11月30日

いきなりですが今日は俺が最近やってるゲームの話をしたいと思います。
このところ、実はけっこう時間使ってやってるゲームがいくつかあるんですよね



まず1つ目はクイズマジックアカデミー。最新タイトルのトーキョーグリモワールがゲーセンで稼働中なので、これを結構やってます。
画像をご覧の通り、現在の俺のランクは黄金賢者。これってけっこう頑張ってる方だと思うんですよね
ちなみに今作での黄金賢者がどのあたりの位置なのかというと

ひよっこ魔法使い

新人魔法使い

初級魔法使い

中級魔法使い

上級魔法使い

初級魔術士

中級魔術士

上級魔術士

初級魔導師

中級魔導師

上級魔導師

賢者

大賢者

青銅賢者

大青銅賢者

白銀賢者

大白銀賢者

黄金賢者

大黄金賢者

白金賢者

大白金賢者

宝石賢者

とまあ、黄金賢者はこの位置になります。俺けっこう頑張ってるやろ!?(えー
平日はかなりの頻度でゲーセンに通ってやってます。仕事が終わって6時から8時くらいまで大体いつもやってるかなー
ちなみに、さっきの画像で挨拶コメントが「はでに行くぜ!!」ってなってるのは、
ゴーカイジャーのマーベラスの口癖だからこれに設定してますね
あと二つ名が「アーバンストレンジャー」ってなってるのは
なんかゴーカイジャーっぽい二つ名ねーかなと思ってこれ選んでますね(えー

多分これ設定した時、ゴーカイジャーがジュウオウジャーにゲスト出演した頃で、そのことで頭がいっぱいだったんだろうな…
というかゴーカイジャーごっこをするって考えたら、選べる衣装の中に海賊服があるんだからそれ着ればいいのにね。
今まで気づいてなかったわ…(えー  今度プレイする時には海賊服に着替えておこう…

それとクイズマジックアカデミーの他には、何をやってるかというとストUをやってます
正確に言うと、ストUシリーズがひとつにまとめられたハイパーストUですね。
なんで今ごろになってストUなんてやってるのかというと

その浮いた金で…

ストU
やるべき
だろうが!!

っていうこのクラハシの熱意に揺さぶられたというか、俺の中のクラハシが目覚めてしまったというか…(えー
ストUに命懸けてるクラハシを見ると、自分も久々にやりたくなったんですよね
あとは太刀川さんとかオゴウさんの存在も大きいですねー

要するに、ストU時代にとてつもなく強かった凄腕プレーヤーなんですけど、
この人達が最近ウメハラの配信に呼ばれて、どんな風にストUをプレイしてたかをあれこれ語ってたんですよね
それ聞いてたらまた俺の中のストU熱が燃え上がってきてね…
特にオゴウさんの弾撃ち理論って本当に凄いと思うんですよ

「撃たれて飛ぶ方はいつも疑心暗鬼。撃つ方だけが確信を持っている」とか
「飛んでいる側は”飛んでいる”のではなく”飛ばされている”。いつの時代もそう」とか
カッコよすぎでしょこの人。こんな風に言えるプレイヤーになりたいわ
弾を撃つことで場を支配するというか、相手の動きを縛るというか…まるでアカギみたいですよね

←ウメハラ漫画にも登場するオゴウさん

実際にオゴウさんは、ストUをやるとき物凄い勢いで飛び道具を連発するんだけど、
相手がジャンプで避けようとした時だけは、そのジャンプをまるで予知したように対空技で迎撃するという神業を
やってのける人なので、この人の話を聞いた後はとにかく自分も飛び道具を撃ちたくなるんですよね

要するに「飛ばせて落とす」を極めたようなプレイをするのがオゴウさんなので、
自分もそんな風に波動拳を使いこなしてみたいって思うわけですよ
そんなわけで今は毎日のようにストUやって波動拳をうりゃうりゃ撃ってます。まあCPU戦なんですけど…

そして3つ目のゲーム。これはスマホゲーのモンスターストライクですね。
これは本当につい最近(というか昨日)始めたばっかで、まだチュートリアルをクリアした段階です
なんで今になってこれをやり始めたのかというと、モンストって今幽遊白書とコラボしているので
ツイッターとか見てると「くっそー戸愚呂100%が強くて勝てねえ!!」って
戸愚呂に苦戦してる人のツイートがちらほら目に入ってくるんですよ

それが俺の始めた理由ですね。なんていうかそんな風に、
「戸愚呂が強い」っていうことがすごく嬉しかったんですよ

(C)冨樫義博/集英社

というのも、戸愚呂って幽遊白書の原作でも途中まで凄く強いボスキャラで、存在感も凄まじかったんですけど、
しかし戸愚呂の次に新しい敵が出てきてからは、「実は戸愚呂はB級妖怪だった」っていう格下的な扱いになってしまって
戸愚呂より強いA級妖怪が出てきたり、さらにそれより強いS級妖怪が出てきたり、
さらにさらにそれより強い超最強の妖怪が出てきたり、そんな展開になっちゃったせいで戸愚呂って
読者から「B級(笑)戸愚呂(笑)」ってネタキャラ扱いされるようになっちゃったんですよ

俺はそれがすごい悲しかったんですよね…戸愚呂ってあんなに強くて存在感あって
「幽遊白書のボスキャラといえば?」って聞かれたら、間違いなく戸愚呂と答えるくらい俺の中で印象的なキャラだったんですが
今じゃB級とか見下されて笑いものになっちゃってるのが、どうしても受け入れられなかったっていうかね…

しかしそんな中で、モンストの戸愚呂がやたらと強い強いっていう話を聞いて、
強い戸愚呂が帰ってきたみたいな気持ちになって、やっぱり戸愚呂はそうでなくちゃいけねえよって
なんとも言えない嬉しさがあって、ついつい自分も始めてしまったというわけです。

とはいえ、本当にまだ始めたばかりでチュートリアルをやっただけの状態なわけですが、
モンストってチュートリアルが終わったら、レアモンスター用のガチャが1回引けるようになりますよね。
で、まあ俺もそれ引いてみたんですけど、その結果出てきたモンスターというのが



このルシファーって奴なんですけど、こいつって強いんですかね?
なんかイマイチ覇気のない見た目してるから、こいつちゃんと戦えるのか?って不安だったんですが、
とりあえず攻略WIKIを見てみたら、ルシファーは大当たりのモンスター。出る確率は0.5%とか書いてあってマジ仰天しました
いやちょっと!こいつが大当たりって本当に!?釣りで言ってるんじゃないよな!?(えー

実は物凄くよわっちいモンスターなんだけど「大当たりです(笑)」って初心者を騙そうとしてないよな!?
ふーむ、本当に何も知らないからルシファーの価値が実感できてなくて…たとえばこのルシファーって
戸愚呂の言葉で言うところの「む!!やるねェ…」ぐらいの強さはあるんかな?(えー
ルシファーがそれぐらい強かったら、ちょっと本気でモンストやってみようかなと思ってます。触ってみた限り結構楽しそうだしね


11月28日

ジャンプ感想:食戟のソーマ 第135話「薙切の血族」、第136話「囚われの女王」

「緋沙子、今日まで本当にご苦労だったね」

「え…?」

「今日限りで、君は秘書の責務から解放されるんだ」

「そんな…!あの…私…私は!」



さて前回、トンチキな十傑連中が寝返るという暴挙により、最強ジジイを蹴落とし学園総帥の座についてしまった中村くん。
そして今回はというと、薙切の屋敷で「お前クビだから」と秘書子に解雇を言い渡しているところでした
ふむ…なんていうか、中村くんって薙切の家から追い出されて縁を切られたような状態だったのに
学園総帥になったことで家にも帰ってこれたんですかね?(えー

「お、お父様…私は緋紗子と…これからも…」

「心配しなくても大丈夫だよ。これからは僕がずっと傍にいるんだからね」

「…!!」

「これからはえりなの才能をもっと活かせるよう尽力するつもりだ。
 手を取り合い一緒に頑張ろう。ね?えりな」

「……はい…お父様……」

ああ、そして「秘書子を追い出す」という本来なら到底許せないことをされてしまったえりなお嬢様ですが、
しかしそれでもこのクソ親父を前にしてしまうと、お嬢様はどうしても震えが止まらず言うことを聞くしかできないようです
こりゃ相当に調教されちゃってるみたいですね(えー



見よ、このえりなお嬢様のまるで生気のないレイプ目を!エロ本のキャラとかが調教されすぎるとこうなっちゃうやつですよ
一体あのクソ親父は実の娘に対してどんないやらしい育て方をしやがったんだ…(えー

「幸平〜!幸平はいるかい!」

「どーかしたの?ふみ緒さん」

「たった今、やつに来客があってね」

一方その頃、極星寮ではソーマに客が来ているということで、ふみ緒さんがソーマを探し回っていました
どうやらその客人は、すでにソーマの部屋に上がり込んでいるようです。ほほう…身に覚えのない客人がすでに部屋に来ていると…
なるほど話の流れが読めましたよ。このパターンで言うと、おそらくソーマの部屋で待ち受けている男というのは…

ガチャ

「…!?この人は…!?」


「二宮隊の二宮だ。
 突っ立ってないで座れよ。
 幸平」

(C)葦原大介/集英社

 

二宮さんじゃないですかああああああああ!!(えー
なんということだ!ワートリでやっていたように二宮さんがソーマの部屋に上がり込んできたのです
二宮さんあんたって人は、いくら鳩原さんの情報が欲しいからって他の漫画のキャラの部屋にまで突入するなんて…

(な…なんでこの人が俺の部屋に!?)

「突然訪ねた非礼を許してくれ」

「はぁ、それはいいっすけど…俺に何か用事すか?」

「君に話したいことがある。少し表へ出よう」

そんなわけで、いきなり二宮さんが部屋に上がり込んでいるのを見て
「なんでこの人が俺の部屋に!?」と驚きあわてるソーマ。
しかしよく話をしてみると、「突然訪ねた非礼を許してくれ」二宮さんよりずいぶんまともなことを言っているので
あの横柄な二宮さんがこんなまともなわけがないと、よくよく客人の姿を見てみると…



あれ?最強ジジイじゃないですか!
部屋にいるのは二宮さんだと思っていたら!いやー全然気づきませんでしたよ、今まで全然気づかなかったなー(えー
あとどうでもいいけどこの爺さん、中村くんに屋敷まで乗っ取られちゃったっていうことは
今は自分の家もなくなってホームレス生活を送ってるんでしょうか(えー
まあそんな冗談はともかく、最強ジジイはソーマに話があるとのことで、寮を出てその辺を散歩しながら2人で会話することになります

「で、あのー…俺なんかにわざわざなんの話っすか?」

「君から見てえりなは、どんな料理人かな?」

「やー、どんなって…味にすんげーうるさくて、
 なんかこういつもピリピリしてる感じっすよね」

「えりなは、よく笑う子だった」

「!?」

そんな最強ジジイの話とは、えりなお嬢様に関わることのようですが…
ソーマから見たお嬢様は「よく怒る」というイメージであり、認めたくない相手がいれば断固として許さないという印象のようですが
しかし最強ジジイいわく、かつてのお嬢様は「よく笑う」イメージの温厚な少女だったと…



ちなみにこれがかつてのお嬢様の姿なんだそうです。いやいやさすがにこれは
思い出を美化しすぎなんじゃないですか爺さん!!(えー
本当にこんな「うふふっ、あははっ」とか笑う可憐な少女だったのかよ!
いやこれはさすがに爺さんの身内びいきが入ってるわ…こりゃ身内びいきが入ってるわ〜

