■イナズマイレブン 第87話「英国の騎士!ナイツオブクイーン!!」
 

ズバアアアッ!!

「うわっ!?」「くっ!?」

「やるじゃないか、佐久間!」

「当然さ!この時のために俺は…!染岡ぁぁっ!!」

「おお!行くぜェェーッ!!」

シュババババ!

「う、うわわっ…!?」

「でぇやぁーーっ!!」

ズッバアアアアン!

「くうっ!」

「そ、染岡さん凄いッス!」

「やっとみんなと戦える…!必ず俺の力を活かしてみせるぜ!」

ついにイギリス代表との試合当日を迎えた早朝のこと。はやる気持ちを抑えられないイナズマジャパンの面々は、
朝っぱらから試合さながらの練習を行っていました。その中でもめざましい活躍を見せていたのは、新規参入の佐久間と染岡さんです
今まで出番がなかったうっぷんを晴らすかのようなこの活躍、むしろ今までのレギュラー組の方が格下のようです
この2人はもともと選考試合でも活躍してましたもんね、やっぱり元からレギュラーを張れるだけの実力はあったってことかなあ

「よーし!ここまで来たんだ!思いっきり世界の奴らと競い合おうぜ!」

「「「おお!!」」」

「それでは今日のスターティングメンバーを発表する!
 FW!豪炎寺、宇都宮!
 MF!鬼道、風丸、基山、土方!
 DF!壁山、綱海、飛鷹、栗松!
 GKは円堂!以上だ!」

それなのに2人ともスタメン落ちしたァー!!ま、またかー!!
試合前にスタメンを発表する久遠監督でしたが、染岡さんと佐久間は2人ともまさかのベンチスタート!
これだけ調子良さそうだってのに…選考から落ちた時もそうでしたが、どうしてこの2人はこうも監督の評価が低いんだろうなあ

「チッ、まーたベンチかよ!」

「リザーブは休みという意味ではないが?」

「ふん…」

「俺の分まで、しっかり頼むぜ」

「そ、染岡さん…(うるうる)」

「待つのは慣れてる、焦らねぇさ」

ところがこの染岡さんの格好良さときたら  うおおおおお染岡さんうおおおおお!!
なんという…なんという染岡さんの愛すべき人格!私なんかはスタメン落ちと聞いた瞬間「はあ〜あ…」と溜め息が出てしまいましたが
本人の染岡さんはモチベーションを落とす事なく、人事を尽くして天命を待つを体現したかのような凛とした態度!

ああ…染岡さんが格好良すぎて涙が…これまでも二期での不当なリストラや、三期での理不尽な代表落ちなど、
物語の展開上さんざんな扱いを何度も受けてきた染岡さんですが…
そんな酷い仕打ちにも挫けないこの心の強さ。格好良すぎて死にそう
これまでも染岡さんのメンタルは最強と言ってきましたが、この場面でこのセリフが言えるとは本当に凄いですよ染岡さんは

「染岡、いい面構えになったな」

「響木監督…」

「逆境を知る者は強い。必ず来るぞ、その強さを活かす時が」

「はい!!」

そんな染岡さんの成長ぶりに、響木監督も「今のお前は間違いなく強い」と太鼓判を押さずにいられません
このアニメで最も多数の理不尽な壁にぶち当たり、それでも腐らずひたむきに壁を乗り越えてきた男
世界を相手に大旋風を巻き起こすのも時間の問題でしょう

《全世界のサッカーファンの皆さん、お待たせ致しました!
 本日のFFIグループA、ナイツオブクイーンvsイナズマジャパンの試合は、
 ジャパンボールで間もなくキックオフです!》

「お互いに頑張ろう」

「ああ!」

「(ニヤニヤ)健闘を祈るよ」

「む…」

「なんか嫌な感じだぜ」

「ああ、余裕綽々ってところだな」

そしていよいよ両チームがスタジアムに集結し、双方の選手がグラウンドに散って間もなく試合開始!
しかし相変わらず円堂に挑発的な笑みを向けてくるエドガー。これには染岡さんと佐久間も嫌な顔をしております
それにしてもあんたら2人仲いいですね
冒頭での息の合ったプレーといい、一緒に選考漏れしたせいか妙に染岡さんと佐久間が通じ合ってるような気が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

バシイイイッ!

「うわっ!?」

バシイイイッ!

「なっ!?」

「あのパスが通らねえのか!?」

「ま、まだまだ、試合は始まったばかりですよ!」

ところが試合が始まってみると、日本のパスワークをいとも簡単に寸断してしまうイギリス代表!
やはり今までの相手とは、反応も動きのキレも段違いということでしょうか
思うように責められず何度もボールを奪われてしまう日本、そうこうしているうちに前線のエドガーへボールが渡ってしまい…

「エクスカリバー!!」

ドッバアアアアアアン!!

