■ガンダムビルドファイターズトライ 第3話「その名はギャン子」
 

”師匠、お元気ですか?セカイです!師匠はまだギアナで修行中でしょうか?
 俺は姉ちゃんの所に厄介になって、学校にも通い始めました!
 学校に武道の部活がないのは面食らったんですけど…でも、面白いものに出会ったんです!”

さて今回の冒頭は、セカイが早朝にトレーニングの数々をこなしながら
師匠に対して近況報告している場面で始まります。そんなセカイの言葉で気になるのは「師匠はギアナで修行中」って…
ギ、ギアナだとぉ!?もはや120%ドモン本人じゃねーか!!
ギアナといえばギアナ高地、ギアナ高地といえばGガンダムでドモンが修行した場所という以外に
もはや何があろうかというレベルですよ、ほんとGガンが密接に関わってるなこの作品

それとセカイが昼にいつもぐーぐー寝てるのは、こんな風にいつも早朝トレーニングに励んでいたからなんですね
なるほどなぁ、こんな朝日の出てない時間に起きて体を鍛えていたとは…俺としてはこういう風に
「自分を高めたい」って向上心があって、そのために努力を欠かさない主人公っていうのはとても好感持てますね

”ガンプラバトルって知ってますか?ガンダムのプラモデルを動かして、戦わせる競技のことです!
 おもちゃのバトルだって馬鹿にはできません、ガンプラが俺の手足のように動くんです!
 武道は危ないとか何とか言われて、止められることがあるけど…
 コイツなら本気の、真剣な勝負ができる!師匠!俺はガンプラバトルを通して、
 師匠から教わった次元覇王流拳法を極めようと思っています!”

そして師匠への近況報告をまだまだ続けるセカイ。これだけ一生懸命に伝えてくれると師匠としても嬉しいだろうなぁ
セカイは目上の人に対してちゃんと敬語で喋るっていう意味でも、俺の中では評価高いですね
これができるのとできないのとでは、けっこう大きな差を感じるんで…

そんなセカイがトレーニングに汗を流す中、自宅ではミライ姉ちゃんが朝ご飯の支度をしてくれていました
結構家庭的な人なんだな…って、そんな自宅の場面、家の仏壇が映し出されてますが
そこにあるのは2つの位牌と、両親と撮った昔の写真…え、ちょ、ちょっとこれって
セカイの両親はすでに他界してるってことですか!?ええええええ!?

嘘やん絶対レイジ&アイラだと思ってたのに!しかも写真を見て驚きなのは、
母親の髪の毛が茶髪で全然アイラじゃないわこれ!
父親の方もピシッとしたスーツ姿でレイジがこんな格好するわけがないぜ!!(えー

マ、マジか…セカイの両親=レイジ&アイラ説はここで潰れてしまったな…
普通の一般人っぽい両親で、すでに他界していたとは…これは完全に予想が外れたなー

「おはようございまーす」

「ん?あれっ、先輩!」

「ホシノさん、迎えに来てくれたの?」

「あぁ…いえ、私というよりこちらの方が…」

「やあセカイ君!迎えに来たよぉ!」

「は、はあ!?」

ゲエエエー!?なんとセカイ達が家を出ようとしたその時、
まったく似合わないさわやかな笑顔で迎えにやってきたユウマ!
お、お前、昨日会ったばかりのミライ目当てにもう家まで押しかけてきたのかよ!行動早すぎんだろ!

「あなたは…」

「コウサカです!セカイ君のクラスメートのコウサカ・ユウマです!
 セカイ君と一緒に登校する約束をしていたもので!」

「お、おい!いつそんな約束…ぐえっ!?」

「(ぐぎぎぎ)昨日したじゃないかぁ〜〜もう忘れてしまったのかい?」

ユウマめ、もはやミライに近づくためには手段を選ばない気か!セカイと約束してもいないのにムリヤリ一緒に登校する気のようです
これほど露骨なユウマの態度に、この後セカイも「お前さては姉ちゃんが目当てだな」と感づきますが
「他にどんな理由がある」とまったく悪びれないユウマ。なんてやつだ!

惚れた相手を落とすためなら、弟でも利用していくそのスタイル…
セイを落とすために自分の弟を利用したチナちゃんにそっくりだなお前!(えー

今となっては懐かしいその時の光景がこれです、「弟がガンプラを欲しがってるから」とセイと話すための口実に
弟を連れてきたチナちゃんの図。というかこの時のユウマって今とまるっきり別人だなオイ!!(えー
この時はまだユウマの設定は固まってなかったってことですかね?

せっかくなので、最近の回想で出てきた幼いユウマと比較。うーむ、髪型だけは似てるっちゃ似てますが…
ちなみに一期でセイが出た大会は第7回大会、この幼いユウマが見てるポスターは第8回大会なので
つまりはさっきの画像から1年後のユウマがこれだということです
1年で髪染めてメガネかけるようになったと考えればあるいは…(えー
青い髪にしたのはセイの真似がしたかったからとかで。ませた子供だなぁユウマは!

さて、現在のシーンに話を戻しまして。ともかくユウマはセカイ達と行動を共にするようになり、
いよいよバトル部への移籍を本気で考えるようになりますが…

「しかし問題が1つ…」

「あぁ、ミヤガ部長ね…」

「ええ、あの人がバトル部への移籍を許可してくれるかどうか…」

「「そんなことなら!」」

「俺に任せな!」「私に任せて!」

って、移籍のためにミヤガ先輩を説得せねばならず、そのことを不安がるユウマでしたが…
それに対して自信満々で任せろと言い出す2人!お前らほんとに息合ってんな!
2人で同じセリフを同時に言い出すシーンがすごく多いというか、このままほんとにくっついたら面白いんだけどなぁ

「移籍?ああ、構わんよ」

「えっ!?」

「あ、あっさり!?」

「クラブ活動は部員の自主性を尊重しなければならない。
 コウサカ君がバトル部への移籍を希望してるなら、僕がとやかく言う理由はないよ」

な、なんですってー!?
おいおいどうしちまったんだよミヤガ先輩!あれほどまでにバトル部を潰すことしか考えていなかった姿はどこへ!
今ではすっかりきれいなミヤガ先輩となっており、ユウマの移籍についても2つ返事でOKしてしまったという…
そんな変貌ぶりの理由はもちろん…

「そうだよね〜エリ君っ♪」

「おっしゃる通りですぅ〜部長っ♪」

「コウサカ君がいなくても、僕が部長をしていれば
 プラモ部は安泰だしねぇ〜エリ君っ♪」

「部長の言う通りですぅ〜♪」



お…おんどりゃああああーー!!
やはりエリとイチャついてるからか!女が出来たらそこまで態度が変わるもんなのかああああ!!
さてはミヤガ先輩め…前回までは童貞をこじらせていたばっかりに
そこがコンプレックスになって、なんとしてもフミナのエロボディで童貞捨てたると躍起になっていたのが
今ではもうエリと散々やりまくってるので、童貞コンプレックスが消え失せすっかり漂白されたとか…
もしくはもっと単純に今は賢者タイムだったという可能性が…(えー

ともかくミヤガ先輩とも話がついて、これでめでたくバトル部へ入部することになったユウマ。
3人のチーム名については、前々からフミナがしっかり考えていたようですね。
それにしてもこのホワイトボードの描き方かわいいですねぇ、いかにも女の子って感じで。
フミナはエロに頼らなくても、色んな可愛さが詰まっててヒロインとしてのポテンシャルがめちゃめちゃ高いな

「見せてもらおうか!チーム、トライ・ファイターズの実力とやらを!」

「ホシノ・フミナ!行きます!」

ギュオオオオオオ!

