8月20日

・ワートリの制作会社、東映に決まりましたね...私は今まであまりアニメを見ていなかったんで
 あまり制作会社について詳しくないのですが、どうなんでしょうか。大志さんの考えをお聞きしたいです。 by 円治

・ワールドトリガーのアニメは東映らしいですね(twitterより)。アニメに関してあまり良い評判は聞かないのですが…。
 どうなんでしょう?

ワールドトリガーが東映アニメーション制作になった件について…
東映アニメーションがどんな制作会社かと言うと、俺から言えることは
作画についてはマジ安定感がない会社ということでしょうか

というのも、東映はアニメ作りの際に予算に厳しい、動画枚数に厳しいという特徴があって
アニメの品質を必要以上に上げることをしないんですよね。
作る側の労力や予算を最低限に抑えること
を重視しているというか
しかしそれは見る側の俺達からすると最低限の品質のアニメしか出てこないわけで
特に作画については金や手間をかけるつもりがないから質がめちゃくちゃ低いのが特徴だという…

例えば最近東映が手がけた作品を挙げてみると
・ワンピース
・美少女戦士セーラームーンCrystal
・トリコ
・デジモンクロスウォーズ
・ハピネスチャージプリキュア
・聖闘士星矢Ω
・探検ドリランド
・マジンボーン
こんなところですね、内容はともかくとして作画はどれも低品質だったなぁというのが俺の印象です
例えばセーラームーンCrystalは、ちょうど最近ひどすぎる作画崩壊で話題になった作品だし
マジンボーンはこの間「俺が今期見ているアニメ」をいろいろ紹介した時に
「作画が100点満点中20点で、キャプする気が起こらない」と語った作品だし

ドリランドも見てましたが作画は酷かったですね…一番ひどい時はもはやヤシガニ級だろと思うほどに
作画が大崩壊してた時もあったし、プリキュアやワンピースなんてとてつもない額の金が動く人気作品なのに
それでもやっぱり作画に金をかけない方針は変わらず、低品質作画で作られてますよね

そんなわけで作画に関しては期待できないよなーというのが東映の特徴なんですが、
ごくたまに、一部分だけ物凄い質の作画を見せてくれる時があります。
それが世に言う東映の本気ってやつですね

では実際に普段の低品質作画本気出した時の作画を見比べてみると


↑普段の作画


↑本気出したシーン

たとえばこれは映画プリキュアオールスターズNSでの作画。
普段の場面は、映画なのにそこらのテレビアニメより下回っているぐらいの低品質作画で、
キャラの顔がなんか微妙にゆがんでるような印象が常にあったわけですが

本気出したシーンでは凄い作画でキャラがぎゅんぎゅん動きまくって飛び回って、ダイナミックに敵と戦うという
そんな場面を見ることができます。ただしこれは映画の一番最初のワンシーンだけで
他の場面ではほぼ常に低品質作画が続いている状況だったと思います

そしてこれはいつぞやのドラゴンボール&トリコ&ワンピースの時の作画。
これもまぁ全体的に作画のダメっぷりがひどくて天津飯の顔とかもうなんだよこれってレベルでしたが
しかし最後に悟空・トリコ・ルフィがボス敵と戦うシーンだけは急激に作画の質が上がったということがありました

東映のアニメって大体これが基本なんですよね、普段の作画はマジでひどいんだけど
たまーに本気を出すとその場面の作画はものすごく質が上がるという。
フレッシュプリキュアなんかでも、普段の作画はダメダメでしたが
キュアパッション変身バンクだけは異常なほどに出来がよかったし
あとドリランドも普段の作画は酷かったけど、最終回だけはめちゃめちゃ作画よかったしなー

↑ドリランド最終回の作画(4枚とも)

まあ東映の特徴としてはそんなところです。ただアニメ界全体で言うと
どこの製作会社も作画めちゃくちゃ良くなってきてるから
東映の作画は正直だいぶ時代遅れになってきてる感はあるよね…

たとえば七々々(A-1 Pictures)は内容あんなんだったけど、作画は最初から最後までずっと綺麗だったし
ハイキュー(Production I.G)も、2クールアニメでありながらまったく作画が崩れず高品質を維持してるし
そういうアニメが増えてきたから東映のアニメはだいぶ見劣りするようになってきたというのが
正直なところかな…

あとワールドトリガーは放送時間もちょっと不安ですよねー、日曜朝6時半から放送って早朝じゃねーかよ!
俺ちょうど同じ日の7時から始まるバトスピを見るのに、「やっべ寝過ごしちゃったよ」って15分くらい見逃すことが多々あるので
そうなるとワールドトリガーはまるごと見逃すこともありそうで恐いんだが…
日曜の夕方5時からやってるハイキューがうらやましすぎるぜ
同じジャンプ漫画なのになんて差だ!くそっハイキューめ!(えー


8月19日

・ハイスコアガール、連載休止発表出てしまいましたねぇ・・・連載は変わらず続けますとはなんだったのか、
 まぁ状況を見れば休止の方が普通の対応なんですが、やっぱり期待していたので残念です by 鉄琴

・なんてこった・・・ハイスコアガールが連載休止になっちゃった・・・

・ハイスコアガール連載休止らしいですね、スクエニが連載続けるとか強がってましたけどやっぱり無理だったみたいですね

ついにハイスコアガールが連載休止になってしまいましたね…
最初は「別に問題ないし!」と強気な態度だったスクエニも、とうとう逃れられなくなってきたというか
泥沼にはまってきたというか、一体今後どうなるんだろう…
いつかは無事に連載再開できるのか、そして発売間近だった6巻も…

そんな重苦しい空気の中で「それはそれとして感想再開しよっと」という不謹慎な男ですいません(えー
い、いや、今週はジャンプ休みだし、本当なら単行本6巻が発売する間近の時期だから
感想を再開するにはちょうどいいと前から思ってたんで!そういうプランだったんだよ!