「く…!止めろ!円堂ーっ!」

《フッフッフ…どうやら私の勝ちのようですね》

「ぐっ…!」

そして円堂に向けて放たれたエドガーのエクスカリバー!しかし2日前この技に打ちのめされている円堂は、
シュートの瞬間あのコテンパンにやられた記憶が蘇ってしまいます
ああ、ただでさえ怒りの鉄槌じゃエクスカリバーに勝てないというのに、精神面でもこんな気後れをしてしまっては…

「ザ・マウンテン!!」

バッチイイイイン!!

「か、壁山!?」

「ぐぐぐっ…キャ、キャプテン頼むッスゥゥゥッ!!」

バゴオオオオッ!!

「おお!怒りのォッ!!鉄槌!!」

ドッゴオオオオオオン!!

ところがその時壁山のナイスフォローが!即座に円堂の前に割って入り、ブロック技のザ・マウンテンを発動した壁山!
ザ・マウンテンを貫通して突き進むエクスカリバーでしたが、いくらか威力が殺されたために怒りの鉄槌でキャッチできる結果に!
おお…これはエイリア編でもよく見られた壁山と円堂のコンビネーションですね

なにせエイリア編では「マジン・ザ・ぐわー!」「マジン・ザ・ぐわー!」とマジンザハンドがノーマルシュートにすら叩き割られるカス技
なってしまったので、必ず壁山と塔子が円堂の前に立って「ザ・ウォールぎゃああー!!」「ザ・タワーきゃああー!!」
壁役になって円堂がキャッチできる威力に軽減していたという…そんな壁山と塔子はあまりにも毎回毎回壁役で吹き飛ばされまくるので
ついたあだ名がザ・タワーキャーになってしまったという逸話が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「やったッスねキャプテン!」

「ありがとう壁山!お前のおかげだ!」

《さあ今度はイナズマジャパンの反撃です!》

「…ゆけ!完全無欠のナイト達よ!」

ザザザザザザザ

《おおっとこれは…ナイツオブクィーンがフォーメーションを変えてきました!》

「ククク…これぞ私達の必殺タクティクス…アブソリュートナイツ!!」

さあともかくここからが日本の攻撃…って、そんな反撃の芽を摘み取るべく、すかさず必殺タクティクスで守備を固めてきたエドガー達!
その名もアブソリュートナイツ…ずらりと並んだエドガー達を、ドリブルで抜いても抜いても次から次に別の人間が立ちふさがり、
ドリブル突破を封殺するという必殺の戦術です。パッと見だと
なんか棒立ちで整列してるだけに見えますが、
必殺の戦術ったら必殺なのです:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「くそっ…!次から次へと…!」

「あれじゃ攻めることができない…!」

ともかくそんなアブソリュートナイツで攻撃を封じられてしまった日本は、またもエドガー達のシュートに晒されながら
防戦一方の展開になってしまいますが…

バシイイイッ!

「ふふふ、ナイスセーブ」

「くっ…負けてたまるか…!俺達は、世界一を目指してここに来たんだ!」

「世界一?無理だな」

「な、なんだと!?」

「君達は!!世界一の意味を本当に分かっているのか!!」

「…!?」

「君の言う世界一とは自分達だけのものだ!世界の舞台で戦う代表チームは、
 自分達の国の数え切れない人々の夢を託されている!
 それを裏切ることはできない!その夢を背負って戦うのが、代表としての使命だ!」

「だ…代表としての…使命…」

「私達は!ナイツオブクイーンに選ばれた誇りを胸に戦っている!
 ただ目の前の高みだけしか見えていない君達に、負けるわけにはいかない!!」

とその時、円堂たちに代表としての自覚が足りないことを痛烈に指摘し始めたエドガー!
円堂たちが世界一を目指すのは「自分達の夢のため」ですが、
しかし各国の代表選手たちは皆「自分達の夢はもちろん、自国の国民すべての夢を背負って」戦っているという…

リアルでも日本代表の試合でよく言いますよね、「日の丸を背負って戦う」って…
エドガーは円堂たちにはその覚悟がないと言いたいようです。確かに円堂たちは今まで自分達のことでいっぱいいっぱいで、
国がどうとか考えてる場面なんて特になかったしなあ…

「”この剣を引き抜きし者は、王たる資格を持つ者なり”…
 すなわち私達ナイツオブクイーンが、FFIの覇者となる!
 これが聖なる騎士の剣!真実の姿だ!エクスカリバー!!」

《ああ!?これは無謀!エドガーの超ロングシュートだあーっ!》

「あれだけ離れていれば威力は落ちるはずだ…!」

ギュゴオオオオオオ!!

