■獣旋バトル モンスーノ 第20話「生命」
 

「(じーっ)」

「えっとブレン?いつまでそうやって穴に顔つっこんでるつもり?
 あなたの声が聞こえないのはいいんだけど」

「分かってないなービッキーはぁ、こうやって釣り上げる魚を見極めてるんだよ。
 今すぐピチピチのピチの魚をだねぇ」

さて前回、
伝説の生命の泉をまるごと吹っ飛ばしたチェイス達ですが、今回はというと近くの池でのんびり釣りをしていました
なんてのほほんとした雰囲気、泉を壊したこととか
まったく気にしてないなお前ら!(えー
てっきりノアあたり今回も切れて言い合いになんじゃないかと思いましたが、こりゃあもうチェイス達は泉を吹っ飛ばしたこととか
すっかり忘れてるんじゃなかろうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あら、ところでノアは?」

「(ぺちゃくちゃ)」

「…?なんだか様子が変よ、誰かと話してるみたい…」

「ノアのやつ、いよいよ透明人間とお喋りするようになっちゃったんじゃ…」

そんな中でノアはというと、1人だけ離れた場所で
誰もいないところに向かって何かを喋っていました
あ、ああ、こりゃあかん、ノアのやつ泉を壊されたショックで
おかしくなっちまったんや…(えー
なんとも異様なノアの行動を見て、ブレン達も
「あいつ何やってんだろう…」と若干引いております

「(ずんずん)チェイス、話がある」

「おいおい、いきなりどうしたんだよ、幽霊でも見たのか?」

「ああ、確かに見た…でも幽霊なんかじゃない。チェイス、君のお母さんだ。
 君のお母さんは元気に生きているんだ」

「なっ…母さんが!?」

って、今度はチェイスのところにやってきて突拍子もないことを言い出したノア!
今までノアが誰かと話していたのはチェイスの母さんであり、すでに死んでるかと思ったら
実は元気に生きていたという…
まあチェイスが死んでたと思うのも無理ありません、なぜかってそもそもチェイスが初めて母さんを見た時に
母さんいきなり墓の姿で出てきたから…(えー  あれじゃ死んでると思うわな…

というかこのノアの様子見てる
この間のトリコ思い出した

「ノア…お前はそもそも…いま母さんと話してなかったろう?」
「話したさ…じっくり時間をかけてな…」
「なに?いや…話してねェはずだ…
 一瞬も母さんの姿はなかったぞ!?」
「そう見えたか?でも話したんだ…」
「話してねーよ!
 誰もいないとこでブツブツ喋ってた!」

「違う」
「俺は母さんと話した」

「…なに言ってんだ…!?お前…」


(C)島袋光年/集英社

「あ、ゴメン話してないやチェイス!
 俺の思い違いだった!!」

ノア…酸素欠乏症にかかって…(えー

「ノア!母さんはなんて!?なんて言ってたんだ!?」

「お母さんは君のことを心配している…
 この先はこれまで以上の危険が待ち構えている、できれば引き返して欲しいと」

「そ、それだけか…?それで全部か!?今までずっとどこにいたとか、
 なぜ息子の俺じゃなくて君に話しかけたとか、もっと何か…!」

ともかく、NT能力で母さんと話したことは確からしいノアでしたが…
しかしチェイスは、その話の内容に納得できていませんでした
母さんが生きているならなぜ居場所を教えてくれないのか、
NT能力ならチェイスも持っているのになぜノアにだけ話すのか…
「母さんはなに考えてんだよ!」という感じで、かなりの焦りやイラつきを抱えてしまったようです

 

「チェイス…君の求めている答えは、君のお父さんが持っている」

「親父が…!?まさか…今までずっと母さんが生きてたって知ってた…?
 親父が…!(ギロッ)」

「うっ…?」

「アッシュ!!親父のことを知ってるだけ全て話してくれ…!
 俺たちは、仲間だと信じてずっと一緒に旅をしてきた!本当にそう思ってきた!
 教えてくれアッシュ!お前の知ってることを!!」

「はは…なんの話だよ」

「隠さずに全部話すんだ!親父はどこにいるッ!!」

ガバアアアッ!!

「うおっ!?お、おい…!落ち着けよっ!!」

「どこなんだ!早く話せェェッ!!」

ってああ!?「母さんのことは親父が知ってる」と聞かされた途端、
平常心を失いアッシュに掴みかかってしまうチェイス!
これは…やはり前回、親父が自分に内緒で
アッシュとだけ連絡を取っていたことを気にしているのでしょう。
母さんも自分の前から消えてノアとこそこそ話し、親父も自分の前から消えてアッシュとこそこそ話し…
息子の自分は放ったらかしにされてるようでこれは確かにチェイスとしては頭に来ますよね

「ぐぐ…!ああ分かったよ!お前らじゃ絶対見つけられない、
 俺が連れてってやるよ!」

「ぜーはーぜーはー…こ、氷の次はアツアツの荒野だなんてまったく…」

「ここだ、お前の親父さんはこの先にいる」

って、とうとう
「ああ分かりましたよ!」とスーノ博士の隠れ家へ案内するアッシュでしたが、
着いてみればそこは
灼熱の荒野のド真ん中!どんだけ移動してきたんだよ!さすがにブレンも突っ込んでるな…
そしてスーノ博士は、岩場の洞窟に研究室を作ってそこに隠れ住んでいるようです
というかこんな風に
人里離れた岩場の洞窟+頑丈な鉄の扉っていうシチュエーションって
ドクターゲロの研究所思い出すよね…中にはきっと人造人間が…

(C)鳥山明/集英社

プシュー

「うん?何の用だいアッシュ…なっ!?チェイス!?」

「…」

「アッシュ!約束したはずだぞ!ここに連れて来るのは危険だとあれほど!」

「ちょい待ち!親子2人から責められるのはゴメンだぜ!
 お前の息子だろ、あとは好きにしろ!」

そしてついに再会を果たした親子2人ですが、スーノ博士は
「チェイスは連れてくるなよ!いいか絶対に連れてくるなよ!」
よほどキツくアッシュに言い聞かせていたようで、それを破ったアッシュに「どういうことだよオイ」とすぐさま詰め寄ってしまいます
こうなるとアッシュ可哀想ですね  この場所を喋らなかったらチェイスに責められ、喋ったらスーノ博士に責められ…

「親父…話したいことがあるんだ。俺は親父を信じてた…!
 いつも俺たちは一緒だって言ってたじゃないか!お互い頼り合えるって!」

「チェイス…ああ、もちろんそれは本心だ」

「はは…信じられないな、なんで俺を目の前にして嘘を言い続けられるんだ?
 親父!いつ話してくれるんだ!?」

「ど、どういうことだチェイス、何を言ってるんだ…?」

「母さんの事だよ!どうして生きてるって教えてくれなかったんだ!!」

「…!いつか私が直接話したいと思っていたが…」

「俺はもう子供じゃない、俺を心配するより秘密を隠すほうが大事だったんだろ!?」

「違うチェイス!一番大事なのはお前だ!いつもお前のことを一番に考えてきた!」

「ああそうかい!でもそれってちょっとおかしくないか!?
 俺と母さんを離れ離れにして、親父はこんなところに雲隠れだなんて!」

ああそして、抱えていた苛立ちをそのままスーノ博士へとぶつけまくるチェイス!
「俺のことなんかどうでもいいと思ってんだろクソ親父が!」とさんざんに博士を責め立て、
「誤解だチェイス!」とスーノ博士が弁解しようとしても、まったく聞く耳を持っておりません

「私がお前達を引き離したんじゃない!母さんが私達の前からいなくなったんだ!」

「えっ」

ってゲェー!?ここで親父から思わぬ発言が!
なんと母さんは
「実家に帰らせていただきます」と自分で家を出て行ったらしく、
その行方は
スーノ博士もサッパリ知らなかったという…お、おいノアのやつ
「お母さんの行方は君のお父さんが知っている」みたいなこと言っといて
全然知らねーんじゃんか!!(えー  一体どういうことだよ!