ビッグガンガン感想:ハイスコアガール第35話

(1勝1敗…次の勝負で決着がつく…!)

そんなわけで久々のハイスコアガール感想、前回までのおさらいをすると
日高さんとハルオが付き合うかどうかを賭けた3本勝負で
1本目(真サムスピ)を日高さんが勝利、2本目(KOF95)をハルオが勝利し、
いよいよ最後の3本目へとなだれ込んだ場面となっております



そんな3本目のゲームはヴァンパイアハンター。サムスピとKOFはSNKのゲームでしたが
ヴァンパイアハンターはカプコンなので大丈夫!カプコンは大丈夫だから!(えー
使用キャラはハルオがビシャモンで日高さんがフォボス。
ハルオは前作ヴァンパイアの初期からビシャモンを使っていて、かなり長い時期愛用しているキャラですが
日高さんのここ最近のヴァンパイアハンターのやり込みようは凄まじく、短期間で徹底的に鍛えてきただけに
プレイの量ではハルオ、質では日高さんと、これまでの積み重ねも対照的で興味深いですね

「詰める詰める!どんどん詰め寄るぞ矢口ビシャモン!」

(距離を開いて…!)



(近距離型のビシャモンと遠距離型のフォボス…
 密着されるととにかく厳しいフォボスは、敵と距離を取って攻めるべし!)

ドガドガドガッ!

「ガーキャン!ガーキャン!空中ガーキャン!」

(相手を近づかせず、空中中K・中Pでチクチク攻める…
 ジャンプしてきたらすかさず立ち強K!)

そして使用キャラの性能も対照的。ビシャモンは近距離が、フォボスは遠距離が得意であり
両者とも自分の得意な距離に持ち込もうと、間合いの取り合いが非常に激しいことになっております
ちょうどウメハラの対戦動画でビシャモンvsフォボスがあるのでこれを見ると分かりやすいかと
本当にフォボスがガーキャンで跳ね返しつつチクチク攻める戦いになるのね
そんなわけでスキあらばどんどん詰め寄っていくハルオ、それをガーキャンで跳ね返しまくる日高さんと、
何度かそんな攻防が続きますが…

(ヴァンパイアハンターダイアグラムの…
 キャラ性能はビシャモンが7に対し、フォボスは3…!)



KO!!(ビシャモン勝利)

「くっ…!」

「ぐあああ一本取られた!あとちょっとで先制取れたのに!」

がしかし、キャラの相性的にビシャモンvsフォボスでは圧倒的にビシャモン有利!
格ゲーで7:3の相性といえば「普通にやったらまず負けない」というほど大きな性能差があります
ガーキャンで粘りまくった日高さんの奮闘もむなしく、「ガーキャンは甘え」と言わんばかりに
最後はハルオが圧倒し1ラウンド目を先取!なんというか主人公がめっちゃ相性的に有利な対戦ってのも
相当珍しいよな…それもこの大一番の戦いで

ゲットレディ…ファイッ!

そしていよいよ後がなくなった日高さん、2ラウンド目が始まりましたが
これを落としたらもう敗北が決まってしまいます。まともにやっていては1ラウンド目と同じくジリ貧になってしまいますが…

(7:3の差を…技で埋める!速攻コンフュ!)

ボッ!

(入った!)

(絶対に勝つ…!大好きな矢口くんに勝って…!)

ドガガガガ!

「ファイナルガーディアン!」

(一緒にゲームしたり、デートしたり…手を繋いだり…!)

ドゴボゴォッ!

「EXマイトからのコンフュージョナー!」

(恋人同士なことたくさんするんだ!!)



って即死コンボいったーー!!
ゲェー!?なんと2ラウンド目が始まったその瞬間、あっと言う間の即死連携をぶち込み
ラウンドを取り返した日高さん!ヴァンパイアって即死コンボあったんだ…
1995年当時の俺はまだ12歳の鼻タレ小学生だったのでそんなのまるで知らなかったなー

(コンフュを極めた小春ちゃんにかかれば、ダイアグラムも意味がない。
 コンフュが当たってしまえば即死に繋がる!)

なんだかよく分かりませんが、コンフュさえ当たれば即死コンボに持ち込めるというのがフォボスの強みらしく
これによって不利な戦いをひっくり返した日高さん。俺にはコンフュってのがなんなのかよく分かりませんが
とにかくこれで最終ラウンドに持ち込まれたことは確かです。再び日高さんが即死を決めるのか、それともハルオが押し切るか…

(ハルオ…この対決、負けるわけには行かない。
 確かに彼女も今まで積みに積み重ねてきたが、
 ハルオもハルオで必死に努力したことを俺は知っている。
 俺は知っているぞ…ハルオが朝から夕方まで働き、金を稼ぎ、
 給料の半分以上を家に入れるのを…!
 俺は見ていたぞ…残った給料を節約するため、
 あえて遠方の安いゲーセンに出向いていたこと、風が吹こうとも嵐が来ようとも…
 50円で2プレイのゲーセンに足しげく通っていたこと!
 自ら稼ぎ注ぎ込んだハルオの銭達は、お前の新たな力となっただろう!)

そして最終ラウンドの戦いが始まりますが、その時ハルオを見守るガイルのスタンドから応援メッセージが。
というかバイト代を半分以上も家に入れてたのねハルオ、それにしてもこのシーンカーチャンめっちゃ可愛すぎ
もうこれカーチャンがヒロインでもいいなんじゃないかなと思えるほどに:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
あと左のコマのハルオも格好いいなー、もはや気負うものがなく自信に満ち溢れてるって感じですよね

(小足からよ小春ちゃん…!とにかく小足からのコンフュをもう一度!)

(一撃でいい…!一撃でも小足が入れば!)

そんなハルオを崩すのは至難の業であり、最終ラウンドでなかなか即死を決めきれずにいた日高さん
ジリジリと追い込まれていく中、逆転のためにとにかく小足を差し込もうとします
そう、小足さえ入れば!小足さえ入れば!小足!小足!小足!ところがその時!

