アニメ感想:鬼滅の刃 無限列車編(テレビ版) 第1話「炎柱・煉獄杏寿郎」

さてそれでは、秋の新アニメである鬼滅の刃・無限列車編について感想を書いていこうと思います
前にも少しだけ紹介しましたが、これは映画の無限列車編をテレビ用に再編集したもので
特に第1話は完全オリジナルの内容で新規に作られたものとなっております
果たしてその新しいエピソードとはどんな内容になっているのか…と俺もかなり気になってましたね

そんな第1話の冒頭の場面は煉獄さんがソバを食っている場面で始まります。
どうやら無限列車へと向かう前に、ソバ屋に寄って腹ごしらえをしている様子。
ちなみに煉獄さんと一緒にいるのは鬼殺隊の単なるモブキャラくん
ぶっちゃけ名前すらないマジの脇役ってことみたいです(えー

このモブキャラくん、脇役の割には妙に雰囲気のあるやつで
画像だけ見てると煉獄さんの副官とか頼りになる相棒のようにも見えるんですが
実際は別にそんなことなくて本当にただのモブキャラとなっております(えー

そんなモブキャラくんを連れて無限列車の調査へと向かう煉獄さんですが、
駅に到着すると弁当売りの少女とお婆ちゃんに出会うことになります
その2人から話を聞いてみると、どうやらこの付近で無差別に人を襲う切り裂き魔が出没しているとのことで、
それを鬼の仕業とみた煉獄さんは、まずはその切り裂き魔を退治することから始めることにします

ちなみにここまで一緒についてきたモブキャラくんですが、切り裂き魔と戦う前に
みやげの弁当をどっちゃり煉獄さんに持たされて帰っていくのでした(えー
モブキャラくん…お前マジでチョイ役みたいな扱いで見せ場ねーんだな…

そんなわけでモブキャラくんを帰した後、1人で切り裂き魔の行方を追っていた煉獄さんですが
その結果ついに切り裂き魔と遭遇することに!やはり煉獄さんの予想していた通り相手は鬼であり
やたらとすばしっこい動きで一般人や弁当売りの少女に襲いかかりますが
「お前は遅い」と煉獄さんの前では通用せず、一刀のもとに首をたたっ斬られてしまうのでした



とまあ、こんな感じのストーリーが第1話の内容となってましたね
正直なところ、「うおおおおおおお第1話おもしれえええええええ!!」って大はしゃぎするような感じじゃなくて
うん…まあこんなもんかな…ってローテンション気味に見終わった回だったっていうか…(えー

なんというか、一般的なアニメオリジナル回ってまあこんな感じだよねっていう気持ちになりました
めちゃめちゃ素晴らしい神回というわけでもなく、とんでもなくクソすぎるゴミ回というわけでもなく、
可もなく不可もない回だったなってな風に、なんとも言えない気持ちになるこの感じ。
一般的なアニメオリジナル回を見終わった時って、鬼滅に限らず大体そんな気持ちになると思います。
今回のエピソードは正直なところそんな感じの第1話だったなー

ただ、面白かったのが本編終了後のおまけシーン。ここでは鬼滅のファンブックに収録されていた
「柱たちが煉獄さんをどう思っているのか」っていう、それぞれの煉獄さんへの気持ちが描写されていたんですが
この画像の無愛想トリオが「好き」「好き」「好き」って言ってるのには笑いました
なんだお前ら!こんなクソ無愛想なツラしながら煉獄さんのこと大好きか!煉獄さんめっちゃモテモテじゃねーか!!(えー

これはやばいっすね、これを機に煉獄さんのホモハーレム同人誌が増えるんじゃなかろうか
いや待てよ、この「好き」「好き」「好き」っていうのはすでにファンブックで明かされていた情報だから、
今回のアニメ放送を待つまでもなく煉獄さんのホモハーレム同人誌はすでに量産されているのでは…?(えー
それでは次回に続く!


アニメ感想:鬼滅の刃 無限列車編(テレビ版) 第2話「深い眠り」

さて鬼滅の刃・無限列車編(テレビ版)の第2話ですが、今回から冒頭にOPテーマが流れるようになりましたね
とりあえずOPを見て思ったのは煉獄さんの猛プッシュっぷりがすごいなと。
炭治郎とのコンビの場面がやたら多いし、番組タイトルもでかでかと2人で飾ってるし
もはやダブル主人公なみの扱いじゃないですか!うーむ、このあとの遊郭編では音柱の宇髄さんが活躍予定なわけですが
宇髄さんは正直ここまでの扱いにならないんじゃねーか!?(えー
やっぱ煉獄さんは映画を大ヒットさせた功績があるというか…そのご褒美にこれだけ目立ってるんじゃなかろうか



そんなOPには柱のメンバーが全員集合してにこやかに笑ってるシーンなんかもありましたね
というかこの場面見てて思ったんですけど、煉獄さんを中心にこれだけ楽しそうに談笑してる中で
岩柱こと悲鳴嶼さんはなんでそんな隅っこでそっぽ向いてんですか!?(えー

いやマジで悲鳴嶼さんもうちょっと真ん中に寄ってきて会話に参加してもよくない!?なんでそんな隅っこにいるの!?
俺のイメージ的に、こういう柱メンバーで隅っこポジションになるのは
無愛想トリオ(水柱・風柱・蛇柱)の誰かって印象で、実際この画像でもそいつらみんな隅の方にいるんですが
しかし悲鳴嶼さんはそんな無愛想トリオよりさらに外側を確保しているという超隅っこポジションにいるというね…

悲鳴嶼さんなんでそんなとこにおるんやろ…けっこうフレンドリーなイメージなんだけども
ちなみに俺の中で悲鳴嶼さんは柱の中でもかなり好きなキャラです。好きな柱を3人選んだら悲鳴嶼さんが入ってくるぐらいには好きですね
ただ悲鳴嶼さんって世間ではぜんぜん人気なくて悲鳴嶼さんグッズがぶっちぎりで売れないって話をよく聞きますが…(えー
このへんは原作読んでるか読んでないかの差なんだろうか…原作終盤の大活躍っぷりとかマジでかっこいいのになー

せっかくなんで柱以外のキャラのOP描写もみていくと、炭治郎をはじめとするキャラが技を出しながら戦うシーンなんかも印象的でしたね
まずは炭治郎が生生流転で出してる龍がデカくて迫力あるなと。まるで超必殺技みたいですよ
ただ生生流転っていつも敵を倒せてないよね…(えー
これだけ派手なエフェクトで、どでかい龍が出てきて「水の呼吸で最強の技」って言われてるけど
でも敵を倒せないんだよね…というのも、炭治郎がヒノカミ神楽を覚えてからそっちを決め技に使うようになってしまって
水の呼吸の技はフィニッシュを決める前の繋ぎとして使われるようになったから、生生流転もそういう立ち位置の技になったという…
せめてもう少し登場が早ければ決め技になれたろうに…哀れな生生流転さん…

それと炭治郎以外のキャラで語っておきたいのがカカト落とししてる禰豆子ですよ
なんでこれを語っておきたいのかというともちろんエロいからです(えー
脚を思いっきり振り上げてギリギリ股が見えないアングルになってるのがエロくていいよね…

この禰豆子のカカト落とし、最近発売された鬼滅の家庭用ゲームでも描写されてたんですが
ゲーム版の禰豆子はなんかオムツみたいなの履いてて
ギリギリ見えないアングルじゃなくてこう、見えちゃうんだよね…オムツみたいなのがね…(えー

あれは俺的にテンション下がったなー、やっぱこうギリギリ見えないのが妄想を刺激してエロく感じるというか
オムツみたいなのが見えると急に気持ちが冷めるっていうか…(えー
3Dのゲームだとアングルでごまかすってことはできないんだろうか…

さてOP語りはこのくらいにして本編の方に入っていくと、
まず最初のシーンは炭治郎たちが無限列車に乗って煉獄さんと出くわすシーンからとなってましたね
これはちょっと意外。なぜなら劇場版の最初のシーンは墓地を歩いているお館様のシーンだったんですけど
それはすっぱりカットされて無限列車に乗るところから始まったって感じですね

ふむ、放送前の情報だと新規の描写を追加してテレビ用に再編集したと聞いていたので
劇場版の内容に新要素が追加される形になると思ってたんですが
描写を増やすだけじゃなくて減らした部分もあるってことみたいですね
そうなると自分の好きなシーンがカットされてないかちょっと気になるな…

ともかくのん気に弁当を食っていた煉獄さんですが、列車の中に鬼の気配を感じると
キリッと表情が一変して刀を構えることに!これなにげに俺の好きなシーンです
さっきまで表情のゆるんでいた煉獄さんが急に真面目な顔になり、バサッと羽織をひるがえしながら刀を構えるっていう
バトルの緊張感がうまく表現されててカッコイイんだよなあ
この無限列車編はとにかくカッコイイ見せ方っていうのが上手いと思うんですよね



そんな中、第1の鬼が現れたことで炎の呼吸・壱ノ型”不知火”でそれをたたっ斬る煉獄さん!
この不知火のシーンはですね…超スーパー俺の好きなシーンです
煉獄さんが技を出す瞬間、たいまつのイメージが1つ1つ灯りながらやがて一筋の剣閃となって敵を両断するっていう
その演出がメチャメチャかっこよくてね…特にこのたいまつの演出考えた人は天才だと思いましたよ

ただね…そのたいまつのシーンなんですけど、テレビ版ではなぜか2個目以降のたいまつがボヤーンとモザイクみたいにボヤけちゃって
ちゃんと全部のたいまつをハッキリ映してくれないんですよね…何故だよチクショウ!
たいまつは18禁だとでも言うのかよ!!(えー
どうやらWEB配信版だとこのたいまつがちゃんとハッキリ見えるみたいなんですけど、
なぜかテレビ放送版では謎の規制でボヤーンとした表現になっちゃってるんですよね…
このたいまつ超好きなだけにボヤーンとしてるのはほんと悲しいわ…



さて次に、第2の鬼が現れたことで炎の呼吸・弐ノ型”昇り炎天”でそれを迎撃する煉獄さんですが
この場面で好きなのは技そのものよりも煉獄さんが刀を抜くまでの間の取り方なんですよね
まず煉獄さんの横顔がドアップになって、次に刀を持った手元がドアップになって、
そこまでの緩やかな動きから刀をジャキッと抜いた瞬間、一転してスピーディになって昇り炎天を放つっていう
この静から動へと転じるみたいな間の取り方がメチャメチャ好きです

ただ煉獄さんが敵を倒しましたっていうんじゃなくて、それをカッコよく見せるっていう
その見せ方がとにかく上手いと思うんですよね。さっきから惚れ惚れするような戦闘シーンばかりで
無限列車編はそういう見せ方のセンスがものすごく高いと俺は思ってます

そんな鬼2体との戦闘が終わった後は、敵の罠によって眠りに落ちてしまった炭治郎たちのシーンとなるわけですが
なんかこの場面の炭治郎と煉獄さんって妙に仲良さそうに眠ってませんか!?
特にアイキャッチで白黒になってる炭治郎&煉獄さんの画像やばくない!?恋人かお前ら!?(えー

いやはや、映画で見た時はなんとも思わずにスルーしたシーンだったんですが
このアイキャッチの画像がなんだかラブラブカップルに見えてしまって
急に煉獄さんと炭治郎がホモカップルに見えてきたという…ちくしょうなんてことだ
というか前回の感想でも、無愛想トリオが煉獄さんを「好き」「好き」「好き」と言ってるのがホモっぽいと語ったわけですが
今回は炭治郎とホモカップルになってしまうとは煉獄さんのホモ同人が量産される一方だぜ!(えー

さてそんな中、眠りに落ちてしまった炭治郎は、死んだはずの家族と夢の中で再会するわけですが
まずひとつ言いたいのは炭治郎が妹を押し倒してるシーンエロいよね(えー
いやこれは映画を見た時からずっと思ってました。炭治郎に押し倒されてる妹エロすぎ。
アングル的にまるで欲情した兄貴に押し倒されておっぱいに顔をスリスリされてるように見えるというかね (えー
いやまあ、炭治郎の心境的には全然それどころじゃないので、勝手にこんなスケベ妄想して申し訳ありませんとしか…

あとアニメの第1話を見た時からずっと思ってたんですけど、
炭治郎のママってとんでもない美人ですよね
いやマジで、鬼滅の刃の女性キャラの中でもとびっきりの美人な気がする。
はじめてアニメの第1話見た時とかあまりの美人さに正直ビビりましたからね
それほどの貴重なキャラを第1話でいきなり惨殺するとか許せねえよ鬼舞辻無惨!!

さて今回の本編はさっきのシーンで終わりとなっており、あとはEDなわけですが
EDは家族を抱えて泣く炭治郎の作画がすごい気合入ってるなーと思ったのと
あと煉獄さんのパパママの作画も素晴らしいですね

まだ活力に満ちていた頃のパパも格好いいし、厳しそうに見えて優しい表情のママも美しいっていうね
というかさっき、炭治郎のママを作中一の美人みたいに言いましたが
すいません煉獄さんのママもそれに匹敵する美人だと思います(えー

どっちのママも美しすぎるんやな…ダブルママ最高なんやな…
しかしそんなダブルママがどっちも作中だと死んじゃってるというのが悲しすぎる。
なんで綺麗な人ほど早く死んでしまうん…?そのことを考えると煉獄さんの言ってた
「死ぬからこそたまらなく愛おしく尊いのだ」ってセリフを思い出しますが
俺はやっぱ生きてる方が嬉しいっすね…(えー  次回に続く!


