■イナズマイレブン 第94話「立ちはだかる要塞」
 

「な、なんだって!?アルゼンチン戦の日程が変更!?」

「今、大会本部から連絡があって…!試合は今日の3時からだって!」

「あと2時間しかねぇじゃねえか!」

「そんなムチャクチャな…!」

「円堂たちは帰ってきたのか!?」

「そ、それがまだ…」

「秋さん!お父さん(久遠監督)がどこにもいないんです!そ、それに響木監督も…!」

「ええ…!?」

前回影山の策略で、急遽日程が変えられてしまった日本vsアルゼンチンの試合…
そんな試合が始まる2時間前、初めてそのことを知らされた日本メンバー達でしたが…当然のごとく誰もが大混乱に陥っていました
さらに最悪なことに、円堂達だけでなく久遠監督達も音信不通でどこかへ行ってしまったという…
どうやら監督達は運営サイドから急な呼び出しを受けたようですが、これも日本の戦力をガタガタにするための罠だったようです

「…どうする?風丸…」

「あ、ああ…行くしかないだろう…試合に遅れるわけにはいかないからな…」

「そ、そんな…俺たちだけで戦うでヤンスか!?」

「無理ッスよぉ!監督もキャプテンもなしで戦うなんて!」

「心配すんな…円堂たちなら必ず来る、何があってもな。そういう奴さ、あいつらは」

「あ…そ、染岡さん…」

監督も不在、キャプテンも不在、司令塔も不在…そんな状況で試合が今すぐ始まるとあって、
さすがに不安を隠せない風丸や豪炎寺、思わず取り乱して声を荒げる栗松や壁山…
そんな中で、ただ一人落ち着きを取り戻していたのはもちろん我らの染岡さんです  染岡さんつえええええ!!

さすが逆境の男・染岡さん…こんな時でも揺らがないとは、窮地に立たされた時の精神的タフさは飛び抜けてますな
まさに「逆境を知る者は強い」と響木監督の言っていた通り…そんなわけで、ともかくイナズマジャパンのメンバーは
アルゼンチンとの試合のために不本意ながらヤマネコスタジアムへ向かうことに…

「両チームはグラウンドへ整列してください!」

「フン…それじゃあ軽く遊んでやるか」

「あああ…ど、どうするんッスか…?」

「か、風丸さん…!」

「…くっ…」

しかし染岡さんの「円堂たちは必ず来る」という言葉を心の支えにやってきたものの、結局それがかなわないまま試合時間を迎えてしまい
「話が違うじゃねーかウワーン」とまた錯乱し始めた壁山達。
めんどくせー奴らだなぁもう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  この試合、キャプテン役を務めるのはどうやら風丸のようですが
壁山達を落ち着かせるようなセリフも言うことができず、アルゼンチンの余裕ヅラにすっかり飲まれてしまいます

「やるしかないだろう」

「ご、豪炎寺…」

「そ、そりゃそうだけど、監督もキャプテンもいないんじゃ…」

「だからどうした、キャプテンキャプテンって…お前らも日本代表のメンバーだろ?
 だったら意地を見せてみろ、意地を!」

「え、うう…」

「俺たちにはな、円堂たちだけじゃねえ。吹雪や緑川、砂木沼たち…
 皆の思いがかかってるんだ!今その思いに応えなくて、いつ応えるんだ!」

「…綱海くん…!」

「ハハ…なーんてな。ま、いずれにせよ乗りかかった波は…超えるしかねえってこった!!」

うおお綱海さんかっけえぞ!いつまでも「キャプテンがーキャプテンがー」とゴネまくる1年生トリオでしたが、
そこで頼れる男・綱海がバシッと3人を一喝!さすがはDFで唯一頼りになる男、メンタルの強さで言えばこの人も
2期の頃からすぐ欝になるメンバー達を引っ張ってきた貴重な存在ですよね

《さあ、両チームがポジションにつきました!
 イナズマジャパンvsジ・エンパイア、まもなく試合開始です!》

「みんな!気合入れて行くぞォッ!!」

「「「「おお!!」」」」

そして最後はもちろんこの人、染岡さんがみんなをまとめていざ出陣!
もう染岡さんがキャプテン、綱海さんが副キャプテンでいいと思うんだ…(えー

・風丸、染岡さんと綱海がいなかったらまた欝丸になりそうでしたね…

うん、なんていうか完全にこの2人が精神的支柱になってチームを支えてるって感じですよねえ
風丸はこの状況ですごいオロオロしちゃってるし、なぜキャプテンなんか引き受けてしまったんだろうか…
すごい空気だけどグランあたりがキャプテンでよかったんじゃないでしょうか、
仮にもエイリア学園最強チーム・ジェネシスのキャプテンだったんですし。すごい空気だけど(えー

「虎丸くん!」

バシイイイッ!

《ここで基山が虎丸にパス!…あっ!?》

シュバアアアッ!!

《ですがエステバンがこれをカットーッ!》

「なっ…い、いつの間に!?」

------------------------------

「豪炎寺ィッ!」

バシイイイッ!

《今度は土方が豪炎寺へパス!》

シュバアアアッ!!

《あっと今度はパブロがカットーッ!!》

「くそ…!」

「ハン…!そんなトロいパスが俺達に通じるかよ!!」

ところが試合が始まって間もなく、アルゼンチンの素早いDF陣に次々と攻撃を潰されてしまう日本!
さすがは連続無失点記録を持つ堅守がウリのチーム、今回の試合ではまともにパスを通すことさえ難しいようです
豪炎寺・虎丸・染岡さんのFWスリートップで挑んだこの試合ですが、豪炎寺も虎丸もなかなか力を発揮することができず…

「な、なんて速さだ…!しかもあの動き、まるで獲物を狙う狼じゃないか!」

「うぉらぁーっ!!」

シュバアアアッ!!