「なに!?」

「ザ・マウンテ…ぎゃああーっ!!」

「怒りの…ぐわー!!」

ズッバアアアアアン!!

ゲェー!?そして「覚悟の違いを見せてやる」と言わんばかりに、再び円堂に向けてエクスカリバーを発射したエドガー!
今度はザ・マウンテンと怒りの鉄槌を、ダブルで軽々と突き破ってゴールに直撃!本気を出すとこれぐらいの芸当は可能なのか…

しかしエドガーのシュート位置は、「あいつどこから蹴ってんだ」と誰もが無謀扱いするほどゴールから離れていたんですが…
にも関わらずこの圧倒的な破壊力、さすが真のエクスカリバーと言わざるを得ません
しかし威力は段違いに上がっているものの、見た目はさっきと変わらないんですね真のエクスカリバー

《お、驚きました!あれほど遠くから撃ったエクスカリバーが決まるとは!》

《エクスカリバーは、距離が離れれば離れるほど逆に威力を増すシュートのようですね!》

って、な、なにー!?今のってエドガーがさっきより強く撃ったとかいう話じゃなくて
さっきより遠くから撃ったから結果的に威力が上がったのかよ!!なんじゃそらー!!
どうりで見た目が変わらねーわけだよ!まさか真のエクスカリバーの正体が、普通のエクスカリバーを遠くから撃ったバージョンのことだったとは…

「鬼道!アブソリュートナイツには大きな欠点がある、それが見抜けないお前ではあるまい」

「欠点…?はっ!?そ、そうか!」

なんにしろこっちの攻撃はアブソリュートナイツで止められ、守備はエクスカリバーで打ち砕かれ…と、かなり旗色が悪くなってきた日本。
そこでまずはアブソリュートナイツを攻略すべく、監督が鬼道さんにアドバイスを送ります。ううむ、一応いつもよりマシな口調のアドバイスですが、
肝心の中身については「困った時は鬼道さんに丸投げ大作戦」ないつものパターンじゃないですか!(えー

本当に監督は欠点に気づいたんだろうか…実は欠点なんてさっぱり分かってないけど、こう言っておけば鬼道さんが
勝手になんとかしてくれる
と考えてこんなアドバイスをしたんでは…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「えっ…お、俺でヤンスか!?」

「そうだ栗松、お前のドリブルが必要なんだ!」

「は…はいでヤンス!!」

って、な、なんと!そんなアブソリュートナイツ破りのキーマンに鬼道さんが指名したのは、意外や意外なんと栗松!
そこまで実力を買われていたのか栗松!?確かに3期になってから、まぼろしドリブルという新技を開発してますが…
それにしても、こんな風に栗松がドアップでカメラを独占したことが今まであっただろうか…(えー

そんなわけで、今回初と言っても過言ではない栗松を中心に据えた鬼道さんの秘策。
そして試合が再開されて間もなく、それが炸裂することになりますが…

「む…!?なんだあの攻撃は…!」

「オルテガ!マッシュ!モビルスーツに
 ジェットストリームアタックをかけるぞ!!」

「「了解!!」」(えー

こいつら…!来るのか!?
なんと鬼道さんの作戦とは、風丸・栗松・鬼道さんが縦一列に並んでのジェットストリームアタック!さらにそこから展開される戦法は

・まず風丸がドリブルで敵を抜きに行く → 敵に行く手を塞がれたら、すかさず栗松へパスを出す
→栗松がドリブルで敵を抜きに行く → 敵に行く手を塞がれたら、すかさず鬼道さんへパスを出す
→鬼道さんがドリブルで敵を抜きに行く → 敵に行く手を塞がれたら、すかさず風丸へパスを出す
→風丸がドリブルで敵を抜きに行く → 敵に行く手を塞がれたら、すかさず栗松へパスを出す
→栗松がまぼろしドリブルで敵を抜く → アブソリュートナイツ攻略完了

ということのようです。なんで最後だけまぼろしドリブルで抜くのか謎ですが
まあ栗松の貴重な活躍シーンなので、余計な突っ込みはなしにしておきますか…ともかく栗松おめでとう!

「豪炎寺さん!」

パシイイイッ!

そんな3人の連携プレーでアブソリュートナイツを突破した栗松は、敵陣を深く切り裂いて豪炎寺へのセンタリングを送る!
この試合初めての決定的な得点チャンスに、豪炎寺も満を持して必殺技の体勢に入りますが…

「よし!爆熱!スク…」

「そうはさせない!!」

「なに!?」

ってああー!?ところがその時、必殺技バンクの最中に割り込んでボールをぶん取るという荒技をかましたエドガー!
豪炎寺が爆熱スクリューを撃ち終わる前にボールを横取り!こいつなんという真似を!
バンクの間は大人しく見守るというお約束を無視するだなんて…まあ風丸も韓国戦で同じことやってましたけど。
この辺はさすがアナザー風丸のプレーといったところでしょうか(えー

「(ニヤ…)」

「…!?ま、まさか!」

「受けるがいい…!エクスカリバー!!」

ドッバゴオオオオオオ!!