「ほほう、難易度Aの敵機設定でこの動き…プラモの完成度に操縦テク…
 フミナ君のパワードジムカーディガンは安定度が高いな!
 さすがバトル部部長だけのことはある!」

そしてコーチ役のラルさんに見守られながら、3人揃っての練習を開始した一同。
難易度をかなり上げたCPUのモック相手に戦いますが、フミナはそれでもやすやすと倒せるほど強いようです
それにしてもこの場面、横にスライドしながら戦うパワードジムカーディガンが格好いいな…
重装備なのに高機動って感じでそそるものがあるぜ

「ユウマ君のライトニングガンダムも、アーティステック・ガンプラグランプリ獲得は
 伊達ではないようだ!それに引きかえ…」

ばきゅーんばきゅーん

「ぐぬっ!ぐぬぬ〜っ!」

「セカイ君、もっとよく狙って!」

「うう、やってますけど…くそ〜!なんで当たらないんだ!?」

「下手だからだ」

「うるせぇぞユウマ!」

ああ、そんな中でセカイだけはまったく射撃のセンス0!今回は試しに射撃訓練をやっているようですが、
アホみたいなポーズでビームを撃ってはメチャクチャな方向へ飛んで行くという、お話にならないレベルの下手っぷりでした
というかこの場面で的役になってるモックがシュールで笑ってしまう



ばきゅーんばきゅーん

「ぐぐぐ…!ええいまどろっこしいいっ!俺にはこれがある!
 次元覇王流拳法があああああ!!」

ゴワッシャアアアン!!

「へへっ、どうだ!」

「あぁ、射撃訓練なのに…」

「単細胞だとは思っていたが…まさかミトコンドリア以下とはな」

そして結局、我慢できなくなったセカイは渾身のパンチを打ち込みモックを破壊!
ふーむ、セカイのパラメータはゲームに例えると格闘999で射撃は1って感じか…(えー
そんなセカイの姿は、射撃の得意なユウマからするとずいぶん滑稽に見えるようで…

「お前バカにしてんのか!」

「してるんじゃない、バカだと断定した。ビルドバーニングガンダムが泣いているぞ」

「へ…?びるどばーにんぐ?」

「そんなことすら分かってないのか!?お前のガンプラの機体名だ!
 どうやって手に入れたのか知らないが、このガンプラは第11回世界大会で
 イオリ・セイさんが使用した機体の改修型!
 世界レベルのポテンシャルを持つガンプラだ!」

おおう、そんなユウマの口から明かされたビルドバーニングガンダムの秘密!
この機体っててっきり、セイがレイジとの再会を夢見て作ったものかと思ったら、
数年前の世界大会でセイが自分で使った機体なんですね

第7回世界大会が、ビルドストライクフルパッケージとスタービルドストライク
第8回世界大会が、ビルドストライクコスモス
そして第11回世界大会が、このビルドバーニングガンダムってことですか

しかしビルドバーニングのことについて、ユウマはこの間から
セイが使っていた時より手が加えられていると語ってますよね
いったい誰が何の目的でビルドバーニングを改造したのか?
さらに言うなら、なぜドムのオーバーボディを被せて偽装していたのか?
もっと言うなら、なぜそれをトロフィーの中に突っ込んでいたのか?うーむ、まだまだ謎が多すぎるな…

「それをこんなバカが…」

「バカバカ言うなあ!」

「まあまあ、言い争いはそこまでにしておこう。
 先ほどの模擬戦で君たちの実力は見せてもらった、ならば次は実戦だ!
 私の愛機!グフR35がお相手しよう!」

「ああっ!グフR35!”青き巨星”の異名を持つラルさんのガンプラ!」
 
「すてき〜!」

って、そんな中で今度は自分が相手になるとグフを持ち出してきたラルさん!
グフR35と言えば、一期の最終話でぶっちぎりに強すぎる勇姿を見せたラルさんの愛機ですが…
それほど強くても1対3で戦うなら、ちょうどいいハンデになりますかね?

あとこの場面、ユウマがラルさんのことを「青き巨星」って言ってますよね
青き巨星…青き?「青い巨星」じゃないのかユウマ!?本物のランバ・ラルは青い巨星なんですが、それとは差別化してるのか?
でも前期では、フェリーニがラルさんのことをたびたび「青い巨星」って呼んでるんですよね
たとえばアイラとの戦いに行く直前に、ラルさんと話して「青い巨星のラル大尉」と言ったり
最終話でラルさんが援軍に来た時に「あれが青い巨星の実力かぁ!」と言ったり…うーん2期になって設定が変わったのか?

「んん…?グフってのがロボットの名前なのはわかるけど、
 R35ってどういう意味だ?」

「ラル35歳の略だよ!」

「「さ、35!?」」

「ん?何か?」

「い、いえ…」

「素敵だと思います…」

って、ラルさんがこの見た目で35歳と聞かされて驚愕する2人!ランバ・ラルも同じ歳ですが、
あの貫禄で35歳ってのはありえないよな…俺と4歳しか違わないし、嵐の大野くんとかで34歳やで!(えー
というかラルさん、前期の時点ですでに35歳だったはずですがあなた歳食ってないんですか!?
もしくは35歳の時に作ったグフを今でも愛用しているとか…

あとこの場面、モビルスーツのことを「ロボット」とセカイが言ってますが
短気なユウマがこれ聞いてよくキレなかったな(えー
ガノタはモビルスーツをロボットって呼ぶ人にやたら怒りますからね…「ロボットじゃねえよモビルスーツだよ!!」って。
俺は別にどっちでもいいって思ってますけども。そういえばユウキ先輩も前期でチナちゃんがロボットって言ってるのを軽く流してたなぁ
このアニメの中では、みんなその辺はおおらかみたいですね



「おっ、さっそくやっているなぁ!」

「あっ、先生!」

「私にも何か出来ることはないかと思って、練習試合の申し込みをしておいたよ!」

「練習試合ですか!?ありがとうございます!」

「いや、私にはこれくらいのことしかできないから」

「十分ですよ!」

「それで、対戦相手はどこですか?」

「聖オデッサ女子学園のプラモデル部だ」

「えっ!?」

「女子の学校ですか?」

「女子だからといって侮ってはダメよ、セカイ君!
 聖オデッサは、去年の西東京地区予選のベスト4に入ってる…
 それに去年、聖鳳のバトル部は予選1回戦で聖オデッサに敗れているの」

って、そんな中で姿を現したのは顧問の先生です。ラルさんは外部から招いたコーチで、顧問に関してはこの人がやってるのね
ガンプラは分からなくても結構やる気のある先生のようで、さっそく練習試合のために他校と話をつけてくれたようですね
そんな対戦相手は聖オデッサ女子学園…オデッサといえばもちろん思い浮かぶのは
初代ガンダム中盤の山場、戦争でジオンに押されていた連邦が一気に反撃ムードを作ったオデッサの激戦。

連邦の快進撃にキレたマ・クベが水爆ミサイルをぶっぱなしたり、結局撤退するしかなくなって
「ジオンはあと10年は戦える!!」と負け惜しみを言ったりした戦いであります
そう、マ・クベに対して関係が深いのがオデッサ…ということはつまり…

「そろそろ時間だな」

「おっ…来たみたいだぜ!」

「お久しぶりねぇ〜フミナさん」

「そうね、ギャン子」

「ギャ…ギャン子?」

「本名はサザキ・カオルコ…小学生の頃からギャンタイプのMSを使うことで、
 ギャン子って呼ばれてるのよ」

いよいよ聖オデッサ女子学園とのファイトの日、相手チームの3人がセカイ達の前に姿を表しますが…
その中でもギャン子と呼ばれる女子は、あのサザキの妹で聖オデッサのリーダー格なキャラでございます。ついに出てきたか!
ギャン子は前作の最終話でもロリ時代の姿が映ってましたよね、この時から兄の影響でずっとギャンに夢中のようで…

それとギャン子のチームは西東京の地区予選ベスト4ってことですが、
世界レベルには届かなくて日本の一地区でブイブイ言わせてるっていう意味でも
やっぱり兄ちゃんと同じなんやな(えー

「細やかな説明、恐縮するわぁフミナさん。だけどその前に
 言うべき言葉があるんじゃなぁい?練習試合をしたいという
 あなた方の要望に応えて、わざわざ来てあげたのよぉ?」

「…あ、ありが…」

「ハァ?聞こえないわぁ〜〜!」

(C)武論尊・原哲夫/集英社

 

聞こえんなぁ〜〜〜!!ということで、北斗の拳によくあるシーンのごとくフミナを威圧するギャン子!
それにしてもアレですね、ギャン子の声は広橋涼が担当しているわけですが、
広橋涼ってけっこうゲスいセリフの言い方が上手いよね



たとえばヴァンガードのリバース化したナギサを演じてる時にもそう思いました
完全にナギサが悪の力に染まったことで、ゲス台詞を連発しまくった広橋涼の演技には圧倒されたなー

