9月13日

アニメ感想:バトルスピリッツ ブレイヴ 第49話「神々の砲台 12宮Xレア激突!」

【多くの人間と魔族のコアシップが、南極に集結していた。思いは一つ…】

「いよいよだな…」

「作戦開始時刻は2時間後だ、各自出撃準備に入ってくれ」

長かったダンさん達の戦いもいよいよ最終局面。あとは地球崩壊を防ぐための最後の作戦が残されるのみとなりました
12宮Xレアの力を乗せて神々の砲台を発射する…そのために今回は、12宮を6枚ずつ持っているダンさんとバローネ様が
バトルを行うことになります。そんな世紀の瞬間に立ち会うべく、ザジや親父殿など多くの魔族・人間が集結することに…

「紫乃宮はん。女の一念、聞いたで?」

「あ、シーマさん…でもあいつ、そんなものよりみんなのために行くって」

「そんなものなんて言うのはやめとき。あんたもめんどくさい男に惚れたもんやなぁ、
 ま…こっからが正念場やな」

「はい…!」

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「僕はね、以前まゐとバトルしたことがあるんだ。彼女、口を開けばダンのことばかり…
 
一緒にいると自分らしくなくなるってさ。そういえば、この前ダンとバトルした時の彼女も、らしくなかったかな?」

「らしくないんじゃなくて、あの時の恋する彼女が本当のまゐさん」

「ふふ、普段は絶対見せない顔か…」

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「勝てよ馬神ダン!勝って引き金を引いてこい!でもって帰ってきたら
 あの娘を抱き締めてやれ、ぎゅーってな!百瀬勇貴ならそうしてるぜ?」

「はは、だろうな」

「今まで…ご苦労だった!」

「ああ…!」

って、そんな作戦開始までの2時間、その場に集まった人達は誰もが
ダンさんとまゐたんの恋の話で盛り上がりまくりでした
お、おいちょっと待て!前回のまゐたんの告白シーンって、ソフィア号の面々ぐらいしか見守ってなかった気がするんですが
これだけ色んな奴にベチャクチャ喋りまくったのは誰だよ!(えー

「引き金を引くのは馬神ダンではない…俺だ」

「バローネ様…」

「イオラス、頼みがある。もしも俺が消えた時には、俺がこの世界に生きた証を作って欲しい」

「へいっ、証…ですかい?」

「人間の世界で墓と呼ばれるものだ…人間をルーツとする魔族が、人間の習慣にならってもよかろう?」

「う…ううっ、バローネ様…!」

「バローネ様も馬神ダンも消えません!悲しむ人がいっぱいいるんです!
 神様はそんな意地悪しないって…フローラは信じてます!」

そしてダンさんと戦うバローネ様もまた、このバトルに自分が勝って犠牲になる気がありまくりでした
あぁ…それにしても「勝った方がたぶん死ぬ」っていうこのバトル、普通に考えたら気が進まないってレベルじゃねーぞ…
ほとんど罰ゲームみたいなもんだな…そんな中フローラは「2人とも絶対に消えたりしない、神様はそんな意地悪しない」
必死に訴えております。そうだね…そんな意地悪な展開ありえないよね…そんな意地悪…(えー



《ダン君、そろそろ出撃だ。コアブリットに乗ってくれ》

「了解、行ってくる」

「…」

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「ふぅ…。ん、まゐ?」

「うん。クラッキーがね、今日全然口きいてないだろって」

「そうだっけ…」

さあそしていよいよ作戦決行時刻が迫る中、クラッキーが気を利かせて2人きりとなるダンさん&まゐたん!
いいぞクラッキー!ヘタをしたらこれが今生の別れになってしまうわけですからな…2人で話をさせてあげたいと思うのは当然でしょう
ま…せっかくここまでやって恋人になった2人がたったの1話か2話で死に別れるなんて
そんな意地悪な展開あるわけないと思いますけどね…そんな意地悪…(えー

「ふふ、特に話なんてないのにね?あっ、そうだ…帰ってきたら何がしたい?」

「ん?そうだな………あ」

「なに?」

「カレーが食べたいな…」

ってここでカレーキター!!カ、カレー!ダンさんのカレー!うわあああああああああ
ダンさんのカレー…なんて懐かしい…そう、前作少年激覇ダンの最初期の頃にやってたんですよね
「久しぶりに母さんのカレーが食べたいなあ」っていう話をね…俺もまだレビューしてた頃だったなあ…



ブレイヴになってからのダンさんは、様々な辛いことを経験して前作よりはるかにやさぐれてしまいましたが、
やはりまゐたん達との時間を通して、昔の明るさを徐々に取り戻しているんじゃないでしょうか
前回言ってた「生きる力を取り戻せたんだ」っていうのもそういうことなんだろうなあ

「じゃあ、私が作るから食べてね」

「ああ」

「あ、でもアンとファンもいるからいっぱい作んなきゃ…」

「(ぐいっ)」

「あっ…?」



ってうおおおおお!!こ、こ、これは!?
ラブシーンじゃ!ラブシーンじゃああああああああ!!な、なんと…いきなりまゐたんをグイッと引き寄せてちゅっちゅし始めたダンさん!
マジですか!?しかもダンさんの方から!?ふおおお…さっきからちょっと無愛想だなとは思ってましたが
行ってきますのチューをちゃんとやっていくあたり流石ですダンさん
あと引き寄せられたまゐたんが「あん、ダメよ、もう…」みたいな動きしてるのがいいね。すごくいいね(えー

《作戦開始、15分前》

「(すたすた)」

そんなダンさんとのラブシーンを終えた後、なんかツヤツヤした顔で出てきたまゐたんに吹いた
一体どこまでやったんだお前ら!単なるキスか!?キスだけなのか!?このツヤツヤっぷりを見るに
明らかにそれ以上のことをやってきたような気がするんですが、まったくもう…ゆうべはおたのしみでしたね!(えー

「時間だ…!オペレーション・ゾディアック!開始!」

「ゲートオープン!界放っ!!」

バシュウウウウウウ!!

「このバトル、勝った方が引き金を引く…そうだな?」

「ああ…目的はもう1つ、12宮Xレアを存分に使うことだ!行くぞバローネ!」

そしていよいよ始まった最後の作戦!ダンさんとバローネ様のラストバトル!
この戦い、まずは12宮Xレアを召喚しまくって、神々の砲台から発射するエナジーを完全に溜めなければなりません
そのうえで勝った方が最後に引き金を引くことになるという…かなり変則的な状況での戦いですな

「メインステップ!ブレイドラを2体召喚!」

「メインステップ!ネクサス”闇の聖剣”を配置、さらに”光の聖剣”を配置!」

とりあえず最初はコストの軽いカードから使っていく2人ですが、ラストバトルでもブレイドラキター!!
それも2体ダブルで召喚するという大盤ぶるまい!2体もいるなら片方くらいは死なずに済むよね、ね?
一方でバローネ様も、闇の聖剣・光の聖剣をダブルで使うという変わったことをやってますなあ
配置した途端に合体してひとつとなる聖剣…ああ、光と闇が両方そなわり最強に見えるよ…

「12宮Xレアよ、双子座の力をここに!魔導双神ジェミナイズ召喚!!」

「12宮Xレアよ、我が力となれ!蟹座よ来たれ、巨蟹武神キャンサード!!」

「続けて12宮Xレアをここに!
 牡牛座より来たれ、金牛龍神ドラゴニック・タウラス!!
 不足コストはブレイドラから使う!さらに12宮Xレア!
 射手座より来たれ、光龍騎神サジット・アポロドラゴン!!
 不足コストはブレイドラより使用!」

「俺もまた我が友を呼ぼう…月の光よ照らせ!大いなる獅子座の誇りを!
 獅機龍神ストライクヴルム・レオ召喚!!
 さらに蛇遣い座のXレア!蛇皇神帝アスクレピオーズ召喚!!」

「へえ…!出番を作ってくれたのかい」

そしてそのあとは一気に12宮Xレアの召喚ラッシュ!双子座・蟹座・牡牛座・射手座・獅子座と次々に…って
あっと言う間に不足コストで2体とも消えた!ブレイドラあああああああ
やっぱり最終決戦でもこうなるしかなかったか…ブレイドラさん本当にお疲れ様です:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

それとバローネ様なにげにザジからアスクレピオーズもらってたのかよ!
アスクレピオーズはこの間のザジのセリフの通り、亡霊の魂の力で作った「神々の祝福なき背徳のXレア」なので
神の力が込められた12宮Xレアとは関係がないんですよね、それでもこの星座祭りに参加させてあげるつもりのようです

「巨蟹武神キャンサードの効果発動!」

「魔導双神ジェミナイズの効果発動!」

「獅機龍神ストライクヴルム・レオでアタック!」

「光龍騎神サジット・アポロドラゴンでアタック!」

ドドドドドドドド!!

