■食戟のソーマ 第36話「唐揚げの官能B」



そんなわけで今週のソーマですが、なんと表紙までもソーマが飾るという優遇ぶり!
マジか…巻頭カラーとは聞いてましたが、まさか表紙まで独占とは思いませんでした
そんなイラストはソーマとお嬢様のペア。やっぱなんだかんだ言ってメインヒロインはお嬢様なのかなー



そして巻頭カラーの扉イラストがこちら、主要キャラたちが一斉に揃い踏みっつー感じですな
それにしてもお前ら悪党ヅラすぎんよ!(えー
なんやこれ!お前ら怖すぎ!ソーマの顔とかこれやばいでしょ、「今からコイツをどう料理してやろうか」
人殺し的な意味で料理を始める寸前の顔ですわ(えー
唯一まともなのは恵ちゃんだけか…まったく恵ちゃんはこの漫画における清涼剤だぜ

唐揚げ
立ち上る湯気、鼻をくすぐるスパイス、
鶏肉のぷりぷりとした歯応えと、唇を伝う熱い肉汁…



そんな日本の食卓を彩り続ける国民食を矢とし槍とする、
天下分け目の合戦が始まろうとしていた…
すみれ通り商店街、唐揚げ夏の陣!

そして本編の開始ページがこちら、何やら戦国武将のコスプレをして合戦を控えたソーマ達の姿であります
なんだか前回からずいぶん戦国時代に例える感じのシーンが続いてますが、これには何か意図でもあるのかな?
それと前回はサブタイトルが「官能の唐揚げA」だったんですけど、今回は「唐揚げの官能B」になってますね
官能と唐揚げが逆になっとる…書き間違えたんでしょうか、単行本での修正が待たれるぜ…(えー

「もず屋の唐揚げは、電車で持ち帰るお客のために
 匂いを漏らさないカッチリしたパッケージに入ってるだろ?
 あんなきれいな駅ナカでむしゃむしゃ食べるわけにもいかねーし、
 あの品は買ってすぐじゃなくて、家で食うのを前提に作られてるんだよ!」

「確かに…うちのお母さんがもず屋の唐揚げ買ってきた時、
 冷めちゃってレンジで温め直してたなぁ…」



さて前回、もず屋に対抗する策を考えているうちに「商店街ならではの強みで戦えばいい」と気づいたソーマ。
そんな商店街ともず屋の違いというのがこれでした、もず屋では買ってすぐに唐揚げを食べることができず、
わざわざ家まで持って帰らなければならないという…

「商店街ならそんな縛りはない!なんたって食べ歩きをウリにしてる商店街も
 あるくらいだからな、揚げたて熱々にかぶりつく!やっぱ唐揚げはそうじゃねーと!
 しかもここいらには、小学校から大学までたくさんの学校があるんだ、
 夕方になれば買い食いしたい盛りの連中が町に溢れかえる!」

「そうか!惣菜を家に持ち帰る…いわゆる”中食”の土俵に乗る必要はねえ、
 こっちの地の利を活かすってことだな!」

「そーゆーこと!キーワードは”食べ歩きの唐揚げ”!
 これなら勝機が見えるんじゃねーか!?」

それに対してソーマ達は、食べ歩きをテーマとして揚げたてをすぐに食える唐揚げを作るという…
うーん、食べ歩きか…それをやる場合ゴミをどうするかがネックなんだよな…
食べ終わった後は必ずゴミが出ちゃうわけだけど、最近ではコンビニくらいしか道ばたにゴミ箱なんて置いてないから、
結局家にゴミを持って帰るハメになるという…家のゴミは増やしたくないからなぁ

そういう意味じゃ、駅のホームにゴミ箱があるから駅ナカって便利ですよね
駅ナカで唐揚げを買って、駅前広場とかのベンチで食って、改札を通ってホームのゴミ箱に捨てて、電車に乗って家に帰るという
完璧じゃねーかこの流れ…これは商店街じゃ勝てねーわ…(えー

「うおおおおー!!燃えてきたぁ!創真ちゃん!僕も僕なりに協力してみせるよ!
 僕だって弁当屋のはしくれだからね!みんなの力で絶対にもず屋を倒そう!
 よおおしやるぞおおおーー!!(どどどどど)」

「お、おう…まあ頑張って…」

って、その時ソーマの話を聞いて異様にやる気を出しはじめた弁当屋の兄ちゃん!
「僕も協力するよ!」と張り切っていますが自分1人でメニューを考えるつもりらしく、ソーマ達を置いて自分の家に帰ってしまいました
これにはソーマも「お、おう…」とドン引きであります、ソーマ達のサポートじゃなくて自分で考えるんかい!
なんて無謀な…ギニュー隊長のセリフで言うなら「ほっておけ。ザコだ」って感じかな…(えー

「その場で食べるためのパッケージ…爪楊枝を添えて…こんな感じかな!」



「で、唐揚げは小中学生が好きそうな味付け…
 カレー粉で味付けしたものと、まぶした粉チーズがとろける唐揚げを作ってみた」

そんな弁当屋の兄ちゃんは置いといて、早速食べ歩き用唐揚げを試作し始めたソーマでしたが…
お、おいこの容器とか爪楊枝とか、どう見てもからあげクンじゃねーか!!
からあげクンのパクリで行くつもりかソーマ!?確かにからあげクンは美味しいけども…
それだと仮にもず屋に勝てたとしてもローソンが黙っちゃいませんぜ!!(えー

はふはふっモグモグ



「どうだ?」

「うーん、美味しいけど…もず屋の唐揚げはもっと満足感があった気がして、
 あれには届いてないような…」

しかしそんなからあげクン作戦は、「満足感が足りない」ということで却下になってしまいました
そのほうがいいぜ…ローソンとまで戦争したらこの商店街は終わりや…(えー
とはいうものの、これでまた別のアイデアが必要になってしまったわけですが…

