■獣旋バトル モンスーノ 第23話「巨大戦艦」
 

「親父はSTORMのクラウド母艦・エプシロンに拘束されている…俺たちで助け出すんだ!」

「でも、エプシロンには何百人も兵士が乗ってるわよ」

「何千だよ!銃とかモンスーノとか、その両方とか…最悪、銃を持ったモンスーノもいるかも」

「まるで空に浮かんだ要塞だな…」

「今の僕には、不可能という言葉しか見えないね…」

さて前回、豪快にキャッチボールされたりしてチェイスと再会したのもつかの間、最後にはSTORMにさらわれてしまった親父。
今回はその救出について話し合ってますが、珍しく前回ラストと話が繋がってますね(えー
こういう時前回から思いっきり話が飛ぶのがモンスーノなのに!ともかく、親父の救出はかなり困難だと話し合う一同ですが…

「なあに、俺の考えた作戦なら大丈夫さ!」

なんだか「俺にいい考えがあるぜ!」とやたら自信満々のチェイス。だめだ嫌な予感しかしねえ!(えー
チェイスのこういう時のアイデアって絶対何かをメチャメチャにぶっ壊す作戦考えてるだろ!
果たして今回は何が犠牲になってしまうのか…



「ところでこれを機会に、僕らのグループに新しい名前をつけたいんだけど!
 できればモン・ファイブはやめない?」

「は…?別にいいけど…」

「僕らはモンスーノと一緒に戦うカッコいいヒーローなんだよ!
 それがモン・ファイブじゃあまるでダサダサ、クールじゃない!」

「そうかもなー(投げやり)」

とその時、いきなり「モン・ファイブってチーム名ダサダサだわマジでダサい」と、モン・ファイブがいかに糞なネーミングかを
主張し始めたブレン。それお前が勝手につけた名前じゃねーか!一体何を言ってんだ!
あれは確か第21話でしたね、「僕はこのチームのことをモン・ファイブって呼びたいんだけど」って言い出したブレンですが、
たったの2話で何かが変わってしまったようです(えー  これにはチェイスも突っ込む気すら起きないようで…

「名前の候補はあるのかよブレン」

「もちろんイケイケの超ヤバイ名前だよ!
 ”ブレンと愉快な仲間たち”っていうのはどうかなぁ!」

「(無視)」

「あれ、聞いてる?ねえ聞いてる?」

って、どんな名前がいいのか聞いてやるチェイスですが、「ブレンと愉快な仲間たち」と妙にありきたりな返答が返ってきてしまいました
それならモン・ファイブの方がいいだろ!(えー
というかこういう○○と愉快な仲間たちって元ネタは一体なんなんだ?

「それでは質問ですジェレディ博士。リンチピンについて話してちょうだい」

「フフッ、それは無意味だ」

「…なんですって?」

「モンスーノがどういうものなのか、あなたには理解する能力がない。
 リンチピンの真の目的が何なのか、分かるわけがなかろう」

一方その頃、シャルルマーニュに捕まってモンスーノのことで尋問を受けていたスーノ博士。
なんでも”リンチピン”とかいうことについてシャルルマーニュは知りたいようですが、スーノ博士は
「お前アタマ悪いからどうせ理解できないし」とかえらい挑発的なことを言っております
これはあれですね、ヒストリエで言うところの


(C)岩明均/講談社

「まあ…おまえじゃわからないか
 この領域(レベル)の話は
って感じですね
(えー

「ハハハハッ!あいにくだけど私は誰よりもモンスーノを理解しています。
 モンスーノとはパワーそのもの、そしてパワーにおいて私の右に出る者はいない。
 いずれそのパワーで、より良い世界が作られるのだ」

「それはあなたにとっての良い世界だろう?」

「もちろん。それのどこが悪いというのかしら?」

「何も分かっていないなシャルルマーニュ、拷問をされようと私の考えは変わらん」

「フフ…人は誰でも弱みを持っているもの、あなたの場合はあのボウヤ」

「…!」

「息子がミンチにされるぞジェレディ?
 お前が喋るまで苦しみ続ける、こいつはこたえるなぁ!ハッハッハッ!」

「く…!」

その後も険悪な空気の中で語り合う2人、煽り合いという意味ではスーノ博士の方が一枚上手ですが
しかし、「これ以上ガタガタ言うなら息子を殺すわー、グチャグチャにしてミンチみたいにしてやるわー」と脅されると
さすがのスーノ博士も涙目になって黙ることしかできません(えー
ただ、あのチェイスがそう簡単にミンチにされるとは到底思えませんが…

「いやあ見事だったなブレン、まさかインターネットで
 エプシロンを見つけ出せるとは思わなかった!」

「へへっ、あんなでっかい空母は見逃すほうが難しいよ!」

ゲェー!?なんとその頃チェイス達はインターネットでエプシロンの居場所を特定していました
どういうことやねん!?まさか「あーエプシロンの居場所わかんねーなーちょっとGoogleで検索するか」とか
そんな感じで見つかったのかエプシロン!?なんてこった…
これはたぶんGoogleカーがエプシロンの住所を調べて色々撮っていったんやな(えー
空中戦艦の住所もバッチリとはGoogleカー最強なんやな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「さあ、突撃だぁ!」

「なあチェイス、やっぱりもっと安全な方法を考えるべきじゃないのかな」

「ハハハッ、いつでもどこでも安全第一、お優しいねえ!」

「ほんと!シートベルトも顔負けねー!」

「…」

って、そんなエプシロンに乗り込んで大暴れしようとするチェイス達に、「もっと別の方法考えよう」と言うノアですが
「バッカでーこいつ」とビッキーとアッシュからメチャメチャ煽られてしまいます
な、なんやお前ら!安全第一って考えがそんなに悪いんか!しかも以前は「ノアってミステリアスで素敵だわ」と言っていたビッキーが
今ではアッシュにベタベタしながら嘲笑してくるとかノア号泣もんですよ(えー
実際、ビッキーにコケにされたノアはショボーンと落ち込んでしまいます。可哀想なノア…ビッキーは悪女やでホンマ

ボガボガアアアン!チュドドドドボガアアアン!

そしていよいよ、エプシロンに乗り込み手当たり次第に周囲のものをぶっ壊しまくるチェイス達!そう、チェイスの考えた作戦というのは
エプシロンのあちこちを破壊しまくって相手が混乱してるスキに親父を救出するというものでした
完全にいつも通りのやり方じゃねーか!(えー  やっぱり破壊か!今日もまた破壊で解決するつもりかー!

ドガアアアン!ドドドドド!

「…?ねえちょっと待って、反撃されてる人はいる?」



《いいや、やりたい放題だ!》

《こっちにも人影はない》

「簡単すぎると思わない…?きっとこれは罠よ!
 敵が待ち構えてるんだわ!チェイス、作戦は中止よ!中止!」

ところがあちこちを破壊しながらも、まるで手ごたえのない相手に不穏な何かを感じ取ったビッキー。
恐らくこれは敵の罠、チェイス達が乗り込んでくるのは最初からバレバレだったと…
そんなわけでチェイスに連絡を取るビッキーですが

「(どどどどど)親父ぃぃぃーっ!!」



当のチェイスは親父のことしか考えてませんでした。ダメだこれー!!
ほんとお前は親父のことしか頭にないな!まあ、通信機がぶっ壊れてビッキーの声が聞こえてなかったみたいですけど。
ともかく「親父ー親父ー」と雄叫びを上げながら、エプシロン内部を駆けまわるチェイスでしたが…

「チェイス・スーノ!父親に会いたかったら、
 抵抗せずにゆっくりと後ろを向くんだな!」

「なに…?」

ぞろぞろぞろ

デデーン。やって参りましたチェイス・スーノをミンチにし隊の皆さんが!
数えきれないほどの兵士を引き連れて現れたコマンダー・トレイ、さっきチェイスをミンチにするって言ってた張本人です
やたら大量の兵士を引き連れており、下手に戦えばさすがのチェイスもやばそうですが…

「ペットをしまえ!コアを差し出せばすぐに親父のところへ連れて行ってやる」

「従わないとどうなるのかな?」

「なに…?」

ドバッゴオオオン!