「よし!」

「いいぞ染岡ぁっ!!」

そんな中、唯一アルゼンチンと互角に渡り合っていたのはやはり我らの染岡さん!染岡さんマジつええええええ!
風丸が「うわーん獲物を狙う狼みたいでついていけないよう」などと、弱音を漏らした直後にこの活躍!
これにはスタジアムへ移動中の円堂たちも、テレビで染岡さんの活躍を見ながら手を叩いて喜んでおります

「ジグザグフレイム!!」

ズボアアアアアア!!

「ぬわーーっ!!」



って染岡さん消し飛んだー!!染岡さあああああん!!
なんと華麗に相手ボールを奪い取ったのもつかの間、すかさず敵の必殺技・ジグザグフレイムを叩き込まれて消し炭と化す染岡さん!
塵ひとつ残っちゃいねええええ!!いや、でも次のシーンでは「くっそー!!」と元気に走り回ってますんで、
この消滅っぷりは怒りの鉄槌のクレーターと同じで、単なるイメージ映像なのだろうか…(えー

《イナズマジャパン、攻め続けるがジ・エンパイアのディフェンスが崩せませんっ!》

(だったら俺が…!)

(く、くそっ…!このディフェンスを崩さなくては、勝つことはできない!)

(俺が…!俺がなんとかしなくては!)

その後もまったくもって攻撃の糸口がつかめない日本。円堂や監督がいない焦りも手伝ってか
「俺が俺が」
「なら俺が」と、日本メンバーは気持ちばかりが先走ってチグハグな攻めを繰り返すばかりです

「ちぃ!今度こそ!」

「ジグザグフレイム!!」

ズボアアアアアア!!

「ぬわーーっ!!」

そしてまたしても丸焼きにされていた染岡さん  染岡さあああああん!!
なんかジグザグフレイムって静止画で見ると、炎のオナラをブボワーッとブチかましてるみたいで笑ってしまうんだが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



・染岡さんが久しぶりに噛ませ岡さんで最高でした!カッコいい染岡さんと吹っ飛ばされる染岡さん、まさに染充でした!
・みんなの士気を上げようとする染岡さん、見事にジグザグフレイムのかませになる染岡さん
 次回予告で相手を抜く染岡さん、久々の染岡さんに胸熱

いやー吹雪にアイスグランドでカチンコチンにされる役といい、染岡さんってこういう噛ませ役が似合いすぎですよね
まさしく今の染岡さんはカッコよさと噛ませっぷりが両方そなわり最強に見える(えー
成長した今でも噛ませっぷりは健在で、ファンとしてはやっぱり見てて楽しいですねえ。染岡さん最高や!

(虎丸君…!なんでそんな前に!豪炎寺君も遠すぎる!
 みんな自分の力でなんとかしようとして…)

「壁山君、こっちだ!風丸君は上がって!」

そんな中、空回りしている仲間達のフォローに動き始めたのはグラン!
まるで鬼道さんを彷彿とさせるような指示出しを始めると、仲間達のチグハグな動きをグングン修正しはじめたという…
おいおい凄いじゃないですかグラン、今までの試合では特に目立ったことのない彼がここまでやるとは…
さっきは空気空気って連呼したりしてすいませんでした:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「みんなのパスが繋がり始めたわ!基山君が気づいてくれたから…!」

「風神の舞!!」

バッヒュウウウウウウ!!
「ちいいっ!」

「よぉし!ジ・エンパイアのディフェンスを崩したぞ!」

「豪炎寺ィッ!」

バシイイイッ!

「爆熱!スクリュー!!」

そんなグランのおかげで攻撃のリズムを整えた日本は、ここぞとばかりに猛攻を仕掛けて一気に敵ゴール前へ突撃!
そして風丸からのラストパスを豪炎寺が受けると、すかさず爆熱スクリューを叩き込み先制点を取りに行く!

「アイアンウォール!!」

バッギイイイイイイン!!

「なに!?」

「ご…豪炎寺さんの爆熱スクリューが…止められた!?」

「これでもシュートかよ…小学生でももう少しマシなシュートを撃つぜ?」

「く…!」

ところがその時、自慢のブロック技で爆熱スクリューをいとも簡単に止めてしまったテレス!
ぬう…それはいいとしても、いちいちイナズマジャパンを見下すこの態度は腹立ちますな
80年代の団地妻みたいな髪型してるくせしてテレスの野郎め…(えー

・「こんなシュート小学生でも打てるぜ」 タイガードライブ打てる小学生のいるイナズマジャパンにそんなこと言ってもねぇ…

って、言われてみたら虎丸ってまだ小学生だったんでしたっけね。爆熱スクリューはタイガードライブとまあ互角みたいなもんだから、
このテレスのセリフも「確かにその通りですね」って考えれば心の傷も浅くて済むか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ヘルファイア!!」

「ムゲン・ザ…ぐわー!!」

ズッバアアアアン!!

《決まったあああーっ!!ジ・エンパイアが先制です!
 ジ・エンパイアは予選大会を通していまだ無失点!
 イナズマジャパンにとっては重い1点が入りましたあーっ!!》

って、そんなことを言ってるうちにカウンターからあっさりと1点を献上してしまった日本!
立向居はまだ魔王ザハンドを覚えてないのか…とりあえずムゲンを使ってみたものの、いともあっさりブチ抜かれてこんな結果になってしまいました
鉄壁の守備を誇るアルゼンチンに対し、今のままでは点を取られ放題な日本…どうやら守備力の差は想像以上にでかいようです
早いところ手を打たないと、取り返しのつかないことになってしまいそうな試合展開ですが、果たして…次回に続く!


