11月30日

■モンスト感想

さてそれでは昨日のモンスト感想の続きを書いていきたいと思います。さっそくですがキルアの性能について。



キルアは闇属性の貫通タイプで、アビリティは全属性キラー、毒無効、アンチブロック、SSターン短縮
必殺技は神速(カンムル)状態になる、友情コンボは超強落雷となってますね

まあまず最初に見て思ったのはスピードの数値がメチャメチャたけぇ!ってことですかね
なんとスピードの値が500を超えていて、全モンストキャラの中でもとんでもなく速い部類ですね
実際、今のモンストには全部で3011体のキャラがいるわけですが、その中でキルアは
ベスト4に入るほどのスピードを持ってます。まさに最高峰のスピードってことですね
確かに原作でも、キメラアント編以降は電光石火のスピードが持ち味だったからなあ

あとアビリティを見ていくと、全属性キラーとか毒無効ってすごい珍しいアビリティ持ってますよね
これって2つとも、キルア1人だけしか持ってないオリジナルのアビリティですよ
たぶん原作再現のためにこの2つのアビリティを新たに作ったんじゃないでしょうか
全属性キラーはやっぱり殺し屋の超エリートだから、毒無効は実際に毒が効かない体質だからってところですかね



あと必殺技の神速(カンムル)状態になるっていうのも原作通りですよね、電気のオーラを纏って一定時間パワーアップするっていう。
それに友情コンボの超強落雷についても、これって多分原作でユピーに使ってた落雷(ナルカミ)を意識してるんだろうなと思います



そんなわけで、キルアってステータスもアビリティも必殺技も友情コンボも
すべて原作に忠実に作られてるなあって感じがしますね
原作再現度で言えばダントツで一番のキャラだと思いますよ、多分モンスト運営によっぽどキルア好きの人がいるんじゃないでしょうか

てなわけで、原作ファンとしては嬉しいキャラに仕上がってるわけなんですが
しかし実際の使い勝手としてはなんだか微妙という悲しい結果に…(えー
まずステータスについてなんですが、先ほど言ったように圧倒的なスピードを持っているものの
貫通キャラなために敵に当たった時の減速率がすごくて、
攻撃の際には一気にブレーキがかかってすぐに止まっちゃうんですよね
だから貫通キャラの仕様的に、あんまりスピードが高くてもそこまで意味がないような感じがします

次にアビリティなんですが、全属性キラーは確かに強力で、アタッカーとして大きな可能性を秘めているものの
アンチブロックだけしかギミック対応のアビリティを持っていないので、
ギミック対応力がものすごく低いんですよね
さすがにアンチブロックだけっていうのはキツイかと…これがアンチ重力バリアとかアンチダメージウォールならまだ救いはあったんですが。
多分ね、キルアの能力的に、ギミックが全然登場しないようなクエストなら頼りになる奴だと思うんですよ。
全属性キラーを活かして暴れまわってくれるだろうと。しかしその反面、ギミックが多数出てくるようなクエストではまるで戦えなくなってしまうという
大きな弱点を抱えていると思うんですよね。

わかったかい?
あんたの弱点


それは…
ギミック対応力の低さ!!
先に言っとくけど
それはあんたのせいじゃない。
あんたのアビリティを設定した人物の責任。
互角の力量を持つ敵とでも、
「重力バリアうざい」とか
「ダメージウォール張られたらヤバイ」とか
考えちゃってる。
相手に2つ以上ギミックを使われたらもうNG。
何とか勝とうって気持ちはびた一文なくなる。

って感じのキャラになっちゃってるって言うかね…(えー
まあ、明確な弱点があるっていう点では、ある意味原作通りではあるんですが。それにしても結構でかい弱点だと思います

それと最後に、必殺技の神速(カンムル)状態についても説明しておきましょうか
ゲーム中の説明だと、具体的な説明が何もないのでワケが分からんと思いますが
一言で言うなら自身強化+反撃モード+麻痺の追加効果ってところですね。
イメージ的には反撃モードの必殺技に麻痺のおまけがついたような感じ。

あとなにげに反撃モードの倍率も強化されてるんですよね、
他のキャラの反撃モードって、反撃時の友情コンボに補正がかかって威力が半減するわけですが
キルアのカンムル状態ではそれがなくなっているので
友情コンボの威力そのままで反撃ができるってことです。

そうつまり、反撃モードに麻痺が追加されてしかも威力まで上がっているという点で
これはもう完全に反撃モードの上位互換やあああああああと思うかもしれませんが
ところがどっこいまた別の弱点がありまして…(えー

それは効果時間が短いってことです。普通の反撃モードは、発動してから8ターン継続しますが
キルアのカンムル状態は、発動してから4ターンで切れてしまいます。
うん…威力が上がった代わりにすぐ切れるようになっちゃったんだ…(えー
これじゃ結局手放しで喜べないじゃねーか!あと反撃モードの悲しい性として
自身強化の倍率が微妙ってのがありますよね

これはどの反撃モードにも言えることですが、まあとにかく自身強化の倍率が低くて、直殴りで火力が出ないわけですよ
キルアもその例に漏れず、1.3倍という低めの倍率に抑えられてますね
いやー…自身強化で1.3倍ってのはぶっちゃけキツイやろ、火力を出すならせめて1.5倍は欲しいところだわ
なのでせっかくキルアの必殺技を使ってもあんまり火力が伸びないってところがあるんですよね

そしてもうひとつ、麻痺の追加効果について。
発動すれば非常にオイシイ効果なんですが、キルアの場合は確実に発動するわけじゃなくて一定確率での発動なので
確実性に欠けるって弱点がまたまたあるわけなんですよね

たとえば他のキャラの必殺技で、ボスの弱点ヒット時に100%ボスを麻痺させるって技があるじゃないですか
あの技は100%確実に麻痺が発動するから非常に頼りになるというか、
ここぞという時ボスの行動を封じるために役に立つわけですが
しかしキルアの必殺技はそういう使い方ができないんですよね
相手が麻痺するかどうか分からないから、ここぞという時頼りにならないという。
「麻痺したらいいな」ぐらいの使い方しかできないんですよ

なので結局、この必殺技についても
強いんだか弱いんだかよくわからない感じになっちゃってるという…(えー
総じて言えることは、「キルアって強い?」って聞かれると、うーん…と困ってしまう感じなんですよね
強さと同時に弱さがどうしてもつきまとうっていうか、原作再現って点では間違いなく優秀なんですが…
そんなキルアの印象について最後にまとめると

二人とも落ち着いているな
特にキルアは実装前に言われていたような
原作再現の不安はない

むしろ全身が原作再現で
みなぎっている
だが何故だろう
彼が時折
消え入りそうに儚く見えるのは…
(えー

キルアについてはこんなところですかね…あとはクラピカなんですが、今日もまたまた時間がなくなってしまったので
また後日に続きを書くことにします


11月29日

■モンスト感想



祝・大志Mk−2モンスト一周年!!
そんなわけで、今日で俺がモンストを始めてからちょうど365日が経ちました
月日が経つのは早いもんですねえ、モンスト始めてすぐの頃にルシファー引いて
「このルシファーっていうのは強いんですか?」って聞いてたのが昨日のことのようですよ
ルシファーが強いかどうかってその問いに、1年モンストを経験した俺が答えるとするなら
「ルシファーはぶっちゃけオワコンだから持ってても別に使う機会ねーぜ!!」
って感じでしょうか(えー



いやマジで、ルシファーって昔は強かったのかもしれないけど、今じゃすっかり活躍の機会がない時代がきてますね…
アンチアビリティが少なくてギミック対応力が低いのと、エナジーサークルの火力がイマイチ物足りない環境になってきたのが
主な原因だと思います。必殺技に関しては今でもトップクラスに強いんですが、
逆に言えばそれだけしか強みがないって状況になっちゃってると思うんですよね

俺以外の多くのプレイヤー達も、ルシファーのオワコン化を嘆いて「早く獣神化してくれ!」ってよく言ってますが、
しかしルシファーの獣神化はなかなか実現しないですね…みんな待ち望んでると思うんだけどなー
この間のモンスト4周年記念の獣神化発表も、あれがルシファーだったらみんな大喜びしただろうと思うんですが
なぜかそこでエヴァのシンジ・レイ・アスカを選んじゃったせいで
「モンストの4周年記念なのに、なんでエヴァのキャラ選んでんだ運営のボケカス!!」
って大炎上するハメになっちゃったしね…

4周年ですら実現しなかったルシファーの獣神化は一体いつになるんだろうか。こりゃ5周年を待たないとダメかなー

まあルシファーの話題はこれぐらいにするとして。とりあえず、俺のモンストの1年間を振り返ってみると
まず通算のログイン日数は365日。そして連続ログイン日数も365日。
つまりどういうことかというと、この1年間1日も欠かさずモンストやってたってことですよ



そして到達したランクは250。この250って数字はけっこう高いと思います
どれくらい高いかというと、俺のフレンド枠にいる先輩プレイヤーの大半が大体ランク200くらいなので
そういう先輩たちを追い抜いて一歩先まで来たってくらいのランクがこの250ですね

さらに運極達成数は68。1年間で68体ってことは、1ヶ月に5〜6体のペースで運極を作ってたってことだから
なかなかのペースで頑張ったんじゃないでしょうか。今後もこのペースでいけば
あと半年くらいで100を超えるってことですよ。運極100体超えはちょっとした自慢になるかもなー

あとは覇者の塔をソロで6回制覇、封印の玉楼をソロで2回制覇。
覇者の塔も最初のうちは半分も登れませんでしたが、何度も登ってるうちにどんどん先に進めるようになって
今となっては毎回制覇しまくりでオーブうめえ、オーブうめえ〜〜って言ってるぐらいになりましたね(えー
封印の玉楼も、以前は1列クリアすることすら四苦八苦してたのが、
今となってはすべての列をソロ制覇できるようになったので、今後はどんどんやっていこうと思ってます

最後に高難度クエストの超絶と爆絶について。
超絶クエストは30個あるうちの28個までクリア、
爆絶クエストは12個あるうちの9個までクリアって感じですね
ちょっと前には「あと1個クリアすれば完全制覇」って状態でしたが、その直後に超絶・爆絶の新クエストがドバッと追加されちゃって
それ全部に手が回らなくて全クリから少し遠ざかっちゃった状態になってますね。
どうやらモンスト運営は大志Mk−2に全クリされるのがよほど恐いと見える…(えー

いやマジで、爆絶クエストの追加スケジュールを見返してみるとね、
俺がモンストを始める前までは、爆絶クエストって3ヶ月に1度のゆっくりペースで追加されていたんですよ

←3ヶ月に1回ペースで追加されていた爆絶クエスト

しかしですよ、俺がモンストを開始した2016年11月からそれが一変したわけです
そう、今まで3ヶ月ペースで追加されていた爆絶クエストが、
まさに2016年11月から、2ヶ月ペースに短縮されたんですよ

←2ヶ月に1回ペースに変わった爆絶クエスト

この変化は明らかに、大志Mk−2に爆絶全クリされるのを運営が恐れたに違いない(えー
しかしそんな運営の目論見もむなしく、大志Mk−2の攻略速度は追加ペースをはるかに上回っており
みるみるうちに攻略が追いついてしまったわけですよ。そして2017年9月、10個ある爆絶のうち9個が攻略完了し
「あと1個で終わっちゃうわー、爆絶が全部終わっちゃうわー」という感想を書いたわけです。
そう、「あと1個で終わる」と書いたのが2017年9月。
するとどうなったかというと、その直後の2017年10月に新しい爆絶クエストが追加され、
さらにその後、これまでの2ヶ月ペースよりもさらに短い1ヶ月ペースとなって追加されるようになったという…

←1ヶ月に1回の超スピードで追加されるようになった爆絶クエスト

これもう明らかにモンスト運営は大志Mk−2のこと恐れすぎだろ…(えー
俺に爆絶全クリされるのがよほど恐いらしいっすね!?俺の全クリを阻止するためにこれだけ必死に爆絶を追加するとはね
もう大志Mk−2のことはモンスト運営が最も恐れた男と呼んでもいいんじゃないのかな…(えー



さて、1年の振り返りはこれぐらいにして、ここからは最近の話でもしましょうか
最近の俺がモンストで何をやってるかというと、ハンターハンターとのコラボイベントが始まったので
そのキャラ収集を主にやってるって感じですね。それにしても本当に他作品とのコラボ多いな!
さっきのエヴァ獣神化の話もそうだけど、モンストにおける他作品の割合がどんどん増えてきてる感じがハンパないです
特に富樫作品とのコラボ多いですよね。幽遊白書とも2回やったし今度はハンターハンターって
運営の中によっぽど富樫好きな人がいるんだろうか





そんなハンターコラボで実装されたクエストはこちら。
幻影旅団からマチ、ヒソカ、フェイタン、団長の4人が、キメラアントからピトーと王。の2人が登場してますね
まあなんと言ってもこの中で注目なのは王。の超究極クエストでしょう



モンストの超究極クエストと言えば、今までも難しいものばかりでしたが
王。もその例に漏れず、簡単には勝たせてくれないような内容になってますね
正直なところ、キスキル・リラやエクリプスを持ってない人はかなり苦労したんじゃないでしょうか

まあ俺はそれ両方とも持ってるからクリアしまくってすでに2回も運極達成しちまったけどな!!(えー
だーっはっはっは!俺にかかれば超究極クエストだろうがこんなもんよ!
ちなみにピトーやクロロもすでに運極達成済みで、狩りをするのも一段落したかなーって感じです
しかしそんな中でヒソカだけはラック22でクッソ育ってないんですけどね…(えー

いやなんていうか、他のキャラたちの運極が見えてきた時点でヒソカのことも

そろそろ狩るか…

って思ってたんですけど、ヒソカのクエストってなんていうかこう何度も周回するのがマジめんどくせぇからもう別にいいかなって…(えー
ヒソカのクエストってあれですよね、バンジーガムを食らうと味方の動きがめっちゃ鈍るんですけど、
あの鈍足になった時のイライラ感がハンパないっていうか

バンジーガムの効果はクッソうぜぇし…
雑魚はどんどんヒソカが蘇生しやがる!
早くヒソカを倒さねば
しまった、先に雑魚を殺しとけば
味方を攻撃アップできたかもしれねェのに!
しかし早くヒソカを倒さねば
何々だクソ!!
イライラするぜ!!

