映画感想:スーパー戦隊MOVIEパーティー(リュウソウ・ルパパト・キラメイジャー)

さてそれでは最近やってる戦隊の映画を見てきた感想を書きたいと思います
タイトルはスーパー戦隊MOVIEパーティーってことで、
リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャーっていうVSものと
キラメイジャー・エピソードZEROっていう新戦隊のお披露目作品の二本立てとなってますね

まずVSものの方なんですが、VSというよりは3つの戦隊の前にマジヤバイ強敵が現れて
その強敵を倒すために、3戦隊が協力して対策を練ったりしながら戦うって感じの内容でしたね
俺的に思ったのは、そんなふうに対策を練るシーンがあったぶん
お互いの戦隊メンバーの絡みが多かったっていうのは良かったポイントでしたね

たとえばコウ&魁利、メルト&アスナ&ノエル、バンバ&圭一郎、トワ&咲也、カナロ&つかさ&透真、オト&初美花
てな感じに、別々の戦隊同士で2人組・3人組になりながら動くって内容だったので
そのぶんお互い話したり交流するシーンも多かったなって印象を受けました

とりあえず俺的に気に入ったのはコウ&魁利のコンビですかね
このコンビはまずコウがめちゃめちゃ素直でまっすぐな性格をしてて、
それを見ながら魁利が「お前どんだけ素直なんだよ…」って調子狂っちゃうみたいな関係なわけですよ

魁利ってあれですよね、ルパパト本編で圭一郎と会ってる時もそうだけど
とことんまっすぐ生きてるようなまぶしいキャラと一緒にいると
「俺にはできねえな…」みたいに複雑そうな顔をするじゃないですか
そういう顔をしてる時の魁利ってイイですよね。なんかそそりますよね(えー

そういう魁利を見てると思い出すのがハンターハンターのキルアなんですよね
なぜかというと、キルアってゴンに対して
ゴン、お前は光だ、ときどき眩しすぎてまっすぐ見れないけど
って感情を抱くシーンがあって、魁利が圭一郎やコウに対して持ってる気持ちも
これとよく似てると思うんですよね。まぶしく生きてる光のキャラをなかなかまっすぐ見れないみたいな。
そういうまぶしい生き方に憧れる気持ちを持っているのに、自分はそうはなれないっていう悲哀のような
はかない雰囲気を持ってるのがそそる原因だと思います(えー

あと他のペアでいうとバンバ&圭一郎なんかも見どころでしょうか
この2人はコウ&魁利とは違って似たもの同士といいますか
どう似てるかというとクソ真面目で頑固で責任感が強くて「俺がなんとかする」ってすぐ背負い込むタイプ
つまり似てるんだけど「俺がやる」「いいや俺がやる」「おい待て俺がやるって言ってるだろう!」みたいに
お互い主張しまくって絶対うまくいかないコンビですね(えー
2人とも我が強くて譲るってことを知らないから、ひたすら俺が俺がみたいになってしまうというか。

あとはコンビではないんですけど、ノエルのアクションは相変わらず凄かったですね
ノエルって中の人がパルクールの達人だから、テレビ版でもパルクールアクションやりまくってましたけど
今回の映画でもそれは健在で、むしろ久々に見たら凄すぎてびびりますよ
映画の最初らへんで出てくる超高速連続バク転とか見ただけでも「ほげぇ!?」ってなるくらい
衝撃的なアクションやってましたね。あそこまで動ける役者ってマジで貴重だと思う

アクションといえばルパンレンジャーは変身後のアクションもめちゃカッコイイですよね
TVシリーズでもそうでしたけど、「華麗な快盗」をイメージしてるからか
とにかくスタイリッシュに決めるシーンが多くてひたすらカッコイイ。
俺が思うに、やっぱりヒーローっていうのはかっこよくあるべきだと思うんですよ
無骨なかっこよさでも、スタイリッシュなかっこよさでも、どんな形のかっこよさでもいいからそれを追求するべき。
それがヒーローの醍醐味ですよ。仮面ライダーゼロワンはよく聞いておくように(えー

いやなんでかって、仮面ライダーゼロワンって長いこと
主人公に見せ場がなくてライバルにボコボコにされて地面を転がりながらうーうー悔しがるしかやることない
みたいな回がずっと続いちゃってたんですよね。要するに
ヒーローのかっこいいシーンがあまりにも少なすぎると。それじゃあかんやろと。
もっとかっこいいシーンを見せてほしいんですよ。情けないシーンばかりじゃ気持ちが離れていっちゃうんですよ
まずは、どんな形であれ
かっこよくあること。

かっこよくなければ
何も始まらない。

と、俺はそう思うわけです(えー  ヒーロー番組はやっぱりそうであってほしいよな

とりあえずVSものの感想についてはそんなところです、次に新戦隊のキラメイジャーについてなんですが
最初にパッと見て思ったのはグリーンの女の子がめっちゃエロいってことですかね
いやマジで。とにかくグリーンがエロい。なんでかって今回のグリーンは陸上やってるって設定だから
陸上のユニフォーム姿で出てくることが多いんですよね。実際に画像を貼ってみると



この姿がそれわけです。こんなん絶対エロいやろ!?(えー
なにしろ一番最初のシーンがこの格好のグリーンがドアップで走ってる場面だったから
「えっ何これエロっ!うっわエッロ!!」って思いながら見てました(えー

そんなグリーンの他に注目だったのは、イエローがすごい今風のイケメンだったことですかね
これまた画像を貼ってみると



これがイエローなわけです。いやマジで今風のイケメンでは!?
戦隊のイエローっていうと、正直俺の中ではイロモノ枠だったり
もしくは女の子枠だったりするイメージなんだけど
まさかこんなかっこいいイケメンが出てくるとは思いませんでした
まあなんにしてもかっこいいから良し!!(えー
かっこいいのは良いことですよ、ヒーローがかっこいいのはそれだけで素晴らしい
なのでキラメイジャーはイエローのかっこよさという意味でも注目したいですね

あとなにげにキラメイジャーって声優もかなり豪華ですね
レッドの相棒として鈴村健一、味方の王様として杉田智和、敵のボスとして中村悠一が出てくるんで
こりゃ声優的にも見るのが楽しみだなって感じがします。
なにげに鈴村健一が熱血キャラの役やってるのが新鮮でした
鈴村健一ってけっこう中性的な役をやることが多いから、これだけ男くさい熱血キャラやるのって珍しい気がしましたね
まあ鈴村健一といえば大の特撮ヒーロー好きで有名なので、演技にも熱が入るだろうし俺としては楽しみです

最後にひとつ、キラメイジャーにはマブシーナっていうお姫様のキャラが登場するわけなんですが
マブシーナという名前、そしてお姫様ときたら、さぞ可愛いキャラなんだろうなあと思っていたら



っていやちょっとこんな顔!?めっちゃブスじゃないですか!?(えー
さすがにマブシーナ様ブスすぎないっすか!?初めて見た時マジで吹いたわ
もうちょっとこう顔をスリムな感じにできなかったんだろうか…なんかすげえ太ってるように見えちゃって
それがブスな雰囲気をかもし出してると思うんだよなー。
声優は水瀬いのりで可愛い声してるんですけどね、果たしてこの見た目で評判はどうなるか…
 


特撮感想:魔進戦隊キラメイジャー 第2話「リーダーの証明」

みなさんこんにちは、すでに第2話が放送されたキラメイジャーなんですが、俺の気持ち的にどうなのかというと
ぶっちゃけハマりすぎてやばい状態です
いやマジで、正直こんなに好きになると思わなかったぐらいドハマリしてしまいました
ここまでのめり込んだ戦隊はゴーカイジャー以来かもしれん

俺がキラメイジャーを気に入った部分っていうのは山ほどあるわけなんですが
まず代表的なことを言うとキャラが気に入ったっていうのがありますね
たとえば今回の第2話では、レッド、グリーン、イエローの3人をメインに
人間関係が描かれたわけなんですが、ぶっちゃけ俺的に
この3人とも気に入ってしまいました



まずグリーンなんですがとにかく可愛い。とにかく可愛い(2回言った)
顔も可愛いしムチムチとした体型もいいし、ご覧の通り陸上ユニフォームでの登場で
映画の感想でも語りましたが、この露出度高い格好で出てくるの見ると
男としては鼻血を垂れ流しながら見るレベルですよね(えー

・大志さんおすすめのおかげでキラメイジャーを1話から視聴でき助かっています。
 緑のエロスにすっかり骨抜きにされましたがピンクも短パン姿エロくてワロタ。
 2話の終盤、緑の終始陸上ユニフォーム姿の寒そうなこと、有難いけどおじさん健康を気にしちゃうね。 by 愛知県人

そんなグリーンの虜になってしまったコメントもきております
陸上ユニフォームが寒そうっていうのは確かにそうで、この第2話の撮影を行ったのは
インタビューによるとクリスマスの時期だったそうですよ
なんという…12月の冬まっさかりの時期にこの寒い格好で
俺たちにエロスを届けてくれていたとは…(えー
感謝して受け取るしかねえぜ!ありがとうございます!

それとイエローについてなんですが、前から言ってることだけど
このイエローかっこよくて好きなんだよね
今回のメンバーの中で一番のイケメンだと思うし、顔だけじゃなくて動きもカッコイイ仕草が多くて
たとえばエンディングのダンスとか見てても、5人がそれぞれ個性的なダンスをするんですが
一番かっこいい動きをしてるのがイエローだと俺は思ってて
5人のダンスを見てると自然とイエローに目が行っちゃうんだよね

ちなみに役者さんは結構面白い人で、撮影現場でやってたTのポーズがおなじみになって
仲間からは「T」っていうアダ名で呼ばれてるそうですよ。
ドラマの中だとイエローはレッドに対してキツイ言動が多いですが、
役者さん自体は楽しい雰囲気の人で、ドラマでも早くみんなと仲良くしてるところが見たいですね

そして次にレッドなんですが、これに関しては
考え方がすごいなって感心させられるキャラだと思います
特にこの第2話ではそういった場面が多くて、「そういう考え方もあるんだ」とか「レッドいいこと言ってるな」とか
レッドの発想や言葉のひとつひとつに見てる俺まで心を動かされる場面が多かったです

それに関しては詳しく語りたいんでもっと詳細な感想を書きたいと思います!
俺としてもまだまだキラメイジャーの魅力を語り足りないんで、
もっと心ゆくまでじっくり語るような感じの感想を追加で書きたいですね
 


特撮感想:魔進戦隊キラメイジャー 第2話「リーダーの証明」 詳細感想

さてそれではキラメイジャー第2話の詳しい感想を書いていきたいと思います
どんな風に書こうかちょっと考えたんですが、とりあえずもう
書きたいこと全部書けばいいかなと(えー

さて、まずキラメイジャーの結成についてなんですが、今作ではレッドが入ってくる前に
イエロー、グリーン、ブルー、ピンクの4人が先にキラメイジャーになって戦っていたという経緯があります
つまりレッドはキラメイジャーの中では新しくやってきた新入りくんであり、
他のメンバーからは経験不足のヒヨッコに見えているわけですね

しかしそんな中、「戦隊のリーダーはやっぱレッドっしょ。レッドが5人をひとつにするんやで」という
マブシーナ様の鶴の一声により、新入りなのにいきなりリーダーに任命されてしまったというのが今回の第2話なわけです



しかし先輩として戦ってきた他のメンバーからすれば、この話を受け入れることは難しいわけで。
特にイエローは「こんな奴がリーダーになれるわけねーだろ…」と不満を漏らすなわけです
まあイエローはレッドが入ってくるまでのリーダー役をやってたこともあるから、
いきなりその立場を新入りヤローに奪われてしまって、他のメンバーより不満を感じてるっていうのはありますね

さらにそんな中、「わたし用事あるんでお先に失礼します!」とグリーンがササッと帰ってしまったり、
そうかと思えば敵の怪人が出現したとの知らせが入って、グリーン抜きで慌てて出撃したり、
1年生レッドのリーダー生活はいきなり前途多難となってしまうわけです

そんな中で登場した敵の怪人がこいつ。どっから見てもラグビー怪人って感じの
めっちゃ分かりやすい見た目してますよね。見た目と同じく行動もラグビーで、
一般人にスクラム仕掛けて嫌がらせしたり、さらにはラグビーボール爆弾で建物をこっぱみじんに破壊したりするわけです

なんかこのへんの設定ってゴレンジャーっぽいですよね
たとえばゴレンジャーには顔が野球ボールの野球仮面っていう怪人が登場したり、
ゴレンジャーの必殺技でラグビーボール爆弾を使う「ゴレンジャーハリケーン」が登場したりしてたので
やっぱりそのへん意識してオマージュしてるのかなって感じがします

「ラグビーで武器を使うのは反則だぞ貴様らぁぁぁ!!」

ドドドドドド!

「くそっ、速え!」

「瀬奈ちゃんがいてくれたら…!」

そしてラグビー怪人はラグビーで鍛えた俊足によってやたらと足が速いようで、
キラメイジャー4人で戦っても上手く動きを捉えられずに苦戦してしまいます
そんな中、「グリーンがいてくれたら」と悔しそうにつぶやくピンク。
そう、いま不在のグリーンは超俊足の最速スプリンターなので
本来ならこういう相手と戦うのに一番の適任なわけですね

「コンバージョンキックだ!!」

「まずいぞ!逃げ遅れた親子が!」

そしてキラメイジャー達が苦戦する中、コンバージョンキックでラグビボール爆弾を飛ばして
逃げ遅れた親子を狙って攻撃しようとするラグビー怪人。見た目の割にやることえげつないな!
どうにかして親子を助けなければと飛び出したレッド達は、やっとの思いで親子を守ることに成功しますが…

「よ、よかった…」

「よくねえだろ、ラグビー野郎は逃げちまったぞ!」

がしかし、親子を守ることには成功したものの、その間にラグビー怪人を逃がしてしまい
根本的な解決になってないとイエローから叱られてしまうレッド。
いやそこに関しては優先順位の問題というかですね…(えー
「逃げ遅れた親子を助けたい」ということを優先したレッドに対し、
「怪人を倒して町を平和にしたい」ということを優先したイエローっていう風に、
お互いの優先順位に差があった感じですよね。どっちの言い分も正しいし、判断の難しい場面だったと思うので
お説教は勘弁してくださいよイエロー先輩!(えー

「ごめんね行けなくて…大会のリレーに私が出るしかなくなっちゃって…」

「えっ、そんなことで来れなかったの!?」

「そんなことって何よ!!これは先輩にとって大事な大会なの!
 私のせいで棄権なんてさせられない!!」

ってそんな中、用事で来れなかったグリーンに話を聞きに行ったレッドでしたが
「そんなことで来れなかったの」と口走ってしまったことで、グリーンからも怒られてしまいます
どうやらグリーンにとっては、陸上の仲間や大会を心底大事にしているようで、それをコケにされるのは許せないみたいですが
いやそこに関しても優先順位の問題というかですね…(えー
「キラメイジャーとして町の人を守りたい」ということを優先したいレッドに対し、
「陸上選手として先輩たちの助けになりたい」ということを優先したいグリーンって感じで
ここでも優先順位に差ができちゃってる感じですよね。なかなか意思統一するのは難しいというか、とりあえず
お説教は勘弁してくださいよグリーン先輩!(えー

「で、でもキラメイジャーは5人がひとつにならないとダメだって…」

「それってあんた自身の言葉…?人に言われたことをまんま言ってるだけでしょう。
 そんな奴、リーダーって認めない!」

さらにその後、「リーダーって認めない!」とまでキツく言われてしまってガビーンとショックを受けてしまうレッド。
ただ確かに、ここでレッドが言っている「キラメイジャーは5人がひとつにならないとダメ」っていうのは
マブシーナ様から言われたことをそのまま言ってるだけなので、
そんな他人の受け売りで話すような主体性のないリーダーなんて認めないというのがグリーンの本音なんでしょう
ただそうは言ってもぼくまだ新入生なんですけど!勘弁してくださいよ先輩!(えー

「瀬奈にはこっちに来てもらうしかない。ラグビー野郎を倒すには瀬奈が必要だ」

「で、でも陸上の方の代わりが…」

「お前バカか?瀬奈は日本記録保持者だぞ、代わりができる奴なんていない。
 瀬奈の代わりは瀬奈しかいないんだ」

って、あれだけグリーンに陸上が大事と言われてレッドが困っていると、
「結局はキラメイジャーに来させるしかねーだろバカ」とイエローから言われるハメになってしまいます
バカってなんだよバカって!バカって言った方がバカなんだクソッタレー!!(えー

ちくしょうどいつもこいつも勝手なこと言いやがって!だから出世するのって嫌なんだ!
人の上に立つと結局こうやってあちこちから板挟みにされて苦しむだけなんだ!
リーダーなんてやりとうないんじゃ、一生平社員でいた方が気楽なんじゃー!!クソがあああああああ
てなことを俺は思っていたわけですが、その時のレッドの反応は

「ひらめキーング!!」

「!?」

って、な、何が一体!?なんと突然何かをひらめいたと主張し始めたレッド。
今のイエローとの会話の中で、解決のアイデアが頭の中に浮かんだようですが…
正直この場面ってすごいと思います。俺としてはさっきの板挟みの状況には
ひたすら愚痴ることしか考えていなかったわけですが
レッドはその間にも解決のアイデアを考えていたっていうのがね…
そういう考え方ができるのはすごいなって素直に感心したシーンですね

そんなレッドの考えた案というのがこれです、マブシーナ様の力を借りて
自分そっくりに変身できる代役アイテムを作り出すっていう…
ってパーマンのコピーロボットだこれー!!
懐かしいネタだなおい!自分そっくりのコピーロボットに代役を任せるとか!
確かにこれなら陸上とキラメイジャーの両方を同時にこなすこともできそうですが…

「こいつを代役にして駆けつけろってこと…?」

がしかし、このコピーロボットを見せてもなおグリーンは不満顔です。
結局のところ、自分が陸上を大事にしたいっていう気持ちは、コピーロボットでも叶えられないってことでしょうか
ただそうは言ってもこれはパーマンの時代からの伝統でですね…(えー
おとなしく私生活のことはコピーロボットに任せて、キラメイジャーに専念してもらうしか…

「…リーダーとして、自分の言葉で言います。
 リレーに出るのは、本物の瀬奈さんで!!」

「え…?」

「俺がもし、絵なんか描くのやめて戦えって言われたら絶対に無理だなと思って。
 だから瀬奈さんにも大切なことは貫き通して欲しいんです!
 俺たちキラメイジャーは1人1人が輝いてないといけないんです!!」

ってなんと、レッドの口から出てきた言葉は意外にも、思う存分陸上をやったっていいんだという言葉でした
好きなものを押し殺してキラメイジャーになっても、それではグリーンの心が輝くことはなく
輝けないままキラメイジャーになっても意味がないというのがレッドの考えたことのようです

いや正直このレッドの考えには驚きました、「心を輝かせることを第一にするべきなんだ」っていうのは
確かにキラメイジャーという番組のテーマにも合っているし、それにこれってキラメイジャーだけに限った話じゃなくて
俺たち普通の人間にも言えることだと思うんですよね

たとえば俺もこれを実感するような出来事が少し前にあって、
俺にとって1年前の2019年っていうのは心が曇るようなことばっかり起きた年だったというか
その結果ずっと落ち込んだり気が滅入るようなことばっかり頭の中に渦巻いてて
「俺ってなんのために生きてんだろうな…」みたいに考えたりしてたわけなんですよ

そんな1年前の俺に今こそキラメイジャーを見せてやりたい。なんのために生きてるのかって
輝くために生きてるんだよ!!(えー
ずっと心が曇ったまんまだと、どれだけ生きてても苦しいだけでなんにも得るものなんかないと。
そんな苦しいだけの人生じゃ、10年生きても100生きてもいいことないと思うわけです
輝いてこその人生であり、そうなって初めて生きがいを感じることができるっていうね

そういえばこれと似たことをアカギも語っていたことがありました
「命ってのはすなわち輝きなんだから、
 輝きを感じない人間は命を喜ばせていない」っていうね



さらに言うなら、輝くことに関しては一流も三流も関係なく
「凡庸な奴でも輝いてる人間はたくさんいる」っていうのがアカギの話だったので
人間は誰でも輝くことができるってことを語った内容だったわけですよ

それを象徴する最後の一言が「熱い三流」なわけで、俺はこのアカギの一連の話がメチャメチャ好きでね…
キラメイジャーはそれと通じるものがあるだけに、子供向け番組でありながらすごいテーマだなって感心しましたね
むしろ「心を輝かせることの大切さ」ってことに関しては、小さい子供よりも
仕事に疲れた社会人の方が刺さる話だと思うんですよ

毎日の仕事に疲れてすっかり気持ちが曇ってしまった社会人って多いと思うんですよね
俺なんかもそうだし、漫画の話だけど日高さんも芹沢サンもみんな気持ちが疲れてるわけです

ただ、そんな疲れてる時にこそ思い出すべきだと思うんですよ
人生は輝いてナンボだってことを。
輝いてはじめて生きがいが生まれるんだってことを。それを思い起こさせてくれるのがキラメイジャーであり、
「キラめこうぜ!!」っていうキラメイジャーの合言葉なんですよ

いやマジで、この合言葉ってすごいと思うんですよ
「輝くのが大事って言われてもなあ…」って気乗りしなかったとしても、
「キラめこうぜ!!」って言ってもらえたら
力強く後押ししてもらえてるみたいで、なんだか元気が湧いてくるっていうか

そういう意味で、俺としてはキラメイジャーのことめちゃめちゃ気に入ってしまいましたね
こんな風に「キラめこうぜ!」って言われてしまったら
俺としてもキラメンタルを持つしかねえなっていうか(えー
なので今後の話も楽しみに見たいと思います
 


特撮感想:魔進戦隊キラメイジャー 第3話「マンリキ野郎!御意見無用」

さて少々遅くなりましたが、今週のキラメイジャーの感想を書きたいと思います
今回の話はあれでしたね、ブルー主役回。いろんな意味でブルーにスポットが当たった回でした
まず今回登場する怪人がブルーでないと倒せないっていうタイプの敵だったんですよね

なぜかというと、武器を使った接近戦にめっぽう強いタイプの怪人であり、
剣術に長けたブルーでなければ怪人とまともに戦えないからです
ちなみにブルーは剣道5段の腕前を持つアクション俳優という設定でして
キラメイジャーの中でも接近戦において圧倒的な強さを発揮するみたいですね

せっかくなので他のキラメイジャーの特徴も紹介していくと、
グリーンは短距離走の日本記録を持つ超速スプリンター
イエローは射撃系ゲームで無敵を誇るeスポーツの王者
ピンクは天才ドクターにして合気道の達人となってます

つまりブルーは「剣術」に特化した戦士、グリーンは「速さ」に特化した戦士、イエローは「射撃」に特化した戦士
それぞれに個性があるわけですね。そんな中で前回はグリーンの速さでなければ勝てない敵、
今回はブルーの剣術でなければ勝てない敵が登場したわけなので、
そのうちイエローの射撃でなければ勝てない敵とか出てきそうですよね
ピンクでしか勝てない敵っていうのは正直ちょっと予想つきませんが、やっぱり合気道を活かして戦うことになるんだろうか?

