■食戟のソーマ 第49話「群狼」


「頃合いっ…!!」



ブワアアアア

(な…何だっ!?この香りは…!)

さて前回、鍋を煮込んだまま思わず寝入っていたソーマですが、今回いよいよその中身が明かされることになります
思わず葉山も反応してしまうその中身とは…それにしてもこの場面、鼻を触りながらビックリしてる葉山を見ると
「な…何だっ!?この香りは…!くさっ!何これくさっ!!」って
くせーよこの鍋って意味で反応してるように見えるから困るな(えー

「んん…?おい見ろあの鍋!米だ!野菜やスパイスと一緒に米を煮込んでる!
 てことは…リゾット!編入生が作るのはカレーのリゾットか!?」

な、なんだってーー!?ちょっ、おいおいソーマ!お前またリゾット作るのかよ!
この間の親父との勝負で出したばかりなのに!いや、それともあの勝負で負けたからこそまた出してきたのか…?
あの時のリゾットは、ふみ緒ばあちゃんに「活力みなぎる城一郎のラーメンに劣ってしまう」とか言われてしまったから、
今回のリゾットは、その欠点をカレーを使って克服したものに仕上げてきたとか…?

「やー実は今朝まで試作してたからさぁ、嗅ぎ分けに集中してたら
 軽く寝ちまったよ、あせったー」

(…どんだけ肝据わってんだよ…)

それと前回ぐーすか寝てた件については、あれは舐めプじゃなくて
今朝まで連日徹夜してたから本気で眠かったということのようです
さすがにこの真剣勝負の場で、舐めプするほどアホじゃなかったかソーマ…
 

そして一方、こちらは恵ちゃん達のいるBブロック。どうやらこっちの会場にも
審査員長として双子BBAの片割れと、十傑代表として一色先輩が来ているようですね。
ただ、こっちの片割れの方はBBAというよりまだお姉さんって感じだな…(えー

それとなんだか相当に一色先輩を気に入っているようで、以前から繰り返しラブコールを送っているようです。
うーん、一色先輩って俺の中ではホモってイメージ強いんだけど女の人に興味あるんでしたっけ?(えー
こんな風に一色先輩が女の人に言い寄られてるシーンっていうのも、なにげに初めて見た気がするなあ
やっぱりいつも全裸が基本だから女の人が「やだ…かっこいい…」とか思うシーンってないもんな…



そんな中、おりえの目に留まった恵ちゃんですが
思いっきりドジをやらかしてミスを連発していました
客席からも舌打ちされ、おりえの目にも「つまらない子」としか映っていない恵ちゃん…
でもこれはむしろ、ここから挽回しておりえを驚かせるフラグですかね?
恵ちゃんは前回の巻頭カラー絵に描かれてなかったのが気になりますが、果たして予選通過できるのか…?

「あら?この2人はファミリーネームが同じ…このコ達も双子なの?」



そして恵ちゃんからあっさり興味をなくしたおりえは、次にタクミ&イサミのアルディーニ兄弟に注目していました
自分自身が双子だから、この2人にも興味を持ったようですが…
そういえばタクミ達って双子なんでしたっけ?
同じ学年だからそうなのかもしれないけど…
2人の会話的に兄と弟って意識がすごい強いから、双子ってイメージは今まで全然なかったなぁ

「いいか、オレを負かすつもりでかかってくるんだイサミ!」

「うんがんばるよー、でもボクが勝っちゃっても泣かないでね、
 兄ちゃんゲームとか負けるとすぐ泣くからー」

「(かあああ)そ!それは小学生の時のハナシだ!!」

そしてこの2人の会話、タクミは昔からゲームに負けて泣いていた泣き虫だったことが判明。
つーかお前らもゲームとかやるのな…それちょっと意外だわ
ソーマとかは家の雰囲気的に、確実にゲームなんか持ってないだろうしなー

「見ろよあの2人!なんか他の連中と全然違うぞ!」

「薙切アリス…!ジャガイモはつぶして裏ごし、今はコリアンダーを練り込んで
 パイ生地を作ってるな!」

「いやそれよりも気になるのは…!」

ジャキーン

 

「急速冷凍機や遠心分離器!最新機器のオンパレードだ!
 どういう料理になるのか予想もつかねぇ!」

そして今度はアリスと秘書子が注目されますが…お、おいアリスお前
こんな機械次から次へと持ち込むとかアリかよ!さすがに卑怯くせーぞ!
最新鋭のハイテク料理が売りのキャラとはいえ…なんだか機械頼りって印象を受けてしまうなー



鉄鍋のジャンにもこういう機械頼りのキャラでジャンに瞬殺されたやつがいたしな…(えー
俺の中でハイテク料理=ザコの印象があるのはこいつのせいかもしれない。
アリスはこの不名誉なイメージを拭い去ることができるのか?

