特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン1話「あばたろう」



さて今日はいきなりですが暴太郎戦隊ドンブラザーズの感想を書こうかと思います
このドンブラザーズ、放送前の情報を見た時はぶっちゃけイロモノ臭がすごくて
あんまり期待できなさそうだなと思ってたんですが、実際に放送を見てみたところ
イロモノなんてレベルじゃないハジケっぷりの半端ない内容になっていたので
とりあえず第1話だけでも感想を書いておこうと思います

というか今「第1話」って言いましたけど、これって実は第1話じゃないんですよ
なぜならドン1話なんでね…(えー
話数からしてドン1話とかわけのわからないことになってるという、この時点でドンブラザーズのやばさの片鱗を感じますね…

そして本編についても見ていくと、まず冒頭のシーンでは
夜の街に現れた怪人と、それに襲われる少女の場面で始まっております
なるほどヒーローものの第1話としてはオーソドックスな始まりですな
まずは怪人の登場と、それに襲われる一般市民というのはお約束ですよね

ともかく人間をはるかに凌駕する怪人に襲われてひとたまりもない少女でしたが、
そんな少女の前に颯爽と現れる1人の男。おおヒーローの登場か
それにしてもこの男、バイクにまたがって颯爽と現れ、仲間はおらず1人で変身するというこの特徴は…
どう考えても仮面ライダーなんだが!?(えー

それも最近のライダーじゃなくて、ブラックとかクウガとかそういう時期のやつ!
要は昭和〜平成初期ぐらいの孤独に戦う仮面ライダーな雰囲気あるんだが、お前は一体誰なんだ!?
ともかくこの男、変身して戦う力を持っているようなので、変身後の姿を見れば正体が分かるのでは…

いや誰だよお前!?(えー
ぜ…全然わかんねええーー!!変身した後の姿見ても余計にわかんねーわこれ!
お前この番組が始まる前の「新番組・暴太郎戦隊ドンブラザーズ!」って予告の映像見ても
全然いなかったやん!?誰やねんマジで!

変身後の姿からしても、戦隊や仮面ライダーとは違う系統のヒーローって感じだしな…
どっちかというとウルトラマンの方が近いんじゃないか?
たとえばウルトラマンブルが防具でも着込んだらこんな感じじゃない?(えー

←ウルトラマンブル

「なぜ花を散らす?花は風に散るもの…あるいは人知れず落ちるもの」

「グオオオオオオ!!」

「散るのはお前だ」

ボッガアアアアン!!

そんな謎ヒーローですが、なにやら気取ったセリフを吐きながら怪人と対峙したかと思うと
瞬く間に怪人を斬り刻んでいともたやすく倒してしまいました。つえー
なんだか知りませんが物凄く強いキャラのようですな

「い…いたんだ…本物のヒーローが…!」

そんな謎ヒーローに守られた一般人の少女はすっかり惚れ込んでしまったようで、
「最高にカッコいい本物のヒーロー」として憧れるようになります
ともかくヒーローの活躍のおかげで、この少女は怪人から守られ穏やかな生活へと戻っていくことに…



ところがどっこいすぐまた襲われてしまう少女。
なんなんだよオイ!ついさっき守られたと思ったらすぐまたこれとか!この娘は襲われやすい不幸体質かなんかか!?
とりあえずこのこの少女、単なるモブキャラではないようで、鬼頭はるかという名前がちゃんとあるようです

それとさっき襲ってきたのは怪人で、今度は戦闘員の群れみたいなのが襲ってきてますが、
これはもしかしてあれですかね、敵の組織に狙われる哀れなヒロインキャラとかそういうやつですかね
たぶん、この少女を敵の組織から守るためにドンブラザーズが戦うとかそういう展開に…

「ええっ!?わ、わけ分かんねーーっ!!」



ってお前が変身すんのかよ!!
お前自身がドンブラザーズの戦士だったのかよおおお!!てっきりただの狙われヒロインかと思ったら!
なんとも意外すぎる展開ですね、イエローの女の子が最初に戦士として目覚めるっていうのも斬新すぎるぜ
なにしろまだレッドがまったく出てきてないですからね、そんなタイミングでイエローが最初に変身して戦うとは…
プリキュアで言うならピンクが出てきてないうちからイエローが変身して戦うぐらい斬新ですよ!(えー
たとえば現在放送中のデリシャスパーティプリキュアとか見てみてくださいよ、あれだとピンクは1話が初変身、ブルーは4話で初変身、
イエローに至っては5話やってもまだ変身してないっていうそんな状態ですよ!?
それぐらい「イエローは後回し」ってイメージがある中で、最初に変身するのがイエローってすごくね!?かなり大胆な構成だと思うわ

「君は戦士に選ばれたんだ」

「わ、私が戦士!?」

「君には4人の仲間がいる。まずは桃井タロウから探すことだ」

「桃井タロウ…?」

「彼の前でひざまづき、忠誠を誓え。そうすれば彼が君を導いてくれるだろう」

ともかくイエローの戦士として戦う力を得たはるかですが、すると急に現れた謎のおっさんから
「仲間を探せ」と言われることになります。つーか誰だよおっさん!(えー



いきなり現れてなんなんすかアンタは!あまりにも不審者すぎるっつーの!
ともかくおっさんの話によれば、仲間の中でも桃井タロウっていうのが特に重要で
桃井タロウにひざまづいて懇願すればいろいろ助けになってくれると…
いきなりひざまづいて懇願とかやんなきゃダメなんすか!?(えー
さすがにひざまづくのは抵抗あるやろ!?軽くお願いする程度じゃダメなんすか!?なんていう展開だこれは

(桃井タロウ…きっとあの人だ!たぶん!)

なんにしろ桃井タロウを探すことになったはるかですが、冒頭で出会った謎ヒーローがそうなんじゃないかと思って
あのヒーローに再び出会えないかとあちこち探し回ることに。まああいつは違うんじゃねーかな…
なんか青かったし桃じゃなさそうっつーか(えー

ともかくひたすらに桃井タロウを探し続けていると、ある日はるかの知り合いに異変が起きてしまいます
その知り合いとは同じ学校の卓球少年。なにやら様子のおかしくなった卓球少年は
ラケットにひたすら釘を打ち込んで他の卓球選手を襲い始めるという
クレイジーなことをやり始めてしまいます

なにがクレイジーってこの少年、この釘ラケットを凶器にして相手をブン殴るとかじゃなくて
これで卓球の玉を打って普通に卓球勝負で相手を倒しているので
お前その釘って打ちにくくなっただけじゃねーか!!(えー
なんのためにその釘つけてんねん!どうかしとるわホンマに!

ともかくトチ狂ったその少年は身近な知り合いだけでは飽き足らず、
高校チャンピオンや金メダリストまでも目をつけて、次々と卓球勝負の餌食にしてしまいます

そんな卓球勝負ですが、食事の最中に「勝負しろ!」とズカズカやってきて
お盆をラケットにしながらいきなり勝負し始めるのに吹いた
お前ら何してんねんマジで!この場面ハチャメチャすぎて今回一番笑ったわ
というかこんな意味不明な勝負を当然のように受けて立つ高校チャンピオンのノリよすぎるだろ!
俺的にこの高校チャンピオンは忘れられない存在になりそうだわ

「もっとだもっとぉ!!ぐおおおおおおおお!!」

そんなトチ狂った卓球少年ですが、そのへんのでかい看板をラケットにしてまた勝負を挑もうとしていたところで
なんと怪人へと姿を変えてしまいます。様子がおかしかったのは怪人へと変わる予兆だったのか
もはや完全に理性をなくして暴れるようになってしまった卓球少年ですが、そこへはるかと謎ヒーローが駆けつけることに…

「ぐおおおおおおおお!!」

「お前も己の欲望に負け、この世の静寂を乱す者か」

「あっ、桃井タロウ様!あなたに忠誠を誓います!だから…(げしっ)うげっ!?」



って、謎ヒーローを見つけるなり「桃井タロウ様忠誠を誓います!」とひざまづいたはるかでしたが、
「邪魔だメス猫」と言わんばかりに無慈悲な蹴りを食らうことに!ひ、ひでえ!
当然のごとく人違いだったようで、こいつはドンブラザーズの一員でもなんでもないようです
ともかく変身した謎ヒーローはまたもすさまじい強さを見せつけ、怪人となった卓球少年を
瞬く間に消滅させてしまいます

 

「ぐ…ぐあああああああ!!」

「えっ!?」

「奴はもういない。消去した」

た、卓球少年ー!!(泣)マジかよ完全にこの世から消されちまった!
一般人から怪人にされた被害者みたいなもんでしたが、まさか容赦なく殺されるとは…
今までバカみたいな描写が続いてきた中でここだけやけに重たい設定だな!?(えー

「簡単に人を消すなんて…あなたヒーローじゃないの!?」

「フン…」

そしてこの謎ヒーロー、怪人と戦ってはいるもののどうやら善玉キャラではないようで
自分に口答えするはるかにも剣を向けてしまいます。
それにしてもヒーローじゃないなら謎ヒーローはなんて呼べばいいんだろうな(えー

「うわ、また戦い!?」

「はっ!?桃色のグラス!桃井タロウ様あなたに忠誠を誓います!」

「え?そ、そんなこと言ってる場合?」

ってそんな中、今度は桃色の変身アイテムを持った男がその場に現れ、
今度こそ桃井タロウに違いないと速攻でひざまづくはるかでしたが
やっぱりまたしても人違いだったようで…今度の男は、ドンブラザーズではあるものの桃井タロウではないようです

ともかく「変身できるんで戦いますわー」と加勢し始めたその男ですが
なんとピンクの戦士でめっちゃ細長い体になってしまいました
お前がピンク担当なのかよ!?しかもなんやねんその体は!?
男がピンクってだけでも史上初だろうに、細長いって意味でも史上初じゃねーか!
なんとまあ珍しいキャラなんだ…ドンブラザーズには今までの常識が通用しない感じがするぜ

「やあやあやあ!!祭りだ祭りだぁ!!」

「こ、今度は何!?」

「袖振り合うも多生の縁!つまづく石も縁のはしくれ!共に踊れば繋がる縁!
 この世は楽園!悩みなんざ吹っ飛ばせ!はーっはっはっはっは!!」

またなんか出てきたよ!!次から次へとなんなんだ一体!
今度は神輿に乗せられながらワッショイワッショイと派手に現れた男が1人!あきらかにレッドの戦士だこれ!
それと頭に桃がついてることからして、桃井タロウっていうのもこいつのことなんでしょうか
見た感じ殿様みたいに態度のでかいキャラだし、ひざまづいてお願いするっていうのも要はお仕えするってことなのか?

「あ、あれが桃井タロウ…?あれはない…きっと…」

「アバターチェンジ!」

《ゼンカイザー!!》



っていきなりなんか変身しとるー!!レッドのやつ初手から何してんねん!?
なんと先週までの番組で主人公だったゼンカイザーにいきなり変身して戦い始めたレッド!お前そんな能力あるんかい!
どうやらドンブラザーズは歴代戦隊の力を使って、こんな風に先輩戦士に変身しながら戦えるようですね
まんまゴーカイジャーと能力かぶっとるやんけ!
似た能力持ちとしてゴーカイジャーとの共演はあるんか!?

さらにその後、ロボ戦になってもゼンカイオーに乗ったりブラックゼンカイザーが出てきたりと
何から何までやりたい放題でした。なんなんだこの番組は!作品の垣根とか存在しねーのか!?
ひとつひとつ突っ込んでたらキリがねーぜ…ともかく怒涛の勢いで驚くようなものがバカスカ出てきたって感じでしょうか
細かいことはいいからハデな勢いでとにかく突っ走るっていうそんな感じの第1話でした
あっ第1話じゃなくてドン1話なんだった(えー
ともかくそんなドン1話に関しては、YOUTUBEとかで無料配信してるのでとりあえず見てみることをオススメします
ひたすら勢いがすごくてとにかく笑っちゃうような内容なので、細かいことより楽しもうって気持ちで見るといいんじゃなかろうか
個人的に一番好きなのはやっぱりお盆で卓球するシーンですね。あの場面マジで面白すぎたわ


特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン2話「おおもも、こもも」

さてそれではドンブラザーズのドン2話について感想ですが、今回の話は次々と登場する新キャラにスポットが当たった回でしたね
まずはこの画像の男、何やら影のある雰囲気のイケメンで警察に指名手配されているというとんでもない男ですが
しかしこれがドンブラザーズのブラックの戦士であり、怪人が現れた時にはちゃんとドンブラザーズの仲間として戦うという…

ふむ、指名手配されてはいるものの凶悪な人物ではないってことだろうか。
「俺は無実だ…!」ってつぶやいてるシーンもあったし、何か濡れ衣を着せられたような事情があるキャラなんでしょうかね
特撮における指名手配犯と言うと、仮面ライダー王蛇の浅倉威を思い出しますが
あれはガチの凶悪犯だったのに対して、このブラックはそうでもなさそうな感じがします

あと変身後のブラックについては、身長が三頭身ぐらいに縮んでデフォルメキャラになるっていう特徴があるんですね
こりゃまたなんとも珍しい戦士やな…変身してデフォルメキャラになる戦隊ヒーローなんて初めてみたわ
ただ、こういう珍しい発想自体はいいんだけども、CGのクオリティがぶっちゃけしょぼい感じがして
発想にCGの質が追いついてないと思うのは俺だけでしょうか(えー

なんていうか、ライダーとか戦隊って昔から結構CGは多用してるんだけど
年月が経ってもあんまりCGのクオリティが上がってないって気がするんだよね
ライダーでも2002年の龍騎とか2005年の響鬼とかで、巨大モンスターがCGで表現されてたりしましたが
その時期から俺はこうCGの描写が実写にあんまり馴染んでないというか
周りから妙に浮いちゃってるような感じがして、CG使われるのがあまり好きじゃなかったんですよね

で、それから何年も経ってCGの技術もずいぶん高まったろうと思うんですが
でも今作のブラックとかピンクのCGはやっぱり見てて違和感ありましたね…



うーん、なんていうかもうちょっと自然な感じのCGにはできないんだろうか
もしかするとCGの技術って、ハイクオリティなものを作ろうと思ったら
ものすごい手間と予算がかかるから、それを抑えようと思ったら昔と変わらんような出来になってしまうのか…?
ライダーや戦隊のCGクオリティが、昔とあんま変わってないように感じるのはそういうことなのか…?



さらに今回、ピンクとブラックに関しては戦闘中にアバターチェンジして
リュウソウピンクとリュウソウブラックに姿を変えてましたね
こうやって過去の戦隊ヒーローに変身した場合、2人とも体型が普通になって
CGでなく実写の姿で戦うようになるという…これ見て思ったのはやっぱり
CGは予算と手間がかかるから実写シーンを入れて節約してるのかなぁと(えー
なんかCGが絡むとそんなことばっかり考えちゃうんだよな、俺は普通に実写でやってくれた方がいいかなぁ

さてともかく、ドンブラザーズ側では今回ブラックが登場したわけですが、
謎ヒーロー側にも新キャラが登場してました

それがこのでっかい槍を持ち歩きながら茶色の衣装に身を包んだ男。
この男の目的がなんなのかというと、やはりというか
各地に現れた怪人を殺して回ることのようです

そういう意味では前回の謎ヒーローと同じなんですね。ちなみにドンプラザーズとの違いとしては
謎ヒーローが怪人を倒すと、その怪人は死んで消滅してしまい
ドンブラザーズが怪人を倒すと、その怪人は死なず人間の姿へと戻るっていう違いがあるようです

今作の怪人は、一般人だった人間が急に変身してしまったものだから
謎ヒーローに容赦なく殺されるのはたまったもんじゃないですね
そういう意味じゃ、怪人としては早いとこドンブラザーズに倒してもらって人間に戻ったほうが幸せなんだな

というか今作の怪人って、謎ヒーローからも襲われてドンブラザーズからも襲われるから
勝ち目なさすぎてマジ不憫なポジションやな
ある意味、2種類の戦隊に襲われるようなもんだからな…そういう意味じゃ謎ヒーローって闇の戦隊みたいなもんでしょうか
さらに今作では、ドンブラザーズ、闇の戦隊の他にもまた別の勢力が存在します。それが誰かというと

ゼンカイザーブラックですね
そう、前作主人公だったゼンカイザーのカラーリングが変わったゼンカイザーブラック。
変身するキャラは五色田介人で前作と同じなわけですが
しかしどうやら、五色田介人という名前でもパラレルワールドの別人ってことみたいで、
前作の介人とはまったく違うキャラってことみたいです

今回の話でも「全力全開?なんだそれ」と言っており、介人の口癖だったフレーズを知らないような様子でしたが
これはすっとぼけてるわけでも記憶喪失になってるわけでもなく、別人だから本当に知らないってことだと思います
ともかく、ゼンカイザーブラックは何を企んでるんだかわからないようなポジションで暗躍しているという…
なんとも意外な形での登場ですね、ドンブラザーズはほんとに意外な要素をてんこ盛りにしてる感じがするな…次回に続く!


特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン3話「あかりどろぼう」

「はぁ〜まったく…どこにいるってのよ桃井タロウは…!」

さてドンブラザーズのドン3話の感想ですが、冒頭の場面では今日も今日て桃井タロウを探すはるかの場面で始まってますね
なかなか桃井タロウが見つからなくてご機嫌斜めになっている様子のはるかでしたが、するとその時
「ちわーす宅配便でーす」とやってくる桃井タロウ。
お前の方からやって来るのかよ!そう、桃井タロウとは宅配便の会社で働いている青年であり、
偶然にも荷物を届けにはるかの家にやってきたという…



がしかし、まさか目の前にいる宅配便の兄ちゃんが桃井タロウだとは夢にも思わないはるか。
「はいはい宅急便ね」と荷物の受け取りをさっさと済ませると、
「アンタ暇なんだったらうちの洗い物していってよ」と無茶なことを言い出してしまいます
こ、このアマ!仕事中の人間に何を言っとんじゃお前は!宅配便の忙しい人間が、他人の洗い物なんか手伝ってる暇あるわけ…

じゃばじゃばじゃば

て…手伝ってるーー!?(ガビーン)
なんとはるかの無茶振りに応えて、せっせと皿洗いをやり始めたタロウ!律儀すぎるよお前!
どうやらタロウの座右の銘は「俺が運ぶのは荷物だけではない。幸福を運ぶ」ってことらしいので、
自分が皿洗いをしてはるかが幸せになるのならそれでいいって考えをしているみたいです。
なんという善玉一直線なやつ…この性格がいいように利用されないかちょっと心配ですね

ガチャッ

「捕まえたわよ!宅配泥棒のクロクマ!」

「えっ?」

って、タロウが真面目に皿洗いを続けていると、なんとその時
いきなり手錠をかけられて逮捕されてしまいます
いやいやどんな展開だよ!なんで皿洗いの罪で逮捕されなきゃあかんねん!(えー

何が何やらといった感じですが、話を聞いてみるとどうやらここ最近、宅配便の業者を装って盗みをはたらく不届き者
ここらに出没しているようで、そのクロクマという泥棒と間違えられてタロウは手錠をかけられてしまったようですね
まあなんだ、そういう泥棒がいるのはわかったんですが
皿洗いやらされた上に逮捕とかさすがに勘弁してくれや…(えー

「クロクマ…許せん…!配達員は幸せを運ぶもの!それを利用して盗みとは…必ず俺が捕まえてやる!!」

って、そんな話を聞かされたタロウは、クロクマの野郎絶対に許さんと激しい怒りを燃え上がらせてしまい、
なんとしても自分が捕まえると張り切ることになってしまいます
そんなわけで仕事の合間にクロクマを探すようになり、はるかもそれに付き合うことになりますが…

「いたぞ。あいつがクロクマだ!」

「えっ!?もっと速く走りなさいよ逃げられちゃう!」

「ダメだ。こちらの荷物にはわれものがある」

「えええ!?」

って、そんなクロクマをすぐに見つけ出したタロウでしたが、ちょうどその時タロウの車に
われもの注意の荷物を積んでいたので
「われものを積んでいては仕方がない」と安全運転で追跡することになります



なんやこの展開ー!!普通だったら「しっかりつかまってろ!!」とか言って激しいカーチェイスしながら
追跡するような場面やで!まさかのわれもの注意で安全運転とは意外すぎて笑ったわ

「そこまでだクロクマ!」

「くっ…!」

「配達員とは幸せを運ぶもの、お前は配達員の名を汚している!どんな理由があろうと許されない!」

「うるさい偽善者が!俺は闇を運ぶ…!もっと…もっと暗闇を!」

そんな追跡の果てに、なんとかクロクマを追い詰めたタロウでしたが
追い詰められたクロクマはなんと怪人の姿に変身してしまいます
これは…「闇を運ぶ」と言って悪事を働いていたのも、怪人化の影響で精神が歪んていたってことでしょうか
ともかく、変身して戦うというならタロウもまたドンモモタロウへと変身し、クロクマに応戦しようとしますが…

