5月26日

ジャンプ感想:食戟のソーマ 第103話「スペシャリテ」



「ふーっ…泣いても笑ってもこれでお開き…決着だ」

「ご苦労であった…!決勝を闘うに値する個性のぶつかり合い、
 三者三様の持ち味を見せてもらった!」

さて前回、決勝に残った3人すべての審査が終わり、いよいよ今回で優勝者の発表が行われようとしています
3人とも自信に満ちた表情ですが勝者はたった1人、長きに渡る選抜編もついに決着の時が…
そして長きに渡りすぎた俺の感想・選抜編もやっと終わりなんやな…(えー
いやーようやくかぁ、我ながらどんだけ遅いねんって話ですよ。次の章とかジャンプじゃとっくに終わってるっちゅうねん

「味についても、3名ともに互角と言える美味さであった!」

「えっ、じゃあどうやって勝敗を…」

「勝負を決めたのは…料理人の顔が見えるかどうか!」

「料理人の…顔すか?」

「その通りデス、本当のオリジナリティーに溢れた皿は、
 味わっタだけでその料理人の顔が浮かんでくるものデス」

「言い換えるなら、その者にしか作ることのできない
 真に独創性のある一皿…そんな料理のことを我々は
 必殺料理(スペシャリテ)と呼ぶのだ」

そんな中で、味については3人とも互角だったと話す最強ジジイ。まさかまた引き分けなんじゃ
一瞬嫌な予感がしましたが、今度はちゃんと勝敗を決めてくれるようです。
その基準は”必殺料理”と呼ぶにふさわしい一皿であったかどうか。

必殺料理か…これまでもちょくちょく出てきていた言葉ではありますが、ついに本格的にストーリーに絡んできましたね
自分だけにしか作れない、本当の意味で独創性のある料理っていうのがそう呼ばれるようですが
今回3人の中で、必殺料理と呼ぶに相応しい品を作ったのはたった1人だけだったということか…?
ふむ…本当の意味で独創性のある料理…いったんここで3人の作った料理を振り返ってみると

・黒木場の料理:秋サンマのカルトッチョ
・葉山の料理:炙りサンマのカルパッチョ
・ソーマの料理:サンマの炊き込みご飯おじや風

いやこれってどう考えてもソーマの勝ちじゃないすか?なぜなら葉山と黒木場は
なんか料理の名前かぶってて独創性ない名前だから(えー
てめえら似たような名前の料理出してきやがって!かぶるような名前つけてる時点でもう負けなんだよ!
黒木場と葉山の敗因は名前をちゃんと考えてこなかったってことなんやな、独創性がないんやな…(えー

「頂点に立つべきは、己の料理を最も深く追求した料理人!
 己の料理とは何かという問いに、真に向き合った者だ!その人物の名は…!」

さあそして、いよいよ優勝者が発表されようというその瞬間、ソーマと黒木場が自然体で結果を待っているのに対し
葉山だけがめっちゃ冷や汗をかきまくっていました
さては気づいてしまったのか葉山!?ここにきて気がついてしまったのか!?
「やべぇ…俺の料理めっちゃ黒木場と名前かぶってるわ…」ということに!!(えー

この葉山の冷や汗は「もっとちゃんと名前考えりゃよかった…」という後悔の冷や汗に違いない
一方で黒木場は平然としてますが、たぶんアホなのでいまだに気がついてないんでしょう(えー
いやーまさか名前のつけ方でこうも勝敗が分かれることになろうとは…

(親の顔も自分の名前も知らない…分かっているのは、スラム街のはずれに
 捨てられていたということだけ…)

 

『ほらっアキラくん!今日からここが君の部屋だよ!』

(汐見潤という女によって、俺はスラムから引っ張り出され…アキラという名をつけられた)

と、ここでいきなり葉山の過去回想シーンが始まりました。このタイミングで過去回想というと…さてはあれですね
負けるの確定しちゃったキャラの最後の掘り下げって感じでよくあるアレですよね(えー
ニコニコ大百科見たらまさに回想は負けフラグとかいう記事がありました。そうそうこんな感じのやつ

これから決着だという瞬間に回想が始まって、いかにその人物が色々なものを積み上げてきたかを説明した後に
「そ、そんな…これだけのものを積み上げてきたのに…」
絶望の敗北シーンが待っているっていうあれですよ(えー  葉山も苦労人みたいだけど、まあ残念だったねとしか…

『潤、水やりやっといた。ビニールハウス内の温度も平常どおりだったぞ』

『アキラくん…ほんとに日本語うまくなったねぇ〜!』

『まだ日常会話レベルしかムリだけどな。あとこの漢字ドリルもおわった、次の学年のやつをよこせ』

『う、うん!』

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『うそぉ!葉山くん全部満点!?西洋料理史、栄養学、数学と原文と地歴まで!?
 
一般科目なんて私いつも赤点ギリギリだったのに!』

『ほら何してんだ、今日はラットの鎮静作用実験だろ』

『普段の研究もこなしてるのに、一体いつ勉強を…』

さあそしてここからは、まさに葉山が色々なものを積み上げてきたシーンの連続であります
海外のスラム育ちだったため、日本語が喋れなかったのが積極的に日常会話を覚え、
さらに漢字ドリルで読み書きの勉強をし、学校に通い始めてからは習った授業をすべてモノにして
そのうえ汐見さんの助手として働くようにまでなったという…
いやー積み上げてますねー、これは積み上げてますねー(えー

まあ、「そ、そんな…これだけ積み上げてきたのに…」って言いながら敗北するためのシーンなので
しゃーないですね、この積み上げはしゃーない。今回は負けちゃったけど、まあくじけんなよ葉山!元気出せって!
それにしても汐見さんは、葉山のことを最初は「アキラくん」って呼んでたのに
途中から「葉山くん」に変わっちゃったんですねー

なんで?逆なら分かるけど、なんでわざわざ苗字呼びに変えたんだろう。
もしかして葉山が自分の助手になったから?助手のことを下の名前で呼んでたら示しがつかないとかそんな感じで…



『よぉし…!葉山くんが起きる前に作業を…』

『…(せっせせっせ)』

『葉山くん…!何時から起きてたの!?』

『3時。例の実験サンプルがまだ全部揃ってないからな』

『昨日もほとんど徹夜だったのに、ちゃんと寝なきゃ…』

『平気だ、潤こそもう少し寝とけよ。今日は忙しいぞ』

そんな葉山の毎日の生活は、もはや汐見さんのために身を削っているレベルというか
睡眠時間をとことん削って、勉強と研究を限界以上に進めていく毎日を過ごしていたようです
これはなんつーか…それだけ汐見さんに対する恩を感じていたということか
こりゃ今回負けた時のセリフは「すまねえ…潤…」って言いながら崩れ落ちるのが定番か…(えー

『アキラくんはとてもいい子です…責任感も物凄く強くて、本当に感謝してもし足りません…
 でも…恐いんです、いつも私だけがもらってばかりで…』
 
『…』

そんなある日、葉山は偶然にも汐見さんが葉山のことで相談している場面を目撃してしまいます
汐見さんは葉山が一生懸命やってくれることに感謝をしつつも、
自分のせいであまりにも無理をさせてしまっているんじゃないかと心配していたようですね
まああれだけ寝ないで研究やら勉強やらやってる姿を見ちゃったらなぁ…

それと汐見さん、この場面だと葉山のこと「アキラくん」って呼んでるんですね
ふむ…ということはやはりあれか、家族としての葉山については「アキラくん」と呼んで
助手としての葉山については「葉山くん」って呼んでるとか、そういうことなんだろうか?

『私は自分のために、アキラくんを追い詰めてるだけなんじゃないかって…』

(違う。違うよ潤)

『邪魔だ邪魔だ!乞食やるならよそでやれ!!』

『このガキが!またウチのゴミをあさりやがって!スラムに帰れクズが!!』

(俺の価値を見い出してくれた…俺に生きる意味をくれた…!
 俺を照らしてくれたのは…あなただ…!)

しかし葉山にしてみれば、汐見さんと出会う前の自分は
物乞いやゴミあさりさえも許されない、ひたすら足蹴にされて虐げられ、いつのたれ死ぬか分からない毎日
送っていたわけで、そんな地獄のような日々から救ってくれた汐見さんには、
自分の人生を捧げても構わないぐらいの感謝を感じていたようです

うーん…なんだかここまでくると葉山が負けるってのも可哀想になってきたな
人間扱いされない地獄のような生活から、ようやく脱出して身を削るように自分を高めてきた葉山が
また挫折するっていうのはちょっと心が痛むっつーかあんまり見たくないっつーか…

 

『くそっ…!ダメだこれじゃ…!メニューを変更するか…
 いいや、カルパッチョでなけりゃダメだ…!
 誰も真似のできない方法で勝たなけりゃ、俺が作る意味がない!
 香りの力で味の世界を変える…それが俺の料理なんだ!』

そしてまだまだ葉山の回想シーンは続きます、これは選抜決勝が始まる少し前の様子のようですね
どうやら葉山はカルパッチョを完成させるのに相当な苦労をしていたようで、
決勝の寸前まで仕上げが上手く行かず、煮詰まっている状況が続いていたようです

マジかよお前、確か以前カルパッチョを試作してた時の描写では
ニヤニヤしながら黒木場を消し炭にすることしか考えてなかったから
そんな苦労をしてるとは夢にも…(えー  まあこのニヤニヤシーンは、まだ決勝まで1週間くらいの余裕がありましたからね

それとさっき葉山の言ってた「誰も真似できない方法で勝たなきゃ意味がない!」ってセリフが
すごい気になるんですが…誰も真似できない方法…自分にしかできない料理…
え、それってもしかしてスペシャリテのこと言ってんじゃ…
ちょ、ちょっと待って、これって葉山の敗北フラグな回想シーンじゃなかったの!?え、違うの!?

