みなさんこんにちは、今日はいよいよジャンプスクエアとワートリ単行本最新刊が同時発売する日ですね
俺も今か今かと待っていたので日付が変わってすぐに電子書籍で速攻読みました
今の時代は本屋の開店を待たなくてもすぐ読めるから便利だよなー

今回のジャンプスクエアは見ての通りワートリが表紙で、付録としてブロマイドもついてるし
しかも来月も巻頭カラーだそうですよ
やっぱ明らかにワートリをプッシュする流れになってきてるよなー
編集部としてはそれだけ主力作品として考えてるってことだろうか



ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第188話「ヒュースH」

「千佳、空閑!大丈夫か!?」

「チカがシールドで守ってくれた」

「そうか…メテオラが暴発したのはなんでだ?」

「後ろからキューブを撃たれて…ごめんなさい、わたし…」

「スナイパーに見られてたのか…指示を出したのはぼくだ、ぼくのミスだ」

ともかく本編の方を見ていきますと、今回はオサムがユーマや千佳ちゃんと合流した場面から始まってますね
前回ラストでは千佳ちゃんのメテオラが大爆発してしまって、とんでもない爆風に巻き込まれたわけですが
今回の会話からして無傷で済んだってことで、千佳ちゃんのとっさのシールドがめっちゃいい仕事しましたね

「千佳のおかげで2人は無傷で済んだ、訓練の成果が出たな」

「…」



オサムもそんな千佳ちゃんの判断を褒めておりますが、
しかし当の千佳ちゃん本人はずいぶん落ち込んだ様子ですね。おいおい千佳ちゃんどうしたんですか
そんな仕事で失敗やらかして元気が出ない時のサラリーマンみたいな顔して(えー

さっき「ごめんなさい…」って謝ってたことからしても、千佳ちゃんはメテオラ大爆発を自分のミスだと思ってるみたいですね
そんなの全然気にすることないと思うけど。オサムも「指示を出したぼくのミスだ」って言ってくれてるしね
俺はむしろオサムがこう言ってくれるのってすごくありがたいよなって
オサムのいい上司っぷりを実感したけどなー

こんな風に現場でトラブルがあった時、上司が「指示を出した俺のせいだな、すまなかった」って
みんなを気遣ってくれることなんて普通ないっすよ
「お前ら何やってんだ!こんな状況になっちまってどうしてくれるんだ!ああ!?」みたいに
全部部下のせいにする上司とか世の中そんなのばっかりですからね(えー

ともかくメテオラを撃って今すぐヒュースを助けようっていう作戦は失敗してしまい、
地道に3人でヒュースのもとへ向かうことにしたオサム達。
ただ到着まで時間がかかるので、ヒュースは相変わらず大勢からボコられ続けることに…

 
 

そんなヒュースの状況ですが、1人で大勢に囲まれながらもなんかすごい戦法で戦ってますね
自分の周りに大量のエスクードを出してバリケードを張りつつ、
さらに全方位に向けて弾を乱射して敵チームの奴らを牽制するっていう。
モンストで言うところの全方位ショットガンって感じでしょうかね
こんな芸当もできるとは、毎度毎度ヒュースのトリオンの使い方には驚かされるばかりだわ

そしてこのバリケード&全方位ショットガンの本当の狙いは、囲みを突破するスキを作ることだったようで
敵の動きが止まった瞬間に脱出を試みるヒュースでしたが…

「OK見えてる」

「その足じゃ逃げ切れないでしょ」



がしかし、脱出しようとしたヒュースを即座につかまえるクセ者コンビ!
水上&犬飼がしつこい銃撃で逃がしてくれません。
簡単にはヒュースを逃がさないこのいやらしい動き、さすがのクセ者っぷりですなー

俺的には、こういうとこで地味に仕事する水上がけっこう気に入ってるんですよね
たとえば他の場面とか見てみても、仲間の踏み込みに合わせて
しっかり水上が後ろでフォロー入れてたりとかね



これですよ。なんも考えてないように見える生駒隊の中で、実は水上のサポートによってチームの隙が埋められているっていう。
以前から俺が主張してることですが、生駒隊のキーマンとなるのはやはり水上だと思うんですよね
要所要所で水上が締めるべきところを締めるから、生駒隊はただのゆるゆるなチームでなく強豪として戦えるという。

さっきのド派手な全方位ショットガンにしても、あれを見ても動揺しておらず
「OK見えてる」と冷静に対処するあたり水上カッコよすぎじゃない?
なんか前回戦った時より、さらに今回の水上は落ち着きのある強キャラに感じるぜ

 
 

そんなわけで今回もピンチが続くヒュースですが、実況席の様子を見てみると
ハラハラしながら見てるこなみ先輩がえらい可愛いですね
玉狛のピンチな状況を見てると心配になっちゃうんだろうなー
前回も千佳ちゃんが大爆発した時は魂が抜けてたり、解説役っていうかすっかり観客やなあんた!

「あーもうやきもきする…!
 もったいぶってないで、さっさと隠し玉出しなさいよ…!」



さらに隠し玉のことまでバラしてしまって注目を浴びるこなみ先輩かわいい
隠し玉なのに自分からバラすんかい!まあこの会話は戦ってる隊員には聞こえてないので
敵にバレたわけではないんですけどね。それにしてもこのシチュエーションは
元気玉をなかなか投げないクリリンに
「もったいぶってないではやく投げなさいよ」
とキレたヤジロベーの場面を思い出すぜ(えー



「閃空弧月」

とその時、ふと気づいたらイコさんの旋空の間合いで狙われていたヒュース!
こいつはまずい、イコさんの旋空を食らってしまったらいくらなんでも即死ですよ
どうにかして防御しなければ…というその時、ヒュースが取った行動は…



なんとイコさんの股間に向けてエスクードをズドンと出すヒュース!
ちょっ、何をするかと思ったら股間にエスクードぶちかますのかよ!
トリオン体だから金的とかたぶん関係ないんだろうけども!
そんなわけで、すごい勢いで股間にエスクードぶつけられたイコさんは、
そのままどひゅーんと宙を舞ってしまいます。こう書くとすごいアホらしいシーンですが、
ヒュースが囲いを抜けるにはイコさんが空を飛んでる今が最後のチャンスか!?

ズカッ!!

 
 

あっとしかし、股間を強打して宙を舞いながらもそこからのアクロバティック旋空弧月で
ヒュースの右足を切断するイコさん!着地には失敗してべしゃーっと地面に激突してますが
ヒュースにとっては最後のチャンスさえも潰された形でしょう

それにしてもこの場面を目撃してもまったく表情ひとつ変えない時枝先輩冷静すぎて吹いた



いやちょっと時枝先輩の冷静っぷりすごくないですか!?
なにしろイコさんが股間を強打して空高く舞い上がりながらアクロバティック旋空弧月でヒュースを斬りつつ地面に激突するっていう
この衝撃的な場面を見ても表情ひとつ変えないんすか!?(えー

やべえよ時枝先輩が強キャラすぎるよ…これを見ても一切動揺しないって
何を見たら動揺するんだか逆に聞きてえよ!(えー
ともかく包囲網を突破する最後のチャンスさえも失ってしまったヒュース、
トリオン体もそろそろ限界に来ているようですが果たしてどうなるのか…次回に続く!


ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第189話「雨取千佳G」

《ヒュース隊員の戦闘隊に亀裂が…!》

《これはいよいよだ》

さて前回、イコさんの股間に渾身のエスクードアタックをかましたものの
アクロバティック旋空弧月での手痛い反撃を食らってしまったヒュース。
そしてここまでの戦いで蓄積したダメージは大きく、いよいよトリオン体も限界に近づいていました
もはや落ちるのも秒読み段階といったところですが、ここからヒュースに出来ることはあるのか?

「旋空弧月」

って、そんな瀕死のヒュースに向けて再び旋空弧月を撃とうとするイコさん!
というかあんたさっき股間にエスクード食らって顔から地面に落ちたわりにはずいぶん元気だな!(えー
やっぱりトリオン体だから金的とか落下のダメージ食らっても大したことないんだろうか。そう考えるとトリオン体って凄いよな



とその時、黙ってやられるわけにはいかないとイコさんに向けて弾を発射するヒュース!
ただヒュースにはもう余力が残ってないでしょうから、これが最後の攻撃ってところでしょうか
両足も潰されてることだし、このシチュエーションは
「イタチの最後っ屁ってやつだ…」って言いながらエネルギー弾撃った悟空みたいなもんやな…(えー



キィン!

「フルガード!?」

「旋空はフェイクか!」

そんなヒュースの反撃を見るや、旋空弧月ではなくシールドでの防御に切り替えるイコさん!
どうやら元々そうするつもりだったようで、このヒュース最後の反撃を受け切ってから
確実に仕留めにいくって考えだったみたいですね。そんなわけでシールドを構えるイコさんですが…

「ここ!!」

ドドドドドッ!!



ってキター!!ついにここでヒュースの隠し玉が炸裂!
イコさんの目の前で大きく軌道を変えた弾が、シールドをかわして次々とイコさんに突き刺さることに!
それにしてもこのぶっ刺さりかた、隠し玉というか必殺兵器ってくらいエグいなおい!!
ここまで急激に軌道変えられちゃ防ぎようがねーぞ!さすがのイコさんもどうしようもなかったみたいですね

「…海!」

「はいはい!」

とその時、自分が落ちるその前に仲間の海へと攻撃指示を出すイコさん!
今はヒュースを倒す絶好のチャンスだから、自分の代わりに仕留めに行けってことでしょう
そしてイコさんの指示通りにすぐさま間合いを詰め、ヒュースへ攻撃を仕掛けようとする海ですが…

ギュンッ!!

「…!?那須さんかよ!?」

ところがその時、さっきのバイパーが急激に軌道を変えて今度は海へと襲いくることに!
思わず海も「那須さんかよ!?」と叫んでますが、言われてみればこのシチュエーションって
那須さんがオサムを返り討ちにした場面に似てますよね



この時は那須さんもヒュースみたく瀕死の状態で、あとひと押しで倒せるって状態だったわけですが
そのトドメを刺そうとオサムが突撃した結果、迎撃するようなバイパーが次々に飛んできて
逆にオサムの方がやられてしまったという。ヒュースもそれを狙ってるってわけですね

瀕死の自分に向けて突撃してくる奴がいたら、そいつはバイパーで返り討ちにしたるぞと。
そして海はまんまとその罠にはまってしまったわけで、このままだとイコさんに続いて蜂の巣に…



あっとしかしその時絶妙なシールドを張って海を守る水上!
マジかよお前超ファインプレーじゃねーか!!やられそうだった海を救って、逆にヒュースを詰みの形へ持っていくとは!
さすが俺のイチオシのキャラなだけあります(えー

ここで仲間へのシールドを張るという水上の動きはマジで俺の中で評価高いなー
というのもですよ、さっきの画像でオサムが那須さんにやられた時のことを思い出して欲しいんですけど
当時あれを見ながら俺が言ってたこととして、オサムを1人で突撃させて死なせるんじゃなくて
仲間がシールドで守ってあげるのが大事なんだってことをめっちゃ言ってたわけですよ



そう、この場面では千佳ちゃんがオサムの近くにいたので、一緒に戦ってシールドで守ってあげれば
オサムは死なずに済んだんじゃないかってことを言ってたわけですよ
たとえば時枝先輩ならそうするっていう風に、仲間のことがちゃんと見えているキャラであれば
オサムを守るようなシールドが張れるはずだって主張してたんですよね
(千佳ちゃんも最近はそういう動きができるようになってるけど)

ともかく、そんな俺の主張をまさに体現している男が水上なだけに
こいつはマジで凄い奴だなって思いますよ、ちゃんと状況をよく見てるし頭も使ってると。
さらに言うなら「やっとこさ詰みやな」って決め台詞もカッコイイですよね
水上は将棋の達人って設定があるから、詰みって言葉もイメージに合ってるし
ヒュースみたいな超絶的に強いやつ相手に慌てず騒がず言ってのけるっていうのが
カッコよすぎだろお前!いやはや今まで水上をプッシュしてきた甲斐があったわ



そんなわけでついにトドメを刺されてしまったヒュース!
玉狛としては手痛い展開ではありますが、しかしヒュースはここまで十分よく戦ったんじゃないでしょうか
なにしろたった1人であれだけの人数相手にずっと粘ってたわけですからね
しかも粘るだけじゃなくてイコさんを倒すという戦果も挙げてるし
生駒隊のエースを倒したってことを考えたら、もう十分な成果を出してくれたんじゃないでしょうか

ザッ!

(弓場さんがこっちやな)

ってその時、ヒュース撃破の余韻に浸る暇もなくすぐさま次の戦いに移っていた水上たち!
どうやら弓場サンの次の狙いは水上のようで、間合いを詰めて攻撃しにやってきたようです
そしてハンパない火力を持っている弓場サン相手に、シールドを2枚張りつつ迎え撃とうとする水上でしたが…



って水上死んだーーーー!!
うわああああああああああ水上いいいいいいいいいいいいい
お前さっきあれだけカッコイイ姿見せたのに次の瞬間もう死ぬんかい!!(えー

いやいやお前急展開にもほどがあるやろが!まさかもう死ぬとは思わなかったな
関係ないけど今日って水上の誕生日だったみたいですね(えー
いやマジで、12月5日って本当に水上の誕生日なんですよ!
死んでる最中に言うのもなんですが誕生日おめでとうございます!(えー

そんな水上へのプレゼントってわけじゃないですが、俺から水上へのフォローをしておくと
今の場面って水上はシールド2枚で弓場サンの銃撃を防ごうとしたのに
別方向から犬飼がいやらしく撃ってきたんですよね

で、そんな犬飼のいやらしい攻撃にシールドを1枚使わざるを得なくなった水上は、
弓場サンの高火力な射撃を受け止めるだけの防御ができなくなってしまい、
「こらあかんわ」とやられてしまったという。

なので、犬飼のいやらしい射撃がなかったら、水上はこの場面ってなんとかしのげてたんだろうと思います
そう考えると犬飼ってほんといやらしい奴だよな(えー
この場面で撃たれるのはマジできついって時に絶対撃ってくるし
相手が嫌がる形で撃つってことがメチャクチャ得意というか、そういう嗅覚がハンパない奴ですね

その一方で、弓場サンの高火力射撃もまた相当な脅威だなと思います
シールドを2枚使わないと防御できないから、今みたいにシールドを1枚使わされると
もうそれだけで防御不可能になるっていうのがマジヤバイですよね

ヒュースも弓場サンにはシールドさんざん割られまくってたし
シールド1枚で防御できるのって千佳ちゃんだけじゃなかろうか
そう考えると千佳ちゃんってほんと特別なキーパーソンだよな…
弓場サンにしろ二宮にしろ、真正面からやり合えるのって千佳ちゃんしかいないっていうね



そんなキーパーソンの千佳ちゃんですが、今はどうしているかというと
ヒュースが落とされたと聞いてすっかり落ち込んでいました
ほんとスキあらば落ち込むなぁこの子は!(えー
何かあるたびに落ち込んでる千佳ちゃん見ると逆に笑えてきてしまうのは俺だけだろうか

それと千佳ちゃんがめちゃめちゃ気にしてる一方で、
「まあしかたないな」ってまったく気にしてないユーマが対象的すぎて
そういう意味でも面白い場面だなと思っちゃいますね、お前はほんと千佳ちゃんとは逆に超あっさり流してんな!
ヒュースがやられてもこれだけ気にしないってスゲーと思うわ

《千佳、ヒュースだ。訓練通り撃たせてやれなくて悪い。オレは死んだ》

そんな中、「オラは死んじまっただ」と千佳ちゃんに通信を入れてきたヒュース。
どうやら千佳ちゃんを落ち着かせようと詫びの一言を言いたかったみたいですね
それにしても「オレは死んだ」って報告されるのってなんかシュールで笑ってしまうな
ただ千佳ちゃんはそんな報告にもビビッているみたいですが…



《だから千佳、遊真と修を頼む。オレの代わりに》

しかしヒュースの言葉は、千佳ちゃんを責めるようなものではなく
むしろ優しく背中を押すような言葉であり、これにはビクビクしていた千佳ちゃんもかなり勇気づけられたようです
おいおいヒュースのやつめちゃめちゃ気が利くやつやんけ!
どうしたんだお前!どっちかというと千佳ちゃんの痛いとこガンガン突きまくって泣かすタイプだと思ってたら!(えー

こんな風に言われたらやる気も出るってもんですよね、実際千佳ちゃんも奮い立ったみたいですし
こりゃ次回以降はついに千佳ちゃんが覚醒する展開でしょうか?
まだ他に語りたいこともありますが、今日の感想はとりあえずこのへんで。次回に続く!


ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 補足感想

みなさんこんにちわ、今月のワートリ感想についてはとりあえず通して書いたわけですが
まだ語り足りない部分があるので補足感想を書きたいと思います

とりあえず今月の話で試合の状況が大きく動きましたよねー、何人か脱落したメンバーもいるし
その結果どのチームが有利になったのかってことを語ってみようかなと思います

まず一番有利に試合を進めてるのは弓場隊だと思いますね
なにしろチームの脱落者は0人で、そのうえで1ポイント稼いでるので、今のところ一番うまい試合運びをしてると思います
あれだけガンガン前に出まくってて全然やられてないのも凄いですよね
というか弓場サンの圧力が想像以上に凄いなと。

こんな風にヒュースのシールドをメチャクチャに壊して腕を吹き飛ばしたり、クセ者の水上をあっさりと仕留めたり
とても防御しきれない猛烈な火力でガンガン攻撃してくるのが相当に恐ろしいですよね
確か試合前の対策では、弓場サンには射程距離が短いという弱点があるから、
遠距離から足止めして近づかせないようにしようって話でしたが
今のところ弓場さんがガンガン前に出てきて得意距離で戦う描写が続いてるので、手がつけられないほど暴れまくってる印象ですね

あとはタイマン特化キャラみたいな話もあったから、仲間との連携は苦手なのかなと思いきや
帯島ちゃんとのコンビ戦法が見事で驚いたっていうか
むしろ連携は得意なんじゃないかってくらい連動して動けてると思いましたね



それとなにげに帯島ちゃんも思ってたよりずっと強い子でしたね
ヒュース相手に冷や汗ひとつかかずに向かっていったり度胸がすごいなと思ったし
弧月で斬るだけじゃなくて弾をアクセントに使うって戦法も器用ですよね

俺の試合前の予想だと帯島ちゃんって
仲間と合流できずに1人でウロウロしてるところをユーマあたりに狩られるキャラだと思ってたので
まるっきり俺の予想と違う奮闘ぶりには驚かされました(えー

外岡も単独行動しながら千佳ちゃんにスナイプ決めたりちゃんと仕事してるので、
弓場隊は今のところ一番うまく回ってるチームって感じがしますね


その次に有利な状況のチームっていうのが二宮隊ですかね
二宮隊も今のところチームの脱落者は0人ですし、まだポイントは取っていませんが
メンバーの地力が最も高いチームなので、ここからいくらでも取り返していけると思います



それに二宮・辻がまだ本格参戦していないので、やはりこいつらが前線に出てきてからが本番ですよね
二宮は間違いなくランク戦のラスボスみたいな感じで暴れまくるだろうし
辻も俺好みの援護に定評のあるキャラなので、次回以降の活躍に期待したいところです
そして犬飼はというと、ここまでの戦いでも相当いやらしい立ち回りしてますよね



「こうされたら苦しいよね」みたいな行動を散々やりまくってて、犬飼が何かすると相手が苦しむみたいな感じで
もはやいやらしさの権化のような男というか嫌がらせの天才というか(えー
犬飼を敵にして戦うチームは本当に嫌がるだろうなーってことをつくづく感じましたね


そして3番目の状況にいるのが玉狛ですかね
玉狛はやっぱりヒュースが落とされてしまったのが痛いですが、とはいえ1ポイントは取った状態だし
千佳ちゃんの覚醒イベントも控えているので、まだまだ戦える状態だと思います
本来のエースであるユーマもまだ本格的に戦ってなくて無傷なので、次回以降活躍してくれるでしょう

あとオサムもここまではまだ何もやってないわけですが、実は俺的に
この試合で最後まで生き残るのはオサムなんじゃないかって
ひそかに期待してるんですよね



その根拠としては、「二宮を倒すにはどうするか」ってことを一番考えてるのがオサムだと思うし
二宮の性格も考えて色々と策を用意してきてるから、
ラスボスである二宮を倒してオサムが勝ち残るって展開もアリだと思うんですよね



たとえばこの二宮との戦いをイメージした図でも、二宮にトドメを刺すのはオサムって形になってたり
二宮とオサムではトリオン量に絶対的な差があるけど
弾を直撃できる状況さえ作れれば、トリオン量に関係なくダメージは通せる
嵐山さんから教わったこともあるので、弾さえ当てられればオサムでも二宮を倒せると思うんですよね

それと二宮といえば以前、オサムに対して「戦術をかじっただけの雑魚」だとか
「お前たちのレベルで遠征部隊に選ばれることはない」とか
さんざん低い評価を下してたわけで

こんな風に言ってた二宮に対して、本当の意味で勝利するのは
やはりオサムが二宮を倒すって流れが一番しっくりくるんじゃないかと思うわけです
そうすれば二宮もオサムを認めてくれるだろうと。オサムが二宮を倒そうとしてるのって
二宮に認めてもらって千佳ちゃんの兄の情報を聞きたいっていうのが目的ですからね

それに千佳ちゃんもオサムとまとめられて「お前達では遠征部隊に選ばれない」って言われてるところを見ると、
多分さっきの二宮対策の作戦を行う時には1対1で二宮と戦うのが千佳ちゃんで、
二宮にトドメを刺すのがオサム
って形になるんじゃないかなと考えてます
まあ二宮との決着を迎えるのはまだまだ先だと思うので、今のうちから予想するのはちょっと気が早いですけどね


