5月12日

ジャンプ感想:食戟のソーマ 第119話「十傑との距離」

さて前回、いよいよソーマ達の前に10人全員が姿を表した遠月十傑。
前回の時点ではまだ順位が明らかになってませんでしたが、今回の冒頭でそれがすべて明かされましたね
この10人の順位については、俺も前回あれこれ予想したわけですが…
まあ、結果としてはだいたいあってるといったところでしょうか

  実際の順位
 
大志Mk−2の予想
 
1席

2席

3席

4席

5席

6席

7席

8席

9席

10席
司瑛士

小林竜胆

女木島冬輔

茜ヶ久保もも

斎藤綜明

紀ノ国寧々

一色彗

久我照紀

叡山枝津也

薙切えりな
小林竜胆

女木島冬輔

茜ヶ久保もも

久我照紀

紀ノ国寧々

斎藤綜明

一色彗

司瑛士

叡山枝津也

薙切えりな

だいたいあってるといったところでしょうか(2回言った)
いやちょっと待ってください、確かにドンピシャかどうかと言われたら全員不正解なわけなんですが
でも俺はほとんどのキャラを1席以内の誤差で当てているんですよ!?そうこれは誤差!誤差の範囲です!(えー
それについてはこう書いたら分かりやすいんじゃないでしょうか

  大志Mk−2の予想
 
1席

2席

3席

4席

5席

6席

7席

8席

9席

10席
小林竜胆(実際は2席)

女木島冬輔(実際は3席)

茜ヶ久保もも(実際は4席)

久我照紀(実際は7席)

紀ノ国寧々(実際は6席)

斎藤綜明(実際は5席)

一色彗

司瑛士(実際は1席)

叡山枝津也

薙切えりな

そう、順位の判明していなかった7人のうち5人を1席以内の誤差で当てたわけです
いやこれは誤差だわー、誤差で当てちゃったわー(えー
そんな中でまったくカスリもしてない奴らが2人いますけどね…特に第1席の司瑛士に関しては、外し方がヤバイと思います

 

なにしろ俺はこいつのことを、実力が下位で態度だけがでかい奴と予想したわけですが
実際はどうかというと実力が最高で態度はめっちゃ小さい奴という
完全に何もかも予想と真逆のキャラだったっていうね…
いやもう君なんなん!?大志Mk−2に恥をかかすために生まれてきたの!?自分キレていいっすか!?(えー

あとそんな司に対する寧々や久我の態度に吹いた
真顔で「しっかりしろよ」ってダメな奴扱いしたり、「まあいいやシカトするし!」って軽い扱いしたり散々じゃねーか!
1席というと、普通はいかにも最強みたいなオーラをバリバリ出してるキャラを想像してしまいますが、
あえて威厳がまったくないタイプのキャラにしてきたわけか、なるほどなあ

なにげにこれっていい選択なんじゃないかなと思いますね。なぜなら、そういう「いかにも強そうな威厳のある一席」っていうと
すでに堂島さんとか四宮とか過去に何人も出ているし
特に堂島さんなんかは歴代の一席の中でも最強と言われてる人なんで
司をそういう威厳あるタイプにしようとしても、どうやっても堂島さんの劣化版ってイメージを拭い切れないと思うんですよ



そう、いくら司が強そうなオーラを放って「俺が最強だ」という顔をしていても、
「でもあいつ堂島さんより弱いんでしょ?」と言われてしまったら
司の威厳は瞬く間に吹き飛んでしまうわけで。

そうなると、司に威厳があるままでいさせるには、堂島さんをも上回る超最強キャラにするぐらいしかないと思うわけです。
だけど、そうしたら強さのインフレがとんでもないことになりそうだし、話の収集がつかなくなりそうだしで
「司に威厳を持たせよう」って方向でいくら考えても、どうやったって話がうまく転がる気がしないんですよ



だからこそ、司のことをとことん威厳のない小心者にしたのは正解だったと思う。
これだったら、威厳のある堂島さんとはまったく違うタイプの1席なんだなと思えるし、
「1席なのに小心者」っていう、なんだかちょっと特別な感じのキャラって気がしますしね

要するに司っていうのは、ナンバーワンじゃなくオンリーワンな1席だと思うんですよ
ナンバーワンなのは堂島さんですが、司は司なりに味のあるオンリーワンなキャラだと思います
そういう意味で、良い1席を用意できたんじゃないかなと思いますね

「あのねー幸平ちん、お前もう遠月に入って半年っしょ?
 いい加減理解してよ十傑の重みをさー、
 十傑の価値はそんな軽いもんじゃないんだっつの!」

「はー、そんなにお得なんすか十傑って」

「うっきゃあああああ!!”お得”って言葉のチョイスの時点で
 無理解がひしひし伝わってくんだけど!
 十傑ってのは学園が持つありとあらゆる権限や財力、
 その一部を手中にしてる存在なんだよ!料理のためなら莫大な予算を使い放題!
 日本中の職人が喉から手が出るほど欲しがる食材、調理器具、設備、
 最新だろうが高級だろうが望むだけ手に入る!
 オークションに出れば200万円超え確実の古典料理書にも簡単にアクセス可能!
 なんでもやれる!どこへだって行ける!研鑽のためならすべてが許される!!」

って、十傑に対して気楽に食戟を挑んでくるソーマに対し、「十傑の価値はそんな軽くねーから」
ひたすらに十傑の特権を説明する久我。ふーむ、もはや十傑になればなんでもやれるしすべてが思いのままというぐらいに
デタラメな特権を得られるみたいですね



ただ、ひとつ思うのは、これだけ一般生徒とはあまりにも違う特権を得られるってことになると、一度十傑になりさえすれば
あとはもう保身のために食戟をひたすら避け続ける日々になっちゃうよね。実際そうなってるし
十傑でい続けることのメリットがありすぎて、わざわざリスクを犯して一般生徒と食戟する意味がまったくないというか
十傑になったら勝負からひたすら逃げまくって現状維持に徹するだけで、天国のような暮らしができるっていうか…

・ソーマからの食激の申し出を拒否する十傑からは、格上としての矜持より、現状維持への必死さしか見えなかった気がします
 本当に自分が圧倒的に格上な存在である、と確信が持てているのなら「別に十傑の座でも退学でも掛けていいよー、
 あと俺が勝つから俺が勝ってもお前は何も失わない条件で勝負してやるよ、テーマとかは勝負開始の一時間くらい前に
 教えてくれたらいいんで得意料理を磨いてなさい」くらい言って欲しかったです by うんこマン

そんな風に「十傑=現状維持に必死な奴ら」ということは、この人のコメントでも言われてますね
正直そのイメージはぬぐえないよね…「十傑の価値は軽くないんだよ!」って言いながら勝負を避けるっていうのも
結局のところずっと自分は十傑でいたいから勝負から逃げてるみたいなもんだし
そういう風に徹底的に逃げ続けていれば、十傑の座から落ちずにいられるっていうのがなんとも…

それだと結局、ソーマのように「十傑になりたい」っていう一般生徒がいて、仮にそいつが十傑を倒せるくらい強かったとしても
「食戟なんて受けねーから」って十傑に逃げられたらどうしようもないし、
十傑にも「逃げ続けてるチキン野郎」みたいなイメージがついてしまうし、いいことないっていうか…
いっそのこと、挑まれた食戟は必ず受けなければいけないみたいなルールでも良かったかもしれませんね。
「食戟は別に受けなくてもいい」って設定が今まで生かされたことってあんまりないし、
十傑が今でもバリバリに食戟やってて連戦連勝ってことの方が、現状よりもっと強さを実感できた気がする

「とにかくそういう事なのよ、本気の本気で眼中にないからさー君たちのこと」

「…」

「ま、そうだなー、何かひとつでも俺に料理で勝ってるものがあれば、
 食戟受けてやってもいいかなー」

「…今の話はホントっすか久我先輩」



って、そんな中で「自分に勝ってるものがあれば食戟受けてもいい」と言い出した久我!
え、いいんすか!?現状維持しなくていいんすか!?(えー
なんだか食戟を受けてもらえたら受けてもらえたで、
「えっそんな簡単に受けちゃっていいの?現状維持しなくていいの?」って気持ちが湧いてくるのが
なんとも困った感じですね、十傑に特別なメリットがありすぎるせいで、こんな歪んだ気持ちになってしまうんや…

「んじゃ解散しよっか!じゃあね〜一年生諸君!やっぱ来年は廃止にしようぜ
 この紅葉狩り!なにもこんな忙しい時期にやらなくてもいいっしょ!(すたすた)」

「…うーむ、まいったなしかし。何か一つでも勝ってるものって言ったって、
 そもそも勝負する土俵がねえってのに」

そんなわけで、十傑との顔合わせである紅葉狩り会は終了したわけですが…
しかしソーマ曰く、「勝ってるものって言われても、それってまず勝負してくれないとダメじゃん」
十傑との勝負のやりようがないことに困っているようで…お、おい、まさか久我の真の狙いというのは
「俺に勝ったら勝負してやるよ(勝負するとは言ってない)」という
矛盾した論理で勝負から逃げる
ことが目的だったのか!?(えー

なんやあいつ!結局は勝負してくれないからどうしようもないんじゃねーか!そこが変わらないんだったら意味ないだろ!
やっぱり十傑は、あの手この手で勝負から逃げるチキン野郎ということに…

「うーん、そうだよね…2年生とじゃ料理の授業も一緒にならないし…」

「とにかくとっかかりがないとなー」

ブロロロロ

「うん?でっけートラックだな、運送業者か何か?」

「あぁ、そろそろ準備が始まる頃だよ、秋の最後を飾る行事で…
 …あ!そっか…久我先輩たちがさっき言ってたの、この事だったんだ!」



って、そんな十傑との絡みがないと思っていた中、急に降って湧いた学園祭の話題…
さっき「こんな忙しい時期によー!」と久我がわめいていたことからしても、
この学園祭には十傑が関わってくるということは間違いないようです。となればそこで勝負の場が作れさえすれば…?次回に続く!

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社


5月11日

サンデー感想:MAJOR 2nd 第52話「おまえを倒すため」



さて前回、3回戦に出てきた本郷シャークスをいともあっさりと片付けてしまった大吾たち。
試合の描写がまったくありませんでしたが、今回ちょっとだけ語られていますね
・卜部のヒットで点を取った
・睦子のヒットでも点を取った
・光さんのピッチングは完璧で、相手にヒットもフォアボールもほとんど与えなかった
・大吾もキャッチャーとして最後まできっちりプレーした
ということのようで…つまり何もかもが順調な勝利だったってことですね
これまでの試合は1回戦も2回戦もバタバタした内容でしたが、この3回戦はなんの問題もなく勝利したってことのようです

「これでいよいよ東斗戦だな」

「ああ、佐藤の異次元のセンスには正直ムカつくが…
 奴が加入してなきゃ、こんな簡単にベスト8には残れなかった。
 念願の打倒東斗ボーイズも夢じゃ…」

(ん…?ま…眉村!?)

