■食戟のソーマ 第80話「勝負の条件」




さて前回、美作に無惨なまでの完全敗北を喫し、メッザルーナもまんまと奪われてしまったタクミ。
その光景に吉野やファンクラブの子たちは大ブーイングを巻き起こしますが、何を言ってみたところで勝敗は覆りません
結局この苦い敗北を受け入れるしかなく、お通夜みたいなムードで全員落ち込んでしまうことに…

「タクミくん…ショックでしょうね…」

「励ましてやりてぇけど、なんて声かけたらいいか…」

「…」

「創真くん…」

「帰る」

「へ!?」

ってなにー!?しかしそんな重苦しいムードの中で「とりあえず俺は帰るわー」と言い出すソーマ!
ソーマお前ってやつは!今のタクミに何もかける言葉がないとは…
むうしかし、よくよく考えてみたら、今のタクミからすると一番合わせる顔がない相手がソーマだろうから
この場でソーマが一番すべきことは、タクミに会いに行くことじゃなくて
何も見なかったことにしてさっさと帰ることなのかもしれないな…(えー

「(すたすた)」

「ね、ねぇちょっと幸平!」

「タクミに声かけなくて本当に良かったのかよ!?」

「(ガチャ)…ん?鍵が…」



ってああーー!?「ただいまー」とソーマが自分の部屋に戻ってきたその時、
「おかえりー」とすでに部屋で待っていた美作!合鍵なんて作りやがってこのストーカー野郎!
吉野たちは激怒してさっさと追い出せと言いますが、あんまり気にしてないソーマは
「じゃあビーフシチューでも食うか」と、作り置きのビーフシチューを美作と一緒に食うことにします

「(もぐもぐ)先ほど二回戦の対戦カードが決まったぜ」

「(もぐもぐ)ほー」

「ぶつかるのは黒木場と葉山…そして俺とお前だ、幸平」

なんと早くも二回戦の情報を仕入れていた美作、今度の戦いは黒木場vs葉山、美作vsソーマの試合となるようです
まあ美作は元々ソーマを潰すための刺客なんだし、この美作vsソーマのカードになるのは必然ですよね
そして一方の黒木場vs葉山なんですが、どっちが勝ちそうかと言われるとやっぱり葉山の方でしょうか?

葉山にはカレー勝負でソーマと決着がつかなかったという因縁があるので、
やはり決勝の舞台でハッキリとケリをつけるという流れになりそうな気がします
もしくは、黒木場がその因縁をも上回る何かを発揮して勝つか…まあそれは大穴展開かな
やっぱり本命は決勝でソーマvs葉山の展開でしょう

そんな準決勝の試合、開催されるのは1日後ではなく1週間後になるみたいですね
そして2試合ともお題は「洋食のメイン一品」だそうですが…

「ふーん、それをわざわざ言いに来たわけ?」

「分かってんだろ…?やろうぜ食戟。お前がいつも使ってる出刃包丁、
 俺が勝ったらそいつをもらう。俺の見立てではかなりの業物だ、
 定食屋の倅が持ってるのが不思議なくらいのなァ」

「…」

そしてやはりソーマ相手にも食戟を挑んできた美作、今度はソーマの出刃包丁を賭けろと言い出しますが
しかし気になるのはソーマの包丁はどえらい由緒正しい品だと美作が言ってることですね
そいつは意外な…ソーマの包丁って今まで意識したことなかったですが、そんなイイものをずっと使ってたのか
ソーマの親父は「由緒正しい」って感じがしないから、母ちゃん関連で入手した包丁とかそんなんですかね?
ともかくソーマが賭けるのはその包丁、そして美作は入手したばかりのタクミのメッザルーナを賭けることに…

「哀れだよなァあのイタリア男、幸平との決着を果たす前に大敗北しやがった!
 料理人としての将来も誇りもズタズタだ!」

「…」

(どんなことで怒るのか…そこを押さえられれば他人の人格を掴むのはたやすい。
 タクミ・アルディーニがその最たる例だ、お前もだぜ幸平ァ…!
 お前が本気で怒るポイントは熟知してる、自分が認めた者への侮辱は絶対に
 見過ごさない!お前なら絶対にメッザルーナを取り戻そうとする!絶対にだ!)

そしてタクミを散々コケにしながらメッザルーナを見せつける美作。わざとソーマを怒らせる気満々ですが、
どうやら美作が相手を分析する際、どんなことで怒るのかをハッキリ知ることが一番重要だと思っているようです
タクミの時も執拗に挑発を繰り返して怒らせていたわけですが、その時の美作の表情というのが



こんなんだったようです。とんだドMだなお前は!(えー
もはや分析とかより先に怒られるのが快感でもうたまんないって顔してんぞこの変態野郎!
美作のやつ乙女でホモでヤンデレでストーカーでドMってどんだけイカれた性癖してんだよ!

