■遊戯王ZEXAL(ゼアル) 第1話「かっとビングだぜ、オレ!!」
 

「かっとビングだぜ!オレ!!」

さて、3代目シリーズの遊戯王5D’sが終わりを迎え、新たに始まった4代目シリーズ・遊戯王ゼアル…
その主人公となるのは、この単細胞でエネルギッシュな少年・九十九遊馬であります
なんというか、この遊馬は前作主人公の遊星とはあらゆる意味で対照的なキャラクターですね

遊星

遊馬

・デュエルの腕前は作中最強、
 ハッキリとした敗北は1度もしていない

・デュエル以外にも多才ぶりを発揮
 スポーツ、ハッキング、リアルファイトなんでも出来る
 特にメカに強く、メカニックの腕は超一流

・あまり騒いだりせず静かに燃えるタイプ
 「お前はお喋りが過ぎる」と
 うるさい対戦相手に釘を刺すことも

・デュエルの腕前は激しくヘッポコ、
 友達の鉄男にもまだ1回も勝ったことがない

・デュエル以外にもダメっぷりを発揮
 色んなことに無謀な挑戦をしては
 いつも失敗ばかりしている

・常に大騒ぎしていて激しく熱血するタイプ
 「かっとビングだぜ!!」と
 後先考えずに暴走し周囲を呆れさせている

と、まあこんな感じです。遊星が頼りがいのあるリーダー的主人公だったのに対し、
遊馬はまだまだ未完成で、これから成長していく主人公という感じでしょうかね

それにしても主人公の名前がゆうま君だなんて
あかりちゃんの発情する姿が目に浮かぶようだぜ…(えー

「や、やっべぇ遅刻だ!明里(あかり)姉ちゃん、起こしてくれたっていいだろ!」

「朝はニュース配信で忙しいの。デスク、3時からの配信は一面空けといてね!
 いい記事が書けそうなの!」

ぶおー!?いやちょっ…そうかと思えば遊馬の姉の名前はあかりだとォ!?
遊戯王とジュエルペットてぃんくるのシンクロ率は異常
これまでイェーガーだとかシグナーだとか色々言ってきましたが、まさかゆうま&あかりという共通点まであるとは…
とりあえず明里姉ちゃんが出てくるたんびにあかりちゃんの発情シーンを想像したいと思います:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「やっべぇ遅刻だ!あかり姉ちゃん、
 起こしてくれたっていいだろ!?」

「ゆ、ゆうま君の寝起き姿だなんて…
 ダ、ダメダメそれ絶対ダメぇぇぇ!」

「ハハッ遊馬!跳び箱20段なんて無理に決まってんだろ、無理無理!」

「そんぐらいの高さ飛んでやる!かっとビングだオレ!!」

ドンガラガシャーン!

(も、もう遊馬ったら、ほんとバカなんだから…)

さてと、冗談はさておいてこちらが本作メインヒロインの観月小鳥であります
いつも暴走している遊馬を、ハラハラしながら見守っている幼なじみという感じですな
まあしかし、小鳥明里姉ちゃん写真の中の遊馬ママも、今作の女性キャラは可愛い子が揃っておりますなあ。嬉しい限りです

ただ…遊馬の両親に関しては、物語開始の時点ですでにこの世を去ってしまっているみたいですな…可愛いママンなのに残念です
しかし、そんな両親が遊魔に遺した金色の鍵こそが、この物語を動かしていく重要なアイテムになりそうです
言うなれば、初代遊戯王で言うところの千年パズル的なものというか…

その鍵というのが、この写真でママンが手に持っているものですな。というか…この両親の生前の写真を見ていると
ヒーローマンを思い出さずにはいられない。あれも同じように死んだ両親の写真飾ってて、気の強い姉がいて、ばあちゃんと一緒に暮らしてたな…
って、あ、ああ!?ヒーローマンといえば…ヒーローマンといえば小鳥役をやってる声優さんってジョーイきゅんじゃねーか!!
な、なんてこった!ジョーイきゅんは前からヒロインっぽい男の子だなと思っていたら、まさか遊戯王で本物のヒロインになっていたとは!(えー
うーむ、さっきのてぃんくるといい…偶然にしろ私がレビューしてきた作品と共通点が色々あるのは面白いですね

「行くぜぇ!オレのターン!ドロー!オレの手札で一番強いモンスター…
 ズババナイトを召喚!(攻撃力1600)」

「フン…攻撃力1600のカードが一番強いだと?
 オレのターン!ドロー!オレはビッグジョーズを召喚!(攻撃力1800)」

「なっ…こ、攻撃力1800!?ズババナイトより強いモンスターが手札にあったのか!?」

「攻撃表示同士のモンスターがバトルすれば…
 攻撃力の少ない方が破壊され、数値の差だけダメージを受ける。
 その程度のザコは守備表示で出すんだな!」

「くっ…!」

「もっとも…それ以上のモンスターを持っていても、無意味だったがね!
 オレはマジックカード”アクア・ジェット”を発動!このターンのエンドフェイズまで、
 水属性モンスターの攻撃力を1000ポイントアップする!(攻撃力1800→2800)」

「で、出たぁ!シャークさんのマジックコンボだ!」

「ビッグジョーズでズババナイトを攻撃!」

ボッガアアアアアン!

