■カードファイト!!ヴァンガード 第20話「秘められたメッセージ」

 

「ゴールイーン!さあカムイちゃん!約束通り結婚ねー!!」

「い、嫌だぁーっ!!た、確かに俺は負けたが、チームQ4が負けたわけじゃねえ!
 あの約束はお預けだぁぁっ!」

「ええーっ!?」

「あ、そうか。先に2勝したチームの勝ちなんだ…次のカイ君が負けるわけないし、これで1勝1敗…
 あれっ!?て、てことはその次の僕で勝ち負けが決まっちゃうってこと!?」

「お願いしますよお兄さん!ゴウキの奴に勝ってくださーい!」

さて前回、結婚を賭けたナギサとの戦いに敗北し、執拗に求婚を迫られていたクソガキさんでしたが…
「あの約束はチームが負けたらの話ですよクソッタレ」と苦しい言い訳をして、なんとかナギサから逃れようとしていました
というか「なるほどこれで1勝1敗か…」ってもうカイ君の勝ちを数えてるアイチ自重
まだ始まってもないファイトで勝ち宣言とか相手に失礼だろうが!まったくカイ君が絡むといつもこうなんだから…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あ、あわわ…ミ、ミサキさん!やっぱり代わってください!」

「え、ええ!?」

「何言ってるの…?」

「こ、このままじゃ、僕のせいでチームQ4が…」

「最後までやるって言ったでしょ」

「あ、あうう…」

って、ところがチームの勝利が自分の肩にかかっているとあって、オドオドと臆病風に吹かれてしまったアイチ!な、なんと情けない!
うーん、自分1人だけで戦うならまだしも、仲間4人の命運を賭けた戦いとなるとまだまだ自信が持てないってことなんでしょうか
なんにしろ、ここは主人公としてさっさと立ち直ってもらいたいところですが…

(ど、どうしよう…無理だよ、僕なんかじゃ絶対無理…
 はっ!?そ、そうだ!僕がここからいなくなれば、きっと代わりにミサキさんが!)

ゲェー!?しかし立ち直るどころか、「そうだ逃げ出しちゃえばミサキさんが勝手に出てくれるぜ!」などと
さらにトンチンカンなことを考え始めたアイチ!なんじゃその後ろ向きな思考!雑兵すぎっぞ!!(えー
なんか初期の雑兵アイチが帰ってきた感じだな…「ぼ、僕は…後ろの方で、いつでも逃げられるようにしてます…ね…」って
1話の時と考えてることが一緒じゃねーか!しっかりしてくださいよ!

「一度でも逃げた奴と、俺が戦うことはない」

「えっ?カ、カイ君…」

ところがその時、そんなアイチの姿に失望したように小さい声でつぶやくカイ君!
敵前逃亡するようなチキン野郎とは戦わない…ふむ、アイチにとってはカイ君とのファイトが一番のごほうびですからね、
こうまで言われちゃ、少しはやる気も出てきたんじゃないでしょうか。
というかカイ君もなんだかんだで少しは仲間のこと気にかけてるんだな…意外だ…


(C)三条陸・稲田浩司/集英社

フン失敬な!仲間を見捨てて
逃げちまうようなヤツは
最低のクズだっ!!
(えー

《さあ続いて中堅戦に参りましょう!チームQ4・櫂トシキ!
 対するはチーム男前…えっと…小松原ジャパンカオル?これって本名なのかな…?》

「イエーッス!ジャッパーーン!!気合い入れるぜジャパン!
 全国大会出場経験のあるこの俺様が、速攻で決めてやるジャパーン!!」


「…」

ってなんじゃこのアホアホ一直線な相手は!?
一体どんな奴がカイ君と戦うのかと思いきや、名前もジャパンで語尾もジャパンでジャパーンジャパーンと常にやかましい
珍妙なジャパン野郎が登場!明らかに秒殺されそうな雰囲気プンプンじゃないですか!(えー
こんなんでカイ君の相手になるのか!?それにしてもヘンテコな喋り方をするやつだなぁ…


(C) 安部真弘(週刊少年チャンピオン)/海の家れもん

まったく語尾がジャパンだなんて
おかしな奴でゲソ
人間の考えることは
分からないでゲソ
私のように普通に
喋るといいでゲソ
(えー

「アイアンテイルドラゴンでサムライスピリットを攻撃!」

「ジャ、ジャパーン!?」

ズッバアアアアン!!(ジャパン:ダメージ1)

「鎧の化身バーで攻撃!(しゅぴっ)ゲット、クリティカルトリガー!ダメージ2を与える!」

「んがぁ!?そ、そんないきなり!?」

ズバズッバアアアアン!!(ジャパン:ダメージ3)