そして最後に、今のところ一番不利になっちゃってるチームが生駒隊ですよね
なにしろエースのイコさんと司令塔の水上を一気に失ってしまったので…ポイントを1点取ったのだけは救いですけど
残りの戦力でこの試合を戦い抜くのは辛いよなーと思います

ただ俺的には、以前から海にはけっこう期待してるんですよね
なぜなら海はマスター級に到達した経験があるっていう設定があって、結構いい腕のアタッカーであり
ただの雑魚キャラじゃないのでツボにハマれば活躍できるんじゃないかって期待があるわけです



ただ海は今回、ヒュースを撃破するっていう大きな役目をすでに果たしてしまったので
もしかしたらもうお役御免ってことで次回あっさり死ぬかもしれませんね(えー
でも海が死んじゃうと生駒隊は隠岐1人だけになっちゃって、そうなるとほとんど何もできなくなりそうだから
さすがに海はアッサリ落ちないんじゃないかと思うんだよな…

隠岐もこの試合まだ全然活躍してないので、ここから何かしらの見せ場はあると思うんですよ
なので海と隠岐の2人でどうにかこうにか他のチームに食らいつくっていうのが
ここからの生駒隊の展開なんじゃないかと思います

あと関係ないけど生駒隊といえば、こないだの描写でイコさんが
なんでもかんでも了解と言い続ける謎がありましたよね

あれだけ了解を連呼しまくってた理由について、イコさんから一言ほしかったのに
もう今回でイコさん死んじゃったじゃないですか!(えー
イコさんちょっと!死ぬの早いよ!せめて了解の理由を教えてから死んでくださいって!
あれはやっぱりその場の気分で言ってただけなんだろうか、今回は了解ってまったく言ってなかったし
イコさんのことだから深い意味とかは全然ないんだろうな…


・弓場さんがガンガン前に出てペースを握ってるってあるんですけど、
 これってオサムのワイヤーとチカちゃんレッドバレットがかなり重要になってくるんじゃないですかね?
 ワームなりレッドバレットなりで弓場さんの機動力を落として、ユーマで取るっていう展開を期待しまする。 by クロキ

クロキさんこんにちは、弓場サンに対してオサムや千佳ちゃんをぶつけるっていうのはアリだと思います
というのも、以前に玉狛が弓場サン対策のことで話し合ってる時に
オサムのワイヤーで足止めするとか、オサムのアステロイドで射程外から攻撃するって話は
実際に作中でも出てたんですよね



それに試合の様子を見ても、弓場サンの射程内であの高火力な弾幕を浴びるのはあまりにも危険だから
近寄らせずに射程外から攻撃するっていうのは大事だなと思います
それが出来るのがオサムなので、意外と弓場サンに対して相性はいいと思うんですよね
オサムは今回の試合でまだ活躍してないのもあるし、弓場サン対策でいいとこ見せて欲しいですね

あとはやっぱり、弓場サンがあれだけ相手のシールドバリバリ割ってるところを見ると
千佳ちゃんのシールドで対策したいって気持ちになりますよね
千佳ちゃんのシールドならきっと割られないだろうし、強烈な弾幕でむしろ弓場サンのシールド割って攻撃できるだろうし
弓場サンに対してパワー勝ちできるって意味で、千佳ちゃんもぶつけたいですよね

ただ、千佳ちゃんをぶつけた場合にひとつ不安があるのが、以前に弓場サンの解説をしてた時に
「トリオンが高くて守りが堅い相手には崩しを入れてくる」って言葉があったんですよね



今回の試合で弓場サンは、今のところ「シールドごと割り殺す」っていう戦法しか見せていないわけですが、
それが通じない相手には崩しを入れてくるってことで、
たぶん千佳ちゃんにはこれをやって来そうだなって思うんですよね
千佳ちゃんはまさにシールドを割れない相手だし、実戦経験が少ない子だから崩しも通りやすそうだし
そういう意味で千佳ちゃんはちょっと危険な部分もありますね。
なんにしろ弓場サンは簡単には勝たせてくれそうにないですねー



・ワートリアニメ化二期決定だそうで。制作は引き続き東映との事
 作画や演出は気になる事多いんですが、あれだけじっくりやってくれるところも東映くらいなんですよね
 嬉しいですが、編集側はしっかり葦原先生の体に気を付けてくれる事を願ってます by 悠久

・ワールドトリガーアニメ二期、制作決定されましたね!嬉しいです!
 大志さんはアニメ一期は見ていましたか?二期で楽しみな場面とかあります? by 有馬温泉

・大志さん今日和!ワートリとダイ大アニメ化するみたいですね…!
 でも正直言うと…両方東映製作だとすると現時点での心境は複雑です…同じジャンプ系なのに鬼滅はufotable、ヒロアカはボンズという格差が辛い
 キービジュアルはきれいなんですけど、1期を見てるとどうしても…w
 ダイ大はさすがに年月経ってるのでだいぶ作画の雰囲気が違いますね。かなり原作に忠実だと思いましたが、3Dっぽい…??
 こっちはまだ映画なのかOVAなのかテレビなのかわかりませんが、いずれにせよ作画以上にストーリーがどれだけはしょられるのかがとても心配です。
 好きすぎて何度も読み返してるような漫画だとどうしても気になるんですよね…ダイ大は1コマも無駄な部分がないと思ってるので、特に。
 そんな今の気持ちを手のひら返ししちゃうようなクオリティになってくれることを切に願います。 by いぬ

祝・ワートリ&ダイの大冒険アニメ制作決定!
ジャンプフェスタで発表されたこのニュースですが、早くも話題になってますねー
俺としても、両方とも好きな作品だからこういう動きがあるのは純粋に嬉しいです

まずワートリの方なんですが、確かアニメ一期ではガロプラ編あたりまでやって終わったはずなので
二期ではその続きからとなったら柿崎隊との試合から始まると思うんですよね
そう、二期が始まって早々に俺の愛する柿崎隊が拝めるとなったら、俺的には絶対見逃せないなと思うわけです



さらに、今回のジャンプフェスタで葦原先生が描き下ろしてくれたイラストとか見ても
ザキさんの姿があるってことに喜びを隠せませんでした
ちなみにこのイラストなんですが、どういう意味でこのメンバーが選ばれたのかというと
まずB級チームの隊長であり、さらにその中でも
アニメ二期のランク戦に登場するチームの隊長ってことだと思います

たとえば、単にB級チームの隊長ってことなら、那須さんや荒船さんもいるわけですよね
でもそのへんのキャラはここに描かれてないですよ。
なぜなのかというと、那須さんや荒船さんのランク戦は一期ですでに終わっているからだと思います

つまり、二期が始まったらまず玉狛・柿崎隊・香取隊の試合があり、
その次は玉狛・生駒隊・王子隊の試合、
その次は玉狛・影浦隊・東隊・来馬隊の試合、
その次は玉狛・二宮隊・弓場隊・生駒隊の試合があるわけで、
その隊長たちが揃ったイラストがこれってことだと思います

どうでもいいけど葉子って普通にしてるとかなり美人ですね(えー
いやマジで、試合の時は葉子って常に不機嫌なしかめっ面してたから
あんまり良い印象を持たなかったんですが、このイラストだと
憑き物が落ちたみたいなさっぱりした顔してるから
そうなると一気に美人な印象になるなーと…というか最近の葦原先生が女性キャラ描くとすごい可愛く見える気がする

それとダイの大冒険についてですが、実は20年以上前に一度アニメ化されてるんですけど
その時のアニメって竜騎将バランと戦ったあたりで終わっちゃったんですよね
だからストーリー的には3分の1くらいしか消化できてなくて、ファンとしては心残りだったから
今回もう一度アニメ化されるっていうのは嬉しいです

俺としてもダイの大冒険で語りたいことっていっぱいあるしなー
たとえばこの作品って、「成長する味方キャラ」としてポップが非常に有名で、
最初は鼻水たらして逃げ回るような臆病者だったのが、最後には勇敢に戦う大魔道士となるわけですが、
敵側にも同じくらい成長するキャラがいて、それっていうのがハドラーなんですよね
ハドラーもポップと同様、最初は事あるごとに鼻水たらしてビビリまくる小心者だったわけですが
しだいに勇敢に戦う武人へと変わっていって、そんな風に成長したハドラーとポップが
炎のトラップの中で敵と味方の壁を超え、2人の力を合わせるっていう
あのシーンめちゃくちゃ好きなんだよなー



ただ、楽しみな一方で、さっきのコメントを見ると
制作会社が東映アニメーションってことを心配する声も上がってますね
うん、まあ気持ちは分かる。その気持ちはよく分かる(えー

俺もワートリのアニメ一期の時に、東映アニメーションのことをボロクソ言いまくって
特に作画が不安だってことを何度も言ってましたからね
ただ、そういう風に東映アニメーションへの評価が低かった俺ですが、
ドラゴンボール超を見ているうちに評価が変わってきたんですよね

ドラゴンボール超も同じく東映のアニメなわけですが、
最初のうちは作画がひどいもんで「やっぱり東映はダメだな」と思ってたわけですよ
ただ、話数を重ねるうちにだんだんクオリティが上がってきて、
終盤あたりになると目を見張るような良作画を連発するようになって
「あれ?なんか東映がんばってる?」ってちょっとずつ評価が変わってきたんですよね

そしてさらに、俺の中で東映の評価を一変させたのが
劇場版ドラゴンボール超・ブロリーですよ

この映画の神作画っぷりはすごいもんがあって、もはや全編に渡って神作画のオンパレードっていうくらい
東映とは思えぬ超ハイクオリティ作画で仕上がっていたので、とにかく度肝を抜かれたし
東映に対する評価が俺の中で一気に変わりましたね

あとは最近でも東映作品だとスタートゥインクルプリキュアをずっとレビューしてますが、
それを見てて思うのは、作画的に微妙と思う回は割と少ないんですよね
まあたまにそういう回もあるわけなんですが、それよりも特定のアニメーターが作画監督やった時に
グッと作画がよくなるのが印象的ですね

たとえば上野ケン。上野ケンの作画っていうのは、
こんな風に輪郭にちょっと太めの線を入れるのが特徴的で、
特にアップ顔になった時に「あっ上野ケンだ」って一発で分かるんですよね

それと高橋晃。高橋晃の作画っていうのは、上野ケンとは対照的に輪郭線がとても細くて
すごく少女漫画的というか、ちょっとアイカツっぽい顔になるのが特徴だと思います。
実際に高橋晃はアイカツでも仕事してますしね

あとはさっき貼ったドラゴンボールの画像でも、あの場面は高橋優也って人が担当してて
この人はTV版のドラゴンボール超でも終盤で活躍した人で、
俺がさっき「ドラゴンボール超は終盤から作画が良くなった」って言ったのも、
この人の活躍によるところも大きいと思うんですよね



つまり、このところ東映のアニメを見てて思うのは、
いい腕の作画監督が担当する回はかなり作画が良くなるってことなんですよ
まあ、その逆に作画監督が微妙だと全然ダメだったりもするんですけど
そういう風に良くも悪くも、作画監督の個性が強く出るっていう傾向があって
「あっ、この回はあの人だ!」ってことが作画で分かるっていうのが
見てて楽しかったりするんですよね。こういう感覚って昔ながらのアニオタの人は共感しやすいと思います

昔のアニメって、今よりもずっとモロに作画監督の絵柄が垂れ流しになってて
キャラの顔が回によってまるで違うみたいなことも日常茶飯事だったんですよ
で、そういう風にコロコロ変わるキャラの顔を見ながら、
「あっ、この回はあの人だ!」って作画監督を当てながら見るっていうのが
アニオタの楽しみだったわけです。東映のアニメは今でもそういうとこあるのが面白いですね

まあ、そういう作画のバラつきがなくて全体的にハイクオリティだったら一番なんですけど、
作画のバラつきを楽しむのもこれはこれで面白いというか、
さっき俺が名前を挙げた上野ケン、高橋晃、高橋優也っていうのも
作画監督によって絵が変わるからこそ覚えられたってところがあるし。
そういう風にアニメーターの個性を楽しみながら見るっていうのもアリなんじゃないかと思います。
まあ、作画崩壊したら叩くんだけどな!(えー
いくら個性を楽しむっつっても、作画崩壊はさすがに叩くけどな!
なので崩壊しない範囲でどうにか頑張って欲しいところです。いい仕事してくれたらちゃんと覚えて応援するから!



ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第190話「弓場隊B」



さて今月のワートリですが、今回は巻頭カラーということで
B級の隊長たちがズラリと勢揃いしたイラストが描かれてますね
というかこのイラストってあれですよね、この間ジャンプフェスタの時に公開されたイラストに
さらに何名か描き足したイラストになってますよね



たとえばこれがジャンプフェスタの時に公開されたイラストで、この時の絵では
アニメ二期のランク戦に登場するB級の隊長たちが描かれてたわけですが
今回の巻頭カラーでは一期・二期に関係なく、B級の隊長たちみんな勢揃いしたっていう絵になってますよね
とりあえず今回の絵を見て思うことはですね…荒船さんがイケメンすぎてびびるってことですかね



いやマジで、葦原先生の画力も上がってるせいか荒船さんイケメンすぎじゃない?やばくない?
荒船さんって俺とプロフィール同じだから荒船さん=俺みたいなこと何度も言ってきたけど
あんまりイケメンになりすぎるとそういうの言いづらくなるんだが!?(えー

あとこういうカラーイラスト見てて思ったのが、柿崎隊ってユニフォームの色がオレンジだから
かなり視認性いいですよね。他の隊の服はみんなおとなしめの色してるから
パッと全体を見た時に「あっ、あそこに柿崎隊おるやん」ってすぐに分かるというか



ジャンプフェスタのイラストでは、全体がオレンジに塗られてたからあんまり目立ってなかったですけどね
ちなみに俺ぐらいになると、あのオレンジに染まったジャンプフェスタのイラスト見た時点で
「柿崎隊色に染まってるやん!」って即柿崎隊を連想するぐらい
オレンジといえば柿崎隊っていうイメージが固まってますね(えー



「うひゃあやばやば!」

さてそれでは本編の方を見ていくと、今回の冒頭では
生駒隊の海が弓場隊の2人に狙われており、いきなり片腕を失うピンチに陥ってますね
うーむ生駒隊やばいな…すでにエースのイコさんと司令塔の水上を落とされてしまったうえに、
残るメンバーの海までこうも削られて戦力ダウンとなっては、いよいよ限界が近いんじゃなかろうか

それにしてもこの場面、今回もやっぱりシールド叩き割って深手を与えてくる弓場サンの射撃が
本当に手がつけられないほど猛威を振るってますね。ちなみにこの場面、なにげに帯島ちゃんも一緒になって撃ってきてるのが
海にとっては苦しい状況なんですよね。なぜなら、帯島ちゃんに撃たれてしまうと
海は弓場サンだけに防御を集中できなくなってしまい、シールドを1枚ずつ分けて防御するハメになって
その結果弓場サンの高火力弾を受け止められなくなってシールドをバリバリ割られてしまってるってわけですよ
水上もこれとよく似た流れでやられてましたよね。弓場サンの攻撃って、別のメンバーからの援護があると即座にガード不能になるから
得点力が他のガンナーとは比べ物にならんほど高いですよね…

(南沢を点にしてェところだが…犬飼を逃がすと二宮隊が無傷で揃っちまいやがる)

ってそんな中、海のことを追い詰めながらも「犬飼を放っておくと面倒なことになる」
弓場サンは犬飼のことも気になっているみたいですね。
まあ確かに、この試合で一番厄介なのはやはり二宮隊だと思うわけですが
今のところ二宮隊は全員ダメージを受けてなくて、生駒隊だけがボコボコにやられてるような状況ですからね

このまま生駒隊をボコッて点を稼ぐのもいいけど、それだけだと無傷の二宮隊が残ってしまって
この先の試合展開がかなりキツくなるから、できることなら今のうちに孤立してる犬飼を叩いておきたいってことですよね

「弓場さん!南沢先輩は自分が倒すッス!犬飼先輩を追ってください!」



とその時、そんな弓場サンの心境を察して、「ここは自分に任せて犬飼先輩を追ってください」
声をかける帯島ちゃん!気の利くええ子やないか!(えー
それとこの「自分が倒すッス」のポーズ、帯島ちゃんがこういう張り切ってるポーズすると妙に可愛いですよね

「…いよォし、行け帯島ァ!射程の有利を忘れんじゃねェーぞ!」

そんな帯島ちゃんの申し出を快諾し、海の相手は帯島ちゃんに任せて犬飼を追う弓場サン!
というかなにげに海をタイマンで落とせたら帯島ちゃん大金星ですよね
海ってああ見えてマスター級にも匹敵するアタッカーだから、それをタイマンで落とせたらかなり凄いと思います
ただ今の海は、弓場サンの銃撃で片腕を吹っ飛ばされた状態だから、帯島ちゃんに任せるのにちょうどいい状態かもしれませんね



ドバッ!

《弓場隊長の弾丸が犬飼隊員を捉える!》

(さすがに撃ち合いはしんどいな…逃げに徹しよう)

そして帯島ちゃんと二手に分かれた弓場サンは、すぐさま犬飼を捕まえて痛烈な弾丸をお見舞いすることに!
またまたシールドをブチ割りながら相手の片腕吹っ飛ばしてますね
ほんと弓場サンそれ得意だな!この試合だけで何人の相手にそれやってるんだ!?

ちなみにこの場面、犬飼が防御しきれてないのって
片手にシールド、片手に銃を持ちながら、弓場サンに銃撃を仕掛けてるからなんですよね
要するに、両手シールドで防御に集中するんじゃなくて、
片手に銃を持ちつつ応戦しながら弓場サンの足を止めようとしてるわけですよ
でも弓場サンの突進力がヤバくて足止めの弾幕を突破されてしまい
撃ち合いに持ち込まれてシールドを割られてしまったっていう…

なんていうかほんと弓場サンってヤバイ相手ですよね
犬飼がやってる片手にシールド、片手に銃を持って戦うスタイルっていうのは
ガンナーにとってのセオリーと言っていいぐらいの安定感ある戦法だと思うんですが
そんなセオリーを正面からぶっ壊してくるのが弓場サンっていうか
まともに戦っても勝てない相手と言いますか、ガンガン寄ってくるから生半可な弾幕じゃ足止めにならないし、
射程内に入られると一気にパワー負けしてしまうしで、もうほんと相手するのがキツイだろうなって思います

とりあえず、「ただ弾を撃つだけじゃ弓場サンの足は止められない」ってことが今のシーンで分かったわけですが、
そんな中でワイヤーを持ってるオサムならどうかなって思いましたね
弾だけで止められないならワイヤーも合わせて使ったらどうだろうっていう風に
弾とワイヤーを合わせて足止めに特化すれば、さすがの弓場サンも接近するのに手こずりそうだし

あとは弓場サンの火力が恐いわけですけど、オサムってレイガスト持ってるじゃないですか
レイガストってかなり防御力高いし、これを活用すれば弓場サンからの銃撃も防げる可能性ありそうだから
ここでまさかのレイガストが活躍したら面白いですよね
レイガストって今までめちゃめちゃ地味な武器で、弧月やスコーピオンと比べたら目立つことも少なかったから
ここでレイガスト持ちの利点が活きることになったら熱いよなーと思います

あとここまでの弓場サンが手のつけられないほどの暴れっぷりで、誰も止められてないことからしても、
それを止める展開っていうのはかなり注目の場面だと思うんですよね
誰も止められなかった無敵の弓場サンを、唯一オサムが止められたとしたらもう相当すごいし
クソザコ隊員のオサムがそれを成し遂げたらすげえカッコイイ展開じゃないですか
これこそまさに「お前を止められるのはただ1人!俺だ!!」
って仮面ライダーゼロワンの決めゼリフがふさわしい展開ですよ(えー

とりあえず今日の感想はこのへんで、続きはまた後日書きます

ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第190話「弓場隊B」 つづき



さてそれではワートリ感想の続きを書いていきます。こないだ語った場面では弓場サンが暴れまくってましたが、
その次のシーンでは弓場サンではなく玉狛の様子が描かれてますね
どうやら狙撃ポジションの千佳ちゃんに「ハウンドで敵を攻撃してくれや」とオサムが指示を出しているみたいですが、
しかし気になるのはやっぱり、ハウンドを撃てって言われると冷や汗をかいちゃう千佳ちゃんの様子ですよね

少し前の感想でも書きましたが、この試合での千佳ちゃんって「鉛弾狙撃をしてくれ」って指示された時は
ぜんぜん冷や汗かいてないんですよ



でもそんな一方で、普通の弾を撃ってくれって指示をされると途端に冷や汗をかいて不安そうな顔になるのが
今の千佳ちゃんなので、やっぱり普通の弾で攻撃を行うことに関しては、千佳ちゃんはまだ不安を抱えてるみたいですね

「ハウンド!」

がしかし、そんな風にちょっと不安そうな顔をしつつも、撃てないってほどではないようで
ちゃんとハウンドを出して指示通りに攻撃しようとする千佳ちゃん。
それ自体はありがたいんですが、千佳ちゃんのことはスナイパーの外岡が相変わらず狙っているので
ハウンドを撃とうとしたそのスキを狙われてしまいます。なんとも気が休まらなくて千佳ちゃんも大変やな…というその時!

ガキン!



