10月14日

アニメ感想:ガンダムビルドファイターズトライ 第1話「風をよぶ少年」 Bパート

「で、ガンプラバトルはね、このバトルシステム上で行うの。
 まずはガンプラとファイターのデータが入っているGPベースをセットして…」

「な、何をにこやかに説明始めてるんですか!つーかこの縄を解けぇ!」

ゲェー!?なんとセカイを引き止めるのに必死なフミナは、問答無用でセカイに緊縛プレイを強要し
ガンプラバトルの流れについて1から説明することに!お、お前こんなんやってたら確実に
セカイを緊縛しながら「入部してくれたらこんなこともしてあげるから…」ってエロいことする薄い本

冬コミで発売されること確実じゃないですか!(えー
フミナの薄い本要員っぷりは凄いよな…この1話だけであらゆるネタがありすぎて、いくらでも本が出せるような気がするぜ

パシュウウウウウ!

「う、うおっ!?」

「どう、きれいでしょ!そしてGPベースにガンプラをセットすれば…
 バトルの開始よっ!」

ギュオオオオオオオ!

「うおおっ!?飛んだ!?」

「このコンソールで、ガンプラを自在に操れるの!」

「す、すっげぇ…!まるで生きてるみたいだ!」

そして最初はガンプラに興味がなかったセカイも、実際にガンプラバトルで動き回る姿を見ると
どんどんワクワクして気になり始めたようです。確かに、ただのプラモが突然自由自在に動き出したところを見たら、
「なんだこれすげぇ」って食い入るように眺めちゃうよなぁ

ギュイイイイイン

「ん?何か来た…」

「あれはシミュレートモードの対戦機体。まあ見てて!」



ってこれモックじゃねーか!!
おいおい!CPU戦を始めたフミナの前に現れたのは、前作の最終回でさんざん戦った量産機・モック!
モックはもともと「今度から売り出す我が社の新製品だ」ってマシタ会長が作ってたやつですが…
マシタ会長が異世界に飛んでしまったので、こっちの世界じゃ売りに出されてないままだったはずですよね

やはりそこはマシタ会長の後釜として事業を受け継いだヤジマ商事が、
「このモックってのは使えそうだな」と大々的に売り出したってことか…ヤジマ商事マジで抜け目ないな…

ボッガアアアアアン!!

「ふっふーん、どう?これがガンプラバトルよ!
 セカイ君もやってみない?やり方教えてあげるから!」

「うん!うんっ!」

そんなモックを華麗に撃破してのけたフミナ。それを見たセカイは、早く自分もやってみたいと
かなりガンプラバトルのことを気に入ったようです。それにしても
「ヤリ方を教えてあげる♪」「うん!うんっ!(興奮気味)」って
また薄い本のネタがひとつ増えちまったよ!(えー

「ガンプラは好きなのを選んでいいからね!」

「う〜ん…ん?トロフィー…?”第7回世界大会優勝 イオリ・セイ、レイジ組”…」

そしてバトルを始めるにあたって、どのガンプラを使おうかと棚をしげしげ眺めていたセカイ。
するとその時、ガンプラと一緒にセイとレイジが優勝した時のトロフィーが置いてあるのを発見します
なんとなくそのトロフィーを手に取ってみると、なんとトロフィーの底がパカッと外れてその中にはドムが…
な、なんだこりゃ、なんで優勝トロフィーの中にドムが隠してあるんだ?

「これは…」

「どう、ガンプラ決まった?」

「俺、コイツにします!」

「ドムね!渋いチョイスじゃない!…あれ?でもこんな作品、ウチの部にあったかしら…」



そんなドムがトロフィーに隠してあることは、フミナもさっぱり知らなかったようです。誰がなんの目的でこんなものを隠したのか…
そしてセカイがこのドムを選んだ理由はなぜなのか?「セイ、レイジ」ってトロフィーの名前に反応したのか、それとも
「うおっなんか隠し機体みたいなの出てきた!強そー!」とだけ思ったのか…(えー

「じゃあ、教えた通りに動かしてみて!」

「よーし!いけぇ!」

ズシンズシンズシンズシン!

「うん!いい感じ!」

「へへっ!」



そして早速ドムを動かしてみるセカイですが、こ、これは!
ドムが走っておる!?ド、ドムが…ドムが走っておる!?ドムが走って!?(えー
おいおいおい!ドムが走るんかい!そんな図なんて生まれて初めて見たよ!
なんでかって言うと、ドムっていうのは少し地面からふわふわ浮きながらホバー移動する機体なんですよね

だからこう、足を動かさずにぶいーんと噴射をしながら動く機体なので、
走ってるところをまったく見たことがなかったというか、
「えーっ!?ドムが走るんですかー!?」みたいな気持ちになってしまうな…

「セカイ君!ムーブスロットを2番に変更してみて!」

「え?これ?(ピッ)」



バヒュウウウウ!

「うおお、地面を滑ってる!?」

「それがホバーモードよ!」

ってホバー移動キター!!これですよこれ!ドムと言えばこれなんですよ!
まず走ってる図を見せてから「えー!?」とこっちが思ってるうちに
「ホバーですよね、大丈夫ですよ」と言わんばかりにスッとホバーが出てくるこの感覚
やっぱビルドファイターズのスタッフって凄いわ

見てるこっちの気持ちを完璧に理解してツボを押さえてくれるというか
前期でも見ていて思ったのは、「この展開って正直どうなのよ?」とか不満に思うことがあっても
必ず後から完璧なフォローが入るんですよね
キララとかニルスあたりを見ていて特にそう思いましたけど、これだけ気の利いた話作りが出来るっていうのは
他のアニメを見ていて感じたことがないほど、ものすごい長所だと思うんだよな

見る者を温かくもてなそうという気概…
「心遣い(ホスピタリティ)」
それがビルドファイターズにはある!!
(えー

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社

 



「すげえっ…!コイツはおもしれえ!」

「あっ!それ以上行くと場外に!」

「えっ?」

しゅぽーん

「「ああああ!?」」

って、夢中になってドムを動かしていたセカイですが、ふと気がつけばフィールドの外へ飛び出してしまう結果に!
場外へ出るとプラフスキー粒子のコントロールが利かなくなり、しゅぽーんと机の上からすっとんでいくドム。
慌てた2人は身を投げ出してドムを受け止めますが…

どさどさ!

「あ、あいててて…」

「ガ、ガンプラは…あ、よかったぁ…」

「「!?」」

「あ、あはは…じょ、場外に出るとガンプラは動かなくなるから、気をつけてね…」

「は、はい…」

ってくんずほぐれつキター!!
ぬおおおお!2人で密着しながら倒れる体勢になり、お互いなんとなく意識してしまうというラブコメ展開に!
いいじゃんいいじゃん!フミナはセカイ相手の本格派ヒロインとなるんだろうか、これは先が楽しみですなー
欲を言うなら倒れた拍子にセカイが思わずフミナのおっぱい揉んじゃうぐらいは
やってもよかったんじゃないでしょうか!(えー
確か閃の軌跡では、序盤にこれと似たような体勢でアリサのおっぱい揉んでたよな…ええねんで…揉んでもええねんで…(えー

「な、何を…!」

「へ…?」

「何をしているんだ!君たちはァァァーーッ!!」

って、なんとそんな2人の姿を目撃してしまい、大激怒するミヤガ先輩!
こんな不純異性交遊を見せられたとあっては、怒りに我を失っております
というかそもそもなんであんたはバトル部の部室を覗き見してんだよ!
フミナの姿でも覗きに来るつもりだったんでしょうか、ストーカーかよお前は!

