■バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル) 第14話「愛の名の下に!」
 

ざわざわ ざわざわ

「キリカゲってどうやったら手に入るの!?」

「僕はフォンニードが欲しい!」

「それよりソウルバーストだよぉ!」

「へへっ、俺も兼続みたいな強い緑属性使いになってやる!」

さて前回、幸村との最強バトラー決定戦でまさかの大勝利を飾った兼続。
そんな兼続の評判は瞬く間に街中へと広がり、バトスピ好きの子供たちは誰もが兼続に憧れるようになっていました。マジかよおい
それにしてもこの子供たちのセリフは…明らかに制作側の意図を感じますね…というのも
「キリカゲってどうやったら手に入るの?」「フォンニードが欲しい!」「ソウルバーストも欲しい!」
「兼続みたいな緑属性使いになりたい!」
って、そんな子供たちの望みは
新発売の兼続デッキ(1590円・税込み)を買えば全部叶うってわけですよ(えー



ええいあざとい!なんてあざとい販促展開や!アニメの中の子供たちにこんな風に言わせまくって
「さあ君も兼続のデッキを買おう!」って現実の子供にもアピールしようって魂胆やな!?
な、なめんなー!こんな見え見えの販促に引っかかってたまるかー!
たとえアニメの子供たちは騙せてもなぁ!この俺はお前らの思い通りにはならん!!(えー

「フフフ…いまや町は緑属性一色、激闘を勝ち抜いた甲斐があったというものですねえ」

「む…蘭丸か。バトスピは6属性がしのぎを削ってこそだ、それぞれが好きなデッキを組み、
 平穏にバトスピを楽しむことが出来ればそれでいい」

「フフ、さすがは愛の戦士…」

そんな風に町じゅうが兼続人気でフィーバー状態の中、こっそりと蘭丸がまた兼続に接触していました
それにしても「さすがは愛の戦士」って、マリオカートやってる人間からしたら
愛の戦士って聞くだけで吹きそうになるからやめてくださいよ!(えー
いやね、そういう名前の有名実況プレイヤーがいまして、この人の動画がまたハチャメチャで面白いのばっかりなもんで…

「ならば最強バトラーとなった今、その大いなる愛を持ってやるべきことがあるのでは?」

「分かっている…時は来た!これより全ムサシを、この兼続の名の下に統一する!」

「それでこそ僕の見込んだ男…!では早雲の支配する地域の制圧は、この僕に任せてもらいましょう」

「なに?」

「僕は君の力になりたいんですよ…すべては君の意思、大いなるバトスピ愛に感銘を受けたからこそ」

「いいだろう…お前の働き、見せてもらおう!」

「フフフ…」

って、その時なんと「時は来た!」と言いつつとうとう天下統一に乗り出すと言い始めた兼続!
蘭丸もそれに協力する気のようですが…どう見ても裏切る気満々ですねこれ
まあ多分、兼続を利用してあちこちの地域を支配下におさめたところで
ボロクズのように兼続を倒して信長が天下を取るとかそういう流れなんじゃないでしょうか

「なに!?このスタジアムを明け渡せだと!?」

「ええ、それが頂上決戦の勝者、宝緑院兼続の意思です。
 あなたも兼続に敗れたんでしょう?けじめはつけてもらいますよ」

「なんだと…!?」

「ふざけんな!一度勝ったぐらいで調子に乗ってんじゃねえ!!」

そんなわけで、さっき言っていたように早雲ちゃんの支配する地域へとやってきた蘭丸。
本拠地であるスタジアムを明け渡せと要求しますが、はいそうですかと言うことを聞く早雲ちゃんではありません
それにしても、「負けたんだから言うこと聞けよ」という蘭丸に対して、
「勝ったからって調子に乗ってんじゃねーよ!!」と返すこいつらは流石だな(えー
早雲ちゃんも兼続に負けた時、「ぜってー認めねーこんなの認めねー!!」って負け惜しみを連発してたので、
勝った相手にも噛み付きまくるのがこいつらの特徴というか…

「やれやれ、あくまで抵抗するというなら仕方がない…」

「ウッキッキー!!」

「な!?貴様は真白藤吉郎…!」

「キキキ…俺っちが力づくで追い出してやるぜぇ!!
 それともお姫様は怖じ気づいちゃったかな〜?」

「くっ…自分は誰の挑戦でも受けてやる!自分が勝ったら兼続に伝えろ!
 群青組は決して貴様らには屈しないとな!!」

って、そんな中で蘭丸が呼び出したのは、自分の仲間である真白藤吉郎!
このサル野郎と戦わせて早雲ちゃんを追い出す気のようです。ただこのサルって確か、こないだ利家と戦って負けてましたよね
つまりこいつに負けてしまったらいよいよ早雲ちゃんの立場がないわけですが…(えー

それと「決して貴様らには屈しない!」って言ってる早雲ちゃんが
「絶対にチンポなんかに負けたりしない!」って言ってる強気系へっぽこ女子に見えて
仕方ないんだが…(えー  早雲ちゃんはほんとネタキャラの空気が漂っててついつい笑っちゃうよなー
ということは、このサルとの戦いもやはり…

「アタックだ蒼海明王!蒼海明王のアタック時効果で、相手のデッキを上から7枚…」

「ウッキッキー!!鉄砲機兵タネガシマ!」

「なに!?」

「キキキ…鉄砲機兵タネガシマは、俺っちのデッキを守る最強の壁!
 こいつさえデッキは破壊されないのっキー♪」

「な…!?」

ってメタカード積まれてるー!!(ガビーン)
あああ、今日もまた蒼海明王のデッキ破壊で攻めようとする早雲ちゃんですが、
なんとデッキ破壊を完全に無効化するというメタカードを積んできた藤吉郎!
「鉄砲機兵タネガシマ」というのがそれのようで、こいつが場に出ている限りデッキ破壊は通用しないという…
こりゃあ大ピンチですね早雲ちゃん、果たしてこの逆境を乗りきれるのか…

「残念だったなぁ?白属性の鉄壁の防御の前には、デッキ破壊なんて通じないのさ」

「くっ…タ、ターンエンド…」

「そろそろ終わりにしてやるぜぇ!!シラヌイ!タネガシマ!総攻撃だぁ!!」

バキバッキイイイイイン!!

「うああああああーーっ!!」(早雲ちゃん:ライフ0で敗北)

乗りきれなかったーー!!ダ…ダメだこりゃーー!!!
よっわ!早雲ちゃんよっわーー!!サル野郎にまったく手も足も出ないまま負けちまったよ!
いやいや、さっきも言ったようにこのサルは利家に負けた奴ですぜ!?それにも負けるって早雲ちゃん立場なさすぎだろ!

とりあえず現時点のバトラー達の強さを並べてみると
信長 > 蘭丸 > 兼続 > 幸村 > 利家 > サル > 早雲ちゃん と、こんな感じでしょうか
圧倒的最下位だよ早雲ちゃん!(えー  あれだけ強気なのに、ここまで勝てないってネタキャラでしかねえー!!

「勝負ありましたね…では、約束は守ってもらいますよ」

「くっ…」

「ウッキッキー!!白属性サイッキョー!!」

「すまない…みんな…自分がふがいないせいでこんなことに…
 もはや自分にリーダーの資格はない…群青組は解散しよう…!」

そんなわけで本拠地のスタジアムからも追い出されてしまい、さんざんコケにされた早雲ちゃんは
「自分にリーダーの資格はない…!」とすっかり思いつめてチームの解散を決意してしまいます
すいません早雲ちゃんそうだね毎回負けてるねって気持ちなんでなんだか笑ってしまいます(えー
あかんかったんや!早雲ちゃんはまったく勝てない子だったんや!いさぎよくチームを解散してひっそりとした暮らしを…

「なに言ってんスか!?自分らは姫の心意気に惚れて集まってるんスよ!?」

「2回や3回負けたからってなんなんスか!?」

「次勝てばいいだけッス!自分らは絶対姫について行きますから!」

「お…お前たち…」

って、なんとこれだけ負け続きの早雲ちゃんにもまだついて行くと言い出した舎弟たち!意外と人望あるんだなあ
それにしても「2回や3回負けたからってなんなんスか!!」って、やっぱりこいつらの目から見ても
ここんとこ負けてばっかりの早雲ちゃんっていう風には見えてるんやな(えー
まあともかく、本拠地は失ってしまったものの、早雲ちゃんは舎弟たちとまた再起を目指すことになりそうで…



「わん!わんわん!」

「うん?食うか?」

「くーん、くーん」

「ふふ…」

一方その頃、利家はというと河原でのんびり犬と戯れていました。ふむ、世間は兼続の勢力が動き出したことに大騒ぎしてますが、
利家にはそんなこと全然関係ないみたいですね。そういえば利家は、もともと「熱いバトルが出来ればそれでいい」ってキャラで
誰が天下を取るとか、そんなことには興味がないキャラなんだったっけなあ。

それにしても見てくださいよこの穏やかな表情を。「動物に優しい不良キャラ」ってのは鉄板ネタだけど、
それでもやっぱりいいもんだよなー。それに世間の誰もが右往左往してる中、1人穏やかに過ごしてるっていうのも好感持てるし。
今回もやっぱり利家の株だけがどんどん上がっていきますね

「あぁっ!いたいたトシさん!!大変ですトシさーん!!」

「あん…?騒々しい奴らだな…」

 

と、そんな中血相を変えてやってきた利家の舎弟たち。どうやら利家のスタジアムにも兼続の手の者がやってきたようで、
さっきの早雲ちゃんの時と同じように、スタジアムは兼続の勢力が仕切ることになってしまったようで…

「ふうん、俺たちのスタジアムをか…ははっ。やってくれるねえ、緑の大将も」

「笑い事じゃないッスよぉ!このまま奴らの好きにさせといていいんスか!?
 ビシッと兼続に挑戦状叩きつけて、早いとこあいつらを追っ払いましょうよ!」

「兼続に…?」

「そうッス!トシさんは別に兼続に負けたわけじゃねえ!
 いい気になってる兼続をぶっ倒して、
 最強は赤属性だって分からせてやりましょうよ!」

「フン。そう焦んなよ、どうせ兼続がイキがっていられるのは今のうちだけだ。
 好きにやらせておけ」

「え…ええーっ!?」

って、なんと兼続の天下なんぞどうせ長くは続かないと見て、今の状況にまったく動じていない利家!
さすがはトシさん分かってらっしゃる!まったくもってその通りですよ!
なぜなら兼続がでかい顔をしていられるのは、デッキが新発売になった今の時期だけですからね!(えー

そう、兼続はしょせんデッキの販促のために勝たせてもらった裸の王様なんで、いま躍起になって挑む必要もないわけです
何もしなくてもそのうち販促期間が終われば、すぐまたいつものボンクラ兼続に戻って勝手に自滅していくことでしょう
その辺りの事情まですべて見抜いているとはさすがにトシさんは格が違った…(えー

「…うん?」

「すまない…トシ…俺は…お前の思いを裏切った…!」

って、舎弟たちと別れた利家が家路に着こうとすると、そこに現れたのはなんと幸村でした
どうやら兼続に負けて以来、そうとう自分の不甲斐なさを責めていたらしい幸村。
利家の前に現れるなり、暗く沈んだ表情で謝罪の言葉を語り始めております

「兼続に負けて、赤属性の名に泥を塗り…お前にまで迷惑をかけちまった…!
 みんな俺のせいだ…弱かった俺のせいで…」

「ふうん…弱かったテメェのせいねえ…
 だったら弱いテメェに負けた俺はなんだったんでしょうかね」

「え…?」

グイイッ!

「ぐっ…!」



「ふざけんなよテメェ…!テメェに頭なんか下げられた日にゃ、
 こっちが余計みじめになるぜ!!」

ドガアッ!!

「うぐっ…!ト、トシ…」



「立てよ…立てっつってんだろオラァ!!”やられてもやられても立ち上がる”って
 言ったよな…!あれはただのハッタリか!あぁ!?」

「…!」

「何が”立ち上がった分だけ強くなる”だ…?何が”バトスピの天下を取る”だ!?
 笑わせるぜ…!テメェみたいな腰抜けに、天下が取れるわけねえだろうが!!」

とその時、情けない幸村の姿にとうとう我慢ならず、怒りの言葉を次々にぶつける利家!
ああ、そしてこの利家の言っている「やられてもやられても立ち上がる」といった言葉の数々…
これは確かに、すべて幸村が利家と戦った時に言っていたセリフですね

”武将転生”を使ってソウルドラゴンを蘇生した時のセリフですが…それをここに持ってくるとは上手い演出だなあ
利家としては、たとえ幸村が負けたとしても敗北を糧にして強くなるならそれでいいと思っているんでしょう
そういう男に自分は敗れ、「お前が最強の赤バトラーだ」と認めたわけですから。
しかし今の幸村は、負けたことを引きずり立ち直れない腰抜けでしかありません
こんな弱々しい男を自分は認めた覚えはないと、それで利家は激怒しているんでしょう

「俺は…!俺は!腰抜けなんかじゃねええええええッッ!!!」

「フン…立てたじゃねえか」

「はっ…!?」

「だったらその拳は、兼続の野郎にぶつけてほしいもんだぜ」

「トシ…」

そんな利家の言葉に刺激され、ついに立ち上がるだけの闘志を取り戻した幸村!
さっきの利家の言葉はみんな、こうして幸村を奮い立たせるためのものだったんですね
ほんと利家の株だけがどこまでも上がっていく…他のライバルたちと差がありすぎだわ!
利家>>>>>>>>>>>>【超えられない壁】>>>>>>>>>>>早雲ちゃん>>>>>兼続 ってぐらいに
俺の中ですっかり差ができてしまいました。ほんと利家だけはめちゃめちゃいいキャラしてるんだよなぁ
この良さをボンクラ兼続にも分けてやれないものか…同じライバルポジションなのに、あまりにも大きな差がついてしまったな

「あっいたいた!幸村ぁーっ!こんなところにいたのかよ!」

「…?みんな!」

「幸村、探してたんだぜ!これを見てくれよ!」

「このカードは…?剣舞龍ムラマサドラゴン…
 ”ソウルコアをトラッシュに置くことでソウルバーストを発動させる”…
 ソウルバーストだって!?」

「あったんだよぉ!幸村とかんべえのカードの中にも、
 ソウルバーストを発動させるカードが!」

な、なんだってー!?おいおいおい!なんとその時、佐助たちがドタバタやってきたかと思ったら
例の兼続が使っていたソウルバーストについて、実は幸村も似たようなカード持ってたということが発覚!
お…おいいいい!!なんだそりゃ!新しく入手したならまだしも、実は前から持ってたってどんな展開だよ!
兼続のキースピリットの時もそうでしたが、「前から持ってた」ってオチは間抜けすぎるだろ!

「すまぬ幸村…拙者がうかつであった…!
 ソウルバーストなどという、あるかどうかも分からぬカードのために
 デッキを組むこともあるまいと、すっかり失念していたのでごじゃる…
 すまぬことをした…」



そんな間抜けなオチについてはごじゃるからの謝罪が。まあごじゃる可愛いから許してやるか…(えー
それと「ソウルバーストがあるかどうかも分からない」って、たった今持ってきたんじゃないの?と思いましたが
どうも今出てきたムラマサドラゴンってのは、ソウルバーストを起動させるカードであって
ソウルバーストそのものではないってことみたいですね

つまりソウルバーストを使うには、ソウルバーストの他に起動のカードが必要で、このムラマサドラゴンはそれだということか
ソウルバースト自体はまだ持ってないってことなのね。ちなみに兼続の場合は、キースピリットのキリカゲが起動カードだったようです
キリカゲのやつソウル神速も持ってたし、重要な能力をずいぶん盛ってやがるなー

「俺もこのムラマサドラゴンで、ソウルバーストを…!」

「こうなったら何が何でもソウルバーストを見つけ出そうぜ!
 そして兼続にリベンジだ!」

「ようし…!絶対見つけ出すぞ!!」

そんなわけで、これからソウルバーストのカードを探そうと意気込む一同でしたが…
次のシーンで出てきたのは、何やら飛行場に降り立っている謎の美少女でした
この子は確か、エンディングの映像でもちょっと出てきてましたが…14話にしてついに登場しましたね
しかしこのタイミングで出てきたってことは、この子がソウルバーストを探す鍵になるのか?今のままだと手がかりが何もないしな

あとこの子を見てると何かを思い出すよなーと思ったらニセコイのマリーだわ
髪型もそうだし、花の髪飾りつけてるとことか、お嬢様っぽい雰囲気とか、セーラー服みたいなの着てるとことか、
ついつい連想しちゃうよなー。やっぱりこれは「幸村様ぁー!!」とか言って幸村を追っかけ回して
ソウルバーストくれるタイプのキャラになるんだろうか?次回に続く!


アニメ感想:バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル) 第15話「IBSAの使者!」

「ない…ない…ここにもない!」

「う〜…このサイトにもソウルバーストの情報はないでごじゃる…」

「本当にあるのかなあ、ソウルバーストなんて…」

「しかも、ソウルバーストならなんでもいいわけではないでごじゃる。
 幸村が使う以上、赤属性のカードでなければ…」

さて前回、ソウルバースト起動のカード・ムラマサドラゴンを見つけたことで、
今度は肝心のソウルバーストを手に入れようと、決意を固めた幸村でしたが…
しかし今回、あらゆる手を使ってソウルバーストを探してみたものの、手がかりすら見つけられずに時間だけが過ぎていました
ただでさえ見つからないうえに、赤属性のカードでなければならないという無理ゲーっぷり。
一体どうしたらいいのかと、悲壮感が漂い始めますが…

「とにかく今は探すしかない!そのためのスピリット(ムラサメドラゴン)はあるんだ!
 こいつも、俺たちがソウルバーストを見つけるのを待ってるに違いないぜ!」

「まあまあこのカードは。こんなところでお目にかかれるなんて、棚からぼたもちですわ(サッ)」

「えっ!?」

「ねえ勝家」

「ほほう、ムラマサドラゴンでございますか」

「ムラマサさん、ぜひ私のコレクションに加えたいのです〜♪」

って、その時幸村がムラマサドラゴンを眺めていたところ、
「おっ、いいカード見っけ〜」といきなりそれを奪っていった女が1人!何をするだァーーッ!!
誰かと思えば例の新キャラ女です。こ、このやろー、いきなり人の手からカードを奪っていくとはふてえ野郎だな!

「お、おい!勝手に人のカードを取るなよ!
 それは幸村にとってすっげぇ大事なカードなんだからな!」

「幸村さん?まあまあ、それじゃあなたが…(ジロジロ)」

「え、えっと…君は誰…?」

「あら、これは失礼」

「こちらにおわすお方は、天魔コンツェルンのご息女にして
 全国のバトスピを統括するIBSAの最年少幹部!
 天魔市(てんまいち)様にあらせられる!」

そんな新キャラ女の名前は、苗字が天魔で名前が市…っておい!?てことはこいつがお市ってことか!?
天魔って苗字からしても確実にノブ兄の妹ですよね。そりゃまた意外な…そんな立ち位置とはまったく予想してなかったなあ
しかしそれにしては、バトスピを統括する組織の幹部やってたり、明らかに表舞台の人間って感じですが…
ノブ兄はバトスピを裏から支配する魔王ポジションだろうから、ずいぶん真逆な兄妹なんですね

「IBSAの幹部?それならお主に聞きたいことがあるでごじゃる!
 どこかにきっと、このムラマサドラゴンに適したソウルバーストがあるはずなのでごじゃるが…」

「はあ…」

「本当にあるんだよな!?教えてくれ!俺にはそのカードがどうしても必要なんだ!」

「そうですねえ…あなた方の探している赤属性のソウルバーストは、確かに存在するのです。
 ただ、ソウルバーストは星の数ほどあるバトスピのカードの中でも、ほんのわずかしかないレアカード…
 いくらIBSAの幹部と言っても、この広い日の本のどこにあるかは分からないのです」

って、そんな市がソウルバーストを探す手がかりになるのかと思ったら、
質問してみても「はあ…」と手ごたえがなかったり、「どこかにあるんだろうけど私は知らない」と言われてしまったり
さっぱり役に立たない感じです。ちょっ、お前なんのために今出てきたんだよぉ!?
これじゃソウルバースト探しが全然進まないじゃないですか!



「あ、でもたまたまその1枚がこんなところに(スッ)」

「へ!?」

「ごじゃ〜〜!?こ、これぞまさしくムラマサドラゴンのためにあるような、
 赤属性のソウルバースト!?」

ってお前が持ってんのかよおおおお!?
ええええええーーー!?たった今「どこにあるか分からない」と言ってたソウルバーストを実は自分で持ってたお市!
アホかおのれはー!!最初から自分で持ってんじゃねーか!何をすっとぼけたこと言ってたんだ一体!
しかもムラマサドラゴンが使うにはピッタリのカードだということで、ごじゃるはそれが欲しくてたまらないといった表情になってしまいます

「まるで惹かれ合うように巡り合ったのも何かの縁。
 本気でこのカードをお望みならば、あなたに譲って差し上げるのです」

「ほ、本当か!?」

「でも、さすがに無条件というわけにはいかないのです。
 バトラーならバトラーらしく、この勝家にバトルで勝つことが出来たなら、
 あなたにソウルバーストを差し上げるのです」

そして意外と話が分かる奴だったお市は、ごじゃるがあんまり物欲しそうにするので
ソウルバーストを渡してもいいと考え始めたようです。ただしそれには条件があり、
自分のお付きの男である勝家を倒したらOKということのようで…まあ確かに何もせずカードをもらうってのもアレだし、
幸村が実力を示して入手するっていうのも分かる話ですよね

それと勝家ってのは名前からして柴田勝家がモデルみたいですね
柴田勝家…柴田勝家か…名前自体はよく知ってるんだけど、柴田勝家って何した人だっけ?(えー
いや、ほんと俺って戦国武将に関しては無知もいいとこなんで…せっかくだからこの機会に聞いておこうかなと…

「お市様の仰せならば…この無礼な小僧を、叩きのめしてご覧に入れましょう!」

まあともかくですよ、バトルすることになった幸村と勝家ですが、
幸村がお市に対してタメ口で喋ってるので、勝家としては結構イラッとしてるみたいですね(えー
どうやら幸村を勝たせるような接待バトルは期待できそうにありません、果たしてこの勝家はどんなバトルをするのか…?

「いざ!白蛇帝アルデウス・ヴァイパーを召喚!
 そして紫電の霊剣ライトニング・シオンを、アルデウス・ヴァイパーにブレイヴ!」

あーっとこいつはー!?
なんと勝家が出してきた主力スピリット、それはまさかの白蛇帝アルデウス・ヴァイパー!
これって前々作のバトルスピリッツソードアイズに出てきたやつだよな!?

しかもソードブレイヴの紫電の霊剣ライトニング・シオンまで一緒に登場しております。いやー懐かしいね
そうそう、アルデウスヴァイパーって、この剣を装備する時にそのまま手に持つんじゃなくて
一度口でごっくんしてからわざわざ手に持ち替えるってよく分かんない剣の持ち方するんだよな(えー

「ライフ減少によりバースト発動!このスピリットを召喚する!
 氷の覇王ミブロック・バラガン!!」

ってなにー!?この上さらに、前々々作のバトルスピリッツ覇王から氷の覇王ミブロック・バラガンが登場!
なるほど勝家は、過去のシリーズのスピリットを主力とするキャラなのか…バトスピでは結構おなじみなタイプのキャラですよね
そしてミブロック・バラガンといえばチヒロちゃんが使っていた主力スピリット。それがこうして出てきたとなれば
チヒロちゃんもさぞニヤニヤしながら見ていることでしょう(えー

「ライトニング・シオンの効果発揮!ジンライドラゴンのコアを1個リザーブへ!」

バシュウウウ!(ジンライドラゴン消滅)

「あぁ!?ジンライドラゴンが消えちまった!?
 カード上のコアを0にして、スピリットを消滅させるなんて…」

「これはコア除去…紫属性特有の戦法でごじゃる」

それと今回のバトルで、俺がなにげに良いと思ったシーンはこれです
コア除去という紫属性の基本技を仕掛けてきた勝家に対して、驚くモブキャラ冷静に解説するごじゃる…
そう、これっていうのが蘭丸vs兼続の時に俺がやって欲しかったことなんですよ

あの時は、兼続が基本的な効果を知らずにビックリしてたわけですが、それについて俺はさんざん語りましたよね
実力があるキャラクターは、基本的な効果なんかで驚いちゃいけないって。驚く役目が必要ならモブキャラに任せるべきだってね
そうしないと、実力があるキャラクターの格が落ちてしまいますからね。兼続の時はそこが失敗だったとさんざん書きましたが
今回こうして改善した形でやってくれたのが好印象でした、ぜひこの調子で今後も頑張ってもらいたい

 

「この時を待っていたぜ…(ニマアッ)」

「なに!?」

「バースト発動!武将転生!真っ向から攻撃してくれたおかげで助かったぜ」

「ぐぬうっ…!」

そして2人のバトルの行方は、最終的に腹黒い笑みを浮かべた幸村のバースト発動によって決着となるのでした
おいおい幸村、お前その表情まるでダンさんじゃねーかよ!(えー
いやあ懐かしいですねえ、ダンさんといえば毎回こんな笑みで勝利するのがお決まりだったっけな
今回のバトルはスピリッツ同士の激突も迫力もあったし、結構俺好みの描写が多くて満足だったなー

「はい、それでは約束のカードなのです」

「ありがとう、大事に使うよ!」

「やったぜ幸村ぁ!」

「これで兼続と対等に戦えるでごじゃるな!」

「それではみなさん、ごきげんよう」

そんなわけでバトルは幸村の勝利となり、お市からついにソウルバーストを受け取った幸村。
しかしそのカードを渡した途端、お市はあっさりとその場から去って行ってしまいます。え、ずいぶん退場するの早いんだな…
もうちょっと幸村と恋愛フラグでも立つかと思ってたんですが。そうたとえば
小さい頃の幸村と結婚の約束をして特別な鍵を持ってるとかなんとかそういう感じの…(えー

「もう勝家ったら、あなたが勝ってしまうのではないかとハラハラしましたよ」

「お市様、なぜわざわざバトルを?素直にお渡しになっても良かったのでは」

「だって、それではつまらないのです。烈火幸村…噂に違わぬ人でしたね、これからが楽しみなのです♪」

ってなにぃ!?幸村の前から去っていくその途中で、実はお市は
最初から幸村にカードをプレゼントしたくてここにやってきたことが発覚!
おいおいなんだよ十分フラグ立ってんじゃないかよ!実は幸村に対して興味津々だったってことみたいですね
やはりこの子もヒロイン候補なんだろうか?俺としては幸村のヒロインはごじゃるがいればそれでいいので
あんまり他の子とフラグ立てられても複雑なんですが…まあなんというか浮気はほどほどにな幸村!(えー
次回に続く!

バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル) 第16話「爆熱!炎龍刀!」

幸村は環奈と共に、兼続との再戦に向けてデッキの再構築に取り組んでいた…

さて今回のバトスピですが、冒頭からいきなり幸村とごじゃるのイチャイチャタイムで始まりましたね
いやいいっすねー、寝る間も惜しんで一晩中イチャイチャしながらデッキ構築。
カードアニメならではの2人きりの過ごし方といったところか。まあ2人きりと言いつつも、周囲にはサスケ達もいるんですが
こいつらは俺にとっては見えるけど見えないもの(BY遊戯王)って感じなんで、
まあ人数にカウントしなくても問題ないんじゃなかろうか(えー

「よし…!できた!」

「新デッキの完成でごじゃるな!あとは実戦練習あるのみでごじゃるが…」

そんなわけでついに完成した新デッキ。前回手に入れたソウルバーストとムラマサドラゴンを組み込んだ構成というわけですね
さっそく試してみたいところですが、その辺の雑魚と戦ったところで本当に使えるデッキなのかは実感できません
どうせならかなり腕の立つ相手と戦いたいわけですが、幸村の身近にそんな奴がいるのか…

「大丈夫だ、相手ならもう決まってるぜ」

「で…俺に相手になれってのか?」

「頼むトシ!お前しかいないんだ!」

「フン、やるからには容赦しねえぞ…覚悟しろ!」

「ああ!望むところだ!」

そんな中で幸村が選んだ相手は利家!「頼むトシ!お前しかいないんだ!」ってすごいこと言ってますね幸村
それほどまでに幸村にとって、利家とは特別な存在だったのか。ただ強い相手ってだけなら早雲ちゃんとかもいますが、
相手への信頼感って意味で、利家の方がはるかに上にいるんでしょうね。これは間違いなく今度のコミケでは
この2人のホモ同人誌が厚くなるな…(えー

「ん…?お前は!」

「宝緑院兼続に再戦を申し込む!」

「なっ…挑戦状だと!?」

って、利家との特訓を終えた幸村は、次の場面で兼続の本拠地に出向いて挑戦状を叩きつけることに!
お、おいおいもう兼続と再戦すんのかよ!ずいぶん早い展開だな…この間負けたかと思ったら早くもリベンジ戦とは。
ともかく門番に挑戦状を渡して、兼続に伝えてくれと話しますが…

「フン、くだらん!先の頂上決戦で勝負は決した!(ぐしゃぐしゃ)
 お前などの挑戦を受ける言われはないわぁ!!(げしっげしっ)」

なっ!何をするだァーーーッ!!ゆるさんッ!!
なんと幸村の目の前で、挑戦状をグシャグシャに握り潰してさらに足で踏みつけにする門番!
ふざけんなお前!ただの下っぱのくせに調子に乗りやがって!(えー
ともかく、せっかく兼続に向けて書いた挑戦状は、下っぱのバカに踏みにじられてしまいました
こうなったらこんな古臭い方法じゃなく、LINEとかで直接兼続に伝えるしか…(えー

「なんてことすんだよ!オイラ達は兼続に用があるんだぞ!?兼続を出せ!」

「うるさいッ!お前らの戯言に、兼続様がいちいち付き合っている暇などあるか!
 とっとと帰れ!」

「な、なんだと!?よーし、そっちがその気なら…」

「おーい聞いたか!?幸村が兼続に再戦を申し込んだんだってなー!
 なんでも幸村は、すっげぇ新デッキを完成させたらしいぜー!」

「ええっ!?幸村が!?」

ざわざわざわ

「幸村と兼続は、この間のバトルで1勝1敗になっただけだぜ!?
 ここはもう1度戦って、絶対に決着をつけるべきだよねー!」

「言われてみれば…次が本当の頂上決戦ってわけか!こいつは見逃せねぇ!」

なんと町の一般人たちが集まる場所へ出向いた佐助たちは、大声で幸村と兼続のリベンジ戦の噂を流しまくって
一般人たちを扇動する作戦を始めました。ふむ、一見するとセコいやり方に見えますが、言ってる内容としては
「幸村が兼続に再戦を申し込んだ」、「幸村は新デッキを完成させた」、「幸村と兼続はまだ1勝1敗」っていう風に
何もウソは言ってないんですね。そういう意味では、真実をちゃんと大勢に伝えてるとも言えるな

特に「幸村と兼続はまだ1勝1敗なんだから、ちゃんと決着はつけるべき」ってところは、聞いててなるほどと思いました
これを聞くまで、今回のリベンジ戦は早すぎるって少々腑に落ちない気持ちがありましたが、
このセリフで「そう言われたらそうだな」って、俺もリベンジ戦を受け入れられるようになったって感じですかね



「トシさんも認めた幸村と、1度勝ったくらいでいい気になってる兼続とのバトル!
 お前らだって見てーよなぁ!」

「見たい見たい!今度はいつやるの!?」

「へへっ、よく聞いてくれた…明日の正午!場所はムサシスタジアムだぁ!」

ってそんな中、利家の舎弟たちまで幸村に協力する気になったようで、バトルの日時をこうして言いふらしていました
「バトルは明日の正午だぁ!」っておい、こないだの利家vs幸村の時と同じじゃねーか!
しかしあの時はこいつらにめっちゃ腹立ちましたが、今となっては頼もしいですね

兼続陣営がまともに取り合ってくれない今、それでも強引にバトルの日取りを決められるこいつらの存在は
幸村にとって非常に助けになるというか。意外とこいつらもちゃんといる意味あったんですね

「兼続…!来たでごじゃるな!」

ワアアアアアアア!

「待たせたな幸村…」

「兼続、お前なら必ず来ると信じていたぜ!」

「だがお前は、この再戦を挑んだことを後悔することになるだろう。
 次はないぞ幸村!」

「ああ!勝負だ兼続!」

そして次の日の正午、噂を聞きつけた兼続は、幸村の要望通りにムサシスタジアムへと現れるのでした
もともと門番どもが勝手に断っていただけで、兼続自身は幸村の挑戦から逃げる気はなかったようですね
そんなわけで、いよいよ「もう次はない」と宣言したうえで始まるリベンジマッチ。これが2人の真の決着の戦いとなるわけですが…

「では俺の番だな…ドローステップ!(しゅぴっ)むっ…フフフ…メインステップ!」

(ん…?ソウルコアをリザーブに戻した!ソウル神速の準備をしたってことか…!
 来るぞ、兼続のキースピリット・烈風忍者キリカゲが!)

「ターンエンド」

「なに!?」

「どうした?お前のターンだぞ」

(くっ…俺の攻撃するタイミングを狙うつもりなのか…?
 それとも、まだ兼続の手札にキリカゲはないのか…!?)

ってバトルが始まってすぐ、引いたカードを見てニヤニヤしながらソウル神速の準備をする兼続!
明らかにキリカゲを引いたようなこの様子に、警戒する幸村ですが…しかし兼続はすぐには何もしてきません
幸村の攻撃に対してカウンターで出してくるのか、それとも引いたカードはキリカゲではなく、単なるブラフなのか…
早くも心理戦の様相を呈してきましたね、こういう駆け引きに関してはなかなか面白いな

(どうする…?いや、見えない幻影に怯えていても仕方ない…!こうなったら!)

「行くぜ!召喚!戦国龍ソウルドラゴン!!(BP7000)」

「えっ!?ここでソウルドラゴンを出すのか!?」

「勝負だ…!行けソウルドラゴン!」

「フ…勝負を焦ったか…フラッシュタイミング!
 ソウル神速!今こそ出でよ我が愛の化身!
 烈風忍者キリカゲ!!(BP10000)ソウルドラゴンを迎え撃てぇ!」

ボッガアアアアアン!!(ソウルドラゴン破壊)

「見たかぁ!戦国龍ソウルドラゴン、討ち取ったりいいいいいいいい!!」

ってああ、ここは賭けに出てソウルドラゴンを召喚した幸村ですが、すかさずキリカゲを出して迎え撃ってきた兼続!
やはりキリカゲを手札に持っていたのか…くそーこの後出しジャンケン野郎め、それに加えて
「討ち取ったりいいいいいい!!」とか調子に乗ってるのが余計ハラ立ちますね(えー



「あぁ…!なんでだよ、なんでソウルドラゴンでアタックしたんだ!
 キリカゲを召喚されたら、こうなることは分かってたのに!」

「いや、あれでいいのでごじゃる」

「え?」

「キリカゲの本当に恐ろしいところは、ソウル神速によって
 いつどのタイミングで召喚されるか分からぬところ…
 それを恐れるあまり後手に回っては、それこそ相手の思うツボ。
 幸村はソウルドラゴンを失いはしたが…」

「へへっ…これでいつ襲ってくるとも知れない、見えない恐怖は消えたぜ!」

「ゆ、幸村はソウルドラゴンを囮にして、兼続の手をひとつ潰しに行ったのか…!?」

とそんな中で、今の無謀なアタックについてごじゃるからの説明が。後出しジャンケンのように出てくるキリカゲを
いつまでも恐れているよりは、さっさと場に出させるためにソウルドラゴンをエサに使ったと…
むう、ただそのためにソウルドラゴンを失うってのはもったいないと思いましたが、でも考えてみたら今回のバトルは
ソウルドラゴンじゃなくてムラマサドラゴンとソウルバーストが切り札になるでしょうからね
そのお膳立てのためにソウルドラゴンを犠牲にするというのも、ひとつの作戦ではあるか…

あとキリカゲって、兼続がソウルバースト使うのに必要なカードだから
さっさと出させて早めに潰しておけば兼続はソウルバースト使えなくなりますよね
そういう「ソウルバーストが決め手」と考えた場合に、幸村の作戦はアリなのかもしれないなぁ

「なるほど…ずいぶんと思い切った手を打ってきたようだな。
 だが、どんな策を弄しようと俺には勝てん!それを今から思い知らせてやる!
 ソウルバースト発動!忍将軍クロハガネ見参!(BP12000)」

「くっ…!」

ってああ、ここでキリカゲを潰せればソウルバースト封じになりましたが、その前に即座にソウルバーストを使ってきた兼続!
なかなか幸村にペースを握らせませんね…ソウルバーストの効果で幸村のスピリットは疲労させられ、
さらに強力なBPを持つ忍将軍クロハガネが出てきてしまいます。その結果、幸村のライフもガンガン割られてしまい
気がつけばもう風前の灯というところまで追い詰められることに…

「ターンエンド…次のターンで貴様は終わりだ!」

「すっげぇ!やっぱソウルバーストは無敵だぜ!こりゃ兼続の勝ちだな!」

「…俺のターン!」

(俺に残された手はただひとつ…!頼む、来てくれ!)

もはや後がないところまで追い詰められた幸村は、ここで逆転のカードを引くしかありません
そんなわけでこのドローに俺の全てを賭ける!と渾身のドローを試みる幸村。
なんだかんだ言って幸村は、こういう一発逆転のドローをするバトルが多いですよね
そういう意味では古きよきカードアニメを踏襲してるよなこの番組って

「よし…!来たぜ!さあお前の出番だ!剣武龍ムラマサドラゴン!!」

「ムラマサドラゴンだと…!?」

「ここからが本当の勝負だ…!行くぜ兼続!」

「フン、何をするつもりなのか知らんが…」

(奴の場にはアタッカーが3体、バーストカードが1枚…
 あのバーストが武将転生だったとしても…
 その効果で復活できるのは、系統”武龍”を持つスピリットのみ!
 奴のアタッカーのうち、イクサトカゲは武龍ではない!)

さあそして切り札のムラマサドラゴンを召喚し、いよいよソウルバーストを使う準備に入る幸村。
一方で兼続はというと、まさか幸村がソウルバーストを持っているとは夢にも思わないので
セットされているバーストを見て「これ絶対武将転生だわー」と思いっきり勘違いしてます
まあこれまで幸村のバーストは武将転生しかなかったですからね、勘違いするのも仕方ないんだけど見ててニヤニヤしてしまうな



「アタックだジンライドラゴン!」

「ライフで受ける!」

バッキイイイイン!!(兼続:残りライフ2)

「続けイクサトカゲ!」

「ブロックだクロハガネ!」

ボッガアアアアアン!!(イクサトカゲ撃破)

「ふふふ…!どうだぁ!そのバーストを発動させても、
 武将転生ではイクサトカゲを復活できまい!
 貴様のアタッカーは残り1体、俺のライフは残り2つ!
 貴様の攻撃は防ぎ切ったわーーーっ!!
 俺の勝ちだあああああああ!!」

そして幸村のイクサトカゲをブロックして破壊し、「やーいやーい武将転生使えないでやんの」
思いっきり勝ち誇って調子に乗る兼続。本当にお調子者だなおめーはよ!!(えー
一見すると幸村たちより落ち着いてそうなキャラなのに、実のところは一番のお調子者じゃねーか!

「まだだ!俺にはまだこいつが残ってるぜ!行けムラマサドラゴン!」

「ふん…ライフを削り切れないと分かっていながら、無駄なあがきを!」

「無駄じゃないぜ!こいつが勝利を掴む俺の切り札だ!
 唸れ!叫べ!炎の龍よ!全てを斬り裂く刃となれ!
 ソウルバースト発動!!」

「ソ…ソウルバーストだと!?」

「ソウルバーストの効果で、ムラマサドラゴンのBP+10000!!
 さらに…炎龍刀オニマルを召喚!オニマルをムラマサドラゴンにブレイヴ!!
 これでムラマサドラゴンはBP19000の…ダブルシンボルだ!!」

「ダ…ダブルシンボルだとぉーーーっ!?」

そしてついに発動した幸村のソウルバースト!その効果は、ムラマサドラゴンのBPを大幅に強化し、
さらにソードブレイヴの炎龍刀オニマルを召喚する効果のようです。これを装備したムラマサドラゴンはダブルシンボル、
つまり1度の攻撃で2つのライフを削れるということに…「そ…そんなの聞いてないよーー!!」
仰天しまくりの兼続が面白いですね、こいつのリアクションっていちいちオーバーで笑ってしまうな

「燃えろ俺の魂!燃えろムラマサドラゴン!!」

バキバッキイイイイン!!(兼続:ライフ0で敗北)

「そんな…そんな馬鹿な…!ぐああああああああ!!」

そんなわけで最後は、ムラマサドラゴンにぶっとばされて兼続は大敗北してしまうのでした
これで王様気分だった兼続も一気に立場転落か…いやーこいつの天下も短かったな、まさに三日天下というやつか。
まあもともとボンクラな感じのキャラだったし、いい夢見れて満足だろうさ…(えー  次回に続く!


■バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル) 第17話「不死身、紫の罠!」

 

「こんなところに呼び出してなんのつもりだ…」

「なんのつもり?フフ、君は自分の立場を分かっていないようだ…
 
僕が君に力を貸していたのは、
 君がムサシのトップに立てる器だと信じていたからですよ?
 ですが…力なき愛になど、もはやなんの価値もない。そういうことです」

さて前回、幸村との再戦に敗れ、最強の座を追われることになってしまった兼続でしたが…
今回の冒頭では、「まったく幸村なんぞに負けやがってこの雑魚が」とさっそく蘭丸に裏切られて
制裁のためのバトルを挑まれることになってしまいます。ああ、いよいよ兼続の転落人生の始まりか…

「貴様が何を企んでいるか知らんが…このムサシに捧げた我が愛を
 侮辱することだけは断じて許さん!行くぞ蘭丸!シノビコガネでアタック!」

ボッガアアアン!!(蘭丸のスピリットを破壊)

「フフ…不死の効果を発揮」

ズズズズズ…(蘭丸のスピリットが復活)

「カッチュウムシでアタック!」

ボッガアアアン!!(蘭丸のスピリットを破壊)

「不死の効果を発揮」

ズズズズズ…(蘭丸のスピリットが復活)

「く…!」

(こいつのスピリットは、倒しても倒しても蘇ってくる…!
 まるで亡霊を相手にしているようだ…!)

「フフフ…どうしました?もっと攻めてきてくださいよ」

そんなわけで2人のバトルが始まりますが、今回もまた不死の効果によって、スピリットを次々に復活させていく蘭丸!
兼続はどうにもその突破口が見つけられず、いきなり苦戦するハメになってしまいます。
兼続は以前の戦いでも、この蘭丸の不死デッキには手も足も出なかったですからねえ、今回もそれは同じということか…

「では、そろそろ少し趣向を変えるとしましょうか…キャメロットナイトでアタック!」

「今だ…!フラッシュタイミング!ソウル神速!!
 今こそ出でよ我が愛の化身!烈風忍者キリカゲ!!」

ボッガアアアン!!(キャメロットナイトを破壊)

「ほぉ」

「ふふん、俺にソウル神速があることを忘れたか!調子に乗りすぎたようだな蘭丸!
 俺を甘く見てうかつに攻めに転じたのが運の尽きだ!
 貴様の傲慢、我が愛の力で打ち砕いてくれるーっ!!」

って、守るばかりじゃつまらないからといった具合に、低級スピリットでアタックを仕掛けてきた蘭丸ですが…
すかさずそこでソウル神速を使い、キリカゲを喚び出して返り討ちにする兼続!
そして「はーっはっは調子に乗りすぎたようだなぁ!」と得意げな兼続ですが…
どう見ても調子に乗りやすいのはお前の方だろ!(えー

こんな低級スピリット相手に自分の最強スピリットぶつけて勝ったぐらいで大喜びしてるって!
ザコ1匹倒しただけでいい気になってる場合かよ!なんていうかあれですね、るろうに剣心でいうところの
剣心にカスリ傷つけただけで大喜びしてた雷十太を思い出しますね(えー

(C)和月伸宏/集英社

「機は熟した!一気に畳み込むぞ!
 轟け愛の雄叫び!ソウルバースト発動!
 忍将軍クロハガネ見参!!(BP6000)
 これで貴様を守るスピリットはもういない!跡形もなく消し飛ばしてやる!
 覚悟しろ蘭丸ーーッ!!」

「フラッシュタイミング」

ズズズズズ…

「うっ!?」



「召喚、妖術師ムメイ。
 ムメイの召喚時効果発揮、疲労状態の相手スピリット1体を破壊する」


ボッガアアアン!!(キリカゲを破壊)

「キ、キリカゲェーーッ!!」

「残念でした…まったく調子に乗りすぎたのはどっちでしょうねえ」

ってああー!?さらにソウルバーストまで使って形勢逆転を狙った兼続でしたが、
完全に蘭丸には読まれていて頼みのキリカゲをあっさりと失う結果に!しかもそのうえ
「調子に乗ってるのはお前だろ」と手痛い一言を返される結果に!まったくその通りでございます(えー
蘭丸が正論すぎて何も言えねえよ!さらにここから蘭丸怒涛の言葉責めが始まることに…

「これで分かったでしょう?君は自分で思っているほど、賢くもないし強くもない。
 僕が君なんかに隙を見せるほど、迂闊だと思いましたか?」

「こ、この俺が…貴様の罠にはまったというのか…!」

「まずはその現実を受け入れないとねぇ…
 ま、頭の硬い君には言うだけ無駄でしょうけど。実に滑稽だ」

「黙れ…!戯言をォォォーーーッ!アタックだクロハガネェェェ――ッ!!」

「ふう…ブロックです、ムメイ」

ボッガアアアン!!(ムメイを破壊)

「はあ…はあ…!」

「君はそもそも大きな勘違いをしているんです。君にクロハガネを与え、
 ソウルバーストを使えるようにしてあげたのは僕なんですよ?
 僕にもらった力で、僕に勝てるわけがないでしょう」

ああー!次々と兼続の痛いところを突いていく蘭丸の超正論!
「兼続は自分で思ってるほど賢くないボンクラ」だとか
「僕があげたソウルバーストでいい気になってるけど、それで僕に勝てるわけないじゃん」だとか
本当にその通りすぎて返す言葉もございません(えー
蘭丸の言ってることが的確すぎて笑ってしまいます、まさか兼続のボンクラ描写はこのために今まで積み重ねてきたのか!?



「君も気がついていたはずですよねぇ…
 あの時僕が、君にワザと負けてあげたことぐらい」

「ぐっ…」

「僕が本気で戦えば、君など敵ではない」

「だ…黙れ…黙れェェェェーーッ!!」

「フフ、認めたくはないでしょうね。でもすぐに認めさせてあげますよ…
 臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前!
 紫をまとった悪夢よ!暗闇から這い寄る夜の使者よ!
 妖術師ヤクモ召喚!!」

ああ、さらに以前兼続と戦った時も、当然手を抜いていてわざと兼続に勝たせたと語る蘭丸!
やっぱりそうだったのか、あれですっかり調子に乗っていた兼続はピエロだったとしか…
そして今回は本気で兼続を叩き潰すべく、キースピリットの妖術師ヤクモを呼び出す蘭丸!

それにしてもこのヤクモ召喚のセリフは、今作にしては珍しく長くていかにも決めゼリフって感じになってますね
やったね早雲ちゃん仲間ができたよ!!(えー
これまでは早雲ちゃんしかこういう長ゼリフの召喚ってやってなかったからなー、一人ぼっちの早雲ちゃんにもようやく仲間が!

「これが僕のキースピリット…妖術師ヤクモです。
 そしてヤクモの召喚時効果!ソウルコアを使うことで、
 トラッシュにある合計コスト6までのスピリットを復活できるんです」

ズズズズズ…(ムメイ復活、キャメロットナイト復活)

「くっ…!?」

「ムメイの召喚時効果発揮…お逝きなさい、クロハガネ」

ボッガアアアン!!(クロハガネを破壊)

「ク、クロハガネェェーーッ!!」

そんなヤクモが持つスキルとは蘇生の効果、これによって
今まで兼続が倒したムメイ&キャメロットナイトが難なく復活してしまいます
つまりこれまでの兼続の戦いを無意味にされたようなもの…さらに頼みのクロハガネもムメイの効果で破壊され、
完全に兼続は打つ手なしのお手上げ状態になってしまいます

バッキイイイン!(兼続:残りライフ4)

「ぐ、ぐぅぅぅっ…!」

「君の抵抗もここまでですねぇ…残念です。
 僕はね、本当はトドメを刺すのが嫌いなんですよ」

バッキイイイン!(兼続:残りライフ3)

「あぐううっ!」

「だってあっさり終わってしまったらつまらないでしょう?」

バッキイイイン!(兼続:残りライフ2)

「があああーっ!!」

「フフ、君が苦しむところを見ているのはこんなに楽しいのに」

バッキイイイン!(兼続:残りライフ1)

「ぐおあああーっ!!」

「ほらほら、せめて最後くらいもっと頑張ってくださいよ。君の愛の力とやらでね」

バッキイイイン!(兼続:ライフ0で敗北)

「ぐあああああーーっ!!」

うわーなんつー無残な敗北!最後まで徹底的にナメられ続けてパーフェクト負けする兼続!
いやはや蘭丸は相当なドSですね…ひと思いにトドメを刺すよりも
ひたすらに嬲りまくって相手が苦しんでるのを見るのが楽しいとか、どういう趣味してんだよ!
ともかく、これでもう兼続は完膚なきまでの敗北を喫してしまったわけですが…

「これでさすがに理解できたでしょう?
 君は弱く愚かで、口にする愛とはあまりに無力だということが」

「あ…あぐ…」

「たかだかムサシの平穏のことしか頭にない時点で、
 君も目先のバトルに囚われたバトラー達と大差ないんですよ。
 ただの雑魚だ」

「!!!」

もうやめてぇ!とっくに兼続のライフは0よ!!
うわあああ!終わらねー!!負けた後もまだ蘭丸の言葉責めが終わらねー!!
「ただの雑魚」とまで言い切られちゃって、もうこんなん兼続二度と立ち直れねえよ!
まあ本当のことだからしょうがないんだけど…(えー

それにしても、この兼続がヒザをついて自信を完全に粉砕されるシーン、やっぱりるろうに剣心で言うところの
雷十太を思い出してしまうのは俺だけでしょうか(えー  
やべえよ兼続のポジションが完全に雷十太になってるよ!