「かかった」

なんとその時、ハウンドを撃つと見せかけて抜け目なくシールドを用意していた千佳ちゃん!
これによって外岡の狙撃を見事に防ぎ、外岡が潜んでいた場所も割り出すことに成功します
なるほど今ハウンドを撃とうとしてたのは、こうして外岡を誘い出すためのフェイクだったというわけか
それにしてもこの場面、千佳ちゃんのふとももめっちゃエロいな!(えー

いやマジで、千佳ちゃんってなにげにふとももがすげーエロい場面がちょくちょくあるよな…
普段は幼児体型の子供って感じですけど、たまに大人の色気が漂ってる時があってドキッとするわ
そう思うと千佳ちゃんってあと数年もしたらマジエロいお姉さんになるかもな…(えー
今の千佳ちゃんって中学生だから、高校生や大学生になったらマジで色気出てくると思う

「見つけた!」

ドドドドド!

さてともかく、外岡の姿を見つけた千佳ちゃんは、ハウンドを撃ちまくって外岡を追い込む作戦を開始!
さっきオサムが言ってた千佳ちゃんのハウンドで追い込んでユーマとオサムが仕留めるってやつですな
その作戦通りにハウンドは機能しているので、あとはユーマ達が仕留めてくれれば…というその時!

ボッ!!



ゲー!?せっかく外岡を追い込んだと思ったら、何者かの攻撃でトドメを横取りされてしまうことに!
誰やねんポイント横取りした奴は!俺のポイントだ!俺のポイントだ!(えー
そんな横取り野郎の正体は生駒隊の隠岐でした。なんだ二宮じゃなかったのか(えー
ともかくこれで外岡が落ちて、生駒隊にポイントが入ってしまったわけですが…



しかし外岡が昇天したのを見るなり、もしやハウンドが当たってしまったのかとギョッとした様子の千佳ちゃん。
それが違うと分かってホッとしてますが、やっぱりまだ迷いがあるみたいですね
そんな迷いを抱えた千佳ちゃんを見ていると、俺の中に湧いてくる気持ちが2つあって
まず1つは「俺の予想はずれたな」っていう気持ちと
もう1つは「俺の予想あたったな」って気持ちなんですよ(え

なんでそんな気持ちが湧いてくるのかっていうとですよ、
まず俺はこの試合の直前に、千佳ちゃんは迷いを吹っ切って撃つ覚悟を決めたと思っていたんですよ



そう思ったシーンがこれ、千佳ちゃんが自分の気持ちと向き合って「撃てる」と宣言したことで、
いよいよ千佳ちゃんも覚悟が決まったみたいだなと思っていたわけです
ただ、実際はまだ覚悟が完全には決まってなくてもう少し時間がかかるみたいで
そういう意味で俺の認識とズレがあったというか、予想をはずしちゃったなって思ったわけです。

その一方で、俺の予想が当たった部分に関してですが、それが何かっていうと

以前こんな風に、奥寺や犬飼が千佳ちゃんに対して「もう撃てるようになったんじゃないの?」みたいなことを
言いまくってる時期があったじゃないですか。ただ、俺は当時からこいつらの意見に反対してて
「今まで撃てなかったものが急に撃てるようになるなんて、
 0から急に100になるみたいな急激な変化はそうそう起こりっこない」
てなことを感想で書いてたんですよ

この考え方っていうのは結構ちゃんと当たってたと思うんですよね
今回の千佳ちゃんとかまさに変化の途中で苦しんでる状態っていうか
迷いなく撃てる状態を100とするなら、今の千佳ちゃんはだいたい60〜70くらいの位置にいるっていうか
100になろうと頑張ってるけど、完全にはなり切れずに苦悩してるっていう状態ですよね

そういう風に、変化するにも時間がかかるみたいな考え方は、ちゃんと当たってたなと思うわけです
そんなわけで予想を外しながら予想を当てたってことですよ!(えー



まあそんな俺の話は置いといて、さきほど外岡を仕留めた隠岐ですが
気がついたらどこからともなくめっちゃしつこい誘導弾が飛んできて
いくら逃げても追ってくるその弾に苦しめられることになってしまいます

ふむ…これがなんていう弾なのかは言及されてませんが、隠岐が「合成弾やん!」って言ってることと
これだけ誘導性能がものすごいことからして、たぶんハウンドとハウンドを混ぜた合成弾でしょうか?
聞くところによると、そういう弾は名前が設定されてて「ホーネット」って呼び方をするみたいです
これがそのホーネットってことでいいんだろうか

「あかんあかん、やっぱあかん、二宮さんが…」



「えっ、うそやん」

ってその時、ホーネットから逃げ回るのに必死になっていたところ、いつの間にか辻の間合いに入ってしまっていた隠岐!
そして気づいた時には辻の弧月で一閃されており、あえなくここで脱落してしまったという…
それにしてもこの場面、二宮のホーネットで追い込んでから辻が仕留めるって戦い方は
さっきオサムがやろうとしてたのとまったく同じですね

オサムが言ってたのは千佳ちゃんのハウンドで追い込んでからユーマとオサムで仕留めるって話だったわけですが
それは隠岐に横取りされてしまって上手くいかなかったんですよね
そんな中で、二宮がわざわざその戦法をやってのけたというのは
「こうやるんだよザコども」って格の違いを見せたかったんでしょうか(えー

《そして逆サイド、これは…玉狛のもう1人のエース!空閑隊員が2人と遭遇!》



そんな風に隠岐が落とされてしまった頃、別の場所ではユーマが「そろそろまぜろよ」
帯島ちゃん達に戦いを挑もうとしていました。この試合のユーマはここまで戦闘らしい戦闘をしてなかっただけに、
いよいよここからエンジン全開で戦闘開始といったところでしょうか

そんなユーマがやってきたのを見るなり、「あーあ、出会っちまったか」
ヤバイ奴が来やがったと言わんばかりの反応をする海。それは帯島ちゃんも同じのようで、
ユーマとまともにやり合うのは危険だと思っているようですね

そんなわけで、さっきまで戦っていた帯島ちゃんと海ですが、ここは一時休戦とばかりに
協力してユーマに立ち向かおうという雰囲気を匂わせることに。
お互いに1人で戦ってもユーマには勝てないでしょうしね、ここは共闘して活路を開くのが得策か…というその時!



ゲー!?しかしなんと、「バカめスキだらけだ!!」とばかりに
ユーマを無視してまずは海から殺しにかかる帯島ちゃん!な、なんてことを!
1人になったらユーマに勝てないだろうにそれでも構わず海を殺すというんですか!?(えー

そして完全に意表を突かれた海は、「ええ〜…」とドン引きしながらベイルアウトしてしまうのでした
というかこれで生駒隊はもう全滅じゃないですか!
まさかこんなに早く生駒隊が全員消えるとは思わなかったな

「いい判断だね、オビ=ニャン」

そんな風に帯島ちゃんのだまし討ちが決まった中、「いい判断だね(にっこり)」と微笑みながら褒め称える王子。
お前ってやつは本当に顔に似合わずえげつない野郎だな!(えー
王子ってどんな手を使ってでも勝とうとするタイプだから、だまし討ちみたいな戦い方でも全然アリなんだろうなー

それと帯島ちゃんのことを「オビ=ニャン」って言ってますが、ちょっと待てなんやねんそのアダ名!?
お前それ絶対スターウォーズのオビ=ワンから取っただろ!(えー
王子はマジでやることなすこと突っ込みどころ満載すぎるな

・今月のワートリ、1話掲載でしたけどチカちゃんがかわいかったりおびしまちゃんがちょっとかっこよかったりで見所満載でしたね
 個人的には旋空でポイントゲットしてた辻ちゃんがかっこよくて好きです by くろのす

・どうもです。いつも感想記事楽しくみさせていただいてます。ワートリ今月で大きく動きましたね……
 個人的な注目点はチカ以外のスナイパー全滅によるチカ大暴れの下準備完了と、遊真をユカリ、海に差し向けたことによる影響が気になるところです 
 特に遊真の行動については「4人倒して勝利」ルートを残すためにやったのかもしれませんが、二兎を追う者は一兎をも得ずにならないか心配ですね…
 海の点ユカリに取られちゃいましたし。個人的には遊真を別の役割にして
 「最低1人倒して生存点ゲット」ルートに注力する道もあったと思うのですが、そこらへん大志さんはどうお考えでしょうか?ご意見を聞いてみたいです by ちけっつ

そして拍手コメントで言われてますが、今回は1話掲載だったわりに
見どころ満載だったり話が大きく動いたりで、語りたい部分は山ほどありましたね
俺としてはまず驚いたのはやっぱり生駒隊が全滅したってことかなー
もう少し時間がかかると思っていたのでかなり意外だったというか、生駒隊がこれほど一気にやられるとは思わなかったな

とりあえず現在の状況を整理すると
弓場隊:2人生存、1人脱落、2ポイント獲得
二宮隊:3人生存、0人脱落、1ポイント獲得
玉狛 :3人生存、1人脱落、1ポイント獲得
生駒隊:0人生存、4人脱落、2ポイント獲得
っていうことになるんですかね。こうして見ると本当に
生駒隊が集中してやられてんな!(えー
まあ2ポイント取ってるから、ポイント上はそこまでひどい結果じゃないって気はしますが

あと玉狛の目標は4ポイントなわけですが、今のところまだ1ポイントで敵の人数がどんどん減ってきてるから
急がないとかなりヤバイ感じがありますね。残る敵も二宮とか弓場サンとか強敵ばっかりだし、
玉狛が4点取るってハードルは思ったよりも高そうです。次回に続く!


ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第191話「弓場隊C」

さて今月のワートリですが、前回は弓場隊が二手に分かれて
帯島ちゃんvsユーマ、弓場サンvs犬飼ダブルタイマン状態になったんでしたっけね
そして今回はというと、弓場サンが犬飼をさんざん追いかけ回してオラオラと銃撃しているようですが…

「玉狛がフリーだよ、帯島ちゃんの方に行かなくていいの?」

「あいつァキッチリ仕事をした。俺が日和るワケにゃいかねェーだろが!あァ!?」



そんな弓場サンに追われながら、「帯島ちゃんを1人にしちゃっていいのかなー」と揺さぶりをかける犬飼。
しかし弓場サンはそんな揺さぶりだと意にも介さず、ますます闘志をみなぎらせながら犬飼に襲いかかっております
やはり帯島ちゃんがユーマとのタイマンを選んだということなら、今さら助けに行ってその覚悟に水を差す気などないということか
そんなわけで、迫りくる弓場サンを止める手立てがなく万事休すの犬飼。これはいよいよ終わったか?というその時!

ガギギギギン!!

「!?」

なんと弓場サンの銃弾が犬飼を捉えたかと思った瞬間、何者かのシールドによって攻撃が阻まれてしまうことに!
このタイミングで犬飼を守るように張られたシールドを見るに、どうやら辻がすぐ近くまで来ていたようですね
辻と言えば仲間のピンチに必ず駆けつける男なだけに
犬飼がこれだけ追い詰められているのを見逃すはずがなかったということか

《右!》



とその時、実際に姿を現して弓場サンに斬りかかる辻!しかし弓場サンは辻の攻撃をひらりとかわし、
即座にケリを入れて間合いを離しております。つーかワートリのバトル中にケリ入れる人初めて見たわ!(えー
ワートリって武器でガシガシやり合うのが基本だから、こんな風に体術使うシーンとか逆に新鮮ですよ!

ワートリで体術を使うキャラというと、レイジさんなんかもパンチで戦ってるのが印象的でしたが…
そういえば以前にレイジさんが言ってたセリフで
「トリオン体の操縦は生身を動かす時の感覚が元になっている。生身で動く感覚を掴むことも重要だ」
てな一言がありましたよね。つまりトリオン体でこんなに自然にケリを入れられる弓場サンは
たぶん生身でもこういうケリが簡単に出せるんだろうな(えー
やっぱ弓場サンって不良っぽい喋り方するだけあって、生身のケンカも相当強いんだろうなあ

ともかく辻の奇襲をかわした弓場サンですが、状況的には2対1になってしまったわけで
このまま辻・犬飼コンビと戦うには少々不利な気がしますが…

「まだ分かんないわよ。弓場ちゃんはアタッカーキラーだから」

「アタッカーキラー…というと?」

「そもそも弓場さんのスタイルは、旋空持ちのアタッカーに有利を取るために
 諏訪さんのダブルショットガンを参考にして編み出されたものなんだよね」

ところがその時、弓場サンのアタッカーに対する強さを理由に「2対1でもまだ分からない」と語るこなみ先輩たち。
というか弓場サンのガンマンスタイルの元になったのがまさかの諏訪さんって話は
まったくの予想外だったので俺も驚きました



正直なところ諏訪さんってあんまり強いイメージがないから
弓場サンみたいなデタラメに強いキャラに参考にされてたってのは驚愕でしたね…(えー

「弓場ちゃんのリボルバーの有効射程は、確か22メートルちょっと。
 これはアタッカーの旋空弧月(20メートル)がギリギリ届かない間合いなのよ。
 その間合いを保っていれば、弓場ちゃんはアタッカーを一方的にボコボコにできる」

さらに弓場サンがアタッカーキラーである理由について詳しく語るこなみ先輩。
それによると、弓場さんの使っている銃トリガーは、旋空弧月の間合いのギリギリ外から攻撃できるように調整してあるらしく
これによってアタッカーがわずかに手の届かない距離から、一方的に攻撃することを意識しているみたいですね

ふむ…この「アタッカーの間合いの外から一方的に撃つ」という戦法と、さっき出てきた諏訪さんの名前から
そういえばひとつ思い出したことがあるんですよ。それが何かっていうと
 
 

諏訪隊が以前鈴鳴第一に勝ったっていう時の話ですね
鈴鳴第一といえば、超強力なアタッカーである村上がエースを張るチームで
その村上を抑えるのが非常に難しく、那須隊も6連敗するほど村上にやられまくっていたわけですが
そんな中で諏訪さんが村上の間合いの外から一方的に銃撃しまくるという戦法で
見事に村上を抑えて勝利をもぎ取ったっていうね

そういう風にあの村上にも勝てるって考えたら、諏訪さんのダブルショットガンってすごいんだなと思うし
弓場サンが参考にするのも分かるっていうかね。
さっきはあんまり強いイメージないとか言ってすいませんでした(えー

要するにこの諏訪さんのダブルショットガンの射程をギリギリまで切り詰めて、
射程を犠牲にした代わりに火力を引き上げて、敵のシールドを粉砕できるようにしたのが
弓場サンのダブルリボルバーってわけか

「ちなみに、弓場ちゃんスタイルに対抗して生まれたのが生駒旋空」

「なんと…技に歴史あり…!」

さらに意外なことに、イコさんが得意とする生駒旋空もまた、この一連の流れから生まれたものだと語るこなみ先輩。
なるほど射程を使って有利を取るためにみんな色々と試行錯誤シてたんですねえ
それにしても普通の旋空が射程20メートル、弓場サンの拳銃が射程22メートルっていうふうに
ギリギリのせめぎ合いをしてる中で、生駒旋空に関しては射程40メートルっていう風に
なんか1人だけめっちゃ射程伸ばしちゃったってところがイコさんらしいですよね(えー

たぶんイコさんは具体的に何メートルまで射程伸ばそうとか全然考えてなくて、
「とりあえず射程もうちょっと伸ばしたろ!」ってやってみたら
「なんや知らんけど40メートルくらいになってもうたわ」っていう流れなんじゃないかなと…(えー



って、そんな風にイコさんやら弓場サンやらの話をしてるうちに
「くだらん雑談はそこまでだ」と言わんばかりに姿を現した二宮!
それにしても次元の違う火力やな…この二宮の現れ方は大魔王二宮ってくらい絶望感ありますね(えー

これまで奮闘してきた弓場サンですが、さすがに二宮まで現れてしまってはキツイでしょう
1対1ならまだしも、3人全員揃った二宮隊を相手に、
弓場サンたった1人で立ち向かうというのはあまりに不利すぎるかと…

《二宮隊が揃いやがった!戻れるかユカリ!》

「やってみるッス!」

そんな弓場サンのピンチな状況を知るなり、さすがにもう別行動していられないということで
ユーマとのタイマンを切り上げて合流しようとする帯島ちゃん。
そもそも考えてみれば、弓場サンと帯島ちゃんが別行動したのって
二宮隊が揃う前に犬飼を叩いておくためだったわけで
すでに二宮隊が揃ってしまった以上、別行動にこだわる理由もなくなったってことか

ガクッ!

「!?」



ところがその時、弓場サンのもとへ急ごうとする帯島ちゃんの動きを
まるで邪魔するかのように大量に張ってあったオサムのワイヤー!い、いやらしい!
一刻も早く味方を助けに行きたいって時に「ふっふっふこれで動けまい」みたいに
大量のワイヤーが邪魔してくるってなんていやらしい!(えー

まあオサムは単純にユーマへの援護で張っておいたんだろうけど、帯島ちゃんにとっては
ガチでいやらしいワイヤーになってしまいましたね。これによって足止めされてしまった帯島ちゃんは
ユーマを振り切ることができず、再び戦うハメになってしまいます

ピュン!

(…スコーピオン投げ!?)

そんなわけで再び戦い始めたユーマ&帯島ちゃんですが、
斬り合いの中で例のスコーピオン手裏剣を投げつけるユーマ!
ただし、帯島ちゃんは以前この手裏剣を直に食らった身なので、
「今度は食らわねーぞコノヤロー」と回避しようとしますが…



ところがその時、避けようとした帯島ちゃんをまるで追うように軌道が変化し飛んでくる手裏剣!
えっなにこの手裏剣ホーミング機能ついてんの!?(えー
それともあれだろうか、たとえばブーメランみたいに曲がった軌道で飛ぶ手裏剣を投げたってことだろうか
ゲームとかでよく風魔手裏剣ってのが軌道を変える手裏剣として出てきますが、
今回ユーマが投げたのもそれと性質が似てるってことでしょうか?

「グラスホッパー」



って、しかも手裏剣の軌道を変えただけでなく、なんと帯島ちゃんの周りに無数のグラスホッパーを出現させて
その中で手裏剣を反射させまくるユーマ!なんじゃこりゃー!グラスホッパーってこんな大量に出せるのかよ!
考えてみたら、今までも確かに何個か同時に出してた覚えはありますが
それにしてもこれだけ大量に出しまくったのは初めて見たからたまげたな

飛び道具を反射させるって意味では、ガンダムで言うところのリフレクタービットみたいな使い方ってことでしょうか
そういうビットを使った多角的な攻撃って、ガンダムだと「オールレンジ攻撃」って名前でよく呼ばれますよね
その点ユーマがやったのってこれこそまさにオールレンジ攻撃だよなー
あらゆる角度から襲い来る攻撃、こんなん避けようがないしあまりにも鬼畜やで…

「くっ…!」

ガンッ!

おっとしかし、今のオールレンジ手裏剣によって多くの斬り傷を負いながらも、
どうにか手裏剣の動きを見切ってはじき飛ばした帯島ちゃん!なにげにすごいですね帯島ちゃん
正直今のでもう終わったかと思いましたが、ダメージを受けながらもあの軌道を見切るとか大したもんですよ
ともかく手裏剣攻撃からなんとか身を守り、改めてユーマ本人と向き合おうとする帯島ちゃんでしたが…

ドッ!!



