11月27日

アニメ感想:ガンダムビルドファイターズ 第8話「逢戦士たち」 Aパート

今回の話ですが、本編に入る前に前回の次回予告ネタについて話すのをすっかり忘れてましたね
前回の予告は、「次回、逢戦士たち。何を賭けるのか、何を残すのか…」というわけで、
初代ガンダムの劇中歌として登場した哀・戦士ネタでした。

哀・戦士といえば、初代ガンダム中盤の山場ジャブロー攻略戦で流れる印象深い曲ですよね
ガウ攻撃空母から飛び降りていくグフの群れが目に浮かぶようだ…ててれてんてれれ ててれてんてれれ

「プラフスキー粒子…プラフスキー・パーティクル・システム・エンジニア社、通称PPSE社が開発した
 粒子の名称です。この粒子は、ガンプラの素材となっているプラスチックに反応…
 粒子を流体的に操作することにより、普段は動かないガンプラを、操縦者の意のままに動かすことが
 可能になります。また粒子の変質を利用し、火器から発射されるビームやミサイル…爆発などの
 エフェクトも再現できます。いかがです?教授」

さて今回の冒頭は、何やらプラフスキー粒子について詳しい説明を行いながら、ガンプラの模擬戦をやっているシーンで始まります。
そんな模擬戦に登場したMSは百式!おお、Zガンダムでシャアが乗ってた機体ですよ
それにしてもこの場面の百式、ビームライフルの音がペーゥってZガンダムの音になってるなぁ
Zのビームライフルの音は特徴的ですよね、何しろペーゥだから一発ですぐ分かる(えー

そして百式と相対している機体は一体?青いアンテナや青いビームが特徴的なガンダムですが…

・ビルドファイターズ最新話についにGセイバーがきましたね、たった数秒の出番でやられ役でしたが
 青いビームシールドもしっかり描かれて満足です。以前大志さんはガンダムXは話題にされないと言いましたが
 Gセイバーはそれよりさらに話題にされない(話題にされてもネタにしかされなかった)ので
 これで少し興味をもってもらえたらと思います by Gセイバーの人



これが噂のGセイバーか!!マジか、具体的な外見とか知らなかった…
そういう意味では俺にとっても貴重な出番でした、「再販予定があるから出るかもしれない」とは俺も書きましたが、
こうして現実になるとはビックリですなあ、おめでとうございますGセイバーの人
X以上に不遇だったというGセイバーですが、これを機に認知度が高まるといいですね

「はぁ…そんなオモチャを動かすだけの粒子を、研究テーマにするつもりかね?
 若き天才、アーリージーニアスと呼ばれている君が」

「お言葉ですが教授…このプラフスキー粒子が、反粒子同士の結合によって
 精製されているのをご存知ですか?」

「…!?そ、それは本当かね!?」

「他分野にも応用可能な粒子技術です。なのにこの画期的な技術を、PPSE社はオモチャを動かすための
 技術にしか使っていません…しかもその製造方法は完全に秘匿されています。
 技術が漏洩し悪用されるのを恐れているのか…それとも他の理由があるのか。
 教授、僕はどうしてもこの粒子の秘密を解き明かしたいんです」

「それでガンプラバトル選手権に出場すると…?」

「はい。プラフスキー粒子の情報を手に入れるためには、それが最も確実です。
 世界大会にはPPSE社のワークスチームも参加しますし、創設メンバーも会場に訪れる…
 出場選手となれば、レセプションやら彼らと接触する機会も増えますから」

ってなにぃぃぃ!?教授に対してプラフスキー粒子の説明をしていたこの天才坊やですが、
「こんな便利な粒子、オモチャにだけ使わせるとか馬鹿なの?俺がもっと有効利用してやんよ」
プラフスキー粒子の情報を探るために選手権出場を決意することに!
こ、このクソガキがあああああ!余計なことすんな!