それにスーノ博士が「母さんは生きてる」って今までチェイスに話さなかったのも、
「母さんは私に愛想つかして家を出て行っただけだから生きてる」ってことだから
そんなのわざわざ息子に言いたくねーわな…(えー
チェイスもこの微妙な空気を察してか、
「えっ」とすっかり固まってしまいます



「…私はバカな男だ…自分の研究のせいで、母さんを苦しめていたなんて…」

「お、親父のせいで…?そんな感じはしなかったけど、ビジョンの母さんは…」

「すべて私の責任だ!だがもう後戻りはできない!!」

「お、親父、落ち着いて…俺は信じてるよ、親父は無茶はするけど、
 決して間違ったことはしないって…」

「ありがとうチェイス…」

そして
母さんに捨てられた哀れな親父という真実を知ってしまったチェイスは、
今までの怒りを
すっかり忘れてめっちゃ同情的になってしまいます
さっきまであんなに責め立てていたのに、今では
「お、親父、落ち着いて…」哀れみの目を向けることになるとは…(えー

「今こそ話そう、モンスーノエナジーの秘密を…今モンスーノエナジーは、
 大きく成長しながら地球の中心へと向かっている。自ら意思を持ったように、
 膨大なパワーをどんどん蓄積しているんだ…このまま放っておいたらいつかは…」

「ま、まさか、地球が爆発…!?」

「ああそうだ、コナゴナになった地球の欠片は、モンスーノエナジーを
 銀河系じゅうに運ぶことになる。タンポポが種を飛ばすように、
 モンスーノエナジーが宇宙全体に広がるんだ…!」

って、ここで親父の口からモンスーノエナジーについて驚きの事実が!
なんとモンスーノエナジーとは、
地球の中心に向かってどんどん侵食し続けるものであり、
その侵食が終わった際には
地球が大爆発してコナゴナに吹っ飛ぶという…ゲェー!?

さらにタチが悪いのは、そうして散らばったモンスーノエナジーは宇宙じゅうにバラまかれ、
また新たな星を侵食しては再び爆発しバラまかれるという…お、おいモンスーノエナジーってなんだこれ!
まるで最悪の病原菌じゃねーか!!
次々と星を滅ぼす悪魔の存在や!そういえば地球のモンスーノエナジーも
隕石によって飛来したという話でしたが…
そもそもの始まりからして
どっかの惑星を滅ぼして地球に飛んできたってことだったのね。とんでもねーな…

「それを止めることができれば…チェイス、お前の助けが必要なん…」

バババババババ!!

「うっ…!?STORMだ!親父、早く逃げないと!」

って、その時、
大事な話の最中に空気の読めないSTORMが研究所を襲撃!
どうやらチェイス達がやってきたことで、この場所が
STORMにバレてしまったようで…
急いで逃げようとするチェイス達ですが、わらわらとなだれ込んできた兵士たちに行く手を塞がれてしまいます

「いたぞ!逃がすなーっ!!」

「くっ…!息子たちには手を出すな!」

「ふふん、悪いが好きにやらせてもらう」

「じゃあこっちもだぜ…!(スチャ)」

「アッシュダメだ!ここでスピンアウトは狭すぎる!」

「ブーストサーベル!スピンゴーッ!!」

って人の話を聞けぇーー!!アッシュお前ー!!
「この狭い洞窟でモンスーノは使うなよ!」「了解した。スピンゴー!!」
全然人の話を聞いてないアッシュ。俺がガンダムだ(えー

まあチェイス自身も
「ダメだチェイス!ここでモンスーノは使うな!」「軽く交通整理してやるさ。ロック!スピンゴー!!」
まったく同じ事をやったことがあったので人のことは言えないんですけどね…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ドガッズガアアアン!バチバチバチチチ!

「ま、まずい、爆発するぞ!みんな逃げろーっ!!」

「ちっ…!ジェレディだけは捕まえろ!あいつが最優先だ!」

ドドドドドド!

「くっ!?うあああーっ!!」

「お、親父!?親父ーーっ!!」

バッグオオオオオオン!!

そして大爆発キターー!!またか!今日もまた吹っ飛ぶのか!
アッシュのせいで洞窟のあちこちが破壊され、研究所の機械がスパークして
洞窟まるごと吹っ飛ぶ結果に!
そんな爆発のドサクサで、スーノ博士を狙い撃ちした
STORMはまんまと生け捕りに成功してしまいます
チェイス達が気づいたのも時すでに遅し、スーノ博士は
STORMの戦闘機(クラウドホッパー)に乗せられ誘拐されてしまうことに…

 

「チェ、チェイス、これからどうするんだい…?」

「アッシュが超高速で、クラウドホッパーの下まで連れて行ってくれるさ…!」

親父が連れ去られていくのを見て慌てふためくブレンですが、チェイスは意外と冷静です
「アッシュてめぇ空飛ぶモンスーノ持ってるよな?全員乗せてけや」
アッシュの飛行モンスーノ・エアスイッチで追撃することに…
まあ全部アッシュのせいだしな…(えー

バヒュウウウウウウ

「見つけたぞ…!ロック、スピンゴーッ!!」

「チャージャー!スピンゴーッ!!」

バゴバゴバゴオオオン!ドゴドゴドゴ!

「ぐうっ!?一体なにごとです!?」

《警報発令!警報発令!全員衝撃に備えよ!》

ズドドドゴワッシャアアアアアン!!

ってうわああああああなんて無茶苦茶なー!!
エアスイッチに乗ってクラウドホッパーに追いついたチェイス達ですが、なんとそのまま空中で
ロック達を暴れさせてクラウドホッパーを叩き落とすという無茶苦茶を!
なんて容赦ない撃墜っぷり!親父を殺す気か!こんなんじゃ中の親父がミンチになっちまいますよ!

「チェイス・スーノ…!あなたにはいつも驚かされますねえ…」

「ケンカを売る相手を間違えたようだなシャルルマーニュ、
 親父は俺達が奪い返す!」

「確かめてみましょうか坊や…!キングブレイド!”ヘルグレーサー”!」

「ロック!”エナジーカウンター”!」

ドドドドドド!

そんな撃墜後のクラウドホッパーから、ぬっと出てきたのは
シャルルマーニュ。あんたもこれに乗ってたのね
ご立腹のシャルルマーニュは、キングブレイドを引き連れて即座に戦闘を開始します
チェイスもロックを向かわせて応戦しますが、この強敵相手にどこまでやれるのか…



「ちっ…キングブレイド!”デッドリーアサルト”!」

「ロック!”エメラルドメイス”!」

チュドオオオオオン!!

