■イナズマイレブン 第111話「魔王降臨!ダークエンジェル!!」
 

「ついに…!ついに復活したんだ!魔王様がなァ!!」

「ええ!?ま、魔王って…どこッスかぁ!?」

「いるだろうが…お前らの目の前に!そう、俺達こそ魔王だったんだよ!」

「な…お前達が!?」

「魔界が天界を飲み込んだのだ…古より天界は魔界を憎み、魔界は天界を憎み…
 その憎しみはデモンズゲートの地中深くに溜め込まれていた。
 だが長い時間をかけて満たされた双方の憎しみは、
 新たなる邪悪な力を生み出すこととなる!
 均衡していたバランスが崩れ、天を飲み込み世界を絶望に染める…
 その天魔の化身こそ…魔王!ダークエンジェルなのじゃ!」

前回魔界軍団Zを倒したと思いきや、いきなり姿を現した天魔混合チーム・ダークエンジェル…
しかも今まで魔王様魔王様とリスペクトしておきながら、
「あ、実は俺達が魔王だったわ」などとワケの分からんことを言い出しました(えー

むう…例の怪しい爺さんの解説を聞いてみると、デスタ達そのものが魔王と言うよりは
「長年の間溜まりに溜まった天界と魔界の憎しみ」こそが、世界に絶望を呼び込む魔王と言えるのではないでしょうか
1000年に一度だけ魔王が復活するというのも、1000年分の憎しみが溜まった時に天界を魔に染めてしまうという意味で
言っているんだとしたら、すんなり理解できると思います

「さあ…ダークエンジェルの力を思い知れ!!」

ズドドドドドド!!

「くっ…!?動きが速くなっている!?」

「はあ…はあ…!」

「あ、あかん…!みんなさっきの疲れが!」

そんなわけで世界の命運を賭けて、ダークエンジェル相手に挑むことになったイナズマジャパン…
しかし激戦を終えたばかりの円堂達は、誰もが疲労の色を隠せない状態でした
それに対してダークエンジェルは、憎しみパワーで体力満タン+さらにレベルアップまで果たしてしまったようで
いとも簡単にイナズマジャパンのゴール前まで攻め込んでしまいます

「「シャドウレイ!!」」

「イジゲン・ザ…ぐわー!!」

ズッバアアアアアン!!

「そ、そんな…あっと言う間に1点…!?」

そしていともあっさり失点キター!!円堂お前…お前って奴は本当にもう…
デスタとセインの両エースが放った合体技シャドウレイ、そもそもセイン1人の必殺シュートすらまったく防げなかった円堂では、
さらに強いこの技を防げるはずもなく、簡単に吹っ飛ばされて1点献上してしまいます
もうテレスあたりをGKにしといた方がよっぽどマシだと思うんだ…(えー

「ククククク…お前達をブッ潰す!魂も残らないほどにな!!」

バゴオオオオッ!!

「うわあああーっ!!」

ドッガアアアアン!!

「ぐあああああーっ!!」

「あ、ああ、こんなことって…」

「ハッハッハァ!わめけ!叫べ!恐怖しろォーッ!!」

そしてここからは毎度おなじみスーパーリンチタイム。憎しみを滾らせて凶悪なプレーを連発してくるセイン達に、
みるみる傷つけられてズタボロになっていくイナズマジャパン…あのテレスさんですらダークエンジェル相手にはどうしようもなく、
屈辱のポーズで視聴者に尻を向けることになってしまいます(えー

「ククッ…セイン、もう一発行くぞ!」

「ハァ…ハァ…ふん…また2人でシャドウレイか?
 1人で来いよ…!それとも俺が恐いか…?ハァ…ハァ…」

「バカが…息切れしているお前など、恐れるわけがない!!」

ドッガアアアアアッ!!

「ぐおあああーっ!!」

そんな中、あえてフラフラの体でデスタを挑発しタイマン勝負を挑んだ不動!
まんまとその挑発に乗り勝負を受けて立つデスタでしたが…しかし、このわずかなチャンスさえも
不動の残り少ない体力ではモノにすることはできませんでした。デスタの乱暴なタックルを受け、不動もまたバッタリと地面に横たわってしまい…

「うぐ…ぐ…」

「フン、話にならんな…セイン!」

「…ヘッ…!おらあああーっ!!」

「っ…!?なに!?」

バッスウウウウウッ!!

「ぐ…ううううっ…!ククッ…クハハハハ…ナイスパスだ!!」

ってなにィーッ!?な、なんと不動!「ハハハ俺の勝ちだな」と余裕ヅラでデスタがパスを出そうとした途端、
瞬時に飛び出して我が身を盾にボールをカット!まさか最初からこれを狙っていたのか!?
マジかよかっけえな不動…猛烈なタックルで吹っ飛ばされて、さらに至近距離からボールを直撃されるという
相当な痛みを覚悟しなければならない戦術を迷わずやってのけるとは…相当にしたたかですこの男

「豪炎寺ィッ!」

バシイイイッ!

「「「グランドファイアG2!!」」」

「ジ・エン…ぐわー!!」

ズッバアアアアン!!

そして不動から前線の豪炎寺たちへとボールを繋げ、起死回生のグランドファイアで同点ゴール!
こりゃ不動はマジで値千金のプレーでしたな…必殺シュートはなんとか通用するみたいですし、
シュートにさえ持っていければなんとか戦える相手ではあるってことか…

「チィィィッ…!無敵の力を手に入れた俺達が失点だと!?」

「一人一人の力が強いから勝つんじゃない、
 全員の力と思いがひとつになるから勝つんだ!だからサッカーは面白いんだ!」

「…面白い?我らのサッカーに面白さなど必要ない。
 サッカーとは儀式!憎い相手を叩き潰すための手段に過ぎないのだ!」

「違う!お前達のやっていることは本当のサッカーじゃないんだ!」

「愚かな…ならばトドメを刺してやろう!お前達のサッカーもろともなァ!!」

「「シャドウレイ!!」」

ドッバゴオオオオオ!!

ぐわー!ところが試合再開と同時に、またも必殺のシャドウレイを撃ってきたセイン達!
どうやら円堂の説教話を聞いて「何いきなり話しかけてきてるわけ?」と逆上してしまったようです
ちくしょう円堂のやつめ黙っていればこんなことにはならなかったのに!(えー
またこんなシュートを撃たれてしまってお前は責任取れるのか!?取れるのかぁ!?