 
 

小足見てから昇龍余裕でした!!(えー
ああああ!!小足を見てからガーキャンで跳ね返しEX必殺技で勝負を決めたハルオ!
ついにウメハラの領域にまで足を踏み入れたか…(えー
つまり今のハルオはヴァンパイア286連勝も夢では…

「ぜ〜…ぜ〜…!ど〜だ日高…!見たか俺の実力!恐ろしい攻防覚えやがって…
 今でも手の震えが止まらねぇ…コンフュの恐怖にゲボが出そうだったぜ…」

って、見事な勝利を飾ったハルオではありますが、今ので精も根も尽き果てたらしくすっかりヘロヘロになっていました
ウメハラ級の集中力を発揮できるのはまだ少しだけということか…連勝しながら長丁場を戦うのはまだ無理そうですね

「…」

「日高の実力はすさまじいものだったが…
 それを乗り越えねーと前には進めなかった。
 おかげで豪指のハルオ復活の兆しが…」

どばきゃー!!

「ぶばぁ!?」

「馬鹿じゃないの!!何が豪指のハルオ復活よ!!」



「これは私とアナタとの勝負だったはずでしょ!?むかつく…ッ!
 前ってのはどーせ大野さんの事でしょ!?
 何よ最後のガードキャンセルの嵐!舐めプレイでしょ人をバカにして!」

「ち、ちが…」

「やだッ!!私にあと2回勝たなきゃ
 矢口君の勝ちとは言わせない!!」

「な、なんだとォ!?」

えーーーーーー!?お、おいおいなんだそりゃ!
負けてしまった日高さんは、なんと悔しさのあまり泣きながら駄々をこねるというまさかの発狂ぶり!
「やだやだあと2回勝負しなきゃ私負けてないもんね」とムチャクチャなことを言い出しました、まさかこんなことになるとは…

「大丈夫…?小春ちゃん…」

「だめ…悔しくて仕方ない…!矢口君に対しても悔しいけど…
 あんなに練習したのに、負けちゃった自分自身にも悔しい…」

「その悔しさこそがゲームを心から愛している証拠よ…小春ちゃん
 その愛情と悔しさをバネにすれば、次の強さに繋がるわ」

(矢口君も格ゲーも…諦めたくない…!次の強さに繋げてやるんだから…!
 小足が見える相手にどう立ち回ればいいか…次の課題ね…)

って、日高さんがああまでして発狂した理由は、単に恋の争いに敗れたというだけでなく
大好きなゲームで負けたのが悔しいという、ヴァンパイアハンターを愛するがゆえだったようです
その証拠に、傷心の様子で家路に着きながらも小足を読んでくる相手への対策をすでに考え始めていた日高さん

最初はハルオに構ってもらいたくてゲームを始めた日高さんですが、今日はついに本物のゲーマーへと変貌した日だったという
ことですね。そしてふと日高さんが空を見上げてみれば、その頭上にはなんと…



スタンド発現キター!!
な…なんとー!?気がつけば日高さんを見守るように出現していたフォボスのスタンド!
ハルオにはガイル、大野さんにはザンギのスタンドがついているように、
最大限にやり込んで心の底から愛しているキャラクターがスタンドとして現れるって感じでしょうか

それと太鼓やら楽器やらをドンドン演奏しているこの様子は、フォボスの勝利ポーズですよね
つまり日高さんを励ましてくれているのか、可愛いやつめ

しかしまさかこんな結末を迎えるとは思わなかったなー、てっきりこの日高さんとの三本勝負で
日高さんはヒロイン争いから脱落してフェードアウトするもんだとばかり思ってましたが
むしろ「絶対あきらめねーから!」とブチ切れてフォボスのスタンドまで発現するという、予想外の展開になりましたね
まだまだ今後も日高さんは話の主軸に関わってくるのか…? 次回に続く!

(C)押切蓮介/スクウェアエニックス


8月18日

「どうせ話題性だけの映画でしょ」と最初は舐めていたアナ雪が面白かったので、
同じ理由で見ていなかったこの映画も見てみました。風立ちぬ。
俺からするとジブリ映画はもののけ姫までと思っているうえに、風立ちぬは主演が庵野秀明で棒読みがひどいと
聞いていたので、こりゃ期待できないわーとスルーしていたんですが、実際に見てみた感想は…

正直微妙な感じだったよ…(えー
うーん、庵野の声は思っていたほど悪くはなかったです。そんな棒読み棒読み言うほどじゃないなという
棒読みっていうとやっぱり最初期のリルぷりっとか、最近で言うとレディジュエルペットのかろんがマジでヤバイので
あれに比べたら庵野の声は全然問題ないなって思えるレベルでした

というか最近のジブリはこれに限らず素人に棒読みさせまくってるし
風立ちぬだけ騒ぐような問題じゃないよなーという気はします。ポニョとかもひでぇ棒読みキャラ出てきた覚えがあるし

そんなわけで庵野はそんなに悪くないと思ったんですが、
ストーリーが正直何がしたいのかよく分からなかったですね
「え、この場面をそんなに詳しくやるの?」という風に、無駄なんじゃないかと思うシーンをやたら詳しくやったり
「え、その場面を飛ばしちゃうの?」という風に、必要だと思ったシーンがすっぽり抜けていたり

具体的にどんな場面かというと、たとえばこの映画って主人公が図面描いてるシーンが多いんですよ
天才的な飛行機技師らしいから、次々に仕事を任されてとにかくいっぱい図面を描きまくるわけです
がしかし、じゃあその結果どんな飛行機ができたのかというとそれがさっぱり分からないんですよ

あれだけいっぱい図面描いてたけど、じゃあ結局どんな飛行機が完成したの?飛行機の名前は?っていうのが
映画を見る限りじゃさっぱり分からなかったという。だからマジで俺は主人公・堀越二郎が何した人なのか
まったく分かってません。映画の後にウィキペディア調べてあ、この人零戦作ったの!?と初めて知った始末