「もず屋が使ってるむね肉は、低カロリーで味もあっさりしてるから女性に受けやすい…」

「でも揚げたてのガツンとした旨さを出すなら
 ジューシーさと身の弾力でむね肉を上回る、もも肉のほうがいいんじゃねーか?」

「おし!それで試作し直すか…!もも肉を漬けるタレの配分は?」

「そうだな、まず醤油と一味唐辛子と…次は衣にコーンスターチを使ってみようぜ」

その後「あれはどうだ」「これはどうだ」と色々なアイデアを出していく肉魅&ソーマ。
なんだか肉魅主導でアイデアをぽんぽん出してますよね
前回は「とにかくA5肉使おうぜ!」と、こればっか言ってた肉魅ですが、
今回になって本領発揮というか、柔軟な発想があるところを見せてくれましたね

(目新しさとインパクト…持ちやすくて…そのうえ味も高めるような…)

「!!」



「創真ちゃん凄いアイデアじゃないか!それしかないよ!」

「(コクッコクッ)」

「ようし、発売と同時に大々的なキャンペーンを仕掛けよう!
 椿やチラシを作らなきゃ!そうだな…1週間後くらいにはなんとか!」

「いや…仕掛けは明日の夕方だ!」

「!?」

そして試行錯誤を繰り返すうち、ついに決定的なアイデアで料理を完成させたソーマ!
それはいいんですが仕掛けるの速すぎだろ!なんともう明日もず屋に決戦を挑むと…なんという急な話
すでにソーマには、そこまでもず屋に勝つシナリオが見えているというんでしょうか?

「奇襲だ…!晩飯前、惣菜戦争ピークの時間帯に…
 反撃する隙も与えることなく、敵の本陣へ一気に攻め入る!」

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プルルルル ピッ

《で…首尾はどうだ?》

「問題なしですわ!おたくはんがバックにおるんやから当然でっしゃろ〜」

《油断するな》



って、一方その頃、何やら電話で黒幕らしき人物と話していたもず屋の社長。
もず屋はこいつの指示で動いていただけなのか?それにしてもこの黒幕男、髪型とかメガネとか見るに
大番長の韋駄川煉みてーな顔してんなあ(えー

「とにかく店は相も変わらず千客万来!
 この町がもず屋一色に染まるのは時間の問題でっせ!」

《念のためそいつのこと調べとけ。何かあったらすぐ連絡しろ。いいな(ブツッ)》

(…ちっ…粋ったガキの多いことやわ…)



そんな煉クン(仮名)にアゴで使われ、「ガキが調子こきやがって…」と内心めちゃめちゃブチ切れていた女社長。
こりゃ敵側もチームワークの悪さで色々ありそうな気が…それにしても「ガキ」ってことは
煉クン(仮名)はまだ学生っぽいですね、おいおいそれってまさか…

「おい何してる、時間だぞ」

「うるせぇな…分かってる。今日の議題は何だ?」

「通達に目を通してないのか?秋の選抜、そこに出場する一年の絞り込みだ」

「ちっ…面倒くせぇな、なんで俺達が休日返上でそんな事しなきゃならねぇんだ」

「ふ…仕方ないだろう。これも重要な責務だ」

「われら遠月十傑の…」

ゲー!?やっぱ煉クン遠月の生徒かい!しかも十傑!
連休中だというのに、遠月学園では秋の選抜のための十傑会議なんてものが開かれようとしていました
そこには当然一色先輩の姿も…さすがに今日はフンドシじゃねえんだな…(えー

それどころか、なんかワルっぽい雰囲気出してますね一色先輩。
ここ最近はすっかり変態だけど優しい先輩という雰囲気だった一色先輩ですが、やはり第7席ということで
ナイトオブセブン枢木スザク的な下克上を狙っているのか?

いやあ、それにしても「市場の動向を見極めて最善の手を最速で打ち続ける…商売の鉄則だろ…」と語る学生だとか
学校運営のために力のある学生が集まって会議するだとか、この展開
中学生の妄想みたいじゃねーか!(えー  急にどうしちまったんだ疾駆先生!



それに十傑会議の出席人数を見ると、開始の時間なのに7人しか揃っていないので、これって絶対あれだよね
「む…○○の姿が見えないようだが?」
「気分が乗らないのでパスだそうです」
「チッ、またか…!あの野郎ちょっと腕がいいからって調子に乗りやがって!」
「フ…まあそう熱くなるな…」
みたいな会話になりそうだよね。厨二すぎんぞおい!(えー  次回に続く!


あ、それとジャンプLIVEの方で、この間tosh先生が描いたジャンプヒロイン水着ポスターのイラスト
1人ずつ見られるようになってましたね。これって全員まとめて描いたんじゃなくて、もともとは1人ずつ描いたのを
後から集合させたイラストだったのか



とりあえず俺としては、ポスター見た時から思ってましたが照橋心美がダントツ可愛いと思う
この可愛さはマジヤバイ、というか水着の感じが下着みたいに見えるからエロさ倍増なんですよ!
そうまるでこれからベッドインする寸前とかそんな感じのイラストなような:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

正直ソーマのヒロイン全員と見比べても、照橋心美が一番上かもなー
この子ソーマの漫画に移籍させてもらえませんかね?いやほんと無理ですか?(えー



他にもいろいろ見てみたらソウルキャッチャーズの女先生、ポスターでは胸より上しか見えてなかったけど
この絵ではもうちょい下まで見えて…すげぇ形の水着してんな!なんぞこれ
むむう…上下つながった水着の無駄な部分を削ぎ落としたような形というか、
なんだか肉抜きしたミニ四駆を思い出すぜ…(えー

あとはワールドトリガーの木虎と、べるぜのヒルダが良かったと思います
この2人はなんか原作の雰囲気がよく出てますよね
木虎はボーダーの制服を羽織ってるのがいい感じ。普段のエリート隊員っぽさが出てるし

ヒルダも原作どおりクールな雰囲気出てるのと、「ヒルダって可愛いんだな…」って初めて思いました(えー
やー俺はべるぜに関しては邦枝派なもんで…このヒルダが可愛く見えるのは横乳か!?横乳の力なのか!?


