知ですね?」

「ああ…何度か俺達の邪魔してくれた…」

「確か薩摩の仲間だよな」

「うむ、彼は自らを鬼と名乗っているそうだが…」

「私も鬼なのです」

「ええっ!?」

なんと「私はLです」みたいに千姫の口から飛び出した衝撃の事実!レイパー風間や千鶴と同じく、
この千姫もまた鬼の末裔なんだとか…というか千景・千鶴・千姫って、鬼の血を引くキャラはみんな名前に千が入ってるんですねえ
それと「女の鬼はレアだから」って風間は千鶴を狙ってるわけですが、この千姫も女の鬼だってんなら
コイツを差し出せば千鶴はあのしつこいレイパーから解放されるんじゃ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「こちらは古き鬼の血筋、鈴鹿御前の末裔にあたられる千姫様…
 そして私は、姫様に代々お仕えしている忍びの者…」

「あ、あれっ!?そういえばあんた、島原にいた…君菊さん!?」

「なるほどな…やけに愛想がいいと思ったが、最初から狙いは新選組の情報か」

「んふっ…」

「古来より時の権力者達は、鬼の力に目をつけ利用しようと狙って来ました…
 しかし人との交わりが進んだ今では、血筋のよい鬼はそう多くはありません。
 西国では風間…そして東で最も大きな鬼の家が、雪村家なのです」

「ええっ!?」

「血筋のよい、しかも純血の子孫同士が結ばれれば、より強い鬼が生まれる…」

「それが風間の狙いか…」

そして千姫の口から次々と語られる鬼の情報の数々…その中でも、やはり一番注目してしまうのは風間の目的でしょうか
まさかガチで千鶴と子作りする気満々だったとは…(えー  マジかよ風間さん、最高すぎだろ
今までは冗談半分で、風間はいつも「千鶴は俺の嫁」みたいなこと言ってるなーと思ってましたが超本気だったなんて!
千鶴との会話も、あれが風間流の口説き文句だったんだろーなと考えると胸が熱くなるな…風間さん面白すぎるわ

ともかく千姫が千鶴を連れ出そうとしたのは、そんな風間の魔の手から千鶴を守るためということのようです
しかし守ってくれる人と言うなら、すでに頼れる男たちが千鶴の周りにはごろごろいるわけで…
結局千鶴は千姫の申し出を「間に合ってます」と断り、今後もこの屯所で暮らすことを選ぶのでした

「千鶴ちゃん…忘れないでね、私はあなたの味方だから!」

「うん…ありがとう!」

「ククク…迎えに来たぞ、千鶴…」

噂をすれば婚活に熱心な風間さんキター!!(えー
今日も「千鶴たんは俺の嫁だお」などと意味不明な供述を繰り返しつつ、新選組の屯所を強襲する風間!
ちなみに風間と一緒にいるのは、銃使いの不知火拳法使いの天霧、この2人も鬼の一族であります

「お待ちしていましたよ…あなた達鬼のお相手は、我ら羅刹隊が致します!」

「「「ヒャッハアアアアア!!」」」

って、そんな風間たちを屯所で待ち受けていたのは、山南さん率いるマジキチ隊士部隊!
量産型山南さん…完成していたの!?(えー
なんというかこいつら…千鶴を守る正義の部隊のはずなのに、見た目からして妖怪にもほどがある:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
目を合わせただけで呪われそうですよ!恐すぎだろオイ…しかし精神的にはアレでも、戦闘力はかなり強化されているはずですが…

「例のまがい物か…!」

ズバッドバアアアン!!

「ギャハァーーッ!!」

「フン…急所を突けば脆いものだな」

「まったくです…こんなものを造り出すとは酷い事を!」

「くっ…!やはり本物の鬼はすさまじい!」

って、こんな人間をやめちゃった人達にも関わらず、バッタバッタと簡単に倒されていくマジキチ部隊!こいつら使えねえー!!
それどころか「こんな非人道的な強化兵を造り出すとは許せん」と天霧の怒りを買ってしまう始末です
返す言葉もございません(えー  山南さんはマジキチ部隊にひどいことをしたよね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ちなみにこのマジキチ部隊や山南さんは、「人工的に鬼の力を得られる秘薬を飲んだ強化人間」であります
だから元々鬼の一族な風間たちからしたら、「鬼の真似事をしてトチ狂ったまがい物」ということになるわけですな
ジョジョで言うところの石仮面かぶった吸血鬼が山南さん達、そして究極生物が風間たちって感じです

ドカアアアアッ!!

「山南さんっ!こいつは俺が仕留める!」

「ふん…来たか、面白い」

「新選組の屯所に踏み行って…これ以上好き勝手させるわけにゃ行かねえんだよッ!!」

とその時、そんな頼りにならない山南さん達に代わって、風間達との戦いに身を投じる土方達!
風間とは土方が、不知火とは原田が、天霧とは永倉がそれぞれタイマンを挑み、3人とも互角以上にやり合っております
ドーピングもしてないただの人間なのにこの強さ!人間やめたのに頼りにならないマジキチ部隊って…(えー

ビュバッキイイイイイン!!

「ちっ…!」

そんな主力3人の中でも圧倒的に土方さん強し!風間と激しい斬り合いを続けながらも、その中で渾身の一刀を放ち
ついに風間の愛刀を一刀両断!うひょー土方さんかっこいいぞ、普通の人間が超人を圧倒するというのはやはり燃えますな

「貴様は鬼ではない…何故これほどの力を…何者なのだ、お前は…!!」

「ただの…人間だ!!」(えー

というわけで勝負あったに見えた二人の死闘でしたが、どっこい折れた刀を気にも留めずにさらなる猛攻を仕掛ける風間!なにィー!?
土方とて気を抜いていたわけではありませんが、予想を超えた風間の凄まじい攻撃に対応が遅れてしまう!
それでもなんとか風間の猛ラッシュを防いではいましたが…

ガッキイイイイン!!

「つうっ!」

とうとう一瞬のスキが生まれたところを風間に突かれ、愛刀を弾き飛ばされてしまう土方!
それでもさすがの土方は、すかさず間合いを取って今度は脇差での勝負に出る!
しかし風間もやはり勝負どころを知っています、土方が脇差を抜くより速く一気に間合いを詰めていき…!?

「やめてええええーっ!!」

「なっ…!バカ野郎!!余計なことを!!」

って…(゜д゜;)え、えーーーー!?なんなんだこの唐突なラブシーンは!!(えー
土方の危機にいてもたってもいられず、なんと自分の刀をひっさげて飛び込んできた千鶴!…ってそこまではいいんですが
この思いっきり抱き合って身動き取れないポーズは一体なに!?なんで急にこんなイチャイチャしてるの!?(えー

「…」

そんな目の前に突然生まれたイチャイチャ空間に、さすがの風間さんも「えー」という感じで固まっております:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
はっ(゜д゜)ま、待てよ、風間のような「○○は俺の嫁!」というタイプは、そういう自分のひいきにしているヒロインが他の男とイチャつくと
「裏切られた!騙された!今まで買った関連グッズ全部燃やしてくる!ビッチ死ね!!」すぐに発狂するタイプだから
これは風間にとっては物凄い精神攻撃になっているのかも:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ハッハッハッハ!風間〜、フラれちまったな!」

そしてこの絶妙のツッコミである  完全に俺の気持ちを代弁してるよ不知火!
完全に風間より土方の方を選んだ千鶴を見て、「いや〜風間くん今日の婚活は失敗っすね」と声をかけてやる不知火。
それに対して風間は「ふん…興が削がれた(´;ω;`)」負け惜しみを言いながら退散して行くのでした。いかん…こいつら面白すぎる

「大丈夫か、千鶴!」

「は…はい…でも…わ、私のせいで皆さんが…」

「そんな顔するなって…男が女を守るってのは正義だ、
 お前がいたから俺達は普段の何倍も力が出たんだ。土方さんも新八もな」

そしてようやくレイパー風間の脅威は去ったものの、今になって死闘の恐怖がドッと押し寄せてガクガク震え始めてしまった千鶴。
そんな千鶴にフォローを入れにやってきたのは原田でした。前回千鶴が落ち込んでた時もそうでしたが、
この人気配り兄さんって感じでかっこええですなぁ。というか原田も永倉も、不知火や天霧相手の戦いを無傷で乗り切ったのね…
やっぱりこいつら、一瞬にしてバサバサやられまくってたマジキチ兵士達より遥かに強いんだなぁ

「は…原田さん…皆さん…ありがとうございました…!」

「…(すたすた)」

「はは、土方さんもよくやったってさ」

「…はい…!」

そしてやはりというかなんというか千鶴が可愛すぎてやばい。これはもうやばいマジやばい
こんな目をうるうるさせた姿を見てしまったら「普段の何倍も力が出た」とか「千鶴は俺の嫁」とか言い出すのも分かりますわな。
さて、ともかく今回は引き返してくれたわけですが、婚活に熱心な風間さんはこれで諦めてくれたのかどうか…次回に続く!

