・今期トップクラスの面白アニメ、ガールズ&パンツァーにスポットが当たってないみたいなので推挙しに来ましたよ。
 女の子が個性的で可愛いんだとけど、萌え物って言うよりも寧ろ燃え物で熱血部活動物って言うのがとても良いと思います。
 戦車バトルの描写も頑張ってて、メカ好きの心も擽る点も見逃せない要素ですね。
 こんな素敵な戦車アニメ、ガールズ&パンツァーチェックしてみてはいかがでしょうか?(既に大ファンならすみません)
 大丈夫。0-157のオススメだよ。 by 0-157
>既に大ファンならすみません

ブンッブンッブンッ

ハァ〜…

O-157よ…
世の中何が起きるかワカらない
が、それだけは
ないッッッッッ

この俺がガルパンの大ファンですと?そんなことがあるはずないし!
いくら水島監督の作品であれだけ売れているからって、俺が知っているのはそこまでですよ
だって主要人物が女の子しかいないアニメで、しかも女の子が兵器扱ってドンパチするアニメですよ?
俺には無理だろ…どう考えても…
その設定聞いただけで、見る前から自分には縁がないと悟ったというか
なので放送前から見ようとは思ってなくてスッと身を引きました。
まあ好きな人は好きなんだろうけど、やっぱり俺の趣味じゃないよね、ああいう系統のアニメはね…

そんなふうに考えていた時期が…
俺にもありました(えー

いや嘘じゃない!嘘じゃないぞ!今まで書いた文章はつい3日前までの俺の心境です
それが2日前になって、弟が今まで録りだめしていたガルパンを俺に見せてきたんですよね
弟はけっこうなガルパン信者で、以前から録画したやつを早く見ろ早く見ろとやたら薦めてきたので
しょうがないからそこまで言うなら…と、ついに2日前に7話までバーッと見たわけです。その感想としては

ビューティフル(えー

いや…すごいねこのアニメは、正直俺の予想を大きく超えておりました
「どうせ戦車とは名ばかりの、萌えキャラがキャッキャウフフしてるだけのアニメなんでしょ」
と思ってましたが
とんでもありません、むしろ戦車に乗ってからが本番のアニメです



まず何よりも「はい選択科目選んでー」っていう用紙で、茶道に書道に戦車道ってのを聞いてひっくり返りましたね
なんやねん戦車道って!ムチャクチャにもほどがあるわ!しかもよくよく見てみたらこの紙、忍道とか仙道まで書いてあるし
仙道ってお前波紋!?この学校では波紋を教えてるの!?

まあともかく、ガルパンの世界では「今は戦車道の時代なのらー!」と国をあげて戦車道という競技が推し進められており、
そんなわけで朝の送り迎えに戦車を使っても「まあどこの戦車なのかしら」と町の人に見守られ、
他校との練習試合では、町を戦場にしてドカンドカンと色々壊しちゃっても戦車道だから仕方ないねというノリで戦うという…

いやそれ一般市民が危なすぎるだろ!と思うかもしれませんが、
戦車道の試合の前には住民はみんな安全な場所に避難して
「今年も戦車道の季節がきたのねーうふふ」町が戦場と化すのを温かく見守るという
スゴイ世界観になっております。

それと戦車が突っ込んできて家を壊されてしまった住人も、
「う、うおおー!ウチの家がー!!やったーこれで新築できるー!!」
「くっそーいいなー、ウチにも突っ込まねぇかなー」
家をブッ壊されて大喜びするというすごいことになっております
なぜかっていうと国をあげての競技だから、家を壊されちゃったら国から補助金がガッポリもらえるという
仕組みになってるんですね。なんてハチャメチャな世界なんだ…



それと作中のキャラが戦車を乗り回すシーンでは、
「ぱっぱっぱ〜♪ぱかぱ〜ん♪」と、なんとものんきっぽくてお気楽なテーマが流れるんですが
この音楽と共にズゴーズゴーと戦車で走り回ったり、ドガーンボガーンと町をぶっ壊す姿を見ていると
もうなんかシュールな笑いが湧いてきてたまらんと言いますか、
このおバカな世界観に笑いが止まらないんだよね

ただ、そんな風に実弾をぶっ放しまくって戦うアニメではあるんですけど、
実弾の直撃を食らっても、戦車が絶対に壊れなくて白旗がガシャンと上がるだけってのがいいですよね
それの何がいいかって、乗ってる人が絶対死なないってことですよ。人死にが出るような殺伐とした内容じゃなくて、
あくまでも明るい戦車ライフを楽しもうという雰囲気なのがいいんです

「明るく楽しいアニメが好き」っていうのは俺がもう何度も言ってることですからね、こういう雰囲気はすごくいいですね
それに、激しい戦闘の中で戦車からひょっこり顔を出すシーンも多いんですけど、
「人間にはめったに当たらないから大丈夫だよ」と、まるでスタッフが「人に当ててキャラを殺すようなことはしません」
キャラに代弁させるようなことをさせてたので、そういう意味でも安心して見れますね

ただまあ、絶対安全な戦車の戦いって聞くと、スリリングな雰囲気が薄れてしまうような気持ちになりますが、
そこは実際見てみると違いに気づくと思います。たとえば、最初に主人公たちが戦車に乗った時に仲間同士で練習試合をやるんですが
主人公の戦車が橋をズゴゴーと渡ってる最中に、操縦をミスってどんどん横へそれて行って、橋から落ちそうになってしまうんですね



橋を支えるロープもブチブチ切れ始めるし、下は深い谷底だしでこれ本当やばい落ちる!死ぬー!と思い始めたその時、
別のチームの戦車がズゴゴーと通りがかるんですよ。まさに天の助け!
今は試合の最中とはいえ、同じ学校の仲間なんだから助けてくれー!と思ったら

「撃てーい!」
「連続アターック!」
「とにかく撃ちこめーい!」
「まわりこめー!」
ドガズガボガドガドガドガ

何をするだァーーーーーッ!!
なんと大ピンチな主人公たちに向けてみんなで容赦ない砲撃を加えて袋叩き!
正気か貴様ら!同じ学校の仲間だろうが!ただでさえ死にそうになってるのに、全チームでよってたかってボカスカに撃ちまくるとは!
絶対死なないけど死ぬだろ!死ななくても死ぬだろ!!(えー
と、死なないんだけど「し、死ぬーー!!」と見てて手に汗握るようなシーンもいっぱいあるんでね…