「その姿…可愛い」

「必殺奥義!モモタロ斬!ハアッ!!」

「うぐぐ…やられてたまるか…!」

「可愛いけど…嫌い。消去する!」

って、そんな2人が戦っている最中にいきなり謎の少女が出現!
その少女は白い戦士へと変身すると、クロクマを消去するべく攻撃を開始して
弱っていたクロクマを消し去ってしまったという…

なんてこった、これはあれか、前回までの話にも出てきていた
怪人を存在まるごと消去しようとする闇の戦隊の一員ってことか
結構あいつらも人数いるんだな…これでもう3人目だけどまだ人数増えるんだろうか

「お前…!クロクマの罪は重いとはいえ、元は普通の配達員だったはず!勝手に消すとは…許せん!!」

「ウフフ、素敵…ぜひ素顔が拝みたいわ。でもまた今度ね」

そんな白い戦士の行いを見たタロウは、クロクマを消し去るとは許せんと激しい怒りを燃やしていました
どうやらタロウとしてはクロクマを殺すのではなく、こらしめて改心させたかったみたいですね
実際、タロウがクロクマを倒していたらそうなっていたと思うんですよ

ドンブラザーズに倒された怪人は、人間の姿へと戻って今まで抱えていた邪心もなくなるようなので
タロウにとって怪人を倒すということは、あくまでもこらしめて改心させるっていうものなんだと思うんですよね
ところが闇の戦隊が怪人を倒してしまうと、命ごと消し去って殺してしまうわけなので、
そんな非情な真似は許せんとタロウとは今後対立することになりそうですね



「桃井タロウ様…!あなたに忠誠を誓います!だから私を導いてください!」

ってそんな中、ついに桃井タロウが誰なのか気づいたはるかは、こうして忠誠を誓うことに!
こうすることで「タロウが導いてくれる」と知らないオッサンが言ってましたが、
果たしてタロウは快諾してくれるのか…

「ふん!」

げしっ

「ちょっ!?な、なんなの〜!?」

ってゲェー!?快諾してくれるどころか足蹴にしとるやんけ!
どうなっとんねんあのオッサン!話が違うんだが!?導いてくれるっていうからタロウに忠誠を誓ったというのに
ちくしょうあんな知らないオッサンなんか信じたらアカンかったんや!(えー

それともあれだろうか、今回はるかが冒頭にタロウにやらかしてしまった
皿洗いの恨み!?あれのせいでこんなことに!?(えー
「テメー俺に皿洗いやらせといて何が忠誠じゃボケ」とかそういうことっすか!?
うーむ、果たしてタロウは何を考えてはるかに蹴りを入れたんだろうか…

 

あと今回、ドンブラザーズにもまた新しい仲間が登場したので紹介しておくと
ムッキムキのブルーの戦士がそれですね
他のドンブラザーズよりも明らかにムキムキの姿をしており、今までのシリーズで言うところの
ジュウオウジャーのジュウオウゴリラみたいな体型をしてるわけですが
しかしマッチョな体型とは裏腹に知的な性格という、なんともギャップのあるキャラとなっております



そんなブルーが変身する前の姿がこちら。20代くらいの青年のようですが
職にはついておらず悠々自適のニート生活を送っているようです
まさかのニートかよ!?ただし引きこもりではなく、ふらりと街を散歩しながら風の向くまま気の向くままって感じに生きているようです
それと頭脳明晰なキャラのようで、たぶん今後はドンブラザーズの中でも知性的なポジションになりそうな予感。
とりあえず主要キャラは今回でひととおり出揃った感じですかね?それでは次回に続く!
 


特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン4話「おにぎりのおに」

さてドンブラザーズのドン4話の感想ですが、今回の話は冒頭の場面で
はるかが謎のオッサンに文句を言いにいくシーンで始まってますね
まあ確かに、はるかとしてはこのオッサンに「タロウに忠誠を誓えば君を導いてくれる」って教えられたのに
実際は足蹴にされて終わりだったので、「おいオッサンどうなっとんじゃい!」って文句のひとつも言いたくなりますよね

「オジサン!桃井タロウを探せって言ったけど一体なんのために!?」

「どうやら君は、まだタロウのことを理解していないようだな…タロウは子供の頃から何をしても優秀だった…」

って、プンスカ怒るはるかに対して「お前はタロウのことをわかっていない」と昔話を始めたオッサン。
その話を聞いてみると、どうやらタロウは昔から何をやっても他人より遥かに優秀で、
それゆえに他人のダメなところが気になってしまい、「そんなんじゃダメだよ!」とひたすらダメ出しを続ける毎日を送っていたという…
いやいやそれって要するにうっとうしいガキってことやんけ!(えー
実際、他人へのダメ出しを続けたタロウはすっかり周囲からウザがられてしまい、みんながタロウから離れていく事態になってしまったという…

「その時に、タロウは初めて自分がやりすぎたことを理解したんだ」

「えーと…だからなんなの?空気が読めないってこと?」

「今日はここまでだ」

「な、なんでよ〜!!わけ分かんない〜!!」

ゲェー!?オッサンはそれだけ話したかと思ったら、「今日の話は終わりだ」と会話を終えてしまうことに!
待ってくれやオッサン!なんの解決にもなっとらんやんけ!
タロウに忠誠を誓えば導いてくれるはずが、なぜか足蹴にされたってことについて聞きに来たのに
タロウは昔から優秀だけどウザいガキだったって話だけで終わっちまったやんけ!(えー
なんなんだ一体…結局タロウとは今後どうしたらええんじゃい!はるか的にはまったくわけの分からない状態になってしまったわけですが…

「今日からウチで働いてもらうことになった、桃井タロウ君だ!」

「よろしく!」

一方その頃のタロウはというと、まさかの転職をしているところでした
前回まで働いていた運送屋が休業になってしまったので、すぐに別の会社に転職したという…フットワーク軽いなお前!
そんな今回の会社はフードコンサルティングの会社だそうで、偶然にも同じドンブラザーズのピンク戦士である雉野つよしが働いていました
こんなところで顔を合わせることになるとは…それにしてもフードコンサルティングの会社っていうと要するに
らーめん再遊記の芹沢サンみたいな仕事をすることになるってことか…

そんなわけでさっそくコンサルティングの仕事をすることになった2人は、
店が流行らずに困っているおにぎり屋の依頼を受けることになります
要するにこのおにぎり屋にもっと客が来るようにすればいいってことやな

「まずは試食だな(もぐもぐ)」

「ど、どうですか…?」

「美味い…!ちゃんと空気を含ませて米を握っているし、中の梅干しの質もいい!
 あんたには才能がある!80点!」

「あ、ありがとうございます!」

「勘違いするな。合格とは言っていない。あと一歩だ、食べ歩きで学んでこい」

って、その店のおにぎりを食べた結果、意外と好感触な感じで誉め始めたタロウですが
「勘違いするな」と一転して、不合格だから修行してこいと店主にダメ出しすることに!
結局ダメ出ししたがる性格は相変わらずなんかい!

さらに店主以外にも、他の店員に対して「そんな掃除の仕方じゃダメだ」「そんな挨拶の仕方じゃダメだ」
ひたすらに連呼しまくって、結局ここでもウザがられてしまうことに…
もしかしてタロウって、周囲にこれだけ嫌がられてるってことはすごい孤独なキャラなんだろうか?
あのオッサンがタロウに忠誠を誓えって言ったのは、要するにタロウの近くで孤独を癒やす人になれってことで
それが出来たらタロウは優秀な能力を生かしてそいつを導いてくれるっていう、そんなことが言いたかったのかな…と思いましたね

「つ、つかんだぞ…!おにぎりの真髄を!」

「(もぐもぐ)見事だ…!日本で2番目に美味しいおにぎりだ!99点!」

「きゅ、99点…?なぜだ、なぜ100点じゃないんだ!」

って、修行の結果おにぎりの真髄を掴んだという店主でしたが、
「見事だ、だが日本じゃあ2番目だ」と言い出してしまうタロウ!
お前なに怪傑ズバットみたいなこと言ってんだよ!(えー

知らない人に説明しておくと、その昔に怪傑ズバットっていう特撮ヒーロー作品がありまして
その作品にはさまざまな分野の達人が登場するんですが
「ほう、いい腕だな。だが日本じゃあ2番目だ」
「なんだと?なら日本一は誰だっていうんだ!」
「チッチッチッ…(この俺さ、とばかりに自分を指差す)」
っていうやり取りをするのが定番の流れだったんですよ
そして今回のタロウにしても、やっぱり日本一はタロウということで
そのおにぎりの腕を店主の前で披露することになります。もしかして「タロウは何をやっても優秀だ」って言われてたのって
タロウは何をやっても日本一だっていう風に、怪傑ズバットをオマージュしてるってことなんだろうか
桃太郎といえば日本一ってイメージもあることだしな…

「そ、そんな…すごい…すごすぎる…まるで神のおにぎり…
 う、うう…うわあああああ!!ぐがあああああああ!!」

とその時、タロウが作った神のおにぎりを口にした結果、とてもかなわないという劣等感に押し潰されて
おにぎり怪人に変身してしまう店主!あんたが怪人になんのかよ!
タロウのせいで怪人になっちまったようなもんだろこれー!これであの怪人を殺す連中が出てきちまったらえらいことやで!

「欲に満ちた者は消去しないとね」

「やらせろ…俺に!」

ってやっぱり来たー!!怪人を殺して消去しようとする例の奴らが!
早くなんとかしろタロウ!このままじゃ店主が殺されちまうぞ!
なんというかこの作品って、怪人の命を守るために戦うっていう
なんとも意外な目的でドンブラザーズが戦うようになってますよね

「ハーッハッハッハ!!祭りだ祭りだ!袖振り合うも多生の縁!
 この世は楽園!悩みなんざ吹っ飛ばせ!ハーッハッハッハ!!」

そんな中、ドンモモタロウへと変身して店主を元に戻すべく戦うタロウ!
それはいいんですが、「悩みなんざ吹っ飛ばせ!」って
お前のせいで店主は悩んじゃったんやろがい!(えー
まあ怪人を倒すことでその人の悩みも消えるってことみたいですけども。そういう意味で悩みなんざ吹っ飛ばせって言ってるんだろうか

そしてタロウに倒されたことで元に戻った店主は、おにぎりの修行の成果を存分に発揮して
店をどんどん繁盛させ、おにぎり屋の経営を立て直すのでした。
しかしタロウは、今回のコンサルティング会社も自分の居場所ではなかったとばかりに、また別の会社へと旅立つことに…
もしかしてタロウって毎回別の仕事に転職するんだろうか…
何をやっても優秀ってことだから、そういう展開もありうるかもな…

あとやっぱり孤独で居場所がないって雰囲気があるから
はるかの役割はそんなタロウを傍で支える人になるってことなんじゃないのかなあ。
タロウが色んな人に対して「あんたと縁ができた!」って手当たりしだいに言ってるのも、
孤独ゆえにそうでもしないと他人との縁ができないからだったりしてな…次回に続く!


 


特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン5話「たてこもったイヌ」

さてそれではドンブラザーズのドン5話の感想なんですが、今回の話は
今までバラバラに登場していたドンブラザーズのメンバーたちが
初めて5人全員が素顔で集合するという内容でしたね

まず第一に、ブラックの戦士であるイヌブラザーこと犬塚翼
「俺は無実だー!!」と主張しながら不法侵入して立てこもり犯になるという場面から始まり
たまたまそこに居合わせてしまったオニシスターこと鬼頭はるか
「いい漫画のネタになりそうだわ!!」と大喜びで立てこもり犯に協力し、

そうやって2人が警察相手に立てこもりを続けていると、
「う〜トイレトイレ」てな感じにキジブラザーこと雉野つよしがトイレを借りにやってきて
そうかと思えば「一句浮かんだから誰か聞いて」とクソ脳天気にサルブラザーこと猿原真一もそこに現れ、

しまいには「お前らうちの会社で何やってんだ」とやってきたのがドンモモタロウこと桃井タロウだったという…
いやもうすごいですねこいつら、何がすごいってこいつら初対面でこれっていうのがどいつもこいつも自由すぎですよ
立てこもり犯だとか漫画のネタになるとかトイレ借りに来たとか俳句読みに来たとかうちの会社で何やってんだとか
正義のヒーローである5人がこんな流れで集合すんのかよ!(えー

なんて破天荒な奴らなんだ…当然ながらお互いにあんまり良い印象は持っていないようで、
「お前らは自分のことばかり考えてる」とタロウがみんなに説教を始めてしまい、しまいには
「お前らいい加減にしろー!!」としびれを切らした怪人が乱入してくるというカオスっぷりでした

いやもうすごい話でしたね、コントかよこの番組はって思うくらいフリーダムな展開のオンパレードでした
それと前回の話で転職していたタロウですが、今回の話で結局また元の宅配会社に舞い戻ってきたみたいですね
前回転職したと思ったらもう戻ってくんのかよ!わけ分かんねえー!ほんとこいつらやることが自由すぎて予測できねえわ!次回に続く!
 


特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン6話「キジみっかてんか」

「はぁ…仕事では落ちこぼれ、戦士としても全然ダメ、
 みほちゃんにふさわしい男にならなくちゃいけないのに…たとえば桃井タロウさんみたいな…」

さてそれではドンブラザーズのドン6話の感想ですが、今回の冒頭ではキジブラザーこと雉野つよしが落ち込んでいる場面で始まってますね
どうもこの雉野つよし、これといった取り柄がなくて何をやってもダメなタイプのキャラのようで、
サラリーマンとしてもドンブラザーズの戦士としても上手くいかない日々に悶々としているようです

ちなみに「みほちゃん」というのは雉野と結婚している奥さんのことで、アツアツの新婚さんのようですが
どうやらこの奥さん、美人で優秀で仕事でも活躍しているようで、今回も仕事関係で表彰を受けることになったようです。
つまり、雉野からしたら自分と違ってすごい優秀な奥さんであり、それがまたコンプレックスになっているようですね…
要するに、今のままの情けない自分では、超優秀な奥さんとは釣り合わないってことか…

「はぁ〜…デキる男になりたい…」

「なれるよ」

「え?」

「ポイントを使えば、デキる男になれるよ」



ってそんな中、悩める雉野に対して「ポイントを使えばいいんだよ」と話しかけてきた怪しい男が1人!
誰かと思えばゼンカイザーブラック・五色田介人!前作主人公やんけ!
正確に言えば、前作主人公によく似たブラック野郎なわけですが…「ポイントを使えばデキる男になれる」とは一体どういうことなんでしょうか
なんだかわかりませんが、自分の理想の姿になれるようなおトクな謎ポイントがこの世界には存在するってことなのか…?

「雉野、先日お前の提出した企画書、通ったぞ!」

「雉野さんのおかげで助かりました!」

「えっ昇進!?つよしくんが部長に!?」

そして結局、介人に言われるままに謎ポイントを使った雉野でしたが…
するとどうしたことか、今までダメダメだった会社での仕事がすばらしく評価されまくるようになり
一転してスーパーエースと化した雉野はあっという間に部長へ昇進することに…
それにしてもこれだけ大フィーバーな状態になると後で絶対痛い目見るやつだこれー!!

「なんだ?俺に聞きたいこととは」

「いっぱいあります!なんで私達が戦士になったの!?」

「敵は何者なのか?」

「敵の狙いは!?」

「君は何者なのか?」

「これから私達はどうなるの!?」

一方その頃、タロウのところに2人の仲間が訪れて質問攻めを行っていました
誰かと思えばオニシスターこと鬼頭はるかサルブラザーこと猿原真一の2人です。
この2人って最近コンビみたいに一緒にいること多いよな…ともかく気が合う2人としては
タロウに質問攻めがしたいって意味でも意気投合することになったようで…

「俺はすべてを知っているわけではない。だがやるべきことは分かっている。それだけだ」

「答えになってないし!」

「なぜいちいち理由を求める?やるべきことは今置かれている状況が教えてくれる。それでいい」

「私達は君と違って凡人なんだ、君はもっと人間を理解したほうがいい」

「…」

ってそんな中、「俺だって知らんこと多いけど別に困ってないし」と、はるか達の質問を一蹴してしまったタロウ。
まあそもそも知らないんじゃタロウも答えようがないって感じですが…しかし、「別に知らなくてもなんとかなる」と答えたタロウに対し
「お前は天才だからそれでいいんだろうけど、俺たち凡人はそうはいかないんだよ」と食ってかかる猿原!
やばいってその一言は!完全にタロウの地雷踏んじまう発言や!

実際、猿原にそう言われたタロウはシュンとして押し黙ってしまうことに…
やっぱりタロウにとって、「お前みたいな天才に凡人の気持ちはわからねーよ」みたいに壁を作られるようなことを言われるのは
物凄く辛いみたいですね…タロウは過去にもそれと似たような経験をしてるし、そうとう気にしてるんだろうな…

おそらくタロウにとっての人間関係っていうのは、周囲の人と壁ができてばかりのひたすら孤独なものだから
だからこそ壁を作らずに接してくれる仲間が必要なんだろうな
ドンプラザーズの仲間たちが目指すべきなのもそれだと思うんですが、現時点だとまだまだタロウ相手に壁を作っちゃってて
本当の仲間にはなれてない感じがしますね。まあ序盤だからこれから友情を深めていくってことでしょうか

「タロウに答えを求めても無駄だ、なぜならタロウ自身が答えだからだ。問いには私が答えよう」



ってそんな中、「話は聞かせてもらった」といきなりその場に現れた謎のおっさん!毎回なんなんだアンタは!
どうやらタロウの代わりに、さっきの質問攻めに答えてくれるようですが…
それはいいんだけどまずそもそもあんたが何者なのか教えてくれよ(えー

「敵の名は脳人(のうと)。われわれ人間よりも高次の世界にいる住人たちだ」

「脳人…?」

「強い欲望を持つ人間はヒトツ鬼となり、それを消去するのが脳人の仕事だ」

ともかく、さっきの質問で「敵は何者なのか」ってことが聞かれていたので、それについて答えるおっさん。
今までドンブラザーズの敵と言えば、人間が変身してしまった怪人、その怪人を殺そうとする絶対殺すマンという風に俺は呼んでましたが
それぞれにヒトツ鬼、脳人って名前があったんですね

「脳人の世界は、人間が放つ波動によって支えられている。その波動が乱れれば脳人の世界は不安定になる。
 そして、波動を乱すのが欲望だ。だから脳人は欲望を否定する」

そして、脳人がヒトツ鬼を殺そうとする理由についても、おっさんからの説明が。
それによると、ヒトツ鬼のような欲望の化身が現れてしまうと、脳人の世界を支えている波動が乱されてしまうから
それを防ぐためにヒトツ鬼を殺して回っていると…ふむなるほど、要するにあいつらが戦う理由っていうのは
自分の世界を守りたいからなんですね
悪辣な理由でヒトツ鬼を殺しているんじゃなくて、脳人の世界を守るためにそうしているっていう。
そういう意味では、脳人には脳人の正義があってそのために戦ってるってことなんだろうか

「私がもし、戦士であることをやめたいと思ったなら?」

「ポイントを貯めれば可能だ」

って次の質問として、「ドンブラザーズの戦士やめたいと思ったらどうしたらいいの」と聞き始めた猿原。
なんてことを聞くんでしょうかこの男は(えー
こんな質問したら「やる気ねえのかテメー!」みたいに怒られるかと思いましたが、しかし戦士をやめる仕組みもちゃんと用意されているようで…
それについても例の謎ポイントを使うってことのようです。なんなんだ一体この謎ポイントは…

「ドンブラザーズを脱退することもできるし、どんな願いでも叶う。
 ただしポイントを下手に使えば不幸が訪れる可能性がある」

「な、なにそれ…」

「それについては管理人に聞け」

「管理人?それは誰だ?」

「今日の面会はここまでだ(そそくさ)」

って、謎ポイントについての説明を始めたかと思えば、「詳しいことは管理人に聞け」と言い出したおっさん。
とはいえ管理人なんて誰のことだかわからないので、「それって誰?」と聞いてみる猿原でしたが…
それについては答えずにおっさんはさっさと帰ってしまいました。お、おっさんー!!
いつもいいとこで帰ってくなアンタ!実は心の中で「こいつら質問多くてうぜーな」って思ったタイミングで帰ってないですか!?(えー

「み、みほちゃん…一体どうしたんだよ…みほちゃん…」

一方その頃、ポイントを使った雉野はどうなっていたかというと、
なんと愛する妻が急に倒れてしまい、途方に暮れているところでした
これは…さっきおっさんが言っていた「下手にポイントを使えば不幸が訪れる」ってやつでしょうか
つまり雉野のフィーバーモードはもう終わって、不幸モードに切り替わったってことか…

「僕のせいだ…ふがいない僕が、みほちゃんに苦労ばかりかけてきたせいで…!
 僕がもっとデキる男になりさえすれば…みほちゃんもきっと良くなってくれる!!」

がしかし、雉野はさっきの「ポイントの代償に不幸が訪れる」という説明については聞いていないので、
「僕がふがいないせいだ、もっとデキる男になれば解決するはずなんだ」と思い込んでしまいます
そして、もっとデキる男になるための方法として、「桃井タロウと勝負して勝つ!」と言い出してしまうことに…
いきなりこんなこと言われてタロウも災難やな(えー
まあ、雉野は冒頭で「桃井タロウさんみたいなデキる男になりたい」って言ってたから、もともと男としての理想像がタロウだったってことだろうか