って、ドルフィンズの面々が勝利に酔いしれる中、試合の偵察に来ていた眉村ジュニアに気がついた卜部!
そういえば前回のラストで登場してましたよね、そしてそれを見た瞬間に卜部の目の色が変わってしまいます
やはり東斗ボーイズの主力ということで、眉村ジュニアは卜部と因縁浅からぬ仲なんでしょうか

「眉村か」



「やっぱりそうか…」

「ああ、お前か…なんだっけ…名前忘れちまった…アンディだっけ」

「それはデブの方だよ!!卜部だ卜部!!」

「ああ、卜部か…ウチを逃げるように辞めて、三船に入った腰抜けバッテリーね」

「だ、誰が逃げただとォ!?」

「いや…チームメイトの間ではもっぱらそういう噂になってたけど」

って、カッコよく眉村に声をかけた卜部でしたが、名前すら忘れられてたうえに
「ウチのチーム辞めて腰抜けって言われてた人」ぐらいの認識しかなかったことが発覚!
ゲェー!?完全に眼中にないじゃないですか!ライバル関係どころかほとんど他人みたいなもんとは…
どうやら卜部が一方的に眉村のことを意識してるみたいですねえ

「う、うるせー!!俺とアンディはお前らをぶっ倒すためにドルフィンズに入ったんだよ!!」

「じゃあ今、お前が三船のエースなのか?」

「当たり前だろ!!」

「そりゃ凄いな…さっきお前らの試合で投げてた、あの豪速球メガネは2番手なのか?」

「い、いやまあ…つーか、あのメガネは野球を始めたばっかの新人で…」

「新人!?あいつが!?」

って、自分の存在を眉村に知らしめようとアピールを続ける卜部でしたが、
眉村はというとさっきの試合で投げていた光さんのことばかり興味があるようです
あかんやん卜部!こりゃ眉村のライバル枠は光さんに取られちゃうパターンだわ!(えー
そもそも実力から言って、卜部が眉村に勝てるとは思えないしな…卜部は犠牲になったのだ…

「ああ…俺、道草食ってる場合じゃなかった、もうすぐウチの試合が始まるんだよ。
 そこで勝てば三船とだな、せーぜーウチを応援でもしてくれよ(くるり)」

「え…!?お、おいちょっと待て眉村!なんで背番号2番なんだ!?
 お前東斗のエースじゃねーのか!?」

「キャッチャーだからに決まってるだろ、俺はピッチャーじゃねーよ」

とその時、くるりと背を向けた眉村の背番号を見て、「なんで背番号2番なんだ!?」と激しく驚愕する卜部!
眉村は平然と「キャッチャーだからに決まってるだろ」と答えてますが、そのことに卜部はひたすら困惑しているようです
むう、この卜部の様子からすると…かつて卜部が東斗ボーイズにいた時、
エースとして君臨していたのは眉村だったってことでしょうか

つまり卜部が「あいつ」と呼んで意識していたのも眉村だったってことで…
そんなピッチャーとしての眉村に対して、同じチームにいたら超えられないと思った卜部は、
ドルフィンズに移籍して眉村と戦う道を選んだわけですよね
でも今じゃ、眉村はなぜかキャッチャーになっていたわけで…そりゃ卜部も困惑しますわ
つまり今の東斗ボーイズには、眉村をも超える凄まじいピッチャーが現れてしまったということなのか?



ともかく東斗ボーイズの試合を見に行く卜部でしたが、
さすがの東斗ボーイズは完全に相手を圧倒しており、まったく付け入るスキを与えていませんね
なんと3回で16点取ってスコアは早くも16−0ですよ。とんでもねーなおい

あっさりと3回コールドで終わってしまいそうな雰囲気が…い、いやでもあれだから!
今さっき大吾たちが勝った本郷シャークスも、大吾たちと戦う前は
5回で11点取って、11−0のコールド勝ちで上がってきたチームだったから!(えー
そう考えると本郷シャークスよりちょっと強いチームなのか東斗ボーイズ。そう思ったらなんか勝てそうな気がしてきたな(えー

それにしてもスイングする瞬間の眉村の表情すごいですねこれ
どんだけ凄みのある表情なんだよ、これで小学生かよお前!
なんにしても眉村といえば、前シリーズでもライバルとしての凄みをビンビンに感じさせたキャラだったので
眉村ジュニアもそれを受け継いでいるようで何よりです。そして、そんな眉村ジュニアをも超えるピッチャーというのは…

「あ…あいつは…」



ええええええええ何これ!?
ちょっとちょっと!一体どんな強キャラピッチャーが出てくるのかと思いきやまさかのかわいこちゃん!?
なんやこれ!?どういうことなんだ一体、この美少女が眉村をも超えるピッチャーだとでも!?
別に眉村を超えてないけど監督が趣味で投げさせてるとかそういうことじゃねーよな!?(えー

「眉村渉の双子の姉…!眉村道塁がエースだとォ〜!?」



えええええええええええええええ!?
ちょっ…お前らまさかの姉弟かよ!?眉村の娘がこんなかわいこちゃんに!?
いやはやこいつは色んな意味でぶったまげましたね、東斗ボーイズのエースが女の子で、しかも眉村の娘で、しかも可愛いって
卜部もこのことは全然予想してなかったみたいですけど、一体卜部が抜けた後の東斗ボーイズで何があったんでしょうか

いやーがぜん面白くなってきましたわ、姉弟といえば大吾とねーちゃんとかもそうだけど
お互いの姉弟の絡みとかも見てみたいよなー、興味あることが急にブワッと湧いてきて今後の展開がめっちゃ気になるわ…
次回に続く!

(C)満田拓也/小学館


5月10日

ジャンプ感想:ワールドトリガー 第107話「三雲修K」

さて前回、とりまる先輩に「短期間で強くなる特訓」を頼んだ結果、特別コーチとして嵐山隊を紹介してもらったオサム。
今回はというと、そんな嵐山隊のところへ冒頭からさっそく向かってますね。手土産にいいとこのどら焼きまで持ってきたようで…
というかこのどら焼きって、以前にこなみ先輩が「あたしのどら焼きがない!!」ってわめいてたのと
同じやつを買ってきたんでしょうかね。あれも確か「このどら焼きいいやつだから」って言われてた気がするんで…

「おっ、時間ぴったりだな三雲くん。射撃戦について聞きたいことがあるんだって?」

「嵐山さん!実は…(かくかくしかじか)」

「…”1人でも点を獲れる方法”か…でもなんでそんなことを?」

「今までは空閑が点を獲ってくれたから勝ってこれました…
 でもこの先、それだけじゃきっと限界が来ます。空閑の力に頼るだけじゃなくて、
 自力で点を取れるようになりたいんです」

「なるほど…ただ、俺の結論を先に言うと、
 シューター・ガンナーは1人で点を獲る必要はない。
 というか、点を獲るのは難しい」



「…!」

「なぜかというと、シューターやガンナー用のトリガーは、
 アタッカーやスナイパーに比べて威力が低いからだ。
 射程や弾速にトリオンを使う分、ほぼ全トリオンを威力に振ってるようなトリガーより弱くなるわけだ。
 それに今はシールドの性能が上がってるから、アタッカーが近づきやすくなってる」

って、シューター1人でキルを取る極意を嵐山さんから聞こうとするオサムですが、
「いや〜それは難しいっしょ」といきなり否定されてしまいます。
そ、そんなー!!がーんだな…出鼻をくじかれた…って感じですが、この嵐山さんの言い分を聞いてみると
確かにその通りだなって感じですね。さすがこの人、シューターのことよく分かってると思います

そのへんについて詳しく語っていくと、まず嵐山さんが「シューター1人でキルは取りにくい」って言ってる理由として、
「シューターの攻撃は威力が低くて、アタッカーのような連中に力負けしやすい」ってことを挙げてるわけです
これって本当にその通りなんですよ
スプラトゥーンでわかばシューター使ってる俺からしたら、「ほんとその通りだよ…」骨身にしみて実感できる一言ですね

というのも、ここで言われてるシューターのことをわかばシューター、アタッカーのことをスプラローラーだと思ってみれば
めちゃくちゃよく分かる話なんですよ。わかばシューターってのは低威力のシューターで
相手に弾を4発当てればキルが取れる武器なわけです。一方でローラーは、高火力の近接武器で
相手に打撃を1発当てればキルが取れる武器なわけです。そんなわかばシューターとローラーが打ち合ったらどうなるかっていうと
わかばシューターがボロボロに負け続けることになるんですよ。

たぶん10回やったら8回ぐらいわかばシューターが負けると思います、それぐらいに火力の差がきつい対決なんですよ
もうね、わかばシューター使ってる俺からしたら、ローラーなんて天敵中の天敵ですよ。
もはやローラー見かけただけで即座に逃げ出すレベル。まともに打ち合うなんて絶対ダメ、
そんなことしたら即座にやられてしまうわけです



というのもね、わかばシューターって射程が短すぎるから、シューターのくせにローラーと全然射程が変わらないんだよね
だから同じ射程で撃ち合うしかなくて、そうなると火力で勝るローラーの方が圧倒的に有利ってわけですよ
俺もそのことにさんざん悩まされて、ローラーに勝つ方法を色々模索したんですけど、結局一番いい方法が何かっていうと
もっと射程の長い武器使って遠距離から攻めるってことだったんですよ

そう、ローラーみたいな高火力武器と同じ射程で戦うこと自体アウト。近寄らせずに遠距離から倒すのが一番の対策なわけです。
ただ、嵐山さんの話を聞いてると、ワールドトリガーの環境ではそれをやるのが難しくて
「シールドの性能が上がってるから敵に近づかれやすい」って言ってるんですよね

それこそが「シューターでキルが取りにくい」っていう大きな理由だと思うわけです。
遠距離弾幕で近寄らせずにキルを取るのが、対アタッカーの一番の手段なのに、、
高性能なシールドで防がれて近寄られるから、なかなかそれが出来ないっていうね。これはかなりつらい環境ですよ

それだけ近距離アタッカーの間合いに持ち込まれやすく、そんな状態で打ち合ってしまったら
俺がさっき言ったわかばシューターvsスプラローラーみたいな結果になるってことですよ
こりゃきついっすわ、嵐山さんの話を聞く限り、今のワートリの環境は
シューター単独でキルするにはなかなか厳しい、シューター冬の時代
って感じがしますね

「おとといの試合でも、那須さんがもし鋼や遊真を相手にするような場面があったら、
 仲間としっかり連携しないと勝てなかっただろう」

「…」

「さてそれじゃあ、射撃トリガーの強みはどこだと思う?」

「それは…離れた相手を攻撃できる点と、攻撃を集中させやすい点です」

「その通り、よく知ってるな」

(私が教えたんですよ)



さらに話を続ける嵐山さんですが、ここはなにげにかなり重要なワンシーンですよ。それは
前に教えたことをオサムが覚えててびっくりする木虎ちゃんかわいいとか全然そんなことじゃありません(えー
そう、この場面で重要なこと、それはシューターが同格以上のアタッカーと戦う時は
連携を意識しないと絶対勝てない
ってことです