とまあ大体こんな感じですかね(えー
とにかくバンジーガムと蘇生がうざったくて、時間ばかりかかってしまうという。だから何度も周回するとダレてくるんですよね
あとはやっぱり、それだけ苦労してヒソカを集めたとしても、性能から言って
ハガレンコラボの大総統でよくね?ってなってしまうので…

そう、ヒソカの特徴は光属性反射タイプアンチ魔法陣を持ってることなんですが、
その特徴って全部大総統がすでに持ってるんですよね
それに大総統は友情コンボも使いやすいし必殺技も強力だし、文句なしに使えるキャラなので
わざわざヒソカを欲しがる理由もないっていうか…

ただしヒソカは大総統にはないアンチブロックを持っているので、
アンチブロックが欲しければ運極にするのもアリだと思いますが
アンチブロックのためにあのめんどくさいクエストを何度もやるのかと思うと…(えー
って感じでイマイチやる気が湧いてこないですね、もっとスイスイ周回できるクエストだったらやってたと思いますけども



さて、ここからはガチャ限定のキャラについて語っていきましょうか。
まずはTHIS WAY…と登場した衝撃の男ゴンさんから。
性能は光属性の反射タイプで、アビリティはカウンターキラー、全属性耐性、アンチダメージウォール
必殺技はジャジャン拳を放って大爆発、友情コンボは全敵ロックオン衝撃波&気弾となってますね

まずゴンさんのヤバイところは攻撃力とスピードの高さでしょう。
なんと攻撃力が28000以上あるうえにスピードも400を超えているという破格のステータス。
これマジやばいですよ、モンストで攻撃力が28000もあったら、普通はスピードが200くらいに低く抑えられるもんなんですが
ゴンさんはそんなの関係ねえとばかりに、両方の数値がムチャクチャ高くなってますね
しかもそのうえカウンターキラーまで持ってるので、さらに攻撃力が1.5倍されるというハチャメチャぶり。
駄目だ!!そんな!!もうこれ以上そんな力!!
どれほどの代償を払えばこれほどのステータスを…!!
(えー

そう、実は代償も支払ってたりします。破格の攻撃力とスピードを持つ代わりにHPがかなり低いんですよね。
ゴンさんのHPは18900ぐらいで、これはぶっちゃけモンストキャラの中でも相当低い方です
だからゴンさんって打たれ弱いキャラなのかな…と思ったらところがどっこい。
なんとアビリティで全属性耐性を持っているので、敵からのダメージを軽減することが可能となっており
これによって弱点の打たれ弱さを軽減しているという…おいおい代償になってないじゃねーか!!

しかもゴンさんは友情コンボも強力です。全敵ロックオン衝撃波と気弾を併せ持つわけなんですが
この2つの組み合わせって相当ヤバイと思うんですよ。
何がヤバイって、全敵ロックオン衝撃波は多くの敵を攻撃できる技で、その代わりに威力が控えめという特徴があり
気弾は1体の敵しか攻撃できない技で、その代わりに威力がクソ高いという特徴があるわけなんですが
どちらの技も片方だけでは、威力が弱かったり攻撃できる相手が少なかったりと、明確な弱点があるわけです

しかしゴンさんは、その両方の技を併せ持っているので弱点がないわけなんですよ。
まさに死角なし、隙を生じぬ二段構え、やばいやんこんなん!
しかもですよ、ゴンさんって素のアビリティでカウンターキラーを持っているので
この友情コンボにもキラー効果が乗ってさらに威力が上がるんですよ。なんなんだこの性能!

こいつ…完全に
いかれてやがる
(えー

それだけイカれてるゴンさんの性能ですが、まだまだこんなもんじゃありません
そう、なんと必殺技も強力なんですよね。FIRST COMES ROCK…とジャジャン拳を放って大爆発を引き起こすわけなんですが
この大爆発ってのがなんと画面全体へのダメージとなっており、多数の雑魚をまとめて瞬殺可能で
しかもボスに対する火力も高いという凄まじい技になってるわけです
この必殺技の強烈さを実感するにはね、クロロのクエストで使ってみるのが一番分かりやすいと思うんですよ



というのも、クロロのクエストってザコ敵がめちゃくちゃ硬くて倒すのがやたら大変って特徴があるわけじゃないですか
普通のザコ敵と比べて2倍か3倍は硬いんじゃないかってくらい頑丈になってて、とにかくザコ処理をするのが大変なんですよ
特にこの画面中央にいる忍者。こいつがマジでありえないほど硬くてうざすぎる。
もはやこいつは普通の2倍どころじゃなくて、10倍は硬い気がするってくらい異常な耐久値を誇っているので、
普通に倒そうとしても、まあとにかくしぶとくてうざったいっていう特徴を持ってるわけですよ

そんな中で、ゴンさんの必殺技をブチかましたらどうなるか。
ちょうどさっきの画像から、忍者に向けて必殺技を放つ感じです。
ジャジャン拳での大爆発が画面全体に引き起こされた結果、どうなるかというと



忍者「殺されるのがボクで良かった…!!」(えー
そう、なんとあの異常なまでに硬かった忍者がたったの一撃で跡形もなく消え去り、
しかも画面のあちこちにいた雑魚も全員まとめて吹っ飛ばされて
唯一残ったボスのクロロも半分近くダメージを食らっているという、そんな状況になるわけです

クロロのクエストやったことある人は本気でビビると思う。マジで
このクエストって本当に雑魚が硬すぎて死ぬほどウザいので、それを痛感している人ほど
ゴンさんの必殺技がいかにヤバすぎるかがわかると思います。いや本当にとんでもねぇ必殺技ですよ

それほどに異常な強さを持つゴンさんですが、ただひとつ弱点があるとすれば
ギミック対応力が低いってことですかね。
そう、アンチアビリティがアンチダメージウォールしかないので、
多数のギミックが出てくるステージだとさすがにキツイだろうと思います

ただそうは言ってもですよ、これでギミック対応力まで高かったら
完全無欠の超ぶっ壊れキャラになってしまうので
そこはあえて抑えめにしてあるのが当然と言いますか、もう他の要素だけで十分すぎるほど強いしね

それにダメージウォールにしか対応できないキャラでも、
パンドラとかノブナガとか活躍してるキャラはいくらでもいるので
今後ゴンさんもその中に混じってモンストに大旋風を巻き起こすんじゃないかと思ってます。
今回のガチャで一番の当たりは確実にゴンさんかと。
ゴンさん、キルア、クラピカのどれにしようか迷ってる人には「とりあえずゴンさんにしとけば間違いない」と言いたいです。

キルアやクラピカについても解説したかったんですが、ここまで長くなりすぎて今日の時間がなくなってしまったので
続きはまた後日ということで…


11月26日

グランドジャンプ感想:プレイボール2 第10話「芯で捉えろ!の巻」、第11話「バットの目の巻」、第12話「許せない子供たちの巻」



さて前回、甲子園常連で名の通った強豪校・浪国高校に声をかけてもらい、ラッキーにも練習試合を組むことができた谷口たち。
今回はさっそく、そんな浪国高校との試合開始のシーンで始まっていますが、しかしこの試合でも墨谷ナインは竹バットを使う気のようで
それを見た浪国ナインは「は!?竹なんか使ってんの!?」と目を丸くしてますね…うーむなんというか、あまりにも時代遅れなバットだから
まるで原始人でも見たみたいに、驚きあきれた反応っていうか…(えー
そんなわけで、浪国の方からしたら「なんやこいつら原始人かいな…」とあきれたような雰囲気で試合が始まったわけですが…

ズバアアアン!!

「ストライーク!」

(このスピードボール…竹バットで芯を外したら相当シビれるぞ…!)

ガギ!!

「(ビリビリ)ひ〜〜!!芯を外した!」

ボテボテ

「アウトォ!」

ああ、そして先頭打者の丸井については、うまく芯でボールを捉えきれずにボテボテのゴロで終わってしまう結果に!
やはり浪国は甲子園出場校なだけあって、ピッチャーの速球もハンパないスピードのようですね
それほど速い球を、芯の狭い竹バットで打っていくのはかなり難しそうな気がしますが…

「監督、あのバット竹ですよ…」

「うむ、ちょっとタイムなんだけど…」



「なんでしょうか?」

「あのさ…なんで竹のバットを使ってるわけ?」

「えっ、い、いえ…金属バットは1本しかなくて、学校に置いてきたんで…」

(今どき金属バット1本しか持ってないって…)

「じゃあ…木は?」

「それも学校に置いてきたんで…あえて竹で芯に当てる練習をしようと思いまして」

「いやそれは困るわ…!我々は大阪からはるばる腕試しに来とるんやで!?」

「す、すいません…」

「ウチは金属でやるわけやから、相手が竹ってのは困るわ!」

「う…」

《こっちが竹でやっていたら、相手に失礼なんじゃないのか?》

とその時、竹バットに関して相手の監督から「そんなバットで試合をされても困る」との指摘が!
ああこれは…ついこの間田所が言っていた、「竹バットなんか試合で使ったら相手に失礼」という言葉が
モロに当てはまるような事態になってしまいましたな…

まあ相手の監督の言いたいことも分かりますね、強い相手を求めて大阪から遠路はるばる東京まで足を運んできたというのに
それが竹なんていう弱っちいバットを使ってる相手と試合することになってしまったら、
一体なんのために大阪からわざわざ来たのか分からなくなってしまうというか。
たとえるなら、日本刀での真剣勝負をするためにわざわざ遠くへやって来たのが、
相手は日本刀じゃなくて竹刀を持ってきて「いざ勝負」って言ってるような感じでしょうか



そう、だから監督からしたら「いやなんでそんな竹刀なんかと勝負せなあかんねん!」と思うのも無理ないっていうか…
実はこれについてはね、ウメハラも以前よく似たことを経験したことがあったんですよ
というのも、ウメハラって1年くらい前までスト5でリュウを愛用していたじゃないですか
で、このリュウがアップデートでメチャメチャ弱くされてしまい、ハッキリ言って最弱キャラってくらい落ちぶれてしまったんですが
しかしウメハラは、「自分の成長のためにも、この弱くなったリュウを試合で使い続ける」って
宣言したわけですよ。まさに竹バットで成長しようとする谷口そのものだったわけですが

そんなある日、ウメハラは海外の強豪プレイヤー達と集まって練習試合をやることになったわけです。
そのときウメハラは、当然リュウを使って試合をやろうとしたわけですが、
「あのさ…なんでリュウなんか使ってるわけ?」
「えっ、自分の成長のためにやろうと思って…」
「いやそれは困るわ…!我々は海外からはるばる腕試しに来とるんやで!?」
と、さっきの監督のように強豪プレイヤー達から不満の声をぶつけられてしまい、
「悪いけどそんな茶番につきあってられないわ」と、強豪プレイヤー達から試合を避けられるようになってしまったという…

そう、いくらウメハラが「弱キャラを使って成長したい」と思っていても、それに付き合う相手からしたら
「そんな弱キャラと戦ったって、俺たちの練習にならないだろう」という風に
ウメハラのことが練習相手として物足りない存在に見えてしまい、そうなってしまったら
そんな奴とわざわざ試合しても意味がないと思われてしまうわけなんですよね。

そうなるともう自分が成長するどころじゃないわけですよ。なぜなら
試合してくれる相手がいなかったら、自分の経験値なんて上がらないですからね
相手がいてはじめて試合っていうものは成り立つものであり、
自分の都合だけを相手に押し付けて「あいつとは試合したくない」なんて思われるようじゃダメだってわけですね

そのことに気づいたウメハラは、とうとう弱キャラのリュウをやめて強キャラのガイルに替える決心をしたってわけです
強豪プレイヤー達とどんどん試合をして強くなるために、それが必要だったってわけですね
それが結果的に自分の成長にもつながるわけで、「自分の成長を目指す」という目標からもズレていないわけですよ。
てなわけで、ウメハラならここで竹バットから金属バットに持ち替える場面だなと思うわけですが、果たして谷口の行動は…

「あのさ、こっちの金属バットを貸すからそれでやってくれへんか?」

「いや、それは困るんです!自分たちのバットでやらせてください!」

「は〜…!ほんならしょうがあらへんなぁ…!我々も竹でやるわ!」
 


「我々は竹のバットなんぞ持ってきとらん!君たちのバット貸して!」

(ったく…!伊達や酔狂で遠征に来とるんやないど!?)

