11月8日


アニメ感想:ガンダムビルドファイターズ 第5話「最強ビルダー」 Bパート

「ええなあ〜…綺麗に出来とるガンプラ見ると、心洗われますわぁ…
 ここに飾ってあるガンプラは、みんなセイはんが作りはったん?」

「うん、そうだけど…」

結局マオはあの後イオリ模型までくっついてきたようで、セイが作ったガンプラをしげしげと眺めていました
というか改めてショーケースのガンプラ見るとスターゲイザーガンダムとかも並んでるんだな…
ショーケースの下段の奥から2番目にある輪っか背負ってるガンダムがそれです、ガンダムSEEDの外伝に登場した機体ですが、
SEEDの外伝というと、ガンダムアストレイの方が知名度あるのにスターゲイザーを選ぶとは…セイの趣味かなり渋いな

「ふむなるほど…確かに師匠の言うとおりですわ」

「え、なにが?」

「ワイなぁ、小さい頃からガンプラが大好きで、自分で言うのも何やけど
 かなりスペシャルやと思ってました。せやけどワイの師匠が…」

 

『甘い!甘いでマオ!うぬぼれるのも大概にせい!世界は広いでぇ…
 ガンプラ心形流を極めたこのワシにさえ、脅威に感じた男がおるんや!』

『ホ、ホンマですか!?』

『その男の名はイオリ・タケシ…東京のイオリ模型っちゅうプラモ屋の店主や。
 その男にはセイという息子がおるらしい…お前と同じく相当な実力者という噂や』

『…!』

『まずはその男に会うてこい。世界の広さを痛感してくるんや』

「それで、はるばる京都からやってきたんです」

(と、父さん何をしたんだろう…)

そんなマオはなんと京都でガンプラ心形流というヘンテコ道場に通っていたようです
なんだよガンプラの道場って!遊戯王に登場したサイバー流道場じゃねえんだから!(えー
そんなガンプラ心形流を極めたマオの師匠は、なんとセイの父さんと浅からぬ因縁があったようで…
父さんは操縦の腕が凄かったというのは知ってましたけど、ガンプラ作りについてもそこまですごい人だったのか…

「そんな凄い人から一目置かれてたなんて!さすが私の旦那さまぁ!
 セイー!パパから受け継いだ才能をババーンと見せたんさーい!!」

「な、なに言ってんだよ!」

「その必要はありません」

「え?」

「ここにあるガンプラを見て、正直拍子抜けしましたわ…
 ここにあるガンプラには、プラモを作る上においてもっとも重要な、
 想像力が圧倒的に足りてない。商品をそのままキレイに作っとるだけ…」

って、セイの作ったガンプラを「綺麗なガンプラ」と褒めていたかと思いきや、
「でも全然想像力が足りてないね」と実は失望していたマオ!
うーむ…想像力ってことについては、今回の冒頭でセイ自身がレイジに
「ガンダムの世界への想像力を膨らませながら、ガンプラを組み立てるんだー!」
と語っていたほど大事みたいですからな…
それが全然足りてないと言われてしまっては、セイとしても「なんだとコノヤロー」と言わずにはいられないでしょう

「(ムッ…)こ、ここに展示してあるのは商品の見本だから!」

「ならセイはんの本気の作品、見せてもらえますか?
 ワイも修行の末のとっておきがあるさかい」

「えっ…ガンプラバトルをするの!?」

「そないなことせんでも、本物のビルダーやったら
 作品を一目見るだけで優劣が分かります…そうでっしゃろ?セイはん」

「…分かった…!持ってくるよ!」

そしてやはり黙っていられなかったセイ、「ここに並んでるのは見本だし!」とかなりの負けん気を見せております
マオとセイがバチバチと火花を散らす中、決着をつけるためにお互いの最高傑作で
見せ合いっこ対決を行うことに…(えー

「お互い同時に見せ合いましょ…!」

「分かった…!」

じりじり…

「これが僕のぉっ!」「これがワイのぉっ!」

「ビルドストライクだ!!」「ガンダムX魔王です!!」

「!?」「!?」

「こ…これは…!」「こ…このガンプラはっ…!」

「「で…できる!!」」

ってなんじゃそりゃー!まるで西部劇ガンマンの決闘のように、「どうじゃオラー!!」と互いのガンプラを見せ合う2人!
その瞬間2人に電流走るっ…!(えー
まるで雷に打たれたようにズガビーンと大ショックを受ける2人、どちらも互いがこれほどデキる相手とは思っていなかったようで…

「あの機体…ガンダムXをベースにした強襲型か!」

「そういうあんたはストライクベースやね…!
 出力調整のできるライフルにチョバムシールド!
 そのバックパックは分離して可変するんとちゃいますか!?」

「読まれている!?けど…!!」

そして2人の対決は脳内妄想の世界へ!な、何コレ!?
お互いの機体を見ているうちに、イメージの世界へどっぷりハマって脳内戦闘を開始した2人!
こんな対決の仕方もあるのか!?そしてマオの駆る機体はガンダムXなわけですが
妄想なだけにガロードのコスプレしながら戦うところがゾクゾクするぜたまんねぇ!(えー

実を言うと、数あるガンダムシリーズの中でも俺が初めて視聴したものがガンダムXですからね
俺にとってガンダムの全ての始まりになった思い入れのある作品、それだけにこういった原作再現をしてもらえると、
いつも以上に「うおおおおお」とこみ上げてくるものがあります



バチチチチチィ!!

「出力もなかなかや…!」

チュドドドドドドド!

「ふふ…強度対策もしっかりしとる!」

「すごい…!マオくんのこのガンプラはすごいっ…!」

そしてビームサーベルをお互いぶつけ合いながら、つばぜり合いの最中に
ブレストバルカンを撃ち込んでビルドストライクの装甲強度を確認するマオ!
おおお…使いこなしておる、ガンダムXの武装を使いこなしておる!!

ガンダムXのバルカン砲は頭じゃなくて胸についてるわけですが、
それをこんな風に、ビームサーベルで手がふさがってる最中に撃ち込むとかすごいなー
ビルドファイターズの戦闘は、従来のガンダム作品より本当に工夫されてて見応えありますよね

「…(カチーン)」

「…(カチーン)」

「…??どうして2人とも動かないの?」

「戦っているんだと思います」

「え?」

「イオリ君達の想像力がガンプラを動かしている…」

そんな2人の脳内バトルも外から見るとこんなでした。固まったまま動いてねええええ!
リン子ママからしたら「こいつら何やってんだろう…」と意味不明な光景ですが
チナちゃんは「きっと脳内で戦っているんだわ…」と状況を理解しているようです。なんで分かるんだあんた!

「距離を空けちゃダメだ…!離れれば強化型のサテライトキャノンが来る!!」

「その目論見はお見通しですッ!!」



シュドオオオオン!!

「うわあっ!?プ…プラフスキー粒子を圧縮して放出した!?そんな使い方が!」

「これはガンプラ心形流の初歩…
 そしてここからが!ワイのガンダムX魔王の真骨頂!」

どうにか接近戦でケリをつけようとするセイですが、マオのガンダムX魔王にはそんなセイの目論見を打ち砕く武装が!
その名もリフレクトスラスター…全身に組み込まれたこの武器は、プラフスキー粒子を衝撃波のようにズドンと撃ち出して
相手の体勢を崩す効果があるようです。そしてここから使われる必殺武器はもちろんアレ!
月は出ているか?月は出ているかと聞いている!

「つ…月が…出ている!」

「月にある発電システムから送信された、スーパーマイクロウェーブを受信…!
 エネルギーに変換する!これぞガンプラ心形流奥義!
 ハイパーサテライトキャノン!!」

チュドオオオオオオ!!

あなたに力を!サテライトキャノンキター!!
うおおおおついに出たかサテライトキャノン!ガンダムXといえばこれ、全ガンダムシリーズの中でも屈指の破壊力を誇る武装!



ただでさえ大量破壊兵器と言っても過言ではない武器ですが、マオの改造によってさらにその威力は増しており
まるでコロニーレーザーのような無茶苦茶な破壊力となっているという…もはやモビルスーツ1機の火力じゃねー!

「う…あ…!あああああーっ!!」

ゴッバアアアアアアア!!

「ふふ…どないですセイはん?ワイのガンプラは…」

ギュオオオオ!

「…!?な、なんやて!?なんで避けてはるん!?」

って、そんなサテライトキャノンの光の中に飲まれていったセイでしたが…
次の瞬間、無事な姿で再びマオの前に現れる結果に!今のを食らっていなかったのか!?
完全に仕留めたと思っていただけに、マオもこれには驚愕しております。一体どんなカラクリでセイは窮地を脱したのか…?

「すごいよマオくん…君のビルダーとしての腕は僕より上だ、素直に認めるよ…
 今の攻撃も僕じゃ避けられなかった…!
 でもこのビルドストライクの正式パイロットは!」

僕じゃない!レイジだ!レイジなら避けられる!戦えるッ!!」

ゲエエエエエエーー!?な、なんだそれーー!!
さっきのサテライトキャノンが直撃する瞬間、すさまじい妄想力によりレイジへと変身していたセイ!
ほんとになんでもありだなこれ!さすが妄想の世界や…想像力でこんな芸当も可能になるなんて

ともかく変わり身の術によりパイロットをレイジにするという離れ業を見せたセイ、
レイジの操縦技能を考えたらここからが本番であります。一気に距離を詰めながらビームサーベルを抜くレイジ、
マオもそれを迎え撃つべく、大型ビームソードを起動して接近戦を挑む!