■食戟のソーマ 第38話「官能の唐揚げC」


「中百舌鳥さま、今期分のコンサルタント料の請求書が…」

「フン…あのガキとはもう切れてええんちゃうかなぁ?
 高っかいコンサル料払い続けることあらしまへんやろ。
 今日も駅ナカにでーんと構えて、この町の金をしゃぶらせてもらいまひょ!」



さて前回、遠月十傑の1人である煉クン(仮名)との繋がりが明らかになった女社長ですが…
なんと今回の冒頭でいきなり「もうあいつとは手ぇ切るわ」とあっさり反旗を翻してしまいました
女社長…これ完全に小者の敵キャラが勝手なことして自滅するパターンやで!負けフラグ立てすぎだろ!

それと前回「唐揚げの官能」だったサブタイが、今回また「官能の唐揚げ」に戻ってますね。やはり単なる書き間違いだったのか…

ワイワイ

「…?何やアレ…あの坊主どもが持っとるの、唐揚げとちがうか…?」



2日後

「…どないなってんねん!?すみれ印の唐揚げを手に歩く連中が、
 駅周辺にわらわらと!?」

「な、中百舌鳥さま!もず屋の売上げ…昨日から20%減ですっ!
 これで2日連続ダウン…!」

「ぐぐ…キサマらちゃんと接客しとるんかいな!?手ぇ抜きおったらしばき倒すで!」

「あのーすみませーん」

「ハイハイハイいらっしゃいませ〜!」

「すみれ印の唐揚げってここですかー?」

「…(ギリギリ)それ…は…駅前商店街の…事…かと…」

「あ、そうなんすか?商店街ね…ありがとうございます、行ってみますー」

しかしそれから2日後、もず屋の売上げは物凄い勢いで急降下していました
それというのも、商店街に突如出現したすみれ印の唐揚げに客を取られていたから…
これがソーマ達の作った唐揚げというわけね、しかし1日で売上げ20%ダウンとかもず屋の沈みっぷりが凄いな…

(客が…もず屋の前を素通りやて!?なんたる屈辱っ…!!)



(何かあったらすぐ連絡しろ、いいな)

「っ…あないなガキに頼れるか!とにかくすみれ通りへ!」

たったの2日で客をみるみる失ってしまい、がけっぷちに立たされてしまった女社長。
その時脳裏に煉クン(仮名)の忠告がよぎりますが、女社長のプライドが邪魔して煉クンを頼ることができません
ともかくすみれ印の唐揚げが何なのか確認するために、女社長はすみれ商店街へ…

わあああああ!

「一個ちょうだい!」

「こっちもー!」

(…!?数日前まで寂れ果てとったのに…!)

「毎度!少々お待ちをっ!すみれ印の唐揚げロールだよっ!!」



そんなソーマの唐揚げというのはこんな形になったようです、なるほどクレープみたいに巻く唐揚げなのか
これならゴミも最小限で済みそうだし、俺が前回気にしてた点もクリアしてそうですね
それにしてもマジ美味そうだなこれは…今までのソーマの料理の中で一番食いたいかもしれん

「く…食うぞっ!(バッ)」

むちぃ〜〜〜



そんなソーマの唐揚げロールを、恍惚の表情でむさぼり食う中学生の少年。
tosh先生今回はショタで攻めてきたか…(えー
この間のスフレオムレツではロリが目立ってましたから、今回はショタにターゲットを変えてきた感じかな?
tosh先生、男性読者だけじゃなくて女性読者も取り込む気だな…なかなかに野心的やで…(えー

(あの生地は一体なんや!?クレープ!?
 あるいはメキシコのトルティーヤみたいなものか!?得体が知れへん…!)

「あっれー?もず屋さんじゃないっすか!」

「(ギクッ)」

「コソコソせずに堂々と並べばいいのに(ニコッ)」



そして唐揚げロールが気になってウロウロしていた結果、とうとうソーマに見つかってしまった女社長。
「コソコソせずに堂々と並べばいいのに」ってこのセリフ、ソーマ達が初めてもず屋を訪れた時に
女社長に言われたセリフと同じなんですなあ
あの時は「そないコソコソせんでも堂々と並びはったらええやないの」と言われたんでしたか。
わざわざ同じ言葉で皮肉るとは、さすが煽り合戦では一枚上手ですねソーマ

「…いつから練っとったんや…この作戦…!」

「ん?三日前」

「何やと!?」

「調理器具の提供は金物屋、すみれ印の焼きごては板金屋!
 食材は八百屋と精肉店!(肉魅監修)
 チラシ(倉瀬製作)と手持ち袋のプリントは印刷屋!全部この商店街で準備した!」

たったの3日でもず屋を圧倒する唐揚げ屋を立ち上げてしまったソーマですが、
その快挙の裏には商店街のさまざまな店の協力がありました。肉魅や真由美ちゃんも色んなところで貢献してたみたいですね
それに弁当屋の兄ちゃんもソーマのパシリとして活躍しているようです(えー
唐揚げ屋は今後この人に任されるみたいだし、売上げを考えたらパシリでもおいしい思いができそうだなー