って竹バットのままやるんかーい!!
なんてことでしょう、監督から何を言われても「俺たちはぜってー竹バットでやるから」と譲らずに
自分たちの主張を強引に押し通してしまった谷口!その結果、相手が竹に合わせてくれることになりましたが
「ふざけやがって、伊達や酔狂じゃねえんだよクソが」完全に相手の気分を害してしまったようです
これはまずいですね…多分この監督、今後もう二度と墨谷との練習試合を受けてくれないんじゃないでしょうか
そう、この1試合は竹で押し通すことができても、今後のことについては「もう二度と墨谷と練習試合なんかやらねー」となってしまって
試合をする機会が失われてしまうと思うんですよね。さっきのウメハラはこうなることを恐れていたんだと思います

谷口にしても、「強豪校と試合をする経験はとても大事。ウチはそういう試合をもっとたくさんやらなくちゃいけない」と考えていて、
強豪校である浪国との試合は非常に貴重と考えていたわけですが、しかし竹でやらせろと言い張ったせいで
今後浪国と試合する機会を自ら潰してしまったと思うんですよね、凄くもったいないことをしてると思います
さすがにここは金属バットに持ち替えるべき場面だったんじゃないのかな…

「すいません、竹バット3本持ってきました」

「はいはいあんがとさん」

「すいません、それじゃ…(そそくさ)」

「か〜、こんなモンで試合するのか…」

「おい、こんな竹バットなんぞ早々にへし折ったれ」

「え?」

「バットが物理的になくなっちまったら金属でやるしかないやろ!」

って、そんなわけで谷口から竹バットを借りることになった浪国の面々でしたが、
しかし監督はさっきのやりとりで完全にヘソを曲げてしまったようで、
「こんなバットはさっさとへし折っちまえ!!」とえらい過激なことを言い出しました
まあへし折るとは言っても、暴力的にボキボキ折るんじゃなくてあくまでも普通に試合をしながら、芯を外したバッティングで折るってことみたいですが…

カキーン!!

(折れてへんな…妙にスイートスポットのど真ん中に当たっちまったさかい)

カキーン!!

(俺も折れてへんな…芯の真ん中に当たっちまった)

バキィ!!

「あ〜ゴメン!折ってもーた!!」



そしてその後は、もはや試合に勝つことよりバットを折ることばかり考えるようになってしまった浪国高校。
たとえアウトになった時でも、バットが折れたらめっちゃ嬉しそうに「折れてもうたわー!!」と言うくらい
もはや勝敗なんて二の次のような試合になってしまいます。うーんムチャクチャなことになってきたな…
しかしそれだけ雑なプレーをしているにも関わらず、五回が終わった頃には6対0と圧倒的にリードを広げていた浪国。
これだけ舐めプしてるのに6対0って、それだけ墨谷とは大きな実力差があるってことみたいですね…

カキーン!!

(さっきから竹でもこの鋭い当たり…!ものすごい実力差だ…
 無策でやっていたらとんでもないボロ負けをしてしまうぞ…!)

「あのさキャプテンくん…借りたバット全部折れてもうたんやけど」

「え!?」

「そっちのバットもあと数本しか残ってないみたいやないか…残りの4イニングス、まだ竹でやる?」

とその時、とうとう相手の監督から借りたバット全部折ったとの報告が!
貸したバットが全部折れて戻ってくるとかとんでもない話ですが、しかしあくまでも普通のプレーの中での結果なので
これでは谷口も何も言えません。そしてこれだけバットが折れた状況で、まだ竹でのプレーを続けるのかと迫られますが…

「大事なバットやないの…最後まで竹でやったら何本残るかわからんで?」

(たしかに、これ以上バットが無くなってしまったら今度は練習ができなくなってしまう…)

「どう?この回から金属に切り替えてやってみない?」



「わ、わかりました…色々わがまま言ってすいませんでした…」

って折れたー!!谷口の心もついに折れた!(えー
ここまで竹バットが折れてしまったらしょうがないと、ついに金属バットの提案に乗った谷口!
谷口がこんな風に自分の意志を折られる姿って初めて見たな…
竹バットが折られ続けた結果、最後には谷口の意志まで折られてしまったんやな…(えー

うーん…確かにこの件は谷口が間違っていたとは思いますが、でも谷口って何があろうと絶対に諦めない男みたいなイメージがあったので、
竹バットを諦めざるをえなかったこの光景は、なんだか見てて悲しいものがあります。
あとなにげに谷口ってけっこう威厳のあるキャプテンだったと思うんですよね
他のメンバー達を堂々と導いて、強豪校とも渡り合っていく頼れるキャプテンみたいな。

でも今回の話って、そんな谷口が失態を犯して部員全員の前でみじめな姿を晒すっていう内容だから
谷口の威厳が一気になくなってしまったようで、それが見ていて不安になってしまいますね
あれですよ、「船長が威厳を失った一味は必ず崩壊する!!」ってやつ。
そのことを考えるとなんとも不吉な予感が漂いますが、果たしてチームはどうなってしまうのか…



この画像を見てみると、谷口のみじめな姿を見たメンバー達が冷や汗をかいていて
やはりかなりの動揺がチームに広がっているみたいですね。そんな中で初めて手にする金属バット…
木のバットとはまるで違うその感触に、果たしてこの試合で順応できるのかどうか…次回に続く!

(C)ちばあきお・コージィ城倉/集英社


11月23日

サンデー感想:MAJOR 2nd 第97話「新チームの船出」、第98話「暫定ポジション」

《野球部監督に就任する予定だった国友監督は、
 諸事情によりウチには来られなくなりました》

「嘘だろ…有り得ねえよこんなこと…
 諸事情って何だよ!!なんであのオッサン来ねーんだよ!!」



さて前回、今後も一緒に野球をやるはずだった監督が急に行方をくらましてしまい
思わぬ事態に困惑するハメになってしまった仁科たち。見ての通りかなりの動揺っぷりですが
話を聞いてみるとこいつらが慌てるのも無理ありませんね
「監督がこの中学に来るって言うから俺たち信じて入学したのに…!」ってことだから
監督を信じて進路まで決めたのに、その気持ちがまんまと裏切られたってことですよ。今の仁科たちの心境としては
詐欺師に騙されて人生をメチャクチャにされたような気持ちなんじゃないでしょうか

「千葉、お前スマホ持ってんだろ、監督に電話しろ」

「あ、ああ」

ピッピッピッ

「…」

「なんだ、出ねーのか?」

「いや…”お客様のおかけになった電話番号は、現在使われておりません”って…」

「な…」

「あ…あの野郎許せねえ!マジで俺たちを裏切りやがった!!」

ああ、しかも監督に連絡を取ろうと電話してみれば、すでに番号は変えられた後であり
仁科たちを裏切っておいて、詫びの一言もなく逃げ出したという事実だけを知らされる結果に!
この監督どんだけクズやねん!これだけ重大なトラブル引き起こしておいて、一言もなく逃げるんかい!

一体どういうことなんや…それともこの監督には、逃げなければならないようなのっぴきならない事情でもあったんでしょうか
そうたとえば、誰にも連絡先を教えずに夜逃げしなければならない事情とか…(えー
考えてみたら、前作でも寿也の両親とかが会社が倒産した結果夜逃げしてましたよね
まさかこの監督もそういう理由で逃げ出したとか…まあそのへんは想像の話になってしまうわけですが。

まあともかく、監督が逃げ出してこの学校には来ないと分かった今、
残された仁科たちは、野球部のみんなと協力して自分たちで練習をやっていくしか…

「な、なんだと!?野球部には入らない!?」

「ああ…家族とも話し合って決めた」

「俺たちはシニアで野球やる」



「ま、待てよ!そんなの学校側が許可しねーだろ!?
 俺たちはここで野球をやる条件で入学させてもらったんだぞ!」

「そりゃお前だけだよ」

「え…?」

「俺たちはこの学校にはちゃんと受験して入ってる。
 学力試験なしのスポーツ推薦で入ったのはお前だけだ」

「え…えええ!?」

「わりーな仁科…監督が来なくなった以上、俺たちがここで野球をやる意味はなくなったんだ」

ってお前らもいなくなるんかいいいいいいいい!!!
ちょっと待ておいおいおい!これから一緒にやっていくのかと思ったら仁科を見捨ててシニアに行くだとォ!?
「俺たちはもうここで野球をやる意味がない」ってそりゃねーだろ!
仁科という仲間をあっさり見捨ててその言い草ってお前らどんだけ薄情者やねん!

少しは友達甲斐ってものがないんかお前ら…それとも友達とか仲間だと思ってたのは仁科の方だけで、
こいつらからしたら「今までは監督がいたからたまたま一緒にいただけ。監督がいなくなったらもう仁科に用はない」という
うわべだけの関係でしかなかったんだろうか…(えー

いやこれ仁科からしたらショックすぎるでしょ…信じてた監督に裏切られたと思ったら、続けざまに仲間だと思ってた4人にも裏切られるって
あまりにもショックすぎて寝込むレベルだよ…(えー
こんなんじゃもうもう世の中なんにも信じられねーよ!人間不信になってもおかしくないと思うわ

「仁科…監督もライオンズの仲間もいなくなって正直つらいだろうけど、ちゃんと練習に出てきてくれて感謝してるよ」

「…」

「本当だよ、お前までシニアでやるとか言わなくて助かったぞ」

「べ…別におめーらのために来たわけじゃねーし」

そんなわけで、ここの野球部に1人だけ取り残されてしまった仁科でしたが、
それでもちゃんと練習に顔を出して、今後は大吾たちと一緒に野球をやっていくつもりのようです
マジかよ偉いな仁科…俺が仁科の立場だったらしばらく登校拒否して引きこもってるかもしれんわ(えー

あれだけショックなことがあったのに、ちゃんと登校して野球部にも顔を出してるのは立派だと思います。
「べ、別にお前らのために来たわけじゃないし」っていうのもなんかツンデレっぽくて微笑ましいし
今回のエピソードでは俺的に仁科の好感度が急激に上がったなぁ。
今まではただのクソガキだと思ってたけど、一気に見る目が変わったわ

まあともかく、この一件で新入生がごっそりいなくなってしまったわけですが、
その代わりになるようなメンバーは果たして補充できるのか…



ってあっさり補充されてんじゃねーか!!(えー
なんてこった、すぐさま野球部に2人の新メンバーがやってきて、抜けた連中の穴を埋めるという結果に!
こりゃまたすごいタイミングですな…助かるっちゃ助かるけども、あいつが抜けてこいつが入ってといそがしいぜ

しかも新メンバーは2人とも女子で、今まで横浜リトルでレギュラーを張っていたそうですよ
いやなんつーか、すでにこの野球部にいる弥生とか太鳳とかも横浜リトル出身なわけですが
女子がみんなそろって横浜リトル出身ってあのチームどんだけ女子だらけだったんや!(えー
現状の横浜リトルがどうなってるのか気になりますね…前作でも涼子とかの女子メンバーがいたくらいだし
もはや女子を育てるのが特徴のチームみたいになってるんだろうか

「えーと、じゃあ今から暫定的にポジションを決めたいと思います。
 まずピッチャー候補は睦子と仁科、ファースト丹波さん、セカンド沢さん、ショート太鳳、サード関取、センター千里、キャッチャーは俺とアニータ。
 これはあくまで暫定なので今後変わることもありますが、とりあえずこれで練習していきましょう」

