■アイカツ!第23話「アゲハなミューズ」
 

(季節はまだまだ寒い3月、でも今蘭が熱い!なぜなら今月は、
 蘭の大好きなブランド・スパイシーアゲハの専属モデルを決めるオーディションがあるから!)

「悪いな、付きあわせちゃって」

「ううん、蘭のウォーキング見てるの私も参考になるから!」

「勉強になるし!」

(どうか蘭が、スパイシーアゲハの専属モデルになれますように!)

さて前回、「紫吹にとって試練の時が来るわ…」と学園長に言われていた蘭ちゃんさん。
今回いよいよその試練の時・スパイシーアゲハの専属モデルオーディションの日が迫っていました
スパイシーアゲハということは、主要キャラからは蘭ちゃんさんのみしか出場しないというオーディション…

これまでは、オーディションでいちご達とぶつかった場合確実に敗北するというかませ役だった蘭ちゃんさんですが、
今回ばかりは蘭ちゃんさんの独壇場、ある意味ではボーナスステージであります
むしろ、これを落としてしまったらもう本当に受かるオーディションないんじゃ…というレベルなので
今回はいいところを見せてもらいたいところです

《みなさんこんにちは、卒業式ももう間近ということで、私からお知らせがあります。
 今年の卒業生を送る会では、在校生によるファッションショーを開催します!》

「ファッションショーだって!」

「面白そう!」

《高等部に進級される先輩もいれば、学園を卒業される先輩もいます。
 すべての先輩方に楽しんでいただけるよう、素敵なショーにしましょう!
 我こそはというあなたは、ステージに立ってみませんか?希望者は私まで連絡ください!》

そんなある日、美月からの全校放送で卒業生を送る会でのファッションショーのメンバーを募集中だと聞かされるいちご達。
なかなかに興味しんしんのようですが…って、ちょ、ちょっと待て、「先輩方が卒業します」って
美月あんた卒業生じゃなかったのかよ!マジでか…あんなに老けてるのに:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

美月ってアイカツにおけるダントツ最強キャラなのに、まだ2年生だったとは驚きですね
食戟のソーマで言うなら遠月十傑の第1席なのにまだ2年生というぐらいのチートぶり
あと関係ないけど「素敵なショーにしまショー」っていうのは美月流のダジャレだろうか…(えー

「(どたどた)美月さーん!」

「あっ、出るの星宮?」

「はいっ!蘭が!!」

「え?」

「ったく…私に断りなく速攻決めてきたのはこの口か?(ぐにぐに)」

「ご、ごめん、つい〜!」

ってアレー!?その後美月のところにバタバタ駆けていったかと思いきや、
「蘭が出ます!私は出ません!」とわけわからんことを言い出したいちご!
ちょ、ちょっと待て、なんで蘭ちゃんさんだけ出させる話に!?さっき「面白そう〜!」とか言ってたじゃないですか!

しかも蘭ちゃんさんにとっては、例のオーディションを控えた大事な時期だというのに…
ファッションショーなんてやってる余裕はとても…(゜д゜)はっ、も、もしやいちごの意図するところは
蘭ちゃんさんのオーディションを潰すのが「面白そう〜!」ということだったのか…(えー

「でもいちごたんの気持ち分かります!」

「うん、蘭のファンは3年生にもいっぱいいるしね!」

「と、とにかく素敵なショーにしましょー!」

「どうしていちごが言うとダジャレに聞こえるんだろう…」

「美月さんが言うと聞こえないのにな…」

「ええ!?ダジャレじゃないよぉ!」

「ま、キャラの違いだな」

「え〜!?」

そして今度はいちごも言い出しましたね「素敵なショーにしまショー!」
蘭ちゃんさん達は「いちごが言うとダジャレだわー美月さんとは違うわー」と言ってますが
そんなことないよ!美月も俺にはダジャレに聞こえたよ!(えー
きっと美月も笑って欲しかったんだよ!俺だけにしかそれが分からないとは不憫やな美月も…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

タッタッタッタッ

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…!」

「あっ、蘭!」

「すごい汗!」

「ふう…今日はいつもの倍ぐらい走ったからな」

「ば、倍!?」

「オーディションまでに、もう少し体を絞っておきたくて…」

「ほんとに気合入ってるね!」

「どうしても超えたい人がいるんだ…2人にはまだ話したことなかったよな」

そんなある日、いつもよりずっとハードなトレーニングを積んでいる蘭ちゃんさんを見かけたいちご達。
なんと走り込みの量はいつもの倍、ここまでやってるとぶっ倒れるんじゃないかと不安になりますな…
そして、蘭ちゃんさんがそこまでするのは「超えたい人がいる」との理由があるみたいですが…

「新城絵麻さん、うちの学校の3年生だ」

「知ってる!その活躍はモデルだけに留まらず、
 アイカツカードを駆使するスタイリストとしても有名だよね!」

「オシャレな人なんだね!」

「ああ、そうなんだ。絵麻さんが着るとどんな服も輝いて見える…
 絵麻さんを超えない限り、私はスパイシーアゲハの専属モデルにはなれない」

「出るんだね、その人もオーディションに…」

「ああ、絵麻さんはたくさんのアイカツカードを持ってて…
 私と違って、スパイシーアゲハ以外にもたくさん好きな服があるって言ってた。
 でも私は、スパイシーアゲハが全てだから…だから絶対負けたくない」

ってなにー!?なんとここで、蘭ちゃんさんと同じオーディションに出るという先輩・新城絵麻の存在が発覚!
あかんやん!蘭ちゃんさんにライバルキャラをぶつけてしまったら!(えー
そんなことしたらまた蘭ちゃんさんが敗北する未来が…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ま、まあこの絵麻さんとやらはポッと出の先輩キャラだし、さすがに蘭ちゃんさんが負けるってことはないかな?

「ねえ、蘭はいつからそんなにスパイシーアゲハが好きになったの?」

「ふんっ、ふんっ、小学校三年生ぐらいかな…髪も短かったし、その頃はよく男子に間違われてた」

「えっ!?男の子に!?蘭が!?」

「ああ、男子の服のモデルをしたこともある」

「なんとぉー!!それって激レアじゃない!し、知らなかった…
 あああ〜〜〜このアイドル通の霧矢あおいとしたことが〜〜!!」

とその時、ふんふんと腹筋しながら昔は男みたいな外見だったということを明かす蘭ちゃんさんですが…
それを聞いたあおいちゃんは「なんとぉー!!」シーブックになってしまいました(えー
激レアとか色々騒いでますが、あおいちゃんのこんな姿のほうがよっぽどレアだよ!
あおいちゃんって普段は割とスマートっていうか、取り乱すことは少ないからなぁ。こんな顔は初めて見たよ

「ああ…残念無念…はっ!?ねえねえ!その写真って今も見れたりは…」

「それでどうやって今みたいにイメチェンしたの?」

「ぶ〜〜〜〜」

って、あわよくば昔の写真を見せてもらおうとしたものの、あっさりいちごに話題を変えられてスネまくるあおいちゃん。
今日のあおいちゃんは一体どうしたんや!色々とレアすぎるぞ!
こんなにあおいちゃんが百面相する回は他にないんじゃなかろうか…
多分らいちがこの場にいたら鼻血ブーして卒倒するレベルだぜ…(えー

