■食戟のソーマ 第52話「花に仕える者」


2年前…

『この勝負、管理局より正式な食戟であると認定された!
 双方、条件に異存はないな!』

『私が勝ったら…えりな様の秘書の役目、この私に譲るのよ。いいわね新戸さん?』

『もちろんよ貞塚さん。では私が勝ったら今後一切…』

『えりな様の半径50メートル以内に近づかないで!』

さて今回のソーマですが…ってのっけから秘書子のフルネーム判明キター!!
新戸緋沙子!そんな名前だったんかい!むう、誰かの関係者かと思ったら別にそんなことなかったな…
しかし緋沙子ってこの名前、秘書子→ひしょこ→ひしゃこ→ひさこって具合に
秘書子から派生してつけた名前なんじゃないのかなー、やっぱこいつは秘書子でいいか…(えー

ともかく、そんな秘書子は2年前すでにもこっちと食戟で激突していたようです。
この時は秘書子の勝利に終わったようですが…勝った条件としては今後一切お嬢様の半径50メートル以内に近づくなって
結構言うことキツイですね秘書子、いくら自分の秘書の座を狙ってきたライバルとはいえ、お嬢様の周囲から完全に排除してしまうとは…

「えりな様のお隣に置いていただき…口汚く罵ってもらう事こそ私の変わらぬ夢…!
 あの神の舌から罵詈雑言が飛び出すことを考えただけで…ひひっ…ひひひひ…!」

そして場面は現在の選抜シーンに戻りますが…ってぶふーー!?
何言ってんだこいつは!お嬢様にしてもらいたいことが何かと思えばののしってもらうことかよ!
もこっちお前…要するに女王様に虐げられたいってタイプの人なのか、このドMが!

「もう決着はついたはずでしょう?あの食戟、私が勝利したのだから!」

「えぇ…確かにあれ以来、双眼鏡でその尊顔を拝見したり、
 手紙を毎日三十通ばかりお送りすることしかかなわなくなったわ…」

(…それも禁止事項に入れておけばよかった…)

さらに、食戟に負けてお嬢様に近づくことを禁じられたもこっちですが、
でも双眼鏡で覗き見したり手紙を毎日30通ぐらい送るのはやりまくっていたという…
あ、あかん、さっきは秘書子の対応厳しすぎと思ったけど、こいつにはあれでも生ぬるいわ!(えー
「今後一切えりな様に何一つ関わるな」ぐらい言ってもよかったかもね…これだけストーカーされまくってるとはお嬢様も大変だな

「でもこの秋の選抜という大きな舞台で、あなたを上回れば
 えりな様は心変わりなされるかもしれない…!
 きっと私をお側に置いてくださるわ…!ひひひひひひひ…!」

「…(すたすた)」



完全にメンヘラストーカーなもこっちを相手に、さすがの秘書子も「つきあってらんねーぜ」と会話する気力も失せたようです
もこっちがここまで面倒な性格とは…ともかく、いよいよ秘書子の料理のお披露目となりますね

「どうぞ(カチャカチャ)」

ホワァ…

「ふぅん…?ルーにとろみが少なく汁気も多い…スープカレーに近い品かしら」

そんな秘書子のカレーがこれ、普通のカレーよりも水っ気が足されており、スープカレー的に仕上げてきたようです
そういえば秘書子の調理は、スパイスを炒めず速攻で煮るのが特徴でしたが、
もこっちと同様に煮物料理が得意なんでしょうかね?

「ほな…まぁひとついただきますか」

「あれ?なんだか審査員の反応薄くないか?」

(ひひひっ…私の料理の余韻が残っているわね…
 あれだけパンチの効いた臭気と味…
 インパクトが強すぎて、後に食べる品が霞んでしまうこと必至!
 これは言わば呪い!あなたへの呪いよ新戸さん!!)

って、なんとも淡白なリアクションで秘書子のカレーにスプーンを伸ばす審査員たち。
やはりもこっちの残したインパクトがあまりにも強烈すぎて、秘書子のカレーに大した魅力を感じていないようです
ああ…これはあれだ、ガンダムシリーズで言うところの、GガンダムとガンダムWがあまりに濃厚で強烈だったせいで
その後のガンダムXが地味だ地味だとさんざ言われたあれだ…まさにあれだよ…(えー

「(もぐっ)…!?こ…これは…!?」

ドクン…!

「安東先生?どないしはったんか?」

「ホ…ホアアアアアアア!!」



ほっちゃーん!ほ、ほーっ!ホアアーッ!!ホアーッ!!(えー
い、一体どうした安東先生!秘書子のカレーを口に運んだ途端、堀江由衣ファンのような奇声を上げながら
ケンシロウばりのマッチョへと変貌する結果に!ほっちゃーん!
これは食戟のソーマアニメ化の際には、秘書子の声優は堀江由衣でお願いしますよ(えー

「この独特の香り…!これは…!当帰!川弓!地黄!芍薬!
 4種の植物を合わせた漢方薬をベースに作る料理…
”四物湯”だ!!」

「し…四物湯いうたら…死に瀕した旅人が、食べた途端に蘇ったゆう
 逸話まである品…!はっ!?分かった!あの時彼女は…
 スパイスを”煎じて”いたんか!!」

「そう…それがあの子の得意技。新戸緋沙子は…
 薬膳料理のエキスパート!」

そしてここで、アリスがこの間言っていた秘書子の得意技の秘密が明らかに!
それはスパイスを煮るということではなく、漢方を煎じるという薬膳料理のことだったという…
へー、薬膳料理といえば、俺の中では鉄鍋のジャンの五行が印象深いですね
まさか秘書子が五行ポジションのキャラだったとは…


(C)西条真二/秋田書店

「巡る…!体中に薬膳のエネルギーが巡りよるでぇ!(ボンッ!)」

「美味しいっ…!羊肉の強いコクがスパイスでより活かされて、
 ルーに溶け込んだ野菜の甘みが味をまろやかにしてる!(ビクンビクン)」

そして関西のオッサンとおりえのリアクションですが、安東先生のように服が弾け飛んだオッサンに対して
おりえの方は普通にビクンビクンしながら食べております。なんでやねんお前も脱げや!(えー
前回あれだけエロい格好さらしといて、今さら脱げませんとかそりゃないで!
それともあれか?このカレーはオッサンと安東先生のグルメ細胞に適合したけどおりえは違ったとかそんなんか?(えー

どうでもいいけどこのオッサンの脱いだ姿見たら、
FFタクティクスの不浄王キュクレイン思い出したわ(えー
これがかつて世界を支配したルカヴィの力なのだよ!