『この1皿に、俺のすべてを捧げる…!』

さらに決定的な勝利フラグキターーー!!
汐見さんのことを頭に思い浮かべることで迷いを振っ切り、ついにあのカルパッチョを完成させた葉山!
うわああああああなんじゃこれ完全に葉山の勝ち確定な流れじゃねーか!!
マジで!?そういうことだったの!?みなさんこれがどうして葉山の勝ちフラグになるかお分かりでしょうか

そう、自分のすべてを捧げても構わないと思うほどの女性、その人を頭に浮かべながら皿の上で自分を表現する。
食戟のソーマにおいて、これは最大級の勝利フラグなわけです。なぜなら第1話の時にソーマの親父が言っていた
「いいか創真…いい料理人になるコツは、自分のすべてを捧げてもいいと
 思えるような、そんな女と出会うことだぜ」というセリフがあるから。
今回の葉山はまさにこのセリフの体現者ですよね
それでいて「自分だけにしか作れない自分だけの料理」を作ろうとしている。ということはこの決勝での勝者は…



葉山じゃねえかああああああああああああああ!!
お前が勝つんかああああああああああああ!!!
マジかよソーマの親父の言葉を体現しつつ必殺料理を作って勝つとは!
どえらい扱いの大きいキャラになったもんですな葉山…まさかここまでのキャラになるとは思わなかった

てっきり俺としては、やっぱりこの決勝はソーマが制するもんだろうとばかり思ってたんですよね
なぜならこの選抜というイベントが1年生の中で最強の生徒を決める戦いだから
これをソーマが制することで、最強の1年生はひとまずソーマということになり
これから2年生・3年生といった上級生相手の戦いにシフトしていくという流れが自然に作れるからですよ
遠月のてっぺんを取るのがソーマの目標だから、今後2年生や3年生を倒していくのは必要な展開ですよね

それでいて、必殺料理っていうのは今までソーマが持っていなくて
ソーマより格上の料理人が持っているものだったんですよ
たとえば四宮や一色先輩。この2人は以前ソーマと手合わせした時に
「必殺料理を使えば簡単にソーマに勝てただろう」なんてことを言われてましたよね

だからこそ、ソーマがこれから格上の相手と戦っていくには必殺料理という武器が必要であり
それを身につけるには、今回の選抜はうってつけだったと思うわけですが…まあでも、優勝者は葉山だったということで。
葉山が優勝した点についてはそうですね、意外な展開で驚いたけど、よくよく考えたらこれはこれでアリなのかなって気もします

なぜなら、それはやっぱり親父の言葉を実際の形として読者に示したということですよ
第1話で親父が言っていたあの言葉、たぶんこの漫画のキーになる一言なんだろうなとは思ってましたが
でも実際どういう状況を指して言ってるのかよく分かんねーなとも思ってたんですよ

「自分のすべてを捧げたい女と出会う」ことが、「いい料理人になる」ってことと、一体どうやって繋がるの?っていう。
そこんとこが具体的になんなのかよく分かってなかった。これは最終的にソーマも行動で示してくれると思うんですが、
多分ソーマがそれをやるのはこの漫画の最終回だと思うんですよ
まさか話の途中でソーマが女キャラにマジで惚れて、その人のためにすべてを捧げた料理を作るなんて
絶対ありえないだろーなと思うんで…

ということは、今回葉山が行動で示さなかったら、親父の言葉が意味するところっていうのは
おそらく最終回まで待たないと分からなかったと思うんですよ。
たぶんこの漫画、あと数十巻は続くだろうから、それだけ長い間ずっと意味がなんかよく分からないまま
宙ぶらりんになってしまうという…

それはまずいということで、多分ここで一度模範解答を示しておきたかったんじゃないでしょうか
親父の言葉はこういう意味だということを読者に示したわけです
自分のすべてを捧げてもいい女性を思って料理を作れば、
自分だけにしか出来ない自分だけの料理が、皿の上で実現できる
という、つまりそういうことですよ

今回葉山が汗ダラダラになってたのって、「必殺料理とは自分だけの料理だ」ってことを言われて
その実感を唯一持ってたからでしょうね。ソーマと黒木場は
「自分だけの料理?何それ?」って感じで実感なかったんだろうなー(えー

特にソーマは、結構ゆきひらの料理を引きずってるところあるから
これから段々ゆきひらから巣立ちしていって、自分だけの料理を作るようになるんじゃないでしょうか。次回に続く!

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社


5月25日

アニメ感想:ガンダム Gのレコンギスタ 第15話「飛べ!トワサンガへ」

今ごろまだGレコの感想書いてるのって多分この世で俺しかいないので早くどうにかしたいこの感想。(えー
ああ恥ずかしい。遅すぎて恥ずかしい!たとえるなら学校に遅刻して遅れて教室に入っていくようなあの時ぐらい恥ずかしい!
まったくこの遅刻グセはどうにかしたいところですよねー、はあ。

そんな恥ずかしいGレコ感想なんですがこの回はよかったですよー。素晴らしい
何がよかったかって作画がよかったんですよねー、作画厨の俺も大満足なほど。
このアニメって、作画監督がキャラ作監とメカ作監という風に別々の人が担当してるんですが、
どっちか片方が奇麗なことはあっても両方が奇麗ってことはあんまりなかったんですよ

でも今回はキャラもメカも超ウルトラ奇麗でしかもよく動くので、「こりゃ劇場版水準やでぇ…」とか思いながら見てました
ただラライヤがはしゃぐだけのシーンとか、ただGセルフが出撃するだけのシーンとか
ただそれだけのシーンなのに満足しちゃったもんなー。これが神作画パワーですよ

特にGセルフの出撃シーンなんて、背中のバーニアが映ってるだけなのにカッコいいもんなー
いやたまんねえわ、この徐々にバーニアの火が灯る演出だけでヨダレが出そう、はぁはぁ
以前から言ってることなんですけど、俺が神アニメだと思うものは
どうでもいいようなシーンでも満足させられるアニメなんですよねー

なぜなら、どうでもいいシーンで満足させられるということは、そこを突き詰めていけば
究極的にはすべてのシーンで満足できるから。けっこう何度か言ってますよねこのフレーズ。
そんなこと現実にやるのは難しいけど、それができたら本当に神アニメだよなっていうのが俺の考え方です

作画がいいっていうことは、もうそれだけであらゆるシーンの満足感をグンと引き上げてくれるから
やっぱ重要な事だと思うんだよなー、仮に作画がまるっきりダメダメだったら、全体的な満足度がドカンと落ちるだろうから
それこそ神アニメからほど遠いってことになるんですよ、俺の中ではね
俺が作画厨な理由もちょっとはわかってもらえたでしょうか。次回に続く!

(C)創通・サンライズ・MBS



ジャンプ+感想:i・ショウジョ



さて久々のiショウジョ感想ですが、皆さん覚えているでしょうか
前回の話で主人公・山田ヒロイン・田井中さんが雪山で遭難してしまったということを

今回はその2人がどうにか助かろうと雪山をうろつく展開ですが…こうなると、最終的に行き着く流れはただ1つですよ
そう、主人公とヒロインが雪山をうろつきまわった結果
運よく山小屋があるのを発見して、その中で暖を取ろうと全裸になって暖め合うという
この展開しかありえないんだよなー(えー

そんなわけで、マジに山小屋を発見し全裸で抱き合ってお互いを暖め合う2人。ベタすぎんよー!!
しかしこのベタな展開ってどうなんでしょうね、本当に効果あるんでしょうかね
色んな漫画でこの展開やってるわけですけど、全裸の人肌で暖め合うのってどれくらい効果あんの?と前から不思議だったんですよ

たとえば今回の場合ってストーブとかヤカンが一緒にあるわけだから
人肌でどうこうするより湯でも沸かしてそれ飲んだ方が暖まるんちゃう?
みたいな気持ちがあるっつーか…(えー

せっかくなのでその辺のことについてちょっと調べてみました。
まず全裸になるのに意味はあるのか。これはですね、とりあえず服を脱ぐのは重要らしいんですよ
なぜならズブ濡れの状態で服を着たままだと、みるみる体温を奪われてしまうので
早いとこ脱いで体温の低下を防ぐというのは重要なんだそうで。



今回も田井中さんが「早く脱ぐし!!」って速攻で山田を脱がしてますね
田井中さんはそういう緊急処置のことをすでに知っていたんだろうか

ただ、脱いだ後は全裸でいればいいってもんではなくて、毛布をかぶるとか、乾いた服に着替えるとかいう対策が
必要らしいですね。そりゃまあ裸のまんまでいたら凍えてしまうわなぁ
そういえば今回、田井中さんは「濡れた服は乾かさなきゃだし!」ってストーブの近くに置いてるので
乾いた服に着替えなきゃいけないってことも、ちゃんと理解してたってことなのか?

そして問題の裸で抱き合う意味ですよ、ほんとにこれ意味あるのか?っていうのが一番知りたいところ
まずですね、さっき「湯でも沸かして飲めよ」って書いたわけなんですけど、こういう凍えそうな時に
熱いもので急激に体を温めるのはよくないんだそうです。マジで!?
なんでも急激な変化で弱った体にさらに負担をかけてしまうので、余計に衰弱してしまう可能性が高いんだとか。

なので適度に温かいもので、ゆっくりと体の中心から温めることが重要みたいで…
なんで体の中心から温めるかというと、手足のような先から温めてしまうと
冷たい血液が内臓を巡ってショック症状を引き起こす可能性があるからとか。

だからお互い抱き合って、体の中心からゆっくり暖め合うのは理にかなっているというわけですか
いやーマジか、こりゃ一本取られたわ(えー
てっきりお色気展開やるだけのテキトーな設定かと思ってたけど、こうして見るとひとつひとつ根拠があったんですね

今回は特に田井中さんが「早く脱げ!」って指示してるのと、服もすぐに乾かせと言ってたのが大きい気がする。
それがなくて「こういう時は裸で暖め合うのが一番らしいから…」ってテキトーなこと言ってたら
けっ、ただのお色気描写のしょうもない設定だろうがって思ってたかもしれんな(えー

ともかくそんな風に暖め合っていた2人ですが、気丈にふるまっていた田井中さんも
「死ぬかもしれない」という不安に押しつぶされてしまい、とうとう1人で泣き出してしまいます
それにしてもあれやな、このシーンだけパッと見せられたら
レイプされそうになってる哀れな少女にしか見えんな(えー

いやだって見てくださいよ、一番右のコマの全裸で仁王立ちしてる山田の姿を!こりゃどう見ても
「オラこの部屋に入ってろ!後でたっぷり可愛がってやるからよぉ…」
田井中さんを監禁しようとするレイプ魔の姿ですわ…(えー

「魔法のアプリは願いを叶えるアプリなんだ…
 僕の願いは田井中さんに勝つこと、そして格好良くなること…
 生きるよ!まだ願いの半分も叶えてないんだから!」



しかし見た目はレイプ魔な山田も中身は紳士、魔法のアプリの力を使って田井中さんを助けることを誓うのでした
それにしても田井中さんは、前回の段階ではパーなコギャルかと思ってましたが
今回見てみると意外と常識人で、気丈に山田のことを励ましたり、実は不安がっていて泣いちゃったりと
色々と可愛らしいところがあるヒロインでしたねえ

確か俺は前回、田井中さんのことを「見た目だけは可愛い」って書いた気がしますが
なんだよ中身も可愛いんじゃねえかよ…(えー  次回に続く!