・不知火の松明がボヤんとしてるのは土曜プレミアムの時にもちょっと言われてましたね。
 想像ですけど所謂ポリゴンショック関連で短時間での光の明滅を禁じているTV局が多いのでその対策かもしれません。
 子供人気が非常に高いですから万が一にもポリゴンの再来になってしまったら恐ろしいですしね。 by よもぎ

・松明のシーンの規制はてんかん、所謂ポリゴンショック(ポリゴンは悪くない)対策の規制ですね。
 光が点滅する際に入る規制で、放送法だかなんだかで決まっているようです。
 ほかのアニメでもよく派手なエフェクトが入るとき画面が急に暗くなったりして対策されてますね。
 映画館でも規制はあるのですが、テレビでは画面自体が発光するので映画館のスクリーンに比べててんかんを発症するリスクが高いため
 映画館よりも厳しい基準になっているそうです。 by Kmelie

よもぎさん、Kmelieさんこんにちは。煉獄さんが不知火を放つシーンでたいまつがぼんやりしてるのは
ポリゴンショック対策だろうってことで2人ともコメントが一致してますね



うーむなんてこった、こういう風にたいまつがぐるぐるするシーンでもポリゴンショックの話が絡んでくるとは…
俺的にポリゴンショックって「激しい光を放って発光するシーン」のことばかり考えてましたが、
光ってる物体が連続で動くシーンとかでもそういうショックが起こりやすいってことなんですかね

まあとりあえず、テレビ版はこういう風に規制されているわけですが、
ネット配信版だとかBD・DVD版は規制なしで見れるようなので
無修正の不知火が見たい場合はそっちを見るとするか…(えー


・大志さんこんにちは。突然ですがGIFについてご教授願いたいです。以前より大志さんのブログなどでアニメ感想記事を読み漁っていたのですが、
 「メガトン級ムサシ」の配信を機に自分のブログでもアニメ感想を書いてみることにしました。
 そこで、「ScreenToGiF」を使って画面を撮影しGIFをつくってみましたが、ロボットの変形シーンなど100枚を超えるようなシーンをGIFにすると、
 容量が大きくなりすぎてブログに貼り付けられなくなってしまいました。
 このブログでは、メテオヴルムVSダノヴァのような長めのGIFも数多く見受けられますが、どのようにして軽量化しているのでしょうか。
 一応以前に大志さんが(田代をdisりながら)解説していた記事も読んでみたのですが、その点はわからなかったので、もしなにかあればお話していただきたいです。
 P.S.大志さんはメガトン級ムサシ観る予定ありますか?悪名高きレベルファイブのアニメですが、今のところそんなに悪くはないかなと思っています。 by mrt

mrtさんこんにちは、どうやらブログにGIF画像をアップできずに困ってるようですね。
その中で、俺がどんな風にGIF画像を軽量化してアップしてるのかというと…
実はぜんぜん軽量化とかしてません!(えー



たとえば最近アップした鬼滅のGIFとか、300枚近くの画像使っててムッチャクチャ長いし、容量も10MBを超えちゃってるんですよね
ちなみに画像の撮影に使ったのはScreenToGiFで、そこはmrtさんとまったく同じです。
じゃあなんで俺の画像はこんな風にアップできてるかというと、多分それって
契約してるレンタルサーバーの違いなんじゃないですかね

たとえば俺はさくらインターネットっていうレンタルサーバーを使ってるわけなんですが、アップできる画像の容量にはけっこう余裕があって
さっきみたいに10MBを超えるようなバカでかいGIFも普通にアップできるわけなんですよ
逆にすごく容量の制限が厳しいのがFC2ブログとかで、聞くところによるとFC2ブログは
アップできる画像は2MBまでっていう制限があるみたいだから、そうなると容量のでかいGIF画像はアップできない場合が出てくると思うんですよ

たぶん、そんな感じの制限がmrtさんのブログにもあって、それが理由でGIFがアップできてないんじゃないかと思います
なので、制限がもっと緩いブログに乗り換えできれば楽なんですが…それはちょっと大変だろうから
今のままでもなんとかやっていく方法を考えると、たとえばなんですが…
撮影する画像のサイズをちっちゃくしたり、細かく場面を区切るっていう方法はアリだと思います

実は俺もGIF画像の容量で苦労してた時期があって、それっていうのは
イナズマイレブンの感想を書いてた時期なんかは特にそうだったんですよ
イナズマイレブンはGIFにしたい必殺技のシーンが数多くあったし、あとは俺が当時使ってたサーバーに
やはり容量制限があったので、それに引っかからないように四苦八苦してたっていう時期だったんですね



たとえばこれ、染岡さんと豪炎寺がドラゴントルネードを放つシーンなんですが
さっきの煉獄さんと比べるとだいぶ画像のサイズが小さいですよね
これだけ小さくしてるのは、容量のことをすごく気にしててなるべく小さくなるようにって意識してたからです
ちなみにこのGIFは枚数が150枚ほどで容量は3MBくらい。シュートポケットのシーンを削れば2MBくらいにできるんじゃないでしょうか

あと思い出深いのが、鬼道さんが皇帝ペンギン2号を放つシーンをGIFにしようとしたら
それがまさに容量制限に引っかかっちゃってアップできなかったんですよね
なので当時の俺がやった苦肉の策っていうのが、さっき言ったような「細かく場面を区切る」っていう方法で



鬼道さんがボールを蹴ってペンギンが飛んでいくシーンでいったん場面を区切って
そのあとのシュートシーンについてはファイルを別にしたわけですよ



その結果、皇帝ペンギン2号はこんなような画像2つに分けられたっていうね
とりあえず、こんなふうにGIFを複数に区切る方法を使えば
その気になればいくらでも画像を細かくできるので
ひとまずは容量制限があってもアップできるんじゃないかなあ



アニメ感想:鬼滅の刃 無限列車編(テレビ版) 第3話「本当なら」

さてそれでは鬼滅の刃・無限列車編(テレビ版)の第3話感想ですが、
この回は炭治郎たちが下弦の壱・魘夢の罠に落ちて、夢の世界に閉じ込められてしまうという内容でしたね
そんな夢の世界では、炭治郎たちがそれぞれ心の片隅に抱えていた願望が叶えられているわけですが…

それについてひとつ俺的に気になることがあるんですよ。それが何かっていうと
炭治郎、善逸、伊之助の夢ではそれぞれの願望が叶えられている中で、煉獄さんの夢では願望が叶えられてる様子がないっていうね
もう少し詳しく話すと、炭治郎は「亡くなった家族たちと穏やかに暮らしたい」という願望、
善逸は「大好きな禰豆子ちゃんとラブラブになりたい」という願望、
伊之助は「親分の俺様が子分どもを率いて大冒険したい」という願望が叶えられてるわけですが、
煉獄さんの場合は生きる希望をなくした父親が目の前に寝転がっていて、それは現実と何も変わってないわけですよね



これって普通だったら、父親が生きる希望を取り戻して元気になるだとか、煉獄さんが柱になったと聞いて祝福してくれるだとか、
そういう都合のいい夢を見せられるはずだと思うわけなんですが、でも煉獄さんだけはそういう夢じゃなくて、
現実の状況がそのまま再現されてると思うんですね

で、なんでそんな風になってるのかなと考えたんですが、俺の推測としては
煉獄さんには自分に都合のいい夢を見たいという願望がなく、
辛い現実でも受け止めて生きようという強い気持ちがあるから
なんじゃないでしょうか
ちなみにそれとよく似たことを煉獄さん自身が言っているんですよね。それがどんなセリフかというと

「父は昔からああではなかった…情熱のある人だったのに、ある日突然…
 あんなにも熱心に俺たちを育ててくれた人が、なぜ…
 …考えても仕方のないことは考えるな!
 こんなことで俺の情熱はなくならない、心の炎が消えることはない!
 俺は決して挫けない、燃えるような情熱を胸に…頑張ろう!
 頑張って生きていこう!寂しくとも!!」

っていうセリフなわけです。これってまさに
辛い現実の中でも頑張って生きていこうってことを語ってますよね
父親のことについて、昔はあんな人じゃなかったのにとか、情熱を取り戻してくれたらいいのにとか
そういう願望のような気持ちが芽生えそうになっても、それは煉獄さんにとって考えても仕方のないことであり
そんな願望よりも現実を見据えながら、自らの情熱を燃やして頑張って生きていくことを選ぶっていう、そんなキャラクターなわけですよね

だから煉獄さんに「願望を叶える夢」を見せようとしても、
煉獄さんから願望が生み出されることはなく、現実を再現した夢になる
ってことなんじゃないかと思います

まあその辺の詳しいことは作中で語られていないので、俺の推測で話してるわけなんですが…
でもこういう「夢よりも現実を見据えながら、たとえ辛くても頑張って生きていこう」っていうのは
煉獄さんだけじゃなくて炭治郎たちも含めたテーマになってると思うんですよね

そういうテーマについては、炭治郎が夢の中の家族に背を向けるシーンですごく実感しましたね
この時の炭治郎が思っていたことは

(あぁ…ここに居たいなぁ、ずっと…振り返って戻りたいなぁ…
 本当なら、ずっとこうして暮らせていたはずなんだ…本当なら、みんな今も元気で…
 禰豆子も陽の光の中で、青空の下で…
 本当なら…本当なら…俺は今日もここで炭を焼いていた、刀なんて触ることもなかった…
 でも…もう俺は失った…!!戻ることはできない!!」

「お兄ちゃん!置いていかないで!」

(ごめん…!ごめんなぁ六太…!もう、一緒には居られないんだよ…!
 だけど、いつだって兄ちゃんはお前のことを想っているから…!みんなのことを想っているから!!)

っていう強い気持ちを持って、夢の世界への未練を振り切りながら現実へと戻っていくわけじゃないですか
この炭治郎のシーンでは、さっきの煉獄さんよりも願望への未練が強いんだけど
でも最終的にそれを振り切って、辛い現実の中でも頑張って生きていこうっていう覚悟を決めるわけですよね

どんなに過去への未練があっても、それを断ち切って前へと進んでいくわけで
なので俺が思うに、作者がこの話を通して表現したいテーマってそれだと思うんですよね
居心地のいい夢の中で願望を膨らませるよりも、その未練を断ち切って現実の中で頑張って生きていこうっていう
そういった作者の意思をこの話からはヒシヒシと感じますね

それにしてもこの場面、夢の中だとは分かっていても
「置いていかないで!」って泣きながら追いかけてきて転んでしまう六太のシーン
めっちゃ泣けますよね

実際、炭治郎もボロボロと涙をこぼしてましたし、振り返りたい気持ちかられつつも歯を食いしばってそれに耐えて
決して冷たい気持ちで家族を捨てるんじゃなく、「ごめん、ごめんな…!」と申し訳ない気持ちでいっぱいになりながらも去らなければならないっていう
そういう炭治郎の悲しい心境もまた泣けるっていうかね
この家族との別れのシーンは、無限列車編における第1の泣きポイントだと思います。
さらにこの後いくつもの泣きポイントが用意されてるから無限列車編はすごいわ

そんな風に炭治郎が夢の中で悲しい別れを経験してるとは露知らず、現実では禰豆子が
めっちゃのん気に過ごしてるっていうのがまた面白いですよね
現実の禰豆子が何をしてるかというと、なんとなく炭治郎に頭を撫でてもらいたいと思っていたようで
まずは炭治郎の手を自分の頭に乗せるわけです。
そんな風に「頭をなでなでしてほしい」って考えてるところが可愛い。
この状態の禰豆子って精神年齢が幼児並みになってるのが可愛いですね

ともかく、炭治郎に頭を撫でてもらおうとする禰豆子でしたが、肝心の炭治郎は眠ったままなので
手を頭に乗せてもまったく撫でてくれないわけです。すると禰豆子はプンスカ怒ってしまって
「ムー!!」と機嫌を悪くしてしまうっていう。それが可愛い。
ちょっとしたことでヘソを曲げてしまうのがほんとお子様って感じで可愛いです



そして怒った禰豆子が何をするかというと、炭治郎に八つ当たりして思いっきり頭突きするわけですが
しかし超石頭の炭治郎には禰豆子の頭突きがまったく効かず、
逆に禰豆子のほうが血をダラダラ流すハメになりピーピー泣き始めてしまうという…

このへんも可愛いですね、勢いで頭突きしてみたけど自分が泣くっていう。
もうほんと考えなしのお子様ムーブしてるのが可愛らしいというか
禰豆子がこれだけのお子様ムーブ連発してるのって多分ここぐらいじゃないでしょうか

禰豆子って人間時代は割と大人びた性格で、鬼になってからは子供にも大人にもなれるってキャラだから
お子様っぽい態度を連発するのってむしろ珍しいと思うんですよね、そういう意味では今回のような禰豆子は
ここでしか見られない激レアショットと言ってもいいというか…(えー
俺としてはこういう「お子様っぽい禰豆子」がすごいツボだったから、この場面以外でもいっぱいやってほしかったなー

それと禰豆子以外にも、無限列車編でしか見れない激レアなキャラで俺のお気に入りっていうのがいたりします。
それが誰なのかというと、煉獄さんの夢に入ってきたおさげの女ですよ

このおさげの女、役割としては自分の欲望のために鬼に味方して煉獄さんを殺そうとするっていう
大それた真似をしでかすわけですが、それだけ小悪党ムーブをやらかしてる中で
見た目は可愛くて好きなんだよな…(えー

いやマジで、このモフッとした感じの三つ編みをしてるのがすごい俺のツボで好き。
基本的に俺はモフモフした髪の女性キャラっていうのが好きなんですよ
ストレートにピシッとした髪じゃなくて、モフモフした曲線が感じられる髪が好きで
そういう意味じゃこの子みたいな髪型はすごい好きですね。なんか人生に絶望してて悪に落ちてでも幸せを掴みたいらしいけど
なら俺の女になるといいと思いながら見てました(えー  それでは次回に続く!


アニメ感想:鬼滅の刃 無限列車編(テレビ版) 第4話「侮辱」

さてそれでは鬼滅の刃・無限列車編(テレビ版)の第4話感想ですが、
今回の話はまず夢から目覚める炭治郎のシーンから始まってますね
とりあえずそんな場面を見ていて思うのは禰豆子が可愛い。

頭突きしないで〜とばかりに頭を押さえたり、炭治郎に構ってほしくて周りをちょろちょろしたりしてるのが可愛い。
前回の感想でも書いたけど、無限列車編での禰豆子は普段より可愛らしさがアップしてるような気がするんですよね
もういっそずっと列車に乗っていてくれ禰豆子…ずっとここにいたいなぁ…(えー

さてそんな中、魘夢の手先になってしまった人間たちが炭治郎に襲いかかってくるわけですが、
炭治郎は次々と首筋にチョップを入れてその人たちを返り討ちにするわけですよね
そんな炭治郎の首チョップシーンを見ていて思うのはやっぱり
K先生が「首チョップで人間は気絶なんかしねー」って語ってたことですよ!!(えー

   
   
   

いやーもう、K2でこの場面を見てからというもの、首チョップを見ると絶対K先生の顔が浮かんでくるようになっちまったわ!
とりあえずさっき炭治郎に首チョップされて気絶した人たちについては
重い脳損傷で一刻も早い治療が必要な状態ですよ!重い脳損傷で!(えー

そんなどうでもいい話は置いといて、この無限列車編のボス格である鬼・魘夢とついに対峙する炭治郎。
夢を操って人の心をもてあそんでいた魘夢に対し、激しい怒りをあらわにする炭治郎ですが…
なんと言ってもこの場面で印象的なのは、魘夢の手によって炭治郎の死んだ家族さえも外道のようなことを言わされて

「言うはずがないだろうそんな事を!!俺の家族が!!
 俺の家族を…!!侮辱するなァアアアアアア!!」

って炭治郎が激烈に怒り狂うシーンですよね
なんと言っても炭治郎の家族を思う気持ちがヒシヒシと感じられるのがいいシーンというか
家族愛の強さを思いっきりぶつけられて涙腺がウルッてくるというか
これは無限列車編の泣けるシーンその2だと思います。
ちなみにその1は、こないだ書いた「お兄ちゃん置いていかないで!」の一連のシーンですね
さらにこの後、泣けるシーンその3やその4も出てくるからすごいよな…次回に続く!