■イナズマイレブン 第95話「絶体絶命!イナズマジャパン敗北!?」
 

《たたみかけるジ・エンパイア!攻撃の手を緩めませんっ!》

「ヘルファイアァァッ!!」

ギュボオオオオオ!!

(く…!こうなったら未完成でも…魔王・ザ・ハンドに賭けるしかない!)

「魔王・ザ…ぐわー!!」

ズッバアアアアアン!!

立向居のことはあきらめよう…(えー
前回ムゲンザハンドがまったく通用せず、アルゼンチン相手に手痛い先取点を許してしまった立向居。
「いいもんね魔王ザハンド使うから」と今回は趣向を変えてみたものの、やはり所詮は未完成技…
またしても相手のシュートはまるで防げず、あっと言う間に2点目までも奪われてしまいます

《ああっと豪炎寺、ボールを奪われましたぁーっ!!》

「来るぞ!立向居!」

(これ以上点はやれない…!でも…どうすればいいんだ…!?
 ムゲンザハンドじゃ止められないし…魔王ザハンドでまた同じ失敗をしたら…!)

「う…ううっ…!」

そんな中、またまたボールを奪われて攻め込まれてしまう日本!
そこから再びアルゼンチンにシュートチャンスが訪れますが、すでに立向居の精神状態はガタガタ…
無限でもダメ、魔王でもダメ、何をやってもダメ…そんな思いにとらわれて、すっかり萎縮してしまっているようです

「怖がってんのか!!」

「えっ!?」

「失敗したっていい!お前の全部をぶつけるんだ!」

(お…俺の全部を…ぶつける…?)

「ヘルファイアァァァッ!」

ギュボオオオオオ!!

「これが…これが俺の…全部だぁぁぁっ!!」



「魔王・ザ・ハンド!!」

ドバッチイイイイイン!!

とか思ってたら割とあっさり復活キター!!(えー
あれだけ精神的に打ちのめされていた立向居ですが、飛鷹からの檄を受けた瞬間に再び闘志が復活!
こうして必殺の魔王・ザ・ハンドを完成させ、ついに相手の必殺シュートを打ち破ったという…

うーむこれが魔王かぁ。確かに魔神さんより凶悪度が増したツラがまえで魔王と呼ぶにふさわしいですな
とは言えこんなまがまがしい技を、なんでスタッフは立向居にあてがったのかつくづく分からない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「や、やったでヤンス!」

「すっげーぞ立向居!完成したんだよ必殺技が!」

「は…はい!飛鷹さん!ありがとうございました!」

「ふん…キャプテンなら、ああ言うと思ったからな」

ともかく助言をくれた飛鷹に頭を下げる立向居ですが、飛鷹はぶっきらぼうに「円堂ならああ言うと思った」と…
うん、思ったっていうか実際そう言われましたもんね飛鷹さん(えー
韓国戦の時に「何を怖がってるんだ!失敗したっていいじゃないか!今の自分を全部プレーにぶつけてみろよ!」ってね…
というか本当に円堂と同じセリフしか言ってねえな飛鷹さん:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  ああ見えて意外とマニュアル人間なんだろうか…(えー

「な、なんだ、このフォーメーションは!?」

《あれはジ・エンパイアの必殺タクティクス…!アンデスのありじごくですね!?》

ともかくこれで日本の反撃ターンがやってくる…かと思いきや、ここで必殺タクティクスを使いまだまだ主導権を渡さないアルゼンチン!
その名もアンデスのありじごくだそうですが…1人相手に7人がかりのディフェンスだとォ!?
どんだけトチ狂ったタクティクスなんだよ!ともかくドリブルしている相手の周囲を流砂に変えてしまう技のようです
見た目からするとドリブルを封じる技なんでしょうか?まあこんな状況じゃ仲間にパスを出すしか…

あれじゃあパスができないわ!?」

Σ(゜д゜;)!? え…ちょっ…これって…パスの方を封じる技だったの!?
「ちくしょうドリブルするしかねえ!」っていう状況に追い込む技なのかよ!わ…分かんねえー!



そんなわけでやむなくドリブルしていく豪炎寺ですが、アルゼンチンの皆さんも「のりこめー^^」と自軍ゴールに向かって
バタバタ走ってる姿がものすごいバカに見えます(えー  一体何がしたいんだアルゼンチン…

《豪炎寺、なんとかドリブルで上がっていきますが思うように進めませんっ!》

「なるほどそういうことか…!ジ・エンパイアは、ドリブルで進ませながら
 テレスの正面に誘導しているんだ!
 まるでアリ地獄にはまったアリを引きずり込むように…」

「く…爆熱スクリュー!」

「アイアンウォール!!」

バッギイイイイイン!!

