アニメ感想:スター☆トゥインクルプリキュア 第1話、第2話

みなさんこんにちわ。今日は俺にしては珍しくプリキュアの感想を書きたいと思います
俺がプリキュアの感想を書くなんて、スマイルプリキュア以来だから実に6年ぶりのことですよ
それだけ久々にプリキュアの感想書こうと思ったのはなぜかと言うとですね…
今作に登場する羽衣ララがめっちゃ可愛いからに他なりません

ララは第1話から登場したキャラなんですが、1話の内容は主人公のひかるメインの内容だったから
ララの出番が本格的に増えたのはこの第2話からとなっております

それにしてもこの可愛さよ。俺的に今までのプリキュアでメチャクチャ可愛いと思ったのは
フレッシュプリキュアのブッキーぐらいなんですが、ララに関してはそれに匹敵するぐらい可愛いと思いますね
とりあえず1話と2話を見た限り、ララの出てるシーンはもう全部可愛いと思えるくらいにはヤバイと思います

そんなララの設定についてなんですが、実はララは今までのプリキュアとは違って
かなり珍しい経歴の持ち主となってます。具体的にどう珍しいかというとですね…

教えてやる!
まず 羽衣ララは
この星の人間ではない!!

生まれは惑星サマーン!!
誇りたかき全宇宙一の
可愛い戦士キュアミルキーだ!!
(えー

とまあこんな感じに、実は地球人ではなく宇宙からやってきたプリキュアであり
なぜ地球にやってきたのかと言うと、ララの生まれ育った惑星サマーンが
巨大隕石の衝突によって消滅してしまい
地球人たちを皆殺しにするために宇宙船で地球にやってきたものの
あやまって谷に落ち頭を強打しておとなしい良い子になった
という
だいたいそんな感じのキャラだと思ってもらえればいいかと(えー

いやなんというか、宇宙の彼方から地球にやってきた戦士っていうと
俺的にはやっぱりドラゴンボールを連想してしまうっていうかね

まあ今回の話でなにげにジレンも出てたからこれはドラゴンボールと言っても過言ではないでしょう(えー
ジレンお前こんな細い体で蝶ネクタイなんかしちまって…あのムキムキの筋肉は一体どこへ行っちまったんだ!!

さて、そんな冗談はこの辺にしてですね…そろそろ真面目な話をすると
俺は今作の作画ってすごいアイカツに似てると思うんですよ
いやマジで、特にララの横顔とか眺めてるとそういう気持ちになります

このへんの場面なんかはテレビ見てて「アイカツだこれー!!」って思いながら見てましたね
詳しい事情はよく分かりませんが、今作ってキャラクターデザインとか作画監督とか
そういう部分をアイカツの人が担当してるってことなんでしょうか?
俺的にプリキュアとアイカツに接点があるとはぜんぜん思ってなかったから、今回こんな風に
アイカツの絵柄でプリキュアが動いてるっていうのはなんとも不思議な気持ちで見てましたね

あとララと言えば世間的にすごい話題になってるのがこの変身バンクのシーンですよね
足がえろいとか背中がえろいとかお尻がえろいとか笑顔が可愛いとか色々話題になってますが
ぶっちゃけ俺に言わせれば変身バンクのシーンに限らず
ララの出てくる場面全部可愛いと思ってるので
バンクシーンについて熱心に語りたい気持ちはあんまりないですね(えー
このバンクのことはネットで大騒ぎになって絶賛されまくってましたが、俺がどんな風に思っていたかというと

ど…どうしてみんな
そんなにおどろいてるんだろう…

…たしかに
すごいとはおもうけど…

ってこんな感じですね(えー
いや確かに凄いバンクシーンだとは思うんだけど、でもララって他のシーンも全部可愛いから…
バンクシーンだけが特別ってわけじゃないから…というのが俺の気持ちです

ともかく、ララについては早くもネットで相当な人気を得ているので、
二次創作イラストとかもどんどん増えているのが嬉しいですね
俺としてはお気に入りの絵師の和馬村政さんが描いてたララがマジたまんねーと思いました

 

可愛すぎやろが…こんなん…
和馬村政さんは毎年プリキュアの同人誌描いてる人だから、こりゃ今年の本もどうなるか楽しみですなー
まあエロ同人なんだけどな!(えー

ともかくですよ、俺としてはもうすっかりララに入れ込んでしまったわけですが
ただララを見ててひとつ気になるのがですね…
なんかこうすごく百合キャラっぽいなってことなんですよね

たとえばこのプリキュアグミのCMとか見てるとね…
ララとひかりがイチャイチャしながらお互いグミを食べさせあったり抱きしめあったり
こんなん絶対百合キャラやろが!と確信するほどの百合オーラが俺には悲しかったっていうかね…(えー

やっぱり俺的には、女の子同士で百合百合するより、男女で恋愛してる方が好きっていうかなー
そういう意味じゃ前作のHUGっとプリキュアは俺の中じゃ評価高いですね
というのも、前作ハグプリってプリキュアシリーズにしては珍しく
男女の恋愛について色々と触れられた作品だったんですよね

ハグプリの恋愛と言えば、やばり最初に思い浮かぶのはハリーとほまれですね
ストーリーの中盤あたりから、ほまれがハリーのことを意識する描写が増えていって、
終盤ともなるといよいよ本気の恋だと自覚するようになって、ラスト直前でついにほまれがハリーに告白するっていう
そんな展開がありましたからね。いやはやこれには俺も驚きましたよ

今までのプリキュアシリーズでの恋愛描写って薄味なことが多かったから
これだけ濃密に恋を意識する描写を積み重ねて、最終的に告白するところまでやり切ったっていうのは
ずいぶん珍しいしよくやったなあと感心しながら見てました

そんなハリーとほまれの他に、俺がハグプリの恋愛で気になってたのははなとジョージクライですね

この2人、はなは主人公でありジョージクライはラスボスっていう相容れない「立場の差」があって
しかも年齢的にもはなは子供、ジョージは大人っていう大きな「年齢の差」まであるわけなんですが
そんな2人は未来の世界で結ばれているっていう意外な事実がとにかく衝撃的でしたね

これだけ立場の差、年齢の差がある2人が、まさか恋仲となる運命だなんて思いもしなかったので。
まあ、2人の年齢に差があるのはジョージが未来の世界からやってきたぶん年をとっているからしょうがないんですけど
それにしてもこの2人の関係っていうのは、ほまれの爽やかな恋とは対象的に
敵と味方でドロドロとしていたりお互いの主張が相容れなくてぶつかり合ったり
愛憎入り交じるって感じで複雑な関係だったのが印象的でしたね

2人がぶつかり合ってしまうのは、未来に対する価値観の違いっていうのが大きな理由だったように思います
そもそもジョージが過去にやってきたのは、未来のはながみんなのために戦い続けて破滅してしまうという救いのない未来に絶望してしまったことが原因なわけですが
一方で過去のはなは未来への希望を持ち続ける少女なので、ジョージの価値観をまるで受け入れられず
「希望は消えたりしない!」「なぜ分からないんだ!」ってお互い対立して戦ってしまう関係なんですよね

そんな風に、未来では愛し合っていたはずの2人が、時代の違いにより主張が分かれてしまって
「お前の言うことは間違ってる!」って戦う内容だったのが興味深かったですね
ある意味、時空を超えた壮大な夫婦ゲンカだったというかなんというか(えー

さらに言うなら、ジョージから見たはなは「愛する妻がまだ破滅する前の、若くて元気だった頃の姿」なわけですが
はなから見たジョージは「よく知らないラスボスのおじさんで、たまに現れて私につきまとってくるのが不気味」って認識でしかないので
ジョージの気持ちが一方的にすれ違っててめっちゃ哀れに見えるというか、はなにつきまとうジョージの姿も
はたから見ると完全に不審者だったし、ハッキリ言って
嫌がる子供に手を出そうとするヤバイおっさんに見えてしまうので、
自分の奥さんに手を出そうとすればするほどヤバイ奴に見えてしまうという、そんなジョージの哀れっぷりがすごく俺のツボでしたね(えー

実際、こうやってジョージがはなの手を握ったり抱きしめたりするシーンが何度かあったんですが、その時のはなって必ず
「やめて!!放して!!」ってすごい嫌がってジョージを拒絶するわけでして
そういうはなのつれない反応を見たジョージは、いつもめっちゃ泣きそうな顔になるっていうのがもう
なんて哀れな奴なんだ…って思いながら見てましたね。言うなればアレですよ
奥さんに相手にしてもらえない旦那の悲哀ってやつ。あると思うんですよねこういうの

旦那としては奥さんに構ってほしくて、手を握ったり抱きついたりするんだけど
「やめてよ気色悪い!!」って奥さんに嫌がられてしまってガーンとショックを受けたり
あと奥さんの態度にしても、旦那のことはぞんざいに扱う一方で子供のことはめっちゃ可愛がってるとか
そういうのを見てまたショックを受けたりね…そんな旦那の悲哀ってあると思うんですよね

さらに、そんな風に悲しみを背負った旦那は、その悲しみを誰かに癒やしてほしくて浮気に走ってしまうとかね。
実際、ジョージもパップルさんとかジェロス相手に浮気してたしね…あれってやっぱりそういうことだと思うんだよな
もうほんと旦那の悲哀を背負ったキャラですよこの男は。たぶん女の人から見たら、
浮気する旦那なんてクズにしか見えないし、女の敵って思うかも知れないけど、
同じ男として俺がジョージの行動を見ていて思ったのは

わかる!
ヒジョーにわかるよ

その気持ち
ひしひしとなあ〜〜

ってことなんですよね。もうほんと、ジョージがなんでそういう気持ちになったのかスゲーよくわかる。
ある意味ジョージってプリキュアの中で俺が一番共感できるキャラかもしれないな…(えー

さて、ジョージの話はこのへんにするとして。ハグプリといえば、最後に大人になったはなが赤ちゃんを出産するシーン
ネットであれこれ騒ぎになりましたよね。まさに賛否両論って感じに賛成派と否定派の意見がびゅんびゅん飛び交って
なかなかに荒れ模様の最終回となったわけですが、そんな中で俺は賛成派なのか否定派なのかどっちだったかというと

私はいいと思う

そう、俺は賛成派です。この出産シーンは非常にいいものだと思いながら見てました。
それは決して出産するはなの様子がエロいからとかそういうわけではありません。決して(えー

なぜこれがいいシーンだと思ったかっていうとですね…
最近のプリキュアってすごく育児をするシーンが多いじゃないですか
レギュラーメンバーとして赤ん坊のようなキャラが登場して、プリキュアがその面倒を見たり育児をしたりするシーン。
HUGっとプリキュアで言えばはぐたん、魔法つかいプリキュアで言えばはーちゃん、
ドキドキプリキュアで言えばアイちゃん、フレッシュプリキュアで言えばシフォンといった具合に
もはや赤ん坊キャラの登場と育児シーンっていうのは、プリキュアにおけるお約束のひとつであり
非常によく見かけるシーンになったわけです。最新作にもフワっていう赤ん坊がいるしね

ただですよ、それほどまでに育児シーンが重要視されていく一方で、
出産シーンに関してはほとんど触れられていないっていうのが
俺の中で今まですごく引っかかってたんですよね。だって育児をするにしても
まずは出産しなきゃ何も始まらないわけじゃないですか

赤ちゃんはある日突然ポンと現れるようなもんじゃなくて、母親が苦労して出産してはじめて生まれてくるんだから
そこをすっ飛ばして育児だけをするっていうのが、どうしても俺の中で納得いかなかったんですよね
なんかこう、必要なものを切り取っちゃってる感じというか、育児のスタートとなる大事なものが抜けているというか
いつもそんなモヤモヤを抱えながら見ていたわけですよ

それはこのはぐたんについてもまったく同じ気持ちだったというか、はな達が頑張って育児してるけど
産むってところが抜けてるやんって気持ちがずーっと俺の中にあって
産んでないんだよなぁ〜結局は産んでないんだよなぁ〜って、どこかナメたような態度で見ていたわけですよ
ただ、それが最後にちゃんと産んだーー!!となったことにとにかく仰天したっていうか
抜け落ちているように感じた大事なピースが、最後にちゃんとはまったような、そういう気持ちになったんですよね