「もず屋さん言ってたよね。”競争力も独自性もないトコなんか廃れて当然”だっけ?
 あるんだよ…ウチの商店街に、”力”はあるっー!!」



「やかましゃっ!!御託はもうよろしいねん!
 そんな唐揚げが何やっちゅうんや!早晩もず屋に潰されるんがオチ…!」

そしていよいよ女社長相手に「ウチの商店街に力はある。力こそがパワーなのだ」と勝利宣言をかますソーマ。
それを聞いた女社長のものすげえ顔ときたら…どんだけ発狂してんだよ!まさかここまで余裕をなくすとは
やはり結局は煉クンのパシリぐらいの器しかなかったのか…

「そんなこと言うならさぁ、おばちゃんも食べてみなよー!
 ヤベェからこの旨さ!マジで!」



「うっ…なんやねんなっ!離れんかい!誰がおばちゃんや!」

って、そんな女社長に唐揚げロールを差し出したのは…な、なんやこのはだしのゲン的な戦後っぽい少年は!(えー
戦後の匂いすげぇ!それにしてもこの少年、ギャーギャー騒いで発狂してる見ず知らずの変なおばさん
スッと自分の唐揚げロールを差し出すとは…なけなしの小遣いで買ったんだろうに…
これが戦後の助け合い精神なのか…(えー

「そーだね…こないだ試食させてもらったし。どうぞ1食、おあがりよ!」

「…」

ザクッ

「!!」

シュルルルルル ギュッ




「この生地…米粉や!そうかコレは…バインセオに近いものやったんか!!」
バインセオっていうのはね、
ベトナムの粉物料理で
米粉と水、ココナッツミルクなどで
作った生地を薄く焼き上げ、
豚肉やエビ・もやしといった
具を挟んだ料理なのよ!

あおいちゃん解説ありがとうございます(えー
ついにソーマの唐揚げロールを一口食べ、その途端にエロいリアクションを晒してしまう女社長!
けっこう胸あるんですねえ、変顔ばかりが目立つキャラでしたが意外と脱いだらエエ体しとるのー(ゲス顔)

(部活帰りの学生たち…夕食の支度を急ぐ母親…通勤客の憩い…
 どこか心安らぐ町のざわめき、この唐揚げが…この場所の空気が呼び起こす…
 儲け、利潤、そんな物よりも遥かに輝かしい…)



(青春の味っ…!!)

そんな女社長の最後のリアクションはなぜか高校野球。さっきの戦後っぽい子は野球部だったんだろうか
もず屋との戦いはこれで決着っぽいですが、すげぇトントン拍子に話が進んだな!
テンポがいいと見るべきか、あっさり終わったと見るべきか…なんかソーマが圧倒的に勝ったのも久々な気がするな

「にくみぃ!やっぱお前すげーなぁ!
 肉の味付けとかホント助かったよ、これからも何かあったら色々聞くわ!」

「お、おう…ヒマだったらなっ」

(…いいなぁ…)

そんなわけで一件落着、唐揚げロールが大勝利をおさめた後で、肉魅にお礼を言うソーマでしたが…
真由美ちゃんはそれを物欲しそうに眺めていました。「これからも何かあったら色々聞くわ!」って一言が
うらやましかったんでしょうか、真由美ちゃんはこの唐揚げ対決が終わったらソーマと話す機会すらなくなるだろうしなー



「倉瀬っ!もし良かったらなんだけどさ、とみたやでバイトしてくんねーか?」

「ええっ!?」

「この唐揚げが定着するまでが踏ん張りどころだからさ、
 俺は普段手伝えねーし、富田さんだけだと心配だし」

「ででで、でも私バイトなんかやったことないし!私なんかより他の人のほうが…」

「そう?倉瀬は責任感つえーから任せられると思ったんだけど…」

「え…?」

「お前、中学んとき委員会の仕事遅くまでがんばってたし、
 小学校でも花壇の水やり当番欠かさずにやってたじゃんか。
 お前に頼めたら安心なんだけどなー…」

って、その時真由美ちゃんに唐揚げ屋でのバイトを勧めるソーマ。真由美ちゃんは昔から責任感の強い子だからと…
へえ…ソーマと真由美ちゃんの関係は、「幸平くんとは幼稚園から一緒ですが、あまり話したことはありません」とか
「倉瀬は中学ん時のクラスメイト」とかってセリフがあったように、
昔から一緒だけどソーマとしては中学のクラスメイトって認識しかないのかと思いましたが
実はそうじゃなくて、小学生の時の真由美ちゃんがどうだったかとかちゃんと覚えてたんですね

(…ただただ遠い存在だと思ってた幸平くんが…見てくれてた…?)

「まー無理にとは…」

「や、やってみたいです…!!」



「ホントか?よかったわー、俺も時々ゆきひらの風通しに来るから、
 そんときゃ遊びに来いよっ、ごちそうするぜ」

「う…うんっ!あり…がと…(わぁーーーい!!)」

「あれ、にくみどうした?」

「べっっつにぃ…(ぷいっ)」

そんなわけで、最後にちょっとだけ報われた真由美ちゃん。
一方で肉魅は思いっきり嫉妬して不機嫌ヅラしていました。順調にソーマのハーレム化が進みつつあるな…
肉魅は今後もちょくちょく出てくるんだろうけど、真由美ちゃんはどうなるんだろうか

「さて…もず屋主人、説明してもらおうか…」



そしてラストシーン、自分に相談もせず大敗北した女社長に、思いっきりキレていた煉クン(仮名)のシーンで幕となります
というかこのセリフってあれじゃねーか!モンタナ・ジョーンズのゼロ卿を思い出すわ!
モンタナにボロ負けするたんびにゼロ卿は毎回これ言ってたよなー

「ニトロ博士、事情を説明してもらおうか…!」

「い、いますこし時間と予算をいただければ…」

「弁解は罪悪と知りたまえッ!!
 お前達!これで終わったと思うなよおおおおおお!!」

来週の冒頭はこのやりとりで決まりだな…(えー 次回に続く!


