3月15日

こないだ書き切れなかったゴーカイジャーvsギャバンのゴーカイ部分について語りたいと思います

まずゴーカイジャー一同が魔空監獄に潜入するシーン。ここでガイが指をずっと×印にしてて何やってんのかなと思ったんですが
これって×じゃなくて「ニンニン」みたいに忍者のポーズにしてるんだなと2回目の視聴で気がつきましたね。
潜入作戦だから忍者を意識してるんでしょう、本当にずっとこのポーズのままなので、なんだか忍者ごっこみたいでちょっと微笑ましかったです

それと潜入中のパーティの並びについて。まず先頭をずんずん進んでいくのはリーダーのマーベラス、
その後に他の仲間がぞろぞろ続くわけですが、最後尾には必ずジョーがいて周囲の様子をうかがいながら進んでるっていうのが
芸が細かいなぁと思いました。実力者がしんがりを務めるというやつでしょうか

ジョーはそもそもマーベラスと一番付き合いが長く、マーベラスの背中を守る約束をして仲間になったナンバー2キャラで
ジョーを演じる山田裕貴はこういう場面で必ずジョーが最後尾を守る形になるよう普段から気を配っているそうです。
「マーベラスが先に行くなら後ろの敵を掃除するのがジョーの役目」なんだとか。
この話を知ったのは映画を見た後でしたが、確かにその通りになってるなと感心してしまいました

次は捕らえられたギャバンの前で、マーベラスとギャバンブートレグが一騎討ちするシーン。
この映画の戦闘ではギャバンのことばっかり誉めてきましたが、
なんだかんだ言って一番アクションの迫力が凄かったのはこのマーベラスのシーンだと思います。

まずマーベラスは敵の撃破よりギャバン救出を優先しようとして、なるべくブートレグから逃れようとするわけですが
そこへターミネーターのように執拗に襲いかかってくるブートレグの恐ろしさときたら。
この場面は、心のない殺人マシーンとの戦いっていう怖さをうまく出せていたと思いますね

そして「しつっけえ野郎だ!!」とマーベラスもついにブートレグとガチでやり合うわけですが、
両者の戦闘力はほとんど互角、一進一退の攻防が続いた末に思いっきり肉薄しての銃撃戦とか凄かったですねこれ
これだけ迫力のある「互角の戦い」が見られるのもすごいことだなって思います



たとえばファイズ以降の仮面ライダーを見ていて思うのは、どちらかが一方的に相手をボコボコにするって展開が多くて
互角の勝負ってやつが凄く少ないんですよね。ボコボコにするかボコボコにされるか、大抵そのどっちかだなと。

特にファイズやカブトでその印象が強いんですが、最近のオーズやフォーゼでもけっこう見ますね
オーズはまずタトバコンボで戦ってボコられる → アンク「映司ァ!このメダル使え!」 → 相性のいいコンボになって形勢逆転
フォーゼはまず適当なスイッチで戦ってボコられる → 賢吾「如月!あのスイッチを使え!」 → 相性のいいスイッチを使って形勢逆転
というのが基本パターンなわけで。一方的にやられるシーンと一方的に勝つシーンがはっきりしていて、互角のシーンが少ないわけです
あとライダーの戦闘はアクションよりCGの比率がでかい感じで、アクションの動きで魅せられることがあまりないですよね
普段そういうライダーばっかり見てる私としては、このマーベラスvsブートレグは非常に印象深いアクションシーンに見えました


その後はギャバンとゴーカイジャーが合流して、ザコ戦闘員どもを一気に蹴散らし始めるわけですが
「派手に行くぜ!!」といつもの決めゼリフと共に突撃するマーベラス。そして
「派手に斬らせてもらう!」「派手にやるよぉ!」
「派手に…お、落ちてるぅぅぅ!?」
「派手に飛びます!」と、それに続いて派手に暴れる仲間たち。しかし
「派手に!派手に…は、派手に…派手にぃーーっ!!」
1人だけ決めゼリフが思いつかなくてヤケクソになるガイが面白かったです



ギャバンvsギャバンブートレグに関しては、今回ゴーカイジャー中心感想ということでスルーを…
スルーを…ああ…スルーを…ああ…かっこいいなあもう…ギャバンマジかっこいいなあ…(えー
暗闇での戦闘だと、スーツの電飾部分がキラキラ光って普段よりさらに見栄えよくなって最高です
しかもBGMにレーザーブレードのテーマがガンガンかかってますから、実際に映画見ると画像だけで見るより遥かに素晴らしいです


気を取り直して、巨大化したボスとのラストバトルでギャバン&マーベラスがトドメを刺しに行くシーンについて。
「マーベラス!一緒に行くぞ!」「おう!」
「「ギャバンマーベラスダイナミック!!」」
2人で必殺の一撃を繰り出すわけですが…

この場面を見てふと思い出したのは宇宙刑事シャリバン最終話。
あの番組のラスボスを倒す場面でも、ギャバン&シャリバンの2人が並び立った状態で
「一緒に撃つんだ!」「はい!」
「ギャバンダイナミック!!」「シャリバンクラッシュ!!」
必殺技をダブルで繰り出して決着を迎えるんですよね…もしかしたらそのオマージュなのかなと思いました。だとしたら芸が細かいなぁ



ずいぶん長くなってしまいましたが、いよいよEDテーマが流れ始めてスタッフロールの場面。
それにしてもこの映画のEDはほんと素晴らしい曲ですよこれ
気持ちが盛り上がるというか元気が出るというか、そのうえスタッフロールを流しながら聞くとすごくいい雰囲気になるんだ…
夢のように楽しい映画のラストに相応しいというか、この曲のおかげでエンディングがめちゃめちゃ引き立つんですよね、

そんなED曲をバックに映し出されるのは、
バトルフィーバーJの曙四郎、
電子戦隊デンジマンの青梅大五郎、そして宇宙刑事ギャバンの一条寺烈が勢揃いするシーン。
3人ともすべて大葉健二の演じたキャラであり、今回は特殊撮影によって史上初の競演を果たしたんですよね



そんなわけで「なるほど目玉の3人も揃ったしここが締めになるわけだな!」という気持ちが湧いてくるんですが
どっこいそれだけでは終わらない。そこで聞こえてくるのが「勇者たちよ…」という天の声。
宇宙刑事シャイダー最終回を再現したこの演出には、宇宙刑事好きならもう確実にイチコロなわけですよ
「かつての子供たちは、まだ一度もお前達3人が一緒に変身するところを見ていない。ここで見せてあげてはどうだ?」

続けられてしまったらもうたまらない。その言葉に「よし…いっちょやるか!」「いいねえ〜!」「はい!」とニッコリ頷く3人を見て
「うわああああシャイダー最終回をここまで再現するなんてああ今から変身するのかうわああうわあああああ」

