3月19日

アニメ感想:ジュエルペット てぃんくる☆ 第28話「音符の魔法でドッキ☆ドキ!」

《さあ本日の歌手オーディション決勝戦!
 参加者4人の歌の審査が、いま終了しましたぁーっ!!》

「ああ、どうかミリアが優勝しますように…!」

「神様、お願いにゃん〜!」

(ふふふ…こっちの2人は問題じゃないわ。ライバルはこの人ね…
 でも若さ、ルックス、ファッションセンスは私の方が勝ってる!今日こそ優勝よぉ!)

さて今回のジュエルペットですが、いきなり冒頭から歌手のオーディションに参加しているミリアのシーンで始まります
何百人もの参加者の中から最終審査に残った4人…そこに勝ち残っていたミリアは、今まさに優勝者の発表を待ち受けているところでした
そんな勝ち残り4人のうち2人は「クズが…弱すぎて話にならん!!」とミリアからすれば格下扱い、
残る1人はその辺のおばさんという感じのルックスで、歌さえ同レベルならミリアが勝ったも同然ですが…

《さあ得点の発表です!栄光は誰の頭上に輝くのかぁーっ!?
 アレックス…89点!サマンサ…92点!ミリア…98点!スザンヌ…99点!》

「え、あ…!?」

《優勝はエントリーナンバー4番!スザンヌ・ホイールさんですっ!!
 おめでとうございまーす!!》

「あ…?あ…?」

おばさんTSUEEEEEEEEE!!
な、なんてこった!ところがそんな最終審査の結果、最高得点で優勝に輝いたのはさっきのおばさん!
ううむ…どうやらよほど美声の持ち主だったようですね、見た目の評価なんて入り込む余地がないほど歌のレベルが高かったんでしょう
ともかく準優勝まで健闘したミリアでしたが、結局は優勝できなければ意味のないオーディションだったようで…

「はぁ…また準優勝…なんであんなおばさんに負けちゃうのよぉ…」

「ミ、ミリア元気出して、たまたま運が悪かっただけよ!」

「普通なら優勝だったにゃん!あの人がまさか99点も出すなんて…」

「でも…負けは負けよ…ママの優勝したあの番組で、私も優勝してクイーンオブポップになる夢が…はぁ…」

そしてその後も、ミリアは優勝を逃したショックからなかなか立ち直れずにいました
どうやらミリアの口ぶりからして、これまで別のオーディションを受けても2位ばかりで1位になれた試しがないようですね
「1位じゃなきゃダメなんですか?2位じゃダメなんですか?」と言いたいところですが
ダメなんですよ残念ながら(えー 
1位になれなければ2位でもドベでも同じこと…そんな厳しい勝負の世界に、さすがのミリアも凹んでいるようです

わいわいがやがや

「…?」

「いやぁ、まさかあかりさんがこんなに早く5年生になるとは思わなかったですね!」

「ふふふ、一番驚いてるのは私だよ!初めて魔法学校に来た時は、
 全ちゃんと魔法が使えるようになるなんて然思わなかったのに…」

「もっと自信を持ってもいいんじゃないか、あかり」

「そうだよぉ!ジュエルストーンあと4個でジュエルスターグランプリに出場なんだよ!
 ゴーゴーあかりちゃーん!!」

「も、もう、ルビーってば…」

うふふふ あははは

「…5年生…そういえば私、あかりより下級生になっちゃったんだ…」

とその時、ミリアの耳に聞こえてきたのは、和気あいあいとあかりを祝福しているニコラ達の声でした
そう、この間アルマの件で活躍した時に、一気に2つのジュエルストーンを入手したあかり…
石の数もいまやミリアを追い越し8個で5年生、まだ7個で4年生のミリアは仲間内で最下位になってしまいました
こんなところでも劣等感を味わうハメになるとは…ミリアの気分は余計に沈んでいくばかりです

「はー…なんでこんな事になっちゃったんだろ…私は完全無欠の美少女なのに…」

「あれ、ミリア?元気がないけど…どうしたの?何か悩みごとでも…」

「あ、実は…」

「わーっ!わーっ!(ぼそぼそ)オーディションのこと言ったりしたら絶交だかんね!
 
いくらあかりでも同情されたくないんだから!」

「も、もがが…!」

「…?」

って、そんなミリアの様子に気づいて心配そうにやってきたあかり。ガーネットはすぐに事情を話そうとしますが
プライドの高いミリアはホイホイと自分の弱い部分を見せて、同情されるなんて我慢できないようです
そしてガーネット達に固く口止めしたミリアは、なんとか平静を装って誤魔化そうとしますが…



「あ、あははは!べ、別に悩みなんてないわよぉ?じゃあ私は先生に掃除頼まれてるから…(そそくさ)」

「あ、そうだー!ミリア、歌のオーディション受けたんでしょー?結果はどうだったのー?」

「(ゴゴゴゴゴゴゴゴ)」

「ひ…ひいっ!?あ、や、ま、まあまだ4回しか落ちてないんだし…」

「落ちたのまだ3回目なんだけど…?」

「えっ!?ご、ごめっ…!」


(C)鳥山明/集英社

ふふふ…
まったく人をイライラさせるのが
うまいやつらだ…
(えー

こ、こいつら空気読めてねええーー!!
な、なんてことを!とっとと退散しようとしたミリアをわざわざ呼び止めて、「おいちょっとオーディションの結果教えろよ(笑)」とか
さらに追い討ちに「4回しか落ちてないんだし(笑)」とか…お前ら地雷踏みすぎだー!!