■食戟のソーマ 第39話「選ばれし者」

 

 

にへにへ にへにへ

「おや田所?どーしたにへにへしちゃって」

「創真くん!えっとねぇ…(カサカサ)」

にへらっ

「!?」

「調理演習の授業でね、A評価もらっちゃったんだ〜!
 高等部最初のAは創真くんのおかげだったし、これは初めて
 自分の力だけで取れたAなの!だから嬉しいんだ〜!えへへへへ!」

「そっかー!よかったなぁオイ(こんなテンションたけー田所はじめて見た)

さて前回、商店街での唐揚げ対決を終えたソーマですが、今回はあの後もうちょい時間が経った日のようですね
あれから極星寮に戻り、遠月学園の授業が再開してしばらくした日のようですが…
そんな中で恵ちゃんは初めてのA判定をゲットし、スーパーご機嫌モードになっていました
恵ちゃんの実力もすっかり安定してきた感じですなー、やはりこの漫画の落ちこぼれキャラは
完全に丸井にシフトしたようだ…(えー

「恵、最近すごく頑張ってるわよねぇ、授業でもイキイキと料理してるし」

「うん、なんだか調子いいの!合宿を生き残れたから自信がついたのかも!」

「ふふ…では田所ちゃん、好調ついでに…アレ、やるかい?」

 

って、そんな中一色先輩の提案で始まったのはなんと卓球!なぜに卓球!?
やーそれにしても懐かしいですね、俺も中学時代は卓球部だったのでこうして見てると昔の思い出が蘇ります
そして榊さんは相当なデカパイだったことが発覚。素晴らしい乳揺れだなオイ
これを間近で見ても無反応なのかよソーマ!こいつに恋愛感情は存在しないのか!?
そんな榊さんの胸を物欲しそうに見つめる吉野…こいつは貧乳だったのか…

「やーしかし、この寮卓球台まであったんだなー、そういや田所って卓球の腕はどーなの?
 合宿じゃ一度も打たなかったよなぁ」

とその時、ふと恵ちゃんの卓球の腕が気になって質問するソーマ。
そう、実はソーマ達は地獄の合宿の最終日に卓球やってたんですよね



それがこの様子なわけですが、ソーマ達が卓球に興じる横でのんびり座っていた恵ちゃん。
あんまりスポーツ得意じゃなさそうだし、卓球も参加しようとは思わなかったとかそういう所なんでしょうか?

「うん…だって浴衣なんて着てちゃ…卓球になんねぇべさ…」



ってゲェー!?そこにはなんと一切の妥協がない表情で入念にラケットの手入れをする恵ちゃんの姿が!
不得意どころか超得意分野だったのかよ!それにしてもこのラバーにスプレーして手入れするのとか懐かしくて笑ってしまった
卓球部時代に俺もこれよくやりましたよ、こういう手入れをやらないと、ラバーの表面にうっすらとホコリがついて
打つ時に滑りやすくなっちゃうんだよね

カッカッカッカッカッカッカッ!

「えぇー!?」



「さ…榊!コレは…」

「恵が卓球を始めたのは小学生の頃…半年ほどで同年代の子には負けなしに。
 その後も大会で何度も優勝を重ね、スポーツの名門・青森玉田付属中学からも
 スカウトされたほど!”東北の跳び兎”という二つ名…
 地元で知らない人はいないと聞くわ…」

そして一色先輩との試合が始まり、高速のラリーをいともたやすく繰り広げる恵ちゃん!
どうやら小学生の時から天才卓球少女として名を馳せていたらしい恵ちゃん、
名門校からもスカウトの目が光っていたようですが…って、この青森玉田附属中学とかいうの、実際の学校なのかな―と思って
調べてみたら、どうも青森山田学園ってのがそれっぽいですね。卓球部のホームページもあるので見てみたら
全国大会団体戦8連覇とかなんやこれ!?なんや!?名門を通り越して超スーパーエリート校やないか!

「恵連続ポイント!これで4−0!」

「サーーーッ!!」



そんな恵ちゃんはやはり強し!序盤から一色先輩を圧倒し、4−0とどんどんリードを広げております
それとこの「サーッ!」ってかけ声、一般人からすると福原愛を連想するかもしれませんが
実はこれって、福原愛とか関係なしに卓球選手ならみんな昔から言ってるかけ声なんですよね

俺が中学生だったのは今から15年以上前で、福原愛もまだ8歳とか9歳ぐらいの時代でしたが
その頃から卓球部の人みんな「サーッ!」「サーッ!」と右も左もコレ言ってました
なんで「サーッ!」なのかというと、「よっしゃあ!」が「しゃあ!」になって「サーッ!」になったという説と
「さあ来い!」が「さあ!」になって「サーッ!」になったという説といろいろありますね
まあとにかく卓球選手が気合入れる時に言うおなじみの言葉ってことです。福原愛は別に関係ないのよね

「極星で恵をおびやかす者がいるとすれば…それは一色先輩ただ一人!」

パキイイイッ!!