 


アニメ感想:鬼滅の刃 無限列車編(テレビ版) 第5話「前へ」

さてそれでは鬼滅の刃・無限列車編(テレビ版)の第4話感想ですが、
今回の話は魘夢が大量に生み出したチンポみたいな触手をひたすら斬り続ける話となってましたね(えー
いやマジで、列車の中にうぞうぞと大量発生したチンポみたいな触手を炭治郎たちが斬り続けるっていう…

映画の中でもこういうシーンあったなとは思ってましたが、テレビ用の30分構成に直してみたら
まさか30分まるまるチンポ斬ってたとは思いませんでした(えー
意外と長かったんだなこのシーン…てっきりもっと早く終わって猗窩座との戦いに突入するかと思ってたわ

まあそんなチンポとの戦いを見ていて思ったのは
寝ながら戦ってる善逸かっこいいなってことですかね
善逸ってもともと「普段はギャグキャラだけど寝てる時だけは本来の力が発揮できる」ってキャラで、
修業を重ねていくごとに起きてる状態でも強くなっていくわけですけど

俺としては目を閉じながら戦ってるほうが強キャラ感あっていいというか
それに普段の善逸とのギャップがあるのもいいと思うんですよね。
アホの善逸からスイッチが入ったかのように強キャラに変身するっていう、そこにロマンを感じるので寝ながら戦ってる方が好きですね

あとは善逸がアニメで戦うシーンを見てるといつも思うんですけど
雷をまとうキャラっていうのはアニメで見るとめっちゃかっこいいというか
大技を決めた時の派手さにしてもそうだし、あとは静かに構えてるようなシーンでも小さなスパークが発生したり
色んな場面をカッコよく演出できるから、雷属性のキャラっていうのはとにかくアニメ映えするよなーと思いながら見てますね

あと今回の本編が終わった後、なぜかケツアゴ禰豆子のおまけシーンがあったことに驚愕しました
なんでこんなシーン入れようと思ったんだよ!これって原作のおまけか何かで描かれたやつか!?
原作を見てて思うんだけど、吾峠先生っておまけイラストとか描く時になると
なんかこういう意味わかんないのを描き始めるよね…(えー
有名なやつだと「ズンビッパ!」とかそういうやつ。あのセンスは俺には理解できねーわ…次回に続く!


アニメ感想:鬼滅の刃 無限列車編(テレビ版) 第6話「猗窩座」

さてそれでは鬼滅の刃・無限列車編(テレビ版)の第6話感想ですが、
今回の話は下弦の鬼・魘夢が倒された後、それを遥かに上回る上限の鬼・猗窩座が現れてしまうという内容でしたね
いよいよ出てきましたね猗窩座、無限列車編の裏ボスのようなキャラであり、その凄まじい実力には今の炭治郎たちでは遠く及ばないので
柱である煉獄さんがたった1人で立ち向かうという…この煉獄さんvs猗窩座の死闘こそが
無限列車編の最大の見どころと言っても過言ではないでしょう

常に薄ら笑いを浮かべながら戦う猗窩座、常に険しい顔をしながら戦う煉獄さんといった具合に
2人の対比が感じられる戦闘であり、さらに決定的なのは
鬼であるがゆえにどんな傷も瞬時に治ってしまう猗窩座と、人であるがゆえに傷が治らずダメージが蓄積していく煉獄さんといった具合に
鬼と人の差をまざまざと見せつけられてしまうことですよね

そんな風に鬼の優位性をこれでもかと見せつけたうえで、
「お前も鬼になれ杏寿郎」と猗窩座は煉獄さんを勧誘しようとするわけですよね
「俺は絶対に鬼にはならない」と煉獄さんは鋼の意志でそれを跳ねのけるわけですが
ぶっちゃけ俺だったらコロッと鬼になってるかもなーと思っちゃいますね(えー

いやもうだって鬼の体便利すぎやろと。どんな怪我しても平気だし老いることもないし
こんな便利なもん見せられたらあっさり誘惑に負けて鬼になっちゃうとしか…
あ、でも鬼になったら無惨様のパワハラ地獄が始まるのか…(えー

下弦の鬼というエリート集団ですら無惨様のパワハラで皆殺しにされちゃったし
さらには猗窩座のような上弦の鬼の超スーパーエリートですら無惨様にめっちゃパワハラされてますからね
ダメじゃねーか鬼!無惨様がいる限り地獄やわ!(えー

そういう風に部下を粗末に扱い続ける無惨様のことを考えると、それとは逆に
「この少年は弱くない、侮辱するな」というふうに部下である炭治郎をかばってくれる煉獄さんの方に味方したいよな…
やはり日々暮らすうえで、どんな上司の下で働くかというのは重要な部分ですよ
そういう意味では無惨様は部下をゴミ扱いする最悪の上司で、煉獄さんは部下を守ってくれる頼れる上司だから
どっちの下で働きたいかって言ったらもう完全に煉獄さんの方ですよね

「この人のために働きたい、この人のためなら頑張れる」っていう気持ちにさせてくれるのは断然煉獄さんの方なので
そういう意味では煉獄さんのためにも人としての生き方を選ぶっていう選択もアリかもな…
俺1人だったらコロッと鬼になるかもしれないけど、俺が煉獄さんの部下だったら人としての道を選ぶかもなって気がします
煉獄さんは次回来るだろう名シーンでも、上司としての素晴らしい心構えを語ってくれるので、
あれを聞いちゃったらもう、部下としては煉獄さんを裏切って鬼になるなんてとても出来ねーよな…次回に続く!


 


アニメ感想:鬼滅の刃 無限列車編(テレビ版) 第7話「心を燃やせ」

さてアニメ版鬼滅の刃の感想ですが、無限列車編については今回が最終回ですね
そんな今回の話は、煉獄さんが炎の呼吸の奥義を繰り出し、猗窩座との最終決戦に挑む内容となっております
死力を尽くして戦い続ける煉獄さんでしたが、猗窩座が撤退を選んだことで無念にも仕留め切れずに逃してしまうことに…

この時の炭治郎が泣きながら叫ぶ
「逃げるな馬鹿野郎!!馬鹿野郎!!卑怯者!!
 お前なんかより煉獄さんの方がずっと凄いんだ!!強いんだ!!
 お前の負けだ!!煉獄さんの勝ちだ!!うああああああああ!!」
って言葉が胸を打ちますよね。炭治郎役の花江夏樹がめちゃめちゃいい演技してて
まるで子供が泣きじゃくるように言ってるのがものすごく良いと思います

この場面の炭治郎のセリフって、勝ち逃げしていく猗窩座に納得できない気持ちが爆発して
子供が負け惜しみを言うようなことを思いきり叫んでしまったわけですが
だからこそ泣きじゃくるような花江夏樹の演技がすごく合ってるというかね
大人っぽい態度を投げ捨ててでも言わずにいられないっていう、炭治郎の無念さがダイレクトに伝わってくる場面なので
それがとにかく胸に刺さってきて、やっぱりここもめっちゃ泣けるんですよね…
もう何個目か忘れましたが、これもまた無限列車編での泣けるポイントだと思います

そして泣き続ける炭治郎に対し、優しい声で語りかける煉獄さん。
「心を燃やせ。君が足を止めても時間の流れは止まってくれない、共に寄り添って悲しんではくれない。
 俺がここで死ぬことは気にするな、柱ならば後輩の盾となるのは当然だ。柱ならば誰であっても同じことをする」
ということを語るわけですが、鬼滅の刃っていう作品はつくづく思うんですが
うずくまっている自分を救ってくれるほど世界は優しくはないってことをテーマにしてますよね

世界というのは自分に手を差し伸べてくれる優しい存在ではなく、むしろ理不尽なことや辛いことを押しつけてくる厳しい存在であり
だからこそ前を向いて生きていかなければならないっていうような
厳しい世界の中でも頑張って生きていこうっていうテーマをヒシヒシと感じますね

それと「柱ならば後輩の盾となるのは当然だ、柱ならば誰でも同じことをする」っていう煉獄さんのセリフ、
初めて聞いた時はぶっちゃけ不死川とか伊黒さんみたいな連中はそんなことしないやろとか思ってましたが
のちに煉獄さんの言葉が正しかったことが証明されるのがいいですよね
「煉獄さんの言葉は本当だったんや…!!」って実感するシーンが後でちゃんと用意されてるのはすごいと思います

さっき炭治郎が泣きながら叫んでたセリフにしても、単なる負け惜しみのように見えて
実は猗窩座の過去にめちゃめちゃ刺さってくるセリフだったりと
鬼滅の刃っていうのはなにげないセリフの伏線を回収するのがすごく上手いですよね…

そして煉獄さんの命がいよいよ尽きようというその時、
「母上…俺はちゃんとやれただろうか…?やるべきこと、果たすべきことを…全うできましたか…?」
と静かに尋ねる中、夢か幻か母上がそこに現れるわけで

「立派にできましたよ…」と褒めてくれるシーンで
もう俺の涙腺は完全崩壊ですよ
いやマジでこのシーンはやばい、無限列車編を何回見てもこの場面でほんとにガチ泣きする
いつも厳しい顔をしていた母上が優しく微笑んで煉獄さんの生き様を褒めてくれて、
煉獄さんも心から満足そうに純粋な笑みを浮かべて生涯を終えるっていう
このシーンで押し寄せてくる感情の大きさは計り知れないですね
泣きポイントの多い無限列車編の中でも俺にとって最大の大泣きポイントであり、これを見ちゃったらもう涙が止まらないっていうね

そんな風に死を迎えた煉獄さんのことについては、すぐに柱のメンバーにも知らせが飛んでいくわけですが
それを聞かされた柱の中で、俺的に気に入った人物が2人います。それが宇髄さんと悲鳴嶼さんです
まず宇髄さんの方は、「上弦の鬼には…煉獄でさえ負けるのか…」って静かにつぶやくわけですが
普段の宇髄さんは派手好きでヘラヘラしてることが多いだけに、
その宇髄さんがこれだけ険しい顔になるとは、それだけ真剣に煉獄さんの死を受け止めてるんだろう
って感じられて、俺的に気に入ってる場面ですね。「煉獄でさえ」って言葉からしても、それだけ煉獄さんの存在を認めていたことが感じられるのが良いんですよ

それともう一人、悲鳴嶼さんについてなんですが、「南無阿弥陀仏…」って言いながら涙を流すのがすごく俺的に刺さるっていうか
まずそもそも南無阿弥陀仏って言葉が死を弔う時に言うものだから、煉獄さんを送り出す場面に合っていてふだん言うのとはわけが違うのと
あとはやっぱり悲鳴嶼さんが泣いてくれるのがいいんですよね
なにげに柱のメンバーでハッキリと泣いてるのって悲鳴嶼さんだけで、それが俺的にすごくありがたいというか
なぜなら俺は煉獄さんが死んだ場面からずっと泣きながら見てるわけなんでね
そんな俺からすると一緒に泣いてくれる唯一のメンバーが悲鳴嶼さんで、そこにすごく共感してしまうっていうか…

というか俺の気持ち的には蜜璃にも一緒に泣いてほしかったんですけどね(えー
蜜璃って煉獄さんの直弟子で以前ずっと煉獄さんと暮らしてた過去があるから…



というか俺的にこの煉獄外伝の扉絵がめちゃめちゃ好きでね…
この絵を見てるとなんだか煉獄さんと蜜璃が夫婦でその子供が千寿郎みたいじゃないですか!?
いや伊黒さんには悪いんですけどね(えー
伊黒さんからしたら完全に蜜璃を寝取られる形になってしまうんですけどね
でもそうは言ってもお似合いに見えてしまうんや…伊黒さんよすまんな…

・無限列車編TV版最終話、EDはやっぱり炎でしたね。あの曲は炭治郎は勿論ですが、視聴者から見ても作中での出会いと別れを感じさせる本当に良い曲だと思います。
 何度も視聴して本編中は耐性が出来てきても炎が流れ始めると感情が派手に揺さぶられてしまいますね。
 来週からは間髪入れずに遊郭編。この1年程の間に同じ柱である煉獄さんが青天井に神格化され、
 宇随さんに求められるハードルが凄まじい事になっていますが期待したいですね。 by よもぎ

そしてよもぎさんのコメントにもあるように、無限列車編の最後を飾ったエンディング曲は「炎」でしたね
前回までは別の曲を流してましたが、最後は映画でもお馴染みの炎できっちり締めた感じです
俺としてもこの曲はすごい好きで、メロディーが良いのもそうなんだけど
炭治郎の心境をあらわした歌詞になってるところが一番好きですね

煉獄さんとの出会いと別れを経験して、炭治郎が何を思ったのかってことがこの曲で表現されてるところがメチャメチャ好きで
無限列車編の最後を飾るのにふさわしい曲だなと思います。EDに入る直前に炭治郎が「煉獄さん…煉獄さん…」ってつぶやいてることからしても
その炭治郎のシーンからこの曲に繋がるところが、曲も作品の一部として成立してるっていうか
そういう意味じゃ無限列車編ってほんと完成度高いなと思いますね、今回はテレビ版だけど映画でまとめて見た時の衝撃は本当に凄かったなあ
次回からは新章の遊郭編が始まるようですが、この無限列車編で高くなりすぎたハードルをどれだけ超えられるのかに注目ですね


アニメ感想:鬼滅の刃 遊郭編 第1話「音柱・宇髄天元」

さてアニメ版鬼滅の刃の感想ですが、これまで続いていた無限列車編が前回で終了したので
今回からは新章突入ということで、新たに遊郭編・第1話っていう形でのスタートとなりましたね
そんなわけで心機一転、いよいよ新しいストーリーの幕が開くわけですが…

「煉獄さん…煉獄さん…煉獄さあああああああん!!」

ってまた煉獄さんのとこからかよ!?(えー
いやいやちょっと!せっかく新章に突入したかと思ったらまた無限列車編のおさらいから始めるんすか!?
それはもう十分やったやんか!?無限列車編といえば今年9月に映画を地上波放送したばかりだし
さらにその直後の10月からは無限列車編をテレビ版に改変して先週までじっくりやってたわけで

「これだけ見ればさすがに十分だな…」と思ってた矢先にまた無限列車編のおさらいっていうのは
さすがにお腹いっぱいですよ!そろそろ先に進んでくださいって!
俺としても無限列車編や煉獄さんは好きですが、「遊郭編」ってタイトルになっても煉獄さんのおさらいから始めるのはさすがに…

そんな中で今後は煉獄さんの親父が登場することに。ま、まあこの人は親父だから…煉獄さんのおさらいじゃないから…
ただこの親父、真面目だった煉獄さんとは反対に酒に溺れた怠惰な生活を送っており、それでいて短気な性格で
炭治郎に一方的な言いがかりをつけて怒鳴り始めてしまいます

そんな理不尽な親父の罵声を浴びせられた炭治郎はというと、
「さっきから何言ってんだこのクソジジイ!!」とブチ切れて
親父と取っ組み合いのケンカを始めてしまいます。やべえよ炭治郎!ムカムカする気持ちはわかるけど殴りかかるのはやべえって!



