12月31日

・大志さん、今年一年本当にお疲れ様でした。来年も面白い感想を期待しております(^^)

いやいやありがとうございます。今年はサイトの感想的にふがいない年ですいませんでした
俺が今年を振り返ってみて思うのは、まあとにかく感想が止まりまくったってことかなあ
主にソーマとワートリがね。去年まではちゃんとジャンプの発売に合わせて感想書いてたと思うんですが
今年に入ってからの止まりっぷりは正直ひどかったですねー

ここ数日になってようやくやる気出して連日更新してますが、まだまだ到底追いつけるような状態じゃないんで
どうにかこの先これを継続していきたいですね。2016年の目標はやっぱりそれですわなー



ジャンプ感想:ワールドトリガー 第98話「那須隊B」

さて前回、オサム達の戦いを見ながら原始人どもの戦いと見下していたヒュースですが、
今回はというと、「弱い奴が負ける」という発言をこなみ先輩に思いっきりネタにされてしまい
「で、それだけ?そんなお前以外全員知ってること言われても」と頭をどしどしされていました

こなみ先輩におもちゃにされてるヒュース面白すぎるだろ、異世界のエリートともあろう者が
「こんな原始人にバカにされるなんて…くやしい…」って顔してるのがめっちゃ笑えるんだが

「そっちこそ回りくどいやり方はやめろ、オレから情報を聞き出したいのなら、
 尋問でも拷問でもやってみるがいい」

「拷問なんかする気はないよ。ああいうのはする方もされる方もしんどい。
 それに捕虜は丁重に扱っといた方が、さらわれた隊員を取り戻す時に
 駆け引きがスムーズになるかもしれない」

「でもこいつ、見捨てられて置いてかれたんでしょ?人質交換するほどの価値があるの?」

「いや、腕がよくて頭も切れるから、たぶん向こうでも相当なエリートだろうって迅さんが言ってましたよ」

そんな中、「オレを拷問したいんだろ?おらおらやってみろよ」といきがるヒュースですが、
一同にそんなことをする気はなく、人質交換の材料にとっておくためにも危害は加えない気のようです
そして「向こうでも相当なエリートだった人ですよ」と言われて、得意げなヒュースの顔ときたら!



見てくださいよこの「フフンどうよオレって凄くね?」と言わんばかりの顔を!
さっきからヒュースの様子が面白すぎるだろ、この一言で自分をナメているこなみ先輩に一泡吹かせてやったヒュースですが…

「まあ、嘘ですけど」

「!?」

「いま適当に想像して喋りました」

い、いやあああああああああ!!
なんと今のエリートうんぬんという話は、とりまる先輩が適当にでっち上げた嘘でまったくのデタラメだったことが発覚!
なんてこと言うんすかあんたは!おかげでまんまと騙されてしまったヒュースの様子はこんなんですよ



「そ、そんな…エリートだと思ったのに…」と普通にショックを受けてしまったヒュースがめっちゃ笑えます
すっかり原始人どもにもてあそばれているヒュースの明日はどっちだ
ヒュースは前回と今回だけで、一気にこの漫画トップクラスのネタキャラになったなー

さてそんな中、戦闘中のユーマ達の様子はと言いますと、ガンダム村上・ユーマ・熊谷ちゃんの3人が入り乱れて戦う
大乱闘スマッシュブラザーズ状態になっていました
まさに三つ巴という感じの乱戦となったわけですが、こうなると辛いのは3人の中で実力の劣る熊谷ちゃんであります
このままでは熊谷ちゃんがやられるのは時間の問題…しかし、那須隊はもう1人茜がすぐ近くまで来ているので
ここで茜の援護がうまく刺されば、熊谷ちゃんのピンチを救える可能性も…

『まだ撃っちゃダメだよ茜!2人とも狙撃を警戒してる!』

『でも熊谷先輩が…!』

《日浦隊員まだ撃たない!》

《相手が待ち構えてちゃ撃てないだろ、
 鋼と空閑からしたら早く撃ってきて欲しいくらいだ》

《スナイパーは居所が知れると不利になる、
 チャンスを待って初弾で確実に当てたいところでしょう》

しかし援護にやってきたものの、なかなか手出しできない状況が続いてしまう茜。
なぜならヘタに撃って外した場合、村上とユーマが大喜びで茜を潰しにやってきて、
茜を始末してからじっくりと熊谷ちゃんを料理する…という流れになってしまうからのようです。

確かに敵のスナイパーがいるとユーマ達は好きに動けないから、茜を真っ先に排除したいというのは間違いないですね
それと「チャンスを待って初弾を確実に当てたい」という話ですが…
これスプラトゥーンでスーパーショット愛用してる人はよく分かりますよね
あれも一番当てるチャンスがあるのは初弾なんで、それをいかに確実に当てるかが問われる武器なんだよなぁ

『…来た!!』

ガギイッ!!

「ちっ…!」

《狙われたのは空閑隊員!》

『茜!!』

そしてそれだけ辛抱した甲斐あって、ユーマが晒したわずかな隙に渾身の一撃を叩き込む熊谷ちゃん!
無論これだけでやられるユーマではありませんが、しかし完全には防げずに体勢を崩されてしまいます
これぞまさしく茜が狙撃する絶好のチャンス…そしてとうとう狙いすました一撃を放つことに!

ビッギュウン!!

あたれーーーっ!!!
や、やばいっ!!
はーーーっ!!(ブアッ)
!!
はずされたーーっ!!

もうダメだーーっ!!

(C)鳥山明/集英社

 

しかし大体こんな感じになりました(えー
しっかりユーマに照準を合わせて銃撃した茜でしたが、それを驚異的な反応でかわしてしまうユーマ!
これがドラゴンボールならはね返せ悟飯そいつは味方だーっ!!と反射してぶち当てるところですが
この漫画ではそうはいきません、このチャンスをモノにできなかった茜は、ユーマに居場所がバレたことで一転してピンチに…

(かわされた…!!)

「そこか」



ってユーマこええええええ!!隠れていた茜を見つけたその瞬間、
獲物を見つけた殺し屋のような顔になって茜に向かって急接近するユーマ!
「そこにいたか、今すぐ殺してやるから待ってろ」と言わんばかりです、いやいやこんなん恐すぎるやろ
スプラトゥーンで言うならダイオウイカがスーパージャンプして目の前に飛んできたくらいの恐さですよ、これは茜終わったな…

「茜…!ベイルアウトしろ!茜!」

そんな風にユーマがグングン茜に急接近していく中、茜にベイルアウトして離脱するよう指示する熊谷ちゃん。
これは確かにその通りですね、ヘタにダイオウイカと戦って結局やられるぐらいなら、
ベイルアウトつまりスタート地点に向かってスーパージャンプするというのは大いにアリな選択ですね
撃破されるくらいならスタート地点に戻った方がマシ、これはスプラトゥーンが上手い人ならみんな分かっていることでしょう

ズドドドッ!!



《ベイルアウトしない方を選んだか…》

ああ!?しかしこの状況で茜がやったことは、大量のボムを起爆しての攻撃!
なんということでしょう、茜が選んだのはベイルアウトではなくて、スプラチャージャーのスペシャル技である
ボムラッシュを使って攻撃することでした。いやいやここでボムラッシュかよ!

いやーさすがにここでボムラッシュはないんじゃないでしょうか、正直ダイオウイカを止められるような技じゃないというか
ボムラッシュはもっとこう敵に見られてない時に使うというか、これでは単なる無駄打ちに終わってしまう可能性が…



ドン!!

「…っ!!」

「よし。まずは一人」

ってやっぱりやられとるー!!ああ、茜が使った渾身のボムラッシュもユーマにはまるで通じず、
あっさりとふところに飛び込まれて撃破される結果に!やっぱりあそこでボムラッシュ使ったのはダメですわー
茜の立ち回りはまだまだウデマエBって感じがしますね。これはB級隊員ですわ(えー  次回に続く!

(C)葦原大介/集英社


12月29日

ジャンプ感想:食戟のソーマ 第110話「魔術師再び…!!」



「せめて秋の選抜で決勝まで残った奴じゃなきゃ、スタジエールは受け入れないとは言ったが…
 よりにもよってお前か幸平」

「やー俺もビックリしましたよ」

「まあいい…使えない奴は叩き出すと、業務部の人間には伝えてあるからな」

さて前回、新たなスタジエールの現場として、四宮の店の東京支店へとやってきたソーマですが
「よりにもよってお前か」とか「使えなかったら叩き出す」とか、四宮から手厳しい言葉がいきなりバンバン飛んできてますね
四宮さんあんた、地獄の合宿が終わった直後はソーマのこと店に勧誘しようとしてたのに!(えー
そう思ったら今回来てくれて良かったじゃないですか!叩き出すなんてとんでもない、丁重に扱ってください丁重に

「それじゃまずは、大工仕事と内装の仕上げだ」

「へ…?まだこの段階すか!?」

 

って、ここで最初に任されたのは大工仕事やらなんやらの料理以前の雑用でした
まあソーマだけじゃなくて、四宮をはじめとする店の人が総出でやってますけどね
それと四宮の言ってる「DIY」ってなんなんだろうと思ったら、「Do It Yourself」の略で自分たちでやるって意味なんですね。へー

ちなみにモップを持ってる黒髪の女の人は高唯(カオウェイ)って名前だそうです
高唯と書いてカオウェイ…漢字をこんな風に読むってことは中国人か何かでしょうか?
あと水色の髪の女の人はリュシ・ユゴーって名前みたいです、こっちは名前だけじゃどこの国の人かよく分からないな

「改めてよろしく、ユキヒラくん。私たちはみんなSHINO's本店のスタッフなの」

「開店して落ち着くまで、東京支店の応援に来てるってわけサ」

「んで…こっちの彼が、パリの本店では副料理長を任されていた、四宮シェフの右腕ってところね」



ふむ、どうやら今回この店に集っているのは、これまでパリで四宮と一緒に仕事してきた腕利きのメンバー達らしく、
四宮の右腕とまで言われている男もやってきているようですね。
ちなみにこいつの名前はアベル・ブロンダンというようですが…

「幸平こっち来い、ホラそっち持ってろ」

「うす」

「なんなんだよあの子は…四宮シェフとあんなに親しげにして…!
 俺が四宮シェフとどれだけかかって打ち解けたと思ってるんだ!
 忘れもしない、四宮シェフが初めて飲みに誘ってくれた日のことを!」

って、そんなアベルですがかなりのホモっ気があるようで
四宮と親しげなソーマを見て嫉妬の炎をメラメラと燃やしていました
というかアベルの回想シーンで、例の「料理長は俺だ」のシーンが出てきてたんですが



この時睨まれてたのがアベルだったのかよ!
へええ、まさかの再登場ですな、そういえばこの時睨まれた理由にしても、
四宮のレシピをもっと改善する方法があるって言い出したらこうなったわけだから、この時からもともと実力はあったんだなあ

ちなみにアベルが言ってる「忘れもしない、四宮シェフが初めて飲みに誘ってくれた時のことを」っていうのは
食戟のソーマ小説版第1巻でのエピソードのことですね
地獄の合宿を終えた後の四宮が、以前よりも丸くなって店に戻ってきて
「たまには飲みにでも行かないか」って店のスタッフを誘ったことがあったんで、それを本編にも取り込んだようですね

「でも本当に丸くなったわよね四宮シェフ、何がきっかけだったのかしら。
 今年の春ごろに日本へ行ってからじゃない?」

「ソーかも!合宿か何かの審査員やるって、帰ってきてから急に優しくなった気がする!」

「(ピク…)」

「調理のこと質問したらなんでも丁寧に教えてくれるし」

「ソーソー!文句言いながら結局最初から最後までナ!」



って、そんな風に以前よりも丸くなった四宮について、最近の様子をあれこれと話し合う2人。
それにしても、「質問したらなんでも丁寧に教えてくれる」っていうのは意外ですね。すっかりいい上司になってんな四宮
それって仕事するうえで、すごく大事なことだと思うんですよ。よくあるパターンとしては、質問してきた部下に対して
「あ?それを考えるのがお前の仕事なんだよ」とか言って、何も教えない上司っているんですよね

部下になんにも教えてないのに勝手に成長するわけないじゃんと思うんですよ俺は。
そんな都合のいい話があるかと。部下を育てたいんだったら、自分が色々と手間をかけて教えていくしかないと思うんですよ
人を育てるってそういうことでしょ、レベル1のポケモンを放っておいて勝手に最強の状態に育つのかって話ですよ

「休憩だあ〜!疲れたぁ〜!」

「でも終わりが見えてきたわね、お昼はどうする?」

「じゃあ俺がまかないを…」

「俺が作ろう」

「え!?」

「テーブルのセッティングしてろ」

「ど、どういう風の吹き回しですか!?料理長が直々に…!」

「四宮シェフのまかないが食べられるなんて…!」

そしてお昼時になり、昼食の休憩を取ることになりますが、今回は四宮が直々に昼食を作ると言い出したことで
一同が目ん玉飛び出すくらいに仰天しております。この反応からして、普段は一回もやったことないんじゃないでしょうか
そして今回やる気になったのはソーマが来ているからでしょうね
後輩のためにわざわざ腕前を見せてやるとか気前いいな四宮

そんなわけで、見事な手際で流れるように調理を進めていく四宮。これはなんていうか
すごい女子ウケの良さそうなシーンですね(えー
イケメンが手際よく料理する姿っていうのは、えらいモテまくる印象があるからなー
速水もこみちっていう前例もあることだし。これはMOCO'sキッチンならぬSHINO'sキッチンですわ

「おおっ…!キッシュですかぁ!」



そして出来た料理がこれなわけですが…一見してえ、ケーキか何か?と思ったんですけど
これもれっきとしたご飯なんですかね。キッシュって俺は食べたことないな…

「うお〜っいい匂い!うまそうっすね〜!」

「キッシュ…パイ生地と卵やチーズ、牛乳をベースに
 ベーコンやホウレンソウ等とともに焼きあげる料理。
 パリにも浸透しているランチメニューのひとつだ。
 ま、現地のことを知らない君には分からないかもしれないけどね」

って、そんな風に「キッシュってわかんねえなー」と思ってたらアベルが全部解説してくれました
いやほんとすいません現地のことを知らない無知な男で…教えてくれてありがとうございます(えー
ともかくパリではランチとして親しまれている料理ってことで、ケーキのようなおやつとはやっぱり別物なんですね

「堪能させていただきます…!レギュムの魔力を!」



そして実際に料理を口に運んだ途端、ご覧の通り魔法少女コスプレに変わってしまう2人!
そういえば四宮の料理を食べた人間は魔法少女になってしまうんだったな…今となっては懐かしいぜ
それにしても高唯さんが思いっきりパンツ丸出しになってるんですけど
この漫画でパンツ丸出しって珍しいですよ高唯さん!いやーレアだなこれは…レアなパンツだなー(えー

「何このシャキシャキ感!?美味しー!!」

「ゴボウっすね…!」

「ゴ、ゴボー?」

「知らないのも無理はない、欧米では敬遠されがちな食材だからな」

「ゴボウの持つ甘みと渋みを完璧なバランスで引き出して、
 キッシュに魔法をかけてしまった…!戦慄するわね…!」

「まさかフランスの郷土料理に、日本の野菜をこうも合わせるなんて…!
 さすがレギュムの魔術師です!」

そんな四宮のキッシュには、その場の誰もが感心して大絶賛の状態となっていました
さっきの魔法少女リアクションを見れば分かることですけども、やはりレギュムの魔術師は伊達じゃないことを
まざまざと見せつけた絶品ということに…

「(ボソ…)まだまだだな…」

しかしそんな中、四宮だけはこの味に満足していませんでした。自分が目指す味はまだまだこんなものではないということか
さすがのレベルの高さですね。それにしても以前は停滞していた四宮が、今はこうして
現状に満足せずにさらなる高みを目指しているというのは感慨深いものがあるなあ

(こんだけの料理を作って…まだ足りてないってのか…!?)