「な…なに…!?」

ってアレー!?普通に圧倒して勝ってもうた!なんやコレ!?ロック強すぎ!
飛び道具技の
ヘルグレーサーをカウンター技のエナジーカウンターで弾き返し、
突進技の
デッドリーアサルトを飛び道具技のエメラルドメイスで叩き潰し…
終始キングブレイドを圧倒して勝利してしまいました。ど、どういうことなんだ…
以前からロック強いなと思ってはいましたが、キングブレイドをタイマンで倒せるほどになったかぁ
前回ボコボコにされたのは2対1で分が悪かったせいなんでしょうね

「やっぱり、どうしても行くのか…?親父…」

「ずっと別れるわけじゃない、また戻ってくるさ。やりかけの大事な仕事があるんだ」

「わかったよ…親父、何も知らずに怒ったりしてごめん…」

「いや…謝ることなんて何もない、悪いのは私だ…必ず戻ってくる、約束するよ。
 そして一緒に母さんを探しに行こう」

そして無事にスーノ博士を取り戻したチェイスですが、博士は
「やりかけの仕事がある」
再びチェイス達の前から去っていってしまいました。親子で一緒に暮らすことができるのはまだ先のことなのか…
それと結局、
母さんの手がかりって何も分かんなかったじゃねーか!(えー
どういうことだよノア!
「君の父さんが知っている」とか言ってたのはなんだったんだ!

ザッザッザッザッ

「親父…」

「またすぐに会えるって!それまでのんびりゆっくり待ってればいいさ!」

「ははっ…のんびりはできないよ、俺たちにはやらなきゃいけないことがある!
 助けを待ってる人達が必ずどこかにいる!」

そんな親父の背中を寂しげに見送ったチェイスですが、
「助けを待ってる人のために頑張ろうぜ!」と気持ちを新たに…って
突然なにを言い出すんだチェイスは!?(えー  助けを待ってる人って一体!?
これまでは誰かを助けるどころか、
駅を破壊したり町を破壊したり埠頭を破壊したり
色んなもん壊して迷惑かけてるばっかだったじゃないですか!(えー  なんでいきなり人助け!?



なんというか、今までのチェイス達の旅の目的は
「親父を探すこと」でしたからねえ
今回で一応それが果たされて再会の約束もしたから、新しい目的として人助けをしようってことなんでしょうか
それにしても唐突でびっくりしたけどな…(えー  いきなり困ってる人を助けようって…

「そんなこと言うんじゃないかと思ったよ」

いや全然思わねーから!なに言ってんだブレン!?全然思わねーから!(えー
なぜか「そう言うと思った」という
謎のリアクションによりチェイスの意見を受け入れることにしたブレン。
かくして、これからチェイス一行は人助けのために旅を続けることになったという…

(ジョン・エース…あなたがいてくれたら、親父の力になってくれたのに…
 俺達を見守っててくれ、ジョン…)

「くっくっくっく…湯かげんはどうかなジョン・エース?
 もう少し温かくした方がいいかなァ…」

「ぐるるるるる…!」

ってああーーー!?なんとラストシーン、チェイスが天国のジョン・エースに向かって祈るように呟いていると、
その一方で
なんか気持ち悪い怪物を前にして「湯かげんはどうかなジョン・エース」と語っていたクリプス博士!
なんじゃこりゃ!?この怪物がジョン・エースの成れの果てなのか!?
面影なさすぎてマジ誰だか分かんねぇレベルですが
ジョン・エースは犠牲になったのは、大量のモンスーノエナジーをモロに浴びたせいでしたからね…
まさかこうなったも
モンスーノエナジーの影響ってことなのか…?つくづくロクなことが起こらないエナジーだな…次回に続く!


■獣旋バトル モンスーノ 第21話「アッシュのひみつ」

 

我々はこの男を知っているッ!!
このコック帽とメタボ体型を知っているッ!!
ずいぶん久しぶりになったモンスーノ感想ですが、そろそろ再開していきたいと思います。
さて今回は、どこぞの町でひっそりと経営しているレストランでのシーンからですね
しかしここで働いているこのオッサン…そう、第7話でチェイス達にさんざん店をぶっ壊されたラーメン屋の親父!
まさかこのオッサンが再登場するとは!健気にも新しい店で働いているようですが、見てみると今回も
いかにもトラブルを呼びそうなモヒカン野郎が店にいるのが泣けてくるぜ…(えー



ジュージュージュー

「ふんふんふーん♪わたしゃねえ、以前は自分で店をやっていたんですが
 色々あって今はここでバイトの身なんです」

カランカラーン

「へいらっしゃい!お好きな席へどうぞ!」

「…」

「そちらさんご注文は?ウチはラーメン以外ならなんでもあるよ!」

そんな中、モヒカン達への料理を作りながらも新しい客が入ってきたので接客をするオッサン。
かわいそうに、以前チェイス達にぶっ壊されたラーメン屋はたたむハメになったようで、
今ではラーメンがトラウマになってそれ以外の料理を作っているようです。
なんでも作れるってぐらい腕はいいみたいですが…



「私はお前達のモンスーノに自由を!
 自由を与えるためにやってきたのだ!」

ってぐわー!!客かと思えばお前かよ!!
店に入ってきたのはなんと、自由大好きキチガイ野郎のジョーカーさん!よりによってあんたか!
どうやらこのモヒカン達もモンスーノを持っているようで、それに目をつけてやってきたようですが…
お、おい、またこのオッサンの店でバトルを始めてしまうのか!?

「ああん…!?(ギロッ)」

「えっ…あ、あの、面倒は起こさないでくださいね…?
 コ、コーヒーをサービスさせてもらいますから!」

「何か問題でもあんのか…?俺たちがいくらでも解決してやるぜ!」

「そ、そんな…こんなことってあんのかよ、まただぁ…」

「メテオストライカー!スピンゴーッ!!」

「うっぎゃああーっ!!」

オ、オッサンー!!(号泣)一体オッサンが何をしたー!!
「みなさん落ち着いて、ケンカはやめてね」と必死になだめようとしたオッサンですが、
マジキチなジョーカーさんに話が通じるはずもなく、またしても店を思いっきりぶっ壊される結果に!
ああ…このオッサンに安息の場はないのか、こうもあちこちで店を破壊されてしまうとは…

「ぐ、ぐぬぬ…!」

「ふっふっふ…よぉく見ておくがいい、真の自由とは
 どのようなものかを見届けるのだ!」

「むぅん!!」

ドゴワッシャアアアン!!

って、いとも簡単にモヒカン達を倒してしまったジョーカーさんでしたが、モヒカンの持っていたモンスーノを奪ったかと思うと
巨大ハンマーでコアをぶっ叩いて粉々にして滅殺!何をするだァーーッ!!
なんつーことを!そういえばジョーカーさん、以前もロックがコアに戻れずに消えそうになってるのを見て
「これこそモンスーノのあるべき姿ではないか!今日はロックにとって最も素晴らしい日になるであろう!」
とか大喜びしてたっけな…つまりジョーカーさんにとって、モンスーノをぶち殺すこと=モンスーノを自由にすること
ってことなんやな…ほんとにマジキチだよこの人!