《ゴ、ゴールエリアから撃った!?フィールドを最大に使った最強のエクスカリバーだあーっ!!》

ゲェー!?そして豪炎寺からボールを奪ったエドガーは、そのまま自軍ゴールから敵軍ゴールめがけてエクスカリバーを発射!
フィールドの端から端まで飛んでいく超超ロングシュート!距離があるほど強くなるというエクスカリバーは、
これほどの距離からなら想像を絶する威力に…っていうかお前そのままずっとDFやってろよ!!(えー
敵のゴールに近づくほどシュートが弱くなるなんて最前線のFWやる意味ねえー!というわけで次回に続く!


■イナズマイレブン 第88話「完成!俺だけの必殺技!!」
 

「みんな!今夜は一時間、”がんばれイナズマジャパン、目指せ世界一スペシャル”だ!」

「最初から最後まで、隅々まで見逃すな!」

さて今週のイナズマなんですが、リアルでのワールドカップ開催に合わせたのか1時間スペシャルとなっておりました
番組が始まる時の「部屋を明るくして〜」のイラストが、いつもの円堂じゃなくて鬼道さんなのがちょっと新鮮ですね
ただ、この放送日のつい前日にリアル日本代表が敗退してしまったので、そんなガックリきているところへ、
「がんばれ○○ジャパン!!」というフレーズは「今さらおせーよ」的に聞こえるというかなんというか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「受けるがいい…エクスカリバー!!」

《ゴ、ゴールエリアから撃った!?フィールドを最大に使った
 最強のエクスカリバーだぁーっ!!》

「ザ・マウンテ…ぎゃああーっ!!」

「怒りのォッ!!鉄槌!!」

バッゴオオオオン!!

《か、間一髪!なんとか防ぎましたぁーっ!!》

そして前回、エドガーが放った最大最強のエクスカリバーは…ってめっさ普通に防がれとるー!?(゜д゜;)
ちょ、ちょっと待ってくださいよ!前回2発目に放ったエクスカリバー(かなり長距離から蹴ったやつ)は、このザ・マウンテン+怒りの鉄槌を
思いっきりブチ破ってたじゃねーか!!弱くなった!?最大最強のエクスカリバーは逆に弱くなったんですか!?

「う…う…キャ、キャプテン…」

「はっ!?か、壁山!?壁山ぁーっ!!」

《ああっ、これはアクシデントでしょうか!?壁山、起き上がれません!》

《物凄いシュートでしたからね…かなりのダメージを受けているはずです》

って、そんなエドガーのエクスカリバーを防いだ代償に、傷つき倒れて交代を余儀なくされてしまった壁山!
なんと…最大最強のエクスカリバーは壁山にだけはクリティカルヒットするという仕様だったのか…どういうことなの…
ともかく壁山が倒れてしまった今、円堂だけではもはやエドガーのシュートを防ぐ術はないわけで…
この落ちてしまった守備力をカバーするにはどうすれば…?

「染岡…交代だ!!」

「…!はいッ!!」

な、なんだってー!?な…な…なんと!なんとおおおおお!?壁山の代わりに染岡さん!?染岡さんがDFですって!?
染岡さんがついに世界の舞台に降り立つ時がやってきましたが…誰もが思いもしなかったこのシチュエーション!
染岡さんが守備を担当する場面というのは見たことがありませんが、果たしてどうなってしまうのか…

「DFの壁山君の代わりに、FWの染岡さんを…?」

「攻撃的な布陣に変えるのね…」

「確かにアブソリュートナイツはほころびを見せ始めています。攻めるなら今でしょう」

「そ…染岡さん…頼むッス…!」

「壁山…ああ…!必ず点を取ってやる!!」

って、あ、ああ、なんだ、DFとして出るんじゃなくて、染岡さんの加入と同時にフォーメーションを変えるのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
というわけで、普段通りFWの場所に配置される染岡さん。それにしても、壁山の無念を晴らすために
「必ず点を取る」
と約束する染岡さんのなんと頼もしいことか…
普通ならなんてことないセリフですが、染岡さんにはこれまでずっと積み上げてきた大活躍フラグがありますからね
この言葉の通り痛快にイギリスのゴールをブチ抜いてくれるのかと思うと…ゴクリ



バシイッ!!

「く、くそっ!」

「スーパーしこふ…な、なにぃ!?」

さあそして試合再開となりますが、やはり個々の能力においては苦戦が目立つ日本!
風丸がドリブルをやすやすと止められたり、土方が必殺技を使ってもただのドリブルを防げなかったりと、
全体的に誰もが押されっぱなしであります。つーか土方はほんと役に立たないやっちゃなあ

「こっちだ!」

ザザアッ!!