もうハンパなく心の中にドキドキワクワクが押し寄せてくるわけで、そんな中

「…フィーバー!!」と渋い大人の変身を見せる曙四郎
「デンジスパァァーク!!」と元気いっぱいパワフルな変身を見せる青梅大五郎
「蒸着!!」と力強い王道の変身を見せる一条寺烈



三者三様の変身、そして光に包まれる三人を見てああああああと興奮が止まらなくて涙腺がやばくなってくる
特にこの「フィーバー!」の声がムチャクチャかっこいいんですよ、この大一番でこんな声が出せるなんて大場さんマジすごい

「バトルケニア!!」
「デンジブルー!!」
「宇宙刑事!ギャバン!!」
そしてついに姿を現す3人の戦士、カメラの映し方から何から「シャイダー最終回だあああああ」ともう感動の嵐
バトルケニアやデンジブルーのことはまったく知らない私ではありますが、
本来なら起こりうるはずのない夢の競演だということ、バトルケニア・デンジブルー・ギャバン・そしてシャイダーに対する
スタッフの惜しみない愛情がビンビンに伝わってきて涙がボロボロ出てくるわけです



トドメのひと押しがギャバンのカッコ良さ。もう本当にかっこいい、ギャバンがポーズを決めると心底たまらない
ただでさえじわじわ来ているところにこれを見せられると、もうぶっわぁーーーとなってしまって涙腺大決壊。
すごい映画だった…本当にすごい映画だったよこれはと大満足なわけですよ



しかしまだそれだけでは終わらない。ここからさらに先があるからゴーカイジャーは凄い
3人の変身の後は、夕暮れをバックにマーベラス&ギャバン別れのシーン。
ここで注目したいのはバックに流れるED曲です、さっきも言ったように基本的には元気いっぱいに盛り上がる曲調なんですが
しかし一部分だけしっとりとした静かな曲調に変化する部分がある。
それがちょうどこの場面に流れるようできているわけです
曲の変化のタイミングを最大限利用していて感服してしまいますが、まだそれだけではないんです

この場面にマーベラスとギャバンのセリフはありません。聞こえてくるのはED曲の歌詞のみです。そう、注目すべきはその歌詞なわけで
「LET'S JUMP 時を越えて LET'S JUMP 勇気をありがとう 飛べ自由の翼で奇跡を掴め」
まず「時を越えて」ってフレーズにぶわーっと来てしまうんですよ、30年も昔のヒーローで今回奇跡の参戦を果たしたギャバン、
それを見ているから歌詞の重さを物凄く感じるというか

しかしこの歌詞の本当に凄いところはそこじゃないんですよ、
「時を越えて」は俺達のことだけじゃなく、マーベラスとギャバンの関係についても示しているわけで。
幼い頃自分の命を救ってくれたギャバンに、もう一度こうして会えたマーベラス
その幼い時救われるきっかけになったのが「よろしく勇気」、だから「勇気をありがとう」のフレーズに繋がるわけです
マーベラス自身、今回ギャバンに会いに行ったのは「礼を言うためだ」って明言してますしね

それに「飛べ自由の翼で奇跡を掴め」って、これに関しては自由の翼って完全にマーベラスのことを指してますよね
常に自分を貫いて自由な道を行く海賊。どこまでもそのまま進んで行けというギャバンからの言葉のように聞こえます
つまり、「時を越えて」はギャバンとマーベラス2人の関係を、「勇気をありがとう」はマーベラスからギャバンへ送る言葉を、
「飛べ自由の翼で奇跡を掴め」はギャバンからマーベラスへ送る言葉を表していることが分かるんです
この場面で2人は喋っていないのに、歌が流れることで2人の会話が成立しているという
ウルトラマジック。本当すごい仕上がりですこのEDは、歌詞もメロディーもすべて物語に生かしきっているというか
これで涙腺が刺激されないわけがない。もうずっと号泣しっぱなしなんだよ…

 

そして最後に、シュッと「よろしく勇気」のポーズを取って去っていくギャバン。
その背中を見送りながら、マーベラスもまた同じポーズを取って応えるわけですが…
このマーベラスの穏やかな表情ときたら
マーベラスがこれほど優しい笑みを浮かべたのは、ゴーカイジャー全編通してこの場面だけではないでしょうか
やはり「幼い日に出会ったヒーローとの再会」というのは、マーベラスにとっても特別だったんだなと思わせるシーンであります

それとやっぱりこのポーズで思い出してしまうのはTV版ゴーカイジャー最終話。
マーベラスが幼稚園児たちに送ったあのポーズを連想してしまうんですよね
ギャバンからマーベラスへ、マーベラスからまだ見ぬ未来のヒーローへ…そういう繋がりを示すものに思えて仕方ないというか。
しかもこの場面の歌詞がまたあれなんですよ
「LET'S JUMP まだ見ぬ世界へ 明日という未来の扉を叩け 君がくれたもの忘れない」
って、どう見ても未来に向けてのメッセージを含んでいるというか
ギャバンがくれたものをマーベラスが未来へ繋げていく、そんな感じに思えるんですよね

まあずいぶん長ったらしい感想になってしまいましたが、言いたいことはひとつです
この映画は間違いなく神映画。もうレンタルも始まってるからみんな見るべき
ほんとにね…ゴーカイスタッフは俺のやって欲しいことを全てやったうえで、
さらに俺なんかよりもずっと先の領域でものを考えてるからすごい。

今回のEDにしても、俺は「3人の大葉健二が揃ったしここで終わりだな」程度のことしか考えてませんでしたからね
そこからあそこまで話を膨らませたっていうスタッフの手腕は本当すごいと思います

それと、俺は常日頃から「今までやってきた話を大事にすべき」ってことを何度も言ってますが、
ゴーカイスタッフは自分達がやってきた話だけでなく、
過去の34戦隊がやってきた話まで大事にしてるから凄い
しかも戦隊だけじゃなくギャバンやシャイダーまで…繋がりを持った作品をとことん大事にしてますよね
それに、ただ大事にするってだけじゃない。
物語を最高の仕上がりに引き上げたうえでそれをやっているから
本当に凄いと思うんです、正直俺が今までレビューしてきた作品の中で、スタッフへの感心度はナンバーワンだと思います

(C)石森プロ・テレビ朝日・東映AG・東映



アニメ感想:スマイルプリキュア 第4話「直球勝負!風のキュアマーチ!!」

「わ〜やよいちゃん、お弁当自分で作ったの!?」

「えへ、作ってみたくって…」

「味見味見!(もぐもぐ)ん〜めっちゃおいしい!」

「ほ、ほんと?」

「私も食べる〜!」

「ちょっとあなた達。悪いけど移動してくれない?」

「えっ?」

「ここは私達の場所なのよ。いつもは私達がここで食べてるの」

さて前回、やよいが仲間に加わったことで、今ではすっかり仲良し3人組となっていたみゆき達。
今日も校庭のベンチで食事をしていましたが、いきなりそこへ「私らのベンチ使ってんじゃねーよカスども」と先輩2人に
インネンをつけられてしまいます。うーむ、公共のベンチを我が物扱いとはなんて横柄な…
しかしこういうバカ女には理屈なんて通用しそうにないのが困り物ですな

