■獣旋バトル モンスーノ 第15話「光」
 

「お前たちは完全に包囲されている!!
 選択肢は2つ、抵抗せず一緒に来るか、それとも痛い目にあうかだ!!」


始まった瞬間包囲されてる!?今回のモンスーノですが、冒頭はまたすごいシーンから始まりました
前回ラストは砂漠の真ん中でロックと仲直りしたシーンで終わりましたが、今回はなぜか
都会の中でSTORMに完全包囲されているシーンで始まります、砂漠からいきなり都会にすっとんだ!?しかもSTORM!?

「はっはぁん、それじゃあ3つ目を選ばせてもらおうか?
 お前たちの言いなりなんてゴメンなんでねぇ!ロック!スピンゴーッ!!」



ともかく「STORMの言うことなんざ聞きたかねーぜ」とロックを戦わせるチェイスでしたが、
それにしてもこのゲス顔ときたら(えー
なんつー悪人丸出しな顔なんだチェイス!とても主人公だとは思えねーぞ!

バゴオオオンドゴオオオン!!

「ぐわあああーっ!!」

ズドッゴオオオオン!

「う、うわあああーーっ!!」

ギャオオオオオオス!!

「…?な、なんだかおかしいぞ?ロック、やめろ!」

バッゴオオオオオン!

「一体どうしちまったんだロック!」

バゴバゴバゴバゴ!

「リターンだロック!リーーターーン!」

グアオオオオオオオ!!

「ロックーーッ!!」

お、おいまたかお前ー!!ロックお前って奴は!今回の戦闘でもまたロックが言うことを聞かなくなり、
破壊衝動のままにメチャクチャ暴れ続けるという事態が!またか!?またなのかお前は!?
ロックの暴走これでもう3話連続じゃねーか!どんだけ暴れまくれば気が済むんだ!

今回もまた町並みをどんどんブッ壊していくロックを見ていると、この間ビジョンで見た壊滅した町の映像
普通に実際の映像じゃないですかー!と思えてくるから困る:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ギャオオオオオオッ!!

「あんた達、またケンカでもしたの!?」

「元に戻ったんじゃなかったのかよ!?」

「わ、分からない…」

「マスター・エイから聞いたことがある。
 お互いに絡み合っていた魂が、切り離されてしまったのかもしれない…」

「電源がプッツン切れちゃったみたいに?」

「事態はもっと複雑だ。チェイスとロックの絆の架け橋が折れてしまった」

「腕が折れるのと同じね」

「でも、骨折は治る」

「確かにね」

「だったらちゃんと治さなくちゃな!」


(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

…何が何だか 分からない…(えー

い、いやちょっと…言ってること全然わかんねーぞ!?一体どういう理屈だ!?
チェイスとロックの絆が途絶えてしまったことに対して
「つまり電源がプッツン切れちゃったんだね!」「は?何いってんの全然違うよ」
「つまり腕がポッキリ折れちゃったのね!」「その通りだ。治しに行こう」って
どういうこった!?どんな例えだ!?(えー



「ノア、それでどうすればいい?」

「こういう時、どうするべきか書かれた本があるんだ。
 でも、その本があるのは…テバブ図書館の中だ」

ともかく、チェイスとロックの絆を治すために行動することにした一同。そのために便利な本があるとノアは言います
ただ、その本があるのはテバブ図書館の中…その図書館がどこかというとヒマラヤみたいな雪山の上です
お、おい今回だけで砂漠→都会→雪山って移動するつもりか!?ダイナミックにもほどがあるぞ!