それと、夢の描写と現実の描写の区別がつきにくいというのも正直混乱しました
この主人公って唐突に何度も夢の世界にどっぷり浸かって、飛行機についての熱意を語ったりとかするんですけど
それが不意打ちみたいな形で急に挿入されるので、今見ているのが夢なのか現実なのかイマイチ分からなくて
一体この主人公は現実で何をやったのかというのが、余計に理解できなかったような気がします

そう、アカギのセリフで言うと
主人公に対する印象はますますモヤの中…
大志Mk−2は主人公に対して
なんら具体的な材料を手にしていなかった…

こんなところですね、しかしこのセリフ書くの好きだね俺も(えー  最近ことあるごとにこれ書いてる気がするわ

あとはそうだなー、このアニメって効果音をところどころ人間の声でやってるじゃないですか
えらく器用に色んな音を出してるところをテレビの特番で映してたんですけども、
正直その特番を本編の前に見ちゃったのは失敗だったなーと思ってます

なんというか、本編を見ながら「あ、この効果音って人の声で出してるやつだ」と気づく箇所があったりすると
なんかこう生理的に無理な気分になってしまうというか…
特に町中が火災で焼けてる時の爆発音を人の声で出してるシーンでそう思いました

目の前で多くの人が火災の犠牲になっていく中で、人の声の爆発音が聞こえてくるというのが
なんだかすごく気味悪く感じたというか、結局これもマイナス要因にしかならなかったなー

そんなわけで、風立ちぬを見終わった時の俺の気持ちを正直に表現すると

そ れ は…

面白かったんコレ?
 
手はまあそれなりに入ってるわな。




一生懸命作りました感はあるわ…




これといってツッコミ所も見つからへんしな。
せやけど、

もう一回観たい気持ちも起こらへんし、
なんか観てて肩こるし…



今の、なんやったん?
 

(C)島本和彦/小学館

 

と、アオイホノオで『未来への使者』を見た観客の気分と言えば分かってもらえるでしょうか(えー
つまり風立ちぬを見た後、きょうの料理が流れていたら俺は大爆笑していた可能性が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ネットを見ると、有名なアニメ評論家的な人達が「風立ちぬにはこういう意図がある」みたいなことを色々書いてるんですけど、
俺はそういうのを読んでも「そうなんだ、へえ」以上のものは感じなかったな…
わかる人にはわかる映画なのかもしれないけど俺にはさっぱりわからんかったというのが正直なところです

そんなわけで評価低めの話が続いてしまいましたが、
お絹さんをおんぶしたり白濁液を飲ませたりするシーンは良かったと思います(えー

このお絹さん、足をケガして動けないところをたまたま主人公に助けられるキャラなんですが、
おんぶされてる最中も「すみません、すみません…」と謝ったり、すごい健気な感じがする人だったので
「そそるわぁこの人」と思ってしまうキャラでした

お尻も意外にでっかくてこういうの安産型っていうんだろうか(えー
あとこの映画はラブストーリーだという話をちょろっと聞いていたので、
てっきりこのお絹さんがメインヒロインだと思って
「この立派な尻に子供を仕込むのか…(ゴクリ)」とひそかに興奮していました:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

まあ、実際はお絹さんの横にいるロリがメインヒロインなんですけども。
そんなだから宮崎駿はロリコンだとか言われるんだ!(えー
お絹さんをヒロインにしておけばよかったものを…

でも、そんなロリが美人に成長して相合傘したり、結婚式したりするシーンではさすがに俺もドキッとしたなー
女性キャラに関しては結構満足いく出来だったんですけども。良かった点はそれぐらいかなあ

(C)2013 二馬力・GNDHDDTK


8月17日

・はじめてメッセージします!いつも楽しみに見てます。そういえばガンダムビルドファイターズの二期が決定してますね。
 セイやレイジが主役じゃないけど楽しみですね。自分的にはまたレイジ達の活躍が見たかったですが… by はにわ

はにわさんはじめまして、ビルドファイターズの二期は前期から数年後ということで、
前作キャラはみんな成長しきって最強クラスになってるだろうから(セイなんて世界チャンピオンになってるし)
どんな風に話に絡んでこられるのか心配なところがありますね…

あんまり出しゃばってこられると強すぎて話が成り立たないだろうし、かといって全然出てこないのも寂しいし。
なんというか「成長しきった前作キャラが出てくる続きもの」な作品で、きちんと前作キャラを活かしきった内容になってるものを
俺は今まで見たことがないので、こんな難しい題材を料理できるんだろうかという不安があります

たとえば種死のように、前作主人公が目立ちすぎて新主人公を完全に食ってしまうパターン、
もしくはイナズマイレブンGOのように、前作キャラは新作キャラのサポートに徹して参戦を控えるパターン、
もしくはテイルズオブデスティニー2のように、前作キャラはあっさり死んだり戦わなかったり不遇な扱いを受けるパターンと
成長しきった前作キャラというのは目立たせても控えめにしても不遇にしても扱いに困るというか
一体どうやったら上手く前作キャラを扱えるのか、その理想形が俺にもまったく見えてないんですよね

果たしてそれをビルドファイターズは見せてくれるのかどうか。前作では俺の予想を上回る描写を何度も見せてくれたので
期待したいとは思うんですが、やはり不安も入り混じるような形でドキドキしています



・タカマル懐かしいっすわー、当時の萌が思い出されたのと、ゆきえさんネトラレモノまみれの薄い本が多いのを
 思い出して辟易しました。なんでタカマルはラブい薄い本が少ないんじゃー!