 
   

「真!イジゲン・ザ・ハンドォォォッ!!」

ドバッチイイイイイイン!!

「う…受け止めただと!?」

責任取りよったー!!(えー  マジかよ円堂!止められるとは思ってなかったよ!
この土壇場でイジゲン改から真イジゲンへと進化して、シャドウレイをなんとか防いでのけた円堂!
久々に活躍できてよかったよかった、でもこれも次の試合になったらまた通用しねぇんだろうなあ(えー

「フィディオーッ!!」

「よし…!オーディンソード!!」

ズバゴオオオオオン!!

「ふん…止めてやる!」

「「「グランドファイアG2!!」」」

ドッバゴオオオオオオ!!

「な、なに!?ぐわー!!」

うおおーっ!あれはオーディンソードとグランドファイアの合わせ技!!
な、なんと!ここにきてオーディンソードにダイレクトでグランドファイアを合わせるという荒技を披露した豪炎寺たち!
ただでさえグランドファイアに負けていた敵GKは、オーディンソードのパワーまでプラスされて完全に涙目であります
そんなわけで簡単にGKを蹴散らした合体シュートは、とうとう逆転となる2点目のゴールに…

「ちいいいいっ!!」

ガキイイイイイッ!!

「ぐ…おおおおおおーーっ!!」

バッゴオオオオオン!!

かと思いきやブロックキター!!なんと両エースのセイン・デスタがここまで下がり、
ツインシュートで対抗するという執念のディフェンスを!さすがにGKを弾き飛ばした分だけシュートの威力も弱まっていたのか、
グランドファイアの方が力負けして跳ね返されてしまいます

ズダダダァッ!!

「なっ…円堂!?」

「おおおおおーーっ!!メガトン!ヘッドオオオオオッ!!」

ドッゴオオオオオオ!!

しかしここでトドメいったー!!なんとこぼれ球にいち早く飛び込んだのは円堂!
いつものテンション上がりすぎてオーバーラップしてました病でフィールドの端から端まで駆け上がり、
そのまま一気にメガトンヘッドをブチかましてしまいます

ズギャギャギャギャギャギャ!

「ううっ…!ぐう!」

(な、仲間を信じ反対側のゴールまで駆け上がってきたというのか…!?
 それになんだ…!?このボールに込められた熱さは…!こ…これがお前の言う…)

「ぐ…ああああーっ!!」

ズッバアアアアアン!!

それでもしぶとくブロックに入ったセインでしたが、メガトンヘッドのパワーと円堂の情熱に負けあえなく陥落!
とうとう決勝点を叩き込んだイナズマジャパンは、この試合を勝利で飾ることになるのでした
しかし「仲間を信じて駆け上がってきた」とのことですが、さっきの豪炎寺のビビリようからすると
「えー!?お前また出て来ちゃったのー!?」いつもの病気が発症したような感じに
見えてしまうのが困るな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「バ…バカな…ダークエンジェルが、魔王が負けただと…!?くっ…!
 今回は失敗したが、次の1000年後には必ず魔界の民が天界を征服する!」

スウウウウウ…

「…そうか…今分かった、私の中にある憎しみの心…そのせいで私は悪魔につけ込まれたんだ。
 伝説にあった魔王などいない、魔王とは我々の中にある醜く争う心だったのだから…
 お前達のおかげでようやく理解できたような気がする。
 先祖は自分自身の醜い心を抑えるための修行として、サッカーを選んだのだろう」

「うーん…修行かどうかは分かんないけど、楽しいもんだぜ!」

「楽しいか…ふふ、そうだな。サッカーの素晴らしさを教えてくれたことを感謝する。
 また1000年後に、魔界の民にもこの事実を伝承しなければな…さらばだ、円堂!」

そしてダークエンジェルの敗北によって魔王の力が消え、再びきれいなセインに戻ったセイン。
それと魔王の正体については、やはり「天界と魔界の間に生まれる憎しみ」という認識でおさまったようです
これからはサッカーを通してその憎しみを消して行くことを誓い、セインたちはまた1000年の眠りにつくことになるのでした

 

「それじゃあな!円堂、フィディオ、決勝トーナメントでの活躍を期待してるぜ!」

「ああ!」

「守、俺達が次に戦えるのは決勝だ!お互い準決勝を勝ち抜いて、必ず決勝で会おう!」

「ああ、必ず!」

そしてこの魔王編の功労者であったテレスさん達も、それぞれ自分のチームへと戻っていきます
ただしフィディオのイタリア代表は、日本と一緒にAグループを勝ち抜いたので、決勝トーナメントで再会する可能性があるんでしたっけね
まあイタリアは絶対準決勝でラスボスチームに0−10くらいで負けて
「ま…守気をつけろ…やつらは強すぎる…」
ってかませになると思うけど(えー
一期で言うところの全国編の帝国学園と同じ役回りになるでしょうな…哀れな…

「(すたすた)」

「あれっ…?夏未?おーい夏未!どこに行くんだよ、まだ練習中だぞ!」

「行くわ」

「…?まだ調べる事があるのか?」

「いいえ、そうじゃないの…私、今日でイナズマジャパンを辞めたの」

「えっ!?や、辞めたって…どうして!?」

ところが円堂たちが決勝トーナメントへ向けて練習を再開したその時、なんとお嬢がチームから離脱!
そ、そんな!まさかお嬢がイナズマジャパンを辞めるだなんて…って、あれ?
お嬢って最初からイナズマジャパンの一員じゃなかったよね?(えー
何しろイナズマジャパンが結成する前から海外に飛んでしまったし、
ライオコット島で再会した時も円堂以外のメンバーには一切会おうとしなかったし、
今ここにいるのもじいちゃんの最後のノートを届けに来たからだし…
「イナズマジャパンを辞めた」というよりいつから入ってたんだろうと言わざるを得ない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「どうしてだよ夏未!あと少しで俺達みんなの…
 世界一になるって夢が叶うところまで来てるのに!」

「ふふ…今の円堂君の言葉を聞いて、私の考えは間違ってないと確信できたわ」

「夏未…?」

「さよなら…円堂君」

「…!?」

うおおおお!!さらにどういうわけか、円堂にはっきりと別れを告げて去ってしまうお嬢!
こ、これは…確かにお嬢がいなくなってしまうのは寂しいものがありますが…
しかし明らかにヒロインとしてドラマがあること前提の別れなことは間違いないので、
そこんところは逆に嬉しいという気持ちも沸きあがってきた感じです

