ビッグガンガン感想:ハイスコアガール第41話




さて今月のビッグガンガンですが、ついにハイスコアガールが復活する時がやってまいりました
これだけ表紙をでかでかと飾っての連載再開、さすがに注目度も高いみたいですね
それと本誌での連載再開と同時に、今まで発売されていたコミックスがハイスコアガールCONTINUEとして
かなりの加筆修正を加えられて再発売されたみたいですね

俺もさっそく買ってざっと中身を見てみたんですが、「えっ、この場面が違うゲームに変わってる!」みたいに
驚かされるような修正点も結構多かったので、そのうち時間がある時に旧コミックスとの比較とかもやってみたいと思います

ともかく今回のハイスコアガール本編ですが、前回の話ではラスボスのようなキャラだった業田先生とも和解して
ついにハルオや大野さんも大手を振ってデートしたり遊んだりできるようになったんでしたっけね
前回のデートでは、それはもう歯が浮くようなイチャイチャっぷりを見せつけていたので、
このまま順風満帆、何も問題なしのハッピーエンドへ突っ走るのでは?と思っていたその時…

パァン!!

「いでぇ!?」

「おいおい何やってんだ!」

 
 

「だってひっぱたきたい顔してんだもん」

特に理由のない暴力がハルオを襲う!!(えー
なんと今回、たまたま日高さんと出くわした結果「ひっぱたきたい顔しやがって」と言われながら
いきなりブン殴られるハルオ。マジで理由のない暴力じゃねーか!

ふむ、すべての問題が解決したかに見えたハルオの状況ですが、日高さんだけはそんな状況を面白く思っていなかったようです
考えてみれば日高さんは、この間の勝負でハルオに負けた時も
「どうせ大野さんのこと考えてたんでしょ!!むかつく!!」とブチ切れまくっていたので
あの時のムシャクシャが今でもおさまってないといった感じでしょうか

この日高さんの様子を見るに、ハルオと大野さんがラブラブハッピーエンドを迎える前に
日高さんが最後の障害として立ちはだかるって感じになりそうですね
今はもう、日高さんの他に2人の仲をジャマするようなキャラはいないわけだしなー
この間のときメモ回で日高さんに爆弾がついてたことからしても、いよいよそれが爆発する時がやってきたというわけか
つまり一言で言うと、龍拳爆発!小春がやらねば誰がやるって状況なんやな…(えー



この間ハルオのカーチャンが龍拳爆発について触れていたのは
今回日高さんが龍拳爆発することの伏線だったんやな…(えー
日高さんはまさに穏やかな心を持ちながら激しい怒りによって目覚めた伝説の戦士なんやな…

「最近日高変わったなぁ、前はもう少し物腰が柔らかかったのに」

「イライラさせる男がいれば、イライラするのは当然でしょ」

「あ、ああそうだな…あの…気分転換になるか分からないけど、
 これからハルオの家でちょっと語り合おうと思ってんだけど、日高も来るか?」

「…行く!!」

って、そんな風に怒りの超サイヤ人オーラを撒き散らす日高さんでしたが、
「今からハルオの家に来ないか?」と言われた途端に「行く!!」と即答してしまいました
やはり今でもハルオのことはそれだけ好きだということか、あれだけブチ切れてるのも結局はハルオのことが好きだからだしなぁ
なんだか日高さんちょっとヤンデレっぽくなってきたな…(えー

「あ」

「あー、どこほっつき歩いてたのよ、苦労してかわい子2人が遊びに来たのに」

って、そんなハルオが日高さんを連れて自宅に帰ってきてみれば、なんとそこには大野さん&真の姿が!
真がハルオの家に入り浸ってるのはいつものことですが、今日はそこに大野さんも連れてきたみたいですね
やはり前回、業田先生からのお許しが出たことで、大野さんも気軽にハルオの家に来られるようになったということか

とはいえ怒りの超サイヤ人と化した日高さんと鉢合わせしてしまったのはヤバイと言うしかないですけどね…
まさかよりによってこんな時に大野さんが遊びに来ているとは…
しかしそれはそれとしてさっきの画像の真かわいいな…(えー
ちなみに俺はこの漫画の女性キャラだと真が一番好きですねー
大野さんに比べて微妙にぽっちゃりしててムチムチしてるところとかたまんないっすわ。
この肉付きのよさがそそるんですよ肉付きのよさが(えー



しーん…

(ん〜?なになになに…なんなのこの微妙な空気…)

(まさか大野さんがいるなんて…こんな状況になるとは思いもよらなかった…
 この3人が一緒にいるところなんて初めて見たぞ…?
 俺にとっちゃ息がつまる空気だ…ハルオはこの事態をどう思ってやがんだ…?)

って、とりあえずみんなでハルオの部屋に集まってみたものの、一同はなんとも言えない沈黙に包まれてしまい
「えっ何この重たい空気…」と戸惑いを感じていた真&宮尾。
そういえばハルオ・大野さん・日高さんという三角関係の当事者が揃ったのはこれが初めてなのか
やっぱりお互いのことを意識してしまってか、誰も気軽に口を開けない状況が続いているようで…

しーん…

(ぐぐ…こ、この妙な沈黙、耐えられん…!)

「ぼ、僕帰るます!(ドタドタ)」

「宮尾!?どうしたってんだいきなり…」

(あの宮尾って子も、この空気に耐えられなかったようね…
 てことはやっぱり、この日高って子はハルオ君のこと…)



(あああああなんてことなの!この子たちまだ高校1年生でしょ!?
 19歳の私は三角関係どころか恋すらしたことがないのに!フケツ…フケツよ…
 こんなドロドロした空間にいちゃあ、私の純真な心はどんどん蝕まれていくわ…)

「なんだかクラクラするからお母様と話してくるわ…(すたすた)」

「えっ、お姉さんまで…」

ああ、そんないたたまれない空気の中、ついに我慢できずに部屋を飛び出してしまった宮尾&真!
というか真はまだ恋すらしたことなかったのかよ!
おいおいおい!今まで口を開けば「エロゲーがやりたい」だのエロに興味津々だったり
「ときメモで恋愛を勉強しろ」だのと恋愛の先輩みたいなことも言ってましたが
実は恋愛経験ゼロだったんかい!マジかー、真は「遊んでる女」ってイメージあったからこれは意外だわ
でも遊んでるように見えて、実は清純派な女の子っていうのは男ウケがいいパターンですよね
俺はもともと真好きだったからどっちでもよかったけど、今回この設定を知って真に興味を持った読者もいるんじゃないでしょうか



そしてついに3人になってしまったハルオたちですが、ここで「大野さんと対戦ゲームがしたい」と口を開いた日高さん。
そういえば以前にもそんなこと言ってましたね、たまたまゲーセンで大野さんと会った時に手合わせしてみたいと言ったものの、
あの時はゲーセンで暴れるバカがいたせいで対戦できず、バーチャコップの協力プレイをやることになったという。
それがいよいよ今回実現するというわけですか

「矢口くん、サターンのバーチャ2は買った?」

「お、おう、もちろん…」

そんな2人が対戦するのは、セガサターンのバーチャファイター2のようです
さっそくゲームを起動して大野さんはアキラを、日高さんはサラを選択することに。
ちなみに大野さんがアキラを使ってるのは、自分の名前も晶(アキラ)だからですね
確かアキラの名前も、漢字で書くと「晶」だったはずなので、まさに自分の分身のようなキャラだというわけか
日高さんが使ってるサラにしても、日高さんと同じ金髪キャラだし、これは自分の分身同士の直接対決となってしまうのか?



って、試合が始まった瞬間に即座に日高さんをぶっとばす大野さん!
接待プレイをする気なんぞさらさらないということか、どうやら本気でぶっ潰す気満々のようです
それにしてもよく分からんのは、俺はアキラの技って鉄山靠とアキラスペシャルぐらいしか知らないのよね

この鷂子穿林って技は背中でドカンとやってるけど、こういうのって鉄山靠とは何か違うん?鷂子穿林ってなに?
背中でドカンとやったら鉄山靠っていうんじゃないん?(えー
いきなり俺のとんでもない無知さが炸裂してますね、ガチのバーチャファンにこんなこと言ったらぶん殴られそうだ
ともかく、大野さんの快勝で始まった2人の対戦は、この後どうなるかというと…

なんと日高さんが下段パンチを撃てば返し技で反撃、上段キックを撃てば返し技で反撃、中段パンチを撃てば返し技で反撃と、
ことごとくすべての攻撃を跳ね返し続ける大野さん!
アキラって返し技いっぱい持ってるのね(小学生並みの感想)

いやマジでこういう多彩な技の数々については、俺はさっぱりなんの知識もないというか
まず返し技ってなに?ってレベルなんで、何も語れることがなくてヤバイですね
なんか今までで一番ボンクラな感想書いてる気がするぞ…
大丈夫なのか俺、なんだか感想書いてて不安になってきたわ、大野さんそろそろ俺の知ってる技を出してくれ!
俺は鉄山靠かアキラスペシャルしか知らないんですよ!そのどっちか使ってくださいよ頼んますよー!

崩撃雲身双虎掌・通称アキラスペシャル!!

ってアキラスペシャルキター!!
やっと俺の知ってる技が!大野さんリクエストに答えてくれてありがとう
おうおう、お前ら知ってっかアキラスペシャルをよー、正式名称は崩撃雲身双虎掌っていうんだよこの技はよー
しょうがねーから動画貼ってやるからよー、これぐらい知っとけよなまったくよー

ふう。そんなわけで2人の対戦は決着となったわけですが
我ながらなんて頭の悪い感想なんだろう…(えー
まったくひどい感想を書いてしまったもんです、いや一応いいわけをしておくと、
俺はバーチャファイター2に関してはあんまりプレイしてなかったんですよね

なんでかっていうと、バーチャ2はアーケードで稼働してた時に1プレイ200円だったんですよ
これがマジで痛かった。当時小学生だった俺は、月のおこづかいが1000円くらいだったから
バーチャ2なんてやろうもんなら、一瞬にしておこづかいが消えてなくなるから、とてもじゃないけどプレイできなかったんですよね
なにしろ1プレイ100円でも高いと思ってて、50円で遊べるゲームしかやらなかった時期だからなあ

あと店によってはやたらバカでかいモニターとかで画面を映してて、そんな目立つでかい画面で
俺のような初心者のドヘタクソなプレイを映すのがめっちゃ恥ずかしかったというか…
やるんだったら小さい画面で目立たずひっそりとやりたかったですね

あとはなんと言っても、バーチャファイターは技がめっちゃ多くて分かりにくいのが敷居高かったと思う
いや実際に見てくださいよアキラの技表を。まったくの初心者がこれを見た時にどう思うかっていうと
ただただ意味がわかんないっていうか、これだけ多くの技があるけど何がどう違うのかとか
何を使ってどう戦えばいいのかとか、そういうことがとにかく分からなくて、まともに戦うこともままならないんですよね

たとえば、他のスト2とかKOFみたいな格ゲーっていうと、技についてはせいぜい3つか4つ覚えてれば遊べるものだったりするんですよ
スト2なら波動拳、昇竜拳、竜巻旋風脚、KOFなら闇払い、鬼焼き、朧車みたいに、初心者でもそれだけ覚えてれば遊べるみたいなね
ただバーチャファイターは、ご覧の通り30個や40個という大量の技がズラズラありすぎて
それがものすごく敷居が高く感じて、何を覚えてどう戦ったらいいのかわからないって状況に陥ってしまってましたね

たとえば技がわからなくても、初心者が適当にパンチキックしてるだけでも楽しめるゲームだったら良かったんですけど、
バーチャはただパンチキックしてるだけだと、すごく威力が弱くてかっこ悪い動きしかできないんですよね
技を出してはじめてカッコイイ動きと凄い威力が出るので
その技を使いこなせない俺からしたら、面白い部分に触れることのできないゲームっていう印象が強かったですね

(…完敗だ…)

「大野さん、また対戦してくれる?いつか勝ってみせたい」



むう、思わずバーチャについてネガティブなことを言ってしまいましたが、ともかく本編に話を戻しますと
大野さんに対して完敗したものの、なんだかちょっと爽やかな表情で「また戦いたい」と口にする日高さん。
ふむ、どうやらこの2人の仲については、お互いを敵視してるとか険悪な関係ってことにはならなそうな感じですね
わりと爽やかに競い合ってるというか、ドロドロとした雰囲気にはなってないので、そこは一安心といったところです

ギュムッ!