「ああもうーーっ!!あんた達のせいで
 ちっとも掃除が進まないじゃないのよぉーーっ!!」

「わぁぁぁーーっ!!ご、ごめんなさーーい!!」

こうまで言われてはやはり我慢できず、物凄い勢いでブチ切れ始めたミリア!
あまりの剣幕に怯えたあかりは、どひゅーんとミリアの前から逃げ出してしまうのでした
ああしかし、こんな時になんですが、このミリアを後ろから映したスカートのギリギリ感がいいね。ギリギリ感がね(えー

ちなみに逃げ出したあかりは、廊下の先でレオンとぶつかって転んでしまうわけですが
そんなあかりの姿もやはりスカートのギリギリ感が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン 
まったく健全な女児向けアニメだというのにスタッフはこんなところで限界に挑戦しやがって…



「はぁぁ〜ぁ〜ぁ…歌手になるのなんて、もうやめちゃおうかな…」

「ええっ!?い、今は落ち込んでるから、マイナス思考になってるだけよ!」

「そ、そうにゃん!」

「そんな時には歌うのが一番よ、ねえミリア!」

「はぁ…とてもそんな気分にはなれないわ…」

「ミ、ミリア…」

しかし勢いに任せて怒りをブチ撒けてみたものの、その熱が冷めていくごとにますます落ち込んでしまったミリア。
1位を取ろうと必死に背伸びし続けたり、上手くいかなくてあかりに八つ当たりしてしまったり…
そういうピリピリした生活に疲れてしまったようです。もはや歌う気力すらもなくなり、歌手を目指すのをやめたいと…

「そうか…ミリアはそこまで落ち込んでいたのか…」

「これ以上あんなミリアを見てられないの…お願いみんな、私達に力を貸して!」

「うん、みんなでミリアを励まそうよ!」

「そうね、ミリアが自分の歌に自信を持てるように手伝ってあげるには…」

「ミリアのためにコンサートを開いてあげるっていうのはどうかなぁ、満員のお客さんの前で歌えば
 ミリアもきっと元気になるよ!」

「そうだね!あかりちゃんグッドアイデア!」

「よし、みんなで盛り上がるコンサートを開いてやろう!」

そしてとうとうミリアを放っておけなくなったガーネット達は、口止めの約束を破ってレオン達に相談してしまいます
その結果、学校のみんなを集めてミリアのリサイタルを開くことに決まりますが…
うーんしかし、ついさっき本人が「今は歌う気分になれない」と言っていたのに、そんな会場を用意して大丈夫なのか…?
って、あかり達は善は急げとばかりに速攻で学校中にチラシを貼りまくり、
「お前ら来いよ!絶対来いよ!」とあらゆる人に宣伝しまくってしまいます。
お、お前らー!!本人の意思確認もせずにそんなことをするなんて!ミリアが来なかったらどうするつもりだよ!



「ねえミリア行きましょ!みんなミリアが歌いに来てくれるのを待ってるのよ!」

「しつこいわねぇ、もう歌は歌わないって言ってるでしょ!」

「…本当にそう思ってるの?そんな簡単に夢を諦めちゃっていいの…?」

「…」

「毎日毎日、4時間も歌と踊りの練習してたにゃん!
 あのオーディションだって、98点も取ったんだにゃん!」

「その実力を聞いてくれれば、みんなもミリアのファンになってくれるわ!」

「…そ、そうかな…?」

「よっ!クイーンオブポップミリア!」

「いよっ待ってましたー!!」

「し、仕方ないなぁ…よーし!みんなにスペシャルなステージを見せてあげるわぁ!!」

ゲェーッ!?ミリアおだてにクソよえええーー!!
なんてこと!もっと説得には手こずるかと思っていたミリアですが、ガーネットとサンゴにヨイショされて持ち上げられると
「はっはっはっしょーがねえなあ」とすっかり気をよくしてコンサートへの参加を快諾!こ、このお調子もんが!
えーと…まあしかし、こうしてやる気を取り戻してくれたのはいい事なんじゃないでしょうか
あとは本番でヘマさえしなければ、きっとミリアも完全に立ち直ることが…

「あ…?あ…?どうして…誰もいないのぉーーっ!?」

「せ、先生達は急に会議することになっちゃったんでちゅ…」

「生徒達も今日に限って、塾や用事があると言って…」

「そ、そんな…せっかくミリアもやる気が出てきたのに…あぁあ…」

「ど、どうしよう…」

ぎゃあああ!!そうかと思えばここで新たな問題が!いよいよコンサートが始まろうとしていたその時、
来てくれると言っていた人達はみんな「俺達が約束を守るといつから錯覚していた?」
あっさりドタキャンしまくって誰も来なかったという…ふ、ふざけるな!「塾や用事がある」っていうのは現実世界の話だと思うんですが、
ジュエルランドにいる間は現実の時間は止まってるんだろうが!!
くそっあいつらめテキトーなこと言いやがって!しかしつくづくこの「時間が止まってる」って設定必要ないよな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「そ、そうだ!物を増やす魔法で観客を満員にすればいいんだよ!」

「ええっ!?そ、それってどうなん…」

「だったら私とサンゴを増やして!」

「心の底からミリアを応援できるにゃん!」

「えぇ…?だ、大丈夫かなぁ…」

ああ、どんどん話がやばそうな雰囲気に…とうとう苦し紛れに「こうなったらガーネットとサンゴを無限増殖させようぜ」という
メチャクチャな作戦を思いついたルビー!あかりはそんな作戦に乗り気がしないようですが、もうあれこれと迷っている時間はなく
ガーネットとサンゴもやる気満々…やむなく2人を増やしまくって会場を埋め尽くしますが
こんなコンサート会場は異様すぎるわー!!(えー

ミリア!ミリア!ミリア!ミリアー!

(うふふふ、みんなが私を待ってる!さあ今から私の歌で釘付けに…)

「え、ちょ、何コレ…?ガーネット!サンゴ!どういうことなのよぉっ!!」

「あ、あ、あわわわわ!」

「ミ、ミリア、これにはわけが…!」

そしてステージに姿を現したミリアでしたが当然のごとく速攻ブチ切れです
「客のみんなが待ってる」と言うからやってきたのに、見てみれば客の99%がガーネットとサンゴという有り様…
ミリアからしたら「結局誰もミリアの歌なんて興味なくて集まらなかった」と言われてるようなもの…
ミリアを励ますコンサートのはずが、逆に最大級の屈辱を与える結果になってしまい…



「あの…ミリア、その…」

「みんなにも私の恥を話しちゃったわけ…?あれほど話さないでって言ったのに…!」

「…ご…ごめんなさい…」

「ミ、ミリア、ガーネットとサンゴはミリアのことを心配して…」

「あかりは黙っててッ!!」

「…!」

「こんな…こんな思いをするくらいなら…!
 歌手の夢なんて諦める!!もう絶対歌なんか歌わない!!」

ああ…さらにここにきて、ガーネット達がミリアのことを相談したことまで裏目に出てしまいました
「みんなにバラしたら絶交」とまで言って口止めしていたのに、結果としてその約束を破られてしまったわけで…
失意のミリアは、ボロボロと大粒の涙をこぼしながら泣き叫んでしまいます。ここまで深刻な事態になってしまうとは…