「幸平…お前はこの一週間で、必ず必殺料理(スペシャリテ)へ近づける。
 この俺の仕事に、最後までついて来れたらだがな…!」



そして最後はこんな風に超イケメンなポーズを決める四宮。
いやーほんとこいつは女子ウケ良さそうな要素のカタマリのようなキャラですね
こんな風に俺様な態度のイケメンを目にしてしまったら、世の女性達はみんなコロリと行ってしまうことでしょう
多分この話は女性読者たちがキャーキャー言いながら読んでたんじゃなかろうか。次回に続く!

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社


12月28日

ジャンプ感想:ワールドトリガー 第97話「那須隊A」

さて前回、川を挟んで敵の主力を分断するというモンガラキャンプ場作戦が失敗に終わり、
一番戦いたくなかった要注意人物のガンダム村上と戦うハメになってしまった熊谷ちゃん。
そんなわけで今回の冒頭では2人が切り結んでおりますが、攻防一体なガンダム村上の動きに熊谷ちゃんはついていけておりません

この戦いぶりを見ていると、単に剣で斬るだけじゃなくて、シールドで吹き飛ばすシールドバッシュなんて戦法も使うんですね村上は。
まあガンダムの盾は殴るだけでザクを粉砕する破壊力がありますからね(えー
とにもかくにもピンチとしか言いようがない状況の熊谷ちゃん。今の熊谷ちゃんの頭の中には
BGM「窮地に立つガンダム」が流れていることでしょう。いや窮地に立ってるのは逆なんだけどね…

(…!川に落とすつもり…!?)



(村上先輩を…!)

ところがその時、熊谷ちゃんの危機に颯爽と現れたのは我らがユーマであります
ガンダム村上が熊谷ちゃんと戦っているそのスキに、背後から襲いかかって村上を川に突き落とす気のようですね
これぞまさしく窮地に立つガンダム。村上の頭の中にはあのBGMが(以下略)

それにしてもこのユーマの判断はなかなかいいと思いますよ、なぜならスプラトゥーンでは
川に落とされたプレイヤーは死んでしまうので
敵を川に突き落として撃破するっていうのも重要な戦法のひとつです。そんなわけで川に向かってすっ飛ばされる村上でしたが…

シュボウッ!!

「…さすがにこれじゃ落ちないか…」

しかしその時、シールドのスラスターを噴かしていとも簡単に戦線復帰してきたガンダム村上!
マジかよお前、スラスター機能付きの盾で飛び回るってガンダムXディバイダーかよ!
さすがにガンダムの名は伊達じゃなかったですね、この状況こそまさしく俺が…ガンダムだ!!(えー



ガガガガガガ!

(くっ…!那須先輩のメイントリガーは変化弾(バイパー)…!
 記録映像で予習はしてたけど…!)

「隠れてもだめよ」

ズドドドドドド!!

「ぐううっ!!」

一方その頃、反対側の岸では、那須さんと交戦中のオサムが大苦戦をしているところでした。
どうも那須さんは物凄い量の弾幕と自在に変化する弾道で勝負するタイプのようで、オサムは完全に防戦一方です
しかも弾道が変化するせいで、物陰に隠れていても狙い撃たれるというのが実に厄介ですね

そういう攻撃をされると辛いということは、スプラトゥーンでブラスターを敵にして戦ったら実感できることでしょう
ブラスターはほんと、壁があってもお構いなしで攻撃してくるから嫌らしいですよねー
こっちの攻撃は届かないのにあっちの攻撃は届くという、一方的な状況でやられるので
次に会ったらどんな手を使ってでもブッ潰す…!って気持ちになってきますよね(えー

ズドドドドドド!!

(避けられない…!動きを読まれてる…!)

(素直な逃げ方。やっぱりまだ戦い慣れてないのね)

 

そんな風に圧倒されっぱなしのオサムですが、その時鈴鳴第一の別役太一から援護射撃が。
オサムとは敵チームではあるものの、どうやら厄介な那須さんから先に潰したいと思ってるようですね
確かにこのままオサムを見捨てたら、次は太一の方にあの弾幕が飛んでくるわけだから
そうなる前にさっさと那須さんを仕留めておきたいところですが…

ドドドドドド!!

「でええ!?」

 

ああしかし、「邪魔するんならお前からぶっ潰す」と言わんばかりに
即座に太一へ怒りの弾幕を発射してきた那須さん!こりゃあ那須さんに手を出そうものなら即座に蜂の巣にされそうですな
少しでも触れたらこれとはまったくおっかない女だよ、それにしてもこれだけ大量の弾を撃ちまくってて
トリオン切れとか起こさないんだろうか那須さんは…この人も相当なトリオン量の持ち主だな

ドドドドドド!!

《那須隊長の変化弾(バイパー)が縦横無尽!
 軽はずみな攻撃には手痛いお仕置きが待っている!》

《あそこで太一が撃つのはナシじゃないけどな、相手が悪い。
 リアルタイムであれだけの弾道を引けるバイパー使いは、
 ウチの出水と那須だけだ》

「気をつけろ千佳!那須さんの弾は想像以上に追ってくるぞ!
 確実に当てる自信がある時以外は撃つな!」

「分かった、修くんも気をつけて!」

そんなわけで完全に那須さんペースとなってしまったこちらの岸の戦い。
太刀川さん曰く、バイパーだけなら那須さんはA級1位の出水にすら匹敵するようで
オサムも太一も攻略の糸口がまったく見つけられずにいました
「那須さんの弾は想像以上に追ってくる」とオサムが言ってますが、実際どれくらい追ってくるのかというと

大体こんな感じです。横の路地に逃げ込んでも90度曲がって追ってきたり、
マンションの上から飛び降りても落下の最中にグングン追ってきたり、
鬼のようなホーミング性能してますね、2人同時に相手してこれなんだからまったくバケモンですな

《こりゃなんだかんだ那須隊が有利だな。
 玉狛と鈴鳴のエースは西っ側でカチ合ってるし、
 長距離狙撃が機能しにくいこの天気なら、
 東っ側はシューター・ガンナーの実力勝負になる》

そんな戦いの流れを見て、結局のところ那須隊が有利になってきたことを語る太刀川さん。
なぜなら玉狛も鈴鳴も、ユーマと村上という点取り屋がお互いに潰し合っており、
点を取るには他のメンバーが踏ん張らなければならない状況、しかし暴風雨という天候のせいで
スナイパーは今回まったく活躍できないわけで、
そうなると千佳ちゃんや太一は戦力にならないということになってしまいます。

つまり、今回の戦いを左右するのはガンナーやシューター。
玉狛で言えばオサム、鈴鳴で言えば来馬さん、那須隊で言えば那須さんとなるわけですが



そんな3人の実力差がこれなわけですよ
那須さんが8400ほどのポイントで頭ひとつ抜けた状態であり、
来馬さんは7200ほどのポイントで、どうにか上手くやれば勝機は掴めるかといったようなレベル、
そしてオサムはというと、4300ほどのポイントしかなくて明らかに格下で勝ち目なしといったところです

そんなオサムに今回の勝負の行方がかかっているというんだから、
今の状況はとてつもなく不利…よっぽどオサムが頑張らないと玉狛に勝機は…

(…こんな展開は、この先いくらでも起こること…!ここからが勝負だ…!)

「指示を出す、2人とも聞いてくれ。
 千佳は鈴鳴第一…特にスナイパーの位置をぼくに教えてくれ。
 あとは敵からなるべく離れて、見つからないことを優先しろ」

 

「空閑はこっちのことは考えなくていい、自分の戦いだけに集中しろ」

「了解、オサムは?」

「ぼくは、こっちサイドで点を取る」

しかし、そんな「オサムが踏ん張らないと勝てない」という状況は、
「この先いくらでも起こることだ」と、とっくに覚悟は出来ていたオサム!
なんと千佳ちゃんを戦線から遠ざけ、ユーマも向こう岸での戦いに集中するよう指示し、
「ぼくが点を取る」と宣言して戦いに向かいます。おいおいカッコいいじゃないか

あとこの場面、オサムの指示を黙って聞いてる千佳ちゃんがめちゃ可愛いですよね
この頼りがいのあるオサムの姿は、千佳ちゃんの目にどう映ってるんだろうか
大規模侵攻の時も千佳ちゃんの前でオサムはかなり頑張ったし、そろそろフラグが立ってもいいと思うんだがなー

「あーもうじりじりするわ…!」


 

しかし、そんなオサム達の様子をテレビで観戦していたこなみ先輩は、
「これ作戦ミスやったんと違う…?」とずいぶんハラハラしていました
「橋を壊さないほうがよかった」とこなみ先輩が言ってるのは、もしまだ橋があれば
ユーマが合流できたかもしれないからってことを言ってるんでしょうね
こなみ先輩はユーマの師匠なだけに、相当ユーマの実力を高く買ってるんだろうなあ

「どっちにしろ那須隊が壊してましたよ。
 那須隊の大幅有利から、やや有利まで抑えられたんだから、悪くない判断でしょ」

「遊真がいなきゃどっちにしろ勝てないじゃない」

とりまる先輩はオサムの作戦を悪くないと思っているようで、
那須隊の戦力を削ぐことに成功したし、橋を壊したのはアリだと思っているようですが…
しかし「どっちにしろユーマがいないと勝てない」ってそりゃねーっすよこなみ先輩よ!
たった今オサムが「ぼくが点を取る」ってかっこ良く決めたばかりなのに、
「あいつユーマがいなきゃ勝てないじゃん」ってそんなのあんまりだわ!もう少しオサムを信じてやれよ!

「お前はどう見る…?ヒュース」



ドッギャーーン!!
そしてここでなんとも衝撃的な光景が!お子さまとカピバラに囲まれながら
恐怖の侵略者の雰囲気台無しになっていたヒュース君が登場!お前今こんなことになってたんかい!
この間の大規模侵攻でハイレイン達に置き去りにされてしまったヒュースですが、この馴染みっぷりからして
今ではすっかり「いやあランク戦とか面白そうっすね〜僕も出てみたいな〜」と、こっちの世界での暮らしを満喫して…

「こんな原始的な戦いに何を言うことがある?弱い奴が負ける。それだけの話だ」

ところがぎっちょん、「この原始人どもが…」と言いたげに、吐き捨てるようにして無愛想な反応を返すヒュース!
うわあまったく心を開いてない!やはりヒュースにとってここは、単なる居心地の悪い異世界でしかないのか
というかヒュースの奴、原始的だのなんだのとオサム達をコケにしてますが、
そういう自分も「弱い奴が負ける」ってえらい単純で原始的なコメントしてないですか!?(えー
そこはもうちょっとなんかこう、異世界のエリートらしい知的な分析をですね…

さて、今回の話はここで終わりですが、前回の感想で那須隊の引っ越し事情について
「引っ越しなんてがっかりだわ…事情が軽すぎるわ…」と書いたところ、色んな拍手コメントが届いてきました

・一応引っ越しの理由が、先の大規模侵攻が原因なので、ハートフルコメディ漫画では起こり得ない展開だと思います。
 自分も最初「中学生とは言えお給料もらって戦場に出る仕事してもいい世界観なのに、
 親の反対は押し切れないのかよ」って思いましたが、よくよく考えると、現実で成人した軍隊の人でも、
 家庭環境次第では家族に反対されてやむを得ず退職することだってあるだろうし、
 そんなに変では無いような気がしました。

・那須隊の事情についてですが、確かにあまりにもシリアスな面々に比べると軽いかもしれないですが
 十代の少年少女なら仕方がない面もあるかと……戦争組織の割にのほほんとした空気であることは否めませんし…
 あと実務上の面でも那須隊の戦力を考えるとスナイパーが一人減るのは結構痛手だと思いますよ。 by ちけっつ

・ワートリで茜の引っ越しでチームメイトが落ち込んでいることが気に入らないようですが、学生にとって、
 引っ越しで仲の良かった人達と離ればなれになるのはかなり重要なことなので、落ち込む方が普通じゃないですか?
 大志さんは以前に「ワートリのキャラはやたら大人びてる」と言っていましたが、引っ越しで落ち込むというのは
 年相応でむしろ好感が持てます。というか、遊真たちの方の事情が重すぎます(笑)

・茜ちゃんの場合は「本人はボーダーで戦う気満々なのに、親が娘を避難させたがってる」状況ですからね。
 親に養われている中学生の身の上で、我を通すことはできませんもの……。
 私なんかはこういう「一般家庭でありえそうな状況」がリアルで好きなところですけれど。

大体こんな感じですね。みんな那須隊をフォローする内容のコメントを送ってきているわけですが、
こういうのを読んでも俺の中のがっかり感は消えることはないかな…
なんでかって、前回も書いたことだけど、深刻な事情を想像してる時に
「実は引っ越しだった」って聞くと脱力感がハンパないというか

もうね、引っ越しすることになった原因が大規模侵攻うんぬんだとか、そういうのも関係ないんですよ
俺もそれは本編を読んだ時に分かってることだし、引っ越しをする事情があるっていうのは理解してるんですが
でも「引っ越し」っていう言葉自体がすごいしょうもなく聞こえるんですよ
これは他の漫画とかアニメを見ててもそうで、MAJOR 2ndの感想でもさんざん書いたことだし

あとは機動戦士Zガンダムとか見ててもそうだったなあ。第12話の「ジャブローの風」って話があるんですが、
この話ではカミーユ達が、敵の軍隊の本拠地(ジャブロー)を総攻撃して攻略するという、
かなり大がかりな作戦を実行するんですよ。ただ…

「そうか!ここは引っ越し中だったんだ!」

「なにい!?引っ越しだと!?」

「そうです!実はジャブローは引っ越し中なんです!」

みたいな会話があって、俺はこの引っ越し引っ越し言ってるのが
すごいしょうもないこと言ってるように思えた
んですね
こう、敵の本拠地を攻略するという生きるか死ぬかの戦場で、
「奴らは引っ越しをしたんだ!!」って言葉が出てくるのがすんごい間抜けに感じたっていうか
この引っ越しもね、れっきとした敵の作戦なんですけど、そんな事情とか関係なくしょうもない言葉に聞こえちゃうんですよ
もうこれは「引っ越し」って言葉自体が、俺の脱力スイッチになってるとしか言いようがないなー