まあともかく、爺さんの中ではそれだけ可憐な少女だったえりなお嬢様ですが、
ある日それが一変する事件が起きてしまったそうです。それというのがやはり、中村くんがらみの忌まわしい事件であり…

「えりな、おいで」

「お父様?どこへ行くのですか?」

「えりなはいい料理人になりたいかい?」

「はい!」

「ならばついておいで。これから君に…”料理”を教えてあげよう」



あーっとこれはー!?なんと幼いえりなお嬢様を、薄暗い個室へと連れて行く中村くん!
おいおいこの部屋ってどう考えてもレイプ部屋じゃないですか!中村のやつなんてことを…
「その部屋は暗かった」とジジイも言うくらいに薄暗い部屋のようですが、俺がこの間のドリフターズ感想で
レイプ部屋はちゃんと明るくしとけとあれほど言っておいたのに!(えー

ともかくそんな部屋に入ってみると、ぽつんと机が置いてあって、その上には料理が盛りつけられた2つの皿がありました
どうやらこの2つの皿で、味を食べ比べろということみたいですね。なんだか芸能人格付けチェックみたいだな
あれみたいに味を間違えると扱いがどんどん粗末になっていくというやつでしょうか。誰かGACKT呼んできて(えー

「(もぐもぐ)」

「さて、どちらが正しい味付けかな?」

「左です。右の皿は動物性油脂が主張しすぎていて、調和していません」

「よろしい。では右の皿にあるものを屑入れに捨てなさい」

「え…?で、でも料理を粗末に扱うなんて…」

ああそして、格付けチェックには正解したお嬢様ですが、質の低かった料理はその場でゴミ箱に捨てろとの
中村くんの無慈悲な一言が!つまりこの料理は映る価値なしということなんでしょうか(えー
ともかく、そんな風に料理をゴミ箱に捨てるなんて気乗りがしないお嬢様でしたが…

ギリギリギリギリギリ



そんなお嬢様に暴行を加えながら「いいからやれよ」と強要する中村!
イヤイヤ料理をゴミ箱に捨てるお嬢様の様子とか見ても、これは相当な精神的レイプですね
つい最近のお嬢様の店での描写もそうだけど、中村くんは本当に娘を精神的レイプするのが好きやね…

「いいかいえりな、情けを持ってはいけない。不出来な品を決して許すな。
 この父の認めるもの以外は屑だ。芥だ。塵だ。屑だ。芥だ。塵だ。屑だ。芥だ。塵だ。
 屑だ。芥だ。塵だ。屑だ。芥だ。塵だ。屑だ。芥だ。塵だ。屑だ。芥だ。塵だ。」

「お父様が認めるもの以外は…ごみ………」



そんな風に中村くんが続けた洗脳教育によって、ついに人が変わったように他人を踏みつけにする性格となってしまったお嬢様。
今のお嬢様が時々見せるような、ゲスな一面はこういう風にして形作られたと…ふーむなるほど…
この話を見て俺が思ったのは、お嬢様って初期の頃の横暴な行動のせいでゲスなイメージがついちゃってるから
「アレは全部中村くんのせいだったんです!」と主張することで、
ゲスなイメージを払拭してクリーンな印象を持たせようとしているのかなってことでした

というのも、お嬢様って結構今でも初期の頃の行動のせいで読者から叩かれることが多いんですよね
特にソーマの料理をまずいと言って入学を認めなかった件については、
かなりの読者が不満を持っていて、いまだに愚痴を言ってる光景をよく目にするぐらいです

たぶん作者は、そういうえりなお嬢様のマイナスイメージを払拭したくて、この中村編を始めたんじゃないでしょうか
さっきの中村くんの「不出来な品を決して許すな。この父の認めたもの以外は屑だ」
って教え込んでるシーンからもそれを感じます。中村くんが認めるものって
超一流の芸術のように高貴で価値ある”真の美食”なわけだから、それを教え込まれたお嬢様が
ソーマのような庶民のうすぎたない料理を認めるわけがないっていう風にも取れますしね

つまり、お嬢様が初期にやっていた、ソーマや他の生徒を蹴落とすような行為は中村くんのせいでああなったというフォローを入れて、
本来のお嬢様はもっと清い性格であることをアピールしたいんじゃないかなと。そのための中村編なんじゃないかなと。
ただまあ…お嬢様のイメージアップのために必要なこととはいえ、
そのために払った犠牲は大きかったよね…(えー

この中村編に入ってから、食戟のソーマがつまらなくなったという声をよく聞くようになってしまったし、
お嬢様をきれいなヒロインにするために、話の面白さを犠牲にしてしまった感は否めないな…という気がしてしまいます

「頼む。えりなを救ってやって欲しい」



そして最後は、えりなお嬢様を中村くんの魔の手から救ってくれと、ソーマに対して頭を下げる最強ジジイ。
さっきの俺の推測も、ここまできたらたぶんもう確定でしょうね。
この中村編は、お嬢様の性格の歪みを正すためのストーリーであり、
中村くんの手から解放し、お嬢様をきれいなヒロインにするのが目的であると。
なにかと読者に叩かれがちなお嬢様の性格を直して、もっと清いイメージの可憐なヒロインに変貌させるための話になっていると。

俺としては読んでてそう思うんですよね…うん。まあ面白いかどうかは別として…(えー
これで話の方も納得がいく面白さだったらよかったんだけどなあ…次回に続く!

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社


11月27日


・(C)マークにそんな意味があったとは知りませんでした!
 大志さんの事を(C)付けてる変な人だと誤解してました!すみませんでした! by HOLIC

誰が変な人だよ誰が!ち、ちくしょうめ、昨日の感想で(C)マークについて説明して
今後はそれをどうしていこうか相談したわけですが、それについてコメントをくれたのはこのHOLICさんだけでした
おいー!!俺があんだけ真剣に考えてるのにただ変な人呼ばわりされて終わりかよ!!(えー

くそったれー!!うーん、こういう話に詳しい人が他にいないんじゃしょうがないから
とりあえず(C)マークをつけたまま感想を書いていくとして、今後は他にいい書き方がないかを考えていくことにします



ビッグガンガン感想:ハイスコアガール第45話

「どうする、これから」

さて前回、電車の停電トラブルにより夜遅くの渋谷駅に取り残されてしまったハルオ&日高さん。
ハルオはなんとかして帰る方法を考えていましたが、日高さんは「今日は帰さない」だの
「ホテルに行ってお泊りコース」だのいかがわしいことを考えてましたっけね
そして今回も、ハルオの背後にぴったりくっついてホテルに行こうオーラを出しまくっております
なんという肉食女子…この積極的すぎる日高さんに対して、ハルオの出した回答とは…



「ご両親に連絡だろ。まだ俺たちは高1のガキだぜ、親に心配かけちゃいかんでしょ。
 ほら、テレカ貸すから家に電話しろよ」

「…」

がしかし、そんな日高さんの誘惑にまったく動じることなく「親に電話してさっさと家に帰んぞ」と言い放つハルオ!
なにがホテルだよバカも休み休み言えって感じで冷静そのものですね
日高さんがいくらホテルに行きたくても、ハルオには一切その気がないようです。すごい自制心だな
前回も日高さんがいくらハルオを誘惑したところで、ハルオにはまったく効果がなかったしなー

「ほれ見ろよ、バーチャ2のジェフリーのテレカだぜ?
 ゲーメストの通信販売で購入したんだ、ジェフリーを選ぶ俺のセンスもなかなかだろ。
 普通はアキラとかサラを選ぶよな〜」

(やだ…家に電話したら迎えに来られちゃう…)

そんな中、バーチャ2のテレカを見せびらかすハルオでしたが、日高さんはそんなのどうでもいいといった様子で
どうやったら家に帰らずにハルオをお泊りコースに引きずり込めるかということをひたすら考えていました
あんた本当にハルオと既成事実を作りたくて仕方ないんやな…(えー
日高さんの執念恐るべしといったところか、あれだけハルオにその気がないのにまだ全然諦めてませんね

「ああ…しかし腹が減ったな」

「何か食べに行く?」

「そうだな、遅い夕飯にすっか」

(ふたりでディナー…)

とその時、迎えを呼ぶにしても腹が減ったということで、まずはそのへんのファミレスで食事をすることにした2人。
日高さん的には、ひとまず2人きりの食事ができてしめしめといった感じのようです。
それにしてもこいつら、今日1日ずっとゲーセンで遊びまくって、そのうえタクシー使うだのホテルに泊まるだのメシを食うだのって
一体カネをいくら持ってんだよ…(えー  サイフに余裕ありすぎだろ…ほんとに高校1年生かよ

「ふふふ、なんでだろ…不思議だなぁ矢口くんは。
 なんでこんなに一緒にいて楽しいんだろ」

「楽しいのは一緒に触れてるゲームじゃないのか?
 マーヴルスーパーヒーローズとかやったか?」

「ゲームだけじゃないよ、矢口くんだからだよ」

「バーチャロンはやったかバーチャロン、あれヤバイよな」

「矢口くんが誘ってくれたらやるよ」

「日高は最近なんのゲームやってんだ?」

「ソウルエッチ」

「ソウルエッジな…」

「矢口くん…最近私ね、妙にモヤモヤするの。原因は何かって考えると、
 やっぱり矢口くんなの」

「なんの話してんだ?」

「矢口くんにイジワルしたくなったり、ひっぱたきたくなったり、けとばしたくなったり」

「そりゃお前、格ゲーのやり過ぎかもな。
 もっとホンワカするゲームをやるべきだ、ぷよぷよ」

「でもきらいだからそんな風に考えるんじゃないんだよ、その逆なの…」

って、ファミレスに入って雑談を始めた2人ですが、いくら話してみてもまったく話が噛み合わない感じに!
ああ…なんつーか、とにかくゲームの話がしたいハルオに対して、日高さんはとにかく恋愛の話がしたいって感じで
お互いがお互いの話を邪魔し合ってるような印象がありますね…



たとえば見てくださいこのシーン。ぷよぷよの話をしようとしたハルオに対して、日高さんがそれをさえぎって恋愛話に持って行こうとして
「あのさあ、お前人の話聞いてんの?」って感じにハルオがげんなりしちゃってますよね
うーん、ぷよぷよの他にもマーヴルスーパーヒーローズだとかバーチャロンだとか、色々なゲームの話を振っているハルオですが
日高さんはそれに対して耳を傾ける様子がないっていうのが…

なんだかこれを見ていると物凄く思い出す場面があります。何かっていうと、数話前にハルオが大野さんとデートしたシーンですよ
あの時もこうやって同じように、ファミレスの中でマーヴルスーパーヒーローズとかの話をしたハルオですが
それを聞いた大野さんの反応はどうだったかというと

にっこり笑ってハルオの話を聞いてくれて、「耳を傾けてくれるよなぁ…」って
ハルオがその喜びを実感する
という場面になっていたんですよね
今回の日高さんはこれと対になってますよね。ハルオのゲーム話に耳を傾けておらず、そのためにハルオが
「なんだこいつ全然俺の話聞いてねーな」って顔になってしまうという…

うーむなるほど…俺は以前、この場面でハルオが「耳を傾けてくれるよなぁ…」って言ってるのを見て
「日高さんだって耳を傾けてくれるんじゃないか?」と書きましたが、そうじゃないことが今回ハッキリと明示されてますね
いま考えてみれば、ファミレスに入る前にゲームで遊んだシーンについても、日高さんと大野さんで対になってるように思います



