■食戟のソーマ 第93話「秋を告げる”刀”」



この回のソーマは、アニメ化発表ということで大々的にジャンプの表紙を飾ってましたねえ
描かれているのはシャンパンを構えるソーマと、ミニサイズのえりなお嬢様、恵ちゃん、堂島さん。
ってちょっと!この人選からいってなんでここで堂島さんが!?作品を代表するキャラってことを考えると
・ソーマ → わかる
・お嬢様 → わかる
・恵ちゃん → わかる
・堂島さん → !?
ってなに当然のように主役級キャラに混じってんですかあんたは!
堂島さんだめだから!ここ主役の人たちだけが映る場所だから!自重してくださいよ!
堂島さん、ここ最近は本編でやけに大人しいと思っていたら
表紙をジャックするタイミングを虎視眈々と狙っていたとは…(えー



さらに今回は巻頭カラーということで、このようなイラストも描かれております
これは主要キャラ一同がテレビに映ってるっていう光景ですね、アニメが始まるからそう描いたってことでしょう
さすがに今度は堂島さんも入ってはこなかったか…(えー

とりあえず隣のソーマを意識して照れ顔の恵ちゃんが可愛いぜ。
あと丸井は後ろの方でメガネだけの出演ですか!なんてこった丸井のやつメガネが本体だったのかよ!(えー

「面白い…黒木場リョウ、葉山アキラの試合は引き分け!両者勝ち上がり!
 決勝は3人で闘うものとする!!」

そして今回の本編ですが、前回堂島さんから提案された三つ巴の決勝について
「その提案のったわー」と最強ジジイの鶴の一声により、本当にそれが実現することになりました
その後すぐさま決勝のお題が発表されますが…
 

そのお題とはなんとサンマ。またえらい庶民的なお題だなと思いましたが
庶民性が武器のソーマ、魚介が武器の黒木場、香りが武器の葉山と、
それぞれ3人の得意分野が活かせるお題なんですね、なるほどそういうことだったか

「決勝だぁーーー!!」

「分かった、分かったから騒ぐなよ潤」

「もぉ〜〜どうしてそんな冷静でいられるのぉ!?先生は、先生は嬉しいよぉ!」



そんな葉山の決勝進出についてものっそいアホづらで喜んでいた汐見先生。
あんたそういうキャラだったんですか!?ここまで我を忘れて狂喜するとは意外だったなぁ
でもそういえば葉山って汐見先生のゼミ生だから、それが1年生最高の舞台へ行くってことは
指導してる汐見先生としても感無量ってことなんだろうか

「そーだぜ葉山、冷静なフリなんかで取り繕わねーで
 悔しいんなら悔しがればいいのに」

「悔しがる理由がないな」

「なぬ」

「決勝へ進む、優勝を勝ち取る…予定は滞りなく進んでるさ」

うーむ、決勝進出を喜んでいない葉山に対し、「悔しいなら悔しがってもいいのよ」と声をかけてきたソーマですが
葉山には「別に悔しくねーから、どうせ俺が勝つし」と一蹴されてしまいます。なんというかすごい自信家だよな葉山
初めてソーマに会った時から「どうせ俺が勝つ」って言い続けてるし。まあ実際に葉山はまだ誰にも負けてないんですけども

「はっ…勝負に引き分けたってのに、まだ格上気取りかよスパイス野郎。
 スパイスしか能がないワンパターンの料理人、もうテメェの手の内は見えたんだ。
 次で仕留める」

「…」

ああ、しかしそんな葉山の余裕ぶった態度に噛み付いてきた黒木場!
「スパイスだけのワンパターン野郎で手の内が見え見え」などと罵っていますが、おいおい
お前つい最近葉山の実力を目にした時にめっちゃビビッて冷や汗流してなかったか!?(えー
あんなブロリーに睨まれたベジータみたいになりながら、よくそれだけ噛み付いていけるなぁ



そんなミスター猛獣・黒木場については、「ウチの子がご迷惑をかけまして…」
猛獣使いアリスがさっさと連れ帰っていくのでした。ソーマと葉山がついていけない中、アリスは黒木場の扱いに慣れてんなー

「アリスお嬢…帰ったらすぐ料理勝負してもらっていいすか。
 こんな不完全燃焼のままじゃ、決勝の日まで眠れやしない…」

しかし黒木場はバンダナを解いていても欲求不満を募らせており
「アリスお嬢、すぐ相手してもらっていいすか」
性的な意味で欲求不満を解消することに…(えー
なんかこの会話エロイと思うわー、黒木場の性欲のはけ口にされるアリスみたいな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(…は…スパイスだけか…いいぜ、だったら見せてやるよ…!
 俺の料理の深奥、香りが誘う本当の世界を…!)



ああ、そんな一方で葉山は、さっき黒木場に言われた「スパイスだけのワンパターン野郎」という言葉に激怒しており
禍々しいオーラを撒き散らしながら帰宅という相当な不機嫌モードに!
そしてまだまだ葉山には奥の手があるみたいですね…さっきの黒木場戦では実力の底を見せてはいなかったということか
こりゃあ決勝になったら黒木場がメッタクソにされて惨殺される予感。
黒木場のやついちいち負けフラグ立ててばっかりだなあいつは!(えー

そしてソーマはというと、次の日の早朝に支度を整えてさっそくサンマの市場へ向かおうとしていました。行動早いのね
さらに恵ちゃんもウズウズして一緒についてくることに。おお、久々に恵ちゃんがソーマの相棒ポジションに戻りましたな
やはりこの形が一番しっくりくるというか、最近の美作編では早津田がこのポジションにいたわけですが
早津田の役割としてはやはりえりなお嬢様に味見を頼むきっかけ作りと、美作にソーマの情報を漏らしちゃう役ということで
その役目を終えたから退場したということなのだろうか(えー

今回の本編はこれで終わりですが、新たに読者参加企画として
食戟のソーマ・デリシャス人気投票なるものが開催されるみたいですね
これって何なのかというと、要するに料理を食べた時のリアクションで一番良かったのは何かっていうのを
投票する企画みたいです。ほう…とりあえず俺としてはこの間の水原さんのエロ顔を推したいところですね

ただやっぱりスフレオムレツの幼女とかも捨てがたいと思うんだよなー
この幼女のリアクションは、ただオムレツ食ってるだけなのにマジでエロすぎだったわ
あとはもこっちの超くさいカレー食った時のおりえさんとか、スタンドバトルした時の黒木場vs恵ちゃんあたりですかね

それと俺的に超大穴なのが、ジャンプNEXTのソーマ別腹で
ソーマの親父(若)の激マズ料理がやめられない女の子たちですかね



特にこの黒髪女子の方がいいんだよなー、うーむたまらん
今回の投票はジャンプについてる応募券をつけないといけないので、
ジャンプ1冊しか買ってないと1票しか投票できないのがつらいなー。うーむどうしたものか…次回に続く!


■食戟のソーマ 第94話「旬をつかむ」



さて前回、決勝で使うサンマの下見のために、魚河岸へとやってきたソーマ&恵ちゃん。
恵ちゃんと2人きりのお出かけということで、ちょっとしたデートみたいなものかと思いましたが
まったくデートとは程遠い雰囲気で魚を見て回るソーマ。お、おいこらソーマお前!
スーパーの特売を見て回るオバチャンじゃねーんだから!!(えー
ちょっとは恵ちゃんのこと意識してくださいよ!まったくなんて色気のないデートなんだ…

「ほ、他の魚はまた今度にしようよ〜、えーと、サンマサンマ…」

「お、あったぞ!ん…?」



あいつはーーー!!
なんとサンマを探していたら黒木場を見つけてしまったソーマ。なんでお前がここに!
しかもあっちも女連れで、アリスと2人きりで魚河岸に来ているようです

それにしても、さっきのソーマ&恵ちゃんは色気のないムードだなーと思いましたが
この2人はなんだか歩き方がサマになってるというか
マジにこう、デート中に街を歩くカップルってオーラ出てますね。やっぱこの漫画で一番恋愛の匂いを感じるのは
黒木場&アリスのコンビだよなー

「く、黒木場くんに薙切さん!?」

「お前らもサンマ覗きに来たのか?奇遇だなー」

「奇遇っていうか、ここにはほぼ毎日顔出してるし…」

「薙切もよく来んの?」

「ときどきだけどね、魚河岸の朝って早いんだもんっ

って、そんな黒木場はたまたまここへやってきたわけではなく、普段から毎日ここへ足しげく通っているようです
なるほどつまり黒木場のナワバリにソーマが踏み込んでしまった形になるわけか
黒木場の得意料理は魚介系ですからねぇ

あとソーマはアリスのことも「薙切」って苗字で呼ぶようになったんかい!
うーむ、今までは「薙切アリス」ってフルネームで呼んでたけど、結局は苗字に落ち着いてしまったか…
えりなお嬢様のことを考えると、「アリス」「えりな」って名前で呼ぶようになったら面白いと思ったんだけどなぁ

「やーしかし、今回は順調に試作ができそうだわ。カレーとか洋食がテーマだと
 知らないことが盛り沢山だったけど、サンマなら旬になると
 ゆきひらでも必ずお品書きに登場してたからな」

「そうなんだ!この前作ってくれた塩焼きも絶品だったもんね」

「おう!サンマにはちょっと自信あるぜ俺は!」



そんな中、「サンマなら俺も得意っすよー」と少し気楽そうに語るソーマですが
それを見るアリスの目が何も分かってない雑魚を見つめるようで
なんとも冷ややかな表情です。な、なんだこのやろー!やんのかこのやろー!

