ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第68話「有馬記念」



さて今週のウマ娘シンデレラグレイの感想ですが、いよいよ有馬記念が始まるというその時に
観客席のヤエノムテキ、サクラチヨノオー、メジロアルダンの3人が映し出されてますね
チヨノオー!今まさにゲームで旬のチヨノオーじゃないか!

なんともタイムリーな登場ですが、しかし当のチヨノオーはしょんぼりした様子で「私も足が治ってれば…」とつぶやいております
それもそのはず、サクラチヨノオーは日本ダービーで1位の栄光を手にした後に
足のケガに泣かされ続け、レースに出ても大惨敗して引退することになる悲劇の馬なんですよね

ウマ娘のゲームにおけるチヨノオーは、そういったケガをすることなく走り続けるというIF展開のキャラとなってますが
しかしシンデレラグレイのチヨノオーは、史実通りにケガに泣かされており、
このままではウマ娘として救いのない日々がこの先に待っているという…

「過去を悔やまず未来を憂えず、という言葉があります。
 我々は未だ発展途上のウマ娘です。今年より来年、来年より再来年と強くなる。
 宣言します、私は来年この中山に立つ。その時はご一緒にいかがですか?」

ってそんな中、落ち込むチヨノオーにヤエノムテキが
「私らまだ発展途上だからこれからっしょ!」と声をかけて励ますことに!
ほんとかー!?ほんとにそうなのかー!?(えー

いやマジで、史実だとヤエノムテキはこのあとイナリワン、オグリキャップ、スーパークリークの三強にめっちゃボコられる
という未来が待っていて、サクラチヨノオーはさっきも言ったようにケガに泣かされ続けて復調することなく引退する
という未来が待っていて、メジロアルダンはちょうどこの2人を足して割ったように三強にボコられたりケガに泣いたりする
という未来が待っているわけですが、ほんとにこれから報われることがあるんですか!?

うーむ、これがゲームのストーリーならIF展開に期待できるかもしれませんが
しかしシンデレラグレイのストーリーは史実をなぞることに力を入れており、IF展開はほとんどないので
この3人はこれからずっと報われないような不憫3人組として過ごすことになるんじゃないのかな…(えー

というか史実通りに進むとなると、真っ先に不憫な目に遭うのは
「私らこれからっしょ」って言ってるヤエノムテキ本人だと思う(えー
というのも、このあとの時期はイナリワンがメキメキと頭角を現してくるわけですが
オグリ達とは激突するまで長めの時間があり、それまでにイナリワンと戦うハメになるのってヤエノムテキなんですよ
つまり、オグリ達の前座として真っ先にイナリワンの餌食になる噛ませ役がヤエノムテキなので
それはもう不憫な展開が待っているだろうっていうね…そう考えると、ゲームCPUのヤエノムテキのステータス見た時に
「くじけぬ精神」のスキル持ってるのが泣けますよね(えー



そう、今後のヤエノムテキは噛ませ役になったりボッコボコにされたり散々なことになるだろうけど
くじけぬ精神を持ちながらがんばるキャラになりそうだなっていうね…
ひょっとしたらヤエノムテキはすげー人気キャラになるポテンシャルあるかもしれませんね
ボコボコにされ続ける噛ませ役だけど一生懸命がんばり続けるって意味で、ひょっとしたら人気爆発するかもしれません



そんな中、レースの出場者としてスタートを待っていたディクタストライカは
有馬記念に集った強者たちのオーラをヒリヒリと感じて燃えに燃えていました
盛り上がってますねディクタストライカ!でもあんまり興奮すると鼻血出ますよ!(えー
いやマジで、史実だとディクタストライカはこのレースで鼻血ブーする運命ですが、そのへんどうなるのか…

それにしても、ディクタストライカのこの荒々しい男性的な顔つきを見ていると
めっちゃ女性ウケよさそうですよね
いやマジで、ウマ娘やってて気づいたのが、女キャラであってもちょっとワルっぽいイケメンみたいな雰囲気があると
女性ファンからの反響がドカンとあったりするんですよね。バリバリに男性的なウマ娘も需要があるんだなーってことを
最近実感してるところなので、そういう意味じゃディクタストライカはかなりのポテンシャルを感じますね
ウマ娘のイケメン枠としてかなりの素質を感じるんですが、ゲームでも出てきたりしないかなー



さあそして、主役のオグリはというと、タマモクロスのところに出向いて最後の挨拶をしているところでした
今までの思い出を噛み締めるかのようにしんみりと話すオグリでしたが…

「タマは…私の目標だった…私より先にいて、私より速くて、私より強い…
 そして私と同じくらい、走るのが好きで…」

「何が言いたいねん…!?ウチに二言はない!これでしまいにする!
 ウチが有馬で勝って日本一を証明する!それだけや!」

がしかし、オグリがしんみりと話せば話すほど、タマモクロスは怒りをあらわにしていくことに!
この前もそうでしたが、馴れ合いのような空気になると途端にタマモクロスは怒り出してしまいますね
仲良しゴッコではなく宿敵として相手をしろということか、それに対するオグリの反応は…



「勝つのは私だ!!目標にするのはもうやめだ!!」

って殺気に満ちた反応キター!!
さっきまでのしんみりした空気が一変し、今ここで食らい尽くしてやると言わんばかりに闘争心をムキ出しにするオグリ!
もはやタマモクロスと馴れ合う気持ちはとっくに置いてきたということか、
今日ここでタマモクロスをぶちのめし、私は先に行かせてもらう
といったような心境なんじゃないでしょうか。タマモクロスとしてもそれは望むところのようで…

《タマモクロス、オグリキャップがゲートに入りました!13人がゲートに入り体制完了!
 12月25日中山レース場・GI有馬記念!スタートしました!》



そしてついに有馬記念がスタート!決戦の火蓋が切って落とされることに!
この大一番のレースは果たしてどんな展開を…ってあれ?ちょっと待ってください
スタートと同時になんか言ってる奴いませんか?小さいフキダシでなにかこう…



や、やっぱりそうや!ドアップにしてみたらやっぱりなんか言ってるわ!
「ッ…!」っていう呻き声のようなセリフのようですが、スタート時にアクシデントでもあったんか…?
はっ…そ、そうや、スタート時のアクシデントと言えば!
ディクタストライカが顔面ぶつけて鼻血ブーするやつや!!(えー

ディクタストライカまさかお前本当に!?本当にゲートに顔面ぶつけて鼻血ブーしちまったのか!?
うわあああ、史実のアクシデントだから漫画ではどうなるんだろうと思っていたら!
そんなとこまで再現する気かよこの漫画は!

いやはやこの大一番に、鼻血ブーしながら歯も抜けた顔で走ることになろうとは…
イケメン枠かと思っていたらとんでもないことになりそうだな…(えー
果たしてディクタストライカはどんな顔を読者に見せることになるのか…次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第69話「自分らしく」



『スタートしました!おっとディクタストライカ出遅れた!最初に飛び出したのはロードロイヤル!』

さてウマ娘シンデレラグレイ第69話の感想ですが、いよいよ大一番の有馬記念が始まったものの
ディクタストライカはやはりというかゲートに顔面をぶつけてしまったようで、
それが原因で大きく出遅れてしまいます。とはいえ鼻血は出てないみたいですね(えー
ディクタストライカが鼻血ブーするのかどうかが俺的に見どころでしたが、やっぱり鼻血は見栄えが悪いから漫画だとナシにしたってことだろうか

さてともかく、そんな風にディクタストライカが最後方からのスタートとなった一方で、
勢いよく先頭に飛び出したのはロードロイヤルというウマ娘でした



このロードロイヤル、以前から何度かこの漫画に登場してるわけですが、
どうやらちゃんと元ネタの馬がいるようで、それっていうのがレジェンドテイオーっていうみたいですね
レジェンドテイオー…ふーむ、テイオーと聞いたらやっぱり俺的にトウカイテイオーを連想しちゃいますが、
トウカイテイオーは1991年のクラシック世代で、今回描写されているのは1988年の有馬記念だから
つまりレジェンドテイオーの方が先輩なんですね
こうなってくると、先輩としては「後から出てきたくせにデカイ顔してんじゃねーぞボケコラァ」ってトウカイテイオーの存在は面白くないかもしれません(えー

さてともかく、レジェンドテイオーことロードロイヤルはどうやら逃げの戦法に定評があるようで、
今回も逃げを選択して先頭をグングン突っ走ってますね
そして後続のウマ娘たちがどの位置にいるかというと



こんな感じになっております。
我らが主人公オグリキャップはというと、ちょうど真ん中ぐらいの位置にいますね
先行グループと差しグループをつなぐ中間地点といったところでしょうか
ゲームでもオグリの適性は先行・差しだから、この位置はまさにオグリポジションといった感じか

そんなオグリのすぐ後ろにつけているのがスーパークリーク。
これってやっぱりオグリをマークするためのポジション取りなんでしょうか?
ゲームだとクリークは先行タイプなので、差しの位置にいるのはちょっと意外でしたが
オグリの様子をうかがって勝負どころで仕掛けるためにも、ヘタに前に出るより後ろにいてマークしようと考えたのかもしれません

そしてディクタストライカは出遅れのため最後尾にいるわけですが、
意外だったのはそんなディクタストライカよりもさらに後ろにいるタマモクロスですね
出遅れよりもさらに後ろ!?いくら追込が得意とはいえそこまで下がるのかタマモクロス!?
と、正直言って驚いたんですが、これってもしかして
ディクタストライカをマークするための位置にいるってことなんじゃないでしょうか?

ついさっき、クリークの位置取りはオグリをマークしているのでは?と語ったわけですが、それと同じことなんじゃないかなと。
というのもですよ、タマモクロスにとってはディクタストライカって、
この中で唯一「ゾーンに覚醒している」って意味で自分に匹敵する存在だから
そんなディクタストライカのことを警戒してマークしていてもおかしくないと思うんですよね



それにタマモクロスは追込が得意だから、最後方に位置取ることになっても後からの挽回が可能だし
今は前に出ることよりも、ディクタストライカの様子をうかがうためにこの位置にいるんじゃないでしょうか

(クソ…!スタートで勢い余ってゲートにぶつかっちまった…!まだ少し痛ぇが、まあいい。
 今回はそもそもスタミナ温存のために、後方での追走をするプランだった)

そしてディクタストライカの様子としては、ゲートに顔面をぶつけた影響で少々痛みがあるものの、
鼻血とかの出血はしておらず、なんとか実力は発揮できそうな状態のようです
もともと後ろからレースするつもりだったと言ってることもあり、じっくりとギアを上げて挽回していけば…

(だからあの程度の出遅れは大した…
 …?なんだ…?)

 
 

ゲゲェーーッ!?うわあああああ!!ディクタストライカまさかの大出血!
「ケガの影響はなさそうかなー」とか言ってたらとんでもないことに!
しかも大流血に混ざって鼻血も出とる!鼻血が!ディクタストライカの鼻血展開がこんな形になるとは!

いやはや驚きましたね…今までおもしろ半分に鼻血鼻血と言ってましたが
これほど深刻な状況になるとは思いませんでした
ただ、聞くところによると馬にとっての鼻血というのは人間よりずっと危険なもののようで
場合によっては死んでしまう可能性すらあるとのことなので、その深刻さを表現するためにこうなったってことでしょうか?

これほどの出血をしながらレースを続けるとなると、
まさに命がけで走ることになりそうですが
このレースではそんな危険を抱えたディクタストライカの心理状態も描写されていくってことでしょうか?次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第70話「ヌルい」



さてそれではウマ娘シンデレラグレイ第70話の感想ですが、展開としてまず何よりも気になるのは
前回ラストで血まみれになったディクタストライカですよね
あれからどうなったかというと、血をダラダラ流しながらもなんとか走り続けているようですが
「これ以上失血すれば呼吸に支障が出る」と、かなりピンチな状況となってしまったようです

ところで、血が出ることと呼吸とどんな関係があるかっていうと、これは多分
元ネタの原作再現だと思います
というのも、馬っていうのは鼻で息をする生き物なんだそうで、人間のように口での呼吸ができないので
鼻が詰まってしまうと一気に呼吸がしづらくなるんだとか。

つまり、鼻血が出てしまうと馬にとっては極端に呼吸しづらくなるわけで
史実のこのレースにおいて、サッカーボーイは鼻血を出しながら呼吸しづらい状態で走っていたってわけですね
ディクタストライカのセリフは多分そういう意味だろうと思います

《ウマ娘13人、第2コーナーを曲がり向こう正面へ!全体的にゆったりとした流れです!》

(このスローペース…全員が勝負どころを牽制しあっている、ということでしょうか)

そんな中、レース全体の様子はというと、誰も仕掛ける者がいないまま第2コーナーをすでに通過したようです
有馬記念のコースで第2コーナーを曲がったってことは…
つまりそれってレースの半分は過ぎたってことじゃないですかね?



実際に有馬記念のコースを見てみると、こんな感じになっていて
やはり第2コーナーというのはちょうどレースのど真ん中のことを言っているようです
それを過ぎたということは、レースは後半戦に突入したことを意味しているわけですが、しかし未だに動こうとするウマ娘はいないと…

ふむ、これがゲームのウマ娘だったら
そろそろゴルシが固有を出し始める頃なんですけどね(えー
まあ、リアル競馬だったらまだこの時点で仕掛ける馬は少ないと思うし、
たぶん最終コーナーあたりまで待ってから勝負をかけるって感じに…

「ヌルいなぁ…勝負どころは最終コーナー?ヌル過ぎる!!」



がしかし、そんな俺の予想は作中で「ヌルい」と一蹴されてしまうことに!本当に申し訳ございません(えー
誰が言っているのかと思ったらタマモクロスです、最終コーナーを待ってから勝負をかけるなんていう
「そんな普通すぎる走り方でウチに勝てると思ってんのか」と言いたげな様子ですね…

「分かっとんのか?あんたらが戦っとんのは…最強(タマモクロス)やぞ」



あーっとタマモクロスここでゾーン発動!
早くもフルパワーを解放しやがった!一気にここで前に出る気や!
「ノロノロ走ってるような奴らは全員ウチがぶち抜いたる」とでも言わんばかりの走りですよ
実際、周りのウマ娘たちはみんなスローペースで走っていただけに、誰もがひとたまりもなくタマモクロスに抜かれていくばかりです

そんなタマモクロスの猛烈な勢いはあまりに凄まじく、
ディクタストライカ、スーパークリーク、オグリキャップ、そしてシンボリルドルフといった
名だたるウマ娘をもってしても、誰もが戦慄し冷や汗を流すことになってしまいます

そんなウマ娘の中でも特に、シンボリルドルフさえもビビらせるレベルって考えると
今のタマモクロスの強さはすさまじいものがありますね
というのもですよ、シンボリルドルフってタマモクロスが初めてゾーン発動した時に
「ようこそタマモクロス、ゾーンへ」とか言ってめっちゃ余裕顔してたわけですが



今回のタマモクロスに対しては、そんな「ようこそ」なんて言う余裕はとてもなくて
「なんやあいつヤバすぎやろ…」ってぐらいに驚愕していたので、
これはもうタマモクロスがまさに最強を名乗るにふさわしい走りをしてるってことだと思います

いやこれなんつーかタマモクロス強すぎんか!?こんなクソ強いやつ相手にオグリほんとに勝てるんか!?
正直、レースが始まるまではタマモクロスって「この有馬記念でオグリにボコられて終わりやろな」とか思ってたんですが
いざ走ってるところ見たらとてもそんな気がしないんだが…
もはや作中最強キャラなんじゃないかと思えるほどの暴れっぷりですが、ここからオグリはどうタマモクロス超えを果たすのか…次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第71話「カウントダウン」



さてウマ娘シンデレラグレイ第71話の感想ですが、冒頭の場面では
前回ゾーンを発動したタマモクロスがビームみたいになりながら追い上げていってますね
タマモクロスのやつ強くなりすぎてとうとうこんなことになっちまった!
なんか絵ヅラ的にウマ娘とビームが競走してるみたいで思わず笑っちまったわ(えー

「なんやこの雰囲気は…!?天皇賞ともジャパンカップとも違う、凄まじい存在感…!」

「研ぎ澄まされている…超集中状態であるゾーンは長期戦には不向きのはずだが、意識的に制御しているのか…!?」

「有馬に集まったのは、曲がりなりにも今年最強のウマ娘たちだぞ…それがなんだあれは…!?
 まるで怯えているかのような…走る気力を根こそぎ奪い捨てるほどの、圧倒的な力…!
 それほどまでに違うのか…タマモクロスは…!」

そんな中、新聞記者、シンボリルドルフ、六平さんの3人がタマモクロスの走りについて語りますが…
3人が3人ともその走りに驚愕しており、タマモクロスは今までより別次元に強くなっていると感じているようです
その存在感とプレッシャーはあまりに凄まじく、背後からタマモクロスに迫られたウマ娘たちは誰もが恐怖し、
追い抜かれた瞬間に戦意を根こそぎ奪われてしまうという…

 
 

ああ、そしてクリークまでもが!今回のレースで4強の1人だと言われていたクリークですが、
そんなクリークですらどうすることもできずにタマモクロスに抜かれてしまうことに!
なにげにこの場面、抜かれた瞬間のクリークの表情をよく見ると実は泣いてるんですよね
まさかクリークほどの強者ですら心を折られて泣いてしまうとは、今のタマモクロスの前では誰もが赤子扱いということか

それにしてもこのクリークとタマモクロスの力関係、ゲームや二次創作とは真逆なのが面白いですね
なにしろそっちの場合は「ウチは今から赤ちゃんにされる」っていうくらい
タマモクロスの方がクリークに赤子扱いされるっていうのが定番のネタなので、まさか漫画でこれほどまでに立場が逆転するとは…

(今までのレースは、タマを後ろから見てきたが…初めて体感する背後からの圧…!
 タマモクロスに追われるというプレッシャー…!気配が強くなる…!)

さあそして、クリークを追い抜いたタマモクロスは、そのままの勢いでオグリへと迫ることに!
オグリもまたタマモクロスの凄まじいプレッシャーをビンビンに感じているようですが、
まさかオグリまでもがこの圧に屈して赤ちゃんにされてしまうのか?(えー
そうこうしているうちに、もうタマモクロスはオグリのすぐそばまで迫ってきており…

「さあ!!ウチとやろーや!!」



ってこのセリフはーー!!
おいおいおいこのセリフは!!ゲームのウマ娘やってたら誰もが知ってるやつや!!
タマモクロスと友情トレーニングした時のやつだこれー!!



ゲームでは仲良くトレーニングする時のセリフが、漫画では相手を全力で叩きのめす時のセリフになるとはなんという皮肉な!
あとこの動画のタイトルでも書かれてるけど、「さ"ぁ"ウ"チ"と"や"ろ"や"ぁ"!」っていう風に
微妙に汚いボイスになってるのがなんか笑っちゃうんだよな(えー
そういう意味でもネタにされることが多かっただけに、漫画で出てきた時も思わず笑ってしまったわ

というか最近、漫画とゲームで歩調を合わせるような展開がなにげに増えてきましたね
たとえば少し前にあったのが、ゲームのクリスマスイベントで大量のニンジンを幼いオグリがもらうっていうシーンがありましたが

これって漫画でもよく似たシーンが描かれてて、キラキラしたゲームのオグリ珍獣みたいに食う漫画のオグリの対比が
理想と現実(キラキラと珍獣)みたいに見えて笑ったのを覚えてます
そういえばシングレ勢は最近育成キャラとしても次々に追加されてるし、ゲームと漫画でリンクさせることを最近意識してるんですかね?次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第72話「弾丸蹴脚」



さてそれではウマ娘シンデレラグレイ第72話の感想ですが、今回は巻頭カラーということで
冒頭からそれはもうプリティーさのカケラもない野獣顔で芦毛の2人が戦うシーンとなってますね(えー
シンデレラグレイと言えばこういう鬼気迫る表情がお約束なわけですが、それにしてもこいつらすげー顔してんな…

《第4コーナーを回った!最後の直線でタマモクロスとオグリキャップが競り合う!
 その後ろにスーパークリークも来ている!》

そんな風にタマとオグリが競り合う中で、ふと気がつけばレースはすでに最終直線へ!
ちょっ、早くもそんな終盤に!?展開早くないですか!?ジャパンカップの時は中盤戦をじっくりやってた気がしますが
この有馬では一気に終盤に突入とは…それと前回の話で心折れたかに見えたスーパークリークですが、
あれしきで終わるほどヤワではなかったようで、オグリ達の後ろで粘り強くチャンスを伺っていたようです

そんな勝負どころでクリークが思い浮かべていたのは、レース前に奈瀬トレーナーが
かわいらしい絵で解説していた作戦のことでした
なんやねんこのファンシーなイラストは!?あのトレーナー、無愛想なツラしてこんな絵描くような人だったんか!?
ちなみに、作者の久住先生がツイッターでクリークの似顔絵を描く奈瀬トレーナーのイラストを上げてましたが



やっぱりクリークの顔がこんなんなってて笑いました
やばいなこの絵俺的にめちゃくちゃツボだわ、これは奈瀬トレーナーもいい個性もらったなあ

ともかく奈瀬トレーナーがクリークに授けた作戦とは、
レース終盤ではどんなウマ娘であれスキができるというもので
疲労と焦りが蓄積してくる終盤では必ずそうなるとのことで、冷静に相手のスキを突くことが最も重要と
奈瀬トレーナーは考えたようです

「見つけた…!ここです!!」

とその時、前を行くオグリ&タマモが生んだわずかなスキを見つけたクリーク!
そこで一気に勝負をかけるべく、ラストスパートの体勢に入りますが…



がしかし、そんなクリークを見ながらなんかすごい顔をしていた奈瀬トレーナー!
なんなんですかその顔は!クリークが作戦通りに頑張っているというのに見てはいけないものを見たような顔してんな!?
これはもしかしてあれでしょうか、史実においてスーパークリークはこのレースで斜行してしまって失格という結果に終わったわけですが
もしやこのシーンがそれってことなんですかね?

つまり奈瀬トレーナーがこんな顔をしているのは
「お前それ斜行やんけ!失格になっちまうー!」てなことを思っているからなんでしょうかね
もしくは、オグリ達に食らいついていくクリークの姿を見て「私の予想以上にめっちゃすごい…」
クリークの底力を目にして改めて驚いたとか。まあ正直、この線は薄いかなとは思うんですけど
俺としては両方であって欲しいような気がしますね
つまりどういうことかというと、「うわークリークのやつ失格や!でも底力めっちゃすごいやん…」って
クリークの失格を嘆きつつもその走りに感激するみたいな流れにならないかなーと…果たしてどうだろう

《オグリキャップ先頭に立つか!?外からはタマモクロスの猛烈な追い込み!
 タマモクロスがやや脚勢有利か!?》

しかしクリークが必死に追い上げるも、オグリとタマの先頭争いにはまだ届いていないようで、
今のところオグリとタマのどっちが勝つかという風に実況には言われているようです
そしてこの両者の勢いではタマの方が上回っているようですが…

「白い稲妻がまさかこれほどたぁな…ちょっと面食らっちまったけど、おかげで息は入った…!
 お前が作ったルート、使わせてもらうぜ!!」



ってなんかキター!!後方から猛烈に追い上げてきやがった!何かと思えばディクタストライカだこれ!
これまで後方で大人しくしていたディクタストライカですが、ここにきてついにゾーンを発動し凄まじい走りを見せることに!
というか今回のサブタイトルの「弾丸蹴脚」ってお前のゾーンの名前だったのかよ!

「お前の言う通りだタマモクロス!確かにヌルすぎた!
 こっからは最大火力だ…!本物の最強を決めようぜ!!」

ともかくここに来て本領を発揮したディクタストライカ、そしてじりじりと追い上げてきているスーパークリークも加わって
最後の勝負は四強対決によって行われることに!それにしても血まみれ顔でハイテンションなディクタストライカ
ものすごいふんばり顔してるオグリでなんか笑ってしまった(えー



つくづくすげー顔してんなお前ら…冒頭でもこれと似たようなこと言ったけど
シンデレラグレイってキャラの顔見てるだけで面白い領域に突入してきた気がするわ…それでは次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第73話「灰の怪物」



さてそれではウマ娘シンデレラグレイ第73話の感想ですが、今回の話は有馬記念の最終盤で
追い上げてくるタマモクロスにオグリキャップが捕えられたシーンで始まってますね
これまで抜かれまいとどうにか粘り続けてきたオグリでしたが、いよいよそれにも限界が訪れたということでしょうか
やはりゾーンの力を駆使するタマモクロスに対し、それを持たないオグリではどうしようもないのか?

「これでしまいやオグリキャップ!!」

「ハァ…ハァ…ハァ…!!」

(生まれた時から…足が悪かった…立って歩く…それだけで奇跡だった…)

そしてオグリに引導を渡すべく、いよいよ勝負を決めにきたタマモクロスですが
そんな死闘の決着が近づく中で、オグリは過去の自分のことを思い出していました
幼かった頃のオグリは足が悪く、まともに歩くことさえ困難で、走ることなど夢のまた夢だったわけですが…

つーかこのオグリ可愛いなオイ!!
なんやこの無垢でかわいらしい少女は!?これほんとにオグリ本人なのか!?
今までこういう描写は少なかっただけに正直びびりましたね…

それともあれだろうか、今までずっと
「シンデレラグレイって闘志むき出しの戦いでプリティーダービーじゃないよな」って言われまくってたから
「あ?だったらプリティーなところ見せたるわ!!」てな感じに
久住先生が意地を見せてプリティーに仕上げてきたとかそういうことだろうか(えー

(そんな私が…お母さんのおかげで走れるようになった…!
 カサマツのみんなのおかげで走る楽しさを知った…!
 中央のみんな、そしてタマのおかげでここまで来れた…!答えを見つけられた!!)

ともかく、かつて歩くこともできなかったオグリが今考えていたことは、
ここまで走れるようになったのは周りのみんなのおかげだということでした
母親のおかげで走れる体になり、カサマツの仲間のおかげで走る楽しさを知り、中央のライバルのおかげで高みへと登ってこれたという風に
周囲の影響で少しずつステップアップしてきた実感があるみたいですね。そして今、さらなる力がオグリの中で目覚めようとしており…

(私が戦うべきなのは誰でもない…私自身だ!!
 だって私は…走るために生まれてきたのだから!!)



ついにゾーン発動キター!!ようやく来たかオグリのゾーンが!
その名も灰の怪物。もともと葦毛の怪物と呼ばれてましたが、それとよく似たネーミングとなってますね
あとは灰の怪物と書いて「グレイファントム」と読むという風に、読み方にも工夫があるみたいですが…
なるほどグレイファントムですか。それを聞くと俺が思い出すのはガンダムに出てくるペガサス級強襲揚陸艦だなぁ(えー



・領域とは自分の原風景の具現化だって事ですかね、勝ちたいではなく走りたいだったから
 勝利の鼓動ではなく灰の怪物(グレイファントム)と祖父ネイティヴダンサーの異名をここに持ってくるとは…
 ネイティヴダンサーは誕生日がオグリと一緒だったり、22戦して21勝という化け物みたいな成績だけど唯一勝てなかったのがケンタッキーダービーで、
 東海ダービーにも日本ダービーにも縁が出来なかったオグリ、みたいな妙な因縁を感じられて良いんですよねえ by 悠久

そんな中で悠久さんからグレイファントムの由来についてちゃんとした説明が。
どうやらグレイファントムというのはオグリの祖父にあたる馬・ネイティヴダンサーがそう呼ばれていたってことみたいですね
ふむなるほど、つまりガンダムで言うならシャアの孫がゾーン使ったら赤い彗星って文字が出たみたいなもんか(えー

それにしてもネイティヴダンサーってとんでもない戦績してたんですね、
22戦して21勝、唯一負けたのはケンタッキーダービーだけでそれでも2着っていう。
なんかこれ見てたらエフフォーリアを連想したのは俺だけでしょうか
知らない人に説明すると、エフフォーリアは今まさに現役バリバリの馬なんですが、これまでの戦績は
7戦して6勝、唯一負けたのは日本ダービーだけでそれでも2着っていう内容なんですよ

エフフォーリアはまだ若いのでレースの数はネイティヴダンサーに及びませんが、
その強さは本物ですでに現役最強との呼び声も高いので、今後どれだけ勝ち星を伸ばしていくのかすごい楽しみなんですよね
というかエフフォーリアの日本ダービーめちゃくちゃ好きなレースなんですよ



これがそのエフフォーリアが敗れた日本ダービーの写真なんですが、
1着のシャフリヤールと完全に2頭重なるようなタイミングでゴールインして
どちらが勝ったのかまったく分からない大接戦だったんですよね

これリアルタイムで見た時はマジで手に汗握る決着に興奮がおさまらなかったというか
「日本ダービーすげえな…!」って気持ちを俺の中に植え付けた一戦だったと思います
YOUTUBEでも動画公開されてるんで皆さんもどうぞご覧あれ
最後の直線でエフフォーリアとシャフリヤールが完全に並んだシーンがほんとに燃えるんだわ




ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第74話「ウチと走ろう」



さてウマ娘シンデレラグレイ第74話の感想ですが、前回ラストでオグリがゾーンの力に覚醒したことで
今回存分にその力を駆使して走るシーンで始まってますね
そんなわけで物凄い勢いで加速していくオグリですが、タマモクロスもそれに引き離されず食らいついており
まだまだ2人のデッドヒートは続いております。タマモクロスの底力も想像以上な感じですね…

「ハハッ…!あれがアイツの本当の姿か…!オグリやっぱお前最高だよ…!やっとお前と戦える!!」

そんなオグリのゾーンの力を目の当たりにしながら、「やっぱオグリは最高だぜー!!」とテンション爆上がり状態になっていたディクタストライカ。
ディクタは前々から全力のオグリと戦いたいって言ってましたから、いよいよその念願が叶う時がやってきたってことでしょうか
今までお預けさせられてきた分、自分もここで割って入ってオグリとバチバチの対決を繰り広げたいと…

ガクン…

「…は…?嘘だろオイ…動け…動けよ俺の脚…!
 何が原因だ…?前半のハンデ…仕掛けどころを誤った…出血のせいで体力が…
 フザけんな…!!こんなことってあるかよ…!!チクショウッッ…!!」

あああああああああああ
なんとここでディクタストライカ無念の失速!脚に限界が来てしまい、前を行くオグリ達から遅れていくことに!
原因は色々と考えられますが…出血のアクシデント、体力のロス、2500mという長距離などなど…
しかしそんなことよりも、今までおあずけされてきたオグリとの戦いがこんな形で終わるということが
ディクタストライカには無念で仕方ないようで…その目にはうっすらと涙が浮かんでますね



そんなわけでズルズルと失速していくディクタストライカですが
その横をスーパークリークがものすごい形相で走っております。クリークのこんな必死な顔はじめて見たな
クリークの方は長距離レースを得意としているだけあって、体力はまだ残っているようですが…

「ハア…!!ハア…!!どうして…!?まだ脚は使えているのに…
 全力を出しているのに…!なのにどうして…あの2人に届く気が…」

がしかし、いくら体力が残っていようとも、先頭を行くオグリ達の猛烈なスピードについていけず、
どうしても差を縮められないクリーク…やはりゾーンの力がない者にはここが限界ということでしょうか
なんというか、スタミナは十分なのにスピードが足りないクリーク
その逆に、スピードは十分なのにスタミナが足りないディクタっていう風にも見えますね
実際にウマ娘の長距離でよくあるやつ!スタミナとスピードを両方完璧にするのってほんと大変なんだよな

《残り100メートル!オグリキャップか!?タマモクロスか!?オグリキャップか!?タマモクロスか!?》

そして3位以下のウマ娘たちが引き離されていく中、先頭で最後まで激しい競り合いを繰り広げるオグリ&タマモクロス!
これまで色々ありましたが、やはり宿命のライバルと言えばこの2人ってことになりそうですね
いよいよゴールが目前に迫ってきた中、2人の脳裏に浮かんでいた光景は…

 

えー!?まさかの幼女姿!?
なんと死闘に決着がつくその瞬間、幼女の姿で砂遊びしている幼いオグリと、
この場所に住みたいとダダをこねている幼いタマモが2人の脳内に浮かんでくることに!
なんとも意外な展開ですな…幼女オグリは前回も出てきてましたが
この漫画にもプリティー要素が必要だという久住先生の考えなんだろうか…(えー



そんな幼いオグリとタマモについては、こうして大きくなった自分たちが眺めている存在だったようです
そして幼い2人は出会ってすぐ仲良くなり、キャッキャと笑顔でかけっこを始めることに…
これはあれだろうか、もしもこういう出会い方をしていたら友達になれたかもっていう可能性の話だろうか
実際のオグリとタマモは幼い頃に出会ってないはずなんで、「もしもこうだったら」って光景を見せられてるんじゃないかと思います
ともかく、仲睦まじく遊ぶ幼い自分たちの姿を見て、頑固だったタマモクロスも本音を明かす気になったようで…

「本音言うとな…オグリンとやったらいつまでだって走っていたいんや。
 知っとるか?春天って3200メートルもあんねんで?
 ウチらやったら次の宝塚記念も出走できとったんやろなあ…
 秋天ももっかい走りたいし、ジャパンカップではまた肩並べてオベイにリベンジしたいなあ」