「ミ、ミリア、あの…あ…うっ…!?」

「あうぁ…ぁ…」

「えっ!?ガ、ガーネット、サンゴ、大丈夫!?」

「すごい熱だ…!汗もこんなにかいて…早く先生に診てもらおう!」

「ガ、ガーネット…?サンゴ…?」

----------------------------------

「はぁ…はぁ…」

「先生、2人はどうなんですか…!?」

「これは…ジュエルペットはパートナーが夢を諦めてしまうのが一番辛いのよ、だから熱を出してしまったのね…」

ところがその時、ミリアが泣き叫ぶと同時にバッタリと倒れてしまったガーネット達!
さらにものすごい高熱を出してみるみる弱り切ってしまったという…
むう、どうやらジュエルペットの体調はパートナーの心境に左右されるという特徴があるようですな
初期のすぐ諦めてしまうあかりちゃんと付き合っていたルビーなんかは
さぞ視聴者の知らないところで高熱を出しまくっていたことだろうな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(…私のせいで…私のせいで、ガーネットとサンゴが…)

「う…うぅ…ミリア…歌を…諦めないで…」

「え…?」

「はぁ…はぁ…夢を…捨てないで…にゃん…」

「こ…こんなになっても…まだ私のこと…」

そして意識が朦朧とするほど苦しんでいながら、ミリアが夢を捨ててしまうことを何より心配していたガーネット達…
今まで意地を張っていたミリアも、2人の健気な姿を見ているうちに考えが変わってきたようです
ああしかし、ミリアの精神状態がガーネット達の体調を左右しているという設定を考えると、
「てめーが諦めるせいでつれーわ、マジつれーわ、早く考え直せや」
ガーネット達が自己中のバカでも「ミリア諦めないで…」と応援するしかないという歪んだ状況が…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ガーネット、サンゴ、ごめんね…今度は…私が2人を励ます番だわ!!」

♪一人じゃないね、仲間の瞳は優しい宝石♪
♪願いを叶える魔法は、自分に強く誓うことティンクル♪
♪次に泣くのは嬉しい時、約束よみんな聞いていてね♪
♪目が覚めるくらいに、ねえウェイクアップ、ウェイクアップ♪

「ミ、ミリア…」

「とっても素敵…!」

そんなわけでガーネット達から元気をもらったミリアは、今度は自分がそれを返すために精一杯の歌を…
って、この回のためにわざわざミリア専用の歌が用意されていたということは…まさか…
ミリアのキャラソン販促の回だったのか!?(えー 
調べてみたらやはりサントラに収録されている…曲名はLittleてぃんくる☆Star )要するにこれを買えってことなんですね!

「…ん…?ミリアの歌のおかげで、熱が下がったわ…!」

「ありがとうにゃん…」

「ガーネット、サンゴ…!お礼を言うのは私の方よ…
 2人のおかげで、私にとって歌がどんなに大切か分かったの!私、夢を諦めない!」

「ミ、ミリア…!」

「ほっほっほ、ミリアの歌が新しい魔法の力となって2人を元気にしたんじゃな…
 よって、新しいジュエルストーンを授けるぞい!」

「や、やった!これで8個目だわ!」

「ミリアも5年生にゃん!」

「ふふふ…よぉぉーーし!KMB!完全無欠の美少女ミリア、復活よぉーーっ!!」

そしてミリアの歌でガーネット達は元気を取り戻し、さらに校長からジュエルストーンまで貰えることになったという…
万事丸く収まって万々歳ですなぁ、そんなミリアの素晴らしい歌が収録された
2625円のサントラをみんな買ってね!!(えー  次回に続く

(C)'08, '10 SANRIO/SEGA TOYS サンリオ・セガトイズ/ウィーヴ・テレビ大阪・ジュエルペット製作委員会


3月17日

はんぺら「俺は…不死身だ!!」

はんぺらさん生きとったあああああああ!!
うおおおお!!宮城で被害にあって音信不通が続いていたはんぺらさんですが、ついに昨日チャット仲間に直接無事を伝える電話が!
おお…ネット回線を使える環境はないものの、どうやら怪我もなく無事に過ごしているようです。いやあよかった…
さすがに私も最悪の事態が頭にチラついていたところだったので、この報せを聞いてようやく一安心といったところですね



・いつも面白い感想ありがとうございます。どうかお身体をご自愛くださいませ!それはそうと最近2期の禁書の感想が少なくて
 ちょっと寂しいです。ようやく最近良いところに入ってきたので、楽しみにしてます!ではこれからも応援しています、頑張ってください。

うーん禁書レビューは…そうですねぇ、せめて金髪おっぱい編は最後までレビューしようと思ったんですが、
上条さんvs金髪おっぱいのラストバトルがあまりにも盛り上がらなかったので
「6話かけてこりゃねーよ…」と思って、すっかり続きを書く気力をなくしちゃってた状態ですね

でも最近変わった新OPを見たら俺のシスター・アンジェレネたんがいたので狂喜乱舞しました
そしてアンジェレネたんは本編にも再登場するたのでその辺から続きを書くことにします:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「いたいた!いやがったわねアンタぁぁ!!さあ罰ゲームよ!」

「あ、あ〜…それってまだ有効だったっけ…?」

「一人で勝手に水に流してんじゃないわよ!
 大覇星祭で私が勝った以上、本当になんでも言うこと聞いてもらうんだから!
 とりあえず…セブンスミストにきっかり1時!1秒でも遅れたら分かってるわね!」

さて、そんなわけで私が最後に感想を書いた回から3話分すっ飛ばしたこの話…
あの大覇星祭において、上条さんと美琴はお互いの成績を比べて、負けた方はなんでも言うこと聞くという賭けをしていたのです
しかし、知っての通り金髪おっぱいを追いかけるのに夢中で、競技の方はまるっきりすっぽかしていた上条さん…
そんなわけで美琴との勝負に完敗してしまい、今回は罰ゲームをやらされるハメになってしまったのです