「ズ、ズババー!!(LP4000→2800)」

さて…そして気になる遊馬のデッキなのですが、ズババナイト、ガガガマジシャン、ガチガチガンテツ、ガンバラナイト
すごいお子様向けな名前のカードが揃っております(えー
ズババナイトって!ガンバラナイトって!ついこの間まで
「集いし怒りが忘我の戦士に鬼神を宿す!光差す道となれ!」とか難しいこと言ってたのに
あまりにもギャップが大きすぎますよ!うーむ、今作は低年齢層の視聴者をターゲットにしようという試みなんだろうか

「カードを1枚伏せてターンエンドだ」

「くそっ…!オレのターン!ドロー!ガガガマジシャンを召喚!(攻撃力1500)
 攻撃力が低いなら、オレだって装備魔法でパワーアップだ!
 手札から”ワンダー・ワンド”をガガガマジシャンに装備!
 これを装備したモンスターは攻撃力を500ポイント上げる!(攻撃力1500→2000)
 行けガガガマジシャン!ビッグジョーズに攻撃!」

「ハッ…オレの伏せカードをまったく警戒しないとはな!
 トラップ発動”ゼウス・ブレス”!このカードは相手モンスターの攻撃を無効にし、
 さらに自分フィールド上に水属性モンスターがいる時、
 相手プレイヤーに800ポイントのダメージを与える!」

「な、なに!?ぐわあああーっ!!(LP2800→2000)」

そして今回のデュエルの流れを見ていても、明らかにまだ遊戯王を知らない人のためのレクチャー的な内容となっております
「攻撃表示でバトルすれば、弱い方のモンスターが負けてプレイヤーはダメージを受けるぜ!」
「攻撃力が低いモンスターは、守備表示で出した方がいいぜ!」
「魔法カードを使えば、自分のモンスターを強くできるぜ!」
「罠カードを使えば、相手モンスターの攻撃を防げるぜ!」
と、
視聴者のためにひとつひとつ教えてくれるシャークさんマジ親切すぎる(えー

「どうした!?そんなヘボイ腕で、本気でデュエルチャンピオンになるつもりかよ!」

「く、くそっ…ダメだ…腹に力が入らねえ…やっぱり鍵が…鍵が壊れてるから全然かっとべねえ…!」

「ハッ…まだそんなモンにすがってるからデュエルに勝てねえんだよ!!」

「…なんだと…!」

「いい事を思いついたぜ…オレが勝ったらその鍵同様、
 お前のデッキを目の前で破り捨ててやる!!」

「てんめぇぇぇッ…!!」

「所詮お前は自分じゃ何もできない奴なんだよ!ハハハハハッ!ハーッハッハッハッ!」

「ふざけるなァッ!!オレはそんな奴じゃねえッ!
 いくら失敗したって…!いくら笑われたって!
 オレがずっとかっとび続けてきたのは!
 オレがオレを信じて来たからだ!!
 オレのかっとビングはまだ…!終わってねえええーっ!!」

ところがバトルの最中、シャークの執拗な言葉責めに激昂する遊馬!形見の鍵をバカにされ、デッキをゴミ扱いされ、遊馬自身を見下され…
そこまで言われては黙っていられなかったようです。なぜなら遊馬の言うかっとビングとは、
どれだけ失敗しようと、どれだけバカにされようと、自分の可能性を信じ続けて挑戦することだから…

なるほどなあ…この遊馬の性格は、日本人にありがちな
「一生懸命やるなんてバカみたい、なにムキになってんの?」と何も頑張ろうとせず自分の可能性を潰していく奴
正反対な感じになっているんですね。そんな調子で挑戦をせずにいたら、それこそシャークの言う「何も出来ない奴」になっていくだけ…
だから遊馬のデッキにはガンバラナイト達が存在しているのかも知れません。
うーむ、これは単なる子供向けのように見えて、なかなか考えさせられる作風だな…

それとさっきの遊馬がシャークに向かって叫ぶシーンなんですが、声優さんのシャウトが相当熱くてカッコいいです
他にもガガガマジシャンを召喚する時の「オレのターンドロー!」も絶妙な気合の入れ方でカッコよかったなー
遊戯王の4人の主人公を演じた声優達はみんな叫びの演技が最高にカッコいいからすごい

叫びの演技っていうのは人を選ぶから、超有名な声優でも迫力や凄みを出すことは難しいもんですが…
遊戯、十代、遊星、遊馬、どのキャラもパワーの乗った叫びを出せるところが本当に凄いと思います
こいつらが揃った映画はまさに至高でしたからね…あー早くDVD買いてー

ビッカアアアアアアッ!!

「う…!?なんだ…鍵が!?」

《さあ…扉を開けろ…》

「え…?こ、ここは!?」

《扉を開けろ…さすればお前は新たな力を手に入れる。
 だがその代償として、一番大事な物を失う》

って、遊馬がシャークに向かって叫びを上げたその時、突如として鍵が光り出し謎の異空間に導かれてしまった遊馬!
そんな異空間にそびえ立っていたのは、なんとも不気味で巨大な扉…もしかして「鍵」というのは、この扉を開けるための鍵ということでしょうか?
しかしその扉を開けてしまうと、力を手にする代わりに一番大事な物を失ってしまうようで…
なんだか分からないけど物騒な話だな…こんな縁起でもない扉は、見なかったことにしてさっさと帰るというのも手かと思いますが…(えー

「うおおおおーっ!!超かっとビングだ!オレーーーッ!!」

って1秒も迷わずに突っ込みやがったー!!ア、アホかーー!!
いくらなんでも迷わなすぎだろう!「代償として一番大事な物をうしな「超かっとビングだオレーー!!」ぐらいの
すごい勢いで突っ込みやがった!それでいいのかよ遊馬!ああ、果たして遊馬が失う物はなんなのか、そして手にする力というのは…?

バッシュウウウウウウ!!