「…」

「けど…それは叶わん。ごめんな」

「わかった」

そんなタマモクロスの本音というのがこれでした。春の天皇賞、宝塚記念、秋の天皇賞、ジャパンカップと
名だたるGIレースをどれもまた走りたいし、オグリとも何度だって対決したいと…
タマモクロスはそう思っているわけですが、しかしそれは「もしもそうだったら」という叶わぬ夢ということみたいですね
さっき幼いオグリとタマモが出会って仲良くなったように、現実とは違う「もしもそうだったら」という叶わぬ夢。
タマモクロスはそういう願望を抱きながらも、現実にすることはできないという覚悟を持っているようで…

「くう〜名残惜しいなぁ!もうゴールかいな」

「タマは本当に走るのが好きなんだな」

「そらお互い様やろ。ほな…行こか!」



そしていよいよゴールインするその瞬間、晴れやかな笑顔となって決着を迎える2人。
「友と走るから」ってフレーズが添えられてることからして、ライバル関係を超えた友情が芽生えたってことでしょうか
それにしてもこの笑顔で決着のシーンを見ていると、俺の頭の中には
ウマ娘シンデレラグレイ完!ご愛読ありがとうございました!久住先生の次回作にご期待ください!
って言葉が浮かんでくるんですがこれ次回も続くんですよね!?(えー

なんというか、仮に今回が最終回としたら綺麗に終わったなって…
まああれだ、ボスキャラのタマモクロスを倒したと思ったら
「タマモクロスがやられたようだな…
 だがヤツを倒した程度でいい気になるなよオグリキャップ…
 次はこのイナリワンが次元の違いをとくと見せてやる…」
って展開になるからまだまだオグリの戦いは続くんですけどね。オグリキャップの戦いはこれからだ!(えー
それでは次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第75話「新しい時代」



さてウマ娘シンデレラグレイ第75話の感想ですが、今回の冒頭では
前回ラストで有馬記念に勝利したオグリキャップが大歓声に包まれるシーンで始まってますね
あとなにげに実況のセリフで気づいたんですが
この有馬記念がオグリ初のGI勝利だったんですね

そうだったのか…オグリって今まで数多くのレースに出てた印象だったから、まだGI未勝利だったのはちょっと意外でしたね
考えてみたら、クラシック登録ができなかったので皐月賞・日本ダービー・菊花賞といったクラシックのGIに出れなかったのと
あと天皇賞やジャパンカップといったGIには出れましたが、そこではタマモクロスに負ける日々が続いていたので
なにげに今まで「GIの大舞台で勝つ」って経験がなかったんですな
そんな今までのうっぷんを晴らす大勝利が今回の有馬記念だったってことか
タマモクロスともこれが最後の対決ですし、今までの借りを返した一戦だったんですね

「オグリ…おめでとさん。そうか…ウチ、負けたんか…」

「タマ…レース前、目標にするのはやめたと言った。けど…撤回する。
 やはりキミは強い。私にとってタマモクロスは、これからもずっと目標でありライバルだ」

そんな世紀の一戦を終えたオグリですが、レース後にタマモクロスに対して思うことといえば
やはりタマモクロスは最高のライバルだという気持ちだったようです
ふむ…レース前の様子からして、タマモクロスを踏み台にして今後のライバル達と戦っていくのかと思ってましたが
やっぱりタマモクロスは宿命のライバルであり、単なる踏み台なんかじゃないとオグリ自身が実感したようですね



そしてお互いに泣きながら熱い抱擁をかわす2人。えっ何これは!?
宿命のライバルというか愛し合う恋人みたいになってないですか!?(えー
いやお互いの健闘をたたえてるんでしょうけど、それにしてもラブラブな抱擁に見えて仕方ねーぜ…



そんなわけで大歓声のターフを後にしたオグリキャップでしたが、
そこに「いよーっす」っと血まみれのディクタストライカがやってきました
まずは止血しろや止血!めちゃくちゃ血出とるやんけ!てっきりケガの影響でぶっ倒れて医務室にでも運ばれてるかと思ったら
思ったより元気だなお前!(えー

「今日のところはオレの負けだ。言い訳するつもりはねぇ…だが次こそは絶対オレが勝つ!」

そんなディクタストライカですが、今回のレースだけでオグリとの対決を終わらせる気は全然ないらしく、
「次のレースで絶対勝つ!」と高らかに宣言するのでした。ちなみに史実のサッカーボーイはどうだったかというと
次のレースを目指して調整している最中に怪我をして復帰できずに引退してしまうんですよね
つまり、この有馬記念がサッカーボーイにとって最後のレースとなったわけですが
果たしてディクタストライカはどうなるのか…史実通りに引退ルートを辿るのか、それとも怪我から復帰するIFルートを進むのか…



とその時、ディクタストライカの口からスポーンと歯が抜けてしまうことに!こ、これは!
サッカーボーイが顔面ぶつけて歯が折れたっていう史実の再現や!
このエピソードも忠実通りの展開にしたってことはつまり…
ディクタストライカはやはりこの後も史実通りに引退するってことなんじゃないですか!?
俺はそう感じてしまったんだが!?おおなんということ…このギャグシーンがディクタストライカ最後の見せ場だなんて…(えー



一方その頃スーパークリークはというと、数話前にやらかしてしまった斜行が原因で
今回のレースは失格という処分が下されていました
これについても史実通りの展開ですね、順位だけで言うならクリークは3着だったわけですが
斜行というルール違反を犯したことで失格になってしまったという…

ちなみにですが、このときスーパークリークに乗っていたのは武豊だったわけですけど
斜行で迷惑をかけてしまった相手にそれはもう激しく怒られてしまい
ヘルメットで頭をぶん殴られたとかいう逸話が残ってますね
こうなると気になるのは奈瀬トレーナーですよ。武豊をモチーフにしていると言われる彼女ですが
まさかこの後ヘルメットでぶん殴られるところまで再現されるんだろうか…(えー



「申し訳ございませんでした。行こうクリーク
 僕の責任だ…僕の言葉が君を勝ちに急がせてしまった…すまない」

って、シュピッと頭を下げて「申し訳ございません」と丁寧に謝罪したことで、なんとかその場を収めた奈瀬トレーナー。
どうやらヘルメットで殴られる展開は回避できたようです(えー
あの美形の奈瀬トレーナーがヘルメットで殴られるとかシュールすぎるしな…

それと奈瀬トレーナーといえば前から気になってたのが、
クリークが斜行した瞬間にものすごい顔してたので
一体この時どんな心境だったのかってことですが、今回の内容からしておそらく
「クリークめっちゃ斜行してる!?それ反則負けになるやつやん!?」
っていう風に反則負けになると察してしまってショックだったのと
もうひとつは「僕の言葉がクリークを勝ちに急がせてしまった」って今回言ってるので
「僕が言ったことが裏目に!?しまった余計なこと言わんときゃよかったー!!」
みたいに自分のせいで大失敗やらかしたって気持ちが入り混じってたんじゃないですかね…それであんな顔になったのかなと思うんですがどうだろう



そしてその後、ウマ娘といえばウイニングライブということで、大衆の前で歌って踊るオグリ。
ウイニングライブでは1着から3着までのキャラがステージに上がるので、当然タマモクロスも一緒ですね
あと右の方に手だけ写ってるキャラがいますが、これが誰かというとディクタストライカです
クリークが失格になったことで3着になったのディクタストライカだから…
あいつがこんな風にアイドルっぽく歌って踊ってる光景とか想像するだけで面白すぎるだろ…(えー

ワアアアアアアア!!

「オグリー!!」

「オグリキャップー!!」

「私は…私1人ではここまで来れなかった。
 私を支えてくれた仲間達、私と競ってくれたライバル達、
 そしてみんなが背を押してくれたからここまで来れた。
 私を応援してくれたすべての人達のおかげだ、ありがとう」



そしてウイニングライブを終えた後、大観衆の前でみんなへの感謝の言葉を送るオグリ。
オグリキャップといえば、長い競馬の歴史の中でも最もファンが多かっただろうと言われてる馬だから
そういうファンの声援を力にするってキャラになってる感じがしますね。これはゲームのオグリにも共通してると思います

あと俺としては気になってるのが、オグリがこうして有馬記念で脚光を浴びてる中で
「一方その頃、東京大賞典では…」てな感じに魔人イナリワン降臨っていう展開になるのを期待してて
まだかな…イナリワンまだかな…ってもうすでにソワソワしております。それでは次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第76話「おかえり」



さてウマ娘シンデレラグレイ76話の感想ですが、今回の話は
くそエロいウマ娘がサンタコスプレしてるシーンで始まってますね
なんやお前そのエロい格好は!誰やったっけお前!

と思ったらあれか、こいつはオグリが中央に移籍してきた時にケンカしてたブラッキーエールっていうウマ娘ですね
マジかよ単なるガラの悪い不良娘かと思ったらええカラダしとんなぁ(えー
ともかく、なんでサンタの格好をしてるかというと、有馬記念がクリスマスの時期なので
クリスマスパーティーと有馬記念お疲れパーティーをまとめてやっちゃおうっていうことのようです



『お母さんへ。お元気ですか?今日は良いことがあったので手紙を書いてみました。
 故郷を離れてずいぶん経った気もするし、一瞬だった気もする。
 色んなレースに出て、色んなウマ娘と戦って、色んな経験をした…
 時にはレースに負けることもあった、でも変わらず心にあったのは走るのが楽しいという気持ちでした。
 この気持ちはお母さんが私にくれた一番のプレゼントだと思う。
 私はこれからも走り続ける、だからどうか見守っていてください。オグリキャップより』

そんな楽しいパーティーの時間を経て、ご機嫌になったオグリは母親へ手紙を書くことにしたようです。
それにしてもオグリが「お元気ですか?手紙を書いてみました」って
文学少女みたいなことやってるとビックリするな…(えー
いやなんていうか、オグリって敬語で喋れるんや…とか手紙書いたりするんや…とか
そんなこと思いながらこのページ見てました。食い気のことしか頭にないボケボケガールのイメージありすぎてな…

あとあれですね、自分の娘から
「オグリキャップより」って書かれた手紙が届いたら俺ならびびると思う(えー
その名前なんなん!?ってなりそうだけど、オグリは生まれた時からすでにオグリキャップだったんだろうか
どういう名前の付け方したんだろうっていうのは、オグリに限らずすべてのウマ娘における永遠の謎ですよね



そんな風にオグリが手紙をしたためる中で、今まで出会ってきた人物たちの現在の様子も描かれてましたが
とりあえず俺が気になったのは入院中のトニビアンカさんですかね
現在も日本で療養中のようですが、レースの時の威厳に満ちた様子からはうって変わって
キョトンとした感じの純朴な少女っぽさありますね
トニビアンカさんええな…威厳に満ちてた頃も好きだったけど、力抜いてのんびり暮らしてる姿も好きだわ。

それとトニビアンカさんを見舞いに来てるのはムーンライトルナシーなわけですが、
あんたまだ日本にいたんすか!?
とっくにイギリスに帰ったかと思ったら…よっぽどトニビアンカさんが好きなのか?とか思ったんですけど

作者のツイッターを見たところ、ムーンライトルナシーってどうやら日本のコンビニが気に入ってるみたいなんですよね
「日本のコンビニおにぎりの味に感動した」とか「さらに肉まんやおでんも買ってトニビアンカさんに紹介した」とか
そんなような様子が描かれてたんで、今回の様子もやはり
「コンビニにこんな飲み物が売ってたわ」ってコンビニ巡りしてきたシーンになってるってことじゃなかろうか



そして別のウマ娘で気になったのがこれです。これは祖国に帰ったエラズリープライドの様子なんですが
なんか1人のウマ娘の頭をなでてますよね。これって妹かなんかか?と最初は思ったんですが
あっ違うこれアイツだわ!ってピーンときたんですよ。これ絶対あれや!ホーリックスや!!

なにしろエラズリープライドは、ジャパンカップ編が終わった時の祖国に帰るシーンで
「必ずニュージーランドの夢を叶えるウマ娘が現れる」って、ホーリックスの存在を匂わせながら去っていったので
実際に祖国でホーリックスに目をかけているっていうシーンがこれなんじゃないでしょうか

それにしてもホーリックス(仮)はずいぶん華奢なウマ娘なんやな…
体つきが小さくて深窓の令嬢みたいに、か細くて儚い少女に見えますね
ただホーリックスは実際の馬についても、「見栄えのしないメス馬だなあ…こいつにだけは負けんやろ」って
周囲から思われてたそうだから、「見た目は頼りなくて弱そうだけど実際はメチャクチャ強い」ってキャラになる可能性高いと思います
 

さて次に、これはとある病院を訪れて、おっちゃんとの再会を果たしたタマモクロスのシーンとなっております
このおっちゃん、確か少し前は意識不明の状態になっていて、命すら危ういような状況になっていましたが
そこからどうやら持ち直したようで、タマモクロスが感涙してるのは「おっちゃんが死ななくてよかった」って気持ちからでしょうね

というかタマモクロスが「引退しなきゃいけない」って言ってた理由は明確にはなんだったんでしょうね?
おっちゃんの見舞いに来たいからってことなのかと思いましたが、見舞いだけなら以前から来てる描写はあったし
もっとおっちゃんに寄り添うために介護に専念するとか?ひょっとしてタマモクロスは植物状態のおっちゃんを世話する覚悟で引退したってことだろうか
この理由ならおっちゃんのために全てをなげうったことにも説明がつくし、意識を取り戻したおっちゃんを見て感激してることにも繋がりますしね



さあそして今回のラストシーンがこれですよ、ついに出てきたかこのキャラが!待ってました大統領!
新たな旋風を巻き起こす暴れん坊・イナリワン参上!
「いっちょやってやろう」と気合を入れてることから、多分これから東京大賞典のレースに挑むってことじゃないでしょうか

てっきり俺としては、オグリ達が有馬記念を終えて祝勝ムードになってる中で
「と…東京大賞典の結果は大変なことになりましたーっ!!」って
イナリワンという怪物のニュースが舞い込んでくるって流れかと思ってたんですが
これはどうやらイナリワンの東京大賞典もじっくり描写するってことなんでしょうかね

俺としてはウマ娘のイナリワン好きなんで、それはそれで嬉しい展開ですけども。
そんなイナリワンが本格登場するストーリーは永世三強編だそうですよ
永世三強ってマジ!?それウマ娘界の正式名称になったんか!?



というのもね、永世三強ってゲームのウマ娘でタマモクロスのエンディングに出てきた言葉なんですけど
その時のやりとりがなんかギャグっぽかったんでまさか正式名称になるとは…(えー
まあ、平成三強って言葉は今だと違和感あるから、ウマ娘では永世三強でやっていくってことなんだろうか

そんなわけで次章からは永世三強編スタートとのことですが、
それまでに1ヶ月間のお休みを挟むってことみたいです
おおう…ちょっと長めのお休みになるんですな、まあでも週刊連載ってとんでもなく過酷な作業だと思うし
休みなしで働いてたらとても体が持たないだろうから、休みの期間を設けるっていうのはむしろ良いことだと思います
久住先生にはしっかり充電してもらって、また元気に連載を再開してほしいですね。それでは次回に続く!

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ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第77話「大井の最終兵器」



さてそれではウマ娘シンデレラグレイの感想ですが、ここ1ヶ月ほどの休載を挟んで
いよいよ今週から第三章・永世三強篇が始動ということになりましたね
そんなわけでこの第三章でのメインキャラとなるスーパークリーク、オグリキャップ、イナリワンの姿が描かれてますが
このイラスト見てて思うのはキャラごとに属性持ってる感がすごいなってことですかね

たとえば水飛沫を放ちながら走るクリークは水属性、
激しい炎を放ちながら走るイナリワンは火属性っていう風に
ゲームとかでよく見かける属性がキャラごとに決められてるのかなって思ったんですよ

オグリの場合は黒いモヤを放ちながら走ってるから闇属性ってところでしょうか
「主人公なのに闇属性?」って気もしますが、オグリが最初にタマモクロスと戦ったときとか
まさに闇の中から迫る怪物そのものだったから、そんなイメージで闇属性ってことなんだろうか

そしてタマモクロスと言えば、もう誰が見ても明らかなくらい雷属性でしたよね
めっちゃ電撃バリバリ出しながら走ってたし、どう考えても雷属性で間違いないでしょう

あとディクタストライカなんですが、前にもちょっと言ったことがあるけど
風をまとったようなイラストが以前に描かれてたから、こいつはたぶん風属性だよね

こんな風に、ゾーン発動できる主要キャラについては属性の区分けがされてるってことだろうか
俺が思うに、まだ先の話だけどホーリックスとか出てきたら絶対光属性だと思うんだよね
なんでかってホーリックスって名前のホーリー感すごくない?(えー
こんなホーリーみたいな名前してたら絶対光属性やろ…って思うんですけど、実際どうなんだろうか

さてそれでは本編の方を見ていくと、今回最初のシーンではなんと
カサマツのレースに出ているイナリワンの場面で始まってますね
ちょっ、なんでカサマツ!?なんでオグリの故郷でイナリワンが!?と思ったら
イナリワンって史実でも1度だけ笠松のレースに出てたんですね

その名も全日本サラブレッドカップ。時期的には11月に行われていたレースで
どうやらイナリワンは12月の東京大賞典のひとつ前に出場したってことみたいだから
東京大賞典とも近いしカサマツの描写もできるっていう意味で
この漫画的に重要だからイナリワン篇はカサマツからスタートしたってことか

さてともかく、「カサマツがなんぼのもんじゃオラー!!」と威勢よく走っていたイナリワンですが、
ゴールはまでもう少しというところでスッと別のウマ娘に抜かれてしまい、
屈辱の2着という結果に終わってしまいます

そんなイナリワンを追い抜いたウマ娘はフェイスノーモアという名前のようで
調べてみたら元ネタではフェートノーザンっていう名前の馬だったようですね
馬の特徴としては、もともとは中央で走っていたのが笠松に移籍してきて
そこから笠松でめちゃくちゃ無双しまくったってことのようです

ふむ、そういう意味じゃオグリとは逆の立ち位置なんですね
笠松から中央に行ったのがオグリ、中央から笠松に来たのがフェートノーザンっていう風に
ちょうどオグリと入れ替わるようにやってきたってことだろうか?
ちなみに騎手もアンカツ(安藤勝己)で、笠松時代のオグリと同じ人が乗ってたようです

そんなわけでカサマツの全日本ウマ娘カップで2着に終わってしまったイナリワンですが、
「自分の走りには何かが足りない」と悩んでいるようで
トレーナーの言いつけを無視してガムシャラに走り込んでいました
イナリワンのトレーナーは着物姿のおばあちゃんなのか、なんだか極道の妻って感じの人ですね(えー

それと悩みながら必死に走り込むイナリワンの姿を見ていると、なんだか
有馬記念の前に悩んでいたオグリを思い出しますね

この時期のオグリはというと、ジャパンカップでタマモクロスとオベイユアマスターに敗れてしまって
「自分の走りには何かが足りない」ってことをひたすらに痛感していた時期でしたからね
オグリがジャパンカップで負けたのは11月27日、イナリワンが全日本ウマ娘カップで負けたのは11月23日なので、ほんとに同時期です
さらにそこから年末の大一番へ向けて特訓するという意味でも共通しており
オグリは12月25日の有馬記念、イナリワンは12月29日の東京大賞典へ向けて猛特訓するっていうね

どういう意味じゃ、オグリとイナリワンは共通点の多い同格のキャラとして描かれてる気がしますね
これから永世三強として肩を並べる者同士、オグリに匹敵するだけの厚みがあるキャラって描写になってる感じがします

そんなわけで、年末の決戦である東京大賞典の日を迎えたイナリワンですが
この日のイナリワンは燃えに燃えており目から炎がほとばしってますね
なるほど目がこの状態になってるってことは
このレースでイナリワンはゾーンに覚醒するってことでしょう

イナリワンが炎のゾーンに目覚めるってことは今回のカラーイラストで描かれていたし
それにオグリも有馬記念でゾーンに覚醒したわけですからね
有馬記念で覚醒したオグリに対し、東京大賞典で覚醒するイナリワンっていうふうに
ここでも同格のキャラとして描写されるんじゃないかと俺は思ってます

あと最後にひとつ、今回なにげにミスターシービーが東京大賞典の観戦にやってきてましたね
待ってましたミスターシービー!伝説の三冠馬として歴史に名を残しながら
ウマ娘ではなんか影の薄かったキャラや!(えー

いやマジでミスターシービーって、ウマ娘のゲームでもアニメでもほんのわずかにチラッと出てくる程度で
めちゃくちゃ影薄かったんだよね…同じ三冠馬のシンボリルドルフやナリタブライアンが目立ってる中で
ミスターシービーだけはまるっきり存在感なくて影が薄い扱いになっちゃってたっていう…

そんなミスターシービーにもいよいよ陽が当たるということだろうか
というかそういう意味じゃイナリワンも同じですよね
イナリワンも平成三強としてオグリやクリークと肩を並べる強豪馬なのに
なぜかウマ娘ではめちゃくちゃ影が薄くて、オグリやクリークが目立つ一方でイナリワンだけ存在感がなかったわけなんで…

もしかしてあれだろうか、今回の永世三強編では
今まで影薄かったウマ娘にもスポットを当てようの会
みたいな狙いがあったりするんだろうか(えー
まあ俺としてはその方が嬉しいですけどね、それでは次回に続く!

 


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第79話「新時代」



さてそれではウマ娘シンデレラグレイ第79話の感想ですが、今回の話では
イナリワンがついにフルパワーを解放するという内容になってましたね
前回までは力を抑えてひたすら我慢に我慢を続けるという流れになってましたが、
今回いよいよ勝負どころとなってパワーを惜しみなく解放したってことのようです

それとイナリワンの様子からして、目からボーボーと炎が噴き出しているので
これはもうゾーンの力を駆使しながら走ってるってことなんでしょうね
今までのキャラも、ゾーンの力を使った時は目から特殊なパワーが溢れ出ていたので、
イナリワンもその力を手にするだけのレベルに到達してるってことだと思います

《イナリが来た!先頭はイナリワンだ!》

そんなわけで圧倒的なパワーで急加速し、他のウマ娘をあっという間に蹴散らしたイナリワン!
やはりというかゾーンの力はとにかく圧倒的ですね
その力を持たない者では太刀打ちできないというのは、このレースでも同じだったようで…



がしかし、イナリワンが1着でゴールするその瞬間、
目から噴き出していた炎がフッと消えてしまいます
そしてキョトンとした表情で手を伸ばすイナリワンですが…

ふむ、これは要するにイナリワンはゾーンの力をまだ完全に使いこなせてないってことでしょうかね
今回一時的に発動することができたけど、すぐに解除されてしまって力が自分の手から離れていくみたいな
そういう感覚に陥ってるのかなと思います。まあオグリも習得するまでさんざん苦労したし、
イナリワンも完全習得まではまだこれからってことでしょうかね

「今ここに!大井にいることを誇りに思うよ!この町の連中はあったけぇ奴ばっかりで、
 あたしに大切なモン山ほどくれた!そんな大井が、この町のみんなが大好きだ!
 だからこそ、あたしはこの大井を出る!この町のみんながもっとこの町を誇れるように!
 このあたしが中央に殴り込んでやらあ!!」

そして東京大賞典を優勝で飾ったイナリワンは、勝利者インタビューで大井競馬場への愛を語るのと同時に
これから中央へ殴り込んでやると宣言するのでした。大井っていうのは要するに地方競馬をやってるところなので
地方から中央へ移籍するってことを言ってるんですね

そういう意味じゃオグリキャップと同じですよね
オグリも最初は笠松という地方競馬を舞台に戦っていたのが、中央へ移籍していった馬なので
地方から中央へ乗り込んできた怪物っていう意味じゃ、オグリとイナリワンは同類ってことになりますよね

ちなみにですが、タマモクロスも別の意味でオグリと同類のキャラだったと思います
どういうことかというと、葦毛の馬は走らないと言われていた時代に
葦毛でありながら猛烈に走りまくった怪物っていう意味で、オグリとタマモクロスは同類だったわけですよね

つまり、オグリキャップのストーリーとして面白いのが、
オグリと同類(葦毛)のライバルであるタマモクロスとの激闘を経て
そんなタマモクロスとの戦いが決着した結果、去っていったタマモクロスと入れ替わるようにして
オグリと同類(地方)のライバルであるイナリワンとの激闘が始まるっていう風に
オグリの前に立ちはだかるライバルが次々と現れるってところですよね

このへんの展開は本当に現実とは思えないほどよく出来てるというか
少年漫画の王道のように、1人のライバルを倒せばまた新たなライバルとの戦いが始まるっていう
しかも最後には盛大なハッピーエンドも待ってるし、やっぱすげえよオグリは



ちなみにそんなオグリですが、今回何をしていたかというと
どっかのそば屋で天ぷらそばをわずか1口で完食していました
バキュームカーかお前は!?もうちょっと落ち着いて食えや!
もはや食べるというより吸飲って感じじゃねーか!やっぱすげえよオグリは…次回に続く!
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ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第80話「代償」、第81話「ハワイデヤンス」

さてウマ娘シンデレラグレイ第80話、第81話の感想ですが、内容的には
オグリキャップ、スーパークリーク、ディクタストライカと立て続けに怪我で休養に入るという内容でしたね
これも史実通りの流れのようですが、3者とも競馬界を引っ張るエース級の馬だっただけに
それが一斉に出られなくなったっていうのは当時ショック大きかったでしょうね。それに加えてタマモクロスも引退だしな…
そう考えたらこの時って、有馬記念の1位、2位、3位、4位の馬が全員抜けたってことか

競馬関係者の青ざめる顔が目に見えるようだぜ…ただ、馬が怪我してしまうバッドニュースっていうのは
現代でもあちこちで聞こえてくるっていうのが悩ましい問題ですよね
今年なんかも皐月賞で1着だったジオグリフが怪我で休養に入ったり
桜花賞、オークスで1着だったスターズオンアースが怪我で休養に入ったり
去年も活躍が期待されていたヨカヨカ、サトノレイナス、アカイトリノムスメが重い怪我でみんな引退してしまったり
競馬界を追ってるとそういうニュースが聞こえてくるの結構つらいんだよな…サラブレッドの健康を保つのって大変なんやなあ

さてともかく、我らが主人公オグリも怪我によって長期休養に入ったわけですが、
療養のためにオグリが向かった先はどこかというと
スパリゾート・ハワイアンズでした



作中ではスパリゾート・ハワイデヤンスになってますが
どっちにしろなんでこんなとこに来んねん!と思ったら
実際のオグリキャップがこの時期に訪れたのは
福島県いわき市にある競走馬リハビリセンターで
そこで温泉に入りながら怪我を癒やしたんだとか。

そしてスパリゾート・ハワイアンズについても調べてみたら、どこの場所にあるかというと
なんと福島県いわき市なんですよ
マジかよ競走馬リハビリセンターと同じ市にあんの!?そんでもって温泉やプールにも入れる施設なわけだから
馬にとってのリハビリセンターとよく似ているから、ウマ娘ではスパリゾート・ハワイアンズで休養することになったってことか…
調べてみると色んな意味があって面白いもんですねえ



そんなわけで、水着に着替えてプールでのウォーキングを開始したオグリですが
どうやらオグリはプールをたいそう苦手にしているようで、泳いだりするのはまったくできないようです
理由としては「笠松には海がなかったから…」とのことですが、言われてみれば笠松って岐阜県だから
岐阜県って海とまったく接してないんですね



地図で見てみるとこんな感じ。他の県はどこかしら海と接してるってことが多いですが
岐阜県はそういう部分がまったくなくて海とは縁がないっていう。
うーむなるほど、それにしても岐阜県って結構でけえんだな
なんだかウマ娘やオグリを知ったことで初めて岐阜県を意識した気がするわ(えー

というのも、俺は長いこと愛知県に住んでたから、岐阜県=愛知の上にある県ってことは知ってたんだけど
それ以外のことは何も知らないってぐらい岐阜を意識したことがなかったんだよね
それぐらい俺の中で空気だったんですが、まさか今になって岐阜がどんな場所かを意識するようになるとは思わんかったな…

それとオグリが泳ぎを苦手にしてるってことについてなんですが
これは実際のオグリキャップもめちゃめちゃ泳ぐの苦手だったようです
関係者によると泳いでるんだか溺れてるんだかわからないレベルでカナヅチな馬だったんだとか…

ちなみにゲームのウマ娘でもオグリは泳げない設定になってるようで、
スタミナトレーニングとかでプールの描写になるといつもビート板持ってるんですよね
オグリの他にもスーパークリークやビワハヤヒデやテイエムオペラオーなんかもビート板勢で、
実際に泳ぎの苦手だった馬がそういう風になってるみたいですね



ってそんな風にオグリが休養していた一方でレース場では新たな動きが!
なんと中央に移籍してきたイナリワンが暴れまくっており
天皇賞(春)を圧勝で終わらせるという格の違いを見せつけていました

天皇賞(春)といえば、3200mもの長距離を走るGIレースなわけですが
そこで圧勝するとはとんでもないスタミナを持ってるみたいですね
というかこれって4月のレースのはずだから、気がついたらもう有馬記念から4ヶ月経ってるんやな!?

時間経つのはえーなおい!なにしろ今回感想書いた80話の冒頭がまだ元日のシーンだったから
この2話の間に一瞬にして4ヶ月経ったってことになるんやな…
まあ、この時期はオグリが怪我で休養する生活がずっと続くから
モタモタしてたら話が何も進まないってことで、一気にギューンと加速したってことでしょうかね。それでは次回に続く!

 


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第82話「復活」



さてウマ娘シンデレラグレイ82話の感想ですが、冒頭の場面では
オグリがいつの間にか復帰していて9月の重賞レース・オールカマーを走っている場面で始まってますね
ていうかずいぶん時間飛んだなオイ!?

一気にばびゅーんと数ヶ月は飛んだんだが!?少し前まで1月だったのがもう9月まで来ちまったよ!
春のGIとかまるまる全部すっ飛ばした感じか…うーむ俺としては気になるレースあったから描写してほしかったな
その「気になるレース」っていうのが何かっていうと6月の宝塚記念ですよ

この時の宝塚記念がどうなったかというと、
イナリワンが1着になってその実力を知らしめて
ヤエノムテキが7着になって悔しい負けを味わって
サクラチヨノオーが16着になって大敗を喫してしまい、このレースを最後に引退してしまう

っていう風に、イナリワンの勝利っていうだけでなくヤエノムテキやサクラチヨノオーの敗北って意味でも重要なレースだと思うんですよね

特にこの漫画では、ヤエノムテキやサクラチヨノオーってオグリの友人的ポジションにいるから
その2人が敗れてしまって「なんでぇ中央ってのはこんなもんかよ!」みたいにイナリワンに見下されたり
それを見たオグリが「中央をなめるなよ」と言いながら出陣するみたいな展開を期待してたんですが…



以前はこのセリフを言われる側だったオグリが、今度は自分からそれを言いながらイナリワンと戦うみたいな
そういう展開にならないかなーと思ってたんですが完全に俺の妄想で終わっちまったようだ…(えー

あとオグリの友人的なウマ娘っていうと、フジマサマーチもこの時期に地方から中央へ移籍してきた頃だと思いますが
快勝しているイナリワンとは対象的にそれはもうとんでもないボロ負けを繰り返すっていう
悪夢のようなレースを味わった時期ですよね…そんなフジマサマーチのレースも飛ばされたみたいだけど、後から回想でやったりするんだろうか



そんな中、9月のオールカマーで勝利したオグリは、次に10月のGU・毎日王冠とGI・天皇賞(秋)に出ると決めたようですが
「ほーん奇遇っすね私も毎日王冠と天皇賞(秋)に出るんすよ」
「天皇賞(秋)には私も出るんすよ。首洗って待っといてくださいよ」
と、メジロアルダン&ヤエノムテキの2人からライバル的なオーラをビシビシ浴びせられてしまいます

つーかヤエノムテキのやつずいぶん余裕そうな態度じゃねえか!
宝塚記念でイナリワンにボコられたやろお前!(えー
カットされたおかげで何事もなかったようにニヤニヤしやがって!
ボコられて泣いてるところ見たかったわー、ヤエノムテキが泣いてるところ見たかったわー



そんな中で他のメンバーについての話になりますが、
ディクタストライカとサクラチヨノオーは長めの夏休みで学校に出てきていないと…
長めの夏休み…これってあれじゃないですか…?
もう二度と明けない夏休みってことなんじゃないですか!?