「悪い悪い、ドアが見つからなくってなー」

「だからチャージャーに作らせちゃった!」

「軽い軽い!そう、僕たちチーム・ハイコアならね!」

「もう少し考えようか」

って、その時壁をブチ破って救援に現れたビッキー達!ドサクサに紛れてチーム・ハイコアと勝手に名付けるブレンですが
やっぱモン・ファイブの方がまだマシだったと思う(えー
ノアもやはりそう思ってるようで、「ダサいから考え直せ」と即座にダメ出ししております

「ちっ…チェイス・スーノを生け捕りにしろ!
 他の奴はどうなっても構わん!撃て撃てぇい!!」

ドドドドドド!

「くそっ、人数も武器も向こうが上だ!このままじゃ作戦が!」

「うーん挟みうちねぇ、いわゆるサンドイッチ」

「ハハッ最高、ちょうど腹ペコだったんだ」

「確かに僕もほんの少しお腹が減った」

そして凄い数の兵士に囲まれて銃撃を受けまくるチェイス達ですが、
なんでそんなに緊張感ないんだお前ら!!
緊迫してるのはチェイスだけで、他の連中はみんなのん気に「あー腹減った」などとぬかしております
チェイスだけが一番まともというこの異常すぎる状況に頭がどうにかなりそうだぜ!(えー

「チェイス!ちょうどここの真下に狭い通路がある!」

「よし…!ロック!床をブチ抜け!!」

ドッガアアアアン!!

「くっ…奴らを追えーーっ!!」

そんな中、ちょうどこの階下に通路があると分析するブレン!
それを聞いたチェイスは、床を派手にぶっ壊して下の通路に逃げ込み、まんまと包囲網を突破するのでした
というかさっきのチェイス1人が囲まれたシーンでは、ビッキー達が壁をブチ壊してピンチを脱出し
今の全員が囲まれたシーンでは床をブチ壊してピンチを脱出しって、
ほんと何かするたびに色々壊してんなお前ら!(えー
ここに乗り込む時にもさんざん暴れて壊しまくったので、このエプシロンもう相当グシャグシャなんじゃないか?

「よし、作戦に戻ろう。みんなが騒ぎを起こしている間に、俺が親父を見つけ出す!」

「分かったわ、ブレンはチェイスと行って。私は破壊チームを担当する!」

「わーお、”破壊チーム”だって!新しい名前それにする?」

「良くなったけど、まだまだだね」

そんなわけで、また最初の予定通りにビッキー達があちこちブッ壊してる間に親父を探すという作戦を再開するチェイス。
またか!これ以上また壊すんか!そのとき破壊チームという言葉をポロッと話したビッキーですが、
これがブレンのツボに入ったようで…ある意味ピッタリすぎる…(えー
あらゆるものを破壊し尽くす破壊チーム。というかお前ら自分でも毎回色々破壊しまくりって自覚あったんか!?

ドガアアアン!ドガドガアアアン!

「ちっ…!コマンダー・トレイ!子供相手にいつまで手間取っている!」

ボッグアアアアアン!

「親父ーーっ!!」

「はっ、チェイス!?どうやってここまで!」

「ちょろいですよぉ!僕たち”クラッシャークルー”にお任せあれ!
 うーんこれもイマイチだな」

そしてマジ遠慮なしにエプシロンをさんざん壊しまくるビッキー達。ああ、もういい加減この戦艦撃沈するぞ!?
そんな中、チェイスはついに親父を発見することに成功したようです。作戦が上手くいって何よりですが
今度のブレンが言ってる「クラッシャークルー」ってこれ一番ええやん!名前これにしとけや!(えー
ブレン本人は「うーんこの」とか言ってしっくり来てないみたいですけどね、そしてやっぱり色々壊してるって自覚はあるんだな…

「さあ親父、早くここから脱出しないと!」

「いやチェイス、まだダメだ」

「な、なんだって?いま脱出しないでどうするんだよ!」

「シャルルマーニュは私のコアを保管している…
 お前を彼女から守るために作った特別なコアなんだ。
 もし彼女があのコアを解除してしまったら、誰にも止められなくなってしまう!」

がしかし、逃げるには絶好のチャンスだというのに、あえてまだエプシロンに残るというスーノ博士!
何かと思えばとっておきの超すごいモンスーノコアをシャルルマーニュに取り上げられており、
それを取り返すまでは逃げるわけにはいかないと…「もしあれが使われたら誰にも止められない」とか
すごいこと言ってますね、これまでのモンスーノとは一線を画するような超危険なコアなんだろうか

「親父…分かった!みんな、STORMがひっくり返るような騒ぎを起こしてくれ!
 とびきりのヤツだ!ド派手に頼むぜ!」

そんなわけで、親父のモンスーノコアを取り戻すためによりいっそう派手に破壊しろと命令するチェイス。
もうやめて!エプシロンのライフは0よ!
こんだけ壊してまだとびきり派手に壊すのかよ!確実に撃沈するぞこの戦艦!マジでチェイス達に関わったのが運の尽きとしか…

「よし、僕に任せてくれ!」

「ノア、どうするつもり?」

「しっかり捕まってて!」

ギュオオオオオオオ!!

「う、うおおおお!?」

「きゃあああああ!!」

「満足してもらえたかな?(にっこり)」

って、エプシロンのコクピットを占拠したノアは、自分が操縦してエプシロンを一気に急降下させるという無茶を!
なるほどチェイスに「ひっくり返るような騒ぎを起こしてくれ」って言われたから
実際に戦艦まるごとひっくり返したわけか…(えー
まるでジェットコースターのような落下ぶりに、ビッキーやアッシュですら絶叫しております
それを見てめっちゃご満悦な様子のノア。お前絶対さっきの根に持ってるよね(えー

ギュオオオオオオ!!

「チェ、チェイス、どうして落下が止まらないんだ!?」

「お、おい、そろそろ戻してくれ!」

「そ、それが無理なのよぉ!ノアが壊しちゃって!
 なんとか着水させるから、やることがあるんなら早くしてぇ!」

ああしかし、そんな急降下は終わる様子がなく、本当に真っ逆さまに落下を続けるエプシロン!
実はノアのせいで操縦桿がぶっ壊れてしまい、エプシロンは制御不能に陥って落下するしかなかったのです
ただ触っただけで操縦桿を壊したんかいこのクラッシャークルーは!(えー  マジで破壊チームだなお前らは…

「海に突っ込むわよぉーーっ!!」

ドッシャアアアアアン!!

「う、うぎぎぎ…僕たち生きてる…?」

「生きてるよ…しかもコアを手に入れた!」

「ああ、このコアには”バリオン”という新しいモンスーノが入っている。
 きっとお前の役に立ってくれるだろう!」

そんなわけで海に思いっきり突っ込んだエプシロン、しかしビッキー達のおかげでなんとか不時着で済んだようです
そしてその間にしっかり目的のコアをゲットしていたチェイス達。
あんなジェットコースターみたいな状態でよくそんなの探せたなあんたら!