「ああ〜、やだやだ、あの図書館って…」

「ああ、ベクター卿ってイカレた男に乗っ取られてるからな…うわ、すごい警備だ」

「ねえ、どうやって入る?」

「奴らの注意を逸らしてる間に、本を手に入れて出てくればいい」

そんなわけであっさりテバブ図書館に到着したチェイス達。もう雪山着いたんかい
一体どうやって移動を…しかしこの図書館、もともとはノア達修行僧が静かに暮らしていた場所なのですが、
今ではベクター卿という変態に乗っ取られてしまい、すっかり悪の拠点として使われていたのです



ちなみに、これがそのベクター卿。見るからに変態だと一目で分かる人ですね(えー
それとベクター卿はなぜか名古屋弁のなまりがあるというわけの分からない男であります、なんで名古屋!?
ともかく、図書館へ潜入するために「ちょっと潜入してくるからその辺で暴れまくって破壊活動やっててくんない」
アッシュ&ビッキーに物騒なことを頼むチェイス。何をするにも破壊が基本だなこいつら!(えー

「ブーストサーベル!スピンゴーッ!」

「チャージャー!スピンゴーッ!」

ドガアアアンバゴオオオン!

「むおっ!?何やっとんだこのたわけがーっ!!
 デルタハウンド!スピンゴーッ!!」

っていきなりベクター卿出てきたー!!出てくるのはえーよあんた!
ビッキーとアッシュが陽動を開始するなり、「たわけがー!!」と物凄い勢いで釣られてやってきたベクター卿!
と、ともかくこれで図書館の警備は手薄になりましたね、そしてチェイス達は内部へ潜入していきますが…

「あったよチェイス、探していた本だ」

「この本が…」



バアアアアーッ!!

「おあっ!?」

ってゲェー!?いきなりなんなの!?
なんと本を見つけたその時、突然わけのわからん仮面男が空から降ってくるという予想外の事態が!
な、なぜいきなりこんな…今日の天気は晴れときどき仮面男なのか…?(えー
突然こんなのが出てきてびっくりしましたが、やはりベクター卿の仲間なんでしょうかね

「本泥棒だ…!本を持っていかれた!
 2手に分かれよう、手分けして奴を捕まえるんだ!!」

「うん!」

ダダダダダ

!?
え!?ちょ、ちょっと待ってくれ、2手!?いま2手って言った!?2手…?え、2手!?
こ、これはどういうことだ…?俺の見間違いか?それとも聞き間違いか?何が起こっているんだ!?(えー
待て落ち着け…もう一度落ち着いて今の場面を見てみれば…

「2手に分かれよう、手分けして奴を捕まえるんだ!!」

「うん!」

ダダダダダ

完全に3手だろうがそれー!!お…お前らー!言ってるそばからあー!!
全然人の話聞いてないな!まさか2手って言った瞬間こんなことになるとは思いませんでした
自由すぎるぜモンスーノは…1秒先に何が起こるか本当に予想できないな

ババッ!ババババッ!

「くそっ!このままじゃラチがあかない!」

がしかし、結局何手に分かれてみたところで、超人的な身のこなしでひょいひょい逃げ続ける仮面男!
それに追いすがるノアも十分超人レベルですが、仮面男はさらに上を行っている感じです
これは普通に追いかけていても捕まえられる気がしませんが…

「こうなったらあの手だ!ふぅぅぅぅん!」

(C)和月伸宏/集英社

「!?」

ばたーんばたーんばったーん!!

「うぎゃああーっ!!」

ゲー!?なんとその時、飛天御剣流・本棚アタックで仮面男に一泡吹かせたチェイス!
ただ剣心の場合は本棚を1つだけ倒してますが
チェイスの場合はドミノ倒しのように大量の本棚をバタバタ連続で倒して捕まえてますね
もうこれ図書館完全にメチャメチャや!まあ悪党に乗っ取られた図書館だからどうなっても別にいいか…(えー

「こんなことをして悪かった。でもあの本がいるんだ!」

「り…理由はなんだ…そんなにこの本が大切か…」

「ああ…どうしても友達を助けたいんだ!」

「…お前に渡そう。助けてくれ…たのむ…」

そんな本棚の下敷きになってしまった仮面男ですが、どうやらチェイスの説得に応じる気になったようです
それにしても「助けてくれ…たのむ…」って切実なお願いに吹いた
しかしこの場面のチェイス、「こんなことをして悪かった」とか妙に優しい感じが出てますね。てっきり俺のイメージでは



「へっへーんうまく行ったぜ、助けて欲しいかい?なら先に本を渡してくれよ(ゲス顔)」

ぐらいのことは平気で言うかと思ったんだが…(えー

「(よじよじ)ふう…お前は見かけと違うな…」

「はは、そっちこそ」

「私が間違っていた、ベクター卿と君たちは同じだと思っていた…」

「(ぬっ)いやあチェイス・スーノ!また会えて嬉しいわぁ、捕まえろォ!!」

ガシイイイッ!!