(C)高山としのり/集英社


5月23日

・ソーマやワートリの感想再開待ってましたー!さっそく拝見しましたが…一つつっこみたい…
 アリスママはエレオノーラじゃなくてレオノーラですよ!

あれ、そうだっけ?エレオノーラじゃなくてレオノーラ?そうなんだっけ。そう言われてみればそうだったような…
すいません久々に感想書いたせいか素でちょっとボケてるみたいです(えー

あれですよ、ついでに言っちゃうと、今回の感想でマッサンネタが使われてたじゃないですか。
マッサンのヒロインってエリーって名前じゃないですか。それで俺は感想書いてる時、エレオノーラって名前を自分で見ながら
そうかーエレオノーラって略したらエリーだよなー
つまり最初からマッサンのネタ使うことを前提に生み出されたキャラなんだなー
疾駆先生よっぽどマッサンにはまってるんだなー

とかずっと考えてたんですがそれぜんぶ大間違いだったんですか!?(えー
なんてこったちくしょう…エレオノーラって誰だよ…そんな人最初からおらんかったんや!!くそがー!!




アニメ感想:食戟のソーマ 第8話「発想と創造の協奏曲」

 

「おっしゃー!行こうかね!友情とふれあいの地獄の合宿!」

そんなわけで今回のアニメ版ソーマですが、いよいよ地獄の合宿編が開始する話となっております
俺としてはやっぱりこの合宿編はいろいろと思い出深いですねー
正直、原作をリアルタイムで読んでた時の心境としては、この合宿編に入るまで話の面白さはそんなでもないと思ってたんですよね

それまでは単純にtosh先生の絵が好きで読んでいたわけです。
ただこの合宿編から、疾駆先生の話作りも面白くなってきたなと一目置くようになり、
その最たる例が四宮に関するあの話だったわけですからね。あれで一気にこの漫画に引き込まれました

というわけで、俺の中で合宿編はこの作品の評価が大きく変わったターニングポイント的な部分だったりします
ただ、アニメでは今までの話についても上手い具合に良改変を続けてくれているので、
「これまでの話は微妙だった」なんて印象はすでにないですけどね。
そんなアニメの合宿編を見て、俺がまず最初に思ったことは…

恵ちゃんのパンチラ消えとる!!(えー
やはりここでもパンチラは消える運命にあったのか!
合宿に出発する前に恵ちゃんがお守りを握りしめてるシーン、ご覧の通り原作の方ではパンツ見えてますが
アニメの方ではストッキングみたいなのを履いててパンツが見えないようになってますよね

アニメはこのへん徹底してますねえ、原作ではここまでの話で計3回の恵ちゃんパンチラシーンがあったんですが
しかしアニメではそれらすべてを完全ガードして、ここまでパンチラを0回に抑えているわけです
これはあれじゃないか?以前から俺が提唱していた実は原作者は恵ちゃんのパンチラ描きたくなかった説
にわかに現実味を帯び始めてきたんじゃないか?(えー

だって見てくださいよこの恵ちゃんのパンチラを。エロに関してはプロの世界で腕を磨いてきたtosh先生が
本気で描いたパンチラに見えますかこれ!?読者を悩殺しようという気概が伝わってきますか!?
このパンツからはそれが感じられません。一言で言うなら覇気がない。覇気がないパンチラ!(えー

「ワイはこんなパンチラ描きとうないんや…」という心境で描かれた絵のように思えてなりません
アニメで恵ちゃんのパンチラがことごとく消えてる点からしても、そういう原作者の意向があった可能性もなきにしもあらず。
まあ、単にアニメ放送するにあたって「ウチの局ではパンチラ禁止なんで」って
TBSに言われちゃった
だけなのかもしれねーけどさ…(えー

「あーそこのお前、退学だ。帰っていいぜ」

「な…!?待ってください、退学!?たったこれだけの事で!?」

「たったこれだけの事で客を失うこともある。テメェ俺の店を潰す気か?」

さあそんな中で出てまいりました、些細な理由で退学を言い渡すミスター横暴・四宮の登場であります
懐かしいな―この頃の四宮。それにしてもあれやな、この「テメェ俺の店を潰す気か?」ってセリフは
この時点でパッと聞くとマジで意味分かんないっすね(えー

後になって四宮の経歴を知ると「なるほどそういうことか」って思うんですけどね
アニメから入った人は「なに言ってんだこいつ、なんでお前の店が潰れるんだよ」って思ったんじゃないでしょうか
まあ今のうちはそれでいいかな。むしろじゃんじゃんそう思っといてほしい(えー

それと四宮の声優は中村悠一なわけですが、欲を言えば演技がちょっとイケメン風になりすぎてる気がしたかなー
この頃の四宮は、イケメンというよりもっと邪悪な感じでやって欲しいっすね(えー
こう、ド外道な悪党のように息苦しいプレッシャーを発してるというか、めっちゃ許せない奴みたいに思わせて欲しいんだよなー



そういう意味じゃ、OP映像の四宮とかいい感じの雰囲気出てないっすか?
イケメンというよりこの殺人鬼みたいな感じでお願いしますよ(えー

それとさっき四宮に退学を言い渡された生徒なんですが、あの生徒の声って
ビルドファイターズトライのユウマの人がやってましたよね
今回のキャスト見たら男子学生A:内田雄馬って書いてあったんで間違いないと思います
「待ってください、たったこれだけの事で!?」ってセリフの言い方がユウマそのものだったんでピーンときました。はっはっは

あと水原さんの声優も楽しみにしてたんですが、今回ずっと無言でしたね…残念無念…
というかこの水原さんの顔見ると、女の人って言うより美少年って感じがするんで
女の子アピールのためにも声はとびっきり可愛い人でお願いしますよ!!(えー

そして乾さんの声は能登麻美子。ほほう…なんだか最近能登って見かけなくなったんで
「おっ能登見るのも久しぶりだなー」とか思っちゃいましたよ。最近は声優の仕事してないのかなーと思ってウィキペディア見てみたら
普通にいっぱいアニメ出てますね。あれ?単に俺の見てる番組が偏ってるだけか…(えー
まあ声のイメージとしては、おっとりした雰囲気が割とあってるんじゃないかなあ。
ただ乾さんはたまにテンション高く騒ぐ人だから、そういう時の演技がどうなるか気になりますね

そして堂島さんの声は子安武人。これは意外なキャスティングだなあ。俺としてはもっとゴツイ感じの声かと思ってました
なんせソーマの親父が小山力也なんで、それと同学年の堂島さんも相当渋い声なんじゃないかなと。たとえば大塚明夫あたり。
でもそんな風にイメージとは違ったんですが、実際聞いてみると
子安ボイスも割とアリだなって感じで、これはこれで悪くないと思いましたね
堂島さんって見た目はゴツイけど性格としてはスマートだから、子安の美形ボイスでも意外と合うなと思いました

「幸平創真…だよね?」

「ん?そーだけど…」

グギュウッ!

「…!」

「(ぐりぐりぐり)」

「ぐりぐりと10秒以上…わざとでいいんだよな」

それといよいよタクミの登場となったわけですが、このソーマの足を踏みながら10秒以上ぐりぐりし続けるシーンで
実際のところ3秒くらいしかぐりぐりしてないのに吹いた(えー
いやいや、これわざわざ「ぐりぐりと10秒以上…」って原作そのままのセリフにしなくてもよかったんじゃ!?
これまでいい感じに改変を続けてきたんだから、ここも状況に合わせてセリフ変えちゃっても別に良かったのに。
このアニメスタッフに関してはもう手腕を信頼してるんで、この手の細かい改変についてはどんどんやってくれて構わないですね

あとタクミ&イサミの調理シーンなんですが、イサミが素早い包丁さばきを見せながら
「兄ちゃんなら僕の3倍速く仕上げる」って言う場面が良かったですね。何が良かったって、実際このすぐ後に
タクミがズバズバと華麗な包丁さばきを見せるわけですよ。

原作でもこの場面は一応あったんですが、小さいコマで「スパ」と1コマしか描かれてなかったんで
俺としてはタクミが何やってるのかさっぱり分かってなかったというか
そんな包丁さばきのシーンより、タクミの作業でもっと目立っていたのは

バッ!←かっこよくオーブンを開ける



バン!←かっこよくオーブンを閉める



「フォルノ・アッチェンデレ」
(火よ起これ)

っていう無駄にオサレなオーブン開け閉めだったんですよね(えー
これのインパクトが強すぎて、タクミの包丁さばきとか完全に意識からぶっとんだというか
「こいつ強キャラみたいに言われてる割に、オーブン開け閉めぐらいしかまともな仕事してねえ!」
なんていう印象が残っちゃったんですよねー、すまんなタクミ。オーブン開け閉め以外にも色々がんばってたんやな…(えー

そんなタクミの料理の実食シーンなんですが、乾さんの巨乳っぷりがすんごい強調されてましたねー
そういやこの人って巨乳キャラだったんだっけ。ふだん着物と割烹着着てるからあんまり胸が目立たないんだよな
しかしこのシーンでは存分にその巨乳ぶりを発揮してくれましたね
そのおかげで鴨のオッサンの顔とか目に入ってこなかったわ(えー



それとタクミが「めしあがれ」って言う時に、いつもイタリア語で「ブオン・アッペティート」って言うじゃないですか
そう、ブオン・アッペティート。これってなんか聞きなれない言葉だよなーって原作見てる時にずっと思ってたんですが
アニメで見てみると「ボナペティート」みたいな発音で言ってますよね

これ聞いた瞬間に「はっ!?ボナペティート!?」っていう風に、なんかこうピーンときたんですよ
ボナペティート…どこかで聞いたような気がする…
どこで聞いたのかはよくわかんねーけど聞いた気がする…(えー

ブオン・アッペティートってそういうことだったんやなーと初めて気づきました。要はボナペティートと同じ言葉だったのか
文字で読んでるうちは分からなかったのが声で聞いて初めて分かったっていう。これはアニメならではの利点ですよね

 

それと最後にEDでの本日のビクンビクンのシーン。今回は伊武崎&丸井でした
ここでおめーらなのかよ!!思わず突っ込まずにはいられない人選だなオイ!
まあ他に女性キャラがあんまりいないからしょうがないんだけど…今回乾さんが出てきましたが、
乾さんは次回にソーマの料理を食うことになるので、ビクンビクンするのはその時ってことですかね
他に可愛い系キャラでビクンビクンしてないのは…うーん…タクミぐらいしかいねーかな…(えー  次回に続く!