「んー…まぁ残念は残念だよ。せっかくの大舞台だし、タクミとやりあえたらって思ってたからさ。
 でもタクミはこんなことじゃ潰れねぇ。
 それともうひとつ、可哀想なのはお前だよ美作」

「…なんだと…?」

がしかし、美作がいくら怒らせようとしても、淡々とした様子で受け流してしまうソーマ。
美作に対してソーマは、怒りの感情よりもむしろ哀れみのほうを強く感じているようです
それってやっぱりあれでしょうか、あまりにも美作の性癖が変態すぎるのを散々見せられたせいで

もうてめーには
何も言うことはねえ…
とてもアワれすぎて…
何も言えねえ

(C)荒木飛呂彦/集英社

 

と、無言でオラオラしたい気持ちになっているのでは…(えー

「食戟は受けてやる。でも俺が欲しいのはメッザルーナ1本だけじゃない、
 お前が今まで奪ってきた99本も全部よこしな」

「はァ…!?」

(どうなってやがる…なんでコイツがそんなものを欲しがるんだ…)

さらには、タクミのメッザルーナだけを賭けるんでなく「今まで奪ってきた包丁全部よこせ」と言い出したソーマ!
なぜソーマがそんなものを欲しがるのか理解できない美作、相手の人格を理解してこそ料理を完全にコピーする美作ですが、
どうやらソーマの人格を思うように掴めない流れになってきた気がしますね

「何言ってんだ…ふざけんな!それじゃ割に合わねぇだろうが!
 100本の道具に見合うリスクを背負ってもらわねぇと…」

「それじゃ、お前に負けたら料理人やめるわ」

「!?」

「料理人、やめるよ」



ドッギャーーン!!
そして飛び出したソーマの爆弾発言!美作に包丁100本を賭けさせる代わりに、
自分が負けたら料理人を完全に引退するという、自分の人生を賭けるというとんでもない大勝負を!
美作からしたら、ソーマがなぜそこまでするのかまったく理解できないでしょう

「幸平ぁーーっ!!アンタ何言ってんの!?」

「…幸平ァ…食戟の掟は絶対だ、冗談じゃ済まねえのは分かってるよなァ…!」

「もちろん…そうだ美作、ついでにお前の手間一個省いてやるよ、
 お題は洋食のメインだったよな…俺、これ(ビーフシチュー)作るから」

「は!?」

さらに、そんな人生賭かった大勝負だというのに、自分が作る品を簡単にバラしてしまうソーマ!
もはや人格を理解するどころの話じゃありません、完全に意味不明、美作にとってソーマの印象は
「まったくワケの分からない男」でしかないでしょう。だからこそソーマが勝つという流れになりそうですね
これはアカギのセリフで言うところの

このとき俺は、見た目上
無意味な要求をして呆れられていたが
情報戦という見地からは圧勝していた…

美作は俺に対して、なんら具体的な材料を
手にしていなかった…
そうしておいて攻めた…
ビーフシチューオープンリーチ…
自分の料理をわざわざ相手に教える暴挙…

美作の理論、経験則にまったく当てはまらない
解析不能の人格…美作はこの時、
ビーフシチューという情報を拾ったが
俺に対する印象はますますモヤの中…
その不気味な印象はまったく消えていない…
この時、美作は平静を装ってはいたが
内心ではかなり動揺していた…

ケツに火がついた食戟、ここからが正念場だっていうのに
相変わらず俺の姿が見えない…

包丁100本の賭かった勝負だというのに、
戦っている相手の姿が見えないのだ…
それこそが俺の狙い…
美作に明らかに見て取れる動揺…ショック…
これでこの食戟、美作の勝ちは消える…
それほど奴の疑心暗鬼の根は深い…
「何故こんな事が言える!?」
その考えこそまさに餌食…
すでに奴の読みが効く範疇を超えている…

ならいっそ、俺の料理など無視して
自分の得意料理を作ればいい…
だがそれが出来ない…これこそが奴の本質…
ただ相手の料理をコピーしようとする
拭いがたい悪癖…要するにそんなレベルの男…
この男は本当の勝負なんて
生涯できない…

つまりこういうことだと思います
美作のことを「可哀想な奴」とソーマが言っているのも、本当の勝負、本当の料理を美作が知らないからだろうな
「料理ってのは皿の上に自分のすべてを乗っけることだ。
 相手が何を作るとか、そういうことはいったん忘れろ」とソーマが四宮戦で言ってましたが
美作はそれがまったく出来ないということでしょうね。
相手をコピーするだけで、皿の上に自分を乗っけた経験なんてないから。

今度の勝負では、ソーマがそのことを美作に教える展開になるってことだと思います
とりあえず決着のシーンとしては「このビーフシチューには魔法がかけてある」
魔法のビーフシチュー作ってソーマが勝つ方に10000ペリカ。次回に続く!