この超便利な粒子をあえてオモチャにしか使わないという、一種のバカバカしさというか
才能の無駄遣いしてるところがいいんじゃねーか!
それを「もっと有効活用しなきゃダメだろ」とか言い出すとは、これだから天才は…(えー

というか今は健全な遊びとしてガンプラバトルが成り立ってますが、
この天才くんが他の分野に広げた結果、様々な争いが各地で起こったりしたら大変なことですよ
この番組がダンボール戦機になっちまうよ!(えー
やめろバカ野郎!ガンプラバトルはあくまで遊びなのがいいのに、ダンボール戦機みたいに兵器同然になったら冗談じゃないぜ…

それとガンプラバトルなんて好きじゃないけど、自分の目的のために利用するってこの動機、
どうにもキララの時と同じ反感が俺の中に渦巻いてくるんだが…
「興味ないなら寄ってくんなよ!」っていうあれですよ。
やっぱラルさんの言ってたガンプラバトルは遊びであり、好きだからこそ戦うっていうあの名言があるだけにね…
レイジもガンプラバトルの楽しさに目覚めたようだし、そういう遊びとしての面白さに注目していたんだけど…
こういう変な思惑とかは持ち込んで欲しくないなー

「おおリカルド!リカルド・フェリーニ!」

「久しぶりだなぁグレコ!去年の世界大会以来か!」

「ああ、そうなるな!今日はいきなりどうした?」

「予選の決勝は明日だろ、激励してやろうと思ってな」

「ハハッ、世界大会への出場を決めてる奴は余裕だな」

「イヤミを言うな!」

そんな中、フェリーニは旧知の仲であるグレコというファイターの家を訪れていました。
すでにフェリーニはイタリア大会を勝ち抜いており、世界大会への出場が決まっているようですが
このグレコの参加しているアメリカ大会は、まだ予選が終わっておらず明日に決勝を控えているようです

「それで決勝の相手はスコットか?それともカーター?」

「いいや、初出場の少年だ」

「なら楽勝だなぁ!」

「そうとも言えん…相手のガンプラ歴が3ヶ月と聞いてしまってはなおさらだ」

「…3ヶ月!?その相手の名前は…?」

「ニルス…ニルス・ニールセン」

そんな決勝でぶつかる相手が、ガンプラを始めて3ヶ月というズブの素人との話を聞いて、
言い知れぬ不気味さを感じていたグレコ。経験で言えばレイジも同じくらいではありますが、
レイジの場合はガンプラ歴の長いセイが一緒にいますからね…

このニルスという相手は、ガンプラを作るのすら自分でやってるということでしょう
ガンプラを始めてたった3ヶ月で、予選決勝まで勝ち抜いてくる機体を作り、さらにそれを使いこなす戦闘技術まで…
グレコが不気味さを感じるのも無理はないでしょう。それとこのニルス・ニールセンって名前は
なんかすごい富野監督っぽいネーミングよね(えー
カクリコン・カクーラーとかギャブレット・ギャブレーとかキッチ・キッチンとかそんな感じで

「グレコ・ローガン、27歳…ガンプラ歴20年、過去に2度世界大会に出場、最高位はベスト16…
 今大会で使用するガンプラは、トールギス・ワルキューレ…
 大出力の火力と重装甲、そしてそれを扱うに余りある推進力を有する機体…」

そんな一方で、決勝で戦うグレコの情報を調べていた天才少年…ニルスってお前かよ!
なるほど、わずか3ヶ月の経験で勝ち上がってきた理由としては、こうして相手を分析して対策を練ってきたのと
ガンプラ作りも天才ならではの飲み込みの早さがあったからか。
それとこの考えこむニルスの図はなんか可愛らしいものがあるな…いかん惑わされては…(えー



それとグレコの使用する機体は、ガンダムWに登場したトールギスの改造機ですか
トールギスといえば、まぁやっぱりガンダムEXVSをプレイしてる時の
殺人的な加速だっ!せおー!せおー!無理は承知!せおー!
せおー!トールギスは時代遅れの機体ではない!せおー!
っていう、あのやたらうるせぇゼクスの声が印象的だな…(えー

あとグレコはガンプラ歴20年の超ベテランでしたか、ニルスとは完全に対照的ですね…これはグレコ負けたくないだろうなー

「今までの対戦相手とはレベルが違う、できれば世界大会までは温存しておきたかったが…」

と、そんなグレコのことを相当に警戒していたニルス。これまでの戦いは百式で勝ち抜いてきたようですが、
それではもう通用しないということで、秘密兵器のガンプラを使用することに決めたようです。まあ百式はZガンダム本編でも
「そんなモビルスーツで、このジ・Oと対等に戦えると思っているのか!シャア!!」
シロッコに思いっきりコケにされてボコボコにされるぐらいには頼りない機体だしな…(えー

