■ガンダムビルドファイターズトライ 第5話「憧れと挑戦を胸に」

『ガンプラバトルの真髄は、ガンプラとファイターが一体化して戦うことや!』

「はっ!せぇっ!でやっ!」

『ガンプラとの一体化…そのためには、ガンプラの稼動範囲を把握し
 
自らの体に覚え込ませる必要がある』

(ヒジはここまで曲がる…足首はここまで…ヒザがここまでか…)

さて前回、嫌味ったらしい大阪野郎に敗北を喫してしまったセカイですが、
その経験をも自分の糧として、もっと強いファイターになろうと今日も努力を続けていました
あの後ラルさんからも「ガンプラの稼動範囲を理解して覚えるべき」と助言を受けたようで、
ただ自分を鍛えるだけじゃなく、ビルドバーニングに触れて動かす機会も多くなってきたみたいですね
つまりはビルドバーニングでもっと遊びまくれということなのか、ガンプラバトルならではの特訓なんやな…

『どのような状況でも、次元覇王流を使いこなさなければ
 選手権を勝ち進むことはできんぞ!』

(やるべきことはすべてやる…選手権が始まる前に!)

「あのう、プールを貸してほしいだなんて、無理なお願いをしてすいません」

「い、いえいえ〜!全然っすよぉ!」

さらには地上戦以外の戦いにも慣れるために、学校のプールを借りて水中の感覚を覚えていくセカイ。
プールを借りるのにはミライ姉ちゃんの力を借りたようで、ちょっと水着を着てうっふーんとプールにやってきたら
水泳部員どもがイチコロになってプールを貸してくれました



それにしてもこの背中のはだけた水着超エロイな!
こんなん見せられたら男子生徒たちの股間が大変なことになってしまうぞ!!(えー
これはあれだな、興奮状態に陥ってしまった男子生徒たちが「プールを貸して欲しいなら分かってんだろ?ん?」
ミライを性欲のはけ口にするという内容の薄い本が厚くなるな…(えー
やめて!私に乱暴する気でしょう?エロ同人みたいに!

(俺だけじゃない!みんなだって!)

(作ってみせる…!私にしか出来ない、私だけのガンプラを!)

(もう一度挑戦するんだ…!僕の技術の粋を集めて作った、
 このライトニングガンダムで!)

さらにはセカイだけでなく、フミナやユウマもまた選手権に向けて強くなるために手を動かしていました
フミナは新たな自分のガンプラを作るため、ユウマはライトニングガンダムをいっそうパワーアップさせるため、
やり方は三者三様ではありますが、「選手権に勝つ」という目標のために3人とも努力を続けていました

「わざわざ東京にまで来てもらってすまなかったな、ミナト」

「気にせんでええて、他にも用事があったさかいな。どや?これがあんさんご注文の品や(スッ)」

「す、すっごーい!」

「なんていう完成度!?細部まで作り込んであるのに、
 バトル用の強度対策もしっかりと施されています!」

「さすがガンプラ心形流のサカイ・ミナトだ…依頼した甲斐がある」

そんな一方、これはどこか別の学校のバトル部の様子のようですが…なんとこの学校の部員たちは、
「自分でガンプラ作るのめんどくさいわー」と大阪野郎にガンプラ作りを依頼して、
出来上がったガンプラを受け取っているところでした。き、きさまらー!
自分たちのガンプラで戦おうって気はないんかー!!
なめとんのかおのれら!たった今フミナやユウマが必死になって自分のガンプラを作っていただけに
完成品だけをポンと他人からもらうこいつらがえらく不純でガンプラ愛がない連中に見えます
きったねーよお前ら!きったねー!まあそれ言ったらセカイも他人が作った完成品を使ってる身なんだけどさ…(えー

「でも、こんなすごいの渡しちゃって大丈夫〜?全国大会で当たったら、私らが勝っちゃうかも」

「ふん、ワイは選手権には出ぇへん。心形流を極めることの方が重要やさかいな」

「フフ…ミナト、知ってるか?今年のガンプラバトル選手権には、君のライバルが出場することを」

「ライバル?」

「アーティスティック・ガンプラコンテストでグランプリを獲った男…」

「なっ…なんやて!?アイツが出場するいうんか!?コウサカ・ユウマが!」

って、大阪野郎ことミナトはガンプラを作るのが専門で選手権に出る気は全然なかったようですが…
しかし、「ユウマも選手権に出るんすよー」と言われた途端に、ギラリと目の色が変わってしまいます
お、おいおいまさか、ユウマへのライバル心で選手権に参加するって流れか!?
なに余計なこと言っとんじゃいこのMハゲ男は!!(えー
このクソッタレ大阪野郎はこのまま出番終了してフェードアウトでいいものを、わざわざ再登場のフラグ立てんなっつーの!

「おおユウマ君、その様子だとついに完成したようだね」

「はい、だからここに来ました…伝説のファイター・青い巨星の異名を持つラル大尉に、
 バトルをお願いしたく思います」

「ふむ、承知した…対戦モードはBでいいかね?選手権前に君のガンプラを傷つけたくないのでね」

「その言葉、そっくりそのままお返ししますよ」

そんな中、ついにライトニングガンダムの強化改造を終えて部室にやってきたユウマ。
なんだかずいぶん自信満々のようで、なんとラルさんにタイマン勝負を挑んでおります
って…ちょっと待てユウマのやつ!今日はラルさんのこと「青い巨星」って呼んでるよ!
こないだは「青き巨星」って言ってたやんか!どっちなんじゃお前は!
あの時は地味に混乱させられましたが、結局は「青い巨星」で正しいのか…?原作を考えたらそれが当たり前なんだけども



「見せてもらおうか、ライトニングガンダムの真の性能とやらを!」

ドキュウウウン!

「むっ!?相変わらず正確な射撃だ…ライトニングガンダムはどこに…」

ギュオオオオオオ!

「なっ…!?あのガンプラは…!」

って、ともかくラルさんとの模擬戦が始まりますが、生まれ変わったライトニングガンダムの姿に激しく驚愕するラルさん!
それほどまでの別物に変わっているのか!?よっぽど凄い改造を施してきたみたいですね
ラルさんほどのファイターがこうも動揺してあぜんとした顔になるとは、並大抵のことではないと思いますが…

「ホシノさーん!」

「あれっ?ミライ先輩!水泳部でしたっけ?」

「そうじゃないんだけど、セカイがどうしてもプールに入りたいって言うものだから」

「プールにですか?」

「バトルに必要なことらしくて…」

その一方でなんと、プールの近くを歩いていたフミナに声をかけるミライ姉ちゃん!
ちょっ、この流れはあれか!?「ホシノさんも一緒に泳がない?」とフミナもプールに誘われる流れなのか!?