「クク…残念だったなぁ?」

って、ここで「そういうことだったのか!」と毎度おなじみ鬼道さんの解説コーナーが開始!
どうもアンデスのありじごくを受けている最中は、流砂に足を取られてドリブルの方向を変えられてしまうようで、
「ちくしょうこっちに行きたくないのに…」とドリブル方向を操作された結果、テレスの待ち受けている場所へ誘導されてしまうという…
なんて回りくどい作戦なんだ…(えー  こんな作戦のために8人がかりとか正気かアルゼンチン:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

《イナズマジャパン、攻め続けますがジ・エンパイアのゴールが割れません!》

「本当にこれで良かったのか?久遠…」

「ええ…今までのイナズマジャパンは、
 鬼道が作戦を立案し、円堂が精神的支柱となることで強くなってきた…
 だがそのことで、無意識のうちに2人に頼ってしまっている。
 2人に頼っている限り、たとえこの試合に勝てたとしても…」

「イナズマジャパンは世界の頂点に立つことは出来ない…?」

「ええ…彼らが自らの力でこの窮地を乗り越え、あの必殺タクティクスを破らぬ限り…」

一方で、運営サイドの罠にはまってスタジアムとは別の場所にいた久遠監督は…
なんと急いでスタジアムに迎えばなんとか間に合うっぽい雰囲気なのに、あえてここは選手達だけに試合を任せる気のようです
そう、すべては日本メンバーを円堂や鬼道さんから自立させ、今後のチーム力をより一層アップさせるため…

…って、円堂から自立しないとダメ…ですか。ええと、それについてはこの間のチームK戦で
「僕は円堂がいないと影山の呪いにまったく勝てません!!」と豪語したアンポンタン
いるんですが、監督さん彼にも何か言ってやってください:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

というかこういう話の流れにするんなら、鬼道さんは絶対に影山の呪縛を自分の力で乗り切るべきだったよな…
なぜああも「円堂守がいる未来が俺の未来そのものなんだー!」なんて言わせる展開にしたんだ…
この試合に出てない鬼道さんこそが、円堂にあまりにも頼りすぎてて自立どころじゃないんだが…(えー

「要するに…あのテレスが取れないところから、シュートが撃てればいいんだろ?」

「俺達に任せて欲しいでヤンス!」

「豪炎寺さんたちは待っててくださいッス!俺達がボールを持って行くッスから!」

ともかくそんなアルゼンチンの必殺タクティクス破りに動き出したのは、意外にも木暮・栗松・壁山の1年生トリオでした
相手の狙いがテレスの正面にシュートを撃たせる事だというなら、あらかじめ豪炎寺たちをテレスの守備範囲外に配置しておき、
そこまで木暮たちがボールを繋げていく気のようですが…
しかし、パスを封じられて一定方向へのドリブルを強いられるあのタクティクス相手に、一体どうボールを繋げるつもりなのか…?

《木暮がドリブルで上がっていきます!しかしまたも囲まれましたぁーっ!》

「ぐぐ…!お前らなんかに取られるかよぉっ!壁山!」

バシイイイッ!

「絶対に持っていくッス…!豪炎寺さん達のところへっ…!栗松!」

バシイイイッ!

「ちっ…!もっと中だ!」

「ま、負けないでヤンス…!右でヤンス…!右へ行くでヤンスゥゥッ!」

そんな1年生トリオの策とは、とにかくめっちゃがんばってドリブルして
めっちゃがんばってパスする
というものでした。ゲェーッ!?
どうやって行きたい方にドリブルするかと思えばひたすら根性ド根性!?まさかこんな力技で突破するだなんて!

とはいえ確かに3人とも限界以上に奮闘しております、木暮はアクロバティックなボールさばきからパスを繋げ、
壁山もその巨体で宙返りまでしてパスを繋げ、栗松も少しでもテレスから距離を取ろうと粘りに粘っているという…
そしてついに、栗松から豪炎寺へと絶好のシュートチャンスとなるラストパスが!

「お前達が繋いだこのボール…!無駄にはしない!!」

「豪炎寺君!虎丸君!新必殺技だッ!!」

「「「グランドファイア!!」」」

ゴッバオオオオオオン!!

そして唐突に新必殺技キター!!いつの間に開発したんだそんな技ー!
なんとここで豪炎寺達が放ったのは、グラン・虎丸・豪炎寺が一体となって放つ大技・グランドファイア!
「ちくしょーアイアンウォールさせろー」と走ってきたテレスを簡単に吹き飛ばし、キーパーへと向かっていきますが…

それにしてもグランドファイア…ひとつこの技に物申してもいいでしょうか
どうしてイグニッションしないのッ!?どうして!?どうしてなの!?なぜイグニッションしないのッ!?
なぜイグニッションしないのよオオオオオオオオオ(えー

・グランドファイアが何か地味…ゲームではあったイグニッションが消えてるし
・今日のイナズマは主に作画が残念でしたが…ゲームのグランドファイアは格好良いですよ!イグニッション!

そう、このグランドファイアってゲーム版では
「「「グランドファイア!!イグニッションッ!!」」」ってセリフになってるんですよね
表示される技名は「グランドファイア」なんですけど、きっと技名が長すぎて表示し切れないだけで、
正式名称はグランドファイア・イグニッションに違いない
とユーザーの間では囁かれていたんですが…
アニメ版ではご覧の通り、豪炎寺のイグニッションはどこかに消えてしまいました


なぜ
こんなことに
なってしまったんだ
(えー
(C)真船一雄・円谷プロダクション /講談社

絶対イグニッションあった方が格好いいだろ!グランドファイア・イグニッションって、イナズマの他の必殺技とは明らかに毛色が違う名前だけど
無失点記録を粉砕するための特別な必殺技って意味じゃ、印象深くて好きなネーミングだったのに…
イグニッションがないグランドファイアなんてグランドファイアやない!生焼けや!生焼けファイアやこの技は!!(えー

「任せろテレス!ミリオンハーンズ!ぶわー!!」

ズッバアアアアアン!!