「いでぇ!?何すんだよ…」



おっとしかし、そうは言ってもハルオに対してはふくれっつらで足を踏んづける大野さん。
やはり今回、ハルオが大野さんの知らないところで日高さんを家に連れ込もうとしていたことが
面白くなかったんじゃないでしょうか。なにげにかなり嫉妬していたようです

そういえば冒頭では、日高さんも似たような嫉妬でハルオをぶん殴ってましたね
なるほどつまり、今後は大野さんと日高さんが嫉妬を抱えながら
とりあえずハルオを殴ったり蹴ったりする内容になっていくというわけか(えー 
このヒロイン2人はお互い争うムードじゃないから、「とりあえずハルオが悪い」と嫉妬をぶつける感じになりそうですね。次回に続く


・どうやら人生で一番やりこんだ格ゲーがバーチャ2の俺の出番のようだな・・・
 メストのムック本3冊持ってるからバーチャ2のことなら何でも教えてやるぜコノヤロー

 鷂子穿林は相手の脇をすり抜けるように背後に回り込んでから背中に鉄山靠を当てる技で、
 投げ判定の技(相手と接触していないと発生しない)
 鉄山靠は普通の打撃技なので、相手が遠くにいようがハッ!ハッ!って好きな時に出せる
 鉄山靠は至近距離からカウンターヒットさせると大ダメージ(最大80)が出るのに対し、
 鷂子穿林は投げなのでダメージは固定というのが最大の違い
 バーチャのライフゲージは1本200なので、鉄山靠の1発の威力がどんだけ高いかわかるかと

 アキラの当身技は異様に数が多いように見えるけど、基本的には上段・中断・下段の3つだけで
 (魅せ技としてサマー返しの衝天靠が存在)、
 相手の攻撃がパンチかキックかによってこっちの返し技のグラフィックが変化するという仕様
 ちなみに鉄山靠の「靠」とは中国拳法において肩や背中での体当たりを指す言葉だよ by はんぺら

やあやあどうも、こないだのハイスコアガールの感想で書いたバーチャ2について
バーチャ2やりこみ勢のはんぺらさんが解説しに来てくれましたね。お待ちしておりました(えー
はんぺらさんは以前からバーチャ2をやりこんでたという風に聞いていたので、
あの俺の無知な感想を読んだら、きっと何かコメントしてくれるのではと期待してたんですよね
まあ、その一方であまりの俺の無知さに怒られたらどうしようという不安もあったわけですが…(えー

ともかく鷂子穿林と鉄山靠についての解説ありがとうございます。鷂子穿林って要するに投げ判定の鉄山靠のことだったのね
どうりで見た目的に鉄山靠そっくりなはずだわ…とりあえずそこは外してなかっただけでも一安心やな
しかしメストのムック本を今でも持ってるとはさすがですな…はんぺらさんはゲーメストについてもかなりディープよね
俺は当時立ち読みでちょろっと読む程度しかしてなかったから、今となってはもったいないことしたなーと後悔してますわ



・いつも素晴らしい感想です。ところでハイスコアガール復活したのはうれしいけど、
 あんな事態を起こした編集部に対しては大志さんは今現在どう思ってます?
 危うく押切先生の漫画家人生絶たれるかもしれなかった事とずさんな仕事ぶり。
 漫画家と作品を大事にしていませんよね by うろぼう

ふむ、ハイスコアガール問題について編集部をどう思うかってことですが…
うーん、なんというか編集部に対して何かを物申すにしても、
一体どういう流れでこうなってしまったのか情報が少なすぎてなんとも言いようがないって感じですね

なにしろ、この問題について編集部は当初、「ちゃんとSNKには許可を取ってあった」と語っており、
それに対してSNK側は、「編集部はそんな許可なんて取ってない」という風に逆のことを言っており
一体どっちが本当のことを言ってるのか、俺達にはさっぱり分からない状態となっていたわけじゃないですか

そんな中で、編集部に対して警察の捜査が入ったという話があったりして、これで一体どうなるんだろうと思っていたら
捜査が入ったまではいいけど、その結果どうなったのかさっぱり話が見えてこないし
結局なにがどうなったんだ?という風に思っていたら、ある日突然「問題は解決しました!ハイスコアガール復活!」
っていう風に復活することが決まって…この一連の流れについて俺が言えることがあるとすれば


(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

…何が何だか 分からない…

っていうことぐらいですかね…(えー
いやマジで、結局のところ何が原因でどんな風に解決したのか、さっぱりワケが分からない騒動だったというか
これについて何か言えって言われても、「出てくる情報が少なすぎて全容が掴めなかった」としか言いようがないですね
この騒動についてバシッと何か言えるのは当事者だけじゃないかなあ。そうでないと憶測だらけの話にしかならないと思いますよ


ビッグガンガン感想:ハイスコアガール第42話



(ソルスマッシャー地獄…!恥ずかしげもなくポンポン打ちやがる!)

「永久鬼首捻りやってもいいんだぜ?近づけるもんならな」

さて今回のハイスコアガールですが、冒頭からいきなりハルオがゲーセンでヴァンパイアハンターやってるシーンで始まりました
ふむ…ただ気になるのは相手の方ですね、パイロンを使いながらやたらとソルスマッシャーを連発するというこのプレイスタイル、
これって日高さんが以前、ヴァンパイアハンターの特訓した時に相手をしていたパイロン使いですよね
今回のハルオは、あの日高さんが特訓してたゲーセンに来ているのか?なんでいきなりそんな場所にいるのか謎ですが、
やはり猛者の集まるゲーセンということで、日高さんに連れてきてもらったんでしょうか?

「お前ら溝の口勢を名乗る連中だな、なんでそんな意地悪するんだ!?
 俺だって溝の口を拠点に構える溝の口勢のはずだぜ!」

「女に愛されるゲーマーはゲーマーではない」

「なんだそりゃ!?」

「我らの心の華…日高氏の心を打ち砕いた罪、その裁きを画面上で受けるがいい!」

ともかく、まるで嫌がらせのように遠距離からソルスマッシャーを連発しまくって、ハルオをハメ殺そうとしてくるパイロン使い。
どうやらこの溝の口の連中は、日高さんとハルオの関係に相当嫉妬しているらしく
どんな手を使ってでもハルオをブッ潰すという見苦しい闘志に燃えているようですね

それとハルオも一応はこの溝の口勢の一員ということで、もともとここはハルオにとって近所のゲーセンだったということか
なんで今回ハルオがいきなり溝の口のゲーセンにいるのか疑問でしたが、
ハルオにとってこのゲーセンは以前から通い慣れた場所だったってことなのね

「まったく日高も妙な奴らに慕われてんな…ま、いいや…
 日高、バーチャ2で対戦しようぜ。お前のサラと俺のカゲ、どっちが上か勝負を…」



「今日はいいかな。サムライスピリッツ斬紅郎無双剣やりたいし」

「(がーん)」

「おいチンポコ丸、日高氏にあんまりしつこいと
 パンチングマシーンで60K出した俺の拳がうなるぜ?」

「背筋測定90Kの俺も恐ろしいぜ?」

「日高氏はお前が目障りだって言ってんだよ、
 なんで気づいてやれねーんだオメーは?」

って、気を取り直して日高さんを誘おうとするものの、「今日はそんな気分じゃないから」とそっけなく断られてしまうハルオ!
さらに、そんな日高さんの冷たい態度をいいことに、溝の口勢の連中が次々に集まってきては
「俺たちの日高さんに気安く話しかけてんじゃねーよ殺すぞ」みたいな敵意むき出しの言葉をハルオにをぶつけることに…

いやー…なんとも酷い連中ですねこいつら、民度低すぎだわ。
それにしてもこんなキモイ連中に囲まれながらチヤホヤされてる日高さんの姿は
まさにオタサーの姫じゃないですか!!(えー

「ねえ!そうでしょ日高氏!」

「…そうかもしれないね」

「わっほー!!」

「…そうかよ…じゃあ撤退してやるよ、今に見てろよ溝の口勢ども!」

ああ、そして「日高氏はこのハルオとかいうゴミが目障りなんですよねぇ!」という言葉に
あろうことか同意してしまう日高さん!さすがにそれはないんじゃねーのか!?
そのせいでますます増長してバカ騒ぎする溝の口勢ども、もはやすっかり居場所がなくなり、言葉のリンチを受け続けたハルオは
傷ついた様子でこのゲーセンから立ち去ってしまうのでした。そりゃこうなるわ

去っていくハルオの背中を見て初めて「ちょっと言いすぎたかも…」みたいな顔をする日高さんですが、今さら後悔しても遅いですよ
ハルオにあんな酷い言葉をぶつけるゴミどもに同意するだなんて、どんな理由があろうとやっちゃいけないことです
いくら嫉妬してるからって、言っていいことと悪いことがあるんじゃねーのか!?ああ!?オタサーの姫さんよ!?(えー



「ちょっと小春ちゃん…ダメじゃないのよ」

「…はい…最近矢口くんの前だと、イヤな性格になるんです…」

(なんだろう…この自分でもよく分からないモヤモヤ…)

とその時、そんな日高さんの行いをたしなめるように声をかけてきたフェリシア女。
どうやらこの人だけはまともな神経の持ち主のようですね、さっきのゴミどもに対しても
「ちょっとあんた達、よってたかって何やってんの!プレイヤー同士仲良くしないとダメでしょ!」って
ちゃんと注意してくれていたので、溝の口勢の中では唯一この人だけがまともな人間だわ…
他の奴らは全員クズだらけだわ…
(えー

(ちくしょう、何もしてねーのに溝の口に居づらくなっちまった…なにが溝の口勢だ…)

そんな中、溝の口を追い出されるようにして他の町をさすらいながら、ゲーセンを探して歩くハルオ。
なんとも哀愁ただよう姿ですな…あてもなくフラフラと歩き続けたハルオですが、最終的に行き着いた場所というのが…

(居場所を求めて渋谷まで来ちまった…渋谷のゲーセンと言えばここだな…
 渋谷会館モナコ)



なんと遠路はるばる渋谷までやってきたようですが、このモナコっていうのは実在のゲーセンなんですかね?
「渋谷のゲーセンといえばここだ」ってハルオの口ぶりからして、相当有名な場所っぽいですけど。
たとえるなら新宿のスポーツランドみたいな?俺は渋谷って数えるほどしか行ったことないからよく分かんないんだよなー

「いけいけ!ブッ倒せ!打倒ジェネラル!!」

(カイザーナックル…1994年にタイトーから出た格闘ゲーム…)

「つ、つええ…!強すぎる!マジで最強だぜこのボス!?
 飛んでもダメ!ガードしてもダメ!何をどうしたってハメ殺される!」



ってハルオがそんなモナコに足を踏み入れてみればジェネラルキター!!
なんとカイザーナックルをプレイ中のゲーマー達が、ジェネラルに惨殺されている場面に遭遇!
ジェネラルといえば格闘ゲーム史上最強とも呼ばれる超ウルトラ鬼畜ボスとして有名ですよね

ただこのジェネラル、実際にカイザーナックルをプレイして知ったという人は少ないんじゃないでしょうか
かく言う俺もその一人で、数年前にニコニコ動画でMUGENがやたら流行った時期に知ったクチですね
あの時にジェネラルゴンザレスアステカといったカイザーナックルの鬼畜ボス達が、
そのキチガイな強さを見せつけて存分に暴れまくっているのを見て、
「カイザーナックルの敵キャラってのはこんなにつえーのか…」と驚愕したことが始まりだったりします
1994年当時もカイザーナックル置いてるゲーセンなんてそうそうなかったし、実機で知った人はかなり限られるんじゃないかな



