10月31日

・今更ですが、イナズマイレブンに対する考えがかなり一致してて嬉しいです。円夏派だとか、染岡さんが好きとか、
 鬼道兄妹が好きとか、豪炎寺カコイイとか、佐久間が女にしか見えないとか、何より1期が好きなところが!
 私の友人は皆イケメンの多い2期が好きで、1期はつまらんとボロクソに言ってくるので、
 1期を面白いと言って下さる方がいて本当に嬉しいです。

友達はみんな2期が好きですか…そうなのか…やっぱり女性ファンの大半はイケメン揃いの方がいいもんなのかなー
私はやっぱりイナズマは1期がダントツで面白かったから、それ以降はずっとその貯金で見てるようなもんですね

1期の何がよかったかって言うと、やっぱり最初に思うことは必殺技を決めに行く流れがしっかり作ってあったことなんですよ
特に豪炎寺のファイアトルネードに関しては、相手GKの意表を突くような形でゴール前に高いボールを上げて
GKが反応できない形でゴールに叩き込むシーンがいくつもありましたよね



ファイアトルネードは豪炎寺の最初の必殺シュートで、その後もどんどん新しいシュートを覚えていったわけですが
新しいシュート覚えたからファイアトルネードはもういらないってなるんじゃなくて
ちゃんと撃ち方を工夫して最後までずっと点を取り続けたってところが大きいよね
弱いシュートでも使い方しだいでちゃんと活躍の場があるっていうね

今じゃもう考えられないことですけどね…新しい技を覚えたら古い技はもう用済み、それが当たり前
イナズマGOで言うなら、剣城が今の試合でデスソード使って点を取るなんて展開絶対ないでしょう
もうデスソードのことなんて誰も覚えてないだろうな…(えー

他にも1期では、ドラゴントルネードを普通に撃っても突破できないパワーシールドに対して、
「至近距離からの一撃ならブチ抜ける!」って撃ち方を変えたドラゴントルネードで突破したりとかね
その試合ではイナズマ落としも普通に撃ったら点が取れないってんで、咄嗟に円堂がイナズマ落としに自分も混ざって
変形技のイナズマ1号落としを繰り出したりとかね。要するに必殺技の出し方に色々と幅があったんですよ
毎回毎回ワンパターンに同じことをするんじゃなくて、状況によって色々と対応を変えてるっていう…

それはキーパー技についても同じことが言えると思います
たとえば一期の頃は、同じ技だけをひたすら出しまくるんじゃなくて状況によって使い分けてたんですよね
相手がそこそこ強い必殺シュートを撃ってきたら熱血パンチや爆裂パンチ、
最強技のシュートを撃ってきたらゴッドハンドを使ったり。そのゴッドハンドにしても、
普通に出して防げないならダブルゴッドハンドやトリプルディフェンスという変形技に派生したりしてましたね

そんなわけで、相手の色んなシュートに合わせて様々な技を使っていたんですが、
2期以降になると最強技だけをひたすら使い続けるようになっちゃったからね…
そうなると見た目的にワンパターンになるし、それに「強い技出した方が勝つ」っていう単純な力勝負の繰り返しになるのが
展開的にあまり面白くないと思います。こないだの勇者エクスカイザーの感想でも書きましたが、
単なる力押しだけじゃない知恵と工夫を駆使して戦うっていうのがないと
やっぱり夢中になるような面白さが生まれてこなくてね…

あと1期はビジュアル的に「なんか頼りなさそうな連中」がいっぱいいて、
実際に1人1人はそんなに強いわけでもなくて、この頃のスター選手といえば豪炎寺とか円堂くらいしかいないわけですが
逆にそこがなんていうかみんなで力を合わせてがんばろうって雰囲気出てたよね…
1人だけでサッカーやってるんじゃなくて、苦楽を共にしてきた仲間みんなと一丸となって頑張ろうっていう空気がね。
別チームからイケメンの最強選手ばっかりを集めちゃうと、やっぱりそういう仲間同士の横のつながりがどうしても薄くなる感じがしたね

特に2期ではそれを強く感じた気がします。なにしろ出会って1日2日のような仲間(そもそも雷門中じゃない人達)が
「俺達が雷門中イレブンだ!!」って名乗ったりだとか
「絆の力が俺達のサッカーなんだ!!」って言ったりするのがどうもね…
2期では最初期メンバーが円堂と壁山だけしか残ってなくて他の全員リストラされた時期もあったし、
こんなに仲間のほとんどを切り捨てちゃって、「仲間との絆が俺たちのサッカー」って言うのはどうなんだって思うことが多かったですね

あとはそうだなあ…2期以降の話で気になってるのは、必殺シュートを撃ったら
完璧に決まるかまったく通用しないかのどっちかしかないってことなんですよね
0か100かのどっちかだけでその中間ってものがない。たとえばキーパーにシュートは防がれたけど
キーパーが完全にはボールをキャッチできなくて、こぼれ球が次のチャンスになるとか…そういう場面がまったくないんですよ

   

ちなみに一期の頃はそういう場面がよくありました、特に印象的なのが御影専農戦での
ファイアトルネード・ドラゴントルネード・イナズマ落とし三連弾。
ここでは豪炎寺が手始めにファイアトルネードを放ってから、敵キーパーがシュートポケットで防ぐんですが
→完全なキャッチはできずにキーパーが軽く吹っ飛ばされ、ボールがあらぬ方向へ弾き飛ばされる
「くそ…!」「まだだ豪炎寺!行くぞォッ!!」「「ドラゴン!トルネード!!」」
→染岡さんが素早くこぼれ球に反応してドラゴントルネード発射
→それでも体勢を立て直した敵キーパーが再びシュートポケットで防ぐ
→しかしさっきよりもキーパーが大きく吹っ飛んで膝をつき、ボールが上空へ弾き飛ばされる
「まだか…!」「豪炎寺さんっ!」「よし!」「「イナズマ!落としぃぃっ!!」」
→すかさず壁山がオーバーラップし、上空オーバーヘッド技のイナズマ落とし発射

という具合に、キーパーがシュートを防ぎそこねた流れから息もつかせぬ猛攻が始まるっていうね
この場面はBGMの盛り上がりと3連続シュートの映像が完璧にマッチしているので
今でもイナズマイレブン史上最高のシーンだと思っています
こういう場面は今じゃ本当にやらなくなったよね、止められるかブチ抜くかのどっちかしかないから…