《決まったあああーっ!!イナズマジャパン、無失点を誇るジ・エンパイアから
 ついに1点をもぎ取りましたあーっ!!》



ゲェー!?テレスが吹っ飛んでようやく出番をもらえたアルゼンチンGKですが、
なんと繰り出した技はできそこないムゲンザハンド!(えー
おま…これって立向居がムゲンザハンドの完成形が分からずに、「うーんどういう技なんだろうこれでいいのかなー」って
迷走してる時に試してた奴にそっくりじゃねーか!テレスが鉄壁すぎるだけに、GKは大したことないだろうとは思ってましたが…
まさかできそこないムゲンザハンドの使い手だったとは…(えー  ま、まあキーパーがザコなら好都合、
あとは同じようにテレスさえ避けてしまえば、点なんか取り放題ってわけですね

 

「勝てるぞこの試合!必殺タクティクスさえ破ればこっちのものだ!」

「よーしみんな!一気に逆転だぜェー!!」

「「「おおー!!」」」

ピッピッピイイイイイイ!!

《ここで試合終了のホイッスルーっ!!ジ・エンパイア、2対1で勝利です!!》

「「「(ずがーん)」」」

な、なんじゃそりゃあああああああああああ!!
こ…こ…ここで試合終了だとぉぉぉぉ!?染岡さんが「よーし一気に逆転だぜー!」って意気込んだら次の瞬間に試合終了って
何コレ!?ギャグ!?ズコーッて全員がずっこけるようなタイミングで試合終了だなんて!
え、えーと…なんかものすごく釈然としない展開ですが、ともかくこの試合はイナズマジャパンの敗北で終わってしまったようで…

「はぁ…負けちゃったでヤンス…」

「みんなぁー!!」

「あ…キャプテン…」

「すまない円堂…勝てなくて…」

「ん?元気出せよ!決勝トーナメントに行けなくなったとは、
 まだ決まったわけじゃないんだしさぁ!」

そんな敗戦ですっかり落ち込みムードの日本メンバーですが、そこに「あれあれ?1敗くらいで何そんな気にしてんの?」
なんとも脳天気な様子でやってきた円堂が…ってお前が一番それ気にしろやあああああああ!!(えー
元気出せっておい!元はと言えばお前らが練習中にノコノコ外をほっつき歩いてるからこんな事になったのに、元気なんか出るかボケ!

・試合に間に合わなかった円堂達と、監督はまず謝るべきだろ…ダークエンペラーズの時といい、謝らない奴が多すぎだろイナイレw

まったくその通りですな…この場面で円堂が謝らないってのはどう考えてもおかしいですよ
それどころか豪炎寺に謝らせて、「元気出せよ(笑)」って円堂が許してやる立場って一体なんなんだ!お前何様だよ!
それでも「ヒャアー円堂様ばんざーい!!」って円堂マンセー状態になってる仲間達がもうね…
なんか円堂って二期・三期になってからはうさんくさい教祖様状態になっちゃってるよなあ
一期の頃は、見てて自然と尊敬してしまうような人格と言動の持ち主で、こんな空気読めない事をする奴じゃなかったんだが…


なぜ
こんなことに
なってしまったんだ
(えー
(C)真船一雄・円谷プロダクション /講談社

チームK戦といい、なんかこう「もうちょっと面白くできるだろ…」って内容が続いてるなあ…次回に続く


・グリーンランドにイナズマイレブンのアトラクションが出来るそうですが、そこのスペシャルメニューが面白いですよ。

グ…グリーンランドだとォ!?
グリーンランドってあんた…地球儀で見たら、日本からすると世界最果ての地みたいなもんじゃないですか!
そんな場所にイナズマのアトラクションが出来るなんて…なんという海を越えたイナズマ人気…

とかマジで思ってしまいましたが、グリーンランドって熊本県にある遊園地の名前なんですね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
熊本県か…うーん…さすがに世界最果ての地よりはマシですが、ちょっと神奈川県から行くのは大変だなあ

・そういえばイナズマイレブン韓国戦の後、豪炎寺のお父さんが突然心変わりをしてましたが、
 ゲームだとその理由がちゃんと明らかになっていました。(それでも早急すぎ感は否めないですが)
 どうやらお母さんの遺言で、お父さんは医者にならせてあげようと思ってたみたいです。
 でもサッカーする息子を見て、やっぱり好きにさせてあげようということらしいです。
 ゲームのネタバレに該当するかもしれないのでコメント返信は載せても載せなくても大丈夫です。感想いつも楽しみにしてます。では。

な、なんと、こいつはずいぶん意外な話ですな…あの豪炎寺父の心境はアニメだとまったく意味不明でしたが
実のところ、父親はもともと豪炎寺にサッカーをやらせてあげたいと思っていて、
そこに母親が「ちゃんとウチの子は医者に育てなさいよ」と遺言を残して逝ってしまったから
あんな風に医者の道を強要 → やっぱりサッカーをやらせてあげるっていう流れになったわけですか…

しかし見た目的にはいかにも頑固で堅物そうな父親、すごい物分かり良さそうな母親って感じなだけに、
実際は逆だったっていうのはほんと意外ですね。まあ母親が死んじゃったのは豪炎寺がずいぶん小さい頃だったから、
ここまでサッカーにのめり込むとは思ってなかったのかなあ

(C)LEVEL-5/FCイナズマイレブン・テレビ東京



・イナズマイレヴンの実写舞台化について大志さんはどう考えていらっしゃるのでしょうか?(´・ω・`)