やったアアアアアアア!!(えー

(C)板垣恵介/秋田書店

 

フミナの水着くるで!くるでー!!フミナはあれだけ胸がでっかいだけに
水着になった時の衝撃というのは計り知れないものがあるぜ!

「そっか、色んなバトルに対応するために無重力に近い水中で?」

「はい!勝手が違うから、なかなかうまく技が出せないけど…
 でも、必ず選手権までには間に合わせてみせますよ!」

「ありがとう、そんなに真剣にガンプラバトルに取り組んでくれて!」

ってプールから上がってんじゃねえかああああああ!!
ぐあああああああ!!なぜだ、なぜそこで上がってしまったんだセカイよ!!
上がっちゃいけなかったんや!そこは逆に、フミナをプールの中に誘わなければいけなかったんや!!

ちくしょう…!!
ちくしょおお
おーーーーっ!!
(えー

(C)鳥山明/集英社

まあとはいえ、セカイ×フミナ推しの俺としては、こうして2人がベンチに座って語らっている光景だけでも
かなりニヤニヤしてしまう展開ではありますが。ミライ姉ちゃんも空気読んで2人から離れてますしね



「ねえ、セカイ君はどうして拳法を始めたの?」

「強くなりたいからです!」

「ふふ…私もそう!ガンプラバトルを始めたのは、男の子たちの中に混じっても、
 負けないくらい強くなりたかったから!あの人のように…」

「…?あの人?」

「昔ね、女の人がすごいガンプラバトルをしてるの見たの!
 強くて、動きが綺麗で、本当にかっこよくて…私、目が離せなかった!」

って、なんとここでフミナの意外な過去が明らかに!ガンプラバトルを始めた時のきっかけは、
ものすごく強い女性ファイターを目にしたのがきっかけだったと…
それって明らかにアイラのことですよね!?強い女性ファイターっていうとアイラしか頭に浮かんでこないし、
この話を聞いたらアイラ本人もきっと大層お喜びですよ!

まさにっ!
エキゾチック・
ジャパァ〜ン!!
(えー

そして実際にフミナが見たバトルというのが以下の映像です
スターゲイザーガンダム(ガンダムSEEDの外伝に登場した機体)
を華麗に駆る、その女性ファイターとは…

誰だお前ーー!!(ガビーン)
えーーーーーー!?いやいやいや、誰あんた!?どこの誰さんよ!?
ぜんぜん見たこともない金髪少女さんなの!?えええ!?アイラなんじゃないの!?

ぜんぜん話が
違うじゃないの
よおおおおお!!
(えー

これにはアイラも大層お怒りですよ!うーむ、まさかの新キャラだったとは…

「ガンプラバトルを続けていたら、いつかまた
 あの人に会える日が来るのかなって…そう思って!」

「なら、その人の目に留まるぐらい選手権で活躍しないと!」

「うん、そうだね!」

「うふふっ…!(グッ)」

って、いい雰囲気で話し続けるセカイ&フミナの姿に、
ガッツポーズまで作って超うれしそうに眺めていたミライ。
ミ、ミライ姉ちゃんどうしたんですか、あんたもセカイ×フミナの良さに目覚めたんですか!?(えー

前回はこの2人が仲良くしてる場面を見ると発狂しそうになってた姉ちゃんですが
今回はまったく逆にルンルン気分で見守ってますね、うーむ…どんな心境の変化が…
まああれか、前回も最後は「デートを楽しむのよセカイ!」って2人を応援してましたから
不純な行動さえしなければ姉ちゃんは2人の仲を応援してるってことでいいんですかね?

そんな姉ちゃんの応援の甲斐あってか、さらに2人はますます甘い雰囲気になっていき
お互い見つめあいながら意味深な言葉を交わすように…

「セカイ君…」

「なんです…?」

「あれっ?ユウ君が部室に来てる」

「え?ホントだ、あいつ家でプラモ作ってるはずなのに」

どぉーーーーー!?
いやいやいやちょっとおおおお!!なんじゃそりゃああああああ!!
あれだけお互いジッと見つめ合っていたその時、「あれユウ君だ」とユウマに気を取られてしまったフミナ!
そんなこと気にせんでええがな!ユウマなんかほっとけや!(えー

「行ってみましょ!」

「はい!」

しかし2人はユウマのことが気になって部室の方へと向かってしまいます。おおお…
あの意味深な「セカイ君…」の意図はなんだったんですか!?
一体セカイに対して何を言う気だったんだろう…まだ惚れてる段階じゃないだろうし
そうなると逆に、フミナの言うことが予想つかなくてすごい気になるぜ…

「…(涙目)」



って、あれだけいい雰囲気だったのが急にパーになってしまって
ミライ姉ちゃんもこれには実に残念そうな表情です。わかる…わかるぞ…(えー
ミライはこんな風に、今後もセカイとフミナの仲を応援していくポジションになるんですかね

「…」

「ラルさーん!」

「さっきユウ君を見かけて…ああっ!?」

「ラ…ラルさんのグフが!?」

って、そんな2人が部室へ向かってみると、そこには意気消沈したラルさんと変わり果てたグフの姿が!
そ…そんなー!!これじゃあまるで、前作におけるカルロス・カイザーじゃないですかー!!(えー
「最強を誇ったキャラがかませにされる」って、このパターンにラルさんを使っちゃうんですか!?
ラルさんはもはや、作品を代表するくらいのキャラに育ってきたのに!?
おいおい…さすがにラルさんはあの出オチみたいなカルロス・カイザーとは違って
安易にかませに使っちゃうのはもったいなさすぎると思いますが…

「…私に盾を落とさせたファイターは、今までに5人といない…」

って、あ、ああ…てっきりグフがバラバラにぶっ壊されたのかと思いきや、
盾がポロッと落ちたぐらいの損傷で済んだようです。さすがにカルロス・カイザーほどみじめな敗北ではなかったか…
ただ、それでもラルさんにとって「盾を吹き飛ばされた」というのは衝撃的な出来事のようですね。例えるなら
キャプテン翼の若林がペナルティエリア外からシュートを決められた的な。(えー

それとこの盾、前回冒頭でセカイが放った次元覇王流・疾風突きも正面から受け止めてましたっけ
それを吹き飛ばされたってことは、ユウマは次元覇王流をも凌駕するほど強力な武器を開発したってことか…?