「うおおおおお!!」

横浜中華街で50年続く中国料理の名店、その伝統を引き継ぐ女…
北条美代子!!



ってあああああーー!?ここにきて意外なほどの注目を集めたのは北条さん!
すげーおっぱいだ!北条さんがこれほどのおっぱいの持ち主だったとは!おっぱい!(えー
なんと中華街の名店出身であるという北条さん、今回はチャイナドレスを着ての参戦で
お色気たっぷりの姿を披露しております

(中国料理で使われる鍋は…金属製の中華鍋!基本的にはこのたった1つである)



(シンプルだからこそ、その鍋をいかに自在に振れるか…
 鉄腕、体躯、それが料理を大きく分ける!)

「うおおおありえねえ!?あんなどでかい鍋を、涼しい顔して振ってやがる!」

初登場した時もそうでしたが、やはり常人離れした怪力が持ち味の北条さん。
今回もそれを活かして、巨大な鍋を自在にブンブン振り回しております
それと解説してるじーさんは鼻血ブーしながらマジメな話すんなや!(えー

「決めたわ、いま話題に出たコ全部ちょうだい」

(ちょうだいって…!あっさり凄いこと言うとる!)

「あ、でもあのおさげのコはいらないから。華がないし見込みないって思うの」

「ふふ…それはどうでしょうか?」

そして一通りのキャラが出揃った中で、誰についても気に入った素振りを見せながらも
「ただし田所、テメーは駄目だ」と恵ちゃんには手ひどい評価を下していたおりえ!
しかし、それを聞いた一色先輩は「わかってねーなー、田所ちゃんはこんなところで終わらんよ」という反応。
やはりこれは恵ちゃんの逆転フラグなのか?予選通過はできるのか?この間の巻頭カラーがあるせいでなんとも読めないな…

それと次号予告で「優希美青さんが田所ちゃんに!?」とかわけの分からん一文が書かれていましたが、
これってなんなんだろうと思っていたら、優希美青っていうのはあまちゃんでGMT47の小野寺ちゃんを演じた女優さんで、
それが12月2日発売のプレイボーイでリアル恵ちゃんのコスプレをすると…マジか…
恵ちゃんは比較的コスプレしやすいキャラだと思うけど、一体どうなるんだろう



あと今回でAブロック、Bブロックの選手がひととおり紹介されたわけですが、
脇役キャラも1人1人ていねいに拾っている中で
丸井だけがまったく描写されていないんですよね
不気味すぎるぜ丸井…あいつは一体何者なんだ…
このまま何もなく雑魚キャラとして敗退するのか、それとも圧倒的な強さを見せつけて最強キャラとしての正体を明かすのか…?



それと今回のソーマの掲載順、なんとワンピースを抜いて1位となっておりました
なんだか上がり下がり激しいなオイ!
暗殺教室とかは割といつも同じ位置にいる気がするけど、ソーマはギューンと上がったりガクーンと落ちたり
よく分からんことになってるな…

先週金曜に放送されたサキよみ!ジャンBANGなんですが、
この回は食戟のソーマとワールドトリガーの特集回ということで、両者のコラボ企画が行われてました
ソーマといえば料理、トリガーといえばぼんち揚、そんなわけでぼんち揚を使った料理を作ろうって内容ですね

そして出来上がったものがぼんち揚グラタンピザぼんちもんじゃの2つ。
お、おう…ぼんち揚ってお菓子なのに、がっつり主食っぽいものにしたんだな
しかもこれは来週のジャンプ本誌にレシピが掲載されるそうです。勇気がある方はお試しあれ(えー

そして番組の終わりにはtosh先生と葦原先生から描き下ろしの色紙が!むひょおお!!
tosh先生の描き下ろし色紙というと、ソーマの料理募集企画のやつが気になるわけですが
あれも採用されたら、大体こんな感じの色紙が描いてもらえるんだろうなー
しかも好きなキャラのな!うらやましいなーおい!うらやましいなあああああああ(えー



ちなみに疾駆先生もこの番組の放送に合わせて、
ツイッターでぼんち揚を食うソーマを描いてたりしました。ぼんち揚うまし!!
来年2月には、迅さんがパッケージに描かれたぼんち揚も発売するそうですね。
もはやワールドトリガー=ぼんち揚のイメージが定着しつつあるな…



ちなみにソーマとトリガーは、ジャンプ新鮮力キャンペーンということで今後も2作品いっしょに
さまざまな企画が行われるようです。これはなんとニコニコ動画で静止画MADコンテストをやるなんていう
告知ですねえ。まさかジャンプがニコニコMADを公式にプッシュするとは…