完全に嫌な予感しかしねえよ!(えー
あ、ああ、もうほんとになんて言うか…すでに各方面でも「舞台版イナズマが超次元すぎる」と相当ネタにされてますよね
まさかこんなコミケ会場をウロウロしてそうなコスプレ集団で舞台をやることになろうとは…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
い、いや一応フォローしておくと、このキャストの皆さんは普通の格好してれば凄いイケメン揃いなんですよ
正直最初にキャストの名前だけ発表された時は、みんなイケメンすぎてアニメっぽさが出るのかなーなんて、別の心配をしてたんですが
そんなイケメンさん達が、まさかこんな涙ぐましいコスプレ姿を晒すことになろうとは…おお…


なぜ
こんなことに
なってしまったんだ
(えー
(C)真船一雄・円谷プロダクション /講談社

思わず「もうやめてあげて!」と叫んでしまいそうです:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
私はとても見に行く勇気はありませんが、役者さんのためにもみんなチケット買ってあげような…


・こんばんは!いつも楽しく拝見しております!!イナズマイレブンの舞台…私もCM見る限りでは「えー」と思っていたのですが!
 初日に観に行った友人があま りにも絶賛するので、先日私も勢い余って行って来たのですが!!凄く面白かったです!
 アクロバティックです!超次元舞台です!子供に楽しめる作りなので童心に還って楽しめます♪そしてマネージャー達が
 凄く可愛いです…私のお勧めは春奈ですvもしお時間があれば是非!色々な意味で拍手喝采です! by mmm

・大志さんいつも楽しませて頂いております。イナイレ舞台見てきましたよ!すごいです。染岡さんがまじでイケメンです。
 女の子たちが可愛過ぎるし青春おでんをフルでうたったりします!ワイヤーアクション全開でファイヤートルネードや
 大志さんも大好きな豪炎寺の説教タイムもあり!!すっげー面白かったです、侮り過ぎてました舞台を。
 とにかくお嬢が可愛いんだ…ぜひぜひ大志さんも観劇にー!見なきゃ損ですよ!
 ローソンチケットで空席一杯だから余裕でチケとれると思いますwwレポ待ってます!!!

舞台版イナズマまさかの大絶賛!ぬぬう…これは本当に意外な展開になりましたな…
実はこのお二方のコメント以外にも、ネットのあちこちで舞台を観に行った人の感想をちらほら見かけているんですが
本当にみんなベタ褒めしまくってるほどの出来だったみたいですね。これは舞台への印象を改めないといけませんな…

2人の感想を見てると「マネージャーが可愛い」「春奈が可愛い」「マネージャーが可愛い」「お嬢が可愛い」ってのが目につきますが…
確かに3マネに関しては、公式サイトの写真とか見てもどえれー美人が揃ってますよね
特に秋がこんな美人でいいのかと思うんですが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
実際に見てみるとやっぱり相当可愛かったみたいですねえ。そうか…それじゃ俺も覚悟を決めるとするか!

しかしチケットは公式サイト見ると、ローソンチケットってのでしか売ってないんですかね?
ローソンチケットって、どういう流れでチケット受け取るのかよく分かんないな…
ネットで購入手続きをしてから、どこかのローソンに行けばいいってこと?うーんうーん


・いくんすか舞台ww染岡さんのレポkwsk ローソンチケットのはネットで申込みして、
 番号もらってローソンで発券の流れだったはず?なにやら2500円で見れる券がありましたよ! 
 http://l-tike.com/d1/AA02G01F1.do?DBNID=1&ALCD=1&FWDT=36666

・チケットの販売の流れはココで確認出来ます。http://twitter.com/inazuma_butai/
 Loppiの使い方はココで。http://l-tike.com/guide/loppi.html
 チケット買えると良いですね〜レポが楽しみです!

・こんにちは!先日はお返事を有り難う御座いました!イナズマの舞台ですが、ローソンチケットの前売りは全て売り切れてます…
 当日券ならGロッソに直接行けば買えます。開演1時間少し前に行けば、席は後ろですが買えると思います。
 後はB席という最後尾の席が買えます。http://www.inazuma- butai.com/(公式サイト)
 リピーターの人がかなり多いので(実は私も2回見ましたwww)女の子で溢れていますが、土日は子供連れが多いと思いますよ!
 楽日にはスペシャルゲストが来るようです。時間とお財布の余裕があれば是非!とにかく影野が素晴らしく影野です!
 土門も大活躍です!!デスゾーンとか見物です♪ by mmm

やあどうもローソンチケットについての解説ありがとうございました、おかげさまでなんとか無事にチケット買えました
そんなわけで昨日はついに行ってきましたよ…舞台版イナズマを見にね!

まず客層に関しては若いお姉ちゃん達が圧倒的に多かったですね
10〜20代ぐらいの女性:8割、小さいお子様:1割、その他:1割っていうぐらいに極端でした
もっとお子様が多いかと思ったらこの比率…普段から女性人気が高いのか、それとも出演者がイケメンだからでしょうか?
それで大勢の人がピコピコDSやってましたね。若いお姉ちゃん達がみんなでDS…あれはなんとも見慣れない光景でした、
多分ゲーム版イナズマのすれ違い通信をやりまくってたんだろうなー

さて、内容の方を簡単に説明すると、上演時間は約2時間で
最初の30分はぐうたらな雷門、帝国との練習試合決定、試合に向けて特訓+部員集め
次の30分は帝国との試合、デスゾーン・ゴッドハンド・ファイアトルネード炸裂、勝って泣こうぜッ!熱唱
次の30分はフットボールフロンティアに参加決定、土門と鬼道さんの苦悩、3マネのおでん差し入れ、青春おでん熱唱
次の30分は帝国との地区予選決勝、鉄骨落とし・皇帝ペンギン2号・イナズマ落とし炸裂、マジで感謝熱唱、GOODキター熱唱