(C)和月伸宏/集英社

「フフフ…君達のリーダーはこの有様だ。
 これから君達には僕の指示に従ってもらいますよ?いいですね」

「う…うう…」

そんなわけで、徹底的に叩き潰されて再起不能になってしまった兼続。すると蘭丸は、
試合を見守っていた兼続の舎弟たちに対して、自分の傘下に入るように命令を始めました
兼続のみじめすぎる敗北を目にして号泣していた舎弟たちは、こうなると嫌とは言えずに蘭丸の配下となることに…

「全員そこまでぇ!これよりお前達のデッキを回収する!」

「えぇっ!?」

「今後お前達は、全員このデッキを使ってバトルしろっキー!!」

「そ、そんなバカな!?」

「これは兼続様のご命令だ!お前ら兼続様に逆らうつもりか!?」

そして蘭丸の配下である日光猿軍団に組み込まれてしまった兼続のグループは、あちこちのバトル場を荒らして
一般人たちのデッキを取り上げ、猿軍団のデッキしか使うことを許さないという横暴を始めてしまいました
蘭丸の指示でやってることは明らかですが、それにしてもまだ兼続の名前を使って一般人たちを押さえつける気なんですね

兼続はもう幸村に負けたわけだから、今では一般人への影響度もそこまでじゃないと思いますが…
まあでも完全には支配できなくても、汚れ役の悪名を兼続に押し付けて、
搾り取れるところまでとことん搾り取るって考えなんでしょうかね、兼続ホンマにボロボロやな!

・バトスピ烈火伝の蘭丸が強いし怖いし冷酷……いい悪役っぷり。兼続相手にライフを一つも削らせることなく
 一気に兼続の5つのライフを破壊して勝利、今までのバトスピシリーズでもここまでの完全勝利は珍しい
 しかも兼続の名前を語っての恐怖政治を始めるという徹底ぶり&兼続のバトスピ愛を完全否定……蘭丸マジ恐ろしや。

・大志さんが兼続いじめ過ぎるから、何の罪もない子ども達まで泣く展開になってしまったじゃないですかー
 でも烈火伝一気に物語が動き始めた感じがしますね、気のせいで終わる可能性もありますけど

いやー今回はとにかく蘭丸のドSぶりと、兼続の徹底的な大敗北っぷりが凄かったですね
兼続に関しては俺も今までさんざんボンクラとか言ってきましたが、
それを全部ダイレクトに蘭丸が今回ぶつけまくったので、見てて仰天してしまいました

これってやっぱり、スタッフとしては全部折り込み済みの展開だったってことなのかなあ
兼続がボンクラに見えていたのは、ここで蘭丸が思いっきりそれを指摘するための伏線だったという。
だとしたら一本取られたって感じですね、やっぱバトスピの展開といえばブレイヴの頃の
とても子供向けアニメとは思えないドSな展開が印象深いので、今回はそれが久々に発揮されたって感じで正直面白かったなー

・兼続惨敗からのデッキコマーシャル&プレゼントで腹筋崩壊してしまいました…
 スタジアムを各属性のS級とその取り巻きが占拠していた状態を嘆く兼続の言い分もわからなくもないだけに不憫でもある

あとこのコメントの人も言ってますが、これだけ兼続がメッタクソにボロ負けした直後に
兼続デッキのCM流れたのが面白すぎましたよね
「愛なき力は無に等しい!強さとはすなわち愛!俺のソウルデッキ発売中!!」
って
無に等しいくらい弱いのはお前じゃねーか!っていうね(えー
あまりにも皮肉すぎて爆笑してしまいました、なんて予想外な展開だよこれは
こんなのもう兼続のデッキ買うやつ誰もいねーよマジで!まったくムチャクチャするぜバトスピスタッフは…
そこが面白いんですけどね、次回に続く!


■バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル) 第18話「環奈と幸村」

 

(フフフ…宝緑院兼続、役立たずの君に代わって、この町は僕が統治してあげますよ。
 もっとも君が掲げた理想とは少し違うかもしれませんがね?あははははっ…)

さて前回、兼続を完膚なきまでに叩きのめして、兼続の勢力を吸収してしまった蘭丸ですが、
今回はいよいよ支配者としての野心を剥き出しにして動き出したようです。
それにしても、前回もさんざんな言葉責めをしていた蘭丸ですが、今回もしょっぱなから兼続=役立たずと言い切ったり
その兼続をなんか牢屋みたいなところにブチ込んだりして、さすがのドSっぷりですね。蘭丸さんマジ容赦なさすぎっすよ!

「はあ…はあ…!ゆ、幸村さぁーん!!」

「ん…?」

「お、お願いだ幸村さん…俺たちを助けてくれ!もう幸村さんに頼るしかないんだ…」

そんな中、2人の少年が必死な様子で、幸村のところへ助けを求めにやってきました。
どうやらこの2人、兼続の町からやっとのことで逃げ出してきたみたいですね。
なるほど幸村と兼続は、住んでる町が違ってて兼続の町だけが蘭丸に支配されてしまったというわけか…
実際、幸村はまだ兼続の町で起こっている惨状のことを知らなかったようですね

「なんだって!?兼続がそんなことを!?」

「ひでえ…!デッキを取り上げた上に、言うことを聞かない奴には
 バトスピをさせないなんて!みんなが楽しく自由にバトスピをするのが、
 あいつの愛じゃなかったのかよ!」

「見損なったぜ兼続…!こうなったらもう一度あいつとバトルして、
 兼続からみんなを解放してやるぜ!!」

ってアレー!?全部兼続のせいですかー!?
そ、そんな!2人の少年から事情を聞かされる幸村ですが、蘭丸が常に「これもすべて兼続さまのご命令です」
言いながら悪事を働いているせいで、これも全部兼続のせいだと少年たちはすっかり誤解しているようです



そんなわけで幸村も、「見損なったぜ兼続!もう一度あいつをボコボコにして
みんなを解放してやるぜ!」
と、諸悪の根源である兼続をボコろうと…
もうやめて!とっくに兼続のライフはゼロよ!(えー

「それでこそ幸村、拙者と出会った時のことを思い出すでごじゃるな!」

「え、出会った時のこと?」

「うむ、あれは3Dバトルシステムが誕生し、
 全国がバトスピブームに湧き始めた頃のこと…」

と、そんな中でごじゃるが突然、「幸村と出会った時のことを思い出す」と昔語りを始めました
なんだか唐突な過去語りですが、でもごじゃると幸村の出会いには前からすごく興味あったので
ここでそれが聞けるとなるとワクワクしますね

(3Dバトルか…でも俺には関係ないな…)

そしてこれが当時の幸村の様子です。3Dバトルっていうのはあれですね、スタジアムで立体映像を使って戦う派手なバトルのことで、
それが普及するまでは、現実のようにテーブルの上で地味なバトルしかできなかったってことのようです
それだけ派手なバトルが普及し始めたわけですが…しかしこの時の幸村は、
ノブ兄が失踪した直後でバトルへの熱意を失ってしまっている時期…
せっかくの3Dバトルもまったくやらずに、バトスピから離れようとしていたようです

「うん…?な、なんだこれ?」

「お主のターンでごじゃる!ここを通りたくば、次のターンで
 相手のライフを全て奪ってみせよ!」

「はぁ…?くだらねえ、俺はもうバトスピはやめたんだ」

「えっ…?な、ならんなら〜ん!とりあえず試しにやってみるでごじゃるよ!
 やらねば意地でもここは通さんでごじゃる〜!!」

「えぇ…?」

って、そんな幸村が町をぶらぶらしていると、なぜかそこには路地にテーブルを置いて待ち構えているごじゃるの姿が!
これが2人の初めての出会いなのか…ごじゃるはどうやら通行人を捕まえて、「あと1ターンで相手を倒すにはどうしたらいいか」という
謎かけをしていたようですね。ははあこれは、詰め将棋ならぬ詰めバトスピというやつか。
そんなのは無視して道を通りたい幸村ですが、ごじゃるがあんまりしつこいので、この詰めバトスピに渋々付き合うことに…

「ふう…大提督クラウディウスを召喚、牙王ケルベロードをブレイヴして連続アタックを仕掛ければ、
 ネクサス”開かれた岩扉”の効果で相手はブロックできない。
 さらにクラウディウスの”強襲”を発揮させれば決まりだろ」

「おおっ!?大正解でごじゃる〜!拙者が練りに練った詰めバトルを
 こうも簡単に解くとは!ついに見つけたでごじゃるぞ皆の者〜!!」

わらわらわらわら

「うわっ!?な、なんだぁ!?」

って、そんな詰めバトルをいともあっさり解いてしまった幸村ですが、その瞬間に周囲から大勢の少年たちが飛び出してきて
幸村のことを縄でふんじばってしまうことに!お、お前らなんてことを!有無を言わさずこんなことをするとは
幸村を緊縛してこの人数でレイプするつもりですか!?(えー
まったくこんな人数の相手をしなきゃいけないなんて、幸村のケツはどうなってしまうのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「先ほどは失礼した…さぞや名のあるバトラーとお見受けしたでごじゃる、
 その腕を見込んでお主に頼みがある!」

「え?」

「拙者たちの住む田舎町につい最近、バトルスタジアムが出来たのでごじゃるが…
 その噂を聞きつけて、最近乱暴な連中がやってきたのでごじゃる」

ところが、縄で縛った幸村をどうするのかと思ったら、突然土下座して頼み事を始めたごじゃる達。
話を聞いてみれば、どうやらごじゃる達のバトルスタジアムに乱暴者のバトラーが入り浸るようになり、
そいつらのせいでごじゃる達はひどく迷惑しているという…要するにそいつらをバトルで倒して欲しいということか

それは分かったんですが、そんな風に土下座して頼み事をするなら
幸村をわざわざ縄で縛る必要なかったよね(えー
縛る前に土下座すれば良かったじゃないですか!なんでわざわざ自分たちのイメージを悪くするようなことを!

「お主を試すような真似をしたのは謝る…だが拙者たちには
 こうするしかないのでごじゃる!」

「お願いだ、町のみんなのために力皇を倒してくれよ!」

「そういうことだったのか…でもさっきの詰めバトルはお前が作ったんだろ?
 あれだけバトスピを知ってるなら、お前が自分で戦えばいいじゃないか」

「うっ…そ、それは…」

ふむ、どうやらその乱暴者の名前は力皇っていうようですね。なかなか強そうなネーミングじゃないですか
しかしそいつと戦う前に幸村は、なぜごじゃるが自分で戦わないのかということが気になっているようです
それは確かに俺も気になりますねえ、ごじゃるはバトスピの知識はあるのに自分でバトルしたことが全然ないので、
それは一体どういうわけなのか…

「ア、アア、アタックステップ!の前に…ド、ドローステップ!
 あ、ああ行けば相手がこう来るから、ここでネクサスを…
 ああっ、でもでもフラッシュタイミングの危険を考えると…
 ご、ごじゃるで…ごじゃるでごじゃるでごじゃるでごじゃる〜〜!!」

ゲー!?しかし実際にバトルをやらせてみると、すぐに頭がオーバーヒートしてしまって
1ターンすらまともに進められないごじゃる!なんだこりゃ、極度のあがり症なのか!?
少年たちの説明によると、あらゆる可能性を考えすぎて頭がパンクするってことのようですが…まあどっちにしろ
「頭がフットーしそうだよおっ!!」ってなっちゃって、まともにバトルできないわけですな…(えー



「ど、どうやら拙者はバトラーには向いてないようでごじゃる…
 でもバトスピを愛する気持ちは、どのバトラーにも引けを取らないでごじゃるよ!」

(はは…バトスピにはこんな奴もいるのか)

「力皇に歯が立たぬ悔しさも、この者達と同じでごじゃる。だから…」

「分かったよ、強いからって勝手なことをする奴は、俺も大嫌いだ!
 お前達の町に案内してくれ!」

ともかく、そんな風に「無力ながらもバトスピが好き」というごじゃるの姿を見て、幸村もついに力皇と戦う気になったようです。
それにしても、幸村のこの「強いからって勝手なことをする奴は大嫌いだ」という一言には、
俺もかなり共感するものがありますね。何しろ最近、他のアニメでそれを実感したばかりなので…
そう、破壊神ビルスとか、破壊神ビルスとか、あと破壊神ビルスとか…(えー

「おおおおお!燃えろ俺の魂!燃えろサムライドラゴン!!」

「そ、そんな…そんなバカなぁ!?」

バッキイイイイイン!!(力皇:ライフ0で敗北)

「うんぎゃああああああ〜〜!!」

そんなわけで力皇に戦いを挑んだ幸村ですが、力皇弱すぎんよぉ!?
ゲェー!?なんとソウルドラゴンを出すまでもなく、サムライドラゴンだけで簡単にカタが付いてしまいました
力皇って名前からして、もうちょっと歯ごたえのある奴かと思ってましたが、見た目から何から完全にただの小者じゃねーか!

「さあ約束だ、このスタジアムはみんなに返してもらうぞ」

「ふ、ふざけんなぁ!今のはマグレだぁ!
 A級バトラーの俺様が本気を出しゃ、テメーなんかなぁ!」

「何度やっても同じでごじゃるよ。
 この者の名は烈火幸村、天下御免のS級バトラーでごじゃる」

「エ…S級バトラーだとぉ!?な、なんて奴を連れてきやがったんだ!?
 ち…ちっきしょ〜!!覚えてやがれ〜っ!!」

さらに負けた後も見苦しくゴネていた力皇ですが、幸村がS級バトラーだと聞かされた途端
「ちきしょ〜!!覚えてやがれ〜!!」と脱兎のごとく逃げ出してしまいました
本当に絵に描いたような小者だなお前は!(えー
そんなセリフ言うやつ最近めったにおらんぞ!超スーパーお約束な感じのやられ役でしたね力皇

「お前、なんで俺のことを…」

「バトルを見れば分かるでごじゃるよ、拙者の頭の中には全公式大会の記録と
 出場バトラーの特徴が残らず入っているのでごじゃるからな」

「そうなのか、お前すごいな…」

と、今まで名乗っていなかったのに、素性をごじゃるに見破られたことについて質問する幸村。
それについては、過去に開催された公式大会の記録を、ごじゃるが全部覚えていたからってことのようですね
幸村はこの時すでにバトスピチャンピオンシップっていう全国大会に出て、優勝した実績がありますから…
ごじゃるは幸村のバトルを見て初めて、その正体に気がついたみたいですね

「お主こそどうして、これほどの力がありながらバトスピをやめたなどと…」

「…それは…」

「…そういうことでごじゃったか…」

「俺には分からないんだ…ノブ兄がどうして突然、俺の前から消えちまったのか…」

そして幸村がバトスピをやめた理由について、詳しい事情を聞くことになったごじゃる。
他の少年たちがこの場にいないところを見ると、幸村がごじゃるに心を許したシーンっていうのがここなんでしょうね
今回幸村は、ごじゃるのバトスピ愛と知識に感銘を受けていたので、特別な仲間として感じ始めるようになったということか

「だが、目の前から消えようと、その者は必ずどこかでお主を見ているはず」

「え?」

「もしかすると、この戦乱の世でお主が結果を出すのを待っているかもしれないでごじゃる。
 真に最強の座を賭けるにふさわしい舞台で戦うために」

「ノブ兄が…ふさわしい舞台で…?」

「お主が本気でバトスピの頂上を目指すなら…
 及ばずながら、拙者も力を貸すでごじゃる!」

そしてノブ兄が失踪したことについても、いつか幸村と最強の座を賭けて戦うためだと仮説を立てたごじゃる。
それはすなわち、バトスピの天下を幸村と争うためってことですよね。それで幸村はバトスピの天下を取るって言い始めたわけか
そしてごじゃるは、幸村を天下へ導くためなら協力を惜しまないと…
なるほどこうしてカップル成立したってわけか…(えー

だ、だってこのシーンとか見てても、花畑の中で恋人たちの語らいって感じがするじゃないですか!
わざわざこんなロマンチックなシーンに仕上げたということは、スタッフにもその気があるとみたね
「幸村!もう離れない!拙者はお主だけのものでごじゃる!」とかそんな感じで(えー
まあともかく、幸村のヒロインはごじゃると思っている俺にはなかなかの良回でした。次回に続く!


■バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル) 第19話「三戦士、集結!」

 

「今度の戦いも避けては通れないようだ…」

「だが幸村、相手は兼続だけではない。あちらには紫鬼神蘭丸と真白藤吉郎もいるでごじゃる」

「そうか…俺にも一緒に戦ってくれる仲間が必要だな」

さて前回、隣町で兼続が悪の限りを尽くしているとの話を聞き、「マジかよ兼続最低だな」
兼続をボコる決意を固めた幸村。しかし相手は悪の帝王・兼続だけではなく、手下その1・蘭丸手下その2・藤吉郎
いるということで、幸村もまずは2人の仲間を集めることから始めることにしたようです。そして最初に声をかけたのは…



「俺に一緒に戦ってくれってか?チッ、新デッキの相手になれだの仲間になれだの…
 テメェは俺をなんだと思ってやがんだ、あぁ?」

当然ながら利家ですよね、幸村が最も信頼しているバトラーですから当然でしょう
しかしこのところ便利役として使いすぎたせいか、「勝手なことばっか言ってんじゃねーぞ」
利家はあんまり乗り気ではないようで…

「西ムサシを救うためなんだ、頼む!」

「…」

「やってやりましょうよトシさん!あいつらにはスタジアムを乗っ取られた恨みもあるッス!
 この際兼続と決着をつけてやりましょうぜ!」

「チッ…」



って、そんな気分が乗らない利家に対して、ぜひやりましょうと背中を押し始めた舎弟たち。
そのおかげで、渋々ながらも利家は仲間になってくれることに…
いやあ意外とこの舎弟たちもなかなか役に立ちますね、この間の兼続戦でもバトルのセッティングに一役買ってくれたし。
最初の頃はこいつらって役に立たないクズどもかと思ってましたが、話が進むにつれて良い面が見えてきたなー

「だが1つだけ条件がある。兼続を殺るのは俺だ。いいな!」

「トシ…ああ、約束するぜ!」

そんなわけで仲間になった利家ですが、兼続だけは殺さないと気が済まないようです(えー
やはり自分のスタジアムを乗っ取るなどとナメた真似をしてくれた以上、
その落とし前はきっちりつけないと気が済まないということか。兼続マジで逃げ場なさすぎる…

「探したぜ早雲!」

「幸村…?」

そして利家を仲間にした幸村が、次に勧誘した相手は早雲ちゃんでした。まあ確かにこの人しかいないでしょうね
さっそく兼続・蘭丸・サルという悪の三人衆を一緒に倒そうと、話を持ちかける幸村ですが…

「…蘭丸という男なら知っている。この地にも藤吉郎を引き連れて乗り込んできた…」

「なんだって!?」

「兼続に負けたけじめをつけろとか言って、俺たちをスタジアムから追い出しやがったんだ!」

「自分もあの時の屈辱を晴らしたい気持ちはある…!」



って、蘭丸とサルの名前を出した途端、「私もあいつらにボコボコにされたわ…」と語り始めた早雲ちゃん。
そういえばそんなことありましたね、早雲ちゃんはサルにまったく手も足も出ないままメッタクソにやられて…
…って、ちょっと待ってくださいよ、この仲間を集めてるのって、兼続・蘭丸・サルを倒せる奴を探してるんですよね?

早雲ちゃんって、この間サルと戦った時にまるっきり歯が立たずにボロ負けしたので、
サル相手に戦っても確実に負けますよね?
となると兼続と戦ったらどうか…しかし早雲ちゃんは、兼続ともこの間戦いましたが
「俺とお前では格が違う!」って言われながらボコボコにやられましたよね?
じゃ、じゃあ蘭丸と戦ったらどうか…しかし蘭丸の強さはあの兼続をはるかに上回るはずなので
兼続にすら負けた早雲ちゃんではメッタクソのボロクソにされて負けますよね?

ダ…ダメじゃんこれ!早雲ちゃんが勝てる相手が1人もいねーよ!!(えー
あかんわこの勧誘!早雲ちゃんを仲間にしてもまるで意味ないわ!まだ利家が2戦とかした方がマシやで!

なにせ利家は、以前サルと戦ってちゃんと勝った実績がありますからね
今回もその調子でサルを片付けてもらって、あとは「兼続は俺が殺る」と宣言した通り
落ち目の兼続を料理してくれれば、幸村が蘭丸と一騎打ちすれば済むという話ですよ
なんてこった、これはもう早雲ちゃんを仲間にするってことはぜんぜん必要なかったんや…(えー



「だが…どうしても腑に落ちないのだ」

「腑に落ちない?」

「信じた道は違えど、兼続も己の道を極めんとしていたことは事実…
 その兼続が、いざ念願を果たそうという時に、どこの誰とも知れぬ者の手を借りるだろうか?」

そんなわけでいらない子と化してしまった早雲ちゃんですが、どうやら本人からしていまいち戦う気がないようです
というのも、ムサシ統一という念願を果たす寸前だった兼続が、わざわざ他人の手を借りるわけがないと…
なるほど兼続が他人の手を借りるわけ…いや、そこに関しては借りちゃったんですけどね(えー

いやマジで、何しろ兼続が幸村に勝って最強となったあの時、いよいよムサシ統一の念願が叶おうとしたわけですが
そこへ蘭丸やサルがやってきて「僕たちもあなたの力になりたいんです」って言い出したわけですよね。
あのとき兼続がなんて言ったかというと、「いいだろう!お前達の働き見せてもらおう!!」って
ノリノリで手を借りちゃったわけですよ

めっちゃ手を借りてるやんこれ!借りてるわー!どう考えても自分の意志で手を借りてるわ!
早雲ちゃんは考え過ぎなんやな…あんたが思ってるよりずっと兼続って男はお調子者なんですよ!
さらに言うならあんたが思ってるほど兼続は賢くないし強くないんですよ!(えー

「ましてやムサシの平穏を理想に掲げていた男が、バトラー達を意のままにしようと無法を働くなどと…
 それがどうしても腑に落ちん…兼続の真意が掴み切れない以上、自分は手を貸す気にはなれない…」

「フン、そうやってまた逃げるつもりかよ」

「何!?」

「なんのことはねえ、お前はどうやっても勝てねえ兼続の前から逃げ出したんだ」

「違う!すべては兼続を超えるためだ、そのために自分はデッキ破壊を極めた!」

「そのデッキ破壊だって兼続には通じなかったじゃねえか」

「くっ…」

 

ううむ、ともかく兼続とは戦いたくないと語る早雲ちゃんですが、それについて利家からキツイ突っ込みが!
逃げ出したとかなんとかえらい言われようですが、結局のところ言い返せなくて「くっ…」ってなる早雲ちゃんが面白すぎますね
「兼続に勝てないから逃げてるんだよね?」
「違うもん!兼続に勝つためにデッキ破壊の練習したんだもん!(涙目)」
「でもそのデッキ破壊って通用しなかったよね?」
「くっ…(涙目)」
って感じで言い負かされる早雲ちゃんがほんと面白いなぁ(えー

なんにしろ、仲間になるどころか言い合いの末に睨み合いを始めてしまった利家&早雲ちゃん。
これは誰かが仲裁に入らないとまずそうな雰囲気ですが…

「ドーモ、ユキムラ=サン。ニンジャスレイヤーです」

ってここでお前が来んのかよ!!ゲエエエエーー!?なんといつぞやのニンジャスレイヤーが
このタイミングでいきなり登場!そういえばこんな奴いたっけなあ、突然なにしに来たんだろう
と、思っていたら「実は兼続は蘭丸に利用されてて、今は牢屋の中にブチ込まれてるんすよー」と語り始めたニンジャスレイヤー。
マジかよわざわざそれを教えに来たということは、蘭丸を倒すという目的はこいつも同じなのか?
それだったら早雲ちゃんよりこいつを勧誘した方がまだマシな気が…(えー

「今の話が真実なら…」

「ここを襲ったのも、兼続の意思ではなかったのか…」

「フン…これでお前が俺たちの誘いを断る理由もなくなったな」

「あ…」

「そうだぜ!蘭丸たちを倒して西ムサシを開放すれば、兼続たちの誤解を解くことにもなる!
 力を貸してくれ、早雲!」

って、悪行の数々を行ったのは兼続の仕業ではないと聞いて、思わずほっと胸をなで下ろす早雲ちゃん。
なにげにめっちゃ兼続意識してるじゃないですか!さらに幸村も兼続の誤解を解くことをエサに早雲ちゃんを誘ってるし
そういえばさっき兼続を超えることが早雲ちゃんのすべてってセリフもあったりで…
どんだけ兼続が好きなんですか早雲ちゃん!?(えー

「分かった…いいだろう。ただし条件がある!
 いま自分が一番戦いたいのは…お前だ烈火幸村!」

「えっ!?」

「頂上決戦では兼続に阻まれ叶わなかったが…
 お前とのバトル、今ここで正式に申し込む!
 聞けばお前もソウルバーストを手に入れたとのこと…
 今一度ここで戦い、お前が力を貸すにふさわしい男かどうか確かめさせてもらう!」

って、ようやく説得に応じたかと思ったら、その前に幸村の力を確かめるとかなんとか言い出した早雲ちゃん!
なんでそうなんねん!?そもそも早雲ちゃんは、ソウルバーストを手に入れる前の幸村にすら負けているので
それを手に入れてレベルアップした今の幸村と戦ってもボロ負けする未来しか見えないんですがそれは…(えー



「自分のターン!ネクサス”千間観音堂”を配置!そして…
 今こそ出でよ大海の王!聖なる蒼き御名の下に、
 天地万物森羅万象、一切合切飲み尽くせ!!
 蒼海明王降臨!!」

「ま、まずいぜ、まだバトルは始まったばっかりだってのに、
 千間観音堂に蒼海明王まで揃っちまった!」

ともかく2人のバトルが始まったわけですが、相変わらずスタート直後だけはやたら調子がいい早雲ちゃん。
あっという間に主力カードの蒼海明王と千間観音堂を揃えて、デッキ破壊の準備を整えてしまいました
幸村はまだソウルドラゴンもムラマサドラゴンも出せていないわけですが…

「食らえ幸村!蒼海明王でアタック!
 蒼海明王のアタック時効果発揮、相手のデッキを上から7枚破棄!」

バシバシバシバシバシバシバシ!!