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社・遠月学園動画研究会


5月22日

ジャンプ感想:ワールドトリガー 第89話「玉狛第2 C」



ワールドトリガーの感想も久々に再開していきます。確か前回の話では、荒船隊、諏訪隊、玉狛第2の3チームが
三つ巴の戦いを繰り広げる中で、荒船隊が絶対有利の状況を作り上げていたんでしたね
しかし玉狛第2があえて囮になって、荒船隊の注意を引きつけたところで、諏訪隊が荒船隊へ一気に襲いかかったという…

ズドドドドド!!

《諏訪隊が獲物に食らいついた!これは完全にガンナーの距離だ!
 荒船隊長さすがに厳しいか!?》

《いや…これは釣りですね》

とその時、荒船さんへ集中砲火を浴びせまくる諏訪ですが、荒船隊としてはこの展開も織り込み済みだったのか
荒船さんを囮のように使って、他のメンバーが諏訪に的確な反撃を撃ち込んでいきます
これには諏訪も無傷というわけにはいかず、それなりのダメージを食らってしまいますが…

「諏訪さん、下がりますか!?」

「アホ言え!こっからだぜ!!」

「ですよね!」

しかし諏訪はダメージを受けながらも、ここが攻め時とみて強気にグイグイ行くつもりのようです
確かに攻めるならここしかないですからね、今まで近寄ることすらできなかった荒船隊を倒すには
またとない絶好のチャンスなわけですから。多少のダメージは覚悟の上で、一気に攻め落とすつもりでしょう

この諏訪の判断には好感持てますね、なぜなら俺はこれと似た状況を結構よく経験してるんで…
ガンダムEXVSやってる時にね(えー
あれですよ、俺はEXVSだとエクシア使いなわけですが、エクシア使ってると諏訪と似た心境になること多いんだよなー



なぜならエクシアはね…1試合のうちにそう何回もチャンスが作れる機体じゃないんですよ…
他のS級やらA級やらといったバカ強い連中ならいざ知らず、エクシアはしょせん平凡なB級でしかないんで
せっかく転がり込んできたチャンスを手放してしまうようでは、とうてい勝てないような機体なんですよ

性能的な意味でも、エクシアは遠距離戦に弱くて、近〜中距離が得意距離って点で、諏訪の気持ちはよく分かりますねー
射程の長い敵スナイパーを逃がしてしまうと、こっちが近づけないまま一方的に撃たれまくるので
一度捕まえたらまとわりついて離れないのが鉄則ですよね、とりあえずアメキャンを織り交ぜながら着地をごまかしてだな…(えー

「見失うなよ堤!」

「もう追いつきます」



そんなわけでグングン迫っていく諏訪隊、それを迎え撃とうとする荒船隊…しかしその時
下からくるぞ!!気をつけろ!!(えー
なんと荒船隊の背後から忍び寄る死神が瞬時に登場!誰かと思えば我らが主人公ユーマであります
お前主役のくせに悪の暗殺者みたいな登場の仕方してんなぁ(えー

ビュガッ!

「うおっ…!速っえ…!」

ズドドドドド!

「こりゃダルイわ…!すいません!」

《半崎隊員ベイルアウト!》

《スナイパーは寄られるとこうなります。寄らせちゃダメですね》

そんなユーマから奇襲を受けてしまった荒船隊・半崎は、ただでさえユーマの攻撃でタジタジのところへ
「バカめスキだらけだ!!」と堤が銃を乱射してきたので、あっさり仕留められてしまいます
「スナイパーは寄られるとこうなる」っていうのは、さっき俺が言ってたのと同じで
スナイパーは近距離でまとわりつかれるのを一番嫌がるってことですよね
多分スプラトゥーンのチャージャー使いもこれと同じだろうな(えー

ズドドドドド!

《先制点は諏訪隊!そして依然として堤隊員の間合い!ここで2点目が動くか!?》



ドッ!!

「しまった…!申し訳ない!」

《おおお!?玉狛第二も1点取り返して次の相手へ!》

そして半崎を始末した後は、即座にユーマvs堤のタイマン勝負となりますが、
堤がバラ撒いてくる弾幕をかいくぐってバッサリと一刀両断にしてみせるユーマ!
さすがにタイマンとなればユーマは滅法強いですね、うらやましい限りです。なんでうらやましいかって
エクシアはこんな風に真正面から切り崩すとか無理なんで!(えー

エクシアは闇討ちに特化した機体なので、さっきの半崎のシーンみたいに
背後から近づいてブスリとかやるのは得意なんですけどね、逆に真正面から相手にガン見されて戦うとか大の苦手なんですよね
まあユーマはA級クラスの実力者だからな…そこがB級のエクシアとの差なんやな…(えー

《玉狛第二は徹底して荒船隊狙い!位置を知られては苦しいぞスナイパー!》

《まあ普通はそうですね…ただ荒船に限って言えば》

《あいつは元アタッカーですからね》

って、荒船隊のスナイプを警戒して最優先に潰そうとするユーマでしたが、しかしその時
刀と銃を駆使して戦うGUN道でユーマに応戦する荒船さん!(えー
まさかGUN道を極めていたとは器用な人ですね…しかしこの戦闘スタイルはかなり有効ですよ
なぜなら「近づいてしまえば余裕」というスナイパーの弱点がなくなるので
さっき倒された半崎のようには簡単に仕留められないでしょう

「こっちで来たか…まあそれはそれで」



「クソ生意気なルーキーだ、ぶった斬ってやるぜ」

そんなわけで、荒船さんvsユーマの戦いの火蓋がいよいよ切って落とされることに。
それにしても荒船さんイケメンやなー、顔がカッコいいのもそうだけど、
GUN道スナイパーという個性に、ユーマ相手に渡り合える実力と、B級にしては破格の存在感を放っているように思えます
さすが9月9日生まれのB型、つまり俺なだけあるなー(えー  いや〜さすが俺なんだよな〜、次回に続く!

(C)葦原大介/集英社


5月21日

ジャンプ感想:食戟のソーマ 第102話「創真の”強さ”」

いやーお待たせしました、久しぶりに原作版ソーマの感想再開であります
続きはどこからだったかなーと自分で確認してみてびっくりですよ
まさかまだ選抜終わってなかったとは。我ながらおっそいわー(えー
ジャンプ最新号ではもうどんどん新章に突入していってますからねぇ、さすがにちょっと感想のペースを上げたいところですな

前回の話はどんなだったかというと、ソーマがぬかサンマの炊き込みご飯を作って決勝の舞台で出してきた回でしたね。
しかしそれだけでは審査員達の評価がいまいち芳しくなかったので、追加の切り札を投入してきたという…



デデーン。これがその今回出てきた切り札。白くてネバネバした大量の白濁液であります
ソ、ソーマお前なんつーものを…なんつーものを切り札として出してきやがるんだ!
お前ってやつは少年ジャンプを18禁雑誌にするつもりか!!(えー
モザイクかけとけモザイク!まったくこんな頭おかしい料理を出してくるとはよー

「いただこう」

ああ、しかしそんなネバネバ白濁液をなんの躊躇もなく食べようとする最強ジジイ!
マジかよじーさん!食の探求のためにそこまでやるのか!おそろしやおそろしや
こんなものを迷いなく口に運ぶとはさすがに最強ジジイは格が違った



ズバアアアアアア!!

「行ったぁおはだけーー!!」

さらになんと、白濁ぶっかけご飯を食した結果速攻で思いっきりはだけるジジイ!
前回ご飯だけ食べた時はなんの反応もなかったのが…それほどまでに気に入ってしまったのかこの白濁液を!
ちなみにジジイ曰く、「とろみがかかっていてご飯とよく馴染む、しかもまろやかでクリーミー」
だとかなんとか…そ、そういうもんなのか…確かにこくまろピーーーミルクみたいな言い方たまにする奴いるけどさ…(えー

どうでもいいけど画像の左下で「服が四散するイメージが見えた…」とか言ってる吉野が可愛い。
吉野は初期に比べてずいぶん可愛くなってきた気がするよなー
アニメでも内田真礼がいい演技してくれてるけど、原作でも回を重ねるごとにどんどん可愛くなってる気がするわ



そしてアリスから見ても、グルタミン酸がどうたらこうたらとソーマのアイデアは秀逸に見えるようで
白濁ぶっかけご飯は理にかなっているということが証明されてしまいます。マジか…マジか〜〜〜

まあこの辺でいい加減白濁ネタをやめますと、ソーマが出してきた白スープは豆乳をベースにした出汁なんだとか。
それを炊き込みご飯にかけて、おじやにして食べるというのがソーマの料理の完成形のようです
ところでおじやというと、俺はおかゆとおじやの違いがサッパリ分かってないんですが
なんと今回わざわざそれについて違いを説明するページがありました。こいつはありがたいな

おじや:ご飯に出汁と調味料を加えて、魚や野菜と一緒に煮た料理のこと

おかゆ:多めの水で炊くことで米を柔らかく仕上げた料理のこと

リゾット:生米を油やバターで炒めてから水分を加えた料理のこと

書いてあったのはこんな感じ。わざわざリゾットまで追加してくれたんか
で、まあおじやとおかゆの違いはというと…えーと…
まずおじやってのは米を炊く段階では普通のご飯の硬さに仕上げるってことなんかな?
で、その後に味付けスープを作って、ご飯を具と一緒にスープで煮るっていうことか

対しておかゆはというと、米を炊く段階で大量の水を入れまくって、ご飯を柔らかくする
っていうのが特徴みたいですね。ふむ…要は炊きあがった米の硬さが、おじやとおかゆは全然違うのか。そう考えるとあれだなー
おじやが似てる料理は、おかゆよりもむしろお茶漬けなんじゃねーかなって気がしてきましたね
普通に米を炊いてからアツアツのスープをぶっかけるって意味で。

こう、普通に炊いた米に、そのままスープかけて食うのがお茶漬けで、
具と一緒にじっくり煮てから食うのがおじやってことだよね?というかそう考えると
今回のソーマの料理っておじやというよりお茶漬けなのか?(えー  なんか混乱してきたわ…

「ぬかさんまや豆乳という和の食材…それにパルミジャーノチーズという
 西洋の食材を組み合わせて、新しい美味しさを創り出している!」

(思い出します…私が愛しいアナタと出会った頃のこと、
 違う国、違う文化で育った2人が、手を取り合うことで新たなものが生まれる…!)



