■アイドルマスター 第1話「これからが彼女たちのはじまり」

 
「あっ、おはようございま…(ずるっ)
 あっわっ、わーーっ!?」

どっしいいいん

『だ…大丈夫ですか?』

「あはは…す、すみません、慌てちゃって…」
『事務所までどれくらいかかるんですか?』

「えっと、2時間くらいですね」


『通うの大変じゃないですか?』

「あ、はい、でも電車の中で歌を聞いたり
 オーディションの資料とか見てたら
 あっという間ですから!辛いことがないって言ったら
 嘘になりますけど、まだ夢は始まったばっかりで…
 今はそれ以外のことは考えられません!」
「えっ!?わっ、わわぁっ!?」

『何を読まれてたんですか?』


「うう…こ、これ(少女漫画)です…
 らしくないですか…?内緒ですけど、
 ボクこういうの結構好きなんです…」
「とりあえず体力には自信があります!
 だからボク、特にダンスを磨きたいなぁって
 思ってます!テレビの歌番組や、
 大きなステージで
 かっこよく踊りたいんです!」

「菊池くんは女の子に人気があるよね。
 ボーイッシュだからかな?」

「え…ま、またこの質問…?
 うう…こうなったのも全部父さんのせいだ…」
「おはようございます!秋月律子です!
 765プロでプロデューサーをしています!」

『この事務所には何人のアイドルが
 所属しているんですか?』

「12人です!ほとんどが半年前に
 デビューしたばかりで、
 まだまだみんな駆け出しなんですよ!」
『秋月さんも元アイドルとお伺いしたんですが…』

「へっ!?」


『アイドルとしてはもう活動しないんですか?』

「え、あ〜…内緒にしときたかったんだけどなぁ…
 い、今は新米プロデューサーとして頑張ってます!
 そ、そうだ車の免許も取れたんですよ!あはは!」
『学校とアイドル活動の両立は大変じゃないですか?』

「ぜーんぜん平気だよーう!
 だってどっちも楽しいし!ね、真美!」

「うんうん!楽しいことはいっぱいあった方が
 めっちゃお得だよねー!」
「2人でいれば苦しいことも半分だしー!」

「みんながいれば楽しいことしかないっしょー!」

「でも…この宿題はぜーんぜん楽しくないよね…」

「だよねー…」
「はいさーい!自分!
 ああいや、私は我那覇響です!
 ダンスがめちゃめちゃ得意で、動物が大好きなんだ!
 自分の家にはハムスター・ヘビ・シマリス・オウム・
 ウサギ・犬・ネコ・ワニ・ブタ・モモンガがいるんだぞ!」

『そんなに沢山動物がいて大変じゃないですか?』

「なんくるないさー!家族は大勢の方が
 にぎやかでいいぞ!みーんな可愛い妹や弟なんだ!」
「うぎゃあー大変だー!
 ハム蔵どこいったー、出てきてくれえー!」

「なによ騒々しいわね…」

「ううっ…ハム蔵がいなくなっちゃったんだ…
 自分がつい美味しそうで
 ハム蔵のご飯食べちゃったから、
 ハム蔵のやつ怒って…ううう…」
「きゃあああああ男の人おおおおおお!!」

「ゆ、雪歩さんどうしたんですか!?」

「すいません私もうダメですぅぅぅぅ!!」
『では、萩原雪歩さん』

「ひゃいっ!?あ、あああ、あの、
 私男の人と話すの苦手で…」

『じゃあ、どうしてアイドルに?』

「は、はい…私、人に自慢できるようなもの
 ほとんど持ってなくて…自分に自信がなくて…
 だからこそ、違う自分になれたらいいなって…
 その…夢見すぎでしょうか…
 や…やっぱり私なんてダメダメですよね…」
「まあ!今月の恋愛運は星3つですって、
 よかったわぁ〜!」

『占い、信じてるんですか?』

「あ、はい!良い事が書いてあったら信じますね〜」
『765プロに入るきっかけはなんだったんですか?』

「ええ、短大を卒業してなんとなく応募したんです。
 それまでは歌やダンスなんてやったことなくて…
 5年くらい頑張ればなんとかなるかなって思って。
 でも半年しか経ってませんから、
 まだまだこれからですよね!」
「765プロから参りました、四条貴音です」

「出身はどちらですか?」


「わたくしの出身ですか…?
 大変残念ながらそれはトップシークレット、
 ゆえに申し上げられません」

「えっ?ハハハハ、君おもしろいね〜」


「…?」
『さっきのオーディション、結構ウケてましたね。
 出身はトップシークレットとは狙いですか?』

「ウケ…?狙い…?それはどういうことでしょうか?
 わたくしは単に、興味本位で素性を聞かれるのが
 好みではないのです。人には誰にでも、
 秘密が1つや100個はあるものですから」
「星井美希、中3なのー。おわり」

「えー!?早いよー!」

「ミキミキもっと喋ろうよー!」


「あ、あと胸おっきいよー。ぐー…ぐー…」
「ミキね、まだ分かんないことばっかだけど、
 少しずつのんびりやっていこーって感じかなぁ。
 ♪あーあーあーあーあー♪
 へへ、どう?ミキうまく出来てるでしょ?
 ミキね、疲れるのとかは好きじゃないから、
 ラクチーンな感じでアイドルやれたらって思うなぁ」
『歌に対してどんな想いがありますか?』

「どのような歌であろうとも、
 常に真剣に取り組みたいです。
 私がそうでないと、歌に対しても聞いてくれる人にも
 失礼だと思うので」
『本当に歌が好きなんですね』

