・大志さんこんにちは。最近結構映画を観られてるようですが洋画の方はどうですか?
 先日ダンジョン&ドラゴンズを観に行ったんですが、超王道ファンタジーって感じでかなりよかったのでオススメです by オーヅキ

オーヅキさんこんにちは、ダンジョン&ドラゴンズという映画ですが、実は少し前に見に行ったんですよね
というのも、ツイッターでなんとなくトップガンマーヴェリックについて検索していたら
「トップガンマーヴェリックに匹敵する神映画が出てきた!!」
っていうツイートを見つけて、それがダンジョン&ドラゴンズだったという…

さらに他のツイートで、「見たいものが全部盛りになって出てくる映画だ!」って書かれてるのも見かけたんですよね
見たいもの全部盛り…その言い方ってグリッドマンユニバースの時も見かけたんだが最近流行ってるのか!?(えー
ともかくすごい高評価なツイートがいくつも出てきて、特にトップガンマーヴェリックだというのが気になったので
実際どうなんだろうと思って見てきたわけですよ。その結果どうだったかというと…



トップガンマーヴェリック級はさすがに言いすぎじゃね!?(えー
良いか悪いかで言えば良い映画だとは思ったんだけど、「トップガンマーヴェリックにも匹敵するぜ!」と言われると
俺としてはいやいやいやと思ってしまったなあ。トップガンマーヴェリックはあまりにも俺の中で最高すぎて、そうそう匹敵できるもんじゃないというか
ただ世間的には熱狂的に気に入った人たちもいるみたいなんですよね。それこそ見たいもの全部盛りと言うくらいに。
もしかして俺にとって見たいもの全部盛りと言われる映画は相性が悪いのか!?(えー

まあいきなり不満をグダグダ言うのもなんなので、俺も良かったと感じたところから語っていきましょうか。
まず最初に良いと思ったのはテンポの良いギャグ描写ですかね。特に主人公の過去について語る回想シーンは素晴らしかったというか
うまいことユーモアを交えながらポンポンポンとテンポよく話していくので、回想シーン特有の退屈さを感じなかったんですよね

たとえば一般的な回想シーンでありがちなのが、「いつまで回想してんの?早いとこ話を進めてくれよ」みたいに
うだうだと続く回想にウンザリしてしまうってことがよくあるんですが、
この作品ではそういったウンザリ感はまるで感じなかったので、うまいことまとめてあるなと感心しましたね

あとはドラクエとかFFをプレイしてると主人公たちの役割をイメージしやすいっていうかね
たとえばメインとなるパーティは
主人公(男)
戦士(女)
魔法使い(男)
エルフ(女)
みたいな感じで、スポット参戦で聖騎士(男)が加入するって感じですかね
ちなみに俺のお気に入りキャラはダントツで聖騎士でした。
アイツだけ明らかにカッコ良すぎるやろ…聖騎士っていうか勇者みたいなキャラクターだったし
スポット参戦じゃなくてメインキャラとして加入してほしかったわ

ちなみに主人公はそういう勇者っぽさとは正反対なキャラクターで、たとえるなら
盗賊と吟遊詩人と軍師を全部レベル1でやめたようなろくでなしかな(えー
ストーリー的には、そういう主人公のろくでなしな部分が災いしてトラブルを生んでしまい
最終的にそれを乗り越えるために、主人公がろくでなし野郎から成長していくって感じでしょうか

あとは良いと感じた部分としてはCGの質の高さでしょうかね
いやマジで、正直ひっそりと上映してるB級映画的なイメージで見に行ったから
CGもしょぼいんじゃねーかなと思ってたんですが予想を遥かに超える凄さだったというか



広々とした異世界の景色をきれいに表現してあったり、
戦闘時のエフェクトなんかも迫力あってCGくさい違和感もなかったし
えっこんなすごいCGでやってんの!?って正直驚いたというか