ふむ、とりあえずこのへんで、そういった主人公の仲間たちがどんな人たちか紹介しておくとしましょうか

1年生チーム

主人公たちより1学年下の後輩が集まった6人チーム。
生意気なところは全然なく、みんな素直で明るい良い子であり、
まさしく「可愛い後輩」を絵に描いたようなチームである。
しかしその反面、戦場での度胸がまるでないせいで
ピンチになると半泣きになってしまい
敵前逃亡は日常茶飯事、
そのため基本的にあまり戦力にならない。
1年生チームで個人的に好きなのは
眼鏡ツインテの子ですね。
イメージ的にツインテは生意気そう、
眼鏡は気難しそうなキャラって気がしますが
この子は全然そんなことはなく、やっぱり元気で素直ないい子です。
バレー部チーム

人数不足で潰れたバレー部の栄光を取り戻すために
集まった4人のチーム。
バレーの練習で鍛えたクソ度胸とチームワークの良さがあり、
慣れない戦車の戦いもそれらで補っているため
想像以上にしっかりしている。

さらにはバレーのアタックを応用した
プリキュアサニーファイヤー発炎筒アタックを仕掛けることもでき、
人間性能はとても高い。
しかし乗ってる戦車が想像を絶するほどの超ポンコツマシンであり
貧弱すぎる攻撃力、紙のような防御力、ウスノロの機動力と
3拍子揃っているダントツの低性能ぶりで、
バレー部の能力の高さをまったく生かせておらず、
基本的にあまり戦力にならない。
バレー部チームで個人的に好きなのは
ユニフォーム3番の人ですね。
なぜなら巨乳だから。あと顔が可愛いから(えー
歴女チーム

古代ローマオタ、戦国オタ、幕末オタ、世界大戦オタの
4人が集まったチーム。
普段からそういう戦争時代の世界観にどっぷり浸かっていることと、
世界大戦オタの戦車知識もあり、
戦車で戦うことにかけてはかなり適応力が高い。
でも4人とも素でアホの子のせいで
良くも悪くもまったく予測不可能な
スーパーアホ戦術をやり始める
ため
頼りになるのかならないのかさっぱり分からず、
基本的にあまり戦力にならない。
そんな歴女チームで好きなのは
幕末オタの子ですね。坂本龍馬を意識してるらしく
ボサボサの髪がなんか可愛いです
あとは古代ローマオタの人もちょっと好きかも。
なぜなら声優が仙台エリだから。
仙台エリはけっこう好きな声優なんだ…
生徒会チーム

生徒会長、副会長、広報の3人が集まったチーム。
会長はいつも干し芋食ってるだけで特に何もしない人なので、
副会長と広報の2人が色々がんばって戦車を操縦している。

戦車の操縦には基本的に5人必要と言われているので、
これはかなり驚異的なことかもしれない。
(戦車長、通信手、砲手、装填手、操縦手の5人)
しかし砲手を担当する広報の人が
考えられないレベルの命中率ヘッポコ女であり、どんな状況でも
確実に攻撃を外してしまう驚異の腕の持ち主なので
敵陣に突っ込んで攻撃ミスって
蜂の巣にされるのがお仕事
であり、
基本的にあまり戦力にならない。
そんな生徒会チームで好きなのは広報のメガネの人。
いかにもデキる女、クールビューティーという見た目なのに
作中もっともパープーなアホの子であり
砲手なのに命中率0とちょっとあんた無能すぎんよという
ギャップが見てて笑えます
主人公チーム

主人公とその友達で構成された5人のチーム。
5人のうちの3人はまったくの素人だが、
主人公が経験豊富な全国レベルのコマンダーなので
その統率力で仲間や他のチームに指示を出して
かなりの活躍を見せている。
というか他のチームが見ての通りお察しくださいな感じなので
主人公ががんばって策を立てないと
割とマジでどうしようもない感じである。
そんな主人公チームで好きなのは処女ビッチの子。
とにかく男にモテることが第一で、
男を見るとすぐに発情してしまうんだけど
彼氏が一度もできたことがないというギャップが好き。

あと男好きとはいえ、かなりの友達思いで
家庭的な一面もあって元気で優しいムードメーカーなので
実はかなりスペックの高い子だったりする。

そんなわけで穴ボコだらけのアホアホチームが大半を占めているわけですが、
そういう愉快な連中がデタラメな戦いを繰り広げていくのが楽しいんですよね
あと、見ての通り各チームにかならず1人は俺の気に入ったキャラがいるので、
どのチームが映っても楽しめるという点がすごく大きいです
「気に入ったキャラが全然いないアニメ」っていうのも俺の中ではけっこういっぱいあるんで、
各チームに必ず1人はいるっていうこの状況は、かなりすごいことだと思うんだ…

うーむ、けっこう語ったけどまだまだ足りないですね。今日全部書くのは無理そうなんで続きはまた今度にします

.


それでは昨日のガルパン感想の続きから書いていきたいと思います
前回チーム紹介のところで書いたように「眼鏡の人」とか「3番の人」とか、実は私はキャラクターの名前をぜんぜん覚えてません
なぜかって、劇中でああいう仲間たちの名前はほとんど出てこないんですよ。
むしろ覚えなくていい、それでもちゃんと面白いのがこのアニメの凄いところです

なにしろ登場するキャラは20人以上、そんなの全員覚えるまで紹介してたんじゃキリがありません
それなら紹介に時間をかけるよりも、実際にキャラを動かして雰囲気だけ掴んでもらったほうがいい、
そんな製作側の意図を感じるような作りになっております
とにかくガルパンのいいところは話のテンポがすごく良いということです

最近の漫画やアニメにありがちなのが、そういったテンポの悪さなんですよね
大量に出てくる登場人物全員の特徴を紹介したり、さらに誰の生い立ちがどうで特技はこう、
そういった脇役の掘り下げにやたら時間をかけてしまって、なかなか話が進まずテンポが悪くなるっていうね

このガルパンでは全員の名前がどうとか言い出す前にそんなことより早く戦車乗ろうぜ!
動かし方はやりながら覚えるぜ、とりあえず試合やろうぜ!
他の学校とも練習試合やろうぜ!それが終わったら全国大会はじまるぜ!
ところでお前名前なんだっけ?
(えー
と、スパパパパーンと話が進むすごいテンポの良さで進行していくんですよね、
名前なんてよく分からんけど、とにかくみんなで戦車乗って「やったるぜー!」って戦い始めれば
ドキドキワクワクして面白い何かが起こるっていう。そんなアニメになっております