(C)IF・DF/「薄桜鬼」製作委員会


6月4日

アニメ感想:おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜 第10話「5回裏2対5」

「で…4番は1球目で、三橋に首を振らせて」

(…振らせて…?)

「外のボールになるシュートを2球続けて、3球目は同じコースにまっすぐです」

「…うん。ねえ、首を振らせるサインがあるの?」

「(うっ…やべ)さ、さっき作りました。俺の配球読まれてるくさいから、目眩ましになるかと思って…
 三橋は全部うなずくだけなんで」

「うなずくだけ!?全部!?」

「ひいっ!?」

冒頭の場面、タイトル通りに2−5の3点差で5回の裏を迎えていた西浦。
阿部達も1・2回で4失点をかました後は、3・4・5回と互角の駆け引きでなんとか1失点に抑えていました
このペースで行けば、なんとか逆転の望みは繋げられそうですが…しかしここにきて、三橋が阿部のリードに絶対服従なことが
モモカンにバレてしまい、「お前単なる阿部の操り人形じゃねーか!」と激しい怒りを買ってしまいます

『首振る投手は大嫌いなんだ。俺の言う通りに投げろ』

(…三橋が首振んねえのは、一番最初に俺がそう言ったからだ…投手にそんなこと言うのはおかしいんだ…)

そんなモモカンの怒りを買ってしまったことで、改めて自分と三橋が不自然な関係であることを自覚してしまった阿部。
そもそもこんな関係の始まりは、自分が三橋に「首振ったら許さんから」という勝手なエゴを押し付けてしまったからでした
今となってはそのことを反省している阿部は、そんな自分の失言を取り消そうとしますが…

「…なあ三橋、最後の打者ナイピッチな」

「あ、あ、阿部君のおかげだよ!お、俺言うとおりに投げられるから!」

「お、おお」

(…こいつは今、なんの不満もねえんだな…わざわざ訂正してやるまでもねえよ…)

しかし、元々まったく首を振る気のない三橋を前にしてしまうと、なかなか言葉が出て来ない阿部…
そう、二人の関係は阿部一人が悪いわけじゃなく、三橋も阿部のリードを崇拝しすぎているのです。
三橋は中学時代に自分の武器をさっぱり生かせず、年がら年中ボロクソに打たれまくっていたヘボピッチャー…
それが高校では阿部のおかげで強豪校とも渡り合えるようになり、まさしく神のごとく阿部のリードを崇拝しているわけで…

カキイイイイイン!!

「いよっし!4点目ぇ!」

って、三橋と阿部の間にそんな問題が浮上する中、美丞のピッチャーを捉えて着々と点を入れていた西浦打線!
田島のタイムリーヒットで3点目、花井の犠牲フライで4点目が入り、これで美丞との差も一気になくなる4−5…
いよいよ試合もどちらに転ぶか分からなくなってきました。三橋と阿部の関係にしても、別に今すぐ解決が必要な問題でもないでしょう
残るは4回、守りの方も今の調子でいけばきっと逆転のチャンスが…

ズザアアアアアッ!!

「…っ!!う…ぐっ…!!」

「あ、阿部!?タ、タイム!」

「い、いや…大丈…くっ…ぐ…!」

「すいません、治療の時間もらってもいいですか!?三橋、一緒にベンチまで連れてくぞ!」

「あ…阿部…君…」

ところがそんな西浦に最悪の事態発生!6回の表、守りについている阿部に突如降りかかった不幸な事故…
本塁クロスプレー、滑り込んでくるランナー、逸れてしまった阿部への送球…そんな要素が積み重なった結果、
ランナーに乗り上げそうになった阿部は、無理にそれを避けようとして足を痛めてしまったという…

《お客様にお知らせいたします。阿部君の治療のため、しばらくお待ちください》

「ヒザの捻挫ですね…痛いでしょう」

「……っ……痛くないっすよ。捻挫ですよね、テーピングしてもらえますか?」

「阿部君、立てる?」

(くっ…気合入れろ…!)

すくっ

「左足…体重かかってないよね。足がつけないなら、まず間違いなく”U度”以上だね…
 今動いたら確実に悪化するし、だいいち痛くてしゃがめないでしょう」

「やれますっ…!!」

「…やれないよ。やっと立ってるような人が何言ってるの。田島君、防具つけて!」

「…」

強がりを言ってプレーを続行しようとする阿部でしたが、モモカンは阿部のケガがどれほど重いかを見抜いていました。
ちなみにU度というのは捻挫の度合いのことで、捻挫と言っても靭帯に裂け目が出来てしまった状態のことです
まあこれは原作でモモカンが言ったことの受け売りなんですけど(えー

とにかく今の阿部は、捻挫と言うより靭帯損傷という大ケガを負ってしまった状態…
とても試合なんて続行できる状態ではなく、モモカンは責任者らしく淡々と田島に代役をするよう命じます

「三橋君も、すぐマウンドに戻ってキャッチボールしなさい」

「え、あっ…う…」

がしっ

「…」

「え…?」

いまだに阿部が交代するという事実が受け入れられず、頭がパニックでモモカンの指示も頭に入ってこない三橋。
しかしその時、「俺を置いていくな」と言わんばかりに、阿部が無言で三橋の腕を掴んでしまいます
頭の中がグチャグチャだった三橋でしたが、そんな阿部の姿を見ているうちに少しずつ冷静になってきたようで…

「あ、阿部君、座って…ア、アイシング…だよ」

「…」

「ア、アウト…あと2つ、取ってくる…よ」

「…」

こんな状態の阿部に無理なんてさせられない、今は阿部のためにも自分が踏ん張らなきゃいけない、そう思ってベンチを後にする三橋。
阿部も「やれます」と強がってはいても、それが無理なことは心のどこかで分かっているのか、
とうとう三橋の手を放してベンチで治療を受けることに…



しかしこんな時になんですがぴっとり田島にすり寄るモモカンハァハァ(えー
この図は正直「あててんのよ」としか言いようがない状況だと思うんですが、田島は冷静でいられるのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「いよーっし…!」

「田島君っ!(ぐわしっ)」

「のわっ!?」

「ストライク、ボールの指示は私が出すから、
 他は打者に近いあなたが考えてリードしてちょうだい!頼んだよ!」

「ウ…ウス!」

そんな田島があててんのよ状態で何を言われているかというと、要するにリードの半分はモモカンが担当するということでした
田島は一応キャッチャーの守備練習くらいは積んでいるものの、試合となるとまだ練習試合ですらキャッチャー未経験なズブの素人…
つまり、打者を相手に配球を組み立てるのはこれが初めてということです
それをこの厳しい試合でやるとなると、正直リードの半分だけでも荷が重いところですが…
この先西浦は、果たしてどこまで美丞を相手に食い下がっていけるんでしょうか。次回に続く!

(C)ひぐちアサ・講談社/おお振り製作委員会





アニメ感想:イナズマイレブン 第84話「手に入れろ!世界への切符!」

 

「ゴッドブレイク!!」

「正義の鉄拳!!」

バッチイイイイイン!!

「…さすがだね…!」

前回立向居に代わってついにピッチに現れた円堂、今回は冒頭からゴッドブレイクやら何やらと強力な必殺シュートに晒されていましたが、
自慢の正義の鉄拳でなんとかゴールを守り続けていました。予想以上に強いぞ正義の鉄拳!

それはいいんですがムゲンザハンドとはなんだったのか(えー
この韓国戦で正義の鉄拳>ゴッドブレイク>ムゲンザハンドなことが確定して、
しかも正義の鉄拳は「この先の世界戦じゃ役立たず」だとか言われてますから…
もうムゲンザハンドが終了のお知らせすぎて立向居はこの先どうしたら…l:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

《おっとアフロディ!この体勢はまたもゴッドブレイクかぁーっ!?》

「「「カオス!!ブレイクウウウッ!!」」」

「な、なに!?」

ギュゴオオオオオオオオ!

「くっ…!正義の…!ぐわー!!」

ズッバアアアアアン!!



とか言ってたらゴッドブレイクをも超える技キター!!ガゼル・バーンも連携に加わった三人技カオスブレイク炸裂!
真ゴッドノウズ、ゴッドブレイク、カオスブレイクと、この試合のためにてるみが新開発してきたシュートはこれで3つ目!
どんだけ新技開発に余念が無いんだてるみ…これには正義の鉄拳も軽くブチ破られ、
韓国勝ち越しのゴールに突き刺さってしまいます。点差はこれで2−3、また日本が劣勢に陥ることに…

それにしてもこのカオスブレイクって、シュートの瞬間バーンの蹴りがてるみとガゼルの蹴りをすっごく邪魔してるように見えるのは
俺だけなんでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  明らかにバーンだけ蹴りがあさっての方向を向いてないですか!?ねえ!?