ちなみに、こういう個性豊かな達人メンバーが集まってる中で、レッドはどうなのかというと
レッドは普通の高校生です。達人たちの中に放り込まれた一般人って感じですね
ただし、レッドは「絵を描くのが大好き」という強い情熱を持ったキャラであり
その情熱と想像力でさまざまな新戦法を考え出すというポジンションになってます。
レッドの最大の武器は想像力。つまりはトゥインクルイマジネーションということです(えー
なんかキラメイジャーを見てるとやたらプリキュアを思い出すよな…さすが映画で共演するだけのことはあるわ



さて、キャラ紹介が長くなってしまいましたが今回登場する怪人はこんな感じです。
万力をモチーフにした万力怪人って感じのキャラですね
見た目的にはめっちゃザコっぽい奴ですが、しかし実力は意外にもやたら高く
ブルー以外のキラメイジャーを次々となぎ倒してしまうわけです

「俺に任せろ。奴の動きは見切った」

そんな中で登場するのが今回の主役ブルーであり、「動きは見切った」との宣言通りに
真っ向からの斬り合いでこの怪人を圧倒するわけですよ
どうやら予想以上にブルーの剣術は凄まじいようで、怪人もまるで歯が立たずみるみる追い詰められることに…

「く、くそぉこいつさえ封じれば…!あっ、あれ見て!!」

「え?」

バチバチバチ

「ごああああああああ!!」

がしかし、追い詰められた怪人のあっちむいてホイ作戦により
まんまと罠にかかってしまうブルー!これほどの実力がありながらなんというアホ!
そんな怪人の卑劣な罠により、ブルーはクソデカ万力を頭にはめられてしまい
地獄のような激痛に襲われるハメになり、さらに変身能力まで封じられてしまいます

「万力の締め付けで頭蓋骨まで歪んでるわ…今のままだと相当痛いはずよ」

「(ギギギギ)…いや別に…」

って、医者であるピンクの見立てでは頭蓋骨が歪むほどの激痛がブルーを襲っているとのことですが、
しかし当のブルーは必死で平静を装っております
どうやらブルーのやつ相当な意地っ張りのようで、自分が痛がっている姿を仲間に見られたくないみたいですな

「我慢するのが良いこととは限らないと思うんだけど…
 仲間の前くらいは、やせ我慢しなくたっていいと思うんだ」

「ぐぬぬ…」



そんな中、心配したレッドが「無理してやせ我慢すんな」と声をかけますが、
しかしそれでもブルーはものすごいツラで我慢する気のようです。こいつは筋金入りの意地っ張りですな
しかもただ我慢するだけでなく、「映画の撮影があるから行ってくるわ」などと
無茶なことを言い出すことに!お、おいそんなクソデカ万力つけて撮影とか正気かー!!

「監督には設定変更を提案した!俺が演じる武将は敵の罠にかかり動けないという役だ!
 そのぶん配下の立ち回りを増やす!」

「えっ、主役なのに出番減っちゃっていいの?」

「この"溜め"がいいんだ!ヒーローは黙って耐える!俺はこのパターンが一番カッコイイと思っている!!」

って、なんと映画監督に話をつけて「敵の罠でクソデカ万力をはめられた武将」という設定に変更してきたと語るブルー!
なんつームチャクチャな!それでええんかいこの映画!さすがにブルーの出番は減らさざるを得ないとのことですが、
「この溜めがいいんだ!このパターンが一番カッコイイんだ!」とブルーは声を荒げて語っております
お前それヤケクソで言ってるだけちゃうんか!?(えー
本当に大丈夫か!?それでもなんとか意地をひたすら通し続けて、この映画の撮影を終えたブルーですが…



「お疲れ様です」

「お疲れ様です」

バタン

「あああああああ!!もういってええええええ!!ふぐううううううう!!
 痛いんだよおおおおお!!どういう事おおおおおおお!!
 もうやだ!もうやだあああああああ!!」



ってそうかと思ったら、撮影が終わった途端に狂ったように泣きわめき始めたブルー!
やっぱ死ぬほど痛かったんじゃねーか!ひたすらに役者の意地だけで耐えていたというわけか
見上げたプロ根性ですな…ただもう完全に我慢の限界のようで、そのことは仲間たちにもバレてしまいますが…

「やっぱり痛いんじゃん!」

「(キリッ)痛い?なんのことだ」

って、グリーンに図星をつかれても「なんのことだ?」としらばっくれるブルー!
お前まだやせ我慢続ける気か!さすがにもう限界超えとるやろ!
まったくもって引き際を知らない男です、しかもちょうどその時あの万力怪人がまた町に現れたとのニュースが入り
それを聞いたブルーは「俺は生身でもベストを尽くす」と、変身できない身で怪人との戦いに向かうことに…

ドカバキドカバキ

「ぐわあああああ!!」

「まずいぞ充瑠!今の時雨はすっかり俺たちの弱点になっちまってる!」

がしかし、怪人たちと戦いながらメッタクソにボコられまくるブルー!
さすがに無謀すぎたんや!生身のうえにクソデカ万力のハンデがあったらどうにもならんかったんや!
そんなブルーのボコられっぷりを目にしたイエローは、「さすがにもう無理だ」とブルーを引っ込めるように言いますが…



「いいや…時雨にはとことんカッコつけてもらう!」

「はあ!?」

「我慢してギリギリまで配下に託して、溜めに溜めて一瞬で決める!それが時雨のカッコよさだろ!」

ところがリーダーのレッドが下した判断は意外なものでした。ブルーをこのまま引っ込めるのではなく、
溜めに溜めて最後に決めるヒーローになってもらうと…さっきの映画の撮影でブルーが言っていたことを現実にしようというわけか
仲間からすれば「ブルーには無理をしてほしくない」と思っているものの、
しかしブルー自身はとことん無理をしてでも戦場に立ちたいと思っているだけに
もはやそれはブルーにとっての固い信念であり、その信念を通した時こそが
最もブルーが輝く瞬間だとレッドは考えたってことでしょう。そしてついに、レッド達の奮闘により
万力怪人の呪縛が解除され、自由を取り戻したブルーが戦線復帰することに…

「俺が来るまでよく堪えた。後は任せろ」

「全集中・水の呼吸拾壱ノ型、凪!!」

というわけで冨岡さんのごとく怪人を斬って捨てるブルー!(えー
これぞまさしく水柱の実力というやつか、あれだけ強かった怪人をまるで寄せ付けないほどの圧倒的な強さ、
本来の実力さえ発揮できればブルーはこれほど強いということなんでしょう

いや正直このブルー復活からの無双シーンはめちゃくちゃカッコよかったです
今回ずっとネタキャラみたいなシーンの続いてたブルーですが、
しかし最後の戦闘では超正統派の凄まじい強さとカッコよさで決めるっていう
そんな流れになっていたのが良かったですね

この間の俺の感想で、ヒーローとはカッコイイ存在であって欲しいということを語りましたが
戦隊のスタッフはそのことをよく分かってくれていると思います
今回のブルーをただのネタキャラで終わらせるのではなく、
最後に強くてカッコいいヒーローとして終わらせるっていう
そんな話になってたのが素晴らしいと思う。今回でブルーのファンになった人も多いんじゃなかろうか

さらにこの後、巨大ロボ戦ではキラメイジャー達の乗るメカ5体が合体して
魔進合体・キラメイジンが初登場したわけですが
なんと言っても驚いたのはブルーのメカはキラメイジンの剣となるってことですよ

これが普通の戦隊だったら腕とか足とかのパーツになると思うんですが、
剣になるって発想はすごく斬新ですよね
正直いきなりこれを見せられたら、俺としても戸惑ったかもしれませんが、
ただ今回これだけブルーは剣の達人であるってところを見せられたわけだから
そんなブルーのメカが剣となるっていうのは、なるほど確かに一理あるって思えるし
ちゃんと納得できる流れになってるのが凄いと思います

なので今回の話は、ブルーのギャグキャラとしての笑える一面、ヒーローとしてのカッコいい一面、
合体時の剣として納得できる一面っていう、それぞれの描写をしっかり仕上げてあるのが凄いなって思いましたね
いやキラメイジャーは凄い作品ですよホント
まだ3話なのにもう夢中になってしょうがないというか、俺の戦隊熱がメラメラに燃え上がってしまったというか
おかげで今の俺の頭の中はここんとこずっと戦隊でいっぱいになってますね
今は動画配信で色々と見れるから、ルパパトとかゴセイジャーとかシンケンジャーとか
時間の限り見返したりして、やっぱ戦隊っておもしれーなと戦隊沼にどっぷり浸かっております
 


・志村けんの訃報に続き、今度はキラメイレッドまで感染ってニュースが飛び込んできて、ちょっと凹みますね……。
 個人にできることといったら感染予防と他人にうつさないように努力するくらいですが、
 そういう積み重ねで早いとこ収束してほしいものです。 by モロダシ・ボン

今日はコロナ絡みの話ですごいショックな知らせがありましたね…すでに書いてくれていますが
キラメイレッドの役者の人がコロナ感染してしまったっていう…
俺的にはこんなにショックなニュースあるかって感じですよ…
キラメイジャーといえば、俺が今一番好きで一番応援してて一番楽しみな番組なだけに…ああああああ

しかもつい昨日、志村けんがコロナで亡くなってしまったっていう
とんでもないニュースが駆け巡った直後なだけにね…レッドのことが心配で、嫌でも不安になりますよね



まあレッドの人はまだ17才だから、これだけ若いなら免疫力も高いはずだしきっと治ってくれるだろうと思いますが
ただコロナに関しては若くても油断できないって話もあるから、どうしても不安は残っちゃいますね



そんな中でブルー役の人が投稿したツイートが泣ける。
これだけ力強く言ってもらえると、こっちの不安も和らぐから正直とてもありがたいです
さらに同じキラメイジャーだけでなく、過去の戦隊からも
キュウレンジャー、デカレンジャー、ハリケンジャーとかの役者さんが
励ましの言葉をツイートしてくれてますね。こういうの見るとやっぱり戦隊っていいもんだよな…って気持ちになるな
この危機をキラメイジャーが乗り越えられるよう、俺も必死に応援するとしよう

あとはレッド個人のことだけでなく、東映の撮影所のことも気がかりですよね
どうやら今は撮影所を止めて消毒作業中のようで、今後の見通しはどうなるのかとか
関係者の中にどれくらい広がっていたんだろうとか、
同じ撮影所使ってるライダーや、撮影所のすぐそばにある東映アニメーションはどうなるんだろうとか、気になることだらけですよね

東映アニメーションといえばプリキュアの制作会社だから、最悪の場合はニチアサが全部止まるってこともありうるんだろうか
こうなったらレインボーミラクルライトを振って応援するしかねえな…(えー
キングビョーゲンに負けるなプリキュア!みたいな感じで…今のプリキュアってほんと内容がタイムリーだよな
 

みなさんこんにちは、少し前まで放送していたドラマの「ホームルーム」という番組を知ってるでしょうか
どんなドラマかと言うと、以前ゴーカイジャーでブルー役を演じた山田裕貴が主演をつとめる作品なんですよ
で、そんなホームルームがついこの間最終回を迎えたわけですが、その最終回に注目のシーンがありました

そのシーンっていうのがこれですよ、山田裕貴がスーパーを歩いていると
ゴーカイジャーの変身アイテムを落とした幼女に遭遇するっていうね
久々のゴーカイジャーだこれ!ゴーカイジャーだこれー!!と正直ちょっと興奮してしまいました

ちなみにみなさんゴーカイジャーの変身アイテムってどんな名前だったか覚えてますか?
意外とこれパッと言える人少ないんですよね
たとえばよくある間違いとして「ゴーカイチェンジャー!」って答えちゃったりとかね
確かにキラメイジャーのキラメイチェンジャーとか、リュウソウジャーのリュウソウチェンジャーとか
この手の名前がついてる変身アイテムは戦隊の定番だから、ゴーカイチェンジャーって間違えるのも分かるんですけどね

←キラメイチェンジャー

他にもよくある間違いとして「ゴーカイセルラー!」って答えちゃったりとかね
何を隠そう俺もゴーカイジャーにハマるまでゴーカイセルラーだと思ってました(えー
いやゴーカイセルラーっていうのが何かというとゴーカイシルバーが使う変身アイテムなんですよ
ゴーカイジャーではシルバーだけ他のメンバーと違うアイテムで変身するので、その時のアイテムがゴーカイセルラーってわけです

←ゴーカイセルラー

やっぱ名前にゴーカイってついてるから真っ先にこれを思い出してしまうというか
さっきのキラメイチェンジャーやリュウソウチェンジャーにしてもそうですが、
やっぱり戦隊の変身アイテムは「その戦隊の名前がついてるはず」って先入観があるから
ゴーカイジャーの変身アイテムは?って言われると「ゴーカイセルラー」って言いそうになっちゃうんですよね
じゃあ結局のところ正解はなんなのかっていうと「モバイレーツ」なんですよ

←モバイレーツ

そう、モバイレーツ。ゴーカイチェンジャーでもゴーカイセルラーでもなくモバイレーツ。
ゴーカイって名前がつかないぶん意外とみんな言えなかったりするんですよね
まあ俺レベルになるとちゃんと言えるんだけどな!(えー
今は言えるから!昔はゴーカイセルラーと間違えてたけど今はちゃんと言えるから!
これだけははっきりと真実を伝えたかった。要するに
「俺はちゃんとモバイレーツって覚えてるもんね」って言いたかっただけです(えー

ちなみにホームルームってドラマには山田裕貴の他にも
リュウソウジャーのブルー役をやっていた綱啓永とか
仮面ライダージオウのツクヨミ役をやっていた大幡しえりとかも出てたから
ニチアサでなじみ深い顔が見れることにけっこう注目してました。特撮好きだと最近のドラマ見るのも意外と面白いんだよな



特撮感想:魔進戦隊キラメイジャー 第4話「亡国のプリンセス」

「もう!どっちだっていいじゃん!ちょっとした違いでしょ!?」

「人が入るか入らないかで全然違うだろうが!」

「いちいち細かいんだよぉ!」

さて今回のキラメイジャーですが、冒頭の場面ではグリーンとイエローの二人が
ギャーギャーと言い合いを繰り広げている場面で始まっております
なにやら「人が入る入らない」などとよくわからないことを言ってますが、具体的になんの話なのかというと…

「あ、あのう、どうされました?」

「きのう倒した邪面師なんだけど…」

「ああ、ネアンデルタール邪面!」

「違う!ネアンデルタール人邪面だ!ネアンデルタールじゃただの地名だぞ!
 あの邪面はそこから骨が出土した原始人がモチーフなんだ!
 だから絶対、ネアンデルタール人邪面だ!」

って、人が入る入らないっていうのは、最近出会った敵の名前のことで揉めていたようです
なにくだんないことでケンカしてんねん!(えー
つーかネアンデルタール人邪面ってどんな敵!?モチーフが予想外すぎるだろ!
これまで出てきた敵はラグビー邪面、マンリキ邪面っていう風に、日常生活のちょっとした小道具がモチーフって感じでしたが
そこからいきなりネアンデルタール人ってずいぶん飛んだな…(えー

それと「ネアンデルタールは地名のことでドイツにある場所」っていうのは今回はじめて聞いたので
「そういう意味だったんだ」って正直ちょっとためになりました。こういう特撮やアニメで知った豆知識って覚えやすいよな
たとえばドイツ絡みの豆知識といえば、夢色パティシエールでやってたバウムクーヘンの話が思い出深いです
日本ではバームクーヘンってよく言うけど、正式にはバウムクーヘンと呼ぶものだと。
なぜならバウムとはドイツ語で「木」、クーヘンは「ケーキ」を意味しており
木の年輪のような形のケーキだからそういう名前がつけられたという…
夢色パティシエールってこの手の豆知識が多かったから色々覚えてるんだよな、あとめちゃモテ委員長とかもな…(えー

ビービービー!ビービービー!

「Sー13地区にヨドン反応!」

「出動だみんな、行くぞ!キラメイチェンジ!」

ってそんな中、町に新たな敵が出現したとの情報が入り、すかさずキラメイジャー変身して出動することになった5人。
それにしても、こんな風に基地で敵の情報をキャッチして変身してから出撃するヒーローって
なんかすごい懐かしいですよね
というのも、最近のヒーローってこういう基地に集まることがあんまりなくて、
それよりもどっかの家だとか溜まり場的な場所に集まってることの方が多いんですよね
たとえば最近でいうとリュウソウジャーはういの家、ルパンレンジャーはビストロ・ジュレ、
仮面ライダーなんかもジオウはソウゴの家に集まってましたよね
なので最近のヒーローって誰かの家だったり店を溜まり場にしてることが多くて
ちゃんとした基地に集まって出撃するのってすごく懐かしいなって思うわけです

「う…うう…」

「なっ…ガルザ!?」

「知り合いなの?」

「この者は祖国の反逆者…!お父様を手にかけ、クリスタリアをヨドン軍に差し出した悪魔です!」

って、町に現れたという敵のところに駆けつけてみれば、そこに倒れていたのは敵組織の大幹部・ガルザ!
そのへんの怪人とはワケが違うラスボスの片腕とも言うべき司令官ですよ!こんな大物がもう出てくんのか!?
いや驚いたな…まさか第4話でもうガルザと遭遇するとは思いませんでした
スタートゥインクルプリキュアで言うところのガルオウガみたいな大幹部ですからね
ガルオウガがプリキュアとはじめて会ったのって第31話やで!?(えー

さらに言うとガルザは、ただの大幹部というだけではなくマブシーナ様にとっては祖国の裏切り者であり
こいつの裏切りによってマブシーナ様の父である国王は殺され、愛する祖国を滅ぼされてしまったという
なんとも苦々しい経験をしているんですよね。なので父の仇であり国を裏切った最低のクソヤローといった感じでしょうか

「マ、マブシーナ…やっと会えた…」

「触らないで汚らわしい!!」

「うっ…そ、そうであろうな…そう思うのも仕方がない…
 だが聞いてくれマブシーナ、私は操られていたんだ!」

「え…?」

「意識を完全にコントロールされていたんだ…
 だがその支配がまれに弱まる瞬間がある、今がまさにその時!」

がしかし、そんな今まで犯した罪について「いやすいません敵に洗脳されてたもんで…」などと急に言い出したガルザ!
ふ、ふざけんな!そんな都合よく洗脳されることなんてあるかー!ぼけー!人がそんな風に洗脳されるなんて展開がなー!