それとソーマが前に作ったサンマの塩焼きが、「5巻のおまけに収録されています」っていうのは何の話かというと
もともとはジャンプNEXTに載った袋とじ漫画のことを言ってるんですよね



そう、恵ちゃんが「箸が止まらないよ〜!」って食べてたやつ。箸が止まらないよ〜
しかしさっきのアリスの冷ややかな表情を見るに、ただ箸が止まらないだけでは黒木場には勝てないってことでしょうか

「目利きは何も見るだけじゃない…手で確かめる方法もある。こいつだ!」



ソーマは サンマソードを そうびした!!(えー
活きのいいサンマを見分ける方法として、サンマソードを装備するように持ったとき
ピンと立って真っすぐになるほど良いサンマだと語るソーマ。アリスも感心しているのでなかなか理にかなった方法のようです
特にこのソーマが持ったサンマはピンピンに立っており、じっくり眺めてみても新鮮そのもののようで
「間違いねぇな…これが今日この店で一番のサンマだ!!」と自信たっぷりに語るソーマですが…

「違うな」

「!?」

「俺はこいつをもらう(スッ)」

「え!?そ、それ!?創真くんが選んだものより少し小ぶりだし、
 お腹のふくらみも負けてるのに…」

って、「これが一番のサンマ」というソーマの判断を速攻でダメ出しする黒木場!
そして別のサンマを選んだ黒木場ですが、恵ちゃんの目から見ると
明らかにソーマのものより劣るサンマを選んだようにしか見えないようで…

「…」

「納得いかないってツラだな…じゃあ試してみるか?
 このサンマを刺身にしてみれば、どっちが上等かハッキリするぜ。
 俺とお前…どっちの目利きが上かどうかも…!」

って、この黒木場の言いように納得できないソーマは、その場で刺身勝負を開始!
より上等なサンマを選んだのはどっちか、この場で決めなければ気が済まないようです
そんなわけで黒いバンダナ、白いてぬぐいを同時装着する2人ですが
お、おいここで使っちまうのかよ同時装着シーンを!!そんなもったいない!!

前から言ってたことなんですが、黒いバンダナを普段は右手に巻いていて、料理の時だけ頭に巻くのが黒木場
白い手ぬぐいを普段は左手に巻いていて、料理の時だけ頭に巻くのがソーマ
この両者はかなり対比された存在なので、何か重大な因縁が隠されているのでは…と思っていたんですが
その因縁が最も際立つであろう同時装着をこんな練習試合みたいなとこで使っちまうなんて!(えー
うーん…やっぱ因縁とか何もなくて、似てるのは単なる偶然なんでしょうか。自信なくなってきたぜ…

「さあ…食べ比べてみろ田所恵!」

「…(もぐもぐ)…え…!?創真くんのサンマの方が…歯応えが弱い…!?」

「…!?」

「ど、どうして!?あんなにピンと立ってたのに…!
 黒木場くんのサンマの方が、身にしっかりしたハリがある!」

「それはね…サンマの硬直指数と身の強度、その違いが原因なのよ」

ってああ、恵ちゃんが刺身を食べ比べてみた結果、黒木場のサンマの方が上等だったということが明らかに!
これについてアリスから細かい説明が。さっきソーマのサンマがピンと立っていたのは
硬直指数が高いから。しかしこれは、実際に食べた時の身の歯応えには関係してこないようで
重要なのは身の強度、つまり筋肉破断強度をしっかりと見極めなければならないんだという…

「まぁ俺には理屈は関係ないっすけどね」

「何よもう!せっかく解説したのにっ!」

「モノを見て触れば分かる。どんな姿で泳いでたのか、
 活き締めした人間の技術はどうか、運ばれる際十分な量の氷が使われていたか、
 すべてが分かる。俺が魚河岸に通い続けるのは、
 少しでも間が開けば素材に対する感覚が鈍るからだ」

「…」

むう、しかし黒木場は硬直指数だ筋肉破断強度だなんて、小難しい理屈はまったく考えちゃいないようで
毎日魚に関わり続けることによって鋭敏に磨いた感覚によって判断しているようですね
そういう意味では黒木場は感覚派、アリスは理論派っていう風にまったく逆のタイプの料理人なんですねえ
アリスが黒木場に興味を持ったのは、そういう風に自分にはないものを持ってる料理人だからだろうか

「俺はそうやって生き抜いてきた。ハンパな知識で目利きする奴に
 絶対に遅れは取らねぇよ」

「さすがリョウちゃんだ、迫力が違うなぁ!あれでまだ学生とは末恐ろしいよ」

「そういえば、ついさっき来てた男の子…彼も遠月の生徒だったんじゃないか?」

「あぁ、あの褐色イケメンね!魚を見もせずに、今日出た中でも
 トップクラスの上物を選んで行ったのよ!」

「!?」

って、目利き対決で黒木場に敗れてしまったソーマですが、なんとこの魚河岸には葉山まで来ていたことが発覚!
しかも葉山の場合はやはり嗅覚がチートすぎるようで、なんと魚を見るまでもなく
匂いだけで最上レベルのサンマを嗅ぎ当てていったという…もはや犬かよお前は!

さらに葉山は今回バイクで来ていたようですが、その格好薄着すぎんだろ!!(えー
めっちゃ寒そうじゃねーか!この日はソーマが「うおっさみぃ!」と言うほど肌寒い日だったんですが
そんな日に胸のはだけた服で上着もなしにバイクってお前凍え死ぬぞマジで!
葉山のやつ無茶すんな〜…丼研の小西先輩にライダースジャケット分けてもらったらどうか(えー

そして今回のラストシーン、黒木場と葉山に目利きですっかり差をつけられてしまったソーマは
「逃げるんだぁ…か、勝てるわけがない…」と珍しくすっかり落ち込んでしまうのでした。
ソーマがこれだけ落ち込むっていうのもそうそうないよな…次回に続く!


■食戟のソーマ 第95話「旬を巡る戦い」



この回のソーマはご覧の通りセンターカラー、しかし本当にソーマはカラーで掲載される回が多いですね
なにしろ4週前がセンターカラー、2週前が巻頭カラー、そしてこの週がセンターカラーと
2週に1回はカラーで掲載されてるペースですよ!他の漫画じゃありえないくらいのとんでもないペースです
やっぱりtosh先生の筆が早くて、編集部からカラー原稿を依頼されやすいとかそういうことなのかなぁ

それとカラーといえば、この回のソーマはジャンププラスのサイトで読むと
全ページがフルカラーになって掲載されています
こっちのカラーはtosh先生が塗ったわけじゃなくて、Jネットワークスという業者に依頼して塗ってもらったみたいですけどね

本屋で売ってるジャンプで読むと白黒なので、まあ要するにiショウジョの単行本と同じで
デジタル版だけフルカラーになって読めるという特徴があるようです
せっかくなので今回の画像にはフルカラー版の方を使っていきましょうか



さて前回、黒木場にサンマの目利き対決で敗れてしまったソーマでしたが、
「まあとりあえず手に入れたサンマでも食うか」と、塩ふって焼いて食うという最低限の調理でサンマを食べていました
旬のサンマに関しては、それだけでも恵ちゃんがだらしなくよだれを垂らすくらいに激ウマなようですが
他のサンマも同じように食べてみると…

「(もぐ…)…悪くはねーけど、さっきのと比べたら明らかに劣ってる…」

「見た目の違いはなかったのに、仕上がりがこんなに違うなんて…」

「これも旬だからこそだよな…全体の美味さが底上げされると同時に、
 上等なモノ同士にも大きな差が開く…」

がしかし、さっきのと同じように旬なサンマを選んだつもりが、さっきより明らかに劣っているという印象を受けてしまうソーマ。
つまりはそれだけ目利きをするのが難しいってことですよね
同じようなサンマを選んだつもりなのに、実際食べてみると大きな差が生じてしまうと。

ソーマの目利きではサンマの良し悪しを見分けるのはそれだけ難しいわけですが、
黒木場と葉山は常に最高のサンマを見分けられるので
すでにソーマとは大きな差がついてしまっているってことですな…

(どうすりゃいい…こうしてる間にもあの2人は…)

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(予選のカレー対決で俺に追いついたと思っちゃいねぇよな幸平…
 
料理人として差は歴然、目利きの時点で明らかだ。今回倒すべき敵はただ1人…
 黒木場リョウ、お前を消し炭にしてやるさ)

-------------------------------------

(目利きで手こずってる奴なんざ話にならねえ…
 今回敵と呼べるのは葉山アキラだけ、準決勝で味わった屈辱…
 絶対に返してやるぞ葉山アキラ!!)

ってああ、ソーマが目利きで手こずっていることは葉山の耳にも届いているらしく、黒木場も前回ソーマの目利きを見ているので
もはやソーマは雑魚扱いで完全無視モードになってしまいました
お、お前らなー!主人公のことをそこまで舐めやがって!「目利きの時点で決着はついたも同然」みたいに言ってますが
ソーマだって「だいたい旬っぽいサンマ」ぐらいは分かるんだし
だいたいで選んだら運良く最高のサンマだった可能性だってあるだろ!(えー

「(じーっ)」

「創真くん、ずっとあの調子でサンマと睨めっこしてて…」

「確かにそれほどの目利きの使い手が相手となると、かなり分が悪いね…
 素材選びがもう少し対等なら、仕上がりで追いつく手段はあるだろうけど」

「手段?」

「たとえば塩ふりのタイミングだ、サンマを焼く前に塩をふるだろう?
 その後に何分置くかで味が変わってくるんだ、時間を置くほど水分が抜けて身がぎゅっと引き締まる」

(…時間…時間か…待てよ…?)