「くっ…とにかく上がれ!全員で押し上げるんだ!」

「飛鷹ぁっ!」

パシイッ!

「えっ、あ…?あ…?(オロオロ)」

ともかくこれ以上カオスブレイクを撃たせないためにも、前線でプレスをかけてゴールへ寄らせまいとする日本!
しかし今日まるでいいところのない飛鷹が、またしてもここでイージーなミスを…
鬼道さんからボールを受けて「えっえっ?どうしようどうしよう」とオロオロしているうちに、あっさりとバーンにボールを奪われてしまいます
みんな前線に上がっているために痛恨のカウンターを受けてしまう日本!もはや勝負の行方を決めるカオスブレイクが再び放たれることに!

「「カオス!ブレ…」」

「撃たせないッ!!」

シュバアアアアアッ!!

「な!?」

ってここで風丸キター!!なんとー!?アフロディ達の必殺技バンクが始まったにも関わらず、
ばひゅーんと凄い勢いで飛んできてボールをかすめ取ってしまう風丸!い、いや、絶体絶命のピンチを救ってくれたのはいいんですが
そんな変身中のヒーローを「バカめスキだらけだ!」と攻撃して倒すみたいな真似するのはちょっとどうかと…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
このガゼル・てるみ・バーン達の「ちょ…あいつルール違反だろ…」と言いたげな切ない表情ときたら…(えー

「飛鷹ぁーっ!」

パシイッ!

(く…!ここは決めてやる!)

ぶうううううん

「な…あ…!」

ってうわああああ!!せっかく風丸が自分のミスをカバーしてくれたというのに、またしても痛恨のミスを重ねてしまう飛鷹!
風丸の奪ったボールが飛鷹へパスされますが、なんと飛鷹は不覚にもキックを空振り…
転々と飛鷹の後ろへ転がっていったボールは、ゴールラインを割って韓国にコーナーキックのチャンスを与えてしまいます
今日の飛鷹は何から何まで失敗ばかり…もはや完全に萎縮した飛鷹は、精神的にドン底となり顔面蒼白になってしまいます

「(ぐわんぐわんぐわん)う…う…あ…!くそぉぉぉっ…!!」

「何を恐がってるんだ、飛鷹!」

「キャ、キャプテン…」

「いいか飛鷹、失敗したって格好悪くなんかないんだ。
 もっと格好悪いのは、失敗を恐れて全力のプレーをしていない今のお前だ!!」

「…う…」

「思いっきりプレーをしてみろ、失敗したっていいじゃないか!
 今のお前を全部プレーにぶつけてみろよ!」

本気のプレーで失敗するのはいい…
だが、やる気のないプレーだけは
絶対に許さない!!
(えー

というわけで、今にも消え入りそうな飛鷹の背中に向かって檄を飛ばす円堂!
そんな円堂の言葉を受けて、飛鷹も再びやる気を取り戻したようですが…それにしても、優しい円堂に説教してもらってよかったですね
これが豪炎寺だったら、言っていることは同じなのに悶絶間違いなしの腹シュートまで一緒についてくるわけですから…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ふんっ!」

ズバアッ!

《ああっとまたも来るかカオスブレイクーッ!!》

「おおおおおおおーっ!!」



「しんくうまぁぁーっ!!」

シュゴオオオオオオ!!

「ぐううっ!?」

「あ、あれは蹴りのトビーの必殺キック!しんくうまだぁっ!!」

「すげーぜ飛鷹さぁーん!!」

そして迷いを吹っ切った飛鷹の必殺ディフェンスがアフロディに炸裂!
これまでの試合でも、未完成ながら凄まじい威力の片鱗を見せていたあの蹴りがついに完成!
アフロディさえ軽々と吹き飛ばしたその技の名は…しん…え、しん…?しんくうま?でいいんですよね、どういう意味…?:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

てっきり真空波の聞き間違いかと思いましたが、どうもしんくうまで間違いないようです。しんくうま…?どういう漢字で書けばいいんだ?
真空真?真紅馬?真クマー?どうしよう全然分かんないぞ(えー

「よーしみんな!速攻だ!」

「行くぞォッ!!流星ブレード!V2!!」

「大爆発…ぐわー!!」

ズッバアアアアン!!

《ゴ、ゴォォォール!!飛鷹のカットからのカウンターで、
 イナズマジャパン同点に追いついたぁーっ!!》

ともかくそんな飛鷹の新必殺技を起点に、勢いよく韓国ゴールへ向けてのカウンターアタックを仕掛けた日本!
そのチャンスを生かし、見事に同点のゴールをもぎ取ったのはグラン!このところ流星ブレード撃っても撃っても止められまくるという
哀れな役回りのグランでしたが、ここにきてしっかり技を進化させてきましたね。なんにしろこれで点差はなくなり3−3…
さらに勢いの止まらない日本は、その後も一気に韓国陣内へ攻め込み、豪炎寺と虎丸に合体技を披露するチャンスが…

「豪炎寺さん!あれを!」

「よし!」

「「タイガー!ストーム!」」

ばひゅーん

「くっ…!?」

これで決まりだー!とばかりにタイガーストームを撃ち込む二人でしたが、またも豪炎寺のタイミングが狂ってボールはあらぬ方向へ!
何やってんだよ豪炎寺!これで豪炎寺がタイガーストームを失敗したのはこの試合3度目です
さすがにミスりすぎだろ豪炎寺…父親のことで悩んでるから仕方ないとはいえ、こう何度も同じミスが続くと
仏の顔を三度までという名セリフを知らないのかよと視聴者の怒りが有頂天に:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「豪炎寺ィィッ!!」

バッシイイイッ!!

「…!?」

「行けッ!!俺達の挑戦が、このまま終わっていいわけがないだろう!」

「…ああ!」

しかし、それでも豪炎寺に向けて強い気持ちのこもったパスを撃ち込む鬼道さん!こ、これは熱い展開!
鬼道さんも、豪炎寺がこの試合にかける特別な思いに薄々気づいているんでしょうか、
まるで「この試合を決めるのはお前だ」と言わんばかりの情熱がこもったパス、
その気持ちに応えるべく、豪炎寺は再びタイガーストームの体勢に入る!

「行くぞ!虎丸ーっ!!」

「はいっ!!」

「「タイガー!ストーム!」」

ばひゅーん

「なっ…」

「ど…どうしちゃったんですか!?豪炎寺さん!」

やっぱダメでしたァー!ってなんだそれー!!なんとこれでもまだタイガーストームをデタラメな方向へすっ飛ばす豪炎寺!
おま…この試合だけでもう4度目ですよ4度目!海より広い私の心もここらが我慢の限界よ!(えー
あれだけお膳立てされてもまだダメだとは…正直グランの流星ブレードV2風丸の竜巻落としでも十分韓国から点は取れるので、
もう豪炎寺は放置してさっさとグラン達にパス回した方がいい気がしてきた:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「豪炎寺ッ!!お前それでもエースストライカーか!!
 どんな時だって俺達は悔いのないサッカーをしてきた!
 この試合だってそうだ!!」

「円堂…」

「お前の親父さんにも見せてやろうぜ!サッカーの素晴らしさをさ!!」

って、そんなふがいない豪炎寺の空気を一変させたのはやはり円堂!
さっきの飛鷹の時もそうでしたが、キャプテンとしての自覚に目覚めたせいか今日は絶好調ですな
まるであむちゃんが乗り移ったかのようなスーパー説教タイムのキレの良さですね(えー

(そうだな、円堂…俺は何を悩んでいたんだろうな…
 この先俺がどういう道へ進もうと、俺のサッカーへの気持ちは変わることはない…
 お前達が仲間であることも、変わることはない…!
 それで十分だ!今日もいつも通り、全力で勝利を目指すのみだ!)

「虎丸ゥッ!!今度こそ決める!ついて来い!」

「はいっ!!」

(俺が…!こいつらを絶対に世界へ送り出す!絶対に!!)

「「タイガアアアアアーーッ!!ストオオオオオーームッ!!」」

「大爆発ぐわー!!」

ズドバッゴオオオオン!!

そしてようやく炸裂した二人の合体技タイガーストーム!相手キーパーの大爆発張り手をものともせずに逆転のゴールに突き刺さる!
しかし5発目までの道のりは正直長かった…この技ってもともとは
「1人だと常に100%の力なんて出せないから、2人で安定して100%の力を出せるようにする技」って話だったのに
なんとも安定感とは程遠い技になっちまったな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

《ぎゃ…逆転ーーっ!!イナズマジャパン、豪炎寺と虎丸の合体技で
 ついに逆転だぁーーっ!!残り時間もあとわずかーっ!!》

「…まだだ…!まだだァァーーッ!!」

ドドドドドドドド!!