言うなれば、俺の中で今までのはな達の育児シーンっていうのは母親ごっこのように感じていたわけですが
今まで育ててきたはぐたんを最後にちゃんと産んだことで、本当の母親になったような、
見ていてそういう気持ちになったからこそ、この出産シーンは必要なものだったと思います

というか気がついたら前作についてめちゃめちゃ長く語ってますね…
俺ってもしかしてHUGっとプリキュアがもう相当好きだったんじゃ…(えー
まあとにかく、スタートゥインクルプリキュアについても期待してるので、今後も視聴は継続していこうと思います


アニメ感想:スター☆トゥインクルプリキュア 第3話「プリキュア解散!?スタープリンセスの力を探せ」

さて、前回が個人的に神回だったので、一気に俺の中で注目度が高まったスタプリですが
今回の第3話はどうだったかというと、一転してかなり微妙な回って気持ちで見てました
なぜそんな気持ちになってしまったかというとですね…この第3話では
主要キャラのひかるとララを見ていてなんだかコレジャナイ感を感じてしまったんですよね

たとえば、ララを見ていてコレジャナイ感を感じたのがこのあたりのシーン。
すっごい大口あけて喋ってるわけですが、それが俺的に見ててどうも違和感ありました、
「ララってこんなにでかい口あけて喋るようなキャラだっけ?」っていう。要するにララのイメージとだいぶ違ってる気がしたんですね

たとえば今までの話のララって、おにぎり食べるシーンとかでも小さい口ではむっと少しずつ食べるようなキャラ
口の開け方も小さくて控えめで可愛らしいっていうようなイメージを持っていたんですが

そんなララが今回だとすっげえでかい口あけて騒いでるのを見て
なんだかまるで別人を見ているかのような複雑な気持ちになってしまいました
今回の作画監督は青山充だったわけですが、多分この人の絵柄がああいう大きな口を開けて喋らせる特徴があるんじゃないかな?
ただそれがどうもララのイメージと合わないなっていう。そんな気持ちで見てました

そして、それ以外にもまた別のコレジャナイ感もありました。それが何かっていうと
ひかるとララが今回やたらとキレやすくなっていたってことなんですよね
今までの話と比べてすっごいキレやすくなってるなと…「この2人ってこんなに短気なキャラだっけ?」って思いながら見てました

今回の話では、とにかく2人が何度も言い合いになったり険悪になったりケンカを繰り返すわけですが、
その原因っていうのが「ララちゃん」と呼ばれて「子供みたいな呼び方すんなクソが!!」と怒ったり
「星奈ひかる」と呼ばれて「わざわざフルネームで呼ぶな!!うぜえんだよ!!」と怒ったり
あと変身アイテムのコンパクトを分析したいと言ったら「なんでそんなことしなきゃいけねーんだ!!ぶち殺すぞ!!」と怒ったり
もうなんていうか、なんでこんなことでケンカしてんだお前らって感じがやばかったですね

ちゃん付けとかフルネームとかコンパクト分析するとか、それってそんなに揉めるようなことか?なんでそんなに怒ってんた?っていう風に
頭の中に疑問符がひたすら湧いてしょうがなかったですね、少なくとも前回までのひかる達っていうのは
こんなに短気なキャラじゃなかったと思うんですよ。ひかるなんかは常にニコニコしてて怒るってことを知らないような
穏やかでいつも笑顔のキャラっていうイメージがあったので…

しかしそんなひかるのイメージとずいぶん食い違っているのが今回の話だなと思ったんですよね
俺が思うに、今回の話っていうのは「ひかるとララがケンカする話」っていう
話のテーマがまずあって、そういう内容になるようにひかるとララを動かした結果、
やたらとキレやすくて些細なことで突っかかるような性格になってしまったように思うんですよね

これを見ていて思ったのがですね…以前のプリキュアにもこういうことがあったなってことなんですよ
それが何かっていうとスイートプリキュアです



この作品では主人公の響と奏がケンカする場面がとにかく多かったわけなんですが
でもケンカをする場面とケンカをしていない場面では、
2人の性格がまるで別人のように変わってるっていう違和感を俺はすごく感じてたんですね

ケンカをしていない時の響と奏は、基本的に穏やかでいちいち相手に突っかかったりしない優しい性格だったんですが
しかしケンカをする時の2人は、やたらとキレやすくて些細なことで突っかかって言い合いになってしまうっていう風に
今回のひかる&ララと同じように、まるで別人になったかのような短気な性格になってしまっていたんですよね

この現象について俺は、以前にスイプリをレビューした時に
「まるでケンカスイッチがON、OFFと切り替わってるみたいだ」と語ったことがあります
2人のケンカスイッチがONの時は、とにかくキレやすくて相手に突っかかっていって必ずケンカを始めるわけですが
しかしそれがOFFの時は、温厚な性格で無駄に突っかかるようなこともなく穏やかに過ごすっていう…
要するにですね、「この場面ではケンカをさせる、こっちの場面ではケンカをさせない」っていう風に
話の都合でキャラの性格を変えてしまっていると感じるわけですね

それがすごく俺としては見てて気になるっていうか…
スイッチが切り替わるみたいに短気になったり温厚になったり、それだとキャラが生きているような感じがしないというか
話の都合で動いてるだけの操り人形のように感じてしまうので、
そういう気持ちにならないように、キャラクターの性格には一貫性を持たせてほしいですね

あと話は変わりますが、今回のラストでひかる達が牡牛座のパワーを得たことで
金牛龍神ドラゴニック・タウラスが復活したわけですが
今後もこうやって12宮Xレアの力を集めていくっていうのがこのアニメのストーリーになるんでしょうか(えー



というか牡牛座を司るスタープリンセスの声優が川澄綾子だったことに吹いた
川澄綾子って言ったらブレイヴのまゐたんの声じゃねーか!!
マジかよ12宮Xレアを集めるうえに声優も同じってことはやっぱり実質バトスピブレイヴだなこれは…(えー

あとはあれだ、牡牛座のパワーが復活したことで12宮の光がひとつ灯るっていうこの演出を見て
MOTHER2のおとのいしの画面を思い出したのは俺だけでしょうか(えー
ああ今回の話でジャイアントステップの音を記憶したんやなっていう。ここはネスのパワースポットだったんやな…次回に続く!


アニメ感想:スター☆トゥインクルプリキュア 第4話「チャオ!きらめく笑顔、キュアソレイユ誕生!」

モンスト遊戯王に時間を取られてすっかり遅れちゃいましたが、がスタプリ3話の感想書いていきます。
この話を見てて思ったのはですね…ひかるとララの2人が終始穏やかに笑顔で過ごしてるんですよね
いやマジで、前回俺が言っていた2人のイメージっていうのはこれですよ。
細かいことでいちいち怒ったりせず笑顔で日常を送っているキャラクターっていうね

そういう意味じゃやっぱり前回の終始ピリピリして不機嫌ヅラで過ごしてる2人っていうのは
見てて違和感がすごかったなぁ。普段の姿とあまりにもかけ離れてるっていうか、
「この2人ってこんなキャラだっけ?」って疑問が常に心の中にありましたからね
まあとりあえず今回でいつも通りに戻ってくれてよかったです。もうケンカ回は勘弁してくれよ

そして今回の目玉となるのが3人目のプリキュア・キュアソレイユこと天宮えれななわけですが
キャラクター的にスポーツ万能であちこちの運動部から引っ張りだこにされており、
さらに学園のアイドル的存在でもあり、学校を歩けばファンの生徒たちがキャーキャー声を上げて寄ってくる
って感じのようですね。なんていうか学園モノの漫画じゃお約束の設定ですが
あまりにもお約束のド真ん中すぎて逆に最近のアニメじゃ珍しいなとすら思いました

いやマジで、「スポーツ万能で色んな運動部からスカウトされる」とか「学園のアイドルでファンの生徒たちに囲まれる」とか
そういうのって昔の学園モノじゃよく見かけたけど、最近はあんまり見なくなったなと思ってたので。
そんな直球ド真ん中のキャラをあえて出してくるとは、小細工をせずに王道キャラで勝負するっていう
プリキュアスタッフの決意の現れでしょうか

とりあえずえれなに関してはクセもなく爽やかな性格をしてるので、俺としても割と好感度高いですね
あとなにげに声がいいと思う。あんまり聞いたことない声優さんだけど今作で覚えるかもしれない
まあなんにしろ褐色肌で黄色を基調とした太陽の戦士ってことで
なんか闇マリク&ラーの翼神竜みたいだからマリクちゃんも暖かく見守ってくれるでしょう(えー



それと遊戯王と言えばアレですよね、今回えれなが劇中で何回も「みんなに笑顔を…」って繰り返し言ってたもんだから
それ聞くたびに遊戯王アークファイブ思い出しちゃって吹き出さずにはいられなかったですね(えー



いやマジで、アークファイブ見てた人なら100%間違いなくこの画像を連想するセリフだから
えれなが「みんなに笑顔を…」って言うたびに、この画像が頭に浮かんできて変な笑いが出てしまいました
えれなのやつマリクの肌とラーの翼神竜の太陽属性とユートの口癖を併せ持つとか
遊戯王の申し子みたいなキャラだなぁ(えー  次回に続く!



アニメ感想:スター☆トゥインクルプリキュア 第4話「ヒミツの変身、お嬢様はキュアセレーネ!」

スタプリ第4話目、今回は4人目の戦士キュアセレーネこと香具矢まどかが登場したわけですが
まどかを見ているとなんだかFateの間桐桜を思い出してしまうのは俺だけでしょうか
こう、髪が紫色で弓道やってて家の教育が厳しくて家族から縛られているとかそんな感じで。

ぶっちゃけ最初の弓道場のシーン見ただけでFateを連想してしまいました。最近映画やってたからなー
やべえよこれじゃまどかが非処女キャラになって処女厨が発狂しちまうよ!!(えー
実際あの映画の「わたし処女じゃないんですよ」のシーンについては
これ処女厨が見たらやっぱり発狂するのかなーなんて思いながら見てました。俺自身は平気ですけどね

というか今回まどかが厳しい父親から「お前は私の言うことを聞いていればいいんだ」みたいなこと言われてたの見て
ああこれ絶対(性的な意味で)父親の言うことを聞く同人誌出るだろうなと思いながら見てました(えー
まあ桜も本編でそういう目にあうキャラクターだったし…それにしても我ながらひどい感想だなさっきから!

そんなまどかも今回でプリキュアに変身してひかる達の仲間に加わるわけですが、
変身バンクを並べてみた時に明らかにララの変身だけめっちゃ作画がいいのはなんなんすか!?
なんかララだけひいきされてませんか!?いやひいきしたい気持ちは分かるけどさぁ!!(えー
ララめっちゃ可愛いしな…まあそこに一番力を入れたい気持ちは分かるんだけども
ただ出来るなら平等にしてあげて欲しいですよね。一人だけ特別感あるとなんか浮いちゃうし
制作側には4人のプリキュア平等にしてあげて欲しいなーとは思います



あと関係ないけど、キュアセレーネの必殺技のセレーネアローってのを見て
赤ずきんチャチャ見てた人は絶対ビューティーセレインアロー思い出したよね…(えー
俺も昔チャチャ見てたから思い出しちゃったわ…プリキュアにはすでにキュアビューティってのがいるから
ビューティとセレーネが揃ったらもう完全にビューティーセレインアローだよな…(えー  次回に続く!