「それで…俺となんの勝負がしたいんだ?」

「なんだっていい。僕は子供の頃から何をやってもダメだった…だから得意なことがないんだ」

「そうか、俺は子供の頃から何でも出来た…だから得意なことがない。似ているな、俺とあんたは」

って、そんな勝負をふっかけられて、お互いに得意なことがなんなのかという話になりますが…
何をやってもダメで得意分野がない雉野と、何をやっても優秀で得意分野がないタロウでお互いによく似ていると…
いやそれ全然似てないやん!?(えー
まるっきり似てないやん!?正反対やん!?タロウはこれすべてのことが得意分野ってことやろ!?タロウは何を言ってるのか…

と思ったんですが、俺的にちょっと思いついたのは、タロウってあれだけ孤独なことに悩んでる性格だから
「俺とアンタは似ているな」って言うのも、それだけ仲間が欲しいからなんじゃないでしょうか
たとえば「これでアンタと縁ができたな」って発言もタロウの口癖として印象的ですが、
俺とアンタは似てる、俺とアンタに縁ができたって、どちらの発言も相手に歩み寄る口実にして仲良くしたいって願望をそこはかとなく感じるというか
やはりこれって、孤独さゆえに仲間が欲しいって気持ちを抱え続けているのがタロウの性格ってことなんじゃないでしょうか

そして2人の勝負については結局、ヒトツ鬼が現れたことで「あいつを倒した方の勝ち」ということになりますが
タロウが大活躍してヒトツ鬼を倒してしまい、勝負の行方はタロウの勝ちということに…

「よ、よかったぁみほちゃんが元気になって…」

「ごめんね心配かけちゃって、働きすぎちゃったのかな」

がしかし、そんな勝負の結果に関係なく、体調不良から回復できた雉野の奥さん。
まあもともと体調不良の原因はポイントの代償であって、タロウとの勝負の結果がどうこうとか関係なかったですからね
単にこれはポイントの時間切れで全てが元に戻ったってことじゃないでしょうか

「私ね、変に偉いつよしくんよりも、ちょっとダメなつよしくんの方がずっといいと思うよ」

「そ、それはないよ〜」

「うふふふ」

(お前の勝ちだ…俺には女性をそんな笑顔にすることはできない…)

ともかく雉野については、元気になった奥さんとイチャイチャしてハッピーエンドとなったわけですが
しかしそんな姿を見ながら、「俺はそんな風に人を笑顔にはできない…」とひそかに落ち込んでいたタロウ。
やはりというかなんというか、他人と仲良くしたり笑顔にしたりっていうことが致命的に苦手だということをタロウも自覚しており、
それが相当なコンプレックスになっているようですね。果たしてタロウの心が晴れる日はいつになるんだろうか

それと最後に、今回の話の鍵となっていた謎ポイントについてなんですが
ラストシーンで介人が各メンバーのポイントを眺めるシーンがありましたね

それによると、KIBI-POINTという文字が書かれていることから
キビポイントっていうのが正式名称ってことなのか?桃太郎のきびだんご的な…?
そして各メンバーの獲得ポイントについては

 7ポイント:キジブラザー(雉野つよし)
17ポイント:オニシスター(鬼頭はるか)
12ポイント:イヌブラザー(犬塚翼)
14ポイント:サルブラザー(猿原真一)

というふうになってますね。なぜか雉野がめっちゃ低くて、はるかがやたらと高くなってますが
一体どういう割り振りでポイントは決められてるんだ…?雉野が低いのは今回ポイント使っちゃったからか…?
ふーむ…まだまだ手がかりが少なすぎるので推測の話になりますが、俺としてはこれって
タロウとの仲良し度をあらわしてるんじゃないかって気がしますね

どれだけタロウと積極的に話して仲良くしようとしたかみたいな。雉野が低いのは単純にポイント使っちゃったからじゃないのかな
やっぱタロウがあれだけ仲間を欲しがってることからして、仲間が欲しいって願望をどれだけ叶えられたかってことがポイントに影響してるとか…
そういえば1話の時に謎のおっさんが「桃井タロウに忠誠を誓えば君を導いてくれる」って言ってましたが
あれってタロウと仲良くすればポイントが溜まって願いが叶えられるって意味だったりしねーかな…

タロウに忠誠を誓うっていうのも、言うなれば「タロウのお供になる」ってことですが
ひょっとしたらそこにひとひねりあってお供じゃなくてお友になるっていう風に
実は「タロウの友人になる」ってことが一番求められていて、そうすることでキビポイントがどんどん溜まって願いが叶えられる
って展開なんじゃねーかなと…まあ妄想の度合いが大きすぎて現段階じゃなんとも言えませんが、今度どう明かされていくかに期待ですね…次回に続く!
 


特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン7話「せんせいのむれ」

さてそれではドンブラザーズのドン7話の感想ですが、今回の話では
鬼頭はるかの通っている学校に猿原真一桃井タロウが教師役としてやってくるという内容になってましたね
なんでこの2人が教師役なのかというと、どうやらこの学校は働いている市民を招いて仕事の話を聞くという
特別授業の時間があるようで、その話をするために2人がやってきたみたいですね…

「私は猿原真一。私は生まれてから一度も働いたことがない。まあ生きるのが仕事だ」

「俺は桃井タロウ。仕事は宅配便の配送だ。注文の荷物を配達先まで届け、それをひたすら繰り返す。以上だ」

ってゲェー!?さっそく生徒たちに自己紹介をする2人ですが人選ダメすぎるだろこれー!!
仕事の話をする授業なのに一度も仕事したことがない無職マン
一言だけで仕事の説明終わるマンを連れてきてどうすんねん!完全に授業崩壊の予感しかしねえ!

「はーい先生、今日のパンツは何色ですか?」

「桃色だ」

「せ、先生!そんなこと答える必要ないと思います!」

そして実際、仕事の話は一瞬にして終わってしまったので
パンツの色について受け答えするというカオスな展開に。
なんの話をしとるんじゃい!つーかタロウはパンツの色まで桃色なんか

「君はなんのためにここへ来たんだ?あきれたな」

そんなタロウのハチャメチャな授業っぷりに、あきれて一言物申す猿原。お前がそれ言うのかよ!(えー
まさか無職野郎からそんなこと言われるとは思わんかったわ!なんてフリーダムな奴らなんだ

「ひとつ質問をしよう。君には友達がいるのかな?」

ってぐわー!さらにタロウにずいずいと詰め寄って「お前友達いんの?」と質問を始めた猿原!
や、やめろー!それタロウに一番効く質問やんけ!(えー
タロウは見るからに孤独な雰囲気を漂わせていることだし、友達がいるかと言われると…

「いつかは欲しいと思っている」

やっぱりいねえー!!(泣)
なんとなく察してはいたけどやっぱり友達いなかったのかタロウ!
いつかは欲しいと夢見てるところがなんとも涙を誘うというか…

「では仲間は?」

「いない」

「私と君との関係はどういうものなんだ?」

「言うまでもない。お供だ」

さらに猿原がずいずいと質問を続けた結果、ドンブラザーズのメンバーのことをタロウがどう思っているか聞き出すことになりますが…
それはタロウにとって仲間ではなくお供ってことみたいですね。なるほどこれってやっぱり
今はまだその段階なんだろうなって気がしますね。まだストーリーの序盤でお互いに友情も深まってないから
仲間ではなくお供ってことなんだろうけど、これからじっくり時間をかけて仲が深まっていくことで
いつかは友になって仲間と呼べる関係になるって話なんだろうと思います
やっぱりこの作品って「お供」から「お友」を目指すストーリーだよね
確か前回の感想でもこれ書いた気がするけど、今回見た感じだとズバリ当たってるみたいで満足ですわ
俺的に満足したので今回の感想はこのへんにしたいと思います(えー  それでは次回に続く!
 



特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン8話「ろんげのとりこ」

さてそれではドンブラザーズのドン8話の感想ですが、
この回では今まで敵対していたドンブラザーズと脳人が意外にも心を通わせるという内容でしたね

まずはイヌブラザー・犬塚翼白い脳人・ソノニですね
このソノニが今回しつこいナンパ男につきまとわれていると、それを犬塚が追い払ってくれて
「ありがとう」と素直に感謝する一面があり、脳人でもこうやって人間に感謝したりするんやなーと
単なる冷血非情な性格ではないことが描かれていたシーンだと思います

さらにそういう脳人のまともな部分が強調されていたのが、青い脳人・ソノイですね
今回のソノイはなんと、ガラの悪いチンピラ数人に絡まれているタロウを助けてくれたり
さらには燃え盛るビルに取り残されてしまった哀れな一般人たちを見つけると
それを助けようとタロウと共に炎の中へ飛び込んでいくというシーンがあり
「冷血非情な奴じゃない」どころかめっちゃ人助けしてるという一面が明らかになりましたね

なんでそんなに人助けをしているのかというと、ソノイ曰く

「私は、人間の命は何よりも尊いと思っています。しかしそれには条件がある。
 私は人間の過剰な欲望を憎みます。それはきっと世界を滅ぼしてしまう」

ということのようです。つまりソノイは、基本的に人間の命は尊いと思っているけど
しかし欲望に飲まれた奴だけは別だと思っているみたいですね
そういう奴を野放しにしておくと世界が滅びると。まあこれに関しては、人間の世界というより脳人の住んでいる世界が
欲望の波動によって実際に世界そのものが崩壊してしまうみたいだから、
脳人の世界を守るためにも、欲望に飲まれた人間は許さないってことですよね

何話か前に脳人の世界の話を聞いた時にも思いましたが、今作の脳人は
単なる悪党ではないっていう印象がすごく強いですね
こいつらはこいつらで、自分たちの世界を守るために戦っており、
そういう意味では悪党というよりむしろ正義のヒーローと言えるのかもしれません
ただ、欲望に飲まれた相手を容赦なく殺すという点については、やり方が過激すぎてドンブラザーズとは対立しているわけですが…

そして今回、こんなところでも新たな友情が芽生えることに。
何かというとイヌブラザー・犬塚翼キジブラザー・雉野つよしの2人ですよ
前回までは同じドンブラザーズの一員でありながらも、まだまだ仲間とは言えないような浅い関係だった2人ですが
しかし今回、ひょんなことから意気投合して和気あいあいと話すようになります。そのきっかけが何かというと…

「夏美さんでしたっけ、犬塚さんの本当に大切な人…
 僕にもそういう大切な人がいるんです。みほちゃんって言うんですけど」

「そうか…逃亡犯の俺がずっとこの町にいる理由は、夏美との思い出が詰まっているからなんだ。
 俺は夏美とこの町で出会ったんだ…」

「僕もみほちゃんとこの町で出会ったんです。みほちゃんは明るくて優しくて頑張り屋さんで…」

「夏美と同じだ…夏美の笑顔は最高だった」

「みほちゃんもそうです!みほちゃんが笑うと周りがパッと明るくなって…」

「夏美もそうだった…それに夏美は指がきれいで、料理がうまくて…」

「みほちゃんもそうですよ!アハハ、なんだか似てますね、夏美さんとみほちゃんって」

そう、「俺の彼女めちゃくちゃ最高だったわ…」「僕の奥さんも最高ですわ…」
お互いに恋人に対してめちゃくちゃベタ惚れしており、どれだけ最高な女性だったか話しているうちに
すっかり意気投合してしまったと…そう、2人とも共通しているのは、最愛の女性が明るくて優しくて頑張り屋で指がきれいで料理もうまくて
さらにそんなハイスペックで素晴らしい彼女と一緒に
腕を組んでデートしたり、ラーメンを食べに行ったり、教会の前でプロポーズしたり…

   
   
   

ってちょっと待てやおい!似てるとかいうレベル完全に超えてんぞこれ!!
まるっきり同じような経験を同じように過ごしとるやないかい!これは一体どういうことや!?
しかもこの2人が愛する夏美とみほという女性、髪型が少々違うくらいでそっくり同じ顔をしているという…
なんやこの奇妙な現象は…まさかの双子ですか!?(えー

それとも同一人物なのか…?2人ともまったく同じ女性のことを愛して
同じような日々を過ごしてきたというのか…?この不気味な状況は一体なんなんだ…?
さっきまで意気投合してたのが逆にゾッとするようなことになってきたな…

そんな中、「せっかくだから犬塚さんにみほちゃんを紹介したい」などと脳天気なことを言い出した雉野!
や、やめろそれだけはやめろー!そんなことしたら血みどろの戦争が始まるぞ!!(えー
あれだけ愛している女が同一人物だと知ったらどうなってしまうのか…なんともハラハラする展開ですが
しかし雉野がみほちゃんに連絡しようにも、なぜかみほちゃんは音信不通で待てども待てども帰ってこないという
妙なことになってしまいます。不気味な展開が続くなオイ…一体みほちゃんは今どうしているのか…

その答えがこれでした。そう、たった今みほちゃんはイカれた画家に拉致監禁されていたのです
なんじゃこの急展開はー!!誰が予想できんねんそんなこと!一体どういう状況やねん!
このイカれた画家がなんなのかというと、どうやらこいつはヒトツ鬼に目覚めかけていて欲望が暴走した状態となっているようで
「美人をモデルにして絵が描きたい」という欲望が暴走したことで、みほちゃんをさらってきて一心不乱に絵を描いていたという…

「つよしくん!!」

「みほちゃん!?どうしたの!?」

「それが…変な男に襲われて…」

「俺のモデルを返せええええーっ!!」

「あいつが…!?あいつがみほちゃんを!!
 許せない…許せない許せない許せないーーーっ!!」

そんな中、どうにかスキを見て逃亡し、雉野のところまで逃げてきたみほちゃんですが
しつこく追ってくるイカれた画家を見て、愛するみほちゃんをひどい目に遭わせたにっくき男と認識した雉野は
すさまじい怒りを爆発させてキジブラザーへと変身することに!
さらに画家の方もヒトツ鬼へと変身して、ヒーローと怪人のバトルが始まりますが…

「ハッハッハッハ!祭りだ祭りだ!」

「む…奴は…」

なんとそこに、変身したタロウやソノイまでもがやってきて、敵味方入り乱れたバトルが始まってしまうことに!
タロウとソノイは今回友情が芽生えていましたが、あれはあくまでも変身する前の話で
変身後の姿ではお互いの正体に気づいておらず
「またこの邪魔なクソヤローが出てきたのかよ」ぐらいの気持ちしか思ってないようですね…
なんというすれ違い…ともかく、どっちが先にヒトツ鬼を倒すかで争い始めた2人でしたが、タロウの方が先に必殺技を発動することに!

「くらえ…!狂瀾怒涛ブラストパーティー!!」

「ぬあああああーーっ!!」

ドガアッ!!

「なっ!?」

とその時、何を思ったかタロウに対して猛烈な体当たりをぶちかましてきた雉野!何すんねんお前!
雉野の体当たりでタロウの必殺技は邪魔されてしまい、そのスキにゆうゆうと必殺技を放ったソノイは
まんまとヒトツ鬼を仕留めてしまったという…

こ、これは…このヒトツ鬼になったさっきの画家が死んじゃうやつやんけ!
そう、脳人の攻撃で倒されたヒトツ鬼はそのまま消滅して死んでしまうわけで
つまり雉野はこの状況を作るためにわざとタロウの必殺技を邪魔したと…?
もしタロウの攻撃で倒されていたら、ヒトツ鬼は死なずに人間の姿に戻っていたわけだから
「あんな奴に人間に戻る価値はない」という雉野の憎悪がこの結末を生んでしまったってことか…!?

「う…うあああああああああああああ!!」

「お前…!!」

(あの男はみほちゃんを襲った。そんな奴はこの世にいちゃいけないんだ。
 みほちゃんは僕が守る。たとえ相手が誰でも、何をしても…)

き…雉野やべええええええええええええええ!!
お前なんということを考えるんや!死んでいく画家を見ながらそんな恐ろしいことを思っていたとは!
みほちゃんを襲うような奴は死ぬべきなんだ。どんな手を使ってでも始末してみせる
というとんでもない過激な思想の持ち主だったとは…

俺としては今回の画家って、ヒトツ鬼となったことで欲望が暴走してしまったキャラで
人間へと戻してやればそれなりにまともな性格に戻るだろうし、同情の余地はあると思ったんですが
でも雉野にはそんな気持ちは毛頭ないんですね
僕の奥さんを襲ったことに変わりはない。そんな奴は絶対に許さない
という怒りと憎しみによって、あの画家を抹殺する道を選んでしまったという…とんでもないやっちゃで…

雉野がそれほど奥さんに重い感情を持っている中で、その最愛の奥さんが
犬塚の最愛の彼女と同一人物だとなったら一体どうなってしまうんですか!?
冗談抜きで殺し合いが始まるで!!(えー
えらいことや…ドンブラザーズ同士で殺し合う日がそのうち来てしまうのか…?予想外すぎるわこんなん!
なんという常識破りな戦隊でしょうかこれは、今後どうなるか目が離せませんね…次回に続く!


特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン9話「ぼろたろうとロボタロウ」

さてドンブラザーズのドン9話の感想ですが、この回では普段あれだけ完璧超人のように強かったタロウが
見る影もなく弱りきってしまい、変身してもまるで戦えない状態になってしまうという内容でしたね
一体タロウの身になにが…かつては強かったヒーローがとことんまで弱ってしまうというこの展開、
まるでウルトラセブンの最終回でも見ているかのようです(えー

やはりこうなってしまうのは過酷な戦いを続けるヒーローの宿命なのか、
もはやタロウの体を癒やすにはM78星雲に帰るしかないのか?
M78星雲に帰ってしまうのかタロウ!?タロウなだけに実はウルトラマンなのか!?(えー

ってそんなことを思っていたら、弱ってしまったタロウの体は
「きびだんご300個食えばなおるよ」といった事実が明らかに!
一体どういうことやねん!?要はきびだんご欠乏症みたいな状態ってことなのか!?
なぜタロウの体がそんなにもきびだんごを欲しているのかは「だってそういう体質だから」っていう謎の説明で済まされてましたが
まあ桃太郎モチーフだから仕方ないなと思うしかないんだろうか(えー

そんなわけでタロウのために大量のきびだんごを用意することになったドンブラザーズの仲間たち。
しかもこれってそのへんで売ってるきびだんごを食わせても効果はないようで、
杵と臼を使ってえんやこらえんやこらと丹精込めて作ったきびだんごでないとダメなようです

それだけ手間のかかる作業を、サルブラザーの猿原が率先してやってたっていうのは俺的に意外でしたね
猿原ってドンブラザーズの中でもタロウと一番いがみ合ってるイメージでしたが
不満を言わずにタロウのためにきびだんご作ってる姿を見て、なんだか好感度上がりました
それと意外だったと言えばブラック介人も今回すごく協力的でしたよね

戦えないタロウの代わりに、ゼンカイザーブラックへと変身して敵と戦ってくれたり、
きびだんご作りに関しても材料を用意してくれたり、人手が足りない分を手伝ってくれたりと
今回すごくドンブラザーズの助けになってくれてる感がありました

今まではてっきりブラック介人って、前作主人公が悪に染まったような信用ならない奴だと思ってたんですが
実はそうじゃなくて、ドンブラザーズのピンチに駆けつけてくれるようなお助けキャラなのか?
要するにタキシード仮面様的なポジションってことなのか?(えー

あと介人といえばちょっと話は変わるんですが、映画館で現在上映中の
ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャーが面白かったです

この映画では、介人たちゼンカイジャーと前々作のキラメイジャーが共演して
敵の能力で焼肉空間というヘンテコ空間に閉じ込められてしまい、そこから脱出するために
すべての焼肉を食い尽くすというめちゃくちゃカオスな内容となってましたね

そんな焼肉空間の中でも「うおおおおおおお全力全開だあああああああ!!」
狂ったように焼肉を食い続ける介人の姿は色々と暴走してて面白かったです
ドンブラザーズの落ち着いたブラック介人の姿を見慣れてるだけに、
全力全開で騒ぎまくる介人を見るのはなんだか懐かしかったですね

あとこの映画には、センパイジャーということで先輩のレッド戦士たちも登場する内容で
その中でも特にゴーカイレッドは結構出番あって、同じ海賊戦士のツーカイザーと夢の共演を果たしてたのが印象的でしたね。
ツーカイザーは見るからにゴーカイレッドと同系統の格好をしているだけに、どこかで共演しないかなーと以前から思ってましたが
ついにそれが実現したっていうのがこの映画でしたねえ

あとなにげにレッド戦士たちが全員集合するシーンで、ちゃんと1人1人ドアップにして
歴代キャラの声付きで決めポーズしてたっていうのが俺的にグッときましたね
まあ声と言っても新録ではないんだろうけど、今まではこういう集合モノの戦士って声がなかったり代役の声になってたりで
オリジナルの声が聞けないっていうのがすごく気になる点だったので、
今回ちゃんと本来の声を合わせてくれたっていうのは俺的に嬉しかったですね

さてずいぶん話が脱線してしまいましたが、ドンブラザーズに話を戻すと
きびだんごと仲間のおかげで元気を取り戻したタロウは
ロボタロウギアという謎のアイテムを取り出してドンロボタロウへと変身してしまいます

なんか鎧武者みたいなパワードスーツでも着込んだような形態やな!?
これは普段のドンモモタロウよりも強い形態ってことなのか!?
ちなみにロボタロウギアとかいうアイテムがなんなのか、いつの間に入手したのかとか一切説明はありませんでした(えー
なんとも唐突な展開だなオイ!?まあ今回ってタロウからしたら、仲間が色々と自分のために動いてくれて嬉しかっただろうから
テンション爆上がりしてつい使っちゃったって感じのアイテムなんだろうか(えー  次回に続く!
 