しかし今の逆転劇で日本の勝利が決まったかに見えたその時、鬼気迫る雄叫びを上げて最後の攻撃を開始したチェ・チャンスウ!
ホイッスルが鳴るまでの数十秒に賭けた決死の猛攻撃!そんな執念でゴールへの道をこじ開けたチェ・チャンスウは、
アフロディ達のカオスブレイクで最後の勝負に出る!

「「「カオス!!ブレイクウウウッ!!」」」

ギュゴオオオオオオオオ!

「キャプテン!」「「「キャプテェェェンッ!」」」「円堂ーっ!!」

「守る…!この1点…!絶対に守ってみせる!!俺は絶対…!絶対!!
 みんなと世界に行くんだァァーーッ!!」



「怒りのォッ!!鉄槌!!」

ゴッバオオオオオオン!!

って、ついに円堂の新必殺技キター!!その名も怒りの鉄槌!というかずいぶん唐突に覚えちまったなオイ!(えー
以前から技のフォームで悩んでた円堂ですが、最終的に上からどかーんとハンマーパンチを振り下ろす技になったんですね
「手の形を変える」って発想は別に意味はなかったみたいだけど…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ピッピッピイイイイッ!!

《よ…予選突破だああーっ!!世界への切符を手にしたのは、
 激闘を制したイナズマジャパンだぁーっ!!》

「いやったああああーーっ!!」

「勝ったねお兄ちゃーん!これで世界大会に行けるんだねーっ!」

「…ああ…!」

ともかく円堂の怒りの鉄槌がカオスブレイクを粉砕し、ついに4−3で韓国を下した日本!
これでイナズマジャパンもアジアを飛び出し世界の舞台へ…この快挙にチームの誰もが歓喜の声を上げていましたが、
ただ一人複雑な表情をしているのはやはり豪炎寺でした。これでもう自分はサッカーと別れることになる…
そう考えるとしんみりしてしまうのが当然ですが…

「あっ!?お父さーん!応援に来てくれたんだね!」

「え…?」

「…」

「父さん…ありがとう」

「これで彼らを世界に送り出すことが出来たな」

「…はい」

と、そんな豪炎寺の前に姿を現したのは豪炎寺父!どうやら一応この試合を観戦に来てくれていたようですが…
今回の試合で、少しはこの頑固親父の心境も変わらなかったんでしょうか?
豪炎寺はというと、「お前のサッカーもこれで終わりだな」今にも言いそうな親父の言葉に身構えていますが…

「しかし彼らにはまだ、お前の力が必要なようだ」

「えっ…?」

「修也、歩いて行くがいい。お前はお前自身の道をな」

なんっじゃそりゃあああああああ!!す…少しどころか完全に心変わりしてるじゃねーか!!
この物分かりの良さは一体なに!?「サッカーを好きなだけやるといい」だなんて悪いもんでも食ったのか!?(えー
あんだけ「サッカーやめろ今すぐやめろ」「人の命を救えないサッカーなんて無意味」「医者の道を断ることは許さん」とか
さんざん言いまくっておいて、こうも簡単にコロッと心変わりするなんて…なんだってんだ一体…

その辺の豪炎寺父の心境について、まったく描写がなかったのは正直不満ですねえ。これだけ引っ張ってきた問題なんだからさあ
しかし次回予告に関して言えば、染岡さんとお嬢のダブル帰還という頭がフットーしそうだよおっな内容だったので
とにかく今は来週に期待したいと思います。次回に続く!

(C)LEVEL-5/FCイナズマイレブン・テレビ東京


6月3日

アニメ感想:遊戯王5D’s 第112話「紅蓮の悪魔」

「ジャック…オレはただ、その力に頼った戦い方をもう一度見つめ直して欲しいと…」

「オレは力を捨てぬ!!」
「こんな事でオレから力を、パワーを奪ったなどと思うなぁ!!」
「オレの力が…パワーが、あいつに通用しなかった!?
 いいや違う!断じて違う!あのままデュエルが続いていれば、
 オレのこのパワーで全てをこっぱみじんに粉砕していたはず!!」
「オレの欲する物だと?知れたこと!オレは力が!何者をも打ち破る圧倒的な力が欲しい!」
「我に力をー!!」
「オレに力を与えろー!!」
「オレの答えは決まっている!力でパワーで押し切って、こいつに勝ぁぁぁつ!!」

ジャックがパワーバカすぎて呆れるしかないでござるの巻(えー
今までの話でも散々「弾幕はパワーだぜ」と言い張って、攻撃力の高いモンスターばかり並べたパワーデッキを愛用してきたジャック。
しかし最近ではパワーバカな戦法とみっともない敗北シーンがすっかり板についてしまい、完全に遊星やクロウのお荷物と化しているわけですが…

それを見かねたボマーさんが「もうそろそろパワーデッキは卒業しなよ」とアドバイスをしてくれたわけですが、
それに対するジャックの反応はご覧の通りの発狂ぶり。
パワー、パワー、パワー、パワー…モンスターの強力さだけに目が行っている今のジャックでは、
今後活躍する場面がまったく想像できません。やはり今のジャックに一番ふさわしいのはこの一言か…

ジャック・アトラス!!
貴様はしょせん付け焼き刃の
エセデュエリスト!!
強力なモンスターのみに頼った
愚かなデュエルだ!!
如何にモロいか教えてやる!!
(えー

というわけで教えてやってくださいよ社長!まあそう言う社長自身もバリバリのパワーデッキ使いなんだけど
このセリフがかっこいいから許します:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!

(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS


6月2日

・次回でようやく染岡さんとお嬢がひさしぶりに登場しますね


(C)鳥山明/集英社

染岡さんだ!染岡さんが
やってくるぞーーっ!!
かならずやってくると思っていたぞ!!
待たせやがって!!
(えー

次回いよいよ染岡さん&お嬢登場!!うおおおおおあああああおおおおおおお!!
や、やっと…やっとだよ…やっと俺の好きな二人が帰ってくるよ!しかも二人同時にだなんてこいつは嬉しすぎる!
もうこの予告だけで早くもテンション
MAXですよええ、しかしよくよく見てみると吹雪が松葉杖ついてるのが気になるな…
もしかしてケガした吹雪と入れ替わりに染岡さん参戦ってことなんだろうか…マジかよ吹雪…
「ごっめーんちょっと衆議院内閣委員会でコケただけだから」とか
それぐらいのジョークで済ませてくれると
いいんだが:;y=_ト ̄|○・∵.

(C)LEVEL-5/FCイナズマイレブン・テレビ東京


ダリア知らないだって−!?結構メジャーな花だと思うんだけど、まぁ男の子だと知らないか。

男の子!男の子って言われた!いやぁ嬉しいなぁ、二十代後半にもなると「お兄さん」とか「男の子」とか言われるたびに
「あぁよかった…俺ってまだおじさんじゃないんだ…」と安堵するようになりますね。ちなみにまだおじさんと呼ばれたことはないですよ
今になってみると、みのもんたに「お嬢さん」と呼ばれて喜ぶおばちゃん達の気持ちも分かったような気が…
あっすいませんダリアの情報ありがとうございます:;y=_ト ̄|○・∵. ターン




アニメ感想:爆丸バトルブローラーズ ニューヴェストロイア 第13話「罠」

「兄さん…」

今回の冒頭の場面、またしても「兄さん…」とつぶやきながら兄さん兄さん病を発症していたミラ。
もはやいつもの事すぎて「まただよ(笑)」という感じですが、結局前回目撃したスペクトラの素顔は
ミラにとってどんな印象だったんでしょうか?