それについて嵐山さんは、那須さんを例にして語ってますよね。
那須さんといえば、この間の試合でさんざん無双して暴れまくったシューターなわけですが
それだけ無双できたのは、村上やユーマと戦わずに済んだから。
もしそうなったら仲間と連携しなきゃ絶対勝ててない
と嵐山さんは言っているわけで、
シューターにとって仲間との連携がいかに大事かってことを語ってるわけですよ

そもそもさっきの話で、シューターは1人で点を取るようなものじゃないって言ってるわけですからね
つまり仲間がいて初めてシューターは真価を発揮するということであり、
キルを取りたいなら仲間がいる状況で取れってことを嵐山さんは言いたいんだと思うんですよ

それは射撃トリガーの強みってことを考えても、やはり同じ結論になるわけです
射撃トリガーの強みとは、今さっきオサムや木虎が言っていたように、
「離れた相手を攻撃できる」、「攻撃を集中させやすい」ってことが挙げられるわけですが
それがつまりどういうことかというと、仲間と連携して集中砲火することでキルが取れるってことです



とりまる先輩もまさにそのことを言っていて、「仲間の火力に自分の火力を合わせることを意識しろ」と教えていたんですね
つまりは、シューターでやっていこうと思うんだったら、1人でキルを取ろうって考えること自体がおかしな話で、
いかに仲間と連携してキルを取るかってことを第一に考えるべきってことなんですよ

「A級1位の出水なんかも、自分が追い込んで味方に獲らせる戦法が上手い」

そして嵐山さん曰く、出水もやっぱり自分1人でキルを取るんじゃなく、味方との連携でキルする戦法で戦っているらしく
もはや嵐山さんにしても、とりまる先輩にしても、那須さんにしても出水にしても
シューター1人でキルするには限界があるってことをみんなが示していて、
「自分1人でキルするにはどうすればいいんだ」なんてオサムが悩む必要は全然ないってことが分かりますよね

そう、だから俺がこの話を読んで思ったのは、オサムは自分1人のキル力を上げようなんて考えるんじゃなくて
もっと仲間との連携を前提としたキルに目を向けるべきだと思ったんですよ
「自分1人じゃキルできない」なんてことを気にする必要はないと。そんなのシューターならみんなに共通することだと。
だから無理して自分1人で敵を倒そうとするんじゃなくて、仲間との連携に徹底的にこだわって敵を倒すべきだと思うんですよ

「そしてこの戦法に関して言えば、今までの試合を見た感じ、君はすでに一定のレベルに達している。
 下手に攻め手の小技を覚えて、その感覚が狂ったりしないかが心配だ」

(…やっぱり…それが正しい考え方なのか…)



って、そんな味方との連携力について、オサムのことを「一定のレベルに達している」と評価する嵐山さんですが、
オサムはというとどんよりした表情で、「やっぱ連携で戦うしかないんかなー」と言いたげな感じです
いやいやちょっと待てお前、何その暗い表情は!?連携の強さってもんを本当に分かってんのか!?
まさか「連携ならもう十分やってますわー」とか思ってんじゃなかろうな!?

冗談じゃないっつーの!俺に言わせればオサムの連携とかまだまだヘナチョコもいいとこですよ!
こんなんで十分とか思ってもらっちゃ困りますわ!嵐山さんは「一定のレベルに達している」って言ってるわけですけど、
それについては間違ったことは言ってないと思います。ただ、正確にオサムを評価するには一言足りないと思いますね。
俺がそこに付け加えるなら、「一定のレベルに達している。だけどまだまだ物足りない。もっと極められる」
ってことなんで…だからこの嵐山さんの言い方については

嵐山の野郎…

ぬるい言い方
しやがって…
 

と、思うわけです(えー
そんなわけで、オサムの連携力はまだまだ伸ばす余地があって不十分だと思うわけですが、
じゃあ十分な連携っていうのはどういうのを指しているのかというと
これについては他でもない嵐山隊がちょうどいい例になると思うんですよ

なぜなら嵐山隊は、第4巻での戦いで理想的な連携プレーをしながら戦ったわけですからね
このとき嵐山隊は、出水、当真さん、三輪、米屋っていうA級の中でも鬼みたいに強い連中を相手に
戦ったわけですが、それを連携プレーで見事に撃退したわけで。
ではこの時の嵐山隊の戦いぶりをひとつひとつ振り返ってみましょう

まずはこのシーン、出水から嵐山さんに誘導弾(ハウンド)が放たれ、
嵐山さんの頭上から次々に弾が襲い来るわけですが

 
 

すかさず時枝先輩がフォローに入って、嵐山さんを守ってますよね
地味に見えますが実はめちゃめちゃファインプレーですよこれ、連携として非常に大事なポイントだと俺は思います。
なぜならこの頭上ハウンド、つい最近の戦いでも来馬さんが那須さんに放っていて
那須さんへの致命傷を与えた攻撃ですからね

だから実は相当に油断ならない攻撃だったわけですよ。しかも嵐山さんはまったく頭上ハウンドに気づいてなかったし、
そんな無防備な状態で直撃していたら、いきなり即死することもありえたでしょうね
なので時枝先輩の連携によって嵐山さんがデスせずに済んだわけですが、まだまだこんなのは序の口です

次にこの場面、嵐山さんがテレポートの能力を使って出水に攻撃を仕掛けるわけですが、



すかさず時枝先輩がフォローに入って、集中砲火を食らわせてますよね
今回さんざん言われていた「集中砲火こそが射撃トリガーの強み」、それをまさしく出水相手に食らわせているわけです

ちなみにこれを食らった出水は、かろうじて急所だけは守ったものの、かなりのダメージを負わされていました
これって出水だったからなんとか生き延びましたけど、その辺の隊員だったらもうこれだけでやられてますよね
ましてやB級レベルの奴なんてイチコロだと思いますよ。だからシューターがキルを取る時にまず第一に考えるべきは
「自分1人で敵を倒す」なんてことじゃなくて、仲間と一緒にこの集中砲火の形に持って行くって
ことだと思うんですよ

これこそが射撃トリガーの勝ちパターンなわけで。考えてみれば諏訪隊なんかも
「諏訪と堤が組んでの集中砲火が強み」って東さんに言われてたわけだから
諏訪隊もこういう集中砲火の形を作ることで勝ってきたってことでしょ。つまり、つくづく射撃トリガーってやつは
無理して1人だけでキルを狙うような武器じゃないってことなんですね

まだまだ続く嵐山隊の連携シーン。この場面は、出水が上空の木虎に向けて数多くの弾を発射した瞬間、



すかさず時枝先輩がフォローに入って、攻撃を防いでくれたシーンですね
さっきから時枝先輩の活躍が凄いですね、連携っていう意味でこの人の貢献度は凄まじいものがありますよ

俺なんかは特にわかばシューター使いだから、時枝先輩の立ち回りを見ていると惚れぼれしてしまいますね
なぜならわかばシューターの役割っていうのは、バリアを張って味方を守ることや、味方への援護射撃をすることだから。
そういう意味では時枝先輩は、俺から見てまさに理想的な立ち回りをしているわけです
これまで見てきた隊員の中でも時枝先輩の立ち回りが一番俺の評価高いですね

しかし嵐山隊の連携は、時枝先輩1人だけがやっているわけではありません。他のメンバーもきっちり連携して戦ってるわけです
そう、例えばこの場面。当真さんが嵐山さんのことを照準に捉えて、今まさに嵐山さんを狙い撃とうとしたその瞬間

 

すかさず木虎がフォローに入って、当真さんを蹴散らしたシーンですね
木虎がいなかったら確実に嵐山さんはやられていたことでしょう。それを救った上にキルも取るという大ファインプレーですよ

そもそも当真さんと言えば誰もが認める最強のスナイパーなわけで、そんな個人技において最強の実力を持つ相手でも
連携力を駆使すればこうして倒すことができるってわけですよ。
それほどまでに連携力はすさまじい効果が発揮できるし、たとえ相手の方が格上であっても、
それを撃破するような番狂わせだって起こせるわけですよ

しかもまだまだ嵐山隊の連携シーンは続きます。
当真さんがやられたことで「嵐山ァ!!」と三輪がブチ切れて銃を向けてくるわけですが

 
 

すかさず佐鳥がフォローに入って、三輪と出水の腕を吹っ飛ばしたわけですよ
そのおかげで嵐山さんは助かったっていうね、誰かがピンチになった時には必ず誰かのフォローが入るのが嵐山隊なんですよ
その結果、敵にどんどん痛手を与えられるし強敵を倒すことだって出来る。
まさしく連携力の強さを体現したようなチームだと思います

この戦いって、個人だけの力で考えたら、ハッキリ言って嵐山隊に勝ち目はなかったと思うんですよ
たとえば佐鳥と当真さんのスナイパー対決、時枝先輩と出水の射撃対決という風に1対1のタイマンで
個人技だけを競ったなら、嵐山隊はボロ負けしていたと思うんですよね

なにせ三輪なんてタイマンでハイレインとすら互角に戦える男だし。
一方で木虎はというとタイマンでラービット相手に大苦戦するレベルだから、
やっぱタイマンだと嵐山隊が勝てるビジョンはないと思うんですよ
だけどそれを連携の力でひっくり返したわけで。それほどまでに嵐山隊の連携力は高いわけです
「チームの連携が十分仕上がってる」ってことを言うには、これぐらいのことが出来なきゃダメだと思うんですよ

そして、そういう意味ではオサムたち玉狛第二っていうのは、まだまだ連携が甘くて不十分だと思うわけなんですね



たとえばこの間の那須隊との戦い、オサムは那須さんのことを完全に包囲して
オサム、千佳ちゃん、来馬さん、太一という4人がかりで那須さんを襲うフォーメーションを作り上げたわけですよね
これ自体はものすごくいいことだと思うんですよ。このフォーメーションを作ること自体は。
嵐山さんが「一定のレベルに達している」とオサムを評価していたように、ここまではいい流れが作れていたわけです

そしてこのフォーメーションを作った以上は、なんとしても集中砲火に持ち込みたいわけです
それが射撃トリガーの勝ちパターンだから。

幸いにして来馬さんはガンナー使い、そして太一と千佳ちゃんはスナイパー。
集中砲火を行うのに適したメンバーが揃っているわけです、この機を逃さず一気に那須さんを片付けたいわけですが…



しかし次の瞬間オサムが取った行動とは、何を思ったか千佳ちゃんを戦いから遠ざけて安全なところへ逃がすという
数の有利をわざわざ捨てるような指示を出してしまったわけです。
さらに自分も、集中砲火をかけるどころか、威力を落とした弾でペチペチと牽制を続けるという作戦を取ったわけで…

このオサムの判断っていうのは正直、「なんでそうなんねん」って本気で突っ込みたくなりました。
数の有利を活かして、仲間との複合火力で攻めるのが
シューターの強みじゃないのかと
なぜそれを自分から減らしてしまうのかと。ここはどう考えても千佳ちゃんを戦闘に参加させる場面だったと思います