アニメ感想:スター☆トゥインクルプリキュア 第6話「闇のイマジネーション!?ダークペン出現!」

「じゃーん!これがララのロケットだよ!」

「このロケットで宇宙に行くってわけか〜」

「そして宇宙に散らばったプリンセススターカラーペンを集める、それがプリキュアの使命ということでしょうか?」

「そういうこと!まどかさん理解が早い!」

さて今回のスタプリですが、冒頭の場面ではララの乗ってきたロケットを仲間たちに紹介するシーンで始まってますね
このロケット、今は故障していて修理中のようですが、その修理が終わった時には
これに乗ってプリキュアみんなで宇宙に飛び出して、宇宙に散らばった12宮Xレアを集めていくというのが
今回のストーリーのようですね。マジかよ地球を拠点にして戦うのかと思ったら、宇宙へ飛び出していくとかずいぶん壮大な話なんだな

なんだかちょっとドラゴンボールGTを思い出すようなストーリーですね
宇宙船に乗って、宇宙のあちこちに散らばるキーアイテムを集めるっていう意味で。
まあとにかく、その目的を達成するためには、故障しているロケットをまずは直さなきゃならないみたいですね

「さあみんなでロケット修理して、宇宙へレッツゴー!」

「みんな邪魔だから出てってルン!!」

「えっ」

って、ロケットの修理を手伝おうとやってきた瞬間、「邪魔だから消えろ!!」
いきなりララの怒声をぶつけられることになってしまったひかる達。いやいやちょっと
なにそんな怒ってんすか、まだ今回の話が始まってから1分も経ってないのに!(えー
爽やかな朝のプリキュアを楽しみにしてくれてる幼女に、1分でキレる姿見せちゃってそれでいいんですか!
ただでさえこの間の第3話で、ララが理不尽にキレまくる姿を晒してしまったというのに…

まあ今回のララは、理由なくキレてるわけじゃなくて
ロケットの修理が難しくて上手くいかないことに焦ってるみたいですけどね
今までララがロケットの修理作業を続けてきたようですが、残念ながら成果が出ておらず
このままでは「宇宙を旅して12宮Xレアを集める」というプリキュアの使命が果たせないので
そのことにイライラして、ついひかる達に八つ当たりしてしまったようです。うーむそういう意味では、この間の第3話のような
理由なく急に不機嫌になるのとは事情が違うから、ララがピリピリするのもまあ分からんでもないですが…

ただ、ひかるが「みんなでロケットを直そう」って言ってるように
ララが1人で苦戦してる修理をみんなが手伝いに来てくれたわけだから、
「邪魔だから消えろ!!」なんて邪険にしなくてもいいやんとは思いますけどね
とにかくひかるとしては、すっかり余裕のなくなっているララをなんとかしようと、
外へ連れ出して気分転換させてあげようとしますが…

「ララ、楽しい場所に連れてってあげる」

「遊んでる場合じゃないルン。ロケットの修理が…」

「いいからいいから、たまには気分転換もしなくちゃ」

「…」

《スタープリンセスの力を取り戻さねば、全宇宙の星々もいずれ消え行きます》

「…やっぱり帰るルン」

「えっ」

「早くロケットの修理を済ませて…」

「ま、まあまあそんなに急がないで、ここでゆっくり…」

「どうして邪魔するルン!?」

「じゃ、邪魔なんてしてないよ、息抜きになればララのためになると思って…私、ララの力になりたいんだ」

「ロケットの修理が私の仕事ルン!!」

ってあああ、せっかくのひかるの気遣いもむなしく、「遊んでる暇なんてないんだよ!!」
またもやイライラを爆発させてひかるを邪険に扱ってしまうララ!頼むから落ち着いてくださいよ!
今のララは焦りのあまりすっかり余裕をなくしていて、周りが見えなくなっていますよね
まあ「全宇宙の星々が消える」なんて言われちゃったら焦る気持ちも分かるけど…

ただ、今回のひかるは怒られるようなことはしていないと思うし、むしろ
「ララを落ち着かせてあげよう」とか「ロケットの修理を手伝ってあげよう」とか優しい気づかいをしてくれているわけですが
それに対して「私の邪魔すんじゃねえよ!!」と言い放ってしまうのは…あまりにもひかるが可哀想ですよ

今回の話を見ていて思うのはですね、ララは不機嫌でイライラしてるんですけど
ひかるは穏やかでいつも通りなんですよね。それも第3話とは違うところだなと思うわけでして



第3話の時はこんな風に、ひかるも不機嫌でイライラしてて、ララへの怒りをぶつけまくってたわけなので
ある意味お互い様というか双方が殴り合ってるような状態だったわけですが、
しかし今回はそれとは違って、ララだけがイライラして温和なひかるに一方的に怒りをぶつけているので
ララがひかるをサンドバッグにして一方的に殴ってるような状態というか
こうなってしまうとひかるがすごく可哀想に見えるんですよね。何も悪いことしてないのにひたすら怒鳴られてるわけなので…

 

たとえばさっきララに怒鳴られた時の「ひっ…」って感じにおびえる姿とか特に可哀想に見えたというか
このひかるの姿は例えるなら、上司のパワハラにおびえる部下とか
夫の家庭内暴力におびえる妻とかそういう風に見えてしまうなと…(えー

要するにパワハラや家庭内暴力の被害者のようであり、いわれなき罵声を浴びせられてしまっていると。
それがとにかく可哀想に見えてしまうわけです。なぜこんな風に怒鳴られなければならないのかと。
相手に対して怒鳴るということは、相手をおびえさせたり萎縮させてしまうものだと俺は思っているので
自分の仲間に対してこれをやってしまうというのは、良好な人間関係を築けなくなる悪手だと思うんですよね

「みんな…力を貸して欲しいルン!」

そうこうしているうちに敵が出現し、1人で立ち向かおうとしたララですが
しかし返り討ちにされて一方的にやられてしまうことに。そんな中、仲間たちに助けられて
やっとみんなと協力したいという気持ちになったようですが…

いやまあなんというか…協力するのはいいんですけどね
ただ正直、その前にさっきまでの態度を謝ってほしかったですね
「ひどいこと言っちゃってごめんなさい」って、この一言があれば俺もすんなり水に流せたんですけど
それがないまま「お前らの力を貸してくれよ」とだけ言われたもんだから
「ああ?結局自分の都合のいいようにしたいだけじゃねえのか?」って
俺ならそう思ってしまう場面ですね(えー

「ミルキー!うん!!」

「みんな、行くルン!!」

がしかし、人のいいひかるはこのララの申し出を快諾し、一緒に力を合わせて戦うことになります
お優しいことだぜまったくよー(えー
俺だったら正直ここまでお人好しにはなれないですね、内心「チッ、俺を都合よく使いやがって」って思ったりとか
「みんな行くルン!!」って言い出したララを見て「なんで当然のようにテメーが仕切ってんだ」って思ったりとか
そんな風にわだかまりが残ってしまう場面ですね(えー

「綺麗だねぇ〜!あっ、流れ星!」

「流れ星?」

「流れ星に願い事をすると、願いが叶うって言われてるんだよ」

「願い事…ロケットの修理、みんなにも手伝ってほしいルン」

「もっちろーん!」

「一緒に修理しよう!」

「わたくしも精一杯お手伝いしますわ!」

「よーし、みんなで力を合わせてロケットを修理するぞー!」

そしてお互いの協力によって敵を撃退したひかる達は、ラストシーンで星空を見上げて願い事をすることに。
ララの願いは「みんなにロケットの修理を手伝ってほしい」ってことなわけですが、
俺だったら「だから最初から手伝うって言ってるじゃねーか!!」って思ってしまう場面ですね(えー

いやマジで、今回の話って、ひかる達としては「ロケットの修理を手伝おう」って態度は最初から一貫してて
それは最後まで変わっていないわけですよ。物語のポイントだったのはララの心情であって、
最初は自分1人で抱え込んでイライラしていたのが、最後には仲間と協力することの大切さを学んだことで
これからは一緒にやっていこうって考えを持つようになったっていう。

なんていうか、そのララの心境の変化っていうものを
もっと丁寧に描写していたら、いいエピソードになったんじゃないのかなって思うんですよね
たとえば、冒頭でララが思い詰めてひかる達に当たり散らすまでの流れをたった1分で終わらせるんじゃなくて
ララがどんな風に思い悩んで、どんな風に怒り出したのかっていう、その心情の変化をじっくり見せてほしかったです

なにしろ、あの忌まわしき第3話において、ララはさんざん安易にキレまくる姿を晒してしまったので
今回ちゃんと怒るまでの過程をしっかり見せておかないと、
「なんだよこいつまた今日もキレてんのかよ」って
いつもキレてばっかりのうざい奴ってイメージがララにこびりついてしまうと思うんですよね

実際、今回ララが開始1分でキレ始めたのを見て、俺はまさに「まーたこいつキレてんのかよ」って呆れたような目で見ていたので。
あとは、そんな風に仲間に対して八つ当たりしてしまったという、ララのマイナスイメージを払拭するためにも、
仲間の大切さに気づいた時には、ちゃんと謝ってほしかったっていうね。
そうじゃないとララが勝手に怒り出して勝手に協力し始めるっていう、身勝手な動きをするキャラに見えてしまうので
仲間のことも考えて、ちゃんと謝ってから協力するっていう、仲間への思いやりも見せてほしかったですね

総じて今回の話っていうのはかなり惜しい内容だったように思います
もうちょっとララまわりの描写を丁寧にやっていたら、俺も気持ちよく見られただろうになあっていう。
あと、ここまで6話ぶん見てきて思ったんですが、俺的にキャラのイメージが固まってきたメンバーと
いまだに固まってないメンバーがいるんで、そろそろその辺も安定させて欲しいですね。具体的にキャラごとに語っていくと

星奈ひかる/キュアスター

比較的イメージが掴みやすいキャラ。
天真爛漫で明るい性格であり、いつもニコニコ笑顔のキャラで負の感情を出すことはあまりない。
喜怒哀楽で言うと「喜」と「楽」の感情をとても強く持っており、「怒」と「哀」の感情についてはほとんど出さないようなキャラ。
しかし例の第3話では「怒」の感情をメチャメチャ出しまくっていたので
あれがあったせいで見ていて困惑してしまい、あの時はひかるの性格がいまいちわからなくなってしまった。

ただ、第3話以外の話では基本的にそういった面を見せずに安定しているので
やっぱり怒ったりしない穏やかな性格こそが本来のひかるなんだろうなと解釈している。
あとは宇宙人や宇宙船などが大好きな性格であり、その話が出ると異常に食いついて我を失ってしまうので
そういう意味では宇宙人が好きすぎるあまり暴走してトラブルを引き起こすという役割も今後あるかもしれない。

羽衣ララ/キュアミルキー

一番イメージが掴みにくいキャラ。
普段は穏やかにひかると仲良くしているが、そうかと思えば急に激怒することがあり、
今までの6話のうち2話で怒り出しているので、穏やかなのか怒りっぽいのか正直よく分からない。

また、分析や確率といった言葉を好んで使っているので、セーラーマーキュリーのような「パーティの頭脳となるキャラ」なのかと思いきや
宇宙人であるために地球のことをまったく知らず、まるで幼児のように無知な一面があり
知的なのか無知なのかよく分からないという意味でも、俺的にキャラがうまく掴めていない。

見た目的には今回のプリキュアで一番可愛いだけに、
キャラの部分で困惑してしまうのは正直もったいないという気持ちがある。

天宮えれな/キュアソレイユ

一番イメージが掴みやすいキャラ。
人に優しく面倒見のいい明るい性格。「太陽のような存在」と言われるくらい他人に元気を与えてくれる。
明るい性格という意味ではひかると同じだが、ひかるが子供っぽいのに対してえれなは大人びており
頼りになるお姉さんといったような落ち着きを感じさせる。

おそらくこのアニメの良心となるキャラ。
他のキャラクター達に性格的な欠点があるのに対し、えれなにはそれがないので
仲間たちが巻き起こすトラブルを解決したりフォローしたりといった役割がメインになると考えられる。
実際、ひかるとララが喧嘩してしまった時はそれを仲裁したり、
ララの正体がまどかにバレそうになった時はそれをフォローしたりしていたので
今後もそういう役割が求められる可能性が高い。性格的には俺にとって一番好感の持てるキャラ。

香具矢まどか/キュアセレーネ

比較的イメージが掴みにくいキャラ。
仲間になる前は非常に真面目で規律を重んじるお硬い性格だったが、
仲間になった後は態度がいくらか軟化して優しさを感じさせるようになった。

なので仲間になる前と後でだいぶイメージの違うキャラとなっているが、
前回仲間になったばかりで今回の話では空気だったので、性格がどのくらい変わったのか
現段階ではイメージがどうにも掴めていない。今後の話でそのへんをちゃんと固めてくれるのかどうかに注目したい


といったところでしょうか。正直一番心配なのはやっぱりララですね…
すでに6話も登場しているのに、いまだにイメージが掴めていないのでそろそろなんとかしてほしいところです
逆に一番安心して見られるのはえれなですね。えれなは他のキャラのように「なんか性格変わってねーか?」と感じることがないので
常に芯の通ったような安定感があり、元気で爽やかで優しく頼れるお姉さんという好感度バツグンのキャラとなってます
見た目最強なのがララで性格最強なのがえれなって感じですね…(えー
この二人が合体でもしたらまさに完全無欠の最強キャラになるだろうな…次回に続く!