そんなソーマの料理はレオノーラも夢中になって食べており、和と洋を組み合わせた特徴から
西洋人のレオノーラ日本人のアリス父が出会った時のことを思い出してしまったようです
それにしても今気づいたんですがレオノーラって乳でっけえなあ(えー
今まであんまり注目してなかったわ、申し訳ない。今後はじっくりと見させてもらいますよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「うふふふっ、こっちデスよ薙切サン!薙切…サン、な…サン、
 ナッサン♪」



え!?ナッサンって…え!?
これってもしかしてあれなのか!?NHKの朝ドラでやってたマッサンのパロディなのか!?
うーん…マッサンにこういう有名なシーンがあるんだろうか…俺にはよくわからんのだが…(えー

そう、俺はマッサンって実はほんの1話しか見てないんですよね
朝ドラやってる時間はいつも出社の準備でバタバタしてるから、どうにかして時間作らないと見れないっていうか。
で、そんなある日、会社のおばちゃんが「マッサン面白いよ!!」ってやたら薦めてきたので
じゃあちょっと見てみるかと思って、なんとか時間作って途中の1話だけ見てみたわけです

その時の話っていうのが、確か太陽ワインとかいうのを作って買ってくだせぇ買ってくだせぇと売り歩く内容だったんですよ
確か男2人がハッピを着ながら太陽ワインを売り歩いてた気がする。
「なあに、誠心誠意宣伝すればみんな買ってくれるさ!」なんて言いながら売り歩いてたんですが

とうとう太陽ワインはまったく売れず、買ってください!買ってください!と必死に頼んでみたものの
「いい加減にしてくんねぇかな…!おたくの太陽ワインはもう終わってんだよ!!」
とか言われちゃって、売り歩いてた2人がガビーンとなって終わるという話。

俺が見たマッサンはその1話きりでした。だから俺にとってのマッサンというのは
マッサンといえば太陽ワイン。そして太陽ワインといえば終わってるという
このフレーズだけ印象に残ってしまいました(えー  「太陽ワイン(笑)」って感じで、聞くだけで笑っちゃうんだよな


そうそう、マッサンの本放送を見たのはその1話きりだったんですが、
実は最近、ゴールデンウィークの時にマッサン総集編っていうダイジェストでまとめた番組がやってたんですよね
せっかくだからそれ見てみようと思って、ゴールデンウィークでその総集編を見たんですよ
なんで「太陽ワインは終わってる」って作中で言われてるんだろうとか、その辺の事情も知りたかったんですが

しかし総集編では太陽ワインのたの字も出てきませんでした。ちょ、ちょっとどういうことだよ!
なんかウイスキーばっか作ってた気がするんだけど!太陽ワインはどこ行った太陽ワインは!
これはもしかしてあれなのか、スタッフが総集編を作るにあたって、太陽ワインのシーンを入れようとしたら
NHK「いい加減にしてくんねぇかな…!太陽ワインはもう終わってんだよ!!」
とか言われてしまって終わってるから全部カットされたというのが真相なのでは…(えー

マジかよ太陽ワイン…どんだけ終わってるんだ太陽ワイン…
もはや終わってる=太陽ワインというイメージがつきすぎて笑いがとまらないんだが

ただマジメな話をするなら、総集編でもマッサンがいい番組だなというのは結構伝わってきました
特に最後のエリーのラブレターの場面はな…あれはたまんねえわな、正直見てて泣いたわ
やっぱ嫁さんっていいもんだなと思いましたね、嫁さんほしいよなー。ほしいんだよなー(えー  次回に続く!

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社


5月20日

サンデー感想:MAJOR 2nd 第9話「野球を好きな才能」

「僕と一緒に野球やろう。君がドルフィンズに戻るなら、
 僕も野球の魅力を探してみるよ」

「ハ、ハァ!?なんでそうなるんだよ!才能があるお前はやめるなって
 言ってんだよ、俺は関係ねーだろうが!」

「才能才能うるさいよ大吾くんは、才能なんてなくたって
 君は十分いきいきプレーしてたじゃないか。
 君は野球が好きなんだよ、野球を好きな才能は
 ちゃんとお父さんから受け継いでるんだよ」

「…」

「周りの目なんかもういいじゃない。
 まだ変なレッテル張って君を冷やかす奴がいたら、僕がぶっとばしてやるよ
 今週、絶対練習に来なよ」

さて前回、光さんに野球を続けさせようとした結果、「じゃあ大吾くんが一緒ならいいよ^^」という
ホモくさい返答を受けてしまった大吾。これには戸惑いを隠せない大吾ですが、
「実は野球が好きなんだろ?はけよ」と光さんに指摘されてしまうと、図星すぎて何も言えなくなってしまいます

それにしても、大吾を冷やかす奴がいたら俺がぶっとばしてやんよって
光さんマジで大吾のこと好きすぎですよね
初登場の時からとにかく大吾に肩入れしてくれるというか、なぜこうまで味方になってくれるのだろうか



そしてついに光さんの説得に応じ、なんと野球を続ける気になった大吾。
まあもともと野球に対する情熱は秘めてましたから、それさえ正直に認められればこうなるのも早かったというわけか
そんなわけで野球チームの練習日にやってきた2人ですが、時間が早すぎてまだ誰も来ていなかったようです
なので誰もいない中、2人きりでキャッチボールをすることに…いやぁホモっぽいなぁ〜(えー

「つーかお前、なんでキャッチャーミットなんだよ」

「いやあ、家にこれしかなかったから」

「あ、そうか。光の親父はキャッチャーだもんな」

「大吾君、僕あれからちょっと野球のこと調べたんだけどさ」

「え、何を?」

「野球の花形はピッチャーらしいね。あそこなら退屈しなさそうだし、
 僕はピッチャーやることに決めたよ」

「えっ」

そしてお喋りしながらキャッチボールする2人ですが、なんとピッチャーに興味を持って
今後はピッチャーをやると豪語する光さん。しかし大吾としてはこれってどうなんですかね
吾郎に憧れてる大吾としては、やっぱり自分もピッチャーやりたいと思うんじゃないだろうか

まあ大吾にはピッチャーをやれるほどの肩がないっていう、どでかい弱点がありますけど…
いっそのこと光さんがピッチャー、大吾がキャッチャーっていう風に、親とはまったく逆のポジションでプレーするとか?
うーん…でもキャッチャーでも肩は重要だし…それに何より、大吾がキャッチャーになっちゃったら
吾郎からもらったグローブ使えなくなっちゃいますよね
キャッチャーはグローブじゃなくてキャッチャーミット使うことになっちゃうから。

そうなると、キャッチャーミットしか持ってない光さんが
「ちょうどいいや大吾君、君のグローブと僕のミット交換してよ」とか言い出して
大事なグローブを渡したくない大吾が、また複雑な気持ちに…まあさすがにちょっと妄想しすぎかな



って、そんな2人がキャッチボールをしている最中、「誰だあのヘタども」とか言いながら現れたチンピラ2人。
いや〜なんだかこいつら上から目線で喋ってますが、明らかに噛ませ犬じゃねーか!!(えー
とても活躍できるキャラの顔じゃねーよ!ただの三下だわ!
右下の文章では「デキそうなチームメイト登場!!」とか言われてますが、おいおい冗談だろ!?
こいつらどう頑張ってもヤムチャ以下の噛ませにしかなれねーよ!(えー

あとこいつらは前回の試合を休んだそうですが、大吾と光さんが前回の試合に呼ばれたのは
こいつらがいなくてメンバーが足りなかったからってことですかね
確か「人が足りないから来てくれ」みたいに言われてた気がするし、それで今回初対面になったっていうことか。次回に続く!

(C)満田拓也/小学館



アニメ感想:バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル) 第8話「怪!忍びの半蔵!」

「しっかし凄かったよなー、トシのブレイヴスピリットは!」

「ああ、なんてったってBP14000だぜ!?」

「レベル3のソウルドラゴンでもBP13000、
 まともにぶつかったら勝ち目はないでごじゃるな」

「ブレイヴは無敵かぁ〜〜」

(ブレイヴか…今のソウルドラゴンじゃブレイヴしたセンゴクタイガーには勝てない…
 俺はどうしたら…)

さて今回のバトスピですが、いきなり冒頭から突っ込みどころ満載すぎる会話シーンで始まりました
いやいやお前ら何言ってんだ!?利家のセンゴクタイガーに対して、幸村のソウルドラゴンじゃ勝ち目はないって言ってますが
もともとセンゴクタイガーのBPは10000、ソウルドラゴンは13000で、ソウルドラゴンのほうが勝ってるわけです
そんな中、センゴクタイガーにだけブレイヴを足して14000、これでやっとソウルドラゴンをかろうじて上回るわけなんですが
「勝ち目はないでごじゃるな…」「ブレイヴは無敵か〜」ってなんでそうなんねん!?

無敵!?たったBP1000の差で無敵!?なんでやねん!?
そんなんちょっとBP強化するド下級マジックですらあっさり逆転できるじゃねーか!
そもそもソウルドラゴンがBP13000っていうのはレベル3の話で、実はソウルドラゴンはレベル4まで上げられるスピリットなので
そうなった時にはBP30000になるのでセンゴクタイガーの14000なんかチンカスですよ

それだけソウルドラゴンが勝てそうな要素はいっぱいあるわけですが
「俺はどうしたら…」って言ってる幸村は大丈夫かよ(えー
お前バトスピ全国大会の優勝者じゃなかったんか…BP1000の差を覆す方法がわからないってしっかりしてくれよ!!

「ドーモ、ユキムラ=サン。ニンジャスレイヤーです」

そんな風にセンゴクタイガー攻略に悩む幸村ですが、その時いきなり
ニンジャスレイヤーがバトルを挑みにやってきました(えー
いやいやどうしたんですかニンジャスレイヤーさん、戦国の臭いにつられてつい別の番組からやってきちゃったんですか?

