11月13日

錦織のツアーファイナルもいよいよ3試合目、今度の相手は世界ランキング8位のラオニッチであります
またお前か!と言いたくなるほど錦織とよく戦っているラオニッチ。
まあ今回は総当たり戦だし、何より世界の上位8人だけという狭き門に入ってくる実力があるから
それだけよく当たるんだろうなぁ

もはや説明する必要もないと思いますが、ラオニッチと言えば世界一と言われる超強力なサーブが持ち味。
とにかくラオニッチのサービスゲームはブレークすることが至難の業で、
ひたすらにキープキープキープとキープされ続けてしまうのが恒例です

ただし、それほどサーブが強力な一方で、ストロークはやや苦手としているので
錦織のサービスゲームをブレークするのがなかなかできないので、
錦織もキープキープキープという展開が続きます

そう、錦織とラオニッチの戦いというのは毎回、お互いにキープが続いていく中で
数少ないチャンスをモノにしてブレークした方が勝つという
非常に紙一重の差で勝敗がつくことが恒例です

わずかなミスが命取り、1度でも相手にブレークを許してしまったらそれが勝敗に直結するというくらい
張り詰めた緊張感のある試合なんですよね

これまでの勝敗は、錦織の4勝1敗と錦織が大きくリードしているように見えますが
内容的にはすべて紙一重の死闘であり、まったく気を抜くことのできない凄まじい強敵です
そんなわけで、固唾を呑んで試合の行方を見守ろうとしていたところ…

なんと試合開始のわずか1時間ほど前、
ラオニッチが怪我により試合を棄権!
えええええええええええ!?ちょ…棄権って…ええええ!?ラオニッチに何が!?
棄権ってどうなるの!?錦織の不戦勝!?そうこうしているうちに
ラオニッチの代わりにフェレールが出てきて錦織と試合!?えええ!?


(C)荒木飛呂彦/集英社

あ…頭の中が混乱してる…
ラオニッチ…突然欠場…
ケガって何が…錦織不戦勝…
棄権…フェレールと試合…
フェレール…今から試合…
試合やるの…不戦勝じゃない…
(えー

あ、ああ…あまりのことに俺も大混乱に陥ってしまいました。
これだけ長々と書いてきたラオニッチの解説も無駄になっちゃったってことなの!?(えー

状況を整理すると、ラオニッチは2日前のマレー戦から右足に痛みを感じており
それが試合前になっても取れないので、医者に相談したところ
右ふとももの部分断裂で全治2ヶ月と診断され、苦渋の決断により棄権することになったという…

本当に試合直前での発表だったので、「錦織には本当に申し訳ない」
突然のスケジュール変更をラオニッチも気に病んでいました。なぜならこの場合、錦織の不戦勝となるのではなく、
負傷者発生に備え超豪華なリザーバーを御用意致しましたッッッッ
全テニスプレイヤーのベストディフェンスは私の中にある!
持久力テニスの神様が来たッッ!ダビド・フェレールッッッ!!

というわけで全ダビド・フェレール入場!!(えー
嘘だろオイ!ここでいきなりフェレールが出てきて錦織と戦うなんて!
どうやらもともとリザーバーとして待機していたようですが、これには本当に驚きました

何しろサーブが大得意でストロークは苦手としているラオニッチかと思いきや、
サーブが苦手でストロークが大得意なフェレールが出てくるとは!
まったく逆のタイプの選手じゃないですか!錦織はこれに対応できるのか!?

それに何より、フェレールとの戦いではとてつもなく長いラリーとなるために
たとえ勝っても錦織が疲労困憊になってしまって、次の試合でどうしようもなく負けるというのが
今までの恒例じゃないですか!やだーーー!!



■第1セット
しかしヤダヤダと言ってみたところで決定は覆りません。とうとう始まってしまった第1セット。
錦織の状態としては、今日はかなりの好調な状態であるように見えました
これまでの試合ではサーブが入らずに苦しんでいましたが、今日は今までより調子が上がってきており
まあまあよくサーブも入ってるなという状態でした。それに何よりストロークがとてもいい!

つい最近、パリマスターズでフェレールと戦った時は錦織のストロークがとにかく絶不調で
ストロークで左右に振ろうにも、コントロールが定まらずに失点してしまうという苦しい試合でしたが
今日はそのコントロールがしっかりしていて、フェレールを右へ左へと振り回してポイントを取るという、いい形が作れていました

がしかし、調子がいいのは錦織だけではなく、フェレールもまた絶好調でした
フェレールといえばディフェンスに特化した選手、しかし今日のフェレールは
それに加えてアグレッシブなスーパーショットを次々と繰り出してきて、
嘘だろ!?と思うような完璧なショットを何発も叩き込み、錦織からどんどんポイントを奪っていきました

その姿はまさしく攻防一体、まるでスキがなくとんでもないプレーの連発です、フェレールさんあんた…
何もこんな時にそんないいテニスしなくても!(えー
あんたリザーバーですよリザーバー!なんていうかこう適当なとこで負けてくださいよ!(えー

しかし俺の願いは届くことなく、フェレールのプレーはますます凄みを増していく一方で
好調の錦織さえも叩きのめしてゲームカウント4−6で第1セットを取ってしまいます。あああああ!!



■第2セット
続く第2セット。絶好調のフェレール相手にもはや成す術なしか…と思っていましたが、
錦織の調子も凄まじい勢いでドンドン上昇していきます
なんといきなり1ゲーム目からフェレールのサービスゲームをブレーク!
ただでさえ好調なのが一段とプレーの精度を上げていき、とにかくフェレールを右へ左へ前へ後ろへ振り回していました

このあたりはフェレールが物凄い勢いでコートのあちこちをバタバタ走っているのに対し、
錦織はコート中央からほとんど動く必要がなく、相手の動きを支配しているという感じがバリバリに出てましたね
ボールの方から勝手に錦織の方へ吸い寄せられてくるかのようで、自分は動かずに相手だけを動かす…
そう、言うなれば手塚ゾーンですよこれは!!(えー

フェレールとの試合では体力の消耗が心配でしたが、
手塚ゾーンを使うことによりスタミナ消費を最小限に抑えるという感じで、実にいい試合運びが出来ていると思いました
解説役の修造も、錦織の完璧なショットを見て「どうしてそんなショットが打てるの?」って
説明不能状態に陥ってしまうほどいいプレーが続いていました

さらにはストローク以外にも、サーブの精度と威力がドンドン増してきて
錦織の調子は天上知らずに上がっていきます。フェレールも絶好調なのに関わらず、
それを錦織が上回ってゲームカウント6−4となり第2セットを取るのでした



■第3セット
そして運命の最終セット。こうして最終セットにもつれ込んだ戦いとなれば
いつも錦織が試合をモノにするというのは有名ですが、この試合でもまさにその現象が起こりました