特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン10話「オニがみたにじ」

さてドンブラザーズのドン10話の感想ですが、今回はオニシスター鬼頭はるかが
ドンブラザーズをやめて悠々自適の生活を始めるという内容になってましたね
なんでそうなったのかというと、例のキビポイントがはるかの分だけ大量に貯まっており
このポイントで好きな願いをなんでも叶えられるということで、
「ドンブラザーズを抜けてバラ色の人生を歩む」という願いを叶えたようです。まさか物語序盤でそんな願いを早くも叶えるとは…



ちなみになんではるかだけキビポイントがこんなに貯まってたのかというと、
前回の話でタロウがヘロヘロになっていたところに、はるかが仲間として懸命に支えたからっていうのが理由のようですね
マジかよやっぱりキビポイントには「タロウにどう接したか」って部分が関係してるってことか…
ちなみに前回って猿原もタロウのためにきびだんご作り結構がんばってたんだけど
「猿原は別にいいや」って感じであんまりポイント貯まってねえんだな…(えー

さてともかく、はるかが抜けたことで戦士が1人減ってしまったドンブラザーズですが
その後どうなったのかというと、すぐに新戦士が補充されたようです
そんなすぐに代わりが見つかったんかい!それもはるかと同じようにオニシスターに変身する女の人であり、
すでにドンブラザーズの仲間にも溶け込んでいるようで…そんな都合のいい女戦士がすぐに見つかったってのか…?

さらに話を聞いてみると、その二代目オニシスターの女の人はもともと写真家として活躍していたものの
盗作疑惑に悩まされており、その精神的トラウマを抱えながらオニシスターとして戦っているという…
マジかよそんな設定まではるかと同じですよこの人…はるかはもともと漫画家として活躍していたものの
盗作疑惑に悩まされてしまい、それを解決するためにオニシスターとして戦っていたって事情がありましたからね

そんな戦う事情まで2人ともまったく同じとは一体どういうことなのか…
単に「代わりになりそうな奴を見つけてきた」とかいうレベルじゃないですよこれは
まるで、オニシスターとして白羽の矢が立った者は盗作の呪いを強制的に受けてしまうみたいに
人生を歪められてしまっているように感じるというか…

ドンブラザーズの戦士ってのは、そういう呪いのようなもので人生を歪められている悲しき存在なのか…?
たとえばオニシスターの他にも、サルブラザーは無職の呪い、
イヌブラザーは犯罪の呪い、キジブラザーは凡人の呪いとか
そんな感じで人生歪んでる可能性はあったりしないだろうか…

(盗作って…私のせい…?いや私のせいなのか?
 でもやっぱりオニシスターは私がやるべきなんじゃ…)

ともかく、呪いのような盗作疑惑をかけられ二代目オニシスターが苦しんでいるのを見て、
「私のせいでこんなことに…」と悩み始めたはるか。そんな中で
「いや私のせいなのか?」とか素で言い出すのが面白いですね
はるかってかなり辛い境遇でもギャグみたいな雰囲気で乗り切るパワフルな性格というか
そういう意味じゃ二代目よりもドンブラザーズには向いてる気がしますが…



「やっぱドンブラザーズやめるのやめた!!
 マスター!マスターは私のこと覚えてるんでしょ、だって管理人なんだから!」

「…」

「覚えてるんだろコラァ!!」

「は、はい、覚えてます…」

ってゲェー!?すぐさまドンブラザーズ復帰を思い立ったはるかは、ブラック介人のところへドタドタ駆け出すと
「私のこと覚えてんだろコラァ!!さっさとドンブラザーズに戻せオラァ!!」
と掴みかかって無理矢理ドンブラザーズへと復帰することに!パワフルすぎるぜこの女ー!!
やっぱオニシスターとして戦うには、これだけパワフルな性格が必要ってことなんだろうか

「オニシスター!はるか見参!オラオラオラオラァ!!
 アバターチェンジ・ロボタロウ!オニつよだああああ!!」

そんなわけで再び変身できるようになったはるかは、猛烈な勢いで敵の戦闘員どもをしばき倒し、
さらにロボタロウギアまで使って強化変身することに!お前もそれ使えんのかよ!
前回いきなりタロウが持ち出してきたロボタロウギアですが、はるかも普通に持っていたとは…

「ハハッ、盛り上がってるなぁ!祭りを独り占めさせるな!
 アバターチェンジ・ロボタロウ!」

さらに、はるかだけに良い格好はさせねーぜとばかりに、他のドンブラザーズも全員がロボタロウギアで強化変身を!
全員当たり前のようにそれ使えんのかよ!



まさかこの強化変身アイテムを全員がすでに持っていたとは…いつの間に手に入れとったんやお前ら…
それともあれだろうか、ドンブラザーズって今までの戦いで苦戦らしい苦戦をしたことがなかったから、
「最初から持ってたけど別に使わなくても勝てるし…」って理由で使ってなかったんだろうか(えー

さてともかく、ドンブラザーズ全員がロボタロウギアの力を存分に発揮して、今回の敵をボッコボコにぶっとばし
はるかも元気よくドンブラザーズとしての戦いを続けていくことになるのでした

そして二代目オニシスターの女の人はどうなったのかというと、はるかと入れ替わるように普通の生活へと戻り
盗作疑惑も晴れて写真家としての才能を開花させるのでした。
ふーむ…これ見て思うんですけど、漫画家としてのはるかも、写真家としてのこの女の人も、
どちらも才能豊かで大成功するたけの器を持ってるんですよね

ところが、オニシスターとして戦うことを選ぶと、途端に謎の盗作疑惑が湧いてきて
その業界を追われる立場になってしまうという…この奇妙な現象は一体なんなんだ…
今回の感想で書いた「オニシスターになった者には盗作の呪いがかけられるのでは?」って話は
割とマジでそんな感じがするんですが、一体この奇妙な呪いはどこから湧いてきているんでしょうか?次回に続く!
 


特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン11話「イヌのかくらん」

さてドンブラザーズのドン11話の感想ですが、今回の話は
脳人とはまた異なる新たな敵・獣人(じゅうと)が出現してしまうという内容でしたね
獣人を一言で言うならまさに野獣のような衝動によって暴れ狂うバーサーカーといった感じで
理性のようなものはまるで感じられず、本能のままに肉を食らい人を襲うという凶暴な連中のようです

ちなみに脳人にとっても獣人は許しがたい敵であり、
世界を滅ぼそうとするクズ野郎どもという認識をしているようです
なので、人間界を守るためにも脳人の世界を守るためにも、獣人は封印しておかなければならない存在だと…

ふむ、なんていうか脳人の行動原理っていうのはやっぱり世界を守ることなんですね
以前から「脳人は世界を守るためにヒトツ鬼を倒している」っていう描写がありましたが、
今回の獣人の登場でますます脳人=世界を守り隊っていうイメージが強くなった気がします
そう考えるとつくづくこいつらは悪人じゃないというか、そのうちドンブラザーズとも和解する展開になってほしいですね

そんな中、脳人の3人は獣人の出現を確かめるために
「おーい見張りの調子はどうや」と、獣人のことを見張っている男に会いに行くことにします
そんな見張りマンが誰かと思えば、いつもドンブラザーズにアドバイスしてる謎のおっさんですよ

オッサンあんたそんな役目があったのかよ!?しかも脳人とも普通に会ったりする仲だったんか!?
まあ脳人は悪党じゃないっていうイメージがどんどん膨らんできてるから別にいいんですが、それにしても驚いたな
ともかくオッサンは普段から、人間界と脳人の世界の狭間の空間に住んでおり、
そこで獣人が封印を破って出現しないかどうかを見張っているという…

「獣人の出現などありえない。私がここにいる限りな」

そして獣人の出現について聞いてみたら、「は?絶対ありえないんですけど俺がちゃんと見張ってるんですけど」と自信満々に答えるオッサン。
いやでも実際出現しちゃってるんですけど…(えー
どういうことやねんオッサン!ついうっかり見落としてましたすいませんとかそういうことはないやろな!?

「もしも獣人が現れれば、人間界も脳人の世界も地獄と化す。
 注意することだ…獣人は折り紙を折る。猫か…鶴か…ペンギンか」

ともかく、「獣人が本当に出てきたならえらいことやで、この世が地獄になるで」と、改めてその危険性を語るおっさん。
なんとか早めに対処したいところですが、獣人はなぜか折り紙を折りたがるという謎の特徴があるみたいです
なんでまた折り紙…?よくわからんけどそうなるとやっぱり「折り紙やってる奴は怪しい!」って
折り紙好きの人に風評被害が行くという展開だろうか(えー

そんな中、やはりというか獣人はすでに人間界へ入り込んでいたようで、
イヌブラザー・犬塚翼がその襲撃を受けてしまいます
いきなり野獣のように襲ってきた獣人から逃げようとする犬塚ですが、
バイクに乗って猛スピードで走っても獣人の走りはバイクより速く、あっという間に追いつかれてしまうことに!

普通に走るだけでこれほど速いってことは…まさか獣人の正体っていうのはウマ娘だったのか!?(えー
いやなにしろ、ウマ娘のダッシュが車よりも速いというのはウマ娘の第1話ですでに明かされてることですしね
それに「獣人」って呼び方にしても、獣の性質を持った人って感じだから、馬の性質を持った人のウマ娘はまさにそれじゃないですか!?
まさかウマ娘が戦隊とコラボする時がくるなんて…(えー

さてともかく、獣人に襲われてしまった犬塚ですが、獣人は犬塚を殺す前に
なぜか折り紙を食わせるという奇妙な行動をすることに…
一体どういうことや…?折り紙を折るのが獣人とは言われてましたが、それを人に食わせるなんていう習性もあるのか?

ともかく猫の折り紙を食わされてしまった犬塚ですが、命からがらその場から脱出して
どうにか獣人からは逃げ切ることに成功します。しかし折り紙を食わされた影響か、激しい体調不良に苦しみ始めてしまうことに…
まるで重病にでもかかったような様子からして、獣人の折り紙ってのは人間の体に相当な影響があるみたいですね
それとも犬の戦士だから猫の折り紙とは相容れないのか…?(えー

なんにしろ、ひどい体調不良によってまともに身動きの取れなくなってしまった犬塚は、
ズルズルと体を引きずるようになんとか雉野の家に転がり込むことになります

ただならぬ犬塚の様子を見て看病を始めた雉野ですが、自分だけでは対処できないとみて仲間もそこに呼ぶことに。
一番知的な猿原がいろいろと治療案を出しますが…結局のところどうにもならないみたいですね
というかそんな中、意識がもうろうとなった犬塚が「夏美ぃ…夏美ぃぃぃ!!」と興奮してはるかに抱きついたり
「何すんじゃあああああああ!!」とブチ切れたはるかが全力ビンタで顔面をぶっ叩いたり

はっこいつ夏美じゃねえ!と気づいた犬塚が「お前じゃねええええええ!!」と渾身の蹴りをお見舞いしたり
看病どころか乱闘を始めたのには爆笑しました
いったい何やってんだお前ら!こんなんで体が良くなるわけがねーぜ!
この暴れっぷりはまさしく暴太郎戦隊といったところでしょうか、まったくなんてやつらだ

そんなわけで、せっかく仲間が集まったのにハチャメチャな状況が続いていたわけですが、
唯一この場にいないタロウは何をしていたのかというと…

どうやらタロウは今日も今日とて配達の仕事に精を出していたようですが、なんと今回の配達相手は
見るからに怪しい変なオッサンでした
なんなんだよこの明らかに危なそうなオッサンは!ギラギラした目で刀を構えてる時点で雰囲気がヤバすぎるぜ!
危ないオッサンと言えば、ついさっき犬塚を襲ったのもそういうオッサンだっただけに
まさかこのオッサンも獣人なんでは…って身構えちゃいますね

「おお来たか!待っておったぞ!君も忍者道を極めないか!?忍者の力を見せてやるぞ!」

って、どうやらこのオッサンはただ単に忍者が大好きなだけのオッサンだったらしく
獣人とはなんの関係もなかったようです。マジかよこれで単なる一般人なのかよ!キャラが濃すぎるだろ!
ともかく、通販で買った忍者グッズを届けてもらってテンション上がりまくったオッサンは、一緒に忍者やろうぜ!とタロウのことも誘いますが…

「忍者ごっこもいいが、度を越さないほうがあんたのためだ」

「なっ…」

がしかし、オッサンと一緒に忍者ごっこをすることに興味のなかったタロウは、
「いい歳して忍者ごっこはほどほどにしておきなよ」的なアドバイスをして去っていくのでした
その一言にガビーンとショックを受けてしまったオッサンは、わなわなと震えてタロウへの恨み言を口にするようになってしまい…

「忍者ごっこだとぉ…俺の忍者道をバカにしやがって…!許せん…許せええええええん!!」

ゲエエエーー!?なんとその時、オッサンの体から邪悪なオーラがみるみるほとばしり、
オッサンの体はヒトツ鬼へと変身してしまうことに!そんなになるまでブチ切れちまったのかよ!
それにしてもタロウのやつ、また単なる一般人に余計なこと言って怪人にしちまったな!(えー
前にも似たようなことあっただろこれー!まあタロウが倒せば元に戻るから、タロウ自身が責任持って元に戻すっていう
展開にできるのがドンブラザーズのいいところでしょうか

そんなわけで忍者のオッサンと戦うことになったタロウですが、
オッサンが大量の戦闘員を呼び出してくるのと、さらに分身の術でオッサン自身も増えながら襲ってくるという
圧倒的な人数差を生かした戦術によって、さすがのタロウも1人では大苦戦してしまいます
マジかよタロウが苦戦するなんて今までで初の展開じゃないか!?
あんな忍者ごっこのオッサンがこれほどまでの強敵になるなんて!(えー

意外すぎるだろオッサン…今回ポッと出てきたのにあまりにもキャラが濃すぎるぜ
ともかくタロウ1人だけでは襲いくるオッサン達の大群に相手しきれず、
やむなく仲間たちの手を借りることになってしまいます

そんなわけで、雉野の家にいた仲間たちはタロウの救援に向かい、
寝込んでいる犬塚だけを家に残していくことになりますが…
しかしその時、雉野の嫁であるみほが帰ってきて犬塚と対面してしまいます

 

うわあああああついに会っちまったよこの2人が!
犬塚の愛する夏美と同一人物なんじゃないかという疑惑のあるみほですが
寝込んでいる犬塚の姿を見てなんと言ったかというと…

「えっ…だ、誰この人…?」

なんと、みほにとって犬塚はまったく見知らぬ男だったようで、なんで知らない奴が家にいるのかと困惑しているようです
ということは夏美とみほは別人なのか…?それとも夏美として過ごした記憶が、なんらかの事情で消えているんでしょうか
とりあえず「えっ私の元カレがこんなところに…!?」という展開にはならず、
単なる他人として犬塚のことは認識しているようですが…

がしかし、その時急にみほの様子が変わったかと思うと、犬塚の口の中に手を突っ込んで
獣人の食わせた折り紙を取り出すことに…うわあなんなんだこの展開!

「ははーんコイツを食わされたわけか…」とでも言わんばかりの態度で
獣人の折り紙について知り尽くしているかのようですが…一体みほはなぜそんなことを知っているんですか!?
みほの謎は深まるばかりですな…一見ただのモブキャラのようなポジションなのに一番謎が深い気がするぜ

ともかく、みほが獣人の折り紙を取り出してくれたおかげで、体調不良が治り普段通りの生活へと戻っていった犬塚。
それはよかったんですが、しかし様子のおかしくなったみほはその後も妙な雰囲気をまとってしまい
真っ暗な部屋の中で一心不乱に鶴の折り紙を折っていたという…

うわああああ鶴の折り紙って!てことはこいつも獣人なのかよ!?
みほも獣人だから折り紙を食わされていることにも気づいたってこと!?
それともあれだろうか、獣人というのはミスリードで単なる折り紙大好きな人なんだろうか(えー
何しろ今回の怪しいオッサンも単なる忍者大好きな人だっただけに、いちおうその可能性もなくはないっていうか…

ただ、みほの正体が獣人だとしたら大変なことですよね。
なにしろ獣人はこの世界を滅ぼす者として脳人やドンブラザーズとは戦う運命にあるわけですから
その正体がバレたら間違いなく脳人やドンブラザーズに狙われる身になると思うんですよ

仮にそうなった時に、雉野がどっちの味方につくかと言ったら
絶対みほの方につくと思うんですよね
なにしろ「みほちゃんに手を出す奴は誰であろうと絶対に許さない」って
こないだ言ってたわけだから、ドンブラザーズと敵対しようが構わずにみほの味方になって戦うだろうと思います

あとは犬塚にしても、みほそっくりの夏美のことをあれだけ愛してるわけだから、
場合によってはこいつもみほの味方になる可能性ありそうですよね
つまり、脳人&ドンブラザーズ(タロウ、はるか、猿原)の勢力と
獣人&ドンブラザーズ(雉野、犬塚)の勢力に別れて戦うことになるんじゃないかなと…

そうなったら意外すぎますよね、まさかの戦隊同士が別々の勢力になって戦うとかいう
そんなとんでもない展開がありうるのか…?それともやっぱりみほは
単なる折り紙大好きな人ってオチでドンブラザーズも2つに割れることなくやっていくのか…?(えー
なんにしても今後の展開がメチャメチャ気になりますね…それでは次回に続く!


特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン12話「つきはウソつき」

さてそれではドンブラザーズのドン12話の感想ですが、今回の話は珍しくタロウの職場の同僚の話となってますね
ふとっちょな体型のこの同僚、「桐山」という名前をしているようですが、
「久々におふくろと会うことになったんすよ〜」と、普段離れて暮らしている母ちゃんと
久しぶりに再会できることを喜んでいるようです。それだけなら「良かったじゃん」で終わる話なんですが。。。

「おっ!メロンせんべい!これおふくろ好きなんだよな〜!
 めったに売ってないし、いただき〜!」



とその時、店の中に置いてあった「メロンせんべい」を見るなり、母ちゃんの好物だからと自分のものにしてしまう桐山。
しかしこのメロンせんべい、よくよく見てみれば「所長専用」という札が一緒に置いてあるので
どう考えても所長が「俺のもんだから勝手に食うなよ」と注意しているとしか思えません
それを無視して取ってしまったとなれば、当然ながら所長は激怒することに…

「おいッ!!ここにあったメロンせんべいはどうした!?幻のせんべいなんだぞ!?誰が犯人なんだ!?おい!!」

「…」

「タロウ!誰が犯人だ!?」

「桐山だ」

「桐山ああああああああ!!」

ってああ、メロンせんべいを盗まれた所長が怒り狂う中、桐山は黙って誤魔化そうとしていたようですが…
しかし、犯人を聞かれたタロウはあっさりと桐山が犯人だと教えてしまいます
さすがはスーパー正直者…だから所長もタロウに聞いたんだろうなあ
ともかく、盗みのバレた桐山は所長にこっぴどく怒られることになってしまいますが…

「おいタロウ!普通なら仲間はかばうもんじゃねーのかよ!」

「俺は本当のことを言っただけだ」

「お前のせいで桐山は1週間、朝から晩まで掃除だよ。おかげでおふくろさんに会えなくなったんだぞ!」

ところがタロウの行いについて、「お前なに仲間のことバラしてんだよ」と腹を立てた同僚たちが文句を言ってくる展開に!
どうやら桐山はその場で怒られただけでは済まなかったようで、1週間のバツ当番を命じられてしまい
「そのせいでおふくろさんに会えなくなったんだぞ」と、タロウのせいで親子の予定が台無しだ、タロウが悪いみたいに言われてるみたいですね…
とりあえず俺がタロウだとしたらそんなこと言われても知らんがなとしか…(えー

いやマジで、そもそも桐山が「所長専用」って注意書きを無視してせんべいを盗ったのがすべて悪いとしか言いようがないっつーか
そんな盗っ人のことをなんでかばわなきゃあかんねんと。それと桐山は「母ちゃんのためだから」と思って盗んでいたわけですが
そんなさぁ、母ちゃんのためとか言って人様のものを盗んできたとなったらお前の母ちゃん泣くで?(えー
「母ちゃんはアンタをそんな子に育てたつもりはないよ!!」って泣きながらビンタする光景が目に浮かぶわ
俺はそう思うわけですが、ともかく同僚たちは納得がいかなかったようで、タロウとひたすら揉めることになってしまったようです

ところで全然関係ないんだけど、タロウたちの会社の制服って
ウルトラマンタロウのZATみたいな感じのカラーリングしてるよな(えー
タロウつながりということでそのへん意識してたりするんだろうか…

さらにその後、正直者すぎてドンブラザーズの仲間たちとも一悶着あったタロウは
「なんでも正直ならいいってもんじゃねーから」と説教を受けることになってしまいます
てなわけで、ちょっとはウソをつけるようになった方がいいと、「私は女です」と試しに言ってみることになりますが…

「私は…お…わ、私は…わた…ぐふっ!!」

バタアアアアン!!

