12月23日




今週のジャンプについてなんですが、まず見て欲しいのはこの小説宣伝ページですね
マジカルパティシエ小咲ちゃんが超ウルトラ目立ってますが
まあそれも気になりますけど、ページの下の方を見てみてください
食戟のソーマ初小説化、2月4日発売!四宮シェフのエピソードを収録決定って
おおお、ソーマの小説化がきたか!これ挿し絵はtosh先生だよね!?tosh先生だよね!?ね!?

四宮のエピソードっていうのもいいチョイスですねえ、乾さんや水原さんも関わってくる可能性大だろうしなー



って、ソーマの公式ツイッターによれば、単なる四宮のエピソードなんじゃなくて
若き四宮の話ということが判明!こ、これは水原冬美18歳くるでええええええ!!
うおおおおお!水原冬美18歳がまた拝めるとなれば、こいつは買いですよ!2月4日かぁ、期待が高まるなぁ
しかしマジカルパティシエ小咲ちゃんは、12月28日発売っていつの間にやら目前なんですね。もうそんな時期なのか…




今週のジャンプ感想:ワールドトリガー 第44話「大規模侵攻」



今週のワールドトリガーですが、かつて迅さんに尻を触られた沢村さん超久しぶりに登場の巻。
コミックス2巻以来の登場ですよね沢村さん、というかこの人の役職って本部長補佐だったのか
つまり本部長の出番増えればこの人もいっぱい出てくるってことだな!本部長の出番増えろ!(えー

あと今回、迅さんがすでに出撃しちゃってて沢村さんの尻を触らなかったのが残念だなー
沢村さんが出てくる → 迅さんが尻触るって流れは様式美にして欲しいよなー(えー



あとやっぱり担任の水沼先生はかわいいなと思いました
ワールドトリガーって意外と学校の描写少ないですからね、水沼先生の出番とかすごい貴重やねん
今後は異世界がらみの話が増えてきそうだけど、学校生活の描写とかも増やしてくれるといいんだけどなあ。次回に続く

(C)葦原大介/集英社



今週のジャンプ感想:食戟のソーマ番外編「夏休みのエリナ」



さて今週のソーマですが、なんと今回は番外編ということで
夏休み中のえりなお嬢様の様子を描いた「夏休みのエリナ」が掲載!
なんでエリナってカタカナなんだ?と思ったんですが、これって多分「食戟のソーマ」ってタイトルに引っかけてるんでしょうね

そしてなんと内容は驚異の31ページ!さ…31ページて!
週刊連載しながら描けるページ数じゃないよこれ!普段ですら毎週20ページくらい描いてるのに
それをこなしながらの31ページってもう…想像を絶するほどの仕事量だな…両先生ともマジで頑張ってるわ

8月…夏真っ盛りの遠月茶寮料理学園、ひと時ばかりの休暇を
料理人たちは思い思いに過ごしていた…

「(パラパラ ぐつぐつ)」

「カレー料理の試作…調子はどうかしら?」



「あ…えりな様!ありがとうございます、厨房を貸していただいて…」

「構いません、選抜を運営する側としても、いい品を提供してもらわなければね」

「はい!全力を尽くします!」

そんな番外編の冒頭は、夏休みということで現在からちょっと時間が戻った場面で始まります。
この時期は、選抜出場を控えた秘書子がお嬢様の厨房を借りてカレーの研究に明け暮れていたようで…
やっぱりお嬢様の関係者といえば、まず最初は秘書子ですよね。こいつも夏休みはカレー対策で忙しかったんだなあ

「(うろうろ)」

「…」



「その調合ならカスリ・メティを加えてもいいんじゃない?」

「あ、そうですね、えりな様」



「このレシピが参考になるかもしれないわよ」

「は、はい、ありがとうございます…」



「味見してあげましょうか」

「あ、あの、えっと…」

がしかし、秘書子の周りをうろうろしては、何度も繰り返し口を挟んでくるお嬢様!
意外と過保護やな!それとも単にヒマなのか!?(えー
まるで「ハンカチ持った?ティッシュは?どこに出かけるの?何時に帰ってくるの?」という
世話焼きのカーチャンを見ているようだぜ…(えー  まさかお嬢様にこんな一面があったとは

「えりな様のお知恵をお借りすれば、予選通過は簡単です。
 でも私は自分の力で挑戦したいのです!」

「…ふふ…さすがね、それでこそ私の秘書にふさわしい心意気というものよ。
 精一杯おやりなさい」

「ありがとうございますっ!えりな様!」

と、その時「私の力でやらないと意味がないんです」と、お嬢様の協力をあえて拒む秘書子!
おお…意外と芯の強いところがあるんですね、盲目的なお嬢様の信者かと思いきや、
言うべきことはしっかりと主張するとは…

「ヒマだわ(どーん)」

ほんとにヒマ人だったよこの人!
さっきのアレはヒマを持て余してただけかい!ああ、そういえばお嬢様は十傑だから選抜にも参加しないしな…
ソーマや秘書子と違って、カレー対策なんてする必要がないということか。となると本当にヒマなんだなー

「選抜運営に関する準備もほとんど済ませてしまったし…私も何か新作を…」



(普通の女の子だったら、こういう時どうやって過ごすのかしら…)

む、これはなかなか興味深いセリフが…普通の女の子ならこんな時どうするのか、自分にはそれが分からないと…
というか自分が普通じゃないって自覚はあったんやなお嬢様!(えー
まあ普段から会食とか色んなスケジュールでいっぱいの生活だしな…むしろ普通なんて思うわけもないか

「えりな様!お電話が入っておりますが…」

《ごきげんよう!これからプールへ行くのだけど一緒にどう?》



「何よここ…」

「市民プールよ、知らないの?そしてえりなはどうして制服なの?」

「あなたが急いで来いって言ったからよ!
 私はてっきり薙切家所有のプールだと…!」

って、そんな時にタイミングよく電話をかけてきたのはアリス!
ヒマだったお嬢様は、素直にその誘いに乗ることにしますが…
一体どういう風の吹き回しか、セレブなはずの2人が市民プールにやってきてしまいました
アリスは一体何を考えているのか…?

「いいことえりな?私達は少し一般常識に疎いところがあります。
 それでは上質の料理人になれません、あらゆる経験をしなくてはならないのっ」

「だからって…なんでこんな所に来なきゃいけないのよ」

「もうっ、さっきから文句ばかり!えりなが暇人だからせっかく誘ってあげたのにっ」



「今日だけたまたまよ!いつもは味見役の仕事や会食の予定でビッシリです!」

う、うーむ…結局何がしたいのかよく分かんねえなアリス!(えー
とりあえずお嬢様のことはヒマそうだから誘ったそうですが、なぜ市民プールを選んだのか?
本人いわく「いい料理人になるための一般常識」を知るためみたいですけど、プールと料理人って一体どういう関係が…

「帰ります!」

「もう!意気地がないのねっ、ま…世間知らずのえりなには、
 しょせん無理だったのかしら?」

「(むっかぁ)」

「行くわよ!行けばいいんでしょ!!」

「アリスお譲とえりなお嬢って仲良しっすよね」

「どこが?犬猿の仲だけど」

「…そうっすか」

ああ、一度はさっさと帰ろうとしたお嬢様ですが、アリスから一言
「そうかいマーティ、とっととお家に帰りなこのチキン野郎!」と言われると
「今なんて言ったビフ?誰にもチキン野郎なんて言わせない!」と挑発に乗ってしまいました(えー
というかお付きの男、今回お前いたのか!お嬢様&アリスと一緒にプールに入れるとはうらやましい奴だ

み〜〜んみ〜〜んみ〜〜んみ〜〜ん



って、ここで場面は極星寮に変わって、恵ちゃん達の調理シーンが…
つーか榊さんの乳!榊さんの乳うおおおおお!!
で…でけえ!この人の乳はなんてでかいんだ!この服装がまた、よりいっそう乳の存在感を感じさせるぜ



なんだかビルドファイターズのチナちゃんに似た服ですが、
胸の大きさが違うとこうも印象が違うのか…(えー

「ええっと…あとは柔らかくなるまで煮込んで…味をなじませて…(すいー)」

「め…恵!そこには鍋はないわよ!?」

そして恵ちゃんはというと、あまりの暑さに頭をやられて
空鍋を作り始めてしまいました。あかんで恵ちゃん!空鍋はあかん!(えー



しかし今となっては空鍋もずいぶん懐かしいなあ、もう8年前のアニメなのかアレ
今の中高生の人は空鍋知らない人も多そうですね、しかし8年前の割には作画しっかりしてるよなー

「でも…さすがにこの暑さは参るわよね…」

「ね〜…しかもスパイスで舌まで焼けそうだもん、ちょっとだけ気分転換したいな〜」

どうやら極星寮の厨房にはクーラーがないようで、この暑さにずいぶんと参っている様子の榊さん達。
それにしても…あんたら夏休み中に恵ちゃんと一緒にカレー作るタイミングあったんか!?
確かお題がカレーと発表された直後に、吉野と榊さんは「私らは実家で対策してくるから」と実家に帰ってしまって
その後ソーマと恵ちゃんが汐見先生にスパイスの話を聞きに行って、そこから初めてカレー作りを始めたわけですが…



しばらくすると恵ちゃんも実家に帰ってしまって、「1年生は創真くん1人になっちゃうね」って
極星寮にはソーマ1人だけの状況になり、恵ちゃんは選抜の日まで戻ってこなかったわけですが…



そうなると、吉野たちが恵ちゃんとカレーを作るタイミングは一体どこに!?
うーむ…恵ちゃんが実家に帰る前に、いったん吉野たちも寮に戻ってきていたのか?
そして「創真くん1人になっちゃうね」ってセリフの前に、またすぐ出て行ってしまったのか…?わ、わからん、わからんが…
榊さんの乳さえ拝めれば別にいいか!もうなんでも!(えー
この辺の整合性気にしてもなー、結局榊さんは寮に戻って来てませんでしたってことになったら
今回の榊さんの乳が拝めんではないか!そんなことがあってたまるか!(えー
なのでこの辺は深く考えずに、榊さんの乳超エロいとだけ思っておくとしよう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「そだ!アレがあるじゃーん!」

「…まさか…」

「ビニールプールー!それにホラホラ、寝そべるベンチもあるよー!
 これでばっちりバカンス気分!」

「うーん、そうかしら…」

「そうと決まれば早速水着に着替えて、選抜への英気を養お〜!!」

とその時、この暑苦しさをどうにかしようと、ビニールプールと寝そべるベンチを持ち出してきた吉野。
意外とこの寮なんでも置いてあるな!なんで学生寮にこんなものがあるんや…
それとこの寝そべるベンチって、正式名称とかあるんですかね?使う機会全然ないから分からないなぁ

それにしても、疾駆先生のお気に入りキャラはアリスってことでしたが、
吉野のことも大分気に入ってそうだよね
↓のコマとかすごいイキイキしてるし、なんか動かしてて楽しそうだなって印象を受けますねえ

「えりな…これ貸してあげるわ!」

「…?これは何?」

「うふふふ、えりなはこんな事も知らないのね、それは体に巻くことでお着替えが隠せるアイテムなの!」

再び場面変わって、女子更衣室でお着替え中のお嬢様&アリスのシーン。
そこでアリスは、お嬢様の着替えシーンを隠すためのアイテムを取り出していました
ちょ、ちょっと待て!着替えを隠すですって!?俺たちの目から着替えを隠すですって!?(えー

なんてことをするんだアリス!別に女同士なんだから、着替えくらい見られたっていいだろうに!
この場合見られて困る相手と言ったら俺たち男性読者の目くらいだろうに!
くそっこいつ完全に俺ら対策用のアイテムとして用意していやがる!や、やめろー!



