■食戟のソーマ 第28話「誰も寝てはならぬ」


「一色先輩〜!帰ってきたっす〜!」

さて前回、四宮との食戟が終わり、「次号新展開!」となっていたソーマでしたが…
なんと冒頭の時点で合宿は終わり、ソーマ達は極星寮へと帰還していました。マジで!?
もう先輩たちの出番終わり!?なんてこった、やはり新展開というのは合宿の後の話だったのか…

「みんな…お帰り!あの地獄の合宿を生き抜いたんだね!本当にお疲れ様…」

「ただいまー(ムキィ)」



「創真くん!?一段と逞しくなって…!よほど課題が厳しかったとみえる!」

クチャクチャ プクー

「田所ちゃん!?田所ちゃんなのかい!?」

「うるっせぇです…」

「そんな…こんなにやさぐれて!あの純朴な田所ちゃんに一体何が!?」

「…(モジャ)」

「伊武崎くんは髪が乱れに乱れて…!いつものチャーミングな髪型が台無しだ!」



ってゲェー!?なんだコレー!?
なんと合宿から帰ってきてみれば、ケンシロウになっていたソーマ、スケバンになっていた恵ちゃん、
原始人になっていた伊武崎と3人にデタラメな変化が!何がどうしてこうなった!?
確かに前回「次号新展開!」って書いてあったけど新展開にもほどがあるだろ!(えー
ただ俺的に、スケバンになった恵ちゃんはかなりアリだな…三つ編みなのにワルっぽいギャップがたまらんな…

「はっ!?丸井くんはどこだい!?彼の姿が見えないが…!」

「回収できたのは…眼鏡(コレ)だけだ…」

「そ…そんな…!!丸井くーーーーんっ!!」



ガバッ!!

「はーー…はーー…夢か…今日で合宿は三日目に突入…
 みんな…どうか無事で…!」

って、そんな頭おかしいソーマ達の姿はすべて一色先輩の夢オチ!どうりでおかしいと思ったよ!
合宿はまだ3日目に入ったところですか…確か全部で5泊6日の予定だったから、
ようやく中間地点といったところですかね、結構長くなりそうだな…

それにしても一色先輩はもう全裸が当たり前になってんな…(えー
あとなにげに丸井ってすごい破格の扱い受けてるよね
さっきの夢の描写とか、吉野あたりのメンバーはまったく出てきてないのに「丸井くーーん!!」とか思いっきり丸井が目立ってるし、
それにソーマ達が息抜きする時は必ず丸井の部屋に集まるという決まりがあるから、前回もラストシーンは丸井の部屋だったし
なにげにかなり重要な立ち位置にいるよね丸井…今後丸井の出番はもっと増えていくのか…?

「ふふ…さ…さすがに…さすがに今日は疲れたわね…」

「ご…50食作りの試練が、80食に増えて再びやってくるなんて…」

そんな3日目の課題をなんとか乗り切ったソーマ達ですが…今日の課題はまた例のムチャクチャな量を作らされるやつだったのね
そして各キャラの様子を見てみると、まだまだ余裕顔のソーマ、少し疲れてる恵ちゃん、もう限界が近い吉野、
そしてとっくに限界突破して息も絶え絶えな丸井(えー
完全にもう丸井はオチ担当だな!恵ちゃんから落ちこぼれ属性が抜けた代わりに、丸井がその役目になってる感じだわ



「そーいやさぁ、課題ん時にいたスーツ姿の集団、あれ何なんだろーな?
 昨日までは全然見なかったのにさ」

「え?そんな人いたの…?」

「知らないよそんなのぉ!課題こなすので精一杯だもん!」

そんな中、何やら穏やかじゃないことをぽつりと言い出したソーマ。
なんでも課題の最中、見慣れないスーツ姿の集団が、あちこち見回りでもするかのようにうろついていたという…
今までそんな奴らはいなかったのに、なぜ今日になって急に出てきたのか?スーツ姿と言うと思い浮かぶのは…



ゼットン星人!?この地球にとうとう奴らの魔の手が!?(えー

「でも残りはあと2日、ギリギリなんとかなるかもね!」

「そうねこの調子で…あら?」

「どうした榊?」

「しおりの日程のページなんだけど、三日目…今夜の就寝時間が書いてないのよ」

「あれ、ほんとだな…」

「印刷ミスじゃないの?」

ピンポンパンポーン

《全生徒へ連絡だ、本日もご苦労だった。
 今から1時間後、22時に制服に着替えて大宴会場へ集合してくれ》

「…?」

って、「さっさと部屋に戻って寝るべー」というその時、今日の就寝時間がしおりに書いてないことに気づいた一同。
さらにその時、堂島さんから「今から生徒は全員集合しろ」との呼び出しが…お、おいこれってまさか…

《集まってもらったのは他でもない、
 明日の課題について連絡するためだ》

ざわ…!