たとえばこれは、大野さんとハルオが2人一緒にレースゲームで遊んだシーンなんですが、
大野さんは子供のようにゲームの楽しさに夢中になっていて、それを見てハルオもゲームがもっと楽しくなる、
ハルオ1人でやるより大野さんと2人の方がゲームがすごく楽しい
という様子になってるんですよ
つまり、ゲームの楽しさを2人で共有できているわけですね

それに対して日高さんはどうなのかというと、前回ハルオと一緒にレースゲームをやることになった時には
「ここならチュッチュできちゃうね」とか「私の事きらいになった?」とか
ゲームが始まってるのに画面に集中してなくて、とにかく恋愛話をしようとしてしまうんですよ
それに対してゲームを楽しみたいハルオは、「嫌いになってねーから画面に集中しろ!」と言うわけですが、
それでも日高さんは「好きって言ってくれないとここから出さない」と言って
ゲームをちゃんとやらずに恋愛話の方を優先してしまうという…



そして見てくださいこの時のハルオの表情。明らかに機嫌を損ねてますよね
今はゲームの最中なんだからバカ言ってねーでちゃんとやれよみたいな。
ゲームを楽しみたいのにそれができないような…そう、日高さんと大野さんの違いっていうのはそこにあると思うんですよ
ゲームの楽しさを共有できるかどうか。

おそらくハルオは、まず何よりもゲームを楽しみたいって考えてるんだと思います。
今プレイ中のゲームを全力で楽しんで、それが終わったら「あのゲーム面白かったよな!」って熱く語り合って、
恋愛を意識するのなんてその後でいい。まず何よりもゲームの楽しさをとことん味わいたいってタイプの奴だと思います

そして大野さんとなら、その楽しさを共有できるんですね。ゲームをプレイしてる時も、それが終わって語り合ってる時も、
大野さんとなら同じ楽しさを味わうことができて、ハルオにとってはそれが何よりの幸せで、
だからこそ大野さんにどんどん惹かれていくっていう。

でも日高さんにはそれができないんですよ。
なぜなら日高さんにとって、ゲームとはハルオに近づくための手段であって、その楽しさを実感できていないから。
日高さんが見ているのは常にハルオであって、ゲームのことは見ていないから。
ちなみにそういう「ハルオはゲームを楽しんでいるのに、日高さんにはそれがない」っていう点については
以前フェリシア女も言ってましたよね



そう、「小春ちゃんに欠けていて矢口君にあるもの」として、ゲームを楽しむ心がそうだと言っていたわけです
今にして思えば、この時やっていた三本勝負についても、ゲームの最中に日高さんが考えていたことは
「矢口君に勝ってデートしたり、手を繋いだり、恋人同士なことたくさんするんだ!!」って
ゲームのことではなくハルオとイチャイチャしたいってことだったわけで
常に日高さんはゲームの楽しさに目を向けてなくて、ハルオとの恋愛のことばかり考えていたってわけですね…

しかし皮肉にも、ゲームの楽しさが分からないということは、ハルオに興味を持ってもらえないということであり
日高さんの恋心はいつも空回りに終わってしまうという…今回もやっぱりそうですよね
ハルオに対してあれだけ積極的にアプローチしているのに、まったくハルオの気を引くことができないっていう。

ハルオが大野さんにあれだけベタ惚れしてて、日高さんにはまるで興味がないっていうのが今までずっと不思議でしたが
今回その理由をハッキリと実感できた気がしますね…
同じ価値観を共有できるかどうか…今回の冒頭でハルオが見せびらかしてたジェフリーのテレカにしても、
大野さんだったら夢中になって喜んだんじゃないのかな…大野さんって確かジェフリー好きだったし。
でも日高さんだとまったくそこに食いついてこないわけですよ。そういうところで2人のヒロインの明暗が分かれてる気がしますね…

「最近矢口くんにハグされる夢ばかり見るんだ」



「ハ…ハグってなんだっけ…?」

「ギュッて抱きしめることだよ」

「ス…スケベだな日高は…」

「スケベだよ。悪い?」

って、もはやヒロインとして負け確定してしまった日高さんですが、しかしここからさらなる見せ場が!
めっちゃ色っぽい表情でハルオに抱いて欲しい願望を打ち明けるという
今までで最強レベルの誘惑シーン発動!この場面の日高さん可愛すぎだろ!今までの日高さんの中でも一番の可愛さじゃなかろうか
これは勝負かけてきましたね…ゲームの楽しさがどうとか関係なく、ハルオを一気に陥落させる気のようです

「あぁ良かったなぁ…またあの夢が見たいなぁ…」

「そ、それよりストゼロ2の話を…」

「やだ。ゲームの話で逸らさないで。今日は疲れたなぁ…布団のあるところ行きたい」



「そ、それはその…俺と日高で?」

「そうだよ。男女で行くところ。わかる?」

「そ…それぐらいわかるぜ…道玄坂にたくさんあるって…」

「すごい。矢口くん知ってるんだ…だめ?私と一緒に2人で。矢口くん」

ガチでラブホの誘いキター!!うわあああああ!どうすんだよこれ!
めっちゃ色っぽい表情で「私と一緒にラブホに行こうよ」と誘惑する日高さん!マジで一世一代の勝負やんけ!
ここはハルオとしても重大な決断のしどころですね…大野さんと一緒にゲーマーとして生きていくのか、
それとも日高さんと一緒に肉欲に身を任せて子作りに励むのか…(えー
とんでもない人生の岐路に立たされてしまったわけですが、ハルオの出した結論というのは…

「…矢口くんは…ホンットにひどい…」

「日高…」

「女子にこんな恥かかせて…むかつく男…」

そう、ハルオは最終的に、日高さんの誘惑に乗らずファミレスで夜を明かしたようです
マジで鋼の自制心だなお前…俺だったらちょっとグラッときてラブホに向かってたかもしんないわ…(えー
ともかくこれで、日高さんは正式にハルオにフラれたってことになりそうですね
長きに渡る三角関係も、ついに決着となったのか…

ガバッ!

「ひ、日高!?」

「矢口くん…ギュッてして…一生のお願いだから…」

「…」

とその時、大粒の涙をこぼしながらハルオに抱きついてきた日高さん!
フラれてしまった最後の思い出に、一回だけハルオに抱きしめて欲しいってことなんじゃないでしょうか
さっきあれだけ「矢口くんにハグして欲しい」って言ってたし、フラれるにしてもせめてその願望だけは叶えたいってことだと思います
そしてそんな日高さんの気持ちを汲み取ったのか、ハルオは躊躇しながらも日高さんを抱きしめようとしますが…

ぎゃあああああああああああ!!
な、なんでや!?なんでここにあんたがおるんじゃあああああああ!!
ぎええええ!なんということでしょう、この決定的な抱き合いシーンをよりによって大野さんにガン見されてしまうというまさかの結果に!

おいおいおい!今回の話でハルオのヒロインはやはり大野さんだということがハッキリしたわけですが
その大野さんにこんなところをモロに見られるって!というか右の画像をよく見ると大野さんの目に涙が溜まってないですか?
これ間違いなく次回は大野さん号泣コースやん…ヤバイでしょ…まだまだドロドロした関係は解決しそうにないですね
というかこのドロドロ感はなんか昼ドラっぽくなってきた気がするんだが…(えー  次回に続く!

(C)押切蓮介/スクウェアエニックス


11月26日


数日前にワートリの葦原先生についてまとめた記事なんですが、あれの反響が予想以上に大きくてめっちゃびびってます。
実際どれくらいの反響があったかというと、あの記事へのアクセス数が1日で10万を突破したぐらいに凄くて…




これが11月24日のわずか1日でワートリ記事にアクセスされた数ですよ。ひえーーーーーー
1日だけで10万ってなに!?俺のワートリ感想って普段は1日で100アクセスとかなんだけど!?(えー

いやすごいね…そこまで大量の人が集まった理由としては、俺がツイッターで「ワートリの葦原先生についてまとめました」って
ツイート流したら、それがみるみる広がって9000RTとかリツイートされまくって、めちゃくちゃ多くの人の目に触れたからのようです
ツイッターの影響力ってすごいね…まさかこんなに爆発的に広がるとは思いませんでした

ただ、そんな中で困ったことがひとつあって、俺はあの記事の最後に「(C)葦原大介/集英社」って一文を添えていたんですが
それについて「なんでこんなのわざわざ書くんだよ、お前は作者に正式な許諾を取ってんのかよ」ってことを
結構な数の人が言ってきたんですよね。なので、俺がいつも画像を使ったとき(C)と書いてる意味について語っておきたいと思います

俺がふだん書いてる記事って、漫画やアニメの画像を引用しながら書いてるわけですが、
そういう風に「画像を引用して記事を書く」っていう時は、「引用元の明示」っていうのが必要になるから、それをやってるわけですね
その辺の詳しい解説については、「アニメブログの画像引用で違法と言われない著作権法のポイント」というページがあるので
これを見るのが分かりやすいと思います

まず許諾を取ってるのか?ってことなんですが、法律上では感想を書く時に引用に該当するなら許諾を取る必要はない
定められているので、許諾については取っていないしそれで問題ないと思います。
ただし引用をするのであれば、その引用元を明示しなければならないとも決まっているんですよね
俺がいつも(C)と書いてるのは、その引用元を書いてるわけです

だからこれが法律上問題ないやり方だと思って、いつも(C)と書いてるわけですが
今回やけにこの(C)のマークについて突っ込みが入ってしまったんですよね
なんでそんなに突っ込みが入るんだろうと思って調べてみたら、この(C)っていうのは
正式な許諾を得ている時の主張として使われるケースも多いみたいです

だからこのマークについて、正式な許諾を得た時の証明のようなものという認識が広がっていて、
そういう意識が根強いために俺のところにも苦情がきているみたいです
けっこうそんな風に「あいつ許諾取ってないのに(C)マークつけてやがるぜ!」と叩かれる例は他にもあって
その最たる例がハイスコアガール問題なんですよね

そう、ハイスコアガールでは漫画の中に登場させたゲームについて、(C)のマークを使って権利者の名前をずらずらと
書いていたわけですが、漫画で使っていいという許諾は取っていなかったということで、ネット上でひたすら
「許諾もなしに(C)マークを使いやがって!」とボッコボコに叩かれまくったわけです

それぐらいこの(C)マークっていうのは、許諾を表すものだっていう意識が根強いと思うんですよね…
本来はそれだけじゃないはずなんですが、もはやその意識も塗り替えられつつあるというか
不用意にこのマークを使うと多方面からボコられる危険があるので、なんだか恐いなと思っているわけです

いっそのこと引用元を書かないって手もあるんですが…うーん…
ただ、正しいやり方を外れてしまうっていうのがどうしても自分としては引っかかるんですよね
それに引用元を書かないってなると不安なのが、以前いくつかのアニメ感想サイトで
引用元を書かずにアニメの画像を貼りまくっていた結果、
権利者からの苦情が来て画像を全削除するハメになったという事件があったんですよね

実際にそれがあったのは10年ぐらい前の話なんですけど、アニメ感想サイトで何度かそういう著作権違反騒動があって
アニメ感想サイト全体で大騒ぎになったことがあったんですよ。そんなことがあって以降、
画像を使って感想サイトをやっていくなら、ちゃんと引用元も明記してやっていかなきゃいけないねっていう意識が
アニメ感想サイトに広がったことがあったんですよ

だから、その時期からアニメの感想を続けてるサイトは、みんな(C)マークを使って引用元を明記してると思います
たとえばこのサイトだとかこのサイトがそうですね。どっちも10年以上前から画像付きアニメ感想をやってるサイトですけど
感想を書くたびに(C)マークを使って画像の引用元を書いてるという。
それはやっぱり、以前の著作権違反騒動を知ってるからそうやってると思うんですよね。それは俺も同じなわけです

てなわけで、引用元を書かないと権利者から「画像消せよ!!」と怒られてしまうし、
ヘタに引用元を書くとそのへんの人に「許諾取れよ!!」と怒られてしまうという
なんともややこしい状況になってしまってるわけです。今後の感想書く時は一体どうしていくべきなんだろう
いっそのこと、(C)マークを使わずに引用元の表記ができれば一番いい気がするんですけどね
要は(C)マークを使うから許諾がどうとか言われてしまうわけだし、
そもそも俺の目的は「引用元の明記」なんだから、このマークを使わなくてもそれが書ければいいわけだし

たとえば今まで(C)葦原大介/集英社って書いてたのを、引用元:葦原大介/集英社って書いてみるとか?
これで本当に合ってるんだろうか?よくブログ記事とかを引用するのにこういう書き方してるのは見かけるけど
漫画の作者名とかを書いてるのは見たことないから…うーんどうなんだろう。誰かこれに関して意見とかないですかね?