「へぇ…そうなの。こ、こんな感じ…?(もぞもぞ)」

「(ぷすー)えりなったら間抜けな格好!」

「何なのよもうー!!」

そんなわけでまんまと俺たちの目線からお嬢様のお着替えシーンを遮断したアリス。ぐぬう、やってくれる!
まあ、てるてる坊主みたいになりながら着替えるお嬢様も可愛いんですけどね
でもお嬢様の下着とか見てみたかったですね(えー

考えてみたら、お嬢様ってこれまで下着を晒したこととか全然ないんだよなー
恵ちゃんとか汐見先生なんかは何度かありましたけどね、お嬢様はあえてそういう部分ガードしてるのかな?

キラキラ ザワザワ



そんなわけでついにプールに姿を現した2人ですが…ってだぁーー!?
ちょっとお嬢様!ここでも上着着とる!?とことんまで地肌を読者に見せない方向性ですか!
「代わりにアリスをどうぞご覧ください」とばかりにアリスが体を晒してますが
あかん!アリスもいいが、俺はお嬢様の体が見たいんや!(えー


(C)技来静也/白泉社

身体を見たいわ!
その子の裸を
見せてちょうだい!
(えー

「さぁっ!さっそくパラソルを設置しなさい!ここが今日の本拠地ですからねっ!」

「はいはい(スッ)」

そして市民プールのド真ん中で、ビーチパラソルを差して陣取るアリス達。そんな無茶苦茶な!
しかしそんなアリスのデタラメっぷりに平然と応えてるあたり、こういう無茶振りされるのは
お付きの男には日常茶飯事なんだろうなと思わずにいられません。お前も大変だなあ

「えりな!いつまで上着を着てるの?それじゃ泳げないでしょう」

「わ…分かってるわよ…(はらり)」



(プライベートビーチとかでしか泳いだことないから…
 知らない人が大勢いる場所で水着になるのって、変な感じね…)

そしてついにお嬢様が水着姿に!うおおお!な、なんだこれエロい!めちゃくちゃエロい!
Σ(゜д゜ )はっ、そ、そうか、さっき女子更衣室で着替えシーンを見せなかったのは、
「お嬢様の裸を見たいわ!」という読者の気持ちを最高潮まで高めておいてから
そのタイミングできっちり脱がすという溜めを作るためだったのか!

さらに上着を着てプールサイドに現れたのも、衆目の前で初めて柔肌を晒すお嬢様が恥ずかしがっちゃって可愛いという
効果を生み出す二段構えの作戦!隙を生じぬ二段構え!(えー
ただ単にホイホイ脱がしゃいいってわけじゃないということか、エロ道は奥が深いぜ

「さぁっ!エンジョイするわよえりな!」

「ちょ…ちょっと待ってよ!」

そんなわけでウォータースライダーやらなんやらと、存分にプールを堪能する2人ですが
その間ずっと荷物番やらされてるお付きの男が哀れすぎます
せっかくプール来たのにこの扱いかよ!というかアリスがサンオイル塗るシーンがありますが
そこはお付きの男に塗らせてやんなよ!それぐらいの役得あってもいいだろ!?
アリスのやつ分かってねーぜ!「サンオイル塗ってくれる?」と言われることが男にとってどれほど幸福かということが…(えー

あと「冷たくて気持ちいい…」のお嬢様はあれですね、
これ完全に少年ジャンプの佐伯俊じゃなくて快楽天BEASTのtoshの気持ちで描いてるよね(えー
それぐらい色気を感じる1コマだぜ…ウォータースライダーのコマより俺はこっちに目を引かれたな

「ふふ…冷たくて気持ちいい…」

「そうそう、言い忘れてたけどこういうプールではねぇ、ナンパというものが発生するの。
 えりな、ついてっちゃダメよ?」

「ついて行くわけないでしょ!」

そんな中で、こういうプールではナンパが発生しやすいという話をするアリス。
実際、2人のことを遠巻きに眺めながら、どうにかして声をかけようとしている連中が確かにいました。しかし…

「(ひそひそ)オイ、お前行ってこいよ!両方メチャクチャ可愛いじゃんか!」

「ムリだろ…!相手にされるわけねぇって!それに…」



ギン!!

「声かけたら大変なことになる気がする…」

ってゲエエエエーー!?お付きの男お前水泳帽でもそんなんなるのかよ!
帽子をかぶってバーサーカーモードと化したお付きの男を恐れて、とても近づけないナンパ男たち。
さらには、あちこちにお嬢様たちを護衛するSPの皆さんが…さすがに名家の娘だけあって、こんな警護体制が整ってるのか…

「いずれにせよ、そんな低俗で浮わついた色恋沙汰には興味ないわ。男の子なんて幼稚に決まってるし」

「あら?えりなまさか…高校生にもなって想い人の1人もできたことないの!?
 お子様ねー!」

「(ムッ)わ、私にだって…憧れの人くらいちゃんといるわよ!」

「(すちゃ)」

「ちょっと!何よそのレコーダーは!」

「えりなの弱みを握るチャンスだと思って」

「しまいなさいよ!!」

って、今度は恋愛関係の話を始めた2人。今まで彼氏の1人もできたことがないというお嬢様の話を聞いて
「えーマジ処女!?キモーイ!処女が許されるのは小学生までだよねー!」
言い始めたアリス。(えー そんなアリスの言葉にムッとしたお嬢様は、つい憧れの人がいることをバラしてしまいますが…

「(わくわく)誰なのお相手は?その人のことを想うだけで胸がときめいたりとか?」

「そ…そうよ!流れるような包丁さばき、完璧な味付け、
 私の理想に限りなく近い料理があの人の皿にはあったわ!
 思い出すだけで私の胸は高鳴ります、私の目指す料理人像そのものなの!」

「…その人とデートしたいなーとか…」

「デート?どうしてそんなことしなきゃならないの?」

「…」

って本当にただの憧れなんかい!そういう気持ちだったんかい!
ソーマの親父のことを思い浮かべつつ、いかに料理人として尊敬しているかを語るお嬢様ですが
結局色恋沙汰とは全然関係なかったようです、もしかするとガチで惚れてるのかと思いましたが、さすがにそれはなかったかー

「もう!恋心のなんたるかが全然分かってないじゃない!
 ほんとにダメねー!えりなは!」

「ア…アリスはどうなのよ!?偉そうに喋ってるけど!」



「当然ぬかりはないわっ、恋愛の機微はバッチリ勉強済みよ!」

「そ…そうなの…?」

(恋愛映画を何本か見ただけっすよね…しかも途中で寝てたし…)

そして恋愛経験がないのはアリスも同じのようで、昼寝しながら恋愛映画を見て分かった気になってるだけという…
お前そこはお付きの男に教えてもらえよ!(えー
性的なことに興味があってお付きの男と試してみるという、どっかのエロゲーみたいな展開をだな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ちなみにこのシーン、お付きの男が両手にソフトクリーム持ってますけど
多分アリスに「ちょっと私とえりなのソフトクリーム買ってきてよ」って言われて買ってきたところなんだろうな…
完全にパシリじゃねーか!哀れすぎるぜお付きの男、本当に付き人同然の扱いしか受けてないんかい!

「んっ…う〜ん…」



じりじりじり

「暑い〜…」

「暑いべ…」

そして再び場面は極星寮の様子へ。寝そべるベンチでバカンス気分を味わおうとする一同ですが、
ビーチパラソルも何もないのでただひたすらに直射日光に焼かれるという地獄を味わっていました
それにしても榊さんの乳はほんとすごいな、あまりのエロさに見てて感心するわ
食戟のソーマ1の美乳は榊さんで決まりなんじゃないかな


(C)創通・サンライズ・テレビ東京

食戟のソーマ1の
美乳は榊涼子…
そうは思わないか?
いいや私は
そう思う!!
(えー
 

「う…打ち水をするよ!こうやって水をまけば涼しくなって快適に!」

じゅああああああ

「うあー!!水が一瞬で蒸発してサウナみたいに!」

「不快指数がもっと上がったじゃないのよー!!」

「プ…プール!ビニールプールに入ろ!」



ぎちっぎちっ

「狭い…」

「水が一瞬でぬるく…」

「…」

ああしかし、涼しいバカンスをするはずが、打ち水もビニールプールもまったく涼しくならずやるだけ無駄な結果に!
それにしてもこのコマの榊さんの胸もほんと綺麗な形してんなー、何回でも誉めたくなるなー
もはや人類の宝と言ってもいいな、榊さんを人間国宝に認定しよう(提案)

「お、おかしいな…何だか理想と違うゾ?」

「私はこうなる気がしてたけどね…」

「なんだよー!涼子の胸が場所取るからじゃんかー!!」

「落ち着きなさいよ!」



そしてとうとう榊さんの胸に向かって八つ当たりを始めてしまった吉野。まあ気持ちは分かる
榊さんのパーフェクトボディに比べたら吉野は持たざる者だからな…(えー
確かこないだ卓球やってる時も、物欲しそうな顔で榊さんの胸見てたしなあ。やっぱ本人コンプレックス持ってるのね

「悠姫ちゃん!あの…ありがとう!いい息抜きになった気がする、また明日から頑張れそうだよー」



(天使や…)

(ここに天使がおる…)

がしかし、八つ当たりで切れ始めた吉野も、思わず和んでしまう一言を言ってのける恵ちゃん。
さんざんな目に遭ったけどいい気分転換になったと…さすがの天使っぷりですね
そんなわけで、極星寮メンバーの描写は「また明日からがんばろう」という形で幕を閉じるのでした

「まったく、ドライヤーも置いてないなんて…信じられない施設だわ、とんだ休日だったわよ」



「そう?私は満足よ♪タオルにくるまれた間抜けなえりなを見れたから(ぷすすー)」

「え!?まさかアレがやりたくってわざわざ呼びつけたの!?」

そしてこちらはプールから上がったえりなお嬢様たちの様子…って
もう着替え終わっとる!?やはりお嬢様の下着はとことん見せないつもり!?(えー
それとお付きの男は最初から最後まで本当に付き人みたいな扱いで終わったのがマジ哀れです
もっとこう、主従を超えた関係みたいなものを期待してたんですが、本当にただのお付きなのか!?マジで!?
この場面もアリスとお嬢様が手ぶらなのに対して、お付きの男はでかいバッグとビーチパラソルとなんかの袋を持ってるしなー
完全に荷物持ちやらされとるで!これが仕事とはいえなんか哀れさを感じてしまうぜ、アリスも何かサービスしてやれよ