まずそんな風に、引っ越しって言葉そのものがしょうもなく聞こえてしまうというのがひとつ。
あともうひとつは、そんな引っ越しという事情を背負った那須隊が何を目標として戦うかってことなんですよね
那須隊の目標っていうのはなにかっていうと、茜が引っ越しをしてしまう前に
仲良しメンバーで思い出作りがしたいってことなんですよ。俺はそれがすっごい引っかかってるんですよね

だってボーダーって異世界と戦争やってる戦闘部隊なわけで、
ここは異世界と戦うための場所であって、仲良しの子と思い出作りする場所じゃないと思うんですよね
俺が那須隊のことを「お前らお気楽すぎるんじゃないの!?」って書いたのはそこなんです

例えばの話、那須隊が所属してるのがボーダーじゃなくて
平和な学校の部活とかだったら言ってることも分かるんですよ。思い出作りとかしてくれて全然構わないんですよ
ただ、そういう平和な部活みたいなノリを、異世界と戦争する部隊の中に持ち込んでるのが
すごい違和感あるっていうか、それはボーダーでやるには場違いすぎるんじゃない?って気持ちになるんですよね



たとえば他のキャラの戦う目的を見ていくと、荒船さんなんかは
「アタッカー、ガンナー、スナイパーの戦いを全部極めて、それを理論化して大勢の隊員に広める」ってことなんですが
これはね、要するに強い兵隊をいっぱい育ててボーダーの戦力を底上げするってことだから
すごい意味あることだと思うんですよ、ボーダーでやる価値があるし異世界の侵略も防ぎやすくなるだろうなっていう。

あとは三輪なんかは、「とにかく異世界の連中を叩き潰したい」と思ってて、
そのためにボーダーにいるっていうのも分かる話ですよね。
異世界と戦うだけの技術や戦力を一番持ってるのがボーダーで、ここにいれば異世界と思う存分戦えるわけなんだから
そりゃあボーダーにやってくるよなと納得できるわけです。

あと千佳ちゃんなんかは、「異世界にさらわれた身内を助けたい」って目標を持ってるわけですが、
そんな千佳ちゃんがボーダーにいることも特に文句はありません。なぜなら
異世界に行く技術を持ってるのはボーダーだけなんで、
「異世界に行きたい」って目標を持ってる千佳ちゃんが、ボーダーに入るのは必然なんですよね。
それ以外に方法がないわけだから、ボーダーに入らなかったら目標の叶えようがないという。

そんな中で那須隊なんですけど、「仲良しの子たちと思い出作りがしたい」っていうのは
これは別にボーダーでやらなくていいじゃんって思ってしまうんですよ
わざわざボーダーにこだわる必要がなくて、何か別のことでも思い出作りできるようなことをやればいいじゃんっていう。

例えばの話ね、那須隊はボーダーで戦うよりも
スプラトゥーンのネット対戦をやればいいんですよ(えー



スプラトゥーンは4人でチームを組んで戦うゲームなんで、ちょうど4人の那須隊が組むにはピッタリだし
遠くに引っ越してしまう茜についても、ネットを通せばどんなに離れていても一緒に遊べるし、
病弱な那須さんについても、ゲームの中なら体の弱さは関係なく戦えるという
那須隊が抱えてる問題も解決しちゃうんですよ。あと最近のスプラトゥーンは、
4人でスカイプ通話しながらワーキャー遊ぶのが当たり前になってきてるんで、
4人の女子が集まって楽しく遊ぶっていうのにも適したゲームなんですよね

それと那須隊の目標である「思い出作りがしたい」ってことなんですが、みなさんご存知でしょうか
現在のスプラトゥーン界隈で、多くの大会を総ナメにしている最強レベルのチームの名前が
「思い出作りに来ました」ってチームなんですよ

もうね、だから思い出作りがしたい那須隊には最適なゲーム。もうこれ以外ない。
熊谷ちゃんはローラー持って近距離で暴れればいいし、
那須さんはシューター持って中距離で弾幕を張ればいいし、
茜はチャージャー持って遠距離で狙撃すればいいし、
あとオペレーターの人はなんか適当な武器持って遊んでればいいんですよ(えー
那須隊はボーダーにこだわるよりもスプラトゥーンやるべき。俺はそう思います

(C)葦原大介/集英社


12月27日

ジャンプ感想:食戟のソーマ 第109話「光を当てる者」

さて今回のソーマですが、冒頭の場面はお嬢様と秘書子の回想シーンで始まりました
幼かったある日のこと、桜の樹の下ではしゃいでいたお嬢様ですが、
秘書子と一緒に遊ぼうとしても「いいえ私は家来ですんで」と、秘書子が遠慮してしまい一緒には遊べなかったという…

(緋沙子…あの時私が、あなたにして欲しかったことは…)

そして現在、そんな過去を思い返していたお嬢様は、自分がして欲しいことをしてくれない秘書子のことで寂しそうな様子でした
まあお嬢様がして欲しいことっていうのは、秘書子には自分の後ろの方で遠慮深く控えてるんじゃなくて
自分の隣で一緒にいて欲しいっていうことですわな。上下関係なんていちいち気にしてほしくないと。
しかしそんなお嬢様にひとつ言えることがあるとすれば、秘書子にだけ一方的にそういうのを求めるんじゃなくて



自分も秘書子みたいな皿洗いくらいやらないとな…(えー
いやマジで、秘書子がなんの抵抗もなく皿洗いやってるのに対して、
お嬢様は「は?皿洗いなんてこの私がやるわけないでしょバカなの?」とか言ってたんで
やっぱりそこには秘書子と価値観の大きな溝があるっつーか、
秘書子がお嬢様に追い付くだけじゃなくて、お嬢様も秘書子に歩み寄る必要があるんじゃない?って思うんですよね

「ところで新戸ぉ、近々薙切のところに戻るんだろ?」

「(ずーん)」

「うおっ、どーしたんだ元気出せって。話聞くからよお」

「…情けないな…まだなんだか自信が持てない。今までの私は安心しきっていたんだと思う…
 えりな様の後ろを歩いていればいいと、それ以上のことは考えもしなかったから…」



そんな一方で、こちらは”洋食の三田村”でのスタジエールを終えたソーマ&秘書子ですが…
しかし秘書子は、いまだにお嬢様のところへ戻る自信が取り戻せてはいませんでした。
まあ秘書子がそれだけ自信を持てないのは、お嬢様が「料理人に失敗なんて許されない」って
今まで言い続けてきたせいでもあるんですけどね。やっぱりお嬢様も変わる必要があるよな

「答えは簡単だろ、これからは薙切の後ろじゃなくてさ、”隣”に立って歩けるように
 変わっていけばいいんじゃねーの?」

「…でも…一度敗北した私にそんな資格は…」

「俺も葉山に負けちまったからさ。
 いつかあいつをギャフンと言わせてやろーぜ?な?」

「…」

そして今度からは、お嬢様の後ろじゃなくて隣を歩けばいいと、俺と全く同じことを考えていたソーマ。
おいおい気が合うじゃないですか、前回の予約制の時はまったく意見が合わなかったけど(えー
それと、葉山に負けたことをを引きずってる秘書子に、「俺も葉山に負けちまったし気にすんな」
ソーマに言わせるこの展開はいいですね

やっぱりソーマといえば敗北を糧にして強くなるということを今まで積み重ねてきたキャラなので、
負けた経験も今後の成長に繋げればいいということを、秘書子に教えるのにピッタリな気がします。
そもそも秘書子が一番ショックを受けているのは、「選抜で葉山に負けた」ってことですが、
ソーマはその悩みを共有することができるんですよね。何しろまったく同じ経験をしてるから。
だから、「うるさい!お前に何が分かる!」とか言われることもないし、同じ葉山に負けたショックを味わったけど、
ソーマはそこから立ち直る術を持っているという、秘書子にとってのいい見本としてここにいるわけですね。この構成は上手いよな

「あ、そうだ、初日からずっと言いそびれてたんだけどさ。この漫画、届けてくれよ薙切にさ(がさごそ)」

「こ、これは…?」

「やーこの漫画、薙切と約束したから早く届けなきゃって思ってたんだけど、
 なかなか行く機会なくってよー。だからちょうどよかったわ。
 頼むぜ新戸、途中で落っことしたりすんなよ?」

「幸平創真…ありがとう…!」

そして最後には、秘書子の背中をもうひと押しするために、お嬢様に頼まれていた漫画を渡すソーマ。
そういえばこんなのありましたよね、美作と戦ったビーフシチュー対決の時に約束したんでしたっけか
レビューが止まってたせいではるか遠い昔のように感じるぜ…(えー

ちなみにこの漫画って、結局は寮の誰から借りたんでしょうかね。可能性高いのはやっぱり恵ちゃんかなー
恵ちゃんは今回のスタジエールで初めてお嬢様との接点ができたわけですけど、この少女漫画の持ち主だったら
さらにお嬢様と意気投合する機会があるってことですからね、やっぱそれが一番意味のある展開かな

「おしっ…帰るかね!次の研修先はどこだぁ!」

---------------------------------

「ちっ、こっちは開店準備で寝るヒマもねえってのに!
 なんだって学生なんかの相手しなきゃならねぇんだ!?
 とにかくこっちは無能を持て余してる場合じゃねぇんだ!
 ひとつ堂島さんに伝えてくれ」



「使えねぇ奴がやってきたら、即刻叩き出すだけだぜってな」

デデーン。そして次の研修先に向かったソーマですが、その店はまさかの四宮の店・東京支店!
今までパリで活動していた四宮ですが、海外での成功を収めたことで、国内にも新たな支店を作ることになったようです
まあ人気キャラだから出す機会を増やしたいってことで作られた設定なんでしょうけど
なんにしろ四宮が出てくると水原さんも出てくるチャンスあるから俺としては大歓迎ですな(えー  次回に続く!

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社


12月26日

ジャンプ感想:ワールドトリガー 第96話「那須隊」

 
 

さて前回、暴風雨の中で始まった玉狛第二vs鈴鳴第一vs那須隊の三つ巴ランク戦ですが、
今回は試合が始まってすぐの、各メンバーが移動しているシーンで始まりますね
この間の荒船隊との戦いでは、スナイパーの射撃が怖くてうかつに移動すらできない状態が続いてましたが
今回はそんなことはなくみんなバンバン移動してますね

「全員が射線お構いなしの、最短ルートを移動しています!」ってセリフもあるぐらいなんで
どうやらこの暴風雨では、スナイパーが仕事をするのはかなり辛そうです



実際に、鈴鳴第一のスナイパーである別役太一の様子がこちら。
敵をスコープで視認してはいるものの、雨のせいでぼんやりしか見えておらず、風のせいで狙いも定まらないという
相当キツイ状態に陥っております。まあスプラトゥーンで普段こういうスナイパーに殺されまくってる俺からしたら
ざまあみやがれスプラトゥーンにも暴風雨ステージ追加しろって感じですけどね(えー

《悪天候を仕掛けた側の強みで、那須隊の動き出しがやや早いか!》

(まずい…!最悪なのは空閑と村上先輩が向こう岸に残って、
 那須隊がこっちで3人揃うことだ…!)

さあそして、現在は川を挟んで各チームがバラバラになっている状態なわけですが、
合流に向けて一番素早く動いているのは那須隊でした。那須隊がこのまま合流できればしめたもの、
あとは橋を粉々にブチ壊してしまえば、他のチームのメンバー達は川を挟んでまったく合流できなくなるという
モンガラキャンプ場の完成となるわけです(えー

そうなったら那須隊が常に数的有利で戦えるわけで…しかもそれだけでなく、完全にマップを分断できれば
強い敵メンバーとの戦いも避けられるってわけですね



実際、那須隊の作戦としては、一番の強敵として鈴鳴第一の村上のことを警戒しており
村上がいない方の岸で合流して、橋をブッ壊して村上がこっちの岸に来れないようにするというのが
最大の目的だったようです。しかも今回の場合、村上と一緒にユーマまで同じ岸にいるので、
これで那須隊の作戦が成功したらオサム達までエースを失って那須隊大勝利という
完全に那須隊のワンサイドゲームとなってしまう可能性が…

(このまま空閑くんと村上先輩を、両方切り離せれば最高の展開…!)

「よしっ…!橋は押さえた!早く来い茜!!」

そして順調に合流用の橋に集まっていく那須隊。まだ他のチームのメンバーは全然ここまで来れておらず、
今のうちに橋を渡ってしまえば、那須隊の完全勝利は目前です
あとはスナイパーの茜が橋に到着すれば、完璧なシナリオ通りの展開ですが…

ズドッ!!

 
 

ドンッ!!

「!?」

がしかし、そんな那須隊の夢を粉々に打ち砕く無慈悲な砲撃が炸裂!何かと思えば千佳ちゃんのスーパービームです
「てめーらだけ合流するくらいならこうしてやるぜ」
いっそのこと誰も合流できないように今のうちにブッ壊したようですね

なんとも大胆な戦術ですな、これでは自分達もユーマと合流できないリスクがあるわけですが、
どっちにしろ那須隊が合流したら橋を壊されてしまうので、それなら今のうちに壊したほうがマシということか

「よくやった!退避しろ千佳!」

「了解!」



そして一仕事終えた千佳ちゃんはしばらく身を隠しますが、この「了解!」って言ってるコマの
千佳ちゃんのふとももめっちゃエロいですね(えー
そういえば千佳ちゃんはこないだもふとももがエロいってんで話題になったことがあったっけなー
あとなにげに尻もそうとう色気あるんで、もしかして千佳ちゃんってアレなんじゃないすか
幼児体型と思わせておいて下半身はエロさ満載なキャラなんじゃないですか(えー

いやーこの肉付きのよさがいいっすよねー、肉付きがねー
女の人はなにかと痩せたい痩せたいって必要以上に痩せたがるけど、
男してはむちむちした感じの肉がある方がよっぽど可愛いと思いますよねー
「むっちりがベスト」って亀仙人の一言はホンマ至言やで…(えー

ザッ…ザッ…

(…さすがに…そう都合よくはいかないか…)



ああそして、橋が壊れて取り残された那須隊の熊谷ちゃんですが、
最も出会いたくない最強野郎が現れてしまいました
デデーン。鈴鳴第一の村上登場!こいつと戦うのだけは徹底的に避ける作戦だったのに!

千佳ちゃんのせいでとんでもない目に遭ってしまいました熊谷ちゃん、君は生き延びることが出来るか
どうでもいいけど村上の持ってる盾ってガンダムの盾にそっくりですよね(えー



左手で盾を持ちつつ、右手で剣を持つスタイルもガンダムにそっくりだわ。
ワートリのキャラで盾持ってるアタッカーは村上ぐらいしかいないけど、その理由はまさかの
「ガンダムが好きだったから」ってことなのかよ村上、お前マジかよー!