特に一番すごいと感じたのは、エルフ女が敵に見つかってしまって
次々と色んな動物に変身しながら逃げ回るシーンですかね
いくつもの動物に次から次へと変身するスピード感と、ダイナミックなカメラワークで
映像の迫力がまあ凄かったというか…あそこが一番見てて興奮したなー

あとは他にこの映画でポイント高かったのは馬が出てくるってことですかね(えー
いやすいません、毎週のように競馬とか見るようになった身としては
この映画に限らず馬が出てくるだけでテンション上がるようになっちゃったというか



今回でいうと主人公たちが馬に乗って広大な世界をあちこち旅するわけですが、
あんなに広い世界をずっと走れて、馬ってすげーなーと思ったり
あんなに走って屈腱炎とかにならねーのかなーなんて考えながら見てました(えー

良いと思ったところについてはこんな感じでしょうかね…
では次に微妙と感じた点について。微妙といえば、まずこれは言っておかなければならないでしょうね
何がダメって主人公たちは他人が飼ってる馬を盗んでしまうんですよ!!(えー



他人の馬を盗み出すだと!!お前なに考えてんだよ!!ってこれはもう馬好きとしては絶対に許しがたい暴挙だったというか
馬っていうもんは馬主の人が数千万や数億という大金を払って、厩務員の人が世話をして、調教師の人が鍛え上げて
そして最後に騎手の人がレースで乗って戦うもんなんやで?それほどに多くの人が心血注いで育ててるというのに
それを自分の都合で盗んで乗るなんて許されるわけないやろが!
まあこれは競馬の話なんだけども!(えー

ただ競馬の話とは違うとわかってはいても、どうしても受け入れがたい気持ちになっちゃうというか…
いやだってさあ、愛馬が初勝利した時のジャンポケ斎藤の様子とか見てくださいよ!(えー



この時のジャンポケ斎藤のあまりにもすごい感情の高ぶりを見ていると、
ああ馬に対してこんなにも大きな感情を向けているんだなってヒシヒシと実感できるというか
まあこれは競馬の話なんだけども!(えー
すまんな…馬が絡むと競馬のことしか考えられないんや…ともかく馬というのは俺にとっても大きな存在だから
それがどう扱われるかって部分にめちゃめちゃ感情が左右されるんや…だから馬を盗み出した主人公の行動は許せるもんじゃなかったぜ

それと盗むって言えばもうひとつ。主人公が宝石店を襲って金品を盗み出すシーンはドン引きしましたね
こう、ガシャーンガシャーンと宝石店のガラスを叩き割って「ヒャハハー!!宝石だぁー!!」みたいに盗み出すっていう。
もはや盗賊じゃなくて強盗やんけ…って思いながら見てましたね(えー
たとえばトレジャーハンター的に宝探しをするような盗賊だったらよかったんだけど、まさか他人の店を襲撃する強盗だとは…って感じで
主人公に対する好感度があの場面で相当下がったように思います

あとはストーリーの流れ的に、なんだか回り道してる感がすごかったというか
たとえば主人公の大きな目的として、「奪われてしまった娘を助けに行く」っていうのがあるんですけど
娘を助けるためにまずは魔法使いを仲間にしたり、
魔法使いだけじゃ足りないからエルフ女を仲間にしたり、
装備も整えるために魔法破りの兜を探したり、
魔法破りの兜が見つからないから墓場で情報を集めたり、
その兜を持っているという聖騎士に会いに行ったり
聖騎士が兜を隠したという地下世界に探検に行ったり
兜を入手したらそれを装備するのにまた一苦労あったりと
いつになったら娘を助けに行けんねん!?ってめっちゃ思いながら見てましたね
とにかく娘を助けに行くまでの回り道が長すぎというか、「ちっとも先に進んでる感じがしねーんだが…」っていう場面が長かったのは
俺にとってマイナスポイントでした