そんな中、ソーマと恵ちゃんは魚河岸から戻ってきて、ふみ緒ばあちゃんと話していました。
もはや目利きでどうにもならない以上、「塩ふりのタイミングとか工夫するとちょっと違うよねー」
アドバイスするふみ緒ばあちゃん。すると、ふみ緒ばあちゃんの言った「時間」というキーワードがソーマの中でビビッときたようで…

「(どどどどど)伊武崎ぃーーっ!!
 ここにいたか!頼む来てくれ!!」

「はぁあ…!?なんだよいきなり…」



「(どどどどど)榊ぃーー!!居るかーー!?」

って、何かをひらめいたソーマは
「おるかーーー!?よーし、おるな、いくわ!!」
西濃運輸のコピペネタのように物凄い勢いで伊武崎と榊さんのところへ突撃してしまいました
どうやら、さっきの「時間を使って工夫する」というさっきの言葉でこの2人のことを思いついたようですが…

なるほど、伊武崎の得意分野は「燻製」、榊さんの得意分野は「発酵」という具合に
2人とも時間を使って食材の美味さを引き出していくタイプの料理人ですから、
この2人の助力を得て突破口を見つけようという気のようですね

そういえば恵ちゃんも四宮とのテリーヌ対決の時に、新鮮な旨味を武器とする四宮に対して
時間を使った熟成の味で対抗したんだっけなー、今回もそういった手段を見つけられるのかどうか…次回に続く!


■食戟のソーマ 第96話「掴んだ答え」



さて前回、サンマの味を熟成させるための工夫として、榊さんの「発酵」伊武崎の「燻製」について目をつけたソーマ。
さらに今回は、冒頭の場面で肉魅にも声をかけてますが…肉魅…肉魅かぁ…
肉魅ってそこまで熟成の知識あるのか…?(えー
そりゃもちろん普通の人よりは詳しいんだろうけど、ソーマに教えられるほどなのかと言われると疑問な気がします

そういう知識に詳しそうな奴といえばそうだなあ、美作あたりに聞いてみるとか…(えー
多分料理の知識に関してはあいつはダントツだろうから…まあでもあいつが味方になったら便利キャラすぎるか
最近のソーマは困ったらとりあえず肉魅に相談という流れができている気がしますが
もしかすると疾駆先生はそういう鉄板の流れを作りたいのかもしれませんね。
たとえばソーマが何かを始める時は恵ちゃんと一緒、そして何か困った時は肉魅と一緒みたいな鉄板の展開をね

それと今回も見ての通り、ジャンププラス版のソーマはフルカラーでの掲載となっております
前回もそうだったし2週連続でフルカラーかぁ。こんな風に塗ってもらえるのはジャンプの中で毎週1作品だけなんですが
2週続けてソーマが選ばれるとはなかなか嬉しいですね

「よし!まずはみんなから教えてもらった熟成第1弾・完成だ!!」

もぐもぐ

「…美味い!どれも旨味の質が格段に進化してる!
 めちゃくちゃ良い出来じゃねえか、もうこのまま寿司にしても
 ぜったい美味いぜ!あーでも握りは難易度高すぎるか」

「…」



そんなわけで、まずは3人の持つスキルをそのまま活かした
榊さんの「サンマの塩麹漬け」、
伊武崎の「サンマの燻製」、肉魅の「高湿熟成サンマ」を作ってみたソーマ。
それを食べた肉魅はウメーウメーとはしゃいでますが、ソーマと恵ちゃんは浮かない表情です
それもそのはず、この3つのどれよりも黒木場のさばいたサンマの方が美味かった
2人は感じているようで…黒木場のサンマはただその場で切っただけでしたが、
「最高品質のサンマ」を選ぶとそこまで差がつくってことですか…

(熟成で最高のサンマを超えようとするのは無理だったのか…?
 これからは目利きの勉強に少しでも時間を使うべきか…?
 いや…現にこのサンマ、確実に旨味は強くなってるんだ。
 塩麹とか燻製とか、別の素材の力を借りて旨味を深めるってのは間違ってないはず…!
 他に何かないか…?サンマの旨味を育てる熟成の起爆剤は…!)



って、こ、これは!必死に頭を働かせて新たな熟成を考えるソーマを見て、
「あのくらいがむしゃらに料理しなきゃいけないなぁ」と伊武崎に絡んでいく榊さん!
おいおいこれって!伊武崎と榊さんの恋愛フラグ、そして「がむしゃら」というキーワードは
小説版ソーマで書かれたものじゃないですか!

その設定を本編にも逆輸入してきたか疾駆先生!どうやら疾駆先生は、小説版で書かれた伊武崎のエピソードに
いたく感動したらしいですからね、ツイッターでもこんな絵を上げて小説の良さを語っていました



俺としてもその気持ちは分かるというか、11月6日に書いた小説版の感想でも
「伊武崎の話が一番よく出来てた」と俺自身書いてますからね
疾駆先生は特にそれを感じて本編にも逆輸入してきたということなんでしょう

そういえばタクミが「高いところが苦手」とか「食品サンプルに興味がある」とかって設定についても、
小説版から本編に逆輸入されてきた設定ですよね。疾駆先生は結構そういうのを積極的に取り入れていくタイプみたいだなあ

「うぃーヒック…幸平、どうしたんだいしょぼくれて!
 そんなんじゃ試作も上手くいかないよ!シャキッとしたらどうだい!」

「別にしょぼくれちゃいねーけどさ、のんきに晩酌しながら説教かよ…」

「そういう場合は立ち止まるのも大事だよ!ほら座りな!」

「んなこと言っても、ゆっくりしてる時間なんて…ん…!?」



「愛してるぜふみ緒さん!!」

とその時、酒をかっくらって酔っ払っているふみ緒ばあちゃんに出くわしたソーマでしたが
突然「愛してるぜ!!」と抱きしめたくなるほど重要なヒントをそこで掴んだようです
果たしてソーマはふみ緒ばあちゃんの何を見てそう思ったのか?
それにしても愛してるとか言いながら抱きついてるこの光景は
肉魅あたりが見たら発狂しそうだな…(えー

あとこういう婆ちゃんキャラと「愛してるぜ」というフレーズといえば
ピンポンのオババをなんとなく思い出しました
まあオババは他人から愛してるぜって言われるんじゃなく、自分から口癖のように言うキャラでしたけどね

(これなら行けるかもしれねぇ…!)

(幸平創真は今日も魚河岸に来ていない…ここ数日ずっとだぞ…
 勝負を投げたのか?いや…)



そしてついにソーマは黒木場たちに対抗できる何かを掴んだようで、それからは部屋にこもって
味を仕上げていく作業に没頭していました。一方で黒木場と葉山は、毎日ずっと魚河岸に通っているようですが
まったく姿を現さないソーマに対して警戒心を強めており…

っておいおい黒木場&葉山、前回の話では「幸平とか目利きもできないクズだからあんな奴相手になんねーわ」って
ソーマのことまったく眼中になかったよな!?(えー
決勝は葉山と黒木場の一騎打ちみたいなもんで、ソーマは相手にならないカスって2人とも言ってたよな!?

それが今回になっていきなり「幸平はそんなタマじゃねぇ」とか言い出すとは…おいおい
前回のお前らに聞かせてやりたいよそのセリフを(えー

《今から調理開始の時刻まで準備時間となります。選手は食材や調理器具を運び入れてください》

「…(スッ)」

「おおお…!御覧なさい2人のサンマを!光り輝いておるぞ!」



そしていよいよ決勝戦の日、会場に大観衆が集まる中、黒木場と葉山は
誰の目にも明らかな極上サンマを用意してきていました
そう、誰の目にも明らかな極上の…って、ちょ、ちょっと待って下さい

極上のサンマは素人の目では良い品かどうかさっぱり分からないというのが
ポイントなんじゃなかったんですか!?だからこそ目利きが必要で、ソーマはそこで苦戦しているという話だったわけですが…
お前ら2人とも誰の目から見ても美味そうなサンマ調達してくるってどーなのよ!
目利き関係あるんすかそれ!関係あるんすかーー!!おいーーー!!これぐらいならソーマにも選べたと思うわ…(えー

「くっ、やっぱ2人とも極上のサンマを選んできやがった…!」

「創真くん…」

そして肉魅や恵ちゃんが不安がる中、いよいよソーマのサンマがお披露目されることになります
最終的にソーマがどんな工夫をしたのかは肉魅たちも知らないようで、
固唾を呑んで見守っておりますね。そしてソーマが取り出したサンマの姿とは…



う…うんこだこれーー!!
こ、この茶色くて汚いものは!うんこだこれ!見た目的にうんこだこれーーー!!きったねえええーーー!!
そんなわけで、ソーマが取り出した秘密兵器とはまさかのうんこまみれなサンマでした
これは蒼穹のファフナーのOPを大音量で流したくなりますね。糞にまみれた〜♪(えー

というかこれはね、フルカラーで描写されてしまったのがある意味不幸だと思うんですよ
白黒ページで見る分には、別にうんことかそんな風には全然見えなかったので…



実際にこれが白黒ページでの描写になります。なんだか白い粉がかかってるように見えるというか
「小麦粉か何かかな?」って印象になりますよね、少なくともうんこではないな(えー
これに関しては白黒だけで見た方が幸せだったかもしれん…

・ソーマの持ってきた「もっさりサンマ」の正体、アレは糠サンマというサンマの糠漬けです。
 先日食べる機会があったのですが、「ワシが二十ウン年間毎年食っていたサンマはなんやったんやー!」ってぐらいの
 美味さでした。糠臭さは全く無く、塩辛さも無く、味はあくまでサンマであるものの、身の柔らかさと旨味が
 格段にランクアップしていました。例えるなら・・・そう!サンマのメガシンカや!! by まんま御殿

そんなソーマの秘密兵器について、「サンマのぬか漬け」と一目で見抜いていた人がいました
やっぱりうんこじゃなかったんですね!(えー
さっきの「愛してるぜふみ緒さん!」の場面で、ふみ緒ばあちゃんはキュウリの漬け物を食べていたので
それを見てぬか漬けが閃いたってことでしょうか

それにしてもこのコメントによると、サンマのぬか漬けは相当に美味いみたいですね
俺は食ったことないからいまいち味が想像できないけど…その辺のスーパーとかじゃ買えないだろうか



そうそうそれと、このあたりの話の時にジャンププラスでソーマの描き下ろし漫画が2ページ分公開されてましたね
内容としてはサンマのことで悩むソーマが、夢の中で世界ふしぎ発見に出演して
スーパーひとしくんをボッシュートされデレッデレーされる
という内容になっております

えらく懐かしいネタだなーと思ったら、世界ふしぎ発見って今でもちゃんと放送してるんですね
気がついたらここ何年か見てなかった…今でもスーパーひとしくんをボッシュートしてデレッデレーとかやってるのかなぁ
せっかくだから今度見てみるか…次回に続く!