第2セットですでに十分なほど調子を上げていた錦織ですが、
この第3セットでは信じられないくらいそれがまだまだ上昇していきます

一体どこまで行ってしまうのか、錦織本人も「第3セットでは完璧なプレーが出来た」というくらいの仕上がりで
特にサーブがもう打てば打つほど入りまくるという超フィーバー状態になっていました
今までサーブの不調に悩んでいたとは思えないほど完璧に決めまくり、
解説役の修造も「ここまでの2試合ってなんだったの!?」
すっとんきょうな声をあげてしまうほどに、120%ぐらいの素晴らしいサーブを連発していました

あまりにも強さを増していく錦織の前に、絶好調のフェレールでさえも成す術がなくなってしまい
この第3ゲーム、なんとゲームカウント6−1という大差で錦織が取って勝利するのでした



いやあ…ものすごい試合でした本当に、凄まじいプレーを何度も見せたフェレールですが
試合中に錦織の調子が恐ろしい勢いで上がっていき、とうとう最後にはフェレールを圧倒したという
とてつもなくレベルの高い試合でしたね、すごいものを見た…

試合後のインタビューにしても、この間のフェレール戦の直後では
完全に体力を使い果たしてフラフラな状態で話してましたが、今日はまだ体力が余っていてピシッとした状態で話していたので、
手塚ゾーンを使うことでスタミナの消耗を抑えて戦うという作戦も機能して
本当に理想的な形で勝利することができました。いやあ凄い試合だったな

ちなみに錦織の決勝トーナメント出場については、
フェデラーvsマレーの試合でフェデラーがストレート負けしなければ錦織が決勝トーナメントに出れるという
条件だったわけですが…なんとフェデラー、マレーにストレート負けするどころか

第1セットは6−0、第2セットは6−1という超ウルトラ最強ぶりを見せつけ
マレーに完全勝利してしまいました

フェ…フェデラーつえええええええ!!なんだこの驚異的なスコア!BIG4のマレー相手にこんな試合ってマジかよ!
たった1度しかマレーにゲームを取ることを許さないとは…まさに史上最強、今のフェデラーはマジで全盛期クラスだろ
そんな強すぎるフェデラーですが、錦織も今日のテニスができれば渡り合えると思います
さらに決勝トーナメントには、「俺がいるのを忘れるなよ」と別グループを圧倒的に勝ち上がってきたジョコビッチの姿も…
すげえ…まさに役者は揃ったって感じです、なんてレベルの高い戦いなんだろう
これこそテニス界の頂点を決めるにふさわしい決勝トーナメントですよ、う〜ワクワクが止まらねぇ!!(えー


11月12日

錦織に関して気になった話題をいくつかピックアップしたいと思います。

まずは「ドラゴンボールで願い事をするなら?」と質問された錦織が
「NARUTOの最新刊が読みたい」と答えた件について…
お、おいおい本当にそんなこと言ったのかよ!!



この情報はWOWOWのテニス公式ツイッターで書かれてたんですが、WOWOWは錦織に対してインタビューすること多いから
結構マジっぽいですね…ひえー、錦織ってNARUTOの愛読者だったのか、俺も初めて知ったわ

・ナルトの最新巻の表紙、3人がどうこうよりもカカシ先生がなんか怖いです。情けない先生とか言っててすんません。

そんなナルトの最新刊について、カカシ先生の顔が恐いとのコメントが。
いやいやそんな大げさな、カカシ先生って普段は割と美形な扱い受けてるキャラじゃないですか
恐い顔っていうのは考えすぎなんじゃないでしょうか



ってマジで恐いじゃねーか!!(えー
いやいやちょっと、なんですかこの悪のカカシ大魔王に挑む主役3人みたいな絵ヅラは!?
「クックック…よくここまで来たなナルトよ…実はオレがラスボスだったのだ…」って
言ってるような絵に見える…岸本先生どういうことですか!錦織も読むのを楽しみにしてるんですよ!(えー


さらに錦織の他のインタビュー。「ツアーファイナルに出場する他の7人の中で、一緒に食事をするなら誰と行きたい?」という
記者の質問について、「ロジャー(フェデラー)かな。彼は僕のアイドルだし、歴史上でも最高の選手だから。
今も一緒にプレーするのが楽しい」
と語っていました
「彼は僕のアイドル」って凄いこと言うな錦織、ちょっとホモっぽいぞ!(えー

しかし今も昔もフェデラーに対する尊敬の気持ちは変わってないんですね、
まあマイケル・チャンは「試合のコートにその気持ちを持ち込むな」と言っていたので
試合の時以外でならこういう気持ちを持つのもOKということでしょうか

ちなみに以前フェデラーに惨敗したことについて、錦織本人はどう思っているかというと

「あの試合では何も出来なかった。尊敬をしすぎていて正直、勝利を狙っていけなかった。
 憧れの人とただテニスをしただけだった」

と語っています。なるほど…錦織本人も、憧れすぎていて闘争心が足りてなかったことを自覚していたんですね
「憧れの人とただテニスをしただけだった」というのは分かりやすい例ですねえ、
自分の中で試合モードに切り替えられなくて、コテンパンにやられてしまったというわけですね



今度はフェデラーのインタビュー。まずは今回の試合前に、錦織について語った時の一言

「ケイはこれまで、誰が相手でもストロークで優位に立てることを示してきた。簡単には倒せない相手だ」

さらに試合を終えた後で一言

「今日は最後まで素晴らしいプレーができた。ケイのことは17歳の時から知っていて、
 才能ある選手だと思っている。今日も難しい試合になると思っていたよ。
 実際に、スコアほど簡単な試合ではなかった」

と語っています。すごい認められてますね錦織
「ストロークでは誰よりも上」「今日は難しい試合になると思っていたし、実際そうだった」とまで
フェデラーに言わせるとは、こう言ってくれると錦織ファンとしては嬉しいですね
錦織のストロークについては、修造がよく「圭のストロークはもう世界一です!」と言ってましたが
正直ホントかな〜と半信半疑だったのでフェデラーのお墨付きが出て納得しました(えー



そして最後に修造のコラムについて。今回のフェデラー戦の前に、フェデラーの攻略法を語っていたのが面白かったです

「圭が勝つには、フェデラーをフェデ〜〜〜ラにさせないことだ!!
 (史上最強。弱点がなく、動きは忍者。スーパーナチュラルストロークでスーパーショットを炸裂する。
  時には、車メルセデス・ベンツのCMでスーパーマリオになる)
 こうなったら正直、手の付けようがなくなる。じっくりと相手についていくこと。
 ちなみにCMでは、スーパーマリオフェデラーは全ての難関をクリアし、最後の最後、
 車を降りてクリボーを踏んでしまいゲームオーバー!」