「タ、タロウ!?そんな…脈がない!?」



ってゲェー!?なんとその時、ウソをつこうとした結果
脈がなくなって死にかけてしまうタロウ!
拒否反応のあまりこんなことに!?ウソをついたら死ぬってどんだけ正直者なんだよ!
これではウソをつくなんて絶対ムリですね…さすがにドンブラザーズの仲間たちもお手上げになってしまいます

「ん…?君は…」

「よかった…実はあんたに会いたくてな」

そんな中、タロウがトボトボと夜の街を歩いていると、脳人のソノイとたまたま出くわすことに!
どうやらタロウは「自分の理解者に話を聞いてほしい」と思っていたようで、ソノイはまさにうってつけの相手ってことみたいですね…
まさかドンブラザーズの仲間よりもソノイとの仲が深まっていくとは…

「どうしてもウソがつけないんだ…俺はそのせいでときどき人を傷つけてしまうらしい。あんたはどう思う?」

「私は好きですよ、そんなあなたが。でも世の中には美しいウソもある」

「美しいウソ?」

「たとえばあの月。月はウソつきです。実は自分では光っておらず、太陽の光を反射しているだけ…
 しかし太陽よりも月のほうが信用できる。見つめることができますからね」

そしてタロウとの会話の中で、正直者のタロウのことも好きと認めつつ、ウソをつくことにも美しさはあると語るソノイ。
そのたとえとして月と太陽の話をしていますが…これいいこと言ってますね
というのも、月と太陽で言うならタロウはまさに太陽のような人間ですよね
誰よりも眩しい強烈な光を放つ存在なわけですが、しかしその光が強すぎて他人の目を焼いてしまい誰もタロウを直視することはできないっていう。

そんな一方で、月は自分では光っていないものの、やさしい光を放っており多くの人に愛され見つめられているという…
ウソつきだけど他人を傷つけないやさしさを感じる存在だということでしょう。マジでいいこと言ってるわソノイ
「正直なのはいいことだけど、でも他人をいたわる優しさも美しいよ」って話をしてるわけですよね
もしかしてソノイって作中一の人格者なのでは…?(えー
まさかこんな爽やかな会話のできるキャラとは思わんかったわ…敵ながらいいキャラになったもんだよなー



そんなソノイとの会話を終えたタロウは、ある日バツ掃除をやっていた桐山を連れ出してどこかへ行くことにします
一体どこへ行くのかと思ったら、ドンモモタロウに変身したタロウは超スピードで桐山の母ちゃんがいる場所へ連れて行ってあげることに…

「か…母ちゃん!」

「あっ!来たのかい!?」

「桐山(スッ)」

「これは…メロンせんべい!?ありがとうタロウ!」

そして母ちゃんとの再会に桐山が喜ぶ中、さらに「母ちゃんへこれを渡してやれ」と言わんばかりに
メロンせんべいを用意していたタロウ!
しかも所長から盗んだのとは違って、ちゃんと正しい方法で用意したもののようです
マジかよ幻の品と言われていたものを仕入れてくるとは、さすがタロウはこういうところも優秀ですね

「あいつが持ってきてくれたんだ」

「あら〜いい友達を持ってるのね!」

そんなタロウの行いには桐山も深く感謝し、そして母ちゃんも「いい友達を持ったね」と喜ぶことに…
いい友達…これってタロウにとって何よりも嬉しい言葉じゃないでしょうか
これまでずっと友達がいなくて孤独にやってきたタロウにとって、求めてやまなかった言葉というか…

それと今回、タロウは結局のところウソをつくことはできなかったわけですが
でも最後にこうして他人をいたわる優しさは見せられたわけですよね
桐山を母ちゃんと再会させてあげて、プレゼントのメロンせんべいも用意してあげるという
他人への優しさをタロウなりのやり方で示すことができたって結末だと思います

これっていうのは、他人をいたわる優しさも美しいっていうソノイの考え方に影響されたんでしょうか?
詳しいことはわからないけどタロウの中でソノイの存在感がどんどん大きくなってる気がするな…

あと今回、戦闘については話さなかったけど、ロボタロウとなったドンブラザーズの全員が合体するという
ドンオニタイジンがついに登場しましたね
ドンモモタロウをベースとして、イヌブラザーが左足、オニシスターが右足、サルブラザーが両腕、キジブラザーが両肩になるという
五体合体のロボですよ。なんというか合体シーンを見ていて思ったのは勇者ロボを思い出すなぁって感じがしましたね
仲間たちが変形して腕になったり足になったりして合体していくってなると、やっぱり俺的には勇者シリーズが思い出深いっていうか
今の時代にそういう合体シーンをまた見られたのはちょっと嬉しかったですね。それでは次回に続く!

 


・ドンオニタイジン、ハチャメチャで騒がしい中にもカッコよさがあるという、トンブラザーズを象徴しているかのようなロボでした。
 私は動いているのも好きですが、一番好きなのはどっしりと座っているシーンですね。
 ものすごく強い侍大将って感じで、本当に強い者は動かずとも強いのがわかる、といった感じです。
 おもちゃのDXドンオニタイジンもよく売れているそうで、まさに売り切れ御免といった感じです。
 この勢いでドンブラザーズは突き抜けてほしいですね。 by エリプス

エリプスさんこんにちは、ドンブラザーズのドンオニタイジンがよく売れているってことですが
確かにどこかの売上ランキングで1位になったとか、日本おもちゃ大賞を受賞したとかって景気のいい話を聞きますね
俺としてはそれを聞いてマジで一安心したって感じですよ

いやほんとに、なんでかっていうとここ数年の戦隊って
話は面白いんだけどおもちゃがとにかく売れないっていう点でかなり深刻な状況になってたんですよね
ルパパト、リュウソウ、キラメイ、ゼンカイと、どれも話は面白かったのにおもちゃが売れないってことは変わらなくて
このまま子供人気がなくなってしまうと、戦隊そのものがどうなってしまうか分からないっていう不安が
ここ数年ずっと俺の中に渦巻いてたんですが、そんな中ついに戦隊から大ヒット商品が出てきて
待ちに待っていたものがついに…!って感じで、数年越しの不安がようやく消えたって感じですね

そんなドンオニタイジンについて、「どっしり座っているのがカッコいい」というのがエリプスさんの感想でしたが
俺としてはおもちゃの紹介画像で立ってる画像がめちゃくちゃ好きだなー



これですよ。この画像を初めて見た時に
戦隊ロボとは思えないほどメチャクチャかっけえ…と思ったのを覚えてます
一般的な戦隊ロボってなんかこう、四角い箱みたいなパーツが多くて
「箱が合体して動いてる」っていうようなずんぐりしたイメージがあったんですが
ドンオニタイジンに関してはシュッとした人型のロボットっていう印象で
ひと目見た時に「すげえカッコイイロボだな…」と思ったんですよね

これまでの戦隊ロボにあった「四角くて太い」みたいなイメージがなくなっていて、カッコよさ重視の体型になってるというのが俺の印象でした
ともかくそれが世間で売れてるというのは嬉しいですね、この調子で戦隊を続けられるくらい売上的にも復調していってほしいですね




特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン13話「さよならタロウ」

さてドンブラザーズのドン13話の感想ですが、この回では脳人の連中が
ドンモモタロウの出自について調べ上げる内容となってましたね。その結果なにが分かったかというと
ドンモモタロウはかつて脳人の世界を統治していたドン王家の末裔であり
今ではそのドン王家は滅びたはずが、最後の生き残りとして人間界に逃げのびていたのがドンモモタロウだったという…

えーと…つまりあれなのか、タロウは脳人の王族であってこちらの世界の人間じゃないってことなのか
まあもともと異空間からどんぶらこどんぶらこと流れ着いて人間界にやってきたやつだしな…
ともかくタロウが脳人の王族ということなら、これからは脳人も「ははあー!ドンモモタロウ様にお仕えいたします!」って展開になるかと思いきや
まったく逆に「ドンモモタロウ許せねえ絶対ブチ殺す…」ってますます敵視されることになってしまったようです

なんでそうなってしまったのかというと、ドン王家というのはかつて脳人の世界を
壊滅の危機に陥れてしまったという大罪を犯してしまった過去があり
それが原因で脳人の民衆から激しい恨みを買い、ドン王家の者は1人残らず皆殺しにされるという憂き目にあっているようです

そりゃまた物騒な話やな…ともかく脳人にとってドン王家とは生きてることすら許せない罪人の一族であり
見つけしだい必ず殺すという殺意の対象となってしまうようで…

「やあ、どうしました?なんだか元気がないようですが」

ってゲェー!?そんな中で、たまたまタロウと出くわして心配そうに会話を始めたソノイ!
お前どういうことやねん!と思ったら、ソノイがブチ殺したいと思っているのはあくまでもドンモモタロウであって
まさかその正体が桃井タロウだとは夢にも思ってないようですね
なんというすれ違い…変身後は殺したいほど憎んでいる相手だけど、変身前は穏やかに語り合う友人だとは

ともかく、タロウの元気がないということで話を聞いてみると、
どうやらタロウは今日もまたドンブラザーズの仲間と揉めてしまったようです



なぜそんなことになったのかというと、タロウが仲間にダメ出しばかりするために、
「君は人を褒めるということを知らないのか!?」と仲間の怒りを買ってしまい
じゃあ何か褒めてみようか…と思ったところ嘘がつけない性格のために何も褒められなかったという…

お、おいマジかよ、ドンブラザーズの仲間っていうのは何も褒めるところがないんかい!
さすがにそれはちょっと…それともタロウ自身の能力が高すぎるゆえに、仲間の能力を見ても「俺よりダメだな」と思ってしまうんだろうか
そんなわけで、褒めようとしてもタロウからすれば全部嘘になってしまい、それを知った仲間たちはますますブチ切れてしまったようです

「もういい!そこまで無理して私たちを褒めることはない!
 その代わり私たちは君と一緒に戦うことをボイコットする!
 私たちのありがたみを少しは学んでくれ!」

というのが猿原の主張であり、タロウと一緒に戦うことを拒むようになってしまったという…
これについて俺がどう思うかというとですね…正直なところ
猿原の言うことに共感してしまうな

というのも、俺のことを一切褒めてくれずにダメ出しばかりしてくる相手と一緒に働くのって、現実でもすげーストレスなんですよ
自分がどれだけ頑張っても「お前全然ダメだな」としか言われないって、もうとにかく辛くてやる気もどんどんなくなっていくし
そんな日が続くと俺もうやめていいっすか!?って仕事をボイコットしたくなるっていうかね…
俺がそんなにダメで役に立たないなら別にいなくなっても構わねーだろとか、俺のありがたみをちょっとは感じろよとか思うわけなんで
そういう意味じゃモロに猿原と同じことになりそうですね…タロウには悪いが俺は猿原サイドの人間だわ

「以前あんたは、美しい嘘もあると言ったな…だが、なかなか難しい」

「あなたはそれでいいんですよ。あなたは私の希望です、あなたのような人が増えれば私の心は安らぎます」

ともかく仲間と揉めてしまったタロウですが、ソノイとしては今の話を聞いてタロウのことをますます気に入ったようです
ふむ、「嘘のつけないまっすぐできれいな心の持ち主」っていうのがソノイからの評価ってことでしょうか
もはやタロウにとってソノイは唯一の理解者って感じですね…そんなソノイと話して少しは気分が晴れたタロウは
「今度一緒におでんでも食おうぜ」と約束してこの場から去ることに。

しかしその直後、ヒトツ鬼が出現して暴れ始めたことで
変身した2人はすぐに再会するハメになり、お互いの正体を知らないまま激突することになってしまいます

「ドン家の者…!お前は存在してはならない裏切り者!必ず倒す!」

「貴様は人の命を狩ろうとする者…!存在してはならないのはお前の方だ!」

そして変身後のドンモモタロウを見つけた途端、「殺す!絶対殺す!」と容赦なく襲いかかってきたソノイ!
一方でタロウからしても、この青い剣士というのは「人を殺し回っている許せん奴」と思っているようで
互いの存在を否定するかのようにぶつかり合うことになってしまいます。
そんなタロウとソノイのパワーは互角であり、全力の一撃をぶつけ合った結果お互いの変身が解けてしまうことに…

「ま…まさか…あんた…」

「…そういうことでしたか…こうなった以上、おでんの約束は…」

「ああ…有り得ないな…残念だよ…」

「私も残念です…とてもね…」

そしてお互いの変身が解けた結果、「まさかそんな…」と愕然とした表情になってしまう2人。
誰よりも気が合うと思っていた友人が、誰よりも相容れない宿敵だったとは…という非情な現実に、お互い凍りついてしまいます
というかタロウはこれでまた友人0人に逆戻りか…
せっかく初めて友人と言えるキャラができたのに、まさか敵対して殺し合うことになるとはマジショックだろうな…

「最後にひとつ…聞きたいことがあるのですが」

しかしそんな別れ際、ひとつだけタロウに聞きたいことがあると話しかけるソノイ。
これはあれでしょうか、ソノイといえば詩的な喋り方をするのが特徴的だったから
最後にひとつタロウへの手向けとして、何かこう詩のような言葉でも送るつもりなんでは…

「お前の弱点はなんだ?」

って、な、なんじゃそれえええええええええ!!
ぜんぜん詩的でもなんでもねええええええええ!!まさかまさかの「お前の弱点を教えろ」と、
ド直球に殺意に満ちた質問を飛ばしてきたソノイ!もはやタロウのことは殺すべき相手としか思ってないのか!

「ドンオニタイジンになった後、数秒のあいだ力が抜ける…」

そして質問をされてしまったら、正直者ゆえに答えるしかないタロウ!
正直にもほどがあるだろ!まさか自分の弱点という致命的なことでも答えてしまうとは…
いやなんだろう、嘘をつくのは無理だとしても「答えられない」って選択肢はないんだろうか
俺がタロウの立場だったら答えられないって反応になると思いますが、タロウにとってはそれさえも嘘なんだろうか…

さあそしてタロウから弱点を聞き出したソノイは、まさにその瞬間を狙ってタロウに渾身の一撃を叩き込むことに!
その一撃は完全に決まってすさまじいダメージをタロウに与え、もはやタロウの命は風前の灯となってしまうことに…

「お前は私の絶望だ…消え失せろ」

「ぐ…ぐああああああああ!!」

「タロウーーーッ!!」

そして最後まで容赦することなく、無慈悲にもタロウを消し去ってしまうソノイ!
ついさっきまで「あなたは私の希望です」と言っていたのが、
「お前は私の絶望だ」と言うまでに評価が変わってしまうとは…

そんなわけでソノイとは完全なる決別をすることになってしまい、存在ごと消滅させられてしまったタロウ。
今回のタロウマジ不憫だったな…仲間とは揉めるしソノイという友人も失って殺し合ったうえに消滅とは…
もうこの世に未練なくなってそのまま消えるって展開でもおかしくないと思いますが果たして…(えー  次回に続く!
 


特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン14話「みがわりジロウ」

「見事だったなソノイ!ドンモモタロウを倒すとは」

「…言うな…」

「何を苛立っている?ソノイ」

「私はドンモモタロウに勝ってなどいない。負けたのだ…私は彼の正直さにつけ込み、弱点を聞き出した」

「ハッ!それも戦略のうちだ。恥ではない」

「いいや…誇ることのできない卑怯な真似だ…私は私が気に入らない…!」

さてドンブラザーズのドン14話の感想ですが、前回の話でまんまとタロウをこの世から消し去ったものの
そのことについてソノイが苦悩する内容となってましたね。この会話の内容からいって、
どうやらソノイが求めているのは誇り高い勝利であり、騙しうちのような形でタロウを消し去ったことについては
まったく誇ることのできない虚しい決着で、むしろ勝利ではなく敗北だとすら感じているようですね

ふむ、他の脳人の仲間たちは「気にすることないじゃん恥じゃないでしょ」とフォローしていますが、
ソノイは納得できておらず自分で自分が許せないという風に、己への怒りすら感じているようですね
こうしてみるとソノイは脳人の中でも特に誇りを重んじる性格ってことみたいですね
ソノザなんかは逆に誇りとか気にしてなさそうだし、脳人もそれぞれ価値観や考え方はかなり違った人物たちの集まりなんですねえ

そんな一方ではるか達はというと、消えてしまったタロウをどうにかして復活させられないかと
謎のおっさんのところを訪れていました。どうでもいいけどこのおっさんっていまだに作中で名前名乗ってないよな(えー
はるか達もこのおっさんを名前で呼んだことないし、いつまで作中で謎のおっさん扱いなんだろうか…

ともかく、おっさんに相談した結果なにが分かったかというと
「脳人の剣を受けて消えた者は助からない」
「タロウが消えた後には代わりの者が出現するだろう」
ということでした。いやちょっとそれってタロウを助ける方法は何もないってことじゃないですか!
むしろタロウのことは諦めて「代わりの奴が出てくるからそいつと一緒にがんばって」ってことやん!?
そ…そんなー!!そんなこと言われたってがんばれるわけないじゃないですかー!!(えー

なんという過酷な運命なんだドンブラザーズ…仲間が死んでも代わりのやつと一緒に戦っていかねばならんとは…
それにしても、代わりといえば以前にはるかがドンブラザーズを抜けようとした時にも
はるかの代わりとなる戦士がすぐに現れましたよね
これは一体どういうことなのか…ドンブラザーズのメンバーが欠けてもすぐに代わりが補充されるように
この世界には不思議な力でも働いているのか…?

そんな中、まさにそのタロウの代わりとなる男がはるか達の前に姿を現すことになります
その名は桃谷ジロウ。名前からしてモロに桃井タロウの代わりといった感じで、生い立ちにしても
赤ん坊の頃、異世界から桃の乗り物でこの世界へと送り込まれ、どんぶらこどんぶらこと川を流れていたところ
この世界の住人に拾われてすくすくと育った
という風に、生い立ちまでもがタロウと何もかもそっくりです

まさか本当にタロウの代わりとなるほどの男なのか…?と思いきや、この桃谷ジロウ
変身の力をなんも持ってない状態でやってきたので
「はあ?ただの役立たずの一般人じゃねーか何しに来たんだよ」
はるか達からはメチャメチャ冷たい目で見られてしまいます。なんかこいつはこいつで可哀想やな

ともかく、ジロウでは頼りにならないということで「やっぱりタロウがいなきゃ始まらない」
またもタロウ復活の方向で考え始めたはるか達。すると今度はブラック介人へ相談しにいくことになります
なぜならブラック介人はキビポイントの管理人ですからね
キビポイントを使えばどんな願いでも叶うってことだから、それでタロウを復活させることも可能なんじゃないかということか…

「お願い!私たちのポイントを使ってタロウを元に戻して!」

「できるよ、と言いたいところだが…さて…どうなるか…」

そんなわけで、タロウ復活の願いを叶えたいとブラック介人に熱弁するはるか達ですが、
しかしブラック介人もこれにはかなり不安げな顔をしております。やはり願いが重たすぎるということでしょうか…
そして実際、その願いを叶えてみたところ、一時的にタロウが復活したもののすぐにまた消滅してしまいます

やはりキビポイントにも叶えられる限界はあったということか…タロウに関してはもうこんな風に
一生懸命ポイント貯めたらちょこっとだけ復活できるという
がんばったご褒美的な感じで一時的に復活するしかないんやな…(えー

・ドンオニタイジン、カッコいいですね!自分は実はドンブラザーズ見てなくて、大志さんの感想で楽しんでいただけだったのですが、この間YouTubeで配信されてたドン12話を見たところ、
 ドンオニタイジンがすげぇカッコよく思いました。正直、デザイン自体はそうでもないかなって感じだったのですが、お供たちが良い意味でやかましくタロウはイケイケだしで、
 なんだか電王のクライマックスフォームに似たような感じがあり、動くとすごくカッコ良く見えます。なんなら戦わなくてもいいから、この五人のやり取りをずっと見ていたい……。 by さまの

それと今回、さまのさんからのコメントで「ドンブラザーズは見てなかったけどドンオニタイジンがすげえカッコイイと思った」との意見がきてますね
いやほんとに、ドンオニタイジンに関しては歴代戦隊ロボの中でもトップクラスのカッコよさだと思いますよ
俺も初めて見た時は衝撃が走ったというか、「戦隊ロボでこんなカッコイイのが出てくるのか…」って見とれてしまった記憶があります

あと、電王のクライマックスフォームを思い出すとのことですが、電王も桃太郎がモチーフのヒーローだから
桃太郎つながりでドンブラザーズ制作陣もかなり意識してるかもしれませんね。
というか電王とドンブラザーズって最初期にコラボ動画作ってたんですよ



内容としては電王(モモタロス)とドンモモタロウがわちゃわちゃやるギャグ的な動画で、
デン1話、デン2話、デン3話の3つ動画を作ったくらいだから
やっぱりスタッフとしてもかなり意識してるんじゃないかなあ。それでは次回に続く!
 