「ああ…!なんと美しく完璧な夜だろう!
 このジョーカーが、チェイス・スーノの手からブラザー・ロックを解放する日も近い!
 まさに最高に美しく、これまでにない完璧な日となるだろう!
 待ちに待った日がようやく訪れるのだ!
 懺悔せよチェイス・スーノ!モンスーノに自由を!
 自由と解放をおおおおおーっ!!」

モヒカンのモンスーノをころころしてすっかり上機嫌のジョーカーさん、
「次はチェイスのロックを自由にしちゃるけぇのおーー!」と、張り切ってチェイス達の行方を追い始めるのでした
まったくもう、「自由と解放をー!」とか言いつつ人のモンスーノをぶち殺して回るとか
ハタ迷惑以外の何物でもないなジョーカーさん…

ザッザッザッ ザッザッザッ

「ふう…親父は何をしようとしてるんだ?手助けをしようにも、それを知らなきゃ何も始まらない」

そんな一方でチェイス達は、なぜか砂漠のド真ん中をひたすら歩いてる最中でした
なんで砂漠!?前回のラストは町の中で親父と別れたシーンだったはずでは!?
ま、まあ、こんな風にいきなり意味不明なシーンで始まるのはモンスーノにはよくあることですが、
久しぶりに見てみると他のアニメよりフリーダムすぎて吹くな…

「ふいい…だからこうして調べてるんだろ?お父さんが今までどこで何をしてきたか分かれば、
 これから先のヒントもきっと見つかるさ」

ふむ…そして砂漠を歩いている理由については、親父が今まで旅してきた場所をひたすら回っているようです
そこで何か親父の手助けになるヒントを探そうと…むう、今までのチェイス達の目的は「親父を探すこと」でしたが
それは前回達成されちゃいましたからねえ、今後は親父の手助けをしようって方向に切り替えたわけですな

「おおー見つけた!見てよ!
 チキンとスペアリブを同時に楽しめるなんて分かってるな〜!うまそう〜!」

ゲェー!?がしかし、「お父さんの手助けになるものを探さなくちゃ」とか言ってるそばから
あっさり売店のフライドチキンに釣られて目的を見失うブレン!速すぎるよお前!
そもそもこの売店も、どうしてこんな人っこ1人来ないような辺境の地でフライドチキン売ろうと思ったのか…意味がわからねーぜ!



「は〜あ…カロリーのために友情を投げ出すなんて信じられない。
 チェイス心配しないで、私はあなたを絶対に裏切ったりしないから」

「え?ああごめんビッキー全然聞いてなかったよ。
 それよりチキンて言った!?オーイエー!!」

ってチェイスお前もかー!!ダメだこいつらー!!
唯一まともなビッキーだけは「私はお父さんの手がかりをちゃんと探すわ、安心してチェイス」と言いますが、
肝心のチェイスは「ごめんビッキー全然聞いてなかったよ」ってチキンを食うことしか考えてない有様!
ダメだこのドラ息子!そういえば以前ノアが死にそうになった時もクッキー食うことしか考えてなかったり
チェイス達は食いもんに釣られると全てを忘れるんやな…まったくなんて奴らだよ

「もぐもぐ、んがんぐ」

「今ごろジェレディ博士は、地球のために色々がんばってるのね…」

「もぐ?そうだな…離れててもやっぱり親父の力になりたいんだ…」

そんな中、1人だけチキンに手をつけずに「お父さんは今ごろ大変な思いをしてるでしょうね…」と語るビッキー。
さっき似たようなことを言ったら全然聞いてなかったチェイスですが、チキンを食って少しは腹が膨れたのか
「そうだな…親父の力になりたいんだ…」などと殊勝なことを言い出しました。今さら遅いよ!
チキンをたらふく食ってようやく親父のこと思い出すなんて…

「方法はあるものだよ、僕達にはパワーがある。チーム・コアテックなんだからね!」

「んー僕はこのチームをモン・ファイブって呼びたいんだけどなー。
 ヒーローみたいだろ〜?」

ってここでモン・ファイブキター!!モンファイブ命名シーンってここだったのかよ!
「チームコアテック5人でがんばろう」的なことを言うノアに対して、
「いいこと思いついた、チーム名はモン・ファイブにしよう」とわけわからん提案をするブレン!
どういう思いつきだよ!?まったくモンスーノの会話は予想外すぎるな、ツッコミが追いつかんぜ…

「間抜けなブレンは置いといて、アッシュはどう思う?」

「ん…そうだな…話したいことがある、チェイスの親父さんとモンスーノのことについて」

「なんだ?突然打ち明ける気になったのか?」

「長い間ずっと俺は1人でやってきた…でもお前達と出会って変わっちまった。
 今はお前達を信じてみたい、チームの一員として」

とその時、スーノ博士とモンスーノの秘密について話したいと言い出したアッシュ。
ふむ、これまでアッシュは唯一スーノ博士とこっそり連絡を取り合っていましたが…
どうやらノア達がチームコアテックとかモン・ファイブとか言ってるのを見て
「俺もモン・ファイブの一員として恥ずかしくないようにしないと…」
秘密を打ち明ける気になったようです(えー

「じゃあ最初に質問する権利は僕だよね!」

「なに言ってるの、質問するのはチェイスよ!」

「まあまあ落ち着けって、ちゃんと答えてくれるんだからさ、な?」

「ああ、なんでも聞いてくれ!」

「よし、じゃあ母さんに何があった?今はどこにいる?」

「あ〜…分からない…」

「次の質問ドンドンいこう!」

「じゃあ私から、チェイスのお父さんの隠れ場所は?」

「あ〜…その情報を持ってるのはジェレディ博士だけだ…」

「じゃあ親父がやってるトップシークレットの仕事ってなんなんだ?」

「あ〜…あのおっさんは仕事のことになると口が固い、何を聞いても話してくれないんだ…」

「誰もがチェイスのお父さんを狙っているのはどうしてだい?」

「あ〜…どうしてかなあ…俺だって知りたいよ、そうすりゃ俺の仕事だって楽になるはずなんだ…」

って、お、おいアッシュ!秘密を打ち明けるもクソもお前なんにも知らないじゃねーか!!(えー
一体なにを話すつもりだったんだ!?さっきは一大決心して話し始めたかと思いきやこの体たらく、
お前それでもモン・ファイブの一員か!(えー  しっかりしてくれよアッシュ…

「頼むよアッシュ…!何か教えてくれ!」

「あ、ああ…そうだなぁ…」

「まったく、何を知ってるっていうんだよ?」

「そうだ!おっさんに埋めろって言われた装置のことなら分かる!」

「装置?どんな装置なんだ?」

「金属製だったなぁ…小さな装置で、おっさんは強い電流に注意しろって…
 それで、同じ装置を違う場所に埋めたんだ」

「同じ装置?一体いくつあるんだ?」

「たくさんさ…最近埋めたのが59個目で、まだ終わりじゃない。
 おっさんが次に埋める場所を連絡してくるんだ」

って、唯一アッシュの握っている有益な情報がこれでした。それはスーノ博士から渡されたという数十個もの謎の装置…
アッシュはこれを色んな場所に埋めるようにスーノ博士に指示されており、今までの旅の中で
スーノ博士が指定した様々なポイントに埋めてきたようです。それが59個とはただごとじゃありませんな…