「そうはさせねえ!」

「む…?素早いな…」

ところがそんな中、唯一イギリスのレベルの高さについて行っていた染岡さん!マ、マジですか!?
しかも名前も知らないザコメンバーなどではなく、間違いなくイギリス最強の男であるエドガーを相手にバッチリ守っております
な、なんという…地味なシーンではありますが、今の染岡さんがいかに選手として高いランクにいるかよく分かる場面ですな

《ボールはイナズマジャパン!しかしナイツオブクィーンは、
 再びアブソリュートナイツの体勢です!》

「風丸!栗松!」

「「おお!!」」

「まただと…?舐めるな!二度は通じないぞ!」

そうこうしているうちに攻撃のチャンスを掴んだ日本は、再びジェットストリームアタックでの強行突破作戦を開始!
しかし前回この技で痛い目に遭わされているイギリスは、今度はしっかりとその対策を立ててきました
風丸が栗松へパスを送ろうとしたその時、パスコースを塞ぐために素早くフォーメーションを変えてきたのです

「フ…かかったな!」

「虎丸ーっ!!」

パシイイイッ!

《ああっとこれは!?アブソリュートナイツが崩れたぁーっ!!》

ところがなんと、イギリスが動きを変えてくることはすでに鬼道さんが予想済み!
今度の栗松は最初からただの囮、本命は別方向のオープンスペースへと飛び出していた虎丸!
栗松につられて陣形を崩されたうえに、虎丸のこの絶妙な飛び出し…今度こそアブソリュートナイツは攻略完了ですな

シュバアッ!!

「ハッハァーッ!!」

「な!?」

「く…読まれていたのか!?」

「フッ…」

アレェー!?ところがそんな鬼道さんの策さえも、エドガー達には全てがお見通し!
「オープンスペースを狙われることは織り込み済み」と言わんばかりのこの動き…
完璧だと思われた虎丸へのパスは、いとも簡単にカットされてしまいました

「エドガー!!」

パシイッ!

「よし…!」

さらに奪ったそのボールを、すぐさまエドガーへと回すイギリス!こ、これはまずい!
壁山のザ・マウンテンが使えない今、日本にはエクスカリバーを防ぐ手段がないわけで…
さらにエクスカリバーはフィールドのどこからでもゴールを狙えるシュートです
つまり今エドガーがボールを持てば、その時点で日本が1点取られるのが確定するという…



ズバアッ!!

「行かせるかよォッ!!」

「なに!?」

ってここで染岡さんキター!!うおおー!!日本の誰もが凍りついたその瞬間、颯爽とエドガーのボールを奪い去った染岡さん!
マジかよ凄すぎるぞ!ジェットストリームアタックで突破をはかった鬼道さんのアブソリュートナイツ破り、
それを読んで、フォーメーションを変えてきたエドガー達のアブソリュートナイツ破り破り、
さらにそれを読んで、オープンスペースへのパスを狙った鬼道さん達のアブソリュートナイツ破り破り破り、
さらにさらにそれを読んで、虎丸へのパスを奪い去ったエドガー達のアブソリュートナイツ破り破り破り破り…
その全てを凌駕したのが染岡さんです

さ…先読み能力の高さか…!?
ただの勘なのか…!?
しかし見事なまでの
ボールに対する嗅覚…!
あれこそはFWの…
理想像だ…!!
(えー

「染岡!こっちだ!」

「おう!」

パシイイイッ!

「決めさせるかぁぁーっ!!」

「ふっ!」

パシイイイッ!

「なっ!?」

そしてエドガーから奪ったボールを、すぐさま前線の豪炎寺へと送る染岡さん!
そのままぐんぐんゴールに迫っていく豪炎寺ですが、なんとキーパーを目前にして突然横へのパスを!
なんとそこには、猛然とオーバーラップしてきている染岡さんの姿が!うおおキター!!
世界編ではゴール前でボールを持ったら必ず自分でシュートを撃っていた豪炎寺ですが、ここでシュートに行かなかったのは
自分と同じくらい染岡さんを信頼しているからか…雷門時代に相棒と認め合ったコンビならではのこのプレー、
そしてついに、決定的チャンスを得た染岡さんの渾身のシュートが炸裂する!

「このユニフォームを着る事の重さは…!
 俺が一番知っているんだァッ!!」



「食らええッ!ドラゴンッ!!スレイヤアアアーッ!!」

ズギョアアアアアアアア!!