まあ…ただ、ひとつ補足をしておくと、ガルパンは第6話が製作スタッフの遅れによって納期に間に合わなくなってしまい、
急遽苦し紛れに作られた第5.5話(5話までの総集編)というのがありまして、
その総集編でキャラ1人1人の紹介をやっちゃったんですけどね(えー
↑のエルヴィンの画像がそれです。製作の遅れさえなければ、こういうのもやらないまま最後まで行ったんでしょうけどねー

まあともかくガルパンのテンポの良さは非常に素晴らしいと思います。
そんなテンポの良さを象徴するエピソードといえば、やはりあれでしょう全国大会2回戦・アンツィオ高校との戦い。
それまでの戦いといえば、vs聖グロリアーナ女学院(親善試合)に1話半、
vsサンダース大付属高校(全国大会1回戦)に2話ぶんの時間を使っただけあって、、
このアンツィオも1話ぐらいの時間を使って描写されるのかと思っていましたが…

「次のアンツィオ戦もやるぞ!」
「みんながんばりましょーう!」
「おー!!」
どかーん!!
《アンツィオ高校戦闘不能!大洗女子学園の勝利ー!!》
「やったー!!」

と、わずか5秒で粉砕され大敗北したアンツィオ高校。

たったの5秒で
アンツィオ高校の
息の根を
とめてやる!!
(えー

どーゆー速さだよこの決着!本当に5秒しかかかってねえし!
いやもう最近の作品じゃ絶対考えられない展開ですよ、特にアニメというよりスポーツ漫画ではこういうのやらなくなったよなー
地区大会ならまだしも全国大会で!その2回戦で!わずか5秒で相手を粉砕して勝ち進む無茶をやってのけるなんて!

このアンツィオ高校瞬殺劇には昔のある作品を思い出しました、何かって言うと


(C)ゆでたまご/集英社

「つ…つぎ次蜂でろ!」

「次蜂アンツィオ高校いきます!
 
グオゴゴゴ!」

「ノーズフェンシングーッ!!」

「ギャアーッ!!」

と、伝説の1ページ死にを果たしたキン肉マンの超人・レオパルドン
今となっては語り草となっているこの1ページ死にですが、
アンツィオ高校の秒殺っぷりもちょうどテンポ的にこんな感じですげー面白かったです
水島監督のすごいところはこういうギャグを狙ってやれることなんですよね
こういう「思わず吹くような秒殺シーン」を出来る漫画は今だともうほとんどないだろうなー



あとはまあ、ガルパンの舞台が茨城県大洗町ってところも個人的には思い入れあるんですよね
実は私は、小学校低学年まで茨城県水戸市に住んでいたので、
夏になると親に電車で連れられて大洗に海水浴に行ってたんですよ
なので大洗って聞くとその時の懐かしい気持ちが蘇るというか、郷愁にひたってしまうというか…
劇中でも大洗について語られるシーンはかなり多いので、そういう意味でも親しみやすいですね

あとはそうだなあ、ガルパンって名前からしてどうしてもストパンと比較してしまうんですが、
ストパンとガルパンではまったく違うところがあるんですよ
それは、ストパンでは女性キャラが常にパンツ丸出し(パンツじゃないって言ってるけど)なのに対して
ガルパンではパンチラさえも一切描写しないという決まりの下で作られてるんですよね

このパンチラ禁止令を命じているのは水島監督なんですが、なんとなく言いたいことが分かる気がします。イカちゃんの時も
「イカ娘の可愛さには気を使っていて、少しでもいやらしいカットはダメダメ!って厳しく取り締まりました」って言ってましたし、
やはりなんでもかんでもエロで釣ればいいというもんではなく、作品として目指すものを大事にしたいってことなんでしょうね

ではガルパンの目指すものとは何か。この番組の目玉はなんと言っても戦車、戦車がなければ始まらない。
それなのに萌えキャラがパンツ見せたりお色気シーンみたいなことばっかやってたら、
「うひょーエロがあればもうなんでもいい!戦車とかいらねーわ」と、萌えキャラのことしか見てない視聴者が多数出てくるでしょう

萌えキャラばかりに目がいって、戦車がないがしろにされては本末転倒。そんなのはこのアニメの目指すものじゃない
このアニメはガールズ&パンツァー。女の子と、そして戦車が主役のアニメ、どちらが欠けても成り立たない。
女の子と戦車の比率はバランスを保つべきと、水島監督はそう考えているんじゃないでしょうか

たとえば第4話のあんこう踊りやってるシーンなんかも思うところがあったんですよ、
これってなんだか微妙にエロくてアホっぽい衣装で踊るもんだから、
「あーこれは視聴者サービスみたいな感じでねちっこくやるんだろうなー」と思っていたら
15秒くらいでサクッと終わって次のシーンへ移行するという感じで、
かなりあっさりめの仕上がりになっているんですよね。

「あれ?お色気でガツガツくると思ったら…」って意外に思って、そこが個人的には好感を持ちました
お色気はあくまで添え物程度であり、前面には出てこない作風なんですよね
あとはやっぱりサクッと終わったおかげでテンポよく話が進むっていう意味でも良かったですね

こんな風に、見てみるとすごく好きになる要素が多いんですよね…このアニメは
水島監督は本当に凄い人だなと思います
もうね、俺にここまで誉めさせるなんてありえないですよ本当に
メインキャラが全員女の子しかいなくて、女の子+兵器の組み合わせで戦うアニメだなんて
どう考えても俺が好きになるはずがないんですが
それでもここまで夢中にさせられてしまう水島マジック。
凄すぎます本当に、普通じゃ考えられない、水島監督にこういう「明るく楽しい作風」ってのをやらせたら天下無双ですよ
つくづく感心するしかないですねこの人の卓越した手腕には…

と、まあここまで誉めておいてなんなんですけど
BD第1巻の特典映像にはかなりエロエロしい感じの水着回が収録されることを知りました
お色気は前面に出さないって約束したじゃないですかー!!(えー
くっ、お、落ち着け、水着回なんてイカちゃんの時もあったんだ…
それに水着回の他にも「不肖 秋山優花里の戦車道講座」というのも収録されるみたいだし、
そこで女の子と戦車のバランスを取ってんだ!きっとそうだ!そういうことにしておこう…(えー

.