「アッシュ、どこにその装置を埋めたのか思い出せるか?」

「ああ、脳裏に焼き付いてるからな。そうだな…ノースポイントに5個埋めた、
 ミッドウェーに4個、アクシスタウンに6個、ローランズに2個、それから…」

「ふむふむ…(ピッピッピッ)」

「コースタルシティにも1個埋めて…(中略)…それでこの近くにも2個」

「それでアッシュ、59個目は?」

「ああ、あの1個は忘れもしない、正しくやれっておっさんがうるさかったからな…
 例の遺跡の中だ」

「えっ!まさか古代の遺跡に!?」

「あ、ああ、頼まれたからさ…」

「アッシュゥゥッ!!遺跡は神聖な場所だ!
 穴を掘って傷つけるなんて!バカなことをッ!!」

って、う、うわあああ!アッシュがその装置を埋めたという場所を1つ1つ聞き出していた中、
第8話の古代の遺跡にも埋めたと聞いてブチ切れまくるノア!なにもそんなに怒らなくても…
なにせ、その古代の遺跡というのは、チェイス達がモンスーノで戦闘を行ったせいで
メチャメチャにブッ壊しまくった場所なんで…(えー



その時の映像というのがこれ。「ロック!スピンゴー!!」「「「コアテック!スピンゴー!!」」」
ノアもノリノリで破壊活動に加担してました。自分で遺跡ぶっ壊してんじゃねえかああああーー!!
しかもこの時、唯一アッシュだけは破壊活動をやらずに「や、やばい逃げるぞおっさん!」
スーノ博士を避難させていました。装置のことで責められるどころかアッシュが唯一の良心じゃないですか!(えー

「い、いや、チェイスだって五部族の谷を破壊したじゃないか、
 それに生命の泉も、終息の洞窟も…」

「ぐぬぬ…!!」



それでも怒りが収まらないノアに対し、「いやいや今までもあちこち貴重な遺跡ぶっ壊してきたじゃん」と語るアッシュ。
まあ…チェイス達が立ち寄った遺跡とかはどれもこれも破壊されまくりなので
今さら1つの遺跡に装置を埋めたっていうのは小さなことだよな…(えー

それと五部族の谷、生命の泉を破壊したのはチェイスですが、終息の洞窟を吹っ飛ばしたのはノアのモンスーノでしたよね
ノアお前人のこと言えないよ!自分から貴重な遺跡壊しまくってるじゃねーか!

「ま、まあとにかく過去を振り返っても仕方がない、ブレン何か分かった?」

「うーん…おっ!?チェイス!君のお父さんって天才だ!
 これって凄すぎ、チェイスのお父さんがこれほど頭がいいとは!」

「…?ブレン、説明してくれよ、どういうことなんだ?」

「これっていわゆる網だよ!高出力の磁場フィールドで形成されてる!
 発信装置を正しく設置すれば、地球全体に破壊的な周波数を送ることが
 できるんだよ!お父さんは地球を電磁シールドで囲もうとしているんだ!」

その時、立体映像を使って今まで装置を埋めた場所を分析していたブレン。それで分かったことは、
この装置を地球のあちこちに設置することで、地球全体に電磁シールドが発生させられるということでした
またずいぶん規模のでかい話ですな…まあ、モンスーノエナジーに地球が侵食されてて地球爆発の危機が迫ってるから
それを防ぐための手立てなんだということでしょう

それにしても、これだけ地球のあちこちに装置を埋め込んできたってことは、
アッシュ達は今まで地球を何周してきたんだろうな…(えー



「…そんな…有り得ない…データの解釈が間違ってるに違いない。
 ブレン、もう一度よく見てくれ…」

「なに言ってるのさ!僕がデータの解釈を間違うわけないだろ、もう!」

「ノア、どういうことなんだ?君の考えは?」

「君のお父さんは守ろうとしている、人類を…
 だがモンスーノを滅ぼそうとしている!
 モンスーノが僕達の地球を滅ぼそうとしているから!」

そんな中、ガタガタ震えながらブレンの作った立体映像を見ていたノア。
スーノ博士の目的について、「地球と人類を守ろうとしている」という点ではノアの推測も同じのようですが…
しかし、その手段としてモンスーノエナジーを完全に滅ぼすことを行おうとしているようです

電磁シールドってのはそのために使うわけか…さっきブレンが「地球全体に破壊的な周波数を送る」って言ってましたから、
外敵から身を守るためのシールドじゃなくて、地球上からモンスーノエナジーを消し去るための破壊装置なのね
ノアとしてはモンスーノをあがめる宗教の僧侶だから、それを滅ぼすと聞いて気が気ではないでしょう

「くっくっくっくっ…これはなんとも興味深い。
 さてと、宝探しに出かける時が来たようだ…」

ってなにー!?そんなチェイス達が解析した情報を、ハッキングして盗み見ていた男が1人!
こいつはあれか、第16話に登場したうさんくさい男ドルーグ!
チェイス達の仲間を気取っていた奴ですが、やはり腹に一物抱えていたのか…

「宝探しに出かける時が来たようだ…」とか言って、アッシュがせっかく埋めた装置を掘り返す気満々です
スーノ博士の電磁シールド作戦はこいつに邪魔されてしまうのか…

「ああっ!今日はなんと完璧で美しい日だろう!
 罪深きチェイス・スーノと愚かな仲間たちが!
 このジョーカーの目の前に、目の前に現れたではないかぁ!」

「げっ…!?」

ってジョーカーさんキター!!あんた本当にめんどくさい時に出てくるな!
なんとこのタイミングでチェイス達と出会ってしまったジョーカーさん!「目の前に現れた!」とか言ってますが
自分でさんざんチェイスを探してやっと見つけ出したという方が正しいですね、
まあこの人の言葉の使い方にツッコミを入れたらキリがないんですが…(えー

「ついに!ついにこの時が来た!我々が待ち望んだバトルの時がぁぁぁ!!
 メテオストライカー!スピンゴーッ!!」

「ロック!スピンゴーッ!!」

「ブラザー・ロックは再び自由を手に入れるのだ!
 このジョーカーが示した解放への道によってェェッ!」

ピキイイイン!

「うっ!?こ、これは…!?」

って、モンスーノバトルを始めたその時、突然ピキーンと未来のビジョンを見てしまうジョーカーさん!
あんたもビジョン見れる体質だったの!?今までビジョンが見れるのはノアとチェイスだけでしたが、
まさか3人目がジョーカーさんだとは…そんなジョーカーさんが見たビジョンとは、モンスーノエナジーが地球を侵食して
最後には地球が爆発する映像
のようです、スーノ博士の推測通りの映像ですね

「ち…地球の未来か!?モンスーノが地球を完全に破壊している!
 ま、まさに完璧で…美しいビジョンだああああ!!
 あああ…!ついに真実が見えた!私の使命は、愚かな人間どもが住む地球に
 破滅をもたらすこと!モンスーノと共に、このくだらない惑星に
 美しき終焉をもたらすのだぁ!」

え、ええー!?なんかおかしな使命に目覚めちゃったよこの人!
なに言ってんだジョーカーさん!今までは「モンスーノを自由にするのだあー!!」というのがジョーカーさんの目的でしたが、
そこに「地球を破滅させて爆発させるのだー!!」が追加されてしまいました
ダメだこの人!もう本格的に狂ってきちゃったよ!(えー

「完璧な終わりだ!私には見える、見えるぞ!真実がああああ!!」

「ロック!パワーハーネス!!」

ドッゴオオオオン!!

「…」

ってええー!?歓喜の涙を流して喜びにうち震えるジョーカーさんでしたが、チェイスはというと
「モンスーノがお留守になってますよ」とジョーカーさんのモンスーノを
ボコボコにしていました。
なんて容赦ない!いともあっさりとジョーカーさんのモンスーノを片付けてしまったチェイス、
敗北してしまったジョーカーさんは無言ですごすごと帰っていくのでした。なんだこの結末はー!!