「特に何も」

「えっ!何もしてないの!?」

「ああ、ただスパイシーアゲハの服を初めて着た時、なんだかドキドキして…
 私が私じゃないみたいで、この服が好き、この服が似合う自分になりたいって思ったんだ」

そんな男っぽかった蘭ちゃんさんが変わったきっかけは、スパイシーアゲハに出会ったからみたいですね
特に何もしてないと本人は言ってますが、スパイシーアゲハの服が似合う自分になろうとしているうちに
だんだん意識が変わっていったんじゃないですかね。要は服に影響されて自分が変わっていったという…

「私はスパイシーアゲハが好き、その気持ちだけは絵麻さんにも負けてないと思う」

「うん、絶対勝とう!」

「じゃあ腹筋あと300回ね!」

「殺す気か!」

(そして、スパイシーアゲハ専属モデルオーディションの日がやってきた)

「(そわそわ)うーんうーん、どうなったかな、蘭…」

「そろそろ結果が出てる頃だと思うけど…」

「ああもう〜〜!腹筋しよう!ふん!ふん!ふん!」

「な、なぜ腹筋…」

「じっとしてられなくて…」

って、あかんいちごの頭の中が完全に腹筋脳になっとる!(えー
いよいよオーディションの日がやってきたようですが、蘭ちゃんさんへの腹筋300回といい、
落ち着かなくなったらとりあえず腹筋といい、どんだけ腹筋しまくってるんですかあんたら!
このままでは腹筋が六つに割れたボディビルダー系アイドル誕生という誰得な展開に…(えー

ガチャッ

「あっ、蘭!?」

「ダメだった…悪いな。せっかく自主トレにつきあってくれたのに」

「そ、そんなの…」

「でも実はそんなに落ち込んでないんだ、完璧に負けた気がするから…」

ってええーー!?そ、そ、そんなバカな!
いともあっさり負けて帰ってきた蘭ちゃんさん!ちょ、ちょっとどういうこと!?
今回ばかりは勝てると思ったのに完全敗北ですって!?もはや蘭ちゃんさんは負け続ける以外に道はないのだろうか…

「やっぱり凄かったよ絵麻さんは…トップデザイナーの橘さんが、立ち上がって拍手を送ってた…
 あんなのはまずないことだ…」

「そんなにすごかったんだ…」

「学園長は、私のパフォーマンスは完璧だったって言ってくれた…でも…」

『完璧なだけではデザイナーのミューズにはなれないわ。
 なぜ彼女があなたをミューズに選ばなかったのか、考えてみることね』

「ミュ、ミューズ…?」

「ミューズとは、神話の中に出てくる女神たちのことを言う。
 一方、ファッション業界においてはデザイナーの専属モデルのことを指す」

「そうなんだ…」

「どうすれば…あの人のミューズになれるんだろう…」

どうやらパフォーマンス自体は完璧だったらしい蘭ちゃんさん、しかしそれだけではデザイナーに選んでもらえないという
厳しい現実があり、デザイナーの人は絵麻さんの方を絶賛して拍手を送っていたと…
「どうやったらミューズになれるんだろう…」と悩み始めてしまった蘭ちゃんさん。何が足りないのか分かっていないようです
ミューズになるにはどんな風になればいいのか…ミューズといえば…

こうですか!?
わかりません!
こうですか!?
わかりません!
こうですか!?
わかりません!
こうですか!?
わかりません!

とりあえず4つミューズさん並べたけど分からなかったよ…(えー
あ、ちなみに3番目のミューズさんの図は、ロマサガ3でトーマスを主人公にした時だけ見られるレアな会話シーンです
「カエルで小人で混乱で毒でマヒで眠りで石化で暗やみになってしまったのよ」ってレアな会話シーンでしょう
ロマサガ3の主人公は8人もいる中で1人選ぶ形式だから、なかなかこれ見た人はいないと思いますわー、いやあレアだわー(えー

「そういえば、学園長はこうも言ってたんだ…」

『トップデザイナーの橘アンナから伝言よ、”私が求めているのは、完璧なモデルさんじゃなくて
 ミューズなの。私を追いかけちゃダメ”って…』

「…追いかけちゃダメ?じゃあ追いこせってこと?」

「そういうことかもしれない。とにかく私はまだまだってことだ。
 あの人を追い越すぐらいもっと頑張らないと…!」

「でも蘭、いつも頑張ってるのに…」

「また腹筋300回、つきあうよ!」

「いや、そういうことじゃ…」

「いや…こうなったらやるよ…!腹筋300回でも…400回でも!!」

って、さっきまで魂が抜けたような顔をしていた蘭ちゃんさんでしたが、
「デザイナーを追いかけてるだけじゃダメ」という学園長の言葉を思い出し、急に火がついてしまったようです
そんなわけでまた数百回の腹筋を繰り返すことに…(えー
あ、あかんこれ蘭ちゃんさんの腹筋が割れてまう!腹筋がー!!

「アイ!カツ!アイ!カツ!アイ!カツ!アイ!カツ!」

どどどどどどどど

「ぜえぜえ…ア、アイ…カツ…」

「はあはあ…アイ…カ…ツ…」

「遅い!置いてくぞ!」

「はあひい…も、もう置いてかれてる…」

そして自分を高めるための猛練習を開始した蘭ちゃんさんは、腹筋に続いてすさまじい量の走り込みを開始!
体が全部筋肉になっちまいますよ!?どれだけ筋トレに力入れる気ですか!?
いちごやあおいちゃんは、あまりのハードさにすっかりダウン寸前です、蘭ちゃんさんは一体どれだけ鍛えまくるつもりなのか…



「ふふ、先輩、私たちにはあんなにたくましい後輩たちがいます」

「すごいピッチねぇ…」

「アイドルのスピード超えてる…」

「陸上部でも通用するんじゃない?」

そんな蘭ちゃんさんの姿を見ていたのは、絵麻さんをはじめとした三年生のキャラ達!
しかし「アイドルのスピード超えてる…」とあっけに取られてるところを見ると、
やはりこれ以上は無駄に筋肉ムキムキになるだけなんじゃ…(えー

「ふうっ…」

「ぜえぜえ…ら、蘭…速すぎぃ…」

「はあはあ…わ、私…もう限界かも…」

「じゃあ私、もう一周してくるから(ダダダッ)」

「ら、蘭!?」

(どうすればあの人のミューズになれる…?どうすればあの人を追い越すことが…)

って、それほどムチャクチャな鍛え方をしていながら、まだ筋トレをやめない蘭ちゃんさん!一体どんだけ鍛える気だ!?
頭の中はミューズになることで一杯のようですが、さすがにそろそろオーバーワークが心配ですな…
こんな生活じゃ、そのうちぶっ倒れるんじゃないかと思ってしまいますが…

「はあっ…!はあっ、はあっ…!」

「紫吹…」

「が、学園長…?」

「今のあなた、ちっとも楽しそうじゃない」

「え…?」

「これを見て…みんなすごく楽しそう。そう思わない?」

「は、はい…」

「これはね、どれも新城絵麻がスタイリングして撮った写真よ」

「絵麻さんが…?」

「あの子は本当に洋服が好きなのよ…着ることも着せることも楽しんでいる。
 みんなあの子といると、もっとオシャレしてみたいって思うんじゃないかしら。
 絵麻のクラスには、三年生の中でも特にファッショナブルな生徒が多いわ」