今日は幕張メッセのジャンプフェスタに行ってきました。
お目当てはもちろん、食戟のソーマのイベントが行われるジャンプスーパーステージですよ
午後3時からイベント開始ということだったので、その30分くらい前の2時30分ごろに幕張メッセへ到着しました
まだイベントまでには少々時間があったので、軽くフラフラと会場内をうろついてみたんですが…

!?

え、ちょっと…10時40分から「附田祐斗先生×キャラクター相関図」って何これ!?そんなんあったの!?ねえ!?
ジャンプスーパーステージは3時からだけど、それとは別にジャンプブースっていうのがあって
そっちで附田先生がソーマのキャラについて語ってたの!?ねえ!?そ、そんな…
そんなことがあああああああああああああ!!
うわああああああああああ!!めっちゃ聞きたかったやんか…めっちゃ聞きたかったやんかそれええええええええ!!
あああああ!ソーマのキャラって、お互いにどう思ってるか具体的によく分からないところがあるし
それが原作者の口から聞けるなら何よりの機会だったろうに…いやああああああああああああ!!

考えるだけで
こんな顔に
なりそうだ…
(えー

ああ…泣きたい…泣きたいわ…誰かこの附田先生のイベントを見に行った人はおらんだろうか…
おらんよなああああああああああああ(えー
俺が自分で行くべきだったんや…もはやジャンプスーパーステージとか頭から吹っ飛ぶ勢いでショックですよ

何しろジャンプスーパーステージの方は、そもそもニコ生でいつでも見れるし
あれって主にソーマのアニメ情報を語るイベントだからね…
俺の中ではアニメ情報ってオマケみたいなもんで、原作の方がずっと気になってるから
そういう原作の話をガッツリ聞けるのは附田先生1人のイベントの方だったわけで…

それに時間を比べてみると、ジャンプスーパーステージのイベントが30分、そしてこの附田先生のイベントも30分。
どっちも同じですが、ジャンプスーパーステージの参加者は附田先生、森崎さん、それにアニメ声優4人という構成で
その6人が均等に喋ってるという感じでした。つまり附田先生の話が聞ける時間は単純に考えて6分の1。てことは
附田先生1人のイベントは、ジャンプスーパーステージの6倍もの価値があったってことじゃないですか!
そ、それを見逃したというのか…俺はそれを見逃したというのかあああああ!!嘘だろおおおおおおお!!


うわああああ
ああああああ!!

ワアアアアアア
ヒイイイイイイ
ウワアアアアア!!
(えー

悲しい…悲しすぎる…考えれば考えるほどに我が身を引き裂きたくなってくる…
いっそジャンプブースになんて立ち寄らなければよかったんや!
そうすればこんな附田先生のイベントがあったことなんて知らずに済んだものを!
知らぬが仏とはよく言ったもんですよ…ちくしょおおおおおおおおお!!!あああああああああ

あ、でも傷心の気持ちでフラフラと会場をうろついていたら、たまたま肉魅のコスプレしてる人がいて
その人すんごいおっぱいでかかったのでそれは見て良かったと思います(えー
肉魅が初登場した時の格好してたんですが、あれは凄かったわ…本人が巨乳だから出来るコスプレって感じで
もう見た目のインパクトすごいのなんの。胸がほんとバインボインで最高だったわー(えー

・アニメソーマのキャストについてとスタッフについての情報来ましたね!
 ソーマ役は松岡さんでしたね。ソードアートオンラインのキリト役などで有名な人ですよ。
 大志さんの知ってるアニメだと、ジャイロゼッターのシュンスケ役とかでしょうか。
 個人的には好きな声優なので、結構嬉しいです。
 アニメーション制作会社も判明しましたが・・・・・・まあ・・・・・・

それと結構前に来てた、アニメ版ソーマのキャストについてのコメントを今さらご紹介。
まずはソーマの配役についてなんですが、松岡禎丞ということで
確かに俺としては、ジャイロゼッターのシュンスケで初めて知った声優ですね
それと最近この人の声でよく聞いていたのが

轟け!雷鳴の黒竜!
ライトニングドラグーン!
ガイスト・オン!!

ということでガイストクラッシャーのイズナ役ですね
イズナは何かと物凄い勢いで叫びまくる役でしたが、果たしてソーマの場合はどうなるか…
意外とソーマって叫ぶ場面は少なくて、静かに凄みを出すようなシーンの方が多いですからね
シュンスケも結構叫ぶタイプだったし、ソーマの演技がどうなるのか今はまだイメージが掴めてなかったりします

それとえりなお嬢様の声優は種田梨沙ということで、この人はアレですね
ガイストクラッシャーでさんご役だった人ですね
またガイストクラッシャーからこんな風に抜擢とは!それにソーマとは関係ありませんが、ヒスイ役の雨宮天
最近は他のアニメでよく見る声優ですよね。ガイストクラッシャー始まってんな!!(えー

←左のキャラがヒスイ、真ん中のキャラがさんご

あ、そうそうそれと、種田梨沙と言えばテンカイナイトのチュウキという意味でも
俺としては最近名前をよく見る声優です。チュウキがえりなお嬢様になるのかぁ。
まあショタ声とお嬢様声で演じ分けするんだろうけど、チュウキは好きなキャラなのでどっちにしろ応援したいですね
やっぱライデンドールΣがテンカイナイトで一番かっこいいんだよなー、チュウキさん最高や!!



そして恵ちゃん、肉魅、タクミ、秘書子あたりの声優はぜんぜん知らない人でした
うーん…これだけ知らない人が続くとさすがに不安になりますね。特に恵ちゃんとタクミあたりは
有名どころを使って安心させてほしかった…声優にまわす予算がないんだろうか…
と思っていたら、そんな一方でイサミ役は小野友樹ということに決まったようです
おいおい小野友樹かよ!そうと聞いたら満足するしかねぇ!!(えー



小野友樹といえば、俺的にはもちろん言わずと知れた満足リーダー。それに七々々で主役の重護を演じてましたしね
ちなみに小野友樹と附田先生はなんと、ソーマが始まるよりもずっと前から相当なマブダチなんだそうで
今回のイベントの時も、舞台裏でこんな写真を撮っていたようです



そう、2人で肩を組んでがっちりと…ってちょっと待て!今回のイベントって小野友樹は
名前が発表されただけで本人の出番はなかったですよね!?それなのに来てくれたの!?
仕事としての出番はなかったけど「よーっす附田っち来たよー」みたいな感じで、
応援に駆けつけてくれたってこと!?

マジかよ本当に仲いいんだな…それとも附田先生が1人でやってたイベントの方に
サプライズゲストとして小野友樹が来てたとかじゃないよな。やめろよ俺泣くぞマジで!!(えー
考えるだけで泣くぞそんなの!ああ…なんで見逃しちゃったんだろうな…なんで見逃しちゃったんだろうなーーーー!!
あーーーーー!!!俺のバカバカバカあーーーーもうあーーーーーー!!

それと最後に、一色先輩役は櫻井孝宏ということで、これはもう有名声優でバッチリって感じですね
脳内で声がいとも簡単に再生できるし、一色先輩のキャラにも合ってるような気がします
アニメ映像も公開されてましたが、料理の作画が結構よさげで、
実際に森崎さんの調理風景を撮影した上でアニメの作画を作ってるそうなので
思ったよりも期待できるんじゃないですかね


■食戟のソーマ 第97話「月光の記憶」



さて今回のソーマは、扉絵をカラーのえりなお嬢様が飾っていますが、
これは巻頭カラーとかセンターカラーってわけではありません。なんなのかというと、
例によってジャンププラスで読むと、着色を担当する業者がソーマだけフルカラーにしてくれてるってやつですな

それにしても3週連続でソーマだけフルカラーってのは一体!?
これって毎週ごとに1作品だけ選ばれて着色されるっていう形式なんですけど
やたらとソーマだけ選ばれまくってるのはなんでなんだろう?嬉しいんですけども
ワールドトリガーとか銀魂とかトリコとか、まだフルカラーになったことない作品は色々あるし、
なんでカラー化の回数がこんなに偏ってるのかなあっていう。

多分これって、原稿を上げてくるのが速い漫画ほど優先してカラー化してるとかそういうことなんだろうか
だってこの着色作業って、漫画家が原稿を上げた後に外部業者に依頼して着色をさせてるわけだから
時間的余裕がないととても出来ない作業ですよね

原稿が上がってくるのが遅いと、そんな風に着色の依頼をする時間がまったくなくなるだろうから
素早く原稿を上げてくる作品を優先してるんじゃないかなあと思うんですよね
ソーマは今までもやたらとセンターカラーで載る回数が多かったし、原稿を上げてくるスピードは相当速いんじゃないかな

「な、なんだぁアレ!?幸平のやつまた何かおかしなことやってんぞ!?」

「まぁまぁ、俺のサンマ見てくれは悪いかもしれねーけどさ…」

「ふざけんなよ幸平…俺たちをナメてんのか?」

「幸平、三位入賞おめでとう。十分誇っていい成績だぜ」

さて本編の方に入っていくと、前回ラストでうんこまみれにしか見えないぬか漬けサンマを持ってきたソーマですが
見た目が悪すぎて誰の目から見ても大不評のようで、葉山や黒木場も「何よそのサンマふざけてるの?」
完全にソーマを見下していました。特に葉山はソーマの負けを確信して「三位入賞おめでとう」とか言い出す始末…

お、おいおいお前らちょっと待てよ!この2人って前々回は
「幸平なんざ目利きができない雑魚だし、警戒する価値もねぇ」とソーマを見下し
前回は「幸平は勝負を投げるようなタマじゃねぇ…一体何を考えてやがる…」とソーマを警戒し
今回は「幸平のやつ変なサンマ持ってきたし、やっぱ相手になんねーわ」とソーマを見下し…という具合に
警戒したり見下したりコロコロ変わって忙しい奴らだな!!(えー お前らにとってソーマはザコか強敵かどっちやねん!