「はい。私には歌しかありませんから…
 だから遊んでいる暇はありません、もういいですか?
 すみません、集中したいので…」
『水瀬さん、どうしてアイドルになったんですか?
 おうちはあの有名な水瀬財閥だと伺いましたが…』

「父親は兄たちはそうですけど、
 私は私の手で何か掴みたいと思ったんです!
 だからこの事務所にも、
 オーディションは自分で応募してぇ〜」
『社長には、知人に頼まれて預かったと
 お伺いしたんですが…』

「…あ、あらぁ?そうだったかしらぁ?」


『あなたにとって、アイドルとはなんですか?』

「ふん!決まってるわ!この伊織ちゃんを
 みんなに認めさせるためよ!」
『高槻さんに質問です、あなたの自慢はなんですか?』

「あ、はい。あの〜、私6人兄弟の一番上なんです。
 ウチって結構ビンボーだから家計とか大変で…
 だから妹や弟の面倒見たり、スーパーのセール品や
 タイムサービスを利用して上手にお買い物したり…」

『…そっちではなくて、アイドルとしての
 セールスポイントをお願いします』

「はう!?う、うう〜…なんなんでしょう…
 全然思いつかないかも…」
『…その明るい性格じゃないでしょうか?』

「ふぇ!?ほ、本当ですか!?
 明るいところがセールスポイント!?
 あ〜なんかその
 セールスっていいですよね!
 オトク感があって!
 うっうー!!それじゃあ毎日
 セールス気分で頑張りまーす!」

アイドルマスターならぬアダルトマスターはじまるよー(えー
えー、そんなわけで今期から新たに始まったアニメ版アイマスですが…
第1話は見ての通り、主要人物がひたすらカメラの前で自己紹介して終了という回でした
しかし…カメラの前で自己紹介…なんかもうAVの撮影にしか見えないんだよ!AVにしか!(えー
この絵ヅラとかどうよ、もう完璧に「じゃあ水瀬さん、そろそろ服脱いでくださーい」「はーい」とかそんな感じに見えるだろ!?
男ならみんなそう思うだろう!?ねえ!?

まあしかし…やっぱ人数多いっすね…主要キャラ13名、一人ずつ2分喋ったとしてそれだけで26分消費する計算になるしな…
正直1話は最初から最後までずーっとキャラ紹介で見ててダレ気味になっちゃったなぁ、
単なる紹介だけじゃ「ここが見どころです!」って箇所はないわけだしさ…私は「まあ何話か様子見してみよう」という
気の長い性格ではないんで、やっぱり1話目には気持ちをグッと引きつけられるような何かを用意して欲しかったですね


(C)TOMY/syn Sophia/テレビ東京/PRA製作委員会

たとえばジュピターが
無限ハグするってのはどうかな!
(えー

ジュピターが無限ハグしてたら俺的には継続確定だったな!まったくプリティーリズムはうまいことやりやがったぜ

あとは作画的にも少し物足りなかったかな…神作画ってほどではなくて中の上くらいだったというか
やっぱ1話目はバリバリに綺麗な作画を期待しちゃうもんだからなー…その辺なんかこう期待値まで達してこなかったというのが
ちょっと残念なところでしたね。まあ2話以降でそういうモヤモヤを吹き飛ばしてくれればいいんですが…次回に続く


■アイドルマスター 第2話「"準備"をはじめた少女たち」

 

「え、えっと、私お手洗い行ってきま…(どかっ)きゃあっ!?ご、ごめんなさい!」

「危ねーんだよ!気をつけろよな、ったく…」

「あ、ほ、本当にすみませんでした!」

まさかのジュピター登場キター!!
で、でたああああああああああああ!「アニメには多分出てこない」とさんざん言われていたジュピターが!ジュピターが!
その予想を覆してこの2話目に登場!はやく見せてくれよ華麗なる無限ハグを!(えー
うーん、まさかジュピターを出してくるとはアニメスタッフも思い切ったことしましたね。間違いなく賛否両論の嵐が吹き荒れるキャラなので…

そんなわけで、今回はこのジュピター登場シーンが個人的には一番の山場でした。
ストーリーとしては「宣伝用の資料にアイドル達みんなで写真を撮ろー」という回で、特筆すべきポイントはあまりなかったですね
ただ、思ったんですけど、多分このアニメはストーリー性とかそういうものを求めるんじゃなくて、
かわいいアイドル達が明るく楽しく暮らしてる他愛ない日常を味わうアニメなのかな、という気がしましたね
そういう意味ではイカ娘とコンセプトが似てるかもしれません
あれもイカちゃんの可愛さを堪能するための日常アニメですからねえ

まあちょっと違うのは、イカ娘は全ての可愛さがイカちゃんただ一人に完全集約されてるのに対して、
アイマスはヒロインみんなに可愛さを平均的に振り分けてるような感じってことでしょうか。その点じゃイカちゃんより電波女っぽいかな?
あれもスタッフはエリオ、リュウシさん、前川さん、40歳とか色んなキャラを押してたからなー

ただ、そんな電波女でいまいちダメだったと思うのは
・スタッフは全キャラ押してるのに、見てるこっちはエリオだけに興味が集中した
・ヒロインが1人で1話まるまる出番を独占する構成で、それを何人分もやったので、好きなヒロインの出番が長いこと回ってこなかった
・主人公がクセの強い性格で、それがウザく感じるシーンが多々あった