(ねえ、ダン…あなたが任務や使命のバトルをした数と、心の底から楽しんでバトルをした数…
 どっちが多いのかな?あなたはいつだって、自分のことより誰かのことに一生懸命…でも、それがいいのかな。
 あなたのバトルスピリッツに救われたのは、人も魔族もたくさんいる…この私だってそう。
 私達が未来に来たのは、元の時代でもう一度立ち上がる勇気を持つためだったんだと思う…
 私達はもう大丈夫…元の時代に帰っても戦っていける…
 これからの時代、ずっと一緒にいられたらいいね。ダン…)

そして激しく激突する12宮Xレアの戦いを見守りながら、ダンさんのことについて思いを馳せるまゐたん…
これからもずっと一緒にいられたらいいのに…ずっと一緒に…いさせてやれよ…なあ…(えー
いさせてやれよ!!
この2人を引き離すなんて絶対に俺が許さねえよ!ふざけんなふざけんな!

あとこのシーンのまゐたんってなんか顔がマクロスっぽいと思ったのは俺だけでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!

(C)サンライズ・メ〜テレ


9月12日

・バトスピ、先週・先々週は神懸かってたのにラストでこれはねえよorz
・昨日知り合いにバトスピ最終回の話をされたんですが、「え?」と納得しがたい展開でした
・バトスピブレイヴ最終回観ました!切ない終わり方だったけどまた会えるかも…はお約束ですね
・ブレイヴ最終回でしたな……大志さんはツイッターでお嘆きになってましたが、
 個人的にはあれはあれでよかった最終回だと思ってます。 by D.P.7
・バトスピ強化週間、お疲れ様です。イザーズ戦は好きだったので、ちゃんと真面目にやってくれて嬉しい限りでした。
 神回もそうですが、最終回までも突っ走ってください。最終回は非常に賛否巻き起こるものでしたが……。
・ブレイブ最終回あんまりだ・・・設定投げっぱなしなのは別にいいけど、あんな終わり方って大志さん的にはどうですか・・・?

あえて言おう!カスであると!!(えー
バトスピ最終回…あんなもの認められるかよ、絶対認められるかー!クソッタレー!!
ふざけんなよ!何をどう考えてあんなラストにしたんだよ!これまでの流れであれはねえよ!

ああ…思えは48話は本当に神だった、しかし
48話が大好きな人間ほどあのラストは絶対納得いかないだろう!?
くそ…なんでああなった…すでに私もツイッターで相当嘆きまくってますが、最終話の感想は愚痴が長くなりそうだ…



アニメ感想:バトルスピリッツ ブレイヴ 第48話「ダンvs魔ゐ ダブルブレイヴvsダブルノヴァ」

「アタックステップ!ソードールでアタック!」

「ライフで受ける!」

バッキイイイイイン!!

「…俺に話があるんだろう?だからここに呼んだんだろう」

「私はここにバトルをしに来たの。あなたに勝つために」

「そうか…でも俺は負けない」

「…すごい自信ね」

「俺の仕事は勝つことだ…そのために俺はこの時代に来た。
 だからこのバトルも、その次のバトルも…必ず勝つ!」

「…その自信…私が叩き潰してあげる!」

さて前回、まゐたんから突然の呼び出しを受けて2人で会うことになったダンさんでしたが…
まゐたんは顔を合わせるなりバトルを仕掛けてきたようで、今回の冒頭からすでに2人は戦い始めていました
ひとまずまゐたんと闘いながら、その用件を聞き出そうとするダンさん…
しかし
「何いきなり話しかけてきてるわけ?」とまゐたんは冷たく言い放ち、ダンさんを倒そうとするのみです

「行くぞ!龍神の弓!天馬の矢!戦いの嵐を静めよ!
 光龍騎神サジット・アポロドラゴン召喚!
 不足コアはブレイドラから確保!」

そんなわけで狙いの読めないまゐたんでしたが、とりあえずダンさんは勝ちに行くべくサッポロドラゴンを召喚!
今日もまたコスト確保でブレイドラには死んでもらいます(えー
まったくダンさんのブレイドラいじめは留まるところを知らんな…

「光龍騎神サジット・アポロドラゴンでアタック!」

バッキイイイイイン!!

「続けて金牛龍神ドラゴニック・タウラスでアタック!」

バッキイイイイイン!!

「つぅ…」

「俺が勝ったら、お前が持っている12宮Xレアは返してもらう」

「…もう私の手元にはないわ」

「なに…?」

「すでにバローネが持っているもの。それに…12宮Xレアを取り戻してどうするの?
 バローネと最後のバトルをして…地球を救う引き金を引くつもりなんでしょう」

「ああ…」

「引き金を引いた後は、どうなってしまうか分からないのよ?」

「それが俺の仕事だ…バトルフィールドのリングに力を蓄積するには、
 12宮Xレアを知り尽くしたカードバトラーが必要なんだ」

「どうしてあなたなの…?12宮Xレアを使いこなせるカードバトラーは、
 あなただけじゃない。ゾルダーもデュックも、イザーズだっているじゃない」

「俺はバトルに勝つためにこの時代に呼ばれた…その期待に応えたい」

「…」

サッポロドラゴン達の連続攻撃で優位に立ち始めたダンさん、さっそく「俺が勝ったらお前の12宮Xレアもらうから」と交渉を開始しました
しかしまゐたんは、手持ちの12宮をすべてバローネ様に渡していた後…
それにしてもダンさん、地球のために自分が犠牲になろうって気が満々ですな…
引き金を引くのは他のキャラでも出来るのに、自分から進んでやる気でいるとは…



「…」

『馬神ダンをこの時代に呼ぼう。地球を救うには、誰よりも強いカードバトラーが必要だ』

『はい、ダン君以外に考えられませんよ!』

『それなら私が行きます!』

しかしまゐたんは、地球のために犠牲になろうとするダンさんを見て、あまりいい顔をしませんでした。
なぜなら、そもそも最初にダンさんをこの時代に連れてきたのはまゐたん自身だったから…
あの時は「きっとダンなら無事にこの地球を救ってくれる」と思ったのでしょうが、
そのダンさんが死んでしまっては非常に後味の悪いことでしょう

「2010年8月30日…あの日、あなたをこの時代に連れて来たのは私…」

「この時代は俺の力を必要としてくれた…だから俺は、最後まで勝ち続ける!」

「いいえ勝たせないわ…絶対に…!絶対に勝たせない!!」

ってしかし、最後まで自分の役目を全うしようとするダンさんに対し「なにがなんでも絶対に勝たせない」
意地でもそれを阻止するべく襲いかかるまゐたん!お、おいおいこれって…
単に「ダンに死なれたら後味が悪いから」ってだけじゃここまでするとは思えません、だとすればまゐたんの本当の気持ちというのは…



「アタックステップ!行けブレイヴスピリット!ダブルシンボルだ…ライフは2つもらう!」

バキバキイイイイイン!!

「マジック”ビッグバンエナジー”を使用!
 このターンの間、自分の手札にあるスピリットのコストをライフと同じ数にする!
 滅神星龍ダークヴルムノヴァを召喚!
 続けて…超神星龍ジークヴルムノヴァを召喚!
 超神星龍ジークヴルムノヴァの召喚時効果!自分のライフを5まで回復する!」

しゅわしゅわしゅわわわ

「…久し振りだな…ジークヴルムノヴァ」

ギャオオオオオオオオン!!