「ぐっ!?に、逃げろ!」

「…」

「行け!早く逃げるんだーっ!!」

って、チェイスと仮面男が分かり合ったその瞬間、突然ぬっと現れてチェイスを捕らえてしまったベクター卿!
ぬう…しかしこの仮面男、てっきりベクター卿の仲間か何かだと思っていたら
悪のベクター卿に立ち向かう善玉キャラだったのかよ!!わ…わかんねえー!!
そんな格好してて「こう見えても善人なんです」って、誰にも予想がつかないだろうがー!!

「ククク…この図書館に来てからずっとこの本を探しとったが、
 おみゃーさんのおかげで見つかったわ!この本に書かれた指示に従えば…
 私はすべてのモンスーノと絆で結ばれるんだぎゃあ!モンスーノの軍隊が
 思うままになるだぎゃあ、そして私は世界を支配するんだぎゃあ!」

「ハハッ、そんな古い本を信じるなんてどうかしてるぜ。
 考えてもみろよ、昔の人がモンスーノの何を知ってるって?
 必要なのは新しい情報だろ」

「見え見えのウソばっか!おみゃーさんもこの本盗もうとしとったやろ!」

「いやーアツアツの恋愛小説だって聞いたからさぁ。
 まあやめることはないよ、本当に役に立つと思うなら使ってみれば?」

そんなわけで捕まってしまったチェイスですが、どうやらベクター卿も以前からこの本を狙っていたようで…
ふうむなるほど、絆を結ぶ=モンスーノを言いなりにできると考えれば、いくらでも悪用する方法があるのか…
とその時、挑発的なセリフを次々に投げかけてベクター卿を煽り始めたチェイス。何か考えがあるんでしょうか?

「それとも、もしかすると恐い?失敗するかもしれないし、
 ロックは手に負えないかもしれないもんなあ〜、はっはっは!ビビってんだ?」

「な、な、な、なめとんのかこのガキャアーーッ!!
 ビ、ビ、ビビっとらへんわーーっ!!
 ふーふー、え、ええか?黙って見とれよ?
 ま、ま、まずはお前のモンスーノを、私のモンにしたるだぎゃあーーっ!!」

どんだけビビってんですかベクター卿!!
めちゃくちゃ声がうわずりながらピーチクパーチク叫びまくるとは!これはあれですね
ど、ど、ど、ど、童貞ちゃうわーーっ!!(えー
ともかく、手はじめにロックと絆を結んで我が物にしようとするベクター卿ですが…

「ロック!スピンゴーッ!!」

バシュウウウウ!!

 

「てりくとーる・こねっさー!!」←本に書いてある変な呪文

ギャオオオオオオス!!

「お、おあっ!?」

ドガアアアンバゴオオオン!!

「悪い悪い、言うの忘れてたけど、最近のロックは何も耳に入らないらしいんだ」

ってあれー!?しかし呼び出してみるなり、ベクター卿を完全無視して勝手に暴れ出したロック!
一体なんで!?と思ったら今のロックは何言っても聞く耳持ってないからってそんなんでいいのかよ!!
というかこれ、仮にチェイスが本をゲットした場合でも

「この呪文でロックとの絆が戻るんだな!てりくとーる・こねっさー!!」

ギャオオオオオオス!!

「…?な、なんだかおかしいぞ?ロック、やめろ!」

バッゴオオオオオン!

「一体どうしちまったんだロック!」

バゴバゴバゴバゴ!

「リターンだロック!リーーターーン!」

グアオオオオオオオ!!