特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン15話「おかえりタロウ」

「タロウがまた消えた…私たちのポイントが足りなかったということか…」

「もっとポイントを使って!全部使ってもいいから!」

「すでに君たちのポイントは残高ゼロ…それどころかマイナスだ。
 タロウを戻したい気持ちは分かるが、自分の心配をしたほうがいい」

さてドンブラザーズのドン15話の感想ですが、冒頭の場面でははるか達が前回使ったキビポイントのことが語られてますね
「タロウを蘇らせたい」という願いのためにポイントを使ったはるか達ですが、そのために消費されたポイントは想像よりも凄まじく
今まで貯めたポイントすべて使っても足りず、それどころかマイナスに振り切ってしまったという
とんでもないことになってしまいます

ただでさえポイントを使えば大きな不幸が訪れるというのに、これほどのマイナスを抱えたとなれば一体どれだけの代償を支払うことになるのか…
そしてまもなく、はるかと猿原にその時がやってきてしまいます
はるかは下半身不随の身となり、猿原は俳句が詠めなくなるという代償を支払うことに…
ってちょっと待ってください、はるかに比べると猿原の代償軽すぎね!?(えー
俳句詠めないってそれ、下半身不随と比べたらめっちゃ楽勝じゃね!?と思いましたが
猿原にとっては俳句は人生のようなものだから、もはや生きる意味を失ったってぐらい猿原にはショックな事なんだろうか

(帰ってきたドンモモタロウを見た時…かすかな…だが確かな喜びを感じた…ありえん…)

そんな一方で、敵方のソノイはというと、前回わずかな時間だけ復活したタロウの姿を見て
心のどこかで喜んでしまったという自分の感情に動揺していました
つまりはソノイもタロウの復活を望んでいるってことですよね。タロウとの戦いを薄汚い方法で終わらせてしまったことを後悔しており、
願わくば、今度こそ誇り高い方法でタロウとの決着をつけたいと。そういう騎士道精神こそがソノイの本懐だということでしょう

「はっ…来る…!内なる力が教えてくれる!僕の真の力が覚醒すると!」

そんな風に誰もがタロウの復活を望んで落ち込んでいた中、
「うおーなんか真の力に目覚めちまったぜー!」と急に新戦士へと覚醒するジロウ!
なんやねんお前いきなり!なんの前触れもなく変身しやがったな!?あまりにも突然すぎて目が点になったわ!
なにがなにやらという感じですが、ともかくジロウは今回からドンドラゴクウという戦士へと変身する力を手に入れたようで…

「これで分かってもらえましたか?僕はみなさんのリーダーで、タロウさんを継ぐ者なんです!」

そんな変身パワーを手に入れてすっかり気をよくしたジロウは、
「やっぱ俺ってこの番組の新主人公なんだよなー」てな感じに
タロウを継ぐ者としてドンブラザーズのリーダーに就任すると、はるか達の前で宣言しますが…

「あなたはタロウの代わりじゃない。タロウはタロウだけだから」

「ふう…僕、考えたんですけど。みなさんを処刑しようかなって」

「しょ…処刑!?」

「タロウさんが消えたのは、みなさんのサポートがなってなかったからじゃないですか。
 無能なみなさんには罪を償ってもらって、僕は僕で新しい仲間を作ろうかなって思います」

ってゲェー!?なんと自分を受け入れようとしないはるか達の態度を見て、
「無能のくせになんなの?お前ら処刑してやるよ」などと言い出したジロウ!
なんつーとんでもないこと言ってんねん!お前それ新主人公どころか悪の組織とかが言うやつだから!(えー
「無能な部下に用はない。ただちに処刑せよ!」とかって過激な悪の組織がやるやつやんけ!
いやはや新主人公どころかドス黒い悪役みたいな思考しとるやんけジロウのやつ…



「…あなたの言う通りね、私たちのことは好きにしていい。でも最後に頼みを聞いて。あなたのポイントを使ってタロウを…」

「彼にポイントはないよ。お供じゃないからな」

「じゃあやっぱり私のポイントを使って…」

「よくないな。これ以上マイナスを増やせばどうなるか…死んでしまうかもしれないぞ」

「いい。それでもいい。だからタロウを…!」

「そ、それほどまでにタロウさんを…すいませんでした!そんな気持ちも知らずに処刑だなんて…!」

そんな中、処刑される前にせめてタロウを生き返らせたいということを語るはるか。
その願いが叶うなら「私は死んだって構わない」とまで言うはるかの姿を見て、
「処刑とか言ってすいませんでした!」と土下座して詫びることになるのでした

なんていうか処刑のことを真面目に詫びるってすごい光景だな…(えー
処刑しようとしたことも、それを土下座して詫びるのも予想外すぎるわ!どういう性格しとんじゃいこの男
それとタロウのためなら死んでも構わないって、はるかのタロウを思う気持ちがそれほどまでに大きくなっていたことにも驚きですね

《ドンブラザーズの者たちよ、1度だけチャンスをやろう》

「こ、この声は…?」

《タロウは今、異空間で眠っている》

そんな中、なんとソノイからはるか達へと呼びかける声が!
「タロウを復活させたい」という気持ちが敵味方で一致した今、ソノイもそのために手を貸してくれる気になったようです
タロウは現在、異空間のキューブの中で眠っている状態であり、そのキューブの中から連れ戻してくれば復活させることができると…

ちなみに、異空間のキューブっていうのはこんな風に大量に存在しており、
今までソノイが斬ってきた人間たちがこのキューブの中に囚えられているようです
なるほどソノイに倒された人間は、このキューブの牢獄に入れられて消滅するのを待つ身になるってわけなのね
とりあえずタロウを助けるのはいいとして、他の人たちもついでに助けたらダメっすか?(えー

「タ、タロウ…!?」

「待たせたな、お供たち」

「もう一回言って…」

「お供たち」

「もう一回…」

「お供たち」

そんなソノイの協力もあって、ついに異空間のキューブから開放され完全復活を遂げたタロウ!
その事実があまりにも嬉しすぎるのか、はるかは何度も何度も繰り返し
「お供たち」というタロウの言葉に聞き入っていますね

「はるか。お前は何をしているんだ?」

「な、なによそれ…一体誰のせいでこんな…」

「諦めるなはるか。お前はまた歩ける。諦めるな」

「わ、わかってるよ…でも足に力が…」

「俺を見ろ!!歩いてこい!!お前ならできる!!」

ってそんな中、下半身不随で歩けなくなったはるかを見て、「お前なら歩ける」と言い始めたタロウ!
すぐにはその言葉を信じられなかったはるかですが、何度も力強く言い聞かせるタロウの言葉を聞いて、
ついに意を決したように車椅子から立ち上がることに…

というかすいません、こんな時になんですが、タロウが「俺を見ろ!」って言い出した時に
「俺を見ろ!!お前に惚れてる男はここにいる!!」って
ジェットマンの結城凱のセリフ思い出したのは俺だけでしょうか(えー
なにしろジェットマンとドンブラザーズは脚本が同じ井上敏樹なもんで…俺を見ろって聞いた瞬間に反応してしまったわ

ともかく車椅子から立ち上がったはるかは、歩くどころかタロウに向けて駆け出すほどの姿を見せて
そのまま勢い余ってタロウに抱きつきながら押し倒してしまうのでした。
そして抱きついたままの体勢で「おかえりタロウ」「ああ、ただいま」と会話を交わすことに…
ちょっと待ってくださいこれって恋人同士のピロートークじゃないっすか?(えー

抱きついた状態で横になりながらイチャイチャトークを繰り広げるって、こんなん恋仲待ったなしやんけ!
今回のはるかはタロウのためなら死んでもいいってことまで言ってたし
タロウと結ばれるヒロインって感じがすごかったから、これは本当にガチ恋へと発展していく流れなんでしょうか。次回に続く!
 


特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン16話「やみおちスイッチ」

「なになに…?期待の新人、桃谷ジロウ歓迎会…?」

「みなさん!!ドンブラザーズの新人として改めてよろしくお願いします!!」

さてそれではドンプラザーズのドン16話の感想ですが、
前回の話でタロウが復活し、万々歳なムードとなったドンブラザーズですが
そんな中で「期待の新人桃谷ジロウをよろしくお願いします!!」などと、ジロウが自ら歓迎会を始めることになってしまいます

しかし、ジロウといえばもともとは「消えたタロウに変わってこの俺がドンブラザーズのリーダーになってやるぜ!」というでかい態度でやってきた男…
それがタロウの復活で態度を変えて「新人としてがんばりますぅ〜」などと言い出したわけですが
当然ながら他の仲間は納得いかず「てめえなんざドンブラザーズにはいらねえわボケ」という
冷たい態度を取ることになってしまいます。そんなわけでジロウの歓迎会に仲間がまるでやって来てくれず
唯一タロウだけが来てくれるという悲しい結果になることに…

「どうやらお供達は来ないようだな」

「うぐっ…もういいです!タロウさんだけ来てくれれば!
 僕がんばりますから、タロウさんの後を継ぐ者として!」

「俺の後を継ぐ?有り得ないな」

「え?」

「俺の前に俺はいない。俺の後にも俺はいない」

「じゃ、じゃあ僕は?」

「決まっている。お供だ」

「(がーん)」

ってそんな中、唯一やってきたタロウとも会話がいまいち噛み合わず、ジロウの歓迎会はさんざんな結果に終わってしまうことに!
するとジロウはとんでもない悪人ヅラへと変わってしまい、なんとドンブラザーズのメンバーを次々に襲い始めるという暴挙に出てしまいます
そんな…自分の歓迎会を台無しにされたからっていくらなんでも襲うことないやんけ!

「むかーしむかし…あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。
 おばあさんが川で洗濯をしていると、大きな桃が流れてきました…
 すると、桃の中からとても汚い赤ん坊が出てきました…タロウです。
 仕方なくおじいさんとおばあさんはタロウを育てました…やがてタロウはワガママで乱暴な青年に成長しました…
 傲慢なタロウにおじいさんとおばあさんが困り果てている時、天から真のヒーローがやって来ました…ジロウです。
 ジロウはタロウを成敗しました…めでたしめでたし」

そしてドンブラザーズのメンバーへと襲いかかりながら、タロウは悪で自分は正義だと言わんばかりの作り話を語り続けるジロウ。
それにしても、「タロウはとても汚くてワガママで乱暴で傲慢」とか
お前どんだけタロウのこと嫌いになったんだよ…(えー
さっきのやり取りでそこまで嫌いになるもんなのか…

 

そんなジロウの暴走は、最終的にはるかが「いい加減にしろやテメー!!」とビンタをぶちかまして終わったわけですが、
とはいえ今回のジロウというのは、見ててかなり気になることがありました
その気になることというのは、ジロウがドンブラザーズのメンバーを襲った時に
相手の変身能力を奪うことができるっていう妙な力を使っていたんですよね



これによってジロウはたやすくドンブラザーズのメンバーを無力化し、
さらには奪った能力を自分で使うことができるっていう力まで見せていたわけで…
これを見て俺が思ったのはですよ、ジロウってまるでドンブラザーズの天敵みたいな能力持ってんなと思ったんですよ

ドンブラザーズから一方的に力を奪い取って無力化することができるっていう、
まるでドンブラザーズキラーとでも言わんばかりの天敵のような力を持っているわけで。
それを見て思ったのが、ジロウって本当にドンブラザーズの仲間なのか?ってことなんですよね

そう思う理由はもうひとつあって、ジロウは他のメンバーとは違ってタロウのお供じゃないんですよね
タロウは今回「お供に決まっている」と言ってましたが、それについては前回の話で
ブラック介人が「ジロウはお供じゃない。だからキビポイントも持っていない」と語ってたんですよね
つまり、ジロウがお供というのはタロウの思い込みで、実はそうではない別の存在だという…



そうなるとジロウの正体ってなんなの?と思うわけですよ
実はドンブラザーズの仲間じゃなくて、天敵として戦う存在だとか…
まあ、そんな深読みしなくても単純にタロウの代わりとしてやってきた存在だから、本来ならドンブラザーズのリーダーになるはずで
リーダーの特権としてお供の変身能力を自由にできる力を持っており、タロウとはリーダー同士で相容れずに衝突してしまった
ってことなのかもしれないけど。タロウが消えてリーダーを交代していればジロウ的には丸く収まっていたのが、
タロウが復活したことで交代が起こらず揉めてしまったっていうのが今回の話ってことだろうか。それでは次回に続く!


特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン17話「ひかりとつばさ」

さてそれではドンブラザーズのドン17話の感想ですが、この回はイヌブラザーこと犬塚翼
世をはかなんで自殺しようとしている青年に出会うという内容になってましたね
いきなり自殺とは穏やかじゃないですが、この青年の役をやってるのって
ウルトラマンルーブの主役やってた人なんですね

ウルトラマンルーブは兄弟でダブル主役って感じの作品でしたが、その兄をやってた方の人です
まさか戦隊でも見ることになるとは驚きですね。それにしても
ウルトラマンとあろうものが自殺する理由とは一体…

「なるほどな…女の子に振られたってわけか」

「はい…もう生きててもしょうがないかなって…」

そんな自殺の理由というのがこれでした。女の子に振られたからって
それでいいのかウルトラマン!女の子にちょっと振られたらもう死にたいって!
いやまあってしまったっていう
、でもそれだけ好きになったってことなんだろうか、あまりにも好きすぎて振られた途端に生きる希望を失そんなに人間が好きになったのかウルトラマン(えー
それにしても、そんなに好きな相手になぜ振られることになってしまったのか…

そんないきさつについて話を聞いてみると、ある日この青年と彼女は不運にも怪人に襲われてしまい
ひどくおびえてしまった青年は、なんと彼女を置き去りにして1人だけ逃げてしまったという…
お、おい何してんねんお前!ウルトラマンともあろうものが怪人から逃げるとは!(えー

まさか彼女を置いて逃げ出してしまうとは…そんなことしたらそりゃ振られるわな
それともあれでしょうか、いくらウルトラマンといえど変身アイテムがないと戦えないから
ルーブジャイロ?ルーブジャイロを取りに行ったんですか?(えー

「名誉挽回するしかないな。同じような状況で…」

「はあ…」

ともかく、彼女に振られてしまった理由は怪人に襲われた時に1人だけで逃げたという薄情な態度が原因なので
それを塗り替えるだけの勇敢な姿を見せる必要があると語る犬塚。そのために、なんと犬塚は
自分が怪人に変装してやられ役を演じると言い出すことに。そこまで協力してやるとは親切なやつですね

デデーン。そんな変装した犬塚の姿がこれです
この姿が映った瞬間に、「ブラックデビルだこれ!ブラックデビルじゃねーか!」みたいな視聴者の声が
あちこちから聞こえてきたんですがブラックデビルってなんなん…?(えー

とりあえず教えてもらったところ、ブラックデビルっていうのは明石家さんまが昔コントで演じていた怪人のことで
その姿にそっくりなんだとか…うーむ、その説明を聞いてもまだ全然わからんな…
もっと調べてみたら、どうやらブラックデビルっていうのは1982年ごろの時期に頻繁にテレビに出てたみたいで…
いやちょっと、1982年ってその時期まだ俺生まれてねえよ!

俺がまだ生まれてないって相当やで!?どんだけ古いネタやねん!
俺みたいなヤングにもちゃんとわかるネタにしてくれないと…(えー



さてともかく、わざわざブラックデビルの格好までして仲を取り持とうとしたものの、
さっぱり上手く行かずに「どうしたもんかねえ…」みたいな雰囲気が漂うことに。
そんな中で犬塚が思い出していたのは、1年前に夏美と会った最後の日のことでした
かつては犬塚にも愛する恋人がいたわけですが、どうしてそれを失うことになってしまったのかというと…

その日の夜遅く、犬塚と夏美はとある旅館で寝ていたわけですが、
そのときモゾモゾと不気味にうごめく鶴の折り紙が次々と現れ、
犬塚や夏美、さらに一緒に寝ていた犬塚の友人たちの口元へ入っていこうとしたという…

「はっ!?な、なんだ!?折り紙!?」

その瞬間、犬塚だけはとっさに飛び起きて折り紙を握り潰したようですが、
夏美や他の友人たちは折り紙に気が付かないまま、口からの侵入を許してしまったようで…

《ククク…この女は適合者だ》

「なんだ!?誰だ!?」

《男よ、このことは1年間口外するな。そうすればお前は再びこの女に会えるだろう》

「な、夏美!?夏美ーっ!!」

するとその時、どこからともなく不気味な声が聞こえてきて
夏美のことを適合者だとか言いながら、いきなり亜空間へのゲートを開いて夏美を連れ去ってしまったようです
その場に残された犬塚はわけも分からず、「1年間黙っていれば夏美とまた会える」という言葉だけを信じて暮らすしかなかったという…



うーむ…なんとも不可思議な事件ですが、折り紙を食わされたってことは間違いなく獣人の仕業なんでしょうね
それと、折り紙を食わされたのは夏美だけではなく、犬塚の友人たちも同じ折り紙を食わされたわけですが
その友人たちは眠ったまま目覚めることなく、1年経ったその状態が続いているそうです

てことはつまり…獣人の折り紙っていうのは、適合していない人間が食わされると生命活動が止まってしまうような恐ろしい効果があるってことですかね
確か以前、犬塚も獣人に襲われて折り紙を食わされたことがありましたが、あの時の犬塚はひどく苦しんで体がどんどん弱っていったから
あれもやっぱり折り紙に適合できずに体が拒絶反応を起こしていたってことだろうか

そんな中で、夏美だけは折り紙に適合していることがわかったわけですが、
こういう適合者を覚醒させることで獣人は数を増やしていくってことなんじゃないでしょうか
おそらく、人間に手当たりしだいに折り紙を食わせて、適合した者は獣人として覚醒し、適合しなかった者は体が弱って倒れてしまうという
そんなことを繰り返しながら繁殖していくのが獣人という種族なんじゃないでしょうか

人間からしたらたまったもんじゃないですけどね…適合しようがしまいが今まで通りの生活が送れなくなるわけで
どんどんと獣人に蝕まれていき、獣人を放っておけばやがて人間という種族そのものが滅びるってことになると思います
しかも獣人って、退治しようにも不死の存在だから倒すことができないって言われてますからね
ただでさえタチが悪いのに不死身とかもうどうすりゃいいんだよ…
「獣人が現れたらこの世は地獄と化す」って何話か前に言われてましたが、今回でその危険性が分かった気がするな…

どれと、1年経ったら夏美とまた会えるという約束について、作中ではすでにもう1年は経過したようですが
その約束はさっぱり果たされていないようです。話が違うじゃねーかよ獣人さんよぉ!!(えー
やはり獣人なんかとの約束を信じるだけ無駄だったってことなのか…

それともあれだろうか、1年経ったら会えるっていうのはもしかして
1年経ったら夏美が完全に獣人に覚醒して人間に戻れなくなるって意味で
「完全に怪物になったお前の恋人と会わせてやるよげっへっへ」とかいう
とんでもないゲスな約束をしていたってことなんじゃ…

というかこの展開だと、犬塚だけじゃなくて雉野も悲惨なことになりそうですけどね
夏美は今、雉野の奥さんとして暮らしているわけだから、それが怪物として覚醒したとなったら
それはもうとんでもない展開に…うわ〜〜もう犬塚にしろ雉野にしろ
ハッピーエンドになる気がしねえ!待つのは地獄だけや!(えー

仮に夏美が救われたとしても、犬塚と雉野のどちらか1人しか結ばれることはできないしな…
たぶん片方と結ばれるような展開はないだろうから最終的に夏美は死ぬんだろうなとか
犬塚と雉野はどちらも最愛の相手を失ってドン底のトラウマを背負うんだろうなとか
もう今からすでに嫌な予感がしてしょうがないですね…うおおおおどうなってしまうんやああああ



ちなみにそんな中、今回の青年とその彼女は無事に仲直りして結ばれたようです。
なんでお前だけ!自分だけ幸せになりやがってこのクソ野郎が!(えー
コノヤローこの先地獄が待っている犬塚たちを尻目に、自分だけ天国気分を味わいやがって!
なんて罪深いやつだウルトラマン!お前みたいなやつは最終兵器ゼットンでも召喚して
1兆度の火球で跡形もなく消し飛びやがれ!(えー  次回に続く!
 