「(そわそわ)む〜遅い…もう約束の時間だってのに、あいつ何やって…」

「御坂さーん!」

「えっ?初春さん!」

「今日、白井さんが御坂さんから荷物を受け取ることになってたと思うんですけど…」

「えっ、ああ、そうね」

「私が白井さんに仕事を押し付け…あ、いえ、白井さんは仕事で手が離せなくなったそうなので、
 代わりに私が来たんですよぉ」

って、そんな上条さんと待ち合わせする美琴の前にまさかの初春登場!
レールガンでは良い子でお馴染みの初春ですが…禁書においては妙に黒い性格をしており、
今日も「黒子のやつは私が仕事押し付けたんで身動き取れませんよ(笑)」と、黒子に損な役をさせて逃げてきたようです

そういえば何話か前に登場した時にも、重傷を負って身動きが取れなくなった黒子に対して
「私達が炎天下で頑張ってる最中に、白井さんだけ休養を取ってると思うと…だから手伝ってください、むふふ」と言いながら
車椅子に乗せて仕事にムリヤリ付き合わせたりしてましたね。やばいよこの人、黒すぎる

まあ、多分初春は禁書の方が登場が先で、最初はレールガンのような性格付けがされてなかったんだと思いますが…
それにこの美琴と初春が顔を合わせるシーン、原作では「あっ初春さん!」ではなく「えっと…初春さんだっけ?」
美琴が初春のことを「誰だっけコイツ」と全然覚えてない感じになってるそうなので、
やっぱりこの時の描写は、レールガンがまだ全然生まれてなかった頃の話なんでしょうね

「う・い・は・るォォオオアアアア!!」

ドドドドドドド!!

「ひっ!?い、いやああーーっ!!」

「…えーっと…」

「御坂ー!やぁごめんごめん」

「あっ!アンタねぇ、罰ゲームを賭けた勝者は私なのよ!
 その私がどうして1時間も待たされなきゃならないのかしら!」

「い、いやあ、これには深ーいわけが…」

ところがその時、初春への恨みを込めてドス黒いオーラを撒き散らしながら現れた黒子!
あえなく初春は黒子にズルズル引きずられて退場し、美琴はやってきた上条さんとようやく罰ゲームを始めることになりますが…

「ここよここ!この携帯電話サービスに男女でペア契約すると、ラブリーミトンのゲコ太ストラップがもらえるの!」

「え、要はストラップ目当てかよ…でもさぁ、ペア契約ってそもそも、恋人同士とかで交わすもんなんじゃねーの…?」

「なぁっ!?バッ、バババ、バカ!なに飛躍してんのよ!だ、男女限定って言ったって、
 別に恋人じゃなきゃいけないってワケじゃないでしょ!?」

------------------------------

「それでは書類の作成にあたって、お二人がツーショットで写っている写真が必要なのですが」

「えっ…ツ…ツーショットぉ!?」

そんなわけで美琴がまず上条さんに下した命令は、「ストラップ欲しいから携帯のペア契約に加入しろ」というもの…
どうも男女のペアでないと契約できない内容のようで、ちょうどいい男がいない美琴には今だけがチャンスということですな
が、しかしその契約にはツーショットで撮った写真が必要というワケの分からない条件が…
なぜツーショットで写る必要性が!?とはいえラブコメ展開的にはGJと言わざるを得ない(えー



「なあ、どうする?とりあえず携帯のカメラで済ますか…」

「そ、そうね…ううっ…ま、待ってなさいゲコ太!OKいつでも来やがれ!!」

「お、おう…じゃあ撮るぞ〜」

パシャッ

「…おい、なんか顔が引きつってんぞ御坂」

「なんでアンタは目をそらしてんのよ…も、もう一回撮ってみましょ」

パシャッ

「だからなんで表情が固まってんだよ!」

「アンタはどうして私から重心遠ざけるわけ!」

「ううくそ…とにかくツーショットってのは恋人っぽい感じで撮りゃいいんだろ、ほらこうしてだな…」

「えっ!?え、ええ、まあ…そうよね…あ、あはは、あはははは…」

そしてイチャイチャ写真のために延々とがんばり続ける2人
お互いギクシャクしてしまって、なかなかいい写真が撮れずに何枚も…これはいいニヤニヤ展開ですなぁ
やっぱり美琴と上条さんはいいコンビですね、どっちも1人でいる時はさほど好きってわけでもないんだけど
2人一緒にいる時は好感度がグーンと上がるっつーかなんつーか…

ガチャッ

「…」

「あわぁっ!?ど、どうして前ぶれもなく突発的に出現してるの!?って、
 ミサカはミサカはバスタオルに手を伸ばすけど手遅れだったり!」

「…なんでカギかけてねーんだよ!!」

さて、そんな上条さん達が写真に悪戦苦闘している中、こちらはもう一人の主人公である一方さんのマンション…
そこでは年端も行かない幼女のストリップショーが開催されていました(えー
えー、バカな冗談は置いといて、この幼女は美琴のクローン人間である打ち止め(ラストオーダー)という一方さんの相棒です
一期の時もあんなシーンこんなシーンなど、幼女のくせに妙にエロい場面をやらされてしまうラストオーダーでしたが…



「あっわりわり、今まで一人暮らしだったから忘れてたじゃんよ」

「愛穂、とりあえずタオル巻いときなさい」

「ふ、2人とも…裸を見られてなんともないの…?って、ミサカはミサカは素朴な疑問を投げかけてみたり…」

「別に騒ぐほどのことじゃないでしょ」

「この子(一方さん)は子供で、私らは大人じゃんよ」

「はー…ちっとは警戒しろっつってんだろ…!」

がしかし、一方さんの前で裸体を披露しているのはラストオーダーだけではありませんでした
このマンションで一方さんと一緒に暮らしている、芳川桔梗黄泉川愛穂のおねーさん2人組もすっぽんぽんに…
って、黄泉川の方はこれ、レールガンで木山先生を逮捕しようとしてたじゃんじゃん隊長じゃないですか!
うーむ、こんなところにも登場していたとは…さっきの初春といい、レールガンで慣れ親しんだキャラが出てくると思わずニヤけてしまうなぁ