アニメ感想:スター☆トゥインクルプリキュア 第7話「ワクワク!ロケット修理大作戦」

「さあ!これからみんなでロケット直しちゃうよ〜!!」

さて今回のスタプリですが、前回から言っていたロケット修理をいよいよ実際に手伝う内容となってましたね
それにしても気になるのはララのご機嫌っぷりですよ!今回はとにかくずっとニコニコ笑顔のキャラとなってるわけですが
前回とのギャップがあまりにも大きすぎて正直なんか見てて恐いよ!(えー

お前どんだけニコニコガールになってんねん!前回と同じキャラとは思えねーよ!
なにしろ「ロケットの修理するよ〜!」ってひかる達の行動自体は
今回の冒頭も、前回の冒頭もまったく同じなわけですが、しかしララの対応はまるで違っているわけですよね

前回はイライラ顔で大激怒しながらひかる達を追い返し
今回はニコニコ顔で大喜びしながらひかる達を歓迎するっていう…いやいやいや
心変わりするにもほどがあるだろ!(えー
いくらなんでも180度態度変わりすぎやろが!たった1話でこんなに変わるもんなのか…

まあ、前回の話でララが仲間の大切さを学んだから態度が変わったわけですが、それにしてもここまで大幅に変わるのは予想外だったなー
これだとララの中身がいきなり別人になったように感じるというか
今までと同じ人物とは思えなくてギョッとするというか、不気味で恐いって気持ちが湧いてきちゃうんですよね
もうちょっとこうキャラの性格に一貫性を持たせてほしいんだよな…

そういう「性格の一貫性」って意味では、今回ララ以外のキャラも見ててちょっと気になるところがありました。
まずはひかる。ロケットの修理作業を始めてからしばらく経った時、
ひかるは「つまんな〜い!」って仲間の中で一番最初に作業を投げ出してしまうんですよね

まあ、ひかるが任された作業は正確に言うと修理じゃなくて掃除であり、
つまんないって言い出したのも、せっかく自分が何時間もかけて掃除した部分が
突風によって台無しにされてしまったからって理由もあるわけですが…

ただ、そうは言ってもあれだけ「みんなでロケット修理しよう!」って繰り返し言ってたひかるが
「やっぱつまんないわ」って作業を投げ出してこんな冷めた顔をするっていうのは
見ててすげえ違和感があったというか…俺としてはショックな場面でしたね
「こんなこと言うひかるの姿なんて見とうなかった!」って気持ちで見てました
ひかるってもっとポジティブでみんなを引っ張るキャラかと思ってたんだがなぁ…

次にまどか。まどかも今回見てて少し違和感があったんですよね
というのも、今回のまどかって気弱でおしとやかなお嬢様って感じで
自分から意見を言う時にオドオドしたり、ちょっと引っ込み思案みたいなところがあって
けっこう気弱な印象になっていたと思うんですよね

 

ただ、まどかが初登場した時に俺が見ていて思ったのは
凛としたキリッとしてる真面目ガールってイメージだったので
今回のオドオドした感じとは違って、もっとキリッとした態度のキャラだと思ってたから
まどかの性格がいまいち分からなくて困惑したところはありますね…



そんな中、今回唯一安心して見られたキャラがやはりえれなでした。
やっぱり俺にはえれなしかいないわ(えー
えれなは見てて不安になる感じが全然なくて、イメージ通り期待に応えてくれる安定感があるから
こっちとしても穏やかな気持で見ていられますね

というか今日はじめて知ったんですけど、えれなの誕生日って9月8日だそうだから
9月9日生まれの俺と1日違いで同じ乙女座なんですね
もうほんと俺にはえれなだけだわ(えー
まさか今回のプリキュアでえれなを一番気に入るとは、最初は夢にも思わなかったな…次回に続く!

アニメ感想:スター☆トゥインクルプリキュア 第8話「宇宙へGO!ケンネル星はワンダフル」

さて前回、ついに念願のロケット修理を終わらせたひかる達でしたが、今回はというと
さっそくそのロケットに飛び乗って宇宙の彼方へとやってきていました
どうやら今作の宇宙の旅っていうのは、どひゅーんと一気に遥か遠くの宇宙まですっ飛んで
あちこちの星に立ち寄るって感じみたいですね

さらに、地球に帰ることも自在にできるみたいなので、
ちょっとその辺の星に出かけて、晩ご飯までには地球に帰るとか
そんな感じのお出かけ気分で惑星を行ったり来たりできるようです。こりゃ便利なロケットだなあ

それにしても、こういう背景ピンクのファンシーな宇宙を飛んでる光景を見ていると
バトスピの最強銀河究極ゼロを思い出しますね

こんな風に、究極ゼロも背景ピンクの宇宙をあちこち飛び回って色んな惑星に降り立つって話でしたっけ
同じニチアサってこともあるし、なんか共通点あって思い出しちゃうなー
そういえば俺の感想にしても12宮Xレアがどうのこうの言ってるし
バトスピは今回のプリキュアとなにげに親和性が高いですね

さてともかく、12宮Xレアを求めてこれだけ遠くの宇宙までやってきたひかる達は、
12宮Xレアの反応を頼りにケンネル星という惑星に降り立つことになります
このケンネル星、やたらあちこちに骨が転がっている場所であり、何人かの住民たちも生息しているようですが…

その住民というのがこれ。全身毛むくじゃらのマスコットキャラみたいな奴らですね
スターウォーズで言うところの、衛星エンドアに住んでるイウォークみたいなもんだろうか
ちなみに俺的にこういう「毛むくじゃらの異星人」ってフレーズを聞くと
ウルトラセブンのワイルド星人を思い出しますね



ワイルド星人はウルトラセブン第12話「魔の山へ飛べ」に登場するキャラなんですが
かなりマイナーな星人なので知ってる人は少ないかもしれませんね
ただこいつってマイナーなんだけど一回見たら忘れられないくらいインパクトの強いキャラっていうか
どうインパクトが強いかっていうと、たとえば主人公であるモロボシ・ダンを簡単に殺しちゃうんですよね

このワイルド星人、生命カメラというヤバいアイテムを持っていて
このカメラで撮影された人間は瞬時に命を落としてしまうというおっかない性能をしており
その効果は主人公のモロボシ・ダンであっても防ぎようがなく、実際にワイルド星人は生命カメラで簡単にダンを殺してしまうわけですよ
なのでこのワイルド星人って、主人公のウルトラ戦士をいともたやすく殺した星人であり
無名なわりに実はとんでもないことやってるキャラなんですよね

ちなみに、ダンが死んだ時の防衛軍メンバーの悲しみようも尋常ではなく
特にダンと一緒に出撃していたソガ隊員は号泣しながらダンの亡骸にすがりつくというガチ泣きっぷりで
ただ単に「ダンが倒された」のではなく、「ダンが殺された」という悲壮感がすごいシーンだったことを覚えてます

それだけの主人公殺しをやってのけたワイルド星人ですが、見た目的には
全身毛むくじゃらの着ぐるみ着た変な奴にしか見えないのがすごくシュールで面白くて
そういう意味でも大きなインパクトを残したキャラだったんですよワイルド星人は。
そのせいで俺的に、全身毛むくじゃらの人間を見るともうとにかくワイルド星人にしか見えなくなったというか



たとえば今回、こんな風に全身毛むくじゃらになったひかる達の想像図が描かれてましたが
この姿を見て俺が思い浮かべるものはもう完全にワイルド星人です(えー
もはやワイルド星人のことしか考えられないレベルというか
似たような話をすると、最近なんか「転職にエンを」ってフレーズで広告出してるエン転職っていうのがあるんですが



この広告に出てくる毛むくじゃらのキャラ見るたびにワイルド星人が頭に浮かんで仕方ないです(えー
どんだけ俺の中で大きな存在なんだよワイルド星人は!他にもまだ印象的なシーンあるからそれのせいだろうか
ワイルド星人は怪獣のナースを仲間として連れているんですけど
それを呼ぶ時の「なぁぁぁぁぁぁーーす!なぁぁぁぁぁぁぁーーす!」って声がやたら印象的で面白くて
あの声もまた耳から離れないっていうかね…やばいなもうワイルド星人の思い出色々とありすぎるな…(えー

さて、ともかく本編に話題を戻しますと、今回の話っていうのは
毛むくじゃらの異星人たちとひかる達の交流が描かれた内容だったわけで。それを見て俺が思ったことはですね…
今回のキャラクターの動かし方っていうのはかなりいい感じだなと、今までよりも好印象を持ったんですよ

たとえば、異星人たちと出会って最初に話しかけるキャラが誰かって言うとひかるなんですね
今回のひかるは異星人たちとの出会いに目をキラキラ輝かせながら、ハイテンションでわーわー話しかけたり
宇宙船に乗ってる時も一番はしゃいでいたり、ケンネル星に降り立つ時も大喜びしていたりしていたわけですが

 

それを見て俺が思ったのは何かっていうと「ひかるらしいな」ってことなんですよ
宇宙のことが大好きで異星人とか宇宙船に目がないっていう、
そんなひかるのイメージにちゃんと合うような行動をしていたというか
要するにキャラクターが一貫していたと思うわけですね

いきなり性格が豹変したりとか、「ひかるらしくないな」と思うようなシーンがなくて
「ひかるらしいな」と思うような場面が一貫していたというのが高評価のポイントです
さらに言うと、今回ひかるはそれだけハイテンションではしゃぎまくっていたわけですが
しかしケンネル星人たちはひかるのテンションについて行けず少し引き気味だったんですよね



そんな中で異星人たちに話しかけたのがえれなっていうのも上手いと思いましたね
えれなはひかるよりも大人っぽくて落ち着いた性格であり、やんわりと話をするのに向いているし
フレンドリーかつ人見知りをしない性格で、誰とでも仲良くなろうとするキャラだから
異星人が相手であってもそれは変わらないっていう意味で、
えれなについてもちゃんとキャラクター像が一貫していたと思うんですよね

ちなみにこの後、異星人たちが12宮Xレアを持っていることが判明し、「これは大事なものだから渡せない」と
ごたいそうに保管していることが分かるわけですが、それについて話をする場面も興味深かったですね
プルンスはプリキュアの使命のために「さっさと力づくで奪ってしまえばいい」と言うんですが、
えれなは「そんなことをしたらこの子たちの笑顔はどうなるの」と反対するわけで。

そう、えれなと言えばもともと他人の笑顔を守るために戦うことを決意したキャラだから、
たとえプリキュアの使命といえども、強引な行動で他人の笑顔を奪ってしまうようなことは受け入れられるわけがないって
ちゃんと納得できるような主張をしていたんですよね



あとプルンスにしても、えれなと逆のことを言ってはいますが
それはプリキュアの使命を果たして宇宙を救いたいって気持ちからのことだし
さらに言うと、プルンスって肌がツルツルで毛が一本も生えてないキャラだから
毛むくじゃらのケンネル星人たちから「なんだお前毛も生えてないとかだっせー奴だな」みたいに
バカにされるシーンがあって、そのせいでイライラして「もうさっさと12宮レア奪って帰ろうぜ!」って
言い出しちゃった部分もあるなと思うわけで。要するに
プルンスがこう主張するだけの流れもちゃんと作られていたと思うんですよね

突然イライラしてわけも分からず怒り出したとかじゃなくて、
プルンスが不機嫌になるまでの流れがちゃんと用意されていたから
これまでの話にあったような「なんで急に不機嫌になるんだか分からない」っていうような
違和感が今回の話にはなくすんなり見れたわけで。