そもそも那須さんがどうして多人数に囲まれても無事でいられたのかって、
周囲に障害物が多かったからそれをうまく盾にしてたってことなんですよね



つまり、オサム達からしたら障害物が邪魔で、うまく那須さんに攻撃が通らなかったわけで。
そのせいで集中砲火の形が作れなかったわけで。だからこそ俺は千佳ちゃんの出番だったと思うわけです
だって障害物を粉々に吹っ飛ばせることが千佳ちゃんの強みなんだから。
邪魔な障害物を千佳ちゃんに粉砕して欲しい場面だったと思う。それで那須さんの防御が手薄になったところを
オサム・来馬さん・太一の集中砲火で仕留めるっていうのが理想的な展開ですかね

ともかくオサムに言いたいのは、何よりもまず集中砲火の形を作れと。
自分1人で戦おう、キルしようなんてことは考える必要ないんですよ。もっと千佳ちゃんと連携すべきだし
敵をキルしたいなら他のメンバーを使って集中砲火の形を作ればいいっていうね
ただ、そういうことが全然できてないのがこの時のオサムだったと思います



最後の場面にしても、那須さんに対して1対1の勝負を挑んで返り討ちにされてしまったわけで。
だから1人で突っ込むなっつーに!なぜ1対1の勝負を挑んでしまったんだろう
この場面もやっぱり千佳ちゃんと連携して欲しかったですね。このとき千佳ちゃんはオサムの近くにいたわけですが、
オサムに「千佳は隠れてろ」と指示されて、戦闘に参加しなかったんですよね。

いやさ、千佳ちゃんは人が撃てないから援護に使うのが難しいってのは分かるけど、
でもシールドくらいは張れるでしょ。時枝先輩みたいにシールド張って、オサムを守るってことくらいはできると思う
そう、たとえば時枝先輩ならこの場面、ピンチのオサムにシールド張って守ってくれただろうし、
木虎ならオサムが死ぬ前に那須さんを背後から襲ってキルしていただろうし、
佐鳥なら那須さんにスナイプ決めて腕なりなんなり吹っ飛ばしていたと思う。

そう、これが嵐山隊なら、必ず誰かがオサムのフォローに入っていた場面だと思う。
だけど玉狛第二にはそれがなかったんですよ。だから嵐山隊に比べて連携が仕上がってないなと思うし
そもそもオサムが自分で仲間を遠ざけて、1対1の状況を作ってしまったわけですからね。

それじゃダメだろと。それはシューターのやるべき戦いじゃないと思うわけです
「仲間の力がなくても勝てる」なんて、そんな考え傲慢じゃないですか
もっと徹底的に仲間の存在を生かして、連携の力で勝つってことを考えるべきだと思うんですよ



今にして思えば、この間菊地原に「傲慢だね」って言われたのもなんとなく分かる気がします
このときオサムは、「もっと強くなって自分1人でもキルしなきゃ」と言った結果、菊地原に傲慢だと言われたわけですが
自分1人でキルを取るということは、仲間の力がなくても勝てるということだし
「自分にもそんな優れた素質がある」と考えることが傲慢だ
ということを
菊地原は言いたかったんじゃないでしょうか。要するにそんな考えは捨てて、もっと仲間との連携を磨けと。

なにしろ菊地原の所属してる風間隊も、相当に連携プレーを重視してる連中ですからね
あいつらって常に仲間とのコンビネーションで戦ってるんじゃなかろうか
そんな戦いを心がけてる菊地原からしたら、オサムの戦いに一言言いたくなるのもちょっと分かる気がします
玉狛第二の動きって、1人1人がまだまだバラバラに戦ってる感じがするからなあ

「だが、本人が学びたいと思ったなら、そのタイミングを逃すのはもったいない」



って、今回いろいろ話したわけですが、最終的には
「本人が学びたいならそうしよう」と、1人でキルを狙う方法を教える嵐山さん。
いやいや結局そうなんのかよ!それはさすがにどうなのよ!?オサム1人でキルを狙おうだなんて
そんなの傲慢です傲慢!そんな考え傲慢です!(えー

今回これだけオサム1人でのキルは無理だってことを実感しただけになあ…
付け焼き刃的な技を1つ2つ教わったところで話にならない気がするが…
それよりもまずやっぱり、他のキャラとの連携を仕上げるべきだと思うんだよなー



さて、そんな一方で千佳ちゃんはというと、今日はスナイパー達が集まる合同訓練へと向かっていたわけですが…
っておいおいこの女は!「にゃんこだ〜!」とか言いつつ寄ってきたのって、那須隊の日野茜じゃねーか!
お前まだ引っ越ししてなかったんかい!!(えー

すぐにでも引っ越すんじゃなかったのかよ!まだ普通にボーダー隊員やってたんかい!
おいおいただでさえ「那須隊の野郎…ぬるい引っ越ししやがって…」と思ってる中で、
まだまだ引っ越しせずに長期滞在してるとかぬるすぎやんけ!ぬるぬるやわー!!

と思ったけど、考えてみればさっき嵐山さんのセリフで「那須隊と玉狛第二が戦ったのはおととい」って言われてましたね
おととい…おとといか…それならまあ、まだ引っ越してないというのも分からんではないですね
まあ今回だけは目をつぶるとしましょう。だけど次の出番の時にまだ引っ越しをしてなかったら
俺の那須隊の評価がますます下がることになるぜ!!(えー



そして射撃訓練を行った結果を見てみると、千佳ちゃんや出穂の腕もけっこう上がってきているようですが
全ての弾を中心だけにブチ当てた奈良坂の精密射撃は相変わらずやばすぎますね
千佳ちゃんたちと見比べると精度が違いすぎます、A級のスナイパーはこんなバケモンなのかと思うと気が遠くなるな…

「奈良坂先輩は私の師匠だよ!奈良坂先輩〜!」

「日浦」



って、ここでなんと、那須隊の茜は奈良坂の弟子だったということが発覚!マジかよオイ
ということはそれって、茜が引っ越したら一番ダメージでかいのって実は奈良坂なんじゃないか!?(えー
こんな可愛い弟子ができて「やったぜ俺も勝ち組だぁ!」と思っていた矢先にまさかの引っ越しという悲劇を味わうなんて…

那須隊のメンバーは茜と十分親密だから、引っ越しをしようがメールなり電話なりできるだろうけど
奈良坂からしたら「日浦」って苗字で呼んでるくらいに微妙な距離感だし、
茜が引っ越しちゃったらもう師匠でも弟子でもなくなるし、完全にただの他人になっちゃうじゃないですか!

なんたる悲劇!つかの間の勝ち組を味わってから、一気に負け組へと突き落とされる奈良坂の心中やいかに
こんなん那須隊よりもよっぽどつらいわ!引っ越しの最大の犠牲者は奈良坂だったんや…(えー

「さすが奈良坂先輩、今回もダントツ1位でしたね!」

「そうでもないよ、当真さんたちの的を見てみるといい」

「…?」



「何これムダに正確!」

「最初から点取る気なかったんだ…!」

「点数だけじゃ実力は測れない。型にはまらない自由な才能が存在するからな」

って、奈良坂に言われて最強スナイパーである当真さんの的を見に行ってみれば、
あえて中央を狙わずに絵を描いて遊んでいたことが発覚!
なんともフリーダムな人ですね、しかしこれだけのことをやるには奈良坂並の正確さがなければ無理なはず…
やはり当真さんの腕というのも、千佳ちゃん達からしたら遥かに雲の上だということか



さらにもう1人、当真さんと並んで絵を書いていたのがこの絵馬ユズルという少年です
というかあれだけのことが出来るのにそれでもB級隊員なのかよ!?おいおい勘弁してくれ
「千佳ちゃんからしたらスナイパーの上位陣ってまだまだ遠いんだなあ…」と思っていたら
B級の隊員ですらこれだけのことができるとは。

なんかもうこれって、玉狛第二がA級まで行くのはしばらく無理じゃないっすか!?(えー
オサムにしろ千佳ちゃんにしろ、「A級までの道のりは遠い」ってことを強調する展開が続いてる気がする。
そして遠征部隊が決まるまでわずかな期間しかないことを考えると、
そんな短期間でA級まで上がれるとは到底思えないっていうか…
こりゃ今度の遠征の時には千佳ちゃんやオサムはお留守番だな…(えー  次回に続く!

(C)葦原大介/集英社


5月7日

ジャンプ感想:食戟のソーマ 第118話「遠月十傑」

さて前回、最強ジジイの主催によって開かれることが決まった紅葉狩り会ですが、
今回の冒頭では、さっそくそのために1年生の上位メンバーが集合していますね
その面子を見るに、「上位メンバー」っていうのはこの間の選抜でベストエイトに入った8人ってことのようです
なるほど、確かあの選抜で上位に入るということは、未来の十傑候補になるようなものと言われていたので、
だからこそ今こうして十傑との顔合わせが企画されたというわけか

それにしてもタクミの奴、髪の毛を短くズバッと切ったらしくてずいぶんイメージ変わっちゃったなあ
正直なところ、俺としては前の髪型のほうが好きだったんだけど…
ソーマにしてもそうなんですよね、今は髪の毛伸ばしてイメチェンしちゃったけど、以前の短い髪型のほうが好きでした
要するに2人とも髪型を元に戻して欲しいと思うんだけど…

漫画のキャラの髪型って、その人の存在そのものを表す記号みたいなものだからなあ
それを変えられちゃうと、今までとまったく別人になってしまったようで、違和感が凄いっていうか…

・頻繁に更新してくださってありがとうございます。特に『食戟のソーマ』の更新を有難く読ませて頂いております。
 大志さんはこの度の創真の髪型の変化は違和感を感じておらっしゃるようですが、私としては大人っぽくなって
 より格好よくなったなあvと思っています。それは個人個人の感じ取り方によるでしょうがね。
 それと今回の闘争心剥き出しな創真の描写は、新たなスタートに向けての「原点回帰」と言えるのではないでしょうか。
 連載初期でも、創真は読者が反感を抱くほど不敵で強気な態度を見せつけていましたからね。
 尤も、創真をこれまで見続けてきた私としては、今や彼のそんな所も素敵な魅力ですけど。(^^)  by 栗うさぎ

ただ、そんなソーマの変貌ぶりにはこんな風に「大人っぽくなって格好良くなった」って思ってる人もいるようで
人によって受け取り方は違ってるみたいですね。ふーむ、そういう意見もあるんだなあ



そして秘書子に対して軽く挨拶するソーマですが、秘書子としてもにっこり笑って実に柔らかい反応が返ってきてますね
さすがにこの間スタジエールで苦楽を共にしただけあって、
秘書子のソーマに対する好感度がめちゃめちゃ高くなってますね
こうなってくると、えりなお嬢様もソーマに対して、今までのような敵意丸出しの態度から変わっていくんじゃないでしょうか

というか実際に、漫画を借りたお礼を言わないのかと
秘書子がお嬢様とソーマの仲を取り持つようなシーンが今回あったわけだしなあ



この場面がそれですが、秘書子とソーマが仲良くなったことで、お嬢様との距離感も近くなりそうな予感がビンビンしますね
これこそまさに将を射んと欲すればまず馬を射よってやつですよ
秘書子という馬を射た結果、お嬢様という将にもいよいよ手が届く時がやってきたってことか…