「あの、そんなん早い者勝ち違うんですか?」

「いつも私達が使ってるのよ!あなた達2年でしょ!?」

「あ、あう、あう…」

「なんですかそれ、そんなんに2年も3年も関係ないんと違います?」

「いいからどきなさいよッ!!」

「あ、あわわ…」

あ、ああ…ここはあかねが「何いきなり話しかけてきてるわけ?」といろいろ反論しますが、
いくら正論を並べてみたところで「うるせーハゲ!ここは私らのベンチなんだよ!」
先輩たちはヒステリックに怒鳴り散らすだけです。これはひどい…やはりバカ女には理屈を言うだけ無駄なのか…

「先輩。たとえ先輩でも、後から来て場所を横取りするのはおかしいと思います」

「えっ、み、緑川さん!?」

「そんな…横取りだなんて!」

「中庭はみんなの場所です。先輩たちの言うことには、
 少しスジが通ってないように思います」

「ぐぐ…!あんたねぇっ!!」

って、そんな殺伐とした雰囲気の中「あんたらの言ってることムチャクチャだから」とみゆき達に新たな援軍が登場!
誰かと思ったらクラスメイトの緑川なおだったという…どうやらこの子もあかね並みに強気娘のようですな
そして正論で先輩たちを問い詰めるなおでしたが、それでも相手はキーキー発狂して暴れる一方です
ああ…やっぱりダメなのか…いくらまともなことを言ったって、相手がバカ女じゃ議論が成立しないというか…

「あははは、そうだね」

「えっ?い、入江生徒会長!?」

「確かに君の言う通りだ、ここは学園のみんなの場所だもんね?」

「あっ…そ、そうね、言いすぎたわ」

「ごめんなさいね、ところで…会長も中庭でランチですか!?」

「いや、僕は美化週間の見回りでね」

って、その時またしても別の味方が登場!今度は話の分かるイケメン生徒会長が現れました
これまでの事情を聞いて、やはり先輩たちの方に非があると指摘する生徒会長。
すると生徒会長がイケメンなので先輩たちはあっさりそれを認めてしまいました。本当にバカ女だなお前らは!(えー
丸く収まったのはいいけど、生徒会長がブ男だったらこうはならなかったろう…イケメン恐るべし…

「緑川さん、ありがとう!」

「おかげで助かったで!」

「私は当たり前のことを言っただけだよ、じゃあ部活の練習があるから!(タタタッ)」

「か、かっこいい〜…!」

「なおちゃん、1年生の時からサッカー部のレギュラーなんだよ」

「相手が誰でもズバッて物言うて、気持ちのええ子やねん」

「あぁぁっ…決めた!私、4人目のプリキュアは緑川さんがいいと思う!
 緑川さんしかいない!!」

ともかくバカ女達が去っていったので、助けてくれたなおにお礼を言うみゆき達。
まあなおのおかげと言うよりは生徒会長のおかげだったような気がしますが
ともかくみゆきは、強く正しいなおの姿をすっかり気に入ってしまったようです。
そんなわけで「4人目の仲間はあんさんや!」と熱烈な勧誘を開始することに…

「緑川さんーっ!!わたし緑川さんに話があって会いに来たの!(がしっ)」

「わっ、な、なに、なんなの?」

「実は!私とあかねちゃんとやよいちゃんでプリキュ…」

「「「おかえりなさーい!」」」

「へっ?」

「ただいま、お姉ちゃんのお友達の星空みゆきちゃんだよ」

「「「こんにちはー!」」」

「こ、こんにちわ…」

って、なおの家にまで押しかけてプリキュアの勧誘を始めたみゆきでしたが…
その時家の中からワイワイ出てきたなおの兄弟たち!こんな大家族キャラだったのね
それにしても次女がかなり可愛いんだが…この素朴な感じといいたまらんものがあるな

「星空さん、よかったらお昼食べて行かない?」

「えっ!いいの!?」

とんとんとんとん

「す、すごーい…緑川さんがお昼作るんだ…」

「お父さんとお母さん、町内会の集まりで出かけてて」

その後、家に上げてもらって緑川家の昼食をごちそうしてもらうことになったみゆき。
しかし、なおは忙しい両親に代わって家事を一手に引き受けていました。料理も当然のようになおの担当です
うーむ…それにしても、弟たちの面倒を見たり料理をしたりっていうこの設定は完全にやよいじゃないですか!
いえ、やよいと言ってもこっちのやよいじゃなくてあっちのやよいじゃないですか!(えー
なおがやよいでやよいが雪歩で…アイマスといっしょくたに考えると頭がこんがらがってくるぜ…

「お昼ごちそうさま!おいしかった〜、緑川さんは偉いなぁ。兄弟の面倒をちゃんと見て…」

「あはは、そんなの当たり前だよ。弟たちと一緒にいると楽しいし…それに私、家族が大好きなんだ」

(緑川さん…勇気があって、かっこよくて、優しくて…うん、やっぱり決まり!)

そして食事を終えたあとは、弟たちと川原に繰り出してサッカーで遊び始めたなお達。
まさに理想のお姉ちゃんな姿に感心しきりのみゆきでしたが、なおは「大好きな家族のためだからこのぐらい当たり前」
特別なことをしているつもりはまったくないようです。天使かこの子は…見た目も変身前じゃ一番可愛いしな…(えー

「あのね緑川さん!一緒にやって欲しいことが…!」

「ぐわーっはっはっ!世界よ、最悪の結末バッドエンドに染まるオニ!」

ズズズズズ…!

「えっ!?こ、これって!?」

「人間どもの発したバードエナジーが、悪の皇帝ピエーロ様を蘇らせていくオニ!」

「…家族…そんなのいつかはバラバラになる…」

って、みゆきが再び勧誘の話を持ち出したその時、タイミング悪く現れてしまったアカオーニ!
アカオーニの力のせいでなおと家族みんながバッドエンドに染められてしまい、
なおの家族思いな心さえもあっさりと黒く塗り潰されてしまいます

「みんなー!プリキュアになって戦うクルー!」

「や、やっぱりちょっと怖いかも…」

「だ…大丈夫!私たちは1人じゃないもん!」

「せやな!」

「「「プリキュアスマイルチャージ!!」」」

と、そこにやよいとあかねも駆けつけて一緒に戦うことになりますが…
今回は変身前のセリフが「絶対に許さない!」じゃないんですね、こいつは珍しい。
4話目にしてこれが初のパターンですが、ついにスイートとは別路線を歩むことになるんでしょうか?

