映画感想:トップガン・マーヴェリック

みなさんこんにちは、今日の感想はいよいよトップガン・マーヴェリックについて書いていきます
俺がもうすでに5回見に行ってて、来週に6回目を見に行くという状況になってることからして
よっぽどの高評価ということがすでに伝わっているとは思いますが、まあ得点で言いあらわすとするなら
100点満点中5万点ぐらいはあるかな…(えー

いやもうなんだろう、それぐらい俺の中であまりにも満足感の大きい作品だったというか
初めて見終わった時の気持ちの高ぶりときたらまさしく5万点といったところでした
正直、俺の中で史上最高に満足した映画っていうぐらい、果てしなく評価の高い作品ですね

とりあえず語りたい部分は山ほどあるんですが、まずそもそもなんで見に行くことになったのかというと
それはもちろんウマ娘とコラボしたのがきっかけなんですよね

今となってはトップガンの世界にはまりにはまっている俺ですが、
恥ずかしながらウマ娘で紹介されるまではトップガンのことを何も知りませんでした
で、新作を見に行く前にとりあえず前作から見ることにしようと、前作トップガンから見てみたわけですが…

ぶっちゃけ前作は俺的にそんなでもなかったです(えー
前作はあんまり俺のツボにはまるようなところがなくて、評価としては100点満点中で60点〜70点ぐらいかなと。
なので、新作のトップガンマーヴェリックも同じくらいの内容なのかなあと思って見に行ったら
そしたら5万点のものが飛び出てきたんですよ(えー

いやもうほんと、まさかこれほどまでに凄い内容に仕上がっていたのかと。見てみるまで一切予想してませんでしたよ
何がそんなに凄かったのかを説明していくとですね…まず俺が最初に気に入った部分はストーリーの内容ですね
トップガンマーヴェリックのストーリーは、まず前半の部分においてマーヴェリックがこの世知辛い世の中に打ちのめされていくって内容になってるんですよ

具体的に言うと、まず最初に職場の上司に叱られてしまって「お前みたいな奴はもう要らないんだわ」と不要な人間扱いされるところから始まり、
クビ同然で職場を放り出され、なんとかお情けで別の職場に拾ってもらえることになったものの
そこで任された仕事っていうのがとんでもなく難しい内容で、「こんなこと出来るわけねえだろ…」っていう無理難題を押し付けられ
さらにそんな中で部下たちのことも育てなければならず、それがまた問題児ばかりで部下との衝突に悩むことになり
しかも上司からは「お前教え方まるでダメだな何やってんだボケ」と叱られ、上司とも部下とも上手くやれず板挟みに悩み苦しみ
それだけ仕事がうまくいかない中で、納期は3週間だったはずが「2週間に縮まったんでよろしく」と納期まで短くなって
もうこんなのどうすりゃいいんだよ…って絶望感が漂う中で、唯一の味方だった人まで失ってしまうという絶望のドン底に落ちてしまい、
何もかも終わりだと思ったその時、またもや上司に見放され「もういいよお前、明日から職場に来なくていいから」と言われてしまうっていう

トップガンマーヴェリックの前半部分っていうのは、そんな感じのストーリーになっているんですよね
もうなんていうか、社会人の世知辛さをとことん詰め込んだ内容と言いますか
上司には叱られるわ、部下とは上手く行かないわ、職場に居場所がないわ、無理難題の仕事を押し付けられるわ、
納期は勝手に短くされるわ、唯一の味方だった人もいなくなるわ、もうダメだと落ち込んでいたら「お前もう来なくていいから」とクビにされるっていう
もう本当に社会人の辛さすべてが詰まっているっていう内容になっているんですよね

やっぱり俺としても社会人だから、こういうのを見るとメチャクチャ共感してしまうというか
「ああ…社会人ってほんと辛いよなあ、こうなると無理だよなあ」って思いながら、苦悩して落ち込んでいくマーヴェリックにひたすら同情していたわけですよ
ただ、この映画の本当に面白い部分は、そういう前半のストーリーを重ねた後の後半の部分なんですよね

