ビッグガンガン感想:ハイスコアガールダッシュ第1話



そういえば今月からビッグガンガンで始まったハイスコアガールダッシュについて、
まだ語っていなかったので感想を書きたいと思います
舞台は2007年、28歳となった日高さんは教師として暮らしており、
中学3年生の生徒たちのクラス担任として新たに赴任することになったわけですが…

「先生って彼氏とかいるんですかー!?」

「…そういう質問には答えません」

「先生ってなんで教師になったのー!?」

「…そういう質問は、おいおいでいいでしょ」

「家では一人で何やってんのー!?」

「…特に…」

「なんか趣味とかあるでしょー!?」

「…趣味は、みんなに勉強を教えることかな」

「つまんなーい!!」

てな感じで、生徒たちから質問攻めにあいながらも、どこか元気のない受け答えをして
「つまらない先生」と言われてしまうような生活を送っていました
そして仕事が終わると、「はぁ…」とため息をつきながら家に帰り、
日付を見て「あ…今日は私の誕生日だった…」と、誕生日に何もなかったことを知って寂しがるという
そんな日々を過ごしていたようです。いやーこれは予想以上に枯れた生活を送ってますね日高さん

すっかり枯れちゃってる!枯れちゃってるよ日高さん!確か以前の俺の感想で
「枯れた女となった日高さんが再起するストーリーになるんじゃないか」って予想を書きましたが
どうやらマジでそんな感じの内容になるみたいですね

それと今回の枯れてしまった日高さんについて俺が思うのはですね…
こういう風になるのも気持ちわかりますよほんと。
もうね、社会人になって10年にもなるとマジで気持ちが枯れていくからヤバイ

熱意だったり情熱だったり、充実した人生の楽しさってものが
だんだん自分の中から抜け落ちていくというかね
気がついたら「はぁ…」とため息をつきながら職場と家を行き来するだけの生活になってるというか
そういう日々が続いてしまうわけですよ。俺の場合、2019年は特に失うものも多かったから
人生の何が楽しいのか分からなくなったみたいな気持ちで1年間過ごしてたしなあ

アニメ版ハイスコアガールの感想を書きながらも、たとえば
真みたいなエネルギッシュなキャラに元気を分けてもらわないと、
自分の中から元気が湧いてこない
みたいなこと何度も言ってましたしね



やっぱ社会人の生活が続いてるとこういう風になっちゃうんすかね?(えー
俺も日高さんのこと全然言えないくらい枯れた男になっちゃってるし
もっとこう日々の潤いというか、充実してて情熱や活力が湧いてくるような生活を送りたいですよね

そういう意味じゃ、日高さんはこれからそれを取り戻していくって話になるだろうから
俺も参考にさせてもらおうかなと思ってます(えー
いやマジで、人生の楽しさってどうやって見つけりゃいいんだよ…生きがいってなんなんだよぉ!次回に続く!


ビッグガンガン感想:ハイスコアガールダッシュ 第2話「2credit」



さて今月のハイスコアガールダッシュですが、日高さんが同級生の宮尾や土井と一緒に居酒屋で飲みながら
「俺たちももう28か…」とどんより落ち込む内容となっております。
どうやらこの3人とも恋人のいない枯れた社会人生活を送ってるみたいですね

というか28歳の時にこういうことを意識するっていうのはすげーよく分かります
なにしろ俺も28の時はこの3人とまったく同じこと考えてましたからね
じゃあなんでこの歳になるとそんな気持ちになるかっていうと、一番大きな理由としては
自分と同い年の奴らがどんどん結婚し始めるんですよ

たとえば小学校や中学校で同級生だったクラスメイトとかが
「結婚しました!」って報告を次々に聞かせてきたりするわけで。そんな風に自分の周りの人間が結婚し始めると、
自分が置いてかれてる気持ちになっちゃってすごい焦り始めてしまうんですよね