そうこうしているうちに、この決勝で審査員をつとめるきれいなおばさんが登場します
まるで魔女のようなそのオーラに、さすがのソーマもゾワッとしたオーラを感じずにはいられません
このおばさんが誰かというとアリスの母ちゃんだそうですね
薙切レオノーラという名前のデンマーク人で、ハーフのアリスとは違い日本語は少々カタコトのようです

さらにレオノーラの他には、最強ジジイと堂島さんが審査員となり、この3人で決勝の審査を行うようですね
この3人を選んだ理由は遠月に関わる各部門のトップだからということのようです
最強ジジイは言わずと知れた学園総帥、堂島さんは観光部門である遠月リゾートの総料理長&取締役、
そしてレオノーラは、研究部門である薙切インターナショナルの最高責任者だからお呼ばれしたようですね。なるほどな

しかしそれはいいんだけど、ソーマ・黒木場・葉山の3人がぶつかる決勝戦で
審査員も3人ってのは大丈夫なのか!?
審査員3人とも違う人物を評価して、またしても決着つかずとかいう展開だけは勘弁やで



そんな中、いよいよ決勝戦開始の合図が目前に迫りますが、この晴れ舞台を前にして
かつて自分も同じように、選抜の決勝で戦った時のことを思い出す堂島さん。
そんな過去の堂島さんが対戦した相手は、当然のごとくソーマの親父だったようですね
やはりこの2人は1年生の時から抜きん出た存在で、学園に在籍中はお互いずっとライバルだったということでしょうか

「ついに始まるんだ…!長かった秋の選抜の、最後の決勝が!」

「構えよ!」

ザッ!

「調理…開始!!」



さあそして、いよいよ3人が雌雄を決するべく調理開始となります。果たして勝利するのは誰なのか…
俺の予想ではソーマが優勝して終わるか、決着がつかなくて3人とも優勝して終わるかのどっちかだと思うんですよね
出来ることならソーマ1人で優勝してスッキリと選抜を終わらせて欲しいところですが…次回に続く!

■食戟のソーマ 第98話「積んで来たモノ」
 

そんなわけで久々のソーマ感想です。今回の扉絵は決勝の3人のショタ時代を描くという
ショタコン歓喜のイラストとなっていますね。というかショタ葉山の美形っぷりがやばい
やっぱ葉山って、この漫画におけるトップクラスの美形キャラっていう気がするわ

それと今回の話も、ジャンプ本誌ではカラーで載ったわけじゃなくて
デジタル限定でソーマのページだけ着色されたという扱いになっております
「1作品だけ選んでフルカラー化する」っていうこの試みも、すっかりソーマ専用みたいなことになってんな

『この子がそうなの、アリス?』

『そうよお母様!私のお付きにしようと思ってるの!』

『勝手に話進めんじゃねぇ!見ず知らずの奴に付き人になれとか言われて、
 従うバカがいるかよ!俺はこの店でトップ張ってんだ、
 お前の下に入る必要なんてねぇ!』

そして今回の内容の方も今回はショタ時代中心のものとなってますね
まだアリスと黒木場が知り合って間もない頃、すぐ黒木場を気に入って「こいつ私の付き人にするわー」と言い出したアリスでしたが
黒木場としてはそんな言い分などまったく受け入れる気はなく、ガミガミ怒鳴ってアリスを追い返そうとしますが…

『私のことはお嬢様って呼ぶように伝えたはずだけれど?』

『帰れ』

『それじゃあ勝負をしましょう。料理勝負をして私が勝ったら、私の犬になりなさい』

 

がしかし、黒木場に何を言われてもまったく気にする様子がないアリス!
ニコニコしながら料理勝負を申し入れて私の犬になりなさいとか言い出しました
アリスにとって黒木場は犬みたいなもんなのかよ!ともかくこんなこと言われたら、プライドの高い黒木場は黙っちゃいられません
煮えたぎったマグマのようになりながら、アリスと真剣勝負を繰り広げますが…

『そ…そっちの嬢ちゃんの方が美味ぇ!!』

『!?』

ゲー!?なんと結果はいともあっさり黒木場完敗!現在は互角と言われている2人ですが
この時はアリスの方が上だったんだろうか。これで黒木場はいよいよアリスの付き人に…って



ああ、マジで犬扱いされてしまってますますブチ切れる一方の黒木場!
こうなってしまった黒木場はもう止められません、自分が勝つまでやめないとばかりに
アリスにひたすら挑みかかっていき、何度でも料理勝負を繰り返すことに…

『も、もう何百戦したんだろうな…最初の勝負から2年…ついに来た!
 リョウの勝ちだ!初勝利だぁぁぁーーっ!!』

な、なんだってー!?いやいやちょっと!初勝利するまでにどんだけかかってんだよ!!
まさか2年も戦い続けて、その間の数百戦はずっと黒木場の敗北が続いていたとは…
ちょ、ちょっと待ってください、現在のアリスは黒木場との勝負について
「戦績はほぼイーブンで私は勝ち越してない」と言ってましたが、それってつまり
この最初のアリスの連勝が帳消しになるくらい最近では黒木場が勝ちまくってるってことですか!?
今の黒木場はすっかりアリスを超えていたのか!?確かにアリスがソーマに負けた時、黒木場はえらい上から目線だったけども…




って、そんな初敗北が悔しくて、今度はアリスの方が泣きながら再戦を申し入れる結果に。
すると黒木場は再戦を受けるだけでなく、「お嬢様とお呼び」とさっきアリスが言っていたことも受け入れるようになったという…
なるほどこうして黒木場はデレ木場になっていったわけですね(えー
というかアリスは泣き顔も笑顔もめっちゃ可愛いなおい、今人気投票やったら相当な上位に食い込んでくる気がするわ

(選抜の頂点に立つのは…この俺だ!)

「ん…?黒木場がカットしているのは…耐熱フィルム!?」

「へ?普通のラップじゃねーのか?」

(200℃までの耐熱性と−40℃までの耐冷性を持ち、
 最新鋭の高級レストランでも使われているわ…
 予選のカレー料理の時も、彼はなんとスポイトを食器として登場させた…
 港町の酒場で料理していたのでは、決して着想できない
 分子ガストロノミー的引き出し…!アリスとの勝負の中で吸収していったんだわ…
 今の黒木場リョウが作る料理は、
 2人が切磋琢磨してきた歴史そのもの!)

そして回想が終わり、選抜の舞台で料理を進める黒木場のシーンとなりますが
アリスとの無数の料理勝負の中で掴んだアリスの技術も使って手を進めていく黒木場。
つまりこの黒木場の料理は、アリスとの愛の共同作業によって作られたということか(えー

さらにアリスの「負けちゃダメよ」という心の声を、聞くまでもなく肌で感じていた黒木場。まさしく以心伝心。
さっきの回想を見た後だと、黒木場の「お嬢」っていう言葉にもなんだか重みを感じるよなー

この2人の関係って、以前から妙なエロさがあると思ってたけど
今回でますますフラグが立ったっつーか、単なる主従じゃない色気があるよね…
今回のタイトルは「積んで来たモノ」ってことですけど、
黒木場がこれまで積んで来たのはアリスとのフラグっていう気がするわ(えー  次回に続く!


■食戟のソーマ 第99話「先陣をきる牙」



さて前回、アリスの技術から学んだ耐熱フィルムを使って料理を完成させた黒木場。
今回さっそく審査員の前に料理を出しますが、なんとフィルムで包んだままグツグツ煮えた状態で出すという
なんとも大胆な状態で提出していました。しかしこうして見ると、耐熱フィルムというか金魚すくいの袋か何かみたいだな(えー

それとやっぱり今回も、ジャンププラスではソーマだけフルカラーで掲載されてますね
もはや完全にソーマだけの特権だなぁ。この連続フルカラー記録が途絶えることはあるのだろうか

「あんなフィルムで黒木場は何をやろーってんだ?」

「多分…お前もよく知ってることだぜ」

「?」

そんな黒木場の料理を見て、ただ包むという以外になんの狙いがあるのかと不思議がるソーマ。
しかし葉山はすでに黒木場の狙いを見抜いているようで、ソーマもよく知っている何かが仕込まれていると語ります
ソーマがよく知ってるものってなんでしょうね?やっぱり金魚すくい?
金魚すくいを料理に応用したんですか?
(えー

「では…実食である!!」

そしていよいよ審査員の実食タイムとなりますが、次の瞬間ソーマが目にしたものとは…



堂島さんの全裸姿でした。そ、そうか…そういうことだったのか!!
「ソーマがよく知っているもの」というのが一体何のことかと思ったら
堂島さんの全裸姿のことだったんじゃああああああー!!(えー



堂島さんの全裸はこの時に思いっきり目撃してますからソーマも脳裏に焼き付いていることでしょう
そして葉山は、この時ソーマが堂島さんと全裸で出会ったことも
今回の料理で堂島さんが全裸になることも全て読んでいたのか…なんて奴だ…(え

