・大志さんこんにちは!いつも楽しく読ませていただいております。ところで夢色パティシエールが地味におもしろいです!
 何回みてもスイーツ…と思いますけれども…バトスピが休みの時にでもぜひ、見てみてください…!!
 

夢色パティシエールかぁ、言われて初めてここ2〜3話から試しに見てみたんですが
正直なところ…バトスピよりずっと面白いよ!!(えー
なんか想像してたよりえらくコミカルな内容なのが好印象ですね、主人公のいちごが色々と百面相するのが見てて楽しいし
いちごの恋のライバル的なお嬢様ちゃんが、物凄いデレッデレなのも可愛いなぁとか思いました

ただこのしゅごキャラみたいなちっこい連中が、どういう立ち位置のキャラなのかいまいちよく分かってないですけど…
いちご達の料理中に、「マジカルマカロン!スイーツロマンスカード!おいでませませ!」って謎のカード出してましたが
あれと料理に何の関係があるのかさっぱり分からなかった…(えー

あとはOPの「はぴはぴマカロ〜ン♪」の部分が妙に耳に残って仕方ないので助けてください

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 はぴはぴマカロン!はぴはぴマカロン!
 ⊂彡


■夢色パティシエール 第22話、第23話
 

さて、先日見始めたばかりでまだ話の基本設定がよく分かってない夢色パティシエールですが、
とりあえずショコラが可愛いということはよく分かりました(えー
この番組はショコラが可愛いというだけでも見る価値があるな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
とはいえ、いきなりショコラショコラ言っても誰のことだか分からないと思うので、軽くメインキャラの紹介なんかをしておきたいと思います

・天野いちご
主人公。洋菓子作りを学ぶ聖マリー学園に通う中学二年生。お菓子作りの知識についてはメインキャラの中で格段にヘッポコで、
「○○ってなに?」「お前そんなことも知らねーのかよ」と毎回のように散々突っ込まれまくっている。
いつも樫野達イケメン3人と一緒にいるものの、恋愛的に誰が好きとか誰から好かれているとか、特にそういった関係にはなっていない。

・樫野真
いちごのチームメイトで、チョコレート系のお菓子作りに定評がある。一言で言えばクールなイケメン。
言いたいことをハッキリ言う性格で、物知らずないちごにいつも突っ込みを入れるのは大抵この人。
でも文句を散々言っている割に、見捨てたりはせずにちゃんと教えてやっているあたり面倒見はいいのかもしれない。

・安堂千之助
いちごのチームメイトで、和菓子系のお菓子作りに定評がある。一言で言えばメガネのイケメン。
いちごをアホ扱いしている樫野や花房と違ってとってもいい人で、いちごに対しても誠実にお菓子作りを教えてあげたりしている。

・花房五月
いちごのチームメイトで、ケーキ系のお菓子作りや飾り付けの美しさに定評がある。一言で言えばナルシストなイケメン。
ここ数話あんまり目立ってないので、正直な話どんな奴かまだよく分かってません:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



・バニラ
いちごといつも一緒にいる妖精さん。えっと…特徴がないのが特徴です(えー

・ショコラ
樫野といつも一緒にいる妖精さん。とても可愛い。強気で高飛車な性格で、いつも「〜〜ですわぁ!」と強引に他のキャラを振り回している。

・キャラメル
安堂といつも一緒にいる妖精さん。かなり可愛い。ボケボケでドジでのんびり屋で、一言で言えばアホの子。しかし可愛いので許せる。
「バニラと見分けがつかねー」と思っていた時期が俺にもありました:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

・カフェ
花房といつも一緒にいる妖精さん。女の名前なのに…なんだ…男か!!とか言ってはいけない(えー
初見の人は「男の妖精なんてイラネ」と思うかもしれないが、彼はかわいそうな子なので暖かく見守ってやってください:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


と、まあこんなところでしょうか。このアニメの長所はズバリ妖精さんがかわゆいところだと思います
個人的にはショコラ>キャラメル>>>>>カフェ>バニラくらいの順に好きです
カフェ君は最初「男の妖精…だと…」とバニラより好きじゃなかったんですが、
女妖精3人に1人だけハブられたり、「男子禁制ですわああああああ!!」とショコラにブン殴られたり、
バスの中でショコラに足蹴にされたり、樫野にお手玉にされて遊ばれたり

とにかく哀れすぎて「カフェ君…生きろ…」と同情せざるを得ないキャラなので、段々ちょっとずつ好きになってきてますね

それとバニラなんですが、私の中でバニラというとウルトラマンの怪獣が真っ先に浮かんでくるので
どうしても可愛い妖精さんのイメージとは結びつかんというか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ウルトラマンのバニラの方も正直アレな奴でしたしね、何しろ科特隊に攻撃されてヒーヒー言ってたところに、
ライバル怪獣アボラスにはり倒されて
ウルトラマンと戦うまでもなく死亡という、なんとも情けない最期を遂げたという…
アボラスの方は結構がんばったんですけどね、何しろウルトラマンのスペシウム光線を直撃されても「うだらー!」と溶解液で反撃し、
さらに2発目のスペシウム光線を食らっても「おるあー!」と溶解液で反撃し、
3発目のスペシウム光線でようやく「こ…これまでか…」と散って行った
という…
それはもうバニラとは大違いの奮戦をってすいません話が逸れすぎました(えー

「今日の実習ってバームクーヘンだよね、フライパンとか使わないの?それともオーブン?」

「あのなぁ、バウムクーヘンの作り方くらいちゃんと予習しとけよ」

「うっ、はい…」

「この機械がバウムクーヘン専用のオーブンなんだ、この芯に生地を少しずつ絡ませて焼いていくのさ」

「へ〜、面白そう!私にもやらせて!」

「表面が焼けてから新しい生地をかけるんだよ」

「それを何度も繰り返すことで、あの年輪模様が出来るんだ」

「ふむふむ」

「バウムクーヘンというのはドイツ語なんだけど、”木+ケーキ”という意味なんだ」

というわけでそろそろ本編の内容をご紹介。まず22話の方ですが、いちご達が学校でバームクーヘンの作り方を習うところから始まります
私はそんなの考えたこともなかったですが、ぐるぐる鉄芯が回転してる特殊なオーブンを使って、
その鉄芯に少しずつ生地の薄い膜を重ねていって、あの丸い層がいくつも重なったバームクーヘンが完成するんですねぇ。根気のいる作業だなあ

バームクーヘンの発音にもなんだかこだわりがあるっぽいです、いちごがバームクーヘンバームクーヘン言ってる中で、
樫野達はバウムクーヘンと言ってるところとか。ウィキベディアの情報によると、やはりバウムクーヘンの方が発音としては正しいみたいです
しかし「名前の意味は”木+ケーキ”」というのがウィキペディアの一番上に出てくる文そのまんまで吹いた
花房お前絶対このページ見ただろ!絶対見ただろ!(えー
とはいえバームクーヘンの語源なんてまったく知らなかったし、結構意外な豆知識がちょくちょく出てくるアニメですね
バニラの画像に書いてある「シュークリームの語源はキャベツ」っていうのも初めて知ったなあ

「ところで、手作りバームクーヘンってどうやるんですか?」

「まずはこれ、アルミホイルを細い棒にして…長さはフライパンに入るサイズでね。
 棒の表面には油を塗っておくこと。これは生地をフライパンに薄く伸ばしてから、
 焼き上がった生地にこの棒を置いて、ヘラやフライ返しを使って巻き取るのに使うのよ」

「わぁ〜!」

「これを繰り返せば、小さくても綺麗なバウムクーヘンが出来るのよ」

しかし専用の機器がないと作れないなんて不便だなーと思っていたら、ちゃんと家庭用の作り方も伝授してくれました。おお…なんという親切設計
こんな卵焼き用のよくあるフライパンでも工夫ひとつで作れるんですね、こんなの見たら少し試してみたくなるじゃないですか
まあ焼き方は分かっても生地の作り方がよく分からんので試したくても無理なんですが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「なかなかいい出来のバウムクーヘンですわ!」

「いちごも頑張ったですぅ!」

「「「マジカルマカロン!スイーツロマンスカード!おいでませませー!」」」

そしていちごがついにバームクーヘンの作り方を覚えると、いちごの完成させたバームクーヘンから例のよく分からんカードを取り出したショコラ達。
相変わらず何のためのカードなのかよく分かりません(えー
どうやら完成したお菓子のカードを作ってるみたいですが…「わーいお菓子できたよー!記念に写真撮っとこーパシャ」みたいな
ノリでやってるんだろうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  うーんよく分かんないなぁ