ってここでまゐたんお得意のコンボキター!!ライフ1まで追い詰められたところでビッグバンエナジーを発動!
安いコストで元祖ノヴァとダノヴァを召喚し、元祖ノヴァの効果でライフを完全回復するという…
そして久々に見るかつての相棒・元祖ノヴァに対し、ダンさんも思わず挨拶の言葉を漏らしております
それに対してノヴァが吼えているのは親愛の情を込めているのか、それとも「うっせー気安く話しかけんな」
今では身も心もまゐたんのしもべなのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「まゐ、お前のデッキは…」

「ええ。あなたが昔使っていたデッキと、ブレイヴキラーを組み合わせた混合デッキ…
 あなたのデッキはロンドンのバトルスピリッツ博物館で見つけたの。
 ただ…その博物館にはこう書かれていたわ。
 ”馬神ダンは、西暦2010年8月30日を最後に消息を絶った”って…」

「………そうか…」

「分かってるの…!?それがどういうことか!」

「え…ど、どういう…こと…?」

「……ダンは……元の時代には、戻らなかったという事だ…」

「えっ…つ、つまりダンはこの先…こちらの世界に残るか…
 消えて…いなくなってしまう…!?」

むう…まゐたんは一体どこから元祖ノヴァのカードを持ってきたのかと思ったら、”馬神ダンデッキ”として博物館に保管されていたもの
使っていたのか…そして、その博物館には非常に不吉な事実まで記されていたようで…
過去の時代からこの未来へやってきているダンさん、そして「地球崩壊を防いだら過去へ戻る」と明言しているにも関わらず
過去の記録ではダンさんは二度と未来から戻ってこなかったと…

やはり、”引き金を引く”ということはそれほど危険なことなのか?ダンさんが消えてしまうような事態になるのか?と
悲壮感が漂い始めたソフィア号の面々…まぁ…ダンさんもクラッキーのように
「未来にはかわいこちゃんがいるから過去に戻るのやーめた」
心変わりした可能性も一応ありますがね…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「アタックステップ!滅神星龍ダークヴルム・ノヴァで攻撃!
 ダークヴルム・ノヴァのアタック時効果!
 相手のブレイヴスピリットとバトルした時、BP+10000!!(BP23000)」

「ダンのブレイヴスピリットはBP18000…!まゐ様の勝ちだ…!」

「フラッシュタイミング!マジック”バーニングサン”を使用!
 
手札にあるトレス・ベルーガを、
 ノーコストで光龍騎神サジット・アポロドラゴンにブレイヴする!」

ガッキイイイイイン!!

「…!」

「トレス・ベルーガはBP6000…!ダンのブレイヴスピリットは合計24000だ!」

ボッガアアアアアン!!

ってうおお!?まずはダークノヴァの攻撃で、ダンさんのサッポロドラゴンを仕留めにきたまゐたんでしたが、
まんまとそれをダブルブレイヴで返り討ちにしてしまったダンさん!マ、マジかよ!
BP23000のダノヴァといえば、今まで誰一人として勝つことの出来なかった無敵のスピリットなのに…

そう、親父殿のダノヴァをダンさんが倒した時も、あの時はダノヴァのLVが不完全でBP18000までしか上がってなかったですからね
BP23000のダノヴァはいまだに無敗だったはず…それを真っ向勝負で殴り倒して勝利するとは…ダブルブレイヴの強さはすさまじいな

「暑苦しいヤツ…真夏の太陽みたい」

「…?」

「最初にあなたに会った時、そう思ったわ。
 なんておせっかいで暑苦しい奴なんだろうって」

「はは…」

「ヴァイオレット号でみんなと旅をしていた時は楽しかった…
 異界王とのバトルが終わった後、私たちみんなバラバラになっちゃったでしょ?
 グラン・ロロに帰りたいって、ずっと思ってた…
 またみんなと…あなたと旅がしたいって」

「そうか…」

って…ダノヴァを倒されてしまったまゐたんは、何を思ったかダンさんに昔の思い出話を始めました
真夏の太陽みたいな奴…ひょっとして、さっきダンさんが使ったバーニングサンを見て思い出したってことなんですかね

そして脳裏に蘇る昔の映像…ダンさん、クラッキー、硯、ケンゾーと現在も一緒にいるメンバー、
今となっては転生している百瀬勇貴と果実、そして別の世界に旅立っていったズングリーとマギサ…
これは前作ファンからしたら印象深い光景なんじゃないでしょうか、

「ソフィア号を離れる時も、すごく辛かった…」

「それならなぜ…」

「私…グラン・ロロの時からずっとあなたを見てきたわ。
 あなたは、いつも自分が出来ることを全力でやっていた…
 私もそうしたかったの。あなたみたいに…」

「それでヴィオレ魔ゐになって、魔族たちを導こうとしたのか…」

って…な、なにぃ!?ここで今までよく分からなかったまゐたんの本心が明らかに!
さっきから「ヴァイオレット号のみんなとまた会いたい」「ソフィア号のみんなとも離れたくなかった」
ずいぶん仲間意識の強いまゐたん…それが今のように一人の道を選び、仲間と離れることを選んだのはなぜなのか?

それはダンさんのように出来ることを全力でやりたかったから。
ダンさんと一緒の生き方をしたかったから。ダンさんと同じになりたかったから。

そう、ただひたすらにダンさんのことを考えてまゐたんはバローネ様の下へ走ったのです
ふおお…あの冷たい表情の裏には、それほど熱いダンさんへの気持ちが隠されていたなんて…まゐたん一途すぎるだろ!

「私は今…全力でバトルしてる!」

「ああ、俺もだ…!」

「超神星龍ジークヴルムノヴァでアタック!あなたのライフは残り2!
 ブロックするスピリットはいない…!これでバトルを終わりにするわ!」

「フラッシュタイミング!マジック”デルタバリア”を使用!
 このターンの間、コスト4以上のスピリットのアタックではライフは0にならない!」

バキガキイイイイイン!

「なっ…どうして…!?どうしてなの!?」

そしてここで、勝利を確信しつつ元祖ノヴァの一撃をダンさんへ叩き込むまゐたん!
しかし、ダンさんにはまだライフを1だけ残してそれ以上のダメージを防ぐという防御マジックが!
さっきのダノヴァの攻撃といい、普通のバトラーなら終わっているような攻撃をことごとく返してくるダンさん…
なんとしても勝ちたいのにそれをさせてくれない…まゐたんは焦りと苛立ちが募るばかりです

そんなまゐたんをここまで後押ししている思いとは…もはや言わずともみなさんお分かりでしょう

「俺は…負けるわけにはいかないんだ!
 光龍騎神サジット・アポロドラゴンのアタック時効果発動!
 BP10000以下の相手スピリット1体を破壊する!超神星龍ジークヴルムノヴァを破壊!」

ボッガアアアアアン!!

「ああうっ!」

「ブレイヴスピリットでアタック!
 さらにトレス・ベルーガの効果で、ブレイヴスピリットを疲労状態から回復!」

(くぅ…!?勝てるわけ…な…)

「っ…!ライフで受ける!!」

バッキイイイイン!!

ああそして、反撃に転じたダンさんの猛攻で見る間に追い詰められていくまゐたん!
頼みのジークヴルムノヴァが破壊されてしまい、羽をもがれた鳥のようになったところで
ガスガスと叩き込まれるダブルブレイヴの攻撃…

ダブルブレイヴによる攻撃は1発で3ダメージ、しかも攻撃した後に疲労状態を回復してもう1度攻撃を可能にするという
鬼のようなプレイングを仕掛けてくるダンさん!これにはまゐたんも「こんなのに勝てるわけが…」と思わずひるんでしまいます

まあこのヘルカイザーダンさんを前にして
ビビらない方がどうかしてるよな…
(えー
しかし…しかし、それほど絶対的な敗北感に襲われながらも、必死にその気持ちを押し殺してバトルを続けるまゐたん…
いくら負けが目の前にチラつこうが…いくら勝ち目がなかろうが…それでもこの勝負だけは絶対に負けられない…
なぜならまゐたんは…まゐたんがずっと思っていることは…

「…う…う…うっ…!ダぁぁンっ!!」

「…?」

「あなたの事が好きなの…!愛してる!!」

「な…」

「あなたを最後の戦いに…引き金を引きに…行かせたくない…!
 だから私に…!負けてよぉぉっ!!」

きたきたきたきたきぃぃぃぃたぁぁぁぁぁぁぁl!!
ついにきたあああああああああ!まゐたん言ったあああああああ!うぶわあああああああああああ!!
い、言った!ついに言ったよハッキリと!好きを通りこして愛してるとまで!すげえよまゐたん凄すぎるよおおお!!