(スペクトラはやっぱり…兄さんだった…

え…(゜д゜ )え、えええええええ!?結局あれって兄さんだったのかよ!
スペクトラが仮面外して顔合わせたのにやけにお互い反応薄かったような気がするけど
本物の兄さんってことでよかったんかい!まったく…私にはマユゲしか共通点が見つからなかったから実感がなかったよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

《マルチョ…シュン…助けてくれ…》

《エース…苦しい…助けて…!》

「えっ…!?ダ、ダンさん!?」

「これは…?」

「ミラ!?お前なのか!?」

「ダ、ダンさん、どうしたのでございますか!?今どこに!?」

《次元の狭間だ…ワンダーレボリューションに帰ろうとしたのに、
 次元のゲートに捕まって抜けられなくなっちまった…!早く…早く助けてくれ…!》

一方その頃、ダン達が人間界に来てしまって爆丸世界に取り残されたままのマルチョ達でしたが…
なんとその時、この間のルノの時と同じように、ダン達の声がマルチョ達の周囲に響いていました
話を聞いてみれば、やはりルノと同じく爆丸世界にやってくる途中で、次元の狭間に落ちてしまったそうですが…

《助けて…助けてエース…!》

「くっ…!分かった!待ってろミラァァァッ!」

《そう、そうよぉ、早く来てエースぅ〜!》ぶっひゃっひゃっひゃっひゃ!
 なんだこりゃ、おもしれー!」

面白いのはお前の顔だー!!シャドウの顔芸なんだこれー!!しかも今まで喋ってたのって全部お前かよ!
そう、これはマルチョ達を一人ずつおびき出しての各個撃破を狙ったHEXの罠…
なんとコナン君御用達の変声機を開発していたHEXは、ダンやミラの演技をすることでマルチョ達を騙していたという…

それにしてもこいつら、この間ルノが次元の狭間に迷い込んだことをこんな作戦に利用するとは頭いいですね。
次元の狭間に落ちた人間はすぐに助けないと一生そのまま助からないそうですから、
マルチョ達の立場からすれば「大変だ大変だー!」とあたふた慌てて言うことを聞くしかないと思います

「ええええええ!?こ、ここはどこでございますかあああ!?」

そんなわけでそれぞれHEXにおびき出された結果、ワープ空間のようなものでそれぞれまったく違う場所に飛ばされてしまうマルチョ達!
シュンだけは騙されずに「ちょっと待てこれは敵の罠だ!」と主張していましたが、
結局マルチョとエースが騙されてしまったので、完全に3人とも分断される結果になってしまいました
ただでさえ人間界と爆丸世界で仲間が別れてしまったのに、このうえ爆丸世界でも散り散りだなんて…これは合流が相当難しくなりそうですな

「う…ぎゃああーっ!!」

「ふん…まず一人…貴様らの悪夢はこれからだ…!」

そして孤立したところをHEX幹部・ミレーヌに襲われてしまったエース!戦い自体は正々堂々としたタイマンの爆丸バトルだったんですが、
ミレーヌの圧倒的な実力の前に、なんとエースはパーフェクト負けしてボロ雑巾のようにされるという屈辱を味わうハメに!
お、おいおい、エースって一応ダンと互角の実力者なはずなんですが…ミレーヌの強さとんでもねえな
そういえばこのミレーヌって、以前マルチョと戦った時にもマルチョをフルボッコにして圧勝した女でしたっけね。
どうやらHEX幹部の中でもこのミレーヌの実力は別格と見ていいみたいだなぁ

しかしマルチョが倒された時と言えば、その直後に颯爽と現れてミレーヌを瞬殺したシュンは一体どんだけ強いんだ…
あの時ミレーヌは「くっ、またお前にやられたか…」なんてことを言ってたし、ミレーヌほどの実力者でもまったく勝ち目がないほど
シュンはデタラメに強いのか…なんかもうシュン>>>>>ミレーヌ>>>>>エース=ダン>>>>>マルチョぐらいに
激しい実力差がある気が…(えー  もしかしたらミレーヌが今回マルチョ達を分断したのって、
そんなメチャクチャ強いシュンと戦いたくなかったからじゃないですかねぇ。次回に続く!

(C)SEGA TOYS/SPIN MASTER/BAKUGAN 2 PROJECT・テレビ東京





アニメ感想:HEROMAN 第9話「アライブ」

「ど、どうすんですかあのタマ、本当に止められるんですか…?」

「出来るとも。私は勝算のないケンカは絶対にしない主義でね」

「じゃあどうやって…」

「君達、ジャイロスコープは知っているよね?」

「そりゃ知ってますよ…姿勢制御装置のセンサーでしょ?」

「方式は我らのそれとは異なるかもしれないが、そういう機能があのタマにはついていると思うんだよ。
 所詮は機械だ、そいつをちょこっと細工するだけで間違いなくアレは止められる」

さて今回の冒頭では、あのドクターミナミがタマ捕獲作戦のために、数人の部下を引き連れていよいよ動き出しているところでした。
ミナミが思い描いているタマの捕獲方法とは、タマ自身の姿勢制御システムを狂わせてしまうということ…
そうしてしまえばタマは今まで通り転がれなくなり、止めるくらいのことは簡単にできるという理屈のようです

「で、でも、攻撃も電波もスキャンも、あのタマは受け付けなかったんですよね?一体どうやって…」

「フ…策は二重三重に練ってある」

「だったら…なんでとっととやらなかったんですか?」

「目立つためだ!!」

「は、はぁ!?」

「政府とのパイプを作るためには、色々とパフォーマンスが必要なのだよ。
 ところでホワイトハウスの方の準備はどうなっている?」

「順調に進んでいます」

「そうかそうか、はっはっはっは!」

しかし「そんなシステムどうやって見つけるの?見つけてもどうやって操るの?」と疑問が尽きない部下たちでしたが、
ミナミは「うるせー馬鹿」と、やけに自信満々で秘策があると言い出します
むう…それにしてもミナミ、「だって目立ちたいから!!」と熱く語ったり「いや〜順調でなによりだね」とにこやかに語ったり
なんか思ってたよりずいぶん人間味のある奴ですね。もっと頭おかしいマッドな科学者かと思ってましたが、意外といい奴だったりするんでしょうか

「ジョ…ジョーイイイイイイイッ!!」

「…」

「クックックッ…分かっているぞ、そいつを操っていたのはそこの小僧だということはな。
 つまりその小僧さえいなければ…白い奴はただのデク人形だということだ!」

そしてこちらは、前回ラストでかつてない窮地に陥っていたジョーイ達!前回ゴゴールにバリアごと打ち抜かれてしまったジョーイは、
まるで糸の切れた人形のように倒れたままピクリとも動きませんでした。そしてジョーイのコントロールを失ったヒーローマンもまた無力に…
しかし、コントロールがなくなって動けないというよりは、ショッキングな光景を見たせいで戦意喪失したって感じですよねヒーローマン
まあ、どちらにせよまったく戦えなくなってしまったことに代わりはないですが…

「オオオオオオーッ!!」

バキバキガスウッ!ガキガキイイイン!

「あぁ…!?ま、まずい!」

「…」

ズザアアアアッ!!

「なに!?」

「ヒーローマン!僕は大丈夫!」

ってなにィーッ!?な、なんですとー!?棒立ちになったヒーローマンがガスガスと痛めつけられる中、
なんとダメージから復帰したジョーイが颯爽と登場!マジかよジョーイ!あんなパンチ食らって普通にピンピンしてるのかよ!
前回からジョーイの超人化が著しいと思いましたが、まさかダメージに対してもこんな頑丈になっているとは…
例の高速移動といい、一体ジョーイの体に何が起こっているんでしょうか

「あの一撃を受けて生きているとは…やはりただの人間ではないようだな…しかし!!」

バギイイイイン!!

「ぐうっ!!」

「私の判断に…間違いはない!!」

ドグッシャアアアアアン!!

ああー!?そ、そんな!復活したと思ったその矢先、またすぐゴゴールに倒されてしまったジョーイ!
ちょ、ちょっと…そんな戦闘不能の仲間にライフボトル使ったらまたすぐ攻撃されて死んだみたいな光景あんまりですよ!(えー

しかしそんな冗談は置いといて、今度という今度はジョーイも本当にやばいかもしれません
なにしろ、今度は一撃目の蹴りでバリアを叩き割ってから、ニ撃目の拳をジョーイに直撃させるという荒業に出たゴゴール…
前回受けたような、バリアの上からのパンチとはダメージが比べ物にならないはず…
ジョーイの体が原型を留めていることがすでに奇跡ようなものです。今度こそ疑う余地がないほどの致命傷を受けてしまったわけですが…

「お…おい…目を開けろよ…ジョーイイイイイイッ!!」

「お…終わ…り…だ…」

「クックックックッ…あとはザコの人間共を捻り潰せば…終了だ!!」

「…ン…ンン…ンンンンン…!ンオオオオ…オオオオオオッ…!」

「む…?」

「なっ…ヒ、ヒーローマンの様子が変だ…!」

「な…なんだ…?あの輝きは…!」

「ウオオオオオオオオオーーーッ!!!」

ドゲエーッ!?そんなジョーイの散り様を見せつけられてヒーローマン大爆発!
計り知れないほどの怒りを炸裂させて、見るも恐ろしい驚異的な超絶パワーを発揮!こ…こええー!!
なにしろ二度もジョーイを目の前でやられてしまったわけですからな…これはもう伝説の超サイヤ人どころの騒ぎじゃないでしょう

ボキィ!メキィッ!ドガシャメッシャアッ!!