「薬膳は腎を温め気を補い…
 そして心身から邪気を払うと言われている!」

「!?」

「香りの立て方に旨味のバランス…!なんちゅう完成度や!
 学生が作れる品ちゃうで!?このカレーを食べた後やと…
 さっきのカレーがインパクトだけのもんに思えてまう!」

「(ずがーん)」

そんな秘書子のカレーには不浄なものを払うという効果まであるようで、まさに不浄そのものだったもこっちのカレーには
天敵とも言える料理のようですね。まあ、そのわりに関西のオッサンは
不浄王キュクレインになっちゃって不浄度アップしてるけど(えー

ともかく、秘書子のカレーによって一気に無力化されてしまったもこっちのカレー。この状況を一言で言うなら


(C)雁屋哲・花咲アキラ/小学館

なんちゅうもんを食わせてくれたんや…
なんちゅうもんを…
これに比べると
さっきのカレーはカスや
(えー

「うっ…嘘よ…!審査員はみんな、私のカレーの虜になったはずなのに…!」

「(スッ)あなたの分よ」

「…!?」

「食べてみれば分かるわ…私とあなたの気位の差がね!」

まだ目の前の現実を受け入れられないもこっちでしたが、こんなこともあろうかと
もこっちの分のカレーも作っていた秘書子…どうやら直接、格の違いを分からせてやるつもりのようです
もこっちも渋々ながら秘書子のカレーを口に運んでいき…

もぐっ…

(…!?澱み…混沌…それこそが私の料理の源なのに…!
 それが洗い流されて…清められていく…!?)

「うあああ…!やめろ…!やめろおおおおおっ!!」



貞塚ナオ(白) 誕生
ゲエエエエエエエーーー!?なんと秘書子のカレーで、洗い清められたもこっちは超きれいな美少女へと変化!
なんだこれは!?浄化どころか、可愛さが数段跳ね上がったスーパーもこっちになってしまったのか!?
いや、この漂白された驚きの白さからして、ブルーアイズホワイトもこっちとでも言うべきか…(えー

「ぜえっ…!ぜえっ…!ぐううう…!」

「新戸家は…古くから続く漢方医の家系で、
 私はその知識のすべてを料理に昇華させたわ。
 幼い頃から日々激務をこなされてきたえりな様の為にね、それが私の薬膳なのよ」

がしかし、そんなホワイトもこっちは一瞬だけの姿だったようです。うーむ残念
それと秘書子の専門はもともと漢方医で、料理人ではなかったようですが
お嬢様のために料理を覚えてここまで腕を上げたと…やっぱ漢方って苦い薬が多いし、
お嬢様に少しでも美味しく食べてもらおうって考えた結果ですかね

「貞塚ナオ…あなたの料理は自分のことしか考えていない。
 えりな様にお仕えする資格はありません」



「目ざわりだ、さがれ」

ガツンといったーー!!やっぱ言う時は言うなこの人!
お嬢様のために作り上げてきた秘書子の料理に対し、もこっちの料理は自分の澱みや混沌を投影したもの…
主君に仕える者の料理としてはまったく相応しくないとして、思いっきりバッサリとかましてしまいました

《新戸緋沙子の得点は…!92てぇーん!!》

「うおおおおお90点台きたああああ!」

「貞塚の得点を軽々超えた!流石えりな様が認める料理人だぜぇぇぇ!!」

そんな秘書子の得点は92点!俺の予想では94点でしたが、まあ誤差の範囲でしょう
やはり予選突破のためには90点以上ないと無理そうだな…
アリスは90点台後半として、タクミや恵ちゃんあたりが一体何点まで取れるかが気になりますねぇ

「ひひ…ひひ…!ひひひひ…!ひ…!」

ああそして、秘書子に完全敗北を喫して狂ったように笑い続けていたもこっち!
ついに壊れたか!?壊れてしまったのか!?気をしっかり持て!
まあ、えりなお嬢様に対する歪んだ愛情も、今回のことで粉々に粉砕されてしまったわけだしな…



「緋沙子お姉さま…♪」

そ…そっちかーーー!!なんじゃお前はー!新たに別の愛情に目覚めやがった!?
今のですっかり秘書子の虜になってしまったんかい!ああ、そういえばもこっちってドMなんだった!(えー
今回秘書子にあれだけ邪険にされたことで、すっかりその快感に目覚めてしまったというわけか。なんてやつだ…

その頃、Aブロック会場…

「マジか!?とんでもねぇ…!薙切アリスのお付き…!」



「93点だとぉ!?」

ドッギャーーン!!しかしその頃、別会場では新たな衝撃が!なんと秘書子をも上回る93点を
楽々と叩き出していたお付きの男!審査員が違うから、同じ基準で測れるものじゃないかもしれませんが…
でも少なくともおりえと双子のBBAは参加しているし、他の審査員も大体同レベルと見ていいんじゃないでしょうか
初めて豹変した時は小者オーラが凄かったお付きの男ですが
こいつの実力はやはり本物なのか!?予選突破は確実なのか!?
そうなると丸井の出場する椅子が…(えー  こいつは丸井と同ブロックですからねぇ
最終メンバーはどうなるんだろうか…次回に続く!


・ちなみにターメリックはウコンです
・ターメリックってウコンのことですよ!・・・ならウコンって呼べよと思ったでしょう。私も思う!

ふむ、ソーマで秘書子がカレーに入れてたやつですよね、ターメリック。
ターメリックの正体はウコン…だめだウコンでもまだよく分からない…(えー
ウコンの効能ってなんなんでしょうか、ウコンの力って栄養ドリンクが有名ですけど、俺はあれ飲んだことないんだよなー

確か以前、会社の帰りに同僚が「あ、ちょっと俺ウコンの力買ってくわ」ってコンビニに寄ってたんですけど
俺はそれを「そっか分かった」と言いながら
(コイツうんこの力買ってるわー、うんこだわー、うんこ!)って
まるっきり小学生みたいなこと考えてました(えー
これが30歳の頭の中とは我ながらやばいな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

今日は、幕張メッセで少年ジャンプの催し物・ジャンプフェスタがあったので行ってきました
今回のジャンプフェスタは、ソーマの疾駆先生が30分ほどのトークショーをやって
食戟のソーマ制作秘話を語るということだったので、俺の一番の目当てはそれだったんですよね

そんなトークショーは1時30分から開始だと聞いていたので、俺が現場に到着したのは1時25分ごろでした
ふっふっふ5分前行動ができているあたりさすが社会人の俺様は違うぜと思っていたら
時間を勘違いしてて1時10分からのスタートでした。いやああああああ!!