「ぐぬ…ありがとう!!」

「ウフフ、よく言えました」

「あら、あなたコウサカ・ユウマでしょう?
 アーティスティック・ガンプラコンテストでグランプリを獲った」

「僭越ながら…」

「けど、プラモ製作の上手さがガンプラバトルに勝つ絶対条件ではないわよぉ?」

「承知しているつもりです」

そしてフミナの次はユウマにもちょっかいをかけてきたギャン子。
ニヤニヤしながら「ガンプラ作りが上手いだけじゃバトルには勝てないわよ〜?」と挑発しますが
しかしユウマはそんな挑発に乗る気はなく、しれっとした反応で軽く流してしまいます

なんというかユウマって、基本的には他人につっかかったりしないんだけど
セカイにだけトゲのある言葉をグサグサ刺して行く感じですよね。あれはなんでなんだろうか

「おい!俺がいることも忘れんなよ!」

「いいえ忘れてもらって結構」

「どういう意味だよ!?」

「俺の中でお前は戦力に入ってないということだ」

「なんだとぉ!?」

「2人ともやめてってば!」

やっぱりセカイが喋るとトゲのある言葉を返さずにはいられないユウマ。
なぜなんだユウマ!なぜセカイ1人にだけ?そんなにユウマの中でセカイの態度は引っかかってんのかなぁ
たとえば前回セカイにニュータイプ気取りで色々言われたのがよっぽど腹立ったとか。
とりあえずそこはGガンダム見て納得しとこうぜユウマ!(えー

「はぁ…ススム兄様の魅力の100分の1もないわね。
 さあ!ガンプラバトル、始めるわよ!」

「えっ…!?ギャン子なのにギャンじゃない!?」

「R・ジャジャか…!」

「R・ジャジャ…ネオジオン軍がギャンの設計思想を受け継いで作った機体…
 さすがはサザキ君の妹、こだわるなぁ…!」

「そう!その名もR・ギャギャ!」

って、今まではずっとギャンを愛用してきたというギャン子ですが、今回からは
Rジャジャの改造機・Rギャギャを駆り出撃!
どの辺がギャンかというと、両肩に装備した2つのシールドがお兄様から受け継いだギャンの盾なんだそうです

さらにそんなRギャギャの後ろに控えるのは、ノーベルガンダムとライジングガンダム!
どっちともGガンダムの機体じゃねーか!!
びっくりするほどGガンの要素がどんどん出てくるなぁ、まあGガンは俺の中でも評価が最高レベルの神アニメなので
気持ちは分かりますけども。

あとRジャジャについてちょっと語りましょうか、RジャジャはガンダムZZに出てきた機体なんですが
本編での活躍はというと正直言ってあんまよく覚えてません。なにか印象的なシーンあったっけ…?
本編の方はそんなですが、ただしゲームでの出番はよく覚えてます。そう、俺にとってのRジャジャというと

スーパーロボット大戦Fでランバ・ラルが乗り回してた機体なんですなこれが
スパロボFにはグフが出てこなくて、ランバ・ラルはいつもRジャジャに乗ってたよねぇ。
なのでRジャジャと言われると「あぁ、あのランバ・ラルが乗ってたやつ」というのが俺の印象です
それだけにさっきラルさんが解説してたのはさすが乗ってた本人なだけあるぜと思ったな(えー

「うっふふ…フミナさぁん!去年同様に勝利はわたくし達、
 チーム・北宋の壺がいただくわぁ!」



そしてここで、チーム名を名乗りながらポーズを決めるギャン子たち!
北宋の壺って言ったらあんた、マ・クベが死に際に「キシリア様に届けてくれよ!あれはいいものだ!」と言ってたことで有名な
マ・クベの壺じゃないですか!ほんとマ・クベ好きなやっちゃなー

ギュオオオオオオ!

「セカイ君!前に出すぎよ!」

「うふふふふ…」

「おっ、1対1で勝負かぁ!いさぎいいね!」

「そんなわけ…なぁいでしょ!!」

バババアアアッ!!



「うおっ!?ロボットが3つに!?」

「ジェットストリームアタックか!」

な、なんですってー!?
なんとセカイのビルドバーニングガンダムめがけて、黒い三連星のジェットストリームアタックを使ってきた3人!
お、おいおいこんなところで使っちまうのかよジェットストリームアタック!そんなもったいない!

うぬぬぬ、今回のアニメが3人チームでの戦いになると聞いた時から、
絶対ドム3機のチームが出てきてジェットストリームアタックやってくれると思ってただけに、
Rギャギャ・ノーベル・ライジングの3機でやっちゃったのはちょっと…やっぱドムでやって欲しかったよ!!

「バカが…!あんな古典的な戦法に引っかかって!」

「うふふふ…まずは1機…」

「いいや違うねぇっ!」

ドバッシャアアアン!!

「次元覇王流!蒼天紅蓮拳!!」

「次元覇王流!旋風竜巻蹴り!!」

ギュゴオオオオオ!!

ゲエエーーー!?ジェットストリームアタックで多少のダメージは受けたものの、
昇龍拳やら竜巻旋風脚やらを繰り出して反撃していくセカイ!お…おいいいいいい!!
ここでまさかのスト2技で戦うのかよ!!ちょっと待てよセカイ!!スト2の技で戦うなんて、そんなことをしたら
Vガンダム先輩が黙っちゃいませんぜ!!(えー

「オレを忘れてもらっちゃこまるぜ…この…
 ストリートファイター!ウッソ・エヴィンさまをな!!」

まさかこのデタラメすぎると思ったボンボン版Vガンダムと、同等のスト2技で戦うガンダムが出てくる日が来るとは!
ボンボンVガンが連載してたのは1993年〜94年のことでしたが、20年の時が経過して
ついに時代がボンボンVガンに追いついたようだ…(えー

「わたくしの負けですわね…カミキ・セカイ…」

そんなフリーダムすぎるセカイの戦いぶりに、さすがのギャン子も負けを認めざるを得なかったようです。遠慮せずにもっと
MS格闘家
(モビルスーツグラップラー)の技を堪能してもいいのよ。ギギムセメントクラッシュ!!(えー
ともかく今回のバトルを通して、セカイを見るギャン子の目がずいぶんと変わったようで…

「おはようっ!セカイ君っ!」

「えっ?ああ、昨日の…」

「お、お弁当を作ってきたの…よかったら食べてっ!」

「えっマジ!?いいの!?ありがとう!やったぁこれで早弁できるぜぇ!」

「じゃ…じゃあね!(すたたた)」

「…セカイ、その弁当の意味がわかるか?」

「え、弁当は弁当だろ?他にどんな意味があるんだよ」

「あぁ…やっぱり分かってないんだ…」

「そ、そういう弟ですから…」

って、バトルが終わったその翌日、なんとかいがいしく弁当を作ってセカイに届けに来たギャン子!
今回の戦いを通してマジにセカイに惚れてしまったようです。セカイ本人はまったく気づいていませんが
しかしそれよりも、この光景を見てフミナはもうちょっとなんか気にしてくださいよ!
セカイのことを好きになった女が現れたんですぜ!?まったくの他人事で反応なしですか!?