「…はっ!?な、なんだったんだ今のは…夢…?」

「う、うお…うおおおおっ…!!」

「え…?」

ズゴゴゴゴゴゴ…!!
「な、なんだ…!?力が…みなぎる…!うおおおおおーーっ!!」



ってお前がパワーアップすんのかよ!!な、なんでじゃーー!!
これは一体どういうこと!?さっきの扉を開けた遊馬が現実空間に帰還してみると、そこには
おもいがけぬスーパーパワーアップを遂げてしまったシャークさんの姿が!なんでこうなるの!?
ワケが分かりません、ワケが分かりませんが…ともかくシャークは妙な暗黒パワーを手にしてしまったようで、
今までよりも遥かに鬼気迫る様子で遊馬へ襲いかかってきます

「エクシーズ召喚…!同じレベルのモンスターが2体以上フィールドに揃った時、
 そのモンスターを素材として、モンスターエクシーズを特殊召喚できる!
 オレはレベル3のビッグジョーズとスカルクラーケンをオーバーレイ!
 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築…!
 来い!ナンバーズ17・リバイスドラゴン!!(攻撃力2000)」

そんなシャークが行った召喚というのが…そう、これが遊戯王ゼアルの目玉であるエクシーズ召喚であります
前作の象徴だったシンクロ召喚は、レベルの足し算によってシンクロモンスターを呼び出す召喚でしたが
今作のエクシーズ召喚は、レベルが同じモンスターを揃えてモンスターエクシーズを呼び出す召喚ということのようで…
でもややこしいからモンスターエクシーズじゃなくて、エクシーズモンスターって呼んで欲しいんだけどなんで逆にしたんだ?:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「リバイス・ドラゴンの効果発動!1ターンに1度、オーバーレイユニットを除外することで
 その攻撃力は500ポイントアップする!」 ※オーバーレイユニット:召喚の素材に使ったモンスターのこと

「な、なに!?」

「行けリバイスドラゴン!バイス・ストリーム!!」

ドッバゴオオオオオン!!

「ぐあああああーーっ!!(LP2000→1000)」

「ゆ、遊馬ーーっ!」

「い…いってぇぇっ…くそ…!やっぱり…オレじゃ…!」

《立て…》

「え…?」

《勝つぞ…!》

「え、あ…だ、誰だ…!?お前…!」

も、もう一人のボク!!リバイスドラゴンにぶっ飛ばされた遊馬が顔を上げてみると、
なんとそこには光り輝くもう一人のボクの姿が!これが扉を開けることによって手にした遊馬の力なのか…?
なんにしろ、こういうもう1人のボクと一緒に戦う展開というのは、ずいぶんと久しぶりで懐かしい気がしますねえ
千年パズルみたいな鍵の存在といい、けっこう初代遊戯王を意識した作りになってるぽいな…次回に続く!

(C)'08, '10 SANRIO/SEGA TOYS サンリオ・セガトイズ/ウィーヴ・テレビ大阪・ジュエルペット製作委員会
(C)B・P・W/ヒーローマン製作委員会・テレビ東京


■遊戯王ZEXAL(ゼアル) 第2話「わが名はアストラル」
 

「な…な…だ、誰なんだお前!?」

《アストラル…記憶が確かならな。私はどうやら記憶を失ったらしい…
 おそらくこの世界に来る時、飛び散ったと推測できる》

「…??な、何言ってんだぁ…?」

「どうしたの遊馬〜!」

「遊馬、なに独り言言ってんだ!」

「なっ、お前達にはコイツが見えないのかよ!」

「え…?誰かいるの?」

「ほらここ!いるだろここに!変な格好した奴が!」

「…?遊馬のやつ、まさかビビリすぎて変になっちまったんじゃ…」

「ビビってねぇーっ!!くそ、俺にしかコイツは見えてないのか!?」

さて前回、デュエルの最中に突然現れたもう一人のボクとご対面してしまった遊馬…
そんなもう一人のボクの名はアストラル、そして遊馬にしか見えておらず異世界からやってきたとかなんとか…
あとは過去の記憶がないそうですが、この点でも初代遊戯王の闇遊戯と共通していますね。やはり初代へのリスペクトを感じるなあ



「ククククッ…ナンバーズ17・リバイスドラゴン…!
 このモンスターエクシーズが場に出てから、オレの中に力がみなぎってくる!
 今なら誰にも負ける気がしねえ!」

《む…?ナンバーズ…ヤツに関する重要な記憶があったはず…
 私の本能が、このデュエルに勝てと言っている》

「え…!?お前、デュエル知ってるのか?」

《そう、私はデュエリスト…!私のターン!ゴゴゴゴーレムを守備表示でセット!》

「オレのターンだっての!勝手に口出すな!
 オレはゴゴゴゴーレムを攻撃表示で召喚!(攻撃力1800)」

そして異世界から来たと言うわりには、「何を隠そう私もデュエリストなのだ」と言い出したアストラル。
ナンバーズとも何か因縁があるようで、自ら進んで遊馬のデュエルに協力しようとしますが…
しかし遊馬の方は「何いきなり話しかけてきてるわけ?」とアストラルを信用しておらず、指示された戦術とは逆の行動を取ってしまいます

《攻撃力1800では、ヤツの攻撃力2500に勝てない。
 守備表示のゴゴゴゴーレムには、バトルで破壊されない効果があるというのに…》

「わ、分かってるよんなこと!手札からマジックカード”破天荒な風”を発動!
 攻撃表示モンスター1体の攻撃力を、
 次の自分のターンまで1000ポイントアップする!(攻撃力1800→2800)
 行けゴゴゴゴーレム!リバイス・ドラゴンを攻撃!」

ドバッゴオオオオオン!!

「ちいいっ…!(LP4000→3700)」

「いよっしゃあ!これでリバイスドラゴンを破壊!シャークのライフを初めて削って…」

《見ろ》

「え?」

ギャオオオオオオオ!!