そう、前半でひたすら世の中の辛さに打ちのめされた後、そこから始まる後半のストーリーがまあ凄い。
「え!?あそこからこんな展開に!?」っていう予想外の展開で、マーヴェリックが驚きの行動に出ることになり
なるほどじゃあこういう展開で終わるってわけだな…と、エンディングを想像していたら
「え!?あそこからこんな展開に!?」っていうまた予想外の展開で、マーヴェリックが驚きの行動に出ることになり
なるほどじゃあ今度こそこういう展開で終わるってわけだな…と、エンディングを想像していたら
「え!?あそこからこんな展開に!?」っていうまたまた予想外の展開が…みたいな内容になってるんですよね

とにかく後半は大胆なクライマックス展開の目白押しと言いますか、
それこそ漫画やアニメのクライマックスのような展開が何度も出てくるわけですよ
初見の時、俺の頭の中では「この展開はスターウォーズ!?ガンダム!?頭文字D!?」みたいな感じで
いろんな名作のクライマックスがビュンビュン駆け巡っていくような感覚になったというか

後半の展開は、とにかく気持ちが盛り上がるようなド派手な場面がいくつも用意してあって、
その派手なクライマックスをすべてやりきったその時、究極のハッピーエンドにたどり着くっていう
そんな内容になってるんですよね

いやもうね、前半であれだけ苦しんだ上司との不仲、部下との衝突、無理難題の仕事などなどの
マーヴェリックが抱えていた問題の数々をすべてきれいに片付けて終わるっていう
その展開が素晴らしいと思ったね。とにかく見終わった時のスッキリ感がもう頭がハジケそうなくらい強烈というか

正直、終わった時のスッキリした気持ちで言うなら
俺はこの映画が史上最高だと思います
少なくとも俺の中ではナンバーワンですよ。まさかこんな凄い映画が今になって出てくるとは夢にも思わなかったというか

それほどまでに気に入った映画を、ウマ娘のコラボがなかったら見に行ってなかったと思うと
ウマ娘とのコラボがあったことにほんと感謝ですね…マヤノトップガンという馬がいて、それがウマ娘になって、
トップガンマーヴェリックとコラボするっていうミラクルが起きたからこそ、俺が見に行くことになったわけで

そんなトップガンマーヴェリックを俺はすでに5回見たわけですが、実はいろんな形式で見てるんですよ
1回目(吹替):MX4D
2回目(字幕):IMAX
3回目(吹替):4DXスクリーン
4回目(字幕):ドルビーアトモス
5回目(字幕):IMAX
こんな感じですね。最近の映画館ってこういういろんな形式があって
調べてないと何がなんだかわけわからんと思うので、俺が簡単に説明すると

IMAX:画面がでかい
ドルビーアトモス:音がでかい
MX4D:座席が動く
4DX:座席が動く+風とか水飛沫とかの演出がある
スクリーンX:画面が前だけじゃなくて横にも映る


ってところでしょうか(えー
クソ雑な説明ですいませんが、まあ俺の感覚だとこんな感じです
俺が行った4DXスクリーンっていうのは、4DXとスクリーンXの合わせ技な映画館ですね

まあそれだけ色々ある中で、結局どれが良かったかを俺の中で順位付けすると
1位:4DXスクリーン
2位:MX4D
3位:ドルビーアトモス
4位:IMAX

ってところでしょうか

まず4DXスクリーンなんですが、これはもうなんていうか
風が吹くわ座席が動くわ画面が前にも横にも映るわで
こんな映画館見たことねぇ!って新感覚が目白押しなのが楽しいですよね
もう何もかもが新鮮で、「うおーーーすっげーーーすっげーーー」っていう子供がはしゃぐような気持ちがずっと渦巻いてました

特に風が吹く演出がよかったと思います。なぜかというとめっちゃ涼しいから(えー
いやほんと、このクソ暑い時期に涼しい風が吹き荒れる演出は、まーとにかく気持ちよかったというか
「どっか涼しいところに行きてー」と思ったら4DXスクリーンの映画館に行くっていうのは超オススメですね