「それ、ユウ君が…?」

「刻むしかないようだな、彼の名前を…コウサカ・ユウマという名を!」

OK刻んだ…今度はお前が俺を刻め!俺の名前を!カズマという名を!
なんだか急にスクライドみたいなこと言い出しましたねラルさん。これは狙ってやってるんだろうか
しかしスクライドももう13年も前のアニメになるのか…割と最近のアニメって印象あったけど、月日が経つのは早いなぁ
13年前ってなると、最近の中学生や高校生は全然知らないことになってしまうんですかね
人間ワープ!スーパー光線銃!カッコイイだろう(ギャキィ)

「フミナ君、君のガンプラは完成したのかね?」

「あ、はい!昨日の夜になんとか…」

「遅れてごめんなさぁ〜い!」

「えっ!?セカイ君、なんでギャン子と!?」

「いや、駅でばったり会って…」

「会場が分からないみたいだったから連れて来てあげたのよ〜?
 感謝して欲しいわねぇ、フミナさん」

「わざわざあ・り・が・と」

さていよいよセカイ達が参加する選手権大会の日、なんとセカイはギャン子に連れられて会場へとやってきましたが…
そんなことよりここから急に作画の雰囲気変わったな!
前半とまるで人物の見た目が違うぞオイ!このアニメ、メカ作画は超安定してるんだけど
キャラ作画は「あれ?」って思うシーンが結構あるよな…

まあそれはそれとして、大会に参加する時のフミナはやはりこのエロコスチュームになるようです
ついにきたかこの服装が!なにげに本編ではまだ第1話でしか着てなかったんじゃないですかね
今後いよいよこの格好が毎回拝めるようになるんやな…ありがたやありがたや…(えー

「用が済んだならさっさと自分の所に戻ったら!?(グイッ)」

「おっとと…!」

「なに怒ってるの?もしかして妬いてるの?」

「誰が?はい、シッシッ!」

って、セカイにラブラブのギャン子に見せつけるようにして、セカイをグイッと引き寄せるフミナ!
まあ妬いてるというより、憎まれ口を叩いてくるギャン子に「あーうぜー」と思ってやってるんでしょうけど、
今後マジでこの2人が、セカイをめぐる恋のライバルになっていくと面白そうですね

あとフミナとギャン子がギスギスする中で、その横にいるユウマが
「やだ…この人たち恐い…」みたいな顔してて吹いた
お前セカイにはあれだけケンカ売ってるのに、他人のケンカにはそんな顔するんかい!

《みなさま、たいへん長らくお待たせいたしました。これよりヤジマ商事主催、
 全国ガンプラバトル選手権・中高生の部、西東京大会を開催いたします!》

そしていよいよ会場の中で開会式が行われ、今回の選手権に参加するチームの姿が映し出されますが…
あれ、この大会ってギャン子たちも参加すんの!?
てっきりセカイの応援にやってきたもんだと思ってましたが、どうやら自分達も参加するみたいですね

そういえばギャン子達のチームは去年の西東京大会ベスト4ってことでしたから
要するに去年のこの大会でベスト4まで行ったってことか
そうなると単なる応援役どころか、かなり周囲から注目されてる強豪チームって扱いなんでしょうね

「ようこそ…!僕らのパラダイスへ…!水の中なら俺たちは無敵だ!」

《勝利チーム、中水中学水泳部・チームエンゼルフィッシュ!》

「す、水中型だけで参戦なんて…」

「バトルフィールドが宇宙だったらどうする気なんだ…」

そしていよいよ一回戦の試合が次々行われていきますが、その中でも特に目を引いたのは
海パン一丁で戦う変態水泳部チームでした
なんなんだお前らはー!!さっきチームごとに映ってたシーンを見ると、普通にしてればイケメンっぽいのに
これほど変態丸出しのチームとはとんでもない奴らだぜ…(えー

《続きまして第3試合、宮園高等学校・チームガイアドラゴン対
 聖鳳学園中等部・チームトライファイターズの試合を行います》

「さあ、いよいよトライファイターズの初陣だ!戦果を期待しとるぞ!」

「「「はい!」」」

(コウサカ・ユウマ…バトルはやめて、ビルダーに専念する言うとったくせに…!)

「やはり、ライバルが気になるか?」

「スドウはん…た、たまたまこっちで用事があったさかい、顔出してみただけや」

「ま…そういうことにしておこうか」

そんな中、ついにセカイ達の出番となり3人が対戦フィールドへ向かいますが…その姿を観客席で見ながら、
「なによユウマったら、ビルダーに専念するって言ってたくせに(ぷんぷん)」
不機嫌そうに眺めていたミナト。お、おいおいなんかこいつって
ユウマのこと意識してるけど構ってもらえないホモ小僧って考えると
かなり面白い立ち位置にいる気がしてきたわ(えー

「セカイく〜ん!頑張って〜!わたくしがついてるわよ〜!」

「うん…?セカイ?ユウマの応援ちゃうんか?セカイって誰や…」

「…」

「あっ…!あいつはGミューズにおった!ハハハハ!ユウマのヤツ、
 あんなへタレとチーム組んどんかいな!負け決定やんか!」

前言撤回。やっぱこいつ腹立つわ(えー
ミナトてめえ…セカイの姿を見つけるなり、ヘタレだなんだと言いたい放題コケにしやがって!
前回あれだけセカイが奮闘したんだからちょっとは認めてるかと思いきや、本当にヘタレとしか思ってねえのかよ!
この間も書いたことですが、お前には戦うことで芽生える友情とかそういうのはないのか!?
♪ぶつかることで深く結びつく友情、傷ついたことは無駄じゃなかったね♪という
Gガンダムの第2期OPを100ペン聞いてこい!!(えー

「対戦相手は宮園高校…!バランスの取れたいいチームよ!」

そんなわけで戦場へ降り立ったセカイ達3人ですが、相手となる宮園高校は
ガンダム00に登場したGN-Xを改造した3機でチームを組んでおり
大剣を持った白い機体、弓を持った緑の機体、双剣を持った青い機体…って、おいちょっと待てこの構成は!
魔動王グランゾートのスーパーグランゾート、ウインザート、アクアビート
パロディじゃねえかああああああ!!