「がっ…!?う、うぐ、が…!があああああーっ!!」

「フン…!フン…!フンッ!!フンンアアアアアアアッ!!」

「うう…!つ、つ、強い…!だが…」

「こ、こいつはもう…戦いじゃない…」

そんなヒーローマンの凄まじいパワーは完全にゴゴールを圧倒!しかしパワー以上に恐ろしいのは、その一切の容赦がない残虐ファイトでしょうか
猛ラッシュを打ち込んで倒れたゴゴールに対して、さらに強引に翼をむしり取り、力任せに顔面を踏みつけ、投げ飛ばして地面に埋め込み、
そのうえ殴る蹴るの暴行を加えるという…あまりにも凄惨で一方的な殺戮に、サイとデントン先生は凍りついたように震えることしかできません

「…う…ん…」

「フゥゥッ…!!フウウウウウウッ…!!」

「…!?あ…あれ…は…!?」

ってジョーイ君生きてたー!!マ…マジですか!?生身でゴゴールの殺人パンチを食らったのにそんな元気なの!?
一体ジョーイの体はどんだけ超人に…って、正直そんな事実がどうでもよくなるくらいジョーイ君色っぽすぎ
ジョーイムチャクチャかわえええ!!このしなっと寝そべるお色気むんむんな体勢反則すぎるだろ!どんだけフェロモン出してんですか!

「…う…や…や、めろ…やめ…て…く…」

メキメキイイイッ!!

「う…うう…!おあああああっ…!!」

しかしそんなジョーイの目に飛び込んできたのは、すでに息も絶え絶えなゴゴールをムリヤリ叩き起こしながら、
その顔面をねじ切って脊髄を引きずり出そうとしているヒーローマンの姿でした。いやああああああ!!
いくらなんでもむごすぎる!ヒーローマンのそんな残酷な真似を見ていられなかったジョーイは、一心不乱にヒーローマンへと飛びつきますが…

「ヒ…ヒーローマン!もういい!ヒーローマンッ!!」

「オオオ…オオオオオオオーーッ!!」

「だめだ…!ヒーローマン!だめだああああーーっ!!」

「フウ…!フウ…!フウウッ!!」

「そんな風に戦っちゃダメだ!君は…君は僕の…!
 ヒーローなんだからあああああーーっ!!」

止めようとするジョーイの声も聞かずに殺戮を続けるヒーローマンでしたが、それでも繰り返し切実な叫びを上げ続けるジョーイ!
心に愛がなければ、スーパーヒーローじゃないのさとはよく言ったものです
まさしくその名が示す通り、ヒーローマンはジョーイにとって最高のヒーロー…それがこうして道を踏み外す姿を見るのは
何よりもジョーイには耐え難かったんじゃないでしょうか

シュウウウウウ…

「…」

「あ…!ヒ…ヒーローマン!」



おれは しょうきに もどった!(えー
そんなジョーイの声を聞いているうちに、溜め込んでいた憎悪がしだいに溶けていき、ついに普段の姿へと戻ったヒーローマン!
もはや虫の息なゴゴールも手放してやり、ヒーローマンとジョーイはお互いの無事を喜び合います。なにはともあれこれで一件落着…って

「はーっはっはっはっ!詰めが甘かったようだな!死ね小僧ーっ!!」

えええええええええ!?なんとその時、急に物凄い勢いで起き上がりジョーイに襲いかかったゴゴール!
い、今までのは単なる死んだふり!?さっきのジョーイもそうだけど瀕死から急に元気になるお前らは一体なんなんだよ!(えー
ともかく予想外のゴゴールの奇襲に、迎撃の体勢が間に合わないジョーイ!バリアを張る暇もなくゴゴールの魔の手が…

ガシイッ!!

「…!?」


(C)鳥山明/集英社

「くたばれ!!」(えー

そんなゴゴールの奇襲にいち早く反応したのはヒーローマン!まるで悟飯を守るピッコロさんのように、
ゴゴールの攻撃をがっしと力強く受け止める!今日はもうニ度もゴゴールにジョーイへの攻撃を許してしまっただけに、
もはや三度目は絶対にさせないという決意の現れでしょうか

「ち…!くっそおおおおおおおっ!!」

「ヒーローマァァン!!ブラストォォォッ!!」

「オオオオオオオオオーーッ!!」

ゴッバオオオオオオン!!

そしてすかさずヒーローマン・ブラストを発動してのきれいな全力パンチ炸裂!
ジョーイとの絆を取り戻したヒーローマンの一撃に、今度こそゴゴールは完膚なきまでにノックアウト!

それにしても…ジョーイに向かって奇襲を仕掛けるって、ゴゴールは一体何がしたかったんでしょうか
この場合ってたとえゴゴールの奇襲が成功していたとしても

「詰めが甘かったようだな!
 死ね小僧ーっ!!」

「うわああああーっ!!(死亡)」


「ジョ、ジョーイーッ!!」
「ウオオオオオオアアアアア!!」

「はっ!?し、しまった!小僧を殺したせいで
 またこいつが暴走を…ぎゃああーっ!!」
「(めきめきめき)」

「あいたたたた、も、もげる、首がもげる!
 こ、小僧なんて殺すんじゃなかった…
 母さん…先立つ不幸をお許しください…」

と、こんな展開になっていたんじゃないでしょうか(えー
ジョーイに手を出したらヒーローマンが怒り狂うってことに、まだ気がついてなかったんですかこのおっちょこちょいは!
あのまま死んだふりしてやり過ごしてればよかったものを…ゴゴールさん…あんた本物のアホや…(えー

「ガフッ…!ふ…ふふ…ハハハハッ…ま、まさかこのような辺境の星で遅れを取るとはな…
 だ、だが…貴様らも…道連れだ…!」

「な、なにを…!?」

「この基地を…お前達もろとも…爆破する!!」

「なっ!?」

ボス敵を倒したら自爆展開キター!!ゴゴールさん…なんというお約束な!
ヒーローマンに倒されはしたものの、残された最後の力で基地の自爆装置を作動させてしまうゴゴール!
ゴゴールはそのままがっくりうなだれて動かなくなりますが、このままでは勝利したジョーイ達までも基地ごと消えてなくなることに…

ズゴゴゴゴゴゴ…!

「ど、どうします!?早く逃げないと…!」

「いいや…まだ私にはやるべき事がある!」

「えっ…?」

「タマだよ!恐らくここが爆破されても、あのタマは転がり続ける!
 これが最後のチャンスだ、ここが破壊される前にあのタマを止めなければ…!」

ところが爆破のカウントダウンが迫る中、なんとタマのコントロールルームを見つけて止めると無茶を言い出したデントン先生!
そ、そんな、確か基地への潜入前は「タマのコントロールを破壊する」って言ってたから、
単にコントロールルームを壊せばいいと思ってたのに!まったくの逆だったんですか!?壊れる前に操作しないとダメだなんて…

ともかく基地が崩壊するまでのわずかな時間、必死にコントロールルームを探して基地内を駆けずり回るジョーイ達!
その甲斐あって、なんとかそれらしき部屋を発見しますが…肝心のコントロールパネルがスクラッグ製なので
何をどう操作すればいいのか誰にもワケが分かりません。ひとまずここは頭脳派のデントン先生に頼るしかなく、
一縷の望みをかけてパネルに触り始める先生でしたが…



ゴゴゴゴゴゴゴ…!

「分かるのか、教授!?」

「(ピピピピピッ)科学者としては最低の行為だよ…!
 推測の積み重ねで、見知らぬ機械をぶっつけで動かすなんてね…!
 だが…言語形態には必ず一定の法則性があるはずだ!!」

見知らぬ言語の意味を理解して、正しく機械を操作するにはあまりにも短すぎる時間…そんな絶望的な状況でデントン先生は、
自らに言い聞かせるように「法則性はきっとある、それを必ず見つけてみせる」と一心不乱にパネルを叩き続けます
科学者のプライドにかけて、タマの操作法を見つけ出そうとする先生の誇り高い意志…それはきっと先生を裏切らないはずです

ゴゴゴゴゴゴゴ…!

「(ピピピピピピッ)くっ…!」

「急げっ!早くっ!!」

「んぎぎぎぎ…くそァーーーッッ!!(ビターンビターン)
 止まれっっ!!止・ま・れえええええ!!(べしべしべしべし)」

「ちょ…きょ、教授!?」



何してんだよォーーーッ!?オメーーーッ!?
か…科学者の誇り投げ捨てとるうううううう!!結局のところいくらパネルを操作してみてもさっぱり意味が分からず
「うううう分かんねぇ分かんねぇよこのド畜生がァーーッ!」と発狂して
メチャクチャにパネルをぶっ叩き始めたデントン先生!ダメだこれー!!

《作戦開始3分前です》

「よろしく頼む…!」

「大統領、全てはこのミナミにお任せを!」

ドドドドドドドド!

「レディースアンドジェントルメン!イッツショーターイム!!」

一方その頃、アメリカ国土を侵攻中だったタマは、いよいよホワイトハウスの目前にまでやってきていました
しかしそのホワイトハウスに万全の布陣を敷き、秘密兵器のメカを導入してタマ捕獲作戦を開始したミナミ!
アメリカ政府の高官や無数の報道陣が見守る中、ミナミは思いっきりハイテンションでそのメカを起動させます
デントン先生が頼りにならない今、もはやこのミナミの手腕に期待した方がいいのだろうか…

《有効射程距離まで、あと30秒》

(くくくく…私の時代が今、幕を開ける…!!)