そんな自分を追い詰めまくっていた蘭ちゃんさんの前に、「ちっとも楽しそうじゃないわね」と現れた学園長。
そして蘭ちゃんさんを連れてきた場所は、絵麻さんのスタイリングで撮られた写真が飾られている部屋でした
そこには楽しそうに笑みを浮かべている生徒たちの姿が…神妙な顔で自分を追い詰めている蘭ちゃんさんとは対照的ですね

「そこまで同級生に影響を与えるなんて…」

「同級生だけじゃない、あの子はデザイナーにも影響を与えている」

「デザイナーさんにも!?」

「デザイナーだって人間だもの、何かに刺激されて、影響を受けて作品を生み出しているのよ。
 だからファッション業界では、デザイナーの創作意欲を刺激するモデルのことをミューズと呼ぶの」

「じゃあ絵麻さんは…」

「スパイシーアゲハのデザイナー、橘アンナに”この子のためにデザインしたい”、そう思わせたってことよ」

そして真のミューズとは何なのか、絵麻さんがなぜ選ばれたのかということを語る学園長。
さっきのあおいちゃんの説明では、「ミューズとはデザイナーの専属モデルのこと」って話でしたが、
もっと正確に言うとデザイナーのインスピレーションを刺激するモデルってことみたいですね

他人に対する影響力が強く、デザイナーに対しても変化をもたらす存在でなければならないという。
そういえば、蘭ちゃんさんは「スパイシーアゲハに影響されて自分自身が変わった」と語っていましたが
ミューズとなるにはその逆にならなければいけないんですね
自分の方がスパイシーアゲハに影響を与え、スパイシーアゲハを変えていく存在でなければならないという。
おそらく蘭ちゃんさんは「現状のスパイシーアゲハの服なら完璧に着こなせる」状態なのでしょう、
でもそれではデザイナーにとって新しい変化が何もないわけで、だからミューズに選ばれなかったのか…

「だから…あんなに絵麻さんに拍手を…」

「紫吹、素敵なミューズになりなさい。デザイナーなら誰しもあなたを追いかけたくなるようなミューズに」

「…はい!!」

「ふふ、橘アンナからよ。あなたが笑顔になったら渡すようにって」

「えっ…?これは…!」

そしてようやく悩みが吹っ切れた蘭ちゃんさんですが、その時デザイナーの橘アンナからの餞別が!
何かと思えばプレミアムレアカードです。なんだかんだで蘭ちゃんさんに目をかけてくれているみたいですね
蘭ちゃんさんはこれでプレミアムレアカードの入手2回目でしたよね?確か2回もらってるのは蘭ちゃんさん1人だけだよなー

(そして、卒業式の日…)

《卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!
 間もなく在校生による、卒業生を送る会を開催します!》

「いよいよだね、蘭!さあスタンバイしよう!」

「みんなもだ!」

「えっ?」

「みんなでステージに立とう!衣装は用意してきたんだ」

「それって、スパイシーアゲハのカード!?」

「これはいちごに…これはあおいに…これはおとめに…これはユリカに」

「わぁ、素敵!」

「らぶゆー!」

「これを来た私たちを、先輩たちに見てもらおう!
 こんなに凄い後輩がいますってことを見せたいんだ!みんな、ついてきてくれるな!」

「うん!」

そして卒業生を送る会の日、本来なら蘭ちゃんさん1人でファッションショーを行う予定となっていましたが…
蘭ちゃんさんは「いちご達にも一緒にやってもらいたい」と、5人分のスパイシーアゲハのカードを持ってきていました
ふむ…「ミューズとは他人に影響を与える存在」と聞いて、
まずはみんなにスパイシーアゲハを着せるところから始めたんでしょうか?

関係ないけど、「みんなもだ!」っていう蘭ちゃんさん見てたら
グレンキャノンもだ!を思い出して変な笑いがこみ上げてくるぜ…(えー  カーシャに撃たせろ!

って、これがそのファッションショーのシーンなわけですが
蘭ちゃんさんだけプレミアムレアカードで
1人だけオーラ出しまくりじゃないですかー!やだー!!
(えー
あかんかったんや!やっぱりいちご達では属性が違うからあかんかったんや!

そう例えば、バトスピで言うならいちごは赤属性デッキが得意、あおいちゃんは青属性デッキが得意、
蘭ちゃんさんは紫属性デッキが得意、おとめは黄属性デッキが得意、ユリカは緑属性デッキが得意という中で
「今日は紫属性カードだけでバトルな」と縛りプレイして自分だけ無双する的な…(えー

「新城先輩っ!」

「あっ、紫吹さん?」

「必ず上がっていきます、先輩たちのステージへ!そして飛び越えてみせます!」

「ふふ…楽しみにしてる!」

「ハハッ、いい学園じゃないですか!グッジョブ俺!」

「あなた今回まるで活躍してないから」

「ファッ!?」

そしてラストシーン、絵麻さんに卒業の花を渡す蘭ちゃんさんと、それを見守る学園長たちの図であります
しかし学園長とジョニー先生のやりとりはほんとに夫婦みたいだなぁ
ダメな夫と出来る妻って感じで、いいコンビだよなーと思います。次回に続く!


■アイカツ!第24話「エンジョイ♪オフタイム」

 

「今日からしばらくオーディションはないな」

「ということで…」

「春休みぃ〜!!」

超久しぶりのアイカツ感想ですが、今回はいちご達がちょっとした連休をゲットする場面で始まります
時期も春先のようで、ちょうどいい春休みだと盛り上がる2人ですが…

「違うよ」

「え?」

「アイドルに春休みなんかない」

「ええっ!?」

「アイドルに春休みはないの!?」

「ああ、そんなものはない」

「そ、そんな…」

「その代わり、オフがある」

「オ、オフ!!」

「おどかさないでよ蘭〜!」

「ふふふ」

「オフってすごいアイドルっぽい!よぉ〜し!オフを楽しもう!!」

って、蘭ちゃんさんから「お前ら休みの呼び方がなってねえな」と訂正を受ける2人。
春休みじゃなくてオフ…言われてみれば、芸能人って休みのことはオフって言うよね
普通の社会人は別にそんなことないんですけども。「俺明日オフなんで」ってただの会社員がそれ言ったら
「なに気取ってんだコイツ…」とか思われそうだな(えー

「(ピッピッ)ここ、有名なショップがたくさんあるんだよ!」

「わぁ、可愛いお店ばっかり!」

「ここでまとめ買いした〜い!」

「いいよね〜!」

「…」

「ねえねえ、蘭も一緒に見ようよ!」

「そんなものはオフじゃない」

「え?」

って、いちごとあおいちゃんが有名ショップの立ち並ぶ繁華街を調べてきゃっきゃと盛り上がる中、
「そんなのオフじゃないから」と蘭ちゃんさんにまたまた否定されてしまいます
蘭ちゃんさんってとりあえず否定から入るよね(えー
あかんで否定から入る会話は…カドが立ちやすいから「うんそうだね」って肯定してからやんわりと…