ここでまさかのグランゾートネタかよ!!
そういえば相手チームの名前はチーム・ガイアドラゴンってことでしたが
ガイアドラゴンっていうのもグランゾートが必殺技出す時に喚び出す龍のことじゃねーか!!

さらによくよく見てみれば、あの3機が登録してある型式番号も
・GN-X LD
・GN-X STURM
・GN-X WAVE
って、LDはグランゾートの大剣・エルディカイザー
STURMはウインザートの弓・シュトルムカイザー
WAVEはアクアビートの双剣・ウェーブカイザー
を表してるってことだよな!?めちゃめちゃ徹底してんなオイ!グランゾートを当時見てた俺としてはすげー懐かしいわ

「ユウ君は後方で援護を!」

「先行します!」

「えっ!?」

「宇宙空間でセカイの拳法は役に立ちません。
 それに僕の機体は、長距離射撃だけじゃない!」

そんなチーム・グランゾートと相対したフミナは、ユウマに長距離での射撃を命じますが…
なんとユウマは、それを無視してどんどん前に突っ込んでいってしまいました。おいおい
どうやら長距離で撃つだけが脳じゃないと、相当近距離戦にも自信があるようですが…
その自信の根拠はやはり、ラルさんを圧倒した秘密兵器があるからということでしょうか?
早速それを披露するのかユウマ!?一体どんなとんでもない改造を施してきたのか…どきどき

ガッキイイイン!!

「ひ、飛行機になった!?」

「あれがユウ君のガンプラ!?」

え、飛行機に変形…え?飛行機に…え?ちょ、ちょっと待ってください、
飛行機に変形してミサイルを撃ちまくるユウマですが、まさかこれが改造の成果なのか!?
ラルさんをも圧倒したとてつもない改造ってこれのことだったのか!?ちょっと、こ、これだけ!?

それだけ
…なんですか?
(えー

いやちょっと、飛行形態への変形って、それガンダム世界じゃあまりにも普通すぎるやろ!
本当に腐るほどいるレベルじゃないですか!あの百戦錬磨のラルさんが
飛行形態にビックリして不覚を取ったって、そんなことあんの!?
それじゃあ百戦錬磨どころかむしろ初心者じゃないですか!(えー
そうなってしまうと青い巨星も地に落ちたなってことになってしまうんですが…一体どういうことなの…

「くっ…まずは小さいのを落とす!」

ドウドウドウッ!

「先輩!」

「大丈夫!今度は私が見せる番!
 これが私の考えた、私だけのガンプラよ!」

そんな中、ウインザートに狙いを付けられてしまい一発必中シュトルムカイザーを連発されるフミナでしたが
慌てず騒がず「私のガンプラの真の力を見せてやんよ」と反撃に転じることに!
おお、ユウマの改造が正直微妙だっただけに、ここはビシッと決めてくださいよフミナ!

ガッキイイイン!!

「エ、SDガンダムに変形した!?」

って、飛行形態からMS形態に変形したかと思うと、普通にビームライフルで攻撃してウインザートを倒すフミナ!
いやちょっ…こっちも普通に変形して相手がビックリしたところをビーム撃って終了ですか!?

それだけ
…なんですか?
(えー

もうちょっと意外な機能ないんですかマジで!
「私が考えた私だけのガンプラよ!」とまで言わせたんだから、普通の変形に普通のライフルってそりゃねーぞ…
前作でセイはこういった場面でアブソーブシステムとかRGシステムとか、
今までのガンダムにないような機能を披露してただけに、ユウマとフミナの普通っぷりがすごく物足りなく感じてしまうな…

「誰の手も借りずにあそこまで作り込むとは…!さすがフミちゃん!
 それに引き換え…そいつから離れろセカイ!僕が狙い撃つ!」

「嫌だね!」

「何だと!?」

「俺はやれる…!特訓の成果を見せてやる!
 自分にできること、ビルドバーニングにできることを考え抜いた!」

バシュッ!バシュッ!バシュウッ!

「な…なんだあの動きは!?」

「宇宙(そら)を…宇宙(そら)を駆け抜けている!」

「次元覇王流!流星螺旋拳!!」

ドゴッシャアアアアン!!

おお、そしてセカイもまた、フミナ達に負けじと宇宙における自分の戦法を見せつけグランゾートを撃破!
まるで宇宙を泳ぐように跳び回る姿は、水中での特訓の成果、
そして新必殺技・流星螺旋拳は拳をグルグルと高速回転させながら放つパンチなので、
ガンダムの手首がグルグル回ると理解しての技だということでしょう
Gセルフとかも手首グルグル技は最近やってましたよね
確かマスク先輩が初登場した回あたり。セカイはあれを見てこの技を編み出したんやな…(えー

セカイに関しては、前の2人に比べて「自分の欠点を特訓によって克服した」
「ガンダムの知識を深めることで新たな技を開発した」
っていう点で、明確に成長が描かれてるので
良かったんじゃないでしょうか、流星螺旋拳も凄い威力なので、フミナ達もこれくらい派手にやって欲しかったですね
何しろユウマは変形してミサイルぺちぺち撃って終了、フミナは変形してビームぺちぺち撃って終了だったので…
すごい地味な印象だったよ…

「ガ…ガンプラとファイターの動きが完全にシンクロしとる…!
 バカな!ヘタレやったんちゃうんか!!」

《勝利チーム、聖鳳学園中等部・チームトライファイターズ!》

「きゃーん!セカイ君ステキ〜〜!!」

そんなセカイの予想を超えるバトルにはミナトもあぜんとしており、
「ヘタレじゃなかった」と考えを改めるようになったようです
これを前回ラストで言っておけば印象も違ったものを…(えー
ミナトは前回セカイに勝った後に「雑魚はおとなしくしとけボケが!!」とか言っちゃったのが印象を悪くしてますよね
まあここで考えを改めたならちょっとは許してやるか…

「セカイ、あの動きはどうやって…」

「へへっ、言ったろ!特訓の成果だって!」

「ふん、どうやらただのバカではないらしいな…」

「素直にすごいと言え!」

「うるさい素人!」

「何を〜!」

びったーん!!