「げぇ!?ちょ、ちょっと待て!リバイスドラゴンは破壊されたはずだろ!」

ってなにぃ!?強化したゴゴゴゴーレムでリバイスドラゴンをブチのめしたにも関わらず、
どういうわけかピンピンしながら場に残っていたリバイスドラゴン!バトルで負けたのに破壊されないですと!?これってまさか…
リバイスドラゴンのやつヴァンガードとルールを間違えていやがる!!(えー
ヴァンガードの場合、戦闘で負けてもユニットは破壊されずにダメージだけを受けるからね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「おっと…言ってなかったな?ナンバーズはナンバーズでなければ倒せない!!」

「そ、そんな…!」

「ダメだ…もう遊馬の負けだ…!」

《ナンバーズとは、モンスターエクシーズの中でも特別なカード…
 この世界のカードでは倒すことが出来ない》

「そんな…オレ、ナンバーズなんて持ってねえぜ…!」

《エクストラデッキを見ろ》

「えっ…?」

シュパアアアアアア!

「な、なんだこのモンスターエクシーズ!?」

《ナンバーズ39…希望皇ホープ!これが唯一リバイス・ドラゴンを倒せる切り札だ!》



ナンバーズは普通の遊戯王カードでは倒せない…そんなチート効果により追い詰められてしまった遊馬でしたが、
そんな遊馬に逆転のモンスターエクシーズを授けたアストラル!それこそがナンバーズのうちの1枚、希望皇ホープ…
どうやらこれが遊馬のエースモンスターとなりそうですね。それにしても希望皇ホープ…このネーミングは…

龍星皇メテオヴルム
鉄騎皇イグドラシル
要塞皇オーディーン
激神皇カタストロフドラゴン
輝龍皇ヘリオスドラゴン
巨獣皇スミドロード
剣龍皇エクス・キャリバス
銀狼皇ガグンラーズ
邪眼皇ゼナス
希望皇ホープ
女教皇リル・サキュバス
神星皇ストライク・アポロドラゴン
神龍皇ジーク・カタストロフドラゴン
超龍皇アルティメットドラゴン

お前もまたXレアカードの一員だったのか!!(えー
機皇神龍アステリスクの時といい、完全にバトスピ流のネーミングじゃねーか!
はっ(゜д゜)そ、そうか、「普通の遊戯王カードでは倒せない」というルールのために
じゃあバトスピのカードでブッ倒すわという発想でアストラルはこのカードを…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「今はこいつに賭けるしかねえ…!かっとビングだオレ!!
 レベル4のガガガマジシャンとガンバラナイトをオーバーレイ!
 2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築…!
 エクシーズ召喚!現れろナンバーズ39!希望皇ホープ!!」

「な!?ナンバーズ…だと!?」

「行け希望皇ホープ!ホープ剣スラッシュ!!」

そしてついにホープを召喚しての大逆転を…ってぶふぅ!?ホ…ホープの攻撃名ってホープ剣スラッシュっていうのかよ!!
お子様向け全開すぎるだろ!ううむ…でも確かに昔はこういう名前で色々呼んでた気がするなぁ。ちょっと懐かしい
今にして思えば、ハトプリのプリキュアこぶしパンチとかも同系統のネーミングだったのかな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ドッゴオオオオン!!

「ぐあああああーっ!!(LP1700→0)」

「か…勝った…のか…!?遊馬が…!」

「か、勝った…オレは…シャークに勝ったんだ!勝ったビングーッ!!」

シュパアアアアア

《む…!?思い出した…!ナンバーズは私の記憶のピース…!
 そしてナンバーズ同士のデュエルでは、勝者が敗者のナンバーズを吸収する!
 飛び散ったナンバーズのカードを99枚集めれば、私の記憶は戻るのか…!?》

そしてホープの力によりリバイス・ドラゴンを撃破し、ついにシャークのLPを削り切った遊馬!
その勝利を小鳥たちと一緒に喜びますが、その横でアストラルは戦いに敗れたリバイスドラゴンのカードを吸収していました
むう…どうもアストラルの飛び散った記憶そのものがナンバーズのモンスター達であるらしく、戦いに勝てばこうして回収することができるという…

これからはナンバーズを倒して、アストラルの記憶を集めることがストーリーの主軸になりそうですね
しかし99枚ってなにげにすごい数だな…だいたい2話につき1枚集めるペースだとしても200話かかる計算だし
「勝者が敗者のナンバーズを吸収する」ってことは、仮面ライダーオーズのメダルみたいに敵味方で争奪戦とかやりそうだし
果たして最終話までに何百話かかるシリーズになるのだろうか…(えー  次回に続く!


■遊戯王ZEXAL(ゼアル) 第3話「トドのつまり事件です!!」
 

「あぁあ…原稿消えた…システムにウイルス…配信落ちたぁぁぁ…」

消えたデータに涙するあかり姉ちゃんが可愛かったでござるの巻
さすがあかりちゃんの名を継ぐヒロインなだけあってあかり姉ちゃんは可愛いなぁ!
というか今日の俺の雑記はこんなことばっか書いてんな…
:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

作画がいいとかひなたが可愛いとかあかり姉ちゃんが可愛いとか
;…これじゃ俺が絵しか見てないアホみたいじゃないか!
そんなことあるもんか!俺はちゃんと中身も見ているぜ!
それはそれとして
漫画版のあかり姉ちゃんも可愛かったなぁ(えー
それにガガガマジシャンもすげぇカッコよかったなあ、それでもってベビートラゴンもすごい可愛かったなぁ
漫画版ゼアル描いてる人マジで画力高すぎだろ…神作画だったアニメ第1話より、ガガガマジシャンもあかり姉ちゃんも上手く描けてるって
一体どういうことなの…
そして結局作画しか語れない俺もどういうことなの…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS
(C)三好直人・吉田伸・高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社