11月23日

アニメ感想:DRIFTERS(ドリフターズ) 第5話「愛をとりもどせ」

さて、第4話の感想で「なんか作画いいのはオルミーヌだけな気がするわー。それ以外のキャラの作画は微妙だわー」
書いたドリフターズですが、第5話はどうだったかというと全然そんなことなかったですね。
いやどのキャラも作画が整ってて実に満足でした。特にこの信長のめっちゃ悪そうな笑い顔とか、
城を墜とされそうになって慌てふためく小太りなオッサンの表情がお気に入りです

この小太りなオッサンなんて、名前も全然つけられてないような脇役の中の脇役なんですけど
なかなかいい顔するやんけオッサンと思って画像撮っちゃいましたよ(えー
そして今回作画がいいということは他にも楽しみなポイントがあるんですよね
なんでかっていうと今回は、城の中でレイプされまくってるエルフ少女たちを豊久たちが救出するという話だから。
そう、つまりめっちゃいい作画でレイプシーンが映ってしまうんだよ!!(えー
なんということだ!!最高作画でレイプシーンが映ってしまうなんて!!うおおおおお一体どんなエロいシーンになってしまうんだ



とまあそんなレイプシーンがこれなわけですが、実際に見てみた感想はというと…
うーん…なんか普通に女の子たちが可哀想やね…
というのも、この薄暗くて不気味な部屋で乱暴されてるっていうのは、ずーんと重い気持ちになるし、
特に中央の女の子がお尻を傷だらけにされてるのがなんとも痛々しくて可哀想だと思います

ではここで原作の同じシーンを見てみることにしましょうか



デデーン。見てくださいこの薄暗さのカケラもない明るいレイプ部屋を!!(えー
なんという明るさ!さっきの薄暗くて不気味な部屋とは大違いですよ!
そしてもうひとつ重要なのが、中央の女の子のお尻がめっちゃ綺麗やこれ!傷ひとつない桃尻や!
つまり原作でのこのレイプ野郎どもは、女の子たちを犯しつつも傷つけることはしない紳士だったということなんですよ!!
いやーそうでなくっちゃね、やっぱりレイプシーンっていうのは明るくて紳士的じゃないと(えー
女の子が必要以上に痛めつけられるというのは、エロいというより可哀想という気持ちの方が大きくなってしまって
「ひどいことしやがって…胸クソ悪いぜちくしょうめ…」というような気分になってしまいますからね

ただまあ、今回のこのドリフターズにおいては、胸クソ悪い気分になるのが正解なんですけどね(えー
なにしろ、この無慈悲なレイプ部屋を見た豊久が大激怒して
「こん城ん奴ばらどもは糞じゃ…!!撫で斬りぞ…!根斬りぞ…!
 こん城ん兵どもは皆殺しじゃ…!!」と、あまりの怒りで兵どもを皆殺しにするという流れになるので
明るく紳士的なレイプシーンなんて見せてもしょうがないわけですね(えー
そういう意味じゃアニメのように、この場面を薄暗くて胸クソの悪いシーンにしたのは正解だったと思います

それと豊久といえば、このレイプ部屋に踏み込む前に武器を捨てて降伏した敵兵を見逃してやるシーンがありましたよね

他の味方の兵はその敵兵を殺そうとするんですけど、豊久は「刀を捨てた者を殺すのは戦法度じゃ、降伏首は恥じゃ!!」
それを止めるわけです。それで何が言いたいかっていうと、この場面の「恥じゃ!!」って中村悠一の言い方が
すごい魂こもってる感じでいい演技してるなーって思ったんですよ

中村悠一といえば、第1話の時はなんかイマイチ豊久の方言に慣れてないのか、喋り方に違和感あるなって印象がありましたが
話数を重ねたことでそろそろ本領を発揮し始めたってことですかね?なんにしても良い演技の片鱗が見え始めたことは嬉しいので、
このまま頑張ってもらいたいところです。次回に続く!

(C)平野耕太・少年画報社/DRIFTERS製作委員会


11月22日



今日はちょっと最新号のジャンプについて語りたいと思います。
ワートリ読者にとってはすごくショックな知らせがありましたよね、葦原先生の体調が相当まずいことになっているようで
急遽連載を中断することになり、ワートリはしばらく長期休載に入ると…再開時期も不明ということで、
ツイッターでもこのことで嘆きのツイートをしていた人が大勢おり、月曜は「葦原先生」がトレンドに入るぐらいの騒ぎになってました
さらにはYAHOOニュースでもこの休載騒動が取り上げられていて、これほどワートリの影響力って大きかったんだと俺も驚きました

これだけ多くの人が葦原先生の体を心配しているわけですが…そもそもなぜ葦原先生の体はそんなに悪くなってしまったのか?
という点について今日は語っておきたいと思います。まあ原因は葦原先生自身が語っているのでハッキリしているんですが、
2014年に単行本2ヶ月連続刊行をやった時に、あまりの過密スケジュールで体を壊してしまったのが原因なんですよね

その時の流れを説明すると、時期的には2014年の夏ごろのこと、この頃はワートリのアニメ化がこれから始まるという時期で、
ワートリがジャンプの表紙を飾ったりカラーになったり、とにかく編集部から猛プッシュされてた頃なんですよ

↓表紙のワートリ

↓カラーのワートリ

こんな風に「TVアニメ化決定!!」とひたすらワートリのプッシュが続く中、その一環として編集部が行ったのが
2ヶ月連続でワートリの単行本を発売するということだったわけです。
アニメ化の波に乗ってワートリの存在感をアピールするためだったのでしょう、ただ…
この2ヶ月連続刊行は葦原先生にすさまじい負担をかける結果となり、今なお続く体調不良の引き金となってしまったわけです

実際に、この2ヶ月連続刊行を行ったあたりから、葦原先生がちょくちょくジャンプの連載を休むようになりました
そんな休載をするようになってしまったある日、ジャンプに掲載された作者コメントがこれです



2ヶ月連続刊行で首と肩がおかしくなってしまったというやつですね…
ここで故障してしまった首が問題なわけですよ。首の異常については葦原先生も病院で診断を受けたようで、
別の休載の時にその結果も明かされていました。その時の文章がこれです



頚椎症性神経根症の治療のため休載します。
頚椎症性神経根症…この言葉で書くといまいちピンとこないかもしれませんが、
要するに首の神経に負担がかかっていて、首を動かそうとすると激痛が走るという症状のようです
一般的には、実生活に悪影響が出たりもするらしく、首を動かすことができないから
たとえば缶ジュースなどを飲む時に飲む干すような動作ができないだとか、
道ばたを歩く時にとっさに左右や後方を振り向くことができないといったような弊害があるみたいですね

そして漫画を描く仕事についても相当な弊害が出ているようです。
時にはこんな風に、仕上げをすることが出来なかった原稿がそのまま掲載されたこともありました

←仕上げのできなかったワートリ

この原稿が載った時は、確かちょうどアニメのワートリが始まった週だったと思うんですよね…
「ついにワートリアニメ放送開始!!」とジャンプでも大々的にアピールしていたので、
そんな時に本編が休んでいてはカッコがつかないと、無理にでも掲載したということなんでしょう。
なんだかアニメ開始のプッシュのために、葦原先生がとことん振り回されてるって感じがしてしまいます

そして葦原先生自身も、この時の過度の負担や、特に2ヶ月連続刊行については相当うんざりきていたようです
それについては単行本8巻の作者コメントで触れられていますね



もう二度と2ヶ月連続刊行なんてやらないというのがそれでして…
こんな宣言をしたくなるくらい、この時はさんざんな思いをしたってことのようです。
もはや2ヶ月連続刊行が、ワートリを取り巻く悲劇におけるすべての元凶って気がしてきますね…

ともかくこの2014年の夏〜秋にかけて、葦原先生は体を壊してしまい、数話に1度は休載を挟まなければ
連載を続けていくことのできない状態になってしまったわけで…その後しばらく時間が経ってどうなったかというと



これは故障から数ヶ月後の様子。2014年の終わりに書いていた作者コメントです。
首が悪化して2014年最後の週を乗りきれなかったとのことで
数ヶ月経っても首の状態は良くなっておらず、むしろ悪化してしまったようですね…

ちなみに年が明けても首の具合はよくない状態だったらしく、ジャンプの新年会も首の痛みで欠席したそうです



このジャンプの新年会っていうのは、他の作家たちみんなが参加する催しで、
ちょうどこの時、葦原先生以外の目次コメントではみんな新年会の話題で盛り上がっていたんですよね…

←新年会の話題が並びまくる様子

見事にみんな新年会の話題で埋まってます。この中に混ざれなかった葦原先生はけっこう疎外感あったでしょうね

ともかく2015年が始まったわけですが、この年の葦原先生は「数話に1度は休載を挟んで連載する」というペースを
ずっと続けていました。そういう意味では大崩れすることは少なく、定期的に休みを取っている効果が出たのか
首の容態について語ることも減っていったわけで。こちらとしても、ちょっとは回復に向かってるのかな?と思っていたわけですが…
しかしその期待もむなしく、2015年の年末で再び不穏な状態であることが語られてしまいます




そう、この2015年末、葦原先生は調子を崩して連続休載してしまい、そのことを謝りながら病院に行ったり
「早く治ってくれおれの首」と嘆きのコメントを書いたりと
かなりの悲壮感を漂わせていました。すでに故障から1年数ヶ月が経過したわけですが
それでもまだ全然状態は良くなっていなかったようですね…

そして年が明けて2016年。この時期の葦原先生は、「新しくもらった痛み止めがかなり効いてる」ということを
何度か繰り返し語っていました

痛み止めっていうのがなんだか不安ですが、しかし本人としては「この薬があればいける」という実感があったようで、
ここからは休まずに連載を続けるという意欲を見せていました。そして実際に、言葉通りここからは休載をしなくなった葦原先生は
2016年の前半をそのままの勢いで駆け抜けたんですよね

休載をせずに半年間を乗り切った葦原先生ですが、これを今後も続けていけるのか?と思ったのもつかの間、
やはりまた首の状態が悪化してしまったようです




これは2016年の中期ごろの作者コメント。「首の調子が思わしくなくなってきた」と再び首の調子が悪化してきたことを明かし、
「また休みを挟みつつやらせてもらいます、申し訳ない」と、やはり休載が必要なことを実感してしまった葦原先生。