そう、これがまゐたんを動かしていたすべての原動力…
ただひたすらにダンさんのことが好きだった、
好きで好きでたまらなかった、ダンさんが死ぬなんて悲しくてしょうがなかった…
だからこそバトルを挑んでダンさんを倒し、力づくでも死地へ向かわせまいとしたのです、あああ…

この「私を置いていかないで」と言わんばかりに何もかもかなぐり捨てた懇願ときたら…
ううううまゐたんがあまりにもいじらしすぎてうわああああああああああ

「俺は…最後まで勝ち続ける…!まゐ、お前なら分かるだろ…?」

「そんなの分かりたくない…!私は、あなたを失うために未来に連れて来たんじゃない!!」

「ブレイヴスピリットでアタック!!」

「!?」

ダ、ダンさーん!!(泣)そ、そんなー!!
ここまで聞いておきながら心変わりする気ゼロだなんて!あんたは一体どんだけ鉄の男なんですか!
この涙ながらに訴えるまゐたんに遠慮なくトドメを刺しに行くなんて…オニーー!!悪魔ーー!!人でなしーー!!(えー

ドドドドドド!

「まゐ…俺はこの時代に来て、生きる力を取り戻せた…
 お前が俺を救ったんだ…!ありがとう…」

「…ダン…う…っ…(ぎゅっ)…ライフで…受ける…」

パッキイイイイイイン…

って…あ、ああ!?無慈悲に攻撃を仕掛けたかと思いきや、その実はまゐたんへの特別な思いを乗せていたダンさん!
過去での自分は死んでいるのとまるで変わらなかった、まゐたんのおかげでこの未来で生きる力を取り戻せた…
つまり、最近になってようやく生き返ることができた、だから俺はお前を置いて死んだりしない
そう言っているんじゃないでしょうか、やってくれるぜダンさん

そんなダンさんの攻撃をついに受け入れ、最後のライフを散らしたまゐたん…なんと切ない「ライフで受ける」の言い方だろうか…

「ソフィア号に…戻ってこいよ」

「あ…」

「みんな待ってる」

「…」

そんなバトルが終わった後は、2人だけのラブ時空をふわふわ漂いながら対話を繰り広げるまゐたん達。
ダンさんは心配している仲間のところへ早く帰ろうと言いますが…しかしまゐたんは、その言葉に躊躇しているというか
いまいち踏ん切りがつかない様子です。うーんやはり、一度仲間を捨てた以上は合わせる顔がないと思っているんでしょうか

「お前がいなくなって、これでも結構ダメージだったんだぞ…?」

「え…?」

「帰ってこいよ…俺にも、お前が必要だ…」

「…うん…!」

ってキターー!!!なななな、なんとダンさん、ここで「お前がいなくなってすごい寂しかった、俺もお前と一緒にいたい」との殺し文句を!
ダンさんあんたって人は…!なんだかんだ言ってまゐたんのことが好きだったんですね!むはー!!
そしてダンさんの胸へと飛び込みながら、顔を真っ赤にしてこくりとうなずくまゐたん。
仲間だったら躊躇しちゃうけど愛するダンさんならOKってことですか!うはははたまんないなこりゃあ

それから2人は抱き合いながら飛んで行き…ってこれは!第1話で未来へ旅立った時と同じアングル!?
そうか…つまりこれは2人の新たな門出、明るい未来がやってくることを表してるってことだよ!
ダンさんは死んだりしない!死んだりするもんか!必ず生きて帰ってきてまゐたんと幸せに暮らすってことさ!最高だぜバトスピ!


(C)板垣恵介/秋田書店

そんなふうに考えていた時期が…
俺にもありました
(えー

いや…うん、まあ…この後のことはともかく、今回の48話は本当にバトスピ最高の神回でした。
単発エピソードとして見てもそうですが、何よりもこれまでの話の流れが素晴らしかった

何十話にも渡って少しずつ2人の夫婦タイムを積み重ね、見てるこっちもどんどんニヤニヤする回数が増えていく
→とうとうダンさんがまゐたんの肩を抱くところまできてヒャッハー!!と興奮
→しかし、その直後まゐたんがダンさんの前から去ってしまう。突然夫婦タイムがなくなって動揺する俺ら
→まゐたんが冷徹に黒いことばかり繰り返す。「どうしちまったんだまゐたん…夫婦タイムのないバトスピなんてつまんねえよ…」と
  見てるこっちの動揺が広がる
→そこにきて今回の大告白。今までの行動はすべてダンさんが好きすぎてやっていたことが発覚し、まゐたん超絶フィーバー

というこれまでの流れがね…いったんダンさんの下を去ってから、溜めて溜めて今回の告白がきただけに
その分破壊力がすさまじいというか、よくぞカードゲームアニメでここまでの恋を育ててくれたというか
もはや俺の中でダンまゐは伝説になりました。もう二度とここまでのカップルはカードアニメじゃ出てこないことでしょう

なのに…最終回はどうしてああなった!?どうしてだ!?
くそっ…こんなの…こんな結末認めてたまるかっつうんだよ!くっそおおおおおおおお!!次回に続く!

(C)サンライズ・メ〜テレ


9月10日

・ならば万雷の拍手をくらえ!お誕生日おめでとう!
・沙羅お誕生日おめでとうぉおおおおおおおおおおおおおお!大志さんもついでにおめでとうございます。 by 北斗
・ハッピーバースデイトゥユー♪救急の日ですね☆
・おめでとうございます
・大志さんへ、誕生日おめでとうございます!いつも感想楽しみにしています!
 調べてみたら9月9日って、ラグナ(アムドライバー)の中の人と同じ誕生日だったんですね……。 by レギオン一道
・おめでとうございます。シャークさんみたいにフカヒレにならない程度でがんばってください by RIBON

やあみなさんどうもありがとう、おかげさまで28歳になりました。そしてサラとかイカちゃんとかも色々手元に届きましたよ!
そうそう、コミケの時に売り切れだなんだと話題になったイカちゃん同人の侵略本ですが、
通販で十分な数を用意してくれたので、余裕を持って買うことができました!
ありがとう!本当にありがとう!「けっコミケに用意した分から抜いて通販する程度じゃ、あっと言う間に売り切れだぜ」なんて
バカなことを言っていた愚かな俺をお許しください!神よ!(えー

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アニメ感想:バトルスピリッツ ブレイヴ
第46話「ダンvsザジ 動乱のアスクレピオーズ」、第47話「男たちの闇 アスクレピオーズ慟哭」

ゴウンゴウン ゴウンゴウンゴウン

【バローネとヴィオレ魔ゐによる、魔族のオクト脱出計画が始まった。
 
神々の砲台から発射されるエネルギーで地球の奥深くのコアを破壊すると、
 その影響でオクトが沈没する可能性があるからだ。
 まずはバローネに賛同する魔族の第一陣が、受け入れ先の領地へと出発していった】

さて今回のバトスピですが、冒頭では魔族たちの大規模な移住計画が推し進められている場面で始まります
前回出てきた「地球を救うために神々の砲台からエナジー発射する」という話ですが、どうもそいつをやってしまうと
魔族たちの本国とも言える大陸・オクトが沈没してしまうという状況になっていたようで…
そのためにバローネ様の指揮によって、オクトの魔族を乗せた移住船団が次々と他の国を目指して出発していたのです

「(すたすた)」

「む?どうした、ここは民間人は立ち入り禁止だぞ」

「この艦に爆弾を仕掛けた。さあオクトに引き返してもらおうか!」

「なに…?きさま何を言ってる…!そんなのはどうせハッタリに…」

ビービービー ビービービー

《ロシア行き、制圧完了!》
《アルゼンチン行き、制圧完了!》
《ノルウェー行き、制圧完了!》
《サザンアメリカ行き、制圧完了!》


「な…バ、バカな…!」

「ククク…そういうことだ…さあオクトへ引き返せ!
 これよりこの艦は、我ら魔族絶対主義・アスクレピオーズが支配する!
 そして世界を魔族の手に取り戻すのだ!!」

ところがその時、染岡さんと似たような顔した爆弾魔にハイジャックされてしまった移送艦!
染岡さん…なんということを…他の艦からの通信を聞いてみれば、こいつの仲間によって他の艦も次々とハイジャックされてしまったようです
どうも前々回のイザーズの扇動によって、魔族絶対主義とやらに目覚めてしまったクソッタレどものようですが…