「ロックーーッ!!」

ってこういうことになるんじゃねーか!?(えー
ロックの凶暴っぷりひどすぎる…やっぱりどう見てもただの野蛮で危険なモンスターとしか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ぐぬぬ…なら無理にでも聞かせるだぎゃあ!
 デルタハウンド!スピンゴーッ!!」

バシュウウウウ!!

「(ドタドタ)チェイスーッ!」

「ブレン!ノア!どうしてここに!?」

「君がここにいるって、この人が教えてくれたんだ!」

「…」

「頑丈に固定されている…外すのは難しい」

「俺はいいから、ロックを助けてやってくれ!」

「私に任せろ!スカイレパード!スピンゴーッ!!」

そんな中、チェイスを助けに駆けつけてくれたノア&ブレン!どうやら仮面男がチェイスの危機を知らせに行ってくれたようです
さらに仮面男は、自分のモンスーノを呼び出してベクター卿とのバトルを開始!
本当に善玉キャラなんだなこの人…信じがたいことだけど…(えー

ズゴバゴドッバアアアアアン!!

「デ、デルタハウンド!?」

そしてバトルが始まって間もなく、スカイレパードとロックに挟み撃ちにされたデルタハウンドは、
あっと言う間にコテンパンにされて敗北!デルタハウンド結構な強キャラのはずなのに、えらい強いなスカイレパード
というかスカイレパードも凶暴なロックに近づけばぶん殴られるんでしょうけど、
それを考慮してなのかひたすらロックに近寄らずに遠距離ビーム撃ってたね。頭いいね(えー

「ぐぬぬぬぅ…!これで勝ったと思っとるんか!?この図書館からは
 絶対逃げられへんからなぁ!こっちはおみゃーらのモンスーノを
 全滅させられるだけのコアを、ぎょーさん持っとるんやーっ!」

ギャオオオオオオス!!

「はっ!?あ、あかん!」

ぼぐしゃー!!

《自爆装置が作動しました。爆発まで残り59秒です》

「た、たわけがーっ!!おみゃーのせいだわチェイス・スーノ!
 どえりゃあことしくさってからにーっ!」

ゲェー!?いきなり自爆装置!?なんと暴れ狂ったロックがその辺をドカドカぶん殴ると
この図書館の自爆装置が作動!なんで自爆装置!?ベクター卿のやつわざわざこんなものを作ったのか!?
「この図書館にはなあー!!ものすっごいコアがいっぱいあるんじゃー!!」とかなんとか言ってましたが
間もなく自爆するので全部台無しです  ア…アホやー!!
もはやベクター卿はすべてをチェイスのせいにして涙目で逃げ出すしかないのでした。ベクター卿…

グゴゴゴゴゴ…!

「くっ…!2人は早く逃げるんだ!俺もすぐに追いかける!」

「な、なに言ってんだよチェイス!?」

「ロックを残してはいけない!」

「僕だって君を残して行けないよ!」

「ブレン…頼む、俺を信じて!ノア、こいつを連れて行ってくれ!」

「分かった(ぐいっ)」

「おあっ!?は、離してよノア!ダメだよチェイス!チェイスーッ!!」

がしかし、自爆装置のカウントダウンが迫る中、「ロックを置いてはいけない」とこの場に残るチェイス!
おいこのシーン前にも見たぞ!(えー  ジョンエースさんが隕石で吹っ飛んだ時のアレと同じ展開や…
それにしても「俺はいいから先に行け!」とチェイスに言われて「分かった」と速攻で逃げるノアに吹いた
お前物分かりよすぎるよ!そこはもうちょっと溜めを作ってだな…(えー

「ロック!ロックーッ!!」

ギャオオオオオオオ!

「俺はここだ、聞いてくれ!失望させて本当にごめん…!
 運命の話に関わってるのは、俺とノアと仲間だけだってずっと思ってた…
 でも違った!運命の中心はお前だ!俺たち2人だ!
 ロックは俺の一部なんだ、俺もお前の一部だ!」

グオウウウウウウ!