と、まあこんな感じでした。演技シーンでは実際にサッカーボールを使う場面もかなり多いんですが、
激しい動きの必要な箇所ではスポットライトをボールに見立てて演技をするという手法を取ってましたね
役者さん達はかなりアクロバティックな動きのできる人達だったので、アクションシーンはすごく派手で十分楽しめました

中でもブッちぎりに
素晴らしいアクションを
披露していたのは

宍戸。まさかの宍戸(えー

みんな凄かったんですけど、中でも宍戸の人はマジで次元が違うくらいに飛び抜けて凄かったですねー
アクションシーンはもはや宍戸の独壇場というか、連続高速バック転とか披露して観客もすごい盛り上がってました
というか一番歓声の大きかったのが完全に宍戸でしたからね、
役者さんは原作と同じで目まで完全に隠れちゃうようなアフロを装着してたんですが、よくあれだけ派手なアクションを決められたなあ

アクションに関しては源田の人も相当凄かったですけどね、必殺シュート食らって吹き飛ばされる時に超高速きりもみジャンプしたり、
パワーシールド出す時に、ぶわあーっと宙に浮いたかのようなスーパージャンプをしてみせたり…
あれって普通の床だったしトランポリンとか使ってないよな…本当に物凄い大ジャンプで、あの運動能力には驚かされましたねえ

そしてアクションシーンの主役が宍戸なら、
日常シーン、会話シーンでの主役は

まさかの影野

マジで影野がここまでいいキャラに仕上がっているとはまったく思ってませんでした。
日常パートにおいて笑いの8割は影野と言ってもいい内容になっており、会話の最中にいつも影野が的確なボケを入れてくるので
影野が何かやってるだけでもう笑えてくるような雰囲気が、会場には出来上がってましたねー

そしてこの影野、帝国との地区予選決勝においても、最後の最後一番盛り上がるクライマックスの場面で
存在感のなさを利用したステルスアタックで帝国を翻弄し、雷門に勝利を呼び込む立役者となる
という
物凄い大役を与えられております。あの影野のステルス攻撃が炸裂した時、観客の盛り上がりもすごかったですからねー
ハッキリ言ってこの舞台全体のMVPはもはや影野で決定かと(えー
雷門イレブンの中で一番いらない子だったあの影野が、まさかここまで脚光を浴びるとは思わなかったな…

そして拍手コメントでも何度か言われてた話ですが、3マネが可愛かった。すごい可愛かった
特にお嬢と春奈の可愛さはマジ半端なかったな…どこかの場面で雷門イレブンと春奈が歌を熱唱するシーンがあったんですが
俺はもう春奈だけずっとガン見してました。(えー
お嬢の人も可愛かったけど、ずっと俺の席から離れた場所で演技しててよく見えなかったんだ…もっと近くで見たかった…
それと秋は…やっぱあのアニメ通りの髪型が残念な感じだった:;y=_ト ̄|○・∵. ターン 
中の人はとんでもなく可愛いんですけどねー、むしろあの秋の髪型でよくあれだけ可愛かったなと思います

そして3マネと言えば、帝国との地区予選決勝の前に「差し入れのおでんよー!」と言いつつ
青春おでんを熱唱するシーンが一番の見せ場でしたね。やはりお嬢がメインポジションとなるこの曲は最高や…(えー
それと青春おでんは、アニメ通りに舞台上へは3マネだけが上がって歌と踊りを披露するんですが、
ギターソロの部分になると豪炎寺がギターを弾きに現れたのはマジ吹き出しました
こんな細かいところまで原作再現かよ!これは一期アニメを知ってる人なら誰もが爆笑したと思います
アニメ版の青春おでんにもそういうシーンがあるんですよねー、
ちゃんと舞台でも客席に背を向けながらギター弾いてて、アニメへのリスペクトを感じて感心してしまいました

そうそう、豪炎寺と言えば、帝国との練習試合で助っ人に現れるシーンが一番の見所でしたねー
10人になってボロボロになりながら戦う雷門イレブンを見て、ついに参戦する決意を固める豪炎寺(学ラン姿)
お嬢「お待ちなさい。グラウンドに行くのならこれが必要なのではなくって?(豪炎寺にユニフォームを渡す)」
→ 次の瞬間、バーン!!と
お嬢の目の前で豪炎寺キャストオフ。
  まさかの裸体を披露した豪炎寺に、観客もお嬢も「えええーっ!?」と困惑して大騒ぎ
いやはや、上半身だけとはいえ、お嬢の目の前で裸体を見せつけた豪炎寺にはもう爆笑でした
しかもその脱ぎっぷりがケンシロウのようにバーンと半裸になって仁王立ちですからねぇ。いや笑った笑った

最後に必殺技のことを話して終わりにしましょうか、舞台で使われた必殺技は主に
デスゾーン、ゴッドハンド、ファイアトルネード、皇帝ペンギン2号、イナズマ落としの5つでしょうかね。(細かいのも色々あったけど)



まずデスゾーンなんですが、こいつはかなり凄かったです。
・鬼道さん、寺門、佐久間が横一線に並び、鬼道さんが「デスゾーン、開始!」の合図を出す
・寺門を舞台の一階に残して、鬼道さんと佐久間が舞台二階へドダダダッと駆け上がる
・二階の左端に佐久間、一階中央に寺門、二階の右端に鬼道さんが立つ(デスゾーンの三角形を作る)
・すると一階の床がういいいーんと空き、鬼道さんと佐久間の真下にぽっかりと穴が現れる
・「「「デスゾーン!!」」」のかけ声と共に鬼道さん・佐久間が二階から飛び降りる。
 落下しながら空中で三人同時にシュートのポーズ
・飛び降りた鬼道さんと佐久間は一階の穴にボッシュート。多分穴の中にはトランポリンか何かが入ってる

   

 舞台二階



   



 ダイブしながらデスゾーン!