と、こんな感じなんですが…アイマスはそういう不満点については、いまのところ上手く処理してると思うんですよ
・スタッフは全キャラ押しており、視聴者もヒロイン達への興味がうまくバラけている(アイマスはキャラ人気の格差があまりない)
・ヒロインは1話でなるべく全員平等に出番が回る構成で、好きなヒロインの出番が全然ないということがない
・主人公はクセのない性格で、ヒロインの魅力を引き立てることに徹している(というかプロデューサーだからそれが仕事)
とまあ、私が電波女で感じてたチグハグな点がうまく消化できてるというかね…
まあまだ2話目なのにこれは褒めすぎかな…(えー

それと、正直アニメ見るようになって初めて気づいたんですがやよいって可愛いですね
「みんな可愛さが平均的」「キャラ人気に格差が少ない」みたいなこと言っといてなんですが、
私が一番気に入ったキャラと言えばやよいだな…「家が貧乏だから家計を助けるためにアイドルになった」とか
「お気に入りの衣装はお母さんがアップリケをつけてくれた服」とかいちいち言うことがいじらしいってのと
そういう湿っぽい設定とは裏腹に、明るく元気でアホっぽいところがいいなぁというかね
このGIFのプロデューサーの方へトコトコ駆けてくる姿とか、我が子のようで可愛いなと思いました(えー

他には真、小鳥さん、響、真美、美希あたりも好きです。見た目的な意味で。見た目的な意味で(えー
いや…なんつーかな…この5人は見た目はすげぇ可愛いと思うんだけど、個人的に気になる点があるのでやよいより一歩落ちる感じでしょうか
真はやっぱ声が完全にルージきゅんだから仕方ないね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
顔だけ見てると美人だなーって思うんだけど、喋り始めた途端に「ああ、ルージきゅんが喋ってるなー」と思ってしまうので
どうしても女性キャラとして見れないっていうね、俺がザイリンなら逆に狂喜したんだろうけど…(えー

小鳥さんはなんていうか、静止画で見ると気にならないんだけど、アニメで動いてるところを見ると
ホクロの存在感を感じるんだ…小鳥さんといえばホクロキャラ、それは分かってるんだけど
やっぱり気になるっちゃ気になる。キャプ絵だと本当に分からないくらいなんだがなぁ

響はデルトラ的に言えば野育ちの少女なのがちょっとあれだな、野育ちの少女はな…(えー
常に「俺達の野生、見せてやるぜ!アグレッシブビーストモード!」な感じなので、もうちょい落ち着きがあればいいなーと思います

落ち着きがないと言えば真美はそれ以上でしょうか、こいつは騒がしさがハンパないっすからねー
ハイテンション状態がずーっと続いてるのは見ててちょっと疲れるところがありますね

そして美希はあれだな、ものすごい勝ち組オーラを放ちまくってるのが気になるところかな
他のアイドル達はまだまだ原石というか、「あぁプロデューサーがこれから光らせてやらなきゃいけないんだな」って思うんですけど
美希はもうすでにバリバリに光ってる子というか、ほっといても勝手にスターになるよなって感じで愛着が湧きづらいというかなー
アイマスキャラをおお振りの西浦ナインに例えるなら美希は田島。それも原作以上のチートキャラな印象。
素材がよすぎて何も教えるまでもなくバカスカ打つわ勝つわで、
さすがのモモカンも「田島くんは好きにやってていいわ」としか言えなくなっちゃった的な。

そんなわけで、見た目が可愛いなーと思ってどんなキャラかと見てみたら「ありゃ?」って
なんか一歩物足りない位置にいるキャラが多いですねえ、まあ私の好みの話なんであれですけど
ただ逆に、見た目はそんなでもないけど見てるうちにじわじわ好きになってきたのは律子でしょうか。
律子はけっこう俺は好きだな…どこがいいのか自分でもよく分からないけど好きなキャラだな…(えー  というわけで次回に続く!

美希君…キミはいいアイドルだが
私の心は踊らない。
なぜだか分かるか?
それは君がすでに
道を極めてしまっているからだ!
進化が止まったアイドルを見ていても
退屈なだけだ!
ルージ君!?こ、これだ…!
君こそが私の心を熱くさせる!
見事だよルージ君!
君は本当に楽しませてくれる!
標的はルージ君ただ1人!

こないだのアイマス感想書いた後にこんなのを想像してしまった…
いや、想像したというよりは実際にゾイドジェネシス本編でザイリンが言ってたことなんですけどね
まったくこれほどまでにショタコンを本編で公言するとは、とんでもないキャラだったなザイリンは…



・買う気無かったのにあんな1コマ載せるからゼアルの漫画買っちゃったよおおお小鳥ちゃんマジ天使 by た

小鳥さんマジ天使!?いやーまあ気持ちは分からなくもないですよ、確かに小鳥さんは可愛いですからね
ホクロが多少気になるとこの間書いたけども、小鳥さんは俺と同じ誕生日で年齢も同じ20代後半
もうほとんど俺の分身のようなキャラですからね。非常に親近感が持てますね…って、
ああ、違う?小鳥さんじゃなくて小鳥ちゃん?まあいいか、どっちも同じようなもんだろ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
 