《課題内容は…この遠月リゾートのお客様に提供するにふさわしい、
 朝食の新メニュー作りだ!!》

「あ、あの名高い遠月リゾートに見合う品を作れってか…!?
 もしかしたら今までで一番厳しい課題なんじゃ…!?」

審査開始は明日の午前6時だ。その時刻に試食できるよう準備してくれ》



「…私の聞き間違いかな?午後6時…ダヨネ?」

「いや…完全に午前って言ったぜ…」

「…ってことは…寝てる場合じゃない!?」

そして堂島さんが現れたかと思うと、その口から放たれた鬼畜な課題内容!
なんと、「今から寝ずに明日の朝食のレシピ作れ」という無茶振りをしてきたという…
というかこれ、仮に朝食の課題をクリアしたとしても、明日の朝まで全然寝れなかったら
4日目の課題をこなす体力なくて撃沈するんじゃねーか?(えー

《朝までの時間の使い方は自由、各厨房を開放するからそこで試作を行うもよし、
 部屋に戻り睡眠をとるもよしだ》

って、寝たい人は寝てもいいってことだから、要するにさっさと考えをまとめて早く寝ること
この課題には重要ということか?合格できてもズルズル朝までかかるようじゃダメということなのか?

《では明朝6時にまた会おう、解散!》

(…驚きのある高級ホテルの朝食…
 つまり、ただ美味いもん作ればいいってわけじゃねーんだな、卵料理か…)



「そーいや俺の編入試験!あん時も卵がお題だったよなぁ、
 なついなー、なぁ薙切!」

「き…気安く話しかけないで!」

って、卵料理ということで、1巻でお嬢様に食わせた化けるふりかけごはんのことを思い出したソーマ。
確かにあれは卵使ってたし、「驚きのある料理」って題材にはピッタリだし、
もうあれでいいんじゃないか?これソーマすぐ寝れるんじゃね?(えー

「忠告しておくけれど、あの時のような下品な料理は出さないことだわ。
 審査員の失笑を買いたくなければね!」

「?でもお前美味そうに食ってたじゃねーか」

「ハァ!?誰が!?言ったでしょ不味いって!」

しかしお嬢様から「下品だからあんなん駄目」とダメ出しを食らってしまうソーマ。
下品…むう…まあ確かに今回は高級ホテルの朝食ですからな、ふりかけごはんってのはさすがによろしくないか…
というか高級な料理ってことを考えると、ソーマは庶民の定食屋で得たスキルしかないから
ある意味相当ハードルが高いんじゃないか?恵ちゃんとかもどうなんだろう

「えりな様!調理室の手配が済みました!」

「よろしい、では向かいましょう…ま、せいぜい無い知恵を絞りなさい。ごきげんよう」

そして別の部屋の調理室で試作をするために、ソーマの前から去っていったお嬢様。
まあ今回の課題は、お嬢様にしてみれば文字通り朝飯前って感じでしょうね(えー
高級料理作るの得意そうだしなー、というかなにげにソーマと色々喋ってくれるよねお嬢様、もっと無視するかと思ってたけど…

あとどうでもいいんだけど、「えりな様!調理室の手配が済みました!」「よろしい」ってこのやりとり
「お兄様!北の都がタームに襲われているわ!」「よし(チャキ)」を思い出したわ(えー



って、そんなわけで部屋を出て行ったお嬢様ですが、
廊下で見慣れない男女2人組がお嬢様を待ち受けていました。ここにきて新キャラ登場!?
なんだか2人とも穏やかじゃない感じの目つきの持ち主ですが…

「いつまでもそんな風に、女王様気分でいられると思わないでね」

「忠告ありがとう…一応頭に入れておきます。下々の戯れ言としてね」


(C)SUNRISE/BANDAI,DENTSU,TV TOKYO

この展開…
穏やかじゃないわね…!!
(えー

なにやらお嬢様への対抗意識をバリバリに放出している新キャラ女。
お嬢様を今の地位から引きずり下ろす気満々のようです。お嬢様も強気に挑発し返してますね…
これは女の戦い勃発の予感、この朝食課題はまさかのお嬢様メインの話になるのか?次回に続く!