その後もジェネラルにボコられながら、ひたすらコンティニューし続けるゲーマー達。
しかし異常すぎるジェネラルの強さには、まったく歯が立たずにクレジットを溶かし続けることになってしまいます
さすがは最強の尖兵…それと女性キャラ使いながら負けまくってるから、
「女性の身で戦いとは感心しませんな。近頃の女性はやんちゃで困る」って
あの名セリフを言われまくってるんだろうな

(条件を満たすと現れる最終ボス・ジェネラル…
 難攻不落の攻防ぶりに数々のゲーマーたちの心をへし折ったキャラクター…
 ゲーメストにも攻略法は「気合で」と書かせた恐るべき存在、
 そういえば中学の時に大野と何度か挑戦したっけな…)

「ん?なに見てんだお前、俺たちをコケにしてんのか!?」

「え、いや別に…」

「バカにしやがって!ウデに自信があるならお前がやってみろ!
 倒せなかったら分かってんだろうな!!」

って、そんなジェネラルとの戦いをじーっと見ていたハルオですが、その結果ゲーマー達から絡まれてしまう結果に!
いや〜…ゲーセンあるあるですねこれは。ただ単にゲームの内容に興味があって見てるだけなのに
「なに見てんだコラァ!!」ってプレイしてる不良から絡まれるっていう。

ほんと参りますよねこういうの、これがあるからゲーセンではおちおち他人のプレイを見ることも出来ないのがなー
というかゲーセンに限らず、不良に絡まれる一番のパターンっていうのが「なに見てんだコラァ!!」だよね
そういえばハンターハンターにもそんなシーンがあった気がするなぁ

(C)冨樫義博/集英社

そう、レオリオがチンピラのふりして団長たちに絡んだシーンがそれですよ。
まさしく「なに見てんだコラ!?」と発言するレオリオですが、この時の団長の対応が「目を合わさないでほっとく」っていうね
そうなんですよ、こういう不良って目が合うと文句言ってくるけど
目が合わなければ別に何も言ってこないんですよね

だから不良と目が合いそうになったら、スッと目線を外せば別になにも言ってこないっていう
そういうことがゲーセンでもよくありましたねー、いやほんとよくわかんねぇ奴らだなって…(えー
なんでそんなに見られるのが嫌なのか分かんないし、見られてなければ絡んでこないのも分かんないし…俺には理解できませんわ

(なんなんだ今日は…やけにゲーセン勢にからまれるな…
 まあいいや、大野…お前が編み出した攻略法を、今こそ活用させてもらうぜ!)

ともかく渋谷のゲーマー達に絡まれてしまったせいで、ジェネラルと戦うことを余儀なくされてしまったハルオ。
ただしハルオには大野さん直伝のジェネラル攻略法があるみたいです。そういえばさっき「大野と以前挑戦した」って言ってたな
そんなジェネラル攻略を開始するために、まずは武龍(ウーロン)というキャラを選ぶハルオ。
ふーむ…聞いたことないキャラだな、俺はカイザーナックルに関してはプレイヤーキャラほとんど知らないのよね
唯一知ってるのが「ダンクーガ!!」って矢尾一樹ボイスで喋るキャラくらいかな…
あれ完全にダンクーガのパクリで作ったキャラだろ

(龍気斬やって下段蹴り!!)

 
 

(龍気斬やって下段蹴り!!これのみ!!)

「お…おお!?ジェネラルを圧倒してやがる!
 ハメ殺されるならハメ殺せってことか!?」

(大野ですらパターン化させてハメ殺すしか策がないジェネラル戦…!
 大野の意思を俺が今日ここで継承する!)

って、そんなハルオの攻略法とは、対空技をあえて空振りしてからの下段蹴りというハメ殺し作戦!
異常に強すぎるジェネラル相手には、正攻法だとまったく歯が立たないので、こうしてハメ殺すしか方法がないようです
ふむ、でも当時の格闘ゲームっていうのはCPU戦はだいたいこんな感じでしたよね

餓狼伝説にしろ龍虎の拳にしろ、CPUがどいつもこいつも頭おかしいほど強かったから
ハメパターンを開発してハメ殺す以外にどうしようもなかったっていうね
むしろハメてこそのCPU戦ですよ。そういうパターンを知ってるかどうかがクリアに直接関わってくるぐらいだったしなー

ちなみにハルオがやっている「龍気斬やって下段蹴り」のパターンなんですが、
実際にそれで倒しているプレイ動画がありました
なるほど実機でやるとこんな感じなのか、しかし「ハメれば楽勝」ってわけでもなくて
わずかなスキでジェネラルがハメから抜け出した途端、一瞬にしてライフ8割持ってかれるとか
まったくミスが許されない緊迫した戦いですねこれ、ハメ使ってもこんだけ強いとかほんとおかしいよ!



FINISH!!

「おおおお!すげええええ!ジェネラルが倒れるところが見られるなんてよォ!!」

「やるじゃねーかオメェ!!さてはタダモノじゃねーな!?
 よければ渋谷勢として加わってくんねーか!?」

「え?」

「実は最近、溝の口の奴らがここに攻め入ってくるって噂があってよ!
 返り討ちにするために仲間を集めてるってワケよ!
 俺達と一緒に溝の口勢をブッ倒さねーか!?」

(溝の口勢!?あいつらそんな大それたことを…!
 その中に日高がいるってのも気に入らねえ!!)

って、そのままなんとかジェネラルを倒したハルオですが、ここで渋谷勢から意外な言葉が!
なんと渋谷勢と溝の口勢は抗争状態にあり、近いうちに溝の口勢との決戦が行われる予定だという…
そして渋谷勢の味方として参戦しないかと誘われるハルオ。これは間違いなく受けるでしょうねー

あの溝の口の嫌な連中をぶっとばしてやりたいだろうし、日高さんにもギャフンと言わせてやりたいみたいです
となれば、またしてもハルオVS日高さんの決戦が描かれることになりそうですね
この間はハルオの勝ちに終わりましたが、今度勝つのは果たしてどちらか、そしてその結果2人の関係はどうなるのか…次回に続く!



ビッグガンガン感想:ハイスコアガール第43話

(なんだかな〜…なんか調子が狂っちゃうな…
 矢口くん最近めっきり姿を見せなくなって…ストZERO2も出たのに…)



(どうしてこうからまわりしちゃうんだろ…)

さて前回、溝の口のゲーセンでハルオ叩きに加担してしまった結果、ハルオを溝の口から追い出す形になってしまった日高さん。
あれ以来ハルオはまったく溝の口に寄りつかなくなってしまったようで、日高さんはこうして寂しい思いをしていたようです
まあこれに関して俺が言えることがあるとすれば、日高さんの自業自得じゃねーか!!(えー

ハルオが溝の口にいられないようにトドメ刺したのあんたですよ!
前回ハルオ叩きをしていたあのゴミどもに加担なんてするからこんなことに…
あの仕打ちにはハルオも「日高も含めて許せねぇ」って言ってるわけだし、これは取り返しのつかないことをやってしまった感が…

にしてもアレですね、ストゼロ2が出た時期ってなると、いよいよこの辺が
ウメヌキの活躍してる時期ってことになりますね
なにしろ現在連載中のウメハラ漫画でも、一番最初の場面が何かっていうと
ヌキがストゼロ2で無双してるところから始まりますからね

ヌキはストゼロ2の全国大会も制した男なので、なんらかの形でハイスコアガールにも出てきて欲しいですねー
大貫晋也って名前がダメなら小貫晋也とかでもいいから。(えー
あ、そうそうヌキといえば、つい昨日配信していたDaigo the BeasTVがマジ神回だったので
ウメヌキに興味ある人は絶対見て欲しいですねー

簡単に言うと、最近のヌキには足りないものがあると、ウメハラが先週の放送でさんざん指摘したわけですが
わずか1週間でその足りないものを一気に埋めて急成長してきたヌキという、劇的な進化が分かる内容になっております
そして試合では、これまでヌキのことを「大貫さんってさ〜昔は上手かっただけの人でしょ?」とめっちゃナメていたボンちゃんに
見事に一泡吹かせるという内容になってるんですよね

ヌキはつい先日のSEAM2016という大会でもボンちゃんに負けてしまって、「あいつに勝つことが俺の目標」と言っていたり
ウメハラも「昔の大貫は強くて俺のライバルだったって言っても、ボンは信じてくれない」と言っていたぐらいの
ドラマがある対決だったので、このヌキ大復活劇は物凄い盛り上がりでしたねー

まあそんな対決も良かったんですが、なによりウメハラとヌキの会話が面白すぎなんだよなぁ
前回のウメハラ先生によるヌキ教育編なんかもそうでしたけど、
もう2人の会話が面白くて、それだけでこの動画は見る価値あるなって感じですね。やっぱりウメヌキなんだよなぁ



話がそれてしまいましたが、その頃ハルオはどうしているかというとご覧の通り。今ではすっかり渋谷に入りびたっている身で
ファッションも渋谷仲間の影響をメチャメチャ受けるようになってしまったようです
まあ、外見的にはえらい変わってますが、中身については特に変化はないようですが…

「なあハルオ、日高たち溝の口勢にいじめられて悔しいのは分かる…
 だからって渋谷に入り浸ることないじゃないか。今日だってお前のことが心配で来たんだぞ」

「いやいやそんなに渋谷を怖がる必要はないぞ。みんないい人ばかりで…」

「オラァ!!」

バキィ!!

「いだぁ!?」

「いたわねこんにゃろが!!」

「お、大野の姉ちゃん!?」

「私も聞いたのよ、アンタが渋谷で不良化してるって話!」

《最近ハルオが渋谷ボーイになっちゃって…あのまま不良にでもなったらと不安だわ…》

「高校2年生を目前にグレちゃうわけか!
 アンタに不良になる度胸があるとは思わなかったわ!」

「不良化してないしてない!」

って、そんな風に渋谷に染まっていくハルオについて、宮尾、ハルオの母ちゃん、が立て続けにコメントしてますが
「渋谷に入り浸るなんて心配」「不良にでもなったら不安」「渋谷でグレちゃうわけか」という風に
渋谷=不良の町ってイメージをみんなえらく持ってないですか!?

いやいやちょっと、渋谷ってそこまで不良のたまり場みたいなイメージありますかね?
最近だと渋谷って、不良の町っていうより若者の町って言われてて、なんかこう華やかなイメージありますけど。
まあ渋谷にたむろしてる奴らといえば、たとえばサッカー日本代表の試合とかあるたびに
「うぇーいwwwうぇーいwww」って騒ぎたいだけのアホが多いっていう気はしますが(えー

あと不良のたまり場ってイメージで言うなら、渋谷よりもむしろ
ゲーセンの方がそういうイメージないか!?この時代のゲーセンってそういう場所だったやろ!?
なにしろ単行本5巻でじいやが「あそこは不良の巣窟でございます」とか断言してたくらいだし。
そんなゲーセンにもう長いこと入りびたっているハルオが、今さら不良の心配をされるってなんかモヤモヤしないっすか!?

「とにかく地元に帰るわよ!この悪の街の呪縛から解放させたるわ!」

ともかく真からしたら、この渋谷という町は邪悪な空気で満ちている場所に見えているようで、
一刻も早くハルオを渋谷の呪縛から解き放とうと、強引にグイグイとハルオを引っ張って歩き出してしまいます
そんなわけで、有無を言わさず真に連行されてしまうハルオでしたが…

「果てしない闇の向こうにoh oh手を伸ばそう!!」



ってアレー!?なんでいきなりカラオケに!?すぐに渋谷から帰るはずが
気がついたら渋谷のカラオケでTomorrow never knowsを熱唱していた真!なんでこうなっとんねん!
どうやら「ハルオをこの町の呪縛から開放する」と息巻いていたのが、渋谷にいるうちにむしろ自分のほうが
その呪縛にとらわれてしまったようです。ミイラ取りがミイラになってんじゃねーか!