MX4Dは、風とかはなく座席が動くだけの映画館なんですがそれでも十分楽しいです
特にトップガンマーヴェリックは、パイロットが戦闘機の座席に座って上下左右に飛び回る内容だから
それと連動して座席が動くっていうのは臨場感がすごいんですよね
自分もパイロットと一緒に飛び回ってるような気持ちになるというか、作中の内容にどっぷりと共感できるので
座席が動く演出はトップガンマーヴェリックと物凄く相性いいと思います

ドルビーアトモスは、音が大きかったり音響がよかったりと、音にこだわりのある形式みたいで
これはこれで結構いいなという風に思いました
なんでかっていうと、トップガンマーヴェリックには名曲も多いんですよ
実際にどんな曲がいいのかというのは後で話しますが、BGMを存分に味わいたいって意味では
ドルビーアトモスもありだろうなと思います

IMAXは、画面が大きかったり画質がよかったりと、画面にこだわりのある形式みたいで
これもトップガンマーヴェリックとはなかなかに相性がいいと思います。
なんでかっていうと、トップガンマーヴェリックは映像のメチャクチャ綺麗なシーンもあるから
そういう映像を存分に味わいたいっていう意味じゃ、IMAXもありだろうなとは思うんですよ

ただ、個人的にIMAXには欠点があって、それが何かっていうと
CMがめっちゃうざいんですよね(えー
いやもうほんと、始まる前にCMを何度も何度も流すんですけど、他の映画のCMを流すだけじゃなくて
IMAX自身のCMも流すっていう仕様になってて、それがとにかく長くて嫌になるんですよね
というか今まさにIMAXを見に来てるのに、なんでIMAXのCM見なきゃならんのかと。
CMなんてもんは見に来てない奴らに宣伝するもんじゃねーのか!?って、とにかく納得行かない気持ちがすごかったですね
しかも何度も何度もやるからもうほんとイライラするっていうかな…あのウザイCMさえなければIMAXももっと評価高いんだけどなー

さて、映画館についての話はこのくらいにして、トップガンマーヴェリックのBGMや映像について語りますと
まずBGMで俺が好きなのはメインタイトルってやつですね
これとよく似た曲にトップガンアンセムっていうのがあるんですけど、たぶんOPでかかるのがメインタイトルでEDでかかるのがトップガンアンセムだと思います

ともかく俺は、トップガンマーヴェリックのOP演出がメチャメチャ好きでね…
こう、パラマウントピクチャーズのロゴが出るのと同時に、メインタイトルのBGMが流れ始めて
真っ黒な背景をバックにトム・クルーズ達の主演キャストの名前が表示されて、その次に作品のあらすじとして
「1969年3月、アメリカ海軍はトップパイロットのためのエリート学校を設立し、そこで空中戦の極意を教え込んだ。
 世界最高のパイロットを育てるというその目的は見事に成功し、パイロットたちはその学校をこう呼んだ…」
っていう文章が出てくるわけなんですけど、この一連の流れがもう好きすぎて…
なんていうか、静かなBGMなんだけど確実に気持ちを盛り上げてくるというか、
淡々とした説明を聞きながらも「これから物語が始まる」っていうワクワク感をかきたてるというか、それがすげー好きですね

ちなみに、前作トップガンでも冒頭で同じ演出が使われてるんですが、
前作とはパラマウントピクチャーズの映像が違ったり、BGMもアレンジされてたり、トップガンっていうタイトルロゴも違ったりするので
完全に使いまわしではなく、今作のためにちゃんと新しく作り直したっていう気概を感じる演出になってますね

そんなメインタイトルが終わった後はデンジャーゾーンの場面になるわけですが
デンジャーゾーンと言えば俺としてはやっぱりゴルシとマヤノが歌ってたやつが印象深いですね(えー



ででででん♪でん♪でででんでん♪でっでんでん♪
でっ、でででででんっ♪でっで〜で〜で〜で〜〜〜〜♪
これを聞いてから映画を見たのでもう準備は万全でしたよええ
まあ有名な曲だから前にも絶対どこかで聞いたような気がするけど…

他の曲としては、レディー・ガガが作ったというED曲もよかったですねえ
こう、サビの部分がこれぞ真夏のハリウッド映画って感じの曲というか
素直に盛り上がれる王道の曲って感じがしましたね