「やったね、僕たちってラッキーだぁ!」

「そうでもないわね」

「え?」

《まずいぜ…!かなり押されてる!》

《こっちも…!》

「もう諦めろ、お前らに未来などない!」

しかしその時、体勢を整えてチェイス達に反撃してきたSTORMの部隊たち!
もともとの戦力差はかなり大きいだけに、正攻法でぶつかってはチェイス達が圧倒的に不利です
アッシュやビッキーもみるみる追い込まれており、絶体絶命となってしまったチェイス達ですが…

「ヘヘッ、諦めるなんて俺のやり方じゃない!」

「みにくい悪あがきを…」

「これでどうだ!バリオン!スピンゴー!!」

とその時、さっき手に入れたバリオンをこの場で呼び出すチェイス!
親父が言うには「誰にも止められないほど超強力なモンスーノ」ですからね
このピンチを脱出するにはこいつに頼るしかないでしょう、果たしてそのバリオンの姿とは…!?

ゲエエー!?だ…だっせええええーー!!
なんやこれ!?この姿は猿かマントヒヒか!?主人公の切り札となるにはデザイン的にクソすぎるモンスーノですが
これが今後チェイス最強のモンスーノとなってしまうのか!?

シュウシュウシュウウウ

「いいぞバリオン!キングブレイドに特殊なエネルギーを送り込み、
 闘争心と戦闘能力を低下させるんだ!」



そんなバリオンの能力とはこれ、敵に向かってキモいエネルギーを送り込み弱体化させるというもののようですが…
地味すぎる能力だなこれ!弱体化って言っても気持ち的に弱くなったって程度だし
もっとこう、大量の敵を一気に片付けるような凄い能力とかないんかい!
これが本当に「誰も止められないほど強力なモンスーノ」なのか…?親父のやつ適当なことを言いやがって!(えー

「させるか!ソニックバード!キングブレイド!食らわせろォーッ!!」

チュドドドドド!!



「はっ…!?」

ズドドッガアアアアン!!

「きゃああああーっ!!」

(そ…そんな…私が…負けた…!?)

ってああーー!?バリオンに向かって攻撃を命じるシャルルマーニュですが、
結局それがアダとなり自分が海に吹っ飛ばされる結果に!「わ…私が負けた…!?」って言ってますが
完全にあんたの自滅じゃねーか!!何やってんだシャルルマーニュ…
ここから完全に形勢を逆転したチェイス達は、残ったSTORM兵士どもを蹴散らして完全勝利をおさめるのでした

ズゴゴゴゴゴ…

「これでSTORMも終わりかなー」

って、最後にはきっちりエプシロンも完全に撃沈して去っていったチェイス達!お、鬼やお前ら!
「これでSTORMも終わりかなー」ってまるで他人事じゃないですか!あんたが壊滅させたんやで!
恐ろしい連中ですクラッシャークルー、行く先々にペンペン草ひとつ残さない恐怖の破壊チームやで…

ジャブジャブ

「はあひい…しっかりしてください、すぐに助けを呼びますから…」

「ぐぬぬ…スーノォォォォーーッ!!」

そんな中、なんとかしぶとく生き残っていたシャルルマーニュ。コマンダー・トレイと一緒にガレキに乗って
ジャブジャブとイカダの旅をするハメになっていました。おかげでチェイス&スーノ博士に対する恨みは相当根深いようですね
今後の展開としては、STORMが壊滅した中でこの2人だけが残党として挑んでくるってことでしょうか

どうでもいいけどこの場面、映画ドラゴンボールの極限バトル!三大超サイヤ人のラストシーンで
プカプカ氷の上に乗って漂流するベジータとピッコロの場面思い出したわ(えー
次回に続く!


■獣旋バトル モンスーノ 第24話「モンスター」

 

「ねえジェレディ博士、なんで私たちスモークタウンに向かってるの?」

「うん、スモークタウンって言ったらあまり旅行にオススメできないむさ苦しい場所だとか…」

「はは、まあそうだが、スモークタウンはモンスーノエナジー制御シールドを完成させるのに欠かせない、
 とても重要な場所なんだよ」

「略してMEシールド、僕が勝手につけた名前だけどね」

「そのMEシールドの最後の装置をセットするのに、スモークタウンは最適なポイントなんだ」

さて前回、「これでSTORMも終わりかもなー」とSTORMを叩き潰し、親父も無事救出したチェイス達。
今回は何をやっているかというと、今まで親父がアッシュにあちこち埋めさせていた
モンスーノエナジー制御シールドの仕上げ作業にかかろうとしていました。

そういえばそんなシールドありましたね、今の地球はモンスーノエナジーに侵食されて爆発する危機にあるから
このシールドを完成させて、モンスーノエナジーを地球から一掃するのがスーノ博士の目的なわけですが…

「だが、シールドが完成したらモンスーノは消えてしまう」

「もしかしたらそういう事になるかもしれないな」

「そんな…モンスーノは生きています!僕たちとモンスーノは
 運命の絆で繋がっているんです!だから博士のMEシールドは
 酷いアイデアだと僕は思う!モンスーノは敵ではありません!」

「で、でもモンスーノエナジーは地球をドカーンって爆発させちゃうっていうんだからさぁ、
 MEシールドしかないだろ…?モンスーノには悪いんだけどさ」



がしかし、モンスーノエナジーが地球から一掃されれば、モンスーノも一緒になって消滅するとあって
「そんなの絶対反対だし!」と異議を唱えるノア。そういえばノアは、MEシールドの目的を初めて聞いた時も
モンスーノが消えるからって反対してましたね。ブレンが説得しようとしてますが、まだまだ納得したわけではない様子。
ここは年長者のスーノ博士にうまくまとめて欲しいところですが

「はっ、あれを見るんだ!着いたぞスモークタウンだ!」

は…話をそらすなー!!おいこらおっさんー!!
大事な話でめっちゃ意見が割れてるやろ!「そんなことよりスモークタウンに着いたぞ」ってそりゃねーわ!
そんなわけで、この議論についてはスーノ博士にぶん投げられて最後のMEシールド設置作業に向かうことになってしまいます
なんて傲慢な親父なんだろう(え

「よし、ここがMEシールド装置の設置ポイントだ!(がさごそ)」

「…ん?ちょっと待て、ノアはどこだ?」

「ノアー!近くにいるのー!?」

「ノアー!どこにいるんだー!?」

しーん

「どこに行ったのかしら…」

「分からないな…みんなは装置の取り付けを頼む、ノアは俺とビッキーで探してくるから」

がしかし、スモークタウンに着いてMEシールド設置ポイントに向かった一行ですが、
いつの間にかノアの姿が忽然と消えてしまいました。ああ、やっぱりあれなんでしょうか
さっきのスーノ博士の傲慢な態度に腹を立ててパーティから離脱を…(えー
とにかくノアを探しに行こうと、チェイスとビッキーが2人で近くを探しに行きますが…



「ノアったら自分からいなくなったのかしら、MEシールドのことも好きじゃなかったみたいだし…
 平和主義者なノアの抗議なのかも」

「だとしてもこんなに早く消えるなんて…足跡も何も残っていないんだぞ」

「足跡…ね、ねえちょっと待って、これノアのじゃないわよね…?」

「…ど、どう見ても違うけど…」

「み…みんなのところに戻った方がいいんじゃない?」

「あ、ああ、どうやらそれが良さそうだ…」

そんなノアを探している最中、地面に大きな怪物の足跡を見つけたチェイス達。
これは…明らかに人間のものじゃないですね、モンスーノか何かがここにいたのか?
こうなるとノアの安否が心配ですが、恐いので2人はノアを見捨てて戻ることにします。ノ、ノアー!!

「はっ!?」

「グオオオオオオ!!」

「う、うわああああーーっ!!」

ってなんかキター!!うわああああああ!!いきなりなんじゃこのバケモンは!
そんなチェイス達の前に、唐突に現れた謎の怪物!さっきの足跡はこいつのものなのか!?
モンスーノとは違う別の何かって感じですが…ノアが急に消えたのもこいつに襲われてしまったせいなのか…?