というのも、ディクタストライカとサクラチヨノオーは史実だとここで引退してしまっているので
長めの休みっていうのはもう二度とレースには出られないってことを言ってるんじゃないかなと…
いやーきついね…というかこの年の前半って、名のある馬がみんなトラブル続出しててやばいな

オグリキャップは怪我で長期休養
スーパークリークも怪我で長期休養
サクラチヨノオーは怪我を繰り返しレースでも大敗して引退
ディクタストライカ(サッカーボーイ)は怪我が治らず引退
フジマサマーチ(マーチトウショウ)は中央に来たものの大敗を繰り返す

っていう風に、悪夢のような出来事が次から次へと起こった年で
そんな中で元気に活躍してたのってイナリワンだけじゃねえか!(えー



そんなイナリワンですが、オグリが元気になったことで遠慮なく戦えると思ったのか
「ケンカ売りにきましたわ」と挑戦状を叩きつけることになります
なるほどこれはあれか、次の毎日王冠にイナリワンも出るっていうことか
この年の毎日王冠では、実際にイナリワンとオグリキャップが激突して
とんでもないデッドヒートの死闘を演じたことで伝説の毎日王冠って言われたやつですからね
そんなオグリVSイナリの展開が近いうちに描かれるということなんでしょう

今回の話についてはこれで終わりですが、イナリワンといえば
ゲームの方にもついに実装されましたよね



イナリワンについては俺も待ってたので、すぐさまガチャぶん回して入手したわけですが
とりあえず思ったのはですね…こいつムチャクチャ可愛いっすね
いやほんと、ゲームのイナリワンって思った以上にすげー可愛くてびびるわ
漫画だと生意気で狂暴っていうイメージが強いけど、ゲームだと声とか顔とかとにかく可愛いっていうかな…

あと可愛いだけじゃなくて強さの方も相当なもんというか
芝、ダート、マイル、中距離、長距離とあらゆるレースに出られる汎用性の高さだったり
直線一気、尻尾の滝登りといった強力なスキルを持っていたり、
十分にガチで使えるだけのパワーがあるキャラだと思いますね

実際に、俺は今回のジェミニ杯でイナリワンを実戦投入してるわけですが
ジェミニ杯において最強と名高いナリタタイシンを相手に
一歩も引かない超絶デッドヒートを演じたりとその強さを実感しておりますよ

そして最近使ってるのがこれ、タマモクロス、イナリワン、ナリタタイシンのちびっこ追込トリオ
グレードAのラウンド2というハイレベルな戦いであっても5連勝するほどに強いですね
5連勝の内容もイナリ2勝、タマ1勝、タイシン2勝とまんべんなく勝ってるしな

というかこの3人並べてみるとタイシンですら背が高く見えるからびびりますよね
身長どんだけだよお前らと思って調べてみたら、
タマモクロス140センチ、イナリワン139センチ、ナリタタイシン145センチだそうですよ
マジかよ数字比べるとタイシンは実際にこの中で一番高いのか…タイシン=小さいってイメージだったからちょっと衝撃だったわ
 


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第83話「望むところだ」



さてそれではウマ娘シンデレラグレイ第83話の感想ですが
前回現れて挑戦状を叩きつけてきたイナリワンに対し、オグリが不敵な笑みで返すという内容になってましたね
そんなオグリの心境についてはサブタイトルが物語っているというか
「望むところだ。かかってきな」と、逃げも隠れもせずイナリワンとの戦いを受けて立つ気のようですね

なんていうかオグリって意外とライバルが出てくると燃えるタイプだよね
普段はボケーとしてて他人との競争なんて興味なさそうなのに
いざ競争相手が出てくると闘志に火がつくっていうかね

ともかく、イナリワンとは次のレースの毎日王冠でケリをつけるという話になったようで
お互いにレース本番の日を楽しみに待つことになります。
おそらくこの2人に関しては、特訓シーンとかもスパッと飛ばしてレース本番になだれ込むんじゃないでしょうか?
すでに2人とも今の世代でトップクラスの実力を身につけているだろうし、あとは毎日王冠で激突するのを静かに待つって感じで…

そんな一方で、レベルアップのための特訓に四苦八苦していたのがスーパークリークですよ
クリークはオグリ達と違ってゾーンの力もまだ引き出せていないようだし、
ここでしっかり実力を底上げしておかないとまずい状況ですよね

がしかし、これまでの激戦の疲れもあって、かなりヘロヘロになっていたクリーク。
俺的にヘロヘロクリークはかなりそそるな…(えー
クリークってゲーム版だと特に「あらあらまあまあ」とか言って常に微笑みを浮かべてるようなキャラだから
どこかいつも余裕があるというか、普段それだけ余裕を感じさせるキャラクターが
すっかり余裕をなくしてヘロヘロになってる図っていうのはそそるもんがあるというか…



って、そんなことを言っていたら休養期間を挟んだことですっかり元気になってしまったクリーク。
ダメだよそんなの!もっとヘロヘロ期間長くしてくれや!(えー
くっそーヘロヘロクリークの姿をもう少し堪能していたかったのによー
俺がいいって言うまで元気になられちゃ困るんですよ!(えー

なんつーか最近は女の子のニコニコ笑顔よりも曇り顔の方が好きなんだよなぁ…
みたいなヤバイことを考えるようになってきてしまったというか
俺にも変な趣味が芽生えてきたんだろうか…



そして今回のラストシーンについてなんですが
なんかめっちゃニコニコ笑顔のメジロアルダンの場面で締めとなってましたね
えっ何そのニコニコ笑顔は?もうちょっと曇り顔になってくれない?(えー
なんなんでしょうかねこのアルダンのニコニコっぷりは。今度の毎日王冠にはアルダンも出るから
「優勝するのはわたしです」的な手応えを感じているとか?

うーむ、ただアルダンはゾーンの力とか身に付けられないだろうから、毎日王冠の当日は
持たざる者として埋められない差を見せつけられることになるんじゃなかろうか
それに毎日王冠だけでなく、その後に控える天皇賞(秋)もな…アルダンにとっては試練の時になりそうだ
果たしてこのニコニコ顔がどれだけ曇ってしまうのか…(えー
ヤエノムテキと並んでアルダンの曇りっぷりに注目ですな…次回に続く!



ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第84話「メジロ家」

さてウマ娘シンデレラグレイ第84話の感想ですが、今回の話は
まさかのメジロアルダン一色というくらいメジロアルダン祭りの内容となってましたね
巻頭のイラストもメジロアルダン、話の主役もメジロアルダン、なにもかもメジロアルダン
っていうくらいにメジロアルダンをメインに据えた回だなって印象を受けました

ちなみに俺としては、メジロアルダンってストーリーの主役になる器というより
噛ませポジションやんって思ってたので驚きました(えー
なにしろ、この頃はオグリ、クリーク、イナリワンで三強と呼ばれた時代なので、
アルダンはその中に入ることができず、三強には及ばないってイメージがあったわけですが…

 

しかし今回のアルダンに関しては「三強がなんだって?かかってこいよカスども」と言わんばかりに
堂々とした態度で迎え撃つって感じの立ち位置となってましたね。
「私はメジロ家のウマ娘ですから」とも言っていたので、
メジロ家の誇りにかけて勝ちに行くという闘志を静かに燃やしているようです

あとメジロ家といえば、そろそろメジロライアンがデビューし始めた時期だと思うので
今回あたり顔見せで出てくるかなと思ったんですが、まだ作中では出番なかったですね
ライアンってなにげにオグリともすごい重要なレースで戦ったりするから、そのうち必ず出てくるだろうと思うんですよね

まあ、今回の話を見る限りだとアルダンは今後も扱いが大きそうだし
アルダン絡みの描写をやっていくうちに、そのうちライアンも出てくるとかそういう流れでしょうかね?次回に続く1


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第85話「追われる立場」



《本日のメインレースはGU毎日王冠!
 スーパーGUと呼ばれるその代名詞に恥じぬ最高の面子です!》

さてウマ娘シンデレラグレイ第85話の感想ですが、冒頭ではいよいよ毎日王冠が始まるということで
レース前にスタンバイしているウマ娘達の姿が次々と映し出されてますね
というか意外だったのは、これってGUだからみんな体操服で走るのかよ!

おおなんということ…GIじゃないから勝負服は着ないで体操服で走るんやな
俺的に、イナリワンとオグリキャップの伝説の一戦ってイメージ強いから
勝負服でバチバチやり合う姿を想像してたけど、まさかの体操服で走ることになるとは…

あと意外と言えばロードロイヤル今回も出てるんですね
なにげにレースとなると毎回のように出てくるなお前!?主要キャラを除いたらダントツで一番レースに出てるんじゃなかろうか
そんなロードロイヤルは、実況から「その姿はまさに帝王!」って言われてますが
本当の名前がレジェントテイオーなの隠す気ないな!?(えー
そう、ロードロイヤルは史実のレジェンドテイオーっていう馬がモデルになっているので、
この場面の実況はそれをネタにした一言になってますね…

「メンバーはそうそうたる面子だが、中でも要注意なのはイナリワンだ。
 東京大賞典に勝利し中央へ来たものの、1戦目・2戦目は4着と5着…
 かと思えば3戦目・4戦目の春天と宝塚ではどちらも1着。
 かなりムラッ気があるようだ。そういう奴が一番読めん…油断するな」

そんな中、オグリ陣営の六平さんが「要注意なのはイナリワンだ」ということを語ってますが…
この六平さんから見たイナリワンの印象って
俺がゲームのイナリワンについて言ってることとメチャメチャそっくりですね

・弱い時にはそのへんの相手にもあっさりと負けてしまう
・強い時には強豪が相手でも圧倒的に勝ってしまう
・ムラッ気がすごくて安定感がない
・イナリワンのレースは結果がどうなるかまるで読めない

っていう風にね。これこそまさに俺がゲームで言ってきたことなんで、
六平さんの言ってることにメチャメチャ共感しながら読んでましたね
たぶんこれって実際のイナリワンもそういう特徴のあった馬だからなんだろうけど
そう考えるとゲームのイナリワンはすごくいい調整したなって思いますね

ゲームで使いながら肌で感じる印象が、実際のイナリワンと同じものになっていて
単に雰囲気を再現しただけじゃなく、ガチ対戦でもちゃんと使っていける性能になっていて
強すぎず弱すぎず使っていて楽しいっていうね。ほんとにイナリワンの調整だけは神がかってると思いますわ



そして次にイナリワン陣営の様子についてなんですが、トレーナーの作戦としては
「ひたすらオグリを様子見しよう」というもののようですね…
「なんだその消極的な作戦はナメてんのか」と不機嫌になるイナリワンですが
「オグリとは今後何度もぶつかるから先を見た方がいい」というのがトレーナーの考えのようで…

要するに毎日王冠は様子見のために捨てるってことか…うーむ…
もしかしてこのトレーナーが言いたいのは、この毎日王冠が終わった後には
GIレースで何度もオグリと戦うことになるから、GIで勝つことを優先すべきってことなんじゃないでしょうか?

なにしろ毎日王冠の後には天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念といったデカいGIレースがいくつも控えており、
これらのGIにイナリワンもオグリもすべて出場するっていうスケジュールになっているから、
「だったら毎日王冠とかいうGUなんか捨てて、でかいGIで勝った方がいい」っていうのがトレーナーの考えなのかもしれませんね

「今は次に繋げるためにも、徹底した情報収集がマストです」

「…つまり確実に勝つための情報が欲しいんだな?
 なら全部叶えたうえで今回も勝ってやろうじゃねぇか」



そんなトレーナーの話を聞いたイナリの反応がこれでした。要するに
「ああ、情報を収集するのはいいが…別に勝ってしまっても構わんのだろう?」
ってことみたいですね(えー

やはり闘争心の塊のようなイナリは、単なる様子見だけの「捨てるレース」なんぞする気はなく、
「やるからにはブッ倒す」という本気の勝負をするみたいですね

(…オグリキャップの台頭により、多くの地方出身ウマ娘たちが中央へ挑んだ…
 しかしその道は険しく、その大半がこの地を去っていった…
 オグリキャップが怪物を言われる所以はそこにある…)

がしかし、闘争心バリバリのイナリを見てもなお、「簡単に勝てるほど甘いもんじゃないっすよ」みたいなことを思っていたトレーナー。
というのも、このところオグリに続けとばかりに地方から中央に挑んだウマ娘たちが続々とやってきたようですが
そのほとんどが挫折して中央から去っていったという状況になっており、
地方出身のウマ娘が中央で勝つのはそれほどに難しいということを、このトレーナーは実感していたようで…

いやちょっと待ってください、オグリに続いて地方から中央に挑んだものの挫折したウマ娘って
これ完全にフジマサマーチのことじゃないっすか!?



いやマジで、フジマサマーチはまさにこのトレーナーが言っているウマ娘そのものの経歴の持ち主で、
この時期ちょうど中央のレースでまったく勝てず、こっぱみじんに自信を砕かれている頃だと思うんですよね
フジマサマーチの何がやばいって、単に中央のレースで勝てなかったってだけじゃなく
出たレースすべて最下位を取ってしまったっていうぐらい屈辱的な負け方をしてしまったんですよね

カサマツではオグリキャップのライバル的存在だっただけに、
「あのオグリとやり合ったフジマサマーチが中央に移籍してきたってよ!?」と移籍の際はさぞ話題になっただろうと思うんですが、
それがまさかの最下位連発で中央を去るとなると、フジマサマーチの精神状態は一体どんなことになってしまうんでしょうかね…



そしてフジマサマーチの他にもう1人、哀れな境遇となってしまったウマ娘の描写もありましたね
それが誰かっていうとディクタストライカですよ。
そう、ディクタストライカは足の怪我によって走れない身となってしまい、
本来なら今回の毎日王冠にも出場するはずだったのが、もうその望みは叶わなくなってしまったという…

そんな無念そうなディクタストライカの姿が今回描かれていたので、
フジマサマーチやディクタストライカの苦悩にも触れていくっていうことなんじゃないでしょうかね
さらにこの2人に近い境遇のサクラチヨノオーも控えてるし、
こいつは闇の深い展開になりそうだぜ!(えー
いやマジで、フジマサマーチ、ディクタストライカ、サクラチヨノオーの展開をじっくりやるとなったら
メチャメチャどんよりした重苦しい話になりそうですが、果たしてどういうストーリーになっていくのか…

あと今回、レースの直前にオグリ&イナリのビデオテープを山積みにして
熱心に研究をしている謎のウマ娘の姿がありましたね。こいつは新キャラか何かか…?
かつてのオベイユアマスターのように研究熱心な伏兵キャラといったところでしょうか

ともかく、俺としてはひとつだけ気になることがあるとすれば
現代の若い読者にビデオテープって通じるんでしょうかね?(えー
いやマジで、今の若い世代からしたらビデオテープって見たことないシロモノだろうし
最近よく聞くのが「若い子は「巻き戻し」って言葉の意味がわからない」ってことなんですよね

そう、ビデオテープ使ってた世代じゃないと、「巻き戻しって何を巻き戻すの?」っていうふうに
言葉の意味もわからないみたいだし、DVDやブルーレイで育った現代っ子からしたら
ビデオテープそのものがわからないってことも有り得るんじゃねえかなって…
うん、まあなんていうかウマ娘と関係なくてすいません(えー  それでは次回に続く1


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第86話「レースは終わらない」



さてそれではウマ娘シンデレラグレイ第86話の感想ですが、
今回はいよいよ毎日王冠のレースが始まったという内容になってますね
オグリキャップVSイナリワンの激突が一番の見どころとなるこのレースですが
そんなもん関係ござらんとばかりにかっとばしてるのはロードロイヤルです

またお前かよロードロイヤル!確か前回の感想でも書いたけどお前ほんとよく目立ってんな
でかいレースとなったら最初にかっとばしてるのいつもお前じゃねーか!
まあこの「最初にとばして目立つ」っていうのは逃げ馬の特権ってやつでしょうか

(半端な逃げではこいつらには通用しない!だったら全力の大逃げだ!)

『おおっとロードロイヤル大逃げに打って出たーっ!!』

ってそんなロードロイヤルですが、今回はただ単に先頭を走る逃げの戦法ではなく
とばしにとばして後続を完全にぶっちぎる大逃げの戦法を使う気のようです
まさかの大逃げとは…これは後続を走るキャラとしては相当困る展開でしょうね

というのもですよ、大逃げをされた場合に後続がどうするべきかというと、
早めに動いて逃げてるやつを捕まえに行くか、もしくはあえて動かずに自分のペースを守って走るかの2つに1つなんですよ
で、どっちが正しいかというとそれは誰にもわからないんですよね

たとえば早めに動いた場合、逃げてる相手を捕まえることはできても
大逃げのペースに巻き込まれて自分もバテバテになってしまう可能性があるので
最後までスタミナが持たずに負けてしまうおそれがあるわけで

逆に自分のペースを守り続けた場合、スタミナは最後まで持つという安心感はあるけど
仕掛けるのが遅れて逃げてる相手を捕まえきれないっていう風に、
先頭の相手に追いつくことなく負けてしまう可能性もあるわけで

早めに動くにしろ、じっくり待つにしろ、負けの影がちらつくことには変わりないというか
こうすれば安心だなんていう選択肢がないぶん、どう対処すればいいのかなんていう正解がないんですよね
なので大逃げをやられた側というのは、「くそ、どうすりゃいいんだよ…」ってかなり対応に困るだろうと思います
そういう意味では、後続としては動揺したり困惑してしまうこともあるだろうと思うわけですが…
 
 

そんな中で後続のキャラたちの心境はこんな感じでした
メジロアルダンは「焦る必要はありません。私は私のレースをするだけ」と落ち着いて自分のペースを守っており
オグリに至っては「私って恵まれてるなー」と強いライバルがいることにご機嫌ムードで走っていたという…

いやいやマジかよ君らもうちょっと動揺してもいいんじゃない!?(えー
大逃げって追う側からすると本当に焦るからなー
実際、ゲームのウマ娘でサイレンススズカの大逃げ使われたりすると
あまりのリードの大きさにビビッて「マジかよこれ本当に追いつけるのか…?」ってとにかく不安になるからなあ
そんな不安をまったく感じていないとなると、アルダンもオグリも精神的に相当タフってことみたいですね

『イナリワンはちょっと苦しいか!?後方から2番手の位置!』

そんな中でイナリワンは、あまり思うように走れておらず苦しいレース展開となっているようです
ただし、その理由は大逃げしているロードロイヤルではなく、
オグリから感じるプレッシャーに苦しんでいるようですね



こんな風に、まさに怪物と言わんばかりの禍々しいオーラを発しているオグリを見て
さすがのイナリワンも「なんやあいつヤバすぎやろ…」と身震いしているようですね
いやでも今回のオグリって禍々しい雰囲気どころか本人ウキウキしてるんですけどね!?(えー



こんな風に「ライバルと走るの楽しいなー」って本人はウキウキ笑顔で走ってるつもりなのが
周囲から見るとドス黒い怪物に見えてるなんて…(えー
ある意味かわいそうな奴だなオグリ…まあでもイナリワンが凄まじいプレッシャーを感じているというのも
キャンサー杯でのクリオグリの強さを思えばわからんでもないが…(えー

さすがに最強最強言われるだけあって、クリオグリが固有スキル発動した時は
ぞっとするようなスピードで前に出ていきますからね。あれは追う側からすると悪夢のような光景ですよ
ま、そんなクリオグリすら狩れるのが俺のイナリワンなんだがな…(えー



あと今回の話を見てて気になった場面があったので、それについても話しておきます
それというのがこのカサマツ組のウマ娘たちが観戦しているシーンですね
これの何が気になるかっていうと、なんとフジマサマーチが普通に元気そうに観戦しているんですよ
なんで君ふつうに元気そうにしてるの!?なんで!?(えー

いやというのもですよ、こないだもちょっと話しましたがフジマサマーチ(マーチトウショウ)というのは
この時期に中央へと移籍し、レースで最下位を取りまくってボッコボコに叩きのめされ、プライドを粉々に砕かれて中央から去っていくという
そんな悲劇的な経験をしているはずなんですがなんで元気そうにしてるの!?(えー

というかカサマツ組と一緒に暮らしてるってことは、このフジマサマーチはそもそも中央への移籍をしておらず、ずっとカサマツで暮らしてるってことなのか…?
つまりは史実と違うIF展開!?フジマサマーチに関してはIFのストーリーを展開していくってことですか!?
いやこれは驚きましたね…これまでシンデレラグレイって史実を元にした展開が続いてたわけですが、ここでIFの要素を入れてくるとは…

というか最近のシンデレラグレイを見ていて思うのは、
ウマ娘の悲劇的なシーンをあえて避けてるのかなって気がするんですよね
たとえば宝塚記念でイナリワンに敗北し、「また負けてしまった…」と悔しい負けを重ねるヤエノムテキだとか
同じく宝塚記念でヤエノムテキより下の大敗北を喫して、足の怪我も治らず引退してしまったサクラチヨノオーだとか
地方から中央にやってきて、まったく中央では通用せずボコボコにされるはずだったフジマサマーチとか
そういう悲劇的なシーンはことごとくカットしてますよね

うーむ、何か考えがあってのことだろうか…たとえばこういう悲劇的なエピソードをやるとなると、話の雰囲気が重苦しくなりすぎるからとか
主人公のオグリとは関係ないところで、こういう暗い話ばかりやっててもしょうがないからとか、そういうことなんだろうか
こうなってくると、鬱で重たいストーリーというのはディクタストライカ1人でやるってことかな(えー



ディクタストライカに関しては、史実と同じく足のケガによってレースに出られなくなってしまった描写があったので
このまま復帰が叶わず引退してしまうという悲劇を1人で背負うことになるのかなって気がしますが…
いやでもまだわかんねーから!なにしろ今回フジマサマーチがIF展開を突き進んだわけだし
もしかしたらディクタストライカもここから奇跡の復帰というミラクルが待ってるかもしれねーから!

IFに期待しようぜディクタストライカよ!救済のIFにな!もしもそういうのがなかったとしたら
「なんでお前はIFで救済されとんじゃボケェ!!」ってフジマサマーチしばいていいぞ!(えー
それでは次回に続く!
 


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第87話「癖」

さてウマ娘シンデレラグレイ第87話の感想ですが、
今回の話でオグリは左回りのコーナーを苦手としており、そのことをメジロアルダンに見抜かれてしまうっていう内容になってましたね
なんかこんなような話を頭文字Dで見た覚えがあるぞ!

 
 

ハッキリ言えば!!右コーナーがヘタクソだってことさ!!(えー
いやオグリがヘタクソなのは左コーナーなんですけどね、ともかくオグリが左コーナーにおいて外へ外へと膨らんでしまう一方で
逆に内へと切り込むような鮮やかなライン取りにより、レースを優位に進めていくメジロアルダン。
どうやらアルダンはオグリと違って左コーナーが大得意のようですね
さすがゲームで左回り○のスキル持ってるだけあります(えー



というかゲームの話をすると、最近こういうコーナーで外に膨らむか、内に切り込むかっていうのが
メチャクチャ重要になってきてる気がするんですよね
特に最終コーナーでの攻防はこれが勝敗に直結するというか、どれだけスキルが出まくってスピードが上がったとしても
外に思いっきり膨らんだら全部パーになってしまうというか、とにかく外に膨らんだ時のロスがすごくて
それが原因で負けるっていうレースがかなり多いように思うんですよね

なので俺としては最近、とにかく最終コーナーでのロスを減らしたいと思ってるんですが
どうやったらロスが減るんだかまったく分からんのですよね…(えー
いやマジで、最終コーナーで外に膨らまないためのスキルって、一体なにを持たせればええんや…?
とりあえずライン取りがよくなるというコツ系スキルや、臨機応変とかの横移動スキルを持たせてるんですが
それがどのくらい良い結果に繋がってるのかさっぱり分からんというね…

それともアルダンが持っているような左回りとかのスキルを持たせるべきなのか?
これを持たせればコーナーで膨らまないようなライン取りで走れるとか、そういう隠し効果があったりするのか?
教えてくださいよアルダン先生よぉ!!(えー 



自分1人で知識独占しないでくださいよぉ!俺らにも教えてくださいよ内に入るコツをよぉ!次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第88話「篝火狐鳴」



さてそれではウマ娘シンデレラグレイ88話の感想ですが、今回の冒頭はいきなり
バテバテになっていて超しんどそうにしているイナリワンの場面で始まってますね
おいおいどうしたイナリワン、1800mのレースでなぜそんなにもバテてしまったんや!3200mでも走れるお前が!
それはそれとしてしんどそうにしてるイナリワン可愛いっすね(えー

ゲームのウマ娘とかやってても思うんですけど、完全にスタミナ切れ起こしてバテバテになりながら
ヘロヘロ顔で走るウマ娘っていうのは妙にそそるもんがあるというかね
オラッ!もっとバテて弱々しい顔を晒すんだよ!(えー



《メジロアルダンが来た!徹頭徹尾完璧な立ち回り!
 そしてオグリキャップも一番外から上がってきた!》

そんな風にイナリが後方でヘロヘロしている中、先頭集団はすでに最終直線に入っており
メジロアルダンが先頭に抜け出して、さらにオグリがそれを追うという展開になっていました
なんてこった、イナリが全然関係ないところでもう決着がつきそうになっているとは…
まさか後方でモタモタしていたらもうレースが終わっちゃったという結果に終わるのかイナリよ!?

「届いた…!!ようやく届いたぜこの感覚に!!」



ってゲェー!?イナリがなんかとんでもない顔に!?
あと少しでレースが終わろうかというその時、ゾーンの力が発動して
闘志ギンギンになりながら圧倒的パワーで駆け上がっていくイナリ!
お前もうちょっとヘロヘロ顔晒してくれるかと思いきやなんつー顔しとるんや…(えー

そんなイナリのゾーンの名前は「篝火狐鳴」って言うみたいですね
えーっと…なんで読むんだコレ?(えー
かがりびきつねなき?わかんねえよ!読みがな書いてくれよ読みがなを!

というか今気づいたんですけど、ヤングジャンプって
普段のセリフとかも読みがな書いてないんですね
マジかよ少年ジャンプとか見慣れてるせいで、てっきり読みがなは書かれてるもんだと思ってたわ
ちくしょうヤングジャンプめ、漢字の読めない低学歴はお断りってことかよ!(えー  次回に続く!
 

ヤングジャンプヒロイン感想:ウマ娘シンデレラグレイ外伝



さて今週のヤングジャンプは雑誌自体がお休みとなっているわけですが
その代わりにこんな雑誌が発売しております。ヤングジャンプヒロイン。
確か以前にも発売したことのあるヤングジャンプの増刊号ですね

ウマ娘シンデレラグレイの外伝もこの雑誌に載っているので、今日はその感想を書いていきますよ
というかこの雑誌って絶対あれですよね、いつものヤングジャンプが発売されてないってことに気づいてなくて
「おっヤングジャンプ売ってんじゃん」と思ってうっかり買っちゃうっていう
そんなうっかりな客とか絶対いますよね(えー
「ヤングジャンプ」ってロゴもそっくりだしな…むしろうっかり買わせることも計算のうちなんだろうか

さてともかくウマ娘シンデレラグレイ外伝ですよ。今回の話はなんとフジマサマーチが主役となっており
巻頭カラーですの掲載となっております



そして見よ!このフジマサマーチの浮かない表情を!
巻頭カラーだと言うのにこの表情!これは…これはくるで!
フジマサマーチが中央に移籍してボロクソに負けまくる展開くるで!

実を言うと、今回の外伝がフジマサマーチ主役だと聞いた瞬間に「まさか来るのか」と思ったんですよ
本編ではスルーしたフジマサマーチのボロ負け展開をここでやるってことかと。
つまりはそういうことだったんや!外伝でじっくりねっとりとフジマサマーチの敗北展開を描いていくってことだったんや!

と思ったらむしろ大勝利してめっちゃ爽やかに笑う展開になってました
えええええ!?どういうことやねん!?てっきり中央のレースで大敗北する展開かと思いきや、地方のレースで大勝利する展開やと!?
一体これはどういうことなんや…と思ったら、今回やったレースは岐阜王冠賞ということで
これは1988年7月にやったレースであり、フジマサマーチ(マーチトウショウ)が中央に移籍するのはその数ヶ月後だから
つまり移籍する少し前の時期の描写をしてるってことですね
この時期のフジマサマーチは、地方のカサマツ所属で岐阜のレースに出てましたっていう、そういうことだと思います

問題はこのあとどうなるかってことなんですが…いやーどうなんだろう
本編でもスルーして今回の外伝でもスルーしたフジマサマーチの挫折展開を
このあとわざわざやるのかっていうと、さすがに可能性は低そうな気がするな…

なにしろ今回、「あのオグリキャップにも勝ったことあるらしいよ」ってヒソヒソと周りが話す展開だとか
そういう声にも惑わされず爽やかに大勝利する展開をやったわけで、これだけ地方で立派に走っているフジマサマーチが
中央にやってきてボロカスに負けてすごすごと帰っていくなんていう展開はさすがにやらないんじゃねーかな…

とりあえず、今回の外伝を見たことでマーチのボロ負け展開は「まずやらないだろう」って気持ちになりましたね
むしろここからやるとなったら大したもんですよ(えー
フジマサマーチはカサマツで幸せに暮らしましたみたいな展開から中央での地獄のストーリーが始まるっていう
とんでもない流れになるだろうから、その展開を選ぶとなったらマジ半端ねえなと思いますね…


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第89話「今度は離さねえ」



さてウマ娘シンデレラグレイ第89話の感想ですが、今回の話は
覚醒したイナリワンがとんでもない勢いで全員ブチ抜いていくというシーンで始まってますね
あきらかに1人だけ異様なファイヤーを撒き散らしながら突き進んでいくこの姿、
いつぞやのレーザービームと化したタマモクロスを彷彿とさせる光景ですね



この時のタマモクロスは「最強」と言われてましたが、今のイナリワンも
そんな最強のタマモクロスにも匹敵するだけの走りをしてる感じがします

「いつの間にあんなに前に…!?」

「ムラがあるどころの話じゃねえ…!爆発力という一点において言えば、あのタマモクロスをもしのぐかもしれん!
 俺の認識が甘かった…!ヤツはもう十分に最強クラスだ!」

そんな中、作中でもタマモクロスと比較したコメントが語られてますが、
爆発力だけならタマモクロスを超えていると言われるぐらいに
イナリワンのパワーは常軌を逸しているようです

なんていうかこのへんの感覚っていうのはゲームのウマ娘とも共通してますね
タマモクロスとイナリワン、どちらも強さとしてはトップの座を狙えるレベルの性能なんですが
タマモクロスは安定して力を発揮しやすいタイプ、イナリワンはムラッ気がありすぎて爆発力に賭けるタイプってイメージがあります

(滾る…!!頭のテッペンから指の先まで血が巡ってんのが分かる!
 今ならなんだって出来そうな気がすんぜ!これであたしが…!)



とその時、イナリワンに負けじとゾーンの力で急加速してきたオグリ!
イナリワンはすでに勝利を確信していたようですが、あのまま勝てるほどオグリはたやすい相手ではなかったようです
そしてお互いにゾーンの力を激しく放出し、2人だけ完全に突き抜けた一騎打ちの形で最後の攻防を繰り広げることに…

《先頭はオグリキャップとイナリワン!先にゴール板を駆け抜けるのは果たしてどちらだ!?
 オグリキャップか!?イナリワンか!?今ここにゴールイン!!》

ってもうゴールしちゃったよ!おいおいマジかよ!
てっきりこの2人の競り合いをもうちょっとじっくり描くかと思ったら!意外と早い決着だったな!?
うーむ、俺としてはこのイナリワンVSオグリキャップの毎日王冠って、実際のレースでも決着シーンがかなり好きだから
イナリVSオグリのお互いに一歩も譲らないド根性っぷりを、もっと長めの尺で見ていたかった気はするな…

・篝火狐鳴(こうかこめい)
 古代中国、苦役を強いる秦に対して反乱を起こそうとした人が、人々をまとめる為にかがり火を燃やして狐の真似をしてその反乱を支持しているお告げを作り出し、
 超常的な加護があるかのように見せた故事を元にした四文字熟語ですね
 燃え盛る火の様なイナリワンの気性、それとオグリに対する挑戦者だって部分から来てるのかもしれませんね by 悠久

・篝火狐鳴(こうかこめい)と読むらしいですね
 ざっくり、火を焚いて狐の鳴き声を真似て祟り起きたー的な事をして周りを惑わすことみたいですね。
 例えで使われる四字熟語というよりは四面楚歌みたいな実際にあったことをそのまま単語化したタイプのようです by youare

それと前回登場したイナリワンのゾーン名・篝火狐鳴について、悠久さんとyouareさんから解説コメントがきてました。ありがとうございます
読み方については「こうかこめい」というみたいですね。かがりびきつねなきじゃなかったのか…(えー
いやあ、篝火って見るとかがりびって読んじゃうから、まずそこから気をつけないとちゃんと読むのが難しい言葉っすね
イナリワンの奴よくこんな難しい言葉がパッと出てきたな…(えー  それでは次回に続く!
 

ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第90話「やられた!」



さてウマ娘シンデレラグレイ第90話の感想ですが、前回ラストでオグリとイナリワンがほぼ同時にゴールインした結果
どっちが1着なのか写真判定が行われるという内容になってましたね
そんなわけでゼエゼエと息を乱しながら判定結果を待つ2人ですが
こんな時になんですけどイナリワンってやっぱ胸でけえっすね(えー

横から見ると明らかにボイーンと胸が突き出してる感じがすごいわ
実際の数字ではどんなんだっけなと思って確認してみたら
身長139センチ、バスト85センチ、ウエスト51センチ、ヒップ74センチってことみたいです
なるほど身長に比べて胸がめっちゃでけえって感じか…
というかケツより胸のほうが10センチ以上でかいじゃねえか!(えー
体型についても極端なことになっててムラッ気がすごいなイナリのやつ…

「はあ…はあ…クソ…」

「やられた!」「やられた!」

「え?」「え?」

「おいおいなんだ煽ってんのかい?勝ったのはお前さんだろ」

「何を言っているんだ?キミが一着だっただろう」

「バカ言ってんじゃねぇべらぼうめ!おめえの目は節穴かい!?」

「そっちこそちゃんと見てたのか!?」

そんな中で、お互いに「今回のレース負けたわー」と思っていたイナリ&オグリの2人。
それぐらい際どい決着だったということでしょうか、まあほぼ同時にゴールに飛び込んだしな…
そして長い写真判定の結果、今回の勝者はオグリということになります
しかしどっちが勝ったにしろ、イナリ&オグリが互角の存在で、似た者同士っていうのは今回のレースではっきりしましたね



「ハァ…ハァ…負けた…レース運びはすべて予定通り…普通なら間違いなく勝てていたレース…
 なのにあの二人は明らかに普通じゃなかった…あれは一体…」

そんな一方で、オグリ&イナリに圧倒的な力の差を見せつけられたことで、フラフラと放心状態で歩いていたメジロアルダン。
今回のレース、すべて計算通りに進めていたはずが、ゾーンの力でその計算をすべてひっくり返されて負けてしまったので
「なんやねんあの力は…意味わからんわ…」と、理不尽なまでに強いゾーンの力のすさまじさをヒシヒシと感じているようですね
というかこの漫画のゾーンほんと強すぎるよな…
明らかに次元が違うパワーを発揮するから、ゾーンに入れないキャラからすると本当に手も足も出ないっていうか…

「お疲れさん」



って、そんな落ち込み中のアルダンところにやってきたのは、ディクタストライカ&サクラチヨノオー!
こ、この2人は!引退コンビの2人じゃないですか!(えー
そう、この2人っていうのは史実だと足の怪我が治らなくて、この時期に引退していったわけですが、それがこうして現れたということは
「俺らと一緒に引退しようぜ」とアルダンを誘いに来たってことですか!?(えー

「作戦は悪くなかったと思うぜ」

「はい!誰が勝ってもおかしくなかったです!」

「ふふ、ありがとうございます。なぐさめに来てくれたんですか?」

「まさか。へこんでるライバルのツラ拝んでやろうと思っただけだ、復帰したらお前とも再戦してぇしな」

「あら、その時はもう追いつけなくなっているかもしれませんよ」

「はは、上等だ!首洗って待ってろ!」

「私もダービーの時みたいに差し切ってみせます!」

「ふふ…お待ちしてますね」

ところが、ディクタ達から出てきた言葉は引退なんてものではなくて
「復帰したら再戦しようぜ」「私も差し切ってみせます」という風に
まだまだ今後もずっと走り続けるというものでした



なるほど…つまりディクタ達は「怪我をしてもう復帰できない」という暗い道を進むのではなく
復帰に向けての明るい道を進んでいくってことみたいですね
多分これはフジマサマーチも同じで、中央でボコボコに負けて心折れるような鬱展開はやめにして
なるべく明るい未来を目指していくような、そういう話にしたいっていう作者の意向を感じますね

俺の感想では、史実に沿った鬱展開はいつごろ来るんだろうってことをこれまで何度か書いてましたが
それについて今回で答えが出たと思います
そういう鬱展開はやりませんよっていうのが作者の意思だと思うので
登場キャラたちがハッピーエンドを目指せるような内容にしていくってことなんじゃないかなあ

《芝2400メートル、京都大賞典!長い休養を経て再びこの京都のターフに降り立った!
 生粋のステイヤー!スーパークリークが淀の坂を駆け上がる!》



そして一方その頃、GUレースの京都大賞典に出走していたスーパークリーク。
このところ長い休養を取っていましたが、いよいよ復帰するためにこのレースを選んだみたいですね
そして目がチリチリし始めていることから、クリークのゾーン覚醒も間近に迫っているようです
オグリキャップとイナリワンがすでに覚醒している以上、それと並んで平成三強と呼ばれたスーパークリークも
そろそろゾーンに覚醒するってことなんでしょうね。それでは次回に続く!
 

ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第91話「黄金世代」



さてそれではウマ娘シンデレラグレイ第91話の感想ですが、
今回の内容はGUレースの京都大賞典に出走したスーパークリークが
汗ひとつかかないような余裕っぷりで圧勝するという内容でしたね

京都大賞典といえば、2400mもの距離を走るという長めのレースなわけですが、
それだけの距離を走ってまったく疲れていないという無尽蔵のスタミナを身に着けてしまったようです
それともあれだろうか、スーパークリークといえばゲームの固有スキルが回復するやつだから
回復パワーのおかげで疲れてないとかそういうことなんだろうか(えー



ともかく、格の違いを見せつけて京都大賞典を制したスーパークリークですが、
ただ単に勝ったというだけではなくレコードタイムを叩き出すという結果まで残したようです
つまり、今のクリークはスタミナだけではなくスピードまでも一級品ということか

しかもそれだけの結果を出していながら、まだずいぶんと余力を残してるような状態ですからね
ゾーンの力もまだ使ってないみたいだから、ひょっとして地力の高さでいうと
今のクリークは作中で最強クラスなのでは…?

オグリとイナリはゾーンの力を惜しみなく使って戦ってるから、全力をすでに出し切っているわけですが
まだそれを使っていないクリークは実力の底を見せていないというか
現時点で一番底知れない強さを秘めている気がしますね…



そんなクリーク、オグリ、イナリの3人は揃って天皇賞(秋)に出走し、いよいよ三強が激突することに。
天皇賞(秋)はGIレースですから、今回のGUはあくまで前哨戦でありこっちが本番ということか
それにしてもこの画像、三強のイナリの顔が微妙に隠れててヤエノムテキの顔が見えてるっていうのがなんか気になるんですけど
ヤエノムテキお前やれるんか!?この戦いについてこれるんか!?(えー

ヤエノムテキと言えば夏の宝塚記念でイナリワンにボコられたはずですが、果たしてこの秋の仕上がりはどうだったんでしょうか
史実によると、どうやらヤエノムテキは宝塚記念での敗戦の後に夏休みに入ったようで、
温泉でのんびり過ごしていたらすっかり気がゆるみすぎてしまい
ゆるゆる状態で秋に入ったので、天皇賞(秋)までに仕上げるのが苦労したという…
お前ぜんぜん期待できそうにないやんけ!(えー
温泉でくつろぎすぎてゆるゆるガール状態か!ただでさえ厳しい戦いになりそうなのにそんな有り様だったとは…次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第92話「世間」

さてウマ娘シンデレラグレイ第92話の感想ですが、
今回の話は毎日王冠のレースを終えたイナリワンが、1人でゾーンの力を引き出す練習をする内容となってましたね
がしかし、その力を使おうにもまだまだ上手くコントロールできておらず、つまづいたりすっ転んだりしながら
「違う…あの時の感覚を思い出せ…」と、つぶやきながら走り続けることに。

どうやらゾーンの力を自在に使いこなすのは相当難しいみたいですね
ちなみにそれはオグリも同じ状況で、ゾーンの力を引き出すことについては
「タマと走って以来、やろうと思ってもできなかったんだが、イナリとのレースで引っ張られる感じがした」
という風に今回言っていました。つまりオグリもイナリも自分の意思ではうまくゾーンを発動できなくて、
強い相手とガムシャラに走ってたらなんか上手くいったっていう状況でしか力を発揮できないわけか

そう考えると自由自在にゾーン使ってたタマモクロスとかトニビアンカさんって凄かったんだな…
まさに王者の貫禄というか、いつでも強力なパワーを発揮できる安定感って意味では、
オグリやイナリはまだその域には到達できてないみたいですね



ってそんな中、ひたすら特訓し続けるイナリワンを「おやおや〜?」と興味深そうに眺めるウマ娘が…
ってミスターシービーやんけ!1983年に三冠を達成したスーパーレジェンドですよ
イナリワンからしたら5年くらい先輩のすげー馬ってことになるわけですが…ここから2人が関わることになるのか?

そういえばミスターシービーって、イナリワンが初登場した時にも
「あの子なんか特に良いね」って言ってたから、ひと目見た時からイナリワンのことを気に入ってるっぽいですね
今回も興味深そうに寄ってきてますが、シービーにはそれだけイナリに興味を引かれる何かがあるのか…?
この2人の共通点って一体なんなんだろう。単に追込を得意としているってことぐらいしか思いつかないけど…



まあゲームでもイナリの育成でシービーのカード使いまくるしな…(えー
追込育成でつえーんだこれが…シービーの持ってる強攻策と、イナリの持ってる尻尾の滝登りが相性抜群すぎてなー
イナリの育成する時にとりあえずシービーのカード入れるのはもはやお約束ですよ

ともかく、イナリ陣営にシービー登場という動きがある中で、
同じ頃にオグリ陣営にも新たな動きが…



そう、コミちゃんの登場ですよ
このコミちゃんが誰なのかというとタマモクロスのトレーナーですよ!
ここでまさかのタマモクロスですか!?一体どういう繋がりが…と思って調べてみたら
実はオグリキャップとタマモクロスって「騎手が同じ」という繋がりがあったんですね

タマモクロスに乗っていたのは南井克巳という騎手だったんですが、
タマモクロスが引退してからはオグリキャップへと乗るようになって、
ちょうど今ぐらいのオグリのレースではずっと南井克巳が乗っていたという…

なるほどつまり、今回コミちゃんが登場したのは
騎手パワー継承の儀式みたいなのをやるためってことですか!?(えー
いやだって、少し前にもシンボリルドルフ相手にオグリキャップがそういうのやってたし!



このTake it easyと言いながら手を叩くシーンは
岡部幸雄パワー継承の儀式ですよ(えー
こういう風に騎手の繋がりを感じさせるシーンを描いてるってことは
今回のコミちゃん登場も南井克巳パワー継承をやるためってことなのでは…?次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第93話「確実に」

 
 

さてウマ娘シンデレラグレイ第93話の感想ですが、今回の話は
前回現れたコミちゃん(タマモクロスのトレーナー)から
タマモクロスの特訓ノートをオグリ陣営が授かるという内容になってますね

なるほどこのノートのやり取りが前回俺の言った
南井克巳パワー継承の儀式ってことやな(えー
タマモクロスからオグリキャップへと乗り代わった騎手・南井克巳のパワーが
ある意味このノートに詰まっているということなんでしょう

あとはまあ話の展開から言っても
タマモクロスが自在に使いこなしていたゾーンの力を
オグリはまだ自分の意思で使うことができてないので
「もっとオグリがゾーンの力を使えるようになるには」ということを考えるのにも
タマモクロスの特訓ノートは役に立つかもしれませんね

そして次のシーンを見てみると、なんと4ヶ月前のレースの描写となり
そこではグングン先頭をひた走るイナリワンと、苦悶の表情を浮かべて敗れてしまうヤエノムテキの姿が…
こ、これはー!!宝塚記念や!!俺の見たかったやつや!!

今までの展開で飛ばされちゃったレースで「見たかったのになー」って俺が何度も言ってたやつですよ!
ついに本編の回想で描かれたか!うおおおおおおおおおおおお
はあヤエノムテキの敗北顔やっぱええもんやなぁ(えー

なぜこうも苦悶の表情が似合ってしまうのか。可哀想なのにそそるもんがあるぜ
ヤエノムテキの敗北シーンを見ることでしか得られない栄養があると思うのは俺だけだろうか(えー



ともかく苦い敗北を喫してしまったヤエノムテキですが、「うおおお今度こそ勝ったるでー!」と厳しい特訓を行ったことで
波動拳を撃てるようになってしまったようです(えー
このポーズと服装からしてマジで波動拳みたいじゃねーか!ストリートファイターにでもなる気かよ!

「ヤエノムテキよ、心が乱れておるな」

「…はい…オグリさん、アルダンさん、クリークさん、イナリさん…私は彼女たちに1度敗北しています。
 正直なところ不安は否めません…」

「ふむ、奴らのレースでの印象はどうだった?」

「印象ですか…?アルダンさんは非常にタフな精神の持ち主です。
 繊細なようでいて、強固で厚みを増せば弾丸をも防ぎ切るガラスのようなウマ娘…
 クリークさんは常に状況を俯瞰で見ているような方です。
 スタミナ同様に思考も底が見えません…休みなく流動を続ける大河といったところでしょうか。
 オグリさんはとにかく異質です…強いという言葉ではまとめられないような…まさに怪物ですね。
 イナリさんは…その、予測できないというか、よくわかりません」

っておい!?イナリだけなんやねんそのコメントは!?
ライバルたちの印象について詳しく語り始めたかと思ったら
イナリだけは「よくわかんねーなあいつ」の一言で終わらされるとは!

ま、まああれだ、イナリについては計算が通用しないタイプの相手というか
何をしでかすかわからん奴って感じだろうか…スラムダンクの桜木花道みたいな
バカだけど秘めた能力はすさまじいとかそういう立ち位置でしょうかね
イナリってゾーンの力も火属性だし、わりと少年漫画の主人公っぽいところあるよな…それでは次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第94話「奈瀬英人の娘」



さてウマ娘シンデレラグレイ第94話の感想ですが、
今回の冒頭では幼い頃からの奈瀬トレーナーの成長過程が描かれてましたね

小学生ぐらいの時にテストで100点を取ったり、
中学生ぐらいの時に全国模試で1位を取ったり、
大学生の時に飛び級で学校を卒業したりと、とにかく優秀だった奈瀬トレーナーですが…

しかし、そのことをどれだけ父親に報告しても、父親からは決まって
「そうか」という答えしか返ってこなかったようで
まるで関心を持っていないような父親の態度に、奈瀬トレーナーはどんどん顔が曇っていったみたいですね

そんな風に奈瀬トレーナーの顔が曇っていくのは正直そそるもんがあるというか…(えー
最初は明るくて純真だった少女が、何度もつらい思いをして年月が経つうちに
だんだんと雰囲気がダークに変わっていくっていうのはたまらんもんがありますね
なんだかバトスピのダンさんを思い出しちゃったよ(えー
俺的にそういう「最初は純粋な子供だったけど、成長するうちに闇を抱えていく」ってキャラが好きなのかもな…

あと奈瀬トレーナーといえばジョッキーの武豊がモデルだとよく言われてますが
その父親ということは、武豊の父である武邦彦がモデルってことなんですかね?
武邦彦というと、俺が聞いたことあるのは昔活躍した有名なジョッキーで、競馬界では名が知られていたから
武豊も最初は「武邦彦の息子」としか認識されてなかったとか、あと子育てに関しては放任主義だったってことらしいから、
この漫画で娘に対して「そうか」としか言わない父になっているのも、そういう放任主義的な部分が反映されてるってことなんですかね
 
 

そして今回、「さすがは奈瀬英人の娘さんだ!」と新聞記者に言われて
めちゃめちゃブチ切れてしまう奈瀬トレーナー。
これは俺がさっき言った、武豊も最初は「武邦彦の息子」としか見られてなかったっていう部分の再現ですかね
武豊がどう思ってたのかは知りませんが、奈瀬トレーナーはそういう風に親父と絡めて言われるのがめちゃめちゃイラつくみたいで…
もはや親父の存在そのものがコンプレックスになってて、そこに触れられると即座にキレるって感じになってるっぽいな…



そんな風に奈瀬トレーナーがムシャクシャしている中で、爽やかに現れたウマ娘が1人。
そうバンブーメモリーです。オグリ世代で短距離やマイルを中心に走っていた馬で、
オグリもマイルを走ってたからその舞台でのライバルって感じですね

あとぶっちゃけゲームでは影が薄かったので
漫画の方でこれから目立って欲しいところです
(えー
ちょっと前に実装されて性能も悪くないはずなんだけど、あんまり話を聞かないというか…がんばれバンブーメモリー

あとバンブーメモリーといえば、実際の馬では
ジョッキーとして武豊が乗り、調教師として武邦彦が鍛えたっていう風に
親子コンビの力で活躍したって部分があるから、そのへん漫画ではどうなるか気になりますね

「アタシのトレーナーさん、ちょっと変わってるけどいい人ッスよ!」
って今回バンブーメモリーがスーパークリークに言っていたので
これっておそらく、どんな変わってる人なんだろうなーと紹介されてみたら
奈瀬トレーナーの親父が出てくるとかそういう展開じゃないですかね
そうなった時の奈瀬トレーナーが一体どんな顔をするのか楽しみだぜ…



そして今回ラストで、謎の男が「寿司でも食うか」と現れてますが、これがおそらく
奈瀬父でありバンブーメモリーのトレーナーってことなんじゃないかと思います
やっぱりバンブーメモリーの出番が増えるにつれて、父親も出てきて奈瀬トレーナーとご対面っていう流れか…
今後は奈瀬トレーナーのリアクション芸に注目することになりそうですね(えー

最後にリアル競馬の話なんですが、10月2日(日曜)はあれですよ
GIのスプリンターズステークスに俺の好きなメイケイエールが出走したりだとか
さらに海外の凱旋門賞に日本の主力馬が何頭も出走したりするので
重要なレースがダブルである日ですね…どっちも超注目なのでどうなるかしっかり見ようと思います


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第95話「開幕」



さてそれではウマ娘シンデレラグレイ第95話の感想ですが、
今回の話は東京レース場でオグリが新しい特訓をする内容となってますね
詳しいことはよく分かりませんが、ゴール前に立っている六平さんの姿が
急に消えたかと思うとオグリからゾーンの力が発動するという現象が起きているようで…

えっなんなんこれは!?どういうカラクリなん!?
なんで六平さんの姿が急に消えて、オグリからゾーンの力が出てくることに!?
どういう理屈でそうなってるのかよく分かりませんが、
六平さんの姿が視界から消えるほどの集中力で走ってるってことなんだろうか?

そもそもゾーンって言葉は、スポーツ選手とかが並外れた集中力を発揮する時のことを指すから
そういうスポーツにおけるゾーン状態に入ることで、ウマ娘におけるゾーンの力も使いこなせるとか
そんな意味合いでもあるんだろうか?



そんな特訓を終えたオグリは、これから天皇賞(秋)をはじめとする
伝説のGI戦線へと向かうことになります
伝説のGI戦線…ちょっと待って伝説のGI戦線?
どのへんのことを伝説って言ってるんだろう…(えー

このあとオグリが出走するのは天皇賞(秋)、マイルチャンピオンシップ、ジャパンカップ、有馬記念という4つのGIですが
この一連のレースを伝説と呼んでいるっていうのはどういう…まさかあれだろうか
地獄のクソローテすぎて伝説ってことなんだろうか(えー

というのもですよ、この4つのレースに出たオグリのローテって
10月29日:天皇賞(秋)
11月19日:マイルチャンピオンシップ
11月26日:ジャパンカップ
12月24日:有馬記念
っていう風に、2ヶ月ほどの間に4つもレース出てるんですよね
他の馬は基本的に1つのレースに出たら1ヶ月は休養期間を設けるっていうのが普通なのに対し、
オグリはそんな常識を無視して、短期間に繰り返しレースに出まくったという…

特にヤバイのがマイルチャンピオンシップとジャパンカップへの出場ですよ
どれくらいヤバイかというと、この2つのレースはあまりにも間隔がなさすぎて
ゲームのウマ娘では両方出るのは不可能っていうくらいにヤバイです



ゲームのウマ娘では、こんな風にジャパンカップとマイルチャンピオンシップって、
どっちも11月後半のレースっていう風にまとめられていて、
同時期の開催だから片方にしか出走することはできないんですよね

それぐらい近い時期に開催されるレースなわけですが、その両方に出場するとはまさに狂気の沙汰というか
当時からしても「ありえないだろ何考えてんだ」と大騒ぎになったみたいですね
それぐらい無茶なローテを組んだのがオグリのGI戦線なわけですが、そのへん漫画ではどう描写されるんだろうか…次回に続く!

 


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第96話「憧れ」



さてウマ娘シンデレラグレイ第96話の感想ですが、今回はGIレースの天皇賞(秋)が始まるということで
出走メンバーが全員公開されてましたね。その中でも気になるメンバーと言えば…
やはりあれですかね、2番のロードロイヤル。お前またいるのかよ!!(えー

毎度毎度必ずいるなお前!?もはやオグリと一番多く対戦してるのお前じゃないのか!?
というくらいにすっかりおなじみとなったロードロイヤルですが、しかし史実によると
今回のレースがラストランということになってしまうようです。マ、マジかよ…

たった今「毎度毎度いるおなじみのキャラ」って話をしたばっかりなのに、
まさか今回のレースでお別れになってしまうとは…そう考えると妙に寂しいもんがあるな…



そんなレース場の観客席では、マルゼンスキーやシンボリルドルフと並んでミスターシービーが観戦しにきていました
最近出番増えてきましたねミスターシービー。ちょっと前にイナリワンとも何か話してたみたいだし、
前よりも見かける回数がどんどん増えてきてる感じがします

それとシービーといえば、この漫画だけじゃなくて
Numberっていうスポーツ雑誌でもめっちゃ特集されてましたね

こんな風に、キタサンブラックやセイウンスカイの前を行ってセンターを飾るシービーの姿や、
Numberの宣伝大使にシービーが就任したというページが用意されていたり、
さらにはシンボリルドルフやナリタブライアンと並んで三冠馬が三人揃ってのインタビューに答えるというページもあったりと
ミスターシービーめっちゃ目立ってるやん!?って驚くことだらけの内容になっていました

漫画や雑誌でこれだけシービーをプッシュしてきてるってことは、ゲームでも何か動きがあるんだろうか…?
近いうちに目玉キャラとして実装されるとかだろうか…俺もシービーは欲しいウマ娘だから石を貯めてしておかないとなー



ちなみに、さっきのシービー達が特集されてるNumberの表紙はこれになります
シービーやキタサンのイラストは表紙じゃなくて、裏表紙なので注意が必要ですね
なにげに内容として、オグリキャップのエグいローテーションの話とかも載ってるんで、
今のシンデレラグレイ読んでる人にもオススメかもしれませんね



さてシンデレラグレイに話を戻すと、レース前のトレーナー同士の会話で
六平さんに「奈瀬文乃」って名前を呼ばれて喜ぶ奈瀬トレーナーの場面とか興味深かったですね
奈瀬トレーナーといえば、「奈瀬の娘」と呼ばれることをメチャクチャ嫌がっており、こないだ記者からそう呼ばれてキレてましたが
しかし六平さんは奈瀬文乃として見てくれるので、そのことを喜んでいるという…

え、なんですかこれは爺さんと若い娘のカップリングですか!?(えー
「あの人だけは私のことをちゃんと見てくれる」ってこんなん恋愛フラグの定番の展開やん!?
今後ちょっとは奈瀬トレーナーが六平さんにデレる可能性が…?正直そういうのも見てみたい気もするなー、次回に続く!
 


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第97話「別人」



さてウマ娘シンデレラグレイ第97話の感想ですが、
今回の話はいよいよGIレースの天皇賞(秋)がスタートした内容となってますね
しかしそんな中、えらく険しい形相で走っており「力みすぎなんじゃね…?」という不穏な空気が漂っていたイナリワン。
聖母のような表情はどうしたんですか聖母のような表情は!(えー



つくづく雰囲気が全然違いすぎて笑ってしまうな、まるっきり別人じゃねえか!
というか今回のサブタイトルがそもそも「別人」で爆笑したわ
もう完全にイナリのことを言ってるとしか思えねえ…

そしてレースが進んでいく中で、マルゼンスキー、ミスターシービー、シンボリルドルフといった先輩方は
やけに楽しそうな様子で観戦していました。というかハイテンションでダジャレぶちかましてるシンボリルドルフ
お前そういうのこの漫画でやったことないやろが!

ゲームではおなじみの光景だけど、漫画ではダジャレとか言わないキャラだったやろ!
今までは落ち着きのある生徒会長って感じだったのが、今回はまるで別人や!まさかシンボリルドルフのやつも
「別人」というサブタイトルに便乗してこんなことを…(えー

 
 
 

そしてレースの様子はというと、オグリとイナリはまったく同じことを考えており
最終直線での一発勝負に賭けるつもりのようです
ふむ、さっきの様子だとイナリはずいぶん不調のように見えましたが
それでもこうしてオグリと並べられるとはすごい扱いですね
メジロアルダンやヤエノムテキを押しのけてのこの扱いは、さすが平成三強といったところか

ただ気になるのは、オグリと並んで描写されている一方で
イナリの方にだけ冷や汗が描かれているってことですかね
オグリには余裕があるけどイナリにはそれがないって感じで
多分ここからの展開で明暗が分かれるんじゃないかな…それでは次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第98話「先の先」



さてウマ娘シンデレラグレイ第98話の感想ですが、
今回の話は天皇賞・秋のレース中が第3コーナーに入った内容となってますね
というか俺の感想ってここんとこ天皇賞・秋の話題ばっかだな!?(えー

ウオッカとダイワスカーレットが激戦を繰り広げた天皇賞・秋
サイレンススズカの悲劇が起きてしまった天皇賞・秋
パンサラッサが大逃げしてイクイノックスが差し切った天皇賞・秋
オグリキャップとそのライバル達が戦った天皇賞・秋
一体いくつ天皇賞・秋について語ってんねん
って自分でツッコミたくなるぐらい、ここんとこ天皇賞・秋ラッシュが続いてるな…



ともかくレースの描写を見ていくと、オグリが「そろそろ前に行くかー」と動こうとしたところで
そのタイミングを潰すかのように加速していくクリーク。
オグリの動きを読み切ってのこの動き、背中に目でもついてるのかと思うくらいに正確な読みですが
それより何より今回のクリークは1人だけ汗を一切かいていないという強キャラ感がすごいですね



さっきの画像のオグリにしろ、この画像のアルダンにしろ、今回の出走キャラはみんな汗だくで走っているわけですが
しかしクリーク1人だけはまったく汗をかいていないという異様な雰囲気をまとっております
クリークといえばもともと体力に優れたキャラでしたが、ここにきてもはや
まるで疲れを知らない無尽蔵の体力を身につけたってことでしょうか
ともかく今回のクリークは、ただのライバルキャラとはレベルが違うバケモノ級の存在って感じがしますね…



そんな中、「バケモノ勝負なら負けへんでー」とばかりに久々の怪物顔を披露するオグリ!
そんなオグリの怪物顔を見てビビッてしまったヤエノムテキは
「うわああああああやべえええええ」と顔面蒼白になりながら前へ出ることに!

《ヤエノムテキが上がってきた!オグリキャップはその後ろ!》

「く…!」

「ヤエノに進路を絶たれたか…こいつを巻き返すのは骨だぞオグリ」

がしかし、そんなヤエノムテキの行動はなんと良い結果へと転び、
オグリの前を取ることで、オグリが動き出すタイミングを潰すことに成功します
オグリはさっきもクリークに前を取られて思うように抜け出せなかっただけに、
連続で動きを封じられてしまって、今回のレースでは苦しい展開が続きますね



それだけオグリが苦戦する中で、もはや後光が差してるかのようにゆうゆうと前を行くクリーク!
あかん!もう完全にクリークのペースや!最後のコマで不気味な笑みを浮かべているのも
「ここからゾーンの力で一気に終わらせましょうかね」という余裕のあらわれなのかなと…
クリークはまだゾーンに覚醒してはいませんでしたが、この雰囲気はもう次回で覚醒すると思っていいんじゃないでしょうか

そんなわけで、クリーク、オグリ、アルダン、ヤエノがレース中の駆け引きを繰り広げたのが今回の話だったわけですが…
いやちょっと待ってイナリは何やってんですか!?(えー
ライバルの中でイナリだけ今回まったく映ってないやん!?あいつ一体どこ行ったんだ!?



そんなイナリの姿を探してみたところ、最初の扉絵ページにだけ描かれているのを発見しました
なるほど、これならイナリが今どこを走っているかも確認できますね。番号でいうとイナリは7番の位置にいるわけですが…
7番の位置…これは…いやなんというかもうこの時点でイナリ終わってね!?(えー

なにしろ7番のすぐ前には1番、3番、13番といった奴らが分厚い壁になっててまったく前に出れそうにないし
横から避けて行こうにも6番、8番といった奴らに横を塞がれていてこれまたまったく動けそうにないし
要するにイナリは完全に包囲された状態でもう終わってるってことじゃないですか!?

どうすんねんこんなん…これだけガッチリ包囲されたらもう打つ手なしで終わりやろ…
ここから勝てる馬なんて全盛期のテイエムオペラオーくらいじゃねえか?(えー
果たしてイナリは世紀末覇王伝説をここに打ち立てることができるのか…次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第99話「支配下」

さてウマ娘シンデレラグレイ第99話の感想ですが、今回の話は
クリークがスタミナデバフをばら撒いて対戦相手をバテバテにするという内容でしたね(えー
いやーこれは…ゲームのウマ娘でも最近めっちゃ流行ってますよねスタミナデバフ。

以前はそんなに脅威じゃなかったんですが、最近スピードの上限が引き上げられたことでスタミナの確保が大変になってしまって
スタミナがギリギリのウマ娘を使っている人が多く、そこへスタミナを削ってやるデバフ技をぶち込むことで相手のウマ娘を潰すという
そんな戦法が大流行しているというね。漫画の方も流行に乗ってきてしまったんや…(えー

ちなみに、漫画ではどうやって相手のスタミナを削ったのかというと
体力自慢のクリークがロングスパートで全体のペースを上げまくり、
他のウマ娘が気づかぬうちに体力を奪っていった
という…



いや…ちょっと待ってください、ペースを上げて体力を使わせるっていうのは分かります、すげーよく分かる
クリークは体力自慢のウマ娘ですしね。体力勝負に持ち込むっていうのは分かるんですが
でも「気づかぬうちに」っていうのは違和感すごくね!?クリークの走り見てたら普通気づくやろ!?
なにしろクリークがスパート開始した場面ってこれやで!?



《さあここでスーパークリークが動く!今日は早めに仕掛けたー!!》
って実況にもめっちゃ言われてる
ぐらいには仕掛けたのバレバレやないですか!?
「あぁこいつペース上げてるな」って誰が見ても分かるのに、
「気づかぬうちにペースを上げられていた…!」って展開は正直無理があるんじゃないっすか!?

 
 

でも他のキャラの様子を見ると、「既に仕掛けられてる!?」「知らず知らず体力を削られていた…!」っていう風に
クリークが仕掛けたことにぜんぜん気づいてなかったり
「このままでは消耗が…!スーパークリーク、よもやこれほどとは…!」っていう風に
クリークの作戦に恐れおののくような空気になってましたが

いやいやさすがに気づくやろ!?
クリークが仕掛けた時点でさすがに気づくやろ!?「ペース上がってるし体力持つかなー」って普通考えるやん!?
たとえば、クリークがペースを上げてることは承知の上でそれでもついて行かなきゃ勝負にならないから
やむなくついて行って体力を使わされたとか、クリークもそこまで読んでの作戦だったとかなら分かるんですよ

もしくは、クリークが誰にも気付かれないように少しずつペースを上げていって
仕掛けたタイミングが誰にもわからないような巧妙な走りをしたとか、そういう展開だったら
今回のような反応になるのもわからなくはないんですけどね



でもさすがにこれは気づくやろ!?(えー
もう明らかにペース上げてるやん!?今回の感想はそれに尽きるわ…
なんだか作中のキャラたちが急にIQが下がっちゃったみたいで違和感のある回だったな…それでは次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第100話「ルーティーン」



さてウマ娘シンデレラグレイ第100話の感想ですが、今回は100話を記念して
大勢のウマ娘たちが揃ったカラーイラストが描かれてますね
服装を見てみると、なぜかみんな赤いシャツと白いスーツを着てますが、何かこれって元ネタがあるんだろうか

そんなイラストをまじまじと見ながら
「ディクタストライカとかサクラチヨノオーとか今となっては懐かしいなぁ」とか
「オベイユアマスターってものすげー派手な髪の毛の色してたんだなぁ」とか
「あれ、メジロアルダンが2人いる!?」
とか思いながら見てました

こう、真ん中の下の方と真ん中の上の方にメジロアルダンが2人…と思ったんですが
これって下にいるのがメジロアルダンで、上にいるのはフジマサマーチですかね
お前髪の毛の色アルダンとそっくりやな!?
まさかこんなによく似た色をしていたとは。カラーになると急にそっくりさんになるなお前ら…
白黒だとそんな風に思ったことなかったけど、カラーになって急にだからびっくりしたわ



ともかく本編について見ていくと、今回はクリークがゾーンの力について語る内容となってましたね
クリーク自身、ゾーンの力に目覚めかけており、オグリ達がその状態で走っていることにも気づいたようですが
しかし「私とは相性が悪い。なので捨てます」と、ゾーンの力を捨ててしまうことに!マジかよオイ!

クリークいわく、ゾーンの力とはレースの終わりに末脚で勝負するような奴らが使うものであり、
早めに仕掛けて体力でまわりを押し潰すタイプのクリークとは相性が悪いと…
ふうむ、クリークの武器はあくまでも体力であって末脚ではないってことでしょうかね
ゲームでもクリークの固有スキルって体力回復だしな…(えー

というか以前のイラストでクリークのまわりに水が舞ってるカラー絵が描かれた時に
「この水が舞ってるのはクリークのゾーンの力なんやろなあ」とか思ってたわけですが
「いやぜんぜん違います」ってまんまと騙されたってことですか!?(えー



よくよくイラストを見返してみたら、オグリとイナリは目から勢いよく力が吹き出てる感じがするけど
クリークの場合は目からじゃなくて体の周りに舞ってる感じがするというか…つまりゾーンの力じゃないと!?
じゃ、じゃあこの水の表現は別の何かってことに…
まさか名前!?クリークの名前ですか!?(えー

いやクリークの名前って小川って意味だから…つまりクリークの名前そのものが水を連想させるんであって
別にゾーンの力を使ってるわけじゃないってこと!?マジかよ…
クリークもゾーンに目覚めるものとばかり思っていたので、これは驚いたな…
「このあとやっぱり目覚めます」とかそういうのは勘弁してくださいよ!(えー

「ハァ…ハァ…来い…!来い…!来い…!来いよ…!
 なんで来ねえんだよ!!」



そんな中でイナリワンは、必死にゾーンの力を絞り出そうとしていましたがまるで思い通りにゾーンが発動しないという
ゾーン発動の難しさに苦しんでいました。なるほどゾーンの力っていうのはこういうリスクもあるんやな…
発動できれば強いけど、思い通りに発動しないってこともあるから、そうなるとドツボにはまるっていう…
というかこれって、ゲームのイナリワン使ってるとめっちゃ分かりますよね

ゲームのイナリワンは固有スキルが超強力で、それさえ出れば勝てるって場面が多いんですが
でも思い通りになかなか出てくれなくて、チャンミとかの大事なレースでも
「お、おい…イナリ来い…!来い…!来い…!来いよ…!
 なんで来ねえんだよ!!」
ってパターンで負けること結構あるっていうかね…(えー
俺は毎回チャンミでイナリ使ってるから正直めちゃめちゃよく分かるわ…



そんな風にイナリがゾーンの力を出せずに苦しむ中、
「私は出せるんですまんな」とゾーン発動で一気に加速するオグリ!ずりーよお前だけ!!(えー
ちなみにオグリがゾーン発動を自在に使えるようになったのは、
ゴール手前200メートル地点で集中力が高まるようにルーティーンを組んだからのようです
残り200メートルで発動するゾーン…!?マジかよお前それって



ゲームの固有スキルと設定合わせてきやがって!(えー
オグリの固有スキル、残り200メートルでほぼ確実に発動するからクソ強いねんマジで!
その安定感をイナリワンにも分けてくれや!ずりーよお前だけ!!(えー  次回に続く!

ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第101話「私のトレーナー」



さてウマ娘シンデレラグレイ第101話の感想ですが、今回は天皇賞・秋における最後の攻防が描かれた内容となってましたね
先頭を走るスーパークリークに対し、ゾーンを発動しながら迫っていくオグリキャップ。
ヤエノムテキとメジロアルダンはついていけず、クリークとオグリの一騎打ちでトップを争うという…
そしてイナリワンのやつ姿すら映ってねえな…(えー
クリーク・オグリ・イナリで三強なんじゃなかったんかい!まあ史実のレース通りだからどうしようもないんですけどね

(トレーナーになんて…なるんじゃなかった)

「あのー、少しだけ練習…見てもらえませんか?」




と、そんなレースが決着を迎える前に、クリークと奈瀬トレーナーの回想シーンが始まることに。
どうやらこれは2人の出会いのようですが…奈瀬トレーナーの袖をクイクイと引っ張るこの描写は
武豊がスーパークリークと出会った時のエピソードや!

どんなエピソードなのかと言うと、武豊がまだデビュー間もない新人騎手だった頃に
次のレースに出るための馬を見て回っていると
スーパークリークに袖をグイグイと引っ張られたそうなんですよね

まるでクリークが「一緒にやろうぜ」とアピールしているかのようで、そのことに心を動かされた武豊は
実際にクリークとコンビを組み、そして生涯初のGI勝利を手にすることになったという…
武豊といえば、今でこそ無数のGI勝利を重ねた偉大な騎手ですが
そんな武豊に初めてのGI勝利をプレゼントしたのがスーパークリークであり、
そのことは武豊にとっても非常に大きな出来事として思い出に残っているようですね

「…僕が奈瀬の娘だからか?」

「ナセ…?あ、奈瀬さんとおっしゃるんですね!すごく熱心にレースを見てくださっていたので、ついお声がけを…」

漫画の方に話を戻すと、この時期の奈瀬トレーナーは今以上に「奈瀬の娘」というコンプレックスにまみれていたようで
初対面のクリークを一瞥しながら「テメー私が奈瀬の娘だから声かけてきてんのか?」などと言い出してしまいます
しかしクリークは、「ナセってなんすか?」というくらい奈瀬の娘なんてことをまったく知らなかったと…
それを聞いた奈瀬トレーナーは、「まあ少しくらい面倒見てやるか」とばかりにクリークのトレーニングに付き合うようになったようですね



それからしばらくして、多くのトレーナーたちが見守る選抜レースで活躍できるくらいに力をつけたクリーク。
その晴れ姿を見届けた奈瀬トレーナーは、これで自分の役目は終わったとばかりに身を引くつもりだったようですね
どうやら奈瀬トレーナーは「奈瀬の娘」という扱いを受ける屈辱にもはや耐えられず、
クリークを他のトレーナーに預けて、自分は引退するつもりだったという…

「今のレースの結果なら引く手あまただろう。みんなスカウトしようとキミを見ているよ」

「あら、どうしましょう…なんて断れば…」

「断るのかい?」

「だって、奈瀬さんがトレーナーになってくれると思っていたので…
 奈瀬さん以外に考えられる人なんていません。
 奈瀬文乃さん、私のトレーナーになっていただけませんか?」

ところがその時、クリークの方から「奈瀬さん以外に考えられる人なんていない」と熱烈なラブコールを送ることに!
これこそクリークから「一緒にやろうぜ」と武豊を選んだ有名なシーンや!
他のウマ娘は基本的に、トレーナーから声をかけられてスカウトされるっていう流れですが
しかしクリークに関しては、トレーナーを逆指名する形でコンビを組むことになるっていうね…そこが実話を絡めた特徴的な部分ですよね

「僕はあの日…トレーナーを辞めるつもりだったんだ…
 君がいてくれたからここまで来れた…クリーク…
 僕を君のトレーナーにしてくれて、ありがとう」



《ゴォォーール!!スーパークリーク!!スーパークリークが一着でゴーール!!》

そして奈瀬トレーナーが感謝の涙を流す中、迫り来るオグリを振り切りついに一着で勝利するクリーク!
本当なら、トレーナーとしてなんの成果も挙げずに去っていくはずだった自分が、
クリークとの出会いによって、輝かしい天才トレーナーへの道を歩み出すことができたという…
天才を天才にした馬、スーパークリーク。本当の出会いなど、一生に何度あるだろう。
クリークと武豊といえば、このCMのフレーズが有名なだけに、その雰囲気を感じさせるエピソードとなりましたね



そんな一方で、クリークに敗れたオグリはめちゃめちゃ絶望顔になっていました
なんつー顔してんねんオグリ!今まで負けた中でもとびきりの絶望顔やで!
もしかしてあれだろうか、今回のオグリはゾーンの力を出し切って負けたから初めての経験でショックが大きかったんだろうか

今までのオグリが負ける時って、ゾーンの力をうまく出すことが出来ずに
「何が足りない…!?何が…!?」って苦悩する展開となってましたが
今回に関してはゾーンの力を出し切ったうえで負けたので
「嘘やん…こんなん初めてやねんけど…」ってボーゼンとなってるみたいな…

そういえばクリークは、今回のレースで最後までゾーンの力を一切使わないまま勝ちきりましたね
これまでのレースでは、ゾーンの力を使ったウマ娘が勝つという展開が続いていただけに、
その流れをここで断ち切った一戦ってことになりますね…

「ゾーンだけがレースのすべてじゃない」って感じで、オグリもゾーン以外のことに目を向けていく展開になるんだろうか?
俺としても、このところゾーンが強すぎるなと思っていたので、
これを機にゾーン以外のことも語られる展開になっていくと面白そうな気がしますね。それでは次回に続く!

 

ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第102話「ハロウィン」

さてウマ娘シンデレラグレイ第102話の感想ですが、今回の冒頭は奈瀬トレーナーの部屋が映る場面から始まってますね
おおなんと、年頃の女子の部屋には何が置いてあるのかなげっへっへと眺めてみると、そこに置いてあったものは…



こ、これはァーー!!天皇賞の盾じゃないですかァーー!!
噂に名高い天皇賞の盾!こいつがそうなのか!
天皇賞の盾っていうのは、現実でも天皇賞に勝った馬主に贈られるもので
皇室と関わる記念品であり、それはそれは名誉なものなんだとか。

そのために、天皇賞で勝つことを何よりも重要視している馬主もいるらしいですね
それほどに高貴な盾が年頃の女子の部屋に置いてあるとかビビるな…(えー
たぶん奈瀬トレーナーの他に誰もおらんやろ…天皇賞の盾を部屋に置ける女子は…



って、そんな奈瀬トレーナーが家を出てみると、
なんとそこにはパパンがお出迎えしておりました
奈瀬トレーナーにとってはにっくきクソ親父なわけですが、親父の方は涼しい顔でさらりとしてますね

というかこの2人、どっちとも輪っかみたいな特徴的な目をしてて
そういうとこはやっぱ親子なんですね。
仲は悪くても血を分けた2人ってよくわかるシーンだわ

「改めて、天皇賞(秋)おめでとうございます。素晴らしい勝利でしたよ、ねえ先生」

「そうだね」

「…」

「…」

「…いつの間に日本へ帰ってきたんですか?」

「今年に入ってくらいかな」

「…!なんで知らせてくれなかったんですか」

「いま言ったじゃないか」

「…ッ!!」

って、そんな親父と会話する奈瀬トレーナーですが、話せば話すほど苛立ちが募ってしまいます
天皇賞に勝った話もあっさり流され、海外から日本に帰ってきた話もたった今聞かされ…
まあ奈瀬トレーナーが怒るのも無理ないでしょう、なんでかと言ったら
「今年に入ったくらいに帰ってきた」と言ったら1月とか2月あたりの時期だと思いますが
今の作中は天皇賞(秋)の直後で10月とか11月の時期ですからね
つまり10ヶ月近く連絡してなかったわけで
それを「今言ったじゃん」と言われたらさすがにブチ切れるというか…

「今回の帰国もどうせ仕事の都合でしょう?
 一体何を企んでいるんですか、奈瀬英人トレーナー」



「…もうお父さんとは呼んでくれないんだね…」

もはやお父さんとも呼びたくないほど父を嫌っている奈瀬トレーナーですが、ただ親父が悪人なのかというとそうではなくて
おそらくこの親父、単にマイペースすぎるオッサンなんだろうと思います
海外を飛び回っているのも、日本に帰ってきても家族を10ヶ月スルーしてたのも、
このオッサンにとってはそれが自分のペースであって、別に悪気があってやってるわけじゃないと。



そもそも娘から嫌われる原因になったのは、今まで奈瀬トレーナーがいろんな成果を父親に見せても
「そうか」っていう一言しか返さなかったことが原因で、
それは今回の天皇賞の話題でも同じですよね。さっき「そうだね」としか言ってなかったし。

たぶんこの親父、マイペースすぎて他人の成績に対して興味がないというか
他人がすごい成果を挙げたとしても「ふーんそうなんだ」としか思わないタチなんじゃなかろうか
だから今まで奈瀬トレーナーに対する反応もずっと薄くて、その態度が奈瀬トレーナーをイラつかせていると…

まあ一言で言うなら不器用な親父ってことなんだろうか
少しでも気の利いた言葉を娘にかけてあげれば、もっと仲のいい関係でいられたろうに
それができなくてどんどん仲がこじれてしまったっていう、そんな親子のような気がします
そんな風に、悪気はないのに娘に嫌われてるところが、俺としてはむしろ好きなキャラですね



そんな奈瀬パパですが、今回の話でバンブーメモリーのトレーナーであることが明かされましたね
これに関しては確か、第94話の時に俺が予想してましたが
みごと的中というわけよ!はっはっは!!

ともかく、現在バンブーメモリーを鍛えているのは奈瀬パパであり、
これはスーパークリークを鍛えている奈瀬トレーナーと激突するのは必至…
っていうわけでもないよな…むしろ戦う機会ぜんぜんないんじゃ…?(えー

いやというのも、バンブーメモリーって短距離・マイルといった短い距離を得意とするキャラであり
スーパークリークは中距離・長距離といった長い距離を得意とするキャラなので、まったくもって得意な距離が噛み合ってないというか…
たとえるなら、陸上競技で100メートル走が得意な人とマラソンが得意な人ぐらい違うっていうか
これぐらい噛み合ってないウマ娘同士で絡むことなんてあるんだろうか…?

ちなみに、そんなバンブーメモリーやスーパークリークの間に入って、それぞれの得意な距離で戦うキャラがいまして
それがオグリキャップなんですよね
そう、オグリキャップは短距離でも長距離でもない中間の距離を得意とするキャラであり、
だからこそバンブーメモリーの得意なレースにも、スーパークリークの得意なレースにも出てきて両方と戦うっていう…

これはあれなのか、もしかして奈瀬親子っていうのは、父と娘で直接対決するわけじゃなくて
2人ともがオグリキャップのライバルとなるってことなのか?
短距離で戦うのが父、長距離で戦うのが娘っていう風に、それぞれ違うフィールドでオグリと戦うポジションになるってことだろうか
仲の悪い親子が、オグリとの対決を通してシンパシーを感じていくとかそういう展開か…?



あと今回、トレセン学園でハロウィン祭をやるってことで
ディクタストライカとサクラチヨノオーが久々に登場してましたね
史実だったら2人ともとっくに引退してもう登場しなくなってる時期なので、
それがウマ娘ではこうして元気に暮らしてるっていうのは、ちょっとだけウルッときますね…

ウマ娘ではこういう風に、実馬の悲しい話とかをポジティブに変えられたりするから
そういうIF展開なんかも見ていて楽しい部分だなって、ゲームやっててもよく思いますね。それでは次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第103話「マイル王」



さてウマ娘シンデレラグレイ第103話の感想ですが、今回の話はバンブーメモリーに焦点が当たった内容となってますね
これまでの実績として、「安田記念もスワンステークスも見事に勝ちましたねー」と言われてますが
サラッと言われてる割にかなりすごいことやってると思いますよ

スワンステークスっていうのは短距離のGUレースだし、安田記念っていうのはマイルのGTレースなので
その両方で勝っているというのは短距離・マイルで一流の走りをしているってことだと思います
特にマイルに関しては、主なGIレースは春に開催される安田記念、秋に開催されるマイルチャンピオンシップの2つなので
すでに安田記念で勝っているということは、あとはマイルチャンピオンシップで勝てば
今年のマイル王を名乗れるっていうぐらいマイルの強者ポジションにいるキャラなんですね

「こうなると期待されるのが3週間後に開催されるマイルチャンピオンシップですね!
 勝てば春秋マイル王!意気込みはいかがですか?」

「もちろん全力でぶつかっていくッスよ!マイル王獲りに行くッスー!!」

そして作中でも、やはり次の目標はマイルチャンピオンシップとのことで
全力でマイル王を獲りに行くと意気込み十分のバンブーメモリー。
そんなバンブーメモリーですが、普段の性格としては意外にも
オグリのことを大尊敬しているようです



同い年なのに「オグリ先輩!」と呼んでいてお耽美な超美形キャラに見えているという…
どんだけ脳内で美化してんねん!なにげにオグリのことを尊敬してるキャラって珍しいな…
タマモクロスとかイナリワンは「オグリなんざぶっ潰してやるよ、かかってこいや」っていう風に
牙をむいて激突するような感じだったので、「尊敬するオグリ先輩」っていう態度のライバルは初めてなんじゃないかな

あと「特にニュージーランドトロフィーの走りが良かった」と言ってますが、
そう思った理由としてはたぶんマイルのレースだからじゃないでしょうか
他のオグリが走ったレースと言えば、天皇賞・秋とかジャパンカップとか有馬記念とか
どれも2000mを超えるレースでマイルじゃないから
「やっぱレースと言えばマイルっしょ」っていう意味で、
1600mのニュージーランドトロフィーに注目したのかなあと。



あとは「ニュージーランドトロフィーの時のオグリってどんなだったっけ?」と思って確認してみたら
なんと後続に7馬身もつけて勝ってたんですね
7馬身ってお前…バケモンすぎるだろ…これがどれくらい凄いかと言ったら
2着を完全にぶっちぎって、誰も相手にならないレベルの圧勝したってことですよ

そんな大圧勝ぶりを見せつけられたら、そりゃバンブーメモリーも
「あの走りにはシビれたッス」とか言い出すわけだな…
たぶんオグリが中央で走ったレースの中で、一番圧勝したのがこのニュージーランドトロフィーなんじゃなかろうか



そんなバンブーメモリーですが、マイルの舞台でオグリと対決したいという気持ちを抑えられず
「マイルチャンピオンシップで戦ってください!」とオグリに直訴することに!
にしてもエロいアングルだなこれ…(えー
まさかバンブーメモリーがこんなエロさを秘めていようとは。尻から映すと色気のあるウマ娘だったんやな

しかしいくらエロい頼み方をされたとはいえ、マイルチャンピオンシップに出ろって言われても困るんですよ
なぜならその直後にジャパンカップがありますからね
マイルチャンピオンシップなんか出ちゃったら、まったく疲労が抜けないうちにジャパンカップが来ちゃってヘロヘロになることは確実。
オグリの本命はジャパンカップだろうから、マイルチャンピオンシップなんか出てヘロヘロになってる場合じゃないって感じですわな
マイルだけ走ってりゃいいキミとは違うんですよバンブーメモリーくんよ〜(えー



がしかし、てっきりマイルだけ走ると思っていたらなんとバンブーメモリーもジャパンカップに出ると明かされることに!ゲェー!?
あんたも伝説のクソローテを一緒にやるんですか!?(えー
あまりにも時期の近すぎるレースを両方出るという伝説のクソローテ、オグリの方は有名でしたが
バンブーメモリーも一緒にやっていたとは…調べてみたら本当でビックリしたわ…

なんとも思い切ったことをしたもんですねえ。なにげに時期の近いレースに出すっていうのは
体力的にも不安があるけど、実は精神的にも不安があったりするんですよね
今年、それがモロに影響したのが、俺が好きな馬のメイケイエールでして

このメイケイエール、今年の9月〜10月あたりでレースに出した時にいつもよりちょっと休みが短かったんですよ
それを見て俺としては、「これだけ短いと疲れが取れないんじゃないか…?」って体力的に不安がっていたんですが
実はそれよりも精神的な問題のほうが大きかったようで、関係者いわく、この時のメイケイエールは
「何考えてるの、アンタたち。まさか今日もレースじゃないわよね」
と言わんばかりにクソ不機嫌になっていたという…

そんな不機嫌モードのメイケイエールを「いやすいませんレースなんですよお願いしますよ」と、なんとかなだめて走らせたわけですが
しかしメイケイエールは「誰が走るもんですか」とやる気を出さずに14着に沈んだという…
このエピソードを聞いた時は正直メチャクチャ笑ってしまいました
馬も生き物だから、やる気をなくしたりヘソを曲げたりすることあるんだなぁって。
いつも同じ結果を出すマシーンじゃなくて、気分で変わっちゃうっていうのも面白いところですよね。それでは次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第104話「連闘」



さてそれではウマ娘シンデレラグレイ第104話の感想ですが、
今回はカラーイラストでサンタの格好のベルノ達が描かれてますね
ただ、いつもと色の塗り方が違ってなんかアニメっぽい塗り方してんなと思ったから
さてはアニメ化!?って思いましたが別にアニメとは全然関係なかったみたいですね(えー

ともかく内容を見ていくと、今回のサブタイは「連闘」ということで
すなわち休みを空けずに連続でレースに出ることっていう話題がテーマとなってますね
前回も言われていたマイルチャンピオンシップとジャパンカップの連続出走に絡んでのことですが
すでにバンブーメモリーはこの連闘スケジュールで両方に出ることを決めたようで…

「おいおい嘘だろ連闘!?」

「でも確かに実績はあるよな、バンブーメモリーは安田も連闘で勝ったし…」

そんなバンブーメモリーの連闘は世間でも大きなニュースとなり、「マジかよオイ」と大勢の一般人たちに衝撃を与えたようです
ただ、バンブーメモリーは安田記念の時も連闘で勝ってると…え、そうなん!?
ぜんぜん知らなかったのでバンブーメモリーの出走履歴を確認してみたんですが…いやこれやばくない!?
連闘じみた超過密スケジュールでずっと走ってるというか
年がら年中クソローテで走ってねーか!?(えー

競馬でクソローテと言ったら、たいていオグリの話が真っ先に出てきますが
バンブーメモリーはオグリを超えるクソローテで走りまくっててヤバイなマジで…
野球で言うなら権藤・権堂・雨・権堂みたいなスケジュールで走ってる気がするわ(えー



そんなバンブーメモリーの連闘スケジュールを見て、
ディクタストライカが「マジかよ…」ってドン引きしてましたが
ディクタの場合はどうだったんだろうな?と思ってディクタストライカ(サッカーボーイ)の出走履歴を確認してみたら
こいつは十分に間隔を空けて走ってたんですね

レースに出るのは2ヶ月に1回とか、短くても1ヶ月に1回とか長めの間隔で走っていたようです
うん、それが普通ですよ。イナリやクリークも常に1ヶ月は空けてレースに出ているので
しっかり休みを取ってからレースに出るというのが当たり前であり、
バンブーメモリーはそれを無視してるからディクタストライカはドン引きしてるんでしょうね

「あぁ!?連闘だぁナメてんのか!?そんなんで勝てるほどGIは甘くねーんだよ!!」

そして連闘のニュースを耳にしてイナリワンもまたブチ切れていました
イナリもちゃんと休みは取るタイプなだけに、休みなしの無茶なスケジュールとなると
「ナメてんのかテメー」と感じるようなふざけたやり方に見えるようですね

あと今回のイナリ見てて思ったんだけど、なんだかいつもより
可愛い反応で喋るシーン多くなかったですか!?

なんか可愛らしいコマ多かったよな!?この漫画のイナリって、いつもは血管ビキビキに浮き上がらせてチンピラみたいに喋るイメージなんですが
でも今回に関しては、普通の女の子っぽい反応で喋る場面が多かったなと…
実際ね、イナリワンって可愛いんですよ(えー
ゲームのチャンミで俺はいつもイナリワン使ってるからな!やっぱ声も見た目も可愛いんだよなイナリ

 

可愛くてしかも勝ってくれるってところがすごく気に入ってるし
レース終盤で全員ぶち抜くような派手なレースぶりも使ってて楽しいですしね
ゲームのイナリは相当気に入ってるキャラなので、漫画の方でもイナリの可愛い部分が出てくるのは大歓迎ですね

「次のレースはジャパンカップだ。出走メンバーの確認だが…」

「ろっぺい、その…マイルチャンピオンシップにも出るというのは、できないだろうか?」

「…有り得ねぇ話だぞそりゃあ。分かってんのか?マイルチャンピオンシップは、ジャパンカップの一週間前だぞ」

そんな一方で、オグリ陣営ではジャパンカップの打ち合わせの最中に
「マイルチャンピオンシップにも出たいんだけど…」とオグリが切り出してますが…
しかしトレーナーの六平さんは、「は?有り得ないんだけど?」とそれには大反対のようですね

「確かにいつもより少し短いが…」

「少しなんてもんじゃねぇ!一週間程度でレースの疲れが取れるわけねぇだろ!
 レースはお前が思っているよりも体の負担が大きいんだ。
 自覚がなくとも骨や筋肉が確実にダメージを受けている…
 一週間で回復なんて不可能、そんな状態のやつをレースに出すワケにはいかねぇ」

「むぅ…」

ふむ、六平さんの考えとしても、休養はしっかり取って間隔を空けてレースに出るべきと思っているようで
無茶して連闘なんかしたら、体へのダメージが大きすぎてどうなるか分からないと…
それにしても、そんな話を聞いているオグリを見て思ったんですが

なんかオグリもいつもより可愛くないですか?(えー
今回のオグリ、さっきのイナリワンと同じような空気を感じるというか、
普段よりもおずおずと喋ったり、しおらしい反応をしてるように見えるんで、それが可愛く感じるっていうかね…
ちなみに俺はしおらしい反応めちゃめちゃ好きです(えー
もうね、そういうの大好き。俺が女子キャラを好きになる理由と言ったらこれですよ

たとえばこう、普段あんまりそういう反応を見せないキャラでも、たまにしおらしい一面もあるっていうギャップを見せたりすると
一気にコロッといっちゃったりしますね(えー
ともかく、この漫画でもオグリやイナリの可愛いシーンが出るようになってきたのは良いことだなぁ

「ったく、なんだって急にそんなことを言いだしたんだ」

「その…土手を歩いていたらバンブーメモリーに勝負を挑まれて…」

「(ピク…)」

って、オグリから事情を聞き出した六平さんですが、バンブーメモリーの名前を聞いた途端に顔色が変わってしまうことに!
すると即座に部屋を飛び出した六平さんは、バンブーメモリーのトレーナーである
奈瀬パパのところへ殴り込みに行ってしまいます



つーか六平さんめちゃくちゃキレてますやん!?
これだけキレているのは奈瀬パパと過去からの因縁があるのか、
それとも「テメーはウマ娘を潰す気か!!」という
連闘スケジュールを組んだことへの怒りなのか

あと奈瀬パパは「やぁずいぶん老けたな」と挑発的なことを言ってますが
これって多分、六平さんを挑発したいんじゃなくて
見たまんま素直に言ってるだけなんじゃないかな(えー

いや、というのも奈瀬パパってマジ天然な性格だから…
思ったことをそのまんまポロッと言っちゃうタイプの人というか
娘や六平さんを怒らせてるのも、悪気があるんじゃなくて天然なだけだと思うんだよな…

・こんにちは、シンデレラグレイ読んで思ったのは奈瀬パパンは淡白と言うか家庭を顧みないと言うか、
 それ以前に単に天然君なだけなんじゃないかと思えて来た… by POPO

それについてはPOPOさんからもこういうコメントが来てますね、
奈瀬パパが引き起こす他人とのトラブルについてはただ単に天然なだけっていう…
ただ、その天然具合がすごいからトラブルメーカーになっちゃうっていうね。
俺もそう思ってるし、奈瀬パパは見てて面白いからわりと好きなキャラですね。次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第105話「悔いの無いように」

さてそれではシンデレラグレイ第105話の感想ですが、今回の話は
前回ラストで六平さんがブチ切れながら奈瀬パパのところへ向かったという場面の続きからとなってますね
前回の感想で、こうまで六平さんがキレている理由として
奈瀬パパと過去からの因縁があるのか、はたまた奈瀬パパがバンブーメモリーを連闘させようとしているのを見て
「テメェはウマ娘を潰すつもりか」と怒っているのか、2通りの予想をしたわけですが…

「テメェ…どういうつもりだ!」

「どういうつもり…とは?」

「とぼけんじゃねぇ!回りくどい真似してオグリをマイルチャンピオンシップに引っ張り出そうたぁ、どういう了見だ!」

「…?なんの話だ」

って、六平さんが怒っている理由というのがこれでした。どうやら俺の予想はどっちも外れだったようで
六平さんが怒っているのは奈瀬パパがバンブーを利用してオグリをマイルチャンピオンシップにおびき出し、
無茶な連闘スケジュールに巻き込むことでオグリを潰そうとしている
と感じたからだという…
いやなんていうか…さすがに奈瀬パパを外道扱いしすぎじゃないっすか!?
そこまで酷いこと考えてないやろ!?「オグリをおびき出して潰そうなんて企みやがって」とか言われても
「えっなんの話…?」って奈瀬パパ完全に目をパチクリさせてますやん!

「お前んとこのバンブーがオグリに挑戦状叩きつけに来た話だよ!」

「…ふむ…すまない、僕の監督不行き届きだ。
 彼女は真面目でね、オグリを差し置いてマイル王と呼ばれることが我慢ならなかったんだろう」

そしてここでようやく事態を把握した奈瀬パパは、バンブーメモリーからの挑戦状についてはいさぎよく詫びることに。
やはりあれはバンブーメモリーが独断で挑戦を持ちかけたようで、奈瀬パパは一切そこに関わってなかったみたいですね
となると、まるで奈瀬パパが黒幕だと言わんばかりに怒鳴られた件については怒鳴られ損なわけですが
それを嫌な顔ひとつせずに流すとは人間ができてますね奈瀬パパ…
なんか六平さんや自分の娘からはメッチャ嫌われてるけど、俺は奈瀬パパって「むしろ良い人じゃね?」って印象が強いなぁ

「…とにかくお前はウチのオグリには関わるな。バンブーにもよく言って聞かせとけ」

「もったいないな」

「あ?」

「オグリキャップ…彼女は素晴らしい。世界でもトップを狙える器だ、特にマイルならね」

がしかし、オグリがマイルチャンピオンシップに出ないというのはそれはそれでもったいないと言い出した奈瀬パパ。
どうやら奈瀬パパは、オグリが最も力を発揮するのはマイルのレースだと思っているみたいですね
そういえば以前、ディクタストライカもオグリに対して「お前は本来マイラーだよ」ってことを言ってましたっけ



中距離・長距離でも強いことは強いけど、実は最もオグリが強いのはマイルだと…
それが奈瀬パパやディクタストライカの考えってことみたいですね。そういえば、ディクタがこの話をした時って
ちょうど1年前に「マイルチャンピオンシップに出ろ」ってオグリに言いに来た時だったんだよな

「…煽ってんのか?」

「別に。ただ彼女たちの可能性が見たいと思っただけさ。彼女たちの全盛期は短い。
 輝ける時に輝かせてやるのも、我々トレーナーの務めだと思うがね」

そして遠回しな言い方をしながらも、「マイルチャンピオンシップにも出してやったほうがいいんじゃないかい?」てなことを語る奈瀬パパ。
ウマ娘の全盛期は短いってなことを言ってますが…うーむ確かに、実際の馬も全盛期で走れる時期っていうのはかなり短いんですよね
具体的にどれくらいかというと、1年か2年っていう場合が多いように思います

たとえばナリタブライアンやテイエムオペラオーの全盛期は1年、
シンボリルドルフやディープインパクトの全盛期は2年って感じでしょうか
人間だったらもっと長く全盛期が続くスポーツ選手は大勢いますが、馬の場合はかなり短くて、
最高のパフォーマンスが出せる期間は限られてるんですよね
ウマ娘も馬と同じと考えたら、短い全盛期が終わらないうちに走れるだけ走るというのもひとつの手だということか…



って、一方その頃、練習中のオグリの前に現れていたのはディクタストライカ!
ついさっき名前を出したと思ったら、タイミングいいなお前!
それとやっぱりディクタストライカって顔に関してはめっちゃイケメンな気がするわ

「聞いたぜ、お前バンブーにケンカ売られたんだってな」

「彼女を知っているのか?」

「ま、同じマイラーだしな」

「強いのか?」

「ああ、あのポテンシャルは相当なもんだ。このまま順当に行きゃ、次のマイル王はあいつだろうな。
 マイラーの頂点を決めるマイルチャンピオンシップ…ちなみに前回の覇者オレな」

って、次のマイル王が誰になるのかを語りつつも、「前回のマイル王はオレだから」とアピールするディクタ。
えっマイルチャンピオンシップ勝ったのお前だったの!?(えー
マジか、いま聞くまでそれ知らなかったわ…去年マイルチャンピオンシップにオグリを誘ってたところまでは知ってるんだけど
そのあとの描写あったっけ?と思ったら一切描写なくてスルーされてたわ(えー
なんという哀れなディクタ…去年はジャパンカップの描写にめっちゃ力が入ってたから
同時期のマイルチャンピオンシップがどうなったか描写する余裕がなかったんやな…

「しっかし、こんなことになるんなら、前回もっと本気でお前を誘っときゃよかったぜ」

「…」

「ま、お前も悔いのないようにな」

そして去年のマイルチャンピオンシップについて、もっとオグリを誘っておけばよかったと語るディクタですが…
なんでかというと、今のディクタは怪我によってもうレースに出ることは出来ないんですよね
そういう意味では、ディクタの全盛期はすでに終わってしまったわけで
まだ全盛期で走れていた去年のうちに、オグリともっと勝負しておけばよかったと…

そう考えると、バンブーメモリーとの勝負についても断るのを躊躇するような気持ちになってきちゃいますね…
たとえば今回のバンブーとの勝負をスルーしたとして、次に戦える機会を待っていたら
その時にはもうバンブーの全盛期が終わっているかもしれないし
ディクタと同じように、満足に戦えないまま不完全燃焼で終わってしまう可能性もありますしね…

ただ難しいのは、バンブーと戦うために無理して連闘スケジュールを組んだら
オグリが怪我して全盛期が終わってしまうかもしれないし
ただでさえ限られた全盛期を、さらに縮めて終わらせてしまう危険性もあるわけですしね…
さっきのディクタも怪我で走れなくなったわけだし、まずは怪我を防ぐのが第一って考えも重要だと思うので…
どうするべきなのか決断するのは、なかなかに難しい気がしますねえ。それでは次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第106話「否定する材料」

さてウマ娘シンデレラグレイ第106話の感想ですが、今回の話は
六平さんがディクタストライカのトレーナーに会いに行くという内容でしたね
ふむ、今回もまたディクタストライカとは、なんだか最近よく出てくるなーと思いながら見てたんですが
そんな中で「オグリの研究資料をまとめてあるので使ってほしい」とディクタのトレーナーから渡されることに…

これはまさか…アレか!?そういうことなのか!?俺的にピーンと来たぜこいつは!
この研究資料を渡される意味っていうのはつまり
騎手パワー継承の儀式なんですよ!!(えー

前にも似たようなシーンがありましたよね、それが何かというと
タマモクロスの練習ノートを託されるシーンですよ



この場面、なんでタマモクロスから練習ノートを託されたのかというと
タマモクロスに乗っていた南井克巳ジョッキーが、オグリキャップに乗り代わった
っていう事実をもとにして、騎手の乗り代わりを「資料を渡す」っていう形で表現してると思ったんですね

なので今回も騎手関係の描写なんじゃないかなと思って調べてみたら
やはりきましたよ、ディクタストライカ(サッカーボーイ)とオグリキャップの共通点は
どちらにも河内洋ジョッキーが乗っているってことだったんですね

この河内洋ジョッキー、サッカーボーイには最後まで乗っていた人で
そしてオグリキャップに乗っていた時期はというと
1年前ぐらいのタマモクロスとやり合っていた時期だったという…

なるほど、これから乗り代わる人じゃなくて以前のオグリに乗っていた人っていうのがこの河内洋ジョッキーなわけか
つまり、以前のオグリに乗っていたというその経験を
「これまでのオグリの研究資料をまとめてある」って形で渡されたってことじゃないでしょうか



なんでディクタストライカのトレーナーがオグリの資料をまとめてあるのかと思ったら
「だって俺、オグリに乗ってたことあるし」っていうのが理由だったんですね
こういうところ面白いよな…キャラクターの関わりに騎手の要素も入ってるから、
誰がどの馬に乗ってたとか知ってると「あー!!これアレや!!」って気持ちになるという
そのうちに武豊パワーの継承とかもあるだろうから、どういう描写になるのか今から楽しみだわ



そして今回、ディクタストライカ本人も出てきて
かつてバンブーメモリーと一緒に走ったことがあるということを語ってましたね
その時の感触としては、「ペースもフォームもめちゃくちゃで荒削りなヤツ、しかしとんでもない爆発力のスピードを持っている」
ってことだったみたいです。そんなバンブーメモリーが、もし研ぎ澄まされた走りをするようになっているなら
今は相当に強くなっているだろうってことですよね

ちなみに、バンブーメモリーとディクタストライカ(サッカーボーイ)っていうのは実は同い年の馬で
早くから活躍していたのがサッカーボーイ、
そこから1年遅れて活躍し始めたのがバンブーメモリー
なんですよね
なのでこの漫画でも早熟のディクタストライカ、遅咲きのバンブーメモリーのような感じで
先を行っていたディクタストライカの域に、バンブーメモリーも鍛えたことで後からやってくるっていう描写になってるんじゃないかと思います

(期間…距離…調整…やはり現実的じゃねぇ、危険すぎる…いくらアイツに才能があっても…
 …何をやってんだ俺は…マイルチャンピオンシップには出さないと決めた、オグリも説得した!
 なのに何故、俺はいまだに否定する材料を探し続けてんだ…!?)