「「!?」」

「ユウ君…セカイ君…ありがとう…!
 2人がいてくれたおかげで勝てた、初めて1回戦突破できた…!うう…」

って、試合後に些細なことで言い合っていたセカイ&ユウマでしたが、そんなところへ
感極まって思いっきり抱きついてきたフミナ!うおおおお!!
号泣しながら勝利の嬉しさに震えているようですが、そういえばフミナは万年1回戦負けしか経験していなかったので
公式戦ではこれが念願の初勝利なんですね、つまり

フミナ少尉は初めて
味わうんだったな…
これが勝利の美酒
というものだ…
(えー

「へへ…もっと勝ちましょう先輩!」

「約束、守りますよ」

「うん…うん…!ありがとう…!」

しかしそんなフミナに抱きつかれながらケロッとした顔で返答する2人
いやいやちょっとお前らこの状況で何そんな落ち着いてんの!?(えー
これほどエロい体のフミナがエロい服着て思いっきり抱きついてきたのに反応薄すぎないっすか!?
逆にどんなシチュエーションなら興奮するんですか!?(えー

あとこの場面、ギャン子がフミナに嫉妬して相当キレてましたよね
やはりこの2人は今後恋のライバルになっていくと面白そうだな

「チーム・トライファイターズか…青い巨星がコーチしているチームと聞いて
 顔を出してみたが、なかなかどうして面白いチームじゃないか。
 そうは思わないかい?レディ」

「…」

って、一方その頃観客席には、ユウキ先輩と一緒にいる金髪美女の姿が!
おいおいこの金髪美女って、フミナが言ってた憧れの人じゃないですか!
それはいいけどその変なゴーグルなんなんすか!?真面目にやってんの!?

ふざけているのかああ
ああああああああ!!
(えー

これにはマスク先輩もブチ切れですよ!
マスク先輩はいちおう機能的な意味でマスクつけてますからね、無意味なゴーグルとか見たらキレますよね、ええ

「久しぶりやな」

「なっ…サカイ・ミナト…!どうして…?」

「どうしたもこうしたもあらへん…!自分、なに選手権なんか出てんねん!?
 ワイとの勝負から逃げる気か!?」

「…」

「ええっ!?答えんかいユウマぁ!!」

ってそんな一方で、会場を後にして帰宅しようとしていたユウマでしたが…なんとそれを待ち伏せして
「私に黙ってなに勝手に選手権とか出てるのよ!
 私と選手権とどっちが大切なのよ!」と怒りをぶつけるミナト!
なんかこいつ本当にストーカーホモって意味でネタ的に面白くなってきたわ(えー
この感じはナルトのうちはマダラに似てるかもな…あいつも柱間に対して相当ホモ発言連発して襲いかかってきたので。

・ビルドファイターズトライの感想、お疲れ様です!ユウマやミナト(大阪野郎)に関しては
 自分も今の所あまり良いイメージ持ってないですが、前作で主要人物が皆良い人だらけだったから
 今回は反動でこういうキャラ作ったのかなって思ってます。まだまだ序盤だから後半で化ける可能性ありますし、
 イラってしますが、楽しみです by 通りすがりの郵便局員♀

・ビルドファイターズトライ、ガンプラの動きとか戦闘シーンは大好きなんですが
 キャラクターの人間関係は友人内でも賛否両論ですな……俺的にはガンプラ嵌まる切欠が前期だったので、
 「仲悪くても良いじゃん、ここからここから」って感じだったんですが……
 「今のところ主人公とピンク脳と人間の屑しかいない」って聞いた時は悲しくなりましたわ

・今週のビルドファイターズ、ユウマが若干セカイに対してデレを見せ始めましたが
 大志さん的にはどうだったでしょうか?「宇宙空間では役に立たない」とか言ってる所は
 「あー大志さんキレてそうだな」とか思いながら見てました。私はユウマはどっちかと言うと好きなキャラで、
 セカイとギャンギャンしてるのはオデッサの娘みたいにwktkしながら視てます。
 今週の内容としては公式戦初陣ということで完勝でしたが、個々の戦闘力が上がった事でチームプレイは
 全く無かったですね。こんなんでチーム戦として大丈夫なのか?って思った所で次回は
 チームプレイに定評のある強豪校との対戦で早速心配事を消化してくれそうです。
 しかし何か名前が出る度にセイのレジェンド度が上がってますね。
 最早ガンプラ界の生ける伝説みたいな扱いです。 by よもぎ

そしてこの作品の人間関係については、人によって本当に感じ方が違うみたいですねえ
たとえば1番目のコメントの郵便局員さんは「イラッとするけど後半で化けるのに期待」
2番目のコメントの人は「仲悪くてもここからここから」、その友達は「主人公とピンク脳と人間のクズしかいない」
3番目のコメントのよもぎさんは「ユウマが好きなので、セカイとギャンギャンするのも楽しみに見てる」
そして俺はユウマとミナトは痴情のもつれたホモと思うと結構面白いと思ってます(えー

あと今回ユウマに対してイライラしたかと言われると、まあそんなに…それより俺の頭の中に渦巻いてたのは
ラルさんをかませに使ったのにユウマの改造がただの変形だった
っていうのがすごい気になってました。「ワシに盾を落とさせた人間は5人とおらん!」とまで言ったのに
なんでただの変形だったのか…何か別にもっとすごい改造してて、今後それが語られるとかでしょうか。次回に続く


■ガンダムビルドファイターズトライ 第6話「戦場の支配者」

 

《全日本ガンプラバトル選手権・中高生の部に出場するチームは3人一組。
 モビルスーツなら3機までの出撃が可能、モビルスーツではない支援機なども
 1機として数えられます。強力なモビルアーマーはチームで1機のみの出撃、
 3人で1機のモビルアーマーを操縦します。
 参加機体は試合ごとに変更できますが、バトル中の機体変更は禁止されています。
 バトルフィールドはランダムで決定、1試合の制限時間は15分で、
 相手チームの機体をすべて撃破するか、最後まで残った機体の多いチームが勝利となります。
 引き分けとなった場合は、代表同士での一騎打ちで決着をつけます。
 皆さん、大会ルールをしっかりと理解し、楽しいガンプラバトルを行いましょう!》

「なぜいまさらこんなビデオを…」

「口で説明してもセカイ君が理解できてないようだったから、映像で見せようと思って」

さて前回、無事に西東京予選の1回戦を突破した3人でしたが、
まだセカイがルールのことを分かってないという欠点を抱えていたために、
今回はフミナが用意した解説用ビデオを3人で見ているようです