ってゲェー!?いつの間にか後ろに!?
なんと抜け目なく帯島ちゃんの背後を取っていたユーマ、そのままブスリと一刺しで帯島ちゃんを仕留めてしまうことに!
さっきのオールレンジ手裏剣も、帯島ちゃんの意識を手裏剣に向けるためのオトリでしかなかったとは、
一体どこまで底知れない男なんじゃお前は!
ユーマのことは今までずっと見てますが、戦術の幅が広すぎていまだに底が見えないなー。味方ながら恐ろしい男ですよ

「おびしまちゃんは強くなるよ、おれが保証する」

そして帯島ちゃんを一思いに撃破しながらも、その実力を認めて「今後もっと強くなる」と語るユーマ。
確かに帯島ちゃんって、今回の試合で思った以上の大活躍してましたよね
俺としても帯島ちゃんがまさかここまで戦えるキャラだとは思ってませんでした
それにしても強いだけじゃなくて帯島ちゃんって妙に可愛いよなほんと(えー
たとえばさっきユーマに刺されたシーンとか刺されてるだけなのに可愛いし
しぐさが絶妙に女の子っぽいんだよなー。見た目はボーイッシュなのに仕草が女の子ってところがすごくいいと思うわ

とりあえず今回の感想はこんなところです。まだちょっとおまけで語りたい話があるんですが、
それはまた後日の感想で書くことにします


ジャンプSQ感想:ワールドトリガーおまけページ感想

さて今月はワートリのおまけページについてもちょっと感想を書きたいと思います
今月のおまけページっていうのがなんなのかというと
王子一彰あだ名コレクションっていう風に
王子が今までつけたあだ名のまとめ的なページとなっていたんですね



こんな感じの一覧になってるわけですが、この中でも俺が気になったのが
小さく書かれてる注意書きの部分なんですよね
具体的に言うと二宮や弓場サンについての部分。王子はこの辺のキャラについてはあだ名をつけずに
「二宮さん」「弓場さん」とそのまま呼んでいて、そこに解説として書かれてるのが
「さすがに年上に対しては羽目を外しすぎない程度のたしなみが見られる」って一文なんですよ

これって俺にとってはかなりでかい情報だなと思いました
というのも、俺は以前の感想で、王子があだ名をつけていない人物のことを
すごい気にしてたことがあったんですよ。その時に書いた感想を抜き出してみるとこんな感じです

そう、俺が気にしてた人物っていうのはもちろんザキさんですよ
王子がいろいろなキャラにあだ名をつけながら、ザキさんのことは「柿崎先輩」って言ってるのを見て
「ザキさんにもちゃんとアダ名つけてやれよ!」って書いたりとか
その一方で「さすがに先輩に対してはアダ名をつけられないってことなのか?」とも書いたりとか
なぜ王子はザキさんにアダ名をつけないのかってことが俺の中で結構モヤモヤしていたんですよね

そんな中、今回の解説によって「さすがに先輩のことはアダ名で呼ばない」って答えが示されたから
そういうことだったんやっていう風にモヤモヤが晴れてスッキリしました



あと柿崎隊といえばこの照屋さんめっちゃ可愛くない?改めてビックリしたんだけど(えー
ちなみにこの照屋さんの顔がどこで描かれたシーンなのか、柿崎隊マニアの俺の知識によると
ズバリ第142話「柿崎国治」における
「それであいつらの価値が消えてなくなるわけじゃねえんだ」のシーンですね



このシーンから照屋さんの顔をチョイスするとはさすがだなって感じですね
なぜならこのシーンって俺がワートリの中で一番好きな場面だからですよ
「新しい連中がどれだけ派手に追い抜いていっても、それであいつらの価値が消えてなくなるわけじゃねえんだ」っていう
ザキさんの名言とともに描かれる柿崎隊の仲間たちの場面で、
間違いなく俺にとってこの漫画ナンバーワンの名シーンなんですよね
柿崎隊マニアの俺からすればこの場面なくしてワートリは語れないってぐらい思い入れの深いページです



さて、柿崎隊の話についてはこのくらいにしておいて、次に帯島ちゃんのアダ名について語りたいと思います
帯島ちゃんのアダ名はオビ=ニャンであり、「これ絶対スターウォーズのオビ=ワンが元ネタや!」っていう風に
こないだの感想でも書いたことがありましたよね

今回はそのオビ=ニャンについて、仮にオビ=ワンが元ネタとした時に
オビ=ワンからどんなふうにオビ=ニャンに変化したのかってことを
俺的に考えてみたいと思います。まずやっぱり帯島ちゃんのアダ名なわけだから
「オビ」の部分は外せないと思うんですよ。変えるならワンの部分であると。

そしてワンという言葉を見た時に何を思い浮かべるかって言うと
ワンっていうと犬の鳴き声なんですよ
そんな犬の鳴き声を猫の鳴き声に変えてみたらどうなるでしょうか
ニャンと鳴くのが猫なので、そんな風に「犬のワンから猫のニャンに変えたろ!」って考えると
オビ=ワンという言葉がオビ=ニャンへと変わるってわけなんですね

これが俺の考えるオビ=ニャン誕生説なんですが実際のところどうなんでしょうか
こんな風にアダ名の由来についてもなかなか気になるところですよね



ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第192話「二宮匡貴B」



さて前回、二宮隊の犬飼を追いかけてきた結果、他の二宮隊メンバーも合流してしまい
3対1のピンチに陥ってしまった弓場サン。今回はというと、さっそく3人の攻撃に晒されており
このままリンチされてはさすがの弓場サンもヤバイという状況に…

「犬飼てめェー、さっき自分で言ったこと忘れてんのか?玉狛がフリーだぜ」

ドドドドドド!!

ところがその時、慌てず騒がず玉狛からの攻撃を読んでいた弓場サン!
言われてみれば前回、確かに犬飼が「玉狛がフリーだよ、放っておいていいの?」って言ってましたね
あの時はピンチの犬飼が苦し紛れに言ってたわけですが、皮肉にも今回は立場がまったく逆になって
ピンチの弓場サンが「玉狛がフリーだぜ、放っておいていいのか?」って言う番になったということか

ドドドドドド!!

「これはめんどいな…」

そして実際、玉狛がどんどん撃ってくるメテオラ弾幕がうっとうしくて、有利な形を作りづらくなってしまった二宮隊。
こうなると弓場サンにはありがたい展開ですね。玉狛が二宮隊をかき回してくれてるおかげで
3対1の圧倒的不利だった状況がかなりマシになったようです。これなら弓場サンにもまだワンチャンあるか?というその時

「犬飼、辻、お前たちで可能な限り爆撃を捌け。弓場は俺が墜とす」

おっとここで、玉狛からのうっとうしい弾幕は犬飼と辻の2人に任せて
「弓場は俺がやる」とタイマン勝負を挑む二宮!
ここでまさかのタイマン勝負ですか!まさか二宮の方からタイマンを挑んでくるとは、これは弓場サンとしても望むところでしょう

あとこの2人って、試合前に里見さんが「2人ともタイマン最強!」って熱く語ってたわけだから
その最強な2人がタイマンで激突するとなったら、それを見てる里見さんとか
今ごろ嬉ションしてるんじゃなかろうか(えー



さあそして、まずは上空に打ち上げたハウンドを次々に降らせて雨のように攻撃する二宮!
そういえば以前、二宮がユーマや影浦と戦った時も、まずはハウンドを雨のように降らせて攻撃してましたね
挨拶代わりに頭上ハウンドをブチ込むのは二宮の常套手段ってことでしょうか

それを防御しながら前に出る弓場サンですが、こうしてる間にも
千佳ちゃんのバラ撒いたメテオラがそこらへんで次々と爆発してるのがなにげに恐いですね
これ一発に当たっただけでもアウトだからなー、二宮とか涼しい顔してるように見えますが



こんな近くに飛んできたやつとかもあるし
「うおおやべえだろこれ犬飼のやつちゃんと撃ち落とせよ」って
内心けっこうビビッてるんじゃなかろうか
(えー

なにしろ今の状況って、たとえるならゾエさんの適当メテオラがものすごい数で降ってきてるようなもんですからね
俺の感想では以前から「千佳ちゃんはゾエさんに弟子入りしろ!」ってしつこく言ってましたが、もしも実際に弟子入りしたら
こういうことになるんやなっていうのが今回見てるとよく分かりますね(えー

さあそして、千佳ちゃんからの弾幕も降ってくる、二宮からの弾幕も降ってくるという中、前進を続ける弓場サンですが
そんな中で抜け目なく左右からの置き球トラップを仕掛けていた二宮!
いやーこれはきつい、見てるだけできつい、あらゆる方向から弾幕に晒されて生きた心地がしませんが
それでもなんとか防御して前へと進む弓場サン!この人粘り強いなー
近距離武器はこういう時、自分の射程に入るまでひたすら我慢しなきゃならないっていうのが辛いですよね
我慢して我慢して防御しながら前に進んで、自分の距離に持ち込んだ時にやっと攻撃できるみたいな。
この心境をたとえるなら、ザンギエフがひたすら前に進んで
ソニックブーム撃ちまくってくるガイルに近づこうとしてる
って感じでしょうか(えー

ゴオオオ!

「弓場隊長が弾幕を抜けた!」

(この距離は…弓場の間合い!)

そしてついに、そんな弾幕地獄をかい潜って自分の得意距離に持ち込んだ弓場サン!
そんな弓場サンの間合いについて、観客席から見てるザキさんと嵐山さんが反応してるのがいいですね



この2人って弓場サンと仲良くしてる19歳組のメンバーだから、弓場サンの間合いについては熟知してるってことなんでしょう
それと俺的には、嵐山さんとザキさんがまったく同じタイミングで同じこと考えてるっていうのも
けっこう嬉しいポイントですね。というのもザキさんって、嵐山さんと比べて自分はダメだみたいなコンプレックス持ってるわけじゃないですか
でも実際はちゃんと嵐山さんと同じレベルでものを考えられてるっていうくらい
しっかりした実力を持ってると思うんですよね。そういえば今回は別の場面でも
ザキさんの考えてることが三輪の考えと繋がったりしてる場面があったんですが



三輪と言えばもちろんA級で戦ってる隊員なので、それと脳内会話ができるザキさんっていうのは
十分ハイレベルなものの考え方をしてると思うんですよね
だからやっぱりザキさんには自信持ってほしいですよ、なにしろ俺が選んだ隊長ですしね(えー

さてともかく、ようやく弾幕地獄を抜けて自分の距離へと持ち込んだ弓場サン。
あとは二宮に向けて銃弾をたっぷりとごちそうしてやれば形勢逆転となりそうですが…



ってゲェー!?なんとその時、抜けたと思った弾幕がさらに降ってきて蜂の巣にされてしまう弓場サン!
まさかたっぷりごちそうされるのがこっちになるとは!?(えー
二宮の野郎いったいどんだけ弾を飛ばしてやがったんだ!

「一手の差だが、俺の勝ちだ」

ああそして、ついに弓場サンへととどめの一撃を食らわせてしまった二宮!
このタイマン勝負は二宮へと軍配が上がってしまったか、なんということだ
それにしても「一手の差だが俺の勝ちだ」って、なんかどこかで聞いたセリフだなと思ったら



ガロプラ編の時に太刀川さんが言ってた「一手遅いな、真っ二つだ」とちょっと似てますよね
二宮って太刀川さんのことは「太刀川の野郎」とか言って毛嫌いしてたイメージだけど
実はけっこう似たところあるんちゃうか?(えー  それでは次回に続く!
 


ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第193話「二宮匡貴C」



さて前回、二宮とのタイマン勝負に敗れてしまい、あえなく戦線離脱してしまった弓場サン。
今回はそんな弓場サンのベイルアウトした後の姿が描かれてますが…えっなにこれ!?
なんですかこの美形で知的そうなイケメンは!?(えー

ちょっと待ってこれ弓場サンなの!?マジで!?
もしかして弓場サンって普段はこういう知的イケメンな格好してて
トリオン体の時だけはビッと決めてチンピラの格好になるってことですか!?
こなみ先輩なんかも、普段の格好とトリオン体の格好とでは髪型とか変えてますが
弓場サンもそれと同じってことなのか?まさか弓場サンにこんな意外な一面があったとは

そういえば、単行本21巻を読んだ時の感想でも触れましたが
弓場サンって進学校出身なんですよね
この設定を初めて知った時は「なんでチンピラなのに進学校にいるんだろ?」って思いましたが
普段の弓場サンがこれだけ知的イケメンな雰囲気をしてるってことは
確かに進学校にいても不思議じゃないなって思いますね

いやーまさか弓場サンにこういうイケメン属性があったとは…
弓場サンについては俺の感想でも毎回のようにあれやこれや語ってますが
それでも全然語り尽くせないキャラやな!
まったくすごいキャラを出してきたもんですよ、そういえば弓場サンって葦原先生が言うには
「最初期の頃には思いついてたキャラだけど、メインキャラが食われると思ってなかなか出せなかった」
って事情があると言ってましたね。今思うとほんとその通りだわ(えー

異色の二丁拳銃ガンマンで、銃だけじゃなく肉弾戦も得意で、
1対1にめっぽう強いタイマン最強キャラで、タイマンだけじゃなくチームプレイをやらせても強くて、
チンピラみたいにキレやすい性格で、それだけじゃなく普段は知的なイケメンで、
どんだけ属性盛り盛りなんすかこの男は!(えー
ああMりにもキャラ濃すぎですよ弓場サン!そりゃ「メインキャラが食われる」って葦原先生も心配するわな…

《さて試合の方は静かな展開、バッグワームで身を隠す玉狛に対して、
 3人揃って堂々と姿を晒す二宮隊!》

《撃ってこいと言わんばかりだね》

そして試合の方ですが、さっきまでメテオラをバンバン撃ちまくっていた千佳ちゃんも
今はバッグワームで身を隠しながらおとなしくしているようです。
なるほどさっきまでは弓場サンが二宮隊に突撃してくれていたおかげで
ある意味では玉狛の盾のようになってくれていたわけですが、今はそれがいなくなってしまったから
ヘタに二宮隊に手を出すと反撃が恐いというわけか

「数が減って余裕のできた二宮隊に、狙撃や爆撃を撃ち込むのは難しい。
 雨取は撃つからには確実にダメージを取らないと、位置バレして不利を背負うだけになる」

そんな風に玉狛の状況が苦しくなったことを解説する荒船さん。
もはやフィールドに残っているのは玉狛と二宮隊だけですから、二宮隊にとっては玉狛だけに集中すればよく
「厄介な相手がだいぶ減った」という意味で、余裕の流れになってきたというわけか
なるほどそういえば、以前の試合でも二宮は「数が減れば結局うちが勝つ」と語っていましたが
それってこういう状況を想定して言っていたってことでしょうかね

「けど雨取ちゃんがぶっぱなす以外に、玉狛はやることねー感じだけどな。
 そもそもメガネくん達はどんな作戦立ててたんだ?」



ってそんな中、結局は千佳ちゃんがどうにかするしかないんじゃないかと語りながら、玉狛の作戦について質問する出水。
それについてとりまる先輩は、ヒュースと千佳ちゃんの連携、ヒュースとユーマの連携と答えてますね
確かにこれは試合直前の作戦会議でもオサムが語っていたことであり、
それについては俺も感想の中で触れたことがありました

そのとき書いた一言がこれ。「ヒュースが落ちちゃったら作戦が成り立たなくなる」ってことなわけで
「ヒュースもういねーじゃん、どうすんの」っていう出水の考えについては
俺もまったく同じことを以前から心配してたわけですよ。それについてとりまる先輩は
「修がヒュース役をやることになる」と答えてますね

「それはさすがに厳しいんじゃ…
 ワイヤー陣もメテオラ持ちの二宮さんには相性が悪いし、
 何より技術と経験に差がありすぎます」

「そうだな、それは修自身が一番よく分かっているよ」

そんな中、オサムがヒュースの代わりとして二宮と戦うのはキツすぎると指摘する木虎でしたが
そのことはオサムが一番よく分かっていると語るとりまる先輩。
なるほど…要するにそれって、ヒュースの真似事をして無理な戦いをしようっていうんじゃなくて、
オサムなりのやり方でユーマや千佳ちゃんを援護するって話ですよね

援護という意味でならオサムも2人の力になれるはずだし、
この試合でのヒュースの役割もユーマや千佳ちゃんとの連携役として考えていたわけだから
ここからの展開はオサム達の連携の真価が試されるってことだと思います

なんだか俺としてはこの話をするのって懐かしいですね
というのも、以前オサム達が二宮達にボロ負けした時に、まさにこういう
連携力の重要さについてひたすらに語りまくったことがありましたよね

この時の俺の感想では、「オサム達に必要なのは連携なんだ、もっと連携力を磨かなきゃいけないんだ」ってことを
耳にタコができるほどしつこく語っていたわけですが、実際にあれからオサム達は連携力をすごく磨いてきたわけで
いよいよその真価が試される時がやってきたってことですよ
しかも相手は以前の試合での因縁がある二宮隊。相手にとって不足なし。
以前の玉狛とは違うんだってことを、オサム達が示すのにこれ以上ない相手だと思います

《まだしばらく膠着しそうだね。飲み物買っておけばよかった》

ってそんな中、「まだ試合動かないのかなー飲み物買っておけばよかったなー」などと気の抜けた一言を言い出す王子。
王子てめえって奴は、俺の気持ちがこれだけ盛り上がってる中でとぼけたこと言いやがって!(えー
相変わらずだなこの野郎!思えばお前のことは最初から気に入らなかったんじゃい!確か俺が初めて王子を見た時も
「王子てめえって奴は」って一言を書いてた気がするなー、なので王子って俺にとっては
絶対潰すリストに入れてるくらい相性が悪いと思います(えー

《では試合が動くまでの時間を使って、質問させていただいてもよろしいでしょうか?
 今回二宮隊長がかなりレアな合成弾を使っているんですが…》

《ハウンドとハウンドを合成したホーネットですね》

《そうですホーネット!あれを初めて見た方も多いと思うので、解説をいただければと…》

《そうですね…となるとホーネットの前にハウンドの話をする必要があるんですが、
 そもそもハウンドは常に相手を追尾しているわけじゃなく、
 追尾性能の強いところと弱いところを設定して使うんです。
 これをもし、常に追尾性能MAXで撃ったとすると、
 すべての弾が狙ったところに飛んでいくことになるので、
 集中シールド1枚で簡単に防がれてしまいます。
 なので、追尾性能を調節してほどよく弾を散らすのが、ハウンドのうまい使い方になるわけです》

ってそんな中、今のうちにホーネットについての話を聞いておきたいと質問し始めた桜子。
それについて蔵内が答えてますが、まずはハウンドの話からということで
ハウンドの追尾性能について詳しい解説をしてますね。これは俺にとっても興味深い話ですよ

というのも、以前俺はハウンドとバイパーの性能の違いについて語ったことがあって
その時の話で、ハウンドのホーミング性能は便利だけど
弾の軌道を読まれて防御されやすいんじゃないかってことを言っていたわけです



その時に貼った画像がこれ。ユーマめがけて柿崎隊の2人がハウンドを連射してるシーンです
こういう風に、ホーミングの軌道が相手に見切られてしまったら、2人同時にハウンドを撃ったとしても
やすやすと防御されてしまうっていうのが俺の考えであり、なら軌道を見切られないためにも
ハウンドよりもバイパーを使うべきと俺は言っていたわけですが…

しかし今回の蔵内の解説によって、どうやら話が変わってきそうですね
というのも、ハウンドにはホーミングの調節機能がついており、この機能を駆使すれば
弾を散らして相手のシールドを避けながら当てることができると…
そしてそんなハウンドの使い方が非常に上手いのが二宮ってことのようです
ハウンドの調節だけでなく、合成弾のホーネットも駆使して相手が見切れないように弾を撃っていると…

確か以前の俺の感想では、「ハウンドは初心者向けの弾、バイパーは上級者向けの弾」と語りましたが
どうやらそんな簡単な話ではないようで、ハウンドにも工夫の余地があり、
上級者でも工夫しだいで十分やっていける
ってことのようですね
なのでけっこう今回の蔵内の話は目からウロコでした。俺の中でハウンドに対する印象がだいぶ変わったなー

・何気にハウンドも使いこなすのが難しいのが判明しましたね
 やはり初心者はアステロイドでペチペチやるのが安定なんでしょうか? by いと

ちなみにこんなコメントもきてますね、真の初心者向けの弾はアステロイドなのか?っていう
確かにオサムがずっとアステロイド使ってるあたり、それも一理あるかもしれませんが
あれはあれでホーミング性能のないまっすぐ飛ぶ弾だから、使いこなすの難しそうだと思うんだよな
なんかそう考えるとどの弾も奥が深そうに思えてきたな…(えー
そのうちワートリの本格的なゲームとか出ないもんですかね?自分だったらどうするか色々触ってみたいなー

《まあさすがに、いきなり二宮隊長みたいな使い方は難しいので、
 ハウンドを使う人達はまず状況ごとの適切な追尾設定を考えてみると良いと思います。
 さっき言った追尾性能MAXの弾も、トリオンで大きく勝っていれば
 相手のシールドを破れる場合がありますからね》

「だとするとやっぱ、雨取ちゃんは人を狙って撃てないのか?」

「なんでそうなるんです?」

「だって外岡を撃った時、弾を散らさずに集中させてればシールド破って1点獲れたってことだろ」

って、そんなハウンドの話から千佳ちゃんは今でも人を撃てないのかといきなり言い出した出水。
急に何を言い出すのかと思ったら、こないだ千佳ちゃんが外岡に撃ったハウンドのことが気になってるみたいですね
それってどんなシーンだっけと思って見直してみたら



どうやらこの場面のことのようです。千佳ちゃんが外岡を発見してハウンドを撃ったものの、
誘導が甘くて弾があちこち外れてしまったっていう…本気で当てるつもりならもっと集中できたはずだと出水は言ってますが
いやあそれこそ誘導の仕方がまだヘタで外れちゃったんじゃないっすか?(えー
さっきの蔵内の話で、初心者は追尾性能を使いこなすのが難しいって言ってたから
千佳ちゃんも追尾性能の上げ方がまだうまくいかなくて外れちゃったとか…



いや実を言うとこの時の千佳ちゃんって、外岡が他の奴にやられて飛んでったのを見て思わずドキッとしたり
自分の弾が当たってなかったと知ってホッとしたりしてたから
弾の集中が甘かったのは千佳ちゃんの心情も関係あったのかもなと思うんですけどね

「俺はどっちかと言えば安心しましたよ。
 最初の爆撃に失敗したのを引きずって、動きが悪くなるかと思ってたんで。
 今の千佳は間違いなくちゃんと、戦う意志を持ってますよ」

がしかし、千佳ちゃんはまだ人を撃てないのかと気にする出水に対し、
今の千佳ちゃんには戦う意志があるから大丈夫だと逆に太鼓判を押すとりまる先輩!
おお…このとりまる先輩の一言っていうのは素晴らしいと俺は思いますよ

というのもね、俺が以前から言ってることとして、千佳ちゃんの撃てる撃てない問題っていうのは
作中のキャラを見てて思うのはみんな結果ばかり気にしすぎなんじゃないかと思うんですよ
もう撃てるようになったのか、まだ撃てるようになってないのか、その結果ばかりをみんな気にしてて
肝心の千佳ちゃんの気持ちを考えてる奴がいないやんと思ってたわけです

これについては前にも語ったことありましたよね。
俺が大事だと思うのは撃てる撃てないの結果だけ見るんじゃなくて
千佳ちゃんが何を思っているのかっていう心情を知ることだと。
この問題の本質は、千佳ちゃんの心に戦う覚悟が決まっているかどうかという部分であり、
撃てる撃てないっていう結果だけ見ていても解決しないと俺は言ってきたわけです

そんな中で、さっきとりまる先輩の言った
「今の千佳は間違いなくちゃんと、戦う意志を持ってますよ」っていうのは
まさしく俺の言っている千佳ちゃんの心に着目した一言であり
俺がずっと気にしてきた「千佳ちゃんに戦う覚悟は決まっているのか」ってことについて
力強い答えをくれたシーンなんですよね

それが素晴らしいと思うわけです。まったくもって素晴らしい。
重要なのは千佳ちゃんに覚悟があるかどうかであって、その覚悟さえあれば
撃てるかどうかって結果はおのずとついてくるものなんですよ。
だから俺がずっと気にしてたのは結果じゃなくて覚悟の方なんですよ

そのことを作中のキャラの中でただ1人とりまる先輩がわかってくれたのが嬉しかったですね
いやマジで他のキャラみんな千佳ちゃんが撃てる撃てないってことばっか話してて、
千佳ちゃんの覚悟や心情について語ろうとするキャラ全然いなかったですからね
もうね、ついに出てきてくれたかって感じですよ俺の理解者が!!(えー
とりまる先輩あんた最高だよ!俺が聞きたかったのはあんたの言ってるような言葉なんですよ!!