あの猗窩座ですら無惨様から何言われても耐えてたんやで!(えー
そう考えるとけっこう血の気が多いな炭治郎…まあ炭治郎がキレたのは自分が悪く言われたからというより
煉獄さんのことを悪く言われたからって部分が大きい気がしますが。「煉獄さんの悪口言うな!」って叫んでましたしね

そんなわけで煉獄さんの親父と殴り合いの大ゲンカをしてしまった炭治郎ですが、
2人が言い合いする中で「日の呼吸」って言葉が出てきたシーンが印象的でしたね
なぜそれが印象深かったかというと、「日の呼吸」の発音が思ってたのと違ったっていうか…(えー

いやマジで、文字で表すなら「火の呼吸」みたいな発音で言ってたのがすごく気になって
「いやその発音おかしくない!?それだと火の呼吸みたいじゃない!?日の呼吸の発音とは違うんじゃない!?」
みたいなことが気になってしょうがなくて…(えー
いやほんとに、日の呼吸ってこの先のストーリーに深く関わってくる超重要キーワードだから、その発音が思ってたのと違ったっていうのは結構気になったな…

ともかく煉獄さんの親父にブチ切れて殴り合いを繰り広げた炭治郎ですが、
そうかと思えば今度は音柱・宇髄天元が女子たちをさらおうとしている場面に出くわしてしまい
またも激怒した炭治郎は宇髄さんをぶちのめそうと襲いかかってしまいます

さっきからキレてばっかじゃねーか炭治郎!(えー
なんか今回の炭治郎めちゃめちゃ短気っぽく見えるな!?さすがに落ち着いてくださいよ!
目上の人だろうとなんだろうと気に入らなければ殴りかかるというこの過激な暴れっぷりは
大正のカミーユ・ビダンを名乗っていいかもしれません(えー

ともかく宇髄さんに対しては「女子たちの代わりに俺が行く」と話をつけたことで
どうにか事なきを得ましたが…正直なところ、この遊郭編第1話は俺的にちょっと微妙なスタートだったかな…
煉獄さんのおさらいに始まり、何度もキレて殴りかかる炭治郎と、あんまり良い印象じゃなかったかなって感じで…

・鬼滅遊郭編が始まりましたね。無限列車編のラストから続いて撤収するシーンとかカラスからの訃報を聞く千寿郎のシーンとか、
 2つの章を繋ぐ細かな描写が丁寧に描かれてて好印象でした。
 個人的に1話で一番好きなのはやっぱり煉獄パパが煉獄さんの事を想って泣くシーンですね。
 原作でもグっとくるシーンでしたが、音と動きが付くとまた格別に効きます。
 1時間SPという事で宇随さんの登場まできっちり描いて2話がもう楽しみです。
 柱の人たちは第一印象あまり良く無い所からスタートして実は滅茶苦茶立派な人だったって展開が多いですが、
 宇随さんも株がジワジワ上がり続けるタイプなので最終的にどこまで人気キャラになるか注目ですね。 by よもぎ

そんな中、よもぎさんからは「好印象な話だった」とのコメントが。
人間の感性ってよくわかんないっすね…(えー
同じ話を見て、「好印象だった」「好印象じゃなかった」とまったく逆の気持ちを持つことになるとは…
まあとりあえず、遊郭編はその名の通り遊郭へと舞台を移してからが本番だと思うので、
俺としては次回以降の話に期待したいところですね

それと最後に、遊郭編のOP映像も公開されてましたが、それを見て驚いたのは
なんと言っても宇髄さんの扱いの大きさですよ!
マジかこれ!炭治郎と一緒にタイトルをでかでかと飾っとる!

確か俺が無限列車編の感想を書き始めた時に、煉獄さんが炭治郎と一緒にタイトルを飾ってるの見て
「宇髄さんはここまでの扱いにはならねーんだろうな…」なんてこと書いてましたが
その予想とは逆に、宇髄さんも煉獄さん級のでかい扱いを受けてますよ!

というかその時の画像を見返してみたら、煉獄さんの時と構図もそっくりになってて
マジで煉獄さんと宇髄さんに関しては「同じ扱い」って感じがビンビンしますね
これだと「違う扱いなんだろうなー」とか言ってた俺がバカみたいじゃないですか!(えー
くそ、鬼滅の刃スタッフめ…とんだ恥をかかせてくれたもんだぜ…まあなんにしろ、サブタイトルを見てみても
無限列車編の第1話が「炎柱・煉獄杏寿郎」
遊郭編の第1話が「音柱・宇髄天元」になってることからして
宇髄さんが煉獄さんと同じ扱いを受けてることは明らかですね

こうなってくると、今後は新章に突入するごとに、そこでメインを張る柱がタイトル画面を飾ったり
1話目のサブタイで名前が使われる流れになるんだろうか?それでは次回に続く!


アニメ感想:鬼滅の刃 遊郭編 第2話「遊郭潜入」

さて鬼滅の刃遊郭編の第2話ですが、今回の話はいよいよ遊郭へと舞台を移して潜入作戦を開始するという内容になってましたね
この遊郭にはどうやら鬼が潜んでいるらしいとのことで、その鬼の尻尾を掴むために炭治郎たちも遊郭で働くという流れなわけですが…
とりあえず思ったことがひとつ。宇髄さんって思ってたよりもずっと美形ですね

ぶっちゃけ宇髄さんの第一印象といえば、変なターバン巻いてて変な模様を顔に描いてるイロモノキャラって印象だったんですが
今回こうして見てみると、変な格好してるのにイケメン顔がにじみ出てるというか
この人ぜってー素顔は美形なんだろうな…って思いながら見てました

というかそんなこと思ってたら、実際にイケメンな素顔を利用して潜入作戦の手助けをするなんてことやってましたね
むう、たまたま美形っぽく見えてたんじゃなくて、公式設定のガチイケメンだったとは…
身長もずいぶん高いし、見た目の良さで言えばこの作品でも有数のキャラかもな…

そんな一方で、「素顔が美形」っていう意味じゃ伊之助もそうですよね
こっちは宇髄さんのようなイケメンというよりは、どっちかというと美少女みたいな女顔ですが
今回の遊郭潜入にはピッタリすぎて、女装がすげー似合ってますね

なんというか、宇髄さんにしろ伊之助にしろ、美形キャラがちゃんと美形の顔してるっていう
超キレイな作画で描かれてるってところがいいですよね。というのも、最近のアニメ版ワートリで
美形キャラのにのまるがなんか普通の顔だったってことがあったばかりなんで…(えー
にのまるはマジで超美形な作画にしてほしかったなーと少し残念だったから、
その点でいうと鬼滅の作画はやっぱりスゲーなと思わされますね…

そんな風に美形キャラが綺麗な作画に恵まれる一方で、
嫉妬に狂いながら変顔を晒していた善逸。いやこれはこれで作画に力入ってますけどね!?

というか善逸も素顔はわりと綺麗な顔してると思うんですけどね、それともこれは
作画が綺麗なだけで善逸の顔は別に綺麗じゃないとかそういうことなのか…?(えー
もはやなんでもかんでも綺麗に見えてしまう鬼滅作画のマジックよ…
この超ハイスペック作画が毎週見れるというのはありがたい限りだぜ。次回に続く!


アニメ感想:鬼滅の刃 遊郭編 第3話「何者?」

さて鬼滅の刃・遊郭編3話目の感想ですが、今回の話は相変わらず遊郭に潜入しながら鬼を探し続けるといった内容でしたね
それにしてもこのアニメを見ていて思うのは、内容がどうとかいう前に
作画があまりにも良すぎてビビるってことですかね

確か先週の感想でも作画がいいって褒めちぎった気がしますが、今週もとてつもなく高品質の凄まじい作画だなと思ってしまいました
特に「このシーンの作画すごすぎる」と個人的に思ったのが
炭治郎が生け花の茎を水につけてハサミで切るシーンですね



このシーン、水の質感の表現がとにかく綺麗でビックリしたというか
チャポンと炭治郎が手を水につけた時の、ゆるやかに波が立つような流体ならではの動きだとか
あとは水につけたハサミの見え方にしても、水中にあるぶん光の屈折でちょっと曲がりくねったように見えるっていう
あまりに丁寧で綺麗な作画に思わず見とれてしまいました

まさかこんなちょっとしたシーンでこれほど綺麗な作画が拝めようとは…
マジで作画に関しては圧倒的に品質が高すぎて、他の一般的なアニメとは次元が違いますね
やっぱufotableってすげーなと実感させられるというか…ufotableは最近社長の脱税だとかで騒がれてますけど
会社が今後どうなるにしろ、このアニメ作りの腕だけは後世に残してほしいなと思いますね



さて作画の話はこのくらいにして、他に印象深かったシーンについて話しますと
炭治郎が遊郭で働きながら、せっせと仕事を終わらせて
「次は何をしましょうか!」「次は何をしましょうか!」って自分から仕事を取りに行ってるのが印象的でしたね

炭治郎は働き者だなぁ〜と見ながら思いましたよ。ちなみに俺はどうかというと自分から仕事を取りに行くとか全然やらないですね(えー
いや任された仕事はちゃんとやるんですよ、任された仕事に関してはちゃんと終わらせるんですけど
じゃあそれが終わった時、別の新しい仕事を取りに行くかっていうと
「はぁ〜ジュースでも飲んで一服すっか」って気持ちになって休憩したくなるっていうかね…(えー

いやマジで、ひと仕事終えたら休憩したいんやって…仕事漬けの時間を送るのとか嫌なんやって!
俺も社会人生活を15年くらい続けてますが、それだけ社会人やってても
ぶっちゃけ仕事にやりがいとか感じたことないから
自分から積極的に仕事を取ってきたいなんて思わないんですよね。必要な仕事はキチッとやるからそれで許してくれやっていう。
こういうのって昭和の時代だったら、他の会社員から「自分から働こうとしない怠け者」ってボロクソに言われてただろうな…
まあでも今は令和の時代やし怠け者でもええんちゃう?(えー

さてともかく、鬼滅本編に話を戻しますと、潜入捜査を続けた結果ついに遊郭に潜む鬼と出くわすことになった善逸。
この鬼、花魁の1人としてずっと遊郭で生活していたようですが、それにしても
人相が悪すぎてすぐに鬼って分かるやつやんけ!(えー
めちゃめちゃ眉間にシワを寄せた不機嫌ヅラで登場したり、凍りつくような空気や「殺すぞお前」って殺気を放ったり
いかにもヤバイ奴って雰囲気をビンビンに出してますね…

花魁として暮らしてはいるけど別に本性を隠す気はないとかそんなところでしょうか。
上弦の鬼ってことだから、コソコソ隠れるより邪魔な奴は殺すって
小細工よりも力でねじ伏せるような思考をしてるのかもしれませんね…それでは次回に続く!


アニメ感想:鬼滅の刃 遊郭編 第4話「今夜」

さて鬼滅の刃・遊郭編4話目の感想ですが、内容的には今日も今日とて遊郭に潜む鬼を探し続けるといった話になってましたね
そんな中で、ふとした拍子に鬼殺隊の階級について語り始めた伊之助。
最初は一番下の階級から始まった伊之助たちですが、今となっては結構出世して真ん中ぐらいの階級にいると…

というかそんな自分の階級を確かめる方法についてですが、
「階級を示せ」とつぶやいて右手にふんっと力を入れると勝手にボワーンと浮き出てくるっていう…
いやなんなんだその謎の超ギミックは…(えー
原作でも思ったけどこのギミック謎すぎない!?どういう仕掛けになってんねん!?

伊之助は「手をこちょこちょされてこうなった」って言ってたけど、どうこちょこちょされたらそうなるんや…
軽く改造人間みたいになっててびびる。しかも自分の階級が上がったら
それに応じて浮き出る文字も変わるっていうんだからすごいよね。
どういう技術でそんなことができるんや…なにげにスーパーテクノロジーだと思うわ



あと伊之助を見てて思うのは、顔に関しては女の子みたいに可愛らしいんだけど
手足に関しては角ばっててガッシリしてるっていう男っぽい体型してますよね
そういう些細な体型の違いをちゃんと作画であらわしてるっていうのがすごいなと。

要は手や足を見るだけで男か女か分かるっていう、そんなハイレベルな作画をしてるのが鬼滅のすごいところですよね。
鬼滅の作画については毎度褒めてますが、まあやっぱり今回も感心しちゃうような出来だったなあ

さてそんな中、ついに遊郭に潜む鬼と対峙し、直接戦闘を開始することになった炭治郎。
戦う相手は上弦の陸(ろく)、堕姫という鬼であり、鬼の中でも最強格の「上弦」に位置するとんでもない相手です
煉獄さんを殺した猗窩座が上弦の参だったので、それに近い実力と考えるとまるで勝てる気がしませんが…

でも今のところ割と戦えてるし、思ったよりいけそうですよね(えー
いやまあ、今のところ軽く手合わせしただけなんで、実力を語るには早すぎるかもしれませんが
とりあえずは「思ったほど絶望感ある相手じゃない」って感じで、炭治郎でもそこそこ戦えそうな感じがします

なんだろう、見てる俺の感覚としては下弦の伍の累ぐらいなイメージっていうか
「炭治郎よりも強い敵だけど、炭治郎もがんばれば結構戦える」っていう意味で、ちょうど下弦ぐらいの感覚があります
今のところの印象としてはそれなわけですが、「なめるな!下弦とは違うんだよ!」みたいな感じで
次回以降に堕姫が上弦の意地を見せてくれるのかどうか…次回に続く!