「(カードに向かって)さあ、誰が行く…?おぬしか…?それともおぬしか…?
 む、そうか、おぬしの気持ちに応えよう…レベル1でフーリンを召喚!
 フーリン1人では寂しかろう、仲間を呼ぼうか…?む、そうか。これでおしまいだ」

「あ、ああ…お、俺のターン!」

そんなニンジャスレイヤーのバトルスタイルは、なんと自分のカードに向かって
ブツブツと話しかけながら妄想会話を繰り広げるという怪しすぎるスタイル!
なんだお前ー!!完全に不審者じゃねーか!やばいクスリでもキメてるのかと思うくらいぶっとんでますなあ

 

ちなみに、ニンジャスレイヤーが会話しているフーリンというカードは無駄に可愛らしいマスコット系キャラであります
ニンジャスレイヤー…こんな可愛いカードと会話して癒やしを求めるとは、
現実でよっぽど嫌なことがあったんだろうか…(えー

「アタックステップ!ジンライドラゴンでアタック!」

ドッガアアアアン!!(フーリン撃破)

「ふおっ!?ふおおおああおおおおーーっ!!
 フ、フーリンーーーッ!!」

「えっ!?」

「拙者のフーリンーーーッ!!ああああっ…フーリン…!
 ともに駆け、ともに戦い、ともに喜びを分かち合い…
 時にはちょっとケンカもしちゃったり…我が心の友よ…!
 お前はもういない…おおおおっ…拙者は…
 拙者はこれからどうすればいいんだああああーーーっ!!」

そんなフーリンが撃破された途端に、大号泣しながら泣き叫んでフーリンとの妄想の思い出に浸るニンジャスレイヤー。
いやあなんだか面白い奴だなあ、でもさすがにそろそろ
病院に入れた方がいい気がするのは俺だけでしょうか(えー  こんな妄想野郎を野放しにしとったらアカン!

「行くぜ!召喚!戦国龍ソウルドラゴン!」

そんな中、ソウルドラゴンを召喚して勝負を決めに行く幸村ですが、
やっぱりソウルドラゴン召喚の決めゼリフは「行くぜ!召喚!」だけで終わりなんやな…(えー
もう3話くらい続けてこのセリフで召喚してるんで、どうやらマジで間違いないんやな…なんてシンプルな決めゼリフなんだ

他のキャラもみんなこんな感じで早雲ちゃん以外は召喚セリフはシンプルなんで、
やはり今作では早雲ちゃん以外は長々と喋りながらの召喚はしないのか?早雲ちゃん以外は。(えー
なんであの子だけなげぇセリフ言いながら召喚するんだろう…謎だわ…

「ソウルドラゴンでアタック!燃えろ俺の魂!
 止められるものなら止めてみろおおおーーっ!!」

ドッガアアアアン!!(ニンジャスレイヤー:ライフ0)

「ぐおおおっ…!諸行…無常なり…!」

「やったぜ幸村あああーっ!!」

「見事な判断でごじゃるうううーっ!!」

「今のバトルで分かったんだ…たとえ相手がどんな戦法で来ようとも、
 俺は俺のバトルを貫く!真正面からぶつかり、打ち破るのが俺のバトルだ!」

「ふむ、どうやら今のバトルは無駄じゃなかったようでごじゃるな」

そんなニンジャスレイヤーとのバトルを通して、いかに相手が変態でキチガイだろうとも
強い意思をもって自分のバトルを貫くことを覚えた幸村。変態とのバトルは無駄じゃなかったようでごじゃるな(えー
ごじゃるはなんだかんだで幸村のことを褒めてくれるのがいいよね、さすが指南役。褒めて伸ばすのは教育の基本ですよ

「さあ…来るなら来いトシ!必ず俺のソウルドラゴンで勝ってみせるぜ!!」

そして今回最初に悩んでいたことも吹っ切れたようで、いずれ来る利家との決着に向けて闘志をみなぎらせる幸村。
なんだか幸村にとっては利家が一番の宿命のライバルみたいになってますね、まさかここまで意識するとは思わなかったわ
なにせブレイヴしてようやくBPが1000高くなっただけの相手なので、
その気になればいつでも倒せる気がしてならないから…(えー  次回に続く!



(C)BNP/BANDAI, NAS, TV TOKYO


5月19日

アニメ感想:食戟のソーマ 第7話「静かなる丼、雄弁な丼」

さて今回のアニメ版ソーマは、肉魅vsソーマの食戟が行われた話でしたね
見てみたところ全体的に細かいアレンジが色々と入ってたように思います
まずパッと思いつくのは、原作でソーマが試作段階のシャリアピンステーキを仕上げる時に言っていた
「この玉ねぎのみじん切り、こいつを丼を彩る極上のたれに進化させる!!」っていう
あの場面がカットされたっていうことでしょうか



これですこれ、今回というより正確には前回ラストで使われるはずだったシーンですけどね
いかにもタレが最大の切り札だと言わんばかりのシーン。ただこれはカットして正解だったんじゃないでしょうか
なぜなら、ソーマのシャリアピンステーキ丼を食べた審査員の反応がどうだったかというと、

「肉もタレもしっかりした味なのに、無限に食えそうな気がするのは何故だ!?
 何か秘密が隠れているのか!?」

「その理由は、さっぱり梅風味飯だ!」

「な、なんだってー!?」

という具合に、タレよりさっぱり梅風味飯が重要なポイントみたいなことになってたから
「極上のタレに進化させる!!」って切り札みたいに言ってたのはなんだったんだって気持ちになっちゃったんですよね
そのせいかそアニメではこのシーンがカットされ、タレについては
「あの後もうちょいタレに手を加えたんすわ」というソーマの簡単なセリフで済まされてました。
まあこれぐらいあっさりな言い方ですませておいた方が確かに良いんじゃないかな

それと今回、ソーマVS肉魅の食戟を見に丸井たち極星勢がみんな客席に来てましたよね
実は原作では、極星勢ってこの話に一切出てきてなかったんですよ
それをここで出すようにしてきたというアレンジ。これは良改変だったと思います

なぜなら極星勢って、原作だと初期のうちはあんまり目立ってなくて
秋の選抜が始まってから急にドカンと目立ち始めたので、あの急激な出番の変化には正直ちょっと戸惑ったというか
今のうちにこうやってちょくちょく登場させておいて、視聴者に慣れさせておくのは大事だと思うんですよね

そんなわけでアニメでだけ出てきた極星勢なんですが、じゃあオリジナルのセリフを好き勝手に喋っているのかというと
そうではありません。実は今回、極星勢が喋っていたセリフというのはすべて
原作で名もなきモブ観客が喋っていたものなんですよ
たとえば、えりなお嬢様が食戟の会場に現れたのを見て

丸井「丼研のような小規模の食戟に、十傑の一員がわざわざ足を運ぶとは…?」

伊武崎「水戸が薙切えりなの派閥だからだろ」

榊さん「本当にそれだけで…?」

とか、その後肉魅が牛肉を解体していくシーンで

伊武崎「解体用のクレーバーナイフ…」

丸井「あの大きな包丁で、的確にスジを落としている…!」

吉野「わっわっ、なんつーバカ力!」

青木「見たことねーぞ!?あんなきめ細やかな霜降り(サシ)!」

佐藤「脂も身も物凄い光沢だぜ!?」

とかこの辺のセリフですね、これ全部原作だと名もなき観客が言ってたセリフです
それを極星メンバーにそれぞれ割り振って、仲間同士で会話してるように見せているんですねえ
そして俺が特に感心したのが、単に観客のセリフを100%そのまま極星メンバーに言わせているんじゃなくて
それぞれのキャラが言いそうな口調に若干のアレンジがされているんですよ

たとえば伊武崎が言っている「解体用のクレーバーナイフ…」というセリフ、これって原作では
「お、おいあれって解体用のクレーバーナイフだろぉ!?」って具合に
観客がすっとんきょうな声をあげるシーンだったんですよ。しかし伊武崎はそんな風に喋るキャラじゃないので
アニメの方では落ち着いた口調で、ちゃんと伊武崎らしいセリフになってますよね
キャラの特徴もちゃんと掴みながらの改変っていうのが好感持てるっていうかねー

こういった良アレンジを繰り返しているスタッフ…そう、これってまるで



美作の料理を見ているような気分になるぜ…(えー
スタッフの名前の中に「美作昴」って書いてあっても驚かないぐらいだな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

そんな中で、いよいよ出てくる肉魅のロティ丼なわけですが、原作の時から思ってたけど
大量の肉乗せすぎだろこれ!!(えー
いったい何十枚の肉を乗せてんだよ!こんなんぜってー完食できねーから!!

完食できないっていうのは腹いっぱいになるからって意味じゃないんですよ、こういうA5の高級肉っていうのは
10枚くらい食べるとオエッてなる感覚に襲われるからなんですよ(えー



これは実際にA5の肉出してくれる店に自分で出向いて、やっぱりそうなっちゃうよなーと実感したことがあったと思います
A5の肉って本当にねえ…食べ始めは神のように美味いんですよ
とろけるように柔らかいし、噛むと肉汁がいくらでも出てくるし、こんな美味いものがあるのかって思うんですが

しかしね…10枚くらい食べたあたりでそれが一気に反転する瞬間がやってくるというか
今まで美味い美味いと思っていた肉汁が、急にオエッてなって喉を通らなくなってしまうんですよ
まだ腹には余裕があるのに喉を通らないっていう。ほんと不思議なんですけど、
イメージ的には俺の中に肉汁の許容量が設定されてるって感じですかねえ

その許容量に達するまでは美味いと感じるわけですが、それを超えた途端に急に気持ち悪くなってしまうという…
たとえば肉汁の少ない安い肉だったらそうはならないんですよね。やっぱり高級肉ならではの大量の肉汁が原因だと思うんですよ
美味さの元が肉汁なら、気持ち悪くなる元も肉汁っていう、なんとも難しいもんですよねー

ただ、そんな気持ち悪くなった時の対策としては、サッパリしたものを食べることで回復できるっていうのも
この店で経験したわけです。その時俺が食べたのは冷麺だったわけですが
これを食べるとたちまち気持ち悪かったのが消え去って、食欲がグングン戻ってきたんだよなー



そう、さっぱりした料理を一緒に食べることが大事。だからこそ俺の中では
ソーマのさっぱり梅風味飯はすごく評価高いです
これと一緒に肉を食べてれば、気持ち悪くなることもないんじゃないかなと
そもそもソーマが使ってる肉はスーパーの安物だから、気持ち悪くなるほど肉汁は出てこないだろうしね