ってそういえばまさにそういう展開あったわこれー!(えー
仮面ライダーゼロワンで不破さんが洗脳される展開ですよ!今回のキラメイジャーのちょうど30分前にやったばっかりだから
もうほんとついさっき見たばっかりなんですよ!このゼロワン見た直後だとガルザの言ってることも真実味が増してくるよな…
まさかとは思うがガルザも洗脳チップを脳内に埋め込まれてるんじゃ…(えー

「信じられません!あなたは私の目の前でお父様の命を奪った!あれが操られていたからだと!?」

「いいや、兄上は生きている」

「えっ!?」

「その証拠に…うっ!?う、うぐ…がああああああああ!!」

とその時、これまで穏やかに話していたガルザの様子が変わって急に苦しみ始めてしまうことに!
洗脳パワーが再び強まってきたということでしょうか、やはり洗脳の話は本当だったのか?
これがもし嘘で苦しんでるフリだったら相当な演技派だな(えー
ともかく、苦しみ始めたガルザは「兄上はまだ生きている、白いキラメイストーンを持ってくれば助かる」と最後に言い残し
マブシーナ様の前から姿を消してしまうのでした。つーか王様ってお前の兄貴だったんか

「ちょっと待てよ、話がうますぎないか?手放しで喜ぶのは危険だぞ」

「で、でも…これがあればお父様を救えると…」

そんなガルザの言葉によって、マブシーナ様はかなり心が揺れてきてしまったようですね
しかしイエローは、ガルザのうさんくさい話を信じるのは危険だと釘を差しております
こういうこと言ってくれるキャラがいるのってありがたいですよね
そのままガルザのことを信じちゃうのはさすがに無警戒すぎるし、こうやって理知的に止めてくれるキャラがいると
最終的にどう判断するかも気になるし、話がいっそう面白くなるよなって思います



「お、お父様は…お父様は生きています!!」

「あの、聞いてよマブシーナ!」

「何も聞きたくありません!!」

がしかし、その後マブシーナ様は自分の感情を爆発させるように飛び出してしまい、
1人でガルザのところへ向かってしまうことに!お、おいこら暴走すんなー!
どうやらマブシーナ様にとって、「父親が生きている」って話は相当に大きかったみたいですね…
それで思いつめた結果、冷静ではいられなくなってしまったってことでしょうか

「よく来てくれたね、マブシーナ」

「お言葉通りにお持ちしました…でも、洗脳されていたとはどういうことなのですか?一体誰に?」

「以前の私は、祖国クリスタリアのために懸命にヨドンヘイムの軍と戦っていた…
 だがそこにあの暴君が現れた。ヨドン皇帝…
 奴によって私は感情を奪われ、暗殺人形となっていたのだ」

「…」

「操られた状態とはいえ、私の罪が許されるとは思っていない…
 だがせめて、憎きヨドン皇帝だけはこの手で討ち取りたいのだ!その石の力があればそれができる!」

そして再びガルザに会いにやってきてしまったマブシーナ様ですが、
ガルザが欲している白いキラメイストーンというのはかなり特別な力を持っているようですね
この白い石はキラメイジャー達の基地で厳重に保管されていたんですが、これさえあればラスボスを打ち倒せるほどの力が手に入ると…
なんかそれを聞いちゃったらこいつに渡すのが惜しくなってきたな(えー
そんなに強い力がある石なら、こんなうさんくさい奴よりキラメイジャー達に渡した方が…

「さあ…その石をこちらに…」

「…」

ズガガガガガン!

「ぐっ!?」

「駄目だよマブシーナ!」

「充瑠さん!?」

とその時、白のストーンを渡すまいと駆けつけてきたキラメイレッド!
ちょうどいいタイミングで来てくれました、どうやらレッドもガルザのことは疑っていたようで
こいつにキラメイストーンを渡してしまうのはまずいと思っているようですね



「マブシーナ…残念だけどこいつは君を騙してる!」

「えっ!?」

「何を根拠にそのようなことを!」 

「ずっと100%の確証はなかったけど…さっき確信した。
 ガルザ…お前は感情を消されたと言ったけどそんなのは嘘だ!
 王様を襲ったあの時、お前は笑っていた!」

そんなレッドがガルザのドス黒さに気づいたのは、王様を裏切った時にガルザが笑みを隠し切れていなかったっていうのが理由みたいですね
確かにさっきのガルザの話だと「洗脳されている間は感情を奪われた暗殺人形になる」ってことだったから
ニヤニヤ笑いながら王様を襲ったというのは話が矛盾してますね
ちなみにこのガルザが裏切るシーンについては映画のキラメイジャーエピソードZEROで詳しく見ることができます

「フッ…フフフ…ハハハハハ!そうか、オラディン王と響き合っていたのは貴様か!」

「えっ…充瑠さんが、お父様と…?」

「魔進を生み出す力ならば、私のほうが兄上よりも上だった…
 だが弟というだけで兄上の駒とならざるを得なかった!
 ヨドン様にこそ、この俺の真価を活かしてもらえると分かったのだ!
 だから兄上には消えてもらったよ」

「じゃ、じゃあ…お父様はやはり…」

「死んだ。ハハハハハハ!」

「お前…!!」

そしてついに自分の本性をさらけ出したガルザ!やっぱり全部演技だったのかよ!
しかも王様のことは容赦なく殺していたようで、生きてるとかいう話も嘘だったんですね…
いや俺としてはてっきり、王様のことは痛めつけて幽閉でもしてるのかと思ってましたが
そんな甘っちょろいもんじゃなくてとっくに殺害していたとは、ガルザのやつ予想以上にドス黒い悪党ですね…

「死んだと思っていたお父さんに会えるかもしれないってなったら、誰だって信じたくなる!
 そんなマブシーナの気持ちを踏みにじったお前を、俺は絶対に許さない!!」

そんなガルザの悪逆非道ぶりに激しい怒りを燃やしながら戦いを挑むレッド!
このレッドのセリフすごく良いですね
正直さっきマブシーナ様がガルザを信じて1人で基地を飛び出したことについては、ちょっと勝手な行動なんじゃないかと思ってたんですが
でもレッドがこんな風に「誰だって信じたくなる」と言ってくれたから、俺の中でマブシーナ様を責める気持ちもなくなったし
いいフォローをしてくれたなっていうね。ガルザに対する激しい怒りを燃やすのも、熱い展開でカッコイイです

そしてここからガルザとレッドの死闘が始まるわけですが、
正直この一連の場面は死ぬほどカッコイイです
大爆発をバックに空中で切り結ぶ2人、さらにガルザの猛烈な攻撃に耐えながら反撃していくレッドという
戦いの流れがカッコよすぎてやばい。アクションもすごいしエフェクトも派手で目を見張るし
さらにはカメラワークも物凄いんですよこの場面
「どうやって撮影したんだこれ!?」と声を出したくなるくらい凄まじくダイナミックなカメラワークで
もう戦隊アクションの技術の粋が結集された場面と言わんばかりの、とてつもない超ハイクオリティバトルになってましたね

「充瑠くん!大丈夫!?」

「チッ…ジョーキー!変形だ!」

ってそんな中、キラメイジャーの仲間たちも巨大メカと一緒にその場に駆けつけ
ガルザとの戦いはロボ戦へとなだれ込むことになります
キラメイジャー達がキラメイジンへと乗り込む中、ガルザもまたジョーキーというロボに乗ることになり…

「見よ!この牙!!この爪!!チェーンソー!!」

ってガルザのやつジョーキーに乗るのやけにウキウキじゃねーか!!(えー
お前この恐竜メカに乗るの嬉しくて仕方ないって感じだな!?自慢げなセリフの言い方にしても

この牙!!この爪!!チェーンソー!!
カッコイイだろう!!

ってことが言いたげですよね(えー

ドガガアアアン!!

「ぐううううっ!!」

「ハハハハハ!消えろ!!バーンブラッカー!!」

そんなガルザご自慢の恐竜ロボ・スモッグジョーキーのパワーはすさまじく、なんとキラメイジンを正面から圧倒しております
さらに、この機を逃さず勝負を決めに来たガルザは、必殺技の闇業火バーンブラッカーを発動し一気にキラメイジンを始末しようと…
それにしても闇業火って闇の炎に抱かれて消えろと言わんばかりの名前だな(えー

「ギャオオオオオス!」

「えっ!?」

「なに…?邪面獣め…!肝心なところで邪魔を!」

ところがその時、もう一匹の巨大モンスターが現れたかと思うと、ジョーキーの必殺技を邪魔してしまうことに!
何かと思えばこのモンスター、旧石器バスラという名前のようで、冒頭で言われていたネアンデルタール人邪面
闇エナジーによって召喚されたようです。要するにガルザにとっては仲間のモンスターなわけですが
しかし少々空気が読めない子だったようで、ガルザを邪魔するようなタイミングで出てきてしまったという…

「貴様は処刑だ…!この無能が!!」

ドッギャアアアアッ!!

「ギャオオオオアアアアア!!」

って、きゅ、旧石器バスラー!!ガルザのやつなんてことをしやがるんだ!
旧石器バスラの行動に腹を立てた結果、自慢のチェーンソーで両断して殺してしまうとは!
ちょっと空気読めない子ってだけだったのになにも殺すことないやんけ!
ガルザのやつ思った以上に容赦ねえな…実の兄のことも自分のコンプレックスで殺したくらいだし
自分の邪魔になる奴は遠慮なく殺すっていうスタンスのキャラなんだろうか。近年めずらしいくらいの外道な敵だなー

「フン…お楽しみは先に取っておくとしよう。キラメイジャー、貴様らの処刑はこの次だ」

って、そんな哀れな旧石器バスラを殺したかと思ったら、キラメイジャーに「今日はこのへんにしといてやるぜ」と言い放ち
ガルザは帰っていってしまうのでした。お、おいこらー!味方を殺してそのまま帰るなー!!(えー
ガルザのやつどんだけフリーダムなんだよ!もうちょっと戦っていくかと思ったらもう帰るんかい!
なんと哀れな旧石器バスラ…敵ながら同情するぜ…それにしてもガルザは思った以上に濃いキャラだったなー
倒すべき悪党としてもネタキャラとしてもおいしいポジションにおさまった気がするので、今後が楽しみですね。次回に続く!


特撮感想:魔進戦隊キラメイジャー 第5話「ショベローまかりとおる!」

さてキラメイジャー第5話の感想ですが、この回の内容はイエロー主役回となってましたね
2話ではブルー、3話ではグリーンの主役回をやったことからイエローの番がやってきたということでしょうか
それとブルーとグリーンの時は、この2人の能力でしか倒せない敵が出てくるっていう内容でしたが
イエローの場合は少し違って、イエローがリーダーシップを発揮するっていう内容でしたね

このイエロー、もともとレッドが入ってくるまではキラメイジャーのリーダーを張っていたという実績があり、
それに普段活動しているeスポーツチームでもリーダーを任されているということなので
根っからのリーダー的存在と言いますか、自然と場を仕切ってチームをまとめるタイプですよね

ちなみにキラメイジャーのまとめ役になった経緯についても、
誰かが言い出したわけではなく自然とその位置におさまっている感じでした
そのへんはエピソードZEROを見れば雰囲気が掴みやすいと思います

しかし、それだけリーダーの素質が高いことから為朝戦隊タメスキジャーという
新戦隊のリーダーに担ぎ上げられそうになってしまうことに!ちなみに為朝っていうのはイエローの名前ですね
それとこの画像、タメスキジャーの文字の書き方が
なんか仮面ライダーゲイツの顔に似てると思ったのは俺だけでしょうか(えー



それと今回登場した敵は、ジョイスティック邪面という顔面がゲームのコントローラーになってる奴でしたね
こいつの能力はロックオンした敵を自分のレバーで意のままに操れるようになるというもので、
要するに遊戯王で言うところのエネミーコントローラーって感じでしょうか(えー



そんなジョイスティック邪面の能力によってブルーが操られてしまうわけですが
それを見たイエローがすぐさまピンクに取り押さえるように指示するのはうまいなと思いました

なぜなら今作のピンクは合気道の達人であり、その技術で相手を取り押さえることに長けているわけですね
仲間のブルーをなるべく傷つけずに大人しくさせるためにも、武器を使わず対処できるピンクに指示するのはなるほどと思いました
それにピンクが合気道を使う機会って今までの話ではなかったんですよね
なので今まで見せ場のなかったピンクの合気道を活かすという意味でも、イエローの指示はうまかったなと思います

そんな風に「うまい展開だな」と思ったことが今回もうひとつあって、それが何かというと
さっきの為朝戦隊タメスキジャーとして集まったメカ達がキラメイジンの新武装になるってことなんですよ

たとえば魔進キャリーはシールドに、魔進ローランドはローラーに、魔進リフトンはトライデントになるわけですが
そういった武装がすべて左手の魔進ショベローに装備されるっていうのが俺的にすごく納得したポイントでした。
なぜならショベローって、さっきの為朝戦隊タメスキジャーを結成しようと言い出した張本人で、
そんなショベローのもとにキャリー、ローランド、リフトンの3体が集まったわけだから、
ショベローがこの3体を装備して戦うっていう展開にすごく納得がいったし
ただのギャグに見えた為朝戦隊タメスキジャーも、ちゃんと話の流れに組み込まれてるなと思ったんですよ

それともうひとつ上手いと思ったのが、この展開によって
キラメイジンが左手に装備する武装が増えたってことなんですよね
そう、左手に装備するってところがすごく重要で、なぜそれが大事なのかというと
はじめてキラメイジンのデザインが世に出た時に
「なんかこのロボって左手が寂しくね?」ってことをめっちゃ言われてたんですよ



そう、右手ではでっかい剣を持っているのに対し、左手にはなんも持ってなくて寂しいっていう印象を受けるというか
この左手に持たせられるような武装はなんかないのかってことをめっちゃ言われてたわけですが
そんなこともあろうかとすでに武装を用意しておいたっていうのが
今回の展開だったので、これは用意のいい展開だなって正直驚きましたね

もうすでにおもちゃ用のローランド、キャリー、リフトンは3体とも発売してるみたいだし、
キラメイジンの左手が寂しいと思ってた人は、それを買ってきて装備できるっていうのが
俺的に感心したポイントというか、おもちゃの販促も含めてうまく話が作られてるって思いましたね

それと最後に、コロナ感染のことで心配されていたキラメイレッドについてですが、
病状はあれから回復へと向かったらしく無事退院できたようですね



いやほんとに良かった…コロナ関連の話題ってニュースとか見てると
感染者が何人増えましたとか、死者が何人増えましたとか、そういう話ばっかりで
回復しましたって話をぜんぜん報道しないじゃないですか
だから俺的にコロナって不治の病みたいな恐ろしいイメージを持っちゃって
かかったら最後、もう助からないみたいな絶望的な気持ちになっていたんですが
キラメイレッドがちゃんと治るってところを見せてくれたのは、ひとつの希望になりました
まだまだ世間のコロナ情勢は楽観視できる状況じゃないですけど、不安を煽るマスコミに惑わされないようにしていきたいですね
 


特撮感想:魔進戦隊キラメイジャー 第6話「ツレが5才になりまして」
   

さて先週のキラメイジャーですが、内容的にはピンク主役回となってましたね
しかし単なる主役回というわけではなく、精神年齢が5才児になってしまうという
なんともネタ度の高い回でした

というか俺的に、てっきり敵の怪人の能力で5才児にされるのかと思ったら
怪人の能力は全然関係なくて、なんとも意外な流れでそうなってましたね
そのへんを具体的に説明すると、敵が出現してキラメイジャーが戦い始めたと思ったら
いきなりガルザが魔進ジョーキー乗り回しながらやってきてピンクがひき逃げされてしまって
「ん?何かひいたかな?」とガルザが生身のピンクを拾い上げて無造作に投げ飛ばして
放り投げられたピンクがそのへんの岩に顔面をぶつけてそのショックで5才児になってしまう
っていう展開だったわけで
どういう展開なんだこれはー!!超展開すぎて予測できねーよ!

まずそもそも敵の最高幹部のガルザがジョーキー乗り回してホイホイ最前線にやってくる展開で吹いたし
「何かひいたかな?」とか白々しいこと言いながらピンクをぶーんと投げ飛ばして岩に激突させたり
もうほんとガルザが酷いやつなんだか面白いやつなんだかって感じで
クソ外道なんだけどなんか面白いってキャラになってますよねガルザのやつ。こいつかなりキャラ立ちしてると思うわ

それと5才児になってしまったピンクについてなんですが、ぶっちゃけ俺的には
大人の体で子供っぽいことをするっていうのはイマイチ趣味じゃないから
なんだか微妙な気持ちで見てましたね

たとえばなんですけど、現実でも赤ちゃんプレイってあるじゃないですか(えー
大人の男の人が赤ちゃんみたいな仕草をして女の人に甘えるプレイのことなんですけど
ぶっちゃけ俺的にあれの良さが正直わからないんですよね
「大の大人がなんでそんな子供みたいことしてんの!?」って引いてしまうというか、
今回の5才児ピンクも赤ちゃんプレイの大人を見ているようでなんだか微妙な気持ちになりました
ただまあプリキュアとか戦隊とかキッズ番組を見てる俺が何言ってんだって気はしますが…(えー

そんな中で俺的に見どころだったのはピンクの面倒を見るハメになってしまったレッドとイエローの場面ですかね
この2人、最初期は意見が対立して上手く行かなかったりしてましたが、最近はずいぶんいい感じのコンビになってきたなと思います
というのも、意見が合わないことは相変わらずなんですが、お互いの良いところを活かせるようになってきたというかね

たとえばイエローは基本的に至極もっともなことを言うキャラで、普通に考えたら確かにそうすべきだってことをちゃんと言ってくれるんですよ
その一方でレッドは意外な解決策を思いつくキャラで、普通だったら思いつかないような意外な角度からのアイデアを出してくれるんですよ
この2人の相乗効果が面白いというか、しっかりした普通の考えと、意外性のある奇抜な考えっていう異なる個性を活かすようになってきてて
すごくいいコンビになってきたなって思うんですよね。しかもお互いにリーダー的なキャラってこともあって
なんとも興味深いダブルリーダーの戦隊だなと思うわけです。今回イエローがレッドと拳を合わせるシーンとかもカッコよかったしなー

あとなにげに今回ゲストキャラとしてマンモスレンジャー・ゴウシの役者さんが出てきてましたね
ピンクの合気道の師匠役としての登場です。マンモスレンジャー・ゴウシは確か恐竜戦隊ジュウレンジャーのキャラですよね
俺はジュウレンジャーのことは正直見てなかったんですが、ただゴウシに関しては
ゴーカイジャーにもゲスト出演してたのでよく覚えてます。
確かゴーカイジャーにジュウレンジャーのゲストがなかなか登場しない中、最後の最後で出てきたのがこのゴウシだったはず

それとゴーカイジャーといえばこれから毎週日曜に2話ずつYouTubeで無料配信するみたいですね
なんというタイミング、ゴーカイジャーといえば俺が愛してやまない戦隊なだけにこいつは見逃せませんよ
せっかくだから俺に余力があったら毎週2話ずつゴーカイジャーの感想書こうかな…
今日プリキュアとキラメイジャーの感想書いたみたいに、これを続けていければ十分やれると思うんだけど。それでは次回に続く!
 