「さて、君たちも少しずつリハビリを始めるわけだが…外出時は全員その制服でよかったのかな?」

「問題ありません。と、ミサカ10032号は返答します」

「サイズも全員一緒だが…」

「計測するまでもなく全員一致です。と、ミサカ13577号は即答します」

「サイズの違いなど生じる余地はありません。と、ミサカ10039号は補足します」

それと美琴のクローン体なのですが、学園都市にいるのはラストオーダーだけではありません。
20001体目のクローンがラストオーダー、というわけで他にも20000体の”御坂妹”がこの街にはうようよいるという…
ちなみに御坂妹は、外見そのものは美琴とほとんど変わりませんが常にレイプ目なのと
機械的な喋り方をするのが特徴的ですね

「…ミ…ミサカは…」

「どうかしましたか19090号?と、ミサカは…む!?」

ずぼっぐいぐい

「ひゃいっ!?」

「スカートに指が二本入るほどの余裕があります…!
 と、ミサカ10032号は緊急報告します」

「すべてのミサカは同一であるはずなのに…!
 と、ミサカ13577号は驚愕をあらわにします」

「つまり…他のミサカに内緒で、世に言うダイエットなどを実行していたのですか!?
 と、ミサカ10032号は追求を続けます」

「バストその他はどうなのですか!と、ミサカ10039号は精密検査を提案します」

「え…うぅ…」

「そういえば、19090号が女性週刊誌を読みふけっていたのを見かけたことがあります…
 と、ミサカ13577号はにわかに思い出します」

「その際、”好きな男性からもらった指輪を左手くすり指にはめれば勝ち組”との情報を
 極秘に入手していました…と、ミサカ10039号はここぞとばかりにリークします」

「か…勝ち組…!!」

ところがその時、何人もいる御坂妹のうち19090号がこっそりダイエットしていたことを知り、どよどよと騒ぎ始めた一同!
さらにはひそかに勝ち組情報まで入手していたとあり、先を越されたこの事実にわなわな震えております
勝ち組に反応するこいつらワロタ  もっと無感情なキャラかと思いきや、意外と感情表現豊かなんだなあ

それと今回から変わったEDでは、メインヒロインの面目躍如とばかりにインデックスの存在感が凄かったです
もうインなんとかさんとは言わせない(えー
これは素直に可愛いな…それに今回はあらゆるキャラのオールスター出演に加え、上条さん、美琴、インデックス、一方さんといった
主要キャラにもきちっと見せ場が用意してあって、もうこれ以上は望むべくもないくらい完成度高い話でしたね
やれば出来るじゃないか禁書…大覇星祭のグダグダっぷりでもうダメかと思ってましたが、
今回で一気にそのマイナスイメージを吹っ飛ばした感じでした。この調子でいけば今後も期待できそうです、次回に続く

(C)鎌池和馬/アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX


3月16日

・ごめんスイプリ1話絶賛したけど3話くらいから作画があれなんで見てない by姉

(C)荒木飛呂彦/集英社

あ…ありのまま今起こったことを話すぜ!
”うちの姉はスイプリを褒めちぎっていたと思ったら
いつの間にか見捨てていた
な…なにを言ってるのかわからねーと思うが(ry
もうすでに切ってやがったのかきさまー!気が変わるの早すぎるだろ!
せめて映画版OPが終わるまで待ってやれよ!OPが終わるまでは!うん…というか俺もOPが終わってしまったら…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
多分その頃になれば、春の新番組が色々と始まる時期だろうからなぁ…春アニメは結構豊作みたいだし、スイプリはこのままでは…

(C)水瀬葉月・秋奈つかこ/アスキー・メディアワークス

あ、そうそう、そんな姉とは全然まったく関係ない話ですが今月の電撃大王は買ってはいけません(えー
いいか買うなよ!みんな絶対に買うなよ!それを注意する必要があるので私はわざわざ買ってきましたけど。ハハハ
なぜ買ってはいけないのかと言うと、見ての通りのとてもいかがわしい漫画が載っているからです。これは都条例で規制すべきですね!!
しかし作者はおそらく「あー乳首描きてーまんまん描きてー」とガチエロ漫画が描けない欲求不満に
苦しんでいたことでしょう。たぶん担当も「他のページはどうなってもいいからここは200%の力で仕上げるんだぞ!!」
お色気重視の作風で行くことを重視しているんでしょう。こいつらの親の顔が見てみたいぜ!(えー

ともかくみなさん買ってはいけませんよ!あ、ちなみに私の知ってる限りでは
私の父親も母親も親戚一同も母親の友達もみんなしてこの漫画を買いに走ったそうです。わけがわからないよ
多分みんなポルノ漫画に飢えていたんだろうな、きっとそうだ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


そうそう、漫画の話といえば今週のはなまる幼稚園がすごかったですね
最近ヤングガンガンが立ち読みできないので、私も見る機会が減っていたんですが、
いつの間にやら草野先生ヒロイン化
うおおおお!!アニメの感想描いてる時から、つっちーに一番お似合いなのは間違いなく草野先生
主張していた私にとって、この展開はまさに狂喜乱舞といった感じです

「草野先生、一緒に遊園地行きません?」

「え、なんで?私でいいの?」

「デートとかじゃなくて日頃の感謝というか…というわけで当日はジャージでいいですよ」

「…ジャージ?」

「無理して可愛い格好とかしてこなくていいですって事」

-------------------------

「あんな事言われて黙ってられるか!!」

というわけで今回の話の流れはこんな感じです、2人で遊園地に行くことになったつっちーと草野先生ですが、
つっちーの「無理して可愛い格好すんな」という言葉に切れた草野先生が、逆に思いっきり可愛い格好でやってきたという…

そして当日、超可愛い格好で現れた草野先生にビビるつっちー。
草野先生も最初は「ふっふっふ、今日1日私に振り回されるがいい!」と面白半分な様子でしたが
ふとした拍子につっちーと手を繋いでからお互い意識しまくりのラブコメ時空に突入

ふおおおお!!草野先生可愛すぎるだろ…もうそこからは、つっちーが隣に座ったり軽くぶつかったりするだけで超デレデレですよ
こういうのは片方が意識してても片方は平然としてるのがラブコメのお約束ですが、
この2人は両方ともドギマギしまくってるのがいいですね、実にいいですね

それにしても草野先生、以前はつっちーとこれだけ激しいスキンシップしても平然としてましたが…
軽く触れただけで動揺している今の状態はそれだけフラグが進行してるということか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
最初は単なる仲良しコンビでなんとも思ってなかったのが、ふとしたきっかけで意識し始めてやがて恋が芽生える…
これはギャルゲーメインヒロインの黄金パターンですね!!(えー
このまま草野先生を本当にメインヒロインにしてもらいたいもんです、ぜひとも…ぜひとも…!