実は俺的にレディー・ガガって今までどんな人だかよくわかってなくて、
なんかいつも変なファッションしてる人っていうイメージしかなかったんですが(えー
でもこんな風にまっとうなカッコイイ曲作れる人なんだなってことを今回の映画で思いましたね

曲に関してはこんなところで、次に好きな映像についてなんですけど
まずやっぱり好きなのは滑走路へ向かう戦闘機を真上から映したシーンですね
序盤に出てくる戦闘機のダークスターだったり、終盤に出てくるF-14トムキャットとかもそうなんですが
真上から映すとこんなにカッコイイのかっていうぐらい、上からの映像が気に入ってしまいました

次にすごい好きなのが、F-14トムキャットが出撃してドッグファイトすることになったシーンで
爆煙を突き抜けながら機関砲を撃つ場面ですね
いやもうあれメチャクチャかっこいいマジで…セリフでいうと「ミサイルは弾切れだ!機関砲に切り替える!」っていう場面ですよ
あの爆煙を突き抜けて戦うF-14のカッコよさときたら、あの場面何回も巻き戻しして見たいと思ったくらいです

あと好きな場面はやっぱり、戦いが終わって着艦したF-14から
すべてをやり遂げた2人が降りてくるシーンですよ。あの場面の映像があまりにも綺麗すぎて
5回見に行った結果、4回あそこで泣きました
(えー
5回目でようやく泣くのを我慢できたくらい、あれはもう感動のシーンすぎてやばかったですね
役者の表情も、BGMの盛り上げ方も、映像の美しさも、あのシーンはすべてが完璧だと思うわ

映像についてはそんなところで、吹替と字幕どっちがいいかってことも話しておくと
これはすごく難しいところなんですが、俺としては吹替をオススメしたいかな…
なんでかというとですね、吹替ではハングマン役を演じている中村悠一がめちゃくちゃハマリ役なんですよ

もうね、あれほど役に合ってる中村悠一は今まで見たことがないというか
中村悠一史上最高の中村悠一だと思いましたね(えー
とにかく最高の中村悠一が見れるという意味で吹替をオススメしたいです

字幕もこっちはこっちでいいところあるんですけどね
たとえば終盤でホーリーシット連呼マンと化すルースターとかすごく面白いしね
何かあるたびにひたすら「ホォォォリィィィシィィィット!!」って連呼しまくるので
字幕のルースターはホーリーシットを言った数に注目すると面白いと思います

なんていうかトップガンマーヴェリックって、ギャグみたいに笑える場面も結構あるのがいいんですよね
例えば俺的にすごく気に入ってるのが、敵兵と出くわしてしまったマーヴェリックがなんとか誤魔化そうとするシーンで
「俺は敵じゃないよ」みたいなことをハンドサインで伝えようとするんですけど
それに返答してきた相手のハンドサインを見ながら「どういう意味だかさっぱりわかんねぇ」みたいなこと言うのが
なんだかコントみたいで笑ってしまったというかね、命がけのやり取りしてるシーンなのに妙に面白いんだよな

他に好きなのが、高度制限のルールを破ってしまったマーヴェリックが上司にさんざん怒られてしまって
「高度制限を変えたいなら私に必ず連絡しろ!!いいな!!」って言われた瞬間に
スッと書類を渡して「さっそくこれで高度制限変えてください」って言い出すシーンですね
あまりの図太さにあぜんとしながら固まってしまう上司と、「タイミング考えろよ…」って他の上司に突っ込まれる流れがもう
すごいシュールなギャグシーンで俺的に気に入ってる場面です

他にも客からの笑いが起きる定番のシーンとしては
窓からこっそり逃げようとしたマーヴェリックがアメリアにガン見されるシーン

飛行機が墜落して迷子になったマーヴェリックが「ここどこ?」「地球」ってそのへんの少年と話すシーン
ですね
今まで5回見に行った中で、3〜4回はここで笑いが起きたなっていうくらい定番のギャグシーンだと思います