くっそ〜セカイ×フミナ推しの俺からすると、この反応の薄さはかなりこたえるんだが…
そう、例えば一期でセイがキララとばっかり仲良くするようになった時の、
チナちゃんのスーパー白い目ぐらいの反応してくださいよ!(えー

さて…そんな今回の話ですが、正直言って俺的には微妙な気持ちを抱えてしまった回でした。
その理由は3つあります。まず1つは、さっき言ったように
セカイに惚れたギャン子に対して、フミナの反応がまるでなかったということ。

そして2つめはギャン子たちのおっぱいですね
聖オデッサの3人の乳の描き方、これが俺としてはすごく気になったんだよね…

お分かりいただけたでしょうか。そう、この3人ってともかく乳袋っぷりがすごいんですよ
乳袋っていうのは服を着ているにも関わらず、胸の形そのままにボイーンと乳が出てしまっている状態のことです
要するに服を着てる時のおっぱいはこんな風にならないっしょ!?ってことなんですよね
胸の部分に袋でもついてなきゃおかしいということで、乳袋と呼ばれているってわけです



イメージが掴みにくい人のために画像を貼ると、要するにこういう事です
胸のところに不自然な袋がついてる服、それを着てるように見えるってことなんですよね
これはあかんやん…おっぱいの描き方としてこれはあかんやん!!
あまりにも不自然に感じてしまって…俺はもっと自然なおっぱいが見たかったんですよ!!(えー



以前OP映像を見た時に、ギャン子の胸にはすごく期待していただけに…今回これほど乳袋になってしまったのはとてもショックでした
というか改めてこの映像を見てみると、今回ほど乳袋には感じないですよね
うーん、違いとしては胸が左右に割れてないってことかな?今回の作画だと、あまりにもくっきり胸が左右に割れすぎてるというか
もうぶっちゃけて言うとおっぱいじゃなくてケツに見えるんですよ(えー

もう一回同じ画像貼りますが、やっぱり胸にケツがぶら下がってるように見える…
い、いやだ…俺が見たいのはケツじゃないんですよおっぱいなんですよ!!
この作画で聖オデッサの3人に対して、すごく残念に思ってしまったところがあるんだよね…

そして最後に、3つめの不満。それはユウマがセカイにつっかかりすぎということです
なぜあんなにつっかかってしまうのか…正直言って俺はセカイのことをすごく高く評価してます
まっすぐで向上心があって努力家で礼儀正しくて良い子という具合に。
もはやセカイのことをひいきしてると言ってもいいくらい。
それぐらいセカイ寄りの目線で見ているわけですが、そんな中でユウマがバカだ下手だ戦力にならんとあれだけコケにするのは
見ていて気持ちのいいもんじゃないんだよね…

それに加えてユウマは、以前に「お前才能ねぇよ」とバカにされて心を折られたという苦い経験があるわけですよね
言い換えれば、他人にバカにされることの辛さを誰よりも知っているキャラと言ってもいい。
俺はそう思ってるんですが、それなのになんでセカイのことをあんなにバカにすんのよという気持ちがあります
他人に面と向かって「お前才能ねぇよ」って言うのと
他人に面と向かって「お前戦力にならねぇよ」って言うのは同じじゃないか?っていう。
この背景があるだけに、ユウマがセカイのことをバカにしまくるのはおかしいだろって気持ちになるんですよね

それともうひとつ、ユウマはミライ姉ちゃんに近づくためにセカイをダシに使ってる状態ですよね
それ自体は別にいいんですが、セカイのことをダシに使うなら
「ガンプラバトルのことは僕がちゃんと面倒見るから、その代わりにミライさんに会わせてくれ」
とか
セカイにも何か見返りを用意するべきじゃないですか?
ギブアンドテイクというか、持ちつ持たれつというか、そんな関係ならダシに使ったって構わないと思うんですが



でもユウマはセカイのことをバカにしまくったうえでダシに使うということをしているので、
それはさすがに身勝手すぎるだろと思ってしまうわけです

俺から見た不満点っていうのはそんなところですね
ただ、セカイ×フミナ推しとかおっぱいがどうとか、そうとう俺の個人的主観が入ってるので
みんなも同じとは全然思ってないんですけども

・今週のビルドファイターズ、勝つには勝ちましたがセカイの射撃訓練する気ゼロ・チームプレーする気ゼロ等、
 今後大きな亀裂になるであろう問題点も出てきましたね。きっと先々チームプレーの連携が上手い所とやって、
 それらの重要さを知る事になるのでしょうね。しかしビルドバーニングは思いっきりセイが自分で使ってたんですね。
 改造したのが誰なのか益々気になるところです。
 あとギャン子めっちゃ可愛かったです。デブとか思っててすいませんでした。 by よもぎ

例えばこのよもぎさんのコメントで面白いと思ったのは、「セカイに射撃訓練とチームプレーするつもりがない」ということで
セカイの方に問題があったという視点で見てることですね。そういう目線だとユウマのことも違って見えるのかもしれません
俺の場合は完全にセカイびいきで見てるから、ユウマの言動が必要以上に気になるのかもなーと思ったり。

あとやっぱり世間でもギャン子可愛いってだいぶ騒がれてるので、
このおっぱいの描き方はいけません!いけませんぞー!!んんん〜〜!!
俺みたいに乳袋のことで文句言ってるのは少ないのかもなあ。その辺は人それぞれでしょうね、次回に続く


■ガンダムビルドファイターズトライ 第4話「Gミューズ」
 

「さぁ来いセカイ君!」

「次元覇王流!疾風突きぃぃーーっ!!」

バッキャアアアアン!!

「ヘヘッ、どうだいラルさん!」

「ラルさんのグフを圧倒した!?」

「わざと受けたんですよ…」

さて今回のビルドファイターズですが、冒頭ではなんとセカイ相手に模擬戦を行っているラルさんの場面で始まります
しかも使っているガンプラはグフR35!本気モードのガンプラじゃないですか!
ラルさん…レイジ相手に模擬戦やった時はやたら古臭い棒立ちのグフ使ってたのに!(えー

「これがセカイ君の次元覇王流か…!なるほどいい拳だ!
 しかしこれではどうかな?」

パシュウウウウウ

「えっ!?まわりが宇宙に!?」

「さあご自慢の技を放ってみたまえ!」

「ならお望み通り…!次元覇王流!旋風竜巻…!」

ふわふわ〜ん

「う、うおっ!?うおあーっ!?」

って、地上戦では文句なしに強いセカイでしたが、フィールドが宇宙となった途端に
まったくバランスを取れずに無様な姿を晒す結果に!
うーむ、やはり地上と宇宙ではまるで操縦の感覚が違うということか
ガンダムXのガロードも初めて宇宙に出た時は苦労してましたよね
そんなわけでスキだらけのところにグフの攻撃を食らってしまい、この勝負はセカイの完敗ということに…



「お、俺の次元覇王流が…」

「セカイ君、キミは自分が会得した拳法を基本にガンプラを動かしている。
 しかしその実力が発揮されるのは、自分が体感したことがある重力下でのみ…
 ガンプラバトルのフィールドは宇宙空間、月面、水中などさまざまだ。
 どのような状況下でも次元覇王流を使いこなせなければ、
 選手権を勝ち進むことはできんぞ!」

「はい!」

おお、ラルさんがフィールドを宇宙に変えたのは別にイジワルしているわけではなく、
まだ地上での戦いしか知らないセカイは、今後あらゆるフィールドでの戦いに慣れる必要がある
練習の必要性を説いていたんですね。なるほど、ちゃんと練習の方向性を示したり、思ったよりしっかりしたコーチですねラルさん
セカイもそういった指導をきちんと聞く子なので、この調子でやっていけばかなり強くなれそうな…

「戦闘ダメージが最低レベルに設定されていて助かったなぁ。
 そうでなかったらお前のガンプラはコナゴナだ」

「くっ…」

がしかし、そんなセカイに対してわざわざ水を差すことを言うユウマ!
ユ、ユウマてめえって奴は…さっきも「ラルさんがわざと受けただけ」とかいちいち一言多い野郎だな!!
いい加減セカイのことに関して否定から入るのやめろや!なぜわざわざセカイの成長を妨げるような言い方をするのか…

なんというか、ユウマのことを見ていると連想してしまうのが
新入社員のことを無駄にダメ出しする嫌な先輩社員なんですよね
「お前そんなことも知らねえのかよ」とか、「そんなこともできねえのかよ、使えねえな」とか
自分はロクに教えもせず新入社員をいびりまくって、新入社員を鬱にして潰してしまうタイプ。

俺に言わせれば、初心者ってのは知らないこととか出来ないこととかあって当たり前なんですよ
それをこれから覚えていくのが仕事なんですから
先輩はそれを考慮して教えてあげないといけない。それを逆にいびりまくって、成長の可能性を潰すようなことをするなんて
先輩として最も愚かな行為だと言わざるを得ません。いい加減目を覚ませよユウマの奴!