■ガールズ&パンツァー 第8話「プラウダ戦です!」
 

「今日から参加することになりました、園みどり子と風紀委員です!」

「略してそど子だ、よろしく教えてやってね〜」

「会長、名前を略さないでください!」

さて前回、強豪と噂されていたアンツィオ高校をたったの5秒でなぎ倒し、全国大会準決勝までコマを進めた大洗女子学院。
そして今回は、冒頭からいきなり新メンバー(風紀委員チーム)が追加されることになったようです。これで戦力は
(主人公)あんこうチーム
(生徒会)カメさんチーム
(バレー部)アヒルさんチーム
(歴女)カバさんチーム
(一年生)ウサギさんチーム
(風紀委員)カモさんチーム
の6チームとなりましたね。しかしこれでもまだまだ他の学校より戦力が少ない少ない、
本当ならこれの倍くらいは欲しいところですが、そこまでの贅沢は言ってられないようですね

「次はいよいよ準決勝!しかも相手は去年の優勝校、プラウダ高校だ!
 絶対に勝つぞ!!負けたら終わりなんだからな!!」

「え…どうしてですか?」

「負けても次があるんじゃないですか?」

「相手は去年の優勝校だし…」

「そうそう、ここは胸を借りるつもりで…」

「それでは駄目なんだッ!!」

「…え…」

「…勝たなきゃダメなんだよね。西住ちゃん、後で大事な話があるから生徒会室に来て」

「えっ、は、はい…」

しかし、今までわりとお気楽なムードでやってきた一同ですが、今回は何やらただならぬ様子で
「勝てなかったら絶対に許さんぞ!サーと言えウジ虫ども!!」と気合を入れまくっていた生徒会チーム。
一同に動揺が走る中、主人公のみほは会長の呼び出しまで受けてしまいます。一体生徒会室で何を待っているのか…

「あの、話って…」

「まーまーあんこう鍋でも食べて」

「会長の作るあんこう鍋は絶品なのよ!」

「まず最初にアンキモをよく炒めるといいんだよ、そこに味噌を入れて…」

「いや、鍋の作り方はいいですから…」

デデーン。しかし生徒会室で待っていたのは、ぬくぬくとしたコタツとあんこう鍋でした。一体なにがしたいねん!
さっきのピリピリした空気はどこへやら、妙にまったりした雰囲気であんこう鍋をつつく会長たち。
「鍋とか別に興味ないんだけど…」と本題に移りたいみほでしたが、会長達はまったく聞く様子がありません

「これ、小山が予算をやりくりして買ったこたつなんだよ、他にもいろいろ買ったよな〜」

「冷蔵庫とか、電子レンジとか、ホットプレートとか」

「体育祭や合唱祭や学園祭の前には、ここでよく寝泊まりしたっけな〜。
 去年は大カレー大会ってのもやってだな!」

「いや、思い出話はいいですから…」

「そうだ!珍しいものがあるんだよ〜。ほらこの写真!川嶋が笑ってる」

「そ、そんなもの見せないでくださいよ!」

「これは仮装大会の時の写真、これは夏の水かけ祭り、こっちはどろんこプロレス大会!」

そして会長の思い出話は留まるところを知らず、話の内容はどんどんあらぬ方向へ…
というか「予算をやりくりして色々私物を買った」って言ってますけど、それはやりくりと言うよりは
使い込みって言うんじゃないんですか!?(えー 
学校の金でこんなに私物を買いあさるなんて!今食ってるあんこう鍋とかもやはり学校の金で…

「楽しそうですねぇ」

「うん…楽しかった…」

「本当に楽しかったですね…」

「あの頃は…」

「…」「…」「…」

「…???」

しかし、さっきまであれほど昔話に花を咲かせていたかと思いきや、
突然「昔はよかった…」と遠い目をし始めた会長たち。
一体どうしたんでしょうかこの寂しげな表情は、使い込みがバレて予算を没収されたんでしょうか(えー
みほにしてみれば何が何だかわけが分かりません、結局みほはなんのためにここへ呼ばれたのか…?

(結局なんだったんだろ…?話って)

「言えなかったじゃないですか…」

「これでいいんだよ…転校してきたばっかりで、西住ちゃんに重荷背負わせるのもなんだし…
 西住ちゃんには、のびのび試合して欲しいからさ」

「お茶…淹れましょうか」

そして最後までとうとう本音を話すことなく、今日はみほを家に帰してしまった会長たち。
言おうとしてたのはずいぶん重たい話題のようで、やっぱりみほを巻き込むのはやめようと思い直したようです
そしてお通夜みたいな雰囲気で「茶でも飲むか…」と重たい空気が流れることに…なんなんだ一体

「さっ…さっむ!マジ寒いんだけどぉ〜!」

「キャタピラはヴィンターケッテにしたし…ラジエーターには不凍液も入れたよね」

「はい!」

それからしばらくして、ついにプラウダ高校との準決勝の場所へやってきた一同。
ところがそこは、見渡す限り雪景色が広がる極寒の地!さおりんなどはあまりの寒さに一歩も動けませんが
到着するなり雪合戦してはしゃぎまくる一年生自重  お前らは本当に子供やな!
それとヴィンターケッテだかバンダーデッケンだか知りませんが、みほがやってるのはキャタピラを寒冷地仕様にしてるんですかね?
よくわからないけど「氷の上なら砂まきタイヤのグリップが一番だァッ!!」って
セッティングを変えてるということか…(えー

ザッザッ ザッザッ

「ん…?誰?」

「あ、あれは…プラウダ高校の隊長と副隊長!」

「地吹雪のカチューシャとブリザードのノンナですね!」



そんな中、対戦相手となるプラウダ高校の隊長・カチューシャが試合前に登場!
一体なにしに来たんでしょうか?この仏頂面からいって、友好のご挨拶に来たとも思えませんが…
とりあえずここは、会長が代表として手厚く歓迎することにします

「やあやあカチューシャ、よろしく。生徒会長の角谷だ」

「…」

「…?」

「ノンナっ!」

「(スッ)」

「へ?」

「あなた達はねぇ!すべてがカチューシャより下なの!戦車も技術も身長もねぇ!!」

「肩車してるじゃないか…」

「むっ!聞こえたわよ!よくもカチューシャを侮辱したわね!粛清してやる!」

やはりこいつもアホの子だったか…(えー
まさにお子様レベルのミニマム娘だったカチューシャ、どうやら身長のことを相当気にしているようで、
かなり小柄な会長でさえかがんで手を差し出してきたのを見て、
「うわっはっはー!どうだこの高さはー!!」と肩車しながら喋り始めたという…
なんというアホの子…それにしてもこんなに小さいのに粛清なんて難しい言葉知ってるんだね〜、エライねぇ〜(えー