というかとりまる先輩って、さっき別のシーンでも俺の言ってたこと理解してくれてるみたいな場面ありましたよね
それっていうのがさっき画像を貼ったこのシーンですよ



そう、オサム達が立ててきた作戦について、
千佳ちゃんとヒュースの連携、ユーマとヒュースの連携っていう風にどちらともヒュースが必要であり、
ヒュースがいなくなったらやばいじゃんっていう話なわけですよ

そのことを俺は前から気にしてて感想でも書いたわけですが、それについてとりまる先輩が
「ヒュースがいなくなったら、修が代わりをやることになる」って言ってくれて
俺が気にしてたことに対してバシッと答えを返してくれたわけですよ

それが俺には嬉しかったわけです、俺が考えてたことを理解してくれて
一緒に議論してくれてるような気持ちになったというか
たとえるならとりまる先輩と俺で言葉のキャッチボールをしてるような気持ちになったというか
今回の話でなんだかとりまる先輩に対する好感度が俺の中でメチャメチャ急上昇しましたね

とりまる先輩って俺の感想だと、こなみ先輩やレイジさんに比べてなんかあんまり強キャラ感がないとか
こないだ微妙なこと書いちゃったけど今回で株めっちゃ上がったから!(えー
いやマジで、少なくとも天才であるこの俺に引けを取らない考え方をしてて
しかも俺に対する答えまでくれる
ぐらいには凄いキャラだと思います。この天才の俺が認めるとしよう!(えー



さてともかく、色々と言われている千佳ちゃんではありますが、
今までの間に移動していたようで、今は高台の狙撃位置で待機中のようです。
それにしてもこの千佳ちゃんかわいい。狙撃位置についた千佳ちゃんかわいい(え
いやマジで、もう撃てるとか撃てないとかそんなことより
千佳ちゃんかわいいということについて出水たちはもっと話すべきなんじゃないか?(えー

それにしても狙撃位置ですか…構えてるのもライトニングだし、まずは鉛弾狙撃での攻撃を仕掛けるってことみたいですね
なにげにちょっと意外。この試合だと千佳ちゃんって、狙撃よりもハウンドやメテオラをぶっぱなすシーンが多かったから
最近だとシューター寄りのイメージでしたが、ここにきて原点回帰って感じにスナイパー役をやるって感じですかね
果たしてオサムがどんな作戦を立てたのか楽しみです

そして最後の激突が迫るその時、勝負をかけるオサムと迎え撃つ二宮といった具合に
お互いに決着のタイミングを察しているみたいですね
二宮ってオサムのことは見下してたイメージだけど
実はけっこう似たとこあるんちゃうか?(えー  次回に続く!

 


ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第194話「三雲修Q」

さて前回、いよいよ玉狛と二宮隊だけが生き残り、3対3の最後の激突が行われることになったランク戦。
待ち受ける二宮隊に対して、玉狛がそれをどう崩していくかが注目なわけですが…
 
 

まず最初に突っかけていったのはユーマです。スコーピオン手裏剣をぶん投げての攻撃を仕掛けてますが
よくよく考えたらスコーピオン手裏剣ってかなり便利な技ですねこれ
というのもですよ、今までスコーピオンを使った遠距離攻撃ってマンティスぐらいしかなかったわけですが
でもマンティスって2つのスコーピオンを同時に使う大技だから、
それを使っている間は他のトリガーが使用不能になるって弱点があったんですよね

そこへいくとこのスコーピオン手裏剣は、スコーピオン1つだけで出せる技だから
他のトリガーを使用しながらでも出せるってところが便利だなと思うわけです
実際、今のユーマとか見てもバッグワームを着ながら攻撃してますよね
これってマンティスだったらバッグワームを脱いでからじゃないと攻撃できなかったと思うんですよ
それにバッグワーム以外にもシールドで防御しながら戦ったりもできるだろうし
かなり戦略の幅が広い攻撃方法だよなと思うわけです

あとなにげに相手のシールドに深々とぶっ刺さってるってところを見ても
破壊力も相当高そうだし。いやこれやばくない?スコーピオン手裏剣やばない?
またしてもスコーピオンの可能性を見せつけられた感があるので
弧月派の俺としては地味にショックですね…(えー



とそんな中、ユーマとは別方向からペチペチ弾を撃って牽制するオサム。
ユーマが集中放火を受けないように、二宮たちの注意を引きつけてるって感じでしょうか
そういう意味ではこの場面、オサムとしては二宮達が自分に食いついてくれるほどありがたいわけですが…

「深追いはするな」

「分かってます、どうせ裏に雨取ちゃんがいるし」

おっとしかし、そんなオサムの狙いを見抜いてかここは動かない二宮隊!
かなり慎重な判断ですが、俺としてはなるほどなって思うところもあります
というのも、「深追いするな」ってセリフを二宮は前にも言ってたことがあって



それっていうのが東隊と戦った時に言ってたんですよね
東隊は戦術をよく理解してるクセ者ぞろいのチームだから深追いするなと。
そういう相手には慎重に行くのが二宮のスタイルってことなんでしょう
そう考えると今のオサムは東隊なみに警戒されてるって思うと感慨深いですよね
この画像の時なんて「玉狛のザコどもをどんどん獲りに行け」みたいに無警戒でも勝てるザコ扱いだったのが
今では二宮がじっくり慎重に戦うくらい警戒されるようになったんやなって…

「二宮隊は三雲隊長を追わない!」

「釣り狙撃を警戒してるわね」

それともうひとつ語っておきたいのが、二宮隊は千佳ちゃんからの狙撃を気にしてるってことですね
要するに目の前のオサムにホイホイ釣られてしまったら、千佳ちゃんに撃たれて痛い目に遭うってことでしょう
そういえば前にいたっけな…オサムに釣られて千佳ちゃんに撃たれまくった奴らがな…(えー

 
 

そう、俺が思い出すのは香取隊ですよ。こいつらはまさにオサムに釣られて深追いし続けた結果
千佳ちゃんから撃ちたい放題撃たれまくったチームだったから、
今回の状況を見てるとなんか思い出しちゃいますね
あの時の感想でも俺はまず千佳ちゃんを押さえなければ始まらない
しつこく語ってたくらいだから、二宮達が千佳ちゃんの存在をめっちゃ警戒してる気持ちも分かります
まあ二宮と俺の考えが被るっていうのもなんか腹立つけどな…(えー

「二宮隊には雨取さんの位置がまだ割れていませんから、
 二宮隊は全方位からの狙撃・爆撃を警戒する必要がある…」

「クーガーに集中できてるのは実質二宮さん1人だけってとこだね」

ドドドドドド!

「あーっと二宮隊長のフルアタック一閃!空閑隊員がダメージを受けた!」

ってそんな中、千佳ちゃんのことを最大限に警戒しつつもユーマに攻撃をガスガス叩き込んでいく二宮!
二宮は1人だけでも強烈な弾幕をバンバン撃てるから、辻と犬飼を防御に専念させても十分に火力で押せるってことか
こうなると苦しいのは玉狛の方です、あんまり千佳ちゃんを出し惜しみしているとユーマが削り殺されてしまう可能性が…



というかそんなユーマのピンチでめっちゃ悔しそうなこなみ先輩かわいくて笑った
こなみ先輩の何が面白いって、ついさっきまでは
「釣り狙撃を警戒してるわね(キリッ)」とかって
めっちゃ冷静な真面目顔で解説やってたんですよ



この真面目顔がユーマが攻撃くらった瞬間ああなったっていうね
やっぱ玉狛のかわいい後輩で、しかもユーマはこなみ先輩の直弟子だから思い入れでかいんやろなって…
ともかくユーマは二宮にゴリゴリ削られてピンチに陥ってしまったわけですが…

(無傷で温存していた空閑が一発でこのダメージ…玉狛にとってこの展開はめちゃくちゃ痛え…
 次のフルアタックは受けきれねえぞ…!)

「結局雨取は人を撃てないのか?だとしたらこの試合は終わりだ。
 雨取のトリオン以外にうちが崩れる要素はない」

「リクエストに添えなくて悪いけど、あんたを倒すのはオサムだよ」

「(ピク…)」

とその時、二宮に追い詰められながらも「あんたを倒すのはオサムだよ」と不敵な一言で返すユーマ!
こう言われたら二宮も黙っていられないでしょうね、「はー?あんな雑魚メガネ俺の敵じゃないんですが?」って
言い返さなきゃ気がすまないだろうな…二宮ってムキになりやすい性格だしなー

「…残念だが、三雲じゃ到底うちの脅威にならないな」

「へえ…二宮さん、つまんないウソつくね」



ってうおー!ここでユーマのウソを見抜くサイドエフェクト発動!
オサムのことを「あんなやつよえーし」と強がりを言う二宮ですが、そのウソをまんまと見抜かれてしまう結果に!
見抜かれちゃってどんな気持ち?ねえ今どんな気持ち?(えー
まあ二宮はさっきも「三雲を深追いするな」って警戒したり、じっくり慎重に戦う方法を選んだことからしても
オサムのことを油断ならないヤツだと認めてるのは間違いないと思いますね

「スラスターON!!」

ってここで一転攻勢に出たオサム!スラスターを起動してのレイガストアタックを仕掛け、
ユーマもそれと同時にスコーピオン手裏剣を発射!
さらに今まで潜んでいた千佳ちゃんも同時に鉛弾狙撃をぶっぱなし、
3人そろって二宮を一斉に狙うことに!!うおお死にやがれ二宮ー!!

って全然効かねえー!!(泣)
ちくしょうなんてこった、オサム達の3連攻撃が全部こうも防がれてしまうとは!
いやこの場面ってなにげにかなりの駆け引きがあったと思うんですけどね

まずユーマのスコーピオン手裏剣なんですが、今回の冒頭で直線的にぶん投げたのとは違って
ここではグラスホッパーを使って軌道を変えてるんですよ



そう、まっすぐ飛ぶと見せかけてグラスホッパーで急激に変化させてるわけで
冒頭に投げた一発もこのための布石だったと思うんですよ。野球でたとえるなら
ストレートを見せた後に変化球で仕留めに行ったようなものだと思うんですが
しかしその揺さぶりが通用せずに軌道を見切られてまんまと防御されてしまったっていうね



さらにオサムのスラスターについても、これっておそらくオサムが使える武装の中で一番の高火力技だと思うし
さっき撃ったペチペチ弾もスラスターを当てるための布石だったと思うんですよ。野球でたとえるなら
ゆるい球を見せた後に全力の豪速球で仕留めに行ったようなものだと思うんですが
しかしその緩急が通用せずに辻に見切られてまんまと防御されてしまったっていうね



さらに千佳ちゃんの鉛弾狙撃についても、今回の二宮達にはずっと撃たずに温存しておいた切り札的な攻撃で
ここで決めるというワンチャンスを狙って奇襲的に放ったと思うんですよ。野球でたとえるなら
ずっと投げずに温存しておいた球種で仕留めに行ったようなものだと思うんですが
しかしその奇襲が通用せずに犬飼に見切られてまんまと防御されてしまったっていうね



なんなんお前らマジで!?(えー
これだけの揺さぶりやら奇襲やらがあったのになんで全部あっさり受け止めてるわけ!?
それも涼しい顔して当然のように防御しやがって!かわいげのない奴らだなオイ!(えー
二宮達の余裕ヅラを見ていると、なんとかしてギャフンと言わせたくなってくるぜ

「やっぱり鉛弾でしたね」

「…ああ」

そして今の攻防の中でも、二宮たちは千佳ちゃんが撃ってきた鉛弾に注目したようで
どうやらここで「やっぱり鉛弾でしか人が撃てない」っていう最終的な判断を下したようですね
まあ確かに今のは最後の勝負をかけた場面だったと思うし、そこで撃つのが鉛弾だったってことは
犬飼みたいな判断を下すのもそりゃそうだなって思いますね

「行け。雨取を押さえろ」

「「了解」」

《おっと!?犬飼・辻両隊員が雨取隊員を狙う動き!
 二宮隊長は動かず!玉狛の2人を1人で相手取るつもりか!?》

とその時、千佳ちゃんに向けて犬飼と辻の2人を差し向ける二宮!
どうやら千佳ちゃんの狙撃をまず押さえてからオサム達を料理する気のようですね
それにしてもこの場面、2人のメンバーが千佳ちゃんを狙いに行って、残ったメンバーがオサム達を押さえるというのは…

これって俺が香取隊の戦いの時に熱弁したことでは!?
に、二宮きさまぁー!ここにきて俺様のアイデアで玉狛を倒そうとでもいうのか!?
さては二宮のやつこの俺の頭脳を悪用するつもりかー!!(えー
なんということだ、まさかオサム達の最後の戦いで大志Mkー2の頭脳が牙をむくことになろうとは…
果たしてオサムたちはこの天才を超えることができるのだろうか…(えー  次回に続く!


ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第195話「雨取千佳H」

さて前回、玉狛VS二宮隊の最終対決も佳境となってきたところで
「オサムを押さえるメンバーを用意し、そのうえで千佳ちゃんに向けて刺客を放つ」という
大志Mkー2式玉狛攻略法を発動した二宮隊。(えー
これによって千佳ちゃんに辻&犬飼の二人が差し向けられてしまい、千佳ちゃんは大ピンチとなりますが…



そんな中、オサムが千佳ちゃんに出した指示は「鉛弾で身を守れ」でした
残念ながらオサムよ…そんなことでは俺の作戦は止められんよ…(えー
辻と犬飼が同時に襲ってきたらとても鉛弾を当てるどころじゃないと思いますしね
仮に当たったとしても、あいつらやたらと鉛弾対策やってきてるから
千佳ちゃんの身を守るほどの効果は期待できないだろうなと…

「…ちがう!!」

とその時、実況席のこなみ先輩がいきなり切羽詰まった様子で絶叫することに!一体どうしたのかと思ったら
千佳ちゃんの方に向かっていたはずの辻がなんとオサムの背後に出現することに!
こ、これは…大志Mkー2式攻略法とちがう!!(えー

二宮のやつ俺の作戦で戦うと見せかけてとんだフェイクを仕掛けてきやがった!
辻と犬飼の2人が千佳ちゃんの方に向かったように思わせて、実はそこから辻を切り離して
オサムを背後から襲う伏兵として使うだとォ!?
俺の作戦の上位互換を考えるなあああああああ!!(えー

なにしろ大志Mkー2式攻略法が
「オサムを押さえるメンバーを用意し、そのうえで千佳ちゃんに向けて刺客を放つ」
だったのに対して、二宮式攻略法は
「オサムを押さえるメンバーを用意し、そのうえで千佳ちゃんに向けて刺客を放ち、さらに伏兵を用意してオサムを仕留める」
って内容ですからね。くそーなんだこれは!この俺が二宮に発想で負けたとでも!?
そういえば二宮のやつ、今回の試合でやたらと「作戦勝ちを狙ってる」ってなことを繰り返し言ってましたが
何をそんなに作戦勝ちしたいんだろうと思ったらこの俺を倒すつもりだったのか!(えー

くっそー!!二宮ー!!この程度でいい気になるなああああああああ!!
はあはあ…二宮め…まさか最後の試合でこんな大それたことをやってくるとは許しがたい男だぜ
というかこの二宮の作戦に対して、王子が読んでたように「やっぱり」って言ってるのが余計腹立つんだが!(えー



王子なんやねんお前!俺の作戦の上位互換をお前もすでに思いついていたとでも!?
くそったれめー!前の試合の時もそうだったけど、王子っていちいち俺の考えの一歩先を読んでくる感じがするのが
なんかこうむかつくねんて!!(えー
くっそー!!むかつくー!!二宮も王子も腹立つんじゃくそったれー!!
お前ら俺の作戦の上を行ったからってなぁ!これで俺に勝ったと思うなあああああああああ!!



ともかく二宮の作戦により、まんまと辻に背後を取られてしまって大ピンチな状況のオサム。
オサム自身そのことにまったく気づいてないですし、このまま襲われたらあの世行きは確定でしょう
ただ、ヒュースはここが何かのチャンスだと気づいてるようですね…ふむ…

今がなんのチャンスなのかについて、俺の考えを言わせてもらうと
しおりちゃんのレアな驚き顔を保存するチャンスってところかな…(えー



いやだって見てくだわいよこの顔を!しおりちゃんのこういう表情めっちゃレアじゃない!?
普段のしおりちゃんって、なんかこう飄々としてて掴みどころがないっていうか
なに考えてるのかよく分からないところがあるんですが
でも今はオサムのことをすごく心配してくれてるのがヒシヒシ伝わってくるから
俺的にこのコマかなり気に入りました。
さてそんなしおりちゃんの反応はともかく、ヒュースが言っている「ここだ」というのは…



って狙撃いったーーーー!!
なんとここで意を決しての通常弾を放った千佳ちゃん!狙った相手は辻であり、
その弾は見事に直撃し辻の全身を一瞬で消し飛ばすことに!ついにやったか千佳ちゃん!
辻も鉛弾ガード用に瓦を持っていたようですが、通常弾の直撃にはとても耐えられなかったようですね

いやーついに千佳ちゃんの覚悟が決まったか…それだけにこの場面のイラスト気合入ってるなー
というか俺的にこの場面の千佳ちゃんすごく色っぽいなと思うんですよね(えー
たとえばこういう風に画像切り取ったのを見ると



なんかこう寝そべってセクシーポーズ決めてるように見えませんか!?(えー
たとえば水着のグラビア写真とかでこういうポーズよく見る気がする
ちょうどいい画像ないかなと思って「水着 グラビア」でググッたら出てきたわ!
要するにこういうことだよ!(えー
 

やべーよ千佳ちゃんエロいわこれはセクシーポーズだわー
というかこういう姿勢しながら狙撃するのって地味に結構大変ですよね
俺なんかは体が固いから、うまく姿勢を維持できないっていうか…
いやちょっと待てよ、千佳ちゃんの体の柔らかさといえば前に確か…



意外と体が柔らかいっていう設定あったよな!?(えー
あれってこういう風に、状況に合わせた狙撃ポーズ取るのが得意ってことだったのか!?
すまんな千佳ちゃん…今まで体が柔らかいことの意味をさっぱり分かってなかったわ…(えー
狙撃ポーズ取るのが得意だったんやな…あとそれの副産物として
セクシーポーズ取るのも得意なんやな…(えー
千佳ちゃんってたまにびっくりするほど色気を感じる時があるから、意外とお色気路線もいけるかもしんないっすね



一方その頃、二宮はというと両手を使ったフルアタックでユーマに狙いを定めているところでした
左手にはでかい弾、右手には細かい弾を抱えていて、これは里見さんの言っていたタイマン最強の構えですね
ふむ…確かにさっき千佳ちゃんの狙撃がなければユーマと二宮のタイマンになっていたと思うんですよね
なぜならオサムは辻の攻撃でやられていたはずだから、そうなれば二宮はユーマを狙うだけでよかったんですよ

ところが千佳ちゃんの狙撃によりオサムが場に残ったっていうのがすごく重要ですよね
これが二宮にとっての誤算というか、今はフルアタック中で無防備な姿になってしまったから
オサムが二宮を攻撃するのに絶好のチャンスを与えてしまったという…

(このタイミングなら…ガードはできない!!)

そのチャンスを見逃さずに攻撃を仕掛けるオサム!二宮は防御不能の状態で背後から撃たれるハメになってしまいます
二宮の体に直撃できるこの状況なら、オサムの弾でも十分なダメージを与えられるはず…



って何その謎ステップは!?
いやいや二宮なんなのその動きは!?謎の高速ステップでオサムの弾をかわしてしまうって!
このステップなんなのマジで!?一体どういうこと!?とりあえず俺がこの謎ステップを見て思い出すのは



キャリオカステップを完璧に使いこなす田仁志ですかね(えー
いやなんていうか、キャリオカステップっていうのがなんなのか俺には全然わかってないんですけど
なんかすごそうな謎のステップっていう意味で今回の二宮を連想してしまうっていうかね



見ろっ!キャリオカステップを完璧に使いこなし!
玉狛を攻略したぁーーーっ!?
(えー

なんかすごいバカな感想になっちゃいましたが今日のところはこのへんで、続きはまた後日書きます!



ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第195話「雨取千佳H」 つづき

さてそれではワートリ感想の続きを書いていきます
こないだは確か二宮がキャリオカステップを完璧に使いこなし
オサムの射撃をかわしてしまった場面まで書いたんでしたっけね
そんな二宮ステップが決まった瞬間の反応が興味深かったのでちょっと見ていきましょうか
 
 

まず第一にめっちゃビックリしてるのがこなみ先輩。
「あーステップされたー!!」みたいに素直に驚いてるのがいいですね
まったく驚いてない奴らが何人かいる中で、素直な反応してくれてるこなみ先輩は好感持てますよ

それと冷や汗流しながら苦笑してる人たちも何人かいますね。出水、ザキさん、米屋がそれで
あの状況からでもステップでかわす二宮の底力には、もう苦笑するしかないって感じでしょうか
「うわー二宮さんあそこから避けるかぁ…」みたいな心境ですかね

そんな中でめっちゃショック受けてるのが唯我。
思わず目をふさいで頭を抱えるほどの落胆ぶり、唯我って前にもこんなことありましたよね
あれは確かオサムが東さんの壁抜きスナイプでやられた時ですよ



要するにオサムが勝てなかった時にすごいショック受けてるのが唯我っていうか
たぶん唯我ってそれだけオサムのこと熱心に応援しながら見てくれてるんだろうなー。

そんな唯我とは対照的に、壁抜きスナイプの時も二宮ステップの時も
まったくの無表情で見てるのが木虎ですね
木虎はやっぱりオサムについて、そもそもの実力が足りてないと思ってるだけに
オサムが勝てない姿を見ても「まあそうなるでしょうね」って予想通りだと思ってるってことだろうか

嵐山さんなんかも表情が変わってませんが、この人は木虎のような反応と言うよりも
ただただ試合を真剣に見てるって印象かなあ
オサムの結果がどうあれ目をそらさずじーっと真剣に見届けてるイメージ。だから表情が変わらないのかなと思ってます

あと最後に俺的にツボだったのが古寺ですね



こんな風にスッと眼鏡に手をやって「順当な結果ですね」と言わんばかりの
知的キャラっぽいしぐさに笑ってしまった



なんか人気投票5位のボーボボを思い出したわ(えー
さてそんな風に、各キャラ思い思いの反応で二宮ステップを見守っていたわけですが、
そのとき二宮がかわしたはずの弾に思いもよらぬ異変が…

ギュンッ!!

「!?」

なんとまっすぐ飛んでいた弾が急激に軌道を変えて二宮へと追いすがることに!
このホーミング性能はハウンド!?オサムの弾はアステロイドじゃなかったのか!?
これには二宮をはじめ、その場にいる全員が目を丸くしてしまいます



とりあえず目をカッ!!と見開いてる古寺に吹いた
お前さっきの「順当な結果ですね…」からのこの顔は面白すぎるだろ
それとここでもビックリしてるこなみ先輩の姿にも笑ってしまった
二宮がステップしてもビックリ、弾がホーミングしてもビックリって
なんでもビックリしてくれるのが素直すぎて面白いなこなみ先輩

それと木虎もここでは同じようにビックリしてるのがいいですね
あの無表情なおすまし顔がようやく変わりやがったぜ!(えー
俺的にさっきの木虎みたいな涼しい顔で「動揺してませーん」みたいなのを見ると
なんとしても動揺させてやりてえ…って気持ちになるので
この木虎のビックリ顔は切り取って保存しておきたいレベルですね(えー



「ハウンドを隠していただと…!?
 いや…さっきの弾は、追尾性能を切ったハウンドか…!?
 トリオンの少なさを逆手に…!!」

そんなオサムの隠し玉ハウンドを食らいながら、オサムの策にまんまとしてやられたことを実感する二宮!
トリオンの少ないオサムには本来ハウンドを入れる余裕などなく、
ハウンドを使うには今までのトリガーのどれかを捨てなければならないわけです
「そんなリスクを冒すはずがない」と誰もが思っていた中
アステロイドを捨ててハウンドの追尾性能を切りながら撃つという大胆な発想で
まんまとハウンドを隠し持つことに成功したっていう…いやはやこの展開はまったくの予想外で驚きました



なにしろ以前こうやって「オサムが新しいトリガーを使うなら、今までのトリガーを抜かなきゃいけない」って話があった時に
俺はというと「そんな危ない賭けはやる必要ないね」ってドヤ顔で語ってたくらいですからね(えー
そういう意味じゃ俺も完全に意表を突かれたな…ただこれに関しては犬飼も俺と同意見で
オサムの新トリガーの話を聞かされた時に「それはないでしょ」って反応してるんですよね



多分これについては誰もが「今までのトリガー捨てるのはないでしょ」って思っていたと思います
だからこそ刺さる作戦だったというか、誰もが思っているからこそ
その逆を突く価値があるという逆転の発想によって、見事に二宮にハウンドを叩き込んだってわけですよね



そんなわけで二宮の体を次々と貫くハウンド!
オサムの火力でも直撃さえできれば十分なダメージになるだけに、
さすがの二宮も致命傷と言わざるを得ないでしょう

ドガガガガガ!!

がしかし、完全に倒れるまでのわずかな間にユーマへの攻撃を仕掛ける二宮!
死ぬ前にせめてユーマを道連れにしようということでしょうか
しかし今の二宮ではユーマのシールドを突破できず、逆にトドメを刺されることになってしまいます



これにてついに二宮ベイルアウト!
トドメを刺したのはユーマではありますが、致命傷を与えたのはオサムなので
ポイント的にはオサムの点になるだろうと思います

それと二宮が死に際に放った攻撃のことなんですが、
なぜユーマのシールドを突破できなかったのかっていう理由について
俺の考えを語っておこうと思います



まず最初に見てほしいのはこの場面、オサムのハウンドを受ける前の
まだ二宮が元気だった頃の画像です(えー
この時の二宮は、左手にでかい弾、右手に細かい弾を構えていて
ユーマに対してこれを一気に叩き込もうとしていたわけですよね
がしかし、その構えの最中にオサムのハウンドを食らってしまったわけで



ここで注目したいのが二宮の左手なんですよ
オサムのハウンドを食らったことで左手がちぎれ飛んじゃってますよね
それと同時に、左手で構えていた弾の行方がどうなったかも見てください
弾があちこち変な方向にすっ飛んじゃってますよね

つまりですよ、二宮はでかい弾を左手でコントロールしていたために
その左手をやられた拍子にコントロールが切れてしまったんですよ
その結果、構えていたでかい弾があちこち飛んでいってしまって
手元に残ったのは右手でコントロールしていた細かい弾だけになってしまったわけです

で、せめて死ぬ前にこの弾だけでもぶつけようとユーマに攻撃したわけですが、
細かい弾だけではユーマのシールドを突破するだけのパワーがなく、
火力が足りずに防がれてしまったってことだと思います



つまり二宮が死に際に攻撃したこの瞬間、二宮のタイマン最強の構えは
オサムによって崩されていたってことだと思うんですよ
でかい弾と細かい弾が合わさってはじめて二宮の最強弾幕は完成するわけですが
でかい弾が手元になくなったことで、最強弾幕を形成できない状況になっていたと。
だからユーマの防御を突破できずにやられてしまったんだと思います

実際、今月の1話目で二宮はでかい弾と細かい弾の揃った最強弾幕をユーマに叩き込んでおり
その時はユーマのシールドを叩き割りながらダメージを与えてますからね
つまり万全の状態でならユーマの防御を突破できるわけですが、
でかい弾がない状態ではさすがに無理だったってことだと思います



一方その頃、千佳ちゃんはというと敵である犬飼からお褒めの言葉をかけられていました
対戦相手に賞賛の言葉を送るとは、意外とスポーツマンシップのある奴だな犬飼
それと千佳ちゃんは、無我夢中で狙撃した直後なだけに放心状態みたいになってますが
この犬飼に褒められたのって意外と後で効いてくるんじゃないかなと思います

というのもですよ、千佳ちゃんって以前に言っていたのが
「わたしのトリオンで人を撃ったらどう思われるんだろう…
 こわいって思われないか…ずるいって思われないか…
 恨まれないか…憎まれないか…それがこわい…」
って言葉だったじゃないですか。人を撃ったらどんな恨み節を言われるのかすごく恐がってたわけですよ
でも犬飼から言われたのは、千佳ちゃんが想像していたような恨み節なんかじゃなくて
「ナイスキル」っていう褒め言葉だったんですよ

実はこれってすごくないですか?千佳ちゃんの不安をすべて吹き飛ばすくらいの言葉を犬飼は言ってると思うんですよ
まあ今の千佳ちゃんは放心状態でぜんぜん実感がないから「あ、はい」ぐらいにしか感じてないと思うけど
しばらく後になって実感が湧いてきたら、じわじわ嬉しくなってくるやつだと思うんだよな

そういう風に「犬飼こいついいこと言うなあ」と感心した場面ですが
まあこの1コマ後に千佳ちゃん撃ち殺してるんですけどね(えー
い、犬飼ー!お前そこに関してはぜんぜん容赦ないんだな!
犬飼ってほんと屈託のない明るさと遠慮なく引き金を引くヤバさが同居してて
掴みどころのない性格してるよな…こいつのメンタルは正直読めねーわ

「二宮さん、この先試合がどう転んでも
 今シーズンの最終順位は変わらないっぽいんですけど、最後までやります?」

《…引き上げだ。撤退しろ》

「了解」

とその時、千佳ちゃんを倒した後の犬飼は、これ以上試合を続けても意味はないとして
自発的にベイルアウトすることに!これによって場に残ったのはオサムとユーマだけとなり
玉狛第二の大勝利で幕を閉じるのでした



そんな今月の話を振り返ってみて俺が思ったのは
ついに玉狛がこの俺を超えていったか…ってことでしたね(えー
というのもですよ、俺にとって今月すごい印象深かったのが
二宮が俺の考えの一歩先を行った作戦を出してきたってことで
そんな二宮の作戦に対して、玉狛は千佳ちゃんの狙撃やオサムの隠し玉ハウンドを駆使して勝利したわけで
これはつまり玉狛が大志Mkー2を乗り越えていったと言っても過言ではないなと思いながら見てました(えー

今までの俺の感想では、オサムたちについてさんざん上から目線で偉そうなことを言いましたが、
最後の試合で見事に俺を乗り越えていったのを見て感慨深い気持ちになりましたね
「お前たちが立派になって俺も鼻が高いよ」みたいな勝手な師匠ヅラしながら見てたっていうか…(えー

というかそういう俺からの目線でいうと、今回は二宮にも王子にも俺の先を行かれるわ玉狛にも乗り越えられるわ
なんかもう超えられすぎて腹立ったので最後にとっておきの話をしたいと思います(えー
その話が何かというとですよ、「この試合で最後に生き残るのはオサムで、二宮もオサムが倒して勝利する」って流れについては
実はヒュースが落とされた時点で俺は予言していたんですよ


と、こんな風に「この試合で生き残るのはオサム」、「二宮に勝つのもオサム」
「二宮とオサムではトリオン量に絶対的な差があるけど、弾を直撃できる状況さえ作ればダメージは通せる」
ということまで詳しく語っていたわけですよ、いやこれ書いた人天才じゃない!?(えー
まさに天才の感想じゃない!?この展開についてはさすがの二宮と王子も考えが及ばなかったろうよ!がっはっは!



そういえば今回の試合が終わった時に、王子がパチパチと拍手を送ってましたが
この拍手はつまり俺という天才への拍手と受け取ってもよろしいですね!?(えー
ふっ王子よ、お前もなかなか頭が切れる奴だったが上には上がいるということを知ったようだな!あーっはっはっは!!次回に続く!


・はじめまして。ワールドトリガー感想、いつも楽しみにしています。
 とりまる先輩は人のことをよく見ていますね。
 修が銃手になりたいと相談した時や射手の本格的な戦い方を学びたいと言い出した時も
 相手の気持ちや考えを否定せず、適切なアドバイスをしてました。
 実力はレイジさんや小南先輩に劣るものの(あとは出番も)良い先輩だと思います by ヨシトモ


・弓場ちゃんやばいですよね…僕も男ですが弓場沼にハマりそうです。
 ところでVAVAさんを覚えていらっしゃいますか?以前MADコンテストで優勝されたVAVAさんです。
 その時の景品が「サイン&表紙の隊員の笑顔イラスト入り単行本が完結まで贈呈」との事で
 VAVAさんは単行本が届くたびにTwitterにて画像を上げてくださっています。
 そして弓場ちゃん表紙の21巻発売からしばらく経ちますがサイン本が数日前に届いたそうなのでそのツイートのリンクを添付しておきます。
 よければご覧ください by ヴェテルA


・大志さんこんにちは。久しぶりにワートリ感想見に来ました。
 今月のワートリは熱かったですね。大志さんの感想もお変わりなく面白いです。
 オサムが二宮サンの片腕吹っ飛ばして、最強の構えを破ったという大志さんの分析を読んで、ダイの大冒険を思い出しました。やぶったぜぇ!天地魔闘の構え!
 さて、最近世の中暗いニュースばかりですが、大志さんもお体に気をつけてお過ごしください。 by T太郎


・今月のワートリ感想お疲れ様です!千佳ちゃんの狙撃、まさに自分の殻を打ち破ったという感じでめちゃくちゃよかったですね!
 ガラスを打ち破り、ズドン効果音もガラスを打ち破ってる形になってる演出にも痺れました。
 あと、トリオンの少なさを逆手にって部分はオサムのアステロイドはもともと威力が弱いから、
 ヒュースの弾がアステロイドじゃないと見破った時みたいにはいかなかったのいうのもあるかもしれませんね。 by 帯=娘


・大志さんのワートリ感想は感情が籠ってて面白くて好きです
 ゲーム実況で人気あるからそのゲームやってるんじゃなくて自分で好きだからゲームやってるのを実況してるような感じと言うか
 その上でしっかり戦術とか考えて書いてますしね


・久しぶりにつまんないウソつくねを聞いた気がしますが、二宮さんの格も下がらない、何というか…最高のつまんないウソでしたね
 始めて出た時には二宮さんがこんな良いキャラになるとは by 悠久


・今回のワートリ、オッサムのアステロイドに見せかけたハウンドという
 葦原先生の仕込んだ長い長い伏線にただただ感動。
 あと何気によく見たら、あの場面で犬飼のやつ千佳撃ってるやんけ。恐ろしいやつだよ犬養ってやつぁ。


・スコーピオンは個人で使う分には色々できて便利なんでしょうけど、味方のサポートとしては弧月の方が良さそうですよね。
 今回辻がやったレイガストブロックとか、前の試合で村上がやったマンティス切り払いなんかはスコーピオンではできないでしょうし…
 そう考えると、帯島ちゃんのような非エースの攻撃手・万能手や、
 3人でフォローしあうスタイルの柿崎隊がスコーピオンではなく弧月を装備してるのは正しい選択なのかなと思います by ばーど


・今月のワールドトリガーはまさに神回と言える内容でしたね…
 フルアタック中はガードできない、修のトリオン的に新しいトリガーを入れるには今ある何かを抜かなければならない、
 特殊弾は通常弾に比べて威力が低い、しかし修は通常弾でも元々威力が低い、
 ヒュースがバイパーを真っ直ぐ撃つことでアステロイドに見せかける、
 ハウンドの仕様の詳しい解説、烏丸先輩の「ヒュースの役を修がやる」発言等々、、
 これまでに出された情報・伏線を全てラストに収束させる神構成。読んでからずっと興奮が収まりませんでした。
 あと小南が解説なのに一番試合を楽しんでそうなのも良かったです笑 by 沖縄のL


・大志さんはじめまして。僕はもともとワートリが好きで、ネット検索していたら大志さんのサイトを見つけ、
 以後、ワートリ以外の僕が知らないテレビ番組やゲームの感想も洞察が深くて面白いので、更新されるのをいつも楽しみにしています。
 さて、今月号のワートリですが、三雲隊の勝利が修にすら想定外のチカちゃんのアイビス使用によるものとしか考えられず、
 つまり修の作戦通りなら負けていたのに、作戦通りにいかなかったからこそ勝てたともいえる内容で、腑に落ちない展開でした。
 ちょっと長くなりますが、その理由を書きます。
 辻がチカちゃんに向かったと見せて、反転して修を狙った場面で、もしチカちゃんがレッドバレットを撃つなどして
 辻を落とすことができなかったら三雲隊は全滅だったでしょうから、あの場面でチカちゃんがアイビスで辻を落としたことが
 三雲隊の勝利に必要不可欠な要素だったと思います。
 では修がチカちゃんがアイビスを使うことを想定していたか、あるいは今回の2話の中でアイビスを使うことが作戦に含まれていたかと言うと、
 辻と犬飼がチカちゃんに向かった場面で、レッドバレットで迎え撃つように指示していることから、
 三輪の言う通り、「修にはチカに通常弾で隊員を撃ち抜かせる覚悟がなかった」、つまり作戦には含まれていなかったと思います。
 もし通常弾での狙撃をさせるつもりがあったなら、辻と犬飼が向かったときの対応をレッドバレットに絞らなかっただろうし、
 ほかの場面でもアイビスやライトニングでの通常弾射撃が生きた場面があったと思います。
 こんなふうに、修がチカちゃんに通常弾を撃たせるつもりがなかったと考えられる中で、チカちゃんが辻をアイビスの通常弾で落としたこと、
 それも修の「レッドバレットで迎え撃て」という指示に背いて、ということを考えると、三雲隊の勝利は全く偶然、
 チカちゃんの咄嗟の判断によるもの、ということになり、結果的に勝利したものの、
 それは読者(僕)の期待していた、「修の作戦による勝利」ではないので、腑に落ちない、という訳です。
 (もちろん、最後の場面では修の作戦が勝利の決定打になった訳ですが、上に書いたチカちゃんの動きが無ければ、結局全滅していた、と思います)
 以上長文になりすみません。ここまで読んでいただけていたら嬉しいです。大志さんの考察の一視点になれたら幸いです。 by ほしねこ

どうもみなさんこんにちは、ワートリ関連の拍手コメントがたくさん来ていたので紹介してみましたが
今月はとにかくコメント大豊作やな!やっぱりそれだけみんなも語りたくなる神回だったということだろうか
ちなみにうちのサイトの訪問者数も、今月のワートリが出てからいきなりドカンと跳ね上がってビビりました

うちのアクセス数って基本的にいつも横ばいなんだけど、今月はすごいもんがあったな…
とりあえずいくつかのコメントに返信していくと、MADコンテストの話とかずいぶん懐かしいですね
確かワートリの連載が始まって間もない頃にニコニコ動画で企画されたやつで
当時のワートリはソーマと二人三脚みたいに色んな企画やってたんだよなー

こんな風に迅さんのぼんち揚をもとにソーマがアレンジ料理作ったりとかね
当時の画像を見返してみるとめっちゃ懐かしいな
MADコンテストの告知ページとか見ても「一緒にソーマとトリガーを盛り上げてくれ!」って書いてあって
この当時はまだワートリって略語が定着してなかったんですよね
なので俺の感想でもこの頃はトリガーって呼んでたと思います。こんな時期もあったよなー

さて、そんな風にソーマと一緒に開催されたMADコンテストなわけですが、
このコンテストでグランプリを獲った人への特典というのが
サイン入りコミックスを完結するまでもらえるっていうやつだったんですよね

そんなコンテストのワートリ部門ではVAVAさんという人が優勝し、今でもコミックスが出るたびにサイン本が届いているようです
さらになんと、その本には単にサインだけが書かれているのではなく、
表紙のキャラが思いっきり笑顔になってる描き下ろしイラストも一緒に添えられてるんですよね
で、VAVAさんはせっかくだからそのイラストをみんなにも見てほしいと、コミックスが到着するたびに写真を撮ってくれているわけです



そんなVAVAさんが18巻分の写真を1枚にまとめてくれた画像がこれ。
「思いっきり笑顔になってるイラスト」ってことで、普段笑わないキャラまでにぱーっと笑ってるのが面白いですよね
その中でもやっぱり俺としては二宮の笑顔がマジでツボでした
二宮のこんな顔ここでしか見られねーよ!こんなん面白すぎるだろ!写真をアップしてくれたVAVAさんには感謝したいですねー

で、先月にはコミックス21巻が発売したってことで、そこにもこういう笑顔イラストが描かれていたわけですが
それがなんとも意外な姿だったというか…



え!?誰!?って最初見た時に思ってしまいました(えー
この爽やかなメガネ男子は誰!?っていう。よくよく考えてみたらこれって
普段着の時の弓場サンなんですよね



こないだベイルアウトした時の服装がこれだったし、その弓場サンが笑顔になるとこうなるんやなって…
まあ本編ではこんなまぶしい笑顔にはならないと思うけど(えー
それにしてもやっぱイケメンだよなー弓場サン。この格好だとマジで美男子って感じだわ
来月あたり、試合を振り返りながらこの姿で登場するんですかね?格好を変える心境とかも聞きたいなー


それと別の拍手コメントで、今月の辻がやった
「レイガストブロックは弧月じゃないとできないと思う」っていうのはなるほどと思いましたね



レイガストブロックっていうのはこの場面ですよ、オサムがスラスター使って投げてきたレイガストを
辻が弧月で薙ぎ払ったシーン。確かにこれは頑丈な弧月だからこそ出来た芸当って感じがしますね
スコーピオンだったら刃が折れちゃいそうだしなー

というか村上なんかもそうだけど、弧月って実は防御が得意なキャラに向いてるのかもしれませんね
相手の攻撃に対して剣で迎え撃つ時が一番弧月使いが輝いてるような気がする。
村上とかまさにそういうディフェンシブな立ち回りが得意な奴でしたしね



あとは別の拍手コメントで、最後にかなり長文で書いてあった話なんですけど
「今回オサムの作戦通りにやっていたら負けていたのが腑に落ちなかった」という件について。
とりあえずこれについて俺の考えを話したいと思います

まず、オサムの作戦通りにやっていたら負けていたというのはその通りで、
オサムは今回、ずっと千佳ちゃんに対して「鉛弾を撃て」という指示しか出していなかったんですよね



もしも千佳ちゃんがオサムの指示通り、最後まで鉛弾だけを撃っていたら
辻を狙撃して倒すこともできなかっただろうし、もしそんな風に辻が残ってしまったら
辻の奇襲を受けてオサムが死んでいただろうし
そんな風にオサムがやられてしまったら、隠し玉のハウンドも当てられずに二宮が無傷で残ってしまい
二宮のフルアタックを受けてユーマも死んでいただろうし
そうなるとオサムとユーマがやられて千佳ちゃんだけが残るわけですが、そんな千佳ちゃんも結局は
犬飼の銃撃を受けて死んでしまったわけなんで
あそこで千佳ちゃんが通常弾を撃たなければ、実は玉狛は全滅していたと思うんですよね