ともかく今後はこのメンバーで野球をやっていくということで、暫定的にポジションを決めて発表する大吾。
「暫定でとりあえず決めただけ」とのことなので、これが正式決定ではないらしく、
ひとまず練習を始めるために決めたってことのようですね。まあなんにせよこれで新チームが始動することに…

「ちょっと待った!なんや暫定暫定って煮え切らんなぁ」

「え?」

「せめて正捕手とブルペン捕手くらいは、ちゃんと決めた方がええんちゃいます?」

と、思ったらいきなり話の腰を折ってきたのが後輩のアニータでした。おいおいなんやねんお前
大吾は「練習を始めるために決めた」と言ってるので、とりあえず練習のスタートを切りたいだけなんですが
そこでゴチャゴチャ言われたら練習がスタートできないやろが!(えー
しょうもないことで時間使わすなや!今はポジションについてあーだこーだ話すより、ひとまず練習を始めたいだけであってだな…

「しつこいよアニータ、それは練習見ながらおいおい決めればいいでしょ、何そんなに煽ってんのよ」

「そりゃそやろ、結局決めるのはキャプテンなんやから、
 キャプテンが”俺が正捕手だ”って言ったらそれで決まってまうやん。
 ていうかなんで先輩、男の味方してん?ウチは男子なんかに負けんつもりでずっと野球やってきてんねん。
 そうやって男に媚びる女も敵やで!」

「はあ!?」

「まーた始まったよアニータの病気が…」

って、そんなアニータを説得しようとした睦子でしたが、なんと「男に媚びる女は敵やで!」
アニータから敵認定を受けてしまう結果に!なんでそうなんねん!
今から一緒に仲間としてやっていこうって時に敵としてみなすってお前は一体なんなんだ…



ちなみにアニータは、登場してすぐのシーンでも大吾とポジションが被っていると聞いて
「こんなん100%ポジション奪ってまうやん。つらいわー」とか
大吾をコケにするようなことを言い出して、無駄に波風立ててましたね。
こんなん100%クソ問題児やん!つらいのはこっちじゃボケ!(えー
いやー仁科たちも問題児でしたがこいつも相当なもんですね、今年の新入生はこんなのしかおらんのか!

「誰が男に媚びてるって!?」

「おんねんなー。自覚なしに媚びてる女が」

「てんめーー!!」

(なんだよこいつら…)



そんなアニータにとうとう睦子がブチ切れてしまい、2人のみにくい争いが勃発する中
すっかり呆れた様子で「なんだこいつら…」とドン引きしていた仁科
お前も大変だな仁科…監督に裏切られるわ、仲間に捨てられるわ、新しい仲間はみにくい争いをおっぱじめるわ
そろそろまともに野球させてくれよ…って感じだよな本当に(えー
今の仁科を見ているとなんだか応援したくなってくるぜ

「分かった、じゃあアニータが正捕手ってことでいいよ」

「え!?ちょっと何それ大吾!」

「横浜リトルでスタメンマスク被ってたんだから間違いないでしょ、体も大きいし。
 俺は別にチームが強くなるならそれでいい。
 キャプテンで先輩だからって、自分のポジションに居座ったりしないよ」

とそんな中、場を収めるために「アニータが正捕手でいいよ」とポジションを譲ってしまう大吾!
うーむマジか…あのナマイキ女の思い通りにしてしまうのは、なんだか納得いかないものがありますが…
「俺は別にチームが強くなるならそれでいい」ってことですが、この場合本当にそれでチームが良くなるんでしょうか?



たとえば、それを聞いてる睦子の様子を見てみると、明らかに納得いってないんですよね
「はぁ!?そんな簡単にポジション譲っちゃうの!?」みたいな感じで、
あまりにも簡単に引き下がってしまった大吾に対して、自己主張がなさすぎるでしょと言わんばかりの
困惑した顔をしているわけで。これで本当にチームが上手く回るんでしょうか

たとえば、この間の仁科たちに対しては、ナマイキな問題児どもに対して
大吾が威厳を示す形で話をまとめたのが良かったと思うんですよ。
キャプテンとしての威厳を示すことで、チームをまとめる方向へ向かったわけですが
でも今回は逆だと思うんですよね。ナマイキなアニータになめられたままで
大吾がポジションを譲ってしまい、威厳を示さなかった大吾に睦子も不満げとなってしまって
チームがバラバラな方に向かっていると思うわけで。

これについてはね…ワンピースにちょうどいいセリフがあったなと思うんですよ。
そう、ワンピース第45巻でゾロが言っていた
「船長が威厳を失った一味は必ず崩壊する。
 いざって時に船長を立てられねェような奴は一味には居ないほうがいい」
っていうのがそれですね。要するにキャプテンが威厳を失うと、組織としてのまとまりを失ってしまって
その組織はしだいに崩壊に向かっていくという、そういうことを表したセリフだと思います
そう考えるとかなり不穏な展開ですよね…果たしてこの野球部はうまくいくんだろうか

「よっしゃ、じゃあ練習やろか!2人のボール楽しみやわ!」

「…」

----------------------------------------------

「はあ!?冗談じゃないわよ!」

「えっ…なに、どうしたの睦子」

「あたしあんな奴とやってらんない。もうピッチャーやめる!」



ってやっぱりうまくいかなかったー!!
さっそく問題起こってるじゃねーか!アニータとの練習を始めた結果、また何かアニータがやらかしたらしく
嫌悪感をあらわにして野球部を飛び出してしまった睦子!完全にチームがバラバラや!
ゾロが言ってたのはこのことだったんやな…キャプテンが威厳を失ったチームは崩壊するしかないんや…
お前らとりあえずワンピース45巻買ってきて100回くらい読んどけや…(えー  次回に続く!

(C)満田拓也/小学館


11月20日

ビッグガンガン感想:ハイスコアガール第54話



「大野家指南役を務める者として、長年あなたをバックアップしてきました…
 それもそろそろ…終わりが見えてきたようです」

「…!?」

「晶さん…ロス在住のご両親が、あなたを呼び寄せています。
 近々にというご意思であり…1学期が終わる7月末、あなたは日本を離れることになるのです」

さて今回のハイスコアガールですが、冒頭の場面では業田先生が大野さんにショッキングな事実を告げているシーンで始まっていますね
その事実とは、今年7月で大野さんの日本での生活が終わるということであり、
それからは海外で両親と一緒に過ごすことになると…確か作中の季節って5月だったはずだから
あと2ヶ月ほどで日本での生活が終わるってことですね

このところ大野さんが落ち込んでいた理由はこれだったってことか…やっぱり家庭絡みの問題だったんですね
確か俺も、51話の感想書いた時に「また海外への引っ越しが決まっちゃったんじゃなかろうか」って書いてたから
そういう意味ではビンゴでしたね。大野さんは小学生の時にも海外への引っ越しを経験してて
その時は泣く泣くハルオとお別れしてましたからね…

「私もできれば…晶さんが日本の大学を卒業するまで務めを果たしたかったのですが…
 大野家の方針とあらば、首を縦に振るしかありません…」

「…」

「決められた学校に行き、決められた場所に住み、決められた男性との結婚が待っている…
 大野家指南役としては、今までこの方針になんの疑問も感じていませんでしたが…
 個人的な意見としては、なんと寂しい方針かと…」

「…」

って、しかも今度の海外暮らしは単なる引っ越しというわけではなくて、
決められた男性との結婚が待っているというくらい
大野さんの将来を大きく左右する内容になってしまうようです
結婚まで絡んでくるとはえらい問題になってきましたが、これをハルオがどうにかできるんでしょうか?

それと業田先生は、これだけ大野さんを人形のように扱う方針には納得が行っていないらしく
「くちおしい、くちおしいぞ…!」と言わんばかりの反応をしてますね
この人も以前に比べて本当に物分かりがよくなったよなー

ただし、業田先生は雇われの身である以上、大野家の決定には従うしかないという立場であり
大野さんの味方をしてあげたくても、何もすることが出来ないという歯がゆさを感じているようですね
となるとあとは、立場なんてものは関係ないハルオがなんとかするしかないと思いますが
果たしてハルオがこの問題にどう絡んでいくのか…

「晶〜、大阪でのスト2大会、ハルオくんすごく意気込んでたわよ!」

「…」

「ハルオくんの本気、受け止めてあげなさいよ。
 それにハルオくんと遠征旅行なんて楽しそうじゃない♪」

ってそんな中、大野さんの事情をまるで知らない様子で「ハルオくんと大阪に行くの楽しそうね〜」とか軽い話をしにきた真。
ええいこのお気楽娘が!!そんな場合じゃないんだよ!!(えー
真お前はさっきの話をぜんぜん知らんのか!?そういえば前回までの話を見ても
真は大野さんに起きている異変に気づいてないみたいだったし、この問題からは切り離された場所にいるってことか…

「ぬぐううううう…」

「真お嬢様…」

「…今朝ママと電話して知ったわ…晶のロス移住の件…しかも今月末って」



とか言ってたら知らされてるやんけ!(えー
めまぐるしいなもう…今までは大野さんの引っ越しを聞かされていなかった真も、
母親からの電話によってついにそのことを知ることになったようです

それと「今月末」って言ってることから、今はもう7月になっちゃったってことですよね
引っ越しまでの2ヶ月があっという間に過ぎてしまいましたな…
もう本当にギリギリの時期になってしまったわけですが、ここから引っ越し問題をどうひっくり返すのか…

「なんなのよこの急な話は!?なにが大野家の方針よ!
 娘の将来のことなんて何も考えてない!パパもママもアホンダラだわ!
 晶も私同様にブッチするべきだわ!」

「晶お嬢様は、ご両親の気持ちや家のことを思って…」

「それにしたって今月末なんて急すぎるでしょ…!
 晶になんて詫びればいいの…?ハルオくんにも…」

「…」

「ハルオくんはやっと自分の気持ちに気がついたのに…
 晶もゲーセンでたくさん練習してた…おそらく優勝に向けて…
 あの子がもしハルオくんの思惑に感づいていたとしたら、
 自分との縁を断ち切ろうとしているのなら…
 ハルオくんは勝って告白…晶は勝って決別…」

この両親の決定にはまったくもって納得できず、ひたすらに怒り狂いながら不満の言葉を口にする真。
しかしそんな中で、大野さんの心情を察してひとつのことに気づいてますね
それは大野さんが、大阪でのスト2大会で優勝することで
スト2やハルオへの未練を断ち切って決別するということのようで…

つまり大野さんは、ハルオと一緒に遊んできた生活を、この大会の優勝で終わらせるつもりでいるってことか…
ハルオの考えはそれとはまったく逆ですよね、この大会に優勝することで
大野さんに告白してもっと親密な関係を築くつもりでいるわけで
そういう意味じゃ、「優勝を目指す」ってことは同じでも、そのあと考えていることはまるで逆なんやな…

まあしかし、ここはハルオに勝って告白してもらうしかないでしょう
そうじゃなかったら大野さんと決別してのバッドエンドが待ってますからね
ここは派手にハルオが優勝して「大野はオレのものだ!!」と高らかに宣言して
両親からも奪い去っていくとかそんな感じで…(えー  まあとにかくハルオがなんて言って告白するのか注目ですよねー



あと今回、「あの子がもし…」ってベッドの上で色々言ってる真のシーンがエロすぎると思いました(えー
いやマジで真が一番好きなんですけど俺的に。この漫画の女性キャラで一番可愛いと思うわ
もし大野さんが海外に行っちゃったらその時は
大野さんの代わりに真がヒロインになる展開やってほしいな…(えー  次回に続く!