「…!?今の声は…確かに聞こえたな!?」

「あ、ああ…だが博士、取り付けはあと少しだ、早く終わらせよう!」

「いいや行くぞ!あれはチェイスの声だ!(ダダダダダ)」

「お、置いてかないでぇーっ!」

そんなチェイス達の悲鳴を聞いたスーノ博士は、すぐさま駆け出してチェイス達を助けに向かいます
装置の取り付けはまだ途中だったみたいですが…まあ、子供の悲鳴が聞こえてるのに
「なんかチェイスが泣き叫んでるけど作業を続けようか」ってのもアレだしな(えー

「(ダダダダ)チェイス!チェイスーッ!」

「博士!あそこだ!」

「た、助けてくれーっ!」

「何があったんだチェイス!?大丈夫か!?」



ほんとに何があったんだよ!さっきの状況からなんでこうなる!?
明らかに人間じゃない化け物に襲われたチェイス達ですが、あの鋭い爪で攻撃されたのかと思いきや
なぜかロープで縛られて人質にされていました。器用な奴だなあのバケモンは!(えー
なにげにノアも一緒にいるし…あの怪物は一体何がしたいんだ

「一体誰がこんな…」

「ぐるるるる…!」

「はっ!?」

「俺に任せろ!エアスイッチ!スピンゴーッ!!」

「グオオオオオ!!」

ドガッシャアアアン!!

「な!?なんてこった…エアスイッチが!」



ってゲェー!?再び現れたあの怪物ですが、アッシュがエアスイッチを呼び出して交戦したものの
エアスイッチの巨体を軽々とブン投げて倒してしまう怪物!モンスーノより強いのか!?
まさか人間サイズでモンスーノ以上の怪力を持っているとは…

「あいつは一体何者だ…!?あのパワーは桁外れだ!」

「ハッハッハッハッハッ!」

「なっ…クリプス!?一体どういうことだ!」

って、そんな怪物の背後から現れたのはクリプス博士!この怪物はお前の差し金か!
それにしても腹立つ笑顔で出てきやがって…(えー  なんなんだそのニヤけ面は!
さっきチェイス達を縛って置いといたのもこいつがやったんでしょうか、あの怪物じゃ縄を結ぶなんて無理だろうしな

「あのモンスターは何者だ!」

「モンスターだと?これが誰なのか分からないのか?
 クックック…お前達、あれほど昔から仲が良かったというのになあ〜」

「…?」

「そう、こいつはお前の昔からの友達…紹介しよう、ハザード・エースだ!
 もしくはジョン・エースだったとでも言おうか!」

「!?」

ドッギャーーン!!ここで明かされる衝撃の事実!なんとこの怪物は、第13話で
「手動でシャットダウンするしかねぇ!」と大量のモンスーノエナジーに飲まれて犠牲になった
ジョン・エースの成れの果てなんだという…実際に人間だった時の姿と見比べてみると

使用前
使用後

わかんねーから!ジョン・エースの面影ゼロじゃねーか!
モンスーノエナジーに飲まれると人間こうなっちまうのか…
恐ろしすぎるな、やはりノアの意見は無視してさっさとモンスーノエナジーは滅ぼすべき:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「では始めようではないか…ハザード・エース!ジェレディ博士を捕まえろ!」

「グオオオオオオ!!」

「くっ…親父は連れて行かせない!バリオン!スピンゴーッ!」

「にぶい奴だな…お前たちのモンスーノなど、ハザード・エースの足元にも及ばない」

そんなハザード・エースといよいよ戦闘が始まりますが、クリプス博士はその強さに絶対の自信を持っているようです
確かにさっきエアスイッチを瞬殺してましたが…このバリオンは、誰にも止められない特別なモンスーノ
スーノ博士に言われた超すごいウルトラモンスーノなのだよ!こいつのパワーをもってすればハザード・エースだろうとなんだろうと…

「バリオン!ハザード・エースのパワーを抑えるんだ!」

みょんみょんみょん みょんみょんみょん

「ああ〜効いてる効いてる、この技効くわ〜」って微妙すぎんだよこの技!(えー
相変わらず「相手に妙なエナジーを送り込んで弱体化させる」という微妙すぎる技を使うバリオン。
まあしかし、ハザード・エースもなんとなく弱ってるっぽいところを見ると、いちおうは効果もあるようなないような…

ギラアッ!

「グオオオオオオ!!」

ドッガアアアアン!!

「バ、バリオンーッ!!」



やっぱダメなんじゃねーか!!使えねーよこのモンスーノ!
バリオンの能力は結局たいして効果のないまま、ハザード・エースに叩きのめされてKOされてしまいました
やっぱりボス敵には弱体化の能力って効かないよなー、RPGのお約束だよなー(えー

「くそ…こうなったらこれしかない!ガツンとお見舞いしてやる!
 ロック!スピンゴーッ!」

「ブーストサーベル!”エレメンタルクロー”!」

ズッシャアアアア!

「ホイッパー!”メガデフレクター”!」

バシュウウウウウ!

「ロック!”エレメンタルキャノン”!!」

ボッガアアアアアン!

「いやったあーっ!やったぞやっつけた!」

ゲエエエエーー!?なんという容赦ない一斉攻撃!今度は火力重視でドカドカ攻撃しまくったチェイス達ですが
「やったぞやっつけた!」ってお前らこれがジョン・エースだって完璧に忘れてるやろ!
普通こういうのは「くそっ…ジョン・エースと戦うなんて…お、俺にはできない…」とか悩むもんなのに
1ミリも悩むことなく爆殺しやがったな…(えー

「で、でも…彼の心は、今もジョン・エースだったのかな…」

「あ…だったら、もう少し優しくしてあげた方がよかったかも…」

「ああ…」

 

ってその時、ブレンに相手はジョン・エースだったことを指摘されて
「そう言われてみれば…」と思い出すチェイス達。遅いよお前ら!
あんだけ容赦なく一斉攻撃しといて!ともかくジョン・エースはチェイス達の手で犠牲に…

「グオオオオオオ!!」

「う、うわああーーっ!!」

「えーと…優しくしてあげるって言ったのは忘れて(真顔)」

ゲェー!?しかし、チェイス達がしんみりする中ピンピンしながら復活したジョン・エース!
それを見たビッキーは、さっきの自分の発言を即なかったことにしてしまいました
お前ら…ほんと自分たちに敵対する相手には容赦ねーな!ジョン・エースに対する同情もさっきので終わりかよ!

「親父は絶対に渡さない!こっちはずっと戦い続けたって構わないんだぜ!」

「クックック…それは無理というものだ、お前も知っている通り
 モンスーノはエネルギーを使い果たすまで8分間しか持たない。
 だがハザード・エースは違うのだよ!彼はもっと長く居続けることができる…
 さあ、モンスーノは退場の時間だぞ?」

シュウウウウウウ

「ぐっ…」

「くっくっくっく…」

ああしかし、まだまだ戦う気満々だったチェイス達ですが、
ここで8分間の時間制限により、出していたモンスーノ達がコアに戻ってしまいます
しかしハザード・エースはそんな時間制限など全然ないようで…まさに絶体絶命、打つ手のなくなってしまったチェイス達は…

「それではジェレディ博士はいただいていくぞ?
 これで私の野望は完璧なものとなる…フフフフ、ハーッハッハッハッ!」

「な、なんでお父さんは僕たちから離れたんだ…?一体どうして…」

「まだ仕事が残ってたからな…」

「ああ、親父はMEシールドを起動させたんだ…これで全てが変わる…!」

なんと自らクリプス博士に捕まるような真似をして、チェイス達の前から連れ去られてしまったスーノ博士!
しかし連れて行かれる時のドサクサに、博士はさっき設置したMEシールドの装置を起動させていったんだという…
こいつが起動すれば、地球上のモンスーノエナジーは消え去るはずですが
果たしてこれから何が起こるのか…?次回に続く!