ゴウンゴウン ゴウンゴウンゴウン

「避難船たちが戻ってきたの…!?」

《我らは魔族絶対主義・アスクレピオーズ!我らの目的はただひとつ…
 魔光殿、ならびに人類軍が保管する12宮Xレアを全て我らに渡せ!
 さもなくば、オクトより避難中の魔族が全員吹っ飛ぶぜ》

「ふざけんじゃねえ…!地球がやべえって時に、何を寝言言ってやがる!」

《3時間だ。3時間だけ待ってやる…人間ども、それにバローネよ、決めろ!》

「…」

「第一次避難船には、小さい子を抱えた家族やお年寄りが多いのよ…?
 みんな同じ命として生き延びようとしているのに…!」

そんなテロ軍団アスクレピオーズの目的とは、オクトにいるバローネ様を脅して12宮Xレアをぶん取ることでした
それを奪って一体どうするつもりなんでしょうか、まさかこいつらが地球を救うために使うとも思えませんが…
なんだかもうわざわざ地球を滅ぼすために行動してるバカどもとしか思えません
魔族絶対主義とか言いながら同じ魔族をゴミのように殺そうとしているし、ハタ迷惑どころじゃない最低すぎる連中ですな



【風雲急を告げる事態の中、ルガインとダンはスロバキアに到着した。
 スロバキアは暗闇のザジが支配する土地である】

「おやおや、これは意外なお客さんだ。用件は何かな?」

「お前とバトルがしたい」

「ハァ?なんで?」

「お前を知りたいからだ。俺は今までバトルで相手を知り、自分を伝えてきた」

「分かってどうすんのさ?地球リセットだ12宮Xレアだって言ってる割には、のんきな話だ」

「わらわも知りたいぞよ」

「ん?これはこれは女王陛下…!生きていらしたとはしぶといことで」

「そろそろ仮面を取ったらどうじゃ?仮面で顔を隠し本心を隠し、
 いたずらに世を惑わして何を望むのじゃ!」

ところがその時、ザジの居城にずかずかと乗り込んでバトルを挑んでいたダンさん達。
あのテロ軍団を率いるイザーズとザジが、同一人物だと見抜いての行動でしょうか
そんなダンさん達の目的は、何よりもまずザジの思惑を知ること…まあ確かにさっきの連中にしても、
あいつらの言う通りにしたら地球が滅びるだけで何がしたいのか分からなかったですからねえ

「ん〜…分かった、そのバトル受けちゃう。けどねぇ…」

ボワワワワワワ!!

「な…!?2人に何をする!」

「いま世間を騒がせてるアスクレピオーズのことは知ってるよね?
 人質ってのはもっと効率的でなくちゃあ、いっぱいの名もなき魔族どもより、
 2人の名のある魔族の方が…ウフフフ」

「私達を人質にするのですか!?」

「く…!」

「おっとぉ、ムダですよ陛下。これはあなたの魔力よりはるかに強力な古代魔法ですから」

「きさま…!なぜそのような力を!」

「んっふっふっふ…ナ・イ・ショ。馬神ダン、君が勝ったら2人を解放してあげますよ」

ところがその時、突然メラゾーマ的な謎の呪文を唱えてルガインと女王を炎の中に閉じ込めてしまったザジ!
そして自分がバトルに勝った時には、さっきの避難民よりこの2人を人質にして12宮Xレアをいただくと…
しかもこの呪文、魔族の中で最強の魔力を持つ女王ですら手も足も出ないほど強力なシロモノのようです
そんな呪文を軽々と使ってみせるとは、一体ザジとは何者なのか…

【第3ターン、ダンはブレイドラを召喚しターンエンド。
 第5ターン、ダンは金牛龍神ドラゴニック・タウラスを召喚。ブレイドラはそのコスト確保のため破壊された。
 そしてバトルは、第6ターンを迎えていた】

そんなわけで始まった2人のバトルでありますが、
とりあえずブレイドラを呼び出していきなり殺すダンさん外道
ブレイドラァァァーー!!今日もまた不足コストはブレイドラから確保ですか!なぜだ…なぜブレイドラばかりこうも犠牲に…

「金牛龍神ドラゴニック・タウラスでアタック!」

「ライフで受ける!」

バッキイイイイイン!!

「ぬぐ!?」

「なんと…!」

「…へえ…面白いじゃあーりませんか、12宮Xレアの力かしらん?」

「かもしれないな…やはり、イザーズ…!」

「どーも…見知っていただいて光栄だ。あんた、これが狙いだったんだろ?」

ってその時、ドラゴニックタウラスの攻撃が入った瞬間ザジの仮面がまっぷたつに叩き割られる結果に!
こ、これは…「素顔を見せろ素顔を見せろ」ってダンさんが念じながら攻撃したから、12宮Xレアの力で仮面が壊れたんでしょうか
なんてことだ…つまりダンさんが女のバトラーと対戦した場合に
「こいつの裸が見たい裸見たい」と念じれば相手の服だって破けるのか!?(えー
ちくしょうダンさんがもっとドスケベな性格だったら!ドスケベな性格だったら!!



「改めて初めましてだな…暗闇のザジの素顔、それがイザーズだ」

「お前に会いたかったよ」

「俺の何が知りたい?」

「なぜ混乱を招く…?」

「俺の夢だからさ…メチャクチャになればいい。
 それ以上でもそれ以下でもない、地球がリセットしたいんならすればいい」

「は、破滅願望…?」

そしてザジの素顔とは、やはりあのイザーズ…とはいってもこないだと髪型が違うから全然イザーズに見えんな…(えー
ともかくザジの本心というのも少しずつ分かってきました。それはこんな地球さっさと滅んでしまえばいいという破滅願望…
うーむ、さっきは「こいつらまるで地球を滅ぼそうとしてるみたい」と書きましたが、まさか本当にそうだったとは…

「俺は、お前の言う暗闇ってやつを見たい…それが知りたくてここに立ったんだ!」

「ヘェ…俺の闇、見たら後悔するぜ。それでもいいのか?
 13番目の闇!屠られし背徳のXレア!
 蛇皇神帝アスクレピオーズ召喚!!」

ズゴゴゴゴゴゴ…!!

「アスクレピオーズ!叩けェ!!」

「ライフで受ける!」

バッキイイイイイン!!

「くうっ…!?」

「ククク…痛いだろう?これが13番目の星座の力!神々の祝福なき闇の力だ!」

そして正体を現すなり、すぐさま主力のアスクレピオーズを召喚して攻撃を開始するザジ!
その威力は凄まじくドMのダンさんですら苦悶の表情を浮かべるほどです。ドMのダンさんが…(えー
ちなみにアスクレピオーズを召喚した途端ザジのコスチュームも変化しましたね。なんかラスボスっぽい闇の衣って感じだな
それにしてもこのシーンのダンさん顔が濃すぎて吹くな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ふふふふ…聞こえないか?死せる世界の声が!」

「死せる世界…?」

ズズズズズ…

「…!?なんだ!?」

「これは…獄龍隊!?それにジェレイドも…!」

「敗者必滅…!戦いに敗れた者の迷える魂から、蛇皇神帝アスクレピオーズは
 生み出されたのさ。獄龍隊はそのために作ったってわけ、
 ジェレイドをそそのかしてこの俺がね…ハハハハ!ハハハハハハハ!」

とその時、突如ダンさんの前にうようよと現れた死者の群れ!それはこれまでの戦いで
「敗者必滅」と言われ殺されていった獄龍隊のメンバー達…こいつらを殺すことでザジはアスクレピオーズを生み出すことに成功し、
最初から死んでもらうつもりで獄龍隊を組織したのだという…まさしく外道ですな…
それにしても死せる世界からの声か…ブレイドラの声も一緒に聞こえてきそうだなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ふざ…けるな…!!俺は必ずアスクレピオーズを倒すッ!!
 光龍騎神サジット・アポロドラゴンを召喚!!」

ってああ、そんなザジの非道すぎる行いにすさまじい怒りを見せるダンさん!
そういえば以前にも「負けた獄龍隊を殺すなんてやり方は許せない」って言ってましたしな…
それもザジの思惑では「お前ら早く殺したいから負けてこい」なんて部隊だったと聞けば尚更怒りが収まらないでしょう
そしてサジット・アポロドラゴンを召喚し猛攻を仕掛けるダンさん…
さすがにここでは空気読んで不足コストをブレイドラから確保しなかったか…(えー

「輝竜シャイン・ブレイザーを光龍騎神サジット・アポロドラゴンにブレイヴ!
 吼えろブレイヴスピリット!!スレイ・ウラノスへ指定アタック!
 ならびにアタック時効果でインフェルド・ハデスを破壊!」

ドガボッガアアアアアン!!