■食戟のソーマ 第81話「観察者、来たる」


「タクミの試合見てなかったのかこのバカぁ!品目をバラすのはまだしも、
 負けたら料理人やめるだぁ!?目ぇ覚ましやがれー!!」

「アンタから料理を取ったら何が残るっていうのよー!!」

さて前回、美作に向かってアカギ流の心理戦を仕掛けたソーマでしたが、
それが理解できない凡夫の肉魅&吉野がソーマにあーだこーだと説教を行っていました
ククク…なるほど凡夫だ…的が外れてやがる…(えー



一方でソーマは、「料理人やめても他の人生いっぱいあるし」と実にお気楽なコメントを残していました
お前そこは「絶対に俺が勝つから大丈夫だ」とか言う場面じゃないのかよ!負けた時の話されても困るよ!(えー

そして「異議あり!」って逆転裁判ネタを入れてきたか…自分も弁護士になるとか司法試験受かる自信あるのかよソーマ!
とはいえ逆転裁判の主人公なるほどくんも、なんと大学2年になるまで弁護士になろうとは全然思ってなくて、
それまでは芸術学部に通っている役者志望の人だったんですが
大学2年の時のきっかけで弁護士を目指すようになり、そうなって初めて法律の勉強をし始めて
大学4年になるまでのわずかな間に法律の勉強を終えて司法試験に一発合格して弁護士になるという
ミラクルな経歴の持ち主だったりします。そういう意味ではソーマの方が遥かに時間的余裕はあるよな…
まさか疾駆先生はそのことを知ったうえでこの描写を…(えー

「…幸平…!見損なったぞ…!お前にとって料理は…
 そんな風に捨てていいものだったのかよ!!」



しかしそんなソーマの態度に本気で腹を立てて激怒してしまった肉魅!
うーむ…肉魅は以前、から揚げ編で真由美ちゃんと話していた時に
「遠月にはしょうもねー奴がいっぱいいるけど幸平だけは違う」と言ってましたが
さっきのソーマを見てその気持ちが完全に裏切られてしまったような思いなんでしょうな…

しかしこんな時になんですが、恵ちゃんって肉魅のこと「水戸さん」って呼んでたんですね(えー
今となっては肉魅のことを苗字で呼んでる人も珍しいよな…対して吉野は「肉魅っち」って呼んでますねえ
吉野はタクミのことも「タクミっち」って呼んでましたよね、このフレンドリーな呼び方が吉野にとってのスタンダードなんだろうか
でも極星メンバーのことは「幸平」「伊武崎」「丸井」ってよそよそしく呼んでるよね(えー
ま、まあ吉野のフレンドリーなキャラは最近になって確立されてきたから…
ソーマ達と出会った初期の頃はまだ吉野のキャラが固まってなかったから仕方ないんや…(えー

「…幸平くん、料理人をやめるなんてリスク、負うことないわよ…」

「…」

「取り戻すのはメッザルーナ1本でも…」

「それじゃあダメなんだ」

「えっ…?」

「なあ美作…俺はある意味、お前を買ってんだぜ?
 あのタクミの作る料理を再現なんて、相当な腕がなきゃできねーもんな。なのに…
 何であんなくだらねー勝負やってんの?」

「…そのくだらねぇ勝負でアルディーニは惨敗したんだぜ?
 料理人として完全に俺が上回って…」

「違うね。タクミの努力の上澄みをすくい取っただけだろ」

「…」
「可哀想だよお前…料理する本物の喜びをお前は知らない」

おお…そして今度は、なだめるように説得してきた榊さんに対して、とうとうその本心を明かしたソーマ!
「なんであんなくだらねー勝負やってんの?」「料理する本物の喜びをお前は知らない」ということで、
前回俺が書いたように本物の勝負、本物の料理を知らない奴というのが
ソーマから見た美作の印象だったようです

そして単に美作を毛嫌いしているのではなく、せっかく腕は一流なのにまっとうに料理をしないのが惜しいとも思ってるようですね
つまりシャアの言葉で言うと、「その才能を無駄に消耗しているとなんで気がつかん!!」
ってところでしょうか

「上っ面の勝ちで相手の誇りを奪うだけ…
 そんなの料理人として認めねえ。道具100本、あるべき場所に返してもらう」

「…」

「出刃1本で足りねーなら…
 俺の料理人としての全部を賭けてでも、お前を倒すよ」

か、かっこいいタル〜〜〜
「料理人の風上にも置けねえ」という堂々とした態度で、料理人のプライドにかけて
美作を打ち倒すことを誓うソーマ!包丁100本を取り戻すというのも、聖人みたいな善意で言ってるんじゃなくて
美作に持たせたままでは「せっかくの包丁が泣いてるぜ」と、
料理人としての強いこだわりがあるからこそ、見過ごすことが出来なかったんでしょう
誰かこれ録画して肉魅に見せてやれよ!(えー
やっぱり料理に対する強いこだわりと、絶対に美作に勝つという気持ちがソーマの本心だったわけですが
肉魅のやつこれを聞く前に涙目で逃走するとは…ちゃんと最後まで聞いていれば…

「さて…今日から1週間、ビーフシチューのアイデアを探って…」

ピンポーン

「ん…?誰だ朝っぱらから…」



って、そんな美作に宣戦布告した次の日、新聞部の早津田という新キャラがソーマの取材にやってきました。
うーむ…それにしてもなよっとした奴だな…俺はあんまりこういう男キャラって好きじゃないんだよなー
俺の好きな男キャラっていうと、もっとこう男性ホルモンバリバリに出てるようなタイプかな(えー
ハンターハンターで言うとゴンさんくらい男性ホルモン出てると最高なんだけどなー

「新聞部ぅ?」

「朝刊を配って回る当番でして…」

「遠…スポ?」

そんな早津田が持ってきたのは、東スポならぬ遠スポという
遠月学園でのニュースをまとめた新聞でした。要するに学級新聞みたいなもんか
その遠スポの一面トップで扱われていたのはソーマvs美作の食戟のことでした
どうやら学校全体からかなりの注目を浴びているらしく、早津田もソーマを取材したくてここへやってきたようです