さて、本日のモンスーノ感想に入る前にちょっと一言。なんだか東京アニメアワードフェスティバル2014のアニメ作品人気投票で
地味にモンスーノが健闘してますね!地味に!(えー
いまのところモンスーノは第10位。このままトップテンに入れれば御の字といったところか、みんなも支援してくれよな

■獣旋バトル モンスーノ 第25話「クリプスとの戦い」
 

「ジョン!私の声を聞くんだ、ジョン!聞こえているんだろう!?目を覚ませ!」

「ぐるるるるる…!」

「クックック…残念だがジョン・エースはもう存在しないようだなジェレディ博士?」

「く…!」

さて前回、モンスーノよりも強力な怪物となってしまったジョン・エースに歯が立たず、
スーノ博士を誘拐されてしまったチェイス達。今回はそんな囚われのスーノ博士の場面で始まります
クリプス博士の秘密研究所に連れて来られ、怪物となったジョン・エースに声をかけるスーノ博士ですが…



「認めたくはないが…私にはお前の助けが必要なのだよ、ジェレディ博士」

「悪いが…その願いは聞けないな!」

「フン、ならば嫌でも協力したくなるようにするとしよう」

ウィンウィンウィン



「…?」

「私が特別にデザインしたものだ、お前の息子チェイスには
 快適に過ごしてもらいたいと思ってね」

「な…!?」

「お前が私に協力すると言うのなら、
 可愛い息子を実験台に使うのはやめてもいいぞ?」

何やらスーノ博士を使っての悪だくみを考えているらしいクリプス博士、自分に協力しろと迫りますが
なかなか言うことを聞かないスーノ博士に、「じゃあこれ使っちゃおうかなー」と妙なカプセルを呼び出しました
何かと思えば、モンスーノエナジーがたっぷりと入った人間サイズのカプセル…
そう、この中にチェイスを入れてモンスーノエナジーのつけものにしてやるという脅しですな…

「や…やめろ…!お前は…怪物だ!!」

「ククク…今ごろそれに気づいたのか?すべての人間とモンスーノは
 この私にひざまづくのだ!ハッハッハッ!!」

「才能と知識は正義のために使うべきだ!
 人を破滅させるために使うのではなくな!」

「立派な話だな〜。しかし今回の目的は、破壊ではなく創造なのだよ!
 偉大なる創造だ!この世界をモンスーノで満たし人類を全滅させ、
 思いのままに新しい世界を作り上げる!この私がすべての頂点に立つのだ!
 人間でもありモンスーノでもある究極の存在としてな!
 私こそが!世界の王となるのだァーーーッ!!」



このターンXですべてを破壊してェ!新しい世界を始める!!
なんだかとんでもない思想を持っていたクリプス博士、なんと地球上の人類を全滅させ、モンスーノの世界を作り
自分がその世界の王になるという…というか王になった時のイメージ図が怪物化したジョン・エースそっくりなんですが
自分もこんなバケモンになりてーのかよ!ポーズ決めるぐらいノリノリだしこの人頭おかしいわ!(えー

「うーん、あの建物の中に親父がいるのか。
 問題はあの厳重なセキュリティの中を、どうやって潜入するかだな」

って、そんなクリプス博士の秘密研究所を、いともあっさりと見つけて外から様子を探っていたチェイス達!
メチャメチャあっさり見つけやがったなお前ら!
前回ラストで「親父をどこに連れて行く気だー!」みたいに誘拐されたのが、もうすでに居場所わかってるのかよ!

「ブレン、コアタブレットを起動してくれ。ラボの全体を見て計画を立て直そう」

「ん〜チェイス、いくら立て直しても無駄だよ、ガチガチのセキュリティは変わらないもん」

「要するに、この気弱な困ったくんが言いたいのは
 私達だけでお父さんを助け出すのは凄く難しいってことよね」

「ん…?そうか!ちょっと危険だけど、上手くいくかもしれないぞ!」



がしかし、居場所はわかっても研究所のセキュリティが厳重で、なかなか突入のきっかけが掴めずにいたチェイス達。
それにしてもブレン、「いくら作戦立ててもどうせ無駄だよ」って薄情すぎとちゃいますか!?(えー
しかしブレンやビッキーが「今の戦力だけじゃ厳しい」と言っているのを聞いて、チェイスに何か名案が浮かんだようで…

「やあ」

「お前は…!」

「落ち着けって、戦いに来たんじゃない。
 一生に一度きりのプレゼントをあげようと思ってね」

「はてさて…君はこのジョーカーに、どんなプレゼントを持ってきてくれたのかな?」

ってジョーカーさんかよ!!ゲエエエーー!?
なんとチェイス、「戦力が足りないなら集めればいいじゃない」とジョーカーさんを訪ねるという無茶を!
どうやら口八丁で味方に引き込む気のようですが、そんなことができるのか!?

「俺があんたの夢を全部叶えてあげるよ。コアが欲しいんだよな?
 実は何百個もエクリプスコアを持つ男がいる、
 沢山のモンスーノがあんたを待ってるんだ!ぜひ解放してやってくれ」

「ほう、それは素晴らしい…まさに夢のような話だ
 だが、お前の狙いはなんだ?」

「狙いだなんて人聞きが悪いな、俺もあんたも悪を一掃したいって気持ちは
 同じだろう?その男はまさに悪の化身そのものなんだ!
 だから協力すれば、お互いに利益は得られるってわけさ」

ああ、そして「お互いの利益のために協力しようや」とジョーカーさんを丸め込むチェイス!
なんだかお前が一番悪どく見えるぞ!(えー
言ってることは確かに合ってるはずなんですが、やり方が悪党っぽく見えて仕方ねーぜ!

 

「ふむ…では場所を教えてくれ、囚われのモンスーノ達を自由に…
 自由に導くための方法を考えておこう」

「へへっ、俺、あんたならピッタリだって思ったんだ!ここに座標が書いてある」

「お前もオペラの調べに耳を傾けてみろ、これぞ究極の芸術、完璧な美しさだ…」

「ああ、残念だけど、まだ行くところがあるんでね」

そして結局チェイスに協力してくれる気になったジョーカーさん
しかし今回はやけにこの人知的で落ち着いてる感じがするな
いつもは頭のネジぶっとんでる完全な変態ですが、今回はなんだか穏やかな知性を感じるぞ
それとオペラの鑑賞が趣味だったんですねジョーカーさん、しかも感動して泣くほどとは…

パーポーパーポーパーポー

「フフ…お前達ではこのドーンマスターの相手にならんな…」

「ああ、確かに無理だな。あんたがどれだけ凄腕の泥棒か、
 彼らは知らないんだから」

「む?チェイス・スーノ!」

って、次にチェイスが会いに来たのは、警察を軽くあしらい宝石を盗んでいたドーンマスター!
こいつは第15話の図書館に登場したキャラでしたね、超人的な身のこなしでノアと追いかけっこしてたのが印象的でした



どう見ても悪人なのにこれでも善玉キャラというワケわからん奴でしたが
今回も宝石店を襲ってダイヤを盗んでるところを見ると、やっぱりお前単なる悪党じゃないか!?(えー