まあ今回は最終的に、結局いつもの調子に戻って思いっきり遊んで終了な流れだったんですけどね
だがこれはこれでアリだな…お互いになんの気兼ねもなく素の自分を見せ合える関係…
それでこれだけ仲がいいなら夫婦として理想なんじゃないか?最後のページとか俺には新婚さんにしか見えませんよ
つっちーよ、悪いことは言わないから山本先生なんて忘れちまえよ…(えー

(C)勇人/スクウェアエニックス



・いつも拝見しています!2月4週の雑記の中に懐かしい「牙 -KIBA-」のネタが上がってまして、
 うれしくてメッセージ送ってしまいました。私は大好きで毎週欠かさず見ていたのですが、周りに知ってる人がほとんどいなくて…。
 でも大志さん、当時見てらしたんですね!それだけでもうなんだかこうホントうれしくてですね…「うわああい!」みたいな。
 そりゃもう、他ならぬ大志さんですからね。喜びも倍増というものです!また気まぐれにでも話題に上げて頂けるとうれしいです☆
 レビュー書くのも色々大変だと思いますが、これからもがんばってください^^ by いなりうま

おお、まさかKIBAに魅せられてコメントを送ってくれる人がいるとは…KIBAはなんていうか、世間的に知名度がないのが悲しいですよね。
前番組のゾイドジェネシス(それなりに有名)、後番組のグレンラガン(すごく有名)の2作に挟まれていた番組でしたが、
KIBAは谷間のように周知されていないという…私としてはゼッド役の吉野裕行、ロイア役の水樹奈々の声を初めて知った作品なので、
けっこう思い出深い作品なんですけども。

そんなKIBAで一番印象に残っているエピソードといえば、やっぱり母さんの毒スープですよね
これがなければKIBAは語れないというかなんというか、主人公の母さんがアミルガウルを欲しすぎてキチガイになった結果
毒スープ作って主人公ににじり寄るこの不気味すぎる姿…
プリキュアと同じ時間に放送している爽やかアニメとは思えない展開に目が点になりました

あとはEDの「ベリーベリーマッチでいい感じー」も妙に耳に残るフレーズでしたね
特に好きなEDというわけじゃなかったけど、この声だけは今でも昨日のことのようにスッと思い出せるんだ…



・とりあえず来期ならシュタインズゲートは期待していいんではないでしょうか。
 原作通りに行けば、かなりの傑作になるんじゃないかと(かなりややこしい話ですけど)…ニトロプラスアニメのジンクス通り、
 失敗する可能性も否定はできませんが。大志さん的に面白かったらレビュー希望してみたり(えー by ラブサバイブ

やあどうも、シュタゲは確かラブサバさん達がチャットで何度か盛り上がっていたゲームでしたよね?
今回それがアニメ化するってことで、私としても結構注目してたりしますよ。
少なくとも1話の感想は書くんじゃないのかな…その後気に入ったら多分継続することになると思います
ちなみに来期アニメで見ようと思ってるのは

もしドラ
DOG DAYS
シュタインズゲート
電波女と青春男
ジュエルペットサンシャイン
カイジ破戒録
遊戯王ZEXAL
イナズマ4期
ロッテのおもちゃ
爆丸3期

このくらいかな…上に行くほど期待度高いです、とりあえずもしドラは絵柄的にも内容的にも一番気になってますね
本来ならここに花咲くいろはも入ってくるはずだったんだが…くっ…泣こう…泣くしかない…
DOG DAYSに注目してるのは前にも言った通りです、電波女は絵だけ見ればナンバーワンなんだけどシャフトアニメだからなぁ…
カイジも楽しみなんですが、あれはレビューしようと思ったら解説が大変そうだからどうだろう…単に視聴者として楽しむことになりそうです

あと5D’sが終わった後の新シリーズとなる遊戯王ZEXAL。正直主人公の遊馬がかっこわりーなと思ってあんまり期待してなかったんですが
Vジャンプ見たら女の子達がかわいかったので期待度がグンと上がりました(えー
特にねーちゃんが可愛いよねーちゃんが!アイちゃんさんを彷彿とさせるこのデザインには期待せざるを得ないぜ
でも単に漫画の人の絵が上手いだけでアニメは微妙とかそういうオチは勘弁な:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(C)三好直人・吉田伸・高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社




アニメ感想:イナズマイレブン 第116話「驚異!リトルギガント!!」

《皆さんおはようございます!いよいよ今から準決勝第二試合、
 イタリア代表・オルフェウスvsコトアール代表・リトルギガントの試合が
 始まろうとしています!》

「うわあああ!ね、寝過ごした!早く行かないとフィディオ達の試合が!(バタバタ)」

《さあ、勝者となってイナズマジャパンと激突するのはどちらのチームか!?
 間もなくキックオフです!》

(フィディオ…約束だぜ!決勝戦でもう一度戦うんだ!)

------------------------

ピッピッピイイイイイイ!!