それにしてもこの遠スポ、細かいところを見ていくと

「豪田林、地区大会優勝」

「四宮小次郎 三ツ星への道」

「関守平のスシ談義」

なんていう記事が載ってて笑いました、豪田林先輩なんの大会で優勝したんだよ!(えー
相撲か?やっぱり相撲なのか?あの人「ちゃんこ鍋研究会主将」ってことしか語られてなくて
相撲が強いとかそんな話題はさっぱりなかったですが、実はすごく強い人だったんだろうか
ちょうど最近ジャンプで相撲の漫画が人気出てきてるし豪田林先輩とコラボしてもいいのよ(えー

あとは関守さんも忘れた頃に寿司屋アピールしてくるよなあの人
四宮たちとは世代が違うのか、四宮とか水原さんが登場する場面でもまったく絡めない可哀想な人ですが
「寿司屋ですぞー!!ウチは寿司屋ですぞー!!」と1人でたまにアピールしてるのを見ると
なんか応援したくなるのと同時に
変な笑いが出てくるっつーか…今度のソーマ別腹でリクエスト募集の時期が来たら
関守さんの寿司屋ライフをリクエストしようぜ!(えー



そして卒業生と言えばこの人も。こんなところに求人広告を出していた乾さん
他の卒業生たちはみんな文字だけなのに対してちゃっかり顔出しとは抜け目のない!
前に叡山の読んでた資料の時とか、ちゃっかり小ネタとして出てくるオイシイキャラになったよなーこの人。次回に続く!


・初めまして。食戟のソーマの感想を探してたらここにたどり着きました。
 本戦の特に第四試合の勝敗が意外で驚いています。ところで管理人さんは気づかれてますか?
 以前の武士Cカラーの折り目が今週で明かされた準決勝対戦カードをネタバレしてるのを・・・。
 右の折り目を折るとタクミが隠れてベスト4の図になり、左も折ると黒木場と葉山、ソーマと美作のツーショットになるんですよ
 壮大なネタバレでしたねww今後もこちらの感想楽しみにしております!

どうも初めまして、この間の武士風カラーイラストが準決勝の対戦カードに見えるとのことですが、
前にも予選の時に、丸井や伊部崎たちがずらずらと並んだイラストがあって、その時に俺は
「もしかしてこれが予選突破メンバー8人で、さらに決勝での組み合わせを表してるのでは!?」という予想をしたんですが
見事なまでにカスリもせず大ハズレだった経験があるので
あれ以来イラストから組み合わせを読むとかいうことはしなくなっちゃったかな…(えー



・今回の話でタクミの株が大暴落したという意見をネットで多数見かけますが
 自分としてはソーマのように「失敗も敗北も経験の一つ」として今後更にパワーアップすると予想しています。
 というかそうならないとタクミ不憫だよ… by カービィ

・はじめまして。ソーマを語れる人が周りにほとんどいないので、こちらでの感想を見ていつも「そうなんだよな!」と
 共感させてもらってます。今回、審査員のおじいさんについて色々意見があったので私も…
 私もおじいさんについては異論ないですね。むしろ、あれだけ美作のやり方に憤慨しながらも
 評価だけは公正に行ってる部分に、流石本戦の審査員たる…と思いました。それだけに今回のタクミの結果が
 より悲惨にうつります…。あれだけ周りがタクミを応援、評価しながらも美作に票が入ったのは
 もうハッキリと美作の料理がタクミのものより上だと示されたわけですよね。原作者はここまで落とすか!と
 もうタクミ並に呆然としました笑。ここからどう話が展開していくかいよいよ見えないので来週もとても楽しみです!
 ただの個人的な感想長々と失礼しましたm(_ _)m

どちらもタクミのことを心配する内容のコメントですね。俺もタクミについては一時はどうなることかと思いましたが、
ここ2週にわたってソーマから大分フォローが入ったので、もう大丈夫なんじゃないかなと今では落ち着いております
「タクミはこんなことで潰れない」とソーマがはっきり言い切ってくれたし
それにソーマから見て美作は「本当の料理を知らない可哀想な奴」とのことでしたが
逆に言えばタクミはそれを知っている競いがいのあるライバルだと認めていると思うんですよね
なので今回負けてしまったものの必ずどこかで復活してくると思います

そう、例えば復活したタクミが、新しく生み出したデザートレシピをひっさげて美作にリベンジをかまして
美作が冷や汗を流す中


(C)久保緑郎・川合準/小学館

つまりオマエは、料理の知識も技術も豊富なだけに
何らかのレシピを与えられたら
相当なレベルでアレンジすることはできる。

だが、今回オレがそうしたように
自らレシピを生み出すことはできない。
前回のようなデザートしか作れない…
どうしてだと思う?


ど…どうしてって…?
 

