みなさんこんにちは、すでに世の中でメチャメチャ話題になってる劇場版鬼滅の刃・無限列車編ですが
今日俺もついに見てきたのでその感想を書こうかなと思います。
まず劇場について最初に思ったのは子供の客多いな!?ってことですかね

いやマジで、ふだん他の映画を見にきた時よりも、明らかに子供の客が多かったことに驚きました
よくツイッターとかで「小学生も鬼滅キャラの真似をしてて〜」みたいな話を聞きますが
ツイッターは嘘松が多いから信じていいか分からなかったんですよ(えー
でも実際に劇場の空気を感じてみたら、「本当に子供にも人気あるんだな」ってことを実感しましたね

ちなみに、それだけ子供が多いと上映中に騒いだりしないか心配だったんですが
意外とみんな静かに見ててそれにも驚きました
喋るにしてもコソコソ話って感じだったからあんまり気にならなかったな
たぶん幼稚園児くらいの子だと騒いだりするのかもしれませんが
今回来てたのは小学生くらいの子が多かったから、コソコソ話するくらいには自制できたのかもしれませんね

次に内容なんですが、まずやっぱり作画がすごい。
テレビ版の時点ですでに綺麗すぎてハンパない作画でしたが
劇場版となったらまた一段と質が上がってましたね

どれくらいすごいかというと一番最初に映る木のシーンですら綺麗すぎてビビったレベル
木ですらそれだけ綺麗なことに加えて、やっぱり全集中の呼吸のエフェクトがすごい。
水の呼吸や炎の呼吸の演出が美しすぎてとにかく気持ちを盛り上げるし
なにげに猪之助の獣の呼吸なんかも斬れ味鋭い一撃を繰り出してるって感じで、テレビ版より数段カッコよかったなー

あと戦闘シーンで見てて感心したのは、
カッコいいと感じる「間」を表現するのがすごく上手いなって思ったことなんですよね
たとえば列車の中に鬼が現れて煉獄さんが刀を構えるシーンだったり
禰豆子が敵に襲われて善逸が駆けつけてくるシーンだったり
今から煉獄さんや善逸の戦闘が始まるぞというその「間」の表現がとにかくメチャクチャカッコいいわけですよ
あれが戦闘への期待感を一気に高ぶらせるというか、ただ単に綺麗な作画で見せましたっていうんじゃなくて
よりいっそう興奮するような演出とか見せ方がハンパなく上手いなと思いながら見てました

それに戦闘で言うと、今回の映画は炭治郎、禰豆子、善逸、猪之助、煉獄さんといったメンバーに
全員ちゃんと見せ場があったのが良かったです
「こいついる意味なかったじゃん」みたいに持て余してるキャラがいなくて、全員にちゃんと役目や見せ場があって
ひとつの映画の中でキャラクターが無駄なく活躍するって意味で完成度高いなと思いましたね

それと味方のキャラを見ていて思ったのが、今回の戦闘ってみんな
他の誰かを守るために戦うっていうのが良かったですね

列車という狭い空間で鬼が次々と襲い来る中、仲間や一般人を守るために戦うわけで
炭治郎も禰豆子も善逸も煉獄さんも、猪之助ですらそのために戦うってところに鬼殺隊の心意気を感じたし
その中でも煉獄さんの生き様は涙なしには見られなかったですね

鬼殺隊の柱として、そして人としての誇りを捨てることなく壮絶な戦いを繰り広げるあのシーンは
原作で内容を知ってる俺でもガチ泣きしたくらい印象的でした
もう煉獄さんの最後の戦闘シーンは、泣きすぎてずっと横隔膜がヒクヒクしてるような状態だったなー

ちなみに俺が煉獄さんのセリフで一番好きなのは
「柱ならば後輩の盾となるのは当然だ。柱ならば誰でも同じことをする」
って一言ですね。人の上に立つ者の矜持というか、下の者に犠牲を強いるのではなく
むしろ盾となって守る。それが当然だという考え方に胸を打たれましたね
これはさっきの「他の者を守るために戦う鬼殺隊の心意気」とも通じるものだし
まさに鬼殺隊の柱として、最後までその生き様を貫いた煉獄さんの姿は立派なものだったなと。



というか今回の映画って、最初らへんでは人前での猪之助、善逸、煉獄さんの奇行やギャグシーンが目立つので
鬼殺隊って不審者しかいねえな!?
ってところから始まるんですが、でも最後まで見た後だと
鬼殺隊ってみんな立派ですげえな!?って気持ちに変わるんですよね