幸地さんの薄い本はNTRばっかだったんすか…俺も最近になってピクシブとかで検索したりしましたが
ある程度の数は出てくるんだけど、タカマルと幸地さんのラブい絵ってのはほんとにないっすね。ゼロですね
そして幸地さんの体型が、原作のようなマシュマロ女子ではなくて完全にデブですやんという絵が多いのも気になったなー

なんというか幸地さんが好きで描いたというよりは、単なる「デブ系のキャラが好き」って人が
「ムラムラしてやった。デブキャラなら誰でもよかった。今は反省している」
って感じに描いたよーな気がするなーと思ってしまう絵が多くて正直落ち込んだよ…

幸地さんが見たら
泣くでこんなん!
これぐらいは
泣くで!
(えー

(C)近藤るるる/エンターブレイン

 

あとタカマルとのラブい本がない一方で、NTR本はやたらと氾濫しているというのも悲しいですね
俺も他作品でそれと同じことを感じたことがあります。何かというと神羅万象のイヅナですね
イヅナはほんっとNTR本多いんですよアレ。めちゃくちゃ多い。というか俺の知る限りイヅナはNTR本しか見たことがない

イヅナは神羅の中でも屈指なほど人気が高いので、イラストとか同人誌を目にする機会は多いんですが
カイさんとのラブい本は全然なくてNTRで溢れてるんですよね、あれが俺には理解できなくてね…

だってイヅナは本編でカナトに一度NTRされた経験があって、
その苦い経験を経て「カイ!もう離れない!我はお前だけのものだ!」って
カイさんに対する愛を誓って、その後カイさんが死んでしまっても何百年とか何千年が経っても
ずっとカイさんだけを思い続けているというキャラクターなわけですよ

NTRするってことはその気持ちを踏みにじるってことなんやで!?どれほど罪深いことか分かっているのか!?
分かっているのか貴様ら!?おー!?俺は絶対許さんからな!?

NTRを描きたいヤツが描くのは勝手だ…
個人の自由ってものがあるし、
同人誌を出したい奴が出すのだって自由だ。

だが しかし!この世にはイヅナをNTRする奴がいて
そんなヤツは許さない…
と、『大志Mkー2はそう思っている』

(C)荒木飛呂彦/集英社

 

つまりそういうことです。いくらなんでもイヅナをNTRしようとは言語道断ですよ!松岡修造の言葉で言うなら
いいかお前ら…イヅナNTRイヅナNTRってなぁ…!
簡単な気持ちで!イヅナNTRって言葉を口にするんじゃねえ!!
やっぱNTRするにも題材は選んでほしいよな…いくらなんでも許容できない場合ってもんがあるぜ…



・近藤るるるは神撃のバハムート内連載漫画、「神撃のバハムート・ミスタルシアサーガ」描いてるで
 ゲーム内からも読めるけど、スマホの小さい画面で読みにくいならまとめサイトもあるよ by はんぺら

・現在の近藤るるるさんは以前大志さんもプレイしてた神撃のバハムートで漫画を連載してますよ。
 ストーリー進行は遅めですが個人的には楽しんでます。

・大志さんお久しぶりです。近藤るるるの話題が出たのでコメントしました
 現在はモバゲーの進撃のバハムートの漫画書いてますよ
 大志さんの好きそうな娘はいるかわかりませんが僕は騎士団長の娘が好みです(/▽\) by 櫂

やあどうもみなさんありがとう、近藤るるるがバハムートで漫画描いてるってことは、教えてもらうまで全然知りませんでした
どうも1週間に数ページのペースで描いてるみたいですね、ちょうどファミ通でタカマル連載してたのと
同じようなペースで読めるってことか

あと櫂さんが言ってる「騎士団長の娘」っていうのはエミリアのことですよね
エミリア自体はだいぶ前からバハムートに登場しているキャラなので俺もよく知ってます

俺がバハムート初めた直後に、このホーリーナイト・エミリアのカード見て
あぁこんないいカードがあるなら人属性にしときゃよかったって後悔した覚えがあります
(俺が始めたのは神属性だったから)
ともかく絵柄の綺麗なゲームだなって最初に俺に思わせたのがこのエミリアでしたね

他にも漫画を読んでみたら、カードで断片的にしか語られてなかったエミリアのエピソードが
補完されるような形で描写されてる場面がいくつか見られましたね

たとえばこのカードオーファン・エミリアですが、カードだけ見たら
よくわからないけど父ちゃんが死んじゃって葬式してるみたいということしか分からないんですが
漫画の方ではエミリアの父親がなぜ死んでしまったのか、生前どんな人だったのかということを詳細に語っているので
エミリアを取り巻くストーリーを詳しく理解できる内容になっていました

とはいえ、それとは逆に「おいおいこれカードと言ってること違うんじゃねーか?」という突っ込みどころもあったりしましたが。
それは戦場で苦戦するエミリアのカードアヴェンジャー・エミリアですね



このカードのセリフを見ると「父上から受け継いだこの剣は決して折れない!絶対に!」と書いてあるわけなんですよ
そう、父上から受け継いだ剣は決して折れない!父上の剣は決して折れない!もう絶対折れない!
折れるわけがない!折れないったら折れない!
はいここで漫画を見てみると

 

折れちゃったよ!!(えー
ちょっと待って折れちゃったよ!父上の剣折れちゃったよ!いやいや折れちゃダメだろこの剣は!
そう、これは生前の父上がとある魔物と激闘を繰り広げている場面なんですが、なんと勝敗を左右する一番大事な瞬間に
剣がボッキリと折れてしまってこれが原因で父上が死ぬという内容となっております

なので絶対に折れない剣というより、一番大事な時に折れやがったなという感じで
エミリアの言ってることと差異があるというか…父上も天国からエミリアのことを見守りながら
「ごめんその剣折れるわ…」って伝えたいんじゃないのかな…(えー

それともこの時は、鍛冶が完璧じゃなかったから剣本来の力を発揮できなかったんですかね
今後カレトの鍛冶スキルがアップしていくたびに、父上の剣も強化していくって感じになるんだろうか


そしてヒロインと言えばもう1人、主人公カレトの幼なじみのフロレンシアがいますよね
このフロレンシア、主人公と同じ村出身・幼なじみ・魔法使い・強気系ツンデレということで
ドラクエ7のマリベルを思い出すな

ドラクエ7といえば、とにかくお使いイベントが多くてやたら面倒臭かったり
トラウマ級の低品質だった恐怖の踊り子ムービーとかロクな思い出がないんですが
マリベルだけは可愛くて、何かあるたびに会話システムでひたすら話しまくってた覚えがあります

マリベルがいなかったら俺がドラクエ7をクリアすることはなかっただろうな
そんなわけでフロレンシアにも期待しているわけですが



カレトのちんこカットしようとするシーンだけは勘弁してください(えー
ちんこカットだけは!ちんこカットだけはあかん!うわあああああああああ
女の人には分からないでしょうけども、男からするとちんこにハサミをスッと添えるのを想像しただけで
もはや平常心ではいられない恐怖が全身を駆け巡るんですよ!