「あれ?お前、なんでニンジンだけよけてんだよ」

「だって…嫌いなんだもん」

「好き嫌いしちゃいけないんだぞぉ!」

「だってこんなのウサギのエサじゃない!」

「あら、またやってる…ニンジンにはお肌ツルツルになるビタミンAや、病気を防いでくれるカロチンや、それから…」

「カリウムや食物繊維でしょ、でも嫌いなものは嫌いなんだもん!」

ニンジン、いらないよ…というわけで23話は、ニンジン嫌いなコウ・ウラキの偏食を治してあげるお話です:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
しかしこの間のめちゃモテもそうでしたが、こういう栄養素の話とかをアニメでされると妙に聞き入ってしまうもんですな
ビタミンAには美肌効果、カロチンは病気への免疫力を高める効果があるのか、うーむなるほど

しかしいくらニンジンが嫌いとはいえ、ウサギのエサってのはえらい言いようですね
まあ確かにウサギの目が赤いのはニンジン食べてるからなんですけど。だってショウ・ザマがそう言ってたから…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ニンジンとほうれん草ギライのためのケーキかぁ…」

「うーん、ほうれん草はペーストにして…この間授業で習ったヨーグルトクリームに投入!」

「(ペロッ)もう少し甘い方がいいかな…?桃はどう?ミキサーに入れて混ぜてみるとか」

「それだ!桃は香りもいいしね!」

そんなわけで、安堂の協力もあってニンジンケーキほうれん草ヨーグルト味モモ風味を完成させたいちご。
安堂達は「びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛ぃ゛」と絶賛してますが、このほうれん草ヨーグルトは正直おえぇって感じで私は絶対食いたくないよ!(えー
これはコウ・ウラキに食べさせようとしたところで小便ちびらせながら
「モンシア中尉!オムツ持参でお供します!!」とか言い出すレベルなんじゃないだろうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

私はほうれん草もニンジンも普段体にいいから大喜びして食ってるんですけどね、このドロドロしたゲル状ほうれん草の見た目が…うぷっ
緑色のドロドロした液体ってのはなんでこうも気色悪いんだ!緑でもピーマンとかの固形物だったら全然平気なんだけどなあ

「(もぐもぐ)うん!ほうれん草もニンジンも姿を隠しながら、
 このふんわり桃の香りがするヨーグルトクリームが美味しさを包み込んでくれて…
 それに桃とシナモンの組み合わせも爽やか!」

「うん!いいね、これ!」

「美味しくっていくらでも食べられるです〜!」

「ニンジンとほうれん草嫌いのためのケーキ、レシピ完成だね!
 マジカルマカロン!スイーツロマンスカード!おいでませませー!」

そして今度もいちごの料理が完成すると、例の謎カードを取り出してどこかに転送するバニラ。
やっぱり何のためのカードなのかよく分かりません(えー
とか思って困っていたら、WEB拍手でこんなコメントをいただきました

・夢パティの妖精は最初から見ないと意味不明ですよ…私も途中から見始めて、ちゃんと最初から見直して初めて理解しました。
 どうやら人間と一緒に作ったスイーツをああやってカードにして提出しているそうです。それが成績になるんだとか。
 あといちごの声優ってキルミンのリコと同じなんですよね。夢パティレビューと共にキルミンレビューも復活してくれる嬉しいです。

ははあなるほど…つまりバニラ達はまだお菓子の妖精としては見習いで、一人前になるために
いちご達のお菓子作りを手伝って、その完成品のデータをカードにして妖精のエライ人に送ってるというわけですね
教えてくれてありがとうございます、ちなみにキルミンのレビューですが…確かにいつかは再開したいですよね!いつかはね!


(C)柴田亜美/エニックス

いつだ?いつかなんて日はいつだ!!

とか突っ込まれると僕泣いちゃうのでどうかお許しを…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!


■夢色パティシエール 第24話「愛のチョコケーキ対決!」
 

「いちごちゃーん!ケーキグランプリ準決勝の課題、掲示板に貼り出されとるで!」

「えっ、本当!?」

「ふーむ…課題はチョコレートケーキ、テーマは…LOVE」

「チョコレートケーキ!樫野の得意分野だね」

「これって凄く有利かも!ねっ、樫野!」

「…」

「なによぉその嫌そうな顔」

ある日のこと、ケーキグランプリ準決勝を目前に控えていたいちご達は、その準決勝の課題を知らされているところでした
まずケーキグランプリというのは、いちご達の学校・聖マリー学園にて生徒同士が料理の腕を競うトーナメント戦のことです
これに優勝するとパリにある聖マリー学園本校に留学ができ、お菓子職人として超エリートコースに乗ることができるという…
ちなみにいちごは樫野・安堂・花房とチームを組んでいて、今はその予選の準決勝まで勝ち進んでいるわけですね

「…チョコレートケーキはいい、でもテーマLOVEってなんなん「私が教えてあげるっ!!」

どっしいいいいん

「うぐぅ!?」

「真くぅぅーーん!!真くん♪真くん♪真くん♪真くん♪真くん♪真くん♪真くん♪」

「んっごぉおおおおおーーっ!!はぁはぁ…こ、小城先輩…いつもいつも何なんですか!?」

「抱きつかずにはいられない!それが愛よ!愛なのよぉ!!」

とその時、いきなり樫野に向かって全力で飛びついてきた痴女が登場!
これこそが準決勝で対決するチーム小城のリーダー・小城美夜(こしろみや)であります
ご覧の通り樫野に壮絶なほど惚れまくっている美夜、樫野と顔を合わせるたびにこうして激しい求愛を始めてしまいますが…

「LOVEだなんてぇ!私と真くんに相応しいテーマだわ!これは運命よ!そうでしょおーっ!?」

「「はい!運命です!」」

「という事だから真くん!準決勝で私たちが勝ったら、チーム小城に入ってちょうだいね!」

「ハァ!?な、なんでそうなるんですか!」

「それがあなたのためだからぁー!!」

「「ためだからぁー!!」」

あんたは一体なんなんだー!!
どんだけハチャメチャな人なんですか美夜は!樫野がロクに反論する暇もないまま強引に約束を取りつけるとは…
まったく恐ろしい女です、こうも意味の分からない論理展開でまんまと樫野を窮地に追い込んでしまうだなんて
ちなみに美夜と一緒に騒いでいるのは、美夜の取り巻きの佐藤塩谷という二人組です。
というかこいつらの名前って砂糖と塩かよ!存在自体がネタじゃないですか!

「LOVE…それは切なく強く甘いもの…愛のない人生なんて無理だよ、愛こそが生きる喜びなのさ…
 ちなみに赤い薔薇の花言葉も”愛”なんだよ…」

「バッカじゃねーの」

「むっ…君が馬鹿にするその愛が、今度のテーマなんだけど?」

「ケーキの形をハート型にしておけば、それでいいだろ」

「愛はそんな単純なものじゃないよ。そんなんで勝てると思ってるの?」

「勝てるさ、俺はチョコレートなら誰にも負けない。
 お嬢はいくら材料が良くても、それを使いこなす技術がない。俺の敵じゃない」

「そうやって人の気持ちをあなどってると、いつか痛い目に遭うぞ」



そして美夜と別れた後に、さっそくLOVEのテーマについて作戦会議を始めた4人。
しかし樫野と花房のウマがまったく合わず、いつの間にか会議はただの煽り合いになってしまいます。どうしてこうなった…
それにしても美夜は本当に材料頼りのショボイ腕の持ち主なようですが、だからと言って樫野の慢心っぷりは少々いただけませんな
相手が勝ち誇った時、そいつはすでに敗北していると、ジョセフ・ジョースターさんがおっしゃっております(えー

「ふ、二人ともやめろよ」

「お、落ち着いて…あっ、か、樫野どこ行くの!?」

「俺には愛なんてもんはサッパリ分からない、あとはお前たちで決めろ。
 チョコレートケーキなら俺は何でも構わないから、決まったら知らせろ」

そして結局は何も決めないまま、「つき合ってらんないわ」と樫野はいちご達に丸投げして姿を消してしまいます。ええいなんて奴だ
チョコのケーキでLOVEっぽいなら何でもいいということですが、こうなったらもうこの顔を型取ったケーキを樫野に作らせるしか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「はあ…」