それにしても、さっきの深海のシーンはフルカラーで見るとめちゃくちゃ綺麗ですね
これがコミックスでは白黒になると思うと惜しいな…iショウジョみたいに、デジタル版ではフルカラー収録とかやってくれないかなー

「ぬうんっ…!?エビ、ムール貝、アサリ、そしてサンマ…!
 怒涛の香りのグラデーションに引き込まれる…!」

「香りの発火装置できたってわけか…」

って、ここの堂島さん&ソーマのセリフから、黒木場の本当の狙いが明らかに。
耐熱フィルムを開けた瞬間、怒涛の香りが一気に広がったということで
要するに強烈な香りを包み込んだ香りの爆弾だったというわけですね
香りの爆弾はソーマと葉山が以前の対決でやってますから、それで葉山が「お前もよく知ってることだ」と言ってたわけか

「カルトッチョ…!俺が出した料理は、秋サンマのカルトッチョだ!さあ味わいな!」

「(もぐもぐ)あぁっ…!新鮮すぎてサンマの脂が…!とろけるように甘いデス…!」

「これほどの豪快な旨味を力づくで封じ込めるとは…!黒木場リョウの真骨頂だ!」

「…」

「どうやら出るようだわ…お母様の”おはだけ”が…!」

そんな黒木場の料理を食べ始めてまもなく、電池が切れちゃったみたいに突然動かなくなってしまったエレオノーラ。
アリスによると、これはエレオノーラがおはだけをする前兆のようですが…それにしてもこの場面のアリスえらい可愛いな
アリスは角度的に、こんな風に右を向いてる時が一番可愛い気がする。なぜならアリスは左側の髪がちょっと長くなってるから
右を向いていると一番その髪がいい塩梅で見えるというか、
この髪があるからアリスが可愛く見えると言っても過言ではありません(えー



さあそして、いよいよエレオノーラがおはだけする瞬間がやってまいりました
この場面、思わず赤面して顔を覆ってる恵ちゃんが可愛いぞ
たぶん恵ちゃんは目の前に変質者が現れて突然ズボンを脱ぎ出した時とかも
こういう反応するんだろうな、いやあ可愛いよなー
(えー

「素晴らしいサンマ料理でしたまずテーブルに出された際のビジュアルの衝撃
 給仕の方法も料理の大切な要素と考える現代料理のトレンドをしっかり踏襲
 しています会場中が前のめりになって注目していたことからもその計画は見事に
 完遂したといえるでしょうアクアパッツァにはアンチョビが使われる事が多いですが
 この料理ではハーブバターを使用するため省いてありますね賢明です
 両方投入しては味がケンカしてしまいますからねそしてこのハーブバターこそが
 料理を完成させる重要な役目を果たしていますバターのまろやかさが素材同士の
 エキスを一つにまとめるのにも効果を発揮しかしハーブによってしつこく後を
 引くこともなく強烈な味のインパクトは軽やかに通り抜けていくだからこそ
 サンマの香り高さもより際立ちます耐熱フィルムもハーブバターも全てがサンマの
 美味しさを活かすべく徹頭徹尾一貫していたからこその…(ペラペラ)」

「!?」

「お母様は美味しい料理を食べると…
 カタコトがはだけて、流暢に感想を喋り出すの!」

お、おう…今までカタコト外国人な喋り方をしていたのが、急に見事な日本語で喋り始めたエレオノーラ。
アリス曰く、これがエレオノーラの”おはだけ”だそうですが…コメントに困るリアクションだな…(えー
まあでも、正直子持ちで40歳くらいの女の人に脱がれてもなんつーか…という気もするので
脱がずに終わったのはよかったのかもしれません(えー

「他のどの魚でもなく、旬のサンマでなければ成立し得ない美味…!
 彼奴の調理技術の集大成!身も心も…海とひとつに!!」



そしてエレオノーラのおはだけに続き、水泳部の格好となってこの料理へのリアクションを披露する3人。
魚介の美味さを最大限に引き出したということで、海とひとつになったかのような感覚となっていますが…
でも俺はちょっと引っかかるものがあるんですよね。海とひとつになったということですが
飛び込み台があったり、女子マネージャーにタイムを測ってもらったり、いつも水泳部が泳ぐ場所と言ったら
それって海じゃなくてプールだろ!!(えー
荒波をバックにしている爺さんはともかく、エレオノーラと堂島さんはプールとひとつになってる気が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「すげえぞ黒木場ぁ!文句なしの高評価だ!」

ワアアアアアア!

(どうだ葉山…!俺の料理の膂力を目に焼き付けろ!)

「…」

「おっ、今度は葉山が給仕するぞ!?二番手は葉山だ!」

「(スッ)」

(…!?これは…!)

「ふざけんなコラァーーーッ!!カルパッチョだとォ!?」

って、続いて葉山が料理を審査員のところへ運びますが、それを見た瞬間に思いっきり激怒してしまう黒木場!
でも黒木場が怒るのも無理ありません、なぜなら葉山が作った料理はカルパッチョ、そして黒木場が作った料理はカルトッチョ!
名前かぶりすぎだろという意味で黒木場はブチ切れてしまったのです(えー
ほんと似た名前の料理だなぁ、一文字しか違わないけど内容も似た料理なのか?

「前菜メニューで俺に勝つ気かよ!?話にならねぇ!
 勝負を何だと思ってやがる!準決勝で俺と戦ったのは別人かよ、あぁ!?」


「…お前は知らないんだ、香りは料理の概念すら作り変えることを。
 俺のカルパッチョはメインを張る…!」

って、黒木場が怒っている本当の理由とは、カルパッチョは前菜メニューでメインで出すものじゃないからだったようです。
え、そっち?名前かぶってたから怒ってたんじゃないんですか?(えー
まあともかく、激怒する黒木場を尻目に、自分のカルパッチョを自信満々で給仕する葉山。
どうやらよほどの仕掛けを用意してきたようですな、料理の概念を変えるとまで豪語する葉山の秘策とは…次回に続く!

■食戟のソーマ 第100話「鋭き刃先」

「は…葉山アキラは前菜メニューで来ただと!?カルパッチョで勝つつもりか!?」

(前菜はコース料理の序盤で出される皿…!食事のスタートを切り
 客の食欲を開くための品だわ、そんな料理を選ぶなんて…!)

(旨味と香りの重厚なインパクトで圧殺した俺のカルトッチョに…
 勝てるわけがない!!)

さて前回、黒木場が自信満々で出してきたカルトッチョに対して、カルパッチョで勝負するという行動に出た葉山。
しかし前菜メニューであるカルパッチョでは、カルトッチョに到底勝ち目は…とかなんとか言われてますが
名前がほとんど同じだからさっぱり実感できねえ!!(えー

お嬢様も観客もカルパッチョを見ると「前菜」ってイメージを一番感じてるようですが
俺はというと、前菜がどうとか言うよりカルトッチョに名前似すぎワロタってことばかり気になって
料理としての違いがさっぱり頭に入ってこなくってだな…



そんな中でアリスだけは俺の気持ちを理解してくれていたようです(えー
やっぱそう思うよな!カルパッチョとカルトッチョってこんなんダジャレみたいなもんだよな!

「では実食を…」

「もう少々お待ちください。まだ仕上げが残ってますので…」

ヒュゴオオオオオ!!

「おおっ!?バーナーで炙って…!」

って、食べさせる前の一工夫として、バーナーの火でカルパッチョを炙り始めた葉山。
なるほど、葉山はこの対決の前に「黒木場リョウ、お前を消し炭にしてやる」とか言って
火炎放射器持ってる物騒な図が描かれてましたが
あれはこうしてバーナーで仕上げることを意味していたのか



(表面に焼き色をつけていくか…だがそんな事では、
 黒木場の発火装置の勢いには到底及ばない)

って、そんな葉山の工夫に対して「そんな付け焼き刃じゃ通用しねえよ馬鹿が」と言いたげに
生ゴミでも見るような冷たい顔をしていたジジイ。なんなんだお前はー!!
葉山の工夫はそんなにダメなもんなのか!?というかジジイお前まだいたのかよ!!(えー

このジジイは決勝トーナメントの一回戦で審査員をしてましたが、準決勝や決勝ではそんなの任されてないので
さっきの黒木場のカルトッチョとか食べさせてもらってないんですよね
それなのにこんな顔して「黒木場には到底及ばんな(ドヤ顔)」ってなんやねん一体!
あんた部外者なんだから黙っててくださいよ!(えー

そんなジジイがゴミ扱いしていた葉山の工夫ですが、それとは逆に審査員のエレオノーラは
変化した香りにこれほどまでに反応して、ビクンビクンしながら「もう1秒も待てない」とまで言い出していました
あのジジイ本当に見る目なかったんやなぁ(えー
到底及ばないどころか効果てきめんじゃねーか!そんなわけで、食べる前からもうすでに
葉山の料理の虜となってしまったエレオノーラですが



そして実際に食べてみると問答無用で脱がされる結果に!
マジかよ黒木場のカルトッチョでは、脱ぎもせずただ感想を並べてただけだったのに!
そういう意味では葉山は黒木場を超えたのか!?ジジイの目はまったくの節穴だったのか!?(えー

しかし堂島さんや最強ジジイの様子を見てみると、特におはだけすることもなく黙々と食べております
なんというか葉山の料理って、女の人にだけクリティカルヒットすることが多い気がしますね

これまでの葉山の料理を思い返してみると、
恵ちゃんを下着姿にしたり、秘書子を丸裸にしたり、水原さん・乾さん・タキ先輩・園果先輩をまとめて脱がしたり
そして今回のエレオノーラまでも
…とにかく女の人を次々と虜にしてしまうわけです