-------------------------------------

「くっ、今度はこっちの番ジャパーン!ルインで鎧の化身バーを攻撃!」

「ノーガード」

ズッバアアアアン!!(カイ君:ダメージ1)

「まだまだジャパーン!サムライスピリットで攻撃!」

「ノーガード」

「え…?」

ズッバアアアアン!!(カイ君:ダメージ2)

「はっはっはぁ!これが全国大会に出場した俺の実力ジャパン!おりゃあジャパーン!!」

「ノーガードだ」

ズッバアアアアン!!(カイ君:ダメージ3)

「な、なにやってんだよカイの野郎!なんでガードしねえんだよ!?」

そんなわけで2人のファイトが始まりますが、どういうわけかジャパンの攻撃をまったく防ごうとしないカイ君!
その気になればいくらでもダメージを防げるはずなのに…まあ攻撃面ではいつもの通りクリティカルをドカスカ引きまくってるので
一応どちらもダメージは似たようなことになっていますが…

「カイ君…どうしてノーガードなんて…」

「イメージしろ」

「へ?」

(あっ…カ、カイ君…もしかして僕に何か、伝えようとしているの…!?)

とその時、困惑しきりなアイチに答えるように一言ぽつりとつぶやいたカイ君!
イメージしろ…つまり自分で考えろってことですか。この妙なノーガード戦法は、臆病なアイチにやる気を出させるための作戦なのか…?
しかしノーガードなカイ君を見て一体なにを感じろというのか…はっ(゜д゜)
痛めつけられるカイ君の姿にアイチ大興奮→テンションMAXで決勝へ こういうことですか!?(えー

(イメージ…カイ君…)

「やってやるぜジャパーン!スケルトンの見張り番で攻撃ジャパン!」

「ノーガードだ」

ズッバアアアアン!!(カイ君:ダメージ5)

(カイ君…どうして…カイ君…)

「(ニマアッ)」

ってああ!?とうとうダメージ5まで追い詰められたその時、ニンマリと不敵な笑みを浮かべたカイ君!
そ、そうか!そういう事だったのか!謎はすべて解けた!あと1発食らったら負けの状況でこの笑み…
これでカイ君の考えはすべて読めましたよ!そう、カイ君がわざとダメージを食らいまくっていたその理由とは…

ライフ1になると嬉しくて仕方ないドMだったんだよ!!(えー
いやあそうだったかー、やっぱりカイ君もそうだったかー:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ライフ1になった瞬間に邪笑を浮かべるとはホンモノですな、一流のカードバトラーはみんなこうなるものなんですね!

「あっ…!?そうか!ガードをしなかったんじゃない…しなくても勝てるって分かってるんだ!」

と、まあ冗談は置いといて…ここでアイチもカイ君の真意に気づいたようですね。
それによると、カイ君のノーガード戦法は「ガードなんてしなくても余裕で勝てる」という自信の表れだったんだとか…
うーん、そうなのか…でもそれって全然アイチへのメッセージになってねえ気がするんだが…(えー
単に「ノーガードでも勝てる俺様つえー」ってやりたかっただけかよ!なんじゃそら!

えっと…好意的に解釈するなら、この圧倒的な自信を見せつけて、弱気なアイチの手本になろうとした…とか…?
まあなんかちょっと無理ある気がしますけど…やっぱ一番しっくり来るのはドM説だよな…(えー

「はっはっはぁ!これでダメージは5対5!
 次のターンさえやり過ごせば、絶対に俺様の勝利ジャパ…」

「ファイナルターン!!」

「ぶふぅ!?ファ、ファイナルターンだとォ!?ふざけるなジャパーン!
 このターン絶対に俺様が守り切って、全国大会出場を決めてやるジャパン!!」

「ドロー…ブレイジングフレア・ドラゴンにライド!(POW10000)」

ギャオオオオオオン!!

「おひぃ!?」

「ガトリングクロウのスキル発動!ブレイジングフレアのスキル発動!
 サザーランドのスキル発動!さらに鎧の化身バーをコール!」

「ぜ、絶体絶命ジャパン…!」

「コンローのブーストを加えて、ブレイジングフレアの攻撃!(POW18000)」

「あああ…ダ、ダメだ防げない…!」

「クックックックッ…ツインドライブチェック…一枚目…!(しゅぴっ)二枚目…!(しゅぴっ)
 ゲット…クリティカルトリガーダブル!!(POW28000)」

ズバドバズッバアアアアアアン!!(ジャパン:ダメージ8)

「うっぎゃあああああーーっ!!」

そして最強鬼畜オーバーキルキター!!うわあああああああ!!
とうとうお互いのダメージが5まで溜まったその時、ファイナルターンの予告をかまして一気に勝負を終わらせてしまったカイ君!
POW18000の時点で「もうダメだ防げない〜!」と負けを覚悟していたジャパンでしたが、
そこからさらにクリティカルトリガーを連発して徹底的にダメ押し!
お、鬼か!鬼かきさまー!!まさか2枚同時にクリティカルを引いてくるとは…マジでカイ君のクリティカル率は異常すぎるだろ!