さて、そんなわけで熊谷ちゃん大ピンチの場面で次回に続くわけですが、
今回の話ではもうひとつ重大な事実が明かされましたよね
そう、「もう戦えないかもしれない」と言われていた茜の事情についてです

俺の予想としては、近しい人が死んだことによるトラウマで、すさまじい恐怖を植え付けられたとか、
茜自身がひどい重傷を負ったことで立ち直れなくなったとか、
そういった事情を想像してましたが、今回明かされた衝撃の真実というのは…

 
 

衝撃の真実:家の引っ越しが決まっちゃった

ってなんじゃそりゃああああああああああ!!
ひ…引っ越し…引っ越しっておま…そんな理由であの不穏な空気をかもし出してたんかい!!
いやいやちょっと勘弁してくださいよ、MAJOR 2ndでもこんな展開あったけどズッコケにもほどがあるよ!

こう、人の死とか重い展開を想像してた中で、実は引っ越しだったと分かった時の肩すかし感ときたら…
要するに茜がもうすぐ引っ越しちゃうから、そうなる前に頑張ろうねっていうのが那須隊の原動力なわけですが、
背負ってる事情としてなんとも軽い気がするというか、
他の隊員たちに比べてお前らお気楽すぎるんじゃないの?って感がぬぐえないというか
だって他の隊員たちの事情を振り返ってみてくださいよ

ユーマ:実の父親が死亡、自分自身も瀕死の重傷を負い現在も死に向かっている

千佳ちゃん:親友が異世界人に拉致されてしまい行方不明、さらに実の兄までも異世界で行方不明

三輪:実の姉が異世界人に殺害される

迅さん:肉親が異世界人に殺害される。世話になった師匠も死亡する

那須隊:なかよしメンバーの引っ越しが決まっちゃった

ってこれあまりにも周りから浮きすぎてないですか!?
これはさすがに事情が軽すぎるんじゃないですか!?なかよしメンバーの引っ越しってお前…
いやね、これが例えばほのぼのとしたハートフルコメディみたいな漫画とかだったら、まあ分からなくもないんですよ。
「た、大変!○○ちゃんの引っ越しが決まっちゃったよぉ!」とか、そりゃまあ大事件かもしれないですよ

でもさ、ワートリってこれ侵略してくる異世界との戦争を描いた漫画ですよ
それで実際に人死にとかもバンバン出てて、悲劇的な過去を背負ったキャラが大勢いる中で
「た、大変!○○ちゃんの引っ越しが決まっちゃったよぉ!」とか言われたら
は?勝手に引っ越してろよむしろ安全だろと思ってしまうというかなー

そういえば、今朝やっていたアニメ版ワートリで、アニメオリジナルキャラのココアちゃんとやらが出てきたんですが

このココアちゃんも「実の父親を異世界人に殺害されてしまった」というキャラでしたね
那須隊の茜も、こういう設定だったら違和感なかっただろうにな…引っ越しとか言われても気が抜けてしょうがないぜ
そんなわけで、俺としては那須隊ってなんかいまいち応援する気になれない人達だったりします。次回に続く

(C)葦原大介/集英社


12月25日

アニメ感想:バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル) 第38話「運命の再会」

《さあ!ついに準々決勝へ進むベスト8が出揃ったぁーっ!!
 果たして熾烈な準々決勝を勝ち抜き、
 次なる舞台へ駒を進める4名は誰なのか!?
 運命の準々決勝は明後日、それに先駆けて明日には
 対戦カードの抽選が行われるぞーっ!!》

さて前回、個人戦の1回戦がすべて終了し、ベスト8となるバトラーが決まったわけですが…
言われてみれば、ベスト8ってことはもう今度の戦いは準々決勝なんですね、もともと人数絞られてるからあっという間に決勝だな
それと今度の準々決勝は、今までの戦いと違って、事前に抽選をして組み合わせを先に全部決めてしまう方式のようですね

これまでは、試合の直前に1戦ずつ組み合わせを決めてたから、ギリギリまで対戦相手が分からないってやり方でしたが…
それがまた変わるってことか。それにしてもこのトーナメントは
形式がコロコロ変わりすぎて出てる人も困るよな…(えー

(俺は誰にも負けない…!最後はこのソウルドラゴンの”連刃”で、
 必ず天下を取ってみせるぜ!!)



そんな中、いっそう激しくなるであろう今後の戦いに向けて、最後はソウルドラゴンの力で勝利を掴み取ることを誓う幸村。
おお、ここ最近はサムライドラゴン天にエースの座を譲ってる感じでしたが、
最後はやはりソウルドラゴンで決めたいと思ってるみたいですね。これはいい傾向じゃないでしょうか
俺としてはやっぱり、新しいカードばっかり目立って今までのカードは見せ場なしみたいな展開は
全然好きじゃないので、今までに愛用してきたソウルドラゴンで最後を飾るというのは、ちょっと期待したい決着ではありますね

(う…うぐっ…!)

《ソウルドライブ発揮ィィィッ!!》

(ぐぅぅっ…!)

《ソウルドライブ発揮!!》

(う…ぐ…ぐあああーーっ!!)

「はあっ…!はあっ…!はあっ…!ダ…ダメだこのままじゃ…!
 今の俺には、確実に相手を仕留めるための何かが足りない…!」

とか言ってたら「ソウルドラゴンじゃ勝てそうもないわ…」って次の場面で苦悩していた幸村!
おいいいいい!!ついさっきソウルドラゴンで勝つって言ったそばからああああああ!!
ああ…どうやら頭の中で信玄や謙信と戦ってみた結果、戦国六武将のソウルドライブにコテンパンにやられて
ソウルドラゴンじゃ勝ち目なしと悟ってしまったようですね…それにしてもこの場面は

(C)鳥山明/集英社

ナメック星に行く時にイメージトレーニングしてたクリリンと悟飯を思い出すな
想像の中でやられてしまって「はあっ!はあっ!」って息を荒げるところとかクリリンにそっくりですわ
まあそれはそれとして、幸村的に現時点で最大の敵は戦国六武将だと思ってるんですね
あの強力なソウルドライブを見てしまったら無理もないとは思いますが、
ラスボスなはずなのに完全スルーされてる大六天魔王の立場は…(えー

「だいぶ苦しんでいるようだな」

「えっ!?」

「何を悩んでいるんだ、お前らしくもない」

「ま…まさか…」

「久しぶりだな、幸村」

「ノ…ノブ兄!!」

って大六天魔王キター!!(えー
なんとその時、苦悩する幸村の前に現れたのは大六天魔王ことノブ兄!
声優が一緒なので間違いなくこいつが大六天魔王だろと思うわけですが、なぜか今はノブ兄の姿でやってきてますね
やはりあれなのか、さっきから幸村が「戦国六武将やべえよ…あいつら最強すぎんよ…」って
戦国六武将のことしか頭にないから、「んんんん〜〜!!大六天魔王も強いですぞ〜〜!!」って
アピールしにやってきたとか…
(えー



「…ほ…本当に…ノブ兄なのか…?」

「なんだ幸村、俺の顔を忘れたのか?」

「わ…忘れるわけないだろ!ずっと…俺はずっと…
 ノブ兄のことを忘れたことなんてないぜ!!」

ってぐわー!!ここで幸村から飛び出した告白のような一言が!なに言ってんだお前!
「今までずっとずっとノブ兄のことを忘れたことなんてない!」って何この発言!?ヒロインかよおめーはよ!
しかも見てくださいよ、この場面の幸村の恋する乙女のようなキラキラした目を!



やべえよこれスタッフ絶対ノブ兄×幸村のホモカップルを推しにきてるわ…(えー
今までは利家×幸村のホモ描写が主流でしたが、ここにきて別のキャラを絡ませてきやがった!
これは腐女子界に激震が走ったろうな…まあ俺の知らない世界の話だけど…(えー

「ノブ兄、今までどこに行ってたんだよ!
 なんでいきなり俺の前から消えちまったんだ!」

「幸村…お前には本当にすまないことをしたと思ってる。
 お前が昔、俺に聞いたことを覚えているか?」

「えっ?」

--------------------------

《ノブ兄はこれからどうするんだ?
 もうノブ兄の相手になる奴なんてどこにもいないじゃんか》

《そんなことはないさ、日本にはまだまだ強いバトラーがいるはずだ》

《じゃあ、そいつらも全員やっつけたら?》

《そうだな…その時は、その先に行くさ》

--------------------------

「俺はあの時すでに、日本を離れることを決めていたんだ。
 世界中を旅して、世界の強豪バトラー達の力をこの目で確かめて来たかったんだ」

そしてノブ兄が今まで失踪していた理由ですが、
それはかつてノブ兄が強くなりすぎて国内にライバルがいなくなってしまった結果、
新たな強敵を求めて世界に旅立っていったからのようですな。要するに
「俺より強いやつに会いに行く」とストリートファイターな毎日を送ってたわけですな(えー

「世界に旅立った俺は、行く先々で世界の分厚い壁を思い知らされることになった…
 世界は広いな幸村…バトラー達の実力は驚くほどに高かった…
 この俺のバトルが、足下にも及ばないほどにな」

「ええっ!?ノ…ノブ兄が!?」

「ああ、世界のバトラー達とのレベルの差を痛感したよ」

そんな風に世界へと旅だったノブ兄ですが、なんと意外にも世界ではノブ兄の実力もまるで通用しなかったようで、
想像以上に強力な各国のバトラー達を相手に、苦い敗戦を何度も味わったようですね
ふむ…こういう話を聞いてると思い出してしまうのが

なんだその顔は?
まさか自分達が世界レベルだと
思っていたわけではあるまいな?

お前達の力など
世界に比べれば!!
吹けば飛ぶ
紙キレのようなものだ!!

(C)LEVEL-5/FCイナズマイレブン・テレビ東京

 

っていうイナズマイレブンのワンシーンなんやな…
いやー懐かしいですね、イナズマイレブンが世界編に入った時にこんなセリフありましたよね
まあイナズマの海外選手は正直大したことない奴らばっかだったので、このセリフはでまかせもいいところでしたが
バトスピの海外バトラーはマジで強い連中がうようよいるっぽいですね、このセリフがようやく本当になったんやな…

「そして俺は、どうやったら日本のバトラー達が
 世界でも通用する力をつけられるか考えるようになったんだ…」

そして気になるのはノブ兄のこのセリフ、世界と日本の圧倒的なレベルの差を実感して以降、
日本のバトラー達をもっと強くしたいと考え始めたようですが…
もしかしてそれが大六天魔王になった理由じゃないでしょうか?
自分があえて悪役を演じることで、日本のバトラー達が発奮して成長するように仕向けて
「この俺にすら勝てないようじゃ、とても世界の強敵達には勝てないぞ」
自分を踏み台にして日本のバトラー達が世界へ飛び出していくのを願っているんじゃないでしょうか?

もしそれが本当ならバトルスピリッツ烈火魂・世界大会編とかありそうやな…
まさかの2年目突入で続編をやるんでしょうか、まあ俺としてはごじゃるが出てくれるならなんでもいいけど(えー

「だが…バトスピの普及はいいことばかりでもないようだ」

「えっ?」

「日本のバトスピブームの拡大によって、各地の強豪バトラーが群雄割拠し
 テリトリーを奪い合うバトスピ戦国時代が誕生してしまった…
 力が全て、強き者が弱き者を支配し、天下統一すべきと思う者まで現れ始めた…」

「はっ…大六天魔王!!」

「俺はそんなことのために力を尽くしてきたわけじゃない…」

ってここで、「大六天魔王って酷い奴っすよねーあいつマジありえないわー」と自分から言い始めたノブ兄!
そんな露骨な「自分は魔王じゃないんで」アピールをやり始めて!!(えー
ふーむ、とりあえず口では魔王は自分と別人と言ってますが、それは果たして本当なんでしょうか?

考えられるパターンとしては、別人というのは嘘で「実は俺が魔王なんだよなあ〜」と考えてるパターン、
もしくは、本当にまったくの別人で2人の声優が同じなのはミスリードというパターン
あとはまあ、同一人物だけど魔王はノブ兄の闇人格で、ノブ兄は自分が魔王だと気づいてないパターンでしょうか

俺の予想としては、普通に嘘をついていてノブ兄が魔王って線が一番ありそうに感じるなあ
その次が「魔王はノブ兄の闇人格」ってパターン。たとえば海外での熾烈な戦いを繰り返すうちに
気づかぬうちにノブ兄の中にダークサイドの人格が生まれていたとかどうすか
るろうに剣心で言うところの人斬り抜刀斎的な。とりあえず別人って線はないと思うんだよなー



「そして幸村…遠く離れていても、俺はずっとお前のことを気にかけていた」

「えっ!?ノ…ノブ兄…」

ってここでいきなり「離れていても俺はずっとお前を気にかけていた…」「ノブ兄…(きゅん)」
ホモ話パート2を始めるノブ兄!あんたまでそんなこと言うんかい!
よほどスタッフはこの2人のホモを推したいらしいですな…まったく子供向けアニメでなんて描写を…

「む…?幸村?」

って、そんな2人のラブシーンを偶然にも目撃してしまったごじゃる!
いかん!小さい子供には刺激が強すぎる!(えー
このままではごじゃるが小学生にしてガチ腐女子に目覚めてしまうぞ…まずはもう少し健全な恋愛をだな…

「幸村…お前は純粋にバトスピを愛する熱い魂を持っている。
 その魂で見事バトスピ戦国チャンピオンシップに優勝し、
 この戦乱の世を終わらせる覚悟はあるか?」

「ああ…!やってやる!大六天魔王なんかには絶対に負けないぜ!!
 だからノブ兄、俺が天下を取ったその時には…」

「ああ、俺とお前で戦おう。正々堂々と力の限りな」

そして幸村がこの大会に優勝したあかつきには、改めて2人でバトルする約束を交わしますが…
うーむ、ノブ兄が大六天魔王本人だったら、優勝するまでもなく幸村とはバトルすることになるはずだよなぁ
だとするとノブ兄は魔王とは別人ってことになってしまうのか?
もしくは幸村が決勝で魔王を倒したその瞬間、「よくやった幸村」とノブ兄が魔王の衣装を脱ぎ捨てて
2人で爽やかなバトルを始めるとか、そういう展開かなぁ



「約束だぜノブ兄!そのためにもソウルドライブには負けられないぜ!
 明後日までに俺のデッキに足りないものを見つけないと…!
 ただ…それが一体なんなのか…」

「なら幸村、富士五湖のひとつ・精進湖へ行ってみろ」

「え?」

「そこに行けば、お前の求めている何かが掴めるかもしれないぞ」

「精進湖…?」

とその時、まだ戦国六武将に対抗する術が思いつかずにいた幸村でしたが、
なぜかノブ兄は「なら富士五湖へ向かってみろ」とよく分からない助言を言い出しました
そんなところへ行って一体何の意味があるのか…?まさか戦国六武将をも上回るような
伝説のカードが富士五湖に眠っているんでしょうか。そんなアホな…

ともかく次の日、ノブ兄の助言を信じて富士五湖へと向かった幸村。一方でごじゃるはというと、
「何あのノブ兄とかいう奴うさんくせー」と、ノブ兄に対して不信感を持ち始めたようで
何やらパソコンで調べ物をしていました。これは…きっとノブ兄の身辺について調べているんでしょうが、
調査を続けるうちに大六天魔王に行き着くとかやはりそういう展開でしょうか?
このラストシーンの描写で、ノブ兄=魔王って説もまだまだ有力な気がしてきたな…次回に続く!