「ふう…ねえチェイス、これからどうするの?」

「わからないよ…とにかく、誰かに俺達の情報を知られる前に親父に会いたい。
 もしも悪い奴らに知られたら一巻の終わりだ、モンスーノにとっても人類にとっても…」

なんとかジョーカーさんを撃退したチェイス達ですが、地球が滅ぶとか人類が滅ぶ前にモンスーノを滅ぼすとか、
話が大きくなりすぎて判断に困っているようです。ともかく、もう1度親父に再会して考えを整理したいと…
それまでは、絶対にこの情報は漏らしたくないと考えているようですが…

「くっくっくっ…私の任務がずいぶん楽になった。
 全てのモンスーノエナジーの消滅、それを代わりにやってくれるとは素晴らしい…」

が、しかしこの男には完全にモロバレ。さっきチェイス達の情報を盗み見ていたドルーグは、
アッシュが各地に埋めた装置を簡単に見つけ出していました。その装置を手に取って、ニヤニヤと笑みを浮かべるドルーグ…
でも「モンスーノエナジーの消滅が俺の任務だ」って、あれ?ってことは目的自体はスーノ博士と同じなのか?

「これほどまでに見事な仕事、絶対に邪魔するわけには行かないな…
 ありがとうジェレディ、あなたと装置のおかげで同胞たちの無念が晴らせる!
 同胞たちの仇が討てる!」

ってなにー!?モンスーノエナジーが同胞たちの仇!?それが意味するところというのは…
ドルーグってマジに宇宙人だったのか!?
モンスーノエナジーは惑星に侵食しては大爆発を起こし、また新たな惑星に飛来するという性質がありましたが…
ドルーグはつまり、地球の前にモンスーノエナジーのせいで滅ぼされた惑星からやってきたってことですよね

初登場時から妙に宇宙人っぽい変な奴とは思ってましたが、ガチの宇宙人だったとは…
ともかく、モンスーノエナジーを滅ぼすことが目的のドルーグは、一応チェイス達の味方と考えていいようです



こんなツラしてる奴が味方というのもなんか変な気分ですが…(えー
そのうちに結局チェイス達と敵対しそうだなドルーグ…

「それでは5秒前!3、2、1!」

「今日はスタジオにジョーカーと呼ばれる方が来ています」

「そう、私はジョーカー。モンスーノと共にある男だ」

ってゲェー!?なんじゃこれー!!
お、おいこれは一体どういうこと!?ふと気がついたら
ニュース番組でお茶の間デビューしていたジョーカーさん!
なんであんたがテレビに出てるんだ!?一体どんな手品を使ったんだ…わけわかんねー!

「えと…はい、あなたはそのモンスーノが私達の周りにいると主張していますね?」

「そうだ、モンスーノはもうすぐこの世界を埋め尽くすだろう。
 そんな日がすぐに訪れる。モンスーノが地球に溢れ地上を埋め尽くす!
 そして爆発による完璧な終わりが訪れるのだ!もうすぐフィナーレだ…
 見るがいい、ようく見ろ愚かな人間よ!地球が終わる瞬間を!
 この惑星が終わりを迎えるのだーっ!メテオストライカースピンゴー!」

ギャオオオオオオウウ!!

ってうわあああああ何してんだジョーカーさん!
「終わりを迎えるのだああああああ」とか話してるうちにテンション上がりすぎてモンスーノを射出!
「えっとモンスーノってなんですか?」とのんきしてた番組スタッフ達も、突然現れた化け物の姿に騒然としてしまう結果に!

「うわあああーーっ!!な、なんだあの化け物は!」

「シ、CMに!CMに行って!」

「くっくっくっくっくっ…」

ギャオオオオオオウウ!!

「う、うあああああーーっ!!」

ぎゃあああああそして容赦なく番組スタッフを襲うメテオストライカー!撮影現場は一転して阿鼻叫喚の地獄絵図に!
これほどヤバイ状況でも「CMに!CMに行って!」放送事故の心配するキャスターのプロ根性ハンパねえ
しかしこの人達はやっぱり皆殺しにされてしまったんだろうか…ひええー



そして「もしも悪い奴らに知られたら一巻の終わりだ」とかチェイスが言ってるそばから
全世界のお茶の間に向けて発信するジョーカーさんに吹いた
ほんとに大迷惑な存在だなこの人!場を引っかき回すことをやらせたらこの人の右に出るキャラはいないぜ…

そんなわけで、久々に再開したモンスーノレビューでしたが、
いきなりラーメン屋の親父に始まり、砂漠の真ん中でやってるチキン屋、モン・ファイブとか言い出すブレン、
「アッシュのひみつ」と言いつつ秘密なさすぎるアッシュ、そしてジョーカーさんのお茶の間デビュー

モンスーノエナジーが濃すぎる展開でいくら突っ込んでも追いつかなかったですねー、
しばらく書いてなかったからモンスーノを甘く見ていたぜ…やっぱこのアニメには常識がまったく通じねえ…次回に続く!


■獣旋バトル モンスーノ 第22話「父と子と…」

 

「ふんふんふーん♪(ごしごし)動かないでねクイックフォース、
 耳の後ろもていねいに、それからツノも…」

「ブレンお前なぁ、そいつはモンスーノだぞ?ペットの犬じゃないんだ」

「まあやらせてあげなさいよ、好きでやってるんだから」

さて今回の冒頭は、ブレンが自分のモンスーノ・クイックフォースを熱心に洗っている場面で始まります
モンスーノは必要な時以外青い粒子に分解されてコアの中にいるので、掃除が必要ないって言えばそうなんですが…
しかし粒子状に分解される生き物って聞くとビルドファイターズ2話ラストのレイジを思い出しますね
あいつ声もノアだしな!モンスーノの申し子みたいな奴だな!(えー

↓青い粒子になるロックの図

↓赤い粒子になるレイジの図

ピピピピッ!ピピピピッ!

「うん?あっ、ダークスピンだ!居場所がわかったぞ!」

「ダークスピンが!?」

「誰かの後を追っかけてるみたいだね…」

「どうせ関係ない誰かさんだろ、ほっとけよ」

「で、でもダークスピンが追いかけてるのは…!チェイスのお父さんだよぉ!!