■食戟のソーマ 第29話「夜明け前の卵たち」

 

 

今回のソーマですが、扉絵はどういうわけか格ゲーっぽい感じになっております
ベガっぽい格好の卵、リュウっぽい格好のソーマ、吉野はこれ忍装束とニーソってことでDOAのかすみですかね
恵ちゃんは…なんかレオタードみたいなの着てるけど…なんだろ、スト2のキャミィとか?いまいち分からんな…

「ふーむ、とりあえず…思いつく卵料理を作ってみるか!」

バン!

「和食なら出汁巻き卵!」

バン!

「洋風ならスクランブルエッグだな!」

もぐもぐ

「美味ぇーーー!!」

(美味い…美味いけども、これじゃあダメなんだよな…)

冒頭の場面、明日の課題に備えてオーソドックスな卵料理を2つ作ってみたソーマ。
2つとも叫ぶくらいにうまかったようですが、それだけじゃあ意味がないとまた考え込んでしまいます
美味くてもオーソドックスなだけじゃダメ、何か驚きの要素がなければいけないという…



それにしても、最近のソーマほんとイケメンになったよなー
1巻あたりの頃は、普段もっとしまらない顔してるシーンが多かったように思いますが(え

「(もぐもぐ)よし!上手くいったぞ、この品ならきっと!
 …いや、念のため別の味付けも試すか…」

「思った以上にエグイ課題だな…」

「そうね…この朝食メニュー作り、ここまで精神的にくる課題だったなんて…
 レシピを決めてベッドに入ったとしても、本当にあの品でいけるのか?合格ラインに届いてないのでは?
 そんな不安に一晩じゅう苛まれることになる…
 よほど自分の料理に自信がないと、早々と寝る気にはなれないわね…」

そんな中、手ごたえのある料理を作った生徒もチラホラいましたが、
「本当にこれで大丈夫か…?」と不安にかられて寝付けないという事態が発生していました
ああ…分かるこういうの。モバゲーとかでよくある心理だわ(えー

たとえばモバゲーのイベントで「500位以内の人のみ報酬があります!」っていうのがあって、
そういうのは最終日の夜になると、「ふう、もう300位まで上げたしこれで大丈夫だろ…」って寝ようとしても
「いや、本当に300位で大丈夫か…?朝になったら抜かれてねーか…?」と不安になって
まともに眠る間もなくプレイするハメになるという。ほんとモバゲーはもう2度とゴメンだわ…(えー



「(けろり)私はもう休みますが、貴女はまだ試作を?」

「は、はい!まだ半ばですので…」

「そう?では早めにお休みなさいね」

って、多くの生徒が不安を抱える中、「あー終わった終わった」と速攻寝ようとしていたお嬢様!
なんてやつだ、やはり今回の課題は、高級嗜好のお嬢様には相性がよかったのか…?

(流石えりな様!プレッシャーなど無きがごとし、女王然とした態度…
 感服いたします!)

「あ、それと…明日の晩はオセロで勝負よ!
 昨日のUNOはその…少し…不調だっただけだから!(どーん)」

(流石えりな様!どんな事柄でも勝者であろうとするご意思…感服です!)

それと昨日の夜はなんだかんだ言ってUNOで遊んでたようです
こ、こいつらー!一時は「そんなのやりません!」とか言ってヘソを曲げてたお嬢様でしたが…
結局はUNOの誘惑に打ち勝つことはできなかったようです(えー



コツコツ コツコツ

(私の料理で君を否定してあげます…
 しかとご覧に入れましょう、遠月にふさわしい卵料理の王道というものをね!)

そして厨房を去りながら、以前ソーマの化けるふりかけでビクンビクンさせられた時の思い出を振り返っていたお嬢様。
やはり同じ卵料理ということで意識しているんでしょうか、どうやら今回の料理であの時の屈辱を晴らす気でいるようです
しかしお嬢様も「卵料理の王道」ってことは、発想自体は今回のソーマと似てるってことなのか…?まさか同じ料理作ったりしてな

(おし…!イメージ固まったぜ!これならいけそうだ!
 食材も集めてきたし、さっそく試作を…)

じっ

「!?」

って、その時ソーマのもとを訪れていたのは、前回出てきたあの新キャラ女!
お嬢様のライバルキャラかと思ったら、ソーマにも興味があるのか…?それにしてもこの女も胸でっけえな…(えー
お嬢様、肉魅、乾さん、新キャラ女と、かなり巨乳キャラの数も増えてきた感じですね