・た、大志殿!お嬢が・・・お嬢がァァァァァァ!!!
・え、円堂がお嬢にフラれてしまっただぁぁぁぁぁぁ………

さすがに皆さんショッキングだったようですが、まあ落ち着きましょうよ。エイリア編なんかはお嬢もずっと一緒のチームにいたけど
ストーリー的にもヒロイン的にも何ひとつ見せ場のないままくすぶっていただけ
だったし、
それよりはこうして動きがある方がいいじゃないですか。それに世界編冒頭でお嬢が海外に発つ時の

「え、留学!?」

「ええ、海外留学…今夜発つわ」

「なんだよ、選考試合も見ないで行っちゃうのかよ」

「残念だけど…前から決めていたことなの。でも応援にはきっと…」

「よーし、分かった!留学頑張ってこい!俺たちも頑張る!」

というあっさりすぎて泣けてくるやり取りよりも百倍マシになった感じなので
円堂もお嬢のことをヒロインとして認識するようになったのかなぁと嬉しい気がしますね:。もしこの時と同じだったら

「おーい夏未!どこに行くんだよ、まだ練習中だぞ!」

「行くわ」

「なんだよ、決勝トーナメントも見ないで行っちゃうのかよ」

「私…今日でイナズマジャパンを辞めたの。さよなら…円堂君」

「よーし、分かった!頑張ってこい!俺たちも頑張る!」

よかった…こうならなくて本当によかった…ッ(えー  次回に続く!


■イナズマイレブン 第112話「ザ・キングダムの闇!」、第113話「ガルシルドの陰謀!」

 

「俺たちはとんでもない思い違いをしていたようだ…
 ブラジル代表の監督・ガルシルドという男は…
 世界征服を企む悪の親玉だったんだよ!!」

「「「な、なんだってー!?」」」

ま た 世 界 征 服 の オ ッ サ ン か
またか!またなのか!前回で魔王編も解決となり、ようやくFFI決勝トーナメントへと話の移ったイナズマですが…
次に円堂たちが戦う相手は、Bブロックを1位で勝ち上がってきたブラジル代表。しかしその監督が実は世界征服を企んでいるという
とんでもない情報が円堂たちの下に舞い込んできました
エイリア編の時と話の展開が同じじゃねえかよ!
あの時も「世界征服のための強化人間を育成する組織=エイリア学園」という話だったわけですが…
どうもイナズマスタッフは黒幕とか世界征服とかそういうネタが好きらしいな…

ちなみにガルシルドはブラジル代表監督というだけでなく、FFIの最高責任者という立場も兼ねており、このFFIを開催したのも
「各国がサッカーで戦うことで外交関係が悪くなる。それをきっかけにして世界中を戦争に持ち込む」目的だったそうです
今まで外交が悪化する描写なんてなかったじゃねーか!(えー
むしろ仲良くなってるイメージしかねえよ!前回まで世界各国のみんな仲良く魔王退治してたというのに:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「く…苦しい…どうなっちまったんだ…オレの体…」

「や、やっぱりそうだ!響木監督は病気なんだよ…!心臓の…!」

響木監督!仙豆だ!食えーーっ!!(えー
そんな中、こう見えて生まれつき心臓の弱い体だったということが明らかになった響木監督。
そういえば三期に入って間もない頃、苦痛に顔を歪めて倒れそうになるシーンが何度かありましたね
ずいぶん長いことかかりましたが、ようやくあの時の伏線を回収する時がやってきたようです

「響木監督…」

「医者からは何度も手術を勧められていたが、FFIが終わるまではと断っていたらしい…」

「くそっ…!響木さん…!こんな俺に目をかけてくれて、サッカーと出会わせてくれて…!
 なんで響木さんがこんな目に遭わなきゃいけねえんだよ!!」

そんな響木監督の容体が急変したことを、一番気に病んでいたのは飛鷹でした。やはり恩師だけあって思い入れも違うんでしょうか
しかしその心配顔はちょっと恐すぎるんだが…(えー 
この画像だけ見ると、暗がりでリンチでもしてるような感じに見えてしまうな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

あとメンバー全員がお通夜みたいな雰囲気になる中、珍しくみんなに合わせてテンション下がっている不動
なんか絵になるなと思いました。あきおちゃんはたまにこういう妖しい魅力をかもし出す瞬間があるよな…

さて…それにしても最近のイナズマは、「この展開って前にも見た気がするなあ…」って話がちょっと多すぎると思います

天からの使いと名乗っていた天空の使徒
→なんか天上の神を名乗っていた世宇子中を思い出すなあ…

天空の使徒と魔界軍団Zの混成チーム・ダークエンジェル
→なんかダイヤモンドダストとプロミネンスの混成チーム・カオスを思い出すなあ…

手術が必要な体で「この大会が終わるまでは…」と無理をしていた響木監督
→なんか手術が必要な体で「この大会が終わるまでは…」と無理をしていた一之瀬を思い出すなあ…

FFIを使って世界征服を企むガルシルド
→なんかエイリア学園を使って世界征服を企んだ吉良を思い出すなあ…

試合に負ければ家族との幸せな暮らしを壊されてしまうブラジル代表
→なんか試合に負ければ妹との幸せな暮らしを壊されてしまう鬼道さん(帝国時代)を思い出すなあ…

と、こんな感じでしょうか。そろそろマジで話のネタが枯渇してきたな…と思わざるを得ません:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
話だけでなく必殺技もね…最近は新鮮味のある必殺技を見なくなって久しいですし。
ここが正念場なのでスタッフにはなんとか乗り切って欲しいところなんですが

・イナズマイレブンですが、魔界だ天界だとか言ってる辺りから現在まで本当に微妙。
 お嬢が目立ってるところ以外は正直そんなに見どころないですね。(116話現在)

どうやらしばらくこの微妙さは続くみたいです(えー
マジかよ…そいつは嬉しくないニュースですな…まあ感想も遅れてるし、その辺はテキトーに飛ばして済ませますか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