ギュオオオオオオ!!

「それまでエエエッ!!」

「!?」「!?」

「この勝負ラルが預かったッ!2人の想像の中だけで終わらせるには、
 あまりに惜しい戦いだ…君たち2人が雌雄を決するのは、
 想像の中ではなく輝ける舞台!世界大会こそがふさわしいッ!!」

とその時、ラルさんの仲裁により現実に引き戻される2人!むう…この妄想ファイトで決着をつけるのはもったいないということか
それにしてもこのラルさんの物言い、チナちゃんですら「たぶん戦ってるんだと思います」って2人の戦いは見えてませんでしたが
ラルさんには2人の戦う姿がハッキリ見えていたということか…
やっぱりガンプラ道を極めてくると、こういう妄想力がそなわってくるもんなのかな…(えー



「…どこのどなたか存じませんが、なかなかええことおっしゃいますね…
 セイはん、ここで終わりにしときましょ」

「マオくん…」

「勘違いせんといてください、ガンプラ製作勝負については、
 ワイはセイはんより上やと思っとります。せやけどセイはんのガンプラの
 正式パイロットである人…その人がワイの想像力を上回るとおっしゃるなら、
 対戦しとうなりますやんか!」

「うん…!きっと驚くと思うよ!」

そしてここはラルさんの言うことを聞いて、大人しく引き下がることにしたマオ。
ガンプラ製作の腕は自分の方が上だとしつつも、レイジが操縦して戦ったらどうなるか分からない
セイ&レイジとの対決を楽しみにしながら帰っていったマオ。この出会いはセイにとって相当な刺激になったようで、
マオが帰った後にはビルドストライクの改良のために、一心不乱に作業を始めるのでした

(ヤサカ・マオ…全国、いや世界にはあんな凄いビルダーがたくさんいるんだ!
 出会いたい…!そしてバトルをしたい!僕のガンプラで!)

チュドオオオオオン!!

「イオリ君達が勝ったぁ!」

「すげーイイ感じに仕上がったじゃんかセイ!」

「うん!」

「ヤサカ・マオ君と出会い、ビルドストライクの完成度にもさらに磨きがかかってきたな!」

そして数日後、予選大会の4回戦で新武装をひっさげて見事に相手を撃破する2人!
これは2連装の高出力ビーム砲ですかね、相手の機体はガンダム0083に登場したGP02Aサイサリス、
巨大なシールドを持つ防御力の高いガンダムですが、シールドごと貫いてバラバラに粉砕するという
すさまじい威力を見せるセイの新兵器!うーむ、これはビルドストライクの武器の中で一番の高火力ってことになるのかな?

「これであの人にも…!」

「ああ!ユウキ・タツヤ…!俺達のビルドストライクが相手だ!」

ピンポンパンポーン

《準々決勝第4試合は、ユウキ・タツヤ選手が出場辞退を申し出たため
 サザキ・ススム選手の不戦勝となりました》

「!?」

な、なんだってー!?おいいいいいいいい!!どういうことだよユウキ先輩!
せっかくレイジ達がユウキ先輩との対決に向けて盛り上がる中、突然の出場辞退によりトーナメントから姿を消したユウキ先輩!
そして勝ち上がったのはお前かよサザキ!
なんてこった…まさかサザキがここまで生き残ることになるなんて

「や、やったぁー!僕の勝ちだぁー!絶対負けると思ってたけど。むふふ」

そしてユウキ先輩とやったら100%負け確定だったらしいサザキ。
サザキはある程度ユウキ先輩にも認められてたけど、実際に対戦したらまったくかなわない腕前だったのね…
とするとホントに今までライバルがいなかったんだなユウキ先輩、強敵を欲するのも分かる気がしますが、
それがこんな形の幕切れになるなんて…

「ど…どういうことだよ!?セイ!?」

「そ、そんなこと僕に言われたって!?ユウキ先輩、どうして…!?」

「ぐっ…ユウキ・タツヤぁぁぁっ…!逃げやがったのかァッ!!」

そして珍しく取り乱しながらセイに「どういうことだよ!?」と詰め寄るレイジ、セイも事情なんて知るわけがありませんが
ユウキ先輩が逃げたという状況を理解するうちに、激しい怒りに包まれてしまうレイジ…ああ、これはあれでしょうか
ユウキ先輩がいなくなったことで戦う気をなくすレイジ→次の戦いはセイが操縦するハメに→サザキくん大勝利という
サザキ優勝のシナリオも有り得るんでは…(えー

そんな急展開で終わった今回のビルドファイターズですが、毎回のようにネタ機体が出てくる会場のモニターについては
今回なんとSDガンダムからサタンガンダムが登場!!うおおおおおおおまさかのサタンガンダム!
俺が以前語ったラクロアの勇者に登場したラスボス!ああ…まさかサタンガンダムが登場するとは予想外すぎるぜ

それとやっぱり今回は、ガンダムX魔王の登場によりネットの各所がガンダムXの話題で盛り上がってるのが
俺的にめちゃ嬉しいですねー、さっきも言いましたがガンダムXは俺が初めて視聴したガンダム、
それだけに思い入れもひとしおです。でも今までガンダムXと言えばとにかく不遇な作品だったんですよね

どういう風に不遇かと言うと、ガンダムSEEDやガンダムAGEみたいによく叩かれるガンダムってことではなくて
とにかく空気なんですよねガンダムXは…存在感が薄いというか話題にされないというか
SEEDやAGEが良くも悪くもあーだこーだと言われる中で、Xはそもそも語られる機会がないという
そんな哀れなことになっているんです



なんでそんなことになったのかというと、当時テレビ朝日で放送していたガンダムXは
テレ朝の番組再編がどうのこうのというゴタゴタに巻き込まれて
26話まで金曜夕方5時に放送していたのが、27話から土曜の早朝6時まで飛ばされてしまったんですよね
(戦隊シリーズも、Xのすぐ後の金曜夕方5時30分にやってたのが、この時期に枠移動して日曜朝7時30分になった)

それにしても朝の6時という時間帯、あまりにも早すぎる時間です。リアルタイムで見れる人が少ないあまり、
Xの視聴率はひどいことになりました。ガンダムAGEが放送されるまでは
ガンダム歴代最低視聴率といえばXのことでした

←歴代シリーズ平均視聴率。
Xは金曜夕方の時期は3.51%だったのが
土曜朝になって1.21%まで低下。
合わせると2.75%となり、AGEが始まるまで歴代最低だった

そして放送枠の移動と同時に話数の短縮を言い渡され、ガンダムXは全39話で打ち切り。
最低の視聴率で世間に認知度のないままひっそりと姿を消しました。Xが空気な原因は主にこれでしょうね
それとやっぱり他のガンダムに比べて作風が大人しめというか、あまり派手さはないというか、ちょい薄味というか…
地味って言うなや!地味って!(えー

他のガンダムシリーズが濃ゆい特徴に溢れてる中で、Xはどうしてもそれに比べて地味な印象を受けるんでね…
そういう部分も影の薄さに繋がってるよね…

そんなわけで、ガンダムXと言えばまず第一に影が薄いんです。あまり話題にされることがなくて
たまに語られることがあるかと思えば
「打ち切りガンダム」「視聴率最低」「主人公の声がおっさん」
そんなことしか言われないわけで。ガロードの声(高木渉)ってそんなにおっさんか?
俺は別にそんな違和感ないんだけどな…そこまで老けて聞こえるかな

ちなみに高木渉は、ガンダムX打ち切り後の飲み会で責任を感じて号泣していたんだそうです
これ以上高木渉をいじめたら俺が許さねえぞ!!(えー

ともかくガンダムXと言えば、ガンダムファンからの扱いはずっとそんな感じでした
存在感がない、話題にされない、打ち切りの汚名…まともに語られることのない日々がずっと続いていたんですが
ガンダムX魔王の登場で、今週は驚くほどの盛り上がりを見せました

各地にガンダムXスレが多数立ち、ガンダムXってああだったねこうだったねと、
内容について穏やかに語られる場面がいくつも見受けられるようになって…
これって本当にすごいことだよ、Xがこれだけ注目されてきちんと語られることなんて今まで見たことないよ…そう今の気分は

「まるで夢を見てるみたい」

(ガンダムX第19話サブタイ)

ビルドファイターズの凄いところは、放送後にガンダムファンが集まって穏やかに盛り上がれるところなんですよね

今までのガンダムシリーズはどうだったかというと、放送後には必ず
「こんなのガンダムじゃねーよ、あれだけ糞だった○○ガンダムよりさらに糞だわ」
「は?○○ガンダムのこと叩いてんじゃねーよ!」
「やっぱガンダムは初代以外見る価値ねーな」
「今さら初代とか老害は黙ってろ」
とか各作品の信者とアンチが入り乱れて、殺伐とした罵り合いが続きスレは必ず炎上するという
ひどい有り様になってしまうんですが、このビルドファイターズにはまったくそういう争いがないんですよね
色んな作品のファンが集まってみんなで穏やかに語り合うという、かつてないほどに平和な盛り上がりを見せているんです

俺からしたら信じられない光景です、かれこれ15年ほどガンダムXのファンをやってますがこんな光景見たことない
これまでずっとXの不遇さに嘆いてきた悔しさとか胸のつかえが、この1週間でみるみる浄化されていくような気分です
そう、ガンダムXのOPで言うところの

忘れかけた夢が今動き出す
胸の隙間、少しずつ埋めるように
凍りついた記憶が目覚める瞬間
始まる未来だけをいま願う

まさにこんな気持ちです。素晴らしい…素晴らしいですよ、まるで夢を見てるみたい(2回言った)