↓そんなクリティカルを引いた瞬間の顔がこれですよ、なんという邪悪!
さっきはカイ君をドMと言いましたが間違いだったようです、こいつは完全にドSや!真性のドSや!(えー

《決まったぁぁぁーっ!!中堅戦、勝ったのはチームQ4!見事な勝利ですーっ!!》

「フン…」

(す、すごい…カイ君、本当に凄いや…!僕なんかとはレベルが全然違う…!
 僕も…君みたいに強くなって、君とまた戦ってみたい…!
 なのに負けることや逃げることばっかり考えて…こんなんじゃダメだ…!!)

そんなわけでジャパンとの戦いを余裕の圧勝で終わらせてしまったカイ君。
そのカイ君の勇姿はすっかりアイチに火をつけてしまったようで、臆病モードからようやくまともな状態に戻るのでした
ふむ…結局カイ君のメッセージはなんだったのかよく分かりませんが、最終的にはやっぱり
「カイ君かっこいい!カイ君大好き!カイ君と戦いたい!」でやる気出すのかよ!(えー
結局アイチの原動力は今日もカイ君だったということか…本当に相変わらずだなこいつは…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!


 


※本日の謎ミルキィ※

(C)サンライズ・メ〜テレ


■カードファイト!!ヴァンガード 第21話「決勝での再戦!!」 第22話「舞い降りた聖龍」

 

《地区大会決勝・チーム男前vsチームQ4!いよいよ大将戦です!
 この戦いが地区大会のファイナルファイト、さあ全国へ行くのはどっちだ!?》

「「スタンドアップ!!ヴァンガード!!」」

「行くぞ!サムライスピリットのブースト!
 案内するゾンビをパワーアップし、マロンにアタック!」

ズッバアアアアン!!(アイチ:ダメージ1)

「くぅ…!」

「続けてロマリオでアタック!」

ズッバアアアアン!!(アイチ:ダメージ2)

「うわあああーっ!!」

「い、いきなり2ダメージ…!?お兄さん頑張ってくださあああい!!」

「ふふふ…貴様の力はお見通しだ!この俺には決してかなわんッ!!」

この地区大会編もいよいよ大詰め、全国大会への切符をかけてゴウキと激突することになったアイチですが…
しかしファイトが開始したかと思えば、いきなりゴウキの速攻がガスガスとアイチに炸裂!
うーむ、ゴウキは一度アイチとやって勝った経験もあるだけに、「決勝の相手がこいつとか余裕だわーマジでカモだわー」
すでに自信満々勝つ気満々であります

(さすがはゴウキさん…でも僕は逃げないって決めたんだ!
 この場からも、気持ちの上でも!だから僕は…変わってみせる!)

「立ち上がれ僕の分身!ライド!ブラスター・ブレード!!」

(ん…?ちょっと気合い入ってる…?)

「ブラスターブレードでロマリオにアタック!さらに沈黙の騎士ギャラティンでアタック!」

ズバズッバアアアアン!!(ゴウキ:ダメージ2)

「くっ…!(こいつ…以前とは違う…!?)」

がしかし、ここで奮起したアイチもすかさずやり返して互角のダメージを与える結果に!
例の恥ずかしいセリフをさらにリキんでシャウトするという熱の入れよう…観戦しているミサキさんも
「いつもより恥ずかしいセリフが気合い入ってる…」とアイチの張り切りに目を丸くしております。ああ恥ずかしい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

それにしても、「逃げてばかりだった自分を変えてみせる」というアイチのこの決意は…
どうやらこのファイトは、アイチが雑兵と言われていた臆病な自分から卒業するという意味も込められているようですな

(ゴウキさんは強いけど、チームQ4のみんなのためにも…絶対…絶対に勝つんだ!!)