■アイドルマスター 第3話「すべては一歩の勇気から」
 

「(どたどた)ま、待ってよ雪歩!ちょっと!」

「うっ…ううっ…うっうっうっ…ごめんなさい、私…」

「あぁ…しょ、しょうがないよ、今日はたまたま男の先生だったんだから…」

「ほら、鼻水が洋服についちゃうよ…」

「まったく!雪歩の男嫌いのせいで、全然レッスンになんなかったわよ!」

「(がーん)」

「伊織!そんな言い方ってないだろ!」

「なによ!当然のこと言っただけじゃない!」

「そ、そうですよね…私なんか…私なんか…穴掘って埋まってますぅぅぅぅぅぅ!!」

「わーっ!!だめだめーっ!!」

さて今回のアイマスですが、歌のレッスン中に雪歩がドタバタと脱走してしまった場面で始まります
この間は「アイドルの出番はみんな平等」と書きましたが、それでも回ごとにメインキャラは設定されているようで…
今回のメインはこの雪歩ということのようです。それにしても、男嫌いとは聞いてましたが
「レッスンの先生が男だった」というだけで脱兎のごとく逃げ出すレベルだとは…

あと「穴掘って埋まってますぅぅぅ」っていうのは、雪歩がテンパった時についつい口にしちゃう言葉みたいですが、
なるほどそうか…すぐに穴掘って埋まりたがる性格だから、ぷよぷよで掘るのが得意ってことだったのか…(えー
いやまあ、こっちの話でアニメとは関係ないんですけどね、分かる人だけ分かってください:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「降郷(ふるさと)村のみなさーん!765プロ・夏祭り特設ステージにいらしていただいて、
 ありがとうございます!今日は私たち精一杯がんばって、楽しい歌や踊りを披露したいと思います!」

「いやあ皆さん、遠いところよく来てくれました!控え室のほう用意させていただいてるんで、どうぞ!」

「あ、あう…あう…あ…(がくがく)」

「ん?どうしました、お嬢さん」

「ひいえええあああああーっ!!(ずどどどど)」

----------------------------------

「あうう…みんなとはぐれちゃった…」

「おや、何かお探しですか?」

「ひっ!?男の人!?」

「えっ…どうかしましたか?気分が優れないようでしたら、医務室に…」

「ご、ごめんなさいいいいいいい!!(ずどどどど)」

----------------------------------

「はあはあ…なんでこんなに男の人ばっかり…!」

「あっ、荻原さん?」

「ううっ!?」

「プロデューサーさんがお探しでしたよ、ご案内しま…」

「いやああああああああああああ!!(ずどどどど)」

そんなある日、降郷村という村のお祭りに招かれてささやかなショーを開くことになった765プロでしたが…
男嫌いな雪歩は、ここでも村の男性と遭遇するたびにドタバタ逃げまくってしまいます
むー…しかしこれはちょっとな…これほど礼儀正しく親切に接してくれてる村の人を相手に、
ギャーギャー泣き叫んで逃げ出すってのはさすがに失礼すぎるだろ…

「げっへっへお嬢ちゃん可愛いねえ」とか下心丸出しで迫ってくるとかなら分からんでもないけど、めっちゃいい人達だからなあ
私はあらゆるアニメのキャラでいい人が一番好きなので、それを無下にする雪歩にはちょっと引っかかるもんがあるな…

「うーん…なるほど、青年団の人達が怖かったんだね」

「でも、みんな良い人そうだけどなぁ…」

「私…やっぱり無理なのかな…みんなと一緒に頑張りたいけど、いつも足引っ張ってばかりで…」

「雪歩!どうしてそんなこと言うの?ボク、雪歩がどの仕事でも
 一生懸命頑張ってること知ってるよ!」

「そうだよ!足引っ張ってるとかそんなこと言わないで!」

「で、でも…私…」

「不安なのは雪歩だけじゃないよ…?私だって、さっきから緊張で足ガクガクしちゃって…」

「あ、あはは、実はボクも…」

「え…?」

「ね、同じだよ…だから3人で力を合わせて、ステージ成功させようよ!」

「765プロ、ファイト!!」

「う…うん…!」

ところがそんな臆病な雪歩に対して、一緒に頑張ろうと声をかけてきた真&春香…
ビビッてしまって逃げたい気持ちなのはみんな同じ、だから一緒に力を合わせて頑張ろうと…
ふむ…なんていうか、この真・雪歩・春香のトリオは他のキャラよりいつも一緒にいる気がしますね
他には伊織・やよい・亜美真美なんかも仲良し4人組な感じかな?
逆に犬猿の仲なのが真と伊織ですけどね…やっぱり同じ事務所の中でも派閥ってあんのかな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ともかく、真と春香の友情パワーのおかげでなんとか立ち直った雪歩。
そしていよいよショー本番の時間となり、3人でステージへと向かっていくことに…

(うん…もう大丈夫…!怖くない…!)

「くぅーん、くぅーん」

「はっ!?い…犬!?」

「えっ…?」

「ゆ、雪歩…?まさか…」

「い…い…犬だけは…犬だけはダメぇぇぇぇぇぇ!!(ずどどどど)」

ってここまでやってまだダメなんかー!!
お、お前ってやつはー!せっかく立ち直ったかと思ったら、客席にワンちゃんを連れた客を見ただけでまた発狂して逃げ出すなんて!
めんどくせえええ雪歩めんどくせええええええええ(えー
はーまったく…男がダメなだけじゃなくて犬までダメだったとは…
もうこれほどショーに出すことに難儀するくらいなら、アイドルを諦めた方がいいレベルだろ…

あの…私…スクール辞めます…
分かったんです…私みたいに中途半端で
目標も持ってないような人が
アイドルやってちゃいけないって…
だから…もう、辞めようと思います…
いいわよ、辞めても。
引き止めてもらえるとでも思った?
この世界はそんなに甘いもんじゃないの…
日本だけじゃなく、世界中に
アイドルを目指している子は
百万といるのよ?
ちょっとでも迷いがあったり
弱気になったら、後から来た子達に
すぐ追い抜かれてしまうわ。
そしてやがて、みんなから忘れ去られる…
ここはそういう世界なの!
あなた一人に
誰も手を差し伸べたりはしない!