ソーマのMADといえばあれですね、すでに数ヶ月前からアップされていた作品で
Spiderっていうのがあるんですが、これがもうね作者の編集技術がすさまじく高すぎてびびる
こんな凄いの一体どう作ったのってくらい飛び抜けてます、漫画系MAD全体から見ても最高峰なんじゃないかなっていうくらい
これがコンテスト参加OKだったら、この人グランプリはもらったも同然だと思うんだよなー

ちなみにコンテストでグランプリ獲ったらどうなるかというと、
まずソーマ部門、トリガー部門の両方ともサイン入り単行本を完結するまで全巻タダでもらえるそうです
それに加えて、トリガー部門は葦原先生とおそろいペンタブ(サイン入り)をプレゼント。
ソーマ部門の方はA5和牛高級焼肉店で疾駆先生&tosh先生と一緒にお食事券って
ぶふー!?な、な、ななな…なんやそれ!?なんやそれええええええええええ!?
高級焼肉店で一緒にお食事!?えええええええ!?ぶったまげたなこれは…なんつー景品だ

憧れの漫画家と一緒にお食事って、こんな貴重な機会もう他に一生ねーぞ!すげぇー
描き下ろしサイン色紙の件といい、ソーマの企画は目ん玉飛び出るような景品を用意してくるなー

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ちなみに今週のジャンプでは、付録としてソーマとトリガー両方のカラーポスターが付属してくるという試みが。
トリガーの方はボーダー隊員勢ぞろいって感じですね、そしてソーマの方はなんとも意外なイラスト
ソーマ・タクミ・葉山・お付きの男という組み合わせ!
これまでは女性陣の比率が大きかっただけに、キャラが4人いて全員男ってイラストは珍しいんじゃないかなー

それと男性陣の中ではこの4人が実力トップクラスってことなのか?
なんだかイラスト的にソーマ&タクミvs葉山&お付きの男のタッグ戦みたいにも見えますね
しかし改めて見るとタクミは美形やのー 女の子みたいに綺麗な顔してるよ
タクミは人気投票で何位ぐらいまで行くんですかね、俺の予想では
1位:ソーマ、2位:えりなお嬢様、3位:恵ちゃん、4位:タクミ、5位:肉魅
ぐらいになるかなって思ってるんですが
ひょっとすると主役のソーマを食う可能性もあるよね…
ジャンプ漫画で美形キャラは人気投票にめっぽう強いし、女性読者の票がタクミに集中したら1位もありうるかもなー



そして皆さんお忘れなきよう、食戟のソーマ5巻・ワールドトリガー3巻は12月4日発売!
ソーマ5巻はやっぱりタクミ・イサミが表紙なのね、そしてトリガーもいよいよ玉狛支部編に突入ですよ!
やっぱトリガーは玉狛からドギューンと面白くなった印象なので、読んだことない人もこの3巻から買うことをオススメします
ソーマとトリガーどっちもセットで買おうぜ!両方欲しくなるよな!!(BY円堂守)


■食戟のソーマ 第50話「日常を越えるもの」

 

『四宮小次郎…』

『…?』

『第一席を獲った料理人だ…その実力はどれほどなのか、
 それを量れないかずっと機会を伺ってた。ま、結局叶わなかったけどね。
 その四宮と直接料理勝負を…食戟をやったって噂は本当かい?
 しかも引き分けたって話じゃないか』

さて今週のソーマですがいきなりすごい予想外な人物の名前が飛び出てきました
ここで四宮ですと!?恵ちゃんに対して「あんたに興味がある」と言っていた北条さんですが、その理由とは
かつて第一席として名を馳せた四宮の実力を知りたかったからであり、
その四宮と勝負して引き分けたと聞いて、恵ちゃんに興味を持ったんだという…

『あ、あの…えっと、あの、それは…正式に引き分けたってわけじゃなくて…(あたふた)』

『まさか…勝ったのか!?』

『あわわわ、ち、違います…そのう…』



『その…そ、創真くんが、あの…』

『幸平創真…あの編入生か』

『全部…そそそ、創真くんのおかげで…私だけじゃ全然ダメで、その…』

『…なんだい…結局男に助けてもらったってだけかい?
 邪魔したね…見込み違いだった』

って、引き分けたのは全部ソーマのおかげで、自分は何もしてないとまで謙遜する恵ちゃんですが…
そんな風に「男に助けてもらったおかげ」という話を聞いた途端、北条さんの目から
恵ちゃんへの興味がみるみる失せてしまいます
そして最後には、「チッ時間の無駄だったわ」と言わんばかりに、不機嫌な顔で恵ちゃんの前から去ってしまったという…

「…うん!これで野菜の下準備は大体できた…えと、次は…」

「なんか地味〜に作業してるなぁ、あの落ちこぼれ。イライラするぜ…!
 高等部への試験で最下位だった奴が選抜に出られて、
 俺達が観客席だなんて納得いかねぇ!」

そして回想は終わり、場面は選抜会場の料理シーンとなりますが、
なにやら観客席から恵ちゃんに嫉妬している見苦しい奴がいました
次から次へと絡まれて恵ちゃんも大変やな…前回も恵ちゃんはおりえにディスられていたし、
そろそろ暖かく見守ってやりたいところですが…