それと今回からEDが新しいものに変わりましたね。
FFIのライバル達、エイリア学園のライバル達、フットボールフロンティアのライバル達…
これまでに戦ったキャラ達を順番に振り返っていくという、イナズマの総決算的な内容になっております
確かイナズマは3月いっぱいで終了するという噂でしたから、これはイナズマの歴史を振り返るという最後のEDになるのかな…

それはともかくとして幼女と握手してるロニージョがうらやましすぎて死ぬ
ロ、ロニージョ!ロニージョお前!おまえええええええええ!!うわああああああああああああ
何この超絶かわいい幼女。イナズマの女性キャラの中で一番なんじゃないか?ルシェたんを超える逸材がこんなところに現れるとは…

そして水かぶってるフィディオがイケメンすぎて濡れる。
僕らのヒーロー・テレスさんも違った意味でカッコいいですね、渋いというかナイスガイというか
あと前にも書いたけどカタール代表デザートライオンのキャプテン女子にしか見えなくて困る
あんた絶対ちょっと目つきが悪いけど性根はかわいいお姉ちゃんでしょ?(えー 
このしなっと腰を曲げたポーズとか絶妙すぎるだろ…俺もチェ・チャンスウの位置で記念写真撮りたいんだけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

そしてこちらはエイリア編のライバル達、そして同時期に加入した仲間達…
というかライバルキャラはグラン、バーン、ガゼル、デザーム様、レーゼが登場しているんですが
ウルビダさんがいないことに全俺が泣いた
なんでだよ!なんでウルビダさんがいないんだよぉぉぉぉぉぉ!!バカ野郎バカ野郎ウルビダさんはキャラ的にグランと同格だろ!
ほんと今までいくらでも出すチャンスはあったのに全ッ然出てこねーなウルビダさん…
三期が始まった当初は「きっとグランの応援に駆けつけるんだろうなわくわく」とか思ってたのに、ここまで出番がないなんて!

あと歌詞の「絶対消えない思い出さ、君と出会えたこと絶対に忘れない」のタイミングでちょうど
うんこ頭で宇宙人ごっこやってた黒歴史レーゼが出てきて激しく吹いた
忘れてやれよ…それはもう忘れてやれよォォォ(えー
レーゼ本人が「あれは黒歴史だから忘れてください…」と言ってるのに二度も絶対絶対言って忘れないなんて!なんて鬼畜なの…

そしてこちらは一期の人達。俺の思い入れの分だけ画像も多めです、ええ
とりあえずひとつ言えるのはてるみエロすぎ
なんだこのフェロモン丸出しなてるみは!完全に誘ってるだろ!まったくてるみは性的な韓国人ですね

千羽山中も懐かしいなぁ。こいつら無限の壁は強かったけど、そういえばスター選手はいないから絵的にすごい地味ですね
む、いや…一人だけいたか…いまだに俺の中では最強DFとしてその名を轟かせている敵の5番が…(えー
こんなクリリンみたいな奴より敵の5番出してくださいよ!あいつこそ千羽山中の最強選手だろ!

あと尾刈斗中のバンダナ君が無駄にカッコよすぎてやばいです。こいつって確か
監督の催眠術に合わせて「ゴーストロックゥゥゥ!」って技を出すフリしてただけの奴だろ…(えー  こんなにかっこいいなんて…
その横にいる野生中のレオン君も相変わらずかわいい顔してますね
野生中との試合は円堂がすごい奮闘して完封勝ちした試合でもあったなあ…
私の見ている限りでは、円堂が完封勝ちしたのはこの試合だけだったと思います
あの時の円堂はあらゆる意味で頼れる存在だった…今からは想像もつかないが…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

そして在りし日の雷門イレブンの姿…うう…こいつらを見ているだけで目頭が熱くなる
こいつら今頃どうしてるんだろう本当に…(えー
一期でずっと一緒に頑張ってきた仲間だったのになぁ…二期以降は完全に切り捨てられて音沙汰なしになるとはなぁ…
二期から入ってきた仲間達は、みんな三期でもレギュラーだったり応援に現れたりしてるので、余計にそう思います
せめて試合の応援とかで出させてくれてもいいのに…リカと塔子ばっかりに応援させてないでさ…次回に続く


■イナズマイレブン 第114話「イナズマジャパンVSザ・キングダム」、第115話「サッカー王国の逆襲!」
 

《ああーっとロニージョ、味方からボールを奪ったぁーっ!?
 敵味方構わずの一人舞台!この試合、完全にロニージョのワンマンステージですっ!!》

「どうしたってんだロニージョのやつ!?いつものあいつじゃないぞ!」

ついに始まった決勝トーナメント準決勝戦、日本代表イナズマジャパンvsブラジル代表ザ・キングダムの試合…
ブラジルはBブロックをぶっちぎり1位で勝ち抜いた超強豪チームですが、
この試合ではエースストライカー・ロニージョの様子がどうにもおかしなことになっていました

「ククク…ヘンクタッカー君、RHプログラムの記録はしているな?」

「もちろんでございます。活動開始時間、心拍数、呼吸数、
 筋肉と骨格の反応など、ぬかりなく…」

「フ…けっこう」

そんなロニージョの異変の原因というのが、監督のガルシルドが施したRHプログラムによるもの…
平たく言えば、ガルシルドが戦争用に使おうとしている強化人間育成プログラムです
ガルシルドは実験データを取るためにロニージョを脅迫し、この試合を通して人体実験を行っているという…

まあ、要するにまたドーピング野郎との戦いってことなんですけどね。一期も二期も三期も全部
ドーピング大好きな黒幕オヤジとの戦いじゃねーかよ!!
(えー
もういい加減にしてくれよ!イナズマスタッフは何度同じ展開を繰り返せば気が済むんだ…

ちなみにチームK戦の時に影山が「チームKにはプログラムを与えて強くした」と言ってましたが、
あの時もガルシルドから渡されたRHプログラムを使ったってことなんでしょうね
しかし肝心のプログラムの内容については明かされていませんが、私の推理によると

R(ロリの手を握らされて)H(ヒャアー俺超やる気出ちゃう)プログラムこれに違いない…(えー
影山がルシェたんにちょっかい出してたのも、RHプログラムに使える人材だと目をつけていたからだったんだよ!!
まったくガルシルドの奴なんてうらやましいけしからんプログラムを作りやがるんだ…

《恐るべしキング・オブ・ファンタジスタ!ロニージョが驚異のドリブルで切り込んでいく!》

「ふぅん!」

バシイイイッ!!