「千間観音堂の効果発揮!さらにデッキ5枚を破棄!」

バシバシバシバシバシ!!

「蒼海明王の効果発揮!ソウルコアをトラッシュに置くことでデッキを7枚破棄だ!」

バシバシバシバシバシバシバシ!!

「ぐっ…!」

「ターンエンド…これで貴様は首まで水に浸かった!」

さあそして、いつものコンボで相手のデッキを景気よく吹っ飛ばしていく早雲ちゃん。
この19枚破棄コンボを使って「貴様は首まで水に浸かった!」って言うまでが早雲ちゃんのテンプレですよね
問題はこれやった後にどうやっても勝てないってことなんですが…(えー
ここからさらに決め手になるような何かがないと、また負けちゃいますよ早雲ちゃん!



「さすがだぜ早雲、だが俺だってこのままやられるわけにはいかない!
 行くぜ!剣武龍ムラマサドラゴンを召喚!」

「ムラマサドラゴンだと!?」

「ムラマサドラゴンのアタック時効果発揮!
 相手スピリットを1体指定し、そのスピリットにアタックできる!」

「なに!?」

と、ここでムラマサドラゴンを召喚し、反撃体勢を整え始めた幸村。
それとムラマサドラゴンは指定アタックの効果を持ってたんですね
指定アタックと言えばダンさんが最も愛用してた効果なので、出てくるとなんだか感慨深いものがあるなあ

「それだけじゃないぜ!唸れ!叫べ!炎の龍よ!
 全てを斬り裂く刃となれ!ソウルバースト発動!」

「来たか…!」

「ソウルバーストの効果で、ムラマサドラゴンのBP+10000!
 さらに炎龍刀オニマルを召喚し、ムラマサドラゴンにブレイヴ!!」

「ビ…BP21000だと!?」

「これが俺のソウルバーストだ…!蒼海明王へ指定アタック!」

ボッガアアアアン!!

「くっ…蒼海明王がっ…!」

さらにここでソウルバーストを発動し、ムラマサドラゴンを一気にパワーアップさせた幸村!
蒼海明王を遥かに上回るBP21000まで強化し、たやすく蒼海明王を撃破してしまいました
こうなると辛いのは早雲ちゃんですな…早雲ちゃんのデッキ破壊は、常に蒼海明王を起点にして行ってる感じだからなー

「ターンエンド」

「す、すげえ…なんてパワーだ…!」

「だ、だが…まだ負けたわけではない!
 ここで奴のデッキをすべて破壊すればっ…!ドローステップ!(しゅぴっ)
 …くっ…ターンエンドだ…」

「どうやら…肝心なところで運に見放されちまったみてえだな」

あーやっぱり!蒼海明王を倒された今、1枚も相手のデッキを破壊できなくなってターンを終えるハメになる早雲ちゃん!
この無意味に消費した1ターンはあまりにでかいで!ここが勝負どころって時に、何もできずにターンを終えてしまうとは…
利家も言ってますが、早雲ちゃんはスタート直後で運を使いすぎて終盤で息切れするって
感じがありますよね(えー  典型的な先行逃げ切りタイプのバトラーっていうか…

「早雲、力を貸すに相応しいかどうか…お前には俺の全力を見てもらうぜ!
 戦国龍ソウルドラゴンを召喚!!
 さらに炎龍刀オニマルを、ムラマサドラゴンからソウルドラゴンへブレイヴ!!」

「こ、今度はソウルドラゴンがブレイヴした!?」

「ソウルドラゴンでアタック!アタック時効果”連刃”発揮!!」

ドッガガアアアアン!!(早雲ちゃん:残りライフ2)

そんなわけで、早雲ちゃんがもたもたしている間に、ソウルドラゴンを召喚していよいよ主力を揃えていく幸村!
ソウルドラゴンの効果”連刃”というのは、相手のブロッカー2体とライフ2つを一度に粉砕する効果のことです
これによって、早雲ちゃんのブロッカーとライフは一気に削られてしまい…

「くっ…!だがこちらにはまだ2体のブロッカーと、2つのライフがある!
 貴様には自分を攻め切れない!このターンさえ凌げば勝機はある!」

「いいや、お前に次のターンはない」

「!?」

「炎龍刀オニマルのブレイヴ時効果発揮!
 トラッシュにあるソウルコアを戻すことで、ソウルドラゴンが回復する!」

「な、なんだと!?バカな…!」

「燃えろ俺の魂!燃えろソウルドラゴン!
 アタック時効果”連刃”発揮!!これが俺の全力だ!!」


ドッガガアアアアン!!(早雲ちゃん:ライフ0で敗北)

やっぱ早雲ちゃん負けたー!!ダメだこりゃー!!
オニマルの効果を使った連続アタックで、ソウルドラゴンの連刃が発動しまくって
みるみるうちにライフを全部削られてしまった早雲ちゃん!やっぱり今日も負けてしまうんやな…
早雲ちゃんなにげに幸村に敗北、兼続に敗北、サルに敗北、また幸村に敗北って泥沼4連敗なんやな…(えー

「くっ…」

「早雲、大丈夫か!?」

「…お前の全力、確かに受け止めた…自分で良ければ力になろう。だが…少し…時間をくれ…」

「ひ、姫、どこへ!?」

「来るなァ!!すまない…今は一人にしてくれ…」

(何が幸村の力を見極めるだ…ただ自分の無力さを見せつけられただけじゃないか…
 兼続にも負け…藤吉郎にも負け…今また幸村にも敗れた…このままでは、ただの足手まといだ…)

ってぶふー!?今回もまた負けてしまった早雲ちゃんですが、なんと泥沼4連敗のショックで失踪してしまう結果に!
マジかよ早雲ちゃん!あいつに負けてこいつに負けてって、ちゃんと4連敗の自覚あったんですね!(えー
今回のバトルにしても、「力を見極めるどころかマジ自分弱かった」とか「このままでは単なる足手まとい」とか
マジでその通りなので笑ってしまいます(えー
兼続vs蘭丸の時もそうでしたが、このアニメってキャラクターのダメダメな部分を言い当てるのが本当に的確なので
そこが見ててすごく面白い部分ですね。てなわけで自分のダメさを自覚した早雲ちゃんですが、
ここから這い上がることができるのか?次回に続く!


■バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル) 第20話「反撃の狼煙!」

 

「あれから2日かぁ…戻ってこないな早雲…こうしてる間にも西ムサシは…」

「いつ戻るかも分からねぇ奴をこれ以上待ってても仕方ねえ。行こうぜ幸村」

「トシ…」

「敵は藤吉郎と蘭丸の2人だと分かったんだ、俺とお前の2人がいれば十分だろうが」

さて今回のバトスピですが…ってええ!?いきなり冒頭の幸村&利家の会話で
「早雲はもう無視でいいよね」と置いてかれる早雲ちゃん!そ、そんなー!
なんてこった、前回幸村に負けたショックで放浪の旅に出た早雲ちゃんですが、結局あのまま合流できずに蚊帳の外に!?

いやまあ、利家の言うことにも一理あるんですけどね、そもそも早雲ちゃんを勧誘していたのは
敵のメンバーが兼続・蘭丸・サルの3人だと思っていたからで…でも前回、兼続は敵じゃないと分かったので、
倒すべきは蘭丸とサルの2人となり、もう早雲ちゃんを勧誘する必要がなくなったんですよね

それに蘭丸とサルが相手となると、早雲ちゃんではどっちと戦っても勝てないので
今やもう早雲ちゃんを仲間にする必要がどこにもないんやな…(えー  早雲ちゃんはもうあのまま放浪しててもらうしか…

「紫鬼神蘭丸に伝えろ!俺達と勝負だ!
 俺達が勝ったら、この西ムサシを解放してもらう!」

「な、なんだとぉ!?」

「ついでに兼続も返してもらうぜ」

そんなわけで、「早雲は置いてきた、ハッキリ言ってこの戦いにはついてこれそうもない」
マジに早雲ちゃんのことは放置して敵の本拠地へと乗り込んだ幸村たち。早雲ちゃんダメだったー!!
そして手近にいた雑魚どもに蘭丸を出せと言いますが、
「ついでに兼続も返しといて」ってついで扱いの兼続に吹いた
兼続の扱いがこのところ面白すぎるんですけど!スタッフも兼続のネタキャラ化を狙ってやってるんだろうか

それと今回の作画監督をやってるのは、おなじみの石川てつやですよね。
ブレイヴの頃から慣れ親しんでるので、始まってすぐ分かりました。この場面の幸村の表情とかめっちゃ特徴出てますよね
この人の作画は個性強いけど、いつも質が高いから好きです。この幸村もすごいカッコいいしなー

「さあ出てこい蘭丸!」

「まさか俺たちにビビッちまったんじゃねえだろうな!」



「ウッキッキー!んなわけねーだろうがぁ!わざわざ西ムサシまでご苦労なこった!
 けどお前らなんか蘭丸さんが出るまでもないっつーの!
 俺っちがギタギタにしてやらぁ!さあどっちから遊んでくれるのかな!?」

「まずは藤吉郎が相手でごじゃるか…!」

「だったらこっちは、一度あいつに勝ってるトシで決まりだ!」

と、そんな幸村たちの前に現れたのは、ご指名の蘭丸ではなく藤吉郎の方でした
しかしこのサルも元々ターゲットの1人、それがこうして自分から出てきてくれるとは好都合です
そんなサルには迷わず利家をぶつけようとする佐助。これについては俺もまったく同感ですね
「利家はつい最近このサルに勝ったから」って前回の感想でも書いたし、まったくもって佐助の言う通りと思うわけですが…



「いいや、ここは俺が行く」

「あん?」

「ゆ、幸村が!?」

「こいつらと戦うって決めたのは俺なんだ、まずは俺が先陣を切らせてもらう!」

えー!?なんと利家の前に出て、ここは自分が先に行くと言い始めた幸村!お前が先なんかよ!
うーんまあ、幸村の実力は利家よりも上なので、ここはサルに負けるようなヘマはしないと思いますが…
でも自軍最強キャラをここで出してしまうのはもったいない気が…

「キキッ!面白いじゃ〜ん?俺っちもお前とはいつか
 バトりたいって思ってたのさぁ〜!白デッキの力を思い知らせてやるぜぇ!」

「やれるもんならな」



と、思いましたが幸村カッコいいなおい!
ペチャクチャうるさいお調子者のサルを一言で黙らせる凄みを見せつける幸村!この頼もしさはいいですねー
これはサルなんかに負ける気がしませんよ。実際にそれだけ強いと思うし、さすが主人公といったところか
ここは幸村にサルを圧倒的にぶちのめしてもらって、後の戦いに弾みをつけるというのもアリか…

「そのバトル、待ったぁぁーーっ!!」

「!?」

「なっ…早雲!」

って、お、おい!?なんとここで空気を読まずに早雲ちゃんが登場!あんた何しに来たんですか!(えー
いやいやちょっと早雲ちゃん、悪いけどあんたの出番は今日ないですから!
サルと蘭丸を倒すだけの戦いなんで、わざわざ出てこなくてもいいですから!どうぞお帰りになってください!(えー

しかしそんな早雲ちゃんの登場を見てものっそい喜んでるごじゃる。な、なぜに!?
ごじゃるはそんなに早雲ちゃんを評価していたのか!?てっきりごじゃるって冷静な軍師ポジションだから、
「このところ早雲の戦績は0勝4敗、藤吉郎にも完敗していることだし
 あやつは今回とても役に立ちそうにないでごじゃる」ぐらい考えてそうだと思ったんだが…(えー

「真白藤吉郎!貴様の相手はこの群青早雲だ!!」

「ウキ〜?」

「貴様だけはこの手で倒さねばならん!!ここは譲ってもらうぞ幸村!」

「でも早雲は確か藤吉郎に…」

ああ、やたらと威勢よくサルに向かって勝負を挑む早雲ちゃんですが
「でも早雲は確か藤吉郎に完敗したよね」と即座に突っ込まれる結果に!
ぐわー!言われちゃってますよ早雲ちゃん!痛いところをグサーと突かれちゃってて面白すぎる
やめろー!言うなー!お前らそんなこと言うんじゃないよそんな本当のことを!(えー

「あれあれ〜?いいのかな〜?浜のお姫様が俺っちの相手かい?
 もしかしてこの間どんな目に遭わされたのか、もう忘れちゃった〜?」

「忘れるものか!あの日スタジアムを追われた屈辱!
 今ここで晴らさせてもらう!!」

「分かってると思うけどぉ、お前のデッキ破壊は俺っちには通じないぜぇ〜?」

「ほざけ!今日こそはお前を沈めてみせる!海の底深くな!」

って、あ、あれ?サルからもこうして煽られまくる早雲ちゃんですが、
いつもなら「くっ…忘れるものか!」とか「くっ…ほざけ!」とか言いそうな場面で
1度もくっが出てませんよくっが!(えー  一体どうしたんすか早雲ちゃん!
早雲ちゃんと言えば、痛いところを突かれると「くっ…」とたじろいでしまうのが定番のキャラでしたが
今回はまったくそれがありませんね。まさか放浪の旅によって相当な自信を得てきたのか?
つまり今回の早雲ちゃんは、バトルの内容もいつもと一味違うということに…

「自分のターン!ネクサス”千間観音堂”を配置!そして…
 出でよ大海の王!聖なる蒼き御名の下に、
 天地万物森羅万象、一切合切飲み尽くせ!!
 蒼海明王降臨!!」

「およよ〜!?」

「アタックだ蒼海明王!蒼海明王のアタック時効果発揮、
 相手のデッキを上から7枚破棄!」

バシバシバシバシバシバシバシ!!

「ターンエンド…これでお前は腰まで水に浸かった!」

な、なんにも変わってねぇー!!(ガビーン)早雲ちゃんなんにも変わってねぇー!!
ちょっとちょっと!バトルが始まったと思ったら、相変わらず千間観音堂を配置して蒼海明王召喚、そしてデッキ破壊して
「これでお前は水に浸かった(ドヤ顔)」という最初だけは無駄に調子のいい早雲ちゃん
いつものパターンじゃないですか!あかんやんこれじゃまたみじめな敗北が待ってますよ!

「うわぁ沈むぅ〜〜ブクブク〜〜!
 なんちゃって、いい加減学習した方がいいんじゃない?
 バカの一つ覚えじゃ勝てないってさぁ!」

ぐわーサルにまで言われちゃってるよ!(えー
バカの一つ覚えだってこんなサル野郎にまで!もうちょっと知的なキャラだったらともかく
サル丸出しのこいつに言われるってダメージでかいなもう…やっぱり早雲ちゃんはサルにすら負けてしまうのか!?

「俺っちのターン!鉄砲機兵タネガシマを召喚!」

「くっ…!」

「タネガシマ…あれは…!」

「さらに機巧武者シラヌイを召喚!」

「シラヌイか…厄介な奴を出してきやがったな」

「そらそらアタックのフルコースだぁー!!」

バッキイイイン!(早雲ちゃん:残りライフ3)

「くっ…!」

バッキイイイン!(早雲ちゃん:残りライフ2)

「くっ…!」

バッキイイイン!(早雲ちゃん:残りライフ1)

「うああああ!?くっ…!」

だぁー!?そしてすぐさま反撃を仕掛けてきたサルでしたが、もうここからは
やられるたびにくっを言いまくってくっのフルコース状態に!(えー
あかんかったんや!早雲ちゃん我慢し切れなかったんや!これまでは一言も「くっ…」を言わずに強キャラアピールしてたけど
いよいよピンチとなったらメッキが剥がれてきちゃったんやな…(えー
ともかく気がつけばあっという間にライフ1。これはもう、自分のターンで一気に決めないと早雲ちゃんの敗北は必至ですが…

「…蒼海童子2体とランマーゴレムを召喚。ターンエンド」

「えっ!?な、なんでデッキ破壊をしないんだよぉ!?」

「したくとも出来ないのでごじゃるよ…鉄砲機兵タネガシマ、
 あのスピリットが場にいる限り、デッキ破壊はできないのでごじゃる」

「だ…だったらアタックだよ!デッキ破壊ができないなら、
 藤吉郎のライフを削らないと!」

「藤吉郎の場にはシラヌイもいるだろうが」

「え?」

「シラヌイは疲労状態でもブロックが出来る…
 藤吉郎のライフを削ろうにも、シラヌイに何度でも防御されてしまう」

って、この正念場というターンで何も攻撃できずにターンを終えてしまう早雲ちゃん!
お、おいー!!これって前回幸村に負けた時とおんなじ流れじゃないですか!
最初だけ調子よくて終盤になると息切れするいつもの早雲ちゃんだこれー!(えー

まるで成長していない…

(C)井上雄彦/集英社

 

これには安西先生もこの表情。しかしその一方で、早雲ちゃんを見守る幸村たちの反応はすごくいいと思いますね
何がいいって、以前に俺が言っていた驚き慌てるのはモブキャラの役、冷静な解説をするのは強キャラの役っていう
役割分担が今回もきっちりできているからですよ。

今の場面、慌ててわーわー騒いでいるのは幸村の仲間のモブ達で、
ごじゃる、利家、幸村といった強キャラは、みんな状況を的確に解説してますよね
俺が見たかったのはこれなんですよ。今回もこれがきっちり描写できてるのが良いですね

こういうシーンがあると、やっぱり幸村たちS級バトラーはモブとは違うなって実感できるじゃないですか。
最初の頃はこれが出来てなかったから、S級のSは初心者のSとか視聴者に言われたりもしてましたが
ここ最近はそんなこと言われずに済むような雰囲気作りが出来てきてるんじゃないかな

「あれあれ〜?もう諦めちゃったのかなぁ〜早雲ちゃん?
 だったら遠慮なく行っちゃうよ〜ん」

「く、来るぞ…!」

「あれ、でもこれだと…ん〜ライフを削り切るにゃスピリットが足りないか…
 ちぇ、仕方ない。ターンエンドだ」

「防御を固めたのが功を奏したでごじゃるな…」

って、このままサルのターンでぶっ潰されるかと思いきや、さっきのターンで攻撃せずにブロッカーを並べまくったおかげで
どうにか倒されずに済んだ早雲ちゃん。首の皮一枚つながったってところでしょうか、
そんなわけで運よく回ってきたもう1ターン。ここが本当に最後のチャンスとなりそうですが…



ザッパアアアアアン!!

(何をしてきたのだ自分は…全てを飲み込む海のようになりたい…
 そう思い己の道を極めてきたというのに、その果てに待っていたのは
 出口の見えぬ泥にまみれた闇だったとは…ふがいない…あまりにもふがいない…)

と、ここで唐突に早雲ちゃんの回想シーンがスタート。どうやら放浪中にどこへ行っていたかがここで描写されるようです
放浪中に早雲ちゃんが行っていたのはどこかの海辺…しかし海の波は荒れ狂い、空はドス黒い雲で覆われ
なんとも穏やかじゃない天気ですね。早雲ちゃんの心境をそのまま表したような強風ハロー注意報ってやつか(えー

ビュオオオオオ!

「あぁっ、待って〜!」

「ん…?」

「す、すみませえ〜ん!」

「あぁ、ありがとうございます!傘が海に落ちてしまったらどうしようとハラハラしたのです、
 なんとお礼を言ってよいやら…」

ってここでお前が出てくるんかい!?な、なにいー!?
なんと意外にも早雲ちゃんの前に現れたのはお市!この強風で日傘を飛ばされてしまって、
バタバタ追いかけてきたところを早雲ちゃんと出会ったようです

なんとも予想外な2人が出会ったもんですな…しかしそれはいいんですけどお市の奴、
こんな天気の悪い日になんで日傘なんか差してるんだろうか…(えー
太陽ぜんぜん出てねーぞおい!別に雨も降ってないしな…傘を使う理由ゼロだと思うんですが、よく分からない奴め



「あのう、海はお嫌いなんですか?」

「え?」

「だって、こーんな恐い顔で海を睨んでましたよ」

「あ…そうかもしれんな…深淵の果てにはただ海の底が、逃げ場のない行き止まりがあるだけだ…」

ふむ、今回が初対面の2人でしたが、傘を拾った縁で少しだけ世間話をし始めました。
やたらと思い悩んでいる早雲ちゃんは、ハタから見ても明らかに景気悪いツラをしていたようで、
お市にそのことを指摘されてしまいます。そして海が嫌いなのかという問いに対しても、
「そうっすね海とかマジでクソですわー」と自暴自棄な様子で答えることに…

「うふふ、おかしな方。海に行き止まりなんてありませんよ」

「え?」

「ほら、ご覧になってください」

「あっ…!」

とその時、振り返って見てみれば、そこにはキラキラ輝きながらどこまでも広がる水平線が!
なんてこったい海は広いな大きいな!!(えー
「海なんてしょせん行き止まりっすよ」と落ち込んでいた早雲ちゃんも、これを見てずいぶん晴れやかな気持ちになったようです

しかしそれはいいんですけど急に天気よくなったなオイ!(えー
さっきまで空いっぱいにドス黒い暗雲が広がってたじゃねーか!あれは一体どこ行った!?
うーむ、あの暗雲は早雲ちゃんが振り返るタイミングでササーッとどいてくれたんだろうか、暗雲さん空気読みすぎだろ…

「海って素敵ですよね、どこまでも青くて大きくて」

「…ああ…この広大な海を極めたなどと、なんと愚かだったんだ自分は…!」

「そうだ、これをあなたに!(スッ)傘を拾っていただいたお礼です」

「えっ…?こ、これは!?」

そんなわけで、この輝かしい海を見た早雲ちゃんは、すっかりきれいな早雲ちゃんに漂白されるのでした。
すると、それを待っていたかのようにすかさず新カードを手渡してきたお市。
おいおいまさかお前、最初からそういう考えだったのか!?早雲ちゃんに新カードを渡すために一芝居打ったってこと!?

ふむ…お市はこの間の幸村の時も、やはり新カードを幸村に渡すために芝居をしてましたからね
今回もそれと同じだったということか…お市の目的は、こんな風に各地のカードバトラーを強くすることなのか…?