特撮感想:魔進戦隊キラメイジャー 第7話「トレーニングを君に」

さて今回のキラメイジャーですが、レッドの身体能力を高めるために仲間みんなで特訓をする回、いわゆる特訓回となっております
プリキュアに続いてこっちでも特訓回かよ!まったく同じ日に特訓回やるもんだから思わず吹き出したわ
よっしゃとりあえずおなじみの採石場に移動だな!(えー

そんな特訓の内容は、グリーンの指導で走り込み、ブルーの指導で剣道、ピンクの指導で合気道、イエローの指導で射撃となっております
なるほど各メンバーの得意分野を教えてるってわけか、ただ指導には熱が入りすぎてしまっているようで
レッドの睡眠時間を3時間まで削って残り時間ずっと特訓し続けるという
とんでもないことを始めてしまいます。もはや地獄のシゴキじゃねーか!そんなわけでレッドはすっかりヘロヘロになってしまい…

そんな中、新たな怪人が2人も現れるというまずい状況になってしまいます
現れたのはオーブン邪面フリーザー邪面という兄弟怪人であり、
それぞれ猛烈な炎と凍てつく氷を武器にして戦う強敵のようですが…

「どりゃあああああ!!」

どばきゃー!!

「ぐおおおお!?何をする兄者!?」

「弟ぉ!!せっかく俺の上げた温度を下げるんじゃない!」

「そっちが上げんな!!俺の冷凍攻撃に任せておけ!」

「口答えするな弟のくせにぃ!!」

って何やってんだお前らー!?
なんと出てきていきなり弟に思いっきりドロップキックをぶちかまし仲間割れを始めた2人!
キラメイジャーのことは無視かよ!どうやら相当に兄弟仲の悪い怪人だったようで、
キラメイジャーをすっかり放置して兄弟喧嘩をおっぱじめてしてしまいます

「弟のくせに…だと…!?(ビキビキ)」



って、そんな2人の兄弟喧嘩を物陰からこっそり見ていた男が1人!
橘さん!?何故見てるんです!!(えー
なんか橘さんを思い出して笑ってしまいますがガルザのご登場ですよ。お前今回もまたやってきたのか!
そんなガルザ的には、「弟のくせに口答えすんな」みたいに言われることはブチ切れものらしく、
兄が偉そうにする光景に相当イライラしているようです。完全に兄へのコンプレックス爆発しとるー!

「ハハハハ!キラメイジャーは俺が倒す!お前ごときに手柄をやるものか!」

「あ、兄者きさまー!!」

「でええええい!!」

ズバアアアアア!!

「ごああああああ!?」

ってガルザ乱入キター!!やっちまったよガルザのやつ!
偉そうにしている兄の姿にとうとうマジギレしてしまい、「弟なめてんじゃねえぞコラー!!」
思いっきりズバズバ斬りつけることに!お前らさっきから仲間割れしかしてねえな!(えー
完全にキラメイジャーが置いてけぼりだこれー!!

「あ、あがが…」

「弟が功を成すのがそんなに悔しいか?見苦しいぞオーブン邪面!!」

「ガ、ガルザ殿…」

「大丈夫か?フリーザー邪面」

「おお…かたじけない!」

「悪いのはオーブン邪面だ!!
 ほんのわずか先に生まれただけで弟を見下し続ける…!まったく兄というのは腹立たしいものだ」

そんなわけでオーブン邪面をメッタクソに痛めつけたガルザでしたが、なおも怒りが収まらないようで
「悪いのはオーブン邪面だ!!」と完全に兄が悪いと吐き捨てております
その一方で「大丈夫か?フリーザー邪面」と弟の方を気づかっており、弟にはめっちゃ優しい態度になってしまうようで…

「フリーザー邪面よ、兄を憎むその気持ちは痛いほどよく分かる。
 力を貸そう、プレゼントだ」

「そ、それは!?24時間戦える憧れのパワードリンク、ウスギタゴールド!?」

ってゲェー!?なんとさらに弟をパワーアップさせるアイテムをひそかに持ってきたガルザ!どんだけ弟に甘いねん!
それにしても「24時間戦える」ってリゲインみたいなキャッチフレーズしてるけど
名前はどっちかというとチオビタゴールドみたいな名前してんなこれ(えー
ともかく、そんなウスギタゴールドを飲んだことにより、弟のパワーは以前とは比べものにならないほど強くなってしまいます

ビュオオオオオ!!

「な、なんだ!?今度は冷蔵庫のやつのパワーがすげえぞ!?」

「ハッハッハッハ…!もう二度と俺の凍結は破らせないぜ!」

「そ、それはウスギタゴールド…!お前ごときがどこでそんな高級品を!?俺にも半分よこせぇ!」

「お断りだな兄者!こいつは俺様だけのものだ!兄者は指をくわえてそこで見ていな!」

「ぐぬぬ…!」

そんなウスギタゴールドでパワーアップした弟の力はすさまじく、もはや兄の炎なんぞより圧倒的に強い冷気によって
キラメイジャー全員を一瞬にして氷漬けにしてしまいます
そして悔しがる兄の姿を尻目に、ウスギタゴールドをガブ飲みして一気に決着をつけようとする弟でしたが…

「(ガブガブ)ふふふ…勝利の栄光はこの俺だけのものだぁ!!」

バチバチバチバチ!

「ぐおおおああああああ!?な、なんだこれは!?」

「知らなかったのか?ウスギタゴールドは飲みすぎると副作用を起こし、体が崩壊するのだ」

「ガ、ガルザ殿!?」

「くっくっく…残念だったなぁ〜〜弟ぉ!」

「ま、まさか…ガルザ殿は最初から兄者と!?」

って、な、なんだってー!?
なんとその時、副作用に苦しみ始めた弟の前に無慈悲なことを言いながら現れたガルザ!
さらに兄も一緒になってニヤニヤ笑っており、すべては弟をハメるための罠だったことが発覚!
そ、そんな…弟に甘いガルザの姿もすべて演技だったのか!?
つーかお前ら味方同士でなんでこんな酷いことやってんの!?(えー



「そ、そんな…兄を憎む気持ちが分かるというのは嘘だったのか…!?」

「そいつは本当だ。だがな…同じ兄弟でも俺と兄の場合と違うところがひとつある。
 お前たち兄弟は弟の方が弱かった!弱い者が捨て駒になるのは当たり前のことだ!!」

ズバアアアアア!!

「ぐああああああああ!!」

あー弟死んだー!!ガルザの奴なんつーひどいことを!
弱い弟に存在価値はないとして、無慈悲にも一刀両断しフリーザー邪面を殺してしまうことに!
なんの躊躇もなく殺しちまいやがった!お前こないだも仲間殺したばっかじゃねーか!(えー
いやはやガルザのこういう悪党ぶりはすごいっすね…ここまで躊躇なく殺しまくる悪役は最近そういないっすよ
そういう突き抜けた外道っぷりと、さっきのネタキャラみたいな一面が同居していて、
すごくキャラ立ちに成功してる悪役って感じがするなーガルザは

さあそして、ここで敵側の仲間割れタイムが終わり、いよいよキラメイジャーとの決戦が始まります
夜の街を部隊に激突するスモッグジョーキーとキラメイジン、さらにガルザの援軍として冷熱ダガメスという怪獣も現れてしまい
形勢不利となったキラメイジャー達は苦戦を強いられてしまうことに…

「く、くそっ…!なんとか…なんとかしなきゃ…!」

ブツッ…

「う…?あ…ぁ…?」

って、そんなピンチの状況で気を張っていたレッドでしたが、次の瞬間
まるで糸が切れてしまったかのように
グッタリと倒れかかってしまうことに!
こ、これはまさか…まさかこのタイミングで…レッドがコロナ発症!?(えー
あのニュースを見てしまったらそうとしか思えないんだが!?特訓のしすぎで免疫力が低下していたところにコロナがこう…

ビカアアアアア!

「む!?なんだ…これは!?」

「ひ…光の…巨神…?」

とその時、キラメイジャー絶体絶命の危機に謎の光の巨神が登場!
まるでキラメイジャー達を守るかのように出現しましたが、こいつは一体なんなのか…?
巨神と呼ばれていることから推察するとイデオン!?この光はイデなの!?(えー
コロナ発症からのイデ発動というとんでもない事態が起こってますが、果たしてこの先どうなるのか…次回に続く!
 


特撮感想:魔進戦隊キラメイジャー 第8話「エクスプレス電光石火」

「ひ…光の…巨神…!?」

「なにを言ってるの充瑠!?」

「そんなもんどこにいるんだ!?」

「みんな見えないの…!?目の前にいるよ…!」

「キラメイレッド…奴にも見えているのか…!
 確か奴は魔進を生み出したはず…まさか兄上と同じ力を…!」

さて前回、危機に陥ったキラメイジャー達の前に突如として現れた光の巨神ですが、
その姿を見ることができるのはレッドとガルザの2人だけであり、他のメンバーには何が起こっているのかまったく分かっていないようです
どうやらガルザのセリフからして、魔進を生み出す力を持つ者だけに見えているらしく、
その力を持つのはレッド、ガルザ、そして今は亡きオラディン王のみであり、
にっくき兄貴と同じ力を持っているということで、ガルザはレッドに対して敵意をメラメラ燃やし始めたようですね

「こ…この巨神さえ…いて…くれ…れ…ば…」

ドサッ

「充瑠!?充瑠ーっ!!」

「巨神が消えた!?やはり奴の力か…!」

「ジェッタ!ヘリコ!まだ飛べるか!?」

「スカイメイジで敵を引きつけるんですね!」

「ああ、ファイヤは魔進に戻って脱出しろ!」

とその時、フラフラだったレッドがついに倒れてしまい、光の巨神も姿を消してしまうことに!
もはや万事休すというその時、ブルーの素早い指示によってキラメイジンを分離し、
飛行メカによる足止めと陸上メカによる撤退を開始することに!
おお、危機的状況でこのテキパキと指示するブルーの姿は非常にカッコイイですね
ここ数話ではイエローとレッドの陰に隠れてた感がありましたが、ブルーもまた頼りになるまとめ役って感じがするなあ

そんなわけでどうにかこうにか逃げ延びたキラメイジャー達ですが、レッドは完全にダウンしてしまい
ベッドで静養することになってしまいました。なんかこの絵ヅラってまさにコロナで寝込んでるって感じやな(えー
リアル世界でレッドが療養中だった時もこんな感じだったんろうか…って考えちゃうよなー

「充瑠のやつ、肝心なとこでヘバりやがって…」

「もっとちゃんと鍛えなきゃダメだね!」

「えっ、あの…」

「ふざけんなお前らァッ!!もう黙ってらんねえ!
 充瑠がダウンしちまったのはお前らのせいだろォッ!!」

ってそんな中、「レッドのやつ鍛え方が足りねーなー」などと無神経なことを言い出した仲間を見て、
ふざけんなと思いっきりブチギレるファイヤ!ファイヤの声優は鈴村健一なんですが
思いっきりキレててなんか笑ってしまった(えー
あとそろそろレッドとかブルーとかじゃなくて俺もちゃんと名前で呼ぶようにしましょうかね
作中でこれだけ名前で呼ばれてるわけだし。なのでここで各キャラの名前を整理しておくと

レッドの名前は熱田 充瑠(あつた じゅうる)。
名前の由来は熱量の単位のジュールだそうです。それだけ熱いキャラをイメージしてるってことだろうか?
相棒の魔進はたった今ブチギレてた熱血野郎な消防車のファイヤ(声:鈴村健一)です

イエローの名前は射水 為朝(いみず ためとも)。
名前の由来は弓の名手だった源為朝だそうです。射撃つながりで名付けたんでしょうね
相棒の魔進はおじいちゃんショベルカーのショベロー(声:岩田光央)です

グリーンの名前は速見 瀬奈(はやみ せな)。
名前の由来はF1ドライバーのアイルトン・セナだそうです。これは速さつながりか
相棒の魔進はキザイケメンなスポーツカーのマッハ(声:赤羽根健治)です

ブルーの名前は押切 時雨(おしきり しぐる)。しぐれじゃなくてしぐるっていう珍しい読み方ですね
なんでかというと名前の由来が北欧の剣士・シグルドだから。剣士つながりだろうけど、すごいところから名前持ってきたなー
相棒の魔進はやんちゃボーイな飛行機のジェッタ(声:大河元気)です

ピンクの名前は大治 小夜(おおはる さよ)。
名前の由来はナイチンゲールの和名(小夜啼鳥)だそうです。これは医療つながりでしょうね
相棒の魔進はハイテンションガールなヘリコプターのヘリコ(声:長久友紀)です

とまあこんな感じで今後は名前で呼んでいきたいと思います。それにしてもシグルドとかナイチンゲールとか言われると
やっぱFGOのこと思い出しちゃうよな(えー

「充瑠はお前らの特訓に付き合わされてヘトヘトだったんだよ!!」

「えっ…でも充瑠くん、普通に受け入れてくれて…」

「みなさんが充瑠さんのためにしてくれていると、分かっていたからこそ…
 嫌だと言えなかったのでしょう。わたくしのお父様、オラディン王もそうでした…」

ふむ…マブシーナ曰く、充瑠は「他人を大事にするあまり嫌だと言えない性格」らしく、
その性格はオラディン王とよく似ているとのことでした。さっきもガルザに似てるって言われてましたし、
充瑠はある意味オラディン王の生まれ変わりみたいなキャラなんですかね

『ふうっ…』

『お父様、少しは休まれた方がよろしいかと…!』

『マブシーナ、私はすべての民を幸せにしたいのだ。
 苦しんでいる民は助けたい…だから休んでいる暇などないのだよ』

『兄上!なぜそこまで民のために自分を犠牲にするのです!』

『ふふ…ガルザよ、逆に私が聞きたい。人を助けるのに理由がいるかね?』

『…』

そしてマブシーナの回想によって、生きていた頃のオラディン王の会話シーンが明らかとなりましたが…
「人を助けるのに理由がいるかい?」ってこれまんまFF9のジタンじゃねーか!
あまりにもそのまま言い出すから聞いてて吹き出したわ!オラディン王ってそういうお人好しな王様だったのか

「ガルザはそれだけお父様が疲れていることを把握して、王国に攻め入ったのでしょう」

って、そんなオラディン王がお人好しゆえに疲れていると知ったガルザは、
「よっしゃチャンスだから今のうちに殺したろ」とクーデターを起こし、オラディン王を殺してしまったという…
ガ、ガルザお前ってやつはー!さっきの「誰かを助けるのに理由がいるかい?」って言葉を聞いても
ぜんぜん心を動かされずにむしろ「殺すチャンスだわ」としか考えなかったんかい!悪魔かおのれはー!!
確かFF9の悪役だったクジャは、「誰かを助けるのに理由がいるかい?」ってジタンに言われて改心してたと思うんですが
ガルザの奴は同じこと言われたのに全然改心する様子ねえなマジで!どんだけ悪どい性格しとんじゃお前はー!

そんな一方で充瑠はというと、ベッドで寝込みながらも
夢の中でオラディン王と一緒に絵を描くという不思議な現象を体験していました。王様もう死んだ人なのにけっこう出番多いな
しばらくして充瑠が目を覚ましてみると、自分のスケッチブックに夢の中で描いた絵が残っていることに気づきます

その絵というのはどこかの倉庫のようであり、これには何か意味があるはずと思った充瑠は
病み上がりの体でスケッチブックをたよりに倉庫を探してみることに…

「あった!ここだ!」

ドガアアアアン!!

「なっ…ガルザ!?」

「お前の動きを張っていたのだ…お前が死ねばもう魔進が生まれることもない!」

って、そんな倉庫を見つけたと思ったらいきなり現れて攻撃を仕掛けてきたガルザ!
どうやらガルザは冒頭に出てきた「光の巨神」を警戒しているようで、
あの巨神が充瑠によって生み出される前に、早めに充瑠を殺してしまおうと思っているみたいですね
そんなわけで、殺意100%で襲ってくるガルザに追い詰められてしまう充瑠でしたが…

「早く逃げて!ここは危ない!早く!」

「分からんな。なぜ自分がこれから殺されるという時に他人の心配をする?どういう神経をしているのだ」

「こっちが聞きたいよ!人を助けるのに理由がいるの!?」

「…なに…?(ビキビキ)」

って、戦いに巻き込まれた倉庫の警備員たちを逃がしながら、「人を助けるのに理由がいるかい?」と言い出した充瑠!
お前までジタンのようなセリフを!(えー  キラメイジャーのスタッフはFF9が好きなのか!?
ともかくこのセリフでガルザの逆鱗に触れてしまった充瑠。なにしろにっくき兄上と同じことを言ってるわけですからね…

「お前の言い草は兄オラディンと瓜二つだ…!お前を見ていると沸き起こるこの怒り…!
 この手で消してくれる!!」

「充瑠さんっ!!」

「マブシーナ!?」

とその時、怒り狂うガルザから充瑠を守ろうと駆けつけてきたマブシーナ!
するとマブシーナが持っていた小さなキラメイストーンと、倉庫の中に眠っていた巨大なキラメイストーンが共鳴し
充瑠のピンチを救ってくれることに。なるほど倉庫の中には新たな魔進となるキラメイストーンが眠ってたってわけね
あとは充瑠のイメージ力をこのキラメイストーンに注入すれば、冒頭の光の巨神のようなメカに変形するはず…

「ようし…!こいつになってくれ白の宝石!
 機関車よりも速い超特急・魔進エクスプレス!」

シュゴオオオオオ!!

「ちっ…!速い!」

そんな充瑠のイメージ力によって、新たなメカの魔進エクスプレスが誕生!
この魔進エクスプレス、凄まじいスピードを誇る特急列車の魔進のようで、
ガルザご自慢の魔進ジョーキーですらそのスピードにはついて来られません
なるほど「機関車よりも速い超特急」っていうのはそういうことか
ガルザの魔進ジョーキーはまさしく機関車の魔進だから、
「お前のジョーキーなんかに俺のエクスプレスは負けねーよ」って意味で生み出されたってことですかね

「あれは…新しい魔進!?」

「みんな!おまたせ!」

「充瑠!あ、あの…」

「特訓の件すまなかった…!お前の状況も考えず…」

「ごめんね…」「ごめんなさい…」「悪かった…」

「そうだよ!文化系の体力のなさ甘く見ないでほしいよ!」

「えっ…い、いやここは普通、もう気にするなよ的な場面じゃ…」

「いーや気にしてくんなきゃ!ふふ…でもみんながヘトヘトにしてくれたおかげで光が見えた!
 王様にも会えて、この新しい魔進が出来たんだ!」

そしてエクスプレスの超スピードでガルザをぶっちぎり、そのままひとっぱしりで仲間たちと合流した充瑠。
仲間たちもさっきファイヤに怒られてから反省していたようで、特訓でやりすぎたことを次々に謝ってますね
充瑠としては、いったん怒る素振りを見せながらも、仲間のおかげで魔進エクスプレスを生み出すことができたと感謝もしているようで…

「なに言ってんだかわかんねえけど…とにかく、元気そうで安心したぜ」

そしてこの為朝のセリフが俺的にジーンときましたね
「とにかく元気そうで安心したぜ」…これって一度はコロナで入院しながらも
再び元気を取り戻して帰ってきた充瑠役の小宮璃央のことを知っていると、本当にそう思うっていうか…
今はまだ撮影そのものがストップしているでしょうけど、無事再開できるようになったらまた頑張ってほしいですね

「充瑠さん!魔進エクスプレスがガルザに狙われています!」

「え!?…ようし!なら出発進行!」

「なに!?ジョーキーのコントロールが…!」

「魔進合体!!」

ガキガキガッキイイイン!!

「バカな…!!どういうことだ!?」

「これがあの光の巨神だ!!」

って、性懲りもなくやってきて魔進エクスプレスを狙ったガルザでしたが…
なんとその時、充瑠の号令によりエクスプレスとジョーキーが変形合体し
光の巨神・キングエクスプレスへと姿を変えることに!おいおいおい!
キングエクスプレスへの合体って寝取り合体だったのかよ!(えー
まさかガルザの愛機を寝取っての合体とは!?乗ってるガルザはどうなるんだこれー!!

「おのれ…!おのれ…!おのれェェェェェアアアアアア!!」

バッキイイイイン!!