《し…試合終了ーっ!!8対0!勝ったのはコトアール代表・リトルギガントです!
 大方の予想を覆して、優勝候補オルフェウスが一方的に敗れましたーーっ!!》

「あ…?あ…?」

大方の予想通りオルフェウスのボロ負けキター!!
ああああやっぱりこうなるのか!前回日本がブラジルに勝って決勝進出を決めた中、もうひとつの決勝チームを決めるべく行われた
準決勝第二試合…そこで対戦するのはAグループ1位のイタリアBグループ2位のコトアールでしたが、フィディオ達イタリアは
見るも無惨なワンサイドゲームでボロッカスに敗北してしまいました

何度も予想していたことではありますが、やっぱりこうなってしまったか…
というかイタリア相手に8−0って、Bグループ1位のブラジルはどうやってこんな奴らに勝ったんでしょうね

「すみませんキャプテン…キャプテンが託してくれたこの試合、勝つことが出来ませんでした…」

「謝ることはない、俺は君の可能性に賭けたんだ。負けたことは悔しいが…
 君達には未来がある。次は優勝してくれフィディオ…いや、キャプテン」

「…はい…」

そしてこの大敗でプライドをズタズタに壊されてしまったフィディオは、呆然となりながら控え室で力なくうなだれていました
ちなみにキャプテンのヒデナカタは客席でじーっと…ってお前今回もまた不参加だったのかよ!!
な、なに考えてんだきさまー!!長い間仲間をほっぽってフラフラして、「やっと戻ってやってもいいくらいには成長したか」って
チームに戻ってきたと思ったら、またホイホイと試合休んでイタリアボロ負けって、もういい加減にしろよ!

しかもナカタはこれでフィディオにキャプテンを譲って、チームを抜けてしまったようです。ナカタ…
前のナカタ「フィディオ達が成長しないからチーム抜けよっと」
今のナカタ「フィディオ達が成長したからチーム抜けよっと」

結局チーム抜けることしか考えてないのかよ!(えー

「(バタン)フィディオーッ!!」

「あ…守…すまない、もう一度戦うという約束、果たせなかったよ…」

「フィディオ…なんでお前達がこんな…」

「…とてつもない相手だった…リトルギガントは…」

--------------------------------

《さあボールがラファエレに通った!キーパーと1対1だーっ!!》

「フリーズショット!!」

「ふんっ!」

バッチイイイイイイン!!

《と…止めたあああーっ!!リトルギガントのキーパー・ロココ!
 ラファエレの必殺シュートを片手一本で止めてしまったあーっ!!》

そしてフィディオ達が沈痛な面持ちで落ち込む中、いてもたってもいられず控え室に飛び込んできた円堂…
フィディオはそんな円堂に、コトアールとの試合内容をぽつぽつと話して聞かせます
まず何と言っても圧巻なのは、イタリアのシュートをことごとく片手で止めてしまったというGK・ロココ…
イタリアの点取り屋であるラファエレのフリーズショットもまるで関係ありません、キーパー技を使う必要もなく軽々と…


ちなみに円堂が同じシュートに対してどうだったかというとご覧の有り様だよ!(えー
ああ…少なくとも円堂とは比べものにならないほど優秀なGKということが分かってしまったな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ズバンズバンズバアアアアン!!

《あああーっ!この準決勝第二試合…思わぬ一方的な試合となっておりますっ!!》

それに強力だったのはGKだけではありません、攻撃陣もブラージからいとも簡単に得点を量産するほどの化け物揃い…
しかも注目すべきは、攻撃陣も必殺シュートを一度も使わずに8点取ったということでしょうか
まだほとんど全力を出していないというのにこの強さ…もはや円堂から点を取るのにも必殺シュートなんて必要ない気がします
でも日本との試合じゃ急に弱くなって必殺シュート連発してくるんだろうな(えー
世宇子の時もジェミニストームの時も、結局みんなそうだったからなー:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「はぁ…はぁ…!くそっ…!決勝戦では守が待っているんだ…
 イナズマジャパンを倒し、真の世界一になるためにも…!
 こんなところで負けるわけにはいかないんだァッ!!
 うおおおおーっ!!オーディン!ソードオオオーッ!!」

「ふんっ!」

バッチイイイイイイン!!

「な…!?あ…オ…オーディンソードまでもが…」

そして最後の意地をかけてオーディンソードを繰り出したフィディオでしたが、ロココにはそれさえも一切通じず!
「おっと片手じゃ防げそうにないかな、じゃあ両手だ」と、その程度のノリで防がれてしまいました。なんてことだ…
うーんそれにしてもこの試合展開って、私が一期の時に帝国vs世宇子戦を予想した時の

準決勝の試合当日「いよいよ準決勝だ、でも決勝の相手は帝国で決まりだろうな」とタカをくくる円堂達
→しかし試合場では0−6くらいでボロ負けしている帝国の姿が
実況《なんということでしょう!あの帝国学園が無名の学校相手に一方的にやられています!》
鬼道さん「こんなところで終わってたまるか!俺は円堂と約束したんだ、必ず決勝で戦うとな!皇帝ペンギン2号!」
→しかし皇帝ペンギン2号は敵キーパーにやすやすと防がれる。そして試合終了のホイッスル
敵キャプテン「くっくっく、噂に名高い帝国の実力とやらも大したことはなかったな」

これとあまりにも同じじゃねえかよ!!(えー
ベ、ベタすぎる…まさか2年の時を経てこんな形で現実になろうとは…

「俺達のサッカーは完璧に分析されていた…」

「だからリトルギガントは…最後まで一度も必殺技を出すことなく、俺達を抑え込みやがった…」

「そんな…」

「…すまない、守…今は…俺達だけにしてくれないか…?少し休みたいんだ…」

「あ、ああ…ごめん…」

そして試合の全容を話したところで、疲れ切ったようにうなだれてますます落ち込んでしまったフィディオ。
屈辱の敗戦を思い出したことで、ますますプライドに傷がついてしまったんでしょう
イタリアは今までひたすら不憫な目にばかり遭ってきましたが、今度もまた再起不能クラスの出来事を味わうハメになるとは…哀れな…

(フィディオが負けた…リトルギガント、一体どんなチームなんだ…)

「(すたすた)む…?」

「えっ…!?リ、リトルギガント!?」

「どうしたんです、監督?あっ…」

「な…夏未!?」

って、円堂がイタリアの控え室を出てみると、偶然そこには通りすがりのコトアール代表が!
しかもそんな選手たちの中には、どういうわけか一緒に歩いているお嬢の姿が…こ、これは!?
まるで予想だにしない出会いの2連発に、円堂は激しく戸惑いながらお嬢を問い詰めにかかります