「(すたすた)」

「ユウ君、どこ行くの?」

「家に帰って作業します。機材は実家の方が充実してますから」

「そうか、期待しているよ。進化したライトニングガンダムの出来栄えをね」

そんな中でユウマは、ライトニングガンダムにさらなるカスタムを施すべく、家に帰ってしまいます
もう好きにしてくださいよ、お前がいない方が練習はかどるしな(えー
人間こんな風に言われるようになったら終わりだぞ…ユウマの性格改善はマジ最優先事項だと思うわ

「さあ、練習を再開しようか」

「ラルさん、その前に相談したいことがあるんですけど…」

「む?」

「私、選手権に出すガンプラを替えたいんです」

「セカイ君のビルドバーニングガンダムは接近攻撃型、ユウ君のライトニングガンダムは長距離射撃型…
 2人の特性を活かすためにも、私の機体は中距離でオールラウンダーに戦える
 支援タイプがいいんじゃないかって」

「ふむ、一理あるが…それなら、今使っているパワードジムカーディガンでも十分ではないか?」

「もう少し火力と機動性を高めたいんです」

そんな中でフミナは、セカイやユウマとの相性を考えて自分の機体変更を考え始めていました
ふむ…今までのガンダムシリーズは、機体の変更というと
今まで使ってた機体がハデにぶっ壊れたので乗り換えというのがお約束でしたが
「もっと効率のいい機体にしたいから」っていうパターンは珍しいですね
実際の兵器とは違って、いろいろ買い替えて気軽に試せるガンプラだからできることかもしれないなぁ

「ならば、EXAMシステムのブルーディスティニーではどうかね?」

「うーん、支援タイプ向きではないかと…」

「では陸戦型ガンダムはどうだ?背中のコンテナに支援火器が搭載できるぞ」

「それだと機動性が落ちますし、陸戦型では地形適応に問題が…」

「ふむ、火力と機動力、そして火器の積載量か…」

って、具体的に機体の名前を挙げていくラルさんですが、なかなかフミナとしてはしっくりきていない様子。
にしてもこのブルーディスティニーめちゃくちゃカッコいいな
一体誰が描いたんだ!?冒頭のグフなんかもそうでしたが、メカ作画の気合の入りようが尋常じゃないな…

それと火力と機動力を兼ね備えた機体がなかなか思いつかないってことですが、
俺だったらまず思いつくのはV2アサルトバスターガンダムとかストライクフリーダムガンダムですかね
火力と機動力を両立した機体っていうとやっぱこの2機じゃないかな

もっと支援寄りの機体がいいってことなら、ガンダムヘビーアームズとかガンダムサバーニャですかね
ヘビーアームズは搭載してる火器の量がハンパない上に、宙返りとかもこなすくらいに機動性あるし
サバーニャはライフルビットで味方を援護しつつ、ホルスタービットで味方にシールドまで張れるという支援特化機体

あとはリボーンズガンダムなんかも面白いですよね
機動性の高いガンダムモードと、大火力に特化したキャノンモードに変形ができて
さらにGNファングも大量に積んでいて支援攻撃もお手のもの。こいつはかなり強力ですよ

「よしフミナ君!ここは思い切ってグフにしよう!!」

「ラ、ラルさん…私の話聞いてましたかぁ…?」

そこでグフはねーだろグフは!
ラルさんもうちょっと参考になる意見をですね!グフの特徴で言ったら
火力 → ない
機動力 → ない
火器の搭載量 → 指バルカンしかない
地上用は困る → 地上専用
中距離向けがいい → 近距離専用
オールラウンドがいい → 偏りすぎ
すべてにおいて当てはまらないじゃねーか!(えー

「だっはっは、冗談だよ冗談!」

「もう、人が悩んでるのに〜!」

「すまんすまん、まあ新しい機体を作るにしても、部室にあるガンプラの中だけで選ぶこともあるまい。
 明日は日曜だし、Gミューズに行ってきてはどうだね?」

「あ、はい!私もそうしようと思ってました!」

「…?Gミューズって何ですか?」

「ああ、せっかくだからセカイ君も一緒に行ってくるといい。
 君にはバトルの訓練も大切だが、ガンダムやガンプラの奥深さを体験しておくことも大事なことだからね」

結局この場では決まらなかったようで、Gミューズとやらに行って色々考えることにしたフミナ。
Gミューズがどんな場所かはよく分かりませんが、セカイも一緒についていくことになったようです
それってつまりは2人でお出かけ!デートのようなもの!こういう展開待ってましたよ!



「じゃあセカイ君、明日はデートしましょ!なんちゃって〜」

そしてちゃんとデートと言ってくれるフミナがマジたまりません
冗談でもいい!デートって単語が出てくるだけでいい!フミナはこういうドキッとくるツボを押すのがメチャクチャ上手いんだよなぁ
この間セカイを弁当に誘いに来た時もそうですが、可愛らしい先輩が一緒に昼食食べたいと言ってくる
あのシチュエーションだけでもうメロメロというか
エロに頼らずともすんげぇ可愛らしいんだよな…エロ一辺倒のヒロインじゃなくて、可愛さの引き出しがいっぱいあって実に素晴らしい

「なあ姉ちゃん」

「なぁに?」

「デートって何着てけばいい?」

「ぶぅ!?ゲホッゴホッ!デ…デートってセカイが!?」

「うん」

「誰と!?」

「先輩と」

「ホ、ホシノさんと…!?」

ってその日の晩、バカ正直にデートのことをミライに話してしまうセカイ!
お、お前ってやつは…それにしてもミライ姉ちゃんの反応が、予想外にオーバーリアクションですな
この人、今までの描写的に常にニコニコしてて動じない女神様みたいな人かと思ってましたが、
この慌てようを見ると、もしかして相当なブラコンなんでしょうか?

「そ、そうなんだ…で、どうやってホシノさんを誘ったの?」

「先輩に誘われたんだよ」

「…!?そ、そうなんだ…」

(ホシノさんってば意外に大胆…!)

「で、なに着てけばいい?」

「そ、それは…普段通りでいいんじゃないかしら?堅苦しい格好しても仕方ないもの」

「そういうもんなんだ?」

「たぶんね…」

って、そんなセカイへのアドバイスを「たぶんね」で締めくくるミライ姉ちゃん。
もしかしてこの人って、これほど美人にも関わらずデートしたことないんじゃなかろうか
さっきあれほど動揺してたのも「わ、私ですらデートしたことないのに…(ガビーン)」
ショックだったとか。デートに誘うのが大胆って言ってるくらいだし…

「セカイくーん!」

「あ、先輩!」

「早いね!まだ約束の10分前よ?」

「いやぁ、姉ちゃんに『絶対遅れるな!』って言われて」

「あはは、そうなんだ。じゃあ少し早いけど行こっか!」

「はい!」

いよいよフミナとのデートの日、意外にもセカイは約束の時間より早く着いてフミナを待っていました
姉ちゃんに言われたとはいえ偉いですね、フミナもちゃんと10分前には来たようだししっかりしてます
10分前集合は社会人の基本ですよね!(えー

デートと言えばなおさらね…早めの時間に着いて待ってる身からすると、デートの相手が遅れてくるのって辛いんだよなー
なぜなら自分は相手に会いたい分だけ早めに行ってるのに、その一方で相手が約束の時間を破って遅れてくるってなると
あぁこいつ俺のことどうでもいいと思ってんだなという風に感じて
一気に気持ちが冷え込んでいくという…みんなちゃんとセカイ達を見習わんといかんで…(えー

(お父さん、お母さん…セカイは少し変わってますけど、健全な男の子としてちゃんと育っています。
 でも思春期の男の子にありがちな、衝動的な間違いが起きないよう
 
私がちゃ〜んと監視しますから…!)

ってそんな2人のことを監視するべく、影から尾行していたミライ姉ちゃん!
もはやハードボイルド刑事のようですが
雑誌が逆だよ逆!周囲の人からも変人みたいな目で見られてるし
もしかしてこの人ポンコツなのか!?(えー 
知的美人かと思いきや実はポンコツという、ベイカーちゃんの再来な雰囲気を感じるぜ…

「もう少しで着くからね?あっ…セカイ君、ちょっと目を閉じてくれる?」

「え、どうして?」

「いいからいいから!」

「はあ…」

「さ、こっちよ(ぎゅっ)」

「な…!?ホ、ホシノさん…なんて大胆なっ…!」

って、目的地に近づいてきたその時、目をつぶったセカイと手をつないで歩き始めたフミナ!
それを見ていたミライ姉ちゃんはもはや気が気じゃありません
姉さん落ち着いてください!まだ手をつないだだけですから!まだまだプラトニック!これはプラトニックですぞ!(えー
そんな風に姉ちゃんが戦々恐々とする中、2人が辿り着いたのは…

「まだ目を閉じててね…」

「…」

(あ、あ、あああ〜!セカイが大人の階段を駆け足で登っていくぅ!
 ね、姉さん、それはまだ早いと思うの!)