「キラキラ輝く未来の光!キュアハッピー!」

「太陽サンサン熱血パワー!キュアサニー!」

「ピカピカぴかりんじゃんけんポン!キュアピース!」

「ピ…ピカピカぴかりんじゃんけんポン…
 前はチョキだったのに今回はパーオニ!?負けたオニ〜!!」

「ど、どういうことや?」

「えへへ、今回のぴかりんじゃんけんはパーでした〜!」

って、前回チョキで変身していたやよいが今回はパーで変身!そう、やよいの変身バンクでは毎回ジャンケンの手が変わるみたいですね
それにしても日曜アニメ…そしてジャンケン…こうなるとサザエさんを連想せずにはいられません
実際、世間ではキュアピースvsサザエさんのジャンケン勝負になかなか注目が集まっているようです
ちなみに前回はやよいがチョキ、サザエさんはパー。今回はやよいがパー、サザエさんはグー
今のところやよいの2勝0敗であります。果たして最終的に勝ち越すのはどっちになるか…

「面白くないオニ〜!!出でよアカンベェ!!」

ずもももも

「アカンベェェェ!!」

「あっ!?み、みんなが!」

ドドドドドド!!
「ぐっ…気合だぁぁぁ!!プリキュアハッピーシャワー!!」

ドッバアアアアン!!

「はぁ…はぁ…や、やった…」

「アカンベェェェ!!」

「きゃああああーっ!!」

「ハ、ハッピー!!」

その後アカンベェが召喚され戦闘が始まりますが…なんといきなり、みゆき達に見向きもせずに
無防備ななお達へミサイルを撃ちまくるアカンベェ!げ、外道ー!!
これには慌ててみゆきが割って入り、ハッピーシャワーでミサイルを迎撃しますが…
なんとかなお達を守れたものの、エネルギー切れになったみゆきはアカンベェに捕まってしまいます。
みゆきが人質になった今、あかね達も思うようにアカンベェを攻撃できなくなってしまい…

バゴオオオオン!!

「うわあああーっ!!」

「がははは!マヌケオニ!こんな奴ほっといて自分たちだけで逃げたらいいオニ!」

「そうはいかへん!ウチらの絆はなぁ!…えっとまだそんなに固ぁないけど」

「えーっ!?」

「こ、これから固い絆になるんやーっ!!だから絶対逃げへん!!」

「サ、サニー…」

ゲェー!?そんな不利な戦いの中で、絆の強さをアピールしようとするあかねでしたが
「しまったまだそんなに強くなかった」マヌケな事実を浮き彫りにする結果に!
なんてバカ正直なやつ…まぁまだ仲間になってほんの数日だろうしなぁ、絆を育てていくのはまだまだこれからか…

「…う…き、絆…?はっ!?な、何これ!?」

「あっ、緑川さん!」

「ほ、星空さん…?あかね、やよいちゃん!?えっ…えっ!?」

とその時、絆という言葉にピクッと反応し正気を取り戻したなお!ふむ、なおは家族との絆を何より大事にしている子ですからね…
それだけ思い入れが強かったということか。ともかくこれでさっきのあかねの発言も
無意味に恥を晒したわけじゃなかったんやな!やったー!!(えー

「なにが絆オニ、仲間?家族?そんなもの最後には全部バラバラになるオニ!」

「な…」

「なんなら今すぐバラバラにしてやるオニ!アカンベェ、やれオニ!!」

「アカンベェェェ!!」

ギュオオオオオ!!

「ああっ!?」

「や…やめてえええええ!!」

ってうわあああ!なんとその時、なお達の会話にイラついて弟たちへの直接攻撃を開始したアカオーニ!なんたる外道!
そんなことをしたら、怪獣のようなアカンベェの攻撃に弟たちが耐えられるはずもなく
本当に体がバラバラになって死んでしまいますよ!
なんてことを…今までのプリキュアでこうも容赦なく一般人を殺りに行った描写ってないんじゃなかろうか、鬼畜すぎるぜアカオーニ

「くっ…!だああああーーっ!!」

バチイイイイン!!

「アカッ…!?」

「み、緑川さん!?」

「家族はバラバラになんかならない…!私たち家族の絆は!永遠に切れないッ!!」

って、その時なんとアカンベェに向かって「タイガーショットだァ!!」と渾身のシュートを叩き込み
弟たちを守ったなお!
プリキュアにならなくともアカンベェをひるませる威力とは…家族に対する思いの強さがなせる業でしょうか
さらに、自分の体を盾にしてまで弟たちを守ろうとするなお…アカンベェ相手にとことん引かないつもりです

「なんだお前?やってしまえアカンベェ!」

「アカンベェェェ!!」

「あぁ…!緑川さん!」

「あんた達がどこの誰だか知らないけど…
 私たち家族の絆を断ち切ろうって言うんなら…!私が戦う!!」

ビカアアアアッ!!

「勇気リンリン直球勝負!キュアマーチ!!」

そんなわけでついにキュアマーチ誕生!なおの闘志に反応して変身が始まり、4人目のプリキュアが覚醒する!
まぁしかし…分かっていたことではありますがすげー髪の毛だなこれ…
すんごいボリュームでモッフモフですよ、デザイナーは何を考えてこんな髪型にしたんだろう
正直な話、なおは変身前だと一番かわいいと思うんですが変身後だと一番残念な感じだよね…(えー



とかなんとか言ってたら握り潰されそうでこわいですやめて!なおさんやめて!
なんだこの手の迫力は…この絵を見ていると、なおが妖怪ちんこもぎ女に見えておっかないんだけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
なんかこう「目障りな男のちんこは全て私がもいでやるよ」と言ってるように見えるというか…疲れてんのかな俺…

「キュアマーチ!?やっぱり4人目は緑川さんだったんだぁ!」

「また新しいのが出てきやがった…!アカンベェ!」

「大切な家族の絆…!守ってみせる!!」

ドドドドドド!!

「は…はっや!!」

ともかくアカンベェとの戦いを開始したなおでしたが、変身で強化されたその脚力はすさまじく
他のプリキュア達さえ驚愕する超高速ダッシュを見せつけることに!
うーむ、これがキュアマーチ特有の能力なのか…?スピード重視の戦士ってことでいいんでしょうかね

「な、なにこれ、こんなに速く走れるなんて…あれっ?わ、わぁぁぁぁ!?」

ドッガアアアアアアン!!

「あぁ!?だ、大丈夫!?」

「ふぅ…びっくりしたあ〜」

「タ、タフやな〜…」

って、その時勢いあまって思いっきりコンクリートの柱に激突してしまったなお!
あまりにハデなぶつかり方にギョッとするみゆき達でしたが、当のなおはケロッとしておりまったくの無傷です
お、おいおいスピードだけかと思いきや防御力もすごく高いのか!?超高速で動く重戦車!?
なんだかずいぶん基本スペックが高い気が…

「はああああーっ!!」

バッキャアアアアン!!