(C)BNP/BANDAI, NAS, TV TOKYO


12月24日

今週のマガジン読んでたら、UQホルダーのキリヱがえらい可愛かったので思わず買ってしまいました
いやあいいっすねー、ツンツンキャラがこういう弱々しい姿を晒してデレるというのは。
それと前にも書いたかもしれないけど、俺はこういうボリュームある三つ編みキャラが好きなんですよねー

三つ編みっていうと、たとえばソーマの恵ちゃんみたいに細めに編んだ髪型を想像するかもしれないけど
俺としてはこういうふんわりしたボリュームある三つ編みがめっちゃ好きなんですよ
もしかするとあらゆる髪型の中でトップクラスに好きかもしれない。ボリューム最高



でもこういうのって、普通の細い三つ編みと区別するとしたらなんて呼んだらいいのかなあ
例えばラーメンなんかでは細麺、太麺、ちぢれ麺とかがあるみたいに、三つ編みもそういう区別があるといいのになあ
ちなみに俺は太麺とちぢれ麺を混ぜた感じの三つ編みが好きですね…(えー
いきなりなんの説明もなくこれ言ったら誰も分かりそうにねーな…何かいい呼び方があると便利なんだけどね

(C)赤松健/講談社



サンデー感想:MAJOR 2nd 第36話「勝つ悦び」



(勝った…!良かった…!大吾君のおかげで勝てた…!
 僕もやっと、ドルフィンズの一員になれた!!)

さて今回のMAJOR 2ndですが…ってもう試合終わっとるー!!
ちょ、ちょっと待ってください、確か前回のラストシーンはワンナウト満塁の場面で相手のスクイズを阻止したって場面でしたが…
つまり今回は、ツーアウトでまだ相手のランナーが残ってるピンチでの始まりでしたが、最後のバッターについては光さんが
あっさりと三振にして試合を終わらせたみたいですね。なんと…

やたらともつれることの多かったこの試合ですが、最後に関してはあっけない幕切れで終わった感じですね
まあ本来の実力差を考えたらそうなるよなって気もしますけども。
それと勝った瞬間の卜部がすごい会心の笑顔で喜んでますね
こいつのこんな顔初めて見たわ…ようやく卜部も仲間と喜びを分かち合うようになったってことか

「みんなよく頑張った!!最後までハラハラしたが、本当によく防いでくれた!
 思い返せばドルフィンズの長く苦しい日々だった…
 監督に就任して3年、やっとついに念願の初戦突破を…」

そして試合後には、田代からチームのみんなにねぎらいの言葉が…
って、ドルフィンズって今までずっと一回戦突破したことなかったのかよ!
卜部とアンディがいながら常に一回戦負けだったの!?今まで一体どんな試合をしてたんだろうか…

「監督、そんなことよりアンディのケガはどうだったんスか?」

「え、ああ、さっき病院から連絡があったよ。軽い肉離れだそうだ、
 ただ全治10日くらいはかかる…残念だがアンディは来週の2回戦で
 マスクをかぶれまい。次もまたキャッチャーは大吾にやってもらうしかないだろう」



そんな中、ケガで病院に運ばれたアンディはというと…ケガが完治するのは10日後、しかし次の試合は7日後ということで
アンディは次の試合に出られそうもないですね。うーむ、今回の試合を見る限り、アンディはこのチームに欠かせない
柱みたいな存在だと思ったので…それが次に出られないというのはかなりの痛手だなー

「ねえ、もちろん光君は来週も来るんだよね!」

「え…あ、まあ…みんながよければ…」

ってここで、睦子が次の試合に光さんが来るのか確認しますが、「み、みんながよければ…(オドオド)」
なんとも頼りない返事が返ってきてしまいました。いやちょっと光さんしっかりしてくださいよ!
あんたついさっき自分で「僕もやっとドルフィンズの一員になれた!!」って言ってたじゃないですか!
それなら他人の顔色うかがってオドオドしてないで、堂々と来るって言ってくださいよ!



結局光さんって弱気なのか強気なのか、いまだによく分かんないですねー
最近の光さんは他人の顔色をうかがうシーンがかなり増えた気がするけど、それについて詳しく語られる日はくるんだろうか

「はあ?いいに決まってんだろ!」

「ああ、卜部と佐藤の二枚看板なら二回戦突破も夢じゃねえ!なあ卜部!」

「ああ…当然だ。絶対来い」



って、実際にチームメイトの意見を聞いた結果、次々に光さんを歓迎しさらに卜部までも「絶対に来い」と!
卜部の奴ついに光さんにデレることになったか!ここまで来るのに長かったぜ
まあ、「2回戦と3回戦が連続してるから、ピッチャーが1人だけじゃ連投制限に引っかかる。代わりの奴が必要」っていうのが
来いと言ってる理由みたいですが…

でもね、それでいいと思うんですよ。仮にそういう打算的な考えだったとしても
それはチームを勝たせるための考えなんですから
これまでの卜部は、大吾や光さんに対して「コネ野郎はとっとと消え失せろ」って自分の好き嫌いだけで発言して
チームが負けに近づくようなことばかり言ってましたが
今回の卜部は一味違うというか、完全にチームが勝つことを考えての発言をしてますよね

今までの俺の感想で、卜部の暴言を見るたびに「もっとチームが勝つことを考えて発言しろよ」って書いてきただけに、
今回こうして卜部が変わったことについては素直に嬉しかったですね
もしかしてドルフィンズって今までずっと一回戦負けだったから、
卜部も今回初めて勝利の美酒を味わったってことなんでしょうか。それで考えが変わったとか…
今回のサブタイトルは「勝つ悦び」でしたが、もしかしたらその中に卜部も含まれてるかもしれませんね



そして卜部の話を聞いて、嬉しそうに次の試合もまた来ることを約束する光さん。
やっぱりどんな理由であれ、自分が他人に必要とされるっていうのは嬉しいでしょうからね
これで光さんのオドオド癖も減ってくれるといいな

「とりあえず初勝利のお祝いに、今日はみんなで焼肉でも行くか!」

「やった〜!焼肉焼肉〜!」

「あの、監督。僕達ちょっと用事があるんで外していいですか?」

「え、主役の2人なのに…そうか…」

「あー監督、オレもここで失礼します」



とその時、チームメンバー全員で焼肉に行くことを提案する田代でしたが、
「あ、僕ら用事があるんで」「あ、オレも遠慮するんで」とあっさり断ってしまう大吾たち!
こいつら将来職場の飲み会を絶対断るタイプやな(えー

いやでも良いと思いますよ、行く気のない飲み会については「自分は行きません」ってキッパリ断っておくのは。
その辺なあなあにして「これも人付き合いだから…」って我慢しながらついていくと、
ほんとに時間と金が無駄になるんであれはマジでもったいないと思う。

仕事の後のプライベートな時間が全部潰れることになるし、
それより何より一回の食事で5000円とかバカみたいな金を払わないといけないのが嫌ですよね
5000円ってあんた、他の食事に使ったらすげえ豪華なごちそうだって食える金じゃないですか
それをなんであんな飲み放題(クソみたいに安物な酒)に使わなきゃならんのか…
もう本当に飲み会ってのは時間と金の浪費なんで、断れるようならさっさと断っちゃった方がいいと思いますね。

「ったくどいつもこいつも、一回勝ったぐらいで浮かれやがって…次の相手に少しは興味持てっつーの!」

そして焼肉を断った後の卜部ですが、なんとその足で次の試合で当たる相手の偵察に向かっていました
マジかよ卜部のやつ、試合が終わったばかりで疲れてるだろうに、次の試合も勝つためにすぐさまこうして偵察に向かうとは!
今回で卜部の株が一気に急上昇したなー、チームメイトとしていいキャラになりそうだ



それと卜部が見ているこの組み合わせ表なんですが、もっと拡大して見てみると
同じブロックの中に東都ボーイズの名前がないんですよね
ということは東都ボーイズと当たるのは決勝戦になるってことか…

うーむ、俺の予想では東都ボーイズって、”あいつ”がコネ起用されてエースにのさばってるチームだと思ってたんで
早い段階でぶつかって、大した実力のないコネ野郎をボッコボコにする流れかなと思っていたんですが…
しかし決勝まで出てくるとなるとかなり強いチームなのか?”あいつ”は一体どんな奴なんだろう…うーん気になる展開だわ

「ありゃ?もう最終回かよ…なんだよ勝ちそうなチームのバッターが見れなかったじゃねーか」

ともかく卜部が次でぶつかるチームの試合に行ってみると、3−0で虹ヶ丘ビートルズというチームがリードしていました
しかし試合はすでに最終回、あとはもう虹ヶ丘が守り切って終了というそんな流れです
せっかく来たのに最後のワンシーンしか相手を見れず、拍子抜けする卜部でしたが…

ふわーん

「ん?なんだあの長身ピッチャー…キャッチボールみたいな球投げやがって。
 つか老けすぎだろ、あれで小学生かよあいつ…」



そんな中、卜部が目にした虹が丘のピッチャーがこの男ですが…
やたらとでかい身長の割に、投げる球はなぜか山なりのふわふわボールという、なんとも異色なピッチャーであります
やる気あるのかと思うくらいふわっふわのスローボールを投げてますが、こんなんでまともに抑えられるのか?

「アウト!試合終了!」

「うわぁ〜マジか!ノーヒットノーランやられちまったよぉ!」

「え!?」

(あ…あのピッチャーでノーヒットだと!?どういう相手なんだこいつら…!?)

って、まともに抑えるどころかヒットを1本も許さない完璧な内容で勝利してしまったふわふわピッチャー!
えええええ、こいつそんなに強キャラだったんかい!あのふわふわボールには一体どんな秘密があるのか…
ふわふわボールといえば最近も寿也が、「普通の速球よりもスローボールの方が打つのは難しい」って言ってましたが
こいつはそれを最大限に活用したピッチャーだということなのか…?次回に続く!

(C)満田拓也/小学館


12月22日

ジャンプ感想:食戟のソーマ 第108話「道を選ぶ」



さて今回のソーマですが、冒頭の場面はもうすっかり店に馴染みきった秘書子の場面で始まります
どうやら厨房やホールの仕事だけでなく、事務仕事にまで手を伸ばし始めたようで…
秘書子はもともと秘書が本職ですから、こういった仕事はお手のものなんでしょうね

それにしてもPCメガネをかけてる秘書子が可愛い。
正直、普段の秘書子よりこっちの方が可愛いと思う。俺の趣味としては、メガネ女子って特別好きってわけでもなかったんだけど
なんか最近になって急に可愛いと思えるようになってきたというか、一体なんなんでしょうね
人間には30歳を超えるとメガネ女子が急に好きになる性質でもあるんでしょうかね(えー

『このままでいいのかなぁ。やっぱりこの店は変わらなきゃダメだと思う』

(…この店が変わらなきゃダメ…?一体なんだと言うんだ幸平創真…)

しかし、そんな事務仕事をしながら秘書子の脳裏に浮かんでいたのは、前回ソーマに言われた一言でした。
「この店には変化が必要」と語っていたソーマですが、秘書子はなぜそんな変化が必要なのか分かってないようで…
店の業績を見ても上向いてきてるので、「なんだよ今日もお店は絶好調じゃん」と胸を張る秘書子でしたが…

(ふん、見ろ。現に売り上げやクレーム件数は私たちが来てから…)

「はっ…!来てから…?私たちが…いなくなったら…」

「そ、今までとおんなじ状態に逆戻りだ」

デデーン。そしてここでソーマからのネタばらしが。今この店が好調なのはソーマと秘書子がいるからであって、
それが抜けてしまった後は再び問題だらけになってしまうという…いやちょっと待ってください、
それは確かにその通りなんですけど、「この人が抜けた後はどうすんの?」って話をするなら
前回のお嬢様の時にも言ってほしかったんですけど!!



いやマジで、どうするんすかこんなにお嬢様に頼りきりの状態を作ってしまって。
店の管理すべてをお嬢様1人で行う状態になってしまったわけですが、お嬢様が抜けてしまったら一体どうなるんだろう
この店に残るものは、メンツを叩き潰されて管理能力のガタ落ちした料理長と、
「料理長なんか無視してどんどん料理アレンジするぜー」という店員たちになってしまうので、店の行く末はおそらく

日によって安定しない味…
サービスの質に難あり…
5段階評価で
3以上を与える客はないだろう…
「この店にしようか?」

「あまり良い評判聞かないわ。他へ行きましょう」
店の経営は
傾いていった…

っていうことになりそうな気がしてしょうがないんですけど(えー
あの店は果たしてこのあと無事にやっていけるんだろうか…

「臨時で人を投入すれば店は回るだろうけどさ、根本的解決にはならないだろ。
 このままでいいのかなー」



「き…緊急会議を開きます!!」

まあお嬢様たちのことはともかく、こっちの店をどうするかで話し合うソーマ達。
とうとう事態の重大さに気づいた秘書子は、大急ぎで店員をかき集めて緊急会議を開くことに…
どうでもいいけど右のコマの秘書子めっちゃ可愛いっすね。メガネの力は偉大やで…

「い、今からバイト募集をかけましょうよ!
 幸平くん達がいなくなる3日後までにスタッフを見つけないと!」



そんなわけで始まった会議ですが、「新しい店員を雇おう」という案が出るものの、
そんなすぐに代わりの人材は見つからないということで、速攻でボツになってしまいます。
これについては、俺が四宮編の時に似たようなことを書きましたよね。

四宮の店には2人のろくでもない料理人がいたわけですが、
四宮は長い間その2人をクビにせずに使っていたわけですね。それはなぜか。
クビにしたら代わりの人材を探すのが大変だからというのが俺の予想でした。

やっぱりこの点に関してはどの職場も同じというか、人手が足りないから募集かけたらパッといい人材が見つかりましたなんて
都合のいい話はそうそう転がってこないってことですね。むしろ状況が悪化する可能性すらあるので、
いま働いているメンバーを失うっていうのは、店にとってそうとうな痛手だと思うんだよなー

「メニューを…絞るべきでしょうか…豊富なメニューの数が、調理の足かせになっています…
 人気のあるメニューだけを残して厳選すれば…」

「そ…そんな!祖父の代から受け継いだレシピだってあるんだよ!?
 それを変えるなんて!」

「それに今までずっと同じやり方だったのに、急に変えるのは…!」

「で、でも現状のままでは、この店はいつか破綻を…」

「あのねぇ!君たちが来てくれて助かってるけど、
 いくらなんでもそこまで口出しされる筋合いはないよ!」

「俺たちは先代の頃からここで働いてるんだ!
 メニューを変えたりしたら、もう三田村じゃなくなっちまうよ!」

って、「メニューを絞ろう」という案を出した秘書子ですが、それに対してまるで罵声のような反論をぶつけまくる店員たち!
おいおい、ただ案を1つ出しただけなのにここまで総叩きにすることねーだろ!
この店員たちは今の状況を分かってんでしょうか、このまま何もしなかったらこの店は潰れるって危機的状況なのに
「今までのやり方を変えたくねーし!」の一点張りで、秘書子のアイデアをボロクソに叩くとは…

なんかこれと似たような先代がどうこうとわめきつつ、潰れそうな店を改善しないバカ店員たちの話を、
ラーメン発見伝っていう漫画で読んだ気がします。

メニューだって
減らす必要なんかねえっ!!
豊富なメニューで勝負するのが
先代のオヤジさんの信念だ!!
やり方を変えるのだってそうさ!
先代のオヤジさんは
絶対そんなこと言わなかったよ!
要するにアンタ不人情なんだよ!!
あ、あの…皆さんの先代を慕う気持ちは
有り難いと思います…
でもウチは、やり方を変えないと
このままではやっていけなくなるんですよ
先代が残したものを
変えずになんとかするのが
遠月学園の務めじゃ
ねえんですかい!?
アンタのやり方じゃオヤジさんは
草葉の陰で泣いてるよ!!
これだから
高校生のお嬢さんは困るのさ!
人生、教科書通りじゃないんだよ!!