■遊戯王ZEXAL(ゼアル) 第4話「逆転のカウントダウン!秘策はアストラル!?」
 

「私はレベル3のバグマンX、Y、Zをオーバーレイ!
 3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築…!
 エクシーズ召喚!現れろナンバーズ34!
 電算機獣テラ・バイト!!(守備力2900)」

「さ…3体のモンスターエクシーズ!?先生!なんでこんなことすんだよ!もうやめてくれよ!」

《遊馬…彼の心はナンバーズに乗っ取られている。説得は無理だ》

「クックックッ…これは私なりの挑戦だよ。だが、果たして君が相手になるかな?」

「くそ…!かっとビングしたオレの力を見せてやるぜ!!」

遊戯王ゼアルも4話目にして、早くもリバイズドラゴン、希望皇ホープに次ぐ3体目のナンバーズが遊馬に牙をむくことに!
その名も電算機獣テラ・バイト…それを操るのは、遊馬たちの担任教師である右京先生でした。
どうもシャークさんの時と同じく、ナンバーズのカードを手にしてから人格が豹変してしまったらしい右京先生…
遊馬の静止の言葉も聞かず、狂ったようにデュエルで暴れる危険人物になってしまいました



うーん…ナンバーズとはアストラルの記憶の欠片のはずですが、それを手にした人間はなぜこうも悪の化身となってしまうのか…?
もしかして記憶を失う前のアストラルって、とんでもなく悪いヤツだったんじゃないのか?
100個に分かれたパーツの1つを手にした人間がこうなるわけですから、それが全部集合したアストラルは一体どうなるのか…
ひょっとしたら最後は、記憶をすべて集め切ったアストラルが悪のボスになり、数々のデュエルを経て成長した遊馬がそれを倒す
なんて展開になったりして…

「電算機獣テラ・バイトの効果発動!1ターンに1度、オーバーレイユニットを
 1つ使うことで、相手のレベル4以下のモンスター1体のコントロールを得る!」

バシュウウウウウ!

「あぁっ!?オ、オレのゴゴゴゴーレムが!」

なにはともあれ、気になるテラバイトの効果はこれです。相手の低レベルモンスターを1ターンだけ操ることができるという…
なんて地味な効果なんだ…(えー  操れるのがザコモンスター限定だなんて!
しかも1ターンしか操れないだとか、2体以上は操れないだとか、3回までしか効果を使えないだとか
色々と面倒な縛りもついてることだし…なんか「使い勝手悪そうだなー」って気持ちになるモンスターだな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「行けゴゴゴゴーレム!ダイレクトアタックだ!」

ドッガアアアアアン!!

「ぐあああああーっ!!(LP3200→1400)」

《…(しゅうううう)》

「ぐう…う…あ、あれ…?お前、なんか体が薄くなってねえ…?」

《君のライフが削られれば…私の命も削られる》

「な、なんだって!?」

《私は勝たなければならない。そうでなければ私はこの世界から消滅する》

って、ここで驚愕の事実が発覚!このようにナンバーズを賭けたデュエルでは、
なんと遊馬が敗北した瞬間にアストラルの命も尽きて死んでしまうという…
マ、マジかよ…常に命懸けの戦いを強いられるとか、思った以上に過酷な設定だな…
この間は「勝ったり負けたりでナンバーズ争奪戦みたいになるのかな?」なんて書きましたが、
負けた瞬間にアストラルが死ぬんじゃ、とてもそんなことやってる余裕なんてないですな…

「オレはゴブリンドバーグを召喚!(攻撃力1400)」

「ようし!ゴブリンドバーグは召喚成功時、
 手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できます!」

「ガンバラナイトを特殊召喚だ!(攻撃力0)かっとビングだオレ!!
 レベル4のガンバラナイトとゴブリンドバーグをオーバーレイ!
 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築…!
 エクシーズ召喚!現れろナンバーズ39!
 希望皇ホープ!!(攻撃力2500)」

と、ここで遊馬も相手に負けじと切り札の希望皇ホープを召喚!
モンスターエクシーズならレベルというものが存在しないので、「レベル4以下の相手モンスターを操る」というテラバイトの効果は
まったく意味がありません。こうなるとテラバイトは取り柄をなくしたモンスター、さっさと片付けてしまいたいところですが…

「クハハハ…!君の作戦を私が読んでいないとでも思っているのかな?」

「なに!?」

「これで私の完全勝利への条件は整った!!
 トラップ発動”バグ・スイッチ”!自分の墓地にバグマンX、Y、Zがいる時、
 モンスター1体を表側守備表示で特殊召喚することができる!」

がしかし、それでもなお遊馬に勝ち誇った笑みを浮かべる右京先生!
そしてすぐさまモンスターを召喚するトラップカードを発動!ふうむ…どうやら今から喚び出すモンスターはよほど強力なやつのようです
右京先生が完全勝利とまで言い切るそのモンスターとは…

「人々の魂を生け贄に!降臨せよ地縛神コカパクアプ!!」

満足神キター!!なんと先生が喚び出したのはまさかの地縛神コカパクアプ!
なんか体の模様が違う気がするけど多分気のせいです(えー
一度は前作主人公の遊星を殴り倒したこともあるこのコカパクアプ、果たして遊馬はどう立ち向かうのか…

「レベル3のズババナイトとアチャチャアーチャーをオーバーレイ!
 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築…!
 エクシーズ召喚!現れろナンバーズ17!
 リバイス・ドラゴン!!(攻撃力2000)」

って、ここで遊馬も「相手が地縛神なんて聞いてないぜ!」と新たなモンスター・リバイスドラゴンを召喚!
言わずもがなシャークさんの使っていたカードですが…そう、ナンバーズ同士の戦いでは負けた方が相手に奪われるという設定のため
遊馬はこうして過去に倒したライバルのカードを使うことができるのです
自分を苦しめた強敵をすぐに使えるっていうのは気持ちのいい設定だなー

「リバイスドラゴンとホープのダイレクトアタック!いけえええーーっ!!」

ズバッゴオオオオオン!!