「ひ、ひええ、すごいパワー…」

「す、すっごーい!」

「鮮やか…!」

さらに肉弾攻撃の威力もすさまじく、キック一発で怪獣サイズのアカンベェが軽々と吹っ飛んでしまうほど!
速さも防御も攻撃も全部高いじゃねーか!なんだこれは、マーチはチートキャラなのか!?
それとも単なる初登場補正ってやつなんだろうか…今後もずっとこの強さだったら他のプリキュアの立場がないですよ!

「さあスマイルパクトに力を込めるクルー!」

「えっ?こ、これのこと…?(しゅうううう)ええっ!?何これ、力が抜ける!」

「やめちゃダメクル!もっと力を込めるクルー!」

「わ、わかった…(しゅうううう)」

そして毎度のごとく、必殺技の出し方をなおに教えるキャンディでしたが…
今までもそうだったけど「ち、力が吸い取られる!」って言ってるのに強引に続けさせるキャンディって
超うさんくさい奴に見えるんですけどこいつ本当にプリキュアの味方なのか?(えー
なんかこう、プリキュアの力を吸収してよからぬことを企んでる悪党とかそんなオチがあるような:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「プリキュアマーチシュート!!」

ボッガアアアアン!!

「ぐっ…!プリキュア!覚えてろオニーッ!!」

「これが超次元サッカーだ!!」(えー

そんなわけでキュアマーチの必殺技はまさかの超次元必殺シュート!
そういえばサニーもバレー技だったし、得意スポーツが反映されやすいのかな…
しかし、正直なところイナズマの超次元すぎる必殺シュートをさんざん見慣れてしまったので
この程度のシュートじゃ満足できねーぜ…
と目が肥えてしまった感じがするなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!



(C)ABC・東京アニメーション


3月8日

そろそろゴーカイジャーvsギャバンの上映期間が終わってしまうので、こないだの土日は見納めにと思ってもう一度見てきました。
いやぁ…やっぱり神映画だわこれ
ギャバンのBGMを再現した場面にまったくハズレがないのが凄い。2回目だというのに
どこのシーンでも熱いものがこみ上げてきてたまりませんでした

ギャバンとゴーカイジャーが出会うシーンのジャーン!ジャジャジャーン!(曲名:マクー城外観)とか
その後両者が戦うシーンのデッ!デッ!デレレデッ!デッ!(曲名:対決)とか
ギャバンが蒸着するシーンのチャラララーン!チャッチャララーチャーラーン!(曲名:チェイス!ギャバン)とか
ギャバンとゴーカイジャーが共闘するシーンの男なんだろ?ぐずぐずするなよ(宇宙刑事ギャバンOP)とか
ギャバンがレーザーブレードを起動するシーンのチャラーラーラーラララ、チャラーラーラーラララ(曲名:マクーの攻撃)とか
ゴーカイオーが電子星獣ドルに乗って戦うシーンのデッデーデデデデ!デーデデーデデデ!(曲名:斗う電子星獣ドル)とか
全部鮮明に頭の中に残ってるわ…ギャバンのBGMが使われたとこは全部な…それぐらいどれもが印象的でした

それにしてもギャバンの決めポーズは格好いいね…本当に格好いいね。なんであんなに惹きつけられるんだろう
たとえば最近のヒーロー(仮面ライダーフォーゼとかオーズ)を見ていて思うのは、ビシッと格好よく決めるシーンよりも
驚いたり、戸惑ったり、慌てるシーンの方が圧倒的に多いんですよ。
まあそれはリアリティを追求した結果だから、そうなるのは当然だと思うんですけども。

普通の人は戦ってる最中に決めポーズを取る余裕なんてないし、怪人の奇妙な能力とか見たら戸惑うのが当たり前。それが普通でしょう
でも正直なところ、そういうのを見ているとヒーローというより一般人を見てる気分に近いというかね
ライダーのスーツを着た一般人のような感覚。リアリティや親近感はあるけど、憧れとかそういうものは少ない。そんな感じなわけですが

じゃあギャバンはどうかというと、俺らみたいな一般人なんかじゃ及びもつかない存在なわけですよ
生身でも物凄く強くて、CGを使わずとも派手な戦闘をやってのけて、激しく動きながら決めポーズを何度も決めて…
同じことをやれと言われても一般人じゃ絶対無理。そう、普通なんかとはまったく違うスーパーヒーローなんですよ

そこがギャバンに惹かれる一番の理由というかね…俺達にできそうもないことをギャバンがひとつひとつやるたびに
俺なんかは目をキラキラさせて物凄く憧れてしまうというか。そして手の届かない存在ではあるんだけど、すごく真似したくなるんですよね
もうギャバンを見た後は体を動かしたくてたまらなくなります。「俺もあんな風になれたら」って気持ちでいっぱいになってね…

さて、ギャバンについて色々と語りましたがゴーカイジャーについても2回目を見て気がついたことが…
と、思いましたがこのままでは長くなりすぎてプリキュア感想が書けないのでまた次の更新の時にでも話しましょうかね



アニメ感想:スマイルプリキュア 第3話「じゃんけんポン!でキュアピース!」

「ということであかねクン!キュアデコルを手に入れるのがプリキュアの使命なのだよ〜!
 それでプリキュアは全部で5人いるんだって、これから一緒に探そう!」

「よっしゃあ!ウチに任せとき!…おっ?」

「(かきかき)」

さて前回、キュアサニーへと変身したあかねが仲間に加わり、プリキュア集めにがぜんやる気を出すことになったみゆき。
今回の仲間は全部で5人ということだけは分かっており、残りのプリキュアを一緒に探そうと張り切っていますが…
そんな2人の視界に入ってきたのは、クラスメイトの黄瀬やよいでした。たまたまここでスケッチブックに絵を描いていたようで…



「わぁ〜!すごい黄瀬さん!」

「えっ!?あ、えっ、やぁぁぁ!!見ちゃダメぇ!」

「めっちゃ上手いやん!」

「えっ…ほ、ほんとに?」

「お世辞ちゃうで!」

「それ、自分で考えたの?」

「う、うん…私、こういう絵を描くのが好きなの…でも子供っぽいよね」

「そんなことないよ!私だって絵本が大好きだし!」

そして2人がひょっこり覗き込んでみると、なにやら自分で考えたヒーローの絵を描いていたやよい。
その上手さに2人は仰天しますが、やよい自身は「子供っぽい趣味なんで勘弁してくださいよ」と恥ずかしがっているようで…
ただ、子供っぽい趣味といえばみゆきも一緒なんですね。そうかみゆきは絵本が好きだったのか、しかもそれを隠す気は全然ないんだな
俺だってギャバン大好きだし!ゴーカイジャー大好きだし!ウルトラマン大好きだし!(えー