さらに言うと、暴言を吐いてしまったことについても
後でちゃんとプルンス自身が謝罪するシーンがあったっていうのも
俺としてはポイント高いですね。ひどいことを言ってしまったらちゃんとそれを謝るっていう。



たとえば前々回の話で、ララがイライラしてひかる達に暴言を吐いてしまった時、
結局ララはそれを謝ることなく終わってしまったのを見て
俺はすごくモヤモヤしたんですね。あれだけ八つ当たりしておいてそれを詫びることなく終わっちゃうのかと。

やっぱりこう、暴言を吐いたり八つ当たりしてしまった後は、ちゃんと謝るシーンがあってはじめて
それをすっきりと水に流せるっていうか、それがないとしこりが残ってしまうというか、少なくとも俺はそう思ってるわけで
今回の脚本はちゃんとそのことをわかってくれてる感があったのが非常に良かったですね

ララにしても、今回出番は少なかったですが、違和感なく普通に見れたのが良かったです
というのもですよ、6話のララは終始めっちゃイライラしてて異常に機嫌が悪いように見えたし
7話のララは終始めっちゃニコニコしてて異常に機嫌が良いように見えたので
機嫌が悪い時と良い時とであまりにも極端すぎて0か100しかないって感じだったわけですが
今回のララはそういう極端な不自然さがなくて、普通で自然な状態になっているように思えたので
俺としては久々にララが違和感なく見れたのが嬉しかったですね

あとまどかは今回ララ以上に空気で全然目立ってなかったですが、
まどかは次回が主役回なのでそっちに出番が確保されてると思えば問題ないと思います
まどかについては「まだキャラのイメージが掴めてない」とこの間語りましたが、
次回の話でそのイメージをしっかり固めてくれるとありがたいですね

俺的に、今回の話で今まで脚本的に不満だったのがかなり持ち直した感があるので
この調子で次回のまどか回でも頑張ってほしいと思います
正直、前回までの話を見てそろそろ見切ろうかな…と思ってたくらいなので
今回の話で持ち直してくれたのは俺の中で非常に大きかったです、これが次回以降にも続くかどうかマジ注目ですね

 

あと最後にひとつ、今回の話で敵キャラのカッパードがケンネル星の様子を見て
「やれやれ…実に原始的な惑星だ。プリミティブすぎるね」と言ってましたが
プリミティブと聞いて俺が思い浮かべたのはもちろん
ウルトラマンジード・プリミティブでしたね(えー



プリミティブっていうのはウルトラマンジードの基本形態なわけですが、
実は俺的に今までプリミティブって言葉の意味を全然知らなくて
わけもわからずフレーズだけを覚えていたんですが、今回のカッパードのセリフのおかげで
プリミティブ=原始的、根源的って意味を含んでいることをはじめて知りましたね

なるほどウルトラマンジードにとっての基本形態だから、根源って意味で使われてるのかとひとつ賢くなりました
こういう風にアニメで知った言葉の意味って意外と忘れないですよね
たとえばシュークリームの「シュー」はフランス語でキャベツを意味しているとか
バウムクーヘンの「バウム」はドイツ語で木を意味しているとか
夢色パティシエール見て知ったやついまだに覚えてますよ(えー

夢色パティシエールやってたのってもう10年近く前だったはずですが、忘れないもんだなー
なのでプリミティブの意味もこの先たぶん忘れないだろうと思います。アニメの影響力ってすげーや

アニメ感想:スター☆トゥインクルプリキュア 第9話「友情のリング!スタードーナツ」

さて前回、宇宙の彼方のケンネル星を訪れて12宮Xレアをゲットしたひかる達でしたが
今回はというと、帰り道をひとっ飛びしてすでに地球に戻ってきていたようです。移動に関してはやっぱりあっと言う間なのね
たぶん今後もこんな感じで、いろんな惑星にどんどん出かける展開になるんじゃないだろうか
ともかく今回に関しては、地球に戻って日常生活を送る内容となっているわけですが…

「まどか。友達付き合いも大切だが、香具矢家の一員として成すべきことがあるはずだな?」

「あっ…お父様…」

「今は未確認飛行物体の報告も多数寄せられている。安全が確認されるまでなるべく車を使いなさい」

「はい…」

しかしそんな中、まどかが家に戻ってきてみると「お前なにフラフラ出歩いて遊んでたわけ?」と父親に釘を刺されてしまうことに。
実際はもちろん遊んでるんじゃなくてプリキュアとして活動していたわけですが、そのことを秘密にしている以上
父親からはまどかが友達と遊び歩いているように見えてしまうわけですね
なんにしろ今回、まどかと父親の関係がクローズアップされたのは俺的に評価したいポイントですね

 

というのもですよ、以前の感想で俺はまどかについて、
「仲間になる前の時期と、仲間になった後の時期では性格が変化しているキャラ」だと語ったわけですが
そういうまどかの変化が一番わかりやすく現れているのが父親との関係だと思うんですね

以前のまどかは父親の言いつけをすべて忠実に守っており、
「香具矢家には秘密はない」と言われたことも守って何もかも洗いざらい父親に喋っていたわけですが、
しかし今ではプリキュアとしての活動を秘密にしており父親にずっと黙っているわけで
そういう意味では父親の言いつけを破りながら生活してるってわけですよ

それが以前のまどかと今のまどかの最大の違いであり、
父親の言いつけを守るっていう生活にほころびが生まれ始めてるわけです。
そんな風にまどかに生まれ始めた変化が、考え方や性格にどんな影響を及ぼしているのかっていう
俺が知りたいのはそこなわけですよ

以前、俺の感想で「まどかというキャラクターがまだよく掴めてない」って話をしましたが、なぜそう思ったのかというと
まどかの心境の変化について、まだ作中で触れられていなかったから
今のまどかはどんな考え方をするようになったのか分からず、そのためにキャラクターが掴めなかったってわけですよ
ただ今回でついに父親との関係性に触れ始めたので、やっとこれでまどかというキャラの掘り下げが始まったなって感じがしますね

(すべてを完璧にこなさなくては…プリキュアも学校も完璧に…!
 心の乱れをお父様に気づかれてはいけない、すべてを完璧に…!)

ってそんな中、まどかの考えていたことは
プリキュアとしての使命も、父親からの言いつけも、すべてを完璧にこなさなければならないということでした
ふうむ…プリキュアと父親のどちらかを選ぶのではなく、その両立を目指すってことですか
立派だとは思いますが、これはまたしんどい道を選びましたね

というのも、まどかってお嬢様なだけあって大量の習い事を抱えており、学校の授業やプリキュアの仕事の他にも
生徒会、弓道、茶道、華道、ピアノ、家庭教師との受験勉強なんてものまでやらなければならず
これ全部完璧にやるとなると、とんでもないハードスケジュールになっちゃうと思うんですよね

「(うとうと…)」

「生徒会長、生徒会長?」

「あ、は、はい!」

(生徒会長、まさか居眠り?)

(わ、わたくしとしたことが…)

「(ぼーっ)」

「香具矢、ミス香具矢?」

「えっ、は、はい!」

「珍しいわね、ミス香具矢がよそ見だなんて」

「も、申し訳ございません…!」

ああやはり、何もかもを完璧にやるには負担が大きすぎたようで、不覚にも居眠りをしたり注意力が散漫になってしまうまどか!
こういうのって現実でもよくありますよね、自分を追い込んで成果を出そうとするんだけど
むしろ集中力が続かずに逆効果になってしまうみたいなやつ。

俺がこれを一番実感したのは大学受験の時ですかね
特に浪人した時なんかは、もう失敗できないから「もっと完璧な受験勉強をしなければ」と自分を追い込んで
勉強机とベッド以外なにもない部屋に引っ越して、すべての娯楽を断って勉強だけをやろうとしたわけですが
それだけやって成果が上がったかというとまるで上がらなかったわけで

自分の実感としては、そんな風に自分を追い込んでもとにかく集中力が続かなかったというか
気がついたらボーッとしてたり、思うように手が進まなかったり頭が働かなかったり
ぜんぜん勉強に集中できなくて、むしろ効率が落ちてしまったぐらいだったんですよね

俺が思うに、重要なのはやらなきゃやらなきゃと自分を追い込むことではなく
緊張とリラックスのバランスを取ることだと思うんですよね
やらなきゃやらなきゃと思ってる状況というのは緊張状態であり、
そういうのって長時間継続すると気疲れするだけで集中力がどんどんなくなっていくから
そんな状態を継続しても、ミスが増えていくばかりで長期的な成果を出すことは出来ないと思うんですよね

なので、緊張だけを自分に与えるのではなく、適度なリラックス感を持つことが重要というか
それによって心に余裕が生まれて対応力がアップするし、
気疲れせずに済むから継続的に高いパフォーマンスを発揮できるんですよね
まあ、リラックスしすぎると今度はだらけてしまってパフォーマンスが落ちるので、それはそれで問題だから
重要なのはバランスを保つことっていうか、緊張しすぎでもリラックスしすぎでもない
適度な状態を作り上げることだと思うんですよね。これは勉強でも仕事でもなんでも同じだと思います

「まどかさん、寄り道しよ!」

「えっ?寄り道ですか…?」

「うん、今日は楽しもうよ!」

ってそんな中、明らかに疲れ切っているまどかのことを見かねて、気晴らしをしてあげようと外に連れ出したひかる。
ひかるのやつなかなか気が利くじゃないですか、要するに気疲れしているまどかを休ませてあげようってことで
適度なリラックスの時間をまどかに与えているってことですよね
まどかもずいぶん喜んでいるみたいだし、この申し出は大正解だったんじゃないでしょうか

「おいしい…!わたくし、こんなおいしいドーナツがあるなんて知りませんでした!」

「ふふ、ひかるって不思議な子だよね、みんなのこと実は誰よりもよく見てる」

「はい…わたくしは自分のことだけなのに気持ちに余裕がなくて、毎日が綱渡りみたいで…」

「まどかだって凄いよ、生徒会長として生徒みんなのことを考えてる。冷静だし本当に凄いと思う」

「天宮さん…」

そしてひかるの気遣いによってまどかに元気が戻ってきた中、えれなと2人で語り合うまどかでしたが…
他人のことをどれだけ見ているかということについて、お互いに思うところがあるようですね
「自分はそれが出来てない」と気にするまどかに対し、「もう十分やってるじゃない」と励ますえれなっていう。

そういう意味では、まどかはここでもやっぱり「完璧に出来ていない」ってことを気にしてしまうようですが、
えれなはそれとは逆に「そんなこと気にしなくていいよ」って考えを持ってるんですね
つまりまどかが父親の枷から解放されるためには、えれなみたいな考え方を持てるかどうかってことが重要になりそうですね

「まどかが困った時は、私達を頼ってよ。友達でしょ?」

「は…はい!ありがとうございます!」

そしてこの百合百合な雰囲気である
お、おいいいいい!!なんやこの百合ムードはああああああ!!
なんで急に頬を赤らめながらお互い見つめ合ってんねんお前ら!
百合か!?百合展開なのか!?今からキスでもするつもりか!?(えー

ちくしょうなんてこった、えれながまどかを励ますだけなら「えれなって良い子だなー」で済んでいたのに
この百合百合オーラを見せられてしまったら俺は一体どうしたらいいんだ!(えー
確かこの2人ってロケットに初めて乗った時もちょっと百合っぽいシーンあったよな…もしかしてそういう方向性のコンビなんだろうか…おお…

 

まあともかく、えれなとのやり取りによってまどかは迷いを振り切ったようで、この後の戦闘シーンにおいて
「みなさんが困った時はわたくしが守ります!」って他の仲間を守ってる場面が印象的でした
これってさっきえれなが言っていたように、「まどかも他の人のことをちゃんと見ている」ってことの証明でもあり
さらに言うと「まどかが困った時は私達が助けるよ」ってことへの返答でもあるってことですよね

要するに仲間たちとお互い支え合って生きていくというのが今回まどかの行き着いた考えであり、
それは父親の言っているような「1人の完璧な人間として生きていく」って事とは真逆の思想だと思うんですよね
つまり最終的にまどかは父親とは違う道を行くってことだと思いますが、そうなると気になるのは
今後まどかは父親に対してどう接するのかってことですよね。

なにしろ家に帰れば父親が相変わらず「完璧な人間になれ」と言ってくるわけで
それに対してまどかが一体どう返すのかっていうのは気になるところです
今回その描写はなかったですが、今後も何話か使って父親との関係の変化を描写していくって感じでしょうかね

それにしても今回は作画も良かったしなかなかに満足な回でした
これまでの話の中でも指折りで作画が良いと感じた回だったなー
ストーリー的にも、以前から俺が気になってたまどかの心情についてちゃんと触れられたし、結構評価の高い内容でしたね
百合シーンがあったのはぐわああああって感じでしたけど(えー
まあプリキュアといえば女の子同士で仲良くするアニメだから、しょうがないと思いますけどね。次回に続く!