「怒りの鉄槌V2ぶわー!!」

ズッバアアアアン!!

《ゴォォール!円堂、ロニージョのシュートを止め切れずーっ!
 ザ・キングダムの先取点ですっ!!》

「こらぁぁイナズマジャパン!しっかりしろーっ!!」

「なんやなんやぁ!?勝利の女神が来てるんや!負けはナシやでーっ!!」

ゲェー!?ところがロニージョの放った普通のシュートに対し、必死に怒りの鉄槌を出したかと思うと
それでも完全に力負けして失点する円堂!よ…よええーー!!
V2とか言いながら普通のシュートも止められないなんて!観客席の塔子とリカも「普通のシュートに負けんなこのボケー!」
円堂のふがいなさに少々キレ気味です。まあ塔子達の怒りも当然でしょう、いくらなんでも今のやられ方はないよ…

「キャプテン、すいませんブロックできなくて…」

「気にすんなよ飛鷹!まだ1点だ!必ず返せるさ、そんな弱気になってどうするんだ?」

「はい…次こそブロックしてみせます!」

そしてこの円堂の暴言である  こ、こいつ微塵も反省してねええええーー!!
なんなんですかこの態度は!最低すぎるぜ円堂!今のはどう考えても必殺技をブチ抜かれた自分が悪かったのに
「こんな失点ぐらいでなに気にしてんの?」と飛鷹に上から目線で説教するとか!
最近ほんと空気読めないバカになってんな円堂…(えー

確かアルゼンチン戦に遅刻した時も、なぜか豪炎寺の方が円堂に謝って「こんな負けなんて気にすんなよ」って
遅れてきた円堂が豪炎寺を許してやるって展開でしたよね
なんでこう円堂が自分でミスをする → なぜか他のメンバーが謝る → 円堂が「気にすんなよ」って許してやるって
ワケの分からん流れにするかな…私の中で円堂の株がどんどん下がっていくよ…

《今日のロニージョは一味違うぞ!土方もかわしてシュートにいったーっ!》

「ふぅん!」

バシイイイッ!!

「怒りの鉄槌V2ぶわー!!」

「でええええいっ!!」

シュバアアアッ!

「と、飛鷹!」

そしてロニージョの普通のシュートにまたしても完全に力負けする円堂。ああ…お前ってやつは…
しかし今度は、さっきの宣言通りに飛鷹がカバーして失点を防いでくれました。有言実行の男・飛鷹さんかっけえっす
それにしても円堂の頼りなさはそろそろやばいな…いい加減ここらでまともな活躍を見せて欲しいところです

ピッピイイイイイ!

《ザ・キングダムの1点リードのまま前半終了!
 後半はイナズマジャパンがどう戦うのか注目を…》

「実験は終わりだガルシルド・ベイハン!お前には聞きたいことが山ほどあるんでな!」

「えっ!?お、鬼瓦刑事!?」

「ふむ…私のチームに何か御用ですかな?」

「とぼけるな…!俺達はもうすべてを知っているんだ!RHプログラムのことも
 お前が戦争によって巨万の富を得ようと目論んでいることもな!」

ところが前半戦が終わったその時、なんとガルシルドの悪事を追求しに姿を現した鬼瓦刑事!
おお…これで悪の根が絶たれるならいいことですが、しかし一期の影山逮捕シーンとすげえ似てんなこれ…(えー
それとここは日本から遠く離れたライオコット島なんですが、
このオッサンはなんで海外の警察を普通に仕切ってるんだろうか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「「サンダービースト改!!」」

ズッバアアアアン!!

《イナズマジャパン、後半開始早々同点に追いつきましたぁーっ!!》

そんなわけでガルシルドが退場し、RHプログラムから解放され正々堂々の戦いを開始したロニージョ達。
ところが後半開始直後、先に必殺シュートを叩き込んだのはイナズマジャパン!というか懐かしのサンダービーストだと!?
こんなシュートはもう二度と得点できないだろうなと思っていたのに!(えー
だってサンダービーストと同じ時期に習得したのがさっきから破られまくってる怒りの鉄槌なわけですから…
同時期の技でこうも明暗が分かれるとはなぁ、キーパー技の賞味期限は短すぎるんや…

《さあこの試合、果たして勝ち越すのはどちらかーっ!?》

「行けぇ!ロニージョ!」

「ストライクサンバV2!!」

「真!イジゲン・ザ…ぐわー!!」

ズッバアアアアン!!

《ゴォォーール!!再びザ・キングダムがイナズマジャパンを突き放したぁーっ!!》

そしてせっかく追いついたのにまた簡単に点を取られる円堂
もうこのダメキャプテンを誰かどうにかしてくれ!正直日本メンバーの中であきらかに一番役に立ってないよ!

「ス、ストライクサンバが進化した…!」

「こんなに相手の実力を引き出してしまうなんて…」

「でも、円堂君らしいじゃない!」

「そうですね!」

「あ、あなた達!そんなのんきなこと言ってる場合ですか!?
 ゴールを決められてしまったんですよ!?」

「だ、大丈夫ですよぉ目金さん!」

「そうそう、あの円堂君なら!」

「きっとなんとかしてくれます〜!」


(C)創通・サンライズ

円堂になぁ!!
ロニージョのシュートを
なんとかするなどぉ!!
出来るわきゃ
ねえだろオオオオ!!

いい加減なことを言うなスカタン女どもがー!!(えー
なんなんだこいつら!これほど醜態を晒しまくる円堂を見ていながら
「相手の力を引き出す円堂君かっこいー!」
「最後には絶対なんとかしてくれるよねー!」
ワケの分からんマンセーぶりを見せるとは!目金…こいつら殴っていいぞ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

さっきも言いましたが、円堂が失敗した時にやたらみんなが円堂マンセーして持ち上げまくるのは本当なんとかしてほしい。
うさんくさい教祖様を信じる盲目的信者のようにしか見えないからさ…
とにもかくにも、まず円堂がしっかり結果を出さないことにはなぁ。もっとちゃんとゴールを守る描写を見せてくれよ…

《勢いに乗るザ・キングダム!イナズマジャパンは防戦一方かぁ!?》

(凄いぜロニージョ…こんな楽しくて強いサッカーは初めてだ!
 でも、俺達にも負けられない理由があるんだ!)