つまり、オサムと二宮の作戦の勝負という意味では実は二宮が勝っていたと。
「今回の二宮さんは作戦勝ちを狙ってる」って出水が言ってた通りになってたわけですね
しかし、そんな二宮の勝ち確定のシナリオに風穴を空けて流れを変えたのが千佳ちゃんであり
千佳ちゃんが作ってくれたチャンスを掴んでハウンドでの逆転勝利をたぐり寄せたのがオサム
っていう風に、最後に2人で二宮の想定を上回る動きをしたことが、玉狛が二宮隊に勝てた理由だと思います

今にして思えば、二宮が最初に出てきた時に千佳ちゃんとオサムに言ってたことが
二宮の身に跳ね返ってきた形になったのかなと思うんですよね
というのも、二宮が初登場した時に言ってたことというのが

 
 

「大砲とメガネは別に問題にならないな。
 作戦が渋かろうが砲撃が派手だろうが、
 大砲とメガネは実際のところ1人も落とせてない」

ってことだったんですよ。要するに千佳ちゃんとオサムは得点力がなさすぎて話にならないと言っており、
オサムがどんなに良い作戦を立てても「でもあいつら1人も倒せてないでしょ?」っていうのが
二宮が2人を見下す理由だったわけで。ただ、今回の試合においては作戦よりも何よりも
千佳ちゃんが辻を倒し、オサムが二宮を倒したことで玉狛が勝利したと考えると
もはや二宮がこの2人を見下す理由もなくなったわけで、そうなったら綺麗さっぱり
以前は話してくれなかった千佳ちゃんの兄の話も教えてくれるんじゃないかなと思うわけです



それともうひとつ、オサムが最後まで千佳ちゃんに鉛弾を撃つ指示しか出せなかったことについてですが、
俺はこれって興味深い話だなと思ってるんですよ。なぜなら今回の三輪がハッキリと
「オサムに覚悟が足りなかった」って言及したわけで



ワートリの作中で、オサムが千佳ちゃんに指示する時に「覚悟が足りてない」ってことをハッキリ言ったのは
実はすごく珍しいなと思うんですよ。
こういうのって俺の感想ではめちゃくちゃ言ってるんですけどね(えー

いやマジで、オサムが千佳ちゃんに出す指示はなんか消極的だったり過保護に感じるって話を
俺はよく感想の中で語ってきたと思います。特に代表的なのがヒュース加入後の東隊との試合で、
あの時は玉狛がいい感じに東隊を追い詰めて、勝ち確定みたいな流れになっていたのが
東さんが千佳ちゃんを狙うような素振りを見せたことで、オサムが平常心を失ってしまい
「千佳の安全を確保するのが最優先だ!」って指示を出してしまったんですよね



これによって勝ち確定のフォーメーションが崩れそうになり、
ヒュースが半ギレになりながら反論してきたり
けっこう危うい雰囲気になったりしたわけです。俺の感想でも、ここのオサムの判断については
「千佳ちゃんに対して過保護すぎる。もっと千佳ちゃんの強さを信じてやれ」
ってことを言ってたわけで。今回の話もこれとよく似てると思うんですよね
オサムは千佳ちゃんの強さを信じることができなくて、三輪から「覚悟が足りない」と言われてしまったっていう。

ちなみに、なんでオサムがそんなに千佳ちゃんへの覚悟が足りてないのかといったら
それはやっぱり千佳ちゃんが好きだからなんじゃ?って俺は思うんですよね
千佳ちゃんのことが好きなあまり、大事にしたいって気持ちが強すぎて
戦わせようだとか危険な賭けをやらせようっていう覚悟が決められないんじゃないかなと。

オサムが千佳ちゃんに惚れてるんじゃないかと思うシーンは他にもあって、
たとえば大規模侵攻の時なんかでも、千佳ちゃんを守るために
それこそ死にものぐるいで戦ってましたよね
ラービットに襲われながらも、身を挺して千佳ちゃんを守ろうとするシーンとか印象深かったし
それに生身になって瀕死の重傷を負った時にしても、危険を承知の上で
「千佳を守るためだ。覚悟は決まった」って言ってたんですよ



つまりオサムは、千佳ちゃんを守るためなら自分がどんな危険な目に遭っても構わないって思うほどの
強い覚悟を持っているわけですが、それだけ千佳ちゃんを大事に思っているからこそ
逆に千佳ちゃんを危険に晒したり、無理をさせたりするようなことに関しては
どうしても覚悟が決められないってことだと思います

そんなオサムの千佳ちゃんへの思いに関しては、俺としてはすごく興味深いなって前から思ってて
今回で三輪がそのことを指摘したってことは、
いよいよ作中で語られる時期が来たのか!?ってワクワクしてるんですよ

こないだは「千佳ちゃんの覚悟」について詳しく語られたように、
今度は「オサムの覚悟」についても語られるんじゃないかってね。まあ俺がオサムに聞きたいのは
千佳ちゃんのこと好きなんやろ?なあ好きなんやろ?なあなあなあ
ってことなんですが(えー  ともかく俺としては、今回の「オサムの覚悟が足りなかった」っていうのは
腑に落ちない展開というよりむしろ今後が楽しみな前フリだと思ってますね

 


ジャンプSQ感想:ワールドトリガー 第196話「玉狛第二24」



「試合…終了…?」

「終わった、やったなオサム」

「いまベイルアウトしたのが犬飼先輩で…あと1人、辻先輩は…?」

「つじ先輩はチカが落とした。アイビスで」

「千佳が…!?気付かなかった…そうか…千佳が…」

さて前回、二宮隊を見事撃退し、ランク戦の最終試合を勝利で終えたオサム達でしたが…
なんとオサムは自分たちが勝ったということに気づいてませんでした。おいおい
「辻先輩は?」って不思議そうな顔をしてますが、辻のことならお前のすぐ後ろで爆死してたよ!(えー
まさかあのド派手な爆死シーンに気づいてなかったとは…それだけオサムは二宮のことだけに集中してたってことですかね

《ラストの数秒怒涛の展開で、玉狛第二が勝利をもぎ取ったこの試合!
 さっそく振り返っていきましょう!》

さてともかく、試合は玉狛第二の勝利で終わったということで、振り返りの解説を始める実況席一同。
まず試合の開始当初はヒュースが敵に囲まれてしまって、玉狛としてはかなり苦しい展開から始まったんでしたっけね
「転送位置が悪すぎた」と三輪にも言われてましたし、解説としてもまずそこから語り始めるようです

《転送位置なども含めて、序盤はかなり玉狛に逆風が吹いていたということですね》

《それは明確にあったと思います》

《そこから細かいところで盛り返していくのが偉いね。
 たとえばここ、イコさんの家越し旋空。
 サラッとかわしてるけど地味にすごい。ドンピシャのタイミングだよ》



そんな序盤からピンチの連続だったヒュースについて、地味にすごいことをやっていると
イコさんの旋空をかわしたシーンをピックアップした王子。
言われてみればこの場面、ヒュースからイコさんの姿はまったく見えていないのによくかわしましたね
それと壁越し旋空といえば、以前イコさんはこれで二宮をもぶった斬ったという話だったから
二宮ですら避けられないほどヤバイ技であり、なぜヒュースはヒョイと避けられたのか気になるところですね

「せやんな、ふつうに不意突いたと思ったのになんでかわされたん?」

「レーダー見て俺とイコさんと海が3人同時に動き変えたから、
 スナイパーに見られてるって気づいたんちゃいますか?」

「レーダーだけじゃ俺ってわからへんやん。それでなんで俺の旋空がかわせんの?」

「スナイパーとその仲間3人で4人でしょ、4人チームは玉狛とウチだけでしょ、
 生駒隊って当たりがつけばイコさんの旋空来るかもって警戒するでしょ」

「おいおいおい頭の回転なめらかすぎやろ…ふつうに感動するわ」



《うさみがオペしてるんだから、そのくらいできても驚かないわね!》

って、そんな旋空避けについてはイコさんも不思議がっていたようですが
水上やこなみ先輩の話によると、レーダーの動きやらスナイパーの存在やらを注意深く見ていた
しおりちゃんがいたからこそ出来た芸当だったと…えっそうだったの!?
これってしおりちゃんのお手柄だったの!?(えー
いやすいません、てっきり俺はヒュースが自分で気づいて避けたのかと思ってたんで…
この場面ってしおりちゃん関わってたっけ?と思って、そのシーンをもう一度見直してみたところ



「ヒュースくん、動きが読まれてる。スナイパーに見られてるのかも」

「そのようだな。見ているのは生駒隊か弓場隊か…?」

「スナイパーと連動してる3人は生駒隊、あとはたぶん2人組が弓場隊、残り1人が犬飼先輩だね」

「生駒隊の動きを見て他の敵も寄ってきている。完全に囲まれる前に1人倒して突破する!」

「了解!」

「いまイコさんの方いきました、一本西の通りです!」

「一本西、了解」

「ヒュースくん、生駒隊が40メートル!」

「旋空弧月」



っていうのが一連の流れでした。こうして見るとしおりちゃんがっつり関わってますね(えー
いやすいません、さっき水上たちの言ってた「スナイパーに見られてることに気づいた」とか
「スナイパーと連動してる仲間3人から生駒隊ってあたりをつけた」とか
そのへんまさにしおりちゃんのやってることじゃねえか!
なんてことだ…さっきは「しおりちゃん関わってたっけ?」とかすっとぼけたこと言って
本当に申しわけございませんでした(えー



そのことを意識してこのしおりちゃん見ると、なんだかめちゃめちゃ仕事できるガールに見えるなあ
さも当然のようにすごいこと言ってるから、初めて見た時は逆にすごさがわからなかったわ
それと俺的に、イコさんが旋空弧月を撃つ寸前の「ヒュースくん、生駒隊が40メートル!」って一言も
実はめちゃめちゃ重要だと思うんですよ
なんでこの一言が重要なのかというと、40メートルという距離が意味するところは
これって生駒旋空の射程距離なんですよ



これについてはイコさんが初めて登場した試合で語られてましたね
そう、生駒旋空の射程が40メートルということは、
「ヒュースくん、生駒隊が40メートル!」ってしおりちゃんの一言は
生駒旋空が飛んでくる距離だから気をつけてという意味で言ってると思うわけです
そして実際、それを聞いたヒュースがジャンプした瞬間にドンピシャで生駒旋空が飛んできたっていうね

それがさっきの攻防の全容だったということでしょう、そう考えるとしおりちゃんの存在ってすげーんだな…
もしもしおりちゃんがいなかったら、さすがのヒュースも生駒旋空でぶった斬られてた可能性ありますよね
なにしろ二宮ですらぶった斬られたぐらいだし…(えー
いやもう壁越し旋空の話をするとついつい二宮の話になっちまうよ!
まったく桜子はとんでもない事実を明かしてくれたもんだぜ



さて壁越し旋空の話はこのぐらいにして、その後の解説を追っていくと
王子的に見逃せない重要なポイントがあったようで、そこの話を聞いてみると

「ここだ。ここがポイントだね。
 ヒューストンは強引に二宮さんの方へ向かおうとする動きと、
 派手に炸裂させたバイパーのインパクトで、
 ヒューストンの隠し玉が二宮さんに対する切り札だったっていう印象を強く植え付けたんだ。
 自分の切り札を強烈に印象づけることで、
 オッサムが隠し持ったもうひとつの切り札から、みんなの意識をそらしたわけだね」

そんな王子が言っているポイントというのは、どうやらヒュースがイコさんにぶちかました隠し玉のことを言ってるようですね



この場面でヒュースは二宮に向かおうとする動きを見せていたから、
本来ならこの隠し玉は「二宮に対して使うはずだった」っていう意識を強く植え付けたと…
しかし王子よ、残念ながらその理屈では俗人には通用してもこの俺には通じんな!(えー
なぜかというとですよ、俺はこのシーンを見るずっと前からもうすでに
「ヒュースの隠し玉は二宮に使うはず」って思い込んでいたからだよ!(えー
だからこの場面を見るまでもなくもうすでに騙されていたというわけです。ふふふ…はーっはっはっは!!
なぜ俺がそんな風に思い込んでいたかというとですよ、きっかけとなったのはこのシーンなんですよ



そう、鈴鳴第一との試合の時にヒュースが
「この試合、曲がる弾は撃たない。理由は試合の後で説明する」って言ったシーン。
本来ならヒュースの隠し弾は鈴鳴第一に使うはずだったのが、それを先延ばしにしたのを見て
「なるほどこの後の二宮隊との試合で使うってわけか」と俺は思ったわけです
実際に当時の感想もそんな風に書いたし、俺としてはヒュースの隠し弾は「二宮に対する切り札」ってことは
この時点からずっとそう思ってたってことですよ

つまり俺は誰よりも早くその考えに到達し、誰よりもヒュースに騙されてたってことですよ!!(えー
くそー!!完全にヒュースの手のひらの上で転がされてたな…
「オサムの切り札から意識をそらされた」って意味じゃ俺もモロに術中にハマってたし、まんまとしてやられたって感じだわ

《ヒュースが隠し弾使うのをギリギリまで引っ張ったのも、
 切り札感を強調する演出だったわけね。あたしはわかってたけど!》



ってそんな中、俺も騙されていたヒュースの作戦について
「あたしはわかってたけど!」と高らかに宣言するこなみ先輩。
いやーすごいなーこなみ先輩はかしこいなー!(えー

ヒュースが隠し弾をギリギリまで撃たなかった意味についても完全にわかっていたと。なるほどなー
ところで数話前に、ヒュースが隠し弾をなかなか撃たないのを見ながら
「もったいぶってないでさっさと隠し弾使いなさいよ…!」
ってやきもきしてた人がいたんですが、これ誰だっけなー(えー



まああれですよね、こなみ先輩のこういう一面についてはもうみんな承知の上なんでしょうね
「あたしはわかってたけど!」っていうのを横で聞いてる蔵内とか
すべてを見抜いたうえで許容する微笑みみたいな顔してたし
あの蔵内の微笑みはすげーわ、なんか蔵内って試合で戦ってた時よりも
解説席に座ってる方がずっと輝いてる気がするな(えー

《曲がるブレード投げの解説がまだでしたね。
 映像を見直すとカーブの時に光る細い線が見えているので、
 投げるブレードの裏面に、例えばこういう突起が作ってあって…》



さらにそんな蔵内の見せ場が止まりません。今度はユーマの新技である曲がるブレード投げについて
どういう仕組みでブレードの軌道が曲がっていたのかを詳しく説明しております
いやすごいな蔵内のやつ、さすが進学校の生徒会長だわ(えー
まさか解説役で蔵内がここまで存在感を増すとは思わんかったな…

そしてブレードの軌道が曲がっていたのは、めっちゃ細長く伸ばしたスコーピオンをひっかけて曲げていたとのことで
今回もまたスコーピオンの可能性をまざまざと見せられてしまったな…(えー
ちくしょう弧月にも何かまた可能性をくれ…弧月にも可能性をー!!

《玉狛第二vs二宮隊となった最終段階、
 ここで二宮隊はチームを分け、雨取隊員へ犬飼・辻両隊員を差し向けます》

《ぼくはこの場面で二宮隊は、3人一緒にアマトリチャーナの方へ向かうと思った。
 それが一番堅実だからね。玉狛もその展開を予想してたんじゃないかな?》

その後の解説で、今度は試合の終わり近くで二宮隊がチームを分けたことについて言及してますね
しかし王子いわく、あそこではチームを分けずに千佳ちゃんを狙うのが一番堅実なやり方だったと…
お、王子きさま、それだと「ここではチームを分けて千佳ちゃんを狙うべき」って
ドヤ顔で語ってた俺の立場がないだろうがー!!(えー

王子てめえって奴は!毎度ながらこの俺をコケにしやがって!
「玉狛もぼくと同じことを予想してた」とか俺の心をえぐる気か!?(えー
くそ…あそこで部隊を分けるのはそんなにおかしな判断だってのか…くそー!!

《やっぱりアマトリチャーナはまだ人を狙って撃つことはできなくて、
 最後の一発が特別だったってことかな》

《そうね、鉛弾で連携を組んでたけど防がれて、修のピンチに千佳が自分で撃った》

「修くんの命令聞かなくてごめんなさい…」

「いやいいんだ、ぼくの方こそ…千佳の言葉を信じきれてなかったのかもしれない」

ってそんな中、今度は千佳ちゃんの狙撃の話になりますが、
「オサムは鉛弾を撃つ指示を出していた」
「千佳ちゃんはその指示を破って通常弾を撃った」
「オサムは千佳ちゃんの言葉を信じきれていなかった」
っていう風に、このへんは先月の俺が語った通りのことを言ってますね
どうよこのへんの考察は!先月語った内容がバッチリだぜ!
俺だっていつまでももてあそばれてばかりじゃないんだよ!!(えー

《ここで雨取隊員が辻隊員を落とせなければ、
 三雲隊長がやられて隠し球も不発だったわけで、
 二宮隊を出し抜いた三雲隊長の劇的な一撃も、実はかなり紙一重だったと言えますね》

さらに、もしも千佳ちゃんが辻を仕留められずに終わっていたら、
辻によってオサムが倒されてしまい、二宮に隠し弾を当てることもできなかったと語る蔵内!
おいおいこのへんも俺が先月語った通りの内容ですよ!最後の最後に連続で大当たりだよ!
色々あったけど最終的に大志Mk−2大勝利!!希望の未来へレディ・ゴーッ!!(えー

《さあこの試合の結果を受けて、総合順位表が更新されます!
 玉狛第二は単独2位の目標を達成!そして弓場隊が上位に残れるかどうかは…
 現在この裏で行われている、B級中位最終戦の結果次第となります!》



ってなんですとー!?試合の解説がひととおり済んで今回は終わりかと思ったら、
最後にどえらい情報をぶっこんできた桜子!なんとオサム達の試合の裏では
香取隊VS諏訪隊VS那須隊の試合が行われており、今まさに激しくぶつかり合っているとの情報が!

おいおい最後に思ってもみない展開が来たな!玉狛の絡んでないB級ランク戦って
詳しく描写されるのはこれが初めてだから、どんな試合になるのかワクワクするぜ
そして最後のコマに那須隊の茜がでかでかと描かれてるところを見ると、
どうやらこの試合が茜がボーダーを抜ける最後の試合になるってことみたいですね

そうか…いよいよ引っ越しの時期が来たか…今まで茜が出てくるたびに
「お前まだ引っ越してなかったのかよ」とかひどいこと言ってすまんかったな…(えー
とりあえず俺としては、茜の最終試合となったら
奈良坂が観戦しに来てるんじゃないかってことが気になるんですよね

奈良坂といえば茜の師匠であり、今までも射撃訓練の時に一緒に喋ってたり
ガロプラとの戦いの時は茜を守るように寄り添いながら戦ってたり、
なにげにけっこう茜との距離が近いキャラで、茜が引っ越したら奈良坂はどう思うんだろうって
俺としては注目のキャラだったんですよね

真面目な話、割とマジで奈良坂が見に来てる展開はあると思います
というのもですよ、奈良坂って三輪隊に所属してるじゃないですか
そしてそんな三輪隊はというと、奈良坂以外のメンバーは玉狛第二の試合を見物に来てたわけですよ



三輪、米屋、古寺の3人がそれなわけで、これだけ三輪隊みんなして玉狛の試合を見に来ているのに
でもそこに奈良坂の姿だけはなかったんですよ。それはなぜか。
奈良坂は茜の試合を見に行っているからというのが俺の考えです
当たってると嬉しいんですけどね…頼むぜ奈良坂、俺の期待に応えてくれよ!

それと、茜のいる那須隊と戦う諏訪隊・香取隊についてもなにげに注目ですよね
俺が思うにこの2チームっていうのは、
玉狛との試合ではあんまりいいとこ見せられなかった2チームだと思うんですよね

たとえば諏訪隊は、マップ選びの時点でめちゃめちゃ荒船隊が有利になる地形を選ばれてしまい
そんな荒船隊を崩すためにいいように玉狛に使われてしまった感があるというか



あの試合を見た東さんの解説としても、
「本来の強みである集中砲火を活かせなかった。それも玉狛の計算のうちだった」とか言われちゃって
玉狛の術中にはまっていいとこ見せられなかった印象がありましたからね
なので今回は以前のうっぷんを晴らす暴れっぷりを見せてくれるんじゃないでしょうか

そして「玉狛の術中にはまっていいとこ見せられなかった」という話をすると
その言葉に一番モロに当てはまるのが香取隊ですよね(えー
もうほんと香取隊は試合の何もかも玉狛のいいようにやられまくって終始イライラしていたというか
俺がワートリの感想書いた中でも一番立ち回りにダメ出ししまくったのが香取隊だっただけに、
ある意味すごく印象に残ってるチームでしたねー



あの試合を見た出水の解説としても
「香取ちゃんが暴れるようないつもの戦法ができなかった。そんなチャンスを与えてもらえなかった」とか言われちゃって
いいとこなしで終わったような哀れな解説されてましたからね。
でもそれだけ散々な結果だっただけに、今度こそ何かやってくれるんじゃないかって期待はあります
あの試合の後、香取隊のメンバーで「これから頑張ろう」みたいな話をしてたし、
あれから香取隊がどんな風に変わったのか興味がありますね

今度こそ葉子が暴れまくる姿を見せてくれるのか、あと麓郎と雄太に見せ場はあるのか
いやマジで麓郎と雄太はこないだの試合でなんにもいいとこなかったからね!?(えー
ほんと葉子のオマケみたいな存在だったっつーか、今度こそお前ら頑張れよ!