「ぬおおおおーーっ!!(LP4000→0)」

そして2連続のダイレクトアタックが炸裂し遊馬逆転勝利!壁にならない地縛神…これはしょうがないっすねー
地縛神は防御できないモンスターだからガンガン攻撃しろって
公式サイトで遊星が言ってるからしょうがないっすねー(えー

「いやったぁ!勝った勝った!勝ったビングーーッ!!」

《これがナンバーズ34…私から飛び散った記憶のカード…!》

ぱしゅううううう

《む…?私がやってきたのは…アストラル世界…!私は…この世界を…》

さあそしてデュエルが終わった後は、お待ちかねナンバーズ吸収タイムでございます
先生の手を離れ、アストラルに吸収される電算機獣テラ・バイト…その分だけ復活したアストラルの記憶というのは…
「私はアストラル世界からやってきた」ということだけでした。めっちゃどうでもいいなそれ(えー

異世界から来たことなんて最初から分かり切ってることじゃねーか!なんてありがたみのない情報だ!
ただ、それに続く「私は…この世界を…」というアストラルのセリフが意味深で気になりますね
やはり記憶を失う前のアストラルは、この世界を滅ぼしにやってきた極悪人だったとでもいうのか…?次回に続く!


■遊戯王ZEXAL(ゼアル) 第5話「デュエルのウラを読むウラ!」 第6話「裏切りのナンバーズ!!」
 

「いやぁ遊馬くん!あのシャークを倒したっていう遊馬くんじゃないかウラ〜!」

「えっ、だ、誰だお前?」

「表裏(おもてうら)徳之助!隣のクラスウラ!今日は遊馬くんにこれを渡そうと思って
 待ってたウラ…’(さっ)ベビー・トラゴン!モンスターエクシーズウラ!」

「モ、モンスターエクシーズ!?本当にもらっちゃっていいのか!?」

「遠慮はいらないウラ〜!シャークを倒してくれたお礼ウラ!
 オレもアイツにはずいぶん酷い目にあわされたウラ…これは友情の証ウラ!」

さて今回の遊戯王ゼアルは、冒頭の場面からいかにもうさんくさいメガネ野郎が遊馬の前に現れるシーンで始まります
何やら「にっくきシャークを倒した遊馬くんばんざーい」とか言いつつ取り入ってきたメガネ野郎・徳之助…
何か企んでいることは明らかですが、超かわいいカード・ベビートラゴンちゃんをプレゼントしてくれたことは
素直に喜ぶべきなのかもしれません:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「遊馬くん!さっそくデュエルでもやるウラ?」

「おっ、デュエルか!よっしゃあやろうぜ!」

(クックックッ…バカめ。乗ってきたウラ…!これで希望皇ホープはオレの物ウラ!)

(この少年…なんだ?彼の体から溢れる異様なものは…)

《遊馬。彼とのデュエルは避けた方がいい、嫌な予感がする》

「は…?嫌な予感?お前まさか徳之助のこと疑ってんのか、これは友情ってもんなんだよ!
 行くぜェ!かっとビングだオレ!!」

そして遊馬と知りあって間もなく、親睦を深めるためにデュエルをしようと持ちかけてきた徳之助。
アストラルは「こいつはくせえッーー!!ゲロ以下の臭いがプンプンするぜッーー!!」と徳之助の腹黒さを見抜きますが、
アホの子な遊馬はちっともアストラルの忠告を聞く気がありません

「チュウボーンの効果発動!自分のデッキから、チュウボーン・ジュニアを3体
 相手のフィールドに特殊召喚できるウラ〜!」

バシュバシュバシュ!

「えっ!?おいおい徳之助〜、オレのフィールドにモンスターを召喚しても意味ないだろ?」

「あ〜しまった、効果を勘違いしてたウラ〜!でも遊馬くん、オレに気を使うことはないウラ。
 オレがミスして出した、そのチュウボーンジュニアで…」

「ん?おおそうか!レベル1のモンスターが3体!エクシーズ召喚できるじゃん!」

(勘違い…?明らかに遊馬をエクシーズ召喚へ誘導している…!)

そんなデュエルが始まって間もなく、遊馬のフィールドにわざわざ3体のモンスターを召喚した徳之助!
同じレベルのモンスターが3体揃って、「どうぞエクシーズ召喚してください」と言わんばかりのこの展開、
アストラルは徳之助の企みを警戒しますが、やはりアホの子の遊馬は(以下略) 遊馬お前アストラルと代われー!

「行くぜ!3体のチュウボーンジュニアをオーバーレイ!」

《待つんだ遊馬!》

「(ニヤ…)」

「エクシーズ召喚!現れろベビー・トラゴン!!(攻撃力900)」

「ギャーッハッハッハ!!かかったな九十九遊馬ァ!
 永続トラップ発動、”ウラトラC”!相手フィールドにベビー・トラゴンが召喚された時、
 相手のエクストラデッキにあるモンスターエクシーズを
 自分のフィールドに特殊召喚するウラ!」


「え!?なっ…オレのエクストラデッキから!?」

「希望皇ホープを特殊召喚!!(攻撃力2500)
 うはははは!これでホープはオレの物ウラ!この勝負もらったウラ〜!!」

何はともあれトラゴンちゃんキター!!可愛いトラゴンちゃんキター!!トラゴンちゃんキター!!
ん?徳之助は何かトラップ発動したの?ふーん(えー  ともかくトラゴンちゃんをエクシーズ召喚した遊馬でしたが、
最初からそれが徳之助の罠…モンスターエクシーズを奪うという”ウラトラC”の効果により、遊馬は希望皇ホープを奪われてしまいます