「さて、それでは行きましょう勝家。あなたもご苦労さまでした」

「…」

って、その後は早雲ちゃんと別れて去って行ったお市ですが、そのとき頭上の人物に「ご苦労さま」と一言声を…
なんとそこにいたのはニンジャスレイヤー!アイエエエ!?ニンジャ!?ニンジャナンデ!?
ちょっと待てお前もしかしてお市の部下だったんかい!こいつは驚いた…まさかこの2人に繋がりがあったとは思いませんでした

ニンジャスレイヤーがお市の部下となると、なんとなくお市の目的が見えてきた気がしますね。
前回ニンジャスレイヤーは蘭丸のアジトに忍び込んで、そこで得た情報を幸村たちに教えていたわけですが…
そんなことをしていたのも恐らく、お市からの命令でそうするよう言われていたんじゃないでしょうか

なぜお市はそうまでして幸村たちを支援するのか?その理由はおそらく
魔王と化したノブ兄を止めたいからなんじゃないでしょうかね
お市といえばやはり信長の妹だし、今作でもそうだとすれば、第六天魔王を名乗って蘭丸たちを従えているノブ兄の姿が
お市には嘆かわしいんじゃないですかね。そんな闇堕ちした兄の暴走を止めるために、ノブ兄に対抗できるバトラー達を育てようと
幸村や早雲ちゃんのことを支援していると…これならわざわざ芝居てカードを渡してることも納得できますよね

「自分は海…!何事にも動じず、果てしなく広がる青き海だ!ゆくぞ藤吉郎!!」

「ウキ?」

「青き海原の底、深き眠りよりいざ解き放たれん!
 召喚!蓮華王センジュ!!」

と、ここで回想が終わり、再び藤吉郎とのバトルを再開する早雲ちゃん!そして出してきたこのカードは…
今回が初登場となる新たな切り札・蓮華王センジュ!なるほどこれがさっきお市からもらったカードというわけか
でもなんか早雲ちゃんにしては召喚セリフがちょっと短くない?(えー

「潮は満ちた!今こそ出でよ大海の王!聖なる青き御名のもとに、天地万物森羅万象、一切合切飲み尽くせ!」に比べると、
「青き海原の底、深き眠りよりいざ解き放たれん!」っていうのは、ずいぶんスッキリしちゃったなーという感が否めません
早雲ちゃんはこの2倍か3倍は喋らないとダメでしょ!(えー
無駄に長い召喚セリフこそ早雲ちゃんの真骨頂だよ!次までにもっと長いのを考えてきてくださいよ早雲ちゃん!

それと召喚する前に、「自分は海、何事にも動じずに広がる青き海だ」って早雲ちゃんが言ってますが
今回早雲ちゃんが「くっ」を我慢してたのはそういうことだったんですね(えー
「動じないから!自分は動じない海だから!」って思いながら、一生懸命くっを言うまいと我慢してたんやな早雲ちゃん…
まあさっきのターンで我慢し切れずにいっぱい言っちゃってたけど…(えー

「さらにバーストセット!」

「あ〜ん?バーストだとぉ?何考えてんだ、今さら悪あがきしてもムダムダ!」

「ならばその身で確かめるがいい!母なる海よ!大いなる海原よ!
 今こそ姿を現せ!ソウルバースト発動!!」

「ソ…ソウルバーストだって!?」

なにー!?なんとこの上さらにソウルバーストまで発動させる早雲ちゃん!
そのカードまでお市からもらってきたのかよ!
いやいやちょっと、センジュとソウルバーストを2枚セットで!?そんなにもらったの!?
いやあなにしろ、これまでソウルバーストを入手した兼続や幸村のことを思い返してみると、

兼続:起動カード(キリカゲ)はもともと持っていて、ソウルバーストだけをもらった
幸村:起動カード(ムラマサドラゴン)はもともと持っていて、ソウルバーストだけをもらった
早雲ちゃん:起動カードなんて持ってなかったので、ソウルバーストと一緒に両方もらってきた

って感じに、早雲ちゃんだけだよそんなにカードもらってきたの!(えー
どんだけめぐんでもらったんですか!まあカードをあげたお市としても、
「早雲さんの戦績は0勝4敗だから、念入りに強くしとかないとすぐ負けそうですわ」ぐらいのことは考えてたかもな…(えー

「ソウルバーストの効果で、コスト4以下の相手スピリットを破壊!」

ボッガアアアアン!!(機巧武者ザンテツを破壊)

「さらにセンジュのアタック時効果!
 コスト合計10までの相手スピリットを、好きなだけ破壊する!」

「ほげえええ!?」

ボガボッガアアアアン!!(鉄砲機兵タネガシマ、機巧武者シラヌイを破壊)

「さらにセンジュは、自分の場にあるネクサス1枚につきシンボルを1つ追加する!」

「て、てことは…トリプルシンボルゥゥゥ!?」

「青き海に沈め…!罪深き者よ!!」

「ん、んなバカなぁぁぁぁぁ!?」

バキバキバッキイイイイン!!(サル:ライフ0で敗北)

そしてセンジュとソウルバーストの効果で、一気にサルを叩きのめしてしまった早雲ちゃん!
その効果は、相手のスピリット破壊と自分のシンボル追加ですね、
破壊効果でサルのブロッカーを次々に焼き払って、場がガラ空きとなったところをトリプルシンボルでブン殴る…

いやはや恐ろしいカードです、もっとシンボルを増やしたら1撃でライフを5個全部奪うとかもできそうだな
ただ、こういう「敵スピリット破壊」とか「自分シンボル追加」の効果って、すげえ赤属性っぽくないですか!?
いやマジで、この手の効果って赤属性の専売特許な感じしませんか!?少なくとも俺はそう思うんだが…

早雲ちゃん、青属性のデッキ破壊じゃ勝てないから、赤属性のスピリット破壊とシンボル追加に手を出してしまったんやな…
海はやっぱり行き止まりだったんやな…(えー

ワアアアアアア!!

「とんでもないぜ早雲ーっ!!」

「ったく、いつの間にあんなカードを手に入れやがったんだか…」

「見せてもらったぞ早雲、お前の新しい力を!」

「自分は海…そう、海でありたい…」

そんなわけでサル相手に逆転勝利を飾った早雲ちゃんは、最後にぽつりと「海でありたい…」とつぶやくのでした
これはあれですよね、今回初めてスピリット破壊とシンボル追加を使ってみて「やっべこれマジ使えるわー」
その効果がいっぱい使える赤属性にも興味わいてきたんだけど、いやいや自分は青属性だからって言い聞かせるように
「自分は海…海でありたい…」って赤に浮気しないように我慢してるんですよね(えー

もしくは「何事にも動じない海のような人物」を目指したいという意味で、
「くっ」の数をもっと減らしたいとかそういう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!


・ソーマの親父に対しての疑問は回答者がいっぱいいるのに、柴田勝家の事教えてくれる人が未だに皆無なのに泣いた!
 なんてことだ・・・割と有名な武将だと思ってたのに・・・。簡単に説明すると、柴田勝家は織田信長の父親の代から
 織田家に仕えていた武将で、数々の戦で手柄を立て鬼柴田とか瓶割り柴田の異名を持つ程の猛将です。
 しかし、織田信長が本能寺の変で自刃したあとは秀吉との織田の後継争いに負け、
 最終的にお市の方と共に自害しました。はい、実は浅井長政と死に別れた信長の妹であるお市の再婚相手でもあります。

いやすいません、「柴田勝家に関するコメント全然きてないんすか!!」とお嘆きのようですが、
俺が単に紹介するのをサボってただけで実は色々きてたんすよ…(えー

・柴田勝家って信長亡き後、秀吉と勢力争いして負けて、奥さんのお市と心中した人ですね
 あくまで織田家家臣だったので歴史上では脇役ですが、武人として超有能だったとか
 ちなみにお市の連れ子の1人が秀吉に嫁いで秀頼を生んだ淀殿

・柴田勝家は信長の家来で、鬼柴田と呼ばれるほど武勇の優れた人物です。
 そのため四天王の一角を担っています(光秀もそのうちの一人)。
 加えて、お市の二人目の旦那さんですが、悲しいことに秀吉との戦に敗れて、
 妻と共に自刃したという結末を辿ってしまうことに・・・・

・柴田勝家かあ・・・上杉謙信を抑えるために北陸司令官におかれた優秀な武将(さすがに敗けたけど)
 有名エピソードは敵に水源を断たれた状況で、あえて残りの水瓶を叩き割っての背水の陣からの逆転勝利、
 お市の方の旦那さん、このくらい抑えてればいいんじゃないですかね

・柴田勝家はロリコンチュッチュッしながら刺殺して、腹かっ捌いて自分の腸を焼け落ちる天守閣から
 俺の死に方手本にしやがれっておサル秀吉に投げた人ですよ。
 ロリコンって表現は語弊があるので、史実では今回仕えているお市様がバツイチで娘3姉妹産んだ後に
 この勝家と再婚しているんですよ。お市様36歳、勝家60歳の時なのでロリコンじゃなくて未亡人属性ですね
 この烈火伝は微量ながら史実を抑えたキャラ造形をしてますね、カスってもいないのは幸村と早雲ちゃんぐらいですかな

こんな感じのコメントをいくつかもらったわけです。皆さん解説どうもでした
まとめると勝家は、信長の家臣として活躍した人だったけど、信長亡き後は秀吉と後継者を争って戦い、
秀吉に敗北して死んでしまった
と、そういう人だったみたいですね

さらに勝家の嫁さんはあのお市で、死ぬ時は秀吉に追い詰められて2人一緒に自害したということだから…
マジですか、そう考えるとバトスピにおいてはサル(秀吉)と一番因縁のあるキャラ達というか
もはやお市の動いてる目的としてもあのサル野郎をぶっ潰すためとも考えられるかもな…(えー

いやあだって前回のバトスピを思い出してくださいよ。あのとき早雲ちゃんは、お市から強力な新カードを2枚ももらって
デッキを強化しサルを倒したわけですが、なぜお市が見ず知らずの早雲ちゃんにそこまでしてくれたかというと
「この2枚で念入りにサルをぶち殺してこいや」と、サルへの恨みを晴らすためだったんとか…(えー
武将の背景が分かってくると、こういう妄想もはかどるようになってまた別の面白さがありますよねー


アニメ感想:バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル) 第21話「爆裂!怒りの炎!」
 

「ム、ムキー!!まさかアイツまでソウルバーストを使うとは…
 ひとまずここは立ち去るか…」

「どこへ行こうというんです?」

「ウキ!?」

「逃げることはこの僕が許しませんよ。
 あざけりと屈辱にまみれ、ブザマな姿を晒すのが敗者の定めです」

さて前回、早雲ちゃんのソウルバーストによって敗北を喫したサルでしたが
今回の冒頭では、そそくさ逃げ帰ろうとしたところを「おう逃げてんじゃねえよ。ブザマな姿さらしてろ」
蘭丸に睨まれているところでした。蘭丸のやつ味方に対してもこんな物言いなのかよ!
弱い奴には言葉責めせずにはいられない相当なドSみたいですなー

「君達も喜ぶのは、この僕を倒してからにしてもらいましょうか」

「お前が紫鬼神蘭丸か…!」

「あいつはこの俺が叩き出してやるぜ。
 俺と兼続でしのぎを削り合ってきたこのムサシを、
 これ以上ワケの分からねえ連中の勝手にはさせねえ!」

「トシ…」

「炎利家、宝緑院兼続とムサシの覇権を争ってきた男ですか」

「分かってるなら話は早え。黙ってこの西ムサシから出ていくか、
 俺に負けてブザマな姿を晒しながら出ていくか、好きな方を選びな!」

そんな蘭丸と対峙したのは利家です、どうやらこのまま2人のバトルが始まるようですが…
どう見ても利家の負けフラグビンビン丸じゃないですか!?(えー
いやだって、すでに早雲ちゃんがサル相手に1勝を挙げた以上、この戦いが3人チーム戦になることを考えたら
ここで利家が負けて1勝1敗になり、幸村が魔王信長と戦うとかそういう展開になりそうじゃないですか!?

それに何より、利家は兼続と長年戦ってきたライバル同士っていうことだから…
兼続をボロクズのように倒した蘭丸からすれば、それと同レベルの利家を倒すのも造作もないことでしょう
なんてこったい、利家は今作の中でもかなり好きなキャラなんですが、蘭丸の噛ませになるしかないのか…

「行くぜ!ヤイバードでアタックだ!!」

ボッガアアアアン!!(キャメロットナイトを破壊)

「フフ…スピリットが破壊されたことでバースト発動、”双光気弾”!
 デッキからカードを2枚ドローします」

「フン…それがどうした!サンゾック・ベアを召喚だ!
 サンゾック・ベアの召喚時効果!BP5000以下のスピリットを2体破壊する!」

ボガボッガアアアアン!!(キャメロットナイトを2体破壊)

「これはこれは…君が召喚時効果を発揮してくれたおかげで
 また僕のバーストが発動ですよ、”双翼乱舞”!
 デッキからカードを2枚ドローします」

「チッ…!またかよ!」

「さらにキャメロットナイトは、不死の効果が発揮され復活します。フフフ…
 さあどんどん攻めてきてください。攻めれば攻めるほど、
 苦しくなるのは君ですけどねえ?」

ああ、そして2人のバトルが始まりますが、ガンガン攻撃していく利家に対して
カウンターのバーストを使いみるみる自分の手札を増やしていく蘭丸!しかも倒されたスピリットは不死の効果で復活と、
これでは攻めている利家の方が不利になっていく一方です



それにしても、蘭丸が使っている双光気弾と双翼乱舞…これって両方ともバトスピ覇王でよく使われていたバーストですよね
確か双光気弾はテガマルが、双翼乱舞はハジメが愛用していたバーストでしたっけか
あと利家が使ってるサンゾック・ベアというスピリット…これも覇王でテガマルが使っていた
キンタローグ・ベアーにそっくりじゃないですか!

↑サンゾックベア

↑キンタローグベアー

何やら猛烈な覇王推しの流れを感じるぜ…単にスタッフが好きでやってるのか、
それとも覇王のカードの再販予定でもあるんでしょうか?

「どうしました?もうターンエンドですか?
 フフフ…結局ライフは1つも削れませんでしたねえ」

「チッ…!」

「なんという奴だ、あれだけの攻撃を受けながらライフを守り切ったというのか…」

「さて、そろそろ僕からも攻撃を始めるとしましょうか。
 妖術師ムメイを召喚!ムメイの召喚時効果発揮、
 疲労状態の相手スピリットを1体破壊します」

ボッガアアアアン!!(サンゾック・ベアを破壊)

「サンゾック・ベア!?」

「攻めるのが得意なのは赤属性だけじゃないんですよ…
 ストロゥ・パペットと妖術師ムメイでアタック!」

バキバッキイイイイン!!(利家:残りライフ3)

「ぐうううっ…!」

「こ、このままじゃまずいぜ!」

ああ、これまで繰り返し攻めていながら、まだ蘭丸のライフを1つも削れていない利家。
それに対して、蘭丸はいともたやすく利家のライフを奪っていってしまいます。
やはり実力の差は明白というやつでしょうか、兼続の時のように利家もまたなぶり殺しに…

「フフフ…愚かな人だ、考えもなしに攻めてばかりだからこういうことになるんですよ。
 ストロゥ・パペット、もう1つライフを削ってやりなさい」

「ヘッ…!バカ言ってんじゃねえ!愚か者はテメェの方だぜ!
 マジック”火炎之咆哮”!!こいつはBP3000以下の相手スピリットを
 すべて破壊する!!」

「なっ…」

ズドドドドドド!!

「おおーっ!蘭丸のストロゥ・パペットが一気に全滅したぞ!」

とその時、さらなる追撃を仕掛けてきた蘭丸に対して、攻撃マジックでのカウンターを仕掛ける利家!
これで蘭丸の低級スピリットが一気に焼き尽くされ、さすがの蘭丸も珍しくぐぬぬ顔をしております(えー
蘭丸がペースを握っていたバトルも、少しはこれで風向きが変わってきましたかね?



「あいにく、やられたままで黙ってる俺じゃねえ!
 サンゾック・ベアを召喚!召喚時効果でキャメロットナイトを破壊だ!」

ボッガアアアアン!!(キャメロットナイトを破壊)

「ふむ、これならサンゾック・ベアをブロッカーに残せるでごじゃる!」

「ああ、今は防御を固めて自分のライフを守ることが先決だ…」

「ヘッ、せっかくコスト0の邪魔者どもを消したんだ、まだまだ行くぜェ!
 ヤイバードでアタック!!」

「なっ…アタックだと!?」

バッキイイイイン!!(蘭丸:残りライフ4)

「いつだって俺のやることはひとつ!攻めて攻めて攻め抜くだけだ!
 続けてサンゾック・ベアでアタック!!」

「あぁ!?サンゾック・ベアまで使っちゃったらブロッカーがいなくなるよ!
 もうムチャクチャだぁ!!」

バッキイイイイン!!(蘭丸:残りライフ3)

「どうだ死神野郎!ターンエンドだ!」

「ははははっ…炎利家、君はどうやらただの愚か者ではありませんね?
 想像を絶する愚か者です!!」

ってああ、ここは守りを固めてチャンスを待てと語る早雲ちゃん達ですが、
「ヒャア我慢できねえ!!」と思いっきり総攻撃を仕掛ける利家!うわあああああ
どんだけ攻めるの好きやねん!あまりにも後先考えないその行動に、蘭丸からは想像を絶するバカと呼ばれるハメに…

「ブロッカーも残さずにどうやって僕の攻撃をしのぐつもりなんですか?
 こうも同じ失敗を繰り返すなんて、まったくもって愚かな話です。
 どうりで兼続も弱かったわけだ」

「なに…?」

「兼続はキミ程度の男とムサシの覇権を争っていた…
 つまり彼も愚か者だったということです。
 それを愛だなんだと、とんだお笑い草ですよ」

「テメェ…!」

「君も兼続も、愚か者同士で
 ずいぶんと無駄な時間を過ごしたものですねえ、フフフフ…」

と、ここで再び始まる兼続ディスりタイム。(えー  ほんと蘭丸のやつ兼続いじるの大好きだな!
利家の攻撃一辺倒なプレイングを見て、「こんなのとライバルだった兼続とかマジ雑魚だわー」
スキあらば兼続をいじらずにはいられないようです。この場にいないのに哀れなやつ…

 

「言いてえことはそれだけか…兼続が弱い?無駄な時間だ?
 テメェに俺たちの何が分かる!!
 兼続は…連戦連勝を続ける俺の前に立ちはだかった初めての壁だった!
 俺たちは時も場所も選ばず、何度も何度も戦った…!
 時には勝ち、時には負け…そのたびに立ち上がって戦い続けて来たんだ!
 それが無駄だったかどうかは俺と兼続が決める!
 誰にも笑わせやしねえッ!!」

と、ここで兼続とのライバル関係をコケにすることは許さんと、激しい怒りによって吼える利家!
利家にとって兼続はそれほどまでに大きな存在だったのか…強敵と書いて友と読む関係というか
そんな兼続とバトルした日々が無駄じゃないというのは、
ぶつかることで深く結びつく友情、傷ついたことは無駄じゃなかったねという
Gガンダム後期OPの歌詞を彷彿とさせますね

「君には何を言っても無駄のようですねえ…
 
分かりました、君も絶望と屈辱の果てに葬ってあげましょう。兼続のようにね!
 臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前!
 紫をまとった悪夢よ!暗闇から這い寄る夜の使者よ!
 妖術師ヤクモ召喚!!」

「な…なんだありゃ!?」

「蘭丸のキースピリットか…!」

「ヤクモの召喚時効果発揮!合計コスト6までのスピリットを
 トラッシュから復活させます」

ズズズズズズ…(キャメロットナイトが2体復活)

「また蘭丸のスピリットが復活した!?」

「これで蘭丸のスピリットは4体、利家のライフは残り2つ…まずいでごじゃる…!」

がしかし、ここで勝負を一気につけるべく、キースピリットのヤクモを召喚してきた蘭丸!
ヤクモの効果でまたもや蘭丸のスピリットが次々に復活してしまい、しかも利家には今ブロッカーがいない状態…
つまり4体のスピリットの攻撃をまったく防ぎようがないというわけですな…
利家のライフはたったの2つなので、万事休すとしか言いようがありません

「君も兼続のようにジワジワ苦しめて遊んであげたいところですが…
 あいにく君にはブロッカーがいない。簡単にトドメを刺さなきゃならないなんて、
 本当に残念ですよ」

「…」

「でも仕方ないですね…それでは終わりにしましょうか。ヤクモ、アタックです!」

「ふざけんな…!そんなもんで
 俺の怒りの炎は消せやしねえッ!!
 マジック”火炎之咆哮”!!奴らをまとめて焼き尽くせ!!」

「なに!?」

ズドドドドドド!!

ってなにー!?ここで再び火炎之咆哮を発動する利家!それ2枚積みしてたんかい!
BP3000以下のスピリットを破壊するその効果で、蘭丸のスピリットのうち2体がまとめて吹っ飛ぶ結果に!
なんとか一矢報いましたが、まだ蘭丸の場にはスピリットが2体…完全にピンチを脱したわけではありません

「く…!だがヤクモとムメイのBPならば、火炎之咆哮の効果は受けない!」

「悪いがな…俺の怒りの炎はまだ消えちゃいねえんだよ!
 ソウルコアを使うことで、火炎之咆哮は
 さらにBP10000以下のスピリットを1体破壊できる!!」

「なっ…なんだと!?」

ボッガアアアアン!!(ヤクモを破壊)

なんですとー!?さらにここで火炎之咆哮の追加効果発動!
ソウルコアを使うことでBPが高めのスピリットでも破壊できるようになり、これによってまんまとヤクモを破壊することに!
とことん破壊にこだわった利家らしいカードですねえ、これでいよいよ蘭丸はライフを削りきれなくなったわけですか

「くっ…ターンエンドです…!」

「最後の仕上げだ…いくぜ死神!テメェなんかにゃもったいねえが
 特別に見せてやるぜ!これが俺の相棒!センゴクタイガーだ!!
 さらに!刀将鎧アシュライオンをセンゴクタイガーにブレイヴ!
 ブレイヴスピリットとなれセンゴクタイガァァァァッ!!」

「なっ…!」

「ブレイヴスピリットでアタック!アシュライオンのブレイヴアタック時効果発揮!
 BP7000以下のスピリットを1体破壊だ!」

ボッガアアアアン!!(ムメイを破壊)

さあそして、自分のターンが回ってきた途端に一気に勝負を決めに出た利家!
キースピリットのセンゴクタイガーを召喚すると、アシュライオンとブレイヴさせて最大の攻撃をブチ込みにかかります
蘭丸の場に1体残っていたムメイも、アシュライオンの効果で難なく吹き飛ばして、いくらでも殴り放題な状態になりましたね

「やっちまえ俺の相棒ォォォーーッ!!」

バキバッキイイイイン!!(蘭丸:残りライフ1)

「ぐうううっ…!?こ、こんな…こんなバカなっ…!」

「どうした?顔が引きつってるぜ、笑えよ死神」

どうしたのだ?さっきまでの勢いは…
笑えよベジータ
(えー

(C)鳥山明/集英社

 

なんかセルみたいなこと言ってるよ利家!もはや完全に形勢逆転ですね
無防備状態でアタックを受けた蘭丸のライフはたったの1!風前の灯といった状態でトドメを待つことになってしまいます
まだ利家の場にはアタックできるスピリットが残っていますから…勝てるのか!?このまま勝てるのか利家!?

「これが俺と兼続が幾度となくバトルしてきた結果だ…!
 笑えるもんなら笑ってみやがれ!!
 サンゾックベアでアタック!!」

バッキイイイイン!!(蘭丸:ライフ0で敗北)

「う…ああああああああーーっ!!」

勝ちやがったーーー!!マジかああああああああああ!!
あれほどまでに兼続をボコボコにした蘭丸を、猛烈なまでの気迫で上回って大勝利を収める利家!
凄いですねこれは、話の流れからいって利家が負けて1勝1敗になるだろうと思ってましたが
そんなもん関係ねえとばかりに、凄まじい闘志を爆発させて蘭丸を蹴散らしてしまうとは…

前から利家の株の上がり方は凄かったですが、今回もそれがマジで止まりません
勝ち方にしても、幸村、早雲ちゃん、兼続がみんなソウルバーストを他人からもらってそれを決め手にしたのに対して
利家だけはそんなもん一切関係ねえと、とことん攻めまくる自分のスタイルを貫くことで勝利してますからね
本当利家だけはキャラの立ち方が完全に別格というか、1人だけ凄まじいくらいにキャラの魅力が引き出されていますね

「やったな…!」

「ああ…!トシ、やっぱりお前は凄いぜ…!!」

「さあ兼続は返してもらうぜ。お前らはさっさとムサシから出て行きやがれ!!」

「く…っ!」

「サルに続いて蘭丸も敗れたか…フフ、それも一興。真の宴はこれからだ…」

そんな利家の活躍によって、0勝2敗で完全敗北を喫した蘭丸陣営。
しかしここでいよいよ魔王信長が動き出すようです
蘭丸の負けを知っても余裕の態度を崩さない信長、こんな町の支配は最初から眼中になかったということでしょうか
それとも次回、幸村に対してバトルを挑んで、「俺が勝ったら3勝ぶんで俺たちの勝ちねー!!」とか
セコいことを言い出すんでしょうか(えー  さすがにそれはないと思いたい…次回に続く!