と、ラーメン発見伝の芹沢サンのごとく
プロとアマチュアの決定的な意識の差を見せつけて大勝利とか
やってくれるといいなーと思ってます


■食戟のソーマ 第82話「スタートライン」




さて今回のソーマですが、前回登場した新聞部の早津田がすっかりソーマのパシリみたいになって
ビーフシチューのレシピ開発を手伝う内容となっております。まるで忠犬のようにパシリをこなす早津田について
「まあ味見役がいるのは助かるわ」と語るソーマ、一方で恵ちゃんは今回授業のスケジュールが合わないために
ソーマのレシピ開発を手伝えない
ということになってしまいました

しかし「私ちょっと授業が入っちゃってごめんね」とソーマに謝る恵ちゃんの姿は
もう本当に彼女みたいだな!そう例えば、ソーマとデートする予定だったのに急用で行けなくなった時のような
そういう会話の雰囲気に見えるのは俺だけでしょうか(えー

そして「助けが必要な時はいつでも言ってね」と言いつつも、少し寂しそうな様子の恵ちゃん。
そう例えば、恋のライバルが出現してソーマを取られてしまいそうな時の表情に見えるのは俺だけでしょうか
つまり早津田はソーマをめぐる恋のライバル…(えー

「おしっ、あがったぞ!」

「(もぐもぐ)お…!美味しいーーっ!!スゴイですよ!
 こんな美味しいビーフシチュー食べたことない!
 これもう楽勝で美作先輩を倒せるんじゃないですかぁ!?」

「やー…それはねえだろうな」

「へ?」

「このビーフシチューな、ウチの定食屋のメニューとして
 俺が初めて親父に認めてもらえた品なんだよ。
 そんでな、昨日美作に振る舞ったのも同じ品なんだ」

「!?」

その後は早津田と2人っきりになりながらビーフシチューの試作に入ったソーマ、
いきなり最初に作った試作品で早津田は大満足してますが、ソーマ的にこれは
料理人として駆け出しの頃に作ったレシピであり、さらに美作にも前回食わせたものなので
そのまま作っても勝てるものではないという…

「このレシピを完成させたのは中学2年の時…
 あの頃の俺の最高傑作だ、今の俺がそれをどこまで進化させられるのか…
 あるいは美作がさらに超えてきやがるのか…
 この味が勝負のスタートラインになる!ここからよーいドンで競争開始…
 これは俺達の、想像力のケンカだ!」

そしてソーマが考えていたことは、このビーフシチューの味をベースとして
自分と美作がそれぞれこの味をどこまで進化させられるかという
アレンジ勝負の土俵に持ち込むことでした

ふむ、お互いのスタートラインを揃えることによって、両者のアレンジ力にどれだけ差があるかを
明確にして勝負するってことですな。アレンジに絶対の自信がある美作の鼻っ柱を打ち砕くには、これが一番効果的か
あと今回、ビーフシチューの試作するシーンが大半だったんで、そこはいいやと削ったらこれだけ感想短くなっちゃいました(えー

 

それと本編以外には、読者参加企画である第2回レシピ選手権の結果発表が行われていました
今回のお題は「市販の袋ラーメンのアレンジレシピ」で、優勝者の人にはこんなソーマの描き下ろし色紙がプレゼントされたそうです
おお、今までの描き下ろし色紙の中でもこれは1,2を争う会心のイラストじゃないでしょうか
作者からこうまで力強く優勝を祝福してもらえたら嬉しいだろうなー



あとは今回、ジャンプの表紙で連載漫画の主役キャラ達が集まっているイラストが掲載されてましたが
ソーマとペアを組んでいるのは珍しく殺せんせーでした。暗殺教室とソーマが絡むことってそうそうない気がするなー。次回に続く


■食戟のソーマ 第83話「追う者と追われる者」




「俺の名は幸平創真…いつか親父を超えて、
 この店を背負う料理人になるのが夢なんだ!」

んなわけねーだろ!(えー
いきなりなんだこりゃー!!今回のソーマですが、冒頭から破壊力満点すぎるスタートになっております
商店街のみんなや真由美ちゃんに囲まれながら、ソーマごっこをしている美作の姿という
カオス極まりない状況、一体なぜこんなことになっているのかというと…



すべては美作の脳内妄想であり、ソーマをコピーするためのイメトレに励んでいたのです。コイツ面白すぎる
この間出てきたばかりなのに、美作のキャラ立ちっぷりは半端ないですなー
ヘタするとこの漫画の中で一番キャラ立ってるのが美作なんじゃないかと思えるくらいですよ

真由美ちゃんとかメガネの商店会長のことまで、とっくに調べて妄想できる状態とは流石というかなんというか
というか真由美ちゃんってソーマのこと「幸平くん」って苗字で呼んでたのね、今まで気づかなかったわ

「ダメだな…せっかくのやさしい風味が尖っちまった。
 色々試したけど、これだっていうのは見つかんねーな…なぁみつる、今んとこどれが一番ピンと来た?」

「ハイ!どれも美味しかったっす!」

「や…だからどう美味しいかとか、ここが足りないとか言ってくんねーと」

「ていうか僕、もうお腹いっぱいっす!」

「毎回毎回完食すっからだよ!」

(だめだ…やる気は感じられるけど微妙に使えねー、誰かいい舌持ってるやつは…)