「町には人が多いから変装をして行かなきゃならない、
 そんな窮屈な思いをするのがオフだと思うか?」

「なるほど…あおいさんはどう思いますか?」

「うーん、確かにその通り」

そんなダメ出しの理由とは、繁華街には人が多すぎて常に人目を気にしないといけないからとのことでした
言われてみれば、テレビにも出てるアイドルなんだから、下手にそんな人通りの多い場所には行けませんよね
休みだからと言って気軽に出歩けないのは、芸能人の悲しい性というやつですな

「では蘭さんは、何がアイドルのオフっぽいとお考えなんでしょう!」

「ズバリ温泉だな!!」

「お、温泉?」

「大人っぽ〜い!」

そんな蘭ちゃんさんのおすすめスポットはなんと温泉!いちごは大人っぽいと喜んでますが
ジジくさいよ蘭ちゃんさん!(えー 中学生が温泉って相当ジジくさいよ!
あ、でも蘭ちゃんさんって元々「私のおやつは煮干と板わかめと力こぶせんべい」とか言うくらい
趣味としてはかなりジジくさい人なんだっけか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「仕事から離れて頭と体を休める、これが私達のオフ!しかもこの猿窪温泉は、
 なんと美月さんもお忍びで訪れるという由緒正しいアイドル温泉!」

「そ、そうなの!?」

「いいわねぇ…お肌しっとり!」

「というわけで、温泉に行こう!」

「おー!!」

「じゃあ私、スケジュール立てるね!」

って、蘭ちゃんさんの調べた温泉にはあの美月もよく行っているそうで、
自分たちもそれを見習ってのんびりしようと、日帰りでの温泉旅行を企画することになります
それにしても「いいわねぇお肌しっとり!」って中学生はそんなの気にする歳じゃねえだろ!
何をするまでもなくツヤッツヤの歳だろ!30歳になった俺からすればつくづくそう思うわ

やっぱ肌のツヤツヤ感がだんだんなくなってきたなと実感するのは20代後半ですよね。
お肌の曲がり角とかよく言いますが、確かに10代の頃とはもう違うんだなーと思う時期というか


(C)創通・サンライズ・テレビ東京

←だいたい
この人くらいが
そんな時期ですね!
(えー

キララってまさに20代後半のアイドルだから、その辺気にしてそうだよな…正確に言うと、キララは20代後半のさらに後半だそうで
セイに下剤飲ませてまで勝とうとしたのも、自分は年齢的に後がないからここらで売れないとマジヤバイと思ってたせいみたいだし
おまけに元々そばかす持ちだしなー、こりゃ温泉行ってお肌ツルツルにしたいだろうな…(えー

「おまたせ〜!(どっさり)」

「な…なんだその大荷物は?日帰りだぞ?」

「だって、何があるか分からないじゃない?パソコンでしょ、予備電源、
 雨が降った時の3人分のレインコート、ケガをした時の救急セットに、お裁縫セット、それから…」

「わ、わかったわかった、もうしまえ!」

って、そんな温泉旅行の当日、待ち合わせの駅に大量の荷物をどっさり持ってきたあおいちゃん。
蘭ちゃんさんなんかは身軽な手さげカバンひとつだけですが、あおいちゃんはわけの分からん道具を大量に詰め込みまくっていました
とりあえず裁縫セットは確実に出番ないだろそれ!(えー
温泉に裁縫セット持っていく人なんて初めて見たわ…でも裁縫を日常的にやるくらい、家庭的な一面もあるんですかねあおいちゃん

「(バタバタ)ごめ〜ん!待った!?」

「いちご!ギリ遅刻じゃないね!」

「よ、よかったぁ…出掛けにらいちが『あおい姐さんの写真撮ってきて〜!』ってうるさくって」

「(無反応)」

「そのうえ電車の乗り継ぎがうまくいかなくて」

「ふふ、あるよねぇ、階段駆け上がったのに電車に乗れないって」

とその時、待ち合わせ時間ギリギリになって姿を現したいちご。らいちがあおいちゃんのことで騒いでいたと言いますが
らいちの話題になるとあおいちゃんっていつもスルーするよね(えー
なんでや!電車の乗り継ぎの話題は乗ってきてくれるのに!
らいちの話題だけ無反応すぎて不憫になってくるぜ…らいち…強く生きろ…

「あっ…?あーっ!?もしかして紫吹蘭ちゃん!?」

って、その時たまたま通りがかった女子高生が、蘭ちゃんさんの変装を見抜いて寄ってくる結果に!
や、やばい!こうならないように変装しているというのに、いきなりバレてしまうとは…
ここは騒ぎが広がらないうちにさっさと逃げ出して…

「はい(にっこり)」

「わぁ〜!?凄い!本物だぁ!ね、ねえ握手して!(にぎにぎ)
 これからも応援するからね!」

「はい、ありがとう!」

「さ、さすが蘭…」

ってなにー!?正体がバレても慌てず騒がず、「応援してくれてありがとうございます」とにこやかに応対する蘭ちゃんさん!
はー、なるほど…ここは大して人もいないから、逃げずに丁寧な応対するのがアイドルとして正解ってことなのね
それにしても、よく一切迷わずそんな判断できるなぁ、見てくださいよこの営業スマイルを(えー
こんな蘭ちゃんさんの顔普段見たことねぇ!まさにプロやな…

ガタンゴトン ガタンゴトン

「ふう。変装はもういいだろう」

「わぁ〜!動くよ動く〜!」

「はは、小学生か」

「だって3人でどこかへ行くのなんて初めてだから、ドキワクなんだもん!」

そして電車が動き出してからは、変装をといて普段の格好に戻る3人。
どうやら目的地の温泉は、人の少ないかなりの田舎にあるみたいですね
まあトップアイドルの美月が行くぐらいなんだから、そうそう人目につくような場所なわけないか

「ハニー達!オレから学園マザーに伝えておくイエア!!」

「あっはは、似てる!」

「ははは、ジョニーそっくりだ!」

そんな電車の旅を、ジョニー先生のモノマネをしたりしながら過ごしていく3人。
というか蘭ちゃんさんってジョニー先生のこと呼び捨てにしてんのかよ!ぶ、無礼者!(えー
先生のことを呼び捨てにするだなんて…ふ、不良だわ、蘭ちゃんさんって不良だわ…

ちなみにアイカツ公式でやっている「スターライト学園ブログ」では、ジョニー先生について蘭ちゃんさんのコメントが見れるんですが
「今日はジョニー先生にダンスを教えてもらったんですよ!
 普段はよく分からないノリで困ってしまうこともあるんですが、
 ダンスコーチとしてジョニー先生のことはとっても尊敬しています!」なんて書いてたりします。
嘘つけえええええい!嘘をつけええええええええい!!(えー
めっちゃ猫かぶっとるやないかい!「ジョニー先生」なんて呼んどらんやないかいいいいい

「あらっ!?あらあらまあまあ!」

「えっ?」

「あんたほらテレビに出てる!えーっとなんだっけ、あ〜ここまで出てるのに!」

って、そんないちご達にまたも気づいてしまった一般人が!今度のはいかにも話好きそうなおばちゃんやな!
まあ周囲に人が少ないから変装を解いたわけだし、今度も特に慌てなくて大丈夫でしょう
さっきの蘭ちゃんさんを見習って、いちごもにこやかに対応しますが…