「そ、そうか…さっきのはだのアクシデントか…はは…安心したよ」

そしていったん落ち着いて事情を説明した結果、とりあえず納得した様子のミヤガ先輩。
それにしても「安心したよ(震え声)」とか言ってるところを見ると、やっぱりこいつフミナが好きなんだろうな

そう思うとアホだよな…さっさとプラモ部なんか辞めてバトル部に入っていれば、
ずっとフミナと2人きりだったというのに…
たぶんプラモ部部長って立場の方が大事だったんだろうなー、まったく…テキトーにパシリでも連れてバトル部に来ていれば
「僕がいなくなったら3人チームで出られなくなるよ?ん?わかってるよね?」
フミナの弱みを握ってやりたい放題できたと思うんだけどなー、ほんとバカだよなー(えー

「ところで君は新入部員かい?見たところバトルはおろか、
 プラモの製作経験もないようだが」

「はあ…」

「ホシノ君、こんな素人を引き入れて、
 まさかガンプラバトル選手権に出る気じゃないだろうねぇ」

「む…」

「いけませんか?」

「ハハッ、恥をかくだけだよ」

「いきなりしゃしゃり出てきて、誰なんだよアンタ!」

「プラモ部部長、ミヤガ・ダイキだ。
 高等部の先輩に向かって、その口のきき方はいただけないなァ」

「無礼な奴には無礼で返すことにしてる、師匠の教えだ」

「そこまで大口を叩くのなら、さぞ強いんだろうねぇ?君のガンプラバトルは」

「試してみるかい?」

「待ってください!セカイ君は今日バトルを始めたばかりで…!」

「地区予選まであと2カ月しかないんだ、
 そんな悠長なことを言ってる状況ではないはずだよ?」

「な、なら…私もバトルに参加します!」

「ああ、構わないさ」

そして挑発的な言動を繰り返すミヤガ先輩に対し、とうとう敵対心を露わにしてバトルすることになったセカイ!
それにしてもミヤガ先輩のやつ、プラモ部なんだからバトル部の地区予選とか全然関係ないはずなのに
「地区大会まで2ヶ月しかないよ?」とか調べてるあたりほんとキモイ奴だなあ(えー

「あれはイナクト…!さすがはプラモ部部長ね、作り込んである…」

「大したことはないさ…プラモ部の部員ならこの程度、2日もあれば作れる!」

ギュオオオオオオ!

「くっ…見た目以上に速い!」

「先輩っ!」

「ダメ!前に出たら!」

「ははっ!素人が!」

ドウドウドウッ!

「ぐううっ!」

「セカイ君!」

そしてバトルを始めた一同ですが、ミヤガ先輩は機体の出来もさることながら
2対1で戦っても圧倒できるくらい操縦の腕も上手かったようです
つくづくバトル部に入っていれば、いくらでもフミナとよろしくやれたものを…(えー

「ふふふ、かたくなにガンプラバトルにこだわるホシノ君に、
 真実を伝えてあげよう」

「え…?」

「学園生徒会執行部は、ガンプラバトル部の廃部を検討している」

「は、廃部ですって!?」

「廃部の条件は、バトル部の実力がプラモ部より劣っているのを証明することだ」

「あ、あなた、それでバトルを挑んで…!卑劣よォッ!!」

だが…
本当は違うのだ…
(えー

(C)岸本斉史/集英社

 

いきなり卑劣とか言い出したのにはさすがに吹いた
卑劣様のせいで卑劣って言葉だけでもう笑ってしまうんですよ!
ともかくバトル部はもう廃部寸前だということを教えるミヤガ先輩、まあずっとフミナ1人だけの部活だったしな…
というかそういうことなら、そんな廃部の危機をミヤガ先輩が救ってあげれば
フミナに恩を売ってあんなことやこんなことを出来たというのに…(えー
ほんと薄い本のネタに事欠かないよなフミナは!

「何度もプラモ部に勧誘したのに君が拒否してばかりいるから!
 僕の好意を無にしたからだ!」

「そんな勝手なこと!」

ドガアアッ!

「ぐっ!?き、貴様…!」

「あんたの相手はこの俺だ!!」

「セカイ君!?」

「大丈夫ですよ先輩!俺には…これがある!」

って、フミナに歪んだ愛情をぶつけるミヤガ先輩に対し、横から痛烈な蹴りを浴びせるセカイ!
さらには武器を投げ捨てて徒手空拳での勝負を開始!なんてこったいドムでガンダムファイトを始めるつもりか!
皆さんお待ちかね!ガンダムファイト!レディィィィッ!!ゴオオオオオオオ!!

「はん…丸腰で何が出来る!」

「…」



ってうおおお!?丸腰とあなどって攻撃を仕掛けてきたミヤガ先輩に対し、
「見えたぞ水のひとしずく!」と明鏡止水を発動し迎え撃つセカイ!
マジかよ明鏡止水使えんのかよ!今のセカイならおそらく錆び錆びの刀で大木を一刀両断することも可能でしょう(えー



「次元覇王流!聖拳突きィーーッ!!」

ドッグアアアアアン!!

「な…!?ぼ…僕の作品がぁぁぁ…」

「セカイ君…初めてのガンプラバトルで、あの動き…!?」

「7年前を思い出す…あの少年、レイジ君の再来か…!」

そして必殺のパンチ一発でイナクトを粉砕するセカイ!「正拳突き」じゃなくて「聖拳突き」なのね
あと言うの忘れてましたがラルさんもこっそりこの戦いを見てました
素人でありながら圧倒的な強さを見せるセカイに、レイジと同じ飛び抜けたセンスを感じたようですね

「どうだい俺の拳は!
 これが!次元覇王流だぁぁーーーっ!!」

ペーゥ!!

「どわっ!?」

「こ、攻撃!?誰が!」

「…」

って、セカイが勝ち誇る中でいきなり背中からビームを撃ってきた不届き者が!何をするだァーーッ!!
誰かと思えばミヤガ先輩の援軍にやってきたユウマです、お前いきなりひどいことするやっちゃな
格ゲーで言うなら対戦が終わった後の勝利ポーズの最中に「バカめスキだらけだ!!」って
背後からビーム撃ってきた
ぐらいに卑劣ですよ!お姉ちゃんが見たら泣くぞこんなん!

まあ、ビームの音がZガンダムと同じでペーゥなのは評価しますけどね…(えー
ちなみにユウマの機体・ライトニングガンダムは、リ・ガズィがモデルなんだそうです。どう見てもゼータにしか見えないけども

「ユ、ユウ君…!?」

「…」

「てめえ…不意打ちなんてよくもやってくれたな!」

ドウドウドウドウッ!

「ぐっ…!?避けてんのに動きが読まれて…!」

遠く離れた岩山から狙撃をしてきたユウマ。怒り心頭のセカイは距離を詰めて戦おうとしますが、
そんなセカイの動きを完璧に捉えて何度も狙撃を当ててくるユウマ!
ユウマは狙撃が得意なキャラなのか…肉弾戦が得意なセカイとは正反対のスタイルですね
そして狙撃を受け続けたドムは、みるみるうちにボロボロになってしまい…

「やめて!もうバトルは終わりに!」

「まだだ!」

「えっ!?」

「このガンプラが叫んでる…”俺はまだ負けてない、負けてなんかない”ってな!」

って、さんざん機体を痛めつけられてしまったドムですが、「まだこいつは本当の力を出してない」と言わんばかりに
ユウマへ向かっていくセカイ!そんなセカイの言葉に応えるように、全身から眩い粒子の輝きを放っていくドム!
マ、マジか!このドムには何かすごい真の力が眠っているのか!?そして次の瞬間!

ドキューン!!ボッガアアアアアン!!

ってドム死んだーー!!
えっちょっ、ええええええええ!?そこで死ぬんかああああああ!!
おいこらあああああ!!なんで直撃受けとんじゃあああああ!!真の力はどうしたああああああ!!
無情にも機体のド真ん中を射ち抜かれてこっぱみじんに吹き飛んだドム!なんやねんこの展開!?もはやギャグなのか!?

「うおおおおおーっ!!」

「な…何!?」

「ガンプラの中から…ガンプラが!?」

「あれは…!あの機体は…!」

「ビルドバーニングガンダム!!」

ってギャグじゃなかった―!!
ドムの体がバラバラに吹き飛んだその時、中から出現したのは主役機・ビルドバーニングガンダム!
なんということでしょう、ドムの体はキン肉マンで言うところのオーバーボディだったのです
さっき機体のド真ん中に直撃食らったのに、ビルドバーニングガンダムはまったくの無傷ですが
オーバーボディにはよくあることなので、気にすることはありません(えー

ギュオオオオオ!!

「この動き…!この可動感は…!あの人の…!?」

「次元覇王流!疾風突きぃぃーーっ!」



そして真の姿を現してからというもの、水を得た魚のようにユウマへ急接近するセカイ!
その姿を見てユウマは、かつてのレイジの姿を重ね合わせたようです。やはりセカイはレイジの息子なんだろうか
さらに必殺の次元覇王流・疾風突きがユウマを捉えますが…

ビュオオオオオオ!!

「な…なんだ…!?」

「風が…システムの外にまで…!」

「彼が…セカイ君が…風を呼んでいる…!?」

流派!東方不敗は王者の風よ!!(えー
なんとそのパンチが放つ風圧は、フィールドの外にいるフミナ達までヒシヒシと感じるほどの特別な威力が!
これが流派・東方不敗を極めた人間が放つ王者の風なのか、さらにセカイは勝負を決める一撃を放とうとしますが…

ズッシイイイイイン!!