「じゃあねピロシキ!」

「ダスヴィダーニャ(すたすた)」

それだけ言って帰っていったカチューシャたち。結局本当に挑発したかっただけかい!
それとカチューシャ的には「ピロシキ」は別れの挨拶のようです。意味分かんない子だな!
一方で副官のノンナが言ってる「ダスヴィダーニャ」っていうのは、確かロシア語で「さようなら」って意味ですよね?
なんかキン肉マンでウォーズマンあたりが言ってた気がするんだが…
ウォーズマンはロシアの超人だし。でも探してみたけど見つからないな…うーん俺の記憶違いだろうか

わいわいがやがや

「この寒さ…それにプラウダより圧倒的に劣る車両…これでどうやって勝つつもりでしょう…?」

そんなこんなで試合開始時刻となりますが、やはり戦力だけを見比べると圧倒的に貧相な大洗女子。
性能的にヘッポコなのもそうですが、そもそも戦車の数から言ってプラウダは15両、大洗女子は6両
2.5倍も相手にアドバンテージがあるというとんでもないことになっております。人手不足なのが痛すぎる…
性能で負けているうえに数でも大負け。さらに言うなら、大洗女子はメンバーのほとんどが戦車のド素人であり
しかもこの極寒の地はプラウダの大得意な戦場と、もう何をどう考えても無理ゲーの臭いしかしないという
勝ち目なさすぎな戦いとなっているわけですが…

(15両vs6両…短時間で一気に進出して叩くというのも手だけど、失敗した時に取り返しがつかない…
 それにプラウダは引いてからの反撃が得意だから…挑発に乗らず、慎重に…!)

「皆さん、とにかく相手の車両の数に飲まれないで、冷静に行動してください!
 フラッグ車を守りながらゆっくり前進して、まずは相手の動きを見ましょう!」
(フラッグ車=撃破されたら負けとなるリーダー的な戦車のこと)

「ゆっくりもいいが、
 ここは一気に攻めたらどうだ?」
「うむ!」
「妙案だ!」
「先手必勝ぜよ!」

「え…?き、気持ちは
 分かりますがリスクが…」
「大丈夫ですよぉ!」
「私もそう思います!」
「勢いは大事です!」
「ぜひクイックアタックで!」
「なんだか負ける気がしません!
 それに敵は私たちのことナメてます!」
「ギャフンと言わせてやりましょーよ!」
「いいねえ〜!ギャフン!」
「ギャフンだよねえ!」
「ぎゃふ〜ん!」
「よし、それで決まりだな」
「勢いも大切ですもんね」
「孫氏も言ってるしな、
 兵は拙速なるを聞くも
 未だ巧なる久しきを観ず。
 だらだら戦うのは国家国民のために
 よくはない、戦いはちゃちゃっと
 集中してやる方がいいんだよ」
「あ…?あ…?」

いやいやいやいやちょっと何言ってんすか君らは!せっかく天才軍師のみほが「ゆっくり攻めよう」と作戦を考えたのに、
その場の思いつきで「勢いだけで速攻しようぜー!」と言い出したメンバー達!
ア、アホか!血迷ったのか!?「負ける気がしない」とかもう何言ってんの逆だよぜんぜん違うよ!
これほど勝ち目のまったくない戦いで何をそんなおかしなことを!?それほど調子に乗ってしまうような何かがあったのか!?
特にそんな事はなにも…はっ!?(゜д゜)も、もしかして

あ…
あいつか〜〜!!
(えー

もしかしてあいつか!?アンツィオ高校が原因なのか!?強豪と言われたアンツィオ高校をわずか5秒で蹴散らしたことで、
「やっべー私らつえーマジつえーわ」と、自分たちの実力を勘違いしてしまったとか…


(C)荒木飛呂彦/集英社

くそぉーッ!!
アンツィオ高校!
おまえのくだらない敗北は
これを狙っていたのなら
予想以上の効果をあげたぞッ!!
(えー

「…分かりました、一気に攻めます!」

「えぇ!?いいんですかぁ!?」

「慎重に行く作戦だったんじゃ…」

もうなんやっちゅうねんお前ら!ほんとなんやっちゅうねん!(えー
意を決してみんなの作戦で行こうと決めたみほでしたが、その途端に「え〜作戦変えるの?」と黙っていた人達から不満の声が!


(C)安部真弘/秋田書店

今それ言うの!?

お、おのれ…それ言うならもっと早く言ってくださいよ!さっきまでみほが散々みんなから
集中放火されまくって火だるまになってたのに、なんでその時は黙ってて今ごろ言うの!



ああ…ほんと大変ですよね指揮官ってやつは。まるで会社の課長を見ているようです(えー
いやマジで会社の課長ってこんな感じなんで…何か部署の方針を決めると、勝手な平社員たちが好きにあーだこーだ言うから
「わかりましたそれに合わせます」と方針変えると「え〜方針変えるの?」とまた別の奴らがあーだこーだ言うという
あちらを立てればこちらが立たず。毎日がそんな感じで、いつも頭を抱えててマジ可哀想になります
作業をやるのが自分ならまだ気楽だけど、おバカな平社員たちが作業してそいつらを管理するのが課長だから、悩みも倍増ですよね
マジで課長とか死んでもなりたくねーよ…俺はずっと気楽な平社員がいいよ…(えー

「長引けば、雪上での戦いに慣れた向こうの方が有利になるかもしれないですし…
 それにみんなが勢いに乗ってるんだったら!相手は強敵ですが…がんばりましょう!」

それでもどうにかこうにか話をまとめたみほ課長。本当にお疲れ様です、今度飲みに行きましょう(えー
まあ、最初のみほの思考でも「一気に進出するのもひとつの手」っていう風には考えてましたからね
ただ失敗したら取り返しがつかないというだけで。
そうなんですよね、失敗したら取り返しがつかないんですけどね(2回言った)

ズゴゴゴゴゴゴ

「いーい!?あいつらにやられた車両は全員シベリア送り25ルーブルよ!」

「日の当たらない教室で、25日間の補習ってことですね」

そんな一方で、「やられた車両はシベリア送り」とこっちはこっちで勝つ気満々だったカチューシャ陣営。
それにしても25ルーブルとかまたよく分からないことを…さっきのピロシキ発言といい、
カチューシャはところどころヘンテコな表現をするのが好きなんですかね

ずごーずごー

「うぅ〜…ひ、冷えるぅ…」

「一気に決着を付けるのは正解かもしれませんね…」

ずべべ…ずべべべべべ

「こらそど子、何してる!」

「ゴモヨ、前に進むのよ!」

「す、進んでるつもりなのよぉ…」

ずべべべべべ

そしてこちらも進軍し始めた大洗女子ですが、まったく勝手のわからない雪の進軍で
ずべべーずべべーと滑って情けない姿を晒しております。こういうシーンいいよね…(えー
BGMも例の「ぱっぱっぱ〜ん♪ぱかぱ〜ん♪」のテーマだし、この曲をバックに初心者のみんなが
戦車で悪戦苦闘してるのを見るとなんだか笑ってしまう

ずごーずごー

「ん…華さん、前の雪を榴弾で撃ってくれる?」

「分かりました(カチッ)」

ドッゴバアアアアアアン!!