あとは円堂に関しても1期の頃は印象違うなぁ、後のシリーズより喜怒哀楽がハッキリしていたというか
3期の頃あたりになると円堂は喜怒哀楽の楽の部分しか残ってないイメージというか
大きな感情の揺れ動きみたいなのがあんまりなくなりましたよね、常に平均的なテンションを保ってるというか
悟りを開いちゃった人みたいな雰囲気を持たせようとしてるのかなって気がしました

なんかこうシリーズが進むごとに、ひたすらマンセーされる教祖様っぽい感じになっていったんですよね、円堂って。
相手FWにやりたい放題点を取られまくったり、「これは明らかに円堂に非があるだろ」って場面が色々ある中で
「円堂さんは凄い!」「円堂さんは凄い!」って盲目的に周囲から持ち上げられまくるという…

初期の円堂はそんなうさんくさい奴じゃなくて、本当の意味で頼りになる奴だったんですけどね、
仲間が1人で立ってられない時には必ず力になってくれる奴、支えになってくれる奴っていう感じで。

たとえば野生中との試合では、相手の固い守りが突破できずに攻撃陣が大苦戦して、
頼りのイナズマ落としも壁山のトラウマで何度も失敗する中、
野生中の攻撃は円堂が決死の防御で止めまくって1度のゴールも許さなかったというね
ズタボロになりながら円堂が0点のまま守り通したおかげで、とうとう奮起した壁山がイナズマ落としで試合を決めるっていう。
やっぱりこういう風にちゃんとキーパーとして結果出してるってところも大きいよね、この時の円堂はまさに守護神でした

2期以降の円堂はやりたい放題点を取られまくるせいで、何を言っても説得力に欠けてしまうというか
イナズマの長い歴史の中で、主役チームが0点守り通して勝った試合って野生戦以外マジで思いつかないというか
最近のイナズマGOでも相当ボッコボコにされてるしね…護星神タイタニアスアームドとはなんだったのか

あとやっぱり1期の頃は鬼道さんの極悪ヅラが見てて楽しかったなぁ(えー
やっぱりこの変態マントとゴーグルにはドヤ顔が一番よく似合うよ!
この頃はあれだよね、帝国学園に練習試合で負けた相手の学校に
いきなり巨大トレーラー突っ込まして跡形もなく完全破壊とかやってたし
やってることがキチガイすぎて最高に面白かったですね

鬼道さんは仲間になってから丸くなりすぎちゃったなぁ。気迫で相手を圧倒することがすっかりなくなって
「な、なんだこいつらはー!」って相手のプレーに動揺するのが役目になったというか
最終的にメチャメチャ大人しい常識人になっていったよね…やっぱりこのゴーグルとマントをつけてるからには
相手を威圧するようなオーラを持ってて欲しかったなぁ

あと初期の頃はやっぱり女性陣が可愛かったよね、特に春奈とお嬢にはそれメッチャ感じてます
このズタボロになっていく円堂を見て「お願いだからもうやめて…」って上目遣いになる図だとか
理事長の椅子に座ってお嬢様っぽいポーズをする図だとか
熱々のおにぎりを一生懸命にぎる図だとか
みんなの練習を微笑ましく見守る図だとか
色々とたまらんものがあるね…2期以降でこういうフェチ心をくすぐるような図ってあったかな…(えー

あとは秋葉名戸学園の説明で真っ赤になる秋のシーンが
まるで「おいどうした?早く読めよ」って円堂にエロ本でも読まされてるような反応だったのが
今見るとなかなかそそるシーンだなぁって:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(C)LEVEL-5/FCイナズマイレブン・テレビ東京


10月29日

ええいなんてことだ!ホテルの近くにあるコンビニに行ってみたけど、ジャンプに袋かかってて立ち読みができないぜ!
地元から離れた場所に来るとこういう時に困っちゃうなー
誰か小倉駅周辺でジャンプ立ち読みできる情報求む!(えー
ヤングマガジンとビッグコミックスピリッツも読めるとなおいいんだけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



・どうも初めまして、小倉駅の近くでしたら、揚子江の肉まんが個人的にはお勧めです by ぬるねこ

情報ありがとう!さっそく買ってきましたよ揚子江の肉まん!
こいつはすげえぜ…美味いってレベルじゃねえ!
190円なんて安い値段でこうまで美味いのか!こいつはたまらんな…これほど美味い肉まんは初めてかもしれない
もう肉汁がドバッと溢れ出てきて凄いですよこれ、冗談抜きにゴクゴク飲めるぐらいのレベル
でも油断してると肉汁がビシャーッと床にこぼれまくって大変なことになるでしょうね
というか実際大変なことになりました(えー
おかげで部屋がすげえ肉まん臭くなってしまった…ホテルの人すまない…


10月28日

どうもこんばんは、今は無事に小倉に着いてホテルの回線からなんとかネットに繋いでます。
ただやっぱり危惧していた通り、「やっべーこれ家じゃないと仕上げできねーわ」って作業がちらほらと…
うーん少なくとも今週はアニメ感想をストップすることになりそうです
次の土日になったら自腹でいったん神奈川に戻るつもりなんで、今週溜めた分はその時に更新しようかな
自腹で戻るんで!そう自腹で!(えー そこまでしてアニメ感想書きに戻る俺って偉いねェ〜〜

そんなわけで今週は、拍手返信ならなんとかやれそうなんでそれを中心にやって行きましょうかね



・町田在中でその店にも学生時代何度か行きましたが、そんなに有名なんですねー。驚きました。

お、町田といえばこないだの小籠包の店ですよね、まさか実際に行った人がいるとは…って
なんか反応薄くないですか!?(えー  漫画の中じゃ絶品とかってめっちゃ褒めちぎってたんやで!?
俺もけっこう行くの楽しみにしてるんだけど…11月の末ごろには一度行ってみたいなー



・真っ直ぐなヒーロー物で超面白アニメのドッグデイズを忘れるとか!許されませんよ大志さん!! by 沖田カイ

俺の前でドッグデイズの話をするんじゃねぇ!(えー
1期も2期も「こんなに不満たらたらな感想書いちゃってやばいかなー」と思ってたのに、これ以上話ふられても!
俺がドッグデイズを語ると不満しか出てこないからもうやめにしようぜ…



・サイバーフォーミュラがレンタルDVD出てない…だと…TSUTAYAの在庫検索するとレンタルにラインナップされてますけど…

あれ、レンタルDVD出てるの!?おかしいな…なんで出てないって思ったかというと、最近TSUTAYAに寄った時に
店にある検索マシンでサイバーフォーミュラ検索したら、出てきたのはビデオだけでしかも取り扱いなしだったんですよ
つまりこれって、サイバーフォーミュラはビデオでしかレンタル品が出てなくて、この店ではそれすらも置いてないんだなーと
思ったわけなんだけども…実際は違うのかな?なんにしても見れるならまた見たいですねぇ



・アニメログ見て思ったんですけどスクールデイズって大志さんの好みとかけ離れていませんか?
 主人公はカッコいいレッドじゃないし、殺伐としているし・・・その割に星3つと意外と多いというミステリー(?)