そうこうしているうちに、立ち止まってセカイと向き合う体勢になったフミナ!
おいこれチューする気やで!チューの体勢やで!(えー
ミライ姉ちゃんとしてもそう見えるようで、手をつなぐだけでもあれだけ大騒ぎしていたのに
チューするとなったらもう発狂寸前であります
この状況に耐えられなくなったミライは、とうとう叫びながらその場を飛び出してしまい…

「らめぇええぇぇぇええええ!!」

ばばーん

「おぉ!?す、すげぇ!なんて大きなガンプラなんだ!」

「でしょ?ガンプラじゃなくって、実物大ガンダム立像なんだけどね」

「それにこんなに人が…!ガンプラって、すごく人気あるんですね!」

「…」

って、そこに現れたのはお台場ガンダムで有名な実物大の初代ガンダム!
フミナはこれで驚かせたかったようで、わざわざ目をつぶらせていたんですね
それにしてもミライ姉ちゃんがものすごい声で絶叫してましたが2人の耳には入らなかったんだろうか

「中も楽しいわよ〜、行こ!」

「はい!」

たたたたっ

「あ、あはは…うん、姉さん2人のこと信じてたぁ」

全然信じてなかっただろ!(えー  結局ミライのことには気づかずにGミューズの中へと入っていった2人、
さっき取り乱していたミライ姉ちゃんも、ようやく少しは落ち着いたようです
あとGミューズのミューズってなんなんだろうと思ってましたが、この場所を見るに
アミューズメントのミューズってことみたいですね、要はガンダムに関するおたのしみの施設が集まってるってことか

その後Gミューズの中に入って、ガンプラの展示品を見て回ったりハロせんべいと食べたりする2人。
というかマジでデートみたいじゃねーか!いい雰囲気すぎるわお前ら!
それとハロせんべい食ってるセカイの右の方に、赤い車が展示されてますけど
これって多分、実際の車としても売ってるシャア専用オーリスですよね



モビルスーツだけじゃなくて、こんなものまで出てくるのかよ!まったく芸が細かすぎるぜこのアニメは

ずらずらずら

「す、すっげぇ〜!これ全部ガンプラなのか!?一体いくつあるんだ!?」

そんなGミューズの中を色々回った2人ですが、最後にやってきたのはめちゃくちゃ品揃えのいいガンプラ売り場でした
そういえばもともと、フミナのガンプラを何にするかって目的でここに来たんでしたっけね
これだけ大量に置かれているのを見ていけば、何かしっくりくるのがあるだろうってことでしょうか

「先輩、いいのありました?」

「うう〜ん…やっぱり陸戦型をベースに宇宙用に…そう考えるとゼフィランサスにした方が…
 でもでも、サンダーボルト版のジムという手もあるし…」

がしかし、これだけのラインナップを見てもフミナはなかなかピンときていないようで…
ちなみにフミナが持っているのはジム寒冷地仕様の箱。今まで使ってたのはパワードジム。
そして悩んでいるのはサンダーボルト版のジム…あんたどんだけジム好きなんだよ!
そうそういねえぞそんな人!キララと会ったら意気投合しそうだな…

それとゼフィランサスっていうのは、ガンダム0083に登場した主役機GP01ゼフィランサスのことですね
これは地上用のガンダムなわけですけど、それをわざわざ宇宙用に改造ってあんた…
それだったらGP01フルバーニアンでええやんか!

というのも、ゼフィランサスは地上でしかまともに戦えない機体なので
0083で宇宙に上がった時に「よっしゃいくぜー」と出て行ったら、今回ラルさんと戦ったセカイのように身動きすらできず
ボッコボコのズタボロにやられまくって半泣きで帰ってきて
「ンモーしょうがないな〜ゼフィランサス君は〜」と宇宙用に改造されたのがフルバーニアンなので…

「…ん?へぇ〜、ここってガンプラも作れるんだ」

「作るだけじゃなくて、バトルもできるよ」

「え?」

「どうだい、やってみるかい?」

って、ヒマそうなセカイが辺りをキョロキョロしていると、このプラモ屋にはガンプラ製作コーナーがあることに気がつきます
なんとなくそこに寄ってみた結果、「バトルをやっていかないかい」と声をかけてきた店員が…
お、おいちょっと待て!この店員ってまさか!

前期1話に出てきた
パン屋のおっさん
じゃねえかあああああああ!!

今ではあんたここで働いてるんすか!?パン屋はどーしたパン屋は!
ガンプラブームの流れに乗って、プラモ屋の店員に転職したんだろうか
この歳で転職するとはかなり思い切ったもんだなぁ…(えー

「でも俺、作ったことないから…」

「大丈夫、教えてあげるよ。ガンプラはそうだな…
 初心者にも優しいSDガンダムがオススメかな。さあ好きなのを選んでみてよ」

そして初心者のセカイにも、優しくガンプラ作りを教えてくれるパン屋のおっさん。
おすすめのガンプラはSDガンダムだそうです。初心者にも優しいっていうのは
サイズ的に小さいし組み立てるパーツの数が少なくて済むって意味でしょうか?
実際、俺が小学生の頃とかにも、元祖SDガンダムのガンプラとか作ってたりしてましたしね

「あああ、セカイったらホシノさんを放ったまま何してるの…!」

「あれ、カミキ先輩?」

「えっ!?コ、コウサカ君、どうして!?」

「ガンプラの材料が足りなくなったので、買いに来たんですが…
 カミキ先輩こそ、どうしてここに?サングラスなんかして…」

「そ、そ、それはその…」

って、そんなセカイの後ろ姿を見ながらわなわなしていたミライ姉ちゃんですが
ちょうどそこに買い物にやってきたユウマが登場!
尾行中のところで突然出くわしてしまったミライは、完全にオタオタと動揺してしまいます

しかし「セカイったらホシノさんを放って何してるの!」って、
ミライ的には2人のデートを邪魔したいんじゃなくて、健全な範囲で上手くいくのを願っているんですね
なるほどいい姉ちゃんじゃないですか、まあ手を繋いだくらいで発狂するのは勘弁して欲しいけど…(えー

「よーし、俺このガンプラにします!」

「んん…?この声…」

「あ、あ〜!私なんだか喉が渇いちゃったな〜!
 コウサカ君、よかったらお茶しない!?」

「ええっ!?い、いいんですか!?」

「もちろんよ〜!さっ、行きましょ!」

「は、はい!」

(姉さんナイスフォロー!デートを楽しむのよ、セカイ!)

とその時、セカイの声に気づきそうになったユウマを必死に喫茶店へと連れて行くミライ!
むう…ユウマがセカイのことに気づくのって、そんなに都合が悪いことかなと思いましたが
「デートを楽しむのよ!」ってセリフからして、ミライ姉ちゃんは
セカイとフミナの2人の時間を壊したくなかったんですね

だから自分やユウマが、その中に割り込んでいくようなことにはしたくなかったと…
なるほどなぁ、やっぱりいい姉ちゃんじゃないですか。
ただまあセカイが今一緒に過ごしてるのはフミナじゃなくてパン屋のおっさんだけど…(えー

「こちらがご要望の品!マスターグレード、クィン・マンサです!

「おおお!すばらしい出来栄えだね〜!さすがはサカイ君、心形流のホープだけのことはある!」

「へへへ…ありがとうございます!」

ここで場面変わって、Gミューズのスタッフ相手にクィンマンサのガンプラを持ってきていた少年が1人…
誰なんだろうと思いましたが、スタッフ曰く「心形流のホープ」ってことなので
要するにマオの弟子ってことですか!?
おおなんと…そういえばマオも初登場の時は、トラックのおっちゃん相手にクシャトリヤのガンプラ作ってましたっけ
クィンマンサとクシャトリヤは兄弟機なので、これを作ってきたってこと自体がマオとの関係性を匂わせてますね

↓マオの弟子が作ったクィンマンサ

↓マオが作ったクシャトリヤ

「せやけど、なんで大阪のワイに発注したんでっか?
 東京にも腕の立つビルダーさんは、ゴロゴロおるやないですか」

「いや〜、実は予定していた人にキャンセルされちゃってね」

「どなたでっか?」

「コウサカ・ユウマ君なんだけど…」

「…あぁそういうこと?ワイはあいつの代わりっちゅうことでっか?」

「えっ!?いやそういうつもりじゃ…!」

「あ〜気分悪なるわぁ〜〜!!」

「ご、ごめんねサカイ君…!」

「チッ!」

って、な、なんじゃいこいつは!スタッフの人が「もともとはユウマ君に頼んだ」って話を聞くなり、
めちゃくちゃ態度が悪くなり暴言を連発!
なんなんだよオイ!スタッフの人謝ってるだろ!それでもまったく許すつもりがないって心が狭すぎるだろ…

百歩譲って「ワイはあいつの代わりっちゅうことでっか?」まではいいとしても
スタッフの人が謝るのを無視して「気分悪なるわ〜!!」、さらに謝るのを無視して「チッ!!」と舌打ちって
初登場でいきなりこんなクズ度100%かよ!(えー
なんて第一印象最悪な奴なんだ…マオのやつ弟子の教育マジちゃんとやっとけよ!