そんな中、六平さんはというと「危険すぎる、無理だ、無理なんだ」
ひたすらにマイルチャンピオンシップのことばかり考え続けていました
あのレースには出さないともう否定したはずが、いまだに悩みを振り払うかのように否定する材料を探し続けていたという…
ふむ、これだけ悩んでいるということは、もうすでに六平さんの中にも芽生えてきているようですね
「マイルチャンピオンシップに出すべきなのかもしれない」という気持ちが。
これはそろそろ、六平さんもその気持ちに気づいて腹を決めることになりそうな…



ってそんなタイミングでオグリ来たー!!
「話がある」と迷いなく言ってのけるこの雰囲気、見るからに覚悟は決まったと言わんばかりの様子ですね
「俺もだ」と返している六平さんとしても、いよいよ同じ覚悟を持ったってことでしょうか
連闘でのマイルチャンピオンシップ出場。無理だ不可能だと言われようがそれを可能にしてやるという
そのための腹は決まったのがこのシーンなんじゃないでしょうか。それでは次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第107話「可能性」



「よく考えてみたんだが、やっぱり私は…」

「バンブーメモリーと戦ってみたい。どうせそんなところだろう?」

ウマ娘シンデレラグレイ第107話の感想ですが、冒頭の場面ではオグリが話をしようとしたところで
「バンブーメモリーと戦ってみたいんだろ?」と、その心境を六平さんが言い当てるシーンで始まってますね
ほほう、どうやらすでに六平さんにはお見通しのようですな。ならば話は早いってもんですよ
あとはもう「俺も覚悟を決めた。マイルチャンピオンシップに殴り込むとするか!」てな感じで
六平さんが快諾してくれれば、オグリの希望は通るということに…

「何度も言わせないでくれ。答えはノーだ」

ってノーなんかい!ダメなんかいいいいいい!!
そ…そんなー!!ここまできてそりゃないっすよ六平さん!
今のはもう明らかに「マイルチャンピオンシップに殴り込もうぜ!」っていう流れだったじゃないですか!

「マイルチャンピオンシップには出場させない。ジャパンカップ一本に絞る」

「ジャパンカップだけじゃ…ダメなんだ…!」

「お前はジョーから預かっている大切なウマ娘だ、連闘なんて非常識なことさせられねぇ。話は終わりだ」

がしかし、あくまでも「マイルチャンピオンシップには出場させない」とかたくなに断る六平さん。
なんでそんなに頑固なのかというと、オグリはキタハラから預かっているウマ娘だからだという…
ふむ…言われてみれば確かにそうですね。六平さんがオグリの担当になったのって
キタハラが中央に来るまでのつなぎ役として引き受けたわけだから
キタハラが来る前にオグリをぶっ壊すなんていうバカな真似はさせられないってことか

「…みんながみんな、走りたい時に走れるわけじゃない!次もまた走れるとは限らないんだぞ!?
 私ならどっちだって勝てる!ムサカは私が走るところを見たくないのか!?」

しかし、六平さんに断られてもまだ食い下がっていくオグリ!
その理由としては、「みんな次もまた走れるとは限らない」っていう風に、勝負の機会を逃したらもう戦えないかもしれないっていう
実際にディクタストライカとそうなってしまったことが気になっているみたいですね。ディクタってなにげにオグリに与えた影響大きいキャラだよな

それとこの場面、オグリが六平さんのことを珍しくムサカって呼んでますね
いつもは「ろっぺい」って呼んでるから、ムサカって呼んだのは初めてなんじゃないだろうか
ちなみに俺はムサカって聞くとガンダムの戦艦を思い出すんですけどね(えー



なんか前にもこんなような話をした気がするな…確かオグリがグレイファントムっていう技を使った時に
グレイファントムといったらガンダムの戦艦だろって言った覚えが…
そして今度はムサカとは、この漫画読んでると妙にガンダムの戦艦思い出しちゃうよな

「見たいに決まってんだろ!!お前の提案を聞いた時、どうしようもなく胸が熱くなっちまった…
 どんなに非常識な連闘だって、お前ならあるいはってな…ただのファンみたいで自分でもうんざりするが…
 世界中の誰よりも、俺はオグリキャップに期待しちまってんだよ…!トレーナー失格だな…」

ってそんな中、「本当はお前のレースもっと見てえんだよ!」という心境を吐露する六平さん!
なるほどさっきから「レースに出させない」と言っているのはトレーナーとしての六平さんであり、
「もっとオグリのレースが見たい」と思っているのはただのファンとしての六平さんってことか
そんな気持ちのせめぎあいに六平さんも苦しんでおり、ただのファンとしての気持ちが大きくなってきてしまって
「俺はトレーナー失格だな…」と言い出してしまってという。

このシーンを見て俺はピーンと来ましたよ。これは…安西先生やな!!(えー
というのもですよ、安西先生ってスラムダンクの山王戦の時にこれと同じようなことを言ってるんですよね
怪我した桜木を引っ込めずにそのまま試合に出してしまって

「桜木くん、白状します。君の異変に気づいていながら、君を代えたくなかった…
 君のプレイを見ていたかったからだ。指導者失格です」

って言ってるんですよね。マジで安西先生だこれ!
ちなみに安西先生のこのシーンは今やってる映画でもちょうど見れるやつですね。みんな見に行こうぜ!(えー



そして今回のラストシーンは、マイルチャンピオンシップ本番の日についにオグリが出場するという場面となってますね
最終的には出場を認めたか六平さん!おそらくあのあと
「ムサカの栄光時代はいつだよ…オレは今なんだよ!!」ってオグリにされたんでしょう(えー
それにしてもオグリの表情がとんでもないマジ顔になってますね、これほど真剣なオグリは初めて見たかもしれません
それだけの覚悟を持ってマイルチャンピオンシップに挑むということか…それでは次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第108話「勝ちに行くッス!」



さてウマ娘シンデレラグレイ第108話の感想ですが、今回の冒頭では
アメリカンドッグを棒ごとバリボリ食ってるウマ娘が登場してますね
誰かと思ったらアメリカ代表のウマ娘だということで、要するにあれか
ジャパンカップに出場するウマ娘が来日したってことか

1年前のジャパンカップでも、世界各国から海外ウマ娘たちが続々と集まってましたが
今度のジャパンカップでもそうなるってことだろうか。
にしてもアメリカのウマ娘は去年も今年も筋肉モリモリでパワフルな感じがすごいな



一方その頃、レース前にカフェで同席していた六平さんと奈瀬パパの様子ですが…
奈瀬パパが六平さんと合わせるようにコーヒーを注文すると
「テメェ…!」と六平さんはブチ切れてしまい
さらに「出てきてくれて嬉しいよ」と奈瀬パパが話しかけると
「うるせぇ黙れ」と六平さんは冷たく一蹴してしまったという…

なんでそんなに奈瀬パパのこと嫌いなん!?(えー
ちょっと一緒にカフェでコーヒー頼んで「来てくれて嬉しいよ」って話しかけてきただけやん!?
それでなんでこんなにキレられてしまうのだろうか奈瀬パパは…
俺はけっこう好きなキャラだけに「奈瀬パパそんなにアカンか…?」みたいに思ってしまうな
まあ六平さんの尋常じゃないキレ具合からして、やっぱり今までにもさんざん六平さんを怒らすような事をやらかしてきたんだろうか

そしてマイルチャンピオンシップが始まるというその時、なんと感動でむせび泣いていたバンブーメモリー。
どうやらオグリが無理を押して出てきたことにウルウルきてしまったようです
まさかレース前にライバルを見て感動しながら泣くとは、これまでにないタイプのウマ娘やな

それを見守るウマ娘たちはというと、イナリワンは畳の上であぐらをかきながら観戦しており
さらに病室のベッドの上で観戦している別のウマ娘が…
これはもしかしてあれか、メジロアルダンか!?



メジロアルダンはこないだまで元気に走ってましたが、今は怪我で休養に入ってるとかそういうやつ!?
調べてみたらメジロアルダンは、やはりこの時期重い怪我をして長期休養に入っていたようです
おお…もともと「ガラスの脚」って呼ばれる馬だったから、やはり負担がかかると体がもたないのか…

ちなみに、怪我の原因となったのはこないだオグリ達と一緒に走った天皇賞(秋)のようですね
やはりというか原因はレースか…レースの負担はシャレにならないほど大きいようで、それによって脚を壊しそうになっているという…
やっぱりレース連闘とかやるのやばいんじゃね!?(えー
レース1回出るだけでもこうなるウマ娘がいる中で、連闘かますとかやっぱりどうかしてるわ!
オグリは連闘することを選んだわけですが、今回アルダンの様子を見た瞬間に
「あっやっぱ連闘ってアカンわ」と思ってしまったわ。すまんな…(えー  それでは次回に続く!

 



ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第109話「マイルCS」

さてウマ娘シンデレラグレイ第109話の感想ですが、今回はいよいよマイルチャンピオンシップが始まったという内容で
レースの様子を観客席から眺めるディクタストライカ&アキツテイオー先輩という場面で始まってますね
ちなみにアキツテイオー先輩は、実馬でいうとニッポーテイオーという名前の馬でして
これまたマイルで強かった馬だったようですね

なにげにサッカーボーイの1年前にマイルCSで優勝したのがニッポーテイオーなので、
つまりディクタストライカとアキツテイオー先輩が一緒に並んでレースを見てるっていうのは
マイルCSの先代チャンピオンと、先々代チャンピオンが並んで見てるってことなわけか

しかし堂々とした態度のアキツテイオー先輩に比べて、なんとも元気がなさそうな様子のディクタストライカ。
先輩からも「その牙とうに抜け落ちたか?」とまで言われるほどに、ふぬけガール扱いされてしまいます
いやあでも、そう言われても先輩よぉ!モチーフの馬が引退した時期だからどうしようもねーぜ!(えー
というかアキツテイオー先輩(ニッポーテイオー)もとっくに引退してる時期のはずですが、あんたのその「まだ私は牙生えてるから」感はなんなんですか!?

もしかしてあれだろうか、ニッポーテイオーといえばハルウララの親としても有名だから
「私はこれからハルウララ産むけどお前は?」って意味で言ってるんだろうか(えー



(速い…!これがマイルGIのスピード…!いつもだったら前半はもっと余裕があるのに…!)

そんな一方で、今まさにレースの最中のオグリはというと、いつもとは違うレースのスピード感に少々戸惑っているようです
そういえばオグリって、マイルのGIレースに出るのはこれが初めてなんですね
これまでオグリが出たGIレースはどれも中距離・長距離で、距離が長いぶん前半はペースを抑えるけど
マイルは距離が短いぶんお構いなしにガンガン飛ばすから、その違いに戸惑っているということでしょう

マイルのレース自体はGUの毎日王冠とかにオグリも出てましたが、
今回はGIなので出場者のレベルが高いってこともあるんじゃないでしょうか

 
 

ともかくマイルGIで勝つために自分の中のスイッチを切り替えるオグリでしたが、
そんなオグリの様子を知ってか知らずかバンブーメモリーはメチャメチャ嬉しそうに走っていました
なんなんだ一体その「ワクワクが止まらねぇ!!」とでも言いたげな顔は!(えー

こんなに嬉しそうに走るやつは初めて見たな…
これまでレース中にオグリの怪物顔を見たキャラは、だいたいみんなゾッとして冷や汗を流してましたが
バンブーメモリーはそんなの関係なく楽しめちゃうようなワクワクガールなのか?次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第110話「夢」



さてウマ娘シンデレラグレイ第110話の感想ですが、今回の話はマイルCSにおいて
めっちゃ速いペースでレースが進んでしまっているという場面で始まってますね
そんなハイペースの内容となった結果、「先行策は失敗や!」と言われているわけですが…

ふむ、なんで先行策が失敗なのかというと、一般的に競馬では
ハイペースになったら前にいるほど不利だと言われてるからですね
ペースが速い中でさらに前に出ているわけですから、そのぶん体力を消耗してしまって
レース終盤を迎える頃にはバテバテになってしまうっていうパターンに陥りやすいと。

そして今回のオグリは、かなり前めの先行ポジションで走っているようで
消耗が激しく「そんなところで走っとったらアカン!」と言われてしまっているという…

(くっ…難しい…今からでもペースを…)

走っているオグリ自身の心境としても、「こんなペースじゃ最後まで持たねー」と実感していたようで
今からでもペースを緩めようと考えていたようですが…



デデーン。しかしそんなオグリとは逆に、このタイミングで前へと上がってきたバンブーメモリー!
どうやら後方で体力を温存していたようで、ここが勝負どころと見て前に上がってきたようです
なるほど、今の位置的には横並びになった両者ですが、
力を溜めて前へ上がってきたバンブーと、バテそうになって後ろに下がろうとしているオグリでは
この後の展開でモロに明暗が分かれそうですね

『次のレースは芝で行こう』

『え…えぇ!?今さら芝で行っても…!』

と、ここでバンブーメモリーの回想シーンが始まることに。
何かと思ったら、ある日突然ダートから芝への転向を言い渡されたっていう場面のようですね
ふむ、調べたところバンブーメモリーっていうのは
デビューから15戦ずっとダートのレースを走ってて
そこで全然結果が出ないという苦しい時期が続き、ダートはやめて芝に転向しようっていう経緯をたどったみたいですね
そしてウマ娘においても、デビュー以来ダートで負けまくったことで、バンブーはすっかり自信を失っていたという…



『相性だ。君が負けた理由だよ。キャラ相性にステージ相性…
 君が選んだのはどちらも相性が良くない。ダートで勝てないのなら変えればいい』

そんな中、バンブーが負けまくっていたのはあくまでもダートレースとの相性の悪さが原因であり、
バンブー自身が弱いわけではないと語る奈瀬パパ。だから芝に転向すれば勝てるようになると…
ふむ、ダートとの相性、芝との相性っていう話については、これって本当に超重要なポイントで
片方との相性が悪くてまったく勝てなくても、
もう片方との相性が良ければ劇的に勝てる
っていうことも実際よくあるんですよね

たとえばつい最近、ウシュバテソーロっていう馬が現役で走ってるんですけど
この馬は芝との相性がどうにも悪くて、芝で20戦以上走ってもほとんど勝てなかったんですよね
で、もう芝のレースはやめてダートに行こうと転向してみたところ
ダートでは鬼神のように強くて、連戦連勝の怪物ぶりを発揮し始めたというわけなんですよ



これが最近のウシュバテソーロの戦績です。1着1着1着1着と他を寄せ付けないほどの驚異的な強さを発揮しており
しかもただ勝ったんじゃなくて、東京大賞典とか川崎記念とかのGIレースで勝ったっていうね
もはや現役のダート馬で最強争いができるレベルの活躍をしてるわけで
芝とは相性が悪くてうだつの上がらない存在だったのが、
ダートとは相性が良くて最強クラスの存在にまで駆け上がっていった
っていうくらい劇的に変わったのがこのウシュバテソーロで、芝とダートでこんなにも違うんだってことを見ていて実感しましたねえ



さて本編の方に話題を戻すと、先ほどオグリを捉えたバンブーメモリーは
そこからグンッと加速するとオグリを一気に置き去りに!
レース終盤へ向けて良い形で勢いつけてますね、これはバンブーの方が勝ち濃厚の流れといったところか

「彼女は走るのが大好きなんだ。思うように結果が出なかったのは、衝動を抑える術を知らなかっただけのこと。
 爪が弱かったから負担の少ないダートで走らせたけど、おかげで型ができた。
 正しいフォームで、正しいペースを守り、正しい場所を走れば…それだけで十分だ。
 なぜなら、そもそも彼女は規格外なのだから」



そして奈瀬パパが見守る中、ゾーンの力を発動するバンブーメモリー!
お前もゾーンの力使えるのかよ!?奈瀬パパいわく、最初からバンブーの素質は規格外だったとのことで
ゾーンに入れるだけのポテンシャルは十分に持っていたようです。ただ、最初は粗削りで力を持て余していたのが
ダートのレースで苦労したことにより、正しいフォームやペースを身に着け、今ではスムーズに力を発揮できるようになったという…

なるほど、ダートでの勝てなかった時期も経験として今に生きてるっていうのは、読んでてちょっと胸が熱くなりますね
ちなみにバンブーがダートを走った経験というのはゲームの性能にも生かされてると思います



これがバンブーメモリーの能力なわけですが、ゲームでのダート適正はDとなっており
他のウマ娘よりダートの適正が少し高めになってるんですよね
これってかなり重要で、Dっていうのは因子を積めばダートで戦えるラインに上げられるから
他のFとかGとかのウマ娘より、ダート用の育成がすごくやりやすくなってるわけですよ

なのでバンブーメモリーって、ゲームだと芝・ダートの両方で戦える両刀ウマ娘とも言うべき性能をしており
これってかなり貴重な存在なんですよね。最近は特に、芝なら芝、ダートならダートっていう風に
片方にしか適正がないウマ娘が増えてるので…両方行けるウマ娘っていうのはますます貴重になってる気がします

さらにゲームのバンブーメモリーは、つい先日実装された進化スキルもめっちゃ強そうなんですよ
その効果を見てみると、最終コーナーで速度・加速力を同時に上げるという効果になっており
発動のタイミングが良ければレース終盤に入ると同時に急激に加速するような動きが可能になると思うんですよね

しかも2つある進化スキルのうち、2つともがその効果を持っているので
ダブルで効果発動したバンブーメモリーが終盤メチャクチャに加速する
っていう展開も十分に有り得るんじゃないかと思ってます

というかバンブーメモリーって、今まで進化スキルがない状態でも実はかなりの強キャラだったんですよね
使ってる人自体はそんなにいなかったけど、たまに出てくるとギョッとするくらい強くて
俺も負かされることがよくあったので、なにげにヤバイ存在だなと思っていたんですが
さらに進化スキルでも強くなったのでもう相当ガチな強キャラになってる気がします

短距離・マイルの差しキャラとしてはトップクラスの域にいるんじゃなかろうか
しかも芝だけでなくダートも行けるから、かなりマルチな活躍が可能というか…
俺的に、今後ガチで強そうなウマ娘としてすごい注目してるのがこのバンブーメモリーですね
なんなら2周年記念の引換券を使ってでも入手する価値あるんじゃないかなと…それでは次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第111話「信じてる」



さてウマ娘シンデレラグレイ第111話の感想ですが、今回の内容は若い頃の六平さんの話となってますね
前回までマイルチャンピオンシップの真っ最中でしたが、このタイミングで過去に飛ぶとは意外だったなぁ
ともかく、この過去の六平さんは27歳の頃ということで、今から数十年前の時期ってことみたいですが…

「次こそ勝てる。大丈夫だ」

「…なんですかその自信、根拠あるんですか?」

「安心しろ、俺がお前を信じてる。六平銀次郎のお墨付きだ、それで充分だろう?」

「うわ〜ナルシストですねぇ…でもまぁ…期待されちゃ頑張るしかないですね!次こそ勝ちます!」

そして27歳の六平さんは、すでに担当ウマ娘の面倒を見ているトレーナーの立場だったようで、
「次こそ勝てる」と担当ウマ娘に言って聞かせていたという…
ふむ、「次こそ」という言葉が何度か出てきてることから、どうやらこのウマ娘はなかなか結果が出ずに苦労してるみたいですね
なので、そんな生活とはとっととおさらばして、次のレースこそきっちり勝ってやると意気込んでいるようですが…

※次のレース結果:3位

「…今日は展開が向かなかったな。だが次こそ勝てる!」

「はい!」

※次の次のレース結果:2位

「チクショウ…また奈瀬の野郎か…!次こそ勝つぞ!」

「はい」

※次の次の次のレース結果:5位

「ゲートのミスさえなけりゃ行けてたな…」

「はい…」

※次の次の次の次のレース結果:4位

「ペースにやられちまったがよく粘ったな。次こそは行けるだろう」

「…」

う…うわあああああ!!
しかしなんと、次こそは次こそはとレースに出続けたものの、一度も勝てないまま負け続けてしまうことに!
最初は元気だったウマ娘も、負けが重なるごとにどんどん暗い反応に変わっていってますね…



それとレース結果を見ると、2位とか3位とかけっこう良い順位も取っているわけですが
これについてはね…たとえ2位であっても、1位を取れなかったら
「負け」と言われてしまうのが競馬の世界なんですよね

たとえば18頭の馬が走るレースがあったとして、それだけ大勢の馬が走る内容であっても
1着を取った馬だけが「勝ち」と言われ、
2着〜18着の馬はすべて「負け」と言われてしまうんですよ

これ、俺も競馬を見るようになってから知ったことなので、「そんなシビアなもんなの!?」ってかなり驚いたというか
たとえば他のスポーツだと、1着を取れば優勝、2着を取れば準優勝みたいに、2着の結果でも功績を讃えたりしますが
競馬では2着を取っても「準優勝」なんて言われないんですよね

そう、1着の馬を「優勝」と言うことはあっても、2着の馬を「準優勝」だとはまったく言わないわけで。
これほんと競馬ならではの文化だと思うんですよね…準優勝なんて言葉は競馬の世界には存在しないっていう。
じゃあ、2着の馬がなんて言われるかといったら、「負けて強し」ってよく言われるんですよ



そう、負けて強し。強いってことは認めてくれているわけですが
「2着は負けの順位である」ってことは変わらないっていうのが競馬の世界だと思います
だからさっきのレース結果にしても、3着、2着、5着、4着という順位を取ったことについては
ずっと負け続けてるっていうのが競馬での感覚なんですよね
次こそ勝つと意気込みながらも負けばかりが続いているという…そんな辛い状況になってしまってるわけですが



そんなある日、またもやショッキングな出来事が起きてしまいます
「2着以下に大差での圧倒的勝利!」という凄まじい圧勝をしたウマ娘が登場したわけですが
これ、勝ったのは六平さんのウマ娘じゃなくて奈瀬パパのウマ娘なんですよね
六平さんのウマ娘はというとまたもや2着だったという…

2着…ついさっき言ったように、競馬において2着というのは負け扱いの順位であり
しかも1着と大差がついているっていうことは、
大差負けしたみじめな敗北って感覚だろうと思います

というかさっきも奈瀬パパが育てた別のウマ娘に負けて2着だったことを考えると、
六平さんにとって奈瀬パパって目の上のたんこぶみたいな存在だったんやな…
奈瀬パパがいなかったらすでに2回は1着取れてるわけだしなあ
六平さんが今あれだけ奈瀬パパを嫌ってるのも、屈辱を何度も味わわされた目障りなヤローだからってことなんだろうか

「くそ…あと1ハロン短けりゃあな…」

「…」

「だが今回のレースでお前の適性はハッキリした。ムラがあるからなかなか分かりづらかったが、次こそは必ず…」

「…」

ああ、六平さんはそんなレースで「適性が見えた、次こそは勝てる」と思ったようですが
しかしウマ娘はもうそんな気力は残っておらず完全に心が折れてしまったようで…
難しいところですよね…ちょうど前回、バンブーメモリーの話で適性に気づくことがいかに大事かってことを話したばかりなので
六平さんが言っているのは気休めではなく、本当にこのウマ娘の適性のことを言っていると思うんですが…
しかし、これまで負け続けたことの屈辱感、みじめさ、挫折感でウマ娘の心はもうボロボロになっていたという…

「負けが続いちまったが、へこたれるこたあねえ。お前だったらここからGIだって行けるさ。お前を信じてる」

「信じてる…?あなたの信じてる私って誰なんですか?」



「信じてる…次こそは…大丈夫…おためごかしばかり並べて!期待させて!
 あなたの理想は痛いんですよ!もう無理です…お世話になりました…」

あああああああああ!
やはりもう完全に心が壊れてしまっていたウマ娘!
これまで「次こそは勝てる」という言葉に期待しては裏切られ、理想に届かない毎日に疲れ果て、
ズタズタに心が傷つく一方で、もうこれ以上走り続けることなんて出来なくなってしまったという…

なんというか、六平さんにもこのウマ娘にも苦い思い出になってしまいましたね…
こうなってくると俺だったら「奈瀬さえいなければ」って逆恨みしちゃうだろうな(えー
さっきも言ったけど奈瀬パパがいなかったらこのウマ娘も1位取れてたわけだしな…
競馬の世界でもよく、2位になった馬のことを語る時に「アイツさえいなければ」って1位の馬のことを逆恨みするような言い方してる人をよく見かけますが
そういう人もみんなこういった気持ちを抱えてたんやろなぁ…なんか初めてそういう人の気持ちが分かった気がするわ

「根拠のない信頼は呪いだ…俺が目を向けるべきだったのは、自分の理想ではなく彼女の現実だった…
 私情を捨てろ…理想を語るな…現実的な範囲で出来る限りの指導をする。
 これでいい…これでよかったはずなんだ。なのにお前は…」

それからというもの、六平さんはウマ娘に理想を押し付けてはいけないという十字架を背負ってしまったようで
無理なことはさせない、現実的に可能なことに目を向けるという指導法にシフトしていったようですが
そんな中で出会ったのが現実的に無茶なことをやらせろと言い出すウマ娘だったってわけですね



なるほど六平さんがオグリの無茶な連闘に対して大反対してたのは、
「無理なことはさせない、現実的に可能なことをやらせる」っていう過去の経緯があったからなんだな…
それと、今になってこのオグリが連闘を決めた時の画像を見てみると
「信じているから」っていうアオリ文に重みを感じますよね

というのも、過去でウマ娘と別れることになってしまった時に六平さんは
「根拠のない信頼は呪いだ」という風に、信じることの恐さを語っており
あの時に壊れてしまったウマ娘も「あなたの信じてる私って誰なんですか?」
六平さんからの「信じてる」という言葉が逆効果になりボロボロになってしまったわけなので…

だから六平さんにとって、「信じてる」なんて言葉はもう二度と使いたくないくらいトラウマの言葉になってしまってると思うんですよね
それほどに抵抗のある「信じているから」って言葉を六平さんから引き出したのがオグリって考えると
六平さんにとってオグリとの出会いは運命みたいなものだったんじゃないかなと…

「まったく人の気も知らねえで…いつもこっちの想定超えていきやがって…
 常識だの現実だのと吠えてる俺がバカみてぇじゃねえか…信じているかだって?
 当然だ。俺はオグリキャップを信じてる」



そして再びキター!!オグリのことを信じてるとハッキリ言い切る六平さん!
過去のトラウマを乗り越え、ウマ娘のことをもう一度信じると強い気持ちを呼び起こしたってことですよね
というか今回のアオリ分もいい味出してるんだよな
「もう一度、君に夢を預けよう」っていう、まさに六平さんの心境そのものですよ
こういうアオリ文ってコミックスになると消えちゃうと思うんだけど、たまに残してほしいと思うような名文句があったりするんだよな…次回に続く!

 


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第112話「全部使って」



さてウマ娘シンデレラグレイ第112話の感想ですが、今回の話は
オグリとバンブーがお互いにゾーンを発動してゴール前の攻防を繰り広げるという内容でしたね
そんな2人の走りを見ていて思ったんですが、今回の話ってあれやな
ゾーンの名前が出てきてないな!?(えー

いやマジで、いつもはゾーン発動時にでかい文字で名前が出てくるんですが、
今回に関してはそれがないまま2人とも走ってるって感じです
こうなると思うのがバンブーメモリーのゾーンの名前ってなんなんですか!?(えー

オグリの方はグレイファントムと名前が明かされてるわけですが、バンブーの方はなんなんや…?
バンブーとオグリの戦いでいうと今回が最大の盛り上がりだろうから、今後バンブーはもうゾーン使う機会とかないんじゃないか!?
おお哀れなバンブーよ、最大の見せ場でゾーンの力を使ったものの名前が明かされずに終わるとは…
でも考えてみたらトニビアンカさんもそうだったな…(えー



トニビアンカさんも去年のジャパンカップでゾーンの力使ってましたが
やっぱり名前が表示されてなかったので、そういう名無しゾーンキャラもいるってことなのか!?
出番か!?出番の多さでゾーンに名前がつくかどうか決まるのか!?(えー

そんな話は置いといて、今回の話で印象的だったのはなんと言っても実況のセリフですかね
さっきの画像で「負けられないオグリキャップ!譲れないバンブーメモリー!」って言葉が出てきてましたが
これは実際のレースでも言われていた有名な実況ですね



「負けられない南井克巳!譲れない武豊!」っていうのがそうで、実際は騎手の名前を呼んでたわけですね
というかこの時バンブーメモリーに乗ってたのって武豊だったんだなあ、武豊はスーパークリークにも乗ってオグリと戦ってたし
ほんとにオグリのライバルとして何度も何度も戦ってたんですね、そんな人が今でも現役を続けてるとはまさに生ける伝説やな

ちなみに、当時の実況を再現したセリフは他にもあって
「バンブーが逃げた!バンブーが逃げた!オグリは負けられない!オグリが内から突く!」とか
このへんのセリフも全部そうですね



ゴール前の攻防での実況を再現したのがこのへんのシーンで、
アニメでもこういうゴール前の実況再現はよくやってましたよね
たとえばツインターボ七夕賞の「吼えろツインターボ!全開だターボエンジン逃げ切った!」とか
ツインターボオールカマーの「11番のツインターボ!見事に決めたぞ逃亡者ツインターボ!」とか
トウカイテイオー有馬記念の「ダービー馬の意地を見せるか!トウカイテイオー奇跡の復活!!」とか
このへんは実際の実況とアニメの実況を並べるとセリフがピッタリ合って聞こえるくらいよく再現されてたと思います
それぐらいアニメでは実況に強いこだわりを感じましたが、それを漫画の方にも取り入れてきたってことでしょうか

「…なるほど。なぜ彼女にそんなにも入れ込んでいるのかと思えば…
 愚直で直向きで青臭い…まるで昔の君のようじゃないか」



(まったく…僕は君のそういうところが…)

って、そんなオグリとバンブーの戦いが決着を迎える瞬間、奈瀬パパはというと
六平さんに熱い視線を注ぎながら「まったく…僕は君のそういうところが…」などと考えていました
えっなにこれは、ホモの流れ!?「そういう君が好きなんだ」ってホモの流れなの!?(えー
いや取り乱してすいません、でも今週のヤングジャンプって
別の漫画でもホモ展開で「お前が好きや」って告白してたからしょうがないんやって!(えー



少年のアビス
って漫画なんですが、同じ今週のヤングジャンプでホモ展開やってるの見ちゃったら
どうしても連想するやろが!時代はホモか!?ホモが今アツいのか!?(えー
おおなんということだ、これが最近流行りの多様性ってやつなんだろうか

流行りと言えばあれですよね、ネットで最近流行りのK先生
ホモグラフトには積極的だからやっぱり時代はホモなんやな…(えー

「あぁそうか…僕は君のことが、嫌いだったんだな」

って、「僕は君のことが好き」というホモ展開かと思いきや
なんと逆に「僕は君のことが嫌い」と言い出した奈瀬パパ!
なにそれどういうこと!?嫌いって言ってるけど実は好きってこと!?(えー

うーむ、奈瀬パパの真意は一体なんなんだろうか…これはあれですかね
タイミング的にオグリの勝利が決まった瞬間に「僕は君のことが嫌いだ」と言っているので
つまりは僕から勝ちをもぎ取っていくライバルだから嫌いだってことを言ってるんでしょうかね



たとえば前回の話で、六平さんが自分のウマ娘をレースに出した時に
「チクショウまた奈瀬の野郎か…!」って奈瀬パパに勝ちを取られてイライラしてましたが
もしかしたら奈瀬パパもそれと同じように、六平さんに負けた時には
「また六平にやられたか…」って内心イライラしてたってことなんでしょうか
奈瀬パパはいつも涼しい顔をしてるけど、実は六平さんのことをライバル視していて負けたくないと思っていたみたいな
そういう闘志が秘められていたってことか…?つまりホモグラフトはお呼びでないってことですか!?(えー  次回に続く!



ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第113話「新たなマイル王」

さてウマ娘シンデレラグレイ第113話の感想ですが、今回の話はオグリがマイルチャンピオンシップでの優勝を飾った
改めて明言された回でしたね。ただ、俺的に気になるのはオグリが勝ったことよりも
それを見てウズウズと滾っているディクタストライカの存在ですよ
ディクタお前めっちゃやる気湧いてきてるやん!?まだやれるんか!?ここからの復帰展開あるんか!?

怪我をして引退したはずの馬がウマ娘では怪我を乗り越えて電撃復帰とかそういうのあるんか…!?
ウマ娘ってなにげに怪我に関してはシビアだから、史実に沿った流れになることが多いわけですが…
ディクタはそれを超えて復帰までこぎつけるんでしょうか、これは今後が気になるなぁ

そして負けたバンブーメモリーの様子を見てみると、
堂々とした様子でオグリとの真っ向勝負について語っていました
ふむ…てっきり負けたら泣き叫んだりするかなと思ってましたが、そんな様子は微塵もなくて
我が走りに一片の悔いなしみたいな心境になってるってことでしょうか
今までのキャラはレースに負けると後悔とか落ち込みがハンパなかったと思いますが、バンブーはサッパリしててほんと珍しい性格してるよなー

「健康ランド?」

「ああ、まずはしっかりそこで休んでこい」

そして勝ったオグリの方はというと、まずはレースでの疲れを癒やすために
近所の健康ランドへとやってきていました。その健康ランドでは岩盤浴というのができるようで、
さっそく服をぽいぽい脱いで入浴しようとするオグリでしたが…

 

がしかし、その途端にめっちゃ怒られて「岩盤浴は脱いで入る場所じゃねえよ!」と止められるハメに!
えっ!?そうだったんですか!?(えー
いやすいません、恥ずかしながら俺としても岩盤浴とかサッパリ知らないもんで
てっきり岩がゴツゴツしてる露天風呂みてーなもんかなと思ってたんですが…(えー
オグリもそう思って脱いだんじゃなかろうか、でも岩盤浴って言っても風呂とは関係ないみたいだな



そんなオグリのことを止めたこの女ですが、せっかくだから案内してやるよと言いたげに案内役を買って出ることに。
というかこのタイミングで出てきたウマ娘ってなるとこいつがホーリックスなのか!?
なんか思ったよりツンデレ系の華やかなキャラやな!?

ホーリックスっていうと、めちゃめちゃ貧相な見た目で「こんな貧相な馬に負けるわけねーや」と言われたエピソードが有名なので
ウマ娘になったらレースで全然勝てなさそうなか弱い見た目のキャラになるかなと思ってましたが…
そういう予想とは違って勝ち気でツンツンした雰囲気のキャラになってますね
にしてもめっちゃ可愛いな。シンデレラグレイの中でも可愛さはトップクラスかもしれん
果たしてこの新キャラはホーリックスなのかどうか、仮にホーリックスだとしても名前はそのまま使えるのかどうか
いろいろと気になる部分が多いですねこいつは…次の話で明かされるのが楽しみだぜ、それでは次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第114話「きっとまた」



さてウマ娘シンデレラグレイ第114話の感想ですが、今回の話はジャパンカップ開催間近ということで
ジャパンカップに出走する世界各国のウマ娘たちが紹介されてますね
去年もそうだったけど、ジャパンカップには海外ウマ娘が大量にやってくるから特別なお祭り感あるよな

そんな海外メンバーの中で俺が気になるのは、なんと言っても前回優勝者のオベイユアマスターでしょうか
つーかオベイさんまたその格好で出場するんすか!?
オベイのこの格好って、去年は自分の正体を隠すための変装だったはずですが、
今となってはその変装した姿の方がスタンダードになったんでしょうか

にしても今回のオベイやたら可愛い気がすんな(えー
今までのオベイのイラストの中でも一番可愛くないっすか?なんかすごいツボにきちゃったわ
胸もでっかいし衣装もエロいしな…去年から引き続きの登場だけど、俺の中では新キャラよりもオベイに大注目って感じだわ



そしてオベイ達の他にも、「こんなメンバーもおるでー」と何人かまとめて語る記者。
小さいコマであっさりと語ってるだけに、扱いとしては脇役のウマ娘たちといった感じですが…
ただその中で気になるのはニュージーランドのフォークインっていう言葉ですよね
ニュージーランドと言ったらホーリックスの出身地なはずだから
フォークインっていうのがまさかホーリックスか!?ホーリックスなのか!?

ホーリックスはジャパンカップに出走するまであまり注目されていなかったと聞くので
今のところ脇役扱いされてるのもそれが理由ってことでしょうか
それにしてもホーリックスって実名はやっぱり使えなかったんだろうか…
俺としてはホーリックスって名前のホーリー感が好きだったんだがなー(えー

その一方で、健康ランドに来ていたオグリはというと
酸素カプセルに入ってかなり疲れが取れたと語ってますね
酸素カプセル…俺はやったことないけどなんかすごい近未来感がある装置ですね
こういうのにがしょーんがしょーんと入って、普通の空気とは違うスーパー酸素が出てくるんだろうか
なんかアトラクションみたいで楽しそうだし、実際に試してみたいもんだな

というかこないだ入ろうとしてた岩盤浴はどうなったんですか岩盤浴は!?
あのあと岩盤浴のシーン出てこなかったから、結局なんなのかよく分からなかったんだが!?
なので俺の中では、岩盤浴って言葉から連想する光景が
岩場の露天風呂のまま変わってないっていうね…(えー
我ながらすごい物知らずのアホのような気がするから、本場の岩盤浴を見せてほしかったぜ…

ともかく、疲れも取れたということで健康ランドを後にし、案内してくれたウマ娘とも別れることになったオグリ。
ただオグリとしてはこのウマ娘のことをずいぶん慕うようになったみたいですね
オグリがこれだけ他人になつくっていうのも珍しい気がするな…
普段のオグリって相手に関係なく自然体なイメージだから、特別に仲良くなるのは逆に難しそうっていうかな

そんなウマ娘は、自分の名前を名乗ることなくオグリの前から去っていってしまいましたが
多分こいつが記者の言ってたフォークインなんでしょうね
フォークイン、つまりはホーリックス。ジャパンカップでオグリと激突する強大なライバルと
こういう形で出会ったっていう展開なんじゃないでしょうか。次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第115話「こっちじゃフェアだよ」



さてウマ娘シンデレラグレイ第115話の感想ですが、まず冒頭の場面では
オベイユアマスターとシーフクローが記者会見を受けている場面で始まってますね
ふむ、この2人にはアメリカ代表という共通点があるので、アメリカコンビとして一緒にインタビューされてるってことでしょうか

それにしてもニッコニコな顔してますねオベイユアマスター。やはり前回のジャパンカップ王者ということで、
ちょっと王者の余裕を見せたろかみたいな感じでしょうか
一方のシーフクローは見るからにふてぶてしい態度で、生意気なルーキーとかそういう立ち位置な感じ?

「シーフクロー選手、先日のクラシックディスタンス(2400m)にて世界記録の樹立おめでとうございます!
 そのレースで戦ったオベイユアマスター選手とは今回も戦いますが、いかがでしょうか?」

「知らん。覚えとらん。こんな奴おったか?」

「いたよ…2着だったけどね」

「まあいいわ、いずれにせよ一度勝ったのなら問題にもならん。
 前回のジャパンカップは全員コイツに負けたんだったか?ならジャパンカップなぞ児戯同然じゃな!」

がしかし、なんとオベイユアマスターは王者の風格どころかシーフクローにコケにされており、
「誰だか知らんがこないだ私に負けた雑魚」としてケチョンケチョンに言われてしまいます
おいおいマジかよ、生意気なルーキーってレベルじゃねーぞ!というか2人はすでに勝負しててシーフクローの方が勝ってるのか!?

そのへんについて詳しく調べてみたところ、確かにこの2人のモデルになった馬は
ジャパンカップに来る前にアメリカのレースで勝負していて、シーフクロー1着、オベイユアマスター2着となってるんですね
さらに言うと、シーフクローはそのレースだけでなくアメリカのレースで4連勝しており、しかもそのうち2つがGIレース、
さらにさらに、オベイユアマスターに勝ったGIの舞台で2400mの世界レコードを叩き出したという、とんでもないことをやってのけたようです。

何がヤバイってジャパンカップも2400mのレースですからね。
この距離を走るのに世界で一番のタイムを出したのがシーフクローってことだし
それだけのすさまじい実績と、前回王者のオベイユアマスターもすでに蹴散らしたということで、
シーフクローとしてはジャパンカップなんか勝ったも同然と思ってるってわけか…

「それじゃ、ミーはこっちの部屋だから」

「お前、本当に私様と走ったか?」

「走ったよ。忘れられていたのは残念だけど、今度は記憶に残る走りをしてみせるよ」

「ふーん…まあ精々あがくといい。胸くらいは貸してやらんこともない。私様は優しいからのぉ」

(よかった…覚えられてなくて。日本じゃフェアだよ)



ってうわあああああ!!またメンヘラストーカーっぽいことしとるー!!
今回もまたやってんのかよオベイユアマスター!!部屋の壁に大量の写真やなんやらベタベタと!
どうやらシーフクローの横柄な態度には内心相当イラついていたようで
「すぐにボコボコにしてやるよ」とジャパンカップでぶっ潰すことに決めていたようです

やはりジャパンカップに関しては相当の自信があるのかオベイユアマスター。
前回でもジャパンカップの適性に関しては最高のキャラだと言われていたし
もともとアメリカのレースではうだつが上がらないという日々を送っていたから
シーフクローに負けたのもそれが原因かもしれませんね
つまりオベイユアマスターにとっては「ようやく久々に全力が出せるぜ」みたいなもんで
アメリカで味わった屈辱をジャパンカップで晴らすっていう腹づもりでやってきたのかもしれませんね



そんな一方で、ニュージーランド代表のフォークインとしてこないだの健康ランド師匠も登場していました
やっぱりアンタだったのか健康ランド師匠!フォークインはこいつなんじゃないかと予想してましたがズバリ的中したぜ!
つまりはホーリックスもやはりこのフォークインってことなんでしょうが…
にしてもめっちゃ可愛いキャラやな。
初登場の時も書いた気がするけど、シングレの中じゃトップクラスの美少女な気がするぜ

そんなフォークインですが、でっかい鏡を部屋に置いてないと眠れないという変なクセがあるようで
しかも鏡の中の自分のことを「姉様」と呼び、まるで会話するかのようにブツブツ独り言を言っているという…

おいおい大丈夫かよ!?こいつもまたメンヘラキャラかよ!?(えー
オベイユアマスターに続いてこいつら部屋で何やってんだよ!?普通に過ごすことはできないんかい!?
と思いましたが、どうやらこの鏡を置くエピソードはホーリックスの実話を元にしているみたいですね

というのも、ホーリックスはとても寂しがりな性格をしていたようで、一人ぼっちだと夜に寝られないという特徴があり
その対策としてホーリックスの部屋には大きな鏡を置き、鏡に映った自分の姿を見せることで
「よかった仲間がいる」とホーリックスを安心させるっていうことをやっていたんだとか。

なるほど…馬って結構こういう寂しがりなエピソードあったりしますよね。
たとえばタイキシャトルなんかもそうで、メイショウドトウと一緒に外へ遊びに行った時に
メイショウドトウが先に帰ってしまって置き去りにされたと思い込んで鳴き始めたりとか

ディープインパクトも同じように、シンボリクリスエスと一緒にいたら
先にシンボリクリスエスが帰ってしまって寂しくなってあたふたするっていう動画があったり
歴代の名馬でも一人ぼっちになるとメッチャ寂しがるってエピソードが多くて、そういうの聞くと微笑ましいんですよね。次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第116話「鬼にcan not bow!」



さてウマ娘シンデレラグレイ第116話の感想ですが、
今回の内容はジャパンカップに出走する海外ウマ娘たちの描写がメインとなってましたね
まずはこの年の凱旋門賞で優勝したというキャリーズルーム。
そんな輝かしい経歴とは裏腹に、ベンチで日なたぼっこするのが好きというのんびりした性格のようですね

去年の凱旋門賞で勝ったトニビアンカさんは、「私が王者だ」みたいな緊迫したオーラを常にバリバリ放出してましたが
このキャリーズルームは全然そんな感じがなくてトニビアンカさんとは正反対なウマ娘って感じがしますね
のんびりした性格だけど走ってみたらメチャ強いとかそういうタイプだろうか?
実際、そんなキャリーズルームは「確かに強敵デス」と他のウマ娘からも言われていましたが…



がしかし「中距離ならワタクシの独壇場デース!!」と自信満々に勝利宣言するウマ娘!なんなんだお前はー!!
このイブビンディというウマ娘、こないだ来日した時にも欧州の中距離チャンピオンという呼ばれ方をしていたので
中距離レースでよっぽど勝ちまくって自信があるみたいですね
なんだろう、短距離レースで勝ちまくって自信満々になったサクラバクシンオーみたいなもんだろうか
それにしても凱旋門賞の優勝者に、欧州のチャンピオンに、2400mの世界記録保持者にと、すげーメンバーが集ってるなこのジャパンカップは…

そして世界記録ガールのシーフクローですが、本番を前にしたタイム計測でオベイユアマスターと張り合っており
「タイムで私に勝てると思ってんのかよ」と言わんばかりにオベイを超えるタイムを叩き出していました
さすがは世界記録ガール、タイムを競ったらやはりこいつがピカイチってことだろうか

しかし本番を前にしてタイムでイキッているこの展開は、いざジャパンカップのレースが始まった時に
「レースはタイムで決まるんじゃねえんだよ」ってことをオベイに思い知らされるんでは!?
策士のオベイがわざわざこんなタイム勝負を仕掛けてることからしても、シーフクローは本番でまんまと一杯食わされるとしか思えんぜ…
やはり前回王者のオベイがレース巧者ぶりを見せつけるんじゃないかなあ。
それにしてもお前らアメリカ人同士で潰し合っててええんか!?(えー  次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第119話「小細工無しだ」



さてウマ娘シンデレラグレイ第119話の感想ですが、今回の話はとうとうジャパンカップ本番の日がやってきたっていう内容で
選手だけでなく観客も次々と会場へ集まってくるという回でしたね。
そんな観客の中には、去年のジャパンカップに出場したトニビアンカさんとムーンライトルナシーの姿が。

久々の登場やなトニビアンカさん!以前のでかい帽子を外してるせいかずいぶん雰囲気変わったな
表情もおだやかになったし、この状態のトニビアンカさんって
なんかメジロパーマー感あるなと思ったのは俺だけでしょうか(えー



特に前髪のあたり。やっぱ似てるって!
それとムーンライトルナシーもやけに日本にいるなと思ったら、
トニビアンカさんと同様に実馬が日本暮らししてたんですね
どうりでずっと日本にいると思ったわ…ジャパンカップのためだけに来日したのかと思ったら
そのまま日本に居着く馬って結構いるんやな



お次はジャパンカップの舞台に出場するウマ娘のシーンとなってますが
このレースはなんと1番人気がスーパークリークなんですね。まさかオグリや海外の有力馬を凌ぐほどの人気とは…
つまり今回の日本総大将はクリークってことになるのか。クリークの黄金期やなー

オグリもさすがの注目度で2番人気となってますが、この2人と並ぶ三強のイナリはどうなんかな?と思ったら
調べてみたところ、この時のイナリワンは8番人気だそうですね
ちょ…ちょっと!?8番人気ってずいぶん下じゃねーか!?(えー

1番人気・2番人気と比べたらだいぶ格下やで!?三強と言われながらこの人気薄っぷりは一体…
うーむ、これはひとつ前のGI(天皇賞秋)での戦績が1着クリーク、2着オグリ、6着イナリだったことが原因だろうか
オグリやクリークと比べると結構離されて負けちゃったから、「イナリは勝てそうにねーな」って目で見られて人気を落としてしまったとか…

うーむ、イナリはここんとこどうも低迷しながら苦しんでて思ったより三強感ないっすね(えー
やっぱりイナリの功績としては、この年のはじめの天皇賞春、宝塚記念を両方勝ったってことがでかかったんじゃなかろうか
その2つのGIを両方勝ったってなるとスーパーヒーローですよ。リアル競馬でいうと
ちょうど2022年のタイトルホルダーがそれだったわけなんで
あのタイトルホルダーのフィーバーぶりを考えると、同じレースで勝ったイナリワンが強いと言われていたのもうなずけるなと。

ただこの漫画だとその部分カットされちゃったから…(えー
天皇賞春も宝塚記念も、まるまるカットされて先に進んじゃったから
イナリワンの大きな功績があんまり実感できなくて、なんかクリークやオグリに比べて格下っぽく見えちゃってる気がするなぁ



そんな今回のジャパンカップですが、「果たして日本馬は勝てるのか?」という話題の中で
「ここんとこまるっきり勝ててないんすよ」と語る記者。
ジャパンカップの歴史の中でも、これまで勝ったのはカツラギエースとシンボリルドルフのみであり
それ以外に関してはまるで勝てていないと…

それにしてもあれですね、カツラギエースの後ろ姿って初めて見ましたが
葛城栄主って暴走族みたいな文字入れてるんやな(えー



ちなみにカツラギエースを正面から見るとこうなんですよ。キタサンブラックとかに雰囲気ちょっと似てて
スポーティな爽やか少女ってイメージなんですが、まさかこれを後ろから見ると暴走族に見えるとは…(えー

後ろ姿でイメージ変わるっていうとシンボリルドルフもそうですね。さっきの画像のシンボリルドルフを見てみると
やけに地味な格好してんなって印象があったんですよ(えー
もっと派手な勝負服着とったやろ!?と思ったので確認してみたら



シンボリルドルフを正面から見るとこうなんですよ。主に左肩に派手な金の装飾とかマントっぽいものをつけてるわけですが
ただ、右肩に関してはそういう装飾をつけてないのと、装飾があるのはみんな服の正面側で、背中側にはついてないから
つまりシンボリルドルフの格好って、正面側の左肩から映すとすごい派手に見えるんだけど
背中側の右肩から映すとすごい地味に見えるんやな

なんということだ…無敵を誇った輝かしい皇帝様の姿も
地味に見える角度があったとは…8えー
あんな角度から見たことなかったから、てっきり装飾のない地味な服装でもしてたのかなと思ってしまったわ

そしてとうとうレース開始も秒読み段階となりますが、前回まで変装していたオベイユアマスターが
とうとう本来の姿となって戦うことに決めたようです
あの変装のことはオグリにも指摘されてしまったし、それに何よりオベイユアマスターは前年度チャンピオンですからね
やはり王者としての堂々たる戦いぶりを俺も期待してただけに、変装を捨てて本来の自分で戦うというのは歓迎したいところです。次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第120話「百聞は一見にsee curses!」



さてそれではウマ娘シンデレラグレイ第120話の感想ですが、今回の話は
出場者のゲートインが完了してジャパンカップのレースが始まるという内容になってましたね
そんな出場者の中でも気になるのはやっぱりオベイユアマスターですよ。
いやオベイさんあんたなんでそんなにキレ顔してんの!?(えー

オベイさんめっちゃキレてない!?なんか恐いんだけど!?
前回出てきたときはニヤッと笑っててちょっとご機嫌そうだったやん!?



やっぱり笑ってるよ!それがたった1話のうちになぜあんな不機嫌ヅラになってしまったのか…(えー
まあオベイさんってもともとは無愛想な陰キャっぽい性格してたみたいだから
本性をあらわしたことで、以前から持っていた暗さというか
闇っぽいところが出てきちゃったってことなんだろうか



そんな闇の不機嫌ヅラでレースに臨んだオベイさんとは裏腹に、
めちゃめちゃ明るい光のご機嫌顔でスタート直後に飛び出したシーフクロー!
おいマジかよお前の方が光属性だったのかよ!

シーフクローって初登場の時はニコリともしないクソアマってイメージでしたが
実はこんなに楽しそうに走る奴だったの!?初登場で無愛想にしてたのは
レースは好きだけどインタビューはクソつまらないとか思ってたってこと!?



今にして思うとこいつらの表情正反対すぎんだろ!
最初はこうしてオベイユアマスターがニコニコ顔で、シーフクローが不機嫌ヅラだったのが
今となってはオベイユアマスターが不機嫌ヅラで、シーフクローがニコニコ顔になってるという…
お前ら予想外すぎんだろ…てっきりシーフクローがイライラしながらレースに臨んで
オベイユアマスターがそこに付け入る展開かと思ってましたが、まったく違うことになりそうやな!?



さらに輪をかけて脳天気なイブビンティもシーフクローとの先頭争いを開始したりと、
思ってたのと全く違うギャグレースみたいなハチャメチャ感が出てきたわけですが
ジャパンカップの行方はここからどうなっていくのか…次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第121話「有り得ない」



さてウマ娘シンデレラグレイ第121話の感想ですが、今回の話は
前回で先頭ポジションに立ったイブビンティが、そのままの勢いでペースを上げ続けるという内容になってましたね
正直この展開はかなり意外というか、俺的にはイブビンティって
ぶっちゃけただの噛ませキャラだろうなと思ってたので(えー
まさかこれほど今回のレースで目立つことになるとは思ってませんでした



そんなイブビンティを世界最速のシーフクローが追いかけることにより、ますますペースがつり上がって
有り得ないほどの殺人的ハイペースへと突入していくというのが今回のレースの特徴となってますね
ちなみに、実際のレースでもこれと同じ現象が起きており、なぜそんなにもハイペースな展開になったのかというと
イブビンティの元ネタ馬が大観衆のでかい声にビックリして暴走してしまったみたいなんですよね

どうやらイブビンティの元ネタ馬は繊細な性格をしていたようで、大きな音を立てられると落ち着きを失ってしまうらしく
観客の大声を恐がるあまり、先頭へと飛び出してメチャクチャなペースで突っ走っていったという…
ただこの漫画だと、繊細さのカケラもない図太い性格してるっていう真逆の性格になってますね
図太すぎるので先頭に立って主役は自分だと言わんばかりにアピールしてるっていう。
先頭で突っ走るという行動は同じだけど、メンタル面は大胆なアレンジされてますねえ。それでは次回に続く!



ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第122話「キミの代わりに」



さてウマ娘シンデレラグレイ第122話の感想ですが、今回の話はなんと言っても
扉絵のキャリーズルームがめちゃ可愛かったですね
なにやらバタバタしながら朝の支度をしているシーンのようですが、可愛すぎやろがキャリーズルーム…
何話か前から「このキャラ可愛くね?」と思ってましたが俺の目に狂いはなかったわ…

そして本編の内容についてなんですが、ジャパンカップのレースにおいて
異常なほどのハイペースでずっと走り続けるという内容になってましたね
どのくらい異常なペースなのかというと、1600mを通過した時点で
1600mのGIレースであるマイルチャンピオンシップよりもペースが速く



さらには1800mを通過した時点で
1800mの全レースの日本記録を超えるという超異常なペースで走り続けているようです
何がヤバイって今回のジャパンカップは2400mのレースですからね
それほど距離が長いレースにも関わらず、1600mや1800mといった短めのレースよりも速く走っているという異常事態。

「この時のジャパンカップはペースが速かった」とは噂に聞いていましたが、
これほどまでに異常なほど速かったとは…
こうなると走ってる方がガタガタになりそうでなんとも恐いな



しかしそんな中、オグリの様子はというと
「まあこのくらい問題ないな」と思いながら走っていたようです。マジかよお前!?
なんでも先日のマイルチャンピオンシップに出場して、速いペースを経験したことが今に活きているそうですが…
とはいえマイルチャンピオンシップに出てから休みなしの連闘やで!?
この無茶なスケジュールで出場して、超異常なハイペースのレース展開についていくとか、お前どんだけ怪物やねん!
これが実話だっていうんだから、オグリキャップはつくづくとんでもない馬だったんだなってことを実感しますね…

あとどうでもいいけど、足下をチラッと見てる時のオグリの表情がやけに可愛いよね
扉絵のキャリーズルームもそうだったけど、なんだか最近の久住先生のイラストは
可愛らしさがずいぶんアップしてきたような気がするぜ…次回に続く!

ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第123話「Are you ready?」

さてウマ娘シンデレラグレイ123話の感想ですが、今回の話は
ジャパンカップのレースも最終コーナーへ突入し、終盤の攻防へとなだれ込むという内容となってましたね
現在もイブビンティとシーフクローが先頭を争いながら走ってますが、しかし全身から汗が噴き出しており
もはや体力の余裕はなくなってきたみたいですね

さらには体力自慢のクリークすらも、同様に汗だくでハアハアと息を乱しており、
あまりの殺人的ペースでもはや体力に余裕のあるウマ娘は誰もいないって感じですね
全員がバテバテになったこの極限状態でどう戦うかという、最後の踏ん張りが勝負を決めることになりそうです

ってそんな中、最後の力を振り絞って目からオーラを噴出させるイブビンティ&シーフクロー!
ゾーンの力だこれー!!お前ら2人もゾーンの力使えたんかい!
というかこんな体力バテバテの極限状態でゾーン発動って死ぬ気かお前ら!?

確か以前、クリークの解説でゾーンの力は体力を激しく消耗すると言われていたので
こんな体力の尽きた状態でそんなもん使ったら地獄に一直線やで!?
そんな命知らずの鉄砲玉と化したイブビンティとシーフクローは、果たして力尽きる前にゴールへと辿り着けるのか…



「ハァ…ハァ…距離は同じはずなのに…凱旋門賞とは…何もかもが違いすぎる…!」

そんな中、凱旋門賞に勝ってこのレースへと参加したキャリーズルームは、あまりにも凱旋門賞と違いすぎるということを実感して
今まさに力尽きようとしていました。確かにこれって現実でもよく言われるフレーズですよね、「凱旋門賞と日本のレースは全然違う」っていう。
何がそんなに違うのかっていうと、日本のレースはめちゃくちゃスピードが出しやすいんだそうです。

芝の状態や地面の状態からして非常に走りやすく整備されており、スピードがグングン出せるハイスピードレースになるっていう。
今回のレースなんかまさにそうですよね。スピードの極限を目指すかのような異常なまでの速さ比べの展開になってるわけで。
一方で凱旋門賞は、足を絡め取るような芝やグチャグチャになりやすい地面だったり、非常に走りにくいってことで有名で
悪いコンディションの中でも力を発揮できるかってことが試されるみたいなんですよね。

なので日本のレースと凱旋門賞では、勝つために求められてるものが全然違うっていうか
日本のレースでは走りやすい環境でどこまでも伸びるスピードが求められており、
凱旋門賞では走りにくい環境で能力を出し切れるパワフルさが求められてるっていう風に
車で言うならF1レースとオフロードレースくらい違うっていう風によく言われてますね

ともかく、キャリーズルームも途中で潰れてしまうという超ハイスピードレースとなり、
過酷すぎる状況の中で、一同は最終直線へと突入していくことになりますが…



しかしそんな中、1人だけニヤニヤとドス黒い笑みを浮かべている人物が!
服装からしてオベイユアマスターだこれー!!
策士のオベイユアマスターにはこのレース展開もすべて計画通りだったってこと!?



こんな感じにほくそ笑んでるってことかオベイユアマスター!?(えー
「Are you ready?」ってセリフからして、今からがスタートだとでも言わんばかりだし
なにもかもが計算ずくでこうなるのを待ってたってことだろうか

とりあえず現状、キャリーズルームは潰れてしまったし、
イブビンティとシーフクローはゾーンを発動したけどたぶん最後までもたないだろうから
そういう強豪ウマ娘たちが潰れていくようなレース展開を望んでいたってことなんだろうか?次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第124話「SHOW DOWN」



さて今週のウマ娘シンデレラグレイですが、このレースで先頭を走り続けてきたイブビンティ&シーフクローの2人が
いよいよゴール前で後続に捕まるというシーンで始まってますね
というかこの2人、前回の話で体力を使い切りながらゾーン発動しようとする無茶をやってましたが
結局ゾーンはアカンかったんか!?

さすがに体力のない状態でゾーンは無理だったのか!?今回の2人の目からはもうオーラは出ておらず
後続のウマ娘に追いつかれてしまっているので、体力を使い切りすぎてゾーンの効果はあっという間に切れてしまったってことでしょうか

「捕らえるなら…ここしかない!」

そしてここを勝負どころと見て、一気に前に出ようとするクリーク!
スタミナ自慢のクリークはまだ余力があるってことでしょうか?
無尽蔵の体力にものを言わせてグングン追い抜く作戦で…

「残念。どんなスタミナ自慢でも、自分のペースで走れなければ意味がない」



「君は知らず知らずに体力を削られていたんだよ。レースに支配された時点で君の負けだ」

がしかし、そんなクリークの横にスッとやってきて
「あれれ〜?君のペース乱れまくりでスタミナなんてとっくに切れてるよ?」
と、残酷な事実を指摘するオベイユアマスター!どうやら本当にそうなっていたようですが
なんでそんなひどいこと言うの?(えー

わざわざクリークに寄ってきて絶望させる一言をつぶやいていくとか!
てっきりオベイユアマスターの標的って、レース前に火花を散らしてたシーフクローかと思ってたんですが
まったく絡みのなかったクリークにここで嫌がらせするとは!(えー

知らん奴がいきなり嫌なこと言ってきたって感じでサイテーな初の会話だなオイ!
それともあれだろうか、クリークってこのレースだと一番人気だから
一番実力があると評判な奴は念入りに潰しとく必要があるってことで
クリークを絶望させる一言をわざわざ言いにきたってことだろうか

さあそして、ゴールに向けて同時にゾーンの力を発動するオベイユアマスター&オグリキャップ!
この2人はまだゾーンの力を使えるだけの余力が残っていたということか
考えてみればオグリはあのハイペースを苦にしていなかったし
クリークと違って自分のペースを守ったままここまで来れたってことでしょう

オベイユアマスターにしても、クリークに対してペースがどうのと自信満々に言い放ったことからして
ここまでペースに惑わされずに走ってきたってことでしょうか
ともかく、ゾーンの力を解放したこの2人の激突が最後の勝負ということに…

とその時、2人に加えてもう1人強大な力を発動したウマ娘が!
誰かというとフォークインです。こいつもゾーンの力を持っていたのか!?と思いましたが
しかし気になるのはフォークインの目からは何も出ていないってことなんですよね

オグリキャップにしろオベイユアマスターにしろ、ゾーンの力特有のオーラが目から放出されているわけですが
しかしフォークインの目からそんなものは出ていないわけで。
じゃあこの謎の力はなんなんだ!?ゾーンとはまた別の特殊な力なのか!?

うーむ…これがゾーンとは違う力だとするなら、その呼び方は
モンスターエナジーとかになるんだろうか…(えー  そのうちまたコラボ缶が出るかもな…次回に続く!





ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第125話「私は誰?」

さてウマ娘シンデレラグレイ125話の感想ですが、今回の話は1話まるまるフォークインの回想シーンとなってましたね
前回はレース最終盤の攻防でしたが、そこから回想シーンに突入するとは意外だったなぁ
それとも、フォークインが前回発動したモンスターエナジー(仮名)の秘密が回想シーンで明かされるのか?

ともかく内容を見ていくと、フォークインは昔から同じ故郷で育ったエラズリープライドのことを大尊敬しており
「姉様」と呼んでひたすらに慕っていたようです。ふむ、エラズリープライドの戦績については今まであまり語られてませんでいたが
ニュージーランドでGIレースを5勝したってことだからマジに凄いウマ娘だったんですね

ちなみにこれは、1年前のジャパンカップでエラズリープライドが初登場したシーンです
あらためて見てみるとオセアニアチャンピオンって書かれてるし
もともとかなり強者感のあるキャラクターとして描写されてたんですね

「エラズリー!おっとこれは失礼!フォークもいたか!
 そういえばフォーク、先日のGIではエラズリーに次いで2着だったんだって?すごいじゃないか!
 第二のエラズリーだって評判だよ!」

「…うん、ありがと…」

そんな中、騒々しい感じの雑誌記者が現れて、フォークインのことを「第二のエラズリーだって評判だよ!」と話し始めましたが…
しかしフォークインはそう呼ばれることをまったく喜んでいないようです。エラズリーに憧れてはいるけど、第二のエラズリーだなんて呼ばれるのは嫌だってことか
まあこれに関しては、Zガンダムのカミーユもアムロの再来ってさんざん言われて「アムロさんと比較されてるみたいで苦痛だった」って言ってたなぁ
今フォークインが感じている気持ちもそれとまったく同じなんじゃないでしょうか



というか今の話をしてた雑誌記者、トミーっていう名前といい帽子とメガネ姿といい
こいつひぐらしの富竹じゃねーか!!
なぜ富竹がウマ娘に!?しかもニュージーランドやぞここはよぉ!?