「場違いなんだよなぁ田舎モンがよぉ!!」



「あぁ?今なんつったテメェ…」

「もういっぺん言ってみろやオイ…」

「ひいいっ!?」

ああ!?こ、この人達は…極星寮で忘れた頃に出てくるモブキャラ2人じゃないですかァー!!(えー

・ジャンプライブでソーマを最初から読んでて気づいたんですが、極星寮の歓迎会に2人ほど名前の出てない寮生が
 いたんですねw他のメンバーが濃くて忘れてましたw忘れられたかと思いきや今週再登場してましたね。
 名前が明かされるときは来るんでしょうか by みんムシ

そう、みんムシさんも言ってますが、まだ名前のないモブ寮生がこの2人です。
確かソーマが初めて極星寮に来た時に、一緒に丸井の部屋でドンチャン騒ぎしたり
合宿で四宮との食戟が終わった後に、ホテルの丸井の部屋でドンチャン騒ぎしたりした2人ですよね
つまり丸井の部屋で騒ぐ時に出てくるんやな…丸井大人気なんやな…(えー

1年前、横浜中華街…

『ケッ!ふざけんじゃねぇや!』



『いくら北条料理長の娘だからって…女なんかに厨房を仕切られてたまるか!
 入ってきたらいびり倒して、すぐに追い出してやるぜ…!!』

『…』

って、ここで北条さんの回想シーンが…実家は中華街の名店だという北条さんですが、
1年前にそこの部門長が、女と一緒に仕事なんてやってられるかという
えらい差別意識の持ち主だったようで…またか!またこんな店員か!
四宮の店でもそうでしたが、こういうトラブルの種になる店員多いなー

いやでもね…よくよく考えてみたら、実際の職場の人間関係とかも割とこんなもんですよ
さすがに追い出すとまではいかないけど、「あいつと一緒に仕事なんてやってられるか」という
この険悪な雰囲気ね…どこの職場も、こういう人間関係におけるトラブルがとにかく多いんだよね

これはどんな企業のどんな部署でもついて回る悩みだと思います
そして部署を束ねる上司にとって、一番頭が痛いのがこの手の問題でしょうね
仕事上のどんな問題よりも一番厄介で、一番悩みの種になるほど面倒だと思います

なぜこういうことが起こってしまうのかというと、基本的にどこの部署も
仕事を回すのに最低限の人数しか確保してないからなんですよね。
人数を余らせるということは、人件費の無駄になりますから、最低限の人員で仕事をまわそうとするわけです
吉野家の様子とか見たら一目瞭然ですよね。
わずか数人の店員が必死に動き回って、ようやくギリギリ客をさばけるぐらいの人員しかいない。
会社の人員配置の考え方としては、あれが基本というわけです。

でもそれだけ最低限の人数で仕事をするっていうことは、「こいつと話してるとイラつくわー」って気に入らない同僚がいても
そいつの代わりなんていないということです
どれだけ腹が立つ同僚でも、毎日顔を合わせなくちゃいけない、毎日会話しなくちゃいけない。
仲の悪い人間同士でそれをずーっと続けてるとね…やばいぐらい泥沼にはまっていくんですよ
「だからそうじゃないっつってんだろ!」「はぁ!?なんなんすかさっきから!」とか衝突する回数もどんどん増えて、
その2人が一緒にいるだけで空気がピリピリするようになって、しまいには
「あいつと一緒に仕事なんてやってられるか」というこの状態に陥るというね…

俺はこういう風に、人間関係のトラブルで職場の空気が悪くなるのをもう何度も見てきました。
こういうトラブルを起こさず、チームを問題なく機能させて仕事をまわすというのは至難の業です
だからこそ思うんですよね、「問題を起こさない同僚」というのは何よりも大事だと
職場の誰とでも問題なく話せる、「仲が良い」とまで行かなくてもいい、問題がないというだけで十分です
職場の潤滑油になれるような人、それが何より大事だと心から思います

だから前にも言ったことあるけどね、新人というのは
「僕は誰にでも必ずキチンと挨拶できます」ってだけで武器になるんです
誰にでも必ず挨拶する、誰にでも苦手意識を持たず話しかけられる、これは新人としては強力すぎる武器ですよ