しかし男の反応はどうかというと、例えば堂島さんは、今回の料理も水原さん達が脱いだ時も
特に反応なくて黙々と食べてるんですよ
じゃあ堂島さんが普段から反応薄いかというと、そんなことはないわけです。たとえばさっきの黒木場のカルトッチョでは
匂いを嗅いだだけで堂島さんは全裸になっていたので、反応の良さは十分あると思うんですよね



この堂島さんが葉山の料理には反応しない…なので俺としては、葉山の料理については
女の人にだけやたら効果あるフェロモン料理みたいな印象があります
葉山ってイケメンだし、それが料理にも現れているというか…

「一体どれだけのスパイスを組み合わせて…」

「いや…使用しているのはオールスパイスただ1つ」

「なんだって!?多種多様なスパイスを足していくことで、
 極上の香りを編み上げるのが葉山の真骨頂なんじゃ…」

「いえ…彼の香りを操る能力は、ただ足していくことに留まらない…!
 あえて香辛料を引くことで、サンマの風味を鮮明に
 浮かび上がらせることができたんだわ」

ってそんな中、今回の葉山の料理はスパイスをたった1つしか使っていないということが明らかになります
ふむ…観客も言ってますが、これまでの葉山の料理といえば「あれも足したこれも足した」という風に
やたら色んなものを足して風味を練り上げていくのが普通でしたよね、↓の画像がまさにそんな感じで…

特に左の画像、葉山が準決勝で黒木場と戦った時なんかは、大量の遊戯王カードを展開してましたが
この遊戯王カード全部が葉山の使ったスパイスなので
それはもう多種多様なスパイスによって料理していたわけなんですが…

「準決勝で葉山アキラが出した鴨料理は…例えるなら、
 きらびやかなスパイスの狂宴。意匠と装飾が施された宝剣であった…
 それが今宵の葉山はどうだ、選別…択一…故の洗練。
 鋭く細く研ぎ澄まされたレイピアのごとし…!」

そんな風に、ただ数に頼るだけではない葉山の調理法を剣に例える最強ジジイ。
準決勝での葉山の料理は、さまざまな飾り付けが施された見事な剣、
しかし今日の葉山は、ただ1点のみを刺し貫く鋭いレイピアであると…

ちなみに黒木場については、「あいつはいつもでかい剣振り回してるよね」と言われてました(えー
うーむ、これは柔軟にスタイルを変えられる葉山に対し、黒木場の方はワンパターンになりがちということを意味しているのか?



「”スパイスだけしか能がないワンパターン”だったか?
 香りを従えるとはこういう事だ」

「キサマッ…!!」

ああっと、そしてここで葉山から黒木場への痛烈な皮肉が炸裂!
このセリフってあれですよね、準決勝が終わった時に黒木場が葉山に言っていた
「まだ格上気取りかよスパイス野郎。スパイスだけしか能がない
 ワンパターンの料理人、もうテメェの手の内は見えたんだ」ってことに対して
「ねえどんな気持ち?ねえ今どんな気持ち?」ってことが言いたいんですよね

意外と根に持つタイプだな葉山!!(えー
ワンパターン野郎って言われた直後なんかも、帰る途中で葉山はブチ切れてた気がするし
その後も料理を考えながら「黒木場を消し炭にしてやる」とか言ってたし
やられたらやり返す倍返しだってタイプなんやな葉山…そんなことしてたら最終回で出向させられるで…(えー



そして最後はなぜか弓道オチで締めるのでした
なんでいきなり弓道やねん!というかこれって矢の代わりにサンマを射ってるのか、笑ったわ
ともかく黒木場と葉山の対決は、どうやら葉山が制したってことになりそうですなー

あとはソーマを残すのみなわけですが、ソーマはどんな手でこの葉山を超えてくるのか?次解に続く!


■食戟のソーマ 第101話「鍛えた名刀」




さて今回のソーマはセンターカラーでの掲載となっております、しかしジャンププラスで読んでると
もはや毎回フルカラーなのが当たり前だから、センターカラーって言われても
「え、そうなの?」ぐらいにしか思わなくなってきたな…慣れとは恐ろしいもんやで。
ちなみにこの号のジャンプではワールドトリガーが休載だったので、ソーマだけ感想を書こうと思います

「こいつで…シメだ!!」

さて前回、黒木場のカルトッチョと葉山のカルパッチョが審査を終え、
今回はいよいよソーマの料理が登場するクライマックスの展開となっております
果たしてソーマが用意した料理とはなんなのか、やはり他の2人に合わせて
カルなんたらッチョという感じのネーミングに仕上げてきたのか!?どうなんだ!?



カルなんたらッチョじゃなーい!!(えー
全然関係なーい!!ソーマが出してきたのはなんと炊き込みご飯、
「カルパッチョとかカルトッチョとか勝手にやってろ」と言わんばかりのマイペースぶりであります、まあそうだよな

「ふふ…これはたまらないな…!米を主食とする者ならば
 条件反射で頬がゆるむ、見た目と香気の破壊力…!」

そんなソーマの炊き込みご飯を一目見て、「美味そうすぎてたまらん」と思わずニヤニヤせずにはいられない堂島さん。
確かに俺としても、これまでの3人の中で一番美味そうだと思ったのは、このソーマの炊き込みご飯だなぁ
堂島さんも言ってますが、やはり日本人として慣れ親しんだものだからそう思わせるのだろうか、

(だが、サンマの目利きの差は歴然…!タダでは勝てぬのは明らか!)

「来た来た♪やっとデスね♪いざ実食デス!」

もぐもぐ

「はふ〜〜〜〜…!」



「秋がもたらすサンマの幸せが…身体中に沁み入るッ…!
 なんという柔らかな美味さ!」

「サンマがまた素晴らしい!塩気の中にある深い旨味と、ふわっと香る風味が
 噛み締めるたびに口の中に広がります!
 他の2人に勝るとも劣らない品質デス!!」

そして一口食べてみた結果、相当に満足気な表情を浮かべるエレオノーラ&堂島さん。
ソーマはサンマの目利きという点で、黒木場と葉山に後れを取っているというハンディがありましたが
そこについてはやはりうんこまみれサンマこと、ぬかサンマの工夫を凝らしたことにより、
他の2人にも劣らないレベルのサンマに仕上げてきたようですね



「ぬかサンマ…!あの熟成法に地力でたどり着いたというのか!?
 なまくらかと思いきや、とんだ名刀が姿を現した…!
 鉄を鍛えて名刀を生み出す刀工のように、
 あの”秋の刀”を彼自身が育てたのだ!」

そんなソーマが積み重ねてきた工夫について、「”秋の刀”を鍛える刀工」と例える観客席のオッサン。
ふむ、そういえばサンマってのは漢字で書くと秋刀魚ですからね
秋の刀と言っているのはそういうことか、黒木場のサンマは大剣、葉山のサンマはレイピアと言われてましたが
きっちりと刀に仕上げてきたソーマのサンマこそ、優勝するにふさわしいとかそういうこと?そういうことなのか!?

「やったぁ創真くん!あれならきっと高評価を…」

「…」

「ああっ!?総帥が…はだけていない!
 堂島シェフとレオノーラ女史も、もう箸を置いてるぞ!?」

「…」「…」

「ぬぅ…目利きの差を埋めることに時間を取られすぎたか幸平少年…!
 確かに料理のアイデアでは、2人に届いておらん…!」

ってえええええええ!?ソーマ1人だけ優勝にふさわしいのかと思ったらまったくその逆だったーー!!
なんと最強ジジイは「はだけるまでもない料理やな…」という程度の反応であり、
堂島さんやレオノーラも、美味いことは美味いけど「もうこれ以上はいいや…」と途中で箸を置いてしまいました。そ、そんなー!!

結局のところ、ソーマは目利きの差を埋めるのだけでやっとだったというわけか…
それってつまり、サンマ勝負のスタートラインにようやく立てただけの状態ですからね
葉山や黒木場はそこからさらにサンマの美味さを引き出しているのに対し、ソーマの料理はそこまで届いていないということか…

「おかわりも食べて欲しいんすけど、まだ食べる人いないっすか?」

「…」「…」「…」

「うぅ…だ、誰も食べようとしてくれない…」

「審査は、ここまでだな」

ああ、そしておかわりの話をするソーマでしたが、「いえ結構です」と誰にも食べてもらえずそのまま審査終了の流れに!
なんじゃそりゃー!!まさかソーマ1人だけが戦いのレベルについてこれずに終わる決着となろうとは…
主人公のメンツが丸つぶれなんやな…なんとも哀れな結末となってしまいました

「おかわりしていただけるなら、
 コイツを注いで食べてもらおうと思うんすけど」

「む…!」

ざわ…!

「俺のサンマ料理はまだ完成してないんすよ…
 この刀の、ほんとの切れ味お見せします」



って、このサンマ料理はまだ完成していないと追加の切り札を投入するソーマ!えええええ!?
そんなもんがあるんなら最初から出しとかんかい!!(えー
いやなんつーか、たとえばソーマの料理が葉山や黒木場にもまったくひけを取らない状態から出すんなら分かりますよ

3人の料理すべてが完全に横並びで、どれも甲乙つけがたいって時に、
「俺の料理にはまだ先があるんすよ」って奥の手を出すならすげえよく分かる。
これなら2人より上を行ったソーマ凄いって思えるし、ソーマが勝つのに必要な展開ってことで理解できるんですが

しかし葉山や黒木場より明らかに格下で、「コイツの料理もういいわ」って言われてる状態からそれを出すって
負け確定の苦しまぎれに出したっていう感じがして、なんかこう微妙に思えるっていうか…
そんなんあるなら最初から出しとけ!って気持ちになっちゃうんですよね

これはあれだ、ゲームで例えるなら「このゲームクリアしてみたけど、明らかに物足りない感じだったよなー」と満足できない中で
「実はわざと抜いといたんすよ」と有料ダウンロードコンテンツが発表された的な。
そんなんあるなら最初から入れとけよ!!(えー
わざわざ必要なもんを抜いて、客に未完成品出すんじゃないよ!っていうこのゲーム業界でさんざん味わった不満な感じというか…

ダウンロードコンテンツが発表される前から客が満足してるなら分かりますよ
そんなのなくても十分完成していて客が満足してる状態から、追加で出すならそれは喜ぶべきことですが
本当なら完成していたものを、わざわざ抜いて未完成品を客に与えて
それで客が満足できてない
って最悪のパターンじゃないですか!自分でわざわざ品質落としてどうする!