「まったくみんな樫野のこと全然分かってませんわね!
 どんなテーマであろうと、この学園にチョコレートで樫野に勝てる者なんていませんわ!」

そんなわけで学園の敷地をうろつきながら、静かな木陰で座り込んでしまった樫野。そこへ声をかけてきたのはショコラでした
俺のショコラの出番キターと言いたいところですが、てっきり樫野の態度をたしなめるのかと思いきや
「樫野の言う通りですわぁ!あんなザコ軽くひと捻りですわぁ!」って
樫野の慢心を褒めてどうすんですか!ショコラ…何をそんなスットコドッコイなことを言って…(えー

「何を言われても気にすることはないですわ!私は樫野のことよーく分かって…」

「…うるさいッ!!」

「な…ぁ!?」

「耳元で怒鳴るなぁ!!」(えー
なんとその時キーキーやかましいチャム・ファウショコラに苛立ってしまい、あろうことか突然怒鳴り散らしてしまう樫野!
か、樫野お前ってやつは!よくやったと誉めてやりたいところだ(えー
怒られるショコラ可愛すぎだろ常考…いつも強気なショコラが言葉に詰まったこの表情、まったくたまんねぇとしか言いようが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「…静かにしてくれ…!」

「…そっ…そんな言い方ないですわ!?私は樫野のパートナーとして!」

「余計なお世話なんだよ!!俺に…構うな!」

「なっ…なによ…樫野なんて…もう知りませんわっ…!」

さらにまたもショコラに向かって声を張り上げる樫野!これにはショコラも顔をくしゃくしゃにして半泣きになってしまいます
ああっ可愛い!俺もショコラに酷いこと言って泣かせたい!(えー
まったくショコラは見ているといじめたくなるキャラですね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
しかしショコラに対してここまで切れるとは、樫野の余裕のなさも相当というか…一体何をそこまでテンパっているんでしょうか

「あいつ、恋愛とかこの手の話が苦手だから…昔から女の子にいい思い出がないんだよ」

「え?」

「子供の頃からとにかく声かけられまくりで、同級生だけじゃなくお母さんにもモテモテだったんだ。
 小学校では嫌がらせのように山のようなラブレター責め。いつもファンクラブの子達に囲まれてたし…
 町を歩けば女の子たちに注目され、無断で携帯で撮られまくるし。
 かなりしつこい女の子たちもいたねぇ…尾けられたり追いかけられたりして大変だったんだよ」

「す、すさまじいね…」

そんな樫野の恋愛嫌いな理由とは、これまでの人生があまりにも勝ち組すぎて逆に酷い目に遭いまくったというトラウマによるものでした
プライベートな時間もクソもなく常に女に囲まれ続け、見世物のように写真を撮られまくり、数え切れないほどのストーカー被害に遭いまくり…
要はさっきの美夜みたいな女が100人ぐらいずっと付きまとってくるような状態って感じでしょうか
美夜も一人ぐらいなら可愛いもんですが、それが100人ともなると考えただけで死にたくなるな…(えー

「とにかく準決勝まであまり時間はないし!私たちでチョコレートケーキのアイデアを考えようよ!」

「うん!」

「(ペラペラ)うーん、一口にチョコレートケーキって言ってもいっぱい種類があるねぇ」

「ザッハトルテはどうかな?オーストリア・ウィーンの代表的なスイーツで、
 チョコレートケーキの王様と言われているんだよ」

「チョコレートケーキの王様!?いいんじゃない!?」

ともかく樫野のことは置いといて、準決勝でのケーキはザッハトルテを作ることに決めたいちご達。
ウィーンのお菓子でチョコレートケーキの王様…なるほど、こいつは今日の豆知識って感じですね
試しに「チョコレートケーキの王様」というフレーズでグーグル検索してみると、まさに一番最初にザッハトルテを詳しく解説したページがヒットしました。
本当にザッハトルテはこの呼び名で呼ばれてるのね

そのページによると、なんでもオーストリア宰相お抱えの菓子職人・ザッハーさんが、宰相から「誰も食したことのないデザートを作れ」との命を受けて
ウィーン会議の時に作ってみせたのがこのザッハトルテなんだとか…なるほどザッハーさんが開発したトルテだからザッハトルテなのね
しかしこんな時になんですが、トルテとタルトがいつも頭の中でゴチャゴチャしてるのは俺だけでしょうか(えー
えーっと…どっちがどっちだっけ…なんかあの微妙にビスケットっぽい感じの生地使ってるケーキがタルトですよね?トルテ…トルテってなんだ?
ああそうか、天から降ってくるのがトルテで、ブッキーと一緒に変身するのがタルトと考えればいいんだ
こいつは気付かなかった:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ザッハトルテ…かなり手間がかかるし、高度な技術もいるね…難しいよ」

「えっ、そ、そうなの?」

「ザッハトルテのポイントは、表面を覆うチョコレートのコーティングにある。
 かなり高度なテンパリングの技術が必要になるんだ」

「だからこそだよ、今度の勝負はチョコレートがカギになる。
 ザッハトルテなら、樫野が持つ技術を存分に活かせると思うんだ」

「…樫野頼りってわけか…」

ところがせっかく題材が決まったのに、花房はあまりいい顔をしておりません
それもそのはず、ザッハトルテの命とも言えるチョコのコーティングを完璧にこなせるのは樫野だけであり、
ザッハトルテを作るなら、花房たちは単なるサポート役に回らざるを得ないからです。
さっきあれだけ言い合いをした後で、「樫野さまなにとぞお助けくださいませませ」と樫野に頼らなければならないなんて…
これは花房が嫌な顔をするのも仕方ないですね

「「「「お嬢様!お帰りなさいませ!」」」」

「んふふ、ただいま」

「お嬢様、限定発売のロイヤルパッチンのバッグでございます」

「あらそう、部屋に置いといて」

「お嬢様、オーダーメイドしたドレスが届きました」

「思ってたより地味ねえ、やっぱり要らないわ」

「かしこまりました、では処分いたします」

一方その頃、学校が終わって美夜は自宅へと帰り着いていましたが…
その家はなんと宮殿のような大邸宅、しかも中には数え切れないほどのメイドがズラリと立ち並んでおり、
信じられないくらいの超超超セレブな暮らしを送っていました。樫野達の話しぶりからして金持ちなんだろうなとは思ってましたが、
まさかこれほどまでとは…

(うふふふ…欲しいものはなんでも手に入れる。今私が一番欲しいものは…)

「まっことくぅぅぅーーん!!んぶっちゅうううううううううううう!!」

「お嬢様!指示通りに厳選した最高級のチョコレートを各種取り揃えました!」

「ちゅうううううううううううううううううううううう!!」

「例の方も先ほどフランスから到着し、厨房でお待ちです!」

「んうううううううううんんんんんんんっはあっ!!
 ふはあ…はあ…はあ…はあ…ダーリン、あなたはもうすぐ私の物!」

どんな状況だこれはー!!ア、アホかー!!
こんな超巨大な樫野の絵に向かって宙吊りになりながら窒息するまでぶっちゅうするとか!変態にもほどがある!
しかしこれだけ真下から美夜を見上げるアングルだと、佐藤や塩谷からしたら完全に美夜のパンツ丸見えだろ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
なんてこった、それとも美夜にしてみたら「チューに比べたらパンモロごとき痛くも痒くもないぜ」ということなんでしょうか、恐ろしい女だ…

「五月達も頑張ってるんだから、僕たちも腕を上げなきゃね!それっ!(ふわふわ)」

「えいっ!(ふわふわ)」

「えいですぅ!(ふらふら)あっあっ、あぁ、お、重いですぅ!?」

べっしゃーん

「ひゃん!?」

一方その頃、魔法でクリームのデコレーションの練習をしていたバニラ達は…って、こ、これは!?
ドロドロとした白濁液がキャラメルの顔面に!?(えー
キャ、キャラメルお前、一人だけ魔法が下手と見せかけてこうも視聴者サービスに余念がないなんて…
まったくキャラメルはとんでもない痴女だぜ!(えー

しかし夢パティほどぶっかけ大好きなアニメも他にないですよね
なにしろ前回は樫野にぶっかけ、今回はキャラメルにぶっかけ、アイキャッチではショコラ達3人にぶっかけ、さらにバニラにもぶっかけ
もうこれは非実在青少年の規制で即死するとしか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「キャ、キャラメル大丈夫!?」

「ふぇぇん…なかなか上手くできないです…」

「修業あるのみだよ、ねえショコ…」

「あんぐあぐがぐあんぐぁぐぅ!!」

「ちょっ、ショ、ショコラ何食べてんのよ!?」

「れ、練習台のケーキを!?」

「文句ありますの?(ぎらーん)」

が、そんな一方でショコラは激しくヤケ食いの真っ最中!「クリームなんざ知るかよスポンジがうめーんだよスポンジがァーッ!!」
一心不乱にひたすらスポンジを食いまくり、その姿にはバニラ達も目を丸くするばかりです
やはりというかなんというか、樫野への怒りはまったく収まっていないようですな…

カチャカチャ

「…」

カチャカチャ

「…っ」

カチャカチャカチャ

「ぐ…このおおおッ!!」

ガッシャーン!!