あと俺としては麓郎と葉子のツンケンした凸凹コンビっぷりはけっこう気に入ってるんで、
今度の試合ではできるだけ麓郎には長生きしてもらって
葉子とこういう会話してほしいですね
(えー

そして最後にひとつ。今回ラストでB級チームの得点表が明らかになってましたが
それがかなり興味深い内容になってましたね

44点:二宮隊
42点:玉狛第二
39点:影浦隊
34点:生駒隊
33点:王子隊
30点:???←たぶん弓場隊
30点:???←たぶん東隊
30点:鈴鳴第一
30点:荒船隊
26点:???
25点:???
まだ試合中:香取隊、諏訪隊、那須隊

っていうこんな感じ。これ見て思ったのは30点のチーム多いなマジで!
ほとんどみんな横並びやないかい!さっき桜子が「弓場隊が上位に残れるかどうか」って言ってましたが
どうやら7位までのチームが上位扱いになるみたいなので
まだ試合中の奴らが30点の壁を破って上に来てしまうと、弓場隊の上位残留が危なくなるって感じですかね

ただ正直、香取隊・那須隊・諏訪隊が弓場隊より格上とは思えないけど…(えー
これについては弓場サンが強すぎたんやって!なにしろつい最近、B級1位・2位・4位チームを相手にしてもバッタバッタとなぎ倒すぐらいの
超絶的な大活躍してたから、弓場隊は正直俺の中ではB級3位ぐらいの強さってくらい印象的な姿を見せちゃったからなー
その弓場隊を超えるとなったら、相当なインパクトが必要だと思いますが果たしてどうなるんだろうか。
葉子が大暴れするのか、那須さんが超絶弾幕を見せるのか、諏訪さんは多分ねーなと思うけど…(えー

あとなにげに下位の方の順位も気になるんですよね、具体的には26点と25点のチーム。
これ多分どっちかが柿崎隊だと思うんですよ。
俺的には26点だと思うんだけど実際どうなんだろう…

それと仮に26点だったとしても、他のチームが30点で横並びになって争ってるだけに
柿崎隊はその争いに参加できずに取り残されちゃってる感がありますよね。
くそ…ザキさんが「こんな下で足踏みしてる場合じゃねえんだ」ってコンプレックス持ってた気持ちが痛いほどよく分かるぜ
ちくしょう柿崎隊に俺のようなエースさえいれば!!(えー
柿崎隊のことを思うとなんか切なくなってしまう順位表だったな…今後の柿崎隊に救いがあることを祈るぜ。次回に続く!



・大志さんはじめまして。はんぺらさんのサイトから知り、ワートリの感想を陰からいつもこっそり楽しんで見ていました。
 今月のワートリ、ラストのページを見て「うわ?大志さんとこの来月の感想は一体どうなるんだ」と真っ先に思ってしまいました、すみません(笑)
 ただ、那須隊と香取隊に不満を抱いていた読者は少なくない様なので、来月以降の試合はそこを補完する様な展開になるのではないか、と思っています。
 あと関係ないのですが、B級中位戦を描くと知った時には「遂に漆間隊の掘り下げ来るのか!?」と思いました…
 しかし順位表を見る限り最終戦に参加しているのは那須隊・香取隊・諏訪隊の三隊だけの様でがっかりしました←
 そこで思ったのですが、大志さんってワートリの未登場キャラや部隊について殆ど語りませんよね…?何故なのでしょうか?
 また、大志さんは未登場のA級・B級部隊の中で一番気になっている部隊はありますでしょうか? by Rion

Rionさんはじめまして、ワートリの未登場キャラについて俺が語らないのはなぜかってことなんですが、
それはやっぱり本編に出てきてはじめて興味が湧いてくるっていうか
まだ出てきてない部隊とかは。俺にとっては「知らない部隊」って感じでそのままスルーしちゃってますね

ただ、今回のコメントでRionさんが漆間隊とやらを気にしてるみたいなので、
せっかくだからその漆間隊についてデータブックで見てみたら



なんとこの漆間隊ってのは隊長1人とオペレーター1人だけのチームというめちゃめちゃ異色の部隊なんですね
漆間お前ってやつは…オペレーターの女の子と2人きりでチームやってるってなんてうらやましい奴なんだ(えー
それにしてもこれだけメンバーがいないのは、漆間が「群れるのが嫌だ」という一匹狼のような性格をしてるからなのか?
もしくは、以前まで何人かのメンバーがいたけど何かトラブルがあってみんな抜けてしまったとか?
真相は分かりませんが、漆間隊はそのへん掘り下げれば面白そうな話が一本作れそうですね

装備してるトリガーにしても、サイレンサーとかずいぶん珍しいの持ってるし。名前からして銃の音を消すトリガーなのか?
他にもカメレオンとか自分の姿を消すトリガー持ってるところを見ると、
音や姿を消しながら銃で相手を仕留めるっていう暗殺者系ガンナーなんでしょうかね?

あとなにげに漆間隊ってB級14位だから、すぐ上にはB級13位の俺の柿崎隊がいるので
漆間隊にスポット当てる機会があったら柿崎隊のことも触れてくれると嬉しいなー
とりあえず俺から見た漆間隊ってのはそんなところですね



・いつもワートリ感想を楽しみに見ているものです。
 今月号の修が千佳ちゃんにありがとうと言ったときに、汗をかいてないのが細かい心理描写で良いですね。
 あと、スコピの可能性については毎試合私も驚かされてばかりです。
 読み返して思ったのが、クローニンがヒュースのトリガーをチューニングするときに遊馬も一緒に行っているんですよね。
 これが遊馬がスコピのインスピレーションを更に広げたきっかけになっているとしたら、猫先生恐るべしですね…! by じじ

じじさんこんにちは、今月のオサムが千佳ちゃんにお礼を言うシーンは俺も気になってました
なんかすごくこう憑き物が落ちたようなスッキリ顔してたわけですけど
まさかこれでもう千佳ちゃんとの関係は一段落ってことなのか!?



俺としてはもうちょっとこう愛欲にまみれた関係に踏み込むかと思ってたんだけど
少なくとも今回はそういうのなくて、2人はスッキリ爽やかな距離感でやっていくってことなのか!?
オサムのやつもうちょっと千佳ちゃんを女として意識するとかそういうのないんだろうか
確かに千佳ちゃんは無垢だけどさー、殺生丸様だってりんちゃんを孕ませたって話題になってるやん!(えー
俺もあれがきっかけで今さら犬夜叉読み始めたくらいだしなー。無垢な子に手を出す展開ってのは読者が食いつくんやでオサム!



・管理人さまこんにちは。いつもワートリ感想を楽しく拝見しています。
 今回明らかになった曲がる手裏剣てスコーピオン2つを使っているので、ある意味マンティスの発展形ということになるんですかね?
 それはそうとして、今回おそらく制作者サイドがポイントの計算を間違ってるっぽいんですよね。
 前回ラウンド終了時点(175話)の東隊のポイントが29点ですので、今回のラウンドで4点とって33点になっているはずなんですよね。
 同時にROUND7昼の部終了時の王子隊のポイントが28点なので、あのあと追加で2点を取っていたのだとしても33点が2組いないとおかしい計算になります。 by 三十壱號

三十壱號さんこんにちは、どうやらランク戦のポイントで東隊がらみの点数がちょっとおかしいとのことなので
俺も東隊のポイントがどうなってたか確認してみました



まずはこれ、最終戦のひとつ前の試合が終わった時の東隊のポイント。東隊はこの時点で29点取っていたわけですが
さらにこの後の最終戦で4点稼いで終わらせたと言われてましたね



つまり29+4で、33点が東隊の総得点なはずですが、
その後の順位表によるとなぜかその場所に東隊の姿はないっていう…



ふむ…となるとやっぱりこの表にはミスがあったってことなんでしょうかね?
まあそれについては、ちょうど上のコマで「すべての状況で完璧にやれる人間なんていない」という
キメ顔の二宮とともに熱いフォローが入っているわけですが…(えー

二宮のやつちょうどいいタイミングで現れやがったな!今こそまさにこのフォローが一番必要な時やんけ!
しょうがないから二宮のキメ顔に免じて許してやるとするか…(えー
それに真面目な話、こういう点数を管理しながら漫画描くのってメチャクチャ大変だろうしね…
ちょっと点数が合わない場面が出てきても、それはしょうがないんじゃないかなあ



・こんにちは。以前から大志さんのワートリ感想を見させていただいて、毎月発売日になるとHP更新を楽しみにしている者です。
 いよいよランク戦も終盤ですが、大志さんから見る現時点での玉狛第二各メンバーの強みや弱みといったポイントを
 スプラトゥーンのブキやギア構成風に解説していただけませんでしょうか? by 矢坂ミレニアム

矢坂ミレニアムさんこんにちは、現在の玉狛メンバーをスプラ風にたとえるとどうなるかってことですが、
まずユーマはやっぱりスプラマニューバ系でスライドしまくるすばしっこい奴って感じでしょうか
スピードに乗ったユーマの動きは、イコさんやザキさんも捕まえられないって言ってたから
とにかく目にも留まらぬ速さでスライドしまくる近距離キャラって感じですかね。
というか俺的にスライドの相手するのマジで嫌いだからユーマはすげー苦手な相手になりそうだわ…(えー

次にヒュースなんですが、大量の弾幕をバラ撒きながら近・中・遠のどの距離でも強い奴だから
全盛期のクーゲルシュライバーって感じですかね
近距離モードと遠距離モードを切り替えながら、あらゆる距離で敵を蜂の巣にしまくった恐怖の弾幕。
あの無敵感こそヒュースにはふさわしいと思います

次にオサムなんですが、レイガストで防御しながらぺちぺちと弾で牽制するっていうあの動きは
スパイガジェットとイメージが近いと思うんですよね
あのあんまり威力ない弾をぺちぺち撃つ感じと、敵の攻撃で盾がすぐ壊れちゃうところなんかは
まさにオサムの少ないトリオン量って感じがします。さらに言うとスパイガジェットってサブウェポンがトラップなんですよ
これこそまさにワイヤー張ってトラップを作っていくオサムにピッタリなんで、オサムといえばスパイガジェットってイメージありますね

最後に千佳ちゃんなんですが、千佳ちゃんはまあやっぱり
攻撃のすべてがスペシャルウェポンってぐらいの規格外ガールだと思いますね
アイビスを撃てばメガホンレーザーのように射程内のすべてを吹き飛ばし
メテオラを撃てばナイスダマのように大爆発で周囲の奴らを消し飛ばしたり
ハウンドを撃てばマルチミサイルのように強烈なホーミングの即死弾をドカドカ飛ばしたりと
そんなスペシャルウェポンをいくらでも好きなだけ撃てるというチート少女って感じですかね
そう考えると千佳ちゃんってほんとメチャクチャだよな…いつだったかメテオラ撃ちまくってた時も
あれ全部ナイスダマの弾幕と思うと恐ろしいもんがあるぜ…


・こんにちは。長らく感想を楽しませていただいています。
 記事でしばらく触れられていなかったのでもう読んでいないのかと思ったら、最近急にジャンプの流れが来たので質問させていただきます。
 鬼滅(完結しましたが)と勉強、YJのかぐや様は読んでいるようですが、今のジャンプで他に気になっているものはありますか?
 もし余裕があればほんの少しでも感想や意見を語ってくだされたら幸いです。 by 八゜ワー天狗

八゜ワー天狗さんこんにちは。今のジャンプで気になる作品があるかってことなんですが、
実は今のジャンプのレギュラー作品で俺が読んでたのって鬼滅とぼく勉だけなんですよ
そんな2本柱の鬼滅が終わっちゃったのって俺的にかなり寂しくて、割とガチで鬼滅ロスみたいな気持ちになってます

鬼滅は近いうちに炎柱外伝が始まるみたいですけど、いっそのこと炎柱だけとは言わずに
いろんな柱とかいろんなキャラの外伝が見たいですよね
あれですよ、ガンダムなんかもガンダムエースって雑誌立ち上げて外伝作品をずらずら並べてるわけだから
鬼滅も鬼滅エースとか立ち上げてもいいんじゃないかなーとか勝手に思ってます(えー

ちなみに俺が鬼滅のキャラで特に気に入ってるのは縁壱と兄上なんですよ
縁壱はやっぱりあの最強としか言いようがない超絶ぶっちぎりの強さなところが目を引かれるっていうかね
少年漫画における「圧倒的な最強キャラ」って特別な存在感あるし、やっぱり注目しちゃいますよね

しかもそれだけ並ぶ者のいない最強の存在なのにも関わらず、
「私より強くなれる者が今この瞬間にもぽんぽん産まれてます」とか
めっちゃ腰の低いこと言い出して兄上をキレさせるのが面白いですよね(えー



「そんなバケモンがぽんぽん産まれるわけねーだろ何言ってんだ殺すぞ…」
みたいになってる兄上の表情がシュールすぎてめっちゃ面白かったなー、俺はこの兄弟の関係性がほんと好きでした
最強すぎる縁壱へのコンプレックスをひたすらこじらせ続ける兄上とかやけに気に入ってしまって…

なんていうか、「あいつがうらやましい、あいつみたいになれない自分が悔しい」みたいな
コンプレックス抱えて悩んでるキャラっていうのは俺的に応援したくなる傾向がありますね
鬼滅に限らず他の漫画でもそういうキャラっているんですよ、たとえばワートリなんかだと

香取隊の麓郎とかそういう気持ちで見てますね
葉子みたいにマスタークラスに上がることもできない、オサムみたいにしっかり作戦を立てることもできない、
できないことだらけで「あいつらがうらやましい、悔しい」って劣等感を抱えてるキャラが麓郎なわけなんですが、
なんかそういうところが人間臭くて好きなんですよね

麓郎みたいな気持ちを抱えてしまうことって現実でもあったりするし、
これこそ鬼滅の縁壱が言ってた「私たちはそれほど大そうなものではない」ってセリフがふさわしいキャラというか、
自分なんか大した人間じゃないってコンプレックスを持ちながら
その気持ちとどうやって付き合っていくかっていうのは人生の永遠のテーマみたいなもんじゃないですか

それだけに麓郎みたいなキャラっていうのはなんか注目しちゃうんだよな
あとはチームメートの葉子についても、一見すると才能に溢れててワガママでいけすかねー女だけど
葉子は葉子で「壁にはね返されるのが悔しい、自分を追い抜いていく奴らがうらやましい」ってコンプレックス持ってるのが
なんか憎めないところありますよね

香取隊ってのは俺がワートリの感想の中で一番ぶっちぎりでダメ出ししたチームではありますが
だけど妙に興味をひかれるところがあって、香取隊の動向に注目してしまったり、ついつい話題に出してしまったり、
俺にとって気になるチームって感じの立ち位置ですね。まあ葉子の性格はいけすかねーと思ってるけどな!(えー
あれですよ、俺から見た葉子っていうのはかぐや様で言うところの

嫌いですよあんなヤツ

真面目じゃないし

これっぽっちも
柿崎隊との共同作戦守らないし

頭悪いし全然タイプじゃない

って感じですかね(えー
「こんなやつ全然タイプじゃないのに気になっちゃうのがくやしい…」みたいな感じのキャラ。
そういう意味じゃ今度の試合で香取隊が出てくることが決定してるっていうのは
俺的にやっぱり注目のポイントですねー。もうあと数日でワートリ最新話が読めるわけですが、
果たしてその最新話で香取隊が一体なにをしでかすのかが俺の一番気になってるポイントですね


単行本感想:ワールドトリガー 第22巻



さて本日はワートリ単行本22巻の発売日ということで、まずはその感想から書いていこうと思います
そんな22巻の表紙を飾っているのはナイスダマのポーズをする千佳ちゃん。(えー
もはや千佳ちゃんといえばナイスダマポーズっていうくらいこの構えが定着してきましたね

それと千佳ちゃんのこのイラストですが、表紙の他にページをめくると
単行本の中に白黒ページでの収録がされているんですよね。そこだと全身が見えるように縮尺が調整されてるのと
あとは白黒で見るとちょっと印象が変わる部分があるなと俺的に思ったんですよ。具体的に何が変わるのかというと



ふともものところに貼られてるトーンがなんかこうタイツみたいでエロくないですか?(えー
いやマジで、さっきのカラーで見ると千佳ちゃんのふとももは素肌が影になってるだけと分かるんですが、
こうして白黒でトーンを貼るとあら不思議、タイツみたいに見えてこれはこれでエロいなと思ったわけです
エロタイツ千佳ちゃんやなこれは、エロタイツ千佳ちゃんや!(えー

ほんと千佳ちゃんってたまにびっくりするほどエロく見える時があるよなー
なにげにこのふともも丸出しのユニフォームの存在がでかい気がする。普段の千佳ちゃんはこういう露出度の高い服とか着ないですからね
そういう意味じゃ玉狛のユニフォームをデザインした人は大変いい仕事をしたと言わざるを得ない(えー

それと千佳ちゃんは表紙に登場したのが今回で2度目なわけですが、
もうそろそろ表紙キャラも2週目に突入したっていう感じでしょうか?
カバー裏のキャラ紹介なんかも今回はオサム、ユーマ、千佳ちゃん、しおりちゃん、こなみ先輩
2度目のキャラが勢揃いしていたので、以前すでに登場したキャラでも今後また出てこられるかもしれませんね

他にも今回のおまけページを色々見ていて思ったんですが、
俺がビックリしたのが太刀川隊について書かれているシーンですよ。そこに書かれていたのはなんと
「どこかですでに書いたかもしれませんが、唯我の前のメンバーはとりまるです」
っておいいいいいいい!!とりまる先輩って元太刀川隊だったのかよおおおおお!!
全然知らんかったってそんなん!「どこかで書いたかもしれませんが」ってめちゃくちゃ初耳ですがな!!

いやびっくりしたな本当に…言われてみればとりまる先輩って、太刀川隊の出水から「よー京介」とか気さくに話しかけられてて
なんかやけに距離感近いよなって思ったらもともと同じチームだったとは…



それと唯我と入れ替わったって件についてですが、確かとりまる先輩って
唯我からはやけに嫌われてましたよね
初めてオサムが唯我と会った時、「烏丸だと…!?あの貧乏人の手先か…!」とか言われて
どういうわけかずいぶん嫌われてるんだなって不思議に思ったわけですが



しかし今回明かされた設定からして、とりまる先輩と唯我はメンバー入れ替えをする際に
何かひと悶着あったってことなんですかね
唯我は金の力で強引に太刀川隊に入ってきたわけだから、それで貧乏なとりまる先輩が追い出される形になってしまって
その時に何か揉めてしまったとか…いやあ気になるなー、このへんの話もそのうち詳しく聞いてみたいですね

それにしてもとりまる先輩の「元太刀川隊」って設定は良かったなー
これでとりまる先輩の経歴に箔がつきましたよね(えー
いや、というのも以前から俺はとりまる先輩の経歴について結構気にしてたわけですよ

同じ玉狛第一でも、こなみ先輩は元アタッカー1位、レイジさんはパーフェクトオールラウンダーっていう
分かりやすい強キャラの肩書きをそれぞれ持っていた中、とりまる先輩だけそういうのがなかったので
とりまる先輩にも何かこういう肩書きないんだろうか…ってずっと思ってたわけですよ
そんな中で今回明かされた元太刀川隊、つまり元A級1位メンバーってことが明らかになったので
これはもう肩書きとしては十分だなと。こういうのを待ってた俺としては満足感大きかったですね

あと他に単行本を読んでて気づいたのが、本誌の時に間違いを指摘されていた
東隊のポイントが修正されてましたね
そう、東隊のポイントは合計で33点ということがこないだ俺に届いたコメントでも語られていて、
本誌ではその33点のところに王子隊しか書かれていなかったわけなんですが

↓本誌のポイント一覧

↓単行本のポイント一覧

しかし単行本になった際、王子隊の1つ下のチームも33点に変更されたわけで
要するにこれが東隊ってことだと思います
てなわけで、もう一度このB級の順位をおさらいすると

1位:44点 二宮隊
2位:42点 玉狛第二
3位:39点 影浦隊
4位:34点 生駒隊
5位:33点 王子隊
6位:33点 東隊
7位:30点 弓場隊


ってことになるわけですよね。そしてこのままの順位でフィニッシュすれば、
弓場隊までの上位7チームがB級上位チームとなるわけで
果たして弓場隊が抜かれるのかそれとも残れるのかってところが、今回の試合の焦点になるわけですよね

さらにその点において、弓場隊から7位の座を奪って上位に食い込むということを一番狙っているチームは
実は那須隊だと俺は思ってます。なぜかというと、那須隊っていうのは



今までの最高順位が8位で、それを越えようってことを以前から誓っているんですよね
つまり那須隊にとって、8位を越えて7位に食い込むことが最大の目標であり、
次からはもう茜が抜けてしまうことを考えたら今回の試合が最後のチャンスだということです

なので7位を争うということは、那須隊が誓いを果たせるかどうかって話がモロに関わってきてるんですよね
その一方で弓場隊にしても、チームを抜けた神田さんのためにも7位に残ると誓っているので
実はこの2チームってよく似てるんですよ。お互いにチーム脱退メンバーへの誓いを立てたもの同士っていうね
なのでこの7位争いは、那須隊と弓場隊の気持ちのぶつかり合いで、誓いを果たすのは果たしてどちらかって構図になってると思います
ただそんな中、空気読まずに諏訪隊や香取隊が7位を取っちゃうって可能性もありますよね(えー



なにしろ以前の試合で気持ちの強さは関係ないでしょとか言われてたぐらいだし
那須隊や弓場隊の気持ちがいかに強かろうと、他のチームがあっさり抜いちゃう可能性もあるなと。
そういう展開もありうるのがワートリの面白いところというか、どのチームが勝つのか気持ちだけでは分からないので
7位争いの決着がどんな風につくのかっていうのは楽しみに見ていきたいですね






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