アニメ感想:スター☆トゥインクルプリキュア 第10話「キラッキラ 惑星クマリンへようこそ!」

俺がモタモタしてたので1週遅れになってしまったプリキュア感想。ちょっとこれ以上遅れるのは避けたいですね
今回の話は、例によって12宮Xレアを探すために、地球から遠く離れた惑星をひかる達が訪れる内容になってましたが
今回の星は惑星クマリンという名前で、そこの住人は髪のうすくなった中年オヤジと虫を合体させたような
なんとも言えない見た目のキャラでしたね…(えー  正直この見た目はちょっときめぇよ!

それと今回の惑星クマリン、星の環境がかなり特徴的でして、どんな場所なのかというと
まず重力が地球の2倍で、ひかる達にとっては歩くことすら大変であり、さらに気温が非常に変動しやすく
灼熱の陽射しになったり、極寒の吹雪になったりするというそんな惑星なんですよね

ちなみに、俺がこの設定を聞いて何を思い出したかというと
ドラゴンボールの精神と時の部屋ですね
精神と時の部屋って、「1日で1年分の時間を過ごせる」ってことばかりが注目されがちですけど、
実はそれだけじゃなくて、重力とか気温も地球とは全然違うんですよね。それに関して悟空の説明を見てもらうと



重力が地球の10倍、最高気温が50℃、最低気温がマイナス40℃と言われているわけで
まさしく今回の惑星クマリンのように過酷な場所となっているんですよね
ただ惑星クマリンは、重力が2倍だったり気温についてもひかる達がなんとか耐えられるぐらいだから
精神と時の部屋をもうちょっとマイルドにしたような感じでしょうかね
ひかる達もピクニック気分でくつろぐシーンとかあったし、地球よりはつらいけど一応なんとか過ごせる場所なのかなと思います

そんな中、敵の幹部たちもまた12宮Xレアを探しにこの惑星へ降り立ったわけですが、
今回の敵はなんていうかドラゴンレーダーみたいなアイテム持ってましたね

12宮Xレアを探すためのレーダーだそうですが、形状がめっちゃドラゴンレーダーに似てたので
思わず連想せずにはいられませんでした。そういえばドラゴンボールも
あちこちに散らばった7つのドラゴンボールを集めるっていうのが最初のストーリーでしたが
今作のプリキュアもあちこちに散らばった12個のキーアイテムを集めるって意味でよく似てますね

さらに今回の敵幹部連中は、ただ単に惑星クマリンに現れたというだけではなく
禍々しい謎のオーラをラスボスから授けられたことで、大幅なパワーアップを遂げておりました。
これ見て思い出したのはアレですかね、ドラゴンボールゼノバースで言うところの
悪のオーラを授けられた凶悪化とか極悪化ってやつ。



このオーラを授けられると戦闘力が大幅に跳ね上がって性格も凶悪になるっていう。それにしてもさっきから
プリキュアの感想を書きたいのかドラゴンボールの感想を書きたいのか
これもうわかんねえな
(えー
せっかくだから今回は最後までこのスタイルで行くか

さてともかく、パワーアップした敵幹部の力によってひかる達はズタズタにやられてしまい、
完膚なきまでの敗北を喫して、せっかく集めた12宮Xレアも奪われてしまいます。
なるほど今回の話は主人公の敗北という、衝撃的な展開が待っていたわけですね
さらに、敗れるだけでなく今まで集めたキーアイテムをも奪われるというこの展開…これをドラゴンボールでたとえるなら



桃白白との戦いに敗れた悟空のシーンがそれですかね
主人公の悟空が手も足も出ず敗北するという衝撃的な展開、さらに今まで集めたドラゴンボールも奪われてしまうという
そんな内容だったので、今回の話に似てるんじゃないでしょうか。まったくドラゴンボールの連想力は万能すぎるぜ

そしてこの後、変身も解けてしまったひかる達は絶体絶命となるわけですが、
そんな中でフワが「いじめちゃダメフワー!!」と叫ぶわけです
主人公が敗れ、小さい幼児キャラが「いじめるなー!」と叫ぶこの展開…これをドラゴンボールでたとえるなら



ラディッツ戦の時の悟飯のシーンがそれですかね
この時はまさしく主人公の悟空がラディッツにやられて絶体絶命となってしまい
そのとき悟飯が泣きながら「いじめるなー!」と出てきたっていう。

さらにこの後、敵がフワを狙おうとするのを見てひかるが手を伸ばすシーンも
ラディッツが悟飯を狙おうとするのを見て手を伸ばす悟空のシーンをちょっと思い出しました
もう何を見ても俺には全部ドラゴンボールになっちまうよ!(えー
ドラゴンボール脳や…我ながら完全にドラゴンボール脳や
まあ小さい頃からずっとドラゴンボール読みながら育ってきて、俺が人生で一番読んだ漫画だから
それだけ頭の中が染まっちゃってるってことなんでしょうね

ちなみに今回、戦いに敗れてしまったひかる達は、命からがらロケットに飛び乗って地球へ帰還したわけですが
そのロケットをまどかの父親に見られてしまうという衝撃的な展開が待っていましたね
このまどかの父親って、内閣府宇宙開発特別捜査局局長という偉い立場の人間でして
簡単に言うなら日本に不法滞在する宇宙人を取り締まるという役割なので
ララのような宇宙人が勝手に日本に住むことを決して許さないというキャラなんですよね

なので今回、ロケットが地球に降り立つシーンを見られてしまったことは
ララにとって非常にピンチな展開というか、まどかとしても父親との対立が待っているだろうから
なにげに話を動かす大きな要因となりそうですね。この父親って意外と物語のカギを握る人物だと思うんだよな

まあそれはそれとして、「宇宙船が降り立って目撃者が驚愕するシーン」といえば
俺が連想するのはやっぱりこれですね

   

「サイヤ人の宇宙船だーーっ!!」とクリリン達が驚愕するシーンですよ
まあ他にもラディッツの宇宙船が地球に降り立って戦闘力5のオッサンが驚くシーンだとか
宇宙船の形状としてはサイヤ人のポッドよりもむしろ悟空の宇宙船の方が似てるかなって気がしますけど
「サイヤ人の宇宙船だーーーっ!!」って驚くクリリンのセリフが印象的すぎたのでこのシーンを選びました
ドラゴンボール脳のキモい感想ですいません(えー

まあ最後にもうちょっと違う話をすると、今回かなり作画が良かったように思いますね
特にララのシーンなんかは可愛い場面が多かった気がする。確か前回も作画が良かったと思うので
そういう意味ではここ数回満足しながら見てますね、今後もこの調子で行ってもらいたいです。次回に続く!


アニメ感想:スター☆トゥインクルプリキュア 第11話「輝け、サザンクロスの力!」

さて前回、惑星クマリンでの戦いで敵の3幹部に敗れてしまい、命からがら地球へと舞い戻ってきたひかる達。
どうにか敵からは逃げ切ったものの、地球へ降り立つ際にロケットの姿をまどかの父に見られてしまったんでしたっけね。
一難去ってまた一難と息つく暇のないひかる達ですが…

「だ、誰か来るでプルンス!きっとロケットを見られたでプルンス、早く逃げるでプルンス!」

「ルン!ロケット、キャリーモードルン!」

ボン!

「わっ、ロケットが小さくなった!?」

「こうして持ち運ぶルン!」

とその時、早くここからトンズラしようと、ロケットをキャリーモードとやらに変形させたララ!
するとロケットがボンッと煙に包まれ、小さなカプセルみたいな形へと変わったという…お、おいこれってもしかして



ドラゴンボールのホイポイカプセルじゃねーか!!(えー
でっかい機械を小さなカプセルに変えられて、その際に煙がボンッと発生するって
まさにホイポイカプセルだこれー!!おいおい今回もまたこの俺に
ドラゴンボールの連想ゲームみたいな感想を書かせるつもりかよ!(えー
この手の感想は前回だけにしようと思ってたんですが、まさかいきなりホイポイカプセルが出てくるとは思わなかったな

「落下地点はここか…」

「局長、防護服なしでは…!」

「いや、必要ない。今までの調査で危険な物質は検出されていないからな」



そしてララ達が逃げ出してしばらくすると、その場にやってきたのはまどかの父親とその部下たちでした。
前回ロケットの着陸をすぐ近くで目撃しただけに、詳しいことを調査しにやって来たってことでしょう
それにしてもこのシーン、俺が気になるのは防護服を着ている部下たちですよ
そう、防護服を着た人間が宇宙船の落下地点を調べる…これで俺が連想するものは何かっていうと



ベジータ達の宇宙船の落下地点が調べられてたシーンですよ!
まさに防護服を着たモブキャラの皆さんが集まって宇宙船の落下地点を調べるっていう
ドラゴンボールそのものだこれー!!マジでどのシーンもドラゴンボールの連想ゲームに使えてしまってしょうがないぜ

「うっ…!?なんだあれは!?」

とその時、落下地点を調べようとしたところ、突如として現れた敵の怪物と遭遇してしまったまどか父!
その怪物は話の通じるような相手ではなく、いきなりその場で暴れ出してしまい
戦闘能力のないまどか父たちはボロボロに痛めつけられてしまいます

「あっ…!?森の方から反応が!?」

「ノットレイダーでプルンスか!?」

「森にはお父様が…!」

「行くルン!放っておけないルン!」

一方のひかる達は、すでに落下地点から離れた場所までやって来ていたものの
まどか父たちが怪物に襲われていることに気づき、それを助けようと再びさっきの場所へ舞い戻ることに…
ふむこれは…おとうさんの危機を察して、来た道を戻る展開ってわけですね。これを見て俺が連想するものはっていうと



悟空の危機を察した悟飯が、来た道を戻るシーンですよ!
そう、大猿ベジータとの戦いで悟空が大ピンチに陥ってしまったその時
それを察した悟飯が、来た道を戻って悟空を助けに行くっていう
まさにドラゴンボールだこれー!!俺のこの連想ゲームは一体いつまで続くんだろうか(えー

ともかくさっきの落下地点に戻ったひかる達は、プリキュアに変身して怪物に戦いを挑みますが…
なんと今回の怪物は、3幹部が合体することで生まれたフュージョン体であり、
普段の怪物とは比べ物にならないほどの戦闘力を持っていたという…

そんな怪物のすさまじいパワーには、プリキュアとなったひかる達もまるで歯が立たず、一方的に叩きのめされてしまいます
特にこの巨大な手でひかるが握り潰されそうになってるシーンは印象的でしたね
これを見て俺が連想したものは何かっていうと



大猿ベジータに痛めつけられる悟空のシーンですよ!
まさに握り潰されるようにググググと痛めつけられるっていう
おいおいマジでどんだけ俺にドラゴンボールを連想させれば気が済むんだよこのアニメは!(えー

まあドラゴンボールの連想ゲームはこのくらいにしてですよ、
今作の敵幹部を見ていて思うのは、まだ序盤なのに出し惜しみせずガチでプリキュアを倒しに来てるなってことなんですよね
たとえば前回にしてもそうで、ラスボスから禍々しいオーラを授かって3幹部が大幅にパワーアップし、
その状態で3人揃って戦うことでプリキュアを倒すという内容だったし

そして今回については、禍々しいオーラの効力が切れてしまったものの、代わりに別の作戦を用意していて
3幹部が合体することで非常に強力な怪物となり、今回もプリキュアをボコボコに倒してしまうっていう展開でしたからね

要するに「本気を出した3幹部にプリキュアが敗れる」って話なわけですが
この展開を序盤でやるのはずいぶん珍しいなって気がしました
いつものプリキュアだと、この手の話って中盤〜終盤の遅めの時期にやるやつで
序盤のうちは3幹部が協力して襲ってくるなんてことはなく、
1人ずつ代わりばんこに襲ってきて、いつもプリキュアに撃退されてしまうっていう話が基本だと思うんですよね。

なので、いつもだったらこんな風に3幹部が3人揃って襲ってくるってこと自体が珍しいし
しかもそれに加えてラスボスの禍々しいオーラでパワーアップしたり、3人が合体することでパワーアップしたり
戦闘力を大きく上げるための秘策まで用意してきて、圧倒的な力でプリキュアを倒してしまうっていう
これだけ出し惜しみなしのガチな3幹部っていうのは、ずいぶん珍しいなって気持ちで見てますね

「空に輝けイマジネーションの力!トゥインクルステッキ!」

ってそんな風にプリキュアが追い詰められたところで新商品キター!!(えー
ピンチに陥ったプリキュアが手にするものはやはり新商品の力ということで、
トゥインクルステッキという新たなアイテムを手にすることに!