ちなみに俺がなぜガンダムXを見始めるようになったかというと、
1998年にリアルロボッツファイナルアタックというゲームが発売されまして、
それに登場してたガンダムXディバイダーを見たのがきっかけですね

やっぱXはOP曲のDREAMSがいいんだよね…凄くいい。特に前奏の部分で一気に引き込まれる
リアルロボッツファイナルアタックでは、「ラウンドワン…ファイッ」って声に合わせてちょうどその前奏が始まるんですよね
あれを聞いて「なんてかっけえ曲なんだ」と思って興味を持ったのが始まります。
DREAMSがなければ俺がガンダムを見始めることもなかったかもしれない

そんなリアルロボッツファイナルアタックの動画はこれです。
ちょうど再生してすぐXの出番ですね、今聞いてもやっぱいい曲だねえ
この動画、ガンダムXの次はダンバインも出てきますが、中原茂の声も久々に聞くと素晴らしいね
3:31で言ってる「もらったっ!!」とかカッコよすぎて濡れる
「もらったっ!!」なんて普通のセリフをこうもカッコよく言えるのは中原茂しかいないと断言できる

話がそれましたが、俺が歴代のガンダムの中で一番好きなのも
このガンダムXディバイダーです。
ちなみに2番目はΖガンダム、3番目はガンダムエクシア、4番目はガンダムデュナメス、5番目はガンダムヘビーアームズ、
6番目はV2アサルトバスターガンダム、7番目はガンダムデルタカイかな

ガンダムXディバイダーの何がいいかと言うとね…やっぱバランスがいいんだよね、あらゆる意味で
まずはこの通常のガンダムXとガンダムXディバイダーの比較画像を見てもらいたいんですが、

左:ガンダムX

右:ガンダムXディバイダー

通常のガンダムXは全体的にカラーが白に偏ってるんだよね
ボディも大半が白、背中に背負ったサテライトキャノンも白、ビームライフル(シールドバスターライフル)も白
あらゆる部分が白になってるわけです、ちょっと白すぎなんじゃ?と思うくらいに白で統一されてるわけですが

ガンダムXディバイダーはどうかというと、まず目につくのは巨大なシールド(ディバイダー)ですよね
こいつが赤・黒・白とバランスよく配色されており、さらに手持ちのビームライフルも
真っ白だったシールドバスターライフルから、黒のビームマシンガンへと変更されて
全体的なカラーリングがすごくバランスよくなってるんですよね、そういう見た目のバランスがまずイイと思います

あとは性能的なバランス。通常のガンダムXは、ご存知サテライトキャノンによる超極大火力がウリなわけですが、
サテライトキャノンは月が出ている時じゃないと使えないし、強力すぎる火力を持て余していつでも使える武器じゃないんですよね
そんなわけでサテライトキャノンを使わずに戦う場面が多いわけですが、そうなるとガンダムXの武器は
ビームライフルにビームサーベルという、なんだかすごく地味なことになってしまうんです

そこでガンダムXディバイダーなわけですが、ディバイダーを装備することで巨大な盾により防御力がアップしてます
それとこのディバイダーはブースターも兼ねているので、盾を構えながらの高速移動が可能という機動力アップにもなっています
さらにディバイダーは高出力ビーム砲の必殺武器にもなり、サテライトキャノンには及びませんが
敵MSをまとめてなぎ払うくらいはできるような、使いやすい高火力の武装となっています

さらにビームライフルも2連装のビームマシンガンとなり、別々の銃口からビームを連射できたり
2つの銃口のビームを合体させて火力を上げたり、普通のビームライフルより使い勝手のいい武器です

そんなわけで、全体的にバランスよく性能がアップしてるんですよね
サテライトキャノンの極大火力に偏っていたガンダムXと違って、攻撃力・防御力・機動力がバランスよく高いという
そんなところが好きだったりします。

ただ、ひとつだけ気になる点は、ガンダムXディバイダーって色んなゲームに出演してるけど
ゲームだとビームマシンガンを使う時にやたら細かい弾を大量に連射することが多いんだよね…
あれやめて欲しいね…GジェネとかEXVSがそうだと思うんだけど。

ビームマシンガンって、名前ではマシンガンだけど実際の性能としてはZZのダブルビームライフルみたいなもんで
要するに銃口が2つある強化型ビームライフル的な武器なんだよね。だからせいぜい連射できるのは2発くらいのもんで
大量の弾をバラ撒くなんて使い方はアニメ本編だとやってないんで…

←ビームマシンガンを構える
ガンダムXディバイダーの図

そもそもビームマシンガンって戦艦用の二連装メガ粒子砲を手持ち武器に改造したもんやで?
だからかなりデカイし普通のビームライフルより火力あるぐらいなのに、細かい弾をペチペチ撃つっておかしいやろ?
ゲームのスタッフはビームマシンガンって名前だけ聞いて、グラフィック決めてんじゃねえかなーと前から気になってます

銃口が2つあって強力なビームを発射するってなると、今回セイが開発した新しい武器と似たようなもんかもしれませんね
まあさすがにシールドを貫いて敵機を撃墜するなんて芸当は、ビームマシンガンにはできそうにないですけど…

だいぶガンダムXについて長々と語ってしまいましたが、ビルドファイターズに話を戻しまして。
今週の次回予告ネタは「本当の戦いに挑むべく、飛べ!ガンプラ!」と三石琴乃が喋るという
完全にガンダムSEEDネタでしたね(三石琴乃はSEEDの次回予告で、似たようなセリフを毎週言ってた)

しかし逆襲のシャアの次でSEEDとな!?0080だと思っていたのに!うーむ、となると次は一体何が来るんだろう
順番がまったく読めなくなったな…これは予想するのも厳しいか

それとガンプラ再販情報も公開されましたね、来週登場する脇役MSについては目星がつきそうかな。来週の再販予定は
ケンプファー、スーパーガンダム、キュベレイMk-U、ゾゴック、フルアーマーユニコーン、ローゼンズール、ネモ砂漠カラー、

MS以外だとホワイトベース、アーガマ、マゼラン、サラミス、エターナル、ミネルバ、ジェットコアブースター、メビウスゼロ、
スカイグラスパー、エグザス、ヒルドルブ
って感じですか…うーん、戦艦とかは出番があるか分からんから置いとくとして、
MSだとケンプファー・スーパーガンダム・キュベレイに関しては、作中でカスタム機が出てくるだろうから出ないんじゃないかなと…
やはりここはゾゴックだろ…ユニコーンでもゾゴックは印象的な出番があったしね

そんなわけで俺の予想は本命:ゾゴック、対抗:ネモ砂漠カラー、大穴:ケンプファーってとこですかね
フルアーマーユニコーンとかはまあ出ねーだろと思うけど…ジャスティスガンダムとか結構強キャラのガンダムでも
このスタッフは脇役に出したりするからなー、ちょっとその辺分からないよなー…次回に続く!

(C)創通・サンライズ・テレビ東京


11月6日

最近ファミリーマートで、キン肉マンのウォーズマンを模したウォーズまんが発売されてますよね
俺はウォーズマンが一番好きなんですけど、それだけにウォーズマンの頭を丸かじりするなんて嫌だな…と思って敬遠してたんですが



ツイッターのこの画像で考えが変わりました。これは発想の勝利だわ
後ろにもコミックスが置いてありますが、原作でケガして入院した時のウォーズマンの再現!こんな使い方があるのか!
横にランチパックを並べただけでこうも和む絵ヅラになるなんて…ふとんをかぶって寝るウォーズまん可愛すぎる…
これはランチパックとセットで買いたくなるなぁ



アニメ感想:ガンダムビルドファイターズ 第5話「最強ビルダー」 Aパート

「わあああーーっ!!HGのグフですねラルさん!?」

「その通りだよセイ君!」

「すごい塗装です!塗り分けも完璧だし、砂漠用のウェザリングが施されてる!
 ヒートロッドもリード線で可動できるようにしてあるんですねぇ!
 かっこいいですーーっ!!」

「はははは、ベストメカコレクションとは違うのだよ!ベストメカコレクションとは!」

さて今回の冒頭ですが、なんとラルさんが超かっこいいグフを持参してきたシーンで始まりました
す、すげえ、やはりこの間のとは別にこれほど強そうなグフを持っていたのかラルさん!話を聞く限りでは
この間使ったグフは1980年代に発売されたベストメカコレクションのグフ、
今回持ってきたのは2000年代に発売されたHG(ハイグレード)のグフってことみたいですね
こいつを使いさえすれば、多分ラルさんもとんでもない強さを発揮するはず…



「このガンプラとならいい特訓になりそうだ…!
 ラルのおっさん!俺らと勝負しようぜ!」

「いや…やめておこう」

「へ?」

「レイジ君、ガンプラとはバトルをするためだけに作るものではない、
 私のHGグフのように、アニメの作品世界を忠実に再現しようとするものもあれば
 アニメにあったシーンをジオラマで再現したり、
 モビルスーツのディテールを自分なりの解釈で構築したり…
 ガンプラには様々な楽しみ方があるのだよ」

ってアレー!?このHGグフについては単なる観賞用であり、実戦で使うつもりはないというラルさん!
うーん…まああれだけ芸術的に仕上げたもんだしなあ、バトルでキズモノにはしたくないってことでしょうか
この辺は人によって考えが分かれそうですね、上手く作れたから強さを試したいって人や
壊れるのがもったいないからバトルには使わないって人もいるだろうし。
単なる戦いの道具でなく幅広い楽しみ方があるってことをラルさんは言いたいんだと思います