「うーん、セカイ君どこ行っちゃんだろう?」

「次元覇王流!聖槍蹴りぃぃーーっ!」

ボッガアアアアン!!

「あっ、セカイ君!」

「先輩!はは、ちょっとバトルを…」

「このガンプラどうしたの?」

「さっき作ったんです!」

「えっ、セカイ君が!?」

「はい!ここの店員さんに教えてもらって!どうです?俺の武者ゴッド丸は!」

一方その頃セカイは、なんと初めてのガンプラを作ってさっそくバトルを行っているところでした
お、おい!初のガンプラ作りイベントがだいぶあっさり消化されちまったな!(えー
前作のレイジはけっこう大きな節目として後の方まで引っ張ってましたが、今回はあっさりなんだな…



それとセカイが作ったガンプラなんですが、武者ゴッド丸ということで
どう見てもゴッドガンダムの武者バージョンですよね
さっきガンプラを選ぶ時に「好きなSDガンダムを選ぶといいよ」と言われたわけですが
好きなガンダム=ドモンの愛機なあたり、師匠大好きなんだなセカイ

それと武者シリーズは漢字で名前を書くのがお約束なわけですが、
武者ゴッド丸は武者號斗丸って書くのが正式名称みたいですね。せっかくだからこっちで書くとするか

「おにーちゃん!もう一度勝負だぁ!」

「今度は僕だぁ!」

「おっ、いいぜ!何ならまとめてかかってきても!」

「なんや〜?あのへタレはぁ!!」

「…?」

「あ〜あ〜!東京モンはえげつないの〜!
 依頼をキャンセルしたり、ガキ相手に調子に乗って戦っとったり
 その程度のガンプラしか作れんで偉そうにぃ!」

ゲゲェー!?また出てくんのかよこのクソ大阪野郎が!
どっちかというと和やかムードで試合していたセカイ達に対し、
いきなり暴言を連発して殺伐とした空気を持ち込む空気読めない大阪野郎!

セカイの號斗丸についても「その程度のガンプラ」とかバカにしてますが、
初めて作ったガンプラなんだからこれでも十分だろうが!
また初心者をバカにする名人様の登場かよ、いちいち他人をバカにするなと思います
ユウマといい初心者に絡みすぎだろ…まあこいつはセカイが初心者ってことを知らないけどさ

「ボン達、次はワイにやらせてぇな。代わりに仇を討ったるさかい」

「でもあなた、ガンプラを持ってないじゃない」

「はん…そんなモン、今から作ればええ!」

ズバババババ!

「完成や」

「なっ…す、すごい!一瞬で!?」

そんな中、「おまえ調子に乗っとるからワイがボコボコにしたるわ」と言わんばかりに
ガンプラを組み立て始めたクソ大阪野郎。その辺にあったガンプラの箱をバァッと空中に放つと
宙に浮いてるわずかな時間ですべてのパーツを組み立ててしまいました。マンガ的な超高速組み立てですな…
しかしユウマを倒した奴もそうだけど、性格クズな奴ほど技術は持ってるのが腹立つよな(えー

「教えたるわ…大阪モンがやる、本気のガンプラバトルを!」

「荒鬼頑駄無、見参…!かかってこいや東京モンが!」

そんな大阪野郎が使うガンプラは荒鬼頑駄無というそうです。
あらおにガンダムじゃなくてコウキガンダムって読むみたいですね
コウキガンダム…コウキ?ゴッド丸はすぐにゴッドガンダムって元ネタが分かったけど、コウキってなんなんだろう
まさかコウ・ウラキの略ってことはないだろうし…(えー
このマスクやマントの見た目からしても、俺には元ネタの見当がさっぱりつかないなぁ

「俺は東京モンじゃねぇけど…かかってやるよ!聖拳突きぃぃーーっ!」

「けったいな技使いよって…けどなぁ!」

シュバアッ!

「避けられた!?」

「速い!」

「短い手足のSDで、そないな技が通用するかい!
 SDにはSDの戦い方があるんや!」

って、初っ端から得意の聖拳突きを放つものの、やすやすとそれを避けられてしまうセカイ!
大阪野郎いわく、「手足が短いんだから素手の攻撃なんか通用するか」ということで
剣&盾を装備した形態へとチェンジします。つまりは素手より武器で戦うべきってことか

そして「ふむふむなるほど」と言わんばかりに武器を装備するセカイ。お前順応性高いな!(えー
ムキになって次元覇王流を連発するかと思いきや、素直に言うことを聞くとはさすがセカイです
それと武者號斗丸は二刀流で戦う剣士なんですねえ、調べてみたらこの刀は爆裂刀、熱波刀って名前がそれぞれあるみたいで
この二刀で必殺技を放つ時に「唸れ爆烈!轟け熱波!熱火爆輪斬!!」という決めゼリフがあるようです。
へええかっこいいですね、必殺技の時にこういうセリフがあるのはさすがGガンの機体だなぁ
「唸れ」はシャイニングフィンガーの「光って唸る!」、「轟け」はゴッドフィンガーの「轟き叫ぶ!」からそれぞれついてるってことですよね

ガキィン!ガキガキイイイン!!

「ふん…機体特性も使わんと力押しだけ?芸がなさすぎるで!
 輝けビームクリスタル!!」

ドッギャアアアアアッ!!

「ぐあっ!?なんて力だ…!」

がしかし、単に刀を装備しただけで、號斗丸にどんな能力があるのかを理解していないセカイ!
それに対して大阪野郎は荒鬼頑駄無のことを熟知しており、
ビームクリスタルという特殊能力を使って猛攻を仕掛けてきます
むう…よく分かりませんが、いきなり荒鬼頑駄無のパワーが上昇したところを見ると、パワーの底上げに使う装備ってことでいいのか?

「へタレが…!自分のそれは、己の感覚をガンプラに押し付けてるだけや!
 ガンプラバトルの真髄は!ガンプラとファイターが一体化して戦うことや!」

さらにセカイに対し、自分の感覚をガンプラに押し付けすぎだと指摘する大阪野郎。
ふうむ、なんというかこいつ、性格としてはクズだけどけっこう参考になる意見言ってくれますよね(えー
「手足の短いSDでは素手攻撃は不利」とか
「機体特性を理解してもっと特殊能力を使え」とか
「自分の感覚をガンプラに押し付けてるだけではダメ」とか
なるほどと思うことを色々言ってくれてるんで、クズな一面さえなんとかすりゃいいキャラになると思うんだが…

(ガンプラと同化し…次元覇王流を使いこなす…?
 武者號斗丸なら…俺自身がそうなら…!俺が!武者號斗丸なら!)

俺が!!
ガンダムだ!!
(えー

おま…なんとここで俺がガンダムの境地に目覚めてしまったセカイ!
ともかくこの発想が転機になったようです、今までは自分の感覚しか考えていなかったセカイですが
武者號斗丸ならどう戦うのか…それを悟った瞬間、かつてない力が號斗丸に発動する!

「はあああああーーーっ!!」

ズゴゴゴゴゴゴ!