さらに今度は、目前をででーんとさえぎる雪の壁が出現。これじゃ進めない…と思いきや
なんかすごい弾を撃って雪の壁をこっぱみじんに粉砕!すごいぞ戦車!なんかすごい!
こういうなんかよくわからないけど戦車すごいってシーンも見てて楽しいですよね
というかむしろずごーずごーと戦車が走ってるだけでなんか笑えてきます、妙にシュールな光景というかなんというか



《敵は全車、北東方面に移動中。時速約20キロ》

「ふぅ〜ん…一気に勝負に出る気?ナマイキな…」

しかし、大洗女子の進軍ルートは、プラウダの偵察部隊によりモロバレとなっていました
一気に攻め込む作戦もあっさり見抜かれたようで、本当に成功するのかどうか不安な感じですが…
というかこんな雪の上をミニスカで腹ばいになるモブの女の子たち大変だな(えー
それにしてもさっきのみほの生足とかもそうでしたが、今回の作画って
妙にふとももエロすぎだと思うんですがどうか、こいつらいい足してるよなー:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「わぁ〜リスだよ!」

「可愛い〜!!」

「雪、ロシア、戦争と聞くとスターリングラードを思い出すなぁ」

「縁起でもないぜよ」

そんな危機が迫っているとは露知らず、進軍中もリスを見つけてはしゃいでいた一年生チーム。
本当にお気楽だなぁこの子らは。その一方で歴女チームは
「スターリングラード(ドイツがロシアに無理矢理攻め込んで返り討ちにあった戦い)を思い出すなぁ」とか話していました
そのドイツを自分達と重ねて、少しは危機感を持ち始めたんでしょうか
でも「ここは一気に攻めるべきだな!」って最初に言い出したのは君らだよね(えー
なんでもっと早くに思い出さないのこの子は!まったくうっかり屋さんにもほどがあるぞ…

ずごーずごー

「あっ…?11時に敵戦車!各車警戒!」

(3両だけ…?外郭防衛線かな…)

ドオオンドオオオオン!

「気づかれた…!砲撃用意してください!カモさんチーム、射撃!
 あんこうチームも攻撃します!」

ドッゴオオオオン!!(バサッ)
ドッゴオオオオン!!(バサッ)


「命中しましたぁ!」

「す、すっごーい!一気に2両も!」

って、その時ついに敵の戦車と遭遇した一同!とうとうプラウダとの厳しい戦いが始まるのか…と思いきや
いともあっさり敵の戦車は秒殺されてしまいました。えー!?
いやいやちょっと!進軍ルートも作戦もモロバレだったのに速攻でやられるなんて!作戦か?これも敵の作戦なのか?
でも「やられた戦車はシベリア送り」のペナルティがあったから、この戦車の人達シベリア送りなんだろうな…(えー

(…?上手く行きすぎる…!)

「やったァァァァァ!!」

「昨年の優勝校を撃破したぞォッ!!」

「時代は我らに味方している!」

「これは行けるかもしれん!!」

「この勢いでゴーゴーだね!」

「いけいけー!ぶっつぶせー!!」

「ストレート勝ちしてやるー!!」

ずごーずごー!!

「えっ、え…!?ちょ、ちょっと待ってください!」


(C)板垣恵介/秋田書店

やったァァァァァァァァ!!
勝ったぞォッ!!

ってなにしとるんじゃお前らー!!さっきの戦車3両を瞬く間に撃破して、すっかり気をよくしてしまった大洗の一同は、
「ヒャッハァー!!優勝校がなんぼのもんじゃー!!」と思いっきり調子に乗りまくって
ハチャメチャな進撃を続けることに!お前ら本当に調子に乗りやすいな!
ついさっき「スターリングラードを思い出すな…」と語っていた歴女チームも
「ヒャッフー昨年の優勝校を撃破したぞー!!」とすごい勢いで突っ込んでいきました
もう本当にアホだな君ら!大アホや!この大暴走にはみほも頭を抱えるしかありません



ずごーずごー!!

「フラッグ車さえ倒せば勝てるッ!!」

ズズ…ズズズ…

「あっ…!?東に移動してください!急いでっ!!」

「えっ!?」

ズズズズ…!

「くっ…!?南南西に方向転換!!」

ズゴゴゴゴ…!

「あぁ…!囲まれてる!?」

ああしかし、やはりこれこそプラウダ高校の仕掛けた甘い罠!
調子に乗って突撃してきた大洗女子をまんまと誘い込み、四方八方から完全に包囲していたのです
その動きに気づいたみほが指示を飛ばしますが、もはや離脱ルートは完全に塞がれた後でした

「ぐぐっ…!わ…
 罠だったのかぁぁっ…!!」
「えーっ!?(ガビーン)」
「えーっ!?(ガビーン)」
「えーっ!?(ガビーン)」
「えーっ!?(ガビーン)」
「えーっ!?(ガビーン)」
「えーっ!?(ガビーン)」

本当に誰ひとり気づいてなかったんかい!!
ア…アホやーー!!こいつら特大のアホやーーー!!どんだけ何も考えてないんじゃい!
まったく面白すぎますこの人たち、まさか全員がこれほどまでにビックリ仰天しまくりだとは
本当に自分たちがあれほど強いと思って突撃するとか、どんだけ純真すぎる子たちなの…

ドドドドドウ!!ドドドドズバッゴオオオオオオオン!!

「あぁ…!しゅ、主砲身吹っ飛びました!」

「履帯と転輪をやられましたぁ!」

「砲塔故障!」

「くぅ…全車!南西の大きな建物に移動してください!あそこに立てこもります!」

ああそして、いよいよとんでもない一斉砲撃を開始してきたプラウダ高校!
みるみるうちに大洗の戦車は大損害を受けまくり、主砲やらキャタピラやらを吹っ飛ばされた戦車が何台も!
たまらずみほの指示で手近にあった倉庫のような建物に逃げ込み、なんとか全チームの戦車がかろうじて避難しますが…

ドウドウドウドウッ!!ドバババドゴゴゴ!!
ズドドドドドウ!ドガッガオオオオン!!