「えっ!?(完全に逆を突いたはずなのに…読まれてた!?)」

「一色先輩…すごい!どんどん点差を縮めてく!」

「恵は典型的な前陣速攻型…対して一色先輩はカット主戦型ね」



がしかし、恵ちゃんが序盤に広げたリードを徐々に挽回していく一色先輩!
恵ちゃんが強い理由は分かったけどそれと互角のあんたは何者だよ!
それと2人のプレースタイルについても言及されてますね、卓球のスタイルは大きく分けると3つありまして

・主にドライブを使い、スピン系ボールで攻めるドライブ攻撃型
・主にスマッシュを使い、スピードのある打球で攻める前陣速攻型
・主にカットを使い、ひたすら粘ってチャンスを待つカット守備型

があるんですよね。どうやら恵ちゃんは前陣速攻型、一色先輩はカット守備型のようです
まあドライブ型もスマッシュ使ったり、前陣速攻型もドライブ使ったりするんで、この2つにはそこまで差はないですけどね
カット型だけは完全に守備重視なのでガラリと戦法が変わりますけども。

卓球の試合ではドライブ攻撃型vsカット守備型の対戦になると面白いですよね
ドライブとカットの回転が噛み合うから、お互いの得意なスタイルを存分に出せる感じだし
これがドライブvsドライブになってしまうと、速すぎて何やってんだか全然わかんなかったり
カットvsカットになってしまうと、ノロくてお互い守備力が無駄に高いので見ていてダレるという極端なことになってしまうんで…

「でも一色先輩、ここぞという時は果敢にスマッシュを狙ってる!
 粒高ラバーでの返球を織り交ぜることで、恵を揺さぶる算段のようね」

「だけど恵は確実にニュートラルに戻ってるし…
 フォアへの回り込みも怠っていない、流石だね」

(専門用語がたくさんで何言ってっかわかんねぇ!?)

さらに2人の攻防について詳しく解説する吉野&榊さん。お前らもなんでそんなに詳しいんだよ!
話によれば一色先輩は、守備型ながらもスマッシュや変則的なボールを駆使して相手を揺さぶるスタイル。
対して恵ちゃんは、一色先輩の揺さぶりに対してニュートラル(基本姿勢)にきっちり戻って崩されずに対応しているという
感じのようですね。「粒高ラバー」って言葉が出てるので、せっかくだからラバーについても解説しておくと

・裏ソフトラバー

表面が平らになっているラバー。
おそらくラバーの中で一番一般的。
摩擦力が高く、ボールに強烈な回転をかけやすいので
スピン系打球で攻めたい人(ドライブ型)がよく使う。
・表ソフトラバー

表面が平らでなく、イボイボしているラバー。
裏ソフトに比べて、ボールに回転がいまいちかからない。
しかし、相手が回転をかけてきても打ち返しやすいという利点があり、
相手のスピン打球を強引に打ち返すことができる。

打球スピードも他のラバーに比べて速く、
回転より速度で勝負したい人(前陣速攻型)がよく使う。
・粒高ラバー

表ソフトよりさらにイボイボが高くなったラバー。
表ソフト以上にスピンをかけにくく、ボールに回転が全然かからない。
しかし、回転がかからないことを利用しての
無回転打球(ナックル)が打てる。

また、自分では回転をかけにくいものの、ラバーの弾力を利用して
相手の回転をそのままにして打ち返すことができる。
つまり相手からすれば、自分の回転がモロに自分に返ってくるので、
カウンター攻撃に向いているラバー。守備重視の人(カット型)がよく使う。

こんなところでしょうか、一色先輩に対して榊さんが「粒高ラバーの返球を織り交ぜてる」って言ってるのは
一色先輩のラケットがシェイクハンドで、片面に粒高ラバー、もう片面に違うラバーを貼ってるせいでしょうね

カッ!

「これで11−10!恵がマッチポイント!」

(くっ…何かないか…!?考えろ…考えるんだ…!
 形勢を逆転する魔手を!!)

しかし互角の勝負を続けながらも、ついに11−10で勝利に王手をかけた恵ちゃん!
追い込まれてしまった一色先輩ですが、最後まで頭をフル回転させ一発逆転の秘策を練ることに…



(空気が変わった…!?来る!)

「話は変わるけど…田所ちゃん、秋の選抜メンバーに選ばれたよ」

「えっ」



ぺちっ コン…

「…」

「恵が…恵が選抜に〜〜!?」

「ほ、本当なの!?」

「ああ!」

ってゲェー!?唐突に選抜の話を持ちかけ、恵ちゃんが硬直した瞬間「バカめスキだらけだ!」とサーブを決める一色先輩!
いともたやすく行われるえげつない行為!(えー
これで恵ちゃんが選ばれたという話が嘘だったら真の外道でしたが、どうやら一色先輩の話は本当みたいですね…

「1年生628名から合宿までの成績と将来性を考慮し、
 100名以上の候補が抽出され、そこから十傑評議会による絞り込みで
 現在40名まで決定している。その40名に、創真くん、伊武崎くん、
 そして丸井くんも選ばれたよ!!」

って丸井キター!!うわあああああああああああああああああ
まさかの丸井選抜出場決定!ど、どういうことなの!?十傑のみなさん狂ったの!?(えー
落ちこぼれかと思っていた丸井にまさかの素質が…!?というかソーマもすんなり選ばれたんですね
さんざんソーマに「あなたが選ばれるわけないでしょ!」と言ってたお嬢様は一体なんだったのか…(えー



「って丸井ぃぃぃ!?伊武崎とかは分かるけど…丸井ーー!?」

「すごい…極星寮から4人も出場するなんて!」

「やったな田所!頑張ろうぜ!」

「…」

「ん?」

(学園理事やVIPの皆さん…料理界の重鎮たちの前で料理…責任重大、大舞台…もし失敗したら…)

「あわわわわわわ…」

「あ…なんかいつもの田所に戻っちまった、オイ大丈夫か?」

そんな丸井の選抜出場については、吉野たちから見てもメチャクチャ意外すぎる出来事だったようです
まあいつもヘロヘロになって死にかけてる印象しかないしな…それとも丸井はあれなのか、
HPが1なだけで他のステータスは恐ろしく高いのか…?(えー
なんにしろ丸井にも大きな秘密が隠されていそうだ…