「粒子運動率、99.97%!」

「格武装に搭載したエネルギーパックの粒子圧縮率、安定しています!」

「各部関節に使用したハイポリキャップも正常に機動!」

「イモーションペイントの剥離、ありません!」

「水中でも地上と同等の数値を出していますよ、アラン主任の設計通りですね!」

「いいや、PPSE研究所の技術力あってこそだよ、しかもファイターはメイジン・カワグチ…!」

「世界大会への布石は盤石ですね!」

一方でこちらは、主催者であるPPSEの研究所。例のケンプファーを仕上げるために
大勢の研究員が総出になって、あれやこれやとデータ採取を行っていました
こいつらもなんつーか…ニルスの話では世界大会のトーナメントで普通に出てくるそうですけど、加減しろ馬鹿!!(えー

やりたい放題に権力使って機体を調整しまくりやがって!セイ達みたいな一般人の参加者が涙目すぎる
主催者がここまで勝つ気満々とは…単なるエキシビジョンとかで登場すると思ってたんだけどなー

「いや…まだ気がかりなことはあるよ」

「…ネメシスですか?」

「ああ、メタン・ハイドレートの発掘王が率いるガンプラチーム…
 世界大会への出場を目論んでいると噂されているが…」

しかし、ここまでやってもまだ「安心はできない」と語るアラン。
何かと思えば、世界的な資産家が率いるチーム・ネメシスが、莫大な財力を使ってどんな手を使ってくるか分からんと…
お前らも似たようなもんじゃねーか!(えー
そろそろ遊びの枠を飛び越えて、権力とか財力を駆使してまで勝とうとする連中が現れ始めたな…

「旦那さま、フラナ機関のバルト様がお見えになりました」

「通せ」

「かしこまりました」

ガチャ

「失礼します、旦那さまにはご機嫌麗しく…」

「能書きはいい、早く会わせろ」

「は、ははっ…」

「はじめまして。フラナ機関からやって参りました、アイラ・ユルキアイネンです」

そんなネメシスの会長というのがこの爺さん、そしてそこに案内されてやってきたのは
ララァみたいなことを言っていたあの女!つーかフラナ機関ってなんやねん!
まんまフラナガン機関じゃねーか!まさかニュータイプや強化人間の研究を実際にやってるとは思えんが…

「(ギロ…)どういうつもりだ…?我がネメシスが欲しているのは
 最強のガンプラファイターだ…!そのためにお前らごときに莫大な投資もした!
 その成果がコレか!?」

「…(イラッ)」

がしかし、最強のファイターを連れてくると聞いていた会長は、「なによこの小娘はふざけてるの?」
アイラを見るなり激しくブチ切れ!でもそんな風に会長に怒鳴られて
「うっさいわねぇこのジジイ」みたいな顔するアイラがなんか可愛いな(えー
前回「お前は賢いな」って言われた時もなんかニンマリ笑ってたし、無感情女かと思いきや意外と表情変わるなアイラ

「い、いえ…アイラこそ我がフラナ機関の最高傑作!人類最強のファイターです!」

「会長、私の能力をお疑いなら、実際に見て判断していただくのがよろしいかと」

「フン、なるほどな…ガウェインを呼べ!」

「!?」

やかましい会長を黙らせるために、「文句だったら私の実力見てから言えカス」と言ってのけるアイラ。
すると会長は、「おお見せてもらおうじゃないの」と言いたげに
「ギニュー特選隊を呼べ!」みたいなことを言い出しました(えー
それを聞いてガタガタ震える金髪の男、まさにギニュー特選隊を前にしたベジータそのものです


(C)鳥山明/集英社

まっ、まさか…!
ギニュー特選隊…!!

「でっ、ですが…!今日はアイラ専用のガンプラを持ってきておりませんので…!」

「バトルルームにあるものを使え。人類最強ならば問題なかろう」

「はい、問題ありません」

「相手はガウェインだぞ!!」

「存じ上げません」

「ぐっ…!チームネメシスのメインファイターで、世界レベルの実力者だ!」

「(つかつかつか)」

「来たか…ガウェイン、バトルだ」

「フッ…」

慌てながら「す、すいません今日はガンプラ持ってないんで勘弁して下さい」と語る金髪マンですが、
「あ?代わりのガンプラ使えよ人類最強なんだろ?」とあっさり蹴られてしまいました。
しかしアイラはまったく気にしてないようで、自分のガンプラがなくても涼しい顔であります
そんな中とうとう現れたガウェイン。こいつも世界クラスだそうですが、つまり辰造やユウキ先輩くらいにできる男なのか…?