「泥棒からは足を洗えって言われたろ?」

「昔からのクセだ…」

「なあ、そのダイヤを返して才能を正義のために使わないか?
 建物に潜入するのが好きなら、この作戦気に入ると思うけど」

そんな泥棒行為についてはうっかり昔からのクセでやっちゃったというドーンマスター。やっぱダメだこの人!
それをたしなめて正義のために協力してくれと頼むチェイスでしたが
さっきから「正義のために悪を倒そう」って言ってるけどお前ら悪党連合にしか見えないよ!(えー

「さあ…!どうやったのかを教えろジェレディ!どうやったのだ、言え!」

「何の話だ…?」

「私は考えられるありとあらゆる組み合わせを試し、
 人間とモンスーノの遺伝子の比率を探してきた…だが無理だった…!
 どうやったんだ!ロックをリンチピンにするためにコアに何を入れた!?
 一体どんな工夫があるんだ!どうやってあのモンスーノを特別にしたァッ!!」

って、一方その頃クリプス博士は、やたら興奮しながらスーノ博士に詰め寄っているところでした。急にどうした!
なんだか「リンチピン」というものについて、秘密を探ろうとしているようですが…
これってシャルルマーニュもこの間、スーノ博士に質問してましたよね。
それくらい悪党どもが躍起になるほど重要な何かなのか?それとロックがそのリンチピンってことみたいですが…

「さてはDNAか?DNAそのものを融合させたんだな?どうやって融合させた!」

「クククク…ハッハッハッハッ!何も分かってないな!」

「教えろ…!言え!言うんだァッ!!」

「ロックがリンチピンになった経緯か?
 ククッ、お前には絶対に理解できないだろうな。ハハハハハ!」



ひ、ひでえーー!!なんつー対応だよスーノ博士!リンチピンの秘密が分からないクリプス博士に対し、
「お前頭悪いな〜!絶対理解できないだろうなハハハハハ!」
思いっきり煽りまくり!なんなんだこの人ー!確かシャルルマーニュにも同じように言ってましたよね、どっちが悪役かわかんねーよ!

「ぬうううう…!」

バッゴオオオオン!!

「むおっ!?」

「ここには解放されるべきモンスーノ達がいると聞いた…!
 残酷な呪縛を解き放ち、大地に戻してやる!
 このジョーカーは使命を成し遂げる!必ずや成し遂げるのだぁ!!」

そんなクリプス博士のイライラが頂点に達した時、思いっきり研究所の壁をブッ壊しながら登場したジョーカーさん!
クリプス博士にとってはうっとうしいことこの上ないでしょう
ジョーカーさんは本当に最悪のタイミングで絶対現れるな!(えー
そんなわけでモンスーノを呼び出し、戦闘に突入するジョーカーさんでしたが…

「さあ来い天使よぉ!メテオストライカー!スピンゴー!!」

「ちいっ…!ヘルブレイカー!スピンゴー!!」

ギャオオオオオオス!

「よーしみんな、準備はいいか?ジョーカーには俺達のおとりになってもらうんだ」

ゲエエーー!?なんとそんなジョーカーさんを見殺しにして、親父の救出作戦を開始するチェイス達!
完全にジョーカーさん捨て駒じゃねーか!やることが汚すぎるぜお前ら!
そんなわけで、ドーンマスターの手引きを受けて、こっそりと潜入していくチェイス達ですが…

ドガアアアアンバゴオオオオン!

「ふっふっふ…自由の香りがするではないか!
 モンスーノ達にもうすぐ自由が!自由が訪れるのだぁ!!」

「愚か者めが…!自ら大地のチリとなるがいい!」

「おーいクリプス!親父に手を出す時は俺のことを忘れるな!」

「なに!?」

「ロック!スピンゴー!!」

ってアレー!?こっそり潜入して親父を救出する気なのかと思いきや、
「おーいクリプス!」と自分から姿を晒すチェイス!なんでそうなるの!?
わざわざこっそり潜入した意味って…ま、まああれだ、クリプス博士もジョーカーさんにだいぶ苦戦してるようだし、
きっとジョーカーさんに加勢して、一気にクリプス博士をブッ倒そうという算段で…

「チャージャー!スピンゴー!」

「グローブレイド!スピンゴー!」

バシュバシュウウウウ!

「おお!共に戦い自由をもたらすのだ!この牢獄にとらわれた
 哀れなモンスーノ達を解放するのだぁーっ!!」

「チャージャー!”パワーバッシュ”!」

ドッゴオオオン!←ジョーカーさんのモンスーノへ攻撃

「!?」

「グローブレイド!”クラッシュキャノン”!」

バグオオオオン!←ジョーカーさんのモンスーノへ攻撃

ええええええーーー!?な、何をやっとるんじゃお前らあああーー!!
なんとその時、クリプス博士のモンスーノもろともジョーカーさん側にも攻撃し始めたビッキー達!何をするだァーーッ!!
お前ら酷すぎ!せっかくジョーカーさんが「よーし一緒に戦おうぜー!」と言ってくれているのに
そこへ騙し打ちをかますとはなんと卑劣な!(えー
なんだかこの作戦って、まるで「親父を救出する」というより
「ジョーカーを罠にハメて潰す」って作戦じゃねーか!(えー

「そうか貴様ら…!すべては小僧の作り話かァーーッ!!
 このジョーカーに嘘をついたなああああ!!」

「メテオストライカーよ!奴らを破壊しろ!
 すべて壊すのだ!破壊!破壊!破壊ーーッ!!」

ズドドドドッゴオオオオッ!!

「う、うわあああ!」

「ヘルブレイカー!”デッドリーキャノン”!」

ズガッドガアアアン!!

「く、くそっ、このままじゃダメだ…!反撃するんだぁーっ!!」

ああ、そしてジョーカーさんが敵に回った途端にみるみるうちに追い込まれてしまうチェイス達!
ア、アホや!ジョーカーさんとクリプス博士って、片方だけでもチェイス達と互角に戦えるだけの力があるのに
それを同時に敵に回したらそりゃこうなるわ!なぜジョーカーさんを敵にしたんだお前ら、自業自得すぎる…(えー



「すべてのモンスーノを解放するのだ…!特にブラザー・ロックをな!
 メテオストライカー!”バーニング・サンダー”!!」

ドゴワッシャアアアン!!

「ロ、ロックーッ!!」

「スカイレパード!スピンゴー!!」

「ドーンマスター!?やったぜそう来なくっちゃ!」

って、頼みのロックもボコられまくってマジやばいというその時、チェイス達を助けに割って入ったドーンマスター!
こいつって単なるコソ泥の割には持ってるモンスーノえらい強いんですよね
以前の図書館の戦いでも、強敵だったベクター卿をアッサリと倒してくれましたが…

ドッガアアアアン!!

「く…!ヘルブレイカーが!?」

「ご、ご主人様、どういたしますですか!?」

「ちっ…上のコントロールルームへ行くぞ!急げ!(ダダダダ)」

そしてなんと、今回もクリプス博士のヘルブレイカーをいとも簡単に仕留めてしまったドーンマスター!
マジで強いなこのコソ泥(えー
まあ今回は、クリプス博士もジョーカーさんとの戦い→チェイス達との戦いを経て、かなり消耗していたっぽいですが…

「おおお!こんなにもモンスーノ達が、モンスーノ達が目の前で!
 解放されるのを待っている!やった、やったぞ!ああなんと素晴らしい!
 すべてが…何もかもすべてが完璧すぎる!!」

そしてクリプス博士が逃げた一方、ジョーカーさんはというと
クリプス博士がいっぱい置いてったモンスーノコアを見て大喜びしていました
「やったーすべてが完璧だー!!」ってチェイス達の裏切りとかもう忘れたっぽいし
この人はここに放置しとけばOKなんじゃないですかね(えー  ともかく、あとは親父を助けるだけですが…

ズゴゴゴゴゴ…!