「ちぃっ…アタックステップ!アスクレピオーズでアタック!」

「フラッシュタイミング!”マジックブースト”を使用!
 ブレイヴスピリットは疲労状態から回復する!ブロックせよ!」

ボッガアアアアアン!!

「フン…返り討ちだ…!(ニマアッ)」

そんなわけで一気に畳み掛け、スレイウラノス・インフェルドハデス・アスクレピオーズと見る間に3体の強敵を片づけてしまうダンさん!
やっぱりダンさんが本気出すとすげぇな…それにしてもアスクレピオーズを片づけたダンさんの超ドヤ顔で笑ってしまう
ダンさんのこういうダーティな一面ってすごい好きだなあ、他の明るい主人公では表現できない魅力っていうか

「そんなもん意味ねーよ!!」

【蛇皇神帝アスクレピオーズの効果、BPを比べ相手のスピリットに破壊された時、
 回復状態でフィールドに戻すことができるのだ】

「うるせーよこの!ヘラヘラしやがってバーロー!!」とその時ザジも大激怒!
たったいま破壊されたアスクレピオーズではありますが、例の不死身効果によってまたフィールドに復活してしまいます
でもさすがに余裕なくなってきましたねこの男、やはり強者の余裕という意味ではダンさんが一枚上手か

「アスクレピオーズ、やれェ!!」

「ライフで受ける!」

バッキイイイイイン!

「クク、あとひとつだな…!」

「お前にだって手札はない…次のターンで動けるスピリットもいない」

「フン………お前の時代にも、貧民窟ってのはあったのか?」

「なに…?」

「貧しくて貧しくて、世界から見捨てられたような場所さ。
 ガキの頃の俺は…食うものもなく痩せっぽっちで、薄汚れていた…」

お互いにライフや手札はもう限界ギリギリ、あと一手で決着が着きそうというその時…
何を思ったか、ザジは突然過去の自分について昔語りを始めました
一体どういう心境の変化か…最後の激突を前にして、冥土の土産に教えてやろうという気になったんでしょうか?

「でも施しに甘えたくはなかった…それよりも与える方になりたかった…!
 そして俺には、そっちに行ける武器があることに気づいたんだ」

「武器…?」

「俺は美しいだろ?」

「…」

「ハハハッ…だから俺は、富める魔族にこの顔を売り込んだのさ…!
 だが、そいつには古代の魔法で遊ぶ妙な趣味があってねぇ…
 夜な夜な儀式に俺を駆り出した。俺が綺麗だったから…!」

「古代の魔法は、そこで覚えたのか…」

って…は…はい!?いや…いやいやいや!ちょっと待ておい!なんかとんでもないこと言ってるぞ!?
なんでもザジの奴、貧しい身分から成り上がるために
ショタコンホモ魔族に我が身を売って夜な夜な犯されまくっていたと…

な…なんっっじゃそりゃーー!!おいいいいいいいい!!どんな設定だよおい!
この番組日曜朝のスーパー戦隊が始まるいっこ前の放送ってことを忘れちゃいませんか!?(えー
というか古代の魔法はそんなド変態魔族にケツを犯されながら覚えたそうですが、
そんなどっかの変態が魔族最強の女王よりすげー魔法使いだったのかよ!なんだそれー!!

「そして俺は、主から仕込まれた古代の魔法を利用し…ヤツを始末したのさ…!
 ところがその矢先、人間があの国を制圧してしまった…するとどうなったと思う?
 俺は人間のものになったのさ…!綺麗だったから…!」

ぎゃー!!なんだこの話!ザジがそのホモ魔族をやっとの思いで始末したかと思ったら
別の国からホモ人間がわんさとやってきてザジを犯しまくったというこの悲劇!
ホ…ホモかーー!!すべての元凶はホモかーー!!いやいやいや…まさかザジの人格が歪んだ原因が
すべてホモセックスのせいだったとは思いませんでした、ボスの設定がこれかよおい!狂ってるよこのアニメ!



「魔族の支配だろうと…人間の支配だろうと変わらない…!
 魔族も人間も俺の心を闇に沈めた…嫌なものばかり見た…!だから壊したいのさ!!」

「それが、お前の闇か…」

「ああ。聞かなきゃよかっただろ?」

「そうでもないさ…お前のように心に大きな闇を抱えて、破滅と混乱を招いた男を
 1人知っている…異界王だ」

「ほう…それはそれは…」

「だがお前は、異界王の足下にも及ばない。お前には壊した後のビジョンがない。
 ただ壊すだけならワガママな子供と同じだ」

「なに…!?」

「コソコソ裏でやってないで表に出ろ…!異界王のようにな!!」

がしかし、そんなザジの心の闇を知ってもなお強気な態度を崩さないダンさん!
ザジの破滅願望をガキのワガママと一蹴し、異界王はもっとでっかい男だったと言い放ちますが…
この異界王、前作のラスボスだったそうですが一体どんな男だったんですかね?私は前作後半見てないのでよう分かりません
とりあえず「ザジと同じ心の闇を持っていた」ってことはこいつもホモだったんですかね?(えー
言われてみれば確かにガタイのいいオッサンでホモの素質十分って感じですが…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「アタックステップ!行けブレイヴスピリット!
 フラッシュタイミング!マジック”バーニング・サン”を使用!
 手札のトレス・ベルーガをノーコストでブレイヴさせる!」

ガッキイイイイイン!

「なっ…!ダブル…ブレイヴだと!?」

そしてバトル再開と同時にキター!!ダンさん最大の切り札ダブルブレイヴ!!
すでにブレイヴしているサッポロドラゴンに対して、この間硯からもらった新カード・トレスベルーガでさらなるブレイヴを重ねたという…
二重の合体により見る間に姿を変えていくサッポロドラゴン、全身は金色に包まれ見るからに最強フォームという形に…

ズゴゴゴゴゴゴゴゴ

ってダンさんはどうしたんじゃおいいいいい!!
なんじゃこれええええええ!!いやちょっと!ま、待ってよ!ダンさん一体どうしたんですかそれ!
一体何がどうなっているのか殺意の波動に目覚めたダンさんがダブルブレイヴで覚醒してしまったという…
なんでこうなった!?ダンさんは一体…こんな顔こえー主人公いまだかつて見たことがねえよ!(えー

「行け!ダブルブレイヴスピリット!アスクレピオーズへ指定アタック!」

ドッボガアアアアアン!!

「ぬあっ…!ぐ…!」

「俺のターンではアスクレピオーズの復活はない…!
 そしてブレイヴスピリットは、バーニングサンの効果で疲労状態から回復している!」

ギャオオオオオオオス!!

「あ…?あ…?」



そしていともたやすくアスクレピオーズを爆殺し、さらに疲労状態から回復してザジへの攻撃を開始するサッポロドラゴン!
爆煙の中のっしのっしと歩いてくるサッポロドラゴン恐すぎ
まさしく怪獣だこれー!ぎゃあああ!助けてウルトラマン!ダンさんも恐すぎるし
こいつらと相対したら眼力だけでリアルライフを失う自信あるわ

「あっ…う…あ…」

「お前も…他の生き方ができない男だったな。
 それが分かっただけでも、このバトルは意味があった」

「な…なに…?」

「お前は戦ってきたんだ、話してくれてありがとう。イザーズ…本当の名前なんだろう?」

「…ああ…」

ところが決着の瞬間、怒りに任せて叩き潰すのではなくにっこりと微笑みながら語りかけるダンさん。え、ええ?
殺意の波動に飲まれたかと思ったらしっかりと自我を保っていたなんて…まったくダンさんは予想外すぎるぜ…
今まさに殺されると思ってビビりまくっていたザジも、意外なところで出てきたダンさんの優しさにしんみりしているような…

「ブレイヴアタック!!」

ズッドバゴオオオオオオン!!