「セイのやつまだ籠もってんのか?」

「少しは休んだらって言ってるんだけどねぇ…でもセイは父親と同じで、一度火がついたら止まらないから」

(世界大会まであと一ヶ月…!今のままじゃダメなんだ!
 前回の世界大会に出場したユウキ先輩に…
 完成度、運動性、火力、その全てで僕とレイジは負けた…
 それに海に行った時に戦ったアプサラス…
 プラフスキー粒子を変異させて、ビームを弾き返すIフィールド…
 あれが世界で戦うガンプラの実力…!
 それにマオくん…スーパーマイクロウェーブ装置もないのに
 サテライトキャノンを撃っていた…世界で戦うガンプラは、そのどれもが
 プラフスキー粒子の特性を理解し応用している…
 僕も彼らに負けない、オリジナルの作品を作らなきゃ…!)

一方その頃、セイは前回の旅行から戻って以来、ずっと部屋にこもって新機体の構想を練っていました
どうやらマジでガンダムMk−Uは出番が終わるようです。こんなのってないよ!(えー
でも辰造やマオのように、プラフスキー粒子をもっと活用しないと勝てないっていうのは事実だろうしなぁ。
それとユウキ先輩との戦いも、セイにとっては完成度・運動性・火力全部で負けてたという完敗の内容だったみたいで…
うーんあれって互角の戦いじゃなかったのか…言われてみれば、ちょっとユウキ先輩が押し気味に戦ってたような気もするけど…
Bパートに続く

(C)創通・サンライズ・テレビ東京


11月26日

今週のキョウリュウジャーなんですが、劇中に登場した少女漫画・らぶbeぼーるタッチダウンの描写が
どえらい気合入ってましたね
実際に原稿が何枚も登場するし、サイン色紙も書いてるし、特にビビったのはこの
掲載雑誌と単行本までわざわざ何冊も作ったというこだわりようでしょうか

いやーすごいな…こんなのパッと見せられたら、本物の雑誌と単行本にしか思えんぞ
こんな表紙を作るノウハウも気になりますが、そもそも絵は誰が描いてるんだろうねこれ
カラーイラストの仕上がり方とか、もはやプロとしか思えんぞ…でもプロ漫画家が協力したなんて話は聞かないし、
絵の上手い番組スタッフに「ちょっと描いてー」とか言って作らせたものなのかなぁ。いやーすごいわ

そういえば今週のニセコイでも千棘が少女漫画読んでましたね。
まあ内容はともかくとして読んでる千棘のポーズがエロすぎやわ
この生足の誘惑にはマリー派の俺ですら以下略

いやなんつーか、本当にニセコイを読んでて思うのは
千棘、小野寺さん、つぐみはヒロインオーラを感じるような描写がいっぱいあるんだけど
マリーにはそのオーラがねーなぁという:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
マリー派であるからこそハッキリ感じてしまうのだよ…期待しているだけにまざまざとね…

それとマジカルパティシエ小咲ちゃんがノベライズ化決定ってマジかよこれ
あんな一発ネタで話なんて作れるのかよ!単に小野寺さんが変身して終わりのおまけ漫画だと思ったけど…



ちなみに「マジカルパティシエ小咲ちゃん」でgoogle検索してみると、最初にドンと画像検索結果も一緒に出てくるわけなんですが
一番左の画像はウチの姉が描いたやつで、一番右の画像は俺がソーマ感想に使った肉魅の画像です
ダメだこの姉弟!マジカルパティシエ小咲ちゃんなんて検索すると一緒に出てくるのかよ!
つーか俺は関係ないだろ!ジャンプLIVEのソーマ番外編レビューするのに
「ニセコイ番外編はマジカルパティシエ小咲ちゃんでした」って書いただけじゃねーか!