「うっ!?」

「二度と…!俺のジョーキーは奪わせん!!」

「いーや、ピンチになったらまた返してもらうよ」

「貴様ァ…!俺は貴様の物言いすべてが生理的に受け付けん!!
 必ずこの手で葬るぞ…!キラメイレッドオオオオオオッ!!」 

とその時、すさまじい怒りを大爆発させて寝取り合体から分離したガルザ!
しかし充瑠の飄々とした物言いでさらに怒りはオーバーヒートしてしまい、
「生理的に無理!!」みたいなことを言いながら禍々しい紫のオーラを生み出すようになってしまいました
何やらただごとじゃない感じですが、どうやらガルザは真の邪悪なる魂・ジャメンタルに目覚めてしまったようですね
その名前からして、キラメイジャー達が持つ光り輝く魂・キラメンタルとはまったく逆の性質を持つ魂ということか
いやはやガルザの奴、以前から悪どい奴だとは思っていましたが、まさか真の邪悪な魂に目覚めるほどとは
予想以上に邪悪に振り切ってるみたいですね。キラメイジャーだけでなくガルザもパワーアップするとは驚きだな

・キングエクスプレス。てっきり「マジレン」でいうウルカイザーみたいな立ち位置のロボかと思っていました。
 でも、その割には見た目すごいヒーローっぽいなと。そうして、今日の放送で完全に意表突かれました。
 もうこんな前代未聞の珍事の真っ只中なガルザって、光落ちしてもよし(でもそういう光景、完璧に目に浮かばない…けどアバレキラーの前例があるから怖い)、
 このまま悪役街道突っ走ってもよしの美味しいキャラになるしかないですね。 by 黒魔将軍

ちなみにガルザに関しては、そのうち光落ちするんじゃないかとか仲間になるんじゃないかって意見もチラホラ見かけるんですが
俺としては100%悪の道を突っ走るキャラっていう風に思ってますね
それは今回ジャメンタルに目覚めたこともそうだし、あとはなんと言っても
「誰かを助けるのに理由がいるかい?」っていう優しさに満ちたセリフを言われて
優しさに目覚めるどころか相手を殺すことしか考えてないっていうのがマジヤバイと思ったというか
あれでもう絶対改心なんかしない奴っていう風に俺の中で決定しちゃいましたね
今どき珍しいくらい悪に振り切ってる奴と言いますか、いっそこのまま最後まで悪を貫き通して、クライマックスで死ぬことになったら

「キラメイレッド…俺は死ぬ…だが勝ったなどと思うな…!
 お前は一生苦しむことになるんだ…!この俺を…ガルザを抹殺したんだからな…!
 一生後悔して生きていくんだ…!ククク…ハハハハ…ハァーッハッハッハッ!!」

ぐらい振り切ったセリフを残して死んでほしいね(えー
これほど悪に染まり切ったセリフを言える奴ってそうそういないというか、
生半可な悪役とは一線を画した貴重な存在だと思うんですよね。
なので俺的にはそれぐらいの大悪党になってほしいし、ガルザには悪役としてけっこう期待してます。次回に続く!
 


特撮感想:魔進戦隊キラメイジャー 第9話「わが青春のかるた道」

さて今週のキラメイジャーですが、今回の話はキラメイグリーンこと瀬奈のメイン回となっております
瀬奈といえば陸上競技で活躍してるキャラなわけですが、そんな陸上を始める前は
なんと百人一首をバリバリやっていたようで、そっちの方でも高い実力を発揮していたようです

そんな中、今回登場した怪人はまさかの百人一首邪面。
なんやこの露骨な名前!モロに瀬奈が倒すために出てきたような怪人じゃねーか!
ともかくこの百人一首邪面、出てくるなりそのへんの一般人の頭に巨大かるたをペタペタ貼りまくり、
「これより地獄百人一首を開始する!」などとわけの分からないことを言い出しますが…

「ふっはっはっは!このかるたは、俺が上の句を読み終えた瞬間に爆発する仕組みになっているのだ!」

ってなんと、こいつがぺたぺた貼っていたかるたは実は爆弾であり、このままでは一般人の頭が次々に吹っ飛んでしまうことが発覚!
なにげにとんでもないことやってんなお前!
単にかるたを貼りまくる愉快な奴かと思っていたら、無差別に一般人を吹き飛ばそうとする爆弾魔なんかい!
キラメイジャーの怪人って、こんなふうに「愉快な奴」って一面と「とんでもない悪党」って部分が同居してるのが特徴的だよなー

他作品では愉快な怪人と和解したりすることも多い中、
キラメイジャーではちゃんと倒さないとヤバイってことになってるのが持ち味だと思います
ちなみに俺としてはそういう作風は結構気に入ってるんですよね、悪党はやっぱり悪党らしく
悪の限りを尽くして正義の味方と戦って、華々しく散って欲しいと思ってるので
バリバリに悪いことをするキラメイジャーの怪人は俺の趣味に合ってますね、ガルザなんかはその最たるものだしなー

「ちはやぶる〜」

「これだっ!」

パシイッ!

「うかりける〜」

「あった!」

パシイッ!

「おのれおのれ!言っておくがお手つきしても爆発するからな!」

「うっ…お手つき…!?」

そんな中、百人一首邪面が読み上げる句にすばやく反応し、次々と爆弾かるだを処理していく瀬奈!
さすがは百人一首の経験者ですな、そんな瀬奈の活躍を見て他のメンバーは「すげーすげー」とはしゃいでますが
お前ら今のうちに敵の怪人ボコりに行ったらどうなん!?(えー
のんきに見物してないでとっととあの怪人ボコりに行ってくださいよー!

「では行くぞ3枚目!なには〜」

「あそこだっ!」

「えの〜」

「あっ…!違う!爆発しちゃう!」

パシイッ!

「えっ!?」

「何をしているの瀬奈速見…!"なには"で始まる読み札は2枚!
 次が"え"ならみをつくしてや、"が"ならあはてこのよを、
 突っ込むなら4音目が出た瞬間でしょう!?」

「ま…真木埜(まきの)…」

ってそんな中、あやうくお手つきしそうになった瀬奈のミスを痛烈に指摘しつつ、正解のかるたを素早く取った女が登場!
誰かと思えばこの女、以前瀬奈が百人一首をやっていた時に最大のライバルだった真木埜というキャラだそうです
なにかと瀬奈に対して突っかかってくる性格で、いまや百人一首の世界では女帝のように大活躍しているようですが…

「お、覚えてろ!お前ら2人とは改めて勝負だ!」

そんな真木埜の登場により、分が悪くなった百人一首邪面はスタコラ逃げ出してしまいます
しかし、真木埜と瀬奈をまとめて倒すための秘策として
ヨドン百人一首という謎ルールを開発し、すぐさま2人にリベンジしようと舞い戻ることに…

「ならば俺が札を読もう」

ってゲェー!?なんとそんなヨドン百人一首をやるためにわざわざ付き合いでやってきたガルザ!
お前なにしてんの!?ガルザといえば前回真の邪悪なる魂・ジャメンタルに目覚めたばかりだというのに
こんなアホなことに付き合ってくれるのかよ!(えー
マジでガルザは毎回やることが意外すぎて予想できないな…もはやガルザが何かするだけで笑ってしまうわ

それと今からやろうとしている「ヨドン百人一首」というのは、さっきの地獄百人一首とは違って
普通サイズのかるたを並べて1対1で取り合うっていう勝負のようですね
そんなわけで、まずは真木埜から先に百人一首邪面と勝負しますが…

「瀬奈速見〜、いかにせかせか戦うも〜、やられた末に〜、ぎゃふんとぞ思ふ〜」

「は…はあ!?」

「なんなのそれは、そんな札があるわけ…!」

「ほいっ」

「え…!?」

「ふはははは!これがヨドン百人一首だぁ!」

ってなにー!?そんな勝負が始まって間もなく、「瀬奈速見〜」などとヘンテコな句を読み始めたガルザ!
ヨドン百人一首って要するにあれかよ!ガルザ達が句とか手づくりした百人一首かよ!(えー
そんな手づくり百人一首の句なんぞ分かるはずもなく、女帝の真木埜でさえどうすることも出来ずに敗北してしまいます
それとこのヨドン百人一首で敗れると、負けた人間はかるたに封印されてしまうようで…

シュウウウウウ

「ま…真木埜!」

「ふっふっふ…スピード女!次はお前だぁ!」

そんなわけで、哀れにもかるたに封印されてしまった真木埜。
こうなると戦えるのはもはや瀬奈しかおらず、気合を入れるために着物姿になっての戦いとなります
それにしても、この百人一首のことは無視して怪人をボコるわけにはいかないんだろうか(えー

「でも…ヨドンの百人一首じゃ、上の句も下の句もわからないよ…!」

「これでは札の取りようが…」

「ちぎり斬り〜」

「は「はいっ!!」

「見よ今の〜」

「は「はいっ!!」

「黄色タメ〜」

「は「はいっ!!」

「服着ない〜」

「は「はいっ!!」

「な…なぜだ!?なぜなんだ!?お前は取り札がなんなのか分からないはずだ!」

って、いざ勝負が始まってみれば、次から次へと札を取ってのける瀬奈!
いやそれはすごいと思うんですけど「服着ない〜」とかなんなんだこの句は!?(えー
気になってガルザの読んだ句について、もう少し詳しく調べてみたところ

・ちぎり斬り 刺して突くして 意のままに ヨドン過ぎなば 人も居ぬなり

・見よ今の 釜の熱さで 小夜こけて 足元ゆるく 小指打つなり

・黄色タメ 不用意に出でて 先手詰む ただ後手後手に 奴は負けつつ

・服着ない 秋の出先の 時雨では さぞ大風邪に かかり治らん

っていう内容になってるようです。服着ないって時雨のことだったのかよ!
服を着ないでトレーニングして風邪を引くっていう感じの句だろうか
他にも「ちぎり斬り」はヨドン軍が町で暴れる句、「見よ今の」は小夜がドジすぎる句、
「黄色タメ」は為朝がボロカスに負ける句ってところでしょうか。というかこの為朝の句よくできてんな(えー
どうやらこれって元ネタの句があるみたいで
君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ
っていうのがそうみたいですね



なるほど、君がため→黄色タメ、春の野に出でて→不用意に出でて、若菜つむ→先手詰む、わが衣手に→ただ後手後手に、雪は降りつつ→奴は負けつつ
っていう風にアレンジしたってわけか、面白いなこれ
他の句にも何か元ネタとかあるんだろうか

「まさか…俺の動きを見てから札を取ったというのか!?」

「そうよ。だからあんたの動きだけに集中したの」

「お、おのれぇぇ〜〜っ!!」

そしてさっきから瀬奈がバシバシ札を取っている理由がこれでした、
なんと百人一首邪面が札を取ろうとする動きを察知し、超反応で相手より先に札を取っているという…
瀬奈のやつどんな反射神経してんだ!?スピード自慢だからこそ出来る芸当ってことだろうか
それにしてもこんな風に、反射神経で圧倒的に上を行かれるとわりと心折れますよね

ちなみに俺がこういうシチュエーションで思い出すのは
鬼滅の刃でやってた薬湯ぶっかけ訓練ですよ

こんな風に向かい合った状態から薬湯をかけあうわけですが、カナヲが速すぎて最初誰にも負けなかったやつ。
善逸なんかは訓練当初ウキウキしてましたが、カナヲの反射スピードにはまるでかなわないことを知ると
心折れてそのうち来なくなりましたよね。あれわかる。めっちゃわかるわ

なんか反射神経で負けるとすっごい心に来るんだよな…
ちなみに、キラメイジャーの真木埜も瀬奈への態度が妙にきつかったのは
反射スピードの勝負になると瀬奈には全然かなわないから
そのことが真木埜のコンプレックスになっていたようです。やっぱ反射で負けるとみんな気にしちゃうもんなのかなー

あと全然関係ないんですけど、薬湯ぶっかけ訓練の時に出てきたきよちゃんという女の子は
バトルスピリッツ烈火魂のごじゃると声優が同じなんですよ

山下七海っていう声優なんですが、烈火魂で名前を覚えてたんで鬼滅のアニメ見た時に
「おっ!山下七海出てるやん!」ってちょっと反応してしまいました。今後も活躍してくれると嬉しいよなー

「おのれおのれ!!おのれぇぇぇ!!こんな遊びはもうやめだ!!こうなったら暴力でいくぞ!!」

さてキラメイジャーに話を戻しますと、さっきの勝負でボロカスに負けてしまった百人一首邪面は
激しくブチ切れながら「こうなったら暴力勝負だオラー!」と実力行使に出ることに!
百人一首の勝負を無視して暴力で解決しようとは、まったく汚い野郎だぜ!
まあさっきから「百人一首とか無視してボコボコにすればええやん」って一番言ってたのは
何を隠そうこの俺なんですけどね(えー
そういう意味じゃ俺がこの怪人と一番近いことを考えていたのか!?うわああああ!!
キラメイジャーが百人一首に付き合っていたのはヒーローとして正しい姿だったんやな…

『キラメイラッシュストリーム!!』

ボッガアアアアン!!

「ぎゃあああああああ!!」

ってそんな暴力勝負に持ち込んだ百人一首邪面ですが、いともたやすくキラメイジャーに返り討ちにされて
メッタクソにやられた結果あっさり爆死することに!だめだこれー!お前暴力じゃてんで話にならないじゃねーか!
ただ一応、キラメイジャーには負けたものの平安京バスラという巨大モンスターを呼び出すことには成功したようで、
キラメイジャーもキラメイジンを呼び出しての巨大戦へとなだれ込むことに…

「行くぞ魔進ジョーキー!この戦いで試させてもらう!」

おっとしかし、そんな巨大戦にはガルザまでも乱入し、性懲りもなくまたジョーキーで戦うことに!
お前それ乗ってきたら魔進エクスプレスに乗っ取られちまうじゃねーか!と思いましたが
ガルザはどうもそのことを承知の上で、何かを試そうと思っているようですね

「魔進エクスプレス!」

ガキガッキイイイン!!

「フン、よかろう…クリスタリアに伝わる伝説の4巨神の一角・音速の巨神!もう一度味わってやる」

そんなわけでやっぱりエクスプレスに乗っ取られて例の寝取り合体をされてしまったガルザでしたが
今回はノリノリでそれを受け入れてますね
どうやらエクスプレスとジョーキーが合体したキングエクスプレスというのは、はるか昔から伝わる伝説の4巨神の1体と言われているようで…
つまりまだまだ他にもこういった巨神が出てくるというわけか、キラメイジンはそんな巨神のカウントに入ってるんだろうか?

「キングエクスプレスめっちゃ速い!必殺!キングエクスプレスバーンブラスター!!」

ボッガアアアン!!

「フン、さすがは音速の巨神だ…」

そんなキングエクスプレスの強さはすさまじく、圧倒的な速さで平安京バスラをボコボコにして巨大戦に勝利することに!
ただ気になるのは、キングエクスプレスはやたら速さという部分が強調されていて
しかも今回操縦を担当したのは瀬奈なんですよね
瀬奈自身もあれだけ速さに特化したキャラなだけに、キングエクスプレスの本来のパイロットは瀬奈ってことになるのか?
もしそうなら、伝説の4巨神っていうのはキラメイジャーの個性に合った4体が存在するってことなんだろうか。時雨の剣術とか為朝の射撃とか…

「ふぅん!!」

バッキイイイン!!

「う、うわあ!?」

「キラメンタルの戦士たちよ、また会おう」

って、キングエクスプレスで平安京バスラを倒したその時、「ふぅん!」とジャメンタルの力を発動して
合体を解除すると、ジョーキーでゆうゆうと去っていったガルザ!どうやらガルザが試したいことっていうのは
こんな風にジャメンタルの力でどれくらいのことが出来るのかってことみたいですね
今のガルザがその気になれば、キングエクスプレスの寝取り合体も解除できるみたいだし
いつまでもキラメイジャーの好きにさせたままではいないということか。

まあ今回そのことをガルザが試すために、哀れにも平安京バスラとかが犠牲になってしまったわけですが
あいつそういうとこほんと気にしねーからな…(えー
毎回のように味方を殺しててまた今回も殺っちまったじゃねーか!味方からしたらたまったもんじゃねーなガルザのやつ…次回に続く!


・学生時代に競技かるたやってた者ですが、服着ない〜以外にも元ネタの句がありますね。

 ちぎり斬り 刺して突くして 意のままに ヨドン過ぎなば 人も居ぬなり
 →契りおきし させもが露を 命にて あはれ今年の 秋も去ぬめり

 見よ今の 釜の熱さで 小夜こけて 足元ゆるく 小指打つなり
 →みよし野の 山の秋風 小夜ふけて ふるさと寒く 衣打つなり

 服着ない 秋の出先の 時雨では さぞ大風邪に かかり治らん
 →吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐と言ふらん

 ちぎり斬り〜のやつは「契りきな かたみに袖を 絞りつつ 末の松山 波越さじとは」という句もあるのでそっちかと思いましたが、
 文の感じ的に上記の契りおきしが元ネタですかね。

おおどうもです、競技かるたを実際にやってた人から話を聞けるとは興味深いですね
こうして見ると小夜の句なんかも小夜と小夜がかかっててうまいなって思いますね
最初に小夜の句を見た時は「なんで小夜がこけて小指を打つ内容なんだろう?」と不思議だったんですが、
元ネタを見ながらだと、どういう言葉から小夜の句が生まれたのか分かって面白いですね。ありがとうございました



特撮感想:魔進戦隊キラメイジャー 第10話「時雨おいかける少女」

さて今週のキラメイジャーですが、冒頭の場面では時雨が旋空弧月の特訓をしている場面で始まっております(えー
どうやらキラメイジャーも旋空弧月的な技を放つことができるようで、それによって離れた距離から
マブシーナ様の頭上の大根をぶった斬り、さらに時雨がすごいのは
瞬時に刃を変形させて隣りにいる小夜は斬らないという芸当を披露していることですね

これは面白い発想ですな、旋空弧月といえば周囲にあるものまとめてぶった斬る奴は見たことありますが
必要なものだけを斬り不必要なものは斬らない奴は初めて見たので
これは弧月の可能性を見せてもらったと言っても過言ではないな!(えー
俺がいつもワートリで言っていることをまさかキラメイジャーで見ることになるとはなー

「なんじゃこりゃああああああああああ!!」

って、そんな華麗な技を披露した次のシーンで大絶叫するハメになった時雨!
なにかと思えば楽しみにしていたサルシッチャドッグチェダースペシャル
何者かによって無残にも食い尽くされていたという…ちくしょう誰がこんなことを!

ちなみに犯人はキラメイジャー達の支援役である博多南さんで、ちょっとしたイタズラ心でのつまみ食いだったようです
ちょっとしたつまみ食いってレベルかよこれが!(えー
それと俺の感想で博多南さんに触れるのは初めてですが、このキャラを演じているのは
かの有名なピコ太郎なんですよ。もっと正確に言うと、ピコ太郎っていうのは
古坂大魔王というお笑い芸人が変装したネタキャラであり、その古坂大魔王がキラメイジャーでやっているのが博多南さんってわけですな
まさか俺もピコ太郎という超有名人が戦隊に出るとは思わなかったので、初めて知った時は驚きましたよ。すごい時代になったよなー

《愚民ども、我の歌で安らかに眠れ!》

「わぁー出た出た!ヨドミ姫!」

そんな一方で為朝、充瑠、瀬奈の3人は、最近ネットの動画で話題になっているヨドミ姫というアイドルに夢中になっていました
なんか見た目も言動もうさんくささ全開のアイドルだな…しかも名前がヨドミ姫って
あきらかにヨドン軍の関係者じゃねーかよ!誰か気付くやつおらんのかお前らー!