「びびった…誰だお前」

「なかなか美味しい品ができそうね」

「あ?あー、そう…さんきゅー」

(髪…肌…白っ!こんな奴この厨房にいたっけ…)

むう、どうもそんな新キャラ女の見た目というのは、ずいぶん日本人離れした肌や髪の白さをしていたようです
外人さん?外人さんなのか?その割には日本語ペラペラ喋ってますね、色々と謎の多い女だな…
「誰だお前」ってソーマが聞いてるのに、なんも答えようとしないしなー

「明日の朝が楽しみねっ、ではごきげんよう」



ドン!

「あぐっ!(ぷるぷる)
 ちょっともう〜!突っ立ってないでどいてよねっ!」

「…けどお嬢がこの位置で立ってろって言ったから」

「それは相手を威嚇する時だけとも言ったはずだわ!
 私のななめ後ろで斜に構えてると凄みがよい感じなのっ!
 あ、アレはどうしたの?あのゴリゴリボール」

「どっかに忘れた」

「信じられない!あれも凄みを出すのによい塩梅なんだから!
 ちゃんと持ってなさいよね!?ほんとでくの坊なんだからっ!」

ってアレー!?なんやこいつら!急にコントを始めやがった!(えー
ソーマの前から去って行こうとした瞬間、後ろに立っていたあの新キャラ男に思いっきり顔面ぶつけてしまった新キャラ女!
そして涙目になりながらギャーギャー言い争いを始めますが、前回お嬢様と会った時のキザな登場の仕方も、
その時に新キャラ男が持ってた変なボールも、「だってカッコいいじゃん」ってだけでやってたという
かなりのアホの子だったようです。こ、こいつら実は憎めない奴らなのか…?

「あ…ごめんあそばせっ、何のお話だったかしら?」

「いや、話って話は全然してなかったけど…」



「お前らもう作る品決まったわけ?随分とはえーなぁ」

「まぁねっ。あなたも試作がんばってね、それじゃっ(すたすた)」

「…何だったんだ…?」

そして結局、最後までペースを乱されっぱなしで、何が何だか分からないまま新キャラ女と別れたソーマ。
ソーマがこれだけペースを掴めないってのも珍しいですね、普段ならソーマの方が相手を振り回す形になるのに
それと「お前らもう作る品決まったわけ?」のコマのソーマがなんか可愛らしくていいと思います
微妙にデフォルメかかってるせいかね、童顔に見えてかわいい顔してんね

「アレが幸平創真クンだってさ。噂の割にはなんだか、期待外れみたいね」

「…」

「あんな料理を作るつもりなんて、
 よほど不合格になりたいのかしら?(クスクス)」

ってなにー!?ソーマの前から去っていった2人ですが、その口から飛び出したのは
ソーマを思い切り見下した発言!腹黒か!?結局は腹黒なのか!?
腹黒キャラと見せかけて実はアホの子と見せかけてやっぱり腹黒なのか!?(えー

ソーマの作ろうとしていた料理は、まったく話にならないと言いたげな感じですが…
うーん、でも確かに今回の描写を見ると、お嬢様、タクミ、新キャラ女が自分の料理をすでに完成させた段階で
ソーマは「やっと料理のイメージ固まった、これから試作しよう」って段階だったんだよなあ

正直かなり遅れを取っているというか、やはり慣れない高級料理ということで、まさかのソーマ大苦戦な展開になるのか?
それとも単にこの新キャラ女が、めっちゃ目が節穴なアホの子だっただけの話なのか?(えー
うーん、また読めない展開になってきたな…次回に続く!


・ソーマがVOMIC化するみたいですね。創真は小野友樹さんか…これが俺のハンドレスクッキングだ!(おにぎり)

ソーマのVOMIC化、昨日あたりからいろんなとこで話題になってますねぇ
簡単に言えば声のついた漫画がVOMICなわけですが、なんと言ってもどんな声優が演じるかが気になりますよね
そんなVOMIC版ソーマのキャスティングというのが

幸平創真:小野友樹
薙切えりな:中原麻衣
幸平城一郎:小山力也
倉瀬真由美:林沙織
峰ヶ崎:千葉泉

というわけでソーマ役にまさかの小野友樹!小野友樹といえばもちろんあの人!