そしてこの後は、また定期的に休載を挟みつつ、2015年のようなペースで連載を始めた葦原先生ですが…
しかし、そのペースでもキツイぐらいに首が悪化してしまったのか、
とうとう最新のジャンプで限界が来てしまい、長期休載をすることになってしまったということです

これがワートリが長期休載になるまでの一連の流れですね…今回のこの話をまとめていて思ったんですが、
とにかくあの2ヶ月連続刊行さえなければ…ってことばかりずっと考えてました
あれで首を故障しなければこんなことには…編集部にはそのことを本当に反省して欲しいです

2ヶ月連続刊行って、結局は短期的な利益のために作家に無茶をさせるってことなわけで、
そんな目先のことのために作家に過度の負担を強いるなんて、あっちゃいけないことだと思うんですよ。プロ野球でたとえるなら、
大谷翔平に「2日連続でピッチャーやって完投しろ」と言ってるようなものじゃないですか。

大谷は普段から野手として試合に出てて、それだけでも大変なんだからピッチャーをやらせるなら
きちんと負担を考えて間を空けるべきなんじゃないのかと。実際、大谷は中6日ぐらいに間を空けて登板してますよね
そんな大谷が2日連続でマウンドに上げられたりしたらどうなるか。ファンは大谷の連投を喜ぶどころか
大谷の体が心配で心配で仕方ないと思いますよ。選手をそんな使い方するなって絶対に抗議が来ますよ

それぐらいファンの心理としては、無駄な負担をかけないでほしいと思ってるし、こんな短期的に無茶なんかするより
もっと健康な体で長期的に活躍をして欲しいって思ってるわけですよ。しかもこんな無茶をした結果、
大谷が体を壊して今までのように活躍できなくなりましたってなったら
ファンの人達はどう反応すると思います?こんなのはもう、「大谷をこんな使い方して壊しやがってふざけんな!!」って
責任者に対して暴動みたいなものが起きてもおかしくないと思いますよ

これは大谷でたとえた話でしたけど、ジャンプ編集部は
これと同じようなことを実際にやってしまったということを自覚して欲しいです。
葦原先生に「お前ちょっと2ヶ月連続刊行しろ」と指示して大きな負担をかけてしまったんだから。
そのせいで葦原先生の体を壊してしまったんだから。本当にこんなのはファンとしては許せないことだと思いますよ




ちなみにジャンプ編集部としては、今回の長期休載は
葦原先生は連載をしたがってるけど、今の体調でそれは無理だから編集部の判断で休ませたと言っているので
それが本当なら、以前よりは作家の負担を考えてくれるようになったのかなと思うわけですが
でもね…ひとつ言わせてもらうと、体を壊した後に負担を考えても遅いんですよ!

まず何よりも予防してくれなきゃ困るんですよ、もしも大谷翔平が体を壊してしまったら、
後になってから負担をいくら軽くしたって今さら遅すぎるんですよ!
そのことをジャンプ編集部には分かってほしいとつくづく思います。何しろ2ヶ月連続刊行は
ワールドトリガーの後にも食戟のソーマがアニメ化した時もやってたからね…

葦原先生が体を壊した後なのにそれをやるのかっていうね…
不必要な負担をかければどうなるかっていうことに、もっと敏感になって欲しいです。
壊れてからじゃ遅いんですよ、人間の体は一度壊れたら簡単には元に戻らないんですよ…

(C)葦原大介/集英社



11月20日

サンデー感想:MAJOR 2nd 第72話「反撃開始…?」



「へえ、5対3っていい試合してんじゃん」

「いずみ!練習は終わったの?」

「うん。大吾は頑張ってる?」

さて前回、卜部とアンディの活躍により、東斗打線を上手い具合に抑え込んだドルフィンズでしたが…
今回はというと、そんな試合を観戦しにいずみ姉ちゃんが現れたシーンで始まります。
これは普通に嬉しいですね、俺にとってこの漫画で一番好きな女性キャラがいずみ姉ちゃんで、
一番好きな男性キャラがアンディなので、
この2人が揃うとなればそれだけ読むモチベーションも上がるってもんです

《5回裏、ドルフィンズの攻撃は…9番、ライト、佐倉さん》

そんな中、5回裏の攻撃でバッターボックスに立ったのは睦子…ってちょっと待て、5回裏!?
冒頭に貼った画像でスコアボードが見れますけど、今の攻撃って5回表じゃねーのかよ!!
なんかこの手の間違い多くないっすか!?以前にも表と裏で間違えてる場面があったような…おいおいしっかりしてくれよ



(こいつには一打席目にヒットを打たれてる…不用意に行くなよ小松!)

そんな中、打席に入った睦子をかなり警戒して、気を引き締めてかかるようにと指示するワタル。
ほほう、ワタルと言えば前回は超スーパー油断しまくりで今にも足元すくわれそうな小者という
印象が強かったですが、今回は心を入れ替えて、ちゃんと油断せずに戦おうという気になったようですね
俺としてはこれは好印象ですよ、やはりライバルはこれぐらいしっかりした奴じゃないと…

カキイイイイン!!

「!?」

「やったーっ!!佐倉がまた打ったーっ!!」

(なんだあの9番…!?悪くない球だったのにまた打ちやがった!?)

ってうわあああ、そんなワタルの警戒心をも上回る睦子の恐るべきバッティングセンス!
小松もいい球を投げたはずが、睦子はそれをたやすく弾き返しセンター前ヒットを放つ結果に!
さすがに睦子のミート力は抜群としか言いようがないですね…そして睦子が塁に出た後、続く1番・木村は手堅く送りバントすることに。
これが普通に成功して、ワンナウトランナー二塁で大吾の打席となりますが…

《2番、レフト、茂野君》

「大吾きたァ!」



「バントあるぞ!ミチル!前進守備だ!」

「うっ…(ば、ばれてる…!)」

ああしかし、大吾が打席に立った瞬間に「どうせバントしてくるんだろ」とバント警戒の守備陣形を敷いてきたワタル!
そりゃそうですわな…これまで大吾はこの試合でひたすらバントしかしてないので、それを読まれるというのも仕方のない話です
そんなわけでバリバリにバント警戒されまくりの中、うかつに動けなくなってしまった大吾はというと…

ズバアアアン!

「ストライーク!」

(くそ、これだけチャージされたらバントは無理だ…!こうなったら打つしかない!)

ブウウウン!

「ストライクツー!!」

(くそっ…ダメだ!かすりもしない…!)

ああ、バントは無理と悟ってヒッティングに切り替えたものの、まったくボールを捉えられずにむなしく空振りする大吾!
うーむ…まあそもそも大吾がこの試合ずっとバントしてるのって、第一打席で小松の球を見て
「普通に打ったんじゃとても当てられそうにない」って思ったのが始まりですからね
今こうして普通に打っても当てられないのは仕方ないっていうか…

(ツーナッシングだ、もうバントはない。定位置でいいぞ)

おっとしかし、ツーストライクになったことで「もうバントはない」と予測し、バント警戒の陣形を元に戻すワタル!
ツメの甘い奴やで!これはむしろ、大吾にとってはバントを狙うチャンスができたんじゃないでしょうか
確かにスリーバントというリスクはありますが、普通に打ったところで当たらないわけだし、
それよりは成功の可能性があるバントに賭けた方が…

(ダメか…あれだけ練習したけど…しょせんセーフティバントなんて、
 警戒されたら役に立たないセコイだまし討ちか…)

がしかし、「バントなんて警戒されたらなんの役にも立たねーな」とすっかり諦めムードになってしまった大吾。おいいいい!
なんでそこで諦めるんだよ!諦めんなお前!どうしてそこでやめるんだそこで!
もう少し頑張ってみろよ!ダメダメダメ諦めたら!あともうちょっとの所なんだから!
(えー
「警戒されたらバントは役に立たない」って大吾は言ってますが、確かにそれはそうかもしれないけど
今まさに相手がその警戒を解いた瞬間じゃないですか!今ならバントも役に立つんだよ!
せっかく自分の武器が使えるようになったのに、そのことに気づかないなんて…大吾のやつ頼むでホンマに

「こらーしっかりしろ大吾!!」



「調子に乗ってフルスイングしてんな!やってないことはできないぞ凡人28号!」

(ね、姉ちゃん…)

とその時、諦めてヒッティングに出ようする大吾に対して姉ちゃんからの檄が!ナイスですよ姉ちゃん
練習でやってないことを無理にやろうとするなと。今までやってきたことをきっちり出せと。確かにその通りです
ドリフターズの信長も言ってましたね、「戦というのはそれまで積んできたことの帰結だ」と。
つまり、今まで準備してきたことの集大成を試合で出すべきであって、何も準備してないものを出しても仕方ないってことですよ

ウメハラもこれと同じことを言ってました、「試合というのは練習でやったことを発表する場なんだ」と。
かの有名な「背水の逆転劇」ってウメハラの動画がありますよね、ウメハラが残り体力ゼロの追い詰められた状態から
ジャスティンの放った鳳翼扇を全段ブロッキングして、反撃のジャンプ大キック→しゃがみ中キック→昇竜拳→疾風迅雷脚を叩き込んで
逆転勝利したやつ。あれについてウメハラがなんと言っているかというと
「今まできちんと練習してきたことだから自信を持ってやれた」と言っているんですよ
そう、試合中にその場の思いつきでやったプレイじゃなくて、事前に繰り返し練習してきちんと仕上げてきたプレイだから
あれだけピンチの状況でもしっかり自信を持ってやれたってことなんですよ

今まさに大吾はそれと同じ状況だと思います、ツーストライクに追い込まれて後がない状況なわけですけど
それだけピンチな状況でも今まで練習したことに自信を持って、それを出すべきだと。
そうすればもしかしたら、ウメハラのようにギネス記録になるくらい動画が伸びまくるかもしれないと。(えー

(そうか…そうだよ…今はむしろチャンスだ!)

バッ!

(追い込まれてる時こそ、
 一番自信のあることをやればいいんだ!!)



そしてついに、覚悟を決めてスリーバントの体勢に入った大吾!まさしく俺の注文通りの展開!
「追い込まれてる時こそ自信のあることをやればいい」っていうのも、まさに今俺が力説した通りですね
これはあれですね…あとはこの動画を撮ってYOUTUBEに投稿すれば、
ギネス記録を狙えるくらいの再生数が…(えー  次回に続く!

(C)満田拓也/小学館


11月19日

ジャンプ感想:ワールドトリガー 第121話「ガロプラ」



「…ん〜…?」

(迷った…本部は似たような道ばっかだからな…エレベーターはどっちだ?)

うろうろ うろうろ

「どうした、道に迷ったのか?」

さて今回のワートリは、ユーマがボーダー本部を歩いているうちに迷子になってしまった内容となっております
似たような廊下の見分けがつかず、今いる場所がさっぱり分からないユーマでしたが、そんな中で親切な人とばったり出会うことに…
初対面のユーマに声をかけて、快く道案内をしてあげる親切な人。本部の中にいるってことはボーダー関係者なんでしょうか?