ただ肉魅の方はどうかというと、肉汁大量に出てきまくりのA5和牛を使ってる上に
あんな何十枚も大量に乗せまくって、しかもご飯はコテコテのガーリックライスという
食えるわきゃねーだろこんなもん!!(えー  アホかよ肉魅!俺だったらあんなん半分も食えないと思うわ
まあ人によっては、肉汁いっぱいの肉をガンガン大量に食べても平気な人もいるみたいなんで、
みんながみんな俺と同じことを言うわけじゃないですけどね

それとソーマのシャリアピンステーキ丼についてのシーンなんですが、これを食べた審査員のリアクションとして

「なんでや!?手が…手が止まらへん!肉の柔らかさもさることながら…」

「タレだ!みじん玉ねぎ特製のタレが、実に食欲をそそる!」

ってセリフがありましたよね。これも地味にアニメで改変されたセリフです
ここが原作ではなんて言われてたかというと、
「たっぷり乗せられたみじん玉ねぎ!これが食欲をそそる!」って言われてたんですよ

そう、原作では食欲をそそるのは玉ねぎであってタレって言われてなかったんですよ
とにかくタレって言われる回数が少なくて、そのせいでとてもタレの影が薄かったわけです
「極上のタレを作る!!」ってソーマが明言したのにタレが目立たないというチグハグな展開。
これが原作のまずかった部分なんですが

しかしアニメでは「タレだ!タレが食欲をそそる!」って真っ先に言ってるわけですよ
これによってタレの存在感がグンと増しましたよね、ただそれでもやはり切り札というわけではないので、このすぐ後に

丸井「玉ねぎに手を加え、タレに一工夫をしてきたようだな!」

伊武崎「だが、本当にそれだけか…?」

という具合に丸井たちからのフォローが入るわけですよ
そう、タレへの工夫は「一工夫」であって切り札じゃないわけです。本当の切り札はここから後に登場する梅風味ご飯であり
それに対する前フリとして、この2人のセリフが用意されているという
この良アレンジはつくづく素晴らしいね…

原作でところどころ「ん?」と引っかかった部分を丁寧に埋めてくれるような、
作品としての完成度が高まるアレンジを次々と仕込んでくれているように思います
それでいて、アニメをパッと見ている分にはアレンジがあるなんて気づかないくらいに自然な展開なんですよ
それが凄いんだよね、原作を片手に見比べでもしない限り、ほとんど気づかないような細かいアレンジを随所に散りばめていて
しかもそれが違和感のない自然な流れに見えるという。このアニメスタッフの手腕は物凄いなと正直見てて思います



ただ、わ〜〜ん(椀)のシーンはどうなんやろ…(えー
これ、アニメしか見てない人はダジャレのシーンだっていうことにちゃんと気づいたんだろうか
ダジャレやねんで!わ〜〜んと椀でダジャレになってるねんで!ちゃんと気づいてくれよな!!(えー

それと肉魅が小さく遠ざかっちゃってるんで、あのページ1枚まるまる使ったド派手な裸シーンが
なんだか地味になっちゃった印象はありますね。まあ一応静止画でも取っておいたんで
肉魅の裸をじっくり見たい人はどうぞ使ってください(えー

それと今回、司会進行役として川島麗が出てきたわけですが、アニメのテロップで初めて気づいたんですけど
こいつってソーマ達と同じ1年生だったんですね。嘘だろオイ!?
やたら学校行事のこと熟知していて、事あるごとに進行役として出てくるから
てっきり2年生か3年生だと思ってたんですが…1年生ってマジかよお前

原作でもそうなのかと単行本で確認してみたら、2巻154ページの簡易的なプロフィールに
川島麗:高等部1年って書いてありました。マジか〜〜気づかなかったわ…これはちょっと意外だったなあ

それと最後に、今回のEDでビクンビクンしてるキャラは肉魅でした。
なんか白目むいてるけど大丈夫かお前…ちょっと見てて恐いんだが。ビクンビクンするのもほどほどにな…(えー  次回に続く!



(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社・遠月学園動画研究会


5月18日

アニメ感想:バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル) 第7話「難攻不落!白の城壁!」

今回のバトスピは真白藤吉郎とかいうサル野郎と利家とのバトル。要するに脇役対決なので
俺的にはあんまりなーと思いながら見てたんですが、観客席のごじゃるが可愛かったので
まあ言うほどクソ回でもなかったかなという印象ですね(えー

それとサル野郎のキースピリット・機巧武者シラヌイとやらがなかなかカッコよかったと思います。なんだか武者頑駄無みたいで。
でも召喚時の台詞は「こいつをレベル2で召喚だーっ!!」だけだったんですよね
いやいや、なんかもうちょっと洒落たセリフないんですか!?せっかくのキースピリット召喚シーンなんやで!?

↓機巧武者シラヌイ

↓センゴク・タイガー

そういえば利家の方も、センゴクタイガーを「こいつが俺のキースピリットだ!!」って何度も言ってて
すごい愛着持ってる割には、召喚する時のセリフは

「センゴクタイガーをレベル2で召喚だ!」

「出た…!トシのキースピリット!」

っていうだけでしたね。おいおい!主人公の幸村にしても「行くぜ!召喚!戦国龍ソウルドラゴン!」って
あっさりしたセリフしか言わないし、今作では召喚時の決めゼリフはみんな全然ないのか!?でもその割には

「潮は満ちた!
 今こそ出でよ大海の王!
 聖なる蒼き御名の下に
 天地万物森羅万象
 一切合切飲み尽くせ!
 蒼海明王降臨!!」

って早雲ちゃんだけはなんか色々言ってるよね…(えー
どういうことなんだろう…この子1人だけ「召喚の時のかっこいいセリフ考えとこ!!」って
ひそかに考えてたってことなのか!?他の奴らからしたら「えっ召喚のセリフ?別にそんなの考えてないし(笑)」って感じで
早雲ちゃんだけが周りから浮いた存在なのか!?(えー

・バトスピ烈火魂でブレイブが出てきました。ただブレイブ時のトランスフォームじみた合体から融合っぽくなってました。
 個人的には昔のトランスフォーム合体が好きなのですが、大志さんはどちらが好みですか?

それとコメントでもきてますが、今回のバトルの見どころと言えば利家が決め手に使ったブレイヴですよね。
刀将鎧アシュライオンというのがそれですが、センゴクタイガーと合体させる時の様子が印象的でした。あれで俺が連想したのは

2体のモンスターで
オーバーレイネットワークを構築!!
エクシーズ召喚!!

エクシーズ召喚じゃねーか!!(えー
いやーブレイヴの合体シーンもずいぶん様変わりしましたね
コメントの人も言ってますが、以前は「合体」って感じだったのが今作では「融合」って感じになったというか
でもこれはこれでいいんじゃないでしょうか、ブレイヴした後の姿も無理なくてカッコいいし、
以前の合体デザインは割と一長一短だったしなー

↑ルナ友+デスヘイズ

↑ルナ友+ジェットレイ

例えばね、ルナ友+デスヘイズの合体は、もうめちゃくちゃカッコよくてしびれまくったんだけど
逆にルナ友+ジェットレイの合体は、だ…だっせえええーー!!と思ってマジ黒歴史でしかないというか…(えー
もうこのUFOに顔が生えたようなダサさはひでぇもんがあったよなー
あとあれもよく覚えてます、OPの時に毎回流れてたジークアポロドラゴン+砲竜バルガンナーの合体シーン。



そうこれです、ダンさんが毎回OPの最後に合体させるんですけど
合体の時にジークアポロドラゴンの背中に生えてたでっかい翼が消えちゃうわけですよ
その代わりに装着されるのが、やけにちっこいバルガンナーの砲塔なわけです。そう
でっかい翼が消えてちっこい砲塔を装備したので逆に弱そうになっちゃった…っていつも思ってたんだよなー(えー

今作みたいな融合でなら、こういうこともなくなるんじゃないでしょうか。1からデザインを描き直せるから無理なくカッコいい姿にできるし。
旧来の合体だと、「合体には翼がジャマだから消さないとな…」とかデザインに限界があるので
俺としては融合で自由に描き直してもらった方がいいなと思います。今思えばダブルブレイヴしたサジットアポロドラゴンなんかも
融合みたいな感じで自由にデザイン変わってましたよね。あれってトレス・ベルーガの面影ほとんどないけどカッコ良かったよなー

↓合体後のサジットアポロドラゴン

↓トレス・ベルーガ

・センゴクタイガー+アシュライオンで戦国アシュライガーというネーミングですね。これは覇王ファン嬉しいかも

それとさっきのセンゴクタイガー+アシュライオンの合体ですが
名前も合体するとアシュライガーになるってコメントがきてますね。てことはあれですか?
バトスピ覇王に出てきた刀の覇王ムサシード・アシュライガーをリスペクトした合体ってことですか?

ムサシード・アシュライガーはテガマルが使ってたキースピリットですよね、懐かしい。
テガマルってチョンマゲ姿だし、戦国時代モチーフの今作にゲスト出演とかしても違和感ないな
テガマル以外にも、覇王に登場したスピリットは日本古来のモチーフが多かったから、今作との親和性高そうだよなー

あ、そうだ、テガマルといえば「おいおいちょっと待て」と思った事件が最近あったんだった
テガマルってバトルの時に絶甲氷盾をやたら使いまくるキャラだったじゃないですか
そう、絶甲氷盾といえばテガマル、テガマルといえば絶甲氷盾、それぐらい切っても切れないカードだったわけですが



ドッギャーーーン!!
なんとごじゃる仕様の絶甲氷盾が最近になって登場するというまさかの事態が!
なんだよこのテガマル大歓喜の展開は!(えー
ただでさえ絶甲氷盾使いまくりのテガマルが、「はぁはぁ…ごじゃる可愛いよぉ!!」とさらに遠慮なく
絶甲氷盾を積むことになるじゃねーか!ちくしょうなんてこった

もしやこれは最初から全て、ごじゃるを自分の嫁カードにしようと企むテガマルの陰謀だったということなのか!?
マジかよテガマル最低だな!