少なくともプリティーリズムならこのくらいは言われてるぜ…(えー
次回に続く!

(C)TOMY/syn Sophia/テレビ東京/PRA製作委員会


■アイドルマスター 第4話「自分を変えるということ」
 

千早、ヨゴレの仕事でブルーになるの巻
そんなわけでアイドルマスター第4話ですが、今回は千早がメインとなる話でしたね。しかし内容の方はなかなかに波乱な感じで
・歌の収録かと思って張り切って行ってみれば、単なるお色気ヨゴレ番組だった
→「こんな番組なにが楽しいんですか?」と本音をぶっちゃけてしまい周囲の空気を凍らせる千早
→それでも春香たちと励まし合ったり、なんとかやる気を出して無事に収録終了
→「よく頑張ったな!みんなでメシ食いに行くか!」「やったー!」とプロデューサー達が盛り上がる中、
 
「私はいいんで帰ります」と1人だけ付き合わずに帰ってしまう千早(終)
と、こんな感じの内容だったわけですが…まあなんと言いますか…
前回の雪歩がアレすぎたせいもあってか、今回の千早も「また問題児かよ…めんどくせぇ事務所だな…」
ついつい思ってしまうなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  千早は雪歩よりはまだマイルドだったとは思うんですが…うーん

「ええーっ!?それ本当!?みんな、プロデューサーが
 甘いものごちそうしてくれるんだって!」

「わぁ!やったー!行きます!!」

「それはまこと良き考えですね!」

「いやあ、今日はみんな頑張ったからな!」

「ふふ、何が良いでしょうねえ」

「千早ちゃんも行こうよ!」

「私は帰るわ。すみませんプロデューサー、失礼します(すたすた)」

「あ、そうか…お疲れ様」

やっぱこの場面がまずかったよな…(えー  あまりにも千早だけ浮きすぎてたというか…
さすがにこれは付いて行かなきゃまずいだろう!職場の人間関係にヒビが入るレベルですよ!
とはいえ私もこういう仕事後の飲み会はよくサボる方だけどさ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
いやだって、ねえ、飲み会なんて出てたらその日の更新ぜってー無理ですから!
1日でも多く更新しようと思ったらさっさと帰るしかないから!しょうがない!しょうがないんだよ!
ああでも俺は周囲から見たらこんな風に見えてるのか…なんかちょっとへこむなぁ…(えー

あ、そうそうそれと、千早の声優ってぷよぷよ7のあんどうりんごと同じ人がやってるんですね。ほげー全然気付かなかった…
しかしそうか…りんごと同じという事はあれか

「ところでまぐろくん、久しぶりにアレを見せてよ!」

「アレって、アレのことかい?ちょっと恥ずかしいな…」

「わたしはアレ、好きだよ!恥ずかしがることなんて何もないよ!さあガバッと出してみせてよ!アレを!」

「こ、ここで…?色々キケンじゃないかな」

「他に誰も見てないよ、大丈夫!」

「ほんとに出すの…?」

「ええーいまどろっこしい!」

「仕方ないなあ、ちょっとだけだよ」

「わくわくドキドキ!」

「(ちらっ)」

「おおー久しぶりに見たけど、やっぱりコレだね!」

と、男のアレを見て喜ぶ淫乱なわけですね(えー
とんでもない事実を隠してやがったぜ千早め、この淫乱が!
しかし関係ないけど、最新作のぷよぷよ!!をやった後にぷよぷよ7をやってみると
7のりんごがぶっさいくに見えちゃってやばいな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
いや、7だけやってた時はそんなこと思わなかったんですが…ぷよぷよ!!で可愛くなりすぎてしまったんや…まさかこんな弊害が…
まあ俺のラフィーナは7でも今でも可愛いんですけどね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!


■アイドルマスター 第5話「みんなとすごす夏休み」
 

「あつい…あつい…あーついー…!」

「真っ白なスケジュール…壊れたエアコン…オンボロのエアコン!役立たずのエアコーン!」

「あーはいはい、明後日には修理が来るから…」

「遅いよー!真美たちドロドロに溶けて怪獣ヘドロになっちゃうよー!」

「はぁー…自分の実家はちょっと行けばすぐ海だったんだけどな…
 ちゅら海が恋しくなってきたぞ…」

「海かぁ…はっ!?そうだ!プロデューサーさん、海ですよ海!」

「え?」

「慰安旅行だな!」

「なっ…む、無茶言うなよいきなり!」

「兄ちゃ〜ん!いやん旅行行きたい!いや〜ん!」

みんな大好き水着回キター!!
今回のアイマスは、仕事のスケジュールが何週間も空きまくりで事務所のエアコンもぶっ壊れ
「あーもーやってらんねー海にでも行こうぜ」とアイドル達みんなで慰安旅行をするというストーリーです。
事務所的には破滅しそうだけど番組的にはおいしい展開だな!(えー