今回のソーマの料理は、そういうダメな追加ダウンロードコンテンツが発表された時の気分に似てたな…
こういう商売マジで勘弁してくださいよゲーム業界はよぉ!次回に続く!

■食戟のソーマ 第12巻、i・ショウジョ+第2巻感想
 

それと4月3日は、ソーマ&iショウジョの最新刊コミックスの発売日でした
ちなみにアニメ版ソーマの放送開始も4月3日。どうやらアニメとタイミングを合わせてきたようですね
しかしソーマは先月も単行本を発売したばかり…やはりワールドトリガーの時と同じく、アニメの放送に合わせての
2ヶ月連続コミックス刊行ということをやりたがるようですねジャンプ編集部は…

だからそれやめてって言うとるやん!?
葦原先生が体ぶっ壊して「二度とやらない」っていうくらい、漫画家への負担が大きい行為やん!?
しかもソーマがより一層ヤバイのは、今回単にコミックスだけ発売したんじゃなくて
小説版ソーマも同時発売なんですよ



もちろんこの表紙を描いているのはtosh先生で、挿し絵を描いているのもtosh先生。
さらに、先月のコミックス発売を思い出してみると、通常版の他にドラマCDつき限定版があり
そっちの表紙を描いているのもtosh先生…

さらにさらに、今週のジャンプはソーマアニメ化記念ということで
表紙を描いているのがtosh先生、付録のポスターを描いているのもtosh先生
さらにソーマ本編は巻頭カラーで掲載されており、当然ながらそれを描いているのもtosh先生…

やめろっつってん
だろうがァ!!!
(えー

(C)尾田栄一郎/集英社

 

どんだけtosh先生を酷使する気なんですか!?
2ヶ月連続刊行というだけで不安なのに、限定版発売、小説版発売、ジャンプ表紙、付録ポスター、巻頭カラー…
これを一度に被せてくるという鬼畜なスケジュール。正直言って、見てるこっちが気が気じゃありません

たとえばコミックスのおまけページ、初期の頃と最新刊とで見比べて欲しいんですが


↑初期の単行本


↑最新刊の単行本

初期の頃は、本編とほとんど変わらない綺麗な絵で仕上げてあったんですが、
最新刊の方はまったくそんな余裕がなくなってるというか
ベタやトーンで仕上げてるヒマがないんだなっていうのが見て取れるというか
マジでスケジュールやばい中で仕事してるんだな…と微妙な気持ちになってしまうわけです

ワールドトリガーにしても、アニメ化すること自体はいいんですよ、それはいいんですけど
しかしアニメ化に合わせて鬼畜なスケジュール組んで漫画家を酷使するのは
ほんとやめてくれと言いたい

そんなこと全然望んでない。なんでこうも欲張って一度に大量の仕事をやらせようとするのか。
そんなの漫画家の体が持たないだろって思うわけですよ

ワールドトリガーはまさにそのパターンで、ちょうどアニメ化のタイミングで
作者が体をぶっ壊して休載、その後も下描き状態で掲載したり、また休載したりと
普段の仕事に支障が出てしまったわけですから。ちょうどアニメが始まった一番大事な時にですよ

その反省をいい加減活かしてくれねえかな…
今回のtosh先生の酷使ぶりを見るに、反省どころかむしろ悪化してる気がするんだが…
こうなるのが嫌で、好きな漫画がアニメ化って聞いても素直に喜べないわけですよ
俺にとってはアニメ化=漫画家が酷使されるイベントみたいなイメージが出来つつあるっていうか
いい加減そんなイメージは払拭して欲しいわ…もっと安心して漫画を読みたいんですよ、余計な酷使とかいらないんだよ…

なんだかずいぶん湿っぽい話になってしまいましたが、今回のコミックスの描き下ろしイラストをご紹介。
1ページ目のイラストは黒木場で、カバー裏のイラストはレオノーラになってましたね
とりあえずパッと見て思うのは、「あっtosh先生ここはちゃんと描く体力あったんだ」って
まず漫画家の体力のことばかり真っ先に浮かんでくる始末(えー
またこの話題に逆戻りか…こんなことを考えさせるようなスケジュールにしないでくれ頼むから!

まあともかく、イラストについて見ていくと、1ページ目のイラストは表紙のキャラがいつも選ばれるわけですが、
今回の表紙はソーマ・葉山・黒木場の3人だから、その中から黒木場が選ばれたってことですね
ソーマや葉山はすでに1ページ目のイラストで描かれたことがあったけど、黒木場は今までなかったですからね

黒木場は以前アリスと一緒の表紙になったことはありましたが
その時1ページ目のイラストになったのはアリス1人だけだったので。それで今回お鉢が回ってきたということでしょう

 

それと小説版ソーマについて。今回もやはり4人のキャラを主役としたストーリーが用意されてました。具体的には

・マクフリー医師が女優さんを診察する話(ソーマの親父の出番も多い)

・榊さんがベトナム旅行をする話(吉野や恵ちゃんの出番も多い)

・黒木場がアリスの花婿候補たちと料理勝負する話(アリスやレオノーラの出番も多い)

・四宮が海外の料理大会で、格上の凄腕ライバルと出会う話

この4つとなっております。というか皆さん、まず何よりも「マクフリー医師って誰だよ」と思うかもしれませんが
それについて説明すると、この人になりますね



デデーン。原作第1話でソーマの親父の料理をバクバク食っていたデブ医者です
こいつが主役の話なのかよ!と俺も最初は驚かされました
というかアニメでは、このホテルで親父が働いてるシーンがカットされたから
マクフリー医師の出番もまるまるカットされたのにな(えー
それが小説の主役とはなんとも奇妙な流れだな

ただ話の内容はどうだったかというと、このマクフリー医師の話は正直微妙だったかな…
小説で一番期待してるのは何かっていうと、今までで言えば伊武崎とか秘書子とか、
ちょっと気になるんだけど本編でまだ描写が足りないキャラの掘り下げなんですが、このマクフリー医師は
脇役すぎてそもそもまったく興味がわかないので、こいつが主役の話をされても困るっつーか…(えー

友人としてソーマの親父が結構出番あったので、そっち方面で何か新しい発見があればよかったんですが
マクフリー医師は「実は僕もジョウのことはよく知らないんだよHAHAHA」という具合に
ソーマの親父のことは全然詳しくなかったので結局そういう発見もなかったという…



そして榊さんがベトナム旅行をする話。こちらは榊さんの内面にかなり踏み込んだ内容となっていましたが
しかし「みんな私の事しっかり者って言うけど、本当は違うのに…私なんて…」
やたらネガティブ思考で自分を卑下する場面が多いのが気になりました

すごく些細なことでも、悪い方へ悪い方へと考えて落ち込む場面が多いというか
榊さんの魅力を引き出すというより、ダメな部分を見せられてる気がして、微妙な気分になってしまいました

それと今回の話で、榊さんと伊武崎の恋愛フラグがもはや決定的になってましたね
伊武崎に話しかけられてドキドキしたり、「涼子は好きな人いるの?」と言われて真っ先に伊武崎のことを思い浮かべたりと
榊さんこれ完全に伊武崎に惚れてるわーといった内容になってました



原作ではむしろ、積極的に伊武崎に絡んでいって伊武崎をいじるといった雰囲気でしたが、
今回の話では、伊武崎に話しかけられるとドキドキしちゃうって感じの
恋する乙女モードな榊さんになっていましたね。まあともかく、この2人に関しては割とガチで恋愛に突き進んでると思います


それと黒木場がアリスの花婿候補と料理勝負する話。これは俺の予想で行くと、黒木場がアリスの許嫁をぶっとばし、
「お嬢は俺のものだ、勝手に手を出すな」「リョウくん…(きゅん)」ってなるような
話なのかなーと期待してたわけですよ。この2人って原作でも妙に雰囲気エロイんで。



しかし黒木場がアリスの許嫁をぶっとばすまでは良かったんですが、その話のラストで
アリスが「黒木場が自分のお婿さんになるのか?」と自問自答した結果
「いや違う」とか否定しちゃって、
「これから先も友情のような主従関係がずっと続いていくのだろう」とか言っちゃってるのが

嫌じゃあああああああ!!
そんなん嫌なんじゃああああああ!!
(えー

なんでだよちくしょう!そこ否定しちゃダメだろ!この2人で一番重要なポイントは
主従関係を超えたエロい雰囲気じゃねーのかよ!!(えー
単なる友情がずっと続くってそんな…黒木場がアリスのお婿さんになる可能性ゼロなん…?
もっとエロい関係なことを期待してたのに…ちくしょう…ちくしょおおおおおおお


それと最後は四宮が自分以上の強力なライバルと出会う話。
最近四宮が主役の話も増えてきましたねー、それだけ根強い人気があるってことだろうか

今回の話は、コクトーという若き天才シェフと四宮が出会い、
コクトーに完敗した四宮がリベンジを誓うという内容になってました。しかし今回ではまだ負けたところしか描かれてないので
次の話でリベンジをするだろうから、小説版第4弾と四宮主役の話はもう確定してるってことか?

なんだか凄いものがありますね最近の四宮フィーバーは。ジャンププラスでも四宮主役の外伝が描かれてるし。
そっちについてもそのうち時間作ってレビューしたいと思います






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