(相変わらずアリスの神経は読めないわ…)

「(プルルルル)私です。ええ、もう着替えも済みました、車を回してちょうだい」

ざわざわ

「…?」



「…くだらない、いったい何が楽しいのかしら」

そして迎えの車を待つ中で、お嬢様が目にしたのは仲睦まじいカップル達の群れ…
「くだらない」と今は恋愛についての実感を持っていないお嬢様ですが、
これ絶対近いうちにお嬢様も恋愛に目覚めるフラグですよね
そしてソーマの親父に対する気持ちも恋ではないと分かった今、
お嬢様の初恋となる相手はやっぱソーマになるんじゃねーかなと…お嬢様がどういう形で恋に目覚めていくのか実に楽しみです

「アリスお嬢と!?市民プールに!?」



「ご無事ですか!?何かされませんでしたか!?
 不当に貶められたりしてませんか!?」

「だ…大丈夫よ、平気です」

その後帰宅したお嬢様ですが、ものっそい過剰な反応で「アリスのクソバカと会ってきたんですかァーー!?」と騒ぎまくる秘書子。
お前アリスのことなんだと思っとんねん!確か選抜で料理作ってる最中も、めっちゃ敵視してたよなー
お付きの男は「アリスお嬢とえりなお嬢って仲良しっすよね」って反応なのに、秘書子の方はずいぶんと違うんだな

それとなにげに秘書子やお付きの男って、お嬢様たちの自宅でも色々世話したりしてるんですね
さっきのお付きの男も、アリスが家で恋愛映画見てぐーぐー寝てたの知ってたし。もしかして一緒に暮らしてるんだろうか
しかしお嬢様のこのパジャマ姿はいいね、制服以外のお嬢様のシーンって貴重だしなー

「今夜はもう休みます、明日の仕事に変更はありませんね?」

「は、はい、白金のレストランにて味見と調理指南、午後には新店舗のオープニングパーティへ
 出席する予定が入っております。でもえりな様…お疲れではありませんか?
 一度まとまった休暇を取られては…」



「いいえ!全く問題ありません、仕事は全てこなしてみせます」

そして明日からの仕事について話す2人ですが、まるで憑き物が落ちたかのようにきれいなお嬢様になってますね
なんだかんだ言って、プールで遊んできたのがいい気分転換になったんでしょうか
こんな澄んだ目のお嬢様は見たことがねーぜ、まるでデスノート手放した時の夜神月のようだ(えー



(料理以外のことにかまけてる時間なんてないわ。頂点まで駆け上がるのみ!)

と思ってたらあっと言う間に目が濁っちまったよ!(えー
仲睦まじい恋人達のことを思い出しては、「恋愛なんぞにかまけてる時間なんてない」
余分なものを削ぎ落とすように料理のことだけを考えるお嬢様。

うーむしかし、いつぞや堂島さんが言っていたセリフで
「料理人が高みを目指し続けるためには、切り捨てるのではなく
 あらゆるところから吸収しようとする貪欲さが不可欠なのだ」って言ってたことを考えると
余分なものを切り捨てるというお嬢様の考えはNGな気がしますね

ソーマの親父も料理の上達には「自分の料理を捧げたいと思える相手を見つけること」って言ってたし
親父の料理こそがお嬢様の理想ってことは、やはりどこかでお嬢様は恋をしなきゃならん気がするなー

薙切えりな、16歳…料理界で知らぬものはない、名家薙切家の令嬢として生まれる。
当代随一の味覚は幼少期から発揮され、薙切の未来を担う者として育ってきた。
神の舌を持ちながら、恋の味はまだ知らない…



そんなわけで今回の番外編は終わりです、やーそれにしてもレビューするのもかなり疲れたね!
31ページだもんなー、普段のソーマ感想より2倍くらい疲れた気がします
感想書いてるだけの俺がそうなんだから、これ描いたtosh先生の負担は想像を絶するレベルでしょうね

疾駆先生も巻末コメントで「今回の番外編はなんと31ページ!佐伯先生に超頑張っていただきました!」って書いてたし
tosh先生はもう本当に死ぬ思いで描き上げたんじゃないでしょうか
それでもまったく絵が崩れてないのが本当に凄いよね
地獄のようなスケジュールで描いたんだろうになぁ、週間連載しながらこれだけのものを描くって
本当に凄いことだと思うぜ…次回に続く!

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社


12月21日

今日は、幕張メッセで少年ジャンプの催し物・ジャンプフェスタがあったので行ってきました
今回のジャンプフェスタは、ソーマの疾駆先生が30分ほどのトークショーをやって
食戟のソーマ制作秘話を語るということだったので、俺の一番の目当てはそれだったんですよね

そんなトークショーは1時30分から開始だと聞いていたので、俺が現場に到着したのは1時25分ごろでした
ふっふっふ5分前行動ができているあたりさすが社会人の俺様は違うぜと思っていたら
時間を勘違いしてて1時10分からのスタートでした。いやああああああ!!

おお…そんなわけで1時10分から30分のトークショーだったんで
つまり1時25分についた俺はちょうど半分見逃したという計算に…ちくしょおおおお
まあでも、残りの15分でも割と実のある話が聞けたんでよかったんですけどね

まずは食戟のソーマを作るうえで、疾駆先生とtosh先生の2人で作ってるもんだと思いがちですが
協力:森崎友紀の存在がかなり大きいってことを語っていましたね
この森崎友紀って名前は、普段から単行本の表紙とかに書かれてはいますが
tosh先生たちに比べると明らかにちっこい字で書かれてるんですよね



なので今まで「この森崎友紀って人、大してソーマに関わってないんじゃねーの?」と思っていましたが、それは大きな勘違いでした
森崎さんは毎回出てくる料理のことで、疾駆先生と入念な打ち合わせを常にやっており
ネームに関してはほとんど二人三脚で作り上げているんだという…

中でもびっくりしたのは、疾駆先生の思いつきで「今度の話はカレー編にしようと思うんだけど」って聞いた森崎さんが
「じゃあちょっと東南アジア行ってくるわ!」って速攻で海外に飛んで、
スパイスのことやさまざまなカレー料理を勉強してきたんだという…
なので最近のスパイスやカレーの深い解説は、森崎さんの血と汗と涙の結晶と言っても過言ではないでしょうね

そんな森崎さんが一番アイデア出しに苦労してるのがアリスのハイテク料理なんだそうで
まだ定番のやり方が確立されてない最新料理だから、あーでもないこーでもないと悩むことが多いんだとか。

それとは別に面白かった話が、肉魅の元ネタの話ですね
最初の構想だと肉魅は女じゃなくてミート三兄弟というイロモノキャラになる予定だったようで
そのミート三兄弟の名前を肉一、肉二、肉三にしようと考えていたそうですが…

「いやさすがにこんな三兄弟はやばいか、この漫画は女の子の可愛さが重要だし」と思い直して、
三男の肉三(にくぞう)を肉魅(にくみ)という女キャラにしようと思ったそうです
で、最後にはやっぱり肉一と肉二もやめようということになって、肉魅だけが残って世に出ることになったという…



そんないきさつがあったのか…ミート三兄弟て…なんか面白い名前だなミート三兄弟、
疾駆先生ネーミングのセンスあるぜ…(えー

それとお気に入りのキャラは誰かという質問に対して、疾駆先生はアリスがお気に入りだと答えてましたね
どうもアリスは最初の予定だと、単なるえりなお嬢様のかませ役にしか考えてなかったのが
実際に登場させてみたら、予想外にいい感じに動いてくれるキャラだったので、
最近はアリスの話を書くのが楽しいって言ってましたね
しかし動かすのは好きだけど料理を考えるのは大変とは…なかなかに悩ましいキャラですねアリス



あとはそうだなあ、tosh先生はふだん奥さんのノロケ話ばっかりしてるとか…(えー
結婚してたのねtosh先生、今回はこの会場に来てませんでしたが、どうやら奥さんに相当メロメロな人のようです

トークショーに関してはそんな感じでした、他にもジャンプフェスタで見てきたものを紹介しますと

まずはこれ、来場者を歓迎する各作品の描き下ろしイラスト。ソーマはアリスでワールドトリガーは木虎のイラストでした
ここでもアリスが登場か!なんだかすっかりソーマの主要キャラになりつつあるなアリス
ただねー、このイラストの展示されてる場所、写真撮りたい人がとにかく大量に押し寄せまくってて
この2枚の写真取ってくるの死ぬほど苦労しました、いやー本当しんどかった…



これは並んでる途中で撮ろうとした写真。ここから先頭まで行くのが長くって…この場所、列整理とかまったくされてないんで
とにかくみんなグチャグチャに押し合っちゃって全然人が動かないんですよ
言うなれば、車の交通量が多い交差点で信号が機能してないような状態。
なのでもう、前の方なんかは本当にしっちゃかめっちゃかのグチャグチャになっててね…

そう、列じゃなくて人垣なんですよこれ。みんな無秩序に群がっちゃってる状態
これの先頭まで行って、写真取るのほんとしんどかったんやで…超しんどかったんやで…
最終的にこんな綺麗な写真が撮れたのはもはや奇跡ですよ!みんなこの俺の頑張りを讃えよ!(えー



それとニセコイのブースでこんなのがありました、アニメ版キャライラストのポップですかね
俺はここで初めてアニメ版マリー見たんですがすげえ色っぽいなオイ!やっぱ俺マリー派だわ(えー

ちなみにこのニセコイブースには、ヒロイン4人を演じる声優のサイン入りイラストが展示されていました
マリーを演じるのは阿澄佳奈なのね、この情報もここで初めて知ったわ
阿澄佳奈ってことはつまりミンゴスってことかーなるほど(えー

 

しかし意外だったのはぷよぷよテトリスのブースなんてのもあったってことですね
俺もぷよぷよテトリスについては楽しみにしてますが、まさかジャンプフェスタでこんな場所が用意されてるとは…
ただこのゲーム、今のところ参戦するぷよぷよキャラが、
アルル、アミティ、りんごの歴代主人公3人ぐらいしか見当たらないのが気になるんだよねー



まさかこの3人だけってことはないよな!?最終的にもっと増えるよな!?俺のラフィーナはもちろん参戦するよな!?な!?
アルル・ルルー・シェゾ、アミティ・ラフィーナ・シグあたりのA・R・Sメンバーだけは最低揃えてもらいたいなー
そのうえでウィッチとか来てくれると言うことないんだが。前作のウィッチ超かわいかったよね

ちなみにぷよぷよブースの近くでは、カーバンクルの着ぐるみの人が客引きしてました
リアルで見るとかなりでっかくてインパクトありますよ、ぷよぷよ好きの人は一緒に記念写真撮ってもらうのもいいかもね


12月20日

アニメ感想:ガンダムビルドファイターズ 第10話「開幕!世界大会」 Cパート

《次の試合には、日本代表第3ブロック予選の覇者、
 イオリ・セイ君とレイジ君が出場します!》

「あっ、リン子さーん!イオリ君たちの出番です!」

「はいはぁーい!」



さて今度の試合は、いよいよセイとレイジの出番となりますが…
なんとそれをセイの家でリン子ママと一緒に観戦していたチナちゃん!
もはやセイが留守の時でも、当たり前のように家に上がりこめるほどの関係に!
リン子ママとの関係も良好のようだし、こりゃあいつでも嫁に来れますな…

《ああっと?イオリ君たち今現れました!大遅刻です!
 試合開始まではあと10秒、うーんこれはみっともない》

「…え…」

「…きっとレイジ君ね…」

「…はい…」

ああしかし、いきなり会場に大遅刻をかまし全世界のお茶の間に恥ずかしい姿を晒すセイ達!
こ、この大事な晴れ舞台になんというアホな失敗を!これには観戦している2人の方が真っ赤になってしまいます
なぜこんな大遅刻をしてしまったのか…またレイジが何かおかしなことをやらかしてしまったんでしょうか

「ああもう、だから昨日言ったのに!」

「いいからガンプラ早く載せろって!」

「(ガシャッ)レイジ、行くよ!」

「おうさ!」

「スタービルドストライク!!」「出るぜ!!」

そんなわけで、試合開始10秒前に超ギリギリで出撃準備完了!
戦場へ飛び立った2人の新機体はスタービルドストライクガンダム!
世界大会用のカスタムを受けたビルドストライクですが、果たして以前とどれだけ変わっているのか…?