なんなんですかこのフリーダムな攻略法は!!(えー
マジで吹いたわ!要は「焦らずじっくりと相手についていくこと」というのが言いたかったんでしょうけど、
ハジけすぎなこの言い方で爆笑してしまったわ

ちなみにスーパーマリオフェデラーっていうのはこのCMのことですよね
最後に車の中から下りてくる超ガタイのいいマリオ。やばい…強そうすぎる…
それと「フェデ〜〜〜ラ」っていうのは、こないだも言ってた妖怪ウォッチネタですよね
だからそれ分かんないんですよ修造さん!!(えー

・松岡修造氏のコメントついて、単にコインとメダルを間違えていただけという可能性もありますが、
 もしかしたらゲーム版で出てくるガチャコインのことを言っていたのかも知れません。
 ゲーム版では、ウィスパーが封印されていたガチャを回すことができ、運が良ければ珍しい妖怪が出てきて
 友達になってくれるのですが、その時に必要なアイテムです。by 予備軍

おお、予備軍さんが語ってくれていますが、この修造が言っているのはゲーム版妖怪ウォッチに出てくるネタの可能性があるんですね
アニメの方では「フェデ〜〜〜ラ」とか「にしこ〜〜〜り」とか、そんな感じのフレーズ出てきたっけ?と
いまいちよく分からないので、ゲーム版のネタって可能性は大いにありますね。さらに今回修造が言っていたのが

「このコラム、書き始めると止まらない。読む方も大変だ、次回はなるべく短くまとめていきます。
 ひとまず、皆さんにはごめ〜〜ん ごめ〜〜ん 一旦ごめ〜〜〜ん」  

それなら分かる!一旦ごめんなら分かります修造さん!!(えー
一旦ごめんはアニメの妖怪ウォッチでも何度か繰り返しやったネタですよね
しかし修造は思ったよりずっと妖怪ウォッチに詳しいみたいだなあ

それと次の錦織の試合は11月13日(木)にBS朝日で夜11時からみたいです、皆さんお見逃しなく




アニメ感想:デュエルマスターズVS 第30話「来たぞ土瓶島っ!サバイバルからのエリア代表戦っ!?」

そういえば今週のデュエルマスターズは見てて笑ってしまいました
かつての主人公・切札勝舞が現れたかと思ったら、北斗の拳みたいな顔芸したりとか
「くっくっく…スーパービクトリーデッキを使いこなせないお前に、この試練が乗り越えられるかな」とか
ワルぶった口調で喋ってたり、声変わりしてバナージ・リンクス声になってたり、妙な眼帯つけてたり
もと主人公なのにえらいネタキャラになってて思わず吹き出しました、今後も自重しないっぷりに期待

あと今回はドラゴンさんと勝太との対決でしたが、ドラゴンさんの使ってるデッキがすごい懐かしいカードばかりでしたね
勝利のリュウセイ・カイザーとか狼虎サンダー・ブレードとか。その中でも極め付きだったのが

「きたぜ超次元リバイヴ・ホール!これを使えば超次元ゾーンにある
 勝利のプリンプリンを出すことができ、そうすればサイキック・クリーチャーが
 3体揃ってガイアール・オレドラゴンに!
 姫…その力、このドラゴン龍にお貸しください!」

懐かしの姫様キター!!おお、プリンプリンを場に出しながら姫様について語るとは!
プリンプリンというのは、ドラゴンさんがかつてお仕えしていた姫様なんですよね
過去のシリーズを見ていたらおなじみのキャラクターで、この後回想シーンで出てくるという演出が嬉しかったです

さらに、さっきドラゴンさんが言っていた「サイキック・クリーチャーが3体揃ってガイアール・オレドラゴンに!」というこの流れは
サイキック・リンク!!このセリフ言いながらガシーンとカードが合体する演出が好きだったんだよなー
デュエルマスターズはサイキックリンクを多用してた時期のアニメが一番好きです
今シリーズになってからは過去作のネタを色々拾ってくれるようになったのが嬉しいよね

TM and (C)2014,Wizards of the Coast,Shogakukan,Mitsui/Kids,ShoPro,TV TOKYO


11月11日

ワールドツアーファイナルも第2試合目、今度の錦織の相手は世界ランク2位・フェデラーであります
フェデラーといえば、以前にも語ったことがありますが史上最強のテニス選手と名高い
まさに生ける伝説と呼ばれている男です。フェデラーの何がそんなに最強なのかというと、それはもう
あらゆるプレーで群を抜いている真のオールラウンダーと言われたところにあります。

例えば錦織はサーブよりストロークが得意、ラオニッチはストロークよりサーブが得意といった具合に、
他の選手達は得意分野に偏りがあるものですが、全盛期のフェデラーは
全てのプレーがダントツに上手くてまったくスキがなかったと言われています

強烈なサーブで一気に畳み掛けるサーブ&ボレー
あらゆる相手に打ち勝てる強靭なストローク
どんなボールでも完璧にコントロールする抜群のテクニック

テニスにおけるあらゆるプレーを極めており、実際に残した成績も史上最高クラス。
テニスプレイヤーとしての理想像とも言える偉大すぎる男なわけです
ただ、そんなフェデラーも今年で33歳、さすがに老いによる衰えがそこかしこに見え始めて
「フェデラーも昔に比べて劣化したな」と言われることが多くなっています

まあしかし、それだけ劣化だなんだと言われているのに
それでも世界2位で世界の頂点争いをしてるっていうのが凄いですよね
劣化してこの成績なのかよ!っていう。全盛期があまりにもぶっちぎりに強すぎたので
劣化してちょうど他の選手とバランスが取れたというレベル。
最近のゲームとかでよくありますが、強すぎるキャラを入れたらとんでもなく勝ちまくったので
「やっぱちょっと性能下げるわー」って調整してバランス取った
感じになんかちょっと似てますね(えー

そんなフェデラーに錦織はこれまで4戦して2勝2敗。特に最初の対戦(2011年)では、錦織が完膚なきまでの敗北を喫してしまい
「どうしたらフェデラーに勝てるんでしょう」とマイケル・チャンと対談を行ったことは有名で
そこがマイケル・チャンから教えを受けた最初の場面なんですよね

「フェデラーに勝つには」というアドバイスから始まったのが、錦織に対するチャンの教えであり
実際にその後の錦織は、2勝1敗とフェデラー相手に勝ち越しています
錦織にとってフェデラーはこの世で最も尊敬する選手であり、最初の敗戦はその気持ちが原因だったと語るチャン。
どれほど尊敬する相手であっても、試合となれば「勝つのはお前じゃない、俺なんだ」と叩き伏せる闘争心が必要なんだと
錦織に対して強く言い聞かせてきました。実際にその成果も出てきており、今回の試合でも錦織は互角以上に戦えるはずです