滅びのバアアアアストストリイイイイイム!!
ここで染岡さんの新必殺技キター!!その名もドラゴンスレイヤー!豪炎寺と染岡さんの連携プレーに翻弄された敵キーパーは、
このシュートに反応すらできずにゴールを許してしまいます

それにしても格好いいのは、やはり「ユニフォームの重さは俺が一番知っているんだ」という染岡さんのセリフでしょうか
エドガーは前回「君達には国民の夢を背負っている覚悟がない」と語っていましたが、
そんな夢の舞台に立つことすらできない悔しさ、辛さ、そういうものを嫌というほど味わいながら挫けずに夢を目指し続ける覚悟
エドガーは持っているんでしょうか?そんなものとても持っていないでしょう

大勢の国民の夢を背負うという覚悟の量を持っているのがエドガーとするなら、
自分の夢をどこまでも諦めないという覚悟の質を持っているのが染岡さん、
さらに言うなら、高貴な聖剣”エクスカリバー”の使い手がエドガーとするなら、
無骨な剛剣”ドラゴン殺し”の使い手が染岡さんということでしょうか
あらゆる意味でエドガーに対抗するのに相応しいキャラですね染岡さん

《ゴオオオオーール!!イナズマジャパン、同点に追いつきましたぁーっ!!》

ドワアアアアア!!

「よっしゃあああーっ!!」

「やったじゃないか染岡!」

「凄い必殺技でヤンス!」

「これが世界での初得点だな!」

「いいぞ染岡!お前の諦めない心が、でっかい実を結んだんだ!」

「染岡さんが決めましたよぉっ!!」

「うぐふうううっ!素晴らしいシュートッスうううう!!」

「よくやった…染岡!!」

「(ニヤリ)」

そしてこの大絶賛の嵐である  完全に染岡さんが試合の主役や!
かつてこれほどの盛り上がりを見せた得点シーンがあったでしょうか、しかも鬼道さんが言っているように世界戦での初得点!
ちなみにエイリア学園との戦いにおいても、イナズマブレイクを初めとした全てのシュートが通用しない中で
記念すべき初得点を決めたのが染岡さんのワイバーンクラッシュでした

あまりの染岡さんの活躍ぶりに、あの久遠監督ですら満足気な笑みを浮かべております
なんと…今までは円堂たちがどんな必殺技を開発しても

         ,、ヽr,
     / ̄ ̄.ヽγ ̄ヽ 
    / ///W`ヽヽ ゝ
  γ / / / //V\ l l .|
  l ル(● )W(● ) l リ ル   また必殺技が進化した?でも世界じゃ通用しないですよね?
  レV ⌒(__人__)⌒ レノ^) ゝ  
  |  l^l^lnー'´   V | /   
  \ヽ   L  監督 /
     ゝ  ノ
   /_/ \ヽ /ノ \
    _,、,、_
  /::::::::::::::::::::::::ゝ
 ∠::::::::::::::::::::::::::::\
 /::::::::::::/WノハVWソ 
 レ::::::::V ( ⌒)(⌒)     …それでも、僕たちは、必死に努力を重ねて
. |:::Wレ u (__人__)     一歩ずつ強くなっていくしかないんです
  ルW   ` ⌒´ノ      
.  | ソ        }
.  ヽ        }
   ヽ     ノ        \
   /    く  \        \
   | 円   \   \         \
    | 堂  |ヽ、二⌒)、          \
    _,、,、_
  /::::::::::::::::::::::::ゝ
 ∠::::::::::::::::::::::::::::\            ,、ヽr,
 /::::::::::::/W_ノVWソ         / ̄ ̄.ヽγ ̄ヽ 
 レ::::::::V ( ○)(○)       / ///W`ヽヽ ゝ
. |:::Wレ   (__人__)     γ / / / //V\ l l .|
  ルW   ` ⌒´ノ      l ル(● )W(● ) l リ ル  それ世界じゃ通用しないですよね?
.  | ソ        }       レV ⌒(__人__)⌒ レノ^) ゝ 吹けば飛ぶ紙キレのようなものですよね?
.  ヽ        }        |  l^l^lnー'´   V | /  
   ヽ     ノ        \ヽ   L  監督 /
   /    く  \        ゝ  ノ
   | 円   \   \      /_/ \ヽ /ノ 
    | 堂  |ヽ、二⌒)、         \

とか言ってたような久遠監督が…(えー  マジで染岡さんがここまで評価されるとは予想外でしたな…

「フン…私達の必殺タクティクスは…アブソリュートナイツだけではない!」

「…!?な、なんだ、あのフォーメーションは!?」

「これが攻撃型必殺タクティクス…!無敵の槍!」

ドドドドドドドド!