ちなみにラルさんが「アニメのシーンをジオラマで再現したり…」と語った場面で映し出されたものは!こ、これは!
シャイニングガンダムからゴッドガンダムへ乗り換える
Gガンダム名シーンの再現じゃねえかああああああ!!うわあああああああああ

東方不敗そのまま寝ていろ!俺はネオホンコンへ行く!!(えー

Gガンダムを見た人なら誰もが覚えているであろうこのシーン、激闘の果てに力尽きたシャイニングガンダムを抱え上げ、
その戦闘データを受け継いだゴッドガンダムが「今までよく頑張った、後は任せろ」と言わんばかりに雄々しく立つこのシーン、
主役機の乗り換え場面としては屈指の名シーンであります

大抵のロボットアニメでこういう乗り換えイベントというと、新機体をカッコよく見せようとするあまり
古い機体は「もうお前用済みだから」とゴミのように捨てられるのが当たり前ですが、この場面は一味違うんですよね
最初のゴッドガンダムは生まれたての赤ん坊同然であり、シャイニングガンダムの戦闘データがなければ戦うことすらできない機体で
シャイニングガンダムの魂(戦闘データ)を受け継ぐことで完成するという
シャイニングガンダムにも最後の大きな役目が用意されているわけです

そしてこのシーンでのゴッドガンダムには主人公ドモンが搭乗、シャイニングガンダムはヒロインのレインが動かすことで
ボロボロになりながら戦闘データを渡してくれた、シャイニングガンダム&レインを抱え上げるドモンの
シャイニングガンダム&レインへの愛をヒシヒシと感じるという演出がなされております
そう、この瞬間のシャイニングガンダムは、旧主役機であると同時にヒロインでもあるという特別なものなんですよね
Gガンダムは単なる勢いだけの作品じゃなくて、こういった考えの巡らされた工夫が多数あるのが実にイイですね

「…作って眺めるだけで楽しいのか…?」

「もちろん!ガンプラを通して、ガンダムという作品世界への想像力を
 膨らませるんだぁーーっ!!」

「そういうもんかねえ…」

そしてやはりレイジはガンプラバトルには興味があるけど、ガンプラを作って飾るという楽しみ方については
いまいちピンときてないみたいですね。これはそのうち、レイジが自分でガンプラ作って
その楽しさに目覚める回とかありそうな気がするな…

「けどラルさん!このHGグフは本当にすごいです!」

「いやいや、私などまだまだだよ。噂では関西に物凄いビルダーがいると聞いている…
 歳はそう、セイ君と同じくらいだそうだよ」

「えっ…?」

「おっちゃーん!ありがとうー!乗せてくれたお礼ですわ、
 それ子供さんに見せたら絶対喜びますよー!」

「ほんと、すっげえなこのガンプラは…」

「さてと、どこにおるんかな?イオリ・セイはんっちゅうお人は」

そんな中、ラルさんの口から飛び出したのは関西にいるという超凄腕ビルダーの噂!
そう、この細目ショタこそ噂の少年ヤサカ・マオであります。どうやらこいつもセイに興味があって上京してきたみたいですな…
関西からヒッチハイクでわざわざやってきたようですが、乗せてくれたオッチャンにお礼として渡したのが
車の中でひょいひょいと組み上げたこのクシャトリヤであります。かっけえなおい…見てると欲しくなるぜ
これはやはりマオのテクニックが凄いんだろうか、素人が組もうと思ったらこうはならんのかな?



しかし二次元キャラの関西人はなぜみんな細目なのだろうか…(えー
マオの顔を見てるともず屋の女社長がどうもちらついて仕方ないぜ



「関西の少年ビルダーかぁ…どれがラルさんの言ってた人の作品なんだろう」

「なあセイ、この前のバトルで壊れたガンプラは直さなくていいのか?」

「実は…直す時ビルドストライクに手を加えたいんだ、レイジも三回戦で見ただろ?
 ユウキ先輩のザクにはチューンが施されていた…きっと僕らと戦う時にも
 さらなるチューンをしてくると思う。ビルドストライクをこのまま直すだけでいいのかなって…」

「おいおい、そんな弱気でどうすんだよ」

「何かが足りない気がするんだ、だからラルさんの言ってた人の作品を見れば、
 ヒントが得られないかなって思ってさ…」

「セイ、もっと自分を信じろよ!負けることを考えても仕方ねーだろ、
 俺は出かけてくる。ガンプラは頼んだぜ」

「…」

一方でセイは、マオの作品が一体どんなものか気になって、インターネットで調べている最中でした
それというのも、どんどん凄みを増しているユウキ先輩のザクアメイジングを見るにつれて、
ビルドストライクもこのままじゃまずいと思い始めたようで…レイジはそんなこと気にすんなと全然不安を感じてないようですが、
セイはまだビルドストライクも完璧じゃないと思っているらしく…

「ふう…」

「お待たせしました。ガンプラでございます」

ってぶふー!?な、なんじゃこりゃ!場面変わってどこかの喫茶店のシーンになりますが、綺麗なお姉さんが
優雅にお茶をたしなんでいると、「ガンプラでございます」と店員がガンプラを運んでくるという
カオスな光景が!なんじゃこの店は!ガンプラの提供サービスをやっている喫茶店だとでも…?わけがわからねーぜ!



「は、はあ…?」

「あちらのお客様からです」

「フフッ…」

「(ズキュウウウウウン)まあっ…!こ、このガンプラはあなたが…!?」

って、あ、あれ?どうやらこのガンプラは店のサービスじゃなかったようで、別の客がお姉さんにプレゼントしたもののようです。
その客というのがこの男リカルド・フェリーニ!何しとんねんお前!どうもこいつはナンパをする時に
ガンプラを使って相手の気を引くのをいつもやっているようです。
その成功率はなんと80%を超えるという…意味がわからねー!!

「ヴィクトリーガンダムです…洗練されたデザイン、流れるようなフォルム、
 このガンプラはあなたのような美しい方にこそふさわしい…
 どうか貰ってやってください」

「そ、そんな…こんな素晴らしい作品、いただくわけには…」

そして今回も見事に成功しております。どういうことだよ!!
恐ろしいなガンプラ式ナンパ術…こうも一瞬でお姉さんのハートを虜にするとは…
でもこのお姉さん、ガンプラ渡されてもフェリーニの顔を見るまで「はあ?」って全然ピンと来てなかったから
やっぱりイケメンがやらないと意味ないっぽいな…(えー



「じゃあ俺がもらっとく!」

「え?」

「レ、レイジ!?てめぇナンパのために3日もかけたガンプラをぉっ!」

「…」

「つーかなんでお前がここにいる!?」

「決まってんだろ、あんたとバトるためだ!
 どんなことをしても勝ちたい奴がいる、手伝ってくれ!」

「時と場所ってもんがあるだろ!?…あ、あれ?セニョリータ?セニョリータは?」

「空気を読んでお帰りになりました」

「オーッ!ディオミーオー!!」

ってぐわー!!哀れフェリーニ!お姉さんが「こんないいガンプラをいただくわけには…」と言った瞬間、
「じゃあ俺がもらっとく」とひょっこり現れたレイジ!「空気読めやー!!」と言い争いをするフェリーニですが、
お姉さんの方が空気を読んで帰ってしまったという…そっちが空気を読んでどうする!(えー

それと「ディオミーオ―!」ってのはあんまり聞き覚えがない言葉なんですが、
要するに「オーマイガー!」みたいな意味で言ってると思えばいいんですかね?

「は〜、ようやく駅についたわ…ワイなんでこんな方向オンチなんやろ、自分が嫌になるわ。
 さてとイオリ模型店は…(ぐぅぅぅ〜)うぐ…その前に腹ごしらえしとかんとなぁ」

そんな一方でマオは、イオリ模型店を探してけやきが丘駅という場所に来ていました
どうもここがセイ達の住んでる最寄り駅みたいですが…けやきが丘ってどこなんだろ、実在する場所なのか?
検索してみたら横浜の地名が出てきたけど、うーん…横浜なのか…?

それにしても細目の関西人が駅前の商店街に降り立ったところを見ると
やはりどうしてももず屋の女社長を思い出さずにはいられねーな…(えー



「(ぼけーっ)」

「イオリ君、この前はプラモデルの作り方教えてくれてありがとう」

「あ…うん、もう完成した?」

「ううん、まだ半分くらい」

「そっか…」

「…?ねえ、何か悩みごと?」

「うん…少しね…」

その頃セイは、チナちゃんと2人で学校から帰っているところでした。
しかしガンプラ改造計画のことで、ひたすら悩んでいるセイ…頭の中はそのことでいっぱいのようです
それにしても当たり前のように2人きりで下校するとかなにげにスゲーことだよな…
まだセイには振り向いてもらってないけど、チナちゃんのセイに接近する計画は順調に進んでる気がするぜ(えー

「あの、よかったら…うちの店に寄っていかない?パパのシャーベットを食べたら気分転換になるかも!」

「えっ?悪いよそんな…」

「ガンプラのお礼もちゃんとさせて(にこっ)」

ってうおおおおお!!ここでチナちゃんのセイお持ち帰り作戦が発動!
ほ、本気や…チナちゃんは本気やでー!!セイが悩んでいることを知るなり、それを口実にして自分の家に連れ込むとは!
「弟がガンプラを欲しがってて…」と弟を口実にする → セイと会える
→ 「ガンプラの作り方がわからなくて…」と自分が素人なのを口実にする → セイと会える
→ 「教えてもらったお礼がしたいから…」とお礼を口実にする → セイと会える
徹底してるなチナちゃん…すべての行動がセイ攻略に繋がっておる…(えー