「行きます!降臨せよ戦士たちの主!ライド!騎士王アルフレッド!
 受けよ聖剣の偉大なる力を!グレートソードアターーック!!」

そしてさらに恥ずかしいシャウトを炸裂させ続けるアイチ
ちょ、ちょっと!さすがに少し落ち着いてくださいよ!グレード3のアルフレッドを出して勢いづくのは分かりますが、
普通の攻撃するのにも「グレートソードアターーック!!」と叫ぶのはどうかと…(えー
今までアルフレッドで攻撃する時って「アルフレッドでアタック!」としか言ってなかったよね?
アイチのやつテンション上がりすぎてちょっと心配になってきたな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



ズッバアアアアン!!(ゴウキ:ダメージ5)

「せ、船長がもう5ダメージに…!」

「あっちはまだ4ダメージジャパーン!?」

「あいつ…お兄ちゃんを押してる!?」

「ふふ…いいファイターになったな、俺に5ダメージを与えるとは大したもんだ。
 ほうびに見せてやる!グランブルーデッキの本当の恐ろしさをな!(しゅぴっ)」

「あ、あれは…!竜魂乱舞のカード!?」

「七つの海に君臨する暴虐の王!ライド!魔の海域の王バスカーク!」

って、その後も快進撃を続けるアイチに対して「そうはさせんぞ」と奥の手を出してきたゴウキ!
何かと思えば新発売のカード!新発売のカードじゃないか!(えー
わざわざアイチに「あれは竜魂乱舞(新発売)のカード!すごいなーあこがれちゃうなー」と言わせるとは、
なかなかに商魂たくましいなヴァンガードスタッフは…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

というか今回、アイチとアルフレッドの作画がすげえイケメンなのにゴウキが残念すぎるんだが…(えー
これは差がありすぎるだろ!ゴウキの顔も少し何とかしてやれなかったのか…

「見るがいい!バスカークの魔の力を!」

「その恐ろしさに震えろジャパーン!!」

「くっ…」

「バスカークでアルフレッドにアタック!」

「閃光の盾・イゾルデでガード!イゾルデのスキル発動!
 手札のロイヤルパラディンを1枚捨てることで、相手の攻撃を無効にできる!」

ガッキイイイイイン!!

「な、なにぃ!?」

ってここで鉄壁の萌えカードきたああああ!!
なんとここでアイチが出してきたのは、相手の攻撃を無効にできる萌えカード・イゾルデ!
あえなく新発売のバスカークはその攻撃を防がれてしまったという…ああ、新発売のバスカークが…新発売の…(えー
そうそう、萌えカードといえばゴウキもこないだ使ってた「荒海のバンシー」を今回も使ってましたね
この土壇場にきてまさかの萌えカード対決…さすがはヴァンガードと言わざるを得ないぜ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「ブルーブラットでアルフレッドにアタック!」

「幸運の運び手エポナでガード!」

ガッキイイイイン!!

「ち…もう1体のブルーブラットでアタック!」

「ういんがるでガード!」

「その程度でこのブルーブラットは止められんッ!」

「さらに真理の騎士ゴードンでインターセプト!」

ガッキイイイイン!!

「な…!?ぐっ…ターンエンド…!」

「バ、バカな!?今の攻撃で1ダメージも与えられないなんて!」

そしてなんと、その後に続くゴウキの攻撃をもすべて完璧に止めてしまったアイチ!
一体どうしたんでしょうか今日のアイチは、普段ならファイト終盤はたいてい劣勢で「どうしたら勝てるんだ…」と巻き返しをはかる場面ですが、
今日はリードを保ったまま勝ちの流れを作っているとは…まさか大会決勝でこうもアイチが覚醒するとは思いませんでした

(よし…ゴウキさんを倒せるチャンスだ…!残るは1ダメージ、なんとしても削り切る!)

ピッキイイイイイイン

「え…!?」

「む…?」

(こ…この…感覚は…!?)

「お、お兄さん、どうしたんだ…?」

「…あいつ…」

(カードから…声がしたみたいだ…ここで私を使えって…)

って文字通りアイチ覚醒キター!!な、なんじゃぁぁぁ!?
なんとアイチが最後の詰めに入ろうとしたその時、突然カード達の声が聞こえ始めるというNTじみた能力が覚醒!
これは…いよいよアイチの勝ちフラグが磐石になったという感じでしょうか、それにしても「お兄さんどうしたんだろー」
クソガキさんが全然アイチの覚醒に気づいてないのに対して、カイ君は何やら意味深な反応…カイ君はこの覚醒に心当たりがあるのか…?

「(しゅぴっ)あっ…?このカードを使うには絶好の状況じゃないか…!ようし…
 騎士達の神よ!出でて神秘の力を振るえ!
 ライド!ソウルセイバー・ドラゴン!!」

ギャオオオオオオオン!!