--------------------

「(ビターンビターン)あああああああ!!
 なんでもいい!止まってえええええええ!!」

ピコーン!!

「へっ?」

--------------------

「さあ…タマ捕獲作戦んんんーっ!!」

ピタッ

《…タマ、移動を停止しました》

「は…?はあああああああああ!?」

ゲエエーッ!?デタラメ操作で解決キター!!なんのコントだよコレー!!
なんとミナミが自慢の秘密兵器をお披露目しようとしたその時、偶然にもタマの緊急停止スイッチをぶっ叩いてしまったデントン先生!
世界各地に転がっていたタマは、まるで時間でも止まったかのようにビタッと完全に静止してしまうことに!

わいわいがやがや

「いや〜めでたいめでたい!性能のよく分からん兵器に
 頼る必要もなかったですなぁ、はっはっは!」

「フフフ、心配して損しましたよ」

「まったくですなぁ、ははははは!」

「ぐぐぐぐッ…!誰が…!誰が私の邪魔をぉぉぉぉッッ!!」

ともかくこの地球上からタマの恐怖は消えてなくなり、まるでパーティ会場のように談笑を始めた政府の高官たち。
その中でたった一人わなわな怒りに震えているのは、もちろんドクターミナミです。
自分のお膳立てを全てパーにされたわけなので気持ちも分かりますが…

それにしてもミナミ、「それでは皆さんご覧あれー!」こんなポーズを取った瞬間にタマが停止したわけですから、
「これがハンドパワーです!全て私の手柄です!!」とか言い張れば
少しは立場もマシになったんじゃ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  まあ世界各地で止まってるから速攻バレるだろうけど…

ゴッバオオオオオオオン!!

「ふぅ…終わったな」

「ああ、これでセンターシティに平和が戻る!」

「よかった…ありがとう、ヒーローマン!」

「…」

そしてスクラッグの基地が大爆発とともに消え去る中、なんとか無事脱出して平和が戻ったことを喜んでいたジョーイ達。
そう、スクラッグの脅威はついに地上から去ったのです。明日からは再びのどかな日常が始まる…
全てはこの稲妻から生まれた奇跡のヒーローのおかげです。ありがとうヒーローマン!そしてさようならヒーローマン!
スタン・リー先生の次回作にご期待ください!ヒーローマン・完!!

…とはいかないのがこのアニメの意外なところですよね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
そう、スクラッグ編は今回で終わりですが、ジョーイ達の物語はまだまだ来週からも続きます
ちょうど北斗の拳で言うなら今回はシンを倒したあたりじゃないでしょうか(えー

しかし「宇宙からの侵略」という壮大なテーマを、わずか9話で片付けるといは思い切ったアニメですねー
何しろつい最近、まったく同じテーマを終わらせるのに40話も使ったアニメが…いえなんでもありません:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ともかく最近の漫画アニメ業界にありがちな「引き伸ばしすぎてグダグダ」っていう風潮を考えると、
このスピード展開はいい傾向なんじゃないでしょうか。というわけで次回に続く!

(C)B・P・W/ヒーローマン製作委員会・テレビ東京


6月1日

アニメ感想:薄桜鬼 第8話「あさきゆめみし」

「…」

ざっざっ…ざっざっ…

ある日のこと、新選組の屯所を掃除しながら物凄いどんよりムードに陥っていた千鶴。
こうなってしまったのは、前回レイプ魔風間さんにしつこく言い寄られたせいというのもありますが
やはり問題は、その風間に教えられた驚愕の事実の方にありました

(父さん…まさか父さんが攘夷(ジョーイ)派になっていたなんて…)

いつの間にか千鶴の父親がジョーイ派に傾倒していたという事実…(えー
そんな…父さん…いくらジョーイ君が可愛いからって、リアルでショタコンを公言するなんて
さすがに娘の身にもなってもらいたいもんです:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「よっ、千鶴」

「あ…原田さん?」

と、そんな千鶴に声をかけてきたのは原田でした。どうやら千鶴の落ち込んでいる姿を見かねて、
元気づけてあげようと町へ一緒に出かけるつもりのようです
そんなわけでデートのように町へ繰り出した二人、その最中にどんな会話をしているかというと…

「そういえば千鶴!
 俺も今月の娘TYPE見ちまったよ!
 アレすごい可愛かったよなぁ!
 ピンナップだよピンナップ!」
「えっ…ピ、ピンナップ…?
 そんなによかったですか…?」

(私も
生足見せたりして
 ちょっと恥ずかしかったけど…)
「もうあのチラリと見える柔肌
 可愛いの何のって!
 5冊も買って部屋に貼りまくっちまったよ!
 山南さんは20冊買ったって言ってたけどな!
 あの人はさすがにやる事が違うなぁ!」
「は、はい…!よかった…!」

(こんなに喜んでくれるなんて…
 恥ずかしいの我慢した甲斐があったなぁ…
 山南さんの20冊はさすがに引くけど)

かいつまんで言うとこんな感じです(えー
おお…悪気はないとは言え、原田が褒めているのが自分だと勘違いする千鶴が可哀想です:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
それにしても新選組と言えばモロに佐幕派の人間ですが、それを攘夷(ジョーイ)派に取り込んでしまうとは
ジョーイ君の可愛さはもはや罪だとしか…(えー

チュンチュン、チチチ…

「ふわぁ〜あ、ねみぃ…」

「めし〜…」

「おはようございます!」

「ん?ああ(にこっ)」

「平助はどうした?」

「まだ寝てんじゃねーの?」

「雪村君、申し訳ないんだが平助を起こしてきてくれんか」

「あ、はい!」

ともかくそんな原田の気遣いのおかげで、翌朝にはすっかり普段の元気を取り戻していた千鶴。
そんな千鶴の笑顔を見て原田も嬉しそうです。優しいしかっこいいし原田さんイケメンすなあ

しかしねぼすけの藤堂がまだ起きて来ていないようで、それを起こしに千鶴が藤堂の部屋に向かうことに…
って、お、おい、新選組は寝坊したら千鶴が起こしに来てくれるのか!?それご褒美すぎるだろ!!(えー
ちょっと寝坊するだけで千鶴と「もう、早く起きないと遅刻するよ〜」というギャルゲーの幼なじみごっこができるなんて…
これを聞いちまったらもう、次の日から新選組で早起きしてくる奴なんて誰もいなくなるだろ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「平助君、起きてる〜?」

「んん…むにゃむにゃ…」

「平助君、開けるよ〜?」

ガラガラッ

「ん〜…ぐ〜…」

「ひゃっ…!?」

というわけで藤堂の部屋にやってきた千鶴でしたが、そこには今にもフンドシの見えそうな姿でぐうぐう寝ている藤堂の姿が!
ぎゃああああ!!いくら深夜帯アニメとはいえフンドシはNGですよ!!さすがにこの姿には千鶴も真っ赤っ赤になっております
しかし千鶴はこの間のスーパー乳首祭りにはまったくの無反応でしたが、
さすがにフンドシを見るのだけは恥ずかしいみたいですね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「きゃっ!?お、沖田さん!どうしてそんな格好で外に出てるんですか!?」

「ん?ちょっと汗かいたからねぇ、ひとっ風呂浴びて日なたぼっこしてただけだよ」

「いくらお天気がいいからって、髪濡れたままじゃ風邪ひいちゃいますよ!」

ところがその後、たまたま廊下でまったりしている沖田と出くわして、またしても真っ赤になってしまう千鶴!
え…?(゜д゜ )この沖田の格好って、そんなキャーキャー言うほど恥ずかしいもんですか?
千鶴のやつ乳首祭りを見てもまったくの無反応なくらい図太い心臓持ってるのに
何を今さらカマトトぶってんですか!(えー
ふとしたことで「きゃっ、いや〜ん」とうろたえる乙女っぷりを今さらアピールしても…すでに手遅れなんだ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「巡察でもねえのにずいぶん帰りが遅ぇんだな…!」

「…?」

「門限破りは切腹だと、前々からキツく言ってるだろうがァ!!」

「ヘッ!無理矢理誘ったのは俺だ!腹切れっつうならそうするさ!」

ところがそんなある日の夜、そろそろ寝床につく時間に土方の物凄い怒鳴り声が屯所に響いていました
何事かと思えば、どうやら永倉達が「ったくどうなってんだよウチの職場はよ〜」と飲み屋で愚痴っているうちに、門限を破ってしまったようで…
仕事のウサを飲み会で愚痴って晴らす…100年以上も前から大人は今と同じ悲しみを背負っていたのか…(えー
なんだか永倉に対して急に親近感が…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