おお…そんなわけで1時10分から30分のトークショーだったんで
つまり1時25分についた俺はちょうど半分見逃したという計算に…ちくしょおおおお
まあでも、残りの15分でも割と実のある話が聞けたんでよかったんですけどね

まずは食戟のソーマを作るうえで、疾駆先生とtosh先生の2人で作ってるもんだと思いがちですが
協力:森崎友紀の存在がかなり大きいってことを語っていましたね
この森崎友紀って名前は、普段から単行本の表紙とかに書かれてはいますが
tosh先生たちに比べると明らかにちっこい字で書かれてるんですよね



なので今まで「この森崎友紀って人、大してソーマに関わってないんじゃねーの?」と思っていましたが、それは大きな勘違いでした
森崎さんは毎回出てくる料理のことで、疾駆先生と入念な打ち合わせを常にやっており
ネームに関してはほとんど二人三脚で作り上げているんだという…

中でもびっくりしたのは、疾駆先生の思いつきで「今度の話はカレー編にしようと思うんだけど」って聞いた森崎さんが
「じゃあちょっと東南アジア行ってくるわ!」って速攻で海外に飛んで、
スパイスのことやさまざまなカレー料理を勉強してきたんだという…
なので最近のスパイスやカレーの深い解説は、森崎さんの血と汗と涙の結晶と言っても過言ではないでしょうね

そんな森崎さんが一番アイデア出しに苦労してるのがアリスのハイテク料理なんだそうで
まだ定番のやり方が確立されてない最新料理だから、あーでもないこーでもないと悩むことが多いんだとか。

それとは別に面白かった話が、肉魅の元ネタの話ですね
最初の構想だと肉魅は女じゃなくてミート三兄弟というイロモノキャラになる予定だったようで
そのミート三兄弟の名前を肉一、肉二、肉三にしようと考えていたそうですが…

「いやさすがにこんな三兄弟はやばいか、この漫画は女の子の可愛さが重要だし」と思い直して、
三男の肉三(にくぞう)を肉魅(にくみ)という女キャラにしようと思ったそうです
で、最後にはやっぱり肉一と肉二もやめようということになって、肉魅だけが残って世に出ることになったという…



そんないきさつがあったのか…ミート三兄弟て…なんか面白い名前だなミート三兄弟、
疾駆先生ネーミングのセンスあるぜ…(えー

それとお気に入りのキャラは誰かという質問に対して、疾駆先生はアリスがお気に入りだと答えてましたね
どうもアリスは最初の予定だと、単なるえりなお嬢様のかませ役にしか考えてなかったのが
実際に登場させてみたら、予想外にいい感じに動いてくれるキャラだったので、
最近はアリスの話を書くのが楽しいって言ってましたね
しかし動かすのは好きだけど料理を考えるのは大変とは…なかなかに悩ましいキャラですねアリス



あとはそうだなあ、tosh先生はふだん奥さんのノロケ話ばっかりしてるとか…(えー
結婚してたのねtosh先生、今回はこの会場に来てませんでしたが、どうやら奥さんに相当メロメロな人のようです

トークショーに関してはそんな感じでした、他にもジャンプフェスタで見てきたものを紹介しますと

まずはこれ、来場者を歓迎する各作品の描き下ろしイラスト。ソーマはアリスでワールドトリガーは木虎のイラストでした
ここでもアリスが登場か!なんだかすっかりソーマの主要キャラになりつつあるなアリス
ただねー、このイラストの展示されてる場所、写真撮りたい人がとにかく大量に押し寄せまくってて
この2枚の写真取ってくるの死ぬほど苦労しました、いやー本当しんどかった…



これは並んでる途中で撮ろうとした写真。ここから先頭まで行くのが長くって…この場所、列整理とかまったくされてないんで
とにかくみんなグチャグチャに押し合っちゃって全然人が動かないんですよ
言うなれば、車の交通量が多い交差点で信号が機能してないような状態。
なのでもう、前の方なんかは本当にしっちゃかめっちゃかのグチャグチャになっててね…

そう、列じゃなくて人垣なんですよこれ。みんな無秩序に群がっちゃってる状態
これの先頭まで行って、写真取るのほんとしんどかったんやで…超しんどかったんやで…
最終的にこんな綺麗な写真が撮れたのはもはや奇跡ですよ!みんなこの俺の頑張りを讃えよ!(えー



それとニセコイのブースでこんなのがありました、アニメ版キャライラストのポップですかね
俺はここで初めてアニメ版マリー見たんですがすげえ色っぽいなオイ!やっぱ俺マリー派だわ(えー

ちなみにこのニセコイブースには、ヒロイン4人を演じる声優のサイン入りイラストが展示されていました
マリーを演じるのは阿澄佳奈なのね、この情報もここで初めて知ったわ
阿澄佳奈ってことはつまりミンゴスってことかーなるほど(えー

 

しかし意外だったのはぷよぷよテトリスのブースなんてのもあったってことですね
俺もぷよぷよテトリスについては楽しみにしてますが、まさかジャンプフェスタでこんな場所が用意されてるとは…
ただこのゲーム、今のところ参戦するぷよぷよキャラが、
アルル、アミティ、りんごの歴代主人公3人ぐらいしか見当たらないのが気になるんだよねー



まさかこの3人だけってことはないよな!?最終的にもっと増えるよな!?俺のラフィーナはもちろん参戦するよな!?な!?
アルル・ルルー・シェゾ、アミティ・ラフィーナ・シグあたりのA・R・Sメンバーだけは最低揃えてもらいたいなー
そのうえでウィッチとか来てくれると言うことないんだが。前作のウィッチ超かわいかったよね

ちなみにぷよぷよブースの近くでは、カーバンクルの着ぐるみの人が客引きしてました
リアルで見るとかなりでっかくてインパクトありますよ、ぷよぷよ好きの人は一緒に記念写真撮ってもらうのもいいかもね




今週のジャンプについてなんですが、まず見て欲しいのはこの小説宣伝ページですね
マジカルパティシエ小咲ちゃんが超ウルトラ目立ってますが
まあそれも気になりますけど、ページの下の方を見てみてください
食戟のソーマ初小説化、2月4日発売!四宮シェフのエピソードを収録決定って
おおお、ソーマの小説化がきたか!これ挿し絵はtosh先生だよね!?tosh先生だよね!?ね!?