(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS

オレの満足ボイスで
満足するしかねぇ!!
(えー

まさかのチームサティスファクションリーダーとはね…満足させてくれよ…
ちなみに倉瀬真由美っていうのはソーマの幼なじみ子ちゃん、峰ヶ崎ってのは第1話に登場した地上げ屋の女でしょうね
たぶん第1話だけだからこのメンバーなんだと思います。1話っていうとえりなお嬢様の出番も
「笑えないわね…ちっとも笑えない…!」の一言だけで終了でしょうね(えー

ともかくこれを足がかりに、メディアミックスの動きが出てくると今後色々楽しみですねぇ

・はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいてます!私は今フランスに留学中なのですが、
 そこで何人かの若い(24〜30)日本人料理人とお友達になりました。その中でも自分の店を持ってる人は
 ものすごい自信家、嫌な言い方をすれば傲慢な人(そしてナルシスト)が多いです。それが悪いとか良いとかではなく、
 そうしないとやっていけないからなのです。

 料理界に限らず他の業界でも「いきなり仕事を休む」「自分の非は認めない、むしろ自分は被害者」は基本ですし、
 しかも部下に厳しすぎるとパトロンからクビにされます。知り合いの一人はそれでクビになりました。
 ですので、日本人特有の謙虚さ勤勉さは愛されはするものの役に立つ事はほとんどありません。
 フランス人(に限りませんが)の感情の発露は爆発的なもので、後先考えない単純なものです。
 そしてそれに振り回されているのは大抵日本人です。

 どんな人でもしばらくフランスでの生活が慣れてくると性格がふてぶてしくなります。これは高確率でそうです。
 慣れない人はだいたいすぐ日本に帰ります、それは主に↑の理由からくるものでしょうがない事だと思います。
 あとこれは余談ですが、現在留学者や移民だらけのパリにおいてよそ者の概念はほぼないに等しいです。
 それくらい多種多様な民族で溢れています。犯罪も多いので、常に三人ひと組の軍人達がサブマシンガンを装備して
 巡回しています。 by すっぱい

おお…まさかのリアルでフランスに留学中の人からコメントが!
しかも24〜30歳の料理人でいっぱい知り合いがいるって、まさにリアル四宮な友人がいっぱいですな
そして「自信家で傲慢でナルシストでないとやってけない、フランスの生活に慣れるとみんなふてぶてしくなる」というのは
ほんと四宮が辿った人生と同じなんやね…やっぱ日本とは環境が違うってことか…
というか常にサブマシンガン装備した軍人が巡回してるとか怖すぎるわフランス!
とても日本じゃ考えられねーな…まるで修羅の国だよ…フランスってあんま危険なイメージなかったけどそうなんかー


■食戟のソーマ 第30話「想定の陥穽」


【4日目の朝、学生たちは複数の会場へランダムに振り分けられた。いよいよ運命の審査が始まる…】

「うおお広ぇー…お、田所もこの会場か、タクミもいるじゃん」

さて前回、高級ホテルの朝食について課題を出されたソーマ達ですが、
今回はいよいよその発表の場へとやってきました。バカでかいホールに生徒用のスペースがそれぞれ用意され、
A-29とかA-30とか隣同士になった生徒たちは「よろしくお願いしまーす」「あ、よろしくお願いしまーす」てな感じに
声を掛け合えるような距離で料理を作るという…まるでコミケ会場じゃねーか!(えー

「えーと俺の割り当てられた台は…よし、ここだな!」



「あ」

ってお嬢様キター!!なんとソーマの隣同士になったのはえりなお嬢様!
つくづくバッタリよく会う2人だな…やはり主人公とヒロインということでプッシュされてるんだろうか
それにしても箱を運んでるお嬢様の図がマジでコミケ会場の雰囲気そのまんまで笑ってしまう

「ゆっ幸平…!?(ガシャーン)」

「薙切、お隣じゃん!合宿入ってからよく会うなー」

(どれだけ神出鬼没なのこの男…心臓に悪い…)



「なにげにお前の料理見るの初めてだなー」

「…」

(…ま、私の力を見せつけるには好都合ね…)

「ええ、存分に味わうといいわ。私と君の料理の差を!」

「?食べ比べするって事?別にいーけど課題の後でな」

「ち…ちがう!そういうことじゃなくて…!(皮肉が通じない!)」

って、相変わらずソーマを前にすると調子が狂ってしまうお嬢様がかわいい
なんとか気を取り直そうと「存分に力の差を味わうといいわ!」とタンカを切りますが、
ソーマは「えっ仲良く食べ比べしたいの…?」とまったく話が通じません



《各自、料理を出す準備はできたな?これより合格条件の説明に入る。
 まずは審査員の紹介だ》

ワアアアアアア!