「俺たちには絆がある!一緒に前に進もう、今ここから!」

グルル…グルルルル!

「ロック…決めよう。一緒じゃなきゃ意味がないんだ…俺はここを動かないよ。
 2人一緒にここで終わりを迎えてもいい!でも…新たに始める道もある!」

そしてロックを懸命に説得するチェイスですが、前回よりさらに恋人っぽくなってんな!(えー
「運命の中心は俺たち2人だ」とか「お前と一緒じゃなきゃ意味がないんだ」とか「ここでお前と終わりを迎えてもいい」とか
すごいこと言ってるよね。ほとんどプロポーズみたいなもんですよ

あとやっぱりこの場面はGガンダムのドモン告白シーンを連想しますよね
崩れゆく要塞の中で向かい合う2人だとか、カメラワークの映し方だとか、それにセリフについても

チェイス「ロック…決めよう。一緒じゃなきゃ意味がないんだ」
ドモン「お前と俺とで闘ってきた勝利なんだ、だから…これからも一緒じゃなくちゃ意味がなくなるんだ」

って同じフレーズを使ってますし。つまり…
さあ!これが2人の門出だ!コアテック大勝利!希望の未来へレディ・ゴーッ!(えー

ボッグアアアアアアアン!!

「ああっ…!い、嫌だーーっ!!チェイス…チェイスーーッ!!」

「ブ、ブレン…チェイスは…?チェイスは…?」

「おーいみんなー!調子はどう!?浮かない顔つきだなあー!!」

「チェ、チェイス!?」

「どうやって脱出したんだ!?」

「へへっ、ロックだよ。取り戻したんだ、大切な絆をね」

「ほ、本を使ったの?」

「いいや、本の力じゃない。自分達の力で取り戻したんだ!」

そんなわけで、爆発ギリギリになってロックとの絆を取り戻し、無事に生還したチェイス!
ようやく仲直りしたわけですが本当だろうな!?ロックのやつ今度こそ本当だろうな!?(えー
そして今回もやっぱり図書館が粉々に吹っ飛んで終わるという大爆発で締めだなんて
ほんとこいつらの行くところすべてのものが破壊される運命だな!ここまでの破壊アニメは他に見たことがないぜ…次回に続く!


■獣旋バトル モンスーノ 第16話「遊園地」

「ぐう…ぐう…ぐう…」

キッシャアアアアアアッ!!

「はっ!?」

「な、なに、今の!?」

グオオ…グオオオオオオ!!
「なっ…!?み、みんな起きろ!起きるんだ早く!早く起きろーーっ!!」

「ん〜?むにゃむにゃ…僕の特上ステーキはぁ…?」

「それ夢の中の話でしょ!?」

さて今回のモンスーノですが、どこかの小屋でチェイス達がぐうぐう寝ていると、
いきなり周囲に凶暴なモンスター軍団が現れた場面で始まります。真っ暗闇なのでその姿はハッキリ見えませんが…
さてはまたロック!?またロックの仕業か!?(えー
あいつめ、結局はまた今回も暴れ狂ってチェイス達を襲おうと:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

グルルルルルル…!

「うわーっ!?な、なんだなんだ!?夢なら早く覚めてよぉ!」

ギャオオオオオス!!

「逃げろーーっ!!」

「はあ、はあ、はあ…!」

「チェ、チェイス、一体なんなのこれ!?」

「せ、世界の終わりだ…こんなことありえない…!」

ドドドドドドド!!