四宮のエピソードっていうのもいいチョイスですねえ、乾さんや水原さんも関わってくる可能性大だろうしなー



って、ソーマの公式ツイッターによれば、単なる四宮のエピソードなんじゃなくて
若き四宮の話ということが判明!こ、これは水原冬美18歳くるでええええええ!!
うおおおおお!水原冬美18歳がまた拝めるとなれば、こいつは買いですよ!2月4日かぁ、期待が高まるなぁ
しかしマジカルパティシエ小咲ちゃんは、12月28日発売っていつの間にやら目前なんですね。もうそんな時期なのか…



■食戟のソーマ番外編「夏休みのエリナ」



さて今週のソーマですが、なんと今回は番外編ということで
夏休み中のえりなお嬢様の様子を描いた「夏休みのエリナ」が掲載!
なんでエリナってカタカナなんだ?と思ったんですが、これって多分「食戟のソーマ」ってタイトルに引っかけてるんでしょうね

そしてなんと内容は驚異の31ページ!さ…31ページて!
週刊連載しながら描けるページ数じゃないよこれ!普段ですら毎週20ページくらい描いてるのに
それをこなしながらの31ページってもう…想像を絶するほどの仕事量だな…両先生ともマジで頑張ってるわ

8月…夏真っ盛りの遠月茶寮料理学園、ひと時ばかりの休暇を
料理人たちは思い思いに過ごしていた…

「(パラパラ ぐつぐつ)」

「カレー料理の試作…調子はどうかしら?」

「あ…えりな様!ありがとうございます、厨房を貸していただいて…」

そんな番外編の冒頭は、夏休みということで現在からちょっと時間が戻った場面で始まります。
この時期は、選抜出場を控えた秘書子がお嬢様の厨房を借りてカレーの研究に明け暮れていたようで…
やっぱりお嬢様の関係者といえば、まず最初は秘書子ですよね。こいつも夏休みはカレー対策で忙しかったんだなあ

「(うろうろ)」

「…」



「その調合ならカスリ・メティを加えてもいいんじゃない?」

「あ、そうですね、えりな様」



「このレシピが参考になるかもしれないわよ」

「は、はい、ありがとうございます…」



「味見してあげましょうか」

「あ、あの、えっと…」

がしかし、秘書子の周りをうろうろしては、何度も繰り返し口を挟んでくるお嬢様!
意外と過保護やな!それとも単にヒマなのか!?(えー
まるで「ハンカチ持った?ティッシュは?どこに出かけるの?何時に帰ってくるの?」という
世話焼きのカーチャンを見ているようだぜ…(えー  まさかお嬢様にこんな一面があったとは

「えりな様のお知恵をお借りすれば、予選通過は簡単です。
 でも私は自分の力で挑戦したいのです!」

「…ふふ…さすがね、それでこそ私の秘書にふさわしい心意気というものよ。
 精一杯おやりなさい」

「ありがとうございますっ!えりな様!」

と、その時「私の力でやらないと意味がないんです」と、お嬢様の協力をあえて拒む秘書子!
おお…意外と芯の強いところがあるんですね、盲目的なお嬢様の信者かと思いきや、
言うべきことはしっかりと主張するとは…

「ヒマだわ(どーん)」

ほんとにヒマ人だったよこの人!
さっきのアレはヒマを持て余してただけかい!ああ、そういえばお嬢様は十傑だから選抜にも参加しないしな…
ソーマや秘書子と違って、カレー対策なんてする必要がないということか。となると本当にヒマなんだなー



(普通の女の子だったら、こういう時どうやって過ごすのかしら…)

む、これはなかなか興味深いセリフが…普通の女の子ならこんな時どうするのか、自分にはそれが分からないと…
というか自分が普通じゃないって自覚はあったんやなお嬢様!(えー
まあ普段から会食とか色んなスケジュールでいっぱいの生活だしな…むしろ普通なんて思うわけもないか

「えりな様!お電話が入っておりますが…」

《ごきげんよう!これからプールへ行くのだけど一緒にどう?》

って、そんな時にタイミングよく電話をかけてきたのはアリス!
ヒマだったお嬢様は、今日のところは素直にその誘いに乗って、アリスと一緒に市民プールへと向かうのでした

み〜〜んみ〜〜んみ〜〜んみ〜〜ん



って、ここで場面は極星寮に変わって、恵ちゃん達の調理シーンが…
つーか榊さんの乳!榊さんの乳うおおおおお!!
で…でけえ!この人の乳はなんてでかいんだ!この服装がまた、よりいっそう乳の存在感を感じさせるぜ



なんだかビルドファイターズのチナちゃんに似た服ですが、
胸の大きさが違うとこうも印象が違うのか…(えー

「でも…さすがにこの暑さは参るわよね…」

「ね〜…しかもスパイスで舌まで焼けそうだもん、ちょっとだけ気分転換したいな〜」

どうやら極星寮の厨房にはクーラーがないようで、この暑さにずいぶんと参っている様子の榊さん達。
それにしても…あんたら夏休み中に恵ちゃんと一緒にカレー作るタイミングあったんか!?
確かお題がカレーと発表された直後に、吉野と榊さんは「私らは実家で対策してくるから」と実家に帰ってしまって
その後ソーマと恵ちゃんが汐見先生にスパイスの話を聞きに行って、そこから初めてカレー作りを始めたわけですが…



しばらくすると恵ちゃんも実家に帰ってしまって、「1年生は創真くん1人になっちゃうね」って
極星寮にはソーマ1人だけの状況になり、恵ちゃんは選抜の日まで戻ってこなかったわけですが…



そうなると、吉野たちが恵ちゃんとカレーを作るタイミングは一体どこに!?
うーむ…恵ちゃんが実家に帰る前に、いったん吉野たちも寮に戻ってきていたのか?
そして「創真くん1人になっちゃうね」ってセリフの前に、またすぐ出て行ってしまったのか…?わ、わからん、わからんが…
榊さんの乳さえ拝めれば別にいいか!もうなんでも!(えー
この辺の整合性気にしてもなー、結局榊さんは寮に戻って来てませんでしたってことになったら
今回の榊さんの乳が拝めんではないか!そんなことがあってたまるか!(えー
なのでこの辺は深く考えずに、榊さんの乳超エロいとだけ思っておくとしよう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「そだ!アレがあるじゃーん!」

「…まさか…」

「ビニールプールー!それにホラホラ、寝そべるベンチもあるよー!
 これでばっちりバカンス気分!」

「うーん、そうかしら…」

「そうと決まれば早速水着に着替えて、選抜への英気を養お〜!!」

とその時、この暑苦しさをどうにかしようと、ビニールプールと寝そべるベンチを持ち出してきた吉野。
意外とこの寮なんでも置いてあるな!なんで学生寮にこんなものがあるんや…
それとこの寝そべるベンチって、正式名称とかあるんですかね?使う機会全然ないから分からないなぁ

それにしても、疾駆先生のお気に入りキャラはアリスってことでしたが、
吉野のことも大分気に入ってそうだよね
↓のコマとかすごいイキイキしてるし、なんか動かしてて楽しそうだなって印象を受けますねえ

「えりな…これ貸してあげるわ!」

「…?これは何?」

「うふふふ、えりなはこんな事も知らないのね、それは体に巻くことでお着替えが隠せるアイテムなの!」

再び場面変わって、女子更衣室でお着替え中のお嬢様&アリスのシーン。
そこでアリスは、お嬢様の着替えシーンを隠すためのアイテムを取り出していました
ちょ、ちょっと待て!着替えを隠すですって!?俺たちの目から着替えを隠すですって!?(えー

なんてことをするんだアリス!別に女同士なんだから、着替えくらい見られたっていいだろうに!
この場合見られて困る相手と言ったら俺たち男性読者の目くらいだろうに!
くそっこいつ完全に俺ら対策用のアイテムとして用意していやがる!や、やめろー!