「ここは似たような廊下ばっかだからな、俺も昔はよく迷ったよ。ほら到着だ」



「おお、どなたか存しませんがありがとうございました」

「おいおいそりゃないだろ?」

「…?」

「俺は次の対戦相手だぜ?」

と、ここでその親切な人の素性が明らかに。この人は柿崎国治というB級隊員であり、
次の試合でユーマたち玉狛第二と戦う予定になっていたようです。ちなみにそんな柿崎率いる柿崎隊の順位はB級13位。これは…
この優しい人にこんなこと言うのも申し訳ないんですがめっちゃ順位低いですね(えー

いや、というのもB級13位っていうのがね…これより下のチームで本編に出てきたのは、
B級17位の茶野隊しかいないんですよ!あのくっそザコい茶野隊!あいつらしかもう下にいないってことは
ザコの名を欲しいままにした茶野隊よりちょっとだけ強いチームってことになるなあと(えー
なんてことだ…茶野隊がもう少し強ければこんなことには…なにしろ「茶野隊」ってフレーズでグーグル検索しようとすると
「茶野隊 弱い」が真っ先に出てくるぐらいですからね(えー
やっぱ大勢の読者からそう思われてるんやな茶野隊…柿崎隊の不幸は、自分達の下に茶野隊しかいないことだったんや…

「あの、これもしよかったら…」

「そんな気遣わなくていいのに〜」




一方その頃オサムはというと、嵐山隊の部屋に差し入れの大福を持って訪れていました
ふむ、どうやら先日いろいろ教わったことのお礼を言うために来たみたいですね
それにしても毎回菓子を用意してくるとは律儀なやつですねー、こないだも確かいいとこのどら焼きを買って来てましたが
この辺の菓子の費用はどこから出してるんですかね?まさか全部オサムの自腹?(えー

「昨日の試合は惜しかったね」

「ぼくは全然でした…いろいろ教えてもらったのに…」

「気にしなくていいよ、誰だって負ける時は負けるから。負けからは何か掴めた?」

そんな中、この間二宮たちに負けた件について、あの負けから何かつかめたかを質問する時枝先輩。
この時枝先輩の一言はなにげに良いこと言ってると思いますね。
「誰だって負ける時は負ける」と、負けたことを必要以上に気にしない考え方、そして
「負けたことで何を学んだのか」と、負けた経験を今後の良い変化につなげるという考え方ですね
これはすごくウメハラっぽい考え方ですよ(えー



そう、ウメハラがよく言っているのは、「目先の勝ち負けなんかに振り回される必要はない、
それよりも大事なのは自分がどう成長できるか」
ということなんですよ
人と勝負していれば必ず負ける時はある。そんな時に大事なのは負けて落ち込むことじゃなく、そこから何を得られるか。
負けてもその中から新しい気づきを得られれば、これからの自分にとってすごく貴重な経験になるというのがウメハラの考え方です
時枝先輩もそれと同じ考え方をしているというのは流石ですね

「掴んだというか…先輩たちの言ってたことは正しかったなと痛感しました…
 一朝一夕でやれることじゃないのに、ぼくは1人で点を取ることにこだわって、
 結果的に空閑たちの負担を増やしてしまった…シューターの練習を続けるとしても次からは、
 チームでやれる具体的な戦術で戦っていくつもりです」

それに対するオサムの回答がこれなわけですが…これを聞いて俺がどう思ったかというと
ついにオサムも分かってくれたんやな!!って感じですね
今度ばかりはなんの文句もつけようがなく、100点満点の素晴らしい回答だと思いますよ



まずオサムが言っているのは「先輩たちの言ってたことは正しかった」ってことなんですが、これは嵐山さんの言ってた
「シューター1人で点を取るのは難しいし、わざわざ1人で点を取る必要もない」
ってやつですよね。シューターは味方との連携によって力を発揮する役職だから、1人で戦うことを選ぶのは
自分から苦しい戦いに首を突っ込むようなものだと。

そして「ぼく1人で点を取ることにこだわって、空閑たちの負担を増やしてしまった」というのも、よく自己分析できてると思います。
俺があの試合を見ながらずっと言い続けてたのが、ユーマの負担をあまりにも増やしすぎてるって
ことでしたからね。オサムが1人で点を取ろうと突っ込んだ結果、その尻拭いにユーマが動き回るハメになり、
ユーマを援護してくれる味方が誰もいないという状態に陥っていたと。それがあの試合の敗因だったと。
今のオサムにはちゃんとそれが見えていて、ユーマの負担を軽減することの重要さに気づいたのは偉いと思います

あとは「次からはチームでやれる具体的な戦術で戦っていくつもりです」っていう部分。これは風間さんの言っていた
「勝つためにもっと具体的な手立てを用意しろ」っていう要求への、オサムが出した回答ですよね
風間さんの言う「具体的な手立て」というのが結局なにを示してるのか、風間さんはハッキリと教えてはくれなかったわけですが
俺はそれを「味方との連携で、確実に点を取れる状況を作ることだ」と推測したわけですよ
味方との連携、つまりチーム戦術を玉狛はもっと強化するべきなんだと。そしてオサムが今言っていることもまた
「これからはチーム戦術に力を入れていきます」ってことなんで、
まさに俺の要求通りの回答を出してくれたっていうことですね。いやこの一連のセリフは素晴らしいわ



そして俺的にすごいツボだったのが、そんなオサムの言葉を聞きながら
「うんうんそうだね」って感じにめっちゃうなずいてる時枝先輩のコマでしたね
俺としてはね…実はこのコマめっちゃ気に入ってて、ワールドトリガー全編の中でも一番好きなコマかもしれません(えー

そこまで好きな理由としては、やっぱ時枝先輩はわかってるわ…っていうのがすごく実感できるコマだからですね
たぶん時枝先輩は最初から全部気がついてたと思うんですよ、オサムが目指すべきなのはチーム戦術の強化だっていうことに。
そもそも嵐山さんが最初にそれ言ってますからね。だけどオサムがそのことに納得してなかったから、まずはオサムの望み通りに
1人で戦う方法を教えてやって、でもその方法には限界があるってことを、オサムが身を持って勉強した方がいいと思って
今まではあえて黙って1人での戦い方を教えてたんじゃないでしょうか。やっぱこの人は凄く優秀な先輩だわ

時枝先輩はねー、この人の戦闘時の立ち回りとか見てても惚れ惚れするほど勝ち方の分かってる人だと思うし
間違いなく俺の中で最も評価の高いボーダー隊員です。もしもこの人が時枝隊とか立ち上げた時には
真っ先に俺が隊員に立候補したいぐらいだね…(えー  この人とチーム組んで一緒に戦ってみたいわ

「ただ、その中で自分に何ができるかは、またハッキリと見えてきてないんですが…」

「だったら…三雲くんはおれや嵐山さんよりも、木虎に教わったほうが早いかもね」



「木虎に…?」

「たぶん木虎は三雲くんに合った戦い方を知ってると思う。
 あいつも三雲くんと同じ、トリオンが少なくて苦労した人間だから」

ってええ!?しかしここで、「おれに教わるよりも木虎に教わった方がいいよ」とコーチ役を交代してしまう時枝先輩!そ、そんな!
俺はもっと時枝先輩の話が聞きたいのに!時枝先輩に比べたら木虎なんかどうだっていいんですよ!!(えー
それに木虎に聞くと言ったらあれですよね、アニメ版のワールドトリガーの第48話で、
まさしくオサムが木虎にその質問をするというアニメオリジナル展開がありましたが、その時のやり取りがどうだったかというと



「なあ木虎、君は今までどうやって強くなったんだ?」

「どうやっても何も、才能があったからに決まってるじゃない」

「じゃあ僕は、どうやったら強くなれると思う?」

「さあ。才能がなかったことがないから、私には分からないわね」

とかだったんですぜ!?木虎に聞いても返ってくるのはこんな答えなんですよ!!(えー
まったく参考にならねーし!しかもなにが「私には才能があったから強くなった」だよ!
トリオンが全然なくて苦労したくせにこの見栄っぱりが!!(えー

まあこの展開はアニメオリジナルなので、原作は関与してなくてアニメスタッフが勝手にやっちゃった感はありますけどね
まったくこれだから東映アニメーションは困るんだよ…(えー  次回に続く!

(C)葦原大介/集英社


11月17日

・感想、とても面白いです!他のサイトとは目の付け所が違い、読んでてめっちゃ「おおっ!」ってなります。
 これからも楽しみにしているので、無理のないペースで更新されてください。 by ワートリファン

どうもこんにちは、ワートリファンっていう名前なところを見ると、ワートリの感想が目当てで来てくれてるってことでしょうか?
俺のワートリ感想はかなり玉狛に対して容赦ないというか、きついツッコミをバシバシ入れまくっているので
ファンの人たちに怒られないか不安だなーといつも思ってるんですが、意外と好意的に見てくれてるんですかね

たぶん他のサイトはみんな玉狛に対してすごく優しい感想書いてると思うんですよねー
俺みたいに「玉狛もっとしっかりしろよ!?コラァ!?」みたいな感想書いてる人って見たことないから
大志Mk−2は相当な過激派だと自分でも思ってるんですが…(えー
でもその違いを楽しんでくれてるなら嬉しいですね。よその感想と違うってことを良い方に受け止めてくれると
俺としても感想書くのにビクビクしなくて済むから凄く助かります



・大志Mk−2さんの言う玉狛のチームとしての機能不全って、ジャンプ最新話のオサムの不安にピッタリ当てはまりそうですね。
 ワールドトリガー自体過去のフラグがこんな所でって読み返すと楽しい作品ですが、こちらのレビューと組み合わさると
 タイムラグ付きの考察が妙に噛み合ったりして変な面白さが湧いてくる感じがします。 by ワギャン

ワギャンさんこんにちわ。玉狛の抱えるチーム不安がジャンプの最新号でも匂わされてるってことで、
俺の感想との不思議なリンクを感じてるみたいですね。まあそこは俺も最新号を読んでるので
「おっ、じゃあ”玉狛にはチーム不安がある!!”って騒いどいた方が得やな」
セコイこと考えながら書いてるというか…(えー

まあそこは周回遅れならではの感想の書き方ってやつですよね、先の展開を知っていながらあえてすっとぼけて書いてるというか
ただまあ千佳ちゃんが「私が相談したら2人の邪魔になっちゃうから…」って言ってるのを見て、
「おいこんなギクシャクしてて玉狛は大丈夫かよ」と思ったことは事実ですけどね。正直あそこは
千佳ちゃんはユズル&出穂とチーム組んだ方が幸せになれると思ったね…(えー
玉狛のあの謎のギクシャクっぷりはなんなんでしょうね、まだその理由は明かされてないと思うんですけど、
最新号でオサムが不安がってることから、今度の試合で何か明らかになるのかなあ



・大志Mk-2さんこんにちは!大志さんの感想をいつも読ませてもらっています! ワートリやドリフターズ等をとても詳しく、
 分かりやすく説明されていますが、大志さんはどのようなモノを参考になさっているのですか?
 私も戦略・戦術を俯瞰的にストーリーを見て楽しみたく、質問させていただきます。
 孫氏等の戦術書ですか?それともスプラトゥーンでしょうか……? by ユリネ

ユリネこんにちは、ワートリやドリフターズの戦術を語るのに何を参考にしてるのかってことですが、
まあワートリについてはほぼ完全にスプラトゥーンで考えてますね
このゲームをやる前と後では、俺もワートリの見え方が一気に変わったので…

スプラトゥーンをやる前は、「玉狛って何試合も勝っててすごいなー、太刀川さんや東さんにも誉められてるしなー
ユーマは強いし、千佳ちゃんは火力凄いし、オサムもよくがんばってるよなー」
とか思ってたんですが
プレイした後になったらどうなったかというと

玉狛の野郎…

ぬるい戦い
しやがって…

という風に思うようになったというね(えー
いやマジで、スプラトゥーンをやり込むと二宮の気持ちがめっちゃ分かるようになるので
二宮気分が味わいたい人にはオススメですよスプラトゥーンは。