それにしても真美のやつ、「真美たちドロドロに溶けてヘドロ怪獣ザザーンになっちゃうよー!」だなんて…
帰ってきたウルトラマン第1話でタッコングに殺されただけの怪獣を例に出すとはなかなかマニアックだな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「「「わっはぁー!!海だぁー!!」」」

「美希が一番なのー!!」

「一番は自分だぞぉー!!」

「あっ、させないよー!!」

「目標まで30m!とっつげきー!!」

「ま、待ってよぉー!」

「あぁもう、荷物を放りっぱなしにして…」

そんなわけで海に到着し、それはもうはしゃぎまくりで海辺に突撃していく一同。
さすがに水着となると美希・あずさ・貴音あたりの巨乳キャラがエロすぎてやばいですが
個人的には律子が意外にも一番エロ可愛くてびびる
で、でけぇ!地味キャラに見せかけて実はすごい胸でけぇよ律子!これだけの体を持ちながらアイドル引退しちゃったのかよ!(えー
ちなみにアイマスキャラを胸の大きい順に並べてみると

あずさ:91
貴音:90
律子:85
美希:84
響:83
春香:83
雪歩:80
伊織:77
亜美真美:74
真:73
やよい:72
千早:72

と、なるそうです。律子って相当戦闘力たけえな…美希よりも上なのか…
私の中では美希=巨乳というイメージがあったので、律子がそれを超えているのはすごく衝撃的でした
なんだかアニメ見てから律子の株がどんどん上がっていくなー。今や私の中ではやよいに次ぐ2番手レベルですよ



しかしこのおっぱい数値を見ながらさっきのこの画像を見てみると
巨乳最強の3人に囲まれる最弱キャラ千早って感じであまりにも残酷すぎる…(えー
スタッフは何を考えてこんな組み合わせを…もうやめてあげて!

うーむしかし、そういう胸の大きさは置いといて
総合的な可愛さでは↓の響にかなうものはないと思います
やばいよ何この響可愛すぎるだろ…前からうすうす思ってはいたけど外見に関してはアイマスでも最強クラスだな…
性格が野育ちの少女なのがアレだけど外見に関してはな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あむあむ…あああ…!おいしいです!本当においしい…あぁあぁ…」

「おかわり一杯あるからね!」

「ふふ、野外での食事は格別の趣がありますね…」

そして夜にはバーベキューをして、うまい焼き肉を口いっぱいにほおばる一同。
この焼き肉の美味しさをひたすらに堪能するやよいの素直さがたまりませんよ!あぁ可愛いなあもう
今回は全体的にみんなすげぇ可愛いんですけどそれでもやよい最強の座が揺らぐことはないな…
やよいは家が貧乏だから、こういう焼き肉を食べる機会ってないんだろうなー、そう考えると余計にこの姿が愛らしく感じるというか
いろいろとタッパーに入れて家に持ち帰らせてあげたくなるぜ…(えー

それにしても焼き肉を食べて「おいしい〜!」と堪能するこの場面、私が連想したのはもちろんアレですよアレ


(C) 安部真弘/秋田書店

完 全 に 一 致
焼き肉食ってた時のイカちゃんとそっくりだこれええええええええええええええええ!!
奇しくも私がひいきにしているキャラ同士が同じことをやるとはなぁ…
なんというか、2人とも「美味しいものに感激する」という当たり前のことを最大限にやれるところがいいですよね
電波女のエリオとかもそうですが、私はこういう素直で純真さの固まりみたいなキャラってやつにすごく弱いですわ…
それとこういうタイプのキャラはエロ同人を読みたくならないのが特徴的だな…(えー
和み系で癒されるタイプの可愛さだからな…それをエロ化するっていうのはなんか違う気がするんだ…

「ただいまなのー!」

「ひゃー涼しい!エアコンが直ってるー!」

「ん〜充電完了!さあ今日から頑張るぞー!」

「うおっほん!私がいない間にずいぶんリフレッシュできたようだね…」

「あ、しゃ、社長…」

「ところで律子くん、君が進めてくれていた新ユニット企画”竜宮小町”…
 始動が正式に決定したよ!おめでとう!」

そんなわけで思う存分海を堪能して事務所へ帰ってきた一同でしたが…ここで竜宮小町キター!!
うわああああああああやめろやめろやめろやーーめーーろーーよーー!!(えー
この竜宮小町、一体どういうことかと言うと律子・伊織・亜美・あずさがみんなから離れて、別ユニットとして活動していくということです
別名リストラ小町。今回せっかく律子が株を上げたのに「律子くん、あなたにはチームから
外れてもらいます」
とかこんなのありかよ!勘弁してくれよ!(えー
しばらくはみんなでゆるい日常を続けていくと思ってただけに、この急展開は俺としては受け入れがたいものがあるんだが…次回に続く!


13日の感想、肉を食べてるやよいと完全に一致・・・してないよぅっ!?