…というのが試合前の俺の予想でしたが、いざ試合が始まってみると
もうフェデラーの強いこと強いこと
尋常じゃないほどの圧倒的強さ、やばすぎます。俺も今年フェデラーの試合はいくつか見てますが、
その中でもダントツの仕上がりというか…劣化だ劣化だ言われる中で逆に全盛期に戻ってねえか!?
思うくらい、あらゆるプレーの質の高さがもう尋常じゃなかったですね

まずはサーブですが、200キロ超えのサーブを実にコントロールの効いた場所に次々と打ち込んで来ました。
速いだけでなくコースが完璧で、リターンを得意とする錦織がなかなか思うように返せなかったですね
錦織のサーブはちょっと不調という感じで、スピードは180キロくらいでコントロールも今ひとつという感じでしょうか
そこまで悪いとは思わなかったんですが、フェデラーのサーブが良いだけに明確な差がついてしまったと思います

そしてストローク戦、錦織の調子はまずまずといったところでしょうか、かなり良いショットが随所に見られましたし
ただ贅沢を言うなら、バックハンドが少々外れてたかな?というくらい。まあそれも普段の試合ならまったく気にならないレベルです
ですが今日のフェデラーは、「まずまず」では勝てないぐらいの仕上がりでした

もはや錦織が完全に絶好調でなければどうにもならないというくらい。
ストロークに特化している錦織に対して、今日のフェデラーはまったく引かずに互角に打ち合えるんですよね
これまでサーブの不利をストロークでひっくり返してきた錦織ですが、フェデラー相手にはストロークでも有利が作れないぐらい
相手のレベルもメチャメチャ高い状態でした。錦織が100%絶好調だったらどうなるか分かりませんが
テニスのきつい日程から言って絶好調状態で戦えること自体がほとんどないので、やはりフェデラーが強すぎたんだと思います

ほんとにあらゆるプレーが完璧で、真のオールラウンダーってこういうことか
見ていてあぜんとしてしまいました。もう何をやっても上手いのなんのって
錦織もこの試合中、何度か良い決め方をして「よし!こっからだ!」みたいな空気を作っていたんですが
その反撃ムードの中でフェデラーはそれ以上のプレーでやり返してくるという感じで
こいつの強さは底なしか!?と、あまりの凄さに脱帽するしかなかったというか…

ば…化け物め…
ち…ちくしょう…
こ…これほどまでとは…
に…錦織が…
まるで…赤ん坊扱いだ…!!
(えー

(C)鳥山明/集英社

 

そんな今回の試合は、第1セットが3−6、第2セットが2−6となり錦織の敗北となるのでした。
いやもうただただフェデラーの凄まじさをこれでもかと感じた試合でしたね
これが史上最強、これが真のオールラウンド、これがテニスプレイヤーの理想像。

解説役の修造も言葉を失っているという感じで、「あまりにも強すぎて…この最強のプレーを肌で感じた圭は
逆にある意味うれしいかもしれない。フェデラーの年齢的に、このプレーが維持できるか分からないから
この最高のテニスを体感するには今しかないかも」
と語っていました。
修造から見ても、フェデラーは全盛期の輝きを取り戻していたってことみたいですね。あれほど強いとはほんとにまいったな…



アニメ感想:ガンダム Gのレコンギスタ 第6話「強敵、デレンセン!」

ドキュウウウウン!

「ベルリ生徒だったか…!?」

「デレンセン…教官殿…!?」

デレンセン大尉があああああああ!!
あああ…前回の予告で明らかに死亡フラグの立っていたデレンセン大尉ですが、
やはり運命には抗えずに帰らぬ人となってしまいました

「今回の作戦で、自分の教え子であるベルリ・ゼナムは救出してみせる!」と、
ベルリ達を救出するために、アメリア軍へMS戦を仕掛けてきたデレンセン大尉ですが、
なんとそのベルリ自身の手にかかって死んでしまうという皮肉。

ベルリも早いところアメリア軍の手を離れて、デレンセン大尉たちと合流しようと考えていただけに
今回やってきたMSがデレンセン大尉とは知らずに戦って、あまつさえ殺してしまったことには
相当なショックを受けているようです。ああ…こんな風にすれ違いが重なって悲劇を生み、どんどん後戻りできなくなっていくという
この感じはイデオンとかZガンダムの雰囲気そっくりじゃないですかーーー!!

あかんやん!なんかどんどん悲劇のストーリーに足を突っ込んでいくよ!
元気のGはどうした元気のGは!!(えー
思ったより重い展開が続いてるなあ…デレンセン大尉は好きなキャラだっただけに、もっと活躍して欲しかった…

そんな中で天才クリムは着々とベルリにデレ始めていますよね(えー
今回とかクリムの機体が大気圏から地球に落ちそうになって、ベルリがそれを救出した時の
「ありがとう」って感じに微笑むクリムがトキメキ度高かかったです(えー

クリムって女の子だったらすごいヒロインになってた気がするなー
まあ今でも腐女子の人たちからしたら十分にヒロインかもしれないけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

あと今回ビームライフル撃つシーンの作画がすごくキレイでしたね
撃つたびにバシュッと粒子が飛び散る感じで、ライフルから溢れるように出てくるビームが格好よかったです
過去の作品ではライフルから直線的にビームが出ていたから、こういう演出は新鮮に感じるなぁ。次回に続く

(C)創通・サンライズ・MBS


11月10日

・錦織すごかったですね.修造,すごい真面目に解説してるのになぜかふいてしまいました

お、錦織の試合を実際に見ましたか、そいつはいい傾向ですね
錦織のスーパープレーに驚嘆するって意味でも、修造のリアクションを楽しむって意味でも
錦織の試合を見るのは楽しいもんですよ

そんな昨日の試合について、錦織はとんでもないスタジアムのでかさや観客の多さに仰天したようで
「信じられないくらいお客さんがいる。スタジアムのさらに上段に何段も客席があって…
 あそこを見たら終わりと思った」と、あまりの客の多さにびびって見ちゃいけねー見ちゃいけねーって
必死に客席を見ないようにしてたんですね、こういうの聞くとすごい微笑ましいわ

錦織ってあれだけ物凄いプレイヤーなのに、いざ話し始めると
小市民みたいなコメントするんですよね。そのギャップがたまらなくいいんだよなぁ
スポーツ選手って自分を大きく見せるようなコメントすることが多いけど、
錦織は自分の小さいところもお構いなしで、あけっぴろげに出してる感じがすごいツボです