このトゥインクルステッキ、リアルだと今月新発売の定価4298円(税込み)のアイテムだそうですね
4298円って結構なお値段だなオイ!これを子供にホイホイ買い与えるのはどうなんだろうと思いましたが
よくよく考えてみると、俺がこの前食べに行った
叙々苑の特選カルビがちょうどこのくらいの値段でしたね…(えー

なんてこった…つまり特選カルビを1回ガマンすれば、子供にトゥインクルステッキを買ってあげることができるのか…
1度食べたらなくなる特選カルビより、後に残るトゥインクルステッキの方がいいかもしれませんね。マジか…
そう考えると4000円前後の値段っていうのも払う価値あるかもしれないな…うーんうーん

しかしこういうこと考えてると、4000円どころかその10倍以上の金額が簡単に溶けるうえに
爆死したら何も残らない課金ガチャって本当に狂った商売ですよね…(えー
いやマジで、普段は感覚マヒしてるけど、冷静に考えると課金ガチャって恐ろしいくらいにイカれてるというか
なんでこんな大量の金を巻き上げるシステムが当たり前になっちまったんだって気がしますね…
ちょうど今日もFGOで2万円使っちゃったとこだしな…(えー



いや新キャラの性能が気になったもんでついつい課金しちゃって…
こういう「つい課金した」って軽い気持ちで数万円があっさりなくなるところが課金ガチャの怖いところだよな
2万円って言ったらFGOの課金だと安く思えるけど、プリキュアで言うなら
トゥインクルステッキが5本買えるんやで!?(えー
さっき1本買うのでも高いとか思ってた感覚はなんだったのって思うやん!?
マジでこの感覚のズレがこえーわ…そういう意味じゃトゥインクルステッキっていうのは
金銭感覚のズレを治してくれる素敵なアイテムだったのかもしれないな…(えー  次回に続く!


アニメ感想:スター☆トゥインクルプリキュア 第12話「さよならララ!?映画監督は宇宙人」

今回のスタプリなんですが、映画撮影のためにひかる達が奮闘するという内容でしたけど
俺的にはぶっちゃけハズレ回って感じでしたね…
話の内容もそうなんですけど、作画が微妙ってところが一番見てて気になりました

ここ数話はずっと作画的に満足な回が続いてただけに、ここに来てこの微妙っぷりはちょっと…っていう落差を感じてしまいましたね
今回の作画を担当したのは、プリキュアシリーズでおなじみの青山充なんですが
俺はこの人の担当回っていうのはどうも好きになれないんだよな…

というのもですよ、この人が担当する回で特徴的なのが
「一人原画」と呼ばれるくらいに原画スタッフが最小限ギリギリまで絞られて
青山充が一人でどうにか形にして放送にこぎつけるってことが多いんですよね



ちなみに今回もまさにそれでした。原画スタッフ欄の名前は青山充ひとりのみ。
まさに一人原画でどうにかこうにか形にして放送したって回なわけですが…
ただそれって、青山充の奮闘自体は凄いとは思いますけど
それで出来のいいアニメになるかっていうと違うと思うんですよね

むしろアニメのクオリティとしては最低限のレベルになってしまうというか、
俺みたいに高品質な作画を期待してる作画厨としては、ガッカリした仕上がりになってしまうというか…
たとえばの話、とある料理店に客が大勢やってきたとして、その店にスタッフがたった一人しかいなかったとしますよね

で、そのスタッフはめちゃくちゃ頑張って1人だけで必死に店を回すんだけど、
あまりにも時間が足りなくて、出す料理はギリギリなんとか食べられる味ってレベルの微妙な出来になってしまって
美味しい料理を期待していた客はガッカリしてしまうみたいな、そんな感じですね

そういう意味で「一人原画」なんてものをありがたがってる場合じゃないと俺は思いますね
青山充の一人原画って、ネット界隈では「青山さんってすげー!」みたいに称賛されることが多いんですけど
俺からするとそんな風に1人でやらなければいけないなんて制作体制が異常すぎるというか
あまりにも深刻な人手不足に陥ってしまってると思いますね

たとえば有名な話として、映画プリキュアオールスターズは青山充に頼っている部分が非常に多く
「青山充がいなければ実現することさえできない映画だった」とかって武勇伝みたいに言われることがあるんですが
俺からするとそれだけ人手不足なひどい環境であるっていうような、
武勇伝というよりまったく逆の痛々しい話に聞こえるんですよね。
「青山充がいなければプリキュアの制作現場は崩壊している」ってぐらいに、現場はもうボロボロで崩壊寸前になってるみたいな。
天下のプリキュアの制作現場でさえも、そこまで環境が整ってないっていうのがもう…
アニメ業界って本当に社会人としては働きたくない世界だなと思いますよ

昔からアニメーターの制作現場は過酷で劣悪なことで有名ですが、こういうとこ本当に相変わらずな業界だなと思いますね…
環境が改善しないから人がその場に居着かないし、入ってきては出て行っての繰り返しで、人手不足が一生改善しないみたいな。
今まではそれでもなんとかやってこれたかもしれないけど、これからはもう
いよいよ深刻な人手不足が社会問題になっていく時代なわけだから
そんなことやってる場合じゃないと思いますけどね

今の時点でもう青山充が1人でどうにかこなしてギリギリ首の皮一枚つないでるような状態なのに、
今後それがいなくなったらどうすんのっていう。プリキュア終わるの?
そういう意味で青山充の一人原画っていうのは、制作体制のダメな部分の象徴だと俺は思ってますね



なんだかアニメ本編と直接関係ないことをブツブツ言うような話が続いてしまいましたが、
最後にちょっと本編についての話を。前回や前々回は、敵の3幹部が全員揃って襲ってくるような容赦ない攻撃が続いてましたが
今回からはまた3幹部が1人ずつ襲ってきてプリキュアに撃退されるって話に戻っちゃいましたね

せっかくあれだけ3人で襲ってきてたのに、なんでまた1人ずつ戦うようになっちゃったんだ?と思ったんですけど
もしかして3幹部があれだけ容赦ない猛攻を仕掛けてきてたのって、
プリキュアがそれに対抗して新武器のトゥインクルステッキを手にするっていう話のために
プリキュアをピンチにさせようっていう話の都合であれだけ襲ってきてたってことですか!?(えー

要するに新商品のトゥインクルステッキが発売するからっていうのが理由だったってこと!?なんじゃそれー!!
今回いつも通りに戻ったのは、トゥインクルステッキをプリキュアに持たせる役目は前回で完了したから
「はー今回からはいつも通りのお仕事に戻れるわ」って感じで通常業務に戻ったとかそういう…おいいいい!!

なんやねんもう!「今年の3幹部は出し惜しみせずプリキュアを倒しに来るのが一味違うな」とか思いながら見てたのに!
結局はただの販促の都合だったのかよ!(えー
こんな理由だったなんて…けっこう感心してたのにちくしょうめ…。次回に続く!




アニメ感想:スター☆トゥインクルプリキュア 第13話「ララのドキドキ初登校」

「羽衣ララさん。ご両親の都合で海外で暮らしていましたが、今日からこのクラスの友達です」

「ララルン!よろしくルン!」

「ル、ルン?」

さて今回のスタプリですが、冒頭の場面ではララがひかるの学校に通い始めたシーンで始まってますね
当然ながらララは宇宙人なわけですけど、今まで海外で暮らしてたという設定でなんとか学校に潜り込んだようです
ただ、「ルン」という語尾だけは隠しようがないので、ルンルン言いまくるララを見て
クラスメイト達は「なんやこいつ」って感じの反応してますが…

「ではララさんの席は…」

「ひかるの隣にするルン!」

「あ、ララそこは…」

「ひえ〜遅刻っちゃったぜ〜!ん?誰?」

「羽衣ララルン!」

「ララルン、そこ俺の席なんだけど」

「ララルンじゃないルン!ララ、ルン!私はここがいいルン!」

「あ、そうなの?」



ってそんな中、「私はここがいいルン」と勝手に自分の席を決めてしまったララですが、
そこはカルノリと呼ばれる少年がもともと使っている席だったようです
それにしてもこのカルノリ、学校にやってきたら自分の席に見知らぬ女が座ってて
やたらルンルン連呼しながら勝手に席を奪ってどこうとしない
っていうこのキテレツな状況を
「あ、そうなの?」で済ませるあたり大物ですよね(えー

いやマジで、普通だったら「おまえ誰なんだよ、ルンってなんなんだよ、なんで俺の席に座ってんだよ」って
困惑しながらララにつっかかってケンカでも始めるんじゃないかと思うんですが
「あ、そうなの?」って軽く流して普通にララと接し始めるっていうのは大したもんだと思いますよ
カルノリは「ノリが軽くて軽薄なヤツ」みたいにクラスメイトからはあんまり良く思われてないみたいですが、俺は結構好きなキャラだなー

「えーっと、15グラムの分銅に10グラム足して25グラム…」

「オヨ!?」

「え?」

「ま、まさかひかる…!2ケタの計算が出来るルン!?」

ってその後、いよいよ学校の授業を受け始めたララでしたが、15+10=25という計算をするひかるを見て
「そんなハイレベルなことが出来るなんて!?」とガビーンと驚愕してしまいます。おいおい
どうやらララは、これまで計算の必要な場面ではすべてAIに答えを教えてもらっていたらしく、
自分で計算というものをやったことがないようで…てことは数学とか理科とか壊滅的ってこと!?
ちなみにララは地球の文字も読むことができないので、国語とか英語に関してもまったく出来ないっていう…
あかんやんこれ!中学校に通うなんてどだい無理だったんや!(えー
正直これ幼稚園児みたいなもんだろ!小学校レベルの知識もなく中学校に通おうなんて無理だったんや…

「へい、羽衣ララルン!」

「ルン?」

「ぼーっとしてないで掃除掃除!外国でも掃除はするっしょ?」

その後どうにか今日の授業を終えたララでしたが、今度は掃除の時間になったようで
「さすがに掃除くらいはできるっしょ」とカルノリからモップを渡されることになります
それにしてもカルノリ、よくララにこれだけ話しかけるよなー
俺だったら自分の席をぶん取ろうとした変な奴っていう第一印象のせいで
「チッなんなんだよあのララとかいう女はよー」って感じにララから距離を取ってあんまり話しかけないと思います(えー



「掃除…学校の掃除の仕方…うう…」

がしかし、カルノリからモップとバケツを渡されたものの、
掃除の仕方がわからずにその場で硬直してしまうララ。本当に何も知らないのね
この思い悩むララの姿を見ていると、さすがにちょっと可哀想なもんがあるな…というのも
会社に入ったばかりの新入社員ってこういうの多いんだよね
まだ会社に入ったばかりで何も知らない、何も分からない中、先輩から「おいこの仕事やっとけよ」って言われて
その仕事のやり方すらもまったく分からず硬直してしまうみたいなね。俺も新人の時さんざん同じ目にあってトラウマになったわ…
こういう時、何も知らない新人がいくらうんうん悩んでも、結局は知識がないからトンチンカンなことをやり始めてしまうんだよな…