そして振り下ろされたサッポロドラゴン渾身の一撃により、一糸まとわぬ姿に剥かれてしまうザジ。
ああ、やはり脱がせるのか!12宮Xレアがその気になれば相手を脱がせるのか!(えー
いやまあ、これは今まで仮面の下に自分を隠してきたザジが、初めて人前に本当の自分を晒したという演出だと思うので
他の相手は剥かないと思いますけどね…まゐたんとか剥いて欲しいですけどね…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

《聞け!絶対魔族主義・アスクレピオーズよ!》

「なっ!?あ、あれは…女王!?崩御したんじゃなかったのか!?」

《わらわは生きておる。よからぬ輩をあぶり出すため、
 すべての魔族を騙していたのじゃ。許せよ…
 アスクレピオーズのカードを操るイザーズは、馬神ダンに敗れた。
 お前達の信じるものはもはや消えたのだ》

「う…うぐ…」

《12宮Xレアは魔族と人間すべてを救済するもの…
 邪な考えの下で使うことはまかりならん!
 地球リセットを前にして、なんと恥ずべき振るまいか…もはや黙ってはおれん!》

ズゴゴゴゴゴ…

「うっ!?な、なんだ!?腕が動かねえ…!」

そんなわけで2人の決着がついたその時、自らの魔力でウルトラマン化してテロ軍団たちの前に現れた女王!
「恥を知れよバカども」とテロ軍団にひととおり説教し、ウルトラ念力によって爆破スイッチを止めてしまったという…
ふむ、ザジもダンさんに負けて少しは丸くなったみたいですし、これで一件落着ですな



「全コアシップ、絶対魔族主義の連中を拘束完了でさぁ!」

「そうか…!」

「これで事態終結ですぅ!」

「(ぽけーっ)」

「あら、どうしました?兄様」

「いい女だと思ってなぁ〜…」

「(ゴゴゴゴゴゴゴ)」

「え、あ、いや、すまん!」

って、そんな女王の姿を見て「はぁ…ウルトラマン超かっこいい…」と一目惚れしてしまったらしいゾルダー。(えー
そういえばゾルダーは女王の姿を見るのはこれが初めてなんでしたっけ?筋肉ムキムキマッチョマンなだけあって
やっぱり肉体美が好きというか、女王のグラマーなダイナマイツボディに魅了されてしまったんでしょうか
しかしそれに対してフローラが激しくブチ切れております。お前ら結局は恋仲になったのかよ!

ピーッピーッピーッ

「ん…?」

《ダン!まゐ様から連絡がありました!バトルフィールドで待っていると…!》

「まゐが…?」

そしてラストシーン、いよいよ地球を救う最後の作戦に向けて事態が動き出したその時、
突然ダンさんを呼び出してバトルを挑んできたまゐたん…何故このタイミングで…ここにきて、またひと波乱起こそうというんでしょうか
それにしてもまゐたんのスカートが風になびいてパンツ見えそう!パンツ見えそう!パンツうううう
俺は今悟ったよ、さっきは「まゐたんをバトルで剥いてほしい」と書いたけどチラリズムに勝るものはないってことを(えー

そして次はいよいよ48話、バトスピ史上最高の神回である48話!バトスピ強化週間をやってきたのはすべてこの日のためであります
俺の文章でアレの良さをどこまで伝えられるか分かりませんが…次回に続く!



(C)サンライズ・メ〜テレ


9月8日

アニメ感想:アイドルマスター 第9話「ふたりだから出来ること」

「あれ?いおりんなんかご機嫌だね」

「うふふふ…実はね、今日はドラマの撮影終了を記念して、自分へのご褒美を用意してあるの!
 町で話題のスイーツ・ゴージャスセレブプリン!」

「ゴ、ゴージャスセレブプリン!?人気スイーツランキング5週連続1位、発売50分で売り切れてしまうというあの!?」

「んっふっふ、ちゃーんとみんなの分も用意して…ああっ!?な、ない!?
 ない…ないわ…究極のスイーツが…ゴージャスセレブプリンがなくなってる…
 だ、誰よ!誰が食べたのよぉ!」

「まかせていおりん!」

「灰色の脳細胞と七色の顔を持つ!セクシー美少女探偵・亜美&真美!」

「じっちゃんばっちゃんの名にかけて!月に代わって犯人逮捕よ!」

うん、今回のアイマスなんですが…すごいハズレ回だったね…(えー
内容としては、伊織が
頑張った自分へのご褒美スイーツ(笑)な感じで買っておいたというゴージャスなプリンが
何者かに食べられてしまい、亜美真美が探偵の真似ごとをしながら犯人を探すという…

まあ一言で言えば亜美真美回だったわけなんですが、プリン食った犯人を探す以外に本当に何もなかった回と言いますか
それでも最初の10分くらいはまだ見てられたんだけど、20分を過ぎたあたりからもう完全にだれてしまって
「まだ犯人探しすんの…?もうプリンとかどうでもいいよ…」とすっかり見てるこっちの気持ちが切れてしまったという…

「○○する以外に何もなかった回」と言えばイカちゃんにもよくあることではありますが、
イカちゃんの場合に違うのは、やはり
30分につき3話仕立てになっているということでしょうか
そのために今回のように気持ちが切れる前に別の話へ移れるというか、
そもそも3話仕立てのうち1話にしても、原作の数話分がまとめられた内容なので、同じネタを長時間引きずるということがないんですよね

それに何より
イカちゃんが何をやっても可愛いので、ちょっとくらい内容がない程度なら
「今回のイカちゃん超かわいかったな!!!内容なんて関係ねーぜ!」と可愛さだけで押し切ることも可能ですが
亜美真美は
まだそこまでではないというか…その域に達していないというか…(えー
2人の可愛さだけで作品を支えられるレベルではないからなぁ、なのでいろいろと不満が残る話になってしまいましたね

とまあここまで言っといてなんですけど
小鳥さんは可愛かったよね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
↓の
「虫歯が痛いんです…」のシーンとか妙にエロくてまいったわ
ただ単に虫歯になっただけなのに可愛い。亜美真美よ、客を呼べる可愛さとはこういうことなんだよ!(えー

あ、そうそう小鳥さんといえば俺と同じ誕生日9月9日。ジュエルペットのサラと一緒で明日に誕生日を迎えることになるわけですね
小鳥さんおめでとう!俺おめでとう!サラおめでとう!俺おめでとう!俺おめでとう!俺おめでとう!
万雷の拍手をおくれ世の中のボケども!(えー  次回に続く!

C) NBGI/PROJECT iM@S




アニメ感想:バトルスピリッツ ブレイヴ 第45話「射手座のアポロドラゴン 対 太陽のアポロドラゴン」

「皆さん、異界見聞録の解読がついに完了しました!
 僕はずっと前から、12宮Xレアをただ集めるだけで済むのかどうか疑問に思っていましたが…
 神々の砲台を起動させるには、12宮Xレアの他にバトルフィールドが必要だったんです!」

「バトルフィールドが…?」

【バトルフィールドを包む6色のリングは、12宮Xレアが生み出す神の力を蓄積させるためのものだった。
 フィールドで12宮Xレアが召喚され戦うたびに、リングにはカードに秘められた力が溜まってゆく…
 このリングが台座と合体した時に、神々の砲台は真の力を見せる】

「バトルフィールドにそんな意味があったとは…」

さて今回のバトスピですが、いきなり冒頭から難しい解説が始まりましたねえ。うーん、これまでダンさん達の目的といえば、
地球に崩壊の危機が迫っており、それを救うために12宮Xレアを集めなければならないということまでは分かってましたが
今回はそこからさらに突っ込んだ話をしているようです。

どうも12宮Xレアはただ集めただけでは意味がなく、それを実際のバトルで何度も使うことで
バトルフィールドの周囲に強大な力が徐々に溜まっていくのだという…その力が溜まりきったところで、
「神々の砲台」という場所からエナジー発射することで地球は救われるんだとか…
エナジー発射…あのヘンテコな歌詞にそんな意味があったとは…(えー

「ですが神々の砲台を発射するには、12宮Xレアの他にひとつ…引き金を引く人間が必要なのです」

「引き金…?なんだそりゃ?」

「異界見聞録にはこうあります。”神々の力、強き引き金より放たれて数多のいさかいを静める”…
 具体的に引き金があるのか、もっと違う意味があるのかは分かりませんが…」