という具合に泣きわめいて、店が潰れるのもお構いなしのバカどもがいたんですよねー
メニューを増やす、減らすという違いはありますが今回とそっくりですね。どこの漫画にも無能な店員ってのはいるもんやな
ちなみにこいつらは、この後やってきた芹沢サンというキャラに完全論破されて
「単なる怠け者がラクをするために先代への思いを都合よく使ってるに過ぎない」
ケチョンケチョンに言われてしまいます

メニューを減らすのもダメ、やり方を変えるのもダメ…
その全ては先代からの教え…しかし先代が生きていたら、
いつまでも古いやり方にしがみついていただろうか?


だから、それは…この前も言ったように、
先代を慕う気持ちが強すぎるあまり
絶対化してしまっていて…

違う。

奴らはとにかく、レジ打ちだけとか
同じメニューを作るだけとか
してればいいラクな職場を
1ミリたりとも変えたくないんだ。
たぶん客も少ないほうが
いいとさえ思ってる。

先代がどうこうなんて、
怠けてる自分達を正当化するための
方便にしかすぎない。
は、はあ…つまり彼らは単なる怠け者で、
ラクをするために先代への思いを
都合よく使ってるってことですよね…

でも、そんなことしてたら
確実に”洋食の三田村”は潰れますよ。
失業してもいいから
怠けていたいってことですか?
失業してもよくはないだろうけど…
ああいうタイプの人達って、
どんな危険な状況でも
自分だけは何もしたくないし、
楽をしていたいの。

なんの根拠もなく、
誰かが何とかしてくれるものだって
思ってるのよ。
その通り。
怠惰と詭弁と責任転嫁だけで生きている
腐り切った俗物…

ああいう口をパクパク開けて
エサを求めるしか能のない輩は、
人間と言うより養殖魚に近い。

こんな感じですね。芹沢サンが「怠惰と詭弁と責任転嫁だけで生きてる、エサを求めるしか能のない腐り切った俗物」
とんでもないこと言ってますが、まあ大体そんな感じだと思います。(えー
どっちの漫画の店員もそうですが、いまにも潰れそうな店を自分達で変えようって気持ちがまるでないというか
あいつらにとっては「店が潰れること」よりも、「メニューをいじること」の方が大事件という
ワケの分からん連中なので、芹沢サンにこれだけボロクソに言われるのもやむなしか…

「でもお客さんたち可哀想じゃないすか?
 旅の前に腹ごしらえしようって待ってたのに、
 うまいまずい以前に料理すら出ないって、そりゃーないでしょ」

「…」

と、そこでソーマから飛び出した「お客さん達が可哀想だ」という発言。
確かにさっきから、店員たちは自分たちの都合をギャーギャーわめくばかりで、誰も客のことなんて考えてなかったですからね。
接客業である以上、客をもてなすのは当然のこと…ここからソーマは新たなアイデアを思いついたようですが…

「だから…こういう選択肢もあるのかなーと」

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「おっ!ちょうどメシ屋があるじゃん」

「まだ30分あるし食事を…」

「ん…?なになに?」



「完全予約制?」

そう、ソーマの考えたアイデアとは、ふらっとやってきた客についてはすべて入店を拒否して店を完全予約制にするということでした
いやいやいやいやいやいや
ちょっと待ってくださいよ!ソーマお前ついさっきなんつった!?
「旅の前に腹ごしらえしようって待ってたのに、うまいまずい以前に料理すら出ないって客が可哀想」って言ってたよな!?
この状況を見てくださいよ!旅の前に腹ごしらえしようってやって来たのに、
うまいまずい以前に店にすら入れてもらえない
ってそんな状況じゃないですか!
客が可哀想じゃねえのかよ客が!!(えー

いやー…正直この解決法はやりすぎだと思いますね。ここまで客をバッサリ切ることもなかろうに。
このやり方では飛び入りの客全部を切り捨てることになってしまうわけですけど、
今回の件で問題だったのって、「飛び入りの客」全部ではなくて
そのうちの「時間に余裕のない客」っていう一部分だったわけですよね。

その一部分だけを切り捨てるのに、他のいい方法はなかったのか?とりあえず俺が思うこととしては



このドアにつけた注意書きを、完全予約制にするだのなんだのじゃなくて
「ただいまの待ち時間は30分です」とでも書けばよかったんじゃないですか?
それだけでもう万事解決ですよ、この「まだ30分ある」と言っている客も、仮にもっと短い時間しか余裕のない客でも、
「なんだ待ち時間が30分もあるのか」って店に入る前に認識できて、店に入ってこないわけなんですから。

30分で長すぎるなら、10分でも20分でも状況によって変えればいいし
というかそういう注意書きって、実際にその辺の繁盛してる店には置いてありますよね。
店が混み始めたらサッと入り口に注意書きのカンバン置いて、客が店に入る前に待ち時間を先に知らせるっていう…



もしくはこんな風に、店の中でも店員が待ち時間を教えるっていうのもアリですよね
客が店に入ってきた時、もしくは注文を取る時、「混雑して参りましたのでお時間をいただくことになりますが…」って
先に断っておけば済む話なんじゃないだろうか。

いちいちそう確認するのが手間だったら、メニューだとか店内の壁とかに
「混雑時には待ち時間が30〜40分となる可能性があります」とか書いておいて
事前に予防線を張っておくとかさ。とにかくいくらでも方法はあると思うんだよなー

それと今回の完全予約制への変更は、「何よりも常連客を大事にしたい」っていう店主の意向があってのことみたいで
飛び入りの客を切り捨ててでも常連客をもてなしたいからってことで、この大胆な変更を行ったようですが…
でも正直、常連客からしたら、予約しないと食いに行けないレストランって全然気軽に行けないと思うんですよ
そういう意味でも俺としては、予約制が常連客にとってプラスになるのかどうか怪しいと思いますね



ちなみに予約の手間に関しては秘書子が、気軽に客が予約できるようなシステム構築を作り上げるのに躍起になってましたが
正直システムの問題じゃないと思うんですよね
いくら予約の手間が少ないシステムを用意しても、俺は気軽に行けないと思う。予約制の何が問題かって、
「何月何日の何時にこの店で食べる」っていう風に客が前もって食事プランを考えなきゃいけないってことなんですよ

それが一番面倒くさいと思うし、普段の生活でやらないことなんですよ。
日ごろの気軽な食事をするにあたって、いつどの店に入って何を食べようかなんてことを
何日も前からいちいちプラン立てて行動してる奴そうそういないと思うんですよ

大抵の人はみんな、日ごろの食事なんて食べる直前になってから「今日のご飯は何にしようかな」って考えるんじゃないですか?
かくいう俺もそのタイプで、たとえば毎日の晩メシを食うのに、どの店で食べるのかを決めるタイミングは
実際に町をウロウロしながら「今日はこの店にすっか」ってその場で決めるんですよ。

いつもそんな風に、店の近くに出向いてなんとなく決めるから、「前もって予約してないと食べられない」っていう店だと
まったくと言っていいほど食べる機会がないんですよね
実際、予約制のメシ屋って俺の身近にもあって、俺が毎日のように通る駅前の行きやすい場所にあるんだけど、
そんな場所にあっても俺がそこで食べたことは一回もないんですよね

その店、外から見る分にはなかなか興味あるメニューがあって、食ってみたいなーって気持ちもけっこうあるわけなんですが
でもやっぱり「予約しないと食えない」って問題があるから、興味はあるのに一回も食ったことないって
状態になっちゃってるんですよね。予約しないでいいんだったら気軽に入っちゃうんですけど、
やっぱ予約制っていうことでそういう気軽さがなくなっちゃってるんですよね
予約制って、「いつでも気が向いた時に行ける」っていうのとまったく反対なわけだからさ…
「この日のこの時間、今度こそあの店に行くぞ!」って決心するぐらいの勢いじゃないと、本当に行く機会が全然ないんだよなー



ちなみにソーマ本編の結末はこんな風に、予約制にしたことで常連客がゆっくりと食事を楽しめる店になってましたが
これが俺だったら今回語った通り、この店に行く機会はなくなるだろうなと…
まああくまで俺の主観の感想なんで、他の人がどう思うのかは分かりませんけども。次回に続く!

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社


12月19日

・ちゃうんです、同じカードしか出てこないんじゃなくて、アニメに出せるカードって最初から決まってるんです・・・
 だから過去作の主要カードとかが新作でも使いまわされるんです・・・今回で言うアルデウスバイパーとかホウオウガとか

分かってんねんで…そこは分かってんねんで!
このコメント、俺が「バトスピはいつも同じカードばっか使ってるから飽きる」と書いた件についてのコメントですが…
いやね、アニメで使えるCGが限られてるってのは分かってるんですよ。数年ぐらい前から明らかになってたことだし。
そこは仕方ないから、もっとCGじゃんじゃん作って新しいカード出せとか、そういうことを言いたいわけじゃないんです

俺が言いたいのは、一度使ったスピリットをもっと活用しろってことですよ
せっかく使えるCGがあるのに、なんでそれを放っといてワンパターンなバトルをしてるのか分からない。
たとえば兼継で言えば蜂王フォンニードとか、早雲ちゃんで言えば蒼海明王とか、序盤で使ってた主力カードがあるわけですけど
そんなの今はまったく使わずにソウルバーストだけしかやってないですよね

そこがすごく不満に思うポイントなんですよね。まあそれは今シリーズだけの話じゃないんですけど。
たとえばブレイヴの時ダンさんは、序盤に太陽龍ジーク・アポロドラゴンを主力で使ってたんですけど
中盤で太陽神龍ライジング・アポロドラゴンを手に入れてからは、ジークアポロドラゴンを一切使わなくなったし
さらに終盤で光龍騎神サジット・アポロドラゴンを手に入れてからは、ライジングアポロドラゴンも一切使わなくなったっていう

とにかく一番新しいカードしか使わないんですよね今も昔も。
結局それって新しいカードの販促がしたいからそうやってるんだろうけど、
見てる側からすると毎回同じようなバトルの繰り返しだからすぐ飽きるんですよね

まあブレイヴの時は、主力カードは同じでも「毎回違うブレイヴと合体する」って要素があったから、そうそう飽きなかったんですが…
でもサジットあたりは輝竜シャインブレイザーとしか合体しないからすぐ飽きちゃったなー。その後のダブルブレイヴで持ち直したけど。
やっぱりそうやって、違う戦略を見せてくれないとすぐ飽きるんですよね

新しいカードを出すにしても、単純にそのカードだけ出してワンパターンなバトルをするんじゃなくて、
既存のカードと組み合わせて戦略の幅を広げるとか、そういう見せ方できないのかなっていつも思うんですよ。
敵として過去のスピリットをあれだけ出してるんだから、味方の一部として出してもいいと思うんだよなー。
阿国なんかがまさにそういう最新のカードと過去のカードを同時に使いこなすキャラだったわけだしさ。
阿国は過去のカードも同じのばっか出すんじゃなくて何枚か使い分けしてたし、そんなバトルをもっとやってほしいですね




感想アニメ感想:バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル) 第37話「ベスト8決定!」

「ソウルドライブ発揮!!往生せい!!」

バキバキバッキイイイン!!

「ウッキイイイイアアアア!?」

《き、決まったぁーっ!!紫堂信玄、圧巻の大勝利だぁーっ!!》

さて今回のバトスピですが、冒頭の場面ではサルが信玄にボロ負けしているシーンで始まります
やはりというか強いですねソウルドライブ…これまでの戦いを見る限り、ソウルドライブ持ちのバトラーは頭ひとつ抜けて強い気がします
こうなるとベスト4まで勝ち進むのは、主人公の幸村、ラスボスの信長、あとはソウルドライブ持ちの2人ってことになりそうな予感

現在、ソウルドライブ持ちのバトラーは利家、謙信、信玄の3人がいますが…
たぶん利家と謙信の2人がベスト4まで行くんじゃないかな。信玄はきっとベスト8で利家と当たって負けると思ってます
利家と信玄は、チームを組んでた時から「個人戦になったら敵同士だぜ」と対戦フラグを立てていたので、
この2人は必ずどこかでぶつかるだろうと思うんで…

「あ…あううっ…申し訳ありませんお館様…最後の最後でお役に立てず…
 この藤吉郎、一生の不覚…!あうううっ…!」



ってなんと、敗北した後のサルですが、悲しさのあまりその場で号泣し始めるという意外なことに!
あれだけふてぶてしい態度を見せ続けていたサルが…それに泣いてる最中のセリフを聞く限り、
信長の役に立てなかったことが悲しくて泣いてるって感じですよね
お前そんなに信長のこと敬愛してたんかい!?マジか…てっきり形だけの主従関係で敬愛の気持ちなんてないと思ってましたが
ああ見えて信長って意外と人望あったんですね…(えー

「フン…見苦しいですねぇ藤吉郎…!
 敗者が流す後悔の涙など、美しさのカケラもない…!
 ただ強く完璧なバトル、それこそがお館様の求めるもの!」

がしかし、そんな藤吉郎が涙に濡れる姿を生ゴミでも見るような目で眺めていた蘭丸。
「負けて泣くようなザコはそもそもお館様の部下に必要ない」と、めっちゃ手厳しいことを言っております
うーむ…確か蘭丸は、前にもサルが負けた時にもこんなようなことを言ってましたね
同じ信長の配下であってもサルと蘭丸はめちゃくちゃ仲悪そうやな…

《さあさあ、残るバトラーはこの3人!ただし戦うのは2人!
 残った1人は、自動的にベスト8へ進むことが決定だーっ!!》

ってええええええ!?いやいやいや、余った1人は自動的にベスト8へ進出決定って
結局はシード枠で1人確実に勝ち上がるのかよ!ちょっと待ってくださいよ!
こういう風にシード枠を作ってしまったら、 信長や長頼がシードに入っちゃった時に困る
お市がこの間ずいぶん悩んでて、「そこは少しどうにかしないといけませんね」って言ってましたが
結局どうもせずにシード枠を用意したんかい!(えー