「えっ!?」

「…」

「ね、姉ちゃん!?」

ってなんかキター!!げえええええーー!?
なんと決着の瞬間、どでかい巨女が乱入してきてこの勝負は引き分けに!
何かと思ったらセカイを探しにやってきた姉ちゃんでした、つーかこんな風に乱入できるのかよ!
まさかの超巨大姉ちゃん乱入で引き分けとは、この結末には笑ってしまったわ

「セカイ〜…何をしているの!先生たちが探し回ってるわよ!」

「あ、ああ、そうだった…」

「悪いことしてぇ…今日は夕飯抜きだからね!」

「そ、そんなぁ〜!」

そしてフミナ達がポカーンとする中、セカイのことを叱りつけて引きずっていった姉ちゃん。
けっこうセカイには厳しい姉ちゃんなのね、そんなわけで第1話は終わりです

1話を見た感想としては、さすがビルドファイターズという感じに面白く仕上がっていて
今度のシリーズもまた存分に楽しませてもらえそうです
そして第2話の作画監督は千葉道徳ですよ!キター!!前作で神作画を連発してた人!
この人の絵柄メチャメチャ大好きなんだよなー、第2話は1話以上に神回になるかもしれません
いやほんと毎週水曜が楽しみになりそうですね、次回に続く!

(C)創通・サンライズ・テレビ東京


10月13日

アニメ感想:ガンダムビルドファイターズトライ 第1話「風をよぶ少年」 Aパート

   

ついに始まりましたね、ビルドファイターズ第二期、その名もガンダムビルドファイターズトライ。
前作から7年の歳月が経過し、新たな少年少女たちをメインに据えての新シリーズであります

そんな第1話の冒頭ですが、いきなりアクシズ宙域で戦うモビルスーツ達の大混戦となっており
真っ先に飛んでくるのがジャムル・フィン(ガンダムZZに登場した可変MS)というこの渋いチョイスがたまりません
さらに続けて出てくるのがリック・ディアス、ガンキャノン、ボールの大群と、あえて主役級のガンダムではなく
出番すら珍しい脇役機体たちが次々と…普通ならガンダムの影に隠れて目立たない機体たちなだけに、
それが冒頭を飾るとはレアなシーンですねぇ。うーんたまらん

そして最も注目すべきは、そんな戦場で戦うメインファイターがおっぱい少女だということですよ(えー

ビービービー!ビービービー!

「第一波…頑張ってるけど…くっ…!」

そんなおっぱい少女ホシノ・フミナの所属する部隊は、この激しい戦いの中でかなりの劣勢に追い込まれているようで
敵部隊との戦力差に悲壮感を感じながら、イチかバチか敵陣への突撃を仕掛けていました
ちなみにフミナが使っている機体は、パワードジム・カーディガンというパワードジム(ガンダム0083に登場)の改造機ですね
またえらく渋い機体使ってんな…パワードジムって言われても頭の中で姿がイメージできねえぞ…
ジム系は種類が死ぬほど多いですからねぇ、そういえばキララも相当なジム好きでしたが
ジムには乙女心をくすぐるような何かがあるってことなのか?(えー

(ガンダムが好き…ガンプラが好き…!)

ボッガアアアン!

「くうっ…!」

(でも…一緒に戦おうと約束してた人は、私とは違う道に進んで…)

そんな中、敵弾の雨に晒されながらも一気に敵陣を突っ切っていくフミナ!
もはや愛機はかなりズタボロの状態になってしまいますが、それでもなんとか敵陣の奥深くへと突撃して
敵の親玉が待ち受ける最深部へと到達していました。そしてフミナの前に現れたのは…

む…武者頑駄無やあああああああ!!
しかもでけえええええ!!なんやこのバカでかい武者頑駄無は!威圧感やばすぎやろ!
この巨大な敵を相手に、「クソッタレー!!」と肩のキャノン砲で必死の抵抗を試みるフミナでしたが、
この超巨大武者頑駄無の前には、そんな豆鉄砲なんぞいくら当てても効果がありません
このサイズ差からしても、怪獣を相手に銃で戦うウルトラマンの隊員のようだよ…(えー

(諦めたくない…!誰か…私と一緒に戦って…!)

ボッガアアアアアン!!

(やりたいの…ガンプラバトルが…!)

そんな武者頑駄無たちの強さにまったく歯が立たず、最後は圧倒的な敗北を喫してしまったフミナ。
どうやら相当ガンプラバトルが好きみたいですが、みじめに負けてばかりの毎日を送っているようで
今の状況をどうにかして変えたいと、強力な仲間を欲しているようですね…

それはいいんだけど、フミナのやつそんな格好で家まで帰るつもりかよ!
このエロい格好って普段着なん!?スポーツブラじゃねえよなこれ!?(えー
見た目的にはもうスポーツブラ同然みたいな感じだけど…こんなん男が見たら野獣のように襲いかかってくるぜ
フミナが私服で外をウロウロしているだけで、日本の性犯罪がどんどん増えてしまうな…(えー

「ひいいっ!?つ、つええ…!」

「なあアンタ…この写真の女を見たことはないか?」

一方その頃、路地裏でチンピラ相手に写真をつきつけて
Gガンダムごっこをしている少年がいました(えー
やってることが完全にGガンダムのドモンじゃねーか!この少年こそ、本作の主人公カミキ・セカイなわけですが…

ドモンのこの行動はあれですよね、無残にも母親を殺して父親を陥れ悪逆非道の限りを尽くす兄を探すために
「この写真の男を見たことはないか?」とあちこち聞いて回っていたわけですが…
つまりこの写真の女も可愛い顔して悪の限りを尽くす非道の女ということに…(えー

「こらぁっ!そこで何をしている!」

「ん?」

「た、助けておまわりさんっ!殺されるぅぅぅ〜!!」

「え、な、何言ってんだよ!」

「(ガシッ)事情を聞かせてもらえる?」

「だ、だからぁ!いきなりあいつらがつっかかって来たんですってば!
 
生意気だとか言って…」

「それでケンカになったと?」

「ケンカじゃないですよ、正当防衛ってやつですよぉ!」

って、騒ぎを聞きつけた警官にとっ捕まって、取り調べを受けるハメになってしまったセカイ。
さっきのアレはチンピラたちの方から因縁をつけてきたようで、セカイはそれに対応しただけと話しますが…

「あれだけの人数を1人で倒したの?」

「あ、少しやってますから!次元覇王流拳法、知ってます?」

「いいや」

「あぁ…マイナーだからなぁ」

さらにセカイの操る拳法は、次元覇王流拳法とかいう仰々しい名前をしていることが判明します
うーん、次元覇王流拳法って聞くと、Gガンの超級覇王電影弾を思い出しますが、
覇王しか同じ部分ないし別に関係ないのかな?



「あの〜…すみません」

「ん?」

「カミキ・セカイの保護者で、カミキ・ミライと言います…
 この度は弟がご迷惑をおかけして、本当に申し訳ありませんでした」

って、そんな取り調べの最中にひょっこり顔を出したのは、さっきセカイが持っていた写真の女!
どうやらセカイの姉だということですが…と、ということはやはり、Gガン的に言うなら
貴様のおかげで母は死に!父は冷凍刑!そして俺はこのザマだ!!(えー
ということなのか…まったく人は見かけによらないよなー:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「本日は皆さんに、大変喜ばしい報告があります。
 昨日行われたアーティスティックガンプラコンテストにおいて、
 我が聖鳳学園中等部2年、コウサカ・ユウマ君の作品が、栄えあるグランプリを獲得しました」

一方その頃、フミナの通う学校では、朝の全校集会で
レビル将軍が演説を行っていました。ジオンに兵なし!!(えー
ともかく、そんなレビル校長から褒め称えられていたのは、コウサカ・ユウマという少年…

そう、このユウマは前作に登場したチナちゃんの弟であります。でもその割には髪の色からして
どう見てもセイの血筋っぽいな!ガンプラ製作で表彰されてるって点でもそれっぽいし
うーむ、チナちゃんの弟というのは仮の姿で実はセイとチナちゃんの隠し子とかそんな可能性は…(えー



「おお〜!」

「ユウマー!」

「きゃー!ユウマくーん!」

「…」

がしかし、全校生徒たちがキャーキャーともてはやす中で、フミナだけは浮かない顔でユウマの姿を眺めていました
それもそのはず、フミナにとってユウマとの関係というのは…

(ユウ君…)

 

『そんな…!ガンプラバトル部に入部しないって、どうしてなの!?」

『興味を失ったんですよ。ガンプラバトルというものに』

そう、以前にフミナを捨てた元彼のようなものというか(えー
冗談はともかく、ユウマは何かがきっかけでガンプラバトルが嫌いになってしまったようですね
そういえばBD特典の話でも、チナちゃんがユウマについて「バトルをやらなくなっちゃったのが心配」てなことを語ってたし…

ありそうな線としては、チナちゃんの身近にガンプラバトル世界王者のセイがいるから
それを見ているうちに自分の才能のなさを痛感したとか、そんな感じですかね?