一方その頃、ソーマは早津田とマンツーマンでビーフシチューの改良に取り組んでいましたが、
どうにもいいアイデアが浮かばずにすっかり行き詰まっていました。
早津田にアドバイスを求めようにも、「どれも美味しいっす!」としか言わないので
結局はソーマ1人で考えてるのと同じ状態です。「こいつ使えねーなー」とさすがのソーマも呆れ顔、それともうひとつ

ショタ妊婦としての可愛さもイマイチだな早津田(えー
ドラゴンコレクションではこんなに可愛かったのに!早津田お前ってやつは…
もっとこう思わず妊娠させたくなるくらいの可愛さというものを演出できんのか?(えー

《一緒に帰らないか、幸子》

《えっ…(どきーん)》

「えっ…!?で、出会ってまだ数ヶ月なのに、もう2人っきりで下校を…?
 ひょっとしてこの後…て、手とか繋いじゃうのかしら…
 そんな…ハ、ハレンチだわ…!(どきどき)」

そんな一方で、ToLOVEるの古手川みたいなことを言いつつ
少女漫画を読みながら悶えていたえりなお嬢様。手を繋ぐことを想像しただけで「きゃー!いやーん」と真っ赤になるほど
ウブなえりなお嬢様ですが、でもこの間の番外編の「夏休みのエリナ」の時は、手を繋いでるカップルのことを想像して

 

生ゴミでも見るような冷たい目してましたよね!?(えー
「料理以外のことにかまけてる時間なんてないわ。頂点まで駆け上がるのみ!」って
言ってましたよね!?かまけてる時間がない!?え…かまけてる時間が!?


 

かまけてる時間がない!?(えー
ちょっとちょっと!思いっきりかまけすぎじゃないですか!夏休みの決意はどこ行った!
お嬢様…夏休みから選抜までの1ヶ月の間に決意のこととかすっかり忘れてしまったんやな…(えー

「緋沙子ー!この続きは?緋沙…あ…そうだった…」

《旅に出ます。緋沙子》

「私の意見も聞かず勝手に…こういうタイプの書籍ってどうやったら手に入るのかしら…
 お爺様の書斎でも見たことないし…」

そんな少女漫画の続きが気になるお嬢様ですが、いつもなら世話をしてくれる秘書子が
「旅に出ます」と書き置きを残して去ってしまったために、どうしていいのか分からない状態でした
秘書子は葉山に完敗したことが相当ショックだったみたいですなー
それにしても「この少女漫画ってお爺様の書斎でも見たことないわ」って逆にあったら恐いよそんなの!

(いつもは緋沙子が…緋沙子がいてくれれば何でも用意してもらえたから…
 私が望む時いつでもそばに…)

リンゴーン

「はっ…!?もう緋沙子ったら!やっぱり私のこと分かっているわね!
 待ってたわよ!!」



「よう、良かったら味見してくんね?」

「…幸平創真ーーーー!?」

って、その時家の呼び鈴が鳴ったのを聞いて満面の笑みで玄関に飛び出すお嬢様!
なんという晴れやかな表情!これほどまでに秘書子に心を許していたとは、可愛すぎだろお嬢様
しかしお嬢様がにこやかにドアを開けてみれば、
「かわいい女の子だと思った?残念ソーマちゃんでした!」
そこには味見を頼みに来たソーマの姿が…

「ふ、ふざけないで!いいこと!?厳格な規約のもと、ふさわしい人物であるかどうか
 審査を受け…莫大な契約料を支払わなければならない!
 私の味見はそれほど価値があるものなの!」

「マジか…みつるお前いくら持ってる?」

「え〜!僕もお金出すんすか!?」

「君たちのポケットマネーで足りるわけないでしょ!」

しかし当然ながらブチ切れてソーマの味見をしようとしないお嬢様
神の舌なだけあって、ただ味見するだけでも相当な金を取るみたいですね
ソーマ達のおこづかい程度ではまったく支払えない額の大金のようで…

「と、とにかく…君の相手をしてる時間はありません、私は忙しいの!」

「忙しいって、漫画読むのに?」

「はっ!?」

「あ、それ流行ってるやつですよね!」

「き、君たちには関係ないことよ、さあお引取りを…」

「それ確か、極星寮の誰かが持ってたなー全巻」

「!?」

「まあ断られたら仕方ねー、ふみ緒さんとかヒマしてねーかな」

「待ちなさい!」



って、「極星寮にその漫画持ってる奴いたなー」という言葉に目がくらんで
やっぱり味見をすることにしたお嬢様!あうあうと赤面してる姿が可愛いのう
それにしても極星寮の一体誰が持ってるんでしょうね、本命はやはり恵ちゃんあたりでしょうけど
ここは意外と丸井あたりが持ってる可能性もあるかもな…(えー

「ふうん…これが試作中のビーフシチュー?」

「おう、牛バラ肉をパセリ・ローリエ・タイム・エストラゴンの香草で煮込んだ。ほろほろと崩れるまでな。
 デミグラスソースも自家製のものだ、隠し味は…」

「白味噌ね」

「!」

「見くびらないでもらえるかしら…その程度食べずとも分かります」

そしてソーマのビーフシチューを前にしたお嬢様ですが、ソーマがとっておきの隠し味として使用した白味噌のことを
食べるまでもなくあっさり見破ってしまいました
さすがはえりなお嬢様…ちなみに早津田がこのビーフシチューを食べた時には
食べた後でも白味噌のことに気づかなかった
んですけどね
やはりお嬢様は、早津田よりも遥かにアドバイザーとして優秀なようです