一体なんだったんだあのお市の場面は…それともあれでしょうか、
バトルするメンバーの組み合わせは、コンピュータでランダムに選んでいると言われていますが
それは嘘で、お市が好きなように組み合わせを操作しているってことでしょうか
それなら信長がシードに入る心配もないですけど…いやーお市のやつなかなか悪どいことしますね

《果たして最後に激突するのは誰と誰なのか、
 そしてシードという幸運を掴むのは…》

《紫鬼神蘭丸VS百黄半蔵!シードの白銀謙信は、ベスト8進出決定だーっ!》

そしてここで戦うのは蘭丸VSニンジャスレイヤー!シードには謙信が入ったか…
それとやっぱりIBSAの皆さんは一回戦で全滅の予感!(えー
ニンジャスレイヤーってあんまり強いイメージないからなあ、さすがに蘭丸相手に戦うのは荷が重い気がしますね
それに対して蘭丸は、割と初期から強キャラで通してきた奴なんで、ここではさすがに意地を見せて
ベスト8くらいには勝ち進むんじゃないでしょうか

「ククク…IBSA最後の砦ですか、お館様の露払いにはうってつけの相手ですねえ」

「…」

「イヌガミでアタック!マジック”妖雷スパーク”!イヌガミのBP+2000!
 マジックの効果で1枚ドロー、イヌガミの効果でさらに1枚ドロー!
 さらにマジック”イエローリカバー”!イヌガミを回復し、さらに効果で1枚ドロー!」

そして2人のバトルが始まりますが、ニンジャスレイヤーは序盤から
マジックをふんだんに使いまくり、さらにドロー加速でカードをじゃんじゃん増やしております
マジック主体で戦うのはニンジャスレイヤーが普段からやってるスタイルですが、
今日はそれが特にいい具合に回ってる気がしますね。実際、序盤の猛攻で蘭丸のライフは残りたったの2になり、
かなり早い段階でニンジャスレイヤーが蘭丸を追い詰めていますが…

「やれやれ、IBSAチーム最後の1人もこの程度ですか?失望しましたよ」

「…」

「烏合の衆たるIBSAなど、バトスピにとってもはや必要ない。
 大人しくお館様の軍門に下りなさい!
 臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前!
 紫をまとった悪魔よ、暗闇から這い寄る夜の使者よ!
 来たれ妖術師ヤクモ!!」

がしかし、それほど追い詰められているにも関わらず、「えっIBSAってこの程度なの?雑魚すぎるだろ…」
ずいぶん余裕のコメントを残す蘭丸!そして今から反撃開始と言わんばかりに、キースピリットの妖術師ヤクモを召喚してしまいます
そして結局、ニンジャスレイヤーのライフもみるみるうちに削られてしまい…

「ククク…残るライフはあと1つ…アタックですキャメロットナイト!」

「マジック”とうせんぼウォール”!
 このバトルを行った後にアタックステップを終了する!
 さらに、マジックを使ったことで九尾フォックスを召喚!
 出でよ!妖を統べる最強の王!!」

って、ライフ1まで追い詰められていたニンジャスレイヤーですが、
ここでマジック使用からの召喚コンボにより白面金剛九尾イヅナフォックスを召喚!(えー
アタックしてきた蘭丸の雑魚スピリットを簡単に返り討ちにする九尾フォックス。さすがはニンジャスレイヤーのキースピリットです
さらにこれで蘭丸のターンは終了なので、一転してニンジャスレイヤーがチャンスを掴んだ形に…



「(ニヤ…)ターンエンドです」

(なんだあの余裕は…?蘭丸にはこれも想定内ってことなのか…?)

がしかし、蘭丸にとってはピンチのはずなのになぜかニヤニヤしながらターンを終えております。
その様子に不気味な何かを感じずにはいられない幸村。
これからニンジャスレイヤーのターンとなっても、十分戦えるだけの策を用意しているということでしょうか?

「九尾フォックスでアタック!さらにマジック”狐火インパクト”!
 この効果で九尾フォックスはダブルシンボルとなる!
 さらに九尾フォックスのアタック時効果発揮!
 九尾フォックスは、アタック時にソウルコアでのマジックを使った場合、
 決してブロックされることはない!」

さあそして、自分のターンが始まったその時、またもマジックを絡めたコンボ攻撃を仕掛けていくニンジャスレイヤー!
これはかなり面白いコンボですよ、九尾フォックスをダブルシンボルにしたうえでガード不能の攻撃を仕掛けるというこの戦略、
つまりは相手のライフ2つを確実に奪うということ…蘭丸のライフは残り2なので、この一発で試合を終わらせるという
ニンジャスレイヤーの明確な意思を感じます。ニンジャスレイヤーの戦い方はコンボ性が豊富でかなり面白いな

《蘭丸の残りライフは2!これは決まったかぁーっ!?》

「そうはさせません…!マジック”デスマサカー”!
 この効果によって九尾フォックスを破壊!!」

ボッガアアアン!!(九尾フォックスを破壊)

「きゅ…九尾フォックスーーッ!!」

ってあっさり破壊されたー!!
ええええええ、あれでチェックメイトかと思ったニンジャスレイヤーの攻撃ですが、
蘭丸のマジックを食らってあっさりと九尾フォックスを破壊される結果に!あそこまでお膳立てしてこうなんのかよ!
マジック1枚でキースピリットを破壊されるってなんか悲しいな…他のキャラでそういうことってあんまりないと思うんだが

「蘭丸のやつ、あんなカウンターを用意していたのか…!」

「フフフ…天下を制し、僕達を導いてくれるのは大六天魔王様をおいて他にない。
 IBSAのような古き物、弱き者には未来を担う資格などないのです。
 さあ、敗北のターンエンドを宣言しなさい!」

そんな中、勝ち誇った様子で「大六天魔王様こそが天下に相応しいわー」と語り始めた蘭丸ですが…いやちょっと待ってください
ついこの間、「謙信様こそが天下に相応しいわー」と言いながらボロ負けした奴がいるんですが…
まさか蘭丸もそれと同じってことか!?「他人が天下を取ってくれる」とかいうセリフは負けフラグですよ蘭丸さん!!

「バトルの終わらぬうちに未来を語るなど、片腹痛いな」

「なに…?」

「ここに友がいる限り…拙者とカードの物語に終わりなし!!
 マジック”百鬼夜行”!!」

ズズズズズズ…

「うっ…これは!?」

「百鬼夜行は…自分の手札、トラッシュにある系統・妖戒を持つスピリットを
 コストを支払わずに召喚できる!その数、100体なり!!」

「な…なにい!?」

やっぱり逆転の流れキター!!負けフラグを立ててしまった蘭丸にすかさず襲いかかるニンジャスレイヤー!
スピリットを復活させる百鬼夜行というカードを使いますが、なんと最大100体まで召喚可能というデタラメな効果!
ちなみにこの「100体召喚できる」という効果、リアルのカードでもそのまま使用できます
そう聞くと超強力なぶっ壊れカードのように思えますが…

ま、実際はこんなもんですけどね…(えー
ニンジャスレイヤーの場に並んだのは、フーリン3体と九尾フォックス1体。
100体召喚可能と言っても、手札と墓地からの召喚なので、正直100体も出せることはまずないという…
とはいえ、ニンジャスレイヤーの場が再び整ったことには変わりありません。この復活は完全に蘭丸の計算外という形に…

「頼むぞ我が友よ!トリプルフーリンアタック!」

「ブ…ブロックだ!キャメロットポーン、キャメロットナイト!」

ボガボッガアアアン!!(キャメロットポーン、キャメロットナイトを破壊)

「くっ…!」

バッキイイイン!!(蘭丸:残りライフ1)

「ぐあああーっ!そ…そんなバカな…!この僕があんな奴に…!」

「これでお終いだ。九尾フォックスでアタック!」

「ま…待て…これは…これは何かの間違いだああああーーっ!!」

バッキイイイン!!(蘭丸:ライフ0で敗北)

「お…お館様あああああああーーっ!!」

お、終わったー!!蘭丸まさかの完全敗北で決着!
あれだけコケにしていたニンジャスレイヤー相手に、みじめな敗北を喫する結果に!
最後はプライドをボロクソに破壊される形での負けとなってしまったので、こりゃバトラーとしては再起不能ですかね…

まあ蘭丸はこれまで、兼続をはじめとして多くのバトラーのプライドを踏みにじるようなバトルを続けてきたので
最後はその行いが自分に返ってきたというか、因果応報という形でプライドを粉砕されたのかもしれませんね。次回に続く!

(C)BNP/BANDAI, NAS, TV TOKYO


12月16日

■神羅万象チョコ 一鬼火勢の章 第1弾感想



いやーそんなわけでついに神羅の新シリーズが発売しましたねー
その名も一鬼火勢の章がねー、その第1弾がいよいよ発売しましたよね―
8ヶ月ほど前にな…(えー

いやすいません、感想書こう書こうと思ってたら、いつの間にか発売から8ヶ月が経過し、
第1弾どころかちょうど今週に最終弾が発売して完結してしまったという大遅刻ぶりですが
カードだけはせっかく集めてたんで、今さらながら感想書こうかと思います



まず今作の舞台なんですが、前シリーズの天地神明の章のラストシーンで八大神羅神が創造した
”新世界”が舞台となっていますね。今までのような神に管理された世界とは別に、
住人たちの意思で自由に生きられる世界を作ろうと、新たに生み出されたのがこの新世界…

そんな新世界の誕生からしばらく経って、そこに住む住人たちがどう暮らしていたかというと

なんと多くの武将たちが台頭し、新世界の覇権を取り合うというバトスピ戦国時代となっていました(えー
神に管理されていない世界なだけに、「天下を取るのは俺だ」「いいやこの俺だ」
多くの派閥が天下を競うことになってしまったんですな。
そんな中で主人公はどんなキャラかというと…

俺の名は烈火幸村!
バトスピの
天下を取る男だ!!
(えー

そう、主人公は烈火幸村…もとい烈火の火牙刀というキャラクターです
ふーむ、戦国時代がモチーフの作品で、しかも主人公が烈火とは、バトスピとやたら似てて驚きですな
ちなみに火牙刀とはカガトという読み方で、自らが天下一を目指しているわけではなく、
『お館様』と慕う真幻の下で戦っているというキャラですね

 

武神真幻
パワー13

 

この真幻ってのは間違いなく武田信玄モチーフだろうから…
それを『お館様』と慕う火牙刀は、戦国BASARAで言うところの真田幸村ポジションになるわけか
つくづく烈火幸村って感じのキャラだなお前は…(えー

ちなみに武田信玄モチーフの真幻には、もちろん上杉謙信モチーフのライバルキャラが存在します。
そのライバルキャラというのが…

 

龍上剣真
パワー14

 

こいつですね、その名も剣真というキャラで、真幻と勢力を二分して対立している武将です。
ただこの剣真、こう見えてもれっきとした女の子です。
なんということでしょう、男顔負けの女バトラー、そしてイメージカラーが青色ときたら
早雲ちゃんを連想せずにはいられませんよ!幸村の次は早雲ちゃんかよ!
この剣真もさぞかし火牙刀たちにボロ負けして「くっ…殺せ!!」とか言ってくれることでしょう(えー

どうでもいいけど最近の俺の感想って、ケンシンとかシンゲンとかってキャラ多すぎだなマジで
たとえばバトスピには白銀謙信紫堂信玄が出てくるし、
修羅の刻にはケンシン・マエダ陸奥真玄が出てくるし、
そしてこの神羅万象では龍上剣真武神真幻が出てくるっていう…
どんだけ世の中ケンシンとシンゲン好きやねん!どうでもいいけどこいつら、読みがケンシンとシンゲンで共通してるのに
漢字がみんな違うからパソコンの変換マジめんどくさいんだよ!(えー

旋風の嵐丸
パワー12

霜林の閑那
パワー12

烈火の火牙刀
パワー12

深山の岳人
パワー12

さてともかく、そんな真幻サイドと剣真サイドのライバル対決が第1弾のメインストーリーなわけですが、
実はこの2人、両方とも四天王と呼ばれる強力な部下4人を従えております
そして真幻サイドの四天王というのが、上に示した四人なわけですな
の嵐丸、霜の閑那、烈の火牙刀、深の岳人、4人そろって風林火山というわけか

「先陣は俺がいただいたぜ!
 今日も敵の撃破数は
 俺のトップで確定だな!
 悔しいか火牙刀!」

「ぬかせ!俺は数より質で勝負だ!」

そんな嵐丸と火牙刀のやり取りがこちら。どうやらこの2人は、味方同士ではあるもののライバル関係にあるみたいですね
どうやらこの嵐丸は雑魚狩りが得意らしく、今日も今日とて敵の雑魚を狩りまくった数を火牙刀に自慢しているようです
それに対して火牙刀はというと、「いいもんね俺はボス敵を倒すから」と、大物を仕留めることを信条にしているという…

「個人の武力が
 戦の勝敗を決する時代は去った!
 兵の群れを操る軍略こそが、
 戦を制するのだ!」

「閑那さん、この火牙刀の武を
 あなたに預けるぞ!」

そしてこちらは閑那と火牙刀のやり取り。さっきの嵐丸の生意気な態度と違って、どうやら普通に信頼関係を築いているようですね
なんにしろこの閑那は見ての通り、知的メガネ美女の軍師キャラという
メガネフェチにはたまらんキャラとなっております

この閑那って絶対あれだろ、ふだんは真幻の横で知的に軍の指揮とかやりながら
夜になると性的な意味で「ああっ、いけませんわお館様」「よいではないかよいではないか」
とかやってるキャラだろ絶対!(えー

マジかよ真幻がうらやましすぎんよー、閑那はキャラ設定でも真幻のことをめちゃくちゃ敬愛しているというキャラらしいから
真幻が一声かければいくらでもやらせてくれそうじゃねーかよ!エロい…なんてエロい軍師なんだ閑那

「醜いな…武士たるもの、
 いかなる時も美しさを忘れてはならない。
 火牙刀もそう思うだろう?」

「俺はただガムシャラにあがくだけです!」

最後に岳人と火牙刀のやり取りがこちら。この岳人ってどんなキャラかと思ったら
美しいものを愛するナルシスト野郎かよ!
お前山属性のくせにチャラい性格してやがんな!(えー

山属性といえばパッと思いつくイメージは、質実剛健、縁の下の力持ち、地味で汗臭いマッチョマンといった感じですが
こいつはそれとはまったく逆の性格してるみたいですね、何よりも美しさを重視するイケメンかよ

さて、真幻サイドの四天王はそんな感じですが、さっき書いたように剣真サイドにも四天王が存在するわけです
おそらくは火牙刀たちとの激闘を繰り広げるであろうその四天王、果たしてどんな奴らなのかというと…

一角の犀蔵
パワー12

月輪の北兎
パワー12

銃刀の牛若
パワー12

枝角の鹿鳴
パワー12

どどーん
いやいやいやいやなんなんすかこの明らかにかませっぽいデザインの四天王は!!(えー
火牙刀たちとデザインが違いすぎるじゃねーか!どう見ても雑魚だろこんなん!
しかしこんな見た目でも火牙刀たちと同じパワー12あるから驚きです、こんな見た目なのに…(えー

そんなわけで真幻と剣真、パワーの拮抗する四天王を従える者同士、なかなか決着がつくことがないようで
「やんのかコラ」「あ?やんのかコラ」とお互いに睨み合ったままの日々が続いていたようです

そんなある日、「ヒマだから森にでも修行に行くかー」と火牙刀が人里離れた森に出かけるわけですが…

「驚いた…こんな深い森の中に、
 君みたいな女の子がいるなんて」

「…」


「ごめん、びっくりさせてしまったかな、
 怪しい者ではないんだ…
 俺の名は真城火牙刀、君は?」

「…私はヒカリ…ヒカリと言います」

火牙刀(普段着)
パワー10

水晶天子ヒカリ
パワー???