「いやぁ、やよいにこんな特技があったとは知らんかったわ〜!」

「クラスのみんなにも見せればいいのに!」

「は、恥ずかしいよ!どうせからかわれるもん…!
 2人とも、みんなには言わないでよね!(ばたばた)」

そんなやよいの画力にすっかり夢中の2人は、「みんなにも教えようぜ」とやよいに勧めますが…
しかし、やよいはそんな恥ずかしい真似に耐えられないようで、2人に口止めしてそそくさと立ち去ってしまいます
まぁ…そうだなぁ…俺もリアルじゃギャバンやゴーカイジャーの話はさすがにできねーな…(えー
「プリキュアとかプリティーリズムのレビューやってます^^」だなんて口が裂けても言えないから!
人には誰でも秘密にしておきたいことがあるもんでな…

「みなさーん!校内美化週間ポスターのコンクールまであとわずかです。
 どなたかポスターを描いてくださる方はいませんか?」

「え〜…」「そう言われても…」

ざわざわ ざわざわ

「今日中に決めないと間に合わないですよ、推薦でも構いません!」

「あ、はいはーい!黄瀬さんがいいと思いまーす!」

「えっ!?」

「ウチも賛成ー!」

「えっえっ、えええ〜〜!?」

な、なにをするきさまらー!!あ…悪魔かー!!「ポスター描いてくれる人いませんか」と学級会で
募集していたその時、「こいつ実は絵うまいんすよー(笑)」とあっさりバラしてしまったみゆき達!
みんなに言うなって言われたばっかだろーが!それをこうも簡単にバラすとは!いくらなんでも口が軽すぎるぜ…

「ううっ…星空さん、どうして私を推薦したの?」

「だって黄瀬さん絵が上手いじゃない!」

「やよいならきっと優勝できる!」

「…2人は何も知らないからそんなことが言えるんだよぉ…
 蘇我くんは美術部の部長で、コンクールで優勝したこともある天才…
 美川さんは少女マンガを描くのが得意な学校のカリスマ…
 成島くんは女子を美人に描くのでモテモテで、私なんかじゃ絶対無理だもん…」

そんなわけでポスター描きをやるハメになってしまったやよいでしたが、自信のなさは相変わらずのようです
さらに不運なことに、他のクラスのポスター描きは相当レベルの高いメンバーが揃っているようで…
その人たちと比べたら、自分なんてヘッポコすぎて話にならないと思っているようですな

それにしても…この「少女マンガを描くのが得意な美川さん」って、どう見てもハトプリのつぼみにしか見えんぞ!
こ、これは…さてはつぼみの奴、「あのやよいとかいう新参プリキュア、内気な性格が私と被ってるじゃねーか」
後輩プリキュアを潰すためにわざわざやってきたのか…(えー

「やる前から諦めるなんてもったいないよ!頑張ってやってみようよ!」

「でも私…泣き虫だし…自信ないし…本番に弱いし…」

その後もひたすらやよいを励まし続けるみゆきでしたが、やよいはずっとネガティブ発言を繰り返すばかり…
うーん、それにしてもこの弱気な発言の数々はやよいじゃなくてまるっきり雪歩じゃないですか!(えー
アイマスの雪歩もまさにこんな感じだったなー。個人的にうじうじ描写は好きじゃないんでなんとかしてもらいたいもんです

「黄瀬さん、私ね…本で読んだことがあるの。絵は心を映す鏡だって」

「えっ…?」

「黄瀬さんは確かにちょっぴり泣き虫かもしれないけど、とっても優しくて思いやりたっぷりで…
 だからそんな格好良いヒーローの絵が描けるんだと思う」

「みゆきの言う通りや」

「…」

「確かに結果は分からないけど、もし黄瀬さんが少しでもやってみたいなら…」

「…わ、私…私…やってみたい…!」

「ははっ、いよっしゃあ!やよいがその気なら!」

「私たちも手伝うね!」

「ふ、二人とも…ありがとう…!」

って、あれほど弱気だったやよいをとうとう説得して、絵を描くやる気を出させたみゆき!
このめんどくさい性格を上手く操縦するとは…相当なやり手だな…(えー
「がんばろうよがんばろうよ!」ってひたすら押すだけじゃなくて、それが効果ないと知ると説得の方向性を変えてきたのが凄いですね

「よし…ここまで来たらもう少し引いて…」という
この計算高さ…あなどりがたし…
(えー
(C)小畑健・大場つぐみ/集英社  

ともかく、それからはついに筆を取りポスターの作成に取り掛かったやよい。
空き時間も熱心にポスターに向かって筆を動かし続け、数日もした頃にはいよいよ渾身の力作が完成することに…

「できたぁぁー!!」

ゲエエエーー!?な…なんだこれー!!
なんとやよいの描き上げたポスターは、クリーンピースマンという見るからにクソださい超ヘンテコポスター!
こ、これはあかんやろ!全校生徒に見てもらうためのポスターがこんなイカレヒーローだなんて!
あれだけ「他人に絵を見せるなんて恥ずかしい…」と言っていながらどれだけ冒険する気だよ!(えー

「さっすが黄瀬さん!」

「すっごいなぁー!」

「2人のおかげだよ!それにね、2人に言われて分かったの…
 私、色んなことから逃げてた…ほんとはこのポスターも描きたいって思ってたのに、
 言い出せなくて…」

「大丈夫だよ!黄瀬さんは最後まで頑張ったじゃない!」

「そや!今のやよい、めっちゃカッコええで!」

「ふ、2人とも…ありがとう…!」

ところがそんなクリーンピースマンを目にして、「なんてカッコいいポスターなんだー!」と大絶賛するみゆき達。
そこは誉めるところじゃないだろう!(えー  本当にこれで提出するつもりかよ!
なんだか「私今まで逃げてた…」といい雰囲気になってきてますけど…ま、まさかこれで全部丸く収まってしまうのか?
クリーンピースマンはカッコいいヒーローなのか!?そ、そんな…バカなこと言ってんじゃ!

「あかねちゃん、おはよう!」

「あ、みゆき!例のポスター貼り出されてるみたいやで!」

「えっほんと!?行こう行こう!」

----------------------

「どれどれ…あ、黄瀬さん!」

「どやった!?」

「………」

「えっ…努力賞…?」

「…せっかく2人に手伝ってもらったのに、ごめんなさい…」

ってああ!?そんなある日、ついにクリーンピースマンのポスターが貼り出される日がやってきましたが…与えられていたのは努力賞でした
他には金賞、銀賞、アイデア賞など特別な意味合いの賞が並んでいるので、努力賞は要するに残念賞ってことでしょうか
ああ…やっぱり無理だったんだよ…クリーンピースマーンじゃ無理だったんだよ!!(えー

「でも…努力賞だって凄いと思うよ!」

「そや!ウチにはやよいのポスターが一番輝いて見えるで!」

「ふ、2人とも、ありが…」

「ははっ!そんなの負け惜しみだよ!」

「えっ…?」

「そうそう、誰が見ても蘇我部長のポスターが一番芸術的で優れているさ!
 そんなふざけたポスターと比べられちゃ困るな」

「…あ…」

が…しかし、みゆき達がやよいを励ましているところへ、ニヤニヤと皮肉を言いに来たイヤミな男たち!
どうも金賞を受賞した蘇我くんの取り巻きのようですが…まったくこいつら…なんて正直な奴らなんだ!(えー
いくらクリーンピースマンがアレだからといって

そんなガラクタでなぁ!
勝てるわきゃ
ねえだろぉおおお!!