だって言葉の胸がでかいから…(えー
言葉の胸は102cmですよ102cm!でけーわでかすぎるわ、この巨乳っぷりはおっぱい星人にはたまらんなー

冗談は置いといて、私はもともと言葉がおかしくなる前の純愛路線が好きだったんですよ
最初は誠との関係も初々しいカップルって感じで、少しずつ打ち解けて仲良くなっていくのがね…恋っていいなって感じでね…
まあ、そんな雰囲気も2話か3話くらいで消えてなくなるわけですが(えー
誠がキチガイだったばっかりにどんどん泥沼に…あとは刹那も可愛いシーンがいくつかあったような気がするなー

要は言葉と刹那が可愛かったからそこそこの評価はしてるって感じですかね
まあ世界だけはまったく評価してないんですけどね(えー

(C)STACK・School Days製作委員会 2007



・ちょっと前からサイトを閲覧させていただいてます。毎回楽しく見ています。質問なのですが、イクシオンサーガDTや
 武装神姫のアニメは見られていないのですか?もし見ているのであれば、ぜひ感想をお願いします。 by 喜助伊洋

・こんばんは。レビューを毎度楽しませていただいております。大志さんは少し前にやっていた「つり球」はご覧になりましたか?
 自称宇宙人のキャラが多分好みに合わないだろうなとは思うんですが、それぞれの行動に意味があるし、
 主人公がゆっくりと成長していって、最終的にとても爽やかな気分で終われる地味な良作なんです。
 もし視聴済みならちょこっとでも感想を知りたいです。話は変わりますが、遊戯王ゼアルの75話が通しで見ていた人には
 たまらない展開ですのでレビューお待ちしてます(`・ ω・´) by サイマジは俺の嫁

・初めてコメントさせていただきますホラDです。いつも楽しくレビュー見させてもらってます。
 大志さんはラノベアニメがお嫌いですか・・・・ですがこれはどうでしょう。僕の中でナンバーワンのアニメです。
 「ハイスクールD×D」はいかがですか?基本的にはバトル&ハーレム&エロなよくあるアニメっぽいですが,
 他のハーレム物とは一味も二味も違いますよ!!by ホラD

・大志さんヨシヒコ見ないんですか?レビューするの面白そうだと思うんですが。

・武装神姫はストーリーが予想と違ってちょいと拍子抜けだったな。だが大志さん、あなたなら感じられたはずだ。
 この作品の、いや武装神姫という存在に流れているアムドライバーの血筋を…… by ただのカカシ

・大志さんなら絶対にイクシオンサーガの感想を書いてくれると・・・信じてます!だって、あのタマを失うシーンを見たら、
 書かずにはいられないハズ! by ニッキー

すまないがどれも見ていないんだ…深夜アニメはよっぽど期待してる作品じゃないと
最近はチェックしないようになってきちゃいましたねぇ、個人的に土日の朝やってるアニメが一番見ようって気が湧いてきて
次に平日の夕方やってるアニメかな?深夜アニメはなんでか見る気があんまり湧いてこなくて…なんでだろうね…

というかイクシオンサーガとやらは複数の人が名前挙げてますが
タマを失うシーンってのは一体なんなんだろう…
なんだか聞いてるだけで股間がきゅーんとしてくるんだが…(えー



・ガンダム主人公でカミーユが一番好きなのですか、Zガンダムって暗い話であまり肌に合わなさそうと思っていたので
 意外でした(カミーユの両親の最期とか30バンチ事件とか)。by TAS

じつはZガンダムとかダンバインとか、破滅的な最終回の作品でも好きなのは結構あったりします。
なんでかっていうと、それは見る前にネットとかでラストの展開を聞きまくった後だから
しっかり心の準備ができてたっていうのがありますよね。これがあるのとないのとじゃまったく違うと思います
例えばマザー3なんかはまったく心の準備できてなくて鬱展開に耐えられなかったいい例というか
バトスピブレイヴもその部類でしょうねぇ、まさかダンさんが消えて終わるとは思ってなかったんで
前もって心の準備をしてたなら、もう少し評価も変わったかもしれません。

逆に言うと、もし俺がZガンダムをリアルタイムで見てたなら
最終回で発狂しまくってメチャメチャ叩きまくったかもしれないね(えー
リアルタイムだとその後の作品でカミーユが救われることも分かんないから、
ヘタするとブレイヴみたいにさんざん荒れた感想になってたかも…



・初めまして。バトスピブレイヴのレビュー、実はずっと読ませていただいてました。ダンまゐへの熱い思いが伝わってきました。
 私は未だあの最終回に納得できてないです・・・ダンさん・・・。大志さんのレビューはおもしろくて好きです。
 これからもお体に気をつけて頑張ってください。 by ダンまゐ好きな女子

そうですね、ブレイヴはね…もうあの最終回からまる1年以上が経ちましたけど
いまだに受け入れられるもんじゃないよね…
仮に心の準備ができていたならもう少し変わっていたんだろうか…

なんていうかブレイヴ最終回のことを思い出すと、クソ親父のことを思い出してる時のディオみたいな気分になるよね
ダンさんが消えてなくなったというだけで気が狂いそうになるッ!!
酒!飲まずにはいられないッ!!
(えー



(C) 荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会



・ソードアート・オンラインは趣味に合いませんでしたか…
 大志さんが言っておられる通り、確かに筋肉も無くヒョロッとした主人公ですが
 あれはあくまでゲーム世界なので無双できると考えれば、おかしくないと思いますが…いかがでしょう?