たとえば日高さん達にしても、小学校の時にクラスメイトだった鬼塚さんというキャラが結婚しちゃって
そのことに触れながらしんみりした空気になってましたしね
というか鬼塚さんって、前作ハイスコアガールの小学生時代に実際に登場してて
その時はとんでもないクソブスだったんですが、今作では可愛くなってて驚きました(えー

↓今の鬼塚さん

↓小学生時代の鬼塚さん

いやマジで鬼塚さんすごい可愛くなってない!?なんと言っても髪型でずいぶん雰囲気変わったよなー
鬼塚さんって土井も言ってるように、小学生の頃から
チンチンに興味津々で骨があるか確かめたがる変人でして
小学生だった頃のハルオや土井は、クソブスな鬼塚さんにチンチンを狙われてひどい目にあってたわけなんですよ



でも今の可愛くなった鬼塚さんだったら、こんな風にチンチンを狙ってきても
むしろウエルカムって感じですよね(えー
鬼塚さんがこれだけ雰囲気変わったのはけっこう衝撃だったな…
しかも結婚までこぎ着けたとなったら、クソブスだと思ってた同級生がそれだけ先に進んでいたってことだから
いまだに先に進めず立ち止まっている日高さん達にはショックですよね

ちなみに土井や宮尾は、いまだに彼女がおらず童貞な自分のことを考えると
発狂するほど彼女が欲しいと恋愛に飢えまくっているようですが

 
 

日高さんはというと「知らない知らない!!」とムキになって
この2人に同調するのを嫌がってますね
うーむ、「恋愛に飢えてるモテない奴ら」の仲間になるのが嫌だったんでしょうか

ただ俺的には、いっそのこと日高さんも「彼氏が欲しい」って流れに乗って
宮尾と付き合っちゃえばいいのにと思いましたけどね
宮尾は前作に出てきた時から、かなりのイケメンで性格も良いやつだったし
こんないい物件が彼女なしのまま転がってるっていうのは相当もったいないので
日高さんが手を付けておくのもアリだと思いますけど。土井はともかくとして(えー

ただ俺が気になるのは、日高さんって宮尾に対してなんかあんまり興味なさそうなんですよね
たとえば今回、土井から「今日は久しぶりに宮尾と飲むんだ。一緒にどうだい?」って聞かされた日高さんの反応って

 
 

「私はやめとくかな…」って興味なさげに断っちゃってたので
日高さん的に宮尾はどうもピンとこない男なのかなって…
いや日高さんあんた、あれだけいい男を前にして選り好みしとる場合ちゃうで!(えー

今の土井のセリフから、宮尾は広告代理店で働いてるってことだから
少なくとも手に職は持ってるし、会社によっては収入もかなり期待できるんとちゃうか!?
イケメンで性格もよくてちゃんと仕事してて童貞で彼女ほしがってるっていう
こんなおいしい物件を見逃すつもりですか!?(えー

俺的に宮尾を狙うという選択肢はマジでアリだと思うんですが、日高さん的にはぜんぜん脈はないんでしょうか
ただまあ、日高さんが前作でハルオに惚れてたことを考えたら、日高さんが彼氏に求めるものって
イケメンだとか性格がいいとかそういうことじゃないのかもしれないけど…
たとえばこう、ハルオみたいに情熱を燃やして生きてるとかそういう人に惹かれるんだろうか。
日高さんと宮尾って見た目だけならお似合いだと思うんだけど、ままならんものよのう…次回に続く!


ビッグガンガン感想:ハイスコアガールダッシュ 第3話「3credit」




さて今回のハイスコアガールダッシュですが、相変わらず元気のない日高さんが昔を懐かしむという内容になっております
楽しかった青春時代、一緒にいた「あの人」、といったらもちろんハルオのことですよね
3話になってやっとハルオのことにちょっと触れたな!今ではもう日高さんとハルオは連絡取ってないんだろうか

なんにしろやっぱりハルオとの思い出は忘れられないようで、日高さんにとっては19歳が最後の青春だったと…
って…あれ?いや待てよ、19歳…?日高さんが19歳の時期ってことは…もしかしてこれって
前作ハイスコアガールが終わってから1〜2年後のことを言っているのでは!?