今週やってたバトスピ大好き声優の生放送には田村睦心さんが登場してましたね
田村睦心といえば、烈火魂で蘭丸を演じてる声優さんであるのと同時に、
バトスピ初代主人公のバシンを演じた人なので、かなり注目の回だったんですよねー

あのとき放送が始まってすぐに、何かの絵師さんが蘭丸とバシンのツーショットのイラストをわざわざ描いてくれてましたが、
正直あのイラスト見てちょっと感激しちゃったよ。なんだかんだ言ってバシンには今でも結構思い入れありますからねー

何しろ、バトスピのことまったく知らない状態で第1話を見て、
「何このアニメおもしれぇ」って即座にレビューを書こうと決めたくらいだし。
そう確か、記念すべき初代バトスピの冒頭シーンは、

「本年度バトルスピリッツナンバーワン決定戦!宇宙頂点王が見守る中、
 セレブ小学生・Jは謎の美少女スイレンの攻撃に持ちこたえられるのかーっ!!」

というまったくわけわかんない一言で始まるんでしたよね
この時点でもう爆笑でしたよ、セレブ小学生、謎の美少女、極めつけは宇宙頂点王とわけの分からんフレーズが出るわ出るわ
あの視聴者置いてけぼりな怒涛の展開こそ、初代バトスピの真骨頂でしたよね

そして主人公のバシンも1話から飛ばしてましたねー、モブキャラがカードを投げ捨てながら「こんな弱っちいカードいらねーぜ!」
言っているひどい現場に出くわすわけですが、「なんてやつらだ…俺だったらどんなカードも無駄にしないぜ!」
そのカードを拾ってデッキに組み込むんでしたね。でもいざ使ってみると、本当に弱すぎてまるで使えないカードだったので
「くっ、やっぱり拾ったカードは弱い!!」とか言い出すのが爆笑でした、すごい第1話だったよなー

それ以降の展開はどうだったかというとえろい場面が多かったよなーって覚えがあります(えー
スイレンの尻をアップにしたり、スイレンの胸の谷間をアップにしたり、
スイレン(マイサンシャイン)とストライカーがSMごっこしたり。そう考えると
スイレンってけっこう体張ってたんやな…(えー
スイレンさんのおかげでバトスピはもう7年も続きましたよ!功労者なんやな…これだけ体を張った甲斐もあったんやな…




アニメ感想:バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル) 第22話「魔王、降臨!」

「さあ、約束通りこの町から出て行け!」

「兼続も返してもらうぜ!」

「ぐっ…!」

さて前回、サルに続いて蘭丸も撃破して、この西ムサシを賭けた戦いに勝利した幸村たち。
今回の冒頭では、負けた蘭丸たちに向かってずいずいと詰め寄っているところでした。
それにしても早雲ちゃんの勝ち誇ったポーズを見ていると笑ってしまうのは俺だけでしょうか(えー

こう、腰に手を当てて「お前らとは格が違うんだよ」と言わんばかりのポーズ…
こんな凛々しい早雲ちゃんの姿は久しぶりすぎるだろ!普段だったら蘭丸たちの方に混じって
「くっ…」って打ちひしがれてるのが普通なだけに、今回のような姿を見てると笑いしか出てこないぜ(えー

「(ぬっ)」

「はっ…!?お館様!?」

「うっ…お前は!?」

「我は…」



「大六天魔王なり!!」

「な、なんか変な奴が出てきたぞ!?」

っていきなりここで出てきやがったよ!蘭丸たちのボスキャラである魔王信長が!
しかしこんなおかしな格好で突然出てきたせいで、モブキャラからの第一印象が
「なんか変な奴が出てきた」っていうのには笑ってしまった

あと大六天魔王って、名前の1文字目は「大」であって「第」ではないんですね
そこは史実の信長と違うところなんやな…ちょっとややこしいですが気をつけなければ

「お前達のバトル見事であった。これはその褒美だ、受け取れ」

「え…?」

「う…うぐっ…」

「か…兼続!」

って、そんな信長が出てきて最初にやったことは、「いいバトルでした。ありがとうございました」
さっきのバトルを誉めながら、兼続を解放してやることでした。マジかよてっきり蘭丸や幸村を見下したような
罵りの言葉でも出てくるかと思いきや、いきなりこれとはなんか良い奴じゃないですか。
破壊神ビルスとかよりよっぽど好感度高いんだが…(えー
「ビルスは悪じゃない」って言うなら信長はもう善人ってことでいいよね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「すまない…俺が愚かだった、理想に溺れあんな奴らに利用されてしまった…
 お前達には合わす顔もない…」

「もういい、それ以上言うな…!」

「悪いのはお前じゃない…許せないのはお前の思いを利用したあいつらだ!」

「テメェら!どういうつもりでこのムサシを荒らしやがった!
 テメェらの目的はなんだ!」

「目的?よかろう聞くがいい!」

そんなわけで兼続の解放という目的を果たした幸村たちでしたが、まだまだ怒りは収まらないようです。
信長のことをギロリと睨みながら「お前らの目的はなんじゃコラー!!」と怒鳴り散らしますが、
「目的?いいよ教えてあげる」即答してくれる信長。こいつマジで良い奴なんじゃないのか!?(えー

「我が目指すはバトスピの全てをこの手で支配すること!
 すなわち天下布武なり!!」

「な…!?」

「この乱世を治めるに相応しいのは、有無を言わさぬ力を持った支配者のみ!
 強さこそが天下人の証!なればこそ、この大六天魔王がバトスピ戦国時代を制し、
 全てのバトラーを支配する!!」

なんかめっちゃ悪い顔で「げっへっへバトスピの全てを支配したるわー」と語り始めた信長。
しかしそれが逆に、良い奴ががんばって悪い顔してるように見えるのは俺だけでしょうか(えー

あと信長の言ってる天下布武ってのは、支配下のバトラー達からデッキを取り上げて、
「代わりにこれを使え」と信長が用意したデッキを与えることなんですよね。
いやね、デッキを取り上げること自体はひどいと思うんですよ、人のもんを奪うなんて悪いやっちゃなーと
でもその後に代わりのデッキを用意して配ってあげるっていうのが面白いよね
お前なんでそんな救済措置みたいなの用意してんの!?本当にただの悪役なのかよオイ!

「ふざけんなぁ!みんなの大切なデッキを取り上げるような奴に
 誰が従うもんかぁ!」

「バトラーが強さを求めるのは当然だ、だが…」

「それは力でみんなを従わせる事とは違う!」

「ならば問おう。天下を取るとはどういうことだ?」

「なに…?」

「お前は自分を”天下を取る男だ”と吹いているらしいな。
 天下を取ってなんとする?」

「くっ…それは…」

そんな信長にふざけんなと反論する幸村でしたが、「じゃあお前は天下を取ってどうしたいんだ」と聞かれて
返答に詰まってしまいます。言われてみれば幸村には、天下を取るってことの具体的なビジョンがなかったのか…
しいて言えば、「きっとノブ兄は決着にふさわしい舞台で待っているでごじゃる」という、ごじゃるの言葉を信じて
ノブ兄と最強バトラー決定戦を行い勝利するぐらいのことは考えていたでしょうが…

「俺は…俺は、強さの証が欲しいだけだ!
 強ければ何をしてもいいってわけじゃない!
 勝負しろ大六天魔王!これ以上お前の好き勝手は許さない!!」

「フン…面白い。我の力、存分に思い知らせてくれよう!!」

そして結局のところ、「最強の証が欲しい」というのが自分にとっての天下だと語る幸村。
まあGガンダムで言うとキング・オブ・ハートを目指すみたいなもんだし、それでいいんじゃないでしょうか(えー
ともかく信長の天下布武が許せない幸村は、ここで信長を倒してその野望を防ごうとしますが…

「お館様のバトルが見られるとは、なんという幸運!」

「ウッキッキ、とんでもないことが始まっちゃうよ〜ん!」

って、信長がバトルすると聞いて「いや〜今日はついてるな〜!」とワクワクしながら観戦し始めた蘭丸。
何その予想外な反応!?てっきり蘭丸のことだから、「お館様が出るまでもありません!烈火幸村はこの僕が…!」とか
言いそうだなと思ってましたが、「いよっ待ってました〜お館様!」とノリノリで観戦とか
こんなん予想外すぎるでしょう!?(えー

「我のターン!召喚、イチバンスピアー」

「あれは白属性のスピリット…大六天魔王は白デッキでごじゃるか」

「さらに、さまよう甲冑を召喚」

「えっ…今度は紫属性でごじゃる!?」

「白と紫の混色かよ…!サルと蘭丸の黒幕ってだけあるぜ」

そんなわけで幸村と信長のバトルが始まりますが…どうやら信長は1つの属性に絞ったデッキではなく、
白と紫の混色デッキを使うようですね。白属性と言えばサル、紫属性と言えば蘭丸なだけに、
その親玉は両方の属性を同時に使うってわけですか

あと信長が使ってるさまよう甲冑ってスピリット、それ絶対ドラクエのさまようよろいのパクリだろ!!(えー
最初見た時に吹き出したわ、こんなスピリットがおるんかい。どう考えてもさまようよろいが元ネタとしか思えませんな

「相手が何をして来ようと関係ない!俺は俺のバトルを貫くだけだ!
 サムライドラゴンでアタック!」

「ライフで受ける」

バッキイイイイン!!(信長:残りライフ3)

「フ…ライフ減少によりバースト発動!!」

「なに!?」

「BP15000以下の相手スピリットを1体破壊する」

ボッガアアアアン!!(サムライドラゴンを破壊)

「サ、サムライドラゴンが!?」

「この効果を発揮後、さらにこのスピリットを召喚する!出でよ!
 龍の覇王ジーク・ヤマト・フリード!!」

ってジークヤマトキター!!うわああああああ!!
幸村の攻撃に対して、すかさずバーストを発動しまさかのジークヤマトフリードを召喚する信長!
ここでこいつが出てくるとは…ジークヤマトと言えば、バトスピ覇王の時にチャンピオンのアラタが使っていたカードですね

見ての通り、ライフ減少と同時にすぐ場に出せる召喚のしやすさと、
強力な敵スピリットも簡単に片付けてしまう破壊効果を持ち、リアルでも相当暴れまくったとかなり評判になっていました
そのせいで今では制限カードになっているという…それだけ強力なカードだってことですね



「ジークヤマトフリードだと…!?赤属性のスピリットまで出してきやがるとは…!」

「あやつは一体、何種の属性を使うつもりなのでごじゃる!?」

「行け龍の覇王よ!アタック時効果発揮、敵スピリットを1体指定してアタック!
 消えろジンライドラゴン!」

ボッガアアアアン!!(ジンライドラゴンを破壊)

「くそ…!」

「あの指定アタックは厄介だぜ…!スピリットを何度召喚しても
 攻め手を削られていく…幸村は精神的にかなりキツイぜ…!」

そんなジークヤマトの猛攻を受けて危機に陥る幸村ですが…言われてみればジークヤマトは赤属性だから、
これで信長は白・紫・赤と3つ目の属性を同時に使ってるんですね。まさか全種の属性をデッキにぶちこんでて
「今の俺は何色でもない」とかダンさんみたいなこと言わないよな(えー

それにしてもやっぱり指定アタックはいいですねー、俺はパトスピの効果の中で指定アタックが一番好きです。理由としては
ダンさんが一番愛用してた効果だからっていうのもそうだけど、やっぱり場を制圧するのにすごく便利な効果だと思うんですよね。
幸村はよく激突を使ってるけど、激突では相手がブロッカーを選べるから、
「こいつが一番いらないな」っていらないカードを優先的に選んでしまうので、あんまり痛手を与えるイメージがないんですよね

でも指定アタックは逆に、相手の一番大事なカードを真っ先に狙い撃ちできるので、
相手にガスガスと痛手を与えるアタックが可能なわけですよね。そういうところが好きなんだよなー
まあ俺はバトスピやってないんで、ただのエアプの妄想ですが…(えー

「ドローステップ!(しゅぴっ)くそ…!」

「ゆ、幸村?」

「おそらく、一気に攻め切るには手札が1枚足りないのでごじゃる…
 この膠着状態を破るには、圧倒的な破壊力を持つ
 ソウルバーストに賭けるしかない…」

「そ、そうか、幸村はオニマルが来るのを待ってるんだ…」

「チッ、そんなこと言ってる場合かよ…!
 その前にあの邪魔なジークヤマトフリードをどうにかしねえと…」

じわじわと信長に追い詰められていく中で、どうにかソウルバーストでの一発逆転に賭けようとする幸村ですが…
しかし今回はどうにも引きが悪いようで、肝心のソウルバーストがまだ引けていないようです
おいおい焦りすぎですよ幸村、こういう時は「このドローに俺の全てを賭ける!」とか言っとけば
ソウルバーストの一枚や二枚カンタンにドローできてだな…(えー

「幸村ァァァッ!!やられたらやり返せ!それが俺たち赤バトラーだろうが!!」

「トシ…!?そうだったな…このままじゃ何もしないのと同じだ…!
 やられたらやり返す!こんな時こそ攻めて攻めて攻め抜いて、突破口を開く!
 召喚!剣武龍ムラマサドラゴン!!」

「ほう…」

「ムラマサドラゴンでアタック!目には目をだ!相手スピリット一体に指定アタック!
 勝負だジークヤマトフリード!!」

「えぇっ!?ジークヤマトフリードに指定アタック!?
 で、でもムラマサドラゴンのBPは6000、ジークヤマトフリードのBPは10000だよ!?
 どうするんだ幸村!?」

って、利家に背中を押される形で、ソウルバーストを待たずに勝負に出た幸村!
ムラマサドラゴンの指定アタックでジークヤマトを狙い撃ちますが、BPでは大きく負けている状態…
うーむ、幸村のデッキにはBP強化マジックはほとんど入ってないと以前言ってましたが、
ここでムラマサドラゴンのBPを強化する方法はあるのか?あと早雲ちゃんの隣にいる子可愛いですね(えー

「マジック”武将転生”!!このターンの間、
 ムラマサドラゴンのBPを5000プラスする!(BP11000)」


「なに…?」

ボッガアアアアン!!(ジークヤマトフリードを破壊)

「や、やったあーっ!!ジークヤマトフリードを倒したーっ!!」

「ここで武将転生を使ったでごじゃるか!スピリット復活召喚の効果を捨て、
 ジークヤマトフリードを倒すためだけに使うとは…!」

「へっ、やりゃあ出来んじゃねえか!」

とその時、幸村が使ったカードは意外にも武将転生!なんと…今まではこのカードって、いったん場に伏せてから
スピリット復活のために使用していましたが、こうして手札から使うことでスピリットのBPを強化することができたんですね
その効果でジークヤマトのBPを上回り、ついに破壊することに成功したというわけです

「ふふ、なかなか面白いことをする」

「勝負はまだまだこれからだぜ…!大六天魔王!!」

なんとか一矢報いた幸村ですが、しかしまだ決着がついたわけではありません
大六天魔王との戦いは続いたまま次回の話へ…って、1話で収まり切らなかったバトルというのも、烈火魂では今回初ですよね。
さすがラスボス格とのバトルだけあって、普段よりも多めの描写で見せているというわけか…次回に続く!

 


アニメ感想:バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル) 第23話「戦慄!ゴッド・ゼクス!」

「残りライフはともに3、攻撃の軸を破壊された大六天魔王はどう出るか…」

「さまよう甲冑、イチバンスピアーを召喚。ターンエンド」

「野郎、ジークヤマトフリードを消されて守りに入ったようだな」

「ああ、相手の攻め手が止まった今こそが好機!」

さて前回、魔王信長の出してきたジークヤマトフリードを倒し、どうにかピンチを脱出した幸村。
今回はというと、さすがに信長も続けざまにポンポン強力なスピリットを出してはいけないようで、
低級スピリットをズラリと並べて守りに入っていました。幸村としてはここで一気にペースを握りたいところですが…

「よし…!唸れ!叫べ!炎の龍よ!全てを斬り裂く刃となれ!
 ソウルバースト発動!!」

「出たぁ!ソウルバーストだぁ!」

「ソウルバーストの効果で、ムラマサドラゴンにBP+10000!
 さらに炎龍刀オニマルをソウルドラゴンへブレイヴ!」

と、ここでソウルバーストを発動しての猛攻撃を開始する幸村!
ふむ、前回はソウルバーストのカードがなかなか来ないと嘆いてましたが、今回このタイミングでうまく引けたようですね
それだけ幸村にもいい流れが来てるということか。あとは相手のブロッカーを上手く削れれば…

「行くぜ大六天魔王!ムラマサドラゴンでアタック!」

「ライフで受ける」

バッキイイイイン!!(信長:残りライフ2)

「続けてソウルドラゴンでアタック!」

「イチバンスピアーでブロック」

ボッガアアアアン!!(イチバンスピアーを破壊)

「まだだ!炎龍刀オニマルの効果発揮!
 トラッシュにあるソウルコアを戻すことで、ソウルドラゴンを回復する!
 もう1度アタックだソウルドラゴン!アタック時効果”連刃”発揮!!」

「さすがは幸村、ソウルコアを見事に使いこなしているでごじゃる!」

と、ここでの幸村のアタックですが、ソウルドラゴンでの攻撃でかなり面白いことをやってますね
まずは普通にソウルドラゴンでアタック。しかしイチバンスピアーに防がれる
→ すかさずオニマルの効果で回復。ソウルドラゴンで再度のアタック
→ 同時にオニマルの効果で、ソウルドラゴンにソウルコアが乗る
→ そのソウルコアを消費することで、ソウルドラゴンのアタック時効果”連刃”発揮
という具合に、オニマルの効果とソウルドラゴンの効果を組み合わせて、かなりコンボ性の高い攻撃を繰り出してるんですな
ごじゃるが「ソウルコアを使いこなしているでごじゃる!」って誉めるのも納得といったところか



何しろ”連刃”が決まれば、相手のスピリット2体とライフ2つを削れるので、
残りライフ2つの信長をちょうど倒せる計算です。なんかS級バトラーらしくなってきたじゃないか

「もらった…!これで決まりだぁぁーーっ!!」

「マジック”絶甲氷盾”!!使用コアは2体のさまよう甲冑から確保!」

「なに!?」

バシュバシュウウウ!!(さまよう甲冑2体が消滅)

「これによってバトルは終了、お前のアタックステップは終わりだ」

な、なんだってー!?信長お前!?なんとここで思いもしないカードを使ってきた信長!
そ、そんな、この大一番で出したカードがまさかの…まさかの…



絶甲氷盾(ごじゃる仕様)だとぉ!?(えー
この萌えカードを使ってきただとー!?まさか信長がごじゃる氷盾をデッキに入れていたなんて…
使う機会をずっと伺っていたんですねお館様…「ハァハァごじゃるちゃん早く使いたいよ」とか思ってたんですね!?

「あんな奴が
 拙者のカード愛用するとか
 ドン引きでごじゃる…」
これにはごじゃるも
この表情ですよ
(えー

「ど、どういうことだよ!?2体のスピリットが破壊されたんだから、
 連刃の効果でライフが2つ削れるはずだろ!?」

「いや、さまよう甲冑は破壊されたのではない…
 コアが0になったことでフィールドから消滅したんだ…!」

「ソウルドラゴンで破壊したのでなければ、連刃の追加効果は発揮されない…!」

「チッ…!やってくれるぜあの野郎…!」

と、ここで「相手のスピリットが2体消えたのに、なんでライフは減らないんすかー」との物言いが。
しかし今の攻防で消えた2体のスピリットは、ソウルドラゴンの攻撃で倒されたのではなく、
その前にごじゃる氷盾を発動するコストにされて消えたようです。つまりあれか、ダンさんで言うところの
「不足コストはブレイドラから確保!!」ってのをやって、ブレイドラが犠牲にされて消えたようなもんか(えー

「お前の遊びに付き合ってやるのもここまでだ…
 そろそろ見せてやろう、我の真なる力を!
 天より降臨せよ!万能なる魔界の使者!
 天魔王ゴッド・ゼクス!!」

「うっ…あれは!?」

ってなんか強そうなのキター!!ごじゃる氷盾でピンチをしのいだその時、
返しのターンですぐさま強力なスピリットを出してきた信長!もうこんなのを引いてきたのか…
決めゼリフがあるってことは、こいつが信長のキースピリットってことで間違いなさそうですね。名前からして天魔王だしなあ

「もはやお前に勝利はない。行くぞ…天魔王ゴッド・ゼクスでアタック!!」

「くっ…ライフで受ける!!」

バッキイイイイン!!(幸村:残りライフ2)

「うぐっ…!」

さあそして、「もう勝負ついてるから」とまで言い切るほど、信長はこのスピリットでの勝利を確信しているようです。
手はじめにアタックを一発打ち込んできましたが、当然このままで終わりはしないでしょう
残り2つある幸村のライフを、一気に奪い去る効果を秘めているとしか…

「ターンエンド」

「!?」

「タ、ターンエンドだとぉ!?」

「や…奴には何かの秘策があったのではないのか!?」

って何もせずターンエンドしたー!?な、なんでやねーん!?ちょっと待ってくださいよ!
あれだけ思わせぶりなこと言っといて、ライフ1個ちょろっと削っただけでターンエンドってなんやねんそれぇ!?
一体どういうことなんですかお館様、これには早雲ちゃんも観客席で
開いた口がふさがらないって反応しててめっちゃ笑ってしまうんだが…

「なーにが幸村に勝利はないだ!ゴッドゼクスなんてとんだ見かけ倒しだぜ!
 いけるぞ幸村ぁー!!」

「よ…よし、ドローステップ!リフレッシュステッ…」

「させぬ!!六天連鎖(ろくてんラッシュ)発揮!!」

ズゴゴゴゴ…!

「な、なんだ!?スピリットが回復できない!?」

「お前に勝利はないと言ったはずだ…我のフィールドに
 3色以上のシンボルがある時、お前のスピリットは回復できない!
 これぞ天魔王ゴッド・ゼクス最大の効果!六天ラッシュなり!!」

ってやっぱりなんかキター!!ああ、幸村のターンになったその途端、
すかさず発動した天魔王ゴッドゼクスの効果!それは幸村のスピリットが疲労状態から回復できなくなるという
回復封じの効果だったようです。回復ができないということは、スピリットたちはまったく行動が出来なくなるってことなので…
つまり天魔王ゴッドゼクスが場にいる限り、幸村のスピリットは1回行動したらもう動けなくなるということなのか

「フフフ…強力なスピリットを場に残しながら何も出来ないというのは、
 さぞや悔しいでしょうねえ」

「く…くそ…!」

「お前にもう打つ手はない。その程度の力で天下を取ろうなどと、
 思い上がりもはなはだしい…大口を叩いたその口で、
 敗北のターンエンドを宣言しろ!!」

「くっ…タ…ターン…エンド…!」

う、うわああああ!!自分のターンなのに何もできなくなってしまったこの状況で、
「おい早く敗北のターンエンドしろよ」と言われ、本当にそうするしかない幸村!
これは悔しいですねマジで…悔しすぎる。俺が幸村の立場だったら、ターンエンドなんてとても言えなくて
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」って発狂してテーブルひっくり返すと思うわ(えー

「我のターン…己の無力を呪いながら散るがいい!!
 ゴッドゼクス!奴に引導を渡してやれ!!」

「う…ぐああああああーーーっ!!」



あー幸村死んだー!!なんつートドメの攻撃だこりゃー!!
うわあああ、とうとう信長からトドメの一撃を受け敗北した幸村ですが…ゴッドゼクスの極太ビーム鬼畜すぎるだろ!
なんやねんこれはコロニーレーザーかよってくらい凄まじいビームが幸村に直撃してますね、消し炭にされるわこんなん!
いくら立体映像でも、こんな鬼畜ビーム食らったらトラウマになるわ!

「ゆ…幸村あああーーっ!!」

「う…ぐ…」

「ウッキッキー!!残念だったなぁ!でもこんなのはまだ小手調べだぜ?」

「お館様は大六天魔王の名の通り、6属性すべてを使いこなされる」

「な…なん…だと…!?」

「機は熟した…じきにもっと面白いことが起こる。
 覚えておけ、天下を取るまで我が止まることはない!」

「く…くそぉっ…くっそおおおおおおおっ!!」

そんなわけでコテンパンにやられてしまった幸村ですが…信長は本来、6属性のすべてを使った
今の俺は何色でもないデッキを使うそうで、今回のバトルはほんの小手調べに過ぎなかったという…
うーむ、大六天魔王の六は6属性の6ってわけですか。幸村はこないだ兼続に負けて立ち直ったばかりだというのに、
またどえらいショックな負け方をしてしまったな…

【その後、大六天魔王一派はいずこかへと姿を消した…
 そして西ムサシは無事解放され、町には平和が戻った】

って、信長たちは幸村を打ち倒した後こつぜんと姿を消してしまったようで、支配されていた西ムサシは無事に解放されたようです
ふむ、もともと「西ムサシを賭けた戦い」に参加していたのは蘭丸とサルでしたからな…
信長とのバトルはそれとは関係ないってことで、大人しく手を引いてくれたってことでしょうか

ただ、その一件が終わった後も、幸村・利家・早雲ちゃんの3人は一緒に行動していたようです。
やはり信長という新たな敵が現れた以上、まだまだ気を抜かずに協力して戦っていこうということでしょうか
そんな中で一人だけ「いやぁ今日も平和だわー」とのんびり自宅でくつろいでいた兼続。(えー
お前1人だけ何やっとんねん!?幸村たちがこうして臨戦態勢で集まってるのに、1人だけ自宅でのんびりしとる場合かー!!