そして料理を前にした途端にこの真剣な面構え、さっきまで少女漫画のことばっかり考えて
あうあうあーしていた人だとは思えません(えー

モグ…

「どうですか!?メチャクチャ美味しいっすよね!?僕もう本当に感動しちゃって…」

「ダメね…庶民相手の料理店ならばこれでいいのでしょうけど、
 君が臨むのは美食の祭典なのよ?それに出す品としては話にならない」

「…」
「滑稽だわ、このお題のことを何も理解していないのね」

ああ、そして味見の結果、ソーマのビーフシチューをケチョンケチョンにダメ出しするお嬢様!
「こんな庶民の料理じゃ、美食の祭典に出す品としては話にならない」…うーむ、しかしお嬢様って
1回戦の弁当対決の時もこんなこと言ってなかったか?(えー
あの時も「美食の祭典にふさわしい弁当は、君の得意なB級グルメとは一線を画すものなのよ!」と言ってた気がしますが
結局は庶民向けののり弁当作ってみたら大好評だったし、そうなるとお嬢様のアドバイスとかあんま聞く意味ないかもな…(えー



そんな今回のラストシーンは、堂島さんが選抜の審査員に招かれた場面となっております。
ほうほう、今までは最強ジジイ以外は小者臭の漂うメンバーが集まってましたが
ここで堂島さんを引っ張り出してきましたか。それはいいんだけど水原さんも呼んでくれねーかな…呼んでくれねーかなー(えー



それと今回、読者参加企画のラーメンレシピ選手権で、2位と3位の人へ送る色紙が公開されてました
それぞれタクミとお嬢様をリクエストしたのかぁ。タクミを頼む人多いなぁ、あとお嬢様がリクエストされたの初めてですよね
今までは多分タクミが2回、肉魅が2回、恵ちゃんが1回、ソーマが1回、お嬢様が1回リクエストされた気がするな
ところでそろそろ水原さん頼んでもええんちゃう?なぁ?(えー  次回に続く!

・秘書子へのデレとソーマへのツン、これらが対比となってていいなと思いました。
 久々のえりなお嬢様登場回として申し分ない。



今回のお嬢様は非常に良かったですねぇ、お嬢様は普段あんまり出番ないけど
たまに出てくるとドカンと印象的な場面を残していきますね、俺的にお嬢様の外見の可愛さはマジ半端ないというか
正直言ってソーマの感想を書き始めたのもお嬢様の見た目が可愛いからだったので
それがこうやって行動も伴って可愛くなるともはや鬼に金棒と言いますか、やっぱお嬢様は格が違うなーという気がしますね

あと今回の話ではじめて早津田の必要性に気づいたといいますか、
これまでは早津田って何のためにいるのか分からないなーと思ってたし、
「ソーマの相棒」という恵ちゃんのポジションを奪っているので、正直邪魔かもなーと思っていたんですが

でも今回ソーマがお嬢様に会いに行ったのって、早津田が役に立たないからという
理由があってはじめてお嬢様を頼ったわけだし、これが恵ちゃんだったらそれなりに役に立ってしまうだろうから
それじゃあお嬢様に会いに行く動機がなくなってしまうと思うんですよね

つまりは今回こうしてお嬢様の可愛い描写を用意するために、早津田を登場させて恵ちゃんをいったん引っ込めたのかなと。
このへん疾駆先生がすべて計算ずくでやってたらすごいよなー、今回のお嬢様は大満足の内容だっただけに。



・レビュー見て気づきましたが「巻末に番外編なんて載ってるせいで〜」って
 ソーマの8巻の構成に似てませんか? by GEN-O

・こんにちはッス大志さん!今週のソーマ、お嬢様が読んでた漫画ですけど、「8巻でタイトルが心をのせる」
 「巻末に番外編があって本編が気になるところで終わってる」って、完全に自虐?ネタですよね!
 ソーマも8巻タイトルが「心をのせる」だったし、3巻で番外編があって気になるところで終わってたし… by ハルキ

ふむ、確かに今回お嬢様が読んでた本の題名は「心をのせて」、これはソーマ第8巻のタイトル「心をのせる」にそっくりだし
あと番外編が載ってるせいで本編がいいところで終わってるっていうのは
これも多分8巻のことを言ってて、8巻のラストはソーマvsアリスの戦いの最中に
「お前も味わってけよ、美味しさとその先にあるものを!」って
ソーマが料理を出そうとするシーンで終わるんですよね
その後に収録されているのが番外編「夏休みのエリナ」なので
「おいおいこれからソーマが料理を出そうって時になんだよ!」って思う人がいるかも…という自虐ネタだったんですね
コメントで言われてから俺も初めて気づきました