いやだって、前作ハイスコアガールが終わった時って、日高さんはまだ高校生だったから
少なくとも18歳以下であって19歳にはなってないはずなんですよ
もっと厳密に年齢を計算してみると、日高さんはダッシュの第1話において
2007年で28歳と示されてるわけなんですよ
そして前作ハイスコアガールの最後で、ハルオが大野さんに告白したのは1996年だったわけなんで



つまり前作が終わったのはダッシュの舞台から11年前。
前作ラストでの日高さんは17歳だったってことになりますよね
ということはですよ、日高さんの言っている「19歳が最後の青春だった」っていうのは
前作のラストから2年後に何かがあったってことを言ってるわけですよね
それも日高さんにとってよっぽど思い出に残るような、それはもう鮮烈な出来事だったと。
 
 

そんな「19歳の日高さん」の思い出をもう一度よく見てみると、
なんかだだっ広い道をバイクで突っ走ってて、これって日本の道路というより
アメリカの道路でも走ってるんじゃないのかなって思うんですよ



たとえばこれ、「アメリカの道路」って検索かけたら出てきた画像なんですけど
なんかこんなような雰囲気の道を走ってるような気がするんですよ
そしてアメリカというと大野さんが前作ラストで留学した国であり、
それに対してハルオが「いつかパスポート取って会いに行くからな!」って言うシーンで
前作は終わってたわけじゃないですか

ということはですよ、これってもしかして
前作ラストから2年後、ハルオは大野さんに会うためにパスポートを取って
アメリカに渡り、その旅に日高さんもついて行った
ってことなんじゃないですか!?
バイクで旅してることからもハルオの行動っぽいし、その旅こそが日高さんにとってハルオとの最後の思い出だった
ってことじゃないですか!?いやはやちょっとしたワンシーンで一気に想像が膨らんだな…
まさかその「アメリカ旅行編」もどこかで描写するってことなんだろうか、こいつは気になる展開になってきたぜ

そんな過去編のことも気になるわけですが、今の日高さんの状況についてもちょっと動きがありました。
何かというと、日高さんが生徒を指導しようとしていたところ、その生徒のカバンから
PSPが飛び出してきたわけですね

それを見て思わず「PSP…」と興味ありそうな顔をする日高さん。ゲーマーの血が騒ぐってやつでしょうか
それにしてもやっとゲームが内容に絡んできたな!(えー
なにしろダッシュが始まってから3話ラストまで、ゲームの話がまったく出てきてませんでしたからね

前作ハイスコアガールは第1話の最初のページからもうスト2の話だったことを考えると
ダッシュの方はだいぶゲームが出てくるのを引っ張ったなと思います
それにしても最初に出てきたゲームがPSPとは意外でした、俺としてはてっきりスト4かと思ってたんで…

って、よくよく考えたらスト4は2008年稼働だから、
2007年の日高さんがスト4やるにはまだ1年待たなきゃいけないわけか
それずっと待ってゲームの話を出さずにいたら遅いどころの話じゃないわな(えー
もしスト4が出てくるにしても、もっとずっと先の展開になりそうですね。まずはPSPからか…それでは次回に続く!


ビッグガンガン感想:ハイスコアガールダッシュ 第4話「4credit」

さて前回、生徒の1人がPSPを学校に持ってきている場面に遭遇してしまった日高さん。
ここまでまったくゲームの話題がなかった中、ついに待望のゲーム機が本編に登場したわけで、
ここからどんなゲーム談義が交わされるんだろうなと今回の話を見てみると…



なんとPSPを「こんなもの」呼ばわりしてゲーム談義をまったくしない日高さん
お、おいー!!ちょっと待てー!!なんやこの展開は!?やっとゲームが出てきたと思ったら
こんなもの呼ばわりされて終わりかよ!さすがにこの展開はないっしょ!?