な…なにをう!?あれが一致していないだって!?そんなこと認めてたまるかよ!(えー
「おいしい〜」とただ焼き肉を食べているだけなのに最高にかわいいという点であれほど共通しているというのに…
俺は前もってあのイカちゃんの焼き肉画像をスキャンしていたことに運命すら感じたんだぜ!
(C) 安部真弘/秋田書店

そもそもあのイカちゃんの焼き肉回当時、「今週のイカちゃん可愛かったな!」とチャット仲間に話してみたところ
「いや…話の方は本当にただ焼き肉食っただけだったよね…」と冷めた感想を言われてしまい

いやちょっと待てよ着眼点はそこじゃねーだろ、「焼き肉を食う」という実にどうでもいい動作が
最高に可愛く見えるというところに価値があるんだよ、無価値な動作に「可愛い」という価値を与える
それも読んでるこっちが十分に満足するほどの最高の可愛さ
これは焼き肉に限った話じゃなく、イカちゃんはあらゆる動作を可愛く見せられるだけの
ポテンシャルを持つキャラクター、その際限のない創造性こそイカちゃんの素晴らしさ
何をやっても可愛い、そこにいるだけで可愛い、イカちゃんマジ可愛い

ということを伝えようとしたものの、チャット仲間達はなんだかピンと来てないような感じで
結局誰に賛同されることもなく、ちくしょーと思いながら自分のサイトで「焼き肉食うイカちゃん可愛かったな!」と紹介したわけですよ
しかしこの賛同者のなさは心細いものがありました、俺の感じた価値はまやかしに過ぎなかったのか?という気持ちが
心の隅でずっとくすぶっていたわけですが
それを吹っ飛ばしたのがこの間のやよいですよ。
焼き肉を食うというその動作だけで可愛い、それだけで見てるこっちが満足させられる…
価値のないところに価値を作る、イカちゃん達の可愛さにはそれができると改めて感じたわけですよ

やよいだって同じだ!
だからイカちゃんの可愛さは!
本物なんだッ!!

まさに「(誰も賛同してくれないし)俺には居場所がない…」と迷いを抱えていたところへやよいと言う名の遊馬が現れて
俺の迷いを吹き飛ばしてくれた格好です。このデュエル勝つぜ遊馬!!(えー
それなのにやよいとイカちゃんが一致してないですって!?同じではないですって!?
冗談じゃねーぜ!そんなこと俺は認めねー!誰がなんと言おうと絶対に認めねー!絶対に絶対に

と思いながら確かめてみたら一致してませんでしたああああああ
いつの間にかあああああああああああ
あ…?あ…?えっと…「一致してない」っていうのは要するに「イカちゃん画像の表示がおかしくなってて見えてない」ってことだったのか…?
えっと…とりあえず画像は直したけど…こ、これでよかったのか…?今まで俺が熱弁した意味は…?


(C)井上雄彦/集英社

なぜオレはこんなムダな時間を…(えー

■アイドルマスター 第6話「先に進むという選択」
 

「すごいですね竜宮小町!ついこの間デビューが決まったかと思いきや、
 あっと言う間に忙しくなってきましたよ!」

「うおっほん!いまや竜宮小町は、我が765プロの社運を賭けたアイドルユニットだ。
 よろしく頼むよ!」

「はい!せっかく掴んたチャンスなんだから、絶対に無駄にはしたくないです!
 やるからには全力でやりますよ!ではちょっと出てきますので!(つかつか)」

「あのう、今日律子たちは…」

「あっ、アミューズメントミュージックの打ち合わせですよ」

「ええっ!?あの歌番組に出られるんですか!?」

「ええ、あの人気番組に出られるなんて夢のようです!
 それに今週末には握手会、レコード店でミニコンサート…
 わぁ〜、オフが1日もなくなっちゃいましたね!」

さて前回、ラストでいきなりユニット結成の話が持ち上がった伊織・亜美・あずさの竜宮小町でしたが…
これがなんと物凄い勢いで脚光を浴びての超大ヒット。
前回はスケジュールが一ヶ月くらいなんにもないから慰安旅行いこーぜとかいう状態だったのが、
今となってはスケジュールが1日残らず埋まり切ってまったく休みがないという、信じられないことになっていました

これまでヒットを飛ばせず苦しい経営が続いていた765プロにとって、
竜宮小町は会社の救世主のような存在…他のアイドル達より一気に遥か先へ行ってしまいましたね
というかこの竜宮小町で一番すごいのは、亜美がちゃんと可愛く見えるところだと思います

亜美といえば今まで俺の中では真美の劣化版に過ぎなかったというかなんというか…
そんな亜美が真美のいないユニット、それも3人という少数メンバーの中に入ったことで、初めてその可愛さが認識できたというかね
↓ほら亜美と真美が並んじゃうとぜってー真美の方が可愛いから…(えー

「うふふふ、みんな可愛いなぁ。まるで竜宮城のお姫様みたいで…ハッ!?
 竜宮城と言えば…玉手箱…!?」



「開けるなと言われればッ!
 余計に開けたくなる…っ!!」
「ば…馬鹿なッ!!」

ドッシュウーーッ

”次回、衝撃の最終回!”

つーかこの妄想はなんやねん!!
こ…小鳥さん意味わかんねえええええーー!!竜宮城と言えば玉手箱、玉手箱と言えばジョジョってどういう発想だよ!
まさかこんなところでジョジョが出てくるとはな…小鳥さんの頭の中がどうなってるのか俺には理解できねーぜ…

「あ〜、ずいぶん差が出ちゃったな…なんとかしなくっちゃ…!
 みんな聞いてくれ!俺も律子や竜宮小町に負けないくらいに、
 みんなをプロデュースしようと思っている!だからみんなも頑張ってくれ!」