そんなヨドミ姫の歌を聞いているうちに、バタバタと倒れて寝込むハメになってしまった為朝、充瑠、瀬奈の3人。
やはりヨドン軍の罠だったか…というか充瑠はこの前過労で倒れて寝込むって話をやったばかりなのに
今回またヨドミ姫のせいで寝込むのかよ!(えー

ともかく充瑠たち3人はダウンしてしまい、それを普通に治す手段はないということで、
原因であるヨドミ姫を探し出すしかなくなった時雨&小夜。
そしてどうにかヨドミ姫の居場所を突き止めた2人は、事件解決のために会いに行きますが…

「しぐたん!?久しぶり〜!会いたかったぁしぐた〜ん!!」

ところがなんとヨドミ姫は時雨と顔見知りであり、もともとは時雨に付きまとっていたストーカー女だったことが発覚!
しかし時雨が自分に振り向いてくれないために、どうにかして自分の存在をアピールしようと
ヨドン軍に魂を売ってネットアイドルを始めたってことのようです。ストーカーの行動力はやべえな…
それにしてもヨドミ姫、普通の化粧してるぶんにはめっちゃ可愛いですね
ストーカーとはいえこれだけ可愛ければ、たいていの男はコロッといっちゃいそうだな(えー

ってそんな中、ふと気がつけばヨドミ姫の背後にいつの間にかおんぶされていた敵の怪人!
それを見るなり「きさまの仕業かー!」と戦おうとする時雨でしたが…
しかしご覧の通り、この怪人はひたすらにヨドミ姫とおんぶしまくるというおんぶ作戦によって
時雨の攻撃を封じてしまいます。要するにヨドミ姫を人質にしているようなもんというわけか…恐るべしおんぶ作戦!(えー

「ならば…あらためて俺の誠意を示す!」

「私を受け入れてくれるの!?」

「いいや…斬る!!」

そんな敵のおんぶ作戦に苦戦する中、ついにヨドミ姫ごと怪人を斬る覚悟を固めた時雨!
なんてこった、時雨からしてみればヨドミ姫ってそもそもうっとうしいストーカーだし
この際だから怪人ごと始末しちゃおうということか!?(えー
や、やめろー!それでええんかー!しかし時雨は無情にもここで旋空弧月を起動することに…うわー!

「旋空弧月!!」



「ぐあああああああ!!」

「えっ…え…?な…なんともない…?」

「バ…バカな…なぜ…俺だけが…」

「俺は思い出したのさ…真ん中を食べられてしまったサルシッチャドッグをなぁ!!」

ええええええええ!?お前ここで思い出すのがそれかよ!?
なんと真ん中を食べられたサルシッチャドッグのことをヒントに、旋空弧月の刃を一部分だけ消すことによって
ヨドミ姫を斬らずして怪人だけを斬り捨てた時雨!アホみたいなヒントだけどすげえ高等技術だなオイ!
これこそまさに弧月の新しい可能性やで!(えー

「ま…まだ勝ったと思うな…邪面獣に…この俺の闇エナジーを捧げる!」

がしかし、この怪人を倒したと思ったのもつかの間、最後の力を振り絞って
巨大怪獣のステージシェルガを呼び出してしまった怪人!
ちなみに今さらですが、やられた怪人の名前はミュージック邪面という奴だったようです。死ぬ瞬間まで名前呼ばなくてすまんな(えー
ともかくここからは巨大戦ということで、復活した充瑠たちと一緒にキラメイジンで戦う時雨。
この巨大戦ではもぐらたたき作戦とか愉快なことやってましたね。ステージシェルガもなんかアホづらで微笑ましいな

「はっ!?スモッグジョーキー!?」

「また今回も仲間にしちゃおうよ!」

ってそんな戦いの中、また今回も性懲りもなく現れたスモッグジョーキー!
お前なんだかんだ毎週出てきてるじゃねーかよ!そんわけでまたまた寝取り合体をしてやろうと
魔進エクスプレスを呼び出す瀬奈。やっぱりエクスプレスのメインパイロットって瀬奈なんだな

「俺をあなどるな…!はああああああ!!」

ズズズズズズ…!

「えっ!?うわあっ!?」

「もはやジャメンタルは意のままだ!」

おっとしかし、強力なジャメンタルの力によって寝取り合体を阻止してしまったガルザ!
前回はまだジャメンタルの力を試してましたが、もうそのお試し期間も終わったということか
こうなると苦しいのはキラメイジャーの方です、切り札のキングエクスプレスは使えず
キラメイジンだけで2体の敵と同時に戦うハメに…

「吹き飛ばしてやろう…!バーンブラッカー!!」



「うっ…なに!?」

って、スモッグジョーキーが必殺のバーンブラッカーを放ったその瞬間、サルシッチャドッグのごとく分離して攻撃をかわしたキラメイジン!
お前そんなフリーダムガンダムの攻撃を避けたインパルスガンダムみたいなことを!(えー
しかしこうなるとヤバイのはキラメイジンの後ろにいたステージシェルガです
キラメイジンが避けたことでバーンブラッカーをモロに浴びてしまうことに!ぎゃあああああ

「今だっ!!キラメイダイナミック!!」

ドッガアアアアン!!

「フン、まあいい。今日はこのくらいにしておくか」

そして次の瞬間、キラメイジン必殺のキラメイダイナミックを叩き込まれて哀れにも逝ってしまったステージシェルガ!
それを見たガルザは「まあいいか」という言葉を残して立ち去っていくのでした。よくねーよ!!(えー
また今回もガルザのせいで仲間が死んじまったじゃねーか!ほんと毎回のように仲間殺してんなこいつ

そんなわけで今回の話は終わりなわけですが、来週の放送は以前に映画で放送したエピソードZEROをやるそうです
これは…いよいよ放送ストックが尽きたってことなのか!?コロナのせいでどの番組もそうですが、キラメイジャーもついにか…ちくしょおおお
とりあえずエピソードZEROの見どころとしては、瀬奈の超エロい陸上ユニフォーム
部下を率いる中村悠一にレイプされて死んだ杉田智和のシーンですかね(えー
いやあの場面は劇場で見て衝撃でしたよ、まさか中村に杉田がレイプされて死ぬとは…
仲が良いと有名な2人なだけに、声優ファンとしても注目のシーンと言えるかもしれませんね


特撮感想:魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO

さて今週のキラメイジャーですが、映画のエピソードZEROを流す内容となってましたね
その名の通り、第1話の前に位置する第0話のストーリーなわけですが
今になって見てみると、けっこう意外に思う部分もあってなかなか楽しめました



何が意外だったかって、まずはオラディン王の強さですよ
ヨドン軍からの侵略により、たった1人で大勢の敵と戦うことになったオラディン王ですが
バッタバッタとヨドンの兵士達をなぎ倒し、キラメイジャーとも遜色ないくらいの強さを誇っていたのが意外でした

がしかし、そんなオラディン王の快進撃もガルザからの不意打ちによって止まってしまい、
まさかの弟の裏切りを知ったオラディン王は
「ガルザ…なにもかもお前が手引きしたのか!?」と問いただすわけですが
ガルザはその問いに答えることなくズバズバとオラディン王を斬り刻み
さらには倒れた王に大勢の部下をけしかけて昏睡レイプ!野獣と化したヨドン軍とばかりに殺してしまったという…(えー
 

そんな風に無残に倒されてしまったオラディン王ですが、ただ俺的に注目のポイントだったのは
ガルザに対して剣を向けてはいなかったというか
「お前がヨドン軍を手引きしたのか?一体なぜなんだ」ってあくまでも対話しようとしていたように思うんですよ

しかし、そんな対話の意思は無残にもガルザによって踏みにじられ、オラディン王はズタズタに斬り刻まれてしまったという…
もしこれが、純粋にお互いの強さを競い合う真っ向勝負だったなら、オラディン王もあんな簡単にはやられなかったんじゃないのかな
まあガルザがそんな正々堂々の勝負なんてするわけないんだけど…(えー
この襲撃も「オラディン王が疲れてるところを狙った」って言われてるくらいだし、ガルザはオラディン王を殺せればなんでもよかったんだろうな…

他のキャラの話もすると、この時の充瑠や時雨も今とは結構印象違いましたね
まず充瑠なんですけど、今では周りの人に振り回される苦労人っていうイメージが強いんですが
エピソードZEROでは逆に周りの人を振り回す変人って印象が強かったです

時雨の方も、今ではギャグ回やりまくってる面白お兄さんってイメージが強いんですが
エピソードZEROではギャグなんて全然やらないクールでカッコイイお兄さんって印象でしたね。仮面ライダーギャレンでいうところの
「エピソードZEROではすごく強いクールな男を演じていたのですが」って感じでした(えー
あらためて見てみるとだいぶキャラの印象も違って見えるなー

ただ、他のメンバーについてはそういう印象の違いみたいなものはなかったかな
リーダーシップのある為朝はカッコイイし、陸上ユニフォームの瀬奈は可愛いし、最初に見た時の感想と同じ気持ちになりました

ただ、ひとつ思ったのはこの各キャラが着てる私服姿はかなり珍しいですよね
この服ってなにげに本編で全然出てきてない気がする。
ちゃんと各キャラの色に合わせた服なだけに、出てきてもおかしくないと思うんだけど。
俺的には特に瀬奈の服が好きですね。この服って前から見るとショートパンツみたいだけど、
後ろから見るとスカートみたいになっててそれがすげー可愛いんすよ
一粒で二度美味しいって感じの服だから、本編でもたまに着てみてほしいなー


特撮感想:魔進戦隊キラメイジャー 第1・2話「未公開カット蔵出し いまいちどスタートダッシュSP」

さて今週のキラメイジャーですが、もう一度あらためて1話・2話を振り返るという、いわゆる総集編的な内容となってましたね
しかし単なる総集編とあなどるなかれ、タイトルにもあるように未公開カットをふんだんに使った内容となっており
これまでに見たことのなかった映像や、聞いたことのなかったセリフなど、
新鮮な部分が色々あったので、新しい気持ちで楽しめたって意味で面白い内容になってましたね

さらにそういった新規映像に加えて、現在のキラメイジャー達が過去の自分達を見ながらコメントするっていう風に
オーディオコメンタリー的な楽しみ方もあったりと、普通の総集編とはひと味もふた味も違う内容になってたと思います
そういう「現在と過去のキラメイジャー」って意味では、俺的に為朝の変わりっぷりとか見るのが面白かったですね

というのも為朝って、1話や2話の段階では充瑠に対してめっちゃキツイ態度を取ってて
何かあるたびに突っかかっていってたわけですが、今となってはすっかり仲良くなったので
過去の為朝が「何やってんだよまたそれかよ」とか充瑠にキツイこと言ってる中で
現在の為朝は「ここからの充瑠はすごかったぜ」とかデレ発言してるっていうギャップが面白かったですね

それと今回あらためて見て思ったんですが、第2話において充瑠が瀬奈のことを説得するシーンっていうのが
俺的にめちゃめちゃ大好きなんですよね
ここでの充瑠のリーダーとしての言葉が、物凄くいいこと言ってて心からシビれてしまったというか、
俺がキラメイジャーという作品に引き込まれたきっかけは間違いなくこの場面だと思います。あらためて第2話は神回だなと思いましたねー

さらに今回、そんな1・2話の振り返りが終わった後は
新ヒーローである追加戦士のお披露目コーナーがあったりと
とにかく飽きさせない作りになってましたね、総集編でこれだけ見どころを用意してくれるってすげえよ

さらに来週はアメトーーク!のパロディネタで今回とは別の意味で面白そうな総集編をやるみたいなので、
次もまたどんな内容になるのか楽しみです。いや〜総集編でもこれだけワクワクできるっていうのが
キラメイジャーって本当にすごい作品だなと思いますよ
今までの話もずっと面白い内容が続いてたし、コロナの大変な状況でやむなく総集編を作ることになっても
その総集編もちゃんと面白く作ってくれるっていうのがね、これってとてつもないことだと思うんですよ
俺としてはもう完全にキラメイジャーにハマってしまったので、今後も全力で応援していきたいですね。次回に続く!


特撮感想:魔進戦隊キラメイジャー 「キラトーーク!相方大好き魔進」

さて今週のキラメイジャーですが、キラメイジャーの相方の魔進たちが
アメトーーク!風にキラメイジャーのことを語りまくるバラエティ番組となっております
というか実際に見てみたら本当にバラエティ番組っぽい画像の数々に吹いた
この画像作った人センスあるなオイ!特にオラディン王の「お前はMC向きだな」って一枚が
なんか妙にシュールで笑ってしまうのは俺だけだろうか

さてともかく、トークのテーマは「うちの相方ここがスゴイ」ってことで、
魔進たちが相方のよさをひたすらに喋りまくるわけですが、確かに考えてみれば
キラメイジャーの魔進たちって相方大好きなメンバーが大勢揃ってるんですよね

たとえば時雨の相棒のジェッタ、瀬奈の相棒のマッハなんかは
「時雨のアニキいいいいい!!」「瀬奈お嬢様あああああ!!」って
呼び方からして熱心なおっかけみたいなもんだし
あとば為朝の相棒のショベローなんかも、以前に為朝好きが高じて
為朝戦隊タメスキジャーとか結成してたぐらいですからね

あと今回面白かったのが、そんなタメスキジャーの時の内容において
為朝がショベローのことを騙してたって話を今回でネタばらししたってことですね
いやマジで、今回の振り返りがなければショベローはずっと騙されたままで終わっていたわけですが、
この機会にせっかくだからバラしてしまおうっていう大胆な構成に驚きました

「えっその話バラしていいの!?」って俺もドキドキしながら見ていたし
騙されていたショベローがどんな反応をするのかっていう、たとえるなら
ドッキリのネタばらしシーンみたいに、真実を知ったらどんなリアクションするんだろうって期待感がありましたね
そういう楽しみ方のできる総集編を作ってきたってことがうまいと思ったなー

うまいと言えばもうひとつ、今回トーク番組風に魔進たちがひたすら喋りまくるという内容にしたのも良かったと思います
というのも、魔進たちって今までの話の中でメイン扱いされることが少なくて、
魔進たちが目立つような機会ってあんまりなかったんですよね。それがあったのってタメスキジャー回のショベローぐらいだったというか。

そんな中、今までちょっと不遇だった魔進たちにも存分に喋る機会が与えられたのが今回の話だったので、
魔進たちを目立たせるためにも良い機会になったんじゃないかと思います。
視聴者としても、今回の話ではじめて魔進のキャラを理解できたって人も多いんじゃなかろうか
ちゃんとそういう意義のある作りにしてるってところが凄いですよねキラメイジャーは
総集編でも意外な楽しみ方ができたり新鮮な気持ちになれたり、そんな作りにしてあるところが見てて感心してしまいます

さらに新戦士情報も少しずつ解禁されているので、いつ頃このワンダー男が大々的に登場するのか楽しみですね
それとコロナで中断されていた撮影もいよいよ再開し始めたようなので、
キラメイジャーが再始動に向けて動き出したのは俺としても素直に嬉しいです。
ただコロナは完全に収まったわけではないので、健康に気をつけて無理せずやって欲しいですね


特撮感想:魔進戦隊キラメイジャー 「キラトーーク!このバトルがスゴイ!」
   

さて今回のキラメイジャーですが、前回に引き続きキラトーークの第2回となっております
前回のお題は「相方大好き」ってことでしたが、今回はというと「このバトルがスゴイ」ってことで
主にバトルについて振り返るって内容になってますね。さらに言うと
ミルクボーイの「オカンが言うにはな?」ってネタ風味の会話が進行する形になってました。具体的には

「為朝が言うにはな?思い出深い敵がいるそうなんじゃが、どうもその名前を忘れたらしいんじゃ」

「思い出深い敵を忘れるってどうなってるんですかそれは」

「じゃあ俺たちが一緒に考えてやるから特徴を教えてくれよ」

「為朝が言うにはな?ヘンテコな仮面を被って町の人に悪さをしている奴だったそうなんじゃ」

「邪面師じゃねえか!その特徴なら間違いなく邪面師だ!」

「うーんワシも邪面師のことだと思ったんじゃがな?しかし為朝が言うには
 もっとダイナミックでスケールの大きな戦いだったと言うんじゃ」

「なら邪面獣じゃねえか!邪面獣が為朝の思い出深い敵じゃねえのか!?」

「うーんワシもそう思ったんじゃがな?しかし為朝が言うには
 邪面獣ではなかったというんじゃ」

「じゃあ邪面獣じゃねーじゃねえか!為朝が邪面獣じゃねえっていうんなら邪面獣じゃねえよ!」

っていう風に連想ゲームやりながら会話がぐるぐる回るっていうあのネタですね
そういう漫才みたいな会話もなかなか面白かったんですが、なにげに注目だったのが
今回はじめて邪面師と邪面獣の説明が詳しく語られたってことでしたね

まず邪面師とは、人間サイズの怪人で顔に地球文化の仮面をつけており、
こいつらは町に繰り出して人間に悪事をはたらくのが仕事なわけです
で、そんな風に邪面師たちが人間に迷惑をかければかけるほどに闇エナジーが溜まっていき、
その闇エナジーが一定量まで溜まると邪面獣が召喚されるってわけです

邪面獣っていうのは要するに巨大怪獣のことで、5種類いる「ヨドン巨獣」の中から1体を選んで
顔に邪面師と紐づいた仮面をつけたものが邪面獣となるってことみたいですね
たとえば、百人一首邪面が「バスラ」というヨドン巨獣を召喚すれば、それは平安京バスラという邪面獣となり
同じバスラでもネアンデルタール人邪面が召喚すれば、それは旧石器バスラとなるっていう具合に
特徴が変化するみたいです。そういう仕組みになってるとは知らんかったなー

こういう風に、本編で説明しきれなかったことを総集編で語るっていうのは
正直かなり良い試みですよね
総集編でも初めて知る情報があると、チェックして良かったって得した気分になるし。

あとアニメとかだと、本編で語れなかった設定をドラマCDで語るってことがよくありますが、
ドラマCDだとチェックしてる人が限られたり、それに公式設定と考えていいのかも分からないところがあるから
俺は本編の総集編で語るっていうやり方のほうが好印象に感じたなー



そして次回はなんとガルザ主役のジャメンタル研究所をやるみたいですよ
ついに来たかガルザ回!最近のガルザは何をやっても面白いから
ガルザが30分喋りまくるという時点でもうニヤニヤが止まらないですね

さらに言うと本編の再開日時も決定したようで、再来週の6月21日からいよいよ最新話が放送されるようです
なんと、つまり来週のガルザ主役回が最後の総集編ってことか!?うおおおマジかよ
こいつは本編の再開に向けてガルザが弾みをつけてくれるに違いないぜ!(えー
ここまで総集編でも面白さが失速せずに続いてきたことだし、
最後は面白さの塊のような男・ガルザに総集編の締めを任せたいですね
 


特撮感想:魔進戦隊キラメイジャー 「ガルザとクランチュラのジャメンタル研究所」

さて今週のキラメイジャーですが、いよいよ最後の総集編ということで
ガルザとクランチュラのジャメンタル研究所が放送されましたね
先週の時点でガルザにはめちゃめちゃ期待していたわけですが、実際に見てみたら
なんかクランチュラも面白いヤツで今回そっちの魅力に気づけたのも思わぬ収穫でしたね

たとえば今まで出てきた邪面師たちはみんなクランチュラの部下だったそうですが、
そんな可愛い部下たちをガルザが気分ひとつで次々にぶち殺すもんだから
「私の部下を勝手に殺すなー!!」とかガルザに文句言ってるのが微笑ましかったりね



それと邪面師がどんな風に誕生するのかもクランチュラから説明が。
邪面師はもともとザコ戦闘員のベチャットと同じ存在だったそうで、そんなベチャットの中から
見どころのあるヤツをクランチュラが選び出して、邪面を与えてあげたことで邪面師となったようです

つまりクランチュラからしたら、大勢の中から見い出してあげたり邪面をプレゼントしてあげたり
なにかと目をかけている部下なわけだから、それをガルザの判断で捨て駒にされちゃったりしたら
そりゃブチ切れるわなって感じですよね。なんかクランチュラの好感度上がったわ

さあそして、いよいよ本題であるジャメンタルについてなんですが
どうやらジャメンタルの力を開放するには3つの要素が必要になるってことのようです

その3つの要素というのがこれ、怒り、憎しみ、嫉妬の感情。
ちなみにガルザがどんな風にこの3つの感情を爆発させたのかというと、
怒り:自分を差し置いて魔進を作り出すキラメイレッドに対する怒り
憎しみ:死してなおいちいち存在がちらつくオラディン王に対する憎しみ
嫉妬:心より愛するスモッグジョーキーを乗っ取られたことに対する嫉妬
っていうことのようです。これ聞いて思ったのがお前どんだけスモッグジョーキーのこと好きだったんだよ!