(響木さんが、自分の病気を隠してまで俺達をバックアップしてくれたのは…
 
サッカーで活躍する俺達を見たかったからなんだ!!)

「おおおおっ!流星ブレード!V2!!」

「カポエイラスナッチィィィッ!!」

ドバッチイイイイン!!

そして1−2と再びブラジルを追う展開になってしまった中、響木監督の思いを背負ってシュートを放つグラン!
しかし悲しいかな、渾身の力で放った流星ブレードも相手のキーパー技にはね返される結果に…
いくら気持ちを乗せても現実はそう上手くはいかないのか…って!



「今だっ!!」「おう!!」「響木監督に届け!俺達の想い!!」

「ドラゴンスレイヤーV3!!」「真・爆熱スクリュー!!」

ドドッゴオオオオオオッ!!

「なっ…!カポエイラ…ぐわー!!」

ズッバアアアアン!!

《イ、イナズマジャパン同点に追いついたぁーっ!!
 基山から染岡、豪炎寺と繋いで!FW3人がかりの渾身のシュートだーっ!!》

なにー!?なんと今の流星ブレードはGKの隙を作るための見せ技に使っていたグラン!
すぐさま走り込んできた染岡さん&豪炎寺が連携シュートをブチかまし、点差は再び2−2の同点に!
いいじゃないか…こういうのでいいんだよこういうので!(えー

久し振りにイナズマで工夫あるゴールシーンを見たような気がする。
いつもの必殺シュート撃つ → キーパー技で受ける → どっちか強い方が勝って終了っていうのは、
何度も続くとすごく単調に感じるのでこういう怒涛の連携攻撃みたいなのはじゃんじゃん増やして欲しいなあ

《そろそろ残り時間がありません!次の1点が勝負の決め手に…ああっとぉ!?
 ロニージョ、佐久間と鬼道を抜き去って円堂と1対1!絶好のチャンスだーっ!!》

(勝つ…!家族のため、応援してくれるみんなのため!そして俺達のためにッ!!)

「行くぜぇぇッ!!ストライクサンバ!V3!!」

ドギャッバアアアアアン!!

「ま、また進化した!?」

「止めてみせる!イジゲン・ザ…ぐわー!!」

「え、円堂さーん!!」

「させねえ!絶対に入れさせちゃならねえんだ!真空魔V2!!」

ズッシャアアアアアッ!!

《ああーっ!?止めた!飛鷹、渾身のディフェンスで止めましたぁーっ!!》

そして残り時間わずかとなる中、最後の見せ場を与えられた円堂ですがそれすらこんなんで終わりかよ!!
ほ、本当に何ひとつ活躍してねえええーー!!また飛鷹に尻ぬぐいしてもらってピンチ脱出とか!あ、ああもうこいつは本当にもう…
「きっとなんとかしてくれますー!」ってのはどうなったんだよ!あのメスどもいい加減なことぬかしおって!(えー

「ヒロト君!特訓の成果を!」

「よし!」

「「ザ・バース!!」」

「カポエイラ…ぐわー!!」

ズッバアアアアン!!

《ぎゃ、逆転ーっ!!ついにイナズマジャパンが勝ち越しーっ!!》

そしていよいよ最後のワンプレーとなったその時、とっておきの新必殺技で決勝のゴールを叩き込んだグラン達!
その名も仮面ライダーバース!!え、違う?:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
しかしグランの新必殺技は、今まで特訓の描写とかしてないのに「特訓したあの技だ!」って
いきなり習得するものが多いなぁ。グランドファイアもそうだったっけ

あと春奈&秋の喜び方が、一期で御影専農にドラゴントルネード決めた時とまったく同じでしたね。あの時のプニ顔は可愛かった…けど
なぜ今になってこの時の絵を引っ張り出してきたんだろう

《お伝えした通り、FFI準決勝はイナズマジャパンがザ・キングダムを倒して、決勝進出を決めました!》

「ふ…お前の悪行もここまでだな」

「…」

キキィィィッ!!

「ん…!?どうした、通行止めか?」

「は、はい、こんな連絡は受けていないのですが…」

一方その頃、日本の勝利をラジオで知りつつガルシルドを連行していた鬼瓦刑事…
「ブラジルが負けてどんな気持ち?ねえ今どんな気持ち?」と、ニヤニヤしながらガルシルドを言葉責めしていましたが、
その時目の前に道をふさいでいるクレーン車が…しかもそのクレーンには、
ちょうど刑事たちの頭上に来るようにぶらーんと鉄骨が…え?ま、まさか…

「むう、どこかに迂回路は…(ガチャッ)」

ガラガラガラアアアアッ!!

「なっ!?う、うおあああーっ!!」

ドズッシャアアアアアン!!

「…クックックッ…」

うわあああああやっぱりこうなった!また鉄骨落としかよ!!
も…もういい加減にしろー!!一体何度焼き直しのようなシーンを見せるつもりだよ!
はあ…もう…このブラジル戦は、イナズマスタッフの引き出しの少なさが浮き彫りになってしまった話だったな…
とりあえず黒幕のオッサン出して、とりあえずドーピング選手と試合して、とりあえず鉄骨落としやっとくって
それ以外に話作れないのかよ!しっかりしてくれよ!
マジで話のアイデア枯渇してんなもう…鉄骨落としは初めて見た時すごい衝撃的でしたが、
今ではすっかり「まただよ」って失望の象徴になってしまったな…イナズマに斬新な何かを期待するのはもう無理なのか…?次回に続く


■イナズマイレブン 第116話「驚異!リトルギガント!!」

 

《皆さんおはようございます!いよいよ今から準決勝第二試合、
 イタリア代表・オルフェウスvsコトアール代表・リトルギガントの試合が
 始まろうとしています!》

「うわあああ!ね、寝過ごした!早く行かないとフィディオ達の試合が!(バタバタ)」

《さあ、勝者となってイナズマジャパンと激突するのはどちらのチームか!?
 間もなくキックオフです!》

(フィディオ…約束だぜ!決勝戦でもう一度戦うんだ!)

------------------------

ピッピッピイイイイイイ!!