「へぇ…そうなの。こ、こんな感じ…?」

そんなわけでまんまと俺たちの目線からお嬢様のお着替えシーンを遮断したアリス。ぐぬぬ
まあ、てるてる坊主みたいになりながら着替えるお嬢様も可愛いんですけどね
でもお嬢様の下着とか見てみたかったですね(えー

考えてみたら、お嬢様ってこれまで下着を晒したこととか全然ないんだよなー
恵ちゃんとか汐見先生なんかは何度かありましたけどね、お嬢様はあえてそういう部分ガードしてるのかな?

キラキラ ザワザワ



そんなわけでついにプールに姿を現した2人ですが…ってだぁーー!?
ちょっとお嬢様!ここでも上着着とる!?とことんまで地肌を読者に見せない方向性ですか!
「代わりにアリスをどうぞご覧ください」とばかりにアリスが体を晒してますが
あかん!アリスもいいが、俺はお嬢様の体が見たいんや!(えー


(C)技来静也/白泉社

身体を見たいわ!
その子の裸を
見せてちょうだい!
(えー

「さぁっ!さっそくパラソルを設置しなさい!ここが今日の本拠地ですからねっ!」

「はいはい(スッ)」

そして市民プールのド真ん中で、ビーチパラソルを差して陣取るアリス達。そんな無茶苦茶な!
しかしそんなアリスのデタラメっぷりに平然と応えてるあたり、こういう無茶振りされるのは
お付きの男には日常茶飯事なんだろうなと思わずにいられません。お前も大変だなあ

「えりな!いつまで上着を着てるの?それじゃ泳げないでしょう」

「わ…分かってるわよ…(はらり)」



(プライベートビーチとかでしか泳いだことないから…
 知らない人が大勢いる場所で水着になるのって、変な感じね…)

そしてついにお嬢様が水着姿に!うおおお!な、なんだこれエロい!めちゃくちゃエロい!
Σ(゜д゜ )はっ、そ、そうか、さっき女子更衣室で着替えシーンを見せなかったのは、
「お嬢様の裸を見たいわ!」という読者の気持ちを最高潮まで高めておいてから
そのタイミングできっちり脱がすという溜めを作るためだったのか!

さらに上着を着てプールサイドに現れたのも、衆目の前で初めて柔肌を晒すお嬢様が恥ずかしがっちゃって可愛いという
効果を生み出す二段構えの作戦!隙を生じぬ二段構え!(えー
ただ単にホイホイ脱がしゃいいってわけじゃないということか、エロ道は奥が深いぜ

そんなわけでウォータースライダーやらなんやらと、存分にプールを堪能する2人ですが
その間ずっと荷物番やらされてるお付きの男が哀れすぎます
せっかくプール来たのにこの扱いかよ!というかアリスがサンオイル塗るシーンがありますが
そこはお付きの男に塗らせてやんなよ!それぐらいの役得あってもいいだろ!?
アリスのやつ分かってねーぜ!「サンオイル塗ってくれる?」と言われることが男にとってどれほど幸福かということが…(えー

あと「冷たくて気持ちいい…」のお嬢様はあれですね、
これ完全に少年ジャンプの佐伯俊じゃなくて快楽天BEASTのtoshの気持ちで描いてるよね(えー
それぐらい色気を感じる1コマだぜ…ウォータースライダーのコマより俺はこっちに目を引かれたな

「そうそう、言い忘れてたけどこういうプールではねぇ、ナンパというものが発生するの。
 えりな、ついてっちゃダメよ?」

「ついて行くわけないでしょ!そんな低俗で浮わついた色恋沙汰には興味ないわ。
 男の子なんて幼稚に決まってるし」

「あら?えりなまさか…高校生にもなって想い人の1人もできたことないの!?
 お子様ねー!」

「(ムッ)わ、私にだって…憧れの人くらいちゃんといるわよ!」

って、今度は恋愛関係の話を始めた2人。今まで彼氏の1人もできたことがないというお嬢様の話を聞いて
「えーマジ処女!?キモーイ!処女が許されるのは小学生までだよねー!」
言い始めたアリス。(えー そんなアリスの言葉にムッとしたお嬢様は、つい憧れの人がいることをバラしてしまいますが…

 

「(わくわく)誰なのお相手は?その人のことを想うだけで胸がときめいたりとか?」

「そ…そうよ!流れるような包丁さばき、完璧な味付け、
 私の理想に限りなく近い料理があの人の皿にはあったわ!
 思い出すだけで私の胸は高鳴ります、私の目指す料理人像そのものなの!」

「…その人とデートしたいなーとか…」

「デート?どうしてそんなことしなきゃならないの?」

「…」

って本当にただの憧れなんかい!そういう気持ちだったんかい!
ソーマの親父のことを思い浮かべつつ、いかに料理人として尊敬しているかを語るお嬢様ですが
結局色恋沙汰とは全然関係なかったようです、もしかするとガチで惚れてるのかと思いましたが、さすがにそれはなかったかー

「もう!恋心のなんたるかが全然分かってないじゃない!
 ほんとにダメねー!えりなは!」

「ア…アリスはどうなのよ!?偉そうに喋ってるけど!」



「当然ぬかりはないわっ、恋愛の機微はバッチリ勉強済みよ!」

「そ…そうなの…?」

(恋愛映画を何本か見ただけっすよね…しかも途中で寝てたし…)

そして恋愛経験がないのはアリスも同じのようで、昼寝しながら恋愛映画を見て分かった気になってるだけという…
お前そこはお付きの男に教えてもらえよ!(えー
性的なことに興味があってお付きの男と試してみるという、どっかのエロゲーみたいな展開をだな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ちなみにこのシーン、お付きの男が両手にソフトクリーム持ってますけど
多分アリスに「ちょっと私とえりなのソフトクリーム買ってきてよ」って言われて買ってきたところなんだろうな…
完全にパシリじゃねーか!哀れすぎるぜお付きの男、本当に付き人同然の扱いしか受けてないんかい!