あとなにげに、秘書子がお嬢様に対して「こういうことは後回しにしないで早めの方がいいですよ」って
ズバズバ言いたいこと言えるようになったっていうのもでかいですよね
こんな風に秘書子がお嬢様に意見するのって、以前ならできなかったと思うんですけど
これからはお嬢様と対等な関係でありたいってスタジエールで実感したわけなので、
今ではこういうことも言えるようになったってことですよね。

その結果どうなるかというと、秘書子に引っ張られる形でお嬢様とソーマが親密になるっていう
そんな流れに持っていけるわけですよね。考えてみればこの間のスタジエールには
そのための前フリがいくつも仕込まれていたということか。なるほどなあ

「遠月十傑の!おなぁ〜〜りぃ〜〜〜っ!!」

さあそして、やたら仰々しいかけ声が聞こえてくると同時に、いよいよ遠月十傑の登場であります
それにしても「○○のおな〜り〜!!」ってこういう言い方、ふだん聞く機会そうそうないからずいぶん懐かしい気がするな
前に聞いたのっていつだっけかな〜と思い出すと、俺が小学生の時に見たおぼっちゃまくんのOP
「茶魔ちゃまの!おなぁ〜〜りぃ〜〜〜っ!!」って聞いた時以来かな…(えー



なんにせよ、いよいよこのシーンで初登場ですよ遠月十傑が!本邦初公開!
いや初めて見るわ〜、十傑とか初めて見るわ〜、この10人のうち誰が何席なのか全然分からないわ〜(えー
というわけでここで大志Mk−2の大予想をしたいと思います。
果たしてこの10人のうち誰が何席なのか、それをこの俺が見事に当ててご覧に入れましょう



まず1席なんですが、これはもう間違いなく先頭をずんずん歩いてるこの女でしょうね
もうね、この歩き方からして第1席。間違いない。見るからに他人よりも先を行くことにひたすら貪欲って感じだし
絶対この女は何事も自分が1番じゃないと気が済まないタチでしょうね
ただ歩くってだけでも1番になりたがる性格。こいつはどっからどう見ても第1席ですわ〜



続いての第2席は、このしましま帽子マンでしょうね。
なんでかっていうと、第1席が女なわけだから、第2席にも女が続くっていうのはちょっと考えづらいなと思って。
いちおう食戟のソーマは少年漫画ですからね、最上位に女ばっかり固まるっていうのはなんか違う気がするし
1席と肩を並べる男キャラもいるだろうなということで…

こいつは立ち位置的にも第1席の女のすぐそばを歩いているし、おそらく1席とのコンビに近い存在というか
暴走しがちな第1席を落ち着かせるブレーキ役って感じじゃないですかね
なんかぼーっとしてて自分がグイグイ前に出て行くタイプじゃなさそうだから、
逆に前へ前へ行こうとする第1席を抑えるには、ちょうどいいキャラなんじゃないかという気がします



そして第3席。それはまあこのロリキャラじゃないでしょうか
なんやろなー、この手のロリキャラっていうのは強キャラだという風に相場は決まってるんですよ
十傑の中でもかなり強いほうだとみたね。ただ、こういうロリキャラは強いことは強いけど
最強というわけではないっていう部分もあると思うんですよ

なぜなら、もっと強い奴に負かされてわんわん泣き叫ぶようなシーンとかあるのもロリのお約束だから。
そういうふうに考えたら3席ぐらいの位置が妥当なんじゃないかなー
というかこいつの下の4席が個人的に不動の4席なので、
このロリが「10人のうち真ん中よりも上」と考えると、3席以外に入れるところがないんですよね



さあそしてお待たせしました不動の第4席。間違いなく100%第4席ですこの男。
今回出てきた十傑をパッと見た時に、こいつが第4席だってことを一番最初に確信しました
それほどに第4席しかありえない男。他の数字を背負う姿なんて考えられない。
なぜ俺がここまで、こいつが4席だと確信しているかというと…



こいつって見た目的に遊戯王ゼアルのWにそっくりなんすよ
そっくりっつーかもはや同一人物だろオイ!どんだけ似たような髪型してんねん!
そしてWが遊戯王ゼアルで言っていたセリフで何が印象深いかっていうと
「4は俺の専売特許だ!!特別な数字だ!!」って一言なわけですよ

そう、4はこいつの専売特許、こいつのための数字。それを他人に取られることを許さない性格。
だからこいつは4席以外ありえないんですよ。Wと同じ見た目をしてる以上は、4席じゃなかったら
もはや自殺するレベルで存在意義がなくなると思います(えー



そして第5席はこのメガネちゃん。なんでそう思ったかっていうと
理由はそうですねー、うーん、ただなんとなくっていうか…(えー
まあうん、完全にただの勘なんだけど、そんなに弱そうには見えないというかね。
多分なんだけど、下位の方じゃなくて真ん中あたりにいると思うんだよなー。というわけでド真ん中の第5席です。



次の第6席は、このでっかい刀持ってる人。まあなんていうかね、こういうでっかいエモノを持ってるキャラっていうのは
正直そんなに強くないのがお約束なんですよ。(えー
幽遊白書の武威なんかがいい例で、バカでかい武器を持ってる割には別にそこまで強くもなかったというか
多分こいつも同じタイプのキャラだとみましたね。なので十傑の最上位には追いつけない位置にいると思います

ただ、そうは言ってもあんまり下の方にいると、でかい武器持ってるくせに見かけ倒しだな
思われてしまうので、下位って言うよりはもうちょい上にいると思います。
そう考えると「あんまり強くないんだけど、かと言って下すぎない」という位置的に第6席がピッタリだなと。そんな気がしますね



そして第7席は一色先輩。まあこれはすでに明かされてる情報だから、間違えようがないですね。
予想するもクソもなく7席はこの人で確定でしょう。



次に第8席は、なんか線の細いイケメンの人。
上着とかわざわざ脱いでるわ、ネクタイちゃんと結んでないわ、カッコつけながら歩いてますけど
こういうカッコつけたイケメンっていうのはまあ基本的に下位なんですわ…
あれですね、目つきも悪いし微妙に不良っぽい印象があるから
実力は下位なのにやたら態度だけはでかいとかそういうタイプだろうね…



ワールドトリガーで言うなら三輪がちょうどそんな感じだと思います
三輪って風刃関連のエピソードで株をドカンと上げたけど、その話が描かれる前までは
A級隊員の中でも下位の方の実力って印象しかなかったから、この第8席のイケメンもそれと同じって気がしますねー



そして第9席は叡山。これもすでに分かっていたことですよね。最後に第10席はえりなお嬢様と…
これで十傑メンバー全員の順位が明かされたというわけですよ。いや分かっちゃったわー
俺の推理で10人の順位が分かっちゃったわー(えー

「ねぇねぇねぇあのさあ!今日はこれで解散にしね?
 そんで来年は廃止にしようぜこの会!」



「心底マジめんどくせーし意味なくない?って思わない?」

とその時、これから紅葉狩り会を始めようという瞬間に「今日はこれで解散にしよう」と言い出した第4席のW。
メチャクチャ言ってんなお前、まあこいつは料理をする以外にも遊戯王ゼアルに出演しないといけないから
あんまり時間ないのかもしれませんけどね、早く帰ってギミックパペットデッキ組みたいんですよね(えー

「どうかなみんな?そこのおさげちゃんどうどうどう?」

「へぇあ!?え、えっと、あの、その…」

「総帥から直々のお達しなのよ。参加しないわけには行かないわ…
 廃止なんてもっての外だし」



って、あまりにやかましいWを相手に、第5席のメガネちゃんが注意してますが、それでもWは黙る様子がなくて
優等生風のメガネちゃんから「しね」とまで言われてしまいます
何このメガネちゃんめっちゃ可愛いんだけど、こんな子から「しね」って言われるのなんてむしろご褒美やん(えー
この真面目かつ手厳しいところにそそるもんがあるわ、今後このメガネちゃんの出番が増えると嬉しいですねえ

あとメガネちゃんとWのやり取りを見てたら、なんだかキン肉マンのガンマンとサイコマンを思い出してしまいました

(C)ゆでたまご/集英社

やたら騒がしいガンマンと、「はいそこうるさい」と黙らせるサイコマンっていうね
そういえばこの2人も最強の10人が集った集団(完璧超人始祖)のメンバーでしたっけね
そういう意味でも十傑と似てるなあ、俺は10人の始祖たちがかなり好きなんでなんだかちょっと感慨深いわ

「あのー、俺いますぐ十傑に入りたいんすけどぉ。
 誰か俺と食戟してくれる先輩いないっすかねー」

って、そんな風に十傑同士で言い争いをしている中、「俺いますぐ十傑に入りたいんすけどー」
さらに荒れそうな発言を投下するソーマ!お前そんな炎上してる最中にガソリンをぶちまけるようなことを!
さすがにこれには、言い争いをしていたWたちもピシッと固まってしまいます。
身の程知らずのソーマにどんな怒りの言葉が飛んでくるのか…



ってアレー?てっきり果てしなく大激怒するのかと思いきや、Wたちの反応はまったく逆で
急に頭が冷えたように「お前の相手なんてしてらんねーから」とあっさり断ってしまいます
うーむ、W達にとってのソーマ達はそれだけどうでもいい存在というか、まさに眼中にないって感じなんでしょうか

「…」

「ねぇ怒んないでね謝るからさー!マジでマジでー!何しろ俺ら2年もさぁ!
 上のヤツら倒すのに超忙しいわけよ…」



そして「上の奴らを倒したい」と言いながら、例のしましま帽子マンや赤髪女の方をジロリと睨むW。
なるほど、これでやっぱりWよりもこの2人が格上ということがハッキリしましたね
Wが第4席っていうのは100%間違いないこの世の摂理なわけだから、それより上のこの2人は
1〜3席のどれかっていうことに間違いないですねー、いや俺の推理が的中しちゃうわー

それにしても最後のコマで、第8席のカッコつけ野郎が「とりあえずお茶運ばせる」とか言ってるのが地味に腹立ちますね
テメーが運んでこいよこの第8席が!!(えー 
十傑の中でも下位のくせに偉ぶってんじゃねーぞ!?コラァ!?まったくこれだから
実力は下位なのに態度だけはでかい奴っていうのはよー、困ったもんだよなー
そんなに茶が欲しいなら、そのへんの自販機で綾鷹でも伊右衛門でも好きなの買ってきてくださいよ第8席さんよー
もちろんあんたの自腹だがな!次回に続く!

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社


5月5日

ジャンプ感想:ワールドトリガー 第106話「二宮匡貴」



「この女に見覚えは?」

「いえ…知らない人です」

「ぼくも覚えがありません」

「本当だろうな。よく見て思い出せよ」

さて前回、いきなりオサムのことを訪ねに玉狛支部へとやってきた二宮ですが、なんのためにやって来たのかと思えば
1枚の写真に写っている女性についての情報を欲しがっているようで…それにしても二宮のやつ、初対面のオサム達に向かって
「本当だろうな。よく見て思い出せよ」とかなんつー言い方ですか、つくづく礼儀のなってない奴ですね
そこは「教えてくださいお願いします」って言うとこだろ!どんだけ横柄なんだお前ってやつは!