「ス…スーパーモード!?」



スーパーモード・爆熱の陣!!
ここぞという決着の時、スーパーモードによって真の力を引き出すのはGガン勢のお約束!
それとゴッドガンダムがモデルなのでハイパーモードって名前なのかと思いきや
號斗丸が使うのはスーパーモード・爆熱の陣が正式名称なんですね

今回調べてみるまでそのことを知らなかったので、フミナが「スーパーモード!?」って言ってるのを見て
おいおいゴッドガンダムならハイパーモードだろ
スーパーモードはシャイニングガンダムだろ
ちゃんとGガン見ろよまったくよー
とか思いっきり的外れなこと考えてました:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「全ての力をこの拳にぃぃぃっ!」

ギュオオオオオオオ!!

「爆熱の陣か…!少しは骨があるやんか!
 荒鬼頑駄無!超必殺技・鬼岩一閃斬!!」

ドッバアアアアア!!



おお!ゴッドフィンガーのような体勢で突っ込んでいったセカイに対し、
シャイニングフィンガーソードのような巨大剣で迎え撃つ大阪野郎!
いやー、やっぱり必殺技の名前が文字として出てくる演出はいいね…
イナズマイレブンとかもそうだったけど、ただ叫ぶだけより文字が出てくるとなんか盛り上がるものがあるよな

「どや!?」

「まだだ!うおおおおああああああ!!」

おお、今の一撃でかなりのパーツを吹っ飛ばされながらも、ひるまず突っ込んで勝負をかけにいくセカイ!
まさに今のセカイは號斗丸と人機一体!俺のこの手が真っ赤に燃える!
勝利を掴めと轟き叫ぶ!ばぁぁぁぁくねぇぇぇぇぇつ!!

って避けられるんかーい!!
おま…ちょっと待てこらー!!こ、この空気読めない大阪野郎が!
セカイがここまでやったのに変形してあっさり避けるとかそりゃないだろうがー!!

「ひ、飛行形態!?」

「ふふ…ガンプラは自由や…!その無限の自由の中から、ワイが考え具現化した!
 これがワイの!心の形やあああああっ!」

ドッギャアアアアッ!!



ゴ、ゴッド丸ーー!!あああ、最後はゴッドバードチェンジからの体当たりを食らって
あえなく爆散してしまったゴッド丸!それにしても「これがワイの心の形や!」って
それガンプラ心形流の極意じゃないですか!マオがそれを掴むには前作で17話かかったわけですが
初登場の時点でもうそれ掴んでんのかよ!たったの1話でいきなりもうマオ超えとは…
号泣しながら弟子を見つめるマオの姿が目に浮かぶようだぜ…(えー

「俺のガンプラが…負けた…」

「セカイ君…」

「これで分かったやろ〜?自分みたいのを井の中の蛙言うんや
 雑魚は雑魚らしくおとなしくしとけボケが!!」

む…むかつく〜!!てんめえええー!!バトルが終わったら言うことはそれかよ!
バトルを通して芽生える友情だとかそういうの全然ねえなこいつ!
わざわざ面と向かってこんな腹立つ言葉を吐いていくとは、この後リアルファイトに持ち込まれても文句言えません
セカイさん、こうなったら鍛えに鍛えた次元覇王流で生身でもやっちゃってくださいよ!(えー
腕をバキバキにへし折って二度とガンプラが作れないようにしてやれ!くそがー!

(ガンプラバトルの真髄は、ガンプラとファイターが一体化して戦うことや!)

「…」

(ガンプラは自由や!)

「…」

「先輩…俺、ガンプラのこと全然分かってなかった。
 でも自分に足りないものが何か、わかったような気がします!」

「うん…私も教えてもらったような気がする。
 自分の想像力を高めて、それを形にするのがガンプラだって!」

えええーー!?しかし、あんなクズの言うことでも「自分達には足りてない発想だった」と今後の糧にする2人!
いい子すぎるやろお前ら!確かにセカイはガンプラに対する理解、フミナは常識にとらわれない自由な発想
足りてなかった気がしますが…あのクズに対してまったく怒らないというのは、メンタルが聖人すぎるぞ!

「俺、もっと練習します!(がしっ)」

「私も絶対作ってみせるわ!私だけのガンプラを!(がしっ)」

「あ〜ラブラブだぁ〜」

「チューするぞぉ、チュー!」

「えっ!?」

「チュー!チュー!チュー!」

「な、何言ってんだよ!?」

「そんなことしませんっ!」

「え〜?チューしないの〜?」

「「だからしないってぇ!」」

って最後になんかキター!!
おおお、子供たちにチューだチューだ煽られて、真っ赤になりながら照れまくる2人!
セカイ×フミナの流れきたな!!もしかすると俺の願望だけで終わる可能性もありましたが
こうしてしっかりねじ込んできてくれて何よりです、セカイも意外と照れてるし今後ちょっとずつ意識していく展開になるといいなー

あ、それと最後にユウマが大阪野郎のクィンマンサを見てビックリしてたので、
ユウマからしてもあいつに対しては因縁があるみたいですね。まあ俺としては好きにやってくれとしか…(えー
こいつら2人ともいちいちセカイにつっかかりすぎなのがなぁ、そのせいであんまり興味が湧いてこないぜ…次回に続く


・BFトライの感想を楽しく拝見させてもらってます。荒鬼のモチーフは四代目大将軍(間接的にNT-1アレックス)で、
 荒烈駆主の「荒」です

・荒鬼は武者荒烈駆主(NT1アレックス)の強化後をモチーフにしてます。アレンジのアレンジのアレンジレベルなので
 モチーフはわかりにくいですね。鬼の字はかつて荒烈駆主が鬼退治をしたというストーリー上の繋がりで、
 特に深い意味は無いです。

・荒鬼頑駄無の元ネタですが、荒鬼には原作で「四代目頑駄無大将軍の生まれ変わり」という設定をもっています、
 そしてその四代目は出世前、武者荒烈駆主という名前だったので元を正せばNT-1アレックスになるかと(なるのか?)
 ちなみにゴッド丸は荒鬼の仲間、爆流頑駄無の弟子でした、つまり師匠の仲間を相手にするという
 面白い組み合わせになっていたわけで、当時からの武者頑駄無ファンとしては深く懐かしい話でした
 書籍で「SDガンダムの常識新世代篇」が出ているので呼んでみるのもいいと思いますby tasopen

・荒鬼頑駄無の元ネタはアレックス(正確にはアレックスの武者版である武者アレックスが出世した四代目大将軍の
 生まれ変わりという設定だったはず)ですよー

・荒鬼頑駄無の元ネタはアレックスだよ大志さん。アレックスといえば腕のガトリングだけど、
 プラモのパッケイラストだとわかりやすく腕にガトリングガンついてる。 by 沖田カイ

・荒鬼は荒烈駆主(アレックス)が成長した四代目大将軍が元ネタ、つまり武者○○の元ネタは武者●●となっており、
 シリーズを知らなきゃわからんのも当然です。逆に言うとセルフオマージュができるくらいシリーズを重ねてきたという
 証明みたいなキャラで、他にも初代、二代目、三代目の大将軍が元ネタのキャラとかが荒鬼と同シリーズに登場してます。

・荒鬼頑駄無について少々、荒鬼は七人の超将軍編に出てきた超将軍のリーダー格で四代目大将軍の生まれ変わりと
 言われるキャラですね。デザイン上の元ネタは四代目とその元々のベース機であるアレックスです。
 楯(鬼封力の楯)や両腕の機関砲などに名残があります。飛行形態は飛勇鶴形態と言い、七人の超将軍全員が
 何らかの変形形態・強襲形態を持っています。ビームクリスタルは正確には閃光結晶と表記し、
 元は新世大将軍の頑駄無結晶が砕けたものです。 by はじめ



荒鬼頑駄無はアレックスが元ネタだったんですか、よくわからないけどいっぱい設定があるみたいで…
とりあえず、1つめのコメントの「荒烈駆主の荒」、2つめのコメントの「かつて鬼退治をしたから」という意味で
荒鬼(コウキ)って名前になったんですねえ、コウ・ウラキじゃなかったんや…(えー

あと俺としてはこのシールドの形状からしてガンダムMk−Uが元ネタなのかなぁとか思ってました
←アレックスのシールド ←ガンダムMk−Uのシールド

盾の塗り方自体は結構似てるよね…ただアレックスの盾は藍色で、Mk−Uの盾は黒に塗られているっていう。
荒鬼の盾も最初見た時は黒かなと思ったんですが、改めて見てみると完全に藍色ですね
くそ、紛らわしい盾作りやがって!(えー






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