じゃばーー

「どわーーっ!?」

「掃除ルン…きれいにするルン!」

「ちょ、ちょっとララルン、何やってんの!」

「オヨ?」

ああ、そしてやっぱりララもまたトンチンカンな作業を始めてしまうことに!
バケツの使い方が分からなかったララは、とりあえずこれで水をまけばいいのかと思ってしまい
じゃばじゃばと水をまいて教室を水浸しにしてしまいます
やっぱりこうなっちゃうんだよな…知識のない新人が悩んだ末の行動っていうのはこんなもんですよ
よく「目で盗め」とか「自分で考えろ」とか言いながら教えるのをサボる先輩がいますが、
何も教えてもらってない新人が自分で考えて行動するとこういうことになるっていうね
そしてこうなると「何やってんだ!こんなことも出来ねえのか!」って先輩に怒鳴られてしまって
理不尽な目にあった新人が鬱になってしまうっていうのが、会社でよくある新人を潰してしまうパターンですね

「ララルンってマジ変わってるなあ」

「あ…」

そんなララの失敗を目にしたカルノリの反応は「ララルンってマジ変わってるなあ」でしたが、
その言葉を聞いたララは深く傷ついてしまい、泣きそうになりながら教室を飛び出してしまいます
うーむ…そんなに暴言って感じはしなかったけど、難しいもんですね

ちなみにこの場面、ララを傷つけてしまったカルノリはクラスメイトの女子から
「お前なにやってんだララちゃん泣かしやがってよぉ」みたいに責められてしまいます



いやなんつーか…俺はカルノリがんばってると思いますけどね!(えー
自分の席をぶん取ろうとした見知らぬ女に対して仲良く接してるし
しかもルンとかなんとか変な語尾使ってたり、簡単な計算もできなかったり、文字も読めなかったり
さらには掃除すらもできないっていうそんな人間がやってきたら、よくあるパターンとしては
「お前いったい何ならできるんだ?なぁ?
 お前みたいな使えないやつ初めて見たわ、やる気ないなら帰れよ」
とかこれぐらいは辛辣なことを言いそうっていうか、マジでこういうパワハラ野郎ってよくいますからね
それに比べたらカルノリはめっちゃいい奴っていうか、ララのこと一言も責めてないし
ララのダメな部分も「変わってる」と言いつつ受け止めてくれてるから、俺はカルノリそんな悪くないと思いますけどね

「ララ、一人で帰っちゃったって聞いて…」

「帰ってくるなり部屋に閉じこもってしまったでプルンス…誰にも会いたくないって…」

そして学校を飛び出してしまったララは、そのまま自分の部屋に帰ってくると「誰にも会いたくない」とふさぎ込んでしまいました。
なんていうかララって本当に扱いの難しいキャラだよな…(えー
ララが主役の回って大抵こういう人間関係のトラブル起こしてる気がする。
ララって脇役の回だと特に問題なく過ごしてるんですが、いざ主役の回でスポットが当たると
途端に繊細な面が出てきて怒ったり傷ついたりして、巻き込まれたひかるが「どうしたらいいんだよ…」って困ってしまうみたいな。
脇役として見てるぶんには可愛いんだけど、
主役となるとめんどくさい性格になっちゃって疲れる
っていうのが俺から見たララの印象ですね(えー

「ララ、おはよう!」

「おはようございます!」

「おはようル…おはようございます、えれな先輩、まどか先輩」

「えっ、ご、ございます!?ルンは!?」

そして一晩ふさぎ込んだララは、次の日ちゃんと部屋を出て学校に来たようですが
しかしララはいつもの口癖を封印しており、どうにかして普通に過ごそうと必死になっていました
どうやら昨日の変わり者だと思われてしまったことが相当ショックだったみたいですな…
自分を押し殺して普通に過ごそうっていう、そんな決意をして登校してきたというわけか。なんとも痛々しいな…

「羽衣ララルン、あのさ…昨日のことだけど」

「いいんです、気にしないでル…気にしないでください」

「え、そうなの?」

そして昨日気まずくなってしまったカルノリとの関係についてですが、
カルノリとしてもララのことを気にしていたのか、今日謝ろうと声をかけてきてますね。こういうところ憎めないやつだよな
ただ、ララが「いいんです、気にしないで」と言うと「え、そうなの?」とあっさり流してしまいます。おいー!!
ちょっと待てカルノリ!なんでもかんでも「え、そうなの?」ってお前はこなみ先輩かっつーの!!(えー



さすがにここはこんなあっさり流していい部分じゃないやろが!明らかにララは気にしてるわけだし…
まあ良くも悪くも軽いノリで済ませちゃうところがカルノリなんだろうな、こいつ今回出てきたばっかなのにキャラ立ってるよなー

ちなみに学校の授業についても、今日のララは手袋状のAIを持参してきたようで
常にAIから答えを聞くことで、正解の受け答えをするってことをやってました
AIがあれば常にこうして答えを教えてくれる…でもそれは、自分の力では何もやっていないってことですから
これで本当にいいんだろうかとひかるは少し気になっているようですね…

「ねえララ、今日の学校楽しかった?」

「ル…うん、AIのおかげで失敗しなくてホッとしてる」

 

そして今日の授業が終わった帰り道、ひかるはララに今日の感想を尋ねますが、
ララは「失敗しなくてホッとしてる」と…ああ…これはなんていうか、
典型的な失敗を恐れてしまって自分の力で挑戦できないって道に進みつつありますね…

これって学校で本当によくある問題だと思うんですが、とにかく間違うのが恐い、失敗するのが恐いと思ってしまって
自分の力で挑戦できずにひどく消極的になってしまうっていう。たとえば、ひとつ例を挙げると
授業中に先生が「この問題わかる人ー」と簡単な問題を聞いても誰も手を挙げないのとかそうですよね

あれって問題が分からないからみんな手を挙げないんじゃなくて、
もし間違ってたら嫌だ、みんなの前で恥をかきたくないって失敗を恐れて手を挙げないんだと思うんですよね
で、誰も手を挙げないからそのうち先生から誰かを当てて答えるように言っても、当てられた人は
「え…その…」とか口ごもってしまって、なかなか自分の答えを言えずにヒソヒソ周りに相談したりしてしまうっていう。
あれって自分の頭に何かが浮かんでいても、それが間違っていたらと思うと恐くて口ごもってしまうというか

結局のところ、確実に正解だっていう保証がなければ恐くて答えられないみたいになっちゃってると思うんですよね
間違ってても構わないから自分の考えを堂々と言うってことができないというか
日本の学校ってマジでそういうところがあると思うんですよね、失敗することを恥だと思っていて、
みんなの前で恥をかくことを何よりも恐れている
っていうそんな風潮がね



そんな中で、このMAJOR 2ndの光さんの言葉はマジ名言だと思います
恥をかくのは悪いことじゃない、別に失敗したって構わない、
悪いのは恥を恐れて好奇心をなくすことで、そうなったら自分の力で挑戦しようというチャレンジ精神が失われてしまうという
そんな言葉ですよね。そしてこの「失敗したっていい」という精神は、今作のひかるも似たようなものを持っているようで…
そういえば光とひかるでどっちも同じ名前なんだな(えー

「別に失敗したっていいじゃん!」

「そうはいかないル…いかないわ!私が変なことばかりしてたら、
 ひかるやえれなやまどかまで変な目で見られるル…見られてしまう!」

「ララ…」

「学校に来たらみんなと同じにしなければいけないル…いけないわ。
 がんばるル…いや、がんばります」

そんな「失敗したっていい」という言葉をララにぶつけたひかるでしたが…
ララから帰ってきたのは、意外にもひかる達のことを気遣う言葉でした
ひかる達のことが大切だからこそ、自分が変なことをして
「変なやつの仲間」という目で見られてしまうことが恐かったってことみたいですね。なるほどなあ

それと「学校に来たらみんなと同じにしなければならない」っていうのも、考えさせられる言葉ですよね…
確かに学校っていうのは、生徒の個性を削り取ってみんなと同じにする場所だって
現実でもよく言われたりしてますからね…正直、俺としても学校での勉強の教え方って
みんなまとめてみんな同じに勉強するって感じで、ひとりひとりの成長の仕方にまるで合ってないと思うんですよね

成長のスピードっていうのは人によって違うし、得意なことも不得意なことも違うわけだから
本当に相手のためを思うなら、その成長に合わせた臨機応変な教え方が必要になると思うわけですが
ただ今の学校のシステムだとそれができないっていうのがもどかしいですよね
結局みんなと歩幅を合わせて、みんなと同じにやらなきゃいけないっていう。これって本当に学校教育の根強い問題だよな

あとさっきのララとひかるの会話で俺的にすごく印象的だったのが、
2人の言い争いが始まるのかと思ったらそうじゃなかったってことなんですよ
そう、「別に失敗したっていいじゃん!」と言うひかるに対して、「そうはいかないわ!」と返すララを見て、
お互いの意見が対立しちゃって一触即発のようなムードになったから
これがたとえばあの第3話だったならもう間違いなく2人が大ゲンカしてる場面だと思ったんですよ(えー

←第3話のひかるとララ

そう、第3話の2人っていうのは、自分と意見が対立したらもうひたすら相手への否定の言葉をぶつけまくって
自分の意見だけを通そうとして相手のことなんか考えないみたいなケンカばかりしていたから
また今回もそうなるのかとウンザリしながら見ていたんですが
しかしそうはならなかったわけですよ

そもそも今回の2人っていうのは、自分のことだけ考えてるんじゃなくて相手のことを考えての発言をしてますからね
ひかるが「失敗してもいいじゃん」と言ったのはララのことを思ってのことだし
ララが「そうはいかないわ」と言ったのはひかる達のことを思ってのことだし
お互いのことを思い合っていて、自分の都合のいいようにワガママを通そうとするっていうのとは違うわけですよ

だからこそ相手を否定する言葉が飛び交うことはなく、
ララの思いを知ったひかるはそれ以上何も言えなくなってしまい、ララは「みんなのために頑張ります」と微笑むわけですが
それは自分を殺しての微笑みであり、
ニッコリ笑った顔なのに悲しく見えてしまう
っていう、表面だけではない深いシーンになっているっていうかね…

いやマジで今回の脚本は普段とは段違いにレベルが高いと思います
色々なことを深く考えさせてくれて、しかも今まで俺が不満に思っていた
2人の大ゲンカについても非常に上手いやりとりに変化しているっていう。

まさかと思って脚本家を確認してみたら、今回の脚本を担当した人は
あの第8話を担当した人でしたね
そう、スタプリ第8話といえば、それまでの第1話〜第7話の脚本に俺が不満タラタラで、
「これで8話もダメだったらもうスタプリ見切るわ…」と思っていたら
まさかの素晴らしい脚本でそこで一気に評価を持ち直したっていう
俺にとっては大きなターニングポイントとなった回でした

ちなみにその脚本家は広田光毅って人ですね
ぶっちゃけ俺がアニメ見てて脚本家の名前を覚えるなんて今までなかったことだけど
この人に関してはマジで衝撃的で名前をチェックしてしまったというか、スタプリ見てて圧倒的に質が高いと感じましたね
今回登場したカルノリにしても、ヘタしたら軽薄で不快なキャラになりそうなところを
絶妙な見せ方で好感の持てる性格に仕上げてましたからね

まああんまりべた誉めしちゃったらハードル上がりそうなんでこのへんにしますけど(えー
とりあえずこの広田光毅って名前については覚えておきたいところですね…

ちなみにこの後、自分を犠牲にしようとするララを思い直させる展開とか、カルノリとの和解とかそういう展開もあるんですけど
今回の感想は広田光毅の脚本ってすげーなと言いたいのがすべてだったので
それをこれだけ言った以上、あとの展開はまあいいかなと…(えー
いやすいません、なんだか今回の感想予想以上に長くなっちゃって
全部書いてたらいつまで経っても終わりそうになかったんで、まあそのへんはカットということで。すまんな…それでは次回に続く!

 

(C)ABC-A・東映アニメーション






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