「うう〜ん…まいったなぁ…」

「あれ?パパ、どうかしたの?」

「ああ、このお客さんが足りない代金の代わりに、おもちゃで勘弁してくれって…」

「へ…?」

「おもちゃやなんて!ガンプラですよぉ
 見てください、イイ感じで出来てますやろ〜!?」

「ああ…いやそういうことじゃなくて…」

って、そんなチナちゃんの家に向かってみれば、そこにいたのはなんとマオ!
さっき腹ごしらえをするって言ってたからな…それでチナちゃんの店にやってきたわけか
どうもチナちゃんの家はレストランを経営しているようで、お父さんがこうして切り盛りしているようですが…

「ああっ!?あれは!?」

「え?」

「エ…エクストリームガンダム!?すごい完成度だ!!」

ってゲェーッ!?このマオが作ったのってエクストリームガンダムなのかよ!!
ゲームのガンダムEXVSでラスボスとして登場した機体!まさかそれがアニメに登場するとは…
ちなみにエクストリームガンダムに乗るのはあのGACKTで、登場するデモシーンの
「ふんす!!」「うわああああああああ」「極限の絶望をくれてやる…(だってお)」
のネタ台詞3連コンボは、EXVSプレイヤーにとってはあまりにも有名であります。この動画の17:00からがそれですね

「こ、このガンプラは君が作ったの!?」

「いやぁ、あんまりジロジロ見んとってください、
 ついさっきここでチャチャッと作ったやつやから、粗が多くて恥ずかしいわぁ」

「こ、ここで作った!?このガンプラを!?」

「そやさかい、あんまり見んといてぇ〜」

そんなエクストリームガンダムの完成度に思わず目を奪われ、食い入るようにジロジロ見てしまうセイ!
それにしてもマオの反応がスゲー女の子っぽいな…キャラ設定では少年って書かれてるけど、
これで実は女の子だったら面白いんだけどな…その場合チナちゃんにとっては最大のライバルになってしまうけど…(えー

「ホンマにありがとう!店長さんにうまいこと取りなしてもろて」

「ううん、いいの。あのガンプラは大切に飾っておくから…」

「いやぁそこまで言うてもらうほどのもんじゃ…
 ホンマうらやましいわ〜、こんな可愛い彼女はんがいはって!」

「えっ?」

(…い、いい人…)

結局エクストリームガンダムはチナちゃんが引き取る形で、代金についてはお父さんを説得してくれたようです
店を出てスタスタと町を歩いていた3人ですが、セイの彼女と言われてめっちゃ機嫌よくなるチナちゃん
さすがにぶれませんなぁ

「ねえ君、言葉遣いからして東京の人じゃないと思うけど、こっちには何をしに来たの?」

「行きたいところがあるんです、イオリ模型ってプラモ屋さんなんやけど…」

「えっ、ウチ!?」

「え?」

「僕の実家がそのイオリ模型なんだけど…」

「…!?ということはもしかして…あんたがイオリ・セイはん!?」

「う、うん…」

「…そうか…そうなんや…ようやく会えたなぁイオリ・セイ!
 ワイの終生のライバル!!」

「ええっ!?」

とその時、ついにお互いのことを探していた人物だと気づいた2人!
すると温厚だったマオも、ライバル心をむき出しにしてセイに宣戦布告を始めてしまいました
マオの方もセイの噂を聞いて、相当意識していたということなのか…?

「ワイの名前はヤサカ・マオ!ガンプラバトル選手権・日本第5ブロックの優勝者で、
 世界一を目指しとるガンプラビルダーや!うおおおおおイオリ・セイ!
 ここで会ったが百年目ぇーっ!!」

「(すたすた)」

「ちょっ!?ど、どこへ行きますのーん!?」

「いやその…店番があるんでもう時間が…」

「同じく…」

って、変なポーズをビシバシ決めながら話すマオを見るうちに、「他人のフリ他人のフリ…」とそそくさトンズラしようとするセイ!
完全にただの変態扱いですか!探してた関西の凄腕ビルダーなんだから、もう少し話聞いてやれ!
それともセイはまだ、マオのことは「ただの関西人」としか思ってなくて、探してた人物だとは気づいてないんかな?



「なんやそんなら手短かに。ワイの名前はヤサカマオガンプラバトル選手権
 日本第5ブロックの優勝者で世界一を目指しとるガンプラビルダーやーっ!!」

「…僕の周りって変な人が集まってきてると思う…?」

「うん…思う…」

そしてもう1度名乗り直すマオですが、やはり2人からはただの変態としか思われないのでした。
哀れなやつ…それとチナちゃんの言ってる変な人っていうのは、多分ラルさんとかも含まれてるんだろうな…(えー

ドキュウンドキュウウウウン!!

ってうおおおおお!!一方その頃砂漠で行われていたのは、
ウイングガンダムフェニーチェvsヴィクトリーガンダムの激闘!
フェリーニvsレイジの戦闘か!砂塵を巻き上げながら飛ぶヴィクトリーガンダムかっけええええええええ
Vガンダムってあんまりカッコいいってイメージないんだけど、この描写は普段より何倍もかっこよく見えるな…
ウイングガンダムフェニーチェも決まってるし、ビルドファイターズスタッフの手腕ハンパねーぜ

ああそしてこのウイングフェニーチェが顔を上げるシーンは、ガンダムW後期OPテーマの再現!
ピピピピピピピピピピピピピピ(ゼロシステムの音)あいじゃーすとりーずむえもーおしょーん
それにしても今ガンダムWの映像見返してみるとヒイロがイケメンすぎてびびるな…
やっぱガンダムWのイケメンっぷりは他の作品とはレベルが違うよなー

ズズウウウン…

「ふうっ…もういいだろ、これくらいに…」

「まだだ…!まだ俺はやられちゃいねえ!やめるって言うなら俺の勝ちになるぜ!」

「ったくこの意地っ張りが…!」

「悪いねぇしつこくて!」

「本当だぜまったく!」

「そいつが俺の!持ち味なんだよォォォッ!!」

そして機体にかなりのダメージを負いながらも、最後までVガンダムで戦い抜こうとするレイジ!
うおおおこのビームサーベルを手首から取り出す仕草は!!これこそがVガンダムの戦闘だよ!!

ビームサーベルは色々なガンダムによって収納部分が違いますが、(初代ガンダムは肩、Zガンダムは腰、ビルドストライクも腰)
Vガンダムは手首にビームサーベルが収納されてるんですよね、なので抜刀する時はこういう風に
パカッと手首が開いてクルクル回転しながら出てくるという…ああ、懐かしい、懐かしすぎる

手首から先さえ動けば抜刀できるので、敵に組み付かれて身動き取れないような状態からでも
クルクルッと抜刀して反撃するシーンが多かった気がしますねー
こんなところまで再現してくれるとは、ビルドファイターズは本当にすごいアニメだぜ…ガノタとして冥利に尽きるわ。Bパートに続く!

(C)創通・サンライズ・テレビ東京


11月3日

またまた言うのが大分遅くなってしまいましたが、今月号の快楽天ビーストにうちの姉の漫画が掲載されております
もっと早く書きたかったんですが、なかなか時間とれなくてこんな時期になっちゃいました
毎月14日発売だと思うんで、本屋に置いてあるのはあと10日足らずかな?まだ買ってない人はなるべく急いでくださいまし



それにしてもこの手の雑誌って、表紙にやたらお下品な言葉書きまくるのは勘弁してくれねえかなー
この間もそうだったんですが、本当なら表紙全体を映したいんだけど
お下品ワード満載なもんで「これはさすがにまずいやろ…」と俺の判断で画像をカットしております
なので表紙の一部分しか映してないけどがんばって探してください(えー

内容としてはこんな感じ。なんだかファミレスが舞台の話でしたが
俺的にはこのばあちゃんが妙にツボにはまってしまった
ヒロインが色々と大変なことになってる時にパアアアアアと集中線を浴びながら天使のような笑みで登場という
ガンダムAGEの「強いられているんだ!」もそうだけど、集中線ってなんか笑いを誘う効果があるよね
いやいいと思うよこのばあちゃんは、ぜひとも今後の作品にもチョイ役で登場させてほしい(えー

それとついでに好きな作家のエロ単行本買ってこよーというわけで、
和馬村政の乙女ストレイトよしろんのトラワレBOXを買ってきました

↓和馬村政

↓よしろん

これどっちとも作者初めての単行本なんですよね、特に和馬村政の方は以前からとても好きな作家だったので、
単行本出るのずっと待ってましたから。ただ初期の作品でもまだまだ収録されてないやつ多いんだよな…
出版社が違うせいなのかなあ、もっと単行本出してくれないかなあ

内容としてはこんな感じ。あんまエロいとこ貼ったらまずかろうと思いましたが
ブラジャーまでで止めといたんで許してはいただけませんか!(えー
当然ながらどれもガチエロ本なので、18歳未満の人は絶対買っちゃダメですけどね
大人の人で興味あれば買ってみるのもよろしいんではないかと

(C)和馬村政/竹書房
(C)よしろん/ワニマガジン社
(C)つかこ/ワニマガジン社




アニメ感想:ガンダムビルドファイターズ 「ガンプラアイドル キララ☆」 Bパート

「…」

さて、「これが若さか…」の出来事があってから数日後、ガンプラバトル予選大会の会場にやってきていたチナちゃん。
しかしその表情は暗く、セイに会っていいものかどうか迷っているようです。
そう、今でもチナちゃんの脳裏に浮かんでいたのは、セイとミホシが仲むつまじくお喋りしていたあの光景が…

『あははっ』

『うふふっ』

「…(すたすた)」

「帰るのかい、お嬢さん?」

「あっ…?変なおじさん…」

「ここにいるということは、ガンプラバトルに興味があるという証だ。ささ、行こう」

「あ、え、えっと…」

とその時、帰ろうとしたチナちゃんの前に現れたのはラルさん!チナちゃんが迷っていると見抜いたラルさんは、
「さあさあ入った入った」と、気を利かせてチナちゃんを会場へ連れて行くのでした。いい人やでラルさん
しかしラルさんを「変なおじさん」って呼ぶのはさすがに酷いっすよ!志村けんじゃねーんだから!(えー

ボッガアアアアアン!!