あとは修造も公式サイトで、錦織の試合についてコメントしていたんですが
「圭スイッチが入ったら誰も手をつけられない!妖怪ウォッチではないが
 にしこ〜〜〜り(無我の境地、ZONEに入りすべての主導権を得ることができる)
 今度の対フェデラーでは、一体いつにしこ〜〜〜りコインを使うべきなのか!?」って
にしこ〜〜〜りコインって何のことっすか!?全然分かんないよ!(えー

俺は妖怪ウォッチは初期からほぼ毎週見てるんですが、何のことだか全然分からん…
ちなみに俺が妖怪ウォッチについて語り始めたら、好きな妖怪はヒキコウモリです。見た目はあんなだけど
奥ゆかしい性格と声が可愛らしいから。声優さんはドンヨリーヌと同じなんですね。じゅばぁ〜ん
というくらいは
軽く話せるんですがそんな俺でも全然分からん!!(えー
にしこ〜〜〜りコインってなんや…?妖怪メダルのことだろうか?修造は何を言いたかったんだろう…謎だ…

そうそう、錦織の次の試合は11月11日(火)の夜11時からBS朝日での放送ですよ
11づくしなんやな、今度の試合も修造が解説するのかなぁ



先週のジャンプ感想:ワールドトリガー 第81話「大規模侵攻 24」

うーむ、ここ数日は単行本とか小説とかテニスとかのレビューが重なってしまったので
ジャンプ感想がとうとう1週遅れになってしまいましたねぇ、こりゃまいった
そんなわけで先週のワールドトリガーですが、敵の大規模侵攻は無事に退けたものの
大量出血でのたれ死にかけてるオサムがかなりヤバイ状態になっていました



しかし駆けつけてきた出穂から「メガネ先輩!メガネ先輩!」って心配そうに声をかけられてるこの図はいいですね
女の子から心配してもらえるっていうのは男としちゃ嬉しいもんだよなー
こうなってくると仮病使ってでももっと心配して欲しくなってしまうな
まあオサムの場合は仮病どころか大量出血で意識不明の重態なので
そんなお気楽なこと言ってる場合じゃないんだけど…(えー



そしてオサムも大変ですがこっちにも大変なことになっていた男が1人。
誰かというと敵側の人間のヒュースです。敵とはいえ真面目な奴で「このヒュース粉骨砕身働きますぞ〜!!」
必死になって仲間のために戦っていたわけですが、それほど頑張ったにも関わらず
「あいついらねーよな」と仲間からハブられて置き去りにされるという哀れな末路を辿ることに!

なんでや!ヒュースええ子やないか!敵の連中は最初からこのヒュースを置き去りにする気満々だったようですが、
エネドラみたいにキチガイ化が進んでいたならともかく、なんで真面目っ子のヒュースを置き去りになんてしたんでしょうか?



あと今回は太刀川さんも久々に出てきてましたが、今回の大規模侵攻編での役割は
雑魚狩りだけしかやることなかったようで…そ…そんなー!!
太刀川さんの活躍を楽しみにしていたんですよぼかぁ!あれだけ何人も敵幹部が出てきたことだし
太刀川さんに1人ぐらいあてがってくれるよなーって思っていたら雑魚狩りだけして終わりとは…(えー

出水なんて2人も敵幹部と戦ったのに!ちくしょう出水め、太刀川さんを差し置いてどんだけ目立っとんねん!
2人もいるんだったら1人くらい太刀川さんにおすそ分けしてくれてもええやんか!(えー
果たして太刀川さんが強敵とガチバトルできる日は来るのだろうか…次回に続く

(C)葦原大介/集英社



先週のジャンプ感想:食戟のソーマ 第93話「秋を告げる”刀”」



この回のソーマは、アニメ化発表ということで大々的にジャンプの表紙を飾ってましたねえ
描かれているのはシャンパンを構えるソーマと、ミニサイズのえりなお嬢様、恵ちゃん、堂島さん。
ってちょっと!この人選からいってなんでここで堂島さんが!?作品を代表するキャラってことを考えると
・ソーマ → わかる
・お嬢様 → わかる
・恵ちゃん → わかる
・堂島さん → !?
ってなに当然のように主役級キャラに混じってんですかあんたは!
堂島さんだめだから!ここ主役の人たちだけが映る場所だから!自重してくださいよ!
堂島さん、ここ最近は本編でやけに大人しいと思っていたら
表紙をジャックするタイミングを虎視眈々と狙っていたとは…(えー



さらに今回は巻頭カラーということで、このようなイラストも描かれております
これは主要キャラ一同がテレビに映ってるっていう光景ですね、アニメが始まるからそう描いたってことでしょう
さすがに今度は堂島さんも入ってはこなかったか…(えー

とりあえず隣のソーマを意識して照れ顔の恵ちゃんが可愛いぜ。
あと丸井は後ろの方でメガネだけの出演ですか!なんてこった丸井のやつメガネが本体だったのかよ!(えー

「面白い…黒木場リョウ、葉山アキラの試合は引き分け!両者勝ち上がり!
 決勝は3人で闘うものとする!!」

そして今回の本編ですが、前回堂島さんから提案された三つ巴の決勝について
「その提案のったわー」と最強ジジイの鶴の一声により、本当にそれが実現することになりました
その後すぐさま決勝のお題が発表されますが…

 

そのお題とはなんとサンマ。またえらい庶民的なお題だなと思いましたが
庶民性が武器のソーマ、魚介が武器の黒木場、香りが武器の葉山と、
それぞれ3人の得意分野が活かせるお題なんですね、なるほどそういうことだったか

「決勝だぁーーー!!」

「分かった、分かったから騒ぐなよ潤」

「もぉ〜〜どうしてそんな冷静でいられるのぉ!?先生は、先生は嬉しいよぉ!」



そんな葉山の決勝進出についてものっそいアホづらで喜んでいた汐見先生。
あんたそういうキャラだったんですか!?ここまで我を忘れて狂喜するとは意外だったなぁ
でもそういえば葉山って汐見先生のゼミ生だから、それが1年生最高の舞台へ行くってことは
指導してる汐見先生としても感無量ってことなんだろうか

「そーだぜ葉山、冷静なフリなんかで取り繕わねーで
 悔しいんなら悔しがればいいのに」

「悔しがる理由がないな」

「なぬ」

「決勝へ進む、優勝を勝ち取る…予定は滞りなく進んでるさ」

うーむ、決勝進出を喜んでいない葉山に対し、「悔しいなら悔しがってもいいのよ」と声をかけてきたソーマですが
葉山には「別に悔しくねーから、どうせ俺が勝つし」と一蹴されてしまいます。なんというかすごい自信家だよな葉山
初めてソーマに会った時から「どうせ俺が勝つ」って言い続けてるし。まあ実際に葉山はまだ誰にも負けてないんですけども

「はっ…勝負に引き分けたってのに、まだ格上気取りかよスパイス野郎。
 スパイスしか能がないワンパターンの料理人、もうテメェの手の内は見えたんだ。
 次で仕留める」