「夏未、なんでお前がこんなところに!それに今、その人のこと監督って…」

「ええ…こちらはミスター・アラヤ。コトアール代表の監督よ」

「…」

「こ、この人が…?」

「そして、ここにいるのがキャプテンのロココ…リトルギガント、私のチームよ」

「え…!?ど、どういうことだよ!」

「私は、リトルギガントのチームオペレーターになったの。
 情報収集から相手戦術の分析までなんでもやるわ。このチームを世界一にするためにね」

「…!?ま、まさか…オルフェウスのサッカーを分析したのって…!」

って、そこからさらに円堂を驚かせる言葉を言い出したお嬢!そ、そんな…そんなまさか…
お嬢のサッカー知識がそんなに豊富になっていたなんて!!(えー
いやほんとに。雷門時代は情報収集から相手戦術の分析って全部春奈が一人でやってたので、
お嬢は基本的にふんぞり返ってるだけの置き物マネージャーだったんですよね。
そんなお嬢が一体いつの間にこんなスキルを身につけたんだろう…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(伝説のイナズマイレブンを襲った、あの忌まわしいバス事故…それは影山によって仕組まれたものだった…
 だけどその背後には影山を取り込み、力を与えた存在があった…それがガルシルド・ベイハン…
 その事件を追ううちに、イナズマイレブンの監督・円堂大介が生きているかもしれないという情報がもたらされた…
 彼を見つけることが出来れば、事件の全貌が明らかになる。私はそう思い、コトアールに飛んだ…)

そしてここからは、お嬢がどういう経緯でリトルギガントの一員になったのか…という解説のために、お嬢の回想シーンが始まります
そもそもの始まりは、イナズマイレブンを襲ったバス事故の話から…そこから影山・ガルシルド・大介じいちゃんと事件に深く関わる人物を
追っていったお嬢は、ついにじいちゃんの居場所を突き止めコトアールに向かったという…
ふむ、これが3期になっていきなりリストラされた空港の場面に繋がるわけですね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「む…お嬢さん、あんたは…?」

「やっと会えました!初めまして、私は雷門夏未と言います!
 円堂大介さんですよね、イナズマイレブンの監督の!」

「なに、雷門…?ほっほ、そうか、総一朗の娘か…よくここが分かったもんだ、
 それでこのワシに何の用だね?お嬢さん」

(そして大介さんは、私に事件の真相を打ち明けてくれた…
 この40年間は、事件を隠蔽しようとするガルシルドとの戦いだったことも…
 大介さんは彼らの悪事を知る唯一の生き証人、家族を守り悪と戦い続けるためには、
 日本から遠く離れた場所に身を隠すしかなかったのだ…)

そんなお嬢がコトアールで発見したのが、さっき円堂の前ではミスター・アラヤと名乗っていたこの爺さん…
そう、前からイジゲン・ザ・ハンド習得のヒントを円堂に与えたりして、「明らかにこいつじいちゃんだろ…」と思っていたキャラですが
やっぱりその通りだったようです。というか”アラヤ”の名前の由来ってなんなんだ…?
ミスターKぐらい分かりやすい名前だったらこっちも助かるんだが…(えー

「よーし今日の練習はここまでだ!みんなクールダウンしてこい!」

「「「はい!!」」」

「いいチーム…まるで雷門中のサッカー部みたい」

「ほっほ、あの子達は強いぞ?幼い頃からワシの特訓についてきたんだからな。
 ワシはあの子達を世界一にする…守もそれを目指すと言うのなら、最も高い壁となるだろう」

「高い壁…」

「ああ、決勝戦でぶつかるのが楽しみだよ」

「…?まるで分かってるみたいですね、決勝戦でぶつかることが」

「分かるさ。守と約束したからな、世界のてっぺんで待っていると」

そして大介じいちゃんがコトアールの地で、何年もかけて育て上げた最強のチームがリトルギガント…
伝説のイナズマイレブンを育てたのもこのじいちゃんでしたから、言うなれば海外版イナズマイレブンってところでしょうか
しかしこのリトルギガント、キャラの雰囲気はイナズマイレブンと言うより円堂たち雷門イレブンに似ているようです
というか調べてみたら、名前から何から全部雷門イレブンがモデルの奴らみたいですね。最後の敵は同キャラ対戦っていうことか…

(才能ある少年たちを鍛えて世界を目指しながら、円堂君の最大の壁として立ちはだかる…
 大介さんは、さらなる高みに導こうとしている。イナズマジャパンも、リトルギガントも…
 大介さんと出会ったことで、もう私のすべきことは終わった…
 イナズマジャパンはチームとしてとても充実している、私が戻る必要も、戻る場所もない…私が…私が出来ることは…)

ともかく大介じいちゃんからバス事故の真相を聞いたことで、コトアールに来た目的はもう果たしてしまったお嬢…
しかし、今からイナズマジャパンに戻ってみたところで、冬花達がいる以上自分の出る幕はない…
そうして今後の身の振り方を悩んだ結果、お嬢の出した結論というのが…

「大介さん!私をこのチームの一員にしてください!」

「なに…?」

「私はずっとサッカーを見てきました、サッカーの戦術のこともFFIのチームのことも、
 頭の中に入っています!もちろん日本代表のデータも!
 チームをもっと強くするために、私の力を使って欲しいんです!お願いします!」

「…」

「マネージャーでもスタッフでもなんでもやります!
 私も大介さんと一緒に世界のてっぺんに行きたいんです!」

「…君は日本の、イナズマジャパンの敵になってしまうんだぞ。それでもいいのか?」

(これが私の見つけた道、私のやるべき事…!)

「…覚悟の上です!!」

そう、日本代表として円堂を支えることが出来ないなら、大介じいちゃんと一緒にコトアール代表として円堂を高みへ導く…
それこそがお嬢の見つけた新たな道だったのです。円堂への愛に殉じるために敵にまで回るとは…
「世界のてっぺんに行きたい」っていうのも、「そこに行けば、たとえ敵でも円堂と同じ景色を見られるから」
言っているように聞こえますね。どんだけ円堂好きなんだお嬢…

でも「私はずっとサッカーを見てきました!」って、お嬢がサッカーに興味を持ち始めてから
まだ1年すら経っていないんだからそのセリフは正直どうかと思う:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!

(C)LEVEL-5/FCイナズマイレブン・テレビ東京





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