とその時、ブレンの持っていたタブレットのレーダー機能にダークスピンの反応が!
つまりメディーア率いる変態集団ってことですね、しかもスーノ博士の行方を追っているようです
そういえばダークスピンは、STORMとエクリプスの両方からスーノ博士追跡の依頼を受けてたっけな…

「どういうことだ親父のやつ!?やるべきことのために
 身を隠してるんじゃなかったのか!?」

「きっと牛の乳しぼりだよ!」

「…」

「な、なんだよぉ!ミルクなしのシリアルは、カラカラのカラなんだよぉ!」

そして親父がノコノコと出てきた理由についてまったくワケの分からないことを言い出すブレン
牛の乳しぼりとか何言っとんねん!?「だってミルクなしのコーンフレークはカラカラで美味しくないし」って
意味がわからねーから!なぜ今コーンフレークの話を始めたのか…さすがのチェイスでさえも絶句しております

「事情は直接会って聞いてみたら?」

「ああ、そうだな」

「あぁっ!?ダークスピンがどんどん追いついてるよ!
 今のままだと追いつくのは3時間後だ!」

「くっ、親父のところに行くには遠すぎる…そんなに速くは移動できない…
 でも方法がひとつだけある」

「ほ、本当!?」

「ああ、俺に任せてくれ」

ともかくスーノ博士を助けに行こうという話になりますが、距離が遠すぎるようで普通に行ったら間に合わないようです
しかし「大丈夫だ俺に名案がある」とか言い出すチェイス。嫌な予感しかしねぇ!!
こういう時にチェイス達がやりそうな事といえば…

「シャルルマーニュ閣下!すばらしいニュースです、お喜びください!」

「なんです?コマンダー・トレイ」

「チェイス・スーノとその仲間たちを確保したとの報告が入りました!
 現在その身柄をメインベースに移送中です!」

「あのチェイスが…!?それは確かに素晴らしい!」

やっぱりSTORMの皆さんを利用する気か!なんてこった!
「STORMに捕まれば奴らがすぐ飛行機で運んでくれるぜ(ゲス顔)」ということで、わざとSTORMに捕まることにしたチェイス達。
思惑通りに飛行機に乗せられ、STORMのメインベースへと移送されますが…

「おいもっと急いでくれよ、早くしないとダークスピンが先に親父に追いつくだろ」

「黙れ!捕虜はおとなしくしていろ!」

そんな飛行機での道中に「おいもっと急いでくれよ」まるっきりタクシー気分のチェイス。げ、外道!
緊張感ってもんがないのかチェイスよ!しかしSTORM兵の皆さんも、はいそうですかと言うことを聞くはずがありません
チェイスの言い分を無視して操縦を続けていましたが…

「(すーっ)」

「お、おい!?」



ガシャンガシャン!!

「じゃあなー!」

「「うっ、うおあーーーっ!!」」

ヒュウウウウウウウウ

ああああああSTORMの人がああああああ!!
なんてことを!STORMの人が言うことを聞かないので、操縦席についていた強制脱出装置を起動させたチェイス!
すると一瞬にして床の底が抜け、操縦していたSTORMの人はまっさかさまにボッシュートされてしまったという…なんつー無茶な!
ま、まあ脱出装置なんで死んではいないと思いますが…それと機内には哀れにも別のSTORMの人がぽつんと取り残されてしまいました

「さあ銃をよこせっ!(バッ)」

「ううっ!?」

「もっと役に立ってくれるんでしょ?さ、操縦席に座ってちょうだい」

「お、おい冗談言うな!俺は操縦したことねーんだ!くそっ、あばよぉ!」



ヒュウウウウウウウ

「ぬわーーーーっ!!」

別のSTORMの人がああああああ!!
なんて哀れな!「オラオラ銃をよこしな」とカツアゲされた上に、「おい早く操縦しろよ」と凄まれてしまうSTORMの人。
しかし操縦の経験がまったくない人だったようで、「く…くっそー飛び降りた方がマシだぜーー!!」
まっさかさまに落ちて行ってしまいました。なんてこった!毎度ながらSTORMの扱いが哀れすぎる…

「…で、次のプランは?」

「ご心配なく!操縦の仕方ならずっと見てたからね、任せて!
 僕はゲキゲキのムズムズのフライトシミュレーターだって
 クリアしたことがあるんだ!」

ついにSTORMの人は一人もいなくなってしまいましたが、シミュレーターでの操縦なら経験があるというブレン。
そんなわけで操縦はブレンに任せ、チェイス達のハイジャック計画は成功したのでした(えー
まったくやることがメチャクチャだぜこいつらは!

「あは〜ん♪さあこれで追いかけっこはお終いよ〜、行くわよお前たち!」

ゴゴゴゴゴゴ…

「…な、なんだありゃ!?」

「…!?に、逃げるわよ!」

ズゴゴゴゴゴゴオオオオオン!!

「きゃああああーっ!!」

「あいたたた、ゲーセンじゃこんなに揺れなかったのに、フラフラのフラだぁ」

「まったく…ゲームオーバーは勘弁だぜ」

って、ダークスピンがスーノ博士に追いついたちょうどその時、思いっきり墜落するように突っ込んできたチェイス達!
なんともメチャクチャな操縦だと思ったら、シミュレーターで経験したとか言ってたのはゲーセンの話だったのかよ!
なんて無茶な!ガンダムで言うならゲーセンで戦場の絆やった後に
実際のモビルスーツ動かすようなもんだな…
(えー

「…!?チェイス、お前なのか!?一体ここで何をしているんだ!」

「決まってるだろ!親父を助けに来たんだ!」

「あぁ〜ん感動的、愛に溢れたバトルになりそうね、興奮するわぁ…
 再会を祝して派手に行かせてもらうわよぉ!
 ウイングバイパー!ドクシッククロー!スピンゴー!!」

バシュバシュウウウウウウ!!

「「ダークスピン!スピンゴー!!」

バシュバシュバシュウウウウウウ!!

「「チームコアテック!スピンゴー!!」」

バシュバシュバシュバシュウウウウウウ!!

「くっ、機体がジャマでスピンアウトできない」

って、お、おい!メディーア様、ダークスピンの連中、コアテックの面々が次々とスピンゴーする中、
「くっ、ガッツがたりない」みたいなこと言ってスピンゴーしそこねるチェイス!
何しとんお前!「乗ってきた飛行機がジャマ」みたいなことを言ってますが、
普段はそんなの気にせずスピンゴーして周囲のすべてを破壊するのに!(えー  なぜ今日はそんなみみっちい躊躇を!?

「チェイス!これを使うんだ!」

「えっ!?」

「モンスーノストライクグローブだ!
 狙った場所にピンポイントでスピンアウトできる!」

「ストライクグローブ…ありがとう親父、使わせてもらうよ!」



「ピンポイントターゲット!ロック!スピンゴー!!」

って新商品キター!!なんとその時、「ふっふっふこれを使えば精密なスピンゴーが可能になるのだ」
新商品・ストライクグローブを取り出した親父!なるほど、この販促のために「機体を避けてスピンゴーしなきゃ」
チェイスらしからぬ言動を…そんなストライクグローブは定価いくらなんだろうと検索してみたんですが、
な、ない!?どこにもない!?日本国内では発売しておらんのか!?
なんてこった、モンスーノはDVDも国内では発売してないと聞いていますが…
このストライクグローブもそうなのか!?くそっこれじゃせっかくのチェイスらしくない販促が台無しだぜ!(えー

「ロック!”エレメンタルチャージ”!
 そして”オメガブラスト”だ!!」

ズドオオオオン!ドッゴオオオオオン!

「くっ…ナイトスパイク!あいつを捕まえるんだ!」

バサバサバサバサ!

「うっ、うおっ!?うおああーーっ!!」

「お、親父ーーっ!!」

ってああ!?ロックを呼び出して存分に暴れまくるチェイスでしたが、
「くっそーこんな奴とまともに戦ってられっか」と、標的をスーノ博士に定めたダークスピンの連中!
そしてナイトスパイクという空飛ぶモンスーノにより、スーノ博士は空高く連れ去られてしまったという…

「ど、どうしよう、捕まっちゃったよぉ!」

「なあアッシュ、エアスイッチでキャッチボールをしたことはあるか?」

「は…?お、お前、まさか!?」

「ロック!食らわせてやれ!”エレメンタルキャノン”!!」

ゴッバアアアアアア!!