「いやいや、コウサカ君はすごいよね〜、プラモ部部長として僕も鼻が高いよ」

「うわっ…ミヤガ先輩…」

「ホシノく〜ん、いつまでガンプラバトル部に固執するつもりだい?
 我が校のOBが世界大会で優勝したことがあるから
 いまだに部の存続が許されているが…それも7年前の話。
 今年度になって、ついに部員は君1人だけになってしまった」

「それはプラモ部が、こっちの部員を引き抜いたからっ!」

「ははっ、人聞きが悪いな〜。彼らは毎年一回戦負けしているバトル部よりも、
 コンテスト入選常連者が集う、プラモ部の方に魅力を感じて来たんだよ」

「くっ…!」

って、そんな全校集会が終わるなり、嫌味を連発してくるクソメガネ野郎に絡まれてしまったフミナ。
なんなんだこいつは、この腹立つメガネっぷりを見ていると武田観柳を思い出すぜ(えー
ともかくそんなミヤガ先輩の言葉によって、今この学校ではプラモ部とバトル部という風に
ガンプラの部活が分裂してしまっていることが判明します

7年前はそんなことなかったんですけどね、そう確かあの時は
「模型部」って名前でユウキ先輩がバトルも製作も取り仕切っていたはず。
それが今では2つに分裂し、プラモ部にだけ優秀な人材が揃っていて
バトル部はすっかり弱小の部活となり、今ではフミナ1人だけしか部員がいないという…

「そもそもガンプラバトルなんてナンセンスさぁ。
 一生懸命作った作品を戦わせ、負ければ壊れてしまうような競技は
 その存在自体が矛盾している。本来プラモデルは製作過程を楽しみ、
 作品の完成度を追求することこそ本道であり、王道であるはず」

そしてガンプラバトルをすること自体が、大切なガンプラを壊してしまう行為だから
そんなことをするのはバカバカしいと否定するミヤガ先輩。ほほう…ガンプラが壊れるのがもったいないと…


(C)板垣恵介/秋田書店

そんな風に考えていた時期が…
俺にもありました(えー
 

これって前作の最初の方に、俺がよく書いてたコメントですよね。動くのはいいんだけど壊れるのはもったいないと
ただ、やはり前作でユウキ先輩との戦いや、フェリーニとの戦いを見るにつれて
機体が壊れてしまうからこそ、必死に戦うその姿が熱いんだと分かったので
今ミヤガ先輩の理屈を聞いていると「ふっ…わかいな…」という気持ちになりますね(えー



それとこの場面、ガンプラバトルのイメージ映像でハイザックをぶった斬るガンダムMk−Uの絵が出てきたわけですが
初代ガンダム第1話で「ザクをぶった斬った時のガンダム」まんまの構図で吹いた
このポーズをMk−Uでやるんかい!そういえば、初代ガンダムから続編のZガンダムに移行した時も
作中の経過した年数は7年でしたよね。このビルドファイターズでも前作から7年後が舞台。その辺も意識して作ってるんだろうか

「ホシノ君、僕はガンプラビルダーとして君の能力を高く評価している。
 プラモ部はいつでも君の入部を歓迎するよ?」

「お断りします。私はガンプラバトルがやりたいんです(すたすた)」

「ぬぐっ…ホシノ・フミナ…無理しちゃって…
 まぁそういう意固地なところも魅力的なんだがね…」

って、さんざん嫌味を言った後にフミナのことをプラモ部へ勧誘するミヤガ先輩。
ですがフミナにそんな気は全然なく、あっさりとその話は蹴られてしまいます
というか、去っていくフミナの背中を見ながら「魅力的だ…」とかブツブツ言ってるところを見ると
こいつフミナのことが好きでいちいち絡んで来てんのか!?
だとすればアホすぎるだろ!あんな物言いで好かれるとでも思ってるのかよ!

(なによあのカマキリ男…!嫌味ばっかり言って腹立つ〜!)

やっぱりめちゃくちゃ嫌われてた!
アホだなミヤガ先輩…フミナからしたら完全にいちいち腹立つことしか言わないキモイ奴としか思われてないようです
そりゃそうだろ…好きになる要素ないしな…構って欲しくて絡んでくるんだろうけど、完全に逆効果だよなぁ



「ふむ…ガンプラバトル選手権のエントリーか。
 しかしホシノ、出場資格は1チーム3人だ。部員がホシノだけじゃ…」

「エントリーの締め切りまでには、なんとかメンバーを集めますから!」

「う〜ん…」

その後フミナが向かった場所は職員室。どうやら大会のエントリーがしたくて、顧問の先生に頼んでいるようです
今の大会形式は3人1組によるチーム制の大会となっているんですね。そう、前作では個人戦メインでしたが
今作ではチームバトルがメインになっていくという。ただまあ、部員1人のフミナではどうしようもないわけなんですが…

「すみませーん!転入生のカミキ・セカイなんですけど」

「ん、転入生?ちょっと待ってなさい、学年主任に聞いてくるから」

「はい、よろしくお願いします!」

「カミキ・セカイ君だね、ここで待ってて(すたすた)」

「…」

「…」

「えっと、ここの生徒さんですよね?」

「ん?私は3年のホシノ・フミナ。よろしくね、転入生くん」

「あ、よろしくお願いします!あのう先輩、この学校に空手部ってあります?」

「空手部?ないわよ、ウチの学園に格闘技系の部活は1つもないの」

「ええ!?じゃあ俺、何の部活に入ったら…」

って、そんなところにひょっこり現れたのは転入生としてやってきたセカイ!
その処理のために先生が場を離れると、ぽつんと残った2人はなんとなく会話を始めることになります
そして話すうちに飛び出してきた「俺はなんの部活に入ったら!」という言葉、おいそれって
完全にフミナに勧誘させるための前フリじゃねーか!(えー
セカイのやつわざとやってるんじゃないよな!?「俺はなんの部活に入ったら!(チラッチラッ)」とか
フミナが誘ってくるのを待ってるんじゃないよな!?

「あっ…むふふ、ねえ君、ガンプラ好き?」

「…ガンプラ?なんですそれ?」

「ええ!?う、嘘よぉ!今どきガンプラの存在を知らない男の子がいるなんてぇ!
 な、なんでなの…?まさか異世界から転入してきたわけじゃあるまいし…」

そんなわけで当然勧誘するフミナでしたが、セカイはそもそもガンプラの存在をまったく知りませんでした
これは単に世間知らずなだけなのか、それともフミナが言うように異世界からやってきたせいなのか…
気になるのはセカイって、やっぱりレイジにそっくりですからね…
あと姉も髪型とかアイラに似てたし、アイラとレイジの子供って可能性があるのかも…

「えっと…そのガンなんとかって、そんなに有名なんですか?」

「決まってるじゃない!ねえ君、よかったらガンプラバトルやってみない?
 究極のバトルが楽しめるわよ!」

「きゅ、究極のバトル!?なんだぁ、格闘技系あるんだ!
 早く言ってくださいよ先輩〜!」

「あははは、ごめんね〜!さあ部室に行きましょう!」

「えっ、で、でも俺はここで…」

「いいからいいから!」

「ちょ、ちょっとぉ!」

そしてまんまとフミナの口車に乗せられる形で、ガンプラバトルへの興味を持ち始めたセカイ。
そんなセカイのリアクションを見た瞬間、しめしめと言わんばかりにフミナは部室へ連行してしまいます
鉄は熱いうちに打てってやつでしょうか、興味があるうちに一気に入部させようって魂胆で…

「おまたせ〜!これがガンプラバトルをやるためのプラモデル、ガンプラよ!」

「へっ…」



「帰る〜っ!」

「ちょ、ちょっと待ってぇっ!」

「何だよあれ、オモチャじゃないかぁ!」

「プ、プラモデル!ガンプラぁぁ!」

ってああ、鉄は熱いうちに打ってもダメだった!(えー
ガンプラを初めて見た途端、「こんなオモチャに興味ないから」と部室を去ろうとするセカイ!
そりゃガンダムにも興味ないだろうしなぁ…ガンプラだけポンと見せたらこういう反応が返ってくるか

それとやっぱりビルドファイターズの感想は1回じゃ書き切れないな…また半分ずつ書いていくことにします。Bパートに続く!