これがちんこじゃなくて「指が斬られそう」とかだったら、想像するだけならまだ平気なんですよ
実際に斬られたらもだえ苦しむだろうけど想像だけならまあ平気です
ただしこれがちんこになると想像だけでもう耐えられません(えー
やはりちんこは男の命だからね…それがカットされるというのは考えたくもないぜ…



そしてこちらは3人目のヒロイン・イヴリシア。惚れ薬の効果でカレトに惚れてしまった魔物なわけですが
足の治療をする時にめっちゃ股間を強調したポーズをしてるのが印象的でした
こんな股おっぴろげて足の治療する図とか始めて見たよ!
これはるるる先生が新境地を開拓したと思った瞬間だったな…(えー

ただ、惚れ薬の効果が切れちゃったらどうなるんでしょうね、もともと敵側の魔物だし
薬が切れた後も本気で惚れてしまうのか、それともあっさり敵側に戻ってしまうのか。
まあともかく主なヒロインは3人いるわけですが、俺のイチオシは誰かというと



図書館にいた司書さん!これだな!(えー
たったの3ページしか登場しなかった司書さんですが、メガネで巨乳で気が小さくてムチムチ体形
とんでもない破壊力のあるキャラクターでした。ここだけの出番ってのが惜しいな…

幸地さんもそうだけど近藤るるるの絵はむちむちキャラの方が好きだなー俺は
リアル女子でもやっぱ適度にむちむちしてた方が可愛いよね、うん

(C)Cygames, Inc.


8月16日

ジャンプLIVE感想:i・ショウジョ



ホテルキターーー!!
この間のジャンプLIVEでのiショウジョ読み切り、早速その続きが公開されましたが
結末の4択アンケートの結果は、投票率40%で「ホテルへ行く」が圧勝!
やはりみんなホテルでのエロ展開を望んだということか…俺もだ…(えー

ちなみに2位は「一緒に海へ行く」が26%、3位は「1日だけ緋芽の後輩になる」が20%、
4位は「世が女装する」が14%となっていますね、まあ順当な結果になったんじゃないでしょうか

(な、なんでこんなこと言ってんの私…!?
 ホテル…男と女…はわわ、先輩絶対変に思って…)

しかしホテルへ行こうというこの提案、緋芽が自分の意志で言ったのではなく
アイビスのアプリで勝手に口が動いてしまったようで、言った後からあたふたと慌てております。
そんなホテル行きの提案に対して世の反応は…

「行くか!」

「!?」

なんとノリノリでホテル行きを快諾!ああ、完全に残念なオチになるパターンやこれ!(えー
世のやつ「ホテルへ行く」ってことを絶対何かと勘違いしてるだろ!こりゃエロ描写に期待するのは無理か…
やはりジャンプLIVEというフィールドでも、ホテルでセクロスという描写はハードルが高すぎるのだろうか



そして平然とホテルに行こうとする世に対して、もはや緋芽の方が完全に振り回されております
「分かってんのかホテルだぞこのやろー」と世のことを殴りまくりますが
「俺は森町とホテルに行きたい」と明言されて完全に頭の中はオーバーヒート

意を決した緋芽はいったん自宅に飛んで帰ると、保健体育の教科書を熟読して子作りについて学んでから
勝負服に着替えて再び戻ってくるのでした。もちろん下には勝負下着もつけていることでしょう(えー
そんなわけでいよいよホテルへと向かう2人ですが…

「先輩…その…私、はじめてで…できれば優しく…(かあああ)」

「はあ!?こんなのめちゃくちゃなのがいいんだぜ!
 ストレス発散になるし!」



なんと処女の緋芽に対してストレス発散のめちゃくちゃなセクロスを強要する世!
とんでもないこと言ってるよこの人!この状況でなんてセリフが飛び出てくるんじゃお前はー!!
世が何かと勘違いしてるのは間違いないですが、このセリフ選びのセンスには爆笑しました
高山先生ってたまにギャグセンスに光るものがあると感じる時があるよなー

(ああ…めちゃくちゃにされちゃうよぉ〜!!)

「さあ着いたぞ!ここのホテルのケーキバイキング!
 俺も甘党だからさ、気が合うなー」

「…」

そして残念なオチキター!!世がニコニコしながらやってきたホテル、それはケーキバイキングが有名な場所で
「ホテルに行く」=「ケーキを食う」というように勘違いしていたせいでした。お、おう…
残念なオチになるだろうとは思ってましたが本当に残念なオチだなこれ!