「いっただきぃーっ!」



ビキュルルルルルン!

「えっ!?」

「なっ…ビームを消した!?」

なんですとぉーー!?なんと戦闘開始早々、敵のデュエルガンダムが撃ってきたビームを
「ごっつぁんでーす」と吸収してしまったスタービルドストライク!ビーム吸収機能!?こいつはまた珍しい…
ビーム無効化とかはガンダムシリーズでよく見かける機能ですが、吸収なんてのは初めて見た気がするな…

「やるじゃない…!これならどうっ!!」

って、こ、この機体は!ゲーマルクキター!!ガンダムZZに登場した超高火力機体!
全身に火砲を備えており、体のあらゆる箇所からビームを撃ちまくる凄まじいドンパチ野郎であります
そして「これならどう!?」と発射されたのは、ゲーマルク最大の武器ハイパーメガ粒子砲!
並大抵のビームとは比べ物にならないほどの破壊力ですが、これほどの威力でも果たして吸収できるのか…って



ビキュルルルルルン!

吸収しやがったー!!マ、マジかよ!ビームならなんでも吸っちまうのか!?
なんて便利な盾なんだ…マオのハイパーサテライトキャノンとかも吸収できるんだろうか
でもあれは辰造のIフィールドを貫通するほど規格外の威力だから、さすがにこれと同じようには行かないと思いますけども…

「やっぱり新装備ですやーん!!」

「へっ…魅せてくれる…!」

そんなセイ達の活躍を見て、大ハシャギしながらモニターの前で盛り上がっていたマオ。
そんなお気楽な!お前のサテライトキャノンも効かんかもしれんのやで!(えー
それとも「まあワイのサテライトキャノンは盾ごとぶっ壊しますけどな!」という余裕なのだろうか
あとフェリーニはようやく酔いがさめたようですね、お前今さらそんなすまし顔しても遅いから!(えー

チュドドドドウッ!ボッグアアアアアン!

《スタービルドストライク!ザクF2000を撃破ーっ!!》

「「やったああああああ!!」」

そしてまずは順調に、敵の砲撃をかわしつつザクF2000を撃破するレイジ!
ザクF2000ってなんか聞き慣れない名前だなーと思ったら、これってビルドファイターズの前身である
ガンプラビルダーズ ビギニングGに登場した機体なんですね
見たことないから知らなかったな…それにしても凄いミサイルの弾幕ですね、もしかしてかなり強いザクだったりするんだろうか

「あんなガンプラがあったのか…!ファイターは誰だ…!?
 はっ…彼らはあの時の…!」

そんなビルドストライクの凄まじい強さに、さすがのニルスも驚きをあらわにしております
そして、セイ達の姿を目にして「あの時キャロラインさんが戦ったベアッガイの女の子の知り合いの男2人だ」と…
よく覚えてんなお前そんなこと!(えー  あの時まったくセイ達と関わりなかっただろニルス!
この辺はやはり天才ならではの記憶力なんでしょうか、セイ達はたぶんニルスのこと覚えてないよなー

「(カチカチカチカチッ)行きなァ!ファンネル!!」

ってここでファンネルキター!!な、なんだとぉ!?使えるのかよファンネル!
てっきりアイラみたいに変なスーツでも着ないと、サイコミュ兵器は使えないのかと思いましたが
いやはや使ってきましたねファンネル、狙われたデュエルガンダムもまるで防御できずに落とされております

しかし指を素早くカチカチやってるところを見ると、ファンネルは操作するのもかなり大変そうですね
これだけバヒュバヒュ動かすとなると相当な技量が必要そうだなー
さすが世界レベルというか、このゲーマルク姉さんもタダモノじゃないな

ビキュビキュビキュウウウウン!

「ちいいっ…!キリがねえ!セイ!チャージは!?」

「大丈夫!フルパワーで行けるよ!」

「よっしゃあああーーっ!!」

ズオオオオオオオオ!!



「これが俺たちのっ!!」「ガンプラだぁっ!!」

こ…これはーー!!V2ガンダムの光の翼!?
レイジがファンネルの群れに手こずっていたその時、一気にフルパワーで逆転すべく
スタービルドストライクの真の力を解放した2人!果たしてファンネル相手にどこまでやれるのか…



ってなんじゃこりゃああーー!!
なんつー規格外の機動性だよ!周囲にまとわりつくチルドファンネルをまとめて吹き飛ばし、
さらにマザーファンネルの撃ってきた無数のビームに対しても、信じがたいほどの機動性で全弾避けきるレイジ!
つーかマザーファンネルってこんな凄いビーム撃てたんか!?
そっちの方にもびっくりしたわ!ZZの本編じゃこういうビーム撃ってなかったよね?

ゲーマルクのマザーファンネルがそもそもどういう役割かっていうと、
小さなチルドファンネルをいっぱい格納した状態で飛んでいって、ボンッとチルドファンネルを周囲に撒き散らすって役割だから
要は本体から遠く離れた場所にチルドファンネルを展開させるってのが主な役割なんだよね
なので単なる運搬役かと思いきや、こんな凄いホーミングレーザーみたいなの撃てたんだなあ

「な…なんという性能だ…!?」

そんなビルドストライクの凄まじい戦いぶりに、思わず冷や汗をかきまくる他の参加者たち!
でもそんな中でマオだけは心からめっちゃ喜んでますね
さっきのビーム吸収を見た時もそうでしたが、なんかマオが完全にセイ達の味方キャラになってんな!

「ふうっ…」



ギュオオオオオオウ!!

「…この動き…あの時の…強い…」

そんなレイジの戦いはアイラも観戦しており、前にガンダムMk−Uで戦っていた時のことを思い出しております
アイラから見ても強い乗り手だと認めてますが、でも乗ってるのがレイジってことには気づいてないみたいですね
「この人強いわー誰なんだろうなー」って、まさか今回肉まんを取り合った相手とは思うまい…

それとなにげに、ファンネル全部落とされた後も
まだまだ全身から極太ビーム発射して戦うゲーマルクやっぱ凄いよなこいつ
ハイパーメガ粒子砲、チルドファンネルの群れ、マザーファンネル超連続ビーム、全身から極太ビームって
遠距離武装の充実っぷりがやばすぎます。やっぱこいつの火力すげえよ…並の機体じゃまるで太刀打ちできそうにないぜ
たぶんガンダムMk−Uじゃ勝てなかったなこれ…(えー

ボッグアアアアアン!!

《第13試合勝者、日本代表イオリ・セイ!レイジ!》

「セイはぁーん!おめでとう!ホンマに凄かったわーっ!!」

「ありがとう〜!」

そしてついにゲーマルクを撃墜したレイジ達ですが、その勝利をまるで自分のことのように喜んでいたマオ!
なんかお前まるでセイ達の舎弟みたいになってきたな!(えー
まさかここまで全面的にセイ達を応援するキャラになろうとは

「よう、最終戦はついにPPSEのワークスチームのお出ましだな」

「うん…?PPSEって?」

「ガンプラのバトル装置を作ってる会社だよ」

「つまり、プラフスキー粒子を知り尽くしたチームってことです」

「そしてそのガンプラを操るのが、”名人”…」

そこにフェリーニも混じって雑談が始まりますが、PPSEについての簡単な解説がここで行われましたね
名人ってなんなのかと思ったら、要するにPPSEのガンプラを操る専属ファイターってことだったのか
主催者側の看板となるファイターだから、前の名人が倒れた時にアランが慌ててたってわけね

ワアアアアアア!!

「メイジン・カワグチ…!」

「なっ…!あ、あいつは!」

「ユウキ先輩!!」

って速攻でバレとるーー!?(ガビーン)
ちょ、ちょっと!セイ達からしたら一目で即バレかよ!
こんな恥ずかしいコスプレして「我こそはメイジン・カワグチである」ってやってるのに
「ユウキ先輩何やってるんだろう…」って目で見られるとは…こ、これは恥ずかしい!

そんなわけで今回の本編は終わりですが、次回予告ネタはというと

「第2ピリオドは、全員参加で大バトル!」

「次回、”ロワイヤル”!絶対に生き残るぞセイ!」

「任務…了解!!」

というわけでガンダムWネタでしたね。しかし「任務了解」ってそれ、ヒイロが自爆した時のセリフじゃねーか!
「絶対に生き残るぞ!」って言ってるそばから自爆すんなや!(えー  次回に続く!