「す…すげぇ人数!誰だこの人たちは!?」

そうこうしているうちに、堂島さんの合図で一斉に姿を現した審査員たち!驚くべきはその数です、
そうまるで「ただ今よりコミックマーケットを開催いたします!」と言われて
なだれ混んできたオタク達
のように大量の人がわらわらと…(えー

《この課題の合格基準は、
 今から2時間以内に200食達成すること!
 以上を満たした者を合格とする!》

「に…200食!?ほぼ徹夜の状態で!?」

《それでは…審査開始!》

ワアアアアアア!

そんなわけで審査開始となりますが、なんと今回の課題のクリアー条件は2時間での200食達成!
関守さんがやってた試験が1時間で50食だったことを考えたら、今回の課題は1時間で100食ペースという
2倍の速度で2時間も動き続けなければならないウルトラハードなことになっております
これはとうとう丸井も年貢の納め時か…(えー



丸井は1時間で80食の試験でこんな瀕死状態でしたからね、2時間200食となると確実に身が持たないでしょう
さらに今回の課題は、昨晩の準備に手間取って寝てない生徒ほど体力的にキツイわけで
丸井が昨晩キッチリ準備を終わらせて寝ていたとは到底思えないから
確実に丸井を殺しにきてるぜこの課題は…(えー

「あら?香ばしい匂い…これは…フリッタータ!イタリア発祥の卵料理ね!
 チーズを絡めて焼き上げてある…」



「でもコレ…普通のフリッタータじゃん!」

「いえいえ…僕のフリッタータは、サラダとして召し上がっていただきます!」

そして真っ先に描写されたのはタクミの料理から。
この間タクミが言っていた「イタリアの定番卵料理」というのがこのフリッタータのようですが…
しかしそんなことより何より金髪お姉さん美人すぎ!誰なんや!?遠月リゾートの受付嬢か!?
胸の大きさもハンパねーし、今までの女性キャラで一番レベル高いんじゃないか…?遠月リゾートあなどりがたし!

「フリッタータをざっくり粗くほぐして、野菜とあえる!
 バルサミコソースとパルミジャーノチーズを散らして…」



「完成!インサラータ・フリッタータ!」

「へぇー!フリッタータにそんな食べ方があるんだー!」

「野菜も沢山とれてヘルシーかも…」

もぐもぐ

「ふわぁ〜!美味しい!」

「ふわふわの卵とシャキシャキした生野菜の食感!それにサッパリとしたソースが
 口の中で混じりあって…すごい!こんなサラダ食べたことない!」

「グラッツェ!!」

そんなわけでタクミの料理というのがこれ、要するにフリッタータを利用したサラダというわけですな。それにしてもタクミ、
「奇抜な見た目や突飛な組み合わせではない、アトラクション的な高揚感をお客様に与える!」
以前語ってましたが、結局どのへんがアトラクション的だったんだよ!(えー
タクミの動作自体はわりと普通に混ぜただけじゃねーか!まったくよくわからん男だぜタクミ

「フー…!」

《タクミ・アルディーニ、200食達成!》

「くっ…思ったより手間取った!幸平はどうだ!?」



《田所恵、200食達成!》

「やった…!やったぁ!」

そしてついに現れ始めた合格者たち、タクミや恵ちゃんはさすがの安定感で通過していきます
それにしても恵ちゃん、タクミとほぼ同時に合格とはすっかり強キャラの仲間入りですな
もはや落ちこぼれとは言わせないこのレベルの高さ、
やはりこの課題で一番の焦点は丸井が合格できるかどうか…(えー

「やったよ創真くんっ!(バッ)…えっ…!?創真くんが…
 まだ10食以下…!?」



「…」

ってアレーーー!?なんとここにきてソーマ壮絶な大苦戦!
タクミや恵ちゃんが200皿片付けた一方で、ソーマはたったの8皿のみ!
なぜこんなことに!?あのソーマが机に手を突きながら冷や汗をかくハメになるとは…
丸井と同じ次元で苦しむことになるのかソーマ!?(えー

うーむ前回、新キャラ女が「あんな料理を作ろうだなんて、よっぽど不合格になりたいのかしら」と言ってましたが
完全にその通りになってしまったというわけか…一体なにを作ってしまったんでしょうか
ソーマが味で失敗をするとは思えないから、見た目か何かでミスをしてしまったのか?