「う…うぅっ…!!」

うわあああ!しかしそれでも決して止むことのないプラウダからの一斉砲撃!
「逃げ込んだ建物もろともズタズタにしてやる」と言わんばかりの物凄い砲撃です。可哀想に逃げ込んだみほ達は、
鳴り響く轟音の中ガタガタと震えるしか…ああ、これじゃまるで本物の戦争じゃないか!くそっプラウダの連中め
これは戦車道ですぞー!
健全で爽やかな戦車道ですぞーー!!
(えー

しぃーん

「えっ…?ほ、砲撃が止んだ…?」

「(すたすた)カチューシャ隊長の伝令を持って参りました。
 ”降伏しなさい、全員土下座すれば許してやる”だそうです」

「な…なんだと…!!」

って、いつまでも続くかと思われたその砲撃ですが、意外なことにしばらくするとピタリと止まってしまいました
何かと思えば伝令をよこし、土下座して降伏すれば無傷で試合を終わらせてやるという傲慢な申し出が…
単なる降伏も土下座しないとダメとは、まったく鬼畜な女ですねあのカチューシャは

「隊長は心が広いので3時間は待ってやるとおっしゃっています」


(C)鳥山明/集英社

ただし3時間だけだ、
それ以上は待ってやらん

悟空ーーっ!!はやく来てくれーーーっ!!(えー
なんと今度は、相談の時間は3時間などとベジータのようなことを言い出しました
3時間とは結構あるな…土下座については傲慢ですが、時間に関してはずいぶんと人情的ですね

「誰が土下座なんか!」

「徹底抗戦だ!」

「戦い抜きましょう!」

「でもこんなに囲まれていては…一斉に攻撃されたら、怪我人が出るかも…」

「みほさんの指示に従います」

「私も!土下座ぐらいしたっていいよ!」

「私もです!」

「準決勝まで来ただけでも上出来だ、無理はするな」

「み、みんな…」

って、また頭に血がのぼって猪突猛進しようとする一同でしたが、みほのチームの仲間たちだけは
みほの意見に賛同してくれました。ああ…やっとみほ課長の苦労を分かってくれたんでしょうか(えー
そんな仲間の言葉もあって、抗戦派の人たちも少しは頭が冷えてきたようです。
もともとこうなったのはみほの意見を無視した結果、ここは大人しく言うことを聞いたほうが…

「ダメだッ!!絶対に負けるわけにはいかん…!
 徹底抗戦だッ!!」

「で、でも…!」

「勝つんだ!絶対に勝つんだ!勝たないとダメなんだッ!!」

「どうしてそんなに…?初めて出場して、ここまで来ただけでも凄いと思います、
 戦車道は戦争じゃありません…勝ち負けより大事なものがあるはずです」

「勝つ以外の何が大事なんだ!?」

「私…この学校に来て、みんなと出会って、この学校も戦車道も大好きになりました。
 だからこの気持ちを大事にしたまま、この大会を終わりにしたいんです」

「何を言っている…!負けたら我が校はなくなるんだぞ!!」

「えっ…?」

な、なんだってー!?その途端にすごい勢いでブチ切れ始めた生徒会の広報の人!
みほはなんとか「学校のこと好きになったからいいじゃないですか」となだめようとしますが、
「その学校がなくなるんじゃボケぇー!!」と広報の人から衝撃の一言が…

「が、学校が…なくなる…?」

「…川嶋の言うとおりだ。この全国大会で優勝しなければ、我が校は廃校になる」

デデーン。そして会長の口からも語られる驚愕の事実。この一戦は学校の存続を賭けた瀬戸際での戦いだったという…
会長があんこう鍋のシーンで言おうとしてたのはそれだったわけですか
結果的にこんな形で伝えることになってしまったわけですが…これで降伏の道が絶たれたとはいえ、
この絶望的な状況から逆転の策はあるのか…?次回に続く!


■こちら葛飾区亀有公園前派出所
「パンツァーバトルの巻」

「ガルパン映画になるらしいな」

「はい、今話題になってますからね!」



「なあにガルパンって?何かのパン?」

「ガールズ&パンツァーだよ」

「キャアいやらしい!パンティだって!」

「ちがうパンツァーだ!!ドイツ語で戦車のことだ!!
 パンツァーファウストという名作ゲームもあったろ!!」

「先輩!素人に言っても無理です!よけい引きます!」

今週のこち亀なんですが、なんと冒頭1ページ目からいきなり「ガルパン映画になるらしいな」
すごい一言で始まります。そう、今回はなんとガルパンの話が主軸、両津がもともと軍事オタなので
ガルパンの動向についてもよく知っていたみたいですね

「まぎらわしいんですよ元々…」

「”パンツァー”はドイツ軍マニアしか使ってない用語だぞ
 ところがアニメであのタイトルだろ、みんなぶっとんだよ」



「ふつうガールズ&タンクにするだろ!」

「そっちの方が一般的ですよね」

「わしは狙ってつけたと思う!製作スタッフに戦車マニアが多いのがひっかかる!」

「戦車の動きや登場する車輌がマニアすぎますよね、ほとんど戦車アニメになってるし…」

そしてタイトルのパンツァーについて、ドイツ軍オタしか使わないマニアックな言葉だと語る両津。
戦車オタの間ではそういう使い方なんですかね?アニオタ的な目線では結構パンツァーってよく聞く言葉だと思うんですけども
ゾイドのライガーゼロパンツァーとか、セガサターンのゲームでパンツァードラグーンとか
モンスーノのヘビーパンツァーって敵モンスーノとか、ヴァンガードのブラウパンツァーってユニットとか
フォビドゥンガンダムのビーム跳ね返す装甲がゲシュマイディッヒ・パンツァーなんてのもありましたね
あと両津の言ってるパンツァーファウストっていうのもヤムチャが使ってたんでよく覚えてます



ちなみにこの時ヤムチャが乗ってる車はマイティマウス号って名前で
もう1台別に持ってるホバー走行する車はジェットモモンガって言うんだぜ…
ふっふっふ、ドラゴンボール好きの人でもマイティマウス号とジェットモモンガが即座に出てくる人はそうおるまい