《ナ、ナイツオブクィーンが中央突破!
 騎士の槍のようにイナズマジャパンを突き破りましたぁーっ!!》

ところがイギリスボールで試合再開となったその時、アブソリュートナイツが染岡さんには通用しないことを知ったイギリスは、
防御型のアブソリュートナイツから一転、攻撃型の必殺タクティクス・無敵の槍を発動!
一言で言えば日向小次郎のごういんなドリブルのすごいバージョンな感じでしょうか(えー
強烈な衝撃波のドリブルで敵をまったく寄せつけず、いとも簡単にゴール前まで到達してしまうとんでもない技です

「行くぞ!ここはこの技だ!」

「来い!なにがなんでも止めてやる!」

「パラディンストライク!!」

「怒りのぐわー!!」

ズッバアアアアン!!

ところが敵ゴール前までやってくると、律儀に無敵の槍を解除して必殺シュートを撃ちに行くエドガー!
そのままゴールに突撃すればいいのに:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  ところが必殺シュートのパラディンストライクで、
結局は怒りの鉄槌を見事に粉砕!どっちにしても同じことですか!それにしてもパラディンストライクって…
こんな半田のローリングキック並みに地味な技にすら破られるのか怒りの鉄槌…こんな地味な技に…(えー



ピッピッピイイイイイッ!!

《ここでホイッスル!イギリス代表ナイツオブクィーンが1点リードで前半終了です!》

「く…くっそぉぉぉっ…!」

「どうした?苦戦してるようだな」

「あ…?ふ、古タイヤのおじさん!?」

結局エドガーと1対1になってしまうとどうしようもない円堂、壁山に助けられた時以外はやりたい放題やられている現状に、
悔しさを隠しきれず廊下でうつむいていました。すると、そこに現れたのは例のタイヤのオッサン…
このタイミングで現れたということは、悩める円堂に助言でもするつもりなんでしょうか…?

「今の俺には…エドガーのシュートが止められない…!
 何かが必要なんだ、新しい何かが…!」

「止められないなら…止めなければいいのかもしれんな」

「えっ…?」

なにジョジョ、
エドガーのシュートが強くて止められない?
ジョジョ、それは無理矢理
失点を防ごうとするからだよ。
逆に考えるんだ、
(点を)あげちゃってもいいさと
考えるんだ
(えー

こうですか?分かりません!
って一体何を言ってるんですかこのオッサンは!「止められなければ止めなければいい」と意味深なことを言ってはいますが…
具体的にどうすればいいのかサッパリ分からないな…円堂も分かったような分からないようなという顔でポカーンとするばかりです
結局このオッサンからはそれ以上の話も聞けず、円堂は後半戦のために再びピッチに向かうことに…

《さあ注目の後半戦!キックオフです!》

「遠慮はしない…!無敵の槍!」

ドドドドドドド!

《ああーっといきなり来ましたぁ!無敵の槍!》

「飛鷹!狙うのはシュートの瞬間だぞ!」

「ああ!」

「もらったぁっ!」

「おおおおーっ!真空魔!!」

ズッシャアアアア!!

「なっ…!」

そして後半戦が始まると同時に、いきなり無敵の槍を仕掛けてきたエドガー達!
ところがやはり律儀にゴール前でそれを解除してしまうので、「バカめスキだらけだ!!」
そこを狙った飛鷹のしんくうまが炸裂!こんなんで破られるのかよ無敵の槍!
しかし今回やっと技の字幕がついたので、しんくうまがどういう字なのか分かりましたね。真空魔って字だったんだなあ

「これならどうだぁっ!行くぞ!グラディウスアーチ!!」

「ガラティ…ぐああーっ!!」

ズッバアアアアン!!

《き、決まったぁーっ!虎丸の新たな必殺技です!イナズマジャパン再び同点っ!》

そうこうしているうちに、虎丸のなんか唐突な新必殺技が炸裂して再び試合は同点に!
でもそれよか敵キーパー技のガラティーンすごすぎ
この技思いっきりボールぶった斬っとるううううううう!!
しかも他の技のように、地面とか色々ぶっ壊しても気がつけば元に戻っている親切設計ではなく、
ガラティーンでまっぷたつにしたボールはそのまんま修復不可能に!なんという…「ボールは友達」がモットーの翼くんからしたら、
ガラティーンするたびに友達が死ぬという発狂しそうな光景ですね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

《さあ試合終了の時間が迫っています!勝利の女神はどちらに微笑むのか!》

「染岡!」

パシイイイッ!

「行け!染岡ぁーっ!!」

そして虎丸の得点以降は膠着状態が続き、2−2の同点のまま試合はロスタイムに…
って、そんな残りわずかな攻撃チャンスで、円堂たちが最も頼りにしていた人物は染岡さん!分かってるじゃないか!
実際、風丸のドリブルはさっき簡単に止められていたのに、染岡さんのドリブルは敵をバリバリに抜かしております
今の染岡さんには、個人技で自らシュートチャンスを作り出すのもたやすいこと!そして試合を決めるべくドラゴンスレイヤーの体勢に入る!