アニメ感想:鬼滅の刃 遊郭編 第5話「ド派手に行くぜ!!」

2日連続になりますが、今日も鬼滅の感想を書いていきますよ
なんでかというと、この年末年始の時期に他のアニメはみんな1週休みでしたが
鬼滅だけは休まず連続で放送してたからです
まさか年末年始に休まないとはすげーな鬼滅…これも人気のたまものなのか、それともスケジュールが偶然噛み合ったのか

さてともかく、前回に引き続き上弦の陸・堕姫との戦いを繰り広げる炭治郎。
とりあえず前回見た限りだと、「上弦とはいえ炭治郎もわりと戦えてるしなんとかなりそう」というのが
俺から見た堕姫の評価だったわけですが、今回はというと…
やっぱりそんなような感じでした!(えー

今回は明確にそういうシーンがあって、炭治郎自身が堕姫を相手に「やれる!通用する!」と手ごたえを感じてたんですよね
つまり作中でも「堕姫は炭治郎の実力が通用する相手」っていう描写がされてるみたいで…
おいおい大丈夫かよ堕姫さんよ〜上弦がそれでいいのかよ〜(えー
なんつっても上弦やで上弦!これまでの下弦とは格が違う最強軍団で、柱でも勝てないレベルってことを猗窩座が示したばかりだというのに!
柱より未熟な炭治郎に手こずってんじゃないよ!オラッもっと気張らんかい!(えー

まあ炭治郎がそれだけ戦えてるのは、ヒノカミ神楽(日の呼吸)の技を惜しみなく使ってるからっていうのもありそうですけどね
今回だけでも烈日紅鏡、炎舞、幻日虹、火車と続けざまに4連発してたし、今までは決め技として使っていた日の呼吸を
堕姫との戦いでは出し惜しみせず使っているから通用してるって部分も大きい気がします

炭治郎自身も、「俺には水の呼吸より日の呼吸の方が合っている」と語っているし、それは堕姫も感じてるようですしね
ただ炭治郎って、日の呼吸の使い手として適性が高いかっていうと
正直そんなでもない気がするんですよね(えー

というのも、炭治郎は日の呼吸をやるたびに副作用に苦しんでしまい、限界に耐えられなくなると呼吸が途切れてしまうわけですが
そんな日の呼吸を一晩中やり続けても平然としていたのが炭治郎の親父であり、
さらにそれよりも極まった領域にいたのが開祖の縁壱なので、日の呼吸の使い手としては炭治郎ってあんまり上の方じゃないっていうかね

鬼滅の原作では、日の呼吸について「できる・使いこなす・極める」という三段階があると言われてましたが
まさにこの三段階にあてはめると、日の呼吸をいちおう「できる」のが炭治郎
それよりも自在に「使いこなせる」のが炭治郎の親父
さらにそれよりも完璧に「極めている」のが縁壱っていう風に俺は思ってます

あとは堕姫と戦っている最中に、「見えた!隙の糸!」って
めっちゃ久しぶりに出てきましたね隙の糸
炭治郎が鬼殺隊に入ってすぐの頃によく言ってた気がしますが、最近すっかりご無沙汰だったので久々に見た気がします

とはいえ、累と戦った時にも言ってた気がするから、作中の時間としてはそんなに久々でもないのかな?
見てる側としては、アニメで累と戦ってから無限列車編を挟んでここまで来るのに時間が経ったのと
あと原作で後の方になるほど隙の糸の出番がなくなっていくので、けっこう久々な気がするなぁと…(えー

隙の糸の出番がなくなっていくのはあれだろうか、先に行くほど敵の強さが猛烈に上がっていくから
相手が強すぎると隙なんて見当たらないっていう意味で隙の糸が出てこなくなるってことだろうか
そういう意味じゃ堕姫はまだ隙がある相手なんやな…頑張ってくれよ堕姫さんよ〜

それと今回、宇髄さんの3人の嫁が登場してましたね。まず最初に俺が思ったことは
3人とも乳がでけぇ!!ってことでしょうか(えー
こういうのって大抵は乳がでかい、普通、小さいとかってキャラ付けされてるイメージがありますが、この3人は全員でかいんだな…

その中で気に入ったのは左の須磨でしょうか。自分に自信がなくて臆病な性格をしてるんですが
そういうところがメイショウドトウ感あるなと思いながら見てました(えー
あと声優が東山奈央ですしね…東山奈央といえば俺がFGOでお気に入りのカラミティ・ジェーンやってるから印象深いわ

次に気に入ったのは右にいる雛鶴でしょうか。声優が種崎敦美なんですけど
種崎敦美といえば俺の中では完全に勇者ダイなんですよ
「あの勇者ダイが巨乳の女キャラになっとる!!」って意味でわりと注目のキャラですね

そして最後になったのがまきを。まきをの声優は石上静香なんですけど
石上静香といったら俺の中じゃソーマの肉魅ですね
ただ、そのイメージはあるんだけど「肉魅かぁ〜」って気持ちになるくらいで特別好きってわけでもないというか…(えー

というか考えてみたら、鬼滅ってソーマの声優かなり多いですよね
なにしろ伊之助がソーマ本人だし、あと炭治郎もタクミの声やってたし
ソーマのアニメ見てた身としては、けっこう思い出す部分があったりします

あと鬼滅とは関係ないけどソーマの声優といえば、
恵ちゃんがウマ娘でエルコンドルパサーやってたり、丸井が大正オトメで珠彦やってたり
今でも俺にとって身近な作品によく出てたりするんですよね。
そういう意味じゃソーマのアニメで聞いた声って今でも結構縁があるんだよな…それでは次回に続く!


アニメ感想:鬼滅の刃 遊郭編 第6話「重なる記憶」

さてそれでは鬼滅の刃遊郭編6話目の感想ですが、今回の話は堕姫がいよいよ真の力を解放するという内容でしたね
これまでは炭治郎とあまり変わらないぐらいの戦闘力で
なんか思ったよりあんま強くねーなーって感じのしていた堕姫ですが
ここからいよいよフルパワーでの戦いで、上弦らしい強さを見せるってことでしょうか

ともかく隠していた力を解放した堕姫ですが、その結果髪が真っ白に変色してますね。
ふむ、なんていうか鬼の髪が真っ白になるっていうと



九千年老いてしまった無惨様を思い出すんですが
堕姫はこれ違いますよね?別に老いてないですよね?(えー
そんな冗談は置いといて、これまでより数段強くなった堕姫は
手はじめに周囲にいた一般人たちをズタズタに切り裂いてしまいます

堕姫にとっては単なる気まぐれで力を振るい、なんとなく人間を殺してやったってことなんでしょうが…
しかしその光景を目にした炭治郎は、今までにないほど激しい怒りを堕姫へと向けることになります

「待て…!許さないぞこんなことをしておいて…!」

「なに?もういいわよブサイク、醜い人間に生きてる価値ないんだから、仲良くみんなで死に腐れろ」

「…理不尽に命を奪い、反省もせず悔やむこともない…!!
 その横暴を俺は絶対許さない!!」

そんなとてつもない怒りによりまさかの超パワーアップを果たす炭治郎!
これまでとは段違いに鋭い日の呼吸の技を繰り出し、堕姫のパワーアップを遥かに上回るほどの
すさまじい力を見せつけることに!これはやはりあれでしょうか
穏やかな心を持ちながら激しい怒りによって目覚めた伝説のスーパー炭治郎なんでしょうか(えー



もはやその身のこなしは今までとはまるで別人であり、目にも留まらぬ速さで
堕姫へと猛攻撃を仕掛ける炭治郎!このシーンの作画すごいな
さすがの堕姫もこれには為すすべもなく、みるみるうちに追い詰められていきますが…

「ゲホッ…!がはっ!うぐ…!息が…!」

がしかし、あと一歩というところで猛烈な苦しさに襲われて倒れてしまう炭治郎!
なんということでしょう、炭治郎が使っていたのは超サイヤ人の力ではなく
実は20倍界王拳だったのです(えー
要するに、自分の体にとてつもない無理をしながら限界を超えていたってことですな…
その無理をした反動が現れたことで、急激に炭治郎は想像を絶する苦痛に襲われてしまい
もはや戦うどころではなくなってしまったと…

そんな絶体絶命のピンチに陥ってしまった炭治郎ですが、そのとき禰豆子が現れて炭治郎の代わりに戦い始めることに!
禰豆子もまた堕姫と同じく鬼の体を持っているので、鬼同士で血みどろの戦いを繰り広げることになります
腕や足が吹き飛んでも、即座に再生して戦い続けるという…なんかピッコロさんみたいだな…(えー
炭治郎が界王拳の反動に苦しむ中で、禰豆子はピッコロの再生力を駆使して戦うことになろうとは…

「ウウウ…!ウウウウウウ!!」

「…!?何この圧迫…威圧感…急に変わった…!?」

ってそんな激しい戦いの中で、急激に力を増しながら大人の体へと急成長していく禰豆子!
こ、これはまさか禰豆子のやつ…強制的に成長したんだ…!堕姫を倒せる年齢まで…!(えー
なんと禁断のゴンさんの力までも使い始めてしまった禰豆子、堕姫を倒すためとはいえあまりにも禁忌の手段を使ってしまった感じですが
果たして無事に戦いを終えることはできるのか…次回に続く!

  


アニメ感想:鬼滅の刃 遊郭編 第7話「変貌」

さてそれでは鬼滅の刃・遊郭編7話目の感想ですが、まず前回の話では禰豆子が
天賦の才を持つ者がさらにその才をすべて投げ出してようやく得られるほどの力を手にしてしまったんでしたっけね(えー
ともかく圧倒的なパワーアップを果たした禰豆子は、その力によって堕姫を一方的にぶちのめしてしまいます

まさにネフェルピトーをボコボコにするゴンさん状態といった感じですが、しかし強大な力を振るうほどに
禰豆子はニヤニヤと怪しい笑みを浮かべ始め、他人を痛めつけるのは快感だと言わんばかりの様子へ変わっていってしまい…
駄目だ!そんな!もうこれ以上そんな力!(えー
完全に禰豆子のやつ道を踏み外してるじゃないですか!そして実際、もはや敵味方の見境がなくなってしまった禰豆子は
ヨダレを垂らしながら一般人にも襲いかかるようになってしまい、人間をエサとする鬼の衝動を抑えられなくなってきたようで…

「禰豆子だめだ!耐えろ!辛抱するんだ禰豆子!」

ってそんな中、禰豆子が一般人を食い散らかす前にギリギリで止めに入った炭治郎!
なんとか危ないところで止めたはいいものの、しかしこれだけヨダレを垂らして一般人に襲いかかったとなると
「禰豆子は人を襲ったりしない!」って柱の皆さんの前で宣言したことが
「やっぱアカンかったわ」って感じがヤバイですね(えー
いやマジで、こんな禰豆子の醜態を柱の皆さんに見られてしまったら、一巻の終わりということに…

「竈門禰豆子じゃねーか…派手に鬼化が進んでやがんな。
 大見得切ってたくせになんだこの体たらくは」

ゲー!?そんなこと言ってたら柱の宇髄さんに禰豆子の醜態を見られてしまうことに!
あかん!もう終わりや!こんな姿見られちまったら何も言い逃れできねーわ!
かくなる上は冨岡義勇が腹を切ってお詫びいたします!!(えー

 
 

いやマジで、なにしろこんなふうに言っちゃってますからね
「禰豆子が人に襲いかかったら冨岡義勇が腹を切ってお詫びいたします」って言っちゃってるから!
これはもうお詫びしてもらうしかないわ!あんだけヨダレ垂らして人に襲いかかっちゃったし言い訳不能ですよ!
そういうわけで冨岡さんお願いします!炭治郎と鱗滝さんもセットでつけておくんでよろしく!(えー

「柱ね?そっちから来たの…手間が省けたわ」

「うるせえな…お前と話してねえよ、失せろ。お前上弦の鬼じゃねえだろ、弱すぎなんだよ」

ってそんな中、堕姫が会話に割って入ってきましたが
「お前上弦じゃねーだろ弱すぎなんだよ」と手痛い一言をぶつけられることに!
な…なんですと!?弱すぎて上弦じゃない!そんな…堕姫の強さについて俺の印象から言わせてもらうと
確かに言われてみれば「あんま強くねーな」って感じだったな!(えー

何話か前に堕姫が戦い始めた時も、炭治郎とそれなりに互角っぽい感じだったし
炭治郎がブチ切れてパワーアップしたら一方的にボコボコにされちゃったし
さらに禰豆子までパワーアップして今回ずっとボコられてたから、
上弦にしてはどうも弱いなって印象があったわけですが、それを宇髄さんからズバリと言われてしまうとは…

そしてさらに、宇髄さんの言ってる「お前弱すぎ」というのは単なる口だけではなく
それを言った時にはもうすでに堕姫の首を斬り落とした後だったという結果でも見せつけられることに!
おおなんと…目にも留まらぬ速さですでに堕姫の首を斬っていたとは!つまり宇髄さんが堕姫へと言い放った「お前弱すぎ」というのは
「お前はもう死んでいる」みたいな意味だったわけですね(えー
ともかく宇髄さんの活躍により、こうして堕姫は首を斬られて倒されたわけですが…

「よくもアタシの首を斬ったわね!?タダじゃおかないから!」

「もうお前に用はねえよ、地味に死にな」

「ふざけんじゃないよ!アタシまだ負けてないからね!?上弦なんだから!アタシ本当に強いのよ!」

「説得力ねえ」

「わああああん!!ほんとにアタシは上弦だもん!本当だもん!数字だってもらったんだから!」

(いや…それよりコイツ、いつまで喋ってんだ…?首を斬ったのに体が崩れねえぞ…!)