「んじゃ次はロビンソンで暴れっぞぉ!!」

(マ、マズイ…このまま大野の姉ちゃんが変な方向に行ったら俺のせいになる…
 そうなったら萌美先生に危険人物とみなされ、大野と顔を合わせられなくなっちまう…
 早くお姉さんを連れて地元に帰らないと…)

もはや完全に渋谷を満喫する気になってしまった真ですが、それを見ているハルオは気が気じゃありませんでした
なぜならこの真もまた、厳格な大野家のご令嬢なわけですから、それを渋谷の色に染めてパーなコギャルにでもしてしまったら
確実に業田先生がブチ切れることになるからです
せっかくこの間業田先生と和解したばかりなのに、そうなったらすべてが水の泡、また大野さんと会うことも許されなくなるでしょう
なので真の遊びっぷりを見ているうちに、むしろハルオの方が「早く地元に帰りたい…」と思い始めることに…



さらに今度は色っぽい服に着替えて、アムラーになろうとか言い出したりと、やりたい放題の真。
アムラーとか懐かしすぎる単語だな…もし本当に真がアムラーになったりしたら
髪を染めたり肌をガングロにしたりするだろうから、そうなったらハルオはもう切腹モノだな…(えー

しかし2人で一緒に渋谷の町を歩くこの様子は、なんだかデートみたいな雰囲気ありますね。
以前から真はハルオの家を毎日のように訪れたり、色んな場所に連れ回したりしてるので
なんだかんだでハルオと一番よく会ってるヒロインがこの真ですよね

これは真ルートに突入くるか?お?一番よく会ってるヒロインとの恋愛フラグがどんどん進行していくというのは
ギャルゲーのお約束ですよ!!(えー
こないだときメモやったのもその伏線だったんやな…真ルート突入なんやな…
まあ俺はこの漫画のヒロインで真が一番好きなので、もし本当に真ルートに入るならむしろ嬉しいくらいですけどね。次回に続く!



ビッグガンガン感想:ハイスコアガール第44話



「渋谷があんなに魅力的な場所だったとはね、ハルオくんが入り浸る気持ちもちょっとわかるわ」

さて前回、渋谷の町をハルオと一緒に歩きまわり、まるでデートのような時間を過ごしていた真でしたが
あの後どうなったかというと、「そろそろ帰って寝るわ」と家に帰ってベッドに寝転んでいました
ええええちょっと!?あれだけハルオと急接近しそうな前フリをしておきながら
結局なんもなくてそのまま帰ったんかい!?

あとアムラーを目指すとか言ってたのも、帰ってきた瞬間に業田先生に服を燃やされて断念したみたいだし
あの思わせぶりな展開はなんだったんや!?
うーむ、俺の予想ではあのまま2人で夜中まで遊んで、真は完全にコギャルみたいになっちゃって「ホテルくらいいいでしょ」
2人で泊まったりとか
、そのまま朝帰りして業田先生に激怒されて、2人とも大野家から追い出されてしまって
ハルオは大野さんに会えなくなり、日高さんともケンカ中なので真しか会える相手がいないという状態になり
こうして2人はズルズルと関係を深めていく…みたいなことになるのかと思ってましたが
全然そんなことなかったな…(えー  こうもあっさり「そんじゃ帰るわー」で終了するとは思わなかったわ

 
 

あと今回の真のシーン色々見てて思ったんですが、真って実はめっちゃおっぱいでかかったんですね(えー
いやマジで。さっきから俺が貼ってる画像3枚とも全部、おっぱいがすごくでっかく描かれてて
真が巨乳キャラだってことを今回初めて知ったっつーか…いやマジかー、これだけの巨乳ということを知ってしまったら
俺はもう完全に真一択だわ…(えー  なんだか真が大野さんの上位互換に思えてしまってヤバイ
いや大野さんも十分可愛いんだけど、俺の場合は「気になる女の子」って空気を真の方にビンビン感じてしまってなー

「ファイティングバイパーズ東西戦…
 東は渋谷勢の10人、西は溝の口勢10人の勝ち抜きルールだ」

「10対10の因縁対決…渋谷勢と溝の口勢の雌雄を決しようや」

って、次の場面ではなんと渋谷勢VS溝の口勢の雌雄を決する団体戦が行われるシーンとなっていました
ていうか早い!早いよ!もうこの団体戦やんの!?もっと決戦の日まで時間があると思ってたけど…



そういえばさっきの真のシーンで、「明日も渋谷で対戦会があるってハルオが言ってた」というセリフがありましたが
この対戦会っていうのが要するにこの決戦のことを言ってたのか!?そんなにすぐに決戦を!?
マジか…この真のシーンって、前回と同じ日のはずだから
前回の時点で決戦の日まであと1日っていう状態だったのか…まさかそんな目前まで迫っていたとは…

「矢口くん〜♪チョー応援してる〜♪溝の口の奴らなんてぶっとばしちゃって〜♪」

「なんスかマユマユさん…ちょっと」

「(イライライライラ)」

って、もちろん渋谷勢の中にはハルオ、溝の口勢の中には日高さんがおり、こうして顔を合わせていたわけですが
渋谷勢のマユマユとかいう女がずいぶんハルオのことを気に入っているらしく、
こうしてベタベタしている姿を日高さんに見せつけまくっていました

そんな姿を見せられてしまった日高さんは、完全にもうブチ切れすぎて目がナルトになっちゃってますね(えー
ただでさえ日高さんは、普段から大野さんに嫉妬しまくってるキャラなのに、ここでもさらなる嫉妬を積み重ねるハメになり
完全に理性の吹き飛んだバーサーク状態になってしまったようで…

「(ゆらぁ…)先鋒は私にやらせてもらえますか…」

「え、でも…」

「お願い…!」

---------------------------------------------

K.O!! K.O!! K.O!!

「日高氏が止まらねえ!これで3タテ!」

K.O!! K.O!! K.O!!

「怒涛の6タテ!?」

(なにが渋谷勢と溝の口の抗争よ…!くだらない…!
 そんなもの私一人の手で終わらしてやるわ)



K.O!! K.O!! K.O!!

「Taroさん!渋谷ドリルさん!ま、まずい…!」

「9タテ…!小春ちゃんの独壇場…!」

ええええええええええええ!?なんじゃこれええええええええ!!
いやいやちょっと!先鋒として出てきた日高さんですが、みなぎる嫉妬パワーで渋谷勢を誰一人として寄せ付けず、
あっという間の9連続KOで渋谷勢をほとんど壊滅させてしまうことに!なにこの超スピード展開!?

そんなわけで10人いた渋谷勢も、あっという間に片付けられてあとはハルオ1人を残すのみ…まさかこんな展開になろうとは…
「ハルオと日高さん、因縁の対決再び」っていうのは分かるんですが、一瞬にして終わった団体戦とは一体…(えー

「も、もう後がねえ…頼んだぜ大将!」

「矢口くんがんばってぇ〜♪ここから全部勝ったらイイことしちゃう〜♪」

「は、はい…」

「(イライライライラ)」

ドガズガドガアッ!!

(ま、まずい…!日高に比べて明らかにやり込みが足りてねぇ!
 渋谷に存在する数々のゲームに浮気しまくってたからか…!?)

ああそして、日高さんVSハルオの戦いが始まったわけですが、日高さんの怒涛の攻めに手も足も出ないハルオ!
どうやらハルオは、渋谷に来てから色々なゲームに手を出して遊びまくっていたらしく、
その分このファイティングバイパーズのやり込みが甘くなり、日高さんほどの仕上がりにはなっていなかったようです

「(ぼそぼそ)マユマユ、あんたもしかしてハルオくんのこと狙ってる?」

「(ぼそぼそ)まあね、ウブで可愛いじゃん。あんなチョロそうな男、脱いで押し倒しちゃえばイチコロよ」

「…!!」

ってそんな対戦の最中、ハルオのことを誘惑しようと企むマユマユの一言を聞いてしまった日高さん!
「脱いで押し倒しちゃえばイチコロよ」っておいおいおい!なにげにとんでもないこと言ってんな!
裸でハルオに迫って犯すことを考えてますよこの女。なんつーやっちゃ
こいつがハルオに近づいてるのは要するに、ウブで可愛い童貞を食いたいってことなのか…ビッチな女やなー

(脱いで押し倒すなら…!)

バッ!!

 

(私だってできるわよ)

って脱衣アタックでKOキター!!ああ、なんと最後はアーマーをキャストオフして
飛び散る破片をハルオにぶち当てて勝利した日高さん!これもある意味じゃ脱いで押し倒すっていうことか
マユマユへの対抗心をムキ出しにしてますな…

「(つかつかつか)ねえ」

「え…?」

「私の恋人にツバつけないで」

な、なんですとー!?いやちょっ、日高さんは何言ってんの!?
なんと試合が終わるなり、マユマユのところへ即座に歩み寄った日高さんは、
「私の彼氏に手出さないでくれる?」とハルオのことを彼氏扱い!ちょっと待てええええ!!
いつからハルオがあんたの恋人になったんじゃああああ!!いくら嫉妬してるったってその発言はどうなんですか日高さん!!



「あの…さっきはごめんね、私の恋人とか言っちゃって…」

「ああ、マユマユさんがなんかひっついてくるから、ああ言って離してくれたんだろ?別に謝ることないよ」

って、そうかと思えば次のシーンでは、「恋人とか言っちゃってごめんね」とハルオに謝っていた日高さん。
ハルオとしてもさっきの恋人発言は、マユマユさんを引き離すための方便だと思っており、全然気にしていなかったようです
やたら物分かりいいなお前…さっきのアレを聞いた瞬間に、嘘だってすぐピンと来たのかよ

俺はてっきり、日高さんがあまりにも嫉妬しすぎて理性がぶっ飛んだ結果、
「矢口君は誰にも渡さないから!!私の恋人だって今決めたから!!」ぐらいの
メチャクチャな気持ちで飛び出した言葉かと思ってましたが…マユマユを追い払うための計算で言ったものだったんだろうか

「じゃ、今からデートしてよ」



ってなんでそうなんの!?いやいや日高さんは何言ってんの!?
たった今、恋人とかいうのはただの嘘で、2人は別になんてことない関係だということを確認したばかりなのに
「じゃ、今からデートしてよ」ってなんでそうなんの!?どういう理屈なんだよ!?
なんか日高さん頭のネジが飛んじゃってませんか?さっきからえらく突拍子のないことを言ってる気がしますが…

「嫌じゃないならデートしてよ、さっきわたしに負けたじゃん」

「テメェ…」

「じゃあ…デートって言わない。ただ遊びに行く、それなら別にいいでしょ?」

「…んまぁ別に…いいけどよ」



って、最終的には「デートじゃなくて単に遊ぶだけ」ってことを条件に遊びに行くことにした2人ですが、
そうは言っても激しく性的に興奮していた日高さん!なんなんだこの人ー!!
デートじゃないって言いつつも半端なく興奮しまくりじゃないですか!あんたさっきから大丈夫ですか!?