「んっ…う〜ん…」



じりじりじり

「暑い〜…」

「暑いべ…」

そして再び場面は極星寮の様子へ。寝そべるベンチでバカンス気分を味わおうとする一同ですが、
ビーチパラソルも何もないのでただひたすらに直射日光に焼かれるという地獄を味わっていました
それにしても榊さんの乳はほんとすごいな、あまりのエロさに見てて感心するわ
食戟のソーマ1の美乳は榊さんで決まりなんじゃないかな


(C)創通・サンライズ・テレビ東京

食戟のソーマ1の
美乳は榊涼子…
そうは思わないか?
いいや私は
そう思う!!
(えー
 

「う…打ち水をするよ!こうやって水をまけば涼しくなって快適に!」

じゅああああああ

「うあー!!水が一瞬で蒸発してサウナみたいに!」

「不快指数がもっと上がったじゃないのよー!!」

「プ…プール!ビニールプールに入ろ!」



ぎちっぎちっ

「狭い…」

「水が一瞬でぬるく…」

「…」

ああしかし、涼しいバカンスをするはずが、打ち水もビニールプールもまったく涼しくならずやるだけ無駄な結果に!
それにしてもこのコマの榊さんの胸もほんと綺麗な形してんなー、何回でも誉めたくなるなー
もはや人類の宝と言ってもいいな、榊さんを人間国宝に認定しよう(提案)

「まったく、ドライヤーも置いてないなんて…信じられない施設だわ、とんだ休日だったわよ」



「そう?私は満足よ♪タオルにくるまれた間抜けなえりなを見れたから(ぷすすー)」

「え!?まさかアレがやりたくってわざわざ呼びつけたの!?」

そしてこちらはプールから上がったえりなお嬢様たちの様子…って
もう着替え終わっとる!?やはりお嬢様の下着はとことん見せないつもり!?(えー
それとお付きの男は最初から最後まで本当に付き人みたいな扱いで終わったのがマジ哀れです
もっとこう、主従を超えた関係みたいなものを期待してたんですが、本当にただのお付きなのか!?マジで!?
この場面もアリスとお嬢様が手ぶらなのに対して、お付きの男はでかいバッグとビーチパラソルとなんかの袋を持ってるしなー
完全に荷物持ちやらされとるで!これが仕事とはいえなんか哀れさを感じてしまうぜ、アリスも何かサービスしてやれよ

(相変わらずアリスの神経は読めないわ…)

「(プルルルル)私です。ええ、もう着替えも済みました、車を回してちょうだい」

ざわざわ いちゃいちゃ

「…くだらない、いったい何が楽しいのかしら」

そして迎えの車を待つ中で、お嬢様が目にしたのは仲睦まじいカップル達の群れ…
「くだらない」と今は恋愛についての実感を持っていないお嬢様ですが、
これ絶対近いうちにお嬢様も恋愛に目覚めるフラグですよね
そしてソーマの親父に対する気持ちも恋ではないと分かった今、
お嬢様の初恋となる相手はやっぱソーマになるんじゃねーかなと…お嬢様がどういう形で恋に目覚めていくのか実に楽しみです

「アリスお嬢と!?市民プールに!?」



「ご無事ですか!?何かされませんでしたか!?
 不当に貶められたりしてませんか!?」

「だ…大丈夫よ、平気です」

その後帰宅したお嬢様ですが、ものっそい過剰な反応で「アリスのクソバカと会ってきたんですかァーー!?」と騒ぎまくる秘書子。
お前アリスのことなんだと思っとんねん!確か選抜で料理作ってる最中も、めっちゃ敵視してたよなー
お付きの男は「アリスお嬢とえりなお嬢って仲良しっすよね」って反応なのに、秘書子の方はずいぶんと違うんだな

それとなにげに秘書子やお付きの男って、お嬢様たちの自宅でも色々世話したりしてるんですね
さっきのお付きの男も、アリスが家で恋愛映画見てぐーぐー寝てたの知ってたし。もしかして一緒に暮らしてるんだろうか
しかしお嬢様のこのパジャマ姿はいいね、制服以外のお嬢様のシーンって貴重だしなー

「今夜はもう休みます、明日の仕事に変更はありませんね?」

「は、はい、でもえりな様…お疲れではありませんか?
 一度まとまった休暇を取られては…」



「いいえ!全く問題ありません、仕事は全てこなしてみせます」

そして明日からの仕事について話す2人ですが、まるで憑き物が落ちたかのようにきれいなお嬢様になってますね
なんだかんだ言って、プールで遊んできたのがいい気分転換になったんでしょうか
こんな澄んだ目のお嬢様は見たことがねーぜ、まるでデスノート手放した時の夜神月のようだ(えー



(料理以外のことにかまけてる時間なんてないわ。頂点まで駆け上がるのみ!)

と思ってたらあっと言う間に目が濁っちまったよ!(えー
仲睦まじい恋人達のことを思い出しては、「恋愛なんぞにかまけてる時間なんてない」
余分なものを削ぎ落とすように料理のことだけを考えるお嬢様。

うーむしかし、いつぞや堂島さんが言っていたセリフで
「料理人が高みを目指し続けるためには、切り捨てるのではなく
 あらゆるところから吸収しようとする貪欲さが不可欠なのだ」って言ってたことを考えると
余分なものを切り捨てるというお嬢様の考えはNGな気がしますね

ソーマの親父も料理の上達には「自分の料理を捧げたいと思える相手を見つけること」って言ってたし
親父の料理こそがお嬢様の理想ってことは、やはりどこかでお嬢様は恋をしなきゃならん気がするなー

そんなわけで今回の番外編は終わりです、やーそれにしてもレビューするのもかなり疲れたね!
31ページだもんなー、普段のソーマ感想より2倍くらい疲れた気がします
感想書いてるだけの俺がそうなんだから、これ描いたtosh先生の負担は想像を絶するレベルでしょうね

疾駆先生も巻末コメントで「今回の番外編はなんと31ページ!佐伯先生に超頑張っていただきました!」って書いてたし
tosh先生はもう本当に死ぬ思いで描き上げたんじゃないでしょうか
それでもまったく絵が崩れてないのが本当に凄いよね
地獄のようなスケジュールで描いたんだろうになぁ、週間連載しながらこれだけのものを描くって
本当に凄いことだと思うぜ…次回に続く!
 