「(にこっ)星宮いちごです!」

「え、そんな名前だったっけ?」

「(ずがーん)」

「まあいいわ、サインちょうだい!ちょっと待っててね…(がさごそ)
 あれ、おかしいわね、ここに入ってたはずなんだけど…ん〜まあいいわこれで!」

って、そう言いつつオバちゃんが取り出したものは、
いかにもさっき弁当食った後のゴミ的な割り箸入れるやつでした
礼儀を知らんオバちゃんやなほんとに!(えー  サインもらうのに名前も知らんとか言うし!
しかしアイドルたる者、このぐらいの試練で怒ってはいられません、いちごは快く割り箸入れるやつにサインを書くことに…

「(さらさらさら)」

「そんな小さいところにも書けるんだ…」

「特訓のおかげ!」

こんな小さい割り箸の袋にも器用にサインを書いてのけるいちご、ちなみに特訓というのは何のことかというと
第6話「サインに夢中!」でサイン上達用ギプスつけて激しい特訓した時のことですな
その時に完成したサインも確かにこのイラストでした。アイカツはこういう風に過去のエピソードもしっかり拾ってくるから面白いよね

「コーヒーにお茶、お弁当はいかがですか〜」

「あっ、すみませーん!お弁当ください!」

「うーん、どうしようかな…デラックス焼肉弁当かなあ、ヘルシー幕の内弁当にしようかなあ…」

そんなおばちゃんが去った後、お昼時ということで車内販売の弁当を買うことにしたいちご。
しかし値段を見てみると、デラックス焼肉弁当は1200円ってくそたけーなこの弁当!(えー
中学生のお小遣いでホイホイ食える値段じゃねーぞ!それともやっぱりアイドルだから、給料がっぽりもらってるんだろうか

「じゃあ私がヘルシー弁当にするから、分けっこすればいいんじゃない?」

「そうだね!蘭はハンバーグ弁当にすればいいと思う!!」

「いちごの食べたいやつじゃないか!私はサンドイッチでいい」

「え〜?ハンバーグ弁当おいしいのに…」

「サンドイッチだ」

って、みんなで違う弁当を頼むことになり、あおいちゃんにヘルシー幕の内弁当、自分はデラックス焼肉弁当、
そして蘭ちゃんさんはハンバーグ弁当にさせようとするいちご。ハンバーグも食いたかったのかよ!
しかし蘭ちゃんさんは結局650円のサンドイッチBOXを選んだようです。
メニューを見ると他にも900円の中華三昧っていうのがあるんですが、
中華三昧だけ話題にしてもらえてないね…仕方ないね…(えー

「もぐもぐ…ん〜おいしい!なんで車内で食べる駅弁って
 こんなにおいしいのかなぁ!」

「はいっ!いちごさんのグルメリポート〜!」

「えっ!?」

「3、2、1、キュー!」

「い、いきなりだねえ…おほん。このデラックス焼肉弁当、なんといってもボリューミーなお肉!
 しかも国産和牛にこだわったそうです!では早速いただいてみましょう、
 もぐもぐ…ん〜!食べた途端にお肉の美味しさが口いっぱいに
 ふわ〜っと広がって!タレの甘辛さとマッチして、ご飯が進みますね!(にこっ)」

「はいオッケー!お疲れ様でした!」

「は〜いきなりなんだもん、ビックリしたぁ」

「腕を上げたわねいちご、特訓の成果!」

「はいっ!」

そんな焼肉弁当を食べてる最中のいちごに対して、いきなりグルメリポートの無茶振りをかますあおいちゃん。
でもいちごも予想外の無茶振りされた割には、ちゃんと形になってるリポートをすらすらとこなしてますね
というか「特訓の成果」ってことですが、これも以前特訓したことあったんだっけか?
さっきのサインの練習みたいに…うーん、言われてみれば以前タコ焼き食べながらそんなことやってたような…うーんうーん

「んん〜っ、着いたぁ!」

「ここから温泉までバスで20分だって」

「よし、行くぞ!」

それから電車を何本か乗り継いで、ついに目的の温泉の最寄り駅へと到着した3人。
まだバスの旅が残っているようですが、それにしてもずいぶんと小さな駅だなぁここ
明らかに田舎のローカル線って感じですが、日帰りの割にはかなりの遠出してきてる気がしますね

ブロロロロロ

「ふふ、なんか整理券もらうのって新鮮!」

「ドアが1つしかないのもな」

「あの料金表を見て降りる時に精算するの」

「へえ〜!」

「全国はこの形式のほうが多いよ」

って、温泉へのバスに乗りながら、「整理券をもらったことない」とか「料金表を見たことない」とか言い出すいちご!
いやいやいやどういうこと!?整理券も料金表も見たことないの!?そんなことがあるのか…かなりカルチャーショックだな…
なんだろう、普段からSUICAとかでピッとバスに乗るから整理券知らないってことだろうか。この現代っ子どもめ!(えー

「あっ!きれいな菜の花畑!」

「へえ〜、そうかこれが菜の花かぁ」

「運転手さーん!止めてくださーい!」

「えっ!?な、なにいちご?」

「こういう菜の花畑見るの初めて!降りようよ!」

「ふふ、こういう気まぐれは嫌いじゃないな」

そんなバスの旅の途中、辺り一面に広がった菜の花畑を目にしたいちご達。
その光景に感動してしまったいちごは、バスを降ろしてもらってここで寄り道することにします
確かに旅先でこういう場所に遭遇すると、いったん車を降りて写真撮ったりしたくなりますよね

「はいはーい!菜の花見ながらお茶にしようよ!」

「いいな、菜の花で花見か」

「じゃーん!今日はミニタルトにしてみたの」

「わ〜、おいしそ〜!」

「こっちがクリームチーズタルト、こっちがクラシックショコラタルト、こっちが季節のフルーツタルト!」

そんなわけで、菜の花畑にビニールシートを敷いてのお茶会が始まりますが
なんかタルトを3種類も作ってきたってあおいちゃんそんなに菓子作り得意だったん!?
そういえばさっき裁縫がどうのとかも言ってましたが、意外に家庭的な性格なんだなぁ。いつでも嫁に行けるぜ

「迷っちゃうな〜、全部食べたい!」

「ほんとに全部食べそうだな…」

「じゃ、公平にジャンケンで決めますか!」

「ふふん、いいだろう」

そんな3種類のタルトの争奪をかけて、ジャンケン勝負で何を食べるか決めようとする3人!
というかジャンケンって聞いた途端に両手をひねって覗き込む蘭ちゃんさんに吹いた
いるわ〜こういう奴!小・中学校の時とかジャンケンしようとすると絶対これやる奴いたわ
一体誰が考えたんでしょうねこれ、ジャンケンの前にこのポーズするのは全国共通なのか?