「矢口君は私の恋人だから」とか「今すぐ私とデートして」とか
めちゃくちゃ大胆な発言を連発する中、そういうのはナシにしてただ単に遊びに行こうって
恋人ではなく友達として遊ぶことになった瞬間、急激に性的興奮し始めるってどうしたんすか!?
照れるにしたって、あれだけ恥ずかしいこと言いまくってたのに今さら!?一体どういう思考回路なんだ…
マジで今の日高さんは、恋愛感情が暴走して頭のネジが飛んでるとしか…

「あっ見て見て!珍しいものがある!」

「IDYA(イデア)…?」



ともかく2人で遊ぶことになり、他のゲーセンをウロウロすることになったハルオ達ですが
そこで目を引いたのはイデアという乗り物のようなゲーム機でした。あ〜なんかこんなのあった気がするな
確かこの中に乗ってゲームを始めると、ガッタンバッコン乗り物が激しく動きながらゲームをプレイすることになるっていう
アトラクション型のゲームですよね。うちの近所のゲーセンにも昔あった気がするんだよなー

ただ、確かこれって1回プレーするだけでもすごいお金がかかった記憶があるから
幼かった俺はとてもそんな贅沢できなくて、自分でプレーしたことなくて外から眺めてるだけだった気がしますねー

「うわっ、これ1回500円もすんのか!」

とか言ってたらちょうどハルオが値段を言ってくれましたね。1回500円ってやっぱたけーよ!!
確か当時の俺のお小遣いは1ヶ月で1000円ぐらいだったから、こんなのプレーした日には
たったの2回で1ヶ月のお小遣いが消えるって計算になりますね、そりゃプレーできねーわ

なにしろ当時は100円のゲームですら高いと思ってて、50円のゲームしかやらなかったぐらいだしなあ
あの頃の俺にとって50円がいかに重かったか…そういえばウメハラの漫画で、
「50円すなわち1ストU!!」って言いながら、ストUのためにお金をひたすら節約するシーンがありましたが
当時の俺もだいたいこんな感じでしたね(えー



こう、食事代とかのお金をとにかく節約して、ちょっとでも浮かした金を50円のゲームに使うっていう。
ストUをはじめとして、とにかく50円のゲームで遊ぶってことをどんなことよりも優先して考えてました
そういう意味じゃ、ウメハラ漫画のクラハシと同じような思考回路してたなー。
そんな俺から見て、今回のハルオたちに対して言いたいことは

だいたい1回500円の
ゲームで遊ぶとか
意味がわからねえ…

そのゲーム代で…
ストUやるべき
だろうが!!
(えー

「(ギチギチ)ぐ…狭いところがダメなやつはキツイな…」

「でもカップルには需要あるね」

「なんでよ?」

「隠れてチュッチュできちゃう」



こ、こいつらイチャイチャしやがって!ともかくイデアの中に乗り込んだ2人ですが
狭い密室で2人きりになりながら、ここなら隠れてチュッチュもし放題とかなんとか不純なことを言い出しております
なんという不純な…これはストUプレイヤーとして見過ごせませんな…俺がこれに対して言いたいことがあるとすれば

隠れてチュッチュできちゃう

(ピク…)意味がわからねえ…
ストUせずにチュッチュして
何が楽しいんだよ…

どいつもこいつも
だらしねえ!!
もっとやる気ある奴ァ
いねえのか!!
(えー

ガッタンゴットン

「おっとっと…なかなか動くじゃねえか、こりゃ酔うな…」

「矢口くん…あの…この前は、溝の口で目障りとか言っちゃって…ごめん」

「いいよ、もう過ぎた話だからよ」

「嫌いになった?」

「なってねえなってねえ、いいから前に集中しろ」

「嫌いじゃなくても、好きでもないんだよね…
 好きって言ってくれないと、どかないでここから出さない」



お…おいいいいい!?今日の日高さんはほんとどうしちゃったんすか!?
もう大胆とかいうレベルじゃないやん!?尋常でないほど次から次へとアプローチしてますよね
あのマユマユにあてられたせいなのか?なにがなんでもハルオを落とそうと、もはや手段を選ばなくなってきたような…
まあとにかく、ゲームをやってる最中にこんな会話をしてるとなると、これに対して俺が言いたいことは

ゲーセンを
舐めんじゃねえ
(わなわな)


そういうのは
ゲームをやるとは
言わねえんだよ…
(えー

ざわざわ ざわざわ

「え…落雷で電車止まってんの!?復旧の見込みも分からねえって…
 参ったなおい…もう22時30分だってのに、これ帰れんのか…?」

「…」

「仕方ねえな…タクシーを使うか」

って、結局そんな日高さんの猛アタックはハルオにはあまり通じないまま、そろそろ帰宅する時間になりましたが…
しかし電車で帰ろうとしたところ、雷のせいで電車がまったく動いていないというトラブルに遭遇してしまいます
仕方なくタクシーで帰ろうとするハルオでしたが…いやちょっと待て!タクシー!?タクシーですって!?
そのためにお金をいくら払うんですか!?50円を1ストUとしたら何ストUになるんですか!?(えー
おいおいマジかよストUを…ストUを犠牲にするというのか…これについて俺が言いたいことがあるとすれば

だいたい電車が止まったら
タクシーで帰るとか
意味がわからねえ…

そのタクシー代で…
ストUやるべき
だろうが!!
(えー

確かウメハラも似たような経験があるって言ってましたね、ウメハラも幼い頃はストUをやるお金が十分じゃなかったから
バス代を使ってストUやって、バスには乗らず歩いて帰ってたとかいう逸話があったと思います
ウメハラもストUが生活の中心だったんやな…クラハシや俺も含めて、当時のゲーマーはみんなそうだったんやな…
ハルオ達もタクシーなんか乗らずにストUやるべきなんやな(えー

「いいじゃん朝までコースでも」

「は…?朝までどうしろってんだよ」

「…」

「なぁ日高…おい」

(今夜は帰さない)



でええええええええーーーー!?ちょっとちょっと!何を考えてんですかこのお嬢さんは!
タクシーで帰るどころかホテルに泊まってハルオと一発やるつもりでいますよ!どんだけ暴走してんねん!?
今回で完全にもうハルオへの恋心がブレーキきかなくなったって感じですね…
まさかここまでなにがなんでもハルオを落とそうとするとは思いませんでした、実はすんごい肉食系だったんやな
とはいえホテルに泊まるってなるとね…これに関して俺が言いたいことがあるとすれば

だいたい今夜は帰さないとか
ホテルに泊まるだとか
意味がわからねえ…

そのホテル代で…
ストUやるべき
だろうが!!
(えー

いやあ今回の話を読んでるとクラハシの画像を何回でも貼ってしまうな…(えー
なにしろクラハシは、ストUをやるために自分の人生すべて捧げてるぐらいの超ストイックな奴だから、
ハルオ達のようにストUをやりながらも、他のゲームとか恋愛にうつつを抜かしてる人たちとはまるっきり対極なんですよね
なので、クラハシ視点で見るとこの漫画全部が突っ込みどころになってしまうという恐ろしいことに…
これはどうにかして俺の中のクラハシを鎮めなければ…(えー  俺の中に巣食うクラハシの怒りを抑えなければ…次回に続く!

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ビッグガンガン感想:ハイスコアガール第45話

「どうする、これから」

さて前回、電車の停電トラブルにより夜遅くの渋谷駅に取り残されてしまったハルオ&日高さん。
ハルオはなんとかして帰る方法を考えていましたが、日高さんは「今日は帰さない」だの
「ホテルに行ってお泊りコース」だのいかがわしいことを考えてましたっけね
そして今回も、ハルオの背後にぴったりくっついてホテルに行こうオーラを出しまくっております
なんという肉食女子…この積極的すぎる日高さんに対して、ハルオの出した回答とは…



「ご両親に連絡だろ。まだ俺たちは高1のガキだぜ、親に心配かけちゃいかんでしょ。
 ほら、テレカ貸すから家に電話しろよ」

「…」

がしかし、そんな日高さんの誘惑にまったく動じることなく「親に電話してさっさと家に帰んぞ」と言い放つハルオ!
なにがホテルだよバカも休み休み言えって感じで冷静そのものですね
日高さんがいくらホテルに行きたくても、ハルオには一切その気がないようです。すごい自制心だな
前回も日高さんがいくらハルオを誘惑したところで、ハルオにはまったく効果がなかったしなー

「ほれ見ろよ、バーチャ2のジェフリーのテレカだぜ?
 ゲーメストの通信販売で購入したんだ、ジェフリーを選ぶ俺のセンスもなかなかだろ。
 普通はアキラとかサラを選ぶよな〜」

(やだ…家に電話したら迎えに来られちゃう…)

そんな中、バーチャ2のテレカを見せびらかすハルオでしたが、日高さんはそんなのどうでもいいといった様子で
どうやったら家に帰らずにハルオをお泊りコースに引きずり込めるかということをひたすら考えていました
あんた本当にハルオと既成事実を作りたくて仕方ないんやな…(えー
日高さんの執念恐るべしといったところか、あれだけハルオにその気がないのにまだ全然諦めてませんね

「ああ…しかし腹が減ったな」

「何か食べに行く?」

「そうだな、遅い夕飯にすっか」

(ふたりでディナー…)

とその時、迎えを呼ぶにしても腹が減ったということで、まずはそのへんのファミレスで食事をすることにした2人。
日高さん的には、ひとまず2人きりの食事ができてしめしめといった感じのようです。
それにしてもこいつら、今日1日ずっとゲーセンで遊びまくって、そのうえタクシー使うだのホテルに泊まるだのメシを食うだのって
一体カネをいくら持ってんだよ…(えー  サイフに余裕ありすぎだろ…ほんとに高校1年生かよ

「ふふふ、なんでだろ…不思議だなぁ矢口くんは。
 なんでこんなに一緒にいて楽しいんだろ」

「楽しいのは一緒に触れてるゲームじゃないのか?
 マーヴルスーパーヒーローズとかやったか?」

「ゲームだけじゃないよ、矢口くんだからだよ」

「バーチャロンはやったかバーチャロン、あれヤバイよな」

「矢口くんが誘ってくれたらやるよ」

「日高は最近なんのゲームやってんだ?」

「ソウルエッチ」

「ソウルエッジな…」

「矢口くん…最近私ね、妙にモヤモヤするの。原因は何かって考えると、
 やっぱり矢口くんなの」

「なんの話してんだ?」

「矢口くんにイジワルしたくなったり、ひっぱたきたくなったり、けとばしたくなったり」

「そりゃお前、格ゲーのやり過ぎかもな。
 もっとホンワカするゲームをやるべきだ、ぷよぷよ」

「でもきらいだからそんな風に考えるんじゃないんだよ、その逆なの…」

って、ファミレスに入って雑談を始めた2人ですが、いくら話してみてもまったく話が噛み合わない感じに!
ああ…なんつーか、とにかくゲームの話がしたいハルオに対して、日高さんはとにかく恋愛の話がしたいって感じで
お互いがお互いの話を邪魔し合ってるような印象がありますね…



たとえば見てくださいこのシーン。ぷよぷよの話をしようとしたハルオに対して、日高さんがそれをさえぎって恋愛話に持って行こうとして
「あのさあ、お前人の話聞いてんの?」って感じにハルオがげんなりしちゃってますよね
うーん、ぷよぷよの他にもマーヴルスーパーヒーローズだとかバーチャロンだとか、色々なゲームの話を振っているハルオですが
日高さんはそれに対して耳を傾ける様子がないっていうのが…

なんだかこれを見ていると物凄く思い出す場面があります。何かっていうと、数話前にハルオが大野さんとデートしたシーンですよ
あの時もこうやって同じように、ファミレスの中でマーヴルスーパーヒーローズとかの話をしたハルオですが
それを聞いた大野さんの反応はどうだったかというと

にっこり笑ってハルオの話を聞いてくれて、「耳を傾けてくれるよなぁ…」って
ハルオがその喜びを実感する
という場面になっていたんですよね
今回の日高さんはこれと対になってますよね。ハルオのゲーム話に耳を傾けておらず、そのためにハルオが
「なんだこいつ全然俺の話聞いてねーな」って顔になってしまうという…

うーむなるほど…俺は以前、この場面でハルオが「耳を傾けてくれるよなぁ…」って言ってるのを見て
「日高さんだって耳を傾けてくれるんじゃないか?」と書きましたが、そうじゃないことが今回ハッキリと明示されてますね
いま考えてみれば、ファミレスに入る前にゲームで遊んだシーンについても、日高さんと大野さんで対になってるように思います



たとえばこれは、大野さんとハルオが2人一緒にレースゲームで遊んだシーンなんですが、
大野さんは子供のようにゲームの楽しさに夢中になっていて、それを見てハルオもゲームがもっと楽しくなる、
ハルオ1人でやるより大野さんと2人の方がゲームがすごく楽しい
という様子になってるんですよ
つまり、ゲームの楽しさを2人で共有できているわけですね

それに対して日高さんはどうなのかというと、前回ハルオと一緒にレースゲームをやることになった時には
「ここならチュッチュできちゃうね」とか「私の事きらいになった?」とか
ゲームが始まってるのに画面に集中してなくて、とにかく恋愛話をしようとしてしまうんですよ
それに対してゲームを楽しみたいハルオは、「嫌いになってねーから画面に集中しろ!」と言うわけですが、
それでも日高さんは「好きって言ってくれないとここから出さない」と言って
ゲームをちゃんとやらずに恋愛話の方を優先してしまうという…