あ、それと描き下ろしといえば取り上げるのをすっかり忘れてたんですが、
こないだのジャンプには、袋とじとして各作品のクリスマス4コマが掲載されてました
ワールドトリガーとソーマについてはこんな感じ。トリガーはなんというかコメントしづらい内容だな…(えー
うーむ、芦原先生はギャグに走ると普段もっとキレがあるだけに、これはちょっと残念かもしれん

そしてソーマの方ですが、サンタのことを聞かれた4人のうち3人が
お嬢様「サンタ?信じてねーし」
ソーマ「サンタ?現実にいねーし」
タクミ「サンタ?知らねーし」
って夢のないガキどもやなおのれら!(えー  子供らしいこと言ってるのは恵ちゃんだけか!
こいつらみんなガンダムZZのOP曲を100ペン聞くべき。夢を忘れた古い地球人よ!
ソーマは客に夢を壊されたようですが、リアルの大人たちは子供の夢のために一生懸命サンタを演じとるんやで…

たとえばウチの職場にいる同僚Aは、「うちの子、アンパンマンのドキンちゃんが好きなんだけど
ドキンちゃんの人形で何かいい奴ないかなぁ」
って、近くのおもちゃ屋を何軒も回ってたし

もう1人の同僚Bは、「うちの娘プリキュアが好きなんだけど、オモチャ買ってあげても新しいプリキュアが始まると
オモチャに興味なくして押入れにしまっちゃうんだよね…だから1年しかオモチャ使ってくれないんだよね…
それに今のプリキュアもそろそろ終わる時期だから、クリスマスプレゼントにプリキュアのオモチャ買っても
すぐ番組が終わっちゃって意味ないんだよね…ああ、マジでプレゼントどうしよう…」
と思い悩んでいたり

それもこれもサンタに扮して子供にプレゼントあげるために悩んでるんですよ!
わかるか?わかるかこの大人の苦悩が!しかしプリキュアの話については俺も目からウロコだったな…
新しいシリーズが始まると、オモチャにすっかり興味なくして押入れにしまってしまうとは…
というかクリスマスってよく年末商戦とか言われて、子供向けのオモチャをガンガン売り出す時期だけど
プリキュアはちょうどその時期に、アニメ本編が終盤に差しかかるから
年末にオモチャ買っても速攻で飽きられるんやな…悲劇やな…

ちなみにそのプリキュア好きの子を持つ同僚は、結局どうしたかというと
プリキュアの他にアイカツも好きな子供なので、デパートのゲームコーナーに連れて行って
いつもより奮発してアイカツをやらせてあげた
ってことみたいです

というか俺アイカツやってなくてよかったわ…(えー
よく拍手コメントで「大志さんはゲームのアイカツやらないんですか?」みたいに聞かれるけど、マジやってなくてよかったわ…
仮にですよ、この同僚が娘を連れて「それじゃアイカツやりにいこっかー」ってゲームコーナーに向かったその時、
そこにはアイカツを一心不乱にプレイしている俺の姿があったなんていう事態になったら
もう俺生きていけねえよ!(えー

お…恐ろしい…なんて恐ろしい…とてもじゃないけどプレイする気になんてならねーぜ!
ちなみにその同僚から初めてアイカツの話を出された時も、
「うちの娘、プリキュアの他にアイカツも好きなんだけどさ…ああ、アイカツって分かる?」
「ん、アイカツ?アイカツ…?うーん何か女の子向けのやつ?」
って思いっきりすっとぼけておきました(えー
まさか毎週録画して感想もめっちゃ長文で書いてるとは思うまい…ああ恐ろしい、女児向けアニメって恐ろしいわー



なんだか話が壮絶に逸れまくりましたが、袋とじと言えば今月発売のジャンプNEXTにも
ワールドトリガー番外編の4コマが載っておりました。4コマ多いな!しかしこっちはネタに縛りがないせいか
さっきのサンタ4コマよりギャグが切れてる感じがします。これが葦原先生の実力だよ!(えー
トリガーの4コマはこれの他にもう1つあるので、興味ある人はジャンプNEXT買うのがよろしいかと

ちなみに他の漫画ではソウルキャッチャーズなんかも載ってました
内容としては、主人公の神峰と邑楽先輩って恋愛フラグ立ってるよなーと再確認するような感じ。
やっぱりこの漫画のメインヒロインって邑楽先輩なんですかね
学園モノの漫画で、先輩キャラで姉御肌でしっかり者で女王様っぽいキャラがヒロインって
かなり珍しいパターンですよね、しかし珍しいだけにガチでくっついたらかなり面白いと思うけど



あとは磯兵衛がニセコイの楽にキレてました、まあ気持ちは分かる(えー
磯兵衛については毎週楽しみってほどではないけど、なんか読んじゃう独特の味わいがあるよね
今後もスルメのような漫画として続いてくれることを祈っております


■食戟のソーマ 第53話「寒い国からやってきた男」


『ウフフ、まるで狂犬ね…』

『…』

『アナタはまだ知らないのよ、広大な美食の世界を…』
 

『それを見せてあげるわ。この私についてくるならねっ』

さて今回のソーマですが、冒頭からいきなり回想でアリスとお付きの男の出会いの瞬間が描かれております
ふむ…お付きの男ってこんな風に、野良犬みたいな暮らしをしてたところをアリスに拾われたのか…
やけにアリスに忠実な奴だから、由緒正しい主従の家柄なのかと思ってましたが、そんなの全然関係なかったんですね
だったら少しくらいアリスに欲情するとかないのかなぁこいつは(えー
今のところ完全にただの付き人だしなぁ、家柄とか関係ないならガンガン欲情すればいいのに:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ハイだめね。こんな品に点数つけろって言うわけ?」

「あ、あのぉ…ひ、評価のポイントは…?」

 

「聞こえなかった?だめって言ったのよ」

「ひぐ…!」

そして回想シーンが終わりとなりますが、今回の描写はソーマ達のいるA会場がメインの話のようですね
前回まではB会場の話で、双子の片割れのおりえが審査員をやってましたが
こちらではなつめBBAが審査員の会場であります。このBBA、どうやらおりえ以上の辛口審査員のようで
「この料理食するに値せず!!」とズバズバ0点を出しまくっているみたいですねえ

《では…つ、次の方、黒木場リョウ選手お願いします!》

「(ぽけー)」

そんな中ついに出てきたお付きの男…っていきなり名前が公表されとる!?黒木場リョウって!?
お前そういう名前だったんか!というか今までずっと名前が秘密だったから、何か理由があるのかと思ってましたが
特に何もなさそうだなー(えー  秘書子もそうだけどなんでこんなに引っ張ったんや!