「うっ!?な、なんだ!?」

ゴゴゴゴゴ!

「ちょ、ちょっと、これってまさか空飛ぶ要塞!?」

「なんてことだ…!建物ごと空中に浮かぶなんて!」

「こ、こりゃとんでもない展開だぜ…!」

って、なんとその時、チェイス達の頭上のフロアがみるみる空に向かって飛んでいくという予想外の事態が!マジかこれ!?
さっき「上のコントロールルームへ行くぞ!」と言っていたクリプス博士ですが、
こんな風に空を飛んで逃げる仕掛けが用意されていたなんて!

「う、うおっ!うおああっ!」

「お、親父!?」

ゴゴゴゴゴ!

「親父ーーーっ!!」

「チェイス!チェイスーーッ!」

「親父いいいいーーーーっ!!」

って親父も一緒に飛んでったー!!ま、またこうなるのかよ!
これもクリプス博士の計算なのか、きれいにスーノ博士の周囲の床がくり抜かれ、
空中要塞と一緒に飛んで行ってしまう結果に!ほんと囚われのヒロインだな親父!

なんか毎回誰かにさらわれてる気がするぞ!ここ数回のラストシーンを振り返ってみると

第22話ラスト:シャルルマーニュにさらわれていく親父

「親父ーーーっ!!」

「チェイスーーーッ!!」

第24話ラスト:クリプス博士にさらわれていく親父

「親父ーーーっ!!」

「チェイスーーーッ!!」

第25話ラスト:またまたクリプス博士にさらわれていく親父

「親父ーーーっ!!」

「チェイスーーーッ!!」

何回さらわれるんだよこの人!とらわれのヒロインにもほどがあるぞ!
こうまで親父をヒロイン扱いするとは流石だなモンスーノ…
次回はまたもや、シャルルマーニュの時のような空中大決戦を繰り広げるんでしょうか、次回に続く!


■獣旋バトル モンスーノ 第26話「明日へ」


そんなわけで超ひさしぶりなモンスーノ感想です、どうにか週1ペースぐらいで進めていきたいところですねぇ
前回のおさらいをすると、クリプス博士の基地へ乗り込んで大暴れしたチェイス達でしたが
最後にはその基地が空中要塞となって空へ飛び立ってしまい、「チェイスーーッ!!」「親父ーーっ!!」
親父がとらわれのヒロインになるというモンスーノにはよくあることな流れとなっていましたが…

「今日が決戦の日だ!全員最大限の力を出してもらいたい!
 一切のミスも許されない!
今日こそ決戦の日だ!
 忌まわしきクリプスを打ちのめし、ジェレディとその息子チェイスを捕まえるのだ!
 
きょーーが決戦の日なのだ!!」

って、なぜか今回の冒頭では「今日が決戦だ!」としつこく3回も繰り返して
STORMの兵士たちの前で熱弁しているシャルルマーニュの場面で始まりました。い、いきなりどうしたんだ
今日がSTORMにとっての決戦の日って、そんな前触れは全然なかったですけども
もしかして今回が第26話でモンスーノ第1シーズンの最終話だからとりあえず話を盛り上げようと
いきなりこんな決戦と言い出したんでは…(えー

ズゴゴゴゴゴゴ

「親父いいいいーーーっ!!」

「な、なんかもう僕たちの手に負える展開だとは思えないんだけどぉ!」

『くっくっくっく、ごきげんよう』

「クリプス…!そんなに俺たちを苦しめたいのか!!正々堂々と勝負しろ!」

一方その頃、クリプス博士に親父を連れ去られてしまったチェイス達は…
空中要塞が相手ではまったく手の出しようがなく、「汚ねえぞコノヤロー」とわめくしかありませんでした
それにしても正々堂々とした勝負か…正々堂々か…前にチェイス達って、真っ向勝負を挑んできたシャルルマーニュが強すぎたから
トラックでひき逃げして「バカめ!勝てばいいんだ何を使おうが!」とかやってたよね…(えー



『おやおや若者は血の気が多い…実は君のために特別なものを用意したのだ。
 くっくっく…いいかね?モンスーノDNAと隕石のかけらを混合させると
 莫大なエネルギーが得られるのだ!今こそお見せしよう!
 これがモンスーノ・フュージョン・リアクターだ!!』

しかしチェイス達が何をわめこうが聞く気のないクリプス博士、そして「いいものをお見せしよう」とチェイス達の前に用意したのは
莫大なエネルギーを放出して脅威的な破壊力を生み出す恐怖の超兵器でした
ガンダムで言うとハイパーメガ粒子砲とかあんな感じでしょうか、こんなのを生身のチェイス達にぶっ放されたらひとたまりもありません



『今この時から私は、世界征服への階段を登り始める!その前祝いとして
 お前たちにはこの兵器の威力をたっぷりと味わってもらおう!』

グゴゴゴゴゴ…

「く…!みんな逃げろーっ!!」

「くっくっくっく…」

「撃てーい!撃ちまくれーい!」

ズドドドドド!

「む?バカどもが…モンスーノフュージョンコアのパワーがどれほどのものか、
 あいつらで試してみよう」

って、そんな超兵器のパワーが充填したちょうどそのタイミングで
「おらおらー!クリプスがなんぼのもんじゃー!」と大軍勢でやってきたSTORMの皆さん!
ア、アホかお前ら!わざわざ死にに来たようなもんじゃねーか!(えー
ちょうどこの超兵器を使うのにうってつけすぎるんやな…なんてタイミングで現れるんだこいつらは

ドガボガドッガアアアアアン!!

そんなわけで、張り切ってやってきたSTORMの大軍勢はまんまと超兵器ビームの餌食となり
いともあっさりと壊滅状態になってしまいます。またか!またこんなんか!
これまでもSTORMといえば何度も基地を爆破されたり何度も空母を撃沈されたり
とにかく被害が大きすぎて涙目な立ち位置でしたが、今回もとことんひどい目に遭わされまくりですよ!

「くっ…私が出撃する!」

「ついに雌雄を決する時が来たようだな…」

「みんな…これが最後の戦いだ、俺たちの手で決着をつけてやろうぜ!
 ロック!スピンゴーッ!!」

そんなわけで大軍勢が壊滅してしまったSTORMですが、クリプス博士の方も空中要塞が
色々あって大破しまったので生身で対峙してのモンスーノバトルに突入します
そしてチェイス達も「そろそろまぜろよ」と戦いに加わり、三つ巴の決戦が始まりますが…

ゴゴゴゴゴゴ…

「ん…?」

ビッカアアアアアッ!!

「うおっ!?」

「な!?」

って、そんな決戦が始まって間もなく、大破していた空中要塞のモンスーノフュージョンリアクターが暴走を開始!
気がついた時には、要塞から溢れ出るように赤い光がビカビカと放たれており
ついには町ひとつ丸ごと飲み込むほどのとんでもない光を放ってしまいます



ズゴゴゴゴゴ…

「くっ…ロック!どこだロック!」

そんなとてつもないエネルギーの光に飲み込まれてしまったモンスーノ達、
ロックを見失ってしまったチェイスは必死に辺りを駆け回り、ついにロックを発見しますが
あの光をモロに浴びたロックは変わり果てた姿に…

「ロ…ロック…!?」

 

デデーン。なんとロックがウイングガンダムゼロカスタムに!!(えー
今の光を浴びた結果、背中に翼が生えて予想外のパワーアップを果たしていたロック。
正確に言うとロックから羽が生えてきたというよりは、鳥型モンスーノのイーボと合体してしまったようですね
つまりはフュージョンというかブレイヴというかあんな感じだと思います

「なんということだ!モンスーノが合体した!」

「フフン…キングブレイド!すべてを薙ぎ払え!」

バッゴオオオオン!!