ハッキリ言って新人なんて、スゲー仕事をバリバリとこなす必要なんてないんです、むしろそんなのまったく期待してません
だって経験値ゼロなんだから。新人の仕事に関しては教えられたことさえ出来ればいい、それだけで十分助かります。
あとはもう問題を起こさないことの方が断然重要ですよ
問題を起こさないということは、絶対に職場のマイナスにならないということですから、あとは教えられたことをこなしてくれるだけで
職場にとっては十分プラスになります。上司からしても「あいつのできる仕事はこれだから、まだできない分は先輩にやらせて…」って
職場の仕事をまわしていくうえでの計算も立つしね

むしろこういう新人にめっちゃ来て欲しいわマジで…めっちゃ来て欲しいわ…(えー
職場の誰とでも問題なく話せる、そして教えたことはちゃんと守れる…理想的すぎるわ…
ウチの職場とかこれができないやつがゾロゾロいてな…いや新人じゃないんですけどね

あっちもこっちも問題だらけで、もう本当まともに仕事がまわらないまわらない。
このチームを操縦していかなきゃいけない上司とか、恐ろしいほど気苦労が多すぎて
いつ胃に穴が空いてもおかしくねぇわ…俺絶対出世したくねぇわ…(えー

(アタシはいずれ屈強な男たちがひしめく厨房に入る…
 箔が必要だ…!女ってだけで舐められないだけの、料理人として絶対的な箔…!
 遠月十傑第1席!女で第一席に輝いた生徒は、十月の長い歴史の中でも
 数えるほどしかいない…だからこそ、その座必ずアタシがいただく!!)

はい、そんなわけでとんでもなく話がそれまくりましたが本筋に話を戻しますと…
店の部門長に目をつけられていた北条さんですが、それについては料理の腕を見せつけて黙らせたようですね
しかし、いつまた似たような奴が現れるか分からない。だからこそ北条さんは
十傑第1席という誰にも文句のつけようのない看板をひっさげて、店の厨房に入るつもりなのだという…

それと女性の第1席ってのは、今までの歴代十傑でもほとんどいなかったみたいですね、
確かに水原さんや乾さんですら1席にはなれなかったみたいだしなー
水原さんに関しては、四宮と学年が被ってるからしょうがないんだけども

ざわ…!

「おいっ、見ろよアレ…!」

「何ぃっ…!?」

とその時、地味にちまちまやっていた恵ちゃんの料理に大きな変化が!
なんと出てきたのは超巨大なアンコウ、これをさばくのは相当難易度が高いようで
客からの関心も一気に高まっております。それにしてもアンコウってでけぇんだなあ…
多分これって恵ちゃんが会場に持ち込んだんだと思うけど、うんせうんせって運んできたんかなぁ…(えー

「あの落ちこぼれに出来るワケねぇ!身の程知らずにもほどがあるぜ!」

「…ん?あいつ何やってんだ…?」

「…」

って、そんな大一番を前に恵ちゃんがやっていたのは、
以前ソーマに教えられた合掌パーンのおまじない!
四宮との食戟の時、これのおかげで自分の実力を存分に引き出せたように、今回もそれをやろうとしているんでしょうか



(どんな時でも前向きに立ち向かっていく創真くんに、今まで助けられてばかりだった…
 今日はあの時みたいに助けてくれる創真くんはいない…
 でも創真くんも今、戦ってるんだ…!私1人でちゃんとやれるか分からないけど…
 創真くん…今日は私に…勇気だけ貸してください…!)

ああ、なんつーか回想シーンのソーマがイケメンすぎて吹いた
これって確かカレーのスパイスについて調べてる時の、「ちっとも問題じゃねーんだよ」の顔ですよね
なんだか恵ちゃんの回想っていう演出もあいまって、あの時よりさらに数倍イケメン度が増して見えるな…



(昔、実家で習った緊張をほぐす裏技だ…一人じゃできねーのが難点だけどな)

ああそして、これはソーマが言っていたように、1人ではできないというおまじないでした
恵ちゃん1人では本来効果のないものですが、しかしソーマのことを強く思ううちに
確かにその手の感触を感じる恵ちゃん。ああ、なんということだこの圧倒的ヒロイン力!



今の恵ちゃんは1人じゃないということか、離れていてもソーマは一緒にいるという
1人じゃないって思えた時から 叶えられそうな気がしたんだ
変わらないいつもの笑顔のままで 君は僕の手を掴んで
2人なら不可能なんてないさ そう思えたのは君がいたから
これはガンダムビルドファイターズOPが似合いそうなシーンですね
やっぱりヒロインとしての存在感の大きさは恵ちゃんが群を抜いてるよな…

ぎゅっ…

「よしっ…」

ビリィィィィィィ!ザクザク…シュパッ!
ザクッザクッシュッシュッ

そしていよいよ決意の表情で、アンコウを捌きに入った恵ちゃん!
ひたすらに無言で次々とアンコウを捌いていきますが、躍動感さえ感じさせるこの姿は…ああ、これはまるで

 

ソーマのライブクッキング!!
合宿の朝食課題にて、起死回生のライブクッキングで客の目を釘付けにしたソーマに生き写しです
これも恵ちゃんにソーマが力を貸しているからできる芸当なのか、それとも恵ちゃん本来の実力なのか…

「…さ…捌きやがった…!」

そして最後は汗だくになりながら、とうとう完璧にアンコウを捌き切った恵ちゃん!
終わった時に汗びっしょりなところも、あの時のソーマと同じですね
これには北条さんも完璧に目が点になって言葉を失っております。
さっきまで恵ちゃんを見下していたようでしたが、それもこの調理を見て考え直しましたかね?