(C)創通・サンライズ・テレビ東京


10月12日

ああ〜、次の月曜は祝日だからもう新しいジャンプ出ちゃってるんですね、まだ前回のソーマの感想を書いてないというのに!
そんな次のジャンプの感想が溜まってる一方で、ビルドファイターズの感想、Gのレコンギスタの感想、iショウジョの感想も溜まってて
あと今週のプリパラがみれぃ回だったからそれも書きたいわけですが…ああああああ!!

それに加えて閃の軌跡Uもやりたいんですけお!!(えー
まだゲーム買ってからこのクリアファイル眺めてニヤニヤするぐらいしかやってないんですけお!!
いやこれ、店舗特典でついてきたファイルなんですけど、キャラの並びが綺麗だよなーと思って気に入ってます
キャラ1人1人のイラスト自体は色んなグッズに使われてるものなんですが、数あるグッズの中でもこのクリアファイルが
一番キャラの並びが美しいと思ってね…美しい…(えー

とはいえ閃の軌跡は、まだTの方もクリアしてないんだけどな…それも6章あるうちの2章までしか進んでないんだけどな…
ち、違うんです、これほどトロくさい進み具合にはワケが…結構プレイしてるつもりなんですけど、
閃の軌跡ってゲームは、ひとつイベントを進めるたびに
町の人達の話す内容がどんどん変わっていくんですよね

例えば他のゲームなら、「ここは○○の町です」とか言って終わる村人Aみたいなキャラでも、
このゲームではひとりひとりに物語があって、イベントが少し進むごとにどんどん話す内容が変わっていくんですよね

俺的にそういう部分がツボというか、町の人達も生きてる感じがするというか
せっかくだから全部の会話が聞きたくて、いつまでも町の中をぐるぐる回ってるというわけです
そう、ひとつイベントをクリアしたら町の中を回り、またひとつイベントをクリアしたら町の中を回り、
またひとつイベントをクリアしたら町の中を以下略
という具合に、ひたすら町の中をうろついてるから、
なかなかゲームが進まないという…町の人を無視してイベントだけこなしてればもっと早いんだろうけどなー

そんなわけでいつまでもTが終わらないわけですが、早くUもやりたくて仕方ないんですけお!!
なんでかってこのふとももおっぱいの人とか超気になるんですけお!!



いやマジで、このキャラはなんかUになってから出てきた新キャラっぽいんですけど
いい乳とふとももしとるわーと思って前からすごい気になってます

とはいえ、俺はまだUの内容のことなんにも知らないから、
この人がなんて名前かも知らないし、敵か味方かも知らないし、声優が誰なのかも知らないし
「ふとももおっぱいの人」ってこと以外なんにも分からないんだよなー(えー

あとUになってからはクレア憲兵大尉が私服になってるのがいいよね



この人、前作では無骨な軍服姿だったんだけど、Uになってからこんな可愛らしい格好に変わったのがナイスです
特に良いの思うのが軍服の時はズボンだったのが私服になってからはスカートに変わったことなんですよ!素晴らしい!
俺の趣味で言えば、女の人の服装はズボンよりスカートの方が100倍可愛く感じるので
この変化には嬉しいっすねー、ああ早く俺もUがプレイしたい



今週のジャンプ+感想:i・ショウジョ

今週のiショウジョですが、今回は銀子、朱音、我波といったおなじみのキャラクターを中心に、
プロフィールを載せたりそれぞれの短編漫画があったりという内容になってますね
多分、ジャンププラスから入った読者向けに、主要人物のおさらいをするのが目的なんじゃないでしょうか

というか銀子ってバスト89もあったんですね…「ちょっと大きめ」ぐらいの数値を想像してましたが、そこまででかかったとは…
そういえば銀子のスリーサイズって、一番最初の鉄太&銀子編のメインテーマだったけど
具体的な数字はあの時出てこなかったんですよね。
単行本の帯にオマケで書かれてたりはしてたんですけど、本編で出てくるのはこれが初めてなので…

それと今回、一番最後のページに相当ムチャな仕掛けが用意されていまいた
何かというと、パソコンとかでクリックできる「起動」というボタンが用意されていたんですよね



こいつをクリックするとどうなるかというと、なんと今回の話が
キャラの絵がすべて全裸になったバージョンに変わるという、とんでもない仕掛けでした
もう乳首とかもあらゆるコマで描きまくりで、オイオイここまでやるんかいというような内容ですよ
そういえばこの間紹介した、叶先生のKISS×DEATHって漫画でも、最新話では女の子の裸と乳首出しまくってたな…
もはやこの間俺が書いた乳首券がどうのこうのという話が無意味に思えてくるぜ…(えー

うーんしかし、俺はこういった女の子の裸とかを大量に描きまくる展開っていうのは、
正直読んでて微妙な気持ちになったというか…なんて言うのかなあ、こういうのが見たくて読んでるんじゃないんだよな…
これってやっぱり全年齢の漫画ですから、ストーリーを進めていく上でのアクセントとして一部分にエロがあるとか、
そういうことなら分かるんですよ。でも今回の件はあらゆるページで裸になってて、エロだけが主題みたいになってるから
こうなってくると、もうこれは全年齢の漫画でやることじゃないよなと思うんですよ

こういう100%エロ押しの漫画にするんであれば、しっかり年齢制限を設けてやるべきだと俺は思いますね
誰でも見られるような状態で公開するのは良くないと。要はさっきの起動ボタンのページを
「18歳未満の人はここから先は見ないでください」とか、そういう注意書きにするだけでも違うと思います

やっぱり今は漫画のエロ描写について、規制だ規制だって騒ぐ人達が多い時代だし
「こんな過激な漫画が子供でも読めるなんて許せません!絶対に規制します!」とか
何かにつけて言われてしまうんだから、「ちゃんと子供の手が届かないところでやってます」
言えるだけの枠組みを漫画業界がしっかり作っていかないと、どんどん漫画の規制が進むだけだと思うんですよね

そういう枠組みがないままで、恐いもの知らずにエロ描写を続けていくことは
漫画業界が自分で自分の首を絞めてるというか
こんなこと続けてても良いことなんてないと思うんですよね…正直、今回の件はそういう微妙な気分になってしまったな…

(C)高山としのり/集英社




今週のジャンプ感想:食戟のソーマ 第89話「朝はまた来る」

「勝ったぁーっ!!美作昴を撃破!幸平創真が決勝だぁーーっ!!」

「う…嘘だ…俺のトレースをかいくぐれるものか…!
 美作昴の料理が負けるわけが…!」

「納得いかねーなら、お前も味わってみりゃいいさ(スッ)」

「…これが…ゆきひーランド…」



美作お前もその格好か!!
ああ、前回ソーマに敗北した美作でしたが、今回は往生際悪く負けを認められずに
ソーマの料理でゆきひーランドの快楽を味わっていました。
というか前回の堂島さんといい、マッチョに女装させる趣味に目覚めたのか附田先生!?(えー

ゴゴゴゴゴゴゴ

「な、なんだあのでっかいコンテナは…」

「ただ今の食戟をもって美作昴の…これらの道具に対する所有権は消滅した!
 幸平創真が勝った暁には、道具はすべて持ち主に返すとのことだ!」

そんな中、ソーマが勝利したことにより、巨大コンテナに載せられてやってきた美作の包丁コレクション!
この100本のコレクションは、今この場で持ち主の生徒たちへ返されるようで、
多くの生徒たちが歓喜しながら次々に包丁を受け取っていきます



その中にはこんなかわい子ちゃんの姿も。
おお、名前もない女の子キャラですけども、えらい可愛らしいですな。目に涙を浮かべながらソーマに感謝してもし切れないといった
様子ですが、なあにお礼に関してはそのエロイ体で返してもらえれば…(えー

「どうした取りにこねーの?残り1本…お前のだぜ、タクミ」

「それは今キミのものなんだ…受け取れるものか…!
 メッザルーナは必ず取り返す…食戟でキミに勝利してだ!
 それまで…預かっておいてくれ…!」

って、ほとんどの包丁が持ち主の手元に戻った中で、ただ1人だけ包丁を取りに来ていなかったタクミ。
ソーマから一方的に恩を受けることは我慢ならないようで、自分がソーマに勝つまでメッザルーナは預けると言い出してしまいます
むう…そうなるとタクミは、いつか必ずソーマに勝たなきゃならないわけですけど
この先そんなビッグイベントがどこかに待ち受けているんでしょうか?