《三回戦第1試合勝者、ユウキ・タツヤ!》

「ユウキ先輩のザクがさらにチューンされてる…!?
 なんて人だ、あれだけの完成度を誇っているのに!」

そんな2人が会場に入ってみると、目に入ってきたのはジャスティスガンダムと戦っているユウキ先輩の姿!
おお、ジャスティスガンダムは例の再販リストの中に入ってた機体ですからね、
俺の予想ではヅダあたりがこうなると思ってたけど、ジャスティスをかませ機体に使ってきたかー

「フン…俺らの方が強いことを、この大会で証明してやる!」

「もちろん僕も楽しみにしているよ。けどその前に三回戦に集中した方がいい…
 なにしろ君たちの相手は、一・二回戦を不戦勝で勝ち上がっている
 不気味な存在だからね…」

「ふ、不戦勝で…?」

そんな先輩にライバル心むき出しのレイジでしたが、紳士な先輩は「次の相手に気をつけろ」とセイ達に助言を送ってくれました。
なんでも次の相手は、不戦勝ばかりで勝っているなんともうさんくさい連中だと…
むう、次に出てくるのはてっきり、セイ達を研究していたあのガッツ星人野郎どもだと思っていましたが
奴らはそんな汚い手を使う連中だったのか…?



ちなみに先輩と会話しているこの間、会場のモニターにGガンのマンダラガンダムが映ってて吹いた
マ、マンダラガンダムー!!しかもやられてるし!お、おいちょっと待て、このマンダラガンダムの動きからするに
キラル殺法マンダラ円陣を相手に決めた後の「極楽往生おおおーっ!南無阿弥陀仏!!」
勝利確定のかっこいい決めポーズの最中なのに
なんでそこでビームくらってやられてんのお前!こんなのってないよ!(えー

「「「キ〜ララ〜!!」」」

「はぁーい☆みんなのアイドル、キララだよぉーっ☆キララン☆」

「…なんだありゃ…」

「ぼ、僕に聞かれても…」

「む…!?そうか彼女は…!気をつけるんだイオリ君!」

そんな中ついに現れたセイ達の対戦相手!それはなんと見るからに痛々しい感じのアイドル!(えー
対戦相手はガッツ星人じゃなかったのか…?それにこのアイドル、声からしてその正体は明らかに…
それについてはユウキ先輩だけが気づいているようですね、セイ達は「何この変なアイドル」という認識のまま戦うことになりますが…

「こんにちわぁ、キララだよっ☆お手柔らかにねっ☆」

「はぁ…サクッと倒すぞ」

「キララ、いっきま〜す!!」

そんなキララの愛機はこれ、ガンダム0083に登場したガーベラ・テトラ!
これについては俺の予想的中ですね!例の再販リストに載ってた機体だしなー
もともとは真っ赤に染まった機体でしたが、キララが使うにあたってピンク色に塗り替えられたようです
手足のポーズとか見ても、ずいぶん女の子っぽい見た目に改造されてる気がするな

バヒュウバヒュウウウ!

「は…速い!?」

バキイイイッ!

「くっ…その程度!」

そして単なるイロモノキャラかと思いきや、意外なほどの戦闘力を発揮するキララ!
レイジの放ったビームをやすやすとかわしながら、先制攻撃となる痛烈な蹴りをお見舞いしております
相手の射撃を華麗にかわして接近戦といえば、レイジの十八番のような戦法ですが
それを相手にいいようにやられるとは…って!

バキャアアアン!

「な!?」

ボキイイイッ!

「くっ!?どうなってんだよ、セイ!」

「そ、そんな、どうして!?」

とその時、突如として外れてしまったビルドストライクの左足パーツ!
突然のことに驚くレイジですが、さらに続けて右腕もヘシ折れるという事態が!
ほとんど何もしてないのにボキボキ折れていくビルドストライクの手足…これにはセイも動揺するばかりですが…



「あっ…!?間接部に傷が!?なんであんな場所に…!
 ビルドストライクは誰にも触らせてないはず…はっ!?ま、まさか…」

「そう!そのまさかよ!」

「あ…あなたはミホシさん!?そんな…ミホシさん、僕らと戦うことを知ってて
 近づいてきたの…?しかも、故意にガンプラを傷つけるなんて…」

「うふふふ、戦場に向かう前から戦いは始まっているのよぉ!
 さあ行けガーベラテトラ!」

チュドドドドドド!

「くそったれがああーーっ!!」

そう、このキララの正体というのはあのミホシ!セイに下剤を飲ませたあの時、なんのためにビルドストライクを手に取ったのかと
思いましたが…その狙いがこれでした、あらかじめパーツに傷をつけてすぐ壊れるように仕向けていたという…
他人が一生懸命作ったガンプラを、メキメキと壊しておくとかマジ最低ですな…
真剣勝負の結果壊れるならまだしも、相手が信頼して手渡してくれたものを壊して返すなんて、こいつに良心ってもんはないのか?

「ミホシさんっ!こんなやり方で勝って嬉しいんですか!?
 こんな形で勝ってもガンプラが可哀想なだけです!」

「んふふ、かわいいわねぇ〜セイくん。私はガンダムもガンプラもキョーミな〜いの。
 事務所の方針でアキバ系ガンプラアイドルとして売り出すことになって、
 必死に勉強しただけ。よく分からないアニメを20作品以上も見て、
 ザクだのグフだの名前を覚えて、プラモの作り方もマスターして…
 時々自分がアイドルなのかモデラーなのか分からなくなったわ。
 それでもやり続けたのは夢を実現させるため!
 ガンプラアイドルになるためよーっ!」

ああ…そして実は、あれだけ熱心に語っていたガンダム作品についても
あんなの全然面白くないし興味ないとしか思っておらず、
アイドルになるために必要だから踏み台として使ったという認識だったキララ…

この発言はひでえ…ひどすぎるぜ…そんなにガンダムに興味がないなら擦り寄ってくるんじゃねえと言いたいです
こいつがアイドルになろうがなるまいが知ったことじゃありません、もうとにかくガンダムに関わらないで欲しい
こいつにアキバ系アイドルをやれと言った事務所が一番悪いのかもしれませんけどね…どうにも納得できねーぜ

「そんな…ウソだ!ガンプラが本当に好きでなきゃ、
 こんな強いガーベラテトラを作れるはずがないよ!」

「だ〜れが私が作ったって言った?」

「え…?」

「うふふ、ファンに作ってもらったのよぉ!ツーショット写真と引き換えにねぇ!」

クズがあああああああああああ!!
そしてこのガーベラテトラについても、ファンに作らせたものをただ使っていただけというキララ!
ああ…レイジもセイが作ったビルドストライクを使っている身ではありますが、なぜキララはこんなにも許せないんだろうな
レイジはガンプラに興味ないかもしれないけど、ガンプラバトルには興味があるせいかな
キララはガンプラにもバトルにも興味なくて、自分が勝つためなら何をしたって構わないという奴だからかな…

サザキもかなり嫌な奴として描かれてましたが、それでもこのキララほどじゃなかったな…
あいつはバトル自体はちゃんと正々堂々やる奴だったからなー

あのサザキ君もかつては残酷な男でした…
セイ君たちにひどい事をしました
でも彼はまだ自分のガンプラで
それを行っていた!

セイ君と戦う時にも、常に正々堂々と
戦線におもむいてきたものです!
だが!あなたは明らかにそれ以下!
自らのガンプラを作らず、敵が死の罠にはまって
もがき苦しんでいるところを見て喜ぶとは
残酷にも劣る残忍!!


(C)三条陸・稲田浩司/集英社

戦いの最低限のルール…
それは戦士(ファイター)としての誇りです
サザキ君には
まだそれがあった…!


これは一足先にあの世へ行った…
ギャンの怒りの一太刀だっ!!

ちなみにセイ達のことを研究していたガッツ星人風の男たち
キララにガーベラ・テトラを提供したファンの2人でした。き、きさまら…
いかなる戦いにも負けたことのない無敵のガッツ星人とあろう者が、なんと情けない姿を!!(えー

「私はどんな手を使ってでも勝つわ!勝てばメディアが取り上げてくれる、
 露出が増えれば知名度も上がる!歌手デビュー、ファーストアルバム、
 その先には武道館!輝かしいステージが待っているのよ〜っ!」

バッキャアアアアン!

「あぁ…!?シールドが!?」

「ごめんねセイくぅ〜ん?おわびにアリーナのチケットを送るわっ!!」

そんな卑劣なキララの攻撃を受け続けた結果、ビルドストライクの積層型シールドもバラバラに砕け散る結果に!
これまでかろうじてシールドでしのいでいたレイジもついに万事休す、
キララはトドメの一撃を繰り出そうと、ビームサーベルを引き抜いて最後の突撃を…

ギュオオオオオオ!!