(C)押切蓮介/スクウェアエニックス


11月18日

・初コメです!いつも楽しみにしてます。
 ところで雑記ログが7月から更新されてませんが…更新はされないのでしょうか?…
 どの程度の労力が必要かわからないのですが、あとで一気見するとき楽なのでできれば更新していただきたいです
 語彙力がないのでよくわからない文になってしまいましたが、今後も頑張ってください by テン

テンさんはじめまして、「雑記ログは更新されないんですか?」とのことなんですが
うちの雑記ログって、いったん「最新の雑記」に書いたものを後から月ごとに切り分けているので
めんどくさいからいっかーと俺が思ってると、いつまでも更新されないんですよね…(えー

なので、自分1人だといつまでもやらないから、よければ今回みたいに言ってくれると助かります。
とりあえず雑記ログについては月ごとに分けておきました。
これって見る側からすると、分かれてたほうが読みやすいんですかね?書く側の自分としてはよく分からなくて…




・初めまして。最近このホームページを見つけて、とても面白かったので過去の記事まで遡って色々見ています。
 画像やgif画像、とても共感できるツッコミなど、とても面白く読ませていただいています。
 ところで、銀魂を見たことはありますか? 日曜日の深夜に、放送していてとても面白く、たまに感動します。
 百合などもないので宜しかったら是非ご覧ください。好きなアニメのレビューを見るのがとても好きなので、
 レビュー書いていただけたら嬉しいです。 by お日様

お日様さんはじめまして、昔の記事までいろいろと見てくれたようでありがとうございます
「日曜深夜にやってる銀魂は見てますか?」ってことですが、本編については見てないんですけども
ただ、面白い場面をピックアップした動画がニコニコのランキングによく上がってるので、それはよく見てますね。
最近で言うとせやかて工藤!とかベルセルクとFF7混ぜたやつとか
あとはちょっと前の時期になりますけどガンダムのやつとかも見ましたね



銀魂ってなにげにガンダムネタちょくちょく使ってますよね
以前は確か、銀魂にガンダム出す時は顔にモザイクかけてたような気がしますが

←顔にモザイク状態だった時のガンダム

最近はもう、そのへん開き直ったのか無修正でモロ出しするようになったんですね(えー




・大志さんのワールドトリガー感想がそろそろ追い付きそうですね、これが連載中なら嬉しいことですが……
 情報に疎いためによくわからないけれど、本当は凄く危険な容態だったりするのかとすごく心配です by うんこマン

・どうもです。ワートリ感想いつも楽しみにしてます。ついに休載が始まってから一年がたとうとしてますね……
 正直休んでることに関しては病気だからしょうがないんですが、
 万一復帰したとしても病み上がりの芦原先生が週一連載というブラック労働もかくやという環境に耐えられるかが心配です。
 サンデーの漫画みたいに隔週連載にするとかできないものか…… by ちけっつ

・鉛弾を習得してからの千佳ちゃんの成長ぶりがとめどないですよね。しかも大志さんの思惑通りの方向に。
 今回常に修の上手を取り続けた王子隊長ですが、キャラクターの再活用に定評のある葦原先生のこと、
 次に登場するときにはどんなトンチキな言動を見せてくれるか楽しみです。
 相手の思考を読みつつ冷静に現場で指示を出せるタイプのリーダーなので、修にとって良い教材になりそうですが。
 ああ、ワートリの続きが読みたい……。 by 羊肉

ワートリに関するコメンがいくつか来てますが、みんなやっぱり葦原先生の容態を気にしているようですね
危険な状態なんじゃないかとか、本当に再開できるのかとか。確かに俺もそういう不安はありますが
しかしですよ、そういう不安の他に俺の中にある考えっていうのが
「大志Mkー2の感想が追いつくまでワートリの再開はタンマやで!」って神様がそう決めたんやろなあというか
この俺の感想があまりにも天才的なために神様をも動かしてしまったんやと、そういう風に考えてます(えー

「まだか…!」
大志Mk−2の感想を待ち続ける神様の図

てなわけで、俺の感想が追いつきさえすれば万事解決、葦原先生も元気になって連載を再開できるようになるんじゃなかろうか
すまんなみんな…まさか俺の感想がここまで世界に大きな影響を及ぼすとは思わなくて…(えー




・ドラゴンボール超でサバイバル編に入ってから時折魅せる神作画に惚れ惚れしています。
 大志さん的には最近のDBの作画(と脚本)は如何でしょうか? by 黄昏ロマンス

黄昏ロマンスさんこんにちわ。ドラゴンボール超の神作画に惚れ惚れしてるとのことですが、
確かにドラゴンボール超は最近になってメチャメチャ作画良くなってきましたよね
以前は逆にクッソひどかったというか、初期のビルス編あたりはあまりにも作画がダメすぎて見るのがつらかったレベルでしたが
しかしザマス編あたりからそれが改善され始めて、「お?今のシーン作画すごかったな」と感心するような場面が散見されるようになり、
そして今の宇宙サバイバル編に突入してからは、毎週のように神作画を連発するようになったで
そういう意味じゃ以前よりずっと見るのが楽しみになったなと思いますね

特にやっぱり作画すげえなと思ったのは、悟空がジレンとの戦いの中で
身勝手の極意に目覚めた回ですかね。知らない人は身勝手の極意ってすげえ変な名前に聞こえるかもしれないけど
ワガママとかそういう意味じゃなくて身体が勝手に反応する神域の境地って感じの極意ですね
これに目覚めた悟空は表情もキリッとなるのでカッコイイんですよ

正直ね、俺は悟空ってヘラヘラしてる時よりもキリッとしてる時のほうが断然好きです
ずっとキリッとした顔でいてほしいくらい。ヘラヘラしてる時の悟空って
「なあオラと戦ってくれよ〜〜」とか「キスってなんだ?オラ一回もしたことねえぞ」とかロクなこと言わないし
もう黙っててくれって気持ちになっちゃうんですよね



ちなみに、そういう意味じゃ現在のエンディングテーマのこのシーンとかも好きです。
最初は幼い頃の悟空がニコニコ笑いながら走ってるんだけど、
成長した悟空はキリッとした表情で筋斗雲に乗ってるっていう
これがいいんですよ。こういう悟空が俺は一番好きなんですよ

多分これは、サイヤ人編で仲間たちのところへ駆けつけるシーンを再現してるんだと思うんですけど
俺的に悟空の一番好きな時期って言ったらやっぱりこの時期ですねー
そう、背中のマークが「界王」だった頃ですよ。界王マークの悟空が一番ぶっちぎりで好きです



その頃の悟空で思い出深いワンシーンといえば、ナッパの前に現れた時に見せたこの怒りの表情ですね
顔がカッコイイというのもそうだし、この時のシチュエーションもすごく好きで
大切な仲間たちを無惨にナッパに殺され、もはや我慢ならないといった様子で立ち向かうわけですよ
このとき、原作でのサブタイトルが「孫悟空の静かな怒り」だったのもよく覚えてます



二度と帰らない仲間たちのために、静かに怒りを燃やすっていう
そんな悟空の心情が好きだったなー。思えば俺が好きだった頃の悟空って、
仲間の死を背負いながら、その無念を晴らすために戦ってたんですよね

このサイヤ人編では、ご覧のようにチャオズや天津飯たちを殺された結果
「今の一発はチャオズの恨みだ!」「こいつは天津飯の恨みだ!」
ナッパに一撃を食らわすたびに口にしていたし

そしてフリーザ編でも、フリーザに殺されたサイヤ人やナメック星人のことを思って
「おめえに殺されたサイヤ人のためにも、ここのナメック星人のためにも、
 おめえをぶったおす!!」ってフリーザに向けて宣言していたし

あとはちょっと前の話になりますが、ピッコロ大魔王編の時も
クリリンや亀仙人といった親しい仲間たちを次々に殺された結果
「おめえはオラの大事なものをたくさん奪ってしまった…絶対に許せねえ…」って
ピッコロ大魔王への怒りを燃やしてましたよね



俺はこのピッコロ大魔王に対する一言がすごく好きなんですよ、ひょっとすると悟空のセリフの中でも一番好きかもしれません
このワンシーンもまた、「孫悟空の静かな怒り」って言葉がよく似合う場面ですよね
俺はそういうシーンを見るのがすごく好きなんだろうなと思います、何がそんなにいいかって言うと
仲間の命を大切に思う心、それを無惨に散らせてしまう者への怒り、
その2つの気持ちを静かに噛みしめる
っていう、そんな悟空の心情が好きなんですよね

要するに、この頃の悟空って命の大切さってものをちゃんと分かってたと思うんですよ
今となっては「でえじょうぶだ、ドラゴンボールで生き返れる」とか言ってヘラヘラしてる印象が強くなってしまいましたが
この頃はドラゴンボールって本当にどうしようもない時の最後の手段だったというか
いつでも気軽にホイホイ使えるもんじゃなかったと思うんですよね、
それだけに悟空も「人が死ぬ」ってことを重く受け止めていたと思うんですよ



たとえばこのシーン、ナッパと戦っている仲間たちのところへ全速力で向かいながら
「仲間の誰かが死んでしまう」と感じて、悲壮感と焦りでいっぱいの表情をしてますよね
それだけこの頃の悟空は、命ってものを大事に思っていたと俺は思うわけです
悟空のそういう気持ちに俺も共感したし、そんな悟空が好きだったってわけですね



ちなみに、当時リアルタイムで小学生か中学生くらいだった俺は
ドラゴンボールのこの下敷きが大好きでめちゃめちゃ愛用してたんですよね
いやマジでこの悟空あまりにもカッコよすぎないすか!?
あらゆる悟空のイラストの中でもトップレベルに好きな一枚ですよ
そう、俺的に好きな悟空って超サイヤ人じゃなくて普通の状態なんですよね
そういう意味でも、最近出てきた身勝手の極意って、見た目が普通の状態に近いから俺としては好きですね



あと最後に、ドラゴンボールの話題といえば最近悲しいニュースがありましたよね…
長年ブルマ役をつとめていた声優の鶴ひろみさんが亡くなってしまったという…
今まで具合が悪いとかそういう噂もなかったので、あまりにも突然すぎて俺もかなりショックでした

なぜ亡くなったのか調べてみたら、車に乗っている最中に大動脈解離という症状に見舞われてしまい
想像を絶する激痛の中、車を道路の脇に止めて交通事故になることを避けたものの
しかし大動脈解離は恐ろしい速さで鶴さんの命を蝕んでいき、そのまま帰らぬ人になってしまったという…

一言で言うと突然死って感じですよね…車を運転してる最中、急に発症して死んでしまうっていうこんな恐いこともあるんやな…
そんな突然の恐ろしい事態の中で、交通事故にならないように車を脇に寄せてハザードランプをつけていたっていう
鶴さんの行動は凄いと思いますね…もし走り続けたままだったら大事故になっていただろうし、
周囲への被害を抑えるために最後の瞬間まで行動したんだろうな…

鶴ひろみさんの思い出といえば、俺はもうドラゴンボールのブルマですね本当に
子供の頃からずっと聞いてた声だからね…雑記の中でも以前からブルマの声については高く評価してて、
たとえば2013年4月に、俺が劇場版ドラゴンボール「神と神」の感想を書いた時なんかは
「声という意味で一番凄いと思ったのはブルマ役の鶴ひろみだった。
 めっちゃ声が綺麗で聞いててポワーンとなってしまった」って書いてたぐらいだからね…

あと今までのドラゴンボールの中でブルマの声が印象に残ってるのは
劇場版第5作の「この世で一番強いヤツ」ですね
なんでかって言ったら、この作品はブルマが人質として敵に捕らえられてしまって
そんなブルマを悟空やクリリンが救出に向かう
というストーリーなので
ブルマの出番が多くて、敵側のキャラとの会話シーンも多いからなんですよ

特に印象深いのが、敵キャラのDr.コーチンに銃を向けられてブルマが悲鳴をあげまくるこの場面ですね
ブルマの悲鳴ってすごく声が通ってて鮮明にハッキリ聞こえるのと
悲壮感に溢れた感じじゃなくてどこかコミカルで楽しく見ていられるって感じで
それがすごくブルマらしいなって思うんですよ。ブルマって元々やたら元気でコメディチックなキャラだから
この悲鳴の演技はそんなブルマの性格を見事に表現してるよなって、聞いてて感心してしまうんですよね

それにこの映画って、悟空役の野沢雅子も声のハリがハンパなくて
まさに全盛期の悟空ボイスって感じの声が聞けるんですよね
戦闘中の声のひとつひとつが物凄く力強くて、特に界王拳を使った時のシャウトは凄まじいものがありますよ

さらに言うなら、悟空vs洗脳ピッコロの戦闘シーンもアクションの内容がすごく好きでした
何がそんなに好きかって、2人の戦いの合間に悟飯が何度もピッコロに襲われてしまうわけですが
そのたびに悟空がしっかり守ってくれるんですよね

そう、悟飯が危機に陥るたびに守ってくれる悟空の立ち回りがまさに頼れる父親って感じで
息子を守るために体を張る父としての戦いを見せてるんですよね
今となってはクズ親と言われている悟空ですが、この頃は本当に頼りになる親だったというか
当時のアニメ雑誌とかで「父親になって欲しいアニメキャラは?」という読者アンケートをやろうものなら
悟空がぶっちぎりで1位を取っていたくらいに、良い父親キャラとして認知されてた頃だったんですよね…

ついでに言うと、この映画の悟空は背中のマークが「界王」の時期なので
まさに「俺が一番好きな悟空」として完璧な時期なんですよね
だからこの「この世で一番強いヤツ」っていう映画は、俺にとってはマジでドラゴンボールを語る上で欠かせない名作なんですよ
鶴ひろみさんの名演技もたくさん見れる一作なので、今この時期に「もう一度見たい」と一番強く思う作品がこれですね