「…」

ああ、しかしそんな葉山の余裕ぶった態度に噛み付いてきた黒木場!
「スパイスだけのワンパターン野郎で手の内が見え見え」などと罵っていますが、おいおい
お前つい最近葉山の実力を目にした時にめっちゃビビッて冷や汗流してなかったか!?(えー
あんなブロリーに睨まれたベジータみたいになりながら、よくそれだけ噛み付いていけるなぁ



そんなミスター猛獣・黒木場については、「ウチの子がご迷惑をかけまして…」
猛獣使いアリスがさっさと連れ帰っていくのでした。ソーマと葉山がついていけない中、アリスは黒木場の扱いに慣れてんなー

「アリスお嬢…帰ったらすぐ料理勝負してもらっていいすか。
 こんな不完全燃焼のままじゃ、決勝の日まで眠れやしない…」

しかし黒木場はバンダナを解いていても欲求不満を募らせており
「アリスお嬢、すぐ相手してもらっていいすか」
性的な意味で欲求不満を解消することに…(えー
なんかこの会話エロイと思うわー、黒木場の性欲のはけ口にされるアリスみたいな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(…は…スパイスだけか…いいぜ、だったら見せてやるよ…!
 俺の料理の深奥、香りが誘う本当の世界を…!)



ああ、そんな一方で葉山は、さっき黒木場に言われた「スパイスだけのワンパターン野郎」という言葉に激怒しており
禍々しいオーラを撒き散らしながら帰宅という相当な不機嫌モードに!
そしてまだまだ葉山には奥の手があるみたいですね…さっきの黒木場戦では実力の底を見せてはいなかったということか
こりゃあ決勝になったら黒木場がメッタクソにされて惨殺される予感。
黒木場のやついちいち負けフラグ立ててばっかりだなあいつは!(えー

そしてソーマはというと、次の日の早朝に支度を整えてさっそくサンマの市場へ向かおうとしていました。行動早いのね
さらに恵ちゃんもウズウズして一緒についてくることに。おお、久々に恵ちゃんがソーマの相棒ポジションに戻りましたな
やはりこの形が一番しっくりくるというか、最近の美作編では早津田がこのポジションにいたわけですが
早津田の役割としてはやはりえりなお嬢様に味見を頼むきっかけ作りと、美作にソーマの情報を漏らしちゃう役ということで
その役目を終えたから退場したということなのだろうか(えー

今回の本編はこれで終わりですが、新たに読者参加企画として
食戟のソーマ・デリシャス人気投票なるものが開催されるみたいですね
これって何なのかというと、要するに料理を食べた時のリアクションで一番良かったのは何かっていうのを
投票する企画みたいです。ほう…とりあえず俺としてはこの間の水原さんのエロ顔を推したいところですね

ただやっぱりスフレオムレツの幼女とかも捨てがたいと思うんだよなー
この幼女のリアクションは、ただオムレツ食ってるだけなのにマジでエロすぎだったわ
あとはもこっちの超くさいカレー食った時のおりえさんとか、スタンドバトルした時の黒木場vs恵ちゃんあたりですかね

それと俺的に超大穴なのが、ジャンプNEXTのソーマ別腹で
ソーマの親父(若)の激マズ料理がやめられない女の子たちですかね



特にこの黒髪女子の方がいいんだよなー、うーむたまらん
今回の投票はジャンプについてる応募券をつけないといけないので、
ジャンプ1冊しか買ってないと1票しか投票できないのがつらいなー。うーむどうしたものか…次回に続く!

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社


11月9日

昨日も書きましたが、いよいよ始まりましたねテニスのワールドツアーファイナル。
注目すべき錦織の初戦の相手は、世界ランキング6位のマレーであります。
今でこそランキング6位の位置にいますが、マレーはフェデラー、ナダル、ジョコビッチと並んで
BIG4と呼ばれテニス界の頂点に君臨し続けている四天王の1人。

そんなマレーがなぜ6位の位置にいるかというと、昨年に腰の手術をしてから
しばらく調子が上がっていなかったんですよね。今年の前半までは、ランキング10位〜20位あたりをウロウロしていたんですが
今年の後半に入ってからドンドン調子を上げてきて破竹の快進撃を重ね、
一気に他の選手たちをゴボウ抜きしてツアーファイナルにやってきたというわけです

そして錦織にとってマレーは非常に苦手な選手として有名で、
これまでは3戦やって錦織の0勝3敗、もっと言うと1セットすらもマレーから取ったことがないというくらい
マレーに対して相性が悪いデータがありました。しかしこれは去年より前の試合でのデータなので、
今年になってから急激に強くなった錦織がマレーと戦ったらどうなるのか、注目したいところですが…


■第1セット
そんなわけで第1セット。しかし錦織もマレーも序盤は明らかに緊張していてカチンコチンでした
やはり全世界が注目する最高峰の舞台なだけあって、選手にかかるプレッシャーも異次元クラスみたいですね
特に錦織はサーブもストロークも入らなくて、見てるこっちも「ほんぎゃああああああ」となるくらい気が気じゃありませんでした

確か第1セットの途中まで、錦織のファーストサーブが入った確率はわずか27%。
そしてダブルフォルトをやってしまった数は、この試合を通してなんと8回。どえらい多さですよこれは!
ストロークも入っていなかったので、解説役の修造も「このままでは100%負けてしまいます!!」
危機感を募らせるばかり。そう、このままでは負ける…というくらい出足は悪かったんですが、
そのままでは終わらないのが錦織の凄いところです

最初はそれだけ悪かった調子も、第1セット後半になるにつれてとてつもない勢いで上昇していきます
さらにいつもと違うのは、上がり続ける調子が限界を知らないくらいに超絶的なレベルまで行ってしまいました
特にストロークがもうやばい、やばすぎる。信じられないくらいの安定感で、強烈なショットを完璧なコースに
何発でも返すようになり、完全にマレーを圧倒してしまいました

マレーも調子を上げてきているのに、それ以上に錦織が凄すぎて手がつけられないという流れ。
こうなってくると修造も「おおお今のスーパーショット凄い!とんでもないプレーですよ!」
錦織のプレーに魅入ってしまうくらいであり、ゲームカウント6−4となって第1セットは錦織が取るのでした


■第2セット
続く第2セット。ここでも錦織の勢いはまったく止められません。とはいえすべてが完璧というわけじゃなく
サーブが入らなかったり、ネットプレーでミスを続けたり、失点をするシーンもかなり多かったんですが
それがまったく気にならないほどストロークが神がかり的でした。
完全なる無敵モード。やばすぎます、ここまでストロークの調子がいいことはあんまり記憶にないくらい凄かったですね