「いかんっ!」

「くっ…セイ!」

「レイジ…12番のスロットを…」

バシュウウウウウッ!



「な、なに!?」

「バックパックが変形した!?」

「ファイター…?いや、ブースターか!」

とその時、あわやという瞬間にセイからの指示を受けるレイジ!
その指示通りに操作を行うと、バックパックが分離して戦闘機形態へ変形を!
これこそビルドブースター、ビルドストライク本体とは別に動いて戦うことのできる戦闘機ですが…

それにしても、ユウキ先輩が「ファイター?いやブースターか」って言ってるのはなんなんでしょうかね
確かにガンダムの戦闘機にはコア・ファイターとコア・ブースターってのがありますが、
ファイターとブースターの違いってのは、何か具体的な定義とかあるのかな…

ズッドオオオオオ!

「きゃああーっ!!」

「キララとか言ったな…俺はどうにも出来ねえことを、無理やりにでも
 どうにかしようとするあんたみたいな奴、嫌いじゃないぜ…
 けどなぁ!俺達にも負けられない理由があるんだよぉっ!!」

チュドオオオオオン!!

そして不意を突かれたキララに向けて、強力なビーム砲を次々と撃ち込むレイジ!
戦闘機といえば雑魚というのがガンダムシリーズのお約束ですが、このビルドブースターに限っては
ビルドストライクの強力なビーム砲を装備しているだけに、モビルスーツとも渡り合えるだけの火力があるようですね

「そ、そんなぁ…私の夢が…キララの夢が…びえええ〜〜ん!!」

「…」

「イオリくん…」

そんなわけで逆転勝利をおさめたセイ達ではありますが、勝ちはしたもののビルドストライクは見るも無残に壊れていました
全部キララのせいです。夢が潰えてびえーんと泣き叫んでいますが
てめーの夢がどうなろうと知るかボケ!さっさと消えろや!(えー



「…」

「セイ…まああれだ…くよくよすんな」

「でも…もうガンダム談義をミホシさんとできないなんて」

「…え?そっち?お前あの女のこと好きだったんじゃ…」

「えっ?あははバカだなあ、ミホシさんはただのお客さんって言ったじゃない」

「…」

そんな悲しい結果に終わったこの戦いですが、セイとしてはもうミホシとガンダム談義ができないというのが
一番大きな損失だったようです。いやいやそんなのはラルさんとやればええがな!(えー
やはりセイ的に35歳のおっさんと話すより、エロい体したピチピチのおねーさんと話したほうが
楽しいのだろうか…まあ気持ちは分からんでもないけどな…(えー



「あのっ…イオリ君!」

「ん?委員長!応援に来てくれたんだ!」

「その…おめでとうイオリ君、レイジ君も」

「ありがとう委員長!」

「サンキュー!」

「そ、それから…」

「なに?」

「この前買ったガンプラ、作り方が分からないところがあるの…よかったら、教えてもらえる…?」

とその時、意を決したようにセイに声をかけてきたチナちゃん!
ミホシとセイの仲が本当になんでもなかったと知って、ちょっと勇気が出たということでしょうか
「ガンプラの作り方が分からないから教えて欲しい」と、Aパートで妄想していたことを直接セイにぶつけております。
そしてセイの答えというのが…

「もちろんだよ!なんなら今からウチの店に来る?」

「うっ…うん!いくぅ!!」

妄想通りの展開!そしてチナちゃん発情モード突入!
チナちゃんなんやこれ!顔真っ赤っ赤にして「いくぅ!」って発情しすぎですわ!
いやびっくりしましたわ、チナちゃんのセイ好きがここまでとは…好感度MAXってレベルじゃねーなこれ

(ふふ…さすがイオリ君、僕の想像を軽々と超えてくれる…!
 うかうかできないな…!)

「タツヤ」

「…ん?アラン!どうして君が!?」

一方、セイ達の勝利を見届けて満足気なユウキ先輩でしたが、その前にアランという謎の男が現れました
どうもユウキ先輩とは顔見知りのようですが…普段あんまり会わないこのアランが、急にやってきたようでびっくりしてますね

「タツヤ、心して聞いてくれ…名人が倒れた」

「なっ…!名人が!?」

「だからこうして僕が来た…君を迎えに。ユウキという名前を捨てさせるために」

「…」

って、め、名人?誰なのそれ!?やたら深刻な表情で名人について語る2人、そしてユウキという名を捨てろとかなんとか…
うーん、いきなりの急展開でよく話が飲み込めませんが、このビルドファイターズの世界にも
ロックマンエグゼの名人さん的な人がいるということなのか?さんはいらないよ熱斗くん!

そして今回の次回予告については、この間も語りましたが
「君はまだ本当のガンプラバトルを知らない…」という
逆襲のシャアネタでしたね、はんぺらさんお見事でした
来週は何がくるかますます予想がつかないなー、たぶん0080の何かのセリフだろうとは思うんだけど…

あと来週の再販予定ガンプラは以下の通りですよ!



って全然発表されてねーし!
なんてこった、11月分の発表はまだなのか…こりゃ次週あたりまでお預けって事かな…次回に続く!


(C)創通・サンライズ・テレビ東京


11月1日

アニメ感想:ガンダムビルドファイターズ 「ガンプラアイドル キララ☆」 Aパート

ギュインギュインギュイン

「レイジ!ハイパーメガランチャーが来る!防御して!」

「ちいいっ!」

さて今回のビルドファイターズですが、なんと冒頭からマラサイと戦闘している真っ最中!
いきなりこんなシーンとは!?もう予選大会の2回戦が始まっているのか…?
それにしてもマラサイがハイパーメガランチャー装備とはなんて組み合わせだ!

ハイメガランチャーといえば、Zガンダムが使っていたかなり強力なビームを撃ち出す武装でしたが、
それをマラサイが持つってのは面白い組み合わせだな…マラサイは機動戦士Zガンダムに登場した量産機ですからね、
ちょっとした関係があると言えばあるんで…



「「行けぇぇぇぇぇぇぇい!!」」

チュドオオオオオオン!!

ってあああああ!?そのマラサイに乗っているこの2人は!?
ジェリド&カクリコンじゃねーか!Zガンダムに登場したやられ役2人ですよ!
こいつら実際マラサイにも乗ってましたしねー、まさかビルドファイターズにもこんなそっくりさんが登場するとは…

「ちっ…もう1発だ!」

「ライフル出力最大!」

「よっしゃあーーっ!!」

ズッキュウウウウウウン!!

「な、なにぃーっ!?」

ボガアアアアアン!!



ゲエエーーッ!?最後はビームライフルとハイメガランチャーの撃ち合いになったものの、
ビルドストライクのビームがやすやすとハイメガランチャーを突き破り勝利する結果に!こいつは強力すぎる!(えー
ハイメガよりつえーのかよこのライフルは!そこまで出力が上がるもんだとは…便利にもほどがあるぞ
もしかすると、相手のマラサイはハイメガ2連射だったんで、2発目の出力が十分じゃなかったのかもしれないけど…

「ビルドストライク…ストライクガンダムをベースに改造したガンプラ…
 主兵装は中型タイプのビームライフル、ビーム出力は可変式であると推察され、
 高出力時にはハイパーメガランチャーにも匹敵する…」

「それほどの高出力とは…よくライフルの銃身が耐えられるな」

「おそらく銃身内部に金属パーツを使用し、耐久性を向上させているのでしょうな…
 さらにシールドですが、ハイパーメガランチャーの直撃をも受け止めています。
 直撃後の破損状況から推察するに、通常のシールドに薄く細かいプラ板を何層にも貼り合わせて
 作られたものかと」

「なんと根気を必要とする作業だ…このガンプラを、あの少年が1人で作り出したというのか。手ごわいな」

「フ…だとしても我々の勝利は揺るぎません。
 戦いとは、戦場に赴く前からすでに始まっているのですから…」

がしかし、そんなビルドストライクの戦いぶりを徹底的に研究している男達が2人…なんだこいつらは…
まるで怪獣アロンと戦ったウルトラセブンの姿を徹底的にを研究したガッツ星人みたいじゃないか…(えー
「我々の勝利は揺るがない」とか言ってるところを見ても、こいつらが次にセイ達と戦うってことは間違いなさそうですね



あと関係ないんですけど、試合後のセイとレイジが映し出されてるこの場面、
レイジがすごいイケメン顔セイがすごい可愛い顔してるので
すごい腐女子受けよさそうな絵ヅラだなぁと思いました(えー

 

「セイー」

「なあに母さん?」

「こちらのお客さんが欲しがっているガンプラ、探してあげてくれる?私よく分からなくて…」

「あ、うん」

そんなある日、セイは家の模型店にやってきたお客のことで、リン子ママに呼び出されていました
どうもお客の探しているガンプラが分からないらしいリン子ママ。まあリン子ママは素人ですからね
俺らからすればあっさり分かるのかもしれないけど…

「なんのキットが欲しいんでしょうか?」

「ジムのキットが欲しいんですけど…0080の寒冷地仕様の」

「あ、はい!ありますあります、これでいいですか?(スッ)」

「そうですこれですーっ!ポケットの中の戦争に出てくるジムが大好きで!
 ジムコマンド!ジムコマンド宇宙仕様!ジムスナイパーU!
 ジムスナイパーUに付属してるドラケンEも可愛かったです〜!」