11月14日

アニメ感想:食戟のソーマ餐ノ皿 第2話「麻と辣」

さて今日はアニメ版ソーマの感想を書くぜーと思ってるんですが
俺がまだ2話目の感想を書いている中で最新話はもう7話まで進んでるみたいですね
ちくしょうまたやっちまった!第1話の時は「今回のアニメぐらいは遅れずに書くぜ!」とか思ってたのが
気がついたらもうバカみたいな周回遅れじゃねーか!!(えー
我ながらなんでこう毎回遅れまくるんやろね…たまには最新話についていきながら感想を書きたいぜ

とにかく気を取り直してアニメ版ソーマの第2話ですよ。今回の内容は、
ソーマが学園祭の準備でマーボーを試作するシーンから、実際に学園祭が始まるシーンまでとなってましたね
見てて気になったポイントはまず、マーボーの試作の時に
えりなお嬢様、秘書子に加えてアリスも一緒に参加してたってことですかね

原作だとこの場面にアリスはいなくて、お嬢様と秘書子の2人だけでマーボーを食べていたので
ここにアリスを加えてきたのはちょっと驚きましたね。アリスを出した理由としては多分、
「生理学的な分類では、辛さとは味覚ではなく痛覚なのよ。
 辛さは味覚を感じる受容体とは別の、バニロイド受容体で感じるものなの。
 さらに、強い辛みは脳内でアドレナリンやβエンドルフィンを分泌させ、
 興奮や幸福感をもたらすことがクセになる理由よ」
っていう風に、辛い料理を食べたくなる理由を説明するシーンが原作の別の場面であったので
そのシーンをスムーズに繋げるためにここにアリスを参加させたってことでしょうね

ちなみにアニメだと、アリスの話に加えて秘書子の解説も追加されてて
「薬膳の世界でも、辛みは内臓の働きを助けると共に、ストレスの発散にも寄与すると言われている」
って一言を喋ってましたね。これ完全にアニメオリジナルのセリフだと思いますよ
秘書子らしい一言を言わせるためにわざわざ薬膳のことを調べてくれたのかなあ、いやはやこれは感心ですよ

ただちょっと残念だったのが、アリスがゆきひら流マーボーを食べた時の最初のセリフが
「からぁーーい!!」だったことですかね。この反応は正直どうなんだろうと思ったんですよ
なんでかって、ゆきひら流マーボーは「辛くない」のが特徴的な料理ですからね



そう、ゆきひら流マーボーって、誰もが気軽に楽しめるように辛くない味に仕上げたものだから
それをアリスが「からぁーーい!!」って言い出したのは正直違和感ありました
それに、アリスのすぐ後にえりなお嬢様が「麻も辣も全然足りていないわ」って指摘するわけですけど
麻も辣も足りてないって、それ要するに辛さが足りないってことじゃないですか。
「からぁーーい!!」って言われたすぐ後に
「まったく辛さが足りてないわ」
って指摘されるのは正直どうなんだろうと思いながら見てました

他に今回の話の注目ポイントと言えば、校歌斉唱シーンがあったことですかね
原作だと漫画なのでメロディーは分からなかったんですが、
アニメになったことで「こういう歌だったのか」って分かるようになってましたね
なんだか本物の校歌っぽいメロディーでよく出来てたと思います、わざわざこのシーンのために作曲してもらったんだろうか

ただ個人的に気になったのは、「捩じ伏せよ、捩じ伏せよ」のフレーズがなかったことですかね
おいおい「捩じ伏せよ」のとこ好きだったのに!アニメ化にあたってカットしちまったのかよーと思いましたが



確認してみたら「捩じ伏せよ」って二番のフレーズだったんですね
なんてこった、今回のアニメで流れたのは一番だけだったから
捩じ伏せよは歌いたくても歌えなかったのか!(えー
たぶん二番も含めたフルバージョンとかあったらちゃんと聞けると思うんですけどね、とりあえず今回は尺の都合で無理だったってことかな

他に気になった場面と言えばこれ↓ですかね。ソーマの屋台に最初にやってきた客がフージャオピンを食べるシーンなんですが
実は原作とアニメでけっこう違いがありまして…

そう、原作だとゾエさんのような人が男2人で食べにきてたわけですが、
なんとアニメではそれがまるっきり別の女性2人に変わっていたという…
なんてこった、「めちゃくちゃ旨ーーい!」のコマとかゾエさんっぽくて印象に残ってたんですが
アニメじゃクビになっちまったのかよゾエさん!!(えー

 

というか改めてゾエさん見てみたらやっぱ結構似てるなと思いました
こう、首がまるまる隠れるような服装とか、小太りな体型とかなんとなく雰囲気がね…
アニメじゃフージャオピン食えなくて残念でしたねゾエさん…まあソーマのフージャピンについては
いま池袋のJワールド行くと食えるらしいから
ゾエさんも行ってくるといいんじゃないのかな…(えー  次回に続く!



(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社・遠月学園動画研究会餐


11月13日

■モンスト感想

最近のモンストのプレイ状況なんですが、この間の電撃コラボのキャラクター達については
なんとか全員運極達成できました。この多人数はさすがに大変でしたが、どうにか達成できてよかったです。
さっそく使ってみたところ、苦労した甲斐あって結構みんないい感じに仕事してくれる感がありますね

美琴は大量の落雷と必殺技の電気タックルが使いやすいし
お兄様はなかなか高火力で特に弱点キラーが刺さった時はすごいし
キリト&アスナはスキのない仕上がりで何やっても強いし
一方通行はリバースダンクを直撃させた時の超絶火力がハンパないし
シャナは貧弱かと思ってたけどキラーの刺さる相手ならそこそこ戦えるし

全体的にみんな満足いく仕上がりで、運極まで育てたのは正解だったなと思ってます



で、今は何をしてるかというと、最近追加されたこの新クエストを攻略してますね。
激究極クエストのマティーニ少将と、究極クエストのバーボン軍曹がそうです。
実はこの2人の他にも、ロゼ准尉というキャラのクエストもあるんですが
ロゼ准尉はドロップした時の性能がなんか使い道なさそうだったから狩ってないです(えー

それにあれですよ、最近じゃドラクエライバルズが配信開始したのでそっちもプレイしたいから
ロゼ准尉を狩るくらいならライバルズやりてえなーと思ってるっていうのもありますね。
ちなみにライバルズは現在ゴールドランクをうろちょろしてます。早くプラチナに行きたいぜ

さて、マティーニ少将とバーボン軍曹に話を戻しますと、この2人についてはけっこう順調に狩り続けていて
マティーニ少将は現在ラック86、バーボン軍曹は現在ラック79まで狩りました。

2人とも運極は目前なわけですが、ただマティーニ少将は激究極なだけあってかなり難しめなクエストだと思うので
俺がどんな風に周回しているのか、攻略のコツを皆さんに教えようかと思います



俺がマティーニ少将で愛用しているパーティはこちら。光源氏、ヘラクレス、ペルセポネ、パンドラの4人ですね
我ながら運枠に光源氏を選ぶあたりがセンスあるなと思います(えー
というのも、攻略サイト見てみると光源氏が適正だなんて全然書いてないですからね
そういう攻略サイトが気づかないところまで気づいてしまうのが大志Mk−2の天才的なセンスっていうかなんていうか…(えー
とまあ自慢は置いておくとして、なぜこのメンバーを選んだのかと言いますと

このマティーニ少将のクエストっていうのはね、加速が非常に重要なクエストなんですよ。
なぜかというと、ザコ敵のHPが非常に高くて友情コンボのダメージでは全然ザコを倒せないような内容になっていて
しかしその代わりに直殴りには非常に弱くなっているので、攻略の際は1発でも多くザコを殴るってことが重要になってくるんですよ
そのために加速枠が必要ってことですね。
ステージの中に加速パネルが置いてあることからしても、作った人が「このクエストでは加速が重要です」って言ってるようなもんだと思います

というわけで、加速枠として光源氏とペルセポネを採用し、さらに超アンチ重力バリアで自ら加速できるパンドラを採用。
ヘラクレスも爆発持ちのキャラなので、味方の加速を誘発できますしね。
あとヘラクレスで重要なのは、攻撃力が非常に高いぶん星型ザコを一撃で倒せるってことなんですよ



そう、このクエストには星型のザコと、それとペアになる同色のザコが登場するわけですが
こいつらが毎ターンお互いを蘇生するために1ターンで同時に倒さなきゃ片付けられないわけですね
ただ普通のキャラはそれをやるのがかなり手間なんですよ。星型ザコを倒すのに2発、ペアのザコを倒すのに5発くらい攻撃しないといけないので
攻撃が足りなくて倒し損ねてしまうってことがよくあるわけです。

しかしヘラクレスはというと、星型ザコを倒すのに1発、ペアのザコを倒すのに3発だけで片付けられるので
このクエストでのザコ処理がマジで大得意なわけです。たとえばさっき貼った画像をもう一度見てほしいんですが



この場面ってヘラクレスのすぐ近くに4体のザコが並んでますよね。実はこれって、ヘラクレスを上へちょいナナメぐらいの角度で飛ばしてやれば
いとも簡単にザコ4体全部片付けられるんですよ。これがヘラクレスの強いところですね
このクエストのザコ処理では無類の強さを発揮するので、非常に頼りになるキャラクターだと思います

ちなみにパンドラもこのクエストではめちゃくちゃ優秀ですね。理由はいくつかあって
まずひとつはドレイン能力でじゃんじゃん回復できるから。
一般的なクエストだと、ドレインって回復量がしょぼくてあんまりアテにならないアビリティですが、
しかしこのクエストではザコが直殴りに弱く設定されてるために、直接殴るとすごいダメージが出るから
殴りのダメージが大きいほどドレインの回復量も大きくなるってことなんですよ。
だからこのクエストだと、パンドラはザコを殴ればドレインでどんどん回復できるのが強みですね。
ただしボスを殴っても普通のダメージしか出ないから注意が必要です

それと、殴りはボスに効きませんがパンドラは殴り以外でボスに大きなダメージを与えられるっていうのが
また重要なところですね。それが何かっていうと友情コンボのエナジーバーストですよ。
これがボスの弱点に刺さった時は大きくHPを削れるので、パンドラが良い位置にいる時は積極的にエナジーバーストを当てていくといいでしょう

さらに言うなら、パンドラは必殺技もこのクエストだと便利です。なぜなら、一直線上にいるザコを全部まとめて倒せるので
うまく使えば面倒なザコ処理がいとも簡単に片付くってことですよ。特にそれが狙いやすいのが最終ステージですね



この最終ステージではボスとザコが一直線に並んだ状態で出てくるので、ここにうまくパンドラの必殺技をブチ込んでやると
ザコが一斉に片付いてほぼ勝ち確みたいな状態になります。全員巻き込むのはなかなか難しいですが、
片方のペアだけでもザコを片付けられると戦いやすくなりますね

あとなにげに重要だと思うのがペルセポネ。こいつもただの加速枠のキャラというわけじゃなく、
回復役としてパーティを支える重要なキャラだと思ってます。というのも、このクエストってボスやザコからの攻撃が非常に激しいので
ちょっとザコ処理にもたついただけでも、あっという間にダメージがどんどん蓄積していくんですよ

そうなるとパンドラのドレインだけじゃ回復し切るのは厳しいので、何か別の回復手段が必要になるってわけです。
そういう時に便利なのがペルセポネの必殺技。
ここぞという場面でヒーリングウォールを張ってパーティを全回復できるので
ピンチになっても立て直せるから攻略が非常に安定します。

ドラクエでたとえるならパンドラは勇者、ヘラクレスは戦士、ペルセポネは僧侶って感じですね
この3人でパーティを組むと、攻撃と回復のバランスが非常に良くて安定するってことです
ちなみに光源氏は何かっていうと…他の3人に比べてさすがにパワーが劣るのと
戦闘後のドロップ目当てだから商人ってところかな…(えー


11月11日

ジャンプ感想:ワールドトリガー 第156話「王子一彰」

 

さて前回、2人の連携でうまくカシオを撃破したものの、すぐまた王子の急襲を受けてしまったオサム&千佳ちゃん。
今回の冒頭ではその続きとなっていますね、王子と交戦する2人の様子が掻かれていますが
ここで注目したいのは、千佳ちゃんに対して弾を飛ばしまくってる王子の立ち回りですね

そう、千佳ちゃんに対して絶え間なく弾を飛ばすような動きをしているわけですが、
これは要するに、前回カシオがやったのと同じく鉛弾封じのために弾を撃ち続けているってことですよね
千佳ちゃんをフリーにしたら鉛弾攻撃を食らってしまうから、それを封じるためにこうして弾を撃っているという。
なるほどなーと思うシーンなわけですが、しかしこれはオサムにとっては結構なチャンスなのでは?
千佳ちゃんを攻撃し続けている以上、王子はどうしても千佳ちゃんに意識を割かなくてはいけないし、
千佳ちゃんへの弾を撃てば撃つだけオサムに対する攻撃は甘くなるはずですからね。このチャンスを活かせばオサムにも好機が…

「片手間のぼくとなら、勝負できると思ったかい?」

「!?」

がしかし、そんな大志Mk−2の思考を読み取ったかのように「片手間のボクになら勝てると思ったかい?」と余裕の笑みを浮かべる王子!
あーくそ、前から思ってたけど王子って本当俺の思考をいちいち見透かしてくるのが腹立つな(えー
俺にとってもオサムにとっても天敵と言えるんじゃないでしょうか、どうにかギャフンと言わせてほしいところですが…

「きみはそこまで強くない」

がしかし、さらにオサムに対して「お前とかマジで雑魚だから」と言葉責めを行う王子!
て、てめー!面と向かってこんなこと言うとか嫌な性格してんなほんとに!
なんとも悔しい言われようですが、しかし王子の言葉の通りに実力差は歴然としており
王子は片手間の状態でオサムの右腕を軽々と切断してしまいます。くっそー負けんなオサムー!