がしかし、もうすでに首を斬ったというのにまだ元気に喋り続けていた堕姫!
日輪刀で首を斬られた鬼は、普通ならすぐに絶命するはずですが…
しかし堕姫にはその様子がありません。何かがおかしいと宇髄さんが異変を感じ始めたその時…

「死ねぇ!死ねぇ!みんな死ねぇ!わあああああああお兄ちゃああああああん!!」

「泣いてたってしょうがねえからなあ…首くらい自分でくっつけろよなあ…」

「…!?」

とその時、泣き叫んでいた堕姫の前に突如として出現した謎の鬼!
何もないところから突然現れたこの鬼ですが、どうやら堕姫の兄である妓夫太郎(ぎゅうたろう)という鬼だそうで、
堕姫がピンチに陥った時にこうして出てくるみたいですね、そんな妓夫太郎には堕姫の傷を治す力があり
斬られた首やあちこち受けた傷もきれいさっぱり治してしまったという…

さらに、妓夫太郎は単に堕姫の回復役というだけではなく、戦闘力も堕姫を大幅に上回っており
わずかに一瞬斬り結んだだけで、宇髄さんがこうも血みどろになってしまいます。上弦の鬼っていうのもコイツの強さあってのことか…
ともかく妓夫太郎は堕姫の保護者であり、堕姫よりはるかに強く、堕姫の回復もしてくれるという
要するにパパスみたいな奴ってことですね(えー

パパスが敵として現れたと思うとかなり厄介な相手だな…これを効果的に倒す方法があるとすれば
「でもこうするとどうでしょう。妹の命が惜しくなければ存分に戦いなさい。ほっほっほ」
って堕姫を人質にとって一方的に痛めつけて殺すとかかな…(えー

あと堕姫についてなんですけど、宇髄さんたちにボコボコにされてしまってピーピー泣いてる姿っていうのが、
なんか香取葉子感あるなと思いながら見てました(えー
香取葉子も玉狛にボコボコにされてピーピー泣いてたので、こいつら立場としてはよく似てるなあって…

さっきは妓夫太郎のことをパパスと言いましたが、堕姫と妓夫太郎って
香取葉子とパパスの組み合わせと思うとなんかもうすごい2人組ですよね…(えー それでは次回に続く!


アニメ感想:鬼滅の刃 遊郭編 第8話「集結」

「お前違うなぁ…今まで殺した柱たちと違う…生まれた時から特別な奴だったんだろうなぁ…
 選ばれた才能だなぁ!妬ましいなぁ…一刻も早く死んでもらいてぇなぁ!」

「才能…?ハッ、俺に才能なんてもんがあるように見えるか?
 俺程度でそう見えるならテメェの人生幸せだな。この国は広いんだぜ、すげぇ奴らがウヨウヨしてる。
 得体の知れねぇ奴もいる…刀を握って二月で柱になる奴もいる…
 俺が選ばれてる?ふざけんじゃねえ!俺の手のひらから今までどれだけの命がこぼれたと思ってんだ!
 そう…俺は煉獄のようにはできねぇ…!」

さて鬼滅遊郭編8話目の感想ですが、冒頭の場面では妓夫太郎と宇髄さんが向かい合いながら
宇髄さんに才能があるのかないのかという話をしていますね
ふむ、とりあえずイケメンという意味なら才能めっちゃあると思うんですが(えー

しかし宇髄さんは自分を大した才能のない人間だと思っているようで、
自分よりも凄い奴はウヨウヨしてると言っていますね



まずは「得体の知れねぇ奴」ということで岩柱の悲鳴嶼さんを思い浮かべてますが
悲鳴嶼さんは目が見えないにも関わらず鬼殺隊で最強の実力を持っているので
「なんで目が見えないのにそんな強いの…」ってところが
宇髄さんにとっては理解不能で自分よりずっと凄いやつってことじゃないでしょうか

そして次に「刀を握って2ヶ月で柱になった奴」ということで霞柱の無一郎を思い浮かべてますが
たったの2ヶ月で柱になるというのは普通じゃ考えられないほどのスピードで、たとえば炭治郎は2年間修行してもまだ柱に届いてないし
宇髄さんもまた、幼い頃から何年も厳しい修行を積み重ねてやっと柱の実力を身に着けた人なので
「なんでたった2ヶ月の修行で柱になれるの…」ってところが
宇髄さんには真似できないし、それだけ無一郎には圧倒的な才能を感じるってことなんじゃないでしょうか



それと「俺は煉獄のようにはできねぇ」とも言ってますが、
煉獄さんは「ここに居る者は誰も死なせない!」と宣言して実際に人々を守り抜いた実績があるのに対して
宇髄さんは「俺の手から多くの命がこぼれ落ちていった」と言うくらい人々を守れなかった過去があるという風に
煉獄さんのようには人々を守れないという劣等感があるってことじゃないでしょうか

要するに宇髄さんは、他の柱のメンバーと自分を比べた時に
他の奴らのほうがずっと凄くて自分なんか大したことないと思っているみたいですね
宇髄さんって派手好きのイケメンだから、悩みとは無縁のあっけらかんとした性格してるのかと思ったら
意外と内面は繊細で、周囲と自分を比べながら「俺ってダメだな…」みたいに思ってしまうタイプだったんですね

「ミミズ女は俺と寝ぼけ丸に任せろ!お前らはそのカマキリを倒せ!分かったな!」

ってそんな中、宇髄さんの援軍に伊之助や善逸も駆けつけ、ミミズ女こと堕姫の相手を買って出ることに!
これは宇髄さんにとってもありがたい援軍ですね、単純に戦う負担が減るというのもそうですが
妓夫太郎と堕姫はどうやら片方だけの首を斬っても死なない性質を持っているようで
つまりこの2人を倒すには両方の首を斬る必要があるとのことだから
宇髄さんが妓夫太郎の首を斬り、他の味方が堕姫の首を斬るって展開が理想的ってわけですな

そんなわけで堕姫と戦う善逸&伊之助コンビですが、月をバックに戦う善逸の絵になる感じがすごいですね
確か善逸って、那田蜘蛛山で霹靂一閃・六連を放った時も月をバックに超カッコよく決めてましたが、
こいつもしかしたら鬼滅で一番月が似合うキャラなのかもしれませんね
まあこんなこと言ったら月の呼吸のあの人がブチ切れるかもしれませんが(えー

「ぐおおおお!!帯に加えて血の刃が飛んでくるぞ!
 この血の刃はやべえ!カスッただけで死ぬってのを肌でビンビン感じるぜ!」



そして堕姫と戦い始めた伊之助たちですが、堕姫が操る帯に加えてヤバそうな血の刃がブンブン飛んでくることに!
これが何かというと妓夫太郎の血鬼術ですね。どうやら妓夫太郎は自分の血を刃に変化させて攻撃することができるようで
しかも単なる血の刃じゃなくてわずかでも当たれば即死するほどの猛毒が含まれてるとのことなので
「カスッただけで死ぬのをビンビン感じる」と言ってる伊之助の感覚はマジで当たってるということになりますね

それにしてもこの場面、作画がすごい勢いでめっちゃぐりぐり動いてますよね
帯と血の弾幕をかわしながら戦う図をこれほどダイナミックに見せてくるとは
もはやテレビ版でも映画級の超絶クオリティの作画が見れるからすごいですよね鬼滅は

ズガガガガ!!

(速い…!本当にカマキリみてぇな奴だ、なんだこの太刀筋は…!)

その頃、妓夫太郎と接近戦で斬り結んでいた宇髄さんでしたが、
妓夫太郎は至近距離だと血の鎌を駆使して戦うようで、カマキリのようなその動きを見切るのに
宇髄さんもかなり苦労しているようです

「音の呼吸・伍ノ型!鳴弦奏々!」

ドドドドドド!

おっとここで宇髄さんの音の呼吸の技が発動!どうやら周囲に爆薬を投げながら突撃する技のようですが
派手好きの宇髄さんらしいド派手な技でいいですね
正直これまでの宇髄さんは、派手派手言ってる割にあんまり派手なシーンがなかったから
この技を見て初めてまさにド派手に戦う男っていう宇髄さんらしさを感じられたのがよかったです

さらにそんな宇髄さんの攻撃に合わせて、宇髄さんの嫁・雛鶴が大量の飛びクナイを発射して攻撃することに!
こ、この大量の飛び道具を構える姿はあれや!クロスボーンガンダムがよくやってるやつや!(えー



そう確かピーコックスマッシャーとかいう武器でしたが、そんなものを持ち出してくるとは予想外な女ですよ
ともかく雛鶴の大正ピーコックスマッシャーにより、大量のクナイを浴びせられる妓夫太郎!
そんな迫りくる大量クナイを目にした妓夫太郎はというと…

(なんだクナイか…ちまちまとうっとうしいぜ、まあ当たったところでこんなもの…
 …いや…そんな無意味な攻撃を今するか…?)

「血鬼術・跋扈跳梁!!」



うおお、まるでバリヤーのような超高速の連撃で大量のクナイを叩き落とす妓夫太郎!
最初は「なんだクナイか」と油断していたようですが、ただのクナイじゃないかもしれないと考え直して
とっさに血鬼術で一気にはたき落としたようです。なにげに妓夫太郎ってかなり思慮深い性格なんだな

ダッ!!

(オイオイなんだこいつ…!突っ込んでくる!?刺さってんじゃねえかテメェにもクナイが!)

ってそんなクナイの雨に合わせて自らも突進していた宇髄さん!
宇髄さんの体にもクナイが刺さってますが、そんなことお構いなしに妓夫太郎への攻撃チャンスを活かす気のようです
人間の体でこれほど無茶をする宇髄さんには、妓夫太郎も面食らったようで足をズバリと両断されてしまうことに…

(く…!足が再生しない!?やはり何か塗られていた…!このクナイ…!
 おそらく藤の花から抽出されたもの!体が痺れる…!)

そんな宇髄さんの攻撃を食らった結果、いつもと違って足が再生しないことに驚愕する妓夫太郎!
どうやらさっき放たれた大量のクナイには藤の花の成分が塗られていたようで、それが鬼にとっては毒となり
わずかに刺さったクナイが妓夫太郎の再生能力を弱めていたようです

「ぬううううっ!!」

(やるじゃねえかよ…短時間で統制が取れ始めた…おもしれぇなあ!!)

ってそんな中、炭治郎も攻撃に参加して妓夫太郎の首を狙うことに!
雛鶴・宇髄さん・炭治郎と続く連携攻撃には、敵である妓夫太郎すら感服しているようです
しかしこれだけ追い詰められても「おもしれぇなあ!!」と笑みを浮かべる妓夫太郎カッコイイですね
さすが上弦と言わんばかりの底知れなさを感じるというか、この妓夫太郎のメンタルは鬼の中でもかなり珍しいんじゃないでしょうか
なにしろ追い詰められたら慌てて逃げるようなのも結構いるしな…(えー
そもそも大将の無惨様からしてそういうとこあるからな…そんな中で妓夫太郎は最後まで体を張って戦いそうな気がするから
なにげに鬼の中でもかなりカッコイイ奴なんじゃなかろうか。それでは次回に続く!


アニメ感想:鬼滅の刃 遊郭編 第9話「上弦の鬼を倒したら」



「円斬旋回・飛び血鎌!!」

さてそれでは鬼滅遊郭編9話目の感想です。前回ラストで首を斬られる寸前まで追い詰められた妓夫太郎ですが
今回の冒頭では両腕からダブルタイフーン的な技を放って難を逃れていました
さらに妓夫太郎は、クナイから食らった毒も一瞬にして分解してしまったようで、あっという間に形勢逆転し
今度は宇髄さん達の方がピンチになってしまうことに…

「音の呼吸・肆ノ型!響斬無間!」



おっとそんな中、華麗なるヌンチャクさばきにより、妓夫太郎からの激しい攻撃を受け流す宇髄さん!
まさかのヌンチャクとは…なんというかブルース・リーとかケンシロウとか昭和の時代にはよく見かけましたが
最近ではヌンチャク使うキャラもだいぶレアになってきましたよね

「くそ…!ミミズ女に全然近づけねぇ!こっちを3人でカマキリ鬼はオッサンに頑張ってもらうしかねぇ!」

「鎌の男よりもまだこちらの方が弱い!まずこっちの首を切ろう!」

ってそんな中、堕姫と戦っていた伊之助たちはというと、思った以上に堕姫の操る大量の帯が厄介で
まるで近づけずに苦戦を強いられるような状態が続いていました。
うーむ、堕姫ってあんまり強くないイメージだったけど腐っても上弦ってことでしょうか(えー
あとは妓夫太郎が堕姫を援護してるので、これまでより堕姫を倒すのが難しくなってるのかもしれないですね

「獣の呼吸・捌ノ型!爆裂猛進!」

「水の呼吸・参ノ型!流流舞い!」

「雷の呼吸・壱ノ型!霹靂一閃!八連!」

ともかく妓夫太郎のことは宇髄さんに任せて、まずは堕姫から倒そうと3人で一斉に仕掛ける炭治郎たち!
なにげに霹靂一閃って今まで六連だったのがここで八連にパワーアップしてるんですね
あと伊之助の使ってる技って、「壱ノ牙・穿ち抜き」とか「弐ノ牙・切り裂き」とか型じゃなくて牙って言ってたのが
捌ノ型・爆裂猛進に関しては型って言うんやなと思いながら聞いてました

調べてみたところ、どうやら伊之助の技につては
攻撃系の技は「牙」で、それ以外の技は「型」って言うみたいですね
伊之助のやつなんでそんなめんどくさい名前の付け方を…(えー

「今度は決めるぜ!うおおおおおおおおお!!」

ギコギコギコギコギコギコギコ

「獣の呼吸・陸ノ牙!乱杭噛み!」

ってそんな中、ついに堕姫へと急接近して首へと攻撃した伊之助ですが何そのギコギコモーションは!?
まるでノコギリのようにギコギコとえっさほいさ攻撃するってなんやそれ!?さすがに違和感ありまくりなんだが!?
いくら乱杭噛みがノコギリのように攻撃する技ったって大工さんじゃねーんだから!(えー
もうちょっとどうにかならんかったんかい!これだけギコギコやられてる間、何もせず棒立ちの堕姫も何してんねんってなるしな…

 
 

ちなみに原作ではどうだったかというと、伊之助が堕姫の首をギコギコするシーンについては
わずか1〜2コマといった感じで、アニメより素早く首を斬り飛ばしてるような印象を受けるんですよね
こうなるとやっぱりアニメのギコギコはいらなかったんじゃね!?(えー
ギコギコはやめてスピーディに首斬るモーションにしたほうがカッコよかったんじゃね!?
ちょっと試しに、さっき作ったGIFのギコギコシーンをまるまる削ってみたところ



こんな感じになりました。絶対こっちのがよくね!?(えー
原作のテンポからしてもだいたいこんな感じやろ!ギコギコはまるまるカットして首斬ったほうがよかったんやって!
うーむ、この乱杭噛みに関してはあれですね、珍しくアニメ鬼滅の演出でやらかしたって感じですね
今まではアニメの鬼滅って、技の演出に関しちゃ文句なしに素晴らしいってことが続いてただけに
この乱杭噛みだけは「珍しくアニメで残念になった技」って印象になってしまったわ。原作の乱杭噛みが好きだっただけに余計になー

「よっしゃ!とりあえず俺は首持って逃げ回るからな!お前らはオッサンに加勢しろ!」

なんにしろ、ともかく堕姫の首は斬り飛ばしたわけで、あとは妓夫太郎を倒すまで堕姫の首を切り離したまま時間を稼ぐという伊之助。
なるほど堕姫の首を斬れたままにしておかないと、妓夫太郎の首を斬っても倒せませんからね
ともかくこれであとは妓夫太郎を倒せば…と思ったその時!