「ジャパンカップ?」

「そう、日本っていう国で開催されるGIでね!世界中から選りすぐりのウマ娘が集うんだ!
 ジャパンカップでの優勝はオセアニアの悲願なんだよ!それが今回叶うかもしれない!
 なんたって今回はエラズリープライドが出走するからね!」

そんな富竹の口からジャパンカップのことを聞かされるフォークインですが…
「エラズリープライドが出走するからね!」と言っていることからして、どうやらこれは
1年前のジャパンカップのことを言っているようですね
確かにあの時、世界各国からやってきた強豪の1人として、エラズリープライドは出走したわけですが…

「…は…8着…!?」

がしかし、そんなジャパンカップでエラズリープライドは8着という結果に終わってしまい
観戦していた富竹たちを愕然とさせてしまいます
あのレースでトップを争っていたのはタマモクロスやオベイユアマスターであり、
エラズリープライドはいいところなく負けたって感じでしたからね…



「エラズリーで無理なら…どうすれば…
 フォ…フォークイン!君だ!!君が叶えてくれ!!
 エラズリーの代わりに君が…!悲願を!!」

って、そんなエラズリーの敗戦で精神不安定となってしまった富竹は
血走った目で「エラズリーの代わりになってくれ!!」とフォークインに迫ることに!
とことんまでフォークインの扱いは「エラズリーの代わり」なんですな…
エラズリーの敗戦からますますフォークインはそういう目で見られてしまい、辛い扱いがどんどん加速してしまったわけか



そんなわけで今年のジャパンカップを目指すことになったフォークインですが、
本人の様子はどんどん精神的に追い詰められるばかりで、メンタル的には最悪の状態で参戦したようです
そんな中で「第二のエラズリーと称されているようですが!?」とウキウキで質問する富竹。
お前どんだけだよ!富竹自重しろ!第二のエラズリーって1年前から自分で言ってたくせにしらじらしい質問しやがって!

「負けるつもりはない。私のすべてを懸けるつもりです。彼女でダメなら二度とジャパンカップには出場しません」

「…オエッ…!!オエエエエエ!!」

って、そんなフォークインにトレーナーからも重たい一言が!
フォークインがダメならジャパンカップには二度と出ないと言われ、あまりのプレッシャーの重さにフォークインはゲーゲー吐いてしまうことに…
このトレーナーの一言はあれですかね…ホーリックスが参戦した時にオサリバン騎手の言っていた
「この一戦にオセアニアの威信を懸けている。ホーリックスでダメならオセアニアのレベルが低いと認めるしかない」
っていうコメントがモチーフになってる感じですかね…どうやら相当の覚悟を持ってホーリックスで参戦したようですが、
しかしフォークインにはその覚悟の重さはとても耐えられないものだったと…

そんな風に「エラズリーの代わりだ、第二のエラズリーだ」と言われ続け、国の威信を懸けたプレッシャーまで背負わされてしまったフォークインは
とうとう完全に自分を見失ってしまうほどまでに憔悴してしまったようです
もはやメンタルはボロボロでレースどころじゃない感じですが、
こんな異常な状態からモンスターエナジー(仮名)が生まれたということなのか?
精神がぶっ壊れるほどボロボロに追い詰められて初めて覚醒したパワーなのか…?
そう考えると自分ではまったく習得したいと思わねーパワーですが、これがフォークインの強さの秘密なんでしょうか。次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第126話「貴方は誰?」



さてウマ娘シンデレラグレイ126話の感想ですが、今回の話は前回に引き続き
ジャパンカップ前にメンタルズタボロになっていたフォークインの場面で始まってますね
自分自身をまともに見てもらえず、背負いたくもないプレッシャーばかり与えられ続け、発狂寸前にまで追い込まれてしまったフォークインですが
こんな最悪の精神状態でどうやって他のウマ娘を圧倒するほどの力を手に入れたのか…

《私は第二のエラズリープライド》

「違う!私は姉様じゃない!」

《じゃあ、あなたは誰?》

「私は…誰かの代わりじゃない…!誰かの夢じゃない…!
 私はフォークインだ!!」

そんな中、心の中で自分は誰なのかと自問自答し始めたフォークイン。
第二のエラズリーだとかニュージーランドの悲願だとか、そんな周囲の雑音に惑わされる必要はなく
フォークインという自分を貫くべきだということに気付いたようですね



それにより、フォークインの目から激しくオーラが噴き出してゾーンの力が発動したという…
ってちょっと待てや!?ゾーンの力!?前回までずっと俺の感想では
「フォークインの目からはオーラが出ていない。つまりゾーンの力ではなくてモンスターエナジー(仮名)と言うべき未知の力だね」
とかなんとか言ってましたが全部大ハズレだったのかよ!!(えー

ちくしょう目からオーラが出てないって結構いい発見したと思ってたのに!結局出すんかよお前!
出すんだったら最初から出しとけよ!(えー
まさか普通にゾーンの力だったとは…

まあそんな俺のトンチキ推理は置いといて、今回のフォークインの様子を見ていて思ったのは
「自分自身の存在を証明したい」って気持ちが原動力になっているみたいですね
「私はフォークインだ」っていう自分の証明ですよ。それこそがフォークインの猛烈な力を生み出しているようですが
これとよく似たことをちょうど1年前のジャパンカップでもやってましたよね



それがこれですよ。「自分を証明するために!!」という気持ちで激突していたタマモクロスとオベイユアマスター。
それによって2人はゾーンの領域でぶつかり合い、他のウマ娘を圧倒するパワーを引き出していたわけですが、
今回のフォークインもそれと同じなんだと思います。
どうやらゾーンの力というやつは、「自分を証明したい」っていう気持ちが強ければ強いほど底知れないパワーを引き出すみたいですな…

ともかく 1年前、オベイユアマスターは「自分を証明したい」って気持ちで他を圧倒したわけですが、
今年はどうなのかというと…



「やっべこの展開はきちぃわ…」ともう限界にきていました
オ、オベイー!!1年前に全員を圧倒したお前がこうなってしまうとは!自分を証明したいって気持ちはどうしたー!
まあでもオベイはすでに証明しちゃったからな…1年前に自分を証明しちゃったからなー(えー

そういう意味では1年前にけっこう満足しちゃったのかもしれませんね。
自分を証明できたという栄光を1度味わった分だけ、まだ自分を証明できていないフォークインと差ができてしまったというか
1度も自分を証明できずに飢えに飢えている方が、より強いゾーンの力を引き出せるってことだろうか

「こりゃあどうなってんだ…!?」

「なんだアイツ!?嘘だろ!?」

「まだ伸びてんぞ!何者だあのウマ娘!?」

ワアアアアアア!!

(うるさい…!調子よく騒ぐな…!都合よく目を向けるな…!
 誰も私に期待していなかったくせに、誰も私を見ていなかったくせに!!)

そしてフォークインが先頭を奪い取り、グングンとそのまま伸びていきますが
観客が大騒ぎし始める一方で、フォークイン本人は「うるせえんだよカスどもが」とまったく歓声を嬉しく思っていないようです
まあカリカリに飢えてますからね今のフォークインは、むしろこの飢えが大事というかね
満足しちゃった途端に弱くなりますからね、もっと飢えていてくれないとね(えー

(誰も私を…)

「フォークイン!!」

って、「誰も私を見ていなかったくせに」と思っていたその時、大声でフォークインの名前を呼ぶオグリ!
レース中にフォークインの名前を大声で呼ぶとは…オグリ、この行動によって
フォークインを弱体化させる作戦か!?(えー



オグリに名前を呼ばれたことで、フォークインはキョトンとした顔で振り返ってますし
名前呼ばれて満足しちゃった?満足しちゃいましたか?(えー
今まで誰も自分を見ていないと思っていたら、オグリだけは見ていてくれていたと知って
満足しちゃいましたかフォークイン!?お前それ弱体化への第一歩やで!?(えー

これまで飢えに飢えながら走っていたのに、まさかゴール前でオグリに満足させられてしまうなんて
まったく計算高い女だなーオグリは(えー
ゴール前でフォークインを失速させる一番の策だぜ!そういえばオグリって今までずっと健康ランド師匠って呼んでたのに
今になって急にフォークインって名前で呼び始めたしなー、こうなるとフォークインも相当びっくりしたことでしょう
すべてはフォークインをゴール前で失速させる作戦というわけか(えー
天然なように見えてオベイ以上の策士だなオグリよ…それでは次回に続く!



ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第127話「フォークイン」



さてウマ娘シンデレラグレイ第127話の感想ですが、今回の話は
前回ラストでオグリに呼ばれて振り向いてしまったフォークインが、歯を食いしばって再び前に走り出すという場面で始まってますね
負けへんで!オグリに呼ばれたくらいでフォークインちゃんは負けへんで!というかよく見たらこのシーンのフォークイン泣いてるじゃないですか!
フォークインを呼び止めたうえにレース中に泣かすとは卑劣なりオグリキャップ!!(えー

(強いなフォークインは…!思えば最初に会った時から特別な気がしていたんだ!)

そんな再び加速するフォークインの姿を見て、凄まじい強さを感じながらもワクワクと胸が高鳴っていたオグリキャップ。
特別な強敵と戦える喜びってやつでしょうか、サイヤ人のように戦いながら笑うとは、泣いてるフォークインと正反対だな
そんなオグリが薄ら笑いを浮かべたその時、ゾーンの力に謎の変化が起きることに!

 
 

そう、オグリの目から放たれていた黒いオーラが途中から白く変わってきたという…
これは一体どういうこと!?黒い皮をむいたら白い身が出てきたとかそういうやつ!?(えー
ゾーンの力には皮と身があるのか!?ともかくゾーンの力がまたひとつ進化することになりそうですが
この新たに進化した力こそがモンスターエナジー(仮名)なのか!?(えー

「頑張ってオグリちゃん!!」

「オグリ行けー!!」

「オグリキャップ頑張れー!!」

ワアアアアアア!!

(なんで…!なんでアンタは…!)

そんなオグリの激走を目にして、観客席からオグリ頑張れオグリ頑張れと怒涛の声援が送られますが
そういった声援に苛立ちをあらわにしていたフォークイン。これは多分あれじゃないでしょうか
オグリは大勢の人に名前を呼ばれながら応援されているってことに腹を立てたんじゃないでしょうか

なにしろフォークインは自分の名前を呼ばれてないですからね。
第二のエラズリーとかニュージーランドの悲願とか言われたり、このレースで観客から声援を浴びた時も
「なんだアイツ!?」「何者だあのウマ娘!?」っていうふうに名前を呼ばれたなかったですし
それぐらいフォークインは名前を呼ばれない一方で、オグリは「オグリ!オグリ!オグリキャップ!」とひたすら名前を呼ばれ続けているという…

(地方出身の芦毛…最強を押し付けられたウマ娘…アタシと同じ背負わされた娘、そう思っていた…
 なのに、なんでアンタは…!そんなに真っ直ぐでいられるのよ…!)



そしてフォークインは、オグリと戦えば戦うほどにオグリへの嫉妬をヒシヒシと感じていました
どうやらフォークインは最初オグリのことを自分の同類だと思い込んでいたようですね
背負いたくもない周囲の期待を背負わされた哀れなウマ娘っていう。
しかしそうではなかったってことに内心かなりのショックを受けてたようです

なるほどフォークインが今までオグリと会うたびに不機嫌になっていったのはそういう理由だったのか
仲間と思って近づいてみたら実は違ったっていう裏切られたような気持ちになって
闇を背負ってる自分よりもずっと眩しい存在だったってことに嫉妬するようになっていったってことか



そんなオグリへの嫉妬心に気づき、「アンタのことが羨ましかったんだ」とぽつりと漏らすフォークイン。
そしてこの場面でもゾーンのオーラがドアップで描かれてますが
今回こういう意味深な場面多いな!?(えー
意味深なゾーンのオーラを描いて何を伝えようというんですか!?

この場面に関してはあれだろうか、黒い方がオグリのオーラで薄い方がフォークインのオーラってことだろうか?
お互いのことを意識しあって、心の中や放出するオーラも交差していくっていう、そんな演出ですかね?
少し前までフォークインからオーラは出てねーぜ!!って言ってた俺としては考察するのにあんまり気が進まないんだよな…(えー  次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第128話「2.22.2」



さてウマ娘シンデレラグレイ第128話の感想ですが、今回の話は
フォークインがオグリに対して「絶対に負けられない」という闘志を爆発させる回となってましたね
前回の話で、オグリは自分なんかよりずっと眩しい存在ということを思い知らされたフォークインですが
だからこそ負けられないという気持ちが爆発的に湧いてきたようです

「オグリこそが本当に凄いウマ娘、それに比べたら自分なんて…」と負けを認めてしまったら
自分の価値が証明できなくなってしまうから、絶対に負けられない
ということじゃないでしょうか。フォークインはこのレース、自分の価値を証明するために戦ってますからね
であればオグリは乗り越えるべき相手であり、負けを認める相手ではないってことでしょう

(これは…!自分を証明する物語だ!!)



そしてやっぱり来たー!!自分を証明するという言葉が!
その気持ちをとことんまで燃やすことで、オグリとの最後の激突を繰り広げるフォークイン!
やはりジャパンカップに勝利するのは自分を証明する意志を強く持った者なのか



1年前のジャパンカップでもそうでしたが、これには何か元ネタがあるんだろうか?
たとえば実際のジャパンカップのCMでこういうフレーズが使われたとか…
この作品、ジャパンカップの決着のたびにこの言葉が出てくるから、どういう意図なのかすごく気になるんだよな

(こんな形で思い知らされるなんてね…贋物を倒すのはいつだって本物だ…
 まったく、いつまで勝負しているのさ…ゴール板はとっくに過ぎているのに)

そんなフォークインとオグリの死闘を後ろから見つめながら、
贋物である自分は、本物にはかなわなかったという敗北感を味わっていたオベイユアマスター。
お前はお前で凄いけどな
1年前にはタマモクロスやオグリを倒して優勝したし、今回もシーフクローやクリークを倒して3着まで来てるし



ただ、目の前でこんな眩しい決着を見せつけられて、自分はそこに届かなかったという事実が
オベイユアマスターにとっては「あいつらにはかなわない」という気持ちを味わうことになってしまったということか

「わずか!!わずかに内!!勝ったのは彼女!!
 2分22秒2という驚異の記録でジャパンカップを制しました!!
 フォークインが!!世界レコードで優勝です!!」



そしてこの激闘を制したのはフォークイン!
オグリを倒しただけでなく、世界レコードの驚異的なタイムをも叩き出すという信じがたい結果を出すことに!
あまりに凄すぎて、さすがに漫画のオリジナル展開だろと思うかもしれませんが
すべて現実で起きた通りっていうのが凄いですよね

世界レコードタイムの2.22.2を叩き出した決着も、
オグリキャップとホーリックスが最後まで譲らない走りで横並びでゴールしたことも、すべて現実に起きたことですしね
というかオグリキャップはわずか1週間前にGIのマイルチャンピオンシップで優勝したっていうのがまた凄いよな…
普通じゃ考えられないような連闘スケジュールで出走して、世界レコードの走りにも最後まで負けずにホーリックスと戦ったっていう。

ほんとありえないくらい凄い馬だよな…
そもそも地方で勝ちまくって中央へと殴り込んできた成り上がりの馬で、
中央でも敵なしの連勝街道を突っ走っていたら、タマモクロスという強敵と出会い連勝が止まってしまい
タマモクロスには勝てないのかと思われる中で、最後の対決でタマモクロスに借りを返す大勝利を飾り、
タマモクロスが去っていった後は、イナリワンという新たな強敵と出会って互角に渡り合う名勝負を見せ、
さらには天才ルーキーとして頭角を現した武豊が駆るスーパークリークとも激闘を繰り広げ、
そして常識では考えられない連闘スケジュールでホーリックスと戦い、世界レコードの決着を迎えるっていう

あまりにもドラマに満ちた馬すぎるだろオグリキャップ…
しかもここで終わりじゃなくて、まだこの後にも超特大のドラマが控えてますしね
どんだけだよマジで!こんな馬ほかにいねえよ!競馬を見れば見るほどオグリの凄さを思い知らされるぜ
単に「強かった馬」ってことで言うなら、オグリよりもたくさん勝った馬っていうのが他にもいるわけですが
「ドラマに満ちていた馬」って言われたら、もう完全にオグリキャップだろ…
これほどまでに盛り上がるドラマを見せ続けた馬なんて他にいねえよ…競馬界の伝説としか言いようがないわ…次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第129話「勇気のウマ娘」

さてウマ娘シンデレラグレイ129話の感想ですが、今回の話は
エラズリープライドが現れてフォークインに祝福の言葉を送るという
フォークインへのご褒美回みたいな内容でしたね

一番尊敬している人が自分のことを認めてくれて、祝福のハグをしてくれるっていう
フォークインにとってこれほど嬉しいことはないでしょう
ジャパンカップで死力を尽くして勝利したことのご褒美って感じですよね

「自らの脚で立ち向かって勝利を掴み取った…
 フォークイン、彼女こそが世界を変えた勇気のウマ娘だ」



そして誇らしげに胸を張るフォークインの姿を見ながら、
「彼女こそ世界を変えた勇気のウマ娘だ」と語るエラズリープライド。
ふむ、それについて俺から言えることがあるとすれば勇気ってなんで?(えー

なんで勇気…?いや、「世界を変えた」ってフレーズはわかるんですよ、なんでかって世界レコードを塗り変えて勝ったわけだから
今までの世界の常識を覆したっていう意味なんだろうし
でも「勇気のウマ娘」ってフレーズはよくわからんのだが…

今回のレースで勇気が印象的な場面あったっけか…?
レース中のフォークインの様子は、とにかく自分という存在を証明したいっていう意志が一番印象的で
恐怖を乗り越えて勇気を示したいとかって意志や描写は特になかった気がするんだが…

それとも実馬のホーリックスと何か関係があるんだろうか?と思って調べてみたら
ホーリックスも勇気と関連するエピソードは特に見当たらないし
なんで勇気なのか全然わからねーぜ!(えー
くそ、「勇気のウマ娘」って今回のサブタイにも使われてるし、フォークインの決めの場面にも使われてるから
何かしらの意図があると思うんだが俺にはまったくわからなかったな…次回に続く!



ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第130話「世界で一番強いウマ娘」
 
 

さてウマ娘シンデレラグレイ第130話の感想ですが、
今回の話はジャパンカップを振り返ってシーフクローがインタビューに答える場面で始まってますね
そんなインタビューの中で、「イブと私様が活躍したからこのレースは盛り上がった」と語っているシーフクローですが…
イブって誰や…?そんな奴いたか…?と思ってよくよく考えてみたら
イブビンティのこと言ってんのか!?



イブビンティとシーフクローは二人して今回のレースを終盤まで引っ張ったわけですが
ただシーフクローってレース中はイブビンティのことまともに名前で呼んでなかったんですよね
確認してみたら「この三下」「脇役ふぜいが」「このクソガキ」って呼び方をしてて
名前も知らんクソアマっていう扱いで走ってたのが
そんなレースが終わった後に友情が芽生えて「イブ」って愛称で呼ぶようになったってことですかね

たとえるならアレですよ、2人で殴り合いのケンカをした後にバッタリと大の字に倒れながら
「ハァハァ…お前やるじゃねえか…」「へへ…お前もな…」
って友情が芽生えたとかそういうやつ!?
(えー

なんかイメージ的にそういう仲の深まり方をした気がするな…
レースで全力の走りをしてぶつかり合いながら、体力を使い果たすまで戦って芽生えた友情みたいなね

そしてレース後に友情が深まったコンビと言えば、このオグリ&フォークインもそうですね。
フォークインはレースが終わるまでずっとオグリに対してつれない態度を取ってましたが
今となってはこんなニッコリ笑顔まで見せるようになったという…

仲良くなって何よりと言った感じですが、ただオグリに関してはフォークインへの友情というより
愛情だいぶ入ってるだろって気がしますけどね(えー



なにしろ作者のツイッターでも興奮したオグリがフォークインの連絡先を聞こうと必死になってたり
フォークインを口説きたくて発情してしまうみたいな一面を描かれてたりしてるんでね…
これに関しては実話のエピソードでオグリキャップがホーリックスに惚れていたって話が元ネタなんだろうと思います

もともとの馬はオグリキャップがオス、ホーリックスがメスだったわけですが、
オグリキャップはホーリックスが近くに寄ってくると、決まってホーリックスをじーっと見つめていたって逸話が残ってるんですね
たとえば食事をしている最中にでも、ホーリックスが来るとピタッと食べるのをやめてホーリックスを見るのに夢中になっていたんだとか。

実はオグリキャップっていうのはメチャメチャ食いしん坊な馬で、
メシを食うのが何より好きで食事中は他のことなんて目に入らないって特徴があったそうですが
でもホーリックスが寄ってきた時だけは食事を止めてホーリックスの方を見ていたと言われているのが
オグリキャップがホーリックスに惚れていた根拠とされてますね…この漫画でもオグリの食いしん坊ぶりはおなじみだから
オグリが食事の手を止めるほど気になる相手って言われたら、ほんと唯一無二の相手って気がするよな…

「貴方が相手だったから最後まで走れた、気づくことができた。
 今、アタシが私でいられるのはアンタのおかげ」

「?」

「きっとこれからもアンタは色々なものを背負わされるだろうけど、
 せいぜい頑張んなさい。アタシのようにはならないでね」

「また、会えるだろうか…?」

「ええ、きっと…」

そして離れることをたいそう名残惜しそうにしながらも、再会の約束をして2人はしばしのお別れをするのでした。
というかこのやり取り、会話の内容からしてアレですよね。これから先に待ち受ける
オグリキャップのラストランへの伏線ですよね

というのもですよ、オグリキャップのラストランっていうのは
勝てなくなってしまったオグリが「お前はオグリキャップだろ」って言葉をかけられて最後のレースに挑む
っていうエピソードがカギになってるんですよね

人間的なドラマ風に言うなら、勝てなくなったことですっかり自分を見失ってしまったオグリキャップ
「お前はオグリキャップだろ」って叱咤激励を受けて自分を取り戻し、最後のレースで劇的な走りを見せるっていう
そんな展開がこの漫画のラストには待ち受けていると思うんですね

そういう意味じゃ、フォークインの言っている
「今、アタシが私でいられるのはアンタのおかげ」っていうのも
オグリとの対決のおかげで「私はフォークインだ」ってことを実感できたってことだろうから



「私はフォークインだ」と実感できたからこそ、
「お前はオグリキャップだろ」と伝えに来るって展開になりそうですよね
自分自身が何者なのかってことを、オグリに実感させるためにもう一度やってくるっていう。

フォークインが「また会える」って再登場を匂わせてるのもそういうことなんじゃないかと思うし、
あとフォークインとの会話の中で、オグリは「自分が自分でいられる」っていう話を聞かされても
「?」って今はピンと来てない反応してるんですよね



つまり、今のオグリは「私はフォークインだ」とか「自分はオグリキャップだ」とか
そういう自分自身がなんなのかって話をされてもピンときてない状態だから
またいずれ、そういう話が必要になった時に、もう一度フォークインがやってきてその話をするってことなんじゃないですかね

というか、「自分自身がなんなのか」って話をしていて今思ったんですけど、
タマモクロスやオベイユアマスターが限界以上の力を発揮する時に
「自分を証明するために!!」って言ってたのも
やはり同じ伏線なんじゃないでしょうか



自分自身を証明した者が最大の力を発揮する
っていうこの展開はつまり
最終的に「お前はオグリキャップだろ」と言われたオグリが
自分自身がオグリキャップだと証明するために最大最後の力を絞り出すっていう
そのための伏線なんじゃないかなと…

これまでの感想では、俺としても「なんで自分を証明するってフレーズが何度も出てくるんだろう?」って不思議がってましたが
今回の話を見て、「すべてラストに向けての伏線なんじゃ」って考えが芽生えてきましたね
ラストはまだかなり先だとは思いますが、今からすでにその準備をしてるんじゃないかなぁ。次回に続く!


ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第131話「ワックワク」



さてウマ娘シンデレラグレイ第131話の感想ですが、前回でジャパンカップ編が一区切りついたということで
今回はトレセン学園の日常を語る回となってますね。最近のトレセン学園にはグッズ化やら漫画化やらの依頼が殺到しているらしく
生徒会長のシンボリルドルフは忙しそうにそれを処理しているという…

というかグッズ化やら漫画化やらの様子を見ていて思ったのが
タマモクロスの漫画が特徴的すぎて面白そうだなと思いましたね



これ絶対コロコロとかでやってるやつだろ!!
絵柄からしてそういうやつやん!!もう絶対てんとう虫コミックスだろ!!
でもタマモクロス似合うなこういうの…正直さっきのグッズの中で一番買ってみたいのがこれだわ

「まあ嬉しい限りだよ、それだけ需要が高まっているということだ。それもこれも彼女たちのおかげだな…
 大井から転戦して早々、春の戦線を制したイナリワン。
 見事な戦略で最強への下剋上を成し遂げたスーパークリーク。
 マイルCSからの連闘にも関わらず、ジャパンカップで世界レコードの激闘を繰り広げたオグリキャップ」

って、そんなグッズ化の人気に火がついたのは、イナリ・クリーク・オグリの3強が活躍しているおかげだと語るシンボリルドルフ。
3強…なるほど3強ですか…ただ正直思うのが、この漫画のイナリって全然勝ってるとこなくね!?(えー
なにしろ、ここ最近で戦ってきた秋のGIの戦績を見てみると
  イナリワン スーパークリーク オグリキャップ

天皇賞(秋)

6着

1着

2着

マイルCS

未出走

未出走

1着

ジャパンカップ

11着

4着

2着

っていう風になりますからね。これクリークとオグリの2強じゃね!?(えー
イナリ全然勝ってないやん!クリークとオグリの2強やわ!というか2着以内に必ず入ってくるオグリ強すぎるな
まあイナリが3強と言われているのは、さっきシンボリルドルフが言っていたように春の戦線を制したってことが大きいと思うんですけども。

  イナリワン スーパークリーク オグリキャップ

天皇賞(春)

1着

未出走

未出走

宝塚記念

1着

未出走

未出走

天皇賞(秋)

6着

1着

2着

マイルCS

未出走

未出走

1着

ジャパンカップ

11着

4着

2着

ちなみにさっきの一覧に春の戦績を足すとこうなります。
天皇賞春、宝塚記念というGIをダブルでイナリワンが勝っており、
「こいつ勝ってねぇじゃん…」みたいな印象が一気に変わることに!うおおおおおイナリワン最強!
ただこの漫画だと春の話は飛ばされちゃったからな…(えー

なにしろ春は主役のオグリが怪我で休養中だったから、そのへんの話はサラッと流されて
一気に秋に行っちゃったから…イナリの活躍シーンが飛ばされちゃって、秋の負けてるところしか見てないからな…
漫画の構成上仕方ないことではあるんですけど、この漫画ではオグリとクリークの2強ということを受け入れていくしか…(えー



「畜生…オグリ、クリーク…オグリ、クリーク…
 どいつもこいつも2強2強って…!」

ってうわあああ!!そんな中でまさしく2強扱いされることにブチギレていたイナリワン!
なんてこった、自分でも気づいていたのかイナリワン!やっぱり漫画内でも「3強じゃなくて2強だろ(笑)」って言われまくってたんや!
そんな俺みたいな奴が作中にもおったんやな…イナリさん2強扱いしてほんとすいませんでした!(えー

「…」

「クリーク…!!」

って、そんな怒れるイナリワンの前に佇んでいたのはスーパークリーク!
やばいですよ!機嫌最悪のイナリと出会ってしまったことで
クリークが今ここで抹殺されるという可能性もありうるで!(えー



なにしろイナリのブチギレ具合が半端じゃないからなあ
クリークはイナリの方に気づいてないようだし、イナリに背後を取られてしまって
そのままあの世行きなんてこともありうるんでは…

さて今回の内容はそんなところですが、本筋の他に興味深かったのは
トウカイテイオーが出てきたってことですかね



まだデビュー前の名もないウマ娘としての登場でしたが、いよいよ出てきたかトウカイテイオー!
実馬の年齢でいうとテイオーはオグリよりも3年後輩なので、オグリのちょっと後に出てきた馬なんですよね
テイオーはオグリと直接対決することはありませんでしたが、世代が近いのでこうして出てきたってことでしょう

オグリとの対決といえばやはりメジロライアンは必ず出てくると思うので
近いうちにメジロライアン・メジロマックイーン・メジロパーマーあたりの同世代メジロ3人組は
出てきそうだなって気がしますね。次回に続く!

 

ヤングジャンプ感想:ウマ娘シンデレラグレイ 第132話「今はただ」



さてウマ娘シンデレラグレイ132話の感想ですが、今回の話は前回に引き続きイナリワンがマジギレしている場面で始まってますね
なんでこんなにクリークにキレてるのかというと完全にただの八つ当たりなわけですが
自分を差し置いて二強扱いされているクリークを見てしまった以上、完全に理性がぶっ飛んでしまったようです

ともかく今のイナリワンは怒りと殺意にまみれたような超危険状態であり、このまま放っておくと
クリークの後頭部をハンマーでカチ割りそうな勢いですね(えー
それほどにキレ散らかしているイナリワンですが、怒りに任せてズイズイとクリークへ迫っていくことに!こ、殺される!クリークが殺されるー!

「…ダメ…こんなプランじゃ届かない。もっと…もっと…」

(…何やってんだ…あたしは…)

って、クリークに迫っていったイナリですが、クリークの独り言が耳に入ったことでフッと我に返ることに。
どうやらクリークは打倒オグリに向けて新たな作戦を練っている最中だったようで、多くの資料を広げながら熱心に研究していたようです
つまりはクリークもオグリという壁にぶつかっていたんですね
そんな壁を超えるために、新たなプランを練りながら必死に努力していたのがクリークであり、
一方でイナリワンは、同じ壁にぶつかりながら怒りに任せて八つ当たりすることしか出来なかったという…

そんな自分の情けなさに気がついて、「何やってんだあたしは」と我に返ったってことでしょう
今のイナリはだいぶ精神的にまいっている感じがしますが、ここからうまく気持ちを切り替えられるんだろうか?

そして場面変わって次のシーンでは、メジロアルダンが屈腱炎になってしまったと診断を受けた場面となってますね
屈腱炎…競馬の歴史の中で、数え切れないほど多くの名馬たちが屈腱炎をきっかけに引退してしまったっていうぐらい
競走馬としては終わりを告げられたような故障ですよね。
何を隠そう、アルダンの話を今こうして聞いてるサクラチヨノオーも引退した理由は屈腱炎だしな

作中でも「ウマ娘にとっては不治の病のようなもの」と言われてますし、
アルダンはもう今後走れるかどうかも分からないドン底に落とされてしまったということか
こうして屈腱炎の話を聞いていると、なんともどんよりした暗い気持ちになりますが
ただ、現実の話をすると、この悪夢のような屈腱炎も
現代医学の発展によって最近は克服されつつあるんですよね

それについては、セイウンスカイの馬主で有名な西山茂行という人が最近のブログで書いていまして
「セイウンスカイという馬は、屈腱炎を発症して競走馬としては終わりました。
 そして今回、セイウンハーデスが同じ屈腱炎を発症。
 しかし25年の間に獣医学はすごい進歩をしました。きっと治ると思っています」
と語っていたんですよね。セイウンスカイもまた引退した理由は屈腱炎、
そして最近の馬のセイウンハーデスも屈腱炎となってしまったわけですが
しかし獣医学はすごい進歩をしました。きっと治ると思っていますと言うほどに
最近の医学は急速に進歩していると言っているわけで

俺は正直、この言葉を聞いた時にすごく心強い気持ちになったというかね
屈腱炎は不治の病なんだ、治らないものなんだと思っていただけに、「きっと治る」って言葉を聞いて
今はそういう時代になったのかと心が晴れたような気持ちになったというか
もうほんとドクターKを見てる時のような気持ちですよ(えー



そういうわけなんで、最近の馬に関しては屈腱炎になってもまだ希望はあるという風に
だんだんと時代は変わってきているんだなと思っています
まあメジロアルダンは30年前の馬だから無理ゲー感すごいけど…(えー
すまんなアルダン…30年前はキツイわ…ちょっとその時代の屈腱炎は希望ないかもしれんわ…すまんな…

そして次の場面では、トレーニング中のヤエノムテキの様子が映し出されてますが
「オグリ達の存在が遠い。まるで手が届かない」という感覚にひたすら苦しんでしたようです
なんかこういう苦しむヤエノムテキも久しぶりやな(えー
ヤエノムテキは以前そういうキャラとして定着してましたが、最近はどうだったかというと
なんかニヤニヤしながらオグリに天皇賞・秋での勝負を挑んだりとか、やけに余裕ぶった一面を出したりしてたんですよね



しかしそんな天皇賞・秋もオグリ達には届かず負けてしまい、
もはやニヤニヤした笑みも余裕ぶった態度も吹き飛んで、汗だくになりながらもがき苦しんでいたという…
まあでもヤエノムテキはこっちの方が似合うよな!(えー
この漫画で一番もがき苦しんでる姿が似合うキャラと言うか、
オグリ達に手が届かずに悩んだり苦しんだりしてる時がヤエノムテキの真骨頂というか
なんなら俺は宝塚記念でイナリワンに負けて落ち込むヤエノムテキも見たかったんやで!(えー
この漫画だと宝塚記念が飛ばされちゃって、ヤエノムテキがやけに余裕顔して出てくるようになって「お前その余裕は一体なんやねん」と思ったけど…
ともかく再びまた落ち込み状態に突入したようですね。俺は落ち込んでるヤエノムテキ好きやで(えー  次回に続く!

(C) 久住太陽・杉浦理史・伊藤隼之介/集英社/Cygames, Inc.






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