なんというか、今回の味方キャラってみんなどこかに他人への思いやりを持ちながら戦っているというか
そういった思いやりの気持ちって人として見習いたいと思うんですよね
単なるバトルだけして終わりなんじゃなくて、そういった気持ちの大切さを表現していたって意味でもいい映画だったなと。

いやこれは社会現象になりますわ
実際に見に行ってその凄さを実感したというか、これだけ世間で大ヒット飛ばしまくってるのも納得の出来栄えでした
まだ見てない人にも自信を持ってオススメできる内容だと思います
というかむしろ、そこらじゅうからオススメされすぎてキメハラとか鬼滅疲れなんて言葉も出てきてるみたいですが
でもやっぱり「見とけって!鬼滅の映画見とけって!」って言いたくなる気持ちわかるんだよなあ
なにしろめちゃくちゃ綺麗で、めちゃくちゃカッコよくて、めちゃくちゃ泣けるっていう映画なので
映画というエンターテイメントの醍醐味をひたすら実感できるから、まだ見てない人にはぜひ見てほしいと思います。
見とけって!鬼滅の映画見とけって!(えー
 


・大志さんこんばんは。とうとう劇場版鬼滅を観に行かれたという事で、お気に召したようで何よりです。
 このコメントを送る時点で興行収入は200億を超え、どこまで行ってしまうのか興行収入オタクの間でも話題になっていたりします。
 私ももう4回観に行っていますが、全く飽きない自分に自分で驚きです。
 大志さんも書かれていますが、演出が本当に凄いですね。最高のストーリーに最高の映像と最高の音楽を最高の演出で組み合わせた極上のエンターテイメント作品と言えます。
 去年の年末頃に単行本が全国の書店から消えた時はここがブームの頂点かと思いましたが、あの頃以上ですね。来月の単行本最終巻発売日はどえらい事になるでしょう。
 今までいろいろと「社会現象」と言われるブームはありましたが、あまりそういうものとは縁が無く、今回初めて「社会現象」の輪の中に入れたので、
 このお祭りのような勢いをかなり楽しんでいます。 by よもぎ

・大志さん鬼滅の感想書いてくれないかなーってずっと思ってたので嬉しいです!
 ただ無限列車編本当に感動したんですけど同時に少しの不安が。
 以前半沢直樹だかの記事で読んだように「鬼滅は売れる」って言う変な色気出して余計なことしないで欲しいなあと、
 半沢は大和田や黒崎みたいな人気キャラのゴリ押しが酷かったし(あれはあれで面白かったけど)。
 低クオリティーの実写化や未登場の重要キャラに俳優アイドルゴリ押しとかはやめて欲しいですよほんと by aruka

・私は公開二日目の朝一に見に行きました、甥っ子(小4)が見たいと言うもので
 甥っ子自身は去年に小学校の授業で絵を書くのに元になる漫画を貸してー、って言ってきて鬼滅を何冊か持っていったのが鬼滅にハマった切っ掛けですね
 時代の移り変わりで若者のモラル云々とか言われますが、炭治郎や錬獄さんの善性や生き方を「良いもの」と子供が思えるのなら
 今の時代の道徳の教育は良い仕事をしてるんじゃない?と感じました

・大志さん……!「伊之助」です……! by はやとちり

・どうもお久し振りです。コメントさせて頂くのは『食戟のソーマ』以来ですが、毎回大志さんの感想記事を楽しく読ませて頂いています。
 『鬼滅の刃』の人気を反映してか、最近の感想記事には『鬼滅の刃』のネタが扱われておりますね。
 今回の記事でも「“痣”を持つ者の寿命」について述べておられましたが、原作は色々な部分が結局不明なまま終わりを迎えてしまいました・・・。
 それを考えるとアニメは丁度今が“分岐点”にあたります。
 原作の未処理の伏線をそのまま採用するか。それとも補足するか。どちらかの。
 アニメ第一期終了の際は直後に劇場版(無限列車編)の発表があったというのに、今回は何故か劇場版が公開されてもアニメ第二期は未発表のまま。
 それはひょっとしたら原作の展開に何かしらの「変化」を加えることが計画されているのではないかと私は予測しています。
 (個人的には吾峠先生自身によるシナリオ補足を願っているのですが・・・)
 長文になってしまい申し訳ありませんでした。
 日に日に寒さも増していることもあり、お体を壊さぬようこれからもどうか頑張ってください! by 栗うさぎ