ともかくトップガンマーヴェリックに言えることは、ただ単にカッコイイとか驚きの展開っていうだけじゃなくて
見てて思わず笑っちゃうようなギャグシーンも多いってこともすごく気に入ってますね
これまでのハリウッド映画の名作を振り返ってみても、ただシリアスなだけじゃなくて笑えるギャグシーンも多かったと思うんですよ
何が言いたいかというと全盛期のハリウッド映画の面白さを感じるんですよね

最近のハリウッド映画はつまらなくなったとよく言われる中で、
トップガンマーヴェリックは全盛期の面白さを現代に蘇らせたと俺は思ってます
「面白い映画ってのはこういうことだ」っていうのをこれ以上ないほどに表現した映画というかね

・「トップガン:マーヴェリック」、5回も見に行ったんですか!いやでも、わかります。久々に正しい娯楽超大作映画を見たって感じでしたし。
 前作を知らなくてもたぶん楽しめるし、知ってればさらに胸アツなつくりになってましたからね。
 アイスマンが出てきたときと、クライマックスにF-14が出てきたときは感動ものでしたよ。
 特にF-14の登場シーンは「エルガイム」の最終回を思い出しました。 by モロダシ・ボン

・トプマヴェ5回ですか凄い、自分は(トップガン→マヴェ)×2だったのですが
 死んだ同僚の息子を指導するって立場が受け継がれてたりして両方見返すと流れは同じままなのに
 かったるい恋愛シーン減らして飛行機ビュンビュンで最高の映画になってますよね by FB

そしてトップガンマーヴェリックについてこういったコメントが来ており、
「久々に正しい娯楽超大作映画を見た」っていう書かれ方をしてますね
その感覚っていうのがまさに「かつての全盛期のハリウッド映画の面白さを感じた」っていう
俺が書いたのと同じ感覚だろうなって気がします

それとクライマックスのF-14のシーンでエルガイムを思い出したとのことですが、
そのシーンで俺が思い出したのがガンダムとか頭文字Dのシーンだったんですよね
たぶん、人によって思い出すものは違うんだろうけど、
いろんな分野の名作と共通する面白さがあるっていうか
「こういう展開になったら面白いよな」ってことを追求したことで、結果的にいろんな名作とも共通する王道の面白さが表現されているように思います

次に、「死んだ同僚の息子を指導する立場」が前作から受け継がれてるってことですが
要するに前作のヴァイパーと今作のマーヴェリックには共通する部分があるってことですよね
なるほど…ヴァイパーについてはあんまり意識してなかったから、今作にも受け継がれてるとは思わなかったな

前作でいうと俺が受け継がれてると思ったのはチャーリーの要素ですね
こう、「バーで出会った可愛いギャルを口説いたら実は教官だった」っていう存在で、それを知ったマーヴェリックが「マジかよ」みたいな反応するっていう
それが「バーで出会ったおっさんを外に放り出したら実は教官だった」っていう流れになり、それを知ったハングマン達が「マジかよ」みたいな反応するっていうね

というか今作のハングマン&ルースターは、前作のマーヴェリック&アイスマンを意識してますよね
たとえばハングマンは腕は一流な代わりに性格は問題児のトラブルメーカーで、味方意識が低くて僚機を見捨てる戦法も使うっていう
これモロに前作のマーヴェリックですからね

前作のマーヴェリックはまさしく「腕は一流な代わりに性格は問題児のトラブルメーカー」っていうキャラであり、
味方意識が低いことをさんざん怒られたり、僚機を見捨てて敵機を追う動きをして
「俺を見捨てるのか!」って僚機のパイロットに言われてたりしてましたしね
今作でも、ハングマンが僚機を見捨てる動きをした時に「懐かしい戦法だな」ってマーヴェリックが言っていたので
あれは「俺も昔はあんなことやってたなあ」っていうのをマーヴェリック自身が思い出してたんだろうなと思います

次にルースターなんですが、一流の腕を持つハングマンのライバルであり、慎重な性格で堅実なやり方を好むっていうところが
前作のアイスマンとよく似てますよね。アイスマンは「一流の腕を持つマーヴェリックのライバルで、慎重な性格で堅実なやり方を好む」って立ち位置だったので。
たとえば前作でアイスマンは、じっくり時間をかけて敵機を確実に攻撃しようとした結果
「何やってるアイス!モタモタするな!」「少し待て、10秒後に攻撃する」っていう風にマーヴェリックと言い合いになったり
今作でのルースターも、じっくり時間をかけて堅実な結果を出そうとするシーンがあって、
「何やってんだモタモタするな!」って他人に言われたり、「このペースで問題ない」って主張するシーンがあったりしましたからね