まあゲームの中っていうことは分かってるんですが、やっぱり見た目の問題でどうにも受け入れがたいっていうのがありますよね
例えば私はそこらへんの格闘ゲームとかやってる時も、ヒョロッとした萌えっ子がバンバン肉弾戦しまくったり
なんかバカでかい剣とか振り回してたりする
のがすごい違和感あるんですよ。
設定がなんやかんやじゃなくて、もう見た目の問題で受け入れられないっていう。
なので格ゲーやる時も、基本的にかっこよくていくらか筋肉あって強そうな男性キャラばっか使ってますね
たとえばKOF98あたりのテリーや京なんかは対戦時のグラフィック好きだなぁ、2人ともなんかヒジの固そうな感じがたまらない



・大志さんもポケモン好きになりましたか、カワイイポケモンといえば私はメリープが好きです 
 ピッピの進化前のピィやプリンの進化前のププリンもかわいいと思います!
 あとチルタリスもモフモフですよねオススメなんで是非!かわいいパーティー作ってみてください! by 七誌

・エルフーン可愛いですよね!イッシュのポケモンの中でも特に気に入っている子で、大志さんにも気に入って頂けて嬉しいです!
 この子もチラチーノも、可愛さと強さを併せ持った優秀な子ですので、是非是非可愛がってあげて下さいね♪

可愛いポケモン情報ありがとうございます、教えてもらったポケモンはまだまだ野生の状態で遭遇してないんで、早く捕まえたいですねー
だがサモン3とプロジェクトクロスゾーンも進めたいんだ!どうすればいいんだ!(えー
プロジェクトクロスゾーンはなんだか思ってたよりずっと評判いいみたいで…やりたいと思いつつもまだ封を開けてないですねー
しかも来月になればサモン4が出るし!レイトン教授VS逆転裁判も出るし!
どうすればいいんだ!これマジでどうすればいいんだ!(えー
とりあえず今のところサモン3優先で進めてはいますが、ちまちまペースなんでサモン4の発売に間に合うか微妙なとこですねー



・マザー2の町人会話が良いというので、それには及びませんが少し似たようなRPGを紹介させてください。
 日本ファルコムの軌跡シリーズです。この作品、町にいる人々全員に名前と人格があり、主人公が物語を進めると
 その人々も同じく日々生活して独自の物語を紡いで行くことになったり、主人公が関わる事件のことで感想が聞けたり、
 主人公たちがそれを助けることになったりもします。例をあげると恋人になった二人が、かなり経ってから結婚するから
 助けて欲しいと依頼が来て、プレイヤーは、こいつら結婚するのかという感慨に浸れます。王道な魅力溢れる作品なので
 気に入られると思います。知っていたら感想を聞きたいです。 by jino

お!軌跡シリーズについては、2ヶ月ほど前に知り合いの人がクリアして面白かったと話を聞いたんで、
近いうちに俺もプレイしようと思ってたんですよね、バハムートにさえハマってなけりゃ今ごろは…(えー
それというのも主役キャラのエステルとヨシュアが、義理の姉弟として育ってだんだんお互い意識するようになって
一緒にフロ入ったりキスしたり「いつになったら結婚するの?」とか言われたりするゲーム
と聞いて
だいぶそそられたというか…(えー
それでいて町の人と話す楽しさはマザー2並みかぁ、これはぜひとも1度プレイしてみたいですな
だが今の発売ラッシュでどうすればいいんだ俺は!どうすればいいんだ!(えー


10月27日

突然ですが、28日の夕方から2週間ほど九州(小倉)まで仕事で出張してきます
その間の更新はどうなるかちょっと分かんないですね…自分のノートPC持っていくから8割方の作業はできると思うけど
残り2割の部分が家のデスクトップPCじゃないとできないんで…ヘタすると「ああ、この作業さえできれば!」って状態で
色々溜まっちゃうかも。そんなわけで更新がうまく続いたらおめでとうと思ってください

あ、それと小倉駅周辺のホテルでずっと泊まる予定なので
なんか駅近くで美味いもん食える店があったら情報求む!(えー




アニメ感想:ジョジョの奇妙な冒険 第2話「未来からの手紙」

ジョジョも2話目になってからOPが流れるようになりましたね
まーなんと言っても目を引くのは冒頭の徐倫、ジョルノ、仗助、承太郎、ジョセフ、そしてジョナサンの歴代ジョジョ登場シーンですよね
やれやれだわ無駄無駄サザエさんオラオラお前の次のセリフは何をするだァーッ!!(えー
というかジョニィや定助なんかはいちおう歴代ジョジョとは違う扱いなんかな?まああいつらはタイトルがジョジョの奇妙な冒険じゃないしね

あとはやっぱり歌詞がもうジョジョ愛に満ちていてすごいですよね

【空、こぼれ落ちた2つの星が、光と闇の水面吸い込まれてゆく】
星といえばジョースター家のシンボル、そんなジョースター家の2人の息子ジョナサンとディオが光と闇に分かれていく

【引き合うように重なる”波紋”】
波紋キター!!初期ジョジョといえばやはり波紋!初見の人も4話ぐらいまでいけば意味が分かるでしょう
波紋はジョジョを語る上で超重要なキーワードなので、もうこれを聞くだけでニヤッとしてしまいますね

【誇りの道を行く者に”太陽の導き”を、野望の果てを目指す者に”生贄”を】
誇りの道を行くのはもちろんジョナサン、そして野望の果てを目指すのはディオ、
太陽の導きと生贄は、それぞれが手にする特別な力のことを意味してますよね、これも4話あたりでちゃんと意味が分かると思います

【震えるほど心、燃え尽きるほど熱く、その手から放て鼓動】
震えるぞハート!燃え尽きるほどヒート!刻むぞ血液のビート!!
ジョナサンが必殺技を放つ時のあの決めゼリフ!聞く人が聞けばピーンとくるところが嬉しい

【その血のさだめ!ジョォォォォォォォジョォォッ!!】
そして最後はこれでもかというほど全力のジョジョシャウト!何もかも100%ジョジョへの作品愛をひたすらぶつけて作った曲って感じで
これはもうファン冥利に尽きますね、これほどまでに作品のためだけに作った曲っていうのも相当珍しいですねー
最近ではなんかその辺のアーティスト捕まえてきて、あんまり本編と関係ない曲流すアニメが多いですけど
ジョジョに関しては本当に制作サイドの作品愛が凄まじいので、OPでもそれをヒシヒシと感じることができましたね

ただ↓このジョナサンはもう完全にケンシロウだと思う(えー
なんか今からシンでも倒しに行きそうな雰囲気してないか…?北斗神拳の前には死あるのみ!