特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン18話「ジョーズないっぽん」

「なんだ?話とは」

「これからの僕の立場について相談したいんです!」

「立場?」

「僕、どうしてもお供じゃ嫌なんです!僕は真のヒーローとなるべく、天がこの世に遣わせし者です!
 タロウさんと肩を並べるような!」

「ふっ、面白い。ならば俺から一本取ってみろ。
 いつどこで何をしてもいい。お前が俺に打ち込めたら、俺と同等と認めよう」

それではドンブラザーズのドン18話の感想ですが、この話ではジロウが「タロウさんと同じ地位になりてぇ!」とタロウに直談判する内容になってましたね
そんなジロウの話を聞いた結果、ならばと不意打ちOKの勝負を持ちかけるタロウ。どんな形であれ一本取れたらジロウの勝ちだという勝負なわけですが
しかしタロウにはまったくスキがなく、ジロウがどれだけ不意打ちを仕掛けてもまったく歯が立ちません

ふーむ…ジロウって生い立ちとしてはタロウとそっくりなわけですが、スペックとしては結構差があるみたいですね
まあ兄弟とかでも同じ環境で育ったとしても差ができるわけだから、これはタロウが特別すごいヤツってことなんだろうか
さらに、そんな不意打ち勝負に便乗して「俺たちにもやらせてくれや」とドンブラザーズの仲間たちもタロウから一本取ろうとしますが、
しかし誰一人として一本取ることが出来ません。仲間が束になってもかなわないとは凄すぎるだろタロウ

さらにそんな中、「私と人助け勝負をしろ」などとタロウに挑戦してきたソノイ!
いきなり人助け勝負ってなんだよ!と思ったら「私たち脳人は人間を大切に思っているのだ」っていう理由だそうで…
マジかよ脳人ってもうただのいい人集団じゃねえか…(えー
このところ憎めない奴らになってきたなと思ってたけど、まさか人助けまで進んでやろうとするとは…

そんなソノイの挑戦について「面白い。ならば受けよう」と快諾したタロウですが、
2人で人助け勝負を始めたところまったくの互角で決着がつきません



そういえばこの2人、前に戦闘で勝負した時もまったくの互角だったな…
タロウにとっては自分に匹敵する唯一の男がソノイってことになるわけか
タロウと肩を並べられるのは、ジロウでもドンブラザーズでもなくソノイだったんやな…

「ではまた明日」

「ああ、またな」

そしてこの日、タロウと一緒に人助け勝負を繰り広げたものの、互角のまま決着がつかず
「じゃあまた明日やろうなー」と去っていったソノイ。もうただの友達じゃねえか!(えー
完全に1日遊んで帰っていった友達だこれ!やっぱりタロウにとって一番の友達はソノイなんじゃなかろうか

「目覚めなさいドンムラサメ…人間界に行きなさい…」

「はい、マザー」

ってそんな中、いきなり異世界から人間界に送り込まれてきたドンムラサメという戦士が登場することに!
なんとも突然な登場だなおい!つい最近ドンドラゴクウことジロウが登場したかと思ったら、続けざまにまた新戦士の登場とは!
しかしこのドンムラサメ、タロウ達を見るなりいきなり攻撃してくるという敵方ポジションのようで、どうやらドンブラザーズの新戦力ではないようです

ふむ、前作で言うところのステイシーザーみたいなもんでしょうか。色合い的にもそれっぽいし、とりあえずライバル戦士と考えてよさそうです
そんなドンムラサメは、マザーという存在の命令に従ってこの世界にやってきたようですが…
このマザーっていうのもまた何者か謎ですよね。脳人や獣人とはまた別の勢力ってことなんでしょうか
まあこのところ脳人が善玉化してきた感あるし、そうなると敵の勢力が獣人だけになっちゃうから
「もうちょっと敵キャラ増やさないとなー」的な感じで敵に回ったんでしょうか?次回に続く!
 


特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン20話「はなたかえれじい」

「なんだ?頼みというのは」

「はい!僕はヒーローになると言って田舎から出てきたんです!
 だから僕にドンブラザーズのリーダーをやらせてください!」

「やれやれ…何を言い出すかと思えば、くだらない…」

「面白い!きっとみんなの勉強になるだろう!」

「ちょ、ちょっとタロウ!?」

さてそれではドンブラザーズのドン20話の感想ですが、この回はジロウがまたしても「リーダーになりたい」と言い始める内容でしたね
それを聞いたドンブラザーズの面々は「何くだらねえこと言ってんだ」と冷ややかな視線を送りますが
唯一タロウだけは「面白い」と賛成してくれたようで…

なんかこれってジロウの歓迎会の時もこんな雰囲気だったな!?
仲間みんながジロウをウザがって歓迎会をスルーする中、タロウだけは唯一ジロウに付き合ってくれたっていう…
そう考えるとジロウって、あの時から相変わらず仲間からはウザがられてるんだな…(えー

 

「だが俺は嘘がつけん!お前のお供のフリはできない。だから俺はドンブラザーズを脱退する!」

「そ、そんな無茶な!」

「今から桃谷ジロウがリーダーだ!」

「みなさんよろしくお願いします!ドンブラザーズ改め、ドラゴンファイヤーズとして頑張りましょう!」

そしてなんと、ジロウをリーダーに立てるためにわざわざ自分がチームを抜けてしまったタロウ!
そこまでしてジロウをリーダーにすんのかよ!仲間たちが動揺する中、これ幸いとタロウの提案に乗っかったジロウは、
ドンブラザーズの名前も勝手に改名してドラゴンファイヤーズとして活動を開始することに…

「戦うだけでなくレスキュー活動もするのがドラゴンファイヤーズの活動方針です!
 ドラゴンファイヤーズの存在をもっと世間にアピールして、有名になりたいんです!」

「で、でもアレじゃないですか?普通、ヒーローと言えば影から人々の平和を守るというか…」

「古いんですよそういうの」

「ふ、古い…」

そんな中、新リーダーとなったジロウが真っ先に言い出したのは、「敵と戦うだけでなくレスキュー活動もやろう」ということでした
レスキューに関しては救急戦隊ゴーゴーファイブもやっていたのでいい心がけだと思いますが、
しかしジロウの目的は「人の命を助けたい」ということではなくて、「もっと目立って有名になりたい」という売名行為のために
レスキューを利用しようという考えだったようです。マジかよお前、救急戦隊ゴーゴーファイブが泣いてるよ…(えー

「みなさんお疲れ様です!ドラゴンファイヤーズに取材の依頼が殺到してまーす!」

「うわぁぁ本当だ!サイン会の依頼!」

「写真集の依頼まで!」

「あははは!猿原さんもそういうの興味あるんですかぁ!」

「よくないな。人間は調子に乗ると鼻が高くなる。そうなると戦士といえども、その高い鼻が弱点になる」

そんな売名レスキューを続けた結果、ジロウの思惑通りにドラゴンファイヤーズはみるみる有名になっていき
ジロウ以外のメンバーもみんなウハウハで大騒ぎすることに!
しかしそんな中、ブラック介人だけは「調子に乗りすぎるのはよくないな」と一同をたしなめようとしますが、
すでに調子に乗りまくっていたこいつらには話を聞いてもらえませんでした。なんという哀れな介人…

「前から聞こうと思っていたが…あんた、いったい何者だ?」

「俺は…ヒーローとして生まれ、ヒーローとして戦い、ヒーローで在り続ける者」

そしてドラゴンファイヤーズの面々が調子に乗る一方で、その尻拭いをするようにヒトツ鬼と戦っていたタロウ&ブラック介人。
その戦いの中で、ふとタロウが介人への質問を投げかけると、まるでヒーローとしての心構えを説くかのような答えが返ってきたという…
これは…先輩ヒーローとして戦い続けてきた介人の心の在り様ってやつでしょうか
機界戦隊ゼンカイジャーのリーダーに生まれ、仲間たちと共に戦い、そして今もヒーローで在り続けているという
ゼンカイジャーから続いている介人の歴史を感じさせる一言だと思います。映画でゼンカイジャーの面々が出てきたから余計に繋がりを感じるよな

「まさか大臣栄誉賞までもらえるなんて!」

「いい風が吹いているなぁ!アーッハッハッハッハ!」

そんな中でドラゴンファイヤーズの面々は、もはや完全に戦うことを忘れて、名前が売れていくことにひたすら酔いしれていました
大臣からも表彰されることが決まり、浮かれポンチとなったメンバーの鼻は高くなり続けて
ヒトツ鬼が現れても「なんで私らが出動しなきゃいけないわけ?」と無視するようになってしまったという…

「俺が言った通り、鼻が高くなっているぞ。今の君たちはタロウのおかげだということを知っているか?」

「どういう意味ですか?それは」

「タロウはずっと影から君たちを助けていたんだ。そして今も、タロウは1人で戦っている」

「タロウが!?そんな…」

そこへ再び現れて、「お前ら頭を冷やせ」と言わんばかりの言葉をぶつけるブラック介人!
実はドラゴンファイヤーズのレスキュー活動が成功していたのも、タロウがことごとくサポートしてくれていたおかげであり
今こうして戦いを放棄して浮かれている最中にも、タロウが1人だけ戦場に赴いてヒトツ鬼と戦っているという…
その言葉を聞いた面々は、ようやく落ち着きを取り戻してタロウを助けに向かうことになります

「ごめんタロウ!」

「僕たち調子に乗っちゃって…」

「私も含め、みんなも反省している…」

「いい勉強をしたなお供たち!いくぞ!」

そしてタロウと合流し、口々に反省の言葉を口にする仲間たち。
しかしタロウは怒るような様子もなく、「いい勉強をしたな!」という一言で返すのでした
過ちを犯しそうになった仲間たちを叱責するのではなく、いい勉強になったなと許すこの物言い、なんとも度量が大きいですね
そういえばタロウは、今回ジロウにリーダーを任せた時に「きっとみんなの勉強になるだろう!」って言ってましたっけ
その予想もしっかり当たっていたということか。なんだかタロウを中心にドンブラザーズの絆が深まったような気がします

「バ、バカな…結局タロウさんが僕たちを…僕たちを…うがぁぁぁぁああああああああ!!!
 ドンモモタロウ…!やはりお前は邪魔な者!!」

しかしそんな中、「自分がリーダーのドラゴンファイヤーズ」を求めていたジロウは、この結末にひたすら発狂してしまい
タロウへの敵意をたぎらせながら新形態へと変身してしまうことに!

それがこのドントラボルトという形態です
今までジロウが変身していたのはドンドラゴクウという名前でしたが、こんな別バージョンも用意されていたんですね

←ドンドラゴクウの時の姿

パッと見た感じ、大まかな違いとしては、
ドンドラゴクウは金色を中心としたカラーの戦士
ドントラボルトは銀色を中心としたカラーの戦士って印象があります

なるほどつまり、金と銀の戦士にそれぞれ変身する力を持っているということは、すなわちジロウは
一粒で二度おいしい追加戦士ってことですね!(えー
いや、というのもですよ、戦隊の追加戦士といったら大抵の場合は金色か銀色のどっちかってパターンが多いんですよ

たとえば歴代の戦士でいうと、リュウソウゴールド、キラメイシルバー、シンケンゴールド、ゴーカイシルバーといった具合に
たいてい○○ゴールドか○○シルバーって名前のやつが追加戦士として出てくるってことがお決まりで
今年の追加戦士はどっちの色で出てくるのかなと思っていたら、金と銀の両方出しちゃえという形になったのがジロウってことなんじゃないのかなと思います

そういう意味じゃジロウって、自分はリーダーのポジションになるべき男だと主張してるわけですけど
色からしてモロに追加戦士ポジションのキャラなんやな…
すまんなジロウ…やっぱりお前はリーダーの器じゃなかったわ…金と銀の配色になった時点でもうどうしようもないんや…(えー

ともかくこれでジロウの夢見たドラゴンファイヤーズは空中分解したわけですが…って何やってんだお前ー!!
なんと、ドラゴンファイヤーズの功績を称える表彰の場にしれっと出席していたブラック介人!
何をちゃっかり自分だけ表彰されようとしてんねん!ヒーローの心構えはどこにいったー!

「それでは、あなたがドラゴンファイヤーズの長官ということですか?」

「俺はヒーローとして生まれ、ヒーローとして戦い、ヒーローで在り続ける者だ」

めっちゃ鼻高くなってるー!!(ガビーン)
介人あんたって人はー!!何をいけしゃあしゃあとそんなことを!
さっきは気高いヒーローの心構えとして説いていたこのセリフを、
今度は売名のフレーズに使って自分の写真集を売り出すというハチャメチャなことをやりやがって!
なんなんだお前はー!!あれだけ立派なこと言っておきながら自分だけ美味しいところを総取りしていきやがった!
抜け目なさすぎるだろブラック介人…やっぱりこいつは腹黒いブラック野郎だったわ…次回に続く!


特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン21話「ごくラーメンどう」

さてドンブラザーズのドン21話の感想ですが、今回の話は
冒頭でサルブラザーこと猿原がいきなり何者かに拉致監禁されて手をラーメンで縛られる場面で始まります
なぜいきなり拉致されてしまったのか、なぜラーメンで縛られてしまったのかまったくワケが分かりませんが
しょっぱなから猿原は大ピンチの状況に陥ってしまったようで…

「ど、どういうことなんだこれは!」

「あ?とぼけてんじゃねえよ!命が惜しかったらなぁ!例のブツを出せ!」

「例のブツ…!?」

ドガアアアアン!!

「兄さん!早く乗って!」

ってそんな中、突如として猿原を兄さんと呼ぶ男がその場に車で突撃し、猿原を監禁場所から救い出すことに!
つーかお前誰よ!?兄さんとか言ってるってことは猿原の弟なの!?

「あ、あなたは一体…?」

「俺は兄さんと縁がありましてね。先代のサルブラザーだったもんで」

「先代の…?」

ところが猿原にとってその男は初対面であり、ぜんぜん弟でもなんでもなかったようです
兄さんっていうのはあれか、兄弟って意味じゃなくて「そこの兄さんよぉ」みたいな感じで他人の男って意味か
それとこの男、猿原の前にサルブラザーの力を継承していた過去があるようで、猿原にとっては先輩の戦士ってことになるみたいですが…

「正確に言えば、その男はドンブラザーズではない。
 戦士の力を得た後に、ヒトツ鬼と戦うことで初めてドンブラザーズとして認められる。
 その白井という男は力の使い方を間違ったのだろう。その場合、自動的に力は消滅する。
 君たちが揃う前に、およそ5000人もの人々が力を得ながら脱落しているんだ」

がしかし、そんな先代のサルブラザーを名乗った白井という男について、
正式なドンブラザーズの戦士というよりはむしろ脱落者だということを語るブラック介人。
というか結構大事な説明してる時に例の写真集売ってんじゃないよお前!!(えー

ともかくドンブラザーズというのは、変身の力を得たその後に、ヒトツ鬼と戦うことで初めて正式な戦士として認められるらしく、
つまりは戦うことを拒否していたら、いくら変身できるようになってもドンブラザーズのメンバーにはなれずに力を失うってことか
あの白井という男も、ヒトツ鬼と戦わずにいたら力を失ってしまったクチのようです

「…ええ、おっしゃる通りです。
 でも力を得たからといって、なぜ危険を冒してモンスターと戦う必要があるんですか?
 むしろ聞きたいくらいですよ、なぜ報酬もなく戦えるんですか?」

そんな白井本人に話を聞いてみると、「逆に聞きてえよ、なんで見返りもなしにバケモンと戦わなきゃなんねーんだよ」
ヒーローとしての戦いに疑問を投げかける言葉を言われてしまうことに。
ふむ…これについては前回のジロウも似たようなことを言ってましたね
「影からこっそり人々を助けるだけのヒーローなんて嫌だ、もっと目立ってみんなからチヤホヤされたいんだ」みたいな感じで…

要するにですよ、白井にしろジロウにしろ見返りを欲しがってるってことですよね
どうせ戦うならみんなからチヤホヤされたり、何か報酬がもらえたりっていう見返りがないと
ヒーローなんてやってられないってことを言ってるわけですよね

ちなみに俺はどう思うかっていうと…この2人とメチャメチャ同じこと考えてます!(えー
いやマジで、俺もやっぱり何かをするなら見返りが欲しいと思うタイプで
それがない状態であれをやれこれをやれとか言われても、まったくやる気が湧いてこないんですよ

たとえばボランティア活動とか超やる気出ないんだよね(えー
みんなのために頑張れとか言われても、「それやって俺になんの得があんの?」と思ってしまうというか
自分の得にならないならまるっきりやる気が湧いてこないわけで、結局世の中は損得なんですわ(えー
俺に何かしろって言うなら、俺の得になるようなエサを用意しな!エサをよ!食いつきたくなるようなエサがあれば喜んでやるからよ!

そんな風に、俺としては白井に肩入れするような気持ちになっていたわけですが、
よくよく話を聞いてみるとこの白井、ただ単に「見返りがないと戦いたくない」と思っていただけではなくて
なんと働いていた仕事をサボッてサルブラザーの力で遊びまくるという怠惰な日々を送っていたようで
冒頭で猿原をさらったオッサンたちも、白井と同じ職場(ラーメン屋)で働いていたために、仕事をサボりまくった白井に怒りが収まらなかったようです
マジかよ白井…俺と同類かと思っていたけどさすがの俺もそれは引くわ…(えー

「こいつが遊び歩いてやがるから仕事をクビにしてやったんだ!
 そうしたらこいつは俺の宝物を盗んで行きやがった!おい!ブツは持ってきたんだろうな!」

「安心しろ。ほらよ!そっちの約束のブツも出しな!」

さらに話を聞いてみると、どうやら白井は仕事をクビにされた時に
職場に追いてあった上司の宝物を盗み出したんだそうで、
今回ずっと「ブツを出せ」と言われているのは盗んだものを返せってことみたいですね

マジかよ白井…お前思ってた以上にガチクズじゃねえか…(えー
まさか盗みまで働いてるとは思わんかったわ!こんなのと同類だと思ってた俺っていったい…
ともかく、店から盗んだ宝物(有名人のサイン)を返せと言われた白井ですが、
それを返すための条件として、「お前らの店で使ってる秘伝のタレをよこしな」と交換を持ちかけることに…
いやお前そんな、泥棒の分際で何をそんな交換条件出してんの!?(えー
交換もクソも、そんな偉そうなこと言える立場じゃないやろが!「申し訳ございませんでした盗んだものはお返しします」って
土下座しながら許しを乞う立場じゃないんか!?

「テメェ白井!偽物じゃねえかこのサインは!返せ本物を!」

「フン、本物はなぁ、金に困って売っちまったよ!テメェこそ本物のタレを出しやがれ!」

って、結局はそんな交換取引をやることになった両者でしたが、なんとお互いに用意したブツは偽物であり
「本物を出しやがれコノヤロー」と両者とも激怒することに…というか白井のやつ、他人の宝物を盗んだうえに
即座にそれ売っ払って金にしたって本当にどうしようもないクズだなお前!想像以上にやべーやつだったわ!



「まあまあ、ないものはないんだ。ここはひとつ欲望を捨ててみてはどうだろうか?」

「そんなことが出来るかぁ!!」

「まずは空想の力を育てることだ。それが欲望を捨てる助けになる。
 想像して…ここは砂漠…太陽が暑い…」

「バカバカしい!やってられっかよ!」

「喝ぁーつ!!」

「な…!?さ、砂漠が…見える…!?」

ってどんな展開だこれはー!!
ケンカを始めた2人を仲裁するために、欲望を捨てて空想したらいいなどと言い出した猿原でしたが
怒り狂った相手が言うことを聞かない中で喝を入れたら空想の世界に引きずり込むことに!
どんな特殊能力使ったらそうなるんだよ!
いきなり喝入れて空想の世界に引きずり込むとか意味不明すぎて爆笑したわ

「肌が焼ける…喉が渇く…猛烈な乾きだ…体内の水分が消えていく…」

「はあはあ…う、うう…苦しい…!水、水をくれぇぇぇ!!水をくれたらサインは諦めるぅぅぅ!!」

「に、兄さん…あんたやっぱりタダモンじゃないね…」

ってそんな中、妄想世界の砂漠でさんざん苦しんだオッサンは、「水をくれたらサインは諦める」と言い出し
そこにホイッと猿原が水を渡したことで、見事に水だけで満足させてサインのことは諦めさせたという…
なんていうか猿原のやつ催眠術師にでもなったほうがいいんじゃねえかな(えー

「俺ね…実は後悔してんですよ。モンスターと戦っていれば違う人生を送ってたんじゃないかって…
 教えてくれ、あんたはなぜ戦えるんだ?怖くはないのか?」

「なぜ答えを求める?なぜ答えが必要なのだ?その答えは何か?」



質問を質問で返すなあーっ!!(えー
猿原は一体なにを言っとるんや!?「なぜ見返りもなしに怪物と戦えるのか」という白井の問いに対して
「なぜ答えを求める?なぜ答えが必要だ?その答えは何か?」というわけのわからん問いで返したという…
今回の話、珍しく猿原のキャラについて掘り下げた内容だけど、
猿原って知れば知るほど余計にわけわからん奴だな(えー

「わけがわからねえや…ハッ、そうか…俺が兄さんと戦えば…おのずと分かるはずだァァァァ!!」

ってゲェー!?どういう発想してんだお前ー!!
猿原の言ってることが「わけがわからねえ」ってところまでは俺と同じだった白井でしたが、
急に「俺がモンスターになってあんたと戦えばいいんだ!」などと言い出して
ヒトツ鬼へと変身し猿原に戦いを挑むことに!なんでそうなるんじゃい!