「ソウルセイバードラゴン!?あれは…竜魂乱舞のブースターパックに入ってた…!」

そしてアイチのデッキから飛び出したのはまたしても竜魂乱舞のカード!
マジかよ竜魂乱舞!希望小売価格158円(税込)で新発売の竜魂乱舞!(えー
ほんとに商品の宣伝に余念がないなぁ…しかしドラゴンのカードか…やはりあらゆるカードゲームにおいて、
主人公の主力カードがドラゴンというのはもはや常識なんでしょうかね


(C)サンライズ・メ〜テレ


(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS


 


(C)SEGA TOYS/SPIN MASTER/BAKUGAN PROJECT・テレビ東京・電通

ただ、このソウルセイバードラゴンが他作品のドラゴンとちょっと違うのは、
どうやらメスのドラゴンっぽいのでおっぱいがでかいということです(えー
いやマジでボインボインですよ!これもある意味で萌えカードと言えるかもしれん…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ソウルセイバードラゴンのスキル発動!ギャラティンにパワー+5000、
 マロンにパワー+5000、ういんがるにパワー+5000!」

「なっ…仲間達を5000もパワーアップだと!?」

そんなおっぱい竜ソウルセイバードラゴンの効果とは、3体までの味方のPOWを5000アップさせるというもの!
へー、1体だけで無双しまくるタイプじゃなくて仲間全体の底上げをするタイプなんだな…
そして残りダメージ1しか耐えられないゴウキにとって、この効果はあまりにも痛すぎます
次々と迫りくるアイチの強化ユニットの攻撃を、すべて受け止めるなど出来るはずもなく…

「くっ…ここまでかっ…!」

ズッバアアアアン!!(ゴウキ:ダメージ6)

《勝者、先導アイチ!これによりヴァンガードチャンピオンシップ関東第三地区の優勝は、
 チームQ4ですっ!!》

「ア、アイチお兄さああーん!!すごいですゴウキに勝つなんて!
 優勝です!やったああーー!!」

「ふふ、やるじゃん…!」

(やった…!カイ君、僕やったよ!でも、あの時感じた不思議な感覚はなんだったんだろう…?)

(…あいつ…いや…まさかな…くだらん…)

そんなわけでついにゴウキに引導を渡し、全国大会への出場を決めたアイチ達!
その勝利に酔いしれるクソガキさんとミサキさんでしたが…
しかしカイ君だけは、やはりさっきのアイチの覚醒について何か心当たりがあるようです
うーむ、カイ君が普段鬼のようにドロー力が強いのも、実はこういう特殊能力を持っているからだったのか…?次回に続く!


■カードファイト!!ヴァンガード 第23話「運命の出会い」

 

「へぇー、ここがカードショップPSYかぁ!すげぇレアカードが揃ってる!」

「でも、誰もいないみたいだけど…」

「あのっ、こんにちわー!」

「うん…?僕は店員ではありませんよ」

「え、あ、あの…」

「(つかつか)ようこそカードショップPSYへ。先導アイチ君、それに雀ヶ森レン君」

再放送やらなんやらずいぶん遠回りしましたが、超久々にヴァンガードの感想を書きたいと思います。
前回では確か、アイチ達がチーム男前を撃破して全国への切符を手にしたところで終わったんでしたっけね。
そして今回ですが、以前にも来たこのカードショップPSYへ、アイチ達が遊びにきた場面で始まりますが…



「えっ!?す、雀ヶ森レンって…あの全国チャンプの雀ヶ森レンか!?」

「そう、前回のヴァンガードファイト全国大会で、
 初出場ながら圧倒的強さで優勝した、チームフーファイターのリーダー!」

「な、名前は聞いたことあったけど…」

そんなPSYの店内で出会ったのが、雀ヶ森レンというミステリアスな雰囲気漂うこの男…
なんでもこのレン、ヴァンガードファイトでは国内に敵なしの最強チャンピオンのようで
とんでもない出会いにクソガキさんですら恐縮してしまいます

「さっそくだけど雀ヶ森レン、約束通りヴァンガードファイトの実力を見せてもらうわ」

「ええ、いいですよ」

「あなた達も見ていくといいわ、きっと楽しいファイトになると思うから」

「ラ、ラッキーですよアイチお兄さん!まさかこんなところで全国チャンプの実力を偵察できるなんて!」

「う、うん…!」

そのレンはこれからコーリンと戦う約束をしていたようで、アイチ達も2人のファイトを見物することになります
そういえばコーリンはアイチと戦った時も「あなたどの大会の優勝者?」なんて質問してたっけか
つまりコーリンはいろんな大会の優勝者狩りをするのが趣味なんですかね…まあ、さすがにここでは日本チャンプのレンが勝つと思いますが

「今回使うのはこのデッキよ、私のデッキもあなたとまったく同じ」

「ふうん…確かにプレイヤーの手腕が問われそうだ。
 互いの実力の差が、ハッキリ見えるというわけですね」

ところが今回のファイト、自分のデッキではなくお互いにコーリンが用意したおそろいデッキで勝負するようです
むう…コーリンはアイチ戦でもアイチと同じデッキ使って勝負してましたよね、ミラーマッチの好きなやつだ