たとえば、単品で見ると問題ないんだけど、他の生徒達の料理と比べると選ばれにくいものを作ってしまったとか。
今回の課題のキモは、他人を優先されてしまったら審査員が自分の料理を食ってくれないってことですからね
今までは料理を作りさえすれば、確実に審査員が食べてくれたわけですが…今回はそうじゃないからな…

もしくは料理の見た目以前に作ってる人間の問題、男性客なんかはみんな
隣にいるえりなお嬢様のおっぱいに釣られてしまったとか…(えー



だって実際そうじゃね!?こんな巨乳美少女がすぐ隣で料理作ってたら男はみんなそっちに行くべ!?
誰だってそうする。俺もそうする。なのでソーマは男性客をみんな隣のお嬢様に取られてしまい、女性客については
「えりな様のおみ足ぺろぺろおおおおお」と給仕長のオッサンが騒いでるせいで
「あっちのスペース変なおじさんが騒いでるわよ」「えーやだキモーイ」
女性客はドン引きして近づいてこなかったという…(えー
給仕長のオッサン…あんたの罪は重いぜ…次回に続く!


この間ちょっと話題にしたソーマのVOMICですが、あれってネットでは8月配信なのが
テレビで毎週金曜のサキよみ!ジャンBANGって番組で先行放送されてるんですね
さっそく俺も見てみたわけですが、ソーマの声は正直かなりアリだなと思います

ソーマの喋り方はかなり鬼柳さんに近い感じで、遊戯王5D’sを見てた人ならニヤニヤしながら見れると思います
特にブチ切れた時の演技は100%満足ボイスなのでたまりません
そんな小野友樹の演技の中でも最も吹き出したのが、1話の地上げ屋をソーマが追い払おうとするシーン
「二度とこの店に
 立ち入らないと誓え…」
「アンタの舌を
 満足させる
 品を出せたらな!」

ま…満足するしかねえ!!
まさかいきなり満足なんて言葉が出てくるとは!しかも100%満足ボイスなもんで爆笑しちまったわ
それとサキよみジャンBANGって、ナレーターを担当してるのがモンスーノのシャルルマーニュの人なんですね
どっかで聞いた声だと思ったらシャルルマーニュだったとは…この人の声けっこう好きなんだよなー



・はじめまして。ソーマ感想など楽しませていただいております。レオタード恵ちゃんはマヴカプのサイロックですよ。
 元はX-MENのキャラクターですが

・恵ちゃんの衣装は、「X-MEN」や「MarvelVS」シリーズのサイロックですかね
 帯や手袋が無いのですが、ニーソのラインや素材のテカりっぷりがそれっぽいかと by 通りすがる



なるほどサイロックですか…言われてみればそうかもですね
しかしサイロックといえば格ゲーというよりアメコミのキャラだから、なんかこう格ゲーのキャラっていうイメージ持ちにくいな
まあそもそもなんでこの回は格ゲーキャラの絵で統一してたのか謎ですが!(えー


・大志さんこんにちは!ソーマ4巻買ってきました〜!事前に画像チェックをしていなかったので、
 表紙がタクミでも四宮先輩でもないことにびっくりでした(*-*) 肉魅ちゃんは本当に優遇されてますね。
 先月3巻発売の時に、表紙はめぐみちゃん、巻内描き下ろしはタクミでほぼ平等になっているとのことでしたが、
 そういえば2巻のときも表紙がえりなお嬢様で描き下ろしが肉魅ちゃんばかりですね〜
 個人的には今後のタクミの出番が心配で早く表紙にしてあげてほしいんですが、1〜4巻を並べてみると
 背表紙がソーマとヒロインズで超癒されました ソーマめ… by 柿

どうも柿さんこんにちは、発売して早々に4巻を買ってくるとはよい心がけですね(えー
そんなわけで俺も買ってきました第4巻。収録内容としては第22話〜第30話、
「食戟?はっ、懐かしい響きだ」と食戟を受けようとしない四宮に始まり、堂島さんの介入、そして四宮との食戟を経て
恵ちゃんを救った後にソーマが朝食課題で大失敗、「創真くんがまだ10食以下…!?」までとなっております



今回もいいところで切れましたねこれ
単行本派の人は「ええー!?一体ソーマはどうしちゃったの!?」とビックリしたところで
話が終わったんじゃないでしょうか、なかなか続きが気になる引きだと思います