「美作昴…オレは貴様に負けた…完敗だ…だが次は負けない!!」



「キミが一歩先を行くならオレは二歩!いいや十歩でも百歩でも進んでやるさ!
 受けた屈辱は返す!このままでは終わらせないぞ、いいな美作!!」

「…(ぽかーん)」

「な?料理でプロ目指そうって人間は、どうしようもねー負けず嫌いの集まりなんだよ」

さらに美作に負けたことについても、闘志をムキ出しにしてリベンジを誓うタクミ!
試合前まではまだまだショックを引きずってましたが、今回のソーマの姿を見て感化されたんでしょうか
ひとまずこれでタクミは完全に立ち直ったと見ていいようですが…

「いいか美作、一回こっきりの勝負だけで、相手の誇りを根こそぎ奪おうなんて
 二度と考えんな。積み上げてきた自信も自負も、全部吹き飛ぶような失敗をしても
 もう立ち上がれないくらいのみじめな思いをしても、
 明日も絶対に店は開けなきゃならねー…それが料理人なんだよ」

さらに、そんなタクミ再起の理由についてソーマからの説明が。
プロの料理人たるもの、心を完全にヘシ折られるショックなことがあっても
必ず立ち直って店を開けなければならない
ということのようで…
「タクミはこんなことで潰れたりしない」とソーマが確信していたのも、プロの現場を知る者としてタクミのことを認めていたからか

「お前もそうじゃねーの?美作よう」

(…俺は間違っていた…そんな俺に、料理を続けろと言ってくれるのか…
 固くこわばった俺の心が…解きほぐれてく…)



服まで解きほどいてどーする!!(えー
ああ、体に染みついていたドス黒い気持ちを洗い流された美作ですが、その結果
こんな全裸マッチョなサービスシーンを晒すという誰得な展開が!
とはいえ呆れ顔な水原さんが可愛いな…(えー
水原さんのこの顔、前回は鬼太郎みたいで可愛くないと書きましたが、今回はいい感じの表情に描けてる気がするなー

「よう薙切、なんとかここまで来れたわー。
 一年生のてっぺん…お前と戦える場所まで、あとひとつだ」



そんな美作との戦いを終えて、会場を後にしようとするソーマでしたが…
しかしその途中、えりなお嬢様の姿を見つけると「あとひとつでお前と戦えるぜ」と挑戦状を!
おおこれは…この選抜、1年生の中で最強を決めるイベントだと以前から言われていましたが、
ソーマにとって1年生で最強になることは、えりなお嬢様と同じ土俵に立つことだと思っていたんですね
ソーマってお嬢様と話す時はいつも脱力してるから、そんな風にライバル意識を持っていたとは意外だったなー

・美作がお坊ちゃんなのは、遠月が金持ち多いことを考えると不思議ではないですね、
 お茶お菓子などのもてなしや、綺麗な刺繍もお坊ちゃんの頃のなごりでしょうかw
 決着については納得のいくもので、創真の台詞も格好良かったです! by なな

・今週のソーマですが、美作も根っからの悪いやつではなかったってことですね。
 あそこまでゲスかったら逆にゲスイまま貫いてほしかった気もしますが。。。
 お父さんからきついことを言われてああなっちゃったってことですが、
 お父さん(とか周りの人)に認めてもらいたいっていう気持ちだったら、
 たとえばイサミとかアリスお嬢にもあったわけですよね。他にもそういう人はたくさんいると思います。
 そういう気持ちを持った後、認めてもらうためその二人みたいに頑張ったか、勝ちにこだわってああなったか・・・。
 何が違ったんでしょう。 by なすらむ(中学生)

それと今回、美作が実はいいとこのお坊ちゃんだったということが判明したわけですが、
結構そこに関するコメントが来ててちょっと驚きました。
俺はこの辺は書かなくていっかーと思ってスルーしちゃったので…(えー

特になすらむさんのコメントでは、境遇の似ているイサミと比べてなぜ美作が歪んでいったか気になっているようですが
やはりそこの違いとしては、イサミの場合は常に自分より先にタクミや父親がいて、自分もそれに追いつこうと
必死に頑張ってきた
からまともに育ってきたわけですが、美作の場合はコピー能力とアレンジ能力が高すぎるせいで
目標であるはずの父親にすら勝ってしまった
というのが大きかったんじゃないですかね

その後、美作は厄介者として父親に放り出されてしまったわけだから、
今まで目標としていたものがあっと言う間になくなって、もう他の料理人を蹂躙することぐらいでしか
自分を満たすことができなくなったというか。

要は、常に超えるべき目標が目の前にあってまっすぐ育ってきたのがイサミで、
目標を見失ってしまって自分の力の使いどころを間違えたのが美作という、そんな違いがあるんじゃないでしょうかね
それでは次回に続く

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社


10月10日

今週のジャンプ感想:ニセコイ 第141話「セイジツ」

お久しぶりのニセコイ感想。今週の展開は良かったですよね、何が良かったかって
集とるりちゃんの恋愛フラグが加速という意味で。

そんな今回の内容は、なんと集に片思いしている後輩の女の子が登場し
告白のアドバイスをるりちゃんに求めてくるという話になっております
るりちゃんとしても、以前から集のことは結構気にする様子があっただけに
こんな話を聞かされてしまっては心中穏やかじゃありません

「これは親切で言っておいてあげるけど、
 あなたは今大切な青春を棒に振ろうとしているのよ。
 あいつは根っからの変態で盗撮癖があって
 性犯罪者目前のクズなのよ。その辺分かってる?」

ところがそんな相談を受けた結果、物凄い勢いで集を罵倒し始めたるりちゃん
変態だとか性犯罪者とかクズだとかいきなりそれかよ!まさかるりちゃん、この後輩の子の告白を妨害するためにこんな嘘を…
まあ嘘って言うか割とマジでそう思ってるっぽいけど…(えー
るりちゃんにとっての集って、もう少し「ちょっとはいいところもある」ぐらいの評価かと思ったけど
ホントにケチョンケチョンに言われとるんやな

(さてと、部活部活…)

「あの…舞子先輩!」

「ん?」

(な、何やってんのあの子…!)



っていきなり告白いったーー!!
う、うおお展開速いなオイ!さっきるりちゃんに色々言われたこともなんのその、
即座に集の目の前で告白を始めた後輩の子!おいおい凄いなこの子、何が凄いって
楽たちみんな141話かけても告白できてないのに1話でそれやっとる!!(えー
ニセコイとは思えないほどの行動力ですよ!これが楽たちにもあれば、グダグダ漫画とか言われずに済んだものを…

ともかく、たまたまそんな現場に居合わせてしまったるりちゃんのショッキングな表情がいいですね
胸を刺すようなドキドキに襲われるその姿、やはりなんだかんだ言って集が気になっているんでしょうか
そしてこの告白に集はなんと答えるのか?
うっかり寝てて聞いてなかったとかキムチの話と間違えるとかは勘弁な!!(えー

「ありがとう…でもゴメン。今は、誰とも恋愛する気がないんだ。光栄だけど応えられないや」



「…他に好きな人がいるんですか?」

「うーん…いた、って言うべきかな。フラれちゃったけどね
 正直、まだその人のこと忘れられずにいるんだ。こんな気持ちで付き合うのは
 君に対しても失礼だと思うから…だからゴメン。勇気出してくれてありがとう、嬉しかったよ」

こ、これは…めっちゃ真面目に答えとる!!(えー
ニセコイでこんな真剣に恋愛のことを語る場面ってめったにないですよ!
「好きだった人のことをまだ忘れられない」と語る集ですが、それっていうのは以前の担任だった先生のことですよね

そういえば集は、その先生に対してもちゃんと告白してたから…つまり集って
この漫画で唯一、本気で告白したりされたり
真剣な恋愛描写のあるキャラなんじゃないか?
そう考えると貴重なポジションだよな…ニセコイはコメディ色が強い漫画だから、メイン扱いになればなるほど
ギャグが前面に出てきて恋愛が誤魔化される傾向がありますからね

「ありがとうございました…でも告白してよかったです!
 先輩は私の気持ちに真剣に応えてくれましたから、私はそれだけで…(すたすた)」

「…」

「…さて…いつまでそうしてるつもりかな、る〜りちゃん」

「!?」

「人の告白を覗き見なんて趣味が悪いな〜」

「わ…悪かったわね、素直に謝るわ…本当に偶然だったのよ」

そして集に振られはしたものの、真摯な対応をされたことで満足げに去っていった後輩の子。
さらに集は隠れていたるりちゃんに気づいていたようで、「おい宮本るり…出てこいやぁ!!」
高田延彦風に声をかけ、るりちゃんはバツが悪そうに顔を出すことに…