わかっていたとはいえ…つらい…!
とうさん…もっと強い気持ちを…
与えてください…!
(えー

(C)荒木飛呂彦/集英社

 

というかケーキバイキングだと誤解してたんなら、さっきの「めちゃくちゃなのがいいんだぜ!」っていうのは
一体なにを想像して言ってたんだろう世のやつ…謎だ…



そして世の勘違いっぷりに泣いて激怒する緋芽。というか本当に勝負パンツはいてきてたよこの子!
ありゃ…女の子に恥をかかせてしまって世の奴しょうがないな責任とってちゃんと孕ませるんだぞ!(えー
そんなわけで世と緋芽の話はおしまいです。次の話は今月中にまたジャンプLIVEで公開ですかね?次回に続く

(C)高山としのり/集英社



・アナと雪の女王は、youtubeでlet it goの動画各種を見ると、また印象変わるかもしらんよ。
 かくいう自分も作品見たのは今日が初めてだったけど。(たまたま飛行機の中でみた。国際線のモニタでみるやつで、
 かなり画質悪かったのが残念)まず日本語版(松たか子)からはじめて、英語版の英語字幕付き、
 英語版の日本語訳付き、25ヶ国語版まで見ると、ディズニーの本気の出し方に戦慄する。
 (ちなみに、全部公式動画みたい) ローカライズもここまで来ると、どう表現したらいいかわからない。とにかくすごい。
 ついでに、Lexi Walkerのlet it goもみるんやで。謎のセンス爆発な動画なんだけど、何度見てもいい感じ。
 んで、世の中、天才っているんだな、と思った。もうね、この娘、音楽に愛されてる。指導者が日本人なのか、
 一部を日本語で歌った故郷なんかも上がってる。そのうまさがよくわかるのでお勧め。 by taka@旅行中

ふーむ、飛行機の中でアナ雪を見たそうですが、確かにANAでは機内でアナ雪見れるって噂を聞いたことがありますね
アナだけにANAでね。アナだけにね(えー
しかし「レリゴーの動画でいっぱい凄いのがあるから見るといい」とのことですが、俺はアナ雪は好きだけど
レリゴーはそこまで好きでもないからなぁ、やっぱテレビでさんざん聞いて耳にタコができてるし

あとエルサがレリゴーするシーンは、CMとかで「感動の名場面!」みたいに言われてるけど
実際に見てみるとそれは違うだろっていうか、エルサが自暴自棄でヤケクソになったシーンなので
世間で作り上げたイメージとのギャップっていうのもありますね

自暴自棄でヤケクソっていうのは、英語でのレリゴーを和訳してみるとイメージが掴みやすいわけですが

誰にも見られてはいけない、みんなに知られてはいけない、いつも良い子でいなければいけない
だけどみんなにバレてしまった、完璧な少女はもういない
これでいいの!もういいの!もうこれ以上我慢できない
背を向けて思いきりドアを閉めるの、誰になんと言われようと気にしない
正解も間違いもルールもないわ!私は自由よ!
嵐よ吹き荒れればいいわ、どうせ寒さなんて平気なの

大体こんな感じでしょうか、知られてはいけない秘密がバレてしまって
「もうどうにでもなれ!私は自由よ!ルールなんてクソ食らえだわ!」
ヤケクソになりながら強がりの言葉を叫ぶ歌
なので
あれを感動の名場面って言われると、なんかしっくり来ないものがあるというか

ただ氷の城がどんどんと産まれてくる映像美と、松たか子の真に迫った熱唱ぶりは凄いので
そういう意味では印象的なシーンですけどね
特にあんな城をやすやすと産み出してしまう、エルサの能力のスケールの大きさには驚いたなー
まさかあれほどの魔力を秘めているとはって感じで、ただただ圧倒されました



あの場面で俺が思い浮かべたのは、幽遊白書の氷系能力ランキングのシーン
この場面では凍矢>>雪菜>青龍という具合に書かれてましたが、ここにエルサを混ぜたら
エルサ>>>>>>>>>>>>>>>>>>>凍矢>>雪菜>青龍ぐらいにはなるなと思うほど
とんでもない能力の持ち主でしたね



(C)冨樫義博/集英社

この中で言うと雪菜は、最大限に冷気を放出してやっと部屋ひとつが真冬になるぐらいの能力でしたが
エルサの場合は冷気を一切生み出さないよう抑えようとして、それでも抑え切れずに溢れた分だけで
国1つが丸ごと真冬になるというものだったので、本当に能力のケタが違うなと思いました

こうなると雪菜より下の青龍とかマジうんこですよ
「魔闘凍霊拳ん!!フ…この拳を見切れるのは朱雀様のみ」とかうんこですよ(えー

俺から見たレリゴーというのは大体そんな感じなわけですが、生まれーてーはーじめーてーとかは好きな歌ですね
アナ雪の歌を好きな順に並べると
生まれてはじめてリプライズ>生まれてはじめて>>>雪だるま作ろう>レリゴー>>>とびら開けて
こんな具合でしょうか、とびら開けては今聞くとひたすらハンスを殴りたくなるな(えー

ちなみに雪だるま作ろうはアイカツのいちごの人も一部歌ってますよね
アナ第2形態の声があの人だったので。(えー
ちなみにアナ第1形態は幼女時代、第2形態はちょっと大きくなった時、第3形態は大人になった時ですね
第2形態はすぐ終わっちゃいましたけど。セリフで言うと「頑張れジャンヌ!」って言ってるシーンがそう

あと「生まれてはじめてリプライズ」というのは、氷の城でアナとエルサが再会した時に歌った曲です
リプライズのつかない「生まれてはじめて」の方は、戴冠式の朝にアナがすっごい浮かれモードで歌った曲ね

俺の中でアナ雪の名曲といえば完全にこの2強かなぁ、映画が始まってすぐの序盤は正直まだこの作品を舐めてたんですが、
その評価を一変させたのが神田沙也加の生まれてはじめてでした
あれを聞いて一気に引き込まれたというか、「なんか凄いぞこの映画」と思い始めた瞬間でしたね

生まれてはじめてリプライズの方は特に好きで、アナの言葉がエルサに届かずに
2人で言葉のドッジボールを繰り広げる部分が、音楽的にも盛り上がり凄くて一番好きです
それにしてもこの歌、エルサのネガティブっぷりが最大限に炸裂してて吹く
♪なにもーかも無駄ーだぁったのーー無意味だぁったーーのーー!!
♪わたしーに出来るーこーとーはーーなーにもーなーい!!
何しろ歌詞がこれですよ、自分のことを無駄で無意味で何もないとか言っちゃうスーパーネガティブぶり