「轟けェッ!!ドラゴン!スレイヤアアアーッ!!」

ズギョアアアアアアアア!!

《これが決まればイナズマジャパンの勝利は確実かぁーっ!?》

「く…!負けるわけには行かない…!代表の誇りにかけてぇっ!!
 エクスカリバー!!」

ガギギギギギギ!!

「ぐっ…!ぐぐぐ…!おおおおおーっ!!」

ドッバアアアアアアアア!!

「なんだと!?」

《し、信じられません!ドラゴンスレイヤーを直接撃ち返しましたぁーっ!!》

《2つのシュートの相乗効果で凄まじいパワーです!これは止められませんよ!?》

ゲェー!?染岡さん最後の最後でやっちまったー!ドラゴンパスや!染岡さんの十八番のドラゴンパスや!
なんと染岡さんのシュートで試合が決まるかと思われたその時、うっかり敵のエドガーにドラゴンパスを放ってしまった染岡さん!(えー
ああなんてこった!豪炎寺とのドラゴントルネード、吹雪とのワイバーンブリザードの次は、誰と合体技をやるのかなーと思っていたら
まさかエドガーとのドラゴンエクスカリバーだったとは…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「2つのシュートの相乗効果で凄いパワー」って言ってるし、マジでドラゴンパスにされてしまったみたいですなあ

(どうする…!?どうすれば…止められる!?)

『止められないなら、止めなければいいのかも知れんな』

「…!?そうか…!止める必要はない、ゴールに入れなければいいんだ…!
 どんなシュートでも!ゴールに入らなければ!得点には…ならないんだ!!」

ところがそんなドラゴンエクスカリバーが目前に迫る中、ついに自分だけの新必殺技を思い描いた円堂!
「止めなければいい」とはつまり「受け流せばいい」ということ、そんな要素を生かした新必殺技がついに発動!
じいちゃんを超えた技、自分だけの技、そんな円堂の新たな技の正体は…

「パワーシールド!!」

パワーシールドなのかよ!!(えー
ちょ…おま…なぜに今さらパワーシールド?完全にパワーシールドだよこれ!どこが自分オリジナルですかどこが!
目金がなんか「今までのシュートを止める技とは全く次元の違う発想です!そう、まさしくイジゲン・ザ・ハンド!」とか
大興奮してる気がしますが僕には聞こえません(えー

・イジゲン・ザ・ハンドってどう見てもフルパワーシールドにしか見えないから困る。ボールを異次元に消し去る技じゃなかったんすか。

うん…やっぱりパワーシールドに見えちゃうよねこれ(´・ω・`)「俺はじいちゃんの後を歩くのはやめる!
これからは源田の後を歩けばいいんだ!」
とはなんという…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
イジゲン・ザ・ハンドっていうのもなんか語呂悪いしなぁ。ハンド関係ないし、ドーム状の衝撃波を出す技だから
バトルドームとかでよかったんじゃなかろうか(えー  ボールを相手のゴールにシュゥゥゥーッ!!超!エキサイティン!!

「「タイガー!!ストーム!!」」

ズッバアアアアアン!!

《タイガーストームが決まったああああーっ!!イナズマジャパン逆転です!》

「な…あ…」

ピッピッピイイイイイッ!!

そうこうしているうちにタイガーストームが決まって日本が勝ちました。おわり(えー
タイガーストームはイナズマの必殺技は最初の一発しか通用しないの法則から逃れることができたのね
今回は流星ブレードV2とドラゴンスレイヤーがその法則の餌食になってましたが…

それにしても試合後フィールドを去る時に、ニコニコ話しながら歩く豪炎寺&染岡さんがなんか微笑ましかったです
この2人って飛行機とかでも一緒の席に座ってましたが、やっぱ仲いいんですねえ

それと今回からEDの方も一新されたわけですが、円堂の隣のポジションを当然のように確保してる秋だとか
土方&壁山というイロモノコンビと一緒に組まされるお嬢だとか、
ヒロイン集合シーンでも当然のように中央を確保してる秋だとか、一人だけ後ろに小さく映ってるお嬢だとか、
ヒロイン間の格差が激しくて涙目になりました。なんでだよ…なんでこうなるんだよオオオオオオ

なぜこうも秋ばかりを明らかに優遇するのか!?平等にすればいいじゃん平等に!
例えば↓の図なんかは、豪炎寺の代わりにお嬢がいれば俺は何の不満もなかったのに…くっ…
なんか改めてお嬢の脇役化を感じたEDだったなあ。信じられるか?お嬢って最初のEDではヒロインの中央に位置していたんだぜ?
それが今ではこんな後ろにちんまりと…ちくしょうちくしょォォォォォォ






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