「…どうして断ったの?似合わないわよセンチメンタルなんて。あなたは年がら年中
 女の子のお尻を追いかけてるのがアイデンティティじゃなかったの?」

「ひどい言い草だな〜、オレだって真剣な恋のひとつくらいするよそりゃあ」

「それがさっきの忘れられない人…?どんな人だったの?」

「おやおやぁ!?気になる!?どうしよっかな教えてあげよっかなぁ!?
 まさかるりちゃんがオレの想い人のことが気になるなんて〜!」

「気になるわ…気になるのよ」



う、うおおこれは!いつものようにふざけた調子でるりちゃんをからかう集ですが、
本気で集の想い人を知りたいと繰り返し質問するるりちゃん!
そんなるりちゃんの真剣さに気づいた集は、すんなりと自分の好きな人のことを教えるのでした

いやあこれ、集がスッと答えているので読んでて普通に思うかもしれないけど、なかなかできることじゃないですよ
たとえば楽が、千棘あたりから「あんたは誰のことが一番好きなの?」と真剣に聞かれた場合
「俺は小野寺が好きだ」ってちゃんと言えるかというと、言えないですよね
恥ずかしくて絶対にまともに答えられないでしょう、それだけハードルの高いことを自然にやっているシーンです
やはり集は恋愛に対して、一番正面から向き合っているキャラという気がするな

(恋というのはよく分からない…こんな男にさえあんな表情をさせてしまう、それほどの…
 もし私が恋をしたなら…)

そしてまだ「自分は恋をしたことがない」というるりちゃん。ですが、いつもふざけている集の真剣な様子を見るにつれ
自分も恋をした時には一体どうなるのかという、そんな気持ちが湧いてきたみたいです
なるほど…今まで恋に対して目を向けていなかったるりちゃんが、今回の経験を経て
初めて恋に目を向け始めたという、そんな契機となる話だったわけですな

いよいよここから集とのフラグが本格的に進行していくってことだろうか、これは今後の展開が楽しみだ



そしてラストシーンでも、集とるりちゃんが付き合っているんじゃないかという噂が流れており
それを知って「誰があんな奴…!」と頬を赤く染めるるりちゃん
やべー可愛いわこの場面、ナイスなツンデレですねこれは

以前の感想で「るりちゃんが楽ハーレムに組み込まれそうで心配」みたいなことを書きましたが
もうこれは完全に集が相手の恋愛ルートに入ったと思うので、この2人を推していた俺としては嬉しい展開です
そう簡単にるりちゃんはデレてくれないと思いますが、今後の展開でひとつの話の柱になればいいなぁ。次回に続く

(C)古味直志/集英社



今週のジャンプ感想:NARUTO 第694話「ナルトとサスケ@」

 
 

今週のNARUTOですが、サスケの考える火影論がなんなのか詳しく語られる内容となっております
結論から言ってしまうと「イタチこそが真の火影だ!」ということなんですが、
サスケから見たイタチはもはや信仰の領域にまでなってきたな…

えらい妄信的に「イタチは忍の理想の姿だった、あれこそが真の火影」とか語るようになってしまったというか
ただイタチって、本人としては自分自身のことをどう思っていたかというと
「失敗だらけの人生を歩んでしまった」って相当反省してましたよね?

たとえば「オレは何もかも自分1人でやろうとして、色んなものを抱え込んで失敗した」
「オレは他人に本心を話そうとせず、嘘をつき続けてしまって失敗した」
「オレはサスケと正面から向き合おうとせず、突き放してしまったことで失敗した」

本人が繰り返し反省の言葉を口にしており、それをナルトやサスケに何度も話して
「オレのようにはなるな」みたいなことを、口をすっぱくして言ってましたよね

でもサスケの出した結論は「イタチ最高!オレはイタチみたいになる!」という
トンチンカンなこの展開。
これイタチとしては頭が痛すぎるだろ!
あれだけ多くの言葉を言い残したのに、それが全然意味なかったなんて…

「ただ1つ兄は失敗した…兄弟のオレを残し、憎しみを分散させてしまったからだ。
 だがオレは1人だ…全ての憎しみを1人だけで背負うことができる。
 そしてオレ自身が全てを処理する。忍の問題は全て対処に当たる。
 刑罰も処罰も、オレ自身があまねく手を下す。
 憎しみはオレ1人に全て集中させる。そして全ての里をオレ自身が統括する」

「そんなの、みんなが「うん」って言うと思ってんのかよ!?」

「お前らがオレのことをどう思うかは関係ない。
 オレには今それを制するだけの力がある」

さらに自分の火影論について説明するサスケ。「この世の全部をオレ1人が管理する」という
まさにイタチの忠告の真逆を行っております
だから1人で全部やろうとするなって言ってるじゃないですかァー!

見てくださいこのシーン、「どんなに強くなろうとも、全てを1人で背負おうとするな。
そうすれば必ず失敗する。力をつけた人間が驕っていては、
いずれマダラのようになっていくぞ」
とイタチがナルトに語っていたシーンです
今のサスケに当てはまりすぎて泣けてきます
サスケの奴どんだけイタチの意思と真逆に走っていけば気が済むんだよ!
まあこれはイタチがナルトに向かって話したシーンなので、サスケ自身は聞いていないんですが…

ただナルトがこの言葉をサスケに話したとしても、また前回みたいに
「オレはイタチの言葉ではなく生き様を見て以下略」って無視されて終了だろうな…
いやほんとこの展開ってイタチが見ていたら号泣ものの流れですよね
あれだけサスケのことを思って忠告とかいっぱい残していったのに、それ全部無駄だったとかあんまりですよ!

そんな今のサスケを見ていると、以前ダンゾウと戦った時のやり取りが
ダンゾウ超正論みたいに見えてきてやばい



まず第一に「お前がイタチを語るな」というサスケのセリフですが
それそっくりそのまま今のお前に言いたいよ!!(えー
イタチの気持ちをまったく分かってないじゃねーか!本人はイタチを分かってるつもりで、
自分の中におかしなイタチ像を作り上げてるよなサスケ

さらにダンゾウの「兄弟でこうも違うものか…お前はイタチの犠牲を無駄にしている」
というセリフがもう的確すぎて…(えー  ほんとイタチが色々サスケのためにやったことを無駄にしてるよな…
もはやダンゾウの方を応援したくなってくるレベルです。そして極め付けなのがこの後のシーン

「なぜこんなゴミの命など残す必要があったのだイタチ…
 見てみろこのザマを…こいつはお前の唯一の…」

 
 

「失敗そのものではないか」

返す言葉もございません(えー
いや…まさかダンゾウの言ってることが正論に見える日が来るとは思いませんでした
俺的にダンゾウは「気持ち悪い奴」って感じで、生理的に嫌いだったんだけど今見たら株が上がったな(えー

今のサスケの思想については本当に理解できないというか、たとえば会社とかに当てはめると

とある会社で働いている社員・サスケは、会社の現状について不満を持っていました。

「このままじゃ会社はダメになる、今のやり方はおかしいんだよ」と悩んだ結果、サスケの出した結論は

「そうだ今の上司を全員殺してオレが社長になればいいんだ」というものでした。

しかし同僚のナルトをはじめとして「ふざけんなバカヤロー!」と社員達が反発しました。するとサスケは

「お前らがどう思うかは関係ない。オレ1人で全ての憎しみを背負ってやる!」と、

ワケが分からないことを言い出してナルト達を殺すのでした。おわり

と、こんな感じでしょうか。いや本当にワケが分からないですサスケの理屈は
憎しみがどうのこうのとぼんやりした主張をしたり、「オレ1人ですべてのことを処理する」とか無茶すぎることを言ったり
こいつがトップに立つことを想像したら不安しかありません。
俺がサスケの下で暮らす立場だったら不安すぎてとても生きていけねーよ!