「そっか…私は選ばれなかったかぁ…」

「悠姫…」

「落胆するのはまだ早いよ吉野くん、選抜出場者は計60名!
 残りの枠20は次回以降の会議で決まっていくわけだが…
 その候補の中に吉野くんと榊くんも入っている!」

「えっ!?」

そして今回は選ばれなかった吉野たちですが、今後追加の20名が選出されるようで、その中に入る可能性があると…
ふーむ、しかし600人以上一年生がいる中で、その中の優秀な生徒60人ってなると相当なエリート集団だよなあ
その中に極星寮のメンバー全員が入るとなると、この寮自体めちゃめちゃレベル高い精鋭揃いってことになりそうな気が…

(選抜かぁ、作る品には何かお題とか、食材の縛りがあんのかな?
 おし!今夜は新作料理でも試そうかね!)

ザッ!



「…何だてめーら」

「幸平創真だな?ツラ貸せ…ついてこい」

なんだきさまらあーーーっ!?(えー
選抜のことでワクワクしながらソーマが寮を出た途端、その前にゾロゾロと現れたガラの悪い連中!
ソーマに恨みを持つ連中でしょうか…?一体ソーマがいつそんな人の恨みを買うようなことを!って
考えてみたら思い当たるフシがありすぎるな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン 何度も挑発的なことやってるしな…

「来たか…すみれ印の唐揚げロール、あれはなかなか面白い品だったぜ」

「!」

「もず屋の東京進出をプロデュース・プランディングしたのは俺なんだ、
 商店街を立て直した顛末は聞いている。で、お前を呼びつけたのはだな…」



「俺の下につけ。そうすりゃ一生食いっぱぐれないようにしてやる」

「…俺には実家の料理屋を継ぐって目標があるんで、
 誰かの下に入る気はさらさら無いすけど」

って、そんなソーマが連行されたのは、もず屋を影で操っていた煉クン(仮名)の部屋!
何をされるのかと思いきや、いきなりソーマに「俺の下であがけ」などと言い出した煉クン(仮名)…
そんな話をソーマが受けるはずありませんが、煉クンを見つめるソーマのダークサイド顔と来たら
今までで最大級の冷たい視線だこれ!怖すぎる!まあ商店街を潰そうとした張本人だし、ソーマにとっちゃ許しがたい相手かもなー

「はぁ…まぁ乗ってこねえとは思ってたが、しかしお前もそのクチかよ」

「は?」

「自分だけの小せぇハコに縛られて、職人気質を振りかざしてりゃ満足の料理人、
 どうせチンケな店なんだろう?
 そんな家に生まれたから志も低くなったわけか?なぁ?」

こ、こいつ…誘いを断ったソーマに対して、一方的に言いたい放題ひどい言い草であります
そして何よりチンコな店とか言い出しました
おい誰の店がチンコだって!?チンコだと!?この野郎ふざけたことを言いやがって!(えー

「えらい言い草だけど、あんただって料理人なんじゃねーのかよ」

「違うね。俺は全ての料理人を従える者、お前とは見ているステージが違う」

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「彼は中等部の頃からすでにさまざまなフードコンサルティングを手がけていた…
 経営難にあった老舗旅館の厨房を大変革、経営を立て直したり…
 高級料亭から依頼を受けての新メニュー開発…
 京都にあった唐揚げ店を競技会金賞に導くなど…
 手がけた案件はすでに500を超えている」

そしてソーマと煉クン(仮名)が睨み合う中、寮で恵ちゃんに煉クン(仮名)の経歴を説明していた一色先輩。
どうやらこいつは料理人というより、それを使った経営が得意分野のようですな
四宮なんかは腕があるのに店の経営で大苦戦してたので
こいつの力が喉から手が出るほど欲しかったろうな(えー
どっちも性格悪いメガネだし結構いいコンビになるんじゃないか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「帰っていいぞ。もう決めたからよ」

「決めた?」

「幸平創真、秋の選抜でお前の成り上がりはおしまいだ。
 俺のキャリアを汚した奴は許さねぇ」

「…」

-------------------

「人は彼をこう呼ぶ…錬金術師(アルキミスタ)」



高等部二年 遠月十傑評議会第九席 叡山枝津也

「これ以上ない最高の舞台で、俺がお前を叩き潰す…!」

そんなわけでついに煉クン(仮名)の素顔と名前が公開されました、ワルそうな顔だなあ
四宮よりさらに目つき悪すぎな感じですな、それにしても名前がえーざんとは
一昔前の東方MADみたいな名前しやがって…(えー



さて本編はここまでなんですが、今週はジャンプの目次を見てみると、
なんとソーマがワンピを抜いて掲載順第1位に!ゲエエエエエーー!?
な、なんと!?そこまで人気すごいのかソーマ!?一体何が…
最近そこまでソーマがアンケート取れそうな回ってありましたっけか、思い当たるフシといえば…



これか!?やはりこの回なのか!?(えー
この幼女のビクンビクンに釣られた層が一斉に投票を…
幼女の集客力がここまで凄いとはまったく恐ろしいぜ…(えー  次回に続く!