(C)創通・サンライズ・テレビ東京


12月19日

アニメ感想:ガンダムビルドファイターズ 第10話「開幕!世界大会」 Bパート

「っかぁーーっ!!うんめぇーー!!はぁ…すげぇぜうな重…」

さて、セイ達がパーティ会場にいる一方で、近場のショッピングモールで食事を堪能していたレイジ…
って、う、うな重!?このうなぎが高騰している時期にうな重!?(えー
いま国産のうな重食おうと思ったら、1000円や2000円でもきかんやろ!
レイジのやつ、いくらリン子ママから軍資金をもらったとはいえ、なんという金の使い方を…
それとも中国産かレイジ!?さては中国産のうな重を!?(えー

「さて、ラルのおっさんから教えてもらった次の美味いモンはっと…
 お、ここだな。かりんとうってのを1つたのむ!」

「ごめん、ついさっき売り切れちゃったんだよ」

「え?なんだよぉ…」

-------------------------

「次はここか…亀まんじゅうってのをたのむ!」

「あぁ、今日は売り切れなのよ…」

「がっ…!ま、またかよ…!」

って、次は焼きかりんとうに亀まんじゅうと、次々にうまいもの巡りをするレイジでしたが…
しかし残念なことに、売り切れが続出しておりまともに食べることができません
というか調べてみたら、亀まんじゅうってのは静岡の名産品だそうですね、そういやさっきのうなぎもそうなのか
てことはやはり国産だったんやな!国産のうな重をぉぉ!(えー

「(ダダダダダダ)はあ、はあ、はあ…お、おおっ!」

そんな売り切れ続きで焦り始めたレイジ、次の獲物を逃がしてなるものかと、
猛ダッシュして今度は肉まんの店へ!肉まんって静岡で有名なのか?
ともかくギリギリ間に合ったようで、そこには1個だけ最後に残っていた肉まんが…

「肉まんをくれっ!」「肉まんをください!」

「…ん?」「…え?」

ってアイラキター!!なんとその時、まったく同じタイミングで肉まんを買いにアイラが登場!
お前選手の集まるパーティはどうした!レイジと同じで逃げ出してきたのか!?
しかも、アイラの持っている手さげ鞄をレイジがよくよく見てみると…

「ああっ!?かりんとうに亀まんじゅう!
 お前かぁぁぁっ!ここら辺のメシを買い占めたのは!!」

「なによ、人聞きの悪い」

「あの〜すいません、本日はお客さんが大勢いらっしゃって、
 あと1つしか残ってないんですが…」

「じゃあ俺にくれ!!」「じゃあ私にちょうだい!!」

そう、アイラの鞄には山ほど詰め込んだ焼きかりんとうと亀まんじゅうが!売り切れにしたのお前かよ!
しかもこの肉まんについてもまったくゆずる気がないようです、アイラのやつどんだけ食う気なんだ…
ですがレイジとしても、この肉まんだけは絶対死守せねばなりません。肉まんを食うのは俺だ私だと激しい火花を散らすことに…

「…俺にゆずれ…!!」

「あなたこそゆずりなさいよ…!」

「オメーはさんざん食ったんだろうが!?」

「レディーファーストって言葉を知らないの?男性は女性を敬うものよ」

「はんっ、女性なんてどこにいるんだ?見当たらねーなー」

「何それ、ケンカ売ってんの?」

「売るどころかタダで配ってんだよ!」

「口が減らないわねぇ…!」

そしてさんざん憎まれ口を叩きまくる2人!なんかケンカするほど仲がいいって感じに見えるな
これまで回ってきた店も同じだし、根っこの部分はお互いそっくりですよね
それにしてもこいつら仲良くはんぶんこって発想はないんだろうか(えー

「…(バチバチ)」

「…(バチバチ)」



ドーン!パパパドーン!!

「うおっ!?な、なんだぁ!?」

「…!」

ダダダダッ!

「お釣りはいいから!」

「えっ?あ、まいどあり…」

「ああっ!?て、てめえーーっ!!」

って、2人が睨み合っていたその時、突然バカでかい音で打ち上げられた花火が!
その音でレイジがびっくらこいたその時、「バカめスキだらけだ!!」と一瞬にしてお金を払い
肉まんを持ち去ってしまったアイラ!まんまと出し抜かれてしまったレイジは、怒りの表情でアイラを追いかけていきますが…

ダダダダダダ シュバッ!シュバッ!シュバババッ!

「な…なんだぁあの女!?」

忍者かお前は!?このアイラの異様な身体能力は一体!?
レイジの追跡をかわすために、シュバシュバと思いっきり人間離れした動きで一気に逃げてしまったアイラ!
普通の人間とは思えんな…例のフラナ機関とかいうのは、ガチで強化人間を研究してるとでもいうのか?

「はあ、ふう…ふふん、この私に追いつこうなんて…(がさごそ)うふふふ…!」

 

ってなにいいいーー!?え、ちょ、えええええーー!?
ついにレイジを振り切って肉まんを取り出したその時、今までの無愛想っぷりが嘘のように
超にっこり顔で肉まんを見つめるアイラ!あんたそういうキャラだったん!?
こいつは驚きの展開ですな…これまでもわずかに感情が顔に出るよなーとは思ってましたが
ここまで喜びを思いっきり表現するキャラだったとは…うーむ意外だ

「あ〜〜ん…」

ガシッ



「ひっ!?」

「フン、俺から逃げられると思ってんのかよ」

「えっ、な、なんで!?」

って、アイラが幸せそうに大口を開けた瞬間、「逃げられると思ったか?」といきなり目の前に現れたレイジ!
こ、これは異世界ワープを使ったのか!?前にもレイジは突然セイの前に現れたことがありましたが…
今回のもそれと同じなんでしょうかね、どんな条件で使えるんだろうこの異世界ワープって…

「いいからこいつをよこ…(ぎゅむっ)むぐ!?」

「なにすんのよぉっ!!」

「そいつは俺んだっ!!」

「私のよぉっ!!」

「お、おま…今までさんざん食ってきたんだろーがぁ!!」

「そんなの関係ないでしょおっ!?」



ああ、そしていよいよお互いに力づくで肉まんの奪い合いを始めた2人!
アイラもさっき店の前で睨み合ってた時と比べて、ずいぶん素の感情をそのまま出すようになりましたねえ、しかし

生の感情丸出しで戦うなど…
これでは他人に
品性を求めるなど絶望的だ…
(えー

これはシロッコ的には「不愉快だな…指導する絶対者が必要だ…」とか言い出しそうな場面ですね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

つるーん

「はっ!?」「はっ!?」

「「くっ…くぬぬぬぬぅっ…!」」

ぼちゃーん

あああああああああ や、やっちまったー!!
2人でもみ合いになっていたその時、思わずつるんと手が滑って肉まんを手放してしまったアイラ!
必死に2人で手を伸ばしたもののすでに手遅れ、落ちていった肉まんは海の藻屑となってしまったという…

それにしてもこのシーン、落ちていく肉まんを目にしたアイラの顔に吹いた
めっちゃでかい口開けて「あー!!」って感じで、あんたそこまで肉まん手放したのがショックだったんかい!

「な…な…なんってことするのよぉっ!!ばかぁぁぁぁっ!!」

「そ、そりゃこっちのセリフだぁっ!!」

「弁償しなさいよぉっ!!」

「なんで俺が!?」

「「ぐぬぬぬぬぬぬぬ…!」」

ああ、そしてあまりのショックでとうとう泣き出してしまったアイラ!そ、そこまでの反応とは!?
アイラがここまで感情豊かなキャラだとは意外でしたねー、しかしいい意味でギャップがあるのがなんとも可愛いな
それにこういう姿をレイジの前でしか見せてないっていうのがなんともそそりますよねー

プップー

「はっ!?」

「ん?なんだ?」

「(ダダダダッ)」

「お、おい!?なんなんだアイツ…?」

とその時、2人の前に現れたのはチームネメシスの車!どうやらアイラのことを探しにやってきたようです
アイラはそれを目にした途端、「うわやっべ、こりゃ相当怒られるわ」と大急ぎで車へ飛び込んでいきました
ただ1人ポツンと残されたレイジは、何が何やら分からずに立ち尽くしてしまいます

「さっきの少年は誰だ」

「…知らない人です」

「(イラッ…)大会期間中は勝手な行動を慎め…!
 お前には金がかかっているということを忘れるな!!」

「…了解しました」

そして車に戻ってからは、例の金髪の人に「ララァ!奴との戯言はやめろ!!」
相当にしぼられてしまったアイラ。やっぱこの人達の前では、こんな風に綾波系キャラに戻っちゃうんやな…
アイラが気兼ねなく素の自分を出せる相手がレイジだけってことになると、今後2人の関係がかなり重要なものになりそうですね

それと今回の食いしん坊なアイラを見た後だと、この金髪男のセリフも
「お前には金がかかっているということを忘れるな(食費的な意味で)」
って聞こえるから困るよな…(えー

「どぉこ行ってたのぉ…?」

「ちょ、ちょっとメシを食いにな…あ、おでん食う?」

「そんなんじゃごまかされないよッ!!
 明日は大会初日だって自覚はあるの!?」

ああ、しかし部屋に戻ったらど叱られてしまったのはレイジも同じ!
待ち受けていたセイにこってりしぼられてしまいました
ただ、レイジの方はやっぱりどんなに怒られてもありのままの自分を変えようとはしないんですよね
そこがアイラとの違いというか、金髪男の前だと自分を殺してしまうアイラが、今後どうレイジの影響を受けていくか注目ですね



《皆さま、大変長らくお待たせいたしました。
 これより第7回ガンプラバトル選手権・世界大会を開会します!》

ワアアアアアア!!

《第1ピリオドは4人のファイターによる勝ち抜き戦で、
 勝者には4ポイントの得点が与えられます!》

「(キョロキョロ)うーん…セイはんとレイジはん、まだ来てへんのかなぁ」

「うぉえぇぇぇっぷ!はひぃ…はひぃぃっ…の、飲み過ぎたぁ…」

「…幻滅やぁ…」

その翌日、ついに世界大会が開会することとなりましたが…そんな大事な日だというのに
遅刻して会場に到着していないセイとレイジ、そして2日酔いでゲロゲロのフェリーニ…
お前一体なにしとんねん!ダメな大人の見本か!もうこのマオの目が完全にゴミを見る目じゃねーか…(えー

ともかく4人のファイターによる勝ち抜き戦が始まりますが、そんな第1試合に登場したのは
ゲルググ、ベルガ・ギロス、ゲイツ、そしてコブラガンダムの4機!コブラガンダムかよ!
またずいぶんとマイナーな機体を!Gガンに出てきた機体ですが、このコブラガンダム登場回はまぁなんというか…
Gガンの中でも指折りのどうでもいい回なもんで…(えー

 

どんな内容かというと、「ゴッドガンダムは俺の方がぜってー上手く使えるぜー!」と現れたクソガキに
ドモンのゴッドガンダムが盗まれそうになり、その時のひと悶着でドモンが右肩を負傷してしまい、
コブラガンダムとの試合でさんざんケガした右肩を狙われるハメになるという話なんで…

そう、話の主軸はこのクソガキとのトラブルであり、コブラガンダムはというと
「イエーイ!なにこいつ右肩ケガしてんじゃん、ざまあ」
ひたすらドモンの弱点を責めるだけの役割で、大した個性はなかったっていうかね…(えー

ちなみに乗ってるファイターは相棒のコブラと一緒にガンダム乗って操縦してるという
見た目的にちょっとインパクトある奴でしたが、このぐらいのことはGガンダムではよくある事なので
まあ割と普通な奴だったかなと…(えー

コブラガンダムの話が長くなりましたが、さっきの青いゲルググも特徴的ですよね、下半身にスモー用のスカートを装備してるし
かなり独自のカスタムしてる印象が。あとゲイツはクルーゼ専用機カラーで、これもかなりレアな機体だなー
クルーゼといえばシグーに乗ってるイメージが強いですが、このゲイツに乗ったのはコロニー・メンデルで戦った時ぐらいですよね
確かムウのストライクガンダムに勝ってたけど、その後キラのフリーダムが出てきてボロクソにやられてダルマにされてた気がする



《第1試合勝者、ドイツ代表ライナー・チョマー!》

そんな第1試合の勝者は、青いゲルググを駆っていたドイツ代表ライナー・チョマー!
チョマーってお前、なんか面白い名前してんなぁ。チョマーですよチョマー、そうかチョマーかぁ(えー

《第3試合勝者、タイ代表ルワン・ダラーラ!》

そしてこちらは第3試合、アビゴルバインを駆るルワン・ダラーラの雄姿!
この豪快にギラ・ドーガの腹を突き破るパンチを見ていると、
ジャブロー攻略戦でジムの腹を突き破ったシャア専用ズゴックを思い出すぜ
アビゴルバインは肉弾戦主体の機体なんですかね?パンチで敵機に風穴を空けるほどの機体ってそうそうない気がしますが…

   

《第6試合勝者、イタリア代表リカルド・フェリーニ!》

「うぉえええっぷ…!おうえええ!」

今度の勝者は二日酔い状態でなんとか勝ったフェリーニ。
凄いんだか情けないんだか分からんなお前は!(えー
相手の機体はガンブラスターか…Vガンダムに登場した機体ですが、アビゴルバインもVガンダムだし結構Vはよく出てきますね

《ただいまより、第7試合を始めます!》

「…」

「ついに出てくるか…」

「あのカルロス・カイザーを倒したファイター…」

「お手並み拝見だなぁ…」

そして続く第7試合、今度出てくるのはアイラなわけですが、さすがに全大会覇者のカイザーを倒したということで
会場の注目度ナンバーワンといった感じですね…どうやら今後も厳しいマークを受けそうですが、
それでも無事に勝ち進んでいけるのかアイラ?