「ち…ちくしょう、希望皇ホープが…!徳之助!初めからオレを騙すつもりだったのか!」

「クカカカカ!全てのことには裏がある!そしてこのデュエルでは、
 勝った方が負けた方から好きなカードを1枚もらえるようになっているウラ」

《アンティルールか…!》

「徳之助ェェェーーッ!!」

「だーっはっはっはっは!!この世は裏だらけ!騙される方が悪いウラ〜!!」

そんなわけでいきなり劣勢に立たされてしまった遊馬!しかも徳之助は
「あ、言ってなかったけど負けた方はカード取られるルールになってるから」と、知らぬ間にアンティルールにしていたことが発覚!
こいつ…まんまとハメられてしまい怒りに震える遊馬、でもそれはそれとしてウラトラCのトラゴンちゃんも可愛いなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ズズズズズズ…

《うっ…!?な…なんだ、体が…!》

「えっ…!?ど、どうしたんだ!?ま、まさかこいつ…消えかかってるのか!?」

さらに悪いことに、その時突如としてアストラルを襲った体の異変!いきなりうんうん苦しみ始めて、体を維持するのもやっとという
状態になってしまったようですが…もしかして、希望皇ホープを奪われたせいでこんな異変が…?
もともとホープは、バラバラに飛び散ったナンバーズのうちアストラルの体から唯一離れなかったカードでしたからね…
それだけ結びつきが強くて、敵に奪われるとアストラルの命そのものが危うくなってしまうのかもしれません

(ナンバーズはナンバーズでしか倒せない…
 とにかく今は、早く他のナンバーズを召喚しないと…!)

「よし…!レベル3のライライダーとガガガマジシャンをオーバーレイ!エクシーズ召喚!
 現れろナンバーズ17!リバイス・ドラゴン!!(攻撃力2000)」

「むぉっ、ナンバーズ17!?他にもナンバーズがあったウラか…!
 ひひひ…だったらこいつもいただくウラ!!永続トラップ発動、”ウラ霧”!
 相手フィールドにモンスターが召喚された時、そのモンスターのコントロールを得るウラ!」

「な…!?う、嘘だろ!?リバイスドラゴンまで!」

ってうわあああ!敵のホープに対抗しようとリバイスドラゴンを喚び出した遊馬でしたが、
そのリバイスドラゴンさえも即座に奪い取ってしまう徳之助!なんてこった!これはもう分が悪いってレベルじゃねーだろ…

残る遊馬のナンバーズは電算機獣テラ・バイトだけ…ん?まてよテラバイト…そういえばあいつにも
相手モンスターのコントロールを奪う効果があったじゃないか!やったー!これでホープ達を奪い返して勝つってわけですね!
あれ、でもテラバイトはレベル4以下のザコモンスターしか操れないんだっけ?攻撃力も0だし使えねーなアイツ…(えー

(くそっ…もうオレに残ってるナンバーズはテラ・バイトだけだ…!
 だったらこのマジックカードを使って…!”リリース・リース”…
 自分フィールド上のモンスターをリリースして、
 デッキからレベル3のモンスターを手札に加えることができる…!)

「よし!ベビー・トラゴンをリリー…」

《う…ぐっ…!ベ、ベビー・トラゴンは…守…れ…!》

「えっ…!?で、でも、ベビートラゴンじゃナンバーズは倒せないだろ!」

《守るんだ…!ベビートラゴンを…ベビートラゴンを…!》

「お、お前…」

とその時、フィールド上のベビートラゴンを犠牲にして、テラバイト召喚用のモンスターを用意しようとする遊馬!
がしかし「トラゴンちゃん犠牲にしちゃらめええええええ」とそれを必死に止めるアストラル…
アストラルお前…そんなにトラゴンちゃんが好きだったのか…(えー  気持ちは分かるが…
ま、結局トラゴンちゃんを犠牲にしたところで、呼び出せるのはテラバイトだしな…あいつ出してもどうせ勝てねーしな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「くっ…オレはベビートラゴンを守備表示に変更!」

「あは…!とらとらとらぁ〜!」

そんなわけで、ここはアストラルの指示に従いトラゴンちゃんを守る作戦に出た遊馬。
「わ〜いがんばるよ〜」と大喜びするトラゴンちゃんマジ可愛い
よかったなトラゴンちゃん…こんなトラゴンちゃんを犠牲にしての戦いなんて、最初から選べるはずがなかったんや!

「はっはぁ!それで守りを固めたつもりウラかぁ!?ウラウータンの効果発動!
 守備表示モンスターを攻撃表示に変更するウラ!」

「ぴ、ぴやあ〜!」

「リバイスドラゴンでベビートラゴンを攻撃するウラァ!!」

「やべえ…!トラップ発動、”ハーフ・アンブレイク”!
 このターン、自分フィールドのモンスターは戦闘では破壊されず、
 プレイヤーが受けるダメージも半分になる!」

ドッゴオオオオン!!

「ぬぐああああっ…!(LP1900→1100)」

「ふん…そんなトラップを仕掛けてたかウラ!
 けど希望皇ホープも続けて攻撃ウラァーッ!!」

ドバッゴオオオオオン!!