「この人は誰なんですか?」

「重要規律違反の容疑者だ。トリガーを民間人に横流しして、
 そのままそいつらと一緒に行方をくらました。民間人にトリガーを流すのは、
 記憶封印措置も必要になる最高レベルの違反行為だ。
 本部も即座に追手を出したが、そいつらはすでに消えた後だった。
 ゲートを抜けて”向こう側”へ行ったと本部は結論づけている」

そしてこの写真の人物について調べている理由ですが、二宮いわく、この女はボーダー隊員でありながら
重大な規律違反を犯した上に異世界へと旅立ったというとんでもないことをやらかしたそうですね
それで二宮があちこち出向いて、聴きこみ調査を行っているという…なんだか警察官みたいなことやってんなお前

「どうして二宮さんがこの件を…?」

「この女は、二宮隊スナイパー鳩原未来。当時の俺の部下だ」



さらにこの写真の女は、単に違反をやらかしたボーダー隊員というだけではなく、
二宮にとっては同じチームを組んでいた仲間だったとのことです
へー、それでわざわざ二宮が独自に動いて、この事件の真相を追ってるってわけですか

それと二宮いわく、鳩原未来はこんな大それた犯罪計画を企てるような女ではなかったようで、
誰かにそそのかされてこうなった可能性が高いと考えているみたいですね。つまり二宮の目的は、
この事件の真の黒幕が誰なのかを突き止めるってことのようで…

ふーむ、なんだか話の内容がコナンとか金田一っぽくなってきたな(えー
コナンだったら事件の裏に黒の組織が関わっててうんぬんかんぬんとかなりそうな感じだし、
金田一だったら「必ず俺が真相を暴いてみせる…ジッチャンの名にかけて!!」って
言い出しそうなシーンですよね。ともかくここからは色々と証拠集めを行って、黒幕が誰なのか徐々に明らかになる展開に…

「それは兄だと思います」

「!?」

「兄にならそういうことができます」



ってええええええ!?いきなり黒幕ゲロっとるううううう!?
は、早いよ!早すぎるよ千佳ちゃん!なんでそんないきなり「黒幕は私の兄です」とか名指して言ってんですか!
推理モノでは考えられない超ハイスピード展開ですね、コナンなんてすべての黒幕は”あの方”だとか言い始めてから
もうかれこれ10数年は”あの方”が誰なのか分かってないというのに…(えー

「…ぼくも、麟児さん(千佳の兄)から少しだけその計画を聞きました。
 麟児さんはボーダーのトリガーを持ってて、
 協力者と一緒にゲートの向こうへ行くって…」

「なるほどな…」

「けど、そそのかしたっていうのは違うと思います、
 麟児さんは”協力者たちと取引をした”って言ってました。
 つまりその…鳩原さんにも何か目的があって、
 利害が一致したから手を組んだんじゃないでしょうか」

って、千佳ちゃんの兄が事件に絡んでいるということは、オサムとしても同じことを考えていたようですね
ただ、関わっているとは言っても、すべての元凶とか真の黒幕とかそういうのとは少し違うようです
どうやら千佳ちゃんの兄も鳩原未来も、「異世界に行ってやりたい何か」があり、
その目的を果たすために、お互いが手を組んで異世界に向かったのではないかと…

「…情報感謝する。邪魔したな」



「…待ってください!その…鳩原さんや他の協力者についての調査は、
 どこまで進んでるんですか!?」

「お前たちに話しても仕方がない」

「ぼくたちは…麟児さんを探すことを目的にして、遠征部隊を目指してます!
 麟児さんに繋がる情報は少しでも欲しい!」

「それを聞いてどうする?使い道のない情報を手に入れてどうする気だ」

そんな中、オサム達からの情報はもう十分とみて、帰り支度を始めた二宮でしたが…
しかし今度はオサム達の方から聞きたいことが山ほどあり、二宮への質問をぶつけますが
二宮それに答えるつもりが全然ないようです。おいおいちょっと待てやお前!

二宮お前ギブアンドテイクって言葉を知らんのかい!(えー
自分だけ一方的に情報もらってハイさよならってそりゃないやろ!自分もちゃんと相手への対価を支払ってから帰れや!
それと「情報を聞いてどうする?」って、情報の使い道がなければ教えたくないと二宮は言ってますが
実はついさっき、二宮も同じような質問をされてるんですよね。ユーマから「情報を聞いてどうするつもりなの?」って感じの
質問があったわけで。それについて二宮はどう答えたかっていうと



「別にどうもしない」って答えてるわけです。
そう、二宮は黒幕の情報を得ても、別に何か行動を起こしたいわけではなくて、
黒幕が分かっても別にどうもしないと言ってるんですよね。
「誰なのかただ知りたいだけ」と言ってたし、それを知ったところで何かする気はないと語っているわけです

つまり、二宮自身が集めた情報の使い道なんてなんもない状態なわけなんですけど、
それでもオサム達から色々と情報を持っていっちゃったという…
だったらお前も同じように情報教えろよって思うわけですよ
情報の使い道がないのなんてお前も一緒じゃんと、なんでオサム達にだけ使い道がないとダメだとか言っとんねんと。
とにかくオサムが二宮に今一番言わなきゃいけないことは

「それを聞いてどうする?使い道のない情報を手に入れてどうする気だ」

「別にどうもしない」

ってことだと思うんですよ(えー
だって二宮自身が、さっきそう言ってオサム達から情報をさんざん聞き出したんだから。
「別にどうもしないけど情報だけはよこせ」って言えば、なに聞いてもいいってことを二宮が自分で示したんだから。

それでもまだ嫌だと二宮がゴネるようなら、それはもう
二宮に記憶封印措置も必要になる最高レベルの違反行為だと思うんですよ(えー
自分だけ一方的に情報を奪っていくなんて、そんなの詐欺師じゃんと。それならさっきオサムが教えた情報もここに置いて行けと。
二宮の頭の中から、オサムが教えた情報を消さないと不平等なんですよ。だったら二宮の記憶を封印するしか方法がないので
記憶封印措置が必要なんですわ…二宮のやつ最高レベルの違反行為ですわ(えー

「お前たちのレベルで遠征部隊に選ばれることはない。
 もし本気で雨取麟児を探したいなら、
 こいつをどこか別のA級チームに入れるんだな」



しかし、オサム達がなんと言おうと
「お前らじゃ遠征部隊になれないし、情報教えても意味ない」という態度を崩さない二宮。
まったくこいつは…おい誰かこいつに記憶封印措置をやっちまってくれよ!記憶封印措置をよぉ!(えー
ともかくオサム達は、二宮にこれ以上の追求をすることができず、
「遠征部隊になってからじゃないと、まともに話をしてもらえない」ということだけを
実感することになってしまったという…

プルルルル プルルルル

「どうした?修」



そして二宮が帰ったその後、とりまる先輩に電話して「自分をもっと本格的に強くしてくれ」と懇願するオサム。
ふむ…確かに今のオサムの状況を考えたら、こう言いたくもなりますよね。
なぜなら前回は菊地原と”遠征部隊が決まるまでにもうほとんど時間はない”という話をして
今回は二宮と”今のオサム達の実力では遠征部隊になれない”という話をしたので、
ここからオサムが遠征部隊に滑り込むためには、短期間で急激に強くなるしか方法がないってわけですね
だからとりまる先輩にこうして特訓を頼んでいると…

「なんだ、基礎練は飽きたか?」

「いえ、そういうわけじゃないんですが…」

「何も俺は、意地悪で基礎練だけやらせてるわけじゃないぞ。まだその段階じゃないってだけだ。
 もっと実戦的な手も教えられなくはないが…俺の経験から言って、そういうのを覚えたてのシューターは
 落とされやすくなる。覚えた技を当てたくて、慎重さと柔軟さを失うからだ」

とりまる先輩は、そんなオサムの事情はわかっていないようですが、
「付け焼き刃の技を覚えたてのシューターは、その技を当てることばかり考えて落とされやすくなる」と言って
オサムにハイレベルな技を教えるにはまだ早いと思っているようですね

いやこのとりまる先輩の言ってることはすげーよく分かりますよ。まったくその通りだと思います
例えばこれって、格ゲーやってる人なんかは実感しやすいんじゃないかな
格ゲーで新しいコンボを覚えたばっかりの時とか、まさにこんな風になりますよね

そう、新しいコンボを覚えたての時っていうのはとにかくそれを当てたくなるんですよ
ひたすらコンボを当てることばっかり考えてしまって、立ち回りがすごく雑になったり、何を狙ってるのかミエミエの動きになったり…
そのせいで逆に勝ちから遠ざかってしまうっていうね

以前、ウメハラの言葉で「試合に勝ち続けるには、勝つために必要な本質を理解してやり続けること」って一言を
紹介しましたが、コンボを当てることばっか考えてる時っていうのは
その本質がまったく見えてない状態になってしまうわけです

なぜならそういう時って「勝つためにはどうしたらいいか」ってことを考えるんじゃなくて
「コンボを当てるためにはどうしたらいいか」てことばかり考えちゃうから。
勝つために有効な手があったとしても、それに気づかずにひたすらコンボばかり狙いに行ってしまうから。
だから結局、勝つための判断力が鈍るんですよね。そういうコンボを覚えたばかりの時期っていうのは。

とりまる先輩はそのことをよく分かってますね。だから今は付け焼き刃な技を覚えるよりも
基礎力をじっくり上げることのほうが大事だと。俺もまったくその通りだと思います

「…それは…その通りなんですが…」

そこについてはオサムも実感しているわけですが、とはいえオサムには時間がないというのが
頭の痛い問題ですよね。とりまる先輩の教え方がすごくいい方法ということは間違いないんだけども
しかし遠征部隊が決まるまでにはもう時間がないと。その短期間でオサムが大幅パワーアップするためには、
基礎力をじっくり上げるやり方では間に合わないってわけですよね。だから結局、
一か八かでも劇的なパワーアップに繋がる特訓がしたいというのがオサムの意志なわけで…

「…分かった。俺が話を通せる本職の人間に、頼めるだけ頼んでおく」

「本職の人間…?」

「どうせ習うんなら…射撃戦の専門家に習ってこい」



さあそして、最後はオサムの気持ちを汲んでA級隊員の特別コーチを招集すると約束するとりまる先輩!
この人ほんとにいい先輩だよなあ、常にこうオサムの目線で考えてあげてるのがめちゃめちゃいい人だと思う
今回の話にしても、とりまる先輩の目線から見たら、
こんな特別コーチを頼むことより地道に基礎力を上げる方がよっぽど大事なんだから
「いいから基礎力だけ上げてろ!俺はお前のためを思って言ってやってるんだ!」
とか言って自分の意見だけを通すのも簡単なわけですが

だけどオサムが望んでるのはそうじゃないことを察して、自分の考えた訓練メニューを曲げてでも
短期間で強くなるための方法を新しく考えてくれたわけですよね
とりまる先輩ってこれまでの話でも、オサムが「ガンナーになりたい」って言い出した時には



その要望に合わせてメニューを組み直したりしてくれてるし
そもそもオサムって全然才能がなくてものすごく弱いのに、それをまったく見捨てずに
少しでもオサムが成長する方法を考えてくれてるっていうのが凄いですよね

一般的によくあるパターンって、「なんでこんなことも出来ないんだ!!」ってオサムの弱さを責めたり
「あの三雲とかいう新人マジ使えねーわ」ってオサムを見捨てたりすることなんですが
だけどとりまる先輩はそうじゃなくて、どうしたらオサムが一人前になれるのかを考え続けたり、
オサム自身がどうしたいのかってことを最大限に考慮したりして、ものすごく力を尽くしてくれてますよね

本当の意味で”人を育てる”ってこういうことだよなあって思うんですよ
オサムみたいに才能がない落ちこぼれの人材を任された時に、それを見捨てずにどうやったら成長させられるかを考えると。
こういう時こそ教える側の手腕が一番問われる瞬間だと思うんですよね。

そしてとりまる先輩は、まさしくそこに一番力を入れていて、オサムの成長のためにいつも何かを考えてくれているというのが
後輩にものを教える立場として、本当に100点満点だと思う。
こんな素晴らしい先輩なんてどこ探しても見つかるもんじゃないですよ。普通だったら使えねー奴はすぐに見捨てるみたいな
相手の才能だけで判断して、育成ってものをすぐ放棄するやつばっかりなんで…

ともかくとりまる先輩っていうのは本当に最高の先輩だと思う。こんな人が先輩の職場ってマジで理想的だよな
上司が来馬さんで、先輩がとりまる先輩っていうパターンがもはや至高かつ究極だと思う。

こんな職場だったら誰も辞める奴とか出てこないわ…まあ、現実にはこんな神のような職場は有り得ないけどな…次回に続く!