そして見てくださいこの時のハルオの表情。明らかに機嫌を損ねてますよね
今はゲームの最中なんだからバカ言ってねーでちゃんとやれよみたいな。
ゲームを楽しみたいのにそれができないような…そう、日高さんと大野さんの違いっていうのはそこにあると思うんですよ
ゲームの楽しさを共有できるかどうか。

おそらくハルオは、まず何よりもゲームを楽しみたいって考えてるんだと思います。
今プレイ中のゲームを全力で楽しんで、それが終わったら「あのゲーム面白かったよな!」って熱く語り合って、
恋愛を意識するのなんてその後でいい。まず何よりもゲームの楽しさをとことん味わいたいってタイプの奴だと思います

そして大野さんとなら、その楽しさを共有できるんですね。ゲームをプレイしてる時も、それが終わって語り合ってる時も、
大野さんとなら同じ楽しさを味わうことができて、ハルオにとってはそれが何よりの幸せで、
だからこそ大野さんにどんどん惹かれていくっていう。

でも日高さんにはそれができないんですよ。
なぜなら日高さんにとって、ゲームとはハルオに近づくための手段であって、その楽しさを実感できていないから。
日高さんが見ているのは常にハルオであって、ゲームのことは見ていないから。
ちなみにそういう「ハルオはゲームを楽しんでいるのに、日高さんにはそれがない」っていう点については
以前フェリシア女も言ってましたよね



そう、「小春ちゃんに欠けていて矢口君にあるもの」として、ゲームを楽しむ心がそうだと言っていたわけです
今にして思えば、この時やっていた三本勝負についても、ゲームの最中に日高さんが考えていたことは
「矢口君に勝ってデートしたり、手を繋いだり、恋人同士なことたくさんするんだ!!」って
ゲームのことではなくハルオとイチャイチャしたいってことだったわけで
常に日高さんはゲームの楽しさに目を向けてなくて、ハルオとの恋愛のことばかり考えていたってわけですね…

しかし皮肉にも、ゲームの楽しさが分からないということは、ハルオに興味を持ってもらえないということであり
日高さんの恋心はいつも空回りに終わってしまうという…今回もやっぱりそうですよね
ハルオに対してあれだけ積極的にアプローチしているのに、まったくハルオの気を引くことができないっていう。

ハルオが大野さんにあれだけベタ惚れしてて、日高さんにはまるで興味がないっていうのが今までずっと不思議でしたが
今回その理由をハッキリと実感できた気がしますね…
同じ価値観を共有できるかどうか…今回の冒頭でハルオが見せびらかしてたジェフリーのテレカにしても、
大野さんだったら夢中になって喜んだんじゃないのかな…大野さんって確かジェフリー好きだったし。
でも日高さんだとまったくそこに食いついてこないわけですよ。そういうところで2人のヒロインの明暗が分かれてる気がしますね…

「最近矢口くんにハグされる夢ばかり見るんだ」



「ハ…ハグってなんだっけ…?」

「ギュッて抱きしめることだよ」

「ス…スケベだな日高は…」

「スケベだよ。悪い?」

って、もはやヒロインとして負け確定してしまった日高さんですが、しかしここからさらなる見せ場が!
めっちゃ色っぽい表情でハルオに抱いて欲しい願望を打ち明けるという
今までで最強レベルの誘惑シーン発動!この場面の日高さん可愛すぎだろ!今までの日高さんの中でも一番の可愛さじゃなかろうか
これは勝負かけてきましたね…ゲームの楽しさがどうとか関係なく、ハルオを一気に陥落させる気のようです

「あぁ良かったなぁ…またあの夢が見たいなぁ…」

「そ、それよりストゼロ2の話を…」

「やだ。ゲームの話で逸らさないで。今日は疲れたなぁ…布団のあるところ行きたい」



「そ、それはその…俺と日高で?」

「そうだよ。男女で行くところ。わかる?」

「そ…それぐらいわかるぜ…道玄坂にたくさんあるって…」

「すごい。矢口くん知ってるんだ…だめ?私と一緒に2人で。矢口くん」

ガチでラブホの誘いキター!!うわあああああ!どうすんだよこれ!
めっちゃ色っぽい表情で「私と一緒にラブホに行こうよ」と誘惑する日高さん!マジで一世一代の勝負やんけ!
ここはハルオとしても重大な決断のしどころですね…大野さんと一緒にゲーマーとして生きていくのか、
それとも日高さんと一緒に肉欲に身を任せて子作りに励むのか…(えー
とんでもない人生の岐路に立たされてしまったわけですが、ハルオの出した結論というのは…

「…矢口くんは…ホンットにひどい…」

「日高…」

「女子にこんな恥かかせて…むかつく男…」

そう、ハルオは最終的に、日高さんの誘惑に乗らずファミレスで夜を明かしたようです
マジで鋼の自制心だなお前…俺だったらちょっとグラッときてラブホに向かってたかもしんないわ…(えー
ともかくこれで、日高さんは正式にハルオにフラれたってことになりそうですね
長きに渡る三角関係も、ついに決着となったのか…

ガバッ!

「ひ、日高!?」

「矢口くん…ギュッてして…一生のお願いだから…」

「…」

とその時、大粒の涙をこぼしながらハルオに抱きついてきた日高さん!
フラれてしまった最後の思い出に、一回だけハルオに抱きしめて欲しいってことなんじゃないでしょうか
さっきあれだけ「矢口くんにハグして欲しい」って言ってたし、フラれるにしてもせめてその願望だけは叶えたいってことだと思います
そしてそんな日高さんの気持ちを汲み取ったのか、ハルオは躊躇しながらも日高さんを抱きしめようとしますが…

ぎゃあああああああああああ!!
な、なんでや!?なんでここにあんたがおるんじゃあああああああ!!
ぎええええ!なんということでしょう、この決定的な抱き合いシーンをよりによって大野さんにガン見されてしまうというまさかの結果に!

おいおいおい!今回の話でハルオのヒロインはやはり大野さんだということがハッキリしたわけですが
その大野さんにこんなところをモロに見られるって!というか右の画像をよく見ると大野さんの目に涙が溜まってないですか?
これ間違いなく次回は大野さん号泣コースやん…ヤバイでしょ…まだまだドロドロした関係は解決しそうにないですね
というかこのドロドロ感はなんか昼ドラっぽくなってきた気がするんだが…(えー  次回に続く!


ビッグガンガン感想:ハイスコアガール第46話



さて今回のハイスコアガールは巻頭カラーとなっているわけですが、
注目したいのはやっぱり画像の左下ですよ!!ウメハラ漫画とハイスコアガールの単行本が同時発売ということで
なんとウメハラ漫画の宣伝の文章が!うおおおお!!

こうしてハイスコアガールの本編にウメハラの名前が一緒に並んでるだけで
ウメハラがぁっ…!!ウメハラがぁぁっ…!!おおう…おおおおう!!
という気持ちになってしまうのは俺だけでしょうか(えー
ウメハラ漫画って出版社がハイスコアガールとは全然違うから、こんな風に本編で一緒に宣伝するって
なにげに凄いことだと思うんですよね。同じゲーセン漫画として出版社の垣根を超えつつあるってことかぁ。うーん素晴らしい

「お…大野…!?」

「…」

そして本編の方なんですが、前回のラストシーンはハルオと日高さんが抱き合っている姿を大野さんが目撃してしまうという
とんでもない引きとなっていましたね。まさにドロドロの恋愛模様、この衝撃的な場面を見せつけられた大野さんは
果たして襲い来る悲しみに耐えることができるのか…



タタッ

「日高!」

って日高さんの方が泣き出すんかい!!(えー
いやちょっと!なんでそうなるんですか!この場の空気に耐え切れず、泣きながら駆け出してしまったのは
大野さんではなく日高さん!なんであんたが!?俺の正直な気持ちを言わせてもらえれば
泣きたいのはむしろ大野さんだと思いますよ!(えー

ま、まあ冷静に考えてみれば、日高さんは前回ハルオにとうとう女として選んでもらえなかったわけだから
女として選んでもらえた大野さんの姿を見てしまったら、
自分のことをみじめな負け犬と思ってしまうのも無理ないかもしれませんが…

ガシッ!

「…!?」

とその時、駆け出した日高さんの腕をがっしと掴んで行かせまいとする大野さん!
こ、これは!?「逃がさねえよこの泥棒猫、覚悟しろよクソが」
日高さんにヤキを入れるつもりなのでは!?(えー  なんだかとんでもないことになってまいりました
まさか日高さんの逃亡を許さないほど大野さんが怒り狂っていたなんて…



ってアレ―!?いやちょっと何これ!?てっきり日高さんに怒りの炎を燃やしているかと思いきや
「かわいそうに…ひどい目にあったね…」と言わんばかりにめっちゃ同情的な表情を浮かべる大野さん!
こ、これちょっと予想外すぎないすか!?最後のコマとかハルオそっちのけで女子2人に絆が生まれたとか
そんな感じに見えるんですけど!?(えー  まさかこの2人がここから仲良くなるとかそういう…

ガタンゴトン ガタンゴトン

「…」 「…」 「…」

その後は3人一緒に電車に乗って渋谷から帰ることになりますが、3人で並んで椅子に座っていても
まったく話題がなくて沈黙が続いていたようです。うーむ、やはりなんだかんだで気まずい関係なのか?
絆が生まれたように見えてもまだ、ドロドロした雰囲気は改善されていないのか?

「…(スッ)」



とその時、「まあアメちゃんでも食おうや…」と言わんばかりに2人にアメを差し出す大野さん!
そして3人でアメを舐めながら、気まずかった雰囲気もほんの少しだけ和やかムードに…っていやいやいや
なんで大野さんが3人の仲を取り持つ存在みたいになってんの!?

普通なら大野さんが怒り狂って3人の仲がメチャメチャになるとこじゃないっすか!?
それがまったく逆の展開ですよね。壊れそうな3人の関係を大野さんが優しく繋ぎ続けるという…
一体なにが起こっとるんや…いま大野さんの中にはどんな感情が渦巻いているんだろう

(はぁ…今日はおとなしく家でセガサターンをやることにしよう…ひっそりとパンツァードラグーンツヴァイを…)

「ハルオーッ!!近頃のアンタのやんちゃっぷりには我慢の限界よ!!」

「な、なんだなんだ!?」

「きゃんきゃんバニープルミエールやろうとしていたでしょう!!
 エロゲーのサターン版移植作!!」

「してないしてない!それは明日発売…」

「んまあ〜〜っ!!発売日を把握しているわ!このエロガキ〜〜ッ!!」

って、そんな波乱の1日が終わって日常に戻ったハルオですが、疲れた心を癒やそうとパンツァードラグーンをやろうとしたところ
「きゃんきゃんバニーをやる気だなこのエロ小僧!!」とブチ切れた母親が怒鳴りこんできました
つーかきゃんきゃんバニープルミエールとか懐かしすぎるなオイ!俺は実際プレイしたことはありませんが
確かプルミエールの2がみつみ美里の原画家デビュー作なんですよね
今の若い人たちはみつみ美里って知ってるんだろうか、こみっくパーティーとかトゥハート2とかのギャルゲー作品で活躍した絵師で
一時期はコミケの女王とまで言われるくらい同人界でも人気のあった人ですよ

「女遊びも二次元エロも両方イケるときた!さすがスケコマシね!
 さあ、あの小春って子と朝まで渋谷でナニしてたのか白状しなさい!」

「で、電車が止まっちまって、ファミレスで朝まで過ごしてただけだ!
 そんで朝の渋谷駅で大野とバッタリ会ったんだよ!」

「それで3人で朝帰りしたってわけか…!」

「こんの不良がぁ〜!!他に隠してることはないの!?」

「な、ない!」

「渋谷の不良と化したアンタを連れ戻そうと、
 晶がさんざん探しまわったこと知らなかったでしょう」

「え…?」

「渋谷のありとあらゆるゲーセンをまわって、必死でアンタを探したそうじゃない」

(そ…そうだったのか、だから渋谷に大野がいたのか…
 俺を探して、同じように帰るに帰れなくなっていたんだな…)