ドスッ!!

い…伊之助えええーーー!!
うわあああああ!!なんとその時、突如として背後から現れた妓夫太郎に深々と胸元を貫かれてしまった伊之助!
このやられ方はやばすぎる!ただでさえ胸を貫通されて致命傷を負ってしまったうえに
妓夫太郎の刃には確実に死に至る猛毒が含まれてるはず…つまりこの状況、伊之助はもうどうやっても助からないということに…

「な…なんであいつがこっちに…宇髄さんは…?宇髄さん…」

なぜこんなことになってしまったのか、妓夫太郎とは宇髄さんが戦ってるはずじゃなかったのか…?と
状況が飲み込めず炭治郎が辺りを見回してみると、宇髄さんはその時…



し、死んでるーーー!!
えええええええなんてこった宇髄さんともあろう者が!
なんと妓夫太郎との戦いに敗北し、すでに倒れた屍と化していた宇髄さん!
なんということや…上弦の鬼には柱でさえ負けるのか…



いやでもそれって戦う前からわかってましたよね!?(えー
宇髄さん自分で言ってましたよね!?上弦の鬼には柱でさえも負けてしまうと!
そのことがわかっていながらノープランで挑んでしまったんですか!?(えー
なんということや宇髄さん…ノープランで上弦の鬼に挑んでそのまま死んでしまうとは…
それに伊之助も死亡確定だし炭治郎たちはもう終わりや…終わりやでー!次回に続く!


アニメ感想:鬼滅の刃 遊郭編 第10話「絶対諦めない」

さて鬼滅の刃・遊郭編の感想なんですが、俺がモタモタしてる間に世間ではもう最終回になっちゃいましたね
そんな中で俺はまだその前の感想を書いてるわけで、「みっともねえなぁ、虫ケラ、ボンクラ、ノロマの腑抜け、役立たず」
言われそうな有り様ですがめげずに書いていこうと思います(えー

「なんだぁお前、まだ生きてんのか?運がいい奴だなぁ…運がいい以外に取り柄がねえんだろうなぁ」

「ぐっ…」

「可哀想になぁ、お前以外の奴はみんなもうダメだ。イノシシは心臓を一突き、
 黄色い頭はガレキに押し潰されて、柱は毒にやられて心臓が止まっちまってお陀仏だ!」

ともかく炭治郎たちが今どんな状況に置かれているのか、敵である妓夫太郎の口から説明が。
伊之助は心臓を貫かれて死ぬ寸前、善逸はガレキに押し潰されて死ぬ寸前、そして頼みの宇髄さんはもうすでに死んでしまったとのことで
要するに炭治郎一行はみんなやられて間もなく全滅するってことですよね、健闘むなしく妓夫太郎に皆殺しにされることになってしまったと…

「みっともねえなぁ、みっともねえなぁ、お前ら本当にみっともねえなぁ!
 特にお前は格別だ!ぜんぜん妹を守れてねえじゃねぇか!
 兄貴だったらよぉ…妹に守られるんじゃなく守ってやれよなぁ!
 なぁ、虫ケラ、ボンクラ、ノロマの腑抜け、役立たず!なんで生まれてきたんだお前は、あぁ?」

そんな中、炭治郎にトドメを刺す前にひたすら罵倒の言葉をぶつける妓夫太郎!
とことんまで炭治郎をコケにするようなことを言っていますが、これっておそらく
妓夫太郎自身が人間時代に、周囲から言われ続けてきた言葉なんでしょうね

鬼滅の刃における鬼っていうのは、人間時代に経験した記憶が無意識のうちに出てしまうことがよくあるし
この妓夫太郎の場合、生まれつき醜い顔で周囲にひたすら罵倒されながら育ったとのことだから
「なんて醜い顔だろう、みっともない奴だねえ」「虫ケラ」「ボンクラ」「ノロマの腑抜け」「役立たず」「なんで生まれてきたんだお前は」
ってことを周囲に言われながら人間時代を過ごしてきたんじゃないかと思います

実際、次の話を見てみると虫ケラ、ボンクラ、ノロマの腑抜け、役立たずっていうのは
人間時代の妓夫太郎が本当にそう言われているシーンがあるので
おそらく「みっともない」とか「なんで生まれてきたんだお前は」っていうのも同じなんじゃないでしょうか

そんな風にコケにされ続ける人生の中で、おそらく妓夫太郎にとっては妹を守ることだけが唯一の生きがいであり
周囲に自慢できる妹だった堕姫を守ることが、妓夫太郎の人生における希望であり何よりも大事なことだったんじゃないでしょうか
だからこそ「兄貴だったら妹を守ってやれよ!」と炭治郎に言っているという…

 

一方で、妓夫太郎にひたすら罵倒されまくった炭治郎はというと
「やかましいわボケくらえ毒アタック!!」と、このスキに毒を使った反撃を仕掛けようとしていました
炭治郎お前なんつーか抜け目ないやっちゃな(えー
あれだけ罵倒されてる最中に、まさか「このスキに毒アタックで反撃してやるぜ」なんてことを考えていたなんて…

「ぐっ…!体がうまく動かせねえ!こいつ…!弱いくせに一人きりでなぜ諦めない!?」

「おおおおあああああ!!」

「ちょっと嘘でしょ!?そんな奴に首斬られないでよ!」



そして妓夫太郎が毒で弱った瞬間を狙って、日輪刀で首をぶった斬ろうとする治郎!
しかし妓夫太郎の首は非常に固く、これだけ渾身の力で斬り込んでもなかなか刃が通りません
チキショウ大人しく斬れやがれと炭治郎が手こずる中、それを邪魔しようと堕姫が割って入ってくることに…

「雷の呼吸、壱の型…霹靂一閃・神速!!」

ってここで善逸キター!!なんとその時、ガレキの中から飛び出してきて
超必殺技みたいな霹靂一閃を堕姫へと食らわした善逸!お前いつの間にそんな技を!
遊郭編における善逸って、霹靂一閃・八連とか霹靂一閃・神速とか今までにない技をバンバン使ってて
見るからにパワーアップしてますね。遊郭編の前に修行シーンみたいなのがありましたが、それで強くなったってことでしょうか

「このガキイイイイイイイイ!!」

あっとしかし、この反撃ムードの中で激しい怒りをあらわにした妓夫太郎!
炭治郎から食らった毒もあっという間に分解してしまい、「よくもやりやがったな」と言わんばかりに炭治郎を弾き飛ばしてしまいます
そして改めて仕切り直す2人ですが、こうなってしまうとヤバイのは炭治郎の方ですよ、単純な強さでは妓夫太郎の方が圧倒的に上なので
毒の通じなくなった今となっては、炭治郎1人ではどうやっても妓夫太郎にはかなわないことに…

ってなんかキター!!なんとその時、死んでいたはずの宇髄さんが蘇って炭治郎の加勢に登場!
宇髄さんどういうことっすか!?なんでいきなり生き返ったんすか!?これには妓夫太郎もさすがに仰天したようで…

「コイツ死んでない!?そうか…筋肉で一時的に心臓を止めてやがったな!?」

そして妓夫太郎の見立てによると、なんと宇髄さんは筋肉パワーでわざと心臓を止めて死んだふりをしていたようです
宇髄さんそんな…自分でわざと心臓を止めるとかスタープラチナじゃないんだから!(えー
なんとも常人離れした宇髄さんの肉体ですが、ともかくここが勝機とみて一気に反撃を仕掛ける気のようです

「譜面が完成した!!勝ちに行くぞォ!!」

「笑わせるなあああ!!」



「読めてんだよ…!てめぇの汚ねえ歌はよぉぉっ!!」

とその時、「譜面が完成した」と謎の言葉を吐きながら突進していった宇髄さん!
するとどうしたことか、妓夫太郎の攻撃はすべて宇髄さんの見切りによって受け流されてしまいます
要するに譜面っていうのは相手の攻撃すべてが手に取るようにわかる極限の見切りってことか
というかそれをこうして映像として表現したのは凄いですよね

原作では譜面って「敵の攻撃動作の律動を読み音に変換する」っていう説明書きでの描写だったので
具体的にどういう技なのかぶっちゃけよくわかんなかったんですけど
でもアニメでは宇髄さんが敵の攻撃を見切る様子をうまく映像にして伝えてるっていうか
なんとなくこう、空間を認識する能力が圧倒的に上がってるってことがわかるようになってるから
これはアニメスタッフがすごい仕事をしたシーンだと思いますね

アニメでの戦闘描写というと、前回の話では伊之助のギコギコ乱杭咬みが原作より微妙だったって話をしましたが
そのすぐ後に今回こうして挽回してきましたね
この譜面に関しては名誉挽回してお釣りが来るほどの神シーンだと思うわ

 

さあそして、宇髄さんが譜面によって妓夫太郎を抑え込んでいる間に、
今が攻撃のチャンスだと言わんばかりに飛びかかっていく炭治郎!
それでも妓夫太郎はしぶとく炭治郎に反撃を食らわしますが、炭治郎は止まることなく攻撃を仕掛けることに!

(こいつ…!まだ刀を振りやがるのか馬鹿が!さっきだって俺の首を斬れなかったくせになぁ!)

(腕の力だけじゃダメだ、全身の力で斬るんだ!頭のてっぺんからつま先まで使え!
 渾身の一撃じゃ足りない、その百倍の力をひねり出せ!!)

「がああああああああ!!」



あーそして痣キター!!とうとう出てしまった炭治郎の痣が!
使用者にすさまじい力をもたらすこの痣ですが、原作を知ってると
「うわあ出ちゃった…」って感じに複雑な気持ちになりますよね

ともかく、豪力をもたらすこの痣によって、みるみるうちに妓夫太郎の首を斬り裂いていく炭治郎!
しかし妓夫太郎を倒すには、こちらの首を斬るだけではダメで堕姫の首も斬らなければなりません
堕姫にはさっき善逸が霹靂一閃・神速を打ち込んでいましたが、あの後どうなったかというと…



なんと今でも霹靂一閃・神速を決めたままギューンと飛び続けていました
い、いやちょっと!さすがに長くない!?(えー
飛んでる時間さすがに長くない!?さっきこの技決めてからずいぶん時間経ったやろ!
まさかその間ずっとギューンと飛び続けていたとは…どうなってんねんこの技は

「くそ…!もう力が…!」

がしかし、さすがの善逸もここが限界のようで、いよいよ力尽きようとしていました
そりゃそうでしょうねこれだけやってたら(えー 
むしろ今までよくもったとしか…長いこと飛び続けて粘った善逸ですが、無念にもあと一歩で堕姫を仕留めきれなかったということに…

「ぐおおおおおお!!」

「な…なんでよコイツ!?お兄ちゃんが心臓を刺したのに!?」

「俺の体の柔らかさを見くびんじゃねえ…!ゲボッ…!
 内臓の位置をずらすなんてお茶の子さいさいだぜ…!
 険しい山で育った俺には…毒も効かねええええ!!」

ってそんな中、なんと伊之助が援軍に登場!
生きとったんかい伊之助!心臓をやられて死んだかと思ったら!
なんと伊之助は体が柔らかいので心臓の位置を動かせるとかいう信じられない特技を持っていたようです
さっきの宇髄さんといいお前ら心臓に細工するの得意すぎだろ!(えー

さらに、伊之助が妓夫太郎の猛毒を食らっても生きていることについては
「俺は山育ちだから毒なんて効かねえ」と…い、いやちょっと待て!
それ完全にやせ我慢だろ!(えー  やせ我慢で言ってるだけだろそれー!!

ゲボゲボ血を吐いてることからも明らかに平気じゃなさそうですが、
しかし今はそのやせ我慢に賭けるしかないのも確かか
そして伊之助は善逸の刀と合わせるように攻撃を仕掛け、堕姫の首はとうとう宙を舞うことに…それでは次回に続く!

 


アニメ感想:鬼滅の刃 遊郭編 第11話「何度生まれ変わっても」(最終話)

さてそれでは、スーパー今さらながら鬼滅遊郭編の最終回感想を書いていきたいと思います
だいぶ時間かかっちゃいましたね…最終回は拡大版だったから、感想書くの大変かもなーと思って後回しにしてたらこんなことに…
ともかく前回の内容をおさらいしていくと、上弦の鬼である妓夫太郎・堕姫についてはなんとか撃破したわけですが
しかし勝利した炭治郎たちも無事では済まず、特に伊之助や宇髄さんは妓夫太郎の猛毒を食らってしまったことで
すでに息も絶え絶えのような状態となっていました。勝ちを喜ぶ暇もなくこんなことになるとは…

「伊之助!しっかりしろ伊之助!」

「…」

「し、心音が弱くなっていく…!毒をなんとかしないと…!
 しのぶさんに連絡を…いや遅すぎる…!早くなんとかしなければ伊之助は死ぬ…!」

「ムー!」

「ね、禰豆子…?」

そして伊之助と宇髄さんが刻一刻と死に向かう中、どうしたらいいんだとひたすら焦り続ける炭治郎ですが…
そんな中、「私に任せな」と言わんばかりにずいっと歩み出た禰豆子。
この状況を何とかするだけの秘策があるんでしょうか?毒に苦しむ伊之助と宇髄さんに禰豆子がやったこととは…

ボワボワボワボワ

ゲェー!?火つけて燃やしとるー!?
なにを考えてんですか禰豆子のやつは!?伊之助と宇髄さんを治すどころか燃やすとは!?
これは一体どういうこと!?「汚らわしい人間は燃えて死ね」とかそういう意味ですか!?(えー
なんてこった禰豆子め、そういえば堕姫との戦いでも鬼の血に目覚めて人間を襲おうとしてたし、やはりしょせんは鬼だということか!
人間を燃やして危害を加えた以上、かくなる上は冨岡義勇が腹を切ってお詫びいたします!!(えー

 
 

「こ、こりゃ一体どういうことだ…?毒が消えた…!」

がしかし、驚いたことに禰豆子にボーボー燃やされた伊之助と宇髄さんは
燃えて死ぬどころか毒がすっかり消え失せて元気な体になっていました
え?つまり禰豆子の炎には解毒の効果があったっていうこと?禰豆子は毒を治すためにあんなことを?
ふっなんということだ、どうやら腹を切って詫びるのは冨岡さんじゃなくてこの俺の方だったようだ…(えー