どうもです、鬼滅についてのコメントが結構来てるのでそれについて返信しましょうかね
まずは伊之助の名前を猪之助って間違えちゃってすいませんでした
柱として不甲斐なし!!穴があったら入りたい!!(えー



というか伊之助ってこの顔で猪之助って名前じゃないの!?この顔で!?(えー
いやまあ生まれてすぐ名前をつけられた時はこんなイノシシの被り物してなかっただろうから
猪之助って名前つけられないのもそりゃそうかとは思うんですが…でもやっぱ間違える人多いだろうなー

伊之助といえば今回の劇場版って、なにげに伊之助の株がすごい上がった内容だったと思うんですよね
今回の敵は伊之助がいなければ倒せなかったっていうくらい戦闘面でも活躍してたし
あとはギャグシーンを一番多く担当してるのも伊之助で、話が暗くならないようにところどころ明るい空気を作ったり
乱暴者に見えて今回はみんなを守るために戦ったり、煉獄さんの最期を見て震えながらむせび泣いたりと
今回の映画ではじめて伊之助を好きになったって人も多いんじゃなかろうか

少なくとも俺はまさにそう思ったクチで、実は今まで伊之助にあんまり良い印象を持ってなかったんですよね
というのも、伊之助って初登場シーンで善逸にめちゃめちゃひどいことしながら出てきたじゃないですか
あれでまず第一印象が最悪だったし、その後の那田蜘蛛山編でも
筋肉ムキムキの蜘蛛鬼にボッコボコにされちゃって活躍できなかったし
つまり戦闘面でも人間性でもいいとこなかったわけなので
そのせいであんまり好きになれないなーって印象持ってたんですよね

でもそんなイメージが今回の映画でガラッと変わったというか
戦闘面でも人間性でもちゃんといいところを見せていたので
それで伊之助に対する印象が俺の中で一気に変わった感がありますね
映画終盤の伊之助がプルプル震えながら泣いてるシーンとか俺もすごくもらい泣きしてたし
今回の映画に欠かせない男だったなと思いますねー
そういうわけなんでみんな伊之助の油そばもっと買ってやれよ!!(えー



なんかコンビニとかスーパー行くといつもこれだけ売れ残ってるんだよ!なんで!?
伊之助が不人気なのかそれとも油そばが不人気なのか!?いやそう言う俺も考えてみたら
炭治郎のチキンラーメンと善逸の出前一丁しか買ってないんだけどさ…(えー

いやなんだろう、やっぱチキンラーメンと出前一丁っていうと
昔から馴染みのあるラーメンだから安心感あるよね
買ってもマズイものは出てこないだろうって安心しながら買えるというか

あとキャラ的にも炭治郎は変なことしないだろうっていう安心感あるし
善逸は出前一丁のキャラとシンクロしすぎで違和感ないし
そんなわけで炭治郎と善逸のラーメンは抵抗なくすんなりと買えるわけなんですが
しかし伊之助はというと何するか分かんないキャラで、しかも油そばって馴染みがなくてどんな味かも分からないので
まったく安心できる要素がなくてコイツは危険すぎると思って身構えちゃうんだよな(えー
それでいつも伊之助の油そばを買わずに帰ってきてしまうという…すまねぇ伊之助…今度売れ残ってるの見たら買ってやるから…

それと最後に、鬼滅アニメの二期とか次回作について何もお知らせがなかった件について。
確かにそれは俺も気になりました。普通だったら映画の最後に制作決定の連絡あるのになーって。
ただ、ひとつ思うのは、鬼滅アニメってガチの社会現象でとてつもない規模の市場になってしまったから
続きをTVアニメにするのか映画にするのかって決めるだけでも
責任重大すぎてどうするべきなのか分かんないよね

なにしろそれを決めるだけでも、数え切れないほどのコラボ企業が一斉にそれに合わせて動き出して
もはや社会が動くレベルなんだから、この超巨大コンテンツを今後どう舵取りしていくべきなのかって
それを判断できる人いるのかなっていう…少なくとも俺だったら「今後の鬼滅どうします?」って聞かれても
責任の重さに耐えかねて「あ…?あ…?」って錯乱することしかできないでしょうね(えー
なので今のところ、鬼滅の次の動きが見えてこないのも仕方ないのかなと…
ただやっぱり続きは気になりますけどねー、俺の好きなキャラが出てくるのも先に進んでからだし。
兄上とか縁壱とかアニメだとどんな風になるのか見てみたいですねー






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