愛する存在っておい!なんとなく「ガルザのやつスモッグジョーキーのこと好きだよなー」とは思ってたけどそこまでだったのかよ!
そういえば今回の冒頭でも「見ろこのスモッグジョーキーの姿を!おぞましいほど美しく強い!」とか
うっとりしながらスモッグジョーキーの良さを語ってたし、さらに嫉妬の話になると



「我が愛するスモッグジョーキーが乗っ取られ、意のままに操られた…!
 俺以外の者が、俺の愛するものを!!その嫉妬がジャメンタルを解放させた!!」

とか言ってて、まるで結婚したのか…俺以外の奴と…!みたいな寝取られ口調で言っててマジで吹いてしまった
今までキングエクスプレスが出てくるたびに、寝取り合体ってネタで言ってきたけどガチの寝取りだこれー!!(えー
まったくすげーよガルザのやつは、自分が乗るロボットに対してガチ恋してる悪役とかそうそうお目にかかれるもんじゃねーよ!

それと今回の映像についてなんですが、本編中にところどころ初公開の蔵出しカットが用意されてましたよね
まさか今回も蔵出しがあるとは思ってなかったので、出てくるたびに「おお!」と喜びながら見てました
特にキラメイジンが躍動感あるハイキックをするシーンは驚いたなー、キラメイジンってこんなにアクションもいけるロボだったのね

そんなわけで今回の総集編も楽しませてもらいました、キラメイジャーは総集編でも毎回ちゃんと面白いのが本当に凄いな
「視聴者に楽しんでもらおう」とか「いいものを作ろう」っていうスタッフの気概を感じるし、
戦隊の中でも歴史的な面白さだなと。俺はこの番組がリアルタイムで見れて本当によかったですよ

そして来週からはいよいよ本編再開です、そのトップバッターをつとめるのは為朝主役回ということで
為朝好きの俺としてはどんな話になるのかこれまた楽しみですね。それでは次回に続く!

 


特撮感想:魔進戦隊キラメイジャー 第11話「時がクルリと」

「なんと今日のタメは三島一八ではなくパンダを使っての一戦!これは洋二郎のチャンスになるか!?」

さて今週からついに最新話が放送されたキラメイジャーですが…ってなんやこれー!?
冒頭からいきなり鉄拳やっとるー!?何がどうなってこんなことに!?
どうやら為朝の出場しているeスポーツの大会のようですが、為朝お前は射撃系ゲームが得意なんじゃなかったのか!?

ただ、そういえば為朝は以前のタメスキジャー回の時に、まだ幼かった頃から鉄拳で遊んでるってシーンがあったので、
射撃ゲーム専門じゃなくて鉄拳みたいな格闘ゲームもバリバリいけるってことなんだろうか
それにしても三島一八とかってキャラ名まで今回出てきてるのはビックリしたなー

K.O.!!

「あーっと今回もタメの勝利だぁーっ!得意キャラを封印しての勝利!
 この男に敗北の二文字はあるのかぁーっ!?」

「ぐ…ぐぐぐ…!この怒り…我が呪いで晴らしてやる…!」

「の、呪い…?」

そんな鉄拳の試合結果は、なんと為朝が圧倒的な実力を見せつけて見事勝利することに!
しかも普段愛用している一八を使わず、パンダで戦うというネタに走っての勝利でしたが…
がしかし、負けてしまった相手の洋二郎は、このことを「舐めプしやがって」と受け取ってしまい
この屈辱を晴らすために為朝に謎の呪いをかけ始めたという…

そんな中、今日も今日とてキラメイジャーとして出動し、邪面師と戦うことになった為朝。
しかし今回の邪面師は、パッと見た感じどういう能力なのかわからない謎の邪面師であり、
さらに顔には不気味な2つの面がついているという、なんとも得体の知れない奴となっております
それと対峙した為朝は、こんな不気味な奴は早めに倒すに限ると速攻を仕掛けますが…

パアアアアアア

「えっ…?え?」

「この怒り…我が呪いで晴らしてやる…!」

「え…!?邪面師は…!?」

ところがその時、為朝と邪面師が謎の光に包まれたかと思うと、気がついた時には
再びさっきの呪いをかけられる瞬間へとタイムワープしていた為朝!
突然のことに為朝はまったくワケが分からず、ひたすらに混乱するばかりです
何が原因でこうなったのか知りませんが、とりあえず1つ言えることは
140キロで走ってるわけでもないのにタイムワープするとは驚きだな…(えー
今まさに金曜ロードショーでバックトゥザフューチャーの1・2・3が連続放送されてるから、タイムワープネタを見るとつい反応してしまうぜ



パアアアアアア

「この怒り…我が呪いで晴らしてやる…!」

「なんだこれ…一体どうなってるんだ…!?」

ともかく再び同じ時間を過ごすことになった為朝ですが、例の邪面師が出てきて戦い始めた途端に
またタイムワープして再び呪われる瞬間に戻ってしまいます
なんだこれは、邪面師とまともに戦えない呪いなのか!?戦闘シーンがことごとく中断されるとなったら
テレビの前のお子様が退屈しちまうぜ!(えー
お子様は話の内容よりも戦闘シーンが好きらしいからな…やめろー!お子様におもちゃを売るためにもこの呪いをやめるんだー!

パアアアアアア

「はっ…そうか、お前が呪いをかけたせいか!」

「ぐっ…この怒り…我が呪いで晴らしたかった…!」

「やっぱりそういうことか…だが今度は守ったぞ!」

そんな中、今度こそ呪いをかけられまいと、時間が戻った瞬間に呪いを阻止した為朝!
これでついに時間の流れが変わるというわけか、まったく厄介な呪いだったぜ
ともかくこれで自由の身になったと、ゴキゲンで邪面師との戦いに向かった為朝でしたが…

パアアアアアア

「この怒り…我が呪いで晴らしてやる…!」

「な…!?なんでだよ、さっき呪いをかけ損ねたんじゃないのかよ!?」

がしかし、邪面師と戦い始めた途端、またまたタイムワープが発動して時を戻されてしまう為朝!
これだけ時が戻るのは一体なんなんだ、原因は呪いじゃないのか!?キラークイーン・バイツァダストなのか!?(えー
そして為朝が別の原因を探り始めたところ、実はあの邪面師の能力だったということが判明します



そう、あの邪面師の名前はリセットボタン邪面であり、実は顔の側面にこんなでかいリセットボタンがついていたという…
マジかよちくしょう、あの不気味な仮面はただのダミーかよ!名前を聞いたら今までの不思議な出来事が全部解明しやがった!
呪いも結局は全然関係なかったってことか、となればこの邪面師さえ倒せばすべて解決するわけですが…

がしかし、このリセットボタン邪面の厄介なところは能力が分かってもリセットを防ぐのが難しいところであり
下手にこいつを追い詰めればリセットボタンで全部なかったことにされ、
さらにボタンを狙い撃って破壊してもリセットが自動的に発動してしまい、
結局また何度もリセットを繰り返すハメになってしまう為朝。さらに、そんなリセットの間に繰り広げた戦闘によって
邪面師の中に経験値がどんどん溜まっており、手こずれば手こずるほどに邪面師は強くなってしまうという…

そんな邪面師を倒せない焦りと、リセットを延々と繰り返す辛さによって、
ついに限界を迎えた為朝はキラメイジャーの仲間たちに当たり散らすようになってしまいます
キラメイジャーの中でリセット能力に巻き込まれているのは為朝だけなので、
他の仲間たちは何も知らないわけですが…逆にそれが為朝の孤独感を深めてしまったんでしょうね

「タメくん」

「…」

「タメくん、じゃーん!」

「は…?なんだよこれ」

「本気のタメくん。何を悩んでるのかは知らないけどさ、タメくんが本気になったら何でもできちゃうだろ」

ってそんな中、為朝の事情は分からなくても「何か悩んでる」ということを察した充瑠は、為朝を励ますための絵を用意することに…
それにしてもこの場面、タメくんタメくんって言いながらトコトコ後をついてくる充瑠が可愛すぎてびびる
なんかもう健気な彼女がイライラした彼氏を励ましてるシーンって感じだよ!(えー



「…本気になっても解決できねぇから悩んでんだろ!」

「嘘だ!ほんとに本気でやったで言えるの!?」

「おい!俺はいつでも本気で…!」

とその時、自分はいつでも本気なんだと答えようとした為朝でしたが、その時フッと為朝の中に
あの舐めプした鉄拳の試合のことが思い出されてしまいます
あの試合で自分は本当に本気だったのか、舐めプなんかしたせいで「呪ってやる」という言葉に惑わされたんじゃないのか、
そう思った為朝は、けじめをつけるためにもう一度洋二郎との試合を行うことにします

そして今度は三島一八での真剣勝負を挑んだ為朝ですが、結果はなんとパーフェクト勝ち!
つ、つえええええ!!息もつかせぬ連続攻撃であっという間に洋二郎を片付けちまったよ!
一八を使ったらこれほど強いからさっきはパンダを使ったというわけか…しかしやられた洋二郎の方は、
今度こそ素直に負けを認め、もう呪ってやるなんてことは言いませんでした。
本気の勝負で完敗したからこそ、「まいった、僕の負けだ」って敗北を受け入れる気になったということでしょうか
そしてこの経験をヒントに、為朝はあの邪面師を倒すための作戦を思いつくことになります

その作戦とは、邪面師がどれだけリセットを繰り返そうとも
何度でも一方的に倒し、何度でも瞬殺するというもの。
瞬殺することで邪面師に戦闘の経験を積ませることなく、完敗の記憶を繰り返し植え付けて
何度やっても為朝には勝てないと敗北を認めさせる作戦のようです。それにしてもこの考え方というのは



「大貫さんには一生勝てません」と相手に思わせるヌキの精神やで!!(えー
ヌキといえば有名な格闘ゲームプレイヤーなので、これこそまさに格闘ゲームならではのやり方や!

そんなわけでひたすらにリセットボタン邪面と戦い、これを瞬殺し続ける為朝!
ちなみにこの瞬殺ループの最中に、戦いを見ているショベローが
「シュシュッと為朝!」「アッパレ為朝!」「ケボーン為朝!」と言ってましたが
これって歴代の戦隊に絡めたネタですよね
シュシュッとはハリケンジャー、アッパレはニンニンジャー、ケボーンはリュウソウジャーっていう。
特にケボーンは分かりやすいから「えっリュウソウジャー!?」って俺も驚きました。
戦隊はこういう歴代の小ネタをちょくちょく入れてくるのも面白いですよね

「あ…ああ…も、もうやめる…帰る…勝てません…絶対勝てません…」

ってそんな瞬殺ループをやられ続けた結果、いよいよ心折れてしまい
本当に「為朝さんには一生勝てません」と言い出したリセットボタン邪面!
なんてこった、ヌキのやり方が効果てきめんじゃねーか!
こう考えると格闘ゲームっていうのは本当に相手の心を折るゲームなんだな、まったくおそろしいぜ
そんなわけで、リセットボタン邪面はボタンをカパッと外して家路につこうとしますが…

「貴様ぁ!!そんなことが許されると思ったかぁ!!」

ズバアアアアッ!!

「ごはあああーーっ!?」

ってガルザキターー!!なんと戦意喪失したリセットボタン邪面の前に現れ、
「戦わんのなら死ねーい!!」といきなり殺してしまうガルザ!さっきボタンを外したからもう復活できねー!

それにしてもガルザのやつまた今回も仲間を殺しやがったな!
そのうちキラメイジャーよりガルザの方がヨドン軍の撃破数多くなるんじゃねーのか!?
まったくとんでもねー味方殺しの男だぜ、それでは次回に続く!

 


特撮感想:魔進戦隊キラメイジャー 第12話「ワンダードリルの快男児」

さて今回のキラメイジャーですが、ついにこの話がキラメイシルバー初登場回となってましたね
以前から存在が匂わされてましたが、ついに本編へ堂々登場することに!いよっ待ってました!
ただ待ってましたとは言ってもまだ12話なんだけどな!(えー
そう考えるととんでもない早さでの登場だよな…早い早いと言っていたゴーカイシルバーですら17話での登場だったし。
これだけ早い登場になったのは予定通りなのか、それともコロナが関係してるのか気になるところですね

さてそんなキラメイシルバーですが、まず変身前の名前はクリスタリア宝路というそうです。
お前なんかちょっと滝川クリステルと名前の雰囲気似てんなおい!(えー
しかしここで重要なのは滝川クリステルではなく、「クリスタリア」というその単語ですよ
なぜならクリスタリアというのはマブシーナやガルザが暮らしていた国の名前ですからね
それが名前についているということは、クリスタリア宝路もマブシーナ達の関係者ということに…



「お兄様!今まで一体どこで何をしていたのですか!?
 ヨドン軍が攻めてきた時に何故いてくださらなかったのです!?
 そのせいでお父様は…クリスタリアは…!」

って関係者どころか兄だこれー!!おいおいおい!お前ら血を分けた兄妹だったのかよ!
というかどっからどう見ても種族が違うんだけどこれは一体どういうことや!?マブシーナも人間の姿になろうと思えばなれるのか!?
それとも兄妹とは言っても異母兄妹だったりするんだろうか?なにしろお父様は王様だから、奥さんが何人かいるかもしれないし
その中に人間の奥さんがいて、それを孕ませたことで宝路が産まれてきたとか…
まあそもそもあの宝石顔の王様が人間を孕ませられるのかって話だけど…(えー
こいつらの出生の秘密は謎すぎるぜ…次回あたり詳しく説明してくださいよ!

さてともかく、そんなクリスタリア宝路ですが、普段どんな暮らしをしているかというと
どうやらお宝探しが生きがいなようで、今日も今日とて冒険家のように洞窟に潜ったりしていたという…
おいおいおい!お前のその性格ってゴーカイジャーとかボウケンジャーと相性いいじゃねーか!(えー
というか今日配信されたばかりのゴーカイジャー第21話が、まさしくその
ボウケンジャーと一緒に洞窟に潜ってお宝探しする回なんだが!?
宝路お前タイミングよすぎだろ!この中に一緒に混じってても違和感ねーよ!
そのうちボウケンジャーvsゴーカイジャーvsクリスタリア宝路とかいう作品作られたりしねーかな…(えー

そんなわけで今回も洞窟に潜って宝探しをしていた宝路ですが、お宝だと思って掘り出したものはなんと
モンストーンという怪物であり、とんだハズレを引くことになってしまいます
しかもこのモンストーン、誰かに憑依することでそのキャラが大幅にパワーアップするという特徴があり、
今回あろうことか邪面師に憑依してしまい、敵の邪面師を大幅に強くしてしまうことに…

ちなみにどれくらい強くなったのかというと、それまでは邪面師に通用していたキラメイジャーの攻撃が
急にまったく効かなくなってしまったってぐらいの強化っぷりですね
今まで効いていた攻撃がまったく効かなくなるほどの強化…これはまさか…超改造やな!?(えー
これほどの強化っぷりはまさしくスパクロの超改造や!
ダメージが0になるほどの強化ってゲームバランス壊れるからやめろってマジで!(えー

そんな超改造によって強くなってしまった敵の邪面師ですが、しかしキラメイシルバーにかかればこの通り
なんの苦もなくダメージを通しまくってあっさりと邪面師を倒してしまったという…
そ、そんな…あれほど強くなった邪面師を、さらに圧倒的に上回る新戦士の登場というのはつまり…
新しいガチャのキャラはこのくらい強いってことやな!?(えー
今まで超改造で最強だったキャラも、新しいガチャのキャラが出てきたらあっさり最強の座を奪われるってことやな!?
なんということだ…まったくスパクロのインフレは狂ってるぜ…もう少しちゃんと遊ばせろー!くそがー!



さてそんな話はともかく、今回倒されてしまった邪面師についてなんですが
こいつの名前は隕石邪面であり、「ベントラーベントラー」という呪文によって
空から隕石を降らせることができるという…ベントラーベントラーってめちゃくちゃ懐かしい呪文だなおい!?
それってUFOを呼ぶために昭和の時代に流行ったやつやろ!?

どうやら今回は他にも色々と昭和ネタがあったみたいですね
たとえば「パパレホドリミンパ」っていう言葉なんかも出てきて
俺はこれってなんの呪文だかさっぱり分からなかったんですが
どうやらミンキーモモが魔法を使う時の呪文だったようで…し、知らねぇー!

あとはあれですね、「愉快痛快怪力くん」っていう言葉も出てきて
これまた俺はピンとこなかったんですけど、何か元ネタあるのかなと思って調べてみたら
怪物くんのOPのユカイツーカイ怪物くんだったという…あ〜、あのカーイカイカイってやつか

なんか今回そういう昭和ネタが多くて、あんまり元ネタに詳しくない俺でも楽しかったですね
ベントラーベントラーとか愉快痛快怪力くんとか言葉の響きだけでもなんか面白いというか
今回はなんか聞いてて面白い言葉が飛び交ってんなって思いながら見てました。
そういう意味で小さい子供にもウケてるといいですね、そしてキラメイシルバーのおもちゃを買うのだ子供たちよ!(えー  それでは次回に続く!
 


特撮感想:魔進戦隊キラメイジャー 第13話「地底大戦争」

さて今回のキラメイジャーですが、前回登場したキラメイシルバーことクリスタリア宝路を中心に
「宝路は一体どんな奴なのか」ってことを少しずつ明かしていくような内容でしたね
まず宝路にとって一番の目的はお宝探しをすることのようで
充瑠から「これからは僕らと一緒に戦いましょう!」と言われても
「やなこった。俺はお宝探しにしか興味がないんだ」とアッサリ断ってしまったという…

そんな…平和のために戦うよりも、お宝探しの方が大事だなんて…
お前そんなゴーカイジャーみたいなことを言いやがって!(えー
マブシーナ曰く、以前の宝路は平和を愛する心優しい性格だったのが、ある日から急に人が変わったようになってしまい
「お宝探し以外のことなんざどうでもいいね」
とぶっきらぼうなことを言い出すようになってしまったという…
まさか宝路お前…そんな風に人が変わったきっかけというのは

ジャマするぜ地球人ども!
俺たちは海賊戦隊ゴーカイジャー!
この星には宇宙最大のお宝があるんだってなぁ!
おとなしくその在り処を教えな!

っていう現在好評配信中のゴーカイジャー第1話を見たせいで
「俺もあんな風になりてぇ!」と思うようになってしまったのか…(えー
ともかくお宝探しが第一だと語る宝路ですが、本心からゴーカイジャーのように振る舞うことはできないのか
なんだかんだ人助けに精を出したり、「お宝探しよりも人助けの方が好きなんじゃないですか?」って充瑠に指摘されてましたね

そのへん宝路の本心がどうなのかっていうのは気になるところですよね
これがマーベラスだったら「宇宙最大のお宝は俺の夢だ!夢を掴むことを誰が諦めるか!」って言うだろうし
これがチーフだったら「俺は冒険が好きなんだ!世界の平和だとかそんなのは理屈だ!」って言うだろうし
こいつらはガチのお宝探しバカなわけですが、しかし宝路は違うのか?っていうのが気になるところですね
その辺の真相はやはりボウケンジャーVSゴーカイジャーVSクリスタリア宝路で本心をぶつけ合ってだな…(えー

あとボウケンジャーといえば、宝路って乗り込むメカもボウケンジャーっぽいよなと思いました
というのもですよ、宝路の使うメカというのは3連ドリルが特徴的な地中を掘り進むメカなわけですが

↑宝路のメカ

↑ボウケンジャーのメカ

実はボウケンジャーにもあるんですよ、3連ドリルが特徴的な地中を掘り進むメカがね
宝路お前ってやつはボウケンジャーごっこをしたいのかゴーカイジャーごっこをしたいのかどっちなんだい!(えー

そんな宝路の素性について、マブシーナの兄なのにどうして人間の体をしてるのかってことなんですが
どうやらこの2人に血の繋がりはないようで、マブシーナの父であるオラディン王が地球にやってきてあちこち探検してる時に
宝路と知り合って養子にしたっていう関係みたいですね

そんな事情があったのか…それにしてもこの父上、すでに死んだ身なのに新しいエピソードがモリモリ出てくるよな(えー
地球に来てあちこち探検してるようなアクティブな王様だったんかい!あんたマジで意外なこと色々やってるよな
てなわけでオラディン王の養子として暮らしていた宝路ですが、そうなるとやはりガルザとの因縁もあるようで
今回2人が対面した時に興味深い会話してましたね

「ククク…久しぶりだな宝路」

「…イメチェンしたじゃねーかよ叔父上…よく俺の前に顔を出せたもんだな…!」

「またお前の手助けをしてやってもいいんだぞ?クックック…」

「ガルザ貴様ァ…!卑怯な裏切り者の言葉などに二度と耳を貸すか!!」

「宝路、ヨドンヘイムはいいぞ?ハハハハハハハ!!」

という風に、普段はひょうひょうとしてる宝路がガルザを見た途端に激昂して怒り出し
ガルザはそんな宝路をもてあそぶかのようにあざ笑っていたという…
どうやら宝路にとって、ガルザには過去に決して許せない裏切りを受けたことがあるみたいですね
おそらくクリスタリアを滅ぼしてオラディン王を殺した件でしょうが、具体的に宝路がガルザに何をされたのか気になるところですね。次回に続く!