たとえばPSPがどんなゲームでどんなソフトが出てるとかそういう話をしてほしいんだが!?
ハルオだったら確実にそういう話をしてる場面やで!?

ハルオといえば俺が思い出すのはPCエンジンGTを学校に持ってきてた場面
ストUダッシュの画面を読者に見せびらかしたり、PCエンジンGTがいかに素晴らしいゲーム機なのかを熱烈に語ったりしてたわけですが
今回の日高さんにはそういうゲーム機に対する興味がまったく感じられないんですよね

ハルオほどではないにしろ、少しは日高さんもゲーム機に興味あるかと思ったのに!
まさか一切PSPについて語ることなく終わるとは…なにかこうPSPのやりたいソフトとかないんか!?
いやなんというか…さすがに4話まで終わっていまだにゲーム語りが一切ない内容っていうのは
ハイスコアガールの続編として正直どうなんすか!?

俺が思うに、ゲーム語りのないハイスコアガールっていうのは
ラーメン語りのないらーめん再遊記みたいなもんじゃないっすか!?(えー
いやマジで、ハイスコアガールダッシュとらーめん再遊記ってよく似たコンセプトの漫画だと思うんですよ

ハイスコアガールダッシュは、漫画でゲームを語るのが人気となったハイスコアガールの続編
らーめん再遊記は、漫画でラーメンを語るのが人気となったらーめん才遊記の続編
そしてどちらも前作で人気のあった脇役が新主人公となっており、
その新主人公は人生に疲れてしまって枯れた生活を送っている
っていうね

なので基本的な構造はよく似ていると思うわけですが、ひとつ大きな違いがあるとすれば
らーめん再遊記は今作でもラーメン語りをやっているのに対し
ハイスコアガールダッシュは今作でゲーム語りをやっていないんですよ

これっていうのが非常に大きな差というかね、やはりラーメン語りがあるからこそ
らーめん再遊記は前作と同じシリーズの漫画だと実感を持って読めるんですが
しかしゲーム語りのないハイスコアガールダッシュは
これって本当にハイスコアガールの続編なの…?ってすごく違和感が湧いてしまって
前作とはまるで別物の漫画を読んでるような気持ちになるんですよね

正直今作の内容からすると、タイトルはハイスコアガールダッシュというより
【29才女教師の憂鬱】って感じなんですよ(えー
いやマジで、ゲーム的な要素よりも女教師となった日高さんの憂鬱な要素に焦点が当たっていて
今のところそれしか語られてないっていうかね

正直ここまで読んでみて思ったのは、押切先生は今作をゲームを語る漫画にするんじゃなくて
教師をテーマにした学園モノにしたいのかなあってことなんですよね
たとえるなら、ハイスコアガールとはまったく別の学園モノ漫画を新しく立ち上げたようなイメージ。

そんな新作の学園モノ漫画に、教師として日高さんがやってきたような印象を受けるのが今作ですかね
なのでこの漫画はハイスコアガールの続編として出すより、新規タイトルの学園モノ漫画として出したほうが
分かりやすくて良かったんじゃないのかなって思います
やっぱりハイスコアガールの続編ってなると、どうしてもゲームの話題を期待しちゃうし…
俺としても正直「期待してたのと違う漫画」って言わざるを得ないのがね…次回に続く!
 


ビッグガンガン感想:ハイスコアガールダッシュ 第5話「5credit」



さて今月のハイスコアガールダッシュですが、5話目の最後でついにゲーセンが出てきましたね
ようやくですよ!5話目のラストでようやくだよ!
前作だと1話目の1ページですでにゲーセンが出てたことを考えると、
ここまでずいぶん引っ張ったなーという感じがします

まあ今回の最後に出てきた状態だから、まだ具体的なことは語られてないので
ゲーセンの詳しい描写は次回の第6話からってことになりそうですね
まだストWも出てない時期のゲーセンだから、どんなゲームを軸に語るのか分かりませんが…
とにかく、俺的にやっと興味ある流れになってきたかなという感じです。次回に続く!