「「「最初はグー!ジャンケンポン!」」」

「(パー)」「(チョキ)」「(パー)」

「やったぁーっ!後は2人で決めてね!」

「は、はううう…」

って、そんなジャンケン勝負に見事勝利してしまうあおいちゃん!
不敗神話はこんなところでも健在か!
さすがはオーディションの勝率100%、絶対不敗の女は格が違った。敗北を知りたい…(えー

「一騎討ちか…」

「負けるものか!」

「ふひひ、どれにしようかなぁ〜」

「「最初はグー!ジャンケンポン!」」

「(チョキ)」「(グー)」

「勝ちーっ!!」

「う、うう…」

ああ!そしてやっぱり負けるのはあんたか!
オーディションでいちご達と争うと絶対に勝てない女・蘭ちゃんさんがここでも敗北!
蘭ちゃんさんはほんとに敗北を運命づけられた人やな…一見すると強キャラなのに、なぜにこれほど負けてしまうのか



「うーん…うーん…」

「あおい、早く決めてよぉ」

「そうは言ってもね…自分で買ってきて言うのもなんだけど、
 クリームチーズに使われているのはブルゴーニュ産の厳選チーズ、
 クラシックショコラはパリの有名店からの直輸入、
 季節のフルーツは契約農家の有機栽培のものだし…ああ迷っちゃう〜!」

がしかし、3つのタルトはどれも一級品のものを買ってきたようで、どれか1つに絞れないと悩んでいたあおいちゃん。
というかこれ、自分で作ったのかと思いきや店で買ってきたやつだったのね
家庭的な一面というのは勘違いだったか…とはいえ高級店の菓子を3つも買ってくるってなにげに凄いな
中学生のお小遣いで出来る芸当じゃねぇ…やっぱりアイドルだから給料はがっぽりと…(えー

「じゃあ選んであげる!あおいは季節のフルーツタルトが似合ってると思うんだ!
 私はこれ(ばくばく)」

「ああ〜!それも食べたかったぁ!」

「私もだ…(うるうる)」

「え?え?」

って、いつまでも決められないあおいちゃんに代わり、「はいお前フルーツで私はショコラ」と一瞬にして決めてしまったいちご!
しかしそれを見る蘭ちゃんさんのマジに物欲しそうな泣き顔に吹いた
な、泣くほど!?泣くほど欲しかったんすか蘭ちゃんさん!?というかさっき負けた時点でもうすでに泣いてましたね
強い女というイメージの蘭ちゃんさんにこんな一面があろうとは…まあ、結局最後は3人で分けて食べたみたいなんですけどもね

「ああ〜美味しかった!」

「食べてすぐ寝ると牛になるって、お祖母ちゃんが言ってたなぁ」

「食べたら横になるのがいいんだよ、体も安まるし」

「お祖母ちゃん、嘘を教えたのかなぁ」

「行儀が悪いってことじゃない?でも夜食べてすぐ眠ると胃腸が動き続けるから太る原因。
 アイカツの大敵!」

「ぐー…ぐー…」

「って寝てるし!」

そんなお茶会が終わった後はお昼寝タイム、3人でごろんと寝転がって存分にのどかな空気を堪能します
ちなみに「食べてすぐ寝ると牛になる」っていうのは有名な迷信で、科学的にはあおいちゃんの言ってる通り
食後に横になるのは消化が促進されて健康にいいそうです。ただし
ぐーぐー眠ってしまうと脂肪が蓄積されて太る原因になる
ので、
寝っ転がるのは良くても眠ってしまうとダメなんですな、そこがややこしいポイントなわけですが…



ぽかぽか

「あったかいなぁ〜…」

「この穏やかさ、穏やかじゃないわね…」

やがて蘭ちゃんさん達も眠気に誘われていきますが、出ましたあおいちゃんの迷セリフ
「穏やかじゃない穏やかさ」って一体どっちやねん!
まあなんにしろ、こういうのどかな場所で昼寝っていうのも確かにやってみたいもんですね
ふだん自然の少ない都会とかで暮らしてると憧れる風景だなあ



「すー…すー…」

「ん〜…ああよく寝た!…えっ、わああああ!?あおい!蘭!起きて!」

「むにゃ…つられて思わず寝ちゃったよ…」

「…えっ!?も、もうこんな時間!?」

「ま、まずい!これじゃ温泉に足をつけるぐらいの時間しかないぞ!」

って、そのまま一体何時間寝てしまったのか、ふと気がついた時には
温泉に行っている時間がもうほとんどないという状態に!
いくら快適な昼寝でも、今回の目的は温泉に行くことなのでこれでは元も子もありません
ともかく大急ぎで荷物をまとめた3人は、最寄りのバス停へと向かいますが…

「ええっ!?なにこの時刻表!?」

「これじゃ、温泉に行くどころか駅に戻らないと帰れなくなるな…」

「ごめん、ローカルバスの時刻表はネットじゃ調べ切れなくて…」

ドッギャーン!しかしバス停の時刻表を見て仰天する3人!
あるあるこういうの、田舎の電車やバスってほんとやばいくらい本数少ないんだよね…
俺も旅行に行った時、熊本かどっかの田んぼだらけの場所でえらい目に遭いました(えー
いちご達は都会で暮らしてるから、バスは10分に1本くらいのペースで来るのが当たり前と思ってたんだろうな…

「こうなったら駅まで歩こう!」

「それしか選択肢はなさそうだな」

「ごめんね、ほんとごめん…」

「ううん、私が途中で降りようなんて言ったから!」

もはや温泉のことは諦めるしかなく、さっきの駅まで歩いて戻るしかなくなった3人ですが
一番責任を感じているのは何故かあおいちゃんでした
いやいやあおいちゃん何も悪くないやろ!いちごも言ってますが、バスを降りようと提案したのはいちごだし
今回の失敗はあおいちゃんとは全然関係ないと思うんですが…

「…」

がしかし、駅まで歩いて戻るその最中も、あおいちゃんはめっちゃ自分を責めて落ち込んでいました
なんでやねん!多分あれなのかな、あおいちゃんは敗北を知らない人間だから
こういう挫折を経験するのに慣れてないのかな…その点でいうと蘭ちゃんさんは慣れまくりですが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

しかしこういう何かの失敗で自分を責めて思いつめるタイプの人って、マジな話、鬱病になりやすいんで要注意ですよ
生真面目すぎるっていうかな…こういう時はさっさと切り替えるに限りますよね、サッカーの試合なんかでもミスした時よく言いますけど
はい切り替えてー!あおいちゃん切り替えてー!気持ちの切り替え大事よー!(えー

「…」

「…あおい、荷物重いでしょ?変わってあげる!」

「えっ?い、いいよ」

「いいや、お茶の用意や他にも色々、みんなのための荷物だからな(スッ)」

「え?あ…」

そんな落ち込みモードのあおいちゃんでしたが、「みんなのための荷物だから」と2人が言ってくれたことで、
なんとか落ち込みモードから脱出できたようです。よかったよかった…ってそれはいいんですが
なんか顔を赤らめてレズスイッチ入っちゃったのはアカンやないですか!(えー

ガタンゴトンガタンゴトン

「ふう、疲れる一日だったなぁ」

「でもさ、温泉には入れなかったけど楽しかったよね!」

「ああ、菜の花を見ながらお茶飲めた」

「そうだね!」

その後どうにか帰りの電車には間に合った3人。結局温泉には入れなかったわけですが、
「のどかな場所でゆっくり羽を伸ばす」という意味では、菜の花畑でそれを堪能した分
まんざら無意味な旅行でもなかったようです



ピロピロリン

「ん…?ああっ!お父さんだ!」

「え?」

「お父さん、帰ってくるって!」

って、そんな感じで話がまとまったその時、突然父親からのメールを受信するいちご!
父ちゃんなんていたのか…母親と弟しかいないから、てっきり母子家庭なのかと思ってましたが、ふだん家にいないだけなのね
ちなみにいちごが持ってるのは手帳じゃなくてアイカツフォンです。これでも電話です
パッと見だとマジで単なる手帳にしか見えないけど、こう開いた状態で耳元へ持っていくと電話として使えるという…
マジに使いづらそうだけどな…(えー  なんでこんなデザインの電話にしたんや!次回に続く!