「「「…」」」

「…あ、あれ?みんなノリ悪いじゃないか!もっと気合い入れて行こう!」

「ですがプロデューサー、そう闇雲に頑張れと言われましても…」

「そうだよ兄ちゃん!頑張りたくても真美たち、全然お仕事ないんだもん」

「自分もやることさえあれば、プロデューサーの言う通り頑張るぞ」

「う、うぐ…ようし、じゃあまずは俺が全力で仕事を取ってきてやるからな!
 765プロ、ファイッ!オーーッ!!」

「「「お、おお〜…」」」

そんな中、竜宮小町の大躍進に焦りを感じて、他のアイドル達もどうにかしようと奮起し始めたプロデューサー。
とはいえ、こちらのメンバー達はヒマすぎて慰安旅行した時となーんも変わらないほどスカスカのスケジュールのままで
頑張ろうにもやる事がなにもない状態…そのためには、まずプロデューサーが仕事を取ってこなければ話にならんわけですが…

「この子がウチの新人アイドルの如月千早です!よろしくお願いします!」

「えっ?ああ、どうも」

「これすごくいい曲なんですよ!そうだ千早、今ちょっと歌ってみてくれないか!?」

「えっ、こ、ここでですか!?」

「いやいや、こんなとこで歌われてもね…!」

「あ、あはは…」

あ、あちゃ〜…しかしそのやる気が完全に空回りして、勢いだけのバカげた交渉をし続けるプロデューサー!
もはや完全にただの痛い奴として、アイドル達も交渉相手も「何こいつきめえ…」と表情が曇るばかりです
アイドル達の魅力を引き出してやるのがプロデューサーの役目なのに、自らこうしてみんなを暗い顔にさせてるんじゃどうにもならんな…

《た、大変ですプロデューサーさん!いまイベント制作会社から連絡が来て、
 「おたくのアイドルがまだ1人来てないけどどうなってるんだ」って…!
 確かこのイベント、響ちゃんが行くことになってたと思うんですけど…》

「あぁ…!?す、すいません、ダブルブッキングです…!
 響は今、俺と別の現場に来ていて…!」

《…そうですか…どうしましょう、響ちゃんにはそっちの仕事をしてもらって、
 代わりに誰かに行ってもらいましょうか…?》

「は、はい!よろしくお願いします!」

ってうわああああああ!!その後もプロデューサーの迷走は続き、事務所にさらなる問題を呼び込む結果に!
やっといくつか仕事を取ってきたと思ったら、今度は響の仕事を同じ日にダブらせていたという無能ぶり…
すでに仕事中の響はそこから離れることができず、代わりに美希が緊急出動することになってしまいます

「お、お願いです!あと少しでもう1人来ますから…!」

「いいよもう遅いから!ダンスの振り、その子のためだけに段取る時間なんてないからね!」

「で、でも…」

「遅れてごめんなさいなのーっ!!」

「み、美希!?よかった、これで…」

「君ねぇ!今さら来たってもうすることないからね!!っとに…!(すたすた)」

「え、あ…」

ああ…しかし、せっかく美希が急いでやってきたものの、現場監督の怒りはすでに限界を超えた状態!
この仕事は真も一緒にやることになっていたようで、必死に監督をなだめてくれていましたが…
「こっちの予定メチャクチャにしやがって、誰がテメーなんざ使うかクソが」と監督の激怒っぷりはすさまじく、
もう何を言っても美希の出番はないという状態でした

「真くん、美希にダンス見せて。美希、一回でダンス覚えるから」

「えっ?わ、分かった…(ぱっぱっぱっ)ここでこうして、こうやって…じゃあ、もう一回繰り返すよ」

「ううん、続きを教えてなの」

「え…!?い、今のでもう大丈夫なの!?」

「うん。だから続きを教えて」

って、な、なにぃ!?なんとそれでもここでの仕事に参加するために、
すでに段取りを教えられていた真からダンスを習う美希!それもただ普通に習うというわけではなく、
1度見ただけで真の動きを完璧にモノにするという驚異の学習能力を発揮!
マジかよ美希!前から明らかにアイドルの資質はズバ抜けてると思ってましたが、
それでもまだ真価をまるで見せていないほど底知れないレベルだったのか!?
言うなれば、現状ですでに765プロナンバーワンなくらいの実力があるのに

このミキは変身をするたびに
パワーがはるかに増す…
その変身をあと2回も
ミキは残している…
その意味が分かるな?

というくらいにどこまでも底が見えないというかなんというか…(えー

「(どたどた)はあ、はあ…!す、すいません!」

「ん…?」

「765プロの者です!この度は本当に申し訳ありませんでした!全部自分が…!」

「いやいや助かったよぉ!美希くんだっけ?彼女スゴいね〜!
 まあ遅刻は困るけど、また頼みたいと思ってるよっ!(ドンッ)」

「え?あ…え?」

「凄かったんですよぉ美希!一発で振りを覚えちゃって、本番もバッチリでした!」

「えへへへ」

「そ…そうなのか…?はあ〜…」

そして美希たちのイベントがちょうど終わった頃、死ぬような思いでやってきて謝罪しまくるプロデューサーでしたが…
なんとあのガンコそうな現場監督でさえ、美希のとんでもない資質を目の当たりにしてすっかりゴキゲンになっていました
いやはやなんというか…あれほど切れていたガンコ親父さえもあっさりと魅了してしまうとは…
美希が本気出したら竜宮小町どころじゃないな…一体どこまで行くんだろう

そんなわけで、竜宮小町大活躍 → プロデューサーやる気出す → 空回りする → 反省というのが今回の話だったわけですが
美希のスター性は竜宮小町さえも凌駕するほど凄まじいという
美希株がドカンと上がった話でもありましたな…もう美希が一度注目されてしまったら
誰も追いつけないほど一気に羽ばたいてしまいそうな気がするな…次回に続く!






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