それにしても「門限を破ったら切腹」というのは凄まじい話ですね、それとも土方が大げさに言ってるだけなのかな〜と思って調べてみたら
これって史実通りの大マジ設定なんだそうで…うわああああ!!マ…マジで!?門限破っただけで死ぬの!?
しかもその門限というのがまたやばい、なんと現在の時間で言うところの午後8時だそうで…し…信じらんねえ!!
とんでもない規律だな新選組…現代でよくありがちな「あんた今何時だと思ってんの!もう夜の11時でしょ!」
「るっさいな〜別に私の勝手でしょ〜?」みたいな暮らししてる若者なんか、もう何百回腹かっさばいても全然足りねーよ…

それにしてもこの場面、なんだか原田と藤堂がハァハァしてるように見えますが、別にそうではありません。酔ってるだけです。
「土方さん…怒り顔もセクシーだ…ハァハァ…」という顔に見えますが、そうではありません。酔ってるだけです。(えー

ちなみにこの「永倉が職場の不満をぶちまけて門限破る」っていうのも、史実通りの話みたいですね
ともかく今日のところは永倉の言い分を聞いてやった土方は、なんとか切腹だけは許してやることにしますが…

「よ〜しお前らぁ!今夜は左之のオゴリだ!めいっぱい飲んで日頃のウサを晴らしてくれよぉ!」

「し、新八てめぇ、人の金だと思って!」

「左之さんあっりがっとさーん!!」

って、そうかと思えばまたしても懲りずに飲み屋へと向かう永倉たち!こ、この死にたがりが!!
今度こそ鬼の副長が許しちゃくれませんよ!間違いなく門限破りの切腹指令がー!
って、今日はさっき激怒してた土方まで「そうだなたまには飲み食いしねーとな」とちゃっかり同行しております。えー?(゜д゜ )

そんな描写だけ見ると永倉が連日飲み会やってるおバカさんに見えてしまいますが、実は時間経過を表す字幕が出ていて
さっき永倉達が門限破ったのが「慶応元年・夏」、今こうして飲みに来てるのが「慶応二年・七月」なんですね。
さっき門限破った時からもう丸一年経ってるのか…結構豪快に時間が進むアニメなんだなあ

「ほわ〜…(きょろきょろ)」

「ここまで来て遠慮することはないぞ」

「は、はい」

そんな飲み会には斎藤、沖田、千鶴達まで同行していました。要は主要メンバー勢揃いってわけですが、店に関しても
その辺のお手軽な飲み屋じゃなくて、豪勢な遊郭へやってきたようですね。
「こ、こんな場所初めて来た…」とキョロキョロする千鶴がなんとも可愛いですのう

しかしこんなオトナな場所に平然と千鶴を連れ込む斎藤さん…「遠慮することはないぞ」ってそりゃ無理な話ですよ!
こう見えても千鶴はふとしたことで「きゃっ、いや〜ん」とうろたえる乙女なんですから!一応!一応は!(えー

「皆はん、おばんどすえ。ようおいでにならはりました、旦はん達のお相手をさせていただきます、君菊どす。
 どうぞ楽しんでおくんなまし」

「わぁ〜…き、綺麗…」

(美男美女ってああいうのを言うのかなぁ…まるで錦絵から抜けてきたみたい…
 はぁ…なんだか同じ女として私って…)

そして全員分の料理が運ばれてきた頃に、しゃなりしゃなりとお酌をしてくれる遊女さんが登場。
千鶴はそんな遊女と土方の並んだ姿にうっとり見とれてしまいますが…び、美男美女…?
いや美男の方にはまったく文句なんてないんですが、美女…?こ、これが美女…?江戸時代の美的センスはよう分からんな…
たぶん俺がこの場にいたら「あ…すいませんチェンジで」と言っているところだと思います:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

だってどう見ても千鶴の方が可愛いし!落ち込んだギャグ顔も超かわいいよ千鶴
千鶴のギャグ顔というのは相当レアなので皆さんしっかり目に焼き付けておきましょうね(えー

「にしても土佐藩士から立て札守っただけでこんな報奨金が出るなら、
 あいつら捕まえてたらどんだけの大金が貰えてたんだろうなぁ!」

「ほんとほんと!」

「なぁ左之、どうして逃がしちまったんだ?相手が8人くらいなら、なんとかできない数じゃなかったろ?」

「あ、俺もそれが不思議だったんだ!一旦捕まえた奴らもいたらしいじゃん?」

そして今日はどうしてこんな豪勢な店にやってきたのかと思ったら、原田が「立て札の警護任務中に土佐藩士を撃退した」という手柄を立てて
特別ボーナスを貰ったからのようです。なるほど、だから「今日は左之のオゴリだー!」とか言ってたわけなのね
とはいえ原田の腕前を持ってすれば、襲ってきた土佐藩士を撃退ではなくとっ捕まえることも出来たはず…
それだったらもっとボーナスいっぱいもらえたのになー、とお調子者の永倉&藤堂が騒ぎ立てますが…

「いや…それなんだがな…実は土佐藩士を取り囲んだ時、千鶴によく似た女に邪魔されたんだ」

「え…?」

「それでこっちの包囲網が崩れちまってな…」

ところが原田の話によれば、あと一息で土佐藩士を捕まえられるという時に突然原田たちに斬りかかってきた女に邪魔されて、
結局土佐藩士達を取り逃がすハメになってしまったという…その襲ってきた女というのが、なんとあの千鶴そっくりの女・南雲薫だったのです。
ううむ…拍手コメントでも今まで散々な言われようをしていた薫ですが、ようやくその黒さの片鱗を匂わせ始めたというところでしょうか

「ねえ…それってさ、前に僕たちが巡察の時に会った子かもしれないよね。確か南雲薫って言ったっけ?
 あの子、ホントに君に似てたよね」

「あっ…」

「俺はそうでもないと思ったけどな〜、なんせ向こうは娘姿だったし」

「なら女物の着物を着せてみればよいではないか」

「えっ…えっ?えっ!?」

ゲェー!?そんな薫の話から話題は思わぬ方向に!「いや似てるって」「いや似てないって」と薫と千鶴の見た目について話しているうちに、
「おい千鶴にも可愛い格好させようぜ」と言い出した斎藤!ま、まさかこの中で一番堅物そうな斎藤さんからそんな言葉が出ようとは!
「よいではないか」ってあんた千鶴相手に「よいではないかよいではないか」ってやりたいだけじゃなかろうな!(えー
斎藤さん…まさかそこまで計算して遊郭の前でうろたえる千鶴をここに連れてきたのか…なんという人だ…

「皆は〜ん!お待っとさんどす〜!」

「「「…う…お…!」」」

美女キター!!うほおおおおお!千鶴かわいいよ千鶴!
というわけでさっきの遊女さんに女物の服を借りてきたわけですが…まさしく美女とはこういう事を言うんでしょうなあ
さっきの遊女さんを美女だなんだと言っていたのは何かの間違いだったんや…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「へ〜え、化けるもんだねえ!一瞬誰だか分からなかったよ」

「で、どうなんだ、左之?」

「えっ?ん、んん〜…はは、どうかな…あんまり千鶴が綺麗すぎて分かんねぇよ」

「えっ!?」

「確かに千鶴可愛いよなぁー!!」

「おおう!なかなかのベッピンさんだぁー!!」

「はは…ったく、うるせぇなあ」

そんな千鶴の格好に対する各キャラの反応が面白いですね、
真っ赤になってマジに見とれてしまっているのが藤堂、永倉、原田の3人、
「ほほ〜馬子にも衣装ってやつか」と割と冷静に見ているのが斎藤、沖田、土方の3人…
果たして本当の意味で千鶴とフラグが立っているのはどっちのタイプでしょうか、どっちとも捨てがたい気がしますが…
ひょっとすると第三の選択肢で、今日ここに呼ばれなかった山南さんという可能性も…
いや、それだけは絶対にないか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「いよーっしゃそんじゃ左之!いつものアレやってくれ!」

「そーそー!アレがないと左之さんと飲んでる気がしないんだよ!」

「ったくしょうがねぇなぁ!!」

「うおーっほっほぉ!!」

「待ってましたああーー!!」

その後も原田が得意の腹踊りを披露したりして、大いに盛り上がる飲み会の席。
普段あまり笑わない斎藤さんや沖田もこの時ばかりは楽しそうです。
しかし残り話数から考えて、もうそろそろ話もクライマックスに向かい始める頃…
もしかすると、この飲み会がみんなで楽しく過ごした最後の夜ってことになるのかもしれません
「こんな幸せがずっと続いたらいいのに…この頃の私たちはそう思っていました」とか、
そんな悲しげなモノローグが入ってもおかしくない場面ですが、果たしてどうなるやら…次回に続く!

(C)IF・DF/「薄桜鬼」製作委員会




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