って、母ちゃんの他に今度は真まで現れて、渋谷で何があったのかをハルオに洗いざらい吐かせる流れになってしまいました
それと大野さんがあの場にいたのは、このところ渋谷に入り浸っていたハルオを探して
渋谷のゲーセンを何件も回っていたからのようですね。それだけハルオに会いたがっていた中で
あの光景を目撃してしまったわけか…それでなんであの優しい態度だったんだろう…
うーむ、大野さんの心境がますます分からなくなってきましたね

(…大野…)

「感傷に浸ってんじゃねェ!!」



って、しんみりと大野さんへの思いを馳せるハルオでしたが
そこに容赦ないパンチハメを叩き込む母ちゃん&真!
完全にファイナルファイトの光景じゃねーか!これは母ちゃんの方がガイで、真の方がハガーですね
何度も後ろを振り向きながら永久にパンチハメをし続けるっていう

ドゴドゴドゴドゴ

「早朝に女連れてるオメーと遭遇した晶の気持ちを想像してみろ!!
 私が晶の立場だったら八つ裂きモンだぜ!!」

ドゴドゴドゴドゴ

「なげかわしや!!小春ちゃんもどんな気持ちだったことやら!!」

ドゴドゴドゴドゴ

「女たらしのクソ童貞!!」

ドゴドゴドゴドゴ

「中途半端な不良男子!!」

そんなわけで2人から終わることのないパンチハメと罵声をひたすら受け続けるハルオ。
真も言ってますが、ハルオと日高さんの朝帰りを見せつけられてしまった大野さんの心境を考えると
やっぱり普通なら2人を八つ裂きにしたくなるくらい怒り狂うだろうと思うんですよね
でも実際は全然違ったわけで。なぜ大野さんがあんなにも落ち着いていたのか、その理由を早く知りたいところです

「でやぁ〜〜ッ!!」



とその時、2人の執拗なパンチハメに対してメガクラッシュ技で反撃するハルオ!
これもまたファイナルファイトじゃねーか!ファイナルファイトには周囲の敵を蹴散らせるメガクラッシュっていう技があって
これはコーディーのメガクラッシュ技ですね。「でやぁ〜ッ!!」っていうのもファイナルファイトの声だと思うんですけど
ただ「でやぁ〜ッ!!」はコーディーが投げを使う時の声であって
メガクラッシュの声は「ホアアーーッ!!」ですよ押切先生!!(えー

「さっきから好き勝手なこと言いくさって!
 こっちだっていろいろ事情があったんだってばよ!」

「その事情を話しなさい事情を!」

「さもないとこのフライングゲットしたきゃんきゃんバニープルミエールを
 私達の前でやらせるわよ!」

「い、いやだああああ!!」

そしてパンチハメを受けすぎたせいで「いろいろ事情があったんだってばよ!」ナルト口調になってしまうハルオ
しかもきゃんきゃんバニープルミエールはすでに真がフラゲして買ってきていたようで、このエロゲーを私達の前でやれと
強要されてしまったハルオは、その辱めに耐えられずドタドタ逃げ出していくのでした

(ここまで人から咎められることを俺はやっちまったのか…
 はあ…今は1人でじっくりやれるゲームがやりたい…
 ワンダーボーイとか源平討魔伝とか…1人でゲームの殻にこもりにこもって…)

キキイイイイイ!!

「んな!?」

ドドドド!!

「うわっ、うわっ!!」



って、人との関わりに疲れたハルオが道をとぼとぼ歩いていると、いきなりそこへ
カイジに出てくるような黒服男たちが来襲し、有無を言わさずハルオを車に押し込めて
そのまま拉致監禁してしまうことに!えええ!?突然なんでこんなことになってしまったのか
まさかハルオのやつ、こう見えて実は莫大な借金を抱えていて
これから帝愛グループへ連行されてしまうのでは…(えー

バッ

「ああっ…」



って、ハルオが拉致された場所が一体どこかと思ったら大野さんの家!
どうやら大野さんの命令で黒服たちはハルオを連れてきたようです。
しかしこうまで強引な手段で家に連れ込んだのは一体なぜなんでしょうか

もしかしてあれなのか?渋谷では日高さんがいたから一応ガマンしたけど
実は内心ブチ切れていて2人きりでハルオをボコるためにここへ呼んだとか?(えー
大野さんって結構乱暴なとこあって、よくハルオを殴ったり蹴ったりするから意外とあるかもしれません

もうひとつ考えられそうなのは、大野さんはハルオと日高さんの朝帰りを目撃してしまったわけだから
実はそれに対抗意識を燃やしていて、自分もハルオと既成事実を作りたいと思ったとかそういう…(えー
つまりハルオと一発やるためにここへ呼んだという可能性ですよ。まさか…まさかそんなことが!
大野さんはハルオと今ここで大人の階段を登ってしまうのか!?(えー  次回に続く!


ビッグガンガン感想:ハイスコアガール第47話

「ど、どういうつもりだ大野…黒服たちに俺を拉致させて何をしようってんだ」

「…」

「なんとも乱暴なご招待じゃねえかよ…何か俺に用があって呼んだんじゃないのか?」

「…」

(やっぱ何を考えてんのかわからんやつだぜ…さっきからずーっと押し黙ってるばかりでよ…)



さて前回、道ばたを歩いていたら突然黒服の男たちに襲われて大野さんの家に拉致監禁されるという
えらい目にあったハルオでしたが、今回こうして大野さんにその理由を問いただしてみても
つーんと無反応で返されるばかりで、なぜハルオを拉致したのか分からないままとなっていました
まあこの大野さんの表情を見ると、ヘソを曲げているのは明らかなので
やっぱりこの間のハルオの朝帰りを目撃したことで、嫉妬の炎がメラメラ燃えてるってことじゃないでしょうか、

「ハルオ坊っちゃん!早速いらしてたんですね」

「じいや!ああよかった、話せる人が来て…」

「今日は坊っちゃんが泊まると聞いて、夜のお楽しみに色々買ってきたのですぞ」

「は!?泊まり!?」

「坊っちゃんのお母様にも承諾をいただいてます。ちゃんと許可取りました」

「し、知らない知らない!」

って、その場にじいやがやって来たと思ったらいきなりとんでもないことを言い出す結果に!
お泊まり会!?そのために大野さんはハルオを拉致したというんですか!?
しかもじいやが「夜のお楽しみ」とか言ってるぐらいだし
ゆうべはおたのしみでしたねっていういかがわしいお泊まり会にする気満々やないかい!!(えー

「お、おい大野!そんなことをしたら俺も大野もはっ倒されんじゃないのか!?」

「…」



「いやいやピースじゃねえっつーの」

って、動揺するハルオが「そんなお泊まり会をやっていいのか!?」と大野さんに詰め寄ると
大野さんは黙ってアヘ顔ダブルピースで返してくるのでした(えー
あかんこの子!ハルオといかがわしい夜を過ごす気満々や!

前回の感想で、「もしかしたら大野さんはハルオと既成事実を作る気なのかも…」とか冗談で書きましたが
まさか本当にそうだったとは思わないよ!(えー
うーむ、大野さんもまたハルオに対する猛烈なアプローチを開始したということか…
やっぱりそれだけ日高さんへのライバル意識は強かったってことですかね

「え、晶ちゃんの女としての意地?」

「そう、晶は小春ちゃんに一本取られたわけ。ハルオくんと一晩過ごされて一本…
 晶はあくまで平静を保ってたけど、内心ではきっと悔しかったんでしょうね。
 ああ見えてすっごく負けず嫌いなところもあるんだよね、ハルオくんを無理くり家に拉致したり…
 晶もこのままおめおめとは引き下がれんでしょ」

一方その頃、ハルオの家では真とハルオの母ちゃんが、大野さんの心境について語っているところでした
ふーむ、やはりというか大野さんが前回平気そうにしていたのは単なる強がりで、
内心では「あの日高とかいう泥棒猫には負けらんねぇ!!」と思っていたんですね(えー

そういう対抗意識から今回もハルオを拉致してきたと…なんてこった、それじゃやっぱりハルオと既成事実を作る気満々ってことか…
さっきじいやに夜のおたのしみのアイテムを色々と買わせてましたが、あれも大野さんが夜の営みに備えて
さぞかしいかがわしい道具を買わせてきたに違いねぇや…(えー

「おっ、SFC版ファイナルファイト・タフか!やってみたかったんだ!
 しっかしじいやも太っ腹だぜ、俺たちのために本体とソフト一式を
 買ってきてくれるなんてなぁ、なぜかファイナルファイトシリーズばっかりだけど
 大野がこれを指定したんか?」

「(こくり)」

って、そんなおたのしみのアイテムの正体はというと
「ファイナルファイトシリーズのゲームいっぱい買ってきたよー」というだけでした
いかがわしいアイテムじゃなかったんかい!!(えー
え、てこととは大野さんは、ハルオとファイナルファイトを堪能するためにこのお泊まり会を企画したんか!?
「一晩過ごす」っていうのは、エロいことをするんじゃなくてゲームして遊ぶことだったと…

ふむ、そういう意味じゃ日高さんとは考えることがまったく違いますね
日高さんはマジでハルオとエロいことをしたいってことしか考えてなくて、この間ハルオに熱烈なアプローチをしたわけですが
エロよりゲームが好きなハルオの心を動かすことはできなかったってわけでしたが
大野さんはまず何よりもゲームでハルオと遊びたいって考えてるんやなっていう…
やっぱりハルオと親密になるためにはこういう考えが必要なんや…

「相変わらずメトロシティはすさんでんなー、シリーズ最新作でもこの町の荒れよう。
 『ファイナルファイト』はファイナルのファイトじゃなかったんだな
 続編に手を出せてなかったのはあれだ…
 サターンやプレステに”浮気”してたからな」

「(ピク)」




バシッ!!

「あいでぇ!?な、なんだよ集中しろってか?わーったわーった…
 そうこうしてるうちにもうラスボスか、俺と大野にかかればちょろいもんだぜ!」

「…」

「なんだ、お次はファイナルファイト2ってか?よしよしやろうじゃねーかよ!
 いつもの俺ならカルロスを選ぶところだが…この女にうつつを抜かすとしようかな」

「(ピク)」

バシイッ!!

「いでぇ!?な、なんだよ、この女を選んじゃいかんの!?」

「…」

「え、大野がこの女を使うってか…
 お前さっきもシンディって女を使ってたじゃねーかよ、
 今日はなんでそんな女キャラばっか使うんだ?
 大野の中に眠る、女としての自我が目覚めたかぁ?」

バシバシバシ!!