そして肝心の樫野はというと、今日も夜遅くまでチョコレートのテンパリングの練習をしていたようですが…
どうにもイライラが全然収まらず、調理器具を思いっきり床に叩きつけていました。荒れてるなぁ
ちなみにテンパリングというのは、チョコレートにツヤとなめらかさを出す温度調節の作業のことを言うんだそうです
ヘラを使ってカチャカチャ何やってるんだろうなーと思ってましたが、これって温度を調節してたのか…



「やっぱりここだと思ったよ…準決勝で作るケーキ、ザッハトルテにしたよ」

「…ああ」

「デザインは、天野さんがやることになったから」

「…ああ…!」

「…樫野、あのさ」

「ワリィけど…!テンパリングの練習があるから!!」

「…うん、じゃあ、また明日…」

もうまるっきり反抗期みたいな反応の樫野  お母さん(安堂)がかわいそうだろ!(えー
「ケーキが決まったら教えろ」ってさっき樫野が言ったから教えに来ただけなのに、
「練習の邪魔すんなボケカス死ね」みたいに意味なく怒鳴られる安堂涙目すぎる。難しい年頃なのね…
しかし樫野は何をそこまでテンパってるんでしょうか、これではテンパリングの練習じゃなくてテンパりんぐの練習です(えー

(結局一度もチーム揃って練習できなかった…こんなこと初めてだよ、大丈夫かな…)

結局そんな調子のままで迎えてしまった準決勝当日、樫野と花房もケンカしたままでいちご達のチームワークは最悪です
しかも対戦相手の美夜はこの日のために、樫野ですら目玉がぶっ飛ぶ世界最高レベルのパティシエを家に招いて、
ひたすらマンツーマンでの猛特訓を繰り返していたという…あの高飛車な美夜が、こうも泥臭い格好になるくらいの力の入れようです
こりゃ「材料が高級なだけのザコ」とあなどっていた樫野がしっぺ返しを食らうのは確実ですな…

そしてさらに次回予告によると、来週のサブタイは「さよなら樫野」って…もう樫野完全にオワタ
どんだけ敗北フラグ立ちまくり状態なんですか!これはもういちご達の準決勝敗退は決定ですよ!
ま、まあライブオンでも「さよならブラッシュ」ってサブタイなのにさよならしなかったブラッシュという例もあるにはあるので
まだどうなるかは分からないんですが…次回に続く!


■夢色パティシエール 第25話「さよなら樫野」
 

さて、こちらもプリキュアに続いてずいぶん久しぶりとなってしまった夢パティ感想です
皆さん覚えているでしょうか、前回樫野が大量の敗北フラグを立てまくった内容のことを(えー
まあ一言で言うなら、準決勝を前にナーバスになった樫野がショコラを泣かしてハァハァという感じだったんですが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ともかく今回はその準決勝、チーム小城との決戦の日であります

《準決勝の課題はチョコレートケーキ、テーマはLOVE、制限時間は3時間!
 では用意…スタート!!》

「よし、お前達はザッハーマッセを頼む!俺はショコラーデングラジズユールをやる!」

「分かった!」

そして調理開始とともに仲間へテキパキ指示を飛ばす樫野!しかしえーと…何言ってるのかまったくワケ分かりません(えー
ショ、ショコラーデン、グラ、グラ…??日本語でおkとはこういうことを言うのだろうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「え、えっと…な、何しろって?」

「あのな…お前らはザッハトルテの生地!俺はコーティングのチョコ!!」

そんな樫野に「ごめん今なんてったの?」と尋ねるいちごがあまりにも俺すぎて困る(えー
ああ、ザッハーマッセはザッハトルテの生地、ショコラーデングラジズユールはコーティングのチョコって意味だったのか…
「そんなことも知らんのかこのボケ」といちごに呆れる樫野でしたが、すいません…俺もいちごもホント無知ですいません:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「うふふ…さーて佐藤、塩谷、それじゃあ美味しいザッハトルテを作るわよぉ」

「えっ!?そ、そっちもザッハトルテ!?」

「んふふふ、気になる?いいわよ大サービス!
 私の作るケーキを見せてあげるわぁ〜!(ばっ)どーお、素敵でしょう?」

「な…!?」

「に、似てる…!似すぎてる!」

「あれは…どう見てもいちごちゃんのを元にアレンジした物だよ!」

ところが相手側のチーム小城も、今回作成するケーキはなんとザッハトルテ!お題は単なる「チョコレートケーキ」のはずなのに…
さらには完成予想図をいちご達に見せびらかす美夜でしたが、そのデザインは今いちご達が作ろうとしているものとモロに瓜二つ…
そう、実は美夜は「いちご達のデザインをパクッて最高級の材料で作る」という作戦のために
いちごのクラスメートである鮎川を買収して、あらかじめいちごに接触させていたのです。きたねー

「お嬢様、遅れてすみません」

「うふふ、待っていたわ。先生!たった今、チーム小城の4人目のメンバーが到着しましたわ!」

「そ…そんな!?鮎川さんがチーム小城のメンバー!?
 あ、鮎川さん、どうしてこんな…」

「なんのこと?」

「だ、だってあれ、私のデザ…」

「言いがかりはやめて!証拠でもあるの!?」

お、おんどりゃあああああああ!!
さらにはゆうゆうとチーム小城に加わって調理開始した鮎川!「コノヤローよくもぬけぬけと」とすぐさま抗議するいちごでしたが、
鮎川はそんないちごの言葉をまったく聞く耳もちません。それどころか「証拠でもあんのかよ!証拠でもあんのかよ!」
犯罪者お決まりの開き直った主張を始める始末。クソッタレーー!!
盗っ人猛々しいとはこのことか…マジ恥知らずにも程があります、ともかくこの作戦でいちご達のモチベーションは大幅に削られてしまうことに…

ざわざわ ざわざわ

「両チームともザッハトルテ…先ほどの彼らの話が本当なら、不正が行われていた可能性もありますね。
 理事長、どうしますか?」

「これぞまさしく”甘い戦争”ですねえ…ザッハトルテはオーストリアのウィーンで生まれた銘菓、
 しかしあまりの人気によって、その名前の所有権を巡って裁判が起こされたほど…
 その裁判は七年にも及び、”甘い七年戦争”と呼ばれたとか…
 ですがその後、ザッハトルテは世界中に広がりました。ぶつかり合った末に何かが生まれることもあるのです」

そしてここで本日の豆知識タイム発動。ザッハトルテの波乱万丈な歴史について語り始めた理事長ですが、
結局言いたいことは「まあ鮎川はとりあえず無罪ってことで」ということなので
今回ばかりは私も豆知識タイムをありがたく思えません(えー

「ど…どうしよう…私…」

「今は済んだことよりも、先のことを考えよう!ケーキのデザインを変えようか…?」

「今からじゃ無理だ!もう時間がない、予定通りやるしか…ん!?これは…38℃!?」

「樫野!?グラサージュフォンダンショコラの温度は32℃を絶対に超えちゃいけないのに!
 何をやってるんだ!」

「そんなバカな…!火の強さにだって異常はない、どうして…!?」

ところがその時、調理中のチームいちごに新たなトラブルが!コーティングに使うチョコを湯煎して溶かしていた樫野でしたが、
いつの間にかその温度は許容範囲を遥かに超えていたという…湯煎の火力には細心の注意を払っていたはずなのに、
どうして樫野はこんなミスを犯してしまったのか…?