■食戟のソーマ 第10巻感想




11月4日は食戟のソーマ10巻の発売日でしたね、いよいよソーマの巻数も2桁の大台に乗ったわけですが
そして何より驚きなのが今回の表紙!まさかの丸井&伊武崎!!
おいおいおい!ちょっと待て丸井&伊武崎って…この間9巻が出た時、俺が書いた感想で
「このところ極星メンバーが表紙になることが多いから、次の表紙は丸井&伊武崎だな!」なんてジョークで言ってたんですが
まさか本当に表紙になるなんて思わねえよ!(えー

マジで丸井が表紙になる日が来ようとは…だ、大丈夫かほんとに!?主役のオーラがないけど大丈夫か!?
ものっそい凡人丸出しな顔してんな丸井…この表紙で客引きをするのはちょっと苦しいか

だがしかし。実はそんな表紙については、ある秘密が隠されているんですよね。その秘密というのがこれです



じゃきーん!サイキック・リンク!!(えー
そう、デュエルマスターズで言うところのサイキックリンクに対応している表紙であり、
この間の9巻と並べることで、2枚で1枚のサイキックスーパークリーチャーになるという:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

冗談は置いといて、9巻とあわせて1つのイラストになるように考えられていたんですねぇ
すでに9巻の時点で伊武崎の腕がちゃんと描かれてたということには驚きました
これはなかなか面白い試みだなぁ、さっきは貧相な絵ヅラだと思った10巻表紙も
こうして並べて見ると壮観に見えますよね、つまりは9巻と10巻どっちも欲しくなるよな!!(えー

さらに表紙裏のおまけイラスト、コミックス1ページ目のイラストも丸井&伊武崎の図となっています。
さっきの表紙絵では凡人丸出しって感じの丸井でしたが、ここでの絵では
なんとなく腹黒さを感じさせる描写になってますね(えー
伊武崎のスキを見て素顔をガン見したり、弱者を見下すようなポーズを取ってみたり
やはり単なる凡人だけでは終わらないところが、丸井の丸井らしいところか

それ以外に今回のおまけページなんですが、超美形なタクミのイラストとか
さすがtosh先生の画力はすげえなーと感心する一方で
落書きでズバーッと書いたようなページも多かったんですよね

たとえば合鍵を渡す美作とか、ブン屋のことを語る早津田とか。
ちょっと最近こういう風に、単行本描き下ろしで全部のページを丁寧に描いてる余裕がなくなってきたのかなって
感じることが多くなってきたので、やはりtosh先生の抱えてる仕事量がもう限界に近いんじゃないかと心配してます

ジャンプ本誌でもカラーとか散々描かされまくってるますしねー
あと巻末にえりなお嬢様のおまけ漫画があったんですけど、そこでもやっぱり
トーンとかベタを最低限に減らした省エネ作画だったので
「やっぱりスケジュール相当きついんだろうな…」と思いながら読んでました

 
 

ただそれでも熱暴走するえりなお嬢様がこれだけ可愛いのは流石だなぁと。
ちゃんと満足できるページがどこかしらに用意されてるのがtosh先生の凄いところですよ

あ、そうそう、単行本描き下ろしといえば、9巻のレビューの時に
「カラカラカラ プシュー」という謎のページがあったと描きましたよね
あれの意味が分からないと書いたことについて、いくつかコメントが来てたんですが



・ソーマのカラカラカラ、プシューは70話カラー表紙の5人が立っている後ろの壁に
 落書きをしたという意味じゃないでしょうか? by 83

・こんばんは!食戟のソーマ9巻のカラカラプシューですが、次の話のカラー絵直前に彼らが使った
 グラフィティ用スプレーの描写だと思います。ヤンキーな彼らのうしろに「Syokugeki No SOMA」とスプレーで書いてあるし。
 それを書いたんじゃないかなー、と。

・こんばんわ!今回の感想も楽しく拝見させて頂きました!『食戟のソーマ』単行本9巻の挿絵で疑問に思われていた、
 「カラカラ・・・ プシュー」なスプレーイラストの件ですが、その答えは次のページの第70話表紙イラストにあります。
 大反響を巻き起こしたであろう恵や創真のヤンキー姿なイラストですが、よく見ると彼らの背景に
 「shokugekino SOMA」と書かれているのですよ。スプレーで。きっとそれを意味しているのだと思います。
 私も最初何の意味か分からなかったのですが、カラーで目にした時になんとなく印象に残っていたので、
 割とすぐに気付くことができました。(でも、単行本では白黒になってしまうので初見の方は気付きにくいかもしれませんね)

 

このヤンキーイラストに繋がってたんかい!!
そ、そういうこと!?よく見たら後ろにスプレー文字を描いた形跡があるから、そのためのスプレーだったってこと!?
うーむ、しかしコメント3人目の人も言ってますが、白黒だと状況が掴みにくいから
気をつけて見ないとスプレー文字の存在自体を見逃してしまいそうですね
かく言う俺もさっぱり気づかなかったクチでして…



ちなみにジャンプ本誌に載った時のカラーイラストはこちら。
うーむ…しかし見てて思うのは、どうしてもヤンキー化した5人の服装の方に目が行ってしまうというか
俺はどっちにしろ後ろのスプレー文字に気づかなかったかもな…(えー

しかしこういう風に単行本でカラーが見れなくなっちゃった時って、
ジャンプ買っててよかったわーと実感できる瞬間だなぁ、特にソーマはカラーになること多いしね






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