「とったァーーッ!!ボールを捕ったのは我がヒュー・ハドソン校の雄ーっ!
 ジョナサン・ジョースターだァーーッ!!」

「うおおおおおお!!」

ドドドドドド!!

「普段は静かなる男!身長195cmジョナサン・ジョースター、雄叫びを上げて
 ゴールへ突進するゥ!卒業を前にしたこの試合、優勝で飾れるかァーーッ!」

ガッキイイイ!

「ああーっと捕まったァーッ!が…倒れない!また2人!捕まった!3人!」

ドッギャーーン!!

「すっごぉ〜〜〜いッ!!3人にタックルされたまま、ひきずりながらも
 突進をやめないッ!なんというパワー、なんという根性、まるで重機関車ですッ!!」

そんなわけで第2話の本編冒頭シーンはこれ、前回のラストから7年の歳月が経ち、
あの少し幼かったジョナサンも今となっては195cmムキムキマッチョの巨漢になっていました
この日は大学のラグビー部で試合をやっていたようで、ジョナサンは数人がかりでも止まらない圧倒的パワーをバリバリに発揮していたという…



「ふんっ!!」

パッシィ!!

「ああっ!パスが通ったァーーッ!飛び出したのは…ディオ!
 やはり我が校のディオ・ブランドーですッ!」

シュバアアアアッ!

「ぬけたァーッ!単独走ですッ!華麗だ!
 相変わらず華麗な走りっぷり!トライーッ!!」

さらにジョナサンと絶妙なコンビネーションを見せていたのは、なんと意外にもあのディオ!
ボクシングでも華麗なテクニックを見せていたディオでしたが、このラグビーにおいても飛び抜けたセンスを発揮!
パワー押しのジョナサンとは正反対に、流れるように相手をするりするりと抜いていき決定的なトライを決めてしまいました

「やったァーーッ!!最後の試合を優勝で飾りましたァーーッ!」

ワアアアアア!!

「やったなジョジョ!」

「ディオ!見事だったよ君の走りは!」

「ありがとう!だがジョジョ、君あってのトライさ!」

「ディオ・ブランドーは法律でナンバーワンの成績で卒業する予定、
 かたやジョナサン・ジョースターは考古学の分野で見事な論文を発表しています!
 この試合もこの2人あっての優勝!まさに我が校の誇りです!」

「ジョジョ、この勝利をさっそくおとうさんに報告しなくっちゃあな!」

「うん!」

ザッザッザッ

(…ディオが正式な養子になり、ぼくの父をおとうさんと呼ぶようになって、どれくらい経っただろう…?
 今…ディオとあんな会話をしていたけど、正直ぼくは彼に対して友情を感じていない…
 なぜ?彼はあんなに凄くていい奴なのに…)

今となっては気持ち悪いくらいに仲良くしていたディオとジョナサン、そして2人ともすばらしい成績で文武両道を達成しており、
周囲から見たらまさに理想の親友コンビでしたが…しかし当のジョナサンは、「あーディオの奴と話すとなんかシラけるな」
どうもディオに対して本気の友情を感じていませんでした。ディオには何か裏があるのかもしれない…
ジョナサンの心の中にはどうしてもそういう気持ちが残っているようで…



「ディオ!学園の新聞に君たちの友情について書くけど、話してくれないか?」

「友情だって?テレるな…」

「頼むよ!ぼくらも聞きたいな」

「うーん、じゃあ…」

(フン!友情だと?きれいごとを並べてニコニコするなよな…クズどもが!!
 もうすぐ卒業…もはやジョースター卿の援助はいらん!
 7年ジョジョと表向き仲良くしたのは、この期を待ったから!
 計画はジョースター家の財産を乗っ取ることさ!
 法的に財産を自由にできる年齢になった!!)

そしてやっぱり真っ黒だったよこの男!
ああやっぱり!先ほどまで見せていた温和な態度はすべてうそっぱち!
腹の底ではこの7年ずっとジョースター家の財産乗っ取りのことしか考えていなかったディオ、
そして大学の卒業を期に、いよいよその計画を実行に移すつもりのようで…

「ゴホッ!ゴホッゴホッ…ゴホッ!」

「おとうさん、ご気分はいかがですか…?」

「うむ、だいぶいいよ…ただ、咳が止まらないな…ゴホッゴホッ!」

(とうさん…風邪をこじらせただけなのに、こんなに悪くなって…)

しかしジョナサン達が立派に成長した一方で、父親のジョースター卿はずいぶん体を弱らせてしまっていました
すでに寝たきりの生活で咳が止まらず、風邪をひいただけで相当な衰弱を見せてしまうほど…
これにはジョナサンもかなり心配そうです、ディオはどうだか分かりませんがね(えー

「今日、医者に入院をすすめられたよ…」

「入院?それはしないほうがいいですね」

「えっ…」

「病院は施設が悪いくせに、儲けることばかり考えて入院をすすめているんです」

「うむ…私も断ったよ、家の方が安心していられる。胸の痛みもなくなったし、
 指の腫れもひいたみたいだ…ゴホッ…!よくなっている…ゴホッゴホッ!」

しかし、それほど弱っているのに入院は断ってしまったというジョースター卿。
うーん、1話の悪ガキ達もエリナの父をヤブ医者よばわりしてましたが、この時代あんまり医者は信用されてなかったんですかね?
それと「よくなっている」とは言いつつも、どう見てもそうは見えないジョースター卿…本当に大丈夫なんでしょうか

「ところで…ディオ、ジョジョ、優勝おめでとう!私も鼻が高いよ、素晴らしい息子たちだ!
 ディオ、君は特にがんばった、卒業したらなりたいものになるといい…!
 援助は惜しまない、君は私の家族なんだからね」

「貧しい出身のこのぼくに、チャンスを与えてくれてありがとうございます。ますます励みたいと思います」



そしてこの顔である だ、だめだこいつー!腹黒いことしか考えてねえよ!
口ではこれだけ殊勝なことを言いつつも、頭の中では「あー早くこのクソ親父死なねえかな」とかそんなことしか考えていないディオ!
これだけジョースター卿が優しくしてくれてるというのに…ディオの辞書に情けという言葉は存在しないのか

ポタッ…ガッシャアアン!!