「…?向こうはなんの騒ぎ?」

「うふふ…彼らの調理台めがけて、強い温風が吹きつけるように暖房を調整しておきました。
 チョコレートは温度管理が重要ですから」

「まぁ…!良くやってくれたわようこ、あなたは本当に気の回る人ねえ」

ユダ様は本当に頭のいいお方って、き、きたねぇぇぇぇっ!
なんと調理前からエアコンの風向きを調整し、いちご達の温度管理を妨害していた鮎川!汚すぎるぜこの女!
そんな鮎川の策略を聞かされて、「ヒャーあんたって本当に使える子ね」と手放しで喜んでる美夜もダメすぎます。チーム小城性根腐りすぎだろ

「…!?この調理台めがけて風が吹いてる!しかも暑い!」

「誰か!エアコンのスイッチを消してくださいッ!!」

ブオオオオン…

「止まった…でもチョコが…」

「も、もう一度冷やせば…」

「ダメだ…チョコレートは一度高温になってしまったら、味が格段に落ちる…!」

その時、ついにエアコンの異変に気づいて温風を止めさせた花房達!しかし、一度温度を変えられたチョコはもう完全に手遅れ…
このまま使えばクソまずいザッハトルテにしかならず、かと言って最初からやり直す時間はもう…

「先生!アクシデントや!この勝負は無しや!」

「甘えたこと言わないで!環境はいつも同じとは限らない。
 気温や湿度を考え、湯煎の温度や時間を変えたり冷却を加えたり…
 色々な挑戦をしながらスイーツを作る、パティシエールにはそういう事も必要なんじゃないの?」

お、お前が言うなあああああーー!!
なんという恥知らず!いちごの友達が仕切り直しを主張し始めたのに対して、
「環境はいつも同じとは限らない(キリッ)」と涼しい顔で反論する鮎川!こいつ自分でやっといてよくもそんな事を!

フン!くだらんなあ〜〜〜
正々堂々の勝負なんてなあ〜〜〜!!
この鮎川の目的はあくまでも勝利!
あくまでもトーナメントを勝ち抜くこと!
どんな手を使おうが最終的に…
勝てばよかろうなのだァァァッ!!
鮎川!てめーの精神はッ!!
畑に捨てられ
カビがはえて
ハエもたからねー
カボチャみてーに
腐り切ってやがるぜーーッ!!
(えー

「…ダメだ…!これじゃあ…負ける…!」

「も、もう一度やり直そ!急げばまだ…」

「もう間に合わない…!!」

「…(ぱしっ)」

「…?」

「樫野の手は…いつもチョコレートの香りがするよね?私達知ってるんだよ、
 樫野が毎日毎日一日も欠かさずテンパリングの練習してること…それってすごい愛だと思う」

「愛…?そんな大したもんじゃ…」

「樫野はチョコレートが大好きなんだよね、好きじゃなきゃそこまで出来ないもん。
 樫野は愛なんて分からないって言ってたけど、立派な愛情持ってるじゃない」

「…君みたいなチョコレート馬鹿は滅多にいないよ、少なくともこの学園では間違いなく一番だ」

「そうだよ、いつもチョコだらけになってるその手が何よりの証拠だよ」

「花房…安堂…」

もはやこの時点で負けは確定的となり、とうとう調理の手を止めてしまった樫野。
しかしいちごは優しく樫野の手を取って「諦めたらそこで試合終了だよ」
もう一度最初からやり直すことを提案します。花房や安堂もそれに同調し、3人で樫野の背中を押してあげることに…

(…愛なんてよく分からない…でも、美味しいチョコレートを作りたいって気持ちは誰よりも強い…!
 チョコレート勝負で…負けるわけにはいかない!)

「…みんな…手を貸して欲しい!頼めるか?」

「もちろんだよ!」

「ああ!」

「当然だろ、チームなんだから」

(俺は勘違いしていた…技術があれば一人でもなんとか出来ると思い込んで、自惚れていた…
 一人でも作ることは出来る、でも仲間と力を合わせればきっともっといい物が出来るはずだ…!
 ザッハトルテが色んな国で、色んなアレンジをされて広まってきたように…
 仲間のためにも、俺は諦めない!)


そんないちご達の励ましを受けて、もう一度気持ちを奮い立たせて調理を開始した樫野!
先ほどまでは何も考えず淡々と調理していた樫野でしたが、今は美味しいチョコを作りたいという気持ち、
そして仲間のために頑張りたいという気持ちを存分に込めて調理を行っております
この樫野の姿こそ「料理は愛情」という言葉が相応しいんじゃないでしょうか、今回のテーマ・LOVEに見合った姿だろうと思います
今ならきっと極上の味が出せるはず…そして制限時間いっぱいに使ったいちご達のザッハトルテは、
十分とは言えないまでもなんとか完成までの形に持っていくことができ…

「(ガタッ)」

(あ…?ムッシュ・レオン…?)

「…(もぐもぐ)」

「…」

「トレビアン…!」

「あぁ…!す、凄いよ樫野!ムッシュ・レオンが素晴らしいって!」

「やったね!樫野のチョコレートが認められたんだよぉ!」

「メ…メルシー…!」

「ちょ、ちょっと!何をしているのレオン!パパに言いつけるわよ!
 もうあなたのお店に高級チョコは回らない、それでもいいの!?」

「…」

とその時、樫野のケーキのために席を立ったのは世界最高峰のパティシエ・ムッシュレオン!
レオンは美夜の会社との取引のためにムリヤリ美夜のコーチをやらされ、今回は美夜側の見学者としてやってきていたわけですが…
そのレオンの口から「トレビアン」という言葉を引き出すとは大したもんです樫野
なにしろレオンはとてつもなく無口なキャラで、今まで美夜の特訓中にも一言も口を開いたことがなかったので…
そんなレオンのお墨付きがもらえた以上、もはやチームいちごの勝ちは決定的というべきでしょうか

「それではケーキグランプリ準決勝の結果を発表する!
 味、技術、テーマ、完成度、以上の4つについてそれぞれ10点満点で評価した!」

  技術 テーマ 完成度 合計
チームいちご 10 31
チーム小城 10 32
 ばーん

「よってチーム小城の勝ち!!」

ってうわああああああああああ!!な…ななな…なんだそりゃー!!
チームいちごまさかの敗北!レオンをうならせた味・技術についてはほぼ満点だったものの、
完成度という点において思いっきり減点を食らって一歩及ばず…マジか…やっぱり時間が足りなかったのか…
それともやはり「料理は愛情」なんてのは幻想で山ごもりしないと勝てないのか…(えー。



「おーっほっほっほっほ!大勝利ー!!おーっほっほっほっほ!!」

「ま…負け…た…」

「そ…そんな…」

準決勝にてついに快進撃を止めてしまったチームいちご…しかしまだ3位決定戦が残されているので、
そこで勝てばまだ予選突破は可能なのですが…「今回負けたら樫野はチーム小城に入る」という賭けをしていた以上、
樫野だけはこのチームいちごを去らなければなりません。せっかくさっき仲間の絆を再確認したばかりなのに、もうチームを去ることになるなんて…

「真くーん!約束したわよねぇ、負けたらチーム小城に入るって!さぁ真くん!カモォーン!」

「…約束は約束だな…今までサンキュ、お前らとチームになれてよかった」

「ちょ、ちょっと!」

「相手は卑怯な手を使ったんだ!行くことないよ!」

「か、樫野…」

「樫野ぉーっ!!」

「ショコラ…心配してくれたのに悪かったな、こんな馬鹿がパートナーでごめん…
 今度はもっと、マシなパートナーを選べよ…?」

何もかもが理不尽な樫野の脱退劇、それでもいさぎよくチームを抜けて美夜の下へ行く樫野…って、お、おい!
なぜそこでショコラを捨てて行くんじゃああああ!!ショコラは全然この勝ち負けに関係ないじゃないかー!
チームを抜けたことよりショコラを捨てた事の方が俺には衝撃的ですよ!
今からでも今回のタイトルは「さよならショコラ」に改めるべき:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「う…うう…!バカバカバカぁっ!樫野は本当に大バカ者ですわ!
 何があっても私はずっとパートナーですわ!」

「…(すたすた)」

「…あ…」

突然のことに泣きながら樫野にすがりつこうとするショコラでしたが、それでも樫野はショコラから離れて美夜の下へ…ああ…
しかしこんな時になんですが、ショコラの姿や声はチームいちごの4人にしか見えないし聞こえないから
樫野の目の前にいる美夜は「真くんさっきから何ブツブツ言ってんのかしら」
樫野が一人言言いまくってる変態にしか見えてないと思う:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!