「くそっ…!敵もパワーアップしてる!」

って、合体したのはロックだけなのかと思いきや、敵の方のモンスーノも色々と合体しており
ロックと同じようにパワーアップしていたようです。結局これでは有利な戦いにならず、
かなり苦しい戦いを強いられてしまうロックでしたが…

「ロック!そこから逃げろ!」

バヒュウウウウ!



ってどこまで逃げるんじゃー!!(えー
チェイスの指示で逃げるように言われたロックですが、空の果てまで飛んでいって
そのまま宇宙へ飛び出す結果に!どこまで飛んで行けるんだよ!
しかしヘルブレイカーやキングブレイドもしつこくついて来ていますね

マジかよ翼の生えたモンスーノは宇宙への行き来が自由自在なのか…
しかし宇宙で戦えるとなったらモンスーノのスパロボ参戦待ったなしやな…(えー



グアオオオオオオオオッ!!

って、宇宙空間に飛び出したその時、モンスーノエナジーを強烈に高めて2体の敵に飛びかかっていくロック!
これってつまりあれか、地上への被害を減らすために、敵を宇宙に連れてきてから戦うという
ウルトラマンがよくやる戦法なんでは…(えー
ともかくフルパワーとなったロックが、他の2体と激突を繰り広げた結果…

バシュウウウウウウ!

「なっ…!そんな!」

バシュウウウウウウ!

「う、うおおおっ!?」

「ようし!やったぜロックーッ!!」

なんとヘルブレイカー&キングブレイドを2体まとめて撃破!
ボス格モンスーノを2体同時に倒すとは…さすが第1シーズン最終話の展開ってところでしょうか
まあ倒したとは言っても、モンスーノコアに叩き返しただけなので
ポケモンで言うなら相手のモンスターボールにポケモンを叩き返したみたいなもんですけどね

「チェイス…」

「親父…俺…親父と離れ離れになってしまったと思ったんだ…
 もう一生会えないかもって…」

「そんなことは絶対に起こらない…お前の助けになるつもりだチェイス、ずっと…」

そしてとらわれのヒロインである親父も無事に救出し、夕日をバックに見つめ合いながら「親父…」「チェイス…」と
親子ホモイチャラブトークを繰り広げる2人。(えー
こんだけイチャイチャしてる親子って見たことねーよ!本当に親父のポジションがヒロインすぎて笑ってしまうな

「チェイス、聞いてくれ…とても重要な最後のパズルのピースだ、
 お前の力が必要なんだ」

「ああ、話してくれ」

「MEシールドのことだ、MEシールドを起動させる最終起動装置…
 そのスイッチをお前に託そう、モンスーノの運命をお前に決めて欲しいんだ」

「えっ!?ちょ、ちょっとなに言ってんだよ親父!運命を俺が決めるって…」

「チェイス、私は信じている。今日まで戦い抜いてきたお前なら
 きっと正しい判断ができる。心に耳を傾けて真実を見極める…
 それが出来るのはお前だけなんだ」

って、地球を救うためにこれまで設置してきた装置・MEシールドについて、その起動スイッチをチェイスに託すスーノ博士!
MEシールドとは地球を侵食しているモンスーノエナジーを消し去る装置。これを使わなければ地球は
モンスーノエナジーに食い尽くされて、星ごと大爆発する滅びの未来が待っているわけですが、しかしMEシールドを使って
モンスーノエナジーを消し去ってしまったら、ロック達モンスーノまでまとめて消滅してしまうわけですよね

そのMEシールドを使うかどうか、判断を任せるというスーノ博士ですが…い、いやいやそこは
大人のあんたが責任持って決めてくださいよ!
そんな重たい選択を子供に託されても!地球を選ぶのかモンスーノを選ぶのか、果たしてチェイスに的確な判断が下せるのか…

「さあ、このスイッチはお前のものだ」

「これが…」

「これでMEシールドを起動させれば、地球上のモンスーノエナジーは
 すべて消去され地球の危機は回避される。だが忘れないでくれ、
 その時は生きているすべてのモンスーノ達が破壊されることになるだろう。
 みんな消えてしまうんだ、一瞬にして」



そして起動スイッチをチェイスに渡すスーノ博士ですが、
「これ使うと生きてるモンスーノ達がみんな死んじゃうなー、可哀想だなー
 でも使わないと地球の危機がなー」とか言いながらスイッチを差し出してきました
やなこと言うなよこのクソ親父!(えー
自分がスイッチ押さないからって好きなこと言いやがって!こう言っておいて決断は息子に丸投げとはまったくなんて親父だ

ともかく、地球を救うかモンスーノを救うか、その決断を託されてしまったチェイス。
ただまあ今すぐに決めなきゃいけないことでもないので、どっちを選ぶかはじっくり考えて…

「そぉい!!」

ぼちゃーん



って投げ捨てやがったーー!!な、なにやっとんじゃこらー!!
お前それ地球を救うためのスイッチですよ!?最重要アイテムですよ!?なんで投げ捨ててんの!?
これがドラクエならそれをすてるなんてとんでもない!!って確実に注意メッセージ出る場面ですよ!?(えー
それを投げ捨ててしまうとは、チェイスお前ってやつは

もうこんな星など
いるもんか!!

地球もろとも
こなごなに撃ち砕いて
くれるぞーーーっ!!

ってそういう決断をしたってことですか!?なぁ!?(えー

「すまない親父…けど、理解できないから破壊してしまおうって考えは
 正しい答えじゃない。そうだろ?」

そんなチェイスの言い分がこれですが…えっと…すいません言ってることがよく分からないんだが…(えー
「モンスーノを理解できないから排除するって決断はよくない」と言ってるみたいですが、
「理解できないから排除する」とかそんな話してないやん!?
地球を救おうと思ったら結果的に破壊されちゃうってことやん!?別にモンスーノ自体を排除したいわけじゃないやん!?
分からんぞチェイス…お前の考えてることはさっぱり分からん!1つだけ分かることがあるとすれば

この星を消す!!

って感じにスイッチぶん投げやがったということだけや…(えー

「モンスーノは地球にいるべき存在だと思う。
 だからそのために、俺たちは本当の答え探し続けなくちゃ。
 モンスーノと人間がこの地球で共存していく方法は必ずある、そうだろみんな!」

「ああ、僕は君を信じるよ!」

「心配すんな、俺がついてるぜ!」

「私もよ、だってここまでついて来たんだから!」

「そうとも!友達パワーで乗り越えられる!」

俺「や、やめてください…!
  
ち、地球が…
  
地球そのものが…!」(えー

そして一斉にチェイスの意見を支持する仲間たちですが、聞いてて嫌な予感しかしないのは俺だけでしょうか
「モンスーノと人間が共存する方法は必ずある」って本当かよチェイス!現時点でなんの手がかりもねーぞ!
せめてそのきっかけが掴めるまで、スイッチは大事にとっておくとかでもよかったんじゃないか?何も今すぐ投げ捨てなくても!

それと仲間たちが一斉に賛同する中で、親父だけは何も言ってないんですが
もしかして親父のやつ、チェイスを信じてスイッチを渡してみたらまさかいきなり投げ捨てられるとは夢にも思わなくて

な…なんてことだ…!
こ…こんなに最悪の
結果になるなんて…!
かんぜんにわたしの誤算だ…!!

とか思ってるんじゃないだろうな…(えー  今さら後悔しても遅いよクソ親父!
そんなわけで地球の破壊に向けてまっしぐら、これまであらゆるものを破壊しまくってきたチェイス達ですが
まさか最後は地球まで破壊するとは…(えー  生粋の破壊チームやで…次回に続く!

(C)鳥山明/集英社
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