「へえ、女性ユニットばかりのデッキですか…(ギラギラ)ふふ…君が切り札になりそうだ…」

(うっ…?な、なんだろう…この感じ…)

そんな今回のデッキは女の子ばかりの萌えデッキ。それを手に取って眺めていたレンは
「女の子いっぱいのデッキ…ふひひ…この娘が切り札になりそう…」
目の色変えてカードとお喋りしながらニヤつくという完全に変質者丸出しの行動を取り始めました
なんだこいつは…これにはさすがのアイチも「なんだろうこのキモい感じ…」
ドン引きしてなんとも言えない気持ちを抱えてしまったようです:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ブレザープレジャーズのスキル発動、トップアイドル・フローレスのPOW+2000!
 フローレスでヴァンガードを攻撃!」

ズッバアアアアン!(コーリン:ダメージ4)

「くっ…!」

「君もそこそこやるようですね?でも僕にはかなわない。絶対に」

「こ、これがチャンピオンのファイト…」

「コーリンの手札は2枚、レンは6枚…ずいぶん差がついちゃったね」

「初めて使うデッキなのにね…もちろん、これくらいはやってもらわないと困るのだけど」

そして2人のファイトが始まりますが…レンの実力はあまりに圧倒的、使っているのはコーリンと同じデッキだというのに
みるみるコーリンとの差を広げていくばかりです。これがチャンプの実力ということか…

ちなみに今回出てきたブレザープレジャーズ、こいつらは見た感じ人間の3人組アイドルユニットなんですが
実は人魚なので足の先っぽだけ魚になっているというヘンテコなカードであります
なんで足の先っぽだけ…ふつう人魚って言ったら下半身全部が魚だろ!
人間と同じふとももがあり、わざわざニーソまで履いているというのに足の先っぽだけ魚…
これデザインした人はそんなにニーソが好きだったのだろうか…(えー
あと名前の響きがなんかブラジャーブラジャーズって感じでちょっとエロい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

 

それともうひとつ、やはり今回登場したカードトップアイドル・フローレスについて。
これについてはカードデザインを担当した人に注目ですね。この絵柄を見れば、分かる人にはすぐ分かると思いますが
アイマスの版権絵をよく任されている杏仁豆腐さんという人が描いてます。こいつはアイマス好きなら4枚積み必須やでハニー

「ターン終了…!」

「クス…いいですねぇその目…しかし、残念ながら僕を倒すことはできない。
 ファイナルターン!!」

「えっ…!?ま、まさか…!」

って、この劣勢でも強気でファイト続行するコーリンでしたが、なんとそこでのファイナルターンを宣告するレン!
これはカイ君がいつもやっている恒例のパフォーマンス…まさかレンがそれをやるとは思わず、アイチもかなり戸惑っております
やはりカイ君は、単なる地元じゃ負け知らずのファイターというだけではなく、全国チャンプに通じる何かがあるということか?

ズッバアアアアン!(コーリン:ダメージ6)

「う…ぐっ…!私の…負けだ…!」

「ね?言ったとおりでしょう。僕には見えるんですよ…全てがね」

「す、すごい…パワー2000しかないブレザープレジャーズで、ピッタリ攻撃が通って…
 (キィンキィン)うっ…!?な、なんだ…凄く頭が…重い…!」

そんなわけで、最後までコーリンを完全に圧倒したまま勝負を決めてしまったレン。
その様子に感心するしかないアイチでしたが、そんなレンの姿を見ているうちに謎の精神的プレッシャーに襲われてしまいます。
これは…どう見てもアイチがニュータイプ的な何かに目覚めかけているとしか…
レンの「僕にはすべてが見えている」発言といい、その能力に完全に覚醒しているのがレンということでしょうか。次回に続く!

ミルキィのヴァンガード進出が止まらねええええええ
歌:ミルキィホームズって…こ、こいつら…背景キャラとして出てくるだけに留まらず、とうとうおおっぴらにEDまで歌い始めるとは!
相変わらずミルキィは自重という言葉を知らんな…というかこれだけ目立つくらいなら、
いっそのこと作中の大会でもチームミルキィホームズとして参戦すればいいのに。せっかく4人組なんだし

「ああーっと優勝候補・チームカエサルまさかの敗退!驚異の超新星が現れたぁーっ!!
 準決勝へコマを進めたのは…チームミルキィホームズだぁーっ!!」

とかそういう展開でよかったよなー今週のヴァンガードは(えー
あんまり居座るとまずいんだったら「やっぱ野良仕事したいんで帰ります!!」とか
メチャクチャな理由で退場させてもいいしさー:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

というかこれだけヴァンガードにミルキィ勢が出演してるんだから、「きっとミルキィ二期にもヴァンガ勢が出てくるんだろうな!」と思って
新番組のミルキィ二期をチェックしてみたんですが…まったくそんな事なかったね…
ち、ちくしょうミルキィの野郎…他の番組には出演しまくっといて自分の番組には招待しないつもりかよ!クソッタレー!!