ただ、収録内容はそんな感じなんですが、今回の表紙はというと



デデーン。肉魅&小西先輩!なんでやねん!
なんでこの2人やねん!本編とほとんど関係ないじゃないすか!一体どういう基準で!?
うーむ、初めてこの表紙を見た時は、てっきりジャンプLIVEで書いた番外編の
真夏の肉魅さんが収録されるのかと思いましたが



特にそういうわけでもなくて本編のみの収録だったんですよね。なんでや…
同じ日にコミックスが発売したニセコイは、同じくジャンプLIVEで書いたマジカルパティシエ小咲ちゃん
掲載していると聞いたんですが、なんで?なんでソーマの番外編は掲載されないのん?



そしてページを1枚めくると、そこには制服姿の描き下ろし肉魅がご登場。
柿さんも言ってますが本当に優遇されてますね…ただまあ、この1ページ目の描き下ろしに関しては、
いつも表紙と同じキャラの絵が描かれてるから、表紙に選ばれた時点で肉魅がここに来るのも確定でしたけども
それにしても肉魅はこういう女の子らしい表情とかさせるとマジで可愛いな

あとはカバーをぺらりと外すと、なんかかっこよくキメた四宮がお出迎え。
やはりこの巻と言えば四宮なので、このチョイスは妥当なところですよね
そして「あはははは!し、四宮先輩かっこいい、あはははは!」
なぜか大爆笑する乾さんの姿が!あんた酒でも飲んだのか!?
この後乾さんは殴られることが確定だそうです、南無



それと四宮が作ったマジカル・キャベツ シュー・ファルシについても、簡易版メニューが公開されてましたが
ここでも「うわぁ〜嫌な言い方!人としてどうかと思う!」と余計なことを言い殴られるのが確定な乾さん。
どんだけ殴られるんや!もはやこの流れが2人にとっては普通なのか…



さらには本編であった”ただの観客”にされる乾さんのシーンですが、今回のおまけページで
あれが実は四宮の手で縛られていたことが発覚。
もうここまで来ると一種のプレイだな…(えー
結局四宮といい仲なのは乾さんだけってことなんでしょうか、水原さんは関係なかったのか!?水原さんは!?

そしてこちらは、いつぞやの格ゲー風扉絵に関するおまけイラスト。
「なななななしてこんな格好しなきゃなんねぇんだべ!?」とうろたえる恵ちゃんですが、
むう…恵ちゃんの衣装、サイロックという意見が多かったのに対して
ここにきて「三つ編みつながり」という言葉が…むむむ、サイロックは三つ編みではないので別のキャラってことか…?
改めて調べてみたらキャミィが三つ編みなのでやっぱキャミィだこれ!

それと吉野に関しても、てっきりDOAのかすみかと思ってましたが
スピニングバードキックしてるところを見るとチュンリーだったのかよ!


↑ジャンプ掲載時


↑コミックス掲載時

改めて吉野のイラスト見てみると、ジャンプ掲載時はサブタイトルでおだんご頭がちょうど隠れてましたが
コミックスではそれが見えるようになってるんですよね。なるほどなー、おだんごだったらチュンリーだよな
そういえば吉野は普段もおだんご頭だったので、チュンリーとはおだんごつながりってことか
てことはリュウのコスプレしてるソーマは、ハチマキつながりってことですよね

そういう意図があったんだな…最初見たときは「なんで急に格ゲーのコスプレ?」って意味が分かりませんでしたが
それぞれ共通点のあるキャラの服装をさせたってことか



さらにおまけイラストで、タクミ、イサミ、肉魅のコスプレ衣装も掲載されてました
タクミは胴着姿だしまぁ…ケンかな?たぶん金髪つながりじゃないでしょうか
イサミはエドモンド本田でしょうね、これはあれか、デブつながりってことか(えー
肉魅はストVのエレナですねー、褐色つながり。つーか肉魅のエレナ似合いすぎ!髪型も似てるしそのまんまじゃねーか!


↑ジャンプ掲載時

↑コミックス掲載時

あとは細かい話をすると、朝食課題でソーマとお嬢様が一緒になった時、
ジャンプの時は「ゆっ、幸平…!?」と言っていたのが、単行本だと「ゆっ、幸平…くん!?」に直されてましたね
これって単なる書き忘れだったのかな?てっきりお嬢様がビックリしすぎてくん付けをする余裕すらなかったのかと思ってましたが
本来はこうなるはずだったのかぁ。ふんふん






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