「がああああーーっ!!(LP1100→300)」

ああしかし、せっかく守備表示にしたトラゴンちゃんもあっさりと攻撃表示に戻されてダメージを食らう遊馬!
なんとかトラゴンちゃんの破壊だけは防いだものの、もはや遊馬のライフは風前の灯…
とは言うものの、ムリヤリ攻撃表示にされてぐるぐる目を回すトラゴンちゃんは可愛いなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
もうトラゴンちゃんさえ可愛ければ、デュエルの行方なんてどうでもいい気がしてきた…(えー

(ちっくしょお…!このままかっとべないで終わるのかよっ…!)

「くっかっかっか!いくら考えても無駄ウラ!お前のフィールドにいるのは
 モンスターエクシーズの中でもクズのクズ!ランク1のベビートラゴンだけ…
 何もできるはずがないウラ!」

「は、はうぅ…」

自分のエース2体の猛攻を味わわされライフも残りわずか、いよいよ遊馬にも悲壮感が漂い始めてきました
そしてベビートラゴンのことをクズ呼ばわりしてあざ笑う徳之助…いちいち性格の悪いやつですが、自分のステータスを目にして
「がっくり…ほんとに弱い…」と肩を落とすトラゴンちゃんは可愛いなぁ(えー

《守れ…守るんだ…》

「ん…?待てよ…あいつ、なんでさっきからベビートラゴンを…あっ…!そうか!そういうことだったのか!」

「むう…?」

「行くぜェ!オレのターン!針剣士を召喚!(攻撃力300)」

「攻撃力300ぅ?そんなカードで何ができるウラ!」

「それが出来るんだよ!ベビートラゴンと一緒なら!かっとビングだオレ!!
 ベビートラゴンの効果発動!オーバーレイユニットを1つ使い、
 レベル1モンスターのダイレクトアタックを可能にする!」

って、その時ついにベビートラゴンが持つ逆転の可能性に気づいた遊馬!
そのために新たに召喚したモンスターは…またも可愛いショタ剣士キター!!
おいおいなんだよ今日のデュエルは、「最強モンスターが敵となりアストラルが瀕死」というハードな内容なわりに
可愛い奴らがどんどん出てきて和んじまうじゃないか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「てぇぇーい!(ちくちく)」

「ぬっはっは!たかが300ポイントのダメージ、痛くもかゆくもないウラ(LP2500→2200)」

「(じたばた)ん〜〜、ん〜〜!」

そしてこのほほえましいダイレクトアタックである
可愛すぎなんだよお前ら!トラゴンちゃんの効果でダイレクトアタックを仕掛けた針剣士でしたが、
攻撃力300では徳之助のライフはまだまだ余裕…それでもじたばたしながら攻撃を当てようとするトラゴンちゃんが可愛い

「ようし…!針剣士のモンスター効果発動!ダイレクトアタックに成功すれば、
 表側表示になってるお前のマジック・トラップカードを全部手札に戻せるんだ!!」

「な!?ぜ…全部ウラ!?」

「そうだ!希望皇ホープとリバイスドラゴンを奪ったカードさえなくなれば…!
 この2体はオレの下に戻ってくるってことさ!!」

がしかし、遊馬の狙いはダメージではなく針剣士の特殊効果を発動させること!
場のトラップを手札に戻す効果…つまりホープを操っていたウラトラC、リバイスドラゴンを操っていたウラ霧がフィールドからなくなり
ホープ達はようやく遊馬の下へと帰ってきたという…完全に形勢逆転ですなあ、コントロール奪取というのは恐ろしい効果やで

「いっけぇリバイスドラゴン!守備モンスターを攻撃!バイス・ストリーム!!」

ドッゴオオオオン!!

「う、あ、ああ…!」

「ようし…!希望皇ホープ!ダイレクトアタックだ!ホープ剣スラッシュ!!」

ドバッゴオオオオオン!!

「うっぎゃああああーーっ!!(LP2200→0)」

「いよっしゃああああーっ!!決まったぜぇーーっ!!」

「とらぁぁぁーー!!」

そしてリバイスドラゴンとホープの連続攻撃で、一気に徳之助のライフを削り勝利した遊馬!
しかしトラゴンちゃんと針剣士のコンビはマジ絵になるな。ほんま可愛いわ
この2体には遊馬デッキのマスコットキャラとして活躍してもらいたいなー、今後も継続して出番をもらえるだろうか

それと徳之助は最初いかにも怪しい紫のオーラを垂れ流してたので、てっきりナンバーズ持ちなのかと思ったら
別にそんなことはなくて単に性格歪んでるだけだったみたいですね。ええい人騒がせな奴め…
しかし徳之助と言えば、ああいう嫌なメガネヤローというとインセクター羽蛾を思い出すし
今回登場したベビー・トラゴンにしても、城之内が最初期に愛用していたベビー・ドラゴン(時の魔術師でサウザンドドラゴンに進化するアレ)を
思い出しますねえ。やっぱり初代に対するリスペクトをひしひしと感じる作りになってるな…

そんな一方で今回の話は、ショタ徳之助&針剣士でショタコン歓喜、小鳥ちゃんでロリコン歓喜、トラゴンちゃんでケモナー歓喜
初代にはなかったフェチ需要を大量に盛り込んだ回でもありましたね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
というか小鳥のミニスカートまじやべえ…この恐ろしいまでのギリギリ感はなんやねん!ちょっとでも動いたら完全に丸見えやで!
なぜ子供向け番組というのはいつもミニスカの限界に挑戦するのだろう…(えー  次回に続く!


・ベビトラのGifありがとうございます!さすがかわいいものに目がない大志さん、やってくれると信じてたぜ!

やあ喜んでもらえてよかった、トラゴンちゃんの可愛さにはアニメより先に漫画で登場した時から目をつけてましたからね
どうやら第9話にも登場するみたいだし、今後もゼアルを語るうえで欠かせない存在となりそうですねえ

(C)三好直人・吉田伸・高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社

 






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