(C)葦原大介/集英社


5月3日

ジャンプ感想:食戟のソーマ 第117話「威風堂々」

「食戟開戦!!」

「食戟ぃ!?」

「御粗末!!」

ってあああああああああ甲山先輩よえええええええええええ!!
なんやこれ、なんやこれえええええええ!!前回ソーマに食戟を挑んできた甲山先輩先輩ですが、
「食戟開戦!」「食戟ぃ!?」「御粗末!」のわずかな間に瞬殺されてしまいました

どんだけ雑魚だよこの先輩!これだけ一瞬のうちに終わった食戟って初めてじゃないか?なんだかまるで
「次鋒レオパルドンいきます!グオゴゴゴ!」「ノーズフェンシング―ッ!!」「ギャアーッ!!」
といセリフだけで死んだレオパルドンを思い出しますね(えー

「俺の勝ちっすね甲山先輩、んで…えーっと観客席の中に、俺あてに果たし状くれた人いますー?」



って、甲山先輩に勝ったソーマではありますが、それだけでは物足りないと言わんばかりに
すぐに次の相手を探し出しては今ここで食戟を始めることに!なんとまあ慌ただしい奴やな
うーんそれにしても、「ね?」っていうコマで薄ら笑いを浮かべるソーマを見てると
なんだかすごく嫌な奴に感じてしまうんですけど、これって俺だけでしょうか

ソーマは今までの話でも、不敵にニヤリと笑うシーンが多かったわけですけど、
なんか今回は今までとずいぶん印象が違うっていうか…
やっぱ髪の毛が伸びたからそう感じてしまうのかなぁ



たとえばの話、以前ソーマがアリスとこうやって対峙したことがあったじゃないですか。
この時のソーマって、表情としてはニヤリと不敵に笑ってるわけなんですけど、
俺はこのソーマってすげえカッコいいなと思ったんですよ

なんでそう感じるのかなあ、髪が短くて目もとがすっきりしてるせいなのか?
あとはそういう見た目以外に、対峙してる相手の強さって意味でも印象が違う気がする。
この時のアリスっていうのは、1年生の中でも最強格でソーマよりも強いと思われていた頃じゃないですか
それに対して臆さず挑むソーマっていうのがカッコよかったし、勝つか負けるか分からないヒリヒリした空気の中で
ニヤリと笑うソーマの姿がカッコよく見えていたのかなと思うわけですよ

そんな一方で、今回出てきた2年生っていうのは、そういう「ソーマよりも強そうなライバル」って感じがまったくしないというか
むしろソーマよりも遥かにザコい格下キャラって印象しかないんですよね
そんな風に2年生のザコそうな印象っていうのは、簡単にやられた甲山先輩の瞬殺っぷりが何よりも物語ってるわけで、
そういういとも簡単に勝てそうな相手に対して、ニヤニヤと笑いながら勝負を挑むソーマっていうのが
雑魚狩りをして楽しんでる嫌な奴っていう風に見えてしまうというか…

 
 

そして結局、甲山先輩の次にかかってきた2人もまったく相手にならずに瞬殺してしまったソーマ。
それでもぜんぜん物足りないようで、「観客のみなさんいつでもかかってきてくださいよー」と宣戦布告をするのでした
うーん…やっぱりこのシーンも、相手が弱すぎるせいでせっかくの宣戦布告が「かかってこいよザコども」っていう
雑魚狩り宣言にしか聞こえないっていうのが、ソーマ=嫌な奴っていうイメージを持たせてしまってる気がするなあ

なんていうか、作者サイドの本来の狙いとしては、これまでの1年生との戦いよりもハイレベルな2年生との戦いの中で、
バッタバッタと無双して今までよりさらに上の領域へ行くソーマっていうのを描きたいのかなと思うんですけど
実際のところは2年生が全然強そうに見えなくて、雑魚狩りしてるだけのようでソーマの成長を実感できないっていう
なんとも不安な感じになってる気がしますね。ここからのソーマは上級生との戦いにシフトしていくんだろうと思いますが、
果たして今後は上級生の格を保つような描写を上手くやってくれるのか…

「みな揃っているな。早速本題に入る。例の件だ」



って、ここで場面が切り替わり、何やら神妙な顔で重要な会議を開こうとしている最強ジジイのシーンとなります。
他にも年寄り連中が大勢集まっていますが、どうやらこの一同は学園関係者の中でも相当なお偉いさんのようですね
要するに今から始まるのは重役会議ってことですか、そんなそうそうたるメンバーを集めるほどの議題とは果たして…

「毎年恒例、紅葉狩り会…そのお知らせのチラシが完成した…」



ええええええええええなんじゃこれ!?単なるチラシの話がしたかっただけかい!
なんつーくだらないことで重役会議開いてんだよジジイ!これにはさぞお偉いさん達も呆れるだろうと思ったら
全員が真剣にチラシの議論してて吹いた。このシーンちょっと俺のツボにはまったわ…

「この紅葉狩り会は由緒正しき伝統行事…異なる学年が交流する重要な場だ。
 高等部1年の上位メンバーと…現遠月十傑の全員が
 初めて顔を合わせる場なのだから…!」

おっとしかし、この紅葉狩り会というのは単なるなごみ系イベントではなく、
ソーマ達1年生の上位メンバーと、遠月十傑の全員が交流するという重要な意味を持っているようです
つまり、これまでずっと謎だった十傑メンバーがいよいよ全員明かされるってわけですか
いや〜十傑ってどんな奴らなんだろうな〜想像もつかないな〜(えー
いやー想像もつかないわマジで、どんな見た目してるのか俺には分からないわー
今から1年くらい前に明かされた気がするけど想像もつかないわー(えー 次回に続く!

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社


5月2日

・大志さんは今のバトスピ(ダブルドライブ)とヴァンガードGって観てますか?
 バトスピの方はヒロインの方の演技はちょっとアレですけど。 by トーマス

・烈火魂感想お疲れ様です。ところで現在放送開始したダブルドライブの感想はやりますか?
 大志さんのバトスピ感想すきなのでぜひやってほしいです。 by WDに期待

・ダブルドライブの感想は書かれないのですか?楽しみにしているのですが? by キラ

うーん、バトスピの新シリーズ・バトルスピリッツダブルドライブについてのコメントがいくつか来てますね
まずはそもそもダブルドライブを見てるのか?ってことなんですけど、それについてはちゃんと見てます。
とりあえず見てみてどう思ったかって言うと、まずはやっぱり第1話の一番最初のシーン見てびびったよね
なぜなら、ダブルドライブの最初の場面はどんなところから始まるかっていうと



我が友ストライク・ジークヴルムの戦闘シーンで始まるからですよ
最初のシーンでいきなり我が友かよ!?と、ブレイヴ信者としては相当驚きましたね
というか最近のバトスピって、第1話の一番最初のシーンで俺のこと釣りに来てないですか!?(えー
だって烈火魂なんかも、第1話の一番最初でダンさんのシルエット出してきたわけだしさあ



いやーこんなん見せられたら「ええ!?ダンさん!?」ってそりゃあ食いつくでしょうよ
今回も同じように我が友が出てきたのには驚きましたねー
というかバトルの内容見てても、ブレイヴに関するスピリットがバンバン出てくる気がする。
ダブルドライブも第4話で、サジットアポロドラゴンをはじめとする12宮Xレアが次々に出てきたわけだし…



なんというか、最近のバトスピアニメで12宮Xレアが使われる頻度ってめちゃくちゃ高いですよね。
烈火魂でも全国大会の予選あたりで毎回のように使われてたし、これほどまでに12宮が多用されるのってどうしてなんだろうか
ただ、出番があるのはいいんだけど、いいとこなしでやられて終了っていうのは
なんか悲しいものがあるよね…効果とかも一切使ってなくて見せ場なくやられちゃってるのがなあ。
せめて何か盛り上がりどころがあるといいんだけど…そう思うのは贅沢なのかなあ

・ダブルドライブはいかにも直球なキッズアニメって感じですね

あと話の内容が「直球なキッズアニメ」っていうのは、まさしくその通りだと思いますね
キャラの等身も前作に比べて低くなったし、話の内容も明るくて軽いノリなので
これぞまさしくキッズ向け異世界冒険モノって感じの内容になってますね

なんというか俺的には、このアニメ見てるとすげえビックリマンのことを思い出してしまうんですけど。
ビックリマン的な雰囲気のアニメと言えばだいたいのことは伝わるんだろうか

あと今作ではバトルをする時に、こうやってプロテクターを体に装着するわけじゃないですか
これ見てるとスーパービックリマンのことを思い出してしょうがないんですよね
「海天聖ビシュヌ・ティキ!うおおおおおお!!」とか言ってプロテクターを装着してましたよねあのアニメ
ただ、こんな話をしても今のバトスピ世代に通じるかどうかさっぱり分からないんですが…(えー
つーかスーパービックリマンって今から24年も前のアニメなのか…やべーなさすがに古すぎるか

・バトスピダブルドライブの感想はやらないのですか?バトスピ感想毎週楽しみにしていたので……
 エトちゃんキノトちゃん卯咲ちゃんじゃダメですか? by バトスピバトラー

あと登場する女性キャラについて、「エトちゃんキノトちゃん卯咲ちゃんじゃダメですか?」ってことですけど
個人的にその中では卯咲が一番可愛いと思ったかなあ

ちなみに卯咲っていうのは、こんな風に強気な性格をしている主人公の姉ですね
見た目とかも可愛いんですけど、声をやっているのが早雲ちゃんなのでネタ的にも美味しいという
なかなか注目のキャラだったわけです。ただし話の都合上、主人公が第1話で異世界に飛ばされて自宅に戻れなくなったので
この卯咲の出番は1話こっきりで終了になっちゃったというのが悲しいですね…
主人公がちょくちょく自宅に戻れるとかなら良かったんだけど…たぶん相当終盤にならないと戻るのはもう無理かなー