要するに、スプラトゥーンをやると玉狛の抱えている問題点とか、チームの穴がよく見えるようになるんですよね
それと面白いのが、そういう玉狛の穴っていうのはずっとそのままになってるんじゃなくて
ユズルが千佳ちゃんの弱点を埋めてくれたように、ひとつまたひとつとどんどん埋まっていくので
最初は穴だらけだった玉狛が、その穴をどう工夫して埋めたのか、玉狛の成長具合をハッキリと実感できるというのも
大きなポイントなんですよね。玉狛に穴があると強く思った人ほど、玉狛の成長をすごく楽しめる内容になってると思います

あとはドリフターズなんですが、これはまあなんというか、最初は俺も戦術なんてさっぱり分かんなかったんですけど



ただ原作を読んだ時に、このスキピオのシーンは熱くて好きだなということは思ったので
ドリフターズの感想を書くなら、スキピオとハンニバルを中心にして書きたいなと思っていたわけです
そして今回のアニメ化により、感想を書く機会が巡ってきたわけで。そうなると例の
「ワシのカンナェのパクリじゃあーッ!!ザマでッ!!このガキャーッ!!」とかいうハンニバルのセリフについても
詳しい説明が必要になるだろうなと思ったんですよ。

そう思ってとにかくハンニバル&スキピオの資料をあさりまくったというのが
俺があれだけ説明できた理由ですね。まずウィキペディアにも意外と詳しく書いてあって助かったし
他にもとにかくネット上の資料をかたっぱしから見ていきましたねー

中でも参考になったのはニコニコ動画でカンナェの戦いについてゆっくり解説してるやつかな
この動画では戦いの最中に兵がどう動いたかを見れるから、ハンニバルがいかに騎兵を縦横無尽に動かしたかっていうのが
分かりやすいと思います

あとはやる夫で学ぶハンニバル・バルカとかも見ましたね
これはハンニバルの生涯をメチャクチャ詳しく書いてるので、とにかく長くて全部読むのに苦労しました
アニメキャラのAAを使いながら語ってるから、実在の人物たちというよりアニメキャラの劇を見てるような感じかな
とりあえずハガレンのエドが好きなら後半の展開は熱いと思います
一度すべてを失ってから再起するまでの流れがこいつ主人公じゃんって感じでしたね

それとローマ史クラブっていうサイトも見ましたねー、ここはどうもローマの歴史を詳しく語るサイトみたいなんですけど
ローマと戦ったハンニバルについても相当詳しく語ってるので、こりゃ助かると思ってハンニバル関連の記事は全部読みました
ここは相当マジメに歴史を考察してる感じなので、どれも歴史の教科書みたいな内容になってますね
ハンニバルにかなりの興味がないと読み進めるのは辛いかもしれません



あとはアド・アストラ 〜スキピオとハンニバル〜っていう、まさにハンニバルとスキピオを中心に描いた漫画が
発売してるので、これも全巻買って読破しましたね。俺がドリフターズの感想書いた時に、いくつか使ってた漫画の画像は
このアド・アストラで描かれてたやつです。漫画で読めるから話の流れもイメージが掴みやすいんですが、
ただ、ところどころいくらなんでもこれは漫画すぎるだろ…みたいなシーンがあるのが惜しいところかなー

例えば、戦闘の最中に敵兵が目の前に迫ってきて「ヤバイ!死ぬ!」って斬られそうになったその瞬間、
「危ないーっ!!」って自分の親友がどこからともなくやってきて、親友が自分の身代わりになってくれて
「よ…よかった…お前が無事で…」みたいなことを言って死ぬ
とか
そんな風にま、漫画くせえ〜〜みたいなシーンがちらほらあるのがね…惜しいポイントなんだよね…
もっと淡々と史実を解説してくれるような内容だったらなーと思ってしまいました
ただまあ分かりやすさって意味では十分オススメできるかな

そんな風に次から次へと資料を読みあさって、自分の中で「ハンニバルとスキピオの解説をするならこうだ」っていうイメージを固めて
実際に書いた結果があのドリフターズ感想ですね。だから戦術の理解についてはハンニバル達に関係するものに特化していて
それと関係ない一般的な戦術については分からない状態です。だから別に戦術に詳しいとかってわけじゃないんですよね




ジャンプ感想:食戟のソーマ 第134話「黒雲、月を覆う」

「なーなー薙切ぃ、飛び入りでわりーんだけどお前のメシ食えねーかなー?
 ホラ、フージャオピンも一個やっから」



さて前回、中村くんの来襲により震えが止まらないえりなお嬢様でしたが、そんな中でひょっこりと顔を出したソーマ。
空気を読まずにのんきなことを言いますが、そのゆるい雰囲気のおかげでお嬢様の震えは止まったようですね
そういう意味ではグッジョブといったところでしょうか、あとは中村くんを片付けるという大仕事が残ってるので
そっちもしっかりやってほしいところですが…

「…」

「ん?すんません、ひょっとしてお客さんも飛び入りすか?」

「ちょ、待ちなさいその男は!」

おっと、そして中村くんの姿を見つけたソーマは、遠慮なくずいずいと近寄っていくことに!
なかなか期待通りに動いてくれてるじゃないですか、あとはこの中村のボケナスを相手に
真空波動拳をブチ込んでスーパーコンボフィニッシュをハデに決めて欲しいところです(えー
決められるのかソーマ?ここで真空波動拳をズドンと入れて中村をKOできるのか?

「もしよかったら相席とか…」

 
 

「ダメ…っすかね」

「えりな…友人は選んだ方がいいな」

スタスタスタ

「興が削がれた」

って決められなかったー!!(えー  ソーマが何かする前に中村くん帰っちゃったじゃないですか!
なんだよおい!中村のやつ帰るの早すぎるだろ!ガツンと一発かます前に帰られたんじゃ
なんかいまいち不完全燃焼っていうか…たとえるなら、真空波動拳でハデにKOしてやろうと思っていたらその前に
弱パンチをぺしっと当てたらタイムオーバーになって引き分けみたいな…(えー

「…」

「おや…ちょうど伺おうとしていたところだったのですよ。
 こちらから出向くべきなのに、お迎えいただくなんて光栄ですね」

「せ、仙左衛門様だ!」



おっとしかし、お嬢様の店を出ようとした中村くんの前に、ぬっと姿を現したのは最強ジジイ!
中村くんは「いやーお出迎えありがとうございます」と軽口を叩いてますが、
最強ジジイとしてはこんなゴミの顔なんてまったく見たくないといった様子です
どうやら身内であるにも関わらず、中村くんはジジイにも相当毛嫌いされてるようですね

なんにしろ中村くんと敵対してるなら、ここからの最強ジジイの行動に期待したいところです。
ソーマがいまいち決められなかった分まで、ガツンとやって欲しいですね

「ご無沙汰しておりますお父さん」

「去れ。貴様にこの場所へ立ち入る権利はない。二度と薙切を名乗ることは許さん」

「えりなが持って生まれた神の舌を、磨き上げたのは僕なのですよ?
 僕を追放しようとも、血と教育は消え去りはしない」

「儂の最大の失敗だ。あの頃のえりなを貴様に任せたことはな」

「失敗はお互い様ですな、僕がいれば遠月を今のようにはさせなかった。
 下等な学生を持て余すことは愚の骨頂ですよ」

「それを決めるのは我々ではない。
 遠月の未来を決定するのは、才と力持つ若き料理人たち!
 貴様1人が喚いたところで何も変わらぬ!!」



おっとそして、中村くんとの言い合いの末にガツンと一発決めのセリフを放った最強ジジイ!いやはやカッコイイじゃないですか
これはそろそろジジイのスーパーコンボゲージが溜まってきた感じですね(えー
「下等な生徒を持て余すのは愚の骨頂」という中村くんの主張に対し、
「生徒の若き才能こそが遠月を正しく導く」と語る最強ジジイ。

つまり中村くんは生徒をゴミのように思っていて、最強ジジイは生徒の才能を大切に思っているということですよね。
こりゃ生徒からしたらどう考えても最強ジジイの方につくべきですわ。
まさか中村の方に味方するキチガイな生徒なんているわけないよなー、そんな奴いるわけないよなー(えー

「(スッ)」

「…?なんやねんそれは…」

「遠月十傑評議会…彼らには学園総帥と同等以上の力が与えられている…
 たとえば十傑メンバーの過半数が望むことは、そのまま学園の総意となる…」

「何を言っているの…?」

「彼らは変革を良しとしていますよ」

「ぬ…ぬううううッ!?」

「と…遠月学園最強集団が…ごっそり寝返りよったやとー!?」

遠月キチガイ集団の裏切りキター!!(えー
キチガイ生徒がこんなに大勢いやがったあああああああ!!なんということでしょう、生徒たちの才能を信じて
「彼らならこの学園を正しく導いてくれる」と思っていたジジイの期待は無残にも裏切られ、
生徒がバカすぎて学園メチャクチャになっちゃった…という
なんとも哀れな結末を迎えることになってしまいました。生徒を信じたジジイが哀れすぎるだろこれ

というか、皮肉にもさっき中村くんが言った通りになっちゃいましたね。「下等な生徒を持て余すのは愚の骨頂」っていう。
下等な生徒=十傑と考えるとマジでその通りですわ…(えー 
ジジイの誤算は十傑が想像以上に下等すぎたことだったんや…こいつらにあれだけの権力を与えたのはまさに愚の骨頂やな…

そもそもなんで中村くんみたいなゲスでクズでゴミな奴に味方する必要があるのか、さっぱり意味が分かりませんよね
十傑の中で寝返った理由が明らかになってるのは竜胆先輩だけですが、その竜胆先輩はなんと言ってるかというと



ドキドキするからだそうですよ。ドキドキするから…
そのために中村というクズの味方をしてこの学園をぶっ壊すと…これに関して俺が言いたいことがあるとすれば

(C)和月伸宏/集英社

お前は…たったそれだけの事で
この学園をメチャクチャにしたのか…

って感じですね。そんなくだらない理由で学園を混沌に陥れるとかどうかしてるよ…

たとえば、遠月をよりよく導くために中村の存在は必要だと思ったとか、遠月のことを本気で考えた理由だったらまだ分かりますが
ドキドキするからって何!?それって単なるお前の個人的な感情でしかないだろ!?
そんな私情を学校運営の仕事に持ち込むなよクズが!!(えー
こういうのを公私混同って言うんだよ!学園のことをまったく考えずに、自分だけの都合で決めちまいやがって!