「薙切アリスのお付き…どんな料理作るんだろ、授業の品しか見たことないなぁ…」

キラキラキラキラ

「おぉ…!」



そんな黒木場リョウの伊勢海老カレーを見て、感心しきりのチョビヒゲのオッサン。
どうやらこの人が、B会場で審査員やってた関西弁のオッサンみたいな立ち位置になりそうですかね
それにしてもこの伊勢海老はなんかこう…虫みたいでちょっと引くもんがあるな…
なんていうか俺も30歳になってみると、虫に対する嫌悪感がすごい増してきちゃったんだよなー
どうしてか分からないけど、10代の時より明らかに虫が苦手になった気がする。そういう本能ってあるんかな

「ふん…伊勢海老カレーを出す店なんていくらでもあるし、ただの魚介カレーじゃ話に…(ぱくっ)」

(…!?い、一体なんなの!?今の香りの正体は…!)

「くっ!(もぐもぐ)」

「おおお!おりえ様が初めて2口目を!味は…どうなんだ!?」



「ふにゃああああ…」

ってなにー!?伊勢海老カレーを食った途端、あの憎たらしかったなつめBBAがふにゃふにゃに!
可愛いじゃないかなつめ!こいつババアだなと思ってたけど!(えー
この可愛さはあれだな…ブレンパワードで言うところの

いやさぁ…
ババアなんて
馬鹿にしてたさ…がね?
いやぁ
味わい深いって
感動したぁ!!
(えー

「コニャックの香りがここまでカレーを引き立てるとは…
 これは見事な伊勢海老のフレンチカレーだ!」

「やっとまともに評価される品が出たな、アリスの腰巾着なだけはあるってことか」

「でもよー…あの料理って、ほんとに今のでおしまいか?」

「え?」

そんな黒木場リョウの伊勢海老カレーを、「それなりにやるじゃねーか」と余裕の表情で眺めていた肉魅。
しかしソーマは「まだあいつの料理は終わりじゃない」と、ここから先があることを直感的に見抜いていました
実際、黒木場リョウは再びバンダナをつけて、伊勢海老カレーに最後の仕上げを…

ギ ン!!



「まだだ…!試食を終えるのはまだ早いぜ…!」

って「ギ ン!!」のシーンは毎回変わらねーのかよ!
なんやこれは!このギンはアニメで言うところの変身バンクなのか!?(えー
ともかく黒木場リョウが仕上げのために取り出したものは…

「む…スポイト?どうやらこの中身もコニャックのようだが…」

「まだ味わってない部分があんだろ?伊勢海老の頭ん中…海老ミソだよ。
 コイツを数滴垂らしてからミソをじゅるっとすするんだよ…
 それが一番美味い食い方なんだ」

「すすれですって…!?そんなはしたない真似、できるわけないでしょ!」

「何すましてんだ?」
 
「なっ…何ですって!?」

「本当は今すぐむしゃぶりつきたいんだろ?」

そんな最後の仕上げとは、海老ミソにコニャックを垂らしてからじゅるじゅるすすって食えというものでした
品のない食べ方を強要されて声を荒げるなつめですが、しかし実際はハァハァと赤面しながら
「くやしい…でも…」とむしゃぶりつきたい気持ちが抑えられずにいました

「このコニャックと海老ミソをすすってから、
 もう一度ルーとサフランライスをほおばってみろ…
 さっきまでと比べ物にならねぇ美味さだからよ…!」

(さ…さっきよりもっと…!?)

 

ぢゅるるるるるる!!ガツガツガツガツ!

「(ビクンビクン)あああああっ!!」

そんななつめにトドメの一言を食らわす黒木場リョウ!「さっきより比べ物にならないくらい美味いのになー」
つぶやくと、もうなつめは理性もクソもなくぢゅるぢゅる吸ってガツガツ食ってビクンビクンあえぐという
はしたなさ全開の姿を晒してしまいます、そして…

(ほとばしる海鮮の美味と、奥深い木々の芳香が混ざり合い…)



(意識が…飛ぶっ!!)

宇宙に飛び出したー!!
なんやこれは!あまりの美味さに宇宙船のパイロットになって飛び出していったなつめ!
はっ(゜д゜ )そうか、ブレンパワード的に言うならほとばしる海鮮と奥深い木々のオーガニックエナジーが
オルファンに宇宙旅行をさせて
なつめをメッセンジャーボーイにしたのか!(えー

《黒木場選手…93点!!》

「…!」



そんなわけで93点という高得点をマークした黒木場リョウ!この結果にはお嬢様も目を丸くしております
93ってことは秘書子の92点より高得点を取っちゃったわけだしなあ
これ絶対後でアリスからなんか言われそうだよね(えー
審査員が違うから同じ基準では語れないんですけども、そんなことお構いなしにアリスのスーパー自慢タイムになりそうな予感

「物心ついた時…俺はもう放り込まれてた。
 食の戦場になぁ!ヌルいぜここは!」

「アイツの93点を越えられる奴なんて…出てくるのか!?」



そしてラストシーン、思いっきり勝ち誇った黒木場リョウの場面で幕となります
「93点を越えられる奴なんて出てくるのか!?」ってことですけど、
わりと普通に何人か越えてきそうですよね(えー

まずソーマと葉山の2人は確実に越えてくると思う。俺の予想だと葉山が97点でソーマが96点あたり
肉魅、榊さん、伊武崎あたりは難しいかもしれないね…肉魅86点、榊さん88点、伊武崎90点くらいと予想
そしてやっぱり最後は丸井ですよ。こいつが最終的にドカンと凄いことをやらかしそうな気がする

例えば、丸井を残して全員の点数が出揃った後に、誰からも注目されてない中で丸井が99点とか途方もない点数を取って
「おやおや100点かと思ったんですがねぇ…僕もまだまだ修行が足りないようで」とか
余裕のコメント残して予選突破とかな(えー

・丸井はソーマと葉山の勝負までついて、「これで8人決定か」みたいな空気になったとこで
 更に2人を上回る得点を叩き出して「まさかあの丸井が!」みたいな展開になる今シリーズのダークホースと見た
 参加してるネームドキャラの中でただ1人だけ調理シーンの描写がなかったのはおそらくその伏線じゃないかなー by はんぺら

やはりはんぺらさんも丸井最強説できたか!
ここまで来たらただのネタキャラで終わるとは思えないんだよなー、果たして丸井にはどんな秘密があるのか…

それと今回の話読んでて思ったんですけど、黒木場リョウの性格って

鉄鍋のジャン!のジャンにすげえ似てるよね
この俺が最強なんだよざまあみろと言わんばかりの態度、なんだかジャンを思い出すよなーと感慨にふけってしまいました
黒木場リョウがなつめに「オラむしゃぶりついて食えよ」って凄むシーンも
ジャンが大谷に対して同じことやりそう。マジやりそう

こうして画像並べてみるとひどいな!なんて凶悪な料理人どもだ
ジャンはこのぶっとんだ性格で主役張ってたっていうんだから、チャンピオンってイカれてるよなー(えー  次回に続く!

(C)西条真二/秋田書店






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