・クリスタリア宝路、なにげに名前もボウケンシルバーっぽいと思うのは私だけでしょうか?
 最初うろ覚えの頃は何度も“クリスタリア高丘”みたいにごっちゃになってました…。 by AG

AGさんこんにちは、宝路と高丘がごっちゃになってしまうということは、たかつながりで似てると思ってるようですな
ちなみに俺はというと、この2人はさがすつながりで似てると思ってます
というのも、宝路の目的がお宝探しで「探す探す」って毎度のように言ってるのと
ボウケンシルバーの武器がサガスナイパーって言って武器名に探すって言葉が入ってるからなんですよね

しかもこのサガスナイパー、モードチェンジによってサガスナイパー・サガスモードという
さらに探すという言葉が追加される状態となり、そんなサガスモードの効果は
地面に埋まっているお宝の在り処を突き止めることができるっていうお宝レーダーの効果だから
これほどお宝探しにふさわしい道具もないよなってぐらい宝路にピッタリな武器なんですよね

というわけで宝路はマジでボウケンシルバーに向いてる男だと思います
あと本家のボウケンシルバーって、冒険者というよりどっちかというとレスキュー隊員っぽかったんですよね
というかそう思うのは当然で、そもそもボウケンシルバーが加入するきっかけが
サージェスレスキューっていうレスキュー部門をボウケンジャーの組織に作ろうっていう話からだったし、
実際にシルバーの乗るメカも救急車と消防車とパトカーっていうレスキュー用のメカだったり

この3台が合体して巨大ロボになっても、攻撃方法は消防車からの放水アタックだったり
最終回ですべての戦いが終わった後は、シルバーはこのメカ使ってガチでレスキュー活動に参加してて
火災現場の消火をしたり、逃げ遅れた人を助けたりしてたわけなので、
だからボウケンシルバーっていうよりレスキューシルバーみたいな感じの役割だったわけなんですよ

そういう経緯があるから、宝路を見てるとこいつこそボウケンシルバーじゃね?みたいな気持ちになるというか
サガスナイパーも宝探しで使うのにぴったりすぎるだろうしね、宝路のキャラと相性がよすぎるんや!
まあこんなこと言ってると高丘映士に殴られるかもしれんけど…(えー



特撮感想:魔進戦隊キラメイジャー 第14話「孤高のエース」

 

さて今週のキラメイジャーですが、冒頭の場面ではさっそく宝路が宝探しのためにどっかの洞窟に潜っている場面で始まっております
なにげに充瑠も一緒ですね、それにしても宝路のやつ意外と楽しそうに宝探しやってんなあ
こないだ充瑠と話した時は義務感でやってるみたいな印象でしたが、実はけっこう宝探しや冒険を楽しんでるのか?
やはりボウケンシルバーなのか?(えー

「俺も一緒に掘りますよ!」

「要らん。お前に手伝ってもらうほど困っちゃいない」

ドガガガガガ!

「ふう…出たぞ」

「あっ!?キラメイストーン!やったね!」

「こんなものは要らん。俺が探してるのはキラメイストーンじゃない」

「ええ?でも、仲間になってくれたら心強いかなって」

「はあ?お前、こんなヒヨッコの石を頼るのか」



そんな中、洞窟の奥深くで紺色のキラメイストーンを発見した2人。充瑠はこれで魔進の仲間が増えると喜んでますが、
宝路はというと「こんなカスみたいな石なんぞいらんわ」と冷たい反応をしております
た、宝路きさまー!「たとえビー玉だって大切に思ってる人がいるなら宝物なんだよ!」
ボウケンジャー24話でボウケンイエローが言ってたことを忘れたか!(えー
ちなみにこのセリフを聞いて我らがチーフも
「あの言葉にはハッとさせられたよ。俺たち最近ハザードレベルの数値だけで、宝を判断しすぎていたんじゃないか」
と感心しておりました。なのでボウケンシルバーを名乗るなら覚えていてもらわないとな(えー

ついでに言っておくとハザードレベルっていうのは仮面ライダービルドで出てくる戦闘力的な数値のことじゃないから!
俺が言ってるのはボウケンジャーで出てくるプレシャスの危険度をあらわす数値のことだから!
最近ハザードレベルって言うとみんなビルドの方を連想するけどちげえんだよ!同じハザードレベルでも違うんじゃ!!

お前はハザードレベルで
オレもハザードレベルだ!
そこになんの違いもありゃしねえだろうが!


違うのだ!!(えー

さてともかく、本日の宝探しを終えて銭湯でひとっ風呂浴びることになった充瑠と宝路。
しかし宝路はいまだに充瑠たちと馴れ合う気はないようです。さっきも「手助けなど要らん」と言ってましたが
どうやら宝路がそんな性格になってしまったのは、以前からガルザの入れ知恵によって
「できない奴に付き合う必要はない」という考え方を植え付けられてしまったからのようです

なるほどそれで充瑠の助けを断ったり、ヒヨッコのキラメイストーンをゴミ扱いしたりしてたわけね
要は役立たずに用はないって感じで、能力が低いものをすぐ切り捨てる性格になってしまったというわけか



ってそんな中、宝路がくつろいでいた銭湯にSL邪面という名の邪面師が襲来してしまい、
SL邪面の攻撃で銭湯はバラバラにぶっ壊されてしまいます。
どうにかその攻撃からは逃れた宝路とキラメイジャー達ですが、しかし宝路の装備は大量の瓦礫の下に埋もれてしまったので
宝路はただのまっぱだかで何もできない奴となってしまいます

ははあなるほど、さっきまで「できない奴に価値はない。さっさと切り捨ててしまえばいい」と思っていた宝路ですが、
そんなこと思っていたら自分がその「できない奴」になってしまったということか

いやこれは興味深い展開ですね、実際こういうのってリアルでもよくある話だと思うんですよ
使えねー奴に用はないとか、できない奴は邪魔なだけとか、冷徹なこと言ってすぐに他人を切り捨てる人がいますが
そんなこと言って自分がその「できない奴」の側になったらどうすんの?っていうね

今の宝路のように、人間なんて状況ひとつであっさりと「できない奴」の側に転んでしまうことがあるわけで
そうなってしまったら最後、今度は自分が真っ先に切り捨てられるわけですが
そんな目にあってもまだ「できない奴に価値はない。さっさと切り捨ててしまえばいい」なんて言えるんですかね?
結局は自分がそういう目にあってない時だけ言える言葉だと思うんですよね

「くそっ…チェンジャーはどこだ…くそ…!なにが1人で輝くだ…
 俺は1人でなにをやってんだ…!今も…クリスタリアがやられた時も…」

そしてキラメイジャー達がSL邪面と戦う中、1人で瓦礫をどけようと悪戦苦闘していた宝路。
しかし今の宝路1人だけでは、大量の瓦礫をどうすることもできずに途方に暮れてしまいます。
さすがの宝路も、今までの自分の愚かさを痛感してだいぶ反省したようですね

そして「瓦礫に埋もれたチェンジャーを探したい」という、こんな時にこそサガスナイパーがあれば!(えー
サガスナイパーはまさに埋もれたものを探し当てるアイテムなので、つまり宝路がこれだけ困っている状況も
サガスナイパー・サガスモードで解決できるというわけよ!宝路よ…ボウケンジャーはいいぞ!!(えー

「宝路さんっ!」

「充瑠か…それは、あのキラメイストーン…?」

ってそんな中、困っている宝路を助けるために再び戻ってきてくれた充瑠!
そして冒頭の宝探しで入手したキラメイストーンに充瑠のイメージ力を注入し、
でっかいゴミ収集車を生み出すことに成功します。こいつは魔進ダストンという名前のようで
これだけ巨大なゴミ収集車なら瓦礫を収納することも可能というわけか

「宝路さま〜!為朝に言われて来ましたぞ!」

「為朝が…俺のために…?」

とその時、さらに宝路を助けるために今度はタメスキジャーの魔進たちが登場!(えー
ショベルカーの魔進ショベロー、フォークリフトの魔進リフトン、荷運びトラックの魔進キャリーと
瓦礫をどかしたり運んだりすることに長けている魔進たちなので、さっきのダストンと合わせて瓦礫をみるみるうちに片付けてくれることに!
そしてついに、片付けられた瓦礫の下から宝路の探していたチェンジャーが発見され…

「宝路さま!瀬奈お嬢様に言われてきました、2人とも乗ってください!」

「お前ら…ワンダーミラクル…!」

さらに今度は、チェンジャーを得た宝路を戦場へ運ぶためにスーパーカーの魔進マッハが駆けつけてくれることに!
1人で途方に暮れていた自分を次々と助けてくれて、宝路も仲間のありがたさを心から実感したようです
それにさっきから来てくれる仲間たちにちゃんと全部意味があるのがいいですよね

魔進を生み出せる充瑠、瓦礫を収納できるダストン、瓦礫を持ち運びできるタメスキジャーの面々、そして素早く走れるマッハと、
無意味になんとなくやってきたわけじゃなくて、それぞれにちゃんと意味があるっていうのが見てて気持ち良かったです
そういえば我らがチーフ・ボウケンレッド役の高橋光臣もボウケンジャー当時に言ってましたよ
ボウケンジャーはちゃんと全部に意味があるからすごいっていうね
それはキラメイジャーになった今でも受け継がれているということでしょう。
まったくボウケンジャーから脈々と続く戦隊の伝統はすばらしいぜ、宝路よ…ボウケンジャーはいいぞ!!(えー

「1人でいいなどと思っていたが…そうでもなかったぜ!
 みんな!例のアレを一緒にやらせてくれ!!」

ともかく仲間がいることの頼もしさを知ったことで、ついにキラメイジャーへの加入を決意した宝路!
そして「例のアレをやらせてくれ!」と張り切って言い出しますが…例のアレってなんぞや?と思ったら



「「「魔進戦隊!!キラメイジャー!!」」」

って決めポーズのことかよ!!宝路のポーズなんやそれー!まさかの座り込んでのセクシーポーズって!
いやはや予想外すぎて笑ったわ、キラメイジャーのポーズはどれもこれも型破りでほんと面白いよな
そしてこれで6人揃ったキラメイジャーは、ダストンの集めた瓦礫を利用しての
ゴレンジャーハリケーンみたいな連携攻撃で一気にSL邪面へと猛攻撃を開始します

・今回のSL邪面は、ゴレンジャーの機関車仮面のオマージュなのかな?
 圧縮した瓦礫を当てる時の動きが、ゴレンジャーハリケーンでしたし、煙突にそれを詰めるのも同じでした。
 後、倒壊した銭湯の前で、テンションアゲアゲのキラメイレッドには、ツッコミが入ってしまいました。 by 黒マリモ

あと黒マリモさんからのコメントによれば、どうやらゴレンジャーには機関車仮面という怪人がいて
今回のSL邪面はそれをオマージュする形で倒されたようですね。ふーむそうだったのか
ちなみに俺が思い浮かべていたのはゴーカイジャー第1話でゴレンジャーにゴーカイチェンジした場面でした
というのもゴーカイジャーって、第1話でゴレンジャーハリケーン・ゴミ清掃車っていう技を使うんですよね

↓今回のキラメイジャー

↓ゴーカイジャー第1話

その名の通りゴミ収集車を生み出して敵を吸い込んでしまう技なんですが、今回のキラメイジャーも
ゴミ収集車であるダストンから破片を受け取ってゴレンジャーハリケーンを繰り出すという技だったから
なんかお互い似てるよなって思いながら見てました
ともかくこれによってSL邪面を撃退したキラメイジャーですが、そこへすぐさまガルザが姿を現してしまいます

「ガルザ…!俺に1人の方が輝くなどと言っていたのは、俺を陥れるためだったのか!」

「ククク…ようやく気づいたのか。そのままでいればよいものを」

「ちっ…だが俺は5人の仲間を得た!お前にはない素晴らしいきらめきをな!」

「ふん…ヨドンヘイムの奴らが俺の手足だ、こっちは大軍だ!言っただろう宝路よ…ヨドンヘイムはいいぞ!」

って、そんなガルザは今回も宝路との会話の中で「ヨドンヘイムはいいぞ!」などと言い出しております
まったくふざけた奴め、どうせ捨て駒がいっぱいいるからいくら切り捨てても平気とかそんな理由だろうが!
こんな奴の言うことに耳を貸す必要はねーぜ!そんなことよりも宝路よ…ボウケンジャーはいいぞ!!(えー



それと今回の巨大戦ですが、ダストンを変形させて掃除機にして使うっていう
なんとも意外な戦法で戦ってましたね。ゴミ収集車から掃除機にまで変形できるっていう発想はなかったわ
ダストンはマジでゴミ掃除のスペシャリストって感じの魔進だな

あと最後に今回の小ネタについて。SL邪面にぶっ壊される前の銭湯のシーンなんですが、
背景に書いてある店の名前が歴代の戦隊に出てきた店になってるそうですね

三条整体院:アバレンジャーの店
いもようかん 芋長:カーレンジャーの店
ゴールデンゲート:ジェットマンの店
カレーショップ 恐竜や:アバレンジャーの店
リュウソウケバブ:リュウソウジャーの店
九つ星レストラン グラッツェ:キュウレンジャーの店
中華料理 赤龍軒:ダイレンジャーの店
仲村メガネ店:ゴーバスターズの店

ってことみたいです。俺は全然わからんかったがな!(えー
戦隊ってこういうマニア向けの小ネタとかも多いですよねー、俺はこういうのにピンとくるほどの知識は持ってないから
自力で気づいた人はすごいと思いますわ。次回に続く!


特撮感想:魔進戦隊キラメイジャー 第15話「きけ、宝路の声」
 

さて今週のキラメイジャーですが、一言で言うなら宝路&マブシーナ回っていう感じの回でしたね
宝路は前回キラメイジャーに仲間入りしたものの、マブシーナだけはまだ心を許すことができずにいたので
今回はそんな2人のわだかまりを解く話だったということでしょうか

というか「2人のわだかまり」とは言っても、宝路の方はマブシーナを溺愛してて
ぶっちゃけ重度のシスコン兄貴って感じだったので、
マブシーナが宝道を受け入れられるかどうかっていうのがキモだったように思いますね

そんなわけでマブシーナに心を許してもらおうと、
悟空の瞬間移動のポーズみたいなことを何度もやっていた宝路。
いったい何をやってるのかと思いきや、「マブシーナの心に直接語りかけているんだ」てなことを言ってましたね

正直これ最初に聞いた時はこいつ何くだらない冗談言ってんだ?と思いましたが
しかし宝路はガチでマブシーナとのテレパシー能力を持っているようで、冗談でもなんでもなく心に直接語りかけることが可能だったという…
マジか…そういうのって最近はツイッターとかで
「きこえますか…きこえますか…あなたの心に直接語りかけています…」っていう
ネタツイートの印象が強すぎててっきりその手の冗談かと思ったわ…(えー

そんな風に宝路がマブシーナとの関係に四苦八苦する中で、
なんとヨドン軍の大幹部であるクランチュラが襲ってくるという一大イベントがありましたね
普段の邪面師とは違って、いよいよ大幹部のおでましか…
とはいえ同じ大幹部のガルザがいつもホイホイやってくるせいで
「あ、クランチュラも来たの?」っていうくらい身近な奴
に感じちゃうよなー(えー

そんなクランチュラが挑んできたのは地獄のだるまさんがころんだゲーム。
クランチュラとだるまさんがころんだで勝負し、これに負けてしまった者はだるまに変えられてしまうという…
そんなアホみたいな勝負かよ!と思いましたが、クランチュラ曰く「地球の文化によって地球を侵略するのがモットー」なんだそうで
そう考えると今までの邪面師たちもクランチュラのモットーに沿った能力を与えられていたってことですかね

たとえば前に出てきた百人一首邪面。あいつは百人一首で勝負して、負かした相手をかるたに変えてしまうっていう能力を持っていたわけですが
それって今回のクランチュラと能力の系統が同じですよね。
そもそも邪面師っていうのは、もともとはその他大勢の戦闘員だったのが
クランチュラから邪面を与えられることによって邪面師となるわけだから
邪面っていうのは単なるお面じゃなくて、クランチュラの力が込められていて
それによって邪面師たちはさまざまな能力を駆使できるってことだと思うんですよ

クランチュラも自分のことを邪面師を束ねる長だと語っているので、やはり能力のもとはクランチュラなんだろうと思います
そう考えると凄いですよね…あれだけ多彩な能力を部下に与えることができるなんて
ガルザお前こんなすごいやつと同じ大幹部ってほんまなんか?(えー
とてもガルザには真似できそうにないぜ!まあガルザはこういう多彩な能力はない代わりに直接的な戦闘力はすごく高いですけどね

あとはあれだ、クランチュラとのだるまさんがころんだ勝負の最中に、陸上の走りでケリをつけようとした時の
瀬奈の尻めっちゃエロかったよね(えー
こんなぷりぷりな尻を視聴者に向けるなんて!ええんか!?子供向け番組にあるまじきエロさや!
そういえば瀬奈のエロい姿っていうと、今週発売の週プレっていう雑誌で特集記事組まれてて
めっちゃエロい写真撮りまくってましたね



俺もこれ買いましたけどマジヤバイですよ、「ギリギリ裸やんけ!!」っていうくらい超ギリギリな写真とかあるし
見えちゃうやんこんなん…見えちゃうやん…みたいに興奮しながら読みました(えー
しかも瀬奈だけじゃなくて小夜も特集組まれてるし、さらにキュウレンジャーのハミィ、ゴーバスターズのヨーコ、
ボウケンジャーの風のシズカも今回集結してますね。まさかのボウケンジャーだとォ!?
いやまさかボウケンジャーの名前をここで聞くことになるとは思いませんでした、やべえよボウケンジャーの時代きてるよ

さらに言うと、上記のメンバーの他にもこれまで週刊プレイボーイで特集してきた戦隊ヒロイン水着写真の再録
めっちゃすごい量が載せられてました。具体的に挙げていくと
ジュウレンジャーのプテラレンジャー
オーレンジャーのオーピンク
カーレンジャーのピンクレーサー
ギンガマンのギンガピンク
タイムレンジャーのタイムピンク
デカレンジャーのデカピンク
マジレンジャーのマジブルー
ボウケンジャーのボウケンピンク、ボウケンイエロー
ゲキレンジャーのメレ
ゴーオンジャーのゴーオンイエロー、ゴーオンシルバー、ケガレシア
シンケンジャーのシンケンイエロー
ゴセイジャーのゴセイピンク
ゴーカイジャーのゴーカイピンク
ゴーバスターズのエスケイプ
ニンニンジャーのモモニンジャー
ジュウオウジャーのジュウオウシャーク
パトレンジャーのパトレン3号
リュウソウジャーのリュウソウピンク
っていうこれだけの数の水着グラビアが載ってました。いやこれすごくない!?
こんないっぱい載せるもんなの!?再録とはいえ数の多さに仰天したわ!
なんか知らんけど戦隊特集すごいな…と思ったら、なんと別のページでは
すべての戦隊の変身後の女性ヒロインを10ページぐらい使って特集するなんてこともやってました
いやこれすごくない!?どんだけ特集してんのマジで!?
俺としてはてっきり、最初に名前を挙げた何人かの写真が載ってるだけかと思ってたから
まさかこんなに大量のページ使って歴代ヒロインを特集しまくってるとは思いませんでした

いやこれはガチですごいですよ、戦隊ヒロインに興味あるならマジでオススメできるやつだと思います
週プレは電子書籍でも買えるんで、買おうと思ったらネットで手軽に買えますね
ただ「週刊プレイボーイ」だとうまく引っかからないんで、「週プレ」って検索すると出てきます。
俺これのせいで探すのちょっと苦労したんだよな…この雑誌って正式名称が週プレに変わったんか?
その割には週刊プレイボーイって書いてる場所も多い気がする。うーんよくわからんけどとにかく見つけてくれや!(えー






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