 

そんな森の中で偶然出会ったのが、このヒカリという謎の少女であります
まあこのヒカリの正体をいきなりバラしてしまうと、
前シリーズのラストでメビウスが生み出した新世界の神子が成長した姿ですな



「神が関わることのない自由な世界」として生み出されたこの新世界ですが、
そうは言っても「完全に放ったらかしにするのもアレだし…」ということで
1人だけ神の力を持った子供を置いておこうと、このヒカリが生み出されたっていうのが前作の流れです
つまり火牙刀は偶然にも「あたしゃ神様だよ」って娘と出くわしてしまったわけですな

「火牙刀さんは今の世の中をどう思いますか?
 私は悲しいです…争いのない日は来るんでしょうか…」

そんなヒカリは、この新世界の現状をだいぶ嘆かわしく思っていたようですね
天下だ天下だと言いつつ争いを繰り返す人間たちを見て、「なんて愚かな下等生物なんだろう…」
争いがなくなることを願っていたヒカリ。そんなヒカリの話を聞いた火牙刀は
「よっしゃーそれなら剣真をボッコボコにして争いを終わらしたるわ」と決心するのでした(えー
相手を説得するとかじゃなくてボコボコにして争いを終わらせるって発想がすごいな火牙刀…


一角の犀蔵
パワー12

VS


烈火の火牙刀
パワー12

「一騎討ちでこの犀蔵と
 渡り合える者がいるとはな…!
 剣真公が気に入るのも分かる話だ!」

「あなたに勝って
 先に進ませてもらうぞ!」


銃刀の牛若
パワー12

VS


旋風の嵐丸
パワー12

「忍者ごときが
 俺の動きを捉えられるかな!?」

「おいおい忍者を甘く見ると
 ケガするぜ!?」


月輪の北兎
パワー12

VS


深山の岳人
パワー12

「ワシの幻術に翻弄されておるな!?
 貴様の負けだ!」

「勝負を決めるのは常に美しさだ!
 素顔を隠すような奴が
 イケメンの俺に勝てるわけがない!!」


枝角の鹿鳴
パワー12

VS


霜林の閑那
パワー12

「見つけたぞ魔女め!成敗してくれる!」

「こんな麗しい女性をつかまえて
 魔女とはな…
 私を怒らせたらどうなるか、
 その身をもって知るがいい!」

そんなある日、いよいよ真幻と剣真が決着をつけるべく、両軍が総力を上げての決戦が起きることに。
その決戦の中で、それぞれ激突する両軍の四天王…奇しくも1対1のタイマン勝負が4つ起こったようですね
どちらの四天王もパワーは互角ですが、やはり見た目的にかませ臭がすごい剣真サイドの四天王は
真幻サイドの四天王に勝つことができず、4人とも完敗してしまうのでした。まあそうなるわな(えー

それにしても、この対決の中では岳人が面白いセリフを言いながら戦ってますね
「顔を隠してるような奴が、イケメンの俺に勝てるわけがない!!」
って、このぶっとんだ思考回路には笑ってしまいました。こんなセリフ言うやつは今まで見たことがないな、いいセンスしてるわ

あと火牙刀と戦ってる犀蔵とかいう奴が、火牙刀に対して「剣真公に気に入られるのもわかるわい」とか言ってますよね
実はそうなんですよ、剣真は敵でありながら火牙刀のことをずいぶんと気に入っているようで、
「真幻なんかほっといてウチの軍においでやす〜」と繰り返し勧誘してるんですよね

しかもですよ、剣真は自分の剣技を継いでくれるおムコさんを欲しがってるということで、
火牙刀を勧誘してる理由も、どう考えても結婚して火牙刀をムコにしたいからってことですよね
火牙刀も今作で指折りの剣士なんで、剣真がムコに欲しがるのも分かるっつーか…いやはや意外な恋愛関係ですよね


猛虎魔将真幻
パワー13

VS


飛龍聖将剣真
パワー14

「聞こえるか剣真、時代の足音が!
 ついにお前と決着をつける時が
 来たようだ!」

「相変わらず騒がしい男だ…
 今日こそ引導を渡してやる。
 覚悟するんだな真幻!」

とそんな中、真幻VS剣真という大将同士が激突するボスキャラ対決が行われてしまいます
どうやらさっき四天王同士が派手にぶつかり合っていた中で、このスキに大将首を奪おうとこの対決が始まったようですね
そして単純にパワーだけ見れば真幻が13、剣真が14と剣真の方が上回っていますが、
ぜひともここは、主役の軍勢を率いるお館様に意地を見せてもらいたいところ…

ウエハーマン「剣真は激戦の末に真幻を倒すことに成功したらしいゾ!」

ってやられてんじゃねーかお館様!!おいいいいいいい!!
なんでそうなるんじゃあああああ!!なんと「パワー14には勝てなかったよ…」
剣真との一騎討ちに敗れてしまい、みじめにもボコボコにやられてしまった真幻!
お館様なにやってんすか!主君ともあろう者がなんたるザマ、こんなことじゃやはり火牙刀はこのむさくるしいオッサンを見限って
剣真ちゃんとのめくるめく肉欲の日々に身を投じるべきなんやな…(えー


烈火の火牙刀
パワー12


旋風の嵐丸
パワー12


霜林の閑那
パワー12


深山の岳人
パワー12

 

VS

 
 


飛龍聖将剣真
パワー14

 

おっとしかし、真幻がそんな風にボコられてしまった中、
「ウチのお館様に何やっとんじゃコラァ!!」と駆けつけてきた火牙刀たち!
4人で剣真をズラリと取り囲むと、そのまま4対1のリンチを開始してしまいます
ちょ、ちょっと待てこらー!!いくらお館様をやられた恨みとはいえ、主人公がリンチはねーだろ!
しかも相手はかよわい女の子ですよ、こんな大の男どもが一気に襲いかかったら剣真ちゃんはひとたまりも…

ウエハーマン「風林火山は4人全員で剣真にかかったが、
火牙刀以外は全員倒されてしまったらしいゾ!」

って剣真ちゃんが勝つのかよ!!ええええええええええ!?
嘘やろ剣真ちゃん!?なんとこの4対1の卑劣なリンチバトルの中で
全員返り討ちにして大勝利をおさめてしまった剣真ちゃん!

あんたどんだけ強いねん!?公式サイトによれば、火牙刀たち4人がさっき四天王と戦って消耗していたせいとのことですが…
それを言ったら剣真ちゃんもさっき真幻と戦ったばかりだしなあ
火牙刀たちだけが消耗してるとは言わせませんよ。今作ではパワー1の差がやたらとでかい印象があるな

それと風林火山のうち、火牙刀以外の3人が倒されたってことですが、火牙刀だけ残ってる理由としてはやはり
火牙刀だけはムコに欲しいから手加減してやったってことですよね剣真ちゃん(えー
火牙刀もいい加減その気持ちに応えて、剣真ちゃんの家にムコ入りをだな…


烈火の火牙刀
パワー12


猛虎魔将真幻
パワー13

VS


飛龍聖将剣真
パワー14

がしかし、そんな状況でもまだ「くっそー俺はムコ入りなんてしねえかんなー」と見苦しい抵抗を続ける火牙刀。
そんな中、さっきボコボコにされた真幻がよろよろと復活して、火牙刀に加勢を始めてしまいます。
ええいこの死にぞこないが!大人しく2人の門出を祝福すればいいものを!(えー

ウエハーマン「火牙刀は真幻と協力して再び剣真に挑み、
ついに彼女を倒すことに成功したらしいゾ!」

倒すなああああああああああ!!!(えー
倒すな、倒すなあああああああああ!!なんということでしょう、「素敵なおムコさんが欲しい」という一途な剣真ちゃんの思いは
死にぞこないのオッサンによって無残にも打ち砕かれてしまい、
最後には真幻サイドの勝利で終わってしまうのでした。こんな結末認めるかー!

俺が火牙刀だったら、死にぞこないの真幻がよろよろと出てきた時点で
「ダメじゃないか死んだ奴が出てきちゃあ!死んでなきゃああああああ!!」って
真幻にトドメさして剣真ちゃんと子作りしてましたね(えー

そんなわけで第1弾のストーリーは以上です。では今回登場したキャラのパワーを一覧でまとめますと

???:水晶天子ヒカリ
14:
飛龍聖将剣真
13:
猛虎魔将真幻
12:
烈火の火牙刀、旋風の嵐丸、霜林の閑那、深山の岳人、一角の犀蔵、月輪の北兎、銃刀の牛若、枝角の鹿鳴
11:飛影の夕顔
10:火牙刀(普段着)、宣教師フランシーヌ
9:漂流者メリーアン、機工技師カッツェ
8:
武神軍赤母衣衆、龍上軍青母衣衆
6:
爆忍の鬼見城、風忍の風巻
5:
武神軍足軽隊、龍上軍足軽隊
2:
せっかち進助、ゆっくり耕作
1:
火炎虎、氷結雀

こんな感じになりますね。赤字で書いたのが真幻サイドのキャラ、青字で書いたのが剣真サイドのキャラになります
こうして見るとどっちの軍も本当に互角なんですねー
大将の真幻と剣真以外は、四天王からザコ兵士に至るまで、どちらの軍もまったく互角のパワーになってますよ

特に凄いのがパワー2のせっかち進助とゆっくり耕作。
こいつらなんて戦いとは関係ないただの農民なのにパワーが互角という徹底ぶり。
パワー1の火炎虎と氷結雀もそうですね、こいつらもやっぱり
単にそのへんの野良の動物なのにパワーが互角ということになっております
どんだけ互角にしたかったんだよ!2つの勢力がこれだけ拮抗してるって、神羅万象で初めてのことなんじゃなかろうか


真幻(ノーマルver)


真幻(ゴッドレアver)


剣真(ノーマルver)


剣真(ゴッドレアver)

それでは今回のアナザーカードをご紹介。
今回存在するアナザーは真幻と剣真で、箔押しのついた豪華仕様のカードが存在してますね
ちなみにこの箔押しカードは、ゴッドレアと呼ばれる今作最高峰のレアカードだそうですが…
わざわざゴッドレアって呼び名をつけた割には、今までのアナザーカードと何が違うのかよく分かんないですね(えー

あと今回封入されているカードは、今作のストーリーに関するキャラだけじゃなくて
過去シリーズのキャラ達を新しく描き下ろしたカードも何枚か存在してます
それも神羅万象の絵師が描いたイラストじゃなくて、よその絵師が描いたイラストなんですよね。具体的には以下の通りです

絵師:あかつきごもく

隠密部隊朧衆
(イザヨイ&ザンゲツ)
第一章に登場

アルフィーネ
第二章に登場
 

 

まずはこれ、あかつきごもくが描いたイザヨイ&ザンゲツ、それとアルフィーネのカードですね
あかつきごもくと言えば、ケロロ軍曹とかで有名な吉崎観音のアシスタントやってた人ですよね
確か吉崎観音のコミックス読んだ時に何回か名前を見たことが…
って、改めて調べてみたら、この人単なるアシスタントじゃなくて吉崎観音の嫁さんだったんかい!!
マジか…それは知らなかった…アシスタントから嫁さんになるってそんな結婚もあるんやなー

ともかくですよ、このあかつきごもくって人は、神羅万象において重度のイザヨイ好きってことで有名なんですよ
確かイザヨイのイラストを今まで大量に描きまくってたり、イザヨイの同人誌なんてのも出してた人だと思います
それだけイザヨイ好きのイラストレーターとして活動してるうちに、とうとう公式からお声がかかったってことじゃないでしょうか


光龍王サイガ
第一章に登場


神羅聖龍神サイガ
天地神明の章に登場

絵師:パズドラの人たち


幻魔王アスモ・デウス
大魔王と八つの柱駒に登場


魔戦姫アスモディエス
大魔王と八つの柱駒に登場

そしてこちらはパズドラの絵師の人たちが描いたカードになります。
なんでパズドラかというと、確かバズドラと神羅がコラボした企画がいくつかあったと思うので、その一環で作られたカードでしょうね
光龍王サイガ、神羅聖龍神サイガ、幻魔王アスモ・デウス、魔戦姫アスモディエスの4枚ですが、
たぶんサイガ2枚とアスモ2枚でそれぞれ別の人が描いてると思います。
さっきのイザヨイのことも考えると、多分これって絵師の人の趣味全開のカードなんじゃないでしょうか
そうじゃなかったら、似たようなキャラのカード2つも描かないと思うんだよな
たぶん「好きなキャラのイラスト描いていいですよ」って絵師の人が言われてこうなったんじゃなかろうか

それにしても過去のシリーズのキャラっていうと、たぶん今作の雰囲気に一番ピッタリのキャラが誰かって言うと

間違いなく
こいつだと
思うんですよね

聖異大将軍イエヤス
パワー30

 

いやマジでイエヤスぴったりすぎるわー、この世界の住人すぎるわー、なんと言っても戦国の世界だしなー
そして他の連中がパワー14とか13が限界な中、パワー30のイエヤスが降臨したあかつきには
もう一瞬にして天下統一間違いなし!いよっ大統領!というわけで絵師様の中に
イエヤス好きの方はいらっしゃいませんか!いらっしゃいませんかー!(えー

さて、これまでに紹介した内容は、実際のチョコと一緒に封入されているカードについて語ったわけですが、
それとは別にチョコを買うことでポイントを溜めて、応募することでもらえるカードってのがあるんですよね
そのカードっていうのが以下のものになります

まずはこれ、「二天双極・鬼炎斬」というカードで、
火牙刀が必殺技を放っているイラストになっております。
二天双極・鬼炎斬っていうのは
要するに火牙刀の技の名前ってことですな
うん…それ以外になんともコメントのしようがないカードというか
「お、おう」としか言えないカードというか…(えー
そしてこちらが「百花繚乱」というカード。
これはヒカリ、剣真、夕顔と女の子3人が揃ったイラストですね
うん…これもやっぱりそれ以外になんも言えないカードというか
この3人って今回のストーリー上なんも接点がない3人だからなぁ
本当にただ「女の子」ってだけで関係ない3人が集まったというか
さっきの鬼炎斬もそうだけど、もう少し実のあるカードを作ってくれないもんか…

はい、そんなわけで一鬼火勢の章・第1弾の感想は以上です。
できることなら2弾、3弾とポンポン感想を書いていきたいところですが、
大志Mk−2のことだから果たしてどうなるか…(えー  第2弾へ続く!



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