「あんたはモンスターと戦うのが恐くないのか?」ってことを確かめるのに
「そうだ俺がモンスターになってあんたと戦えばいいんだ」とか言い出すの完全に狂っとるやろ!(えー
ちなみにこのあと白井は猿原に成敗されておとなしくなりましたとさ
いやマジで今回の話ハチャメチャすぎて面白かったわ…今までの話で一番トチ狂ってたんじゃねーかな…次回に続く!


特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン22話「じごくマンガみち」

「思った通り、君は危ないヤツだな」

「そうですよ突然襲ってくるなんて!」

「す、すいません!でも僕、そのこと全然覚えてなくて…」

さてドンブラザーズのドン22話の感想ですが、今回の冒頭では
ジロウがドンブラザーズの仲間達から「お前は危ねーヤツだな」とこってり怒られている場面で始まってますね
なんでこんなことを言われてるのかというと、2話前の話でジロウがブチ切れてドントラボルトに変身し、
ドンブラザーズを襲い始めるという暴挙をやらかしたことを言ってるようですね

そういえばあの後どうなったんだろうと思ったら、この2話の間にキレた人格のままでフラフラしていたジロウは
いつの間にか元に戻って「いやー何かあったんですかね?」と記憶をすっかり忘れて帰ってきたという…
お前は一体なんなんだー!都合の悪いことをすっかり忘れて帰ってきやがって!このお騒がせ野郎がー!

「とにかく!君の中にはもう1人の君がいるらしい。言わば君は諸刃の剣だ。
 危なくてとてもドンブラザーズに迎えるわけにはいかないな」

そしてジロウのことを「ドンブラザーズにはふさわしくない男」として、またも仲間入りを拒否する猿原。
そ、そんな、ジロウが仲間入りを拒否されるのってもうこれで何回目だよ!
初登場時からずっと拒否されまくってんなお前!ここまで仲間入りを拒否される追加戦士って俺は初めて見たよ!

「いや、面白い!いつ襲われるか分からないというのは緊張感があって良い」

「ほ、本気か!?」

「タ、タロウさん!ありがとうございます!」

しかしそんな中、「いつ襲われるか分からないのって良いよな」というタロウのぶっとんだ一言により、
なんとかドンブラザーズから追放されずに済んだジロウ!いつも思うけどほんとジロウの味方ってタロウだけやな!
仲間の中ではみだし者になりそうなジロウを、いつもタロウが守ってくれるというか…
ジロウはタロウに対してブチ切れることが多いけど、割とガチで恩人だから感謝してもいいと思うわ

「そういえば、はるかはどうした?」

「無断欠勤だよ。ここ何日かずっとね」

「ソノザさん、どうですか?感想は」

「今度の主人公は転校してきた女子高生か」

「はい!やっぱり転校生って盛り上がるじゃないですか」

「そういうものか…?」

そんな一方で、はるかが何をやっていたかというと、なんと脳人のソノザの前で漫画を描いていました
どうしてこんなことになっているのかというと、はるかが以前に描いた漫画の「初恋ヒーロー」という作品を見て
ソノザはえらく感激してしまい、「もっと漫画を描いてくれ!」とはるかに頼み込むようになったという…
そう言われたはるかとしてもまんざらでもなかったので、こうして新しい漫画を執筆しているみたいですね

「しかし、この後また次のページでも転校生、そしてさらに次のページでも転校生、
 そしてそしてさらにさらに次のページでも…!」

「それは、転校生が出てくるとドラマチックだから…」

「しかも、なぜこの転校生たちはみんな主人公に告白するんだ!?一体なぜこうなる!?」

「それは、だって漫画だから…」

「それでは説得力がない!こんな簡単に理由もなく人を好きになるものなのか!?ボツだあああああ!!」

ああしかし、漫画の中で次から次へと転校生が登場し、しかも次から次へと主人公に告白するという
ムチャクチャな展開をやってしまい、「なんなんだこのクソ展開はー!!」と思いきりボツを食らってしまうはるか!
ソノザもそういう漫画の良し悪しとかわかる男だったんやな…(えー
ソノザって人間社会に疎いキャラだから、漫画のこともあんまり分からないかと思ってたけど、理論的につまらない展開を指摘してて笑ったわ

 

「"そんなバナナ"…?これは笑うところなのか?」

「これは昔流行ったギャグでして、そのオマージュを…」

「ただのパクリではないのか!?ボツだああああ!!」

「あぁ…スランプだ私…猛烈なスランプ…」

さらに執筆を続けた結果、今度は「そんなバナナ」という安易なギャグに走ってしまい
またもクソ展開だとソノザからボツを食らってしまうはるか!
完全に編集と漫画家の関係になってきたな(えー
まさかソノザという編集の横ではるかが漫画を描き続けるとは誰が予想しただろうか…

 

「はっ、そうだ!ソノザさん!椎名ナオキに会わせてください!」

「なに?どういうことだ」

「椎名ナオキ…その男は私の作品を盗作とぬかして、そのせいで私はスランプになったんです!」

そんな中、急に「椎名ナオキに会わせてくれ」と言い出したはるか。その椎名ナオキというのが何者なのかというと
はるかが初恋ヒーローという作品を世に出した後に、真・初恋ヒーローという作品を発表して
「真・初恋ヒーローこそが本物であり、初恋ヒーローは盗作である」と発表した人間ですね
これによってはるかは漫画界を追われるハメになり、今も椎名ナオキのことは許していないという…

「椎名ナオキ…決して正体を見せない、経歴も何もかも一切不明の謎の男…
 さあ、ケリをつけましょう椎名ナオキ!」

そんな椎名ナオキというのは、なぜかウサギの着ぐるみに身を包んだ謎の人物であり、
経歴も一切が不明という謎だらけの人物のようです。そして強引にはるかとソノザに連れてこられた椎名ナオキは
まるで誘拐されたような状況にも動じることなく、とりあえずビーフストロガノフを作り始めたという…

「はっ!?椎名ナオキ…いつの間に…!?しかもそれは私の得意料理・ビーフストロガノフ!
 わ、私のと同じ味…!盗作ぅぅぅぅ!!」

そんな椎名ナオキのビーフストロガノフをとりあえず食べてみたはるかは、
「私の得意料理でしかも私と同じ味!」と衝撃を受けることになります
そりゃまたなんとも不思議な展開ですね…漫画の作品にしても得意な料理にしても、作るものがはるかと同じというのはどういうことなんでしょうか?

「こ、これが椎名ナオキの原稿…!?ま、負けた…椎名ナオキ…!
 でもこのままじゃ終わらない…!きっとお前を超えてやるから!!」

さらに、漫画の執筆においても椎名ナオキの方が完成度が上だという現実を見せつけられ、ぐぬぬと敗北感を噛みしめることになったはるか。
しかし、この敗北を糧にいつか椎名ナオキに勝ってやると決意することに…
ふうむ、それにしてもやることがはるかと同じで、はるかよりも完成度が上っていう
椎名ナオキの特徴は気になるものがありますね

その正体としては、パッと思いつくのは未来から来たはるか自身とかでしょうか?
なので現在のはるかよりも漫画家として完成度が優れているみたいな…
まあ、今はまだ手がかりが少なすぎてなんとも言えませんが。しかし椎名ナオキっていうキャラは、
今後もはるかのストーリーに大きく関係してきそうですね。それでは次回に続く!
 


特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン23話「イヌ、いぬになる」、ドン24話「むすこ、ににんばおり」

さてドンブラザーズの感想ですが、今日はドン23話とドン24話を一気に書いていきます
まずドン23話の方なんですが、イヌブラザーこと犬塚翼が犬の呪いにかかってしまい
イヌブラザーの変身が解けなくなったり、しまいには身も心も犬になってしまうという、そんな話でしたね
ただ俺的にあんま語りたいことはなかったっつーか…(えー

なんだろう、今回は1話まるまるイヌブラザーの話だったわけですけど
まず何よりも思ったのはイヌブラザーのCGもうちょいなんとかならんのかってことでしたね
これは前から言ってることなんだけど、イヌブラザーのCGがクオリティ低すぎて出番があるたび不安になるというか
ぶっちゃけ20年前ぐらいの技術で作ってるCGに見えてしょうがないんですよね

たとえばこのへんの映像を見て俺が思い出したのってFF7なんですよ
いやマジで、初代プレステのFF7ってちょうどこんな感じのCGだったやん!?
だからもうほんと、イヌブラザーのCGを見ていると
初代プレイステーションとかセガサターンとかの映像見てる気持ちになるっていうか…(えー
さすがに今の時代にこのレベルのCGはやべえだろ…と思いながら見てますね

そして次にドン24話なんですが、この回はタロウが宅配の仕事をしていると
見知らぬおばちゃんから息子と間違われてしまい、やむなく息子を演じることになるという話でしたね
いつも他人を振り回すタロウが逆に振り回されるという珍しい回でしたが、
ただ俺的にあんま語りたいことはなかったっつーか…(えー

なんだろう、今回は1話まるまる見知らぬおばちゃんと家族になる話だったわけですけど
俺的にどうもドラマや特撮で見る「家族」っていうものに興味が湧かないというか…
これは仮面ライダーリバイスとか見てても思ったんですけどね
家族みんなでワイワイやるようなシーンになると冷淡な目で見てたというか
もしかして俺ってすごい冷たい人間なのか…?(えー

いや待ってください、リバイスで言うと家族の中でも特に母ちゃんに興味なかったわけなんで
今回の話も「母ちゃんができた」って話だから、家族というより母ちゃんに興味がないのか…?
いや母ちゃんというよりは熟女…?熟女だからダメなのか?(えー

もっと若い子だったり、むしろ自分よりも年下で「お兄ちゃん」とか呼んでくる妹だったとしたら…?
でもリバイスで言うなら妹にもまったく興味なかったしな…(えー
あのヒステリックで何かあるたびにキレる妹とか、もうほんとに勘弁してほしいと思ったなあ

ちなみに、そんな風に母ちゃんや妹に興味ない中で、実は父ちゃんは好きなキャラだったんですよね
ライダーに変身した姿とかも父ちゃんが一番カッコイイと思ったし、リバイスではもっと父ちゃんに戦わせろよと常に思ってましたよ
つまり父親…?俺の答えは父親だったのか?

いや待てよ、父親ライダーといえば仮面ライダーセイバーの尾上さんとかもそうだったけど
尾上さんにはまったく興味なかったしな…(えー
父親だから好きとかそういうわけじゃないっぽいんだよなー
単に変身した後の姿がカッコイイと思うかどうかの違いなのか?

いやすいません、さっきからドンブラザーズの感想のはずが俺は一体なんの話を…?(えー
家族愛に関する話をしていたらあれよあれよと妙な方向へ…
とりあえず次回からはもうちょっとマシな感想になると思います。それでは次回に続く!


特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン25話「ヒーローしごとにん」

「雉野ぉ!お前はクビだあああああ!!」

「そ、そんなぁ!一体僕が何をしたっていうんですか!?」

「お前に任せた笹川さんの店がなぁ!急激な売上ダウンなんだよ!
 それにお前のせいで下がった売上分をな、損害賠償として笹川さんが請求してきてんだよ!
 お前に払ってもらうからな!?」

さてドンブラザーズのドン25話の感想ですが、この回はいきなり冒頭から
キジブラザーこと雉野が会社をクビにされるという場面で始まってますね
なんでそんなことになってるのかと思ったら、コンサルティングの仕事を大失敗して
売上の急降下に激怒した店が損害賠償を請求してきたからという…

いやまあ、ちょっとまずい失敗しちゃったなってのはわかるけど、それでいきなりクビっていうのはひどくないっすか!?
左遷くらいで勘弁してくださいよ左遷くらいで!(えー
しかしブチ切れ状態の上司には話が通じず、クビを言い渡された雉野は
これからの生活費と存在賠償を別の仕事で稼がなければいけなくなってしまいます

「ドンブラザーズの給料?どういう意味かな」

「だから給料が欲しいんですよ!こっちは命がけで戦ってるんだから、
 それぐらいは当然の権利じゃないですか!?」

「無理だな。ヒーローとは本来無償の行為。言わばボランティアでするべきものだ」

そんな中、困った雉野はドンブラザーズの管理人であるブラック介人に給料の相談をしますが…
しかし「ヒーローが金稼ぎとか考えてんじゃねーよ。ボランティアでやれや」と一蹴されてしまいます
お前自分は写真集を売りさばいておきながら何をぬけぬけと!!(えー

「買うといいよ」ってでかでかと書いてあるやろが買うといいよってー!!
いやもうほんとブラック介人は自分のことは棚に上げる男って感じで
図太すぎる物言いが面白すぎますね。相当おいしいキャラになったよな

「なに?給料がほしい?」

「は、はい!なんとか…お願いできませんか?」

「面会は終わった」

「そ、そんなぁ!」

次に雉野は、困った時に色々と教えてくれる謎のおっさんのところへと出向きますが…
しかしおっさんは冷ややかな目で雉野を眺めたかと思うと、「面会は終わった」とあっさり話を切り上げてしまいます
ちょっと待ってくださいよ!おっさんあんた、こないだ犬塚が相談しに来たときも同じ態度だっただろ!(えー



そう、イヌブラザーの姿から元に戻れないという呪いにかかって、困った犬塚が相談しに来たときも
「面会は終わった」とあっさり話を切り上げて後のことは丸投げしていたという…オ、オイおっさんー!!
絶対これ面倒くさくなった時に「面会は終わった」って言ってるやつだろ!(えー
関わりたくねぇーとか面倒くせぇーとかそういう場面で言ってるだろこれー!!
まったくなんておっさんだ…というかあんたの名前いい加減そろそろちゃんと紹介してくれよ!(えー
もう25話なのにまだ1回もちゃんと作中で紹介されてねーよ!一体いつまで謎のおっさんのままなんだ…

「どうした雉野、どこか具合でも悪いのか」

「はい…実はふところの具合が…」

「なに!?おふくろの具合が!?そんなに悪いのか…?」

「このままじゃ、将来がないというか…首が回らないというか…」

「そうか…大変だな…分かった!俺に任せろ!!」

ともかく給料が手に入らず雉野が途方に暮れていると、そこにタロウが声をかけてくれましたが…
なんとふところの具合おふくろの具合を聞き間違えてしまい、
雉野の母親は首の病気でこのままでは死んでしまうと盛大な勘違いをしてしまいます
そんなわけで「治療費を稼がなければならない」と勘違いしたタロウは、限界まで仕事を増やしまくり
タロウの鬼気迫る様子を見たはるか、猿原、雉野も「よくわからないけど働かなければ」と死ぬほど働きまくることに…

「なに、お前らがここでバイトを?」

「あちこちバイトを探しているうちに、偶然ばったり会ってな」

「そうか、だがこの店はもうすぐ潰れるらしい。営業成績が悪くてな」

「え?そういえばこの店って…」

そんな風にバイト漬けになったタロウたちは、偶然ばったりとある店のバイトとして全員集合することに。
しかしその店は、ここ最近で売上が急降下しており、もう潰れるのも時間の問題だという…
なるほどこの店が冒頭で言われていた笹川さんの店ってやつか
偶然にも雉野が失敗した店でドンブラザーズが全員集合することになるとは…

「みなさん、どうか力を貸してください!実はこの店は、僕のせいで売上が落ちて…」

「雉野お前、おふくろの具合は?」

「え、おふくろの具合?ふところの具合なら死ぬほど悪いんですけど…」

「は!?ふところって…」

「ふところふところふところおふくろ…うむ、間違えたのも無理はない」

「無理ありありぃ!!」

そしてようやくここでおふくろとふところの間違いに気づく一同!タロウお前結構ボケキャラだな!
そんなわけでおふくろの命の危機ではなかったものの、「これも何かの縁だ」というタロウの一声で
全員がバイトを手伝うことになります。タロウのこの一言って便利だなぁ、細かい理由とか一切必要なくキャラを動かせるというか

「ハーッハッハッハ!!この世は楽園!悩みなんざ吹っ飛ばせ!笑え笑えーっ!!」

ってゲェー!?なぜか変身した姿でバイトしとる!?
なんと潰れかけの店を盛り上げるために、変身した姿でお祭り騒ぎをしながら営業するタロウ達!
天女の皆さんとか神輿のおっさんとかも協力してくれるのかよ!
つーかタロウが変身すると出てくる天女と神輿のおっさんはなんなんだこれー!!一体どこの誰なんだよあんたらは!

いやー今回のドンブラザーズは最初から最後までフリーダムすぎて笑いましたね
前回2話は俺的に微妙だったけど、この話でまた勢いを取り戻した気がするわ。次回に続く!


特撮感想:暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン26話「フィナーレいさみあし」

《カ、カズさん!?俺、昔から尊敬してて!》

《ありがとう。君、いい目をしてるね。プロは目指さないの?》

《あ、いや…さすがに今からだと遅いので…》

《夢に遅いも早いもないよ。1センチでもいいから前に出ようぜ。君の全盛期はこれからだよ》

「夢に遅いも早いもない、か…いい最終回だった…」

さてドンブラザーズのドン26話の感想ですが、なんとこの話はいきなり
仮面ライダーリバイスの最終回を見ている場面から始まっております
なんでそんな展開から始まるねん!?いくらこの日が仮面ライダーリバイスの最終回で
いきなり三浦知良が出てきたのが衝撃的だったといっても!(えー
いやーあれはさすがに驚きましたね…もはやリバイスのストーリーより三浦知良が出てきたことのほうが記憶に残った最終回だったぜ

「さて、リバイスも終わったことだし、そろそろ終わりにしようか」

「え、何をですか?」

「ドンブラザーズだよ」

「は…?ドンブラザーズが終わるとは?」

「考えてもみろ、君たちの戦いは一体いつ終わると言えるんだ?」

「えっと…敵を全部倒した時?」

「それはいつだ?」

「そ、それは…」

「いつかは区切りをつけなければならないし、その区切りが今この瞬間であってもおかしくない。
 決まりだな。今日でドンブラザーズは最終回だ」

か、勝手に決めんなー!!
なんと「いつかは区切りをつけて最終回を迎えなければならない」という理屈によって
「じゃあ今日を最終回にしちゃおう」というムチャクチャを言い出したブラック介人!
思いつきで勝手に最終回にするんじゃねー!介人のやつどんだけフリーダムな性格してんだよ!

「最終回を記念して、MVPを決めよう」

「MVP!?」

「受賞者には素敵な商品をプレゼントする」

さらに今度は、「最終回なので今までのMVPを決めよう」などと言い出したブラック介人!次から次へとトンデモな発想が出てくるな!?
そんなMVPを決めるために、ドンブラザーズの今までの戦いを振り返ることに…
あ、ああ、そういうことだったのか!要するに今回は「今までの戦いを振り返ろう」っていう総集編の回か!

実際ここから総集編の映像が流されるわけで、介人がさっきから言ってた一連の発言は
総集編の流れにするための前フリだったってことかよ!
まったく、こんな人騒がせな総集編への入り方なんて初めて見たぜ

「ではドンブラザーズのMVPを発表する。MVPは…」

そんな総集編の映像を一通り見終わった結果、あらためてMVPを発表すると言い出した介人!
結局それちゃんと決めんのかよ!?ただ、1人だけMVPを決めるとしたらもう
「五色太介人、この俺だ。なぜなら俺こそヒーローだからだ」とか言い出すに決まってるじゃねーか!(えー

「MVPは…五色田介人!?」

やっぱり介人だこれー!!
やっぱり自分こそがMVPとか言い出しやがったこの野郎!どんだけ自己顕示欲が強いんだお前ってやつは!

「君たちはたった半年しか戦っていないが、俺は遥か昔から戦っている。
 俺はヒーローとして生まれ、ヒーローとして戦い、ヒーローであり続ける者」

そしてMVPの理由として、「俺はずっと前からゼンカイジャーやってるんで」と言いながら
今度はゼンカイジャーの映像を流し始めたブラック介人!こ、このやろう!
わざわざ自分のいいとこ見せるために前作の映像持ってきやがって!(えー

さらにブラック介人のやりたい放題ぶりは止まることなく、
自分のMVPを記念して2冊目の写真集を出すことも決めたという…
写真集こないだ出したばっかやろがー!!もう2冊目とか!どこまでフリーダムな奴なんじゃー!!
いやはや最近の介人のぶっとびっぷりは留まるところを知りませんね。ある意味ドンブラザーズで一番おいしいキャラになったなこいつ

「なんだ、せっかく来てやったのに最終回ではなかったのか?」

「次回だ!ドンモモタロウ、次回こそ決着をつける!」

そんな中、最終回だと聞いてわざわざ顔を出しにやってきていたソノザとソノイ。お前ら意外と付き合いのいい奴らだな!?
ともかく「最終回じゃなかった」と肩すかしをくらった2人ですが、
「くっそー!なら次回に決着をつけてやるぜー!!」とソノイは次回への闘志を燃やすのでした
こんなギャグっぽいソノイが次回あんなことになるなんて…(えー  それでは次回に続く!






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