「はうお!?う、うおおーっ!!」



「ちょっ!?さ、さすがにちょっとやり過ぎなんじゃないかなぁ!?」

「ロックもう一発だ!”エレメンタルキャノン”!!」

ゴッバアアアアアア!!

「う、うあああああーーっ!!」



ドサッ

「はあ…はあ…」

ってうわあああああああ!!チェイスお前って奴はー!!
なんという無茶苦茶な!なんとチェイス、スーノ博士を捕まえたナイトスパイクに対し
大火力のビーム砲を思いっきり発射!それを直撃させてスーノ博士を取り戻すというトンデモな作戦を!
一歩間違えばスーノ博士が消し炭ですよ!あまりの行動にブレンでさえもドン引きしております、
やはりこんな風に一切遠慮のない大暴れっぷりをしてこそのチェイスだよな…(えー

ガスウッ!!

「はっ!?うおっ、うああーーっ!!」



ドガァン!ドガガァン!

「ううっ!?う、うぐ、うぐぐぅっ…!」

ってああ!?しかしエアスイッチにキャッチされたものの、一息つくヒマもなく別のモンスーノに襲われてしまうスーノ博士!
エアスイッチの背から振り落とされてしまったスーノ博士は、危険な場所にぶら下がりながら
敵モンスーノの攻撃に晒される結果に!ひええー

ブウウウウン!!

「えっ!?うあっ、うおおおーーっ!!」



ガシッ!

「う、うう!?」

ドドドドドドドドド!!

ああ、もうなんかメチャクチャや!ぶら下がっていた親父を助けたのは、ノアのモンスーノ・グローブレイド!
遠くにスポーンと親父を放り投げ、それをロックがキャッチしてターザンアクションやらなんやらやりつつ
親父を救出したという…本当に親父でキャッチボールやってんなこれ!
絶叫マシーンってレベルじゃねーぞ!マジで生きた心地しないだろうなスーノ博士…

「チェイス!奴らはしつこく攻め続けてくるわ、早くここから逃げましょ!」

「いいや。もう逃げるのはゴメンだ、今ここで全てにケリをつける!」

「チェイス、何をするつもり!?」

「いいかチームコアテック、今すぐこの橋から離れるんだ、今すぐにだ!!」

「え、あ、ああ…!」

ともかくスーノ博士を助け出したので、早く逃げようと言うビッキーでしたが…
しかしチェイスは、「いいやあいつら全員今すぐブッ倒す」と何か策があるようです
そしてコアテックの仲間全員を橋から避難させると…お、おい、嫌な予感しかしねーぞ!

 

「あはぁ〜んチェイスったら、なんて勇敢なのかしら、そしてなんて愚かなのかしら!
 さあお前たち!やっておしまい!」

「今だロック!”パワーハーネス”!!」

ドッバゴオオオオオン!!

「あああっ!?そ、そんな!?」

や、やりやがったー!!目の前にあった橋を完全にぶっ壊し、
ダークスピンのモンスーノを全滅させてしまったチェイス!またか!また破壊か!
確かチェイスは以前メディーア様たちと戦った時も埠頭を完全に破壊してましたが
今回もこんな橋をバラバラに壊してしまうなんて!ご近所の皆さんに迷惑すぎるぜチェイス!(えー

←埠頭を完全破壊するチェイスの図

「チェイス、大丈夫だったか!?」

「…それより今は、親父の話が聞きたい」

「えっ?」

「一体こんなところで何をしてたんだ!?
 命を危険に晒してまで、何がしたかったんだ!?」

「チェイス…悪かった、こんな事態を起こすつもりはなかった…
 でも、ここに来ることはとても大事だったんだ」

「ああそうだろうさ!親父のすることはすべて大事なんだろう!?
 でも自分のことしか考えちゃいない!他のことなんてどうでもいいんだ!
 俺も、友達も、そして母さんも!」

「チェ、チェイス…それは違う、みんな気にかけている!だから私はここにいるんだ」

って、戦いが終わってチェイスのところに駆け寄ってきたスーノ博士ですが…
しかしチェイスは「自分勝手なクソ親父め!」と言いたげに、かなり厳しくスーノ博士を責めまくってしまいます
うーむ、チェイスってスーノ博士と離れ離れの時は「早く親父に会いたい…」みたいに恋しくて仕方ないって感じだけど
いざ再会すると「このクソ親父が!てめぇなんざ父親失格だ!」とか言ってばかりだな…
まあ、実際チェイスは親父にほっとかれてる立場なんで、色々言いたくなるのも分からなくはないですけどね

「この場所は特別なんだ…母さんとの思い出の場所なんだ」

「えっ…?」

「チェイス、私はSTORMの連中に追われている時、この思い出の地にあるものを埋めたんだ。
 母さんがいなくなり、お前とも離れ離れとなったが…
 たくましく成長したお前に、どうしてもこれを渡したかったんだ」

しかし、わざわざ親父が危険を冒してこの場所にやってきたのは、家族との思い出のためだったそうです
親父が長い逃亡生活を送っていた中で、以前この場所に埋めたものというのは…
チェイスが赤ん坊の頃、親子三人で撮った記念写真。なるほど、チェイスはビジョンで見るまで母さんの顔さえ知りませんでしたから、
母さんの写真を見るのも、家族みんなで撮った写真を見るのもこれが初めてというわけですね
そう思うと、スーノ博士がチェイスにこれを渡したいという気持ちを分かる気がするな…



「しゃ、写真のために命を危険に晒したのか…?」

「お前も聞いたことがあるだろう?”一枚の写真は千の言葉より多くを語る”と。
 愛しているぞチェイス、お前にはずいぶん辛い思いをさせたな…」

「お、親父…(うるうる)」

そして「愛してるぞチェイス」「親父…(うるうる)」親子の濃厚ホモラブシーンが!(えー
本当にこのアニメは親父とラブラブすぎやな!これだけ親父と愛し合うアニメなんて他にそうないぞ
それと「一枚の写真は千の言葉より多くを語る」って、なんだかことわざっぽい一言ですが海外のことわざなんですかね?
日本ではあんまり聞き覚えのない一言だけれども…うーん

ガシッ!

「うっ!?」

ギュウウウウウウン!

「うわあああーーっ!!」

「お、親父!?親父ーーっ!!」

ってああ!?せっかくの親子ラブラブシーンもつかの間、突如現れたクローアームに掴まれてさらわれてしまった親父!
見てみれば上空にはSTORMの航空母艦が!いつの間にか上空まで迫っていたのか…
それにしてもまたさらわれてしまうとは、本当にとらわれのヒロインだなこの親父は!(えー



「ふっふっふシャルルマーニュ閣下、チェイス達を泳がせるこの作戦、
 みごと正解だったようですね」

「まったくです、ジェレディ・スーノ博士は私の究極の獲物ですからねえ」

そんなSTORM航空母艦の中では、「ふっふっふ全部作戦通りだぜ」とシャルルマーニュ&コマンダー・トレイが
ほくそ笑んでいました。嘘つけやお前ら!泳がせるもクソも、今回STORMがやったことって
チェイス達が勝手にのこのこやってきて、STORMの飛行機をハイジャックしただけじゃねーか!(えー
ともかくまた親父と離れ離れになってしまって、当面の目的は親父の救出ってことになりそうですね。次回に続く!

 






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