まさかこんな検索フレーズで、俺のサイトが出てくるとは予想もしなかったな…
ともかく、そんなマジカルパティシエ小咲ちゃん(小説)は1月4日発売だそうで。
どんな内容になるのか試しに見てみるか…

(C)古味直志/集英社



今週のジャンプ感想:ワールドトリガー 第40話「空閑遊真G」

「おまえがなんでオサムの評判を落としたいのかは知らん。
 ほんとならオサム本人がおまえをどうにかするとこだけど、
 あいつは自分のことはけっこう鈍いから、おまえくらいせこいやり口だと
 やられてることに気づきもしない」


「だからかわりにおれがやる。
 おまえが二度とつまんないことしないようにな」

オサムに嫌がらせをしに現れた男・緑川を相手にユーマ激しくブチ切れるの巻
ユーマが言ってる通り、オサム自身は鈍いから嫌がらせのことを気にしてないんですが
「二度とオサムに手を出すな」とユーマがブチ切れて、緑川をコテンパンにするというお話でした。

なんつーかユーマのやつオサムのこと好きすぎだろ!
ユーマって普段はぼんやりした性格で、よっぽどのことがないと怒るなんてことは全然ないんですが
オサムのこととなるとこうまで切れるとは…これはホモ同人誌が厚くなるな…(えー

いやマジで、ワールドトリガーのやおい要員というと、やっぱ迅さんあたりかなと思ってましたが
これはユーマ×オサムというのも十分ありそうな予感。ユーマは以前からオサムのことえらい気に入ってたしなー
トリコなんかも明らかにこれ腐女子をターゲットにしてるだろという描写が多いし、
ジャンプで生き残ろうと思ったら、腐女子人気をゲットするのは重要なことですからね
そういう意味ではこういうアピールも必要なんじゃないかな

(C)葦原大介/集英社


11月25日

今週のジャンプ感想:食戟のソーマ 第49話「群狼」

「頃合いっ…!!」



ブワアアアア

(な…何だっ!?この香りは…!)

さて前回、鍋を煮込んだまま思わず寝入っていたソーマですが、今回いよいよその中身が明かされることになります
思わず葉山も反応してしまうその中身とは…それにしてもこの場面、鼻を触りながらビックリしてる葉山を見ると
「な…何だっ!?この香りは…!くさっ!何これくさっ!!」って
くせーよこの鍋って意味で反応してるように見えるから困るな(えー

それと前回の冒頭で「単行本5巻は12月5日発売!」なんてことを書きましたが
すいませんあれは見間違いしてて12月4日の方が正しかったです
すまないガロード、愚かな僕を撃て(えー

「んん…?おい見ろあの鍋!米だ!野菜やスパイスと一緒に米を煮込んでる!っ
 てことは…リゾット!編入生が作るのはカレーのリゾットか!?」



な、なんだってーー!?ちょっ、おいおいソーマ!お前またリゾット作るのかよ!
この間の親父との勝負で出したばかりなのに!いや、それともあの勝負で負けたからこそまた出してきたのか…?
あの時のリゾットは、ふみ緒ばあちゃんに「活力みなぎる城一郎のラーメンに劣ってしまう」とか言われてしまったから、
今回のリゾットは、その欠点をカレーを使って克服したものに仕上げてきたとか…?

「お前の鍋…」

「お、葉山」

「リンゴ、バナナ、ニンジンをペーストして加えてあるな…
 それによってとろみが生まれ、リゾット風に仕上がってる」

「おぉさすがだな、正解!いい鼻をお持ちで」

(いや…まだ何か隠されてる…香り付けのスパイスは、特に変わったものは使ってないのに…
 なんだ…!?この込み入った香りの正体は…!)

とその時、ソーマの料理が思わず気になって話しかけてきた葉山。自慢の鼻で大半の材料を言い当てますが、
しかしどうしても分からない工夫がソーマの鍋には秘められているようです。
葉山は料理を目で見なくても、匂いだけですべてを把握できるってスキルを持ってましたから
その葉山が分からないというのは、相当な隠し玉を仕込んでいるみたいですねソーマ

「やー実は今朝まで試作してたからさぁ、嗅ぎ分けに集中してたら
 軽く寝ちまったよ、あせったー」

(…どんだけ肝据わってんだよ…)

それと前回ぐーすか寝てた件については、あれは舐めプじゃなくて
今朝まで連日徹夜してたから本気で眠かったということのようです
さすがにこの真剣勝負の場で、舐めプするほどアホじゃなかったかソーマ…

「ま…見てなよ、俺の料理はまだこっからだからさ!」

「…」

 
 