っていくらなんでもここまで言うことは…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ちょっとアンタらなんやねん!?」

「そうだよ!黄瀬さんだって頑張って描いたんだから!」

「…もうやめて2人とも、いいの…もういいの!」

バリバリッ!

「あっ!?き、黄瀬さん!?」

ともかくそんな連中のせいでひどく傷ついてしまったやよいは、力任せにポスターを引き剥がし足早に立ち去ってしまいます
クリーンピースマン…これほど最悪の結末を招いてしまうとは…
やよいがちゃんとゴーカイジャーvsギャバン見て真のヒーローのカッコよさを学んでいれば
こんな事にはならなかったんや…(えー

「…やっぱり…私の絵なんて…」

「ぐははは!泣く子がいたオニ!俺様がもっともっとバッドエンドにしてやるオニ〜!」

「えっ!?だ、誰!?」

「お前なんか努力したって無駄オニ!泣き虫!弱虫!」

「そ…そんなこと分かってるよ…でも、絵を描くのが好きだったから…」

って、逃げ出したやよいが1人落ち込んでいると、それをゲラゲラとあざ笑う赤鬼野郎が出現!
なんなんだこいつは…と思ったら、どうもウルフルンと同じ悪の幹部キャラのようですね
ウルフルンが失敗続きだから今日はこいつが出てきたということか…

「世界よ!最悪の結末バッドエンドに染まるオニ!白紙の未来を黒く塗りつぶすオニ!」

ズズズズズズ…!

「う、ああ…私…もう絵を描くのなんてやめる…」

「ぐははは!人間どもの発したバッドエナジーが、
 悪の皇帝ピエーロ様を蘇らせていくオニ!」

「き、黄瀬さん!?あれは…狼さんじゃない!?」

「アカオーニクルー!!」

そんな赤鬼野郎の力を浴びて、やよいはみるみるバッドエンドに染められてしまいます
ちょうどそこへみゆき達もドタバタ現れますが…というかこの赤鬼野郎の名前はアカオーニっていうのね。
すげーそのまんまなネーミングだなぁ

「あん?なんだこれは、クリーンピースマン?くだらんオニ〜!(ぐしゃぐしゃ)」

「な、なんてことを!」

「そのポスターはやよいの努力の結晶なんやで!?」

「ははん、努力だと?そんなもんぶっ壊してやるオニ!出でよアカンベェ!」

ずももももも

とその時、クリーンピースマンのポスターを目にして「フン!くだらんなあ〜〜クリーンピースマンなんてなあ〜〜〜っ」
グシャグシャに丸めて捨ててしまったアカオーニ!やはりアカオーニの目から見てもダメなのか…(えー
さらには捨てたポスターをアカンベェに変えるという暴挙まで。とことん不遇だなぁクリーンピースマン…



「黄瀬さんのポスターをこんな姿にして…!許さない!」

「せや!ここは一発ガツンとやったろか!」

「「プリキュアスマイルチャージ!!」」

シュパアアアアア

「キラキラ輝く希望の光!キュアハッピー!」

「太陽サンサン熱血パワー!キュアサニー!」

「お前らがプリキュアか…ひねり潰してくれるオニ!行けぃアカンベェ!」

「「てやあああああ!!」」

「アカンベェェェェ!!」

「えっ…ああ!?」

ドッガアアアアン!!

「ぐぎっ…!?つ、強いな…!」

そんなわけでみゆき達とクリーンピースマンの戦闘が始まりますが…予想を遥かに超えていたクリーンピースマンの圧倒的パワー!
なんとプリキュア2人でかかってもまるで歯が立ちません。マジかこれ!
なんだか今までのアカンベェよりかなり強いような…これがクリーンピースマンの真の力なのか!?

「くっ…こうなったら!気合だ気合だぁぁぁ!!プリキュア!ハッピー!」

「アカンベェェェ!」

「たわっ!?シャ…シャワー!!」

ぷしゅううううううう

「あーっ!?こ、渾身の一撃…がぁ…」

って、みゆきが必殺のハッピーシャワーを放とうとしたところ、その瞬間にアカンベェの妨害が!
思わずそれにたじろいでしまったところ、ハッピーシャワーはヘッポコな威力となりまるで効果がなかったという…
そ、そんな…必殺技バンクの最中に攻撃してくるなんてやることが汚すぎるぜクリーンピースマン!(えー



「ハッピー!?こうなったらウチがやらんと…!プリキュアサニーファイヤー!!」

ぷしゅううううううう

「へぇ!?な、なんでやぁ!?」

「ちゃんと力を込めてないからクルー!」

って、今度はサニーの必殺技まで続けて不発!何かと思えばチャージ時間が足りなかったという…
これはロックマン4で言うところのニューロックバスターを最後までタメずに撃っちゃった的なあれでしょうか(えー
あの時の残念なバスターの威力ときたら…結局そんな感じでアカンベェにはまったく効果がありません

「はぁ…はぁ…しもた…これ撃ったらバテバテになるんやった…!」

「アカンベェェェ!!」

バッゴオオオオン!!

「きゃあああーっ!!」

「ハッハッハッハッ!弱いヤツがいくら努力したって無駄オニ!」

「ぐぐ…無駄かどうか、私にはまだ分かんないけど…
 一生懸命描いた黄瀬さんの努力をバカにするのは!許せないッ!!」

「…はっ…?ほ、星空…さん…?」

エネルギーを使い果たしてしまった2人はもはや万事休す。なすすべなくアカンベェの攻撃を受け続けるのみでしたが…
それでも気迫だけはまだ折れておらず、アカオーニ達に向かって思い切り吠えるみゆき。
すると、その声に反応するかのようにやよいも正気を取り戻したようで…



「な、なにこれ、どうなって…」


ドッガアアアン!!

「きゃああーっ!!」

「今だアカンベェ!トドメだオニ!」

「う…ぐ…」

「あっ…あ…!?こ、こわい…こわい…でも…!」

ばっ!