ギュオオオオオ!!

「ここは一時休戦だな!」

「ああ!まずはあいつだ!」

「カイザーを倒した実力、見せてもらおうかぁ!」

って、こ、これは!?そのアイラが戦う相手は、ジ・O、ガンダムスローネツヴァイ、ガンダムヴァサーゴ
ラスボス級機体が3機も一斉に登場!
ジ・OはZガンダムのラスボス、ガンダムヴァサーゴはガンダムXのラスボス、スローネツヴァイはボスじゃありませんが
ガンダム00屈指の強キャラ、アリー・アル・サーシェスが乗ってた機体ですよね。そいつらが一斉に
「まずはアイラの奴からボコボコにしてやるぜー!」と一斉攻撃を…これはさすがのアイラもやばいんじゃ…



チュボボボボン!!

「えっ!?な…何をしたん!?」

「…ファンネル…!?」

「な…何も見えなかった…」

「あの兵器は…!?」

ってなんもできずに死におったー!!
な、なんやそれー!!もうちょっとがんばれよ!シロッコやサーシェスがこんな簡単にやられるなんてありえねーぞ!
やっぱパイロットが違うとこんなもんなのか…ジ・Oはかなり好きな機体なんでこれはちょっと残念だなー

そして何も見えずに気づいたら落とされていたという、アイラが放った謎の攻撃は一体…
カイザーもこんな感じでやられたんでしょうか、初見でこんな攻撃されたらそりゃ対処できんわな
フェリーニはファンネルの可能性を疑ってますが、そうするとこれは目にも止まらぬ速さで飛んでくる超高速ファンネルなのか?
これでやられた方の心境としては

み…みえなかった…
た…ただ何かが光ったとだけしか…
バ…バカな…
(えー
(C)鳥山明/集英社

うーん最後まで書きたかったんだけど、今日はここまでだな…Cパートへ続く!

(C)創通・サンライズ・テレビ東京


12月17日

アニメ感想:ガンダムビルドファイターズ 第10話「開幕!世界大会」 Aパート

プルルルプルルル

「(ガチャ)よう、グレコか?…え…?負けた…!?前回の世界大会優勝者、
 あのカルロス・カイザーが!?誰なんだ相手は!」

《チーム・ネメシスだ…》

「あのガウェインの野郎が勝ったっていうのか!?」

《いや違う…》

「えええええ!?か、勝ったんはワイと同じくらいの歳の女の子て!?」

--------------------------

「ククククッ、ざまあねぇぜカイザーの野郎、なあ兄貴」

--------------------------

「カイザーの敗北…優勝への最大の障壁がなくなったと見るべきか…?」

--------------------------

「くっ…僕らの情報収集能力を持ってしても、
 ネメシスのトップファイターの詳細が分からないとは…一体何者だ…!?」

さて今回の冒頭は、前々回でアイラにコテンパンにされたカルロス・カイザー敗北のニュース
世界中を飛び回っていました。それはいいんですが、フェリーニとグレコって妙にホモホモしいよね(えー
今回のフェリーニ、女の子とのデート中なのに「あっグレコから電話だ!」って女の子よりグレコを優先してるし
こないだもグレコの自宅まで駆けつけてたしな…これは訓練された腐女子にはたまらんだろうぜ…(えー



それとPPSEのアランが、「僕らの情報収集能力を使っても詳細が分からない…」と言ってますが、
これって裏を返せば、アイラ以外の参加ファイターのことは全員の詳細情報を全部握ってるってことですよね
相変わらずきたねーなぁこいつらは(えー
つまりどんなファイターの手の内もすべて丸分かりってことじゃないですか!単なる審判役ならともかく
れっきとした1チームとして参加するのに、こいつらだけ色々と有利すぎんだろ!
何度も言うようですが、セイ達のような一般参加者が涙目すぎるぜ

「…」

「…」

一方その頃イオリ模型店では、ラルさんとリン子ママが神妙な顔でバトル用の部屋を見つめていました。
どうやら部屋の中では、とうとう世界大会用のガンプラを完成させたセイとレイジが最終調整を行っているようです
ラルさん達にすら見せたくないというその徹底ぶり、果たしてどんな機体が完成したのか…



ガタガタッ!

「う…うぐ…」

「レ、レイジ君!?」

「大丈夫かレイジ君!?しっかりしろ!」

「ん…でも…ねぇ…」

「えっ?」

「へへっ…セイのやつ、とんでもねぇガンプラを作りやがった…!」

って、そんな最終調整が終わったその時、心身ともにヘロヘロになりながら部屋を這い出てきたレイジ!
どうやら今度のガンプラは、今までと比べ物にならないほど凄まじい出来のようですが…
それにしても、これほど息をはあはあと荒げているとは
こいつら2人きりの密室で一体どんな激しいプレイをしてたんだろう…(えー

《はい、みなさんこんにちわぁーっ!ガンプラ選手権・世界大会の
 イメージキャラクターに抜擢されました、ガンプラアイドル・キララでぇーす!》

あいつはーーっ!!ゲェーッ!?なんとここで、世界大会の進行役としてあのキララが再登場!
この前はひたすらに俺の逆鱗に触れまくったキララが!まさかの再登場を果たしてしまうとは!

とは言うものの、まっとうなやり方で芸能リポーターとして頑張ってる分には、それでいいんじゃないですかね
ガンプラバトルやるよりよっぽどアイドルらしいし、むしろこっちの方が正しい姿というか
それにこないだのは全然まっとうじゃなかったのが問題だったというか
対戦相手に下剤飲ましてケラケラ笑いながら機体ぶっ壊すっていうのがなー
今回はそういう他人を踏みにじる行為じゃなく、純粋にリポーターとして頑張ろうっていうのが好感持てますね

《いまキララは、静岡県静岡市で明日から開催される、
 世界大会の会場前に来ていまーす!
 68の国から80名以上のガンプラファイター達が、この場所で優勝を目指し
 アツいアツい戦いを繰り広げることになるのです!》

そんな世界大会の舞台は静岡県静岡市。なんで静岡やねん!と思いましたが、
調べてみたらあれなんですね、静岡市ってガンプラの生産を一手に担っている
バンダイホビーセンターというガンプラ最重要拠点があるんですね
なるほど、つまりガンプラ的には聖地とか故郷みたいなもんなのか…リアルでも何かガンプラにまつわる名所とかあるのかなー

《では大会のルールを簡単に説明しますね!
 出場するファイターは個人戦、チーム戦、耐久戦などさまざまなバトルを行って
 勝利ポイントを稼ぎ、その累積点の多い上位16名が決勝トーナメントへ進出!
 優勝を目指すことになるのです!》

そして世界大会のルールですが、これはちょっと意外な感じですね
てっきり全部個人戦でのトーナメントかと思いきや、最初はチーム戦とかも色々やりながらポイントを貯める形式のようです
つまり他のファイターと組んで戦う機会もあるってことかぁ、これなら他のファイターも単なるやられ役にならないだろうし
参加者の色々な一面が見れそうで楽しみなルールですね



「ラルさん、連れてってもらう上に迎えにまで来てもらっちゃって、ありがとうございます」

「なあに構わんさ、世界大会は開会式から見る予定だったしね」

「ラルさん、セイ達のことよろしくお願いします」

そんな静岡市へ行くのに、セイ達はラルさんの車で連れて行ってもらうようです。
そしてリン子ママはここに居残りと…ああそうか、店を空けるわけにはいかないもんな…うーむリン子ママが抜けるとは痛い展開だぜ
それとセイ達が住んでるのは東京でよかったんですよね?確かマオと初めて会った時に、東京がうんぬん言ってた気がする
地名は確か「けやきが丘」って場所だったと思うけど…

・けやきが丘は阿佐ヶ谷駅がモデルだよ(俺も昔住んでたぜ!) by やんぐぶらざー

なんと。阿佐ヶ谷がモデルの町だったとは…
阿佐ヶ谷って確か中央線沿いの場所だったよね。中央線かぁ…三鷹だったら電通大時代によく行ってたんだけどなー
三鷹から新宿までプァーンと素通りしちゃってたから、阿佐ヶ谷で降りたことってあんまりない気がする。
このモール街とか「くずはや」とかいうのも実際にある建物なんですかね

「イオリくーん!レイジくーん!(たったったっ)」

「えっ、委員長!?」

「はあはあ…イオリ君、これ!」

「わぁ〜、すごい!お守りだ!」

「レイジ君にも!」

「ん?ははっ、セイのついでだろうけど、ありがたくもらっとくか!」

「私も後から応援に行くからね!」

「あ…ありがとう!委員長!」

とその時、セイ達を励ますために手作りのハロお守りを持ってチナちゃんが登場!そういえばチナちゃんも留守番組なのか
今後セイ達が勝ち進んだ時には、直接応援に来てくれるようですが…って、なにげにそれを聞いたセイが
ものすっごい嬉しそうに赤面してるんですけど、ついにセイもチナちゃんを意識し始めたのか!?なあ!?