ビッグガンガン感想:ハイスコアガールダッシュ 第6話「6credit」



さて今月のハイスコアガールダッシュですが、前回ラストでいよいよゲーセンが出てきたとあって
今回ついに実際にゲームをプレイする場面が出てきましたね
何かと思えばこれストリートファイターVですよ

なるほど俺的には「そのうちストWが出てくる」ってことばかり考えてましたが、前作があれだけストUに焦点を当てた漫画だったことを考えたら
まずは順番から言ってストVから始めるっていうのもわかる話か。
これからいよいよストVを中心にゲーム語りをがっつりやっていくのか?と思ったら
今回ストVについてはほとんど語らずじまいで終わってしまいました。おいいいいいい!!



まあ今回ラストで日高さんもゲーセンにやってきたから次回こそは話が動き出すんだろうけども!
というかここんとこ数回の俺の感想を思い返してみると、
第3話では「今回ラストでPSP出てきた!次回こそ話が動くはず!」とか
第5話では「今回ラストでゲーセン出てきた!次回こそ話が動くはず!」とか、そんなことばっか言ってる気がするんだが!?
もうそろそろ話動かしてくれよマジで!(えー

いやもうほんと話が動かなさすぎてどうにもこうにも…読んでる俺の気持ちとしては
やめ時を見失った人気漫画が引き伸ばしモードに入った時くらいの
のんびり引き伸ばし展開を見てるような気持ちというか…まさか新連載でこうなるとは思わんかったな
なんにしても、もっとガンガン話を進めるような怒涛の展開を見せてほしいぜ…次回に続く!

 

ビッグガンガン感想:ハイスコアガールダッシュ 第7話「7credit」

さて前回、日高さんがようやくゲーセンへと降り立ったハイスコアガールダッシュですが、
「いよいよ今回は何かのゲームで戦うのか?」と思いながら内容を見てみると

久々に日高さんにフォボスのスタンドや豪鬼のスタンドが発現するという話で
日高さんがゲームをするのは次回に持ち越しということになりました
いやまあなんというかほんとにそろそろゲームやってくれってマジで!(えー
いつまでもったいぶるんやこの漫画!ゲーセンに降り立ってからゲームを始めるまでに1話かかって次回に続くとは思わんかったわ!

今の俺の気持ちを正直に言うと、昔アニメでやってた
ドラゴンボールZの引き伸ばし回を見てるような感じかな…(えー
ドラゴンボールZの引き伸ばしはすごかったですからねー、たとえば「いよいよこのキャラが戦うのか」みたいな回でも
「はああああああああ…!!」って戦う前に気を溜めてるだけで1話終わっちゃったりとか
今回のハイスコアガールは割とそれに近かったと思います。日高さんが戦う前に気を溜める内容で1話終わっちゃったというか(えー
頼むからもう少しサクサク進めてくださいよ!ドラゴンボールZみたいな引き伸ばしは勘弁してくれ!
次回こそはいよいよ話が動き出すと思うんですけどね…なんか毎回これ言ってて悲しくなってきた…次回に続く!


ビッグガンガン感想:ハイスコアガールダッシュ 第8話「8credit」

さて前回、長い長い引き伸ばしを経てようやく格ゲーをすることになった日高さん。
そして今回どのゲームで戦うのかと言ったらヴァンパイアハンターだそうです
ふむ…日高さん的に未プレイのゲームではなくて、以前めっちゃやり込んだゲームを選んできましたか

まあ確かに日高さんって、以前にハルオや大野さんと戦った時も
確実に自分が勝てそうなゲームを選ぶタイプだったから、
未プレイのゲームより、やり込んで自信のあるゲームを選んできたってことでしょうか