■夢色パティシエール 第26話「オジョー帝国の悪夢!」
 

「まっことくぅーーん!!みっけぇ〜!今日からチーム小城の一員ねぇ♪
 イヤンもう夢みた〜い!」

「ぐ、ぐがががっ…」

「か、樫野が小城さんを拒まないなんて…!本当にチーム小城に行っちゃうんだ…」

「お、おう…負けたらあっちに入るって約束したんだ…入ったからには、キッチリやらせてもらうぜ…」

さて皆さん覚えておいででしょうか、前回チームいちごがチーム小城に敗北し、樫野がオジョーに引き抜かれてしまったことを。
女嫌いの身でありながら、四六時中オジョーにベタベタされるという生き地獄を味わい続ける樫野。
しかし一度やると言った以上、今後は本気でこのチーム小城でやっていくつもりのようです

きらきらきら きらきらきら

「なっ…が、学園のより凄いんじゃないか、ここの設備…」

「どーお真くん、ウチの最先端の設備!真くんの好きに使っていいのよぉ〜!」

「言っとくけど、俺が入ったからには人のデザイン盗んだり、
 プロ雇ったりなんて汚い真似は許さないですから」

「いやぁ〜ん!真くんカッコよすぎ〜!!もうどうにでもしてぇ〜!!」

「ぐぐ…!この女ぁ!ずうずうしいですわぁ!」

そんなチーム小城の調理室は超豪華、さすがの樫野も目を丸く…ってあれェ!?
ショ…ショコラが普通におるううううううう!!

な、なぜに!?ショコラって前回ラストで樫野に「じゃあな…次はもっとマシなパートナーを探してくれよ…」って
おもっくそ別れ話切り出されてたじゃないですか!
なんか2人とも別れ話なんてなかったかのようにいつも通り仲良くしてるんですけど、一体これはどういうことなの…(゜д゜;)

どれくらい仲がいいかというと、「樫野にチョコの味見をさせてあげますわ〜」
自ら指を差し出してちゅぱちゅぱさせてくれるぐらいの関係です(えー
ショコラの指ちゅぱだと…ショコラの指ちゅばだとおおおおお(*´д`*)ハァハァ い、いかん落ち着け…落ち着くんだ…

ガチャッ

「あら、決勝トーナメントのテーマは分かったの?」

「はい、さっき理事長が先生方に発表を…テーマはジパングです」

「そう、ご苦労様」

「ジパングと言えば、マルコ・ポーロの東方見聞録!
 彼はその中で、日本のことを黄金の国ジパングと紹介しているんですよね」

「黄金の国…それじゃあ今度のスイーツは、思いっきりゴージャスに黄金の都でも作りましょうかぁ!」

「安易な発想だな。それにマルコ・ポーロは日本に来たという事実はないですから、金ぴかスイーツは的外れですよ」

そんな中、チーム小城に舞い込んできた話はケーキグランプリ決勝戦のテーマについて…
決勝のテーマは”ジパング”だそうで、その言葉から一同はすぐさまマルコ・ポーロを連想。マルコ・ポーロかぁ…
俺はこの名前を聞くと、どうしても頭に浮かんできてしまうんだ…たまごボーロが…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

それにしても、「マルコ・ポーロは実際に日本には来てない」って、そんな言葉がすぐ口から出てくる樫野はさすがですね
考えてみれば、私はマルコ・ポーロについてそういう細かいことは知らなかったなぁ

「ああ〜ん!真くんはなんでも知ってるのねぇ!」

常識ですよそんなのは!」

ギャガーン!!Σ(゜Д゜;)なっ…す…すいません…そんな常識的なこと、知らなくてすいません…
マルコ・ポーロと聞くとたまごボーロの話しかできない大人ですいません…(えー
14歳の樫野さんにダメ出しされる26歳の大志MK−2でござるの巻。う、うおおおおおおお!!

「今回は歴史的事実より、ジパングという言葉のイメージをどうスイーツに活かすか、それが大切なのかと」

(鮎川…こいつ結構まともなこと言うじゃん)

「イメージ…そう、豊かな想像力とそれをスイーツに反映させる力量!
 真くん、それを持っているのはあなただけよ!」

「は…お、俺一人でやれってか!?自分も何かアイデア出したらどうなんですか!」

「やぁんダーリンってば!あなたの好きにしていいわ〜ん、なんでも言って!」

そんな中、「マルコ・ポーロがどうこうよりジパングのイメージについて考えるべき」と主張を始めた鮎川。
至極もっともな鮎川の意見に、さすがの樫野もうんうんと頷いております。
ちなみに鮎川は、今回樫野が加入したおかげで屈辱の補欠落ち+雑用係な役回りになってしまったんですよね
とりあえずチーム小城の中では、調理の腕前も発想も一番確かなものを持っているので、このまま補欠にしておくには惜しい人材ですが…

「…じゃあ小城先輩…俺にリーダー譲ってください!」

「はいッ!?」

「俺だってせっかくチームいちごから抜けたんだ、この際自分のチームが欲しい!」

「ダ、ダメよ!勝手なこと言わないで、なんでなのダーリン!?」

「だって自分で言ったでしょう、俺の好きにしていいって」

「そ、それはそうだけど…じゃあ私は一体何をすれば…」

「先輩は補欠」

ゲェーッ!?ところがその時、「このチームは俺のもんだ」といきなりチーム小城の乗っ取り作戦を開始した樫野!
自分がリーダーになってオジョーは補欠に叩き落とす気のようですが…もしかして鮎川を戦力に加えるための方便でしょうか?
実際そうした方が確実にチームの総合力は増すと思いますが(えー
しかしプライドの高いオジョーが、補欠だなんて扱いをそうそう受け入れられるのか…

「…ほ…補欠…真くん…私、愛するあなたと一緒なら、最高のスイーツが作れると思ってた…
 でも…それは間違いだったみたい。いくら愛する真くんの望みでも、
 チームだけは渡せない!なぜって、私がいてこそチーム小城なんですから!」

「…」

「真くん、あなたは…クビよ!!」

「そうか…じゃ、俺はお役御免だな」

「ふう、ようやく脱出成功ですわぁ!」

「樫野!?おかえり、樫野ー!!」

な…なんじゃあこりゃああああああ!?
な…な…あのまま一気にオジョーにクビ切られてチームいちごに復帰だとォ!?なんだよこの斜め上な展開は!
なんという…もしかしてあのままチーム乗っ取り作戦が成功すれば、そのまま樫野の好きにやれるし
今みたいに失敗しても、こうしてチームいちごに帰って来れるというどっちに転んでも得な2択だったんだろうか…

しかし前回のサブタイが「さよなら樫野」だったのに
たった1話で「おかえり樫野ー!」な展開ってのはさすがにどうか(えー
まあそれを言ったら「さよならブラッシュ」というサブタイなのに
1話すら経たずに
「おかえりブラッシュー!」という展開をかましたライブオンが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!