(ぼくだけが知る秘密…!この仮面を作った者は、一体何を目的として制作したのだろう?
 そして何よりも、亡き母が買ったという思慕の情がある…
 いつかこの仮面の秘密を解いて発表し、センセーションを巻き起こせればいいな)

そんな中でジョナサンは、母親が亡くなる寸前に買ったというアステカ文明の仮面・石仮面について研究していました
この仮面には血を垂らすと鋭い骨針が勢いよく飛び出てくるという仕掛けがあり、ジョナサンはそれに興味を持っていたのです
そういえばジョナサンは大学でも考古学を学んでいるんでしたね、これも過去の文明の遺産だから興味があるんでしょう
それにしても母ちゃんはなんでこんな気持ち悪い仮面なんぞ買ってきたのか…(えー

ドサドサドサッ

「わっ!し、しまった…ん?」



って、そんな石仮面についての調べものをしていたその時、うっかり本棚の本を崩してしまったジョナサン!
すると、そんな本の中から偶然にも古ぼけた一通の手紙が…
何の気なしにそれを手に取ったジョナサンですが、内容を目にした途端にドッギャーンとものすごい衝撃を受けてしまいます
果たしてその手紙に書かれていた内容とは…

「いつも助かりますディオ様…歳ですなあ、階段を登るのがけっこう苦になりまして…」

「ああ…(スッ)」

そんな一方でディオは、ジョースター卿の部屋に病気のための薬を持っていこうとしているところでした
しかし、誰も見ていないところでこっそりと別の怪しげな薬に入れ替えてしまうディオ!何をするだァーーーッ!!
こ、こいつ…まさかジョースター卿の容態が日に日に悪くなって行っているのは…

「ディオ…!今…その薬どうした…!」

「………どうした、とは?」

「君はいつも、とうさんに薬を運んでいるのかい…?」

「ああ。それが?」

「…7年前、君のお父さんが出した手紙を偶然見つけたよ…読もう!
 ”私は今、病にあります。多分死ぬでしょう…分かるのです。病名は分かりませんが、
  胸が痛み、指が腫れ、咳が止まりません…”」

「…」

「ぼくの父さんと同じ症状だ…!一体これはどういう事だッ!ディオーーッ!!」

「さあな…なんのことだ?
 わからないなJOJO…」(えー
(C)荒木飛呂彦/集英社

しかし、そんなディオの恐ろしい企みにとうとう感づいてしまったジョナサン!
そう、さっき発見した手紙とはディオの父親が死ぬ間際にジョースター卿へ書いたもの…
ディオの父親は正体不明の病気にかかり、胸の痛み、指の腫れ、ひどい咳を訴えながら死んでいったようです
それは何から何まで今のジョースター卿と同じ状況…都合よく2人とも正体不明の同じ病気にかかるなんてまず考えられません、
つまり2人が体を悪くした本当の理由は…

「…君は一体、なにが言いたい?」

「その薬!調べさせてもらおうッ!」

バアッシイ!

「ジョジョ…!その薬を調べるということは、我々の友情を疑うこと…
 友情を失うぞッ!!」

「…!」

(くっ…ディオの目に威圧され、目を伏せてしまった…
 あくまで疑惑にすぎず、確信がまるでないからだ…!)

「ジョジョォ…その薬を盆の上に戻せよ…!そうしたら君のバカげた考えのことは忘れよう…!」

って、「お前それ毒薬だろ!」とディオから奪い取ろうとしたジョナサンですが、
それを物凄い形相で止めようとするディオ!
もはや怪しさ満点ではありますが、なにがなんでも薬を渡す気はないようです
その凄まじい気迫には思わずジョナサンもたじろいでしまうほど…ヘタにつつけば何をされるか分かったもんじゃありません

「くっ…ディオ!紳士として、君の実の父・ブランドー氏の名誉にかけて誓ってくれ!
 自分の潔白をッ!」

「なに…?」

「自分の父親に誓えるなら、ぼくはこの薬を盆の上に戻し、二度とこの話はしない!」

(もしぼくの推理どおりなら…彼の誇りに対する性格から、誓いはできないはずだ…!)

「ディオ!さあ誓ってくれッ!」

「…誓いか…」

ドクン!!

「ぐ…!ぐぐっ…!ハア…ハアッ…!」

「…」

「あいつの…名誉に誓うだと…!?勘違いするな…!
 あんなクズにィッ!名誉などあるものかァーーッ!!」

って思いっきりブチ切れキター!!いきなりなんだー!父親の名誉に誓えばそれで潔白と言われたディオですが、
どうしても我慢できずに思いっきり憎悪をブチ撒ける結果に!建前ですらも言えんのかい!
ただ、それほどあのクズ親父に対しては凄まじい憎しみを抱えてるようですね、なんだか思い出すだけでも
ハアハアと呼吸が荒くなったりするほどの衝動を抱えているようです

それにしてもこの場面はディオ役の子安武人の演技がすごい。∀ガンダムのギンガナムとかをやってから
子安武人はこういうワルっぽい叫びのシーンがすごく板に付くようになりましたよね
ディオは単なる「冷静で美形なキャラ」ではなくて、こういう荒ぶる衝動をたまにブチ撒けるキャラなので
両方の演技ができる子安武人はすごいハマリ役だと思いますねえ

バキイイイッ!!

「ぐ…!ディオ…君への疑惑が確信に変わったぞ…!
 君の動揺と憎悪は普通じゃない、君と父親との間に何があったのかは知らんが…
 君は父親を殺害している!」

「ぬぐ…!」

グググググ…!

「ぼくは父を…!ジョースター家を守るッ!!」

ああそして、思いきりキレたディオはいてもたってもいられなくなってジョナサンを殴りますが
そんなディオのパンチを受けながらも、父さんを守るという気迫で一歩も引かないジョナサン!
さらには、あのボクシングの時の目潰しアタックを繰り出そうとしたディオに対し、
物凄いパワーで腕を捻り上げてそれを防いでおります。おお…ジョナサンの成長を感じるシーンです、ここまで強くなっていたのか!



「ディオ!君の7年間の考えが分かった!
 ぼくらには最初から友情など存在しなかった!そして父にはもう近づけんッ!!
 この薬を分析して、必ず刑務所へと放り込んでやるぞッ!!」

「ち…!」

(くそッ…!あと一歩というところだったのに…!
 あんなクズのせいで、計画を潰してたまるものか…!)