「うわあああああーーっ!!」

-------------------------

「…はっ!?はあ…はあ…はあ…ゆ、夢だったのか…」

ってアレー!?今のは夢オチ!?夢の中でぐうぐう寝てたんかい!
ある意味器用な奴ですな…そんなわけで今のモンスター軍団はすべて夢の中の話、
現実のチェイス達は、電車にガタゴト乗りながらどこかへと移動している最中でした

「なあノア、また夢を見たんだ。以前見たような夢だ…教えてくれ、どんな意味がある?」

「残念だけど、意味は分からないよ。なにも見えないんだ」

そんな夢のことを「ねえ今の夢ってどんな意味があるの?」とノアに無茶な質問するチェイス。
そんなの知るわけないじゃないですか!(えー 
今回は座禅もしてないし、単なる普通の夢なんじゃ?でもチェイスはかなり気にしてるみたいですね

「ふふん、僕には分かるよ!このままみんなでウエストワードシティへ行って、
 バケーションを思いっきりエンジョイのジョイジョイしようってことさ!
 しっかりくつろいで、リラックスして充電するのさ!」

「ははっ、そうだな…ブレンの言う通りだ。何があっても楽しむことにしよう!」

しかし、脳天気なブレンは「そんなことよりバケーションをエンジョイしようぜ!」と盛り上がっていました
なんでかと思えば、この電車で向かっているウエストワードシティというのは、
巨大な遊園地があることで有名な町のようですね、どうやらたまには羽根を伸ばそうと計画しているようです

プシュウウウウウ

《ウエストワードシティ、ウエストワードシティです》

「さあ、バケーションの始まりだーっ!!」

「(つかつかつか)」

「いっ…!?」

「…えーっと…パラダイスじゃなくてトラブルがお待ちみたい…」

「パラダイスを望むのはお前たちか!?だが私が望むのはモンスーノの自由だ!
 お前たちの過酷な束縛からの解放!!解放してやるのだぁ!!」

ってゲェー!?なんとウエストワードシティに着いてみれば、いきなり電車を降りた瞬間ジョーカーがお出迎え!
あんたもここに遊びに来てたのか!?(えー 
冗談はともかく、今日もまた「モンスーノをSATSUGAIして解放してやるのだあー!!」とメチャクチャなことを言っているジョーカー。
問答無用でいきなりチェイス達に襲いかかってきますが…

「メテオストライカー!スピンゴーッ!!」

ぱんぱかぱーん

ずびびーむ ずびびーむ ずびびーむ

って誰だお前ーー!!え!?えっ…えええええーー!?
なんだコレー!!ジョーカーが襲いかかってきたかと思いきや、
いきなりそこへ現れて謎ビームを乱射する謎の男!誰よ!?あんた一体どこの誰!?

「(ポカーン)い、今のは…誰だったんだ?」

あまりにわけの分からん謎の男に、さすがのチェイスもあっけに取られるしかありません。マジで誰だったんだよ
やられたジョーカーも負けた瞬間無言でスタスタ去っていくし、今のビーム男もあっという間に消えてしまったし
誰か説明してくれないか!?あいつ番組間違えたんじゃないのか!?(えー
いやマジで、それぐらい場違いな感じでしたねあのビーム男、あのわけ分からんスーパー破壊光線銃は一体なんなんだ…

「そうそうこれこれ!これこそパンフレットと同じ風景だよぉ!」

「いいや、パンフレット以上に絶対楽しくなるぞ!イヤッホーーイ!!」

そんな意味不明な始まりとなった一同のバカンスですが、とりあえずあんなワケ分からん連中はさっさと忘れることにして
遊園地で思いっきり遊びまくるチェイス達。というか幼女がいるぞ!?よ、幼女だと…!?モンスーノで幼女ってお前
あまりにも珍しすぎるから目に焼き付けておかないと!!(えー

いやマジで、このアニメでビッキーより年下の女の子が登場したのってこれが初めてじゃないでしょうか
モンスーノの女性キャラっていうと、シャルルマーニュとかメディーア様とかフューチャー婆さんとか
オバサンとかババアしか出てこないから…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「んーっ、そろそろビーチでこんがりコンと日焼けがしたいなぁ!」

「ほら、ブレン」←サンオイルを渡すチェイス

「ん?いいや、僕には必要ないよ」

「本当か?太陽の光、強烈だぞ。体が赤くなってきてるじ」

「言ったろ?こんがりのクロクロに焼くってさ!」

そしてひとしきり遊んだ後は、水着姿となって浜辺で日光浴を満喫するチェイス達。もちろんビッキーも水着姿に!
みなさんサービスシーンですぞ!ここはサービスシーンですぞー!!(えー
あぁ…なんて残念な作画のサービスシーンなんだ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  せっかくの水着がありがたみ全然ないよ!