結局のところ他のメンバーもそんな感じなんでしょうね、学園のことよりも自分の都合を優先して決めたと。
私利私欲のために中村に味方するクズどもばっかりだったと。
十傑には遠月をよりよく運営する責任があるのに、その責任を果たそうって気持ちが全然ないのがな…
自分さえ気持ちよければそれでいいと…十傑は結局そんなクズの集まりだったというのが嘆かわしい限りです

今回のこの話で、十傑に対する俺の好感度は地の底まで落ちることになってしまいました
こいつらに権力を与えたのがそもそもの間違いだったと。十傑なんてものに存在価値はないと。
裏切った十傑の奴ら全員くたばれと思ったぐらいなんですが、しかしこうなると
ソーマがこれまで十傑を目指して頑張ってきたのはなんだったんだとか
十傑を中心とする遠月学園そのものが間違いだらけの学校だったとか、
そうなると食戟のソーマという作品そのものがなんだったんだと思うぐらいに、
作品全体の価値まで大きく揺るがしてしまったと思うんですよね…

それぐらいヤバイことを中村くん&十傑はやらかしてしまったと思います。
この作品にここまでの劇薬を投入する必要があったんだろうか…
これまでジャンプの中でも掲載順位は高い方だったし、順調に人気が出てきてると思ってたんですが
中村編に入ってからというもの、坂を転がるようにどんどん掲載順位が落ちていって
今じゃもうドベ争いの仲間入りしちゃってますからね…

←つい最近出たジャンプでのソーマの順位

やっぱそれだけ不評なんだろうな中村編っていうのは…俺もそこに関しては同意するしかないから
擁護できなくてなんとも歯がゆい気持ちですね…というかこの掲載順、ラブラッシュが今週で打ち切りになったことを考えると
ソーマも次の打ち切りに怯えることになるんじゃあ…
マジかよもうこんなヤバいラインにまで来てたのかよ…どうにかして巻き返さないと本当に手遅れになる可能性が…
ファンとしては上手く軌道修正して人気回復して欲しいんですが、果たしてそれが現実的に可能なのか…
失ってしまったものを取り戻すのは難しいだけに、なんとも不安がありますね…次回に続く!

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社


11月15日

サンデー感想:MAJOR 2nd 第71話「継投策」



さて今回のMAJOR 2ndですが、扉絵を睦子がででーんと飾った状態になってますね
このところ本編のほうで女っ気のない展開が続いてるから、ちょっと扉絵の方で描いてやって
男性読者を釣りに来たって感じですかね(えー

ふふん、見えすいた手を!俺はそんなやり方に釣られたりしないから!その辺の萌え豚とは違うんですよ!
まあ「可愛いなこの絵…」とはちょっと思ったけど…(えー
可愛いなと思ってちょっと画像保存して、感想のはじめにバーンと貼り付けたりしたけど…ちょっと気に入っただけから!
俺は釣られてなどいない!!(えー

「準備はできたか卜部?」

「はい」

「よし、じゃあピッチャーは佐藤に代わって卜部、
 キャッチャーには大吾に代わってアンディが入れ」

そして今回の本編ですが、田代の指示により光さんに代わって卜部がマウンドに上がるシーンから…って、お、おい!
光さん前回ラストで立ち直ったとこなのに!結局交代するんかい!
うーん、まあ確かに「卜部の準備ができたら交代」とは何話か前に言ってましたが…結局その宣言通りにここで交代するのかー

「あれ?バッテリー代えてきたよ」

「フン、佐藤に代えて卜部か。こっちとしては球の速い佐藤の方が面倒なんだが、
 こいつはラッキーだな。これなら取られた点もすぐ倍返しにしてやるぜ(ニヤニヤ)」

って、そんなピッチャー交代の光景を見たワタルは、卜部をめっちゃコケにした様子でニヤニヤ笑いながら
「卜部みたいなザコが相手なら何点でも取れそうだぜ(笑)」と、なんとも傲慢なことを言っていました
ワタルのやつマジで小者っぽくなりすぎだろ!(えー
どんだけ油断してんねん!お前少し前まではそんなんじゃなかったのに!

なにしろワタルは、この試合が始まる前まで「いいか、地区予選だからって油断だけはするな」
仲間に何度も釘を刺すようなキャラだったので。そんなワタルが今となっては
お前が一番油断しまくってるじゃねーか!!(えー 
前々回も「コールドで勝てるわ(笑)」とかほざいてたし、なぜこんなことになってしまったのか…



「プレイ!」

(この日のために…この日のために俺らはやってきたんだ!!)

おっとそして、卜部の様子はというと、因縁の東斗ボーイズに投げるとあって相当に気合が入っているようです
ふむ、卜部はこれまで紆余曲折あって途中でやる気をなくしたり色々ありましたが、最終的には当初の目的通り
「東斗ボーイズをブッ倒してやるぜ」という状態に落ち着いたようですね。
そして迎えるバッターは9番の小松ですが、卜部の決死の投球の結果は…

ドパァ!!

「ストラックアウッ!!」



見事な投球で小松三振!!おお、卜部の奴やるじゃないですか
幸先よく先頭バッターを三振に切って取りましたね、それにただ単に気合だけで投げてるんじゃなくて
この画像でのボールの位置を見ると、外角低めに綺麗に決まってるんですよね
つまりこの三振、単なる偶然ではなくて卜部の正確なコントロールでもぎ取った三振だと考えていいと思います
これを見たらさすがに、卜部をナメまくっていたワタルも考えを改めるんじゃないでしょうか?果たしてワタルの反応は?

「何やってんだよ小松!!ボール球だろーが!!」

な、なんやお前ーー!?今のを見てただ小松をボロクソに罵倒して終了って!なんでそうなるんだよ!
卜部がいいピッチングをしている事実にまったく気づいておらず、今の三振は全部小松のせいにして終わりって
お前なんなん!?さすがにボンクラすぎやろ!?「何やってんだよ小松!!」って怒鳴ってますけど、俺の気持ちとしては
「何やってんだよワタル!!」ってお前に怒鳴りたいくらいだよ…(えー

 
 

スパァン!!

「ファール!」

そして次なるバッターにはミチルを迎えますが、一球目からいきなり鋭い当たりを飛ばしてくるミチル!
おーこわ、さすがに光さんからも楽々ヒットを打っただけあって、ミチルの打撃力は侮れない感じですね
いきなりボールを捉えられたこの様子を見て、これには応援している薫ママもヒヤヒヤしているようですが…

「恐いなァ…なんでピッチャー代えたのかしら、光君の方が全然速かったのに…」

「いや。悪くないぞあの子も」

「え?」

「今のはあえて腕の振りを遅くしてタイミングを外した球だ。
 おそらくファールでカウントを稼ぐためにな。ボールも低めに集まってるし、
 キャッチャーの構えたところへきっちり投げている。
 そしてキャッチャーも、とてもよく考えてリードしている…」

しかしその時、卜部がいかに質の高いピッチングをしているかということを詳しく解説してのける茂野じーちゃん!
今ミチルに捉えられた球にしても、あえてファールを打たせるために投げたようで、卜部にとっては計算通りだったようです
それに「ボールも低めに集まってるし、キャッチャーの構えたところへきっちり投げている」ということで
さっき俺が言ったようなちゃんとコントロールされた良い球を投げているってことも
語ってくれていますね。さすが茂野じーちゃんはお目が高い!ナイスな解説ですよ!とにかく今日の卜部は
すごくいいピッチングをしてるってことですよね、
おいよく聞いておけよワタルのボケはよぉ!(えー

「球速は平凡でも、あの制球力で丁寧な配球をすれば…」

パン!!



「ストラックアウッ!!」

「強豪でもそうは打てんよ」

おおお、そして一流バッターのミチルをも三振に切って取る卜部!
これは凄いですよ、ミチルの打撃力は相当なもんで、それを抑えることは光さんも全然できてなかったですからね
卜部の投球術とアンディのリードが合わさったことで、ミチルを封じ込めるほどの力を発揮したってことか

「すっげえ!やるじゃん卜部!」

(あれがピッチングか…!速い球だけがピッチャーじゃないんだ!)



そんな好投する卜部の姿を見て、あれこそが本物のピッチャーだというような
感激した気持ちになっていた光さん。ふむ…それはいいんですが前にもこんなシーンありませんでしたか!?
そう、あれは小森のチームと戦った時に、アンディの勇姿を見た大吾が



あれこそが本物のキャッチャーだと感激していたっていう…お前ら似たようなことやってんな!
ともかく光さんと大吾にとって、卜部とアンディは理想的な存在だってことですよね
今後は大吾たちもそういう本物の選手になることを目指して頑張っていくってことでしょうか
それにしても、卜部とアンディがここまで理想的な存在として語られるとはどえらい出世したなあ
アンディに関してはだいぶ前から超一流選手として語られてますが、卜部は大丈夫か?お前このスピード出世に耐えられるのか?(えー

「どうしたミチル!三振くらうレベルのピッチャーじゃねーだろ!?たるんでんぞ!!」

って、そんな卜部に三振を受けたミチルがベンチに帰ってくると、またしてもワタルのトンチキな怒鳴り声が響くことに!
お前なぁ!これだけ茂野じーちゃんも光さんも、卜部は凄いピッチャーだと実感しているのに
それが全然分かってないアホはお前だけじゃねーか!(えー

どんだけボンクラなんだよ!さすがにひどすぎるだろ…なんていうかワタルは、小松やミチルが三振したっていう
その結果だけを見て文句を言ってますよね。”三振”っていう結果だけしか見てなくて
その内容についてはまるで考えてないから、「三振した奴はたるんでる」ってバカなこと言ってるんだと思います

今の場合で重要なのは、三振したっていう結果の方じゃなくて、
なぜ小松やミチルがそうなったのかっていう原因の方だろと思うわけなんですよ
つまりは卜部が好投をしているからそうなってるわけで。そんな風に、チームに問題が起こった時は原因に目を向けるのが大事なんですよ

これは2日前のワートリ感想でも語ったことですよね。原因分析ってのは大事なんだからまずそれをやれと。
ワタルの奴はそれを全然やってないうえに、味方に対して理不尽に罵倒しまくるという暴挙までやらかしてるので
これはもう会社の上司にいたら最悪に無能なタイプですよ(えー

たとえばワタルが上司だった場合、ワートリの千佳ちゃんに対しては
「何やってんだ雨取!そんな簡単な狙撃外してんじゃねーよ!たるんでんぞ!!」
と「狙撃を外した」という結果だけを見て怒鳴りつけ、ウメハラに対しても
「何やってんだウメハラ!ガイルなんかに負けてんじゃねーよ!たるんでんぞ!!」
と「ガイルに負けた」という結果だけを見て怒鳴りつけるっていう…
いやぁ最低ですわ。これぞ最低の無能上司ですわ…
原因をまったく考えずに、ただ怒鳴るだけで問題が解決すると思ってるっていうね。こういう無能上司って実際にいるんだよなぁ…

スパアアアアン!!

「ストラックアウッ!」

「なっ…」

「たるんでんのはあんたじゃない、渉?」

「!」




そして無能バカのワタルがギャーギャーわめいている間に、次のバッターも卜部によって三振に取られる結果となってしまいました
この回のバッターは誰も卜部のピッチングに手も足も出ず三者三振ですよ。
これはもうどう考えても卜部が好投をしてるってことで、「いい加減気づけよこのボケ、たるんでるのはお前だよワタル」
ミチルにもガツンと言われちゃってますね

というか初期の頃とはミチルとワタルの役割が逆になってるじゃねーか!!
試合が始まる前までは、ドルフィンズのことめっちゃナメてるのはミチルだっただろ!
「あんなザコども警戒なんてしなくても余裕で勝てるし」と見下していて、それをワタルが
「あいつらにもここまで勝ち上がってきた実績がある。地区予選だからって油断するな」
いさめる形になっていたわけですが、今はもう完全に逆になっとる!!

なんでこうなってしまったのか…そういえば大吾と光さんもそんな感じになってますよね
以前は光さんの方がメンタル強くて大吾を引っ張っていたのに、今はもう完全に逆っていう…
この逆転現象は一体なんなん!?まるでお互いの人格が入れ替わったみたいじゃないですか!?
もしかして満田先生は君の名はにガチでハマってしまって入れ替わりネタをやろうと…(えー
いやもうほんと、そうとでも思わないと説明がつきませんわ…
これはもうグラウンドの上に隕石降ってきてますわ…隕石が降ってきて人格がな…次回に続く!

(C)満田拓也/小学館




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