「ねぇねぇ…一色クン、いつになったらうちの会社に来てくれるの?
 はやく私のモノになって…?」

「ふふ…僕はまだ学生の身ですので」

「大丈夫よ、今すぐ退学しても一生養ってあげるから…
 ねぇん…♪はやくぅ…♪いけずぅ…♪」

そして一方、こちらは恵ちゃん達のいるBブロック。どうやらこっちの会場にも
審査員長として双子BBAの片割れと、十傑代表として一色先輩が来ているようですね。
ただ、こっちの片割れの方はBBAというよりまだお姉さんって感じだな…(えー

それとなんだか相当に一色先輩を気に入っているようで、以前から繰り返しラブコールを送っているようです。
うーん、一色先輩って俺の中ではホモってイメージ強いんだけど女の人に興味あるんでしたっけ?(えー
こんな風に一色先輩が女の人に言い寄られてるシーンっていうのも、なにげに初めて見た気がするなあ
やっぱりいつも全裸が基本だから女の人が「やだ…かっこいい…」とか思うシーンってないもんな…

「まあ今日は、かわいい1年生たちの料理を楽しんでいただければ」

「えー、つまらない子も多そうだわ…例えばほら、あの子」

「大丈夫…帰省中何度も練習したんだ、
 それと同じようにやれば(バシャー)あーー!!」



「ちっ何やってんだよ、鈍くせぇ…」

そんな中、「ほらあの子」とおりえの目に留まった恵ちゃんですが
思いっきりドジをやらかしてミスを連発していました
客席からも舌打ちされ、おりえの目にも「つまらない子」としか映っていない恵ちゃん…
でもこれはむしろ、ここから挽回しておりえを驚かせるフラグですかね?
恵ちゃんは前回の巻頭カラー絵に描かれてなかったのが気になりますが、果たして予選通過できるのか…?

「あら?この2人はファミリーネームが同じ…このコ達も双子なの?」



そして恵ちゃんからあっさり興味をなくしたおりえは、次にタクミ&イサミのアルディーニ兄弟に注目していました
自分自身が双子だから、この2人にも興味を持ったようですが…
そういえばタクミ達って双子なんでしたっけ?
同じ学年だからそうなのかもしれないけど…
2人の会話的に兄と弟って意識がすごい強いから、双子ってイメージは今まで全然なかったなぁ

「出汁は牛すねと鶏ガラ、煮出す前にオーブンでじっくり焼いてあるみたいね!」

「ああ、おかげで風味に絶妙な深みが出てるぜ〜!お…あれはパスタだ!パスタの生地だな!」

「ちょっと黄色っぽくないか?ターメリックあたりを練り込んだのかな」



シュッ!パララララ…

「なっ!メッザルーナで一瞬でパスタをカットしたぁ!?
 ありゃ食材を微塵切りするための包丁だろ!?
 パスタをあんな均等に切るなんて…すげぇ技術だ!」

そんなタクミの料理にて、久々に出ましたねぇこの魔王半月剣。(えー
もともとはみじん切りに使うための包丁ですが、タクミはこれで器用に千切りを終わらせてしまいました
しかも一瞬の早技で…なんか一瞬で千切りを終わらせるっていうとあれですね、
鉄鍋のジャンの「ハッ!!(ダン!!)」の1コマで山のようなキャベツ千切りが終わるシーンを思い出しますね(えー



「弟の方はどうだ?」

「鍋の底にトマトをぎっしり敷き詰めてる…?」

「はぁ?なんだそれ?」

 

「なるほど…そういうことか…!」

「トマトはイタリア料理では欠かせない食材…その特性は知り尽くしてるみたいね」

そしてこちらはイサミの様子。鍋の底にトマトを詰めまくっており、観客たちからすると意味不明な行動にしか見えませんが
一色先輩やおりえからすると「なるほど…!」「トマトを知り尽くしてるみたいね…」
ずいぶんと感心したセリフが出てきております。むう、俺も観客たちと同じでさっぱり分かりませんが…



「あら…?弟クンも何かの生地を出したわね。こっちはパスタじゃなさそう…いったい何の生地…?」

さらにトマト鍋の他にも、イサミの料理には生地にまで秘密が。なんだか丸い妙ちくりんな物体を取り出しましたが、
一体なんの生地なのか…?しかしこの丸いのを見て俺が思い出したのは、
今となっては懐かしい作画崩壊キャベツやな…(えー