「あ〜!リーア軍のミドルモビルスーツですね!?」

「そう!そうなの〜!」


(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

…何が何だか 分からない…(えー

な、なんだこの異様なまでのジム通な女は!?言ってること全然わかんねーぞ!リーア軍のドラケンEとかなんや…?
ジム寒冷地仕様はまあ、確かにかっこいいから俺もおぼろげに覚えてましたが…しかしジムコマンドだとか他にもいろいろ
ジムから派生した機体って、基本的にどれも同じに見えるからわかんねーんだよな…(えー
ジム改とかジムUとかジムカスタムとかジムコマンドとかパワードジムとか、名前聞いてるだけでもくらくらするぜ…

「…(てくてく)」

『えっ?この前買ったガンプラ、作り方が分からないところがあるの?なんならここで作ってく?』

「えへへ…(タタタタッ)」

って、そんなジムオタ女が店に来ている一方、前回買ったガンプラを持ってセイの家に向かっていたチナちゃん!や、やばい!
あわよくばセイといちゃいちゃしながら組み立てたいと思っているようですが
今来たらそれどころじゃないですよ!今のセイの状況といえばもちろん…

「あっ…!?」

「あははっ(ぺちゃくちゃ)」

「うふふっ(ぺちゃくちゃ)」

「…」

ぎゃああああああ!!や、やっぱりこうなっちまった!
チナちゃんが店に到着してみれば、やはりそこにはジムオタ女とキャッキャウフフしているセイの姿が!
おお…つい先ほど自分が妄想していたような光景が…それを他の女にやられてしまったチナちゃんのショックはどれほどでしょうか

「…」

「ん?お前確か、学校ってとこで会った…セイに何か用か?」

「…(とぼとぼ)」

「お、おい、セイに用があるんじゃねーのかー?」

そんな光景に呆然としたチナちゃんは、隣にやってきたレイジの言葉もまったく耳に入らず
とぼとぼとセイの家から去っていくのでした。なんという哀れな…これは後々まで尾を引きそうな展開ですね…

キーンコーンカーンコーン

「…」

「おはよ、委員長!」

「はっ!?お、おはよう…!」

ってアレー!?翌日セイが教室にやってくるなり、声をかけてもらっただけで大喜びして元気になるチナちゃん!
ちょろいなこの子!これはちょろすぎですわ!(えー
しばらく落ち込んだままになるかと思いきや、声を一言かけてもらったら復活するとは…予想以上にチナちゃんってセイ命なのね

「委員長、この前買ったガンプラ作ってる?分からないことがあったらなんでも聞いてね!」

「…(じとー)」

「えっ、な、なに…?」



ってああ!?しかしガンプラの話題を振られた途端、文字通り白い目をセイに向けるチナちゃん!
なんて白い目だ、白すぎる…やっぱりジムオタ女のことは、今でもめちゃくちゃ気にしてたのね、
今のチナちゃんにガンプラの話題を振ることは、地雷を踏むのと似たようなもんだったか…

「えっ、昨日お店で話してた女の人?あれはただのお客さんで、ガンプラの話をしてただけだよ。
 それがどうかした?」

「あ、ううん、別に…」

しかしその日の昼休み、ジムオタ女をどう思ってるかセイ本人から教えてもらったチナちゃん。
「ただのお客さんとしか思ってないよ」と説明されて、チナちゃんもちょっとは落ち着いたみたいですね
それにしても昼休みに男女2人だけで弁当食うってなにげにスゲーな…
付き合ってるわけでもないのに、2人っきりで弁当食うなんて普通こんなの有り得んぞ…
チナちゃんは普段一緒に弁当食ってる女友達が2人いるだろうし、それをスルーしてセイと2人で食うとは地味にすごいシーンや

「えへへ…」

「(てくてく)」

「あっ、イオリ君…」

そんあ学校からの帰り道、1人で帰っているセイの後ろ姿を見かけたチナちゃん。
今ではすっかり機嫌も直ったようで、セイと一緒に帰ろうと声をかけようとしますが…

「セイく〜ん!」

「あっ、ミホシさぁん!」

「(ドサッ)…イ…イオリ…君…」

うわああああああ!!ま、またや!またあのジムオタ女が!
なんでお前がここに!?またしても最悪のタイミングで、チナちゃんに見せ付けるようにセイを奪っていったジムオタ女!
ああ…それとこいつの名前はミホシって言うのか…こりゃあチナちゃんにとって最大の敵が登場してしまったようだぜ

「ん?コウサカ君、カバンを落としているよ」

「…」

「コウサカ君?む…?あの子は…」

「知ってる方ですかッッ!!」

「あ、ああ…以前ガンプラバトルの会場で見かけたような…」

って、そんなチナちゃんの横を車で通りがかったユウキ先輩!この人車で送り迎えされてるんか…
そしてミホシのことを見覚えがあるというユウキ先輩ですが、それに対するチナちゃんの食いつき方が凄いです
「詳しく教えろやゴラアアアア!!」と言わんばかりに思いっきり植木に足突っ込んで迫るチナちゃん…
この子セイが絡むと人格変わるな…

「それでミホシさん、何かご用ですか?」

「あぁん…♪何かなくっちゃいけない?」

「えっ!?い、いえそういうわけじゃ!あれ…でも僕の学校が聖鳳って、言ってなかったような?」

「えっ!?そ、それはその…乙女の勘かな!そ、それよりお茶飲まない?」

「あっ、ありがとうございます、いただきます!」

ごくごくごく

「(ニマアッ)」

って、こ、この女!?公園のベンチに座ってセイと話すミホシですが、なにやら数々の怪しい点が!
そもそもセイはミホシに学校のことは教えてなかったと言うこと、
そしてミホシが怪しげなお茶を取り出し、セイに飲ませて腹黒い笑みを浮かべたということ…
お、おい、さてはこのお茶の中には睡眠薬が入ってるな!?これでセイを眠らせて誘拐でもしようと…



「それでね、今日はセイくんが選手権用に作ったガンプラを見せてくれないかな〜と思って」

「あ、いいですよ、ちょうど持ってますから…これです」

「あぁんかっこいい〜!触っても大丈夫かな!?」

「ええ、構いませんよ」

しかしそんなミホシの腹黒さに気づかず、無警戒にビルドストライクを渡してしまうセイ!ああ…
きっとこれはあれやで、ミホシがビルドストライクを受け取ってすぐに、さっきの睡眠薬でセイが倒れて
ハッとセイが目を覚ました時にはミホシもビルドストライクも消えてるパターンや!ええいこの悪女め!



「…すごいわ…ライフルもシールドも完全にオリジナル、このバックパックは可変式なのね…」

「(ぐるるるる)はぅお!?あ、あが、ががが…す、すみませんちょっとトイレに…!」

「うんここで待ってるね!」

「は、はひいいい〜!」

って、あ、あれ?さっき飲ませたのは睡眠薬じゃなくて下剤だったのか!?
急激に腹の具合が悪くなって、公園のトイレへフラフラと向かってしまうセイ!しかし結局これで同じことやな…
セイが戻ってきた頃には、この女はビルドストライクを持ち逃げしてドロンと姿を消しているに違いない…
それにしても「うんここで待ってるね!」ってこのセリフ、うんこって言いたいだけだろ!
絶対うんこ狙ったネタだろこれ!
(えー

「あっ…!?あの、それイオリ君のガンプラ…!」

「ん?ええそうよ〜、セイ君に頼んで見せてもらったの♪ところであなた…何?」

「…」

って…セイがトイレに行っている間、いつまでもベンチに座って待っていたミホシ。え、ドロンしないの?どういうこと?
そこへやってきたのは、2人を追ってきたチナちゃんであります。セイの大事なビルドストライクを渡してもらったと聞いて、
明らかに疑いの目線を向けるチナちゃん…ミホシの言ってること自体は事実ではありますが…
それにしても「あんたセイ君のなんなわけ?」と冷たい目線を向けるミホシが恐ろしい
完全に修羅場の空気となってしまったな…

「すみませーん!お待たせしま…あれ?委員長、どうしてここに?」

「…」

「うふふふ、ごめんなさ〜い!なんだか誤解させるような真似しちゃって。
 ありがとセイ君、またお店に行くからよろしくねぇ♪」

「あっ、はい!よろしくどうぞです!」

あああ…ちょうどその時、トイレからセイが帰ってきたものの、「またセイ君のお店に行くからね〜」
ボディブローのようにジワジワ効いてくる一言を残して去っていったミホシ!なんということを!
しかしこいつは結局ビルドストライクには何もしなかったのか?それに関しては問題ないかもしれませんが
チナちゃんの精神的ショックの方がかなり心配ですな…

「…」

「あの、委員長?」

「…っ…(ダダダッ)」

「…?」

「(ダダダダダッ)」

「むう…これが…若さか…」

って、ラ、ラルさん!?なんであんたがここにおんねん!!
セイに合わせる顔がなくて駆け出したチナちゃんですが、その時トイレから姿を現したラルさん!あんたも便所にいたのか!?
そして「これが若さか…」ってそれシャアのセリフじゃねーか!
これは機動戦士Zガンダムで、シャアがカミーユにぶん殴られた時につぶやいたセリフですよね

あの時は、このセリフを言ったシャア自身が泣いてましたが、今回は駆け出したチナちゃんが目をうるうるさせているという…
ああ、やはりさっきのやりとりはチナちゃんの心にかなりの傷を残してしまったのか…
ミホシのせいでかなり引っかき回されてる感じですが、チナちゃんはセイとの仲を修復できるのか?Bパートに続く

(C)創通・サンライズ・テレビ東京




トップに戻る