《死んだ女の服なんぞ売っ払えッ!酒だぁ!酒買ってこいィーーッ!!》

(母は苦労をして死んだ…!あいつの血がこの体に流れていると考えるだけで…
 気が狂いそうになるッ…!!もう引くことは…できない…!)

そしてついに偽りの友情を投げ捨て、決定的に対立することとなった2人!
しかしディオはジョナサンよりむしろ、あの父親のせいで計画が潰れるのが我慢ならないようです
もう考えるだけで発狂しそうになるほど、本当に憎くてたまらない父親だったみたいですね

あとこの父親の回想シーン、原作では薬を渡そうとしたディオをブン殴って
「酒こそ薬さ!こいつをたたき売って酒買ってこいィーッ!今すぐだァー!」って言ってたのが
ちょっとセリフ改変されてて寂しかったです(えー  酒こそ薬さ!ってフレーズが妙に陽気でアホっぽくて好きだったんだよね

(大学の研究室でも薬の分析は不可能だった…
 そうすると東洋の薬である可能性が強い…!)

(ジョジョをなんとか始末せねば…それも完全犯罪でなければならん…!
 この石仮面の骨針が、ジョジョの脳みそに食い込めば間違いなく即死ッ!
 しかも研究中の事故死となり、殺人容疑はおれにはかかってこない!
 ジョジョ…お前の研究でお前自身が死ぬんだ!)

その後はディオの魔の手から父親を救うため、そして邪魔なジョナサンを始末するためにそれぞれ動き出した2人。
ジョナサンは毒薬の証拠と解毒剤を探し回り、ディオは石仮面を使ってのジョナサン暗殺計画を考えていたという…
ちなみにディオが石仮面を凶器に選んだのは、ナイフや銃を使ったのでは証拠が残ってしまうからですね

石仮面が作動する仕組みはジョナサン以外に誰も知らないので、(ディオはジョナサンの研究ノートを盗み見て知った)
これでジョナサンが死ねば、ジョナサンが自分で石仮面を作動させて死んだって言い訳が使えるわけです
ただこれをどうやってジョナサンにかぶせて殺すんだろうね…(えー

「だ、だんな…ここから先は食屍鬼街(オウガーストリート)といって、
 ロンドンでも一番やばい街なんでさぁ…!」

「わかっているよ、君は引き上げてくれて構わない(すたすた)」

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「なに?ジョジョが1人でオウガーストリートに入ったと?」

「はい、お止めしたんですが…」

(フン、仮面で始末する手間がはぶけたな…すでに殺されたか、のたれ死んだか…!)

そんな中、ジョナサンは薬の出どころを求めてオウガーストリートというメチャメチャ治安の悪い町へと足を踏み入れていました
実際ディオはここで薬を調達したようですが…しかし、世の中の汚さを知り尽くしているディオだから無事に済んだものの
おぼっちゃん育ちのジョナサンは果たして無事に帰ってこられるのか…

ドドドドドド

「ん…!?」

ドドドドドドド!!

「おい刺青!あの身なりのいいあんちゃんの肌を斬り刻んで、身ぐるみはいじまいなッ!」

「おう!うっきゃああーーッ!!」

YOUはSHOCK!愛で空が落ちてくる!(えー
なんとジョナサンが町へ足を踏み入れた途端、いきなり「ヒャッハー!獲物だぁー!!」
北斗の拳みたいな奴らが登場して襲いかかってくるという展開に!OPのジョナサンといいなんだこの北斗っぽさは!



「なるほど、名前にふさわしい街だ…!」

ガッシイイッ!

「こ、こいつ馬鹿かあーッ!?ナイフを素手で止めやがった!」

「…」

「ヒヒッ、だがよォ…おいらがこのナイフをちょいと引っ張ったら、指4本はそげ落ちるぜ!」

「試してみろ…引っ張った瞬間、ぼくの丸太のような足蹴りが君の股間を潰すッ!」

「な…」

「ぼくには指4本など失ってもいい理由がある…!
 父を守るため、家を守るため!君らとは戦う動機の格が違うんだ!」

いきなりのナイフ攻撃を仕掛けてきた刺青野郎ですが、刃を素手で握り締めて顔色ひとつ変えないジョナサン!
仮に指が切り落とされようとも動じないその精神力に、ただのゴロツキでは硬直して気圧されるばかり…
そんなわけで「お前はもう死んでいる(ピプー)」「ひでぶ!」「あべし!」
瞬く間に2人が片付けられてしまいました(えー

「お前…指4本失うぐらい平気と言ったな、ああ〜ん?
 ハッタリぬかすなよ金持ちのアマちゃんッ!!ためしてやるッ!!」

ギャイイイイン!メキメキメキィッ!

「ぐううっ!!」

「ハッハーッ!刃が骨まで達した音!まともにくらったな!」

しかし2人まではあっさりと片付けたジョナサンでしたが、残る1人はこの街を仕切るボス格の男・スピードワゴン!
なぜか帽子を刃物に改造した変態ではありますが、見た目はアホでも帽子カッターの殺傷力はかなりのもの…
スピードワゴンがブン投げた帽子カッターは、ジョナサンの腕をズタズタに切り裂いて骨まで刻んでしまいます
ぎゃーこれはかなりの重傷を…って!

ズドドドドドド!

「えっ…」

ブオッギャア!

「ゲブウッ!!」

ってゲェー!?なんと次の瞬間、「関係ねえなそんな事は」とばかりに傷のことなど意にも介さず
一気に間合いを詰めて猛烈な蹴りを放ったジョナサン!「えー!?なんで怯まないんですかー!?」
完全に意表を突かれたスピードワゴンは、ジョナサンの蹴りをモロに食らって一発KOされてしまいます

(な…なんてやつだ…ハッタリじゃあねえ…!こいつには指どころか両足だって
 失ってもいい覚悟がある…!そして恐怖や痛みに耐える精神力がある…!
 やめりゃよかった!こんなタフガイにケンカふっかけるのはよォ…!)

ドサアッ!

「ん…?」

「ヒヒヒ…ヒヒ…」「ヒヒヒ…」

ところが一難去ってまた一難!スピードワゴンを撃破したジョナサンではありますが、気が付けば周囲には
無数の武装した街の荒くれ者たちが!さすがに手負いの身でこれ全員を相手にするのはジョナサンといえども…

「や…やめろ…その紳士に手を出すことは、このスピードワゴンがゆるさねえッ!!」

「…?」

「ひとつ聞きてえ…!あんた、なぜ思い切り蹴りを入れなかった…?
 あんたのその足ならよォ…おれの顔をメチャメチャにできたはずなのによォ…!」

「…僕は父のためにここに来た。だから蹴る瞬間、君にも父や母や兄弟が
 いるはずだと思った…君の父親が悲しむことはしたくない!」

(こ、こいつ…マジか…限りなく甘っちょろい奴だぜ…!し、しかし…
 確かに俺の仲間も大したケガじゃない…!こいつは正真正銘、精神的にも紳士だ…!)