例えばこの間のパリマスターズでも、サーブの調子が悪いのをストロークでカバーする展開でしたが
ここまで超絶的にストロークが良いってほどではありませんでした
マレーのサービスゲームですら、錦織が化け物のようなリターンを決めてドンドン攻めていくという展開、
なんと第2セットに入ってから、一気に錦織が3ゲームを連取してゲームカウント3−0、
さらに4ゲーム目もマレーのサービスに関わらず、錦織がブレークチャンスを握るという圧倒的な試合展開となりました

もはやここでブレークすれば完全にマレーにトドメを刺せるという場面でしたが、
しかしマレーもここから驚異の粘りを発揮します
何度もデュースを繰り返して熾烈な点の取り合いとなり、最終的にはマレーが制してゲームカウントは3−1。

ここをきっかけにしてマレーもグングンと調子を上げてきましたね
もはや錦織にペースは渡さんと、自分のサービスゲームでがっちりキープするようになり、
さらに錦織のサービスゲームをブレークして4−4とスコアが並びます

やはりタダでは勝たせてくれないか…という中、錦織がまたキープしてスコアは5−4となります。しかしここで修造が一言、
「最近の錦織の勝ちパターンは、スコア5−4からブレークして勝つ形です。ここ注目ですよ!」と語る中で
まさにその通りに錦織がブレークして、6−4となりマレー撃破。
なんと終わってみれば、第1セット・第2セットの両方を錦織が取ってのストレート勝ちという快勝となってしまいました


いやあ…本当に強いですね今の錦織は、驚くほど強すぎます。
今回のツアーファイナルの面子の中で、一番錦織にとって勝ち目がない相手は誰かっていうと
それはマレーだろうという声が大きかった中、そんなマレーにストレート勝ちしてしまうほどに強いとは…

最近の錦織のコメントで有名なのが「勝てない相手はもういない」ですが
まさにそれを証明する試合内容だったというか
マジでもう誰が相手だろうと負けないってところまで来てますね錦織は…
「BIG4に代わる新たなスター」っていうのもまんざらじゃないくらいになってきましたね、凄いことですよこれは


11月8日

テニスの錦織ですが、世界最高の8人だけが参加できる最高峰の大会・ワールドツアーファイナルがいよいよ行われますね
この大会はサッカーで例えるなら、世界ランキング8位までの国だけで頂点を決めるワールドカップみたいなもんです
試合形式もワールドカップに似ていて、まず4人ずつのグループに分かれて総当たり戦を行い、
グループの中で上位2名が決勝トーナメントに進出するという流れになっています

錦織いわく、この大会は「テニスプレイヤーなら誰もが夢見る最高の舞台」なんだそうで
世界の頂点に限りなく近い8人だけが参加できるという、まさしく選ばれし者だけが参加を許された雲の上の大会です

そして記念すべき錦織の第1試合は、11月9日(日曜)の夜11時からBS朝日で生中継されます
解説は松岡修造なので、確実に興奮冷めやらぬ様子で錦織の凄さについて語ってくれることでしょう
俺も実に楽しみです、この最高峰の大会で錦織は勝ち進むことができるのか、ドキドキしますねぇ



先週のジャンプ+感想:i・ショウジョ

もはや今週じゃなくて先週になってしまいましたが、この回のiショウジョは、お互いに告白して結ばれた光矢と紫織が
チューするという内容になってました。チューですよチュー!
おお、なんだかんだ言ってこの漫画で、明確に告白して付き合ってチューする展開って珍しいですよね

ほっぺにチューくらいのことなら太陽&月夜もやってましたが、ガチの口づけというとほとんどありませんよ
そう、あるとしたら大樹&朱音だけなんじゃないかな。この2人の時は、チューの場面が直接描かれたんじゃなくて
お互いの影が重なっていって「あ、チューしたんだな」って分かる様子だったので、
今回のようにババーンと大写しで明確にチューをしたのは、光矢&紫織が初めてだと思います。
これは記念すべき日ですね!今日のことをぶっちゅう記念日と名付けよう(えー



そしてさらに驚いたのは、今回なんとチューだけでは終わりません
チューをした後に興奮冷めやらぬ様子の光矢が、「ごめんこれからすること…」と言いながら
誰もいない教室でとことん紫織とやりまくる内容になっております。キャー!!

その様子を見ていたアイビスも、真っ赤になりながら「こ、これ以上は見せられません!!」
読者に対してストップをかける流れになっているので、やはり光矢と紫織はこの後
ガンガンいこうぜな感じでそれはもう色々やりまくったんでしょうね(えー

光矢お前度胸あるな…誰もいないって言ったって、これ文化祭の真っ最中の教室やねんで!
もしも誰かが戻ってきたら公然わいせつ罪で捕まっちまうよ!(えー



そしてラストシーンは、お互いに飾ることをやめた2人が自然体にラブラブしている場面で終わりとなっています
しかしこの美形メガネ男子になっている光矢の姿には驚いたな…
今までの格好よりこっちの方が、むしろ美形度がドーンと上がってないか?

iショウジョの男子キャラって、これまでは格好良さについてあまりこだわってないイメージがあったので
最後にこうして美形メガネの姿で締めた光矢は印象的でしたねー
俺は漫画の主人公については、格好いい方が断然いいと思ってるのでこのラストは結構アリでしたね



さて、そしてiショウジョと言えば単行本第3巻が今月発売となりました
ちょうどソーマと同じタイミングでの発売でしたね、そして今回もデジタル版が同時発売となっていて
デジタルの方は内容がフルカラーになっています。

俺は両方買ったんですが、読んでみた感じだとやっぱりフルカラーの方がいいかな?
特にそう思ったのは月夜に関連する場面ですかね
そう、エロエロな脳内妄想をしてるドアホ男が月夜の胸のホクロを連打するシーンとか
月夜が例のポーズで太陽にパンツを晒してしまうシーンあたり。白黒とカラーで比較するとこんな感じです

胸のホクロを連打する奴は、白黒で見た時はなにアホなことやってんだという印象が強かったですが
肌色がつくと途端にエロくなりますねこれ、肌色パワーって強力だなあと感じた瞬間であります(えー
あとこの妄想野郎は白シャツを着てるってことだったのか…
てっきり白黒で見た時は全裸で蝶ネクタイをしてるのかと思って
「やべえよこいつマジ変態だー!!」完全なる変態認定を俺の中でしてたので余計ギャグに見えたというか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

あと月夜のパンツについても、白黒で見た時は「おっいつものポーズやな(にっこり)」という感じでしたが
色がついた途端にぎょえーと思うくらいにお色気度が急上昇してますね。うーむカラーの力ってすごい

そんな風にデジタル版の話ばかりしてしまいましたが、書籍版にもデジタル版と違ったメリットはあります。
それはカバーを外すと描き下ろしのイラストが用意されてるということです。
これが見られるのは書籍版だけですね、具体的には水着姿のエレノラとかが描かれてます