しかしイサミは俺の予想だと絶対落ちると思ってましたが、謎のトマトに謎の生地と、2つも秘密兵器が用意されてるこの展開、
これは読めなくなってきましたね…イサミは前回のカラーイラストにも描かれてたしな…

「いいか、オレを負かすつもりでかかってくるんだイサミ!」

「うんがんばるよー、でもボクが勝っちゃっても泣かないでね、
 兄ちゃんゲームとか負けるとすぐ泣くからー」

「(かあああ)そ!それは小学生の時のハナシだ!!」

そしてこの2人の会話、タクミは昔からゲームに負けて泣いていた泣き虫だったことが判明。
つーかお前らもゲームとかやるのな…それちょっと意外だわ
ソーマとかは家の雰囲気的に、確実にゲームなんか持ってないだろうしなー

(よぉーっし!いくよー!!)

ジュワアアアアア!



「んっ…!(ビクッ)この独特な絡みつくような香り…
 スパイスを鴨の脂で炒めてる…!」

「すげぇぜあの鍋!出汁から脂、具まで全部鴨づくし!」

「面白い…ジビエカレーというわけ…?」

そしてなんと、匂いだけでおりえをビクンビクンさせたのは意外にも吉野!
吉野お前…恵ちゃんよりも格下かと思っていたら…おりえを驚かせるレベルとはやりますね
まあそれでも吉野が落ちるのは確実だと思うけど(えー

「見ろよあの2人!なんか他の連中と全然違うぞ!」

「薙切アリス…!ジャガイモはつぶして裏ごし、今はコリアンダーを練り込んで
 パイ生地を作ってるな!」

「いやそれよりも気になるのは…!」

ジャキーン

「急速冷凍機や遠心分離器!最新機器のオンパレードだ!
 どういう料理になるのか予想もつかねぇ!」

そして今度はアリスと秘書子が注目されますが…お、おいアリスお前
こんな機械次から次へと持ち込むとかアリかよ!さすがに卑怯くせーぞ!
最新鋭のハイテク料理が売りのキャラとはいえ…なんだか機械頼りって印象を受けてしまうなー



鉄鍋のジャンにもこういう機械頼りのキャラでジャンに瞬殺されたやつがいたしな…(えー
俺の中でハイテク料理=ザコの印象があるのはこいつのせいかもしれない。
アリスはこの不名誉なイメージを拭い去ることができるのか?

「その点はえりな様の秘書も結構なもんだけどな…!」

「カレー作りでまず考えるのは、スパイスを油で炒めることだ…
 油と熱で精油成分を揮発させ、香りを立たせるのがセオリー。
 なのに彼女は、スパイスを何種類か合わせたと思ったら…」

さらっ



「水にぶち込んだぁ!?」

そして秘書子の料理はどんなかと思えば、セオリー無視のぶち込み料理が持ち味のようです
イメージ的に、基本に忠実で手堅いキャラかと思ってましたが、その逆に大胆で意外性のある料理が持ち味だったとは…

「珍しいじゃない、アナタが得意技を披露するなんて…
 私と一緒のブロックだからムキになってくれたのねっ、嬉しいな♪」



「えりな様が十傑の一員として運営に関わる舞台で、
 手抜きはできないと考えただけよ(キッ)」

って、秘書子にニッコリと笑いながら声をかけるアリスですが、「なにいきなり話しかけてきてるわけ?」
秘書子からは手厳しい反応が返ってくるばかり。そういえば秘書子は、アリス初登場の回でも
お嬢様の横でめちゃめちゃアリスのこと睨んでたっけな―、やはりお嬢様の敵ってことで相当毛嫌いしてるのか
それとさっきのスパイスぶち込みが得意技ってのは一体…
秘書子は煮込み料理か何かが得意ってことなんですかね?まあとりあえず予選突破は間違いないだろうなー

「ひひひ…いきがっていられるのも今のうちよ…」

「貞塚ナオだ!煮込みに入った…ルウ黒っ!!」



「なんか…料理っていうか…黒魔術だとか、呪術とかって方がしっくりくる光景…」

「ひひひひひ…」

そして今度は秘書子にライバル意識を燃やしているもこっちの登場です
ドス黒い謎の液体をぐりぐりとかき混ぜるという、意味不明な料理を作っておりますが…
まあこいつは確実に落ちるだろうからな…お疲れさんとしか…(えー

「うおおおおお!!」

「!?」

横浜中華街で50年続く中国料理の名店、その伝統を引き継ぐ女…
北条美代子!!