■アイカツ!第25話「エイプリルフールのやくそく☆」


長いこと止まりまくってたアイカツ感想の再開でございます。
アイカツは今だと2期が放送中ですがとりあえず1期の分くらいは終わらせたいね…
2期の感想はまあスルーするのが濃厚として1期くらいは…とは言うもののアイカツは1期だけでも50話あるので
今ようやく半分ってところだけどね…(えー  先は長いですなー、コンスタントに進めていければいいんだけども

 

「アメイジング・ショータァァァイム!!
 俺のホットなティーチャー活動・アイカツ!
 スタートだぜイエアアアアアア!!」

そんな久しぶりのアイカツ感想ですが、なんと今回の冒頭では「私たちの熱いアイドル活動・アイカツ始まります!」
普段ならいちごが出てきて挨拶するシーンがなぜかジョニー先生仕様となっているという謎の展開が!
一体何が起こったのかと思いましたが、これってエイプリルフールに放送した時のネタだったんですね

なんだそういうことか…エイプリルフール…それにしても何年のエイプリルフールなんだろうな…(えー
俺の放置っぷりからして今年じゃあるまい…気づけばずいぶんと放置してしまったもんだなー

「ただいまー!」

「あっ!お帰りお父さん!メールもらってビックリしたよぉ!いきなりなんだもん!」

「ごめんごめん、みんなの驚く顔が見たくてね!」

「長旅お疲れ様、太一くん!ご飯はどうする?」

「(ぐぅぅ〜)ははっ、りんごのご飯が楽しみで
 飛行機に乗ってから何も食べてないんだ!」

そして今回の本編ですが、なんといちごの父親が海外から一時帰宅してきたシーンで始まります
いちごの父親が出てきたのは今回初めてですな…今まで弟のらいちとカーチャンしか出てきてなかったから
母子家庭なのかと思ってましたが、父ちゃんは仕事で世界中を飛び回ってる人みたいですね

それにしても、母親がりんご、娘がいちご、息子がらいちときて父親は太一なのか…
みんなフルーツの名前なのに一人だけ普通の名前ですね。もっとこう
みかんとかバナナとかドングリとかメロンエナジィィ…ソーダァァァ…とかカ・チ・ド・キとか
大・大・大・大・大・将・軍とかそういう名前の方がよかったんじゃ…(えー

「うん、うまい!やっぱりりんごの味噌汁は世界一だな!」

「ねえねえお父さん!今度はどんな冒険をしてきたの!?」

「冒険じゃなくて仕事でしょ?」

「ハハッ、まあ冒険しながら仕事してる感じかな!
 世界中を回って、まだ知られていない美味しい食べ物を探し出す…
 そして今回は、ジャングルの奥地に幻のフルーツがあると聞いてね…
 密林を奥へ奥へと進んでいくと、お腹を空かせたピューマと鉢合わせたり
 数えきれないほどのワニが迫ってきたり、今回はかなり危なかったなぁ!」

そんな父さんの仕事とは、なんと未知の食材を探すために世界を旅する美食屋でした(トリコ的な意味で)
今回はジャングルに出向いた結果、捕獲レベル35のリッキーと出くわしたり
捕獲レベル5のガララワニが大量に現れたり、釘パンチしたりナイフしたりフォークしたりノッキングしたりしながら
幻のフルーツであるドムロムの実を目指して旅したとかなんとか…(えー

「それでそれで!?幻のフルーツは見つかったの!?」

「ああもちろん!(スッ)スターグレープって言うんだ、どうぞ召し上がれ!」

「(ぱくっ)うわぁ!美味しい〜!」

「なんだか幸せな気分になる味ね〜!」

「食べると誰もが笑顔になれる幻のフルーツ!
 ジャングル中を探しまわってようやく見つけたんだ!」

そして父さんが持ち帰ってきたスターグレープ別名ドムロムの実
食べてみると思わず微笑んでしまうほど美味しいフルーツなんだとか。
しかしこのスターグレープ、ジャングルの奥地に住む村人たちが管理しており
世界に向けて輸出するには大反対されているようで…

『スターグレープはこの村だけのもの!外に出すなど絶対に許さん!』

『そこをなんとか…!このフルーツで世界中の人を笑顔にしたいんです!』

『帰れ!』

『帰りません!』

-----------------------------------

「何度もお願いしたんだけど、最後まで許してもらえなくて…」

「そ、それじゃあこれは?」

「一度日本に帰るって言ったら、特別に1つだけお土産にくれたんだ」

そんなわけで、必死に村人の説得を試みた父さんですが、頑としてスターグレープを持ち出す許可をもらえずに
1つだけお土産として持って行くのを許可されたようです。世界中の人に食べさせるのが目標なのに
今はまだ1つだけもらうのがやっととは、まだまだ先は長そうですな…

「それでお父さん、いつまで家にいられるの?」

「えーと…春休みの間ぐらいかな?」

「やった!春休み最後の日にね、ライブオーディションがあるんだ!」

「おっ、それは見逃す訳にはいかないな!そうだ、せっかくだから
 いちごがお世話になってる人達にもご挨拶しようかな」

ともかく父さんはしばらく家でのんびりしていく予定のようで、
いちごのオーディションを見届けてから再び海外へ発つことになるようです。
そしてスターライト学園でのレッスン風景も一度見学させてもらうことに…

「ネクストオーディションは、5人フォーメーションライブステージ!
 合格に必要なのは、息ピッタリのコンビネーションだ!ワンツーワンツー!」

「へえ…すごいな…!」

「このチーム、どう思いますか?」

「そうですね…個性がバラバラで一見危なっかしいですけど、
 がっちり噛み合えば素晴らしいチームになるのではないでしょうか」

そんなわけで、ジョニー先生率いるいちご達のダンスレッスンを見学する父さん。
今度のオーディションでは5人チームで出るようで、いちご、あおいちゃん、蘭ちゃんさん、らぶゆー、ユリカの5人で
レッスンを受けていますが…それはいいんだけど

 

この場面のいちごの顔やばすぎ
なんか恐いよこの笑顔!目の焦点が合ってないよ!父さんの前でこの顔はアカンやろ…なんかいちごってたまにこんな風に
作画があんまり良くない時に変顔スマイルすることがあるよな…(えー