ヤケクソになりながらレリゴーした場面もそうですが、俺から見たエルサっていうのは
なんか見てて笑ってしまうギャグっぽい部分のあるキャラでしたね

たとえば、アナが馬に乗ったりトナカイに乗ったりガケを越えたり谷を越えたりしながら、やっとこさ到着したような場所に
エルサはあっさりと徒歩で着いてるシーンとか「お前どうやってここまで来たんだよ!」って思ったし

あとはエルサの命を狙ってやってきた刺客の兵士2人と対峙するシーンで、2人の兵士に囲まれてオロオロするエルサの姿は、
グドンとツインテールに囲まれた時の帰ってきたウルトラマンを思い出して
なんだか笑ってしまいました

(C)三条陸・稲田浩司/集英社

そんな兵士とのバトルシーンでは、バーン様のカラミティウォールのような動く氷壁をエルサが作り出して
兵士の1人を突き落とそうとするんですけど、兵士がなかなか落ちずに踏ん張るもんだから
「早く落ちろ〜落ちろ〜」とばかりに力みながら壁を押しまくって
ガチで殺りにいくエルサの表情に笑ってしまいました。そんなわけで俺から見たエルサはマジでネタキャラです



・アナ雪のクリストフが初登場時に無愛想なのは幼い頃から両親が居らず
 心を許せるのがトナカイのスヴェンとトロール達だけだったという悲しい背景があるのです
 なので途中の挿入歌で「ろくでなしさ人間は〜」と歌ってるわけですよ

 あと大志さんに「魔女っ子姉妹のヨヨとネネ」という映画をオススメしたいです
 去年公開された映画で話題にこそなりませんでしたがすばらしいアニメです
 9月1日に日テレで深夜に放送されるのでよろしければみてください

ふむ…クリストフはもともと人間不信のキャラで、店で出会った時の無愛想な態度はそのせいだったってことですか
そういえば確かに「人間なんてろくでなしさ」みたいな歌を歌ってたなぁ
でもそれがアナと旅をするうちにだんだん心を許していったって感じですかね

あとクリストフがあの店にやってきたシーン、極寒の冬であれだけの吹雪の最中なのに
「夏物大セールだよぉ〜」とか言って冬物は全然仕入れてなかった店主を見て
なんて頭おかしい店主なんだと思いましたが

よくよく考えてみたら、あれってもともとの季節が夏だから
夏物セールをやってて冬物は全然仕入れてないっていうのはむしろ自然なことだったんですね
あの時の店主の心境としては、今まで夏だったのが急に冬になってもはやヤケクソで夏物セールをし続けたというか

これでいいの!もういいの!もうこれ以上仕入れられない
思いきり夏物大セールと叫ぶの、誰になんと言われようと気にしない
正解も間違いもルールもないわ!私は自由よ!

というそんな気分だったんやな…(えー  あの場面もレリゴーに匹敵する名シーンだったんや…
あと魔女っ子姉妹のヨヨとネネっていうのはまったく聞いたことないですけど、
とりあえず今度見てみようと思います



・クリストフでもアナだけなら助けられると思いますが、エルザを助けられそうも無いのであのオチで良いと思いますけどね
 本当の愛は自らを傷つけてでも相手を助けることと作中でも言われていますし、
 それが家族愛で現れたシーンだと思っているので、本質的には差は無いと思っています

いや「エルサの救済」ということを考えたらあのオチももっともですけど、
「クリストフの見せ場」ということを考えたら「ありゃねーよ!」って気持ちになるのが
正直なところなんですよ

せっかくアナのところへ必死に駆けつけたのに、あえなく無視されちゃうなんてそんなのアリかよっていう。
クリストフとはなんだったのかみたいな空気が俺としては残念だったんですよ
何しろ俺は普段から女性キャラにしか見せ場のないアニメとかが好きじゃなくて
男にも見せ場がないと絶対ヤダと思ってる人間なんで、なおさらあのシーンはそう思いましたね

まあ冷静になって考えてみれば、単にアナがクリストフよりエルサを選んだと言うよりは
あの場面でクリストフを選んでいればアナ自身が助かるかもしれない状況だったわけだけども、
エルサが殺されそうになっているのを見たアナは
「自分が助かる道」よりも「エルサが助かる道」を選択したというのが重要で
それこそがオラフの言っている「真実の愛」であり、アナ自身の中に芽生えたその気持ちによって氷の魔法は解けて
それを見たエルサが「魔法は愛で制御できる」ことを知り、物語はハッピーエンドを迎えると考えれば
納得できないこともないですけどね

要するにあの場面は、「クリストフとエルサのどちらを選ぶか」ではなくて
「自分が助かる道と他人を助ける道のどちらを選ぶか」と考えれば
クリストフがあそこにやってきた意味も、まああるっちゃあるのかなと。

ただ「真実の愛」の相手がエルサだったせいか、公式グッズとか見てても
アナ&エルサ2人の百合っぽいものが多くてクリストフは皆無なのが泣けるわ
あとはオラフも結構あるのにクリストフは全然だな…なんでやあれだけ頑張ったのに!
雪だるまにすら負けるってあんまりだわ

あとはそう、♪ありのままの自分になるの〜って主題歌もそこに加わって
同性愛をカミングアウトしてそれを賛美する内容であるとか
わけわからんことも言われてるみたいだし…全然違うだろーが!

どう見てもアナからエルサに対する気持ちは家族愛で、クリストフに対する気持ちが恋愛だろ…
最後にあれだけクリストフとチュッチュしてるのに「アナはレズ」とかおかしいだろ!
ただ公式も妙に百合っぽいイラストばっかり出してるのがもどかしいって言うかなー

クリストフもアナとチューしたり、お姫様だっこしたり、結婚式ごっこやったり、顔射してみたり
色々やったやん?なぁ?百合要素だけを強調するんじゃなくてそういうところも拾ってくれよ…





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