(C)bushiroad/Project MILKY HOLMES

あああああ!!今週のヴァンガをよくよく見てみたら…
ブレイヴのみんなが立ってるじゃないかああああああ!!
うわあああ!!この一番右の緑帽子+オレンジズボンは完全にプリム!二番目のは髪がピンクっぽいけどまゐたん!
そして三番目はダンさんだ…ダンさんだよ!あああ!でも一番左は誰だコイツ?ユース?ユースなのか?
消去法で行くとユースだけど…なんかこいつだけカラーリングが全然違うな。まあユースは別にどうでもいいとして
ダンさんとまゐたんがああああああああ!ブレイヴがああああああああああああ!!
うっうっう…すでに終わったアニメとして世間に忘れられていくだけのブレイヴが、こんなところに存在しているというだけでも嬉しい…
なんだかんだ言ってブレイヴは、2011年で私が最も夢中になったアニメでしたからね
この特別出演をやってくれたヴァンガードスタッフには心から感謝したいです。ありがとう、ありがとう

(C)ヴァンガードプロジェクト/テレビ愛知


■カードファイト!!ヴァンガード 第24話「消せない記憶」

 

《うーんと、これがオラクルガーディアン・アポロン、これがロゼンジ…はぁ、お父さんたち遅いなぁ。
 カードファイト教えてくれるって約束したのに…》

バタバタバタ!

《はぁ、はぁ…!ミサキちゃんっ!大変だ!お父さんとお母さんが!》

《え…?》

----------------------------

「…はっ!?また…あの時の記憶…」

さて今回のヴァンガードですが、冒頭は悪夢にうなされているミサキさんのシーンで始まります
これはどうやら…ミサキさんが子供の頃、外に出かけていた両親がそのまま帰らぬ人になってしまったという過去があったようで…
その時の悲惨な記憶は、たびたびこうしてミサキさんを苦しめているようです。かなり重い設定持ちのキャラだったのね…

「ミサキー、起きてますかー!朝ごはん出来てますよぉ、
 ちゃんと食べないと大きくなれませんからねー!」

「はぁ…シンさん私の事いくつだと思ってるんだろ…」

そんなわけでミサキさんは、それ以来店長(叔父)に引き取られて2人暮らしをしているという…な、なにー!?
あんたら同棲してたのかよ!親戚なのは知ってたけど!マジかよ店長…
こんな風にふだん裸Yシャツで生活してるミサキさんと同棲とか…これはめくるめく禁断の関係の予感が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「やばいです、やばいですよぉ雀ヶ森レン!あれが全国最高レベルなんです、
 全国大会にはあいつみたいなファイターがゾロゾロいるかも…!」

「そ、そんなぁ…あんな人達がいたら僕なんか…」

「そこでです!まずはデッキを徹底的に研究ですよ!
 これ、あいつが使ってたデッキです!(さっ)」

そんな中、「全国最強ヤッベーマジヤッベー」と鼻息を荒くしてカードキャピタルへやってきたクソガキさん達。
何かと思えば、前回出会った日本チャンプの雀ヶ森レンが忘れられないようですね
そんなわけで、レンの圧倒的強さを少しでも研究しようと前回のデッキを再現しますが…

いやでも前回のデッキって、レンが普段から使ってるものじゃなくて
「今日はこの女の子デッキを使ってもらうわよ」って
コーリンが持ってきたもんだったじゃないですか!
そんなもん研究してどうすんだ!

「(じろじろ)このデッキ、間違ってる。ここあが1枚足りないし、しょこらは3枚じゃなくて2枚だった」

「え?あー…そ、そうだったっけ?」

「それにこのデッキ、あの場限りで使ったデッキでしょ?参考にはならないと思うけど」

「うぐっ、そ、そっか…」

って、そうかと思えばミサキさんが俺の言いたいことを全部言ってくれました。さすがだぜミサキさん
そのうえデッキの内容について、クソガキさんが枚数をミスっていたことまで細かく指摘を…そんなことまでよく覚えてんな

「僕のターン!(しゅぴっ)よし、未来の騎士リューのスキルでブラスターブレードを呼んで…
 あっ!?だ、だめだ、必要なコストがない…」

「ふふ、やっぱりその連携技だったんだ。その方法ならブラスターブレードを呼び出せるしね、
 地区大会決勝戦の時みたいに」

「えっ?ああ、あの時の!」

「うーん…ミサキさん、記憶力がいいんですね。一度見た僕の戦い方を覚えてるなんて」

ともかく、デッキ研究が意味ないと知って普通の練習ファイトを始めたアイチ&ミサキさん。
ですがここでもミサキさんの記憶力の良さが目立ちます。前に一度見たアイチの戦法をハッキリ覚えており、
「その手は食わないぜ」とばかりにきっちりコストを潰してきたという…ミサキさんにこんな特技あったのね