「さ、ここが君たちの滞在する選手村だ!だが大会の始まった10日後には、
 7割以上のファイターがここから消える…2人とも、生き残れよ!」

「はい!」

そんなわけで、やってきました静岡市。ラルさんに選手村まで送ってもらったセイ達は、ここでラルさんとはお別れして
しばらく2人で寝泊まりすることになります。しばらく2人で寝泊まり。
これはやばいな…これをネタにしたやおい同人誌が一体何冊作られることか…(えー

それにしても、画面のはじっこにいる案内役のお姉さんが美人だなー
リン子ママの抜けた穴はこの人に埋めてもらおうよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「うぇ〜…セイ、なにこの服?」

「言っただろ?選手や大会関係者を集めたレセプションパーティーがあるって。
 参加者は全員正装なんだってさ」

「パーティだぁ?俺はかたっ苦しいのは苦手なんだよ…」

そんな2人が選手村に着いて最初にしたことは、選手や関係者たちが集まるパーティに出席することでした
しかし、あからさまに正装やパーティの出席について嫌がるレイジ…むう…レイジは自分のことを異世界の王子だと言ってましたが
つまりこの手のパーティを死ぬほどやらされてて心底うんざりしてるとか、そんな感じなんでしょうか?

「いいから着替えなって…レイジ〜?」

しーん

「あ、あれ?レイジ?…あっ!レ…レイジいいい〜〜〜!!」

「にっひっひ…悪いなセイ、ママさんからもらった軍資金もあるし
 俺は俺で楽しませてもらうぜ!」

ああそして、セイが目を離したスキにまんまと部屋を抜け出してしまったレイジ!
どうやらパーティをサボって、夜の町でブラブラと遊んでくる気のようです
しかしもうずいぶん日も暮れてるようですが、こんな時間に13歳が外をウロウロしてたらあっと言う間に補導されちまうぞ…(えー

「う、うわぁ〜…すごい…ここの人達みんな、ガンプラバトルをするために
 世界中から集まってきたんだ…」

「セイはーん!久しぶり〜!」

「あっ、マオくん!」

「海で会うた時以来やね!その顔見たら分かるわぁ、
 世界大会用のガンプラ、無事に完成したみたいやね!」

「えへへっ、楽しみにしててよ!」

そんなわけで1人でパーティに来るハメになってしまったセイ、最初は気まずそうに隅っこで小さくなっていましたが
たまたま運良くマオと再会することに!しかしこの2人ずいぶんと仲いいですねえ
マオはレイジに対してはかなりバチバチ火花散らしてましたが、セイとは凄腕ビルダー同士すっかり仲良しさんな感じです

「あっ!セイはん、セイはんあっち!リカルド・フェリーニですよぉ!
 イタリアの伊達男!かっこええお人やわ〜!」

とその時、2人の目に留まったのはイタリア代表のフェリーニ!
さすがに美形で通っているだけあって、マオから見てもイケメンのようですが
それより横のおっぱいでかい金髪ねーちゃんの方が気にならねーかマオよ!(えー
まあマオはまだ13歳だからな…おっぱい美人の良さが分からんのやな…いずれ分かるさ、いずれな…

「おっ、イオリ・セイ!」

「えっ!?ボ、ボク!?」

「セイはん凄いやんっ!!あのリカルド・フェリーニに名前覚えられとるん!?」

「レイジは一緒じゃないのか?」

「フェ、フェリーニさんレイジを知ってるんですか!?」

「ははっ、知ってるも何もあいつのせいで散々な目に遭ったよ」

「ご、ご迷惑をおかけしてます…」

って、セイを見つけるなり気さくに声をかけてきたフェリーニ!
セイの方はまさか話しかけられるとは思っておらず、相当仰天しております
そういえばフェリーニはレイジとは何度も会ってるけど、セイはここで話すのが初めてなんだったなー

「あ、あのっ、ワイ、ヤサカ・マオといいます!」

「おっ!知ってるぜ、ガンプラ心形流の珍庵師匠の弟子だろ?」

「し、師匠のこと知ってはるんですか!?」

「まぁ、少しな!」

そして自己紹介するマオですが、師匠の噂はフェリーニの耳にもしっかり届いていたようで…
あのじーさん一体何者なんだろうな…辰造とかも相当驚いてたし、
かつて世界レベルで活躍したぐらいのことはやってそうだよね

「久しぶりねぇ〜セイくん」

「えっ?」

「世界大会出場オ・メ・デ・ト♪」

また君か!厄介な奴だよ君は!(ラウ・ル・クルーゼ談)
そこに今度はキララが登場!て、てめえ…さっきのリポーターの時は特になんとも思いませんでしたが、
偉そうにセイの前に現れるってのはどういうわけだ!お前こないだのことなんにも謝ってないだろ!
以前セイ達をいたぶってたシーンもそうだけど、お前ちったあ悪びれる気とかないんかい!

セイが許しても!
わたしが
許さんッッ!!


(パプティマス・シロッコ談)

それとこのキララの服装って、ガンダム00の王留美のコスプレですよね
細かいとこはちょっと違うけど、大体の服装は同じというか
この王留美もなー、最初は超可愛かったのになー、この第1話がピークだったな…(えー
特に2期に入ってからは酷かったというか、別人レベルにケバくなっていったというか
リボンズにすら「お前の見た目どんどん劣化してるよね」とか言われる始末だったしなー、なぜああなった…

「え?誰?」

「(ずがーん)」

って、その時「えっ誰なのこいつ」とガチでキララを知らずに大ショックを与えるマオ!
よくぞ言った!よくぞ言ってくれました!(えー
キララへの精神的ダメージは相当なもののようです、この間レイジも言ってましたよね
高飛車で鼻持ちならない女は凹ましてやらないとなぁ!(えー



「キ、キララさんだよ!ガンプラアイドルの!」

「え…?あっ、ホンマや!」

「…(しおしお)」

「キ、キララさんも物凄いご活躍ですよね〜」

「そ、そうそうテレビ見ましたよ〜」

すっかり涙目になってしまったキララをどうにか慰めようと、思いつく限りのおだて文句を並べるセイ達。
ふむ、しかしキララもこうしてしおらしく落ち込んでる分には可愛いな
偉そうにしてるとなんだコノヤローって思うけど、「やっぱり私って不人気アイドルだから…」って落ち込んでる姿は
なんかちょっと応援したくなるというか。これぐらい謙虚な方がいいよね謙虚な方が

 

「フ…お嬢さん、お名前は?」

「え…?キ、キララですけど…」

「(キラーン)ときめくお名前ですね…」

「(ズギューン)ま、まあ…!」

「ささ、こちらへ…」

「お、おおっ…!ガンプラバトルと同じく、電光石火の早技や!!」

って、そんなキララを見るなりあっという間に口説いてしまったフェリーニ!
さすがナンパの年季が違うというかなんというか…セイ達が何を言ってもしおしお状態だったキララを、
一瞬にしてメロメロにしてしまいました。まさかのカップル成立?2人でオトナの時間を過ごそうと、セイ達から離れていきますが…

「だははははは!ぶぁははははは!
 キララすぁ〜ん、見ましたぁ〜?08小隊の特典映像!」


「え、ええ…」

「動画枚数何枚かかってるか分かんないくらい動いてましたよねぇ!?
 ねえねえねぇ〜!」

「そ、そうです…ね…」

「でっしょ〜!?そうでしょ〜!?
 あはははぁ!あっはははぁ!最高ですよねぇ〜!!」


「…」

「…幻滅やぁ…」

う…うわああああああああ!!
なんじゃこれ!しかしあまりにも酒グセが最低すぎたフェリーニ!
べろんべろんに酔っ払いながら、キララにひたすらみっともなく絡み続けるというこの姿…さ、最低や!
めんどくさい酔っ払いウザいガノタの融合した姿や!(えー
これにはセイ達も完璧に幻滅してしまったようです。あーあ



ちなみにフェリーニの言っている「08小隊の特典映像」というのは、
ブルーレイBOXに収録されている三次元との戦いってやつですよね
自在に宙を飛び回るグフ・フライトタイプとの死闘。作画枚数うんぬんっていうのは、リンク先5:00あたりからの
マシンガン撃ち合い→接近戦に持ち込むあたりのことを言ってるのかな

しかし久々に見ると08小隊ってやっぱミリタリー色強いなー、他のガンダムシリーズにはない雰囲気だわ
あとミケルが妙に可愛くてびびった。こいつってこんな中性的な顔立ちだっけか
戦車っぽいホバートラックに乗ってるのもあって、ガルパンの秋山殿を思い出したわ(えー  Bパートに続く!

(C)創通・サンライズ・テレビ東京


12月16日

今週のジャンプ感想:食戟のソーマ 第52話「花に仕える者」

2年前…

『この勝負、管理局より正式な食戟であると認定された!
 双方、条件に異存はないな!』

『私が勝ったら…えりな様の秘書の役目、この私に譲るのよ。いいわね新戸さん?』

『もちろんよ貞塚さん。では私が勝ったら今後一切…』

 

『えりな様の半径50メートル以内に近づかないで!』

さて今回のソーマですが…ってのっけから秘書子のフルネーム判明キター!!
新戸緋沙子!そんな名前だったんかい!むう、誰かの関係者かと思ったら別にそんなことなかったな…
しかし緋沙子ってこの名前、秘書子→ひしょこ→ひしゃこ→ひさこって具合に
秘書子から派生してつけた名前なんじゃないのかなー、やっぱこいつは秘書子でいいか…(えー

ともかく、そんな秘書子は2年前すでにもこっちと食戟で激突していたようです。
この時は秘書子の勝利に終わったようですが…勝った条件としては今後一切お嬢様の半径50メートル以内に近づくなって
結構言うことキツイですね秘書子、いくら自分の秘書の座を狙ってきたライバルとはいえ、お嬢様の周囲から完全に排除してしまうとは…

「…」

「えりな様のお隣に置いていただき…口汚く罵ってもらう事こそ私の変わらぬ夢…!
 あの神の舌から罵詈雑言が飛び出すことを考えただけで…ひひっ…ひひひひ…!」

そして場面は現在の選抜シーンに戻りますが…ってぶふーー!?
何言ってんだこいつは!お嬢様にしてもらいたいことが何かと思えばののしってもらうことかよ!
もこっちお前…要するに女王様に虐げられたいってタイプの人なのか、このドMが!

「もう決着はついたはずでしょう?あの食戟、私が勝利したのだから!」

「えぇ…確かにあれ以来、双眼鏡でその尊顔を拝見したり、
 手紙を毎日三十通ばかりお送りすることしかかなわなくなったわ…」

(…それも禁止事項に入れておけばよかった…)

さらに、食戟に負けてお嬢様に近づくことを禁じられたもこっちですが、
でも双眼鏡で覗き見したり手紙を毎日30通ぐらい送るのはやりまくっていたという…
あ、あかん、さっきは秘書子の対応厳しすぎと思ったけど、こいつにはあれでも生ぬるいわ!(えー
「今後一切えりな様に何一つ関わるな」ぐらい言ってもよかったかもね…これだけストーカーされまくってるとはお嬢様も大変だな

「でもこの秋の選抜という大きな舞台で、あなたを上回れば
 えりな様は心変わりなされるかもしれない…!
 きっと私をお側に置いてくださるわ…!ひひひひひひひ…!」

「…(すたすた)」



完全にメンヘラストーカーなもこっちを相手に、さすがの秘書子も「つきあってらんねーぜ」と会話する気力も失せたようです
もこっちがここまで面倒な性格とは…ともかく、いよいよ秘書子の料理のお披露目となりますね

「次は新戸緋沙子の品かぁ…!なんてったってえりな様の秘書!
 きっとスゲェ品を出してくるぜ!」

「どうぞ(カチャカチャ)」

ホワァ…

「ふぅん…?ルーにとろみが少なく汁気も多い…スープカレーに近い品かしら」



そんな秘書子のカレーがこれ、普通のカレーよりも水っ気が足されており、スープカレー的に仕上げてきたようです
そういえば秘書子の調理は、スパイスを炒めず速攻で煮るのが特徴でしたが、
もこっちと同様に煮物料理が得意なんでしょうかね?