しかしあれですね、こういった細かいルールは俺も初めて聞きましたが、まず興味深いのは
モビルアーマーを1機出したら他の2機は出撃できないってことですね
そんな縛りがあったのか…まあビグザムとかαアジールみたいな、並のモビルスーツが束になってもかなわないような
大型モビルアーマーを持って来られた場合を考えると、このぐらいの縛りは必要か…しかしそう考えると
前作でαアジールを使っていながらアイラにボコられたカルロス・カイザー
それだけ有利な機体使ってあのザマだったと本当に立場ないことになってしまうな…(えー

あとバトル中に機体を変更することも禁止だそうで。そうなってくると
バトル中に機体をイナクトからアグリッサに変更し、さらに1人でモビルアーマー動かしてたミヤガ先輩

本当にルール無用の汚いバトルを仕掛けてきてたんですね
ミヤガ先輩のことはフミナもルール違反と明言してましたが、今になってそれを実感することになろうとは…

それと今回のビデオの中で、説明用の映像として
エクシアとZガンダムの対決が描かれてたのは俺的に嬉しかったですね
一期の感想でも書きましたが、Zガンダムは俺が2番目に好きな機体で、エクシアは俺が3番目に好きな機体なので…

「どう?セカイ君、大会のルールは分かった?」

「んが〜…んが〜…」

「って寝てるし!?」

「先輩、諦めた方がいい。ゼロに何をかけてもゼロなように、
 バカに何をかけてもバカなだけです」

ああ、しかしフミナが用意したビデオをまったく見ずにぐーすか熟睡していたセカイ!
そのせいでまたユウマからバカにされてしまいますが、
さすがに今度ばかりは俺もまったく言い返せねえな…(えー
フミナがせっかく分かりやすいようにビデオ用意してくれたんだから、最後まで見ようぜセカイ…

「みんな、2回戦の対戦相手が決まったぞ!」

「…んがっ!?対戦相手!?どこですかラルさん!」

「都立成練高専科学部だ」

「成錬高専…!」

「成錬は大会ごとに…いや、試合ごとに出撃するガンプラを変えている。
 用心は怠らぬことだ。何しろ対戦した多くのチームが成錬をこう評している…
 どんな戦術を駆使しても、ことごとく先手を読まれ敗北に追い込まれる…
 そう、成錬は戦場を支配していると…」

そんな中、次の対戦相手の情報を持って3人の前にやってきたラルさん。
その途端にセカイが飛び起きたところを見ると、セカイは自分の興味あることにしか集中できないタチなんだろうか
ともかく次の相手は成錬高専という連中のようで…どうやらその特徴は、
対戦相手のことを徹底的に調べ上げ、確実に勝てる戦術と機体を用意してくる
奴らのようです。
決まった機体を持たないというのはそのためか…好きな機体を使うより、
相手チームに対して少しでも相性のいい機体を作ってくるスタイルってことですな…

「チーム・トライファイターズか…やはり注目すべきはコウサカ・ユウマだな」

「だろうね。機体の完成度もそうだけど、彼自身も小学生時代、
 ガンプラバトル選手権全国大会の出場経験がある…ファイターとしての技術も高いよ」

「まさしく強敵だな…」

「だが逆説的に言えば、コウサカ・ユウマを封じ込めさえすれば
 我々の勝利は確実となる」

「監督!」

「残るは遠距離火器を持たない拳法使いにSDガンダム。
 恐るるに足りん…勝利は我が成錬高専科学部がいただく!」

そんな噂の成錬高専の様子がこれ。さっそくセカイ達を倒すための情報収集に躍起になっているようですが
しかしその結論は、警戒すべきはユウマ1人だけでセカイとフミナはほっといても勝てるとかなんとか…
お、おいちょっと待てよ!セカイの次元覇王流は明らかに規格外の威力だし、一番警戒が必要だろ!
フミナはともかくとして!フミナはともかくな!(えー

あとこいつらの説明によると、ユウマってなにげにソロ出場で全国大会まで行った腕前なんですね…
つまり、あの「お前才能ねぇよ」ってやられたシーンは全国大会だったってことですか
てっきり地区予選か何かかと思ってたので、あの年齢ですでに全国まで行ってたとは驚きですな…

「(すたすた)」

「いらっしゃいま…うっ!?サカイ・ミナト!」

「なんやそのツラぁ?ワイは客やぞ?もっと愛想ようせんかい」

ってゲェー!?そんなある日、ユウマが実家のレストランでレジ係をしていると、
そこへやってきたのはなんとミナト!お前いつまで東京ウロウロしてんだよ!(えー
ユウマ達は毎日学校に通ってるわけだから、今は夏休みって時期でもないしミナトのやつ学校どうしてるんだろう…

「嫌なら出て行け。店にも客を選ぶ権利はある」

「ほー、言うやんけ。ならレイコー頼むわ」

「…レイコー?何だそれは?」

「なっ!?レイコー言うたら冷えたコーヒーのことやろが!?
 そんなこともわからんのかぁ!常識ないのう東京モンは…」

そんな中、ユウマに追い出されるのは嫌なのでレイコーを頼んで居座るミナト。
しかしユウマには意味が伝わらず、「なんでレイコーが分からんの!?」と動揺するハメになってしまいます
気取ってないで素直にアイスコーヒーって言えばいいのに…(えー
でもこんな風にオタオタするミナトの姿を見てると、なんか少しニヤニヤしてしまうな
あとシロップの入れ方も無駄にテクニカルだし…ちょっとミナトの良さが分かってきたかもしれん



「用件は何だ?」

「ガンプラバトルをやり始めた理由…聞いてなかったさかいな」

「それは…ある人との約束を守るため、失ったものを取り戻すためだ」

「シブイ理由やんけ、今度ワイも使わしてもらうわ」

「勝手にしろ」

相変わらず、ユウマがガンプラバトルをやることに納得してない様子のミナト。
なぜバトルをやるのか理由を尋ねますが…ユウマが答えた「約束を守るため」っていうのは
これってフミナとの約束のことですよね?俺はてっきりミライに「バトルをやる気になったのよね」って言われたから
「その通りです!!」ってやり始めたもんだと思ってたんですが…つまりフミナとの約束はオマケで
ミライの気を引くのが一番の目的と思ってたんですが、え、違うの!?(えー