「…俺の負けだ…完敗だったぜ…」

「発揮条件の難易度が高い六天ラッシュを、幸村との攻防をしつつああもたやすく完成させるとは…」

「それにしても、あいつら一体どこへ消えちまったんだろうな…?」

「くそ…こうしちゃいられない、大六天魔王はまた他の町を支配しようとしてるかもしれないんだ!」

「まあちっとは落ち着け…お前の気持ちも分からなくはねえがな」

「奴らはきっとまた現れる、今はその時に備えて己の力を磨くべきだ」

そんなわけで、今後の信長との戦いについてなんやかんやと意見交換を交わす一同。
やはりまだまだ信長との戦いは終わってませんからね、気を抜かずに対策を話し合うのは必要ですよね
そうなんだよなあ自宅でのんびりくつろいでる場合じゃないんだよなあ(えー

《いよぉーっ!!緊急速報〜!!》

「え!?」

《全国のバトラー諸君、いざ注目注目〜!!今日はこのMC小太郎が、
 IBSAから皆の衆に驚きの最新情報をお届けするぞぉーっ!!》

っていきなり誰だお前ー!?突然わけ分かんない奴が出てきたなオイ!
なんとその時、幸村たちの近くにあったスクリーンがパッと点灯したかと思えば、MC小太郎とかいう変なのが出てきて
「君達に最新情報を公開しよう」ってガオガイガーみたいなこと言い出しました(えー

《皆の衆よーく聞け!今ここでお伝えする最新情報は…
 くぅーっ!もったいなさすぎて拙者の口からは発表できなーい!
 この大役はそれ相応のお方にお任せしよう!行くぞ皆の衆!いよぉーっ!!》

《あ、皆さんこんにちは〜》

「えっ…!?」

「あれは!?」

「あん?」

って、そんなMC小太郎がすぐ引っ込んだかと思いきや、代わりに出てきたのはなんとお市!
そういやIBSAの情報だって言ってましたしね、その幹部のお市が出てくるのは当然っちゃ当然か
それにしても幸村たちの反応がそれぞれ微妙に違ってるのが興味深いです

「あ、IBSAで重役やってるお市さんだ」って反応の幸村、
「あ、こないだ浜辺で会ったけど名前知らない人だ」って反応の早雲ちゃん、
「あ?誰だよあいつは」って反応の利家…そういや利家だけお市とはまったく接点がないのね

《わたくしは、全国のバトスピを運営するIBSAの代表、天魔市と申します》

「なっ!?IBSAの代表!?」

そして今ようやくお市の名前と立場を聞かされて、1人だけすっとんきょうな声を上げてしまう早雲ちゃん。
あれなんやな、幸村たちはとっくに知ってる情報で驚かないし、利家たちは別に興味もない情報で驚かないから、
早雲ちゃん1人だけ「えーっ!?」ってなっちゃって恥ずかしい子なんやな…(えー

《実はわたくし、全国のバトスピ事情を調査するため、
 ここしばらく各地を視察に回っていました。
 そして皆様の燃えるようなバトスピ熱に触れ、わたくしは確信したのです。
 そう、機は熟したと!》

「え…?」

って、本題に入る前に一言「機は熟した」と語るお市ですが…お、おいおいちょっと待ってくださいよ
ついさっき大六天魔王がまったく同じこと言ってたじゃないですか!
まさかお前ら裏で繋がってんのか!?兄妹でグルだったのかよ!これは猛烈に嫌な予感がするのう…



《そこでIBSAを代表して、今日ここに発表させていただきます!
 史上初、IBSA主催による全国大会!
 バトスピ戦国チャンピオンシップを開催すると!》

「ぜ…全国大会!?」

《これまでも各地での地区大会は行われてきましたが、
 全国規模の大会は今回が初!優勝者はもちろん、
 史上初の全国覇者として認定されるのです!》

そしてお市の発表というのがこれ、この日本で最強のバトラーが誰かを決める全国大会の開催!
お前これ信長のために開くようなもんじゃねーか!!(えー
こんなん信長にどうぞ天下統一してくださいって言ってるようなもんですよ!
お市は信長と敵対してるとばかり思ってたけど、実はまったくの逆だったのか!?

それと「今回が史上初の全国大会」って語ってますが、いやいやちょっと
それじゃあ以前に幸村が優勝した「バトスピチャンピオンシップ」っていうのは、あれ単なる地方大会だったの!?
マジかよ紛らわしいなオイ!バトスピチャンピオンシップって言ったら、リアルじゃれっきとした全国大会じゃないですか!



ほらほら見てくださいよ、「日本一のバトラーを目指せ!」ってわざわざ書いてるくらい
日本一を決める全国大会そのものですよ。リアルとアニメで設定が違うってのもなかなかめんどくさいもんだな

《聞いたか皆の衆!バトスピ戦国チャンピオンシップに出たいかぁー!!》

おおおおおおおお!!

《ならばまず、予選大会へエントリーするのだ!
 予選大会への参加資格は、バトラーであること!
 三人一組のチームであること!それだけであ〜る!》

「三人一組…!?」

「予選大会はチーム戦か…!」

さらにここでMC小太郎から重要な情報が。なんと予選は3人で組んでのチーム戦ということで、
そうなると幸村たちはもちろん幸村・利家・早雲ちゃんの3人で出場したいところ…
ってちょっと待って兼続これどうすんの!?あいつだけ蚊帳の外かよぉ!?(えー

さらに今回のチーム戦ですが、単純に「3人のうち2人勝ったら終わり」っていうものじゃなくて
こういうポイント制になってるようですね。この試みが、チーム戦の描写に幅を持たせてくれるといいな
なにしろ3人チーム戦っていうのはとにかく単調な展開になりやすいんで…

単調な展開っていうのは、例えば主人公チームが勝ち進むことを考えると「まずチームは負けない」、
それでいて3人全員が戦うことを考えると、「必ず2勝1敗になる。3人のうち誰かが必ず負ける」ってそんな感じですね
まあザコチーム相手なら全勝ってこともあるでしょうけど、ちょっと強いチームが出てくるといつも2勝1敗になるから
とにかく展開が単調でバレバレになってしまうんですよね。

それにチームの中で必ず1人負ける奴がいるから、同じキャラがその負け担当を何度も繰り返すと
「こいついつも負けてるなぁ、チームに入れる意味あったの?」って足手まといに見えるので
キャラに対する好感度も下がっていくという…だからほんと3人チームで面白い展開にするって難しいと思うんですよ
でも今回こういうポイント制になったことで、それが少しは変わってくれたらいいなと思ってます

《制限期間内に各チーム10戦を消化してもらい、
 最高得点を取ったチームに決勝大会への出場権が与えられる!
 そうして勝ち上がった各エリアの9チームと、IBSA推薦のシードチーム!
 合計10チームの30名によって、決勝大会は行われるのだぁーっ!!》

「IBSA推薦チーム?一体どんな奴らなんだ…?」

それと決勝大会に出るのは、地方大会を勝ち上がった9チームとIBSAが推薦した1チームだそうで…
おいこの推薦チームってのが信長・蘭丸・サルなんじゃねーのか!?
もしそうだったらお市は完全に信長とグルなんやな…あんまり考えたくはない展開だけど…

仮にこれが信長チームじゃなかったら、誰が出てくるんでしょうね。完全な新キャラなのかそれとも
ダンさんあたり出てきてくれねーかなぁ(えー



だってほら、ダンさんって第1話の冒頭でシルエットだけは出てたじゃないですか!もしこれが単なるお遊びじゃなかったら
この大会に出てきたとしてもおかしくないで!?まあダンさん出そうと思ったらマジで展開メチャクチャになるだろうけど…(えー

「ふむ…この予選、3人1組というのがミソでごじゃるな。
 誰と組むかによってチームの点数も違ってくる」

「確実に点数を稼ぐなら、一戦も落とすわけには行かない」

「強え奴同士で組む必要があるってことだな」

「ああ」

そんな説明を一通り聞き終わり、「3人チームかー強い奴と組まなきゃなー(チラッチラッ)」
お互いに視線を送り合う幸村・利家・早雲ちゃんたち。やっぱりこの3人で組むことになるんだろうか
そうなると兼続は完全に蚊帳の外ですが…(えー

「なあなあ、当然幸村も出るんだろ!?全国大会で優勝すれば、
 史上初の全国制覇だ!夢だった天下を取ることが出来るんだぜ!」

「ああ…天下か!」

「ふん…となりゃ、当然あいつも黙っちゃいねえな」

とその時、このトーナメントこそが天下分け目の戦いになるとの話題になりますが、
利家は「あいつも黙っちゃいないだろう」と…そう、やはり兼続ですよね!
利家は兼続と長きに渡って頂点争いをしてきた仲ですからねー
「こんな時、兼続も必ず名乗りを上げてくるだろう」と、そう言いたいんですよね!



「あいつ?はっ、大六天魔王か!」

「うむ、この全国大会は、己の力を満天下に知らしめるまたとないチャンス…
 あやつも必ず出てくるに違いないでごじゃる!」

って兼続じゃねえのかよおおおおお!!
うわああああ!!結局のところ「ここが信長との決戦の地になるな」って言ってただけで
兼続は誰からも話題にされてなかったんかい!(えー
なんて哀れな兼続、面白すぎるだろ…このアニメスタッフは兼続いじりが上手すぎるぜ

「冗談じゃないぜ!あんな奴が出てきたら
 せっかくの大会がメチャクチャにされちまう!」

「だが、これで探す手間が省けたな」

「ああ…!来るなら来い!あいつに大会を荒らさせはしない!
 俺は烈火幸村、バトスピのてっぺんに立つのはこの俺だああああっ!!」

そんなわけで、信長との決戦を予期しながら闘志を燃やす幸村たち。それにしても
「あんな奴がいたら大会がメチャクチャになるぜ!」「そうだな大会を荒らさせはしないぜ!」ってあんまりな言い分にワロタ
いやいや分かんねーじゃんお行儀よく大会に参加してくるかもしんねーじゃん!(えー
ただまあ、これで天下を取られちゃった日には、「我がすべてのバトラーを支配するのだあー!!」とか
メチャクチャなこと言い出すんだろうけどさ…次回に続く!




アニメ感想:バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル) 第24話「月下の決闘!」

「アイ・カツ!アイ・カツ!アイ・カツ!アイ・カツ!」

さて今回のバトスピですが、冒頭からいきなり幸村が険しい崖に向かって
激しくアイカツをしている場面で始まりました(えー

何やってんだ幸村!?なぜに突然こんな崖でアイカツを!?うーむ、考えられることといえば、
この崖を登った先にはアイカツのプレミアムレアカードをくれるデザイナーさんがいるはずなので、
そのアイカツカードをゲットしてデッキを強化するつもりだとしか…(えー
恐れ入ったぜ幸村、まさかデッキ強化のためにアイカツカードを使おうとは!

「なんでだよぉ幸村!一番弟子のオイラを置いて一人で山ごもりだなんて!
 知ってたら足にしがみついてでもついて行ったのに〜!」

「まあ落ち着くでごじゃるよ」

「これが落ち着いていられるかっての!なにのん気にお茶なんか飲んでんだよぉ!」

「幸村は考えたのでごじゃるよ、驚異の六天ラッシュを操る大六天魔王に勝つには
 どうすればいいかを…デッキの再構築や作戦を練るのは当然として、
 もっと根本的に、魔王のプレッシャーに打ち勝つ強い心が必要なのではないかと
 そう考えて1人で行ったのでごじゃる。
 己の精神と肉体を極限まで追い詰めるために」

そんな一方で、置いて行かれた佐助はぎゃーぎゃー騒いでいましたが、
ごじゃるはというと対照的に、幸村がこの崖登りで一回り強くなるのを見守っているようです。
この落ち着きようはさすが本妻の貫禄ですね(えー  ただの子分の佐助とは一味違うところです

それとごじゃるって、この長々と解説してる内容はたぶん幸村から一言も聞かされてないと思うんですが、
これだけハッキリ幸村の心情を掴んでるっていうのもさすがですよね。以前にもこういうことがあったし、まさに以心伝心としか。
そうそう、幸村とごじゃるの年齢差って、湯本さんのツイートによればどうやら3歳差らしいので
この程度の差だったら余裕でカップル成立できますね。お前らいつでも結婚していいぞ(えー

「来たか利家、お前を呼んだのは他でもない」

「おう、バトスピ戦国チャンピオンシップのことか。
 誰が幸村と組むのかってこったろ?」

「ああ、あの男とバトルを繰り返すことによって、我々は強くなれた…」

「悔しいがそれは事実だ、あの男を抜きにしたチームなど、もはや考えられん」

って、一方その頃、3人で集まった利家・兼続・早雲ちゃんは、今度の大会で誰が幸村と一緒のチームになるか
話し合おうとしているところでした。こいつは意外な…3人とも全員が幸村と組みたいって考えていたんですね
てっきり「今いるこの3人でいいじゃん」とか言い出す奴もいるかと思ってましたが、そんなことはなかったのか

もしくは前回、幸村・利家・早雲ちゃんですでに集まっていたので、兼続だけはその輪の中に入れずに
「悪いなぁのび太!このチームは3人までなんだ!」
「そ、そんなぁ!ドラえも〜〜〜ん!くやしいよお〜〜!!」
ってスネ夫にハブられるのび太みたいに兼続だけチームから外れると思ってましたが…(えー



「大会への参加は三人一組が決まりだ、幸村を中心にしたチームを作るなら…」

「この中の誰か1人が外れることになるな」

「ヘッ、ゴチャゴチャ言っても仕方がねえ。結局コイツで決めるしかねえだろ?
 どうせお前らも、ハナからそのつもりで来たんだろうが」

「フ…話が早い、まずは俺から行かせてもらう」

そんな中、「さーてこの中の誰が外れるのかなー」とお互いを牽制し始めますが、
まどろっこしいことが嫌いな利家は、「さっさとバトルして負けた奴が抜ければいい」と言い出します
確かにそれしかないでしょうね、となると3人での総当たり戦になるのか?まずは兼続と利家のバトルになるみたいですが…

「面白え、お前との決着もこの辺でつけるとするか!兼続!」

「望むところだ、だが今の俺をこれまでの俺と思うな!
 俺は今までムサシの平穏のために戦ってきた…
 だがそれに拘るあまり、大六天魔王にやすやすと利用されてしまった。
 バトスピを目的のための手段としてしか見ていなかった俺は愚かだった…
 だが俺は生まれ変わった!バトスピにかける思いは、
 決してお前達に引けは取らない!
 トシ!今俺はお前だけを見ている!
 目の前の敵を倒し、勝つことだけを目指している!」

えー!?とその時、生まれ変わったとかなんとかアピールを始めた兼続ですが
「トシ!いま俺はお前だけを見ている!(性的な意味で)」
告白みたいなことを言い出した兼続!お前ホモかよぉ!?(えー
いやびっくりしましたわ、声優も女性人気の高い杉田智和だし、こりゃ腐女子が食いつくかもなー(えー



「カッチュウムシを召喚、さらにシノビコガネを2体召喚!行けシノビコガネ!」

「ライフで受ける!」

バッキイイイン!!(利家:残りライフ4)

「ヘッ、この程度じゃ食い足りねぇな!もっと来いよ!」

「ターンエンドだ」

そんなわけで2人のバトルが始まりますが、さっそく3体の低級スピリットを召喚しつつも
攻撃に使うのは1体だけで、残り2体はブロッカーへまわす兼続。なかなか用心深いプレイングですね
「オラオラもっと来いよ」と挑発する利家ですが、兼続はどこ吹く風でターンエンドしてしまいます

「そうかい…後悔するぜ兼続!マジック”火炎之咆哮”!!」

チュドドドドド!!(兼続のスピリット3体が全滅)

「ぐっ…何!?」

「だから言ったろうが…後悔するってな!まだまだこんなもんじゃ済まねぇぜ!!」

ってなにー!?なんとこの序盤からいきなり火炎之咆哮をぶっぱなした利家!
低級スピリットを一掃できるこのマジックによって、3体いた兼続のスピリットはあえなく全滅!
まさに利家の言った通りになりましたね、さすがに蘭丸を打ち倒した男は格が違うといったところか
↓の図のえらい強キャラ臭からしても、やはり兼続が勝てるとは思えませんな…

「今度は俺のアタックだ…!行け、ヤイバード!」

「フラッシュタイミング!ソウル神速!出でよ我が愛の化身!
 烈風忍者キリカゲ!」

ボッガアアアアン!!(利家のヤイバードを破壊)

「チッ…!だがテメェのキースピリットはしっかり引っ張り出したぜ」

がしかし、利家のアタックをキリカゲのソウル神速で返り討ちにしていく兼続!
ふむ、兼続もやられっぱなしではないというわけですか。ただ利家は、こうしてキリカゲを早めに引っ張り出せただけでも
上出来だと思ってるようですね、言われてみればキリカゲは出てくるまでが一番嫌なスピリットで、
幸村はそれを引っ張りだすために、わざわざソウルドラゴンを犠牲にしたりしてましたからね

「俺のソウル神速は予測済みだったというわけか…ならばこれも予測済みか?
 ソウルバースト発動!!忍将軍クロハガネ参上!
 行け、キリカゲ!クロハガネ!」

バキバッキイイイン!!(利家:残りライフ2)

「ぐおおおおっ…!」

って、ここで早くもソウルバーストを使って利家を攻め立てていく兼続!今回はかなり早い展開ですねー
お互いに火炎之咆哮、ソウル神速、ソウルバーストと惜しみなく使いまくって、
あっという間に決着がついてしまいそうです。利家のライフも残りたったの2だしな

「ターンエンド」

「さすがはソウルバースト、大したもんだぜ…だがこれでお前の攻撃は受け切った!
 こっからが俺様のバトルよ!赤属性の底力を見せてやるぜ!
 来い刀将鎧アシュライオン!さらにセンゴクタイガーを召喚!
 アシュライオンとブレイヴだセンゴクタイガー!!」

「ぬっ…」

「ブレイヴスピリットはダブルシンボル…お前のライフは残り4、
 こいつで2回のアタックを決めればそれで終わりだぜ!」

そんな中で、今度は利家がお決まりのアシュライオン+センゴクタイガーのブレイヴで反撃に出ることに!
「こいつで2回アタックすれば終わりだ」と言ってますが、どうやって2回のアタックをするんだろうと思ったら
センゴクタイガーはあれなんですね、アタック時効果で敵スピリットを破壊したら、回復して2度目のアタックができるって
効果があったんですね。なるほど1度目のアタックで相手のライフを削りつつ、効果でスピリットを破壊し、
回復して2度目のアタックができるわけか。知らなかった…センゴクタイガーって強かったんだな…(えー



「行くぜアタックだ!センゴクタイガーのアタック時効果発揮!
 BP11000以下の相手スピリットを1体破壊!消し飛べキリカゲェッ!!」

ボッガアアアアン!!(キリカゲを破壊)

「ぬうううっ…キリカゲが…!」

バキバッキイイイン!!(兼続:残りライフ2)

「さあ回復しろブレイヴスピリット!」

「そうはさせんぞ!マジック”風遁之術”!相手スピリット1体を疲労状態にする!」

「チッ…!」

「2度目のアタックは封じたぞ…さあどうする」

「…ターンエンドだ!」

って、途中までは利家の思惑通りだったものの、疲労マジックを使って追撃を防いできた兼続!
このターンで決めるつもりだったのが、思わぬ形で防がれてしまいました
こうなるとキツイのは利家の方です、残りライフ2の状態で、兼続の攻撃に耐えなければならないので…

「利家の残りライフは2、ブロッカーは1体か…
 ここで兼続がスピリットを2体召喚できれば、勝利は濃厚となるが…」

「…リザーブのソウルコアをクロハガネに!クロハガネでアタック!」

「ヘッ、スピリットの召喚はなしか…!」

むう、ブロッカーが1体しかいない利家は、ここで兼続がぞろぞろとスピリットを出してきたら終わっていたわけですが…
しかし兼続も「やっべ出せるスピリットがないわ」ということで、
やむなく場に1体だけ残っていたクロハガネで攻めることになります
うーむ、クロハガネで攻撃しても、利家にはブロッカーがいるからライフを全然削れないですね。こりゃ攻撃は届かずに終わりか…



「この勝負もらったぜ!」

「させん!マジック”風遁之術”!相手スピリット1体を疲労させる!」

「なに!?」

「もう1枚あったのか!」

あっとしかしここでまた風遁之術!それ使うの好きだな兼続!
これによって利家のブロッカーは疲労させられ、クロハガネの攻撃は利家に直撃することになってしまいます
しかし利家のライフは残り2、これだけではまだトドメには届きませんが…

バッキイイイン!!(利家:残りライフ1)

「ぐおおおっ…!まだだ!まだ俺のライフは残り1!テメェの攻撃はしのいだぜ!」

「さらに!」

「!?」

「クロハガネの効果発揮!クロハガネにソウルコアが置かれた状態で
 ライフを破壊した場合…さらに相手ライフを1つ削ることができる!」

「な…なんだと!?」

バッキイイイン!!(利家:ライフ0で敗北)

「ぐっ…!くっそぉぉぉぉぉぉッ!!」

えええええ!?兼続勝っちゃったよ!!
おいおいおいマジか!まさかあの兼続が、蘭丸を倒した利家に勝つとは思わなかったわ!
決め手になったのは最後のクロハガネの効果ですね…アタックを決めた後、さらにライフを削ることができるとは。
ただこの効果を使うには、クロハガネにソウルコアが乗ってないと使えないんだそうで…
そういえばさっき、アタックを仕掛ける前にちゃんとソウルコアを乗せるって明言してたっけなあ。ちゃんと兼続も考えてたってわけか

 

「勝負あったな…さあ、次は自分の番だ!」

「…いや…その必要はねえ」

「なに?」

そんなわけで勝負は利家の敗北に終わり、「いやー待ちくたびれたわー」と次のバトルを始めようとする早雲ちゃん。
しかし利家は「その必要はない」と…え、ちょっと待って、まさかもう身を引くつもりですか!?
いやいやいやそれは決断早すぎでしょ利家!まだ早雲ちゃんが兼続にも負けて利家にも負けるって
展開あるかもしれないじゃないですか!むしろその可能性大だと思いますよ!(えー
まだ身を引くには早いってー!おいー!!

「…(スタスタ)」

「ん?ようトシ!」

「…あん?」

「へへへ、今なら誰と戦っても負ける気がしないぜ!ひと勝負やるか?」

そんなわけで、すっかり生命力のないゾンビみたいになって河原を歩いていた利家ですが…
その前に現れたのはなんと幸村でした。どうやら無事にアイカツカードをゲットしてきたようで
「このアイカツカードがあれば誰にも負けないぜ」
相当な自信を身につけてきたようです。なんてこった最強すぎるぜアイカツカード、最強すぎるぜー!!

「…お前とは組まねえ…」

「え?なに言ってんだ?」

「…(スタスタ)」

「ちょっ、お、おい、トシ!?」

って、「ひと勝負しないか?」という幸村の問いに対して「お前とは組まねえ」と、よくわからないことを言いながら
立ち去ろうとする利家。幸村からしたらかなり意味不明な状況ですね、まああれですよ
アイカツカードを見せびらかしたらドン引きしちゃって「お前とは組まねえ」って
言われてるようなもんだと思ってもらえれば…(えー

「組まないってどういうことだよ!?」

「どうもこうもねえ、そういうこった」

「トシ…?」

「全国大会の決勝で…待ってるぜ」

な、なんですと!?いきなり利家の口から飛び出した思わぬセリフ!全国大会の決勝って…
つまり利家は、こことは別の地区から大会に参加して、幸村と戦うライバルチームに所属するってことですか!?
そりゃまた意外な展開ですな…てっきり幸村の一番の仲間で理解者になると思ってましたが、あくまで利家はライバルだということか

しかしこの大会には大六天魔王も参加することを考えると…
決勝で幸村VS利家って展開は絶対ないですわな…(えー
決勝は幸村VS大六天魔王になるでしょうからねえ、となると利家は準決勝まで行って負けるって展開かな?
その準決勝で幸村VS利家になるのか、利家VS大六天魔王になるのかは分かりませんが…
まあ信長の噛ませになるよりは、幸村と戦って決着をつけて欲しいところですよね。次回に続く!