ザッザッザッ

「あっ…!?」

「またお会いしたね。正式に自己紹介させていただこう、私はドルーグ」

「ド、ドルーグさん、助けてもらってありがとうございました。おかげですっかり楽しんでます」

「それは何よりだ、この町に来たのにあの歓迎では台無しだからね…
 もっとふさわしい歓迎をさせていただけないだろうか、今晩私とディナーはいかがかな?」

「マ、マジですか!?ディナー大好き!」

「ははは、よろこんで」

って、お、お前は!そんなチェイス達の前に再び現れたさっきのビーム男!名前はドルーグというようですが…
それにしてもこいつ、みょーんと細長い体型といい、やたら真っ白な肌といい、ビー玉みたいな目ん玉といい
なんか宇宙人みたいで超うさんくさいんだが…本当に人間か…?
なんとも気味の悪い奴ですが、食い意地の張ったブレンのせいでこの後ディナーに付き合うハメになってしまいます

「ようこそ我が家へ!」

「ひ、ひええ〜〜」

「助けてもらった上に、こんなごちそうまで…偶然とはいえ、あなたに駅で会わなかったらどうなっていたか」

「チェイス、あれは偶然などではないんだ。夢で見たんだよ」

「へ…?チェイスと同じだ…」

そんなドルーグの家はとてつもない大豪邸で、豪勢な食事をごちそうしてもらうチェイス達でしたが…
あの駅でのことは「夢で見たから助けに行った」ワケ分からんことを言っております
ゆ、夢ってあんた…一体どんな夢を見たら
「よしこのスーパー破壊光線銃で見知らぬ少年を助けるぞー」って
話になるんだよ!あんた絶対おかしいよ!(えー

「いや、俺のはそれほどでもなく、ただの夢ですよ…みんな、もう遅い。そろそろ行こうか?」

「ひとついいかな?夢の声を聞くんだ、必要なこと全てを教えてくれる」

「は、はあ…でも、そんな簡単には…」

「(スッ)よろしいかな?」

そして「そろそろもう帰りたい」と言うチェイスに対し「夢の声をもっと聞くべき」「夢はすべてを教えてくれる」
しつこいくらい夢プッシュをし続けるドルーグ  お、お前いいかげんにしてくれ!
そろそろゾワゾワしてきたわ!しかも「よろしいかな?」と今度はなんだかもやっとボールのような謎アイテムを取り出しました
い、いや、あんたですね、さっきのスーパービーム砲といい、そのわけの分からんアイテムの数々は一体なんなんすか!?

パアアアアアア

(うっ…!?これは…あの時見た夢の続き…?)

『落ち着いて。信じるんだ自分を!』

「…はっ!?ゆ、夢の続きが見られるなんて…!必要なことを教えてくれるって、
 こういうことなんですね!?希望は捨てちゃダメだって!」

そんなもやっとボールの効果で、冒頭の夢の続きを見るチェイス。あの時はモンスター軍団に襲われて「うわー!!」という場面で
目が覚めたわけですが…もう一度その続きを見てみると、なんだかもう1人のチェイスが現れて
「まあ落ち着け」と声をかけてきたのでした。おわり
そ…そんだけかよ!!な、何コレ!?「落ち着け」って言われたらそれで終わり!?
これってわざわざ続き見る必要あったのか!?わ、わけが分からん…しかしチェイス自身は
「す、すげえ…!必要なことを教えてもらったぜ!!」と大興奮しております。チェイス…俺にはお前がよくわからないよ…(えー

「チェイス。もしも君が望むのなら、もっと見せたいものが…」

ガッシャアアアアン!!