「…引き金…」

ところがここでまたひとつ新たな問題が。神々の砲台からエナジー発射するには、誰かが「引き金を引く」という行為をしなければならないという…
ひ、引き金を引くってお前…公衆の面前でオナニーしろとそういうことですか!?一体誰がやるって言うんだ!(えー
まあそんな冗談は置いといて、普通に考えたら誰かの命を犠牲にしなければならないとかいうことでしょうな…まさか誰かが死んでしまうのか…

「ようし、これでラストだ…!」

「あっ…硯さんが牡羊座の12宮Xレア入手に成功したようです!」

って、そうかと思えばまた今回も12宮Xレアをゲットしてきた硯。こいつ役に立ちすぎ
なんでこんなに収集ペースが早いんだ!硯1人だけで一体何枚集めて来たんだ
ともかく硯のおかげで、ついにすべての12宮Xレアが出揃うことになりました。まだバローネ様とダンさんで6枚づつ持った状態ではありますが
この後世界が救われたら硯のおかげとしか言いようがないな…


(C)2006デルトラクエスト製作委員会・テレビ愛知

「俺のおかげでもある」

「バルダ!!」
(えー

「ユース、バトルの相手を頼めるか?」

「あ、はい!」

「いずれはイザーズとも戦うことになる…今のデッキがどう回るのかシミュレーションしたい」

「俺もデッキを再構築したんです!手応えがあるといいんですが…」

「ああ、行こうか!」

そんな中、今のデッキの仕上がりを確認するためにユースとバトルをやり始めたダンさん。
最近は硯がバンバン新カードを持ってきてるおかげで、ダンさんのデッキもだいぶ様変わりしてきてますからねー
イザーズ達と戦う前に、ここらで一度実戦の感覚を確認しておきたいんでしょう

「角獣ガルナールの効果発動!自分のデッキを3枚オープンし、
 その中に系統”星竜”を持つカードがあれば手札に加える!
 太陽神龍ライジング・アポロドラゴンを手札に!(しゅぴっ)」

「わぁ、ユースのデッキ、回りがいいみたいだね!」

「ああ、バトルはいかに自分の思い通りにドロー出来るかがカギだ…
 ここでライジングを引き当てたことが、
 ユースのプレイングにいい影響を与えるんじゃないかな」

------------------------------

「金牛龍神ドラゴニック・タウラスでアタック!激突だ!」

「ブレイドラでブロック!」

「ドラゴニック・タウラスのアタック時効果!相手のライフを1つ破壊する!」

バッキイイイイン!!

「くぅぅ…!」

「ふふ、さあダンが本気を出してきたぞ」

------------------------------

「次は俺の見せる番ですよ…!
 太陽神龍ライジング・アポロドラゴンをLV2で召喚!」

「本気の力をライジングに込めたか…!
 光龍騎神サジット・アポロドラゴンをLV2で召喚!」

そんな2人のバトルですが、クラッキー達もニコニコと見守る中じつに爽やかな雰囲気で進んでいくことになります
普段は世界の運命を左右するようなバトルばかりやっているので、こういう気楽にやれる戦いは貴重なんでしょうね
それにクラッキーの態度を見ていると、「ユースも結構頑張ってるな」とユースの上達ぶりを見るのが楽しいという気持ちもあるようです

が、しかしそんな和やかバトルの中で1人だけ酷い目に遭いまくっている子がいました
その名はブレイドラ。ダンとユースが使っている下っ端スピリットでありますが、ここまでの流れをブレイドラ視点で振り返ってみると



「ドラゴニックタウラスでアタック!激突だ!」「ブレイドラでブロック!」
→大怪獣ドラゴニックタウラスの攻撃を無謀にもブロック。ブレイドラAが死ぬ

「ブレイドラ、ライジング召喚のコストのためだ!ここは消えてもらう!太陽神龍ライジング・アポロドラゴンをLV2で召喚!」
→ライジング召喚のコストが足りなかったのでご主人様(ユース)に消される。ブレイドラBが死ぬ

「光龍騎神サジット・アポロドラゴンをLV2で召喚!コスト確保のためにブレイドラを破壊する!」
→サッポロ召喚のコストが足りなかったのでご主人様(ダンさん)に消される。ブレイドラCが死ぬ

ブレイドラマジ死にすぎ  こんなわずかな攻防の間にどんだけ死んでんだー!
なんでブレイドラすぐ死んでしまうん?ちなみにダンさんはとてもブレイドラを愛用しており、毎回のようにバトルで使っているのですが
その反面主力スピリットのコスト確保はいつもギリギリです。この要素が合わさるとどうなるかというと
いつもブレイドラが場に出される → 主力スピリットも出したいけどコスト不足 → 不足コストを確保! → ブレイドラが死ぬ
というブレイドラ死の連鎖が完成してしまうことに…


(C)5pb./Nitroplus 未来ガジェット研究所

あれから俺は…ブレイドラを助けるために、
何度もタイムリープをした…
しかし…どんな手を尽くしても、
ブレイドラは…死んだ…
不足コストをブレイドラから確保しなくても…
運命に殺されるように…
まるで…世界が結託して、
ブレイドラを殺そうとしているかのように…
何をどうしようが…どんな方法を取ろうが…
死んでしまう…!
(えー

ああ…ブレイドラ…あまりにもダンさんが不足コストをブレイドラから確保しまくるせいで
今ではすっかり定番のネタとして定着してしまいました

「ユース、さっきのは良かったぞ」

「えっ?」

「コスト確保のために、ブレイドラの破壊を選んだその気持ち…」

「はは、ダンもよくやってたな」

そして公式でもネタ化するブレイドラの悲劇  ブ、ブレイドラー!!
そ、そんな!さっきのブレイドラ死亡&ライジング召喚が「よくやったぞユース(にっこり)」と褒められるなんて!
ダンさんはそんなにブレイドラを殺したいのかよ!クラッキーにも「ブレイドラはいつも死んでるからなー」と言われる始末…ブレイドラー!!

「極星剣機ポーラ・キャリバーを
 太陽神龍ライジング・アポロドラゴンにブレイヴ!!」

「輝竜シャイン・ブレイザーを
 光龍騎神サジット・アポロドラゴンにブレイヴ!!」

「いよいよ勝負どころだぞ…!」

「感謝するよ、ユース…」

「えっ?」

「ブレイヴはお前達の時代のものだ…この戦いが終わったら、俺は過去に帰る。
 それからはお前達の未来が始まるんだ…!未来を作れ、ユース!!」

「ああ…分かってる…!ダン!未来は任せろ!!」

そしてお互いブレイヴして最後の攻めに出たところで、「やっぱブレイヴはいいなー」と感慨深げに語り出したダンさん…
そう、今のこの時代はダンさんにとっては何百年も未来の世界であり、戦いが終わったら元いた過去に帰らなければならない身…
ブレイヴはこの未来にしか存在しないカードなので、過去に戻ったらダンさんはもう2度と使えないというわけなのです

しかし、本来なら過去の住人である自分にはまったく無縁のはずだったカード達…
それをこうして何度も使うことができ、ダンさんはこの未来そのものに感謝しているようです
そしてユースが一人前の顔になったことを見届け、これからの時代を託して決着の時を迎えることに…

(未来…か…)

「アンジュ、実は僕も未来に向けて、何をすべきか考えていることがあってね」

「えっ、なあに?」

「過去へ帰っても、僕には待っている家族はいない…
 だから僕は、この時代に残るよ。君と未来を作りたいんだ」

「(ぽっ)ク、クラッキー…」

ところがその時、ダンさんの言葉に便乗していきなりアンジュを口説き始めたクラッキー。て、てめえこらー!!
「君と子作りしたいんだ」ってドサクサに紛れてなに言ってんだ!それに「過去に待っている家族はいない」って
ダンさんも似たようなもんなんだから、「え?クラッキー未来に残るの?やっべどうしよう、さっきのなしでやっぱ俺も残ろうかな…」とか
言い出したらどうするんだよ!めちゃくちゃカッコ悪いだろ!(えー

ちなみにプリムも、今回ユースのバトルを見ながら赤面しっぱなしで「ユース、メカっこよかったねぇ…」と甘い溜め息を漏らす始末です
まったくどいつもこいつも色気づきやがって!(えー  次回に続く!

(C)サンライズ・メ〜テレ




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