■夢色パティシエール 第27話「サプライズスイーツ」

 

「おいショコラ、起きないのか」

「むにゃ…寝不足はお肌によくないですわ…」

「(ぺいっ)先行ってるぞ」

「(ふりふり)」

さて今回の夢パティは、樫野の部屋の早朝シーンからの始まりです
いつまでも起きないショコラを置いて、お先に部屋を出て行く樫野…しかし布団の中からふりふり樫野に手を振るショコラが可愛いですな
やはり私は精霊の中じゃショコラが一番好きだなあ、それぞれの精霊に対する私の印象は
ショコラ:超かわいい
キャラメル:かわいい
バニラさん:(´・ω・`)
カフェ君:(´;ω;`)
とまあこんな感じなので…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

《バニラ、ショコラ、キャラメル、カフェ!》

「えっ、だ、誰!?」

《ワシはお主たちスピリッツの試験官を務める、ダバロンという者じゃ!
 お主ら4名は、スイーツカードの提出が規定枚数に達しておらんようじゃな!》

「そ、そんなあ!頑張ってカード送ってるですぅ!」

「あっ…でも最近は、ケーキグランプリの特訓が続いて
 スイーツカードをあまり作っていなかったかも…」

《そのため突然ではあるが、スイーツ王国にてお主らの追試を行う!
 合格するまでは人間界に戻って来られないので、
 しっかり荷造りしてから王国に帰ってくるように!》

「そ、そんなぁーっ!」

ところがそんな平和な日常が続いていたある日、精霊の4人にスイーツ王国からの思わぬ指令が!
なんでもスイーツロマンスカードの提出が全然できていないせいで、王国に戻って追試をしなければならないという…
そう言われれば確かに、ここ数回は「スイーツロマンスカード、おいでませませ〜」って例のシーンがまったくなかったですな
しかし「帰りがいつになるか分からない」というその追試に、精霊の4人は激しく困惑してしまいます

「追試かぁ…スピリッツも大変なんだね」

「うん…」

「追試だと思うと、気分も落ち込むだろうけど…リフレッシュしに故郷に帰ると思えばいいんじゃない?」

「あ…そうか、そういう風に考えればいいんだね!」

「これを飲んで行きなよ、しばしのお別れに…乾杯」

「わっ、ローズだね…?乾杯!」

------------------------------

「うあああ〜ん!行きたくないですぅ〜!」

「よしよし…1日でも早く戻って来られるよう、毎日お祈りしているよ。さ、荷造り手伝ってあげるから」

「ふぇぇえ、安堂…安堂〜〜…」

そんな追試のために旅立つ前の晩、落ち込むカフェ君を励ましていた花房、泣きじゃくるキャラメルを慰めていた安堂…
それぞれスピリッツとの繋がりがよく分かるいいシーンですが、
くそちっけぇミニマムカップにバラの模様を作る花房器用すぎ
マジで米粒クラスの大きさじゃねえか!なんて器用な奴なんだ…

それはともかく、最も気になるショコラ&樫野ペアはその頃何をしていたかというと…

「あっ…か…樫野!」

「こっち来んなよ!!」

「えっ!?」

「今走り込みしてきて、すっげー汗かいてんだ。なんか用?」

「え、いや…その…べつに…」

なんと樫野に声をかけてみた瞬間、「寄ってくんじゃねぇ!!」などと言われて固まってしまうショコラ!
樫野は単に「今の俺ちょっと汗くさいから」というちょっとした理由で言ったようですが、
「がーんだな…出鼻をくじかれた」と動揺したショコラは、すっかり本題に入るタイミングを失ってしまいます

「…俺、シャワー浴びたいんだけど」

「えっ、あ、ああ、そうですわね、おほほほほ!」

「んじゃ」

「あっ…か…樫野!」

「…?」

「…ば、ばいばい…」

「…?ばいばい」

結局そのまま話を切り出すことができず、樫野が風呂に入っていくのを見守るしかできなかったショコラ。
寂しそうに「ばいばい…」と呟くショコラがなんともいじらしいシーンです
やっぱショコラみたいに強気な子がしょぼ…ってしてる図はたまらんな!(えー

ついでに言うと、風呂場へ向かう樫野に取り残されるショコラを見て、
なんだ普段一緒にお風呂入る仲じゃないのか…と、少しもどかしい気持ちになりました:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
だ、だって…カフェ君とか普段花房とバリバリに風呂入りまくりですから!(えー
ということは、いちごもバニラさんと普段一緒に入ってておかしくないしなぁ、安堂も甘えん坊のキャラメルと一緒の図はまぁ想像できるしなぁ
そうなるとショコラが樫野と一緒に入ってる図を想像してもいいのではないか!?俺の推測は間違ってますか!?(えー

「みな揃ったようじゃな…今回の追試じゃが、4人で協力しあって
 広場に飾るスイーツのオブジェを作るのじゃ!テーマは”サプライズスイーツ”!
 誰もがあっと驚くような工夫を盛り込むこと!よいな!」

「サ、サプライズスイーツ…?」

「どうしたらいいんですぅ…?」

「いきなり言われても、何も思いつかないよ…」

そんなわけでついにスイーツ王国へ舞い戻り、試験官ダバロンから追試の内容について聞かされる4人。
しかし追試の内容とは、「あっと驚くスイーツを作れ」というなんともやりにくいものでした
そんな型破りなスイーツがホイホイ思いつくはずもなく、バニラさん達はほとほと困り果ててしまい…

「ふっ、みんな甘ちゃんですわぁ!じゃーん!名画をスイーツで表現しましたの!
 これは”ショコラザの微笑み”!」

「何それ…?」

「あら、お気に召さない?じゃあこれはいかが!”ショコラの誕生”!」

「えええええ!?」

「目立ちたがりにもほどがあるよ!」

「むっ…芸術が分からない人はこれだから困りますわぁ!」

そんな中で唯一ばんばんアイデアを出すショコラでしたがなんぞこれ
世界の名画に自分の顔をねじ込んだ絵を描きまくりです、それはいいけどこれのどこがスイーツなのか全然分かんねえぞ!
それに4人が作ったスイーツは広場に展示されるとのことでしたが、
こんな自分の全裸スイーツを公衆の面前に晒そうだなんて…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(ショコラのやつ、今日も帰って来なかったのか…まったくどこほっつき回ってるんだか…)

「カァカァ!カァカァカァ!」

(…!?まさかあいつ、黒い格好してるから
 カラスにでも間違えられて捕まったりしてないよな…!?)

(い、痛い…!重いですわぁっ…!)

(いやそれとも…!巨大なクモの巣に引っかかって、身動き取れなくなっちまったとか…!)

(い、いやぁぁっ!樫野ぉぉーーっ!!)

「くそ…!せっかくの休日なのに、朝から心配させやがって!」

一方その頃の樫野は、何日も音信不通で帰ってこないショコラに対して、とうとう心配な気持ちが爆発!
野生動物に襲われているショコラの図が頭から離れず、すぐに自分の部屋を飛び出してしまいます
そしてあちこち学園中を駆けずり回ってショコラを探し始めますが…

「えっ?ショコラがいないから探してるって…もしかして樫野、聞いてないの?
 バニラやショコラ達、自分の国に帰ったんだよ」

「なっ…マジで!?全然聞いてねえし…いつ戻ってくるんだ?」

「それが…明日かもしれないし、下手すると数年後かもって…」

「数年後!?く…そうか、あの時…ちゃんと話を聞いてやればよかった…」

そんな中でいちごとバッタリ遭遇し、ついにショコラがスイーツ王国に帰ったことを知らされる樫野…
そしてあの時ショコラより風呂を優先してしまったことを、激しく後悔してしまいます
なんだかんだ言って樫野もショコラを大事に思ってるんですねえ。やはりこのアニメの恋愛要素は
ショコラ&樫野こそが至高だな…(えー いちご& 樫野とか別にこのまま進展しなくていいよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「樫野…向こうから会いに来れないなら、こっちが出向けばいいんだよ!」

「…?おい、どうするんだ?」

「じゃーん!スイーツ王国への入り口へようこそ〜!さ、中に入るよ〜」

 

どかどか

「あ、あっれー入れない!あれっ、(どかどか)あれぇ〜!?」

「天野…アタマ大丈夫か…?」

いちご…あなたは狂っているんだ!!(えー
なんとその時「スイーツ王国へ行けばいいじゃない」と言い出したいちごでしたが、突然オーブンの中に頭を突っ込みながら
「あれ〜入れない〜あれ〜」などとまったく意味の分からない行動を!いちご…酸素欠乏症にかかって…

というのは冗談で、どうやらスイーツ精霊ならオーブンを入り口にしてスイーツ王国へ行けるようです
ドラえもんで言うなら、のび太の机の引き出しがタイムマシンの入り口になってるようなもんですな
しかし人間が通ろうとしても、ご覧の通り単なるアホの子のパープーな行動となってスイーツ王国へは行けないわけで…
結局そんないちごに呆れてしまった樫野は、人間界でひたすらショコラの帰りを待つしかないのでした