ちなみに「エトちゃんキノトちゃん」と呼ばれていたのはこの2人です。
ピンク髪のお姫様っぽいのがエトで、その侍女をやっている黒髪の子がキノトですね。
この2人がどうかって言われると、うーん…まあ可愛いとは思うんですけどね
「この2人のために毎週見るぜ!!」ってほどかと言われると、正直そこまでではないかなー

というかダブルドライブの中で一番可愛いキャラが誰かと言ったら、今までに話したような女性キャラ3人ではなくて
メイなんだよなあ…メイが一番可愛いんだよなあ〜〜というのが俺の意見です

この白髪の坊やがメイなわけですが、自分のことを「オイラ」と言ってるれっきとした男の子ですね
まあしかしこれがショタコンなら生ツバもんの可愛さというか…(えー
メイの存在は相当なショタコンホイホイだと思いますね、この寝顔を前に理性を保っていられるショタコンがどれだけいるだろう

ただまあ、そんな風に可愛いキャラの粒は揃ってると思うんですが、「毎週感想書こう!」と思うくらい好きかというと
俺の中でそこまでには届いてないというか…そういう意味じゃやっぱごじゃるって凄いヒロインだったなという気がしますね
なんと言っても俺に50話もの話をレビューさせるくらい特別気に入ったヒロインだったし。

やっぱそれほどのキャラっていうのはそうそう出てくるもんじゃないですよ。ごじゃるは見た目も性格も声も、何もかも至高すぎたわ
というわけでみんな烈火魂DVD-BOXをちゃっちゃと予約してこようか…(えー
つーかこれが100%になんないと、ごじゃるの描き下ろしイラストが見られないんだよ!俺にとってそれが一番大事なんだよ!
俺にごじゃるのイラストを拝ませろ!クソッタレー!!

(C)BNP/BANDAI, NAS, TV TOKYO



ジャンプ感想:ワールドトリガー 第105話「アフトクラトルC」



さて今回のワートリですが、今回の話はこんな虫みたいな姿になって生き延びていたエネドラさんから
色々と異世界の話を聞く内容になっております。エネドラといえば、この間の大規模侵攻の時に死んだ敵キャラなわけですが
それがなんで生きていたのかというと、まあ簡単に言えば
ジオングを撃墜したら頭だけになって生きてたとか、そんな感じに考えてもらえればいいかな(えー

「この間の侵攻の目的はなんだ?なぜトリオン能力の高い人間を集めようとする?」

「そりゃアフトクラトルの”神”がもうすぐ死ぬからさ」

「神…?」

「アフトクラトルの星はトリガーを使って作ってある。
 マザートリガーとかクイーントリガーとか呼ばれる、クソでかいトリガーでだ」

「星そのものがトリガー…!?」

「そのクソでかいトリガーに生贄として放り込まれて、死ぬまで星のお守りをするのが”神”だ。
 トリガーと同化して何百年も、寿命が切れるまで星の面倒を見て生きるのさ」



そしてエネドラの話によって明らかとなったのが、アフトクラトルの連中がボーダー隊員をさらおうとする理由ですね。
アフトクラトルの世界は、”神”と呼ばれるトリオン能力の高い生贄によって支えられており、
今はその神の寿命が尽きそうになっていると…だからあんなに千佳ちゃんを執拗にさらおうとしたわけか。
トリオン能力の高い生贄ってことなら、千佳ちゃんはまさにうってつけですからね

というかこうなると千佳ちゃんのヒロイン度がますます上がることになるよな…
なにしろ、今後もアフトクラトルの連中は死にものぐるいで千佳ちゃんを狙ってくるだろうから、
そうなるとオサムが「千佳はぼくが守る!!」って奮闘する場面も増えそうな気がするので。

それともうひとつ、今回言われてるアフトクラトルの神っていうのは、Gガンダムで言うところの
デビルガンダムの生体コアにそっくりですよね

そう、Gガンダムもまさにこういう展開があったわけです、ヒロインが攫われて敵の生贄にされてしまうという展開がね。
これを救い出すというのがGガンダム終盤のストーリーだったわけで、ワートリもこれと同じように
いったん生贄にされた千佳ちゃんをオサムが救い出すって話になる可能性がありますよね。
もしそうなったら、生贄状態になった千佳ちゃんにオサムが何をすべきかっていうと

「千佳、聞こえるか千佳!」

「…」

「返事はしなくてもいい…ただ聞いていてくれればいい…
 なあ、覚えてるか?ボーダー本部に入ったぼく達は、
 何も分からないままランク戦に放り出されて、無我夢中で戦った…
 終わってみれば、確かにぼくはA級隊員になれた…
 でもそれは全て、お前がいつも一緒にいてくれたおかげなんだ…!
 そうだよ…お前とぼくとで戦ってきた勝利なんだ…
 だからこれからも、一緒じゃなくちゃ意味がなくなるんだ!!」

「…」

「なあ千佳、ぼくは言ったよな?A級隊員になったら
 お前に聞いて欲しいことがあるって。ぼくは不器用な男だ…
 だからこんな風にしか言えない…千佳…ぼくは…お前が…お前が…!」

「…!」

「お前が好きだ!!お前が欲しい!!千佳ああああああ!!」

と、こう言わなくてはいけないわけですね(えー
いやこれは言わなきゃダメですわー、Gガンダム的な意味ではこれを言わなきゃ絶対ダメですわー
こうなると千佳ちゃんのヒロイン株はまさに爆上がり、ワートリのヒロインは千佳ちゃん以外いないということになるわけですね



となるとやっぱり次のヒロイン集合企画も千佳ちゃんで決まりやな(えー
完全に千佳ちゃんがワートリのヒロインなんやな…木虎の出る幕はないんやな…おお可哀想なことよ

 
 

そうなると、自分がヒロイン企画に呼ばれた姿を見ながら
ジャンプを5冊買いしてニヤニヤする木虎の姿も拝めないんやな…(えー
強く生きろよ木虎…というかユーマの言ってる「あれ?なんでチカじゃないの?」ってセリフが
今となってはその通りすぎるから!やめろユーマ!本当のこと言ったらあかん!(えー

「なんにせよ、まともな情報が手に入りそうでよかったな。
 思ったより早く、アフトクラトル遠征のメドが立つかもしれん」



さてともかく、エネドラからは異世界の有用な情報が引き出せそうだということで、
その情報をもとに遠征計画を立てれば、遠征部隊が早くに決まるかもしれないとのことになってきました
これがどういうことかというと、遠征部隊に入りたいオサム達としては、
早くA級隊員に上がらないと選んでもらえないということなわけで…

何しろA級隊員にならないと、遠征部隊のメンバーには選ばれないわけですからね。
もはや時間的な猶予はないので、オサム達はこれ以上B級でモタモタしていられないってことになってきました
こうなると、戦闘に関して課題のあるオサムや千佳ちゃんがかなり辛いことになる気がしますが…

「こりゃ次の試合も、がっつり点取らにゃならんな(すたすた)」

「…」

「エースはああ言ってるけど、勝算はあるの?」

「…わかってます…空閑1人に頼って勝っていけるほど、B級は甘くないって…
 足を引っ張ってるぼく自身が、もっと強くならないと…」

「強くなる?どうやって?」

「それは、もっと訓練して…」

「追いつける気でいるんだ?傲慢だね」



って菊地原のヤローまたこんな腹立つこと言ってきやがって!
いちいちグサグサくるんだよお前の言い方は!いい加減にしろっつーの、前回オサムにさんざん嫌味言ったばかりだろ!
会うたびにこんなんばっか言われてたら、ストレスでオサムの胃に穴がいくつ空いても足りませんわ

というか菊地原を見ていると、何かを思い出すなあと思ったら口うるさい小姑だわ…(えー
若奥さんのオサムに向かって、常に嫌味と小言を連発している小姑の菊地原。
いやもう勘弁してくださいよ、こんなんされたら若奥さんは旦那に泣きつくしかありませんわ
そしてこの場合は、旦那っていうと風間さんになるのかな…(えー



「三雲くんって菊地原と仲いいの?」

「ん?さあ、どうだろ」

(菊地原が風間隊以外で1対1で話してるとこ、久しぶりに見たな)

ってええ!?ちょっと待ってください、時枝先輩のこの一言によれば
菊地原は仲の良い相手じゃないと1対1で話さないってことなんですが、つまり菊地原は
あれでオサムと仲良く話してるつもりだったんか!?(えー
嘘だろオイ!?どういう奴やねん!?完全に腹立つ小姑だったじゃねーか!あれでもフレンドリーな方なのかよ…
まったく頭が痛い奴ですね。仮に俺がオサムの立場だったら、菊地原にさっきの話を聞かされたら

「ああウゼー」
(C)しげの秀一/講談社

としか思わないだろうな(えー  あんなんウザイって以外に何を感じろと…

「おかえり〜、修くんにお客さんが来てるよ、応接室で待ってる」

「ぼくにですか?」

ともかくそんな菊地原との疲れるやり取りも終わって、自宅とも言える玉狛支部に帰ってきたオサムですが…
しかし帰ってきて早々、「お客さんが待ってるよ」と言われて応対をするハメになってしまいます。
なんとも気が休まるヒマがありませんな、こうなると穏やかな感じの癒し系なお客さんであることを祈るしか…



ドッギャーーン!!
て…てめえは…てめえはあああああ!!客ってのはてめえか二宮あああああああ!!
なんなんだこれは!やなやつ(菊地原)と会ってうんざりしながら帰ってきたら、やなやつパート2(二宮)がお出迎えって!
どんな鬼畜コンボだよ!罰ゲームかよこれは、オサムに逃げ場はねーのかよ!(えー

オサムにはご愁傷様としか…まるで三雲修は二度死ぬと言わんばかりの展開ですね
それにしても二宮の奴め、初対面の他人の家のような場所に上がり込んでおきながら、まず最初に言うことが
「突っ立ってないで座れよ」って何様だてめーは!挨拶がなってねーんだよ挨拶が!!(えー

「はじめましてお邪魔してます」って言い直せこのトンチキめ!まったくこのくらいの礼儀作法もなってないとは
どんな教育を受けてきたのやら。挨拶の大事さってもんが分かってませんね、なにしろ世の中には
「お疲れ様です」と「ご苦労様です」の使い方を間違えただけでブチ切れる相手
大勢いるくらいだしな(えー  そんな相手に二宮のこんな挨拶をした日には打ち首もんですよ打ち首。
まったく礼儀知らずな奴ですねー、こんな奴の姿を見てしまったら我らの二宮さんがなんて言うかっていうと

二宮の野郎…

ぬるい挨拶
しやがって…
 

って辛口コメントしてるところですよ(えー
おいおい我らの二宮さんがお怒りじゃねーか二宮よぉ!このクズが!
二宮さんを満足させられるくらいの礼儀作法を勉強してから出直してこいや!次回に続く!

(C)葦原大介/集英社







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