「ぐっ…!スラスター!!」

ボッ!!



「スパイダー!!」

パパッ!

「ワイヤーか…でも」

ズババババ!

「この程度の数ならあんまり意味はないね」

「くっ…!アステロイド!!」

ドドドドドド!

 
 

オ、オサムー!!(号泣)
ちくしょおおおなんてこった、この嫌なヤローの王子を相手に奮闘するオサムでしたが、
最後はこうして首を掴まれて惨殺されてしまう結果に!このやろーえげつない殺し方しやがって!
王子てめえって奴はオサムに何か恨みでもあるのか!さっきの言葉責めといい、オサムを再起不能にしたいのかと思うくらいむごいですよ

今まではオサムがやられた時って、俺の感想だとオサムにダメ出しすることが多かったですが
今回ばかりはそういう気にはならないですね…王子から執拗に粘着されて可哀相っていうのもそうだし
あと今回のオサムってミスらしいミスはしてなくて、王子との戦いの中で自分のやれることを全部やってるんですよ

たとえば王子に対してオサムが繰り出した攻撃って、
レイガストでのスラスターパンチ、スパイダーでのワイヤー張り、アステロイドでの射撃ってことで
これって今オサムが使える武器はすべて使ってるんですよね
言うなればオサム流の全武装一斉攻撃みたいなもんで、やれる攻撃は全部ぶち込んでるわけですよ

さらに言うなら、今までのようにオサム1人だけで無謀な戦いを仕掛けてるんじゃなくて、
ちゃんと千佳ちゃんと2人で戦ってるっていうのもそうですよね。
千佳ちゃんがいることで王子は片手しか使えない状態になってたし、
「仲間との連携」って意味でもオサムはちゃんとやれることはやってたわけです

ただ、それでも王子には通用せずに負けてしまったっていう、そこが重要なポイントだと思いますね
そう、今オサムがやれることをちゃんと全部やったにも関わらず勝てなかった。それがどういうことかっていうと
王子ぐらいレベルの高い相手に勝つためには、今までのオサム達にはない新しい何かが必要ってことですよ
そう例えば、新しい仲間とかね。ちょうどこの試合が始まる前に、ヒュースを仲間にするっていう話があったと思いますが
まさにそれこそ今のオサム達に必要なものだと思います。そういえば、ヒュースを仲間にするってオサム達が最初に言い出した時に

「あんたら新技覚えてランク戦も順調なんでしょ?こいつを仲間にする必要なんてないわ!」

「それはどうかな」

ってこなみ先輩とヒュースが話してるシーンがありましたよね。「ヒュースなんかいなくてもオサム達はやっていける」というのがこなみ先輩の主張でしたが
しかし実際は、ヒュースがいないと今後厳しくなっていくというのが今回の王子との戦闘で示されているように思います
前回のカシオぐらいの相手だったら、ヒュースがいなくてもオサム達だけでなんとか倒せますが
しかし今回の王子ぐらいの相手になると、オサム達だけではどうにもならずに負けてしまうってわけですね
オサム達がA級昇格を目指している以上、やはり王子ぐらいの相手も乗り越えていかなければならないと考えたら
ヒュースの加入はやっぱり玉狛に必要なことなんだろうなと改めて思いましたね

《三雲隊長がベイルアウト!そしてこれは、雨取隊員も逃げ切れなさそう!》



さて本編の続きを見ていくと、オサムが倒されたことで千佳ちゃんが1人になってしまい
王子から執拗に追いかけ回されることになってしまったようですね。うーむ、逃げる千佳ちゃんと追いかける敵っていうと
やっぱりどうしても二宮隊の犬飼に追われた時のことを思い出してしまうな…

シールド張って逃げ回る図っていうのもあの時とそっくりですよね、あの時は千佳ちゃんだけだと何もできなかったので
ユーマがフォローに駆けつけたわけですが、今回は「空閑隊員はこの距離では間に合わない」
ユーマがフォローできないことがハッキリ明言されていますね

今にして思えば、前回カシオに追いかけられた時もオサムがフォローに現れてくれたので
「仲間のフォローが一切ない状態で、千佳ちゃん1人だけで逃げ切らなければならない」
っていうのは今回が初めて
なんですね。これは千佳ちゃんの真価が問われるワンシーンだと思いますよ
何も出来ずにやられてしまうのか、それとも機転を利かせて逃げ切るのか、果たして千佳ちゃんの命運は…

「ハウンド!!」

《これは…鉛弾じゃない素のハウンド!?》

《撃てんのか!?》

とその時、追ってくる王子に狙いをつけてハウンドの発射体勢に入った千佳ちゃん!
なんとこれは鉛弾を使っていない素のハウンド!そのためシールド展開中でも使えるってわけですが
しかしそうは言っても人が撃てないという弱点がある以上、千佳ちゃんは王子にこれを撃てるのかどうか…



「撃てないね。はったりだ」

って、そんな千佳ちゃんを見ても「どうせ撃てないんだろ?わかってんだよ」
眉ひとつ動かさずに決めつける王子!お前はほんとに可愛げのない奴だな!(えー
ちょっとは他の人達みたいに驚くとかないんかい!こいつホンマ冷静すぎて憎たらしいっすねー
そんなわけで千佳ちゃんはどうせ撃てないと決めつける王子でしたが、それに対する千佳ちゃんの反応は…

バッ!!



「…!!」

うおおなんとマジでハウンドを王子に向けて発射する千佳ちゃん!これはさすがの王子も予想外だったようで
思わずその場で固まってしまう結果に!やってくれたぜ千佳ちゃん!これまでずっと余裕ヅラだった王子ですが
この恐るべきハウンドを前にしてはさぞキンタマが縮み上がるような気持ちでしょう(えー
願わくばこのままにっくき王子を粉々に吹っ飛ばしてほしいところですが、千佳ちゃんの撃ったハウンドはどうなったかというと…

「いまだっ!!」

(C)鳥山明/集英社

な…なんてやつだ…!かめはめ波を曲げた…!(えー
そう、千佳ちゃんの放ったハウンドは、王子に直撃する寸前で急激に角度を変えて爆発し、逃げるための目くらましになったわけです
つまり今のハウンドは威嚇射撃として放ったものであり、最初から王子に直撃させるつもりはなかったってことですね

いやはやこの「逃げるための威嚇射撃」って戦法を千佳ちゃんが覚えたのは素晴らしいことだと思いますよ
というのも、以前俺が千佳ちゃんに対して「ゾエさんに弟子入りすべき」ってしつこく言ってたことがあったじゃないですか
なんでそんな風に言ってたかというと、その理由はゾエさんがメテオラを使って
威嚇射撃で敵を脅かすタイプの隊員だからっていうのがそうだったわけですよ

そう、敵に弾を直撃させなくても、猛烈な火力と爆風で威嚇することで戦えるっていう
ゾエさんはそういうタイプの隊員だったから、人を撃てない千佳ちゃんにはちょうどいい師匠だと思って
「弟子入りしろ」って俺はしつこく言ってたわけですよ

まあ結局弟子入りはしなかったわけですが、威嚇射撃をモノにしたって意味では俺の希望通りの展開ですね
そもそも俺が「千佳ちゃんは威嚇射撃を覚えるべき」って言い出したのって、犬飼との戦いで千佳ちゃんがひたすら追いかけられて
無抵抗のサンドバッグのように逃げているのを見て、
「そんな無抵抗な逃げ方をしていたら、いつまで経っても追手から逃げ切れない。
 敵を足止めするためにも威嚇射撃を撃つのが大事」
ってことで言い出したことだったんですよ

そういう意味じゃ、今回の威嚇射撃はまさに俺が以前言った通りの役目を果たしたってことなんですよ
敵に追われている時、そいつから逃げ切るために足止めとして放つ。それが王子相手に完璧にハマったのがさっきのシーンなので
また大志Mk−2の天才的な教えが玉狛を救ってしまった…と思ってしまいましたね(えー

《雨取隊員はワイヤー地帯まで到達!ギリギリで玉狛は追っ手をまいた!》

「やるじゃないか…アマトリチャーナ…!」

《そして空閑隊員もワイヤー地帯に到達している!》

そして王子から逃げ切った千佳ちゃんは、オサムが遺したワイヤー地帯へと到達し、そこでユーマと合流することに!
これでいよいよ玉狛の必勝パターンであるワイヤー陣形が完成するということで、
さすがに王子も「やるじゃないかアマトリチャーナ」と出し抜かれてしまったことを賞賛してますね
まあさっきの威嚇射撃はある意味俺が教えたようなもんだから
この俺様の戦術が王子を上回ったってところかな…(えー
いやー今まで王子には俺の考えを読まれてただけにね、ここでギャフンと言わせてやったのは嬉しいですね

ははははは
いや最高!!
ちょーー気分良い!
(えー

《玉狛のワイヤー陣が完成!王子隊と生駒隊はどうする!?》

「どうします?」

「行くに決まってるやろ。ウチまだ0点やで」

さてともかく、玉狛得意のワイヤー陣が完成したことで、ちょうどこの間の柿崎隊&香取隊の時と似たような状況になりましたね
有利を取ってワイヤー地帯に陣取る玉狛に対し、他の2チームがどうやってそれを崩すかっていう。
こないだの柿崎隊&香取隊は結託することで玉狛を崩そうとしてましたが、今回の生駒隊は
「ウチだけでガンガンいったるで」と普通に自分たちだけで攻略する気のようですね。てなわけで玉狛と生駒隊が交戦を開始したわけですが…



俺的に注目したいのはこのシーンですね、生駒隊の隠岐が千佳ちゃんを狙い撃ったわけですが、
鬼のように硬い千佳ちゃんのシールドを突破できず、「シールドかっった!」と思わずつぶやいたシーン。
そう、どういうことかっていうと千佳ちゃんがシールドを有効活用してるってことなんですよ

今までの千佳ちゃんって、せっかく硬いシールドを持ってるのに全然それを使おうとしてなくて、
ずっとバッグワームを着たまま隠れてるようなキャラだったわけですよ
で、俺はそんな様子を見て「あまりにも勿体ない」と書いたわけですね。せっかくこれだけ素晴らしいシールド持ってるんだから
もっとじゃんじゃんシールド使ってバッグワームなんかどんどん脱いじゃっていい
そういう感想を書いたわけですよ。「千佳ちゃんはシューターに転職すべき」って言ってたのも
バッグワームよりシールドを優先して使いながら戦うべきって理由からですね

それを踏まえたうえで、今の画像をもう一度よく見てほしいんですけど



隠岐の狙撃が飛んできた瞬間、千佳ちゃんはバッグワームを瞬時に脱いでシールド張ってるんですよ
そう、今までのような「バッグワームを着たままシールドを全然使わない」って立ち回りとは明らかに違うわけです。
自分のシールドの強みをちゃんと理解して、状況に応じてバッグワームを脱いでシールドを使ってるわけで
これを見た時に俺がどう思ったかというと

ワシの
教えた
シールドじゃ!!
(C)森川ジョージ/講談社  

って感じですかね…(えー  いやマジで、この試合の千佳ちゃんってこれまでからは考えられないくらいシールドを有効活用していて
まるで俺の教えがそのまま伝わったかのように感じるっていうかね…
いやもう我ながら凄すぎるでしょ大志Mk−2マジで、玉狛のコーチとして世界一有能な男だと思うわ…(えー  次回に続く!