 舞台一階

と、まあこんな感じです。鬼道さんと佐久間が物凄い高さからズバーッと飛び降りる技なので、初めて見た時は「うわー!!」と仰天しました
ちゃんと一階の穴に入れるように飛ばないと危険過ぎるし、相当勇気のいるアクションだったでしょうね。その代わり見栄えの良さは抜群です
あと一階の床がういいいーんと開閉するギミックも驚いたな…最近の舞台ってハイテクなんですねえ



続いてはゴッドハンド。これは逆にすごい簡単でしたね
・円堂が「うおおー!!ゴッドハンド!!」と叫ぶ
・その瞬間に染岡さんや風丸が、バカでかい手のハリボテをえっさほいさと持ってくる
・円堂の後ろに手のハリボテをバーンと置いて終了
いやー、直前のデスゾーンが凄かっただけに、そのデスゾーンを止めるゴッドハンドがこの手作り感あふれる必殺技だったのには
思わず笑ってしまいました:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



次はファイアトルネード。
・豪炎寺が帝国陣内を突破しながら、帝国メンバーにマークされてもみくちゃになる
・実際は豪炎寺をマークしていると見せかけて、帝国メンバーが一生懸命豪炎寺にワイヤーを付けてあげてる
・「ファイアトルネード!!」と叫んで、帝国メンバーを吹き飛ばしつつジャンプする豪炎寺。
・ワイヤーで天高く吊られながらくるくると回転してシュート(ただし横回転ではなく、縦回転のオーバーヘッド)
なんというか、豪炎寺本人よりも「ここは通さんぞー!!」と言いつつ豪炎寺に密着してワイヤーを付けてあげたり、
「ファイアトルネード!」「ぎゃあー!!」と律儀に吹き飛ばされてあげる帝国の皆さんが、すごく微笑ましい技でした(えー

お次はみんな大好き皇帝ペンギン2号。
・佐久間、鬼道さん、寺門が横一線に並び、「ピィィィィッ!!」と鬼道さんが口笛を鳴らす
・源田と辺見がえっさほいさとワイヤーを持ってきて、鬼道さん達の後ろに待機する
・鬼道さん達は並んだままシュートのポーズ、そして「皇帝ペンギン2号!!」のかけ声
・それと同時に、源田たちの持つワイヤーを伝って、天井からペンギンさんの人形がするする滑ってくる
とりあえずこの技はペンギンさんが可愛くてなごむね…グッズでペンギンさんの人形とか売ればよかったのにと思うわ(えー



最後はイナズマ落としですね
・「行くぞ壁山!」の合図と同時に、みんながえっさほいさと豪炎寺&壁山にワイヤーを取り付ける
・壁山がワイヤーで吊られて大ジャンプ。続いて豪炎寺もワイヤーで吊られて、壁山よりさらに高い大ジャンプ。
・「イナズマ落とし!!」のかけ声と同時にオーバーヘッドキック

と、まあこんな感じで、技自体はそう派手でもなかったんですが、
今回イナズマ落としはストーリーの方で破格の扱いを受けていました。
舞台での雷門は帝国以外の学校と対戦しないので、イナズマ落としは対帝国用の秘密兵器として開発されるんですよね
実際、源田のパワーシールドをブチ破ったのも、舞台ではイナズマ落としの役割になっていたのです
まあ、その分染岡さんのドラゴントルネードは登場しなかったんですけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



あ、そうそう、ちなみにドラゴンクラッシュの描写自体はきちんとありました。でも、単に足をぐわーっと上げてシュートすればいい技なので、
必殺技らしい効果はなんもなかったです:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  簡単すぎたんや…ドラゴンクラッシュは簡単すぎたんや!

はい、そんなわけでこの舞台版イナズマも、実際に見てみると大分楽しんで見ることができました
ところどころで入る歌の熱唱も、ぐわわっと気分が盛り上がるので全体的にテンション高めで見られましたしね
あ、それと円堂が新入部員募集の呼び掛けを全校生徒にやりまくるシーンで
円堂「誰かー!誰かサッカー部に入部してくれる奴はいないかー!」
女の観客「はぁーい!!」
円堂「悪いなぁ!女の部員は募集してないんだ!」
ってアドリブのやり取りがあったのも面白かったです。あとは全体的に豪炎寺がカッコよかったなー
一期の豪炎寺は、ちょっと一匹狼っぽいところがあったというか、雷門イレブンが和気あいあいと話してる中で
いつも一人だけ離れて腕組んでたりして、要するにあんまり慣れ合いとかしない奴だったんですよね

でも、その代わりに頼りがいと存在感は凄まじかった。「豪炎寺がいればきっとなんとかなる」みたいな雰囲気が常にあったんですよね。
実際、「俺が必ず点を取ってくる」と言った直後に、目を見張るようなプレイで点をもぎ取ってきたりとか…一期はそういうところが良かったなあ

あとは雷門イレブンって靴下はみんな基本的に白だけど、円堂だけは黒い横線が入ってるんだなーとか、
豪炎寺だけはオレンジの靴下なんだなーとか色々…うん、話し出したらキリがないのでそろそろここで終わります:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
とりあえず私から言えるのは、思った以上に楽しめる内容だったということですね。あとはやっぱり一期はよかった…一期は…(えー






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