 


アニメ感想:バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル) 第25話「勝ち抜け、昇級バトル!」

「まさか、あの利家がムサシを去るとは…」

「奴の気持ち、俺にはよく分かる…」

「ああ、あいつは自分の意地を貫いたんだ。必ず全国大会の決勝に現れるさ…
 だから俺達も、絶対に決勝へ勝ち上がらなきゃな!」

「無論だ、そのために俺たちはここにいる」

「我らの行く手には、まだ見ぬ強豪たちが数多く待ち受けているだろう」

「けど、勝つのは俺たちだ!待ってろよトシ!」

さて前回、幸村と組むチームメンバー争いから脱落し、ムサシを離れて旅に出てしまった利家でしたが…
今回の冒頭では、そんな利家と大会で再戦する日を夢見て、幸村・兼続・早雲ちゃんは静かに闘志を燃やしていました
というか幸村は、この2人と組むことを割とすんなり受け入れたんですね

いやあなにしろ前回のメンバー決めって、幸村がいないところでやってたことなんで
「え、いや俺は兼続とか早雲とは組まないけど…」って幸村が言い出したらどうするんだろうって
思ってましたが、そんなトラブルもなくすんなりとチーム結成に至ったみたいですね

・一番メンタル強い利家サンが退場。これは幸村チーム、悩んだりで考え事しすぎで一戦落とす試合が多くなりそう
 利家サンはもしかしたら大六天魔王チームに入るかもしれないと思ってます。強くなった幸村と確実に戦うために

・利家の元ネタである前田利家が元々織田信長の部下なので、信長と組むという可能性も有るかと。

それとコメントで気になったのは、「利家はたぶん信長の仲間になるかもしれない」っていうのがいくつか来てたんですが
いやいやそれはさすがにどうなの!?いくら幸村と戦うためって言っても限度があるんじゃ!?
なにしろ大六天魔王は幸村が一番敵視してる存在ですからねー、前回まで利家は幸村と組む気マンマンだっただけに、
それが信長チームに入るってのは、一番の味方から一番の敵へ一気にぶっとぶ展開だなあと。

あと、信長チームと幸村チームが決勝で激突した場合、幸村が戦う相手はもちろん信長になるだろうから
信長チームに利家がいても幸村とは戦えないと思うんですよ
それは正直どうなんだろうって気がします、せっかく敵にまわったのに幸村と戦わずに終わるというのは…

「お〜い佐助!これから兼続たちとバトルの特訓するんだけど、お前も一緒に…」

「えっ、あ、ああ〜!ちょっとオイラたち忙しくってさぁ!ま、また今度!わりーな!」

「…?」

ともかく兼続たちと行動を共にすることになった幸村は、さっそく一緒に特訓バトルをする約束をしたようですが…
しかしその特訓に佐助も誘おうとしたところ、あからさまに慌てた佐助はそそくさと部屋から出て行ってしまうのでした
どうしたんでしょうか佐助のやつ、なんだかまるで
部屋でこっそりエロ本読んでたら母ちゃんに見つかった時みたいな反応をして…(えー

「むっ、もしかしたらこれでごじゃるか?」

「うん…?」

そんな中で、佐助の置いて行った秘蔵のエロ絵を手に取ってしまうごじゃる。
ああ、なんということだ!こんな年端のいかない幼い少女にエロ絵を見せることになろうとは!
これは幽遊白書で言うところの、コウノトリを信じている無垢な少女に無修正のポルノをつきつけるかのような(以下略)



「ああ、ランクアップバトルか!」

って、よくよく見てみたら、それは「バトスピランクアップバトル」という大会のチラシでした。
おっかしいなー無修正のポルノは?(えー  そんな冗談は置いといて、どうやら佐助はこの大会に出場して
A級バトラーになりたいと思ってるみたいですね。どうもこの大会で優勝するとA級バトラーになれるみたいなんで…

それにしても、このチラシを持つごじゃるの図とか手だけでもえらく可愛く見えますねー
この作画は正直すごいと思う。手だけでも可愛いと思える絵って、そうそうお目にかかれるもんじゃないですよ



「いっけーセンゴク・グレンドラゴン!」

バッキイイイン!!

「うわあああーっ!」

「へへっ、やったぜ!」

「やったな佐助!」

「ああ、絶好調だ!そっちは?」

「今のところはなんとかな、でも強い奴が多くてさ〜」

「おいおい弱気は禁物だぜ、なんたってオイラ達も
 全国大会に出場するんだからな!幸村とチームを組む夢は叶わなかったけど、
 それなら幸村のライバルとして大会に参加してやろうぜ!」

そんな一方で佐助はというと、さっそくランクアップバトルに出場していたようで
意外と順調に連勝を続けていました。というか佐助はこの大会だけじゃなくて、
戦国チャンピオンシップにも出場するつもりだったのか…まあ、バトラーなら誰でも出場できるって言われてましたからね。
ただ、佐助って早雲ちゃんにボロクソに負けたぐらいの実力だし、仲間のモブたちもたぶん佐助より弱いだろうし
幸村たちと激突したら一方的な虐殺ショーになっちゃいそうな気がするんだが…(えー

「センゴク・グレンドラゴン、すっごーい!」

「へ?」

「あっ、いきなりごめん!でも断然強いんだもん!センゴク・グレンドラゴンって!」

「へへっまーな!お前よく分かってんじゃん!」

「僕は柊宗矩(ひいらぎむねのり)!みんなはムネピーって呼ぶけどね!
 僕なんかじゃ君たちにはかなわないだろうけど、
 力いっぱい頑張るから正々堂々バトルしてよね!」

「おう、もちろんだ!一緒にランクアップを目指そうぜ!」

って、佐助が快進撃を続ける中で、それに感心するようにトコトコ寄ってきた少年が一人。
単なる観客の坊やかと思ったら、こう見えてもどうやらこの大会の参加者みたいですね
えらく人懐っこいそんな宗矩に対して、佐助もすぐに意気投合して親睦を深めることになります

「ところでムネピーはどんなカード持ってんだ?
 オイラでよければアドバイスするぜ!」

「えっ、いいの!?僕の一番のスピリットはこれなんだぁ!」

「へぇ、巨蟹武神キャンサードかぁ!」

な、なんですとー!?おいおい!なんとなく宗矩のキースピリットについて聞いてみた佐助ですが、
なんと返ってきた答えは思わぬカード!巨蟹武神キャンサードですってよ!お、お前そのスピリットはまさしく…

12宮Xレア!!
12宮Xレアでは
ないかああああ
あああああ!!
(えー

それ親父殿が愛用してた12宮Xレアじゃねーか!!
まさかこんなところに再登場しようとは、こんなん見たら12宮Xレア狂いの親父殿が大喜びですよ
確かキャンサードは12宮の中でも特に使えるカードだったので、なかなかカード選びのセンスがある坊やじゃないですか

「てことはムネピーは緑属性なんだね」

「うん!みんなのカードは?」

「オイラのお気に入りは荒武者マ・ゾゥだ!
 こいつはアタック時効果が抜群なんだよな〜!」

「へへっ、マ・ゾゥがなんだい!俺の火炎裂波斬の方が断然強いぜ!」

「僕のキーカードだって負けないよ〜!」

そんな一方で、佐助の連れのモブたちの主力カードについてもここで明らかに。
荒武者マ・ゾゥやら火炎裂波斬やら…なんか聞いたことないカードばっかだなあ
まあモブキャラの使うカードだし、そんな対して強くもないんだろうなーと思っていたら

荒武者マ・ゾゥってこれかなり強くないですか!?
どんな雑魚カードかなーと思ったらBP13000もあるのかよ!いやいやこの数値って
幸村のソウルドラゴンやダンさんのサジットアポロドラゴンと互角じゃねーか!
利家や兼続のキースピリットが軽く殴り倒されるレベルだよ!なぜこんなモブキャラがBP13000のスピリットを…

さらにこのマ・ゾゥ、召喚時効果でBP20000以下の敵スピリットを破壊するってのも凄いですね、20000とか範囲広いなオイ
うーむ予想以上に強いぞマ・ゾゥ。それと「アタック時効果が抜群なんだよな〜」と言ってましたが、
そのアタック時効果を見てみたら、BP6000以下の敵スピリットを破壊するだそうです。え、BP6000…?
なんでこれが抜群の効果なんだ…?(えー  さっきの20000に比べたらえらいしょぼく見えるんだけど…

「あいででで!あ〜!もうダメだぁ!」

「ふん、修行が足りんな」

「幸村の軍師、黒田環奈か…まさかお前に自分のデッキを見せることになるとは」

「まあこれも何かの縁、志を同じくする同士となったからには、遠慮は無用でごじゃるよ」

一方その頃、幸村たちは兼続の家に集まって、お互いのデッキを見せ合いっこしているところでした
特に知識の豊富なごじゃるがデッキ構築の手助けをしてくれているみたいですね
あとどうでもいいけど、この家には椅子がないみたいでみんな正座しながら長時間座っております
ただ幸村はそれに耐えられなかったらしく、途中で音を上げて足を崩してますが…

「ふむふむ、さすがは早雲、スキのない完璧なデッキでごじゃるな!」

そして早雲ちゃんのデッキをひととおり眺めた感想は…えっスキのない完璧なデッキ!?
それはひょっとしてギャグで言ってるのか!?(えー
いやいやちょっとごじゃるは何言ってるんですか!それってついこの間まで泥沼4連敗してたデッキなんですが!
いくらお市からカードをもらってデッキを強化したとはいえ、「スキのない完璧さ」って早雲ちゃんのイメージと違いすぎる…

「が、これでよりカードの特性を引き出せるはず」

「ほう…」

「じゃあひとつ手合わせ願うぜ早雲!」

「よかろう」

がしかし、ごじゃるはそんな早雲ちゃんのデッキに少し手を加えてから返したようです。
これは早雲ちゃんのデッキがまた一歩強化されたということなのか?
それにしても今回の早雲ちゃんは生足まるみえになってるのが大変エロいですね(えー
なんだか早雲ちゃんの生足見るのってずいぶん珍しい気がするけど、普段はどんなんだっけ?と確認してみたら



こんな長いブーツ履いてたんですね
ヒザまで全部すっぽり隠れるようななっがいやつを…どうりで生足の印象がなかったわけだ
しかし早雲ちゃんせっかくいい足してるんだからこんなブーツは一刻も早く脱いでもらいたい!!(えー

「ところで幸村、佐助たちの応援に行かんでよいのか?」

「佐助なら大丈夫さ、あいつだってもういっぱしのバトラーだ。
 それに今の俺もあいつと同じだ、もっと強くなるために今できることを全力でやる!」

バッキイイイン!!

「うあああああーっ!!」

「タ、タイチーッ!大丈夫かタイチ!」

「アッハハハハ!楽勝楽勝!最初から荒武者マ・ゾゥで来るって
 分かってんだから、負ける方が逆に難しいよねぇ!」

そんな一方で、大会会場の佐助たちの様子ですが…なんとそこでは思わぬ事態が!
ついさっきまでニコニコ話していたあの宗矩が、凶悪な本性を表して佐助の仲間たちをボコボコにしていました
おいおい、お互いにカードを見せ合ったのとかこれが目的だったのかよ!きたねー真似しやがって!
まあ、とはいえ「お前のカード見せて」って最初に言ったのは宗矩じゃなくて佐助なんだけどな…(えー

それとこの宗矩、ふだんはバンダナを腕に巻いてるんだけど、それを頭に巻いたとたん凶悪な本性を表すって
おめーはソーマの黒木場かよ!!単なる偶然なんだろうけど微妙に似てるな

「ち、ちくしょう、はなからこっちのカード読まれてちゃ、勝てるもんも勝てないぜ…」

「僕もユウヤもやられたよ…さっきあいつにデッキを教えたばっかりに…!」

「ム、ムネピー、なんで…」

「しかもあいつ、緑属性じゃなくて黄属性使いじゃんか!」

「え?あれ信じてたの?これから戦う相手に
 ホントのこと教えるわけないじゃん。アハハハハ!」

な、なんだとー!?ちょっと待て緑属性じゃなくて黄属性使いだと!?
な、なんてこった…正直タイチたちのデッキを盗み見たことは俺的にどうでもいいんですが
自分のデッキを偽ったことだけは許せねえ!それだけは絶対許せねー!!

なぜそれが許せないかって、緑属性を使ってないってことは
さっき見せた巨蟹武神キャンサード(緑属性)もぜんぜん使ってないってことだからですよ!
てめえええええええ12宮Xレアをそんな粗末に扱いやがって!ダンさんが文字通りに命をかけたカードだというのに!
せめて主力として使ってるならともかく、デッキに入れてすらいないのかよ!どこへやったんだ、一体どこへやりやがったんだー!

「12宮Xレアはどこだ…!!
 12宮Xレアはどこだあああああああああ!!!」

「う、うわああああああああーーっ!!」

というわけでこのクソガキは親父殿にメッタクソにされて消えてなくなりました。おわり(えー
こんな奴のバトルは真面目に語る気もしねーぜ!あれですよ、獄龍隊にバトルで負けた人間は
敗者必滅される運命なんでこのクソガキとはもう二度と会うこともないでしょうね(えー

ところで親父殿といえば、今はブレイヴの再放送が東京MXでやってるみたいですねー
ちょうど次の回が例のクライマックスのダンまゐバトル回なんだそうで。いいなあ俺もまた見たいわ
というかブレイヴこれだけ好き好き言っておきながら、前半ちゃんと見てないから一度通して見ておきたいんだよなー
テレビ神奈川もこういうのやってくれやマジで!まったく使えねー放送局だぜおめーはよ!(えー

「おお〜い幸村〜!やったぜ!オイラも今日からA級バトラーだーっ!!」

「おお…!佐助のやつやりおったでごじゃるな」

「ああ、だから言ったろ、あいつなら心配ないって!」

そして大会の結果、佐助はどうやら無事にA級へ上がることができたようです。よかったよかった
こうなったのもすべて親父殿という功労者がいてくれたおかげなんやな…獄龍隊最高なんやな…(えー  次回に続く!

 




今回のバトスピ感想の前にちょっと一言。今月発売の最強ジャンプ11月号で、
バトスピ烈火魂の描き下ろしポスターが付録についてきますね。絵柄はこんな感じで
大六天魔王と対峙する幸村の図になっております。思ったよりかなりでかいポスターで
絵柄全体をスキャンするのは面倒くさかったので興味ある人は最強ジャンプ買ってください(えー

そうそう、烈火魂のポスターといえば、けっこう前にもアニメディア6月号にやっぱり付録としてついてきてたんですね



これがその時の絵柄なんだとか。おいおいマジかよごじゃる可愛すぎんよー
ごじゃるがいるだけでグッと雰囲気変わるわ!よーしみんなアニメディア6月号を買おうぜ!!(遅すぎる宣伝)
最強ジャンプさんも大六天魔王じゃなくてごじゃるを描いてくださいよ頼みますよー

ただ今回、最強ジャンプについては、ごじゃるじゃないけど早雲ちゃん的にかなり見どころがあったんですよね
というのも、最強ジャンプでは漫画版の烈火魂が連載されているわけですが、今回の話がどんなだったかというと…



なんといきなり全裸の早雲ちゃんから話が始まるという攻めっぷり!うおー!ぜ・ん・ら!ぜ・ん・ら!
この後の早雲ちゃんは幸村にじっくりと全裸姿を舐めまわすように見られたあげく
「お前…におうぜ」と言われるハメになります。ゆ、幸村あー!!お前はなんてことを言うんだー!!
全裸をまじまじ見られて匂いをかがれて「におう」とか、もう早雲ちゃんお嫁に行けない!責任とってやれよ幸村!

さらにその後、幸村と早雲ちゃんでバトルするわけですが、もはやまともなバトルになるわけがなく
スピリットが早雲ちゃんのスカートをめくろうとしたりともはややりたい放題です

そう、アニメの早雲ちゃんは短パン姿ですが、漫画ではスカートに変わってるんですなー
やっぱスカート最高じゃねーかよぉ!!(えー  前にもさんざん語ったけどスカート最高なんだよぉ!
ちなみに漫画版の早雲ちゃんは性格も変わってるようで、アニメでの強気一辺倒なキャラとは違って
「ひ、ひどい…」と半泣きになったりするような女の子らしい面があったりします。
いやぁいいっすねーこんなん見たら犯したくなりますねー(えー
なんだか漫画版も色々と面白いなぁ、最強ジャンプはノーマークだったけど今後はチェックしてみるか…



アニメ感想:バトルスピリッツ烈火魂(バーニングソウル) 第26話「白き翼、白銀謙信!」

「はじめまして、私は越後の白銀謙信(しろがねけんしん)…
 烈火幸村くん、群青早雲くん、宝緑院兼続くん、全国大会の前にぜひ君たちに会ってみたかった」

「白銀謙信だと…!?」

「なんだ、知ってるのか?」

「知っているも何も、白銀謙信といえば北陸エリアの頂点に君臨し
 全国にその名を知られたS級バトラー…!」

「白属性の鉄壁の防御、スキを見せぬ緻密な采配…
 ついたアダ名は”白き翼の軍神”…!」

「間違いなく、全国大会優勝候補の1人でごじゃる!」

「優勝候補だって!?」

さて今回のバトスピですが、冒頭からひょっこり現れた新キャラが、幸村達を訪ねてきているシーンで始まりました
新キャラの名前は白銀謙信、どう考えても上杉謙信がモチーフのキャラですね
さすが有名な武将が元ネタだけあって、全国でもトップレベルの凄まじい実力を持っているとかなんとか…

それにしても、兼続、早雲ちゃん、ごじゃるの3人が「えーっ!?あの有名な謙信さんですかー!?」って驚いてる中で、
1人だけ「謙信?誰それ?」とか言ってる幸村は案外アホの子なんやな…(えー
ま、まあ幸村はしばらくバトスピから離れてたブランクがあるから、謙信はその間に出てきた有名バトラーってことで…



「全国大会に向けて、敵地を探りに来たというわけか」

「そんなところですね」

「へへっ、正面から堂々と乗り込んでくるとは気に入ったぜ!
 ようし、俺と勝負だ白銀謙信!」

「いや、そのバトル俺が受けよう!」

「兼続!?待てよ、先に言ったのは俺だぜ!」

「幸村、今お前は全国大会に向けてデッキを再構築中のはず…
 ここは俺にやらせてくれ」

ふむ、今度の全国大会に向けて、ライバルとの手合わせがしたくてこの場へやってきたという謙信。
幸村は大喜びでその申し出を受けようとしますが、「いいやここは俺が!」と兼続に役割を取られてしまいます
うーむ確か幸村って、ついこの間もサルとバトルする時に
「ようし、俺と勝負だ真白藤吉郎!」
「いや、そのバトル自分が受けよう!」
「早雲!?先に言ったのは俺だぜ!?」みたいなことになってたよね(えー
なにかと後回しにされやすい主人公なんやな…不憫なんやな…

そんなわけでバトルが始まりますが…えっ何この座り方は!?えええ!?
幸村のやつ両手に花の超勝ち組ハーレム状態で座ってるじゃねーか!!(えー
うごおお、「不憫なんやな」とか言った俺がバカだった!不憫どころかウルトラスーパー勝ち組じゃねーか!

モテモテやな幸村、ごじゃると佐助の間にちょっと間が空いてますが
このほんのちょっとの間にどうやっても超えられない透明な壁が俺には見えるぜ…(えー
何しろこの図、ごじゃるの荷物が佐助のいる方に置いてあるじゃないですか。それってつまり、ごじゃる的には
幸村と距離を詰めて座りたい。佐助?あっち行ってろってことですよね!?(えー

早雲ちゃんも幸村のこんなすぐ近くに座るとはなー、てっきり1人だけ離れて座りそうな気がしてましたが
いやはや幸村に対して予想以上に気を許してますね、考えてみれば早雲ちゃんは幸村相手に
全裸見られたりパンツ見られたり「におう」とか言われた仲だしなー(えー

幸村のやつやりたい放題やんか!ちなみに幸村は、今回謙信が登場するちょっと前まで
早雲ちゃん&ごじゃるの2人と仲良くおしゃべりしながらデッキ組んでました。
幸村の勝ち組ぶりここに極まれり!(えー

「シノビコガネでアタック!カッチュウムシでアタック!」

バキバッキイイイン!!(謙信:残りライフ2)

って、そうこうしているうちにバトルも佳境に入っており、謙信のライフも残り2まで減っていました
ふむ、兼続も結構がんばってますね、もっと圧倒的に謙信が勝つのかと思ってましたが…ただまあバトルの内容より
俺は観客席の様子のほうが気になって仕方ないんだけど…(えー

「ふふ…先ほどの攻撃で私のライフは3以下となった。これで条件は整いました…!
 天よ地よ、白き光よ!その大いなる翼を闇に広げよ!
 混沌を照らす力となれ!いざ参れ…!我がアルティメット!
 召喚!戦国六武将センリュウカク!!」

「なっ…!アルティメットだって!?」

とかなんとか言ってたらここでまさかのアルティメットを出してきた謙信!
おおこれは…さすがに俺も観客席ばかり見てる場合じゃないですね(えー
アルティメットとは、前作の「最強銀河究極ゼロ」から新登場したカードであり、スピリットとは似て非なるカード…
一言で言えば「スピリットよりも強力なBPと耐性を持つカード」といったところでしょうか

たとえば、一般的なスピリットのレベルが1・2・3で、BPもせいぜい10000あればいい方といったところですが
アルティメットのレベルは3・4・5で、BPは20000やら30000やらまで上がる連中がゴロゴロいるといった感じです



たとえば謙信が出してきたセンリュウカクも、最低レベルでBPは15000あり、最大で25000まで上がるという
どえらいパワーを持っています。つまり並大抵のスピリットじゃ、こんなのと殴り合ってもまるで勝ち目はないってことですな

「だったら効果で破壊するしかねーぜ!」と言いたいところですが、バトスピによくある相手スピリット1体を破壊するとか
そういう効果については、アルティメットには一切通用しません。なぜならアルティメットはスピリットじゃないから。
そんな風に、スピリットを対象にした効果が効かないために、一般的なスピリットより強力な耐性を持つってわけですな

こう書くとスピリットの完全上位互換みたいですが、アルティメットにも弱点があって
それはカードごとに召喚条件が決まっていて、それをクリアしないと召喚できないってことですね
いつでも気軽に出せるわけじゃないってことです。センリュウカクの場合は「自分のライフが3以下になるまで召喚できない」という
縛りがあって、さっき謙信が「条件はクリアされた」ってルルーシュみたいに言って召喚したのは
つまりそういうことなわけです(えー

「風雲うずまく戦国の世に、混乱を制す力あり…それこそが戦国六武将なり!」

それとこのセンリュウカク、「戦国六武将」っていう風に呼ばれてますが、それってつまり
センリュウカクと肩を並べるアルティメットのカードが、全部で6枚存在するってことでしょうか
要するにあれか、キン肉マンで言うところの悪魔六騎士とかそういう…(えー

「センリュウカクのアタック時効果発揮!相手スピリット1体を手札に戻す!」

「なに!?」

バシュウウウウ(兼続のブロッカーが手札に戻る)

「まずいぞ!これで兼続のブロッカーはクロハガネ1体に!」

「兼続のライフは残り3、謙信のアタッカーは4体…!」

「ぐっ…!謙信!来いィィィッ!!」

「見事な覚悟です…素晴らしいバトルでした、愛の戦士・宝緑院兼続!」

バキバキバッキイイイン!!(兼続:ライフ0で敗北)

「ぐおあああああーーっ!!」

ああ、そして最後は、センリュウカクの効果でブロッカーを減らされて、謙信の総攻撃で敗北した兼続!
やっぱ兼続じゃ無理だったか…まあ次は、幸村か早雲ちゃんが出ればなんとかなるんじゃないでしょうか
なぜなら幸村のソウルドラゴンは、BP20000以下のアルティメットを破壊するという効果があり
早雲ちゃんの蓮華王センジュは、コスト10以下のアルティメットを破壊するという効果があるから…
この2人が出てれば、センリュウカクとか簡単に破壊できたんやな…兼続は犠牲になったのだ…(えー

「今日はお手合わせいただきありがとうございました。
 あとは決勝大会での楽しみにとっておきましょう。兼続くん、君とも再び…」

「…」

そんなわけでバトルを終えた謙信ですが、どうやら兼続のことを好敵手だと認めたようで
決勝でもまた戦いたいと言ってますね。いやいやマジですか、大会でも謙信vs兼続の試合やるってこと!?うーむこれはあれか
幸村や早雲ちゃんではセンリュウカクを簡単に倒してしまうから兼続が適度に苦戦する展開に…(えー

「その時は、戦国六武将の真の姿とともに…」

「え?」

「それでは(すたすた)」

「真の姿ってどういうことだ…?戦国六武将には、まだ何かあるってのか?」

「ソウルコアでごじゃろうな…あの白銀謙信、兼続との戦いでは
 1度もソウルコアの力を使っていなかったでごじゃる」

「そ、そういえば…」

「一体…戦国六武将とソウルコアがひとつになったら、どんな力を発揮するんだ…!?」

って、最後に一言、今度の戦いではセンリュウカクの真の力を見せると言って去って行った謙信…
ごじゃるの予想によると、ソウルコアを使うことでセンリュウカクはさらなる強烈な強さを得られるようです。おいおいマジかよ
これ以上強くなるっていうなら、もう兼続に任してる場合じゃねーぜ!今度は幸村か早雲ちゃんが戦って
センリュウカクが出てきた瞬間に破壊効果でぶっ壊してだな…(えー  次回に続く!

 






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