「ところが大当たりしたんだよこのアニメが!」

「そうなんだ…」

「わしがいつもの日課でプラモ屋へ行き、大好きな戦車コーナーへ行くと…
 八九式中戦車がないんだ」

「あひるさんチームの戦車です」




「戦車が売り切れるなんてありえないだろ!
 マチルダもヘッツァーもすべて売り切れだ!」

そしてガルパン効果により、戦車プラモが売り切れ続出なことを語る両津でしたが
八九式中戦車と聞いて「あひるさんチームの戦車です」と即答する本田すげえ
わかんねーから!あひるさんチームとかカモさんチームとかカバさんチームとかわかんねーから!よく即答できるな…



調べてみたら、あひるさんチームってのはバレー部チームのことだったのね
なるほど、あのダントツに性能低くて弱っちい戦車か…そう考えると覚えてる人も結構いそうですね
「マチルダもヘッツァーもすべて売り切れだ!」ってのも誰の戦車だ?と思って調べてみたら、

マチルダは聖グロリアーナ女学院が使ってた戦車、ヘッツァーは最終戦に備えて生徒会チームが用意した戦車でしたか
いやわかんねーわ…ついていくだけで精一杯だわ(えー
戦車の名前を確認するだけでも一苦労だぜ、これを当然のようにポンポン言うとはさすがとしか

「その後も模型専門誌を見ていて…」

『来月号はガールズ&パンツァーの特集だってよ!』

『確かにあのアニメは、戦車がたくさん出てくるしな』

『プラモ誌で特集とはすごくないか?』

「その月末にモデルグラフィックスを買いに行ったら、どの本屋にも置いてないんだ」

「発売2日間で本屋から消えたと言われてますからね」
 
←実物の表紙

「月刊誌が2日間で売り切れるんだぞ!幻の1月号と呼ばれたほどだ
 その後はガルパンの特集するわガルパンの増刊号出すわで、
 毎月ガルパンのコーナーまであるんだぞ!」

「すごい…」

そして今度は特集記事を組んだ模型雑誌が速攻で売り切れになった話。
ふむなるほど、最近で言うと似たような話題で艦これの特集したコンプティークが速攻売り切れたってのがありましたよね
でもガルパンの場合模型専門誌が売り切れたってんで両津に語ってもらえたけど
コンプティークが売り切れたところで両津には語ってもらえそうにねーな…(えー



「アニメのヒットで実在の設定場所・大洗にファンが集まるし…
 地元がのっかるのはいいが、自衛隊もしっかりのっかってる!」

「アニメのイベントに、10式戦車を貸し出しましたからね」

「恒例の富士の演習は戦車マニアに加えて、ガルパンファンも多く集まり
 すごい人数になった。自衛隊グッズのとなりで
 ガルパンフィギュアまで売っているんだぞ」

お次は聖地として有名な大洗と自衛隊の話題。これについては俺もよく耳にしてますね
大洗の力の入れようはほんとに凄いなぁと…ここ数日でもまた新しいイベントやるとか聞いた気がするし
アニメの聖地の中でもここまで力を注いでプッシュしてる所ってないんじゃなかろうか

「しかし男の戦車は動いてこその戦車だよな!」

「ですよね!」

「え、そうなの?」

「荒れ地を進んだり、走行しながら砲塔が動くところがカッコいいんだよ、
 飛行機だって地上にいるより飛んでる姿がいいのと同じだ」

「よくわからないわ…」

「わしが初めて作った戦車は木製だぞ、それもリモコンで稼働するすぐれものだ」



「タミヤの初期は木製でしたからね、木工が得意の会社だから」

「そう!当時の潜水艦も木製のがあった時代だ、
 次に作ったのがヤークトパンサーだ。
 これはギミックもよかった、砲弾を発射できるシステムがついてて、
 そういうところに少年はひかれる」



「当時はロンメル戦車と言われてましたよね」

「そう、プラモ界で有名な話がある。箱にロンメル戦車と書いてあるので、
 当時の少年達は、この戦車の名はロンメル戦車だと信じていた。
 今でもそう思ってる元少年は多いと思う、当時は戦車の王様・タイガー戦車が
 超有名だったが、ヤークトパンサー戦車はそれほど知られていなかった。
 1952年に公開された、”砂漠の鬼将軍”が大ヒットし、
 その映画の主人公ロンメル将軍がすごく有名で、
 タミヤはその将軍の名を取りロンメル戦車にしたわけだ
 そうしたら大ヒットして有名になり、いつしかロンメル戦車になってしまった」

「ヤークトパンサーにロンメル将軍が乗っていた事実があればまだいいけど…」

「たぶん乗ってないと思う」

しかしガルパンの話だけで終わらないのがこち亀のすごいところか、
「戦車といえばこうだよなあーだよな」と、木製戦車とかロンメル戦車の話に広がり始めました
ロンメル戦車と呼ばれているのが、実はヤークトパンサーだったとのことですが
どっちも知らないのでなんとコメントしていいのか…(えー



あ、でも確かヤークトパンサーってのは、ガルパンのエルヴィンの好きな戦車とかで書いてあったような気がするな
よく覚えてたな俺!他のキャラの好きな戦車とか1個も覚えてないぜ!(えー

「当時プラモ屋に行くと戦車のプラモが実に多かった!
 リモコンと自走の2タイプがあったな、自動の変速装置もあったぞ、
 通常は2本の電池で走行し、坂になるとふりこのスイッチが入り、
 3本走行になるわけだ」

「すごいシステムね!」

「とにかく数が多いから他社と違うのを作るわけだ、
 シングルタイプはまっすぐ走るだけだからな、自動で戻ってくるタイプも作られた。
 ギアボックスのカムの組み合わせが、30センチ進むごとに左右がずれて
 90度曲がるようにしてある。だから同じところをグルグル回るんだ、
 実によくできたメカだったな。そして夢のラジコンだ、これは感動した
 時代は進み2000年代はBB弾の戦車が登場した。
 当時は第2期ラジコン戦車ブームで、いろんなメーカーから発売された
 まさに戦車バトル時代だった。今はさらにハイテク化された戦車も多く、
 実車同様第四世代の戦車だ」


(C)岩明均/白泉社

やめろ!もういい!
わかった!!
(えー

さすが両津というか戦車オタとしての年季が違うなぁ、もはや俺にはコメントのしようがねーぜ!
よくこれだけ深いネタを毎回のように語って187巻も連載が続くよな…
こち亀の恐ろしいところは、あらゆる分野でこれくらいのレベルの話ができるところか
よっぽど作者の秋本治は好奇心旺盛なんでしょうね、知識量の違いには驚かされるばかりだぜ…

(C)秋本治/集英社

(C)GIRLS und PANZER Project






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