「なんで柱にトドメ刺しておかなかったのよ!頭カチ割っとけばよかったのに!」

「耳飾りのガキが生きてたから先に始末しようと思ったんだ!
 お前こそ何もしてなかったんだから柱にトドエメくらい刺しとけよ!」

「じゃあそういう風にアタシを操作すりゃよかったじゃない!!」

「うるせーんだよ仮にも上弦って名乗るならなぁ!手負いの下っぱ2人ぐらい倒せバカ!」

「バカはそっちでしょ!!」

「なんだと!?」

って、そんな風に宇髄さんたちが毒から回復した一方で、なにやらギャンギャン怒鳴りあっている2人の声が…
何かと思えば妓夫太郎と堕姫です。この2人、すでに首を斬られたわけですが、鬼の強靭な生命力ですぐには死なず
首だけになりながらも「お前のせいで負けた」とお互いに罵り合っていたという…

「はぁ…!アンタみたいな醜い奴が私の兄弟なわけないわ!」

「…!」

「アンタなんかとはきっと血も繋がってないわよ!だって全然似てないもの!」

「…」

「この役立たず!強いことしか良いところがないのに、負けたらもうなんの価値もないわ!出来損ないの醜い奴よ!!」

ってああ、そんな口喧嘩がエスカレートした結果、妓夫太郎の心をえぐるような言葉をぶつけてしまう堕姫!
「役立たず」「なんの価値もない」「出来損ないの醜い奴」…こういったセリフは妓夫太郎にとって耐えがたい屈辱なんじゃないでしょうか
というのも、俺が前回の感想を書いた時に
妓夫太郎は「虫ケラ」「ボンクラ」「ノロマの腑抜け」「役立たず」と周囲に言われながら育ったって話をしたわけで、
そういう罵倒され続ける人生というのが妓夫太郎のコンプレックスとして今も脳裏に焼き付いているわけで
さっきのはそんなコンプレックスをモロに刺激する言葉だったと思うんですよね、それを言われた妓夫太郎の反応はというと…

「ふざけんじゃねえぞォォッ!!
 お前1人ならとっくに死んでる!!どれだけ俺に助けられた!?
 出来損ないはお前だろうが!!弱くてなんの取り柄もない!!
 お前みたいなやつを今までかばってきたことが心底悔やまれるぜ!!」


「…!」

「お前さえいなけりゃ俺の人生はもっと違ってた!!お前さえいなけりゃなあ!!」

「…」

「なんで俺がお前の尻拭いばかりしなけりゃならねえんだ!お前なんか生まれてこなけりゃ…!」

ああ、やはりというか凄まじい勢いで怒り始めてしまった妓夫太郎!そして今度は、妓夫太郎の方が堕姫の心をえぐるような言葉をぶつけてしまうことに!
なんということや…お互いに言葉のナイフでグサグサと相手の心を突き刺し合ってしまうとは…
おそらくは売り言葉に買い言葉、怒りの勢いで思ってもないことまで言ってしまっているんだと思いますが、
このままの勢いで罵倒しあったら取り返しのつかないことに…

「…嘘だよ、本当はそんなこと思ってないよ。全部嘘だよ」

「なっ…」

「仲良くしよう。この世でたった2人の兄妹なんだから…」

とその時、妓夫太郎からの罵詈雑言は全部嘘だよと語り、2人の仲を取り持とうとする炭治郎!
兄と妹でこれ以上傷つけ合うのを見ていられなかったということでしょう
「仲良くしよう。この世でたった2人の兄妹なんだから」っていうのは炭治郎ならではのセリフですよね
なぜなら炭治郎もこの世でたった2人残された兄妹ですからね

炭治郎には本来もっと多くの家族がいたわけですけど、鬼によって殺されてこの世に残ったのは炭治郎と禰豆子だけになってしまったので
「この世でたった2人だけの兄妹」って意味では妓夫太郎や堕姫とすごく似ているんだと思います
だからこそ「兄と妹でいがみ合うなんて悲しすぎる」という気持ちが生まれ、
炭治郎はこうして仲を取り持とうとしているんじゃないでしょうか


「君たちのしたことは誰も許してはくれない…たくさんの人に憎まれ、恨まれて罵倒される…
 だからせめて2人だけは…お互いを罵りあったらだめだ」

「う…う…うるさいんだよぉ!アタシたちに説教すんじゃないわよクソガキ!むこういけ!どっかいけぇ!」

「…」

「悔しいよぉ…悔しいよぉお兄ちゃん!なんとかしてよぉ!死にたくないよぉお兄ちゃん…お兄ちゃ…」

「…梅ぇぇっ!!」

そんな炭治郎の言葉にも意地を張って「うっさいどっかいけぇ!」と泣きじゃくる堕姫ですが、妓夫太郎へのわだかまりだけは溶けたようで
お兄ちゃんお兄ちゃんと繰り返し妓夫太郎のことを呼びますが…とうとう最期の時が訪れて堕姫の体はチリのように消えてしまいます
するとその瞬間、思わず「梅ぇぇっ!!」と叫び出した妓夫太郎…梅というのは堕姫が人間だった時の名前のようで
鬼の身となり記憶を失っていた妓夫太郎にも、人だった頃の記憶がフラッシュバックしたようですね

(梅…そうだ…俺の妹の名前は梅…お前の名前は死んだ母親の名前からつけられたんだったな…)

そして妓夫太郎自身もチリとなって消えていく中で、人間だった時の記憶を噛みしめるように思い出していくことに…
どうやら梅という名前は母親が患っていた梅毒という病名からつけられたもので、
妓夫太郎に至ってはそもそも名前すらつけられずに妓夫という仕事を任されたから妓夫太郎という呼ばれ方をしていたようです

どちらにせよまともな名付け方じゃないですよね…病気の名前だったり、そもそも名前をもらえなかったり、これは要するに
まともな名付け方すらしてもらえないほど2人は恵まれない生まれだったってことなんでしょうね
実際、生まれてきたこと自体がうっとうしいと言わんばかりの虐待を受け続けてきたようで、
特に容姿の醜い妓夫太郎は、それはもう汚物のように生きている価値がないという酷い扱いをされ続けてきたようです

「虫けら、ボンクラ、のろまの腑抜け、役立たず」という前回の言葉もこの時言われたものであり、
妓夫太郎にとってこういった屈辱は決して忘れられないものなんでしょうね
この世の人間たちは自分をさげすむような奴ばかり、この世のすべてが許せないという憎しみと共に育った妓夫太郎ですが
そんな妓夫太郎の中で唯一の誇りと言えたのが妹の梅の存在だったようです

梅は妓夫太郎とは正反対にとても美しい見た目をしており、誰もがうらやむほどの美貌によって
周囲から羨望のまなざしを集め続けていたんだとか。それが妓夫太郎にとっては快感であり、
「どうだてめえら、俺の妹は美しいだろう」と初めて優越感を感じることができたんじゃないでしょうか
これまで劣等感にまみれて生きてきた妓夫太郎にとって、おそらく初めて優越感をもたらしてくれたのが梅の存在であり
それによってようやく妓夫太郎も胸を張って生きられるようになったってことだと思います

がしかし、そんな妓夫太郎の幸せも長くは続かず、梅は侍との間に起こしたトラブルによって
なんと生きたまま火をつけられて全身を焼き尽くされるという鬼畜の所業を味わうことになってしまいます
それによって息も絶え絶えになった梅の姿を見て、この世への憎しみをこれまで以上に大爆発させてしまった妓夫太郎。
なぜ俺たちにこれほどまで酷い仕打ちをするという恨みに溢れ、人間たちへの強い敵意を持ったまま鬼となったという…

(いつだって助けてくれる人間はいなかった…どんな時だってすべてが俺たちに容赦をしなかった…!
 鬼になったことに後悔はねぇ…俺は何度生まれ変わっても必ず鬼になる!
 幸せそうな他人を許さない…!必ず奪って取り立てる妓夫太郎になる!
 ただ…もし唯一、心残りがあるとするなら…梅、お前は俺と違ったんじゃないかってことだ…
 染まりやすい素直な性格のお前だ、俺が育てたからお前はこうなっただけで、
 そうでなかったら何か違う道があったのかもしれない…)

それほどまで人間を憎んでいた妓夫太郎にとって、もはや人としての暮らしにはなんの未練もなかったようですが…
しかし唯一の心残りは、自分のせいで梅の人生も歪めてしまったのではないかということでした
梅はとても素直で他人の影響を受けやすい性格をしていたらしく、育て方によってはトラブルのない人生を歩むことも可能だったのではないかと…
つまりは自分の育て方が悪かったせいで梅を不幸にしてしまったんじゃないかと妓夫太郎は気に病んでおり、
自分と一緒にいることは梅にとっての不幸なんじゃないかと思いはじめているってことですよね

「お兄ちゃん!ここどこなの!?出たいよぉなんとかして!」

「お前、その姿は…」

そんな妓夫太郎が鬼の姿であの世に旅立とうとしていた時、なんと人間の姿でそこに現れた梅!
なぜ鬼と人間で2人の姿が違うのか…俺の考えとしては、妓夫太郎の方はさっき
「俺は何度生まれ変わっても鬼になってやる」と強く思っていたことが鬼の姿に反映されており
一方で梅にはあまりそういった気持ちがないってことなんじゃないかと思います

だからこそ梅は人の姿であの世に行こうとしており、妓夫太郎とは性格の違う面が出ていると…
これは妓夫太郎にとって、さっき考えていた「俺のせいで梅が染まってしまった」ってことを強く実感するシーンでしょうね…
梅にはこうして人としての道を進める可能性があり、それを鬼へと染めてしまったのは自分のせいなんじゃないかと…

「…お前はもう俺について来るんじゃねえ」

「え、な、なんで!?待ってよアタシも…」

「ついて来んじゃねぇ!!」

「…え…さ、さっきのこと怒ったの…?謝るから許してよ…お兄ちゃんのこと醜いなんて思ってないよ…!
 悔しかったの、負けて悔しかったの、アタシのせいで負けたって認めたくなかったの!」

「…」

「ごめんなさい!うまく立ち回れなくて…アタシがもっとちゃんと役に立ってたら負けなかったのに、
 いつも足引っ張ってごめんなさい…!ねえお兄ちゃん…!」

「…お前とはもう兄妹でもなんでもない。俺はこっちに行くから、お前は反対の明るい方へ行け」

そんな中、わざと梅を突き放すようにして自分とは違う道を行かせようとする妓夫太郎!
ああ、これはもう明らかに、「俺なんかと一緒にいたらまた梅が鬼に染まってしまう」ってことを気にしてますよね
だから自分とは一緒にいない方がいいと、梅の幸せを考えたらそうするべきなんだと思って、妓夫太郎はここで別れようとしているみたいですが…

「やだ…!!やだああっ!!」

「お、おい!」

「離れない!絶対離れないから!!ずっと一緒にいるんだから!!
 何回生まれ変わってもアタシはお兄ちゃんの妹になる!絶対に!!」

「…」

がしかし、妓夫太郎の意に反して「絶対に離れない」と言いながら飛びついてきた梅!
どうやら思っていた以上に梅は妓夫太郎のことを慕っていたようで、
「何回生まれ変わっても、アタシは絶対お兄ちゃんの妹になる」と言ってますね
「何回生まれ変わっても、俺は必ず鬼になってやる」と言っていたさっきの妓夫太郎と明らかに対比されたセリフ…
要するに梅にとっては、鬼になることなんかより妓夫太郎の妹になることの方が遥かに大事だったってことですよね
なぜそんなにも梅が妓夫太郎を慕っているのかというと、それは人間時代に過ごした思い出が影響しているようです

「約束したの覚えてないの!?忘れちゃったの!?」



《俺たち2人なら最強だ、もう寒いのだって腹ぺこだって全然へっちゃら!
 約束する、ずっと一緒だ。絶対離れない。ほらもう何も恐くないだろ?》

そんな人間時代の思い出というのがこれでした。貧しい暮らしで冷たい雪に降られながらも、
妓夫太郎が包み込むように梅を守ってくれて、ずっと一緒で離れないとの約束をしたという…
おそらくこの出来事が、梅にとってずっと心の支えになっていたってことでしょう

振り返ってみれば、梅は何か恐いものが自分に迫ってきたような時に
「お兄ちゃん!助けてお兄ちゃん!」と必ず妓夫太郎のことを呼んでいたわけで
それほどまでに妓夫太郎のことを頼りにしており、誰よりも何よりも妓夫太郎の存在が心の支えになっていたってことでしょう



「…」

その後、無言で梅のことをおぶり直して、激しい炎の中へと歩を進めていく妓夫太郎。
この炎はおそらく、現世で行ってきた罪を償うための地獄の炎でしょう。やはり今までの罪はそう簡単に消えるものではないようですが
しかし、その中で歩を進める妓夫太郎の姿が人間へと戻っているんですよね
鬼のままで死ぬのではなく、人間として死ぬっていう。さっきまで鬼のまま変わらなかった妓夫太郎が人間へと戻ったのは
梅の言葉で心を動かされたからだと思います

妓夫太郎の心境としては、この世のすべてを憎んで鬼になることなんかよりも、
梅と2人で過ごした暖かい時間のほうが遥かに大事だったと気づいたんじゃないでしょうか
そんな2人はこれから地獄の業火に焼かれるわけですが、それでもきっと大丈夫だろうと思います
なぜなら2人なら最強だから。どんな苦難があっても全然へっちゃらだから。

地獄へ落ちるという辛い結末であっても、兄妹で交わした約束があるから大丈夫だという気持ちにもなれるラストだと思います。
この締め方に関しては、「罪を償う」ということと「救いを持たせる」ってことの両方を同時にやってるのが凄いですよね
悪党だから痛い目にあわせて終わりとか、逆に改心させて善人になって終わりとかではなくて
それらを上手く組み合わせたような結末になっているのが、物語として見応えあるっていうかね…このへんはやっぱり鬼滅ってすげーなと思う部分ですね

あと今回の最終回、テレビ放送において途中でCMを挟まないって形式にしたのも英断だったと思います
そう、この回に関してはCMは最初にまとめて流して途中のCMを挟まずに通して見れるっていう形で放送されてたんですよね
これはマジで画期的な試みだったんじゃなかろうか、俺としてはこのおかげで物語に集中できてメチャメチャありがたかったです
多分これって、以前に無限列車編の映画をテレビ放送した時に途中のCMが多すぎて苦情が殺到したから
その反省を生かしたってことじゃなかろうか。なんにしろ改善しようという気概が感じられてよかったです。ありがとうフジテレビ。

遊郭編についてはこれで終わりですが、この続きとなる刀鍛冶の里編が早くも製作中とのことなので
また放送される日を楽しみに待ちたいと思います。それでは刀鍛冶の里編に続く!



(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable






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