「なっ!?」

「ふっふっふっふ、お前たちは晩餐を終えたようだな、最後の晩餐を!
 今度は私の番だ!ジョーカーが楽しませてもらおう!
 晩餐だ!モンスーノの晩餐だ!メテオストライカー、スピンゴー!!」

ってまたしてもジョーカーさんキター!!いきなり窓ガラスをブチ割ってくるとは!
しかも家の中でモンスーノを暴れされるというムチャクチャぶりですよ、ジョーカーさんあんた…
ちょっと頭おかしいだけで根はいい奴だと思ってたのに…(えー

「ゴキゲンじゃねえか…!やってやるぜ!
 ブーストサーベル!スピンゴーッ!!」

「ロングファング!スピンゴーッ!!」

「ロック!スピンゴーッ!!」

ボガアアアアン!ドガボガアアアアン!!

「ぬぐぐぐ…!また会う日まで!チェイス・スーノーッ!!」

とはいうものの多勢に無勢、ジョーカーさんのモンスーノはチェイス達に速攻ボコられて袋叩きに!
あっさりと負けてしまったジョーカーさんは「ちくしょー覚えてろー!!」と逃げていくのでした。なんだったんだ一体…
それにしても今の戦闘でドルーグの家はもうメッタクソのボロクソです 家の中で戦ったばっかりに…

「ひどい…ドルーグさん、なんと言ったらいいのか…」

「心配いらないよ、ここ以外にも屋敷はいくつか持っているからね。
 それにここはずっと改築したいと思っていたんだ」

しかしドルーグ自身は「なーに以前から改築したいと思ってたのさHAHAHA」と軽いジョークで流してしまいました。なんて金持ちだ
それにしても「なんと言ったらいいのか…」と心を痛めてるチェイスを見ると逆に笑ってしまう
お前ラーメン屋とかさんざん壊してもなんにも気にしてなかったやろ!(えー
さすがに恩人の家が壊れたとあっては、チェイスもちょっと反省するところがあるのか…

「ドルーグさん、そういえば他にも見せてくれるものがあるって…」

「それが…残念ながら今は時間がないんだ。
 でも1ヶ月後、任務を終えて戻った後なら時間を取ることができる」

「1ヶ月…分かりました、どこで会えますか?」

「この座標で会おう。それまでに君と、行方の知れないジェレディ博士が再会できることを祈っているよ」

「し…知ってたんですね!?親父のこと…」

「いかにも…君のお父さんは、何か偉大なことを成そうとしている。
 そのためには君の力が必要になるだろう、私が伝えられるのは夢で得たわずかな助言だけだが…
 まずは北へ向かうことから始めるといい」

「分かりました、ありがとうございます!」

そしてさっき言っていた「見せたいもの」に関しては、なぜか都合が悪くなったようで見せるのをやめてしまったドルーグ。
うーん、こいつの言うことはいちいちうさんくさいですよね…
チェイス達に協力的な態度を見せてはいますが、一体どこまで信じていいものやら

「ドルーグさんの言葉には真実を感じるよ…!
 俺たちは信頼できる人に出会えたんだ、やっとね!」

その一方でもう完全にドルーグを信じまくりのチェイス
なんでそんなにあいつを信頼しとるんじゃい!今までのキャラで一番うさんくさいだろ!
あのもやっとボールがそんなに気に入ってしまったのか…(えー
あれを額に当てられてからだよなー、チェイスがドルーグをマンセーするようになったのは



しかしラストシーン、壊れた屋敷をまるでドラえもんの道具のように小さい箱に変え、
なにやら不気味な雰囲気でその場を去っていったドルーグ。やはりこいつは腹黒キャラなのか…?
それにしてもこのドラえもんのような謎テクノロジーは一体なんなんでしょうか、宇宙人とか未来人とかそんなオチが…?

聞いて喜べ!
ドルーグは宇宙人だ!

統合なんとか思念体だったかな?
そんな感じの存在の手先だ!
あ…そう!ヒューマノイド
インターフェースだ!
それだよ!

ふざけんな!!

まさかの宇宙人乱入にはさすがのハルヒもブチ切れですよ(えー  次回に続く!

(C)谷川流・いとうのいぢ/SOS団






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