「お父さん、どうだった!?」

「ああ、凄かったな!やっぱりああいう努力から最高のステージが生まれるんだね!」

「(すたすた)」

「あれっ、ユリカちゃんもう帰っちゃうんですか?」

「ええ、今日は光を浴びすぎたわ。早く帰って闇の力を取り戻さないと」

「え、闇の力?」

「ふふん、私はドラキュラ伯爵の血を引く吸血鬼の末裔なのよ。
 自己紹介がわりに血を吸ってあげようかしら?」

「ええっ!?感激だなぁ!まさか日本で吸血鬼にお目にかかれるなんて!」

「え…えっ?」

「いやぁヒマラヤで雪男に会った時以来の感動だよ!」

って、そんな練習中にいつものごとく吸血鬼のなりきりゴッコで帰ろうとするユリカでしたが
その話を真に受けてしまった父さんは、ヒマラヤで雪男に出会った時のことを思い出してしまいます
ヒ、ヒマラヤの雪男…?父さんまさかそれって…

世界の名だたるヴァンガードファイターを倒したと言われる無敵の雪男のことを
言ってるんじゃないですか!?(えー  父さん…世界のあちこちを旅していたとはいえヴァンガードの世界にまで行っていたなんて…

「ゆ、雪男たんらぶゆー!!」

「えへへ、お父さん!おとめちゃんにクマと仲良くなった時の話も聞かせてあげて!」

「ああいいよ!あれは北極に行った時に、
 お腹を空かせたホッキョクグマに出会ったんだ!
 可哀想に思って、ペミカンって食べ物を分けてあげたら懐かれちゃってねぇ」

さらに今度は、ホッキョクグマとも出会って仲良くなってきたという父さん!ホ…ホッキョクグマ!?それってつまり

モンスーノのことを言ってるんじゃないですか!?(えー
マジかよ父さん…ヴァンガードの次はモンスーノの世界まで渡り歩いてきたなんて…

「ど、どういうことかしら、雪男とかクマとか…」

「あっ、今日は4月1日!」

「エイプリルフールってことか?」

「な、なーんだ…」

そんなヴァンガードやらモンスーノやらの話を聞いてもまったく理解できないユリカ達。
まあこの子達はアイカツの世界しか知らないですからね
てっきり「エイプリルフールだから嘘ついてるんでしょ」ということだと思い込んでしまいますが…

ククククッ…ハッハッハッハ!
何も分かってないなァ!
エイプリルフールだと?ククッ
お前たちには絶対に
理解出来ないだろうなァ
ハハハハハハハ!!

もし父さんが傲慢な親父だったらこれぐらいは煽ってるシーンだろうな(えー

「今日はお疲れ様でした」

「2人は?」

「うん、もうぐっすり」

プルルルル プルルルル

「ん…?はいもしもし…えっ!?長老が!?」

《ああ、スターグレープを外に出してもいいって!やったな星宮!》

「そうかぁ…!」

《それで急なことで悪いんだが、今すぐこっちへ戻ってくれないか?
 長老がお前とすぐに話がしたいそうなんだ》

「えっ!?いや、すぐには…」

《おいおい…長老の気難しさはお前が一番よく知ってるだろ?
 長老の気が変わる前に来てくれ、頼むぞ!》

「…」

って、父さんが帰宅して母さんとラブラブな雰囲気で話していたその時、
なんと突然空気読めない同僚から電話がかかってきて、今すぐにジャングルへ戻ってきて欲しいと…
おいおいちょっと待てよ、スターグレープの商談がまとまりそうなのはいいことですが、
今これ父さんが久しぶりに母さんと熱い夜を過ごそうとしてるシーンって分からんのか?(えー

なんのために「2人は?」「うん、もうぐっすり」ってわざわざ子供が寝てるのを確認したと思ってんですか?
そんなの子供が寝てるうちにやることやるために決まってるじゃないですか(えー
そのタイミングで電話をかけてくるとは、なんて空気読めてない同僚なんだ…
見ろよこの母さんの「久々に欲求不満を解消できると思ったのに…」って顔を(えー

「それじゃ、行ってきます」

「お仕事がんばってね!私もオーディションがんばるから!」

「…ああ、お父さんも応援してる!」

そして翌日、急遽ジャングルへ戻るために海外へ発つことになってしまった父さん。
いちごとの約束を破る形になってしまいましたが、それでもいちごは文句ひとつ言わずに
ニッコリと天使スマイルを浮かべて父さんを送り出します。おお…なんというええ子や、まさしく天使や…

こうなると父さん、いちごとの約束を守れなかったのと
無邪気ないちごに隠れて母さんと一発やろうとしてたことがあって
ダブルで精神的に痛いものがあるな…(えー



それにしても父さんを見送るシーン、いちごの作画のド安定っぷりが凄いですね
さっきの天使スマイルもそうですが、物凄く顔が整ってる感じがするというか
目の焦点が合ってなかった変顔スマイルと同じ回の作画だとは思えないぜ…(えー

「はあ、ぜえ、はあ…!」

「む、むう…すぐに来いとは言ったが、まさかこれほど早く来るとは…」

「ぜえ…はあ…はは、約束が…ありますから…」

「む…?約束…?」

「はあ、それが…(かくかくしかじか)」

「…なんと!?馬ッッ鹿モンッ!!なぜ娘との約束のことを言わんかった!?
 スターグレープを外に出すことは許す!一刻も早く娘の下へ行けいッ!」

「い、いいんですか!?」

「”家族はどの宝物よりも大切にせよ”、古くからこの村の言い伝えなのじゃ。
 それにお主の姿を見れば分かる。娘との約束を守るために必死になれる…
 やはりお主は、信頼の出来る男のようじゃ」

「長老…ありがとうございます!」

そんなわけで超スピードでジャングルへと向かった父さんですが、事情を知った村の長老は
1秒でスターグレープ輸出の許可をしてくれて
すぐに日本へ戻るようにと言ってくれました。あんたも極端なじーさんだな!(えー

とはいえ父さんもいちごとの約束を守るつもりで、必死にジャングルの中を駆け抜けてきたようです
そのズタボロの姿を見て、頑固な長老も心を動かされたようですね。そして再び父さんは日本へと戻りますが…

「チェイス…」

「親父…俺…親父と離れ離れになってしまったと思ったんだ…
 もう一生会えないかもって…」

「そんなことは絶対に起こらない…お前の助けになるつもりだチェイス、ずっと…」

そして戻ってきた父さんは、いちごとモンスーノエナジーが溢れる会話を繰り広げるのでした(えー
チェイス&親父ごっこするいちご&父さんの図。書いてみたら意外と違和感ないな…
モンスーノの強力すぎるパワーはアイカツを変えてしまった!(えー

「お父さん…!やっぱり約束守ってくれたね!」

「ああ!」

「当たり前だよ、お父さんは嘘ついたことないもん!」

「そうね、出会った頃から約束は必ず守る、嘘は絶対つかない人だったわ」

「ふふふ」

「えっ…?嘘をついたことがない?そ、それじゃ…」

そしてラストシーン、なんと母さんとらいちの口から父さんは絶対に嘘をつかないとの言葉が!
そう、ヒマラヤで雪男とヴァンガードファイトしたことも、北極でロックを手懐けてスピンゴーしたことも
いちご達が寝てるうちに母さんと一発やろうとしたこともすべて本当だったのです(えー
そんな正直者の父さんを一同は生温かい目で見守るのでした。次回に続く!

 






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