「あっ…!?き、黄瀬さん!?」

「なんだお前、弱虫は引っ込んでろオニ!」

「わ、私は弱虫だけど…すぐ泣いちゃうけど…!
 2人は私が勇気を出すきっかけをくれた、大事な友達だもん!
 2人を傷つけるのだけは…許さないんだからあーっ!!」

ビッカアアアア!!

「う、うお!?」

「ピカピカぴかりんじゃんけんポン!キュアピース!!」

キュアピースキター!!2人の危機を見捨てられずにとうとうやよいもプリキュアに覚醒!
それにしてもやっぱり「絶対に許さない!!」ってセリフが変身のきっかけになるんだな…
みゆきもさっきから「許さない」って連呼してるし、やはり今年も許さないプリキュアは健在なんでしょうか
でもラスボスだけはなぜか許しちゃう展開だけは勘弁な!(えー

「さ、3人目のプリキュアだとォ!?」

「キュアピース!?可愛い〜!」

「こ、これが…私…?すっごーい!本物のスーパーヒーローみたい!」

そしてヒーロー好きの血が騒ぐのか、変身した後はとりあえずポーズを決めながらアカンベェと相対するやよい。
ほぉ…ギャバンのポーズ談議をした直後なだけに、なかなか好感の持てる展開ではありますが
まだまだ決まっているとは言いがたいなぁ…やり直し!!(えー
それじゃダメなんだよ!ヒーローの決めポーズというのは静と動、ギュッと動いてビシッと止めることが肝要
やよいのポーズは落ち着きなくただ動いてるだけに見えるというか、それじゃ決めポーズとは言えないんですよ!もっぺんやり直し!

「アカンベェェェ!!」

「………う、う…いやー!!」

どどどどどど

「えっ、ええー!?」

「逃げちゃダメクル!プリキュアは伝説の戦士クルー!」

「そんなこと言われたって恐いんだもんーっ!」

とかなんとか言ってたら逃げ出しやがったー!なんだお前はー!!
なんと今さらアカンベェに恐れをなして、一目散に逃げ出してしまったやよい!
お、お前…さっき勇気を出して割り込んだのはなんだったんだ!結局1番最初に自分が逃げるんかい!
やよい…一体なんのために変身したの…

「アカンベェェェ!!」

「あ…あ…!いやああああああ!!」

ドガラピシャアアアアン!!

「んな!?な、何が起こったオニ!?」

「か、雷…?」

「キュアピースの浄化の力は雷クルー!」

がその時、追い詰められたやよいが泣き叫ぶと同時にほとばしる稲妻!
どうもやよいの感情がたかぶった時に稲妻が炸裂するようで…典型的なイヤボーンキャラじゃないですか!
ちなみにイヤボーンキャラとは「いやー!」と叫ぶとボーンと秘めた力が発動するキャラのことを言います。やよいはまさにそのまんまだな…

「さあスマイルパクトに気合を込めるクルー!」

「えっ?う、うん…いっくよぉぉぉ!!プリキュアピースサンダー!!」

ドバッゴオオオオン!!

「ぬぐうっ…!プリキュア、次は容赦しないオニー!!」

そして最後は、必殺のピースサンダーが炸裂して退治されたアカンベェ。こうして3人目のプリキュアが仲間に加わったのでした…
というのが今回の話なわけですが、うーん…私としてはちょっと物足りない感が強かったなというのが正直なところです
なんでかって、今回の話って前回やったあかねの話と展開としては丸かぶりでしたよね

前回の内容 今回の内容
・あかねはバレーボールが得意なことが明かされる

→バレーであかねの上を行く由香が登場する

→由香に負けてしまい苦悩するも、みゆきの励ましで立ち直る

→ウルフルンが現れてあかねをバッドエンドに染めてしまう

→「絶対に許さない!」とみゆき怒りの変身。
  しかし必殺技が不発してピンチに

→みゆきの声であかねがバッドエンドから復活。
  キュアサニーに変身してアカンベェを倒す
・やよいはイラストが得意なことが明かされる

→イラストでやよいの上を行く曽我部長たちが登場する

→勝ち目がないと苦悩するも、みゆきの励ましで立ち直る

→アカオーニが現れてやよいをバッドエンドに染めてしまう

→「絶対に許さない!」とみゆき&あかね怒りの変身。
  しかし必殺技が不発してピンチに

→みゆきの声でやよいがバッドエンドから復活。
  キュアピースに変身してアカンベェを倒す

という感じでね…さすがにここまで一緒だとちょっとね…
特に気になったのは必殺技不発の点でしょうか、いくらなんでもこう連続で失敗が続くと
みゆき達がすごいアホに見えてしまうのでちょっと勘弁してほしいなと思いました

今回の場合、なにもまた不発にしなくても他にやりようがあったと思うんですよね
せっかく今作ではプリキュアごとの属性が設定されてるんだから、雷属性しか通用しない敵ってのが出現すれば
みゆき達が必殺技をちゃんと使ったうえで、それが効かずにピースの出番が来るって話にできたと思うんですよね

(C)三条陸・稲田浩司/集英社

そう例えば、こんなふうにあらゆる属性の技をガードするチート鎧を装備しているんだけど
雷の技だけは鎧の中に電撃が伝わってくるのでガードできない
とかそういう敵をですね…
ヒュンケルはやくきてくれー!!(えー

そういえば今回初めて気づいたんですけど、EDテーマが流れる時に毎回主役になったキャラがアップになる演出が
なされているんですね。1話はハッピー、2話はサニー、3話はピース。毎回ローテーションで変わってくのかな?次回に続く!


↑1話ED


↑2話ED


↑3話ED

(C)ABC・東京アニメーション


3月5日

ううん…以前から分かっていたことではありますが…
神羅フロンティアに手を出しちゃうと見事なまでに更新が止まってやばい
本当にまったく両立ができないなぁ…2月末から神羅をちょっと再開してみたら見てのとおり更新は1週間止まりっぱなしですよ



ちなみに自重していた神羅をなんで再開したかというと
これもすべてゼクスファクターって奴らの仕業なんだ…(えー
まさか俺の最も愛するゼクスファクターを参戦させてくるなんて!くそっ運営め!
ものの見事に釣られてカードを引きまくってしまった…完全に運営の思うツボですよ



まあカイさんを引けてめっちゃ嬉しいわけですけども!めっちゃ嬉しいわけですけども!(えー
カイさん引いた瞬間に今まで使ってたゼノンとか即座に投げ捨ててカイさん・イヅナ・サイの親子パーティを主力にしたわけですけども!
ちなみにゼノンは現状もっとも広く使われている最強カードの一種ですが、俺が今後ゼノンを使うことはもうなくなるでしょう
最愛に比べれば最強なんて…(えー
他の強カードも無駄に数だけは揃ってるけど最愛に比べれば…
まあこんなこと言ってる場合じゃないんですけどねゲーム自体自重しないと:;y=_ト ̄|○・∵. ターン





トップに戻る