(…あのコ…一体どんな品を作るつもりなの…!?もっと近くで分析を…!)

「お、おりえ様!審査開始までは下に来られては困ります!」



「どぉしても…ダメぇ…?」

「だっ…ダメです!さ、どうかお席に…!」

(くやしい…!この私が予想もできないなんて…)

そして恵ちゃんを見くびっていたのが、今ので一気に目を奪われてしまったのは審査員のおりえも同じでした
つーかこの人めちゃめちゃエロ可愛いな!
まだまだ若い美人さんやないですか!この誘惑には耐えがたいものがあるぜ
片割れがBBAなせいで年増って印象あったけどこっちは今でも十分若いなー(えー

ざわざわ ざわざわ

(そうだ…その調子だよ…アンタはこの大御堂ふみ緒が認めた、
 極星寮の一員なんだからね…!)

そんな恵ちゃんのアンコウ捌きは、会場全体の話題になるほどに注目されていました
これにはふみ緒さんもご満悦の様子…って、「この大御堂ふみ緒が認めたんだからね…」って
ふみ緒さんに言われてもなぁ…(えー  この人ってそんな凄い人なのか?

それともあれでしょうか、今回北条さんのセリフで今までの遠月に女の第1席はほとんどいなかったって話がありましたが
その「ほとんどいない女の第1席」が、かつてのふみ緒さんだったとか…
遠月は90年以上の歴史があるみたいだから、その可能性もなくはないんじゃないかな…



そんなわけで、かなりの恵ちゃん株が上がる結果となった今回の話。
これ人気投票の締め切り前だったら、恵ちゃんの順位1位ってのも有り得たかもなー
がしかし、恵ちゃんのフィーバータイムはまだ終わっておりません
今週のプレイボーイには、女優の優希美青による恵ちゃんのコスプレグラビア映像が!



う、うーん…これがその映像なわけですが、うーん…
ダメってわけじゃないんだが、かと言っていいってわけでもないような…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
まあなんつーか…漫画の恵ちゃん可愛かったよね!次回に続く!


■食戟のソーマ 第51話「魔女の食卓」


《そこまでぇ〜!これより審査に入りま〜すぅ♪》



《進行は私、川島麗でぇ〜す!》

さて今回のソーマですが、冒頭の場面は選抜の料理審査へと入るシーンで始まります
そして無駄にアピールしているのは進行役の川島麗。そういえばいたなぁこんなやつ(えー
確か前に登場した時も同じこと書いた気がする。選抜の出場者が発表された時でしたっけ?
川島麗は忘れた頃にバーンと現れてワーッと目だってスーッと消えていくイメージがあるなぁ(えー

《審査員は5名!1人ずつ持ち点20をお持ちです、つまり合計100点満点で
 料理を評価!その得点上位4名が本戦へ進むというわけです!
 まずは1人目、審査をお願いしま〜す♪》

そしてここで評価方法についてのルール説明が。審査員は5人でそれぞれ20点満点の評価を行い、
5人で合計何点になるかを競うという…なにげにソーマでこういう点数形式の評価をするのって初めてですね
そうなると参加者みんなの実力が数字でハッキリ分かるわけですが、果たして誰が何点ぐらいの実力なのか…

《それでは点数をどうぞぉ!》

パッ

「…!?さ…33点…!?僕の料理が!?ちょっと!どういう事ですか!」

「ワシらを誰やと思うとんねん…
 こっちは海千山千のプロが作る料理を毎日相手にしてんねんで?
 よく出来てる言うても、それは学生レベルでの話や…
 ま、ワシらに点をつけさせるだけ優秀やで。
 そやな、せいぜい50点出せたら御の字とちゃうか?」

がしかし、最初の生徒の料理は100点満点で33点と散々な結果に!
思わず「どういうことだよコノヤロー」と食ってかかるタラコくちびる君ですが、逆にコテンパンに言い負かされてしまいました
これは餓狼伝説の山崎で言うところの「このアマチュアがぁぁぁ!!」ってやつでしょうか
意外と審査員たちも辛口のメンバーが揃っているようです

(なるほど…手強いのは千俵姉妹だけではないということか)



喜多修治!超一流の文化人や財界関係者しか入会できない
 喜多ガストロノミー倶楽部の主催者!金の力であらゆる美味を食卓に並べる男!
 安東伸吾!食文化全般を扱う作家・エッセイスト!
 この男の紡ぐ文節ひとつで、店の衰勢が決まると言われている!)