《し…試合終了ーっ!!8対0!勝ったのはコトアール代表・リトルギガントです!
 大方の予想を覆して、優勝候補オルフェウスが一方的に敗れましたーーっ!!》

「あ…?あ…?」

大方の予想通りオルフェウスのボロ負けキター!!
ああああやっぱりこうなるのか!前回日本がブラジルに勝って決勝進出を決めた中、もうひとつの決勝チームを決めるべく行われた
準決勝第二試合…そこで対戦するのはAグループ1位のイタリアBグループ2位のコトアールでしたが、フィディオ達イタリアは
見るも無惨なワンサイドゲームでボロッカスに敗北してしまいました

何度も予想していたことではありますが、やっぱりこうなってしまったか…
というかイタリア相手に8−0って、Bグループ1位のブラジルはどうやってこんな奴らに勝ったんでしょうね

「すみませんキャプテン…キャプテンが託してくれたこの試合、勝つことが出来ませんでした…」

「謝ることはない、俺は君の可能性に賭けたんだ。負けたことは悔しいが…
 君達には未来がある。次は優勝してくれフィディオ…いや、キャプテン」

「…はい…」

そしてこの大敗でプライドをズタズタに壊されてしまったフィディオは、呆然となりながら控え室で力なくうなだれていました
ちなみにキャプテンのヒデナカタは客席でじーっと…ってお前今回もまた不参加だったのかよ!!
な、なに考えてんだきさまー!!長い間仲間をほっぽってフラフラして、「やっと戻ってやってもいいくらいには成長したか」って
チームに戻ってきたと思ったら、またホイホイと試合休んでイタリアボロ負けって、もういい加減にしろよ!

しかもナカタはこれでフィディオにキャプテンを譲って、チームを抜けてしまったようです。ナカタ…
前のナカタ「フィディオ達が成長しないからチーム抜けよっと」
今のナカタ「フィディオ達が成長したからチーム抜けよっと」

結局チーム抜けることしか考えてないのかよ!(えー

「(バタン)フィディオーッ!!」

「あ…守…すまない、もう一度戦うという約束、果たせなかったよ…」

「フィディオ…なんでお前達がこんな…」

「…とてつもない相手だった…リトルギガントは…」

--------------------------------

《さあボールがラファエレに通った!キーパーと1対1だーっ!!》

「フリーズショット!!」

「ふんっ!」

バッチイイイイイイン!!

《と…止めたあああーっ!!リトルギガントのキーパー・ロココ!
 ラファエレの必殺シュートを片手一本で止めてしまったあーっ!!》

そしてフィディオ達が沈痛な面持ちで落ち込む中、いてもたってもいられず控え室に飛び込んできた円堂…
フィディオはそんな円堂に、コトアールとの試合内容をぽつぽつと話して聞かせます
まず何と言っても圧巻なのは、イタリアのシュートをことごとく片手で止めてしまったというGK・ロココ…
イタリアの点取り屋であるラファエレのフリーズショットもまるで関係ありません、キーパー技を使う必要もなく軽々と…


ちなみに円堂が同じシュートに対してどうだったかというとご覧の有り様だよ!(えー
ああ…少なくとも円堂とは比べものにならないほど優秀なGKということが分かってしまったな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ズバンズバンズバアアアアン!!

《あああーっ!この準決勝第二試合…思わぬ一方的な試合となっておりますっ!!》

それに強力だったのはGKだけではありません、攻撃陣もブラージからいとも簡単に得点を量産するほどの化け物揃い…
しかも注目すべきは、攻撃陣も必殺シュートを一度も使わずに8点取ったということでしょうか
まだほとんど全力を出していないというのにこの強さ…もはや円堂から点を取るのにも必殺シュートなんて必要ない気がします
でも日本との試合じゃ急に弱くなって必殺シュート連発してくるんだろうな(えー
世宇子の時もジェミニストームの時も、結局みんなそうだったからなー:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「はぁ…はぁ…!くそっ…!決勝戦では守が待っているんだ…
 イナズマジャパンを倒し、真の世界一になるためにも…!
 こんなところで負けるわけにはいかないんだァッ!!
 うおおおおーっ!!オーディン!ソードオオオーッ!!」

「ふんっ!」

バッチイイイイイイン!!

「な…!?あ…オ…オーディンソードまでもが…」

そして最後の意地をかけてオーディンソードを繰り出したフィディオでしたが、ロココにはそれさえも一切通じず!
「おっと片手じゃ防げそうにないかな、じゃあ両手だ」と、その程度のノリで防がれてしまいました。なんてことだ…
うーんそれにしてもこの試合展開って、私が一期の時に帝国vs世宇子戦を予想した時の

準決勝の試合当日「いよいよ準決勝だ、でも決勝の相手は帝国で決まりだろうな」とタカをくくる円堂達
→しかし試合場では0−6くらいでボロ負けしている帝国の姿が
実況《なんということでしょう!あの帝国学園が無名の学校相手に一方的にやられています!》
鬼道さん「こんなところで終わってたまるか!俺は円堂と約束したんだ、必ず決勝で戦うとな!皇帝ペンギン2号!」
→しかし皇帝ペンギン2号は敵キーパーにやすやすと防がれる。そして試合終了のホイッスル
敵キャプテン「くっくっく、噂に名高い帝国の実力とやらも大したことはなかったな」

これとあまりにも同じじゃねえかよ!!(えー
ベ、ベタすぎる…まさか2年の時を経てこんな形で現実になろうとは…

「俺達のサッカーは完璧に分析されていた…」

「だからリトルギガントは…最後まで一度も必殺技を出すことなく、俺達を抑え込みやがった…」

「そんな…」

「…すまない、守…今は…俺達だけにしてくれないか…?少し休みたいんだ…」

「あ、ああ…ごめん…」

そして試合の全容を話したところで、疲れ切ったようにうなだれてますます落ち込んでしまったフィディオ。
屈辱の敗戦を思い出したことで、ますますプライドに傷がついてしまったんでしょう
イタリアは今までひたすら不憫な目にばかり遭ってきましたが、今度もまた再起不能クラスの出来事を味わうハメになるとは…哀れな…

(フィディオが負けた…リトルギガント、一体どんなチームなんだ…)

「(すたすた)む…?」

「えっ…!?リ、リトルギガント!?」

「どうしたんです、監督?あっ…」

「な…夏未!?」

って、円堂がイタリアの控え室を出てみると、偶然そこには通りすがりのコトアール代表が!
しかもそんな選手たちの中には、どういうわけか一緒に歩いているお嬢の姿が…こ、これは!?
まるで予想だにしない出会いの2連発に、円堂は激しく戸惑いながらお嬢を問い詰めにかかります