そんな風に、前作をまじまじ見てみると色んなところで今作とのつながりが感じられる作りになってますよね
あとなにげに前作を見ていて思ったのが、ストリックランド先生が出てるなってことなんですよ
ストリックランド先生っていうのが誰かというと、バック・トゥ・ザ・フューチャーに登場したマーティの先生ですね



このストリックランド先生、「ハゲ頭でマーティのことをガミガミと叱る先生」っていうのがインパクトあってよく覚えてるんですが
トップガンでも同じようにハゲ頭でマーヴェリックのことをガミガミと叱る上司として出てくるので
まんまストリックランド先生やんけ!って感じで、
バック・トゥ・ザ・フューチャーのファンの俺としてはちょっと嬉しい気持ちになりました

そんな感じで、前作についても色々と語れるところはあるんですが、
今作のトップガンマーヴェリックを見に行くにあたって、まずは前作トップガンを見てから行くべきかどうかっていうと
別に前作はスルーしてもいいと俺は思います(えー

その理由としては、前作は俺の中で60点〜70点ぐらいの評価なので
「これは絶対に見ておくべき!!」っていうほどでもないかなと思ったのがまずひとつ。
もうひとつは、前作の知識が最小限の状態でもトップガンマーヴェリックは十分楽しめるつくりになってるってことですね
俺が思うに、前作をまったく知らない人が持っておくべき事前情報は4人のキャラクターだけだと思うんですよ

・マーヴェリック
主人公。戦闘機パイロットであり並外れて優秀な腕を持っているが、性格は問題児そのもので
出撃のたびにルールを無視したトラブルをやらかし、上官からどやされる毎日を送っている

・グース
マーヴェリックの親友。マーヴェリックとは戦闘機にも一緒に乗り込む名コンビだったが、前作での事故によって死んでしまう。
グースの死はマーヴェリックにとって大きなトラウマとなり、前作でも今作でもおおいに苦悩することになる

・ペニー
マーヴェリックの元彼女。マーヴェリックが起こしてきた無茶に色々と付き合わされた過去を持つ。

・アイスマン
マーヴェリックのライバル。前作でエースの座を賭けてマーヴェリックと腕を競い合った優秀なパイロット。
今作では大出世してお偉いさんになっており、マーヴェリックのよき理解者として支える立場になる。

といった感じですね。とりあえずこの4人さえ覚えておけば、何も問題なく見れると思います
というか主人公のマーヴェリックについては、今作の冒頭でもわかりやすいキャラ描写がされているので
どういうキャラなのかはすぐに理解できると思います

あとペニーについてなんですが、ペニーって今作では扱いの大きいヒロインキャラになってるんですけど
前作では名前がほんのわずか出てきただけの超脇役だったんですよね
いやマジで、前作を1回見ただけじゃまず気づかないだろうと思うレベルの脇役で、
名前に気づくことすら難しいぐらいのキャラだったので、ぶっちゃけ今作から出てきた新キャラみたいなもんだと思うわけで

何が言いたいかというと、マーヴェリックとペニーについては今作から見てもまったく問題ないキャラなので
事前準備で知っておくべきなのはグースとアイスマンの2人だけでもOKってことですね
グースはマーヴェリックの親友で、前作で死んでしまったということ
アイスマンはマーヴェリックの好敵手で、前作でぶつかり合って理解者になったということを押さえておけば
もう何も問題なく見れると思います。あとはまあゴルシとマヤノのデンジャーゾーンでも聞けば十分じゃないかな…(えー



俺の感想としてはこんなところですね。このクソ長い感想になったことからもわかるように
めちゃくちゃハマってしまった映画であり、好きな映画と言えばトップガンマーヴェリックっていうぐらい
俺の中であまりにも大きな存在となってしまった神映画だと思いますね





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