(C)葦原大介/集英社


11月7日

ジャンプ感想:食戟のソーマ 第161話「競演」、第162話「私」

(セントラルが現れてからこの学園のいろんなところが変わってきた。そのひとつが授業の形式だ…)

「あれ?いつもの先生じゃないわね…」

「この授業を担当していた講師だが、彼はセントラルの方針に従えないと主張したため解雇された。
 よって本日は代理の講師が調理の実演を行う」

「か、解雇だって…こわ…」

(うーむ…容赦ねーなマジで)

さて前回、黒木場の活躍によって、横暴を続けるセントラルに一泡吹かせたわけですが
しかしそうは言ってもまだまだセントラルの暴走ぶりはとどまるところを知らなかったようです
今回の冒頭では、「セントラルに逆らった」という理由で今までの先生があっさりとクビにされており、
セントラルに都合のいい講師に変えられてしまうという事態が起こってますね。
マジで「逆らう奴は始末する」って感じの、自己主張の許されない学園になってきたなー

「こんにちは…えっと、みんな知ってるかどうか分からないけど…
 十傑第一席…セントラルの司瑛士です」



って、新しい講師は誰なのかと思ったら、それはなんと第一席の司瑛士!
お前が先生やるんかい!いくら第一席とはいえこいつも生徒なのに先生の立場になるってすごい状況だな
あと「セントラルの司瑛士です」って自己紹介してるのが、なにげにちょっと寂しいもんがあるっていうか…
なにしろセントラルと言えば、横暴の限りを尽くす悪の権化ってイメージが強いから
その一員だと話す司先輩の姿を見ていると、「お前本当に悪の手先になっちゃったのか…」
けっこうな失望の気持ちが湧いてくるっていうか…

「今日は俺が料理を数点作ります。今後これらの品を作る時は俺のやり方を手本にしてほしい。
 それで、えっと…この授業では生徒から1人助手を募ることになっている。誰か立候補したい人はいますか?」

ざわざわ ざわざわ

(つ、司瑛士の助手!?やりたくねぇー!)

「お、お前いけよ…!」

「やめてよ、嫌よ…!」

とその時、「誰か俺の助手やりたい人ー」と生徒の中から助手を募集する司先輩でしたが
生徒たちは突然の申し出にざわつくばかりで、みんな「第一席の助手とかできねーし!」と遠慮してしまい
立候補する人間がぜんぜん出てこない事態に…なんていうか学校ってこういうこと良くありますよね

たとえば先生が「学級委員やりたい人ー」とか「この問題わかる人ー」って生徒に挙手を求めても
「うわ、やりたくねぇ…」「おいお前いけよ」「やめてよ、嫌よ…」って生徒たちはすごい消極的な態度を見せてしまうっていう。
あれ見るたんびにもっと上手いやり方ないもんかなって思いますね。
あまりにも生徒がみんな消極的になってしまうっていうか、手を挙げたら負けみたいな雰囲気になるっていうか、
それだといくら時間をかけても誰も手を挙げないし、ひたすら不毛な時間が過ぎてしまうんですよね。
よっぽど積極的な生徒
でもいない限りその時間が終わらないんで、あの消極的な空気を消す工夫をしなきゃダメだと俺は思うんですよ

「助手俺がやります」

「幸平!?」

「幸平創真、君もこの授業を受けていたのか」

「いいっすよね」

「よし、では君に頼もう」

おっと、そんなこと言ってたら出てきましたよよっぽど積極的な生徒が。
誰かといえばそれはもちろんソーマです。良かったな司先輩、もしソーマが立候補してくれなかったら
挙手する人間が誰も現れないまま「おいお前いけよ」「やめてよ、嫌よ…」って
不毛な時間が1時間は過ぎていたところだぜ…(えー



って、ソーマを助手にしてさっそく調理を始めた司先輩ですが、
いきなりワケの分からん専門用語を連発しながら指示を出しまくることに!
お前そんなんだから誰も立候補する奴いないんだよ!(えー
さっき助手を募集した時、真っ先に「つ、司瑛士の助手!?やりたくねぇー!」と言われてましたが
それだけ嫌がられてたのはこういうことなんでしょうね、あまりにも助手のハードルが高すぎるから
とても簡単にやれるような役割ではないと。そんなわけで、とんだ無茶振りをされてしまったソーマでしたが…

「合点。やります」

ズバババババ!

「ゆ、幸平くん…すご…!」

「じゃあ次は…」

「稚鮎を全粒粉でフリテュールっすよね」

「…!ああ、頼む!」

「す、すげぇ…!」

(フレンチの調理技法なら嫌ってほど叩き込まれたんだ…四宮師匠のスタジエールで!)

ところがそんな司先輩の無茶振りに対して、完璧に対応したうえに先まで読んで動くほどのパフォーマンスを見せるソーマ!
どうやら四宮の店でしごかれた経験が、ここでいかんなく発揮されたようですね。
さすが四宮も第一席まで登り詰めた男なだけはあると言いますか、
四宮の教えは現在の一席である司先輩も感嘆するほどレベルが高かったようです



「素晴らしかったよ幸平!思ってた以上に良い腕をしてるんだなお前は」

「やー、なんつーか俺も楽しかったし、勉強になりましたわ」

「それにしても本当に良い仕事をする…使える男だな…」

「?」

「なぁ幸平、俺の懐刀になる気はないか」

「へ…?」

「セントラルに入らないか?」

デデーン。なんとその時、「俺の仲間になれ」とソーマを勧誘し始めた司先輩!
よっぽどソーマのことを気に入ったようですな…ただ、よくよく考えたら司先輩がソーマを勧誘するのって自然なことなのかなと思いました
というのも、司先輩って以前の調理シーンで、
「他人に自分の料理を任せるなんて、考えるだけで恐ろしいよ!
 ミスでもされたらって思うと料理どころじゃなくなる!」
って言ってたんですよね。つまり、今までの司先輩には自分の料理を安心して任せられる相手が全然いなかったわけで
だから1人で料理してばっかりだったわけですけど、今回ついに安心して任せられる相手を見つけたわけですよ



そう、さっきのソーマに対する司先輩の表情は、「見つけた…!」みたいな意味があるんじゃないかと俺は思います
ともかくソーマのことを勧誘し始めた司先輩ですが、それに対するソーマの反応は…

「冗談キツイっすよ司先輩、なんで俺がそんなこと…
 まー俺の腕を認めてくれたってことは嬉しいっすけど、
 でもゆきひらの料理をセントラルで披露する気にはなれないんで…」

「あぁ、それはいらない」

「…?」

「幸平の料理はいらない。俺が欲しいと思ったのは君のサポート能力なんだよ。
 幸平がいてくれたら、俺の料理は今以上に研ぎ澄まされると思うんだよね」

って、「俺の料理はセントラルのために披露したくない」と答えたソーマに対し、
「いやお前の料理とかいらないから。俺の料理のためだけにサポートしろ」と語る司先輩!
なにムチャクチャ言ってんねん!どんだけ自己中心的な主張だよ!この人おとなしそうに見えてとんでもねー性格してんな
まるで「俺のために尽くせ」と言わんばかりのこの主張を聞いていると

るろうに剣心の
コイツを思い出すな…
(えー

(C)和月伸宏/集英社

 

あれですよ、るろうに剣心の5巻で登場した悪役の幹雄様です。
完全にただの三下キャラだったので覚えてる人も少ないと思いますが、司先輩の言動を聞いてると俺はどうも思い出しちゃうんだよな
まさか遠月の第一席ともあろう者が幹雄様と同類だったなんて…(えー

「そんなわけだから、俺の料理のためにもう一回考えてくれると嬉しいんだけど」

「…涼しい顔してすげーワガママ言ってくれますね。
 まったく料理人って人種は、どいつもこいつも自分勝手で困るぜ」

ともかく、まだソーマの勧誘を続けるつもりらしい司先輩ですが、
ソーマの方は「涼しい顔してワガママ言っとんちゃうぞコラ」とすっかり呆れた様子です
これだと結局交渉は決裂しそうですが、次のシーンはというと…



ゲゲェーッ!?なんと次のシーンでは、秘書子とえりなお嬢様がロッカールームであられもない姿を晒しているという
超おいろけシーン!なんやこれ!最近のソーマでこれだけのお色気をぶっ込んでくるのって珍しいな
というか個人的に、えりなお嬢様の下着姿がモロに描かれてることにビビる。
実は今まで、えりなお嬢様の着替えシーンって何度もありましたが、最初の頃と今とではだいぶ露出度に差があるんですよ

←第53話番外編「夏休みのエリナ」での着替えシーン
←第132話「えりな極星寮へ」での着替えシー
←第162話「私」での着替えシーン

どうですかこの違いは!最初の頃に比べてどんどん露出が増えていってるんですよ!!
並べてみると明らかに違うぞオイ!最初はシャツとスカートを着たまま下着を完全に隠している状態だったのが、
次にはシャツは着たままスカートだけ脱いだパンチラ状態になり
最後にはシャツもスカートも全部脱ぎ捨てて下着丸見えになったという…

一体この変化にはどんな意味が隠されているんだ…(えー
もしかするとあれですかね、下着の見え具合でお嬢様の心の解放ぶりをあらわしているとか。
最初は心を閉ざしていて他人へのガードが固かったのが、だんだんと心を許すようになって自分を解放するようになった的な…
まあこの着替えシーンにそんな意味があるとはとても思えないけど…(えー

「二日目も多数の団体がなくなってしまうことは避けられないでしょうね…」

「でも、また勝利をもぎ取る団体が出てくるかもしれないわ。
 お父様の率いるセントラルが絶対というわけではないもの」

「!」

とその時、残党狩りの二日目がどうなるか不安がっていた秘書子ですが、
お嬢様は秘書子とは逆にポジティブ思考で、「セントラルに勝つ人もいるかもしれない。お父様が絶対なわけじゃない」と語っていました
ほーこれは、少し前のお嬢様だったら考えられないような言葉ですね、やはりソーマ達と一緒の時間を多く過ごしたことで
徐々に中村くんの洗脳から解放されつつあるんでしょうか?

「…」

「なに?人の顔をじっと見たりして」

「い、いえその、えりな様の表情がいつもと違う気がしまして…
 何か心境の変化でもおありになったような」

「そうね…今まで私はお父様の言うことを何の疑問も持たずに聞いてきたわ。
 そうすること以外に考えもしなかったし、従うことが当たり前だと思っていた…でも、
 私自身は…本当はどうしたいのだろうって、そんな風に思うようになったのよ」



おっとそして、中村くんの洗脳から抜け出し、自分の意志で行動するとついに自ら口にするお嬢様!
見てくださいよこの凛とした表情を!まさに憑き物が落ちたって感じの顔ですね
どうやらお嬢様についてはもう心配する必要はなさそうです、というかこの流れからいって
さっき俺が言っていた「お嬢様の着替えシーンでは、パンツの見え具合で心の解放具合をあらわしている」というのは
割とアリなのかもしれねーな…(えー

「今セントラルに入って俺と組めば、もっと上のフィールドで活躍できるかもしれないんだよ?」

「でもそれは司先輩のサポートとしてだけっすよね、俺の料理が出せなきゃぜんぜん意味ないんで」

「えっ…司さんと幸平くん!?」

「どうしてあの2人が!?」

って、そんなお嬢様と秘書子が廊下をトコトコ歩いていると、司先輩とソーマが話している現場に出くわすことに!
お前らまだそのことで話してたんかい!司先輩もなかなかにしつこいですね、ソーマとしてはさっぱりその気がないようですが
まだ諦めていない司先輩に勧誘され続けていたという…

「だいたい司先輩って俺の皿一回も見たことないっすよね、
 もしかしたら俺の方が、料理の腕は上かもしれないじゃないっすか?」

「なるほど…じゃあ試してみようか」

「え?」

「どちらの腕が上なのか…第一席の座をかけて、今ここで相手をしてやってもいいぜ」

ってなにー!?なんとソーマのなにげない一言がきっかけで、
「じゃあ今から第一席の座をかけて勝負しようか」と言い出した司先輩!
おいおいマジか!十傑メンバーって保身のために勝負を避けまくってるイメージが強かったので
むしろ自分から進んで勝負を持ちかけるっていうこの提案には驚きましたね

「マジっすか?」

「マジだよ。ただし俺が勝ったら、君にはセントラルに入って俺の下についてもらう。
 この勝負受けるか?幸平創真」



「…上等っす!!」

さあそして、ついにこの提案に乗り司先輩との勝負に臨むソーマ!
果たしてソーマは勝てるのか…って言いたいところだけどこれって絶対ソーマが負けるよね(えー
いやなんでって、第一席の座を賭けて戦うって言っちゃってますからね…もしこの勝負でソーマが勝っちゃったら
いきなりソーマが第一席になってしまってもう遠月のてっぺんまで来れちゃうじゃないですか!

さすがにそれはないだろうなと。「ソーマが遠月のてっぺんを獲る」っていうのはこの漫画の最終地点だと思うので、
ここで司先輩に勝つ展開はないよなってことなんですよ。そうなると負ける展開か、よくて引き分けですが
どういう流れでそうなるのかに注目ですね。次回に続く!

(C)附田祐斗・佐伯俊/集英社




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