「けどそのバトルも明後日でしまいやな〜。
 自分らのチームは、2回戦で当たる成錬高校には絶対勝てへん」

「根拠は?」

「決まっとるやろ…個々の機体は良くても、自分らのチームはみんな好き勝手に戦っとるだけ。
 連携の一つも取らんで勝ち抜けるほど、ガンプラバトルは甘ないで」

「…」

しかし次の試合でユウマ達は絶対勝てないと語るミナト。その理由は、ユウマ達はチームの連携がまるでなってないからだと…
むう、確かにユウマとセカイはまるで水と油、今のところ連携は全然できてなくて、個々の力だけで戦ってますよね
なんというか、ミナトって性格は悪いけど言ってる内容はまともなんだよな
そこに関しては俺も認めてるんだけど…これでもうちょい親しみやすい性格だったらなあ

「バトルには早よう見切りつけて!8月のメイジン杯の作品作りに集中せい!」

「ビルダーズコンテストか…」

「せや!そこで白黒つけようやないか!?
 自分のおらんコンテストで勝っても、意味なんかないで!」

って、どうやら近いうちにガンプラ作りの腕を競うコンテスト・メイジン杯とやらが行われるようで、要するにミナトの言いたいことは
「一緒にこのコンテスト出てくれないとヤダよぉ!!」ってことだったようです(えー
それでバトルをやめろやめろと言っていたのか…「ユウマがいないコンテストなんて出る意味がない」って言ってることといい



ユウマと一緒のコンテストを想像した途端この顔といい
やっぱりホモじゃないか!!(えー
どんだけ嬉しそうなんだよミナト!すっかりホモの顔ですよ!俺の中でミナトはすっかりネタキャラの立ち位置になってきたなぁ

「どうしたんですか先輩、こんな時間に部室に呼び出して…」

「しかもガンプラを持って来いって…」

「2人に見てもらいたいの。ウイニングの隠された力を…2回戦には絶対に必要になると思うから」

そんなある日の深夜、フミナに言われて真夜中の部室にやってきたセカイ&ユウマ。
何かと思えば、ウイニングガンダムに隠された機能を2人に見せるとのことでした。それにしても
真夜中にエロイ格好しながら年頃の男子2人を密室に呼び出すとか正気ですかフミナ!?
そんなに犯されたいんですか!?(えー  無茶すんなぁフミナのやつ、セカイとユウマに性欲が少しでもあったらどうなっているか

ズゴゴゴゴゴ…

「で、でっけぇ!」

「メガサイズか!?」

「行くわよ、よく見てて!

って、そんなフミナがウイニングガンダムの練習相手に選んだのはメガサイズの巨大モック!
この黒いカラーリングはサイコガンダム仕様ですか!?それにしても、メガサイズの巨大ガンプラといえば
一期の時にレイジ達がさんざん手こずらされた相手ですよね。それが練習台ってハードル高すぎないか?

←メガサイズのザクに襲われるレイジの図

それと今作のモックはプラフスキー粒子が集まって形成される擬似的な機体みたいですね
つまり実物のモックを作る必要がないと。これだけ巨大な相手が粒子でカンタンに用意できるっていうのは
前作からのテクノロジーの進歩を感じますね

チュボッガアアアアアン!!

「な…!?」

「ホ、ホシノ先輩、今のは…!?」

「これが私が考えた勝利への道…ウイニングロードよ!」

ってええええええーー!?な、何それ、瞬殺!?
なんと超巨大なメガサイズモックをいとも簡単に倒してしまったフミナ!
ちょっとちょっと!これじゃあメガサイズに苦戦したレイジの立場がないじゃないですか!

「空気読めよ…」って
イラッとした表情のレイジが
目に浮かぶようだよ…
(えー

しかしフミナがモックをどうやって倒したかは、視聴者にはまだ何も見せられておりません
セカイとユウマだけがその全貌を目撃したようですが…

《それでは第4試合、聖鳳学園中等部・チームトライファイターズvs都立成錬高専・チームSRSCの
 試合を行います》

「ホシノ先輩、ラルさんは?」

「う〜ん…さっきメールが来て、寝坊したから遅刻するって」

「はあ…ラルさんのアドバイスが必要な時に」

「勝てばいんだよ、勝てば!」

「ふふ、そうね…この局面を私たちだけで乗り切れないなら、全国なんて夢のまた夢!」

って、いよいよ成錬との試合当日になりますが、なんとラルさんは寝坊してこの試合に駆けつけられない状況となってしまいました
ふむ…まあ別にラルさんが戦闘中に何かしてくれるわけでもないし、せいぜい試合前に
「君達の戦果を期待するぞ!」とか一言言うぐらいしかやることないんじゃないか?(えー

「チーム・トライファイターズ!」

「行くぜぇぇっ!!」

バシュバシュウウウ!

「3号機、敵を捕捉したよ。ポイントTE32!」

「プラン26でいけるな?2号機は予定ポイントにて待機、3号機はバグをばらまけ!」

「了解!」

「ふふ…すでにお前たちは我々の支配下にいるぞ、トライファイターズ!」

そんなわけでバトルが開始しますが、成錬の機体はガンダム08小隊に登場したEz8(イージーエイト)の改造機…
3機ともみんなEz8が元の機体のようですが、1号機、2号機、3号機とそれぞれ別の改造を施しているようですね
特に情報戦に特化した3号機は策敵能力が非常に高く、いとも簡単にセカイ達の居場所をキャッチしてしまいます。
ふむ…見た目もそうだけど、名前や性能もドラグナー3みたいな奴だな3号機。今度の敵はドラグナー1、2、3がモデルなのか?

「敵からの攻撃がない…?うかつに前に出ないで、相手の出方を見るのよ」

「了解」

「あぁ、こういうの嫌いなんだよな…男なら正々堂々戦えってんだ」

「これも戦術だ。全員がお前のような単細胞では…」

ザザ…ザザザ…

「ん…!?通信が途絶えた、どういうことだ!?」

チュドドドドドド!!

「後ろから!?くっ、邪魔だセカイ!」

「うぐぐ…!」

「くそ、聞こえていないか…!」

「どこから狙ってるの!?まさか…光学迷彩!?」

ああ、成錬の攻撃に備えて身構えていた3人ですが、背後からの接近に気づかずまんまと奇襲を許してしまう結果に!
それもそのはず、相手は光学迷彩を使って目に見えない状態でにじり寄ってきていたのです
さらに通信妨害のジャミングシステムまで使われてしまい、ただでさえまずい3人の連携がさらにガタガタに…

「くそ…!隠れてないで出てきやがれぇっ!」

ダダダダダ!

「どこに行くセカイ!」

「カミキ・セカイ…身体能力抜群、しかし性格は直情的でその行動も短絡!」

チュドドドドド!