そして実際に試合が始まりますが、日高さんはフォボス、対戦相手はオルバスを使ってますね
画像の流れ的には毒を吐こうとしたオルバスに対し、日高さんのフォボスが「見え見えなんだよ」とばかりにビームで潰しており
行動を潰された相手は「く、くそぉ!」と焦って甘えた前ジャンプをしてしまい
それに対し日高さんは甘えを許さない対空技で叩き落とすという展開になってますね

なんという格ゲーらしい展開、これこそまさに甘えたほうが負けるってやつですね
格ゲーはなんていうか、対戦相手との戦いっていう他にも
自分の甘えとの戦いみたいな要素があるのが独特なゲームですよね



さらにその後、対戦の中で技を繰り出すたびに
猛烈な高揚感に包まれることとなった日高さん!
やはり自分の青春時代を駆け抜けたゲームに触れたことで、
以前のような情熱が戻ってきたということでしょうか

そして日高さんといえば、以前はコンフュージョナーを使ったハメ技を得意としていましたが
今回の戦いではそれを使うまでもなく圧勝してしまいました
おお…対戦相手との実力差があったとはいえ、ハメ技を使わずに勝ったっていうのは結構大きな意味がありそうな気がしますね

というのも、前作ハイスコアガールにおいて
ハルオや大野さんは「ハメ技を使わずに勝つ」という強さを求めていたのに対し
日高さんは「ハメ技を使いまくってでも勝つ」という強さを求めていたんですよね

つまりハルオ達と日高さんはゲームに対する取り組み方が違っており、ハルオ達がいつも楽しそうにゲームをするのに対して
日高さんは楽しさよりも「どんな手を使ってでも勝つ」ってことしか考えていなかったわけで。
それが結局ハルオと一緒になれなかった原因だと俺は思ってるわけですが、しかし今回の対戦を見ると
日高さんもずいぶん楽しそうに対戦するようになったなと思ったんですよね

結果的にハメ技も使わず勝ったことだし、これをきっかけに日高さんも
ハルオ達の気持ちが分かるようになったりするんだろうか?なんてことを考えたりしました



とりあえず日高さんは、今回の話によって完全に憑き物が落ちたようで
今までのような枯れた雰囲気はすっかりなくなり、イキイキと学校に通うようになったみたいですね
なるほどこれで「枯れた女教師編」は一段落というわけか。となると次号からの展開はどうなるのかってことですが
俺としてはやっぱり、日高さんが19歳の時にしたというバイクの旅のことが気になりますね

バイクの旅の話は、確か第3話の時に少し語られたわけですが、
あの時はまだ日高さんが誰と旅に出たのかってことは語られてなかったんですよね
それが今回、日高さんの回想によってバイクにまたがっていた人物がバーンと描かれることになりました。それが誰なのかというと



ゲェー!?大野さん!?
まさかの大野さんと一緒にバイクの旅に出たんか!?俺の予想ではハルオとか言ってたけど全然違うやんけ!
うーむこれは予想外な…一体どんな流れで大野さんと2人旅に…いやまて、これ大野さんっぽく見えるけど
実は真っていう可能性もあるんか!?
真って大野さんと見た目そっくりだし、それにバイクで走り回るキャラと言ったらまさに真がそうだったわけなんで
たとえば大野さんに会いに行くために真と日高さんがアメリカに渡ったとかそういうことなんか!?

ふーむ…まだ確かなことは分かりませんが、とりあえず今回のエピソードはかなり話が動いたな!
いやマジで、今までは話が動かなさすぎて
「今回も話が動いてない…でも次回こそは動くはず…」
「また今回も動いてない…でも次回こそは動くはず…」
って
死んだ魚のような目をしながら念仏のように言い続けてきましたが
やっと今回になって本当に動いてくれましたね。さんざん待たせやがって!(えー
もう一生動かないまんまかと思ったわ!まあともかく、いよいよ話が動き始めたってことで
これを機に勢いを取り戻して欲しいところですね。次回に続く!
 

(C)押切蓮介/スクウェアエニックス






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