「具はネギにニンジン、タマネギにキャベツ等…そんで羊肉はマトン肉やな!
 マトンはラム肉に比べて臭いが強いけど、そこはスパイスでしっかり臭み取りっちゅうわけか」

「…臭み…(じゅるり)」



ってああ!?「臭み」というフレーズを聞いた途端に興奮してヨダレが止まらなくなるおりえ!
あ、あかんこの人!あの超臭かったもこっちの料理ですっかり調教されとるわ!(えー
あの臭さが完全にクセになってしまったようですな…こりゃ難儀な性癖を植えつけられてしまったもんだぜ

「ほな…まぁひとついただきますか」

「あれ?なんだか審査員の反応薄くないか?」

(ひひひっ…私の料理の余韻が残っているわね…
 あれだけパンチの効いた臭気と味…
 インパクトが強すぎて、後に食べる品が霞んでしまうこと必至!
 これは言わば呪い!あなたへの呪いよ新戸さん!!)

って、なんとも淡白なリアクションで秘書子のカレーにスプーンを伸ばす審査員たち。
やはりもこっちの残したインパクトがあまりにも強烈すぎて、秘書子のカレーに大した魅力を感じていないようです
ああ…これはあれだ、ガンダムシリーズで言うところの、GガンダムとガンダムWがあまりに濃厚で強烈だったせいで
その後のガンダムXが地味だ地味だとさんざ言われたあれだ…まさにあれだよ…(えー

「(もぐっ)…!?こ…これは…!?」

ドクン…!

「安東先生?どないしはったんか?」

「ホ…ホアアアアアアア!!」



ほっちゃーん!ほ、ほーっ!ホアアーッ!!ホアーッ!!(えー
い、一体どうした安東先生!秘書子のカレーを口に運んだ途端、堀江由衣ファンのような奇声を上げながら
ケンシロウばりのマッチョへと変貌する結果に!ほっちゃーん!
これは食戟のソーマアニメ化の際には、秘書子の声優は堀江由衣でお願いしますよ(えー

「な…なにぃー!?いつもボソボソ何喋っとるかよう分からん
 枯れた木ぃみたいな安東先生が!?どどど、どないしはりましてん!?」

「この独特の香り…!これは…!」



「当帰!川弓!地黄!芍薬!
 4種の植物を合わせた漢方薬をベースに作る料理…
”四物湯”だ!!」

「し…四物湯いうたら…死に瀕した旅人が、食べた途端に蘇ったゆう
 逸話まである品…!はっ!?分かった!あの時彼女は…
 スパイスを”煎じて”いたんか!!」

「そう…それがあの子の得意技。新戸緋沙子は…
 薬膳料理のエキスパート!」

そしてここで、アリスがこの間言っていた秘書子の得意技の秘密が明らかに!
それはスパイスを煮るということではなく、漢方を煎じるという薬膳料理のことだったという…
へー、薬膳料理といえば、俺の中では鉄鍋のジャンの五行が印象深いですね
まさか秘書子が五行ポジションのキャラだったとは…

(C)西条真二/秋田書店

「4種の生薬の他に姜黄・大茴香・小茴香を加えて、
 オリジナルの薬膳スパイスミックスを作りました。
 そのスパイスを1時間煎じて薬効成分を抽出…そこに野菜類とマトン肉を加え、
 しっとりと柔らかくなるまで煮込み…紹興酒とパクチーで香り高く仕上げております」

「はぁ〜…!言われてみたら薬膳の薬効成分は、カレーとえらい似てまんなぁ!
 姜黄はターメリック!大茴香・小茴香はスターアニスとフェンネル!
 どれもカレーに欠かせへんスパイスばかりやで!」

「そこに注目し薬膳とカレーを結びつけた…彼女ならではの料理というわけね!」

「これが私の薬膳カレー…羊肉四物湯カレーでございます

そしてさっきの安東先生に続き、関西弁のオッサンやおりえも興奮しながら秘書子のカレーをぱくつき始めました
ずいぶんと秘書子のカレーを気に入ったようですが、姜黄・大茴香・小茴香・ターメリック・スターアニス・フェンネルって
なに言ってるのかひとつもわかんねーぜ…(えー
ターメリックだけはかろうじて聞いたことあるかな、どんな奴なのか具体的には知らないけど



「ホンマや…!巡る…!体中に薬膳のエネルギーが巡りよるでぇ!(ボンッ!)」

「美味しいっ…!羊肉の強いコクがスパイスでより活かされて、
 ルーに溶け込んだ野菜の甘みが味をまろやかにしてる!(ビクンビクン)」

そして関西のオッサンとおりえのリアクションですが、安東先生のように服が弾け飛んだオッサンに対して
おりえの方は普通にビクンビクンしながら食べております。なんでやねんお前も脱げや!(えー
前回あれだけエロい格好さらしといて、今さら脱げませんとかそりゃないで!
それともあれか?このカレーはオッサンと安東先生のグルメ細胞に適合したけどおりえは違ったとかそんなんか?(えー

どうでもいいけどこのオッサンの脱いだ姿見たら、
FFタクティクスの不浄王キュクレイン思い出したわ(えー
これがかつて世界を支配したルカヴィの力なのだよ!

「四物湯の効果で、食べた途端に体ポッカポカや!」

「ええ、薬膳は腎を温め気を補い…
 そして心身から邪気を払うと言われている!」

「!?」

「香りの立て方に旨味のバランス…!なんちゅう完成度や!
 学生が作れる品ちゃうで!?このカレーを食べた後やと…
 さっきのカレーがインパクトだけのもんに思えてまう!」

「(ずがーん)」

そんな秘書子のカレーには不浄なものを払うという効果まであるようで、まさに不浄そのものだったもこっちのカレーには
天敵とも言える料理のようですね。まあ、そのわりに関西のオッサンは
不浄王キュクレインになっちゃって不浄度アップしてるけど(えー

ともかく、秘書子のカレーによって一気に無力化されてしまったもこっちのカレー。この状況を一言で言うなら


(C)雁屋哲・花咲アキラ/小学館

なんちゅうもんを食わせてくれたんや…
なんちゅうもんを…
これに比べると
さっきのカレーはカスや
(えー

「うっ…嘘よ…!審査員はみんな、私のカレーの虜になったはずなのに…!」

「(スッ)あなたの分よ」

「…!?」

「食べてみれば分かるわ…私とあなたの気位の差がね!」

まだ目の前の現実を受け入れられないもこっちでしたが、こんなこともあろうかと
もこっちの分のカレーも作っていた秘書子…どうやら直接、格の違いを分からせてやるつもりのようです
もこっちも渋々ながら秘書子のカレーを口に運んでいき…

もぐっ…

(…!?澱み…混沌…それこそが私の料理の源なのに…!
 それが洗い流されて…清められていく…!?)

「うあああ…!やめろ…!やめろおおおおおっ!!」



貞塚ナオ(白) 誕生
ゲエエエエエエエーーー!?なんと秘書子のカレーで、洗い清められたもこっちは超きれいな美少女へと変化!
なんだこれは!?浄化どころか、可愛さが数段跳ね上がったスーパーもこっちになってしまったのか!?
いや、この漂白された驚きの白さからして、ブルーアイズホワイトもこっちとでも言うべきか…(えー

「ぜえっ…!ぜえっ…!ぐううう…!」

「新戸家は…」



「古くから続く漢方医の家系で、私はその知識のすべてを料理に昇華させたわ。
 幼い頃から日々激務をこなされてきたえりな様の為にね、それが私の薬膳なのよ」

「…」

「古代中国の宮廷では…皇帝に食医という食事療法医が仕え、
 薬膳を提供していたそうね。私にとっての皇帝はえりな様だわ」

がしかし、そんなホワイトもこっちは一瞬だけの姿だったようです。うーむ残念
それと秘書子の専門はもともと漢方医で、料理人ではなかったようですが
お嬢様のために料理を覚えてここまで腕を上げたと…やっぱ漢方って苦い薬が多いし、
お嬢様に少しでも美味しく食べてもらおうって考えた結果ですかね

「貞塚ナオ…あなたの料理は自分のことしか考えていない。
 えりな様にお仕えする資格はありません」



「目ざわりだ、さがれ」

ガツンといったーー!!やっぱ言う時は言うなこの人!
お嬢様のために作り上げてきた秘書子の料理に対し、もこっちの料理は自分の澱みや混沌を投影したもの…
主君に仕える者の料理としてはまったく相応しくないとして、思いっきりバッサリとかましてしまいました

《新戸緋沙子の得点は…!92てぇーん!!》



「うおおおおお90点台きたああああ!」

「貞塚の得点を軽々超えた!流石えりな様が認める料理人だぜぇぇぇ!!」

そんな秘書子の得点は92点!俺の予想では94点でしたが、まあ誤差の範囲でしょう
やはり予選突破のためには90点以上ないと無理そうだな…
アリスは90点台後半として、タクミや恵ちゃんあたりが一体何点まで取れるかが気になりますねぇ

「ひひ…ひひ…!ひひひひ…!ひ…!」

ああそして、秘書子に完全敗北を喫して狂ったように笑い続けていたもこっち!
ついに壊れたか!?壊れてしまったのか!?気をしっかり持て!
まあ、えりなお嬢様に対する歪んだ愛情も、今回のことで粉々に粉砕されてしまったわけだしな…



「緋沙子お姉さま…♪」

そ…そっちかーーー!!なんじゃお前はー!新たに別の愛情に目覚めやがった!?
今のですっかり秘書子の虜になってしまったんかい!ああ、そういえばもこっちってドMなんだった!(えー
今回秘書子にあれだけ邪険にされたことで、すっかりその快感に目覚めてしまったというわけか。なんてやつだ…

その頃、Aブロック会場…

「マジか!?とんでもねぇ…!薙切アリスのお付き…!」



「93点だとぉ!?」

ドッギャーーン!!しかしその頃、別会場では新たな衝撃が!なんと秘書子をも上回る93点を
楽々と叩き出していたお付きの男!審査員が違うから、同じ基準で測れるものじゃないかもしれませんが…
でも少なくともおりえと双子のBBAは参加しているし、他の審査員も大体同レベルと見ていいんじゃないでしょうか
初めて豹変した時は小者オーラが凄かったお付きの男ですが
こいつの実力はやはり本物なのか!?予選突破は確実なのか!?
そうなると丸井の出場する椅子が…(えー  こいつは丸井と同ブロックですからねぇ
最終メンバーはどうなるんだろうか…次回に続く!

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社




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