とりあえずね、確かにまあ今の秩序を壊すだけの力はサスケにはあると思うんですよ、
五影を殺すことなんて今のサスケからしたらワケないだろうし、今の世の中ぶっ壊すだけなら簡単だと思います
ただその後に、より良い世の中をこいつが作ろうってことが無謀すぎるとしか。

サスケが目指してるものって結局、誰からも忌み嫌われていて全てを自分1人で決めてしまう暴君みたいなもんだから
そんなのが君臨する世の中が、現状よりも良くなるなんて全然思えないんですよね
むしろ今よりひどくなりそうな気さえしてきます

要するにサスケには、古い世の中を壊す力はあっても、新しい世の中を作る度量がないと俺は思います。
サスケはそこんとこ自分を過信してますよね…自分には力があるから、世界を壊すのも作るのも簡単だという具合に。
その見通しがそもそも甘いとしか。世界を作るってことの難しさを分かってないですよね
とりあえずサスケにはるろうに剣心第7巻を読んでこいと言いたい

旧時代を壊すことより、
新時代を築く方が
はるかに難しい。
そういう事だ

(C)岸本斉史/集英社
(C)和月伸宏/集英社


10月9日

今週のジャンプ感想:ワールドトリガー 第77話「大規模侵攻 22」

皆さんすでにご存知のことと思いますが、今週のワールドトリガーはまさかの下書き状態!
ああ…作業が締め切りに間に合わなかったのか…なんてこった…
こうなってしまった原因としては、やっぱり単行本2ヶ月連続刊行+頚椎ヘルニア発症の負担が
でかすぎたってことなんでしょうね…



というか巻末の作者コメントを見てみると、「2ヶ月連続刊行で肩と首が故障した」ってことなんで
ヘルニアの原因がそもそも2ヶ月連続刊行だったってことじゃないですか!
ああ…なにやってんだ編集部は…なんでそんな、作家の体が壊れるほど無茶なスケジュールを組んだんだ…
「アニメ始まるし2ヶ月連続刊行やろうぜ!作家の負担とか知らねーし!」って
あまりにも安易すぎるじゃないですか!こんな目先の欲のために作家の体を壊すって、そんなことやってる場合じゃないでしょうよ

確か前にも尾田栄一郎が体を壊して入院とかやってましたよね
編集部には、何よりもまず作家の健康管理に気をつけてもらいたいもんです
tosh先生もジャンプヒロインポスター描かされた時に、「まさか連載と同時進行でやらされるとは…」って言ってたし
どうにも作家に過度の負担を強いてるイメージがあるんですよね

こういう話をしているとアレを思い出すなぁ。ジャンプとは関係ないんですが、
電撃大王で連載中のとある科学のレールガンの作者が目の病気で休載した時の話。
その担当編集がツイッターで言ってたのが
「私の編集スタイルは原稿を描き上げてから死ね派なので
 休載は極力しないようにしているんですがね…」
とかぶつくさ言ってましたよね。原稿を描き上げてから死ねという
原稿のためなら作家の体がどうなっても構わんというこの考え方。
漫画界の担当編集ってのはこんなのばっかりなのか?という気がしてなりません

原稿のことを考えるなら、短期間に作家に無茶をさせるよりも、長期的に活躍できるように
作家が無事に仕事を続けられるよう、負担の量を見極めて仕事を振るのが重要なんじゃないのか?

たとえばの話、メジャーで活躍中の田中将大が、今年のシーズン途中で負担が大きくなりすぎて
ヒジを故障してしまったことがありましたよね。そんな故障した田中将大に向かって、
「は?ふざけんな、今年のシーズン全部投げ切ってから死ね」なんて言うか?

まったく逆でしょうよ、今シーズンだけ酷使してぶっ壊れるより、誰もが今後の長期的な活躍を望んでいるし
そもそも選手が故障するほど大きな負担かけてることが問題って話になりますよね

今回の葦原先生の一件はまさにそうで、2ヶ月連続刊行なんて無茶な負担をかけること自体が問題だったと思います
結局それによって葦原先生は体を壊し、先々週は休載、今週は下書き掲載って明らかに連載に支障をきたしてるんで
俺としては編集部の失態だったと思いますね、もっとちゃんと作家への負担を考慮してくれよ…

(C)葦原大介/集英社


10月8日

今日は錦織の上海マスターズ初戦の日であります
うーん、錦織の試合を全部追っていくと本当に毎日のように書くことになりますね
それだけ錦織もとんでもない過密日程で試合してるってことだよなぁ

そんな今回の試合ですが、もはや相手がどうとか以前に錦織の満身創痍っぷりがシャレになってませんでした
下半身の痛みがそうとう酷いのか、プレーの合間で本当に辛そうな顔をしていたり
動きたくても全然動けないようで、普段の軽やかなフットワークが見る影もないくらい重い足取りになってましたね
例えるならばパワプロでスタミナが完全に尽きた投手を延々と投げさせてる状態のようだったというか
見てるだけでも痛々しくて、「もういい錦織休め、休め!」と言いたくなるぐらいボロボロなコンディションでの戦いでした

そして結果は6−7、4−6のスコアで敗北。でもこれで良かったんじゃないでしょうか
これ以上無理したら本当に体がぶっ壊れると思うので、早めに負けてじっくり休んだ方が今後のためですよ

しかし他の選手の試合も見てたら色々ヤバイですねこの大会は…
例えばラオニッチは40度の高熱を出してしまい、とても普段の力が出せずに初戦を途中棄権したそうです
3日前の錦織戦では絶好調だっただけに、この短い期間で急激に体調を崩してしまったんでしょうか。気の毒に…

さらに世界2位のナダルが虫垂炎にかかってしまい、こちらも力を出し切れずに初戦敗退
さらに世界4位のワウリンカ、世界9位のチリッチ、世界10位のディミトロフ、世界13位のグルビスまで初戦敗退と
楽天ジャパンオープンに負けず劣らずの呪いの大会となっております(えー
というかチリッチの奴、全米ではあんなに強かったのにもう電池切れたのかよ!しっかりしてくださいよ!
ワウリンカも楽天、上海と2連続で初戦敗退とは…一体どうしたんだろう、スランプにでもなってしまったんでしょうか



アニメ感想:ワールドトリガー 第1話「異世界からの来訪者」

こ…こいつ…動かないぞ…(えー
あ、ああ…恐れていたことが現実に…ああああああああ!!!
いよいよ始まったアニメ版ワールドトリガーですが、以前から恐れていた製作会社:東映アニメーションという
作画の微妙さが想像以上のものになってました

何ですかこのまったく動かない作画は!?冒頭からいきなり数分がずっと静止画じゃないですか!!
飛行機のシーンとか爆発のシーンとかもこれ1枚の絵をスライドして見せてるだけだよな!?
最初の黒い稲妻のシーンもマジでひでぇ…信じられないほどの低品質作画や…

そして人物の作画もとにかくひどいとしか。ユーマとオサムは比較的マシでしたが、他の人物はすべてひどかったです
名前がないようなモブキャラはともかく、迅さんや千佳ちゃんまでひどいっていうのはおかしいやろ!?
この2人も合わせての主役4人やんか!?さらに言うと、ワールドトリガーって主役だけが活躍する作品じゃなくて
大量に出てくる隊員それぞれに見どころがある作品だから、
ユーマ&オサム以外の作画がダメダメなこの状況はマジで不安しかないぞ…

ハイキューと比べると差がありすぎじゃないですか!?(えー
作画の質どんだけ違うんですか!?同じジャンプの中堅漫画なのにこれほどまでに大きな差が…ああああああ
かたや静止画を多用しまくりで紙芝居状態になっている超低品質作画
かたや静止画をまったく使わずあらゆるシーンを動かしまくった超高品質作画とは…
ここまで違うなんてひでえよホント…東映アニメーションになった時点で運の尽きだったんや…ああああああああ!!!

・ワールドトリガーのアニメ、某所では評判悪いけど1話らしい1話と言えなくもない感じでしたね
 ただOPで修が(なぜか両手で)アステロイドを撃ってるシーン、アステロイドの発動がビームみたいになってるのが
 ちょい残念に思いました。大きなキューブが無数の小さいキューブに分離して、そのキューブが飛んでいく
 かっこいいモーションの再現はアニメでは難しかったのでしょうか

そしてすいませんコメントの人…「某所では評価が低い」ってことなんですが俺の中でも評価低すぎます!(えー
もはや語ろうとすると嘆きの声しか出てこないほどに。やっぱ最近は他のアニメがどれも作画いいから、見劣り感がすごいし…
1クールアニメはどれもムチャクチャ綺麗だし、2クールでもハイキューがあの出来になって
長編アニメにしても、ポケモンとかは今のシリーズになってから戦闘作画めっちゃ良くなりましたよね、
メガルカリオとの戦闘シーンが神作画すぎるとニコニコでも話題になってたし

色々なアニメがどんどん高品質になって進化してるという、そんな時代に
まだこんな低品質アニメ作る気かよ東映アニメーションは!(えー
あれですよ、ゲームで例えるなら世の中みんなニンテンドー3DSとかPSvitaで高品質なゲーム作ってる中で
いつまでも初代ゲームボーイのゲーム作ってるのが東映アニメーションというか
いい加減時代が変わったって気づいてくださいよ!予算を絞るって言ったって限度があるだろ!

とりあえずオサムとユーマだけは作画よかったんで、それが今後周囲にも広がっていけばいいんですが…
そんな奇跡が起こるのかどうか…とても東映アニメーションにはもう期待できねえよ…

(C)葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション





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