「そういや、さっきもレンのデッキばっちり覚えてたなぁ」

「そうだ、僕が前にミサキさんとファイトをした時も、ミサキさんは初めてなのにカードの知識も完璧で…
 僕は完敗しちゃったんですよね、凄いですよミサキさん!」

「(ぼそっ)別に…覚えたくて覚えたわけじゃ…」

「え、じゃあ自然に?それってもっと凄い!」

「もう才能だぜ!」

「あ、え〜っと…君たち、ミサキはその…」

「…ファイトの途中だよ!!」

「わわっ、は、はい…」

(うっ…く…ライブラ…みるく…)

《お父さぁん!これはお天気お姉さんみるくだよね!》

(何も…考えちゃいけない…!ファイトに、ファイトに集中しなきゃ…!)

ですが…ミサキさんの特技を知ってはしゃぐアイチ達とは対照的に、どんどんミサキさんの表情は暗くなっていくばかり。
その時ミサキさんの脳内を駆け巡っていたのは、両親が死ぬ直前のつらい記憶の数々でした
うーむ…幼いミサキさんは両親と一緒にカードで遊んでいたので、ヴァンガードをやっているとどうしても思い出してしまうようですな…

「しっかし、ねーちゃんもあの記憶力を使ってずっと実戦やってたら、
 今ごろとんでもなく強いファイターになってたんじゃね?」

「おぉ確かにな。もったいねー」

「…」

《ミサキ、今度ちゃんとカードの遊び方を教えてあげる。お留守番よろしくね》

《うん!行ってらっしゃーい!》

「いいなぁ〜、僕あんまり記憶力よくなくて。あははは」

「今まで黙ってたなんて人が悪いぜぇ!へへっすげー!」

(すごい…?どこが…!思い出したくない事だって…!)

《お父さんたち遅いなぁ、カードファイト教えてくれるって約束したのに…》

《ミサキちゃんっ!大変だ!お父さんとお母さんが!》

《えっ…?お、お父さん…?お母さん…?わああああああーーっ!!!》

そしてその後も、忘れよう忘れようと思っているのに再生され続けるミサキさんの記憶…
両親の命を奪った忌まわしい自動車事故も、ミサキさんには激しいトラウマとなっているのにまざまざ浮かんできてしまいます
そうとは知らず、アイチ達は「ヒャーミサキさんすっげえー」とお気楽にニヤニヤはしゃぐ一方…
これはミサキさんにはかなり腹立たしい光景でしょう、自分がこれだけ苦しんでいるのにアイチ達はぜんぜん気づいておらず
すげーすげーとお気楽に盛り上がってるだけなんですから…

「はぁ…はぁ…アマテラスで…ブラスターブレードを攻撃…!」

《シンお兄ちゃんが…カードのお店やるの…?》

《うん、おじさんとおばさんの大切なお店を、閉めるわけにはいかないよ。
 ミサキちゃんもお手伝いしてくれるよね?》

《やらない…》

《えっ…》

《だって…お父さんとお母さんに…えぐっ…まだカードファイト何も教えてもらってないもん…!ひぐっ…》

《ミサキちゃん…》

《お父さんもお母さんも…いなくなっちゃったんだもん…無理だもん…!できないもん…!
 わああああ!わああああああーーっ!!!》

「はぁ…はぁ…!クリティカルトリガー!アマテラスにパワー+5000!クリティカル+1!」

ズッバアアアアン!!(アイチ:ダメージ6)

「ミ、ミサキさん、すごいや…」

「つ、つええ〜…」

「おっしゃあ!ミサキさんがいれば全国大会もバッチリだ!
 これは大きな戦力アップですよぉ!」

「…無理…」

「え?」

「私はもう…あんた達とは戦えない…!(すたすた)」

「えっ、ミ、ミサキさん!?」

「ミサキ…」

ああ…そして過去のトラウマに苦しめられながらも、鬼気迫る様子でアイチを叩きのめしたミサキさんでしたが…
あまりに今のファイトが辛かったのか、それに「もうファイトなんて出来ない」という過去の記憶の影響なのか
チーム離脱を宣言して逃げるように去ってしまったという…アイチ達が空気読めなさすぎるせいで…

うーむ、やはりアイチではミサキさんフラグを立てることなど無理なんでしょうか
そんな中で1人だけフラグビンビン丸でござる状態なのが店長なわけですが、
やはり店長とミサキさんはめくるめく禁断の関係が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!






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