そしてここで審査員のうち2人について説明が。まず1人は超一流の文化人やらなんやらを集めた
「喜多ガストロノミー倶楽部」の主催…ってこれ海原雄山の美食倶楽部じゃねーか!
なるほどどうりで味にうるさいと思ったら、雄山ポジのキャラでしたか。これはヘタな料理を出すと
女将を呼ばれるハメになるな…(えー

もう1人は世間への影響力が強い知的なエッセイストですか。なんだかバンビーノにこんなキャラがいた気がするな
こう、メガネかけててインテリで、料理に関する文章書いて世間への影響力があるっていう…
なんだっけな、永坂しゃんでしたっけ?あの人はエッセイじゃなくてブログをやってるキャラだったか

(5人全員がこの世の美食を貪りつくした連中ばかり…
 味に対する経験値が違いすぎる!)

審査員はこの2人と、おりえも入れて3人、さらにその他2人もなんかすごいらしいとの説明が!
なんかすごいんです!名前も顔も明らかになってないけどその他2人もなんかすごいんです!(えー
というか今週の審査はBブロックだけっぽいですね、審査員がおりえ担当なので。
Aブロックの方はあのBBAと、また違う4人の審査員が集まってるってことかな?

《28点!31点!6点!非常に厳しい採点が続きます!さあ次の品は…》

むわぁ…

《ふぐぅぅっ!?》



ざわざわ…!ざわ…!

「くっ…くっさぁい…!!なんなのよこの悪臭は!?」

「どうぞ…貞塚ナオ特製…”漆黒のラクサカレー”です…」

むわああああああ

「う…!?うっげえええええ!!」

「くっさあああああ!!なんだよこれ!?ドブを10倍濃縮したような臭いだっ…!」

そんな中登場したのは、もこっち特製超絶悪臭カレー!!なに作ってんのアンタ!?
その悪臭たるや想像を絶するシロモノのようで、ドブを10倍濃縮した臭いとかメチャクチャな言われようです
おいおいこんなものを作ってしまったら、「料理はまず目で、次に香りを、最後に味を楽しむもの」が信条の北方さんからしたら


(C)土山しげる/日本文芸社

このカレー
食するに
値せず!!


って空の果てまで投げ捨てられるぞ(えー

くっせええええ ひいいいいい

「阿鼻叫喚!阿鼻叫喚が巻き起こっております!
 とても美食の祭典が催されてる会場とは思えません!地獄絵図です!」

あまりの悪臭で辺りには悲鳴が飛び交い、タクミたち料理人や審査員たちも悶絶しております
というか葉山のやつこっちのブロックじゃなくてよかったな
あいつ常人の数倍は鼻がいいから、ここにいたら今ごろ死んでるんじゃないかな(えー



「(シュコーシュコー)こんな事もあろうかと
 最新の防毒マスクを用意しておいてよかったわ…」

どんな事態を予想してたんだよ!アリスお前はなんなんだー!!
誰もが悶え苦しむ中で、唯一「ふー最新の防毒マスクのおかげで助かったぜ」と防御していたアリス!お前ってやつは…
まさかアリスの金持ちハイテクキャラ設定がこんな形で生きてくるとは、アリスってかなりギャグパートに使えるキャラだよな

「0点や0点!!あらゆる珍味を食うて来たけど、
 こんなん人間の食べるモンとちゃうわ!!」


「…(スッ)」

「…!?おりえ嬢!行く気か!?」



「選抜のスポンサーとして役目を果たすだけですわ…」

そんな悪臭カレーが「人間の食い物じゃねーから!」とまで言われる中、
審査員としてのプライドにかけて、意を決してカレーを食べようとするおりえ!
おお…ただの成金ねーちゃんかと思いきや、意外なまでに真摯なところがあるんですね
見た目も美人だし、片割れのBBAよりずいぶんと株が上がった気がするな(えー

むわああああ

(うえええっ…!えぐみのある酸っぱさと生臭さが混じり合って…
 掃除してないトイレみたいな臭い…!)