あとけっこう見てておどかされるシーンがあったというか
これグリッドマンユニバースでもそうなんですけど、静かな場面から急にドンッと視聴者をおどかすような演出があって
俺ああいうのダメなんですよね。急におどかされると心臓が飛び出るくらいにビックリするっていうか
過敏に反応しすぎて映画を楽しむどころじゃなくなっちゃうんで、そういう場面は勘弁してほしいと思ってます

あと俺は日本語吹き替え版で見たんですけど、この吹き替え版の弊害として
エルフ女の声がやけに棒読みに聞こえるっていうのがあったんですよね
どうやら声優じゃない女の人が担当したようですが、どうにも声に棒読み感があって
それがどうしても気になっちゃったので…俺としては字幕版で見たほうがいいんじゃないかと思いますね

あとはヒロイン役がムキムキの女戦士で俺の趣味じゃなさすぎる…っていうのがあったり
最終的な俺の評価としては75点くらいかなって感じですね
確かシン仮面ライダーが70点、スラムダンクが80点と評価したはずなので、ちょうどその間ぐらい。
良さも色々と感じたんだけど微妙な気持ちも感じてしまったっていうのが俺からの評価ですね

・連載始まってすぐの時にらーめん再遊記について調べといたら辿り着いたのですがいまさらながら初コメントさせていただきます
 映画版D&Dについて自分は見ていないのですが元々D&DはテーブルトークRPG(遊戯王でバクラ初登場時にプレイしたゲーム)の1種なので全盛りってツイートされてる方は
 D&Dまたは他のテーブルトークRPGをプレイしたことのあるってその時のお約束なども込みでの評価なんじゃないかと思います by アンドゥークー

・「D&D」は俺も見ましたが、「トップガンマーヴェリック」級って意見はさすがに過大評価しすぎのようなw
 「予算をかけた勇者ヨシヒコ」といった感じで個人的にはすごく楽しめましたが(初期のD&Dプレイ経験アリ)、刺さる層はあんまり広くないと思いますね。
 ドルイド娘が変身を繰り返しながら逃げるシーンやデブドラゴンに追われるシーンとか、拘束されてるのにバッタバッタと敵を倒すメスゴリラとかのアクションはかなり好きです
 ドルイド娘の吹き替えは1人だけ声優ではないので浮きまくりだそうですが、死体役のキャストが無駄に豪華なので、たぶん吹き替え版がオススメです。
 なお字幕版でもエンディングで気の抜けた日本語ナンバーの曲が流れました。 by モロダシ・ボン

・ダンジョン&ドラゴンズ、すでにご覧になられてたんですね。
 元ネタ的にもお使いしてダンジョン潜ってはRPGしてるなぁと思って観てましたけどフラットに見ると確かに大分回り道って感じはしてしますかもしれませんね…
 馬については考えてもみませんでした by オーヅキ

・私もTRPGはほぼやったことないので詳しくはわかりませんが、
 D&Dが「全部盛り」という感想を抱く人の何割かは「TRPGあるあるがいっぱい出る」という意味で言ってるんじゃないかと思います
 「すんなり進める想定の場所で、サイコロの出目が悪くて苦戦して、ゲームマスターもどう進めたらいいか困ってる」
 みたいな盤外のプレイヤーたちのドラマが見えるという感想も見かけたので by リネ

それとダンジョンズ&ドラゴンズについての拍手コメントがいくつか来てますね、結構みんな見てる映画だったんだなあ
とりあえず、あの映画はTRPGを元ネタに作られているので
TRPGのお約束をどれだけ知ってるかってことも評価につながるって意見が多い印象ですね

TRPGか…ふーむ、俺はそれについては知識はまったく持ってないから
ドラクエとかFFとかのゲーム機でやるタイプのRPGを想像しながら見てましたね
そこにちょっと感覚のズレがあったとか?グリッドマンの映画もそうだったけど、
100%楽しめるように元ネタの知識を持って、感覚のズレがない状態で見るのってなかなか難しいよな…





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