そして皆さんもう買いましたでしょうか
本日は食戟のソーマ5巻&ワールドトリガー3巻の発売日!
表紙はこのようになっております、本屋に並んで置いてあるからダブルで買おうぜ

さらに!特定の本屋で購入すると、どちらとも描きおろしの
カラーペーパーがついてくるんじゃあああああああ

 
 

それがこいつなんじゃあああああああああああ
うおおおおおお!!しおりちゃん先輩&こなみ先輩&レギュムの雪ん子!!
素晴らしい…たまんねーぜ、しおりちゃん先輩とこなみ先輩は
ワールドトリガーのキャラの中で、どっちとも俺が好きなキャラのトップ3に入りますからね

ソーマもこんなペーパーがついてくるなんて話は、買ってみるまでまったく知らなかったなー
ちなみにこれらのペーパーがついてくる「特定の本屋」については、残念ながらどこがそうなのかハッキリと分かっておりません
ツイッターとか2chで買った人の状況を確認してみたら、たとえば同じアニメイトでも
あっちの店ではついてくる、こっちの店ではついてこないなんてよくわからんことになってるしな…

そういう意味では俺は幸運でした、俺が買った本屋というのは藤沢の有隣堂ですね。
ネットの猛者は色んな本屋に電話かけまくって、ペーパーがあるか確認してから買いに行ってる人もいるようです

ではまずソーマの方から見ていきましょうかね、毎回恒例のカバー裏はアリス&お付きの男のイラスト。
それにしても右の画像のやりとり、

「ちょっとう!しっかり撮ってるの?ベストな角度を探しなさいよ!」

「…どっから撮っても美人っすよ」

「そんなの知ってるわよ!」

「…」

っていい味出してんなこいつら
アリスとお付きの男のやりとりは、アリスがちょうどこう横暴ギリギリの絶妙なバランスでギャグをかますというか
ぼけーっとしながらそれに素直に従うお付きの男もいい味出してます。このコンビ結構好きだわ



そして毎回恒例と言えば、ぺらりとページをめくると出てくる表紙キャラの描き下ろしイラスト。
今回はタクミなわけですが、お前そのキザな雰囲気は一体どうした!
いつものタクミと雰囲気違うなおい!まあ元が美形だし決める時はこうなるということでしょうか

 

それと今回のレシピ紹介ページにおいて驚きの事実が!
あのスフレオムレツの幼女ちゃんのフルネーム公開!うおおおおおお!!
これ人気投票の締め切り前に公開してほしかったよ!そしたら宮野朱里ってちゃんと描いたのに!

ちなみに人気投票については俺は3通ハガキを送りまして、それぞれ

・「水原冬美」
・「ソーマのスフレオムレツを食べにきていた女の子」
・「タクミのインサラータ・フリッタータを食べにきていた金髪のお姉さん」

てな具合に書きました。食べたい料理については

・「シュー・ファルシ」
・「榊さんがカレー作りながら指でもてあそんでたネバネバした液体」
・「一色先輩の夢の中で恵ちゃんがクチャクチャ噛んでたチューインガム」

とか書きました(えー  いやすいません、めばえ茶漬けとか親父のラーメンとか
他にも食べたい料理はあったんですが、ネタに走りたい気持ちを抑えきれず…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



それと水原さんといえば今回まさかの描き下ろしが!おおお!
タクミ達にも声かけてたんかい水原さん!そして断られてたんかい!
なんという…タクミも水原さんもイタリア料理人だから、今まで俺も「タクミって水原さんに興味ないのかなー」と思ってたんですが
ぜんぜん興味なさそーだなお前!(えー
もしかしたら水原さんにタクミが弟子入りするかも、とか妄想してましたが…

それにしてもやっぱり、四宮、乾さん、水原さんあたりのキャラはいい味出してるよなー
この3人をメインにスピンオフ漫画とか描いて欲しいくらいだぜ

↑ジャンプ本誌

↑コミックス

それと堂島さんと親父が同世代の十傑だと判明したシーン、
ジャンプでは「次号うんたらかんたら」という字が邪魔して第3席以降の名前が読めませんでしたが
コミックスではハッキリとそれが読み取れるように!おお!第三席:中村うんちゃら、第四席:海老沢理子ですかね、
中村うんちゃらはなんて読むんだよこれ…変換できねーよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ちなみにツイッターの方に疾駆先生、tosh先生の両方から
5巻発売を宣伝するイラストがアップされたりもしてました。さすがに表紙だけあってどっちもアルディーニ兄弟なのね


・こんにちは!大志さんのソーマ5巻感想を読むまで全く気づかなかったのですが、コミックスだと十傑の三席、
 四席の名前が解読出来るようになってるんですね。思わずコミックスを読み返しました(◎_◎;)
 三席の方は、中村薊(薊の読み:あざみ、けい)ですね。名前だけだと男女どちらか分かりませんが、
 魚という漢字が入っているので魚料理が得意なのかもしれないですね。
 更新楽しみにしています\(^o^)/ by コトネ

・中村薊の、うんちゃら部分は「あざみ」ですね。名前からして女性ですかね。

・十傑第三席の薊の読みはあざみです。三席四席と女性が続いてますね。

・失礼します。ソーマのキャラクター、中村さんの下の名前の読みはアザミではないかと思います。植物の名前です。 by 予備軍

・第三席の「中村薊」さんの名前は、「あざみ」もしくは「けい」かと。IMEパッドの手書き検索は、こう言う時便利ですな。

・薊は『あざみ』って読むんですよ大志さん。ちなみに花の名前です。 by 沖田カイ

・中村うんちゃらは「薊(あざみ)」ですかねキク科アザミ属のお花。

・薊は「あざみ」と読みます

・薊(あざみ)ですよ




おお…みんなけっこう簡単に読んどるね…俺は全然分からんかったよ、あざみっていうのか…女の子の名前?
そうなると第四席も海老沢理子って女の子だから、親父たちの代はかなり女子勢もいいセン行ってたんですね
一席に歴代最強キャラの堂島さんと、二席にラスボス候補の親父がいるっていうのは
この子たちにとっては不運としか言いようがないなー





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