「ぐ…コイツぅぅっ!」

「分断した!2号機!」

「了解!」

ボッガアアアアン!!

「セ、セカイ君ーっ!」

ああ、セカイのやついとも簡単に!この状況にシビレを切らして1人飛び出したセカイですが、その行動は成錬の思う壺!
弾幕によってまんまとフミナ達から分断されてしまい、成錬の集中砲火を浴びて大爆発に飲み込まれてしまったという…
うーむ、成錬の方はセカイ達と違ってチームワーク抜群ですな…常にチームで連携して動いてますよね

「ホシノ・フミナ、プラモ部の部長でチームリーダー…
 そして仲間思い!情報通りだ!」

チュドドドドド!

「きゃああああああ!!」

「くっ…!」

「ユウマは慎重やさかい、うかつには出てこぉへん…
 機体の特性はおろか、ファイターの性格さえも把握したうえで練られた戦術!」

集中攻撃を受けまくったセカイを助けようとするフミナですが、「はい待ってましたー」と今度はそんなフミナが狙い撃ちされる結果に!
そしてユウマはというと、慎重に動きたい性格のために物陰に隠れたまま出てきません。ああ…
まさしく個々で動いてるだけでチームとして動けていないトライファイターズ。
やはりチームを作る時に重要なのは、個人の判断より意思の統一なんだなと改めて思いますね

ドウドウドウドウッ!

「くっ…さすが優勝候補…!それでもウイニングロードはある!」

「もらったよぉっ!」

バッキャアアアアン!

「直撃!?」

「いや、直前で分離しおった!」

「あれは昨日の…!先輩のパーツだ!!」

そんな中、敵の3号機に追い回されながらも、バラバラに分離して攻撃をかわすフミナ!
セカイ曰く、これが昨日の巨大モックを倒したフミナの切り札のようですが…
「2回戦では必ずこれが必要になる」と言っていたように、これが逆転の一手となるのか?

「うおおおおっ!!ウイニングナックルゥゥゥッ!!」



「ド…ドッキングした!?」

な、なんですとー!?ここでセカイのバーニングガンダムと合体し、巨大な腕と化すウイニングガンダム!
仲間のメカが主役メカと合体して巨腕になり、グギギギと小刻みに動くこの演出は…
勇者王ガオガイガーのハンマーコネクト!?
あとこのアンバランスにバカでっかい片腕で相手をブン殴るっていうのは、
俺的にはアムドライバーのモノクルバイザーを思い出しましたね。懐かしいなー



「次元覇王流!弾丸破岩拳!!」

ドゴワッシャアアアン!!

「ぐっ、光学迷彩が…!?何という衝撃!」

「ユウ君!受け取って!」

「通信が…!よし!」

「ロックオンされたか!だが残念、すでに射程外さ!」

「このウイニングランチャーは届くんだよ!!」

チュドオオオオン!!

「な…何ィィィィッ!?」

ああーっとそしてここから一気に形勢逆転!セカイとフミナの合体技・弾丸破岩拳を地面にブチ込み、
凄まじい爆風で相手のジャミングと光学迷彩を無効化したところで
ユウマとフミナの合体技・ウイニングランチャーで一気にケリをつけたという…
ふむ、フミナはセカイとユウマのどっちとも合体できるんですねえ、これはなんというか
どっちとも合体できる(性的な意味で)って感じで薄い本のネタに使われそうな気が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

《勝利チーム、聖鳳学園中等部・チームトライファイターズ!》

「やったぜぇぇぇっ!!」

「そ、そんな…申し訳ありません監督…」

「バ…バカな…戦場を支配する我々のチームが負けるはずが…」

「いや〜すまんすまん、目覚ましを忘れていた」

「な…!?ラル大尉!?あ、青い巨星があのチームの…!か…完敗だ…」

そんなわけで大逆転勝利を飾ったセカイ達ですが、相手の監督はセカイ達の実力よりも
遅刻してきたラルさんの方を見てビビりまくるのでした
いやいや何言ってんだよ!今回ラルさんほとんど何もしてねーだろ!(えー
「ラルさんがいなくても私たちだけで何とかする」って話だったのに、
最後ラルさんの姿を見てビビって完敗っておかしいだろ!
成錬はせっかくいいチームなのに監督がこうもアンポンタンじゃ生徒が可哀想だよなー(えー

「見事なチームワークだったな…」

「そんなんやあらへん」

「む?」

「あのSDや…あれが他の2機に連携をはからせた。
 そのために工夫され作られたガンプラ…あの子…(じーっ)
 ええ女やないか」

な…何いいいいい!?ミナトきさまああああああ!!
なんと試合が終わってからずっとフミナに向かって熱い視線を注ぎながら
「ええ女やないか…(じゅるり)」ってなんだお前!まさかフミナに惚れたとでも!?
ふざけんなお前はおとなしくユウマとホモカップルやってりゃいいんだよ!(えー
ミナトとフミナがくっつくなんて…それだけは許さんぞ!セカイみたいな良い子ならともかく、ミナトみたいなゲス野郎はあかん!
もしもそんなことになった日にはミナトを殺して俺も死ぬ!!(えー

「よう、ここの部長は誰だい?」

「は?何の用?」

「今日付けでこっちに転属になったスガ・アキラだ、よろしく」

「転属…?」

「転入生だよ、ハハハハッ!よう、俺のねぐらどこ?」

ス、スレッガー中尉ー!!そんな今回のラストシーンは、なんとスドウ達の所属するバトル部に
スレッガー中尉が転校してくるというまさかの展開!ここの会話の流れは、初代ガンダム第31話の

「よう、ホワイトベース隊の責任者は誰だい?」

「ん、何です?」

「スレッガー・ロウ中尉だ。今日付けでこっちに転属になった。ハハハハッ! よう、俺のねぐらどこ?」

っていうのをまるまるパロディしてますよね。それとスレッガー中尉といえば
ミライに言い寄って恋仲になるというのが初代ガンダムでの立ち位置でしたが…
奇しくもこのビルドファイターズにもミライ姉ちゃんというキャラが!え、マジで!?
ミライ姉ちゃんスレッガーさんとくっついてしまうん!?こりゃユウマには残念なお知らせですねー
ユウマに出来ることといえばスレッガーさんが早くビグザムに特攻するのを祈ることぐらいか…(えー
悲しいけどこれ戦争なのよね!次回に続く!






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