いやーこれはもうどう考えてもチヒロちゃん大号泣の流れですわー(えー
まったくチヒロという嫁がいながら、こんな浮気をするとはテガマルの奴しょうがないな…
あれだよテガマル、お前ちゃんと後で
12宮Xレアたくさん見せてチヒロちゃんのご機嫌とっとけよ!!(えー

←12宮Xレアを前にしたチヒロの図

はい、なんだかバトスピ覇王ネタに走って話が逸れてしまいましたが、最後に今回のラストシーンについて。

「ブレイヴスピリット…まさかあんな手を残してごじゃったとは…」

「見たか幸村、こいつは俺からの挑戦状だ!
 お前のソウルドラゴンと俺のセンゴクタイガー、
 次は必ずキースピリット同士で決着をつけようぜ!!」

「ああ!望むところだトシ!お前の挑戦、受けて立つぜ!!」

切り札のブレイヴによってサル野郎を粉砕し、次は幸村と戦うために挑戦状を叩きつける利家。
幸村のソウルドラゴン、利家のセンゴクタイガー、お互いのキースピリットのどちらが強いのか、必ず決着をつけようという…
それはいいんだけど、お前ら次に戦う時までにちゃんと召喚のセリフ考えとけよな!!(えー
それだけカードに愛着あるならセリフくらいすぐ浮かぶやろ!
今のままだったら1人だけちゃんとセリフ考えてる早雲ちゃんが哀れすぎるじゃねーか!次回に続く!

(C)BNP/BANDAI, NAS, TV TOKYO


5月17日

錦織の試合がもう終わりまくってるんですけお!!
俺が語るヒマもなくあっという間に2大会が終わってしまいました、マジかよちくしょう
具体的にはマドリード・マスターズローマ・マスターズの2つですね

というかこの間バレンシアオープンが終わったばかりなのに、まるで休む間もなくマスターズが2連続で開催されるという
このキチガイ日程マジ鬼畜すぎですよね
さらに来週には全仏オープンも控えているので、もはや故障しないのが不思議なくらいの超過酷な日程となっております

ではまずマドリード・マスターズの方から錦織の戦績をまとめていくと

1回戦:シード通過
2回戦:世界21位 ゴファン
3回戦:世界16位 アグー
4回戦:世界8位 フェレール
準決勝:世界3位 マレー

→ 6−2、4−6、6−4で錦織の勝ち
→ 6−3、6−3で錦織の勝ち
→ 6−4、6−2で錦織の勝ち
→ 3−6、4−6で錦織の負け

こんな感じになっております。なんと言っても今回びびるのが対戦相手の世界ランク高すぎってことでしょうか
21位、16位、8位、3位ってなんやねんこれ!連続して強いのに当たりすぎやろ!
これもマスターズの恐ろしいところですよね、世界トップクラスの選手がみんな集まる大会だから
組み合わせによってはこんなハイレベルな相手と連戦しなければならないという。錦織もよく準決勝まで勝ち上がったもんです

実際、初戦のゴファンとの試合もかなり苦戦した内容でしたからね
このゴファンって、ちょっと前のマイアミ・マスターズでも錦織と戦った相手で
錦織とよく似たプレースタイルの持ち主なので、凄い熾烈な撃ち合いになるんですよ

そんな強敵・ゴファンを退けて、続けざまにアグーを倒し、4回戦でぶつかったのがあのフェレールであります
もはや語るまでもないスタミナお化けの鉄人フェレール。さらにクレーコートでは持久戦になりやすいので
フェレールの本領が発揮されるフィールドなわけですが、しかし6−4、6−2と意外にもあっさり錦織の勝利となりました

もはや錦織はフェレールの対策を掴みつつあるのかもしれませんね、一番のフェレール対策は何かっていうと
とにかくラリーに付き合わずに早めに決めるということです
こう言うのは簡単ですが、抜群の守備力とスタミナがあるフェレール相手にそれをやるのは並大抵のことじゃありません
しかし今の錦織はそれを実行できるレベルにいるように思いますね

今回の試合も、長めのラリーに付き合わずにどんどんとポイントを重ねていって
特に2セット目では6−2とフェレールを圧倒してしまいました。
ちょっと前までは取って取られての泥試合になるのが普通でしたが、
最近の錦織はフェレールからポイントをサクサク取れるようになってきてますね

さあそして、準決勝でぶつかったのはBIG4の一角である世界3位のアンディ・マレー。
マレーといえばあれですよね…昨年末のワールドツアーファイナルの時に、エキシビジョンマッチに登場して
「家でマリオカートして遊んでたら、エキシビジョンマッチの連絡がきたんだ。
 僕のマリオカートの腕前かい?テニスよりもよっぽど上手いよHAHAHA」
って言ってた人ですよ。そう俺はこのマレーの一言を聞いてマリカー動画を見始めたわけです

「マレーが遊んでる最近のマリカーってどんなんだろう」と興味を持ってね。いやー懐かしいね
マレーがいなかったら、俺があれだけマリカーにのめり込むこともなかっただろうなあ、そういう意味じゃ特別な人ですよね
今度俺とヨッシーサーキットで勝負しようぜマレーさんよ!!(えー

そんなマレーとの試合ですが、残念ながら3−6、4−6で錦織の敗北となってしまいました
とりあえずね、試合を見てみた限りでは、そこまで一方的にやられた内容ではなかったと思うんですよ
具体的には、第1セットの3−3まで、それと第2セットの4−4までは、どちらもまったく互角の攻防で
どっちが勝つか分からないぐらいの試合が展開されていたんですが…

しかし、その状態からスッとマレーが一歩先を行って、勝ちをさらって行ったという感じでしたね
マレーのプレーを見てて思ったのは、とにかく錦織のセカンドサーブをたやすく跳ね返して主導権を奪いに来てた
ってことでしょうか。錦織のセカンドサーブって結構相手に狙われやすくて、ドカンと叩かれることが多いんですよね
フェレールなんかもよくそういう風に切り返してくるわけですが、今日のマレーは特にそれをやってきたなーという印象です
錦織もマレーのセカンドサーブを同じように跳ね返したりもしてるんですが、本数で言えばマレーの方が上だったかなと思います

あとマレーってなんかこうすごくテクニシャンっていう言葉がピッタリのプレーをするなぁと思いました
パワーで押すというより華麗な技で勝つ。まさにファンタスティックテクニック。(えー
特にそれが印象的だったのが、第1セットの3−2でデュースとなった場面でしょうか

この時マレーと錦織が激しい打ち合いを繰り広げていたんですが、
そんな中でマレーが、コートの一番奥かつ左のライン際に完璧なコントロールショットを放ったんですよ
ただ、錦織も上手く追いついてそのボールを返したわけですが
マレーはそれに対して、コートの一番手前かつ右のライン際に絶妙なドロップショットを打ってきたっていうね…



あれには驚愕するしかなかったですねえ、コートの一番左奥、コートの一番右手前、2連発で完璧なコントロールの球を
打ってくるっていう。錦織もこういう球を単発で打つことはありますが、2連発ってのはまずお目にかかれないと思います

←こういう球のことね

これを激しい打ち合いの中で連発してくるっていうんだから、もう脱帽するしかないですよね
マレーの奴、つい先日マリオカートの新コースが追加されたばっかりだってのに
マリカーに熱中しすぎて調子落とすとかそういうのなかったのかよ!!(えー
こうなったらマリカーのチーズランドで俺と決着つけようぜマレーさんよ…あそこ俺の得意コースなんだよ…
ただしリンリンメトロだけは勘弁な!!(えー



そんなわけでマドリードマスターズでの錦織は、ベスト4という結果に終わったわけですが
この後すぐまたローママスターズへの出場となったわけです。全然休む暇がないのなホント
ちなみにマレーはマドリードで錦織を破った後、そのまま優勝を飾ったんですが、
連戦の疲労のためにこのローマでは、3回戦で「もう無理…」と途中棄権をしております
そりゃそうだわな…これだけ連続で試合してたら体が持たないわ。とりあえず家でゆっくり休んで
俺と一緒にマリカーでネイチャーロード走ろうぜマレーさんよ(えー

さて、そんなローママスターズでの錦織の戦績はこんな感じになっております

1回戦:シード通過
2回戦:世界40位 べセリ
3回戦:世界34位 トロイツキ
4回戦:世界1位 ジョコビッチ

→ 7−6、7−5で錦織の勝ち
→ 6−3、6−3で錦織の勝ち
→ 3−6、6−3、1−6で錦織の負け

結構ここでも初戦から苦戦してたんですよねー、世界40位のべセリという選手が相手だったんですが
べセリにポイントを先行されてしまってだいぶ押されてる場面から、どうにか逆転して勝ったという内容の試合でした
正直この大会での錦織は、いまひとつ調子が上がり切ってないなという印象でした。
まあこれだけ連続して大会出てるから、疲労やらなんやらで100%のプレーが出来ないのも仕方ないですけどね

そんな中で4回戦でぶつかったのが、世界ナンバーワンの男ジョコビッチ。
スコアだけ見ると第1セット3−6、第2セット6−3っていう具合に、お互いずいぶん差をつけてセット取ってるように見えますが
実際のところはほとんど差はなくて均衡してる内容って感じでした

なぜなら、第1セットはジョコビッチが先のサーブで、さらにブレイクを1回した結果が3−6
第2セットは錦織が先のサーブで、さらにブレイクを1回した結果が6−3という風に
どっちのセットもブレイク1回分しか差がついてないからです。

お互いにブレイク1回分だけ1歩先を行ったって感じで、それ以外はほとんど互角の打ち合いだったように思います
だから結構見応えのある内容になっていたわけですが…しかし、そんな均衡が破れてしまったのが第3セット。
ゲームカウント1−2の場面から、錦織はジョコビッチにブレークを許してしまったんですね
ここでのジョコビッチの喜びようときたら凄かったですよ



ウオオオオオオ勝ったぞオオオオオオオ!!と言わんばかりの大絶叫ぶり
まだ1ゲームブレークしただけなんですが、それだけジョコビッチにとっては勝ちがなかなか見えてこない試合だったんでしょう
そしてこの後は、ジョコビッチがテンションMAXで一気に決めにきてしまい
さらに錦織もなんだかミスが重なってしまって、あっという間に1−6にされて敗れてしまいました

やはり試合の分かれ目は、あのジョコビッチがブレークして大歓喜した瞬間でしたね
あそこで逆に錦織がキープしていたら、この試合もどうなるか分からなかったと思います
まあ要するに、負けはしたけど内容としては結構競ってたってことですよ

やっぱマレーやジョコビッチはテニス界の伝説級の選手だし、最近は錦織のこともずいぶん警戒して対策してるみたいなので
今すぐポンポン勝つってわけにはいかないけど、錦織も今回いい試合ができてて今後に期待できるって意味では
なかなか見応えのある大会だったんじゃないかなと思います




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