「気に入ったぜ…!あんたの名前を聞かせてくれ…」

スピードワゴンが仲間にくわわった!(えー
なんとその時、ジョナサンの精神性に心打たれたスピードワゴンが手を貸してくれることに!
本当なら有り余るパワーでスピードワゴン達をもっとギタギタにできていたジョナサン、
しかし彼らのことを思って最低限の力だけで今まで戦っていたのです、自分はあれだけ深手を負っていたというのに…
ケンシロウなら一切の容赦なく全員ブチ殺してたところですが(えー
そういった生粋のバトル野郎とは違うジョナサンならではの甘さ、スピードワゴンはそこを気に入って仲間になったようですね

ゴクッゴクッゴクッ

(くそっ…!ジョジョのやつ、きっちりのたれ死んだんだろうな…!
 まさか薬の証拠を…くっ…!酒!飲まずにはいられないッ!!
 あのクズのような父親と…!同じことをしているッ!!くそッ!!)

そんな一方でディオは、ジョナサンの存在にどんどん不安を感じるようになり、その不安をかき消すように酒をガブ飲みしていました
さっきは「くっくっくジョナサンのやつ死んだな」と余裕の笑みを浮かべていましたが、「でもひょっとすると生きてるかも…」
思い始めた途端に色々と落ち着かなくなってこうなってしまったようです(えー
しかし酒に溺れるこの姿は、ディオ自身が忌み嫌っていたあの父親と瓜二つ…その事実が余計にディオを苛立たせてしまっているようです

ドカッ!

「うおっ!どこ見て歩いてんだ、このトンチキがァーーッ!!」

「…」

「おい相棒!俺の服にあのガキの小便のシミがついてねーか見てくれ!」

「ギャハハハハ!おい聞いてんのか?ケツの青いガキがよォ!!」

「(ギリッ…)」

ゴッシャア!!

「ハ…ハヒ〜ドベベェ!」

「こ…この野郎!よくも俺の親友(ダチコー)を!」

「ほぉ…衛生観念もない虫けら同然のクズのじじいが、
 よくもこのディオにそんな口がきけたものだ…!おもしろいッ!」

とその時、道ばたでふらついた拍子にガラの悪い2人組とぶつかってしまったディオ!
ただでさえ苛ついているところに汚い言葉を浴びせられ、ブチ切れたディオは速攻で1人を叩きのめしてしまいます
あとここのセリフもちょっとだけ変わってますね、原作だと「衛生観念もない虫けら同然のたかがじじいの浮浪者が!」って
とことん120%見下しまくりのセリフでしたが、ほんのちょっとだけマイルドに。浮浪者ってのは放送的によろしくない単語なんだろうか

「いい機会だ…ジョジョの前にまずここで試してやるッ!」

「なにをゴチャゴチャ言ってるんでぇーーッ!」

グワシイイッ!!

「人体実験だッ!!」

ああそして、ジョジョを殺すための石仮面でチンピラじいさんを始末してしまうディオ!
石仮面を強引に相手にかぶせ、骨針を作動させて頭をドスドス貫いてしまったという…
ちなみに骨針の作動には血が必要ですが、それはもう一人のじいさんをナイフで殺して用意しました。げ、外道ー!!

ビッカアアアアッ!!

「おうあ!?こ…この光は一体!?」

「………」

「幻覚か…?やはり死んだか…ペッ!面白くもない…ただの拷問殺人道具よ!」



「…!?なんだ一体!?し…死んでいないッ!!」

「ウシャアアアアアッ!!」

グッボオオオオン!!

「うげえええッ!!な…なんだ…このパワーは…!
 かすっただけなのに、鎖骨を砕かれている!?」

がしかし、骨針が脳に食い込んだその瞬間、謎のまばゆい光を放った石仮面!
普通なら即死なはずのじいさんは、ゆらりと不気味に復活しディオを襲撃してしまう!
しかも驚愕すべきはそのパワー…人間を遥かに凌駕する力を得てしまったじいさんは、パンチ一発で壁を粉々に破壊し
かすったパンチでディオを吹き飛ばし鎖骨を粉砕してしまったという…

それにしても「うげー!」って言いながらギューンと水平に飛んでいくディオの場面があまりにもシュール過ぎて吹いた(えー

「なんか知らねえがよォ…乾いて乾いてしょうがねえんだよ…!」

ズキュンズキュンズキュン

「ぐ…ぐあ…ああああああああ!!」

(ち…血が…吸い取られている…!?)

絶望的なパワーの差にディオは逃げることさえもかなわず、首に指を突っ込まれて血を吸い取られてしまう!ひええー
しかもどうしたことか、ディオの血を吸い取るごとにみるみる若返っていくじいさんの姿!
そう、石仮面とは人間を超えた怪物・吸血鬼を生み出してしまう悪魔の道具…吸血鬼となった者は人知を超えた圧倒的なパワーを持ち、
人の血を吸い取ることで不死の能力をも得てしまうという…



(あ…あぐぐ…!石仮面の秘密が分かってきた…し、しかし…!)

ズキュンズキュンズキュンズキュン

「があああああーーッ!!」

「ヒッヒッヒッヒッ…」

「ちぐしょうーーーッ!!あの太陽が最期に見るものなんていやだーーーッ!!」

「う…ぐ…!?」

パアアアアアア

「ぎ…ぎゃああああああ!!」

ゾオバアアアアッ!!

「な…!?ハアッ…!ハアッ…!た、太陽の…光…?」

ところがその時、夜が明けて辺りに降り注いだ太陽の光!それをまともに浴びたじいさんは、みるみるうちに体が消滅してしまう!
そう、吸血鬼の弱点といえば太陽…これこそが吸血鬼を絶命させる一番の方法だったのです
偶然にもそのおかげで九死に一生を得たディオ…しかし、石仮面と吸血鬼の秘密を知ってしまったディオの次なる行動とは…次回に続く!

(C) 荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会





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