「夏未、なんでお前がこんなところに!それに今、その人のこと監督って…」

「ええ…こちらはミスター・アラヤ。コトアール代表の監督よ」

「…」

「こ、この人が…?」

「そして、ここにいるのがキャプテンのロココ…リトルギガント、私のチームよ」

「え…!?ど、どういうことだよ!」

「私は、リトルギガントのチームオペレーターになったの。
 情報収集から相手戦術の分析までなんでもやるわ。このチームを世界一にするためにね」

「…!?ま、まさか…オルフェウスのサッカーを分析したのって…!」

って、そこからさらに円堂を驚かせる言葉を言い出したお嬢!そ、そんな…そんなまさか…
お嬢のサッカー知識がそんなに豊富になっていたなんて!!(えー
いやほんとに。雷門時代は情報収集から相手戦術の分析って全部春奈が一人でやってたので、
お嬢は基本的にふんぞり返ってるだけの置き物マネージャーだったんですよね。
そんなお嬢が一体いつの間にこんなスキルを身につけたんだろう…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(伝説のイナズマイレブンを襲った、あの忌まわしいバス事故…それは影山によって仕組まれたものだった…
 だけどその背後には影山を取り込み、力を与えた存在があった…それがガルシルド・ベイハン…
 その事件を追ううちに、イナズマイレブンの監督・円堂大介が生きているかもしれないという情報がもたらされた…
 彼を見つけることが出来れば、事件の全貌が明らかになる。私はそう思い、コトアールに飛んだ…)

そしてここからは、お嬢がどういう経緯でリトルギガントの一員になったのか…という解説のために、お嬢の回想シーンが始まります
そもそもの始まりは、イナズマイレブンを襲ったバス事故の話から…そこから影山・ガルシルド・大介じいちゃんと事件に深く関わる人物を
追っていったお嬢は、ついにじいちゃんの居場所を突き止めコトアールに向かったという…
ふむ、これが3期になっていきなりリストラされた空港の場面に繋がるわけですね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「む…お嬢さん、あんたは…?」

「やっと会えました!初めまして、私は雷門夏未と言います!
 円堂大介さんですよね、イナズマイレブンの監督の!」

「なに、雷門…?ほっほ、そうか、総一朗の娘か…よくここが分かったもんだ、
 それでこのワシに何の用だね?お嬢さん」

(そして大介さんは、私に事件の真相を打ち明けてくれた…
 この40年間は、事件を隠蔽しようとするガルシルドとの戦いだったことも…
 大介さんは彼らの悪事を知る唯一の生き証人、家族を守り悪と戦い続けるためには、
 日本から遠く離れた場所に身を隠すしかなかったのだ…)

そんなお嬢がコトアールで発見したのが、さっき円堂の前ではミスター・アラヤと名乗っていたこの爺さん…
そう、前からイジゲン・ザ・ハンド習得のヒントを円堂に与えたりして、「明らかにこいつじいちゃんだろ…」と思っていたキャラですが
やっぱりその通りだったようです。というか”アラヤ”の名前の由来ってなんなんだ…?
ミスターKぐらい分かりやすい名前だったらこっちも助かるんだが…(えー

「よーし今日の練習はここまでだ!みんなクールダウンしてこい!」

「「「はい!!」」」

「いいチーム…まるで雷門中のサッカー部みたい」

「ほっほ、あの子達は強いぞ?幼い頃からワシの特訓についてきたんだからな。
 ワシはあの子達を世界一にする…守もそれを目指すと言うのなら、最も高い壁となるだろう」

「高い壁…」

「ああ、決勝戦でぶつかるのが楽しみだよ」

「…?まるで分かってるみたいですね、決勝戦でぶつかることが」

「分かるさ。守と約束したからな、世界のてっぺんで待っていると」

そして大介じいちゃんがコトアールの地で、何年もかけて育て上げた最強のチームがリトルギガント…
伝説のイナズマイレブンを育てたのもこのじいちゃんでしたから、言うなれば海外版イナズマイレブンってところでしょうか
しかしこのリトルギガント、キャラの雰囲気はイナズマイレブンと言うより円堂たち雷門イレブンに似ているようです
というか調べてみたら、名前から何から全部雷門イレブンがモデルの奴らみたいですね。最後の敵は同キャラ対戦っていうことか…

(才能ある少年たちを鍛えて世界を目指しながら、円堂君の最大の壁として立ちはだかる…
 大介さんは、さらなる高みに導こうとしている。イナズマジャパンも、リトルギガントも…
 大介さんと出会ったことで、もう私のすべきことは終わった…
 イナズマジャパンはチームとしてとても充実している、私が戻る必要も、戻る場所もない…私が…私が出来ることは…)

ともかく大介じいちゃんからバス事故の真相を聞いたことで、コトアールに来た目的はもう果たしてしまったお嬢…
しかし、今からイナズマジャパンに戻ってみたところで、冬花達がいる以上自分の出る幕はない…
そうして今後の身の振り方を悩んだ結果、お嬢の出した結論というのが…

「大介さん!私をこのチームの一員にしてください!」

「なに…?」

「私はずっとサッカーを見てきました、サッカーの戦術のこともFFIのチームのことも、
 頭の中に入っています!もちろん日本代表のデータも!
 チームをもっと強くするために、私の力を使って欲しいんです!お願いします!」

「…」

「マネージャーでもスタッフでもなんでもやります!
 私も大介さんと一緒に世界のてっぺんに行きたいんです!」

「…君は日本の、イナズマジャパンの敵になってしまうんだぞ。それでもいいのか?」

(これが私の見つけた道、私のやるべき事…!)

「…覚悟の上です!!」

そう、日本代表として円堂を支えることが出来ないなら、大介じいちゃんと一緒にコトアール代表として円堂を高みへ導く…
それこそがお嬢の見つけた新たな道だったのです。円堂への愛に殉じるために敵にまで回るとは…
「世界のてっぺんに行きたい」っていうのも、「そこに行けば、たとえ敵でも円堂と同じ景色を見られるから」
言っているように聞こえますね。どんだけ円堂好きなんだお嬢…

でも「私はずっとサッカーを見てきました!」って、お嬢がサッカーに興味を持ち始めてから
まだ1年すら経っていないんだからそのセリフは正直どうかと思う:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!






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