そんなおりえが食べる瞬間の感想がこれ。掃除してないトイレって…なんてひでー料理だ!絶対食いたくねー!
というかこれ食べた後は体に臭いが残ってヤバイだろうね。ウチの弟もラーメン二郎が好きで、よく二郎で食べてくるんですが
帰ってくると超くせーんですよこれが。で、「お前臭いから風呂入ってこい!歯磨きもだぞ!」って言うんですが、
風呂と歯磨きしたらとりあえず臭いは取れるんですよ。でもね、1〜2時間もすると汗だかなんだか知らないけど
二郎エキスがじわじわと全身から出てきてまた臭くなるっていう…
おりえも今日1日は悪臭エキスが全身から出て止まらんだろうな…(えー

ぢゅるっ ちゅるちゅる

「…?お…おいしい…?でも臭い…!臭いわ…!ああっ、でもでも…!美味しい…!
 臭いのにいいいいい!!」



ゲエエエエエーー!?なにこのリアクション!?
「くやしい…!でも…!」とエロ同人のようなリアクションで、勢いよく悪臭カレーを一気に食べてしまうおりえ!
そういやこれラクサとかいう麺を使ったカレーなんだな…コンセプトとしてはカレーうどんみたいな感じ?
見た目的にもカレーの王道からは外してきてますよね

ぢゅるっ ぢゅるん

「…!魚介の旨味が口に広がって…なんちゅう美味さや!
 咀嚼するほどこの臭いが逆に良ぉなってくる!」

「レモングラス等のスパイスと、ココナッツミルクで
 風味に広がりを持たせているのだ…!
 くさやを主役にして、カレーの美味さを何倍にも強くしている!」

そんなおりえの反応を見て、他の審査員たちも次々と悪臭カレーを口に運ぶことに!
「食べるほどこの臭いが逆に良ぉなってくる!」っていやいやいやいや
今は良くても後で絶対後悔するぞ!全身から悪臭エキスが染み出して止まらんぞ!悪臭エキスが…悪臭エキスがぁ!(えー

「ひひひっ…ひひひひ、小奇麗に気取っただけの料理には真の美学は宿らないわ…
 おぞましさの先にこそ美食の真髄はあるのよ…!」

そんなもこっちは鍋料理を得意としているようで、ボイリングウィッチとかいう二つ名まで持っているという…
なにげに二つ名持ってるキャラってそんなにいないですよねこの漫画。パッと思いつくのは
四宮:レギュムの魔術師
乾さん:霧の女帝
ソーマの親父:修羅
恵ちゃん:レギュムのコロポックル、レギュムの座敷わらし、レギュムの雪ん子、東北の跳び兎
恵ちゃんだけ無駄に多いけどな…卓球ですら二つ名持ってるからな…

ぢゅるぢゅる

「なんちゅう発想や…くさやでカレーを美味くするやと!?」

「間違いなくカレーの新たな1ページを作る品だ…!」

「嫌なのに…!臭いのに…!止まらないのぉぉーーっ!!
 あぁんっ…この臭さの…虜になっちゃう…♪」



ぬわあああああああああ!!
や、や、やらかした!tosh先生がやらかしたああああああ!!なんつーエロエロなリアクションですかこれ!
今までの中でも一番ぶっとんでおる…完全に18禁漫画の絵ヅラになっとるで!
あ、あかん!tosh先生これ快楽天BEASTと雑誌間違えとる!
前に連載してたせいですっかり間違えとる!
(えー

《で、出ました!得点は…84点!!》

「うおおおお!80点台ーー!初の50点超え…
 貞塚がやりやがったぁーっ!!暫定1位だー!!」



そんな悪臭カレーの得点は、現在ぶっちぎりの84点!高得点が出る時はこれだけ出るのか
しかしあれですね、このところ吉野を見ていると誰かを思い出すなぁと思っていたんですが
それが今わかりました、あれだ、プリティーリズムの糞猫ですわ

(C)TOMY/syn Sophia/テレビ東京/PRR製作委員会

お調子者だし髪型がおだんごだし、2人とも雰囲気そっくりですよ
プリティーリズムもあれから面白い回が続いてるんで、感想再開したいんですけどねー
どうにも時間が取れなくて止まったまんまに…うぬぬ

《さあ、場内の換気を行いつつ進行いたします、次の生徒!品を披露してください!》

スッ…

「…待ち望んでいたわ…ひひひひ…公の場で貴女を…」



「ケチョンケチョンに負かす日を…!!」

2番手は秘書子キター!!そして見よ、この圧倒的な強キャラの風格を!
こりゃ確実に秘書子が格の違いを見せ付けて、もこっちに圧勝する流れだな…点数で言うと94点くらいは取りそうな予感。
他のキャラはそうですねえ、アリス96点、タクミ93点、恵ちゃん92点、北条さん90点、イサミ89点、吉野82点ってところかな

それにしても「エリナの秘書(いまだ名前不詳)」って分かってんなら早く教えてよ!
それにエリナじゃないよえりなだよ!まったく編集の人はしょうがないな…



それと今回は、おまけページとしてこの間サキよみ!ジャンBANGで作っていた
ぼんち揚グラタンとピザぼんちもんじゃのレシピが載っております。
興味ある人は試してみるといいでしょう、ぼんち揚うまし!!次回に続く!






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