「い、痛い痛い!!」

そんなわけでファイナルファイトシリーズで遊ぶ2人ですが、”浮気”とか”うつつを抜かす”とかの言葉をハルオの口から聞くたびに
遠慮なくブン殴る大野さん!やっぱハルオの朝帰りには相当ムカついてたみたいですね
そりゃそうですよね、前回のあの落ち着いた反応の方が違和感ありまくりだったし、
やっぱりあれは大野さんとしても相当ガマンして落ち着いたフリをしてたということか

「ん、次はファイナルファイト・ガイってか。でもこれ一人用だぜ」

「…」

「なんだ、やれってか?連続して『ファイナルファイト』ってキッツイぜぇ?
 若干食傷気味だよ。っていうかなんで新しいものから古いもんの順でやらせるんだ」




ふむ…ここまでファイナルファイト・タフ → ファイナルファイト2 → ファイナルファイト・ガイ
新しいシリーズから古いシリーズの順でリクエストしてきた大野さんですが、どうやらその順番にも意味があったようです
どうやら大野さんは「原点回帰」を主張したいらしく、それって要するに
ハルオと最初に会った私こそが真のヒロインだってことを言いたいわけですよね

いやーなかなかしたたかですね大野さん、まさかゲームを通してそんなことを主張してくるなんて。
でも確かにハルオを落としたいと思うなら、こうやってゲームで主張するのが一番いいんだろうなぁ

「…ファイナルファイトか…初代アーケード版はよくやったなぁ。
 小6ん時も大野のハガーを見て度肝を抜かされたっけな、
 通常ハメや錬金術もやってたし」

「…」

「あんときはな、お前のことが憎くて憎くてしょうがなかったんだぜ?
 いけすかねぇ女だって心底嫌ってたんだ。それが…
 今となってはお前んちでゲームやってんだからなぁ…感慨深いぜ…」

おっとそして、ファイナルファイトを通して昔のことを思い出し、小学生の時に大野さんと遊んだ日々を回想するハルオ。
あの時は大野さんを嫌っていたのが今となっては…という風に、しみじみと自分の気持ちの変化を実感しているようです
この「今となっては…」の部分が重要ですよね。なんでかと言ったら
今となっては大野さんが好きってことなんだから
それを実感させるためにファイナルファイトをやらせた作戦は、大成功と言っていいんじゃないでしょうか



そしてこのセリフを聞いた瞬間、大野さんがポッと頬を染めてますが
やっぱりお互いに好き合ってるってことを実感できたってことなんじゃないでしょうか、いやーなんというか
これこそまさにハルオ攻略法って感じですよね(えー  日高さんはこういうところが足りなかったんや…

「…し、渋谷でさんざん俺を探してたみたいじゃんかよ…
 帰れなくなって漫画喫茶で一晩過ごしたって…」


「…」

「わ…悪かったな…色々とわずらわしい思いをさせちまって…
 あと、日高に対しても…いろいろ気を使ってくれて…ありがとな」

「これからは俺も、溝の口のゲーセンに顔を出すから…
 一緒に『ストゼロ2』の対戦しよーぜ」

そして最後にはこうして、渋谷で自分を探してくれた大野さんの気持ちに応えたり
大野さんと一緒に遊ぶために溝の口に戻ってくると約束するハルオ。いやあこれって大野さん的には
計 画 通 りって感じですよね(えー  まさしくヒロイン原点回帰の計画通りや!ハルオとどんどん親密になっとる!

やっぱりハルオって、ゲームでひとしきり遊んだ後になると恋愛の話をし始めるよね
そこが大事だと思うんですよ、ゲームで思いっきり遊んで満足した時に、ふと恋愛のことが頭をよぎるって感じだから
この間の日高さんのように、「ゲームで遊ぶ」っていうステップをすっ飛ばして
いきなり恋愛の話だけを持ちかけても、ハルオは反応してくれないっていうね
やっぱりそういう部分で大野さんと日高さんの明暗は分かれたっていう気がするなー

あとさっきハルオが「一緒にストゼロ2の対戦しよ―ぜ」って言ってたじゃないですか
ストゼロ2と言えばヌキなだけに、溝の口にヌキがやってくる展開お願いしますよ押切先生!(えー
ストゼロ2全国チャンプの腕をハルオ達に披露する展開お願いしますよ!
たとえば出会いのシーンは、「ハルオが溝の口に最近戻ってきた」という時に

男「最近来るようになったヤツで
  チョー強いガキがいるんだけどよぉ…」

ヌキ「…今いるの?」

 
ハルオ「(カチャカチャカチャ)」


ガイル「(ジーーー)」
(あまりやりたくはなかったが
 いくら強豪の大野でも
 この策にはかなうめぇ!
 その策を実行するのは
 このガイルだ!
 対戦格闘ゲームにおける
 数々のタブーの1つ…)
「待ってる待ってる!
 堂々と↓を溜めて
 待っている!」

「待ちガイル!
 この小僧…恥ずかしげもなく
 美しくないやり方を
 選びくさった!」

「巨体かつ飛び道具を持たない
 ザンギにとって、
 苦戦を強いる戦法だぜ!」
 

(ぐぐぐ…)
 
 
「ただのガン待ちかよ…
 まっ、強いっちゃ強いけど…」


「あんなので強いってんなら、
 まぁ寒いよね」
(男らしくない戦いだと
 言われてもかまいはしねぇ!
 どんな汚い手だろうが
 テメェを排除する…!)

とかそんな感じでですね…(えー
というかウメハラ漫画もハイスコアガールも第一話は待ちガイルから始まってるんですね
そんな共通点があったことに今気づきましたわ…それだけスト2における待ちガイルのインパクトは大きかったんだろうなぁ

「あっ、ハルオ坊っちゃん」

「お嬢様はベッドで寝ちゃったよ」

「お嬢様も十分に羽を伸ばせたことでしょう」

「こんなんでよかったのかね」

「それはもう…」

「まあいいや、今日はじいやの部屋で寝かせてもらうぜ」

「坊っちゃんは紳士ですなぁ」

「なにが?」

って、夜が更けるうちに大野さんはベッドで眠ってしまったようで、そっと部屋を出たハルオはじいやの部屋で寝ることにするのでした
ふむ…結局のところ今日は一緒にゲームしただけで、いかがわしいことをするとかそういうことはなかったみたいですね
なんていうか、ハルオは今それでいいのかもしれないなぁ
この間も日高さんがホテルに泊まろうって言い出した時、「俺たちまだ子供だぜ、そんなことしちゃイカンでしょ」っていう風に
今はまだ大人の階段を登る気はないって感じだったから、今のハルオいかがわしいことに手を出すよりも
子供らしく大好きなゲームを楽しみたいと思ってるのかもしれませんね

「ねえ真ちゃん、格ゲーってのは二本先取でしょ?」

「そう。晶は現状で一本取られてるから…もう一本取り返して、イーブンにしたいワケ」



「…ってことは3戦目にもつれ込むわね…」

って、一方その頃ハルオの家では、大野さんvs日高さんのヒロイン対決はこれでイーブンになったので
決着をつけるための3戦目にもつれ込むと…ちょ、ちょっとそれマジで言ってんすか!?
イーブンもクソもこの勝負はすでに大野さんのパーフェクト勝ちなのでは!?(えー
ハルオとの関係性を見ていると、すでに勝負ありとしか思えないんだが…まだ日高さんにチャンスはあるんだろうか…



ああ、そして次の日、夜が明けた途端に日高さんの家へ殴り込みをかける大野さん!
マジでヒロイン最終対決勃発ですか!いよいよここでケリをつけるってわけですね…
俺としてはすでに日高さんはKOされてて、そんな日高さんに死体蹴りをかます大野さんっていう風に思えるけど…(えー

あ、それと最後に、この間ハイスコアガールとウメハラのコラボイベントがあったんですが、
現地に見に行ったところかなり盛り上がってて楽しいイベントでしたねー
動画で残ってるので興味ある人はどうぞご覧あれ

なんと言っても対戦中にウメハラやヌキがわーわー騒ぎまくってるのがすごい面白かったです
ヌキ「なーにやってんだよぉ!」
ウメ「なんでそこでソニック撃たないんだよぉ!」
みたいにワイワイガヤガヤしてるのが楽しくってねー、やっぱゲーセンの雰囲気といえばこれですよ

あとウメハラと押切先生がヴァンパイアハンターで対決したんですが、
これが思わぬ名勝負になって相当見応えありましたね
押切先生は今でもヴァンパイアハンター現役勢なんだそうで、ウメハラ相手にかなりの奮戦を見せておりました



特に面白かったのがこの場面(動画の55:30あたり)ですかね、押切先生の操るフォボスがもう完全にライフ0になってしまって
ウメハラの操るパイロンはまだ7割ほどライフが残ってる状況だったんですが、この圧倒的不利な状況から
コンフュージョナーを直撃させて、即死に持ち込んで押切先生が逆転勝ちしたっていうね
これこそまさに押切流・背水の逆転劇ですよ

コンフュを絡めた即死連携は、漫画の中でも日高さんが何度もやってたからリアルで見れて興奮したなー
会場の盛り上がりもこの瞬間が一番凄かったと思いますよ、俺も現地でめちゃくちゃエキサイトしてたから
またこういうコラボやってほしいなー


ビッグガンガン感想:ハイスコアガール第48話



「…」

(なんの用なんだろ、寡黙で何を考えてるか分からないから、2人きりだと緊張するなぁ…)

「大野さん、今向かってる場所って…ゲーセンだったり?」

「(こくり)」

(やっぱり…でも私とただ仲良く遊びたいわけじゃないはず…なんだろう…)

さて前回、日高さんの家にいきなり大野さんが来襲するという意外なラストとなっていましたが
今回の冒頭では、2人で一緒にゲーセンに向かうという展開になっていました
ただやっぱり、仲良しこよしの雰囲気とはちょっと違うようで、「テメーちょっとツラ貸せや…」みたいな
ケンカの呼び出しを食らったような感じに近いみたいですね

「…」

(…うう…やっぱり感じる…大野さんの瞳の奥に宿る、殺意の波動を…)



そして実際に大野さんの顔を見ていると、殺意の波動に溢れていると思えてならない日高さん。
いやいやそんな物騒な!今の大野さんは殺意の波動に目覚めてすっかり闇堕ちしてるってことですか!?
関係ないんだけど、「殺意の波動に目覚めたリュウ」とかいって、リュウが毎回のように殺意の波動に目覚めまくってるの
あんまり好きじゃないんだよなー。言うなればあれって闇堕ちしたリュウなわけじゃん。本来の自分を見失った状態なわけじゃん
そんな風に、邪悪な力に魅入られて錯乱した主人公を何度も出されてもな…って感じです

リュウって本来、殺意の波動を乗り越えていくべきキャラだと思うんですよ
それがなんで毎回毎回殺意の波動に飲み込まれてんだコイツって感じになってるから
俺としてはどうせ出すんだったら、殺意の波動を乗り越えたリュウとかにして欲しいんですよね
要するに「きれいなリュウ」っていうか、それだったら納得できるし大歓迎なんですけど。あまりにも闇堕ちしすぎだと思うんだよなー

「そ、そういえば大野さんと初めて会ったのもこのゲーセンだったよね、
 バーチャコップですごい差をつけられて…あと中学のとき、私たち1回スパUXで対戦してるんだよ。
 豪鬼で入られてボコボコにされたけど…振り返れば私は大野さんに負け続き…」



と、ここで目的地のゲーセンに着いた2人ですが、とりあえず何か話題はないかと話し始めたものの
「そうえばバーチャコップで大野さんにボロ負けしたなあ、スパUXでもボロ負けしたなあ…」
負けまくった記憶しかなかった日高さん。ああ…
そういえばこないだ、ハルオの家でこの2人がバーチャファイター2やった時も日高さんが負けてましたね…なんという…
しかもゲームだけじゃなくて、ハルオをめぐる恋の対決でも負けてますからね。なんか可哀想になってきたな…
日高さんの視点だとここまで負けっぱなしだったのか



「今日私のところに来たのは…矢口くんのことが関係してるんでしょ…?
 ゲーセンに来たのも私との対戦が目的なはず…
 私に何度も勝ってるのに対戦したいってことは…
 やっぱりこの前のこと、ハッキリさせたいからでしょ?」

「…」

「もしそうだとしたら…私も受けて立つ!私も大野さんと真剣勝負がしたい!!」

おっと、そしてついにハルオに関する話が出てきましたが、やはりこの間の朝帰り事件のことで
大野さんもモヤモヤが晴れないので、「いい加減ケリをつけようぜ」と決着をつけるために
このゲーセンに日高さんを連れてきたようです

(大野さんとの…最初で最後になる真剣勝負…絶対に負けたくない!!)

そして日高さんもまた、「絶対負けねーかんな」と闘志をむき出しにして
この勝負を受ける気のようです。いよいよヒロイン同士の最終決戦が始まってしまうのか…
それにしても、この2人が戦うとなるとどのゲームで決着をつけるのがいいんでしょうね

この2人って普段プレイしてるゲームが結構違いますからね…
大野さんはストUとかファイナルファイトだけど、日高さんはサムスピとかヴァンパイアハンターだし。
一体どのゲームで勝負するのがフェアなんだろうか。その辺のタイトル選びも気になるところですね、次回に続く!








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