そういえばエレノラって今後の出番はあるんだろうか、エレノラが登場したのはジャンプ連載時の終盤で
でもすぐ退場しちゃって、連載がジャンプLIVEとかジャンププラスに移ってからはまったく音沙汰ないですけども。
もしかすると作者的になかったことにしたいキャラなのかと思ってましたが
こうして描いてるってことはけっこう愛着はあるのかな?(えー

あ、そうそう、あとはジャンプコミックスにお決まりの作者の近況コメントが書籍版では書かれてますね
これもデジタル版にはなくて書籍版だけで読める仕様です

この辺はデジタル版と書籍版の両方で読める描き下ろし漫画。
右の画像はだらしない姿でぐーすか寝てるアイビスですが、このイラスト結構お気に入りです
アイビスって普段の姿よりも、こういうアクセントがある時のほうが可愛いよな

あと今回もボウズの人ネタがあったことに笑ってしまった
やばい俺このボウズの人がマジでツボだわ…この人、第1話の巻頭カラーでババーンと描かれていたにも関わらず
いまだに出番のないかわいそうな人!名前すらわからねえよ!
マジで誰なんだ…ボウズの人の正体が明かされる日は果たして来るのか!?

いっそのことこのまま黙ってその辺うろうろしてるだけの人で終わるってのも面白いよな(えー
ある意味この漫画で一番おいしいポジションにいるキャラかもしれん…

さらにこの第3巻で注目すべきは読み切り版のケータイショウジョが収録されてるということです
ケータイショウジョは以前にも紹介したことがありますが、ヒロインの違う2つのバージョンがあって
今回収録されたのは俺がまだ読んでなかった方のバージョンですね
こっちの話はラストが衝撃的という話を聞いていたので、ようやく見られて俺も嬉しいです

とりあえず話の流れとしては、主人公とヒロインがいて魔法のアプリの力で2人が接近するという
基本的な骨組みは変わってないですね。ちなみに主人公の名前は遠坂数多(とおさかあまた)で、
ヒロインの名前は鍵爪寧依(かぎつめねい)です。な、なんかスゲー名前だな…
鍵爪とか数多とかこのぶっとんだネーミングはとある科学のレールガンを思い出すわ(えー

そして画像を見ての通り、数多の方が寧依に片思いしていて、やがて数多は魔法のアプリを授かるわけですが
なんとアプリを渡すのはアイビスではなく謎の神社が現れてアプリを渡すという展開になっております
マジかよアイビスの原型は神社だったのか…最近すっかり今の流れに慣れてきたから、微妙な違いが面白いな



そんな数多が授かったアプリは、一言で言うなら鉄太がアイビスからもらったのと同じですね
スマホの画面上にヒロインの姿が表示されて、画面に触ると本物のヒロインにも同じことが起きるっていう。
ただ「これであいつの体に触り放題だぜーげっへっへ」って流れになるんじゃなくて
数多がメールとか他の機能を使おうとした結果、うっかりアプリに触ってエロハプニングを起こしてしまうというのが
主な展開になってます。そういう意味でも鉄太の時と同じですね、やはり原型なだけあって大体の流れは同じなのか

「きゃあああああ!!」

「鍵爪!?」

どんがらがしゃーん!!

そんなアプリに服をめくられてキャーキャーと大騒ぎする寧依、
錯乱しながらわたわた動き回っていると、近くにいた数多とハデにぶつかってしまい…



いつものポーズキター!!や…やっぱりこれはあるんかーー!!
読み切りの時から変わってねえ!M字開脚・パンツ丸見え・足の裏フェチの3点セット好きすぎるだろ高山先生!
これはもう高山漫画において不可欠のポーズというかもはや伝統と言っても過言ではないな…(えー

しかしそうこうしているうちに、魔法のアプリを使っていたことが寧依にバレてしまう数多。
そのことを知った寧依は、思いっきり幻滅して数多に強烈なビンタをお見舞いしてしまいます
この辺も銀子の時と同じ流れですね、ちなみに銀子と寧依の反応の違いを見比べてみると

激しく大号泣している銀子に比べてポロッと泣いてる感じの寧依。これはアレですね
銀子ぐらい泣かれてしまうと「ああ、可哀想なことをしてしまった…」って感じですけど
寧依の方は悲しいって言うより軽蔑の気持ちの方が前面に出てるから
「もっと罵ってください!」と興奮してしまうドMどもには
ある意味でご褒美になってしまうビンタのような気がしました(えー

そんなわけでひと波乱あるわけなんですが、このあと最終的には仲直りする数多&寧依。
しかしお互いに仲良くなったラストシーンでこの読み切りは最大の山場を迎えます
そう、数多の携帯が充電切れ寸前になってしまい、アプリを起動したままで充電が切れると
寧依まで一緒になって消えてしまうことが発覚。寧依の体が消えかかる中、「やべえ充電しなきゃ!」とダッシュする数多ですが…

「ま、待って遠坂君!遠坂君はたぶん充電分かってない!」

「大丈夫だ!ケーブルを入れたら!」

「遠坂君!だからコネクタがどこに繋がってると思ってるの!?」

「え?」

ぶすり



そ…そういうことかああああああああああああ!!
うわあああああ!!なんと数多が携帯にコネクタを差した瞬間、それと感覚が繋がっている寧依は
女の子の穴にモノを入れられた感じでビリビリ責めされるという
まさかの展開に!お、おま…なんちゅう発想じゃーーー!!

マジでぶったまげたよこのオチは!まさかそんな発想があったとは…これは確かに衝撃のラストですわ(えー
エロ描写には色々と文句つけることが多い俺ですが、今回のオチは直接のエロじゃなくて想像で補うのがいいと思いました
例えば「女の子が全裸になりました」とかそういう直接的なエロ描写っていうと、
もはやそれ以上想像する必要がなくて
その描写だけで完結してしまっているわけですが、今回のオチは「寧依にとってのコネクタはどの部分なのか」って
具体的な明言はせずに、読者の想像に委ねているんですよね

少年誌のエロっていうのはこういうのがいいなと思うわけです
たぶん純粋な少年が読んだら「ん?どういうことなんだろう」って今回のオチは理解できないでしょう
しかし俺らのようなドスケベな大人が読んだら「ヒャアー!女の子の穴に突っ込んだー!!」
オチのエロさに気づくので、大人と子供で住み分けができているんですよね

やっぱり子供には、あんまり直接的なエロを見せるのは教育上よろしくないので
ワンクッション置いて想像に委ねるっていう、今回みたいな形にできれば
大人だけがエロさに気づくから良い表現だと思うなぁ

(C)高山としのり/集英社



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