「バニラ、ショコラ、キャラメル、カフェ!
 サプライズスイーツの成功を評し、追試は全員合格じゃ!」

「やったぁー!一発で合格できるなんて!」

「あれ、ショコラ泣いてるの?」

「な…泣いてなんかいませんわ!」

「樫野のところに戻れるのが嬉しいんですぅ!」

ところがそんな追試の結果は意外なことに一発合格!試験官…そんなにショコラの全裸が気に入ったなんて…(えー
ともかくこれでまた樫野と暮らせるとあって、ショコラは嬉しさのあまりポロポロ泣いていました
他の3人がケロッとしてるところを見ると、やはりショコラ&樫野の繋がりは他にはないものを感じずにはいられませんな…l

 

「ただいまいちご!ふ〜、やっぱりここが一番!」

「安堂、ただいまですぅ〜!」

「ただいま、五月!」

「…た、ただいま…あっ…?」

そして4人が聖マリー学園に戻ってきた頃、人間界はちょうど誰もが寝静まっている真夜中でした
それぞれぐーすか寝ているパートナーに挨拶して眠る3人ですが、樫野の部屋のショコラにだけちょっとしたサプライズが…

【おそいぞショコラ、おかえり】

「か…樫野…ぐすっ…あは、樫野の味だ…」

か、樫野かっけええええええええ
やってくれたぜ樫野さん!なんと樫野の机の上には、ショコラが帰ってきた時に備えておいたチョコと書き置きが!
樫野はショコラがいつ帰ってくるかなんてまったく分からないはずですから、このチョコも毎日せっせと作り直してたんだろうなあ
そんなチョコを食べたショコラの感想が、「樫野の味ですわぁ!」じゃなくて「樫野の味だぁ…」って
素の喋りになってるのが感慨深いですね。やはりショコラ&樫野は最高やで

そして最後は、冒頭で使っていたベッドではなく、樫野の布団に潜り込んで添い寝するショコラ。
今日ばかりはもっと樫野と一緒にいたいということでしょうか。よかったよかった
でもこれって、樫野がちょっと寝返り打ったらショコラ潰れて死にますよね(えー
そ、そんな…添い寝をするのも命懸けだなんて…もはや俺達は樫野の寝相がいいことを祈るしかない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!


・こんにちは…!1年前からこそこそ拝見しています 大志Mk-2さん…もう夢パティは見ていないのですか?(´;ω;`) 
 夢パティ更新こっそり楽しみにしています…!

ああっ…その言葉を8月6日より前に言ってくれていれば!!(えー
夢パティは8月にやっと2話分だけ感想再開したんですが、中断期間にこういう催促コメントがまったくこなかったので
「もしかして誰も俺の夢パティ感想なんて望んでないんじゃ…」となんて悶々とした気持ちを抱えていたんですよ!

それでもなんとか感想を再開したんですが、その途端ぎゅーんとアクセス数が右肩下がりで落っこったりして
「うう…やっぱり周回遅れの感想って、読んでてつまんないもんなんだろうか」なーんて迷いが生まれ始めたところに
「正直言って最近の感想はつまらないと思います」というド直球なコメントが届いたりして
一気にドゴーンとスランプに突入、感想がピタリと止まってしまったという…

まあ、今ではすっかり気持ちも上向いてやる気に満ちてるんで、この件についてはまったく心配いらないんですけどね
ただリルぷりとジュエルペットの感想が、スランプの間にずいぶん遅れちゃったので…
夢パティの感想は、その遅れを取り戻してからってことになるかな…すまない!



ただ今でも毎週欠かさずに見てますよ、今週はそうショコラが樫野に白濁液をぶっかけられた回でしたね(えー
まったくこのアニメは相変わらず白濁液が好きすぎるぜ!スタッフの趣味か!?趣味なのか!?
それと夢パティといえば、もうすぐ第二部に突入して数年後の大人いちご編が始まるみたいですね
大きくなったいちご達が果たしてどうなるか…今より可愛くなくなるってことだけは勘弁な:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

俺としては大きくなるよりむしろ幼くなって欲しいくらいなんだが(えー
天王寺会長…ロリ時代はこんなに可愛い子だったのに!別のアニメとはいえホリーもだよ!
ここはやはり数年後が舞台という設定を活かして、天王寺会長にはとっとと子供産んでもらって、
その子供が幼女時代の会長そっくりでロリコン歓喜という展開はどうかな!?(えー

というわけで、いちごはさっさとアンリ先生を天王寺会長に渡してやってください。
どうせなぁ!少女マンガにおける年上の誠実で格好良いお兄さんに対する、女主人公の恋なんてものはなぁ!
そのうちに「はっ、これは恋じゃなくて単なる憧れだったんだわ」ってことに気がついて、
最終的には同い年の生意気で気になるアイツとの恋に目覚めることになるんだよ!そう決まってるんだよ!(えー

まあ、俺的にこのアニメでは樫野の嫁はショコラだと思ってるんで、いちごが樫野との恋に目覚めると
それはそれで困るんですけどね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


・夢色パティシエールは今年で終わるようです。 1期ファンにとっては2期は正に「悪夢色パティシエール」でしたから。

ベイビ ベイビ 二期見るたび 胸が苦しくなるの…分かんない(えー
夢パティ二期は…どうしてこんなことになってしまったんだ…今月いっぱいでもう終わりって勘弁してくださいよ!
花房と安堂をリストラして適当な新キャラを詰め込んだのに特に内容のない話をちょっと続けて終了…なんてことだ…
この
「もうやる話が残ってないけどとりあえず延命」「新番組が始まるまでの繋ぎ」にされた感じ
しゅごキャラパーティの時と同じ臭いがプンプンするよ!(えー

なんて言うかな…これだけ短期間で終わるなら、わざわざ旧キャラをリストラして新キャラを出す意味があったのか…
それにイナズマや爆丸もそうでしたけど、一期でずっと「チーム」「仲間」「絆」というのをテーマにやってきたアニメに限って
二期になった途端に「もうお前らイラネ」って一期の仲間達を簡単に切り捨てるって傾向は一体なんなんだよ!

新キャラってのはそこまで必要なもんなのか…?視聴者の多くは一期のキャラに愛着があるから二期も見るんじゃないのか…?
例えばの話ですよ、あのけいおんが二期を放送するにあたって、澪も律もムギもあずにゃんもリストラして
唯だけ残って新メンバーとよろしくやることになりましたなんてストーリーになってたとしたら、今ごろどうなってたでしょうか
これはもう確実に暴動が起こっていただろうね(えー 
俺にとって染岡さんをリストラしたイナズマ二期、アリスをリストラした爆丸二期、キャラメルをリストラした夢パティ二期というのは
それに匹敵するくらい
の不条理さを感じるものだったんだ…なぜアニメスタッフはこうも簡単にリストラができるんだ…

キャラのリストラがどれだけファンにショックを与えるかは、ゲーム業界のアイマス2なんかを見れば一目瞭然じゃないですか
「律子も伊織もあずさも亜美も2で全員リストラしますんで^^」という狂った決定により
一体どれほどのアイマス信者が嘆き悲しんでいることか(えー

頼むからクリエイター達は、もっと一期のキャラを大事にしてくれ…新キャラなんてどうでもいいから、まず一期のキャラを出してくれ…
一期キャラだけでは限界があるんだったら、足りないものを埋めるためにその時初めて新キャラ登場を検討すればいいじゃないか…
最初っから一期キャラのリストラが決定済みで、わけの分からん新キャラがメインに居座るなんて本末転倒じゃないか?
それに加えて夢パティ二期は放送時期が短いから、新キャラの掘り下げをする暇もなかったし
本当に何がしたいのかさっぱり分からないストーリーで終わりを迎えることになりそうだな…

・イカちゃんで盛り上がってるところを敢えて・・・!バトスピプリムメイン回が最高だった件
 まいも可愛かったし一体どっちを嫁にすればいいんだ・・・!!
・いやぁ、今回のバトスピはカオスな神回でしたね…メカ&ケンゾーきゅん萌えなプリムちゃんがイカちゃん萌えな早苗まんまでしたよ


そんな夢パティの裏でバトスピは神回を放送していたなんて…(えー
くっそお…夢パティだってなぁ…夢パティだってなぁ!ショコラがカッシーの嫁になる話は萌えだったんだぜクソッタレ!
まあこの話くらいしか誉められる回はなかったんだけどな
:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
結局ショコラをはじめとする一期キャラの話さえやってくれりゃ、俺はそれでよかったんや…それだけで満足だったんや…

 
 
 

(C)松本夏実 / 集英社・夢色パティシエール製作委員会 2009






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