ってあああああーー!?ここにきて意外なほどの注目を集めたのは北条さん!
すげーおっぱいだ!北条さんがこれほどのおっぱいの持ち主だったとは!おっぱい!(えー
なんと中華街の名店出身であるという北条さん、今回はチャイナドレスを着ての参戦で
お色気たっぷりの姿を披露しております

(中国料理で使われる鍋は…金属製の中華鍋!基本的にはこのたった1つである
 シンプルだからこそ、その鍋をいかに自在に振れるか…)



(鉄腕、体躯、それが料理を大きく分ける!)

「うおおおありえねえ!?あんなどでかい鍋を、涼しい顔して振ってやがる!」

「それに中国料理で使う香辛料には、カレーと共通するものも多い…
 どんな仕上げ方をしてくるか楽しみですな」

初登場した時もそうでしたが、やはり常人離れした怪力が持ち味の北条さん。
今回もそれを活かして、巨大な鍋を自在にブンブン振り回しております
それと解説してるじーさんは鼻血ブーしながらマジメな話すんなや!(えー

「決めたわ、いま話題に出たコ全部ちょうだい」

(ちょうだいって…!あっさり凄いこと言うとる!)

「あ、でもあのおさげのコはいらないから。華がないし見込みないって思うの」

「ふふ…それはどうでしょうか?」

そして一通りのキャラが出揃った中で、誰についても気に入った素振りを見せながらも
「ただし田所、テメーは駄目だ」と恵ちゃんには手ひどい評価を下していたおりえ!
しかし、それを聞いた一色先輩は「わかってねーなー、田所ちゃんはこんなところで終わらんよ」という反応。
やはりこれは恵ちゃんの逆転フラグなのか?予選通過はできるのか?この間の巻頭カラーがあるせいでなんとも読めないな…



『田所恵…アンタに興味があるんだ…』

そして最後は、この間北条さんの言っていたガチレズ発言が出てきたところで引き。
果たしてこの言葉の真意は?中華街の娘がなぜ恵ちゃんに興味を持つのか?

それと次号予告で「優希美青さんが田所ちゃんに!?」とかわけの分からん一文が書かれていましたが、
これってなんなんだろうと思っていたら、優希美青っていうのはあまちゃんでGMT47の小野寺ちゃんを演じた女優さんで、
それが12月2日発売のプレイボーイでリアル恵ちゃんのコスプレをすると…マジか…
恵ちゃんは比較的コスプレしやすいキャラだと思うけど、一体どうなるんだろう



あと今回でAブロック、Bブロックの選手がひととおり紹介されたわけですが、
脇役キャラも1人1人ていねいに拾っている中で
丸井だけがまったく描写されていないんですよね
不気味すぎるぜ丸井…あいつは一体何者なんだ…
このまま何もなく雑魚キャラとして敗退するのか、それとも圧倒的な強さを見せつけて最強キャラとしての正体を明かすのか…?



それと今回のソーマの掲載順、なんとワンピースを抜いて1位となっておりました
なんだか上がり下がり激しいなオイ!
暗殺教室とかは割といつも同じ位置にいる気がするけど、ソーマはギューンと上がったりガクーンと落ちたり
よく分からんことになってるな…

そういえば前回、読者のレシピ募集企画でいいのが思いつかなくて「誰かいいレシピ教えてくんろ〜」と書いたわけですが、
これで何人かはいい感じのメニューを教えてくれるだろうぜげっげっげと思っていたら
なんと返信は0人でした。ちくしょぉぉぉぉぉぉ!!

はやくしてくれみんなーーっ!!
大志Mk−2が
tosh先生描き下ろしサイン色紙を
入手できなくてもいいのか!?
バッキャローーーッ!!
・なんだとバカヤローだと?

・あんなの無視無視!

・人に頼むのにでかい態度だぜ

・もしかしたらレシピ募集企画のことも
 ほんとは全部なかったんじゃないか?

・そうか!集団で大志Mk−2に
 釣られてたのかも…(えー

くそっ…俺にミスター・サタン並みのカリスマさえあれば…次回に続く!

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社




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